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【5月30日 4限 意見・感想】

1 : 河嶋直 :2024/05/30(木) 15:49:48
講義に出席された方はこちらに意見や感想、アドバイス、参考史料(資料)等を書き込んでください。なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は5月30日(木)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 下山菜々子 :2024/05/30(木) 16:18:28
報告お疲れ様です。3回生の下山です。
フェミニズムとBLの関係性が見つかったらとても面白い研究になりそうだと思いました。
質問させていただきましたが、腐女子という言葉が誕生したのが1990年台ということでしたが、その言葉が受容される流れに着目してみたら面白そうだと思いました。


3 : 下山菜々子 :2024/05/30(木) 16:18:32
報告お疲れ様です。3回生の下山です。
フェミニズムとBLの関係性が見つかったらとても面白い研究になりそうだと思いました。
質問させていただきましたが、腐女子という言葉が誕生したのが1990年台ということでしたが、その言葉が受容される流れに着目してみたら面白そうだと思いました。


4 : 溝口当子 :2024/05/30(木) 17:00:46
報告お疲れ様でした、3回生の溝口です。
現在、漫画やドラマ、映画など様々なメディアにおいてBL作品が作られており腐女子層ではない人もライトに楽しめるコンテンツになっていると思いますが、この社会の変化はどう捉えるべきでしょうか。
また、BLは現在外国においても人気があるジャンルですが、これは日本のサブカルチャー文化の一部として受容されていると思います。国内においてもBLはサブカルチャーの興隆とともに市民権を獲得したジャンルだと思っていたので、フェミニズム運動から捉えるというのは興味深かったです。日本に先駆けてフェミニズム運動を起こしたアメリカなどでは、フェミニズム運動とゲイ文化やBLはどういった関係性なのでしょうか。


5 : 河嶋直 :2024/05/30(木) 17:06:18
報告お疲れ様です。4回生の河嶋です。
【史料7】より「投稿された「ヤオイなんて死んでしまえばいい」というエッセイが、BLを好む女性たちがゲイに対する目線を気にする大きなきっかけであった」とあったが、ここに於いて「腐女子」という二次元を対象とする男性同性愛の消費とLGBTQ+(ここではゲイ)という三次元(現代社会)に於ける男性同性愛の実態との差異は、山崎先生も仰っていたが、重要な視点であり、ここの差異の中で1990年代ぬ商業BLが発展する過程を組み込むと面白いのではないかと思いました。以下参考文献です。
〇杉浦由美子『腐女子化する世界:東池袋のオタク女子たち』2006年10月1日


6 : 森倉ことな :2024/05/30(木) 17:11:36


報告お疲れ様です。3回の森倉です。
私自身、BLや腐女子という言葉は知っていましたが、それらと社会の関係を考えたことはなかったので、今回のレジュメの題を見た時から岸さんの研究に興味を持てました。しかし、フェミニズム世代は30〜40代、BLを読む世代は10〜20代?と考えられることから、それらの関連性を導き出すことの難しさも理解できたので、山崎先生が言っていたように聞き込みを通してその難しさが解消されたらいいなと感じました。
また、内容の話になるのですが、佐藤雅樹さんの意義申し立てを通して「BLを好む女性たちがゲイに対する目線を気にする大きなきっかけであった」(P6-12)と書かれていたのですが、その「」内の根拠がないなと感じたので、その根拠を史料で示すことができたら良かったのではないかと感じました。根拠を示す史料として佐藤さんの異議申し立てに対する当時のコメントをいくつか見つけ出せれば、活用出来るのではないかと感じました。


7 : 竹村勇輝 :2024/05/30(木) 17:27:52
報告お疲れ様でした。4回生の竹村勇輝です。
今回の発表ではBL作品がどのように普及してきたのかについてはある程度理解でき、BL作品が色んな意味や思いが込められて作られているものだということが分かりました。その一方で、それがフェミニズムとどう関係性が強いのかという点ではあまり読み取ることが出来ませんでした。
1回このふたつを切り離して考えて、BL作品の方に焦点を当て、それを受容していた人々の声をもっと集めて欲しいなと思います。
また、自分なりの主張やオリジナリティもまだまだ弱いと感じたので、研究を進めていく中で疑問に思ったことなどを元に固めていって欲しいです。


8 : 安藤大輝 :2024/05/30(木) 17:51:42
報告お疲れ様でした。4回生の安藤です。
私自身今回の報告を聞いて、フェミニズムとBLについてまとめられていたため、明確になればすごく興味深いものになると感じました。フェミニズムの立ち位置、各分野との関係性などより明確に絞っていくとよりよいものになるのではないかと感じました。
お互い頑張りましょう。


