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【9月19日 補講日報告(横山) 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。 なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は9月19日(日)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
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報告お疲れ様です。3回生の中川美祈です。
東京の大学生の就職難に関する先行研究はなされているものの、関西の大学生の就職難に関する研究がされてないことから、京都の大学生の就職難に絞って研究されようとしていることが伝わりました。質疑応答で出ていましたが、軍国主義化と就職難の改善は、関連しているかもなと思いました。私も、大学の特色や各大学の卒業生の回顧録、産業ごとに史料を見てみると良いと思いました。あまり自分を追い込まずに、時には息抜きをして頑張って下さい。
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塚本遼平
報告お疲れさまでした。4回生の塚本です。
質問の際にも述べさせていただいた内容を再度書かせていただきます。
高橋財政を大学生の就職難のターニングポイントとするのであれば、高橋財政期に発展してきた金融業や重工業、そして満洲事変以降に出て来た満洲への進出といった就職先の変化を当時の大学生がどのように見ていたのかに着目するのが良いのかと思いました。
その際、対象とする大学については、各大学の性質によって就職先も異なるため、対象とする業界と大学を連関させて考えるべきだと思いました。
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報告お疲れ様でした、3回生の鬼木です。
前回の報告の際にも質疑で述べさせていただきましたが、「なぜ京都の大学を対象とするのか」という点に対する理由の部分が少し脆弱であるように感じられました。レジュメにおいては「京都=学生の街」であるという点がその理由として挙げられていましたが、京都という街で限定するのであれば、その特質や地域的な性格などをもう少し捉え直す必要があるように思われます。今後の調査期間を考慮すると質疑の際に申し上げることは憚られたのですが、対象とする大学(京都・立命館・同志社)が選ばれた基準が個人的には「京都に所在を置く主要大学」という点のみで語られているように感じられ、これでは立地面ではともかく、京都という街と大学及び学生との関係性がこの3校のみでは見えづらいのではないかと思われました。例えばパッと思いつく限りでは、寺社仏閣の多さは京都という街の特色であるといえますし、ともすれば、佛教大学・龍谷大学・大谷大学などといった仏教系の大学の学生が就職難の時代の京都をどのように捉えていたのかといったような、或る種、京都・立命館・同志社の学生との対比的構図を通して、学生の就職難を捉える上での手掛かりとすることも可能であるように思われました。(仏門に入るのであれば就職難や衣食住という点では一般の学生よりは頭を悩ませずに済みますし、軍国主義化による徴兵の回避など大きなメリットもあるように思われるため、就職難前後の京都仏教系大学の入学者割合の変化などから、就職難に対する学生の志向を読み解くことも可能であるように思われました。)
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報告お疲れさまでした。4回生の木全です。
質疑の際にあった京都の学生にフォーカスを当てる意義がどのようなものになるのかという点で少し気になったので書かせていただきます。
大学が集中する土地として大別すると東京(関東圏)と京都(関西圏)があると述べられており、また先行研究では主に関東圏を取り扱ったものが多いため関西圏を取り扱うことがオリジナリティの提示になるとお考えの様子だったので、先行研究の形に則ることにはなりますが東京の大学生の就職に関する動きなどを比較対象として提示した上で京都の大学生の就職に関する動きの特異性を提示するほうがより明確な差異が見えてくると思いました。
また、皆さん述べられている通り、就職先も千差万別だと思うので、帝大のようにその大学の出身者が高い比率を占める業界などを一度探してみると鮮明な就職活動の動きなども見えてくるのかなと思いました。
ここから先は今よりさらに大変な時期になるかと思いますが、頑張っていきましょう。
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発表お疲れ様でした。3回生の鈴木です。先行研究には東京のものがあり、関西のものがないため関西の例として京都の大学生の就職難という着眼点は、大学の立地も活かした研究になるため良い研究になると思いました。進路や学部ごとの違いが明確になるとさらに面白いのではないかと思います。
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報告お疲れ様でした、4回の河嶋です。
単純に作業が足りないという点に於いては自力でするしか無いです。また、研究意義(殊になぜ京都という地域なのか)については、京都帝国大学、同志社大学、立命館大学ほか史料と近代日本に於ける学生の就職に関する大枠の先行研究を読む事でしか解けないと思います。その上で、大正デモクラシー期、恐慌期、それによる軍国主義抬頭下による就職先の変容及び「就職難」の打開、そして「就職難」の学生受容に着目しなければならないと思いました。
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お疲れ様です、4回生の山田です。
質疑応答の際にも申し上げた通り、前回の発表で
当時の大学生の職業観と各職業に就く学歴層との比較
戦前京都ならではの就職状況の調査
について指摘があったと思います。
それを踏まえて、今回の発表を聞いても、京都大学や立命館大学を扱い、また、戦前京都を取り上げる意義をやはり改めてしっかりと見出す必要性を感じました。
また、先行研究整理の部分で前回取り上げられていた先行研究が書かれていなかったこと、さらに、各論文を読んだ上での自分の研究との差異が書かれていなかったことから、次回の発表時には各論文と自分の論文を比較してのオリジナリティを先行研究整理の部分で説明していただければと思いました。
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報告お疲れ様でした。3回生の高井です。
発表を聞いていて、前出だったら申し訳ないのですが、京都には昔から複数の大学がありますが、その中でもなぜ立命館大学、同志社大学、京都帝国大学の3つに絞ったのかの明確な理由を知りたいと思いました。また他の方が言われていたように、様々な面で研究の幅を広げてみても良いのではないかと感じました。
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