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【12月5日 2限 意見・感想】

1 : 河嶋直 :2024/12/05(木) 11:21:28
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。 なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。
〆切は12月5日(木)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
3回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
*報告者2人分(1コマ分)で1投稿 ・報告順に従い、
 ①―さんへ  
 ②〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む。


2 : 三木詩織 :2024/12/05(木) 12:07:17
お疲れ様です、3回生の三木です。
①宮島さん
辰巳を中心に劇画の定義についてまとめられていたので非常に分かりやすかったです。報告を聞いている感じ、劇画の定義と一口に言っても、読者の視点から感じる劇画の定義と、辰巳が言う「これが劇画」という定義がかなり違うような気がするので、それぞれ追ってみるのもいいのかなと思いました。

②小林さん
山谷えり子を中心に、その時代付近の性教育が整理されていて分かりやすかったです。この流れだと、卒論のテーマは山谷えり子の人物史になるのかなと感じました。


3 : 鈴木琴葉 :2024/12/05(木) 12:48:39
発表お疲れさまでした。3回生の鈴木です。

①宮島さん
手塚の劇画に対する思想の部分で、特に印象的であったのは物語に関係する部分で、さいとうたかを、影丸譲也はストーリィ性、佐藤まさあきは精神的側面と評価しているが、手塚治虫は「物語的要素」という言葉の中に現実からの逃避、現実への抵抗という別の要素を踏まえた上で評価している点が異質だと感じました。平田弘史の発言には、自身の作品の根幹がリアリズムであると言っており手塚の言うマンガ的要素と対照的になっており、物語の要素をどこに見出すかによって評価が変わってきているように思いました。定義づけをするとすれば難しいとは思いますが、それぞれの解釈にかなりの差異があるため、授業内で先生もおっしゃっていたことですが目当てにする対象によってどの面を強く打ち出すかを変えるといいかもしれないです。

②小林さん
キリスト教の洗礼を受けているにもかかわらず、史料16ではキリスト教で否定される傾向にある先祖崇拝を軸とした家族観というものを主張している部分がありました。また、日本の伝統的な要素を重視すする傾向はあるがキリスト教的思想の要素があまり見られないように思えました。個人の思想なので細かな部分の分析は難しいと思われますが、この点をどう捉えているのか気になりました。それによっては旧来的日本の価値観におけるものと、キリスト教的な価値観のどちらに注目すると山谷の目指す社会の姿が更に詳しくなるかと思われます。


4 : 山内葵生 :2024/12/05(木) 12:58:19
発表お疲れ様でした。3回生のやま


5 : 山内葵生 :2024/12/05(木) 13:03:11
発表お疲れ様でした。3回生の山内です。

宮島さん
「劇画」が何であるかの定義についての考察で、歴史的意義をどのように見出すかについて悩まれているようでしたが、報告自体は内容も興味深く、研究を進めていくうちに意義が見つかっていくのではと思いました。

小林さん
凄く充実した内容の報告であまり追いつかなかった部分もありますが、人物史に近い形で卒論は進んでいくのかなと思いました。
史料を一つ一つ丁寧に読んでいることが伝わり、見習わなければなと思いました。

誤って書き込みの途中で送信してしまったため返信する形で失礼します。


6 : 河嶋直 :2024/12/05(木) 13:43:48
報告お疲れ様でした、4回の河嶋です。
①宮島さんへ
定義に拘る必要は無いと思いました。十河先生が仰っていたように、辰巳的な劇画の捉え方(読者を軸とした見方⇔一方、その読者の拡大には希薄)が如何にみられたのか?が重要だと思いました。

②小林さんへ
講義内でも言いましたが、山谷えりかの思想に着目するならば、その発言の背景およびその連続性(一貫性)あるいは非連続性(変化)の分析を精密にする必要があると思いました。特に十河先生が、仰っていたキリスト教との関連は勿論、個人的には、レジュメに「80年代の変わりゆく文化や日本の社会を理解しようとするものの、山谷が好まない社会に違和感をかんじていた」という社会への違和感が、キリスト教との出会いよりも重要だと思いました。また、講義内でも言いましたが、史料2・3・4と史料6には、山谷の避妊≒安易なSEXの回避という主張は一貫し、その背景として女性の保護意識があり、それが「純潔教育」および「家族観」に繋がると思いました。最後に、確かに、産経新聞はいわゆる保守の性質を有し、山谷も働き接点、思想的にも接点があると思うが、それを安易に産経新聞と保守派(保守議員)と結びつけるのは、危険だと思いました。そこは、産経新聞の史料批判(留意)で留めるぐらいが良いと思いました。