9 : 山田渚紗 :2024/05/30(木) 18:09:20
お疲れ様でした、4回生の山田です。
今日の発表では、質疑応答においてや先生方も仰っていたように、先行研究との差別化をし、オリジナリティがどこにあるかを明確にする必要性があることが見えたと思います。
また、フェミニズムとBLについての先行研究については類似すると考えられる論文を見つけたので参考にしていただけたら嬉しいです。

○山岡重行
腐女子の心理学2
彼女たちのジェンダー意識とフェミニズム

腐女子はフェミニストなのか?

○大橋稔
ボーイズラブによって撹乱固定化されるジェンダー構造:フェミニズムの視点から考えるボーイズラブの可能性

○岡田夏美
男性同性愛表象としてのBLをめぐる言説とコミュニケーション

○張瑋容
腐女子の「ファンタジー・トラブル」身体・欲望・妄想をむぐるBLファンタジーの存在論

これからも頑張りましょう!


10 : 福田敬知 :2024/05/30(木) 18:52:21
報告お疲れさまでした。4回生の福田です。
今回の報告では、70年代にやおいものが二次創作の場で出てきたことが当時のウーマンリブのようなフェミニズム運動第2派に影響されているという先行研究の言説がありました。個人的に気になったところはBL作品が70年代の女性の自由運動としての側面を持っていたのはどのくらいの規模での影響だったかというところです。初期コミケットという内輪のコミュニティにおいて、BLはいわゆるおたく文化における同人誌として多々見られるフェチズムの表現という側面も大きいのではないかと思ったからです。
そして、当時のBLを取り巻く状況や雰囲気についてはコミケットに参加した当時の作家などに話を聞いていくとより研究が進むかなと思いました。


11 : 石山航 :2024/05/30(木) 19:51:20
報告お疲れ様でした。3回生の石山です。
率直に、今回の発表で初めてBLや性の多様性について考えさせられる良い機会になりました。
木下氏の先行研究内で扱われていた「慰安婦」について、今後考察を加える場合には慰安婦そのものではなく、慰安婦を取り巻く歴史認識や戦争責任の観点からも考察できるのでは無いかと感じました。
大変興味深い発表でしたので、今後も頑張ってください。


12 : 鈴木琴葉 :2024/05/30(木) 19:57:04
発表お疲れ様でした。3回生の鈴木です。
娯楽作品と社会の結びつきについて、BLという題材から研究をしているのは非常に面白いと思いました。しかし、需要者層の年代差があることから結びつきを研究するのは難しそうですが、関係性が明確になれば非常に興味深いものになると思います。また、創作分野の一つでもあるため授業内でも指摘があったようにいわゆるフェチズム的な側面があるように考えられ、思想的な繋がりがあるとすれば無意識下のものもあるのではないかと感じました。両者の思考に関連するような部分を明確にできれば接点となりうるのではないかと思います。


13 : 上殿浩明 :2024/05/30(木) 20:02:56
報告お疲れ様でした。3回生の上殿です。
BLを書いている方、読んでいる方、フェミニスト、ゲイの方などの様々な人の意見が報告の中で、もっと見えるようになると、より良いのではないかと思いました。


14 : 八木宣大 :2024/05/30(木) 21:02:38
報告お疲れ様でした。3回生の八木宣大です。
一部の女性にとってBLが家父長制からの心の拠り所になったケースがあるということに驚きました。また性的マイノリティへの理解が進む前の偏見によって作風が影響を受けていたという事実も重要であるように感じます。
「俺はホモなんかじゃない」という表現について、同性愛嫌悪が影響して同性愛を否定する表現が増えたという主張はいささか性急なのではないかと思いました。BL雑誌が同性愛嫌悪を避けるような対策を行っていたのであれば他にもその影響があったのではないかと思います。
また、超現代史的テーマとはいえ先行研究、参考文献、史料に全て溝口氏の文献があったのが気になりました。岸さんの主張、オリジナリティーを「おわりに」で書いていただければよかったです。


