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【1月16日 4時限 意見・感想】

1 : 三浦光太郎 :2025/01/16(木) 16:15:42
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は16日(木曜日)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
3回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
*報告者2人分(1コマ分)で1投稿 ・報告順に従い、
 ①―さんへ  
 ②〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む。


2 : 竹村勇輝 :2025/01/16(木) 17:16:18
報告お疲れ様でした。4回生の竹村です。

山内さんへ
ご自身が興味関心のあるテーマについて、史料をもとに分類分けが行われていて良かったですが、発表全体を通して話の規模であったり単語の定義であったりが曖昧になっていて漠然とした内容になってしまっていたのかなと感じました。
似ていてややこしい単語などが多くあると思いますが、自分なりの定義づけをして分かりやすく書き進めていって欲しいです。
あとは個人的に、今回のレジュメでまとめられていた祭祀や迷信の分類が、前後の時代に置いて捉え方に違いが生まれているのか気になりました。

愛葉くんへ
宗教をテーマに扱うということで、政府との対立であったり、他宗教との対立であったりなどいろんな部分においてギャップが見れそうで良いなと思いました。
その中で、曹洞宗、もしくは永平寺のどのような特異性に着目して研究を進めていくかが大事になってくるのではないでしょうか。
曹洞宗・永平寺が他の宗教や寺社と際立って異なっているところを見つけて、それをヒントにオリジナリティを作って行けたら良いのかなと思います。


3 : 鬼木翔大 :2025/01/16(木) 18:08:05
報告お疲れ様でした、3回の鬼木です。

【山内さん】
今後の論点や展開を考えるにあたって、如何に文化人類学的視点と差別化を図りながら歴史学的視点からのアプローチを踏まえつつ検討できるかが重要となるように思われました。個人的には習俗的「變化」を見るという点は今後においてもテーマの中心に据えて続けて構わないと思うのですが、その変化に至るまでの要因部分をどこに見出すのか、単なる「近代化」という部分に帰結しない論を打ち出せるか否かという点にかかっているように思われます。

【愛葉さん】
質疑の際に申し上げた通りではあるのですが、曹洞宗内における永平寺の立ち位置的な部分を含め、新政府が「仏教母体」としての曹洞宗にとどまらず、曹洞宗内における「永平寺」という視点(いわば曹洞宗における永平寺の特質的部分・総持寺などとの相違)を如何に持っており、それを意識していたのかが分かるとさらに面白い内容になるのではないかと思われました


4 : 山本駿介 :2025/01/16(木) 18:25:22
【ゼミ掲示板へ:4限】
① 山内さんへ
報告お疲れ様でした、5回生の山本です。
 民間信仰が統治によりどう変化したかを見たいということですが、そのためには比較対象として、統治以前の状況を調べなくてはならないかと思います。ただこれを調査するには、どのような史料を使うかをよく考えなくてはなりませんね。清の史料を見るにしても、授業内で意見が出ていたように、それは統治者のバイアスがかかっていますし、この点は日本の史料についても言えることです。民間信仰の「実態」をどのように解き明かすか、これが重要になると思います。
 また台湾における宗教統治について、関係すると思われる先行研究を以下に挙げておきます。いずれも飽くまで政策面といった統治者からの目線になるとは思いますが、問いの立て方や関連情報など、参考にしてみてはいかがでしょうか。もし既に目を通しているものがあればご失念下さい。
・張益碩「植民地統治初期台湾における宗教政策と真宗本願寺派」(『アジア遊学222 台湾の日本仏教』2018年)
・馬杉吉則「日本統治期台湾の宗教政策に関する一考察―「皇民化」期を中心として」(『キリスト教社会問題研究』57号、2008年)
・原田雄斗「日本統治下台湾における宗教調査と公学校―大正4年宗教調査における台南庁を事例に」(『國學院大學研究開発推進機構 日本文化研究所年報』16号、2023年)
・藤井健志「日本統治時代の台湾における仏教系新宗教の展開と普遍主義―本門仏立講を事例として」(『アジア遊学222 台湾の日本仏教』2018年)

② 愛葉君へ
報告お疲れ様でした、5回生の山本です。
 十河先生も仰っていた、永平寺による教化がどの程度影響力があったかという点は、私も気になります。また曹洞宗では、教化のためにテキストを作成する等、組織だって行っていたようですが、それにより曹洞宗の宗旨自体に変化はなかったのかという疑問も湧きました。この点を論に組み込んでも良いかと思います。
 加えて、永平寺による教化の影響を見る上で、もしかしたら特定の地域に対象を絞る必要も出てくるかも知れません。今のうちに曹洞宗の影響力が強い地域や、仏教より神道が広まっている地域に目星をつけておくと、研究の糸口になる可能性もあると思いました。
 以下に参考となりそうな先行研究を記載しておきます。既に確認済でしたら申し訳ありません。
・小池孝範「明治初期における教化指針としての「三条教則」と仏教―三条教則に対する曹洞宗の対応から」(『プロテウス―自然と形成』20号、2021年)
・林淳「宗派にとって自治とは何か―内務省と曹洞宗」(『禅研究所紀要』49号、2021年)