7 : 福田敬知 :2024/12/05(木) 14:06:08
報告お疲れさまでした。4回生の福田です。

・宮島さんへ
今回の発表で、辰巳と映画の関係性を見るなら、50年代のサスペンス映画(ヒッチコックなど)の影響が非常に大きかったのではないかと思いました。
また、劇画の捉え方が変化していき、それが辰巳の意に会する状況ではなかったことが考えられます。
その後の劇画がどのように変わったかについて、一つ史料を提供させていただきます。
・『経済往来36(8)』(経済往来社、1984年8月)
上記史料では60年代半ばにストーリーマンガと貸本誌劇画が合流したとあり、梶原一騎(『あしたのジョー』の作者)と劇画の関係性にもふれられていました。
これを取り巻く環境で辰巳は何を思っていたのか見ていくこと、劇画が世間に受けいられるものとして発展し、劇画創始者・辰巳の思想から乖離していくものとして見ていくのもまた一つの方法かなと思いました。
辰巳を見ていくのか、劇画の画期を見ていきたいのか、自分なりに方向性を定めいったらやりやすいと思うので頑張ってください。

・小林さんへ
山谷えり子氏に着目されましたが、山谷が元々ジェンダー運動とどのような関連を持っていたのか見ていく必要があると思いました。80年代における資本主義の展開が、女性地位上昇の流れ、80年代における男女雇用機会均等法の成立などの動きから、女性の地位向上と性教育との関連性に着目していいかもしれないです。
山谷の思想の変遷が、幼少期よりカトリックになじんだために保守的思想が染みついているのか、政治の世界における思想の変節(主に自民党安倍政権との接近)なのか、今後山谷に着目するなら、そのあたりも見ていってもいいかと思います。
ジェンダーと性教育に対する社会的な考えがどのように変化し、山谷はどのような影響を受けて変節していったのか、政界での思想的影響とどのように連関していったのかに着目するのも一手だと思いました。
社会史と政治史双方にわたった研究内容なので大変だと思いますが、焦点を定めると混乱はしにくくなると思うので頑張ってください。


8 : 塚本遼平 :2024/12/05(木) 15:05:40
報告お疲れ様でした、4回生の塚本です。

①宮島さんへ
 劇画の定義について、辰巳ヨシヒロの視点から苦戦しながらも上手く考察することが出来ていたかと思います。
報告内で、劇画と読者との関係性を考察について分析したい旨を述べられていたのに関連して、当時の漫画編集者側の視点も必要になるかと思いました。大手雑誌側が劇画にどのような印象を持ち、それを従来の漫画と比較してどういう点が違っていると感じたのかを知る事で、当時の読者が劇画を受容していく過程を複合的に見ることが出来るのではないかと思いました。
これに関連した史料として、竹内オサム編・解題『日本児童雑誌編集者会機関誌『鋭角』:高度成長期のマンガ・出版・読書』【全二巻・別冊】[編集復刻版]がある事をお伝えします。

②小林さんへ
 性教育バッシングを行なっていた山谷えり子の言動について、とても詳細に考察できていたと思います。
報告を聞いて興味深かったのは、キリスト教の洗礼を受けているのにもかかわらず、教義的な面よりも先祖代々の絆や日本人ならではの心の豊かさといった、「理想の日本の家族」観の面を前面に押し出していたという点です。政治家という性格上、中々宗教的なことは言えないだけかもしれませんが、それ以上に彼女が日本的な理想の家族像を打ち出していたことはより深く分析する必要があると思いました。
また家族観について述べると、性教育とも関わる問題であるとは思いますが、少子化の問題について、山谷がどのように見ていたのか個人的に気になりました。どちらも男女の性的な面に深く関わる問題のため、何か関係しているのではないかと思った次第です。


9 : 川田竜史 :2024/12/05(木) 18:14:04
報告お疲れさまでした。4回生の川田です。

①宮島さん
劇画の定義に関して、辰巳の発言をもとに論じられていたかと思います。
質問でも話しましたが、今後の課題に関して、読み手の状況をみるのは大事なことだとは思いますが、なかなか総体としてみるのが難しい観点でもあるので、研究が難航するようであれば、深入りしすぎない判断をするのも大事だと思います。また、書き手の意見から読み手側の意見をみるのは、読み手自体をみるよりは比較的わかりやすいと思いますので、その観点を深めた方が、卒論は書きやすいのかなと感じました。
本論の構成自体は他のSFなどのジャンルの形成と変容を扱った研究などをみると参考になる部分も多いのかなと思いました。
すごく作業されているのがみえたので卒論が読めないのが残念です。今後も研究頑張ってください!

