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【9月26日 4限 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。 なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は9月26日(木)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
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報告お疲れ様でした、4回の河嶋です。
今回の報告では、実証性に欠けるに尽きると思いました。やはり、史料的根拠が必要であると思います。後、結局、何に着目したいのかが分からず、「広告」によるイメージアップに焦点を当てるなら、1980年代に於ける競馬の一般的イメージ、その改善に向かう「広告」戦略の年代の変遷と規制(JRAの中の規制、農林水産省(競馬)による規制、総務省(広告)の規制、国による規制ほか)の改訂の変遷を見る必要があると思います。
〇 藤木TDC『はじめて行く公営ギャンブル』筑摩書房、2024年2月6日、第5章
〇東順子「メディア消費される抒情詩:競馬文化の社会的位置付け」『人間関係学研究 : 大妻女子大学人間関係学部紀要』24号、2022年、33-45頁
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報告お疲れ様です、3回生の中川美祈です。
現在、普及してきた競馬と存在が薄くなりつつあるたばこのCMの対比が目に見えて理解することができました。ただ、質問でもありましたが、なぜJTのCMにしたのかというところが引っかかったので、色々なCMを見た上でのJTにしたということとその色々なCMの感想や移り変わりに言及されれば良いのかなと思いました。また、競馬の知識がないので、武騎手が一般の人にとってどういう存在だったのか、逆に武騎手のCM出演による意気込みや世間の評価はどうだったのかもあると良いかなと思いました。CM以外にも、鉄道会社との連携やビールやアニメとのコラボ、デートコースとしてやスポーツとしての競馬の確立などがイメージアップに繋がっていることが良く分かりました。頑張って下さい!
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報告お疲れ様です。三回の大西です。
競馬がだんだんと世の中に良いイメージで普及していったということはよく分かったのですが、それを裏付けるにはやはり一般市民がどのように思っていたのかを把握する必要があるのかなと思いました。また、JTとJRAの宣伝について比較されていましたが、経営元の意向などもあるのではないかと考えました。JTは昭和末期に民営化されて、JRAは、出資が政府であるなどほとんど国営企業のような状態なので、賭け事という印象を前面に押し出せなかったのではないかと思いました。
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報告お疲れ様でした。3回生の溝口です。
JRAのCMとJTのCMを実物を提示しながら比較されていて、非常に理解しやすかったです。確かに、現在放映されているCMも著名な俳優を起用したり競馬を観戦するという直接的な表現がされていたりと、広告の規制が緩和されていることが理解できます。その要因については発表内でも言及されていましたが、イメージアップ戦略への携わりの部分が少し曖昧であるように感じました。
競馬をまったく知らない私でも知っている武豊騎手が競馬界に及ぼした影響は計り知れないものだと思いますが、具体的に新たな競馬ファンはどのくらい増加し、経済効果はどれほどのものだったのでしょうか。
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発表お疲れ様でした。3回生の山内です。
競馬とタバコのCMを比較し、両者の世間的立ち位置を比較されており、競馬に馴染みがない私でも受け入れられつつある流れを理解することが出来ました。
その中でひとつ思ったのが、他の人も指摘されておりましたが武豊騎手がビール等競馬に関係ないCMに出ることと競馬の社会的立ち位置の上昇についての論理についてあまり触れられていないなと思いました。JRAの関係ないところで何か競馬について言及されているものを探すのは難しいかもしれませんが、個人的に漫才のネタ等に変化はないかな?と思いました。
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報告お疲れ様です。3回生の三谷です。
JRAとJTのCM広告を比較すると、JTでは時代と共にタバコが規制対象となったのに対し、JRAは競馬のイメージがアップしたという事ですが、
報告では、武豊騎手がイメージアップの大きな要因として述べられていましたが、武騎手による影響以外にもまた別の要因もあるのではないかと
思いました。また、イメージアップの要因を探るには、CMだけでは難しいのではないかという印象も受けました。
競馬への規制緩和を巡る動きについて、JRAの上部組織の動向なども見てみるのありなのではないかと思います。
本報告を通じて、競馬が現在のように受容される過程を知り、ギャンブルから公共事業へと変化した競馬について、改めて興味深く感じることが
できました。僭越ながら、以上を感想とさせていただきます。
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報告お疲れ様でした、3回生の鬼木です。
