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【4月20日2限 意見・感想】

1 : 深山玲於奈 :2023/04/20(木) 13:02:05
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は4月26日 (水)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。


2 : 田中凌平 :2023/04/20(木) 17:40:34
報告ありがとうございました。5回生の田中です。

「オタク」という言葉の意味に関して。個人的には、自己承認が必要な「称号」的性質が存在するのかなと思いました。というのも、趣味などの個別分野に対する知識の豊富さや熱量に自信が無いタイプの人というのが一定数存在している(自分もこんな感じ)と思うからです。そういった視点から考えると、好きなことに対する向き合い方が真っすぐで、熱心なイメージがある「オタク」という響きには、自分の身に余る程の愚直なカッコよさを感じます。それと同時に、「オタク」への憧れ・敬意みたいなものも少なからずあるような感覚です。
恐らくこのようなタイプがいる一方で、自信を持って「オタク」を自称できている人もいると思うので、今後の方針として個人個人の自意識に焦点を向けていくことは合理的であると感じました。
上手く歴史学研究と結び付けられることを願います。


3 : 舘野未佑 :2023/04/20(木) 19:50:55
報告お疲れさまでした、4回生の舘野です。

研究に対する熱意が伝わってくる報告で、私も研究にもう少し時間を割こうと思いました。
このまま「オタク」という語の使われ方に注目するなら、コーパスを利用すると良いかと思います。私が3回生の前期で利用していたツールです。膨大な書き言葉、話し言葉のデータから任意の語句を抽出できます。書き言葉では「国語研日本語ウェブコーパス 中納言版」、話し言葉では「日本語話し言葉コーパス」「日本語日常会話コーパス」などがあります。どれも「中納言」という登録は必要ですが、無料のサイトで検索できます。試しに「国語研日本語ウェブコーパス 中納言版」で検索したところ、1,639件出てきました。良ければ活用してみてください。

大変かもしれませんが、研究頑張りましょう。


4 : 村上雄基 :2023/04/20(木) 19:51:52
報告お疲れさまでした。5回生の村上です。
今回の報告は、世の中に流布しているオタクという言葉が時代とともにどう変化してきたのかを分析したものであったと思います。
語の使われ方に着目し、時代の画期を見出そうという視点はとても興味深いと思いました。
しかし、質問でも出ていましたが、単に語彙の変遷を見るだけではなく変化があった背景に何があったのか、それがどのような影響を及ぼしているのかということを踏まえて論じる必要があると思いました。
ここを明らかにすることで、より画期が明瞭になるのではないかと思います。
また、はじめにで述べられていた東さんとの立ち位置の違いを明確に示せると研究の枠組みがはっきりするのではないかと思いました。


5 : 塚本遼平 :2023/04/21(金) 16:00:57
報告お疲れさまでした。3回生の塚本です。
今回の報告では、1980年代から2010年代前半にわたる「オタク(特にアニメオタク)」の意味の変遷から、オタク自身の自意識の変化を追求していくことを主目的にしていたと思います。
当時の雑誌やインタビューから、「オタク」の語の使われる意味合いを調査していく実証的な手法は、是非とも参考にしたいと思いました。
他の方からの質問でもありましたが、「オタク」の語の変化の背景にある社会的要因などに目を向けると、より綿密かつ大きな「オタク」史を描くことが出来るのではないかと思いました。
質問でも述べましたが、クールジャパン戦略など、ある期間(例、2010年代初頭)における商業・産業的な意味合いでの研究も、社会との関係性を描くことができ、面白くなるのではと思いました。
ご参考までに商業・産業的な面での研究を行った書籍・論文を挙げさせていただきます。

野村総合研究所オタク市場予測チーム『オタク市場の研究』(東洋経済新報社、2005年)
富田英典「後期青年期のメディア戦略とサブカルチャー」『教育社会学研究』76集(日本教育社会学会、2005年)
北林謙「オタク市場をどうとらえるか:リサーチツールが明らかにするオタクの実像」『ITソリューションフロンティア』2006年2月号(野村総合研究所、2006年)