5 : 福田敬知 :2025/01/16(木) 20:04:04
報告お疲れさまでした。4回生の福田です。

①山内さんへ
今回の報告では、台湾の日本統治前の民間信仰についての発表だったと思います。
今回は日本側(総督府)の史料が使用されていましたが、清側の史料を見てみると相対化ができるように思われました。
日本や清がどのような意図を持って史料を作っていたのか違いを見つけることは、十河先生も仰っていたように清と日本の競争など判明できる点が広がると思われます。
また、男女の性差にもアプローチを試みたいとも言われていましたが、木田先生も触れられていたように儒教道徳が関係していると思われます。台湾における儒学の受容と民間信仰の変化に着目すると性差へのアプローチは可能ではないかと思います。
台湾の民間信仰の全体像をつかんでいくのも重要だと思いますし、そこからどこに絞っていくのかが大事かと思いました。
これから見るべき史料や先行研究は多いと思いますが、ある程度初期設定の課題は見えてきているので頑張ってください。

②愛葉さんへ
今回の発表では、曹洞宗と維新政府の宗教統制との関りについてだったと思います。
神仏分離政策の時期に、永平寺がどのような対応をしていたのかに集中していましたが、逆に神仏習合をしていた時期にどのような教義だったのか気になりました。
さらに、国家神道に対して曹洞宗が国民教化を行い、その際に神仏習合の論理は含まれていたのかどうかが気になりました。
宗教統制前後で見てみるとまた新しいものが見えるかもしれないと思いました。様々な史料があると思うので参照しつつ頑張ってください。


6 : 山内葵生 :2025/01/16(木) 21:08:37
報告お疲れ様でした。
愛葉さんへ
永平寺を題材にされているという事でしたが、既に沢山研究されていると思うので先行研究の立ち位置や曹洞宗内の立ち位置、政府との関係など整理することが沢山あると思います。
情報量も多いと思いますが、一つ一つ整理して行けばなにか見つかると思います、頑張ってください。


7 : 片岡巧月 :2025/01/16(木) 21:47:52
報告お疲れ様でした。3回生の片岡です。

山内さんへ
台湾の民間信仰についてを、番族調査会の記録から見た報告であったと思います。どのような方向性で研究を進めるかにもよると思いますが、番族調査報告書に関する成立を見るのも信仰を調べるにあたって意味があるものではないのかと思いました。どのような方向性にしても、一度中国語の文献を当たる必要性はありそうで、大変だとは思いますが頑張ってください。

愛葉さんへ
すでに報告内で指摘されていましたが、先行研究の取捨選択、見やすい並び替えはあった方がいいと思います。私自身も取捨選択が上手くできなかったので、互いに頑張りましょう...。曹洞宗、永平寺の研究ということで、先行研究との相違を出すのであれば、やはり永平寺で独自の視点(、それに関する史料)があればよい研究になると思いました。


8 : 愛葉一真 :2025/01/16(木) 22:32:32
報告お疲れさまでした。3回生の愛葉です。

山内さんへ
台湾の呪術に関する研究をされているとのことでしたが、現代までその習慣・風習が残っているのか。また残っているならどれぐらいの影響力があり、当時(大日本帝国統治時代)と異なる点はあるのか気になりました。台湾に関する研究を行うとなると、中国語の史料を読むことが大変だと思いますが、頑張ってください!


9 : 上殿浩明 :2025/01/16(木) 22:37:50
報告お疲れ様でした。3回生の上殿です。
①山内さん
先行研究が丁寧にまとめられており、理解しやすかったです。報告を聞いた限りでは、先行研究が厚そうであるので、それらとは違うオリジナリティどのようにして出していくのかが重要であると思います。そのためには、多くの史料に当たる必要があると思いますが、頑張ってください。
➁愛葉さん
先行研究、史料ともに多く用いられており、厚みがある報告であると感じました。永平寺の研究ということであれば、曹洞宗内での永平寺が他の寺との違いや、そもそもの曹洞宗と他の宗教との違いといったことから、曹洞宗や永平寺の特異性や独自性のようなものが見えてくれば、より良い研究になるのではないかと思いました。


10 : 小林希颯 :2025/01/16(木) 22:50:42
報告おつかれさまでした。3回生の小林です。

①山内さん
台湾の呪術についてよく知らなかったのですが、とても分かりやすくまとめられていて、理解しやすい報告だったと思います。史料探しが大変で、テーマも難しいとは思いますが、これからも共に頑張りましょう!!

