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中編以上のネタの書き込み【架空戦記版】 その9
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ネタスレから発展した中・長編や連載のうち、ミリタリー分多め(例:史実準拠)のネタを書き込んでください。
試験的に投稿される場合はネタの書き込み板にどうぞ。
ネタ内容に関係のない雑談・議論は雑談板にお願いいたします。
投稿にあたってはマナーを守り、常識の範囲内でお願いいたします。
二次創作にあたってはルールのあるものもありますので(例:らいとすたっふルール2004等)そちらも参照ください。
※ 投稿にあたっては下記注意事項をよく読み、それに則りお願いする次第です。 デン氏作成「中編以上のネタの書き込み用 規則10条 − Ver1.02」 更新 2012年 2月28日
【新板につき暫定的に流用させていただきました。】
――このスレには注意すべき事や規則があります。以下の文をお読みになり承諾できる方のみお読み・書き込みしてください。
一つ、ここは中編以上のネタ用スレなので様々な話が長期に渡って飛び交う可能性があります。場合によっては個人的に好きな内容や嫌いな内容が出る事がありますので、それらを覚悟した上でお読み・書き込みをしてください。
二つ、ここは中編以上のネタ用スレなので「少々の議論」はともかく、「本格的過ぎる議論」や「相手の価値観を潰す議論」は絶対にしないでください。以前それが原因で話が失速や潰れたりしています。冷静かつ楽しく書き込みを行って下さい。
三つ、ここでの話題はネタスレで中編以上のネタスレへの移行が推奨された話題のみです。それ以外の話題についてはネタスレに書き込むようお願いいたします。
四つ、「不適切発言」や「暴言」、「高圧的な発言」はしないでください。
五つ、ネタSSを投稿する際は出来るだけ、前持って投稿宣言をして下さい。いきなりですと動揺や迷惑、SSの分断の元になる可能性がありますのでご協力をお願い致します。
六つ、ネタSSは原則何でもご自由ですが「生々し過ぎる・性的・残酷すぎる」SSは禁止です。それらを守れれば「自重しないSS」はOkです。後は七つ目を読み、警告を入れましょう。
七つ、ネタSSが人を選ぶ様な場合はSSの最初に警告で目立つ様に表示してください。
また、ウィキに搭載しても良い場合は警告の時に一緒に供述してください。またこのSSに限り何か禁止、許可したい場合なども警告に一緒に供述してください。
八つ、他作者の二次創作関連の話は慎重に取り扱いましょう。荒れる可能性が高く、他作者のファンの皆様の機嫌を損なう可能性があります。十分気をつけましょう。
九つ、産業作品や他作者の二次創作関連も含め、批評などは「きちんとした理由」なしに書き込まないようにしましょう。元々二次創作などは炎上しやすく、些細な事でここの掲示板に多大な迷惑をかける可能性が高いです。そこら辺もよく考えた上で書き込みましょう。
十つ、みんなで仲良く話しましょう。
次スレは>>980が立てること、できない場合はスレ作成を依頼して下さい。
※前スレ
中編以上のネタの書き込み【架空戦記版】 その8
ttp://jbbs.shitaraba.net/otaku/9191/#5
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建て乙
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乙です。
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建て乙です。
とりあえず、主砲については呉でも可ということで…
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戦局の悪化に鑑み呉の海軍工廠の施設の一部を室蘭に移転・疎開した
という風に考えれば辻褄が合わなくもないw
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頑張って室蘭の工廠でも造れるようにした、で良いんじゃね
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同時に、用途が微妙である46センチ砲の在庫を移転と…
のちの要塞砲などに転用することも考えて。
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スレ建て乙です。
書き込みが間に合わなかったので。
前スレ>>988
この世界だと米軍のM103や英国の「コンカラー」が
どうなるか大変に楽しみですね。
特に欧州大陸派遣軍に所属するかが。
あと米国海兵隊所属のM103が日本にも配備されるかも。
最も重量過大から来る接地圧の高さと動力共用化から来る
大幅なアンダーパワーの問題はどうにかしたい所だと思いますが。
……鉄道用ですが、日本には1960年代には実用的な1000馬力級の
中戦車に搭載できる規模の液冷ターボディーゼルがあるんですよね。
発動機2基を出力合成する流体変速機もセットで。
基礎設計が昭和9年制式化なんで些か古いですが、
直噴化改良等で最終的に1500馬力に達するエンジンなんですよ?
一応。
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>>7
要塞砲と言えば、陸軍の大阪造兵廠や呉海軍工廠は
どうなっているんでしょうね?
史実だと、GHQによって早速廃棄処分されていましたし、
朝鮮戦争の時に米軍が存在を思い出した時には5式30ミリ航空機関砲や
ホ-5・ホ-103航空機関砲、九九式二〇粍二号機銃四型・五型機銃の
製造設備と在庫も廃棄済みでしたが。
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>>9
当分はモスボール状態でしたでしょうね。
中華民国が賠償設備として要求し梱包していたりしているかもしれませんが。
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>>10
なるほど。史実米軍の戦後すぐの航空機銃の威力不足を
何とかしたかった(ついでにそれを名目に日本の防空能力を
向上したかった)だけなんですが、確かにそうなりますね、やはり。
で、米中関係と米ソ関係、おまけで米朝関係から設備更新の上、
生産再開出来れば外貨も稼げて復興にも寄与できて万々歳w
なんですが、そう上手く逝くかどうか。
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台湾海峡での中国軍進攻阻止のため台湾の海岸には日本海軍工房製の大砲が要塞砲として使われている・・・
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セイバーの世傑でミグの23ミリを30ミリと勘違いして日本の30ミリに興味を持ったであって朝鮮戦争がなければそのまま処分。
米国産20ミリか英仏の30ミリに移行するまでは威力不足も感じないのでは?
室蘭は疎開で予備砲として砲身のみ試作とか。
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>>11
まあそもそも>>13で書かれている通りだから処分されるのが確実やね
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なんだつまらん。
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ソ連と実際にぶつかるまではアメリカもなあ……
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ここで一度解体されるとなると大分妄想の幅が狭まるな。致し方ないが。
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史実の流れとは可也違うからモスボールから全力稼動の線も捨て切れんぞ?
満州はソ連にパクられ朝鮮戦争では中共では無くソ連が義勇軍を派遣、止めに旭川にB-29コピーで原爆投下……
日本の防空力の即時強化の名目でパットンの親父が稼動命令を出すかも
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降伏後は保証占領の実施部隊である米軍の、さらに上である国防総省と、国務省の半分の方針は日本の速やかな再軍備ですからある程度は残されているはずです。
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>>13>>14
あれ?話中でソ連と朝鮮戦争発生していますし、
20ミリ航空機銃の開発に米軍が失敗しているのは
たぶん史実どおりですよね?
で、IL-2・IL-10やB-29コピーのTu-4も投入されているっぽいし、
当然Yak-9等も投入されていますよね?
しかもドイツ軍との戦争中に米軍が自国の航空機銃の
「威力不足」に気がついているのも。
で、同盟国の英国もろくな航空機銃を持っていないし、
それのライセンス生産にも失敗していて、
戦争終結直後に樺太や満州、半島でソ連側と武力衝突していますよね?
じゃぁ「ソ連対策用の出来合いの機銃」があればとりあえず抑えません?
保険として、論理的に。ドイツ側でも日本側でも。
最もドイツ側の航空機銃は性能は良いけど必要とされる
基礎技術がだいぶ高いようだし、日本側のはエリコン系とM2系の
発展型もあるのだけど。
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>>18、そう言えばそういう流れだったな。
ちょいと遡って読み直してくるか
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>>8
それってDD51のDML61かい?あれ排気量61リットル、変速機はトルコン3基使用と
とても戦車に載せられるサイズじゃないぞ。(レオ2のは47.6リットル)
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>>22
んーサイズ(発動機と戦車の発動機室の容積)を
勘違いしていたか?勘違いだったら申し訳ない。
あと、DD16やDE10/11、それと後の話だけど
計画機DF51やより出力の高いDE50が
それぞれ一応実用でも設計でも破綻していないので
変速機自体は大丈夫だと思った。
DD16は800馬力に落としているとは言え、だし、
DE10/11/15は発動機1基、変速機1基だし、DD20/21
ならば同じ方式で昭和38(1963)念に動力関係は開発に
「成功」していますし。
あとDD51型が動力システムが複雑になっているのは、発動機2基の動力を
変速機を通した後、海軍の軍艦よろしく出力合成して2軸動力台車2基に分配
するからなので、戦車ではそれほど複雑にはならないかと思われます。
確かに推進軸は3軸・減速機が2基・3組の流体トルクコンバーターを内蔵した
変速機が2基、あるけど、発動機が1基ならばDD20やDE10を見る限りは
そこまで複雑化はしないと思う。ユニット化もされているし。
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本当にすいません。沖縄沖海戦SSをまた見直ししてしまいましたので
再々編話を投下します。
何でこう政治的談議に走ってしまうんでしょうかねえ。ウリは。
戦後夢幻会ネタSS――前史「栄光ある敗北」
1 強かなる良心
アメリカ合衆国にとって、1944年はまさに天国と地獄であった。
既に前年にはイタリアを戦争から脱落させ、太平洋でもマーシャルを陥落させたことによって、
中部太平洋における日本軍の一大根拠地であったトラック諸島を戦略的に無価値にしていた
のだが、この時期にはアメリカの戦時生産能力がフル回転したことによって生じた圧倒的な
物量によって、全面的な攻勢へと打って出たのである。
その勢いはまさに圧倒的であり、1944年6月にはノルマンディーへの上陸に成功し、欧州本土
に足を踏み入れることになる。
もはやアメリカの圧勝はゆるぎないものであるというのが大方の予想であった。
だがその予想は、ノルマンディー上陸作戦成功に湧いていた同じ月に行われた、マリアナ沖
海戦で、再生なったアメリカ海軍空母機動艦隊が、連合艦隊によって壊滅的な打撃を受けた
ことで、雲行きが怪しくなる。
艦の補充そのものは、アメリカの国力をもってすれば十分に対応可能であったのだが、海軍の
大敗は、太平洋戦線における陸軍と海軍の主導権争いを激化させることになり、その争いに
勝利した陸軍主導の元、実施されたフィリピン侵攻作戦において、アメリカは、未曽有の
大敗北を喫することになる。
陸海併せて死傷者が10万人を超えるというこの結末は、最高司令官であるルーズベルトが
人事不省に陥っての職務不能という(日本軍ですら全く予想していなかった)大打撃を与える
ことになり、そしてそれは太平洋戦線における陸海軍の主導権争いから、欧州方面における
連合国内での主導権争いという、最悪の結末へと突き進むことになる。
後世多くの歴史家が『この時の主導権争いがなければ、ヒトラーの最期の博打は失敗に終わった
だろう』と口をそろえて言うように、このゴタゴタが、ヒトラーに『アメリカ軍に大打撃を与える
ことで、アメリカの戦争遂行の意思を叩き潰す』という希望を持たせ、そして『史上最悪の
クリスマスプレゼント』と言われる、バルジの戦いでの6個師団壊滅という悪夢を、アメリカに
突きつけることになった。
こうした状況に、アメリカ国内では厭戦気分が増加していく。
わずか2月の間に、アメリカ軍の死傷者数は10数万のオーダーに突入したのである。
もはや戦局の優位性は覆されることはないだろうが、そうであるが故にこれだけの規模の被害は、
アメリカ国民にとって許容範囲を超えていた。
また、アメリカ兵がここまで犠牲を払ったにも拘らず、他の連合国が、口では哀悼の意を述べ
ながらも、陰に日向に主導権と援助をむさぼろうとする態度にも嫌悪感を覚えていた。
実際、この時期の世論調査において、「アメリカが戦争を継続するべき」という意見が、半年前
に調査した時の8割強から6割強にまで下がっていったのである。
良くも悪くもカリスマ性のあるルーズベルトと違い、対話と融和を重視するウォーレスの態度が
戦時の指導者として果たしてふさわしいかと疑義を覚えられたのも大きかった。
そう。アメリカ合衆国は枢軸国を追い詰めながらも戦争を失う可能性が芽生えてきたのである。
真に奇妙な情景ではあるが、しかし既に戦争の勝利ではなく戦後を見据えつつあったアメリカ
にとって、「いかに犠牲を少なくして勝つか」というのは、無視できる要因ではなかったので
ある。
「アメリカの利益が確保できるのならば適当な所で戦争を終わらせても良い」
公然とではないが、少なくともアメリカの名誉と利益が約束されるのであれば、戦争を続ける
意味はないと考える議員も少ない数ではなかった。
彼らはアメリカの議員であり、守るべきなのはアメリカ(並びに自己の選挙区)の利益なのである。
親切心で他国の為に血を流すなど、愚行以外の何物でもないのだ。
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そうした空気に慌てたのが連合国首脳であった。
彼らにしてみれば、アメリカの脱落は戦争遂行において致命傷といえるものであった。
東部戦線で絶対的優位に立ったソ連はともかくとして、英国は欧州戦線で青息吐息であるし、
中国に至っては連戦連敗でもはや国家運営にすら支障をきたしかねない程なのである。
そんな中でアメリカが戦争から脱落してしまえば、彼らは好むと好まざるとかかわらず、独日との
停戦を考慮しなければならなかった。
既に彼らにはもう単独で戦争を遂行できるような余力など残されていなかったからである。
だからこそ彼らは形振り構ってはいられなかった。
ありとあらゆるロビー活動を通じて、アメリカの戦争継続を訴え、ウォーレスに対しても、
連合国の全指揮権をアメリカに譲渡するという政治的屈服すら提示している。
もう既に彼らには政治的遊戯に耽溺する贅沢など許されていなかったのだ。
この連合国側の屈服に、ウォーレスは満足げな表情を浮かべたとされる。
確かに彼は『アメリカの良心』と言われるほど、道義を重んずる大統領であったが、だからといって
その為にアメリカの国益を犠牲にするほど初心でもなかった。
彼にしてみれば、過度な親中・親ソ傾向を示して戦争を遂行するルーズベルトほど、戦争遂行者と
しては向いていない者はなく、理念と実益のバランスを取ることこそ戦争を遂行する上において
大事であると考えていたのである。
このウォーレスの姿勢は、議会の有力者の思惑とも合致していた。
元々、前任者と違って議会を重んじる姿勢を示していたウォーレスは、議会からも好意的に見られ
ていたのだが、彼のバランス感覚は、彼を「リベラルすぎる」と敬遠していた保守派の面々からも
満足いくものであった。
かくして彼の、アメリカの理念と正義をもう一度見つめなおそうという演説は、前任者やヒトラー
のような大衆的な熱狂は産み出さなかったものの、聴衆に考えさせるというスタンスは、議会や
マスメディアからの好評も相まって、徐々に世論に浸透していき、遂には厭戦気分を払拭すること
に成功する。
前任者のような派手さこそないが、そうであるが故に安心感を持たせる。
それこそが『アメリカの良心』と呼ばれるものの政治的財産であった。
もっとも、このウォーレスにも誤算があった。
彼は演説の中で『世界は枢軸国によって自由と平和を脅かされた』として継戦を訴えていた。
彼自身そう信じていたし、実際彼の言い分も間違ってはいないのだが、ある一つの出来事が、この演説
に対して強烈なブーメランとして返ってくるのである。
そしてもう一つの誤算は、この演説でアメリカ国内は固まり、連合国内における主導権構築も完遂
されたのだが、そうであるが故に陸海の対立が収まりがつかない程激化したのである。
既に戦後が見えている以上、陸海軍も又戦後を見据えた行動に入ろうとしていた。
そしてそれこそが、アメリカにとって『連合艦隊の伝説に花を添えた』と、認めざるを得ないことに
なる沖縄沖海戦の序章となるのである。
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と・・・言う訳で再々編第一話投下終了。
今回の話では、連合国の一時的な政治的混乱が起こったことと、
そしてそれが収まる所までを書きました。
まあ連合国がいかにgdgd言っても、金貸しが本気で怒ればどうにもならない
という訳ですな。
そしてこの時の指揮権委譲によって痛い目を見るのがイギリスになる訳ですが。
次話ではアメリカ国内での主導権争いとアイスバーグの概要の説明になると思います。
予定では第3話で日本国内の政治的動きを。第4話で沖縄沖海戦前半戦。
第5話で破壊神最後の大暴れを。第6話を伝説の終焉にしようと考えております。
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乙。日本軍の悪弊がそのまま米軍に現れたような悪夢の光景ですね。
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アメリカも病んでますねぇ。
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乙です。仮想戦記で政治的談議が無いとダメになってしまった自分はココのサイトに調教されちまったのぜ。だが後悔はない(キリッ
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乙でした
ウォーレスの政治感覚は流石ですが、それゆえに特大型ブーメランとして突き刺さってくるのは酷い皮肉ですねw
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>>27 >>28
と・・・いうより、これ史実そのものだから救えない。
何しろ最初から最後まで、陸軍と海軍は戦略バラバラで太平洋戦線で戦っているし。
それが出来るだけの国力もっている時点で嫌になるよなあ。米帝様はよ。
>>29
重度のミリオタの業ですよねえ。
単なる兵器のドンパチでは物足りなくて、その兵器の諸々の背景とか、
戦争の背景とかそういったものに満足を覚えてしまうと。
>>30
誇り高いウォーレスにしてみたら我慢が出来ないでしょうねえ。
ちなみにルーズベルトはこのお蔭で評価を下げてしまうことになります。
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>>31
ホントにチートだよなぁ、米帝って。
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戦後夢幻会世界の米海軍の原子力空母にも偉大なる大統領として「ヘンリー・A・ウォーレス」が出来そうですね
「ハリー・S・トルーマン」か、「ジョン・C・ステニス」の代わりにでも
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「イオージマ」は存在するんかな?
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確かyukikazeさんのルートだと落ちないままに終戦だったっけか、硫黄島は。
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となると存在しない可能性が高いか、イオージマ級は。
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激戦地の地名ですから、海兵隊の揚陸艦名になる可能性はありますけどね
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イオージマみてヒキツケ起こす米軍兵士が出たりして。
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イオージマの2番艦は「オキナワ」で3番艦は「ガダルカナル」、そしてこれに乗り込むのはアメリカ海兵隊というwww
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海兵隊 「何かフラグが立った気がするんだが」
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硫黄島での戦いは海軍が水際防御に固執する事って、先の戦訓で無くなってるんでしたっけ?場合によっては人員交代で対処するでしょうけど。
もしそうなら米軍はが更に地獄を見るのか(ゲス顔)。
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「地獄の戦場こそ海兵隊に相応しい!」とはハッスルするやついないだろうなwww
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つーか極東の島国相手の10万人の死傷者とかなぁ。
そら厭戦にもなるわ。
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>イオージマ
ひゅうが氏の設定ではサイパン級軽空母3番艦の名前に使われていませんでしたっけ。
ちなみに氏のルートでも硫黄島はぎりぎり陥落を免れましたが。
>>41
拙世界ではパラオで水際防御に拘って早期に守備隊が殲滅され、同時に
サイパンでは史実硫黄島と同様、徹底的な地下通路を利用した複合陣地による
防衛戦をしたことで、米海兵隊に打撃を与えています。
これにより沖縄と硫黄島では史実以上に徹底した防御陣地での戦闘になります。
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>>42
それただのバトルジャンキーやw
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>>43
この時点において、太平洋戦線での戦死者は20万近い数字になっていますからねえ。
大半のリソースをつぎ込まれて尚、日本と同等の戦死者を生み出したドイツを褒めるべきか
あるいは舐めプレイをしたことで大やけどをしたアメリカ合衆国を批判するか
悩ましい所です。
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確か史実でも、ピクニック気分で出かけたべリリューで
洒落にならん損害を出してたような>米帝
アホとちゃうか?アイツ等。
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史実ペリリュー島を守備していたのは船坂弘の所属部隊の本隊
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頭部に被弾して死亡判定受けてから、3日後に再起動した
帝国陸軍最終決戦兵器、船坂。
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グンマー人「おのれトチギめ!」(船坂弘は栃木県民)
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いや、グンマーw
お前は何を言ってるのかとw
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カブールじゃなくてリットリオ級が回されていたら…とスターリン激怒してそうだな、第二次日本海海戦
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結果(日本海で漁礁)は変わらないと思うけどw
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航空機関砲ですが、大戦中の日独技術交流で試作研究中のマウザーMG 213Cの
技術資料は入手できないかな うまくすれば戦後すぐに日独からの技術接収で
米極東軍技術廠かなんかでリボルバーカノンの実用化・M39の早期実戦化に進める
んだが…
これでブローニングM2やコルトMk12を航空機関砲の世界から駆逐できないかなw
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>>24-26
乙です。
大敗しても米国の陸海軍が対立する余裕があるなんてやっぱ米帝は反則ですなあ。
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>>44
使われていましたねえ。
まあ強襲揚陸艦の名前として使われることにこちらでもなりそうですなw
なにせ勝ち負けではなく米軍にとっての激戦地の名前をとるもんですから下手すると起きるだろうなあ、と考えられてきたことが起きるのでしょう。
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乙です。
まったくなんて余裕のある人たちか(怒)
史実でも似たようなことしつつ勝利するべいてー様まじべいてー様…
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yukikaze様ごめんなさい。先にちょっとネタを…
戦後夢幻会ネタSS――前史 「神雷 〜鹿屋1945年4月〜」
――西暦1945(昭和20)年4月13日 連合航空艦隊 鹿屋基地
「いけるかもしれんなぁ。」
「へぃ。こいつなら、いけるかもしれません。」
野中三郎は、彼を知るものにとっては極めて珍しいことに「普通の」口調で口から言葉を滑り出させた。
夜の帳もとっくに降りており、空は出始めていた雲によって月明かりが隠されている。
沖縄周辺では、(電文傍受によると)先に機動部隊をしこたまに叩きのめしたという低気圧の置き土産ともいえる分厚い雲があたりを覆っているのだという。
彼らにしてみれば「絶好の夜襲日和」である。
「しかし、あの若先生は本当に一緒に乗っているのかぁ?」
「へぃ。あれは電子機械の塊だから不具合の調整をしたいとかで。」
野中は、彼が率いる航空隊の「女房役」が侠客風にわざわざしている口調にあわせ、ちらと「機体」の横で細かく指示を出し続けている若い男を見た。
海軍技術研究本部からやってきた野上技術少尉。
帝大出のインテリで、学徒出陣に際して技術屋として振り分けられた少数派に属しているという。
そんな彼は、野中からみると「庭師」である。
根気良さではいい勝負だし、ときどきはっとするほどいい仕事をしてくれる。
何より、あの「桜」のお守りである。
「で、あたるといっているのか?」
「七八割がたは、といっとりました。ここまでしてもらっといてあたりませんはないと。」
なるほどね、要はやってみなければわからないというわけかと野中は思った。
彼らの愛機である陸上攻撃機、空飛ぶ葉巻の腹にくくりつけられている物体は、とても気難しい代物であることを野中はこの数か月で思い知っていた。
空技廠 4式特殊誘導弾「桜花」43型
腹の中に、あの戦艦大和の1.5トン徹甲弾を仕込み、胴体内のネ‐130軸流ターボジェットエンジンを用いて最大速度毎時750キロで空をかける「空飛ぶ魚雷」だ。
射程距離は最大200キロあまり。
途中を慣性航法装置によって航路を一定に、同時に搭載されている電波高度計で高度を一定に保ちつつ、弾頭の赤外線感知器で軍艦の機関から発せられる赤外線を感知すると突入態勢に移行。
「条件付け」された赤外線源に限って自動操縦しつつ突入態勢に入り、距離が3キロを切ると4基の火薬ロケットエンジンに点火し一気に最大速度850キロ以上に加速。
敵の対空砲火をかいくぐって命中するといういわば「無人攻撃機」である。
そうした便利な代物だけに、誘導装置はもとよりエンジンも、そして機体自体もこれまで数多くのトラブルを起こしている。
あるときは誘導装置が過敏過ぎて、模擬弾が見物する基地の焚火や五右衛門風呂に突っ込み、またあるときはエンジンが正常に作動せずに母機の上で火を噴き――
そうした危機に、野上技術少尉は「ちょっと直してみましょう」の一言で立ち向かった。
ときには、忙しいはずの上司である三上という名の設計主任や、エンジンを担当したという倉崎という名の技術屋を呼び出してまで。
裏を返せばそれだけ期待されているのだが。
烈しさを増す米機動部隊の対空砲火をかいくぐれる搭乗員はまだ数多く存在しているものの、それでも一回の出撃で半分近くが落とされるか被弾するようではこうしたゲデ物じみた怪物が必要なのだ。
そしていつの間にやら、野中大佐率いる通称「野中一家」、正式名「神雷部隊」は乗り組む機体を変えられ、機材を換装されて海軍の「期待の星」にされてしまっていた。
そう。中島G8N「連山」の増加試作機と先行量産型まで50機を集中するなんて暴挙をしてのける程度に。
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一部に若干フラフラ飛ばざるを得ない一式陸上攻撃機45型(ハ44−21搭載型)を追加しているが、それでも100機以上の陸上攻撃機というのはまさに「決戦兵力」にふさわしい。
最古参搭乗員の一人など、「マレー沖以来ですね親分」とはしゃいでいるほどだ。
「ま、なるようになるか。」
野中は、上が決めたという沖縄にすべてをつぎ込んでの「決戦」の裏の目的を思って乾いた気分になったが、それでもまぁ「戦力の集中」という点で悪くはない。
本土決戦というトチ狂った主張をする連中から少しでも戦力を取り上げ、ことに九州から関東にかけての航空戦力を消耗させる。
お上の言葉を針小棒大に使うという陸式じみたことをしてまで。
それを説明しに来た阿部という名の大佐のいう通り、海軍は勇壮に戦って沖縄を救わなければいけないのだ。
野中は踵を返した。
行こう。皆と敵が待っている。
――海軍第721航空隊 通称神雷部隊は、この日最初の「夜間空中雷撃」を実施。
ジョン・マケイン提督率いる空母機動部隊のピケットラインの向こう、距離200キロから98発の「桜花」を発射した。
結果は慄然たるもの。
轟沈こそエセックス級空母2にとどまったものの、沖縄海域の空母15隻あまりのうち実に9隻が飛行甲板を叩き割られて中破以上の大損害。
護衛艦艇も重巡ロサンゼルスを筆頭に、できたばかりのアトランタ級軽巡ツーソン、駆逐艦8隻が轟沈してしまう。
さらには翌日からも繰り返される航空攻撃の結果、米機動部隊は一時的に作戦能力を喪失。
連合艦隊はこの機を逃すことなく「天1号作戦」海上作戦を発動し、豊後水道から沖縄への突進を開始した。
「天佑我らの手にあり。全艦突撃せよ。」
――かくて、伝説がはじまる――
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【あとがき】――みんな大好き野中一家の方々+音速雷撃隊ネタでした。
yukikaze様、ご笑納くださいますれば幸いです。
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乙です
米海軍「うちら本当に勝ったんですかね」
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日本海軍「誇れよ。あんたらがナンバーワンだ!」
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野中三郎?
