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【10月12日4限 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は10月18日 (水)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
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報告お疲れさまでした。3回生の塚本です。
今回の発表では女装雑誌『Queen』を基に、1980年代から2000年代にかけての女装者の女装に対する認識の変遷について示されていたと感じます。
質問の際に述べさせていただきましたが、『Queen』の読者層を明らかにし、その他の女装雑誌の読者層などを調べていくのが良いのかと思います。また、『Queen』以外の雑誌の読者層との違いや、2000年代になってから現れた情報ツール内での動きなども参考にされることで、女装の認識の変遷をより明らかに出来るのではないかと思います。
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4回生の加納誠也です。報告お疲れさまでした。
今回の報告では、女装を実際に行ってきた人々の心情に深く迫っていた点が良かったのかなと感じました。
一方で、レジュメのタイトルに「社会の変容」と記されたことから、世の中において女装に関してどのような出来事があり、世間ではそれらに対してどのように受け止められたかという観点は、別途補強して見ても良いのかなと思いました。
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ご報告お疲れ様でした。
3回生の山田です。
発表内容について、トランスヴェスタイト、クロスドレッサーに主に焦点を当てた研究だと仰っていたと思います。
まず、先生方も仰っており、質問の際にも言ったように時代によっての女装のトレンドの潮流は勿論あると思いますが、メディアによるフォーカスする対象の変化なのか『Queen』の雑誌としての変化なのか、はたまた社会全体としての変化なのかを明確にするとより良いと思いました。
また、もし『Queen』の雑誌から少し範囲を広げて客観的な研究をするのであれば、このような問題は必ずどこかでLGBTQ+や異なるマイノリティが関連してくると思います。そのようになった時は情報の整理がとても重要になってくるのではないかと感じました。
ただ、今回の発表はとても興味深く私自身も勉強になりました。
研究頑張ってください。
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報告お疲れ様です。5回生の村上です。
女装をしていた当事者の生々しい言説を多く用いて論が展開されており、読み応えのある報告だったと思います。
また、女装の性質が1980年と2000年代の間に大きな変化があったことを明らかにした点は、先生方もおっしゃっていましたが、良い成果だったのではないかと思います。
質問でも述べさせていただきましたが、当時のテレビという存在が背景の一つとして考えられると思います。
加えて、質疑の最後に仰っていた雑誌Queenの読者投稿欄?、QAコーナー?(失念しましたすみません,,)が削除されたという点について、なぜ削除されたのかを探れれば面白いのではないかと思いました。
今後も研究頑張りましょう!
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報告お疲れさまでした、4回生の舘野です。
「女装」をする人々の心情や実態に生々しく迫った報告で、興味深く聞かせていただきました。
気になったのは、「女装」を見る側の視点があまりなかったことです。「社会」の変容を明らかにするなら、当時の社会状況や生の声があるとより面白くなるのではないかと思いました。
対象とする年代が広めなので、大変な作業になるとは思いますが、研究頑張ってください。
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報告お疲れ様でした。3回生の福田です。
80年代における女装する人々の意識において、今回の史料から読み取れたのはやはり、当時の悪趣味的なアングラカルチャーが影響していたのかなと思いました。
生々しい内容は、女装する人々の、抑圧的な世間の目からの反動のあらわれもあるかと思いましたが、当時のアングラにおける悪趣味文化も関係あるかと思いました。
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報告お疲れ様でした、3回生の河嶋です。1980年代は嗜好的女装が展開され、1990年代は「本人の性自認」が登場し、2000年代からは女性化としての男装が生まれ、講義内でもありましたが、そこの区別が必要であり、1990年代ならば第三フェミニズム運動(性的志向、嗜好)の拡大、2000年代ならばその運動に伴うリベラル的フェミニズム観、人権に対する強化、男女平等の是正、教育の変化などによる社会変化が画期であると考え、画期をどこに置くかが大事だと思いました。また、知り合いに聞いた話ですが、女装は「自己変革」の為であったり、コスプレ感覚に於けるモチベーション上げ(楽しさ)を重視する事と述べている、且つ「男性が出来る最高の遊び」とどこか自己完結している部分があるが、その対称にルッキズム(見た目)が壁になっているとも述べていた。伊故海先生が仰っていたように、ファッショへと浸透している一方で、どこかルッキズム的にナチュラルなメイクが流行るなど、女装とルッキズムの関係を探るのも良いと感じました。後、女装をしたい、女子の気持ちに立つという感覚を実感したのが、女性が多い環境にいたからと述べており、レジュメに合った通り女性への共感あるいは女性との関係を保ちたいと気持ちが働いたと言える。一方で2000年代にはその女性側(女性以外の一般、社会)がそういった人々を受容できるようになった節もあると思い、女装者の環境と社会環境の変化を見る必要があるのではないかと思いました。
