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【7月30日補講午後 意見・感想】

1 : 新山光咲 :2022/07/30(土) 16:10:58
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。今回は補講ということで1スレッドへの書き込みで1ポイント加算となります。
期限は来週金曜(8月5日)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
午後の報告者並びに報告順は以下の通りです。
④山内さん
⑤田島くん
⑥一ノ瀬くん


2 : 新山光咲 :2022/07/30(土) 16:47:07
報告お疲れ様です。4回生の新山です。
④山内さんへ
今回は「塵海」を中心に北垣目線の田辺朔郎の存在だったり、北垣の北海道鉄道敷設への想いを見ていらして、内容的にとても面白かったです。山内さんのお話を聞いていると鉄道より北垣自身について興味が移ってきているようですが、今後ブレないためにも最後の着地点を早めに設定しなければいけないのかなと思いました。
調査しているうちに新たに面白いと思える事柄が見つかったのは良かったです。その気持ちを大切にして最後まで走り抜けていって欲しいなと思います。
これからたくさんの史料にあたっていかなければならないとのことですが、この夏を有意義なものにしてください。研究頑張ってください!

⑤田島くんへ
今回の報告でヌートリアが戦時の時点で国家統制をあまり受けることなく、民間が中心となって養殖をしていたこと、そこにヌートリア独特の事情があったことなどに詳細な分析を加えられていて、あまり自分が知らないテーマなだけに大変興味深く拝聴させていただきました。
図表3にある海軍納入数の激増に関しては、田島くんが言われていたことだけでなく、毛皮が飛行帽に採用されていたという背景から、航空艦隊の編成が1941年に行われ始めたこと、1941年末には太平洋戦争が始まり、飛行予科練習生などもどんどん戦地に送り込まれるようになったことで海軍内でも毛皮の需要が高まったことも関係しているのかなと思いました。
これから史料を見て論拠をさらに深められていくということで、よりたくさんの良い史料が見つかることを祈っております。研究頑張ってください!

⑥一ノ瀬くんへ
今回は先行研究の整理を中心に報告を作られていて、一ノ瀬くんが見た中で学べるものが多いなと思う部分について述べられていて、たばこの専売制に関して知識だったり考え方だったり今後の研究に生かしていくための土台が少しづつできてきているのを感じました。
先生方が調べられたところでもかなりの数の論文が出てくるということでしたので、移動の時間や寝る前の10分などちょっとした時間を論文読む時間にあてられると少しずつでも進展はしていくのかなと思います。また幅広く研究を押さえておくことも大事だと私は思っています。現時点でテーマ変更は考えられていないようですが、たばこ研究で行き詰まる可能性も考慮して他に行けそうな道を用意しておくことも必要かもしれません。(私はそれで何回も越えられない壁にぶち当たり、何度もテーマを一新しています)
早い段階でこれからどこを深めていくべきなのか、どこの研究が薄いのか、自分が研究する余地があるのかを考えておくことが肝要なので、この夏を有意義に使ってほしいなと思います。研究頑張ってください!


3 : 那波宏哉 :2022/08/05(金) 17:08:32
4回生の那波です。
①山内さん
北海道官設鉄道敷設事業における北垣国道と田辺朔郎の関係性についての報告であったかと思います。
田辺についても山内さんのこれまでの報告で知ったのですが、北垣についても今回初めて知ったような感じだったので、興味深く聞いていました。
気になった点としては、質問と少し重複しますが、史料の訳についてです。
私もそうですが、今後もたくさんの史料を見ながら研究を行っていくと思います。
そうなると、慣れも相まってかだんだんと史料の訳をする際に丁寧さや慎重さがなくなってくることもあるかと思います。
ですが、やはり歴史学において史料は丁寧に慎重に扱わなければならないため、史料を見る際には少し気を遣っていくといいかと思いました。
様々忙しい時期だとは思いますが、お互いに頑張りましょう。

②田島さん
戦時中の毛皮産業とその中に位置するヌートリア産業についての報告でした。
前回よりも毛皮産業やヌートリアに注目する意義が明確になっている印象を受けました。
さて気になった点として、質問と少し重複しますが、ヌートリアにおける「国策」という形容の意味合いについてです。
報告を聞いている感じだと、ヌートリア産業における「国策」という意味合いと他の毛皮産業における「国策」という意味合いの違いが、この研究の大きな軸であるかなと思います。
そうなると、それを強調するような論理構成が必要になってくるように思いました。
それを意識しながら研究を進めていくと、必要になってくる史料が見つけやすくなり、何より論文として伝えたいことが伝わりやすくなるように思いました。
様々忙しい時期だとは思いますが、お互いに頑張りましょう。