野中五郎ではないんですか?
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ありゃ?
五郎…ですね。修正しておきます。
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乙です。前哨戦の被害だけで沖縄戦のスケジュールの見直しで済むのかな……
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でも沈むのは少ないんです。大型艦では…
それに飛行甲板を潰したことで航空戦能力が著しく低下する、また護衛艦艇に大損害を与える目的でここまで待っていましたが、意外と回避法も簡単なのです。
桜花は途中を慣性航法にて誘導されますので、発射を感知したら艦隊が思い切り最大戦速で針路を変えてしまえばいいのです。
赤外線感知器の性能限界からこの頃ではだいたい距離10キロ圏内に目標艦隊がなければ無駄弾となってしまいます。
しかも、速度は約750キロですので200キロを進むには20分ほどが必要。
その間に毎時30ノットほどで進むとすすむ距離は20キロほどですから避けることは一応可能となります。
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ひゅうがさん乙です。
桜花を無人化して46㎝徹甲弾ぶち込めるまで性能あげた日本もすげーけど
空母轟沈を2隻に抑えたアメリカのダメコンもすげー。
この桜花をデチューンして輸送艦などの兵站破壊に勤しむのもよさそうですね。そこに
考え付いた時の米海軍はどんな顔をするかな(ゲス顔
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>>67
これは米軍の運のいいところでして、実はこの直前に低気圧に突っ込んだせいで露天繋止していた艦載機が失われ、艦内もごっちゃごちゃにされてしまっていました。
しかも弾薬類は誘爆を防ぐために海に投棄済み。
で、その復旧作業中で航空機輸送用の軽空母からの補給を受ける前でしたので半分空荷のようなもの。
なので、これがやる気マンマンで運よく台風をのがれていたのなら――
マリアナの半分程度は被害が生じていたかも?
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護衛空母や輸送船を目標にしたらよいのでは?
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貫通して本体の直径と同じ穴を開けるだけという危険があるな
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乙です。
米空母2隻轟沈で済みましたが運悪くマリアナの半分程度の被害を実際に与えられたら大和は撃沈することなく沖縄から生還できそうですね。
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>>70
大和の主砲弾はだいたいマッハ2.5〜3くらいで突っ込んできますが、こっちは毎時800〜850キロ。
確実に遅延信管でも作動しますw
しかも、煙突なんかの赤外線に引かた上に命中時は舷側中部にあたるように調整されていますので、たいていが装甲がそこそこ厚い部分…
そんなところに1.5トン弾改造(炸薬マシマシ)の弾頭が飛び込んで来たら?
最悪、水中弾と似たような悲劇が起こりますw
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>>71
すべてが運よくまわったらそうなりますねぇ。
長門と陸奥、そして大和が、エアカバーを突破してきた金剛と比叡、そして雲龍と天城に瑞鶴とともに沖縄へ…
艦隊決戦を強いられて最後の盾とばかりに決死の覚悟を決めたアイオワ姉妹を突破し、宜野湾から艦砲射撃やりまくり。
米国の対日戦スケジュールは根底から崩壊し…
8月、ソ連参戦で地獄が出現しそうw
あと機雷投下と、日本殺すマンと化した戦略爆撃隊が徹底的に日本の主要都市と、鉄道路線を同時攻撃し、とどめに6発の原爆投下!
勝ってしまったがゆえに夢幻会派は絶望的な本土決戦でABC兵器の大量投入に立ち向かう…
――あかん、想像が暴走しとるw
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室蘭に46センチ砲の生産設備が移ってる設定だったから、それを利用して北海道と樺太を要塞化しましょう(錯乱
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>>74
そして戦後に分割され、日本民主主義人民共和国が誕生するのですねわかります。
しかも対北警戒のあまりに主要艦艇が北へ配備されていたために全部持っていかれ…
日本解放と赤化は1950年中に完成、同志スターリン万歳!!
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乙です。恐るべき戦果w。
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>>73
レイテに次ぐ大敗戦で米国内で厭戦気分が広がった結果、運よく戦後夢幻会と同じ時期に停戦できれば沖縄戦は連合艦隊の存在が伝説から神話になって後世まで語り継がれるでしょうね。
瑞鶴が生き残っていれば信濃と一緒に戦後の国防海軍の空母戦力の一つとして活躍するでしょうし、国防海軍の戦艦は長門ではなく大和になりそうですね。
もっとも大和は戦後米軍に賠償艦として引き渡れて米海軍の戦艦ヤマトとして「ビッグY」の愛称と共に冷戦の時代を駆け抜けている可能性が高そうですが。
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>>77
そうならなかったのが「憂鬱」ゆえでしょうかw
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ドイツに続き日本を降したアメリカさんにインタビュー、このあと世界の覇権をかけてソ連さんとどう戦いますか意気込みをどうぞ。
アメリカ「ドイツと日本倒すだけで御覧の有り様なのにより巨大なソ連相手にどうしろと」
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戦略的に大戦果を上げてしまったが故に大変なことに!うん、これこそ『憂鬱』クオリティだw
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>>79
そんな困り果てたアメリカさんに頼もしい援軍が!
日本国「ソ連め…極東の守りは抜かせません!だからヤらせてください!」
台湾&ベトナム「ソ連だけはないわー」
西ドイツ「できれば仲間に入れてください。」
仲間にしますか? Y/N
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ガキ大将同士が川原で殴りあって親友になるのか。
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ノリが男一匹ガキ大将w
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ひゅうがさん,投下乙です!
空飛ぶ46㎝徹甲魚雷?・・・こんなの百発近く打ち込まれて轟沈2隻ってアメリカのダメコンすげー。
>>81だと頼もしすぎて怖い味方に,ノーと言えない日本ならぬアメリカが見られるのか。
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野中は、まだ少佐だったような
戦死後大佐に昇進したし
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台湾沖かマリアナ沖かフィリピン沖かソロモン沖でアメリカ海軍の大型艦を沈めた事で昇進したとか。
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マリアナ戦にも参加しておられますし、部隊指揮官として階級が必要とされたということで…(汗
一本ネタ(未完成)ができたので投下いたします。
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戦後夢幻会ネタ―ー―「戦後夢幻会世界のHoI」
・冷戦の足音
第2次世界大戦は多大な犠牲を払って終結した。
しかし極東太平洋では、日本の敗戦後に強引に進駐を開始したソ連により満州の大半が占領されてしまう。しかもスターリンは日本の分割すら主張していた。
ソ連の暴虐に日本人たちは怒り狂い、かつての敵である我々アメリカに全面的な協力を申し入れている。
強力な日本海軍の生き残りや高い錬度の兵士たち、そして極東アジア随一の工業力を持つ日本の復活は合衆国の国益に適うところ大だろう。
だが、極東をおさえつつあるソ連を追認することで連合国の団結を維持することも新世界秩序の建設にとっては有益だ。さてどうするべきか…
A:日本人に慈悲を、我らに友軍を。(イベント 「マッカーサー離日」発生)
B:ソ連は盟友だ。(イベント 「赤いアジア」発生)
・マッカーサー離日
1945年、初代GHQ長官として日本に赴任したマッカーサー元帥はその鋭い舌鋒で数々の問題を起こしていた。
とりわけ「敗者である日本は五等国に転落しもはや復活することはない」という言葉は日本人たちの反感を買い、「バターンで、レイテで負けたものが何を言うか」と返した日本人が翌日不審な死体で発見される、また戦勝国を自称する中国・朝鮮籍住人による深刻な社会騒擾を発生させた。
日本軍がおとなしくGHQにより武装解除されているからよいものの、マッカーサーによる報復的な戦犯指定など目に余る行為も多い。
ここはマッカーサーを彼が希望するようにドイツ軍政の担当者へと転出させるべきではないだろうか?
後任には、軍政に一家言あるパットン元帥をあてるのが有力だろう。
A:マッカーサーを欧州へ。(イベント「日本の友」発生)
B:懲罰も少しは必要だ。(イベント「日本の友」発生せず)
C:日本人を直接統治しよう。(イベント「赤い日本」発生)
・日本の友
1945年8月、日本に赴任したパットン元帥は、硬軟織り交ぜた対応で騒擾状態を収拾。
エンペラーとの会見や旧日本軍将校への扱いで瞬く間に日本人の心を掴んだ。
同時に、旧日本軍の下士官兵を用いた警察予備隊を設立、アメリカの方針である将来の再軍備にも道筋をつけている。
まず満足すべき成果だ。
合衆国はこれを受けてパットン元帥の赴任長期化を決定。以後の日本占領政策は彼により主導されることとなった。
しかし、ソ連や中華民国などの反発は日増しに強まっている。
パットン元帥への統制を強化すべきだろうか?
A:パットン元帥はよくやっている。(イベント「吉田機関の助言」「再軍備への胎動」発生)
B:少し問題があるだろうか?警告しよう。(イベント「再軍備への胎動」発生)
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・吉田機関の助言
新生日本のリーダーとなった吉田茂首相はバランス感覚に優れた元外交官だった。
そんな彼のもとには、第2次世界大戦中から有能な官僚や軍人たちが集結し、彼への助言を行う人々が存在する。
人呼んで吉田機関。日本の将来のために徹底抗戦派を説得しエンペラーを動かすなどその影響力と状況分析力は極めて大きい。
そんな彼らがパットン元帥に助言をしたという。
大戦後の極東アジアにおいて不慣れな我々にはその情報収集・分析能力は大きな助けとなるだろう。
A:話だけは聞いておこう。(イベント「クレムリンの枢機卿」発生)
B:日本人の情報網を我々が使おう。(イベント「クレムリンの枢機卿」発生せず)
・再軍備の胎動
1946年、軍備の不保持を明記した新憲法が誕生。
日本は表向き平和国家として再出発を果たした。
だが、風雲急を告げる極東情勢からいつでも再軍備が可能な組織として警察予備隊、そして日本海軍の後継者である海上警備隊が設けられており北のソ連に睨みをきかせている。
彼らはその優れた錬度を保っており、演習相手となったわれわれアメリカ軍を大いに驚かせた。
とりわけ海上警備隊は誇り高い日本海軍の遺伝子を受け継ぎ、周辺を跳梁するソ連船相手にも引くことなく取締りを続けていた。
この様子なら、再軍備の予定を少し早めてもよいのではないだろうか?
A:海軍に限ってだが予定を早めよう。(イベント「日本海軍の復活」発生)
B:少し慎重になるべきでは?
・クレムリンの枢機卿
1947年、日本の吉田機関から驚くべき情報が入った。
友邦大英帝国の情報機関に極めて大物なスパイがいるというのだ。さらには開発中であった新型の原子爆弾の情報が設計図ごとソ連に漏れているという。
調査を行ったところ、それは事実だった。
驚く我々に、吉田首相は日本側の大物情報提供者の存在を明かしてくれた。
人呼んで「クレムリンの枢機卿」。ソ連のごく上層部に存在しているようで、その情報は極めて正確だった。
吉田機関は、引き続き情報を提供してくれるという。
A:ありがたい!(イベント「アメリカの団結」発生)
B:吉田機関にはもったいない(これ以後「クレムリンの枢機卿」イベントは発生しません)
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・日本海軍の復活
1947年、朝鮮半島の統一協議は決裂し、ドイツにおいてもソ連軍占領地との境界線でも緊張が走りつつあった。
ソ連軍は建造中の新型戦艦の就役を待たずに大艦隊をウラジオストクと大連に配備。
露骨に極東への野心をにじませている。
そんな状況にあって、パットン元帥は本国に海上警備隊の質的強化の前倒しと、日本陸軍の再整備準備を要請。
大統領もこれを許可した。
結果、モスボール状態で保管していた戦艦「長門」を筆頭にした艦艇群が海上警備隊に復帰。とりわけ、装甲空母「信濃」の存在は極東において非常に大きなものになるだろう。
かつての最大の敵は、今や頼もしい味方へと変わったのだ。
A:戦友よ、よろしく頼む!(イベント「第二次日本海海戦」が発生します。)
B:大丈夫だろうか?
・朝鮮半島分断
1947年12月、ついに南北朝鮮半島は分断された。
南側の大韓民国(RK)と北側の朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)である。
中国大陸の国共内戦が共産党の優位で進行しつつある中、北東アジアの大半は赤く染まることが確実だろう。
さらには、南側の指導者はかつての支配者である日本人への敵意をむき出しにして領土の割譲を要求している。
日本人たちはもとより、パットン元帥も今こそ日本再軍備の時だと主張しているがどうするべきだろうか?
A:再軍備だ!(イベント「友軍」発生)
B:今はまだ早い(イベント「釜山殲滅」発生)
・友軍
1950年8月、釜山橋頭保は陥落しつつあった。
南側の戦力は瓦解し、緊急展開した米軍も孤立しつつある。
まさに殲滅される寸前、釜山の海上に砲火が光った。
日本国海上警備隊の「長門」による支援砲撃だった。
こちらへ向かいつつある戦艦「モンタナ」による支援砲撃まであと2時間。
壊滅寸前でわが軍は救われたのだ。
A:ビッグN!
【以下未完成w】
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>>84
実戦での命中率が3割半程度(それでも驚異的)だったので…
至近弾もあわせれば5割以上ですが。
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乙でした
久々のHOIネタですなw
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粗が多いことは承知です…お粗末様でした。
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乙です
日本海軍「ソ連大艦隊(笑)だってさ」
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>>94
一応恐れおののいていたんですよw
性能からすると戦艦は一定以上の超弩級戦艦3に、新鋭軽巡と強力な巡洋艦以下ですから…
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訓練度は「海兵団からやり直せ」レベルであってもw
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乙です
イベント盛りだくさんで面白そうw
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イベントがイベントを呼んでいますので一つ間違うとえらいことにw
特に「クレムリンの枢機卿」を潰してしまうと突発核戦争や奇襲攻撃の可能性がものすごいことになります。
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ひゅうがさん、HOIネタの投下乙です
アメリカ日本関係のボーナスイベント多すぎてずるいと言われそうですね。
あとプレイヤーが思いそうなこと
米プレイヤー・壊滅して復活したばかりなのに、完全勝利する日本海軍強すぎ・・・。
日本プレイヤー・ソ連海軍ひ弱すぎる、米軍ならこんな簡単に勝てないし増援が次々と・・・。
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乙です。これ、米国は一歩間違えるとアジアにおける拠点が全喪失になりますなw
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>>100
自称「人民政府」による日本革命によって叩きだされる米軍と、その後西太平洋で怪物じみた戦力を展開する日ソ人民軍を経験したいプレイヤーには赤い日本ルートをお勧めいたしますw
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おお更新乙です、ひゅうが氏案だとエセックス級は何隻沈むんだ?
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更新お疲れ様です。
できれば選ばなかったほうのイベントも見てみたいと思ってしまうのは欲張りですかね(苦笑)
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>>102
8隻は沈めるつもりです。
>>103
アメリカ的にはバッドエンドですので(苦笑)
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8隻か……補充分ということで計画通り32隻まで建造されてたりして
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戦後ですので史実と似たような建艦ペースで停止でしょうね。
お金足りなくなりそうだったようですから…
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硫黄島も陥落できなかったから、国債も売れないしねw
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>>106
流石のアメリカもお金が足りなくなりそうだったのか。
大被害の続出でお金がたくさん飛んでいったでしょうしね。
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ということはマリアナ後、建造ペースを上げたとしても2-3隻追加がいいところかな
現場としては「今前線に必要」なわけだから建造に時間のかからない軽空母の
増産の方に力をかけそうだし… で終戦後、予備役に編入されるエセックス級が
何隻か減ることで現役の数は変更なしということか
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>>103
>選ばなかったほうのイベントも見てみたい
イベント「友軍」は発生していないですよ 釜山は失陥して
対馬が占領されてますから
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>>110
艦砲射撃自体は実施されていますが釜山失陥は避けられなかったという形になります。
何しろ防衛線が瓦解し、またも某大統領閣下が逃げてますので。
イベントログ中の砲撃は、取り残された米1個師団の脱出支援です。
ちょうど、史実朝鮮戦争での中国軍参戦後、脱出する海兵隊の支援のような形ですね。
発生していないと1個師団が消滅し米国の好戦性が上がる(先制核攻撃の可能性が高まる)ことになります。
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乙です。
北海道に投下された原爆を誤って十勝岳とかの活火山に投下・・・。
そんな裏イベントを思いついた。
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みんな核と火山が大好きなんですねぇ…
(訳:地下1キロというようなところでやる気満々状態のマグマだまりにブチあてなければ噴火できませんからw)
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>>110
>>111
私が見たいのはそっちではなく、赤いアジアと赤い日本のイベントの違いなんかですね。
HoI風でもいいので、どう違うのか興味があります。
まあ、書くのはひゅうがさんですし、一読者の戯言と思ってくださればいいですけど。
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火山大噴火で人類絶滅はあなたの十八番でしょ。w
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>>114
赤いアジアは日本以外、すなわち南側と大陸全部が真っ赤に染まるルートですね。
こうなると朝鮮戦争が「日本戦争」になるか、国民不満度などの条件によって下記赤い日本イベントを起こしてしまいます。
赤い日本は、某人民広場事件とゼネストが連鎖して革命発生――鎮圧を図る米軍がお粗末な対応をして日本が真っ赤にそまりソ連ウハウハルートです。
概説ですがご参考までに。
>>115
なんてこった。
火山だけでそんな印象を…
よし、今度は細菌兵器MM88を投入せねば!
