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【11月2日 補講日報告 (岸) 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は11月2日 (木) 23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
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報告お疲れ様です。三回生の泉です。すみません、途中から参加した私が悪いと思うのですが、レジュメを最初から読んでいく中でやはり「やおい」の言葉の意味がわかりにくかったと思いました。「オタク」がこの中に含まれているのかもわからなかったです。そのあたりを追求し、論を組み立てれば良い卒論が書くことができると思うので、頑張ってください。
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報告お疲れさまでした、4回の河嶋です。
やおい論争に焦点が充て過ぎたのではないかと率直に感じました。やおいを広く見るなら、やはり、今回取り上げた雑誌以外からの主張を見る必要があると思いました。以下、参考文献です。
〇橋本みさき・大岩敦子・山田綾・天野稔子「男性同性愛マンガの変化と現在(第2報)―「やおい」・「BL」と「リアル系男性同性愛マンガ」―」『愛知教育大学家政教育講座研究紀要』45号、2016年3月31日、35-46頁
〇永久保陽子「<やおい小説>論序論」『専修国文』(65)、1999年
同上「現代やおい論I 」『文研論集(専修大学大学院)』(29)、1997年
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報告お疲れさまでした。4回生の福田です。
今回の報告で見えてきた構図は、やおいをオタク文化に包括した上でより抽象的に見た点で、「LGBT・フェミニスト(現実的な問題に抵抗の姿勢で尊厳を保つ性的弱者)⇔オタク(現実の問題に逃避の姿勢で尊厳を保つ性的弱者)」かと思われました。
この二者間の対立で特徴的なのは、「LGBT・フェミニストは世間からの迫害に立ち向かっているのに対し、オタクは性加害に加担している」という前者サイドからの批判です。その批判に世間が迎合した結果、報告中に述べられていたような宮崎事件や有害コミック騒動などによるオタクバッシングに繋がっていったと思います。
こういった社会背景に着目すると、卒論の論点が見えてくるのではないかと思いました。
当時のオタク批評についての参考文献を紹介させていただきます。
・『別冊宝島 おたくの本』(宝島社、1989年)
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報告お疲れさまでした。4回生の塚本です。
質問の際にも述べましたが、やおい論争を取り上げるのであれば、そこに関わる人物やメディアの特徴を踏まえる必要があると思います。そしてその上で、他の立場からの主張や、それ以前の言説も取り上げる事で卒論の内容がより充実するのではないかと思いました。
残り1か月余りですが、卒論向けて一緒に頑張りましょう!
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報告お疲れさまでした。4回生の川田です。
やおい論争の展開に関しての報告だったかと思います。質問でも話しましたが、先行研究と同じ観点で論文を書くときは、先行研究と視点や対象など異なる点を書いておくとその後の本論をより読みやすくなるので良いのではないかと思います。
卒論まで時間も短いですが、お互いに頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした。4回生の服部です。
あまり聞き馴染みのない「やおい」についての報告で興味深く聞かせていただきました。対立構造などをしっかり調べられていて良かったと思います。
残り1ヶ月ほどですが、卒論にむけてお互い頑張りましょう。
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報告お疲れ様でした。4回生の松尾です。
テーマの趣旨とはちょっと離れてしまうかもしれませんが、私の中ではやおい=二次創作的な面が強くて、BL界隈の人々も漫画やアニメ作品の二次創作BL作品を独自に書いたり共有したりしている印象が強いので、例えば著作権の問題であったり、あるいはオタクと呼ばれる人、GLが好きな人など似て非なる人々からのやおいに対する見方や意見があればもっとイメージしやすいような気もするのではと思いました。
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発表お疲れ様でした。3回生の鈴木です。
日本史としては少ないテーマということで、複雑なものをまとめようとしていてとても面白いと思いました。趣旨とは異なるかもしれませんが、やおいの活動に関しては「女性が主体となって行うもの」という側面があり、その部分がどう関係しているのかという視点があると面白いのではないかと思いました。対照として適切ではないかもしれませんが、かつてはストレートの男性がゲイをおもちゃにするようなコンテンツが一部で流行していたらしく、現在でもその名残があるらしいと耳にしたことがあります。もし研究の題材に合致するのであれば、そういった事例とも比較があるとよりやおいを愛好する女性の立場が明確になるのではないかと思います。
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報告お疲れ様でした。4回生の橋本です。
やおいという単語を今回初めて耳にして、発表の内容を理解することができるかなと不安でしたが、聞いていてとても興味深い研究だなと思いました。卒論の作成大変だと思いますが、お互い頑張りましょう。
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ご報告お疲れ様でした、4回生の山田です。
発表を聞いて、やはり質疑応答の際にも出ていましたが、この「やおい論争」を軸として、鎖国的集団となった理由ややおいについての考え方について明らかにすることでどのような歴史的意義があるのか?や、先行研究整理で取り上げられた研究と今回との差異はどこにあるのか?を改めて問い直し、明確にすれば、より研究として分かりやすく意義付けのしやすいものになるのではないかと思いました。
また、個人的には今回の発表の中でオタク文化における事件や男尊女卑などにも触れるとのことで、より幅を広げながら研究を行っていることについては興味深かったですが、広げる一方で最後の結論が「やおい」に関するものに帰結するかに注意し、最終的なオリジナリティを見出すことが必要かと考えました。
卒論提出まで一緒にがんばりましょう!!
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報告お疲れさまでした。4回生の木全です。
「やおい論争」に着目してそれに該当する人々らの様子や意識をみようとした研究だったかと思います。
質疑の際にも述べさせていただきましたが、終わりにで言われていたオタク全体への印象変化を伴う事件などを取り扱うのは今からだと時間がかかりそうかつ論の軸がぶれてしまいそうなので序盤で扱って、オタクという広義な解釈の中で「やおい」に着目して研究を進めるといった形でやるのが現状としてはいいのかなと思いました。
また、那波さんの代の卒論集がちょうど手元にあるのでおそらく丸山先生が述べられていたであろうオタクに関する言説が載っているものを以下で紹介しておきます。
・本田透『電波男』三才ブックス、2005年
・平成オタク研究会『平成オタク30年史』新紀元社、2018年
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