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【11月14日 2限 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は11月14日 (木) 23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
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報告お疲れさまでした。4回生の福田です。
日教組・全教の組合と文部省との折衝が関係していますが、教員に視点を定められているので、教員の組合員率を参照すると論が補強されるかなと思いました。また『中央公論』などの論考を通して見ると、当時の社会背景や教員の抱える状況がより見えてくると思いました。
史料提供させていただきます。
・小田晋「特集<教育問題>から現代社会を考える」(『中央公論 1195号』P80〜118、中央公論新社、1985年8月)
・西尾幹二「なぜ臨教審答申は無内容に終ったか--教育改革の原点に還れ」P144〜150、中央公論新社、1985年8月)
残り1か月ですが、一緒に頑張りましょう!
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報告お疲れさまです。三回生の泉です。レジュメ・史料のボリュームが多くて、先行研究も多かったので、個人的にはさすが四回生だなぁ、と思いました。整理や章立てもだいたい構想が練られていたので、わかりやすかったです。加えて、教員の多忙化について、1960年代から問題になっていたことがわかり、近年に限った問題ではないということを学びました。ただ、那波さんが指摘されていた通り、まず先行研究が多かったため、その後の論点が少しあいまいになってしまったと思う部分がありました。個人的には教員の多忙を主として論じた先行研究についての部分をもう少し省略しても良いのではないかと思いました。「戦後」に焦点をあてるのであれば、久富や下村あたりは残しておいてもよいのではないでしょうか(あくまでも個人的な意見です 正しいかどうかはわかりません)。
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報告お疲れさまでした。4回生の岡﨑蓮です。
本文・史料双方において、ボリュームが多く、本文レジュメの方も言いたいことが端的にまとめられており、非常にわかりやすい報告だったと思います。
報告を聞いていて、60年代から90年代にかけての問題を歴史的な観点で見るということがされており、その部分における多忙化の要因というのが結論付けられており非常に興味深かったです。一方で、90年代までの問題で出てきた問題に対する原因はわかったのですが、現代の教員の多忙化している要因というのは話の中でもあったとは思いますが、部活など様々あると思います。実際に教育実習で公立中学校に行った身としても、原因はもっと他の部分も絡み合っていると思います。したがって、その部分を明確にできるとより意図していることが伝えられるのではないかと感じました。
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報告お疲れ様です。3回生の三木詩織です。
教員の社会の要望を受け止める側としての多忙化を感じることが出来て、身近なことと重ねてとても興味深く拝聴させていただきました。
報告の中で使われていた「教員」という言葉が、広義の意味の「教員」なのか、また特定の「教員」(中高の教師、小学校の教師)なのか、今回の報告を聞いていると恐らく広義の「教員」だと思われるのですが、卒論の際は明記されているといいなと思いました。
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報告お疲れ様です。三回生の山際です。
構成がわかりやすく、史料も充実していてとても興味深い発表でした。教員の資質向上を図ろうとして却って教員の熱意を奪ってしまう、という構造は確かに解決すべき問題だと感じます。私自身高校生の頃に先生から「教員にはなるなよ」と冗談まじりに言われたことを思い出しました。
ただ、教員の多忙化の背景に、政府の対応が一つの要因としてあることは理解できたのですが、どのような業務が教員を特に追い詰めているのかさらに掘り下げられると面白いのではないかと思いました。史料では会議・雑用などが挙げられていましたが、他の方も言及されていた通り、部活動の顧問としての業務も負担になっているのではないでしょうか。
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報告お疲れ様でした。4回生の服部です。
教員の多忙化に至る過程に迫った研究興味深く聞かせていただきました。非常に完成度が高いと感じたので新たに論を広げていくのではなく、今やられている研究を詰めていった方がいいのではないかと思います。
残り少ない期間ですが、お互い頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした。4回生の竹村です。
今回の発表では、教育の資質向上に対する姿勢について政府と現場の間で大きな溝があることが明らかになっており、それが研究の骨幹になるのだろうなと感じました。
その一方で、それらの骨幹とこれまで取り組んでいらっしゃった多忙というキーワードがあまり関連性が強くなく孤立してしまっているかなという印象を受けました。
所々に多忙という要素を上手く組み込みながら完成を目指していって欲しいです。
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報告お疲れ様です。3回生の下山です。
教員の多忙化を、国の教育上の問題を教員の資質向上という問題に転化させるという結論が面白いなぁと思いながら聞いていました。
ただ、おわりにの部分の客観性というか視点が教師側は頼りすぎているように感じたので、少し修正を加えると良いかと思いました。
来年の今頃にはここまでの完成度に達するのか、自分が心配になってしまうほどの発表でした。
卒論まで頑張ってください!
