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【7月7日4限 意見・感想】

1 : 新山光咲 :2022/07/07(木) 08:42:07
授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。
期限は1週間です。

3回生の発表に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いします。

・発表者2人分(一コマ分)で1投稿

・発表順に従い、
 ①ーーさんへ
 ②〜〜さんへ
と宛名を明示してから本文を書き込む

発表者が欠席したなど特別な理由がない限り、1人分しか書かないのは認められません。
出席確認の複雑化防止と不正防止のため以上の条件を遵守していただきますようお願いいたします。


2 : 幡鎌伶歩 :2022/07/07(木) 20:08:26
報告お疲れ様でした。3回生の幡鎌です。
水谷さん
 宮家に対する研究自体あまり進んでいないとのことだったので、経済的側面からの研究を行うことに大きな意義があると感じました。報告を聞いていて気になった点について整理させていただきます。
 1点目として、私は宮家についてあまり詳しくないのですが、宮家の存在そのものが経済効果に繋がるというのであれば、その根拠となるものが、どのような考えに基づいているのか気になりました。また、それと関連して、対象とする時代の中で宮家に対する社会の認識がどのように変化してきたのか調べてみても良いと思いました。
 2点目として、どの宮家(どの人物)を中心に研究を進めていくのか気になりました。(報告内でお話されていたらすみません。)
 3点目として、今回、宮家に注目するとのことで、天皇家についてはあまり触れられていませんでしたが、「宮家/天皇家」と研究対象が異なっていても、似ている研究内容ではあると思うので、天皇家についての研究手法が宮家の研究に援用できるのではないかと感じました。
まだまだ研究も始まったばかりで、色々大変かとは思いますが、一緒に頑張りましょう。


戸川さん
 研究の論点が整理されていて、現代政治にあまり詳しくない私にも分かりやすい報告でした。今回の質問(民営化は何故行われるのか)では、政府側の主張として民営化を行なう理由を説明していただきましたが、一般的に「民営化」というものはどう捉えられているのか気になりました。また、民営化に対して、政治学・経済学などではどのような議論が行われているのかについても気になりました。
 加えて、今回の報告では主に中曾根政権の時期に焦点を当てていたと思いますが、どのような流れで中曾根政権の時代に入り、民営化を行なうに至ったのか、中曾根政権下の民営化はその後の時代に何をもたらしたのか、など前後の時代の流れと合わせて説明できると、中曾根政権の時代に民営化を行なった意図が分かるのかなと思いました。
 また、先生も仰っていましたが、政府側の史料と合わせて、民営化に関わった人やそれを受けた一般側の人に聞き取りを行なえないか、と思いました。
まだまだ研究も始まったばかりで、色々大変だとは思いますが、一緒に頑張りましょう。


