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日本大陸クロススレ その164
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日本大陸の創作物とのクロスSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界と創作の混じった世界を楽しみましょう。
尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。
投下作品に関しては基本的に創作物とのクロスが前提となります。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸の創作クロスのスレのみの設定であり他スレへの
持ち出しは厳禁です。
【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。
1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。
2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。
3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である
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4――【クロスについて】
・此方で投稿可能なクロス作品は基本商業作品とのクロスを基本としており大陸の別の世界線同士や提督たち憂鬱との作品は本スレにお願いします。
・架空戦記に関しては商業作品とのクロスの場合は此方に成ります。
・ゲートネタに関してはそのゲート自体に何らかの原作関連(ゲート自衛隊のゲートやスーパーロボット大戦のクロスゲート等)で無い限りは本スレでの投稿をお願いします。
又、ゲートが繋がった先が上記同様何らかの版権作品の場合は此方に成ります。
・日本大陸ネタ同士のクロス及び他作品の兵器を採用するなど、多少のネタを借りる程度の物は含まないものとします。
5――【混乱防止のために】
・混乱を避けるため真面目な想定ではなくネタとして発議する際には「【ネタ】」印を添付する。
・歌詞に関してはearth氏に迷惑を掛ける可能性が有る為、替え歌等関係なく記載しない様にお願いします。
・また、下に追記する仮の事項についてもよく目を通し、注意を払いましょう
6――【書き込みをする前に】
※この項目は仮の注意事項ですが、文言に目を通し、理解したうえで掲示板で語り合いましょう。
※必要に応じて修正等を加えていくことでより良い掲示板としましょう。
・既に固まっている作品の設定にはよく目を通し、分からなければ質問しましょう。
・作品の根幹設定や事象の前提条件や背景を議論するのは自由ですが、無闇に否定したり、作者や作品を攻撃するのはやめましょう。
・作品についての裁量権はその作品の作者にあります。採用しない、却下とされた場合には潔く諦めましょう。
・作者の意見を無視したり、自他問わず意見の採用を強要するのはマナー違反でNGです。
・作者の方々も、採用できない、受け入れられない意見についてはしっかりと拒否を示しましょう。
――【過去スレ】――
>>2以下に公式想定および諸注意(転載)があります。ご参照ください。
次スレは>>980が立てること。できない場合はスレ作成を依頼して下さい。
前スレ:日本大陸クロススレ その163
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1645458931/
日本大陸クロススレ その162
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1644585829/
日本大陸クロススレ その161
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1643730887/
日本大陸クロススレ その160
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1642511969/
日本大陸クロススレ その155
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1636993063/
( 中 略 )
日本大陸クロススレ その100
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1594051637/
日本大陸クロススレ その50
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1547388799/
日本大陸クロススレ その1
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1507471275/
現行のスレ:日本大陸を考察・ネタスレ その188
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1645445122/
( 中 略 )
クロススレの分岐点:日本大陸を考察ネタスレ その131
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1507185864/
( 中 略 )
名誉ある最初のスレ:日本大陸を考察・ネタスレ その1
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1429444031/
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前スレ
ガンエデンからルイーナになっているじゃないですか!いやだー!!
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立て乙です。
・・・皆さんにお聞きしたいのですか、扶桑海事変のときに初期の主な戦闘地はオラーシャ帝国領(大陸における扶桑皇国領は裏塩とその周囲のみ)なのに扶桑皇国陸軍が前面にたって戦争していた理由とかって判明してましたっけ?
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満州とか朝鮮は砂漠地帯、同時期にスペイン、黒海周辺で怪異(ネウロイと名付ける前段階)
が発生し、国際ネウロイ監視航空団はそちらに注目されてたはず。
いらんこウィッチーズREBOOTで判明したはず。
その部隊にはルーデルも所属してたような
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>>4
特にこれといった理由は説明されてなかったですね。
…ただ史実における極東ロシア地域がオラーシャの領土だったのかということも特に説明されていなかったりします。
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世界地図だと、オラーシャ領土となってるな
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まあ考えられる状況としては
1:実は極東地域は全部扶桑領だった。
2:語られていないだけでオラーシャの極東部隊と共に戦っていた。
3:オラーシャの戦力は既に壊滅していて扶桑が変わりに防衛を担っていた。
とまあこの三つでしょうかね。
一番安牌なのは2番でしょうか。一応地図上では極東ロシアもオラーシャ領ではありましたし。
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>>3
黒いドロドロしたもの(物理)が感情と一緒出るように成るのです。
ネウロイに関しては戦闘は有っても早々に突破されたとか?
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ああ、あの黒いどろどろ演出繋がり…
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>>10
まあ、それ抜きにしても初期迫害の時に親友も居なくなるので精神的な負荷がまぁ・・・
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>>5
黒海周辺にネウロイが来襲するのは扶桑海事変終了後の1939年ですので未だ先ですし、
ヒスパニア戦役もカールスラントからガランドが観戦武官として扶桑の前線に送り込まれる程度には落ち着いているですよね・・・
>>8
やっぱりオラーシャ帝国が要請を出して扶桑皇国側が援軍を出したと考察したほうがいいですかね
それなら原作でⅠ万5千程度とかいう中半端な数で大規模反抗作戦を仕掛けたのも納得できますし
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>>12
まあ安牌なのはそうなるかなと。
見えないどっかでオラーシャ部隊も戦ってる感じで。
シベリアの大地は広いからね。部隊の基地の間隔がくそ広くても仕方ないネ。
どのみち原作ですと立地的に対応できるのってオラーシャと扶桑くらいですし。
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デカイ戦いは基本ネウロイとの戦争ですからオラーシャ極東軍が史実通り貧弱だった可能性も高そうですなぁ・・・
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>>13
しかし、そうなると第二次ネウロイ大戦初頭での即落ちもあわせて、オラーシャ帝国極東軍が雑魚すぎるな・・。
こんなんじゃ、俺・・・オラーシャ帝国軍を強く書けなくなっちまうよ・・・(霧が略)
真面目に共産化してないのに軍の粛清でもしのかな(白目)
>>14
実はもっと最悪な可能性がございます。
第二次ネウロイ大戦前のストパンって、黒海付近の監視のために国際ネウロイ監視航空団黒海が最重要警戒地域となっております。
なので、もしかしたら全ウィッチ戦力を欧州方面に固めており、極東方面は通常兵器のみな可能性が捨てきれないという・・・
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>>15
でもほら…オラーシャ君は大戦始まってからタイフーン作戦かなんかで人類側で始めて領土奪還に成功しているから(震え声)
史実ソ連みたく掛かりだしが遅い国なのかもしれません。
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そもそも第一次ネウロイ大戦の時点で第一次大戦レベルの被害は確定しますからねぇ・・・
被害が軽く成ったって1m進むのに1000人の死体を積み上げる戦場から多少減ってもって話では有ります。
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ナポレオン「後世の人は何一つも学んではないではないか」
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ストパンのナポさんって欧州まとめて黒海のネウロイの巣に凸かまして遠征軍の相打ちと引き換えにしばしの平和を作り上げた英雄やで。
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>>16
それでも第二次ネウロイ大戦の即落ち2コマキめるのはやめてクレメンス(白目)。
そのせいで本土で二正面状態になったカールスラント君だっているんですよ
>>17
多分、イギリスを除いて欧州の列強の人口構造は盛大にジェンガしているでしょうしね・・・
>>19
某コルシカの悪魔「吾輩と吾輩の部下たちは頑張って欧州に平和をもたらしたのに、吾輩の後継者たちがボロ負けするなんて・・・」
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>>20
まあロシアは歴史的に黒海方面から攻撃されるのに弱いから多少はね?
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立て乙です
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そもそも点と点を線で繋いでるオラーシャ(ロシア)に対して
面で押すネウロイが相性悪すぎると言われるとそうとしか・・・
多分、アメリカとかも一旦上陸されると西海岸取られたら沿岸部堕ちますし、
此ばかりは荒涼とした地域持った国の弱みかと・・・
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史実でも東欧方面から攻撃仕掛けてきたドイツ相手でも当初は割と即落ち2コマレベルで押されてモスクワ目前まで来られたので…
そこに補給や体力の概念がないネウロイ相手ならそらモスクワまで突破されるだろうなと。
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>>24
相手に事実上の後方と補給ラインが存在しないって
現代の軍事から見たらクソ厄介ですからね・・・
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>>25
もっと言うと欧州方面のロシアはウクライナ、ポーランドと合わせてくっそだだっ広い平原であります。
遮るものがマジで何もありません。川でさえ幅は精々200m程度らしいです。
このため休む必要もなく進撃できるネウロイ相手ではほぼほぼ防衛は不可能であります。
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戦況は明示されてませんけどストパン本編とかの状況と無理ない程度に整合性持たせるなら
対処方法割りとバラバラなネウロイが欧州に上陸してたっぽいですかねぇ?
ガリア方面とかアフリカに拠点置いてた瘴気を撒くタイプと
ベルギガやカールスラント攻撃してた力押しで数十m のクレーター幾つも作る奴とかで・・・
オラーシャ方面はどっちでしたっけ?
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オラーシャ方面は殆ど描写されてないのでわからんです。
ブレイブくらいでしょうか。ブレイブの例がロシア全体の平均だとすると、割かし未来兵器型を使ってくるタイプかもしれません。
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オラーシャって、ウィッチの発現力が低い、ストライカーユニットの製造能力が低い、そして砲兵神棒なので
ウィッチは最優先に砲兵に配備されて殆どネウロイに対して意味なかったりする
砲弾に魔法力籠めれるわけないので
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>>29
>>砲弾に魔法力
込めらますぜ。理論上普通の銃火器に込めるのと同じ感じでいけるそうな。
因みに専らウィッチでないと運用できない巨大な砲を使うために砲兵隊に配備しているとのこと。
>>ウィッチの数
これは人口相応の結構な数いるとのことですね。
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人口相応に居てもオラーシャの戦線自体が相当長いですからねぇ…
それ考えると幾らいても戦力は足りませんわな…
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>>31
見た感じウラル山脈やカフカス山脈に戦力を引いたみらいですね。
ペテルブルグ奪還後はそこに戦力を集中しているみたいで。
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撤退した兵士を丸々攻勢に出ようと賭けにでたが失敗に、終わったしなあ
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一応二度目の攻勢は成功してペテルブルグの解放には成功しましたね。
まあ大体同時期にカールスラント落ちますけど…
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寧ろ、比較的精強なウィッチ揃いのカールスラントが持たなかった事案が深刻さを
増してるんですよねぇ…あの国最初からドイツより国力ある状態なのにそれでも
攻勢に耐えきれませんでしたし…
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カールスラントはまだマシよ。
整然と撤退できたお陰で南米にノイエカールスラントとして
人と企業と一緒に撤退できたのよ。
ガリアなんかそこの亡命に失敗して、自由とか共和国とか王党、ヴぃシーとか
色々分裂しちゃってるのよ
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むしろ周りが一月持たずにポコポコ死んでいく中でカールスラント君はよく1年半も持ったなって…
ガリア君は…あんだけ時間あったのにまともに防備も整えられていなかったようなのでナオキです…
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割とあの世界の軍隊としては粗最上位ですからね…カールスラント…
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なお、ヒスパニアに撤退したガリア軍が国境線で孤軍奮闘したおかげで
ネウロイがヒスパニア侵攻しなくなったという
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ヒスパニアというかイベリア半島はピレネー山脈のおかげで防衛はしやすい地域ですが、
それを差し引いてもヒスパニア軍とガリア軍の奮闘はすごいですからね・・・
本当に、せめてその半分でもガリア本土で奮闘してくれれば・・・と思うほどに
話は変わりますが22:45を目安に日本大陸×ワルパンネタを投稿させていただきます。
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本土失ってからが本番なガリア軍…
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史実もそうだったし多少はね?
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それでは投稿させていただきます
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第5話 天国と地獄と
《番組の途中ですが、臨時ニュースをお届けします。
本日13時、扶桑皇国においてネウロイが確認され、扶桑皇国と戦闘状態になりました。扶桑皇国陸軍省の発表によりますとネウロイはオラーシャ帝国・扶桑皇国国境付近の複数の航空基地をほぼ同時に攻撃をうけたとの事です。
この攻撃を受け、扶桑皇国政府は国家有事法を発動し、陸海空全軍の警戒レベルをあげることを発表。あわせて予備役の動員が開始されたとの情報も入っております
また、わが国を含めた東アジア協力機構の臨時会合の開催を要請、本日夜7時から漢城の東アジア協力機構本部において臨時会合が開催される模様です。こうした事態に際して榊首相は・・・》
戦争が始まった事を知ったのは、私が組織間の隔たりを超えたウィッチの親善を目的と称した海空軍航空ウィッチ合同合宿で函館を訪れていた時であった。
夜、なんとなしに見ていたアニメが中断され、臨時ニュースで扶桑皇国がネウロイに奇襲された事が放送されていた。私が見ていたチャンネルだけではない。全てのテレビのチャンネルが同じ内容を同じように放送している。
しかし、この時はまだ私達にとって戦争は遠い国の出来事、テレビの中の物語に過ぎず、私も含めた多くの人間の懸念が合宿が中断されるのかどうかであるなど誰もが他人事であった。
今回の合宿の責任者であった嶋田海軍中将の判断もあり、最終的に私たちは当初の予定通りに合宿を満喫することができた。
合宿が終わり、基地に戻ってきた頃には帝国議会において東アジアへの軍の派遣が議決され、帝国にも本格的に戦争の空気が漂い始める。
ネウロイが相手である以上、派兵される部隊には陸空のウィッチ部隊も当然存在しており、私たちにも戦争の足音が聞こえ始めていた。
「きっついわね」
課題と授業の波状攻撃に敗北寸前まで追い込まれ、力なく机に倒れていた穴拭智子の口から力のない言葉がこぼれる。
「死ぬ、空を飛ぶ前に死んでしまう」
「書類はもういやだ書類はもういやだ」
「教官たちは全員どのつくSでしょ」
彼女だけではない。教室にいた全ての少女たちが大なり小なり似たような状態になっていた。
戦争が始まったことを私たちに実感させたのは訓練内容の大幅な変更・短縮であった。
本来なら1年かけて行う教程を半年で終わらせ、飛行教程に入ろうという控えめに言って考えた人間の顔を拝みたい教程編成になったおかげで私たちは地獄を見ていた。
「それでも早く飛べるようになったんだから感謝するべきなのかな」
「んなわけないでしょう。空への憧れから目が曇ってるわよ」
どうやら声に出ていたらしい。裕美が呆れた顔をして突っ込みを入れてきていた。
「やっぱりそう思う?」
「当たり前でしょ。こんな鬼畜なカリキュラムを組むような人間に感謝するとかマゾヒストのすることだわ」
確かにそうだ。ただでさえキツイカリキュラムの内容が二倍マシになっている。死にはしないが死ぬほど辛い内容だ。当然、カリキュラムの中には地上訓練も存在しており、体力訓練や射撃訓練はもちろんベイルアウト時の事も考えたサバイバル訓練など多様な訓練が存在していた。
それでも私は本来の予定より早く空を飛べるようになったことが嬉しかった。
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1937年7月 オラーシャ帝国 ブラーツク周辺空域
ブラーツク、シベリアでも最大クラスの発電所を持ち、3万人近い人口を持つこの都市は、まさに今、ネウロイの侵略を受けようとしていた。
空では飛行機を模しているのだろう銀色の害虫(ネウロイ)どもが徒党を組んで攻め寄せ、私たち国連極東ネウロイ監視航空団の残党と元々プラーツク基地に配備されていたオラーシャ陸軍航空隊が必死の迎撃を行い、
地上では戦車でも模しているのか?四つ足のGモドキ(ネウロイ)の侵攻をオラーシャ軍と民兵たちが決死の抵抗で食い止めている。
周囲の道路や鉄道はネウロイの支配下に落ちていることから事実上包囲され、さらに彼らを護るべきオラーシャ軍が機能不全に陥っており援軍の見込みは0という絶望的な状態でだ。
幸いな事は少しばかり時間があったことから大半の女子供をイルクーツク方面に非難させされたが、それでも2000近い非戦闘員の非難が間に合っていない。
最悪最低の日というものは常にその下があるようだ、銀色に光るくそったれの害虫にオラーシャ帝国から拝借したDP28を向け、7.62×54mm弾をたらふく喰らわしてやりながら、エルケ・ブレーメルは心の中でそう毒づいてしまう。
カッシャーン、ガラスの割れるような音とともにネウロイが消え去る。
『後ろをとられた!! だれか助けてくれ』
それとほぼ同時に耳に付けている魔導インコムから助けを呼ぶ声が聞こえる。足を止めずにさっと周りを確認すると、左方に二機のネウロイに追い回されているI-16を発見した。周りの友軍機や航空ウィッチも自分や自分の両機をカバーするので必死なようでカバーに入れてない。
「確認した。カバーにはいるからそれまで我慢だ」
『わかった!!だが、そうは持たない』
一度思いっきり高度を上げつつ、弾倉を予備のものに変える。そして、くだんのI-15より高い位置までいったら、太陽を背にした状態でI-16を追い回す二体のネウロイのちょうど真ん中に落ちるように一気に急降下をかけ、引き金を引く。
「いっちょあがりってね」
カシャカシャーン
二体分のネウロイが霧散する音が聞こえてくる。
『助かりました。中尉、基地に生きて帰れたら一杯おごらせてください。そして熱い夜を共に過ごしましょう』
そのまま次の獲物に向かっていた私に、助けたI-15のパイロットから感謝の通信が入る。
先ほどまで死にかけていたというのに、口が軽い。だが、悪い気はしなかった。こんなに絶望的な状況ではこういった人間も必要だろう。
「夜はともかく、お酒はありがたくいただくわ。だから、生き残ってとびきり上手いウォッカを用意しておきなさい」
おう、こりゃあ生き残らなきゃ。そういうとお互いに再び戦闘にもどっていく。こうしている最中にも空にいたはずのネウロイは減っており、味方航空機の数はそれよりも減っている。敵の羽虫達がうようよいる現状ではいつまでもおしゃべりを楽しめるほどこの空は優しくはない。
『こちら第82戦車中隊、敵の攻撃が激しい。支援をくれ!! はやく!!』
『このままだと防衛線が突破される‼ もういい、俺たちごと砲撃してくれ』
『後の事なんて考えてる場合か!? いいから撃ちまくれ!!』
『こちら第21市民中隊、負傷者が多数いる。援軍を!! 援軍を!!』
『防衛線を死守しろ!! ブラーツクにはまだ逃げそびれた子供や女性がいるだぞ!!』
『戦車が吹っ飛んだぞ⁉』
『クソったれめ!! BT-7じゃ歯が立たない!!』
『援軍は⁉ 援軍はまだ来ないのか?』
無線からは実に悲惨な声がインカムを通して私の脳に届く。
空ではやや不利程度で戦況が進んでいるが、地上ではそれどころでは済んでいなかった。
何せ、森林の中で数・質でまさるネウロイを相手に近接戦をしなければならないのだ。不利どころの話ではない。
空の死闘がそうでないと思えるほどの絶望的な、一種の虐殺に近い戦闘であった。むろん、虐殺するのはネウロイ側で虐殺されるのはオラーシャ軍だ。
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ネウロイが攻撃を開始してきた時点で、この防衛線には各地から敗走してきた部隊をかき集めるだけかき集めたオラーシャ正規軍約2万5千と18歳から65歳以上の男性を総動員したブラーツク民兵約8千の計3万3千の将兵と戦車350両、火砲540門が配備されていた。対するネウロイ側は中型210、小型2500、数だけ見れば圧倒的にオラーシャ帝国側が有利だ。だが、いまではどれだけの人数が生きていることだか・・・
それでも、第4派までの攻撃を防ぎ切り、今様におこなれている第5派の攻撃を受けても防衛線を何とか維持できているのは、皮肉なことにネウロイを相手に近接戦を挑む理由でもある森林がネウロイ側の衝撃力を消滅させているからだ。オラーシャ人風に言えば母なる大地が助けてくれているとでも言うのだろうか?
むろん、私たち航空部隊も地上部隊の戦闘を黙って見ているわけではない。彼らを狙う飛行型ネウロイは真っ先に撃破するし、
ここまで一緒に逃げ延びてきた二人の地上攻撃ウィッチとその護衛を中心にした航空ウィッチ隊とTSh-3、DI-65hからなる対地支援部隊などが航空支援を行ってはいた。
もっともその効果もどれだけのものだろうかはわからないが・・・。
そんなもの思いにふけっていた罰か、いつの間にかネウロイに背後をとられ、機銃の射線に入ってしまった。
「しまった!!」
とっさにシールドを張る事で何とかしのぐが、それでも不利な状態であった。
あまりやりたくはないが、しょうがない。私は履いている戦闘脚の魔導ブレードを同じ方向に回し、トルクを一方向に限定、そのトルクを利用して急制動をかけて敵の後ろに回り、ネウロイを穴だらけにする。
ーー秘技 ツバメ返し
たまたまできた扶桑の友人に教えてもらった曲芸技がこんなところで役に経つとは・・・
人生とはよくわからないものだ。
『中尉、10時方向に敵の増援がありますがどうしますか』
貴重な探査系の固有魔法を持つ02からの通信を受け、そちらを《視る》と確かに新しい航空ネウロイがひいふうみい・・・ 20機近くはいた。しかもそのうち8機は中型爆撃機型だ。やつらの目標は基地か防衛線上の部隊かはわからないが、ろくでもないことは確定している。
「第一小隊は各員、燃料と残弾を確認せよ」
『02、予備弾倉ワンマガ、燃料僅か』
『03、同じく』
『04、燃料僅か予備弾倉0』
この状態であの規模のネウロイを相手にするのはギリギリすぎる。
かと言って補給の為に一度基地に帰投してしまったら、目標がどちらであれ爆撃を阻止するのは不可能だ。
「タワー、こちらで20機近い敵の増援を発見、うち双発爆撃機型を8機確認したが燃料・弾薬共にビンゴに近い。そちらで対応できるか?」
『こちらタワー。それは確かか?』
「うちの探査魔法もちが発見して私も《視た》それでも信じられないか?」
『・・・わかった。予備戦力として待機させている第138戦闘航空隊を時間稼ぎに回す。貴隊は至急帰投し、補給を行ってくれ』
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第138戦闘飛行隊、旧式のI-15を装備した部隊か。私たちが到着するまで耐えられるか?
いや、不可能だろう。
「了解した。・・・そういうことだ。すまない02から04は私と一緒に帰投する。すぐ落として戻ってくるからそれまでこの空域を頼んだ」
『わかった。なあに、ここにいる野郎どもはいい女をいくらでも待てる色男揃いだからな。安心していってこい』
基地に戻るが、すでに第138戦闘飛行隊は飛び立った後であった。
私たちはすぐに機体を簡易整備台にセットすると、即座に整備員たちにより戦闘脚への燃料補給が開始される。その間、簡単な食事と弾薬の補充を終わらせる。
幸い、飛行場の真上まで敵に侵入されるまでには事態は悪化しておらず、この間だけは張りつめていた意識を緩める事ができる。
「燃料補給、完了しました」
整備兵の言葉を受け、わずかな休憩は終了を迎えた。
急いで基地を飛び出し、ネウロイ達の迎撃に向かうと滑走路を目指す。
『中尉、ストップだ。滑走路をあけておいてくれ』
管制塔からのその言葉は、地上部隊がいる方面から発せられているであろう連続した爆発音や耳をつんざくような甲高い音と同時に私の鼓膜に届いた。
時間をおかずに輸送機であろう、太い胴体を持ち、レシプロとは別のエンジンを搭載している4発の、見たこともないほどの大型の航空機が4機、いや5機、次々と滑走路に着陸してきた。
こんな機体を保有している国はあの国ぐらいだろうが、それでも国籍識別表示を見る。
やはりというべきか、そこには地上を照らす太陽のマークが描かれていた。
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日本大陸×ワルパン第5話は以上になります。
日本軍が派遣された理由はまた次回ですが、政治的理由で本来なら見捨てるつもりだったのに急遽派遣されることになりました。
なので地上部隊は動いておらず、航空部隊のみの派遣となっております。
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乙です。損耗を恐れない波状攻撃と言うのはやはり厄介ですな…
ギリギリ中型と小型だけですから何とか対抗出来てますが此処に大型が来ると
完全に戦線崩壊も見えて来ますし…
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乙です
オラーシャ戦線は既にギリギリですね。
わかっていたことですが、このままでは現在の前線は長く持たなそうですわ。
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乙です、装備で有効打を与えられるものがない以上数がいてもどうしようもないですからね・・・
これでもまだ高出力ビームを使用してませんし
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乙これでも滅茶苦茶健闘してる方なんだよなあ・・・
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乙です
頑張ってはいても、きついものはきついですなぁ…
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取り敢えず少しセリフネタが出来た為、問題無ければ3分後から・・・
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>>49
>>乙です。損耗を恐れない波状攻撃と言うのはやはり厄介ですな…
こちらも敵を全滅させるまで止められませんからね・・・死兵相手の戦いほど厄介なものはありません。
>>ギリギリ中型と小型だけですから何とか対抗出来てますが此処に大型が来ると完全に戦線崩壊も見えて来ますし…
大型ネウロイに来られたら戦線の崩壊が見えてくるのではなくて完全にチェックメイトです。
最大火砲が152mm榴弾砲で、最大対戦車砲が45mm、戦車はBTシリーズとT-26、陸戦ウィッチはゼロなんですよ(血涙)
>>50
すでに日本を含めた東アジア諸国もそう考えて国境の防衛を急いで固めております。
>>51
最強機甲戦力がBT-7という状態ですからね・・・
ちなみに中型ネウロイ君は4号戦車G型相当の攻撃力と防御力を有しております。
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取り敢えず時間に成りましたので投下させて頂きます。
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憂鬱スパロボ 台詞集その72
ファンタジールート クロスネタ
一寸した幕間に オーバーロードの後始末
「コレが人類最大の作戦の結末か…」
「ノルマンディーでは怪異同然の存在に助けられ、B集団の方ではラインに鬼神が現れた…」
「人の手で取り戻すどころか人以外の力を借りねば逃げる事も儘ならないとは…」
オーバーロード作戦の顛末を受けての人類軍上層部の言葉。人類の総力を結した作戦と言われた物は結果的に大敗で終わった事は
人類に大きな衝撃をもたらした。特に数十年先の将来の軍より受けた支援や部隊すら負けたという事は人類に対して絶望的な
事実を齎しており精神面、人員面共に大きな損失と成った。又、更に軍関係者を落ち込ませたのは末期に出現したイェッツトや
真ゲッターの様な怪異同然の存在の遅滞戦闘が無ければ500万人とも言われた上陸部隊の全滅が確実だったという統計である。
「どういう事だこの損耗は!」
「敵は70年前の軍備でも対抗でき筈じゃ無かったのか!?」
「現在情報を収集して居ますが実際にはウィッチと呼ばれる特殊兵科の存在が…」
「魔女だと!?そんなファンタジーな存在…!」
「しかし、事実は…」
「それよりも早急に防衛体制を見直さねばこのままでは再度本土攻撃を許す事に!」
オーバーロード直後の日召日本における議会の一部。オーバーロード開始までの召喚日本としては弾薬や武装の消費こそ膨大であるも
1940年代の武装でも対抗可能であるネウロイに対して人類軍の勝利は確実であるとの見方を示していた。しかし、結果としては軍備の
大量喪失や輸出した車輛の殆どが失われた事で一気に国防などへ混乱をきたしたのである。その為、召喚日本としても新たな体制構築
は必須である物の運悪く日本に近接する第三文明圏での革命から出現した一部の独立軍が近隣諸国を攻撃それに対抗する為に出撃
した海上自衛隊の艦艇の一部が撃沈されている。そう言った事態も有る事から海上防衛等にも難民化したウィッチ世界の海軍の
力も借りて防衛網を維持する形と成って居る。
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「で、俺達も此処に居ると…」
「こっちの日本が防衛網を構築するまではですねぇ…」
「しかし…在日自衛隊とかどんな冗談だよ…」
「ファンタジー世界でロボット乗り回してるのも大概ですがね」
伊丹率いる自衛隊機動兵器部隊内での会話の一部。オーバーロード敗北後、戦力の多くを喪失した日本は国交のある他の世界へも
支援を要請そんな中で要請を受けた連合は有人戦力が不足する関係上、平成世界の特地駐留の自衛隊へと援軍を打診。少しでも連合に
様々な支援の返済をしたい平成世界もコレを受諾する事で在日自衛隊と言う特異な存在が一時発生する事と成って居る。
(どうして…どうしてこうなった!?)
「では、ターニャ・フォン・デグレチャフ…貴官を正式に中佐へと昇格、同時にサラマンダー戦闘団結成を了承する」
「は、謹んで拝命致します。」
「虎の子の新型輸送船団と輸入した結晶騎士一個中隊含む装甲大隊と陸戦魔導大隊、貴官の率いる航空魔導大隊、
コレに砲兵大隊を入れた独立連隊だ。大事に使え」
「今回の事は我がカールスラントだけでなく同盟を組む周辺諸国も捻出した戦力で構築されているのだ失敗は許されん」
カールスラント軍内での会話の一部。カールスラントはオーバーロード敗北後同じく国土を失った周辺国と共同での戦力構築を
決定。各地の戦線を支援即応する魔導士や新型重戦車等を含む諸兵科部隊を構成して即応部隊を結成する。その中には他世界より
輸入したシルエットナイトや輸入したMBTの機構を一部取り入れたティーガー2重戦車を取り入れ対ネウロイへの戦力を増強している。
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「戦果は?」
『腕8、腰12、頭9、細かい部品も手に入ってる。コックピット以外丸々は3機』
「まさか、正規軍がジャンク屋の真似事をする羽目になるとはね…」
『此方としても戦力が足りない以上は止むを得んだろ…前線での物資が不足等考えたくもない』
「ビグダブデ含む陸上艦隊なんかは充分運用可能だが大規模作戦を行うには兵隊が足りない…」
『だから遺跡やアフリカに進撃してくる新連邦の戦力を狩って資材にするか…蛮族経済な…』
ウィッチ世界のアフリカ駐留の連合部隊内での会話の一部。特地を含むF惑星広域に展開した連合で有ったがその実有人戦力は
少数でありその多くは無人機を主体としていた。その為、兵力は有るも運用には柔軟性を欠く面が存在しその為に大規模な攻勢に
出られないでいた。そう言った事情から連合の現地部隊は少しでも戦力を増強する為に現地の遺跡などから発掘されるMSや旧革命軍の
MSラインの接収等手広く行っていたがそれでも足りない分はゲリラ戦に特化したMS部隊による新連邦や革命軍の戦力を強襲壊滅
させる事で凌いでいた。こうした連合の特機等の対応に慣れたベテランMS隊の襲撃は新連邦の駐留部隊を悩ませる形と成り本格的な
衝突まで戦力を削られる形となる。
「どう見る?」
「少なくともMSを模した個体とは違うな…」
「現在保有しているデータには一致しない」
「と成ると同時期に出現しているコイツを考えると…」
「何らかのシルエットナイトの試作機或いはそれに能力を付与した物か…」
連合の解析部隊内での会話の一部。オーバーロードに於けるネウロイ側の反抗作戦は人類を敗北に追い込んだだけでなく連合にも大きな
衝撃を与えていた。それはMS等の連合側の兵器を模したと思われる戦力出現である。戦略砲であるヨルムンガンドや初期の試作機である
ヅダの模倣による空中戦力の強化は連合でも予想して居なかった事態でありネウロイの危険度を急上昇させている。又、反抗作戦にて
中核を構成した機動兵器タイプにも注目が集まりそれらが武装などの特徴からシルエットナイト乃至それに準ずる戦力である事が
疑われた為、後にはシルエットナイトの専門家も招集して事態の調査に当たっている。
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以上ですWIKIへの転載は自由です。取り敢えずオーバーロード後の彼是をば…
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乙在日自衛隊wこれは海外派遣に当たるのかな?
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乙です。
召喚日本の諸君、君たちは第二次ネウロイ大戦時のネウロイ、特に大型以上のネウロイを甘く見すぎていたな。
奴らはシールドというチートと創造新であるフミカネ神の加護を持ったウィッチたちがいて初めて対抗できる化け物なのだよ。
そしてデグレチャフ少佐・・・じゃなくて中佐はいつも通りのようで、安心安心。抱腹絶倒ですな
>>52
オラーシャ軍の他に極東ネウロイ監視航空団の一部がいるからこそできる所業ですが、
ガリア全土をⅠカ月で落とせる相手に防衛線を成立させられていますからね。
だてに陸軍大国を気取ってはいません。
>>53
そもそも、日本軍が横から駆け付けなかったら最終的に民間人もろとも玉砕が確定していましたからね(白目)
本当にネウロイの相手は辛いです
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乙です
> 1940年代の武装でも対抗可能であるネウロイに対して人類軍の勝利は確実であるとの見方を示していた
だが、ネウロイははじけたのだ…
その結果、めっちゃ強くなったのだ…
ご愁傷様…
>在日自衛隊
なりふり構わずなのもわかりますが、だいぶアレですなぁ
しかも、ロボットというのを使う自衛隊ですから、本当に大丈夫かとか言われそうですわ
>ターニャ
昇進おめでとう(棒読み
ティル・ナ・ノーグで仕込まれた技能とか戦術とか、あるいは持ち帰った新兵器とかを使って頑張ってね
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乙です
オーバーロード作戦失敗の爪痕がでかい…
ネウロイや新連邦(+パ米)が相手という状況で終戦まで良く持ちこたえた辺り人類軍陣営全体にスキル:底力が発動してそう
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乙です
ああ。逃れられぬデグちゃまの運命…原作より強力になったサラマンダー戦闘団を以て戦いに挑む羽目に…
便利だから絶対色々なところに行く羽目になるw
そして同じように便利屋として様々な地域をはしごしている伊丹隊。今後は日召日本へ派遣ですか。
外国でありますが、これまでの派遣の中で一番カルチャーギャップの少ない派遣先になってそう。
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平成世界日本、連合からもらった分を働いたり物資とかで返さないとなりませんからねぇ…
国家をあげての傭兵業もその一環かと
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>>61
法制度上は多分海外派遣かと・・・
>>62
一応、甘くは見てないのですが予想の斜め上を行かれたのです・・・
中佐まぁ何時もの発作です。
>>63
実際民間には不安に思われてますね・・・
日召自衛隊散々人型に嬲られた後なので侮れないですが・・・
ターニャおじさんに関してはその辺見込まれての隊長就任ですからね・・・
>>64
元々割りとしぶといですし格上相手も慣れて来たので・・・
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>>65
そもそも、この部隊事態空中輸送艦隊を主体とした強襲連隊ですから・・・
あっちこっちの火消し遣るための機動部隊です。
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ああ。新型輸送船団ってストパン世界に供与されたアイガイオンタイプのやつですかw
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>>69
それとは別に建造した奴ですけどそう言った物に近い・・・
要は飛行艦艇で敵に強襲掛けて戦線を助ける機動部隊と言う訳です。
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>>70
そういや連合が供給してものと、それをモデルにストパン世界で自力で建造したものの二種類がありましたっけか。
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>>71
ですな・・・ターニャおじさんに任されたのは自力建造機です。
200m級の奴数隻と直掩遣るための数十mの機体ですね・・・
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乙です、平成世界側ストライクウィッチーズ側からすれば真ゲッターも正体知らなければただの鬼にしか見えませんからねえ・・・
シルエットナイトの専門家といえばもうアイツしかいませんが、模倣したのを見て結構噴き上がっていそうなのがなんとも・・・w(雑に姿を模倣しただけのとか結構な地雷のはず)
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>>73
真ゲッターは正体不明が公式ですからね・・・
彼に関しては感心する可能性も有るかと何せ進化の仮定で目を付けて模倣行ってますし・・・
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あーそっちもありますか・・・
そういやナイツマ漫画版ですがついに第一部完結で一度休止、ようやく加藤先生も地獄のメカ作画がから解放されましたね・・・
それと完結を記念して抱き枕をプレゼントだそうですよ
ttps://twitter.com/yg_gangan/status/1499635629407498240
…?
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>>72
あくまでカールスラントが自力で揃えた分ですか。
本当に文字通りの意味で虎の子ですねぇ(汗
これ任せれるとかデグちゃまは本当に信用されているんだなぁ。
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>>76
此に製造され始めたばかりの実質第一世代MBTと輸入で数の少ないシルエットナイトの混成大隊、
集中運用に多大な金掛けてる陸戦魔導大隊に全員エース級のターニャさんの部隊なんで・・・
因みにこの艦隊構築為にカールスラントはオストマルクやダキア、ベルギガにも協力要請して人員と艦隊を整備しました・・・
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>>77
まさに亡命欧州(ガリア除く)の総力を結集した艦隊ですなぁ
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>>78
まあ、こんなの作れる位元から根回ししてたせいでブリタニア君は一つのライヒ発言にびびってた訳ですが・・・
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>>79
なるほどなぁ。
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>>80
実際問題ここまでで無くとも入念な根回しで交易とか拡大する経済政策だったのが
ネウロイのせいでいつの間に強固な軍事同盟化した訳ですな・・・
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そう言えばシンフォギア第二期視聴中ですけど・・・
成る程、シンフォギアって割りと曇らせたり悲鳴を上げて貰いたく成るキャラが割りと多いのですな(ワイン回しながら)
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>>82
愉悦部御用達アニメでもありますw
あとはビッキーの元ネタであろうゲームキャラも設定上暴走しやすいはずのキャラだったのも関係あるかなと。
実際にゲーム上の都合で特に暴走することもなくバンバン使えるキャラでしたけど…
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>>83
ビッキーは先に設定決めてしまいましたから愉悦しにくいですが他は可能ですかねぇ・・・
月落下後の為に動く人達に月は堕ちない事伝えるとか割りと取り乱す人居そうですし・・・
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>>84
マム生存ルートである。まあ最悪のシナリオを回避するために頑張っていたわけなので、その最悪が訪れないってならいいんじゃないでしょうかね。
問題は本当に落ちてこないのか確認する術があるかどうかですが(汗
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>>85
まあ、この辺怪しいの(ボ卿とかアビス協会人員)が唐突に沸いた来て言う事になるのでブラフとも取られそうですけど・・・
此に加えて初手ヘリのステルスの優位性削ったりネフィリムに興味持った
ボ卿に寄ってアビス協会の人員が米国の代わりにポップしたりしそうです。
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>>86
ウェル博士の動向も変わりそうですのぉ。
まあ謎の覆面集団の言い分を信じ切る方が難しいしね。仕方ないね。
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>>87
多分、口滑らせた時にもっと良いもの(方舟)の存在聞いて追跡がピタッと止むとかも有りそうですね・・・
ビッキー暴走回でネフィリムの生体細胞は多分回収しちゃいますし・・・
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>>88
まあ箱舟のこと聞いたら、そりゃそっちを優先しますわなぁ。
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>>89
なんで多分卿が度々興味持ったら割りと原作中もボ卿が沸いて出そうです。
動きだけなら完全にお助けキャラですけど・・・
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>>90
敵か味方かわからないクッソ怪しい国際的にはテロリストとされている正体不明の黒づくめ集団…
これ来期の敵組織では?
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>>91
間違っては居ないですな4か5期に敵対しますし・・・
・・・まあ、この辺何気に初期からビッキー警戒する事に成るのフィーネかもですかねぇ?
デュランダル機動の時から明らかに言動可笑しく成るの度々目撃してますし・・・
表のビッキーとは和解しても大人組に警告とか発してそうです。
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>>92
そうなるとフィーネさんも生存ルートです?
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>>93
恐らく原作通りに一期は死亡で二期以降時々調の中からお助けキャラやる可能性・・・
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遅ればせながら乙です。
>天国と地獄と
これだから人じゃない存在との戦いはつらい。
向こうは食事やら何やら戦闘以外のことをしなくていいからなぁ。
>一寸した幕間に オーバーロードの後始末
在日自衛隊というパワーワード……そして送られてくる中にいる貴族の位を持つ特殊作戦群隊員w
そして……迫水中佐と並んだかターニャおじさん。
派遣部隊も微妙な顔してそう。
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>>58
乙です
久しぶりの幼女おじさん
『紙』の貯蔵は十分か?
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そういえば加藤少将とライドウ以外にもオカルト機関のサマナーとか少しはF世界に居ますかね?
ヴォルクルスのせいで色々めちゃくちゃになってると思うんですが。
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>>95
この辺は指揮官込みで上層部の無茶振りを出来る限り完遂出来る人選で選ばれたので・・・
部隊の柔軟性向上の為のレポートも上げて増したし・・・
>>96
紙は必要無くなってますね・・・
>>97
居ないです。其より本土の方が大変なので居ても完全な名無しですね
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>>98
なるほど……ラマリス他のせいで人手が足りないんですね。
分かりました。
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>>99
ラマリス関係無く本土の防衛ブチ抜かれた上に各地の関係者(神様)が自分の領域に土足で踏みいられて大激怒、
とどめにヤベーの(上位者)が他の世界にゲートや空間が揺らいだときにちょっかいを他の世界に掛けてる疑惑が出たので・・・
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>>95
しかもどれだけ被害を出しても許容できる補充能力もありますので、本当に厄介です
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>>94
守護霊フィーネですかw
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昨日放送の生スパロボチャンネルではスパロボDDにヒュッケバインMk-Ⅱ「3号機」が参戦するとの事
ttps://mottosiritaisuparobodd.com//
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>>102
ですなぁそんな感じかと・・・
乗っ取りは無自覚部分除くと本人の匙加減っぽいですから・・・
・・・原作以上にフィーネが二課寄りだから実は組織の象徴裏切られてる二期敵面子・・・
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二期の組織フィーネにとことんお辛い世界である…
>>103
あの長年行方不明な3号機だとぉ!?
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>>105
だってよく考えると確かに計画とかは本人が予備とかで用意してたのでしょうけど、
此を使ったテロとテロ組織創設に関しては関知してない訳ですし・・・
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>>106
まあ半ば偶然同じ名前を使っていただけですからね。
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>>107
何でムーンアタックの件の責任は兎も角此方は完全に冤罪か風評被害な訳で・・・
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まあ、割りと第二期勢はテロの理由は解決済みで実行が徒労になり、
組織の象徴にしたのは光堕ち済みと言う有り様ですな・・・
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>>105
パイロットはスパクロで登場したVのヒュッケバインとグルンガストのチームのメンバーみたいですね
ということはOGでもいるんじゃないでしょうかね
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まあ二期のフィーネも基本は世の中救おうとした動きだったし元々のフィーネが光落ちしていても多少はね?
>>110
可能性ありそうですのぉ。
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16時頃から大陸×ワルパンネタを投稿させていただきます
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それでは投稿させていただきます
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日本大陸×ワールドウィッチーズ 第6話 蜘蛛の糸
1937年 大日本帝国 新潟空軍基地
新潟空軍基地は日本海防衛の重要拠点の1つとして整備された航空基地であり、大陸への派兵が決まった現在では大陸への輸送中継拠点としての機能も期待されていた。
そんな基地内のブリーフィングルームでは 胸にウィングマークをつけ、フライトジャケットを纏う軍人たちが集まっていた。
彼らが視線を向けている先には投射機から投影される青い画面が、ユーラシア東部の地図にかわる。
「数時間前、オラーシャ帝国外務省から東アジア協力機構に対して正式な外交ルートを通してある要請があった。」
どこか重々しい口調でブリーフィングが開始した
「諸君も知っての通り、これまで20年間その姿を見せなかったネウロイが5日前に出現すると同時にその活動を活発化させた。出現が確認されたのと同時に行われた奇襲攻撃により我々はもちろん、オラーシャ軍も同様に大きな被害を受けてた。そこにネウロイが地上でも大攻勢を開始、混乱の最中にあったオラーシャ極東軍は初戦で撃破され、オラーシャ極東地域はわが国との国境付近と取り残されたオラーシャ軍が決死で防衛している一部地域以外はネウロイによってほぼ制圧されている。」
ネウロイの勢力圏を示しているのだろう。ユーラシア東部の地図が西から東にドンドン赤く染められていき、我々の国境近くと都市だったのだろう一部のネウロイ勢力圏内で孤立した地域以外のオラーシャ領シベリアは真っ赤に染まる。
「そんなネウロイ勢力圏内に孤立している都市の1つであるブラーツクにシベリアを視察中だったオラーシャ帝国第一皇女であるエカチェリーナ・ロマノフ皇女が現在でも取り残されている。それを我々に救出してほしいそうだ」
この場にいる全員が猛烈にいやそうな顔をした。
それはそうだ、ここまで聞かされてこの後の展開がわからない様な頭の回転が遅い人間が航空パイロットになれるはずもない。
「この要請に対して東アジア協力機構軍総司令部は救出作戦の実行を決定、我々、帝国空軍新潟基地飛行隊もブラーツク救出任務部隊の戦闘序列に入ることになった」
おお、神よ何処におりや何処におりや全世界は知らんと欲す。
「現在、ブラーツクには皇女殿下の他に約2000人の避難民が居ることがオラーシャ帝国政府により確認されている。当然、彼らを無視して皇女殿下だけを救い出すわけにはいかない。そこで東アジア協力機構軍総司令部は我軍の大型輸送機である35式大型輸送機を使った空中輸送作戦を立案した」
スクリーンの一部に史実のC-17と瓜二つなデブッチョな4発の輸送機が移され、元々移っていたユーラシア東部の地図ではこの新潟基地からブラーツク基地までの日本軍航空部隊が通る飛行ルートが移される。
「つまり、我々の任務は無事に避難民と皇女殿下を日本にお連れする事だ」
敵の勢力圏に輸送機を突っ込ませるか。いくらネウロイ達の速度が輸送機以下と言っても危険じゃないか。
この場にいるパイロット達は一抹の不安を捨てきれないでいた。
「今回の作戦では扶桑皇国陸軍第64飛行戦隊が先遣隊として先発する。彼女らが基地上空の航空優勢を確保次第、輸送機部隊がブラーツク航空基地に着陸、皇女殿下と避難民を救出する」
第64飛行戦闘部隊、所属するウィッチの大半がエースである扶桑皇国陸軍航空ウィッチ部隊の虎の子だ。すでに主戦場となっている国境地域防空からこいつらを引っこ抜くとは、それだけ扶桑皇国側は乗り気ということだろう
「本作戦での注意事項だが、ブラーツク周辺空域ではIFFを搭載していないオラーシャ軍航空機がネウロイの迎撃戦闘中である為、同士討ちを避けるために攻撃は相手を視認してから行え。視界外攻撃はこれを厳禁とする」
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「待ってください!! まさかわざわざ危険性を伴う格闘戦を行えと言うんですか?」
日本空軍の対ネウロイ戦の基本戦術であるファーストルック・ファーストショット・ファーストキルの3F戦術の否定である長距離射程ミサイルの使用制限、流石にこれには現場のパイロット達から不満が上がる。
「高度に政治的な判断というものだ。これは東アジア協力機構の決定だ。他に何か質問は・・・ないようだな。諸君らの健闘を期待している」
1937年7月 オラーシャ帝国領シベリア上空
先発した扶桑皇国陸軍第64飛行戦隊の活躍により、日本空軍部隊はブラーツクまでネウロイの襲撃を受けずに到着する事に成功。
『マジックよりゴーレム隊と航空ウィッチへ。作戦空域に到着した。敵飛行型ネウロイの掃討に入れ。ウィザード隊とスピア隊は近接航空支援を実施、爆撃機部隊は敵増援の足止めを実施しろ』
『了解した。ゴーレム隊各機、ランチの時間だ。残さず喰らい尽くせ』
『了解したマジック。ウィザード隊各機、オラーシャの呑んだくれ共に本当の近接航空支援とは何かを教えてやれ』
『スピア了解。各機、行くぞ』
対空兵装を搭載した日本空軍の28式汎用戦闘機と36式戦闘脚を履く航空ウィッチ達がネウロイに喰らいつく。
『FOX2』
そう無線が発せられると同時に28式汎用戦闘機から放たれた短距離空対空ミサイルが航空ネウロイを吹き飛ばし霧散させていき、
航空ウィッチ達や28式汎用戦闘機が装備する12.7ミリ機関銃や20ミリ機関砲が火を吹きネウロイを撃破していた。
このときの航空ネウロイの主力は推定最高速度約330 km/h、7.62ミリ機関銃クラスの実弾攻撃を行ってくる複葉戦闘機型と推定最高速度約670 km/h、20ミリ機関銃クラスの実弾攻撃をしてくる単葉戦闘機型のニ種類で、少数のI-16を除いて、大半の機体がI-15で構成されていたオラーシャ軍にとっては極めて強力な難敵であった。
しかし、日本・扶桑連合戦闘部隊の主力を担う日本空軍の戦闘機はF-16C Block 30/32相当の性能を誇る28式汎用戦闘機32型であり、ウィッチ隊の装備するストライカーユニットは宮藤理論を採用することで国連ネウロイ監視航空団の装備するホーカーハリケーンよりかも遥かに強力なエンジン出力と運動性を実現した36式戦闘脚だ。
『友軍機か!? 助かった』
『ウィッチもいるぞ』
『なんて機体だ・・・。あの化け物を振り切りやがった』
『あれが噂のジェットか、速度も運動性も段違いじゃないか』
空では今までブラーツクへの侵入を防ごうと死ぬ覚悟を決めて空を飛んでいたオラーシャ軍や国連極東ネウロイ監視航空団の戦闘など児戯でしかない。そう口外に言われているかのような圧倒的な戦闘、いや狩りが繰り広げられていく。
日本空軍の敵は空だけではない。当然、地上にもおり、これらへの攻撃も開始されていた。
『こちらは日扶連合航空部隊よりオラーシャ帝国軍全部隊へ。これより支援攻撃を開始する。航空支援が欲しい部隊はこの回線で要請を出してくれ』
後方の早期警戒管制機から流暢なオラーシャ語での無線通信が流れる。
『こちらオラーシャ軍第51戦車大隊、前方の敵ネウロイを叩いてくれ!!。こちらの火力じゃ歯が立たない』
『こちらはブラーツク第8民兵連隊、敵の攻撃が激しい。火力支援を要請する!!』
『こちら第31海軍歩兵大隊、このままだと敵の浸透を許してしまう。支援をくれ』
オラーシャ軍地上部隊の要請を受けたウィザードの28式汎用戦闘機は搭載する対戦車ミサイルを使用して対地攻撃を開始する。
-
『ウィザード3、ライフル』
瞬間、28式汎用戦闘機から搭載していた22式対戦車誘導弾が発射され、それまでオラーシャ軍が倒すのに苦労していた中型ネウロイを一撃で吹き飛ばした。
『BT-7でも歯が立たなかったあいつを一撃だと・・・』
『もう一体も撃破したぞ!?』
『助かったぞヤポンスキー。今度ウォッカを奢らせてもらう』
『やるじゃないかヤポンスキー』
『アベンジャァァァァァ!!もっとだ、もっと復讐者の恐ろしさを教えてやる』
別の場所ではスピア隊の26式攻撃機が自慢の30ミリ回転式機関砲が地上を這うネウロイに容赦なく劣化ウラン弾の裁きを下しており、日本空軍の到来によりオラーシャ地上部隊にかかる圧力をいくらか緩和していた。
『日本軍、南西部方面にもっと火力をくれ。このままだと防衛線が破られる』
『第35歩兵中隊、通信途絶。』
『これ以上の防衛は無理だ!!予備陣地に後退!!後退!!』
『指揮官代理が戦死!!次席指揮官は誰だ!?』
『中型だけでも敵が多すぎる!!これじゃあミサイルが足りないぞ』
『撃て!撃て!撃て!撃て!部隊の後退を支援しろ』
『怯むな、男の意地を見せつけろ!!』
『援護してくれ、対戦車地雷で吹き飛ばしてやる』
もっとも、航空支援により生き延びれた地上部隊から感謝を伝える通信も入るが、ネウロイの数が多すぎた。
航空部隊の被害を押しのけて進撃をするネウロイ達の攻勢により、それ以上に悲痛な内容の通信が飛び交っていた。
同日 大日本帝国空軍 新潟県 新潟空軍基地 作戦司令部
「支え切れる・・・訳もないか」
戦場から遥か遠く、新潟空軍基地の作戦司令部で作戦の指揮をとる相模嘉明空軍大将は早期警戒管制機や遥か上空を飛ぶ高高度偵察機などから送られてくる情報を見ながら1人そうつぶやいた。
「司令、保護対象を含めた避難民の収容した輸送機が全機離陸しました」
「わかった。全機を引き上げさせろ。以後の後方攻撃は戦略爆撃機部隊と地上の巡行ミサイル連隊に任せて、攻撃機および戦闘機はネウロイ第一、第二梯団への攻撃に集中させろ」
彼は冷徹にオラーシャ軍の残存員への死刑宣告をくだす。
「よろしいのですか?」
「かまわない。我々の主戦場は扶桑ならびにモンゴルの国境地域だ。すでに死ぬことが確定している人間を延命させるために使える弾薬や燃料は存在しない。」
すでにネウロイの第一梯団主力はイルクーツクやレナ川沿岸部、モンゴル国境部への攻撃を開始しており、オラーシャ極東軍と東アジア協力機構軍三軍(扶桑皇国軍、大日本帝国軍、中華帝国軍)との間で激しい戦闘がおきていた。
そして第二梯団がチュンスキー周辺をイルクーツクに向かい東進している以上、大日本帝国空軍の主要攻撃目標はこの第一梯団と第二梯団であり、相模が言う通りそれ以外に攻撃を仕掛ける余裕など存在していなかった。
「わかりました。そのように手配します。」
ここから発せられた指令は電波を通して時間をおかずに現場の早期警戒機および戦闘中の航空部隊に伝わる。
公的記録上ではこの蜘蛛の糸作戦は成功したとされる。救出目標は皇女殿下を含めて全員無事に日本本土にたどり着き、さらに生存の可能性が低かった国連極東ネウロイ監視航空団所属の航空ウィッチ8名も追加で救出できたのだから。
その裏ではブラーツク守備軍の文字通りの意味での全滅という被害が出ようとも、日本軍を初めとした東アジア協力機構軍からしたら元々全滅を前提とした時間稼ぎの為の捨て駒であり、政治的な理由を達成したのみならずその中から宝石よりも貴重な航空ウィッチを救出できた事からそう判断を下した。
-
以上、大陸×ワルパン第六話となります。
wikiへの転載はOKです
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乙です、全てを救えるわけでは有りませんからねえ・・・この状況でネウロイの疲れ知らずの物量相手に立ち向かえってのは無理ですし
-
乙でした。
誰も助からないのが当たり前の状態だったから一人でも救えたんなら成功にはなりますよね・・
守備隊の全滅は最初から織り込み済みだったようですし
-
乙です。多分3F戦術の徹底は逆に被害広げる可能性も有りますかねぇ・・・
余り遣りすぎると多分後半はジャミングが常套手段として取られる可能性も高く成りますし・・・
45年迄に魔眼以外の探知手段完封されかねませんし・・・
-
乙です
ブラーツク守備軍が全滅しましたがネウロイの全力を考えるとこれでも優しい方という…(ネウロイが本気出すと戦力どころか国家すら瞬溶けしうる)
-
乙です
オラーシャがプロペラ機で戦っているところで、日本は既にF-16相当の機体で戦っているのを見るとやはり隔世の感ですね。
>>30mm
30mmガトリングはいいぞ。最高だ!
>>オラーシャの現地部隊
結局ウォッカは奢ってもらえなかったな…
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>>122
現場「我が国の情報機関と科学者は税金を浪費するだけの能無しか!」
と激怒しそうな光景。
-
・・・実際問題大型ネウロイは遠距離からのロケット弾攻撃は普通にビーム凪払いしてきますからF-16でもかなりキツイですかねぇ・・・
飛行隊規模でやってワンチャン?それでもキツイかもです・・・
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>>120 >>124
今現在は通用しているので問題ないかと。まだ扶桑海事変前ですし。
ネウロイ大戦始まって時間が過ぎていけば徐々に苦戦していくでしょうけど、まぁここら辺作者であるホワイトベアーさんがいい感じに取り繕うとの話なんで、あんまり否定的なこと言うのもどうかと。
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まあ、時間差攻撃するなら効果的じゃないかな?
第一話の大型ネウロイは一度発射したら再チャージまで時間あるし。
触手タイプや小型のはさすがにお手上げ。
板野サーカスなら可能もしんない。
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>>125
そうですな・・・
失礼しました一寸発言控えます。
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>>125
いえ。私も強く言い過ぎました(汗
申し訳ありません…
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乙。全滅よりマシとはいえるが・・・
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失礼。
>>128は>>127宛てでした(汗
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乙です
人さえ生きていれば、と思いますが、失ったものは大きい…
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全てが全て作品に反映できるわけではないですが皆様の考察も作品形成作成の上で助けとなっておりますので
あまり気にせず変わりなく指摘してください。
>>118
見捨てられた側からしたらしたらあれですが、
ベストではないですがベターな選択肢ではあるんですよね・・・
>>119
そもそも状況的に救出は無駄と見捨てられた都市の1つでしたからね・・・
非難してきた民間人ごとネウロイに蹂躙される都市や基地が大多数な中で女子供だけでも助かっただけ幸運ではあります。
>>120
将来的な事を考えれば投入は避けるべきではありますが、下手に手加減すると大やけどを負う程度にはネウロイが強い。
この辺は難しところですね・・・
>>124
一応、レーザ発射型は扶桑海事変ではラスボス枠のヤマ君のみですが、第二次ネウロイ大戦のことを考えると、
大型が出てきた場合は予算的にも戦術的にも素直に航空ウィッチを投入が一番なんですよねぇ。
夢幻会もそれはわかっているので、実は17世紀から魔法科学の研究にも大きな力を入れております。
具体的には1937年にはP-51D戦闘脚が36式として配備が進められ、震電試作型とジェットストライカーユニットが飛行テストをしている程度にはストライクユニットの開発を含めた魔法科学の研究も進んでます。
>>122
夢幻会による青写真と18世紀に太平洋を勢力圏内に抑え、資源的にも問題がないこと、それにネウロイという脅威の性で手加減できなかったことから
1936年時点で冷戦後期程度には技術促進がおこなわれておりますからね。
一応、他国も科学技術はアップしておりますが、それでも日本はダントツ上となっております。
>>30mmガトリングはいいぞ。最高だ!
機銃常套!! ミサイル常套‼ 被弾が怖くて空が飛べるか‼
>>結局ウォッカは奢ってもらえなかったな…
???「悲しいけどこれ戦争なのよね」
>>123
たぶん激怒するのは現場だけじゃないと思いますw
>>129
本当にマシではあるんですよマシでは・・・
これだからネウロイという奴は
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>>131
それでも子供たちは無事に逃がせたので彼らの犠牲は無駄にはならず、
無事に未来に希望を残すことができました
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遅ればせながら乙でした。
一部強い国ができたせいで難易度:ヘルになった気がしないでもないw
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>>132
余計なことだったようですいません(汗
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>>135
トゥ!ヘァ!氏のそのお心遣いこそ私がここに作品をあげられるようになった最大の要因なのです。
トゥ!ヘァ!氏の手助けを余計と思うようなことは一切ないです。
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>>134
大丈夫大丈夫
もともとのネウロイの強さを考えたら誤差ですよ誤差
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>>136
そう言っていただけると、私も救われた思いであります。
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FREEDAMの円盤がついに届きました
早速視聴イクゾー デッデッデデデデ (カーン)デデデデ
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終わらん・・・エルデンリングがまったく終わらん・・・今回ボリュームが多い・・・
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フロムゲー至上最大のボリュームらしいですからね。
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フロムゲー割と遣りこみ要素多いのにそれに加えて更に単純ボリュームが多ければ
そうなりますもんねぇ…
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後々来るであろうDLC要素もあるでしょうしなぁ。
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今回他作品とマジでクロスしてるくさいんでネタバレ解禁後は組み込むことも可能ですね・・・
むしろPXZ2時間軸で挟まってもおかしくない・・・
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2分後にSS投下します
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憂鬱SRW GATE 自衛隊(ry編SS「平成世界の兵士たちの憂鬱」
-特地 アルヌスの丘 日本国自衛隊拠点 某会議室
「---以上が、検証作戦D-17からD-24までの結果を統合した結論となります」
プロジェクターの稼働が止まり、照らし出されていた映像が消える。
それとともに部屋の中に明かりが戻り、科学の結晶たる電灯による光で部屋が満たされた。
同時に、出席者たちの間からはため息が漏れ出ていた。
「つまるところ、デモンゴーレム相手には有視界戦闘になった時点で不利、というわけか」
狭間陸将は、つぶやきを漏らすのがやっとだ。
他に並ぶ特地における幕僚たちの顔色も悪い。
「90式の戦車砲による砲撃でダメージは与えられ、集中砲火を浴びせれば撃破も可能となる。
ただし、一体に対して複数車両で同時攻撃をかけてようやく相手の再生能力を上回れる、と。
そして尚且つ正確に狙うには動きを止めざるを得ない相手に対して、相手は90式以上の速度で接近できる、こちらの数以上を以て」
それらの意味するところは、明白だ。
十全な火力を発揮したところで、90式戦車ではデモンゴーレムを止められない、ということになる。
無論、理論上は的確に集中砲火を順番に浴びせることによって排除し続けることはできるだろう。
だが、早々にうまくいかないことはよくわかっている。理論と実践では違うからだ。
「ヘリや自走砲による支援を持ちこんだE-18から始まる検証作戦でも同様でした。
つまるところ、アレの相手は時間稼ぎでいっぱい、としか」
「だが、前線を受け持ってもらえば戦果を挙げられるのは確かなのでしょう?