②愛葉くん
先行研究をたくさん読まれていてすごいなと思いました。たくさん研究があるとそれを分析し、まとめるのは大変な作業かと思いますが、頑張ってください。また史料などとてもたくさん調べられていてとても研究に対する熱心さが伝わってきた報告でした。内容も面白かったので次回の報告も楽しみです!


11 : 岸愛深 :2025/01/16(木) 23:14:52
報告お疲れ様でした、4回生の岸です。

山内さんへ
台湾の呪術に関する報告だったと思いますが、質疑応答内で述べられていた性差に関することだったり、あとは日本との違いなども見てみたら面白いのかなと思いました。資料集め等、中国語で難しかったりするかもしれませんが頑張ってください!

愛葉くん
多くの先行研究に触れられ、まとめられていてとても丁寧な部分を感じ取れました。その多くの先行研究から自身の研究へと広げていくのはさらに大変かと思われますが、あと応援しています。


12 : 中川美祈 :2025/01/16(木) 23:16:59
報告お疲れ様です、3回生の中川美祈です。

山内さんへ
台湾の民間信仰について、史料がまとめられており、全くの無知の私でも分かりやすかったです。台湾に行く必要があるであったり、中国語の文献を読まないといけないであったりで忙しくなると思いますが、あまり無理しすぎず頑張って下さい!

愛葉くんへ
他の方もおっしゃっているように、先行研究との相違を出せたらもっと良くなるのかなと思いました。ただ、私は先行研究が足りないと指摘された身なので、あれだけの先行研究を集めて読んだことがすごいなと思いました。研究の方向性が明確だなぁと感じました。頑張って下さい!


13 : 橋本明日香 :2025/01/16(木) 23:21:40
報告お疲れさまでした。3回生の橋本です。

山内さん
テーマ変更があり大変だったと思いますが、今日まで本当にお疲れさまでした。授業内でも発言しましたが、東洋史概論Ⅱを持ってくださっていた鷲尾祐子先生が、中国の古代・中世における祭祀の「巫女」について、当時の時代背景も踏まえながら女性がそこまでの地位を得られていた背景や男女の役割の違いを考察されていました。一度話を伺ってみると知識が増えたり話が整理できたり、方向性も見出せるかもしれないのでおすすめします!

愛葉くん
お疲れさまでした。前期の報告が同じ最終日だったので、勝手に親近感を持って応援させていただいておりました。私も先行研究が多いのですが、愛葉くんも丁寧に多くの先行研究を踏まえて自身の方向性を見出せていたのですごいなと思いました。すごく興味深い研究だと思うのでこれからもがんばりましょう!


14 : 石山航 :2025/01/16(木) 23:26:38
報告お疲れ様です。3回生の石山です。
・山内さん
台湾での民間信仰を研究したいという熱意が非常に伝わる報告でした。台湾では各民族が併存しており、それぞれ気性や性質が異なる点に多文化性を見出せるので面白さが存在する反面、各史料がどの民族をさし示しているのかという点に留意する必要があると感じました。また、中日・中韓の関係性だけでなく台中・台韓の中に日本がどれほど関与していたかも調べると良いのではないかと感じました。オリジナリティや先行研究批判が難しいテーマかもしれませんが、今ある熱意を大切に最後まで頑張ってください。

・愛葉君
曹洞宗に関する知識が乏しいため、クリティカルなアドバイスが出来ず申し訳ございません。
永平寺が総本山で最大の権力を有する寺として位置する中で、曹洞宗に属する他の寺がどれほどの影響力を有していたのかが分かると比較しやすいと感じました。卒論係として今後も共に研究頑張りましょう。


15 : ZHU Yiqi :2025/01/16(木) 23:33:40
報告お疲れ様でした 4回生のシュです。
山内さんへ
台湾の民間信仰に関する報告を興味深く聞かせていただきました。台湾の民間信仰に関して、中国福建省と広東省の移民によって中国東南部の風習と共通点があるが、日本統治期が植民支配という出発点より、台湾の民間信仰がどのように変容していくのか気になりました。その中、中国語史料が出てくると思いますが、もしわからない中国語史料とかがありましたらぜひ手伝わせていただきます。

