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【10月19日2限 意見・感想】

1 : 深山玲於奈 :2023/10/19(木) 14:27:24
【〇月〇日〇限 意見・感想】
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は10月25日 (水)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 幡鎌伶歩 :2023/10/19(木) 17:03:01
報告お疲れ様でした。4回生の幡鎌です。
 報告を聞いていて、先行研究と差異化を図るオリジナリティがあまり前に出されていないと感じました。実際、先生方とのお話にあったようにオリジナリティはジブリに触れることである程度保証されると思います。あとは軸をどこに置くかという話ですが、これも質疑応答であったように、コクリコ坂で描かれた1960代的状況を反映した虚構と現実のズレを史料によって確認していく流れになるのかなと思います。
宮崎駿、宮崎吾朗が2010年代になって1960年代を振り返ったのも何かしらの時代的要請があってのことだと思います。前から言われていることだと思いますが、制作陣の意図と現実の状況を突き合わせる必要があると思いました。
まだまだ大変な時期は続くと思いますが、卒論完成を目指して一緒に頑張りましょう。


3 : 河嶋直 :2023/10/19(木) 18:31:08
報告お疲れ様でした、3回生の河嶋です。
「コクリコ坂から」に重きを置くならば、講義内でもありましたが、「コクリコ坂から」に宮崎駿がどのような思いを込めたのか、あるいは投影させたのかという作品論的観点と同時に、「コクリコ坂から」のお特異性を1960年代時との比較が必要になってくるのではないかと思いました。後、食料自給率の話がありましたが、1960年代頃から食料自給率(生産額ベース・カロリーベース)は下がっており、賃金などの経済格差はあると思うが、供給の面ではスーパーなどの普及もあり、そこの格差の是正が為されていたと考えられる。ただ、このような日本全体が豊かになる中で逆に経済格差が露呈する点に宮崎駿の社会に対する違和感があるのではないかと思いました。


4 : 塚本遼平 :2023/10/19(木) 19:10:02
報告お疲れさまでした。3回生の塚本です。
今回の報告では、実際の1960年代の関東圏と農村地区における食生活の変遷と所得の変化を主に発表されていたと思います。
今後の研究方針の問題として、ジブリ作品(『コクリコ坂から』)との関係性を悩まれていましたが、個人的には『コクリコ坂から』の絵コンテ集(『スタジオジブリ絵コンテ全集18 コクリコ坂から』)を見られるのが必要なのではないかと思いました。
アニメーションを研究の主要なテーマとする場合、監督の制作意図が書かれている絵コンテはその作品の本質を見極める上で、重要なツールであると思われます。したがって、絵コンテで書かれた食事シーンの意図と現実の食生活との違いを見つけることで、その作品の時代的要請などが明らかになると思われます。


5 : 岡崎蓮 :2023/10/19(木) 21:54:52
報告お疲れ様でした。3回生の岡崎蓮です。今回は、1960年代における関東圏内の「食」の都鄙での変遷と所得の差に注目したものでした。前回が農村をメインとしてたものだったので、主的には、都市をメインとしたものだったと思います。
報告の中で、感じたのは副題に「コクリコ坂から」というものがあったので、その内容などに大きく踏み込まれていなかったので、最終的にオリジナリティというよりは、事実が強くなってしまったように感じます。
質疑応答を聞いていて、『コクリコ坂から』と現実の差があると聞いたので、その違いが生まれたところなどを掘ると面白いと考えます。また、もうひとつの考えとして、実際に宮崎駿監督にインタビューできたらいいななどと思いました。本人に聞いてみると、また違ったものが見えるのではないかと考えます(時間が無いと思うので、僕の個人的な考えだと思ってください)。いずれにせよ、『コクリコ坂から』にこだわると思いました。


