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【7月20日4限 意見・感想】

1 : 深山玲於奈 :2023/07/21(金) 09:55:29
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は7月26日 (水)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
3 回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
・報告者 2 人分(1 コマ分)で 1 投稿
・報告順に従い、①――さんへ
②〜〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む


2 : 加納誠也 :2023/07/21(金) 13:30:21
4回生の加納誠也です。報告お疲れさまでした。

①河嶋君へ
私自身平田晋策という人物は今まで知らず、彼が軍事評論家という肩書の人物であるだけでなく、一般的にイメージされる軍事ジャーナリストとも違っている点が興味深かったです。
レジュメ1頁目に、平田が浄土真宗本願寺派の行信教校に入り、『愚禿親鸞』などを書いたという記述がありましたが、浄土真宗の教義が平田の思想に対してどのような影響を及ぼしたかについても着目してみると良いのかもしれません。

②山田さんへ
今回の報告を通して、平和とは何かという点を改めて考えさせられるテーマだと思いました。
内容を通して感じたことは、原爆映画はこれまでに多くの人々に鑑賞されてきましたが、その中には実際に被ばくされた方々や彼らの子どもや孫なども含まれるはずであるという点です。つまり、彼らが原爆映画をどのように受け止めていたのかというポイントを研究に反映させてみても面白いのかなと思いました。
なお、原爆映画を何十本も見るのはかなりハードなので、扱う映画は5本くらい(多くても10本)に絞った方が良いと思います。また、8月になると、地上波やBSなどで原爆の映画が再放送されることがあるかもしれないので、番組表も一度チェックしてみると良いのかもしれません。


3 : 塚本遼平 :2023/07/25(火) 11:48:01
報告お疲れさまでした。3回生の塚本遼平です。

①河嶋君へ
今回の報告では、平田晋作と暁民会との関係性、そして彼の日米戦争観について詳しく述べられており、同時期の思想史をテーマとする自分にとって非常に参考となりました。
報告の中で最も気になったのは、先行研究で挙げられた沢田次郎氏の見解(ロンドン海軍軍縮会議における平田のアメリカ観に「共産主義的思想」が内在する)です。報告時の史料に挙げられた通り、平田は「帝国主義」の定義が曖昧ながらも、アメリカ国内における「大トラスト」と海外への市場獲得の動きについて著書内で批判を行なっています。この点が平田の「共産主義的思想」の特徴であるならば、それは同時期における他の軍事評論家とは異なる彼唯一の特徴であるかを確認する必要があるのではないかと思いました。
ちなみに1931年3月に発行された、離現役海軍士官の団体である有終会の機関誌『有終』第18巻第3号(第208号)の書評欄では、池崎忠孝という別の軍事評論家の作品について述べている中、平田晋作の著書と併せて読んでみると良いかもしれないという言葉が書かれていました。そのため、こうした他の著名な軍事評論家の著書と比較してみることで、平田の思想の特徴が浮かび上がってくるのではないかと思いました。

②山田さんへ
原爆映画と当時の社会情勢との関係性について詳細にまとめ、ご自身の仮説や推察を丁寧に組み込んだ報告で大変良かったと思います。
報告の中で述べられた、原爆映画と映画会社、そして政治勢力との関係性についてですが、これは日本の経済的・政治的状況をより具体的に示す事例であるため、この点に着目し、期間と事例を絞りつつ研究を行うのも良いかなと個人的には思いました。
また原爆映画ではないにしろ、日本の政治勢力(特に自民党)が核兵器・被爆者問題に対してどのように対応したかを述べた論文〔根本雅也「被爆ナショナリズムの政治力学―自民党政権と核兵器・被爆者問題」『社会学評論』72巻3号(日本社会学会、2021年)、p276-293〕を見つけたので、原爆に関する先行研究の参考までに掲載しておきます。


4 : 川田竜史 :2023/07/25(火) 13:03:54
報告お疲れ様でした。3回生の川田です。

①川島くん
平田晋策についての思想に関しての報告で、非常に多くの文献、史料を用いて報告をしていて流石だなと思いました。
平田晋作自身の作品からというよりかは周りとの比較によって平田の思想を浮かび上がらせるとのことで、その点に関して様々な所で今後の方針、抑えどころを述べられていたり課題が明確である所が良かったと思います。

②山田さん
原爆映画と反核運動についての報告で、原爆映画と原爆に対する社会での問題がどのような流れで動いていたのかよく整理されていて、自分も見習わないとなと思うような分かりやすい報告でした。
疑問に感じたところに書いてあったドキュメンタリーに変わったきっかけについて、個人的な感想ではありますが原爆投下から50年の年が1995年であったことや、2001に同時多発テロが起きドキュメンタリー映画が盛んに作られ始める時期であったことがあげられるのではないかと感じました。参考になるかわかりませんが何かのヒントになれば幸いです。