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ではこちらは対抗してトライオキシン245を・・・。
って、もう書いてた。
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>>116
わざわざお答えいただきありがとうございます。
自業自得とはいえ、なんていうアメリカバッドエンド、マッカーサーの評判は地に落ちそうですね。
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逆説的に言えば、マックが中途半端な反共的態度をとってしまったがために統制が緩み、あわてて弾圧したら日米戦の記憶をドストライクで刺激してしまったのですね。
レイテで大敗してからそれほど時間をおかずに赴任してしまったのが悪かったのでしょう。
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赤くなったものの何故かエンペラーは変わらず存在し続ける日本
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続々と乙であります。
>>24-26
こうして見るとバルジの戦いで陸軍がポカをしてなかったら海軍の地位低下は
もっとやばかったでしょうね。というかバルジの戦いなどのこの世界の欧州戦線が
読みたくなってくたんですがw バルクマンも負傷せずにスコアが倍になってそうですな。
>>58-60
米艦隊が攻撃を回避する手段はあったんでしょうがこんな未知の攻撃をされたら
大損害を受けてしまうのも仕方ないですよね。エセックスもそれだけ沈みまくると
漁礁にする余裕すら無くなってそうですな。野上少尉は戦後は果たして望みの道を
歩めたのか……糸川博士と一緒にペンシルロケットからであっても歩み続けて欲しいものです
>>88-90
これ途中で選択肢を変えると影響がすごいことになってますねえ……赤いアジアで
日本が孤立状態とか一体どうなってしまうのか、赤化日本もそうだけど絶対にこんな
世界に住みたくはないけど観客としてなら見てみたいw
-
それでは第二幕投下。今週中には第三幕まで行けるかな。
戦後夢幻会ネタSS――前史「栄光ある敗北」
2 暴君の焦り
アメリカが、戦争を脱落しかねない危険を克服したのは前回で述べた。
しかし戦争の脱落への危機は乗り越えたものの、軍事戦略の混乱を乗り越えるめどは全くと言って
いいほどたっていなかった。
その理由が何かというと、それは偏に欧州戦線にあった。
アメリカの主戦場が欧州であるという事は、少なくとも太平洋戦線で地獄を見ている者達以外
からは共通認識とされていた。
世界の政治経済の重心は欧州であってアジアの片田舎ではないのだ。
だからこそアメリカ合衆国は、その戦争リソースの大半を欧州につぎ込んでいるし、最新鋭兵器も
欧州に優先配備しているのである。
ここまでは何も問題はないはずであった。少なくともワシントンの住人はそう考えていた。
そこに変化が産まれたのは、能力があるのは認めるが、その性格には誰もが辟易しているマッカーサー
元帥であった。
悪夢のフィリピン戦で唯一気を吐いた彼は、その功績と何より海千山千の欧州諸国の我儘を抑える事
が出来る唯一の存在として、欧州方面軍総司令長官に転任した訳だが、彼のその剛腕は、欧州諸国を
瞬く間に黙らせるのと同時に、これまで以上に兵と兵器と物資を欧州方面に吸い込み続けた。
このマッカーサーによる議会工作と巧みなメディア扇動の結果、欧州方面軍は一月も立たないうちに
その戦力を回復し、爆撃機部隊においては最新鋭部隊のB-29まで装備されるほどであった。
無論、他の兵種においても最新鋭兵器がふんだんに配備されたのは言うまでもなく、欧州方面に配属
された兵や、他の連合国軍兵士は『偉大なるマック』と、彼の手腕を大いに褒めている。
もっとも、彼の手腕のお蔭で貧乏籤を引いたのが太平洋戦線であった。
この辺は、欧州と違い大規模な陸戦がなかったことで、いまいち陸軍の必要性がアピールできない
(太平洋戦線でのアメリカの脅威は何といっても連合艦隊だからだ)事が大きいのだが、この影の
薄さが祟って、本来太平洋方面に送られるはずの陸軍兵力が欧州方面に根こそぎ取られたのである。
マッカーサーに代り太平洋方面軍総司令長官になったパットン大将は「半年前と言っていること違う
じゃねえか」と、友人でありアメリカ陸軍総司令長官になったアイゼンハワー元帥に怒鳴りつけたと
されるが、パットン以上に英雄願望が強いマッカーサーにとっては、過去の都合の悪い言説など
どうでもいいものであった。
結果的に陸軍は、当初予定よりもより少ない戦力で対日戦を戦わないといけなくなったのであるが、
その状況に飛びついたのが、アメリカ陸軍航空隊のボスであるアーノルド大将であった。
-
彼は、太平洋戦線にある兵力では大規模な上陸作戦を断続して行うには余裕がなさすぎるとして、
パラオ以上に重爆撃機が展開できるマリアナを全力で落とし、マリアナにいる獣爆撃部隊をもって、
日本本土の通商路を破壊し、彼らの戦争経済を崩壊させて降伏に導く案を提出したのである。
太平洋戦線勝利を米陸軍航空隊の手柄にしようとするのがあからさまではあったものの、
下手に本土に攻め込んで被害を拡大させるよりははるかにマシであるというのが、
この案のセールスポイントであった。
陸軍長官であるスティムソンも、合衆国陸軍総司令長官兼陸軍参謀総長である
アイゼンハワーも欧州が主戦場であることと、アメリカ兵の被害を抑えるという点において、
同案の支持を表明していた。
このアーノルドの意見に対して、猛然とかみついたのがキング作戦部長であった。
当たり前であろう。この原案が通れば、海軍は完全に陸軍の風下に立つことになるのである。
せっかく大艦隊を作ったのに、その役割が陸軍のエスコート。
キングとは犬猿の仲であるタワーズ太平洋艦隊司令長官も、キングのこの反対に全面的に
賛意を示していることから、海軍の総意と言っても良かったであろう。
何しろ、日本海軍と血みどろの死闘を繰り広げたのは海軍なのである訳だから。
だが、キングにとって腹立たしい事に、海軍に対する逆風は予想以上に強かった。
奇襲を受けた真珠湾はともかくとして、正面からぶつかった海戦で勝利したのはミッドウェーのみ。
その後は、ソロモン、トラック、マリアナ、レイテと、主要な海戦に悉く敗れ去ったという事実は
キングの予想以上に、アメリカ政府及び国民の海軍に対する信頼感を低下させることになっていた。
無論、連合艦隊とて無傷ではなく、空母機動艦隊に関して言えば事実上消滅したと言っても良い
有様なのだが、圧倒的優位であったにも拘らず大敗を喫したレイテ沖の顛末が、海軍にとって
大きくマイナスに働いていた。
既に戦争の帰趨は決している分、如何にアメリカ兵の被害を少なくするかに関心を持っている
アメリカ政府にとって、これ以上の間違いを犯す気にはなれなかったのだ。
海軍びいきで知られたルーズベルト大統領が、レイテの敗戦の後始末で人事不省に陥り、そのまま
政界を引退したことも大きかった。(1944年12月に意識が戻らぬまま死去する。)
1945年1月中旬には、アメリカ政府内において、マリアナ攻略作戦が正式採用される所まで話は
煮詰められる状況になっていた。
こうした事態にキングは大いに焦ることになる。
仮にこのまま進めば、合衆国は日本に勝利するであろうが、戦後の政治勢力において、海軍は陸軍に
敗北を喫してしまうのである。
彼が心血を注ぎ込んで作り上げた艦隊は『軍縮』の名のもとに、徹底的なまでに削減され、見る影
もないほどおちぶれるのは明白であった。
勿論、そうした事態に海軍を追いこんでしまった自分は、敗者として歴史に刻まれることは言う
までもない。
プライドが異常に高いことで知られるキングにとって我慢できることではなかった。
故にキングは、この流れを変える為の方策を考え、そして一つのプランに達した。
『オペレーション・アイスバーグ』
日本と南方海域とのシーレーンの結節点である沖縄を攻略することによって、一気に
日本の継戦能力を崩壊させ、アメリカの勝利に持ち込む。
極めて野心的なプランであり、且つ危険に満ちたプランであった。
-
確かに沖縄は、日本本土と南方資源地帯を結ぶ結節点であり、ここを落とされれば、日本は南方や
大陸との連絡を絶たれるという致命的打撃を受けることにはなる。
そう考えるならば、沖縄占領という作戦案は悪いものではないのだが、仮に沖縄に攻め込んだ場合、
侵攻軍は日本本土並びに台湾からの熾烈な航空攻撃を覚悟しなければならないのである。
特に本土に控えている航空部隊は、マリアナにいた時の基地航空艦隊よりは練度が低いとはいえ、
戦闘機部隊は疾風に紫電改と、ヘルキャットに匹敵する機体が主力として配備されており、
かつてのマリアナと同様の飽和攻撃を受けた場合、あのときよりは被害は抑えられるにしても、
制空権が極めて流動的になる可能性は高かった。
そしてその隙を見逃すほど連合艦隊は甘くないのである。
未だ健在が確認されている金剛級2隻を前衛として、損害を受けた状態でなお単艦で3隻の新鋭戦艦
を葬り去った破壊神の長女と、ビッグセブンの2隻、そしてソロモン海で猛威を振るった重巡及び
「ヴァンパイアシスターズ」こと第二水雷戦隊の精鋭が殴りこむのは確実であり、仮に彼女たちが
それほど打撃を受けずに襲来した場合、アメリカ海軍の水上艦隊は、彼らの突破を許しかねない
という予想が高いのである。
そうなった場合、陸軍はレイテの二の舞を受けることになり、連合艦隊を殲滅しても、陸海軍との
対立はもはや修復できない状況に追い込まれるであろう。
それならば、未だ基地航空部隊の再建が半ばであるマリアナに攻め込み、連合艦隊を迎え撃った方が
遥かに安全であり勝つ可能性も高いという声が上がるのも当然であった。
マリアナに攻め込むことによって、アメリカは戦略爆撃に必要な航空基地を確保し、更に
絶対的航空優勢を確保できるマリアナの地に布陣することによって連合艦隊を迎え撃つ。
身内の海軍部内でもそういった声が上がったのだが、キングはそれらに対して激烈な反論を行った。
曰く、マリアナは日本の植民地であり、日本人に与えるインパクトは少ない。
曰く、マリアナに配備するのはB-24が主力とならざるを得ず、速度や搭載量で妥協しかねない
曰く、通商路遮断というが、機雷を主要港封鎖できるまでまくのにどれだけ時間がかかるのか
曰く、そもそも狂信的な日本人が通商路破壊で降伏するのか? あいつらに常識は通じない
曰く、奴らにも理解できるのは圧倒的な力だ。沖縄を陥落させれば奴らはアメリカの偉大さを
理解するし、理解できなければ艦隊で東京を火の海にすればいい
曰く、マリアナ案を通したければ、マッカーサーから物資をぶんどってこい。話はそれからだ。
軍事的合理性というよりも感情的な反発としか言えないものであったが、2番目と6番目の意見は
陸軍航空隊も反論が難しい所であった。
B-17は頑丈ではあったものの、速度と航続距離の問題から、通商破壊戦に使うにはやや使い勝手が悪く
B-24は航続距離の問題は解消できるが、B-17よりも撃たれ弱いという欠点があった。
広大な太平洋戦線の事を考えるならば、B-24を使わないといけないのだが、高高度性能がそれほど
高くなく、被弾にも弱いという事は、それだけ日本の本土防空部隊から受けるダメージも大きいと
言う事である。
B-29もそれなりの被害を受けていることを考えれば、確かにマッカーサーからB-29をぶんどらない限り
通商破壊作戦での被害を減らすのは難しいであろう。
そしてこのキングの意見に賛同をしたのが、海軍以上に良い所のない海兵隊であった。
何しろ一番目立っていたガタルカナルでは、上陸直後に物資を日本海軍によって吹き飛ばされて、
後は日本軍よりもジャングルの気候と飢えに戦っている状況。
そして最後は徹底時に高速戦艦の殴り込みによって海の底である。
このまま武勲を立てずに戦争が終わると、またぞろ「海兵隊を陸軍に吸収しろ」という意見が
主流になりかねないのである。
海兵隊にしてみれば、海軍以上に死活問題なのである。
-
かくしてキングと海兵隊は一致協力して議会とマスコミ工作に勤しむことになる。
そして彼らが議会とマスコミに放った殺し文句が「戦争の早期終結」であり、彼らの(後からみると)
楽観的と言えるデータを信じた議員やマスコミを中心に、徐々にキング案への賛同が高まり、
1月下旬にマッカーサーが「ドイツ屈服の為に更なる爆撃機兵力の追加を」と訴えた事で、とうとう
キング案が主流になることになる。(ちなみに議員やマスコミに空母機動艦隊の大演習を何度も見せて、
その強大さに酔わせるなどとという工作まで行っている。)
こうした流れに、フォレスタル海軍長官は嫌悪感をあらわにして「アメリカ軍はキングのおもちゃ
ではない」と、彼の更迭まで考えたとされるが、タワーズですらキングの行動を擁護していた事から
海軍内での自らの孤立を悟り、無力感を覚えたとされている。
ここにキングは、後に「大博打」と刻まれることになる『オペレーション・アイスバーグ』を
正式に対日戦略案として採用することに成功する。
もっともその中身はあまりにも政治的妥協に彩られており(陸軍との妥協として、沖縄戦の主部隊を
陸軍にすると同時に、海兵隊の不満を抑える為に、東京を抑えるポイントである硫黄島を海兵隊のみで
制圧させることは、その最たるものである)、これが後に戦史家から「何度も痛い目を見ているのに
未だに連合艦隊を舐めすぎていた証拠」と酷評されることになる。
-
これにて第二幕終了。
キングとマック、この2つの個性のお蔭で、アメリカは確実に且つ可能性が
高い戦略を自らの手で放棄することになりました。
まあ「投機性が高い」と言っても、その目的を達成できるだけの戦力を有して
いる米帝様は嫌になりますけどねえ。
第三幕では、アメリカ以上にgdgd感が強い日本パートとなります。
ほんと・・・昭和戦前の指導者ってどうしてこうも無責任なのか。
-
第二幕乙です! こんなアメリカでも日独よりはずっとマシというあたりに戦争の馬鹿馬鹿しさが
なんともいえず感じられますね……これでアメリカが反省すれば良いんだけど最終的には勝って
しまったからこそ微妙な問題になってしまったのでしょうか。
獣爆撃部隊……思わず「やぁってやるぜ!」と叫ぶ機長のB−29部隊を想像してしまいましたw
まあ華の二水戦がヴァンパイアシスターズと言われてる状況だとそれくらい戦意が高い
部隊でないとダメかもしれないけどw
-
乙です。この米国はB24を主力に低空域で日本本土爆撃というのは流石に被害がデカ過ぎる可能性が高いけど、わざわざ虎口、いや龍の口に飛び込まんでも……とか後々言われそうです(汗
-
>>122-126
乙です!
普通ならこれでも勝てるんですよねぇ…普通なら(汗
そしてB-29の欧州投入は、ある意味で予定通りですね。
ドイツ本土戦略爆撃も決して被害の少ないものではありませんし配備が熱望されていましたから…
もしや史実で太平洋戦線へ配備されたのって、マリアナの軍事的必然性に加えて海軍が大活躍している中で陸軍が目立とうとしたがため?
そして沖縄沖の時点の二水戦は、阿賀野型姉妹がそろい踏みで北上大井(インド洋で沈んでない)も参加済みというおっそろしい仕様…
これを舐めるなんてとんでもないと言いたいですが、戦力が圧倒的すぎますからねぇ・・・
慢心もしょうがない?
-
>>127
あちゃあ・・・変換ミス見逃していましたわ。
まあ戦争以上に馬鹿馬鹿しいものなんてこの世にはないと思いますがねえ。
>>128
アメリカ空母機動艦隊の練度が、相当上昇したのが大きいですね。
正規空母9隻、軽空母5隻の戦力は圧倒的です。
そしてマリアナ沖と違い、日本海軍は空母機動艦隊は壊滅したままであり
基地航空艦隊もマリアナ沖のそれと比べると見劣りがする。
キングにしてみれば十分に成算があるんですわ。
>>129
まあ欧州戦線の場合はB-17でも対応可能だったけれども、太平洋戦線では
航続力の問題でB-29が必要と見なされていたのが大きいかと。
拙世界の沖縄沖海戦では矢作が第10戦隊、能代が2水戦ですね。
大井っちは残念ながらスリガオ海峡沖で壮絶な最期を遂げています。
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この世界軸ではソロモンの狂犬と鬼神、呉・佐世保の二枚看板が生き残ってたんでしたね
沖縄沖でどんな素適なパーティーが開かれる事に成るやら
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乙です。軍人が政治ごっこする病気が各国で流行してるのかねえ・・・・(汗)
硫黄島に逝く海兵隊には合掌しておこう。
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>>130
ああそうでしたか…
それは失礼しました。
当方も一本、駄ネタを考えましたので投下いたします。
――「大和」海中記念公園
住所:沖縄県宜野湾市大和(新埋立地)
行き方:JNR沖縄那覇線宜野湾駅から無料連絡バスが運行中(30分に1本)
県営バス56系統「大山貝塚」行上下線で「海中記念公園」から徒歩3分
【概略】―――1966年の沖縄本土復帰15周年を記念して開園した海中公園。
有名な沖縄沖海戦で戦没した日米の艦艇とその慰霊施設で構成されている。
宜野湾市部の宜野湾海浜公園と、北部宜野湾海中に分かれている。
宜野湾市部の埋め立て地と人工海岸で構成される公園には、沖縄沖海戦に参加したアメリカ海軍の軽巡洋艦「アストリア」と日本海軍の駆逐艦「初霜」が保存されている。
また、公園内には慰霊碑とともに在沖縄アメリカ軍の広報館である「オキナワ・メモリアルセンター」が併設されている。
海中部は、沖縄沖海戦の最終段階となった宜野湾砲撃戦において沈没した日本海軍の戦艦「大和」「陸奥」、そしてアメリカ海軍の戦艦「アイオワ」「ニュージャージー」を海中から潜水船によって見学することができる。
季節や天候によってコースは変わり、水深300メートル圏内までに沈没している戦艦「大和」と「アイオワ」の見学コースが一般的である。
【設置】―――第2次世界大戦後、激戦地となった宜野湾には早くからアメリカ陸海軍の手で慰霊碑がたてられていた。
また、終戦後の鉄量不足から多くの突入艦艇は解体されてしまったものの、駆逐艦の一部は残存し、また地元住民の手で清掃作業などが行われていた。
この場所に慰霊公園を設ける計画が持ち上がったのは、沖縄の日本復帰後すぐであった1952年のことになる。
当初は沖縄県主導の計画だったのだが、これにアメリカ海軍退役軍人会が乗り、ついで在沖縄米軍が、最後に日本政府が乗る形で合同で計画はスタート。
ついで、終戦10周年記念事業の一環として沖縄沖海戦で沈没した艦艇の調査が行われた。
その結果1957年2月、沖縄本島西方沖合30海里の海域、水深150メートルにおいて日本国防海軍の深海潜水艇「しんかい(旧西村式潜水艇)」は戦艦「大和」をはじめとする艦艇を発見。
特に、戦艦「大和」「陸奥」「アイオワ」「ニュージャージー」は砲戦の損傷や沈没時の爆発による損傷こそあったものの原型をとどめており、海中に堂々たる姿をとどめていた。
これを受けて引き揚げ計画などが検討に入ったものの、日米双方の遺族や海戦の参加者たちがこれに反対。
その結果、沈没海域を国立公園地域とすることで盗掘や立ち入りを制限することで日米の当局者が一致し、1957年に「沖縄海中戦跡国立公園」として指定。
1965年に、宜野湾市において「戦後15周年記念事業」の一環として宜野湾記念公園として整備が行われ、翌年開園した。
【潜水慰霊事業】―――年に一回、遺族や戦友会が許可を得て潜水船に乗り込み海中の艦艇を訪れることが行われていたが、これを受けてアメリカ・テキサスで「潜水船に観光客を乗せた興業事業」が発案される。
当初は大きな反発を受けたものの、発案者○○○○が弟を沖縄沖海戦で失ったことから提案は討議に移された。
結果、沖縄沖海戦の生存者や遺族たちによる親睦会は討議の末に第2次世界大戦の艦艇や慰霊碑のための費用として運賃を用い、さらには「日米双方の霊への敬意を示す」ことを条件として提示、この案は許可された。
生存者の一人であり、新河野造船所のトップであった河野道兼社長(潜水船の建造で有名であった)が潜水船を提供し、発案者が資金を提供、さらに国防海軍と三菱造船が整備面での協力を申し出、1967年、海が穏やかな3月から4月にかけて日に1回のペースでの潜水事業が開始された。
その後、ガラスの船底を持つ船で海底の艦艇を見るという通年観光コースも設置され現在に至る。
参加には事前の予約が必要である。
また、参加の際には自費で慰霊のための花を持って行くのが通例となっている。
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B29の配備が無理ならB32を配備すればいいじやまない
欧州はB29、大平洋はB32な感じに
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>>133
誤字修正
「国立公園地域とすることで」→「国立公園地域に指定することによって」
「失ったことから」→「失ったことが知られると」
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乙です。将来沖縄沖海戦を取り扱った映画が撮られる際に、ここで撮られた映像がエンディングで使われそうですね。
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>>133
さらに修正、「終戦25周年記念事業」ですね。
>>136
スタッフロールとともに海中の大和やアイオワの姿が…というあたりでしょうね。
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乙です
一般人でも海の中の大和たちの勇姿を見ることができるのはありがたいですね。
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乙。スクリューとか盗掘しようとしたら手洗い歓迎受けるんだろうな
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>>137
「手のひら」の曲が流れながら、水中に横たわる戦艦の姿が流れて行くのが明確にイメージされてしまった
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>>B29の配備が無理ならB32を配備すればいいじやまない
B-29の最大の弱点がエンジンの稼働率であったことを考えると、
共通のエンジンを使用するB-32は完全に競合関係になります。
結果声の大きいほうがすべての機体を持っていくのは同じかと。
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乙です。羽黒みたいに墓荒らしされることもなく静か……かはともかく眠れるのは
遺族も嬉しいでしょうね。アリゾナメモリアルと違って水中に潜らないとダメなのは
大変ですし季節の影響も受けやすいから大変ではあるでしょうが観光の目玉としても
有名になるでしょうね。しかし初霜も記念艦か……まあ史実ですら最後は雪風以上の
幸運艦でしたからね。
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>>124
B-24を用いた爆撃ですと…雷電改や陸戦型烈風改のおもてなしがはかどりますねw
>>138
史実のような深海と違い、深いとはいっても潜水艇で潜れるくらいの震度(競技素潜りでもギリギリ潜れる)ですからね。
このほかにも、海上から見下ろせる深度に位置する艦もあります。
>>139
国立公園なうえ、陸から近いですからね。
しかも国防軍や米海軍艦艇が常駐する埠頭も近くに…
もしやろうとする者がいるとしてもよほどのアレな連中だけでしょう。
21世紀前後にはそういうことをしようとしたのが新聞の紙面をにぎわせているかもしれません。
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夜中にコッソリ大陸系の連中が潜って盗んでいこうとして、地元民の袋叩きに会うとかw
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>>142
観光とはいえ、日本だとそういう慰霊関係はきちんとしているでしょうからね。
それに忘れずにいてもらえることが救いになることもあるでしょう。
また水雷戦隊や、重巡熊野、あるいは伊吹と、阿賀野型軽巡姉妹は海上から見ることができる水深にあると考えています。
ですので間違いなく観光名所にはなっているでしょうね。
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まあ戦士達の眠る墓を暴こうとするなら相応に痛い目見るのは当たり前ですよね。
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アメちゃん的にも、英雄が眠る聖地を荒らそうとする連中にかけてやる情けは無いわなw
名目だけでもあの辺りを「軍事施設」として許可なく立ち入ろうとする連中を排除できるようにしておいたほうがいいのかな?
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>>131
その化物集団の内、出撃は雪風のみで、夕立と時雨はアキャブで無双中。(ついでに初霜も)
綾波はマニラで木曽達と護衛中ですね。
2水戦は夕雲型でほぼ固められています。
(風雲、長波、玉波、早波、浜風、朝霜、岸波、沖波、秋霜、清霜が残存)
これに島風、不知火、天津風、磯風、浦風、雪風、浜風、秋雲と、
艦隊型駆逐艦のほぼ全力で殴り掛かることになります。
>>132
高級軍人には政治が切っても切り離せないですから。
好むと好まざるとかかわらず政治には関与することになります。
昭和の陸軍軍人や第一次大戦前のドイツ参謀本部はやりすぎでしたが。
>>134
高高度性能はなく、エンジンはB-29と同じ。
とてもではないですけどこれ配備するんなら、こいつより完成度が高い
B-29配備しますよ。兵站もそっちの方が楽なんだし。
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ちなみに史実でも屈指の武勲艦と言っていい雪風と磯風の二隻は、
この海戦では前衛隊を務め、無事に生還するというおかしなことしています。
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>>149
なにそれこわい…
艦隊型駆逐艦の全力で水上砲戦部隊に殴り掛かったら確かにすさまじいことができそうですね。
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お見事 と、言うほかありませんね(汗
流石史実でも有名な武勲艦
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この世界の沖縄海洋博は日本帰属○十周年で海中公園とリンクしたプラットフォームと潜水艇が出てくるかな?
終了後は尖閣でガス田開発に移動。
「領土問題?」存在しませんから開発に問題ありません。
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不知火も決戦に参加してるし武勲艦もいっぱいいるしで陽炎型が不知火型の名で
固定化されてしまうかも……陽炎お姉ちゃんの立場がw
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>>153
ぬいぬいをこれ以上武闘派にするのはやめてさしあげろw
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>>153
陽炎が不知火抱きしめて、あんたは私の誇りよとかいうイラストはよ(ダメ提督感
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ぬいぬいに早期の改二が来るようになる可能性ができるん?
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>>152
結構な回数潜ってそうですね。海軍からも潜水艇を出して…
会期中に、米海軍から戦艦部隊が入れかわり立ち代わりで訪れ、国防軍からも退役前の「酒匂」と「長門」が…
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戦後日本に着任してきた米軍の関係者などは必ず訪れそうですね。
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この世界の21世紀のニ○ニ○動画でMADがどれだけ作られることやら
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>>150
ちなみに重巡部隊も生き残り全てが出陣。
利根型2隻、最上型(最上・三隈)2隻、青葉型2隻、摩耶、那智、妙高、伊吹
(足柄はアキャブで戦没、羽黒は同海戦で中破しシンガポール。高雄はレイテの
損傷がひどく、シンガポールで防空砲台)
更に最後の海戦という事で、生き残っていた5,500t型防空巡洋艦の内3隻に北上。
松級も何隻か出撃しています。
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そして、撃沈されたと思われた日本の駆逐艦の一部が、艦首を喪失した状態で日本に帰還したとか
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>>159
太平洋戦争終結○○周年記念映画で、某タイ○ニックのEDテーマにあわせたラストシーンを想像してみてください。
海底の大和の大写しからはじまり、艦内に入るとボロボロの艦内が一気に元の鋼鉄に戻っていき、登場人物たちとすれ違いつつ艦上へ、主砲塔を横目に艦橋へ入ると本編で登場してきた艦長と宇垣長官が。
そのまま海上へ出て、隣を併走するアイオワの艦内でも同様の経路で艦橋へ。
で、最後は二列で併走して水平線上へ消えていく日米両艦隊の姿でENDと…
ハッ…妄想してしまったじゃないか(汗
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>>162
なんか、宇垣長官と有賀艦長がキスしてしまうイメージを描いてしまったのは、タイタニックの見過ぎか?
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>>163
そこは日米双方の主人公とヒロインでしょうw
長官たちは拍手をする役で(汗
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終戦50周年企画では、大々的に色々やってくれそうですね
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もしくは、大和とアイオワが艦首キスとか
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それってただの接触事故www
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>>166
アイオワ死んじゃうじゃないですかーやだー!
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いやまて。それを擬人化してしまえば…!
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世界はまだその段階まで進化していないんだ…!
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なお沖縄沖海戦における連合艦隊水上艦隊のオーダー
第二艦隊(宇垣中将)
前衛隊(全軍の先陣。強行偵察隊)
<最上><三隈><磯風><浜風><雪風><浦風>
射撃隊(敵主力水上艦艇に対する射撃)
<大和><長門(機関不調により撤収)><陸奥>
啓開隊(水雷部隊が突入できるよう突破口を強引にこじ開ける)
<利根><筑摩><伊吹><摩耶><那智><妙高>
右翼隊(通常は射撃隊の護衛。状況に応じて各隊の増援)
<青葉><衣笠><北上>
左翼隊(水上艦隊部隊の止め役)
<能代><風雲><長波><玉波><早波><浜風><朝霜><岸波>
<沖波><秋霜><清霜><島風><不知火><天津風><秋雲>
防空隊(水上艦隊の防空役兼被害担当艦)
<翔鶴><五十鈴><阿武隈><多摩><竹><梅><桑><桐>
<杉(長門と一緒に撤収)><槇(長門と一緒に撤収)>
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擬人化ネタと聞いて沖縄沖海戦直後の、『あまりの惨状に呆然とするしかないミズーリ』という電波が……
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あれ?翔鶴がいる?地獄から蘇ったのか?
羽黒はおらんか。青葉もよくも修理できたな
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そりゃ自分以外の姉妹がみんな沈んだらなあ(汗)
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第三艦隊(角田中将 役目は第二艦隊の囮役)
<雲龍><天城>
<金剛><比叡>
<大淀><那珂><球磨>
<初月><涼月><若月><霜月><冬月><春月><宵月><花月>
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>>171
乙です。
ああ本当に全力ですね。
拙著ではここに「阿賀野」「矢矧」とが追加されております。
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>>173
瑞鶴でしょうね。
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>>173
失礼。瑞鶴の打ち間違い。
青葉は潜水艦の雷撃を受けずに済んだので全力発揮可能です。
羽黒はアキャブで輸送船団に突撃かまして、シンガポールで休んでいます。
>>176
しまった矢矧忘れていた。
第三艦隊に矢矧はいますわ。
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>>172 >>174
終戦後に、「私の妹たちは、強かったか?」と涙目で問う長門と、「強かったです。とても、とても…」と同じく涙目で答えるミズーリを幻視…
>>178
ああ…安心しました。
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伊58は第二次世界大戦最期の大型水上艦撃沈をレコードするんやろか?
戦艦や空母を
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最も多くの戦艦を撃沈したのは大和でいいんだっけ?
