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【1月9日 2時限 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は日付(曜日)23:59 までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は1月9日(木曜日)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
3回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
*報告者2人分(1コマ分)で1投稿 ・報告順に従い、
①―さんへ
②〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む。
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報告お疲れ様でした。3回生の宮島です。
片岡さん
何人かの方にも言及されていましたが、問題意識やテーマが曖昧なように感じました。意見にもあった、地方のお酒を見てみるというのは特徴もあり面白いのではないのでしょうか。
鈴木さん
文量、調査量共に立派で目を見張るものがありました。レジュメはもう少し簡潔にまとめてくれると助かるなと思いました。ヒュースケンへの熱意は知っているつもりですし、鈴木さん自信の好みや趣味による部分が大きいと思います。あくまで研究であることを念頭に起くことを注意し、あまりヒュースケンにのみ拘りすぎないのもいいのかもなと思いました。
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報告お疲れ様でした、4回の河嶋です。
①片岡君へ
「日本酒離れ」が、1970年代は自明だと思うので、その「日本酒離れ」に関する言説をまずはみる必要があると思いました。個人的には、大手酒造よりも地方酒造に焦点を当てる方がよいと思いました。ただ、以下大手酒造の史料を載せます
〇『さかみづ』月桂冠広報室、1963年-
②鈴木さんへ
今回の史料では、ヒュースケンの人柄に対する評価のみであり、それを軸にするならば、先行研究に回収されると思うので、個人的には、ヒュースケンに拘るのではなく、幕末における通訳という広い領域でみるとよいと思いました。
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発表お疲れさまでした。3回生の鈴木です。
片岡さん
先行研究が別分野のものが多く、取り掛かり方が難しい題材かと思いますが、題材選びが興味深く、今後の展開が非常に楽しみです。該当世代の飲酒者に対しての聞き取りは、アンケート調査なども役立つと思いますが、効率化が難しい部分でもあると思いますので、他の人にも頼るのも手ではないかと思います。
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報告お疲れ様でした、3回の鬼木です。
【片岡さん】
問題意識の設定は喫緊の課題として、1970年代から明らかに見られる「日本酒離れ」という現象に対して、どのような社会的事象を踏まえた考察を展開できるか否かが今後に関わってくるようにも思われました。個人的には今回の報告にもあった税制をはじめとして興味深い部分は見られましたし、まだまだ目を向けるべき範囲が多くあるという点でもお先が全く真っ暗という程でもないと感じます。あくまでここからは個人的な考えというか浅学から来る妄想なのですが、1970年代という時期ならば、政府による「減反政策」を視点のひとつに見てみるのはいかがでしょうか。原材料となる米の生産に歯止めが掛かったことは多かれ少なかれ酒蔵側の意識にはあったでしょうし、同時期にビールが隆盛を迎えることも踏まえると、「ビール(麦)ー 日本酒(米)」という酒造界における時流の変化も納得できるように思われました。
【鈴木さん】
質疑の際にも申し上げ、また多方面からのご指摘もあったとおり、ヒュースケン単体あるいは今回取り上げられていたような外国人通訳のみならず、例えば日本人通訳はもちろんのこと、幅広い人脈や範囲にまで目を向けられると調査も行いやすくなるのかなと思われました。大塚さんや宮永さんの先行研究で殆どヒュースケンの周辺は回収されているように思われますので、いかに広い視野で調査に臨めるか否かが重要となってくるように思われます。以下、質疑の際にも言及した参考文献です。
・武内博『来日西洋人名事典』日外アソシエーツ、1983年。
・木村直樹『〈通訳〉たちの幕末維新』吉川弘文館、2012年。
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報告お疲れ様でした。4回生の八木です。
○片岡さんへ
日本酒離れが始まった1970年代から「日本酒の需要の変化」を捉える研究だと思いますが、この時代は洋食文化が大衆にも広まり始め、米から小麦への移行がなされた時代だと思います。食文化の変化から味に合わせてアルコール飲料も変化していった点や、米への注目の減少から日本酒の原料の米の生産量の減少に伴う日本酒の停滞など、日本酒よりも大枠の日本食の部分で米離れが起きていたからかなと思いました。また、質疑でもありましたが、地酒といえば日本酒を指すことがまだまだ多く、クラフトビールなどがで始めたのは最近だと思います。よってどこかの地酒・酒蔵に焦点を当てると日本酒離れの輪郭を掴めるのではと思いました。