3 : 牧大雅 :2022/07/07(木) 20:29:37
報告お疲れさまでした。3回生の牧大雅です。
①水谷君へ
旧宮家の皇室復帰で男系男子の血筋を維持しようという論調が以前から見られ、若干関心をもっていたため、旧宮家を研究対象にしたいと思ってくれたことに親近感を感じました。レジュメにある「問題意識」のところで述べられている「・ 旧 宮家の財産管理の詳細、・
旧宮家の財産や経済面の管理についての皇室側からの視点」が先行研究では不足している点だ、という発見には納得がいくのですが、最後の「・ 旧宮家が社会や経済に与えた影響」さらには「Q2 旧宮家が日本に与えた経済的な影響は?」に関してはどうやって解明していくのか、その目算が気にかかりました。旧宮家がたとえ一家なくなっても日本経済に直ちに影響を与えるとは思えないですし、どうやって経済に影響を及ぼした、とわかるのかその判断材料を探すのは意外と難しいと思います。
あと、経済的側面を議論するのであれば、もし旧宮家が皇籍復帰した場合に新たに「皇室財産」を管理する対象が増えることになるため、その場合の「旧宮家が経済に与えた影響」も一考する価値はあると思います(論文には書かないとしても)。さらには、「経済的側面」が何を指しているのか、少し曖昧なのではないか、と感じました。今日の報告を聞いた限りでは財政のことかな?と推測しました。経済といっても対象は広くマクロorミクロ的視点でみるのか、まずは「経済」と広く括るのではなく
具体的な対象に絞り込まないと漠然とした視点になってしまうと考えました。
まだまだ研究は始まったばかりなので、できるだけ早期に視角を具体化することなどを通じて、研究が進展するよう考え直してみてください。
②戸川君へ
中曾根康弘氏が亡くなったのは最近のことなのですがもう三年経つのか、と感慨に耽りながら聞きました。中曾根政権はご指摘のように国営三公社の民営化が政権業績でよく取り上げられるのですが、私は民営化はしなくてもよかったのではないか、と単純に考えるのではなく、民営化しなければ何が起きえたのか、民営化を推進したことでどんな効果が生まれたのか、を問うことのほうが重要だと思います。こうした二つの視点で捉えなおせば、史料を読み込む際に内容理解が深まるのではないか、と期待されます。
また、山田奈生子氏が「 土光・中曽根主導の行財政の構造改革を思想的側面から見れば、その思想はレーガン大統領やサッチャー首相が行った新保守主義・新自由主義と呼ばれる改革思想と同一のものである」と指摘したことは本当にこれで良いとお考えでしょうか。新保守主義や新自由主義批判が論拠がよくわからないまま攻撃のやり玉に挙げられるのをよく耳にするので、冷静にまずはその定義をご自身の中で咀嚼することが必要ではないでしょうか。また、中曾根内閣の構造改革は、レーガン・サッチャー政権の政策と「改革思想」という面では「同一のものである」と言うことは可能ですが、その背景や国内事情・政治風土が全く違う日英米なのに、三者の政策が一から十まで同じなどあり得ません。細かい政策内容の比較がこの引用からは読み取れないため、前後の文脈を読み直すなど一度冷静になって考え直す必要がありそうです。
新自由主義といえば中曾根、と思い浮かべがちですが、新自由主義批判をする人たちの論拠・その思惑には慎重さをもって注意する必要があります。また、単純なタカ派・ハト派の二項対立自体にも疑いをもってかかるべきです。つまり、そうカテゴライズしたがる人々の意図にまで気を配ったうえで言葉を丁寧に使う「配慮」が我々には足らないのです。民営化を取り上げるのはよいですが、その際に議論に参加する人々が過剰反応している側面も多々あることなので、政策評価にも直結するトピックなだけに慎重さが求められます。
説教じみたことを多々述べましたが、史料に当たる前に、もしくは研究活動に本格的に入る現時点で考え直す必要があることを書きました。参考になりましたら幸いです。


4 : 加納誠也 :2022/07/08(金) 09:58:11
 3回生の加納誠也です。発表お疲れ様でした。

①水谷君へ
 旧宮家の経済面に着目しようとする試みはとても興味深いと思いました。私自身、宮家に関しては殆ど分からないですが、皇族の動きを捉える上では『官報』も、史料として使えるのではないかと感じました。

②戸川君へ
 中曽根政権に関して、分かりやすい発表だと感じました。私一個人の意見としては、もし今後民営化に重点を置いて研究をする場合、郵政民営化を行った小泉純一郎政権との比較が大事になってくると感じました。また、今後中曽根政権の政策全般について研究することがあれば、中国の胡耀邦と、中曽根との関係にも焦点をおいて研究をしてみても良いと思いました。
 一方で、当時を生きていた人が中曽根政権に対してどのように感じていたかという点は、もう少し研究に含めたほうが良いと思いました。これに関して、2つの方法が可能であり、1つは、民営化に関する当時の新聞の社説を比較する点で、朝日新聞と読売新聞といった全国紙で比べることができれば、東北と九州の地方紙とで比較することもできると思います。そして、もう1つは当時を生きていた人(具体的には60代以上の方)に対してアンケートを実施することで、男女別、職業別、地域別で統計を取ったうえで、結果を比べてみても良いと思いました。参考までにご検討ください。


