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【10月5日4限 意見・感想】

1 : 深山玲於奈 :2023/10/05(木) 16:03:09
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は10月11日 (水)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 加納誠也 :2023/10/05(木) 17:09:53
4回生の加納誠也です。報告お疲れ様でした。
高度経済成長期における、マイホーム主義に関する一連の内容は、決して現代の我々にとっても無縁ではなく、これから社会人として生計を立てていく上でとても大事な観点だと感じました。
レジュメの終盤で、若いサラリーマンが都市ではなく、郊外に住居を構えようとした理由を明らかにできなかった点を課題として挙げられていましたが、理由の1つは都市部の地価が高かったからだと思います。というのも、持ち家を所有している以上は、たとえローンを返済しきっても固定資産税を払わなければならず、又土地が財産である以上、仮に誰かに譲渡しようとすると、相続税や贈与税といった税金が別途発生するため、あまりにも高いような土地にはとても手が出せないからです。
したがって、当時の都市及び郊外における地価を明らかにし、それを新たに表にまとめることが、この課題を解決する上での打開策になり得ると思います。


3 : 河嶋直 :2023/10/05(木) 18:17:26
報告お疲れ様でした、3回生の河嶋です。講義の最後にもありましたが、「マイホーム主義」とは何か、何処が起源なのか、あるいは1960年代を頂点としてその後どうなったのか、このような「マイホーム主義(者)」の核心が導けると非常に良いと思いました。そういった核心に迫るには、個人的には講義の中でも述べさせて貰いましたが、サラリーマン像がどのように語られていたのか、その変化を追う事で「マイホーム主義」の変化も見られるのではないかと思いました。これは余談ですが、「第61回国会 衆議院 建設委員会 第11号 昭和44年4月11日」に於いて社会党の議員岡本隆一が答弁の中で「企業が従業員に奨励しておるところのマイホーム主義」と述べており、松下の例ではないが、この時期にも「マイホーム主義」が影響を持っていたと思われ、また、「第61回国会 衆議院 内閣委員会 第33号 昭和44年6月19日」では、当時の首相佐藤栄作が核家族化や自立した家族ならいいが、それが行き過ぎて「マイホーム主義になったら困る」と述べており、当時の国会では「マイホーム主義」=極端に言えば「悪」という評価が多く、世論とのギャップを見るのもいいのではないかと思いました。


4 : 田中凌平 :2023/10/06(金) 15:29:42
報告お疲れ様でした。5回生の田中です。
意識調査等の数値に基づいた表も多く、史料の妥当性についての検討がしっかりされていてよかったと思います。
史料24や25のように、マイホーム主義者である若年層に対し、上の世代の者たちが評価をするものがいくつかありました。ここにもう少し厚みを持たせるために、マイホーム主義者たち自らが上の世代となった時の、一つ若い世代に対する評価の記述が見つかれば、よりマイホーム主義者のあり方に対する理解が深まるかなと感じました。


5 : 山田渚紗 :2023/10/11(水) 14:46:48
ご報告お疲れ様でした。
3回生の山田です。
1960年代前半を対象とした高度経済成長期の「マイホーム主義」についてのご報告、史料も充実しており、私自身とても面白く発表の方聞かせていただきました。
高度経済成長期というと、私は他の講義においても「人々が将来への期待に溢れ、仕事に精を出していた時代である」という説明を受けたことがあるため、「マイホーム主義」というその説明とは異なる言説が当時流行してきていたというところが興味深かったです。
1976年における家事・育児・介護の男性の時間が20-24歳は10分、65歳以上は18分と非常に少なく、また私の周りのその当時夫婦として過ごしていた世代を見ても家父長制が非常に根強く「男性の女性化」が進んでいるとは私たちからの世代から見れば全く感じない世代であると考えていたため、(家事等をしない事が家族を大切にしていないに直結しないことは承知ですが、)そのような状況の中「利己的である」と言われてしまう当時の状況に興味を持ちました。


6 : 服部友哉 :2023/10/11(水) 15:56:22
報告お疲れ様でした。3回生の服部です。
マイホーム主義について、多くの史料や聞き取り調査などを通して整理されていて、その時代を生きた人々の考えに迫ることのできる報告だと感じました。居住地選択といのは、人生の中でも非常に大きな決断の一つであると考えるので、このマイホーム主義という流行が、その決断に影響をあたえたことが興味深く感じました。


7 : 塚本遼平 :2023/10/11(水) 16:32:20
報告お疲れさまでした。3回生の塚本です。
史料や聞き取り調査等を駆使し、1960年代前半のマイホーム主義について、マイホーム主義者の全体像から当時の政策・労働環境の変化までを明らかに出来ていたと発表を聞いて感じました。
その中でもマイホーム主義者の範囲を特定し、当時の男性像の新境地を切り開いたことは、今回の発表内で特筆されるべき点ではないかと思いました。
建設省が毎年度発刊している『建設白書』昭和37年度版によると、全国市街地の地価騰貴やスプロール化現象(都市計画がほとんど実行されなかった結果として、住宅や商業開発、道路などが都市周縁の広範な地帯に無秩序に拡大すること)などが当時の問題として挙げられていました。もしご存じでしたら申し訳ございませんが、『建設白書』内のデータ等を参考にするのも役立つのではないかと思いました。


