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【11月24日2限 意見・感想】

1 : 深山玲於奈 :2022/11/24(木) 16:49:57

授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は11月30日(水) 23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。

3 回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
・報告者 2 人分(1 コマ分)で 1 投稿
・報告順に従い、①――さんへ
②〜〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む


2 : 大間穂乃花 :2022/11/24(木) 17:32:43
①長谷部さん

発表お疲れ様です。4回生の大間です。

はじめにの冒頭がすごく引き込まれましたし、始終文章が上手だな、すごいなと思いながら発表を聞かせてもらいました。
本日授業で先生が言われていたように、私も社会学の研究に近いのかなと感じました。
今回の報告で得られた成果について、それがいつから始まったのかといった研究などでもいいのかなと思います。
聴き取り調査自体はとても面白く、卒論にしたら活きてくるものだと思うので、頑張ってください。


3 : 舘野未佑 :2022/11/29(火) 16:03:00

報告お疲れさまでした、3回生の舘野です。

前回の報告より、割とジェンダーバイアスの変化、みたいなところに問題意識が定まっているような気がして、具体性を帯びてきた感じで良いなあと思いつつ拝聴しました。
(間違ってたらすみません。)
少し気になったのは、腐女子の方はBLを読む時と少女漫画など?を読む時で、その「フィクション」として読む度合いは異なってくるのかということです。
「自分というリアル」を介入させないという姿勢がBLにだけ向けられているなら、あるいはその反対であってもそれで面白そうだなあとか個人的に思いました。

卒論に向けて、お互い頑張りましょう。


4 : 新山光咲 :2022/11/29(火) 17:03:20
長谷部さんへ

報告お疲れさまでした。4回生の新山です。
 私自身腐女子のことは様態やら諸々あまりわかっていなかったので、彼女たちのBLとの関わり方、腐女子であることをオープンにできるか否かなど、生々しい心に迫った今回の報告は、なるほど、彼女たちはそのように考えていたんだな、といろいろ学べることが多かったです。
 この段階で積極的に聞き取りをされていることに加え、質問の仕方、回答の引き出し方が上手いなと思いとても感心しておりました。これから年の離れた方々にも聞き取りをされると思いますが、今回と同様に長谷部さんらしい核心に迫ったインタビューをされるとより言質の厚みも相まって興味深い研究になると思います。

時期的にこれからいろいろと忙しくなると思うので、無理しない程度に研究頑張ってください!


5 : 牧大雅 :2022/11/29(火) 18:29:24
①長谷部さんへ
報告お疲れ様でした。3回生の牧大雅です。
以下の感想は、長谷部さんの報告された分野に関する知見が皆無なため、当たり障りのないことしか言えませんが
重要なことだと思うので一言述べておきます。はじめに、の最後で述べられている「社会学、心理学の視点による
もので歴史学の視点から腐女子について取り扱った研究も管見の限り存在しなかった」と述べることが、「腐女子」
をテーマとする研究に対して何を意味するのか?、という点です。まず、そもそも山崎先生が述べられていたように
この研究が「歴史学研究」なのか、という疑問と、そこから派生して社会科学的手法を分析手法として採るからには
歴史学研究にそれを取り入れることの意義について明確に述べる必要があるのではないか、という提案です。前者は
歴史学の視点から語るといいながら、実際にはその理念は後退しているように見受けられることから、先の引用文の
意味がなくなるのではないか、後者は分析手法として社会科学的手法を取り入れることが問題なのではなく、その分析
手法を取ることの意義の説明とその分析手法を採用することで歴史学に対してどう貢献するのかを明確にせよ、という
腐女子の研究どうのこうのの前に、まず基本的事柄を着実に説明し切ってから、具体的な研究内容の説明に入ることが
必要だという認識でいるのですが、如何お考えでしょうか?
あと、現代に最も近い時期を扱うということは、それより前代との接続性は喪失するというのが一般的理解として妥当
かと思うのですが、少なくとも40年間の断絶を生む、ことが何を意味するのか、再考してもよいのではないでしょうか。
まだまだ研究は深められると思います。学問に対する真摯な姿勢を忘れずにしっかりと楽しく研究しましょう。


6 : 藤巻凜 :2022/11/30(水) 10:42:46
報告お疲れ様です。4回生の藤巻です。
レジュメの冒頭から最後まで、長谷部さんの腐女子の研究に対する思いとBL作品への熱意が伝わってくるものでした。またジェンダーバイアスから視ることも面白い視点だと感じました。
先生や他の方も指摘しているように、歴史学なのか社会学なのか、その立ち位置が少し曖昧だったので今後の研究過程ではっきりしていけるといいと思いました。あと少し気になったことで、18禁用語を使う際は一言入れたりするなど多少配慮があってもいいのではないかと思いました。
研究頑張ってください!