ならばその存在意義までも揺らぐことはないのでは?」
幕僚の一人が言うが、狭間はそれを一笑に付す。
「行われた検証作戦で、多くの場合連合の戦力による救援が入らざるを得なかったケースは46%にも及んでいる。
その時に救援が入らなかった場合の被害は合計で8個戦車中隊相当。随伴する歩兵や自走砲も含めればもっとだろう」
つまり、計算上はほぼ2回に1回は危険な状況に追い込まれることになるし、その被害はとてもではないが自衛隊が受け止めきれる被害ではない、ということ。
そも、この検証作戦---デモンゴーレムらを群れから意図的に分離させ、指定されたエリアに誘導して自衛隊戦力とぶつけ合わせる---は連合の発案でもあった。
自衛隊の戦力が真っ向からぶつかることがいかに危険であるか、そして機動兵器でない存在が如何に無力化を理解してもらうためのものだ。
これには機動兵器についての情報収集を担当していた間宮やリーなどからの援護射撃もあった。
「ともすれば、我々が現在錬成を進めているカタクラフト隊などが主軸となってもらう必要がある」
「ですが陸将。機動兵器部隊は未だに錬成途中で、おまけに既存兵科との連携は未だに不安定ですが……」
「人死には避けねばならない。殊更、この特地での戦闘においてはな」
狭間の言葉に、幕僚の一人は言葉を詰まらせるしかない。
そもそも自衛隊というのは戦死者というものを忌避する傾向にある。成り立ちやその後の世論などの観点からも、それは非常に強い。
ましてや、今回は侵略を受けた後の報復として、またゲートの向こう側の調査という名目で自衛隊が展開しているのだ。
つまるところ侵略戦争という、今の世論では受け入れがたい側面を秘めているといっても過言ではない。
-
そして現在、ヴォルクルスという、巨大災害級の被害をもたらす存在が現れ、特地を脅かしている。
ここで阻止しなければゲートを通じて自分たちの世界にまでなだれ込んでいくことは明白だ。
まさしく、かつての満州という立地を再現しているといっても過言ではない。
旧日本軍と違うのは、それでもなお、戦闘や死者を避けざるを得ないという縛りが存在していることか。
(儘ならない、な)
つまるところ、自衛隊や米軍は現状お荷物ということである。
唯一の例外としていえるのはカタクラフトを要する部隊であるが、その部隊さえも練度不足が指摘されている。
とはいえ、シミュレーションにおいては戦車部隊などで戦うよりもはるかに低い損耗率で撃破数を稼げるというのも事実だ。
デモンゴーレムらに有効打を与えつつ、攻撃を柔軟に回避し、至近距離に潜り込まれても逃れられる唯一と言っていい戦力。
問題は、今のところ他の兵科との連携が乏しく、連合に依存しない戦力としては使いにくいことか。
いや、その自衛隊内や米軍内での連携においても、機甲化戦力がお荷物にしかなっていない。
展開速度、火力、運動性や回避などにおいて置いてけぼりにされる。
実際、検証作戦においても退避が間に合わないとの理由から、機動兵器に戦車が抱えられて逃げる、という事態が何度も発生しているのだ。
(しかし、それでは連合だけに頼ることになり、この特地における任務を果たしきれていないということになる)
加えて、国家としての体面もだ。少しは貢献しているという自負はなくもない。
だが、結局は連合の力を借りているに過ぎないものだ。
張り合うのが間違っている国家規模なのだから、しょうがないという面もなくもないのであろうが。
「ともあれ、だ」
ガヤガヤと話が続いていた中に、狭間は声を届かせる。
「現状のところ、自衛隊及び米軍ではとてもではないがヴォルクルスに敵うことはない。
我々ができることはいかに自分達のみを自分たちで守るかだ。それを第一義として、行動してほしい」
それは決定事項でもある。
防衛省にも問い合わせ、通信で会議を行って改めて決めたことでもある。
「連合は遠からずヴォルクルスとの決戦を行うとのことだ。
我々の力は微力に過ぎない。だから、せめて死なないように、この特地に現れた驚異のことを伝えてほしい。
そして---いつ何時我々の生きる世界にも脅威が現れるかわからないということも、把握しておいてほしい」
その言葉は、果たして重たい。
連合はそのことにも言及したのだ。
いつの日か、そちらの世界にも人類に敵対的な存在が現れ、侵略してくるかもしれないと。
冗談だと一笑に付すところであるが、実例があるだけに否定しきれない。帝国の侵略などその最たる例だろう。
たまたまそれが現代の軍隊で対処しきれるレベルの文明と軍隊だったから被害はまだ小さかったのだから。
「そして、目下の課題はいかにヴォルクルスやその眷属と戦うかだ。
遺憾ながらも我々だけでは勝てない。連合と共に共同で戦い、生き残らなくてはならない。
各員にはそれを徹底するよう通達してくれ」
以上だ、と若干の憂鬱な気分を抱えつつも、狭間は解散を告げる。
ああ、なんとも、情けない話だ。兵士たちに、自衛官たちに、他者を頼って生き残れとしか言えないとは。
今回の件は政府も市ヶ谷も霞が関もだいぶ気をもんでいると聞く。とはいえ、現状の対処だけで手一杯なのも確か。
だが、目を背けても、目をそらしても現実が変わるはずもない。
自分も少しは機動兵器の運用についての学習を進めるべきか、と重たい気持ちを引きずりながらも歩むことにした。
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以上、wiki転載はご自由に。
ヴォルクルス戦の話はそろそろ一区切りにして、怪獣事変までとその後を書きましょうかねー
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乙。機動人型兵器と既存兵器とのギャップが大きすぎるな
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乙でした。
自衛隊と米軍に襲い掛かったヴォルクルスという地獄。
それを乗り越えたとしても、民主党政権という新たな地獄が待ち構えているのだ……
救いは……あるといいなぁ。(遠い目)
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乙です。抑々自衛隊の総火力ですらソ連の戦車数万両を押し留める為の物で
アメリカですら想定し得ない80万を超える装甲戦力の波とかどうしたって防ぎきれないのは
自明の理何ですよねぇ…核ですら無意味で無制限に精製され続けるドローンを押し込むには
不足ですし…まあ、事実として葬であっても軍隊が他者に頼らざるを得ないってのは相当に
堪えそうですが…
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乙です、よく考えればラ・ギアスで資源集めににデモンゴーレムを狩るという話も向こう側の魔装機の性能が隔絶してるからですしね・・・(魔力式永久機関をデフォで搭載している)
脆いとは言えHPが6000近くあるのは伊達ではない
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乙です
まあそうなるな…
90式以上となるとデモンゴーレムの速度は70㎞以上ですかね。
とは言え90式の方は後退しながらになるので、70㎞も出ないでしょうけど(汗
そしてこのあと最も早く平成世界に現れるのが百脚龍虫を超える千年龍虫と怪獣軍団なんですよね…
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>>252
OG世界の主力戦車であった71式バルドングですらHP2900。82式戦車ガヴァメントで3300。初期の量産型リオンでHP3900。
そう考えるとデモンゴーレムのHP6000ってのはどれだけ固いのかって話ですわな(汗
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失礼。
>>154は>>152宛てでした(汗
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…術者の能力にも寄りますがラギアスの邪教徒に取っては基本中の基本レベルの下法ですからね…
出現の原因になってるヴォルクルスが咆哮だけでこいつ等の最上位を使い捨てに呼び出せるの考えると雑魚とは言え
HP7000位に成ってても笑えないのですよねぇ…
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HP7000くらいとなると覚えている限りではガーリオンがそれくらいでしたっけね。
バレリオンは8700とかそれくらいだったかなぁ。
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あと使ってる素材がオリハルコンだとさらに性能上がるみたいですね
基本的に遠距離武器持たないバレリオンみたいな扱いかと
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>>157
まあ、大体通常よりタフな雑魚位ですね…とは言え総数80万で火力で粉砕しても
毎分増殖を続けていると考えるととてもでは無いですが火力が足りません…
…一応コレ対策に霊魂を腹に収める饕餮等の超機人を加藤少将が疑似的に
顕現させて喰わせ続けてますがこれだって限りがありますし…
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ただ固いだけじゃなくバラバラになって襲い掛かるわ、吼えて衝撃破出すわ、急所らしきところはないわ……
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OG1の頃の序盤に出てくるバレリオン君ほんと固くて嫌いだった…
>>160
クソモンスかな? クソモンスだったわ…
伊達に教団の主力扱いされていないンゴねぇ(白目)
>>159
腹いっぱい食え!お代わりもいいぞ!!
>>158
そりゃオリハルコンなら固くなりますわw
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人類側に致命的なのが完全に砕かないと成らない点でしょうなぁ…
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んでコピー品とは言えヴォルクルス自体のスペックはHP348000という化け物レベルのHPしてるわけでして
最早連合の兵器でも通用するのは一部という具合ですね、ここまでいくと概念防御に近いものを纏っていそうですが
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>>161
そのクソモンスが最終的には100万以上出るんですよね?(白目)
その材料の怨霊を提供してくれやがったクソ女神と帝国……
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>>161
…人類が地上で運用し得る兵器で全長18m、圧さ3m以上の岩か鉄以上に圧縮された複合した土や石の塊を瞬間的に破壊可能な
武器って果たしてどれ位有るのでしょうな…
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>>165
バンカーバスターぁ…ですかねぇ…
数考えるとどう見ても焼け石に水ですけど…
>>164
なお土くれの方の材料は近場の山脈からである。
無敵かな?(白目)
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>>166
其れを最低数十万発用意しないといけないのですゾ…
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んで、なろうでよくある神が引っ掻き回すというネタが多いですがこっちの場合だと実体を持っていないアストラル体しかない神霊はヴォルクルスの完全なカモとなっております
存在干渉攻撃であるアストラルバスターは実体がないと耐久できないですから・・・
ラ・ギアスでもサイフィス達がこいつらを直々に相手できず魔装機神という体が必要だったという・・・
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>>149 New氏
隔絶しすぎていますからね
どっちかに合わせようとするとどっちかが確実に死にます…
そして既存兵器にまだ主軸を置いているがゆえに、平成世界の軍隊は置物よりマシな程度なのです
>>150
人間の敵は人間、はっきりわかんだね…(白目
>>151 ナイ神父Mk-2氏
>抑々自衛隊の総火力ですらソ連の戦車数万両を押し留める為の物で
>アメリカですら想定し得ない80万を超える装甲戦力の波とかどうしたって防ぎきれないのは
>自明の理何ですよねぇ
ソ連軍が全盛期の火力を理想的に発揮できても足止めにしかならんでしょうなぁ…
何しろ自前で生成しながらどんどん前進してくるわけですし、その足も鈍間ではない…
>核ですら無意味で無制限に精製され続けるドローンを押し込むには不足ですし…
非生物なので核が威力の大きな爆弾にしかなりませんからな
ドローン兵器や無人機を出しても数が足りないという魔境…
>>152 657氏
手軽に狩れるのはそれだけの余裕があるからで、本来ならば超が付く大災害ですからな…
>>153 トゥ!ヘァ!氏
デモンゴーレムって移動力が3か4くらいなんですよね
これはゲーム感覚では非常に鈍間なのですが、これでもPT等でも油断ならないことを考えると、相応に足が速いってことになります
大きさとしても大きいので一歩がでかいですからね
そして、それに相対する90式戦車は地形に速度が左右されるので、二足歩行で踏破できるデモンゴーレムには不利…
>百脚龍虫を超える千年龍虫と怪獣軍団
もう戦車なんてただの餌になり下がる世界ですからね、そこまで行くと…
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歩兵で戦うという発想がなくなりますからな<対機動兵器戦
ジャベリン一発で沈むはずがないですから・・・
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ジャベリンをまとめて放って、3桁ダメージ言ったら奇跡じゃないすかねー?
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…大体ですがゲームにも寄りますが移動力5くらいあれば鈍足でもそれなりの速度出せる事に
なるんですよね…地上を移動するMSとかも大体これ位出せる筈なんでそう考えれば時速100㎞位の
速度で移動可能で更にそっから数十〜100m位ジャンプして殴り掛かってきたりする訳で…
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つまり移動力3であろうとも、現実ではトンデモ速力ということに…?
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でしょうなぁ。
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>>171
ダメージは10じゃないですかね?
歩兵用ですし。
一方マスタークロスとかいう布切れは――
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ゲームでは空にいる機体も殴ってきますからな・・・
現代兵器基準では恐らく西暦基準戦車は移動一マス地形適正B程度じゃないでしょうかね・・・
OG世界の旧式の戦車の71式バルドングでHP3000未満で性能は雑魚同然ですし・・・
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>>173
地上や宇宙でまた相対速度変わるでしょうけど恐らく…まあ、例外見たいなふもっふとか全員東方不敗レベルの十傑衆とか
見たいな例外除くと機動兵器なら普通に時速数十km以上は出してるのかと…要は移動速度って巡航速度みたいな物ですし…
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>>175
ガンダムファイターの拳はミサイルに勝る。はっきりわかんだね。
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>>175
あっ…確かに…
いかに装甲目標を想定しているとはいえ…
>布切れ
あれは使い手が異常だから…
>>177
ですよねー…
いずれにしても、戦車など…
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十傑衆は使徒とタイマン貼れるレベルだから人類基準に考えてもいいのか・・・w
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>>179
因みに版権スパロボとか融合惑星で出してるVFの比較的新型機種寄りのVF-27…
アレが素の性能で大体高度10000万m以上でM5以上の速度で追加装備込みならM9以上出ます…
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>>180
まあ十傑集が集まれば原作でも大怪球の一つや二つ軽く捻れるそうなので多少はね?
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>>181
(アイデアロール成功)
(SAN値チェック失敗)
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>>183
もっとヤバい事言いますと連合の可変MS…アンクシャとかはこの機体に優位取れます…
Zなら無双ですね…それ位の重力操作による優位性を得て居ます…
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連合のMSは原作の性能に+してOG経由のテスラドライブなど様々な代物を追加してますからのぉ。
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>>184
ああ、テスラドライブとか使っているから普通発生するGとか重力によるあれこれを逃れられるんでしたね…
なおのことヤベーじゃないですかー…
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>>186
なんで連合が他勢力にコレ下さいと言われても戸惑うと言うか製造難しいことを伝える訳ですね…
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アラスカの皆さん、傷は深いぞガッカリしろ。
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まずは特殊な機関とか合金必要としていないカタフラクトやASとか戦術機から始めようね!
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まあ、この辺の機体より更に狂ってるのがサイバスターやグランゾンなんかの今回の対ヴォルクルス戦での
ゲストなんですがね?(白目)こいつ等に掛かると連合のMSも一方的に無双される処か抵抗する暇すら
与えられるか不明なのです…
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>>187
なるほど
アラスカで予定している、ガチ空戦TMSであるヴァン・セイバーVS.デュランダル(オズマ)…こりゃあオズマは相当きつそうですなぁ…
>>188
まあ、第二世代機でも第三世代並みにアップデートできるから…β世界では大進歩だから(震え声
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異星人が攻めてくるなら覇王翔――じゃなかった、サイコマシンを使わざるをえない。()
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>>191
…これでもマクロス西暦2060年代なんですよね
つまり22世紀を迎えて居ない…これでキツイで済んでるだけ上等なのです・・・
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サイバスターで地球を何周も数時間で出来て最早視認すら出来ないほどの速度、
グランゾンは言わずもがな地球圏最大の兵器であり、太陽系を消し飛ばすことが可能ですからね・・・
んでサイバスターの方は精霊憑依起こすと神殺しとしてアカシックレコードに完全にアクセスできる対象完全消去攻撃できますからね・・・
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実際DC戦争の時にサイバスターには散々やられましたからなぁ。
>>192
しかも特大(ネオジオング)のをね…!
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>>195
ジオン驚異のメカニズムですな。
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ナラティブでサイコミュの果てを一部見せられた訳ですが…
フェネクスとかサイコシェードのヤバさが一層際立ってるのですよね
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>>196
実際原作でもネオジオングの機能は殆どブラックボックスらしいですからねぇ…
フルフロンタルが何か電波受信して作ったららしいですけど、本当どっからそんなものを…
クロスネタの方だとオカルト関係の知識だなんだが入っての開発だったのかも?
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>>195
ポゼッションやちょいちょい武装のアップデートはやってますが、素体自体はサイバスター一切弄っていないという恐怖
識別式のMAPWや搭乗者の力で性能が飛躍的に向上するせいであまりにも完成されすぎてて弄りようがないんですよね・・・
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>>197
完全に物理法則無視した動きしてましたからなぁ…(汗
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そういえばインフィニティーズとヨナのナラティブA兵装が演習するんでしたっけ?
他の兵装も見せたりするんですかね?
最後のテロリスト襲撃のⅡネオジオングの前に。
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>>198
一応コレ連合の純科学技術の結晶です…ブラックテクノロジー抜きに連合が建造できる限界点ですな…
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そもそもサイコミュ装備を見せられるほどインフィニティーズ側が粘れるか銅か(…
>>202
たまげたなぁ。 逆に言えばネオジオング級までは科学技術として解明済みということですか
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>>203
伊達に魂等の存在に科学で手を掛け掛けている訳では無いのです…
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>>204
後のアストラル技術へ通じる部分ですか。
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>>205
ですな…アストラル体の立証やら干渉やらに届き得る技術に手を掛けた一端です…
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>>206
なるほどなぁ。もうこの頃には手をかけていたのかぁ。
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>>207
でないと死神部隊にした人員が整然と同一かどうか観測する方法がありませんし…
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>>208
ああ。きちんと判断していたのですか。てっきりデータとしてサルベージしてそれっぽいものを再現しただけとばかり。
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>>209
この辺が主任達との最大の違いですね…人の精神性や魂を持つか持たないかで完全なAIか電子化された人間かを
分けている訳です…
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>>210
となるとJさんたちは魂ごと再現できたって確認できているわけですか。
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>>211
そうなります…まあ、元が元なんでJ含む転移組は抑々完全に同一か元のオリジナルのデータが無いんで
何ともですがね…後々加えられた鑑純夏含めて本人の魂が機械に移動している事を観測して本人と
断定している訳です…
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AIの方も超AIあたりだと結構違うことになっていそうですね・・・
そういや連合の超AI関連はこの時期開発中のはマイトガイン→ガオガイガー系列やジェイデッカー系列でしたっけ
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>>212
魂っぽい物の発言は確認されたが、それが再現前の本人と同じからはわからないと。
まあ、あくまで残されたデータからサルベージしたものしね。
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>>214
精々オリジナルと成ったと思われる人物のパターンと比較する位かと・・・
とは言えJ達はクローニングの上で機械化されたらしいのでジョシュアと比べても大分変質してそうですし・・・
パターンが一致するのマグノリアカーチス位じゃ無いかと・・・
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>>215
どこまでが基の人格だったのかの判別もできませんしなぁ。
まあ今は生き生きと働いているようだし…問題ないな!よし!!
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>>216
取り敢えずちゃんと人間だからヨシ!されたのですゾ・・・
この辺の技術は未來編でもかなり活躍してますな
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>>217
限定的ながらも死者蘇生技術ですものね。
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そう言えばシンフォギア第二期漸く見終わりましたけど・・・
人との繋がりとかが主題なの考えたらビッキーの目を通して戦い見てるボ卿感涙物では?
本拠地でリンクして見てたロボの方も感動に打ち震えて居そうですわ・・・
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>>219
ある種人間賛歌の物語でありますからな。
素晴らしいボットとなってしまうボ卿軍団…
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>>220
後ろで側近辺りはアニメならこの状況だと旦那が来期の敵じゃね?とか思ってそうですわw
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>>221
実際このあと敵になるし多少はね?w
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>>222
後は原作やっぱり綱渡り多いですからボ卿の知的好奇心満足させるの含めて結構な介入行ってそうですかねぇ?
持ってきてる兵器か拾った物再利用してウォーロック辺りでもシンフォギア奏者試すのに投入してそうです・・・
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>>223
これは貴重な戦闘データを得るための行為…決して彼女たちの人間賛歌が見たいためではないのです(I)
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>>224
この辺戦闘データ取りとは言えFISや二課も驚きそうですかねぇ?何せ完全な機械・・・
しかも無人機でノイズを撃破する兵器が6機近く投入されますし・・・
最後の方ではフロンティア制圧の為に何十と投入されそうです。
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>>225
XDに出てくる並行世界nオーバーテクノロジーみたいですわw
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あ、そういえばFigimaボンドルドもうすぐ発売ですね・・・
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御神体(アビス属性)
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>>226
把握出来てないこの世界の奏者からしたら理不尽案件ですからねぇ・・・
けど、多分一番悲鳴上げる事に成るのはウェル博士です・・・
ノイズが居るから大丈夫と思ってたらノイズ貫通するビームの雨で狙われますし・・・
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>>229
ウェル博士自身はただの天才ですからねぇ。
本人に戦闘能力ないですし。
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>>230
英雄志願な分前線に出やすいのに寄りに寄って防御手段が無くなると言う・・・
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>>231
まあウェル博士は三期でも活躍しますんで。こうご期待であります。
あとXDだとゴジラコラボの時に独力で3式機龍作り上げたりしているらしいです。
あの杉田割と万能である。
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英雄になりたいし行動できる男ではあるんですけどねえ・・・
某所の言葉を借りるなら 英雄ってのはなろうとした時点でアウトなのよっていう
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>>232
逮捕された後は聖遺物保管庫に幽閉でしたっけ・・・
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なんやかんや言って総合的にはシンフォギアシリーズ1の天才なんじゃないかなと。
>>234
ですね。
腕がネフィリム担ってるので生きた聖遺物として管理されてます。
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>>235
少なくとも技術は本物ですからねぇ・・・
しかし、割りと第二期の米国の被害も半端ないですな・・・
軽空母らしき船含む哨戒艦隊一つと駆逐艦部隊一つ失ってますし
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>>146
90式(第3世代戦車)はスラローム射撃が可能なはずだが……?
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>>237
単に90式の後退速度よりも相手の方が早いってだけだと思われ。
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文章がおかしかったので修正お願いします
>>146
×そして尚且つ正確に狙うには動きを止めざるを得ない相手に対して、
○そして尚且つ正確に狙うには動きを止めざるを得ないこちらに対して、
>>237
確かに90式は走行しながらの射撃および装填も可能です
ただ、この場合使うべき言葉はスラローム射撃ではなく行進間射撃ですな。
この行進間射撃(射撃しながら走行)は射撃精度が落ちます。
そしてデモンゴーレムは時速70㎞は平気で叩き出しながら追いかけてきますので、行進間射撃で狙うのは中々骨が折れます。
無論巨体なのであてやすかろうというのもあるでしょうけども、まあ要するに当てにくいということです。
文中でも正確に当てるには、と言っていますしね。
要約すると「逃げるために走りながら撃つと当てにくいし、結局追いつかれる。当てるためには止まっていたほうがいいがその分危険」です。
お分かり?(キャプテン・ジャック・スパロウ並感
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>>239
何気にヤバい話しますと・・・出現難易度含めて一番作り易いのがデモンゴーレムってだけで他の属性のデモンも軍勢に含まれるので、
そっちはもっとステータス的に優越してるのですよね・・・最下級がゴーレムなだけで・・・
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>>240
んもー、これだからSRWのインフレはー(白目
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ちょっと上の死霊装兵でも、エクトプラズムが実体化したものという平成世界ではどうしようもないというw
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死霊装兵来ちゃうと西暦系の兵器では手も足もでなくなりますからね…
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死霊装兵・・・ヴォルクルスだと使い捨てに呼び出すのですよね・・・
呼び出して足止めした対象ごと何十機と使い捨てる・・・
コイツでも普通に強い・・・
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死霊装兵級になるとラギアスでも結構強めな魔装機じゃないと対応できないそうですしね。
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>>245
大体B級相当の量産機で教団側は対消滅エンジン使ってるとか・・・
ニュートリノ発するから見つけ易いそうで・・・
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>>246
対消滅エンジンってグランゾンも使っていたやつ…
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>>247
50年前の旧式でこれですから教団の危険性が伺えます。
で、こんな技術使ってるのでもデモンゴーレムとかは攻撃すれば
当然ダメージ与えて来る訳なのでその強力さはお察しかと・・・
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>>248
この対消滅エンジンって教団が運用する魔装機に搭載されているってことなんですかね?
それともエクトプラズム具現化したとの説明の死霊装兵に搭載されているのでしょうか?
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>>249
教団の機体ですね・・・
死霊装兵とかは普通に怨霊の類いが動かしてますし・・・
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>>250
となると教団運用の魔装機は各国が運用しているものと見た目は同じでも使っているエンジンが違うと。
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まあそらB級相当の魔装機以上は永久機関式魔力炉心いるわっていう話なんですよね、ああ見えてあの世界の機動兵器かなり強いですから・・・
純粋科学の割合が強いデュラクシールもフルカネリ式永久機関は当然としてそこに対消滅エンジン搭載してるとかいう超化け物出力らしいですし
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Q.化物出力だけどどんな出力なの?
A ファンネルポジのタオーステイルで遠距離仮想砲身作り出してハイメガキャノンクラスの砲撃を速射し続けてくる
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デュラクシールは割かし量産型魔装機神みたいな感じありますからねえ…
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>>251
そもそも機種分類からして専用の系統と呼称が有りますから完全な別種かと・・・PTとAM見たいな
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>>255
なるほど。
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ただまあ、ここら辺を実際に見ていない人たちに理解させるのが苦労するんだよなぁって…
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>>254
分類的には超魔装機ですね、サイズも50mサイズですから特機ポジですね
こっちの世界ではヒュッケバイン顔だけじゃなく、元ネタみたいにガンダム顔も作っていそうですが<デュラクシール
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>>超魔装機
そういやそんなこと言われてましたっけ。
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精霊と契約してない機体ですから魔装機の分類でもないらしいですけどね・・・分類的にそう言われてるだけらしいです
それでもヴォルクルスの分体を殺すことが出来るほどのスペックなんで性能かなり高いですけど
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ちょいとネタが出来たので投下します。
ただ現在板が重くなっているので6時ごろまで様子見で。
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少し軽くなったっぽいので投下を開始したいと思います
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スパロボクロス 融合惑星 西暦系世界における戦術機対策について
戦術機とはβ(マブラヴ)世界にて開発された人型機動兵器である。平均全高は18m。平均時速は大凡400〜500km。最高時速は700〜800km。主力武装は36〜40mmと120mm。
ハイヴ攻略を目指し、ハイヴ内攻略を想定して開発されたこの兵器はBETA大戦の終結とβアメリカの没落と共に、その多くが市場へ放出された。
当初はそもそも他世界へ持ち込む手段やルートが乏しかったため、専らβ世界内の戦争や紛争で使われていたが、他世界との交渉や交易が進んでいくにつれ徐々に外界へも流出。
多くの世界で扱われ始め、特に技術レベルの近しい西暦世界で猛威を振るいだした。
その中でβ世界以外の西暦系世界…α(フルメタ)世界、γ(パトレイバー)世界、Δ(ギガンティックドライブ)世界などの世界に属する国家たちは独自の対応を行いだした。
今回はそんな独自に戦術機対策について説明していこうと思う。
〇β世界以外の西暦系世界から見た戦術機の所感
β世界以外の西暦系世界において戦術機は当初左程脅威に思われなかった。
幾ら足が速かろうと18m代の人型兵器は大きすぎると思われていたためである。
しかし蓋を開けてみるとこれが中々厄介であった。戦闘ヘリ以上の速度で低空を飛び回り、装甲に関しても戦闘機や装甲車よりも固い。
武装は36mmから120mmまで揃えられ、ミサイルも完備している。
何よりその高い運動性能では半端な性能のミサイルでは対応される事案が多発した。
これは元の戦術機の性能もあるが、外界へ流出した戦術機にもXM3やそれに類似するCPU&OSのセット、もしくはそのコピー品が搭載されていたことによる、運動性能の向上が関係していた。
オリジナルよりも幾分落ちる性能だとしても、劇的に改善された戦術機の運動性能は破格であったのだ。
これに関してはどこの国もあずかり知らぬことであり、それこそ他世界と繋がったことによって、より高性能なCPUが安価に手に入るようになった弊害ではないかと言われている。
なお関係者の一角であるCE連合では融合惑星全域の戦力底上げという意味で、このコピーン3及び劣化品に関してはわざと黙視していた。むしろ戦力強化を考えればオリジナルをばら撒いてもいいと一部で考えられていたほどである。
話を戻して他世界へ流出した戦術機について。
β世界以外の西暦系世界の国々が戦術機に苦戦していたのは、同兵器の性能以外にも理由がある。
まず戦術機という機体の性能は簡単に言えば戦車以下の装甲に戦闘機以下の速度と装甲車よりはマシな火力という器用貧乏な性能であるのだが、逆を言えば戦闘機やヘリ以上の固さで、装甲車以上の火力と戦車以上の機動性を備えた兵器とも受け取れる。
そしてこれが他の西暦系世界において炸裂したわけである。
他所の世界では対戦術機仕様のミサイルなどないわけなので、対応する際には既存の対空ミサイルを使用するわけだが、ヘリや戦闘機と違って戦術機はそこそこ固いのである。
対空ミサイルの想定相手は装甲の薄い戦闘機やローターといったわかりやすい弱点のあるヘリ相手なのだが、戦術機の装甲はそれらよりもずっと固い。
威力が控えめな既存の対空ミサイルでは戦術機へ効果的なダメージを与えるのが難しいと言えた。
特に歩兵携行式のものや小型車両搭載の小型タイプの対空ミサイルは直撃しても左程大きなダメージは与えられず根本的に威力不足と言えた。
また翼やローターを失えばそれだけで落とせる既存航空機と違い、戦術機は頭や腕がやられた程度では撃墜に至ることは難しい。
戦術機を落とすには推進剤満載の跳躍ユニットに直撃させることが必要なのだが、運動性能の高い戦術機相手に、これを直撃させるのは至難の業である。
エンジンに直撃させれば落とせるというのは既存の航空兵器相手にも同じことがいえるが、そう簡単なことではないという点も同じである。
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また戦術機の跳躍ユニットは背部のみならず、脚部や腰部にも搭載している機体があるため、必ずしも一つのスラスターを無力化すれば、それで戦術機の機動力がなくなるというわけでもない。
ここら辺は双発機が片方のエンジンをやられても、もう片方のエンジンで無理矢理飛んで基地に帰還した例などと同じと言える。
では対戦車ミサイルの類はどうか。確かに戦車程の装甲を持たない戦術機であれば、例え正面装甲相手だろうと対戦車ミサイル類をぶつければ撃破十分可能である。
問題はどうやって当てるかという点に尽きるが。
そも低空とは言え空を駆け、地上においても軽快に動く、最高時速700〜800kmほどの物体相手にどうやって当てればいいのかという問題が立ちふさがった。
元々が戦車や装甲車といった地上目標相手に設計されたミサイルであり、更に言えば確実に当てるとなれば相手の動きが止まったもしくは低速の時に撃つべきとされているのが既存の対戦車ミサイルである。
つまるところ既存の対戦車ミサイルの類は戦術機相手に当てられないというのが事実であった。
一応中には対戦闘ヘリにも使える類もあるのだが(ジャベリンなど)、戦術機の通常の平均時速も400〜500kmほど。ヒットアンドアウェイを徹底されるとまず当てられない。
因みにヘリの平均時速は大凡200km。最高時速で300〜350kmほどである。
このようにβ世界の戦術機が以外にも高性能であり、既存ミサイルでの対応が今一噛み合わないことも相まって大いに暴れることとなる。
〇西暦系世界における戦術機への対応について
まず各国が共通して行ったのがミサイルの整備と改良である。
対空ミサイルの威力強化や対戦車ミサイルの対応能力の改善などを行い、戦術機に効果的と思われるミサイルを編み出したのである。
この対戦術機ミサイル。国によってモデルにしたミサイルの仕様は異なるが、大体は装甲車以上の装甲を突破可能で、尚且つ時速400〜500kmほどで飛ぶ航空目標へ誘導可能という具合。
中々強い代物であり、各国は当初戦術機へに特攻手段が開発できたと喜んだがそれもつかの間。
戦術機側もチャフ、フレア、ECM、自動迎撃システム。そして何より対ミサイル対応マニュアルなどの確立により効果は半減。
装甲面においても第二世代機や第三世代機でも重要部分の重装甲化が進んでいくなど、各国が期待していたほどの効果を上げることはできなかった。
なおこの対戦術機ミサイル。その想定目標のために空を飛ぶ相手から地上を進む相手まで幅広く運用できるある種の汎用ミサイルとなっている。
このため戦術機以下の速度のヘリの類や戦術機以下の装甲である装甲車の類などは戦場でそれはそれは酷い目に合うようになったそうな。
因みにこのミサイルの欠点は、そこそこお高いという点。
話を戻す。
結局新型ミサイルは期待していたほどの決定打にはならなかった。あと結構お高い。
というわけで各国は代わりの手段を模索し始めたわけである。
まあ順当に自国でも戦術機を運用しだす国。傭兵として売り出し中のオーシア系PMC(旧米&旧ソ関係)を雇って対応してもらう国。
どうにか自前の兵器でどうにか出来ないかと試行錯誤する国。
結局のところそのどれもがスタンダードとなった。
つまり自国での戦術機運用を模索しつつ、既存兵器を改造した対抗兵器で時間稼ぎ。
同時にオーシア傭兵などを雇って自軍の教練と火消し屋として活躍してもらうことにした。
改造する既存兵器は主に自走対空砲の類が中心となった。特に対空戦車と言える車両の多くは改造を受けた後に大量生産された。
各国の対空戦車は30mmからより確実な威力を求め40mmへと大口径化した。
砲門数も強化され、二連装が既存のスタンダードだったが改修後は四連装が新たなスタンダードとなっている。
他にも57mm速射砲を流用した自走対空車両の本格的な採用と改修や、自走砲の車体と手法を流用した高射砲を現代に復活させたり、搭載弾頭を全て対空ミサイルとしたロケット砲流用対空システムが登場したりなど、各国はあの手この手で時間稼ぎのための魔改造兵器を送り出すこととなる。
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〇戦術機の運用について
戦術機がβ世界の外に広まり始めた当初はもっぱら第一世代が主流となっていた。
これは流出初めの時期ではβ世界内でも第二世代や第三世代が主力の国が多く、専らそれらと変って旧式化の激しかった第一世代戦術機が多く外に流れたからという理由である。
他にも使用されている技術レベルが他の西暦系世界の技術に最も近い世代という理由と、第二世代や第三世代と比べ比較的重装甲で一般兵器との戦闘においても使いやすかったという側面も存在する。
始めこの手の戦術機を使いだしたのは所謂大国と言われる国々ではなく中小国。しかも軍事増強に余念のない類の独裁国家らであった。
彼等は噂に聞く、他世界の技術や兵器を戦力増強と見栄の部分で欲していたため、当時輸送を担当していた数少ないマクロス系輸送業者が運びこんだのが始まりとされている。
これらは専らβ世界と隣接していないγ(パトレイバー)世界やΔ(ギガンティックドライブ)世界などで見られた出来事である。
物好きな業者がやっていたことであるので、当初の流入数は非常に少なかったと言われている。
後にこれらの世界との交易路が整備された際にはβ世界やα世界からも多くの戦術機が流れ込んでくることとなる。
次に使いだしたのがオーシア(旧β米&ソ連)など外界との交易に積極的な国々と関係を持った国。ここら辺はα(フルメタ)世界の欧州諸国やアメリカが中心である。
そして、それらの地域と同時期に使いだしたのが同じα世界のアフリカ諸国。こちらはオーシアに対抗して南米のレサス共和国(旧南米諸国)が旧式となった戦術機を輸出し始めた。
レサスは専ら反欧米的な国もしくは独自の軍事力を欲する国々に対して大々的に売りさばいていたとされる。
こうしてα世界では戦術機保有大国である二か国から供給され始めたため、予想以上の速度で普及していき、特にレサスがα世界アフリカへ供給した機体は、現地の国々の杜撰な管理体制もあり、反政府勢力などにも少なくない数が流出することとなり、現地の国々やPKO(平和維持活動)派遣を行っている欧米諸国などを苦しめることとなる。
これらアフリカでの戦いにおいて当初の戦術機運用もしくは対戦術機対応が拙かった時期を支えたのがオーシアから派遣されてきたPMCである。
戦術機運用に慣れた彼らは、瞬く間に現地の反政府組織が扱う拙い戦術機部隊を圧倒し、その強さと価値をα世界の国々に示したのだ。
こうして徐々にオーシア傭兵部隊の腕前は評判となっていき、α世界以外からも声が掛かってくるようになった。
これらの対戦術機需要は困窮していたオーシア経済を立て直す大きな一助になったという。
結局のところ現地の国々もβ世界の国家ほどではないが徐々に戦術機を運用しだすようになっていく頃には既存兵器との連携もある程度形となっていた。
主に正規軍における戦術機は野戦で使われ、市街戦においてはASなどの小型兵器を投入し、これの制圧に当たるといった住み分けがなされた。
これは市街戦という機動力が大きく落ちる環境においては、全高の高い戦術機では四方から飛んでくる対戦車火器へ対応が難しいというβ世界の北南戦争における戦訓からである。
このため市街戦ではASと歩兵がメインとなり、戦術機は戦闘ヘリと同様に低空からこれらを援護する役割が定積となっている。
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〇兵器説明
・対空戦車
戦術機が跋扈し始めてから、大きく運用数を伸ばした兵器。
今まで30mm連装がスタンダードだったのが40mm四連装がスタンダードとなっている。
40mm対空機関砲以外にも対戦術機用に開発された汎用ミサイルなどを何機か搭載しているものもある。
戦術機相手にもそこそこ通用する部類の兵器であったが、それ以上にヘリ、歩兵、軽装甲車両、そして既存ASに強い制圧力を誇るようになった。
・自走高射砲
自走対空砲ではなく、自走高射砲である。文字通りの意味で復活した高射砲そのもの。
幾つか種類があり、大まかには自走砲や戦車を改造したものと、艦砲を流用したものに分けられる。
既存車両を改造したものは射角の取りやすかった自走砲の類を改造して編み出されたものが多く大凡120〜155mmの砲身を備える。
艦砲を流用したものは57mmや76mm速射砲を主砲に添えた物であり、その多くは砲とレーダーを搭載した非装甲の大型車両である。
対空榴弾、対空散弾、対空徹甲榴弾などの専用に開発された対戦術機想定の砲弾を使用する。
国によって細かな違いはあるが、その多くは車体を延長し、追加の対空レーダーを搭載するか、既存のレーダー車両と組んで対空射撃を行う。
なお射角的には地上目標への攻撃も可能。専門の自走砲ほどの能力を持たないが、徹甲弾や榴弾の類を地上目標にぶつけることも可能である。
・装甲車
戦闘ヘリと共に最も大きな悲しみを背負ってしまった兵器。
対戦術機対策のために全体的な火力が上がったことで、被害が著しく上がってしまった。
現状に対応するために現在の装甲車は追加装甲などにより重装甲化が流行っており、殆ど戦車と変わらないレベルの防御性能と獲得している。
代わりに足回りが劣化しており、整備性や航続距離、最大速度などへしわ寄せがいっている。
兵装に関しては開き直り昨今流行っていた90〜105mm代の対戦車砲を軸に添え、対軽車両及び対戦術機相手にも対応できる仕様へと改修している。
今までのような活躍の機会こそ減ったが、なんやかんやと言って使われ続けている兵器である。
・AS
α(フルメタ)世界で普及していた人型兵器。戦術機よりはずっと小型なので都市部や森林地帯などでの使い勝手が良い。
運用体制に関しては戦術機が他世界にも跋扈し始めた昨今でも以前と左程変わっていない。
精々は対戦術機用の汎用ミサイルの装備や57mm狙撃銃のセミオートライフル版が装備に加わった程度である。
元々平地などでは戦車や戦闘ヘリ相手に著しく不利で、専ら都市部や森林、山岳部などでの運用が前提とされていた兵器のため、余り戦術機の出てくる戦場と勝ちあわなかったことが、運用戦術が左程変わらなかった理由である。
α世界に戦術機が広まって以降は、同兵器と共に故郷の外の世界にも徐々に普及しだしている。
特にオーシアと関係の深いAEU(旧α世界EU)やユニオン(旧α世界日米)を通してβ世界への逆輸入が有名。
対してγ(パトレイバー)世界などでは同世界の既存兵器であるレイバーと運用域が被っており、左程普及は進んでいない。
Δ(ギガドラ)世界では戦術機やレイバーと同時に徐々に普及しだしている。
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・戦術機
他所の世界からもたらされた厄介な奴。
α世界への普及の経緯について上で説明したので省く。
β世界外で最も普及しているのは第一世代戦術機。これは単純にβ世界で最も余っていた機種だったからである。
また以降の世代と比べ重装甲のため、対人類戦に関しても応用が利いたという点もある。
また第一世代戦術機は使用されている技術レベルの関係から、他所の世界でも比較的模倣しやすかったという部分もある。
第二世代以降の戦術機に関しては胸部を始めとする重要部分に追加装甲を設けるなどし、対人類戦闘への対応能力を上げている。
この他にも電子戦能力の向上やチャフやフレアといったミサイル対応兵器の搭載などを行いミサイルに対しての対応能力を底上げている。
特に流行ったのがバルカンポッドシステムというもので、20mmまたは30mm弾を使った小型兵装で、戦術機のレーダーと連動して飛んでくるロケットやミサイルを迎撃する兵器である。
コンパクトにまとめてあり、専ら頭部や腕部、また肩、腰、脚部にも搭載可能。
欠点はコンパクト故に搭載弾薬数が限られている点。
基本は迎撃兵装であるが、地上目標や他空中目標に使用することも可能であり、軽装甲車両や対人、対空兵器としても活躍している。
これを大型化し、よりミサイル迎撃能力に特化した肩部武装も存在している。
幾つもの対ミサイル措置が行われているのは、運用する側も戦術機の弱点がその大柄な体躯と熱源ということを熟知していた結果である。
α世界などのβ世界外における戦術機の明確な欠点だったのが、その運用コストである。
全高18m前後が平均の大型兵器であるため、運用コストが高く、これらをまともに運用し続けられる組織が限られていた。
このため当初は各国の正規軍が運用する程度にとどまっており、専ら国同士の小競り合いの際に投入される程度であった。
しかし外界にて普及していくにつれて機体そのものやパーツの流通数が増加。これによる導入コストと整備維持費の低下が起こり、徐々に正規軍以外にも運用者が現れだしていく。
特に厄介だったのがアフリカであり、レサス共和国(β南米連合)がオーシアに対抗してα世界にばら撒いたため、α世界アフリカの中小国の多くが格安で戦術機を手にしており、それら中小国の正規軍から横流し、もしくは部隊ごと寝返った分が各地の反政府組織や民俗ゲリラに供給され始めた。
結果アフリカでは戦術機を使った戦闘が続発。これに関わる現地正規軍や、それに味方する欧米の駐留部隊に被害が増え、対抗するために各種改造兵器の誕生や戦術機部隊導入の取り組みが加速するという流れになった。
逆に大型な兵器のためテロなどには流用しにくく、テロリストが港へ戦術機を密輸して暴れるといった例は少ない。
大概戦術機を利用したテロが起きる地域は元々治安が悪く、各種警察機構などが機能していない地域が多いとされる。
このようにα世界ではアフリカや欧米を中心に普及が進んだ戦術機であるが、α世界以外では以外にもγ(パトレイバー)世界での普及が比較的進んでいる。
同世界は元々レイバーという大型作業機械が世界レベルで普及している世界であり、戦術機を運用しやすい土壌が元々存在していたためであった。
このため早期から先進国から中小国まで多くの国で比較的低コストで戦術機を運用できる体制が確立でき、その結果これまたアフリカや中東といった紛争地帯で多く出回るようになってしまった。
戦術機を模倣した大型兵器の開発なども各地で始まっており、γ世界はα世界とはまた違った形で戦術機の存在がターニングポイントと化していった。
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投下終了
各世界への戦術機の普及と対策をあれこれと。
まあ普及に関してはそんなに速い速度で進んでいくわけじゃないと思われます。
最初の窓口がαとβの世界にしかないですし。
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乙です。本来は対抗策と共に普及する筈の其が急に完成形が現れて現地に打撃を与えるのは外来種にも似ていますかね?
・・・以前のネタで作ってた南米の都市への戦術機テロに関してはα世界の南米に成りますか・・・
調度戦術機の脅威を世界的に認識出来る出来事に成りますから・・・
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乙です
格上の機動兵器が相手だと散々な戦術機ですが、機動兵器が無いor黎明期な世界の場合は中々の脅威になりますね…
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乙です
戦術機は現実にあればとても恐ろしい兵器ですからなぁ…
何よりも技術水準が低いというのが導入のしやすさを後押しする
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乙です、戦術機が脆いと言っても他の世界からしたら破格の性能ですからな
800km近い速度を叩き出す機体に追従できる通常兵器はないわけで・・・
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乙です。
アラスカ騒乱で出た対戦術機ミサイルが普及するまではキツいでしょうな。
原作では戦術機搭載型だったが、あれって対空戦車バージョンとかもあるんだろうか。
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乙。航空機で仕留めればいいとか対戦術機ミサイル使おうとか対空自走砲使おう
とか色々対策あるけど押し並べて「コスト」と「戦術機側の対応策」で
決定打にならないという・・・
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今回ので前々から書いたのが終わったので、ようやく次からレトロのネタまとめに取り掛かれる…
感想返信です。
>>269 ナイ神父さん
仰るように他所の世界からくれば正に外来種ですねw
>>南米の都市への戦術機テロに関してはα世界の南米に成りますか
南米となると多分湾港職員とか買収すれば船で持ち込むのも容易いでしょうし、国によっては正規軍からの横流しもあるでしょうから案外戦術機を用いたテロが頻発しやすい地域かもしれませんね(汗
南米での事件を切っ掛けに以降は大型貨物船の臨検やらが厳しくなったかもですな。
>>270さん
まあ比較対象が悪すぎただけだし多少はね?(MS、VF、ゾイド)
劣化MSみたいな性能と言われますが、逆に言えば劣化MS相手に対抗できるのってどれくらいの技術力が必要なんだ?と考えると途端に西暦の世界では凶悪な兵器になりました(汗
各種性能もそうですが単純に18m代の質量が最高速度800㎞で突っ込んでくるって一点だけで脅威であります。
>>271 弥次郎さん
プロペラ戦闘機並の速度で18m代の兵器が36mmや120mmぶっぱなしながら突っ込んでくるのは普通に考えると強い(確信)
第一世代機当たりなら頑張って背伸びすれば他の西暦系世界でも再現できそうですしね。
青写真もあるので、自前で生産できるようになるのもそう遠くないかなと。
>>272 657さん
脆いと言っても戦闘機や戦闘ヘリより頑丈ですしね。しかも戦闘機やヘリと違って翼やローターなんてないので、当たれば即撃墜か戦闘不能にできるって物でもないですし。
速度に関しても丁度良く現代兵器にはない部分に滑りこんだ感じですね。
>>273さん
原作でMGM-140 ATACMSや92式多目的自律誘導弾システムと言われているやつですかね。
>>対空戦車版
結局のところミサイル対策した戦術機相手ですとミサイルの一発二発でケリ付けられる可能性が低いので、対応するなら十発くらいを一斉に撃ち込む必要が出てくるかもしれませんね。
そうなると最終的にはミサイルの運用コスト次第になりそうであります。
必要なのはマイクロミサイルポッドになりそうですねw
>>274 Newさん
仰る通り結局は堂々巡りになりそうです。
これで頭痛いのが技術力が上がってミサイルの性能も向上すればどうにかなる!なんてこともなく。
むしろ周りを見るに技術力が上がれば上がるほどミサイルが必殺の兵器でなくなっていくことですね。
この融合惑星ネタですとマクロスにゾイドにとミサイルが決定打にならない事例に事欠きませんので(汗
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乙です。
性能的に微妙にいやらしい位置に居ますね戦術機。
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>>276さん
微妙に既存兵器だけじゃ対処しにくい位置にあるのが戦術機…
原作やアニメの描写だと人類vsの時には36mmで撃破できているので、最低ラインがそこだと考えると中々どうして頑丈であります(汗
極論A-10の30mmガトくらっても正面装甲は耐えうる可能性ありと言えばわかりやすいかなと。
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>>277
と言うか極論、A-10は対空迎撃食らいますね・・・
速度は機体に寄りますけどA-10に追い付けますし
最悪は追い付かれて蹴り落とされるかと・・・
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>>278
A-10君の最高速度…時速約720㎞なんです…
巡行速度だと560km…
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>>279
そうなると比較的足早めにカスタムした戦術機だと上取って36mm×2を至近距離とかやれる可能性有りますかねぇ・・・
A-10に乗ってるのがタリズマンなら解りませんが
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>>280
上を取ったと思っていたら、上を取られていたとかWW2時の航空戦かな?(すっとぼけ)
曲がりなりにも割と飛べる戦術機の出現で低空を飛ぶ攻撃機の類は運用が難しくなりそうですかねぇ。
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>>281
恐らく、民間機改造した軽攻撃機は壊滅でしょうな・・・
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>>282
戦術機対策で各種ミサイルの性能も向上しているのでCOIN機の類は全滅でしょうな…
速度帯が戦術機と被っているので防御力が戦術機以下なので…
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>>283
多分、此のせいで中小国の軽攻撃機とか未だに現役の旧式戦車とかは地獄見たのでしょうな・・・
先進国以外なら未だに朝鮮戦争位の機種が現役って所も有りますし・・・
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>>284
戦闘ヘリ業界も壊滅状態でしょうなぁ…
否が応でも兵器更新を迫られる世情に。
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>>285
・・・実はこの辺連合が支援するユークに関しては割りと対応体制取れてると言うか結果として取れる事に成ってますかね?
ASの初期OTM応用モデルを量産してますし・・・
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>>286
ユークトバニアことフルメタソ連には連合直々に異星技術が投入されてますからな。
皆OTMを早々簡単には身に付けられていないからまずは戦術機やASなどの近しい技術の兵器を導入しているわけですし。
それに対してユークは一足先にOTM(オーバーテクノロジーマクロス)導入しているわけですから、一世代先んじてるわけなので。
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>>287
その結果がヒポグリフこと量産型グリフォンの開発に繋がる感じでしょうか?
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乙です。
他の方も仰っていましたが、戦術機自体めちゃくちゃ高度な技術が用いられた兵器ですので、史実に準じた世界ですとそりゃあ敵として使われると厳しいですわけですな。
まるで現代に蘇ったドッチェランド級のような厄介さですね
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>>288
そっち作ったのはユージアの方ですなー
パトレイバー(γ)世界の中印とその他とコーカサス地方の国々が合体した国ですな。 >>ユージア
量産型グリフォンに関しては単純に次世代技術(OTMや他の異星技術など)を取り入れた新世代のレイバーって感じで設定しましたね。
ASにも戦術機にも負けないレイバーをって感じで。
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>>289 ホワイトベアーさん
それでいて青写真込みならギリギリ第一世代くらいには届くかも?くらいの塩梅なのが質悪いですねw
全高10m以上の大型兵器入門にはもってこいかなと。
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>>290
(名前が)エスコン由来の国の場所がどこか等を把握してませんでした…
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>>292
(ユークとユージアでワイも偶にごっちゃになるから、ええんやで)
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2分後に天蓋世界の設定を投げます
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SRW一発ネタ「天蓋世界(Cloosed Sky)SRW」5
○パシフィック・ユニオン
政治体制としては各管区の代表議員を集めた連邦議会制を採用している。
その領域内には多様な民族が共存していて、それの統一にかかるコストや時間などを鑑みての判断である。
各管区は共通の法が存在しているが、管区ごとに独自の法や制度を定めており、治安維持機構や維持組織を組織しているなど独自色がみられる。
ただし、共通項としては、シュビラシステムによる管理・監視および安全保障に始まる社会制度が敷かれていることである。
・日本管区
旧日本列島を中心としたエリア。
ナノハザードや大災厄を経て、人口の一極集中などは旧世紀からかなり進行している。
そのため、主要都市とそれを結ぶライン以外はまともに管理や整備が行われておらず、荒廃してるところが多い。
流通が途絶えることも想定し、一部耕作可能地域は無人の農耕地域として無人管理されており、ハイパーオーツの生産を一手に担う。
その他、旧鉱山や海底の鉱山などの採掘もおこなわれており、おもに潜在犯によって操業が進められている。
PU管区の中でも上級の生活を送りたければここ、と言われるほど治安や生活環境などは優れている。そのためPU内部でも移住希望者が多い管区。
しかし、そんな最も満たされている環境であろうとも、犯罪は止まらず、人の心が乱れるのは止まることはない。
・オセアニア管区
旧オセアニアを管轄するエリア。
ナノハザードと大災禍を経て人の生存圏が大きく狭まっており、そのエリアの広さに対して居住人口は多くはない。
人間よりも牛や羊が多いとされた旧世紀と同じく、人間よりもロボットやドローンの方がよほど多いとされている。
その代わりとしてパシフィック・ユニオンの生産能力を担うプラントが多数建造されており、あらゆるものの生産を担う。
ここで働くのは多くがドローンであるが、それに合わせてシュビラにより選別された労働者たちが派遣されて労働に従事している。
一方で、ここを攻撃されると深刻な打撃を受けるということもあって、かなりの戦力と防衛設備が備えられている。
・東南アジア管区
旧東南アジア地域が多く含まれるエリア。
比較的ナノハザードの影響が小さい地域であったが、領内においては大災禍のころに核兵器が何度か使用された過去を持つ。
そういった過去、加えて他国と海路でつながっていることからPU内部でも特に人種が豊富で、雑多な言語であふれかえっている管区でもある。
公用語こそ定められているが、使われている言語は確認されているだけでも数十にも及んでおり、貨幣に関しても同様に複数存在している。
一応個人の生体情報と紐づけされた認証支払制度も存在するが、ローカルな現金や紙幣なども未だに現役を保っているのが特徴。
東アジア管区と同様に難民や流入民などが多く、中には国籍や戸籍を持たないままに、システムの目を逃れて生活している人々も多い。
資源や天然食料などを他の管区に輸出、あるいは生産の下請けをすることで経済を維持しているため、他の地域に依存している割合が大きい。
・東アジア管区
日本海に面したユーラシア大陸東部地域の一部が組み込まれているエリア。
パシフィック・ユニオン内でも意図的に治安に格差が設けられている管区。
安全な都市はとことん安全で快適な暮らしが営める。それこそシュビラをはじめとした治安維持機構もよく動いている。
それ以外のエリアでは日々の暮らしで手一杯だったり犯罪が日常茶飯事とお世辞に良い暮らしは望めない。
他の地域からの難民や犯罪者の流入が起きているのも事実であり、平穏の一枚裏側には無秩序が控えている。
そういうところも含めての管区設計ではないかというのがもっぱらの噂である。
ともあれ、犯罪が外にあふれ出ないように管理され、抑止されているのは事実である。
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○ディーヴァ
・ディーヴァ・メインコロニー
月と地球の間のラグランジュポイント1に設置されているスペースコロニー。
そこに設置されている膨大な演算装置を備えたステーションとナノマシンによるネットワークにより構成された構造体がディーヴァの本体となる。
ディーヴァの人口のほぼ全員が電脳パーソナリティーという意識あるいは魂を電子情報化することで内部の仮想空間に生活している。
最も、ディーヴァという膨大なネットワークとメモリにも限界というものが存在しており、全員がその恩恵を受けているわけではない。
社会的な貢献やディーヴァへの献身、あるいは活動が認められることでメモリが与えられる。
その一方でそれができない者にはまともなメモリを割り当てられず、人の姿さえ取れない生活を送っている者もいる。
その為、実質ディーヴァ内部では権力闘争が発生しており、如何に自分が有用であるかを証明し、メモリを得るかの競争が起こっている。
中には他者を害してでもメモリを獲得しようとする人間もおり、過去には保安局員がそれに加担していたこともあるという末期ぶりである。
無論、ディーヴァが何もしていないというわけではなく、日々ディーヴァ自体の拡張工事は進められている。
最もその工事に従事するのは多くが下級市民であり、むしろ電脳パーソナリティーで過ごすよりも充実している、という状態であるのも事実である。
・ディーヴァ地上支部
地上に設置されているディーヴァの拠点。
厳密に言えば、ディーヴァ建設にあたり、地上に用意された研究施設やテストベッドなどが置かれていた場所である。
現状、その施設とそれに付随する領土がディーヴァの管理領域として認可されており、リアルワールドにおける拠点となっている。
主任務としては地上における諜報活動や情報収集、地上の資源および遺物の回収、地上からディーヴァへの攻撃の察知などを担当する。
その他にも、ディーヴァの人員の地上での活動のバックアップ、リアルワールドでの渉外活動なども窓口がここに設置されている。
特に地上での活動のバックアップのため、大型輸送機や大量の機動外骨格など、かなりの物理的な戦力が常駐している。
また、地上でミッションの際には雇用しているエージェントをサポート役として送り出しており、各地で傭兵などを雇用している。
本拠点が宇宙にあるとはいえ、地上での活動も非常に重要な任務ということでかなりの人員が配置されている。
ただしディーヴァにおいては地上勤務、特に生身での勤務は通称「島流し」とされており、あまり人気のある職ではない。
一部エリートコースを進める人間が一時的にキャリアを積む関係で来る以外は、基本的には失態をした人材が送られてくる傾向にある。
その為、地上支部の人材の質は必ずしも優れているとは限らない。もっとも、ディーヴァでは少量のメモリしか得られない下級市民には意外と人気な職でもある。
また、あまり多くはないが地上に暮らす人間がディーヴァへの移住資格を勝ち取って移住する際もここから向かう。
地上支部は、北米大陸に2か所、南米に1か所、ユーラシア大陸に2か所、旧欧州に1か所、アフリカに2か所配置されている。
他勢力とのパワーバランスや外交上の配慮などから設置がされていない箇所も存在しているのはご愛嬌か。
フロンティア・セッターによるディーヴァへのハッキングが始まって以来、地上支部では総力を挙げてこれを捜索している。
しかし、電子戦において圧倒的に負けているために、すでに各支部のメインコンピューターの情報は末端までFSに筒抜け状態である。
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○EDEN
・EDENコロニー
巨大なクレーターを利用して作られた6つの巨大都市コロニー。
一つの循環系、すなわちバイオスフィアを形成しており、月面において鎖国体制を維持してもなお長らく維持できているのはこの能力に由来する。
内部は地上と同等の重力が再現されており、まるで全盛期の地球の環境かのような世界を作り上げている。
元々は地球-月-火星という開拓ルートを中継するための基地として開発されたのが始まりであり、未だにその機構や遺産などは残り続けている。
それらの遺産品は未だに管理局さえも把握しきれていないほどに存在している。タケルが使ったロケットもここで発見されたものを使った。
一方で、管理局が発見・接収したプロジェクトは「外宇宙探査」のために密かに活用されている。
これは従来の開拓ルートを開くため、というよりは、閉鎖的なEDENの環境を維持するために必要な資源を得るため、という面が大きい。
・進入制限区画
EDENの外側、すなわち月面コロニーの外側に出ることはできる。
ただし、その活動範囲については一定の管理エリア内のみが許されており、そこから先に進むことはできない。
強引に進もうとするとウェアラブル端末もしくは体内のナノマシンを通じて強制的に失神させられ、回収される仕組みとなっている。
この区画の外側には、滅んだことになっている地球をみえるエリアや、ディーヴァとの係争地域が含まれている。
そして、この領域ギリギリのところでボランティア活動を強いられたタケルは思わぬものを拾うことになる。
さらには、外宇宙の長き旅から帰還して月面に降り立った「罪の王」「罪の妃」を目撃することとなる。
・鳥の巣
EDENの外側にある進入制限区画のさらにその外側、EDENから目視確認できない別なクレーターに設営された巨大ステーション。
惑星間航行を可能とする大型船、そのドックと港、その他必要な設備が一纏めとなっている。
居住用の恒久コロニーも二つ設営されており、ここだけで完結した生活が行えるようになっている。
EDEN管理局が月以外の惑星もしくは衛星やアステロイドベルトなどからの資源回収のために密かに建造した。
土台となったのはEDEN黎明期の宇宙港設備であり、火星開拓の中止に伴って放置されていたものを、EDEN管理局が接収した。
それ以降は密かに設備の復元と拡張、さらには資源を活用した宇宙船の建造などが行われている。
衛人(ガーディアン)も元をたどればここで開発されていた宇宙作業用ロボットがもとになっている。
元々EDENはバイオスフィアを形成しており、独立状態でも存続してきた。
しかし、永遠というものはなく、必要となる資源の不足やコロニー自体の老朽化といった問題に突き当たっていた。
そして、それらを密かに解決するためにも、都合の良い場所を必要としていた。そこで目が付けられたのがこの秘匿港、というわけである。
すでにこの港からはいくつもの資源調査船が送り出されており、実際にいくつかのポイントで資源採掘などを成功させている。
当然、船員などは地球が滅んでいないことも、他に人類が生存していることも知っている。
それらについては体内に埋め込まれたナノマシンによる制御によって固く秘匿されており、船員によっては自分が何をしていたかを忘れさせられることも。
これほどのことまでもしなければ、人類の生き残りであり箱舟である、というアイデンティティーを保持できないがゆえに。
もはやこれは個人の意思というよりは、EDENという人の集合体の無意識の生存本能と言えるかもしれない。
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以上、wiki転載はご自由に。
土台は順々に仕上がりつつあります。
後はストーリーラインもちょっとずつ進めておりますよ…
まあ、投下できる時期は未定なんですがね!
