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【7月29日補講(遠山) 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は8月4日 (金)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
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4回生の加納誠也です。報告お疲れさまでした。
我々の祖父母の世代の食事事情に迫る面白い発表だと思いました。
レジュメで、首都圏に住んでいた人に聞き取り調査をすることができていないという記述がありましたが、今後首都圏在住の方々に聞き取りを行う予定があれば、当時の外食の実態について頭に入れて取材をしていただければと思います。
というのも、例えば当時都心の独身だったサラリーマンにとって、自炊をする余裕はおそらくなく(残業が今より多いからです)、加えてコンビニもなく、更には、インスタントラーメンや冷凍食品もまだ発展途上で、種類も味も今ほどではないからです。
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報告お疲れさまでした、4回生の舘野です。
1960年代を学生運動と食事から捉え、両者に「連帯」という共通項を見いだそうとする報告だったかなと思います。
しかし気になるのは、やはり映像作品を扱う必要性です。質疑応答でも似たようなお話があったと思いますが、映像作品は、制作者の「主観」にあふれたものです。その「主観」をどこまで史料としてうまく利用できるかが難しいなと思いました。
なので、(おそらく前回の報告で紹介されていたので省いたのかとは思いますが)制作者側を深掘りしたり、制作された年の社会情勢を踏まえてみたりするのも大事かと思います。(1960年代を緻密に描く史料としてではなく、1960年代を見つめる2010年代の史料として見なしてみるという考え方です。)
最終的に個人の解釈の問題になってきて、「歴史学」と呼べるのかが映像作品を扱う難点だとは思いますが、研究頑張ってください。
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報告お疲れさまでした。3回生の塚本です。
学生運動や食事の面から「コクリコ坂から」に迫った報告であり、劇中の1963年という時代設定を”連帯”をキーワードに浮かび上がらせようとする内容は大変興味深かったです。
ですが、学生運動に関する先行研究や当時の食生活についての聞き取りに当たられることに加え、舘野さんのご感想と被りますが、制作者の主観や制作年の社会情勢に当たることも必要ではないかと思いました。
前回の報告で既に述べられていれば申し訳ございませんが、例えば「コクリコ坂から」の絵コンテ(動画の構成や演出が書かれた設計図または指示書のこと)を踏まえるのも一つの手ではないかと思います。なぜなら、絵コンテは監督がスタッフに向けて描く映画の設計図で、演出意図やアングル・セリフ・効果音等の指示が書きこまれており、制作者の意図がより明確に判明するのではないかと思うからです。
設定された時代における”現実の”社会情勢と、劇中で”表現された”社会情勢、そして制作された時代の社会情勢の3つをそれぞれ関連付けて研究するのは難しいと思いますが、参考までに述べさせていただきます。
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報告お疲れさまでした、4回生の牧大雅です。
「スタジオジブリがファンタジーではなく、『コクリコ坂から』をリアリズムとして描く」とはどういうことでしょうか?よく意味が分かりませんでした。
今回の問いは、「60年代がどのような時代であったのか」でした(レジュメ冒頭)。問いの設定が壮大すぎてあまり具体的に問が絞り込めていないうえに、なぜ60年代を象徴するものが学生運動と食事なのかが不明確ではないかと思いました。
また、今回「高度経済成長期」の定義がなされていませんが、そのまま60年代だと理解してよいのでしょうか(学問的には1955年〜1973年までの19年間)。聞き取り調査4・5について、具体的に「連帯」というキーワードについて何を聞き
取りしたのでしょうか。
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報告お疲れさまでした、4回生の牧大雅です。
「スタジオジブリがファンタジーではなく、『コクリコ坂から』をリアリズムとして描く」とはどういうことでしょうか?よく意味が分かりませんでした。
今回の問いは、「60年代がどのような時代であったのか」でした(レジュメ冒頭)。問いの設定が壮大すぎてあまり具体的に問が絞り込めていないうえに、なぜ60年代を象徴するものが学生運動と食事なのかが不明確ではないかと思いました。
また、今回「高度経済成長期」の定義がなされていませんが、そのまま60年代だと理解してよいのでしょうか(学問的には1955年〜1973年までの19年間)。聞き取り調査4・5について、具体的に「連帯」というキーワードについて何を聞き
取りしたのでしょうか。
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