○鈴木さんへ
報告や質疑を踏まえると、ヒュースケンはあくまで通訳であり、事情を知ることはできたものの実際に何か動かせるわけではなかったと思います。あくまで日本語と英語の架け橋ではなくオランダ語を挟んでの通訳であり、ヒュースケン自身が日本語への理解をどれくらい深めていたかが気になりました。また、ヒュースケンが通訳として来る前と来た後、殺害された後の3つの区分で、どのような変化が日米間に起きていたかを調査すると良いのではと思いました。
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報告お疲れさまです。4回生の福田です。
①片岡さん
今回の報告は、70年代の日本酒離れを中心とした内容だと思います。今後、受容する側の視点にも広げることに言及していましたが、受容する側とメーカー側の間を繋げるための媒体としてのマスメディアに着目してみるとより、受け手側の反応が読み取れるかなと思いました。洋酒業界の広告競争と同じく、日本酒業界でも宝酒造が広告を利用したマーケティングを活用していて、宝酒造が大企業として拡大していくのも、70年代の石原プロを活用した広告などの影響が大きいと思われます。
このように、日本酒離れの時代に日本酒メーカーも、肥大化する洋酒業界に対抗すべく、大企業化していく流れも考えられます。
日本酒メーカーの70年代における変革を見ることも大事ですし、まずは概況を調べていくことが大事なように思いますので、頑張ってください。
洋酒業界での広告競争をサントリーの側から書かれた史料を提供させていただきます。
・天野祐吉 著『サントリー : 時代を広告する世界を広告する』,日本実業出版社,1977
②鈴木さんへ
今回の発表では、ヒュースケンの人物史に注目した内容だと思います。まず、他に通訳者は多くいたと考えられる中、ハリスがなぜヒュースケンをここまで重宝していたのかが気になりました。
ヒュースケンに着目してみていくなら、こういった観点になるのかと思います。
ピューリタンエリートまだ力強いアメリカにおいて、新教会の牧師のつながりでハリスとつながったことに注目してみると、宣教活動のラインも見えてくると思いました。それはフランスの司祭が通訳として採用されていることにも表れているような感じもあります。
ヒュースケンがプロテスタント活動とどのような関りがあったのかは史料次第ですが、このような観点もあると思いました。
ヒュースケンである意味を再検討する必要はあると思いますが、どこかの視点と結び付けて研究はできますので、視点を定めて頑張ってください。
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報告お疲れ様でした。4回生の安藤です。
片岡さん
質疑の中でも言われていた通り、日本酒は地域性があるため、どっかに絞ってみてはいかがでしょうか。またそのほかにも種類(吟醸、大吟醸)に目を向けてみてブランド化という観点に注目してみても面白いのではないでしょうか。
がんばってください。
鈴木さん
通訳の存在はその通訳してもらう人物にとって大きな存在だったと思います。だからこそヒュースケンを見ていくならば、これまでヒュースケンが通訳してきた人物らの面を掘り下げていくといいのではないかなと思います。通訳は信用と信頼で形成されているものであると思うため、当事者を見つけ出し、見てみるのも何かしら要素になるのではないかと考えます。
これから頑張ってください。
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報告お疲れ様でした。4回生の橋本です。
片岡さん
日本人の日本酒離れについて研究されていたと思いますが、研究テーマがとても興味深いなと思いました。1970年代であれば、日本酒について取り上げられている雑誌とかありそうだなと思ったので、雑誌とか見てみるのも一つの手じゃないかなと思いました。
研究大変だと思いますが、頑張ってください。
鈴木さん
恥ずかしながらヒュースケンや、ポートマン、カションなどという人物を初めて耳にしたのですが、レジュメにわかりやすく説明がまとめられていて、理解することができました。
研究大変だと思いますが、頑張ってください。
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報告お疲れさまでした。3回生の三谷です。
片岡さん
「日本酒離れ」の画期となった時期はいつなのか?という独創的な問いから、酒税法改正前後の日本酒の扱いの変化という視座から切り込んだ今回の報告は、斬新で非常に興味深いと感じました。片岡さん自身、報告で仰っていた通り、日本酒の消費者側からの視点が今後重要になってくるかと思いますし、それに関連した当時の状況を表した史料を踏まえると、当時の雑誌などが役立ってくるのではないかと思いました。研究大変だと思いますが、共に乗り越えていきましょう!
