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【4月17日2限 意見・感想】

1 : 三浦光太郎 :2025/04/17(木) 16:00:44
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は17日(木曜日)23:59 までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 鈴木琴葉 :2025/04/17(木) 17:00:58
発表お疲れ様でした。4回生の鈴木です。
湯浅が当時の選挙が事実上選挙法に違反しているという点を問題視していた視点がより明確になっており、周囲の動きも含めて立ち位置が見えて面白かったです。
テーマの変更も視野に入れているとのことですので、ここまで調査してきた要素が入ったものだと良いのではないかと思います。ご興味に応じての部分が大きいですが、総合的な政治的運動の背景にある複数人の政治思想について取り扱い、湯浅の要素をそのうちの一つとして取り込むような研究も可能なのではないかと思いました。調整が大変かと思いますが、良い方向にに出来るよう応援しております。


3 : 三谷駿 :2025/04/17(木) 17:25:03
報告お疲れ様です。4回生の三谷です。
史料的制約が厳しい中、よく乗り切ったと思います。新官僚による「超政党内閣」構想について、新日本同盟などの組織の動向から湯浅との関連性が示唆されており、史料的制約のなかでも十分検討が及んでいたように思います。質問でもお話ししましたが、湯浅はじめ新官僚の反政党的思想の背景には、山縣有朋などの存在がやはり大きいのではないかと思います。山縣が目指した官僚中心の政治は、山縣系官僚を受け継ぐ内務官僚および新官僚へと、腐敗する政党政治への強烈な抵抗として形となったのではないかと思われました。ただ、今後も湯浅や新官僚のみに着目することはなかなか難しいと思われるので、テーマ変更なども有力な選択肢だと思います。三浦さんが最も書きたい卒論となるように願っています。お疲れ様でした!!


4 : 山際こころ :2025/04/17(木) 17:43:13
報告お疲れ様です。4回生の山際です。
史料に制約がある中で湯浅の思想についてよく分析されていてわかりやすかったです。湯浅は国民の政治リテラシーの低さを指摘していましたが、他の政治家の間でも共有されていた一般的な考えだったのか気になりました。
テーマの変更を検討されているとのことでしたが、テーマを広げてその中に湯浅の分析も残せばこれまでの作業を活かせるのではないかと思いました。次回の報告も頑張ってください。応援しております。


5 : 清水爽翔 :2025/04/17(木) 17:47:53
発表お疲れ様です。3回生の清水です。

湯浅倉平に関わる数々の史料から、湯浅が抱いていた政治思想。あるいは、国民の政治リテラシーの低さに関する指摘など、当時の政治に対する国民の意識をより具体化したような面が史料から浮き彫りになってくるということを踏まえると、違った史料であってもその共通点を見抜くということは非常に重要であると感じました。
また、湯浅のように国民の政治意識に対して言及している人物は他にもいると思うので、少し本題からは離れるかもしれませんが、何かそうした思想と湯浅の政治思想に関しての比較、あるいは湯浅が主張する政治思想が持つ意義といった点について知りたいとも思いました。


6 : 小林祐惺 :2025/04/17(木) 18:26:14
発表お疲れ様でした。3回生の小林祐惺です。
丸山先生、木多先生に「この史料読んでいる?」と聞かれ、一つを除くすべての史料を読み込んでいて自身の研究内容に対する熱量と努力量を感じさせられ、さすが4回生であると思いました。湯浅に関する数多くの史料からの考察が、史料に制約がある研究テーマの研究手法のお手本を見せて頂いたように思います。
話は変わりまして一点疑問に思った点がございます。3回生の素人疑問で恐縮ですが、本文レジュメ3ページ中ほど、史料②より「一時の便法として公正明大な超政党内閣を作り、政界革正の途に当たらしめ」とあり、湯浅は超政党内閣を一時の便法としていました。しかし、本文レジュメ9ページ中ほどに「大政翼賛会に参加した議員が内閣を組織する形で「超政党内閣」を実現しようとした」とあります。大政翼賛会を結成し、そこの議員が内閣を組織するという行為は一時的というよりは長期的視野で見た方法で、「一時の便法として」の部分と矛盾するのではないでしょうか。もしかすると、本文レジュメ6ページにあった二十五日会などを通して、長期的視野で「超政党内閣」を作ろうという方向性に変わったのでしょうかという点が気になりました。
テーマ変更の可能性があるとのことでしたが、数多くの史料を読み込む力がある三浦先輩ならテーマを変更したとしても最後まで必ずやりきれると今日の発表で感じましたのでいずれにしてもこれからの研究頑張ってください。


