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【6月27日 4限 意見・感想】

1 : 河嶋直 :2024/06/27(木) 09:59:31
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。 なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は6月27日(木)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
3回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
*報告者2人分(1コマ分)で1投稿 ・報告順に従い、
 ①―さんへ  
 ②〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む。


2 : 溝口当子 :2024/06/27(木) 17:48:48
報告お疲れ様です。3回生の溝口です。

①山内さんへ
臨時台湾旧慣調査会の後継機関として設置された蕃族調査会が3年ほどで廃止された点について、総督府は何をもって調査が終了したと捉えたのか気になりました。私の報告テーマも台湾に関係しているものなので、お互いに情報提供していけたらな、と思っています!

②北村さんへ
様々な史料を用いて、一つ一つに論理的な考察がなされていたと思います。今後は民衆からの視点も取り入れるとのことですので、とても聞き逃していたら申し訳ありませんが、今回は大戦中から山梨軍縮までの期間を取り上げていらっしゃいましたが、山梨軍縮は国家総力戦体制を研究する上で何か大きな転換点だったのでしょうか。


3 : 鬼木翔大 :2024/06/27(木) 19:32:54
報告お疲れ様でした、3回生の鬼木です。

【山内さん】
報告の中においてもご自身で触れられていました通り、研究の軸が未だ定まっていないとのことでしたが、現段階においては、さらに面白い研究の軸に派生する可能性を秘めた内容の報告であったように個人的には思われました。特に山崎先生とのやり取りの中で語られていた「人の崇拝の対象」という話はこの上なく面白いと感じた部分でもあり、山内さんの思考の深さが見受けられたように思います。近代という或る種において呪術的なものが衰退していく時代において、統治・支配という帝国主義的な観点からそれらを捉え直すことにより、制度や施策などといったものとの関わりを論じるという点で個人的には有意義な研究であるように思われたのですが、この研究の歴史的意義がどこに存するのかということを一度整理し直すことで何か見えてくるものがあるのかもしれません。少なくとも自分自身も現状の山内さんと同じように研究の軸に悩まされていた時期があり、その際に効果のあった方法ですので、ぜひお試しください。

【北村さん】
自分自身の発表の際のレジュメとおおよその形式が似ていたこともあり、非常に理解がしやすいレジュメとその内容でした。個人的に気になった部分としては2つほどあり、1つ目は考察の部分における先行研究との差別化であるように思われます。国家総力戦体制という部分に関しては多くの先行研究が存在するものでもあり、今回の先行研究整理の部分において取り上げられていた以外の論文も含め、国家総力戦体制というものをいかに独自の捉え方で以て切り込んでいくかという点が非常に重要になってくるように思われました。また、そうした点においては拾いきれていない関連論文をいかに早期において捌き切るか否かが今後の研究の進捗を左右する要因となってくるのではないでしょうか。2つ目は山梨軍縮についてです。自分自身の研究も現段階においては明治期の31年間という長い時期を見据えるものであり、それゆえに終わりをなぜそこに定めるのかという明確な意図が必要とされることは研究をする上で常に念頭においていました。それと同じ理屈ではあるのですが、今回の北村さんの研究における対象期間は第1次大戦後〜1922年頃までとされており、山梨軍縮が研究対象期確立において大きな意味を持つことが見受けられました。これについて、北村さんの研究の中における山梨軍縮が如何なる意味を持つものであるのか、それはこれまでの諸研究とは異なる語り口のもとで取り上げられるのか、などが1つ目と関連して気になる部分ではありました。


4 : 愛葉一真 :2024/06/27(木) 19:48:48
報告お疲れさまでした。3回生の愛葉です。

山内さんへ
今回の発表を聞いて、日本が台湾を統治し始めた当初どういった機関があるか知りました。また先行研究に対して自分なりの考察が述べられている点が非常に良いと感じました。

北村さんへ
今回の発表を聞いて、第一次世界大戦が欧州で行われ日本は欧州戦線に参戦していない点が総力戦体制に繋がっているのだと感じました。総力戦体制の変遷を見る上で、軍部、政治家、国民など様々な視点から見ると良いのではと感じました。


