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【5月9日 4限 意見・感想】

1 : 河嶋直 :2024/05/09(木) 16:02:01
講義に出席された方はこちらに意見や感想、アドバイス、参考史料(資料)等を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は5月9日(木) 23:59までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 森倉ことな :2024/05/09(木) 16:39:40
報告お疲れ様でした。3回生の森倉です。
今回の報告から明治末期の高等小学校における英語教育の事実上の廃止について、様々な立場の人の考えに触れることで、廃止に至る流れをイメージすることができて非常に興味深かったです。質問とそれに対する鶴見さんの答えを聞いていると、英語科廃止の過程を読み解く上でその時代背景との結びつきを考えることの大切さに気づけました。資料14の有松英義の考えが大逆事件の影響があると考えられることや、英語が商業科に入れられたことと当時の産業革命が進んでいることの結びつきが考えられるかもしれないことなど、様々な面から今回のテーマを見ることができることに気づけました。
私も英語が商業科に入れられた話をさらに詳しく知りたいと感じたので、次の報告を楽しみにしています。


3 : 河嶋直 :2024/05/09(木) 16:47:02
報告お疲れさまでした。4回の河嶋です。
那波さんが仰っていた様に、史料14の「社会主義」云々という発言は、時代(「大逆事件」前後)も去り乍ら、有松の思想といった背景を考慮する必要があるんではないかと思いました。また、明治20年〜明治44年という幅に於いて、「連続的」に英語教育廃止に向かっていたのは非常に興味深く、この辺は、政権動向を踏まえる必要があると思いました。


4 : 泉晴輝 :2024/05/09(木) 16:59:47
報告お疲れ様でした。三回生の泉です。明治末期において英語科目が廃止される流れを大まかにつかむことができました。文相の小松原は英語自体にあまり興味はなく、社会主義思想をもつような国民を増やさないための処置である可能性があるということがわかりました。


5 : 鬼木翔大 :2024/05/09(木) 17:09:33
報告お疲れ様でした、3回生の鬼木です。
個人的に気になっており、史料中にも登場した「土地ノ状況二依リ」という文言について納得のできる応答が得られたこともあり、質疑に関する応答という面に関しては手本としたくなるような発表でした。小松原英太郎の立ち位置がどのようなものであるのかという点については授業内においても触れられていましたが、文部省をはじめとした官僚サイドがどのような動向をみせていたのかは非常に気になるところでした。


6 : 溝口当子 :2024/05/09(木) 17:09:36
報告お疲れ様でした、3回生の溝口です。
発表を拝聴していて、欧米に追いつけ追い越せの日本にとって英語は必須だったのではないかと考えましたし、英語ブームの影響も考えられますが、実際に英語を加設した商業科の方に生徒が流れたことや高松市の史料を見ても現地で教育に携わっている人々は英語を必要としていたことから、政府と教育現場では意見が正反対だったことが興味深かったです。
英語が廃止されたことで、別の言語を導入する動きはあったのでしょうか?国語教育に専念する方針だったのでしょうか。


7 : 福田敬知 :2024/05/09(木) 17:15:45
報告お疲れさまでした。4回生の福田です。
当時の国際的に共通語として認められていたのは主に英語だったのか、それともその他の言語だったのか。
それを参照した上で、なぜ明治政府は英語を推進したのか、そして英語教育に拍車をかけたのはどういった利害関係がはたらいた上なのかという点を見ていくといいかなと思いました。


8 : 木全諄 :2024/05/09(木) 17:38:50
報告お疲れ様でした。4回生の木全です。
最初レジュメの印刷を手伝っていたため、最初から最後までしっかり理解しきれないまま終わってしまった部分もありましたが、英語教育に関する言説も取り扱われており、英語科教育に対する変遷が理解出来ました。
確か丸山先生が述べていたかと思いますが、学校での英語教育を扱うにあたり、当時の教科書を見てどういった内容が教えられていたのか等分かると面白いのではないかと思いました。


9 : 田中拓磨 :2024/05/09(木) 19:09:38
報告お疲れ様でした。4回生の田中拓磨です。
政治、社会主義、国粋主義が、高等小学校の英語科の廃止に絡んでいたことには驚きましたし、興味深い内容でした。この内容が先行研究に無いのであれば、オリジナリティのある研究になりそうだなと思いました。現代の日本の英語教育は、高等小学校の英語科が廃止されたことに大きく影響を受けているでしょう。また、報告の内容を聞いて、研究への熱心さが感じられました。