2人とも報告大変だったとは思いますが、お互い今後も頑張っていきましょう。


5 : 服部友哉 :2023/07/26(水) 15:23:03
報告お疲れ様でした。3回生の服部です。
①河嶋くん
平田晋策の軍事評論家としての独自性に迫る研究だったかと思います。報告には多くの文献や史料が使用されており、研究に対する姿勢が伝わってきました。軍事評論家との比較や平田自身の著作を分析することで、彼の思想に更なる深みを加えることができるかと思います。
②山田さん
原爆映画に関する興味深い報告でした。特に、原爆映画と当時の社会情勢との関係性についての整理が非常に分かりやすく、その流れを理解するのに役立ちました。多くの映画を観るというのは難しいと思うので、観る映画を絞った方がいいと思います。


6 : 山田渚紗 :2023/07/26(水) 21:03:57
①河嶋さん
報告お司様でした。3回生の山田です。
平田晋策の軍事評論家としての思想についての研究で、平田晋策について、暁民会についてそれぞれ先行研究を読み、分析するとともに批判し、報告に沢山の先行研究・史料を多用しており、本当に流石だと思いました。
多角的に見ていくのは、新しい発見を見つけやすいと思うので、周りと比較しながら、研究を進めていくのが良いと思いました。お疲れさまでした。

アドバイスありがとうございます。
講義内・スレッド内でいただいたアドバイスを参考にしながら研究を進めていこうと思います。


7 : 代田大地 :2023/07/26(水) 21:44:06
報告お疲れ様でした。3回生の代田大地です。
河嶋くんへ
軍事評論家平田晋策の報告で多くの先行研究や史料を用いた報告でとても興味深かったです。彼の思想に影響を与えた暁民会や彼の近くにいた人から見た平田晋策はどういったものであったか気になりました。

山田さんへ
原爆映画や当時の動向の整理が非常に分かりやすくとても興味深い報告だと思いました。山田さんの作られた図も分かりやすく、流れを理解しやすかったです。


8 : ZHAO WENBO :2023/07/26(水) 21:49:48
報告お疲れ様でした。4回生のZHAOです。
①河嶋くん
初めて平田晋作という人物を知ります。興味深く聞かせていただきました。とくに平田晋作の日米戦争観はすごくおもしろいと思いました。また、個人的には、平田の多くの作品を閲覧した上で、同時期のほかの学者の思想を参考にし、多角度から平田の立場を探究すれば内容が充実になれると思います。大変な時期ですか、これからも頑張ってください。
②山田さん
原爆映画についてあまり詳しくないですが、当時の歴史背景や社会を参考にしながら複雑なことを分かりやすく説明できるのがかなりすごいと思います。また、多くの映画の当時の社会からのコメントもすごく重要だと感じました。大変な時期ですか、これからも頑張ってください。


9 : ZHU Yiqi :2023/07/26(水) 22:47:57
報告お疲れ様でした。三回生のシュです。
河嶋くんへ
平田晋策についての思想に関しての報告はすごく詳しくて完成度の高い報告でとても興味深い報告だと思いました。
平田晋作という人は初耳ですが。軍事評論家という肩書は、現代の視点から見るとテレビに出たりニュースに投稿したりイメージが強いが、戦前の軍事評論家の在り方について気になりました。

山田さんへ
原爆映画に関して詳しく説明した報告でした。原爆映画と映画会社及び政治勢力との関係を整理したことにより、原爆映画と社会情勢の関係も着目した。興味深くて理解しやすい報告でした。


10 : 赤坂知哉 :2023/07/26(水) 22:51:40
①河嶋君へ
今回の報告で平田晋作や暁民会という存在を初めて知り、勉強になりました。また戦前において「軍事評論家」という人がいることも初めて知りました。
徴兵制が敷かれ、現在よりも世の中に軍隊経験者が多くいる中で社会的にどれほどの影響力を持っていたのか気になりました。

②山田さんへ
原爆映画と当時の社会情勢との関係性について詳細によくまとめた報告であったと思いました。発表レジュメの枚数から研究への熱意が伝わってきました。講義内で、原爆映画をたくさん見るのは大変だという意見もありましたが、研究の史料として使うかは置いといて、研究対象を自分で鑑賞するというのは重要な作業なのではないかと思います。やはり映画は作品なので見た人にしかわからないことは多くあると思います。


11 : 水谷春都 :2023/07/26(水) 23:20:51
報告お疲れ様でした。4回生の水谷です。
①河嶋くんへ
私は今回の報告で平田晋策を知りました。
一点、気になるのは、まとめで転向以前に関する史料がなく、
他者視点の史料はまだ見つけられていない点です。
転向前の十数年と転向後の十数年、期間としてはかなり短いと思うので、
他者視点の史料について不安が残るな、と感じました。