7 : 桂淳志 :2022/11/30(水) 13:35:02
報告お疲れ様です。3回生の桂です。
①長谷部さんへ
レジュメの冒頭から長谷部さんらしさが全開でとても面白い内容でした。BLの愛も強くこのまま我が道を歩んでほしいと思います。
聞き取り2に対して矛盾を感じているとのことでしたが、この聞き取りをした子たちが元々奉仕精神が強かったり、付き合った人たちに自分の全ての時間を捧げたりしてしまうタイプかどうかも見極めるべきかなと思いました。
あと、「働かないとなあ」という発言や、家計を気にする発言を見ていると、本当は働くとかは嫌だけど生きるためなら働かないといけないという考え方が見えているような気がしました。長谷部さんが「この子たちはしたい仕事がある」と言っていましたが、その仕事が積極的にしたい仕事なのか、強いて言うならこの仕事にするかな程度なのかを見ないと、そこにジェンダーバイアスがかかっているかどうかはわからないのではないかと思いました。
これからも研究頑張っていきましょう。


8 : 齊藤桃香 :2022/11/30(水) 14:25:55
報告お疲れ様です。4回生の齊藤です。

①長谷部さん
文章を書くのが大変うまく、引き込まれるようなレジュメでした。
聞き取りも積極的に行っているので、歴史学的な研究に落とし込んでいくために1980、90年代に腐女子だった方たちに聞き取りを行えたらいいのかなと思ました。また、聞き取り結果を統計的に考える手法はこれからも続けて行ったらいいかなと思いました。

これからも研究を頑張ってください。


9 : 斉藤亘輝 :2022/11/30(水) 14:50:36
報告お疲れさまでした。4回生の斉藤亘輝です。
長谷部さんへ
現代の腐女子について多くの聞き取り調査がなされており、社会学的な手法であったとはいえ、大変意義のある調査報告に思われました。
しかし、歴史学の論文である以上、報告の結論の部分においては歴史学的な視点から考察を加える必要があると思われます。そのためにも、現代の人々への聞き取り調査だけではなく、それ以前の年代についての調査が重要になるでしょう。その上で、腐女子やBL作品の歴史からみる時代背景や、歴史の中におけるそれらの画期、といったテーマを設定すると、歴史学の論文としては論じやすくなるかもしれません。
これからも研究頑張ってください!


10 : 石原航希 :2022/11/30(水) 14:59:20
発表お疲れ様です。4回生の石原航希です。
腐女子に関しての聞き取り調査を踏まえられており、生々しい「声」が聞けて、意義深い研究報告だったように思います。
時代を経る毎に、BL作品の「形」は変化してきたのでしょうか?もし、変化が見られるのであれば、そこにはどのような社会背景があったのでしょうか?
また、腐女子やBLをとり巻く人々の意識変化が明確になり、ターニングポイント等を探ることができれば、十分歴史学の研究として扱えるように個人的には感じました。そのためにも、研究が最終的にどこに帰着するのかも念頭に入れながら、史料等を探されるとより良いと思います。

これからも研究頑張って下さい。


11 : 山内優里 :2022/11/30(水) 17:45:48
発表お疲れ様です。4回生の山内です。
長谷部さんのBLへの熱い思いがひしひしと伝わってきてすごく興味深く聞かせていただきました。聞き取りも既にたくさんの方々に行われており、話を引き出すのも上手だなと感じました。ただ聞き取りの内容についてなんですが、私の周りには聞き取りの結果とは異なるタイプの腐女子が沢山いるので、協力できることがあればぜひ協力致します。
すごく面白い内容なのでめげずに頑張ってください。応援しています。


12 : 舟久保和泉 :2022/11/30(水) 19:39:57
長谷部さんへ

報告お疲れ様でした。
始まりから内容に引き込まれるような文章の書き方で、聞いていて飽きたない報告でした。
聞き取りも質問内容を色々と考えており、良いと思いました。
山崎先生もおっしゃっていましたが、社会学の研究とどう違うのかを見出すのかが重要になってくると思います。
そこが先行研究との違いとなり、長谷部さんらしさが現れる部分になるとおもいます。