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乙。ディーヴァの状況見ると原作よりフロンティアセッターの誘いに乗りそうな
奴が多そうだな
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乙です。EDENが一番集団としては崩れやすそうですな・・・
敵の事を木星トカゲとかにしないと士気やら民意保てませんし、
外圧に一番弱い感じですわな・・・そして生身のディストピアなパシフィックユニオンと電子的ディストピアなディーバ・・・
この辺はまあ・・・資源管理とかの問題も考えると有り得なくは無いって所ですか・・・
・・・ところで此嘗ては地球圈外も開拓を行ってたなら、
下手すれば火星とか居住可能なまま放置されてる可能性も?(AC2フラグ)
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>>299 New氏
原作以上に苦しい人々が多いですからねぇ
ただ…原作だとフロンティア・セッターの言い分をまともに信じたのってかなりいた人口の中でも数名にすぎなかったというオチが…
>>300 ナイ神父Mk-2氏
>EDENが一番集団としては崩れやすそう
まあ実際、無理やり鎖国して災害を乗り切っただけの集団ですからな…
その分だけ思考統制やら思想の検閲などを行って何とか体裁を維持しています
>生身のディストピアなパシフィックユニオンと電子的ディストピアなディーバ
どっちにしたって、誰かしらが苦を強いられ、誰かが楽をするという、旧来の世界と何ら変わりない世界なんですよね
>下手すれば火星とか居住可能なまま放置されてる可能性も?
在りうるかもしれないし、そうでもないかもしれない(シュレティンガー)
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乙です、罪の王と罪の妃が月面に降り立ったことで秩序が崩壊する号砲になる感じでしょうかねえ・・・
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>>302 657氏
まさにその通りですねぇ
まあ、元の時点でだいぶ進んでいたのですが、各勢力が二人を観測し、動いたことがこの天蓋世界の変革の合法となります。
ちなみにタケル、当然言いふらして当局に追いかけられます。
その手の思考統制用のナノマシンの投入前である15歳を控えたタケルだからこそ真実を言いふらせるんですよ。
それが事実だからこそヤベーってのもあるんですよねぇ…
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乙です。
うーん、どいつもこいつも心が乾いているってレベルじゃないなぁ。
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>>304
ディストピアとポスト・アポカリプスをごった煮にしたから、どいつもこいつも割と終わっているところありますね…
真に充足した、心豊かな人間らしい生活なんてのを送れているのは多くはないでしょうねぇ
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…ああ、天蓋世界で各種ディストピアとかポストアポカリプス見てて
他には惹かれないのにACにはなんか惹かれるのって多分アレですわ
世界が流動してるのが見えるからですねこれ…社会全体としては
あれでも割とヒャッハー共が楽しそうだったりレジスタンスとか傭兵が
命燃やしてる感に惹かれるのですかねぇ…
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リーヴネーションズとかはACのキャラが割といるので、元気にドンパチしたり、あるいは命を懸けて戦ったりしていますねー
殊更に彼らは元気いっぱいですw
それ故に他の勢力が無茶苦茶乾いているというか、逼塞が半端じゃないんですよね
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>>307
何ですよね…他が空気淀んでそうなのにAC系は硝煙で煙ったくとも空気は澄んでそうなのが…
やっぱり、世界動かすとなると帰ってきた罪の王と王妃に黒い鳥…渡り鴉達が動かしてくことに
なるんですかねぇ…と言うか他が能動的に動きそうに無いから各地に喧嘩売って回るのが必然的に
AC勢に成りそうなのが…社会崩すならやっぱりヒャッハーが大移動しないと…(末期ローマ並み感)
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黒い鳥たちは結構いるので、天蓋世界を大いに揺るがしてくれるでしょうねぇ
シュビラにより支配されているPU内部でも、黒い鳥たる朱ちゃんが覚醒しますし、ね
楽園追放はこのあと楽園残響につながりますし、もうしばらくディーヴァには踊ってもらいましょうかねw
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>>309
ディーヴァは恐らく本土が無事なら暫く余裕でしょうしなぁ…多分初期に一番被害デカくなるのはやはりパシフィックユニオンでは?
言ったらアレですがシュビラ事態は国家管理システムでしか無い以上戦闘面では優位性は高くないでしょうし…
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乙です
どこもかしこもディストピア!びっくりするほどディストピア!
大人口のパシユニ、本部が宇宙にあるディーヴァ、技術力で抜きん出るEDENって感じですね。
陣取り戦略ゲームならどこの勢力も一長一短となりますが、残念ながらこれってアクションゲーム「黒い鳥になろう!」なのよね…
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そう言えばFルートの方のオーバーロード作戦辺りの話ですけど、
何気にあの辺りの話としてこの作戦とは無関係に日本か在日米軍の駆逐艦数隻が
第三文明圈旧パ皇支配域近海で革命軍支援の独立国国家群の戦列艦と当たって
撃沈される珍事とかも起きて足りしますかね・・・
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>>312
投入された革命軍の装備ってどんな物になりますか?
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13時半を目安に大陸×ワルパンネタを挙げさせて頂きます
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それでは投稿させていただきます
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日本大陸×ワールドウィッチーズ 第7話 絶望の進軍
「これだけの航空機とウィッチがいるとは・・・壮観だな」
オラーシャ極東軍司令官ヴァシーリー・ブリュヘル元帥はイルクーツクに設置した臨時司令部から見えた光景にそんな言葉を漏らす。
彼の視線の先には空を埋め尽くさんとする莫大な数の航空機や航空ウィッチが西に進路をとり、絶え間なく進んでいた。
「俺達の分も残しておいてくれよーーーー」
外では恐れを知らないのだろう、幾人かの若者たちが彼女らに手を振り下士官や同僚たちに注意されている。
ーーああした若者を1人でも多く生き延びさせたいものだ。
叶わぬ願いと分かっていても何かにそう祈りたくなる。
イルクーツクは、オラーシャ帝国と扶桑皇国の国境に位置し、ロシア極東地域とウラル・中央アジアをつなぐシベリア東部の工商および交通の要衝である。
アジアと欧州の玄関口という側面を持ち、古くから交易で栄えてきた商業都市で
もあった。
そのような本来なら平和の下で繫栄してきた都市は、今やネウロイにより滅亡の淵へと追いやられようとしていた。ネウロイの第一梯団がイルクーツクの防衛線に到達したのだ。
むろん、東アジア協力機構軍やオラーシャ極東軍も何の対策もとっていなかったわけではない。彼らはこのネウロイの第一梯団の勢いと数を少しでも削ぐために《嵐作戦》、8個空軍12000機を超える航空機をもって激しい攻撃を、世界の軍事史に残るであろう有史以来最大の航空攻撃作戦を立案・実施していた。
日本軍の運用している26式戦闘機や28式汎用戦闘機、14式戦闘攻撃機、26式攻撃機、24式戦略爆撃機などのジェット機群や扶桑皇国の双発爆撃機である九六式軽爆撃機、双発攻撃機であり九一式双発襲撃機、急降下爆撃機である八九式襲撃機、
中華帝国軍の92式急降下爆撃機や双発攻撃機である92式対地攻撃機、89式対地攻撃機 などが爆弾やロケット弾、対地ミサイルなどを持てる限り抱えてネウロイに襲い掛かっていたのだ。
無論、ネウロイもただ黙って爆撃をされるわけがない。当然のごとくこれを迎撃しようと大量の戦闘機型ネウロイを繰り出してきた。
しかし、26式戦闘機や28式汎用戦闘機、14式戦闘攻撃機など高速を誇る日本軍攻撃部隊への要撃を図ろうとしたネウロイ群はその速度差から間に合わず、扶中連合部隊の迎撃に向かったネウロイ達は今回の決戦の為に最低限の防衛部隊以外をかき集めた2000人近い航空ウィッチ達の手厚い歓迎を受けることになる。
こと東アジアにおいて数の暴力はネウロイの専売特許ではないのだ。
『レッドイーグル3がまた落としたぞ』
『これで4機目だが、今日は君のおごりで決まりかな?ホワイトソード2』
『まだまだ、ゲームはここからが本番よ』
オラーシャを相手に無敵を誇ったネウロイ側の航空戦力は、一方的なまでの性能の差によりウィッチたちに落とされていく。いや、ウィッチたちだけではない。
彼女たちと共に爆撃機部隊を護衛する扶中両軍の戦闘機部隊も圧倒的とは言えないものの互角以上に戦えていた。
この時、扶中両軍が投入した戦闘機は2000馬力エンジンを採用し、20mm機関砲を4門搭載している九四式戦闘機や2200馬力エンジンを採用し、12.7mm機関銃を6門搭載している92式戦闘機など1撃離脱戦を得意としていた戦闘機群であったが、それは格闘戦を戦えないことを意味してはおらず、さらに高度な連携戦術を駆使してウィッチ隊が単葉機型の相手に集中できるように複葉機型を撃破していった。
単葉機を相手にしているウィッチ隊の装備しているストライカーユニットも、宮藤理論を全面的に採用して設計された新型ストライカーユニットばかりであり、その数も有史以来最大のものであった。
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オラーシャ軍のI-15やI-16や少数の国際ネウロイ監視航空団を相手に圧倒的な戦闘力を発揮できたネウロイも、食いつこうとすれば速度差からあっさり逃げられ、後ろに受けても相手の両機に撃破されるか、運動性の違いから振り切られる状態で護衛の戦闘機群やウィッチ群を抜け、東アジア協力機構軍の爆撃機・攻撃機連合に喰らいつける訳がない。
日扶中連合爆撃・攻撃機部隊にネウロイの牙は届かず、彼らは大した損害を受けることなく地上ネウロイ群の第一梯団へと向かっていた。
開戦以来初の最大規模の航空作戦であり、最低限の予備部隊を除いた全てのウィッチ部隊が動員されている以上、若松雪美の属する飛行第64戦隊も当然ながら攻撃部隊の護衛役として動員されていた。
「史上最大の航空部隊・・・か・・・」
扶桑皇国陸軍航空隊の最新鋭爆撃機である九六式軽爆撃機《飛龍》や九四式双発襲撃機《屠龍改》九一式双発襲撃機《屠龍》、旧式ながらいまだに第一線を張る九〇式軽爆撃機、八七式軽爆撃機、八九式襲撃機などを主力とする航空機部隊を見ているとそう声が出てきてしまう。
波状的な航空攻撃よりネウロイの勢いを削ぐことを目的した嵐作戦ではいくつもの攻撃部隊が同時並行的に動いており、私たち飛行第64戦隊が護衛を担当する部隊は扶桑皇国陸軍航空隊所属機で大半が占められている部隊であった。
『10の時の方向よりネウロイ60機が接近中。飛行第64戦隊および飛行第18戦隊各隊は迎撃を開始せよ』
日本軍の管制機から命令がはいると私たちは戦闘機部隊と共に私たちと第18戦隊のウィッチ隊総勢72名がこれの迎撃に向かう。
戦闘自体はあっと言う間に終わる事になった。当然だ。数で勝り質で勝る私たちにネウロイが抵抗をできるはずもない。
「贅沢がすぎやしないかな」
圧倒的な結果につい言葉がもれてしまう。
『贅沢ができるという事はそれだけ余裕があるということですわ。いいことではないですか』
『そうだそうだ。贅沢は素敵だだよ』
『まったく、これだから質より量とかいって安いジャンクフードが大好きな人間は・・・』
どうやらマイクが拾っていたようで周りからそう突っ込みが入る。あと、ジャンクフードが好きナノは関係がないだろ
その後も攻撃部隊を迎撃しようとネウロイ達が次々と現れてくるがその全てを叩き落とし、爆撃機や攻撃機に一切の損害を与えず、地上ネウロイ群まで到着する。
そこで私たちが見た光景はまさに絶望であった。
『・・・何・・・あれ・・・』
誰かの言葉がインカムから鼓膜を通して脳に届くが、それを処理できるだけの余裕は存在しなかった。
ブリーフィング上で写真では知らされていたが、実際に見るのとただ言葉でわかった気になっていた事の差がここまで大きいとはこの時初めて気が付いた。
地上はとこどころを除いて銀色一色、地面のほぼすべてを中小様々なネウロイが染め上げていた。
その数は確実に千以上、下手をしたら万単位だろう。
『戦闘機部隊、ウィッチ隊護衛に感謝する。引き続き、戦闘機型ネウロイの迎撃を頼む。全機攻撃を開始せよ』
『入れ喰い状態だな。外す心配はしなくていい』
双発襲撃機達は機種に付いている30mm機関砲を発射していき、爆撃機が小型クラスター爆弾をばらまき、単発襲撃機は急降下爆撃で爆弾を叩きつける。
大地を埋め尽くすほど密集していた事から、攻撃機による攻撃や爆撃機からのクラスター爆弾によりネウロイは面白いほど簡単に消滅していくが、その程度の攻撃で止まるほどネウロイは甘くはない。彼らはその被害を無視して前進を進めていく。攻撃により空いた穴は後方のネウロイたちによって即座に埋め合していく。
『数が多すぎる・・・爆弾がいくらあっても足りないぞ!!』
『とりあえずありったけをばらまけ。くそ、これなら富嶽や連山を持ってきた方が効率的じゃないか』
『御託はいい。爆弾と砲弾をばらまけ!!波状攻撃で砲兵隊のキルゾーンに入るまでにノルマ分は削り切るぞ』
どれだけ爆弾を投げ入れようとも、機関砲で砲撃しようとも止まららぬ銀色の津波を前に私たちの中にあった慢心はこの光景により木端微塵に吹き飛ばされた。
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本当にこんな化け物の大軍に勝てるのか?
この場にいた誰もが頭の片隅で思ってしまう。
こうした光景は今回だけではなく、その後も、繰り返し何度も何度も行われた航空攻撃で見せつけられていった。日本軍により発表された最終的な戦果報告では、こうした航空攻撃により当初の数の半分は削れたとされていたが、それを信じられる人間はこの場にはいなかった。
結局、ネウロイたちはその勢いを保ったままイルクーツク防衛線に到来。私たちは後に第一次イルクーツク防衛戦と呼ばれる激しい戦いに叩き込まれていく。
イルクーツクは極東オラーシャ軍に残された最後の主要拠点であり、それがゆえに極東オラーシャ軍残存部隊全てが集結その護りに入っていた。その数は10個師団約30万人。額面上は極めて大きな数である。
しかし、その実態は大半が敗残兵と民兵の寄り合い所帯であり、自国製の装備は退却時に放棄せざるを得なかった事から、使い慣れない供与された大日本帝国や扶桑皇国製の兵装を装備する者も多く存在した。
特に装甲車、火砲などは重装備や火砲、対戦車兵器は日扶のものがほとんどである。
本来なら、時間的余裕があるのなら正規の訓練を行わせたいところであるが、このような状況でそんな贅沢が許されるわけが無かった。
幸いだったのはこれらの装備品の扱いが比較的簡単であった事、それに整備など気にしていられない状態であったことだろう。もはや後のないオラーシャ軍は使えるものは全て使ってここを防衛しなければならないのだ。
『第一防衛線の奴らは何をしていたんだ!! もっと弾幕をはれェッ!!』
『大型四つ足が多数接近!! 対戦車部隊、吹き飛ばしてやれ』
『弾の心配はしなくていい!!!ありったけを撃ちまくれ!!』
『第4装甲車中隊!!、第31歩兵中隊通信途絶』
『敵の攻撃が激しい!! 至急援護が必要だ!!』
戦局は絶望的であった。ネウロイは遠距離砲撃型の砲撃支援の下に、装甲の厚い中型を盾にイルクーツクへの突入をはかろうとしていた。
対してオラーシャ軍はあえて市街地にネウロイを入れる事で市街地戦を展開、東アジア協力機構軍の航空支援と複雑な市街地の地形を活かしてネウロイの衝撃を殺し、持久戦を図っていた。
ブリュヘル元帥は部下の顔を見渡した。副官、機甲師団長、歩兵師団長たち、市長やそして各民兵隊の隊長たち、全員が野戦服を身に纏い疲れ切った顔をしているが、その眼だけはぎょろぎょろと光らせ会議室のテーブルに座っている。
彼らの前には紅茶が用意されているが誰も手を出さない。
「すでにイルクーツクの防衛は不可能だ。扶桑皇国との連絡線が繋がっているうちに部隊を後退させるべきだ」
1人の将校が撤退を主張している。幸いにして航空優勢は日扶中の航空支援により確保できるており、今はまだ扶桑皇国とイルクーツクをつなぐバイカル本道や鉄道も無事である。しかし、扶桑皇国領とイルクーツクを結ぶ路や鉄道もいつネウロイの手により封鎖されるかわかったものではなかった。
「・・・それはできない。君もわかっているだろう」
「しかし、地上兵力の隔絶は大問題です」
師団長の一人までもがそう言った。
オラーシャ軍の主力戦車はBT-5の改良型であるBT-7快速戦車、重量約14トン、最高速度装軌式の場合は375km、最高装甲厚20ミリ、武装としては45 mm戦車砲1門と7.62 mm機関銃1丁を装備する当時としては一線級の戦車であり、小型以下のネウロイに対しては有効的に機能していた。
しかし、中型となると相手にならなかった。
彼らの推定装甲厚は最低でも30ミリ、前面に関しては80ミリと言うものであり、BT-7の主砲では100メートルと言う近距離から側面を撃ち抜く事でようやく撃破できる相手であった。
対して、彼らが搭載している48口径75ミリ砲は遠距離から一撃でBT-7を撃破することができる。
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中央で開発されていると言う重戦車が完成していれば、それが配備されていれば話は違ったかもしれないが・・・。
ブリュヘル元帥はそう思わずにいられなかった。
それでもオラーシャ軍が奮闘できているのは日扶から大量に供与された対戦車兵器、95式対戦車ロケット砲やそのライセンス品である八四式七糎噴進砲などの携帯型対戦車兵器や90ミリ対戦車砲などの存在や、
圧倒的かつ絶対的な航空優勢の下に適切な航空支援を受けれていることが大きかった。
特に倉崎が史実AH-64をモデルに開発した29式回転翼攻撃機と中島がA-10をモデルに開発した26式攻撃機、扶桑皇国陸軍航空隊など空の砲兵として活躍する攻撃ヘリコプター隊や攻撃機隊の支援は大きく、彼らなしではここまでの奮闘は難しかっただろう。
ーー中央の科学者や兵器開発者がヤポンスキーの半分でも仕事をしていたら・・・
この場にいる誰もがそう思わずにはいられない程の活躍を日扶の兵器は見せてくれていた。
「そんなことはわかっている。だが、イルクーツクの陥落はオラーシャ極東部の陥落を意味する。それが許容できないのは君達もわかっているだろう」
「しかし!!増援の来ぬ籠城戦なんて無意味な時間稼ぎにしかなりません!!」
「すでに本国が欧州から反攻作戦を実施している。ここで耐え、ネウロイを挟み撃ちにすると言うのが本国の方針だ」
この時、欧州ではオラーシャ皇帝アレクセイ・ロマノフの命令の下にオラーシャ欧州軍とオラーシャウラル軍が総力を上げて反攻作戦を開始、300万近い兵力と2万両を超える機甲戦力がシベリアを奪還すべく東進を開始していた。このオラーシャ軍主力がネウロイ群を撃破するまでイルクーツクを防衛するように本国から命令が降りていたのだ。
無論、挟み撃ちにするだけなら扶桑皇国国境以降で東アジア協力機構軍と共同で行っても同じなのだが、イルクーツクでネウロイの数を減らして以降の戦いを有利にしたい東アジア協力機構の思惑もあり、東アジア協力機構の信用に答えようとする皇帝の意向もありこの命令が下ることになる。
「・・・耐えれるとお思いで?」
「耐えるしか我々が生き延びる道はないぞ」
会議室で撤退が退けられていた時、市内では戦場ではネウロイとの死闘が繰り広げられていた。
「増援はまだか!?」
「現在、全戦線においてネウロイ攻勢が激しく、予備兵力も出払っていると」
「あいつにはBT-7の主砲じゃ通じない。対戦車兵!!」
「了解した」
ロケット砲を装備した兵士たちが建物だったものや瓦礫の山を盾にしながら中型ネウロイに向かい一斉に攻撃を行いこれを撃破するが、その後ろにいた小型ネウロイの猛攻にさらされる。
「第12対戦車小隊から戦車隊へ。中型は撃破した!!繰り返す中型は撃破した」
「了解した。全車前進。敵を叩くぞ」
中型の主砲を警戒して建物を遮蔽物として隠れていたBT-7が顔を出し、小型ネウロイに砲撃を開始する。
中型には威力が足りない45ミリ砲でも小型ネウロイが相手なら十分な威力を発揮可能であった。
別の戦場では、オラーシャ軍の要請を受けた26式回転翼攻撃機が空軍が航空優勢を握るゆえに反撃を受けない空の上から対戦車ミサイルや30ミリチェーンガンで地上のネウロイに一方的に攻撃を加えていく。
『オラーシャ陸軍第3歩兵大隊から上空の支援機へ、近接航空支援を感謝する!!。無事に生き延びれたらウォッカを奢らせてくれ』
「シュータ1から第3歩兵大隊へ。そいつは楽しみだ。無事に生き残れよ」
EACO(東アジア協力機構)軍の支援を受け、さらに複雑な市街地の地形を利用する事で一見するとネウロイに対応できるようになったと言っても、中型を盾に押し寄せるネウロイと民兵を中心とせざるをえないオラーシャ軍の間には大きな差が存在していた。
当然、損耗率はオラーシャ側の方が遥かに高く、戦況は加速度的に悪化していく。
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以上になります。
wikiへの転載はOKです。
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乙です。数の暴力と単体での再生能力の高さ・・・
ネウロイの本領発揮ですな・・・爆撃も本来の対人なら
有る士気の低減も完全な破壊は兎も角負傷は狙えないってのが
戦局を悪い方に持っていきますなぁ・・・
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乙です
空の圧勝ムードから一転地上の末期戦にムードよ…
やはり火力…火力が足りない…
今度はウオッカを奢ってもらえるのだろうか。
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>>321
生半可なダメージじゃあ再生されるのは、ある意味でBETAをも超える厄介さですからね。
これからが本番、ネウロイを舐めている日本人たちにネウロイの本気の一端を見せつけました
>>322
BTシリーズや45mm対戦車砲だと根本的に火力不足が目立ちますからね・・・。
T-34やKV-1があれば少しは違ったのですが、それらはいまだに開発が終了しておりませんし
>>今度はウオッカを奢ってもらえるのだろうか。
退路はあるので包囲されていたブラーツクよりかは可能性は大きいです
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おつです、小型ですら歩兵では倒せないレベルですからねえ・・・ここにアフリカ戦線で出てきたような対人用のフライングゴブレット型もいそうですし・・・(こいつらの火力でも普通の人間に大穴開ける重機関砲レベル)
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>>324
一応、小型ネウロイは小銃でヤれます。ただ何度的にはBETAの闘士級へ兵級と同レベルですが。
ネウロイ側の攻撃ヘリ担当であるフライングゴブレット君はすでに登場しておりますね。ただ、東アジア協力機構軍の強大な航空戦力を前に戦場に到着する前に叩き落されておりますが。
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ホワイトベアー氏乙でした
持ち上げて落とすとか落差で死んでしまいます(白目
歩兵が、歩兵さんが死んでしまう…
>>310
まあ、シュビラがなくなると困る人が多いので維持されはするでしょうねぇ…
ただし、その正体がまかり間違って曝露なんてされた日には…
ディーヴァに関しては存続自体はするでしょうね
まあ、いろいろとこの後のFS’の嫌がらせを受けたりするんですが
>>311 トゥ!ヘァ!氏
>どこもかしこもディストピア!びっくりするほどディストピア!
踊りながらやるべきですかねぇw
しかし、どんなディストピアも現実には敵わねぇんだから困ったものですわ…
>大人口のパシユニ、本部が宇宙にあるディーヴァ、技術力で抜きん出るEDEN
一応EDENの技術力ってのは実際は高いのですが、活かすつもりがないので宝の持ち腐れになっていますねぇ
極論言えば月に引きこもっている連中ですし、外の世界に目を向けて動こうなんてしていません
>残念ながらこれってアクションゲーム「黒い鳥になろう!」なのよね…
そして実際、黒い鳥やその候補者たちが一斉に動いたことで世界は大きく揺らぐんですよね、これ…
-
現在ゲッターロボ アークがYouTubeで配信されてる様です
ttps://www.youtube.com/watch?v=6hlqG6l7JYY
-
乙でした。
>中央の科学者や兵器開発者がヤポンスキーの半分でも仕事をしていたら
開発者「俺だってこのマイナス40度のところ、負けない新機体作ろうって頑張ってんだよ!!」
……まあ酷な話ですね。
-
丁寧に歩兵を執拗に対人戦力も確り投入するのがネウロイのヤバさですよねぇ・・・
確実に人類側のリソースを削ってる・・・
-
幾ら強くなっても結局現地で壁張るメインが生身の歩兵なので、人類側のリソースが削られることになりますからねぇ。
-
>>326
航空戦力じゃあ陸上戦力は殲滅できないからネ しょうがないネ
歩兵は死ぬのがその本懐なれば・・・
>>328
現場「ヤポンスキーはもうできているのに何を言ってやがる!!この給料泥棒め!!」
命をかけているのに敵に通用しない兵器を渡されたら多少はね・・・
>>329
本来なら宇宙世紀とかウルトラマン世界とかそこら辺の超技術持ちの世界の敵として出てくるレベルの敵ですからね>>ネウロイ
なんで20世紀半ばに出てくるんですか(現場猫感)
-
>>331
そりゃ怪異ですし・・・本来は生物模してたらしいので、
第一次大戦からようやっと大型化と飛行能力拡大させて
第二次で完全な兵器路線に移った見たいですから電波受信してるんじゃ無いなら
人の恐怖が自然では無く人同士の戦争に移ったからかと・・・
-
そう言えば、自衛隊で海上の警戒行う場合って主体に成るのは多用途護衛艦とかで良いのですかね?
-
ですねぇ…
後は陸上の航空基地から偵察機飛ばして、というのが基本でしょう
空母があればもっと捜索範囲を広められるのですが…ないものねだりですな、今のところ
-
>>330
第二次ネウロイ大戦の被害は史実第二次世界大戦の被害を上回るでしょうな
>>333
年代と状況次第化ですね。
もし仮に現状でしたら海上警備行動がかけられたら汎用護衛艦と沿岸護衛艦主体で、その援護をミサイル艇が務めるようになるかと
-
>>332
だからってあのレベルの怪異を出すのは世界の意思が人類を滅ぼさんとしているのようにしか思えないですよ(白目)
>>336
は二重登録ですので削除要請を出してきます
-
>>333
海上がどこかによりますね。
陸地に近い沿岸部や近海ならミサイル艇や小型護衛艦。
陸地から遠い遠洋なら汎用護衛艦などの大型護衛艦の類になるかと。
-
Fルートの日召日本の42年頃ですから、しらね、いずも、ひゅうが型と
その護衛艦やミサイル駆逐艦相当の護衛艦が欧州に派遣されてる状況で
沖縄沖かもう少し先に辺り海上警戒って感じの前提ですな・・・
-
それなら湾岸防衛用のミサイル艇や小型護衛艦で誤魔化せそうではありますね。
-
とはいえ、その薄皮一枚抜かれたらまともな陸上戦力がいないんですよねぇ…
在日自衛隊だよりですかね、そこらへん
-
総動員しなきゃいけない状況というのをまだ理解できてないんだろうな……
連合に泣きついても無い袖は振れないんだ。
-
まあどのみち今の日召日本ではネウロイや革命軍やパ米に対抗可能な陸上戦力って殆どありませんから…
誤差だよ誤差!
-
ふむ・・・そうなると最小単位が3隻構成ですから多用途護衛艦を旗艦に
ミサイル挺中心の臨時の海上警戒部隊を本来の地域で言う
東シナ海辺りに置いて置いたら第三文明圈側の戦列艦隊と
遭遇して沈められましたかねぇ・・・
-
ネウロイ・革命軍・パ米(バックの新連邦)がお互い敵対してるのが不幸中の幸いですね…
-
強力されていたらあっという間に陥落したでしょうからね…
>>344
そんな感じになりますかね。
この戦列艦隊って革命軍のテコ入れ入っているやつです?
-
>>346
一応入ってますなとは言えベースは木材ですから沈めるのも無理では無いですけど、
ミノ粉撒き用の小型装置とか砲の代わりに車載転用のAMSMやら
歩兵手持ち式の対空ミサイル、車載転用の重機関銃やら砲が載せられてます・・・
-
あ、後はアレです対人・軽装甲目標用にSマイン系の弾頭流用した対地ロケット弾みたいなのも有るかと・・・
-
>>347
そうなると自衛隊側の被害はミノ粉撒かれてレーダーやミサイルがろくに機能しなくなったところに、
AMSM(アンチMSミサイル)を撃ち込まれた感じになりますかねぇ。
-
>>349
其かもう少し射程の長いsマイン弾頭ですな・・・
正直此方のが海自から見たら悪夢かと何せイグルーとかで
特技兵が悲惨な事に成ったアレですし・・・
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>>350
ミノ粉下だとCIWSの迎撃率も期待できないでしょうしねぇ。最悪動かんですし。
船の頭上のSマイン爆裂させるだけで船上は大体ボロボロゾ。
-
というかミノ粉の時点で既存の電子機器がおおよそぶっ壊れるか役立たずとなりまするぞ…
-
>>351
此で下手したら機関部まで子弾貫通した可能性・・・
艦橋とかCICもお察しですし・・・
-
X世界は地味にミノ粉がありますからのぉ…
そういう意味ではミノ粉の影響を受けない魔導技術系木造船やWW2前後の兵器中心の日召第三文明圏やパ米と相性良かったというべきか。
>>353
宇宙兵器の兵器ですからなぁ。 対人用とは言えあり得なくもなさそうなのが…
-
極論言えば、ミノ粉対策は電子機器を使わなければいいんですよね
方位確認も通信も測距も航行も、全て人力乃至機械以前に戻してしまえば無意味
そういえばナイ神父Mk-2氏に質問したいことが
日召日本に駐留する平成世界自衛隊って、どこに拠点置くんでしょうか?
現地の駐屯地ですかね?
-
>>354
一発一発が分子強化済みでしょうからなぁ・・・某古鉄のよりはマシでしょうけど・・・
>>355
特に決めては居ませんでしたが既存の自衛隊駐屯地でしょうな・・・
規模的に海上自衛隊の所しか置けないかと・・・
-
>>356
なるほど…
伊丹達をはじめとした機動兵器部隊はどうなるでしょう?
海上自衛隊基地よりか陸自の駐屯地の方がなんぼかよかろうと思いますが
-
>>357
来るの伊丹達乗っけた連合の貸与艦艇ですから・・・
つまりは大気圏飛行前提の強襲揚陸艦か万能母艦です・・・
-
>>358
ああ、アーガマとかでしたっけか…
ならそっちの方がよさそうですな
-
>>359
ですな・・・何で整備も何も中でやれる訳です。
機体もACVDと同等位には成ってるで有ろう黒栗ですし・・・
-
伊丹さん。在日自衛隊やってる頃には黒栗君に乗り換えですか。
-
そういえばOG世界版ネェル・アーガマのデータってありましたっけ?
まとめでアーガマは見つけられたんですが。
-
>>362
まだ設定作って無かったですかね?
-
>>363
無いんですね。分かりました。
アーガマが原作より大きい設定なんで多分ネェルアーガマも大きいでしょね。
あとハイパーメガ粒子砲は怪獣事変もあって、平成日本の飛行艦艇、宇宙艦艇に大きな影響が出そう。
-
艦艇紹介のネタで比較対象として何度か出ていたかと
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取り敢えず日召日本の42年時における顛末としては欧州で陸戦力と米艦載機と海兵隊、航空戦力の多数喪失
第三文明圈との偶発的な戦闘による海上戦力(下手すると離島も)の喪失、
パ米(新連邦)によるロンデニウス大陸進攻による更なる陸海戦力の喪失が起きますかね?
-
日召日本も押されてますのぉ。
ロンデニウス大陸戦の時はどうしますかねぇ。在日自衛隊動かさないと陥落しそうですけど。
-
>>367
動いて貰う形に成るかと・・・
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2分後に証言録投下しますぞ
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>>368
となるとロ大陸戦は伊丹隊の活躍次第って感じになりそうですねぇ。
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パ米ではAGFってどうなってますか?(史実だとティーガー相手にシャーマンで十分と主張)
-
憂鬱SRW ファンタジールート 日召日本編証言録「アフター・オーバーロード」
「脅威が未だにあるというときに、戦力が枯渇か……」
「我が国の防衛体制は、基本的にはアメリカの参戦まで持ちこたえるという前提であります。
通常ならば、米軍の戦力が後を受けるという形で補填されますが……」
「この世界ではそれがない、か。やむを得ない。同じ日本人の自衛隊ならば、受け入れもそこまで反対などはないだろう」
-日召日本にて。そのドクトリンや戦略故に予備戦力のない自衛隊を補うため、異例の在日自衛隊受け入れを決定。
『派遣先にて自衛隊大敗!?』
『自衛隊の作戦行動に不備あり?』
『現代のミッドウェーか、その原因は!』
『無謀な作戦だったのでは---軍事専門家が評する自衛隊派遣』
『少年兵や少女兵の解放はうそだったのか?』
『木造船に敗れた護衛艦、存在意義はあるのか?』
-日召日本のメディア、オーバーロード作戦失敗を一斉に書き立てる。
『他国の自衛隊を信用できるのか?』
『同じ日本人でも文民統制の利かない軍隊を入れてよいのか?』
『非合理的な兵器?---人型ロボットは使えるものか』
『飛行艦艇とはなんであるか、専門家が分析する』
『ネウロイという敵に対してどこまで戦えるのか---在日自衛隊の戦力を不安視する声も』
-同じく日召日本のメディア、在日自衛隊について好き勝手書き始める。
「いくら何でも好きかって言いすぎじゃないですかね、これ……」
「ウチでも人型機動兵器導入でさんざん言われたことだし」
「だからと言って黙っているわけにはいかないでしょ」
「発言の捏造とかされそうだしな……対応は連合から言われたとおりにやろう。
それでもやってきたなら、こっちの日本政府に対応を頼むしかない」
「やるせませんね……」
「でも、そんな国民でも守ってやるのが自衛官の仕事だ。相手は襲う相手を選んでくれないんだからな」
-ネェル・アーガマ級「ネェル・ニカーヤ」艦内で平成世界自衛官たちの会話。
「あの、すいません。在日自衛隊の方ですよね?ぜひとも取材を……」
「取材に関しては広報を通じて正規のルートでお願いします。それ以外に関しましてはお断りしています」
「いえ、時間は取らせませんから…」
「ダメです。所属も明かさないどことも知れない相手は拒否するように指示されていますので」
「そんな……」
(基地をちょっと出ただけでこれか……張り付かれているな)
-平成世界自衛官に群がるメディア。しかし、連合からの指導もあり、多くを拒否する形に。
「えぇ?実機訓練の拒否?」
「許可が下りるまでは待ってほしいそうです……特に市街地の近くでは、墜落などの危険があるからと」
「……シミュレーターでも訓練はできるけど、実機訓練が陸地でできないのはなぁ」
「おまけにニカーヤの都市上空の飛行も制限……これじゃあ演習場とかを借りて訓練もできなさそうですね」
「そりゃあ心配なのはわかるけど……そんなことを言ったら飛行機だって碌に空を飛べないぞ」
-飛行艦艇や飛行する人型機動兵器への不信や猜疑から、現地での訓練に制限を課されてしまう平成世界自衛隊。
-
「あの船ってどうやって飛んでいるんだろうな?」
「明らかに飛行機とは違う造形だし……」
「というか垂直離着陸…離着水?しているぞ」
「ノズルみたいのはあるけど、明らかに水平方向への推進のためっぽいしなぁ」
「というか下に見えるデカイのはなんだ?」
「飛行甲板っぽいのが前方に3つに後方に一つ……無茶苦茶な配置すぎない?」
-ネェル・アーガマ級ネェル・ニカーヤを見た日召日本の掲示板での会話。
「文明レベルが中世もいいところな艦隊に、少数とはいえ平成世界基準の艦隊が敗北……何かあるな」
-旧東シナ海で交戦し、なんと撃滅されてしまった日召日本海事の海上警戒船団の話を聞いて連合の武官。
『ファルマート大陸だけでも広いってのに、さらにその外側の偵察ね……』
『活動範囲がどんどん広がって、戦力がさらに足りなくなるんじゃないかこれ…』
『確かにな。前の増援も無人化MSがメインだったし、本国の方も大忙しだって話だからな』
『融合惑星の件もあるし、大丈夫かね?』
-連合の高高度偵察機編隊の会話ログ。ファルマート大陸のさらに外側、日召日本の周辺国やさらにその外まで捜索や偵察の範囲を広げることに。
「こっちの世界の……ええっと、また別世界の列島日本の歴史と情報と現状と……」
「なんで日本が列島ばっかりな世界が多いんだろうね?」
-日召日本で活動する大洋連合、特に日系の諜報員の会話。
「現段階の情報だと、日本国召喚の日本……らしいですね」
「ああ、天照大神のやらかしの被害者の……」
「……主神ェ」
「あの日本歴史史上初のお引きこもりの一柱のことは置いておきましょう……あんなのでも太陽神でありますし、ね?」
「原作知っている人間探さないとな……」
「複数の世界がかかわっていますし、歴史も経緯も複雑ですからね」
-日召日本と接触した時の夢幻会の会話。
「なるほど、古代には魔法を主体とした文明があった……出番か」
「ヴェルクマイスター様、ステイ」
-オーバーロード作戦で共同戦線を張った日召日本の世界の情報を聞いて、思わず立ち上がる合法エターナルロリータ魔女。
-
以上、wiki転載はご自由に。
取り急ぎ書きました。
日本国召喚にあんまり詳しくないのでお許しくださいませ…
-
乙です
日召日本のコレはいつマシになっていくのやら。
>>「文明レベルが中世もいいところな艦隊に、少数とはいえ平成世界基準の艦隊が敗北……何かあるな」
あれれ〜 可笑しいぞ〜(死神小学生並感)
-
>>371
特には話題に昇っていなかったはず。
ただ一応パ米はWW2終わった後の世界から来たので既に問題は解決している…はず…多分…
ここのパ米君は空軍と海兵隊に力入れすぎて陸海がおざなり気味って設定だったはずなので、今一AGFがどうなっているかわからんのですよね(汗
-
乙です。日本国召喚は基本的に転移した日本が無双する話ですから
既に前提条件から原作とズれてる感じですな・・・
まあ、市民の反応としてはこんなものですかねぇ?
後は日本国召喚の日本ですけど一応魔法は無いッポイです。
あくまでも神様らしい上位存在が居るっての神様が余計な事言わなきゃ
第二次世界大戦の結果が変わってた可能性が有る位ですかね?
-
現状ネウロイに一度襲われたくらいですからねぇ。 >>日召日本
本土が決戦場になったわけでも、大怪獣で一地方が壊滅したわけでもないので、空気感は原作より重苦しくなっても左程変わっていない可能性は十分あるかなと。
-
乙です
「というか下に見えるデカイのはなんだ?」
その正体はMAP兵器級ビーム砲という(平成世界基準では)まさかの代物と判明したらどんな反応をするだろうか。
-
>>378
政府と自衛隊は兎も角国民は其処まで変わらないかもですかね?
直近の自衛隊の作戦行動とか公式には公表しないでしょうし・・・
-
>>380
そうですね。何かデカい事件が起こらなければ大多数の感覚は変わらないんじゃないかなと。
日召日本はクロスネタに出てくる列島日本シリーズの中でも特に平和ボケしている国でありますし。
-
乙でした。
マスゴミぇ……
あと太陽神への扱いがひでえな夢幻会w
-
>>375 トゥ!ヘァ!氏
>日召日本のコレはいつマシになっていくのやら。
物理的にも精神的にも痛い目に遭わないと治らんでしょう
>あれれ 可笑しいぞ(死神小学生並感)
バーローは帰って(絶叫
>>377 ナイ神父Mk-2氏
まあ、本来は日本の無双系ですからねぇ…
>市民の反応としてはこんなものですかねぇ?
自分達の住む場所が攻撃されたわけでもなし、遠方での話ですからねぇ…
極論言えば他人事です
>日本国召喚の日本ですけど一応魔法は無いッポイです。
>あくまでも神様らしい上位存在が居るっての神様が余計な事言わなきゃ
>第二次世界大戦の結果が変わってた可能性が有る位ですかね?
まあ日本には魔法はないですよね…
ただ、リーゼロッテさん、初期のころの日本が勘違いされた「古の魔法帝国」のことを伝聞で聞いていますので…
それを置いておくとしても、アマテラスのやらかしはちょっとねぇ…
>>379
知らないって幸せなの…
>>380
あー…そうか、ならそこまでオーバーロード作戦のことは広まりませんかね?
-
乙。まだマスゴミがゴミゴミ言ってるだけ見た目平穏だな
-
>>382
>マスゴミ
だってマスゴミですもの…
いつの時代であろうとも、洋の東西あろうとも、ここだけは不変なのですよ
>太陽神への扱いがひでえな夢幻会w
一応敬いはしますが…この日本国召喚の天照大御神はやりすぎたのですよ…
-
>>383
オーバーロードは隠しようが無いのでこの場合は公表しなかったのは最初に政府が欧州に介入する事を決めた
理由であるネウロイによる日本への威力偵察ですね此方はまだ誤魔化しが効く範囲なので・・・
-
>>384 New氏
まだ表向きには平穏でしょう…
ただ、いつまでも平和なわけがないのです
>>386
あ、そっちの方でしたか…
安心しました
-
日召日本君。このままだと逆に稀有な平和ボケしたまま時代を生き残っていく日本になるかもですな。
-
おつです、まだ反重力装置なんてものは理解の外ですからねえ・・・
あとは戦略特装砲の存在でも知らんでしょうし
-
>>388
戦後の発言権は下から数えた方が早そうですね。
-
>>388
直接的に侵略者が来る危険性は低いですからなぁ…
>>389 657氏
マジモンのSFの様な艦艇とは思っても、どういうものか今一わかってない感じですなぁ
まあ、よくわからないのでその手の活動家はここぞとばかりに攻撃対象にしていますけどね
-
>>390
貴重な生きた資料ですゾ。この世界では中々お目にかかれないお国柄であります。
>>391
絶妙に各地の前線からは一定距離開いてますからな。
そんでもって自衛隊と政治家は割かしまともで、丁度いいタイミングで援軍にも恵まれているのが幸なのか不幸なのか…
-
>>392
まあ、宇宙から直接降下というのも考えられなくもないですけどもね
ただ、日本国史上初の「完全な後方」という立地になったことは確かかと
-
他国でせくしー前環境大臣じみた発言して相手をキレさせそうだな召喚日本国民。
-
>>393
いえ。立地的には日召日本って割と前線なんですわ。
東にはネウロイに制圧された欧州があって、西には宇宙革命軍に支援された第三文明圏があり、南には新連邦に支援されたパ米がいるので。
ただ何というかこう…丁度いい距離感があって、どこの勢力も日本より優先すべき目標があったりして、日召日本本土にあんまり攻め込んできてないってだけで。
-
以前パ米によるドーリットル空襲みたいな事の議論があった気がするのは気のせいでしょうか?
-
一発食らいかまされてしまえw
-
>>394
発言の自由は保障されているから(震え声)
それはそれとして状況がわかっている政治家や外交官は平謝りである。
-
>>395
ああ、地味に距離の防御とかあるわけですか…
-
>>399
距離の防御も無いので本当に日本より優先するべき敵が居るから関わらないだけですな・・・
橋頭堡としてももっと狙い目な国が居ますから・・・
-
>>400
……つまり、その気になればやれるけど、もっといいところがあるから見過ごされているだけ、と?
-
>>399
それに間あいだに日召世界の小国やストパンのブリタニア本土やらがあるので、壁ってほどではないですがワンクッション存在しているのもありますね。
>>396
パ米君ことあとストパン世界のアフリカに進出しちゃってそっちに戦力回してしまいそうなので、大軍としてやってくる可能性は低いかなと。
あと在日自衛隊(伊丹隊)がいる限りは半端な軍勢送ってこられても本土に差し掛かる前に殲滅できるはず。
-
>>401
・・・日本の周りの立地としてネウロイは専ら欧州に掛かりきり、
第三文明圈は日本と同じ位の距離に此処の文明圈維持に必須な鉱石算出量地域トップの島国があり、
新連邦の位置からは露天掘り出来る位の石油に恵まれた国と
適当に種まくだけでも小麦の育つ農業メコンデルタ並の国が
日本より航続距離滴に近い位置に有るのです。
-
>>401
西というか北?からくる革命軍勢は第三文明圏ことファルデウス大陸そのものと目の前にあるロデニウス大陸に。
パ米勢はストパン世界のアフリカへ。
ネウロイはブリテン島あたりで現地人類とキャッキャキャッキャするのを優先してますので…
-
なるほど…
この期間の間に日召日本の戦力化を……無理か
-
>>402
スパロボ仕様のネェル・アーガマ級+黒い鳥適正持ちで編成された艦載機隊ならよっぽどが相手でない限り一蹴出来ますね。
-
パ米君は近場のアニュンリール皇国のある南方世界の大陸で当分遊べるし、北進したとしても日本よりも先にベスタル大陸やロデニウス大陸に突き当たりますしね。
多分日本に部隊飛ばす前にロデニウス大陸で現地勢や革命勢とぶつかる可能性の方が高いかも?
>>405
戦力化はね…ある程度はできるのよ…政府と自衛隊が乗り気だから…
だけど国民は平和ボケしままってだけで…
>>406
更に言えば日召日本本土に到達する前に幾つかの小大陸や別国家が間にあるんで、そこらへの攻撃が優先されそうってのもありますね。
-
あとはパ米のお守りに新連邦が駆り出されうからだいぶストレス溜めてそうな感じでしたっけ・・・
-
そんな感じだったかなと。
あとは第一文明圏でも革命の足音が迫っていたっけなぁ。
-
>>407
平和ボケについては日本国召喚原作同様きっかけが無いと解消に時間が掛かりますね…
>>408
優生思想という新連邦から見れば苔の生えた思想の下好き勝手に戦線増やすから、新連邦側はパ米と組んだ事を早々に後悔してそう
-
でもパ米君って市場としても軍勢としても中々の好物件ではあるんですよね…
パ米君以上の総合力を持つ国家となると現状F世界にはACE3新連邦以外存在してないですし。
-
だからこそ新連邦が勢力圏に取り込みたかったんでしょうね・・・
その代わりこの時期外回りやってそうなフロスト兄弟やらお守りやらされてそうなユルゲンスに負担がかかってるんでしょうけども・・・
-
確かパ米君って元の世界でカナダやメキシコも取り込んでいたはずなので人工的にも1950〜60年代のアメリカを凌いでいるはずですしね。
-
優生思想拗らせ過ぎて下手すると真ドラゴンすら侮っても笑えない程度には拗らせてますね・・・
-
想像の3倍くらいひでぇレベルであった。
-
だから新連邦も碌なMS供与してないんですよね初期型ドートレスやドートレスタンクぐらいしか
ビーム兵器も供与してない<ビーム兵器もたせたら更にやらかすの確定だから
-
パ米って最終的にはネウロイに制圧されたって話でしたっけ?
-
>>415
流石に戦前世代正面から正規軍戦力と相対した人間は
そんなこと考えるのは少数ですが戦中プロバガンダ聞いて育った上に
記憶の中の日本人が殆どゲリラに成った位の世代はまぁ・・・
-
>>417
そんな感じの話でしたの。
あれは第何形態のネウロイだったかなぁ(最終形態はゼントラン旗艦要塞)
-
>>418
史実寄り長く戦争していた世界だ…面構えが(悪い意味で)違う…
-
日召日本の場合戦況はちゃんと伝えてそうだけど(コメンテーターは兎も角)、パ米の場合純度100%のプロバガンダ放送になってそう
-
ん?ネウロイはパ米に来ませんよ?
-
あれ。スーパーネウロイかなんかがパ米粉砕って話あった気がしましたが。
勘違いだったのかな?
-
フーム・・・少なくとも記憶には・・・
-
あれぇ(汗
なんかどっかで話題に上がった記憶があったんですが…別のスレの話題と混合したかなぁ(汗
-
大陸スレや他のネタスレと混同したのかも・・・似たようなネタ考えてると混同することよくありますよね・・・
-
なんかどっかで聞いたことがあるので、他のスレか、はたまた別の板でのネタと混同しましたかねぇ(汗
となるとパ米って最後どうなりますっけ?
-
誰か言って様なきもしますが私自身は言った憶えが無いですかね?
-
あ、思い出しました確か以前も似たような話に成ってこのまま行くとまた
殲滅云々に成るからネウロイ動かすか見たいな話しましたかね?
-
>>429
あー…言われると確かにそんな感じで話してましたっけか。
-
デビルガンダム最終形態っぽいネウロイがどうこうだった話が……
コロニーと融合してるっぽいとかなんとか。
-
>>431
其は明確に別ですね
>>430
此からどう動かすかって話の最中に
東京裁判とか殲滅とか騒がれても困るのですよねぇ・・・
-
取りあえずは今のところパ米の将来は未定で良さげですかね?