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??「でーち」
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乙。長門乗員は決戦に参加できずに悔しすぎたでしょうね
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そういや沖縄決戦に潜水艦はどれくらい参加していたのだろうか
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>>183
どこかの政治家が「だから私は、散っていくであろう彼らのために何ができるかを考えた。」とコメントしてそうですね。
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>>184
ウルシー環礁の浮きドックと補給船団強襲を図る伊400〜402+伊13、14潜を除けば大半が索敵と落ち武者狩りに参加中でしょうね。
拙著では量産が図られていた波201型も参加中と想定しています。
なお、伊201型はまだ未完成です。
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思ったより早くできた。まあ手直しだからねえ。
第三幕投下いたします。
戦後夢幻会ネタSS――前史「栄光ある敗北」
3 崩壊する帝国
さて、アメリカ側がキングの個人的欲求により次の作戦案を進めていく中、相手方の大日本帝国は
どうであったかというと、輪をかけて酷いものであった。
確かに彼らは未だ有力な水上艦隊を有し、火力や機械化はともかく練度は維持されていた有力な師団も
多数抱えていた。
戦前の総力戦研究所が予想していた南方航路の途絶もかろうじて維持されており、そこからもたらされる
各種資源は大日本帝国にまだ戦えるだけの力を与えていた。
だが、そんな努力も大日本帝国に突き付けられている現状においては無力であった。
確かに彼らは数多の海戦においてアメリカ海軍に大打撃を与え続けていた。
正規空母13隻、軽空母4隻、戦艦10隻、重巡以下は多数。
日本海軍で例えるならば、連合艦隊がそのまま消滅したと言っていい被害であり、大抵の国家ならば
継戦を断念してもおかしくない程の損害といっても過言ではない。
しかし、相手は常識をどこかに置き忘れた世界最大の国力を持つアメリカ合衆国である。
彼らが一般に公開している情報を読み解くだけで、彼らの手元には、日本海軍が死力をかけて沈めたの
と同じだけの数の艦艇が今なお残っているのである。
そこにはもはや戦術的勝利の積み重ねではどうにもならない程の、絶望的なまでの国力差があった。
そしてこの状況にさらに追い打ちをかけたのがアメリカ陸軍航空隊の存在である。
1945年1月にパラオのペリリュー島に中規模の専用基地が設営されたことにより、アメリカ陸軍航空隊は
日本に対し本格的な戦略爆撃を開始した。
もっとも、日本との距離や基地の規模等を考えれば、この本土爆撃は費用対効果としては失格であった。
要撃を防ぐために高高度を飛ぼうとすれば必然的に爆弾の搭載量は減少し(約2トン)、かといって標準の
爆弾搭載量(5トン)で出撃した場合、高度3千メートル程度で且つその飛行の大半を巡航速度で進撃
しなければならなかった。
勿論、前者では高高度の爆撃の為に碌な被害を与えることはできず、後者の場合は被害は与えられてもその
損害は目を覆わんばかりの代物であった。欧州よりはましとはいえ、日本本土の防空網も、主に太平洋側では
不完全ながらも防空戦のネットワーク化が達成されていたからだ。
ついでにいえば、上記爆撃ミッションは、あくまで四国や九州への爆撃の場合である。
関東を爆撃するには、前者の搭載量で後者の速度と高度で進撃しないといけないのである。
3月10日に半ば奇襲で東京の下町に焼夷弾を叩き込み、数千人の犠牲者と、下町を半壊させたことが
本土爆撃の最大の戦果と言えるという事実が、それを物語っていると言えるだろう。
-
その一方で、日本の喉首を徐々に締め上げていたのが機雷投下である。
流石に防備の硬い鎮守府付近には投下できなかったものの、ごく少数の機体が夜陰に紛れて無数の機雷を
ばらまいた事は日本の海上流通において無視できないダメージを与えることになる。
無論、日本の港湾がアメリカの機雷に覆われたのでもなければ、日本の商船が次々に被雷するという訳でもない。
だが、地雷と同様、機雷という物は「そこにあるかもしれない」というだけで、相手方に多大な負担とコストを
与えるのである。綿密な捜索によって安全が確保されるに及んで初めて入港できるのであって、当然のことながら
商船の回転効率は大幅に下落し、効率改善の為に半ば強引に入港させた商船が、貴重な資源ごと沈没した事件が
出て以降は、ますます回転速度が落ちることになった。、
こうなってしまっては、実質的にその商船団は撃沈されてしまったのと同じであった。
どれだけ船があろうとも、その荷が本土に陸揚げされなければ、その資源はないのと同じであるからだ。
潜水艦による被害がまた少しずつ増えつつも、護衛総隊の懸命の努力で保持されていた南方航路は、機雷の手に
よって結果的に失われようとしていた。
そう。もはや日本の戦争遂行能力は崩壊寸前であった。
どれだけ東条が統制経済を推し進め、監視を行っても尚、どうにもならなかった。
闇市や物資の横流しなどは半ば公然と行われ、実体経済以上に刷られた円の存在は、第一次大戦後の
ドイツマルクよりはまだマシという価値にまで下落した。
星野直樹が東条に提出したレポートでも「1945年中にあと一回決戦できるものの、後は逆さに振っても
戦争など継続できるだけの余地はない。ついでに言えば帝国経済の崩壊は必至であり、莫大な借款
を受けない限り、革命が起きても不思議ではない」という予測がつきつけられていた。
アメリカが沖縄に攻め込む直前の日本は、まさに絞首台の12階段にまで足をかけた状態と言えたであろう。
事ここに至れば、普通ならば降伏すら視野に入れた講和を真剣に考えないといけないのだが、この時期の
大日本帝国においてはそれを望むべくもなかった。
講和の必要性を理解していなかった訳ではない。むしろ誰もが必要性を理解していた。
だが問題は、それを責任を持って執り行う者が上層部にほとんどおらず、数少ない人間も、講和の旗を
振う事が出来なかったのである。
これは大日本帝国憲法の潜在的な欠点と言えるものであったのだが、大日本帝国憲法の本質は
『独裁者を生まない』というものであった。
1人の絶対的権力者が権力を振るうのではなく、集団体制で物事を決していく。
その最大の例が天皇に対する規定であろう。
絶対不可侵の権力者と見られがちな戦前の天皇であるが、実際には天皇の行動は憲法によってさまざまに
制限をされ、権力を振るう事を許されていない。
軍もまた、好き放題に予算を使えるわけではなく『議会の承認』がなければ何もできないのである。
そうであるが故に、戦前の日本においては、軍、政府、議会がそれぞれ独立をして、単独では絶対的
権力を振るえないようにされていた。
だが、昭和に入ってこの特色は、日本という国家に致命的打撃を与えた。
各政治勢力が独立していた訳だが、逆に彼らの行動を1つに纏めるべき存在が不在であったが故に、
各自バラバラに行動してしまい、国家戦略が迷走する危険性を有していたのである。
明治・大正においては、『元老』という誰からも一目置かれた英傑たちがいたお蔭で、その欠点は
解消されていが、元老がいなくなったことでその欠点は表面化する。
東条が、首相兼陸相兼内相兼陸軍参謀総長という、無茶苦茶な人事を強行したのも、この欠点を
少しでも解消するためであり、同時に円滑な戦争指導を行うためであったのだが、フィリピン戦での
東条の権威失墜は、東条から軍の指揮権を剥奪させることになり、軍事と政治の乖離という、
総力戦において悪夢と言っていい状況を生み出すことになる。
-
一方、東条から軍の指揮権を剥奪した帝国軍であるが、彼らもまた、まともな戦争指導を行う能力
はなかった。彼らは戦場で勝利する術は理解していた。(実行しているかどうかは別問題ではあるが)
だが、戦場での勝利を戦争の勝利に結びつける術は全く理解していなかった。
ただ漫然と「戦場で勝ては敵国は降伏してくる」と思い込んでいたか、あるいは「戦争を終わらせる
のは政府の仕事」と、完全に丸投げをしているかのどちらかであった。
つまり彼らは戦場での勝利を全くと言っていいほど活用できなかったのである。
彼らに出来るのはせいぜいが、謀略モドキを使った交渉の真似事であり、その殆どが諸外国から鼻で
笑われる程度の粗雑さであった。
結局、大多数の軍人が行き着いた答えは、もはや破綻しているのが明白な「一撃講和論」でしかなかった。
真珠湾から数えて4度も大艦隊を叩き潰し、更にレイテ沖では陸軍兵力にまで膨大な犠牲を与えたにも
関わらず戦争を止めるどころか、前以上に強力な軍隊を組織しているという事実を目の当たりにして
いるのだが、彼らにはもうこの論理しか縋るものはなかった。
何しろ、連合国がこれまでに出している条件は『無条件降伏』なのである。
過酷と言われたヴェルサイユ条約よりもはるかに悪条件であるこの降伏条件を、責任を持って受け入れよう
とする者など、一撃講和論を支持する者の中には誰もいなかった。
当たり前である。誰も好き好んで、世間から叩かれるようなことをやりたくはなかったのだ。
大正デモクラシーの時に無用な長物扱いされて、戦争が起こったことによって権威が上がった事を
知っている、軍部の人間にとって、自分自身の手でみじめな境遇になる決断など死んでもできる筈がなかった。
だからこそ彼らは、自分に都合の良いデータや予想を熱心に語ることによって、自分達の行動の正当性を
必死になって補強していた。あるいはどこかの誰かのせいにすることで、自らに責任を及ぼさないように
することを目論んでいた。
見苦しいを通り越して腐臭を放っていたというしかないであろう。
そしてそれは軍だけでなく、政治家や官僚もまた同じであった。
『無責任』
この時期の大日本帝国を表すのにこれ程相応しい言葉はなかったであろう。
誰もが目の前にある現実から目を逸らし、あるいはなかったことにしようとする。
チャーチルは「大英帝国最良の時であると言われるように振舞おう」と英独航空戦時に国民を鼓舞したが
大日本帝国の場合は「皇紀2600年の中で最も見苦しい時」と言われても仕方がなかったであろう。
そして彼らのそのツケを払わされるのは現場の兵士達であった。
為政者が為政者としての責務を果たさない。
東条や米内のように責任を果たす覚悟はできていても、現段階でそれを表明した場合、強硬派がクーデター
を起こし、完全に無秩序状態になる危険性が高い為、責務を果たすことができない。
この時すでに大日本帝国という存在は崩壊したと言っていいだろう。
そしてこの実質的に滅びた帝国に止めを刺すべく、1945年4月中旬、アメリカ海軍は『オペレーション・
アイスバーグ』を発動させることになる。
-
これにて第三幕投下終了。
昭和前期の政治権力持っていた人間のある種の無責任さには
何をどう取り繕っても擁護の仕様がありません。
英霊に敬意を表することと、責任ある立場の人間の無責任さの糾弾は
両立するものです。
まああの戦争を賛美することは正直不可能です。
それ位当時の為政者の無責任ぶりと視野狭窄ぶりは酷すぎました。
まあだからこそ「連合艦隊の伝説」が際立つんでしょうけどね。
-
乙ー
まあ上が無責任ってのは古今東西どこでもありうる話よな。
今回はこの時代の日本がそれに当てはまっていたと。
-
乙です。>>為政者が為政者としての責務を果たさない。
東条や米内のように責任を果たす覚悟はできていても、現段階でそれを表明した場合、強硬派がクーデター
打つ手が無いじゃないですかヤダー……
-
乙です。体制、人材、ハードとソフト両面で国家終了ですよな。
ホント革命起こらなかったのが不思議に見えてきた(汗)
-
乙です。
まさにロープで吊るされつつ、爪先立ちを続ける姿ですね。
生き残った比較的若い人々はその姿に絶望したことでしょう。
もっといえば、その姿が自らのうつし身であることに。
-
>>191
ある意味元老が偉大すぎたともいえます。
元老という存在のお蔭で政府・議会・軍の調整が可能であったのですが
元老の政治的権威が時代とともに消えようとしていた時に、それに代わる何かを
産み出せなかった。
西園寺は政党政治の発展によって、内閣総理大臣の権限が強化される希望を
抱いていたようですが、肝心の政党政治家の無責任さに全てがパーになりました。
>>192
だからこそ強硬派に目を覚まさせる何かが必要になる訳です。
無論、沖縄を救うという目的が最重要案件ですが。
>>193
史実でもこんなものです。近衛上奏文読んだ昭和天皇が「それが出来れば苦労しないよ」
と嘆息するように、統帥権も何もあったもんじゃありませんでした。
何しろ8月15日のあの時点ですら、クーデター起こしたのがいるんですから。
>>194
だからこそ吉田機関は、戦後の後始末に容赦のない姿勢を見せます。
よっぽど腹に据えかねていたのでしょうね。
-
阿部さんやら林さんは、黒歴史見てる気になったろうな。
-
>>196
阿部さんにとっては完全に黒歴史でしょうね。
何しろここの嶋田海相は何もできていないのですから。
為政者としての責務を全く果たしていないのですから。
ただ阿部さんにしろ林さんにしろ東条に対しては複雑な心境でしょうねえ。
少なくとも彼は責任感をただの一度も放棄したことないし、彼なりに
国家に対する責任を果たそうとしている。
国家をドカ貧に導いたことは大問題ですけど、この一点だけは否定しない
んじゃないでしょうかねえ。
-
改定乙でした
本当に日本的無責任さが泣けてくる・・・
責任者が責任放棄たぁ・・・
-
この世界の近衛文麿とか他の政治家に比べれば、東条英機はまだ責任感が有りましたからね
-
>>187
ちょっと訂正。
空母は13隻ではなくて12隻。
戦艦10隻ではなくて戦艦12隻ですわ。
ちなみに重巡は豪州を入れて19隻、軽巡は24隻のオーダー。
-
連合艦隊丸々1個分をあっさり補充できるから米帝様の相手はしたくないんだ
-
>>197
確か阿部さん、田中角榮に愚痴ってたけなぁ。
-
なおこの世界での英国の対日戦における被害はというと
空母
<ハーミーズ>
戦艦
<プリンス・オブ・ウェールズ><レパルス><ラミリーズ>
重巡洋艦
<コーンウォール><ドーセットシャー><ロンドン><カンバーランド>
軽巡洋艦
<シェフィールド><アキリーズ><オライオン>
沖縄戦前にそこそこ被害を受けていますが、アメリカに比べりゃ軽微ですわな。
-
>>195
をみていたらムラムラしてきました。
そしたら一本ネタが…
もうこの辺で打ち止めです(汗
30分ごろ一本投下予定です。
-
>>203
せんせー、米帝と比較するとおかしくなるだけだと思います。
-
比較対象が悪いよw
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戦後夢幻会ネタSS――その0.92「船有問答異聞 〜1945年3月 東京〜」
――「海軍にもう船はないのか。国民を、戦禍から守る術はないのか。」
すべては、この言葉からはじまった。
1945年2月、この言葉は滅びつつある帝国の統帥部に激震を広げた。
もっといえば、その出所が、というべきだろうが。
帝都の文字通り中心から漏れてきたというこの言葉は、陸軍による嘲笑交じりに語られていたという。
この当時、日本帝国海軍はレイテ沖海戦において合衆国が誇る二個軍団6万名余をあの世へ転属させ、その半分程度を中期的にこの大戦から脱落させていた。
ついでとばかりに主力艦となる戦艦や空母を10隻ほど、補助艦艇以下をその倍以上も水底へ送り込んでいたがこの時点ですでにその命運はつきつつあった。
何しろ、主力となるべき空母機動部隊は残存空母のうち戦闘に耐えるものが新旧合わせてわずか7隻とほぼ壊滅状態となり、それに引き替えレイテを生き延びた米機動部隊は第一線に投入できる新造航空母艦だけで20隻、航空機1500以上にも達すると見積もられていたのだ。
まさに比べる方がバカバカしい。
水上打撃戦部隊こそ一定以上の質量を維持しているがそれだけだった。
あと一回戦えば、すべてが消滅してしまう。
半ば以上の諦めに支配された海軍だったが、それでも彼らは役割を果たす覚悟を決めていた。
だが同時に、自らに振るわれる武力をして守るべき帝国本土とその民を焼かれることを彼らは恐れていた。
ある意味、無尽蔵の国力を持つ米国という怪物に直接正対していただけに現実に気付かされただけだともいえたのだが。
一方で、これに対する帝国陸軍は意気軒昂だった。
わかりやすくいってしまえば彼らはごく一部をのぞいて極めて能天気であったといっていい。
要するに、舞い上がっていたのだ。
中国大陸においては、北九州や沿岸部の鉄道網へと加えられる攻撃を阻止すべく実施された内陸部の飛行場占領作戦、それにかこつけた占領地拡大が大成功に終わり、米中の一体となった反撃作戦も、底上げされる形となった航空戦力と適切な運用がなされていた機甲戦力そして健気という一言では片付かない精強な日本歩兵によって文字通り粉砕されていた。
太平洋においては、ニューギニアやソロモンといった外郭地域からの素早い「転進」によって主力は温存され、フィリピンでは大損害を受けたものの沖縄や台湾、そして本土での決戦準備は万端である。
資源?海上輸送?
それは海軍の責任だ――
極めて無責任なことに、彼らはそんなことを考えていたのだった。
だからこそ、もはや最後の防衛線を引く覚悟を決めていた海軍に比べ、陸軍は今度こそ米軍を叩き潰してやるという陽性の気配で満ち満ちていたのである。
だからだろう。
沖縄か硫黄島における決戦を主張する陸軍、そしてそれと同時に士官レベルで動き始めていた降伏も視野に入れた和平工作を推進する海軍という対比が生まれたのは。
そして、その意識の違いは、陸軍参謀本部にどこからか蔓延した冒頭の言葉、そしてそれにより有無を言わさぬ勢いで進み始めた海軍の迎撃作戦は、海軍側が悲壮という言葉では足りない勢いで進行したのに対し、陸軍側の、特に作戦部においては海軍の尻を叩けとばかりに攻勢攻勢の掛け声で行われた。
より正確を期するなら、沖縄方面の防衛を統括する牛島中将を筆頭にした「実戦部隊」レベルでは海軍とほぼ同じくらいに悲壮感に満ちた持久戦を志向していたのに対して参謀本部は水際防御にあくまでも専心しようと口を酸っぱくしていたといってもいいかもしれない。
そしてこうした風潮に、陸軍の長老たちは無力だった。
無責任な連中ほど声が大きく、そして上の言葉を借りて好き放題できるというのは彼ら自身が行い、また看過していたためである。
それに、抗戦派の将帥ほど陸海軍において彼らを利用するだけ利用するというのは、もはや伝統行事といってもよいほどに使い古された日本軍の組織運用法だった。
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「あいつらをなんとかせねばなるまい。」
のちに和平派といわれる人々がささやきあった、そんな時だった。
驚天動地、そういわれる行動をとった佐官がいた。
彼の名は、阿部俊雄。
当時の海軍大佐にして、対潜戦の専門家。そのわりには宮中にも官僚たちにも伝手を有しているために、正しいことをある程度正しく押し通せるだけの力をもった数少ない佐官の一人だった。
彼は、こともあろうにある陸軍大将のもとへ怒鳴り込んだのだ。
怒鳴り込んだ先にいた男は――東条英機陸軍大将。
首相を退いてなお、憲兵隊を実質的に手中に収めることで権力を維持していた「忠狂」である。
そして、阿部はこの東条をも激怒させた。
その理由は――
「おそれ多くも主上の言葉を捏造し、統帥権を壟断しようとするは何事か!
主上の言葉を借りて外野からはやし立てるとは何事か!!」
近衛師団へその日のうちに怒鳴り込んだ東条の台詞がすべてを表していた。
そう。阿倍は、冒頭の言葉が蔓延した発端を掴んでいたのだ。
事の起こりは、内地勤務になっていた東条幕下の少壮将校が酒の席で「主上もこのようにいっておられるはずだ」というありもしない妄想をまくしたて、海軍のふがいなさを口を極めて罵ったことによる。
それが、伝言ゲームのように独り歩きして蔓延していったのである。
たちが悪いことに、それにうすうす感づきながらもそれに乗っかった政治的軍人は数多かった。
阿倍は、そんなことを発端となった料理店のエキセントリックな店主の証言と重臣たちの証言という形で立証してのけたのだ。
さらに、その動きを東条の復権のために見逃し、あるいは煽ったものが彼の行儀の悪い腹心たちにいたことも。
ここで、東条の「忠狂」という異名が表に出る。
彼は文字通りの忠臣だったのだ。ただし愚直に過ぎ、それは狂気と裏腹で、かつ独善的なものであったが。
だが、そんな彼をしても今回のことは許せるものではなかったのだ。
本土決戦で自らが対米戦の表舞台に立ちたいがためにこれを煽る陸軍士官たち、そしてそれを煽る陸軍将帥。
まだ負けていないとばかりに徹底抗戦を訴える海軍将帥。
そんな連中が、敬愛する主上の言葉を利用する――しかもその発端はただの酒の席での放言。
そんなことに、東条の精神は耐えられなかったのだ。
即日強引に参内した東条は、今にも腹を切りそうな勢いで事の次第を報告すると何事かを聞き、そしてその足で憲兵隊へと向かった。
1945年3月31日。
その日、帝都東京はもとより日本各地で憲兵隊は動いた。
逮捕拘禁、あるいは拘束されたのは、近衛師団長をはじめとするかつての東条派士官たち、そしてこの期に及んで政治的策動を続けていた将帥や少壮士官たちだった。
この点、東条が心血を注いで育て上げていた憲兵たちは、少なくとも現場レベルではきわめて優秀であったといっていい。
だが、一度動き始めていた動きが止まることはない。
おぼろげながらに何かが起こっていることを察しても、それは夜と霧の帳の中に消えてしまっていたのである。
「我々は全力を挙げて沖縄の陸軍を支援してのけよう。たとえ、連合艦隊が全滅したとしても。」
古賀峯一大将のこの言葉に、東条大将は深々と頭を下げたという。
終戦時、それを阻止しようと策動するはずだった徹底抗戦派は、こうしてその首魁と思われた東条大将自らの手で「粛軍」されたのであった。
そしてそれは、もう一方の勢力、すなわち阿部大佐を筆頭にした和平派が政府の主導権を握ることを意味していた。
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【あとがき】――というわけで一本。電撃的なインスピレーションをいただけたyukikaze氏に感謝申し上げます。
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乙です。
これらの人間のほかに、戦後に吉田機関に粛清される人間はどれほどの数に上るのやら……。
さすがに東京裁判のときよりは少ないですかね?
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>>210
丸ごと処分なBC級戦犯よりは少ないでしょうね。
たぶん、拘禁状態だった人たちからも断罪される者が出るでしょうね。
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戦後、詰め腹を切らされるのは間違い無く無責任な政治家や煽ったブン屋にも及ぶだろうから史実よりも多く成りそう。
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乙でした
流石に史実の東条には、陛下の御名を使ったアレコレは耐えられませんでしたね
A級戦犯の指名は不可避でしょうが、このエピソードを知れば弁護人も少しはやる気を出してくれる。といいな
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自害推奨したの東条だって、西村京太郎の小説に書かれてたっけなぁ。
そしてブン屋、朝日新聞、う、頭が。
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>>203
あれ?エクセター沈んでなかったっけ?
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乙です。
東条って天皇への忠誠心高いけど、当の天皇は東条を嫌ってたと言う・・・。
それと、東条の行動で地味に憲兵=鬼悪魔という風潮が変わる可能性が・・・無いか。だって東条だもの。
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ひゅうが様乙です。エキセントリックな料理店店主ですか……今回は誰の中に入ってるんでしょうねあの人?w
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乙です。後に東条の一家心中とか言われそうだな。
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乙です。
まあ、東條にしてみれば耐えがたい事実ですからねえ。派閥論理を超えた行動を起こしてもおかしくは全くない。
これだけの大規模な粛清と沖縄のショック(ひゅうが氏世界軸)があって漸く講和な辺り涙が出てくるけど。
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ありがとうございます。
これは御聖断を受けても策動しそうな連中の一斉パージでした。
そのためにのちの吉田機関も動いており、覚悟を決めた東条さんも、誰かの言葉を聞いて味方に入りました。
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今読み返してみると脱字や表記間違いがひどい…
失礼しました。
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この世界の邦画
「日本のいちばん長い日」
「連合艦隊」
「小説吉田学校」(タイトル変わるかなw)
あたりを観てみたいw
(作られますよね)
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調べたらタワーズとキングはそこまで仲は悪くなかったらしい…むしろタワーズと一番仲悪かったのはスプルーアンスなんだな
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私も見てみたいですね。
多分、仲良く本人たちが悶えてるでしょう。
連合艦隊では、大和の最後の出撃シーンと長門との別れのシーンで劇場にすすり泣きが起きてるかもしれません。
某映画大好きなひとや海軍の生き残り全面協力で特撮も凄まじいことになってそうです。
もしかしたら、ハリウッドと協力して日米双方の視点からみた形で二部作になるかもしれませんね。
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>>223
まぁ伝え聞くあの性格だと、好かれていたわけではないでしょうね(汗
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父親達の星条旗と硫黄島からの手紙も見てみたい
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「長門」機関故障の報に「良い餞である」とあの黄金仮面が破顔一笑、そしてかの電文が打たれ、離ればなれになっていく「大和」と「長門」…みたいな感じで。
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某架空戦記みたいな、ふるさと非公式4番を歌って別れる艦隊なんてシーンが頭に浮かんで…
なんだか地中海の花束や憂鬱ゴジラみたいなネタを考えたくなってきました。
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つまり・・・大和×長門か!
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すげーよな腐れ女子って。何からでもBL成分を補充出来るんだから。
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兵器を女体化してしまう人種に腐女子を非難する資格は無いと思うw
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じゃあ女体化して百合が咲き乱れればいいのか!!
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(どうしよう…真面目に涙腺にくるシーンを妄想してたら、一瞬でギャグになってしまった…)
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>>233
まあ、そういうのも良いんじゃないでしょうか。
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ここの連中にかかれば、シリアスもシリアルに早変わり!
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乙です、戦後にこんな感じのシーンがありそうだな
「古賀さん、後はよろしく頼みます」
「ええ、解っています。貴方のご家族についても安心ください」
「申し訳ない。私自身は既に覚悟を決めてますが、細君や娘らまで巻き込むのは忍びなかったのでね……」
東條家への冷遇と弾圧は史実で有名だったし、夢幻会としてもこれくらいの取引はしてそう
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保護プログラム、導入するか?
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>>187-190
手直し乙です。やっぱり強硬派連中の無責任さを見てるとそりゃ腹も立ちますよね
……牟田口とか戦後になっても部下が無能だったせいでインパールは失敗したとか
自己弁護しまくって兵への侘びの言葉は死ぬまで一切無かったそうだし。
>>207-209
忠狂というか狂犬に餌を与えて誘導したっぽいですが東条の方もおぼろげではあっても
理解してたなら何故もっと早く……と思ってしまいますね。本来なら戦争責任を追及して
裁くべきだったのかもしれませんがこの状況ではやむなしですか。生き残った連中が
戦後に独裁者東条に粛清された和平派だったとか嘘っぱちを言いかねない気もしますな
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派閥のトップでいる間は出来ない事も在るんですよ・・・
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>>実は和平派だった
散々足を引っ張られた吉田機関に(新聞社にネタをリークして)嘘を暴露されて詐欺師呼ばわりされてそのまま人生フェードアウト。コースでw
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ほとぼりが冷めたと見たら華麗にやらかしそうだな。
蟻が蟻地獄に突き進むのを見ている気分ではある
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まあ、史実戦後で名を馳せた胡散臭い旧軍出身者は軒並み潰されるって話だしねえ。
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警察予備隊にも民間会社からも御呼びがかからない程度の人間みたいですからねぇw
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>>242
富永がトミーに転進するのですね。分かります
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>>238
ありがとうございます。
独裁的な権力を握っているのなら、一度くらいはその立ち位置と信条にふさわしい行動をとってみてほしい…というところで書いてみました。
戦後への地ならしをやらずにただ茫然と過ごすほどあの秀才は甘くはない…といいなぁ(汗
和平派を自称する連中には、その時こそ水面下に潜っていた本物である吉田機関の出番でしょうね。
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公職追放が解除されても特定の人間に関してはブラックリストが作られてそうですな
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そう言えば特攻が無いこの世界線では大西さんは敗北と損害の責任を取るかもしれないが、宇垣さんは生き延びるのか?