5 : 河嶋直 :2024/06/27(木) 20:14:01
①山内さんへ
報告お疲れ様でした。4回の河嶋です。
講義の中でもありましたが、「慣習(旧習)」の中の何に焦点を当てるかは重要だと思いました。本報告では、医療行為と祭祀公業に絞っていましたが、祭祀公業(土地・戸主問題)について、1920年代に入ると「伊藤書記長」や後藤新平、江木翼が問題視しており、1920年代は総督府長官が武官から文官に代わる時期であり、ここはポイントだと思いました。後、明治維新期に於いて、教派神道(天理教、黒住教、金光教など)は前近代的医療行為が、啓蒙・欧化の中でその行為を失くす方向に入っており、もし、台湾政策の中で、「慣習」が、上から排除されたならそこは面白いと思いました。以下参考文献です。
〇神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ:新聞記事文庫
〇『台湾慣習記事』台湾慣習研究会、1巻1号-6巻12号、1901年1月-1906年12月
〇『法院月報』法院月報発行所、1-4巻号、1907-1910年

②北村さんへ
報告お疲れ様でした。4回の河嶋です。
「国家総力戦体制の構築」をどこに据えるのかによって、研究の年代対象が異なり、それに向かう過程もまた違って来ると思うので、ここは明確にすべきだと思いました。後、「国家総力戦体制」といっても、それは「ファシズム体制」「国防国家体制」「総力戦体制」「翼賛体制」と多岐に渡るので、今日挙げられた先行研究は少なく、もっとあたる必要があると思いました。以下参考文献です。
〇小林啓治『総力戦体制の正体』柏書房、2016年6月10日
〇纐纈厚『総力戦体制研究:日本陸軍の国家総動員構想』三一書房、1981年7月


6 : 梅野友翔 :2024/06/27(木) 20:29:26
報告お疲れ様でした。3回生の梅野です。

①山内さんへ
台湾の統治期に台湾を近代化するための研究機関が存在していたこと、その機関と台湾の政治制度を結びつけて考察する点に関心を持ちました。史料が台湾関係なので手に入れるのが大変だと思いますが、とても面白い研究になると思いました。

②北村さんへ
論証する際に一つ一つ史料を用いて考察する点が素晴らしいと思いました。日本の軍備に関してですが、大正デモクラシーなどの日本の社会状況も大切だと思いますが、第一次世界大戦の時期に日本と海外は切り離しても離しきれない関係なので第一次世界大戦後の戦争処理も帝国在郷軍人会などに影響を与えているのではないかと思いました。


7 : 白井岳歩 :2024/06/27(木) 21:07:44
報告お疲れ様でした。4回の白井です。
①山内さんへ
呪術的なもの、物に対する信仰が研究動機というのは面白いと思いました。
既に言われていることで恐縮ですが、台湾以外にも更にいろいろな地域を見てもよいのかなと感じました。
②北村さんへ
北村さんの独自性がどこにあるのか、もうすこし明確化できればより良くなるのかなと思いました。


8 : 服部友哉 :2024/06/27(木) 21:43:03
報告お疲れ様でした。4回生の服部です。
山内さん
統治初期の台湾についての報告興味深かったです。
自身の研究テーマに悩まれているということでしたが、今のうちに悩めるだけ悩んで、本当に研究したいテーマを選ぶべきだと思います。

北村さん
多くの史料を用いて整理されていた点が良かったと思います。
山梨軍縮が1つのキーワードになるかと思うので、そこをうまく整理できるといいと思います。


9 : 赤坂知哉 :2024/06/27(木) 21:45:43
報告お疲れ様でした。4回生の赤坂です。

①山内さんへ
報告お疲れ様でした。近代への移り変わりを「呪術的なもの」に着目した視点がとても面白いと思いました。何を「呪術的」、「前近代的な慣習」とするか山内さんの定義がわかりませんが、科学的ではないことをそのように呼ぶのであれば、日本でも十分そのような事例は見つけることができるのではないかと思いました。頑張ってください!

②北村さんへ
 報告お疲れ様でした。5限が合ったので途中で抜けたので最後までは聞けませんでした。質疑の中でも言われたかもしれませんが、研究テーマをもう少し絞ったほうが良いのではないかと思いました。どのように国民統合を目指したかについて、今後研究していかれるようですが、その中でも政府からの視点なのか、民衆側からなのか、また、政治、軍事や経済など総力戦体制といっても様々な側面があると思います。頑張ってください!