-
>>432
あら、勘違いでしたか。
すみません。
-
さて、日本国召喚世界の観測も終わったので、ぼちぼち止まっていた未来編とかに取り掛かりますかねぇ
ともあれ今宵は寝ます
皆様もお体にはお気を付けください
-
おやすみなさい。
-
>>433
大惨事は一回位起こそうかなとは思います日召日本と同じで一寸やそっとじゃ変わりませんし・・・
>>435
お休みなさい
-
おやすみなさい。
>>437
了解です。まあこのまま何事もなくとはいかなそうですものねw
-
おやすみなさい
実際最終決戦でACE3も挟むわけですしね・・・
そういや第三次OG時系列は竜馬だけがこっちの世界に参加するかもっていう話でしたが、
乗機はブラックゲッター→ゲッターノワールあたりに変化しそうですね・・・
-
17時50分を目安に大陸×ワルパンネタをあげさせていただきます
-
すみません。投稿ですが、18時20分ごろまで遅れます。
-
了解です、
そういやスパロボDDに登場するヒュッケバインMK-2 三号機ですがどうやらOG世界のものらしいですね・・・
-
やっぱりOG産…行方不明だったのはDD世界に流れていたからなのか…
-
それでは投稿させていただきます。
-
第8話 シベリアの夏燃えゆ その1
イルクーツクにおいて激しい戦闘が行われている一方で、ネウロイはユーラシア北部でもその進撃を強めており、こちらではオラーシャ軍が少数しかいなかった事から早々に扶桑皇国国境まで到着してしまっていた。
幸い、第一梯団の半分は航空攻撃により吹き飛んでおり、その残ったネウロイたちの主力はイルクーツクの攻略にかかっていた。それでも400を超える中型ネウロイを中心とした部隊がシベリア北部の国境を突破し、扶桑皇国の防衛線に襲い掛かる。
「主砲、撃てぇぇ!!」
車長の命令を下に九五式中戦車の誇る52口径90mm戦車砲から2キロ中型ネウロイに向かいAPCBC(風帽付被帽徹甲弾)が放たれる。そして、オラーシャ軍のBT-7では歯が立たなかった中型ネウロイの装甲を一発で貫徹し、ネウロイを撃破した。
この攻撃に驚いたのか中型ネウロイから攻撃が飛んでくる。しかし、それらの砲撃は遠距離であることや彼らが足を止めずに攻撃を行っている事もあいまって命中する事はまれであり、例え命中したとしても80mm、傾斜も含めれば140mm近い九五式中戦車の装甲を貫徹できず、はじかれる。
この戦車だけではない。この地域に配備されている九五式中戦車は、全車がその威力を十分に発揮していた。
しかし、ネウロイ達は恐れという感情を知らないのだろう。扶桑陸軍の攻撃により次々と同胞が撃破されているのに一切の躊躇なく前進を続ける。
扶桑陸軍の防衛線まで1000mに達すると対ネウロイ用の地雷原に突入、さらにこの位置になると52口径76.2mm戦車砲を主砲として搭載する八四式中戦車も砲撃を開始しており、地雷原と砲撃によりその数を減らしていく。
また、空からは扶桑皇国軍の主力襲撃機である九一式双発襲撃機が援護の為に到着、機首の57ミリ機関砲や両翼の20mm機関砲をネウロイに向けて放つ。
約100両近い戦車部隊と100機の襲撃機による攻撃はさすがのネウロイでも厳しいものであり、半数ほどのネウロイが撃破された段階で撤退を開始、以後、オラーシャ・扶桑皇国国境上ではこうした国境の戦いと呼ばれる小競り合いが続いていくと事になる。
そしてそして1937年8月26日、いまだにオラーシャ軍が死守するイルクーツクの攻略を諦めたのか、ネウロイ側は約26個師団相当の数を有する第2梯団をイルクーツクではなく史実サラ共和国方面のシベリア北部に転換させた。
この行動は早期警戒管制機や偵察機により即座にEACO軍司令部に伝わる。EACO軍総司令官に任じられた東条英機大将は作戦図を見ながら、ネウロイ軍の意図を考えていた。
「ネウロイ共め、航空機の分散を狙って北部での戦線を拡大させるつもりだな。だが、敵の戦力の分散は我々の好機でもあるか」
今EACO軍が最も恐れている事はイルクーツクを攻略したネウロイの大軍がモンゴルを超え中国本国を襲撃する事であった
この時のモンゴルの防衛線は、内線戦略を国防方針に据えているがゆえに国内のインフラが異常なほど整っている扶桑皇国本土と違い、碌なインフラが無いことから防衛線の構築が遅れており、国境沿いの山岳部に展開している第一防衛線こそ強力な防衛線を構築できているがそれを突破されると中国本国まで一気に突破されかねなかった。
そうなってしまえば、EACO軍はシベリア方面と中華本国に兵を割かなければならず、その負担の増大は考えたくないほどである。
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「将軍、ここは我々もネウロイたちの動きに合わせ北部への兵力増強を行うべきです。幸いにして航空優勢は我々が握っており数の劣勢を補うことは十分にできます」
「扶桑皇国の長年のインフラ整備により補給も問題ないです。何よりモンゴルを突破される可能性を減らせるなら航空機の分散というリスクも十分に許容できます」
「扶桑皇国側も国境防衛の強化を要請してきております。外交的にも叩くべきです」
「敵の機甲戦力の中核である乙型(中型ネウロイ)は扶桑皇国側の八四式中戦車でも相手にできることがわかっております。例え数に勝ろうが十分圧倒できます」
彼の幕僚たちも自分たちの優勢を信じ、ネウロイ第二梯団の挑発に応えて決戦を主張する。
無論、リスクもある。ネウロイの目的は北部への派兵を誘うことでバイカル周辺のEACO軍の戦力を減らし、第三梯団をもって一気にイルクーツクはもちろんウランウデ等を陥落させる事かもしれない。
「・・・わかった。部隊を送り込もう」
しばしの逡巡の後、東条は部隊を送り込むことを決め、増援部隊の編成を幕僚たちに指示する。
北部には8個歩兵師団と4個戦車旅団を中核とした地上部隊と3個航空師団、航空ウィッチ1個飛行戦隊を中心とした航空部隊を主軸とする北部方面軍が展開していた。
EACO軍司令部は、これに増援としては扶桑陸軍1個機甲軍(2個戦車師団、2個歩兵師団)と第2個航空軍(8個航空師団)、2個魔導航空軍(4個航空ウィッチ師団)、日本陸軍1個軍(1個機甲師団、2個歩兵師団)、1個航空師団、1個航空魔導大隊(扶桑陸軍の飛行戦隊に相当)、中華帝国軍1個軍(機甲師団1個、歩兵師団3個、4個装甲魔導旅団)を送りむ。
これにより、北部に展開するEACO軍の戦力は地上兵力が3個機甲師団、12個歩兵師団、4個戦車旅団、4個陸戦ウィッチ旅団、航空戦力は12個航空師団、4個航空ウィッチ師団、2個航空ウィッチ大隊に達する。
総兵力は60万、航空ウィッチ約650名、陸戦ウィッチ8200名という一大兵力が東部に布陣した
さらに日本は北部の増強で不足する航空戦力を補うべく東南アジア諸国の空軍部隊をバイカル方面に展開させる。この時派兵された総勢8個航空師団であり、練度はともかくとして数と装備の質では引き抜かれる扶桑皇国軍航空隊に引けをとらない。
航空部隊同様に北部に引き抜かれるウィッチ部隊の穴を埋めるために日本本土からは新たに4個航空魔導大隊144名の航空魔導兵を中核とする空軍第1航空魔導師団の増派が行われ、東南アジア各国のウィッチ部隊もバイカル方面に送り込むなど魔導部隊の増強も行われていく。
そして、1937年8月24日、オラーシャ帝国クラスノヤルスク地方エコンダ近郊においてエコンダ会戦と呼ばれる一大決戦が幕を上げた。
会戦の序曲は当然の事ながら航空優勢の確保を目的とした日本空軍戦闘機部隊による長距離ミサイル攻撃から始まった。
36機の26式戦闘機と72機のから放たれた計216発の対ネウロイ用空対空中距離魔導誘導弾は戦闘機型ネウロイを一方的に叩き落とし、その後は扶桑皇国陸軍航空隊の九四式戦闘機と航空ウィッチ隊が突入、敗残兵を狩るがごとく隊列が乱れに乱れたネウロイ側を一方的に叩き落としていく。
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『射撃訓練を思い出すな』
『貴女が一番苦手だった科目でしたわね。ウォーウルフ2』
『HAHAHAそんな昔のことは忘れたぜ。なんなら撃墜数で勝負するか?ウォーウルフ3?』
『でしたら撃墜数が少ない方がPXのデザートを奢りという事ですかね』
『乗った。どうです少佐も一緒に参加しませんか?』
「ウォーウルフ2、ウォーウルフ3、余裕があることはいいことだが、あまり油断するなよ。」
ネウロイ側に新型であろう、新種の戦闘機型ネウロイを12.7mm機関銃で叩き落としながら、北部方面軍に送り込まれた大日本帝国海軍第1航空魔導大隊大隊長である北郷章香少佐は部下達をたしなめる。
『申し訳ありません。少佐』
『申し訳ございません少佐』
敬愛する上官の言葉に部下たちは素直に謝罪する。
あらかた戦闘機型ネウロイが片付いた後、扶桑皇国軍の九一式双発襲撃機を中心にした部隊が突撃を開始し、空から一方的な攻撃を加えるはずであった。
しかし、突如として地上から火箭が上がり、攻撃を加えようとしていた九一式双発襲撃機にいくつもの弾があたる。
『3番機が落ちたぞ!!』
『対空戦車型がいる全機注意しろ!!』
『6番機もやられた!!』
『こちら11番機、被弾した。一度基地に帰還する!!』
無線が一気に騒がしくなる。いくつかの攻撃機が撃墜され、その倍の機体が被弾を受けた。
レーダー統制もない射撃ゆえに十分に警戒していたら避けられた時代であったが、今までの経験から慢心していた扶桑軍は思わぬ奇襲を許してしまう。
明らかに制空権を失われることを前提とした様な大量の対空戦車型の存在はネウロイに知能があるのではないかという不気味な妄想を膨らませるには十分なものであった。
「キルゾーンに入ったぞ。全部隊に通達。ディナーに火をともせ」
「撃って撃って撃ちまくれ!! 弾薬を残した腰抜け野郎は国籍はく奪だ!!」
「自分のナニを扱くより素早くぶち込め!! 扶桑陸軍砲兵隊の火力を見せつけろ!!」
それでも大勢は変わらない。本来なら砲兵を信奉するのはオラーシャ軍の専売特許であるはずであったが、現在ではそのお株はEACO軍に奪われてしまったかのように、ネウロイが砲兵隊のキルゾーンにはいるや否や大は28㎝列車砲から小は75mm榴弾砲まで、扶桑軍と日本軍の火砲が次々と火を吹きネウロイたちを吹き飛ばしていく。
人間同士の戦闘ならこの段階でチェックメイトであろう。しかし、相手はネウロイ。その極めて高い再生能力の高さを武器に、少なくない固体がEACO軍の航空機と砲撃が織りなす猛攻撃を突破していく。
幸いにして第一波として襲撃してきたネウロイたちは対ネウロイ用地雷原や九五式中戦車、八四式中戦車、54口径90mm対戦車砲、55口径100mm高射砲、76.2mm陸戦ウィッチ砲、105mm陸戦ウィッチ砲などによる激しい対ネウロイ用弾頭の嵐に撃滅することに成功する。
しかし、EACO軍も無傷だったわけではなく、地雷原を全損したほか、対戦車砲部隊を2個大隊損失してしまった。
「やはり、火砲と航空攻撃のみでは撃退は無理か・・・。」
比較的後方であるヤクーツクにある北部方面軍司令部では、扶桑皇国軍北部方面軍司令官である大沢義三郎中将は日本軍の設営した作戦本部にて送られてくる映像やデータを下に戦況を分析する
彼としてはリスクの大きい地上部隊同士の殴り合いはせず、砲兵隊と航空隊で決着をつけたかったが、やはりそうはいかせて貰えないようだ。
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それでも現状はEACO軍側が圧倒的に有利であった。数でこそ26個師団規模のネウロイに対して、こちらは予備兵力である日本軍第8軍を除いて全兵力を前線に投入しているが16個師団と不利だが、装備の質はこちらが上で制空権を握っていることから航空支援を一方的に受けることができる。
何より優位なのは敵は我々の事を偵察するのは不可能だが、こちらは航空偵察で相手の動きを手に取るようにわかるのだ。
ここまで優位にあって負けるはずがない。この時の大沢はそのように考えてしまう。
「当初の予定より順調に経過しておりますが、第二段階への移行を早めますか?」
幕僚の1人が問いかけに来る。
「・・・いや当初の予定通り中央を支える第11軍を撤退を装って後方にさげてハンニバルごっごに興じよう」
「了解しました」
8月30日、北部方面軍の司令は即座に符丁を通して第11軍司令部および第11軍隷下の各部隊に伝達された。
『第12中隊から前線司令部、負傷者多数!!至急増援を』
『第332砲兵連隊すでに弾が切れかかっている。退却の許可か補給をくれ』
『第45装甲車中隊、敵部隊と接敵、撃破すれども損害大、退却を要請する』
『航空支援、何やってやがるもっと前方に火力を投射しろ』
そうするとそれまで以上に無線は悲痛なものが増えていった。どうやらすでに前線はかなりきっぱくしているようだ()。
これはいかん、このままではぼうえせんはほうかいしてしまう。
第11軍司令部は全軍を後退させる事を決定した。
司令部の命令を受け最前線で最も激しいネウロイの攻撃を受けていた扶桑陸軍第11軍は撤退を開始する。
『いつもながら司令部の無茶ぶりしかいわないな』
『額面上で物事を考えるから現場の苦労を忘れてしまうんでしょうね』
『それにしても地上には随分とだいこんが多いみたいですね。笑いをこらえるのに苦労しましたよ』
『『違いない!!』』
ハハハ、笑い声が無線を占める。
第11軍の後退完了まで殿を務めることになった大日本帝国海軍第1航空魔導大隊は同様に地獄の一等地に送り込まれた扶桑皇国陸軍飛行第64戦隊、扶桑皇国陸軍飛行第69戦隊とともにシベリアの空を飛んでいた。
彼女らの任務は退却を支援する為に飛んできた攻撃機部隊を護ることと、逆にネウロイの爆撃機型から味方地上部隊を護ることであった。
任務内容は極めて難しい。味方の援護が限られる殿戦なんて本来なら死んで来いというものだ。それでも彼女らの表情は明るい。
この場にいる全ウィッチ、すなわち108名全員が最低でも2桁のネウロイを撃破しているエースたちであり、自分たちの実力に絶対的な実力を誇るがゆえに。
彼女らにとってこの困難な任務は平時の国境哨戒となんら変わりない任務であった。
さっそく、第11軍の異変に気が付いたネウロイたちが動き出した。手始めとして200機近い戦闘機型ネウロイと40機近い爆撃機型ネウロイを第11軍へと差し向けてくる。
本来ならこういったときに長距離ミサイルを発射して第一撃を加える日本空軍戦闘機部隊は、決戦の初めに長距離対空ミサイルを全部発射した後に第二梯団への爆撃を実施。その後兵装と燃料補充の為にRTBしてしまっていた。すでに基地からは離陸している用だが間に合うかは微妙である。
一応、その間カバーに入ってくれていた12機の28式汎用戦闘機から計76発の対ネウロイ用中距離空対空魔導誘導弾が放たれるがそれでも数は相手の方が上である。
『マジックより全ウィッチ隊へ。爆撃機型は現在退却中の第11軍にとって大きな脅威となる。また、戦闘機型は言わずもがなだ。直ちに迎撃を開始せよ。繰り返す全ウィッチ隊は迎撃を開始せよ』
『戦闘機型は私たちと水兵さんがやるから64戦隊は爆撃機をおねがいします』
飛行第69戦隊第1中隊隊長兼同戦隊戦闘隊長を務めるホワイトラビット1の提案を受ける
-
後方の管制機からGOサインが入るとウィッチ隊は待ってましたとばかりに、彼女らがもっとも得意とする上空からの一撃離脱をもってネウロイたちに喰らいつく。あとは陣形が乱れスピードで劣るネウロイを翻弄しながら平らげる。
それだけであった、それだけのはずであった。
新型だろうか?見たことのない形をした単葉機型ネウロイがいくらか見える。
『貰った!!』
ウォーウルフ4が新型機の後ろに周り、狙いを定める。
「ウォーウルフ4回避!!」
『はえぇ? ハワぁ 後ろにつかれた!?』
油断はしていなかった。だが、先ほどまでウォーウルフ4に追い回されていた機体が何故か背後におり、ウォーウルフ4に射撃を加えていた。
ウォーウルフ4はシールドでそれを受けながしつつ、何とか振り切ろうと全力で機動をとるが、恐ろしい事にネウロイ側の戦闘機はそれに付いてくる。
『ウォーウルフ3からウォーウルフ4へ。貸し1つですわよ』
幸い、彼女のエレメントであるウォーウルフ3がカバーをいれた事で事なきを得たが・・・。
『こちらホワイトラビット12!!後ろをつかれた援護を!!』
『ネウロイの新型!?なんて運動性よ!!』
『捉えた!! エッ⁉ いなくなった?』
『後ろだ!!ウォーウルフ14』
『ウォーウルフ14が被弾した。』
ウォーウルフ4だけではない。他にも何人かが格闘戦を挑んだのか後方に回られていた。
確かに日本製の36式戦闘脚は中高高速性での性能を重視した戦闘脚であり、こうした低速時での格闘戦をあまり重視はしていない。それでも、それはあくまでも他と比べて優れていないというだけであり、扶桑皇国製の戦闘脚以外の同年代の戦闘脚よりかは優れているとされている。
それに追いついてこれるなんて。ネウロイの厄介な新型を出してくれたものだ
ウォーウルフ14の後ろにいたネウロイの上空から12.7mm重機関銃を叩き込みながら降下をかける。ガラスの割れた様な甲高い音が聞こえてきた。
「ウォーウルフ14、損害は?」
『ユニット・武器共に無事、右ユニットにかすった程度です。まだまだいけます』
「わかった、だがウォーウルフ15とのエレメントは崩すなよ」
『了解です』
幸いにしてペイントが削がれた程度の損傷であったのでそのまま戦闘を続行させる。
-
『何やってんのよホワイトラビット12。ウォーウルフ12、ホワイトラビット12のカバーにはいるわよ』
『落ち着きなさい。運動性は凄いけど火力は従来型と変わらない。シールドで十分防げるわ』
『後ろを取られたら取り返すだけだ。オラ!! 落ちやがれ』
一瞬のざわめきが無線から聞こえてくるが、すでに何度も実戦を体験した人間ばかりだ。私が口を出す間もなくすぐに落ち着きを取り戻していた。
「各機、敵の中にできる奴らがいる。油断せず、エレメントを崩さずに戦え。それと格闘戦は絶対に挑むなよ」
ーー了解、
無線からは部隊員全員の声が聞こえてくる。さっと確認した限りでは猛何人か後ろをとられていたようだが、どうやら両機が助けたようだ。良かった。まだ撃墜された奴はいない。
ミサイルで撃破されたのか、もともと数が少なかったのかわからないが幸運な事に大半のネウロイは従来型であり、戦局自体は優位に進んでいく。
『レッドイーグルからマジックならびにウォーウルフ、各ラビット隊へ、護衛機が邪魔で爆撃機体に手をだせませんわ。護衛機を早く引っぺがしてください』
『こちらマジック、了解した。ブルーラビット隊は第799航空師団とともに攻撃機部隊の護衛に付いている。ウォーウルフ、少佐、頼めますか?』
「ウォーウルフ了解した。それと、私にも為口でいいぞ。みんな、もうひと仕事だ」
『マジックよりレッドイーグルへ。ウォーウルフ隊が援護に回る。ホワイト、イエロー両ラビット隊は航空優勢の確保に専念せよ。』
すでに新型機は全て霧散させ、残る敵もあらかた平らげた頃、マジックから連絡が入り新しい命令が下る。
なんてことはない、いつもの人助けの依頼だった。
爆撃機型の付近に向かうと新型ネウロイが護衛機としてついていた。
それも先ほどと比べ物にならない数、50機近くと先ほどとは比べ物にならない。
『申し訳ありませんわ。ウォーウルフ1、敵の護衛が存外優秀でいまだに爆撃機型は半分しか叩けておりません』
「むしろ、あいつらを相手にしながら半分を叩いたんだ。もっと誇っていいと思うぞ」
『ありがとうございます。』
「以後は戦闘機型はこちらで対応する。貴隊は爆撃機型の迎撃に集中してくれ」
『彼方達を疑う訳ではないですが数が足りませんわ。うちのイエローアロー隊も貸し出します』
「・・・すまない」
先ほど戦ってみてわかったことだが新型戦闘機型ネウロイの運動性の高さは確かに脅威である。だが逆に言えばそれ以外で脅威となるものはなかった。ならば低速度での格闘戦に付き合わずに一撃離脱を多用すれば有利に立てるはずだ。
「各機、教練通りにエレメントでの一撃離脱でいくぞ。下手に色気をだして格闘戦なんて挑むなよ」
日本空海軍航空ウィッチ隊の戦術の基本はエレメント単位での一撃離脱、危険な格闘戦は避けるべき戦術であった。
いままではネウロイ側の航空戦力があまりに貧弱すぎたので格闘戦の練習やデータ取り、扶桑皇国陸軍側と戦術を合わせる事もかねて低速度での格闘戦が戦闘の中心であったが、危険だとわかれば戦術を切り替えるのは当然である。
二丁の12.7mm機関銃を構え、北郷は獰猛な絵がを浮かべ口を開く
先ほどの用にはいかんぞ。ネウロイの諸君。
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以上になります。
wikiへの転載はOKです。
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おつです、やはり戦場の優位性はオラーシャとは違いますね・・・
そして既に対ウィッチを考えた個体の出現ですか・・・
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乙です
我が軍は圧倒的じゃないか。勝ったなガハハッ! ちょっと台風の中田んぼ見てくる。
それはそれとしてイルクーツクはどうにか持ちこたえますか。
今回はウォッカ奢ってもらえそうですね。
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乙 ネウロイは即格闘戦向けに適応してきたか・・・
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乙でした。
「立った! フラグが立ったよ!」
そろろそ強敵が出そう。
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乙です
馬鹿な、学習が速すぎる……(弱王並感
即座に人類の戦術を学習して対応してきたか…
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3分後に未来編鉄血世界SS投下しますよ
久しぶりとなりますねー
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憂鬱SRW 未来編鉄血世界SS「角笛よ、黄昏に響け」
-P.D.世界 地球 アーブラウ領 アラスカ-エドモントン間 某所
「セントエルモス」一行は、ミレニアム島を発してから北進、アーブラウ領のアラスカを経由し、アーブラウ首都エドモントンを目指した。
一直線にエドモントンまで向かうことを選ばなかったのは色々と理由があった。
一つは人の生活圏を避けてエドモントンに可能な限り接近することで、戦闘の余波による被害を減らすため。
GHは確実にこちらへの攻撃をためらうことはないわけで、万が一人の多いところでの戦闘となれば周囲への被害が大きくなる。
GHの軍勢は撃退できました、だけど周囲が焼け野原になって人がいなくなりました、では悪評が付いて回ることは避けられない。
もう一つは太平洋を北上する際に光学迷彩によって衛星監視の目から逃れて航路を推測させずに懐に飛び込んだ後、さらに目を避けるためであった。
太平洋を渡る際に光学迷彩で監視衛星を逃れたとはいえ、堂々と北米大陸に乗り込めば、即座にGHが湧いて集まってくることは必定。
故にこそ、意図的に迂回と遠回りをすることによって、可能な限り発見を遅らせる必要があったわけである。
実際、人の生活圏や都市部を回避して航行することにより、GHの偵察部隊と会敵した時には、すでにエドモントンを指呼の距離に収めていた。
そしてもう一つが、自前の戦力にあった。
宇宙から地上に移行したこともあり、地上戦闘に、それこそ寒冷地での戦闘に慣れさせる必要があったのだ。
まあ、これは全域対応型ではない戦力全般に言えたことでもある。地上での運用ならば地上での運用に合わせるのが普通なのだから。
何しろ、市街地近隣での戦闘、ついでに言えば市街地への突入さえも行うことが前提となっているため、その為の慣熟訓練などに抜けは許されない。
流れ弾一つで大規模な被害が発生するのが市街戦というもの。ましてや、エドモントンはアーブラウの首都なのだ。
ここで迂闊な被害を出しては、今後の火星連合とアーブラウの関係にまで響いてしまうことは確実。
クーデリアの進める国家戦力において、このアーブラウ突入は極めて重要であり、繊細な案件であった。
無論のこと、市街地への被害を考慮してギャラルホルンが行動するとは限らない。
相手がルールを破ったならば、枷が一つ外されることは確かでもある。さりとて、積極的に破りたいとは言えない。
ついでに言えばそうだからと言って被害を出して許されるわけでもないのだし。
ともあれ、そういった事情からオルガら鉄華団などは実機演習を繰り返していたのだった。
そして、その光景を停泊しているエウクレイデスの展望デッキから眺めているのはクーデリアと蒔苗らだった。
「訓練は順調かの」
「ええ。予定に向けて調整も順調とのことですから」
予定、すなわち、アーブラウの次期代表選挙の場に突入するという計画。
ギャラルホルンが敷いた防衛線を強行突破し、市街地に影響が小さいMTなどの突入隊を送り込むという、作戦とも言い難い行動。
少数での潜入も検討されたのだが、すでに市街地がGHによってガチガチに警備が固められていることや蒔苗が高齢ということもあり却下。
何より、疚しい謂れはないのだから正面から行った方が受けが良いという判断をクーデリアが下したこともある。
「なんとも大胆なものよ」
「そうでもありませんよ。こそこそするのは性に合わない、とおっしゃったではありませんか」
「だが、ここまで堂々としすぎていては、被害が出てしまうのではと懸念しておるのじゃよ」
「それについては問題ありません」
クーデリアが目で合図すると、フミタンがエドモントン内の新聞や雑誌などをいくつも並べた。
ここ数日の、アーブラウ内部の情報を載せたものが中心だ。時系列ごとに並べられていくそれは、ある日を境に急に内容が変わる。
それは、セントエルモスがGHに補足された日だ。そのころにはすでにエドモントンを直近に収めていた。
そして、大慌てというのも隠さずにアーブラウ政府は首都に戒厳令などを発令、戦端が開かれることを前提に住人の避難を行っていた。
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「我々を補足できなかったことで、選挙は実施が決定しておりましたからね。
その後で我々がすでに移動と突入準備を整えていることが判明し、選挙をいまさら中止とするわけにもいかなくなった。
亡命先から逃げたことは分かっても、どこに行ったかまで知り得なかった彼らの落ち度でもありましょう」
そして、このギャラルホルンが明確にアンリ・フリュウを後援できるのがこの時しかない、というのもある。
そもそもギャラルホルンがここまで経済圏の一つの代表選挙に戦力を投じるのは異例のことだ。
その理由としては晴れてテロリストと認定されたクーデリアがエドモントンに訪れるから、ということに他ならない。
もしここでスケジュールをずらそうものなら、今度は手を変えられてしまう。
そもそも前代表であった蒔苗が職を追われたのは半ば以上に冤罪だ。その無罪の証明をするという名目で乗り込まれるとギャラルホルンは止められない。
アーブラウの治安維持機構にしても、疑惑でしかない蒔苗の身柄を強引に拘束することはできない。
だからこそ蒔苗の代表選への立候補は止められはしなかったし、正式に受理されているのである。
つまり、何が何でもこのタイミングで蒔苗とクーデリアを捕らえる必要がある、というわけだ。
そんな強気な物言いのクーデリアに、蒔苗は笑みをこぼした。
「ふぉふぉふぉ、言いよるわい」
「アーブラウ内のスケジュールや選挙に関わる制度や慣例・慣習を私たちにすべて吐き出したあなたが言いますか?」
つまるところ、共犯なのだ。クーデリアと蒔苗は。
互いがやっていることが決して綺麗などということは決してない。
だが、それが政治家だ。裏も表も知り尽くし、知略と策謀を巡らせ、国家としての利益を勝ち取ろうとする生き物。
クーデリアは経済圏との国交樹立と国家承認を得るため。
蒔苗は火星やコロニー群の独立に伴うあらゆる損失を埋め合わせ、時代に置いて行かれないようにするため。
先の時代を行く地球連合に追いすがり、他の経済圏を追い抜いていくために。
「ともあれ、あとはセントエルモスの戦力と、地球連合の監察軍の働きによりますね」
一頻り笑った後、クーデリアは表情を引き締め、空を見上げながらいう。
既にアーブラウ首都のエドモントン突入まで3日とない。GHにはすでにこちらを補足しており、エドモントンの周囲を軍勢でガチガチに固めている状態だ。
航空偵察によれば相当な数のMSやMW、そして何やら大型兵器まで動員している様子が確認されている。
更には砲陣地やら防御陣地など、かなりの数が揃えられており、とてもではないがこちらを歓迎している様子ではない。
まあ、砲と火力でドンパチ歓迎してくれるであろうことは確かなのだが。
無論、強引に力押しでルートを開くこともできるだろう。セントエルモスを構成する艦艇やその戦力は十分すぎるほどに用意されているのだし。
だが、連合は念を入れて火星に配置していた監察軍の投入も決定した。
一点突破というのも不可能ではない。だが、ここで肝要となるのは相手の、ギャラルホルンの対処能力を飽和させることにある。
それ故に、突入戦力を主眼とするセントエルモスと、数を以てギャラルホルンを飽和させる監察軍。棲み分けはすでに完了している。
「あとは、本番だけですね」
全てが決まる日は、間近。
この太陽系という狭くも広い世界の潮流がどう変わるか、あるいは世界がどう進むかの分水嶺が差し迫っているのだ。
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-P.D.世界 地球 アーブラウ領 エドモントン郊外 ギャラルホルン駐屯基地 士官用個室
火星連合及び地球連合の戦力がエドモントンの直近まで迫っていることが発覚してから、ギャラルホルンの駐屯地に平穏はなかった。
ほんのわずかな距離に近づかれるまで衛星による捜索も、偵察部隊による偵察でも発見できていなかったのだからなおさらだ。
地球から逃げたのではないかというギャラルホルン内部での楽観論は吹っ飛び、大慌てで直近の大戦争に備える動きが生じていた。
そう、戦争だ。厄祭戦以来、ギャラルホルンが抑止力となることで押さえられていた300年の平穏が破れ、ついに戦争が起こるのだ。
いや、もうすでに始まっていて、その決戦がこのエドモントンで起きるというだけかもしれない。
(いつ始まってもおかしくなかっただけだろうしな)
これだけの戦力をよくもかき集めた、と思うと同時に、これだけの大軍を指揮し、管理し、作戦を行えるかが不安視される。
(これがあのラスタル・エリオンならばうまくやったやも知れないが……)
ラスタル。アリアンロッド艦隊の前司令官。最精鋭にして最大戦力と言えるアリアンロッドを率いるあの男ならば、大軍を指揮することも可能だろう。
あれだけの艦隊を回し、治安を維持し、ギャラルホルンとしての行動を実行し続ける能力に関しては本物だ。
今回の作戦指揮は代理を介しているとはいえ、自分の父であるイズナリオ・ファリドが行っている。
贔屓目抜きにしても、統制局トップと実働艦隊の司令官では比べるまでもない能力差があると思っていた。
だが、まさかあれほどの男が、政争一つであっけなく死ぬとは思いもよらなかった。
自分の野望の最大の障害になると思った、目の上のたん瘤とさえ思っていたあの男が。
(だが、そのラスタルはいない。そして能力に劣るあの男は……)
事前に空かされている情報---戦力配置などを鑑みるに、典型的な防衛戦になると推測されている。
つい先日まではどこから来るかわからないということもあってエドモントン市街地全域を軍勢で囲っていた。
しかし、その火星連合の空中艦艇が発見され、そのまま接近してくるという情報が入ると、速やかに戦力配置を変え、防衛線を引き直した。
ここまではいい。正直なところ、教本通りの、訓練課程において教わる通りの動きとほぼ同じであるのが少々あれだが、正攻法ではある。
しかし、正攻法というのは、得てして正攻法に負けるものだ。
例えば、ギャラルホルンは最大と呼べるだけの戦力をかき集めている。それに対してそれ以上の数をぶつけられては負けるのが普通だ。
(例えば、あの観艦式の戦力がそっくり現れれば……)
観艦式で目撃されたのは、MSやMSを超えるサイズの機動兵器、さらにはMAに酷似した兵器など数千数万ともいえる数だった。
それが全部とは言わなくとも、大半が出てくるだけでこちらの用意できた戦力を軽く上回ってしまうだろう。
作戦司令部では現在確認できていないことを理由に参戦はないだろうという見解が示されているが、マクギリスはそう思っていない。
あの非常識の塊の地球連合が、こちらの常識で推し量れるような生ぬるい戦略をとるだろうか、と。
だが、そんなことを言う義理はもはやギャラルホルンにも養父にも存在していない。
この後に起こるであろう決戦では、自分達にはすでに連合との間で取り決めがされている役目があるのだから。
(……?)
そこまで考えた時、マクギリスはふいに気持ち悪さを覚えた。
吐き気だとか、怖気だとか、寒気などというものではない、もっと根本的なモノだ。
まるで、生きている体そのものが、魂が拒否しようと、逃れようとする類いの、もっと---
「なるほど」
刹那に、その意味を理解できた。
ギャラルホルンが、今の世界が生きていることが、気持ち悪いのだ。
300年前にアグニカ・カイエルらギャラルホルンの先達たちが何とか延命したこの人類の文明。
しかし、そこから前進することもなく、改善することもなく、ただただ生きて、同時に徐々に死んで腐り果てて行っている世界。
なぜ、生きている?
何のために存続している?
この世界を回している人間は、一体何を思って行動しているのだ?
「やっと、分かった気がする」
ずっと不思議だったのだ。世界を憎む感情がどこから来たのかを。
境遇が悪いとか、育ちが悪かったからとか、怖気の立つようなことをされたからなどではない。
生きていない、とっくに死んでスカスカになった死体が未だに動いていることに、耐えられなかったのだ。
「だから、俺は生きる」
その決意を、マクギリスは吐き出す。それは、血のように熱く、鉄のように硬かった。
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以上、wiki転載はご自由に。
いよいよエドモントン編、スタートです。
ゆっくり進めてまいりますねー
マッキーがちょっとオベロンしているけど誤差です()
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おつです
某奈落の虫「その気持ち超わかる、しかもこいつの処理を結果的に押し付けられてるのも俺達似てるよな!」
この後マッキーはバエル確保に動きそうですね・・・
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あとがきで書きそびれましたのでここで一つ
新型ネウロイ君ですが、だいたい隼初期型相当の性能を有しております。
>>452
装備の質、火力、将兵の練度、部隊の規模、ウィッチの数すべてをとっても
EACO軍はオラーシャ軍を上回っておりますから、その辺はどうしても差が出てきてしまいます。
>>既に対ウィッチを考えた個体の出現ですか・・・
対ウィッチを考えた結果というか・・・
ネウロイ君が史実九二式戦闘機やP-35相当の戦闘機型ネウロイで挑んできたのを
日本を除くEACO軍でも
扶桑皇国「俺は四式戦闘機と五式戦闘機を戦場に召喚!!蹴散らせ!!」
してきたり、
中華帝国「中華帝国8千年の歴史を舐めるなアル!!P-51H、P-47Gを戦場に召喚アル!!」
(中華帝国軍の装備は日本のものをライセンスしたものか、レンドリース品)
したりと日本の技術力アップの煽りで東アジア全体の航空戦力が高くなっておりまして・・・
侵攻初期のネウロイ君、日本はおろか扶桑や中国のレシプロ戦闘機にもボコされていたんですよ。
それを改善するために新型ネウロイ君が投入されました。
>>453
>>我が軍は圧倒的じゃないか。勝ったなガハハッ! ちょっと台風の中田んぼ見てくる。
兵器の質は高い、ヨシ 航空優勢ヨシ 魔導戦力の再配置ヨシ 兵站の確保ヨシ
防御陣地の作成ヨシ 予備陣地への移動計画ヨシ 敵情偵察、
ん、いま何かが……いや、気のせいか。きっと疲れて勘違いしたんだろうからヨシ
>>それはそれとしてイルクーツクはどうにか持ちこたえますか。
兵力が1/3をした回っておりますが、いまだにイルクーツク主要部および扶桑皇国との連絡線は堅持しております
>>454
ネウロイ側が一方的に撃破されつづけましたので、ネウロイも本気をだして対応した。
EACO軍が舐めプ決めており、ミサイル攻撃以外は基本的に格闘戦で撃破されてきましたので格闘戦仕様となっております。
>>455
夢幻会「そんなフラグは立っていない!!立っていないたら立っていない!!」
>>456
原作と違い空では敗北に次ぐ敗北をキメておりますので。
1カ月近くで4桁落とされたら多少は本気を出します。なお、多少通用するようになると・・・
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>>458
乙です
絶対に勝てない地球連合軍の接近に、鉄血世界のギャラルホルンはだいぶ混乱してますね。
ラスタルというまとめ役兼象徴がいれば話はべつだったのでしょうが、まとめ役に欠ける以上しょうがなくはあるのですが。
そしてマッキーがバエルモード(ガチ)だかバエルモード(原作)だがわかりませんが、バエルモードに入りそうになってる・・・
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乙でした。
監察軍「来ちゃった」
はい、終了。
ギャラルホルンには蛍の光あたりを流しますかね?
そしてマッキー、気づいてしまったか。
それならもうさぱっと介錯してあげるしかないんだ。
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>>462 657氏
奈落の虫も思わず同情でしょう…なんで生きてんのこの世界?ってやつで…
>この後マッキーはバエル確保に動きそうですね・・・
この後は適当に連合の戦力とぶつかり合ってプロレスして時間を稼いで、その後は速やかに連合に合流予定ですね
多分イズナリオは最後まで裏切りに気が付けない。そんなに勘も良くないですしねー、あのホモ
>>464 ホワイトベアー氏
>絶対に勝てない地球連合軍の接近に、鉄血世界のギャラルホルンはだいぶ混乱してますね。
この期に及んでも勝てると思い込んでいる連中がいることも確かなんですよねぇー…
人間、信じたいことしか信じませんし
それに加え、いきなり目の前と言っていい距離に火星連合の戦力が現れたように見えますから、混乱はやむなしかと
太平洋で消息を絶ったと思ったら、次の瞬間に懐に潜り込まれているんですから…
>ラスタルというまとめ役兼象徴がいれば話はべつだった
ラスタルがいても正直誤差でしょうねぇ…
勝てるように布石を打って定石通り勝つ能力より、逆境をひっくり返す力が必要なのが今のギャラルホルンですし
まあ、よほどのことがないとこのまま負けですね
>マッキー
ギャラルホルンとかもうしらんという開き直りモードですねぇ
死体の面倒なんて見たくないでしょうし…
>>465
>監察軍「来ちゃった」
>はい、終了。
実際その通りだから困る…
スケールが違いすぎますからねこれ…
>ギャラルホルンには蛍の光あたりを流しますかね?
もうとっくの昔に死んでいるから御経でも読んであげてください…
>もうさぱっと介錯してあげるしかないんだ。
ですねぇ
なのでマッキーは責任もってギャラルホルンにとどめ刺すことになります
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乙。もはや生きる屍と化した組織ギャラクホルン・・・ゾンビが笛吹いてりゃ
そりゃ気持ち悪く感じるか
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>>467 New氏
死んで腐り果てて、死体だったものになりつつありますからなぁ…>ギャラルホルン
プログラムされたとおりに動いているだけの、もはや嘗ての意思や考えなどないも同然
気持ち悪いとしか言えませんて…
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バエルも安置された場所で泣いてますわ・・・
ガンダムフレームには薄いながらも自我あるっぽいですしね・・・
監察軍や企業連的にもガンダムフレームのオリジンは検証のためにほしいでしょうし
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弥次郎さん乙です
真正面からエドモントン突入を目論む一行。
クーデリア「私の城に入るのに 裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?…って蒔苗氏が言ってました」
マッキー「それはそれとしてお前たちのギャラルホルンって醜くないか?」
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>>469
戦後処理であれこれと接収しそうですな…
300年前の技術が頂点に達していたころの産物、興味があるでしょうからね
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>>470 トゥ!ヘァ!氏
>真正面からエドモントン突入を目論む一行。
原作だと鉄道駅から乗り込みましたが…まあ、そうやると体面に関わりますしね
>クーデリア「私の城に入るのに 裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?…って蒔苗氏が言ってました」
責任転嫁ですか代表…
>マッキー「それはそれとして
醜いを通り越して気持ち悪いですからねぇ…
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モル上もキャストリアも何ならオベロンもいない妖精国…
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ちなみにマッキー、パパ上が権力で接収したガンダムフレームに乗れって命じられてますね
前線に出れない自分の代わりに前線で派手に戦えって
流石に阿頼耶識は搭載されませんが…バエルマンなマッキーのテンションはお察しです
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たしか前の議論でヴィンコールヴの地下に某ケルヌンノスみたいなMAが封印されてるんでしたっけ
許されよ 許されよ 我らが罪を 許されよ
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そんな話もありましたのぉ。
ギャラルホルンは生きていちゃいけない存在なんだ…ここからいなくなれよ!!(即切れNT者並感)
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見れば見るほど、ギャラルホルンが妖精國に見えてきたのですが…
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そもそも腐った世界をリセットするラグナロクの開戦の合図がギャラルホルン。
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後れ馳せながら乙です。
300年前に死ぬ筈だった物が漸くと言う形ですか・・・
まあ、延々延命だけして治る筈の治療施さねばそうも成りますわな・・・
少々私事ですが不慮の負傷を致しまして暫くレスが上手く出来ない状況が続いて居ります。
その為ROMっては居ても拙作疑問への返答や感想返信が出来ないと言った事態も起きると思われますので予めご連絡させて頂きます。
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>>479
了解です。
どうかお大事に(汗)
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>>477
とっくの昔に終わっているという意味では同じですな
>>479 ナイ神父Mk-2氏
>まあ、延々延命だけして治る筈の治療施さねばそうも成りますわな・・・
現状維持でぎりぎりだったということもあるかもしれませんが、300年掛かってもまだってのはねぇ?
ならばいっそ殺してやるのが慈悲というやつですな
レス返しの件は了解いたしました
どうかご自愛くださいませ…
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>>479
了解しました。
ご自愛ください。
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17時半ごろに大陸×ワールドウィッチーズネタをあげさせて頂きます。
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今夜中に影真似様の欧州抹殺ルート後の日本が
第三帝国様のゲート世界に召喚されるお話を上げる予定です
よろしくお願いします
ナイ神父Mk-2様早く治ることを祈っております、ご自愛を
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お大事にです、ゆっくりご養生なさってください
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それでは投稿させていただきます
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日本大陸×ワールドウィッチーズ 第9話 シベリアの夏燃えゆ その2
1937年8月30日、航空ネウロイ群と航空部隊が日本海軍第1航空魔導大隊、扶桑陸軍飛行第64戦隊、同飛行第69戦隊と激しい戦闘を行っていた一方で地上でもネウロイは第11軍の撤退により空いた穴から戦線を食い破るべく行動をおこしており、25000を超える乙型(中型ネウロイ)を中心とした部隊が戦線中央に向かい突撃を開始させようとしていた。
しかし、人類側もこれをただ指を加えてみているわけではない。
『マジックより全EACO軍攻撃隊へ。航空優勢を確保した。繰り返す航空優勢を確保した。直ちに攻撃を開始せよ』
ラビット隊により航空優勢の確保が順調に進んでいる中、ここだけでも九一式双発襲撃機と九四式戦略爆撃機、九六式軽爆撃機、92式急降下爆撃機(日本からのレンドリース品)をからなる600機近い攻撃機部隊が12名のウィッチと約120機の九五式戦闘機の護衛の下にネウロイに襲いかかっていた。
日本軍の航空管制機?だったか?から指示が入る。後方からレーダーを通して上空を監視しているようだがどれだけ信じられたものか。ともかく指示がきた以上は攻撃を開始する。
『敵地上型ネウロイには対空戦車型が確認されている。全機注意せよ』
日本人からの無線をBGMに九一式の57mm機関砲や20mm機関砲が火を吹くたびに乙型やそれを改造型であろう対空戦車型の装甲を撃ち抜いていき、ネウロイを撃破する。
九四式戦略爆撃機と九六式軽爆撃機が成形炸薬爆弾を小爆弾としたクラスター爆弾であるタ弾をばらまくことで一帯のネウロイにダメージを与え、92式急降下爆撃機や九五式戦闘機は搭載するロケット弾をネウロイに叩きつける。
ロケット弾でも両種(小型ネウロイ)を倒すのには十分な威力があり、クラスター爆弾たるタ弾の小型爆弾は成形炸薬弾であり、乙種でも十分破壊できる威力を有していた。
空の上にはすでに何の脅威も存在しない。これまでなら悠々と一方的な狩りを楽しめただろう。だが、それは過去の話であった。
ネウロイ側の対空戦車型は砲撃を浴びせるために地上に向かう攻撃機や攻撃を終え、腹を見せる攻撃機に熱烈な対空攻撃を実施する。幸いにしていまだ拙い射撃精度ゆえに単体としての脅威度は決して高くないが、複数で弾幕を張ることによりEACO軍攻撃機部隊の邪魔をしてくるのだ。
「チっ!! 狙いは雑だが数が多い!!。マジック、対空砲が邪魔だ。タ弾で纏めて吹き飛ばしてくれ」
『了解した。第56飛行戦隊が爆撃を開始する注意せよ』
少しすると一度爆撃した後だろう、24機もの扶桑陸軍の最新鋭双発爆撃機である九六式軽爆撃機が分散して対空ネウロイの上空から急降下を掛け5発ずつ計120発の母機を投下する。単発機じゃない。全長19m近い双発の爆撃機が、600 km/h以上の速度で急降下爆撃を仕掛けたのだ。わが祖国ながら扶桑皇国の技術者は頭がおかしいんじゃないか?
ともかく1個の母機に計76発の対ネウロイ用成形炸薬弾頭爆弾が入っているから合わせて9120発の対ネウロイ用成形炸薬弾頭爆弾が対空ネウロイの周辺に降り注ぐ、さすがにこれだけの爆弾を喰らえば再生力の高いネウロイでもおしまいだ。
「対空砲火の沈黙を確認した。対地攻撃を再開する」
キ43戦闘脚のエンジンをフルスロットルにして再び攻撃の為に突入を開始する。いくら主要な対空ネウロイが消滅したと言っても、分散されて配置されている個体までもは撃破しきれない。
まばらな対空攻撃のシャワーをよけながら地上を走る一体の乙種に機首を向け、引き金を引く。
胸にまで響く57mm機関砲の振動が伝わると同時に目標としていたネウロイは消え、後ろを走るネウロイが前を詰めていた。
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ネウロイ主力の進撃開始と合わせて全戦域においてネウロイの攻勢が始まり、中央シベリア一体で激しい戦闘が繰り広げられていた。
『予備陣地に後退! 急げ!』
『第6歩兵師団、敵、ネウロイ第5派と接触!!猛攻を受けているもよう』
『砲兵でも航空部隊でもいいもっと前方に火力を投射してくれ!!』
『予備の機甲部隊を出せ!このままだと突破される!!』
『弾切れの心配はない。いくらでも砲弾を撃ち込んでやれ!!』
『歩兵第7旅団より司令部へ!! ブロークン・アロー! !繰り返す ブロークン・アロー!!』
『第7装甲ウィッチ旅団前進! ネウロイを押し返せ!』
電波を通してひっきりなし言葉が飛び交い、第11軍司令部の中では、設置された大量の無線機から伝わる部隊を展開中の味方の声で犇ひしめき合っている。
反包囲状態に追い込まれたネウロイであるが、そんな事など気にしないかのように前進を続ける。
「戦況は?」
「控えめにいって良くはありません。」
「実に扶桑人らしい謙虚な表現だ」
第11軍司令官三上宗次中将の問いかけに彼の幕僚長が答える。
戦線中央を担当し、現在進行系でもっとも激しい戦闘を繰り広げている第11軍は本作戦の要であり、それゆえに多くの地上部隊が配備され、航空支援の割り当ても最優先とされていた。
第11軍の前線には大量の105mm高射砲や90mm対戦車砲が配備され、さらに日本で開発され、レンドリースにより扶桑陸軍に供与された28t級駆逐戦車であり、50口径90mm戦車砲を回転式砲塔に収め、最高時速48km/hと高速度を発揮可能とする九二式砲戦車が火力が不足する場所を補うように配置されており、航空支援と合わせてネウロイ主力集団を防ぎきれるはずだった。
しかし、現実というものはいつも想定を上回るものらしい。
これらの対ネウロイ陣地は4度に渡るネウロイの攻撃には耐えれたが、5度目の攻撃で突破を許す事になり、現在は機甲部隊とネウロイの殴り合いに戦況は移っていた。
「弾種魔導APFSDS、目標乙種ネウロイ、撃てぇ!!」
34式重陸戦戦闘脚の105mmライフル砲や、扶桑軍の主力戦車たる九五式中戦車の90mm戦車砲、八四式中戦車の76.5mm戦車砲が型ネウロイに向かい魔導APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)を放っていた。
105mm戦車砲という驚異的な砲火力を有しているこの34式重陸戦戦闘脚は、三菱重工が開発した陸戦重戦闘脚だ。
従来の陸戦戦闘脚もSF小説のパワードスーツの様な見た目が特徴的で、空冷式魔導エンジンであるKMM-145からもたらされる高出力はウィッチ達に120mm戦車砲すら耐えられるシールドを与える。
その極めて高い性能から日本軍のみならず東アジアや東南アジア諸国でも広く採用されているEACO軍の主力陸戦重戦闘脚である。
『無作法な客共が第一防衛線に接敵した。砲兵隊、歓迎パーティーの花火をあげろ』
『空の連中はすでに次の梯団の迎撃に入っている。気にせずパーティーを始めるぞ』
6000を超える重砲達と1000を超えるロケット砲達が迫りくるネウロイの洪水に向け一斉に砲撃を開始した。しばしの時間さのあとネウロイのど真ん中にいくつもの閃光が走り、大地はまるで噴火したかのように隆起、地上からは赤黒い煙が天に向かって伸びていく。その威力は大だ。小型以下のネウロイは爆風で消滅させられ、中型も直撃すればただでは済まない。
まことに重砲というのは戦場の女神である。地上戦においてこれに勝る兵器は人類が宇宙に進出したとしても見つからないだろう。
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別の場所では対戦車陣地に展開する120mm高射砲がネウロイに向かいその恐るべき火力を十分に発揮する。
「敵が多すぎやしませんかねぇ」
「そりゃあ、敵の主力が攻め込んできているからねェ」
扶桑陸軍戦車第8旅団第84装甲ウィッチ大隊に属する36名の重陸戦ウィッチ達は、34式重陸戦戦闘脚を纏い同旅団の戦車大隊に属する八四式中戦車18両と歩兵4600名、そして増援として送り込まれた第388対戦車大隊に属する九二式砲戦車28両ととともに第11軍の最前線において戦闘を繰り広げてた。
もともと戦車第8旅団が保有する機甲戦力は増援の第388対戦車大隊と合わせて戦車106両、砲戦車48両、装甲ウィッチ36名の計190両、強大な戦力を有していたがたび重なる戦闘でここまで減ってしまった。。
そんな状況でネウロイの砲撃をシールドで防ぎながら主砲の105mm戦車砲で敵を、ネウロイを撃破する姿はまさに守護神と言っても過言ではなく、共に戦う兵士達を勇気づける。
「こんだけのネウロイの浸透を許すなんて日本人や航空隊の連中は何をやっているのよ!!」
1000mを切る前にかたずけようと陸戦ウィッチはもちろん八四式中戦車や九二式駆逐戦車、果てには1/2tトラックに搭載した105mm無反動砲までもが砲撃を繰り返すが、どれだけ撃破しても減った気がしない。それほどまでにネウロイの数が多い。
ネウロイの放った攻撃が戦車を貫通して吹き飛ばす。九五式中戦車ならともかく旧式の八四式中戦車では1000mという距離でも当たり所が悪ければひとたまりもない。
「装甲ウィッチ隊は後方に下がれ!」
「戦車隊、後退! 後退!」
「マジック!こちら第84装甲ウィッチ大隊!敵に圧倒されそうだ。近接航空支援がどうなっている!?」
『もう少しだ。現在フル爆装の攻撃ヘリコプター隊がそちらに向かっている。ETAは1分後だ』
「了解!! レディを待たせた不届き達の到着まで持たせるわ」
砲撃音に紛れながらであるが、空気を切り裂くようなローターの響きが重複して聞こえてくる。
後方に待避した九二式駆逐戦車の支援砲撃の下に近距離戦に以降しようとしたしている中、EACO軍の航空支援機から放たれた対戦車ミサイルが戦車第8旅団の前方に展開する乙種ネウロイに襲い掛かり、ほぼ同時に複数の乙種ネウロイを正確に貫き、一瞬で24体の消滅させる。
その数秒後には32体の乙種ネウロイが同じ運命を辿る。
『ワイルドタイガー隊より第84装甲ウィッチ大隊、待たせたな。』
「遅いですよ。レディを待たせるとのは紳士としていかがなものかと」
『それはすまない。遅れた分は働きで補わせてもらう』
彼女らの上空には日本陸軍の29式回転翼攻撃機やAH-1をモデルに開発された17式回転翼戦闘機といった鋼鉄製の守護天使達が合計48機現れる。
そして、対戦車ミサイルや30mmチェーンガン、20mmガトリング砲を放ち次々とネウロイを撃破していく。
「騎兵隊が到着した。こちらも部隊を再編して反撃を開始せよ!!」
旅団司令部からの指令を受け、第84装甲ウィッチ大隊を中心に戦力の再編を図る。幸いというべきか悩むが戦力が低下していた事から素早く戦力の再編ができ、戦車第8旅団は反撃を開始する。
戦線の後方でも状況が変化していた。予想より激しいネウロイの攻撃に対してEACO軍は嵐作戦に投入していた一部航空戦力と日本軍は本国に待機していたほぼすべての戦略爆撃機をも投入。
史上最大の戦術爆撃を行うことでネウロイの足を鈍らせると同時に作戦を変更し、後方遮断用の戦力として待機させていた日本陸軍第8軍を第11軍の支援に回し、中央戦線の増強をはかる。
完全に機械化された日本軍の展開は素早く、無傷の三個師団を中心とした大軍が第11軍に合流、戦線の持ち直しに成功した。
そして、9月12日、会戦が始まってからちょうど2週間の間、守衛に回っていたEACO軍は三方からの大規模反攻が開始される。
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以上になります。
wikiへの転載はOKです。
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凄まじい戦力だけどこれ
欧州の連中はどんな気分で見てんだろうな?
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乙です
防衛に成功せども被害少なからずって感じですね。
どこも予測以上に損耗している…
次回からはようやく人類の反撃回。
防戦によりネウロイの数も減らせているし、制空権も取れてる!
この戦い我々の勝利だな!ガハハ!
>>急降下爆撃可能な双発機九六式軽爆撃機
冷戦半ばレベルの技術力から繰り出される双発急降下爆撃機…
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>>484
お待ちしております
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乙航空優勢確保してもこれだと先が思いやられる
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乙です、優位に進めていますが損耗が速い・・・さらにこのあとネウロイには二の矢があるという・・・
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ゲート 夢幻会の憂鬱
その日の会合で夢幻会の面々は皆頭を抱えていた
「銀座にゲートが現れた時点で、あの世界とつながったこと自体は予測がついたが…」
「ゲートを超えたら門が3つあって一つが原作の平成世界これはまだいい、まだ許せる」
「しかしなんだ、令和世界というのは、日本が大陸化して世界の盟主になっていて、ヨーロッパが抹殺されている世界って!」
「さらにはもうすでに宇宙進出が始まってて月に植民都市を作り火星をテラフォーミング中だと」
「戦車の補助にスコープドッグまがいの機械化兵だとぉ」
「世界各地から生徒が集まるお嬢様学校もあると聞きましたが」
「だまれMMJ」
「要するにだ、冷戦時の米帝様とソ連を足したような国力軍事力を持ち、圧倒的な科学力があり、敵性国家が存在しない、いても落ち目の欧州くらいで
国内も反帝国でまとまっちゃった超大国がゲートを隔てて隣り合ったわけだ…」
「帝国オワタ」
「現場に伝えろ、相手を絶対に怒らせるなと」
そんな夢幻会の悩みと努力も知らぬ平成日本では反憂鬱日本以上に
令和日本をたたく風潮があった。
原因として中華は北の清、南の明と順に分断されて以降分裂状態が続き令和世界では全く存在感を示せず
半島は半島で宗主国がそんな有様なので古代のままという状態
このことにプライドを傷つけられた中共韓国両国が煽ったというのがある。
実際はこの風潮を危険視するものもいたがマスメディアの報道しない自由によって表に出ることはなかった。
そのことに夢幻会の面々は頭を抱えたものの、所詮は他人事と全力で匙を投げた。
頭を抱えたのは日本政府関係者だけではなかった、令和世界の情報が入ってくるにつれ欧米の白人至上主義者が
「虐げられている白人同胞を救え」とデモを起こしていることだ、中華系韓国系のデモも大きくなっていることから
令和日本へのヘイトは無視できない域に達していた。
そんな中アルヌスの丘では諸王国連合が昭和、平成、令和の日本連合軍にフルボッコにされ全滅していた。
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とりあえず上げました、需要があれば続き書きます
宇宙開発は、世界各地から人材を集められる令和日本(仮)ならできるかなと。
スコープドッグは私の趣味です謝罪と反省はしますが賠償は(ry
wikiへの転載はご自由に冷石でした
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>>491
欧州列強「日本の兵器が異次元レベルに高い件について(白目)戦後のパワーバランスどうしよう」
基本、ヒスパニア戦役でネウロイについてはアジアだけ数が多いな程度に考えております。
>>492
万を超える戦車型ネウロイの襲撃をくらったのと司令部がネウロイの回復能力を過小評価していたのでリカバリーは可能ですがだいぶ酷い目にあいました。
>>この戦い我々の勝利だな!ガハハ!
パインサラダを用意しとかないとな!!
>>冷戦半ばレベルの技術力から繰り出される双発急降下爆撃機…
それは四式重爆撃機のリファインという名の何か・・・
>>494
数の暴力×高い再生力の暴力は偉大だぜ!!
>>495
戦車第8旅団は激戦区を担当したので特に損傷が高くなっており、他の部隊はもう少し、というかだいぶ損傷が軽いですね。
それでもつらいことには変わりないですが・・・
幸いなのは一大工業国家である日本の本土が無傷なのと、モスボールされている装備も大量にあることから短期間で備品は回復が可能なことぐらいですね
なお人的資源
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>>496
乙です。
平成世界の諸君、喧嘩を売る相手は選ぼうな(汗)。
君たちが相手にしているのは平然と人口密集地に戦略兵器を叩き込める国家なんだから・・・
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冷石さん乙です
昭和日本!平成日本!令和日本!ジェットストリームアタックをかけるぞ!
ゲート帝国は死ぬ!
この調子だと最悪は令和日本vs平成世界の戦いが平成日本を舞台に起こるかもしれませんね…
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ホワイトベアー氏乙です
人類の反抗はこれからだ!
冷石氏乙でした
世界を股にかけて喧嘩を売るとかわろうた…
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乙需要はありまぁす!!
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痛みのピークは過ぎたのでお薬の効いて居る内に・・・
両氏乙です。
ホワイトベアー氏
ワルパンの方は人類勝利のBGMが掛かってそうですかね?(別名EDFが調子に乗ってるの時の曲)
進攻部隊は叩いて反撃に移れますし・・・砲の数でもネウロイ側を圧倒してますから
冷石氏
これ帝国より先に帝国領土道路にして平成世界が戦場に成るのでは?
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>>499〜503
乙ありがとうございます、需要があるみたいなので続き書きますね。
平成世界が令和日本に対するヘイトを高めていることしか書いてないですけど
昭和世界のちょび髭の伍長が令和世界の白人社会を知ったら発狂しそうですねぇ
ただでさえ差のある日独の差が令和日本によって黙ってられないでしょうねぇ
あかん、軽い気持ちで書いたのに風呂敷がどんどんでかくなってってる。^^;
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>>504
そんなもんですよ
かるーく書き始めたら、いつの間にか長い話になっているとかよくある話です
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>>505
>かるーく書き始めたら、いつの間にか長い話になっているとかよくある話です
ここの住民で、それを経験していない者がいるだろうか?
(吐血しつつ)
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ゲート 夢幻会の憂鬱
続き今夜中に上げます。
気長にお待ちくださいませ。
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(多分)いませんねぇ!
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>>507
お待ちしております。
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ゲート 夢幻会の憂鬱
「ふざけるな!」
総統室にヒトラーの怒鳴り声が響き渡った。
殺意を込めて令和世界の報告をまとめた報告書をにらみつけた。
白人勢力がヨーロッパの片隅に逼塞させられている、それだけでも腹立たしいのに
その世界で日本は絶対的な超大国として君臨し我が世の春を謳歌している。
こんなことがあっていいはずがなかった、
しかもその科学力はこの世界どころか21世紀の平成世界をも大きく引き離しているという。
ヒトラーの頭には令和日本と手を組んだ昭和日本によってヨーロッパが蹂躙される光景が浮かんでいた。
大なり小なり白人至上主義思想のあるナチス高官もまた同様の光景が頭に浮かび青ざめる。
「あの世界の日本とこの世界の日本が手を結ぶことを防げ、そして21世紀の黄色いサルの伸長を憂う憂国の士との連携の道を探るのだ」
白人勢力がヨーロッパの片隅に逼塞させられているという事は昭和世界のヨーロッパ列強を震撼させた。
この事実はこの世界でも起こりうると恐怖におびえ、対日で白人国家は連携すべきであるとの声が上がり始めた。
もはや令和日本へのヘイトは昭和日本でも対岸の火事ではなくなったのである。
「だー、どうすりゃいいんだよこの状況」
「もはや笑うしかねぇ」
「令和日本の転生者たち仕事しすぎだろ、環太平洋帝国通り越してモンゴル帝国以上の世界帝国じゃねえか」
「白人勢力があそこまで追い詰められてなければちったぁましだったんだが」
「英国は金〇握ってるからそう簡単には裏切らないと思うが、世論が沸騰したらどうなることか」
阿鼻叫喚そんな事態をしめす夢幻会の会合、そんな中令和日本に派遣していた白洲次郎の部下が入ってくる
「失礼します」
「うむ、何かあったのかね」
「アルヌスの丘で諸王国連合軍と我ら日本連合軍が激突し諸王国連合軍を殲滅しました」
「そうか、まあそれは想定内だな」
「さすがに中世レベルの軍相手に負けることはないだろう」
「それだけかね」
そうであってほしいなぁと思いつつ嶋田は声をかける
「はア、それなんですが…」
返答を聞いて嶋田は神は自分が嫌いなのだとの思いを新たにするのであった。
「すでにレーザービーム兵器が実用化されているだと」
「ありゃマイクロウェーブ兵器じゃないか」
「なんだよあの大型地上母艦ってのは」
「すごく大きいです」
「今度あれだけで5隻送ってくるそうだ」
「やめてあげてー、帝国のヒットポイントはもう0よー」
「…」
「…」
「…」
「こんな化け物国家相手に喧嘩売ろうとしてるのか平成世界とこの世界の白人どもは」
「絶対に止めろ、下手に戦争になったら日本が舞台になる可能性が高い!」
「吉田のケツをたたけ、反令和日本の流れを相手政府に鎮火させる様に働きかけろ!」
「この映像は今後の共同作戦においてスペックがわかったほうがいいでしょうと演習の光景を取ったものだから平成日本にも行ってるはず
この戦力を持った軍が首都でドンパチ始めることになるぞと、事実を正直に言ったほうがいい」
「アヘンを売ろうとしたことの報復で欧米社会を完膚なきまでに潰したことも無視できん」
「相手の沸点がわからないことがこれほど怖いとは…」
「何が何でも戦争回避その方向で行くぞ」
「おう!」
日米開戦時のような緊張感をもって夢幻会の夜はふけていく…
-
とりあえずアップしました。
大型地上母艦はガンダムに出ていたやつです(名前が思い出せない)
しかし令和日本を異常に強くしすぎたかもしれない^^;
wikiへの転載はご自由にどうぞ。
冷石でした。
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乙です
憂鬱昭和は取りあえずは交渉続けて相手の地雷を把握するところから始めなければなりませんなぁ。
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乙です
マジで戦争を仕掛けるつもりか…そこから先は地獄だぞ(ガチ
こちらも2分後にSS投下します
-
憂鬱SRW 未来編鉄血世界SS「角笛よ、黄昏に響け」2
-P.D.世界 地球 アーブラウ領 エドモントン
その日は、ついに訪れた。
エドモントンの国会議事堂にて、次期アーブラウ代表選挙が実施されるのだ。
つまりこの日こそ、火星連合とギャラルホルンの間での雌雄を決する戦いが発生する日ということになる。
エドモントンの現地司令部にはギャラルホルンの統制局局長であるイズナリオ・ファリドが総指揮官として入っており、すでに準備が整っていた。
また、エドモントンを囲うように展開する陣地には各々指揮官が配置されるとともに、各種戦力が配置され、準備を整えた。
そこにはMS、復活させたMA、MW、歩兵、砲兵などあらゆる戦力が、ギャラルホルンの総力がそこに存在していた。
彼らに慢心の色はない。エドモントンに展開し始めた当初に遭った楽観ムードは、少なくとも存在しなかった。
というのも、すでに戦端が開かれ、残存していた宇宙艦隊が蹴散らされたという報告が入っていたためだ。
火星を発した地球連合の監察軍と火星連合の宇宙軍の連合艦隊が、ギャラルホルンの宇宙艦隊と激突したのは数日前のこと。
それはセントエルモスを援護するための増援艦隊であり、同時に一時的にしろ衛星軌道上を制圧するための戦力の派遣だった。
しかしながら、その艦隊に対してギャラルホルンは余りにも稚拙な作戦に出てしまった。
つまるところ、相手の戦力の過小評価による慢心から発した奇襲とも呼べない奇襲を連続する飽和攻撃に出たのだ。
確かにエイハヴ・ウェーブによるレーダーの障害によりレーダーで艦艇を宇宙でとらえるのは難しい。
だが、それはあくまでもP.D.世界での話。レーダーの性能が段違いであり、さらには光学観測装置、潤沢な偵察機による哨戒でそれらは悉く察知されたのだ。
あくまで決戦がエドモントンと考えていたために戦力を地上に下ろしていた、というディスアドバンテージはあるだろう。
とはいえ、その報は地上に想定以上の戦力が展開されるかもしれないということを意味していた。
そして現在、アーブラウに突入可能な低軌道の制宙権をめぐる決戦が始まっていた。
残った戦力をほぼそっくり投入した全力出撃で時間だけは火星で見せる構えであったのだ。
そんなわけで、選挙の実施に合わせて戦端が開くという予想から、いよいよ緊張が高まっていたのだ。
そして、そんな極限状態の内側にあるエドモントンでは着々と選挙の準備が整いつつあった。
間接民主制を採用するアーブラウでは、国民が議員を選び、その議員が投票する形で代表が決定される仕組みだ。
無論、議会で多数派を握るために政党があったり、派閥があったり、超党派の連盟があったりとここは複雑である。
だが、重要なのは、少なくとも火星連合として重要なのは蒔苗東護之介がアーブラウの議員の籍を持ち、選挙に出馬できるかどうかであった。
その点に関して言えば、蒔苗は抜かりなく手配とした準備を進めていたので、難なくクリアできた。
問題となるのは問題なく議事堂に突入して送り届けることができるか、である。
そして、セントエルモス旗艦であるエウクレイデスからギャラルホルンに対し、自分たちを通すか否かを問う通信が飛んだ。
これは形式的なモノにすぎない。お互いそのつもりで戦力を展開しているわけであり、すでに戦端は開かれている。
当然の返答として、ギャラルホルン側の総指揮官であるイズナリオはこれを拒否する通信を流した。
同時に、火星を独立させたクーデリアをテロリストと非難、降伏するならばそれで良しとする。
しかし降伏しないのであるならばあらゆる手段をとってでも生死問わずにクーデリアそして協力者を逮捕すると明言した。
これに対し、当然の如くクーデリアはこの降伏勧告を無視。万難を排し、突入すると宣言した。
斯くして、地上における先端は開かれた。
双方の戦力が、双方の指揮官の命令を受け、一斉に動き出した。エドモントン会戦がここに幕を開けたのである。
それは、エドモントンに夜明けが訪れるほんの少し前。澄んだ北米の空気を震わして、巨人たちの激突が始まったのだ。
-
-アーブラウ領 エドモントン郊外 ギャラルホルン陣地 前衛
戦端が開かれて真っ先に始まったのは砲戦だ。
市街地を背後に取っている関係上、ギャラルホルン側の方が遠慮なく打ちまくれる。
相手が航空戦艦というものを使ってくることは想定されていたので、大型砲やレールキャノンなども遠慮なく投じての砲撃だ。
それこそ、ダインスレヴさえも用意されて、遠慮なく打ち込まれている。まさしくギャラルホルンの用意した総火力だろう。
だが、それを受けるのが地球連合の戦力である時点で、無意味であった。
エウクレイデスらの艦艇はディメンジョンフィールドをはじめとした各種バリアを装備しており、この程度の攻撃では抜けない。
それこそ、こんな弾幕とも呼べない単なる射撃で抜かれるほどに弱くはないのだ。悉くが弾かれ、地面へとその弾丸や弾頭が落ちていくだけ。
一見して砲撃でやられているように見えて、その実は弾薬の消耗を誘っているのだった。
敢えて反撃していないのも、ギャラルホルン側の行動を誘発させるための行動だった。
陣地防衛を担当するグレイズらは、その装備をいわゆるアーティラリー仕様へと変更していた。
即ち、弾着観測のために頭部センサーの拡張、突破してくるかもしれないMSへの対処のためのライフルの携行。
更には地上戦用のホバーユニットに加えて追加装甲を各所に配置することによって、通常のグレイズよりも高い防御を獲得している。
さらにはMSの身の丈を超える大型のシールドを保持しており、これらが隊列を並べることで個人や集団の防御力を上乗せしている。
それだけ最前線という配置が危険だということであり、人的損耗を抑えるための工夫でもあった。
だがら、そんな彼らだからこそ観測できることがあった。
『くそ、あの艦艇にダメージが届いていないな……』
『これだけ打ち込んでいてもかよ?』
激しい砲撃と射撃の中でも陣地の自分たちの攻撃がどうなっているかを観測で来ていた。
艦隊の前に展開している光の壁あるいは膜の様なもので、攻撃が悉く受け止められているのだ。
正面から、砲陣地の奥に置かれている砲台などからは、あるいは指揮所などからは見えにくいだろう。
だが、ちょっと近づいて視点が変われば、こちらの攻撃がどういう結末なのかがわかる。
その証拠に、砲撃を受けている艦隊の直下には大量の砲弾や弾頭などが山の様に積み重なっているんが見えるのだ。
『見ろよ、あの山を……こっちの弾丸が全然届いていない。じゃなきゃ、なんであんなに積もっているんだよ……』
『全部弾かれている……!?』
『ああ、おそらく……戦闘が開始されてからこれだけ持ちこたえている時点で理解しなきゃならないってのにな……!
