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【11月7日 2限 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は11月7日 (木) 23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
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報告お疲れさまでした。4回生の福田です。
今回の報告ですが、高学歴兵士の中でも日中戦争に関する兵士の発表だったと思います。
卒論のテーマを日中戦争における高学歴兵士について言及することを明確にする必要があると思います。
また、兵士の手記などの史料の中で、その兵士がどこの地域に配属されどこに転属されたか、配属先がどのような戦況であったかという背景を整理すると論の補強につながると思いました。
最後に、一般の兵士の回顧録や手記と比較すると、より高学歴兵士の特徴が際立つと思いました。
関連する資料の一部を紹介させていただきます。
俳優・三国連太郎の書籍ですが、中国前線に配属された際の回顧が記されていますので、ご参考までに。
・三國連太郎『わが煩悩の火はもえて : 親鸞へいたる道』(光文社、1984年)
残り2か月を切りましたが、卒論制作、一緒に頑張りましょう!
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報告お疲れさまでした。4回生の塚本です。
質問時にも述べましたが、取り上げた史料内の発言者は明確にする必要があると思います。それと高学歴兵士の戦争観について、部隊内の配置先に着目していましたが、やはり戦争全体をどのように見ていたのかという点にも着目する必要があると思いました。指摘にもあった通り、指揮班の中には【史料2】にもあった「野戦十一年」で「福島県のお百姓さん」出身の曹長がいるなど、高学歴兵士以外の存在も見られます。そのため、一般家庭の兵士との”学歴”という面の差が如実に現れているかと思いました。
最後に、高学歴兵士に関する史料を提示いたします。①の12〜20頁(NDLデジタルコレクションだと18〜22コマ)にインテリ部隊の性格やインテリ兵士(=高学歴兵士)の性質が書かれているので、当時の意味合いを知る上で参考になるかと思います。それと②は、インテリ兵士が職場に帰還した際の座談会なので、高学歴兵士の戦場観と日常観の両方が見られるかなと思いました。
①池田源治『従軍インテリ部隊』(中央公論社、1940年)
②生野從宜・日比野士朗・景山四郞・小林義治・野崎吉夫・岡崎猛雄・塚谷勝彥「インテリ兵士職場歸還座談會」『**実業の日本**』**43(6)(実業之日本社、1940年)**22〜31頁
→②は国立国会図書館内で閲覧可能です。
卒論提出まで残り1か月ですが、一緒に頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした、4回の河嶋です。
回顧録という史料を取り上げている以上、その史料の分析・精査・批判を欠かせないものであり、どういった人物で、何年で何処にの戦場にいたのか、どういう役職であったのかなど、説明しなけれならないと思いました。
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報告お疲れ様です。三回生の山際です。
高学歴兵士が事務作業の多い部署に配属される傾向にあるとのことでしたが、具体的にどの程度の割合だったのか気になりました。また、他の方も言及しておられましたが、高学歴兵士とそうでない兵士との比較があると、高学歴兵士の特徴がより見えてくるのではないでしょうか。
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報告お疲れ様でした、5回生の山本です。
授業内の質問でも言いましたが、結論が、少なくとも自分にとっては、当たり前かなという感じに思いました。
そこで、十河先生が仰っていた通り史料を厚くするというのも必要ですが、もっと先行研究と自分の研究との差異を明確にして貰えると、こちらも結論に納得できると思います。先行研究整理含め、「はじめに」の書き方を工夫してみて下さい。
残り2か月を切りましたが、お互いに頑張りましょう。
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報告お疲れさまでした。4回生の八木です。
高学歴兵士に焦点をおいての研究でしたが、指揮班という項目が自分にとっては少し引っ掛かるような気がしました。今回の報告では指揮班は戦績などの記録や各部隊間の連絡の役割とありましたが、軍部隊における指揮といえば戦略や兵法を練り、各部隊を動かす重要な役であることが先に頭に浮かびました。この指揮と今回の事務作業的な指揮が同様なのかそれとも全く異なる部隊なのかが気になります。役職によっては学歴の有無は求められても、決して高学歴である必要性はなく、書類作業を行えればそれで良いとなっていた場合、少し今回の報告とは乖離が生じると考えます。高学歴である理由を見つけるとより比較しやすくなると思いました。
残り1か月ですが、一緒に頑張りましょう!
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報告お疲れ様です。3回生の三谷です。
高学歴兵士が軍隊内においてどのような存在であったのか詳しく知る事ができました。戦争観の違いが起こるのは、大卒者故に世界観が一般兵士と大きく乖離している(経験や政治・国際情勢などに関する知識量の差など)ことが要因として考えられるのではないかと思いました。質疑でもあった通り、太平洋戦争などにおける高学歴兵士の実態についても注目してみた方がいいと思います。
残り僅かですが、最後まで頑張ってください!
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報告お疲れ様でした。4回生の安藤です。
多くの史料を使用されており、すごいなと率直に思いました。すごく調べてきたんだなと感じました。見習いたいと思います。
残り少ない日数ですが、お互い頑張りましょう!
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報告お疲れ様です。4回生の田中です。
私の理解不足もあるかもしれませんが、今回の報告内容を聞いていると、指揮班のみで高学歴兵士を一括りしているように感じられました。また、個人的には、二章で取り上げられている高学歴兵士の人数が2人だと少ないなと感じました。あと1人〜2人ぐらいの高学歴兵士に関する史料が欲しいなと思いました。
残り少ないですが、お互いに頑張っていきましょう。
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発表おつかれさまです。3回生の鈴木です。
気になったのは、高学歴の兵士は、生存可能性という点では恵まれていますがそれが名誉、あるいは嬉しいことだと感じていたのかという点が気になりました。一部の日記では出られなかったことを否定的に捉えているように捉えているような文面があるほか、死ぬ可能性が低い、厳しいらしいという現実的な損得について触れている人が多い印象を受けました。死亡率が高い場所と比べると、死ぬことを美化して正当化する必要性が薄いためかはわかりませんが、高学歴兵士たちの思想と関連していたのか気になりました。
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報告お疲れ様です。3回の三浦です。
高学歴兵士の役割や戦争観についてよく理解できました。
大卒の兵士は一般兵士と比べて、より多くのものを学び考えているはずですので、一般兵士の思考回路とは異なることは必然だと思います。
エリート兵士(陸士、陸大卒)からみた高学歴兵士はどのような存在であったのか気になりました。
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報告お疲れ様でした。3回生の宮島です。
やはり皆さんが仰っていたように、少し物足りなさを感じてしまう部分が目立ちました。一兵卒、高学歴の比較というよりかは、今回取り上げられた人々の場合はこうだった、という感覚が拭えませんでした。また、それぞれの人にどんな背景があるかももう少し知りたい部分であったかなと思います。
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ご報告お疲れ様でした、4回生の山田です。
研究としては、やはり質疑応答の際にも仰っていたように、なぜこの研究を行うのかの意義付けをよりしっかりすることが最重要なのでは無いかと思いました。
また、高学歴兵士の定義付けとしては学徒出陣も含めるのか、再度検討したらより範囲が分かりやすくなるのではないかと考えました。
卒論まで一緒にがんばりましょう。
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