②小林さん
日本の性教育の遅れに関して、その要因を性教育バッシングの中心人物であった山谷をおいて分析されていたかと思います。
山谷を取り上げた理由が性教育バッシングの中心だったからということでしたが、もう少し具体的に山谷の性教育に与えた影響や、山谷の性教育に対する意見が世間にどう見られていたのかという部分を深めてみると、山谷を扱う意義がより明確になると思うので、よいと思いました。宮島さんの研究同様、かなりの作業量がみえる報告だったので、今後の進展が楽しみです。今後も研究頑張ってください!


10 : 愛葉一真 :2024/12/05(木) 18:15:36
報告お疲れさまでした。3回生の愛葉です。

・宮島さんへ
劇画に関して詳しくないので、新鮮な気持ちで聞くことができました。劇画の書き手側と読み手側両方から捉えるとより良い研究になると思いました。

・小林さんへ
性教育の流れと、それに付随する山谷えり子の主張を理解することができました。個人的に一つ気になった点として、産経新聞と保守派が結びつきがあるような捉え方をされていましたが、あくまで産経新聞の論調が保守寄りである点に留意する必要があるのかなと思いました。


11 : 高井結菜 :2024/12/05(木) 19:23:50
報告お疲れ様でした。3回生の高井です。

①宮島さん
テーマが劇画の定義ということで、劇画などに関して疎い自分でも内容が理解しやすく、興味深く感じる発表でした。また、辰巳の視点から様々な角度で考察している点も興味深く、特に様々な角度から研究するという点は私も見習わなければならないと感じました。

②小林さん
まず、膨大なレジュメや史料などからかなりの時間を研究に費やしたことが分かり、とても素晴らしいと感じたと共に私もその姿勢を見習わなければならないと思いました。また、当時の日本社会の状況と山谷の思想、行動などを連動させて考察している視点も聞いていてとても興味深く感じました。


12 : 山際こころ :2024/12/05(木) 20:11:39
報告お疲れ様です。三回生の山際です。

①宮島さん
劇画工房のメンバーの中ですら劇画に対するスタンスが異なっていたことが印象的でした。「マンガの定義すらあやふや」としていた手塚がなぜ自分の作品は「マンガ」であると言い切ることができたのか、どのような根拠や思想があってそう主張していたのか疑問に思いました。

②小林さん
史料がとても豊富で時間をかけて研究されてきたことが伝わりました。個人的に、山谷とつながりの深かった政治家・政党や団体が性教育に対しどのような考えを持ち行動していたのか気になりました。


13 : 安藤大輝 :2024/12/05(木) 21:26:24
報告お疲れ様でした。4回生の安藤です。

宮島さん
今回の報告の中の劇画工房が特に面白いなと思いました。劇画工房という一種のブランド化?があるのをまず知らなかったため、個人的にもっと知りたいと感じました。ここに着目して進めてみるのはいかがでしょうか。そのくらい興味を持ちました。定義についてなのですが、質疑応答の際にも言わせていただいた通り、あまり入り込まなくていいのではないかと思いました。山崎先生の教えをぜひとも受け継いでいただけると嬉しいです。
これからがんばってください!

小林さん
春に引き続き、とても興味深い報告でした。性教育という分野の中でも人物や政党などを見ていくことで広げようという意識が十分伝わりました。しかも膨大な史料を扱い、論を組み立てようとしていたところもすごいと思います。山谷さんについての研究を進めていくのでしたら関係ないのですが、聞き取りなどを行ってみてはいかがでしょうか。当時の日本というものが色濃く見えてくると思います。
これからの一年頑張ってください!


