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【7月27日 補講(シュ) 意見・感想】

1 : 河嶋直 :2024/07/27(土) 13:02:40
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。 なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は7月28日(日)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 鈴木琴葉 :2024/07/28(日) 01:22:44
発表おつかれ様でした。3回生の鈴木です。
留学生たちの置かれた環境的にも、「堕落」に繋がりやすい部分がある一方で、外部的な認識により堕落と看做される部分の両方があり、様々な面による堕落が目立つと看做されたのが興味深かったです。レジュメに提示されていた論文を読んだところ、下宿屋の放任主義と悪友の存在が指摘されていましたが、他にも原因を推測されておられるのでしたら示していただきたいです。


3 : 下山菜々子 :2024/07/28(日) 09:33:26
報告お疲れ様です。
堕落について、留日学生が堕落視される経緯については、私たちが想像するような意味合いで、遊びに明け暮れて学業をおろそかにするという堕落像について言及されていましたが、次のページでの堕落という基準については、落ちぶれた自分自信を卑下するような意味での堕落という基準を与えていました。この差異に少し違和感がありました。見当違いだったらごめんなさい。


4 : 宮島夏音 :2024/07/28(日) 14:59:50
報告お疲れ様でした。3回生の宮島です。
最初に生活史と聞いた時、当時の留日中国人の送っていた生活がどんなものであったか、ということについて語られると思い込んでいましたが、当時の学生の生活について当人たち以外から評価したものが多く、「なるほどそういう意味の生活史か」と納得しました。
確かに少し散らばった内容だったことは否定出来ませんが、例えば留日中国人の「堕落」と「差別」が同時期に発生していたというのは相互に関係していると思うし、後半に述べられていた留学生同郷会も、同時期に存在していたのであれば無関係とは考えづらいため、それぞれの要素を繋げることが出来たら、研究としても成り立つし、 自分のしたいことのヒントも見つかってくるのではないのでしょうか。


5 : 河嶋直 :2024/07/28(日) 16:23:16
報告お疲れ様でした。4回の河嶋です。
中国人留学生の生活のどの視点に着目するか非常に難しい所ですが、講義内でもありましたが「堕落」(自称)の広がりは一つ重要な観点になると感じました。後、このまま黄尊三に着目するならば「湖南省同郷会」の史料は必須になってくると思いました。以下、参考文献です。
〇胡穎「清末の日本における中国人留学生同郷会について:湖南省留日同郷会の初期活動を中心に」神奈川大学人文学会編『人文研究』199巻39号、2019年、41-66頁
〇欒殿武「明治末期における清国人留学生の夏休みの過ごし方:黄尊三『留学日記』を中心に」『Global studies8巻、2024年3月1日、1-18頁


6 : 上殿浩明 :2024/07/28(日) 22:16:56
報告お疲れ様でした。3回生の上殿です。
先行研究整理が分かりやすかったです。また、黄尊三日記以外の中国人留学生日記を使用することで、黄尊三の独自性を明確にするといったことや、共通点を見つけ、中国人留学生の特徴と位置づけることができるのではないかと思いました。


7 : 三浦光太郎 :2024/07/28(日) 22:37:36
報告お疲れ様です。3回生の三浦です。
日本の清国留学生の教育は、早稲田大学の「清国留学生部」が中心でした。なので、早稲田大学の史料も見てみると良いかもしれません。
また、史料6の冒頭の「これ」が指している内容も重要だと思うので記載してほしいと思いました。


8 : 山本駿介 :2024/07/28(日) 23:19:52
発表お疲れ様でした、4回の山本です。
 授業内で質問した通り、自分たちを公職にするよう、中華民国に対して抗議した留日学生はいなかったのかが気になりました。
 留日の経歴を全く使えないことが「堕落」の一因という説明でしたが、全員が諦めて「堕落」するということはないはずです。きっとそれに抵抗した人がいると思います。実際に、黄尊三等は帰国した後、政府に働きかけていたようですね。そういった人たちの活動を見ると、研究につながるのではないかと思います。


9 : 山田渚紗 :2024/07/28(日) 23:32:16
報告お疲れ様でした、4回生の山田です。

今回の報告を聞いて、先行研究の欒さんや実藤さんとの研究の違いや自分自身のオリジナリティを分かりやすくするためにも先行研究への批判があればその部分とそれらを踏まえての自分の立場を明確にすることが最重要なのではないかと考えました。
私自身は、1912年以降の辛亥革命の影響における「堕落」という評価という面について非常に興味を抱きました。


10 : 渡邉凪紗 :2024/07/28(日) 23:55:55
報告お疲れ様でした。3回生の渡邉です。
今回の報告では、留学生が堕落視される経緯や堕落の言葉の基準がまとめられており、とても理解しやすかったです。また、質疑応答でもでていたのですが、留学生の生活を見ていく中で、日本の受け入れる体制や中国側のサポートの状況なども見ていけたら良いのではないかと思いました。


11 : 塚本遼平 :2024/07/29(月) 00:15:22
報告お疲れ様でした。4回生の塚本です。

書き込みが遅れてしまい、申し訳ございません。
報告内で取り上げられた『黄尊三日記』内で、法政速成科に入った点を留学失敗の原因として捉えられていたことが興味深かったです。まず、当時の中国人留学生がどういう学習目標や将来への希望(官僚になること)と、進学先は深く関わっているかと思います。そして進学先での勉学から脱落することにより、本来の留学目的から「堕落」することに繋がるのではないかと思いました。
そのため、シュ君が今後の方針を決めることが一番重要かと思いますが、もし留学生の勉学事情について考察する場合には、彼らが進学した先(黄尊三の場合は法政速成科)についてまず調べる必要があるかと思いました。
最後に、中国人留学生に関する文献や、進学先に起案する史料の情報について、下の方に掲示させていただきます。

【文献】
○徐光興 [著]『在日留学生の異文化適応過程とメンタルヘルスに関する研究』. 国立国会図書館デジタルコレクション(参照 2024-07-29)
【史料】
○法政大学大学史資料委員会 編『法政大学史資料集』第11集 (法政大学清国留学生法政速成科特集),法政大学,1988.3. 国立国会図書館デジタルコレクション (参照 2024-07-29)


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