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【4月10日4限 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は10日(木曜日)23:59 までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
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報告お疲れ様です。4回生の泉です。私にとって神道の話は非常にニッチな分野なので、語検討していくことで句の意味や先行研究における論点がわかりにくかったです。そのため、当時の維新政府や宗教政策に関わった人たちを個別具体的に検討するべきだと思いました。いろいろな人物に着目することで、八木さんなりのオリジナリティが見えてくると思います。(逆に論点がまばらになってしまう部分はあるのですが、私はこうしています)。頑張ってください。
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発表お疲れ様です。4回生の鈴木です。
最初の発表から重厚な内容のレジュメとなっており、良いと思いました。しかし、専門的な部分が強いために、理解が非常に難しかったです。東京をどうしていくつもりだったのかという点から、東京十社の立ち位置がさらに明確になっており、政府側からの動きが入ったことで前回の課題を解決しており、とても良いと思いました。これから先、着目していく人物たちの思想など、行動の背景にも注目できたらさらに良いかと思います。
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報告お疲れ様です。3回生の榊原です。
初めてのゼミでの発表が、近代神社制度についてと中々奥深いものになっており、難しい部分もありましたが大変興味深い発表でした。個人的な考えなのですが、三条実美が東京単独遷都論を強く主張していた理由として、明治維新を進めていく中で京都にいる保守派の朝廷の人間が邪魔だったというものもあるのではないかと思いました。
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報告、お疲れ様です。3回生の西出匡希です。
八木さんの報告を聞かせていただきましたが、レジュメの構成が良くて、私も真似してみたいと思いました。また、内容も専門的で来年までにはこのように書けるようになりたいです。
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報告、お疲れ様です。3回生の西出匡希です。
八木さんの報告を聞かせていただきましたが、レジュメの構成が良くて、私も真似してみたいと思いました。また、内容も専門的で来年までにはこのように書けるようになりたいです。
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報告お疲れ様です。4回生の高井です。
発表内容が極めて独自性があり、多数の史料などを用いて丁寧に考察されている点が素晴らしく感じました。ただ独自性が強いがあまり、専門用語など所々理解が難しい所があったので、そこをどう分かりやすく噛み砕いていくかや人物の思想や考えについてさらに深掘っていく必要性があると感じました。
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報告お疲れ様です。4回生の内藤です
ゼミ初回の報告に加えて体調があまり優れない様子の中で、しっかりと準備されていることが伝わる報告でした。
前回報告の際に三条実美についても調べてみるというアドバイスがある中で、今回その点も踏まえた考察がされており、
個人的には質疑の際に述べさせていただいた、単独東京遷都論と岩倉との話し合いの末に導かれた東京奠都論の際の
妥協点について詳しく知りたいなと感じました。お疲れ様でした!
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報告お疲れ様です。三回生の大西です。
内容としても非常に充実しており、先行研究のまとめ方なども参考にしようと思いました。また、研究の手法としても、まねできると思った点(「下から」と「上から」の両方からの視点で考えること)などもありました。
報告を聞いていると、三条の思考として、東京を重視するという意図もそうなのですが、関西を捨てるという強い意志もあったのではないかと思いました。