③一ノ瀬さん
たばこの専売制度についての先行研究を報告していただきました。
丸山先生もおっしゃられていましたが、先行研究整理をどうすればいいかわからない場合は、研究者の方々がどのようにして先行研究整理を行っているのかを見て学んでいくのもありだと思います。
たばこの研究にかかわらず、政治史の論文や学術書とかでもいいので、先行研究整理とはそもそも何なのかを実際に見て学んでみるのもありかなと思いました。
また、大学の図書館に行く機会があまりなかったということで、レポート期間とも被っていたこともあって恐らくお忙しかったのだと思います。
ただ、人によって変わってはくるのですが、今後進路のことでより忙しくなってくると思いますし、その中でもバイトやプライベートな用事等もあると思うので、より研究に時間を使うことができなくなってきます。
そんな忙しい中でも、研究を少しでも進めていかないといけません。
忙しい中でどのように研究の時間を確保していくのかを考えることも研究の一環だと思うので、そんなことも少し意識してみてほしいなと思います。
(自他ともに認めるくらいに忙しくない人間が何を言っているんだという感じですね、すみません。)
本格的に研究をすることは基本誰しもが初めてで、多々大変なこともあるかと思いますが、お互い頑張りましょう。


4 : 鳥井麗菜 :2022/08/05(金) 17:53:33
報告お疲れ様でした。4回生の鳥井です。

④山内さんへ
北海道の鉄道敷設に関する研究というよりは北垣の人物像の例として北海道の鉄道敷設について分析する研究になっているなと感じました。北垣の人物像に対して分析を加える方向で研究を進めるのであれば、鉄道敷設以外に北垣が関わった事例でどのような考えを持っていたのか、また北垣本人の性格・人間関係をどのように構築してきたのかという点にも着目していく必要があるのかなと思いました。
研究頑張ってください。

⑤田島さんへ
ヌートリアについては詳しくないので興味深く聞かせていただきました。ヌートリアの養殖の特異性についての研究だと思うのですが、報告を聞くと、単純に軍馬などと比較して養殖数が少なかったために特異性を持ったという印象を受けました。養殖数の少なさでいうと他にも当てはまる動物がいると思うので、他の動物との差異を分析する必要があるのではないかと思います。また、なぜ養殖する動物としてウサギなどほどメジャーにならなかったのかについても深く分析するとヌートリアの養殖の特異性について見えてくるのかなと思います。
研究頑張ってください。

⑥一ノ瀬さんへ
テーマ変更はしないとのことなので、差し当たっては引き続き先行研究整理を進めていくことが必要かと思われます。たばこは明治初期から主要な貿易品だったかと思うので、研究の蓄積は国内産業をみるものや外国貿易をみるものなど様々あるのではないかと思います。学内の図書館にも雑誌がかなりの量所蔵されているので、まずはそこから見ていくと良いと思います。
研究頑張ってください。


5 : 齊藤桃香 :2022/08/05(金) 19:55:44
報告お疲れ様です。4回生の齊藤です。

①山内さん
北垣国道に焦点を当てた研究で、史料もあるため、一つ一つ丁寧に見ていけば、道は開けるのかなという印象を受けました。
私自身も人物史や思想史の研究なので、親近感が湧きました。北垣の琵琶湖疎水、鉄道敷設の取り組みに共通するものがあれば、それは彼の中の軸に近いと思うので、こういった事業に対する北垣の想いも見れたら面白いのかなと思いました。
お互いに研究を頑張っていきましょう。

②田島さん
戦時下の毛皮産業に焦点あて、そのなかでもヌートリアに注目した研究で、私はあまり毛皮産業には詳しくないのですが、戦時下における産業の在り方を見ているようで、興味深かったです。
レジュメの中で、ヌートリアの養殖はウサギに比べて小規模であったと書いてあるのですが、この原因は解明されているのか気になりました。エサ代の問題なのか、飼育上の問題なのか、毛皮としての性能面の問題なのかなど気になったので、そういった面からもヌートリア産業が捉えられるのではないかと思いました。
お互いに研究を頑張っていきましょう。