6 : 松尾 樹 :2023/04/21(金) 18:56:49
報告お疲れ様でした。3回生の松尾です。
冒頭の「オタク」の名を周知させる結果となった、宮崎勤が起こした東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件について、この事件が発生したのが1988、89年なのですが、それ以降の世間での「オタク」に対する認識や偏見が負の方向になったという意味では転換点と言えると思います。その後の2008年に秋葉原通り魔事件が発生し、現場が秋葉原であったこともあり、恐らくマスメディアが”犯人は「オタク」”のような報道をしたと思いますが、犯人がオタクか否かに関わらずそういった偏見が加速したように考えられます。なので、転換点となった出来事だけではなく世間からの「オタク」に対する心象をより1つの方向に強くした出来事や事象もピックアップすると、「オタク」の歴史的な流れや変遷を捉えやすくなるのかなと思いました。


7 : 福田敬知 :2023/04/23(日) 20:34:20
報告お疲れさまでした。3回生の福田です。
今回のオタク史研究に関して、オタク文化もとい日本のサブカルチャーの流れが分かりやすく説明されて面白かったです。
80年代の「おたく」という語はどこから来たのかということで、中森明夫に加えて大塚英志もその語源に関連していると思いましたので、そこもあわせると多面的で面白いかなと思いました。
また、80年代と現代におけるサブカルチャーの空気感は違うところがあるので、そこも加味されるとより奥深くなっていくかと思いました。
個人的に宝島社の「別冊宝島」あたりは当時の情報誌としてはサブカルチャーを多方向に取り扱っているかなと思いました。


8 : 武部嘉仁 :2023/04/24(月) 11:07:10
報告お疲れ様です。4回生の武部です。
今回のオタクに着目しての発表非常に面白く聴かせていただきました。
自身も社会学と歴史学の区別に苦戦していますので、今回の深山くんの発表は非常に参考にさせていただきたいと思いました。
オタクという言葉の社会的な扱われ方については今回の発表でとてもわかりやすくまとめられていましたが、たとえば90年代はオタクとマニアという言葉が対象によって区別されていたにもかかわらず、現代においてはマニアという言葉はほとんど死語に近いほど使われず、オタクと呼ばれるようになったと思います。なぜそこに至ったのかなども触れてみると何か見えてこないかなぁと思いました。
また、2010年代とここ5年を比べるだけでも大きな違いはあると思います。その1つにスマホの普及によってインターネットが全員に身近になったこともあるのかなと思いました。
とても面白い発表でしたので、次回の発表も楽しみにしております!!


9 : 川田竜史 :2023/04/24(月) 12:35:49
報告お疲れ様です。3回生の川田です。
今回のオタクに着目した研究は多くの史料からオタクの印象の変遷が述べられていて非常に興味深かったです。
確かにオタクのイメージは近年よくなってきているような気がしていて、そこにはやはりオタク発信のプラットフォームの変化があるのではないかと思います。
例えば秋葉原のようなオタクの聖地的な場所が各地に生まれたことや、インターネットが多くの人々に普及したことなどが挙げられるかと思います。
またオタクが昔はアニメなど狭い分野でしか使われていなかったのが、いつしか多くのジャンルで使われるようになったこともこれらのプラットフォームの変化が関係しているのではないかと個人的には感じました。
社会学ではなく歴史学からオタクを見ていくことは難しいことかと思いますが、その壁を越えられることを願っております。


10 : 長谷部詩依 :2023/04/24(月) 16:16:55
報告お疲れ様です。4回生の長谷部です。
現在「オタク」が細分化されている分、オタクを概観的に見てその変遷を追うことへの難易度の高さを感じました。
議論の中でもありましたが、アニオタ以外にも視野を広げる必要があるように感じました。そうすると、各界隈の「オタク」の色の違いが出てくると思います。その色の違いがあることに気づけて初めて、「オタクの意味の変遷」をたどる意義があるのかなと思います。試しにインスタで#armyと繋がりたいと検索してみてください。アニオタとはまた別のおしゃかわな子がたくさん出てきます。彼女たちは、K-POPアイドルの「オタク」です。直接的に研究に貢献はできませんが、「オタク」も多種多様なんだな〜ということがわかって頂けるかと思います。
また、聞き取り対象の方々が何者なのか、「オタクである/オタクじゃない」は何の基準でそうなのかが不明瞭だったので、そのあたりを明記してくださると、資料としてもより具体性を増すんじゃないかなと思いました。
おつかれさまでした!!