7 : 三木詩織 :2025/04/17(木) 18:59:54
報告お疲れ様です。4回生の三木詩織です。
前回の史料含めて、少ない史料の中、新たに深掘りがされているのが、史料から読み取れることの考察含めてすごいなと感じました。
質疑応答にもあったように、テーマを変えるにしても、新たな視点からの湯浅に関する史料発掘が鍵なのかなと思います。


8 : 愛葉一真 :2025/04/17(木) 19:34:31
報告お疲れさまでした。4回生の愛葉です。
今回の報告を聞き、湯浅自身の残した史料が無い中、湯浅の考えを間接的に捉えられていると感じました。湯浅自身の考えが分かる史料があれば、例えば内大臣就任時に本人は何を感じていたか捉えられるとより面白くなると感じました。史料の制約があり今後の研究も難しいかもしれませんが、頑張って下さい。


9 : 山中彩葉 :2025/04/17(木) 20:55:51
ご報告お疲れ様です。3回生の山中と申します。
先行研究では、戦間期の官僚たちの組織、人脈、そして活動を明らかにして当時の政治家たちの思想を考察される中で、官僚たちの思想研究の中でもまだ研究が進んでいない湯浅倉平に焦点を置いているのが、とても面白いなと思いました。また、レジメを読んで、当時の情勢から軍部が台頭していた時期の中で、国民のデモクラシーの低さに注目し、当時の国民の情報網である記者たちと多く繋がっていたにも関わらず、軍部からも支持を得ていたというところから、軍部が湯浅を支持した理由は、デモクラシーが低いからこそ、軍部の方針に口を出すもの(理想主義者や共産主義者)たちが出てこないから、情報を流す側と繋がっていた湯浅が支持されたのではないかと思いました。


10 : 渡辺結大 :2025/04/17(木) 21:06:27
報告お疲れ様でした。3回生の渡辺結大です。大量の史料を見つけ出すこと、その史料を読み込みまとめるといった作業を当たり前のようにできていて感心しました。超政党内閣の組織の必要性を権力者の目線からだけではなく、選挙そのものや有権者のリテラシーなども踏まえて構想している点が興味深かったです。大変だと思いますが、引き続き頑張ってください。


11 : 仲澤美桜 :2025/04/17(木) 21:12:13
報告お疲れ様です。3回生の仲澤です。
史料の制限があるなかで、かなり詳細に調べられていて、とても興味深い報告だと思いました。湯浅と国民の政治リテラシーとの関係についての話などは、当時の選挙のことも考えるととても面白い話だと思いました。


12 : 八木宣大 :2025/04/17(木) 21:27:36
報告お疲れ様でした。4回生の八木です。
以前より史料の壁について悩んでいる話を伺っていましたが、それでもあたれる史料ほぼ全てに当たった上で今回報告を迎えているという点に敬意を表します。迫りたい湯浅の政治思想の本質まで届かなかったとしても4回春の報告としては良いものだったと思います。
湯浅の目指す政治思想の特異点は、二大政党制打破という目的に対して有権者リテラシーの向上という手段を立てているという点だと思います。質疑応答でも申し上げた通り、近代国家建設を目指す上で「啓蒙」という視点は外せないことからもこれは注目されるべきなのかと思います。特に自分は明治における知識人の経歴を踏まえた啓蒙思想があったのではないかと連想しました。
テーマを変えるにしても、続けるにしても応援しています。一緒にがんばりましょう。


13 : 鈴木すみれ :2025/04/17(木) 22:12:06
報告お疲れ様でした。3回生の鈴木すみれです。
湯浅と類似した考えや「超政党内閣」から彼の人物像を読み取るという観点がとても興味深かったです。正面からではなく、外から読み解くという新しい観点を知りました。
そして、史料が足らず苦戦なさってたことがひしひしと伝わってきました。そのような中でも自身の興味と全力で向き合っていたことも伝わる発表でした。


14 : 中川美祈 :2025/04/17(木) 22:12:42
報告お疲れ様です、4回生の中川美祈です。
史料の制約があった中での発表とおっしゃっていましたが、発表が分かりやすく、湯浅の政治思想を理解することができました。湯浅は、政党を否定している訳ではなく、既成政党による二大政党や不正な選挙を批判し、国民の政治リテラシーの低さを指摘していることが分かりました。時々小括を入れてくださっていたのが大変分かりやすかったです。大変だとは思いますが、頑張って下さい。