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報告お疲れ様でした、4回生の鬼木です。
まずは今期もトップバッターとして、初回報告のプレッシャーのなか大変よく頑張っていたと思います、重ね重ねお疲れ様でした。(以下、長文失礼)
さて、質疑の際にも「五榜の掲示」の内容をもとにお話した通りにはなるのですが、まずは神道という枠組みから一歩引いた見方が必要となるのではないかと思われます。例えば、レジュメ中において度々「尊王攘夷」という単語が見受けられましたが、この尊王攘夷という概念と東京奠都(「奠都・遷都論」)という2つの間に存在するであろう関連性というものが、今回の内容ではまだ捉えきれていないように思われました。そのため、「尊王」と「攘夷」という部分を個別に見ていく方が解像度的には高くなると思われ、「尊王」の方に関してはこれまで検討してきたような神道分野からのアプローチが勿論有効であるように思われます。
しかしながら「攘夷」という部分を見るにあたっては、レジュメ6頁の「尊王攘夷思想の延長線上としての東国支配」という認識だけでは些か視野狭窄であるように思われたため、広い意味での「宗教」に関連する論文にするのならば、該当期のキリスト教にも目を向けてみる価値は十分にあるのではないか(三条の来歴含め、あそこまで東京奠都をゴリ押しした理由の一端もあるいはそうした文脈の中にあった可能性も…?)と思われ、そうした意味でも、一旦神道の枠組みから一歩引いた見方をしてみるのは如何かと。キリスト教(ならびに仏教)をみることによって、より神道の輪郭を鮮明にすることができると思います。
岩倉と三条に関しては、この時期における非常に重要なアクターとしては間違いではないためこの2人については引き続き調査を続ける方針で良いと思われます。今後はこうした人物に加えて、質疑の際にも挙げた徳川茂承(東国奠都という出来事をみる上で、長らく関東を支配していた徳川側の人間を見てみるのは非常に有意義であるように思われ、その点においては大変良い対象であるように思われたので名前を挙げました)や津和野藩であれば亀井茲監周辺の人物(福羽美静なんかは間違いなく必須でしょう)などにも調査範囲を広げ、東京奠都というテーマを様々な人物の目を通して、多面的・多角的にみていく必要があるのではないかと思われました。
ここまで大変長くなりましたが、以下参考文献・史料提供です。
【参考文献・史料】
◾️小野久志「国家神道形成過程におけるキリスト教の位相:明治初期宗教問題に視点をおいて」 ← CiNiiではヒットしないため注意(Google scholar推奨)。修士論文のため、参考文献を芋蔓式に攫っていく程度に留める方が良いかと。
◾️佐野学「明治初期の信教の自由への道程:本願寺海外視察とキリスト教禁制の廃止」『武蔵野大学仏教文化研究所紀要』No.41、武蔵野大学仏教文化研究所、2025年、155〜175頁。
◾️国立国会図書館憲政資料室編集『三条実美関係文書:国立国会図書館憲政資料室所蔵』北泉社、1997年、(リール46:60-9)。
◾️日本史籍協会『日本史籍協会叢書 25』東京大学出版会、1969年、219〜290頁。
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ご報告お疲れ様です。3回生の山中と申します。
先行研究では、国家神道=神社神道と皇室神道を組み合わせて作られたものと位置づけられており、そこから神社神道+皇室神道が天皇イデオロギーをイメージした「国家神道」を提示した事に始まり、「国家神道」の定義が複雑・膨大化していた。それを踏まえた上で、「東京十社」に焦点を当てて、明治維新政府の動向に着目して、神社の観点から京都と東京の二元論を展開しているのはオリジナリティがあっていいと思いました。また、レジメの東西両都論のところで、東京と京都の二元論の後の西南戦争の処理担当となった大木喬任と西南戦争のメンバーである江藤新平が建白書を出しているところから、尊王攘夷思想の延長線上にある東国支配に関しては、政府内で方向性が一致しつつも、対外戦略の点では、意見が割れていたのかどうかにもつながってくるのではないかと思いました。
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報告お疲れ様です。3回生の渡辺結大です。
東京奠都の過程において、明治維新の主要人物の複雑な人間関係や思惑を調べ、考察しており非常に興味深いものでした。明治初期の国家体制が完全に確立していない中で、東京と京都が持つ役割とそれらが国民に与えた影響を詳しく知りたいと感じました。
