■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
【6月22日4限 意見・感想】
-
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は6月28日 (水)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
-
報告お疲れさまでした。4回生の牧大雅です。
御召列車への着目を手段として、天皇に対して国民が向ける認識や行動の変化を捉えたい、とのことでしたが、着眼点をもっと深堀して先行研究との差別化を図らないと「正直、どこにでもあるような誰でも思いつく視点の研究」に陥ってしまわないか、少し心配になりました。
御召列車に着目するのはまあよいとして、なぜ天皇と国民の相対的関係性を考察する手段がそれでなければならないのか、が今回の報告で明確に述べられてもよかったのではないか、と思います。
質疑の中で言及がありましたが、「御召列車という存在が国民の行動や認識にどう作用したのか」を解明するには、どんな手段であれば「作用した」ことを論証できるでしょうか?単純に史料の記述をもとに再構成するだけでは、単なる推測をすることしかできないと思います
ので、新たな研究方法を具体的に確立することがまず第一に必要なことではないでしょうか。
研究活動はまだまだ始まったばかりなので、まずは研究計画をしっかりと立て直すことから始めましょう。
-
4回生の加納誠也です。報告お疲れさまでした。
今回の発表を通して、御召列車の変遷について良く分かり、鉄道に詳しくない私にとっても興味深い内容だったと感じます。
今後研究を進めるにあたって、時代を絞りたいという旨がレジュメにありましたが、まずは、レジュメ6ページ目に記してあった『昭和天皇御召列車全記録』の読解から始めていただければと思います。
次にこれを読んだら、
・御召列車が今までに何回運行されたか(合計だけでなく、年ごとに何回運行されたか、みたいにグラフで表すと良いと思います)
・目的地はどこがあったか(質疑応答では、伊勢市が話題になっていましたが、天皇は他の場所にも行幸しているはずです)
・目的は何か(例えば、被災地を慰問するのか、地方で行われるイベントを視察するのか。目的は1種類だけではないはずです)
といった点をまとめてみてください。
そうすることで、何か気づきが得られるかもしれません。
このように、一度統計を取ることで、方針を練ったり、読むべき史料の優先順位を付けたりすることができると思います。
-
報告お疲れさまでした。3回生の塚本です。
今回の報告では、明治から現在に至るまでの御召列車の運転形態をまとめた上で、国民との関係性を考察しており、興味深かったです。
質疑応答時では上手く伝えられませんでしたが、御召列車の警護や運転を行う官庁や組織などの公文書や命令書などから、御召列車が来る際にどのようなことを危険視していたかについて調べることで、国民がどのように演出された御召列車を見ていたか判明すると思いました。
朝日新聞クロスサーチはVPNに接続すれば無料で見ることができ(学内ではVPN接続不要)、や国立国会図書館デジタルコレクションでは昔の雑誌などが見られるため、それらを活用するのが良いと思いました。国立国会図書館デジタルコレクションは無料で会員登録出来るので、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
-
報告お疲れさまでした。3回生の河嶋です。御召列車と国民の関係について、最近でも、上皇ご夫妻ではあるが葵祭と奈良を訪れ、上皇ご夫妻を人目見ようと多くの国民が集まった。それは、人気だからなのか、ナショナリズムなのか、日本の象徴である天皇であったからなのかは分からない。それは、戦前も同様であり、御召列車=天皇が見れるという興味が引き立てるものだったのか、あるいは、ナショナリズムの高揚・維持の装置であったのか、はたまた天皇という神の写し鑑と捉えられていたのか、色々考えられ、講義でもあったようにそういった作用をどう検証するのか、非常に難しい課題だと個人的に感じました。先ずは、御召列車が通る場所と時間から、それに関する新聞を探し、当時の様相を掴むのがよいと思いました。
-
お疲れ様です!4回生の武部です。
御召列車から天皇と国民の関係性を見ていくという発想はとても面白いと思いました。まだ初めて短いので史料にそこまで当たれなかったと思います!先行研究はよく見れていると思いますが、そこの弱い所を探して読んでみるとまた違った見方ができるかなと思います!史料を調べる発進で研究を進めていくのもとても面白いし、たとえそれが先行研究に回収されたとしても調べたことは決して無駄にならないので、まだ2年ありますから早速見てみてみ良いかなと思います!