③一ノ瀬さん
たばこの専売について研究したいとのことだったので、まずは広くたばこに関する先行研究を見ていくといいのかなと思いました。
たばこ以外で他に専売されているものがあるのであれば、近代の産業におけるたばこ以外の専売制度の研究を見ていくとどういった理由で専売されているのか、専売になった理由にたばことの共通点があれば見えてくるのではと思います。
お互いに研究を頑張っていきましょう。


6 : 天井いずみ :2022/08/05(金) 22:09:39
発表お疲れ様でした!4回生の天井です!
④山内さんへ
今回は、北垣と田辺の関係性が、北海道の鉄道敷設にどのような関係や影響があったのかが詳しく書かれていて、面白かったです。初めは鉄道敷設そのものの研究だったのが、今回少し変化したため、何を明らかにして、どのような結論に持っていきたいのかを早めに判断すると、より研究に必要な史料など絞りやすくなるのかなと思います。
お互い大変ですが頑張りましょう!

⑤田島さんへ
ヌートリアや毛皮産業そのものに詳しくないため、丁寧に発表していただけて分かりやすかったです。ヌートリアが、他とは違い養殖業者たちの主体的な動きがあったことはよく理解出来ました。なぜヌートリア養殖が小規模だったのかや、ウサギ養殖の時のように奨励金など国からの支援がどの程度あったのかなど色々比べてみると、ヌートリアと他との違いがより明確になるのかなと思いました。
お互い大変ですが頑張りましょう!

⑥一ノ瀬さんへ
たばこの専売制度について興味を持って、研究していきたいことは凄く伝わりました。たばこの専売制度といっても、いつの時代なのか、制度そのものなのか制度に関わった人なのかなど、書き方は沢山あると思いますので、皆さんがおっしゃっているように少しずつ論文だったり書籍を読んでいく必要があると思います。ちょっと根気がいりますが、頑張ってください。
これから忙しいことに加えて、どんな風にレジュメを書いたらいいか、どう研究していったらいいか悩みは必ず出ます。時には人のアドバイスや何気ない一言で道が開けたりするので、先生や先輩、同期など様々な人に相談したり話す機会を積極的につくることをおすすめしておきます!


7 : 山本駿介 :2022/08/05(金) 23:57:02
3回の山本です。
御三方とも発表有難うございました。
①山内さんへ
北垣と田辺という人物は初耳だったため興味深く聞いていました。
2人の人間関係を見るには、互いに交わした書簡や互いのことを書いた他の人宛ての書簡、或いは両人の日記などがどうしても必要になるかと思います。
2人について、そうした史料が見つかることを願っています。
②田島さんへ
発表をお聞きしていて、やはりヌートリア畜産の地域差が気になりました。
図表を見ていると、近畿圏で生産が盛んであったことは分かりますが、なぜか静岡県が飼育頭数のみならず飼育者数が多く、また香川県も同様である点が気になります。
両県のヌートリア以外の毛皮産業や、地域的特性などを調べると、何か分かることがありそうだと思いました。
③一ノ瀬さんへ
煙草に限らず専売については私も興味があるため、是非研究して欲しいです。
私も再発表になった身ですが、まず手あたり次第論文や史料を見ていかないと何もできないと痛感しました。
調査はかなり苦しいとは思いますが、お互い頑張りましょう。


8 : 幡鎌伶歩 :2022/08/06(土) 00:16:10
報告お疲れ様でした。3回生の幡鎌です。
山内さん
今回は「塵海」という史料から北垣国道の人脈を中心に北海道鉄道敷設について分析するといった内容であったと思います。利用できる史料から、研究の中心が田辺朔郎から北垣に移っていると感じられましたが、先生も仰っていたように、北垣の人間関係に注目するのか、北海道鉄道敷設に注目するのか、どちらに持っていくのかが気になりました。
卒論の完成、応援しております。頑張ってください。

田島さん
 私は毛皮産業やヌートリアについて詳しくないので、興味深く報告を聞かせていただきました。前回の報告よりもヌートリアを研究対象とした理由が分かりやすく示されていると感じました。この報告を機に戦時期の産業について少し調べてみようと思いました。
卒論の完成、応援しております。頑張ってください。

一ノ瀬さん
 報告を聞いていて、研究を進めるのに苦労されているように感じました。たばこの専売について研究したいとのことでしたが、研究を進める上では、もう少し視野を広げて、他の専売品目や時代性を見てみても分かることがあるのではないかと感じました。
まだまだ研究も始まったばかりで色々大変だと思います。お役に立てるかは分かりませんが、頼っていただければ、相談程度ならお力になれるかもしれません。一緒に頑張りましょう。


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