11 : 岡崎蓮 :2023/04/25(火) 14:55:29
報告お疲れ様でした。3回生の岡崎蓮です。「オタク」に関する研究ということで、自分もその自覚があるので、そのような意味でも興味深く拝聴させていただきました。「オタク」というのが時代と共にその意味が変化してきたということはわかりましたが、質問などにもあったと思いますが「オタク」の中でも「アニメオタク」と言われる人々に主に焦点があてられており、他にもオタクと言われる部類にも触れると見えてくるものがあるのではないかと思いました。また、先生方の意見にもあったかと思いますが、「オタク」という語の転換点となったアニメであれば具体的なアニメなどがあるのかなと思いました。また、それはメディア(テレビなども含む)の力も僕はあると考えています。このようにすると全体像がはっきりしてくるのではないかと思います。


12 : 桂淳志 :2023/04/26(水) 00:18:33
お疲れ様です。4回生の桂です。
オタクという言葉に着目して「オタク」の使用方法の変化を分析した研究だったと思います。
先生方が仰っていたように、オタクの使用方法に注力しすぎて、なぜそのようになったのかが描かれていないことが気になりました。今まで数々の現代文化史がゼミ内で取り扱われてきましたが、その時よく言われていた「歴史学は対象を通して裏側にある社会の大きな文脈を見る」ということが抜けているなと感じてしまいました。レジュメに書かれていた「価値観の違いやコミュニケーション能力の差、性差、自意識など様々な要因によってこの2タイプ(旧オタクと新オタク)に分かれている」のがなぜなのかが解明することがそれに当たるのではないかと思います。個人的には教育とかが関係するのかなと安直に考えています。
また、これも報告中に言われていましたが、「オタク=アニメ」という構図に固執しすぎな気がしました。アイドルのような三次元が昔流行っていなかったみたいなことを仰っていましたが、松田聖子や中森明菜は社会現象になっていたと思いますし、当時は親衛隊と呼ばれる今のオタクのような人々も居たはずです。元々オタクという言葉はアニメ界隈で使われ始めたのかもしれないですが、他の界隈でもその用語を使う、またメディアなどに使われるようになる(親衛隊→ドルオタ、てっちゃん→鉄オタ)ということも考慮しないと「オタク」の全体像は見えてこないのではないかなと思いました。
オタクという言葉の使用方法の変化は、アニメオタクのみを指す蔑称→他界隈のマニアたちにもオタク呼びが波及→あらゆる界隈がライト層を取り込むことでオタクの蔑称的意味合いが和らぐ といった段階がありそうだなと感じました。三次元オタクをしてきた身としては、乃木坂46というライト層を取り込んだアイドルがブレイクした際にオタクへの風向きの変化を感じたので、アニメも同様の動きがあれば面白いなと思います。これがオタクの経済活動が注目されたことによるライト層の取り込みなのであれば、質問で出た麻生首相のクールジャパンとも繋げられそうだなと感じました。
長々と書いてしまい申し訳ございません。
これからも頑張りましょう!!