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お疲れ様です。3回生の清水爽翔です。
先行研究に関して、様々な研究が紹介されており、そのまとめに関しても詳しく書かれていることから、先行研究の現状について理解しやすかったです。ただ恐縮ですが、神道ということでかなり専門的な部分もあることから、先行研究に見える問題点、あるいは欠点と報告後のまとめの結びつきといった点について、もう少し具体的に知りたいとも思いました。
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報告お疲れ様です。4回生の山内です。
神道についてあまり明るくないため報告を聞きながら理解出来たのかは分かりませんが、史料などに向き合われていたのが分かる報告だったなと思います。
神仏習合や神仏分離など、宗教をどう扱うか難しい時代だとは思いますが、頑張ってください。
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報告お疲れ様です。3回生の仲澤です。
神道などの宗教分野にあまり触れてこなかったので、東京の神社も奠都に関わりを持っていたことも知れて、とても興味深い発表だったと思いました。
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報告お疲れ様です。四回生の山際です。
三条が「縦ひ京摂を失うとも、東京を失わざれば、天下を失う事なし」と、かなり東京を重視していたことが印象的でした。東京奠都が実行されるまでに、三条と岩倉など維新政府の他のメンバーとの間でどのような議論が行われたのか(意見が対立する中、最終的に東京奠都で一致できたのはなぜなのか)気になりました。また、王政復古の大号令に際し、京都の公家衆は維新政府に対抗したと触れられていましたが、具体的にどのような手段で対抗を図ったのか疑問に思いました。
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報告お疲れ様です。4回生の三谷です。
東京奠都と准勅祭・東京十社制定との関連性について、東京奠都を巡る当時の維新政府トップであった三条実美・岩倉具視の意見の相違が明かされ、明治天皇東幸の思惑への考察も及んでおり、重厚感ある報告内容に感じました。「おわりに」で述べられていた通り、「下から」の視点から見た准勅祭・十社制定について、史料的制約も厳しい中でよくアプローチ出来ていたと感じました。次回以降、この論点をよりブラッシュアップすることで、更に良い卒論に近づけるのではないかと思います。大変ですが、共に乗り越えていきましょう。
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報告お疲れ様です。3回生の白川です。
准勅祭社や東京十社など聞いたことない内容もありましたが、それらの言葉の意味や当時の出来事の流れ、明治政府内の様々な立場の人の主張など詳しく説明されていて、とても分かりやすく興味深かったです。
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報告お疲れ様です。3回生の三好です。
先行研究整理が分厚く、卒業論文に向けた研究のレベルの高さを感じました。
発表によって、現代でも歴史上では奠都であり、東西両都論もとれるという理解ができました。
また、天皇という唯一無二の存在がどこに居住するかによって、国の中心地としての意識は大きく影響を受けるだろうし、政治的意味を大きく持つ移動だったとわかりました。
自分も、最後の木多先生の指摘の通り、神仏分離を比較するなら、神社への社格付与に対する寺への待遇があったのかどうかは知りたいと思いました。
各視点からの検討をより深め、事象や発言の解釈までをレジュメに取りいれると、より背景理解がしやすいと感じました。
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報告お疲れ様です。4回生の溝口です。
先行研究整理が丁寧に行われていたことや、多数の史料を効果的に用いられていたことで重厚な報告となっていたように思います。ただご自身でもおっしゃっていたように、ご自身の本論に触れられる前段階が少し長く複雑であったため、八木さんの主張したいことが見えづらくなってしまったのかなとも感じました。
質疑応答の際にも触れられていたと思いますが、元々東京府から命じられたことで発足した東京十社が、途中から自治的な性格を持ち始めたことが何を意味するのかが気になりました。
ゼミ初回での報告、本当にお疲れ様でした!