5 : 阪口颯太 :2022/07/08(金) 10:27:51
3回生の阪口です。報告お疲れ様でした。
①水谷さん
 私は自身の研究分野から、皇族や宮家については、軍事的な面で注目しているので、経済的な面から宮家を考えることは、面白いと思いました。私は、経済については、素人なのですが、経済的側面といっても、何を研究対象とするのかは、限定していく必要があると感じました。質問にもあった、家計のような側面なのか、財政面なのか、その他にもあると思いますが、できる限り早く、分野を限定する必要があると思いました。また、単に財産・経済の管理といっても、政治的な要因などで、管理体制が変わったり、宮家そのものが変質していく可能性も考えられます。軍事史などの研究も、関係のないものと切り捨てるのではなく、宮家に何が起こったのかなどを知る上で、一読する価値はあるのではないかと思いました。難しいテーマだと思いますが、頑張ってください。
②戸川さん
 私は過去に、日米安保という観点から、中曽根を見たことがあり、その時は、うまくアメリカと関係を保ったので、敏腕な政治家くらいにしか思っていませんでしたが、今回の報告で、ある程度、表の顔が見えたと思いました。今回の報告の問題提起で、戸川さんは、あまり民営化にいい印象を持っていないのではないかと感じました。私は、三公社は民営化しなければならなかったというよりは、民営化することによって、何らかの都合のいいことがあったのではないかと思います。そうでなければ、わざわざ体制を変える必要がないからです。民営化によって生じる利点については、検討する必要があると感じました。また、当時の民衆が、民営化をどう思っていたか、なぜ民営化は社会党などに反対されたのかなど、「民営化」そのものについて、定義しておくと良いのではないかと思いました。まだまだこれからなので、一緒に頑張りましょう。


6 : 那波宏哉 :2022/07/08(金) 17:08:31
4回生の那波です。
①水谷さんへ
戦前の旧宮家についてその経済的側面を研究したい、といった報告であったかと思います。
私自身が皇室関係については全く詳しくないのですが、その分野の中の経済的側面ということで、非常に興味深く聞いていました。
気になった点として、質問と重複しますが、旧宮家の財産を管理する人というのはどういう人だったのでしょうか。
勝手なイメージですが、旧宮家皇族の人がその家の財産を管理しているようには思えず、宮内省からの役人といった、皇族ではない人間が管理していたように思います。
そうなると、図表3に挙がっている旧宮家皇族の日記や著書を見ても、なかなか見えてこないのかなと思ったりもしました。
あくまで勝手なイメージなのであまり気にしないでもらっていいのですが、このように、財産を管理する人間の属性等で史料の目途が変わってくる気がしたので、先にそれを知ることができればより調査が捗る気がしました。
加えて、旧宮家が日本に与えた経済的影響は何か、という話もあったのですが、そもそも皇族の経済的側面と日本全体の経済的側面には関連性があるものなのでしょうか。
「宮中・府中の別」という言葉があったりもしますが、皇族の経済側面はそもそも別物であったりするのかなとも思いました。
この点については、皇室関係にかかわらず、いったん戦前の経済関係についての先行研究を見てみて、そこでどのように語られているのか、というのを見てみるとヒントが得られたりするように思いました。
本格的に研究をすることは基本誰しもが初めてで、多々大変なこともあるかと思いますが、お互い頑張りましょう。

