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【9月26日 2限 意見・感想】

1 : 河嶋直 :2024/10/03(木) 12:00:06
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。 なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は10月3日(木)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 塚本遼平 :2024/10/03(木) 12:08:34
報告お疲れさまでした。4回生の塚本です。

 質問時にも述べさせていただきましたが、現状では以下の二点に対し、更なる補強が必要ではないかと思います。

①本文レジュメ5頁:「桜町仕法」がその後の当該地域に思想的影響を与えたのかについて明確に論じられる史料が取り上げられていなかった。
②同頁:長野県出身の義家友之助と報徳思想との関係性があまり明確でなかった。

 ①については、「桜町仕法」という一政策が、明治以降にも精神面で残っているのかは、当時(明治〜昭和戦前期?)の旧小田原藩領においてどのように記述・伝えられてきたのかを示すことが必要ではないかと思いました。その際には、現地の新聞や自治体紙、もしくは、その土地の出身者が「桜町仕法」について言及している史料を用いることが不可欠ではないかと考えました。
 また②については、永田稠『信州人の海外発展』(日本力行会印刷部、1973年)内で年齢と出身地が記載されているのに加え(513頁)、池田重二『ブラジル日本移民人国記 下巻』(日伯文化出版社、1958年)576〜577頁には前記の書籍以上に詳細な経歴が書かれていました。両書にも義家が長野県出身と書いているため、もし義家についても考察する場合には、報徳思想が長野県でいかに広まったのか、もしくは報徳思想が入植したブラジルにおいて報徳思想や二宮尊徳(金次郎)がどのように言及されていたのかを挙げる必要があるのではないかと思いました。これらの方法であれば、報徳思想が移民に与えた影響を測る事例として取り上げられるのではないかと考えました。

下に私が取り上げた書籍を記載いたしますので、御参考になれば幸いです。
残り約2か月ですが、一緒に頑張りましょう!

【取り上げた書籍 ※国立国会図書館デジタルコレクション 送信サービスで閲覧可能】
◦池田重二『ブラジル日本移民人国記 下巻』(日伯文化出版社、1958年)
◦永田稠『信州人の海外発展』(日本力行会印刷部、1973年)


3 : 泉晴輝 :2024/10/03(木) 12:18:35
報告お疲れ様です。三回生の泉です。星崎定五郎というマイナーな人物や、移民の思想といったような、少ない史料から卒業論文を書くのは難しそうだと思いました。移民たちの思想を研究するのであれば、星崎に限らずもっと多くの人物を見るべきだと思いました。ただ、星崎と同じ比重で他の人物をみるとあまりにも時間がかかると思います。
加えて報徳思想とは何かということについてもボヤっとしていたイメージがあるので、「正直」や「勤勉」といった報徳思想のイメージを確固たるものにして、それが移民の中にみられることで何が明らかとなるか、ということについて、最初の定義づけをしっかりするべきだと思いました。


4 : 宮島夏音 :2024/10/03(木) 12:33:02
報告お疲れ様でした。三回生の宮島です。
基本的に抱いた感想としては皆さんが議論で仰っていた通りでした。やはり、はじめにがないことで本論の向かう先がどこなのかが分からず、
研究の意図が読み取りにくかったですし、唐突な義家友之助の登場などで混乱しました。一方で、星崎定五郎に関する調査はやはり重厚だと
感じたので、人物史までいかずとも星崎をもう少し中心に置いた論展開にするとさらに深いものになるのではないでしょうか。
また、丸山先生も仰っていましたが、移民関連で言うとやはり戦時中の暮らしは特異に感じますし、興味を惹かれます。
移民先での暮らしや暮らしていた時期にもう少しフォーカスしても面白いかなと思います。


