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【7月18日 2限 意見・感想】

1 : 河嶋直 :2024/07/18(木) 11:29:23
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。 なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は7月18日(木)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
3回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
*報告者2人分(1コマ分)で1投稿 ・報告順に従い、
 ①―さんへ  
 ②〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む。


2 : 三木詩織 :2024/07/18(木) 14:58:50
報告お疲れ様です。3回生の三木です。

①宮島さんへ
先行研究を沢山読んでいるなと感じました。
劇画についてですが、検索するとストーリーや現実性重視の作品、とでてきましたが、今の漫画もストーリーが重厚であったりするので、そのあたりの違いが分からないなと思いました。

②影地さんへ
今回の発表では、優生保護法などのような歴史学がやりたいのかなとは感じましたが、テーマがあまり分からなかったので、次の発表では明確になっているといいなと感じました。


3 : 愛葉一真 :2024/07/18(木) 15:24:22
報告お疲れさまでした。3回生の愛葉です。

①宮島さんへ
劇画や漫画に対する知識があまりないので、初めて知ることが多かったです。出版物を対象にすると、書き手側、読み手側、編集者側など多角的に捉えられるのではと感じました。また、同時代の史料があると良かったかなと思いました。

②陰地さんへ
今回の発表では、性別適合手術や旧優生保護法に関して触れられていましたが、最近、両者ともニュースになっていたので現代にも通じる問題があるのではと思いました。


4 : 大西知明 :2024/07/18(木) 16:19:09
報告お疲れさまでした。三回生の大西です。

①宮島さん
多くの先行研究の問題点を挙げられており、また報告自体も簡潔にまとめられているという風に感じました。講義でも触れられていたことなのですが、扱われている史料が二次、三次史料であり、同時代の作家によるものが少なかったことに疑問を感じました。1950、60年代の漫画家がどれくらい生きていらっしゃるかはよく知りませんが、そのあたりのことを追えると、作家からの視点はわかりやすくなるのではないかと思います。次に、「劇画」というものが1970年あたりで性質が変わると述べられていたのですが、その変化について深堀してみると面白いのではないかと感じました。
②陰地さん
優生保護法に研究の焦点を当てられているということで、先日も裁判所の判決云々というニュースがあって、非常にホットな話題であるように感じられました。その中で、「性転換手術」の研究に関して、先行研究では何が問題として扱われていて、何が問題となっていないかを明らかにするのが良いと思われます。ブルーボーイ事件によって、30年間もタブー視されていた状況があるのであれば、タブー視されるようになる前の状況と後の状況を比較検討してみるのも面白いのではないかと思います。


5 : 鈴木琴葉 :2024/07/18(木) 17:19:52
発表お疲れ様です。3回生の鈴木です。

①宮島さんへ
多くの先行研究の問題点を明らかにしており、論点がわかりやすかったと思います。題材が作品に関するものなので、一次史料となりうる同時代的なものを探すのが困難になりそうな部分はありますがとても興味深い研究だと感じました。

②陰地さんへ
先日も性同一性障害に関する事柄に対しての裁判所の判断が話題となっており、現在のことにも繋がってくる部分だと思いました。陰地さんの関心の中心は、今回取り上げた事柄の中心となっている性同一性障害に関することではないと仰っていましたが、医療行為に対する裁判についての研究を中心とするのであれば他の事例も多く扱い、比較があると良いと思いました。一方で、「ブルーボーイ裁判」は旧優生保護法の中であまり注目されない部分に関するものであります、授業で指摘されていた通りこれ自体を掘り下げる研究も意義のあるものだと思いました。こちらの場合は、視点次第では現在の問題も取り込むと面白いかもしれないと思います。


6 : 河嶋直 :2024/07/18(木) 17:27:06
報告お疲れ様でした。4回の河嶋です。
①宮島さんへ
講義内でありましたが、「劇画」の定義を如何にするか、ここが先ずは重要だと思いました。個人的には、「反権力・反体制」という要素こそが重要なポイントだと思いました。現在では、「劇画」は漫画の表現技法の一つと言われているらしいですが、結局、「劇画」の定義を出来なかった逃げだと思います。「劇画」を定義する上で、その内容と筆者がその「劇画」を通してのメッセージを汲み取らなければならないと思いました。

