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【4月27日補講(服部)意見・感想】
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講義に出席された方はこちらに意見や感想、アドバイス、参考史料(資料)等を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は4月27日(土) 23:59までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
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報告お疲れ様でした。4回生の八木です。
質疑の際に述べさせていただいた人物の簡単な紹介をさせていただきます。
「渡辺恒雄」は、日本の新聞記者・実業家。株式会社読売新聞グループ本社代表取締役主筆。「ナベツネ」の通称で知られています。生まれが1926年なので研究されている年代においての影響力の関係などは分かりかねますが、1980年代〜2010年代までにおいては絶大な影響力を持っていました。具体的には2004年の近鉄・オリックスの合併問題の際に新球団として楽天が創立されましたが、楽天が名乗り出る前に堀江貴文率いるライブドアが新球団設立を申し出ました。しかし、この時に渡辺恒雄に挨拶に行かなかったことから球団オーナー陣全体の反対に合い断念します。この事例を知った楽天の三木谷社長は渡辺恒雄に挨拶に行ったことでその後新球団設立に至ったとされています。
直接的な関係がないとは思いますが、最近においても読売の権力者がここまで意見を通せるのは長年にわたって大きな影響力を持っていたからだと考えます。したがいまして、東京巨人の当時のオーナーに絞ってみると何かヒントがあるのではないかと考えました。
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報告お疲れ様でした、3回生の鬼木です。
個人的には丸山先生と同じく野球の全くわからない部類の人間ですので報告内容に関して理解の及ばないところだらけなのではと不安でしたが、とてもわかりやすかったです。野球と財・政・官との関係性を広く網羅している印象で、史資料の渉猟と全体としての構成面におけるそれらの活用について非常に統制がとられており、今後の自身の研究を進めていくにおいても見習うべき姿勢であるように感じられました。うっすい内容の感想ですみません(笑)
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発表お疲れ様でした。三回生の上殿です。
戦時下のプロ野球という内容が大変興味深かったです。
初期のプロ野球球団が赤字であったことに驚きました。
赤字にもかかわらず、球団経営を続けていた理由として、報告で触れられていたこと以外にも、プロ野球球団を経営していることで、宣伝のような効果などの親会社にポジティブな影響があったのではないかと思いました。
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報告お疲れ様でした。4回生の塚本です。
プロ野球存続の要因を、プロ野球自体の「精神性」や政官財との関係性に着目した内容は、新鮮で興味深かったです。
赤字経営にも関わらず、企業や政治家たちがプロ野球経営に尽力した背景については、十河先生が仰られたように、富裕層に対する反感の充満といった当時の世相に加え、一種の社会事業としての性質もあったのではないかと思います。昔、有馬頼寧について気になり調べた事がありますが、その時に彼が青年期に社会主義に関心を持った事や、部落問題・農業問題に取り組み、一時期家計が厳しくなった事を知りました。それらの事と全てが重なるとは思いませんが、有馬に関して言えば、華族に対する世間の反感を気にしていた節があるので、プロ野球に関わった背景の中には、彼の社会事業への積極的姿勢も大きく関わっている可能性があると思います。他にも小林一三といった研究対象がいるため、それらとの共通項が見出せれば、より興味深い研究になるかと思います。
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報告お疲れ様でした。4回生の木全です。
戦時下におけるプロ野球の経営母体に注目する点が興味深く、面白いなと思いながら聞かせて頂きました。ご自身で記述されていたとおり、正力松太郎の、球団を企業や財界に持たせ、プロ野球存続を図るという構想が戦時下であっても継続可能であった根底の部分なのだと感じました。
だいぶ服部くんが見たいと思われた部分が見えてきているのかなと思うので、ここから更に良い論が立てられるようにお互い頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした。4回生のシュです。
野球については全く分かりませんが、戦時期のプロ野球と財政官の関係についての内容は特に面白く感じました。財政官界の後ろ盾をもって、財界と政界に頼ってプロ野球が存続を図ったということですが。財政界があるスポーツを全力で推進することはある意味で挙国体制とも言えると思っています。発表中にも言及しましたがプロ野球と学生野球を巡って国民性とか日本の精神とか抽象的な概念と関わる論争があったということで、戦時期の野球スポーツというものは、政治界、財界及び一般人がどういう風に捉えていたか、そういう角度から研究できると思います。
大変な時期かと思いますがお互い頑張りましょう。
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報告お疲れ様です。三回生の山際です。
プロ野球と企業が結びついているというイメージは以前からあったのですが、貴族院もプロ野球球団の経営に関わっていたことは初めて知りました。
プロ野球が赤字続きであったということを知り、球団の経営母体内の人々はプロ野球をどのように捉えていたのか(反対していた人はどの程度いたのか)気になりました。レジュメ4ページ目で、阪神電鉄が野球で利益をあげた経験で味を占めた経験もあってか野球会社を創立した、という趣旨のことを述べられていたので、それならばなぜ赤字が続いてもなお球団を維持し続けたのか疑問に思いました。
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報告お疲れ様です
3回生の山内です。
戦時下にプロ野球が存続していたことに驚きました。
また赤字続きの球団でも持ち続けたという部分から日本人の野球への愛の深さを感じました。
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報告お疲れ様でした。3回生の石山航です。
野球運営における財界政治官界の関係について、戦中という厳しい社会状況の中でも娯楽的要素を備えつつ存続していた事実を知り非常に興味深いと感じました。
鉄道と社会のが若干見えづらかった点や商業主義のの定義も知りたいと感じました。
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報告お疲れ様でした、4回の山本です。
報告内では鉄道会社は利益追求を求めて「神聖な野球」に反発することはなかったのかという旨の質問をしましたが、その後の質疑応答内容も含めると、ある程度は利益が実際に生まれていたので赤字にはなりつつも何とか経営基盤として続けられたということになるでしょうか。
面白い報告だなぁと思いながら聞いていたので、引き続き頑張ってください。
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報告お疲れ様でした。3回生の鈴木です。
プロ野球の用語の言い換えが行われたことは聞いたことがありましたが、1944年になるまで一時休止声明が出ず、戦時下でも工夫してプロ野球を続けようとしていたということに驚きました。また、経営母体のプロ野球との向き合い方や実際に赤字であった点に注目している点が興味深いと思いまし
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報告お疲れ様でした。3回生の宮島です。
野球に関しての知識が阪神が勝ったらセールする、ぐらいのものしかないため、しっかり把握出来ている自信はないのですが、球団そのものではなく球団の母体に着目している点は確かに納得でした。今や野球は多くの人が熱狂する、赤字とは無縁に感じるようなスポーツになっています。現在に至るまでの経緯は非常に気になる点だなと思いました。
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報告お疲れ様でした。3回生の高井です。
発表テーマが野球に関することということで、自分は普段野球を見たり球団を応援するなどはしておらず野球とは縁遠い存在で野球についての知識がほとんどない状態でしたが、この発表内容は野球に興味のない自分でも興味が待てる内容でとても引き込まれました。特に驚いたのは初期のプロ野球などは赤字が続いていたということで、野球といえば昔から多くの人に親しまれている印象だったので聞いた時は驚きました。
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報告お疲れ様でした。3回生の片岡です。
私は野球に疎く、最低限の知識しかない状態であり、前提知識から含めると理解をするのに精一杯でしたが、経営という面では私の研究してみたい範囲と重なっている部分もあるので参考にしたいと思いました。経営という面で赤字でありながら続けるというのは大きな決断であり、存続できた大きな理由なのだと実感しました。
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