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【10月15日補講 ①橘川 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は10月21日(金)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
なお、今回の補講も1スレッドへの書き込みで1ポイントとなります。
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報告お疲れ様でした。4回生の小出です。
明治後期から大正期にかけての日比谷公園奏楽の変化を見る研究だったと思いますが、時代毎の曲目や演奏者の想いなどに関して史料等を用いて、論証していたので非常に分かりやすく、面白いなと思って聞いていました。
報告中の質疑応答でもあったように、本文の構成に関してですが、私も年代毎で分けるよりかは出来事や変化などで分けた方が論に説得力が出る気がして良いかと思います。
完成度の高い報告だと思いましたので、より良いものにするために引き続き頑張ってください。
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報告お疲れ様です。4回生の細見です。
膨大な雑誌記事を丁寧に分析されていてすごいなと思いました。
内容に関して、演奏曲目の変化を見るときに、各節の中で比較対象が多くて少し複雑になっているのかなと思いました(陸軍-海軍、両軍の楽長、時代、音楽を届ける側-受け取る民衆側など)。質問させていただいた内容と重複してしまいますが、橘川さんが変化の節目だと思った事柄を軸に、その変化を追っていくとより分かりやすくなるのかなと思いました(例えば、楽長の交代によって曲目も変化しているなら、それを軸として章立てをするなど)。
卒論完成まで残りわずかですが、お互い研究頑張っていきましょう。
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報告お疲れ様です。4回生の大間です。
海軍、陸軍と様々な視点から当時の状況を分析されていて非常に興味深かったです。
私もレジュメを見返していて、海軍・陸軍や出来事別などで分けたほうが論が入ってきやすいのかなと感じました。
橘川さん的に重要だと思うもので章立てされた方が伝えたいことが明確になるのではと思います。
卒論提出までもう少し、お互いに頑張っていきましょう。
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報告お疲れ様です。4回生の齊藤です。
報告の内容がすっきりまとまっていて大変分かりやすい報告でした。
質問の際になぜこの年代に絞ったのかと聞きましたが、橘川さんが使っている史料がその年代までしかないのであれば、対象年代はそのままでいいのかなと思いました。(質問の際に言ったことと違ってしまい申し訳ありません。)
公園で演奏会を行うことで、民衆と西洋音楽の距離は近くなったのかなと報告を聞きながら思いました。ただ、公園演奏がもたらした影響という部分が報告を聞いただけでは少し、伝わりにくかったです。軍の公園演奏がどのような形で民間に還元されていったのかもう少し深く考察したらより公園演奏の意義が伝わるのではないかなと思いました。
卒論提出までもう少しですが、お互いによいものが書けるように頑張っていきましょう。
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4回生の那波です。
近代における日比谷公園奏楽についての報告でしたが、多くの雑誌史料を用いて日比谷公園奏楽の実態を説明されていて、当時における西洋音楽鑑賞の雰囲気を感じ取れる興味深い報告だったと感じました。
気になった点として、質問と重複しますが、史料の情報についてです。
我々が扱う史料は、史料それぞれに様々な性格があります。
(誰が書いたのか・何を目的にして書かれたのか・誰を対象に書いたのか・誰がそれを読んでいたのかなど。)
この性格次第で、史料に書かれてあることをどこまで解釈してよいのかが変わってきたり、どういったことを示すのに使えるものなのかが変わってきたりします。
そうなると、史料がどういった性格を持ったものなのか、ということを知っておくことは割と重要かなと思うので、今回使われた史料がどういった性格なのかという情報を、調べられそうであれば調べておくといいのかなと思います。
そしてそのうえで、その性格の良い部分を今以上に生かして論が立てられれば、より良い研究になると思いますので、少し意識してみるといいのかもしれません。
あと最後に、個人的に疑問に思ったことなのですが、曲調について、「真面目で優雅な女性的な印象」であったり、「軽快で迫力がある男性的な演奏」であったりなど、恐らく橘川さんが実際に聴いて評価を下した部分があったかと思うのですが、これは誰もがそういったような評価を下すものなのでしょうか。
私自身が西洋音楽を全く聴かないので、実際に聴いてみたいなと思ったりしました。
卒業論文提出までの時間も迫ってきて焦りも出てくるかと思いますが、体調にも気を付け、お互いに頑張りましょう。
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報告お疲れ様です。3回生の桂淳志です。
近代日本における日比谷公園奏楽の需要と供給というテーマだと思いますが、各楽長ごとの傾向をとてもきれいにまとめていたのがとても良かったです。
ただ需要という面で見た時に民衆が求めているものがかなり大雑把に描かれているなと感じました。この民衆がどの範囲までを指すのかをしっかり定めた上で、当時の民衆の流行や文化的関心、社会情勢を加味した上でどのような空気感が当時あったのかを民衆の需要として見たら、よりリアリティのある卒論になるのではないかと思いました。
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発表お疲れ様です。4回生の石原航希です。
日比谷公園奏楽を軸に、その需要と供給について論証するという構成が興味深いものでした。
個人的に気になったのは、日比谷公園奏楽に限らず、それぞれの演奏会で披露される曲目はどの様に何を基準にして決定されるのでしょうか?また、日比谷公園奏楽で演奏される曲目は、軍の楽長の趣味などが少なからず反映されていたというようなことがあったのでしょうか?