②陰地君へ
「旧優性保護法」は、大体に於いて不妊の「強制性」が問題になる中で、「ブルーボーイ事件」を通して「性転換」の問題に視点を置いたのは非常に面白いなと思いました。実際、戸籍上の変更で「性転換手術」は当時(1969年)は、確か合法(合憲)あり、「ブルーボーイ事件」でそこが30年間「タブー視」されている点も非常に興味深いが、ただ、1996年の「答申」と同時期に「旧優生保護法」が「母体保護法」に改正されており、その連関性は見る必要があると思います。


7 : 福田敬知 :2024/07/18(木) 18:33:37
報告お疲れさまでした。4回生の福田です。

①宮島さんへ
「劇画」の変遷について、マスコミ化ということがキーワードで出てきましたが、このことの社会背景として、教養主義の没落が挙げられると思いました。参考として、竹内洋の『教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化』がおすすめです。
また、劇画の受容した層も全て運動学生だったというより、全共闘世代が『あしたのジョー』を受容したり、シラケ世代がガロ系作品を受容したように世代ごとに見ていってもいいかもしれません。
マスコミ化した劇画マンガの先駆として、『デビルマン』、『マジンガーZ』の永井豪が挙げられるのかなと思いましたので、参考までに例示しておきます。

②陰地君へ
ブルーボーイ事件で優生保護法と性転換の問題が表面化されたわけですが、なぜ90年代だったのか、そしてそれ以前の時代において性転換をめぐる判例はなかったのかが気になりました。
また、60年代以降、アンダーグラウンドではあるにしろ、モロッコでの性転換手術は日本でメディアを通じて非常に有名になっており、芸能人でカルーセル麻紀が第1号として有名になったほどなので、当時のそういった事情が世間にどのように評価されていたのか、その移り変わりがなぜタブー視されていたのかを解くカギになるのかもしれないと思いました。


8 : 山田渚紗 :2024/07/18(木) 18:47:04
ご報告お疲れ様でした。
4回生の山田です。

①宮島さん
私自身非常に興味深く報告を聞かせていただきました。
一方で、質疑応答にもあったように史料と先行研究の使い分けについて今1度見直し、振り分ける必要はあると思います。
また、「劇画」としての定義づけをしっかりと行った上で立場を明確にしていくことが必要であると感じました。

②陰地さん
今回の発表で陰地さんは、最初ブルーボーイ事件と埼玉医科大学の答申の関連性について示唆しておりましたが、その部分については埼玉医科大学総合医療センターの方が当初のことについて「性同一性障害と性転換手術」という題名で文書をインターネットに公開しているので閲覧して見ると良いと思います。
また、その文書の中で「(1995年の性転換手術申請について)人権問題としてマスコミが好意的な報道をした」というような記述が見受けられたので先生が仰っていたブランクの部分を踏まえた上で、マスコミの報道、事案の広がり方についても見てみると面白いのではないかと感じました。


9 : 山本駿介 :2024/07/18(木) 18:49:00
お二人とも報告お疲れ様でした。4回の山本です。
① 宮島さん
 今後劇画を対象として研究を進めていく上で、①「劇画」とはどのような特色を持った作品ジャンルで、② それは当時のどのような社会状況によって醸成されたもので、③ 誕生以後の社会や作品にどのような影響を与えたか、という3点を明らかにするのが、道筋の1つになるかなと思います。
 そこで先行研究として1冊書籍を紹介しますが、宇野常寛氏の『ゼロ年代の想像力』(ハヤカワ文庫、2011年、初出2008年)が、90年代以降のマンガ(それ以外のポップ・カルチャー作品も多数)と社会との関係を考察しています。あくまで社会学の文脈でではありますが、重要な先行研究だと思いますので、お伝えしておきます。

② 陰地君
 当該事件によって性転換手術が30年間タブー視されていたとのことですが、30年というのはあまりにも大きいブランクです。個人的にはそれほど大きな空白が生まれる原因は何であったのかが気になりました。性転換手術を忌避する風潮が作られた根本部分はどこにあったのかを論じられれば、それはもう立派な研究になると思います。
 その点を見ていく上で、ブルーボーイ事件は当時どのように報道されていたのでしょうか。ニュースもそうですし、週刊誌などでの判決に対する取り上げ方を見れば、世論が性転換手術自体をどう感じていたか、又どう捉えるようになっていったかが見えてくるのではと思います。