鈴木さん
ヒュースケンの人物像および歴史的存在意義について、決して多くはないながらも様々な史料から分析に挑んでおり、鈴木さんの関心の高さを強く実感しました。史料的制約に関しては、やはり幕末期という時代背景もありながら、なかなか一筋縄ではいかない部分もあると思われますが、着眼点を少し変えてみると新たに見えてくるものもあるのではないかと思いました。幕末の外国人という特殊な存在がテーマですから、オリジナリティーは十分見出すことができると思います。大変ですが、共に頑張って乗り越えていきましょう!
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報告お疲れ様です。3回の三浦です。
①片岡さんへ
私は、下戸であまり詳しくありませんが、興味深く聞かせていただきました。
「日本酒離れ」と言っても、その原因は多様であるように思われます。報告でもあったように「規制がかかった」や「生産量の減少」「消費量の減少」「日本酒がある種の特別な存在になった」などです。当時の社会状況や地域性などを鑑み、細かく精査する必要があると思いました。
②鈴木さんへ
この研究は、「なぜヒュースケンなのか」という部分が重要だと思います。報告の中で、ヒュースケンの日記が面白いと仰っていましたが、その面白さがいまいち伝わってきませんでした。ヒュースケンの面白さが、当時の時代においてどのように輝いたのか。これが大事だと思います。
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報告お疲れさまでした。4回生の塚本です。
①片岡君へ
今回の発表では、「日本酒離れ」について、当時の社会情勢を絡めて考察されており、日本酒への情熱が感じられる内容でした。
ですが、研究方針について難儀されている印象でした。他の方からのコメントにもありましたが、俯瞰的な視点以外に、醸造酒界や個別の醸造酒業者の動向も見ることで、「日本酒離れ」の原因よりもその実像を見ていく必要があると思いました。
最後に文献提供ですが、佐々木定という方が、2001年に「21世紀の日本酒の復権へ向けて」日本醸造協会誌 96 (4)から、2012年の「未来へ,どう繋げるのか日本酒(Ⅱ)」日本醸造協会誌107 (2)にかけて、日本酒の現状とその改善について述べた論稿があったので、お伝えいたします。Ciniiで「佐々木定 日本酒」と検索すると出てきます。
②鈴木さんへ
他国の外交官の視点も交えて、ヒュースケンの業績を分析されており、大変興味深い内容でした。
ですが、研究方針について未確定な点もあったと思うので、その点を明確にする必要があると思いました。今後もヒュースケンに着目するのであれば、鬼木君が述べられた通り、日本側の通訳の視点も必要であると思います。鈴木さんがヒュースケンをもとにどのような方向性を定めていくかにもよりますが、ヒュースケンが属していたアメリカの動向も視野に入れると、大きな歴史的文脈に位置付けられると思います。
最後に文献提供をさせていただきます。文献はヒュースケンとアメリカに関する論文と、ヒュースケンとハリスの応対をした森山多吉郎の史料を送らせていただきました。
〈文献・論文〉
佐藤林平「Heuskenの死をめぐって-1-」『慶應義塾大学日吉紀要. 英語英米文学』(9)(慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会、1988年)88〜114頁
佐藤林平「Heuskenの死をめぐって-2-」『慶應義塾大学日吉紀要. 英語英米文学』(10)(慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会、1988年)85〜131頁
佐藤林平「Heuskenの死をめぐって(補遺)」『慶應義塾大学日吉紀要. 英語英米文学』(12)(慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会、1989年)149〜162頁
佐藤林平「W.Heineの見た日本-1-主にHeusken事件との関連で」『慶應義塾大学日吉紀要. 英語英米文学』(14)(慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会、1990年)22〜32頁
佐藤林平「W.Heineの見た日本-2-主にHeusken事件との関連で」『慶應義塾大学日吉紀要. 英語英米文学』(15)(慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会、1990年)68〜71頁
横山伊徳「南北戦争と東アジア:一八六一年徳川家茂=A・リンカーン往復書翰をめぐって」『国立歴史民俗博物館研究報告』第239集(国立歴史民俗博物館、2022年)193〜225頁
〈史料〉
「森山多吉郎 アメリカ施設応接記」千葉県企画部県民課編『千葉県史料 近世編 堀田正睦外交文書』(千葉県、1981年)463〜518頁
お二人ともしんどいと思いますが、あきらめずに頑張ってください!