後から行くと言ったその他の無責任指揮官がバレずにそれなりの評価を得ると思うと複雑。
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黄金仮面は沖縄で米戦艦部隊と盛大に殴り合って名誉の戦死を遂げる模様
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>>247
沖縄での死闘の後、アメリカ側からの退艦要請を謝絶してるそうで。
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>>246
戦後夢幻会世界の戦記物映画では確実に人気大物俳優に振られる役だろうね。
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そっか、史実と違って最後まで戦力があるから乗る事が出来たんだった。
あとは日誌を破られない様に確保しないと。
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破る所か日本海軍戦艦部隊最後の指揮官の直筆本として大事に扱われるでしょう
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そういえば陸軍は大規模な戦闘とかはしてないんでしたっけ?
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陸軍の大規模戦闘は沖縄じゃない?
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硫黄島ぇ・・・
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大陸戦線ぇ……
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いや、史実のような戦車無しの歩兵戦力のみの戦闘があったかなと。
グルカ兵との死闘とかはやっぱり無くなったのかな?撤退して温存て言ってたし。
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そんな意味の無い消耗戦をしたがる将官はいませんよ
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歩兵装備も少しは良くなって戦死が少なければ良いな、とふと思ったんですよ。
確かに無駄な戦闘は無い方が良いですね。
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餓島、日本が攻めた時の比島
ニューギニア戦線は無かったはず
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発 沖縄根拠地隊司令官
宛 海軍軍令部総長並びに大本営各位
沖縄本島における戦況は本方面統括たる第32軍司令部により報告せらるるべきなれど、第32軍は現状逆襲発揮中につき通信の余力なく、また本報告の性質上当方より言上す。
沖縄県民の状況については去る17日発の報告に加え重ねてご配慮を願いたく。
去る4月13日より4月16日にかけ、連合艦隊はその総力を挙げ沖縄方面へ来襲せる敵艦隊の撃滅と苦境に陥りたる沖縄県民の救援のため海空一体となりての邀撃戦を試みたり。
戦場は実に広範囲なりて、本職の一見にて十全ならざれどもその一端は司令部地下深くにおいてもあるいは砲爆撃の振動にて、あるいは空中に散華したる悲しき爆音にて知るを得たり。
而して、連合艦隊水上部隊による攻勢発起の報を受け、本職ならびに沖縄根拠地隊は読谷海軍根拠地(別紙参照されたい)より戦況の把握に努めたり。
攻勢の発起により、鉄の豪雨の如き砲爆撃もまた一旦止まり、沖縄防衛陸海軍ともに補給再編成の暇を得るに付き特に感謝申し上ぐ。
しかして、通信より把握せるに加え、南西方面において作戦せる陸海軍機による緊急着陸より得たるは、もとより海上における挺身部隊は尋常ならざる作戦を継続せり。
本職の把握せる範囲においては、九州方面よりの航空作戦により敵機動部隊の活動を麻痺せしめ、この間にて海上挺身隊による沖縄本島への突入を企図するを得これを実施せる由。
沖縄防衛陸海軍、将兵軍民問わず大いに勇気付けらるる。
かくして本職、去る4月15日に宇垣長官発の電文により海上挺身隊近海に到達せるを知る。
しかして敵もまたこれを阻止せんとし、同日昼間、沖縄本島西方沖にて主力戦艦部隊同士による砲撃戦が惹起せるを視認す。
海上挺身隊は数に劣るも、その砲火天地を震わし、敵戦艦5隻余を撃沈破し炎は天を突く。
あるいは高速水雷戦隊は必殺の強襲を企し弾雨水柱の中へと突入し、弾着観測機すらその銃火を以て突入路を啓開せむとす。
遂には、敵残存主力艦はわずか1隻となりて、矛の尽きたる大小艦艇は宜野湾より本職らの待つ読谷海岸 残波岬方面へと次々に突入せり。
その数、10余となりて、乗組員らは軍属なる県民率先しての迎えを受く。
しかして、吟ずらくも情勢わが方に利あらず、わが新型戦艦大和は敵の砲火に遂に力尽き、艦首のを高らかに天へ掲げつつ海上へ没し去りたり。
県民の感涙、軍民の嗚咽は地に満ちたり。
残存各艦は直ちに突入あるいは反転を判断し、わが防衛軍はその火力を援けとして逆襲を発起。
その所定の目標を完遂す。
戦況膠着せるを得たるは、これらの献身がゆえなり。
県民を代表して知事より、また陸海軍を代表し本職より以下の如く申し上ぐ。
連合艦隊 斯く戦えり。後世格別のご高配を賜らんことを。
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太田少将の決別電のオマージュですね
>>しかして、吟ずらくも情勢わが方に利あらず、わが新型戦艦大和は敵の砲火に遂に力尽き、艦首のを高らかに天へ掲げつつ海上へ没し去りたり。
「宇宙戦艦ヤマト完結編」のヤマト沈没シーンがフラッシュバック(涙
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日米合同製作の二部作考えてたらこんなのができてました。解せぬ…
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さり気無く沖縄県知事がまだ存命とも取れる文章になってますね
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>>262
「海上へ」でなく「海上を」とすべきでしたね。失礼…
沈没状況はまさにあれを参考にしてください…
>>264
ご存命です。
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島田知事・・・
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東条はやはり嫌いになれないな
ユダヤ人亡命とかの閣議決定とかもそういえば東条内閣で通ってたしな
もう少し有能か無能だったら良かった、もしくは取り巻きが良かったらなぁ
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>>267
あ、東条内閣ではなかったか
まあどちらにしろ、悪い人間ではなかったんだろう
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「其ノ志、其ノ行動、真ニ官吏ノ亀鑑ト謂フベシ」と言われ沖縄戦直前にやってきた
にも関わらず沖縄県民に慕われた島田知事が生きていたら戦後はさぞや立派な官僚や
政治家になったでしょうね……こちらでは戦後も沖縄に骨を埋めるのでしょうか
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いや、悪い人間だったろ。暴走を利用して国滅茶苦茶にした人間を悪い人間ではないは無い。一部の事例で見るな、トータルで考えろって。
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悪い事した人であって悪い人間じゃないで良いんじゃない?
そうすれば現在でもよくいる人になるよ!
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沈む大和を見ながら「見ろよ、孫の代まで語り継げれるぞ」って言いそうだなミズーリの乗組員
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>>272 破壊神の前にそんな余裕はなかろう・・・夜な夜なPTSDに見舞われる奴が
数多く出そう
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>>269
そうしてそうですねぇ。
いい意味で真面目で有能な方だったそうですから…
>>270-271
良くも悪くも真面目な人物であったというようにかけていれば幸いです。
>>272
実際言ってそうですね。
ここまで戦ったからこそ何かを感じるところもあるでしょう。
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>>273
ああそういう人もいそうですね。
実際、勝てずに終わってたらもっと多かったでしょう。
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>>270
人間として悪くなくても悪いことを人間はやるもんだよ、総合的に悪いことをした人間か否かでいうと悪いことをした人間なのは間違いないね
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陸上からアーニー・パイルが大和沈没の写真をとるとか
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つまりアレだよ、「全校生徒から嫌われている不良が、雨の日に捨て猫を神社の境内下まで連れて行って餌をやる」みたいな感じのw
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つまりはギャップ萌えというやつか
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(まただ・・・またギャグになったw)
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雨の中捨て猫の前で苦悶する東条を想像して笑ってしまった
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覇者の戦塵。中公サイトで立ち読み可になっていました。
大和弾こと桜花ほど大きくないが固体ロケットからターボジェットまで誘導方式も多彩で実績も豊富な翔龍が補充の模様。
途中でカットだが大佐がまたもや無茶をやらかしそう。
海兵隊が無くても陸戦隊で葬式饅頭の大佐がこちらにも出演したら米軍の損害と味方の胃が…
沖縄で敵味方別々の理由で壊滅とか。
尚表紙は限りなく四式に近い三式中戦車の様です。
そういえば105ミリ砲搭載の砲戦車もあるから沖縄の米軍がもっと悲惨。
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>>261
ハードルが天元突破しちまいやがった・・・
どうすんべ。うちの沖縄沖海戦の結末。
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>>283
お気になさらず…
陸上から視認した上での報告電ですので正確さはお察しください。
それに、yukikaze様の内容にあわせて改変いたしますゆえ、思う存分やっちゃってくださいませ。
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>>284
とりあえずアメ公の編成どうするかなあって感じですねえ。
何しろ1000機近い必要十分な練度持っている艦載機部隊いますからねえ。
こちらは第五航空艦隊と第六航空軍が主力ですけど、第六航空軍は
洋上航空に問題抱えていますから、ハンデ戦もいいとこですわ。
台湾の部隊は瞬殺確定ですしねえ。(練度もさることながら数の暴力)
あらすじでは台風を利用しましたが、9月だと枕崎台風で文字通り
神風に出来ますが、4月では台風は無理で、精々が長雨と曇天でしょうしねえ。
そういや、ワシントン宣言から受諾まで10日程かかりましたけど、クーデター
騒ぎがあったとみるべきでしょうかねえ。
一応その流れで展開を考えてはいるんですけど。
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>>285
援護射撃になるかどうかわかりませんが、上で書いた一言を受けて、海軍は本土決戦用に集積していた航空艦隊を九州四国に展開しています。
加えて東条氏からの檄を受けて陸軍も航空戦力の一部を転用。
史実で天号作戦と菊水作戦に投入された兵力の少なく見積もっても倍以上の、それも質の面では雲泥の差レベルのものが投入されていると想定してみています。
その代償に、特に海軍の攻撃作戦能力を有する機体はほぼ払底状態に…
10日ほどの間は、停戦交渉と折衝でしょうかね。
全軍戦闘停止が発令されてはいると思っています。また、クーデター騒ぎならぬ、戒厳令発令はされているでしょう。
どちらかというと継戦派からすると終戦クーデターのような感じでしょうか。
騒ぎがあるというのは同意いたします。
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>>261
アメリカで映画化したら「ヒャッハー!ジャップの戦艦を沈めてやったぜ!!」と言う台詞が出てくるのですね。(元ネタ:アメリカンソルジャーズ)
さて、ようやく時間が出来たので、2週間ぶりに欧州大戦ネタを投稿したいと思います。
アフリカ戦線が無いから、ロンメルをどこに突っ込むべきか悩みまくった。
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ネタSS「憂鬱日本欧州大戦 −ちょび髭のいないバルバロッサ−」
1942年6月22日、これまで殴られっ放しだった連合国はとうとう反攻に転じた。
元々は5月に予定されていた反抗作戦だったが、対イタリア戦の影響で6月にずれ込んでいた。
だが、イタリア戦に勝利し、イタリアが共産陣営から離脱し連合国側についた結果、周囲を連合国に囲まれたユーゴスラビアが連合国側になびき、バルカン半島を北上する事が可能になっていた。
一方、中欧ではハンガリーが連合国側に立ちソ連に宣戦布告。即日英独軍を主力とした連合軍は、ハンガリー領を経由しソ連及びルーマニアへと侵攻した。
ソ連はハンガリーの動きを事前に察知したが、すぐさま大軍を移動させることも出来ず、ドイツ軍の侵攻を許してしまった。
そして、ルーマニアへの侵攻もスムーズに進んだ。強固な陣地が殆ど無く、駐留するソ連軍以外に連合軍に敵対する者は少なく、殆どの民衆は解放者として連合軍を受け入れた。ルーマニア軍の中には、連合軍の侵攻に呼応してソ連軍へ攻撃を行う部隊も少なくなかった。
その結果、ルーマニアを巡る戦闘は僅か半月で終了し、共産政権を追い出したルーマニアには一時的に軍政がひかれた物の、ルーマニア人による臨時政府が発足次第権限を移行する予定であった。
ルーマニアでの軍事行動が順調に進む一方、ブルガリアには北から英独軍が南からはイタリア軍が侵攻していた。普通ならばブルガリアは完全に詰んだ状態であるのだが、イタリア軍はブルガリアで抗戦するソ連軍相手に敗走し、ギリシャ軍や連合軍のギリシャ派遣軍が救援に向かうという事が何度も起きていた。
そんな状態であるから、ソ連軍はブルガリア南部では優位に立っており、ブルガリア随一の港町ヴァルナに海上輸送で大量の兵力や兵器を輸送していた為、戦線は膠着していた。
だが、北方から侵攻する英独軍相手には劣勢で、前線は徐々に南下していた。ブルガリア陥落も時間の問題かと思われた。
しかし、ソ連軍はウクライナでドイツ軍を迎え撃つ準備を整えつつあり、ブルガリアとウクライナの二方面で戦闘を行わなくてはならない連合軍南方軍集団は厳しい状況に置かれつつあった。
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大反抗が始まってからおよそ1ヵ月後の7月下旬、東京ではこれからの方針を話し合うための会合が行われていた。
なお、近衛はロンドンで行われる連合国首脳による会議の為に既に船上の人だった。
「ルーマニアは僅か半月で奪還。連合国側になったルーマニアとギリシャにユーゴスラビアと完全に囲まれたブルガリアの陥落も時間の問題でしょう。」
「それからトルコが動員を開始しています。ソ連もそれを感知し、厳重な抗議と恫喝を行っているようですが、トルコの腹は完全に決まっているようです。」
永田と田中の報告に伏見宮は頷いた。ルーマニアがあっさりと陥落し、トルコの事実上の参戦にソ連は慌てふためいていた。急いでルーマニア方面に部隊を派遣したものの、ドイツ軍を主力とする連合軍は快進撃を続けていた。
そして、一部の部隊は既にキエフ近郊まで迫っており、ソ連軍は電撃戦を続ける連合軍を押し留めるために各戦線から戦力を抽出せざる得なかった。
「ポーランドでは、とうとうソ連軍の防衛戦を突破しました。フィンランドでもフランス軍がカレリアの森林地帯を機甲部隊で突破し、ソ連軍の後背を突く事に成功しています。レニングラードに到達するのも時間の問題でしょう。」
ソ連軍は1000万を超える大軍を擁していたが、巨大な植民地と動員力を持つ英仏、精強なドイツ・ポーランド軍のみならず、日本にフィンランドを相手にしている為に、各地に兵力を派遣しなければならず1941年末ごろから戦況は膠着状態に陥っていた。
そこに、トルコの動員開始とルーマニアからの侵攻に兵力を割かねばならず、他の戦線から予備兵力を引き抜くしかなかった。
そして、予備兵力の少なくなったポーランドとフィンランドでは、連合軍がとうとうソ連軍の陣地を抜くことに成功していた。連合国は完全に戦時体制に移行していた為、ソ連軍に引けを取らないほどの兵力があり、それを支える工業力は完全にソ連を突き放していた。
「これで連合軍の勝利は確実ですな。」
「まだ油断は出来ません。ソ連軍は未だ増強を続けている上に、次々と新兵器を出してきています。
また、ウクライナ方面の連合軍(南方軍集団)は当初は快進撃を続けていましたが、ソ連軍は態勢を建て直しつつあります。最悪の場合、ウクライナ方面で反抗作戦の失敗もありえます。」
各地での戦線突破や勝利の報告に会合メンバーの1人が楽観した発言をしたが、永田はあえて悲観的な予測を口にして嗜めた。悲観的と書いたが、実際にウクライナ方面ではソ連軍によるインフラの破壊やトラック等の不足により補給に支障が出ており、最前線ではソ連軍が集結しつつあり、連合軍の損害は日増しに増えていた。その為、ウクライナ戦線は電撃戦から消耗戦へと移行しつつあり、反抗作戦の失敗は十分ありうる事であった。
連合軍もトラックを増産したり物資を空輸したりと、様々な方法で補給不足を解消しようとしていたが、史実よりも低い工業力の上に兵器生産にリソースを取られてしまい兵站を支えるトラックの生産は低調で、空輸は十分な量を輸送できなかった。アメリカに大量のトラック等の自動車を発注したものの、それらが生産され到着するのにはかなりの時間が必要だった。
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「その件に関してウクライナ方面の連合軍を支援するために、イギリスは黒海に進出してウクライナの港を奪取しようとしています。
トルコが連合国側についた今、黒海への道は開けました。ここで、黒海の制海権を奪うことが出来れば、ブルガリアへの補給を断ち切る事が出来ますし、連合軍は兵力の移動や補給も容易となります。」
海軍大臣となったばかりの嶋田の言葉にメンバー達はざわめいた。
と言うのも、黒海はソ連海軍の本拠地とも言えるところだからだ。そして何より狭い内海と海峡のせいで、外洋海軍にとっては鬼門とも言える場所であり、容易に制海権を奪うことは出来ないと考えられていたからだ。
「黒海は狭いために艦隊決戦は基本的に行えません。それに加え、ソ連海軍は恐らく艦隊温存主義に走る物と思われます。
そこで、ソ連海軍の根拠地であるセヴァストポリへの攻撃は海軍のみならず、英独空軍及び陸軍も参加します。
今回の作戦ではイギリス海軍が主力となりますが、日本海軍も艦艇を投入する予定です。」
嶋田もメンバー達の懸念を理解しており、陸海空の全てを投入して攻略すると説明した。
今回の作戦では、要塞化されているセヴァストポリをいかに攻略するかが焦点となっていた。そこで、ドイツは列車砲ドーラや自走臼砲カール等を投入する予定だった。また、トルコやルーマニアへ進出した連合軍の航空部隊も投入する予定だった。
海軍は、陸空軍支援の為に対地砲撃やソ連海軍の艦艇や輸送船を相手にする事になる予定だった。イギリス海軍が主力に、日本からは金剛と2個駆逐隊が、ほぼ壊滅状態であったがフランス海軍も駆逐艦や水雷艇を黒海に派遣する準備を進めていた。イタリア海軍は稼動可能な艦がほぼ無く、魚雷艇が僅かに投入される程度だった。
。
それらの事を聞いたメンバー達は納得したように何度も頷いていた。
そもそも海軍としては、狭い上に土地勘も無い黒海で艦隊決戦する気など全く無かった。どう考えても自殺行為であったし、唯でさえ格下と思われていたイタリア海軍に正規空母が沈められ、損害に過敏になっていたのだ。
(黒海に日本艦隊が進出するなんて、どこの火葬戦記だよ!聞いた事も無い名前の艦が沢山いるわ、狭い内海で艦砲射撃する戦艦の護衛したり、船団を潜水艦や魚雷艇から守らなくてはならないわ・・・。ああ不幸だ。
それになんで俺が海軍大臣なんだ。辻の後継者達と接する機会が嫌でも増えるじゃないか!)
嶋田は内心でそんな愚痴を延々と言い続けており、かなりの負担とストレスと抱えていた。特に、今回の作戦は必要性は高かったものの、イギリス海軍の思惑がかなり反映されていた事が嶋田に一抹の不安を抱かせていた。
と言うのも、イギリス海軍は第2次世界大戦が始まって以来、世界最強の海軍に相応しい活躍が出来ていなかったからだ。緒戦に起きたバルト海でのソ連海軍との戦闘は相手がさっさと撤退してしまい、駆逐艦を何隻か沈めた以外はまともな戦果は上げられなかった。
また、クロンシュタット・レニングラード奇襲はフランス主導だったし、中部地中海海戦はフランスと日本海軍が主力だった。かろうじて英空母航空隊が活躍したが、イギリスの戦艦は全く活躍できなかった。
いくら陸戦が主とは言え、ここでイギリス海軍ここにありと言う戦果を上げなければ、戦後イギリス海軍は縮小、特に戦艦は整理の対象となってしまうと、イギリス海軍の大鑑巨砲主義者達は危惧したのだ。
そこで目を付けたのが黒海でのソ連海軍の牙城の攻略であったのだ。
(クリミア戦争の時はセヴァストポリを攻略できたけど被害も大きかったからな。ああ胃が痛い。)
嶋田は胃の辺りをさすりながら、被害がどれほどのものになるか考えて憂鬱になっていた。
余談だが、ドイツ海軍はこの一大作戦を指を銜えて見るだけしかなかった。と言うのも、バルト海での北方軍集団の支援を行うのに手一杯でそんな余裕は一切無かった。
再就役なったビスマルクは以前と見違えるほどまともな戦艦となっていたが、それ故にバルト海で他の大型艦艇と共に活躍する事を期待されていたし、数の多いSボートは地中海まで回航するには小型過ぎた。
ちなみに、ビスマルクが北方軍集団を支援すると聞いた英仏軍の将兵達は、「どうせまた砲身が破裂するんじゃないの?」とか「今度こそバルト海で漁礁になるのか?」等と陰口を叩いていたと言う。それを知った某提督は涙を流しながら胃薬を飲んだという。
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ウクライナで英独軍が補給不足で苦しんでいる頃、ポーランドでは独仏軍がソ連軍を各地で次々と撃破していた。
ドイツはソ連軍の猛攻から東プロイセンとダンチィヒ、グディニアを守りきれていた為、ソ連軍を半包囲できる状態だった。その上に、ソ連軍はウクライナ方面に戦力を引き抜いていたため、連合軍の大攻勢を押し留める戦力が無かったのだ。
これまでは連合軍の軍備が整っていなかったり、フランスの内戦、イランやインドへのソ連軍侵攻、イタリアの参戦などが重なり、連合軍はその戦力をポーランドに集中させる事が出来なかった。
だが、インド戦線を除いてそれらが解決した今、ポーランド戦線には独仏波英日、合計600万にも及ぶ大軍が存在しており、それらが一斉にソ連への総攻撃を開始したのだ。北欧やバルカン半島に極東アジアにも兵力を貼り付けているソ連軍は、連合軍の攻勢に耐える事は出来ず、連合国はとうとうソ連軍の防衛陣地を突破する事が出来たのだった。
そして、連合軍の中でドイツ軍に編入されたポーランド人達は特に士気が高く、死を恐れる事無く戦い続けるその姿に、味方からは尊敬を敵からは畏怖の念をもたれていた。彼らは何としてでもワルシャワを奪還する為、その持てる限りの力を発揮していたのだ。
なお、ドイツが第2次世界大戦に参戦してから、ポーランドの再独立の声が上がり、ドイツ、自由ポーランド、ダンツィヒ自治政府の3者はポーランドの再独立に向けて動き出していたが、それは思わぬところからの反対に遭った。
「ポーランド将兵は今やドイツ軍に取っては絶対に必要な存在だ。もし彼らがいなくなればドイツ軍は崩壊してしまう!」
「ポーランドが独立したら当然ポーランド軍もドイツ軍から分離する事になる!そうなればドイツは組織として立ちいかなくなってしまう。」
ドイツ軍人達は、ポーランドの独立はドイツ軍の弱体化に繋がると主張し、思いなおすように政治家達に要望した。
また、ポーランド軍人達もポーランドの再独立には反対した。
「もしここでポーランドが独立すれば、ようやく噛み合い始めたドイツ軍との連携が取れなくなってしまう!それ以前に、ドイツ軍が組織として成り立たないぞ!!」
「ポーランド軍に戻って、また貧弱な戦車に乗れっていうのか!俺はドイツの戦車以外には乗らないぞ!!」
ポーランド将兵達は、ドイツ軍人との連携が上手くいっているのに、ここで再独立すればこれまでの努力が水泡に帰すのではないかと危惧した。また、ドイツの優秀な兵器に触れた彼らは、再独立すれば英仏から貧弱な兵器を供与されるのではないかと恐れたのだ。
結局、ドイツ軍の将官士官が十分育つまでポーランド軍はドイツ軍に組み込まれたままという事になった。再独立も自由ポーランド政府とダンツィヒ自治政府が協力して進めるものの、時期を見て独立するという事で落ち着いた。
その結果、亡命政権であるはずの自由ポーランドがドイツ占領下のポーランド領で活動するという訳の解らない事態となった。元々、ドイツによるっポーランドの保護占領を正当化するための亡命政府だったが、名実共に形だけになってしまったのだ。
なお、元ポーランド大統領でダンツィヒ自治政府首相イグナツィ・モシチツキと、自由ポーランド大統領ヴワディスワフ・ラチュキェヴィチが同じ部屋の並んだ机で仕事をしている写真は、日本人に欧州政治は複雑怪奇と印象付ける事になる。
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「とうとうここまで来れた・・・。」
ドイツ国防陸軍第1ポーランド軍団長スタニスワフ・マチェク大将は97j指揮戦車のハッチから身を乗り出し、崩れた建物や瓦礫が広がる光景を見ながら感慨深く呟いた。かつて栄華を誇った都市の成れの果てを見たマチェクの体はかすかに震えており、両目からは涙があふれ出ていた。
「やった!やったぞ!とうとうワルシャワを奪還したんだ!」
「俺の家はあそこら辺にあったんだ。・・・今じゃ瓦礫の山だけどな。」
「俺達はやったんだ!ポーランド万歳!ドイツ万歳!連合国万歳!」
そう、連合国はとうとうワルシャワを奪還したのだ。ポーランド兵達はワルシャワを奪還した事に喜び、かつての首都が瓦礫と廃墟になっている事に悲しみ、同盟国に感謝したりとワルシャワを奪還した事を思い思いに表現していた。
だが、ワルシャワ市街地にはまだ少数ながらソ連軍が残っている為、気を抜く事は出来なかったし、150kmほど離れた都市ビャウィストクにはかなりの数のソ連軍が集結している様子であり、これを撃破しないことには完全にワルシャワを奪還できたとは言えなかった。
「敵が体勢を整える前に攻撃を仕掛ける必要がある。時間は奴らの味方だ。補給はどうなっている?」
「現在半数の部隊で補給が終わりました。戦車を有する部隊を優先して行っていますが、補給が終わるのは明日の昼ごろになりそうです。」
「他の部隊は?」
「ロンメル軍団は既にビャウィストクへと向かっておりますそれと、第7装甲師団がルブリンで敵中に孤立したフランス軍を支援しています。」
参謀の報告にマチェクは溜息をついた。
既に2年以上に渡りドイツ軍に所属しているマチェクは、ロンメルが機動戦を重視する反面補給を軽視するきらいがある事を理解していた。ポーランド撤退戦では、徹底した機動戦で大量のソ連軍の侵攻を遅らせたが、補給切れで放棄した戦車等が結構な数存在した。反抗作戦が始まってからも、ロンメルが指揮する軍団は単独でソ連軍の後方へ回りこんだり、燃料不足で1個戦車連隊が丸ごと脱落したりと話題に事欠かなかった。
マチェクは、そんなロンメルのサポートをする事が多かった。大戦初期にポーランド撤退戦で名が知られるようになったマチェクとロンメルは、何かとペアを組む事が多く、今回もワルシャワ奪還にマチェクとロンメルの率いる2個軍団が投入されていた。
だが、マチェクがため息をついたのはその事についてでは無かった。
「宮崎中将もつくづく貧乏籤を引かされるな。
全く、あの蛙共は!ドイツといいイギリスといい、他の国の足を引っ張る事しか知らんのか!」
ポーランド戦では真っ先に崩れてポーランド軍に助けられ、ファニーウォーが終わったかと思えば内戦を起こしフィンランド戦線を崩壊させ、イタリアには無敵のマジノ線(アルパイン線)を包囲されて敗北寸前になりと、ことごとく他の連合国の足を引っ張ってばかりだった。
だからこそ、今回フランス将兵達は汚名挽回とばかりに張り切っていたのだが、それが空回りしてしまっていたのだ。
「まあ、宮崎中将が救援に向かったのなら大丈夫だろう。そんな事よりもロンメルの突撃馬鹿が補給不足で立ち往生するだろうから、明日の朝には発つぞ。補給の終わった部隊は出発準備をするように。終わっていない部隊は、後からでもいい。」
マチェクはソ連軍に時間を与えたくなかった。もしソ連軍が時間を得たら、後方から戦力が送られて来る可能性があるし、そうでなくとも再編成や夜戦陣地戦を行われたら攻勢が頓挫しかねない。
かと言って、ロンメルほど補給を軽視するつもりは無かった。元々自動車化騎兵を引きいていた彼は、自動車化部隊や機甲部隊がどれほど大食らいかよく知っていたからだ。
「今週中にはポーランド国境の向こう側へソ連軍を叩きだすぞ!」
マチェクの宣言に、周りの参謀達は大声で賛意を示した。
ポーランド領全域の回復は、ポーランド人達全員の願いだった。それが今、達成されようとしているのだ。
おわり
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反抗作戦は一応順調に言ってるけど、ソ連軍もしぶといです。
ちなみに兵力は、ソ連軍が1000万程度、連合軍が900万程度と考えています。インドが策源地として使えなくなりつつあるので、イギリスの兵力は史実よりも少ないです。
ただ、ソ連軍が兵力は兎も角兵器生産は頭打ちになるでしょうね。アメリカからの輸出された機械類やトラックなどは、そろそろ消耗して使えなくなるでしょうから。
さて、これからの展開どうしよう。このまま行けばソ連軍フルボッコだけど・・・。米仏がソ連の窮地を救う展開もありかも?w
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乙です!ポーランドが輝いている…
いいですねぇ。
あと嶋田さんはいつものように苦労しておられますねw
この後の展開は――まぁなるようにしかならないでしょう。って、米仏がソ連の窮地をって…(汗
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英国の戦車って、そこまで評価低かったのか。
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天気が気になったので気象庁のデータベースで昭和20年4月頃の天気を調べてみました。
まず9月の枕崎台風を基準にすると、基準値とした鹿児島市内での降雨量が約200ミリです。
そして4月を調べてみるとあら不思議。
1日に50ミリ近く降雨があった時があります。4月9日から10日。
さらに調べてみましたら、この動きは鹿児島方面から奄美諸島、ついで大東島方面へと動いています。
しかも、史実に於ける戦艦大和出撃時の記録によれば日本列島上空には移動性高気圧が張り出しています。
となると――記録がないのですが6月5日に史実ハルゼーが突っ込んだ台風とは違うのですが、台風に匹敵する低気圧が発生していたとしても無理はありません。
うまい具合に、降雨の際に気温が上昇しています。
ということは、史実かどうかは置いておくとして、小笠原南方に発生した台風が北上し、しかし日本列島を覆う高気圧にはじかれて四国沖から南下というコースも考え得ます。
もしもこの時、史実では東シナ海に展開した米機動部隊が太平洋上にあったとしたら?