おい、後方に連絡しろ、今すぐに!画像も含めてな!』
『りょ、了解です!』
幸いにして、光学センサーにはカメラ機能も付いている。
最前線でグレイズが撮影した映像と画像は、優先事項として後方へと、指揮所へと送られていった。
-アーブラウ領 エドモントン郊外 ギャラルホルン陣地 指揮所
「砲撃が届いていない……!?どういうことよ!」
前線からの報告に、カルタ・イシューはその非現実さのあまり叫んでいた。
だが、その内容を真っ先に信じたのはマクギリスとガエリオの二人だった。
「やはりか……」
「イオク・クジャンの件でも明らかになっていたが、防御能力はやはり健在だったみたいだな」
「知っていたの?」
当然、カルタはそんな対応を見せた二人に問い詰めるしかない。
これまでに地球連合の戦力についての情報は明らかになっているモノは共有されていたのだ。
ドルト・コロニーでのアリアンロッド艦隊の敗北からは特にそうだ。何しろ最精鋭が破れたのだから、自分達ではなおのこと苦戦すると考えて。
そして、この数か月の間にギャラルホルンはそれへの対抗策を考え、用意し、今日という日に備えてきていたのだ。
そして指揮官クラスでは当然の如くその手の情報というのは共有され、周知されているべきものであった。
だが、そんなことを聞いたのはカルタさえも初めてだった。
「……一応、私やガエリオらの連名で上層部には報告してあったことだ。
原理については不明だが、ダインスレイヴさえも弾く防御機構か何かが存在している」
「じゃあ、今行っている砲撃は!?なんでそれが共有されていないの!?」
混乱するカルタだが、ガエリオはあきらめ顔だ。
「ダインスレイヴさえも効かなかったという事実は報告された。だが、その方法が何かがわからないままだった。
そして、不確かな情報ということでこれについては『余計な不安を煽る』との判断からこれは伏せられているんだ」
「一体誰が……!まさか、ファリド公が……!」
「そうだ。私からの訴えさえも退けてな……」
-
苦虫を?み潰したような表情を隠さないマクギリスに、そのことを信じられないカルタは表情をゆがめるしかない。
そんなのは、まさしく怠慢ではないか?相手が強いならばそれに合わせた対応策を考えるべきだ。
日々鍛錬を重ね、研究を重ね、如何なる相手であろうと対処する能力を持つべきがギャラルホルンであろうに。
しばし混乱したカルタだが、呼吸を一つ入れて、詳細を知る二人へと問いかける。
「……それで、どうするの?」
「どうしようもないことだ。相手が防御に徹している以上、こちらがいくら打ち込んでも効果はない。
おそらく相手はこちらの消耗を誘っているのだろうな。砲撃のペースを抑えるように通達するべきだろう」
「口惜しい……!MSで取り付ければ……!」
「だが、相手は空に浮かんでいる。迂闊にMSを前線に出せば、今度は相手の砲撃のいい的にされるだけだろう……」
打つ手なしだ、と諦め顔の二人に怒りがこみあげてくる。
彼女のプライドも、性根も、そんな程度の状況で諦める二人を許せはしなかった。
だが、同時に二人は最も地球連合について知っているとギャラルホルン内部でも知れ渡っているのだ。
それくらいの分別をつける程度の能力はカルタとて備えていた。本音としては、麾下の戦力と共にMSで飛び出したいくらいなのだが。
「しかし、相手はいつまで逼塞するつもりだ?選挙に蒔苗を送り込むのが目的ならば、いつまでもあのままというわけにはいかないだろうが……」
ガエリオはカルタの癇癪が爆発する前に話を強引に変えた。
それは、三人だけでなく、指揮所にいた幕僚らも疑問に思っていたことだ。
ものすごく乱暴に言えば、時間はギャラルホルンの味方だ。こうしている間にも時間は無情にも過ぎている。
アーブラウとていつまでも来ない候補者を待って選挙を遅らせるわけにもいかないわけであるし、最悪投票が実行されてしまうかもしれない。
「確かにそうだな……」
マクギリスもそこは気になっていたことだった。その気になれば強行突破もできるはずなのに、なぜ動きを見せないのかが。
「ファリド特務一佐、意見の具申をよろしいでしょうか?」
「許可しよう」
そこで司令部に詰めていた人員の一人が手を挙げた。
「こちらの砲撃で動きが取れないというのではないでしょうか?
何らかの防御手段をとっていると仮定するなら、それの間反撃ができないという可能性もあるのでは」
「うむ、それは私も考えた。だが、それならあれだけいる艦艇が何ら動きを見せないのはおかしい。
前衛を担当する艦艇と、後衛として攻撃を担当する艦艇に分かれればいいだけの話だ」
つまり、それ以外に何か理由がある。いったいなぜ?
それについて思考を巡らせたとき、続けて報告が上がってくる。
「前線よりついで報告が!敵艦、MSらしきものを発艦させた模様」
「今更MSを出してきた……?」
その違和感はカルタさえも分かる。この状況下で機動兵器ができることなど限られている。
まともに考えるならば、砲撃の的になっておしまいだ。それに耐久出来るならば話は別であろうが、状況の打破にはつながらない。
司令部の誰もが首を傾げた。相手の行動の意図は、一体なんだ、と。
「……しまった!」
そして、真っ先に気が付いたのはマクギリスだった。
「『時間を与えすぎた!』迂闊だった!先制攻撃をしているつもりで、こちらの手の内を明かしていたんだ!」
「どういうことだ?」
「今すぐ前線に伝えろ!これは……!」
血の気の引いた顔で、必死ささえも、そして絶望を湛え、マクギリスは続きを叫ぼうとした。
だが、ギャラルホルン内部で最速で気が付けた彼さえも、あまりにも遅すぎた。
その直後に、とてつもない衝撃が、エドモントンを揺るがした。
それは、設営されていた防衛陣地を兼ねた砲陣地が、致命的な一撃を立て続けに食らう、その幕開けとなる衝撃だった。
-
-ピュタゴラス級ISA戦術対応全域航行戦艦「エウクレイデス」指揮所
ギャラルホルンによる砲撃が始まってしばらくたつころまで、時は遡る。
「相手もなかなか物量で来ているものだな、ブラフマン」
「ああ。流石に総力を挙げているだけはあるな」
エウクレイデスの艦橋で、セントエルモス戦隊の総指揮官であるクロードは戦術指揮官のブラフマンと状況を見ていた。
想定されていたいくつかのパターンのうちの一つである、対艦飽和砲撃と言う手をギャラルホルンは取ってきた。
空中艦艇戦力というものを迎え撃つのに極めて単純で、それでいて正しい選択肢だった。
防空・防御を重視した陣形で浮かぶセントエルモス艦隊の動きを抑制するという意味では、そして市街地を背後に取っていることを生かす意味では、だが。
「だが、こっちも準備は整いつつある、そうだろう?」
「だな。分析班、データはいいか?」
「はい、当該エリアの地形及び砲陣地の測距と分析は完了いたしました」
結構だ、と言うとブラフマンは声を飛ばした。
「さて、反撃開始だ。期待しているぞ、ネクスト部隊!」
-ピュタゴラス級ISA戦術対応全域航行戦艦「エウクレイデス」格納庫
ドゴン、という音が連続して遠くで発生していた。
展開しているフィールドやバリアに砲弾がぶつかり、音を立てているのだ。
強力な防御機構であるとはいっても、音や衝撃まで完全に殺しきることはできない。やれなくもないが、そこまでやらなくてもいいのだから。
戦闘開始が通達されてからほどなく始まり、もう一時間は続こうかというその砲撃は、未だに衰えを見せない。
『なんか、抜かれないと分かっていてもちょっと怖いね』
『振動とか衝撃までは完全には消せないって言っていたし…』
タービンズからの出向組であるアジー、ラフタらはエウクレイデスの格納庫内で固定されている愛機の中でそんな声を漏らした。
彼女らだけでなく、鉄華団のMS隊も、セントエルモスのMS隊もまだ発艦はしていない。何せ下手に出てもハチの巣だ。
そんなことは分かってはいるが、撃たれっぱなしでいるのも心理的には影響はないわけではない。
フラストレーションがたまるというか、本当に大丈夫なのか、という気になってしまうわけだ。
『しかし、ギャラルホルンの連中、流石に金持ちだなぁ。お手本通りの砲撃にしても、すげえよ』
『うん、ものすごい量』
同じく出番を待つシノ、三日月も外部カメラの映像を見て呆れるしかない。
何重にも敷かれている砲撃陣地に防御陣地。そこから放たれる幾多の砲。いずれもが金持ちの戦術の極みと言えるものだ。
定石どおりに火力で敵の動きを抑制し、あわよくば損傷を与え、機動兵器による致命傷を狙う。
それを躊躇なく、そして弾薬費などを気にせずできるというのはやはりギャラルホルンらしいというべきか。
『けど、ただ撃たれっぱなしじゃないな』
『そうだね……あれだけ派手に撃っていれば、いずれは弾薬も減ってくるし、疲れだって出てくる。
それに、敵の砲陣地の構造の解析もそろそろ終わるんじゃないかな?』
-
そして、本命である蒔苗やクーデリアらを護衛する突入部隊に編成されているMT「カガリビ」のコクピットでオルガとビスケットはそう分析した。
果たして、それは正しかった。鉄華団やタービンズの戦力がいるのとは別の格納庫で動きがあり、その振動が伝わってきたのだ。
『お、動いた……』
『この音は……上のカタパルトデッキか?』
『そうだね。映像が回ってきたから、転送するよ』
ビスケットのAMSを通じた操作は一瞬だ。各機のコクピットに表示された映像には、それが映っていた。
装備を整え、カタパルトに固定されたその機動兵器が並んでいたのだ。
アーマードコア・ネクスト。セントエルモスに配備されている3機が出撃しようとしているのである。
さらに後方には、順番待ちをしているMS群には共通項というものが存在している。
『セントールさんを筆頭にネクストと可変飛行MSか……』
『どういうことかわかるか、ユージン?』
『ったりめーだろ。要するにあれだ、えーと……強襲と浸透だな。
固い防衛陣地を崩すための、浸透突破戦術ってやつだ。歩兵じゃなくてMSやACでやるのがミソだな』
オルガの問いにユージンは完結に答えた。
そう、それこそが防衛陣地を構成し砲撃を続けるギャラルホルンへの対処方法だ。
古来、西暦年間においてこういった砲撃や弾幕を張る陣地の防御性は強力無比であった。
何しろ突破するためには戦力を近づけなければならなかったが、それをするにはあまりにも危険が伴っていたためだ。
迂闊に近づこうものならば、用意されている重火力によって撃たれてしまうか、あるいは塹壕に籠る歩兵により処理されてしまうのである。
だが、それが絶対だったのもわずかな間だ。
敵が砲撃による兵力の排除に固執することは、敵の射撃地点の露呈につながる。砲撃と言えども、堅牢な陣地を吹き飛ばせるとは限らないのだ。
さらに、その砲撃や重火力を抑えている間に小さいユニット、すなわち攻撃を潜り抜けて接近して敵の弱点を叩くという戦術が生まれたのだ。
固い陣地を無理に抜こうとするよりも、地形や配置によって生じる弱点を見つけ出し、そこを襲って突破することこそが肝要というわけである。
これらは説明しだすと長くなるので端折るが、要するにこれが浸透戦術、というものである。
そして、ブラフマンが策定し、選択したのがこれの応用だ。
まずは砲撃や火力投射をあえて受ける。相手の弾薬消費や疲労を刺そうと同時に、相手の陣形などの把握に努めるのだ。
砲台の配置は?どこに重火力が置かれているのか?どこが防御を重点としているか?予備の弾薬などはどこにあるのか?
MSの配置は?MWは?歩兵などが移動するための通路などはどうなっているのか?それらを観測するのだ。
これらが終わった後に、ウィークポイントを、あるいは要所を少数戦力で叩き、相手の動きを麻痺させるのだ。
『ネクストやTMSの機動力と火力、ついでに言えば防御力なら、そこを的確に叩ける。
そうすれば、相手の戦力の動きを弱めて、こっちの戦力が安全に展開できるようになる、だろ?』
散々勉強させられたからな、とマホロビのコクピット内のユージンは鼻息も荒く言う。
その返答にオルガは満足げにうなずいた。
『そういうことだな。相手は防衛をする必要がある。つまり自由に動けねぇわけだ。
なら、こっちはそれを逆手に取ることができる』
『勉強しているじゃん、オルガ』
エーコの言葉にオルガは少し照れつつも、しっかりと返事を返した。
『ちょっとでも勉強しないと役に立てませんからね…』
『うん、いいんじゃない?アタシたちも勉強になったしね』
ともあれ、とオルガはこの後生じる結果がたやすく想像できた。
『固まって陣地に籠っていれば安全---そう思っている連中には、特大の一撃になるな』
そして、出場した浸透強襲部隊により、オルガの想像通りの結果が生じようとしていた。
戦局が、一気に動いたのだ。
-
以上、wiki転載はご自由に。
返信は明日になります。
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誤字修正を
>>514
×残った戦力をほぼそっくり投入した全力出撃で時間だけは火星で見せる構えであったのだ。
○残った戦力をほぼそっくり投入した全力出撃で時間だけは稼いでで見せる構えであったのだ。
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乙です
まるでゴジラに向かって攻撃を行う軍隊の如し…
ギャラルホルンにしてはよくやった方だと思いますが、治安組織の延長線上のギャラホと違って、こっちはれっきとした戦争屋なのよね。
陣地攻略はお手の物ですわ。
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乙でした。
>シベリアの夏燃えゆ その2
「勝ったな! 風呂入ってくる!」……のはずなのになぁ。
なんで攻めきれないのかなぁ?(棒)
>ゲート 夢幻会の憂鬱
「ファルマート大陸がリングだ!」(Gガン風)
>「角笛よ、黄昏に響け」2
ギャラルホルン、企業の警備部の船すら落とせないの巻。
都合の悪い情報は握りつぶしますってもうね。
-
とりあえずゲート世界の各世界の国々について補足がてら
昭和世界
日本
夢幻会のスタンスは非戦であるのだが、
令和世界の日本を知った国民は我が帝国もまた世界帝国を築くべきと沸騰
夢幻会派の勢力をそぎたがる政治家などもその流れに乗ろうとして、夢幻会を悩ませている
ナチスドイツをはじめとした枢軸国
令和世界の欧州の現状を知った枢軸支配地域では、このまま日本の勢力が伸長すれば
令和世界のようになると、反枢軸運動は下火に、ナチスドイツも下手に裏切られたり
足を引っ張られるよりはと、白人世界の危機を前にあくまで比較的ではあるが穏当な統治に切り替えつつある
イギリス
令和世界のことが知れた結果昭和世界で最も苦悩している国かもしれない
白人社会復興のために枢軸国と大同団結すべきだという世論の高まりに加え
白人社会崩壊の引き金を引いたのが貿易赤字を解消するためアヘンを日本に売ろうとして
戦争を起こしそれにヨーロッパを巻き込んだ国との白眼視に自虐的になる国民が増加
二極化する国民のかじ取りに悩む日々を送る。
平成世界
日本
昭和、令和両世界の日本が共に世界の盟主的地位にあることに反発するパヨクと
逆にその二国に憧れる酷士様と言論界は二分化される。
しかし大多数の国民は無関心といういつもの日本の姿があった。
政治家も与党を引きずり下ろすことしか考えていない野党と
選挙の事しか考えない多くの与党議員といういつもの姿が。
令和日本の実力を知り平成世界の反令和日本の風潮に危機感を募らす閣下のような政治家もいるものの
多数派にはなりえない状況にある。
アメリカ合衆国
令和世界に激高する白人至上主義者といい気味だという黒人を中心にした有色人種の対立が深まる
分裂した国民をまとめるために何らかの政治的成果を上げることを政府は考えている。
中華人民共和国
令和世界の明末期に対清で援助を得るために天皇の臣下に過ぎない徳川将軍家に朝貢したうえ
同じく日本に攻められることを恐れた清もまた徳川将軍に朝貢していた事実が
中華こそ世界の中心であるという中華思想に染まった中国のプライドを刺激
反令和日本に平成世界各国で世論工作を行う
大韓民国
中国の国々と同じように拗らせた中華思想を持つ韓国もまた令和日本に反発している国である
日本が世界一の大国であるのに李氏朝鮮は古代のままという事実
しかも秀吉の侵略、日韓併合もなかったためその二つが無ければ韓国は世界に冠たる大国だったという神話も崩れて発狂するもの多数
そのことをたった一つの言葉で乗り越え、今日も今日とて反日活動に精を上げている。
ちなみにその言葉とは“日本が悪い”である
EU諸国
アメリカと似たような状況。
令和世界
謎
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ちなみに中国は日本の策謀により3国に分裂したままだったが
その後五胡十六国、五代十国並みの分裂状態に陥る。
李氏朝鮮は中国が上記の通り分裂状態西洋列強はロシアはウラル山脈以西にあり
イギリスはマラッカ海峡で止められており、アメリカは太平洋に出るルートがない
そのため中国の分裂状態を保てばよく放置されていた。
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お二人共乙です
冷石氏
まあ人は見たいものしか見ないといいますし、相手が本気で殲滅するということを理解したくないんでしょうねえ・・・
弥次郎氏
原作ならこれで最初の砲撃で鉄華団を封殺出来たんでしょうけどもね・・・
スパロボ基準の火力で考えないとこの時代の歪曲フィールドは破れないという・・・
更に高速飛行によるMSの強襲などはギャラルホルンは経験してないでしょうしひどいことになりそうですね
-
弥次郎氏乙です。
単純な同世代の少数勢力相手なら此で正解なのでしょうけどなぁ・・・
今回は相手と経験差が浮き彫りに成った訳ですな、
強襲浸透戦術とか暫く使われ無かった手法でしょうし・・・
-
弥次郎氏乙です。
練度と質の差がモロに出てしまった戦いですなぁ
長年の平和と停滞により大規模な戦闘の経験がないギャラルホルンでは戦訓もそこまでの技術もないのでしょうがないといえばしょうがないのですが・・・
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冷石さん乙です
平成世界も昭和世界も、どこかの誰かは過剰に反応してますねぇ。
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数以上にアウトレンジからの攻撃とかが宇宙戦の時は深刻で、
地上だと100機以上のMSでの陸戦事態が何時ぶりかって話ですからね・・・
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遅ればせながら、冷石氏も乙です。
いやぁ、技術の暴力がヤバすぎる。これは敵対できないですわ。
これを知ったらヒトラーの血圧が死ぬほど上がりそうですね。
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ゲート第3話お昼ごろにアップの予定です。
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>>529
ギャラホは大規模会戦のノウハウを喪失している可能性高いですものね。
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ギャラホルンは陣形の訓練とかは優秀だけれど、
その陣形が何を目的(対象)として構築されたものなのかわかっていないみたいだからなあ。
-
ゲート 夢幻会の憂鬱
特地ではコダ村の住人が炎竜によってエルフの村が全滅したことを受けての避難行を行っていた。
「しっかし大活躍っすねあのスコープドッグ」
「そうだな、俺ら全員がかりで動かせなかった、泥にはまった荷馬車をひょいッと引っ張り上げるパワーはさすがというかなんというか」
「うちにも欲しいですよ、あれ」
「あちらでガンダムでも実用化されたら売ってくれるんじゃね」
「シャレ抜きでやりかねないですよねあちらさんなら」
伊丹と倉田がそんなことを言い合っていると、ひときわ背の高い女性が
「隊長、無駄話もいいですが、水が足りなくなってきてます。
このままだと今日一日分がもつかどうかわかりません」
「それなら大丈夫、昭和日本の航空隊にペットボトル空輸してもらえるように頼んであるから」
「そうですか、安心しました。体調も隊長らしい仕事するんですね」
「黒ちゃんそりゃないでしょー、普段俺のことどう思ってるの」
「聞きたいですか?(にっこり)」
「遠慮しておきます」
一方昭和日本の最高位者である小野田少尉は
「上から令和日本の人間を観察して思想などを可能な限り調べよ、そして怒らせるなと言われたが」
スコープドッグを見つめる
「あれほどのものを生産実用化するのだ、敵対するのは愚かだな」
部下に戦闘用車両をスコープドッグに近づけるように命じる
「千住少尉、少し休まれてはいかがですか、先ほどから働きづめでしょう」
そう話しかけてみる
「大丈夫ですよ小野田少尉、休息はきちんととってますし、この程度なら自動車を運転しているようなものですから」
(ふう、全般的に令和日本の軍人は無口なものが多い、千住少尉は比較的饒舌だが…)
そんなことを思っていると
「炎竜が来たぞ!」
後方から炎竜が襲い掛かってきた。
「撃て、民間人にこれ以上被害を出すな」
「全部はじかれてますよ」
「効いてないわけじゃないとにかく撃ちまくれ」
「怪獣と戦うのは自衛隊の伝統だけどよ、実際に経験するとは思わなかったよ」
そんな中令和日本の戦闘車両に搭載されたレーザー兵器はMBT並みの装甲を持つ炎竜の鱗を貫通しダメージを与えていく
スコープドッグもまた大口径のマシンガンを接近しては叩き込み離脱するを繰り返して貫通弾こそないもののダメージを与える
「ハー、あそこだけ未来の戦闘やってるって感じですね」
「んな事言ってる暇あったら撃て、目を狙え目には装甲はない」
「閃光は翼を狙え空を飛ばれると厄介だ」
「了解」
令和日本の千住少尉の号令が響きレーザー光線が炎竜の翼をかすめる
炎竜の意識が令和日本の戦闘車両に向かい動きが鈍くなったと見た伊丹は
「勝本、パンツァーファウストをぶちかませ」
と指示を出す。しかし不整地面という事もあり思わずガク引きをしてしまう。
弾頭がそれるかと思われた瞬間に炎竜の東部に何かが直撃しバランスを崩した炎竜の右腕に弾頭が吸い込まれていった。
-
アップしました。
スコープドッグの正式名称募集します。
感想、ご意見等お待ちしております。
wikiへの転載はご自由に。
冷石でした
-
乙です
伊丹たいちょは原作通り流石の対応力ですね。
スコタコの名称…翠玉号とかどうですかね。エメラルドの和名です。
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乙です。やっぱり令和日本が技術的に脅威度合いも段違いですな・・・
付き合い方が未知なのとショッキング過ぎる情報の合わせ業で各国共に冷静な判断を取れないですし
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乙です。
さすがは伊丹隊長、対応力の固まりなだけはありますね。
そして高すぎる令和日本の技術力よ・・・
話は変わりますが15時50分ごろに大陸×ワールドウィッチーズネタをあげさせて頂きます
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それでは投稿させていただきます
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日本大陸×ワールドウィッチーズ 第10話 シベリアの夏燃えゆ3
1937年9月 シベリア北部第12仮説前線航空基地、日本海軍第1航空魔導大隊の一時的な拠点として機能しているこの基地の会議室には第1航空魔導大隊所属のウィッチ達が集まっていた。皆、すでに20を超えている女性たちであり、他国のように未成年の少女の姿は見えない。
「総員傾注!」
その声と同時にそれまで席に座っていた全員が起立し、その後大隊長の北郷少佐が入室する。
会議室に備え付けられている大スクリーンが戦域と戦況を示した。
「楽にしてくれ・・・攻撃目標は敵の主力集団だ。これより我々、EACO軍は総力をもって反撃を開始する。」
彼女の言葉はこの場にいた全員が望んでいたことだった。
8月末に行われた一大空戦の後、日本本国の強い意向とやらで、彼女らの任務は仲間が、年下の少女たちが戦闘を繰り広げている中で予備戦力としての上空待機とアリバイ工作であろう小規模のネウロイとの戦闘のみであったのだ。
「敵も総力を集めて決死の抵抗をしてくるだろう。例の新型も確認されている注意しろ」
知ったことか。最後に勝つのは我々だ。
我々こそ最強なのだ。
「我々、第1航空魔導大隊の任務は地上部隊より先行、航空優勢を確保してやることだ。喜べ淑女諸君。明日から作戦が終わるまでネウロイの食べ放題だ。他の部隊に遠慮なんてするな全てを食いあげてやれ。私からは以上だ」
1937年9月12日、予備戦力である第8軍が合流したことでネウロイの猛攻撃を受けていた第11軍は戦線を維持し続けており、
第11軍を攻撃していたネウロイ主力部隊の猛攻撃はついに息切れを見せ、攻撃が低調化。万を超えるネウロイ主力集団を三方から半包囲したEACO軍はついに反撃作戦である《吹雪作戦》を開始した。
『主力第11軍前進を開始、敵と砲火を交わらせつつあり!』
『こちら北方第4軍、敵と接触。戦闘が始まりつつある』
『我々、歩兵第7旅団は予定通り144高地の攻略を目指す』
『旅団前へ一気にファーストダウンだ!』
『突撃、突撃、弾幕を突き破れ!』
『攻撃開始!! 敵を突破せよ!!』
『最終弾着・・・・今!!』
『ネウロイどもめ! 今日こそ引導を渡してやる!!』
『クソ! きりがない!』
『第502戦車大隊応答せよ!繰り返す、第502戦車大隊応答せよ! 誰かいないのか!?』
『第140陸戦ウィッチ大隊通信途絶!』
すでに攻守は入れ替わっており、前線では機甲戦力を前面に出してEACO軍が総攻撃を仕掛け、それを凌ぐネウロイと言った様相を見せている。
多少の損害を受けつつも潤沢なまでの砲撃支援と航空支援を受けられるEACO軍は状況を優勢に進めていく。
中型ネウロイや小型ネウロイも必死に抵抗を行うが、EACO軍の後方に陣取る重砲が次々と大地ごとネウロイを吹き飛ばしていき、ヘリコプター隊や攻撃機からなる近接航空支援部隊の上空援護を受けた戦車や駆逐戦車、陸戦ウィッチなどを中心とした地上部隊の進撃を止めることができず、EACO軍は次々と戦線を前進させていたのだ。
ネウロイ側も航空優勢を確保するために航空型ネウロイを大量に投入、地上のみならずシベリアの空でも激しい戦闘がおきていた。当然、その戦闘には当然、日本海軍第1航空魔導大隊の姿もあった。
『ウォーウルフ1、グッキル。これで本日6機目ですね』
「ありがとうマジック」
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戦域全体で合計四桁を超える航空機と航空ウィッチ、ネウロイがぶつかり合う戦場においても日本海軍第1航空魔導大隊の活躍は素晴らしいものだった。
敵ネウロイの届かない上空からの一撃離脱はネウロイにとって極めて凶悪なものである。その速度はネウロイを上回るのでろくに後ろにつけないし、彼女らは徹底して低速域での格闘戦を避けていた。仮にネウロイが後ろを取ったとしても圧倒的な加速性と上昇力を武器に射線から逃げてしまうのだ。
『楽勝ですねウォーウルフ1。これなら昼時には終わりそうだ』
『油断は行けませんわよウォーウルフ2』
『これは油断じゃない。余裕というんだウォーウルフ3』
ウォーウルフ2が敵を撃破しながらそう話す。
敵は従来の複葉機型ではなく全てが新型の単葉戦闘機型で構成されていたが、すでに新型ネウロイの性能も把握している。初見なら厳しかったかもしれないが、今の彼女らの敵ではない。
すでに新型ネウロイを100機以上も叩き落している。それも隊員の誰1人として欠かさずだ。
『マジックからウォーウルフ隊へ。11時の方向に敵の第三派を確認した。当空域を担当している扶桑皇国陸軍飛行第69戦隊、第184戦隊、第187戦隊だけでは手が足りない、至急迎撃に当たれ』
「ウォーウルフ了解。お前ら行くぞ」
獲物を求めて戦争の狼たちは次の戦域まで空を駆ける。
日本の航空ウィッチが一撃離脱を多用する一方で一部例外こそ存在するが扶桑皇国の航空ウィッチは格闘戦を重視する。それは扶桑皇国陸軍飛行第69戦隊のウィッチ達にも当てはまることであった。
「後ろをとった」
ホワイトラビット1はホワイトラビット2を追い回していた新型ネウロイの後ろを取り、ホ5 20mm機関砲の引き金を引く。
発射速度毎分750溌の発射速度で放たれた弾がネウロイにあたり、次々と当たりネウロイを粉砕する。
「チッ!!」
次の瞬間、撃破した機体の両機だったのだろうネウロイが彼女の後ろを取る。
「舐めるな!」
敵の攻撃シールドで防ぎながらキ43のエンジンを全力でふかしスピードを上げ、敵が乗ってきたところで捻り込みを仕掛けて敵の後ろに周りホ5の砲弾を浴びせる。
『すみません。助かりました』
「大丈夫大丈夫」
エレメントを組みなおして飛行に戻る
「それで状況は?」
『問題ありません。まだ飛べます』
「わかった。なら付いてきて。片っ端から狩るわ」
「ホワイトラビット2了解。」
二人のウィッチが空を駆ける。未だにネウロイは多く、それを相手どるウィッチや戦闘機も多い。
『メーデーメーデー、敵に後ろを付かれた!振り切れない!誰でもいい助けて』
1人のウィッチが敵に後ろを取られて追い回されていた
「ホワイトラビット6、合図をしたら左に切り返せ」
『りょ。了解』
いったん上昇して高度をとりる
「いまだ!」
ホワイトラビット6がきりかえすと同時に敵に突っ込み引き金を引き叩き落とす。
『助か・・・』
「ホワイトラビット6!」
別の敵が上から放ってきた攻撃に貫かれ、ホワイトラビット6が堕ちた。ここは戦場、油断すればどんなに優れた高性能機に乗ろうが、どれだけの練度を誇ろうが簡単に死ぬ。
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「ホワイトラビット2、後ろをとられた援護をお願い」
『了解。』
ホワイトラビット6を落とした敵が後ろについてくるがこれをホワイトラビット2が撃破する。
ちっ、本当に数が多い。
「ホワイトラビット5、エレメントが堕ちた貴女はホワイトラビット11とエレメントを構築しなさい」
『りょ、了解しました!』
すぐにホワイトラビット6のエレメントだったホワイトラビット5に指示を出す。部下の死を悲しむのは生きて基地に帰れた自分の務めであり、権利である。今の自分の務めではない。今の私の務めは生きている部下たちを生き延びさせ、任務を果たすことにある。
戦闘機型ネウロイと互角以上に戦える九六式戦闘機や九一式戦闘機の支援があり、全体的に有利な戦況にあると言っても、この空には一瞬たりとも気を抜ける場所など存在しないのだから。
『敵、新たな増援が来ます!!』
『スピア隊 FOX3』
『メイジ隊 FOX3』
もう無理だ。そう覚悟した瞬間、インカムから男性の声が聞こえてくる。
次の瞬間、敵の増援として送り込まれていたネウロイ達がほぼ一瞬で吹き飛び、消滅していった。
電波を通してインカムが援軍の到来を教えてくれたのだ。
『ウォーウルフリーダーから扶桑軍機へ。ここは私たちが引き続ぐ、諸君らは基地に帰投し補給を受けろ。』
「ホワイトラビット1からウォーウルフ1へ感謝します!。全機再編、最寄りの基地へ向かいます」
ーー了解。
部隊全員から返事が返ってくるが、その声は会戦前から幾分か減ってしまっていた。
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以上になります。
wikiへの転載はOKです
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乙です
人類側は攻勢に出てますが、一朝一夕ではネウロイも倒されてくれませんね。
戦況は人類優位なれどネウロイの抵抗激しくって感じでしょうかな。
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乙です。守りは兎も角攻めだと優位な筈の空でも損害が嵩みますなぁ・・・
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おつです、ちらほらと別世界のエースっぽいのがいますね・・・w
ボディブローのように優位をとっているにも関わらず損害が積み重なってますね
この戦闘後は日本側でも損害の多さに夢幻会以外が驚きそうです
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乙でした。
>その声は会戦前から幾分か減ってしまっていた。
崩壊の足音が……
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冷石氏乙です。無口ってひょっとして電n・・・
いきなりな地球規模の帝国の出現と情報の少なさに担当がノイローゼになってそう
弥次郎氏乙です。教本通りのギャラクホルンだけどこの浸透戦術にどう対応するのやら
しかし学のある鉄華団見るとひょっとしてギャラクホルン末端より知識向上してるんじゃ・・・
ホワイトベアー氏乙です。反撃し始めるも敵の抵抗大か
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>>544
簡単にやられてくれるなら人類側も楽ができるんですけどそうは問屋が卸さないのがネウロイですからね・・・
>>545
数的主力は格闘戦重視な扶桑皇国陸軍ですからね・・・。
ちょうどネウロイの新型との相性は一撃離脱重視な日本より悪いんですよ。
それに数も相手が上ですので、どうしても被害は出てしまいます。
>>546
>>ちらほらと別世界のエースっぽいのがいますね・・・w
どこかのエースなコンバットの世界から因果が流れてきている可能性がありますw
>>ボディブローのように優位をとっているにも関わらず損害が積み重なってますね
この戦闘後は日本側でも損害の多さに夢幻会以外が驚きそうです
中型2万以上の敵地上戦力と千単位の航空ネウロイとの殴り合いなのでどうしてもある程度の被害は出てしまいす。
ただ日本の世論は驚愕するでしょうね・・・。
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>>547
でえじょうぶだ。航空ウィッチ主力はバイカル方面に展開中なのでリカバリーはききます。
それにいざとなったら日本本土の部隊を動かす事も出来ますので
>>548
包囲されても猛攻にさらされても士気崩壊しないネウロイが相手ですからね・・・。
死を恐れない死兵こそ攻撃に回るときに厄介な存在はは存在しません
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そもそも本質的には領土の削り合いすらネウロイからすると余り意味が無いですからねぇ・・・
都市を制圧すると人類が砲撃で壊してくれてこわすだろ手間が省けるメリット(第三期だと明確にこれ狙った)がありますが・・・
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本質的に戦闘目的が政治的・宗教的理由じゃないですからね・・・。
だからこそネウロイとの戦争は厄介なんですよね
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>>ゲート 夢幻会の憂鬱
昭和世界なら国外への情報は流出阻止できるのでは?
軍で囲めばできますよね?
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>>521 トゥ!ヘァ!氏
>まるでゴジラに向かって攻撃を行う軍隊の如し…
とっても勇ましいんだけど、この後吹っ飛ばされるのよねぇ…
>ギャラルホルンにしてはよくやった方だと思いますが、治安組織の延長線上のギャラホと違って、こっちはれっきとした戦争屋なのよね。
>陣地攻略はお手の物ですわ。
年季が違いますからなぁ…300年前から大きな戦争を抑止し続けていた弊害で、そこら辺の経験も消えて久しいでしょうからな
>>522
隠しておいても明かしても大した影響はなかろうって判断ですな
ダインスレイヴも効かないのに、じゃあそれ以上の兵器があるかっていうと…
>>525 657氏
>原作ならこれで最初の砲撃で鉄華団を封殺出来たんでしょうけどもね・・・
原作でもやっていたことですけど、動きを足止めする程度なんですよねぇ…
なんだかんだでナノラミネートコーティングが優秀で致命傷を与えにくいですし…
>更に高速飛行によるMSの強襲などはギャラルホルンは経験してないでしょうしひどいことになりそうですね
エイハブ・リアクターの稼働の影響で航空機が廃れている世界ですからな…
まともな対空兵器もなければ航空戦力もない。一方的になります…
>>526 ナイ神父Mk-2氏
>単純な同世代の少数勢力相手なら此で正解なのでしょうけどなぁ・・・
P.D.世界内部ではこれで正しい対処なんですよね
勢力としてギャラルホルンの上を行くことができるわけもないし、この物量による圧殺は正攻法
ただし、その正攻法は…正攻法により簡単につぶされるというオチです
>強襲浸透戦術とか暫く使われ無かった手法でしょうし・・・
そもそもの時点でMSを出せばほぼ勝ちですからな
ギャラルホルンが有する圧倒的なアドバンテージですし
過去の戦争の記録が残っているかも怪しいところなので、割と歪な軍事でしょう
>>527 ホワイトベアー氏
>長年の平和と停滞により大規模な戦闘の経験がないギャラルホルンでは戦訓もそこまでの技術もないのでしょうがないといえばしょうがない
むしろよくもまあ300年も維持できたと思いますよ…
300年間という超国家組織なんて現実だと、眉唾な秘密結社とかしかありませんしね
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冷石氏乙でした
令和世界が無口…まあ、電脳化とかでしょうねぇ
言葉に出さない分、情報漏洩を抑えられるのはメリットでしょうし
下朝鮮に限らず、割と世界は何時も通りで逆に安心ですw
ホワイトベアー氏乙でした
単純な消耗戦じゃ不利ですからなぁ…
相手が非生物的なものだからこそ、こちらの疲弊や損耗も考慮せず攻めてくるから厄介すぎる
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何回も言われてたけどギャラルホルンって規模はともかく正規の軍隊の成り立ちじゃないんですからなあ・・・
貴族の私兵の在り方に近いですから・・・
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今夜中にゲート 夢幻会の憂鬱4話アップします
いよいよ謎に包まれた令和日本の内閣総理大臣が登場します。
気長にお待ちくださいませ。
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>>554
>300年間という超国家組織なんて現実だと、眉唾な秘密結社とかしかありませんしね
っカトリック教会。
ギャラルホルンはアグニカ教を棄てたので腐敗した?(棄てなかったら組織になってない。)
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>>556
当時はそれでよかったんでしょうね
なおアプデを怠った模様
>>558
ああ、そういえば…失礼いたしました
でも立川のロン毛とその父を進行しているけど分裂したり腐敗したりとしていますしね…ギャラルホルンみたく
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>>559
いっそのことギャラルホルンとネオギャラルホルンと新生ギャラルホルンと袖付きギャラルホルン位に分裂して
その中にアグニカ派とか七星緒派で分裂しててくれれば良いのに・・・
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>>560
それだと余波ですごいことになりそうな予感
2分後にSS投下しますぞ
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ギャラルホルン戦国時代である。戦力しょっぱそう(小並感)
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>>548 New氏
戦術も含めた総合能力は多分今の鉄華団に負けておりますぞ…
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憂鬱SRW 未来編鉄血世界SS「角笛よ、黄昏に響け」3
-アーブラウ領 エドモントン郊外 ギャラルホルン陣地 前衛
セントエルモス旗艦であるエウクレイデスを発艦したネクスト3機が行ったことは至極単純だ。
それぞれが音速を軽々超える速度で、それこそMSやレーダーでの観測を振り切る速度でギャラルホルンの砲陣地に飛び込んだのである。
それこそ真正面から、反応させる余地など一切与えることのない速度を発揮していた。そこから至近距離に入った時点でトップから0へと。
慣性や発生するGなどをコジマ粒子やテスラドライブで押し殺したネクストは、次の瞬間には光を放った。
それは、収束したプライマルアーマーの爆発の光---すなわちアサルトアーマーであった。
コジマ粒子を収束させたPAの出力を一気に引き上げ、蓄えられた膨大なコジマ粒子さえも動員し、放出する攻撃。
物理的作用も含め高熱と圧力を伴った爆発は、それへの反応に送れたギャラルホルンの兵士やMSなどを、陣地ごと吹き飛ばす。
いや、最早地面ごとといった方が正しいだろう。市街地への影響がない範囲と計算された半径数百メートルが吹っ飛ばされた。
『効果範囲、想定通り。散開だ』
中央を担当したセントールの合図とともに、3機のネクストはそれぞれ飛び上がった。
標的となるのは雑多なMSなどではなく、大型砲やダインスレイヴといった少々厄介な兵器の類。
事前の観測と走査でマッピングは完了しているので、それを表から削るのが役目だ。
当然ギャラルホルンのMS---グレイズらの反撃が飛んでくるが、それに捕まるほどネクストはのろまではない。
だが、セントールらの懸念は別なところにあった。
『カチカチの防衛陣は、得てして懐に入り込まれると弱い。それにしても指向性地雷や迎撃用の火器がないのは少しおかしい気がする』
そう、この手の陣地に特有の対機動兵器の地雷や自動の迎撃システムというものが存在していないのだ。
地雷などがないことはまあわかる。何しろ首都たるエドモントンの市街のすぐ外だ。迂闊に敷設すればこの先に被害が出かねない。
これだけの砲陣地を形成している時点で不発弾などの可能性もあるだろうが、それでも対MSクラスとなれば馬鹿にならないと判断したか。
だが、迎撃があくまでも間接的であるにしろ人力によるコントロールが主体というところが、なんともちぐはぐなのだ。
『自立迎撃(セントリー)システムの技術ハードルは高くはないはずだ。けれどこの太陽系ではほとんどない。MAを除いてね』
大型砲の一つをブレードで切り裂きながら、明星はつぶやく。
そう、カラール自治区の開拓の中において発見されたMA「ハシュマル」は自立行動を可能とするレベルのAIを搭載していたのだ。
それこそ、連合野企業連が標準的に用いるAIと遜色ないレベルで発展していたことが確認されたほどだった。
なのになぜ、現代において確認されていないのか?技術がロストしているのかもしれない。
『まあ、そこら辺についてはまた後。目の前の戦闘に集中しましょう』
『了解』
十数機を超えるグレイズのライフルが火を噴くが、明星のジュピターソンはその嵐の合間を瞬時に潜り抜ける。
同時に、肩部のKPバイトユニットが立ち上がると、MS隊の潜む大型シールドへと瞬時に『噛みつく』。
プライマルアーマーを内側に向けて指向展開することで対象をがっちりと固定してつかむのだ。
肩部から発射された4基のそれは、それぞれが一枚ずつシールドを保持する。同時に、バイトユニットを介してコジマ粒子のコーティングが瞬時に為された。
もうこれは、コジマ粒子の恩恵を受け、ナノラミネートコーティングを破壊する鈍器となったのだ。
そうなれば、やることはただ一つ。
『食らいなさい!』
瞬時に振り回された。4枚のシールドはまるで嵐のように高速回転し、集団を吹き飛ばす。
MSの集団が、その頑丈なはずの装甲を破壊され、融解され、圧倒的な質量差により吹っ飛ばされていく。
飛ばされた先には砲陣地やらMWやらが控えており、それらはなんら止まることもなく激突、雪崩のように崩れていく。
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それらは一瞬の暴威。されども、しっかりと打撃を与えていた。その周囲の惨状がまさに証拠と言える。
目立って動く戦力が見当たらなくなったことを確認すると、ジュピターソンは次の標的に移る。
『次のポイントに移動するわ』
『流石、手が速い』
そしてマルチブレードからKPビームライフルを放つ。狙った先には、弾薬などが山積みになっている。
そこに興奮状態にあり尋常ではない高熱を発するコジマ粒子を圧縮した弾丸が激突すれば?当然の如く、大爆発が起きる。
『くそ、ポイントD44がやられたぞ!』
『敵の動きを止めろ!』
『無理だ、速すぎる!』
飛び立ったカノープスを狙い執拗に攻撃が飛ぶが、いずれも躱されるか、バイトユニットにより浮遊するシールドによって悉くが弾かれた。
弾かれるどころか、発射した弾丸がコジマ粒子によって溶解し、効果をなしていないレベルだった。
『次は……ダインスレイヴ!』
こちらに照準を定める大型の電磁投射砲を捕らえた。
セントエルモス戦隊の砲を狙っていたようだが、待ち構えていたようだった。
だが、稚拙だ。堂々と姿を晒した時点で、その射手はその能力の半分も生かせない。
瞬時の判断で、頂戴していたシールドが投げつけられた。慌てた動きで随伴のグレイズの射撃や割り込むことによって弾かれる。
それはそれでいい。なにしろ、それに目が行っている間に十分に移動ができる。人間はどうやっても自分に迫るものに目をとられがちなのだから。
『な、後ろに……!』
『遅い!』
マルチブレード「薫月」を振りかぶったジュピターソンはとっくにダインスレイヴを装着したグレイズに肉薄していたのだ。
とっさの反応はできたが、生憎と動きは遅すぎた、あまりにも。元々の速度差に加えて発射機の重量のウェイト、覆しようがない。
周辺の護衛機ごと切り裂いて、全てが形を失って、崩れ落ちた時にはジュピターソンは次へと飛び上がっていた。
そして、ネクストだけではない。
エウクレイデスを発艦したTMS「アーガトラム」により構成された攻撃機隊は、指定されたポイントへの攻撃を開始していたのだ。
腹に抱えていた破城槌を兼ねたセントリーガン「ホウセンカ」を放つ。高高度から加速しながら物理的な破壊は衝撃を各所にばらまく。
どうしても通信量が増大する指揮所を的確に狙ったそれは、そこに存在した人員や施設を丸ごと圧殺する。
さらに、突き刺さった状態から展開されたセントリーガンは、その周囲へと自立攻撃を開始した。
短距離パルスレーザーの出力はナノラミネートコーティングでさえも危うい高熱を発し、MSの装甲を次々と穿っていく。
MSで受けられた方はまだ幸せだっただろう。何しろ、ソフトスキンの対象など瞬時に溶けてしまったのであるし。
さらにアーガトラムの攻撃は続行される。抱えていたロケット、あるいはビーム砲、実弾兵器。あらゆる火力が定められたポイントのオブジェクトを焼き払う。
それは大量にいるMSをチマチマ狙うというよりは、もっと根本的なモノを狙っていた。
即ち、「ホウセンカ」の潰した指揮所のような、戦闘や戦争を継続するためのウィークポイントだ。
武器弾薬、予備人員、動けない砲台、ミサイル発射装置、あるいは単純な防壁など。それらがまとめて焼き払われていく。
それらの攻撃は、総量としては大きな被害ではないと言えた。
セントエルモス戦隊のアプローチした市街西部の防衛陣地の一部を点で攻撃したに過ぎないのだから。
MSはまだまだ残っているし、MWなどもまだ動ける部隊は多く残っていたのが実際の所である。
しかし、それでも士気という面では大きく低下していた。理解できない攻撃でいきなり味方が死んでいけば、嫌でも人間に心理ダメージが入る。
指揮系統が乱れたことで戦闘行動の続行はともかくとして、集団としての行動に支障をきたして居る部隊だってある。
なによりも、狙いすました攻撃によってその砲陣地は発揮可能な火力を大きく減じていたのだ。
それは、弾薬の消費と合わせ、ギャラルホルン側の攻撃オプションが減ったことを意味する。
そうすれば、今度はセントエルモス戦隊の艦艇の出番がいよいよ回ってくることになる。
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-ピュタゴラス級ISA戦術対応全域航行戦艦「エウクレイデス」指揮所
「よし、いったんネクストとTMSは下げろ。
これより砲戦に移行する。間違っても市街地には打ち込むな!
それと各艦は艦載機の準備だ!規定通り砲撃を行った後、機動兵器による敵戦力の排除を進める!」
下地はできた。あとはそこを確固たるものとして、突破を仕掛けるのみである。
「ヴォルト級およびブラシッカ・ラパ、カルダミネ・リラタも無人機を下ろし始めろ。
MS隊は砲撃と合わせて前進、弱くなった防衛線を荒らしまわれ!然る後に本艦も前に出るぞ」
「ジュピターソン、カノプス、バクティ、着艦しました!」
「鉄華団およびタービンズのMS、カタパルトより発艦。続いてマホロビ、発艦します!」
「アーガトラム各機着艦態勢に入ります!メカニック班は収容準備を」
忙しげに指示を飛ばしながらも、ブラフマンはギャラルホルンの動きに注視していた。
順次砲撃が開始され、形を半ば失った砲陣地やMSなどが吹っ飛ばされていくのを黙ってみているはずがない。
こちらは明確にMSの展開を始めているわけで、そうなれば他からMSを動かして補填するなどをしてくるだろう。
あるいは、事前の偵察で確認されている大型兵器らしき何かを動かしてくるのかもしれない。
(いずれにしても、要注意だな)
何が出てくるかはわからない。よって現場での対応力に任されるところが大きくなる。
そう考えを巡らせる中で、砲撃を続行するエウクレイデスは徐々に前進を開始した。
それに追従するのは突入部隊の護衛を務めるVACやヴァンツァーを搭載したRFトロイホース級全域航行艦も含まれていた。
「戦術指揮官!」
「どうした?」
「衛星軌道上の艦隊から連絡です。ギャラルホルン艦隊の排除が完了。これより降下部隊を発振させると」
「了解した。タイミングとしてはばっちりだな……」
空からの、宇宙からの戦力の投入。これにより一気にアドバンテージを得て、勝利へと持ち込む。
強い意志の元、ブラフマンは指揮を続行した。
-アーブラウ領 エドモントン郊外 ギャラルホルン陣地 指揮所
「くそ、油断していた……!」
「落ち着け、マクギリス。気が付けただけでもマシだ」
「だが、相応に被害は出たぞ……!」
指揮所で歯噛みするのはマクギリスだ。
そう、単に防御に徹するのではなく、砲陣地の正確な測距や偵察を行っていたということを見破れなかったのは痛手だった。
そして、何度も衝撃が発生し、いくつもの部隊との連絡が途絶えてしまった後には、機能を半ばマヒした防衛陣地が残されていたのだ。
「これでは相手に一方的な攻撃を許すことになる。少なくとも、内部に突入される危険が高まった」
「だが、陣地そのものが吹き飛んだわけではないだろう?」
「ああ……だがいつまでもつかわからん。前進してきている戦艦の砲撃は一点を狙い続けている。
つまり、突破口を開こうとしているわけだ。時間を与えれば、やがて突入に最適な状況を作られるのは避けえない」
加えて、大量の、それこそ数百も展開した機動兵器への対処も必要だ、とマクギリスは漏らす。
MSだけではない、MTと呼ばれるカテゴリーの兵器だ。それが整然と列を作り、無表情なままに前進してくる。
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「あれは?」
「あれはカラール自治区への偵察で見た覚えがある。あれでもMSを撃破するだけの能力のあるスペックがあるぞ」
「数は上でも、質は負けていないわ」
「だが、奴らの目的は時間稼ぎだ。突入さえしてしまえば勝ちなのだからな」
気炎を上げるカルタをなだめつつも、ガエリオはモニターに映る数に眉をしかめる。
輸送艦タイプから降ろされたそれらは膨大を通り越している。そして、あれは無人機が多くを占めているとのこと。
つまり、最悪自爆してでもこちらの動きを阻害し、本命の動きをサポートすればいいのだ。加えて、如何に質が優れていても数によって疲弊は起こる。
武器弾薬推進剤も減るわけであるから、実際のところMSで排除するのには時間がかかってしまうわけである。
「どうする?」
「仕方がない。敵の機動兵器はぎりぎりまで惹きつけて迎撃する。飛び出していったところで今度はこっちが釣る瓶打ちにされる。
各隊に通達しろ、無駄に前に出て戦うなとな!」
「了解!」
オペレーターたちはマクギリスの指示を素早く伝達していく。
指揮を中継する前線指揮所が潰されているといっても、LCSを中継するドローンなどを展開させているので指示は飛ばせる。
少なくとも、完全に無秩序な状態に陥ることは避けられるであろう。
「ファリド特務一佐、衛星軌道上の艦隊から通信です!」
「内容は!」
「エドモントン上空での迎撃に失敗、撤退する、と……」
やはりか、とマクギリスは呻く。主力の多くを地上に下ろした弊害もあるのだから、あまり期待はしていなかった。
とはいえ、作戦が終わるまで時間を稼いでくれればとは思っていた。
「よく粘ってくれたと伝えてくれ。ほかに動きは?」
「上空より飛来物多数!これは……MSです!大気圏を超えて、MSを投入してきました!」
「向こうの狙いはこれか……こちらを包囲するつもりね!」
果たして、カルタの分析は正しい。
それは前面に出てきた母艦の援護のためもあるが、予備戦力としてエドモントンを囲って防衛している部隊への陽動も兼ねていたのだ。
先頭の発生する箇所を分散させることで、出来るだけエドモントンへの被害を抑えようという連合側の意思だ。
「マクギリス、このままでは……」
「わかっている」
つまり、ここで求められるのは数だ。
予備戦力も動かしているが、各所に展開している地球連合と火星連合の戦力の方が多い。
だから、ギャラルホルンとしては温存してあるアレを出す時が来たと言える。
(アレを出すのは正直……いや、今更か)
アレの危険性を訴えて、改造と運用を止められなかった時点で同じ穴の狢だ。
まあ、止めたところであの男が戦力を惜しむはずもないだろう。
それに、ギャラルホルンが積極的に禁忌の技術に手を出したという汚名の証拠でもあるのだし。
いつまでも温存せずに、逆に出場させたうえで撃破させてしまった方が、犯罪者の「処理」にも役立つだろう。
そういう意味においては、地球連合の戦力の強さは当てにできてしまうくらいなのだし。
「最低限の防衛戦力を除いてエドモントン防衛の全MS隊は全機西部防衛ラインへと集結、例の部隊を出す。
相手の本命はあくまでも蒔苗の突入だ。これさえ防げば何とでもなる。総員に伝えろ、これからが正念場だと」
そして、自分たちも、とマクギリスとガエリオはアイコンタクトをとる。
降伏する手はずは整っている。だが、それを極めて自然に行わなくてはならないのだ。
二重の戦い。うまくプロレスをしつつ、ゲームから離脱できるか。正念場を迎えようとしていた。
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以上、wiki転載はご自由に。
激戦は続きますよー
マッキー、決死の演技である。
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乙です
強さが違いすぎてまともに対応を取れないギャラホ軍。
まあそうなるな…
一番凄いのは全滅せずに撤退できたギャラホ衛星軌道艦隊かな?w
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乙。技術も経験も違いすぎて碌に戦闘らしい戦闘できてない・・・
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ゲート 夢幻会の憂鬱
炎竜を退け、伊丹ら日本連合軍がアルヌスにコダ村の難民を受け入れさせる交渉をしているころ
昭和世界の都内のとある高級料亭で夢幻会の夢幻会の会合が開かれていた。
令和日本の事で驚き疲れ胃と頭皮に甚大な被害を受けている夢幻会の重鎮たちは、聞きたくないと思いつつも令和日本に対する報告を受けることとなった。
「今回は令和日本の総理大臣に関する報告です」
その言葉に意識を切り替えた嶋田が訪ねる
「どんな人物だ、行動における傾向と対策は」
問われた外交官はこれ言っていいのかな、どうしようという表情を浮かべる
「早く言いたまえ、今更どんな人物であろうが驚きはせんよ」
しかしその返事は逆の意味で驚きを与えたのである
「はぁ、では、簡単に言いますと、金に意地汚い、収賄横領何でもござれの汚職政治家です」
「「「な、なんだとー」」」
「そ、それは本当なのかね」
「前の報告では10年以上総理を務めているとのことだが、政権交代でもしたのかね」
「い、いえ、政権交代はしておりません、その人物が10年以上の長期政権を築いている本人です、こちらが報告書です」
外交官は一人一人に令和日本の総理についてまとめた報告書を配る
「こ、これは」
「想像以上にひどい」
「なんでこんな人間が」
大日本帝国内閣総理大臣
稲垣光平 58歳
キャリア警察官僚としてその職歴を出発させる。
このころから汚職に手を染めていたとされる。ただ犯罪に対する嗅覚は確かであり多くの難事件を解決した茗渓間でもあった
35歳の時にとある与党大物政治家の地盤を受け継ぎ選挙に出馬、見事当選。
一年生議員のころから宇宙開発に理解を示し火星のテラフォーミング事業の旗頭的存在になる。
45歳の時に与党内の派閥力学の間をつき内閣総理大臣に任命される。
普通ならば政権維持のためおとなしくなる汚職だがエスカレートするばかり。
もっとも尊き人からも苦言を呈されるも右から左へ流し私腹を肥やす
普通ならば政権から引きずり降ろされてもおかしくないのだが天才的に保身に長ける上に
彼の私的な諜報機関が政治家、メディアの弱みを握り。今では手の付けられない怪物に育ってしまった。
それだけならばただの汚職政治家で終わるのだが、国益につながる利権に対し独特の嗅覚があるのか、
彼が力を入れる分野は決まって発展するため(宇宙開発がよい例)、許されている面もある。
蛇蝎の如く嫌うものもいれば優秀な政治家と浸水するものが7:3くらいに分かれる。大日本帝国きっての名物宰相である。
「政治面は優秀?かもしれないが想像以上だ」
「だが利権さえちらつかせれば釣ることのできる人間であることが分かったのは幸運だった」
「結構強権を振るうタイプの首相みたいだからな」
「こちらや、平成世界の世論を押さえれば戦争にはならないだろう」
「相手の行動原理がわかったのはよかった」
ほっと胸をなでおろす夢幻会の面々
しかし点はそんな安堵をぶち壊すのであった
「失礼します、令和世界の国家防衛に使われる兵器群の報告です」
「……うむ、おいていってくれたまえ」
映像を見た瞬間令和日本の技術力に夢幻会の面々は阿鼻叫喚のるつぼにはまるのだった。
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ゲートネタアップしました
令和日本の総理大臣はTRPGのフィアゲー好きな人ならご存知のあの方です
wikiへの転載はご自由に
感想ご意見お待ちしております。
冷石でした、げはは。
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誤字修正
>>566
×「衛星軌道上の艦隊から連絡です。ギャラルホルン艦隊の排除が完了。これより降下部隊を発振させると」
○「衛星軌道上の艦隊から連絡です。ギャラルホルン艦隊の排除が完了。これより降下部隊を発進させると」
>>569 トゥ!ヘァ!氏
勝負が成立しないのもしょうがないね…
根本的にレベルが違いすぎるのです
>全滅せずに撤退できたギャラホ衛星軌道艦隊かな?w
ここら辺、相手が死兵になることを恐れて敢えて逃がしたのもありますねー
あくまで目的は大気圏を突破してエドモントンに戦力を届けることですから、それ以外はサブの目的にすぎませんし
>>570 New氏
戦闘にならないから書く私が苦労します…
同じような流れで一方的にぼこぼこにしますから…
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冷石氏乙でした
TRPGを知らん私、はてなマークを浮かべるしかない…
というか、火星のテラフォーミングって…アクアか、アクアなのか!ネオヴェネツィアが呼んでいる!