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報告お疲れ様でした。3回生の松尾です。
現代の日本において、外出の際に女装をすることで女装を日常生活の中に取り入れてそれが常態化していることもあれば、恐らく存在しているとは思うのですが女装イベントのような非日常的かつ女装の趣味をお互いに共有できる空間でのみ女装を楽しんでいる人など、女装を趣味とする人々にもいくつかパターンがあると思いました。そういった点からのアプローチでも、女装する人々の意識の違いや変化が分かりやすくなるのかなと感じました。
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報告お疲れさまでした。4回生の戸川です。
質疑応答の際にも申し上げましたが、80年代の生々しい関係性から、2000年代のライトな(?)関係性に至るまでの間にどのようないきさつがあったのか、それを示す史料を見つける必要があると感じました。『Queen』以外の似たような雑誌についてあたってみると何かわかるかもしれないと思いました(具体例を挙げられずすみません)。
卒論の完成へ向けて、お互い頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした。4回生の深山です。
今回取り上げられた女装というものが性欲由来というか、異性愛者のみが取材されているように思えたのが気になりました。
研究主旨から外れるような気もしますが、女装というものが同性愛者、異性愛者にどのように受け止められていたのかというところを見ると、より女装の社会における立ち位置が見えるのかなと思いました。
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報告お疲れ様でした。4回生の横井です。
女装の目的や性質が、1980年代と2000年代で大きく変わっているという報告で、議論も活気があり聞き応えがありました。80年代は、生々しく倒錯が表れている一方、2000年代はもっとカジュアルなものになっているという指摘は、面白かったです。
2000年代は、倒錯を倒錯として扱ってはならず、それをアイデンティティーとして認める社会的流れがあるかと思います。その流れのなかで、倒錯を、あくまで倒錯として楽しみたい(根からの異常者というより、異常者になることで生じる社会への冒涜が快い)人が、女装の界隈から消えた結果、カジュアルな女装趣味者が残ったのかなとも、発表を聞いていて思いました。実際今の時代、小児性愛の界隈ぐらいしか、異常者になりたがる人の受け皿はないのではと思います。
残り時間は少ないですが、お互い頑張りましょう。
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報告お疲れ様でした。3回生の岸です。
80年代の女装が生々しい表現で描かれていたのに対し、00年代に入ってそのような生々しさがなくなり、ライトなものになったことに対する過程がより詳しくあるといいかなと思いました。また、当時女装していた男性は、女性と仲良くなりたいなどの言及があったと思いますが、男性の求めるものというのが気になりました。
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報告お疲れ様でした。4回生のZHAOです。
「女装」とテーマにした報告に対して大変興味深いです。
多くの史料を通じて80年代の女装をする人々の思想や意識をさらに深く理解できました。社会の変革につれて女装に対する世間の目も徐々に変化してきました。
卒論が完成するまで、頑張りましょう。
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報告お疲れ様でした。3回生のシュです
今回では女装というテーマの報告で、とても面白いです。
1980年代と2000年代の女装に対する意識と形態を比較しながら、女装という趣味に対する社会の受け入れ方をより深く理解できたと思いました。
詳しく調べていませんが、冷戦後のリベラル思潮と女装趣味、そしてほかのサブカルチャーの流行との関係を調べていたら社会学の視点から何とか見えるかなと思いました。
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報告お疲れさまでした、3回生の木全です。
80年代から2000年代での女装の性質変化についての研究だったと思いますが、『QUEEN』を用いて当時の言説を中心に扱いながらそれに基づいた論が展開されており、先生方も仰っていたように良い報告だったと感じ、私自身も非常に興味深く感じながら聞かせていただきました。
今回は基本『QUEEN』を用いての論の展開であったため、具体的な当てが提示できるわけではありませんが、それ以外の雑誌や記事などあればより『QUEEN』の立ち位置が分かり、メリハリがつくのかなと思いました。
また、男性側から見た女装と女性側から見た女装の差異などもう少し分かると題名にもあった「人々の意識と社会の変容」という所に繋がってくるのではないかと思いました。
卒論完成まで残り少ない期間だと思いますが頑張ってください。
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報告お疲れ様でした。4回生の幡鎌です。
報告を聞いていて1980年代と2000年代では、1980年代の方が性に対して奔放であるようなイメージを持ちました。おそらくこれは1980年代の時代的状況と関係していると思います。時間があまりない中ですが、社会学の研究などから当時の時代的状況を参照できると良いなと思いました。
まだまだ大変な時期は続きますが、卒論の完成を目指して一緒に頑張りましょう。
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