5 : 三谷駿 :2024/10/03(木) 13:12:28
報告お疲れ様です。3回生の三谷です。
他の方々と所感が重複する点が多いですが、やはり「はじめに」がなかったのもあり、
全体的な問いが見えてこないように思いました。また、前半の二宮尊徳や報徳思想の説明に
重点を置いているように見受けられたり、義家友之助の説明が少なかったりなど、
そうしたレジュメの記述などからも、論の目的が不透明なように感じました。
星崎定五郎を論の中枢に置くのであれば、改めて人物像と報徳思想との関連を明確に
した方がいいのではないかと思います。


6 : 小林希颯 :2024/10/03(木) 13:26:37
報告おつかれさまです。3回生の小林です。
報徳思想や星崎などの人物を初めて聞きましたし、みなさんもおっしゃっていましたように少し混乱してしまいました。
ただ、ほかの研究者とは違い移民にめをつけられたのは面白いと思いました。


7 : 竹村勇輝 :2024/10/03(木) 13:47:17
報告お疲れ様でした。4回生の竹村勇輝です。
質疑応答の中でも大きく取り扱われていましたが、報徳仕法をどのように研究に落とし込んでいくかが大事になるのではないかと感じました。今回の内容だけではまだ報徳仕法自体の史料であったり定義というのが弱い印象を受けたので、先行研究や史料を活用しつつ、自分なりの定義づけが出来ればその後の内容にもすっきり現れてくるのではないでしょうか。
新しいものを調べるよりも前に、これまでご自身が集めてきたものを今1度見つめ直して整理することから取り組んでみてもいいのかなと思います。


8 : 三木詩織 :2024/10/03(木) 14:27:03
報告お疲れ様です、3回生の三木です。
星崎定五郎以外の移民の報徳思想に関することがまとめられていて、春の発表も含めて分かりやすくなっていたように感じました。
ただ、星崎定五郎以外の移民関係の人間も気になるなとおもいました。


9 : 山際こころ :2024/10/03(木) 14:49:29
報告お疲れ様です。三回生の山際です。
義家友之助がどのような人物なのか、どのような点で重要なのか疑問に思いました。
また、星崎など特定の人物を中心にするのか、同時期の移民全体を対象にするのか等、今後の研究において何を主軸とされるのかが気になりました。


10 : 溝口当子 :2024/10/03(木) 14:57:57
報告お疲れ様でした。3回生の溝口です。
報徳思想と移民を結びつけるという発想が新鮮で興味深かったのですが、読み間違いが多かったのが少し気になってしまいました。
他の方がおっしゃっていましたが、「移民」という大きな括りで論を進めるためにはもう少し例が必要になると思います。個人の史料に行き当たるのは困難だと思いますが、頑張ってください。


11 : 橋本明日香 :2024/10/03(木) 15:23:26
移民にみられる報徳思想について多くの史料を踏まえながら考察をされていて作業量が伝わってきました。たくさん史料があって興味深かったですが飛ばされた史料も多かったのでもっと発表内でも聞いてみたかったなと思いました。

星崎定五郎と義家友之助が具体例でしたが、丸山先生もおっしゃる通り作業量に差があるので、もし卒論に組み込むなら平等にしないといけないなと思いました。


12 : 上殿浩明 :2024/10/03(木) 17:07:58
報告お疲れ様でした。3回生の上殿です。
多くの方もおっしゃっていたように思いますが、論の道筋が、見えにくく、内容を理解することが難しかったです。
しかし、星崎に関して、深く掘り下げられていて、大変興味深く、報告を聞かせていただきました。そのため、研究の中に、星崎を効果的に組み込むことができれば、素晴らしい研究になるのではないかと思いました。


13 : 八木宣大 :2024/10/03(木) 17:50:17
報告お疲れ様でした。3回生の八木です。
多くの史料をもとに考察されていましたが、それらを通して何が示せるのか、何が言いたいのかがあまりはっきりしなかった印象を受けました。やはり「はじめに」で研究の概要を知りたかったです。
報徳仕法の移民への影響についてですが、報徳仕法自体が道徳的・儒教的なものであったため元々の移民の思想がどんなものであったのかが気になりました。


