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【10月17日 2限 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は10月17日 (木) 23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
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発表お疲れ様です。3回生の鈴木です。
人の立ち位置によって鳥とどのように向き合うのが良いかが変わってくるのが興味深いと思いました。副業と愛好を兼ねている例は、大野さと子さんの例が顕著ですが、書かれていない例で副業を兼ねているケースもあるかもしれないと思いました。気になった点として、サラリーマンに副業は向かず、主婦に向いているとされている部分では多数の鳥を飼うことを前提としている考え方があるように思われました。この部分から、そもそも目的次第で飼い方が変わるのか、多数でもそこまで育てるのが苦ではないために愛玩と副業の面が両立されうることがあったのかが気になりました。
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報告お疲れさまです。三回生の泉です。全体的に丁寧な整理がされていて個人的には見やすいと感じたのですが、そもそもペットの中でも小鳥を取り上げる意味というのが書かれていなかったように思えました。「癒し」のために小鳥を飼うというのは、犬や猫とさほど変わらないと思いました。そのような点を踏まえると、重要になってくるのは、史料7であげられていた人々が鳥を飼う目的、が重要になってくると思いました。1〜7までのうち、今回は1,2のみ取り上げられていましたが、他の事項にも焦点を当てて研究を進めていくことで、小鳥ならではのオリジナリティが見えるのではないかと思いました。
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報告お疲れ様でした、4回の河嶋です。
講義内でもありましたが、「小鳥ブーム」の終焉は、どういった課程を経たのか、そして、その過程と飼い鳥の在り方はどのような関連があるのか、ここが重要だと感じました。女性が副業として1960年代に飼い鳥を飼育したという構造は正しく1960年代の「家族」の在り方であり、その変化と飼い鳥の在り方の変化はリンクしているのではないかと思いました。また、飼い鳥を飼育していた男性・女性の特徴を明確にする必要があると思いました。
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報告お疲れさまでした。4回生の塚本です。
質疑応答時に出た飼い鳥と病気との関係についてですが、少し調べると、飼い鳥(オウムやインコなど)の糞に含まれる菌の吸入から人間が発症するオウム病がありました。国立国会図書館デジタルコレクションで「オウム病」を検索してみると、『婦人生活』第11巻第4号(婦人生活社、1957年)内の「小鳥からうつる奇病⁉ オウム病患者第一号の記録」という記事(426〜428頁)に、オウム病が発症した一家の事情が書かれていたり、『愛鳥の友』(4)(小鳥の世界社、1960年)『バードライフ』2(7)(愛鳥の友社、1960年)といった専門誌にもこの病気について記述がありました。
また『読売新聞』にも「オウム病」に関する記事があり、発症した一家の構成等も書かれており、そこにある家族構成も飼い鳥を飼育していた層を把握するのに役立つかと思いました。
卒論の締め切りまで残りわずかですが、一緒に頑張りましょう!
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報告お疲れさまでした。4回生の木全です。
まず、飼い鳥に関して、飼っていた人の性質に着目するのか飼っていた理由に着目するのかで変わってくると思いました。
また、景気とブームが密接にかかわっているということでしたが、単純に犬や猫に比べて飼育費用が抑えられるというようなことが考えられるのかなと思いました。
当時のペット全般にかけられる費用の内訳やどの程度の家庭が飼う余裕があったのかという所を調べておいて、本論の補助的な情報として使用するのが良いのかなと思いました。
卒論まで残り少し頑張っていきましょう。
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お疲れ様です、4回生の山田です。
昭和40-50年代には、小鳥ブームが起こったとされ、史料においてスターリンの死去をひとつ挙げていましたが、発表を聞いた上でもこれが果たして証明になるのかは少し疑問に感じました。
また、P.5質疑応答の際にも申し上げましたが、史料6は1955年のことだと思いますので、第2節の内容をまとめに反映するのは、変更した方が良いかと考えます。
更に、2010年に発行されたペットフード協会のペット別頭数を見ると1983年から1990年代まで犬と鳥類が線対称な形で増加/減少な推移を辿っているので、そのことも鑑みて研究を進めると何かで役立つのではないかと思います。
最後まで一緒に頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした、5回生の山本です。
