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【9月21日補講(加納) 意見・感想】

1 : 深山玲於奈 :2023/09/21(木) 16:11:03
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は9月27日 (水)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 塚本遼平 :2023/09/22(金) 11:29:28
報告お疲れさまでした。3回生の塚本です。
今回の報告では、「南雲忠一関係文書」に収録されている日記や高橋三吉の談話等の同時代資料を用いて、南雲の航空兵力に対する認識を明らかにされていたと思います。
質問の際に述べた内容と重なりますが、海軍内の情勢(条約派と艦隊派の対立や航空兵力の変遷)を絡めて研究を深めていくと、南雲の戦術観と、ひいては海軍における航空兵力の認識がどのように形成されていったのか明らかに出来るのではないかと思いました。

それと質問の際に述べた史料についてですが、以下の2つです。
加藤寛治[著]・伊藤隆[編]『続・現代史資料 (5) 海軍 加藤寛治日記』(みすず書房、1994年)
羽場恵理子「一九一〇〜一九三〇年における日本海軍航空戦力の形成と山本英輔」『史艸』60巻、p59-86(日本女子大学史学研究会、2019年)
この他にも、野村實『日本海軍の歴史』や海軍史研究会編『日本海軍史の研究』なども海軍全体の流れをつかむのに役立つのではないかと思います。
差し出がましいかもしれませんがご参考になればと思い、お伝えいたします。長文失礼いたしました。


3 : 村上雄基 :2023/09/27(水) 10:10:02
報告お疲れさまでした。5回生の村上です。
今回の報告は、従来の認識では航空兵力に関して無知とされていた南雲という人物像を、丹念に史料を読み込むことで
今までとは異なる南雲像を映し出そうとしたものであったと思います。
質問でもあがっていましたが、海軍という大きな枠組みの中で南雲という人物がどう位置付けられるのかという点が気になりました。
これは研究を進めていくにあたって意義付けの部分と大きく関連してくると思うので、じっくり他の先行研究を読んだりするなどして調べてみてもよいのではないかと思います。
今後も研究頑張りましょう‼


4 : 舘野未佑 :2023/09/27(水) 10:34:45
報告お疲れさまでした、4回生の舘野です。

南雲が水雷戦だけでなく航空部隊の重要性にも認知していたというお話だったと思うのですが、実際に外国に行き、現地で航空部隊を視察していたのが面白いなとも思いました。
どこで聞いたかは忘れたのですが、日本軍はパイロットの個人の技能が問われた一方で、アメリカかどこかの国は汎用性(だれでも乗りこなせる的な)を重視したみたいな話を思い出しました。(実際どうだったのかは知りません)一言で「航空戦力」といっても、教育方針や戦略は異なったりするのかなと思いながら聞いていました。「航空兵力」の中身について考えてみても面白いのではないかと思いました。
残り時間は僅かですが、お互い研究頑張りましょう。


5 : 横井来季 :2023/09/27(水) 14:37:07
報告お疲れ様でした。4回生の横井です。

今回の報告では、南雲の航空兵力への意識を探ることで、新しい南雲像をつくろうとする試みだったと思います。ミッドウェー海戦の敗因は、南雲忠一が空母について素人だったからだと、高校の日本史教師から教わった覚えがあります。そうしたイメージが広まっている中、南雲が航空部隊の重要性をある程度理解していたことを示すこの研究は面白いと思いました。高橋は、戦略爆撃や海戦における航空部隊の重要性を深く理解していたようですが、対して南雲はどの程度理解していたかが、気になるところでした。
今後も研究頑張ってください。


6 : 八木大輔 :2023/09/27(水) 22:56:58
報告お疲れさまでした。3回生の八木です。
南雲という人物から航空兵力について紐解く報告でしたが、南雲が育成を進めていたのは戦闘機だけであったのかが気になりました。拙い知識ですが、対艦兵器を搭載するのは爆撃機(例であげるとB-29)でそれを護衛する対空制圧が戦闘機が行う任務だと認識しています。日本帝国軍において戦闘機の話はよく出てきますが、爆撃機などの対艦機の話をあまり耳にしないような気がしたのでその辺りの編成についての南雲の考えがあると、より南雲の航空兵力構想がより立体的になるのではないかと思いました。
今後も研究頑張ってください。


7 : 深山玲於奈 :2023/09/27(水) 23:56:10
報告お疲れ様でした。4回生の深山です。
南雲個人について知ることも重要ですが、当時の日本海軍の中で南雲が典型的な将官だったのか、それとも航空機や航空兵力に関して特別重要視していたのかという点を見ていくのが必要ではないのかなと思います。
関連人物は一次史料を読みこむまで調べる必要はないとおもいますが、当時の漸減要撃作戦等のドクトリン、海軍全体での方針、直属の上官、同期あたりの近しい比較対象がどういう考えを持っていたのか、というところがわかり、かつ研究に組み込めれば卒論としてもより完成度が上がるのではないかなと思いました。


8 : 戸川 湧太 :2023/09/27(水) 23:57:57
報告お疲れさまでした。4回生の戸川です。
これまでの私にとって南雲忠一とは、太平洋戦争で玉砕した人というイメージしかありませんでした。今回の報告を聴いて、(意外にもというとおかしいかもしれませんが)南雲は航空兵力という新しいものを取り入れようとしたリベ
ラルな人でもあったんだなと思いつつ、彼をそのような考えにさせた洋行はとてもインパクトのあるものだったことを痛感しました。他の軍人で洋行の経験がある人にもあたってみると、何かつながりが見えてくるような気もしました。
卒論までラストスパート、お互い頑張っていこう!


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