6 : 加納誠也 :2023/10/20(金) 10:12:01
4回生の加納誠也です。報告お疲れ様でした。
発表内容を通して、60年代の人々の食生活は、決して豊かではないものの、近隣住民同士で助け合ったことが印象に残りました。
当時の人々の意識に関する考察方法について悩んでおられるとのことですが、今後の研究においては、例えば都会と地方とか、60年代と現代みたいに、もう少し対比することを意識して研究をされるのが良いのかなと思いました。
また、時間があれば、遠山さん自身の食生活を振り返り、60年代の人々と比較してみると何か気づきが得られるのかもしれません(あくまでも一意見なので、既に卒論完成に向けた課題を明確にされているのなら、そちらを優先して頂いて構いません)。


7 : 田中凌平 :2023/10/23(月) 12:59:43
報告お疲れ様でした。5回生の田中です。
今回の報告では、食糧生産や農協のデータに基づいた史料が提示されていたので、1960年代当時の食生活を大局的に捉えることができていたと思います。個人の意見としても聞き取りを複数人の方に実施されたとのことである程度拾えていると思いました。一方、研究のオリジナリティという観点では、やはり映像作品の中に投写される1960年前後の食事風景というところだと思います。そのため、1960年前後公開の作品や当時を舞台として設定している作品に目を向け、食文化を分析・考察する方向性や、宮崎駿の考える1960年代を考察するために、宮崎作品をしらみつぶしに鑑賞し分析する方向性が良いのかなと思いました。


8 : 村上雄基 :2023/10/23(月) 16:06:31
報告お疲れ様です。5回生の村上です。
今回の報告は「コクリコ坂から」の食事に着目し、そこで描かれている時代像と実態の共通点と差異を見出そうとするものであったと思います。
60年代という時代を食文化を通してみていくという視点は同じ時代を研究している自分にとっては新鮮で、とても面白く拝聴させていただきました。
さて気になった点として、これまでの経緯の部分で「聞き取り調査をしてみると映画に出てくる内容と現実では食材に大きな違いがある」と指摘されていた点です。
僕自身『コクリコ坂から』を見たこともなければ読んだこともない身ですが、その差異は単にフィクションなのか、ノンフィクションなのかという違いに収斂してしまうような気がします。
差異というのは、同次元のものを比較した際に見いだせるものであり、異次元のもの同士を比較して何かを見出すのは厳しいように思われます。
また、戦後の食文化に関する先行研究が挙げられていましたが、それらの研究と今回の報告がどのように異なるのかについてもあまり見出すことができませんでした。
先行研究を整理する際に、「今までの食文化についての研究には○○といった問題(というか課題??)があって、今回私はそれを解決するために報告します」みたいな指針があるとより研究も明確なものになるのではないかと思います。
体調に気を付けて研究頑張ってください。


9 : 舘野未佑 :2023/10/24(火) 14:40:53
報告お疲れさまでした、4回生の舘野です。

1960年代前半において、地方と都市で日常生活にどのような差があったのかについての報告だったかと思います。
「地方」と一言に言っても、各地方で食生活や習慣は異なると思います。各地方の固有性をどのように処理するのかも問題になってくるのかなと思いました。
卒論提出まであとわずかですが、お互い頑張りましょう。


10 : 山田渚紗 :2023/10/25(水) 19:03:19
ご報告お疲れさまでした。3回生の山田です。
今回の発表では、1960年代前半の食事についてとりあげられていましたが、私も前回の遠山桟の発表の後、当時田舎住みであった祖母に”卵の価値の当時の感覚”について話を聞き、やはり「卵は高級品で」あり、また、「お弁当でたまに入っていたのがうれしかった」という話をしていました。一方で、祖母の周りには卵を沢山食べていた子もいたらしくそれがとてもうらやましかったとも言っており、質問の際にも出ていたように現代と1960sでは地域差というのにどのようなその時代特有の違いがあるのかが明確になればより面白い研究になるのではと考えました。
また、嗜好品についてのお話も質疑応答の中でありましたが、嗜好品は現代に従って広がっていった定義であり、嗜好品といえば日本史上では”酒類・煙草・茶”が主な嗜好品として考えられてきていましたが、1960s頃と現代では嗜好品としての定義も異なってくるため、嗜好品を研究対象としていれるのであれば、その定義を明確にすることが重要なのではないかと考えました。