8 : 橋本千昌 :2023/10/11(水) 19:01:15
報告お疲れ様でした。3回生の橋本千昌です。
マイホーム主義について史料だけでなく、実際のその当時の人の聞き取り調査を行われていてとても分かりやすい発表だと思いました。
卒業論文の作成は大変だと思いますが、頑張ってください。


9 : ZHAO WENBO :2023/10/11(水) 20:34:42
報告お疲れ様でした。4回生のZHAOです。
「マイホーム主義」についての報告では、数多くの史料を整理してすごくボリュームを感じました。多くの史料や聞き取り調査を通じてマイホーム主義の流行に理解をさらに深めました。
卒論が完成するまで、一緒に頑張ってください。


10 : 安藤大輝 :2023/10/11(水) 21:15:55
報告お疲れ様でした。3回生の安藤です。
「マイホーム主義」について勉強不足であったため、正直初めて聞きました。聞き取りや史料整理のレベルが高く見習う点ばかりでした。マイホームを持つことが当時の目標だったという点に関しては特に興味を持ちました。夢という正直抽象的なものの中にも私たちには気づくことの難しい具体性があることの重要性に気づかされました。ほんとに勉強になりました。卒論完成は大変かと思いますが、頑張ってください。


11 : 戸川 湧太 :2023/10/11(水) 21:39:43
報告お疲れさまでした。4回生の戸川です。
高度成長期については私も関心をもっているので、興味深く拝聴しました。データから分析するのがどちらかというと社会学的で、これまでにあまりない歴史学の研究になっていると感じました。
ただ聞き取りについては今のところ1名のみということで、もう少し対象を増やした方が史料的な価値は高まると思いました。
卒論完成を目指し、お互いがんばりましょう!


12 : 岸愛深 :2023/10/11(水) 22:23:02
報告お疲れ様でした。3回生の岸愛深です。
今回の報告において、史料や聞き取り調査などがとても充実していて、私も見習わなければと思いました。マイホーム主義者が若年層の間で流行り、マイホームが購入されていく中で、郊外での購入が多かった理由として地価の高さや、土地の狭さが挙げられるのでは無いかと思いました。東京などの都会は高い土地代を払っても狭い土地しか得られず、それによって土地を広く取れる郊外の人気が高まり、ベッドタウンなどが出来たのでは、と個人的に考えました。


13 : 松尾 樹 :2023/10/11(水) 22:35:19
報告お疲れ様でした。3回生の松尾です。
マイホーム主義が自らの家庭や家族団欒・休暇を優先するのであれば、育休などに代表される労働福祉はこの枠組みの中においてどう位置付けられてどのような意味があるのかなと感じました。高度経済成長期には今と異なる価値観や世論、社会的な風潮があったと思うので、例えば現在の新社会人のような人に聞き取り調査を行ってみて現在における働くことと家庭を持つことに対する認識と60年代との違いを考えてみると研究に役立つのかなと感じました。


14 : 福田敬知 :2023/10/11(水) 23:32:42
報告お疲れ様でした。3回生の福田です。
史料と調査の確実さとマイホーム主義の総括がきれいだと思いました。
本報告における労働者の定義がホワイト・ブルーカラーの両者とも含まれるとのことでしたので、当時の労働状況の細やかな事情(集団就職や大卒就職者の事情など)を補強でいれてみてもいいのかなと思いました。


15 : 幡鎌伶歩 :2023/10/11(水) 23:39:31
報告お疲れ様でした。4回生の幡鎌です。
マイホーム主義について多角的なアプローチで実証を試みていた研究だと思いました。当時の雑誌史料や統計からマイホーム主義を論じることができていたので、非常に信頼できる実証であったと思います。ただ、ひとつ挙げるとしたらオーラルヒストリーの面での実証が少なかったので、残りの期間で聞き取りを進められれば良いなと思いました。まだまだ大変な時期は続きますが、一緒に頑張りましょう。


16 : 木全諄 :2023/10/11(水) 23:55:24
報告お疲れさまでした。3回生の木全です。
高度経済成長期におけるマイホーム主義の研究だと思いますが、史料や表を用いてうまくまとめられていた研究だと感じました。
あまり聞き取りがうまくいかなかったことを述べられていたので、私自身当てが全く無い為お力になれず申し訳ありませんが、聞き取り調査が進められるようであれば更に良い論になるということでその面が残りの卒論執筆期間で成功することを祈っています。

残り少ない執筆期間、頑張ってください。


17 : ZHU Yiqi :2023/10/11(水) 23:56:50
報告お疲れ様でした。3回生のシュです。
高度経済成長期における「マイホーム主義」についての報告でした。労働方式、世論、価値観が急速に変化していた高度経済成長期に広がったマイホーム主義について詳しく調査し、興味深く聞きました。
データの収集・統計も詳しくて勉強になりました。


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