90年代に、鳥は自然の中で生きる方が良いという考え方が生まれたようですが、当時はペットが放たれて問題となった(野犬とか)時期だと思うので、それに関連があるのかも知れないと思いました。
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報告お疲れ様でした、4回生の八木です。
レジュメの中に経済指標として不景気なら小鳥、好景気なら犬や猫が好まれたとされていましたが、犬はずっと人と共に暮らしてきた生物なので少しそこが疑問に感じました。費用対効果やリセールを考えると小鳥の方が良いのかもしれませんが、ペットの歴史で見れば犬の方が長いので蓄積された経験も活かすことができるため小鳥との経済的比較は難しいのではという印象を持ちました。
そのため、今回の報告では飼育側や一部の収益化を図っていたブリーター側に焦点を置かれていましたが、大規模なブリーター側の視点も調べてみて、いかに需要供給の推移がなっていたかを調べてみると飼育鳥の性質が見えてくるのではないかと思いました。
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報告お疲れ様でした。3回生の溝口です。
一般的にペットとして飼育されている犬や猫ではなく、鳥に着目された点が独創的で興味深いと感じました。鳥を飼育するにしても鑑賞目的だと思っていたので、1960年代には多くの人が営利目的で飼育していたということも非常におもしろいと思います。
発表内で1960年代の主婦は孤独であったという話がありましたが、このことに関して言及されている具体的な史料は何かありますでしょうか。
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報告お疲れ様です。三回生の山際です。
副業として盛んであった飼い鳥の飼育がいつから下火になったのだろうと疑問に思いました。
小鳥ブームが起きた当時の新聞記事を探してみると、社会全体で小鳥ブームや小鳥の飼育そのものがどう捉えられていたのか見えてくるのではないかと感じました。
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報告お疲れ様でした、3回生の鬼木です。
質疑の際にもお話ししたとおり、鳥に関する病気といったものが小鳥ブームに与えた影響というものは強ち無視できないように思われました。(おそらく自分の言葉足らずからか、病気があった・なかったという有無如何の議論になったのは些か残念でしたが、質疑の際に取り上げた鳥インフルエンザはあくまで鳥に関する代表的な病気の例示的なものとしてあげたつもりでしたので、あしからず。)この点に関しては、逆に鳥インフルエンザが流行しなかったからこそ他の病気がより一層顕在化・可視化ないしは危険視化されたとも捉えられるように思われ、鳥インフルエンザ以外にも塚本さんが上記に挙げられているオウム病のような飼鳥に関する病気とそれに対する一般の反応を見ることは有意義であると思われますので、映像資料の件も含めて、ぜひご参考にしていただければと思います。
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報告お疲れ様です。3回生の三木です。
飼い鳥をテーマにした日本史は、史料も少なそうで大変そうだなと感じています。
人と鳥の関係が、当時疲れていた労働者のストレス解消(癒し)となっていたり、時には治療法としてあったり、人間と鳥との関係が感じられた発表でした。
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報告お疲れ様でした。3回生の石山です。
質疑応答でもありましたが、やはり①はじめに「どのような小鳥が流行ったか・飼育していた人たちはどのような人だったのか」から若干のズレがあるように感じました。また、先行研究に対する橋本さんの批判点が挙げられていると本報告の立ち位置が分かりやすいかと思いました。
鳥への愛が強く伝わる、面白い発表でした。
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報告お疲れ様です。4回生の鶴味です。
質疑応答でもありましたが、はじめにの論点の提起と、おわりにでの結論がズレていたことで、それに至るまでの発表内容が少し理解しにくかったと感じました。
個人的に1960年代には小鳥を飼うということがそれほど珍しくなかったということが印象的だったのですが、当時放し飼いが平然と行われていた猫などのペットと比べて、カゴの中で飼われていた鳥がペットとしてどのような位置付けだったのかも気になりました。
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報告お疲れ様でした、4回生の岸です。
小鳥に関する研究は、メジャーな動物(犬や猫など)に比べて史料が少なく、研究が難しそうだなと思いました。
副業に関するお話がとても興味深く、しかし小鳥に焦点を当てる意義などは明確に示した方が指摘されにくいのではないかと思います。
卒論提出まであともう少しですが、一緒に頑張りましょう
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