枕崎台風とは違う6月頃、沖縄や日本本土攻撃を終えたあとで比較的低調な台風にぶつかってしまったハルゼーの場合でも大きな被害が出ていますが、大和を含む艦隊攻撃のためにやる気満々で突っ込んだときには?
とてもステキなパーティーになりそうです。
加えて、拙著であります桜花ネタの舞台となる4月13日ごろは天気の記録なし。
これはもう好き放題やれという天の啓示か?!(違)
以上、ご参考になれば幸いです。
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ハルゼーのおっちゃんに渡す香典を用意しとくべきかな?
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>>297
こっちではレイテでやらかしてしまったために更迭され、yukikaze氏案だとジョン・マケイン提督ですね。
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>>294
仏「俺らのお陰でポーランドは輝いているんだ!」
ちなみに、米仏共にソ連に利する事をかなりやっていた模様。
>>295
97jやパンターなどのドイツの戦車に比べてです。
また、ポーランド戦でフランスの次に潰滅したから、(先入観で)ポーランド人からの受けは余りよくありません。
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>>298
2人分、用意しとけばいいのかな?w
>>299
そら評価低くなっても無理ないですね。
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>>299
それはしかたがないですね…
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乙でした
ポーランドが輝いてる&蛙喰いどもぇ・・・
やる気が見事に空回りしてしまって・・・
>>英仏戦車
せめてセンチュリオンだったら、97式にも引けをとらないんでしょうがまだ出来てないしねぇw
>>20年4月の気象状況
正に(このスレのネタ的にも)天佑ですなwww
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>>302
まさに僥倖…!
しかし、史実の大和特攻はつくづく間の悪いというべきか…
もしもあと4日待っていたら、台風に紛れて航空機を振り切り突入成功の確率がぐっと上がったというのに。
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蛙食いども、戦後は肩身狭くなりそうだな。
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頑張っているのは認めるし、本人達も努力してはいたのは前線の将兵も理解して入るでしょうが、何と言うか間が悪いというか運が悪いというかw
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ドイツも末期状態じゃないなら稼働率は良いでしょうしね<パンター
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カエルから、カタツムリに格下げされそうですね…
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フランスはやる気が空回りしてる上に、あの革命騒ぎな前科があるからなぁw
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フランスの評価がイタリア以下になったりして…。
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レイテで前線の位置が史実よりズレるってネタは割と見るが、確か金星(だったかな?)が太陽化して昼が長くなって戦況が変わるという凄い設定を昔どっかで見たような……
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ヘリウムが爆発した木星だよ
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乙でした。ポーランド将兵、あんたらそれでいいのかw 独立してもドイツ軍指揮下で
そのままの装備で戦えば良いだけなのではと思わなくもないけどその辺の政治的な
ゴタゴタを嫌ったのだろうか。ドイツとの関係は良好になりそうだけどソ連軍への反感は
相変わらず強そうですからマチェク将軍の名を共にWWⅡにおいて勇名をあげられ
そうですが……ロンメルと一緒だと宮崎将軍ほどではないにしてもやっぱり苦労
しそうですなw
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>>311、失礼、半分寝た頭でうろ覚えなこと書くもんじゃねーですな…… 今日はもう寝ます。
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確か吉田親司氏でしたね。
木星であってますよ。
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何故いつも電探元帥は不遇な扱いのかw
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嶋ハンと同じく彼には不幸がよく似合う…
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乙。ポーランド人はカティンの森を見て怒髪天をつく状態になりそうだな。
黒海進出・・・・いやな予感しかしないんだが(汗)
まともなビスマルクは「戦艦もどき」とネルソン級に言われて切れてるような風刺画がでそうw
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感想ありがとうございます。
>>302
蛙さんはフィンランドで頑張ってるし、ポーランドでも数の上では主力なんだよ!
でも、前科持ちだから何かやらかしたら「またフランスか!」と言われてしまうんです。w
>英仏戦車
イギリスはパンターをライセンス生産するつもりです。一方フランスは、仏製(史実)パンターと言えるB3戦車がありますが、史実ドイツ以上に不具合満載で前線の将兵のストレスはマッハな模様。
>>304-305
史実で僅か1ヶ月で降伏した事を考えれば、まだマシ・・・かも?
戦後はフランスのせいで連合軍は負けそうになった、とか散々言われるでしょうね。
>>306
フランスやイギリスから資源が大量に入ってくるし、技術者の交流もありますから、稼働率はかなり高いです。
>>307-309
フランスの評価は陸軍は低いですが、海軍は高いです。
なので、一概にフランスは云々、と言う事は無いです。
なお、フランス陸軍はイタリアにも一方的に殴られていた模様。
>>312
名前こそドイツ軍ですが、実態は軍中枢にもポランド人が入り込んでいます。つまり、ポーランド人からすると、ドイツ軍の運用に自分達の意向が反映できるわけです。
独立後の政治的な横槍と、ドイツ軍にポーランド人の意向が組み込めるという事から、ポーランド将兵達は将来の独立が保障されていますし特に気にしていません。
>>315-316
電探元帥が不遇なんでは無いんです。ドイツ海軍が不遇なんです。
主砲をイギリス製四連装砲に換装したビスマルク・・・。(;゚д゚)ゴクリ…
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>>318
…なぜでしょう。
主砲がヴァンガードなビスマルクとか想像して――
憂鬱的にとても面白そうな(ヲイ)
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>>317
カティンの森もそうですが、史実と比べてポーランド人の被害はかなり減っています。
ロンメルやマチェクが死力を尽くした結果、政府や軍関係者、住民の多くはドイツやハンガリーに逃れる事が出来ています。
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>>320
本編ではあんなことになっていますから、こういうところでもちょっと救いがあるのはいいですね。
まさに国歌に歌われているとおり「ポーランドはまだ滅びていない、我々が生きている限りは。」「いかなる外国の軍勢が強奪しようとも、我々はそれを剣で取り返す。」
普段はあれほどグダグダなのに、こうしているとものすごく輝くのが不思議というべきか…
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>>319
魔改造された16インチ四連装砲搭載のビスマルク・・・。
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>>322
おいィ?!
しかもネルソン級用の「あの」16インチ砲?!
なんてことを…
そんなひどい(英国面な)ものを積むくらいなら、ドイツ艦にWW1時の英国艦の主砲塔をのっけてニヤニヤする英国人の方がまだマシだ?!
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まあ、普通に考えて15インチ連装砲4基の史実ビスマルクですかね?
ちなみに、私が考えた(憂鬱的に面白い)ビスマルク案。
・15インチ4連装砲2基。
・14インチ4連装砲3基。
・15インチ4連装砲1基(もしくは連装砲2基)で後部に飛行甲板を搭載した航空戦艦。
ビスマルクは42cm砲搭載だけど、元は38センチ砲だから15インチ砲を製造は出来るよね?
出来無かったらイギリスから輸入する必要性が・・・。そうなれば、英独面が融合した悪夢な戦艦が出来上がってしまう。
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>>324
14インチ12門案がマトモに見えてしまう不思議!
そういえばKGV級って当初12門予定でしたね。
しかしそうなると英国面とドイツ面の悪夢的な融合の公算が…
このままでは名状しがたい戦艦のようなものになってしまう――
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駆逐戦車(突撃砲)みたいに旋回式ではなく艦の中央付近に固定式砲塔にドーラの80センチ砲を搭載した駆逐戦艦(突撃戦艦)ビスマルク・・・・・。
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(アカン…独立で愚連な艦隊か旭日なフェルゼンになってしまう…)
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戦後夢幻会ネタ――ネタ設定の雑記「桜花一代記」
――空技廠 4式対艦誘導弾「桜花」
生まれる時代を10年ほど間違えたといわれるこの兵器は、沖縄沖海戦の前哨戦となる「九州沖空中雷撃戦」で鮮烈なデビュー戦を飾ったことで有名である。
また、少し軍事方面に知識がある人間は、これの発展型がのちの国防軍が誇る「山桜」対艦誘導弾システム(通称Yシステム)であることを知っていることだろう。
だが、その来歴がはっきり言うなら誤謬と誤算に満ち満ちたものであったことを知る者は少ない。
【開発経緯】
実は、この誘導弾システムは構想時は極めて不適切な、もっといえば外道ともいうべき考えによって「短期間に急造」されるはずだった。
そう。
軍令部内や海軍航空隊の一部将校によって構想された有人機に爆弾を抱かせて体当たりさせるという「特別攻撃」、略称でいえば特攻兵器としてこの「桜花」は構想されたのだ。
この構想の始まりは、1944年6月のマリアナ沖海戦における悪夢のような対艦攻撃の結果を受けたものであった。
この戦いにおいて、マリアナ周辺において最終的に作戦用航空機1300機あまりを集中してのけた連合艦隊だったが、空母12隻撃沈破という成果と引き換えになったものに彼らは慄然としたのだ。
撃墜、あるいは機材の破壊を受けたのは、このうち8割となる1000機余。
今後も続くであろう米軍の侵攻を防ぎきるにはあまりに大きな損害だった。
まして、米軍の対空砲火は威力を増しており、防空システムも洗練を極めている。
そして、新造空母が20隻以上も後ろに続いているとなれば、冷静でいられるわけがないだろう。
そのため、現場部隊レベルから上がった声を汲むという形をとって軍令部の一部は、空技廠に「有人体当たりロケット機」の開発を指示したのである。
しかしながら、この動きはとんでもない反発を海軍内部に生むことになる。
「夜間対艦攻撃という打つべき手があるのに、外道に走ろうとするとは何事か!」
意外にも、その声を上げていたのは攻撃精神過多とも思われがちな男、源田実だった。
ついで彼とかつてコンビを組んでいた連合艦隊司令長官南雲忠一大将や、第3艦隊の小沢治三郎中将、レイテ沖で国民的な英雄となっていた宇垣纏中将も反対の声を上げた。
これは、設計を指示された空技廠の技官が川西飛行機随一の設計者となっていた倉崎重蔵にふともらした情報が伝わったものであるとされている。
既に海軍内部で公然化しつつあった対米和平工作(あるいは降伏工作)を担っていた一派と財官の繋がりはこの時点でも相当に強固なものであったのだ。
そしてとどめとなったのは、軍令部が航空本部を通さずに「空技廠の独断で」という扱いで開発を進めようとしていたことだった。
誰も、体当たり攻撃機を作るという火中の栗を拾おうという軍人らしさを持った軍事官僚はいなかったのだ。
こうした動きを察知した陸軍は、逆に特攻精神なるものを高らかにブチ上げようというところまでいったというが、いくつかの事情によって沙汰やみとなる。
ひとつは、陸軍を牛耳っていた東条英機首相がマリアナにおける大損害の責任をとった嶋田繁太郎海相とともに退任し後継首相の推奏に手間取っていたこと。
そしてもうひとつの理由は、海軍が陸軍に頭を下げたことだった。
対潜戦備の充実と潜水艦隊の強化のために尽力したがために軍令部において冷や飯を食わされていた阿部俊雄大佐がその相手となった。
彼は、陸軍航空本部に出向いて文字通り見事な土下座を遂げて陸軍軍人たち、そして役目を押し付けた海軍上層部を唖然とさせた。
そしてその引き換えに、陸軍が開発していた赤外線誘導装置や電波高度計の技術、そして電波誘導技術をぶんどっていった。
土下座一本で何をと思うかもしれないが、陸軍としても彼の挙は想定外だったのだ。
血気盛んすぎる少壮将校たちは溜飲を下げた後で、阿部にこれを強いた海軍上層部への敵意とそれ以上の同情をしていた。
そして陸軍上層部と怒れる将校たち数十人の前で従卒一人を後ろに土下座をするという行為はその上層部にも海軍の本気具合を誤解させ、また恐怖させていた。
ここまでしておいて何もしないということは、プライドで頭の先までできている軍事官僚にとって相手に手袋を叩きつけるも同然の行為なのだ。
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「私が笑いものになるくらいで、十死零生などという外道を行った汚名を後世に残さずに済むなら安いものでしょう。」
誰がそこまでやれといったと詰問された阿部がしれっとそう答えたことにより、海軍上層部の大半はもとより実戦部隊の大半が彼やその背後にいる人々への好意的感情を持つに至っているあたり、阿部は恥のかき時を心得ていたといえるかもしれないがそれは余談である。
ともあれ、実に官僚的理由であったが空技廠は「ロケット誘導弾」の開発に本気で取り組みはじめる。
いつのまにか、体当たりロケット攻撃機は高度な誘導システムを有する誘導ミサイルへと変化していたが、往々にしてこういったことは起こるものである。
以下に各型を解説する。
【桜花11型】
桜花の本分は、敵機動部隊の迎撃網の外側から攻撃を実施し、敵主力艦に大打撃を与えることにあった。
そのため、まずは対空砲火の届かない射程距離40キロ程度の火薬ロケットを搭載したものが構想された。
これを桜花11型と称する。
だが、これはマリアナ沖海戦の戦訓以前からそれほど役に立たないことが判明していた。
アメリカ海軍が有する優秀なレーダーに加え、ピケットラインといわれる哨戒線は攻撃隊が艦隊から100キロ程度は手前で戦闘機隊に捕まるという悪夢のような状況を生んでいたためだ。
そのため、11型は誘導装置の試験のために用いられ実戦投入もされていない。
電波高度計タキ13改造の高度維持装置と、ケ号装置といわれた陸軍の赤外線誘導装置の試験は比較的にでは順調に進む。
とはいっても、現場で使用できる兵器としての実用性にはまだまだ洗練が必要であり、後述する22型や33型と同様に実戦には投入されていない。
試験は早くも1944年7月中には実施された。
伊豆沖に設置された目標への誘導と、赤外線の選択走査には、テレビジョンを開発していた日本放送協会や東北帝国大学の協力を得ていたという。
なお、この試験中に、運用予定部隊となっていた第721航空隊が発射した一基が温泉旅館の源泉排気塔にぶつかり「エロ爆弾」の異名をとることにもなっている。
【桜花22型】
桜花11型による試験の結果、高度を一定に保った上での巡航と目標への命中についてはめどが立った。
だが、敵艦隊の迎撃圏外からの攻撃と、迎撃を困難ならしめるための速度の確保についてはロケット推進では実現不可能と判断された。
そこで空技廠は、1942年11月に伊号第30潜水艦によりドイツからもたらされたドイツ製のジェットエンジン(当時はタービンロケットエンジン)BMW003試作型とJumo004A試作型の転用を考え付く。
このエンジンは、日本海軍がドイツに提供した戦艦長門用41センチ主砲と、活躍していた翔鶴型航空母艦、そして航空母艦飛龍の設計図面と引き換えにされた数多くの先端機器の中でも特に気難しい部類に属していたためにこの当時に至っても艦載機用には実用段階に達することができなかったためである。
(これについては伊号第34潜水艦による第3次遣独潜水艦作戦と呂号第501潜水艦によって得られた最新型の導入によって試験機レベルでは目途がたちつつあったが期待されたような空母艦載機としては使用できないことが判明していた)
希少資源を使わない型では最大でわずかに30時間といわれた耐用時間を甘受しつつ動力化することで、海軍は射程の延伸を図った。
そしてそれを実現するため、機体の大型化と母機の変更も行われた。
量産が開始されたばかりの陸上攻撃機「連山」や、陸軍から分捕った高性能エンジンであるハ‐44を搭載した(そして操縦性の悪化した)一式陸上攻撃機45型が登場するのはこの頃である。
1944年9月、レイテ沖海戦直前の時期に桜花22型は射程距離300キロを達成。
最大速度も時速780キロに達したことからその開発目標を達成した。
だが、そのエンジン製造に手間暇がかかるうえに赤外線誘導という関係上は250キロ以上では誤差が大きすぎるために製造は12基で打ち切られ、以降の主力は弾頭を変更し量産性を上げた桜花43型へと移行することになる。
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【桜花33型】
桜花33型は、桜花22型とほぼ同時に試作されていた機体である。
これは、国産のネ-20軸流ターボジェットエンジンを採用した22型の簡易型的な立ち位置にあった。
また、機体自体も主翼面積を増大しつつ後退翼化、垂直尾翼を大型化するなどして安定性を増大させるなどして高速での安定性を増大させている。
だが、問題となったのは当時のネ-20エンジン自体が推力580キロ余と不足気味であることだった。
国産ジェット戦闘機に搭載予定であったネ-20はどう考えても2基を搭載しなければ所定の速度が出せない。
これでは、最大速度は500キロ余となり迎撃されてしまうのは確実であろう。
そこで、海軍は当時開発されたばかりの三菱重工製TR1300を思い切って採用することにする。
推力は一気に1.3トンとなり、最大速度は820キロに達するはずであった。
ただしこれにより、ネ-20の耐用時間50時間余に対しその運用可能時間は12時間へと減少している。
弾頭は2トンにまで達し、1944年10月には桜花22型にわずかに遅れて飛行に成功した。
だが、桜花22型同様に明らかに過剰性能でありあまり意味がないことから実戦配備型としての採用は見送られ、使用されたTR1300の簡易型を搭載する桜花43型へと開発は移行することになる。
なお、本型のうち製造された5基はすべてが沖縄戦に投入された。
【桜花43型】
桜花シリーズの開発経験から、桜花33型を基本としつつもエンジンを簡略化し、かつ弾頭を大和型戦艦用に大量に製造されていた主砲弾改造のものに変更。
これによって一式陸上攻撃機45型でもギリギリ運用可能な重量におさめたのが桜花43型である。
エンジンはTR1300を簡略化したものを「ネ-130レ」として採用。実用推力1トン程度、耐用時間は10時間を切っている。
計画自体は桜花33型の試験中から行われており、1944年12月には試験に成功。
即日、「4式対艦誘導弾」として採用された。
同時に、三菱飛行機高砂工場においてエンジンの量産に着手。
3月末時点において量産型の桜花43型200発が出荷され、そのほぼすべてが九州南部の鹿屋基地と沖縄本島へと送られていた。
また、同時に量産体制に入っていたG8N「連山」も東南海地震における混乱を避けて中島飛行機太田工場において生産されたほぼすべてが九州に送り出されていたという。
本機は、昭和20年4月の名高い「夜間空中雷撃」に加え、沖縄本島において使用され多大な戦果を挙げた。
終戦後は直ちに進駐軍がこれを接収し、エンジンなどをコピーした上で200発あまりがアメリカ海軍および陸軍航空隊の手で運用されたようである。
しかし、原子爆弾の登場により1950年までに陸軍航空隊(のち空軍)の対艦誘導弾はすべて廃棄されてしまった。
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【桜花54型】
桜花43型と違い、桜花22型に使用されたネ-20軸流ターボジェットエンジンを使用した上で弾頭を500キログラム程度にした廉価型が本型である。
当時比較的数がそろっていた陸上爆撃機「銀河」などの旧来の機体にも搭載できる程度の重量であることが求められ、機体構造もジュラルミンから合板づくりへと退化している。
桜花43型と同様に、陸上を発進して敵艦へと突入することも可能であり、終戦直前には日本本土の各地において秘匿基地の建設計画が進行中であったという。
また、誘導システムを赤外線誘導型ではなく陸上基地や車両からの電波によるラジコン操作として重量を節約し突入時のロケット噴射器を倍以上へ増大させた「54乙型」、エンジンをジェットエンジンではなく、改良型のコンポジット火薬ロケット推進器へと変更した「55型」も存在しているが量産前に終戦を迎えた。
【桜花67型(局戦桜花)】
本型は桜花のエンジンを、TR1300またはラムジェットエンジンであるネ-150へと変更し有人型の局地迎撃戦闘機としたものである。
弾頭や誘導装置にかわって採用されたばかりの4式30ミリ機関砲2門ないしは対空ロケット爆弾を搭載することで米陸軍航空隊の新鋭機B-29やB-36による本土への大空襲時における「高射砲」的役割を果たすことが期待されていた。
機体はそのためにジュラルミン製となっており、発進時は桜花用秘匿基地のカタパルトを、降着時には橇を使った。
有人型は1945年4月に初飛行したが、すでに本土空襲への対処には陸海軍防空戦闘機部隊が成果を上げており、またB-29の配備数は欧州戦線に比べて少数(100機程度)で終わりB-36に至っては未完成であったことから第一線にごく少数が配備されたところで終戦を迎えた。
烈風改艦戦型やターボプロップ烈風、そして震電改とならんで幻の新鋭機として知られている。
なお、特別に本型に55型用のロケット推進器を搭載した音速突破試験機が終戦直前に連山より投下され飛翔したと倉崎重蔵技師の著書にあるが、速度計が故障していたとされるために記録は未確認。
ただし、パイロットであったとされる坂井三郎氏は倉崎技師とともに終戦後に渡米し、音速試験機ベルX-1の開発にアドバイザーとして参加。
現在もチャック・イェガー氏との間に深い交友があることで知られている。
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※ というわけで、桜花ネタでした。これだけ頑張っても少数しか間に合わない…
で、派手な戦果という見た目は大和にとられる…
実に憂鬱的な末路かも?