15 : 下山菜々子 :2025/04/17(木) 22:14:19
報告お疲れ様です。4回生の下山です。
史料が少なく、研究が難航しているとのことでしたが、大変わかりやすい報告でした。
湯浅が内大臣になった経緯について、よくわからなかったのですが、質疑応答の時間で解決しました。
個人的に大政翼賛会の結成と超政党派内閣の論理は少し飛躍しているように感じました。
納得されていませんでしたが、私的には流石だと思いました。


16 : 神田眞宏 :2025/04/17(木) 22:19:03
報告おつかれ様です。3回生の神田です。
湯浅倉平に焦点を当て発表されていましたが、彼の政治思想はその当時としては特異なものであったかどうか気になりました。
また、山縣派の流れを汲んでいるにも関わらず、官僚政治よりは政党政治の方がましである趣旨の発言していることに疑問を持ちました。


17 : 吉田智宙 :2025/04/17(木) 22:27:51
報告お疲れ様でした。3回生の吉田智宙です。
湯浅倉平については別の授業の関係から所々で耳にしていたため、知ってはいましたが、治安維持法が制定される時期までだったので、今回の報告を通して湯浅倉平の知らなかった一面を知ることができました。
一方で、国民に対してリテラシーを求める姿勢は以前読んだ文献にも見られたことから、政党云々に限らず国民の教育にも目が向いていたように感じました。新官僚に内閣総理大臣に擁立される動きがあったことについては、新官僚と聞くと岸信介が真っ先に思い浮かんだことから、実現した場合かなり抑圧的な政策が採られたのではと感じました。
今回の報告からは、内容だけでなく史料を探して研究することの大変さを度合いはどうあれ感じ、自分も頑張らなければいけないと思いました。


18 : 橋本明日香 :2025/04/17(木) 22:50:18
報告お疲れさまでした。4回生の橋本です。
小関先生や丸山先生、木多先生から提案された史料を既に全て当たっていた点がさすがだなと思って尊敬しました。できる限りのことをしきった上でのテーマ変更は未練もないと思うので、思い切ってしちゃって大丈夫だと思います!やるべき作業にきちんと時間や手間を割ける三浦さんなら今後をのテーマ変更にも対応して卒論書けると思います!おつかれさまでした!


19 : 溝口当子 :2025/04/17(木) 22:52:43
報告お疲れ様です。4回生の溝口です。
湯浅倉平について、史料があまり多くない中三浦さんが今できることをしっかりとなさったことが伝わってくる報告だったように感じました。
桂さんもおっしゃっていたことですが、レジュメ9ページに記載のある「現状打破」の詳細が気になりました。
テーマ変更も視野に入れているとのことで、大変だと思いますが、一緒に頑張っていきましょう!


20 : 進藤颯人 :2025/04/17(木) 22:57:53
報告お疲れ様です。3回生の進藤です。
史料がない中での研究経過の発表は大変だったと思いますが、議論についても見た史料の中からできる範囲で受け答え出来ていて凄かったです。
自分の知識が足りなくて理解できない言葉などありましたが、とても参考になりました。


21 : 清瀧凪紗 :2025/04/17(木) 23:27:21
報告お疲れさまです。3回生の清瀧です。
史料の制約がある中で、ある分は読み込まれていてさすがだなと思いました。そして私も史料を全て読んでいけるようになりたいと思わされました。
湯浅と新日本同盟の関係性とその動きについてが興味深かったです。また新日本同盟が湯浅を通じて政界進出を狙っていたという点から当時の政界におけるにおける人脈や地縁の重要性を感じられました。


22 : 石山航 :2025/04/17(木) 23:39:34
報告お疲れ様です。4回生の石山です。
史料、文献の読み込みの作業量が普段から素晴らしいと思っておりました。
既成政党を政界から駆逐する必要があると記載されており、三浦君自身二・二六事件が最大要因であったと述べられていましたがこれを裏付ける史料などがあれば良いと感じました。
満州事変以後、政党政治では国際情勢に太刀打ち出来ないというある種の自然な流れではあったかもしれませんが。


23 : 北村曉理 :2025/04/17(木) 23:55:54
報告お疲れ様です。四回の北村です。
史料が限られたなか、量も質も充実した発表でした。
今後、テーマを変更せず卒論を執筆するなら、論文の信憑性を高めるために、史料の裏付けが取れる史料を探す必要があると思います。
大変だと思いますが、みんなで卒論頑張りましょう!


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