13 : 竹村勇輝 :2023/04/26(水) 11:13:50
報告お疲れさまでした。3回生の竹村勇輝です。
今回はオタクに関する研究ということで、私自身もオタクをしているためオタクの意味の変遷を辿ることはとても興味深かったです。また、オタクという言葉が成立する条件として他人からの認識から自称に変わっているという観点が、私自身もオタクを自称しているなと気づかされとても納得できました。
その一方で、現代の文化を歴史学の視点で見なければいけないというところに難しさを感じました。また通説だけでは足りず自分なりの切り口も必要になるということで、自分なりの視点で転換点を探していって欲しいです。あと、オタクとファン、マニアのそれぞれの呼称の意味や区別が曖昧になっていたがために話が見えづらくなっていたのかなと感じたので、それらを今一度整理してみても良いのかなと思います。


14 : 吉田圭佑 :2023/04/26(水) 11:43:04
報告お疲れ様です。4回生の吉田圭佑です。
「オタク」の意味の変遷について、通説的にはよくまとめられていた内容だったと思います。ただ、「オタク」という語が現在指す意味の広さに対して、深山さんが考察に用いている世界の広さが対応しきれていないのではないかということを感じました。恐らく、深山さんは普段からアニメに強い興味があるのだと思いますが、自分のよく知っている界隈のオタクにばかり目を向けていてもオリジナリティを生み出すのは厳しいように思います。他の皆さんもおっしゃっていることではありますが、このまま「オタク」の意味で勝負していくのであれば広い視野で見ていく必要があると思いました。
また、ここまで述べたことにも関わって、聞き取りレジュメに気になったことがあります。研究対象の「オタク」は広い意味になってきた今だけでなく「オタク」という語が登場した当初から男女関係無いものだと認識しています。その点で聞き取りが3人とも男性というのは偏りがあるのではないかと思いました。また、本人の認識でオタクであるかどうかという単純な分類の仕方ではなく、その人がどういう興味関心がある人なのかということも含めて聞き取りをしたほうが見えてくるものもあるのではないかと思いました。
これからも頑張っていきましょう!


15 : 安藤大輝 :2023/04/26(水) 15:01:40
報告お疲れ様でした。三回生の安藤です。
「オタク」という意味の時代の移り変わる中での定義変遷が深く分析されており、レジュメの分量も多く、熱意がとても伝わりました。質疑応答の際にも僭越ながら言わせていただきましたが、多様な面からの「オタク」を見ていくのも面白いのではないでしょうか。アニメ関係の仕事をされている方はどう見ていたのか、また、そのような仕事をしている人たちは「オタク」と呼ばれる部類に入るのかなど、様々な疑問が出てくるのではないかと感じました。
厚かましいですが、ぜひ「オタク」の意味という分野に近づけるように参考にしていただければ幸いです。報告本当にお疲れ様でした。テーマに対する熱意等をぜひとも参考にさせていただきたいです!!


16 : 鶴味裕太 :2023/04/26(水) 16:48:31
報告お疲れさまでした。3回生の鶴味裕太です。
現代史の発表を聞くのは今回が初めてだったのですが、聞き取り史料など初めて触れる史料の形態があり、扱うテーマも「オタク」というところで、新鮮な気持ちで楽しく聞かせていただきました。
報告内では、オタクをアピールする人の出現理由について深く言及がされていませんでしたが、SNSの普及に伴って自分がオタクだということを隠さない人が増えたように感じます。実際推し活といった単語も流行し、それらは世間に特に問題なく受け入れられています。
また、アイドルオタクや鉄道オタクなど、各種オタクについての情報があることで、その分化などからより深くオタクについての考察が出来るのではと思いました。


17 : 岸愛深 :2023/04/26(水) 18:25:49
報告お疲れ様でした。3回の岸です。
オタクという言葉が時代とともに意味が変化し、どのように捉えられてきたかという私がやりたいなと思っている研究と重なる部分もあってとても興味深かったです。
オタクという言葉は何となくあまり良い印象では使われていないイメージがあって、アニメオタクなどを見下すような目に疑問を持つことはしばしばありました。その点についても通り魔事件などをきっかけに今のオタクという言葉があると言及されていて面白いなと思いました。