後、何分後に投下するよという感じの投下予告くらいはした方がよろしいかと
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乙です。
・・・戦力差に関しては大変申し訳無いです・・・
未來編における強さの問題とか色々有る関係上どうしても一方的に成ってる面が強く成りまして・・・
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乙TRPG知らぬのでわかりません・・・
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>>575 ナイ神父Mk-2氏
いえいえ、こればっかりはしょうがないかと
未来編の段階に至るまでに戦う相手が強すぎるから、必然的にこっちも強くなった結果ですし
如何に蹂躙をうまく描くかも書き手としては追及したいところというのもあります
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乙です、ワンサイドかかるのはこの時期だとどうしようもないかと・・・<未来編ですし
この後のモーガンの暗躍や某ぬんのすポジが出てきてからが本番でしょうね・・・
マッキーとガエリオは上手く生き延びることができるだろうか
乙です>冷石氏
申し訳ないTRPGは管轄外でして・・・
ただ我欲強い俗物はやらかすときが怖いですね・・・
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>>578 657氏
ワンサイドゲームは是非もなしですよねぇ…
まあ、鉄血編はこの後のモーガンの復活からが本番みたいなものですし…
>マッキーとガエリオ
とりあえず根回しはすんでいるので、うまいところやる感じですねぇ
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取り敢えずこの後の戦争は新技術と再生技術を良く解らないままに取り敢えず使えるからと
戦争に投入する旧世紀の光景をダース単位で混ぜて濃縮した戦場に成りますね・・・
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三日月やオルガ達の本番はこいつからでしょうしね・・・
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国際条約の無い大航海時代並みの倫理観の人間に寄って、
アトミックエイジ並みの技術が運用される地獄の幕開けですゾ・・・
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地球がコジマで壊死していくんだよなぁ…
そして過去の亡霊が暗躍するとか…
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>>583
過去の亡霊込みでも大半は既にPD世界でも発想は有ったものですからね・・・
私はその背をそっと押しただけだ的な話に成るかと・・・どのみち戦争に子供が便利となったら公式で子供集めて兵隊にするのが流行に成る世界ですし・・・(恐ろしい事に公式である)
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実際問題実は今作におけるモーガンの役割は不足する鉄血世界の過去の遺産を補強して
解りやすい形(連合側の過去の兵器)に出力するための役割だったり・・・
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原作の時点で遅かれ早かれ破綻の見えていたものですし、誤差でしょうな…
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>>586
ですなぁ・・・
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モーガンの利用するのはケルヌンノスポジになるんでしょうけども完全に妖精國みたいになってしまった・・・
妖精の短絡さの再現は無理ですがやらかしに関しては割とこれに近くなりそうなんですよねえ・・・
厄祭戦当時に暴走しなかった統制型MAの一つになるんだろうか・・・<ケルヌンノス
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どちらにせよ暴れる過去の亡霊はモーガンだけでなく
鉄血世界が自ら甦らせたMAとかもそうなりそうですかねぇ・・・
既にハシュマルは1個小隊以上見つかってますし
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>>588
モーガン=MORGAN=モルガン、発音ずれのみという。
LB6も憑依合体でモルガン化だし。
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統制個体 アルビオン(大気圏内超高速型広域殲滅MA) バーゲスト(地上大型高速プラットフォームMA)ケルヌンノス(軍団規模統率個体対国家殲滅型)という感じでしょうかね・・・?
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過去のMA設定済みで空は重要視してない感じですからねぇ・・・
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冷石さん乙です
令和世界の総理大臣は優秀であるけど今一信用できない御仁って感じですね。
これ平成世界との折衝大丈夫かなぁ(汗
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>>590
こんなモル上やだ(白目)
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銀河万丈ボイスのモルガンは一寸・・・
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嫌ですよ中の人がエンジェル伝説の主人公みたいな外見のモルガンなんて…
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むしろTS化とか・・・?
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モル上ほどの良心が存在していない…
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まあ、この辺は追々検討しますかね・・・
予定はAC風味予定してます。
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しかし、負傷による痛みは大分落ち着きましたが執筆活動にはまだ時間がかかりそうです。
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追加で誤字修正を
>>565
× 飛び立ったカノープスを狙い執拗に攻撃が飛ぶが、いずれも躱されるか、バイトユニットにより浮遊するシールドによって悉くが弾かれた。
○ 飛び立ったジュピターソンを狙い執拗に攻撃が飛ぶが、いずれも躱されるか、バイトユニットにより浮遊するシールドによって悉くが弾かれた。
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>>600
まずはお身体をご自愛くださいませ…
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>>600
お疲れ様です。
ゆっくり休んでください。無理は禁物ですから。
私も三回目ワクチンの副作用で風邪気味ですねぇ(汗
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そうしますか・・・目をやっちゃってるのでまあ・・・
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>>604
目は不味い…本当お大事にです(汗
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目はまずいですよ…生命線じゃないですか…
本当にお大事に…
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ゆっくり休ませて頂きます。
チョロチョロ脳内では他のネタも引き続き構築中ですね
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>>604
目を負傷ってヤバいですよ・・・。
本当にお大事に・・・。
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目はヤバいですって・・・お大事にです・・・
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目…お大事に…
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どうかお大事に
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>>604
目はヤバイですね・・・
お大事に
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お大事に……
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覗いて無い内に沢山のお声掛けが・・・申し訳無いです。
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そう言えばFルートの方の日召ネタですけど、
考えると本土は兎も角重要性の薄い離島や沖縄辺りは
割りと第三文明圈からの襲撃を受ける可能性が考えられますかね?
・・・この場合中世の軍隊に制圧されるので下手な近代軍より戦後の対応がヤバそうですけど
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>>615
可能性はあるかと。
とは言え沖縄あたりは流石に在日米軍もいますので、自衛隊も本土から部隊だしての割と激戦地になると思われ。
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>>616
その在日米軍が戦力空で自衛隊も建て直しとかで戦力居ませんからなぁ・・・
即応出来る戦力が存在しないと言うのが事実ですけど、
その辺考えると在日自衛隊が動けないか何等かの戦線に拘束されると
ガチ目に陥落の危機が見えて来るのですわ・・・
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>>617
沖縄陥落したら距離的に次はすぐさま本土ですから不味いですねぇ…
ああ、でも日召日本の平和ボケ治すならそのまま本土決戦まで移行してもらった方が良いかもしれませんが(汗
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>>618
距離的にはそうなんですが戦略目標的には恐らく本土狙われ憎いのですわ・・・
戦略目標的には恐らくですけどロデニウスの方が食料生産能力とかで注視されてそうですし、
革命軍が関わるにせよそっちが狙うなら記録として残ってそうな日本近海の地下資源に成りそうなのが・・・
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>>619
そうなると沖縄ってなんで襲われたんです?
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>>620
純粋に中継地点ですね・・・
地図的に中継拠点作るのに沖縄本島含む沖縄県の島々が
補給等のライン構築の為に利用出来るので・・・
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>>621
ロデニウス大陸への中継地点の一つですか。
あとはレオス王国も中継地点にされそうですねぇ。
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>>622
その辺含めた外洋への進出拠点ですね・・・
傀儡政権建てる場合・・・琉球王国?
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>>623
人おらんので傀儡立てずに普通に植民地の一つ扱いじゃないでしょうかね。
あと今思いついたのですが沖縄制圧されるというかロデニウス大陸が危険に晒されると日召日本の食料及び燃料事情が危機に晒されるので、
多分戦力整っていなくても今後の生活のために沖縄へ奪還作戦仕掛ける可能性高いかもしれません。
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>>624
その場合全土奪還も人足りませんから本島周辺を奪還とかですかねぇ・・・
石垣島とかの方までは厳しいかもです。
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>>625
まあ石垣島などがある八重山列島までとなると遠いですからねぇ。
あそこリアルだと台湾の方が近い立地ですし。
取りあえずは仰るように沖縄本島あたりは最低限奪還しておかないとクワトイネ公国に敵の手が届きかねないので不味いですね。
クワトイネからの食料輸出で日本は食いつないでますし。
次点でクイラ王国からの石油と地下資源。
幸いこの二国はロデニウス大陸の北部ですから沖縄や九州が無事なら後回しにされそうではあります。
逆に不味そうなのはシオス王国から乗りつけやすい同大陸の南部にあるロウリアでしょうかね。
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>>626
ロウリア実は日本の租借他がそのままストパン欧州の避難地区なんかに
成ってるので何気に防衛に関してはガチガチなのですよね・・・
後はシオス王国は恐らく革命軍側に成ってた場合、
隣のアルタラス島に連合が居るのでそっちに注力する必要性が有ったり・・・
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>>627
となるとアルタラス王国にはCE連合直々に駐留でしたっけか。
基本的にはロウリア方面の防備は問題なし。となると益々沖縄占領が問題になりますな。
沖縄を奪われたままではロデニウス大陸北部が危険に晒される…
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>>628
後はこの辺の戦闘で在日自衛隊が参戦出来るまでとかで更に日召自衛隊は地獄見そうですかね?
本島位の土地制圧してるならMSも投入されてる可能性が高いですからMS相手に空挺か上陸作戦が必要に成りますし・・・
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>>629
むしろ敵MSがSFSかなんか使って空挺してきそうな感じしますね…
在日自衛隊がいなかったのはロウリア方面での敵の活動が活発化したことで、そっちに一時期移動していたとかですかね?
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>>630
後はアフリカ方面とかから偵察のネウロイが来たとかでしょうな・・・
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>>631
ISF艦に乗って行動している伊丹隊が間に合わなかったとなると、よっぽど早くに沖縄を制圧したことになりますな。
革命軍側は大分手際よくやったようで。
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3分後SS投下します
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憂鬱SRW 未来編鉄血世界SS「角笛よ、黄昏に響け」4
-アーブラウ領 エドモントン郊外 ギャラルホルン陣地 前衛
戦列歩兵というのは、一見すれば狂気の沙汰である。
派手な格好をさせた兵隊を横に何列も並べ、ひたすらに前進させ、敵を銃の有効射程に収めたら銃を構えて発砲させるというものだ。
その間当然反撃は飛んでくるが、その死体を乗り越えて前進が命じられる。逃げ出せば督戦している兵士に切り殺されるのだ。
ではなぜ、これが採用されていたのか?
まず一つ目に、当時の銃の有効射程が意外と短く、おまけに当てにくいという事情があった。つまり、距離の防御が働き意外と当たらないのだ。
少なくとも歩兵の用いるライフルは安定して当てにくいし、おまけに装弾も時間がかかる。
戦国時代においても鉄砲は当初は脅しや目くらましという方が期待されていた程度には精度などに劣っていた。
そして二つ目に、威圧効果が大きいからというものがあった。派手な格好、膨大な数の兵士、居並ぶ銃火器による威圧を相手に与えるのだ。
というのも、当時の兵士というのは大概の場合徴兵された兵士ばかりで訓練も最低限を受けた程度である。
つまるところ、士気は極めて低いのである。望んだというよりは強制されているわけで、そもそもやる気というものがない。
そんな状況下において戦場にでている兵士たちを最も蹴散らすのに必要なのが何か恐ろしいものということだ。
そこで、死を恐れずにひたすらに前進してくる兵士を見せつけることで、相手の兵士たちの士気をくじくというわけである。
士気が崩壊すれば、恐怖が臨界点に達すれば、人間というのは生き延びようと行動してしまう。つまり、相手の軍隊としての行動を止められるのだ。
つまり、当時としてはこれが最も効率的且つ有力な手法だったというわけである。
そして、エドモントンの西部にあるギャラルホルンの防衛陣地に向けられている戦力は、まさにそれであった。
MTや無人化されているMSの集団による集団進撃だ。重装甲型の盾となるMTを先頭にして、膨大な数が迫りつつあったのだ。
当然の如く、ギャラルホルン側からの反撃はある。生き残っている砲台やMSによる射撃が襲い掛かっていく。
だが、それに往時の勢いはない。事前の攻撃により脅威となりうる大型砲台のほとんどが排除されているからだ。
『この……!』
『食らいやがれ!』
グレイズのライフルやバズーカが、あるいはMWに搭載されている火器が次々と火を噴いていく。
最初の攻撃でダメージを受けたとはいえ、まだまだ生きている兵士は多くいるためだ。
だが、それらは前衛を担当するMT「レイヴェル」の分厚い装甲とバリアにより十全に防がれてしまっていた。
無人機のそれらは、決して恐れを知らない。命じられたままに前進し、攻撃し、敵を制圧するという目的を果たさんと行動する。
『畜生、何で効いていない!?』
『銃火器では歯が立たない……接近戦を仕掛けるしかないか?』
『馬鹿言うな、あの弾幕を抜けろっていうのか!』
ギャラルホルンのMS隊は、陣地のシールドや防御用の塹壕に籠り、そう叫ぶしかない。
何しろ、ただ前進してくるだけではない。レイヴェルの後方に配置された射撃型のMTである「イーゲル」などの制圧射撃が飛んできているのだ。
市街地に影響がないように手加減されているというのはわかるが、それでも容赦のないものが飛んできている。
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そして、着実にギャラルホルンの兵士たちはその恐怖に汚染されていった。
膨大な群れが押し寄せてきている。こちらの攻撃を全く受け付けない敵の軍勢が、確実に、どうしようもないほどに。
戦列を揃え、前進し、その存在感を刻々と高めている膨大な軍勢。しかして、それでも士気が挫けていないのはさすがギャラルホルンというべきか。
エリート教育を受けているという自負と経験が、未だに彼らを支えていた。そして、指揮官の存在も。
『やってやるさ……おい、準備は!』
『いつでも!』
『援護しろ!』
確かに弾幕は厄介。だが、懐に潜り込めば攻撃が通用する可能性はある。
グレイズの小隊が大型のシールドを構えて集合し、さらに近接格闘戦装備のグレイズ、さらにパワード・グレイズまでも集まる。
シールドによる密集陣形で攻撃を凌ぎつつ、至近距離に飛び込み、制圧する構えだ。
『いけ!』
そして、ファランクスは一気に全身を始める。同時に、それを援護するように陣地から火力が投射されていく。
ありったけの重火力、バズーカなどを主軸とした火力の集中は無人機の集団に突き刺さっていく。
だが、同時に反撃も苛烈だ。4足型のレイヴェルの上部に据え付けられた機関砲が火を噴き、他のMTの火力もそのファランクスを阻止するべく動いた。
『ぐぐぐぐ……』
『まだかよ!』
『これでも……急いでいる……!ぐっ!』
エイハヴ・リアクターとナノラミネートコーティングの合わせ技による高い耐久性のシールドは、確かに機能を発揮していた。
だが、それでも耐久力に限界はある。普通のシールドならば簡単に砕けるような射撃を受け続けているのだから、やがて限界が来る。
『ガァッ!?』
そして、レールガンの一撃がついにシールドごとグレイズを貫通した。
即座に陣形が建て直されるが、そのグレイズは実質脱落状態だ。地面を転がっていったが、果たして無事だろうか。
だが、そんな余裕は彼らには存在しない。ひたすらなまでに射撃を凌ぎながらも愚直に進むしかないのだから。
『今!』
そして、至近という距離、MSにおいてはクロスレンジに十分に踏み込んだところで、ファランクスは一気に解かれる。
シールド持ちの合間を潜り抜け、格闘武器を、バトルアックスを引き抜いたグレイズが一気に前衛のレイヴェルにとびかかったのだ。
遠心力とエイハヴ・リアクターから供給される潤沢な電力でもって駆動するMSは、正しくその力をアックスに伝播させる。
MSの体重も加えたその一撃は、並のMSであるならば装甲がナノラミネートコーティングがあろうとも砕けるレベルだっただろう。
『……嘘だろ』
だが、繰り出したアックスは、レイヴェルの展開していたバリアにより見事に空中で受け止められていた。
光の膜の様なものにがっちりと食い込んで、しかし、それ以上は刃が通らないという異常な光景。
やがて、負荷に耐えきれなくなったのか、アックスがへし折れる。それを、グレイズのパイロットは茫然と見るしかなかった。
『な、なんだっ……!?』
そして、接近してきた敵にレイヴェルがいつまでも無反応なわけがなかった。
前腕部に物理的なシールドとバリア発生装置を備えているレイヴェルは、そのシールドの上からのぞくように機関砲が搭載されている。
さらに、そのシールドを構える腕部のほかに設置されている副腕にはクロスレンジでの格闘兵装として、ビームスパイクが装備されているのだ。
そしてそれは、一瞬で突き出されると、的確にグレイズのコクピットを一瞬で貫通した。
まさしく蒸発。
とたんに力を失ったグレイズは、なんの感慨もなくレイヴェルにより吹き飛ばされ、地面を無様に転がるしかなかった。
『嘘だろ……』
『この……化け物がぁ!』
-
今度はパワード・グレイズ達ががその火力を叩きつけた。
ガトリングと肩部のミサイルが放たれ、さらには別な機体が対艦大型ブレードで斬りかかる。
通常のライフルなどを超える火力のそれを、この至近距離でならば。あるいはアックスを超える質量の子の武装ならば、と。
だが、無情にもその攻撃はシールドなどでまとめて受け止められてしまう。あるいはナノラミネートコーティング装甲を超える装甲によって。
『馬鹿な、ありえない……!』
『下がれ、反撃が来るぞ!』
硬直しかけたパワード・グレイズだが、声を受けてとっさにバックステップ。繰り出されたビームスパイクをシールドを犠牲にして何とか逸らす。
追撃のように機関砲が放たれ、バランスを崩しそうになるが、何とか致命傷を受けるのは避けることができた。
偏に増設された装甲のおかげであろうか。
『危ない……!』
だが、これでわかる。白兵戦も射撃戦も、どちらも挑むには相手は危険すぎる。
『後退するぞ!シールド!』
『りょ、了解!』
そして、再び密集陣形に戻るとシールドを構えた機体を殿にして一気に下がっていく。
追撃は当然放たれるが、搭載されているAIは無理な追撃を行わないことを選ぶ。敵機の撃破は確かに命じられていることである。
さりとて、優先事項は前進と制圧であり、逃げる敵への追撃まではそこまで優先されていることではない。
だからこそ、ひたすらに前に進むことを選んだのである。これまでと同じように、地面を踏みしめ、一歩一歩確実に。
さらにMT達の集団の射撃はさらに継続し続ける。砲撃で開けられた穴をさらに広げるように、あるいは制圧するために。
その制圧エリアは徐々に徐々にと拡大していき、空を行くエウクレイデスの艦砲もあり、いよいよ防御陣地を貫通しようとしていた。
ここで、MTの動きが変化する。前進する動きとは別として、左右へと大きく展開していくのだ。
シールドを搭載したレイヴェルが先頭を切り、翼を開いていくように。それは、内部に通路を作る動きだ。
外側からの攻撃を防ぎ、尚且つ内部に安全圏を構築するための、入念な動きそのもの。
そしてそこに加わるのが、展開してきたエウクレイデスを発艦したMS隊だ。
鉄華団、タービンズ、さらには火星連合軍のMS達が、それぞれの武器を持ち、担当エリアを決めて展開していくのだ。
そこには、改修を重ね、より強大な力を発揮できるようになったガンダム・フレーム機も含まれていたのだった。
-アーブラウ領 エドモントン郊外 ギャラルホルン陣地 指揮所
「まずいわ、防衛線が抜かれる!」
「この後には最終防衛ラインがあるが……阻止は難しいか」
そしてその動きは指揮所でも確認されていた。
密集陣形に襲い掛かっても簡単に蹴散らされる様も、火力を集中させても効かない様子も、敵戦力の動きも含めてだ。
当然のこととして、指揮所にいる人間はその動きの意図についてももちろん理解できた。
「突破口を作ろうとしているな……空中艦艇から突入部隊を下ろして、そこから一気に通り抜ける気だ」
「戦力の殲滅よりも遥かに楽なわけか」
「まだ増援はつかないの!」
カルタの叫びは必死だった。
確かに、最低限の防備を残して西側に戦力を集めて、撃破された戦力の穴埋めを図っている。
だが、そのカルタの叫びにオペレーターの一人が返答する。
「降下してきたMS隊との戦闘により、足止めを受けています!このままでは予定の半分も到達できません!」
「重火力の運搬に手間取っているようで、展開が追い付きません!」
そう、これまでの戦訓から地球連合のMSなどにダメージを与えるには高火力が必要と判断されていた。
だが、必然的にその装備は重くなるし、嵩張ってしまう。そうなれば、MSとしては機動力や展開力を落とさざるを得なくなるのだ。
最大火力たるダインスレイヴに関してもそうだ。宇宙でさえも動きが鈍間になるというのに、まして地上となれば酷いものとなる。
-
そんなところに軌道上から投入されたMSによる妨害が入れば、思った通りの動きができないのも当然のことだ。
「くっ……このままでは……!」
「とにかく、到着したMSで包囲を敷くしかない。急がせろ!」
「相手の本命もそろそろ来るぞ…!」
相手のやろうとしていることは、エドモントン市内へと貫通する安全な回廊の構築だ。
蒔苗の移送を行う必要がある地球連合と火星連合の動きは、全てそれの達成のためなのだから。
だが、相手も当然危険は承知の上でだろう。押し寄せてくるMSを撃退しながらも、護衛対象が通過しきるまでの時間を稼がねばならないのだから。
逆に言えば、この時に抑えられなければ相手に目標達成を許してしまうということになるわけである。
「ここで前線の士気が崩れては困る……我々も出るぞ」
「ああ。そうするしかないな」
「ちょっと、それじゃあ指揮は誰が!?」
「父上にでも投げておけ!仮にも総指揮官だろうし、その手の人間くらい控えさせているだろう!」
マクギリスらしからぬ乱暴な言葉にカルタは目を白黒させるしかない。
だが、状況的にここからが正念場、いや、決定的な場になる。
そんな中においてMSの戦力をいつまでも温存するなど馬鹿らしいにもほどがあるというわけだ。
「それに、現場でも直接指揮は取れる。前線部隊くらいは何とか受け持ってやるさ。
特別戦力とかち合わないようにうまくやれよ、ガエリオ」
「お前もな……急ぐぞ」
「ちょっ……カルタ、お前も行くぞ。何のための戦力だ!」
「わ、私は……ええい、仕方がない!」
逡巡したカルタだが、背に腹は代えられない。
オペレーターに指示を飛ばし、前線指揮に移ること、指揮所での指揮を執る人間を引き継ぐことを通達させた。
それは前線と後方の両方に対してだ。さらには、精鋭戦力である兵力も繰り出すということも伝えさせ、鼓舞する。
「ならば、地球連合の者どもに地球外縁軌道統制統合艦隊の力、見せてくれるわ!」
半ばやけっぱち。けれど、強い意志のこもった言葉とともに、カルタは格納庫へと向かう。
あえて衛星軌道上での迎撃を行わずに地上に下がって待ち受けることになったフラストレーションをぶつける相手が欲しかったのだ。
だが、そんなカルタと引き換えに、マクギリスとガエリオはいよいよ本番と気を引き締めていた。
ここからはうまく立ち回らなくてはならない。うまいところ戦って、奮戦敵わず蒔苗の市街地突入を阻止できなかったという形にする必要があるのだ。
「うまくやれよ……」
「ああ。相手もわかっているだろうが、どこに目があるかわからないからな……」
小声で二人は会話を交わす。
いよいよ戦場。命のやり取りをする場である。そこでの八百長というのは、中々に危険だ。
だが、こんな組織のためにここで死んでしまったりして心中するつもりなど毛頭ない。
この後のことも含めて、部下ともどもうまく生き残らなくてはならないのだから。
斯くして、エドモントン攻防戦は最終局面へと移ろうとしていた。
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以上、wiki転載はご自由に。
割りと頑張らせてみました。
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乙です。八百長も戦場じゃ命掛けですねぇ・・・
そして、無人機に果敢に近接攻撃掛けるギャラルホルン一般兵・・・
末端にはまだまともな兵士も居るんですけど中間以上が一寸ね・・・
-
乙です。
ギャラルホルンは順当に圧倒的な技術の暴力で一方的になぶられてますね・・・。
???「フハハハ…怖かろう!!」
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話はそれますが22時頃を目安に大陸×ワールドウィッチーズ 小ネタをあげさせて頂きます
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乙です
双方の運用戦力こそ機動兵器なのに、使われている戦術はかなり古いというなんとも言えないギャップ。(あるいは人型だからこそ後退したというべきか)
マクギリスとガエリオの命懸けの演目の始まり始まり…
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>>639 ナイ神父Mk-2氏
>八百長も戦場じゃ命掛けですねぇ・・・
色々と目がある中での戦いですからね
相手もわかってはいるのですが、だからこそ手が抜きにくいという…
まあ、これをやらなきゃ身の破滅どころじゃないので必死にもなります
>末端にはまだまともな兵士も居るんですけど中間以上が一寸ね・・・
上は完全に腐っているどころか死んでおりますからな…
>>640 ホワイトベアー氏
数と技術の暴力でやられると、もうひっくり返すのは難しいですからなぁ…
>>642
ここら辺は人型機動兵器という、個人の技量や集団の士気というものが大きくかかわる兵器に進歩したことが大きいのでしょうね…
>マクギリスとガエリオの命懸けの演目の始まり始まり…
ギャラルホルンと心中するつもりなんてないので、ここがマジで正念場です
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おつです、本気で戦わないと敵前逃亡扱いされますしねえ・・・
まあ普段やらない声を荒げる演技のおかげで本気度を疑われてないでしょうけども
-
弥次郎さん乙です
圧倒的な質と数で潰されるのは怖かろう…恐ろしかろう…しかも無人コントロールできる!!
>>ファランクスグレイズ部隊
彼等は普通に精鋭ですね。この状況で何が最適解なのかを即座に見抜き、実行に移せるだけの練度と柔軟性を持ってますな。
兵器と教育さえ受けさせれば今の鉄華団やタービンズでだって活躍できる人材でしょう。
惜しむのなら彼らの所属がギャラルホルンだったということでしょうかねぇ。
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乙。兵士は絶望的な状況でも勇猛・・・・末端はまだ救いようがある方だな
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>>644 657氏
まあ、布石は打ってありますし、相手との申し合わせも完了していますからな
あとは、如何に突入部隊が議事堂に早くたどり着けるか…
>>645 トゥ!ヘァ!氏
>圧倒的な質と数で潰されるのは怖かろう…恐ろしかろう…しかも無人コントロールできる!!
数による攻勢ってこれが恐ろしいですからね
被害度外視で進めるから人間相手だと消耗させるのに適切という
>ファランクスグレイズ部隊
まあ、ギャラルホルンにも腑抜けばっかりではなくちゃんとやれる人間がいるってことにしました
そうじゃないと戦闘が成り立たない…
ただまあ、そういった決死の行動さえも連合などは織り込み済みだったというだけですな
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>>646 New氏
まあ、火星支部にもクランクみたいな歴戦パイロットいましたし、やられっぱなしになるほど弱くはないかなって…
なお大局は覆せない模様…悲しいね、バナージ
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>>648
・・・そもそもこの辺はギャラルホルン自身がアニメ原作で散々示してますからね・・・
個人武勇が有っても大局には勝てないって・・・
何で今回は鉄血世界の過去の遺産込みでどうにも成らない大局を持ってきた訳です。
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原作での関係性が逆転しただけですからの。
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>>649
>>650
私たちに言わせてもらえば、因果応報というか、製作や監督がほざいたことの通りをやっているだけですしね
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原作スタッフが物量や情報で勝てないんだろ?ならこうなるよねっていうだけですからな
そういや今年から鉄血のあと打ち切られた日5アニメ復活するらしいですね・・・
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>>650
>>651
結局の所そう不自然な事は起きて居ないのですよねぇ・・・
既得権益層が順当に外圧に負けて崩壊したと言うだけですから・・・
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強い相手と当たって順当に負けているだけですからね >>ギャラホ
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まあ、この後の戦後の戦争についても段々書いていかないとなのですが・・・身体治さないと・・・
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お大事に。体調管理が一番優先ですので。
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お大事に…
まずは治すことを優先してください
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>>652
鉄血の影響で打ち切られたのでしょうねぇ…
まあ、ほとぼりが冷めたからってところでしょうか?
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まあ、調子は上向いては来たのですけどね・・・
一時期は精神的にも不安定でしたわ・・・
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調子が上向いているのでしたら何よりですわ。
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お大事にです・・・
>>658
ガンダム新作やるらしいですしここに入る感じみたいですね
あとククルス・ドアンの島も映像やるらしいですがドアンの戦闘力が以上に跳ね上がりジムをボロボロのザクで蹴散らし、アムロのガンダムともやり合えてるという・・・
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取り敢えずネタに関する思考は気分転換や暇潰しに進めてたりしますな・・・
中途半端に検討だけで終わってるシンフォギアネタとかも一応は流れとか作ってたりしますし・・・
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まあ、情報が何にもない…
水星が舞台なのかもしれない、女性主人公かもしれない、くらいですから、あんまり期待しないで待ちますかね…
ククルス・ドアンの島は割りと期待しています
原作だと作画崩壊半端じゃなかったところですし、現代の技術でどれだけリメイクされるか楽しみです
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ドアンザクの作画崩壊、今回の映画だとツギハギ整備という解釈で公式化してるそうです
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始まる頃には現在のガンプラ転売の横行少しは落ち着いてるといいなあ・・・
ネタも自分書きたいのですがエルデンリングがまだ中盤くらいで全く終わらないという・・・
敵の動きも今までのソウルシリーズ系で最強クラスですし・・・
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むしろ始まったらガンダム人気再燃すること見越して転売が増えるってオチになりそうなのが…
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それでは投稿させていただきます。
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扶桑皇国軍 主要通常装備(第10話までの)
戦車
九五式中戦車
1930年代半ばに扶桑皇国陸軍技術本部が開発し、扶桑皇国陸軍で採用・運用されている主力中戦車。全備重量は約38トンとされている。
扶桑皇国陸軍で運用されていた傑作中戦車である八四式中戦車の後継車両として開発された戦車であり、八四式中戦車に搭載されている56.4口径75mm戦車砲を超える威力を有する52口径90mmライフル砲を主砲として搭載している。
この砲は基本的にAPFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)、APCBC(風帽付被帽徹甲弾)、 HEAT(対戦車榴弾)、HE(榴弾)の四種類を主に使用し、APCBCを使用した場合、1000m先の189mm厚のRHA(均質圧延装甲板)を貫徹することを可能とした。
これにより遠距離からオラーシャ帝国や中華帝国の主力戦車であるBTシリーズや92式中戦車(和製M4シャーマン)はもちろん、オラーシャ帝国で開発中の重戦車(KV-1)も遠距離から一方的に撃破可能な火力を有している。
車体は避弾経始思想が設計段階から考慮されており、亀甲型の鋳造砲塔と防弾鋼板の溶接車体で構成される。装甲厚は砲塔部防盾が210mm、車体前面の装甲厚は80mmであるが、上部は約65度の傾斜が付けられており実質的には190mm相当の、下部は55度の傾斜で140mm相当の防御力を発揮できた。
エンジンは東アジア協力機構加盟後に日本の企業である三菱重工からライセンス権を獲得した520馬力水冷4ストロークV12気筒ディーゼルエンジンを搭載、最高速度53km/hを発揮可能としている。
もともとは1932年度までの制式採用を目指していたがその開発は難航、制式採用1935年1月までずれ込み、量産が開始されてから2年半程で東アジア戦役が勃発してしまったため全戦車部隊への配備は間に合わなかった。
それでも急ピッチで生産が進められた結果、開戦時には中央軍所属の2個戦車師団と西部方面軍の3個戦車師団、5個歩兵師団への配備は間に合っており、約3,000両近い九五式中戦車が西部方面軍と戦車師団、教導部隊に集中配備されていた。
八四式中戦車
1920年代半ばに扶桑皇国陸軍技術本部が開発し、扶桑皇国を初めとした複数の国家で採用・運用されている主力中型戦車。
元来、扶桑皇国陸軍は戦車を歩兵の直接支援用兵器と定義づけてその開発を進めてきたが、20世紀初頭におきた扶桑半島での領土紛争において日本軍南扶桑県戦闘警備隊の92式中戦車D3型(M4A3E8相当)や日本陸軍南扶桑方面軍の1式戦車(M48A5相当)において扶桑陸軍の戦車は一方的に撃破されてしまう。
その戦訓から従来の開発コンセプトを放棄し、対戦車戦闘を主目的に置いて開発された扶桑皇国の中戦車が本戦車である。
一体成型の鋳造成型砲塔と圧延防弾鋼板の溶接車体で構成されており、砲塔や車体の随所に避弾経始を考慮して傾斜装甲が配置されている。
当初の計画では砲塔も圧延防弾鋼板の全溶接構造にする案もあったが、全軍への大量配備を計画されていことから重量の増加を許容しても量産性の向上が優先されたため、一体成型の鋳造成型砲塔が採用された。
主砲にはバルトランドのボフォーム社製75mm高射砲を改良して開発した56.4口径75mm戦車砲を搭載しており、日本軍の92式中戦車なら車体正面を1000m先から貫くことを可能とし、タングステンをもちいたタングステン鋼芯入りの高速徹甲弾を使用した場合は50口径90㎝戦車砲に匹敵する威力を発揮できる。
エンジンには最大で500馬力を発揮可能としている国産の過給機装備式空冷式のV型12気筒ディーゼル・エンジンを搭載しており、最大で45km/hという高速を発揮可能とする。
1924年に正式採用されてから扶桑皇国陸軍の主力戦車として配備が進められ、扶桑皇国陸軍だけでも1万両以上の車両が生産された。
第三次東アジア戦役開戦時には後継車である九五式中戦車の配備が進められていたが、それでもいまだ数的主力は本戦車であり、西部方面軍と中央軍に属する2個戦車師団以外の部隊では本戦車が運用されていた。
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九二式砲戦車
日本から供与された92式駆逐戦車(M36相当)の扶桑皇国の名称。
EACO(東アジア協力機構)創設後に日本が開始したEACOMSMAP(東アジア協力機構加盟国軍事援助計画)に基づいてEACO加盟国に供与が行われている駆逐戦車でもあり、扶桑皇国では主に対戦車部隊に配備されていた他、九五式中戦車の開発時の参考の1つとなった。
元々、扶桑皇国陸軍は本車を九五式中戦車開発の為の参考資料として少数調達したのみで制式採用される予定はなかったが、九五式中戦車開発の遅れに伴い、開発完了までの繋として1932年より本格的に導入が開始された。
戦闘機
九六式戦闘機
1930年代半ばに扶桑皇国陸軍航空隊の主力戦闘機として開発された史実四式戦闘機相当の単発戦闘機。
扶桑皇国陸軍航空隊の主力戦闘機であった九一式戦闘機の後継機として開発された単発式戦闘機であり、2000馬力級エンジンである誉を搭載している。
長嶋飛行機が開発を担当しており、九一式戦闘機の後継機という立場から九一式戦闘機と同様に重戦闘機と軽戦闘機の機能を兼ね備えた万能戦闘機としてコンセプトが存在しており、長嶋飛行機の八六式戦闘機と八七式重戦闘機の設計を下に開発が行われた。その為、2,000馬力級戦闘機としては極めて小型、軽量に設計されている。
武装としては機種にホ5 20mm機関砲を機首に2門、両翼に1門ずつ計4門搭載しており、火力面では九一式戦闘機や中華帝国の92式戦闘機を上回るものが与えられている。
また、最高速度も680km/hと九一式戦闘機より100km/hほど上昇しており、同年代のブリタニア連邦のスピットファイア(640km/h)やカールスラント帝国のFw 190(680 km/h)など欧米各国の主力戦闘機と同じ程度の最高速度を発揮可能としている。
ただし、大出力エンジンの搭載と防弾設備ならびに火力の強化を図った結果、九一式戦闘機よりかは格闘戦能力が低下してしまい、現場からは不評を投じられる事も多々あった。
1936年から調達が開始され、東アジア戦役時には北部方面軍隷下の部隊に優先的に配備されていた。
九一式戦闘機
1930年代初頭に扶桑皇国陸軍航空隊の主力戦闘機として開発された史実5式戦闘機相当の単発戦闘機。
扶桑皇国陸軍航空隊の主力戦闘機であった八六式戦闘機の後継機として開発された単発式戦闘機であり、1500馬力級空冷エンジンである金星を搭載している。
元々、扶桑陸軍は陸軍航空兵器整備方針に則り戦闘機の整備方針として格闘戦性能を重視し機関銃を装備した単座軽戦闘機と防御力と速度を重視し機関砲を装備する単座重戦闘機の二種類を整備する方針を取っていた。しかし、1920年代半ばより陸軍航空本部では戦闘機は総合性能で敵に勝っておらねばならず、軽戦・重戦で分けるのは不合理だとする考えが唱えられ、それら二つの特性を兼ね備えた中戦というコンセプトが提唱された。そのコンセプトの下に川滝航空機工業が開発を担当した戦闘機が本九一式戦闘機である。
武装としては機種にホ5 20mm機関砲を機首に2門、ホ103 12.7mm機関銃を両翼に1丁ずつ計2丁搭載し、
最高速度は580km/hと中華帝国に配備されている日本製の92式戦闘機に劣るが、格闘戦重視の扶桑皇国陸軍戦闘機らしく上昇力、旋回性能は92式戦闘機に低速域では圧倒、中速域以上でも匹敵するものを有している。
重戦闘機、軽戦闘機双方の能力を兼ね備えた万能戦闘機というコンセプトの下に開発された本機は速度、武装、防弾、航続距離、運動性、操縦性をバランス良く纏め、設計段階で生産性も考慮された機体として完成、現場からも無理をしなければ絶対に落とされることのない機体と言う評価を受けるほどに評判がいい。
1931年から調達が開始されて以降扶桑陸軍航空隊の主力機として全面的に配備が行われており、3万機以上という莫大な数が生産され、東アジア戦役開戦時にも陸軍航空隊の主力戦闘機として運用されていた。
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爆撃機
九四式重爆撃機 富嶽
扶桑陸軍が運用している重爆撃機であり、日本から有償供与された94式戦略爆撃機(B-50相当)の扶桑皇国側の名称。
扶桑皇国陸軍は八八式重爆撃機の運用経験と中華帝国の防空能力の向上に伴い戦略爆撃の重要性を確認、中華帝国への抑止力として高高度から一方的に爆撃が可能な新型爆撃機の開発を計画する。
しかし、欧米経済恐慌による軍事費の削減と多くの兵器の更新に追われる扶桑皇国軍にこのような高性能爆撃機を開発する予算は存在しておらず、さらに扶桑皇国の航空機メーカーはすでに別の航空機の開発にその力を入れており、新たにこのような高性能機を開発する余力は存在しなかった。
そこで、当時友好関係にあり、ダメもとで戦略爆撃機の購入を打診した。
EACO、東アジア協力機構創設後に日本が開始したEACOMSMAP、東アジア協力機構加盟国軍事援助計画により中華帝国側の軍事力が飛躍し、東アジア全体のミリタリーバランスが崩壊することを恐れた日本は扶桑皇国の打診を承諾、ミリタリーバランスを保つために扶桑皇国売却したのがこの九四式重爆撃機である。
一から製造ラインを再整備したことや高性能な事と引き換えに非情に高価な機体で、扶桑陸軍は当初の予定数から大幅に数を縮小させ、その保有数は100機近くにとどまっている。引き渡された機体は扶桑皇国陸軍航空隊第10航空軍に集中配備されていた。
余談であるが、扶桑陸軍は供与された本機のあまりの性能の高さに従来の戦闘機では対応が不可能と判断した。ジェット機の開発をより一層進める事になる。
八八式重爆撃機
扶桑陸軍が運用している重爆撃機であり、日本から供与された88式戦略爆撃機(B-17相当)の扶桑皇国側の名称。
EACO創設後に日本で開始されたEACOMSMAPにより東アジア協力機構加盟国に供与が行われている戦略爆撃機で、航続距離こそ短いが強固な防弾装備と多くの防御火器がもたらす堅牢さと信頼性の高さ、積載量の多さから扶桑皇国陸軍でも主力重爆撃機として採用された。
1920年から供与が開始され、1924年からは扶桑皇国国内でのライセンス生産も開始されている。
東アジア戦役時にも主力重爆撃機として扶桑陸軍航空隊で運用されており、全国の重爆撃機部隊に配備されている。
九六式軽爆撃機
1930年代半ばに扶桑皇国陸軍航空隊の主力軽爆撃機として開発された史実四式重爆撃機に相当する双発爆撃機。
八七式軽爆撃機と同様の航空撃滅戦を想定した高速爆撃機として開発された軽爆撃機であり、四菱重工が開発を担当した。
2000馬力級空冷エンジンを2基搭載。最高速度は537 km/hと1世代前の戦闘機と同程度の速力を発揮可能としており、急降下爆撃に耐える強固な機体強度、最大航続距離3,800kmと戦略爆撃機に匹敵する長大な航続距離を有している。
防衛用の固定武装としては胴体上部にホ5 20ミリ機関砲を1門、機首、胴体左右、尾部にホ103 12.7mm機関銃をそれぞれ1門ずつ計4門搭載。ペイロードは最大800kgとなっており、小型爆弾やクラスター爆弾を中心に搭載しての戦術爆撃や飛行場破壊をその主任務としていた。
また、本機は扶桑皇国軍が開発した対艦ミサイルであるイ号対艦誘導弾の発射母体としても利用可能であり、さらにレーダーを搭載した警戒機型やグライダー曳航機型など多数のバリエーションも存在している。
1936年に正式採用され、八七式軽爆撃機を入れ替えとして西部方面軍に優先的に配備が進められていた。
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九六式軽爆撃機
1930年代半ばに扶桑皇国陸軍航空隊の主力軽爆撃機として開発された史実四式重爆撃機に相当する双発爆撃機。
八七式軽爆撃機と同様の航空撃滅戦を想定した高速爆撃機として開発された軽爆撃機であり、四菱重工が開発を担当した。
2000馬力級空冷エンジンを2基搭載。最高速度は537 km/hと1世代前の戦闘機と同程度の速力を発揮可能としており、急降下爆撃に耐える強固な機体強度、最大航続距離3,800kmと戦略爆撃機に匹敵する長大な航続距離を有している。
防衛用の固定武装としては胴体上部にホ5 20ミリ機関砲を1門、機首、胴体左右、尾部にホ103 12.7mm機関銃をそれぞれ1門ずつ計4門搭載。ペイロードは最大800kgとなっており、小型爆弾やクラスター爆弾を中心に搭載しての戦術爆撃や飛行場破壊をその主任務としていた。
また、本機は扶桑皇国軍が開発した対艦ミサイルであるイ号対艦誘導弾の発射母体としても利用可能であり、さらにレーダーを搭載した警戒機型やグライダー曳航機型など多数のバリエーションも存在している。
1936年に正式採用され、八七式軽爆撃機を入れ替えとして西部方面軍に優先的に配備が進められていた。
八七式軽爆撃機
1920年代後半に扶桑皇国陸軍航空隊にて採用された史実九七式重爆撃機に相当する双発爆撃機。
航空撃滅戦を想定した高速爆撃機として開発された爆撃機で、四菱重工が開発を担当し、爆弾搭載量や航続距離を多少犠牲にしてでも敵戦闘機の邀撃を振り切れる程度の高速性能を確保する事で生存性を高めるという開発コンセプトの下に開発が進められた。
1500馬力級空冷エンジンを2基搭載。最高速度としては約480 km/hを発揮可能とし、最大航続距離は2,700 kmまで発揮可能としている。
防衛用の固定武装としては胴体上部にホ103 12.7ミリ機関銃を1門、胴体前方 、後下方 、後左方、後右方にそれぞれ1門ずつの計4門を搭載。ペイロードは最大1000kgとなっており、小型爆弾やクラスター爆弾を登載しての戦術爆撃や飛行場への攻撃を目的としている。
1928年から配備が開始され、東アジア戦役時でも主力軽爆撃機として運用されていた。
配備され始めた当初は重爆撃機として分類されていたが、東アジア協力機構創設からしばらくして日本から4発の大型戦略爆撃機である88式戦略爆撃機(和製B-17)が供与されたことで軽爆撃機に書類上の分類が変更されたと言う経緯がある珍しい機体でもある。
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攻撃機
九一式双発襲撃機
扶桑陸軍航空隊が運用している、史実キ120乙相当の主力攻撃機。
川滝航空機工業のレシプロ双発戦闘機であった八七式複座戦闘機を母体に開発された攻撃機で、機体各所の設計の見直しや武装やエンジン等の変更が行われた。
発動機としては八七式軽爆撃機に採用された。1500馬力級空冷エンジンの発展型を2基搭載しており、最高速度は580km/hを発揮できる。
地上部隊への近接航空支援の為に開発された機体であり、対装甲戦闘車用に14口径57ミリ機関砲であるホ401 57ミリ機関砲を機首に1門、地上目標および航空目標用にホ5 20ミリ機関砲を両翼に1門ずつ計2門、防衛用に胴体上部にホ103 12.7ミリ機関銃を1門装備していた。また、500kgの爆装を可能としている。
1931年に制式採用され、同年から生産が開始される。その後、順調に生産が行われていき、東アジア戦役時には扶桑陸軍航空隊の主力攻撃機として配備されていた。
九ニ式襲撃機
扶桑陸軍が運用している攻撃機であり、日本から供与された92式戦闘攻撃機(P-47相当)の扶桑皇国側の名称。
重爆撃機群と同様にEACOMSMAPにより日本から扶桑皇国に供与され、さらに扶桑皇国国内でライセンス生産も行われた。
扶桑陸軍は近接航空支援用の対地攻撃機として八九式襲撃機(史実九九式襲撃機相当)を開発・配備していたが、これは主脚に固定脚を採用した保守的な設計の下に開発された航空機であり、30年代に入るとすでに陳腐化してしまっていた。そこで陸軍は後継機の開発を検討する。
しかし、1929年に発生した欧米経済恐慌による景気の悪化を受け軍事費の削減されたこと、すでに多くの兵器を開発・調達中であり、新たな開発計画に予算を投じた結果、既存の計画に負の影響を与えてしまう可能性が懸念されたことなどから八九式後継機開発計画は断念される。
この決定を受け扶桑陸軍は襲撃機のみならず重戦闘機としても運用可能で、EACOMSMAPにより比較的安価に調達ができる本機に着目、1932年に同計画に基づき試験機を購入した・1年間に渡る試験を実施し、1933年に制式採用され配備が開始された。
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以上、日本大陸×ワールドウィッチーズネタ第10話までに登場した扶桑陸軍主要通常兵器の解説となります
wikiへの転載はOKです
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乙。扶桑の軍事技術はほぼほぼ日本との殴り合いで成長してる感じかな
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乙です
扶桑は日本に対抗するために技術力を磨き続けた結果が今の強さなのですね。
>>九六式軽爆撃機
この万能っぷり。素晴らしい。まるで汎用攻撃機の魂が形となったかのようだ。
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乙です
悲しいながらも、人間の国同士の対立こそが技術発展を促してしまうものですからなぁ…
まあ、それが人類が結束して戦うときに役立つものだから人生万事塞翁が馬というべきか…
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乙です、かなり戦力は充実してるんだけどなあ・・・ネウロイ相手ではどれだけ会っても不安という・・・
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話変わるのですがソシャゲのマブラヴイモータルズ。pv見たんですが柴犬のアイリスディーナが登場している…
この世界もしかして柴犬組も同年代あたりなんじゃろか。
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提督ポジの主人公以外はどうやら正規軍ではなく傭兵っぽいですからね・・・
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>>674 >>675
はい。
そもそも近代に入って日本が南朝鮮を日本が軍事力で奪い取ったのが近代化を開始した理由となっておりまして、それ以降何度か日本にボコされながら技術力を向上させてきました。
>>675
>>この万能っぷり。素晴らしい。まるで汎用攻撃機の魂が形となったかのようだ。
しかもペイロードを多少犠牲にすれば大口径砲の搭載もできる!
>>676
技術の継続的発展には継続的な予算投下が必要で、それに一番優れているのが国家の事業、それの理由として近代国家で一番国民の理解を受ることができるのが有力な仮想敵国のいる状態での国防ですからね・・・
ただ、一度得た力は良くも悪くも相手を選ばないのだ
>>677
あいつら数はあるし定期的に進化するしで本当にネウロイとの戦争は辛いものですよね・・・
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遅ればせながら乙でした。
>「角笛よ、黄昏に響け」3・4
組織としての切腹の瞬間が迫っとりますなぁ。
せめて見苦しくないように……無理だな。
>ゲート 夢幻会の憂鬱
>「こ、これは」
>「想像以上にひどい」
>「なんでこんな人間が」
夢幻会の存在を他が知ったら同じ反応なのでは……
>扶桑皇国軍 主要通常装備(第10話までの)
ネウロイ「ふーん、じゃあレベル上げようか?」
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>>681
来いよネウロイ!レーザーなんか捨ててかかって来い!!
噓です。やめてくださいしんでしまいます(欧米が)
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ゲート 夢幻会の憂鬱2分後にアップします。
令和日本驚異の科学力
やめて夢幻会のライフはもう0よ。
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ゲート 夢幻会の憂鬱
「おい、伊丹。お前わざと定時連絡さぼったろ」
帰還報告をした、伊丹を呼び止め「話があるから、ちょっと付き合え」と、屋上へ連れ出した柳田は開口一番そういった。
「え、何のことです」
と、とぼける伊丹に柳田は蛇のような笑いを浮かべつつ「韜晦しやがって」といい、煙草に火をつけた。
「まあいい、そのことは後できっちり聞くとして。お前に聞きたいのは昭和と令和両方の日本人のことについてさ」
「両方の日本人ですか?なんだってまた」
「そりゃあお偉方は知りたがってるのさ、両国が手を結ぶことができるかを
考えてもみろ、昭和日本は1945年、手つかずの資源や、その価値がまだ知られていない資源がわんさとある
そして令和日本だが知っての通りの技術力だ最小の兵力しか出してないのにアルヌスの丘でたたき出した戦果はうちと昭和合わせたのに匹敵する
しかも退役寸前の二線級の装備でだぜ、それを聞いたとき開いた口がふさがらなかったよ
お偉方も目の色を変えるってわけさ。で、どんな感想を持った、些細な事でもいいから言ってみろ」
「そーですねー、昭和の人たちは真面目な人が多かったですよ
令和の人たちはよくわかんないですね、皆極端に無口で」
「ふーん。ま、短期間じゃそんなもんか。
そういや伊丹お前さん、連れてきた難民の世話の責任者になったそうじゃないか」
「ええ、連れてきた以上は最後まで責任取れって」
「ならちょうどいい、昭和も令和も難民の世話に人出すらしいから
そいつらからいろいろ聞きだしといてくれ」
「なんでそんな探偵みたいな真似を」
「できるだろ、Sなんだからよ」
そういうと柳田は携帯灰皿に喫い終わった煙草を入れ去っていった。
東京都某料亭
「令和日本から昭和世界の主要国の首脳と首脳会談を行いたいとの提案が来たのですが」
「唐突だな、そんなに簡単にスケジュール調整はできんぞ」
嶋田の発言に、会合のメンバーは頷く
「ええ、さすがにすぐは難しいといったのですが、それならば食料問題と医療問題担当の政府高官でも構わないとのことです」
「食料と医療?」
「はい、令和日本の外交官によりますと、こちらの世界の火山の噴火による飢饉とアメリカ風邪の事を知り支援ができるので、それについて会談の場を設けたいとのことでした」
「それならば政務次官レベルでの会談でもいいな、さすがにトップ会談はすぐには難しい」
「では、ナチスドイツとイギリスの大使に、令和日本より食料医療支援の提案があったことを伝えよう」
「会談の場所は、さすがにゲートにナチやイギリスの変態紳士をくぐらせるのは避けたいからこちらの世界で行おう」
「かといって東京だとナチスがいい顔をしないだろう」
「それならばイタリアなんかどうですか、イタリアは日本と欧州の仲介人たらんとしてますし
枢軸国なのでナチスの顔を立つ、イギリスも否やとは言いませんよ」
「うむ、それならばイタリアにも参加を打診しよう、それでいいな」
「「「異議なし」」」
この件は食糧支援という事もありヒトラーも猜疑しながらも賛成し
イギリスも食糧問題はきんきつの課題であり、イタリアも国際社会での地位の向上が見込めると即座に賛成の意を示した。
こうして政務次官級会談としては異例の速さでこの会談は行われた。
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「では今回の会談の主題である食料及び医療支援についてですが」
と挨拶もそこそこに令和日本の代表者が本題に入った、なお大日本帝国ではどちらの日本かが紛らわしいため
昭和日本、令和日本と呼ぶことが決定し、世界もまた昭和世界、令和世界と呼ぶことになり、原作世界はとりあえず平成とつけることとなった。
「我が令和日本は昭和世界に30億人が3食365日食べることができる量の食料及び水を5年間継続的に無償で提供することを提案します」
「「「「なっ」」」」
「し、失礼ながら貴国にはそれだけの食料の備蓄があるのですか」
イギリスの代表が動揺を隠せずに尋ねる
「はい、賛同いただければ来月中ににも手続きを済ませ第一弾を送る準備があります
ただ味の方は勘弁していただきたいですが」
「そ、それは助かる」
ナチスドイツの代表もまたそう答えるしかなかった。
ただ昭和日本の代表は微妙な表情を浮かべていた、これでナチスドイツが一息つき国力を高められては困るからだ
そんな空気の中次なる爆弾を令和日本の代表は落とす
「それでですが、今回の支援ですが、ただ食料を配るだけでは面白くないと、我が国の稲垣総理はおっしゃられています」
何か要求がくるのかと警戒する各国代表
「そんなに構えないでください、今から提案することは富裕層向けの製作なんですから」
「富裕層?」
「はい、富裕層からすればわざわざ支援で貰う味の劣るものより高くとも味の良いものを食べたがるでしょう?」
「確かに」
「それで今回の支援ですが、ただ配るのではなく、証券という形で配布してほしいのです。
証券をしかるべき機関にもっていけば食料と交換するという形をとってほしいのです」
この言葉にピンときた日本代表は笑みを浮かべ
「5年という期間限定の支援食糧相場を作れという事ですな」
「ええ、富裕層はその才覚に応じた利益を上げることができる」
「なるほど、これならば停滞している金の巡りをよくすることができる」
「30億人の食料を5年分だ、期間限定とはいえ相当な取引が見込める」
証券取引に関しての知識と経験ならば人後に落ちない日本とイギリス代表は顔を輝かせる
一方でその分野に関して得意と言い斬れないドイツ代表は難しい表情をする。
イタリアは空気。
「ではそれでよろしいですか」
そう令和日本の食料担当が締めくくる。
「ええ」
「異議などありません」
「「はい」
「…それで構いません」
「それでは次は私が」
と医療担当の令和日本の代表が声を上げる」
「医療に関する支援という事ですが」
「はい、アメリカ風邪と呼ばれる疫病ですが、抗生物質がある程度効くとのことですので、その提供がまず一点」
「それは助かります」
食糧支援のようなインパクトはないなと安心したような残念なような空気が各国代表の間に流れているときに特大の爆弾が落とされた
「第二に疫病感染地域に災害被災地で疫病が発生した時のために使われる特殊医療車100台と医師団300人
並びに食糧支援のための職員5000人を派遣いたします」
「待ってください、それは賛成できません」
「そうです、危険すぎます」
「支援活動に当たった人員から、アメリカ風邪が広まるかもしれない
我が国としては反対です」
「ご安心ください、100%罹患しないと断言できますから」
「言葉では何とでも言えます」
「そうです根拠がない以上賛同できません」
「大丈夫ですよ、派遣する職員並びに軍人は全員全身義体、つまり機械の体に換装した者たちですから」
「…」
「…」
「…」
「…」
「「「「…は?」」」」
「ええ、ですから全員機械の体なんですよ、ですから錆びることはあっても病気に罹患することはありません」
「「「「な、なんだってー!?」」」」
令和日本の科学力は相変わらず予想以上にカッとんでいた。
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ゲート 夢幻会の憂鬱アップしました
錆びることの一言は令和日本代表の渾身のジョークです
さすがに錆びるような素材は使ってません、念のため
ところで令和日本の異常科学力ですがアイデアあったら募集します
使い切れると判断したら作中に出す予定です
それではwikiへの転載はご自由に
冷石でした
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乙です
>>681
んでわちっと魔神皇帝かスカル呼んできましょうかね
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乙です。
この辺上限着けないと際限無く技術的な基準がインフレしますからある程度の枠は必要かと思われ
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>>681
とっくの昔に死んでいた組織だから、ここらでスパッと終わらせてやるのが慈悲ってやつですねぇ
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そう言えば弥次郎氏が現在鉄血ネタ作ってくれてるので思い出したのですけど、
私鉄血ネタで鉄華団に加入する新人に関するネタって話してましたっけ?作品として新キャラ入れる事とか其がガチ異星人な事は言ってた気がしますが・・・
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乙です
令和日本の異常科学力か…
全身義体化出来る科学力が有るなら、アップルシードに出て来た一人で空母も制御出来るというヘカトンケイルシステムとか
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乙即座に「メイドロボ売ってませんか」と質問しちゃいそう
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>>690
いえ、特には話していなかったですね…
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>>688 ナイ神父Mk-2様
さすがにある程度の枠は考えてます。例えば宇宙開発ですが月の月面都市は1万人くらいの人口で住人の大半が火星や月の開発に携わるため男性比が異常に高い
江戸時代の江戸のようになってます。
あと30億人を5年食わせるだけのたくわえの種は次回明かします
>>691 名無しさん(でいいのかな)
さすがに一人で空母を制御はできませんが住人の大半が電脳化しているので昭和や平成に比べで格段に少ない人数で制御はできます。
一部には反応が鈍いと電脳化を拒む変態もいますが…
>>692 New様
一応メイドロボは存在しますがアシモや先行者みたいに萌えもそっけもないものくらいしか一般には出回ってないです。
ただ実体を持った初音ミクみたいなのはいてトップアイドルです、稲垣総理は法被と鉢巻を着てコンサートを見に行くくらいのファンでファンクラブ会員No.1をその権力で手に入れてます。
ちなみに稲垣総理はウマ娘の大ファンで、現実に作れと無茶ぶり、支給する予算を盾に脅された、研究機関はいいのか本当にと思いつつ、稲垣の興味がほかにうつることを祈りつつ研究を続けている。
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>>693
一応ですけど私が鉄血の戦間期のネタとして投下した話にヨーツンヘイム級持ってきた人・・・
彼が一応マスター型フェストゥムに成りますね・・・
他にも数名未定ですけどヒューマノイド型か其に擬態した異星人が採用に成ってます。
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>>695
なるほど…あの人もですか
火星連合の中でもひときわ種族色豊かな職場になりそうですな
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乙です。
圧倒的、ひたすら圧倒的パワーが(昭和日本世界を)蹂躪していますねw
まさに
令和日本の科学力は世界一ィィィィーーーーッ!
できんことはないイイィーーーーーーッ!!
状態ですな
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>>696
本来はネタ中に「我々は私を持ってこの職場に所属する」的な台詞加える予定だったんですけど、
作品中構成的に難しくなってしまって・・・
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冷石さん乙です
ははぁん。令和世界は総理がトーキョーNOVAの人物でしたが、もしかして技術力もNOVA世界相当じゃな?
