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【12月12日 4限 意見・感想】

1 : 河嶋直 :2024/12/12(木) 11:18:06
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。 なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。
〆切は12月12日(木)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
3回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
*報告者2人分(1コマ分)で1投稿 ・報告順に従い、
 ①―さんへ  
 ②〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む。


2 : 福田敬知 :2024/12/12(木) 17:04:55
報告お疲れさまでした。4回生の福田です。
①渡邉さんへ
今回の発表は、演劇改良運動をめぐるアクターの動きを取り上げた研究だと思います。末松や他の演劇改良運動に携わった人々のプロフィールに着目し、どのような体験をして演劇改良の思想を有していたのか見ていく必要はあるかなと思いました。
政府側の近代化政策の一側面はあるかと思いますが、運動側(体制側)で、末松など海外留学を経験した人がカルチャーショックによって日本の近代化に急いだという視点の他に、イギリスやアメリカなどの演劇から何を学んだかを見ると、政府側の人物の理解を明確にできると思います。
また、同時期に勃興して来た、坪内逍遥らの小説運動の動きがどのように演劇改良運動に関わっていたのか見ていくといいかと思います。
先行研究を参照した上で、政府側か演劇側かその他いずれかの立場に焦点をあてるとやりやすくなると思うので、頑張ってください。

②三谷さんへ
朝鮮における逓信技術について、様々な視点からのアプローチを試みた発表だったと思います。
まず最初に、技術者にと要された朝鮮人の視点を見るならば、殖民地期を通して逓信官僚に朝鮮人がいたのかどうかを見ると、朝鮮人官僚の実態が見えてくると思いました。
また、逓信線の地方への波及を見ることで、どの地方が発展しているのかが分かるのかなと思いました。また、当時の朝鮮人資産家と総督府官僚との関係性に注目することでよりリアルな視点も生まれるかと思います。
どの視点に定めるかでいかようにも研究を発展させられると思うので、頑張ってください。


3 : 小林希颯 :2024/12/12(木) 17:09:34
報告おつかれさまでした。3回生の小林です。

①渡邉さん
新聞を用いて演劇改良会の流れについてよくまとめられていたと思います。民衆に視点を当てた研究がされたいということなので、まずは手元にある雑誌から見てみるといいと思います。木田先生もおっしゃっていたように、当時の政治の動きも一緒に見てみると面白くなるのではないかと思いました。忙しいと思いますが、これからもいっしょに研究頑張りましょう!!

②三谷さん
日露戦争が情報戦争であったこと、日本が電信を使ってロシアの情報を聞いていたことなど知らなかったのでとても面白い研究だなと思いました。難しい内容ですが、よくまとめられていて大変分かりやすかったです。史料が少なく、大変だとは思いますが頑張ってください!次の報告も楽しみにしています!


4 : 内藤貴也 :2024/12/12(木) 18:06:28
報告お疲れ様です。3回生の内藤です

①渡邉さん
改良運動が近代化と関連していて、政府主導であったというような意見が質疑応答で出たと思いますが、一要因ではあると思いました。
実際に報告で使われた史料5でも、民衆に嗜好を改良するというよりは、民衆は演劇について何も知らないというような
言い回しであると感じました。また、改良案が提言され、それを受けてどのように変わったのかについて触れられていなかったと思います。
史料の少なさに関しては、私も同じように苦しんでいますのでお互いこれから頑張りましょう。
②三谷さん
日露戦争の頃から、情報戦があったというのは初めて知りました。当時の状況についてあまり知りませんでしたが、今回の報告で概要を押さえる
ことはできました。一回分報告機会が少ないこともあり、今回の報告でさまざま難点があったと思いますが、これから一緒に頑張りましょう。


5 : 鬼木翔大 :2024/12/12(木) 18:45:18
報告お疲れさまでした、3回の鬼木です。

【渡邉さん】
質疑の際にも申し上げた通り、演劇というものがどの層に向けた娯楽なのかという点を鑑みると、条約改正や近代化といった社会的背景にも視野を広げつつ、やはり脚本を提供した福地桜痴・坪内逍遥などの文壇付近にも手を広げて調査していくことで、民衆への道が開けてくるように思われました。

【三谷さん】
質疑でお話したことの繰り返しにはなるのですが、今後いかに素早く自分のやりたいテーマに向けて論点を固め直すことができるか否か、この点にかかっているように思われました。またレジュメ中には電信・電話のどちらかに絞るとの言及がありましたが、個人的にはむしろ、少なくとも論点が定まりきるまでは無理して絞る必要もないのかなと思いました。