13 : 橘川亜美 :2022/11/30(水) 20:36:48
発表お疲れ様でした。4回生の橘川です。
BLに対する愛がとても感じられる上、文章の書き方がとても上手いので、すごいなぁと感心してしまいました。私も参考にしたいです。
他の方もおっしゃられていますが、やはり歴史学という視点から見ると、今回の発表は少しずれているかなぁと思いました。ですが、長谷部さんなりにきちんと分かっていらっしゃってたみたいなので、今後の研究も楽しみにしてます。
研究がんばってください。


14 : 遠山歩楓 :2022/11/30(水) 21:37:46
報告お疲れ様でした。3回生の遠山歩楓です。
今回の発表には聞き取り調査が加わり、そしてそこから長谷部さんなりの見解が述べられており良かったのかなと思います。
先生はじめ、ここでのコメントでもたくさんの方が述べられているように社会学と歴史学との差異を見出す必要性があるという課題が大きくあると思います。私もやりながらこれであっているのかよく分からないことが多いですが、一緒に頑張りましょう。


15 : 筒井響 :2022/11/30(水) 22:08:06
発表お疲れ様です。3回の筒井です。
現代の腐女子についての聞き取り調査が見受けられ
また丁寧な文章を使われていて長谷部さん自身の見解
なども伝わりとてもわかりやすかったです。
山崎先生が仰っていた歴史学と社会学の研究がどう異なっているのか、今後の研究過程を踏まえた上で
整理することが大切なのではないかなと思いました。
研究頑張ってください。


16 : 大脇実祝 :2022/11/30(水) 22:36:55
長谷部さんへ
報告お疲れ様でした、3回生の大脇です。
連日、遅くまで学校で聞き取り調査をし、その調査を分析されていた姿を近くで見ていました。
聞き取り調査には矛盾が多くあって、分類化するのが難しいと悩んでいたのですが、今回の報告では
カミングアウトするかどうかという質問がBLとの距離感に繋がっているということに気づかれていて、非常に興味深い報告だったと思います。
報告に向けて複数回聞き取りやお話をして、女子校出身など私と似たような環境で過ごしていたにも関わらず、
全く違う意見を持っていたといのも印象的でした。
BLを好む腐女子だけではなく、百合好きや腐ってない女性、異なる年代の腐女子の方に聞き取り調査をするとまた違った発見があるのではないかと感じました。
お互い次の報告まで課題が多いとは思いますが、一緒に頑張っていきましょう!!!


17 : 田島玄基 :2022/11/30(水) 23:00:24
長谷部さんへ

やはり質疑応答のなかで、また長谷部さんご自身の言葉にあったように、過去の史料ないし聞き取りが今後の重要点になると思います。過去の腐女子たちの史料を集め検討することで、論に時間的な幅を持たせ、過去から現在までの何かしらの変化、変遷を見出すことができるでしょう。さらにその要因を提示することができれば、非常に端正な歴史学的腐女子論、ジェンダー論が生まれてくるのではないかと考えます。


過去の腐女子たちを見ていくにあたって、現代と比較して差異が生じることは当たり前だと思います。当然です。1970年代の腐女子と、今を生きぬく腐女子たちは見聞きしてきた世相も、置かれた状況も、人生経験も何もかも違います。であれば、両者に差異があってもそれは自明であり、そもそも比較してよいものかという問題も生じます。重要なのは、なぜその差異が生まれたのかという原因と、どのようにして変化したのかという経過です。これを見定めてこそ、長谷部さんの設定した課題への答えとなると思います(現代人の感覚で過去を観ること勿れ、私はこの問題を何度も見落として何度も失敗してきました。以上、ダメダメな先輩の独り言です。言われるまでもないと無視して頂いて結構です)。


18 : 水谷春都 :2022/11/30(水) 23:12:22
長谷部さんへ
報告お疲れ様です。3回生の水谷です。
腐女子については全く詳しくないのですが、自分の高校では腐女子であることを隠さない人が多かったように感じます。BL本などを学校へ持ってきて、男女で見ていることもあったくらいなので、カミングアウトのハードルが低かったのかもしれません。これは特殊な場合なのかもしれませんが、(学校という閉じられた場での)カミングアウトは距離感に加え、周囲の雰囲気も関わってくるのではないかと思います。