14 : 陰地竜暉 :2024/12/05(木) 21:32:11
報告お疲れ様でした。3回生の陰地です。

宮島さん
今回は辰巳に焦点を当てていましたが、最終的には全体的な劇画の定義が宮島さんの中で定まれば良いなと思いました。

小林さん
山谷えり子について、膨大な史料をもとに理解が深められていて、非常に良い発表だと思いました。ただ、今後は山谷の内面に着目するよりも、山谷が性教育バッシングに与えた影響についてもっと着目するべきではないかと個人的には思いました。その方が、「なぜ日本は性教育が遅れているのか」という問いに対して、より率直に答えが示されるように思います。


15 : 橋本千昌 :2024/12/05(木) 21:35:36
報告お疲れ様でした。4回生の橋本です。

宮島さん
劇画についてあまり知識はありませんが、発表の内容を聞いていてとても興味深い研究内容だなと思いました。また辰巳ヨシヒロという人物を発表内で初めて聞いたのですが、上手くまとめられていて聞きやすかったです。

小林さん
文章レジュメの量が多かったですが、とても綺麗にまとめられていてすごいなと思いました。レジュメだけでなく、史料レジュメの方も膨大な量の史料を上手くまとめられており見やすかったし、発表も聞きやすかったように思いました。


16 : 溝口当子 :2024/12/05(木) 21:38:43
報告お疲れさまでした。3回生の溝口です。

①宮島さん
史料がとても豊富なうえ、説得力があったように感じました。報告内でご自身がおっしゃっていたように、劇画の元である漫画自体の存在が曖昧である中、劇画を定義づけるのはとても難しいことだということが伝わってきました。劇画を作り手と受け取り手の間で劇画に対する認識のズレが生じていたことは非常に興味深いことだと思います。受け取り手を対象とした研究は困難かもしれませんが、頑張ってください!

②小林さん
レジュメの枚数がかなり多かったですが、決してまとまりがなかったわけではなく内容がとても充実した発表であったように思います。史料も個性的なものが多く、興味深かったです。個人的に、山谷は1980年代から若者に適切な性教育を行うことを重要視しており、90年代の過激な性教育を問題視していた点に関しては、それが適切な性教育ではないと認識したからではないかと思いました。講義でも話題が出たように、山谷の考えがどこかタイミングで一変したというよりは、性教育に対する社会の態度が大きく変わったように感じます。


17 : 岡崎蓮 :2024/12/05(木) 22:27:33
報告お疲れ様でした。4回生の岡崎蓮です。
①宮島さんへ
辰巳ヨシヒロがはっきりと明文化してなかった/できなかった劇画の定義を論証していくということで、報告の内容としては、文量も充実しており、理解がしやすかったと思います。なかなか読者などの受け手となる人びとを研究するのは、私自身の研究もそうなので難しいかもしれませんが、頑張って欲しいなと思いました。

②小林さんへ
1990年代から2000年代にかけての性教育の考え方の変化を山谷えりこという人物を軸として捉えていたと思います。報告を聞いていて、この研究は年代ごとの変化を見ていくものなので、その画期となる点を定め、その画期となる部分の背景的な考えなどを論証していくことができたら、良いのではないかと考えました。


18 : 下山菜々子 :2024/12/05(木) 22:42:39
報告お疲れ様です。3回生の下山です。

①宮島さん
劇画の定義について、これだけで卒論を書くのは確かに難しいだろうと思いました。今回の発表では作者にフォーカスし、研究を進めておられたので、この先は読み手であったり手塚治虫などから見ていくと面白くなるのかなぁと思いました。最後にお話がありましたが、悪書追放運動が劇画にどのような影響を与えたのかと言う部分が気になりました。

②小林さん
膨大な資料の量、作業量に感服しました。
山谷えりこという人物についての研究、大変面白かったです。小林さん自身もおっしゃられていましたが、あれだけ性教育に関する本を書かれているのに、なぜ性教育には反対の立場をとるのか、純粋に気になりました。
これからも頑張ってください。


19 : 鶴味裕太 :2024/12/05(木) 22:45:12
報告お疲れ様でした。4回生の鶴味です。

①宮島さん
劇画の定義について、宮島さんも仰っていたように手塚といった漫画側との比較を通して検討する方がやりやすいのかなと思いました。また漫画と劇画が当時の識者から芸術的にどのように評価されていたのかに注目するのも面白いかなと思います。劇画に集中しすぎるよりは客観的にどう受け入れられていたのかを探ることで問題点が見つかるということもありそうだと感じました。