10 : 八木大輔 :2024/05/09(木) 19:17:53
報告お疲れ様でした。4回生の八木です。
先生が質疑で仰っていましたが英語は早くから始める方が良いと言われています。それに絡めての意見になりますが、やはり外国語に触れるということが重要と考えたため、質疑の方で外国人教員は居たのか?という質問をさせていただきました。この当時の学年がどのような仕組みなのか詳しく知らないのですが、大学では外国人教員から技術を学んだりしていたと思います。したがってこの当時の外国人教員から講義を受けていた学生がどのように外国語を学んで実用していたかがヒントになるのでは無いかと思いました。


11 : 三浦光太郎 :2024/05/09(木) 19:36:55
報告お疲れ様です。3回生の三浦です。
質問した際にも申し上げましたが、政府系の意見や英語観などの考察が足りないようにも思えます。例えば、初代文部大臣となった森有礼は「英語国語化」を唱えていましたし、明六社の同朋である西周も同様の考えを持っていたことが知られています。そのため、『明六雑誌』なども参考にされると良いかもしれません。また、森を筆頭とする明治六大教育家と評された人たちについても調べるべきでしょう。


12 : 石山航 :2024/05/09(木) 21:03:04
報告お疲れ様でした。3回生の石山です。
日本が複雑な国際情勢に飲み込まれんとする中で政界と教育現場の間で英語教育に対する考え方が違い、事実上廃止となったことについて多数の史料や理由付けが明確であり非常に分かりやすかったです。
講義内指摘の通り、学校制度の図表があるとその位置付けが分かりやすいと感じました。


13 : 橋本千昌 :2024/05/09(木) 21:26:39
報告お疲れ様でした。4回生の橋本です。
高等小学校における英語科廃止の過程についての報告だったと思いますが、とても興味深い研究であるなと思いました。当時の英語の授業ではどのように教師が生徒に英語を教えていたのか気になりました。


14 : 山内葵生 :2024/05/09(木) 21:27:21
報告お疲れ様でした。3回生の山内です。
英語科が実質廃止され、商業科に組み込まれたという事実に対して、教育者や枢密委員、文相の立場を明らかにされていて、当時の人々達が英語に対してどのような印象を抱いていたのか理解することが出来ました。
また発表と質疑応答の内容を聞いていて、商業科にのみ英語が残った経緯として、実業家から何かしらの働きかけがあったのか気になりました。


15 : 北村曉理 :2024/05/09(木) 21:37:48
発表お疲れさまでした。三回生の北村です。英語教育の廃止について、日本国内で社会主義が広まるのを防ぐため、とありましたが、社会主義は現ロシア·中国のイメージが強く、英語を経由して国内に入ってくるイメージがあまりできませんでした。その他の外国語、例えば地理的に近い中国·朝鮮、近代化に大きな影響を与えたドイツ等の言語も当時の日本には大切だと思いますが、それらの言語を学生が勉強する機会があったのか、なども気になりました。


16 : 橋本明日香 :2024/05/09(木) 22:10:42
報告お疲れ様でした。3回生の橋本です。
不平等条約が改正できなかったことにより国粋主義が広がり、英語教育への反感が高まったという話を聞いて驚きました。その土地の状況によって英語が加設されるか異なるという記述への質問に対して、明石の港町を例に回答してくださったので理解が深まりました。


17 : 服部友哉 :2024/05/09(木) 22:19:06
報告お疲れ様でした。4回生の服部です。
明治末期の英語科目の廃止に焦点を当てている点が面白いと思いました。
英語科目廃止には政治の動きが必ず絡んでいると思うので、各省庁の動きや官僚の同行に注目していく必要があると感じました。
お互い頑張りましょう。


18 : 山田渚紗 :2024/05/09(木) 22:21:57
お疲れ様です、4回生の山田です。
今回の発表では、題名について、「過程」だと変化していくプロセスを説明するかや途中段階の流れについて説明するのかと考えるため、小松原文相について説明するのであれば、「原因」などに変更すればより内容と結びつけやすい題名になるのではないかと考えました。
また、質疑応答の中でも指摘がありましたが、小松原文相について軽く調べると高等小学校についての記述よりも高等中学校などについてが頻繁に出てくるのいう印象を受けたので、客観的な視点から幅を広げつつ、研究をすればより良い研究になると思いました。
更に、
「明治末期社会教育観の研究」
「高等小学校における英語科」
などの研究も見つけたので読んでみたら研究の足しになると思いました。
研究すべき点が明確になったと思うので、これからも一緒に頑張っていきましょう!


