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【12月8日4限 意見・感想】
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は12月14日(水) 23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
3 回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
・報告者 2 人分(1 コマ分)で 1 投稿
・報告順に従い、①――さんへ
②〜〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む
報告お疲れ様でした。3回生の牧大雅です。
①阪口さんへ
前回の報告を聴いた記憶がないので、すでに述べられていたら申し訳ないが、
なぜ木戸幸一と軍部•革新派の関係性を取り上げることに意義を見出して、
さらになぜ軍部•革新派しか取り上げなかったのかを述べてほしかった。
先行研究に依存した結果、それらと木戸幸一の関係性を比較したという単純
な理由なのかもしれないが、軍部と革新派以外しか木戸幸一との関係性を説明
することはできないことはないと思うが、この点が判然としなかった。
②水谷さんへ
主にご自身が立てられた②の問いについて2つの観点に着目することで、直宮
とそれ以外の皇族の役割の違いを俯瞰していた。ただ、直宮とそれ以外の皇族
との役割の違いに焦点を当てることを通じて何を明らかにすることを目指したい
のか、がよく分からなかった。
お二方とも研究はまだまだ始まったばかりです。研究の方向性を強く打ち出すこと
ことができれば、研究がもっとしやすくなると思うのでお互い頑張りましょう。
報告お疲れ様でした。3回生の横井です。
①阪口さんへ
木戸・鈴木・近衛の関係性について探ろうとする報告でした。この三者の関係に、何かしらねじれがあれば面白いだろうなと思いながら、発表を聞いていました。
「以上のことから、木戸と鈴木の関係性は、あくまでビジネスパートナーのようなものだったではないかと考えられる」と述べられていますが、この考えを出すためには、もう少し根拠が必要なような気もしました。例えば、原田や東條と違って、木戸の悪口は日記に記されていないので、鈴木は木戸のことを悪く思っていなかったのではないかという推測から、鈴木は木戸のことをそれなりに評価していたという考えが導かれています。しかし頻繁に交流していたのに、好意的評価どころか悪口さえ書かれていないというのは、単純に何とも思われていなかったのではということも考えられるように思えました。
これからも研究を頑張ってください。
②水谷さんへ
直宮とそれ以外の皇族との役割の違いというところに目を向けること自体が、私としては面白いと思いました。皇室ブランドの利用という話もありましたが、ブランド力というのも、直宮とそれ以外の皇族とではやはり違ったのでしょうか、気になります。ただ、明確な答えが出せていないということですので、次の報告を楽しみにしています。
これからも研究を頑張ってください。
3回生の加納誠也です。報告お疲れさまでした。
①阪口さんへ
木戸や鈴木貞一、近衛の3者の関連性を明らかにするために、今回の報告までにかなり努力をされてきたことを実感しました。ただ、今後研究をする上では、使う史料の種類は増やす必要があると感じており、木戸の日記と、鈴木の日記、『近衛文麿清談録』の三種類だけだと、研究を進める上では限界があるような気がしました。(私は木戸のことに関して詳しくはないので、「『〇〇』という史料を読んでみるといい」ような具体的な提案ができず申し訳ないです。)
②水谷さんへ
旧宮家は世間的にもあまり注目されないような気がすることもあり、旧宮家に焦点を当てるという試みはとても面白いと感じております。また、陸軍特別大演習に皇族が参加するという話がありましたが、海軍の場合ではどのようになるかという点が気になりました。
報告お疲れ様です。3回生の桂です。
①阪口くんへ
木戸幸一と、鈴木貞一や近衛文麿との関係性について論じた報告だったと思います。
先行研究整理が丁寧に行われており、とても感動しました。
ただ授業で述べたように木戸が鈴木貞一と頻繁に交流していた理由があまり見えてこなかったというのが正直な感想です。鈴木貞一は皇道派から統制派に鞍替えした人物のようですが、このような人物と交流する理由を考えることで木戸は陸軍に何を求めたのか、どのように影響をもたらそうとしたのかについてわかってくるのではないかと思いました。(もしかしたら私的な繋がりがあるのかもしれませんが)
また史料があるのかわかりませんが、網羅的に木戸の史料を見てみて、自分で木戸と陸軍との関係性を調べると、木戸の意図みたいなものが見えてくるのではないかなと感じました。
②水谷くんへ
直宮とそれ以外の皇族との役割の違いについて、親王などの留学や陸軍特別大演習から考察したものだったと思います。
図表レジュメの陸軍特別大演習一覧は水谷くん自身が史料を見てまとめたというのを聞いて、自分自身も頑張らないといけないという刺激を受けました。
皇室ブランドの利用というようなものがあったと述べられていましたが、大正天皇が即位した直後はブランドすら無視されていた印象があります(大正政変の詔勅祭りに対する反論)。大正天皇のブランドが受容されるようになるのはいつ頃からなのでしょうか。
お二人ともこれからも一緒に研究頑張っていきましょう!