18 : 鈴木菖子 :2023/04/26(水) 19:36:51
報告お疲れ様でした。4回生の鈴木菖子です。
多くの史料を読み込まれていて、聞き取り調査も数人に聞けているという点がとても見習わなければいけないと感じました。
オタクは定義できる者ではないと思うので難しいとは思いますが、聞き取り調査をする人の情報として、オタクかオタクでないかと言うだけではその聞き取り調査に信憑性が欠けるのではないかと思いました。
オタクかオタクでないかを決めるのは本人ですが、その人々の情報がもう少し提示されれば、聞き取り調査の情報も納得して史料として使えるのではないかと思いました。
今後も研究頑張りましょう。


19 : 八木大輔 :2023/04/26(水) 21:53:14
報告お疲れ様でした。3回生の八木大輔です。
僕自身、アイドルが好きでいわゆる自称オタクを名乗っているのですが、世間や研究されてきた中ではごく一部に過ぎないと報告を聞いて感じました。
コミュニケーションのプラットフォームが変遷していくにつれて、3次元のものに対してもオタクという要素が出てきたのだと考えます。なので、雑誌だけでなく他のメディア媒体やプラットフォームなどの外枠を追ってみるのもいいのではないかと思いました。


20 : 木全諄 :2023/04/26(水) 22:26:25
報告お疲れさまでした。3回生の木全です。
「オタク」という語を中心とし、史料を多々引用されながら、その変遷を追えていたのではないかと感じました。
報告を聴いていて思ったこととして、その時々の時代に「オタク」という言葉の守備範囲が変動しているように感じたため、各時代に「オタク」として認識されていたであろう類型を明確に区別出来ていると変遷がより分かりやすくなるのではないかと思いました。
また、これは個人的な意見なのですが、現代のオタク文化は、好きな物の種類ではなく、好きの程度の激しさがオタクをオタクたらしめている一つの指標のようにも感じるので、そういった観点から見てみるのも面白いのではないでしょうか。
社会学的な分野の研究ということもあり、歴史学視点からの研究は難航を極めるものだと思われますが、様々な観点からオタクを見ることでつかめることもあると思います。


21 : 大脇実祝 :2023/04/26(水) 23:12:02
報告お疲れさまでした、4回生の大脇です。
今回は「オタク」の変遷を追うことでその言葉のイメージがどうであったかを見る報告だったと思います。
その時の社会状況や背景が見えたらもっと分かりやすくなったかなと思いました。
私個人の単なる想像に過ぎませんが、オタクという言葉が広く使われだして明るいイメージになったのは女性の影響だったんじゃないかなとふと感じました。
近頃のアイドルはAKB、坂道、ジャニーズをはじめとしてグループが基本で、その中で「○○推し」「○○担」「○○しか勝たん」などを発信する推し活文化が始まったことが、
「オタク」という言葉が堂々と使われだした(本人も私はオタクですと公言するようになった)きっかけの1つとしてあげられるのではないかなと思いました。
いまの段階では、アニメの「オタク」に絞られているように感じますが、他ジャンルの「オタク」について触れてみるとまた違ったオタク像がみえてくるのではないでしょうか。
女性の方にも聞き取りされるとより面白い研究になると思います!
また、日本で「オタク」と聞くと、とにかくお金を積んでいるような熱狂的なファンのことを指す場合が多いですが、海外では単に好きな人を指すみたいで、熱狂的な人たちはマニアと言うみたいです。
言葉の定義をすることが非常に難しいんだなと報告を聞きながら感じました。
今後も頑張っていきましょう!


22 : 戸川湧太 :2023/04/26(水) 23:40:11
報告お疲れさまでした。4回生の戸川です。
私自身、オタクとはどういうものなのかつかめていないところがあったので、時代ごとにオタクを定義しようとした今回の報告はとても勉強になりました。ただ、これまでの調査をふまえて今後どのような方向で研究をまとめていくのか、イメージしにくかったので、そこをもう少しクリアにできるとなおよいと感じました(これは私自身への戒めでもあります)。
今後も一緒にがんばっていこう!!