6 : 中川美祈 :2024/12/12(木) 22:14:11
報告お疲れ様です、3回生の中川美祈です。
渡邉さんへ
劇作家や俳優が政府に呼び出され、説諭を受けたことをきっかけに、演劇改良運動が始まり、末松謙澄の「演劇改良趣意書」に対する意見が、多少の不安はありつつも多くは賛成であったということを理解することができました。史料を1つ1つ丁寧に読みながら分析されているなぁと思いました。質問でも出ていましたが、政府の意図や近代化という時代背景に注目してみるとより面白くなりそうだなと思いました!就活と両立が大変ですが、お互い頑張りましょう!

三谷くんへ
日露戦争が日本にとっての初めての情報戦で、朝鮮の日本電信局がロシア軍の電報を受け、ロシア艦船と汽船を撃沈させるという驚異的な効果を得たことや、警備用として電信線を整備しようとしていたというのが興味深いなと思いました。私もテーマ決めで苦戦していたので、テーマ決めは難しいですよね、、お互い頑張りましょう!


7 : 三浦光太郎 :2024/12/12(木) 22:34:39
報告お疲れ様です。3回生の三浦です。

①渡辺さん
研究の本筋からは外れてしまうかもしれませんが、川上音二郎の「オッペケペー節」を見てみるのはいかがでしょうか。自由民権運動期の文化として演劇改良になにか影響を与えている気がします。

②三谷さん
山口県文書館にある林家文書(林利治)の朝鮮総督府史料を見てみるのはいかがでしょうか。また、山口県立山口図書館に私の研究対象である湯浅倉平が寄贈した蔵書「湯浅倉平文庫」があります。この蔵書群のなかには、湯浅が政務総監時代に朝鮮において入手した資料も含まれています。見てみる価値はあると思います。私もまた行く予定なので、良ければお供します。


8 : 田中拓磨 :2024/12/12(木) 22:51:18
報告お疲れ様でした。4回生の田中です。

①渡邉さんへ
もし、観衆の感想、声について研究したいのであれば、新聞や雑誌に記載されている投書について見ていくのも良いかなと思いました。今回取り扱っている年代から11年も後の投書であり、参考になるのかがわかりませんが、『東京朝日新聞』に歌舞伎座の評価について記されている投書が記載されていました。その投書が記載されている『東京朝日新聞』を提供させていただきます。
研究頑張ってください!
『東京朝日新聞』1898年10月28日、朝刊、3面、歌舞伎座藝評一口投書

②三谷くんへ
電信事業についてあまり聞いたことがなかっため、初めて知った部分がほとんどでした。
報告を聞いていて、研究で取り扱っている年代が広すぎるなと思いました。年代や取り扱う事柄を絞っていくべきだと思います。
研究頑張ってください!


9 : 安藤大輝 :2024/12/12(木) 23:15:42
報告お疲れ様でした。4回生の安藤です。

渡邉さんへ
雑誌を読み、民衆の声を集めていくことについてなのですが、行うならば、どこに焦点を当てて探すのかをまず決めてから行うことをお勧めします。民衆でしたら、演劇系の雑誌ではなく、中央公論などの第三者(知識人ではない者)が書いているものを見ていくとよいのではと思います。すごく労力も時間も使いますので、実際にやってる身からとしてはこちらの方式をお勧めします。
民衆史は修羅の道という教えがあるため、やりがいはあると思いますが、相当な根気が必要となると思います。
これから頑張ってください!応援してます!

三谷さんへ
内容は個人的に面白そうだなと思っていました。テーマについて言われていましたが、まずはやりたい理由を見つけてみるのがいいのではないかと思います。そうすればおのずと何か見えてくるのではないでしょうか。自分がこのタイプでしたので、あまり参考にはならないと思いますが、頭の片隅においていてもらえると嬉しいです。研究を楽しんでください。
あと一年という限られた時間ですが、是非とも頑張ってください!応援しています!


