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【7月9日補講②安田 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
こちらに書き込むことで出席とみなします。
期限は来週金曜(7月15日)23:59までとします。これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切の遵守をお願いいたします。
なお、今回は補講ということで1スレッドへの書き込みで1ポイント加算となります。
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3回生の加納誠也です。発表お疲れさまでした。世間では、Z世代という言葉が広まっていますが、この発表を通して世代間の違いといったことを振り返ってみようと思いました。
私の意見は聞き取りに関してで、今後インタビューを行う際に、年齢の違いはもちろん、他のことの違いにも意識されると良いと感じました。具体的にいうと、男性と女性、サラリーマンと教員といった感じに、様々な人から聞きとりができれば、多様な意見が集まるため、その分説得力を持たせた卒論を完成させやすくなるのではないかと思います。
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4回生の那波です。
1980年代において「新人類」と呼ばれた若者に着目した報告でしたが、「新人類」という語を聞いたことがまず初めてで、その「新人類」から社会を見たらどういった社会像が見えてくるのだろうと考えながら報告を聞いていました。
気になった点として、質問と重複しますが、先行研究に対するこの研究の位置づけについてです。
先行研究整理は、これまでの研究をまとめたうえで、そこにどんな課題があって、それに対して自身の研究では何をどのように語るか、といったことを述べる必要性があるように思っています。
質問をした際にはそれを答えていただいたので、後期の報告や卒論の中ではこれを本論に入る前に明示しておくと、聞き手としては内容が入ってきやすいと思います。
また最終的には、「新人類」を切り口として社会像を見ていきたいとのことでしたが、自分であったらこうしていくと見えてくるかなと思うものがあったので、それを以下に述べます。
(内容としては質問の際とほぼ同じです。)
個人的に今回の話はジェネレーションギャップの話だと思ったのですが、このジェネレーションギャップというのは必ずしも「新人類」のときだけにあったものではないように感じます。
そのため、各世代間のジェネレーションギャップの類似点・相違点を分析していけば、それはすなわち80年代の社会像なのかなとも思いました。
例えば、第1章において「新人類」に対するその上の世代による評価が述べられていますが、これと「ゆとり世代」に対する「新人類」による評価を比較してみます。
個人的なイメージですが、「自分たちが面白いと思う作業には真剣に取り組む傾向」という点は、おそらく「ゆとり世代」に対する評価にも当てはまっているような気がします。
しかし、「仕事を選り好みする傾向」という点については逆で、「与えられた仕事はできるけど、自分から考えて動けない」という評価があるような気がします(「ゆとり世代」というよりもさらにその先の我々世代かもしれませんが。)
おそらく分析していけばもっと出てくるような気がするのですが、このように類似点と相違点を分類して、そこに背景として考えられる社会状況を当てはめていけば、社会像というものが見えてくるように思いました。
そしてこの手法で考えたとき、「新人類」に注目したという点が非常に生きてくるようにも思います。
なぜなら、「新人類」としてラベリングされた世代は、「ゆとり世代」というラベリングをした世代でもあるため、ラベリング「された・した」という両面を持っており、かつこの「新人類」がラベリングをした世代にも、された世代にも聞き取りが行えるという特徴を最大限生かせるような気がするためです。
あくまで私個人の意見に過ぎませんが、もし参考になるようであれば幸いです。
最後に、私の母親は1960年代生まれで、現在名古屋におります。
様々忙しい時期だとは思いますが、お互いに頑張りましょう。
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発表お疲れ様です。4回生の細見です。
私は、「新人類世代」という言葉を初めて耳にしたのですが、いつの時代も若者はいろいろ言われるものなんだなぁと思いながら聞かせていただきました。
内容に関してですが、聞き取りや史料を用いて、新人類世代に対して、新人類世代が自分たちに対して、新人類世代から上の世代に対してなど、異なる3つの視点があったのが良かったと思いました。
気になった点として、質問でもさせていただいのですが、世代間のギャップに関して教育による影響もあるのではないかと思いました。具体的には学習指導要領の違いです。特に、1960年代生まれの人は、いつ生まれたかによって指導要領の内容が一気に変わるので、そういったことも関係していそうだなと思いました。昭和43年度に出された指導要領では、教育内容の現代化ということで、経済発展に向けて理数科目を中心として教育内容が増加しています。いわゆる詰め込み教育です。しかし、それによって落ちこぼれと呼ばれる生徒や校内暴力などが問題となり、つぎの昭和52年度の指導要領では、ゆとりと充実が目指され、指導内容が大幅に削減されることになります。
同じ1960年代生まれでも、学校での教育内容の方針となる指導要領が途中で変わっていて、受けてる教育内容が違うので、教育について一つの側面として見てみるのも面白いかなと思いました。
卒論完成に向けて、忙しい中だとは思いますが、お互い研究頑張りましょう!