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報告お疲れ様でした。3回生の陰地です。
鈴木さんへ
ヒュースケンに関する参考文献や史料が大量に提示されていて、とても努力されたんだろうなと思いました。一方で、他の方も仰っていますが、なぜヒュースケンにそこまで着目するのかというのがよくわからなかったです。
片岡さんへ
今後の方針で述べられているように、当時の消費者の意見を含めた研究にするとより充実した発表になるのではないかと思いました。
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片岡さん
報告お疲れ様でした。3回生の山内です。
史料調査や聞き取り調査に難航されているようでしたが、社史等集まった中で考察されていると感じました。
鈴木さん
テーマ変更も含めて考えることは沢山あると思いますが、史料や言及が少ない部分に果敢に挑んでいてすごいなと思いました。
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報告お疲れ様でした。4回生の鶴味です。
片岡さん
日本酒はたまに飲みますが、その歴史については全く知らなかったので、興味深く聞かせていただきました。このテーマで歴史学的な考察をするのは難しいと思いますが、せっかくの面白そうなテーマなので、研究頑張ってください。
鈴木さん
レジュメも見やすく、しっかり研究されてきたことが伝わる報告でした。ヒュースケンという人物については初めて知り、史料等から周りから愛されている人物だったということがわかり、ストーリー性のある人物像だと感じましたが、ヒュースケン中心に研究するのはなかなか難しいと思います。質疑応答でもありましたが、問題提起のところでおっしゃられていたヒュースケンの与えた影響という部分をより明確にした上で、研究テーマを考え直すといいのかなと思いました。
研究頑張ってください。
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報告お疲れ様です。三回生の山際です。
①片岡さんへ
取材に関して、「飲む/飲まないに関わらず、昔と比べて日本酒に触れる機会が減ったか」という項目がありましたが、この「日本酒に触れる」には家族や同居人の飲酒も含まれるのでしょうか。どこまでを想定しているのか気になりました。
②鈴木さんへ
史料に制約がある中で多くの史料を集められていて熱意を感じました。ただ、ヒュースケンだけでは今後の研究で詰まることもあると思うので、ヒュースケンも取り上げつつさらに他の人物についても掘り下げるのがよいのではないでしょうか。
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報告お疲れ様です。三回生の山際です。
①片岡さんへ
取材に関して、「飲む/飲まないに関わらず、昔と比べて日本酒に触れる機会が減ったか」という項目がありましたが、この「日本酒に触れる」には家族や同居人の飲酒も含まれるのでしょうか。どこまでを想定しているのか気になりました。
②鈴木さんへ
史料に制約がある中で多くの史料を集められていて熱意を感じました。ただ、ヒュースケンだけでは今後の研究で詰まることもあると思うので、ヒュースケンも取り上げつつさらに他の人物についても掘り下げるのがよいのではないでしょうか。
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報告お疲れ様でした。3回生の溝口です。
①片岡さんへ
日本酒の消費量の減少や人々の嗜好の変化を歴史的な観点から捉えるという今までにない試みのため、先行研究や史料が少ない中での研究は大変だったと思います。
ご自身も今後の方針として掲げられていましたが、聞き取り調査などによって消費者側の意見が取り入れられると、厚みが出てくるのかなと思います。頑張ってください!
②鈴木さんへ
レジュメから研究に対する熱意がとても伝わってくる報告だったと思います。ヒュースケンの与えた影響を探っていくとのことでしたが、具体的にどこに与えた影響を捉えるのかをもう少し絞ると筋道を立てやすいのかなと感じました。史料が少なく研究が難航することもあるかと思いますが、頑張っていきましょう!
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報告お疲れ様でした。4回生の横山です。
片岡さん
1970年代の日本酒離れへの着目がとても面白かったです。地酒や広告など多方面の史料を通じ、日本酒文化の変遷を探る視点に期待します。
鈴木さん
ヒュースケンの通訳としての役割が興味深かったです。幕末期の通訳に着目するのか、あるいは他のところを扱うのか。今が岐路だと思いますので頑張ってください!