②小林さん
山谷えり子が女性への差別は許されるべきではないが、美しい日本人の価値観は残すべきだと述べているのが印象的でした。未だ男性社会が色濃い政界において、女性差別という問題がどのように扱われていたのか、実際に山谷が政治活動をする上でどう感じたのかが気になりました。


20 : 八木大輔 :2024/12/05(木) 23:09:50
報告お疲れさまでした。4回生の八木です。
①宮島さんへ
劇画の定義についてですが、やはり手塚治虫は外せないと思います。また、当時カラーで書かれた作品があるかどうか、絵本のような作品があるかが調べて比較していくと、劇画というコンテンツがより際立って研究が進むのではないかと思いました。ぜひ他の部類の当時の作品も見てみると良いと思います。

②小林さんへ
山谷を研究の対象にして性教育バッシングの観点から日本の性教育について分析されていたと思います。冒頭で女性の地位が向上してきたことをおっしゃっていましたが、今回のテーマである性教育の観点でいうとやはり男性社会がゆえの遅れが今につながっていると考えます。そのため、男性の研究者で日本の性教育の遅れや政策について論じている人や山谷の考えに近い男性論者を取り上げると、男女間での考えの違いがよりわかりやすくなるのではと思いました。


21 : 八木宣大 :2024/12/05(木) 23:13:01
報告お疲れ様でした。3回生の八木です。

①宮島さん
「劇画」の歴史という視点に独自性がある研究で、前回に引き続き興味深く聞かせていただきました。個人的に気になった点は「今後の課題」に挙げられていた、劇画と安保闘争や悪書追放運動との関係です。劇画の歴史がコンテンツとして独特な進化を遂げた点と同時に、それらが社会の中でどういった位置にあったのかも論じられたら良いのではないかと感じました。
その上で「劇画」の定義についても、今後宮島さんが歴史学的考察をする際に扱いやすい形で再定義してから論じた方がやりやすいのではないかと思います。
もうご存知かもしれませんが、手塚治虫と悪書追放運動について触れられている文献を紹介します。これからも一緒に頑張りましょう。
○手塚眞『手塚治虫 : 知られざる天才の苦悩(アスキー新書 ; 111)』(アスキー・メディアワークス、2009)

②小林さん
日本の性教育と自民党政治についての研究で、今回特に山谷えり子の視点から論じたことでクリアに説明できていたように感じました。前回に引き続いた年代別での説明も理にかなっていたと思います。
山谷の「純潔」観から探るのであれば、レジュメにもあったように山谷の洗礼も大きな転機になっていたのではないかと思います。自民党の中でも保守寄りでかなり極端な発想をする山谷ですが、まだご存命の人物ですし史料はまだ探せるのではないかと感じました。
以下参考文献です。これからも一緒に頑張りましょう。
○古谷経衡『女政治家の通信簿:小学館新書 ; 326』
○山谷えり子「守ろう!子供、家族、日本を : 討議資料」


22 : 片岡巧月 :2024/12/05(木) 23:54:57
報告お疲れさまでした。3回生の片岡です。

①宮島さんへ
「劇画」の定義ということで卒論につながる大切なテーマだと思いました。劇画の中だけでなく、漫画など他からの比較も大切だと感じました。辰巳ヨシヒロ自体にどこまで固執すればよいのかは考えどころだと思いました。終着点が見えず大変だとは思いますが頑張ってください。

②小林さんへ
質問では言葉足らずでしたが、1990年代の考察が少なかったと思います。個人にどこまで焦点を当てるのかは別として、1980年代〜2000年代を扱う上で1990年代の部分に当たる史料を豊富に集められることを期待しています。


23 : 小林希颯 :2024/12/05(木) 23:58:35
報告おつかれさまでした。3回生の小林です。
宮島さん
報告を聞いていて、時間をかけて資料を見られたんだろうなと伝わってきました。辰巳の生い立ちに関するストーリーが興味深く感じました!これからも頑張っていきましょう!!


24 : 小林希颯 :2024/12/05(木) 23:59:09
報告おつかれさまでした。3回生の小林です。
宮島さん
報告を聞いていて、時間をかけて資料を見られたんだろうなと伝わってきました。辰巳の生い立ちに関するストーリーが興味深く感じました!これからも頑張っていきましょう!!


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