報告お疲れ様でした。3回生の幡鎌です。
① 阪口さんへ
前回の報告の内容をあまり詳しく覚えていないので、既に述べられていたら申し訳ないのですが、研究する上で、何故、木戸幸一に注目するのか、何故、そこから木戸と軍部/革新派との関わりを見ていく必要があるのか、阪口くん自身の言葉で説明があると良いかなと思いました。また、先行研究との差別化を図ることにとても苦労されていると感じました。自分が何故、そこに注目したのか、何を言いたいのかを報告内の質疑応答や掲示板の内容を踏まえてもう一度考えてみるのも良いかもしれません。史料が見つかるかどうかは分かりませんが、ある事件や内容に対して、木戸/鈴木/近衛の間で意見・方針の食い違いなどがあれば面白いと思いました。(二者の関係において、片方が好意的に捉えていても、もう片方は案外そうでもなかった、みたいな内容が出てきても面白そうだなと思いました。)
漠然としたことしか言えず、申し訳ありません、、
少しでもお役に立てれば幸いです。研究の完成目指して、一緒に頑張りましょう。
② 水谷さんへ
皇室関係にはあまり詳しくないのですが、直宮とその他皇族という今まで歴史学であまり触れられてこなかった内容に踏み込んだのは、とても面白い挑戦と思います。
質疑応答内で触れられていたかもしれませんが、直宮とその他皇族の比較に加えて、具体例をもとにして、皇族のブランド力(影響力)が戦前から戦後にかけて、どのような変遷を辿ってきたのかを示せると面白そうだなと思いました。
少しでもお役に立てれば幸いです。研究の完成目指して、一緒に頑張りましょう。
3回生の阪口です。報告お疲れ様でした。
水谷さんの報告について、宮家の役割を考えたり、直宮かそうでないかという視点で宮家を見たことがなかったので、面白かったです。また、直宮と他の宮家の差が軍事的なものに限られるとはいえ見ることができ、素晴らしい報告だったと思いました。
今後の課題で、より陸軍特別大演習について分析を深めるということを示していましたが、軍事的な視点以外で直宮とそれ以外の宮家の違いを分析していくべきではないかと思いました。先行研究が存在しない、または少ないと考えられますので、難しいと思いますが、皇族や宮家の史料などからそれを見出すことができれば、研究として一定の完成を見るのではと思います。
素晴らしい研究だと思うので、頑張ってください。
報告お疲れ様でした。3回生のZHAOです。
①阪口さんへ
先行研究整理がかなり詳細に行われてそれはすごいと思います。木戸幸一と軍部、革新派の関係性に興味深いです。ただ、木戸幸一が研究の中心になった原因があれば内容が少し充実になれると思います。
これからも研究を頑張ってください。
② 水谷さんへ
皇室についてはあまり詳しくないですが、直宮とほかの皇族のそれぞれの役割に興味深いです。個人的には陸軍特別大演習以外、ほかの軍事演習で皇族の参加度のことも示せば内容が少し充実になれると思います。
これからも研究を頑張ってください。
報告お疲れ様でした。3回生の吉田圭佑です。
① 阪口くんへ
丁寧に先行研究整理をしていたのとじっくり史料に当たっているのがよく分かる報告だったと思います。ただ、私も木戸と外の人物との関係性を見ていった先に何を明らかにしようとしているのかという点はこの報告の段階では見えてこないなと思いました。史料を読んでいるうちに見えてくることもあると思いますが、そこは意識してやっていく必要があると思いました。研究頑張りましょう!
② 水谷くんへ
各県の陸軍特別大演習の記録の膨大な史料を元にしてこれだけまとめられていて凄いと思いました。また、政府側からも地域社会側からも皇室ブランド利用の目的をよく結論づけられていて面白かったです。アドバイスとかはちょっと良い感じのが思いつかなくてごめんやけどお互い頑張っていきましょう!
①阪口さん
先行研究など多くのことをきちんと調べられて丁寧にまとまっており、聞いていてとても興味深いものでした。
三者の関連性の有無を調べるためには、それぞれの史料を読み込む必要があるので、とても範囲が広く、結構きついのではないかなと感じます。しかし、網羅的に研究を進めるうえで見えてくるものもあるので、より視野を広く持って研究を続けられてもよいと思います。
②水谷さん
皇室についての知識は全くといっていいほどないため、発表を聞いていて非常に興味深かったです。また、前回に引き続き、皇室をテーマにした報告をされており、研究を根気よく続けられてきたのだなと感じました。
直宮とそれ以外の皇族に関する役割については、もっと様々な面からアプローチできると感じますので、史料を見て進めていかれたらいいのかなと思います。
これからも研究の方、頑張ってください!
お疲れ様でした。
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