さらに、日比谷公園奏楽はいつまで続いていたのか気になりました。もし、長いこと続いているのであれば、例えば戦前戦後などでターニングポイントがあったりとか、その演奏会の「性格」の変化の過程が見えたりするような気がしました。
残りわずかになりましたが、お互いに頑張っていきましょう。
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報告お疲れ様でした。3回生のZHAOです。
近代日本日比谷公園奏楽の実態について興味深く聞かせていただきました。図表の部分で多くのリストを通じて海軍と陸軍それぞれの演奏の傾向、作曲家の情報をより深く理解できるようになりました。個人的にはもっと多方面の情報から当時社会が演奏から受けた影響を少し深掘りしたら内容を補強できると思いました。
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報告お疲れ様でした。4回生の鳥井です。
日比谷公園奏楽について、膨大な史料の調査から分析を行っていて、すごいと思いました。質疑応答の中でも言われていたことですが、日比谷公園奏楽は研究対象としてはメジャーなものという印象を受けたので、音楽研究以外の分野の先行研究を調査して、他分野で日比谷公園奏楽がどのように扱われているのかについての言及があるかどうかを見ていくと良いのかなと思いました。残り時間もわずかですが、お互い卒論に向けて頑張っていきましょう。
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報告お疲れ様でした、3回の山本です。
章立てに関しては、何が楽隊の性質(選曲の傾向等)に最も影響を与えていたかによって分割した方が良いと思います。
もし楽長がその役割を担っていたならば各楽長毎で、聴衆の認識変化であれば年代毎で分ければ、日比谷公園奏楽の変遷がより鮮明に見えてくると思います。
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報告お疲れ様でした。3回生の幡鎌です。
まず、多くの文献と史料にあたられていてすごいなと思いました。内容については、時代性や楽長による違いなど様々な要素が関わってきているという印象を受けました。多くの要素が出てくるのでその良さを生かしつつ、中心となる要素(楽長など?)を軸に論を進めると分かりやすくより良い研究になるのではないかと思いました。
卒論の完成、応援しております。頑張ってください。
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報告お疲れさまでした。4回生の斉藤亘輝です。
膨大な量の演奏会のレパートリーを分析されていたことに加え、それらが時代や軍の違いの比較の中でまとめられており、とても分かりやすい報告であったと感じました。
章立てについて悩まれていたようですが、個人的には聴衆の視点からまとめるのも面白いと思います。曲目が聴衆のニーズに合わせたものへ変化していく過程、そして人気のさらなる高まりと不満を持つ層の出現、という構図はとても面白い流れに感じられました。
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報告お疲れさまです。5回生の田島玄基です。
あまり本論とは関係ない感想かもしれませんが、陸海軍によって公園奏楽が行われた理由の内訳が気になりました。欧州の音楽を市民に広めることなど記されていましたが、市民に軍への親しみを持ってもらう、市民に対して音楽という手段で軍という存在をアピールするというような、軍の広報的な要素はなかったのだろうかと思いました。報告で取り上げられていた歴代楽長の史料を見ると、そういった内容は見受けられず、聴衆が飽きない工夫や、西洋音楽の普及という面が目につきます。これを見る限り日比谷公園奏楽に軍そのもののアピールという役割は無かったと見るべきでしょう。しかしそうなってくるとなぜ無かったのかが気になるところです。日比谷公園奏楽に加えて、それを行った軍楽隊そのものの役割、機能もまた興味を惹かれました。
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