23 : 田中拓磨 :2023/04/26(水) 23:46:39
報告お疲れ様です。3回生の田中拓磨です。
オタクの研究が非常に興味深くて、面白い内容でした。オタクが時が進むに連れて変わっていったのは知らなかったです。
研究の内容や討論を聞いて、歴史学と社会学といった他の学問との区別の大切さ、区別の難しさを感じました。研究を行うときは、歴史学の強さを活かすことを忘れてはいけないなと思いました。


24 : 横井来季 :2023/04/26(水) 23:53:04
報告お疲れ様でした。四回生の横井です。
今回は、「オタク」という言葉に焦点が当てられ、その使用方法の変遷を研究していましたが、個人的には、「サブカルチャー」という言葉の変遷を考えた方が、オタク文化がいつから表社会に出てきたかが分かりやすいのではと考えました。
その理由として、「オタク」という言葉は、アニメや漫画が出来てから生まれた言葉ですが、「サブカルチャー」はそうではありません。サブカルチャーという言葉の本来の用途では、例えばトー横界隈やTikTokなども、サブカルチャーの一種であると思うのですが、あまりそのようには見なされていません。現代では、サブカルという言葉は、要するにオタク文化を指しているものとなっています。これは、サブカルチャーという言葉の内実を、いつかは分かりませんが、オタク文化が乗っ取ったからだと考えられます。その時期を探れば、オタクという存在がよりクリアに見えてくるのではと感じました。
次の報告も楽しみにしています。


25 : 幡鎌伶歩 :2023/04/26(水) 23:58:51
報告お疲れ様でした。4回生の幡鎌です。
 今回の報告はアニメ雑誌の内容などから「オタク」という言葉の意味の変遷について追ったものであったかと思います。質疑応答の内容と合わせてその後に考えたことを何点か述べさせていただきたいと思います。
 まず、はじめにやはり「オタク」という概念では少し範囲が広いのかなと感じました。これはあくまで個人の意見なので参考なるかどうかは分からないのですが、「アキバ系」といった言葉に絞ってみても良いのかなと感じました。「アキバ系」を対象とするメリットとしては、まず「オタク」という言葉とそこまで意味が離れすぎていないこと、「アキバ系」に絞れば対象地域を秋葉原周辺に絞ることができる(?)こと、「オタク的なもの」を秋葉原の産業との関係から語ることができること、AKBなど個々のサブカルチャーと結びつけた具体的な対象の研究がしやすいことなどが挙げられると思います。今回の報告を聞いていて、「オタク」そのものに迫るためにはやはり2次元の壁を越える必要があるのではないかと考えています。(エヴァに代表されるアニメオタク文化とその後秋葉原で花開いたAKBなどの3次元アイドル文化に連続性はあるか)そうなると「オタク」という言葉よりも限られた地域でありながら3次元アイドルやその他サブカルとの関わりを持ってきた「アキバ系」という言葉を分析してみたらどうかという意見です。
 また、「オタク」そのものの変遷についてもいくつか画期があるのかなと思います。例えば、「マニア」「ファン」の語が「オタク」の語に包摂されるタイミング、アニメが社会的に市民権を得るタイミング、対象とされる消費者(想定される消費者)が子供から大人になるタイミング、アイドル文化がオタク文化と融合するタイミング、アキバオタク文化が秋葉原の外へ展開するタイミングなどが挙げられると思います。歴史学の方法の一つとして画期を捉えるというものがあると思いますが、何かしら「オタク」に関わる画期に焦点を当てれば何かわかるかもしれないと思いました。
長々と思い浮かべたことを書いて、まとまりのない文章となってしまいました、、
何かしらお役に立てれば幸いです。
まだまだ大変な時期は続くとは思いますが、一緒に頑張りましょう。


26 : 遠山歩楓 :2023/04/27(木) 00:15:09
深山くん

報告お疲れ様でした。4回生の遠山です。
報告を通して気になった点としては、オタクの存在がアニメや漫画に偏っていた点です。オタクの範囲がジャニーズや女性アイドルまで広がってきたのは確かだと思うのですが、そのタイミングや背景、オタクの存在が受容されている経緯がわかれば面白いのかなと思いました。
研究頑張りましょう!


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