②戸川さんへ
中曾根康弘政権期における三公社の民営化について研究をしていきたい、といった報告であったかと思います。
現代政治について知識は全然ないのですが、中曾根の三公社民営化を高校日本史の戦後史で習った記憶が蘇ったりもして、少し懐かしい気持ちにもなりながら聞いていました。
さて気になった点として、戸川さんが「史料」というものをどう捉えているのか、という点です。
質問と少し重複するのですが、今回取り上げていた『中曽根内閣史 資料編』を編纂した世界平和研究所というのは、中曾根自身が設立した研究所だそうです。
ということは、中曾根にとって都合の悪いことは基本載せないということが考えられます。
仮にそうでないとしても、演説といった類のものが多いとのことでした。
この演説というものの中で自身の思惑を全てを語ることも、なかなか考えにくいことであるように思ったりします。
このように、「史料」(文献等もそうですが)というものにはそれぞれに「性格」があって、その「性格」の良い部分も悪い部分も踏まえたうえで扱っていく必要が出てきます。
史料に性格があるからこそ、研究の視点や態度によって、同じ史料であっても一次史料になるかどうかが変わってくるものだと個人的には思っています。
(演説で言うならば、中曾根の演説術、みたいな研究だったら演説でも十分に一次史料として使えるでしょうか。他にも、新聞記事には新聞記事なりの性格があったり、社史には社史なりの性格があったりなど、様々です。)
また、とある研究者の言葉を借りますと、「史料は研究者のために存在しているわけではない」、というように言っていたりもします。
(自身の研究のために史料を都合よく解釈してはいけないよ、ということですかね。)
こうした、「史料の性格」というものをしっかり意識ながら、今後史料に当たっていくといいと思います。
なお、偉そうに言ってはいますが、私自身もできている気はしないので、自分もこれから気を付けていこうと思っています。
本格的に研究をすることは基本誰しもが初めてで、多々大変なこともあるかと思いますが、お互い頑張りましょう。


7 : 小出唯羽 :2022/07/12(火) 10:55:11
4回生の小出唯羽です。

水谷さんへ
報告お疲れ様でした。
日本の歴史において天皇は長く政治の中心であり、多くの人の歴史研究者の興味の対象だと言えると思います。宮家の、財産などといった経済的側面をより深く理解することは宮家などといった皇族の生活の実態などを理解する上で非常に重要になると僕も思います。
 一方で講義内でも言われていたように、その史料的制約からなかなかスムーズに進まない事もあるかと思います。
 1点質問なのですが、近年公開された史料や【図表3】で皇族の方が記した著書の一覧が記載されていました。史料として日記を用いるのは良い考えではあると思いますが、これらの中に経済的側面が記載されていなかった場合はどのように研究を進めていこうと考えているのかが気になりました。

戸川さんへ
 報告お疲れ様でした。
 中曽根政権がどのような政策を行ったのかについてや、戸川さん自身の問題意識、先行研究についてなど分かり易くまとめられており、非常に面白く話を聴講しました。
 今回の報告を聞き、最初に考えたのは、今後の方針がやや広すぎるのではないかということです。問題意識が明白であることは素晴らしいことだと思いますが、まず一つに絞って研究を行い、中曽根政権の性格が見えてから他の疑問の解決に着手するのでも遅くないのかなと思いました。


8 : ZHAO WENBO :2022/07/12(火) 23:49:34
報告お疲れ様でした。3回生のZHAOです。
①水谷さんへ
経済的な視点から皇族や宮家を見るのがかなりおもしろいと思いますた。私は旧宮家についてあまり詳しくないですけれども戦前と戦後との皇族の動きについても探求の価値があると思います。

②戸川さんへ
中曽根康弘も私の興味ある政治家のひとりです。今回興味深く聞かせていただきました。また、中曽根政権の民営化についての問題が深刻化してきたと実感した。中曽根政権の外交に関する政策も一度でも触れてみてほしいです。


9 : 近藤明日香 :2022/07/13(水) 00:51:06
研究報告お疲れ様でした。4回生の近藤明日香です。

①水谷さん
旧宮家の経済的側面という、あまり研究が進んでいない分野を発見し、それに興味を持ったという点がとてもよく、卒論への大きな一歩だったのではと感じました。
旧宮家ということもあり、公表がされていない史料も多くあり、特に経済面となるとさらに少ないと考えられます。しかし、もしかしたら当時の市民の声というものから何かが窺えるのではないかなと感じました(もちろん市民にもそのような史料は公表されていなかったと考えられますので、もし市民の声を知ることが出来たとしても、それが正しいのかは微妙なところだとは思いますが…)。