19 : 細見夏希 :2022/11/30(水) 23:34:24
発表お疲れ様です。4回生の細見です。

まず、内容がとても分かりやすくまとめられていて、聞き手を引き込ませるような文章で楽しく報告を聞かせていただきました。(文章力私にも分けてほしいです…)
そして、聞き取り調査も行われているのがすごいなと思いました。
課題のところで、腐女子以外の人への聞き取りが出来ていないことを挙げられていましたが、聞き取り調査もしながら、すでに行われている大規模なアンケート調査のようなものを史料として使えるのかなと思いました。例えば、質問調査票にある、ジェンダー観や、恋愛観、結婚観に関する調査は全体的な傾向を知れるものがすでにあるのではないかなと思いました。そういったものを活用すると、調査結果に偏りなども出にくいと思います。
いろんな方のコメントの中で1980年代を見るのか現代を見るのかといった話がありましたが、どちらにせよ当時や現代の価値観を知るには、そういったアンケート調査が使えるのかなと思いました。
これからも研究お互いに頑張っていきましょう。


20 : 幡鎌伶歩 :2022/11/30(水) 23:50:23
報告お疲れ様でした。3回生の幡鎌です。
 まず、全体の論のベースとして、杉浦由美子氏、佐川俊彦氏、中島梓氏の論を採用しているように感じました。私はこれらの方々の論文を読んだわけではないので、的外れのことを言ってしまうかもしれませんが、これらの社会学(的?)な論は、ジェンダーという結論ありきで、結構自由にBLというものを論じているのではないかと感じました。もちろん、それは社会学の良さではあると思いますが、社会学のそのような論をベースとして歴史を見るのは少し危険なようにも感じました。(要は、現代の研究者が1980年代の当時の風潮を論じる際に、ジェンダーというフィルタで当時の腐女子を見てしまっているのではないかということです。)今回の報告を聞いていて、長谷部さんの論もそれらの論の時代の延長、比較という形を採っているために、ジェンダーの枠組みが強いように感じました。
 また、女性が社会的弱者であるからBLに逃避するという論にもフィルタがかかっているのではないかと感じてしまいました。勿論、私は女性ではないので、女性の方から見たジェンダー観やBL観、性愛観なども分かっていません。ただ、長谷部さんの論の中で女性のジェンダー観やBLについて語るのであれば、男性からのジェンダー観や男性の性愛観などの議論もある程度知っておく必要があるのかなと思いました。(ジェンダー、性愛観の議論を相対的に見ることで何か分かることもあるかもしれません。) 私自身、男性・女性の視点の相対化ができていないため、腐女子の方はBLを単なる性的なコンテンツで消費するものだと思っていました。そのため、性的コンテンツと思われるBLとジェンダー論を結び付けていることに報告中は、違和感を持ちましたが、性的なものが自身のジェンダー観と関わってくるのかは、人によって全く異なるとすると、そのように結びつけて考えるのも当然のことなのかもしれないと考え直しました。上の部分で述べましたが、視点を相対化するために男性の性愛観を持ち出した方が理解しやすく信憑性も高まるのではないかと思います。(ただし、男性の性については研究する必要はなく、先行研究で触れる程度でよいと思います。)ただ、ジェンダーはとてもセンシティブな内容でもあるため、他の議論があることも知っておく必要があるのではないかと思います。(同じ内容が重複してしまい申し訳ありません。箇条書きで書いた文章をまとめているため、このような文章になってしまいました。)
 また、研究手法としては、1980年代と比較した現代の様相をアンケートから抽出し、1980年代と現代の違いを明らかにした上で、その画期を歴史的事象に求めるのが良いと思いました。
ジェンダーの議論は現代社会の議論なので、何が正しいのかというのは一概には言えないと思います。(少なくとも私には評価できません。) しかし、BLを通して歴史的事実を明らかにすることは出来ると思いますし、それが現代の議論をより良い方向にもっていくのは間違いないと思います。また、研究手法としてもとても面白いものだと思います。建設的なことはあまり言えなかったかもしれませんが、研究としては非常に興味があるので、ぜひぜひ頑張ってほしいです。
最後に、前回、報告に出席していた2回生の方の意見も載せておきます。あくまで参考だと思ってください。
①男女の性愛コンテンツ(エロゲ・エロ漫画・官能小説・AVなど)市場の変遷について調べる
②恋愛ゲームの形式(1人称・3人称視点、泣きゲーなど)の変遷について調べる
③腐女子が消費するコンテンツを制作する会社や編集者などの意図について調べる
④エロゲ発生の原因となった1980年代の社会的・政治的・経済的背景を調べる
⑤1980年代に発生した、のちに腐女子などが消費するコンテンツに対し、1960年代の運動に関わった女性たちがどのような反応を取ったのかについて調べる→女性の世代間格差に基づく、当時のカウンターカルチャーであったという可能性を探る
⑥ “男性同士の愛情(性愛)”の受容史を調べる→友情と愛情との違い

少しでもお役に立てれば幸いです。卒論、一緒に頑張りましょう。


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