10 : 森倉ことな :2024/06/27(木) 22:14:10
①山内さんへ
山内さんが今回の報告で"慣習"をテーマに選んだ根本的な理由として「人が人じゃないものに熱心に向き合ってることに興味がある」ということを述べていて、それが自分にない視点であったことから面白いなと感じました。しかし、その根本的な部分が抽象的であるがゆえに、今回の報告に山内さんがしたい事が現れにくかったのかなと感じました。それを明確にできた次の報告を楽しみにしています。
質疑応答の際に山内さんがしっかりと質問に答えようとしている姿勢は非常に良かったなと勝手に思いました。お互い研究頑張りましょう。

②北村さんへ
史料からの考察がしっかり行われていて、一つ一つの史料が何を示しているか理解しやすかったです。テーマをさらに突き詰めてオリジナリティをもっと出せたら良い研究になるのではないかとも感じました。お互い研究頑張りましょう。


11 : 松尾 樹 :2024/06/27(木) 22:17:45
報告お疲れ様でした。4回生の松尾です

①山内さんへ
研究の動機がとても面白いと感じたので、自分としてはレジュメに書いたとおりの医療行為と衛生観念について興味深いなと思いました。講義内でも山内さんがおっしゃったように、一口に医療行為といっても消滅した又は消滅させられた物と残存した物など沢山あるので、それぞれ整理してどれを研究の軸や主要テーマとするのかを考えてもいいのかなと思います。

②北村さんへ
今回の報告では総力戦というものに焦点を当てていました。私はあまり軍事や政治に詳しくないので深い疑問ではないかもしれませんが、史料1下段の国家間戦費比較について、あくまでもこれは総額の比較なので、当時(1915年)の日本の戦費がどのように審議・決定され、また、その内訳がどのようであったかを見てみないと比較は出来ないのかなと感じました。そのような史料があれば、戦時期という特殊な環境下で当時の政治中枢や軍部が何を重視していたのかが見えてくるのかなと感じました。


12 : 石山航 :2024/06/27(木) 22:37:08
報告お疲れ様です。3回生の石山です。

①山内さんへ
関係人物が3名述べられていましたが、過去の関係性やそれぞれの立場が明記されるとより状況を掴みやすくなると感じました。
医療行為/祭祀行事の二者ではかなり分野も異なる気がしたので、今後は研究の対象を絞ると良いかもしれません。
本当に研究したいことを自身の言葉で説明できていたので、軸を固めて今後の研究も頑張ってください。お疲れ様でした。

②北村さんへ
「総力戦」について多彩な史料を用いて説明されており、聞き応えがありました。
先行研究整理の直後に史料考察に入られていたので、この間に史料③を引用して日本の総力戦への関心や政策が述べられていると更に分かりやすくなると感じました。
また、史料②以外では北村さんの考察や考えが若干見えづらかったので、明記しても良いのでは無いかと思います。
お疲れ様でした。


13 : 高井結菜 :2024/06/27(木) 23:09:18
報告お疲れ様でした。3回生の高井です。

①山内さん
台湾総督府、台湾統治に関することは高校の日本史でも習いましたが、この発表から高校日本史では習わなかったことも理解することができました。また発表の声もとても聞き取りやすく堂々とした態度かつ質問にも上手に答えていたので、とても素晴らしいと感じました。また発表の途中で医療・衛生に関する内容が出てきましたが、私の研究テーマと少し関係していると感じとても興味が沸きました。ただやはり色々な方が言われているように今後は研究の軸を定めて行くのが課題で、正直私も少し今悩んでいるところでもあるので、お互い頑張りましょう。

②北村さん
発表していて史料を用いて論理的に説明していた点や説明する時も詳しくしていた点がとても素晴らしいと感じました。国家総力戦などは山内さんの台湾統治などと同じように高校日本史でも習いましたが、高校日本史では習わなかったことも理解することができ、興味深い発表であると感じました。ただ、とても興味の対象が広いのはいいことであるとは思うのですが、先生もおっしゃっていたように第二次世界大戦を入れるのは範囲としてかなり広く、研究の難易度が上がり大変になるのではと私も感じました。お互い頑張りましょう。


14 : 橋本明日香 :2024/06/27(木) 23:29:57
①山内さんへ
山内さんの「人の信仰の対象」や「呪術」への関心は誇れるものであり、山内さんが自身の研究にオリジナリティーを出せる大きな存在なので、その純粋な興味関心を大事にしながら今後の研究を深掘りしていけたらいいなと思いました。山内さんが心からやりたいと思える研究の軸が定まればいいなと思います。

②北村さん
ご自身で史料を見つけ、一つ一つの考察に裏付けがあった点がよかったと思いました。今回の報告では史料も踏まえた研究の結果、先行研究と似た結論になってしまったとのことですが、今回のように細かな作業を積み重ね違った視点から研究することでオリジナリティーが出てくると思います。応援しています。