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報告お疲れ様でした。4回生の赤坂です。
史料が充実しており、構成が分かりやすかったと思います。教科担任制と部活動がある中高と小学校では、多忙化の要因というのも変わってくるのではないかと思いました。
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報告おつかれさまです。3回生の小林です。
レジュメや史料がボリューミーで、たくさん研究されていることが伝わってきた報告でした!
年代別に分けてまとめられていてとても分かりやすかったです。私も政府と教育について研究しているので、木全さんの報告を参考にして頑張ります!
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報告お疲れ様です。4回生の鶴味です。
自分の研究の関連で明治後期から大正初期の教育雑誌を読んでいると、その時期から教員の多忙さや待遇の悪さがしばしば取り上げられているのですが、木全さんの報告を聞いて教員の置かれている状況は戦後以降も良くなっていないことを知って、考えさせられるところがありました。
史料の多いことで論点がご自身でも振り返っていましたが、主張に対して十分な史料の用意がされていることは間違いないと思うので、卒論まで引き続き頑張ってください。
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報告お疲れさまでした。3回生の愛葉です。
今回の報告を聞いて、今では教員の多忙化が問題になっていて、少し前では教員の質に関して問題提起されていると感じた。
史料も多くボリュームもあり聞きごたえのある発表だと思いました。
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報告お疲れ様です。3回生の内藤です。
報告レジュメ、史料レジュメとも分量が非常に多く、自分が来年、この発表を目指すと思うと、現状の自分が全く何もしてないことを痛感させられました。
1970年代、80年代で、教育改革の大きな転換点になったことは初めて知ったことでしたし、教員を目指すものにとっても、文科省や中教審の期待と保護者からの期待との板挟みになっていたというのは、これからの自分にとっても参考になる話でした。歴史学的な点から教育改革を見るというのが木全さんのオリジナリティでもあると思うのですが、初見では、転換点の背景がとても気になりました。
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報告お疲れ様でした。4回生の岩間です。
今回の報告で、教員の多忙化に対する原因を一章から二章にかけて非常に分かりやすくまとめられていたので研究の概要が分かり、また自分の研究と立ち位置が近いので聞いていて興味深かったです。あとは質問にもあったように、はじめにをまとめることと章のバランスを調整すればかなり良い論文が完成すると思うので、残りわずかではありますが一緒に頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした、5回生の山本です。
教員の多忙には、政府・国民双方からの過度な期待が関係していたということですが、ここまで現場に期待されていたのは何故なのかと思いました。それ以前と以後の流れは追えているので、その中で何が変化し、期待が生まれた原因は何であったかを論じると、論が補強されると思います。
卒論提出まで、お互い頑張りましょう。
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報告お疲れ様です。3回の三浦です。
非常に情報量が多く、充実した報告だと思いました。
理解できていなかったら申し訳ありませんが、教育を政策と現場の両面から見ることで、教員の多忙が政策立案側が現場(教師)側への責任の押し付けであるという結論はとても興味深かったです。
卒論執筆頑張ってください!