15 : 鬼木翔大 :2024/05/30(木) 21:20:29
報告お疲れ様でした、3回生の鬼木です。
BLジャンルとフェミニズムとの関連性について質疑の際にお話しさせていただいたことの反復にはなるのですが、個人的に自身の説明が下手くそだったので、整理して書き込みたいと思います。駄文、ご容赦ください(笑)
まず溝口氏曰く、「男性社会における女性の性的役割」や「家父長制社会」といった抑圧から解き放たれるため(=現実逃避のため)のジャンルとしてBLが存在するとのことでした。この解釈でいくと、BLというジャンルの存在は、一方では一部の女性にとっての「男性社会からの解放」の御旗でありながらも、また一方においては「ジェンダー不平等」という裏の実態を映し出す鏡となるように考えられます。これを元に1980年代以降のコミケ規模の拡大を事例として見ると、「BLジャンルの拡大=解放を求める女性の増加」と捉えることができ、ジェンダー平等的な意味における、不平等の格差拡大を示唆しているとも思われます。この潮流はジェンダー格差の是正を訴えてきたフェミニストにとっては大きな痛手であったと考えられ、フェミニストにとってはBLというジャンル自体が目の上のタンコブ的なものと捉えられていたのではないかと。もちろん、これはあくまで想像の域でしかありませんので、例えば今後の研究における「フェミニスト 対 BL(を守り抜こうとした腐女子)」といった構図での検討も面白いかもしれないな、と思われました。


16 : 服部友哉 :2024/05/30(木) 21:23:03
報告お疲れ様でした。4回生の服部です。
他の方も言及されているように先行研究との差別化が必要になってくると感じました。そのために、先行研究の問題点・課題を明確にし、自身の研究の方向性を定める必要があると思いました。
大変な時期かと思いますが、お互い頑張りましょう。


17 : 松尾 樹 :2024/05/30(木) 22:08:22
報告お疲れ様でした。4回生の松尾です。
今回の報告ではBLとフェミニズム運動の関連について見出だしたいとのことでしたが、BL作品というジャンルの特質上、コミックマーケットと二次創作の界隈に留まった範囲での見方や意見が多いように感じました。なので、BLにどれだけの社会的側面や意味があるのかを見つめ直し、フェミニズム運動との関係について探り出せると良いのかなと思いました。


18 : 三木詩織 :2024/05/30(木) 22:30:17
報告お疲れ様です。3回生の三木です。
二次創作、主にBLとフェミニズム運動の関係という発表でしたが、史料や本文が丁寧に整理されていて、とても読みやすかったです。ただ、質疑応答でも指摘されていましたが、どこが岸さんの意見ででどこが溝口さんの著書のそれなのかがよく分からなかったので、次回の発表の際にはそれが明確にわかるといいなと思いました。


19 : 鶴味裕太 :2024/05/30(木) 23:12:04
報告お疲れ様でした。4回生の鶴味です。
他の方の指摘にもあった通り、BLを好んでいた方々の層とフェミニストとして活動していた方々の層がどの程度重なっていたのかによって、考察される結果が変わるのかなと思いました。
BL等に知見があるフェミニストの方を探すのは難しいと思いますが、これからも研究頑張ってください。


20 : 梅野友翔 :2024/05/30(木) 23:45:22
報告お疲れ様でした。3回生の梅野です。
今までBLや第二波フェミニズム運動がどのように研究されたかなど先行研究整理が綺麗でとても理解しやすかったです。しかし、ほかの方が指摘しているとおり、先行研究との差別化が足りなかったので、自分の研究が今までのフェミニズム関係の論文の中でどのような位置にあるのかを示すことでとても面白い卒論になると思いました。


21 : 陰地竜暉 :2024/05/30(木) 23:56:15
報告お疲れ様でした。3回生の陰地です。
BL本を社会的潮流と関連付けて論じるというテーマは斬新で、楽しく拝見させていただきました。
一つ気になったのですが、「やおい」とか「腐女子」のような必ずしも一般的でない語句については、意味を注釈しておくべきだったのではないかなと思いました。


22 : 北村曉理 :2024/05/30(木) 23:57:19
報告お疲れさまです。三回生の北村です。
幅広い漫画のジャンルがあるなか、BLにこだわった理由に興味を持ちました。BLが人気な理由に「男女間のカップルで浮き彫りになる性差」がないことを挙げられていましたが、女性同士の恋愛を扱うGLとBLの共通点や差異点があるのではと思いました。


23 : 渡邉凪紗 :2024/05/30(木) 23:58:01
報告お疲れ様でした。3回生の渡邉です。
女性の理想を詰め込んだBLというジャンルが、フェミニズムや性の多様性について深く考えるきっかけとなるということが分かり、とても興味深い研究だと思いました。女性の役割について固定観念があったからこそ、自分とは違う性別のキャラクターに理想や思いを馳せていたのではないかと感じました。
次回の発表も楽しみにしています。


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