19 : 鈴木琴葉 :2024/05/09(木) 23:02:49
発表お疲れ様です。3回生の鈴木です。英語を加設した商業科に生徒が流れるようになるほど生徒側が英語を学べることを求めていた一方で、英語課を廃止する動きがあったという点が非常に興味深かったです。『小松原英太郎君事略』で、特定の層に対して社会主義等の思想を持つ者が多いと決めつけている点から英語そのものというよりはむしろ社会主義者へと視点が向いており、それと連想するような形だったのかと感じました。


20 : 赤坂知哉 :2024/05/09(木) 23:07:55
報告お疲れ様でした。4回生の赤坂です。授業内でも言われていましたが、日露戦争後の財政難に起因する行政整理の一環であるとか、教育政策以外の政治的要因もが変わってくるのではないかと思います。
 また、英語教育に対する子どものニーズが高かったと質問時に言われていましたが、史料で紹介されていたように、当時は今ほど英語を使う機会が限られているように思われます。なぜそのような中、英語のニーズが高まったのか疑問に感じました。頑張ってください。


21 : 岸愛深 :2024/05/09(木) 23:16:49
報告お疲れ様でした、4回生の岸愛深です。
今回は高等小学校における英語科廃止の過程についての報告だったかと思いますが、先生もおっしゃっていたように、母国語がしっかりと話せないのに英語を勉強するべきなのかという意見については、私も考えさせられました。廃止について焦点を当てられた報告で、非常に興味深かったです。


22 : 白井岳歩 :2024/05/09(木) 23:19:11
報告お疲れ様でした。四回の白井です。
伊藤長七の議論は個人的に興味深く、戦後谷川雁らが立ち上げたテック(東京イングリッシュセンター?)ではこのような考え方を否定していた印象があり、語学教育の変遷を感じました。


23 : ZHU Yiqi :2024/05/09(木) 23:19:33
報告お疲れさまでした。4回生のシュです

明治末期の英語科目の廃止に着目した報告は面白いと思いました。
明治期に広がった国粋主義など政治的の理由によって英語科目が廃止に至ったことですが、政治界及び教育界の人はこの件についてどんな動きをしたかどんな討論があったかに注目すべきだと思います。
お互い頑張りましょう。


24 : 八木宣大 :2024/05/09(木) 23:28:57
報告お疲れ様です。3回生の八木です。
英語科廃止までの流れについて、必要な史料すべて揃っており論理的な展開も綻びがなく理解しやすい発表でした。ただ、英語科を設置している学校の割合など、何か統計など論説を確証づけるものがあれば尚良かったかと思いました。
また、商業科に英語の授業が導入された経緯をもう少し詳しく調べることも、英語教育の実態を描く上で必要なのではないかと思いました。


25 : 渡邉凪紗 :2024/05/09(木) 23:35:11
報告お疲れ様でした。3回生の渡邉です。
現代の私たちには当たり前となっている小学校での英語教育が、明治末期には事実上廃止になっていたことに驚き、また、土地の特性によって英語科の加設の有無が決まるという点が興味深く感じました。講義内でもおっしゃっていたと思うのですが、実際のビジネスの場面での英語の使用頻度を考察できたら、商業科に英語が残ったことへの説得力が増すのではないかと思いました。


26 : 梅野友翔 :2024/05/09(木) 23:46:39
報告お疲れ様でした。3回生の梅野です。
加設科目の説明、高等小学校における英語科の土地の状況の説明など、質疑応答を史料を根拠に説明ができてとても参考になりました。
内容とは少し離れますが、今回の明治後期に高等小学校における英語科廃止の過程でしたが、大正時代に再び外国語科として復活したのですが、廃止以前と復活後の英語教授法の相違点が気になりました。


27 : 小林希颯 :2024/05/09(木) 23:47:22
報告おつかれさまでした。3回生の小林です。
英語の廃止について様々な史料が揃っており、すごく分かりやすい発表でした。那波さんもおっしゃっていたように私も尋常小学校や高等小学校の仕組みがよくわからなかったので、今回わかってよかったです。私も教育史に興味があるのですごく研究のヒントになる点が多かったです!!


28 : 下山菜々子 :2024/05/09(木) 23:56:11
発表お疲れ様でした。3回生の下山です。
議論でもありましたが、政府からの視点での英語教育に関する意見が見られると良いかと思いました。また、当時の政治状況的に、教育に関する費用を削減しようとする動きがあったと思うので、そことの連動性を知りたいです。
 興味の範疇なのですが、英語教育が明治44年に高等小学校で扱われることが中止されましたが、その後にどのようなプロセスを経て導入されるようになったのかきになりました。


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