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報告お疲れ様でした。4回生の八木です。
教員の多忙化に対する原因と複雑性を持った日教組などの組合の関わりを非常にまとめられた章立てで報告されていて、勉強になりました。質疑の際に出ていましたが、年代を絞れないことがこのテーマの醍醐味でもあり永遠の問題ともされており、現代に積み重なっていると思うので解決に向かうと教育現場がよくなると感じました。
残りわずかではありますが一緒に頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした。3回生の八木です。
教員の多忙化を歴史的な視点から探った研究で、様々な視点の資料から考察がなされており聞き応えがありました。質・量共にハイレベルな報告で、自分もこのような研究報告が出来る様に精進していきたいと思えました。
年代別に背景事情が細かく変化する中で、一貫して解決を阻み続けたもの、その時代に独特だったものを分けてみると何か発想が変わるのかもしれないと感じました。
卒論執筆頑張ってください!
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報告お疲れ様です。3回生の石山です。
現代に通ずる社会問題を捉えられており、非常に興味深い報告でした。
個人的には史料9の親と子の関係性など、教育史の中でも研究のポテンシャルがあるものまで網羅されている点に本報告の魅力を感じました。
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報告お疲れ様でした。4回生の川田です。
今回の報告はボリュームが多く、これまで沢山研究されてきたのがよくわかるものだったと思います。
そのうえで、教員の多忙を制度と実態の両面から探るのならば、もう少し実態面の変化を論じる必要があるのかなと感じました。今回提示していた部分より前の時期から提示すると、実態面でも変化が見えて面白いと思います。もう卒論まで1ヶ月弱ですが、お互い頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした。3回生の渡邉です。
昔から教員の仕事はきついというイメージがあり、それが現在になってもあまり改善されていない印象があったので、今回の報告を聞いて、政府側も色々改善策を講じていたけど、現場の声や事情を踏まえると、なかなか進まなかったということが分かりました。作業量が多く内容もボリュームがある中で、各章ごとに見やすくまとめられていたので、とても理解がしやすかったです。
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報告お疲れさまです。4回生の塚本です。
一昨日中に、掲示板へ記載できず申し訳ございません。提出締切に間に合いませんでしたが、共有した方がよいかと思い、記載いたしました。
教員の多忙化について、木全君の問題意識に上手く沿った形での考察がなされていたと思います。
質問でも取り上げられていたかと思いますが、先行研究整理をもう一工夫すると、自身の研究との相違点がより明らかになるように感じました。
まず「教員の多忙を主として論じた研究」は、ジャーナリスト(朝比奈なを)の立場に基づくものと、それ以前の動向(これも①制度に着目したものと②教員文化に着目したものに分類)について教育学に基づくものに分かれると思います。木全君の問題関心から見て、近年の教師の多忙問題が軸にあると思います。そのため、最近の動向を踏まえた朝比奈氏の研究を“はじめに”の文章とつなげる形で書くと、研究整理の導入として自然な形になると思います。
その他の研究(「歴史学的側面から教員の立場や役割(職性)について論じた研究」も含む)については、概観的な研究(久富善之氏・小国喜弘氏)から個別具体的な研究へと説明すると、自身の研究が着目した点がこれまでの研究とどう違うのかが判別しやすくなると考えました。
自分も先行研究整理では苦戦しているので、一五件として聞いてもらえると幸いです。
最後に、参考になりそうな史料がありましたので、参考までに下の方へ記載いたします。
残り1か月ですが、一緒に頑張りましょう!
◦国民教育研究所調査委員会「〈特集〉教職活動調査:「教職活動に関する教職員の意識調査」の分析(含 資料)」『季刊 国民教育』第67巻(労働旬報社、1986年)1〜60頁
⇒「国民教育研究所と日教組および山形、新潟、千葉、大阪、広島、鹿児島の六府県教組・高教組との協同の事業として行われたもの」であり、教職活動に携わる小・中・高校の教職員の意識を調査した内容とのことです。見た所、勤務や研修に関する教職員のアンケートなども記載してあったため、当時の教職員の職務に関する幅広い意識が伺えるかと思います。
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