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>>331
「桜花22型に採用された」を「桜花33型に搭載予定であった」に修正いたします。
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乙。桜花が後数年早く実戦投入されたら海軍は終わっていたかもしれないと
米国で言われるだろうな。V1よりかなり進歩してる分実用的なのに空軍が廃棄って・・・
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>>334
「だって核弾頭積めないし、速度も800キロくらいだし…
あと上から核爆弾落とせばいいだけなのになんでこんなものいるの?(対艦攻撃なんて海軍の援助なんてやってられるか)」!by空軍
あとは、フレアなんかが実用化されるとレーダーホーミング技術のない日本側はお手上げでした。
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乙です。コノ世界ニオイテモエロ爆弾ハ健在ナリ、と
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>>336
火災などの強烈な熱源を排除して煙突排煙を目標としようとするとこういうことになってしまうのです(汗
幸いなことに、模擬弾だったので犠牲者は出ませんでしたw
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ひゅうがさん、投下乙です。
阿部さんが、カッコいい所を見せてますね
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>>338
半ば以上に、無責任っぷりやこれで溜飲を下げて動く官僚たちにあきれ返っているようです。
本人も和平派への陰口や妨害を封殺できなければここまでブチ切れて行動はしなかったでしょうね。
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なお、補足しておきますと機体の設計がこれほど早期に進んだのは、川西と空技廠の手で当初は本機が「空中発射型の高速(亜音速以上)研究機」として設計がなされていたためです。
有人型も存在していたことから、軍令部の一部の注目を浴びてしまったわけですね。
そうして音速突破の夢を描いていた三木忠直技師としては有人特攻兵器に変えろという安易で身勝手な構想は許せるものではなかったのでしょう。
だから本来は極秘の筈が倉崎さんに漏れたわけですね。
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V1モドキが出現したせいで一時的にV2モドキも存在するんじゃと疑心暗鬼
になったかも
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>>341
興味深いことに、史実ではケ号吸着爆弾の空力設計は糸川英夫技師が担当したのですよね。
高速の空力設計ではよく見かける人たちが携わっていたようです。
日本軍がV2を作っていたかもというのは確かに米軍にとっては脅威ですね。
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乙です。
しかし、これはどう考えても当時の日本の工作精度を超えているような?
45年ごろになるとまともに兵器生産すら出来なくなっていたし。
本土決戦用対空兵器
ttp://www.horae.dti.ne.jp/~fuwe1a/newpage26.html
本土決戦用小銃(ページの一番下)
ttp://www.horae.dti.ne.jp/~fuwe1a/newpage71.html
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乙です。
ありゃ、坂井三郎氏こっちの方に引っ張られてましたか。
大空のサムライのエピソードが増えそうだw
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史実のそれは本土爆撃でことごとく工作機械と熟練工が失われる末期的状況ですからね(汗
いやそもそも品質管理がとかいろいろありますが――
なお、できるだけ史実で実用段階に達して製造実績のあるものを選んで使ってみましたが、それでも作中に書いた一撃以降はどこまでできるか見通しが立っていなかったことを付記しておきます。
(ケ号:完成するも運用母機が敵艦隊上空から投下できる状況になし。TR-1300:史実のネ-330 この世界線では実物到達のため44年末にギリギリ作れたが耐用がお寒い限り タキ13:特攻機に搭載し、夜間の高度維持に使用 桜花本体:お察しください。ただしジェット搭載43型は史実でも量産直前に達する)
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>>345
本土爆撃以前に、工作機械が酷く消耗してしまっていたらしいです。
爆撃が無くても結局は低精度の兵器しか作れない可能性が高いです。
ただ、戦略爆撃が史実ほどではないから、熟練工が生き残っているのでオールハンドメイドでそれらしい物は作れるかも?
最近戦後夢幻会で本土決戦するネタが頭にこびりついて離れない。
どうしよう?
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高精度工作機械を製造できる憂鬱世界の熟練工が転生してきていないかな?都合が良すぎるかもしれませんが。
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>>347
金と原料と設備が無い。
そしてコンピューターも無い。
知識があっても無理。
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国民党政府から工作機械が横流しされれば
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>>346
欝ネタは史実と、かの「日本本土決戦」だけで十分ですから。
>>349
いや、それでもどうにもならないから。
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>>350
バッドエンド大好きなひゅうがさんなら書いてくれると信じて待ってるんだ。
書こうとしたら凄まじい欝状態になって止めました。(´・ω・`)
主要参戦国として相応しい死者数にしたら、私の地元も焼け野原に・・・。
停戦3日後に爆撃予定だと聞いていたけど。
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あとは、史実より潜水艦の生存率が高かったらしいので、ドイツから工作機械をたくさん持って帰ったくらいですかね。
それでも焼け石に水くらいの効果しかなかったかもしれませんが。
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まぁ、作中でも書いていますように型が後にいくにしたがって(43型以降)赤外線誘導装置も簡略化され、エンジンも古かったり射程の短い火薬に退化しているあたりでお察しくださいですね。
たぶん投入できた43型は本当の虎の子(本土決戦時に投入予定だった)だったということで。
これ以後は、耐用時間がきわめて短いエンジンでも貴重な戦闘機用にハンドメイドしなければならないドカ貧状態に――
ああ書いていて切なくなってきました。
>>351
もう書きたくないですね(滝汗
世界が滅亡するのも、うちの先祖たちが、敬愛していた祖父たちが涙を流す様子をもう見たくないです…
それでも書いてしまったのが私の業ですが、一度見たバッドエンドはもう見たくないのが人情。
あとうちなんて、中華民国軍の占領地予定ですぜ…
下手したら国共内戦から逃げてきた連中になし崩しに領土化されます。
たぶん本土決戦後は民族浄化込で。
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本土決戦か……当時の在住地から考えると
父方の祖父母:東京大空襲+コロネット作戦(東京)
母方の祖父:ソ連占領予定地(会津)
母方の祖母:空襲+艦砲射撃+コロネット作戦(北茨城)
うん、あまり考えたくないな
てか時間犯罪でもしないと俺以前に親が生まれねーわ
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話が変わりますが国防空軍の輸送機事情は如何なっていくでしょうか?
また、国防空軍にC-17グローブマスターIIIが導入されるでしょうか?
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>>355
長距離はともかく戦略級の輸送機の導入…はどうでしょうかね(汗
ただ日本列島と、おそらくは同盟関係に近い状態にあるであろう台湾やベトナム、そしてインドネシアとの関係上は長距離輸送機は導入されているとは思います。
少なくともC-1が作られていたとしても、航続距離制限なんてアホなことはしていないでしょう。
あと確実にC-130は早期に導入されているはずです。
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私の祖父は心臓疾患があったのに士官候補生やってたんだぜ?
本当に数だけは揃えましたって感じだよね。(´;ω;`)
ちなみにその心臓疾患は私にもしっかり遺伝しました。w
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>>355
失礼、ギャラクシー級ではなくC-17ならあるかもしれませんね。
少数かもしれませんが。
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海外派兵という前例が朝鮮戦争でできてしまった関係上、派兵するかは別として
大型輸送機の配備は検討されるでしょうね。
本土決戦は父方は田舎の教師だったからまだマシだけど母方は満州だからソ連軍次第では
あるけどやっぱりやばそうです(汗)
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せんせー、阿部さんの土下座が新手の脅迫に見えたボクは汚れてるんでしょうか
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海外派兵は兎も角、PKOや人道支援などに大量の物資や人を迅速に輸送するには
C-17の様な大型輸送機は必要不可欠かと。
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うちも祖父方が半島ですよ(汗
>>359
北方領土こと樺太をにらむ必要もあり、またソ連が固有の領土と言い出した千島列島の防備も必要ですからね。
単冠湾泊地や軍港に遊弋する米空母に加え、おそらく定期的に幌筵泊地への哨戒活動も実施されているでしょう。
千島列島に沖縄と史実の1.5倍の防衛圏が存在していますからね。
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>>360
友よ、これは官僚的な意味でのお願いだ。いいね?
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ひゅうが氏の桜花を見て、ふと改造型を伊400型に積んで
米本土攻撃ないしパナマ攻撃を狙う一派が出そうだと感じた
悪いなレギュラス、六年先を行かせてもらう、みたいな
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>>360
数十年後にネットで土下座最強と阿部さんの土下座がネタにされそうだ。
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>>364、完成した時点からでは無理ですのじゃ(汗
戦後に書かれた架空戦記ではありそうなルートだが
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>>364
投入できる数が払底していて足りない上に、憂鬱本編みたいにTV画像誘導ができないのが痛いですねぇ…
一応、伊400型さんたち+伊13、14潜のみなさんは沖縄戦の頃にはウルシー泊地攻撃に向かっていると思っていたり。
ただ、たった13機しか搭載できないのが辛いですね。
浮きドック群攻撃によって米軍の戦場での展開能力をマヒさせるのがせいぜいでしょうか。
それも、水上機を水上滑走すれすれで超低空侵入させるような奇策が必要になるでしょう。
内容的には史実の丹作戦の発展型のようなものでしょうかね。
桜花では、投入できそうな無誘導型で真珠湾の燃料タンクを狙うとなると某架空戦記に同じネタが出てきてしまいますし悩みどころです。
>>365
礼とはもとより戦闘的なものなのです、いわんや、礼の最たる土下座をや。
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焼き土下座と並んで究極の土下座と言われそう。
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沖縄沖と同時期にパナマ運河を破壊すれば、米にもすこしは堪えるだろうか?
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>>319
ヴァンガードビスマルクに期待が持てる
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乙です、源田さんなにしてんすか!あと木梨艦長とか生還してたりして…有人桜花ってナッター?
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果たして此処にいる方々の内、この世界線で史実通り誕生出来る方がどれくらいいるか……
空襲の被害状況が大分違うから疎開状況や戦後の生活再建のためのプロセスの変換で移り住む先が大分変動しそうだしなぁ……(遠い目
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>>369
アレ壊すの大変ですからねぇ…
行けたとしても嫌がらせができればせいぜいでしょう。
>>371
翼下に設けられていた突入時加速用ロケットパイロン部に3号爆弾改造のロケット爆弾を搭載したもの…と考えてください。
たぶん制式採用時には機首部分がロケットポッドみたいになっていたでしょう。
あと、ナッターとはちがいジェット機です。一応…
源田さんははやりものに弱いらしいですから、夜間航空攻撃こそが生き残る道と誰かに吹き込まれたのでしょう。たぶん…
木梨艦長ほかも生還されておりますね。
あと、終戦時に大量の精製ウランを積んだ伊号が入港していたことが判明して連合軍が真っ青になったとか…
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大陸に配備されたB29はどれぐらいだろ?史実だとエベレスト越えでじゃんじゃか墜落したけど
桜花があれなら菊花、橘花、火龍はどんなのになっているのやら
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輸送機もかなりの数がエベレストに激突したみたいだな
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エベレストぱネェ
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>>374
大陸にはほとんど配備されていないものと思われます。マックがかっさらっていきましたから(汗
拙作ネタでは、マリアナ諸島陥落(44年12月)後から45年1月〜2月頃の本格的爆撃開始までにせいぜいが100機程度が配備されたくらいと考えております。
残りはyukikaze氏も指摘されたB-24かB-17でしょう。
また、橘花はネ-20の耐用時間が有人機としては微妙なこと(50時間くらい)、そして速度面でも優位に立てないことから設計段階で計画破棄。
火龍は、高性能を狙って作中ネ-130を搭載しましたがこちらはネ-20に輪をかけて耐用時間が短く、しかも双発のために増加試作機が実戦参加しているかいないかぐらい。
工場に並んだエンジン(肺)なし機体にネ-20や改良型のネ-30(史実のネ-130)を搭載する本末転倒な機体が作られていそうです。
どこが違うのかって?
後退翼があることと機体の大きさがひとまわり大きいことくらいしか外見では見分けられませんね(汗
灯油(ケロシン)は使えますが速度面では微妙、大戦末期でも燃料事情(と潤滑油)が比較的良好なためにレシプロ機に完全に出番を食われてしまっています。
最後の希望だった震電は、実戦で活躍せずw
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鬱(バットエンド)ルートから始める物語的展開なら割と読んでみたいと思ったりしますがね
類似例が史実日本のWW2の敗戦から高度経済成長の道のりだったりしますが
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>>378、書いてくれるんですね?
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だがしかし、バッドエンドからの再生は史実が既にやっちゃってるから……
間に遥かなる星級の異変を挟めば読み物として成立するかもしれないが
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後世の飯の種とかで幻の戦車や航空機や艦船とか好き勝手な設計図とか残す転生者とかいそう
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>>361
an-225を借りてたなぁ
>>381
コピー機の早期の設立をさせるかマイクロフィルムで保存する人間がいるんだろうなぁ
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>>381
いますね・・・確実に(汗
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ニューギニアやビルマやガダルカナルで敗北せず中国で押せ押せな陸軍…押さえるの難しいな
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すみません。
ここのはほとんど読み専なのですが、信濃・葛城・笠置の代替え艦は二隻でしたっけ?
信濃クラス一隻と葛城+笠置クラスが一隻の二隻体制・・・でしたよね?
間違っていましたっけ?
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>>381
未来過ぎて、こんなのが設計図してたりして
ttp://www.warbirds.jp/kakuki/kaktobi/gaisen.htm
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>>385
そうなるかと。
三隻がベストですが、予算の限界から…
加えて笠置か葛城がCVH運用をするかも…というのはギリギリですが。
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なお、笠置代艦は満載5.5万から7.5万トン級を想定中です。
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>>356
亀レスですが。
C-1は開発されずに技術研究クラスにとどまる可能性もあるでしょうね。
なにせ樺太やら沖縄に物資を輸送すに必要とされる航続距離が必要でもろC-130と丸被り……
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>>ひゅうが様
お答えいただいてありがとうございます。
わかりました。葛城と笠置は解体でもいいと思います。
退役した信濃は・・・コンクリ漬けにして、格納庫に飛行機入れて博物館?
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一気に作るのではなく、60年代に笠置代艦を、90年代後半に信濃代艦と笠置代艦の代艦を建造予定ですね。
信濃はその後に保存予定です。
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C−2と一緒で距離による速度が欲しくてジェット化の可能性もあり
C−17は滑走路を痛める他に各基地に補給するのに日本の規模が小さくて余らすから
軽トラの宅配便で良い所に大型トラックで巡回状態。
70年代のC−130も同じ様なレベル
国防軍は自衛隊よりは規模が大きくても海軍に取られているしストレッチしたC−1が飛んでるかも
実験機飛鳥とスーパーXもといEC−1を見たいだけの理由付けだけど
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第七艦隊はミッドウェーとモンタナが配備されてそうだ、アラスカ級もスターリングラードに対抗すべく残されたらうれしいが
信濃の設計図をアメリカが習得参考にしてフォレスタル級が史実より変わってたりして
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フォレスタルの装甲の一部が戦艦の装甲になるのか
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>>393
第七艦隊にはフォレスタル級空母レンジャーとインディペンデンスあたりが交代で常駐。もちろんエレベーターの配置は修正済みでしょう。(さすがに戦艦並の装甲はないでしょうが防火対策はしっかりしてそうです)
かわりに戦艦モンタナは虎の子として第3艦隊配備ですね。ただし頻繁に横須賀や単冠湾、大湊へ寄港はしています。
オハイオは当分は東海岸配備でしょう。
70年代に入れば、エンタープライズ級空母軍団がよく寄港するようになるでしょうね。
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>>381
どさくさ紛れで松本零士版の4式戦車の設計図がGHQの手に・・・
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転生左翼者「原子力空母入港反対!!」
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原発「俺は良いのか・・・?」
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アラスカ級は金剛や扶桑以上に魔改造しないとまともに戦えないから日本の超甲巡の図面を転用して作った方が安いとか。
でも改造にせよ新造にせよ空軍に撃沈が確定。
そう言えばエンタープライズの同型艦がドックで眠っておらずに元気に海を走っていると、ロングビーチ他原子力艦隊も増えているのかな?
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>>399
ロングビーチ級(フェイズドアレイレーダーを搭載してないようなスマートな型?)も何隻がありそうですが、その後のカリフォルニア級などの原子力巡洋艦は整備されてなさそうですね。
そして、80年代にはSPY-1レーダーやVLS搭載などの改装を…
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>速度計が故障していたとされるために記録は未確認。
日本を偵察飛行中のF-13(偵察機仕様のB29)が通りがかって
記録に収めてたりしてw
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信濃代艦の艦名がどうなるのか気になるところ。
やっぱり沖縄での活躍を考えて瑞鶴になるのか?
あとは翔鶴、大鳳、飛龍辺りが候補にあがりそうだよなぁ。
流石に大和と武蔵は伝説になった感じだし使えんだろ・・・・。
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>>402
旧軍の命名規則に則るなら
鳥や龍など空を飛ぶものを含む名称か、山の名前が候補だね
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しかし海上警備隊〜国防海軍の空母は国名と山岳名の物しかないと言う罠w
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惣流とか飛龍とかにもしたいと思うけど、そっちは潜水艦の名前でいずれ使う可能性も・・・
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最初の代艦建造(葛城代艦)の時にどうするかですなw
鳥や龍を使わず、山岳名で命名したら信濃代艦もそういう流れで命名されかねんw
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葛城・笠置の代艦として建造されるのが大鳳のはずだから
瑞祥動物も命名基準に則っているはず
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古鷹<ふるたか>を古鷹<こよう>と読んで空母にしよう。
山だし鳥だし。
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そいえば信濃代艦の満水排水量7万5000t級とりますから基準排水量で5万t以上有りそうですね。
あと、船体と飛行甲板の形状、艦載機用エレベーターの数がジェラルド・R・フォード級と同じになったりして。
因みに中国が計画中の国産(通常動力)空母001A型のイメージ図もフォード級とほぼ同形の艦影でした。
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山岳名は水上戦闘艦枠になるんじゃないかな。
「こんごう」のように。
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間をとって雲龍に戻すとか。
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神鷹とか沖鷹とか
翔鳳とか龍鳳とか
瑞祥名。小型空母(平甲板空母)ばかりなのは気のせい
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酷い誤爆だw
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ここは東艦や摂津艦で・・・。
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専ブラが壊れたのかと思ったw
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ちょっとスレチだけど、雲龍型2番艦以降の艦名命名規則が変わった理由をご存知の方はいますか?
某所で海軍内部の批判で敵国の中国風の艦名はいかんだろ的なことがあったらしいけど、
ちょっとソースが不明なので
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史実通り、21世紀に入り命名基準変更というのもいいかもしれませんね。
「およそ1万トン(巡洋艦)以上の戦闘艦をして、旧令制国名とす。
大型潜水艦をして、海洋瑞祥ならびに気象名とす。」
みたいな感じで。
-
あとは戦略級の艦艇に瑞祥名をつけることにするのもいいですね。
攻撃型潜水艦と、攻撃型空母は文字通り戦略的兵器です。
-
建造計画における空母の地位向上ですわ。
雲龍だけ旧来の命名なのは、雲龍の計画番号が301で、2番艦以降は5001以降なので、ここを区切りに切り替えたため。
-
何とか第四幕を書き終わりました。やや短いですがお許しを。
なお、今回の執筆に際しては、ひゅうが氏のご助言によって
大きく助けられました。ひゅうが氏に改めてお礼申し上げます。
戦後夢幻会ネタSS――前史「栄光ある敗北」
4 ラストキャンペーン
1945年4月13日。沖縄は鉄の暴風に襲われることになる。
正規空母10隻。軽空母5隻からなる空母機動艦隊から放たれた猛禽達は、嘉手納にある航空部隊を
瞬く間に殲滅すると、重厚な布陣を崩すことなく、翌日には守備の薄い本島中西部に対し、陸軍の
第7・第96歩兵師団と第1・第6海兵師団による上陸を開始した。
これ程素早い展開が出来たのは、日本軍がその3日前から開始された硫黄島の上陸作戦から、アメリカ
軍の真の狙いはサイパンであると誤認し、索敵がやや疎かであった事や、沖縄の32軍がこれまでの
戦訓から水際防御作戦を完全に放棄し、宜野湾から首里までの間に何重もの複合陣地を構築。
徹底的な持久戦をもって敵の損耗を図る方針を取った事もあるが、同時にアメリカ軍の戦力が、
隔絶したものであったことも否めない。
それを示すものとして、アメリカ軍襲来を受けて急遽出撃した台湾の第八航空師団は、その濃密な
防空網と火力によって攻撃隊の過半を失い、戦力としての価値は大幅に下落。海軍の第二航空艦隊
も同じような惨状を表すことになった。
この状況に、帝都の参謀本部や軍令部の面々は顔色を失う者や、彼らのあっけない敗北に罵り声を
挙げる者もいたとされるが、現場にてアメリカ海軍の強大さを知っている者からすれば、その反応は
噴飯ものと言えるものであった。
何しろ彼らはアメリカの底知れぬ物量と、そして彼らが戦うたびに学習する軍隊であることをいやと
言うほど味わっているのである。
連合艦隊をワンセット程海底に叩き込んでやったほどの打撃を与えたにもかかわらず、沖縄にまで
追い込んでいる連中を「贅沢でだらしない」とか「惰弱」などという根拠のない言葉で片付けるほど
彼らは愚かではなかった。
史上空前の被害をアメリカ海軍に与え続けたが故に、彼らはアメリカの強さをこれ以上ない程
理解していたのである。
ではこの強大なアメリカ海軍を理解している男たちは、如何なる術をもって対抗しようとしたのか。
結論から言うと取るべき手段は限られていた。
未だ有力な水上艦隊は残っていたものの、空母機動艦隊の差は歴然としており、それをカバーすべき
基地航空艦隊も、短期間の消耗戦の末磨り潰されるのがオチであった。
つまり、水上艦隊が沖縄に殴り込みに行ったとしても、圧倒的な航空戦力の前に、基地航空隊の傘は
破られ、敵に痛撃を与える筈の空母機動艦隊は叩きのめされ、ボロボロになった水上艦隊は、レイテの
復讐に燃えているであろう敵水上艦隊に止めを刺されるという可能性が極めて高かった。
一部には、スリガオ海峡で無双してのけた武蔵の活躍を基準に考えるべきと主張する声もあったが
あれはハルゼーが無理に無理を重ねて進撃した結果、ほぼすべての艦が旗艦に不調を覚えたり、
燃料不足から重心が上がってしまって、水線下の被弾に弱かったという、僥倖に近い要因が大きい
のである。
楽観的な予想で戦争を行えばどうなるかなど、誰に説明されるまでもなかった。
-
それでも彼らは、空母と基地航空隊の傘の下、水上艦隊が沖縄まで突進し、沖縄にたむろする敵侵攻船団を
自らの砲力を以て撃破する方針を固めていた。
成功する可能性が低い事は分かっていたが、仮に沖縄がこのまま陥落すれば、それこそ連合艦隊は戦わず
して消滅するのみである。
むざむざと港で朽ち果てるよりも、大損害を受けること覚悟の上で、沖縄県民を守るために出撃する方が
遥かに海軍としての誓いを果たすものであると考えたのである。
これまでの言動や行動を見ると、多分に建前的な匂いがするのだが、それでも最後の最後に「国民を守る」
ことを作戦目的として掲げた所に、救いがあったと言えるであろう。
そして彼らのこうした行動に、八百万の神々も少しばかりご利益を与えようと思ったのかもしれない。
台風と呼ぶには勢力は弱いが、しかし通常の低気圧としてはやや勢力の強いそれが、四国沖から高気圧に
押される形で南下し、沖縄の海域に襲来したのが、連合艦隊が悲壮な決意のもと抜錨した4月15日。
後に『カミカゼ』と呼ばれることになる、この低気圧の影響は、両軍が予想もしなかった事態を
引き起こすことになる。
何故か? それは両軍ともにこの低気圧の影響を見誤っていたことになる。
沖縄沖海戦の渦中の最中であったがためか、日米両軍ともこの低気圧の勢力を正確に記録したものは
残っていないのだが、両軍のデータから判断すると、この低気圧は当初は幾分活動の活発な低気圧
であったことは間違いがなかった。
アメリカ海軍は同低気圧が接近しても作戦に支障はないと判断し、更に4月16日には九州から沖縄へ
向けて進撃してくることが確実な日本海軍を要撃するべく、4個任務部隊の内、1個任務部隊を
総予備として宜野湾海域に置くと、残り3個任務部隊(正規空母8隻、軽空母4隻基幹)及び
沖縄北部で上陸擁護をしていたイギリス太平洋艦隊と共に北上を開始したのだが、彼らの誤算は
ここから始まった。
当初、作戦に支障をきたさないと判断していたこの低気圧は、彼らの予想を嘲笑うかのように
急速に勢力を発達し、遂には台風に近い程の猛烈な風と雨を伴った状態で、アメリカ艦隊に
直撃することになる。
後の世で言う所の『爆弾低気圧』であった訳だが、更に不運だったのが、当時のアメリカ海軍は
台風のメカニズムに関するデータを蓄積しておらず、予想針路を検討した上で低気圧の南側に
廻りこむよう指示し、全艦隊を南東方向に向かわせたことで、最大で波高10mに達する大波
が断続的に空母機動艦隊を襲うという悪夢の展開に陥っていた。
ただでさえアメリカ海軍の空母は、それほど荒天での耐久性に優れているとはいえない代物だったの
だが、これまでの戦訓から対空兵装を大量に搭載したことにより、艦の重心が上がって復元性の悪化
も引き起こしていたのである。
全乗組員の必死の努力によって、艦の接触事故といったことは避けられたものの、一夜明けて彼らの
目の前にあった惨上は目を覆わんばかりの物であった。
まず出撃していた8隻の正規空母の内、バンガーヒルとフランクリンの前部飛行甲板は見事なまでに
圧潰しており、航空機発着艦能力に多大な支障をきたすことになった。
そして他の艦も舷側エレベーターの不調や、備え付けていた対空火器の破損などの被害が続々と出た
のだが、それ以上に頭を悩ませたのが、格納庫に収納が遅れてしまった、露天係止していた艦載機や
大波に翻弄された事で、固定索が緩んで、他の機体や格納庫に激突した機体など、合わせて170機
近い艦載機を、決戦の前に失ったことである。
それでもまだ艦載機としては700機以上の戦力を有しており、連合艦隊を圧殺するには十分な戦力を
有していたのだが、マケインは万が一のことを考えて、2個任務部隊からアイオワ級4隻を主力とする
高速戦艦部隊を臨時編成すると共に、被害を受けたバンガーヒルとフランクリンを下げると共に、
総予備にしていた1個任務部隊の合流を命じることにしたのだが、バンガーヒルとフランクリンの
搭載機を他艦に移送するのに予想以上に時間がかかり、空母機動艦隊が再び行動を移すのに手間取る
ことになる。
そしてこの手間取りが、日本海軍に付けいる隙を与えることになる。
1945年4月16日午前11時30分。
アメリカ海軍の再編成の遅れに苛立ちを募らせていたイギリス海軍太平洋艦隊に対し、日本海軍第3
艦隊が攻撃を開始した時刻をもって、沖縄沖海戦が本格的に開始されたと、戦史に記されることになる。
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>>421-422
まことに乙です。
なるほど爆弾低気圧ときましたね。
史実とはちょっと日程が異なっているあたり、バタフライ効果による歴史の変革を感じさせられてまことに面白いです。
そして――天佑か地獄への誘いか…
今やすべてをかける時がきたようですね。
次回を楽しみにお待ちしております!