②戸川さん
お恥ずかしながら私自身政治史に弱く、中曾根康弘という人物を初めて知りました。そのような私にも分かるような、基礎的な解説が丁寧にされている報告で、とても関心を持って報告を聞かせていただきました。
亡くなったのが割と最近ということもあり先行研究が多くないと考えられますが、この先研究を進めていくには、やはりご自身でもおっしゃっているように、中曾根の周りの人について調査するということも必要になるのではないかと感じました。また、中曾根政権に対する民衆の反応などからも、中曾根政権について何か知ることができる可能性があるのではないでしょうか。

これからも研究の方、頑張ってください!
お疲れ様でした!


10 : 吉田圭佑 :2022/07/13(水) 16:15:28
 報告お疲れ様でした。3回生の吉田です。
① 水谷さんへ
 旧宮家について詳しい知識がある訳ではないですが、おもしろい研究だと思いました。皇室関連の史料はあってもなかなか表に出てきづらいものだと思います。そういう意味でこの研究は本当にどれだけ良い史料に出会えるかで左右されると思うので、忙しいと思いますが頑張っていきましょう。あと、今後閲覧予定の史料の中に『昭和天皇実録』とありましたが、中学生の頃に1巻だけ買ったものが家にあるので必要であれば貸したいです。
② 戸川さんへ
 中曽根政権について、特に三公社の民営化という点からよくまとめてあって興味深い発表でした。私が思ったことは他の方も指摘されていたように史料の扱いについてです。今回の報告で使っていた世界平和研究所のような中曽根側から出ている史料は勿論ですが、逆に反政権側の史料を使うにしてもそれぞれ別の意味でバイアスがかかることになると思います。政治においてはそのような書いた人の意図がより強く影響してくると思うので、史料批判が特に重要だと思いました。


11 : 天井いずみ :2022/07/13(水) 16:36:09
発表お疲れ様でした!4回生の天井です!
①水谷さんへ
宮家の研究とのことでしたが、経済にも目を向けているのは面白かったです。ただ、他の方もおっしゃっていたように、それに関する史料が公開されているのかが不安だと言う点と、経済といっても様々ですので、やるとしても経済のどの分野を見るのかは決めておいた方がいいかなと思いました。
まだ3回前期なので、経済に限らず宮家に関するさまざまな先行研究を見たり、史料を見て知見や研究方法について見ていけば突破口も掴めるかとおもいます!頑張ってください。

②戸川さんへ
中曽根さんについては、社会で習う一般常識程度しか知らなかったため、わかりやすく説明してもらえて面白かったです。
ひとりの人物についての研究するときは一つの見方をする史料を扱うことはちょっと危険かなと思います。彼や彼の政権を、国民や同時期の政治家、メディア、外交関係など様々な対象が見ていたと思いますので、色々な史料や時には証言なども用いて行う必要があるのかなと思います。ただ、彼に関しては色々な史料があると思いますので、取捨選択しながら研究を進めていってください。


12 : 石原航希 :2022/07/13(水) 19:25:11
発表お疲れ様です。4回生の石原航希です。
①水谷さんへ
皇族関係のお金の流れに目を向ける発想が非常に面白いと感じました。
皇族関係の史料を閲覧することが出来るのか分かりませんが、個人的には戦前と戦後で経済面においてどのような共通点や相違点があるのか気になります。
引き続き研究頑張って下さい。


発表お疲れ様です。4回生の石原航希です。
②戸川さんへ
新自由主義が掲げる「小さな政府」を目指す改革や、お話にもあったように、果たして特定の企業を民営化することの必要性はあったのかということを歴史学の観点から再考できれば、非常に興味深い研究になると思います。
中曽根政権の政策を研究するにあたり、今一度政治、経済、外交、メディア戦略など多くの要素を精査してから着手することで、より一層客観的な視点でご自身が研究したい範囲を見ることが出来ると感じました。
引き続き研究頑張って下さい。