14 : 愛葉一真 :2024/10/03(木) 20:11:10
報告お疲れさまでした。3回生の愛葉です。
報徳仕法が移民に関してどのように影響を及ぼしていたか述べられていましたが、そもそも報徳仕法の定義を岡﨑さん自身がどのようにされているか気になりました。また、移民にどのぐらい報徳仕法が影響を与えたか詳しい史料があると良かったと思いました。


15 : 橋本千昌 :2024/10/03(木) 21:15:13
報告お疲れ様でした。4回生の橋本です。
恥ずかしながら報徳思想という言葉を知らず、今回の発表で初めて聞いてとても興味深いと思いました。
星崎定五郎という人物も初めて聞いた名前だったのでどのような人物であったのかもっと深く知りたいなと思いました。
卒業論文の作成大変ですが、お互い頑張りましょう。


16 : 下山菜々子 :2024/10/03(木) 21:36:28
報告お疲れ様です。3回生の下山です。
質疑応答の時に、質問させていただきましたが、移民と報徳思想の関係性を語る上で、なぜ星崎と義家を用いたのかを知りたかったです。
また、報徳思想についての先行研究について、本文との関わりが見えづらかったです。(けど、先行研究がないのはやりにくいですよね、。)
卒論までの約3ヶ月、頑張ってください。


17 : 岸愛深 :2024/10/03(木) 21:51:24
報告お疲れ様でした、4回生の岸です。
おそらく皆さん言及されていると思われますが、はじめにがなかった点については、議論の展開において重要な前置きが消えてしまってるということだと思うので、今後練っていただければと思います。
また、星崎という人物に的を絞っていたと思いますが、マイナーな人物であり、史料にも限界があるのではないかと思います。今後新たな人物などに焦点を当てる場合時間が厳しいかと思われますが、お互いに卒論制作まで頑張っていきましょう


18 : 赤坂知哉 :2024/10/03(木) 22:41:33
報告お疲れ様です。4回生の赤坂です。

質疑のときにも言われていましたが、例で出されていた実業家の成功と報徳思想との関係の検証が不十分ではないかと思いました。直接的な関係をします史料が必要だと思います。残り少ない時間ではあると思いますが、頑張ってください。


19 : ZHU Yiqi :2024/10/03(木) 23:30:57
報告お疲れ様でした。4回生のシュです。
報徳仕法が移民に与えた影響に関する報告でした。
報徳仕法という言葉は初耳なのでとても興味深く聞かせていただきました。
色々大変な時期でしたが、お互い頑張りましょう。


20 : 渡邉凪紗 :2024/10/03(木) 23:47:10
報告お疲れ様です。3回生の渡邉です。
移民の思想に関する研究があまりなく、特に海外に出て勤勉に働き成功した移民の思想と報徳思想が結びつくという内容の研究は面白いなと思いました。また、議論の中でもでていたのですが、報徳思想の内容やどういう移民に着目するのかなどといった説明が最初にもう少しあると、より本論の内容の理解がしやすいと思いました。


21 : 山田渚紗 :2024/10/03(木) 23:53:40
報告お疲れ様でした、4回生の山田です。
今回の発表では、質疑応答の際にも申し上げた通り、 はじめに で詳細な岡崎さんご自身のこの研究に対する動機などがお聞きできなかったことから、そもそもなぜ海外への移民、北南米の移民に着目するのかや、移民に見られる報徳思想を明らかにする必要があるのかなどの意義付けやどこにオリジナリティが曖昧に感じてしまいました。
恐らく話を聞いている感じ岡崎さんご自身の中でのはじめに で記したいことなどは漠然とでもあると感じたので、次の卒論構想会などで明確に定義出来ればと思いました。
また、質疑応答でも同じような質問があったと思いますが、
5ページで ブラジルに金次郎の像が複数体寄贈されていることから→ブラジルにおける報徳思想の広まり を読み取ることが出来る
と記してありましたが、ブラジルで報徳思想を持った日本人が広めようとしていたことは分かりますが、広がった証拠が不十分では無いかと思いました。


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