11 : 岸愛深 :2023/10/25(水) 19:31:37
報告お疲れ様でした、3回生の岸です。
今回の報告は、1960年代の食生活の変化と所得の変化を「コクリコ坂から」と関連付けて発表されていたと思います。
報告を拝聴している中で感じたのは、やはり当時の社会状況と映画を関連付ける難しさを感じました。現実逃避映画での食生活の相違などをより掘り起こされれば面白くなるのかなと思います。


12 : 橋本千昌 :2023/10/25(水) 21:11:02
報告お疲れ様でした。3回生の橋本です。
1960年代の田舎と都市部の日常生活の違いについての発表だったと思います。わたしも「コクリコ坂から」を視聴したことがあり、その時は関西の田舎に住んでいる祖母と見ていたのですが「こんな豪華な朝ごはん食べてる学生おらんかったで相当な金持ちやなぁ」って言っていたのをふと思い出しながら発表を聞いていました。
卒論の作成頑張ってください。


13 : 服部友哉 :2023/10/25(水) 21:33:48
報告お疲れ様でした。3回生の服部です。
1960年代の関東圏と農村部における食生活と所得に注目し、「コクリコ坂から」に関連させた報告だったかと思います。オリジナリティの点で課題があるということで、他の方も映画と現実の違いを深めると面白いかなと思いました。


14 : 長谷部詩依 :2023/10/25(水) 21:47:10
報告お疲れ様です。4回生の長谷部です。
1960年代の都市部の食生活に関する報告だったと思います。今回の報告では、やはりなぜジブリなのか、なぜ『コクリコ坂』なのかという研究異議が私の中で疑問として残りました。今までも言われているように朝ドラや同じく1960年代を扱った小説、漫画などの他作品と比較して、ジブリがどのような立ち位置にいるのかを明らかにする必要があると思います。その中で、なぜ遠山さん自身がジブリを好きなのかを言語化してみてもいいと思いました。もしかしたら、ジブリの特徴などが浮かび上がってくるかもしれないなと想います(もちろん検討の余地は大いにありますが)。
卒論提出まであともう少しですが、お互いがんばりましょう。


15 : ZHAO WENBO :2023/10/25(水) 22:05:49
4回生のZHAOです。報告お疲れ様でした。
今回の報告を通じて60年代の人々の食生活についてより理解を深めることができました。確かにその時代の人々の生活や食文化は現代的な視点から見ると豊富ではないですが、母国の60年代の生活水準より遥かに良いです。
卒論が完成するまで、頑張ってください。


16 : 岩間拓良 :2023/10/25(水) 22:30:14
報告お疲れ様でした。3回生の岩間です。60年代の食文化として私も同年代の学校給食について研究しているので、とても興味深い内容でした。質問でも多く上がっていましたが、今後の方向性として「コクリコ坂から」を遠藤さん自身がどのようにして活用し、オリジナリティーを出すかが重要になってくると思いました。


17 : 八木大輔 :2023/10/25(水) 22:40:21
報告お疲れ様でした。3回生の八木です。
拙い知識や情報ではありますが、私個人としては前回の報告の方がより当時の年代の食事や「コクリコ坂から」を関連させて報告されていた印象を受けました。卵の使用についての資料をまとめられていましたが、昔も今もある卵ではなく当時はよく食べられていて今は消え去った食材又は料理などがあれば比較しやすく、かつ「コクリコ坂から」では登場しなかった理由などが考察できると思いました。


18 : 田中拓磨 :2023/10/25(水) 22:43:48
報告お疲れ様でした。3回生の田中拓磨です。
私は、「コクリコ坂から」を初めて知りました。「コクリコ坂から」の公式サイトから、その映画のストーリーやメッセージを見てみて、「コクリコ坂から」と60年代の生活を結びつけたら面白いなと思いました。「コクリコ坂から」と結びつけたら、独自性のある研究になりそうだなと思いました。
研究、頑張ってください。


19 : ZHU Yiqi :2023/10/25(水) 23:01:25
報告お疲れ様でした。3回生のシュです。
今回の報告は1960年代の食生活を中心とする発表でした。
当時の食生活を映画と関連して研究するのはかなり良い角度だと思いますが、現実史料ではないので作品によってずれたり、現実とずれたりなどがありますので。同年代の料理本やレストランのメニュー、あるいは学校の給食などを探したら補充になれるじゃないかなと思います。