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報告お疲れ様でした。3回生のZHAOです。
バブル時期の原因と影響を知っていますが、新人類世代という用語を初めて聞きました。大変勉強になりました。異星人の概念がおもしろいと感じました。現在の日本人も清潔感があると実感しました。1980 年代、1990 年代を背景に若者たち新人類に対する認識とほかの時代とどのような差があるかに高い関心を持っております。
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発表お疲れ様です。4回生の大間です。
聴き取り調査や当時の若者の生の声が入っている史料などがあり、彼らがどのように考えていたのかということがよく伝わってきました。
また、自分の言葉での説明されていて私はとても理解しやすかったです。
今回の報告に関して、1960年代生まれの人たちが育った環境による影響が気になりました。
考え方の根っこを作るのは子ども時代だと思うので…。
子ども時代の大半は学校で過ごすので、細見さんがおっしゃっているように、教育という視点も重要かなと思います。
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報告お疲れ様でした。4回生の鳥井です。
新人類という言葉には詳しくないので、興味深く聞かせていただきました。先生から学習指導要領の話がありましたが、教育に関して定期的に刊行されている雑誌なども世代の変化や特徴を掴むことができるのではないかと思うので、学習指導要領以外のものも見てみるといいと思います。また、私たちの世代でも、少し上や下の世代で多少の区分のようなものがある気がするので、少しずつ年代を変えていくと周期も見えてきて面白いと思いました。
研究頑張ってください。
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報告お疲れさまです。4回生の新山です。
今回の報告では新人類世代を分析していくにあたって、新人類世代からの視点だけでなく他の世代からの視点も取り入れたことが方法としてとても良かったと思います。
授業内ではジェネレーションギャップが生じることに関して、教育の影響を指摘する意見がありましたが、私もそれに同意見です。また経済状況によっても、若者の意識変化が起こり、社会の格差が広がるに従って安定志向が強まっているのを私自身感じているところでもあるので、より多角的に時代を捉えることも重要だと思いました。
4回生前期でテーマ変更をされるのはとてもリスクが高いことで、おそらく今現在非常に焦っていることと思いますが、お互い頑張って卒業しましょう!
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報告お疲れさまでした。4回生の斉藤亘輝です。
新人類世代を中心とした、世代間のそれぞれの認識に注目した研究でした。ジェネレーションギャップはどの時代にもあるため、歴史学の視点からとても面白い研究になると思われます。
個人的には、安田さんが研究のゴールをどこに設定しているかが気になりました。テーマ変更はしていても、3回生の報告で研究のゴールに設定していた“現代社会に蔓延る生きづらさ”の解明が目標となるのでしょうか。安田さんがこれまで調査してきた事例やインタビューを基に、最終的に何を論じるかという部分を意識して研究を進めると良いと思われます。
また、私の父親は新人類世代にあたると思われます。安田さんの今後の研究において、この年代の方にインタビューを求める機会があるならば、協力させていただく所存です。気軽に声をかけてください。
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発表お疲れ様です。4回生の石原航希です。
新人類という言葉は初めて耳にしたため、最初は人類の進化過程をお話しされるのかと思いましたが、興味深く聞かせていただきました。
世代間ギャップというのはどの時代のある一定の境目において必然的に発生するものだと思います。そして、それは技術の進歩や生活水準の向上、政治的・経済的問題など様々な要素が複合的に絡んでいると感じます。そのため、多くの物事を俯瞰して見る必要性があると思いました。
また、10年毎などの時期を決めて、各時代毎の世代間ギャップを比較して、流行り廃りなどを比較しながら見ていくのも面白いと感じました。
引き続き研究頑張って下さい。
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報告お疲れさまでした。4回生の舟久保です。
自分からは質疑の時間に言わせていただいた通りです。新人類と呼ばれる人々がどのような生活をしていたのかをもっと具体的にイメージできるといいなと思います。
研究頑張りましょう。
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報告お疲れ様でした。3回生の吉田です。
私も恐らく他の方々と同じで「新人類」という言葉自体を初めて聞きました。ですが、発表を聞いてジェネレーションギャップのようなことだと分かり、日々の中で感じることもある身近でおもしろい研究テーマだと思いました。意見があがっていたように、私も当時の様々な社会背景を念頭に置きながら見ていく必要があると思いました。政治、経済、教育、文化、家庭環境など、誰しもあらゆるものの影響を受けると思うので、幅広い視点がより大切になるテーマなのではないかと思います。
最後に、私の両親はどちらも1960年代後半の生まれです。岐阜市なので在来線で3時間ほどかかりますが、もしも聞き取りをされたいとのことでしたら言っていただけたらと思います。研究頑張ってください。
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報告お疲れ様でした。
新人類という言葉は今回初めて聞いて、あの年代の人はそう言われていたのかと、私たちはZ世代なんて呼ばれていますがそれぞれの年代で呼ばれ方があって面白いなと思いました。1964年までの生まれの人々は、前の世代と価値観が似ているとありましたが、その年生まれの両親を見ていると確かにその通りだと思うことが何回かあります。
先行研究のまとめなんですが、複数ありそれぞれ要約されててわかりやすかったのですが、その研究に対する批判や安田君の考えが少し足りていないと思いました。
聞き取り調査大変だと思いますが、頑張って下さい!
