■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■

【5月2日 2限 意見・感想】

1 : 河嶋直 :2024/05/02(木) 11:46:01
講義に出席された方はこちらに意見や感想、アドバイス、参考史料(資料)等を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は5月2日(木) 23:59までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 宮島夏音 :2024/05/02(木) 14:01:59
報告お疲れ様です。3回生の宮島です。
授業中に出た意見と多少被るのですが、思ったことは、今回のテーマで使用されている「受容」は物理的に受け入れることの可否ではなく、感情の話をしていると思うのですが、史料から分かるようにそもそも御殿場・小山地域は軍隊に慣れている土地であると思います。自衛隊の駐屯地がどういう条件で、全国に配置されたのかは私は分かりませんが、今までにも日本軍や米軍の駐屯地があった土地に住む住民と、全く縁がなかった土地に住む住民では、そもそも感情面で受容の土台が異なるのではないかなと思いました。今後の研究が御殿場・小山にフォーカスするのなら、意見にもあったように自衛隊側の広報の視点などから見てみると面白そうだなと思いますが、もう少し広範囲で自衛隊を見るなら、軍隊や米軍への感情で各地の受容の体制に違いが見えたりするのではないかなと思いました。
研究テーマを変更したということで、これから発表にとりかかる私にもより身近に感じたし、とても参考になる発表でした。ありがとうございました。


3 : 山際こころ :2024/05/02(木) 14:17:57
報告お疲れ様です。三回生の山際です。
私はあまり自衛隊に馴染みがないので、自衛隊との関係が深い街についてのお話が興味深かったです。
自衛隊の駐屯地と地域住民の関係について、静岡(東海地方)以外にも様々な地方の都市との比較があればさらに面白くなると思いました。
また、清水亮氏の研究に関して、高度経済成長期によって予備隊の基地が足枷とも言える認識に変わったとのことでしたが、それがなぜなのか気になりました。


4 : 河嶋直 :2024/05/02(木) 14:28:37
報告お疲れ様でした、4回生の河嶋です。
講義内でもありましたが、御殿場・小山地域に於ける「旧陸軍」・「米兵」・「自衛隊」の見方を比較する必要があるのではないかと思いました。後、2016年度日本地理学会春季学術大会(池谷和信・渡辺和之「富士山麓における茅場利用と財産区」)で戦前の「旧陸軍」との関係が報告されており、渡辺和之氏は当時に於いて立命館の非常勤だったそうです。後、「[ふるさとのたより]自衛隊使用に反対 御殿場市」『読売新聞』夕刊2頁、昭和32(1957)年7月10日(水)で、米軍による経済効果から「自衛隊」と「旧陸軍」の効果の無さを批判しており、ただ、史料2・3(1958年)では「自衛隊」を容認する方向にもあり、この差は非常に興味を湧きました。


5 : 鈴木琴葉 :2024/05/02(木) 16:52:49
報告お疲れ様です。3回生の鈴木です。御殿場、小山地域は元々演習場として日本陸軍、米軍に使われていた歴史があり、一般住民たちの間でも使用者が変わっても演習場で使われるという認識がある点が印象に残りました。一方で、同資料の文章には、ところどころ筆者が自衛隊誘致反対、米軍撤退を支持するように見受けられる点がいくつか存在する点が気になりました。この新聞に直接的に意見が書かれているかは分かりませんが、自衛隊受け入れに反対をする立場の人間として何か情報が得られるかもしれないと感じました。


6 : 塚本遼平 :2024/05/02(木) 16:53:21
報告お疲れさまでした。4回生の塚本です。
 質疑応答の際にも述べましたが、今後の研究をするに当たっては米軍との差異に加えて、旧日本軍と地域との関係性についても抑える必要があるのと、静岡という東西に広い地域の特質上、駐屯している地域ごとに自衛隊の受け止め方が異なっていると思うので、そういう点も踏まえる必要があると思います。

 最後に差し出がましいとは思いますが、今後の研究に活用出来そうな史料や文献がありましたので、情報提供いたしたいと思います。
まず十河先生が述べられた『東富士演習場重要文書類集』上・下巻(御殿場市、1982年)ですが、NDLコレクションでログインなしで閲覧可能なので、気軽にご確認出来るかと思います。
それと、以下の文献は研究に活用出来ると思いますのでお伝えいたします。
①津田壮章「1960、70 年代における自衛隊退職者団体隊友会の動向―月刊紙『隊友』から―」『立命館大学国際平和ミュージアム紀要』第21号(立命館大学国際平和ミュージアム、2022年)43-68頁
②小山高司「北富士演習場をめぐる動き——その設置から使用転換の実現まで——」『防衛研究所紀要』第 12 巻第 2・3 合併号(防衛省防衛研究所、2010年)185-214頁
①はCiniiで、②はNDLコレクションで確認出来ます。