10 : 陰地竜暉 :2024/12/12(木) 23:39:14
報告お疲れ様でした。3回生の陰地です。

渡邉さんへ
おわりにで述べられているように、オリジナリティを見つけるために使える史料を増やすことが今後の研究の急務であると感じました。

三木さんへ
電信事業について網羅的に概説されており、努力されたのだと思いますが、やはり時期と対象が広く、またテーマを決めきれていないと感じました。
後期からの参加で大変だと思いますが、頑張ってください。


11 : 白井岳歩 :2024/12/12(木) 23:51:50
報告お疲れ様でした。四回生の白井です。

①渡邉さんへ
演劇改良運動の研究、興味深く拝聴しました。民衆の視点や文化的背景を探るアプローチ、とても面白そうですね。史料集めは大変だと思いますが、頑張ってください!
②三谷さんへ
日露戦争の情報戦、初めて知る内容でした。電信技術の歴史的な役割、とても興味深かったです。研究の方向性を見つけて、さらに深めていってほしいと思います。


12 : 北村曉理 :2024/12/12(木) 23:52:42
報告お疲れさまです。三回生の北村です。
➀渡邊さん
論理立てて考察している反面、史料が読売新聞に偏っているのが気になりました。政府が演劇を含めた大衆娯楽をどのように改良し、結果どのような役割を求めたのかが大事なのではないかと思いました。

②三谷くん
電信事業についてあまり聞いたことがなかったので興味深く聞かせていただきました。朝鮮のことなので史料を集めるのも大変だと思いますが、その他のマスメディアと組み合わせるなどして、多角的な研究が出来ると思いました。


13 : 八木宣大 :2024/12/12(木) 23:55:11
報告お疲れ様でした。3回生の八木です。

①渡邉さん
演劇改良について、近代化プロセスにおける「啓蒙」的な意味合いのある文化現象として捉えたい思惑が伝わってきました。
ただそれを証明できるほど史料が用意できず、細部の説明に留まってしまったことが苦労された点なのではないかと拝察します。対象を東京に絞りたいのであれば、授業中にも申し上げた東京都公文書館のデータベースで探したら何か出てきるかもしれません(したらばにリンク貼れませんでしたが検索すれば出てきます)
また、「演劇」というテーマを扱うのであれば歌舞伎以外の新しく導入されてきた西洋劇も対象になりますし、新派劇・新劇といった新興劇など検討する要素が出てきて充実すると思います。「歌舞伎」に絞るのであれば、春学期の報告にあった東京・京都・大阪の比較分析が使えると思います。
自分も研究の特質上東京府の史料を扱っているので、そこに関しては共有できると思います。さまざまな文献や史料を当たる中で渡邉さんが自分のやりたいこと・自分にできることを発見できるよう祈ります。これからも一緒に頑張りましょう。

②三谷さん
初回報告ということで色々模索された様子が伝わってきましたが、やはり自分の論を立てる段階までは至っていないのかなという印象を受けました。以前通信技師と逓信官僚を中心にしたいと伺っていたので史料がないことに困窮されていたのかもしれませんが、それでも三谷さんがどのような研究をしたいのかだけでも示せたらよかったかもしれません。
先行研究や他の文献に引っ張られすぎて自分がやりたいことがよくわからなくなるという現象は自分も感じることがあります。やはり他の研究と自分の私見を分けて相違点を探すことが何より大切ですし、そのためにも三谷さん自身がどんな研究をしたいのかを明確化する必要があるのではないかと思います。授業後にもお話ししましたが、「電信の発明という科学史視点を取り入れる」、「技師の立場から歴史的意義を再考する」など三谷さんの中に「これで攻める」という一点が見つかればいいなと思いました。無論僕のアイデアを取り入れて頂いても構いませんが、三谷さん自身が今後史料を見ていく中で発見できれば一番良いと思います。
難しく考えずに何がやりたいかを突き詰めて考える、この一点に尽きると思います。これからも一緒にがんばりましょう。


14 : 片岡巧月 :2024/12/12(木) 23:56:41
報告お疲れ様でした。3回生の片岡です。

①渡邉さんへ
史料の読み込みが凄いと感じました。演劇改良会が天覧であったり、他の政治家と関連しているのであれば政治史も外せないところだなと感じます。

②三谷さんへ
恐らく複数人から言われていることではありますが、発表が概説的で細かく何をしたいのかがあまり分からない発表でした。時期を絞る、人物の範囲を絞るなどを早めに検討し、研究の展望を明らかにしましょう。着地点を決めるのはなかなか難しい話なので、一緒に頑張りましょう...!


15 : 渡邉凪紗 :2024/12/12(木) 23:56:53
三谷さんへ
報告お疲れ様でした。3回生の渡邉です。
日露戦争が日本にとって初めての情報戦であり勝利をおさめたことから、日本の勝利を支えた1つの要因である電信事業に着目して研究されている点が面白いなと感じました。内容が難しくなりがちなテーマかと思ったのですが、分かりやすくまとめられていたので、理解しやすかったです。


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