13 : 水谷春都 :2022/07/13(水) 22:53:01
戸川さんへ
発表お疲れ様でした。3回生の水谷です。
自分の研究報告で史料があるかどうかが不安視されていたのとは
異なり、30年が経過するというちょうど良いタイミングとのコメ
ントが先生からありましたが、その分、他の方が指摘されている
ように、史料批判が大切になってくると思いました。また、個人
的に、自民党は派閥論理で動く、というイメージがあるので、当
時の派閥の動向にも注目する必要があるのではないかなと思いま
す。


14 : 西風太 :2022/07/13(水) 23:37:11
①水谷さん
4回生の西です、発表お疲れ様でした。
旧宮家や皇族についての研究は私も好きなので興味深かったです。経済的側面の研究はあまりないと思うので、良いテーマだと感じました。具体的にどう経済面にアプローチしていくかは難しいと思いますので、経済史の文献なども調べると良いと感じました。

②戸川さん
4回生の西です、発表お疲れ様でした。
戦後政治史に疎く、中曽根康弘についてもあまりよく知らないのですが、分かりやすくまとめられていて、現代の政治家も面白いな、と思わせてくれるような発表でした。既出ですが史料が本当に信頼できるものなのかということに注意していくと良いのかなと思いました。


15 : 横井来季 :2022/07/13(水) 23:58:28
発表お疲れ様でした。三回生の横井です。

①水谷さん
皇族における、経済的側面に目を向けるというのは、ニッチで面白いと思いました。図表といっても、レジュメに、週刊誌を出典とするものを出していいのか、正直少し思いましたが、ただ、皇族についての情報は、週刊誌でないと掴めない、菊タブーには触れられないところもあると思いますので、実際週刊誌を使っていくのもありかもしれません。

②戸川さん
中曽根康弘は、私にとって、俳句をやっていた総理大臣、という印象が強いです。<したたかといわれて久し栗をむく>や、<俗論は潮騒のごと雲の峰>などの句を知っています。確か、俳句界という雑誌でも、追悼が組まれていたような気もします。中曽根本人に焦点を当てて考察することには難があると述べられていますが、文学作品には、何かしら作者の人となりがあらわれることもあるので、一応彼の書いた文学作品に目を通してみるのもいいかもしれません。


16 : 竹山明音 :2022/07/13(水) 23:59:01
とも、報告お疲れさまでした。

①水谷さんへ
私は皇室関係についてあまり詳しくないので、テレビやニュースが一時期秋篠宮家の話題でもちきりだったので、皇室関係の話題は注目されやすいんだなあ、とぼんやり思っていたくらいでした。なので、今回の水谷さんの報告は興味深い内容でした。
旧宮家の人々は、皇族から一般国民となることで経済面で大きな変化を求められたかと思います。(ごく普通の一般国民である私にはなかなか想像し難いですが…)
旧宮家は11宮家51名(他)が該当するので、もちろん各家がどのような経済状況であったのかが分かると面白いと思いますが、人数も多いのでどの家(どの人物)に注目していくのかが課題になってくるかなと思います。
閲覧可能な史料が少なく難しい研究になるかもしれませんが、皇位継承問題で旧宮家への注目は今後も高まっていくと思いますし、研究意義もあると思います。頑張ってください。

②戸川さんへ
ご自身の疑問点が明確に示されていて、報告内容の全体像を掴みやすかったです。また、各先行研究に対してもご自身の考えが述べられていて、戸川さんの研究意欲が伝わってきました。
中曽根の死去が3年前なので、もしかすると中曽根の死後、彼を再評価している新たな論文も出ているのではないかなと思いました。中曽根の死去当時の新聞記事でも彼の一生について書かれているかもしれません。
本文中でも述べられていましたが、中曽根本人にのみ焦点を当てるのではなく、広い視野をもって今後とも研究を頑張ってください。


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