20 : 戸川 湧太 :2023/10/25(水) 23:07:05
報告お疲れさまでした。4回生の戸川です。
今回の報告では、公的機関のデータが用いられていたので、主張の説得力はあったように思います。ただ、先生も指摘なさっていたように、皆が「まぁそうだよね」と思うだけの内容になってしまっていたことも事実だと思います。質疑の場でも申しましたように、60年代当時のレシピ本などを史料としてみると、オリジナリティのある論文になるのではないでしょうか。
卒論の完成までお互いがんばろう!


21 : 木全諄 :2023/10/25(水) 23:39:17
報告お疲れさまでした。3回生の木全です。
1960年代の日常生活における食事について見ていた研究だったと思います。
『コクリコ坂から』を前期に比べあまり用いられなかった分を史料やデータで埋められていたので話に説得力が持てていると感じました。
しかし、作品の中に登場するシーンを現実と同基準で比較するのは難しいのではないかと思うため、その点をどう対処するかが重要になってくるように感じました。
あまりジブリ作品は見ていないので無責任な発言はできませんが、もし『コクリコ坂から』以外の作品に似たような料理のシーンが登場したり、時代背景が近い作品などあれば作品としての比較は成されるのではないかなと思いました。


22 : 安藤大輝 :2023/10/25(水) 23:40:28
報告お疲れ様でした。3回生の安藤です。
食生活を「コクリコ坂から」を関連させて深めていく斬新さが一番印象に残っています。どうしてもジブリを組み込みたいという気持ちがとても伝わりました。だからこそもっと必要性を明確にするとよいのではないかと感じました。興味をそそられる内容だったため、余計気になっちゃいました。勉強になりました。
卒論完成頑張ってください。


23 : 福田敬知 :2023/10/25(水) 23:52:02
報告お疲れ様でした。3回生の福田です。
『コクリコ坂』からの着想での食生活に関する研究でしたが、今回は60年代の食生活の実態がより精密に表されている発表だと思いました。
『コクリコ坂』に重きをおきたい意思も感じられたので、この時期に参照されるのは難しいと思いますが、ジブリ飯の描かれ方に焦点をあてて、60年代の食生活の実態を考察してみるのも面白いかなと思いました。


24 : 竹村勇輝 :2023/10/25(水) 23:53:18
報告お疲れ様でした。3回生の竹村勇輝です。
今回の内容はコクリコ坂からを元に、都市と農村という構図に対して色んなアプローチをされていたかと思います。
それと同時に、卒論の軸に悩んでいるようにも伺えました。
今から新しいことを調べるのは時間が少なく大変だと思うので、今までやってきた研究の中でやりくりして欲しいとも思います。
その一方で、研究の動機がジブリなのであればジブリに寄って掘り下げた卒論にしていった方がオリジナリティも出て書きやすいと思うので、あと残りの時間で頑張って書き上げて欲しいと思います。


25 : 渡邊大貴 :2023/10/25(水) 23:58:34
報告お疲れ様でした。5回生の渡邊です。
『コクリコ坂から』に登場する食事から、今回の1960年代前半の食生活についてどのような
差があるのかという報告でしたが、公的なデータの引用や聞き取り調査により、
食生活に差があったことは理解しました。しかし、アニメなので現実と少々離れていたり、盛っている可能性も
捨てきれないのではないかと思いました。


26 : 桂淳志 :2023/10/26(木) 00:09:26
報告お疲れ様でした。4回生の桂です。
1960年代前半の都市部と農村部の食生活の違いについて述べた研究だったと思います。
授業中にも出ていた意見ですが、都市部と農村部の食生活に地域差があるのは程度があるとはいえ今も変わらないと思いますし、農村部で自給できているのであれば食生活を欧米化する必要性が無かったのではないかと感じました。
食生活の地域差を挙げたいのであればデータや公的文書では描けないようなものを見ていくべきだと感じました。


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