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報告お疲れさまでした。4回生の田島です。
ちょうど私の父が62年生まれ、母が67年生まれのはずなので、「両親たちの世代は世間からこんなふうに思われていて、逆に世間に対してこんなことを考えていたのだろうか」と親近感を持って報告を拝聴しておりました。
ところで、『精選版日本国語大辞典』では「新人類」という言葉について
「従来にはなかった価値感や感じ方をもつ若い
世代を、新しい人類になぞらえていった語。主
に、共通一次試験実施以降に大学生となった、
大学紛争を知らない若者達を指していったもの
で、一九八〇年代半ば頃に流行語となった。」
としています。共通一次試験や大学紛争など、教育現場の変容が何かしらの影響を及ぼしたという話は、わりとありうる話だと思いました。
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報告お疲れ様でした。3回生の筒井響です。
私も他の方々と同じで「新人類」という言葉自体を初めて聞きました。
発表を聞いていて現代と昔のジェネレーションギャップのようなことだと分かり、身近で興味深い研究テーマだと思いました。
年齢層別や10年周期ごとに様々なジェネレーションギャップのようなものがみられると思いますし、
少し範囲を絞って研究してみるとまた新しいものが見えてくるのではないのでしょうか。
大変だと思いますが、研究頑張ってください。
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発表お疲れ様です。4回生の山内です。
母が新人類世代と言われてたとのことで尋ねてみましたがマイナスなイメージで言われてたように感じていたとのことでした。また、母が言うには年が数年違うだけで全く別のように感じていたと言っていたので上下世代にも聞き取り調査を行うのは非常に良いと思います。親戚にも聞き取りの対象に当てはまる人がいるので、もし聞き取り調査される場合はご連絡ください。
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報告お疲れ様でした、4回生の西です。
「新人類」という言葉は初めて知りました。66年生まれの母に聞いてみると、上司から、残業をしたがらない、洋楽を聴いている等のことがあると「新人類やな」と言われたと言っていました。社会や国に貢献したがらない人、個人主義の若者といった意味合いで特に使われたそうです。そんな母も最近の若い子はとよく言っているので、いつの時代も変わらないのだなと思いました。
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3回生の深山です
個人的には新人類、というのはかなりメディアなどによってまつり上げられた存在や世代であると考えているため、聞き取りや当時の新人類について書かれた雑誌などを史料に詳細に世代や年代を特定していければよりよい研究になると感じました。史料は豊富にあると思うので、手間はかかるかと思いますが、世代間の差をはっきりと史料から読み解くことができれば素晴らしいものになると思います。頑張って下さい。
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報告お疲れ様でした。3回生の幡鎌です。
研究の対象年代が1980年代と比較的最近の時代で、自分の研究対象とする時代と重なる年代でもあったため、興味深く報告を聞かせていただきました。報告内でした質問について整理させていただきます。
まず1点目として、安田さんは1980年代をどのような時代であったと捉えているか、または最終的にどのような時代と位置付けたいかが気になりました。私自身あまり現代の時代の流れについて詳しく把握できていませんが、社会の様々な点で1980年代では大きな変化があったと聞きます。そのため新人類というテーマから1980年代の位置づけを行えたら本当に面白い研究になるなと思いました。(偉そうな感じになってしまいました。申し訳ありません。)
2点目として、1980年代の若者という言葉が出てきていましたが、具体的には何年生まれの人たちで、当時何歳の人たちであったのかが気になりました。
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報告お疲れ様でした。4回生の近藤です。
お恥ずかしながら「新人類」という言葉を安田くんの報告で初めて知り、とても興味深く聞かせていただきました。
聞き取りなのですが、母もその世代だったのですが、言われていてあまり良くない印象があったと述べていました。
これからも研究の方、頑張って下さい!
お疲れ様でした!
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