今回新たに取り上げられていたJTのCMと対比させることによって、JRA側が競馬のイメージアップに関して苦心していた過程といった部分が非常に鮮明に浮き彫りにされており、個人的にはとても良い素材だったように思われました。質疑の際にも申し上げましたが、これほど良い素材があることを踏まえると卒論を執筆するにあたって「なぜJTのCMなのか」という部分を前回報告時の河嶋君からのアイデア(自分も前回の報告の場にいたので、どういうところからJTが取り上げられたのかの顛末については知っていたのですが)の受け売りとしてではなく、安藤さん自身の言葉で説明することができれば、よりオリジナリティに寄せた内容とすることができるのではないかとも思われました。
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報告お疲れ様です。4回生の服部です。
JRAのCMに関してJTのそれと対比されて報告されていて面白かったです。
言語化されていない史料を用いることは困難もあると思いますが、乗り越えればオリジナリティのある論文になると思います。
お互い頑張りましょう。
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お疲れ様です。3回生の宮島です。
前回に引き続き競馬CMの規制緩和を通じてイメージアップの背景を探るといった内容でしたが、JTとの比較は非常に面白かったです。ただ、そもそも当時の競馬とタバコのイメージはでどんなものであったか、なぜ逆行するような流れになったのか、といった比較の良さを活かしきれていない感じがしたのは少しもどかしかったです。CM以外にイメージアップを把握出来る術がなかったと仰っていましたが、別の視点から見えてくるものもあるのではないでしょうか。時代背景としっかりリンクしつつ発表していただけたら更に理解しやすく、興味深いものになっていたと思います。
これからどのように展開していくのか、卒論楽しみにしております。
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報告お疲れ様です。三回生の北村です。
今回はタバコと競馬のCMの比較、とのことで楽しく聞かせて頂きました。
タバコと競馬という悪い先入観のある両者を比べる発想はよいと思いましたが、比べた結果の考察と前回までの発表内容が重なり、新しい発見に繋がっていないように感じました。
卒論楽しみにしております。
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報告お疲れさまでした。3回生の橋本です。
前回までの報告では古い広告CMだったため馴染みがありませんでしたが、今回取り上げられた広告CMは私も目にした可能性があるのだと思いながら興味深く見させていただきました。
今回JTはJRAの比較対象として取り上げられたため、あまり比重を置きすぎるのもよくないかもしれませんが、当初は一目見てタバコのCMだとわかっていたものが健康促進法の推進に伴って「人のときを思う」といったキャッチコピーや東日本大震災を扱った内容へと大きく変容したのが、JT側にどのような意図があったのか気になりました。
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報告お疲れ様です、4回生の山田です。
今回の報告では、JRAのイメージアップの原因について安藤君自身がどう考えているかを改めて深堀されていた事がメインだったかと思います。
JRAは、農林水産省の元官僚の方々が理事長になることが多いそうで、安藤君が画期と仰っていた1986年から1991年頃は渡邊五郎さんがちょうど理事長に就任して、指揮を取り出した頃と被っているかと思います。
そのため、渡邊五郎さんの理事長就任がCMやJRAのスタンドの改築などの改革に影響したのではないかと思いました。
そのことから、渡邊五郎さんの史料などを閲覧されるとまた新しい事も知ることが出来るのではないかと思います。
そして、JRAのCMとJTのCMを比較するのであれば、加えてTCKやKBSのプロモーションなどもあれば見てみると史料として参考程度にはなるのではないかと思いました。JRAの職員は準公務員ですが、TCKは公務員が主導であると認識しているので、その違いもCMやプロモーションの違いに出ていたらJRA独自の戦略も見えてくるかもしれないと思いました。
卒業論文提出まで一緒に頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした。3回生の内藤です。
JRAとJTとの広告を比較されていましたが、JRAが規制緩和を受けて「賭ける」という単語や「お金」と言う単語が出てきたのに対して、JTの方ではそもそもCM内にタバコが映らなくなる、対照的なCMであると感じました。実際にどれほど影響を与えたのかという史料が見つかると良いなと感じました。
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報告お疲れさまでした。
当初から安藤くんはCMをメインとして取り扱ってきたので、先行研究としてCM、広告の歴史を概観するのは最低限必要なのかなと思いました。
JRAやJTのCMを通して、嫌煙の流れや競馬広告のハードルの低下などが分かることに追加して、広告史はそこにどのような背景があったのか(広告業界のトレンドや広告審査機構の介入など)をみていくとより立体的になると思いました。
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