-
報告お疲れさまでした、4回生の舘野です。
御召列車を通じて、天皇という存在について考察する研究で面白く拝聴しました。
対象年代としては戦前から戦中になるとは思いますが、個人的に鉄道開設前までの天皇の行幸形態も気になりました。開通前の様子を明らかにすることで、より御召列車を取り上げる意味が明確になるのではないかと思います。
これから忙しくなってくる時期だとは思いますが、研究頑張ってください。
-
報告お疲れさまでした。5回生の村上です。
今回の報告では御召し列車を視点として、天皇に対して国民が向ける認識や行動がどのように変化したのかを考察しようとしたものであったと思います。
御召し列車に着目する研究は原さんの著書以外に見かけることはなかったのでとても興味深く拝聴させていただきました。
気になった点としては、先行研究者となる原さんとどういった点で異なるのか、原研究は何が足りないのかを明記していただけるとより意義が明確になると感じました。
今後は恐らく民衆側の史料を見ていくことになり、やることも多くなると思いますが、頑張ってください。
-
3回生の赤坂知哉です。報告お疲れさまでした。
御召列車の変遷について分かりやすく説明されていて、鉄道系に無知なのですが、理解できました。授業中にも言われていたことですが、先行研究で不十分だった点やその批判などが卒論を書く上では、必要になってくるのではないかと思います。
-
報告お疲れさまでした。三回生の白井です。
些事ですが、発表中に天皇""陛下""が""ご覧""になると仰っていたのですが、あえて敬称を付ける意図が気になりました。
もし、松尾さんが天皇に敬意を払っているなら、それ自体は否定できませんが、天皇関連の報道に関してはメディアにも否定的な言説を唱えることをタブー視する風潮があることを、確認しておく必要があるのではないかなと感じました。
そして、そもそもこのようなタブーの存在する分野に於いて、更に松尾さんの主観が強く介入してしまうと、研究に強い色が入ってしまうのではないかと考えております。
私も自身のテーマに思想が強く出ており、自分の思想性を認識したうえで、実証主義に基づき結果的な公平性を担保していこうと考えております。
言葉の枝葉から勝手に推測してしまいましたが、特に意図がなければ申し訳ないです!
-
報告お疲れ様でした。4回生の深山です。
質問の時にも申し上げたように、昭和〜平成にかけての御召列車を研究対象とするのであれば、まずは天皇という存在が現人神から人間へと変わったことに注意し、それに関する先行研究を整理した方が良いと思います。
御召列車という着眼点は面白いと思うのでその着目点を生かしてどのように変化があったのかを解き明かせると良い研究になるかと思います。
そのためにも、一回直接的には関連のない研究(天皇そのものや天皇制、象徴天皇となったのちの天皇と地域など)も見て、御召列車という着眼点からどのようにオリジナリティを出すかという点を考えてみるとこの先の研究にいい影響があるのではないかなと思いました。
-
報告お疲れさまでした、4回生の大脇です。
御召列車の存在を今回の報告で初めて知ったので、興味深く報告を聞いていました。
御召列車が具体的にどういった目的でどの程度運行されていたのか、その全体像が見えなかったので、一度表に整理してみると
何か気づくことがあるかもと思いました。(原さんの研究でもうすでにまとめられていたらそれを見たかったです。)
やはり、先行研究で話していた原さんの研究とどう違うのか、どの角度が足りていないのかをしっかり言えると自分の研究における立ち位置が分かり
より研究の目的が明確になると思うので、御召列車を通して何を見たいのか改めてゆっくり考えてみてください!
たくさん本を積み上げて報告準備されていたので、今後も頑張ってください!
-
報告お疲れさまでした、4回生のZHAO WENBOです。
鉄道系の知識にあまり詳しくないですが、御召列車の歴史の流れについて前より深く理解できました。また、個人的なアドバイスですが、将来の史料レジュメの部分について、地図や線路、鉄道のデータを引用すると内容が充実になると思います。
-
報告お疲れ様でした。四回生の横井です。
御召列車を通して、国民の行動や認識にどう作用したかを考察したいとのことでしたが、今回は国民の認識について、深掘りができていないような印象でした。
先生も言われていましたが、原さんの研究を紹介するだけでなく、それに対する自分のスタンスも決めなくてはいけないと感じます。個人的には、原さんの「視覚的支配」には、政府側にもリスクがあるように考えていて、「尊敬してたけど実際見てみたらただのおっさんじゃない」と国民側が感じる可能性も十分あると思えました。その点のリスクについて、原さんはどう考察していたか、気になるところです。
次の報告も楽しみにしています。研究頑張ってください。
-
報告お疲れ様です。4回の筒井です。
御召列車からみえてくる天皇という存在について考察する研究内容でとても面白い視点だなと思いました。
鉄道についての知識が疎くあまり分からないですけど
御召列車の研究というのをより見せる為にほかの列車などとの比較を表す参考資料などがあればよりよい
研究ができるのではないでしょうか。
これからも研究頑張ってください。
-
報告お疲れ様です。3回生の鶴味です。
お召し列車について、通常の列車との比較があると、より制度的な違いがわかりやすいと思いました。また、お召し列車が国民の意識にどのように作用したのかに関して調べる際に、受け手である国民から研究するのは困難だと思います。なのでお召し列車の運営側に着目し、運営側の意図を調べることが研究の手掛かりになるのかなと思いました。稚拙な感想で申し訳ないです。今後も研究頑張ってください。
-
報告お疲れさまです。三回生の横山です。
今回の発表はお召し列車にまつわる研究を取り上げていました。
他の方も指摘されているようにどの部分を掘り下げるかによって研究の色が見えてくると思います。
私も来週の発表に向けて色々詰めている途上ですが研究頑張って下さい。
-
報告お疲れ様でした。3回生の服部です。
お召し列車の発表は鉄道に関しての知識がない自分でも大変興味深いものでした。お召し列車の運行から国民を見るということでしたが、鉄道の特徴でもある沿線に注目していくのも面白いかなと思いました。頑張って下さい。
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■