10 : 鬼木翔大 :2024/07/18(木) 18:57:59
報告お疲れ様でした、3回生の鬼木です。

【宮島】
劇画の定義に関するものが質疑として多く寄せられたと思いますが、質疑の際にも申し上げました通り、『サンデー』や『マガジン』などの週刊誌編集者が劇画という存在に対してどのような見解を持っていたのかに着目することは面白いように感じました。少なからず自社の発行する週刊誌の中身の選択いかんによってはその後の売れ行きなども左右されるため、そのことを考えると、劇画というジャンルに関して編集者側もそれなりに独自の定義的な観点は持っていたと考えられます。個人的には劇画に関する権藤さんの「死生観」についての考え方が非常に面白く感じられました。

【陰地】
テーマ的には非常に面白く感じますし、個人的にはテーマなどは変更せずにこのまま突き進んでほしいのですが、やはり報告中にも有恒先生からご指摘があった通り欠けている部分が多すぎるので、次回の報告に期待したいところです。基礎購読で陰地君と組んだことのある身としては、実力はこんなものではないことはよく知っていますので、きっと大丈夫です、頑張りましょう!


11 : 鬼木翔大 :2024/07/18(木) 19:05:07
お2人とも敬称をつけ忘れておりました、大変申し訳ないです!


12 : 松尾 樹 :2024/07/18(木) 19:17:56
報告お疲れ様でした。4回生の松尾です。

①宮島さんへ
劇画というジャンルはあまり聞いたことが無かったので興味深く聞かせていただきました。講義内でもあったように、宮島さんから見た劇画の定義や特徴を位置づけると先行研究との差別化を図れるように思いますし、少し調べさせていただいたぐらいですが、学生運動との社会的関わりもあるようですので当時の様々な思想や読者層の動向を取り上げてみてもいいのかなと思います。

②陰地君へ
性と医療に関する生々しい研究テーマでしたが、他の方も書かれているように事件発生・判決確定から性転換手術が世間的に認められ始めるまでのブランクはやはり大きいと思います。山崎先生のおっしゃったようなモロッコで性転換手術を受ける人がいたという実情は、当時の医学界でどのように受け止められていたのかも気になるので、学会の史料などがあれば有効なのかなと思いました。


13 : 木全諄 :2024/07/18(木) 19:46:42
報告お疲れ様でした。4回生の木全です。

①宮島さん
「劇画マンガ」というジャンルは詳しくなかったのですが、マンガ自体はだいぶ好きなので興味深いなと思い聞かせていただきました。
まず、皆さん述べられていたように「劇画」と一括りにして考えてしまっていいのかという点は疑問に思う所でありました。「写実性の高い絵で、比較的長編の物語」を指しているようでありましたが、写実性はともかく、”比較的“というのは何をもって比較しているのかといった点や具体的に何巻、何頁書いたら長編とみなされるのかといった点などあやふやに感じる点が多いと思うので今一度どういった作品であれば「劇画」と呼称できるのか考えてみてみるといいと思います。

②陰地くん
当該事件の判決から日本における性転換手術がどのようにリンクしているのかを見ていきたいのかなと思いましたが、今回の報告では問いが不明瞭かつ先行研究との差異も見られなかったため、分かりにくいと感じてしまいました。今回の報告において、判決の内容と答申を結び付けたことでそこから何を見るのかということを明記していただければ問いも明確になったと思いますので今後はそういった点にも気を付けていただければよいかと思います。


14 : 塚本遼平 :2024/07/18(木) 20:27:02
報告お疲れさまでした。4回生の塚本です。

①宮島さんへ
 劇画の歴史について、様々な史料を用いて分かりやすくまとめられていたと思います。
 質疑応答の際にも述べましたが、劇画という用語の曖昧さは当時からあったということから、その研究を行う際には宮島さん独自の定義を設ける必要があるのかと思いました。宮島さんはマンガの作者の方に興味関心があることから、当時の漫画家の回顧録や自伝なども参考になるのかと考えられます。自分が見たところ、白土三平の伝記(毛利甚八『白土三平伝:カムイ伝の真実』)があるので、そういう文献も確認されると良いかと思います。

②陰地君
 性転換手術と旧優生保護法との関係性については知らなかったので、興味深く感じました。
 今回の報告で感じたのは、埼玉医科大学答申の付帯条件として手術のインフォームド・コンセプトや周りからの配慮を求めるといった、情報開示や多様性の容認に通じる内容があったということです。今後性転換手術について見ていくとしたら、当時の同性愛や性転換自体に関する日本社会の意見や言説を見ることで、この事件がもつ歴史的意義や性転換手術自体の同時代的見方が明らかになるかと思います。

史料や研究を探すめるのはなかなか難しいとは思いますが、これからも頑張ってください!