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お疲れ様でした。4回生の山田です。
①片岡さん
「日本酒離れ」について概説的に説明がありましたが、質疑応答の際にもあった通り日本酒に限らずとも先行研究との差異をどこに見出すかが今後力を入れて考えるべき事由なのではないかと思いました。
また、今後の方針に1950〜1970年代にお酒を飲んでいた方へのインタビューも必要かと思いますが、やはり当時の雑誌や新聞などを調べられると当時の感覚のままの声がわかるのではないかと思います。
さらに、もしかしたら先行研究として少しでも参考になるのではないかと思った文献は以下のとおりです。
・周菅夏美「日本人はなぜ日本酒を飲まなくなったのか」宇都宮大学国際学部国際社会学科
②鈴木さん
今回の発表では、ヒュースケンが周囲に与えた影響について論じるための意図は感じることができましたが、ヒュースケンがどのような影響を受けていたのかという問題意識についての考察も今後継続して突き詰めるのであれば、より力を入れて考え、自身のオリジナリティと研究意義に繋げていくことができれば良いのではないかと思いました。
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片山さん
日本酒が好きなので、興味深い内容でした。日本酒離れについての報告でしたが、提示されていた史料が法律が多い印象でした。日本酒離れの要因を研究するのであれば、そのほかの幅広い史料も読む必要があると思います。ワインなどは外国産が多いので、国家間の経済的な関係も要因の一つになるのではないかと思います。当時の消費者側に視点を絞るなら、おっしゃっていたようにインタビューが有効だと思いました。頑張ってください。
鈴木さん
質疑でもありましたが、ヒュースケンを研究する歴史的な意義を示すことがなにより大事であると聞いてて思いました。ヒュースケン以外の通訳も研究対象に広がるなどすれば、1人を研究するよりは意義を説明しやすいのかなと素人ながら思いました。頑張ってください。
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報告お疲れさまでした。4回生の木全です。
①片岡くんへ
今後の研究方針に迷っている様子でしたが、最終的に見たいと思うポイントをある程度定めておく必要があるのかなと思いました。どなたかが述べられていたかと思いますが、もう少し研究の問題関心が明確である必要があると思います。
今回の報告であれば、日本酒離れの原因・理由を探るといった内容であったかと思いますが、日本酒離れという現代に通ずる問題についての歴史を取り扱うという研究の手法としては私の研究にも通ずるところがあるなと思いました。そのため、現状の仮説として考えられる理由に繋がりそうな分野を手広く拾ってみたら別の角度から問題認識が出来たりするかもしれません。この時点では、日本史学にこだわる必要もないので本当に幅広く拾っていく方がいいと思います。
一方、質疑の際に日本酒離れの理由が洋酒・焼酎ブームであると言っていましたが、これだと鈴木氏の論に収斂してしまい、片岡くんのオリジナリティとはなり得ないので、全体的にもう少し日本酒のみならず他の種類のお酒にも理解を要して改めて全体を見てみることで何か見えてくるかもしれません。
②鈴木さん
ヒュースケンに対する熱意を感じられる報告だったので、もう少し研究上の意義を明確にする必要はありますが、このまま進められるなら進めていってほしいと思う研究でした。ただ、課題にも自身で記載されていたように明確な疑問点・研究関心が無い印象を受けました。そのため、もう少し研究として何をどのような観点から分析するのかという具体性を持たせつつ進めていく必要があると感じました。質疑の際に挙がっていたかと思いますが、外交上の通訳としてヒュースケンがどのような位置付けであったのかといった点やその影響、ヒュースケン死後の日本外交に与えた影響など、方向性を定めつつヒュースケンを取り扱う意義も明確になれば今よりもっと良い研究になるかと思います。
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お疲れ様でした。4回生のシュです。
①片岡さん
日本酒離れについての報告でした。日本酒離れの実態について全く分からないが、中国での中国酒の実態から見たら、伝統酒を代表できる白酒がよくビジネス招待に使われるなど、「こういう場合は伝統酒に決まっている」という社会意識が存在するため、伝統酒は大きな市場を占めている。代わりに日本酒の消費はこのような社会的な意識に影響されたのかについてを調べる必要があると思います。
②鈴木さん
ヒュースケンを中心に色々聞かせていただきましたが。一人だけに絞ったら範囲が足りないかなと思って、幕末期におけるほかの外国人の史料を探す必要があると思います。
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