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報告お疲れ様でした。3回生の鈴木です。
奠都と遷都の違いがとても興味深く、「東京十社」の存在を初めて知りました。史料が少ないとは思いますが、その東京十社が明治以前はどのように信仰されていたか興味が湧きました。
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報告お疲れ様でした。3回生の鈴木です。
奠都と遷都の違いがとても興味深く、「東京十社」の存在を初めて知りました。史料が少ないとは思いますが、その東京十社が明治以前はどのように信仰されていたか興味が湧きました。
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報告お疲れ様です。3回生の西村 時宇です。
八木さんの発表を聞かせていただいて、まずレジュメの完成度が高いと感じました。出来事も整理されており、視覚的に判断しやすく、自分も今後のレジュメ作りにおいて、是非とも参考にさせて頂きたいと思いました。
1つだけ発表において気になったのが、もう少しだけ話す速度を落として話して頂きたかったなと思いました。自分がこの分野にあまり詳しくないこともあるのですが、結構ニッチな内容ということもあり、八木さんの発表スピードについて行きながら内容も理解していくというのはなかなか困難な部分がありました。(体調不良もあったと思いますが、、)
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報告お疲れ様です。3回生の岡田です。私の知識としては、明治に日本の首都が東京になったことで留まっていたので、日本の首都をどこにするかについてこのような論争が起こっていたことを初めて知りました。基礎講読や研究入門の時と比べて、発表レジュメの構成、内容がより専門的になっていたのですごいと思いました。
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報告お疲れ様です。3回生の貝吹です。 神道についてはあまり詳しくなかったので、内容が少し難しく感じました。しかし、「東京十社」や「准勅祭」、奠都と神社の関わりなど、新しい知識を得られ、とても興味深かったです。
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初回の報告お疲れさまです。四回生の北村です。
体調不良の中、非常にハイレベルな報告で流石としかいいようがありません。神社体制の再構築は近代国家をつくるために行われたことなので、神社や政治家の史料のほか、神祇官など神道全体の史料を見るのもありかと思いました。これからは三回生も一緒なので、専門用語には一つひとつ注釈をつけたほうが理解が進むかなと思います。
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報告お疲れ様です。3回生の塩野崎です。
私の知識不足で語句の意味が分からなかったりしたのですが、多数の史料などが引用されており、専門性の高さにとても圧倒されました。個人的に、今回の発表をお聞きして東京奠都が行われる中での民衆の様子について気になったので、今後自分の研究テーマを設定していく際の参考にさせていただきたいと思います。お疲れ様でした。
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報告お疲れ様でした、4回生の石山です。
初回の発表でかなりボリュームがあり圧倒されました。春期休暇での作業量が伺える報告であったと感じました。
三条実美が二元論に反対して単独遷都論を推し進める一方、東幸時には旧幕体制の混乱を予測するという自局を見極める力があったところに個人的には面白さを感じました。維新政府と連携を取る中で神社との関連性を見出せるファクターは何か無かったのか疑問に感じました。
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報告お疲れ様です。4回生の三浦です。
首都二元体制論のところで少し気になるところがありました。(自分の知識が不足している面があるかもしれませんが)東京に「遷都」ではなく「奠都」とした理由として、京都の公家や民衆の反発が予想されたことがあると思います。では、なぜ京都にある種の行政機構や新しく東京と同様に準勅祭を設けなかったのか気になりました。それで、公家たちは納得したのでしょうか。また、公家である三条は、なぜ東京単独遷都を唱えたのでしょうか。尊王攘夷やロシア外交だけで片付けることができないように思えます。
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報告おつかれさまでした。4回生の小林です。
八木くんへ
前回報告よりさらに内容がブラッシュアップされており、たくさん努力したことが伝わって来ました!!個人的に三条実美が京都出身なのに、京都を捨ててもいいと言っていたのが残念でした。審議応答もわたしのよくわかっていない質問に答えてくださりありがとうございました!!
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報告お疲れさまでした。4回生の橋本です。
先生からは多すぎてまとまっていないというご指摘はありましたが、たくさんの先行研究の論文を細部まで読み込み、自分の研究のオリジナリティーと方向性を明確に見出している姿勢は本当に尊敬でしかないと思いました。
前回の東京十社の動向に加え、明治維新や奠都の時代背景を組み込み、その影響を含めて全体的な広い視野で考察をされていたので、東京十社という先行研究ではフォーカスされていないミクロな視点とマクロな視点が合わさっていて興味深い研究だと思いました。
体調崩してる中トップバッターよくやりきった!本当にお疲れさま!!
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報告お疲れ様です、4回生の中川美祈です。
報告内容が専門的な分野で、私の能力では理解が難しかったです。報告が卒論を書くための本格的なものになり、その分鋭い指摘が飛んできていましたが、頼れる友人や先生に相談しつつ頑張ってほしいなと思いました。レジュメだけでなく、質問に対して真摯に答えているところからもしっかりと準備されていることが伝わってきました。
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