15 : 山際こころ :2024/07/18(木) 20:51:57
報告お疲れ様です。三回生の山際です。

①宮島さんへ
テーマがとても面白いと思いました。時代の移り変わりと共に劇画マンガも変遷していく中で変わらなかったものは何なのか、劇画マンガを描く人々は何を劇画の核と捉え継承しようとしていったのか関心を抱きました。

②陰地さんへ
ブルーボーイ事件の判決が出た当初、判決の趣旨を正しく報道していたものが多数あったとのことでしたので、それでも判決の具体的な内容があまり顧みられなかったことに疑問を抱きました。「優生保護法違反」というセンセーショナルな部分が人々の関心を集めやすかったにしても、何か他にも要因があったのではないかと思いました。


16 : 石山航 :2024/07/18(木) 21:15:08
報告お疲れ様です。3回生の石山です。

宮島さん
率直に漫画愛が強く伝わる報告でした。
はじめにで各漫画の性質や作家について述べられていたため導入理解が分かりやすく良かったです。
対象時代の限定と先行研究整理に対する立場を明確にできれば、更に良い報告になるので秋学期の報告を楽しみにしています。

陰地君
複雑な社会問題である性別適合手術や旧優生保護法を、ブルーボーイ事件や埼玉医科大学倫理委員会という切り口から研究する研究は非常に興味深いと感じました。
この研究は史学のみならず社会学的にも意義のある研究であると考えます。
山崎先生が仰っていたように、「自分のやりたいこと」を簡単な言葉で良いので一度ブラッシュアップしておくと、秋学期の研究への導入が楽になるかと思います。
(埼玉でブルーボーイ事件を題材にした映画?の撮影があるみたいなので何かの参考になるかもしれません。共有しておきます。)
映画を通じて前橋を世界へ―。『フタリノセカイ』『世界は僕らに気づかない』で国内外から高い評価を受ける前橋生まれの映画監督、飯塚花笑さん。これまでの最大規模で臨む最新作『ブルーボーイ事件』を5月中旬、撮影開始する。60年代、日本のLGBT史を変えた実話を描いた社会派作品で、ロケ地の中心は前橋のまちなか。9年間温めてきた本作への思いを聞いた。(取材/阿部奈穂子)


17 : 岩間拓良 :2024/07/18(木) 22:05:39
報告お疲れ様でした。4回生の岩間拓良です。

①宮島さんへ
導入が非常に充実してあり、劇画について詳しく学ぶことができました。質問にもあったように劇画の定義付けを行った上で今後の研究を進めて行く必要があると感じました。

②陰地さんへ
まず初めに自身の研究についての意義や方向性が述べられていなかったので、そこを明らかにする必要があると感じました。ブルーボーイ事件を調べていく中で、性転換に対して批判的であった人物や当時の社会事情を調べていくと面白いと思いました。


18 : 安藤大輝 :2024/07/18(木) 22:12:02
報告お疲れ様でした。4回生の安藤です。
宮島さん
劇画の定義に関して言われていましたが、ここに関してはこれから作りあげていけばよいと個人的に感じました。漫画への愛は十分すぎるほど伝わったのでその熱意さえあれば、やり遂げることができるのではないかと思います。漫画の歴史には触れたことがなかったため、すごく新鮮でこれからが楽しみな研究の一つです。これから頑張ってください!

陰地くん
ブルーボーイ事件という性転換手術と旧優生保護法の関連性に着目するという内容でとても興味深い研究だと感じました。聞き取りができればより精密で面白い研究になると思います。視点を様々な方面から用いて整理するのも一つの手となるのではないかとも感じました。次回の報告がすごく楽しみです。これから頑張ってください!