>>リアルミクコンサートでノリノリな稲垣総理
それはそうとこの人は人生エンジョイしてらっしゃる。
この世界でも稲垣機関は苦労してそうや…
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>>697 ホワイトベアー様
令和日本「はっはっは、何をおっしゃいます。できないことの方が多いですよ
ただ本のちよいとばかしで斬ることが多いくらいで」
昭和・平成世界「その本のチョイとが異常なんだよ!」
>>699 トゥ!ヘァ!様
やっぱわかりますか、そうです基本NOVA世界の技術力準拠です。
さすがにタケミカヅチみたいな敵だけじゃなくストーリーバランスも壊す、範馬勇次郎製造機は出しませんが
神業なしの現代日本に降臨したNOVAをイメージすれば、それが令和日本です。
ってNOVA知らない人には申し訳ないですが…(土下座)
>>稲垣総理は人生エンジョイしてらっしゃる
夢幻会の変態紳士たちからすれば、とことん話が合い意気投合するか
妬みで呪い殺しそうな目で睨まれるでしょうね。
嶋田さん辺りは羨望で血涙流しそうですが。
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>>700
災厄のなかった世界で繁栄を大華しているNOVA日本みたいな感じですか。
そりゃ強いわけだわぁ。
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そう言えば現在軽くネタ話した日召日本の沖縄に対する攻撃・・・
Wikiとかからのネタ含めて参考にするなら大きめのバルチャー2〜3団体と第三文明圈の戦力合わせて
陸上戦艦3隻に戦列艦42隻、その他輸送艦と言う感じに成りますね?
地上戦力は輸送分で2〜3万人位で・・・
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Q:トーキョーNOVAって何?
A:マッポーアポカリプスの中で反映する企業統治の鎖国日本を描いたサイパーパンクTRPG。復活してきた悪魔や精霊なんかのオカルト要素もあるよ!
初版が1993年刊行と和製TRPGとしては結構長く続く代物。
日本における和製ファンタジー系TRPGの走りがソード・ワールドシリーズなら和製サイバーパンク系TRPGの走りとなったのが、このトーキョーNOVAシリーズと言えなくもない。
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>>702
結構な戦力ですねぇ。
沖縄県各諸島に分散すると見れば多少は沖縄本島への戦力も減りますかね?
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>>704
恐らく此が沖縄攻めの戦力でこの後更に拠点化する当たって戦力増強されるかと・・・
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>>705
このあと援軍も入るのか…
沖縄奪還戦は割と早くに起きそうではありますが、激戦になりそうですねぇ。
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>>706
この後バルチャー追加雇用される可能性高いですし、
更に言えば各諸島にMS配備される可能性も有りますね・・・
後は持って来た戦列艦とかに乗せられてた対空や対装甲戦力用の火器も陸に移されるかと・・・
連れてこられた近世の兵隊達だってアサルトライフル位は支給されてるでしょうしまぁ・・・
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>>707
伊丹さんたちのぶた
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>>707
失礼。途中送信です。
伊丹さんたちの部隊に敵現地司令部への斬首戦術してもらうしかなさそうですねえ(汗)
現状の召喚日本の戦力だけでは正面から相手するのは分が悪いでしょうし…
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>>709
恐らく最初は日召自衛隊の単独で頑張る世論に成りますかね・・・
一回やって駄目で次にストパン側の人員とかと在日自衛隊が支援して何とかと言った感じかと・・・
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>>710
また日召自衛隊が酷い目に合うンゴねぇ…
そろそろ転移前から自衛隊にいた前線要員はいなくなりそうな勢い…
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>>711
其でですけどね・・・
多分、この辺動員出来る中で残ってそうな戦力って富士の戦車連隊と第一空挺、
後は通常戦力として残ってそうなのって九州の戦力・・・
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>>712
本気で根こそぎで尚且ガチで転移前から人員消えるやつじゃないですか(汗)
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>>713
だって、オーバーロードで実働戦力に成る戦車、しかも90式や10式、16式装輪殆ど喪失か放棄する嵌めに成って、
対戦車ヘリ部隊は笑えない損耗率叩きだしてF-2含む対艦航空戦力も大打撃で三沢なんかの本州東部〜北海道の航空戦力スッカラカン、
対空、対艦ミサイル装備した高射砲連隊とかもミサイル使い尽くして発射母機は戦略砲で消し飛ばされてるんで
本土に残ってるのって2015年代相当の西日本〜関東の戦力と航空戦力の無い海自のヘリ空母と護衛艦ですゾ・・・
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>>714
沖縄戦のあとだの日召日本独自の戦力ってのは殆ど消えそうですね…
当分伊丹隊も変わりが来ない限りは本土から動かせなさそうですわ
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>>715
・・・何で沖縄本島奪還の時は最悪普通科の人員が歩兵となって、
ビスマルク級やらKGV級からの艦砲支援受けつつ上陸戦とかやる嵌めに成ってますゾ・・・
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>>716
それって一度攻撃仕掛けた後の話です?
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>>717
後ですね・・・二度目の奪還の時にはそんな感じに成りますね・・・
連合も水陸両用MS部隊位派遣するでしょうし・・・
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>>718
もう歩兵しかいないンゴねぇ。
その歩兵も、もう予備自衛官が主体かもしれませんが…
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>>719
割りと真面目に此所まで来ると徴兵制も真剣に考える事に成るかと・・・
本番は此からですし・・・
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>>720
沖縄が戦場になって、徴兵制の復活となれば日召国民も多少は意識変わりますかね?
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ここまで来たら軍拡反対派やウィッチ反対派は豚の餌かマッドなサイエンティストへの実験体になってもらわなければ国が滅びるしね
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>>721
徴兵制復活で何処まで反対意見とかが出るかですかねぇ・・・
駄目だった場合は最悪ACE2連邦伸長時に第三文明圈等への橋頭堡に制圧されます。
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>>721
その際デモ&召集令状の破棄が発生。
下手すりゃ減刑を餌に刑務所から募集しそう。
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>>723
沖縄が制圧された際の国民の反応次第でしょうかね >>徴兵制復活か否か
国民がそれで真面目に危機感覚えれば限定的な徴兵制の復活くらいは通らなくもないと思われますが、
沖縄制圧されても相変わらず平和ボケしているのなら徴兵制は通らんでしょうな。
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>>725
この辺まだ報道の自由は有りますからねぇ・・・
政権吹っ飛ばす覚悟で与党が通せればワンチャン位ですかね?
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>>726
それこそ国民の危機意識次第でしょうな。
政府に強く対応求めたり、愛国意識を発揮したりしていれば通るかと。
それらの意見が国民から出てきておらず、大多数が他人事の平和ボケな意識のままなら徴兵制が通る可能性は限りなく低いかと。
なんせ国民意識が低かった場合は徴兵制通しても国民が物理的に拒否してまともに稼働しないでしょうからね。
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>>727
恐らく半々位でしょうなぁ・・・
ヤバいけどやらないと不味いと考える層と徴兵制や戦争と言う時点で
拒否感覚える層で分裂して進まない感じに成りそうですわ・・・
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>>728
半々ですと徴兵制復活させてもあんまり期待できないかもですね…
もしかしたら志願募ってやる気ある人物集めて訓練付けた方がマシかもしれませんね(汗
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>>729
多分、最初は志願制にせざるを得なさそうですな・・・
しかも、此れで割りと政権交代も有りそうですし・・・
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>>730
あとはまぁぶっちゃけ徴兵制復活させたところで大きな戦力アップにはなりにくいって部分もありますね。
正直現代戦やそれ以上の技術を用いた戦いですと数用意しても焼け石に水ですし。
復活させたとしても旧軍時代のような身体能力別に甲-乙-丙-丁-戊で分けて、甲種合格者のみを徴兵とかなるかもしれません。
問題点としては甲種合格者を徴兵したところで、現代戦のための知識や技術を教え込まないといけないので、結局志願兵を教え込むのと変わらない要力が必要という点ですが…
>>政権交代
交代後の政権次第では全て吹っ飛ぶ可能性もありそうなのが怖いですねぇ(汗
与党が変わって真逆の主張を掲げだすと前政権の苦労が全て吹き飛ぶ可能性も…
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>>731
何で割りと志願制成りでなんとかする事に成りそうですかね?
・・・次のチャンスって多分実質何処からかの本気の進攻でその第一候補ってザンスカール化したガリアと
其を支援する連邦ですからガチ度が段違いですし・・・
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>>732
まあ最初は志願制で応募して戦力確保。志願兵も尽きたら最終手段として徴兵制に移行でいいんじゃないでしょうか。
正直最初から徴兵制にしても左程戦力アップにはなりませんし。
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>>733
そうなりそうですな・・・後はやれるだけの待遇アップとかでしょうけど・・・
又立ち塞がるか財務省!ってのはどこも変わらないでしょうなぁ・・・(遠い目)
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黒船もう一回やって刺激でも与えてやりますかね?
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>>734
財務省もこの後に及んでは協力姿勢になるんじゃないかなと。
沖縄落ちてますし、国内の戦力も払底してますし。
これで協力拒否してどうにもならないのなら実質財務省解体を強行するしかないですねえ。
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>>735
黒船は黒船でも容赦無く東京に艦砲射撃してくれる黒船じゃ無いと厳しいですな・・・
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・・・一応、此やってくれそうな所が無いでも無いですけど、
令和時獄並みの劇薬に成りますかね?ドゥーリットル空襲を
パ米にアゲインしてもらえば危機感も沸きそうですけど・・・
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>>737
外圧よりも実弾の方が効きますか…ド畜Shit!
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>>739
外圧は情勢が変わり辛くて何ともですからねぇ・・・
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>>737
それくらいじゃないと国民や省庁の意識は大きく変わらないでしょうからなぁ。
>>738
いいんじゃないですかね。東京の数分の一くらい焼かれて数万人くらい死者が出れば世論は平和ボケから真逆の覚醒状態になるでしょうし。
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ゲート夢幻会の憂鬱
5時半ごろにアップします。
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ゲート 夢幻会の憂鬱
昭和世界 東京都某所
「30億を5年養うだけの食料援助…」
「全身義体に換装した人員が5000人以上…」
会談の報告を聞いた夢幻会の一同は放心状態になった、一部には宮下あきらの漫画のように泡をふいている者もいる。
「ほ、本当にそんなことが可能なのか?」
「いざ食料受け取りの時に『やっぱり無理でした』じゃすまないんだぞ」
「はい、会談の最後の詰めの交渉の時に現在の在庫量今後一週間で生産できる余剰食糧から集積輸送までのタイムスケジュールまでが示されました
これが資料です」
「た、確かにこれならば30億人に食料を分配できるだろう、しかし向こうとこちらとでは季節が違うのかね」
「いえ、あちらもこちらと同じ季節でした」
「し、しかしそうなると収穫の時期と北半球も南半球もずれているはず、その辺はどうなのだね」
「は、はい、それが令和日本では…」
「令和日本では(ゴクリ)」
「大量の被災者のいる災害における食糧や貧困層の食料は工場で生産できるとのことです」
「な、なにぃ〜」
「それは本当なのか?」
「は、はい間違いなく、機密に触れない範囲で映像も見せてもらいました
一粒の千粒の麦ができ、10グラムの肉片から1キログラムの肉ができるとのことです」
「こ、こっちは臣民を植えさせないために四苦八苦して食料を輸入しているのに」
「数十億人を養うだけの食料を一週間で…」
「あちらの為政者に対して殺意がわきましたよ」
「俺もだ、辻さん、だがそれだけの食料を出してあちらさんに何のメリットがあるんだ」
「そうですよ、無償の善意なんて気味が悪いだけですよ」
「はア、それが、今現在令和日本に対するヘイトがこちらの主要国では高いので
それではこちらの世界との商売に差し支える、少しでもヘイトを0に近づけたいとのことでした」
「むむむ、一理はあるが、それだけでこれだけの大盤振る舞いをするだろうか」
「はぁ、それなんですが」
「何かね、いってみたまえ」
「はい、それでは、これは相手の次官でなくその通訳がこちらの通訳に行ったことらしいですが
総理大臣のええかっこしいだろうとのことです」
「つまりは、令和日本の総理の人気取りでこれだけの食料を無償で…
ふふふ、ここまで相手の尻の毛までむしり取りたいと思ったのは初めてですよ…」
「つ、辻。気持ちはわからんでもないがまあおちつけ、な」
「そうですね、まずは落ち着かないと、ふふふ」
(全然落ち着いてないよ)
辻から漏れる黒いオーラにビビりつつも嶋田は
「取引と言っても下手に門戸は開けられないぞ、あちらとの技術格差を思うと冗談じゃなくこちらの産業が崩壊しかねない」
「その辺は大丈夫だそうです、あちらさんもその辺はわきまえていてそちらの産業に影響を与えない程度の衣類や
動植物、散逸した稀覯本などをメインに扱いたいそうです」
「それならば確かにこちらの産業に影響も少ないだろう
こちらも文化財などを送れば収支バランスもとれて、アヘン戦争みたいなことにならないだろう」
「特地の利権も基本は昭和平成に任せるとのことです
ゲート一本に支えられた利権をもらってもうまみはない
むしろこちらの世界の宇宙開発にリソースを使いたいと言ってました」
「なんというか冷静な判断もできるみたいですね。
なんというか国内の財界や強硬派にあおられて特地の権益をせしめようとでも考えているかと思いましたよ」
「うん、だからむしって怒りを買うのはやめとけ」
「わかりましたよ、まあ敵対的な態度を取らない限りいいパートナーとして過ごします」
そんな辻におののきつつも夢幻会の夜はふけていった。
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アップしました、うーん原作キャラが全く出てこない^^;
次回はイタリカ攻防戦を予定してますので原作キャラを出します。
なんか令和日本驚異の科学力で夢幻会のライフを削るのが楽しく…
おや何やら玄関をたたく音が。
wikiへの転載はご自由に
感想ご意見お待ちしております、冷石でした
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乙です
令和日本は30億人分の食料をポンッっとくれたぜ。
ええかっこしいが前提とはいえ稲垣さんってこんな無難に優秀だったけ?w
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乙です。ゲートその物はかなり厄介な誘蛾灯ですからねぇ・・・
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>>741
ドートレスウェポン16機位を空母で突入させて暴れさせますかねぇ・・・
ACE3のOP映像みたいに成りそうですけど・・・
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>>747
最終的には伊丹隊が駆けつけて倒すことになりそうですのぉ。
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乙でした。
化物(夢幻会)対化物(令和日本総理大臣)
勝った方が人類の敵になる……のか?
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>>748
500mmキャノンと90mm機関砲を弾切れ迄撃てば其なりに被害も出るでしょうからなぁ・・・
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どっちが勝っても市場に(むしり取るから)未来はない
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>>750
弾切れになっても最悪そのまま殴る蹴るで暴れるだけでも日召側は止めようが殆どないですからなぁ。
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>>752
・・・パ米側は日本如きにMS16機も派遣して負けるとか
想定出来てなさそうなのが笑えないですがね・・・
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>>753
まあ普通に見れば圧倒して然るべきでしょうしなぁ。
実際蹴散らしたのって伊丹隊になるんですかね?
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乙です。
食料の工場生産は今現在でも研究されている技術ですし、令和日本ならできますよね・・・
それでも1週間で30億人分とか恐ろしいスピードですが
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19時頃を目安に日本大陸×ワールドウィッチーズネタを投稿させていただきます
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>>754
上陸戦力と上陸に使った母艦の撃沈に関してはそうなりそうです。
・・・パ米側の感覚としてはハイキング気分と言うか
下手したら此れで日本陥落位のノリで行った可能性・・・
今のロシアのノリですな・・・
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>>757
あれ。そうなると上陸したパ米のMSに関しては誰が対処したので?
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>>758
上陸戦力と母艦両方対処ですな・・・伊丹隊長乗ってるの黒栗ですから海上で別任務やってた母艦からVOB装備で飛んで
直線上に居た母艦沈めたあとにそのまま東京に直行したのかと・・・
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>>759
なるほど。やはり東京襲撃に対処したのは伊丹隊になりますか。
特地でアレイオン乗りながら四苦八苦していた時と比べて隔世の感でしょうなぁ。
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>>760
下手したら隊長一人で対応したまで有るかと・・・
陽動とかも有るでしょうから本隊は別で動かせないとか入れ違いになったとかで・・・
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それでは投稿させていただきます
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日本大陸×ワールドウィッチーズ 第11話 シベリアの夏燃えゆ その4
西暦1937年9月15日 シベリア中北部
嵐作戦開始から3日ほど経つと戦況はEACO軍の絶対的な優位の下に戦闘が進んでいた。
三方から猛攻撃を喰らうネウロイは激しい抵抗を見せるもすでにその規模を会戦前の1/5まその数を減らし、すでに退却を開始しており、EACO軍主力第11軍およびに第8軍をもってこれの追撃戦に移行していた。
また、北方に展開していた第4軍、南方の第8軍も連動して機動力の高い機甲部隊と機械化部隊をもって退却するネウロイの前方に周り混んでおり、EACO軍はネウロイに前後から攻撃を仕掛けてさらにネウロイの数を削っていく。
『こいつはいい! どっちを向いても敵だらけだ!撃てば当たるぞ!』
『第21陸戦ウィッチ大隊前進、敵の戦線突破阻止しろ!』
『阻止砲撃開始!ネウロイの奴らに劣化ウラン弾をたらふく食わしてやれ!』
ネウロイの退却阻止の為にネウロイの後方に展開した扶桑陸軍部隊は、向かってくるネウロイ達に激しい砲火を叩きつける。
八四式戦車の76.2ミリ戦車砲と九二式駆逐戦車の90ミリ戦車砲の激しい砲火はまさに鉄の嵐と言わんばかりのものであり、退却中だったネウロイの前線集団を一瞬にして消し飛ばすか損傷を負わせ足を止めさせた。
たとえ撃破されなくても、修復の為であれ、反撃の為にネウロイが足を止めようものなら、その個体に優先的に砲弾が叩き込まれ撃破されていく。
彼らに配備されていた戦車は八四式中戦車と九二式駆逐戦車、性能的には九五式中戦車に劣る旧式戦車と軽装甲ゆえに防御性能に何のある駆逐戦車であったが、攻撃される前に遠距離から撃破してしまえばいいのだと言わんばかりの攻撃でネウロイを撃破していった。
後方にいるがゆえにこの砲火を凌げたネウロイにも安息の地はない。
『こちらレッド1から上空の支援機へ。前方の敵への近接航空支援を要請する』
『了解した。これより航空支援を開始する』
ブゥルァァァァ!
強烈な音が聞こえたかと思うと土煙が発生。そこにいたいくつもの中型ネウロイが消滅した。
彼らの上空には機首下に30ミリガトリング砲を搭載し、特徴的な見た目をした双発の攻撃機である26式攻撃機が上空を旋回して攻撃コースに再度突入し、ネウロイを消し飛ばす。
それだけではない。森林という視界の悪い戦場ゆえにネウロイ群の両翼に浸透した歩兵と陸戦中戦闘脚を纏った陸戦ウィッチの混成部隊がネウロイの側面から圧力をかけ、ネウロイのただでさえ森林で阻害されているネウロイの衝撃力を削ぎ落し、前方の対戦車陣地に誘導する。
この歩兵部隊には日本から大量に供与された他、扶桑皇国国内でもライセンス生産されている九八式84mm無反動砲が配備されており、これにより魔力のない一般歩兵でも700mという距離から四つ足の戦車型ネウロイを撃破可能としていた。
これが視界のきかない森林で陸戦ウィッチと連携して襲い掛かってくるのだ。ネウロイにとってこれ程厄介なものはないだろう。
そして、彼らはあくまでも足止め役。ネウロイにとっての本当の脅威は背後から襲い掛かろうとしていた。
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西暦1937年9月15日 シベリア中北部
「追撃戦だ。一匹残らず生きて返すな!」
今会戦での最高責任者である北部方面軍司令官三上宗次中将から今会戦に参加しているEACO軍全軍に向けて放たれた命令は電波を通して時間をおかずに全軍に届いた。
叩けるうちに叩くのは戦争の常だ。
『前方にネウロイ4個中隊中型48体を確認』
『敵は足並みが崩れています。今の内に中型以上のネウロイを重点的に潰していきましょう。』
『目標、前方の中型ネウロイ、中隊行進射、撃て!』
第4軍、第8軍の快速部隊に後方を遮断され、足止めをくらっているネウロイの後方から押し寄せる日本陸軍第8軍の32式戦車自慢の120ミリ滑腔砲から放たれた多目的対戦車榴弾が中型ネウロイの装甲をいとも簡単に打ち破り、戦車部隊に随伴していた陸戦ウィッチ達が装備する32式軽陸戦戦闘脚の76.5ミリライフル砲から放たれた弾が小型ネウロイを一掃していく。
『ウィッチ達にも日本人達にも遅れをとるなぁ!全車攻撃開始!』
別の場所では大隊長の勇ましい命令の下に110両の九五式中戦車で構成された戦車大隊が林で速度が出ないネウロイを後方から射程距離に収め攻撃を開始せんとしている。
「弾種、対戦車榴弾。目標、前方の中型ネウロイ。撃てぇ!」
九五式中戦車はその足を止めることはなく、車長の命令の下に弾薬が砲に装填され、ネウロイに照準を合わせた砲種が引き金が引かれた。
そこかしこで聞こえてくる激しい砲撃音が新たにおこり、スタビライザーにより移動中でも安定している九五式中戦車の52口径90mmライフル砲から発射された対戦車榴弾が吸い込まれるようにネウロイに命中。同砲弾が引き起こしたモンロー効果により装甲を貫徹させ、霧散させられる。
それを確認することはせず車長は次の獲物を探す。幸いにして獲物は大量におり、労せずして次の目標を発見できた。
「8時方向に第二目標・・・距離1500m」
「装填完了!」
「照準よし」
「撃てぇ!」
九五式中戦車の52口径90mmライフル砲が再び火を吹き、必殺の対戦車榴弾が四つ足の戦車型ネウロイに向かって放たれる。 命中、先ほどのネウロイと同様に霧散する。
最新式のステレオ式測定器と弾道計算機により発揮される高い照準精度と訓練を重ねた扶桑皇国陸軍戦車乗りの合わせはネウロイにとって極めて質の悪い組み合わせであり、この戦車だけではなく同大隊に属する戦車たちは次々とネウロイを消滅させていった。
無論、ネウロイも反撃を行ってくる。しかし、距離の問題からネウロイの主砲から放たれた砲弾の大半は九五式中戦車にあたらない。また、命中したとしてもこの時のネウロイの主砲である43口径75mm砲では、八四式中戦車や九二式駆逐戦車はともかくとして史実第二世代主力戦車に相当する強固な鎧を纏う九五式中戦車を撃破するには力不足であった。
「流石は九五式だ。何ともないぜ」
「ゴック程の装甲はないですけど、それでも重装甲ですからね」
今の彼らには装填手と砲手が雑談に興じれる程度には余裕があった。
西暦1937年9月15日 シベリア中北部 上空
「西方より接近するボギーを探知。数は20、30、なお増加中」
「警告無線に応答せず、当方の飛行禁止エリア1αに侵入しました。ボギーをバンディット認定。地上部隊に警報発令します。」
「敵に一番近い部隊は?」
「空中待機中のウィザード、ソーサラーです」
「よし、ウィザードとソーサラーを直ちに迎撃に向かわせろ。」
「12からウォーウルフ上がりました」
「ウダチーヌイから要撃機があがりました。コールサインはクロウ、スピア、ユニコーン」
戦闘エリアの後方、その上空において戦域の空中管制を担っている27式早期警戒管制機、コールサイン マジックはその大力かつ広範囲を対象とするレーダーにより戦場に近づく敵ネウロイを発見、航空管制官の指揮を受け各所との通信で慌ただしくなる。
マジックから指示を受けたウィザード、日本空軍第32戦術戦闘飛行隊とソーサラー、日本空軍第51戦術戦闘飛行隊に属する40機の26式戦闘機はマジックの管制の下に敵、ネウロイの要撃に向かっていた。
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『こんだけの兵力が必要なんですかね?俺たちだけで十分な気がするがな』
『上が決めた規定だよ。ちなみに俺たちだけじゃなくてウィッチ隊を中心とした援軍が来るそうだ』
日本政府、いや夢幻会はネウロイを過小評価していなかった。たとえへ原作前のネウロイで合ってもどのような進化を果たすかわからない。ゆえに夢幻会は過剰に備えるのだ。
その考えはこの戦闘の場にも反映されていた。日本軍機は最低1個航空団規模で動かされ、こういった大規模な襲撃の迎撃を担当する場合は2個航空団以上の兵力を動かすように交戦規定をかけていた。
『敵はレシプロ戦闘機相当なのにこんなに兵力を動かすなんて馬鹿らしい規定だ』
・・・現場で戦てきた軍人からしたら過剰なように映って不評であったが。
「レーダーコンタクト。ウィザード2、おしゃべりの時間はおしまいのようだ。さっさと落としてエースとして帰還するぞ。全機FOX3 FOX3」
レーダーで敵を捉えたウィザードとソーサラーは26式戦闘機の胴体下に搭載していた撃ち放し能力を有する中距離空対空ミサイルである32式中距離空対空誘導弾を一機当たり4発、計160発のミサイルが発射される。
史実の円相当で1発のお値段2000万円、これだけで史実円相当で約32億円が吹き飛んだのだ。大蔵省の役人か国防総省の予算策定の関係者辺りがこの光景を見たら頭痛と胃痛を同時に感じて発狂することは間違いないだろう。
だが、32式中距離空対空誘導弾はお値段が高いだけの性能は発揮した。
26式戦闘機から発射されたミサイル群は戦闘機型ネウロイと双発爆撃機ネウロイを次々と消滅させていったのだから。ただ1機、明らかに複数発直撃したのに飛行を続ける、戦略爆撃機ほどの大きさを誇る未確認の大型ネウロイを残して。
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以上になります。
wikiへの転載はOKです
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乙です。やはり前線でもネウロイに対しては侮りが有る感じですかねぇ・・・
戦略爆撃機位の大きさしかないのしか今の所見つかってませんから仕方がないのかも知れないですけど・・・
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>>767
基本、日本人パイロットや航空ウィッチは魔力のありなしに関わらず、対ネウロイ戦で圧勝しているのでネウロイの事を舐め腐っています。
最低でもコアあり登場しないと危機感が生まれないでしょうね。
この辺は技術は上だけど完全に圧倒できているわけではない扶桑軍と認識に語弊が出てきてしまいます。
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乙。まだネウロイが進化していないからこその優位と理解してないのが増えていきそう
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乙です
お味方大勝利でございます! ガハハッ!祝い酒の準備をせよ!!
>>26式攻撃機
26式を崇めよ!崇めよ!崇めよ!
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>>761
>>伊丹隊長一人で対応
これは黒い鳥ですね。間違いない(確信)
日召日本からも勲章と感謝状もらえそう(小並感)
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>>771
もらう前に東京の惨状に伊丹隊長のヤサグレポイントが急上昇してそうですけどね?(貯まるとランカー1位っぽく成る)
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乙でした。
勝っている……はずなのになぁ。
なんでネウロイは湧いてくるのかなぁ。
不思議だねぇ。()
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乙です
勝てている…はずだよな?となるのがネウロイの恐ろしいところ
誰もネウロイの思考や動きを予想しきれるわけではないですからね
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>>772
マモレナカッタ…
ヒロインズ呼んで慰めてあげないと…
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>>772
あるいはエミヤか、もっとひどいとデミヤみたいなことを言い出すかもですねぇ…
余りにもまとまらずに戦う姿勢を見せない日召日本に「理想(憲法九条)を抱いて溺死しろ」とか素で言い放ちそうで
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>>775
ヒロインズも色々仕事してますからねぇ・・・
暇なの白黒エルフコンビでしょうか?
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>>777
この状況なら流されるままに黒エルフさんと――
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乙です
過剰戦力に首をかしげる事が出来る今の期間はある意味一番幸運な期間というべきか…
>>757
日召日本内部の平和ボケ吹き飛びと同時に、ウィッチ達の対人戦への躊躇いも消えそうですね(民間人を娯楽感覚で虐殺したパ米の事を知って)
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>>777
一番暇している二人だ!
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トゥ!ヘァ!様
稲垣が有能なんじゃないです、部下の稲垣機関が有能なんですw
私の中で稲垣はこの人は自分がついてなきゃダメなんだと思わせる漢の高祖カリスマと
リリーナ・ピースクラフト並みの保身能力(w見た時なんでこうも自身の立場を守れるんだろうと不思議に思ったくらい)
ヨブ・トリューニヒト並みの利権をかぎつける嗅覚と組織浸透力を持った人物と思ってますんでw
ナイ神父Mk-2様
まったくです、令和日本がゲートから距離を取りたがるのは令和日本の歴史もあります。
令和日本はアメリカ、オーストラリア、アフリカの原住民の民度を自分たちレベルまで引き上げてきた歴史があるので
中世レベルの意識の帝国を令和日本レベルまで引き上げる労力を使いたくないが本音です。
名無しさん
うーん、令和日本と無限回の本格的な対立は考えてないです。
世界恐慌みたいな前世の記憶チートが使えないうえ、食糧問題を解決したので中韓ですら表立っては避難できないほど覇権は盤石な
令和日本に喧嘩を売るとは思えない、むしろウィンウィンの関係を目指すと思うんですよね
むしりたい発言はショックを受けて錯乱したものとお思いください。
ホワイトベアー様
工場生産のスピードが異常なのはお隣に食料生産力過小、人口過多の国があるためです。
稲垣以前の政治家が植えた難民の大量来襲を恐れ、企業も難民の襲来で治安が悪化し企業活動に支障が出るのを嫌ったため
食料の工場生産に莫大な投資を行ったためです。
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因みに何気にこのドゥーリットルアゲイン喰らった日本よりやったパ米のが混乱大きいです。
多分、パ米壊滅するなんて欠片も考えてなかったので気の早い州は勝利の新聞まで出してた可能性が・・・
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>>782
慌てたパ米では混乱抑える為に大本営発表不可避ですかね?
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>>783
多分、事故での喪失か到着前に他の国の防衛網に沈められた事に成るのでは?
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>>769
ネウロイがあそこまでビックリドッキリ大変身するなんて夢幻会以外はわからないですからね・・・
彼らにとってネウロイとはいまだ狩りの対象に過ぎません。
>>770
勝った! 第0部完!
>>26式を崇めよ!崇めよ!崇めよ!
人々をコミーという厄災から救うために天より使わされた魔王の意思を継ぐ者、讃えよ 讃えよ
>>773
きっと退却しようとする仲間達を援護するためでしょう。
何て仲間思いなネウロイなんだ()
>>774
今現在勝てても次の瞬間どうなるかわからないのがネウロイとの戦闘ですからね・・・
突然世界都市ゲルマニアにご招待されるかもしれません。
>>779
幸運でしょう。
このおかげで、まだ日本は他のEACO加盟国と違い未成年者を戦場に出さないですむはずだ言う夢に微睡んでいられます。
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>>782
少数とは言えMSと母艦含めた部隊はパ米にとっても決して雑多な部隊というわけではありませんものね。
それがたった一機に蹂躙されたという事実を認めるのは難しいでしょうなぁ。
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おつでした、ミサイルはたしかに中型以下には圧倒的アドバンテージあるんですが・・・
人類の兵器と違いこいつだけで倒すことが難しいんですよね・・・
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>>786
そっちより日本に負けたのが問題でしょうねぇ・・・
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>>781
この世界でも稲垣機関の人達はやっぱり苦労しているのかw
原作でも何でこの人に従っているのかさっぱりな有能集団でしたけど。
マゾの集まりなのか、はたまた神輿は軽い方がいいと思っての行動なのか…
難民対策のための食料生産能力でしたか。
てかアメリカ、オーストラリア、アフリカの原住民を日本レベルに引き上げるってなんて苦労を…
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>>788
なるほど。パ米目線ではかつて滅ぼしたものと同類の遥か格下国家ですものね。
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>>790
ですな・・・プロバガンダ的にはパ米の民衆は此れで日本征服は完了位のノリですねぇ・・・
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まあ、この辺オブザーバーとして陽動とかに加わってそうな
フロスト兄弟かユルゲン辺りからすると攻め落とせないって
情報を当たり前だろと思って混乱してるパ米にドン引きしてそうですけど・・・
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>>792
となるとフロ兄弟やユルゲン隊長あたりは日召日本に在日自衛隊がいたことを把握済みだった感じですか。
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そもそも連中の民度って新連邦圏内のバルチャー以下ですからな<ただMSを単純に動かせるだけの馬鹿
ちなみにアメリカの識字率は現代でも21%が読み書きを満足に出来ないそうです
多分お目付け役の係はユルゲンになるかと、アホ共を押さえつけるには数がいりますから・・・
元ネタでは横暴に振る舞っていた塔州連邦軍や新連邦軍が抑えに回らないといけなくなるという異常事態に・・・
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このドゥーリットルアゲイン、MSもアリなんですかね?それとも爆撃機とか戦闘機だけでしょうか?
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>>795
母艦みたいのもやってきてMSも16機ほど日召日本の東京に上陸してくるらしいです。
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>>795
爆撃機の変わりにドートレスウェポン×16が東京市街のど真ん中で武装ブッパしますな・・・
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>>787
多少の損傷程度だと自己治癒で治っちゃいますからね・・・
中型以上だとやっぱりウィッチが一番有効的だという
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>>796
>>797
うへぇ…
また蹂躙された後の戦場に乗り込んで後始末ですか…
相手がハンティング感覚なのも胸糞悪さを加速させそうですわ…
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大体の参加戦力としては陽動を行う艦隊がロウリア大陸周辺で戦闘、
その間を縫って空母改装のMS母艦2隻と巡洋艦5〜6隻、
駆逐艦7〜8隻位で東京湾から東京へと艦載機を上陸させた訳ですね・・・
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操作ミスとかでドートレスの通信がオープンチャンネルになってる状態で「ハンティングゲームをしただけで何故殺されなきゃいけないんだ!?」とか聞こえて来るという胸くそな事考えてしまった…
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ロボット兵器を笑ってた彼らに実用性を実演したんですねぇ。
手のひら返すだろうなぁ。
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とはいえ、VDに出ていた劣化した黒栗じゃない、ネクストに迫った強化型ですからなぁ…
生半可なMSが音速越えてドヒャァドヒャァする黒栗に追いつけるわけもなく…
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言われてみれば確かに。
否定していた人型兵器が自国の首都でこれでもかと暴れる事件ですわ。
>>800
きちんとした一個艦隊ですなぁ。これが全滅するなら、結構な損害ですねぇ。
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召喚異本のマスゴミが英雄と持ち上げるだろうなぁ。
伊丹本人がどう受け取るかかけらも考えずに。
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>>803
ソイツが爆撃用ユニット付きの奴で音速超えてすっ飛んで来る訳ですね・・・
伊丹隊長一人で今回の作戦のキルスコアが艦艇二桁に成ります・・・
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レールキャノンとプラズマキャノンとミサイルで艦艇は順当に撃沈
そこからV.O.B.パージしてその慣性のままに東京に突っ込んでドートレスとの戦闘、蹂躙ですかねぇ
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>>806
うれしくないスコア…
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>>803
連合のMSならテスラドライブのお陰でネクストと同等orそれ以上の動きが出来るけど、新連邦しかも2線級機体にそんな上等な物がある筈無く
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>>804
二次大戦型の駆逐艦や空母何で其処まで痛くはないかと・・・
>>807
そんな感じに戦闘でしょうなぁ・・・機体と相まってまさしく黒い鳥かと・・・
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>>809
二線級どころか大戦時の初期型しかわたしてません
あとやらかすのわかってるからビーム兵器やヒート武装も渡してません
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フロスト兄弟の胃がストレスで胃潰瘍になりそうな連中ですしね。
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>>810
パ米の場合、物的損失よりもアメリカの戦力が返り討ちを受けたという事実の方が効く感じでしょうか
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>>813
其の方がでかいですね・・・
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>>810
船の方は古いもののままでしたか。
そういやこの襲撃っていつ頃起こる事件なのですかね?
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まあ、後は仮にパ米が大打撃受けたとすると他の別動艦隊の一部を
ハイパーメガ粒子砲で消滅させられましたかね?
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>>815
早ければ43年頃ですな・・・
第三文明圈の沖縄制圧も同じ位ですし
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>>817
アポカリプスで連合がくそ忙しいときじゃないですかヤダー!
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>>818
意識してる時に死神は来ない物ですから仕方ないネ・・・
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間違いなく泣きついてくるけど、それどころじゃないし今までの態度が……
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となると沖縄制圧されて、それと同時期に東京襲撃ですか。
この時期の伊丹隊の動きってどうなっているのですかね?
>>816
もし東京を襲ったのが先遣隊なら、そのあとに本隊が存在していた可能性はありそうですね。
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アポカリプスなら、F世界に来ているタケミカヅチたちや迫水隊も一旦戻るだろうし……
頑張れ伊丹!!
明日の英雄は君だ!!
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>>821
時期が微妙にずれるでしょうから多分43年上旬に沖縄占領(この時は恐らくパ米のクイラ上陸作戦阻止に行ってた)に間に合わず、
今度は沖縄警戒してたら同年下旬に再度パ米のクイラへの接近の報受けて急行したら
東京がドゥーリットル喰らったのかと思われますかね?
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>>823
なるほど。最初にクイラ方面で警戒していたら革命軍により沖縄が。
沖縄を警戒していたら再度クイラにパ米が動いたのでそちらを警戒したら、今度は東京にパ米の別働隊がって感じですか。
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>>824
本格的に戦力足りなくてあっちこっち回ってる訳ですな・・・
ドロス級海中要塞だって巨大でも一隻の潜水母艦でしか無いですし、
ストパン中部アフリカのビグダブデ率いる地上打撃部隊のゲリラ戦も限度が有りますし・・・
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>>825
仕事が…仕事が多い…
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因みに割りと宇宙も機を抜くと革命軍がチラ見して来ますし、
本土足る特地には東部にアルタネイティブ社が手を伸ばして居ます・・・
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どれどけあっても戦力が足りませんねぇ。
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なお、C.E.世界も戦力がどれだけいても足りないのだ…(白目
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えー、間もなくゲート 夢幻会の憂鬱アップします
今回の話の主役はピニャです
-
ゲート 夢幻会の憂鬱
「よく来てくれた!」
ピニャは勢いよく大門の横にある門を勢い良く開けた。
しかし奇妙だ、緑のまだら模様の服を着た男がいない
エルフの女を見るとジト目でこちらを見て足元を指さしている
ピニャは足元を見ると、まだら服を着た男が倒れていた。
「わらわかわらわが悪いのか」
ピニャの問いに男とともに来た者たちは無言で首を縦に振った。
事の発端はイタリカに訪れたピニャが、盗賊に襲われたイタリカの防衛の指揮を執ったことに始まる
華々しい野戦でもなく、率いるのは自身の騎士団でなく士気も最低なろくな訓練も受けていない民兵という事実に、ピニャはやさぐれていた
そんな時、馬のいない馬車と鋼鉄の鎧を着た巨人の一行がこちらに向かっているとの連絡を受けた
その姿を見た時、イタリカにつく前に酒場で聞いた、炎竜を撃退した、緑と茶色の人の話が頭に浮かんだ
一行の中から数人がこちらに向かってくる、その中の一人を見てピニャの背筋が凍る
ロウリィ・マーキュリー。
エムロイの使徒にして亜神。実戦経験を買って騎士団に引っ張ってきたグレイも「戦うのはご免被る」
というわらわだってご免被りたい、それだけではない炎竜を撃退した緑の人、さらには魔導士にエルフもいる
何が目的だ?盗賊どもの味方か?敵か?味方か?焦りと焦燥がピニャから冷静な判断力を奪っていく
そして彼女は結論に到達する”勢いで味方につけてしまえ”後になって何故その結論に達したのかと思ったものだが結果としては正解だった
誤算は扉を勢い良く開けすぎて緑の人の顔面に強く打ち付けてしまったことだった。
こうして冒頭に戻る
緑の人、(イタミヨウジというらしい)は謝罪を受け入れイタリカ防衛に力を貸してくれるとのことだった
しかし、配置を決定する際に鋼鉄の巨大な鎧をまとっていた男は自分は門の防衛でなく遊撃兵として扱って欲しいと要求してきた
酒場の給仕に鋼鉄の巨人が信じられない速さで炎竜を翻弄したとの話を聞いていたので許可を与えた。
その後のことはあまり思い出したくない、確かに盗賊は撃退したがそれはロウリィ・マーキュリーと緑と茶色の人たちの功績で
自身の矮小さを思い知らされる結果だったから…
惚けていたピニャは後で援軍としてきた健軍というイタミの情感に当たる人物との交渉をハミルトンに任せてぼんやりとしていた
最後に確認だけはしてほしいというハミルトンの声に我を取り戻したピニャはその条件を見て驚いた
二ホン軍(正確には3つの国の軍隊の連合軍なのだがすべての国に二ホンとつくので二ホン軍と呼ぶ)は商社の権利を放棄したかのようだったからだ
この交渉をまとめたハミルトンの交渉力に対する評価を上方修正する。この瞬間ハミルトンはピニャの秘書官としてこき使われることが決まったのであるがそれはのちの話である。
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此れでも持ってこれるだけの戦力持ってきて特地でも随時MS生産中なんですよねぇ・・・
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第三次OG時系列のせいでメインメンバーは多分外宇宙、太陽系、平行世界を行ったり来たりしてると思うんで、割と介入する余裕もないかと、
転移事故でこっちに流れ着いた竜馬もCE側で戦ってる感じらしいですし
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とりあえずアップしました、今回は令和のとんでも科学力はお休みです
夢幻会の皆様もライフの回復が計れるでしょう
その分ピニャのSAN値がゴリゴリ削れてますが…
トゥ!ヘァ!様
稲垣機関はある意味、対米開戦前の夢幻会のような各分野の調整機関という設定にこの話ではしております。
その為国内の大企業や軍官僚から人材が集まってます。
なので下手に有能で利権にメスを入れようとするようなリーダーシップを発揮するトップより
行動原理がわかりやすく操縦しやすく軽い稲垣が担がれているという状況です。
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俺らが何で韓○に支援なんかしたんだと掲示板で書くように向こうの俺らも同じような事書いてるのかなあw>>原住民引き上げ
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乙です、ピニャからすれば日本がシンクロして複数存在する時点で混乱しますよね・・・<冷石氏
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乙です。割り込みすみません。
投下時に出来れば予告して頂けると有難いですけどどうでしょうか?
・・・日本が三つ有る分殿下のストレスも加速しそうですなぁ・・・
特に平成と昭和は特地の土地も狙ってますし・・・
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乙。ジェットストリーム日本してるから帝国からしたら訳分からないだろうなw
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乙でした。
元号も付け加えんと分からんw
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乙です
日本の強さを呆けてみるピニャ殿下に同じ同情を向ける昭和日本兵なんて絵面が誕生しそうですねw
他の方も仰ってますが投下時に出来れば予告して、投下まで少し猶予をもらえると割り込む可能性は減って安心できるのですが。
>>834
丁度いい神輿なのーね。
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はい、すみません、今後は投下前に余裕をもって予告を出すようにします。
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>>841
いえ此方としても投下に割り込んで仕舞うのは申し訳ないので・・・
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>>841
どうかお願いいたします(汗
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乙です
原作の比じゃない圧力ですなぁ…
まあ、「○分後に投下します」と予告して、後書きも予め用意しておけばスムーズに投下できますので、そのようにすればいいかと。
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割り込み申し訳有りません、
だいたいは5分前くらいに投下予告したら皆余裕持てる感じになるかと
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そう言えば、Fルートの方のピニャ殿下は伊丹が大陸と日召日本を飛び回ってる間にパソコン教室ですかねぇ・・・
24時間働けますか?状態かと・・・
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はい、今後は5分前くらいに投下予告するようにします
しかしナチスというとエージェントに
クレオパトラ・ダンディ
ミル・ナチカラス
の二人を出したくなる。いや、出さないけど
ちなみに上の二人ですが、ダブルクロスという異能バトルTRPGのリプレイに出た適役です
余りの個性の強さにプレイヤーキャラは忘れたけどこの二人は覚えているという濃ゆいキャラでした。
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ダブルクロス。これまた懐かしいTRPGですのぉ。
>>846
殿下育成教室…
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>>848
数年で鉄道と電気が通った通ってしまったので殿下のお仕事も24時間体制に・・・
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>>849
文明の発展と夜間従業可能時間は比例する法則…
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>>850
既に帝国領内には8車線位有る立派な基幹道路が整備され、
鉄道網が敷かれ海には巨大な軍港と交易港が整備されております・・・
更に臨時首都にも電気が通り、明かりも電灯で夜間も安心(?)の不夜城と成り申した・・・この間約4年です・・・
-
>>849
なお前任者(父親)は……
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>>851
進撃の巨人終盤でのパラディ島の発展振りを思い出すレベルですわ。
寝てる暇はないぞ!ピニャデルマン!!
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>>852
前皇帝なら退位して離宮ですからねぇ・・・
国家としての関係上日本が処刑望まないなら人的被害の無い連合としてもその手の手段取り辛いですし・・・
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>>853
ピニャデルマンさんは連日の復興式典と新しい道具の覚え方を必死で勉強中ですな・・・
今時パソコン出来ない貴族が居るなんて・・・されかねませんし・・・殿下の場合趣味の方でペンタブから先に覚えそうですが・・・
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>>854
ピニャ「皇帝『補佐』を命じる(自分だけ楽隠居とか許さん!)」
-
>>855
各種インフラや機械よりも真っ先に導入されるパソコンよ…
そういや漫画版で日本に滞在というか亡命?している時に伊丹さんとこの元嫁さんの家でペンタブだなんだを学んでいたような、いなかったような(うろ覚え)
-
実際問題後はヴォルクルス祀る神殿とかも見掛け古風な石作りでも中身ガチガチの観測機器とか置かれててるので
レレイとかはヴォルクルス系の魔法調べる他にそっち覚えてたり台詞ネタで出した様にロウリィは機体の動力源頑張ってたりするので
伊丹含めて割りと忙しい人が多く成ってますな・・・
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>>857
各種インフラはとっくに通してますからな・・・
上下水道も完備でしょうし医療インフラも用意されてるかと
-
>>859
額面上以上に内部の方が進んでいるでござるわ…
>>858
仕事が!…仕事が多い!!
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>>860
連合も国家を買う事は慣れてますからな・・・
今回は一寸近代国家にするまで金が掛かりそうですけど
一世紀も有れば世代交代には充分ですからな・・・
-
>>861
そこら辺は良くも悪くも時間がある程度解決してくれますものね。
-
>>862
連合からすると早く10億位に増えてくれないと移民が出来ないって問題も有りますからね・・・
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まあ、特地は西部に関しては連合がかなり手を入れて近代化を進めるので
早ければ四半世紀位でソロソロ近代化した光景しか見たことの無い世代が生まれますかね?
大体、平成世界でのマジェプリ編始まる頃には完全に近代化してそうですな・・・
-
マジェプリ始まる頃には…30〜40年くらい先でしたっけ?
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>>865
それくらいですな・・・大体戦前から1990年代に入る位の期間に成りますね・・・
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0時頃を目安に大陸×ワールドウィッチーズの小ネタを上げさせていただきます
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>>866
そうなると戦後世代?が生まれて更にその子供も生まれ育っている時期ですものなぁ。
ヴォルクルスの邪神戦争から30〜40年頃でしたっけ?
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平成世界ですからリアクター戦争辺りだったかと
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それでは投稿させていただきます
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日本大陸×ワールドウィッチーズ 小ネタ セリフ集
「話にはきいていたが、本当にあんな少女まで前線に出しているのか・・・」
「受け入れろ。日本の外ではそれが正常なんだ」
日本から大陸に派遣された陸軍兵士と海兵隊兵士のやりとり。彼の目の前には
「あんなガキどもは邪魔なだけだ。適当に後方警備でもやらせとけ!」
「君の言いたいことはわかるが、そういう訳にも行かないのだよ。大佐」
「必要なら納得しよう。だが、今の俺たちにしょんべん臭いガキの助けなんて必要ねーだろ!」
EACO軍として指揮下に加わることになった扶桑陸軍陸戦ウィッチ隊への対応を巡り直訴してきた旅団長と戦車連隊隊長による日本陸軍第12機甲旅団戦闘団司令部でののやり取り
「なあ」
「どうした」
「今年で15歳になる俺の娘もウィッチなんだよ。もし日本も怪異に襲われたら、あの子たちみたいに俺の娘も戦場に行かされるのかな」
「・・・大丈夫だ。日本をここみたいにしないために俺たちがここにいるんだ」
日本陸軍大陸派遣軍のとある部隊でのやり取り。
「やはりわが軍の将兵のほとんどが現実を受け入れられてませんね。まさか、扶桑皇国軍の方が現実が分かっているとは・・・」
「それだけ彼らに余裕がないと言うことだ。哀れだと思わんか?」
「は?、いや、失礼。」
「我々には次がある。ここで失敗したとしてもリカバリーをできる国力と海という防波堤がな。だからこそ、我々は有効的な戦力であるウィッチでも成人までの戦場派遣を禁止して未成年者が戦争に巻き込まれませんようにと夢を見れる。だが、彼らにはそれがない。悲しき現実を直視して生き残るか死ぬかの2択しかないんだ。」
「なるほど、夢を見る余裕がないゆえの哀しき選択というわけですか」
前線の兵士や将校からの聞き取り結果を確認した日本軍大陸派遣総軍司令官と副官のやりとり。
「我々は陸戦ウィッチ隊の撤退までの間、時間を稼ぐ。何か意見はあるかね」
「ありません。少女たちの花道を護るのも我々大人の役目でしょう」
扶桑陸軍歩兵第189大隊第2中隊でのやり取り。なお、この中隊は最後の一兵まで遅滞戦を展開し、部隊の玉砕と引き換えに8名のウィッチ(うち重軽症者5名)の安全圏までの退却を成功させた。
「ボス、扶桑の航空ウィッチが敵の勢力圏に墜落したそうです!」
「すぐに出ることになるぞ。ヘリコプターの準備をしておけ」
日本陸軍捜索救難部隊駐留基地でのやりとり。墜落した航空ウィッチは軽症を負っていたものの無事に救出された。
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短いですが、以上になります。
日本の一般兵士の考えはこのようになっております
wikiへの転載はOKです
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乙。まだ余裕があるからこそのこの言葉・・・・
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乙です
悲しいなぁ。でも安心してほしい日本の人々よ。
君たちも遠からず同じ苦境に立つんやで?(にっこり)
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>>869
ああ。リアクター戦争から30〜40年後ってことですか。
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乙です。夢は何時か覚める物ですからねぇ・・・
・・・と言うかネウロイは偶々黒海から現れましたけど別に太平洋から現れないと決まった訳では無いのですよねぇ・・・(史実の第二次世界大戦見ながら)
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>>875
確かそっち換算だったと思います・・・
何で特地開通からは実質半世紀近いかと
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>>873
余裕があるから夢を見れる。ある意味、これは真理なのでしょう。
>>974
日本世論「そんな時は来ない(目を閉じ、現実を忘れて夢を見ながら)」
日本が未成年層の動員まで行くには扶桑と中国が陥落するレベルまで追い詰められてようやくといったところですかね。
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大型ネウロイ君「お、そうだな」
原作だと欧州中心だからマシですけど、史実考えるといつ太平洋にデカい巣が出来ても可笑しくないという転生者ガクブル案件…
>>877
半世紀もあれば長命種以外の世代交代は大体済んでそうですの。
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>>876
ただ夢は叶えるものでもあります。
果たして日本は夢から覚め、現実を直視するのか、それとも夢を叶えて現実を変えることができるのか。
一応、原作では今のところ来てないですが、それも作品の都合でしかないですからね・・・
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>>879
エルフ組は流石に赤子位でしょうからなぁ・・・
殿下とかは勿論其なりの処置で現役ですゾ・・・やったね殿下、権力者の望む永遠の美ですゾ・・・(尚、付随する義務)
・・・ネウロイに関しては戦闘の激しさか鉄量か不明ですけど普通に太平洋一帯を覆う
ラスボスみたいな巣が生えても可笑しく無いのですよね・・・
-
まあこの作品だとまだ未来は未定だからへーきへーき!
-
乙です
まぁどんだけ特効戦力でも児童動員ですからなぁ
中編スレのウィッチ否定派もトップはキチでしたけど、下は動員阻止を理由に支持したのが圧倒的多数派でしたし
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>>881
目元にはクマが出来てげっそりしてそう… >>半世紀後殿下
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>>879
日本「来いよ盛大に歓迎してやる(震え声)」
仮に太平洋に巣が発生するとしたら初めはハワイか南洋諸島ですかね?