15 : 下山菜々子 :2024/06/27(木) 23:30:28
報告お疲れ様です。3回生の下山です。

①山内さん
研究の方向性が決まっていないというお話でしたが、呪術の研究とても興味深いです。私自身、スポーツをしており鍼灸などの東洋医学にお世話になっておりますが、中国で修行をしてきたのを売りにしてる、いかにも怪しそうな先生を何度も見たことがあります。気の流れ?みたいな呪術的な施術をしてくれるのです、。ぜひ調べて欲しいです。

②北村さん
私も同時代の文部省の動向を調べているのでとても参考になりました。田中義一の書物には愛国心についての言及があり、この点に興味を持ちました。お互い情報共有など出来たら良いと思います!


16 : 中川美祈 :2024/06/27(木) 23:44:25
報告お疲れ様です、3回生の中川美祈です。

山内さんへ
消えた旧慣と残った旧慣について、一度整理をしてみて、対象を絞るとよりよくなると思いました。私も精神医療についても興味があるので、医療行為と衛生観念についての先行研究整理は興味深かったです。質問に対して、堂々と自分のしたいことや意見を言っていてかっこよかったです。

北村さんへ
軍部についての研究整理では、日本は、軍事力、それを補うための経済力において諸国より劣っており、それを養おうとしていたこと、社会情勢についての研究整理では、志願兵数が減っていったことなどを理解することができました。また、関東大震災を機に民衆からのイメージが変わったというのが、私の研究分野も関東大震災を機に変化したところがあるので面白いなと思いました。史料を読む時に原文だけではなく、つまりどういうことを言っているのかを要約して教えてくださったのが分かりやすかったです。


17 : 竹村勇輝 :2024/06/27(木) 23:45:21
報告お疲れ様でした。4回生の竹村勇輝です。

山内さんへ
最初一通り発表が終わった時点ではあまり話が見えてこなかったのですが、質疑応答で自分のやりたいことを言っているのを聞いて、自分の中でしっかりとやりたいことを整理出来ていて良かったと思いました。
台湾に現地調査へ行くとなるとだいぶ大変になるとは思いますが、それまでに研究の基礎を固めて方向性を決めていってほしいです。


北村さんへ
先行研究の整理から自分の観点を見出していたり、複数の史料を使い研究を組み立てられたりしていて良かったと思いました。
その一方で、まだ他の先行研究との差異という部分で少し弱さがあるのかなとも感じたので、これから研究を進めていく中でさらに研究し尽くされていないところを探してオリジナリティに変えていって欲しいです。


18 : 小林希颯 :2024/06/27(木) 23:52:33
報告おつかれさまです。3回生の小林です。
①山内さん
台湾が近代にも関わらず呪術的な方が残っていたことを初めて知ったのでとても興味深い研究だなと思いました。私も論点を迷っているので一緒に頑張りましょう!!

②北村さん
史料を丁寧にみれていてとても分かりやすい内容でした!たくさん研究されていてオリジナリティを見つけるのは大変かと思いますが、作業を重なることで見えてくると思うのでお互いがんばりましょう!!


19 : ZHU Yiqi :2024/06/27(木) 23:58:12
報告お疲れ様でした。4回生のシュです。
山内さん
統治初期の台湾についての報告で、面白く聞かせてもらいました。台湾の民俗とかも関わるなのでそっちからもなんか研究できるではないかなあと思います。
北村さん
総力戦を中心で発表したが、総力戦という言葉がなんか大きいと感じて、方向を絞って研究を深めるほうが良いと思います。


20 : 安藤大輝 :2024/06/27(木) 23:58:31
報告お疲れ様です。4回生の安藤です。
①山内さん
正直な感想として、とても興味深い内容であると思いました。歴史的先行研究が見当たらない点は私はオリジナリティと感じます。誰も見つけていない観点を見ていくことはやはりオリジナリティーだと感じます。私も直接的なものはなく正直困ってます。だからこそ要素をつなぎ合わせ、構築していくことが必要なのではないかと考えました。私の極論なのであまり参考になるかもわかりませんが、一旦その研究が どのようなものであるのか整理してみるとよいのではないかと感じました。厚かましくすみません。お互い頑張っていきましょう!

②北村さん
レジュメとても読みやすかったです。また、内容に関しても着眼点含め、興味深いと思いました。私はあまり軍事・政治に関して知識がないため、今後感想共に質問できるようにしたいと思います。
お役に立てず申し訳ありません。


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