②山田さんへ
分かりやすいなと思っていたところ、短期間で、とのことだったので、驚きました。
既に先生方やゼミ生にも指摘されていた通り、原爆映画を見ていくのは
時間的にも体力的にも精神的にも大変なことだと思うので、何とかして軽減して、
研究を成し遂げて欲しいです。


12 : 横井来季 :2023/07/26(水) 23:32:13
報告お疲れ様でした。四回生の横井です。

① 河嶋さんへ
軍事評論家の平田晋策を、私は知らなかったのですが、報告は面白く聞かせてもらいました。ただ、彼の軍事評論に独自性があるかは疑問に感じます。彼の言説が、現代の陰謀論者が唱えているものとほとんど変わらないのが、その印象の理由かもしれません。平田の思想よりも、むしろ、平田の人間としての経歴の方が研究のしがいのあるものように思います。今後も研究を頑張ってください。

② 山田さんへ
本当に短期間で作ったのかと疑問に思うぐらい、完成度の高い報告だったと思います。原爆映画が作られる目的やターゲット層の変遷についての仮説も、納得感がありました。原爆映画を大量に観るのは大変という話もありますが、興行収入や知名度で基準を作り、ある程度の水準のものは見ておいた方が、時代背景を体感として感じられるのではと、私は思いました。これからも研究を頑張ってください。


13 : 遠山歩楓 :2023/07/26(水) 23:51:44
①河嶋くん
報告お疲れ様でした。
4回生の遠山歩楓です。
平田晋作や暁民会等聞き慣れない単語が多く正直なところ、ついていくのが必死でした。(勉強不足ですみません)平田の思想の理解を深めるには、彼だけでなく同時期の思想家たちのことを知ることも同じぐらい大切だと思いました。今後の研究も頑張ってください。

②山田さん
報告お疲れ様でした。
4回生の遠山歩楓です。
限られた時間の中でものすごく分かりやすくレジュメも図表もまとめられており、凄いなと思いました。特に、仮説の立て方等は参考になりました。負担の多い研究分野ではあるかと思いますが、今回の報告で立てた仮説に基づきつつ頑張ってください。


14 : 一ノ瀬風雅 :2023/07/26(水) 23:59:12
4回生の一ノ瀬風雅です。
報告お疲れ様でした。
①河嶋さんへ
今回、平田晋策という人物を初めて知りました。思想には疎いので、転向などもあんまりよく分からないですが、転向のメカニズムについて調査するのであれば、転向する契機になった暁民共産党事件についても詳しく調べてみてどう言った影響が出たのか考えてみてもいいのではないかなと思いました。

②山田さんへ
映画などのメディアは事件発生から時間が経つにつれて、新たなことがわかることもあれば、事実から離れていくこともあるので、テーマとしてとても面白いと思いました。後期の発表も楽しみにしています。


15 : 桂淳志 :2023/07/27(木) 00:06:15
報告お疲れ様です。4回生の桂です。
①河嶋くんへ
平田晋作の転向のメカニズムから新たな転向像を見出すという研究だったと思います。転向のメカニズムを調べる上で平田自身の史料がないことはかなり痛いなと感じました。
授業中にも述べましたが、平田を1920年代の転向像の代表格として取り上げる理由をより明確にしていかなければいけないと感じました。いつか必ず平田がなぜ代表者なの?とか平田の転向像は一般化できるの?といった壁に当たると思うので、その辺をしっかり説明しようと考えているうちに平田の重要性を再認識できるのではないかと思いました。

②山田さんへ
原爆映画と反核運動との変遷と関係性について述べた研究だったと思います。自分自身の仮説をしっかりと打ち出した上で自身がやるべきことを明確にできており、流石だなと感じると同時に感服いたしました。
仮説を見ていると最初の方は核というものが政治運動に利用されていったものだったのかなと感じました。また冷戦終結による原爆映画の減少は核戦争を回避したという意識があったのではないかと思います。そしてドキュメンタリー作品としての原爆は被爆者の高齢化に伴うものがあると思いますし、テロという新しい脅威による核戦争の危機が再び出てきたというのもあるのではないかと感じました。
その上で映像技術の進化も関係するのではないかと思います。原爆映画を証言という形からより鮮明な映像という形で再現・保存できるようになったことも原爆映画のあり方に影響しているように思いました。


16 : 武部嘉仁 :2023/07/27(木) 09:54:46
報告お疲れ様です。4回生の武部です。
河嶋くんへ 今回の発表がとても調べられており、現時点で先行研究にとどまらず、調べられているのがすごいと感じました。この調子で頑張ってください
山田さんへ 原爆映画を焦点とした研究はとても面白いと思いました。ただ、原爆の映画内での取り扱い方についてしっかりと方針を定めないと原爆が出てくる映画にも目を向ける必要が出てきますので、そこだけ頑張っってください!


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