19 : 八木宣大 :2024/07/18(木) 22:35:06
報告お疲れ様でした。3回生の八木宣大です。

①宮島さん
劇画マンガという一つのテーマに関してここまで調べ上げたのは純粋に凄いと思います。史料についても引用された意図が明確にわかったので本文との接続が見えやすい根拠になっていたように見えました。
今後の研究においては、時系列をある程度区切って歴史の構造を見えやすくすることが重要なのではないかと思います。今後宮島さんが研究を進める中で一連の経緯をどのように解釈し、説明したいと思うかによって研究の構成も決められそうだと感じました。

②陰地くん
「ブルーボーイ事件」について初めて知ったのですが、それについて陰地くん自身が判決にどのような意味を見出すかが重要なのではないかと思います。それによって先行研究と自分の立場の差異を明確にすることができ、先行研究批判と自分の論の立証という方向性が見えてくるのではないかと思いました。
今回の報告ではブルーボーイ事件に重きが置かれましたが、性同一障害をめぐる歴史全体において事件がどのような影響をもたらしたのかが気になります。何かしらの歴史的意義が説明できそうなら、ビフォーアフター的な視点からスタートしてみるのもありかもしれません。


20 : 横山真太郎 :2024/07/18(木) 23:18:13
報告お疲れ様でした。四回生の横山です。

①宮島さん
まず研究で扱う劇画の定義を明確にすること。次になぜこの時代・この題材なのかという点。
この二点を整備するのが肝要だと思います。

②陰地さん
ブルーボーイ事件という事件のことを初めて知りましたので大変勉強になりました。
山崎先生をはじめ既に多数の方々が仰っていることですが、性転換手術にモロッコが用いられていたことなどからまずは同時代の文献を漁ってみることが一番良いのではないかと考えます。


21 : 小林希颯 :2024/07/18(木) 23:25:30
報告おつかれさまでした。3回生の小林です。

①宮島さん
漫画という身近なテーマですごく興味深い研究だなと思いました。漫画にも当時の社会の流れやブームがあることを知ってすごく面白かったです。私も研究している時代が近いので、時代の流れを掴むのが大変だと思いますが一緒に頑張りましょう!
②陰地さん
私も1990年代のジェンダーについて研究しているので興味深い報告内容でした。性教育では90年代にかけてLGBTQに関しての意識も上がり、性教育の内容がブラッシュアップしたような内容の先行研究を見つけたのですが、性別転換手術が30年間も停滞しているのがなぜか、疑問に感じました。お互い頑張りましょう!!


22 : 三浦光太郎 :2024/07/18(木) 23:37:42
報告お疲れ様です。3回の三浦です。

①宮島さん
漫画をテーマにした研究ということで、非常にユニークで面白いと思います。漫画から当時の時代背景、例えば反帝国主義・民主主義といった思想が読み取れるというのはなかなか興味深いです。また、先行研究がよく整理されていると思いました。

②陰地くん
優生保護法が性転換手術に関わるものだと初めて知ったのでとても面白いと思います。優生保護法はとても時代性に影響されやすいものだと思います。同法が成立した背景は、ベビーブームにおいて人口増加を抑制しようというものでした。最近においては、性転換手術が違法とされました。さらに、旧優生保護法が最高裁で違憲とされ岸田総理が被害者団体に直に謝罪したことが報じられています。このように、時代の流れを追って性転換ないし優生保護法を見てゆくのも面白いと思いました。


23 : 片岡巧月 :2024/07/18(木) 23:39:38
報告お疲れ様です。3回生の片岡です。

①宮島さん
「劇画」というジャンル自体、私としては初めて触れるジャンルだったので面白かったです。ただ、報告を聞いていて「劇画」の大まかなものは捉えられたものの、詳しくどのようなものなのかについては疑念が残る部分もあったので、他の方もおっしゃっているとは思いますが定義付けや聞く方への配慮等があればより良くなると思います。また、この研究の独自性などについても一度整理した方が今後の方向性を明らかにしやすいと思います。同じような時代の文化史を研究しようとしているため、今後も一緒に頑張りましょう。お疲れさまでした。

②陰地さん
質問でもお聞きした通りなのですが、結局のところどのあたりが着地点なのか、イマイチ分からなかったところが残念でした。題材自体はとても面白く、社会的にも疑問が残る点が多いと思うので、次回までまずに「着地点」を考えながら全体の構想を行うと個人的には良いと思います。あとは史料レジュメ、出典などは明確にしましょう。方向性がなかなか定まらず苦しかったとは思いますが、お疲れさまでした。


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