7 : 三浦光太郎 :2024/05/02(木) 19:06:25
報告お疲れ様です。3回生の三浦です。
御殿場における自衛隊の受容ということで、非常に面白いテーマだと思います。
先行研究で調査されている地域はいずれも、旧日本軍→自衛隊という特徴があると思います。それに比べて御殿場は、旧日本軍→米軍→自衛隊という変遷です。間に米軍が入っているという特徴を持った他の駐屯地との比較も重要になります。
また、借上料や補償料などの具体的な数値の資料があれば、載せた方が良いと思います。
当地域における住民の戦争観や旧日本軍からの復員状況なども検討するとおもしろいと思いました。


8 : 田中拓磨 :2024/05/02(木) 20:11:21
報告お疲れさまでした。4回生の田中拓磨です。
私は、あまり自衛隊に詳しくないですが、個人的には、【史料3】とその史料に対する見解が興味深かったです。
また、他の自衛隊の演習場と比較をすれば、さらに面白い研究になりそうだなと思いました。自衛隊を受け入れたくない演習場と比較したら、研究において、【史料3】が活きてくるかもしれないなと思いました。


9 : 福田敬知 :2024/05/02(木) 21:09:32
報告お疲れさまです。4回生の福田です。
地域史の分野になるとは思いますが、背景として政治の動きと世論を踏まえてみてみるとより意義が明確になると思われました。1950年代を通じて視点を定めているということで、やはり政治の動きとしては、吉田内閣による日米地位協定の制定から岸内閣による改定が重要になってくると思われます。
また、国民世論としては50年代後半における砂川事件やジラード事件での反米感情や反基地運動の盛り上がりがあったため、自衛隊への地元住人の感情と関係しているのではないかと思われました。


10 : 木全諄 :2024/05/02(木) 21:55:05
報告お疲れ様です。4回生の木全です。
御殿場・小山地域における自衛隊の話は大変興味深く面白いと感じました。
今回取り扱った「受容」についてですが、どなたかが質疑の際に仰られていたかと思いますが、受容の段階をどの程度と捉えるかで話は変わってくると思われます。駐屯地があるかどうか、地域の人がどの程度賛成、反対していたかなど中心的に取り扱うであろうポイントから「受容」の基準を設けることでより論に深みが出るのではないかなと思います。


11 : 三木詩織 :2024/05/02(木) 22:13:10
報告お疲れ様です。3回生の三木詩織です。
自衛隊の受容というテーマで、当時の人々の気持ちを扱うようなテーマで難しそうだなという印象を受けましたが、地域の新聞など、史料は豊富にあって良いなと思いました。


12 : 服部友哉 :2024/05/02(木) 22:20:16
報告お疲れ様でした。4回生の服部です。
自衛隊の受容を御殿場という地域に焦点を当てて、研究されている点が面白いと思いました。
他の地域の先行研究と比較することで御殿場に絞る意義を見出すことができ、より深みのある研究になるかと思います。頑張って下さい。


13 : 岸 愛深 :2024/05/02(木) 22:29:46
報告お疲れ様でした、4回生の岸愛深です。
今回はテーマを変えられてから初めての報告だったということで、静岡県の自衛隊駐屯地に関する研究だったと思います。まだ史料集めなどが不十分であると仰っていましたが、方向性などの展開は決まっている状態であるように思えたため、研究も興味深いものであると思います。
卒論までお互いに頑張りましょう


14 : 橋本千昌 :2024/05/02(木) 23:25:40
報告お疲れ様でした。4回生の橋本です。
私は自衛隊のことは名前だけは知っており詳しいことはあまり知らないのですが、自衛隊と深く関わりがある土地があることにとても興味深いと思いました。
研究大変だと思いますが、お互い頑張りましょう。


15 : 小林希颯 :2024/05/02(木) 23:48:53
報告おつかれさまです。3回生の小林です。
自衛隊について御殿場という地域に絞っての研究とても興味深い内容でした。私は自衛隊にあまり馴染みないので、小学生の頃のエピソードがすごく面白かったです。


16 : 泉晴輝 :2024/05/02(木) 23:56:44
報告お疲れ様でした。三回生の泉です。自衛隊の置かれていた地域の地域紙を扱うとなると、かなり広範囲にわたると思うので、何らかの地域差が見られると思います。どのような差異があるかを発見することができればいい方向に向かっていくとおもいました。また、今後の展望が明記されていた報告だと思いました。テーマを変えたということで、これから報告に向けて準備をしなければならない私にとっては、非常に参考になる報告でした。


■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■