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乙でした
戦力のえり好みをできる余裕がない国が最前線なんだよなって…
どうしてもここら辺意識の差が出ますよね
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>>884
使える権力者は死んでも逃がしませんゾ・・・
神様に昇格しても足を掴んで物質世界に引き戻します・・・(逃げられないロウリィ)
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>>885
ウォルフ君「お土産(モルガンネウロイ)沢山用意して行くね?」
-
4分後に鉄血世界編の設定を投げておきます
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>>885
始まりと言えばハワイですしなぁ。
巣の候補地としてはハワイ、シンガポール、フィリピン、ミッドウェー、サイパンあたりで。
そして最後の特大級として沖縄でしょうかね…
-
憂鬱SRW 未来編鉄血世界 設定集【ギャラルホルン阿頼耶識対応型MS ガンダム・エリゴス】
グレイズ・ギニョール
形式番号:EB-E06EX
開発・製造:ギャラルホルン
全高:22.8m
重量:39.7t
動力:エイハヴ・リアクター
装甲:ナノラミネートコーティング装甲
採用フレーム:グレイズ・フレーム
乗員:-(阿頼耶識対応出力デバイスとしているため人間としてはカウントせず)
固定武装:
肩部40㎜機関砲
脚部チェーンソー
胸部ワイヤークロー
スクリューパンチ/キック
携行武装:
大型バトルアックス
パイルバンカー・ユニット
240㎜キャノン砲
クローシールド
概要:
ギャラルホルンが、秘匿研究されていた阿頼耶識対応MSを基に量産したMS。
原作でいうところのグレイズ・アインに該当し、その構造などはほとんど同じである。
パイロット(生体出力デバイス)に火星支部の元上層部やギャラルホルンが捕縛していた重犯罪者らを用いることで大量生産を可能とした。
ただし、量産化にあたって若干の仕様変更や外部からの制御機構の追加などを行っている。
特にパイロットらが反抗することも十分に考えられたため、事実上の洗脳処置に加え、薬物投与や外部刺激による思考誘導を行う機構が用意されている。
最悪の場合は遠隔操作でデバイスの破壊を行うこともできるようになっているようである。
同時に、デバイスに対して意図的な攻撃性の発露を促す処置を施すことにより、凶悪そのものでむき出しの残虐性を発揮する。
それでいて、阿頼耶識という機械によるアシストと補助を加えることによって、従来のMSを遥かに超える反応性と精密動作性を獲得した。
つまり人間の持つ凶暴性を機械によってコントロールしよう、という設計主眼である。
それらに合わせ、武装も格闘戦を主軸に、火星連合や地球連合の戦力を撃破するに足るものを用意された。
固定武装としては脚部にチェーンソーユニットが追加されており、蹴りを強力な斬撃とできるように改良。
また、敵機の拘束を狙ったワイヤークローを改造して胸部に搭載しているなど格闘戦を重視していることが窺える。
他にも大型のキャノン砲やパイルバンカーユニット、クローシールドなど各種オプションを充実させている。
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総合的に見て、これまでギャラルホルンが開発したMSの中でもガンダム・フレーム機を除けば最高ランクのMSと言えるであろう。
しかしながらも、その開発にあたっては人体実験が繰り返され、さらには人間を材料とするという非道性が確かに存在している。
原作と異なり、マクギリスが暗躍することもなく、ギャラルホルン上層部の意思で作られたことは決定的である。
治安と秩序を守るべきギャラルホルンの腐敗と堕落、それを象徴するといえるであろう。
実際、エドモントン攻防戦において投入された機体はその姿を世界へと晒し、恐怖と嫌悪を、そして世界の実態をまき散らした。
だが、エドモントン戦において投入された60機ほどはすべて撃破され、その残骸は回収された。
しかしながらも、本機の設計データ、設計図、開発設備、技術者などはギャラルホルンから流出。
各経済圏や各地の勢力において類似のMSやその手の技術の開発や発展につながってしまうこととなった。
武装解説:
・肩部40㎜機関砲
肩部に内蔵された機関砲。グレイズ・アインのものと同型。
・脚部チェーンソー
脛の部分に搭載されたナノラミネートコーティングされた刃によるチェーンソー。
稼働させることにより、質量とパワーとを合わせて凶悪な斬撃を放つ。
・胸部ワイヤークロー
グレイズ用に開発されていたワイヤークロー(GR-Es02)を改造・大型化して胸部に内蔵したもの。
敵機の拘束や不意打ちなどを狙う武装。阿頼耶識と合わせることで、相手の武装を的確に弾き、奪うといった使い方もできる。
・スクリューパンチ/キック
マニュピレーターと独特の形状の足に内蔵された高速回転機構を用いた格闘攻撃。
ナノラミネートコーティングされた装甲さえも砕く強力な一撃となる。
・大型バトルアックス
原作と同様にバックパックに装備される大型の格闘兵装。
通常のバトルアックスを超える質量と強度を持ち、本体のパワーと相まって高い威力を発揮する。
・パイルバンカー・ユニット
原作同様に腕部に装着される使い捨ての兵装。一撃でナノラミネートコーティング装甲を貫通できる。
・300㎜キャノン砲
大型の実弾砲。榴弾やAP弾など各種弾頭を発射可能。通常のMSで抱えるのがやっとだが、本機においては手軽な火器となる。
・クローシールド
シールドと名前がついているが、どちらかと言えば格闘兵装としての役割をメインとしている武装。
パイルバンカー・ユニットと選択式で、これ自体が打突もしくは打撃兵装として使うことを想定している。
基本的に機動力や運動性に優れるグレイズ・ギニョールは相手の攻撃を基本的に回避するという想定で設計されている。
この武装はその設計思想に合わせているといえるであろう。
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グレイズ・ブロウズ
形式番号:EB-E06XG
開発・製造:ギャラルホルン
全高:19.1m
基本重量:34.6t
動力:エイハヴ・リアクター
装甲:ナノラミネートコーティング装甲
採用フレーム:グレイズ・フレーム
乗員:-(阿頼耶識対応出力デバイスとしているため人間としてはカウントせず)
固定武装:
肩部40㎜機関砲×2
携行武装:
バトルアックス
ライフル
バスタードソード
250㎜滑腔砲
他
オプション:
ギガンティックブロウユニット
カウル・システム
概要:
グレイズをベースに開発された阿頼耶識対応型のMS。
ギャラルホルンの名家ザルムフォート家が所有するガンダム・ダンタリオンの技術をフィードバックしているのが特徴である。
元々はザルムフォード家はエドモントン攻防戦に出場予定であったが、そのガンダム・ダンタリオンをザディエルが強奪し失踪。
その為に戦力供出ができなくなる事態に陥っていた。長年アフリカユニオンとの癒着をしていたジルトはこれらの摘発を恐れ、残存していたデータの提供をして補填した。
これら以外にも軍資金の提供や戦力の融通などにより、一時的にではあるが統制局や監査局の目を逸らすことに成功している。
そして、そんなガンダム・フレームのダンタリオンの設計概念をグレイズに持ち込んだということもあり、その主眼はオプションパーツにある。
ネイキッドと呼ばれる状態では、阿頼耶識の反応性や機動性・運動性・精密動作性を発揮できるように改造したグレイズにすぎない。
内装、特に出力デバイスという面ではギニョールと同様の措置が取られているが、それは当時のギャラルホルンの阿頼耶識対応MSの標準であった。
しかし、本当の戦闘スタイルはオプションユニットの装着による格闘戦にある。
まずギガンティックブロウユニットは、ギガンティックアームを再現したものである。
それ自体が大質量の打撃兵装であり、通常ならば運用できない大型の武器も何ら問題なく振り回せるようになっている。
本来ならばこれだけで動きは遅くなるところをスラスターの増設や出力の強化で補い、さらに阿頼耶識による制御で反応性を増大させている。
さらに、防御性を増すためのカウル・ユニットは内蔵火器も備えた分厚いカウルを纏うことにより、生半可な攻撃を弾けるようにしている。
これらを合わせたティターンモードこそ、攻撃・防御の両方に優れたダンタリオンを再現した姿となる。
だが、ネイキッドモードの状態ならばまだギニョールなどよりも量産性に優れていたのであるが、フルオプションではそうはいかなかった。
整備性も極めて悪く、運用には専用の機材や設備が必須ということもあり、ユニット自体の製造数は合計で30個程度でとどまった。
本機も最前線に投入されたが、火星連合のMSはともかくとして、地球連合の戦力には抵抗するが限界。多くが撃破されることとなった。
ギャラルホルン崩壊後には本機のデータや実機が持ち逃げされているのが確認されており、経済圏で研究が続けられていると推測される。
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武装紹介:
・肩部40㎜機関砲
グレイズ・ギニョールと同型の機関砲。
射撃兵装の乏しい本機を補う。
・バトルアックス
・ライフル
・シールド
・バズーカ
グレイズで用いられるものと同じ。ネイキッドモードではこれらが主兵装となる。
・バスタードソード
・250㎜滑腔砲
ティターンモードなどで使用が想定されている大型兵装。どちらも威力を重視しており、
一応ネイキッドモードでも使えなくもない。
・ギガンティックブロウユニット
素体の腕部とは別にバックパックから延びる大型腕部。
手首と肩の間に関節部を3つ備えており、機体出力と合わせることで柔軟に振り回すことが可能となっている。
打撃だけでも並のMSの撃破が可能であり、それ自体が防御を担うことも可能となる。
・カウル・システム
本体の防御と追加のスラスターやホバーユニットを含む追加装甲システム。
重量はかさむことになるが、その分だけ機動性や防御力などを補うことができる。
ガンダム・エリゴス
形式番号:ASW-G-15
全高:19.2m
本体重量:33.6t
改修:ギャラルホルン
採用フレーム:ガンダム・フレーム
動力:ツインエイハブリアクター
装甲:ナノラミネートコーティング装甲
操縦方式:疑似阿頼耶識操縦システム
武装:
ソードランス
ツインソード
スネークバイト×2
120㎜ライフル
概要:
ギャラルホルンのとある一族が保有していたガンダム・フレーム採用機の1機。
名前はソロモン72柱の1柱であるエリゴスに由来する。
前述の通りある一族によって保管されていたMSであったが、特に用途もないということで半ば放置されていた。
しかし、地球連合との戦端が開かれるにあたり実施された戦力徴発によって、埃をかぶっていたこれも引っ張り出されることとなった。
幸いにしてパーツの欠損はなく、経年劣化やシステム面の旧式化、あるいは阿頼耶識による操縦システムという問題を除けばすぐにでも使えるものであった。
そしてこれらはオーバーホール作業と近代化などを経て戦力化され、実践投入されることが決定した。
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パイロットについては、ファリド家の嫡子のマクギリス・ファリド特務一佐が選ばれている。
これは総指揮官として前線に出ることができないイズナリオ・ファリドが、自らも戦っているということをPRするためでもあった。
本来ならばファリド家も先祖の用いていたガンダム・フレームがあったはずであったが、イズナリオの手で売り払われており、その代替を求めた節もある。
事実、ボードウィン家はガンダム・キマリスを復元し地上戦に合わせた姿で投入しており、戦力として注目を浴びていたのである。
その為か肩部には元々あった紋章の上からファリド家の紋章が上書きされており、見栄を優先しているのが窺える。
武装面ではシンプルなソードランスのほか、変則的な格闘攻撃を可能とするスネークバイトを用いる。
ただ、戦闘スタイルに合いにくいとのマクギリスの判断から、ソードやライフルの追加、各部の微調整などが行われている。
元々が対MS・対MAに特化したMSがガンダム・フレームであるので、どうしてもジャイアントキリングに力を注いでいるのはある種やむを得ないというべきか。
操縦系としてはギャラルホルンの一般的なコクピットを組み込む形で流用している。
しかし、実際にはマクギリスが連合と接触した際に得た疑似阿頼耶識デバイスにより、脳波を阿頼耶識を通じて入力することができるようになった。
本来の阿頼耶識ほどとびぬけたものこそないものの、操縦補助としては十分すぎるほどの性能が発揮できる。
ガンダム・フレームが阿頼耶識を前提としていることも相まって、相性はよく、本来に近いスペックが発揮できるようになった。
最も、マクギリス本人にとってはガンダム・フレームとはいえあまり愛着があるとは言い難い。
権力に物を言わせて他家から奪い、ファリド家の面子のために仕立て上げられたイズナリオに嫌悪を抱いていることも関係している。
とはいえ、一応は貴重なガンダム・フレームであるわけであり、連合への手土産の一つとしては十分と判断している。
エドモントン攻防戦においては終盤にマクギリスが自ら搭乗して前線で使用。
火星連合のMSはともかくとして、それ以外の地球連合のMSとは分が悪く、苦戦を強いられてしまった。
しかしながらも、何とか戦闘の終結---アーブラウ代表選が終わるまで戦闘を継続。その後に地球連合に対して麾下の部隊と共に投降している。
武装紹介:
・ソードランス
メインウェポンとなる巨大な剣。
剣と槍を混ぜたかのような形状で、リーチや一撃の威力に優れている。
ただし、その分だけ取り回しが悪く、機動力がモノを言う対MS戦闘には不向きとさえ言える。
普段は左腕部にシールドのようにして携行し、場合によってはそのまま叩きつけることで打突兵器としても使う。
・ツインソード
取り回しに難があるソードランスを補うための近接格闘兵装。
元々はグレイズ用に開発されたものであったが、マクギリスの要望によりバックパックに二振り用意されている。
・スネークバイト
ワイヤー付きで射出されるチェーンソー。インコムの格闘兵装版ともいえる、特殊な遠隔誘導攻撃端末。
中継リールが二つ用意されており、さらにチェーンソー基部とリールにスラスターがついていることから、大気圏内でも三次元的な攻撃が可能となる。
背部の2枚のバインダーに一つずつセットされており、射出しなくとも稼働させてバインダーごと突き出すことで格闘兵装として使える。
本来は阿頼耶識を介してダイレクトコントロールが可能であったが、それが使用されなくなったことで本来のスペックを発揮できない状態だった。
マクギリスは連合から入手した脳波を阿頼耶識システムにつなげるデバイスを介することで元のスペックを発揮できるようにしている。
・120㎜ライフル
グレイズが用いる一般的なライフルをそのまま流用したもの。特に変更点はない。
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以上、wiki転載はご自由に。
決戦で登場前ですが、ギャラルホルンのMSを。
ちょっと月鋼組にはフライングしてもらいました…w
そうじゃないとちょっとこの後のイベントと整合性がね…
返信は今日はしませんので悪しからず
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>>883
先進国に住む一般的な人間ならまず間違いなく良心が傷つけられますからね。
それも本来なら国と一般人を守る立場の軍人ならなおさら
>>886
下手に戦力の出し惜しみをしたら文字通り国を失う可能性もありますからね。
本当にこの辺は余裕のある国と余裕のない国の違いです。
>>888
場所次第では黄泉国型水爆を含めた核の飽和攻撃案件なんで素直にベルリン観光を楽しんでいてください
>>890
地獄の地上兵力本土来襲は避けれそうなのが救いですかね。
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>>883
先進国に住む一般的な人間ならまず間違いなく良心が傷つけられますからね。
それも本来なら国と一般人を守る立場の軍人ならなおさら
>>886
下手に戦力の出し惜しみをしたら文字通り国を失う可能性もありますからね。
本当にこの辺は余裕のある国と余裕のない国の違いです。
>>888
場所次第では黄泉国型水爆を含めた核の飽和攻撃案件なんで素直にベルリン観光を楽しんでいてください
>>890
地獄の地上兵力本土来襲は避けれそうなのが救いですかね。
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乙です。人でなし案件の機体が思ったより量産されてますな・・・
・・・此最後発のロットは適当な腐敗が露見した一族そのまま詰めたりしてたんじゃぁ・・・
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>>897
けどネウロイ君普通に架空戦記案件やりますから一寸本土決戦やってみたいなのノリで東京湾から出現した巣が東京制圧する可能性も・・・
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乙です。
よくもまあギャラルホルンはここまでは阿頼耶識システム搭載機を作ったものですね。
しかし、ここまでの戦力をそろえても連合にはかてないんですよね。
そして着実と連合への亡命計画が進んでいるようで・・・
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乙です
グレイズアインのクロー足首は反応速度を補う(施術前に潰れた下半身の反応が悪い)のが主らしいので、通常型足首でも問題無いと思われます>ギニョール・ブロウズ
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>>897
あ、忘れてたところありました。硫黄島。ここも激戦地でしたね。
あとソロモン諸島やビルマとかでしょうかねぇ。
直近で尚且つ早い時期に出てきて脅威となりそうなドでかい巣の候補が一つあります。
中国戦線って言うんですけど…
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弥次郎さん乙です
阿頼耶識対応グレイズですか。パイロット含めた量産型アインシステムですなぁ。
しかしギニョールで60機。ブロウズで30機とはまた奮発したもので。
エリゴスはマッキーが乗る代わりのガンダムですか。
確かにあの親父殿ならマッキーに専用機用意していても可笑しくなさそうですね。
スネークバイトはあれですね。ザンスカールのショットクロー、もしくはWのナタクの延びる腕が近そうでしょうか。
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お二人共おつです。
ホワイトベアー氏
子供が戦わないことが理想なのはわかりますが、もうこの段階は過ぎてしまったんだ・・・
扶桑だってやりたくてやってるわけじゃないですからね
弥次郎氏
組織として人体改造のタブーを破ったことが致命的ですねえ・・・
企業側からすれば精神崩壊もある初期型プラスを思い出す代物ですね・・・
そしてマクギリスのガンダムですか・・・
あのホモからすれば散財のために一族の一番重要なものを売り払ったことに恥すら感じてないんでしょうね・・・
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ゲート 夢幻会の憂鬱
五分後くらいにアップの予定です。とりあえず今回もピニャ様視点で進めます。
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ゲート 夢幻会の憂鬱
わらわは今背筋に氷の棒でも突っ込まれたような心地だった。
何故なら今はわらわの部下である騎士団が行った約定やぶりにある。
イタリカ防衛後結んだ約定を履行するために日本軍(昭和日本、平成日本、令和日本と区別しているらしいのでわらわもそれに従う)
が帰還し最後に残った伊丹殿たちが帰還するときに事件は起こった
わらわの部下たる騎士団が伊丹殿たちと接触したのだ。
この時令和日本の鉄の巨人が休息(充電というらしい)で輸送車両にいたため、警戒せず近ずき隊長たる伊丹殿に手を上げ
日本軍が言うところの非人道的な扱いをしたというわけである。
これはやばい、もし彼らがその気になれば父上の言う、距離の壁など役に立たない。
そうなれば帝国は滅ぶ、謝罪のためアルヌスの丘に来たのだが、度肝を抜かれた。
盗賊どもを蹴散らした鉄の巨人が何体も存在し、令和日本の千住少尉に言わせれば、
正面切っての戦いならば、鉄の巨人でもかなわないという鉄の戦車が音を立てて疾駆している。
三国の責任者と会談した時、令和日本の外交官という他の物とは一風変わった服装(おそらく文官用の服なのだろう)の男が口を開いた
「今回の件ですが痛い目にあった伊丹中尉には悪いですが、令和日本としては大事にするつもりはありません」
大事にするつもりはない、三国のうちの一つがそう言ってくれたことにわらわはほっとした。
「昭和日本としてもこの件は連絡が間に合わなかったという事で何のペナルティもなしというわけにはいきませんが、大事にするつもりはありません」
二か国が大事にするつもりはないとのことだ、ペナルティはあってもこの調子ならば即侵攻とはならないだろう
「平成日本としては、外交官がいない以上決定するわけにはいきませんがそれほどひどいことにはならないと思いますよ
ただ、説明のために平成日本に来ていただいて説明はしていただくことになりますが」
「うむ、説明責任があるのは当然だと思う、喜んでというのも変だが平成日本に向かわせてもらおう」
わらわは安どのあまりへたり込みそうになるのをなんとか耐え隣のボーゼスを見た真っ青だった顔色も幾分よくなっている
「では、伊丹たちが平成日本に向かう時に一緒に平成日本に向かっていただくという事でよろしいですか、殿下」
わらわたちは一も二もなく受け入れた。
昭和日本東京某所
「とりあえず皇女殿下は平成日本に向かったか」
「基本原作通りですね」
「しかし歯がゆいですね、違う日本とは言え外国人のスパイ組織が好き勝手するのを黙ってみてるだけというのは」
「しかたあるまい、同じ民族が統治するとはいえ結局は外国だ、ここで干渉して悪しき前例を作るわけにはいかん」
「私としては、令和日本がどう動くかに興味があります」
「基本静観じゃないのか、特地権益に興味はないと言ってたし」
「ええ、ですが商売はしたいとも言ってましたからね、余計なプレイヤーが増えるのは嫌がるのでは?」
「なるほど変なプレイヤーが増えるよりも、ある程度有効的な平成日本が窓口である方が望ましいと」
「ええ、そう考えたほうが令和日本の思考に会う気がするのですよ」
「うむ、では基本静観、ただ令和日本にも注意を払うという事でいいですか」
「異議なし」
「しかし今回の会合では令和驚異の科学力が来なかったですね、さすがに打ち止めですかね」
「やめてください、それはフラグです」
乾いた笑い声が部屋の中に響いた。
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ゲート 夢幻会の憂鬱アップしました
投下してちょっと読み返したのですが誤字やおかしなところが散見されますね^^;
書いてるとき、投下するときは気づかないものです。
wikiへの転載はご自由に
感想ご意見お待ちしております
冷石でした
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遅ればせながら乙でした。
>設定集【ギャラルホルン阿頼耶識対応型MS ガンダム・エリゴス】
>本機のデータや実機が持ち逃げされている
誰がどんな目的でやったんですかねぇ。(棒)
>ゲート 夢幻会の憂鬱
最後の最後でフラグが……
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乙です。まあ、この辺は連絡の不行き届きだった訳ですけど、
格上と認識してからやらかした側からすると完全に目の前真っ暗案件ですからね
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>>899 ナイ神父Mk-2氏
人でなし機体を増やさんとギャラルホルンへのテコ入れとか戦後の話につながりが…
まあ、どうやって増やしたのかは次の話で解説します
ヒントとしては、地球連合らの活動で重犯罪者などがまとまってドナドナされてギャラルホルンのところにいる、とだけ
>>901 ホワイトベアー氏
>よくもまあギャラルホルンはここまでは阿頼耶識システム搭載機を作ったものですね。
原作と違い、イズナリオ以下ギャラルホルンの総力を挙げて開発されたこと
さらにはドルト、オセアニアを経由している間に数か月が過ぎており、その間に十分な時間が存在したことがかかわっていますね
準備する期間だけはあったというわけです
>そして着実と連合への亡命計画が進んでいるようで・・・
マッキーからすれば死んだらあほらしい戦いですしね
それに、亡命するにあたって土産は多いに越したことはありませんし
>>902
>クロー足首は反応速度を補う(施術前に潰れた下半身の反応が悪い)のが主らしい
その設定は初めて聞きましたね…出典どこでしょう?
ギニョールは原作でいうグレイズ・アインですが、ブロウズは阿頼耶識に合わせて改造された通常のグレイズですので普通の脚部ですね
>>904 トゥ!ヘァ!氏
>パイロット含めた量産型アインシステムですなぁ。
>しかしギニョールで60機。ブロウズで30機とはまた奮発したもので。
色々と種がありまして、MAの管制制御用の素体も含め、かなりの数の阿頼耶識出力デバイスが完成して出荷されております
ギャラルホルンの完全なバックアップの元で行われたということもあり、一点モノではなくて大量生産されておりますね
>確かにあの親父殿ならマッキーに専用機用意していても可笑しくなさそうですね。
ここら辺はファリド家の面子のためですねー
まさかここに来てガンダムを売っぱらったことが響くなんて考えてもいなかったでしょうから…
なのでガンダムを見つけてきて、あたかもファリド家のものでござい、という感じで出場させています
>スネークバイト
大体そんな感じですねぇ
バルバトスがハシュマルから分捕ったテールユニット同様、阿頼耶識がないとまともに使えない兵装になっています。
MSを操縦しながらインコム二つを同時に操作しろとか普通の人間じゃ難しいですしね。
エリゴスのスペックや能力に関してはガンダムMk-Vを参考にしているんで、武装はそれに合わせた感じです
>>905 657氏
>組織として人体改造のタブーを破ったことが致命的
地球連合とかもやっていることではありますが、少なくともP.D.世界においては忌避されていてやるべきものではないですからな
しかも組織的に大々的にやったのは余りにも…
>あのホモからすれば散財のために一族の一番重要なものを売り払ったことに恥すら感じてないんでしょうね・・・
体面が悪いということで力で調達すればいいやくらいにしか考えておりませんしな
>>909
>誰がどんな目的でやったんですかねぇ。(棒)
他の経済圏に逃げ込むにしても、土産が欲しいっていうのはありますからな…
戦後になってその手の阿頼耶識に関する技術とかは垂涎の的となったので、むしろ経済圏やその手の組織が積極的に探したかもです
原作でも阿頼耶識が施せるからとヒューマンデブリの需要が高まっていましたしね
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原作でも比較的大手の無法者ならMSセットで二桁位簡単に用意出来てたの考えると
ギャラルホルンが本腰入れるなら三桁用意出来るかもですしねぇ・・・
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冷石さん乙です
フラグ立ったな!なんせ特地にきてるのは令和日本も退役予定の旧式品ばかりらしいですし。
今のところは原作通り…通り?ですが戦いが激化していくにつれて令和日本のびっくりどっきりメカ増えないかなぁ。
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>>912
阿頼耶識付きモビルワーカーの方なら掃いて捨てるほど用意できるみたいですしね。
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>>914
鉄華団の接続形式なら鉄華団の前身時点で数十機運用出来てた見たいですからね・・・
・・・此ギャラルホルン、専用機が90機位で実は通常機のコックピット改修型は更に居たって感じの可能性・・・
元手はどうせ娑婆に居ても表に顔出せない連中ですから駄目に成るのが多いの前提で大人で試しまくったのでは?
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>>915
逆に使い潰しすぎてパイロット方が90人+αくらいしか残らなかったって可能性もありますかの。
あとはあくまでMSの方が90機くらいであって、MWの方で試した阿頼耶識付きならもっと多いって可能性もありそうですわ。
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所でそう言えばなんですが、今回のギャラルホルンの大動員直前って
調度ドルトコロニー独立で他のコロニーも続けと蜂起してた時期なんですよねぇ・・・
で、ギャラルホルンや経済圏からするとコロニーの労働者とか三桁四桁程度なら別にガス抜きや射的の的に潰して問題ない単位なんですよねぇ・・・
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>>917
反乱鎮圧したコロニーから実験材料ザクザク連行です?
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>>918
まさか・・・仮にも治安維持組織・・・(原作での彼是見る)
・・・治安維持・・・ティターンズ・・・サイコミュ研究・・・
うん、治安維持に必要ならやりますわ・・・(ガンダムシリーズ治安維持組織見ながら)
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実際問題、ギャラルホルンが捕まえた犯罪者って何処に収監して誰が管理してるんでしょうね?
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多分警務局でしょうかね。あそこが警察業務を行っているらしいので。
>>919
これMSやMAに載せてるの方は調整上手く行った上澄みで、期待値に届かなかったのが他に大量にいたってオチなのでは…
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ゲート 夢幻会の憂鬱
5分後をめどに投下します
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>>921
かも知れないですねぇ・・・と言うかコクッピットだけ変えた旧式機にのせられた阿頼耶識兵ヤッパリ3桁位居たのでは?
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うふふふ……
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ゲート 夢幻会の憂鬱
昭和世界 ベルリン
「30億人の人口を支える食料を5年分無償提供だと」
ヒトラーが珍しく呆けたようにつぶやく
「工場生産で一週間で数十億人分の食料の生産を…」
軍需相シューペアが心底羨ましそうにつぶやく。
「なぜだ、なぜ日本ばかりがこれほどの発展を」
ヒトラーがついに感情を爆発させる
「令和日本は昭和日本と異なり、数百年かけ海外領土を広げ資源と市場を得て発展してきました
しかも向こうは西暦で2050年だそうです、百年の差は大きいかと」
「むむむ、ところでだ、令和日本は特地の利権には興味がないとのことだがそれは本当なのか?」
「はい、外交担当の物ではありませんが政府高官たる政務次官が2人ともに同じことを言っているのです、信じてよいかと」
「いつ閉じるかわからないゲート一つに支えられた利権など危なっかしくて投資するのに二の足を踏むとも言っております」
先だっての会談に参加した政府高官2人が声をそろえる
「まあよい、令和日本は昭和日本だけでなく我らにも支援を行うという事だ、ありがたくいただくとしよう
今後とも昭和、令和両日本が連携することに注意しつつ活動していこう」
『はっ』
昭和世界 ロンドン
「食糧支援はありがたい、これで反政府派もおとなしくなる」
大英帝国宰相モズリーはそう発言した
「しかし痛しかゆしですな、この件で令和日本に対する反発が少なくなればその分その日本を怒らせヨーロッパを崩壊に導いた我が国への白眼視は強まる」
「仕方あるまい、失墜した信頼は行動で取り戻すしかない、道は険しいだがないわけではない」
翌日昭和世界の各国で令和日本からの食料医療支援が行われることが発表された
そのことに対する反応は様々だった
「ありがたい、これで5年は飢えずにすむ」
「しかし本当に俺達にまで回ってくるんだろうか、ピンハネとかされなきゃいいが」
「支援はいったん証券として配布されるそうだ、そして期間限定の相場が開かれるそうだ」
「確実な取引が見込めるこれは投資することを検討しなければ」
「さすが日本俺たちにできない事を平然とやってのける、そこにしびれる憧れるぅ」
「工場で生産された食料らしい、その技術を実用化すれば大きな利益が見込める、研究を急げ」
全般的に令和日本に対する好意の声が多かった、白人至上主義者たちもその多くがプア―ホワイトで食糧には困っているので批判は上げなかった
同時に発表された医療支援も好意的に受け取られ、令和日本の評価を上げる結果となったのである。
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ゲート 夢幻会の憂鬱アップしました。
wikiへの転載はご自由に 冷石でした
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乙です
令和世界は昭和世界へは損して得取れを地で行く評価となりましたね。
実際には稲垣総理の単なる見栄っ張りが理由と知ったらどう思うんだろうかw
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>>923
旧式MSだけならまだ良くて、連行された数次第では初期の頃のオルガたちみたいにMWで阿頼耶識の試験や運用された人達も大勢いそうなのが…
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乙です。この辺食が落ち着くと別の問題が又浮上して来そうなのが・・・
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>>928
恩赦が欲しかったら戦え的な感じで砲撃力重視のギャラホMWの前に押し出される運動性重視の阿頼耶識部隊・・・
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>>930
有り得そうですねぇ。
阿頼耶識付きMWは火星の場末傭兵団ですら大量に用意できていた代物なので数だけなら3桁、4桁くらい軽く用意できそうですし。
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乙です
令和日本、強者の余裕を見せつける…
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督戦隊と突っ込まされる使い捨ての兵士とか一体何時からエドモントンは東部戦線に成ったのか・・・
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あ、流石に督戦はしていませんよ?
というか必要ありません。
設定集にある通り、薬物投与やら外部刺激で戦闘に関することで頭をいっぱいにして突撃させることができますし、
正気に返って逃げ出そうとしてもスイッチ一つで正気を失わせることもできますしね。
そこら辺の説明を含めた話は今日の内に投稿予定ですので、お楽しみに。
ウフフフフフフフフ……
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ギャラルホルンはソビエト連邦だった?
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3分後にSS投下するのですよ
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憂鬱SRW 未来編鉄血世界SS「角笛よ、黄昏に響け」5
ギャラルホルンの用意した特別部隊。
それは、禁忌とされていた技術を---阿頼耶識を、MAを、あるいは無人機を大々的に導入した部隊だった。
300年前の厄祭戦以来、禁忌とされ、忌避されてきた人体改造の技術。あるいは厄祭戦の被害が拡大した元凶と言えるMA。
いずれもが、危険さゆえに封じられ、しかしそうであるがゆえに手放せなかったギャラルホルンは密かに研究を続けていたのだ。
それらの技術を、過去の産物を独占していた彼らもまたその「力」に魅入られ、興味を断ち切れずにいたのだ。
そして、地球連合というとてつもない勢力との戦いにおいて、その力はついに大義名分を得て世に再び出てくることとなったのだ。
しかし、一つ足りないピースが存在していた。
人間である。
阿頼耶識システムというのはダイレクトマン-マシンインターフェイスシステムでしかない。
機械側の用意ができても、その施術を受けて、実際に操縦を担う人間が存在しなくては何ら意味がないわけだ。
当然のこと、ギャラルホルンの人間は多くが地球出身者ばかりであり、人体改造に対する忌避感が根強い。
つまり志願者を求めたところで、集まるはずもない。そもそも阿頼耶識の施術は適正期の子供でさえも成功率3割。
そんな危険なモノに正規の軍人に受けさせて万が一があっては言い訳もできないわけである。
だから、極論死んでもいい軍人を使うことを決定した。具体的に言うと、火星支部の人間、そしてギャラルホルンと癒着していた犯罪者達だ。
元々腐敗著しく目こぼしできなくて極刑が決まっていたコーラル・コンラッドら元火星支部上層部。
あるいは火星をはじめとした圏外圏で企業連などがとらえていた元海賊やならず者、武装集団の人間。
更には地上に連れてこられ、裁判を待っていたギャラルホルンがとらえていた犯罪者などなど。
元々の段階でもはや弁解の余地もないほどに重罪の確定した彼らは、それこそ、人としての扱いをしなくてもよいとされたのだ。
そして彼らは強制的に阿頼耶識の施術を、それこそ、通常の阿頼耶識を超える人体改造施術を受けさせられることとなった。
極限まで肉体と機械を繋ぎ、尋常ではないスペックを発揮できるようにするための、もはや人間をデバイスとして扱うという非道。
恩赦の機会という名目こそあったが、ほぼ使い捨ての、死にに行かせるようなものでもあったのは確かだ。
施術後はまともに人間として生活できるかどうかも怪しいほどの大手術によって強引に阿頼耶識に適合させたのである。
彼らの生命維持活動は外部からスイッチ一つで如何様にもできるという状態であり、まさしく生きた部品にまで墜ちていたのだ。
無論のこと、その過程で犠牲者も出た。だが、それはギャラルホルンにとっては単なる数字上の消耗でしかなかった。
元より重罪の決まっていた犯罪者だ。死刑にして後始末に時間をとられてしまうよりも、よほど有効活用できる、と判断されたがゆえに。
斯くして、2000名近くいた人間(材料)を実験や試験のために酷使して、研究は急速に進められた。
そして、最終的に生存者を300名ほどにまで減らしながらも、阿頼耶識対応のデバイスとして完成させることができたのだ。
そして、さらに補充された材料に対して施術者を施し、さらに数を増した。およそ500名。恩赦につられ、人を捨てさせられた犠牲者であった。
これらはギャラルホルンにおいて研究されていた阿頼耶識対応のMSを量産化した「グレイズ・ギニョール」への搭載がすぐに決定された。
極限まで反応速度と精密動作性を追求し、白兵戦において高い能力を発揮するように用意されたその大型MSは、極めて高い評価を受けた。
単独でもMS数個中隊に匹敵する戦闘力を持ち、シミュレーション上とはいえMAとさえ戦えたというのはギャラルホルンの自信を深めた。
さらに、量産性が良いとは言えないギニョールを数的に補うグレイズの改造型「グレイズ・ブロウズ」も量産された。
グレイズと大差ないように見えるが、間接の可動域や耐久性、主機出力などを改造したそれは阿頼耶識と合わせグレイズの完全な上位互換と言えた。
おまけに「グレイズ・ブロウズ」はギャラルホルンの名家ザルムフォート家が所有するガンダム・ダンタリオンの装備などが取り込まれている。
即ち、通常のMSを超える大型腕部と装甲システムによる戦闘能力の強化だ。マイナーチェンジとはいえ、阿頼耶識との相性は抜群であった。
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弥次郎様、怖いのですが…
虚淵作品の、希望かと思ったら絶望シーンの寸前みたいで…
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最も、専用装備の生産性の悪さからネイキッドモードで送り出された機体の方がはるかに多かった。
それでも阿頼耶識適合機のブロウズは100以上送り出されて中核を担うことになったのであった。
そして残りの阿頼耶識出力デバイスは、専用の改造を施す時間がなかったために通常のグレイズに搭載された。
如何に量産性を意識したネイキッド・ブロウズにしても、やはりコストや整備性などの観点から逃れられなかった。
ともあれ、阿頼耶識に対応したMSをかなりの数揃えることに成功したギャラルホルンは、これを切り札とした。
らに、暴走のリスクがあると危険視されていたMAの制御機構としてそれらを搭載するということも決定した。
人と機械をダイレクトにつなぐことにより、訓練などをほとんど経ずとも、おのずから自分の体として十全に使えるようになるのだ。
元より人間としての形を失っているのだから、人間の形状以外の機械につなごうと問題なかろうというわけである。
斯くして、人類の僕として貶められたハシュマルタイプ、アリエルタイプ、オファニムタイプらが少数ながらもロールアウト、戦力化された。
さらにはそのMAと連動する形となる無人兵器「プルーマ」の制御や連動を行う機構も合わせて使うことによる集団戦闘への適合も行われた。
無論、これらに対して批判の声がなかったわけではない。
しかしながら、ギャラルホルンにとっては地球連合への恐怖の方が上回っており、それらの声は事実上黙殺されている。
何よりも、ギャラルホルンにおいて現状トップであり最高権力を握っているイズナリオ・ファリドの後押しが何よりも効いていた。
元よりこのエドモントン攻防戦において地球連合を下し、ギャラルホルンの武威ここにありと示さねば終わりなのだ。
これまでの失敗などと合わせ、ギャラルホルンはその責任を取らされて解体などの処分を受けることになるだろう。
斯くして、ギャラルホルンはかつて駆逐し、隠滅し、秘匿したそれらに自ら使うという禁忌を犯すことになったのだ。
-アーブラウ領 エドモントン郊外 ギャラルホルン陣地
遊撃戦力による浸透突破、艦砲射撃、さらにMSやMTの大量投入。これらを以てギャラルホルンの陣地は穴を穿たれた。
だが、ギャラルホルンとて予備戦力については用意していたし、こういう押し込まれる状況になったからこそ、特別部隊を出すことにしたのだ。
ここで突入部隊の市街地への侵入を許せば、MSなどのギャラルホルンの抱える戦力の過半が手を出せなくなる。
いや、市街地にMSを送り込むことはやろうと思えばできるが、その影響が計り知れないほど大きいのだ。
エイハヴ・ウェーブだけではない、MSという巨体が暴れることによる物理的被害は尋常ではない。
如何にアーブラウがある程度の被害を許容しているとはいえ、そこまでやってはおしまいだ。
そういった経緯を経て、前線指揮官であったマクギリスが出撃直前に命じた通り、ギャラルホルンの作戦司令部は特別部隊の出撃を命じたのだった。
防衛ラインの最後方、秘匿されていた格納庫から真っ先に出撃したのはMA群だった。
MAは今にも突破されそうな最前線、エドモントン西部の戦線へと真っ先に投入されたのである。
『敵陣値より新たな敵影を確認……』
『大型兵器……いや、MAか?』
『ライブラリ照合あり……嘘だろ、本当にMAだ!この世界における殺戮兵器だぞ!』
『いかん、攻撃が来るぞ!一般機は下げさせろ!防御態勢!』
そんな地球連合および火星連合軍の混乱などをしり目に、獅子のようなMA「アリエル」はそのビーム砲を解き放とうとしていた。
前衛にはまだ味方のMSなども存在している。だが、そんなことは大した問題などではなかった。
少なくともMAに搭載されている阿頼耶識対応出力デバイス---改造されつくした人間とそれに指示を出す管制官にとっては。
『おい、何だよアレ!』
『味方なのか……?』
『新型のMWとか聞いていたが……』
『やばい、射線上に味方がまだいるぞ、対比させろ!』
現場の兵士たちにとっては、突然の救援。しかし、その行動はとてもではないが味方を考慮していなかった。
チャージされていくビーム砲の射線上にまだ味方がいることに全く関心を示していないのは傍目からも分かった。
『おい、誰だか知らんが、攻撃を止め……っ!』
一機のグレイズがアリエルの傍に近づいて近距離通信を試み、友軍の退避まで待つように促そうとした。
だが、その返答は苛烈だった。尾部に装備された蛇腹剣による、強制的な排除だったのだ。反応すら間に合わなかったそれは、グレイズを砕き、吹っ飛ばす。
まるで、巨大な獣が集ってきた虫が邪魔だから、というような、そんな無造作な一撃だった。
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『な、何やっているんだよ……味方だろう!?』
『どうなっているんだ……』
混乱する彼らをしり目に、ついにアリエルタイプ達はその砲撃を放つ。
都市などをまとめて焼き払うことも前提としたその出力のビーム砲は、刹那を通り越して地球連合軍の集団へと迫った。
だが、それに対応したのは前衛のMT隊だった。後方からの指示を受けたレイヴェルは一気に集合。
互いを足場とすることで陣形をくみ上げ、一つの壁のようになっていく。さらにはそこにMSなども加わってシールドを構えた。
そして、バリアシステムを全力で稼働させる。元々ギャラルホルンに処分を任せる前に解析等を済ませていたのだ。
そのMAがどのような挙動をとり、どのような攻撃手段を持っていて、それに対抗するためにはどうすればよいかをよく知っていた。
刹那、激突。
展開されたバリアはビームに対して垂直に展開された。下手に丸めると後方に逸らされて被害をもたらしかねない。
かといって反射させるように展開すれば今度はビームがエドモントン市街地を焼き払ってしまいかねない。そういう判断だった。
果たして、それらのビームは見事に逸らされていった。MAも防御されていると分かっているから全力で照射するが、それでも防御は揺らがない。
『……』
そして、照射が終わり、しばし戦場に沈黙が下りた。
MTとMSによる防御陣形は見事に後方を守り切った。逸らされたビームで地面が穿たれはしたが、それだけだ。
不意打ち気味に出現して攻撃を仕掛けたMAの砲撃は見事に防がれてしまったのだ。バリアはみじんも揺らんでいない。
だが、MAは驚かない。機械と一体化したパイロット=デバイスは即座の判断で格闘戦へと移行する。
巨大なクローを備えた四肢が力強く地面を蹴ると一瞬で肉薄してくのだ。
『させない……!』
だが、まとまってとびかかろうとするその集団は上から襲い掛かってきた機体---ネクストによって強引に足止めされる。
セントエルモス所属のネクスト3機が補給を終えて戻ってきたのだ。それぞれが格闘兵器を構え、上空から強襲。
そのクローや巨体がバリアと激突し、一瞬硬直したタイミングを見事に狙い、武器で串刺しにしたのだ。
『まだ動くか……!』
だが、ウアス・ロッドで貫通されながらももがくようにしてアリエルタイプは振りほどこうとする。
生物的な、文字通り生きているかのような動きの中で、ビームをまき散らし、テールブレードを振り回してカノプスを振りほどこうとするのだ。
『邪魔だ……!』
襲い掛かるテールブレードを、腕部のUナノマシン装甲を変化させて形成したKPビームサーベルで一瞬で斬り飛ばす。
さらにOBを起動させ、力で強引に地面へと押し付けていく。それに必死に耐えるアリエルタイプだが、やがて地面にめり込み、磔にされた。
それでもなおもがき、威嚇するように咆哮を上げる。
『おしまいだ』
だが、その動きが止められたことはイコールで死を意味する。
KPビームライフルを構え、カノプスは何のためらいもなく引き金を引いた。
いかにMAの装甲と言えども、根本的に相性の悪いコジマ粒子の弾丸を防ぐには至らない。
まして、どこに中枢があるかわからないという判断から全身を打ち抜かれてしまったのだから、最早致命傷だ。
『すごい……あの怪物を一瞬で……』
『他の奴もだ……』
『やったぞ……』
だが、セントールの意識は次の敵へと移っている。
押し寄せてくるのは大量のグレイズだ。
だが、明らかに動きが違う。俊敏に、生物的に、これまでとは明らかに違う気持ち悪い挙動をしている。
さらには、グレイズをそのままスケールアップしたかのようなモデルまで存在していた。
『……まさか、な』
試しに、KPビームライフルを一発はなってみる。見え据えた一撃だ。一瞬で着弾するとはいえ、避けられないことはない。
そして、その標的となったグレイズは、銃口が向けられた次の瞬間には回避運動に移っており、後続のグレイズもそれに合わせて俊敏に逃れていた。
『ブラフマン、少々まずいことになった。相手は阿頼耶識を搭載したMSを投入してきている、それも大量にな』
『は……?』
それは、何度となく三日月たちとMSでの訓練をしたからこその断言。それしか証拠はないが、自信はあった。
『かなりの数繰り出してきた……このまま対処に移る』
そして、後続の鉄華団やタービンズのMSの先陣を切って、ネクストたちはMSの群れと衝突した。
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-ピュタゴラス級ISA戦術対応全域航行戦艦「エウクレイデス」指揮所
ブラフマンは、セントールの報告を半ば信じられなかった。
阿頼耶識。それについてはよく知っている。このP.D.世界におけるマンマシンインターフェイスシステムだ。
特大のリスクと引き換えに高い能力を得られるという施術。しかし、それは子供にしか使えないはずであった。
「まさか少年兵を……いや、だが……」
「あの動きは間違いなく阿頼耶識のモノだろう。まるで人と機械を融合させたような、そんな反射だ」
クロードも信じがたいのだが、現実は変わらない。
モニターに映し出される映像。それは鉄華団やタービンズのMSと会敵し、戦闘に入ったグレイズ達の動きを追っていた。
全体として、セントエルモス戦力が優勢だ。武器の差や機体性能の差が存在しているのだから。
だが、同時に拮抗もしている。これまで簡単にやられていたグレイズとは異なり、明らかに攻撃を先読みし、回避し、場合によっては受け止めるなどしている。
大型のグレイズに至っては、その大きさによるパワーを生かしてか、強引に拮抗状態に持ち込んでいる有様だ。
そのサイズに合わせた武装と質量でバルバトスは動きを釘づけにされているほどである。当然三日月は反撃を行う。
しかし、躱されているのだ。瞬間的な反応や回避は生物的で嫌悪を覚えるほど人間的で、しかし機械的に精密すぎた。
これまで容易く屠られてきたギャラルホルンのパイロット達とは思えないほどに。
「ブラフマン指揮官!各方面にてMAおよび新型のMSが多数確認。
カラール自治区などで回収されたMAと同系と推測されます!」
「……ギャラルホルンめ、アレを使いこなせると考えたか!」
「通常の、尋常な戦力では抑えられないと判断したのだろうな」
「ああ……だが、予定は変わらん。そろそろ突入部隊を市内に入れたほうがいい。
軌道降下部隊に敵の主力の対処は任せ、セントエルモス戦隊は突入の準備するように各機に通達!
火星連合の戦力はいったん下げさせろ!流石に阿頼耶識のMSやMAなんかの相手はきつすぎる!」
「了解!」
だが、対処する方法は決まった。ブラフマンはすぐに指示を更新し、各所への対応を命じていく。
阿頼耶識搭載のMSを一体どうやって確保したのかはさっぱりわからないが、今はそれを排除することを優先すべきだ。
「鉄華団、ハシュマルタイプとエンゲージ!これは……グレイズを組み込んでいます!映像回します!」
モニターに映ったそれは、鳥のような外見のMAに無理やりグレイズの上半身を繋げたような、そんな歪な姿の兵器だった。
「続いて鉄華団から報告!ガンダム各機に異常発生!MAに対して反応を示しています!」
「ガンダム・フレームに宿っている人工知能の意思か……MAを排除するために動こうとしているな。
無理に対処させるな。丁度サイコガンダムの小隊が控えているなら交代させてやれ」
「了解!」
このまま対処させてもよかったかもしれない。
だが、ガンダム・フレームの完全な能力を発揮させた場合どうなってしまうのか未知数なところが多いのも事実だ。
シミュレーション上では連合の標準的なMSにさえ肉薄しかねないとんでもないスペックを発揮できると計算されていたのだ。
過剰すぎる力はリスクが伴うという判断から意図的にリミッターをかけておいたが、まさかガンダムが自力で抜けてくるとは。
(まだまだ分からないことだらけ、か)
ともあれ、戦局は楽ではなくなった。敵の切り札的な戦力であろう阿頼耶識対応のMSに、改造されたMA。
300年前の厄祭戦における遺産を遠慮なく投じてくるということは、イレギュラー要素となりうるものだ。
相手の実力が途端に未知数になったのは厄介。勝てないこともないが、何が起こるかわからないのは、相手が強いことよりも厄介だ。
この戦い、思った以上に苦戦するかもしれないという予感が、ブラフマンの脳裏をよぎった。
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-アーブラウ領 エドモントン郊外 ギャラルホルン陣地 某所
特徴的な家紋---北欧神話に登場するフギンとムニンのそれを刻んだグレイズの集団が移動していた。
指揮官機を筆頭としたそれは、市街のぎりぎり外側、エイハヴ・ウェーブの影響が及ばないラインを沿うようにして移動。
持ち場であったエドモントン南部防衛ラインから西部防衛ラインへと移動していた。それもかなりの速度だ。
現状、ギャラルホルンの戦線は入り乱れていた。
西部方面からの一点突破かと思われたが、MSの軌道上からの投入という搦め手でギャラルホルンの戦力の分散と釘付けを実施されていた。
その対抗のためもあり、また前面の戦力が溶けていったということもあり、特別部隊の出撃なども遠慮なく行われていたのだ。
そして、同時に出撃が許可されたのが、セブンスターズの戦力であった。
通常戦力や阿頼耶識を施された特別部隊よりも失いたくない戦力であり、その為に出場は意図的に遅らされていたのだ。
ギャラルホルンとしてはこの戦いには当然勝たなくてはならないし、勝つつもりであった。
しかし、勝った時にまとめ役であるギャラルホルンの上層部、セブンスターズが残っていないでは元も子もないのである。
それゆえの温存。精鋭部隊とはいえ、いきなり投じるとそれだけリスクが伴うというわけであった。
マクギリスやガエリオ、カルタらが出場するまでに時間がかかったのはそういう判断もあってのことだったのだ。
というわけで、ファリド、イシュー、ボードウィンの3家ともう一つ、ギャラルホルンのセブンスターズの一員であるクジャン家の人員も動いた。
高齢であり病床にある現当主が出場することは叶わない。なればこそ、次期当主である継嗣が代表して出場することになる。
ガエリオやマクギリスが出場したのとまったく同じ理由ということになるのである。
その人物の名前は「イオク・クジャン」。
お分かりだろう、火星-地球間の航路において火星連合代表であるクーデリア・藍那・バーンスタインを襲撃した張本人である。
「急げ、本命は西部戦線だ!」
彼の叱咤は、至極真剣だ。彼は真面目であるし、自らの仕事も一応、一応はわかっていた。
ただし、彼は彼の見える世界で完結していたのであるが。
ともあれ、彼は部下ともども出場が許可された時点で、担当していた南部から西部へと移動した。
地球連合と火星連合の主力が押し寄せているのがそちらだ、という情報をつかんでいたがためだ。
無論そこは激戦区であり、MAや阿頼耶識出力デバイス搭載のMSが大量に投じられているという場所だ。
対抗するために地球連合も精鋭戦力をぶつけているし、MTなども山ほど投入することで物量突破を仕掛けている。
控えめに言って、彼のような技量の足りないものが出て行っても的にしかならない。いや、的になるだけましかもしれない。
それでも彼が向かったのは、偏に自身の窮地を救ってくれたファリド公に報いるためであった。
マクギリスはいけ好かないとしても、処断されるかもしれないところを救われ、後援してくれることになったのはありがたいことだった。
処分なども軽く済んだし、おまけに汚名返上の機会としてエドモントンでの戦いに出場するのも許可してくれているのだから。
なればこそ、自分の力で手柄を立て、ファリド公に勝利を捧げてやりたいというのが彼の偽りのない考えであった。
(イオク様、大丈夫なのか……?)
(エリオン公からいきなりファリド公に乗り換えたようなものだしな……)
(やる気はあるのは確かだが)
だが、部下たちとしては不安を隠せない。今回のようなことが以前もなかったわけではない。
そのたびに何度となく諫め、後始末をし、よくよく言い含めるなどしてきたのだ。エリオン公が援助してくれたこともある。
それを差し引きしても、今回向かう先はそんな生ぬるい状況ではないのは嫌でもわかっていた。
何しろデータリンクによって西部戦線で戦力がどんどんと溶けていき、被害が大きいことは判明していたのだから。
(最悪、無理やりでも止めよう。いつものように……)
(そうだな……)
だが、彼らもある種楽観があった。
この手の状況でも、自分たちが体を張って止めれば何とでもなるのだと。同じMSに乗っているわけだし、数機で押さえれば何とかなる。
例え活躍できなくとも、ともかく生き残らせればいいわけであって、それはファリド公からの命令にも従うのだし、と。
斯くして、彼らは真っ向から飛び込むことになったのだ。慢心と油断という物を抱え込んだまま、血を血で洗うがごとき地獄へと。
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以上、wiki転載はご自由に。
激戦です。
というわけで、某ハガレンに出てきた方式で…実現させました。
倫理観?そんなもんはないよ
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乙です。
割り込み失礼いたしました。
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>>944
乙ありです
まあ、割り込みはよくあることですので…
どうせ死刑か死ぬまで禁固な奴らを使っているからむしろ人道的じゃないですかね?
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一応死刑囚を材料にしているので、子供や味方の兵を使うよりは…というやつですか。
確かに世論も死刑囚ならと反発は相対的に低くなりそうですね。
…制御できるかは別ですが。
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ゲート 夢幻会の憂鬱 令和世界の国家地域の設定(ほとんど出しませんが)
を5分後くらいにアップします。
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>>946
ま、そういうことですな
死ぬかもしれないならば、逆説的に死んでいいやつを使えばいいというわけです
治安維持とかを仕事とするギャラルホルンならば、材料には困りませんし、万が一の時も人道に配慮したと言い張れます
現実でも、どこぞの放火魔を生かすために検証されきっていない技術が延命のために使われておりますしな
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おつです、MAの火力は手加減できるもんじゃないですからなあ・・・そら味方ごと撃つわっていう話ですし<そこまで判断すらできない
ガンダムに関しては今は下げろと余裕はありますが最終的にはこのリミッター解除を制御してガンダムの力を使いこなさなければならないんですよね・・・
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ゲート 夢幻会の憂鬱 令和世界の各地域の状況
中東
オスマントルコ、オマーン帝国 ペルシア帝国の三国と幾多の小国で構成されている
オイルマネーもあり全般的に国は豊か、ただ科学の発展に伴い石油の価値が下がっているため
次なる産業の育成に力を注いでいる。日本との関係は良好、各国は日本との関係をつよめるべく日本の皇族との縁談を申し込んでいるが
現時点では最大の大国であるオスマントルコが一歩リードか?
アフリカ大陸
地中海沿岸をオスマントルコ、サハラ以南を日本、現南アフリカ近辺を独立諸国家によって統治されている。
その埋蔵資源の多さ、日本の存在もあり治安も良好
南部はヨーロッパの収奪もありやや貧しいが、今後の発展が見込まれている。
日本との関係はやはり良好。
南アメリカ
パナマ運河とマゼラン海峡近辺以外はほぼ現地人と日本人の混血の国家群によって統治されている。
そのこともあり日本との関係は良好
主要産業は中産階級向けの高品質な農畜産物。シェアを少しでも増やすべく健全な競争が行われその分野で日本を猛追している。
日本
モンゴル帝国をも超える史上最大の世界帝国、世界の警官であるが史実アメリカほど恨まれていない
これは長年の海外領土の現地明との同化政策、相手の文化宗教を尊重しつつ取り込んでいくというスタンスを取っているため
各文化圏の文化宗教を尊重した態度からくるものとされている。
とにかく政治文化産業軍事とすべての分野で世界をリードする超大国である。
中韓
中国は大分裂し圧倒する大国がないため、この状態が一世紀は続くと思われている。
日本に対する態度は、統一がなったらその覇権を奪ってやるというものだが
それがその事に気が付いている日本の警戒を買い分断工作を受ける原因となっている
その為一部では統一がなるのは宇宙開発を済ませた日本が宇宙に居を移してからではないかともいわれている。
韓国は日本の無関心と隣接している中国の大分裂状態もあり李朝末期のまま現在に至っている。
その結果小中華思想を拗らせ、いま世界を覆っている文化文明を下等なものとみなし、それに染まった中国も禽獣の国と発言
2050年に至った現在でも農作業は手作業、軍隊は剣、槍、弓で装備された部隊で構成されている。
いずれ世界は朝鮮皇帝の徳に服し、日本はその領土を差し出すであろうと本気で信じている。
ヨーロッパ
暗黒世界。
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とりあえずアップしました
うーん挑戦がえらいことになっている^^;
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乙でした
欧州が一行で片付けられていて草。
まあ、ローマが消えてその後欧州の発展を担保するものがなければねぇ…
>>949 657氏
MAに搭載されている奴ら、そこまで判断できません
ただ敵がそこにいて、攻撃できるからというだけで判断しています
原作でもグレイズ・アインはルールや味方への被害もガン無視していましたしねぇ
>ガンダム
ガンダムに関してはいったん下げられましたが…まあ、この後、ね?(タワケ様を見ながら
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弥次郎氏乙です。
死刑囚だけ使ったなヨシ!(現場ネコ並み感)
流石に軽犯罪者は世間の目が厳しかったですか・・・
MAに関してはまあ機械である以上制御出来れば使えますからね・・・
しかし・・・ここまで派手にMAを使うと成ると連合側も対MA戦力用意しますかねぇ・・・
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冷石氏乙です。欧州が完全に南蛮に鳴ってる・・・
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乙です
北米「あ、あの私は?」
-
両氏ともに乙
阿頼耶識による地獄の釜が開いてるな・・・・
治安維持組織でこれをやってしまってる時点で救いねえ世界だ・・・・
世界各国で日本の影響を受けてるのに唯一影響にない国朝鮮王朝・・・
各国とも興味もって調べても「お前マジか!マジか!?」と叫びそう
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弥次郎さん乙です
イオク様親衛隊はこの先生きのこれるのか!
いつに出てきたギャラホ阿頼耶識隊ですね。
なんやかんや言って肉薄は出来ているので、既存のMSよりは性能優秀ですねぇ。
ここら辺は流石300年前の技術というべきか…
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>>948
いわゆる「これらは人間としては運用していないので」ってやつですね! わかります…わかりますよナナチ(I)
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冷石さん乙です
アフリカの代わりに暗黒世界と化している欧州よ…
そういやアメリカでも先住民を支援していたってことはアステカとかインカなんかも生き残っていたりするんですかね?
-
お二人とも乙です。
>禁忌
ギャラルホルンが負けそうになると、今度は阿頼耶識システムに手を出すか。
つごうがええのう。(はだしのゲン風)
>ヨーロッパ
>暗黒世界。
文明崩壊中w
復活はいつでしょうなぁ。
-
>>953 ナイ神父Mk-2氏
>死刑囚だけ使ったなヨシ!(現場ネコ並み感)
どうせ殺すか死ぬまで刑務所ですし、誤差だよ誤差!
まあ、流石に軽犯罪者まではできませんからねぇ…ここら辺は汚れを嫌った節が…
>ここまで派手にMAを使うと成ると連合側も対MA戦力用意しますかねぇ
まあ、現場にいる戦力だけでも余裕で倒せそうですけどねぇ…
戦後はMAが戦力のかなめになりそうですけども
>>956 New氏
>治安維持組織でこれをやってしまってる時点で救いねえ世界だ
むしろ治安維持組織だからこそできてしまう方法だった、そしてギャラルホルンだからこそ禁忌の技術を密かに伝えていてしまった…
不幸な合体事故ですな
>>957 トゥ!ヘァ!氏
>イオク様親衛隊
まあ、イオク様は何とか助かるのでいいんじゃないです?(鼻ほじ
>なんやかんや言って肉薄は出来ているので、既存のMSよりは性能優秀ですねぇ。
性能「は」優秀なんですよねぇ…少なくとも、非搭載型よりは強いです
倫理観を投げ捨てられるかという問題になりますけども
>ここら辺は流石300年前の技術というべきか…
原作のバルバトスでさえ本来のスペックを出しきれていないとのことですからな…
全力のガンダムでやっと倒せるMAというのは恐ろしいのでしょうな。殊更、上位種ともなれば…
>>958
イエス
どこぞのサンマグノリアの少佐も言っておりました
豚に人権は与えられなくとも誹りは受けない。
そして、何か理由をつけてその人間を豚と定義した時、人倫は損なわれない、と。
>>960
結局のところ、ギャラルホルンも禁忌とされた力を手放せなかった
むしろ禁止され、強力であるがゆえに独占したかった、あわよくば使いたかった
気分はパンドラだったのでしょうねぇ
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・・・・まあ死んでもいいというか死刑の代わりにしただけのようなきがする
そういやこの戦いで野良のMAが起動するかもしれないって前話しましたっけ?
MAが動き出すと他の休眠状態機が起動していくみたいな話
したようなしてなかったようななので
-
>>962 エンジェルパック氏
でも、何の罪もない一般兵に強要するよりかなんぼかマシでしょう?
>この戦いで野良のMAが起動するかもしれないって前話しましたっけ?
特にした覚えはないような…
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>>962
原作ですとMAというよりはMSなどに搭載されているエイハヴリアクターの波動を検知するとMAが起動するって仕組みですね。
原作のハシュマルはリアクターの波動が届かないハーフメタルの鉱山の奥深くに埋まっていたため、今まで起動することはありませんでした。
このため現状休眠状態のMAが存在しえるのは原作ハシュマルのようなリアクターの波動が届かない特殊な立地で眠っている個体となりますな。
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弥次郎 氏 トゥ!ヘァ! 氏
返答ありがとうございました。ああMAの起動うんぬんは原作設定の説明で見ただけか
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基本的にMAの未発見個体って厄祭戦以降エイハブウェーブの届かない地域か場所に置いてあるって話でしたっけね・・・
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>>966
との話ですね。
出ないければMSや艦艇のウェーブに反応して即再起動しているはずですので。
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>>966
壊れている状態でならば、エイハヴ・ウェーブに満ちた空間に存在しているかもですけどねぇ
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>>968
そう言ったのは珍しいジャンクとして回収してる所も有りそうですわ・・・
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そう考えると誰かがうっかり修理して暴走って良くならなかったですな
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>>970
実際問題数百年発掘もされてないらしいので余程人類圈から離れた所にしか居ないのかと・・・
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まあ、目立つところにあるやつはギャラルホルン初代たちが頑張って回収したでしょうしなぁ…
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ありそうなのは木星より更に向こう側か金星などより更に内側かでしょうかね。
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ゲート 夢幻会の憂鬱5分程度後ににアップします。
ちょっと短めです。
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ゲート 夢幻会の憂鬱
平成日本への特地人の訪問は表向きは平穏に終わった。
伊丹が特戦隊所属であることを知った栗林が嘆いたり。
国会招致されたヒロインズによるドタバタ。
伊丹の元妻梨沙の家でピニャとボーゼスが腐界の扉を開いたり。
と、ほぼ原作通りにイベントは進んでいった。
原作と違ったのは熱海の温泉旅館での襲撃がなかったことである。
「どういうことだ!」
アメリカ大統領マッカランは平成日本総理大臣北條に受話器越しに怒鳴りつける
「ええ、ですから私は人員を引き上げさせましたよ。
いやー、まさか夜に銃火器を持った外国人がいたので現行犯逮捕した民間人がいて
その”犯罪者”の中にオタクの工作員がいたなんて、こんなこともあるんですね」
「そんなバカな話があるか!」
「犯罪者の現行犯逮捕は民間人にもできることは我が国の法に定められています。
まさか、特地からのVIPを誘拐するから民間人は銃火器を持った犯罪者を見逃せと、民間に命じろとでも?
そんなことをできるような権力を私は持ってませんよ?」
「もういい、わかった」
そう言ってマッカランは電話を切る。北條は
「いや、まさかこんなことがあるとはね、事実は小説より奇なりというかなんというか」
もっとも北條もそんなことはないと思い、おそらくは昭和もしくは令和日本が人員を派遣したのだろうとあたりを付けている。
そして盟友である嘉納に電話を入れ今夜おきた事を伝えた
「なめられてるな、こちらの世界だけじゃなく、あちらの世界からも工作員が来ているか」
「我々政治家の今までの怠慢のつけが来た、という事だな」
「今回は結果だけならよかったと言えるが、いろいろと法整備をいそがにゃならんな」
「ああ、これからが正念場だ」
そう言いあい、夜はふけていった。
一方その海外の工作員を”逮捕して警察に通報した民間人たち”は集まり話し合っていた。
「任務は完了したと上には報告した」
「しかし、同じ日本がこうまで弱腰とは、遺憾だ」
「事実上アメリカの属国だからな、我が国もWW1で負けていればこうなっていたかもしれん」
「ふん、今回は新製品のデータが取れた県もよしとしておこう」
「それではな、千早の」
「それではな、イワサキの」
この会話で分かるように彼らは令和日本から来た工作員だった。
令和日本では企業間の抗争が激しく、産業スパイなどの裏工作が当たり前のように行われていた。
それを防ぐのが企業工作員である。彼らはその企業工作員であった。
彼らは普段から企業間で暗闘を繰り返している、そのため平成世界の国家工作員をも超える経験を積んでおり
令和世界の装備もあり、現行犯逮捕などお手の物であったのだ。
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ゲート 夢幻会の憂鬱アップしました。
令和日本の秘密工作員が暗躍しております。
昭和世界に食糧支援をポンと出すようにお人よし感のある令和日本でしたが。
200年以上覇権国家であり続けた国です、そんなお人よしだけの国ではありません。
国家主権?何それおいしいのくらい当たり前のようにいう国でもあります。
wikiへの転載はご自由に
感想ご意見お待ちしております
冷石でした
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乙です
原作でもそうですが、今回はそれ以上に相手が悪かったですね。
まあ原作みたいに惨殺全滅しないだけ工作員の皆様は運が良かったようで。
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乙です
楽しいおしゃべりの時間だ…
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乙でした
相手が悪すぎる・・・
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あと特地の描写の参考に
ttps://youtube.com/c/SPQRJapan
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乙。当分は令和世界が主導権握り続けるな
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>>980
次スレよろしくです。
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乙でした。
ヤベエよ令和日本。
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乙です。まあ、技術とかで上回られてればこうも成ります罠・・・
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とあり得ず>>980氏の反応が内容なので建ててきます。
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新スレ建てました
日本大陸クロススレ その165
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1647176451/
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はい、ヤバイです令和日本。
平時でも裏工作は当たり前、敵認定したら「墓は作ってやる、安心しろ」
とばかりに殴りまくります。それを知っていることも令和世界はおとなしい理由です。
裏工作で済んでいるうちはありがたい、軍事オプションを使うとなると文明崩壊手前まで追い詰めます。
ほんとにヤバイ国です。
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立て乙です
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建て乙です
代理立てお疲れ様です(汗
>>987
これは大国ぅ…ですねぇ!
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>>986
ありがとうございました。
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立て乙です
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立て乙ですよ
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令和日本のヤバサを書いたついでに
令和日本の怒りは遺憾であるの発言につく修飾語で知れる
「遺憾である」
(意味)これが最後通告だ
「大変遺憾である」
(意味)政権トップの首を挿げ替える、今回のゲートでの戦いはここである
「非常に遺憾である」
(意味)よろしい、ならば戦争だ、もしくは文明崩壊まで追い詰める
とされている
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埋め立てますかねー
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そう言えば・・・Fルートネタのロデニウス大陸・・・
ストパン欧州連合VSパ米と言う本来の大陸の持ち主達そっちのけの決戦が起きる訳ですけど、
ネタの状況的に何気に歩兵戦がプロテクトギアVSパワーアーマーみたいな構図に成る可能性が有るのですよね・・・
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>>995
パ米がパワーアーマーでストパン欧州がプロテクトギアです?
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>>996
デ〜ス・・・弥次郎氏のネタで魔導系の技術使った装備フルで付けると
ザク改やドーガ系染みた見掛けに成るって話ですから構図的には此が近く成るかと・・・
対してパ米はアトミックエイジに異常な技術促進ですからそんな感じの進化起こす話しましたし・・・
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まあ、状況的には歩兵部隊の中に時代外れの装甲強化服装備した
重装歩兵部隊が混じってそれ同士の殴り合いが起きますな・・・
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重装備ウィッチvsパ米パワーアーマー隊…
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>>999
その横じゃティーガーVSM24とか言う珍カードですゾ・・・
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