愛葉さんへ
曹洞宗と維新政府の宗教統制に関する報告だと思います。
神仏分離期に関する知識がないので何も言えませんが、研究を頑張ってください。


16 : 八木宣大 :2025/01/16(木) 23:46:41
報告お疲れ様でした。3回生の八木です。

①山内さんへ
台湾の現地の風習について詳しくまとめてあって努力を感じました。直前にテーマ変更をしたそうですが、そうとは見えないくらい整った報告だったと思います。
自分も宗教を扱っているので同じ課題に直面しているのですが、「観念的要素だけでは歴史は描けない」という問題が横たわっているように感じました。呪術師などの職能者などがどのように生活していたのかという経済的な側面、村や地域などでどのような役割をしていたのかという社会的な側面など、山内さんが扱いたいと思っているものが実社会と接点を持っている場面が見つかれば何かきっかけになるかもしれないと思います。これからも一緒に頑張りましょう。


②愛葉くんへ
自分のテーマと近いところを扱っていたためとても興味深く聞かせていただきました。慶應4年〜明治5年は日本の宗教界が激変した時代で、永平寺をテーマに絞るとしてもその5年にどのような変化を遂げたのかという視点は必要になると思います。
具体的には
①徳川幕府体制から明治維新政府に政治主体が変わるタイミングで、維新政府がどのように旧体制を塗り替えたのか
②維新政府がいかに宗教的勢力を支配下にしたか
の2点に絞り、維新政府という「上からの視点」を用意した上で永平寺の視点ともに語るべきなのではないかと思いました。また「大教正」などのポストも、なぜ命じられたのかの経緯まで併せて抑える必要があるのではないかと思います。永平寺に関する史料・情報が充実してきたからこそ、他の寺院との関係比較や実社会との関わりについて踏み出していけたらさらに良くなるのではないかと考えています。
これからも一緒に頑張りましょう。


17 : 三浦光太郎 :2025/01/16(木) 23:56:00
報告お疲れ様です。3回生の三浦です。

①山内さんへ
急遽テーマ変更されていたということで大変だったと思います。
日本からの視点でみるなら、日本人が持っていた偏見に注意する必要があります。よく言われるのが「文明」と「野蛮」の対立です。日本人は自らを「文明」的であると自負し、台湾原住民を「野蛮」としていました。日本人の民族観なるものの分析する必要があると思いました。
中国語の史料もよまなければならず、大変ですが頑張っていきましょう。

②愛葉さんへ
お寺についてあまり詳しくはありませんでしたが、分かりやすい説明だったのでよく理解できました。
気の利いたことは言えませんが、永平寺について明らかにしたいのであれば、他と比べてどうかという視点も重要になってくると思います。また、当時他の宗派との関係性やたの宗派と比べて曹洞宗はいかほどの力をもっていたのかという点も気になりました。
お互い頑張って行きましょう。


18 : 北村曉理 :2025/01/16(木) 23:56:26
報告お疲れ様です。三回生の北村です。
➀山内さん
無知な私でも理解できる、わかりやすい報告でした。台湾は小さな島に多民族が存在しているので、それぞれの文化や呪術的なものを一つ一つ取り上げるのは膨大な作業量になると思います。当時の民族の人口比や分布図などから、特に重要そうな民族に焦点を当てるのも研究の一つのやり方なのではないかと思いました。

②愛馬さん
先行研究を含めて熱心に史料を集めていると思いました。時代的に日本国内にあった全ての宗教が政府の影響を多かれ少なかれ受けていると思うので、政府の政策は注意深く見るべきだと思いました。また、当時の永平寺がその地域でどのような立場や役割を担っていたのかも大事だと思いました。今後も頑張ってください。


19 : 白井岳歩 :2025/01/16(木) 23:56:53
報告お疲れ様でした。四回生の白井です。

山内さんへ
完成度が高くて驚きました。動機も興味深く、面白いテーマだと思います。今後の展開を楽しみにしています。

愛葉さんへ
永平寺の重要性・研究意義をもっと伝えるためにも、永平寺以外の勢力に注目しても良いかもしれないと感じました。


20 : 渡邉凪紗 :2025/01/16(木) 23:58:35
報告お疲れ様です。3回生の渡邉です。

①山内さんへ
史料を読むのが大変そうだと感じたのですが、それでも史料を熟読してレジュメにまとめており、とても分かりやすかったです。台湾の民間信仰に関するテーマがとても興味深く感じ、当時の変化や男女の性差といった山内さんなりの視点でさらに論点を深めていけたらいいなと思いました。

②愛葉さんへ
先行研究や史料が多い中でも、見やすくまとめられており、内容が理解しやすかったです。明治の宗教統制において永平寺が重要な役割を果たしたことが理解できました。また、永平寺の住持が教導職に任じられたことによって、どのような変化や効果があったのかお聞きしたいです。


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