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と・・・言う訳で沖縄沖海戦の前哨戦開始。
台風は無理でも爆弾低気圧ならこの時期でも可能と言えば可能ですわな。
これによりこの海戦中においては、正規空母2隻脱落することが
可能になりました。
現時点のアメリカ海軍の布陣としては、早期に補給と再編を終えた
TF58−3(正規空母2隻、軽空母2隻、戦艦2隻)が、日本海軍の
予定航路上に向かうべく与論島と伊平屋島の真ん中付近にまで進撃。
TF58−1(正規空母3隻、軽空母2隻(TF58-2と合流))は、
漸く再編を終了して、沖縄北部近海に布陣する所。
TF58-4は、緊急通信に大慌てで宜野湾から北上中。
臨時編成の水上艦隊であるTF58−5は、TF58-1の護衛をするとともに、
日本艦隊を発見した時に突撃する対応。
イギリス艦隊は、与論島と沖永良部島の間付近に展開という状況です。
が、再編をようやく終えて、
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ちなみにイギリス艦隊が、TF58-3と同じ場所にいなかった理由は、
次の話で明らかになります。
ある意味徹底的に政治に振り回されちまった感があります。
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乙です。さあ、盛り上がってまいりました!
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投下乙です
鉄と硝煙の嵐に、ホンマモンの嵐まで相手にしなければならない米軍も大分に運が逃げてますな
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yukikazeさん投下乙です。
連合艦隊にとっては、まさに神風ですねこの低気圧。
次回を楽しみにお待ちしております。
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乙です…あー、イギリスは日本に負けっぱなしだからな、史実より増強されてる可能性は高いか?
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増強したら増強しただけ、日本軍の餌食になりそうな英海軍www
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むしろ、連敗の責任を軍と政治家で押し付け合ってんじゃない?w
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yukikaze氏乙です。
一億総特攻の魁だの水上部隊の伝統だのなどという馬鹿げた理由ではなく、国民を守るための出撃。
大和やその乗組員たちにとっても、死に甲斐のある戦いになりそうですね。
それにしても4月15日か……うん、偶然なのは知ってますがたまたま自分の誕生日なものでちょっと感慨深いものがですね。
なお史実で大和が戦没した4月7日は妹の誕生日だったり。
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乙です。強い低気圧でも当時のアメリカそれも対空火器モリモリの
状態だとこうなるわな。後で日本が祈願して低気圧が米軍を襲ったんだよ!
と喚くアホがでそうだな
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沖縄には嫌いだと言っているのに苦瓜をたんまりと出してくる飯処があった、それを守る為に命をはるのは上々な最期である。
我が海軍は、華の二水戦は最強だと言い続け、訓練し、戦ってきた。このまま戦わずに朽ちるなんて耐えられない。
いざ沖縄へ、天地万象御照覧あれ!
今行かない海軍に意味なんてありません、どうかご許可を…
‐「沖縄決死戦」「帝国海軍の栄光と挫折」より抜粋
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イギリス艦隊は、夕立や時雨を含む扶桑艦隊主催の素敵なパーティー(血祭り)の返礼をする為に大和を迎えに逝ったのだろうな(政治的理由
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「なぜ我々はゆけないのですか。」
「練度不十分な空母など、石のタヌキだ。我々は帰ってくる海上挺身隊を迎えるだけの場所を守らねばならぬ。」
「今いかなければきっと後悔します。」
「安心せよ、もう死ぬほど後悔している。だが生き恥をさらす覚悟を持たねばならぬ。」
――信濃艦長 安倍俊雄大佐と信濃飛行長 志賀淑雄少佐の会話
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※ ちなみに、練習航海中の信濃はやる気満々の状態に見せて横須賀より南下。沖縄方面から出た潜水艦隊を四国沖に釣り上げて対潜部隊の餌食としています。やることはやっていますが突入にはまだ練度が…
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この時期の沖縄にはヨハネスブルグコピペ似合いそうだ。
・「弟子が師匠に勝てるわけがない」と意気揚々と進出した英東洋艦隊が半日後血塗れで戻ってきた。
・沖縄を中心とした半径200kmで大損害を被る確率150%。爆弾低気圧に遭遇したあと連合艦隊主力と遭遇する確率50%。
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>>438
ぜひとも250パーセントにしていただきたくw
「九州の航空部隊に直撃される可能性50パーセント、潜水艦隊による落ち武者狩りにあう可能性50パーセント」
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yukikaze氏乙です。米海軍版第4艦隊事件と言うべき惨状が決戦前に…。しかも出撃理由は旧日本軍じみた高級将校の政治的我儘。参加将兵は泣いていい。
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伊400や航空機搭載潜水艦に桜花を搭載、発射するとか?
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>>438 即興でつくってみますた。
・空母20なら余裕でJapを圧殺できると思っていたら爆弾低気圧に襲われた。
・主要航路から10分のところで輸送船団が雷撃を受けて壊滅していた。
・足元にコツンと何かがあたったので見てみたら連繋機雷がぶつかってきていた。
・夜に限って九州から航空機が突っ込んできて、爆撃したあと執拗に機銃掃射していく。
・ウルシー環礁に潜水空母が奇襲をかけて、よりにもよって浮きドックばっかを壊していった。修理できない。
・パラオから沖縄までの1000キロの間に3度は攻撃を受けた。
・艦隊の3分の1が夜襲被弾経験者。しかも日本海軍は無理をせずにコロしにくるので「的が小さいほどあぶない」。
・「弟子が師匠に勝てるわけがない」と意気揚々と進出した英東洋艦隊が半日後血塗れで戻ってきた。
・「機動部隊なら航空攻撃をしのぎ切れる」と思っていたら世界初の対艦ミサイルでアウトレンジ攻撃を受けて艦載機が半減した。
・「突っ込んでくるにしても少数だろう」と思っていたら全艦隊そろって突入してきた。
・沖縄を中心とした半径200kmで大損害を被る確率150%。爆弾低気圧に遭遇したあと連合艦隊主力と遭遇する確率50%。
・航空攻撃や水上部隊による攻撃を受ける確率100%、潜水艦隊による落ち武者狩りにあう確率50パーセントとの説もあり。
・沖縄沖海戦における被害は一日平均12隻、うち2隻が巻き込まれた英国海軍艦。
・「こんなところにいられるか」と逃げ出して真珠湾へ帰り着いたら、なぜか勇者扱いされた。
・いきているってすばらしい。
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+α
・「戦艦が1隻抜けたらしいから勝てる」と思ったら残りがバーサーカー状態になっただけだった。
・「6倍の戦力差がある機動部隊なら対決しても勝てる」と思ったら、回避運動が異常すぎて気が付いたら2日たっていた。というか攻撃隊もほぼ半減していた。
・「戦艦部隊総出なら大丈夫だろう」と思って送り出したら1隻が残っただけだった。
・「巡洋艦以下なら押さえ込める」と思ったら、味方巡洋艦隊が瞬殺されて戦艦部隊に魚雷連射された。
・陸上に座礁したなら脅威にならないと思っていたら、砲台化して陸上陣地を「狙撃」していた。
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>>442
乙です。
ネタ採用ありがとうございます。
いやあ、太平洋って本当に異世界ですねw
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日本「ここまでやっても(戦略的に)勝てないって、米国って何者……」
米国「ここまでやっても(戦術的に)勝てないって、日本って何者……」
日米以外「お前らは一体何なんだー?!」
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仏国「さすがは開戦前世界第二位・第三位の海軍国だねえ…そういえば第一位の海軍国はなにをやってたっけ?(ニヤニヤ)」
英国「私だって最大限の努力を払い勝利したんだ!…大西洋では!」
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>>446
1944年9月――戦艦ティルピッツ健在。
6月に発生したマリアナ沖海戦の結果に勇気づけられたヒトラーの厳命(気まぐれ)は、結果的に空振りに終わるも英国海軍により企てられていた破壊作戦を頓挫させてしまう。
そして1944年12月。
太平洋で大海戦が発生した熱気の冷めやらぬヒトラーは、海軍にこう命じる。
「連合軍アントワープ橋頭堡へと突入せよ!」
かくして、欧州戦線最後の砲撃戦の幕が上がった!
はい、ネタですw
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>>445
戦後編
日本「戦略米国でソ連を倒そう。」
米国「戦術日本でソ連を倒そう。」
ソ連「戦術と戦略が両方そなわり最強に見える……」
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アルデンヌでヒトラー最後の掛けが成功したとして、ドイツのその後の展望ってどうなるんだ?
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なにもなさそうですね…
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ドイツ本土進攻が多少遅れる程度の戦果だけど、予備戦力使い切っちゃ訳だしね…
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まあ、ソ連にどれだけドイツ本土を占領させない様にするか?位しかまともな選択肢がないですからねえ。
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自信満々に欧州にやって来たB29の前に立ち塞がる影が!
Me262「俺の名前を言ってみろー!!」
こんな妄想するくらいが限界っす。
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アメリカがついてるしねえ。
橋頭堡を軒並み核で凪払って、でっかい弾道弾をちら見せするくらいのトンデモをやらない限り、連合国首脳に衝撃を与えるのは無理やろう。
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まぁ、詰んでますね。
あ上に挙げたのはまぁ結末がわかる話ということで。
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しかし西部戦線で下手に勝ってしまったがためにソ連軍の占領地域が拡大してしまう可能性も……
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沿岸からの攻撃に耐えに耐えたわが装甲空母なら問題ない!植民地人のやわな空母とは違うのだよ!(装甲空母の概念研究がアメリカから伝わったものだというのは心の棚に収納済み)
↓
そこには四式対艦誘導弾(桜花43型)が!
日本海軍は英国海軍にひどいことをしたよね(棒読み)
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開戦から終戦まで太平洋ではやられ役のロイヤルネイビー
救いはないんですか!?
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>>458
ないだろ
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>>456
あまり影響はないと思うよ、バルジでやられた米軍は二線級部隊ばかりだからね。
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マッカーサーが真っ赤になってWW2版ラインバッカー作戦発動して帳尻合いそう
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戦後も今度はライン軍団を編成してドイツに貼り付けるという作業が残ってるからねw
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下手に西で勝利した分、東で食い込まれると戦後の冷戦構造に悪影響が出るんだよなぁ
アルデンヌで痛撃を与えたにしても、連合国が譲歩しなきゃただの戦術勝利にすぎないし
西に注力しすぎた分、ベルリンどころかドイツ本土そのものを食われましたじゃ洒落にならん
もしかして筆髭が核で火遊びしたのって、東欧を完全に飲み込んだので調子に乗ったせいじゃね?
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よし、ドイツ全土を真っ赤に染めて日米同盟の強化とバランスすれば勢力的には史実とイーブンだなw
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まあ、アメリカが失ったのは二線級部隊、モンティは二度とでかい口を叩けず、統一指揮権はアメリカの物となり、マッカーサーは筋金入りの反共主義、ということでソ連に名を成さしめる事の無い様に頑張っていただきましょう。
しかしアイクはマッカーサーと顔を合わせる事になるのか…物凄く嫌だろうなあ
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よし、マックによる全力攻撃(べいてープレイ)と史実では政治的なあれやこれやのために消極的になったベルリン入場競争を激化させてみよう。
巻き込まれるドイツ国防軍と国民突撃隊の皆様、ご愁傷様です。
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フランスが真っ白になるからやめてさしあげ…いや意外にいいんじゃね?
ソ連は憎きドイツを完全に下すことができ、ドイツは祖国が分割されなくなり、アメリカはフランスがいらんことをしなくなり、日本は貿易における将来のライバルが消えてくれる。
みんなが幸せになれるよ!(大嘘
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結構おもしろそう?
当事者以外は…
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べいていさま「欧州はリング(キリッ」
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マックの命令で無茶苦茶な強行スケジュールでの侵攻をやらされる羽目になった
ブラッドレーとかとっても不憫臭がしますなw
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>>466
米帝様は米帝プレイするのが一番だからな
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HOI2のMODを使って戦後日本プレイした時は、アメリカ選択→日本独立→セーブ→そのセーブデータで独立した日本を選択。という流れでやるんですが、その際に朝鮮半島にいたソ連軍と北朝鮮軍をまとめて核で吹き飛ばしたw
ついでにモスクワも核で吹っ飛ばしたらワルシャワ条約機構軍が一気に物資不足でNATO軍が欧州で押しまくったなw
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全ドイツ赤化・・・少なくとも史実のようなユダヤ人問題にはケリをつけれるな。
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とりあえずマックの快進撃で逆に西側の占領領域をベルリン近郊まで拡大しよう…
いかな傀儡国家といっても狭すぎるとアレなのダンツィヒを除くで西プロイセンを領有することになった東独というネタも面白いかも?
ポーランド?
回復領なんて火事場泥棒許しません。あ、東部領土はもらっていきますね(byソ連)
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ドイツが赤化した場合、ベルリンの壁の代わりにマジノ線が復活するのだろうか
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ところでマックが来た後、モンティって居場所とやる事あるの?
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色々あるだろ、ほら、アレとかコレとかソレとか(棒
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>>458
神 「有る訳無いでしょ」
英海軍「デスヨネー(涙)」
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>>478
英国人「神よ、わが国の料理を奉納させていただくのでなにとぞわが国に救いをお願い致します
これが駄目ならもう『かつての、そして永遠の王』を召喚するしかない
聖遺物はコレだ 『アルトリアの下穿き』!
来てくれたら英国料理食べ放題ですよ〜」
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お願いしてるのか、それとも嫌がらせしてるのかw
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太平洋での戦いで英米海軍が徹底的に神の加護が無かったのは神が日本食を贔屓していたからだと言われるぞそれ
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某ロン毛「1900年以上変わらずに捧げ物が丸焼きってのは飽きたからね・・・。と言うか、丸焼き「のみ」って軽い拷問だよ!?」
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ドテラ「ウチに味方してくれたらあんこ餅あげますよー」
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太平洋の連合軍が散々な目にあったのは英国料理のせいだったのか…
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四ン文字「そりゃワシ麦よりお肉のほうが好きだけどさぁ 肉ばっかりってのも・・・・・・・・・」
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「おかげで最近尿酸値と血圧が・・・」
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>>479-485
食い物の力は偉大なりw
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>>487
戦後は「食い物の力」で同盟国を餌付けしまくるんですねw
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>>477
新しく赴任してきたマッカーサーと衝突するも折れて引き下がるしかないモントゴメリーか……実に重要な仕事だな(棒
つーかまるで想像出来ないんですが。
あるいはマッカーサーにパレードの準備を命じられるも後で、”そんな事を命じた覚えはない!”と言われるのも仕事になるのだろうか(棒
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この世界のドイツ軍は日本海軍の勝利を聞くたびに士気が上がって米帝様のおかわり内容を聞くたびに士気が下がってたんだろうなぁ(無常
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こっちのドイツ軍関係者と日本軍の関係者が顔合わせた時は
そのことについてお互い愚痴り合うんだろうなw
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「今度はイタリア抜きでアメリカを敵に回さずに戦ろうぜ」と言われるんだろうな。
というか陸海空万遍なくアメリカはダメージ負っているのに(汗)
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ソ連と比べたら損害は軽い軽い(慢心)
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イギリス
「今度はウチの豪華絢爛な郷土料理をお供えするので大丈夫」
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>>494
氏ね
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アイケルバーガーも欧州に引き抜きかな?……クルーガー涙目
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畑で兵士が取れる国とは違いから(震え声)
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マックと仲の良い実戦指揮官って誰がいたっけ?
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キンケードとか?
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>>494
ああ、カレーのことか、あれもイギリスで良いよね!
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つアーモンド(朝鮮戦争時の仁川逆上陸時の指揮官)
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>>500
原型はインドなんだし、アレをイギリス料理つったら
日本に渡った中華料理をストローが「自分たちの料理ニダ」というようなモンでしょ
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まあ、マックが欧州に行く時はそういう面々も連れていく訳だな。
んで、モンティが望んで止まなかった地位に就いて好き放題やると。
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>>502
上流社会の連中はフランス料理とかくってんじゃね?
ソース やる夫と食べるイギリス料理 - やる夫 Wiki
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>>504
フランス料理と北イタリアって区別がほとんどつかないよなぁとふっとおもった。
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なんかモンティがあまりにも憐れだ・・・
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でも普段の行動から「ざまぁみろ」と思っている人間のほうが多いというw
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>>505
メディチ家のカテリーナが嫁入り道具に地元の料理人を大量に連れて行ったから……(震え声
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その割りにはフランス大嫌いなのな
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モンティは独特の人ですからねぇ…
とりあえず史実では駐独英陸軍総参謀長になってますが、この世界ではマックの天下ですので下手したらまだマシな極東へ…
下手すれば、朝鮮半島でソ連軍の反攻作戦に対する国連軍の一員になっているかも。
しかもかなりぶつかりあったパットンの下についてw
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戦後小ネタ 多分日本は色んな意味で人気
ドイツ「次はイタリア抜きでやろうぜ!」
アメリカ「うるせえ!次は日本も俺のチームだから」
ドイツ「しょうがねぇ、アメリカも混ぜてやるよ、こっちならロシアもフランスもイギリスも殴り放題だ」
アメリカ「……取り分は俺が半分な」
日本「えーと、じゃあそれで」
露仏英「おいやめろ」
イタリア「僕も混ぜてよ〜」
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東独「そのすべてから殴られ、同じ陣営にも荒らされる予定のうちに誰か愛の手を…」
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ポーランド(勝ち組に付いて領土割譲、略奪虐殺を堪能しようと思ってる)
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>>510
なんか精神安定の為に自分に栄光を与えてくれたロンメルの写真が手放せなくなってそうですなモンティ。
史実では部屋に飾る程度だったそうですが肌身離さず……おえ……
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>>510
モンティはまあやり過ぎましたからね(汗
パットンは栄光あるアメリカのアジア覇権を確立した名将として追われますがモンティはなあw
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追われ×
終われ○
意味が全然違う(泣
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>>515
だからといってイギリスとしてはモンティをsageる訳にもいかんし。
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スリムはビルマから離れられないしな、主力引き抜かれてガチキレしてそうだ
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パットンは分かり易い怒り方する人だけど、マッカーサーは裏側で静かに怒りを蓄える方だからな
あの執念深さと恨みは晴らすまで根に持つ性格なのに、モンティの高飛車な態度で出られたらどうなるか
アイゼンハワーが「こいつら付き合いきれんわ」と匙投げそうw
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欧州戦線、将軍たちの会話集とか読んでみたい
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マックも高慢なとこあるしある意味モンティとは近親憎悪な面もあるのかもしれんw
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だが立場はマックの方が上。
マジで病気治療の為、一時本国帰還て事になるんじゃね?
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モンティが一生根に持ちそうだなそれ
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―――【マリアナ沖海戦編】
「レーダー!日本海軍がやったぞ!やってくれた!!」
アドルフ・ヒトラー総統
「日本海軍ならできるんだろうなぁ。日本海軍なら。」
「むしろ日本海軍ぐらいではないですかな?」
エーリッヒ・レーダーとカール・デーニッツ両提督
「今こそ空軍の力を示すときだ!」
ヘルマン・ゲーリング国家元帥
「あいつめ…無茶を言うなよ…」
アルベルト・ケッセルリンク第5航空艦隊司令長官
「日本海軍にできたのなら、我々にもできるはずだ。だが敵の数が足りない。」
ウィンストン・チャーチル大英帝国宰相
「バカいってないで仕事してください。」
アンドリュー・カミンガム第一海軍卿
「日本海軍にできたのだから我々もできるな?」
「はい。将軍。我々の頭の中では。」
シャルル・ド・ゴール自由フランス軍総帥とアンリ・ジロー将軍
「我々も海軍を作るべきだ。」
「ダー。同志。」
ヨシフ・スターリンとゴルシコフ提督
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――――【レイテ沖海戦編】
「わが海軍も盟邦にならうべきだ!」
アドルフ・ヒトラー
「湊川ですよ。」
勝算をレーダーに問われた日本大使館付武官
「空軍…え?違う?」
「・・・・。」
ヘルマン・ゲーリング国家元帥とアルベルト・ケッセルリンク将軍
「今更戦艦を作ることなんてできるか!」
アルベルト・シュペーア軍需相
「やはり植民地人はダメだな。」
バーナード・モントゴメリー将軍
「なんでこんなに自信満々なんだ?」
ジョージ・パットン大将
「気にするな。いつものことだ。」
ドワイト・アイゼンハワー元帥
「生きてるってすばらしい。」
チャールズ・ウィロビー大佐(生存者)
「大砲は戦場の神である。海においてもかわらず。」
「ダー。同志。」
ヨシフ・スターリンとラブレンチー・ベリヤ
「(放送禁止用語)」
フランクリン・D・ローズヴェルト大統領、会談中に
「まぁ、200年早かったのかもしれませんな。」
ウィンストン・チャーチル 会談中に
-
―――【沖縄沖海戦編】
「神よ、合衆国海軍が何をしたというのです!」
「日本を敵に回した。」
アーネスト・キング提督と投げやりな副官
「日本海軍は伝説を作ってしまった。我々には何ができる?」
「敗者を辱めないことですな。」
マーク・ミッチャー提督とヘンリー・ウォレス臨時大統領
「日本海軍は革命に大いに寄与するべきだろう。」
「ダー。同志。」
ヨシフ・スターリンとモロトフ外相
「なんてことだ。うらやましい。」
「どちらがです?」
「決まっているだろう。わが海軍はこれを再現できるか?」
「できます。ですが1世紀ほどお待ちください。」
ウィンストン・チャーチルとジョン・カニンガム提督
「勇者のごとく倒れたか。同盟国は義務を果たしたのだな。わが軍は?」
アドルフ・ヒトラー
「「・・・・。」」
エーリッヒ・レーダーとカール・デーニッツ提督
「やはりアメリカではダメだな。」
バーナード・モントゴメリー将軍
「あいつ何いってるんだ?」
ダグラス・マッカーサー元帥
「俺に聞くなよ。」
ジョージ・パットン元帥
「・・・・。(胃を押さえて)」
ドワイト・アイゼンハワー元帥
-
>>520
ちょっと違いますが少し書いてみました。
-
ありがとうございます、ひゅうがさん
英国が英国すぎて笑えるww
-
日本の活躍を真に受けたフランスが戦艦シャルル・ド・ゴールを建造するんですねわかりますw
-
ひゅうがさん、投下乙です。
ドイツ海軍が・・・そしてフランスも平常運転中ですね。
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>>528
だって英国ですよ(迫真)!
>>529
ジャン・バールを作って「最後にして最強!」と自慢していたら、モンタナ級で怪物ヤマト・タイプが高速戦艦化して復活…
ド・ゴール氏が作ろうとしても空母作らなければいけないのでなくなく計画断念というフランスらしい結末になってしまいますw
-
>>529
原子力万歳のおフランスなら【原子力戦艦】シャルル・ド・ゴールを就役させてくれると信じてる(マテ
-
しかしソヴィエッキー・ソユーズ級が建造されてしまった以上、欧州にも戦艦が
必要になるのは確かなわけで……よしジャン・バールの強化だ!w
-
しかしそんなフランスに襲い掛かるソ連陸軍という(予算上の)強敵!
そして朝鮮戦争で日本をダシにアジアとソ連への影響力増大を目指せば、植民地で独立祭り発生!
原子力潜水艦も(英国への対抗上)作らなければいけないぞ!
さぁ、大蔵省vs海軍、ファイッ!
-
フランス
「予算を絞るには・・・・・・・・単艦で複数の機能持つ船を建造すればよいだろう
ジャポネの資料(仮想戦記小説)で航空戦艦というのを見た覚えがある」
-
原子力航空戦艦かw あとは潜水能力をつければ完璧だなw
-
「艦内で出す食事はわがフランスの矜持を守るべきか、それともジャポネーゼのシェフを雇うべきか・・・・・・・・・
ちなみに艦内にはジャポネアニメーション専用映画館を設置する予定だ
それから潜水能力をつけるべきか飛行能力をつけるべきか・・・・・・
それともドリル?」
-
>>535
そして仏経済がやっとこさ回復した80年代!
あるフネが完成する…
【原子力航空戦艦】シャルル・ド・ゴール!
原子炉のほかに、海戦時の加速用にガスタービンを搭載。
主砲のかわりに大型対艦ミサイル発射VLSを搭載し、超音速V/STOL機を搭載したまさに万能戦艦!
なお、某秘密結社の長老となっていた阿○提督は「どこのキエフ級とキーロフ級のあいの子だ?!」
ソ連海軍(空母建造済み)いわく「空母と大型巡洋艦を1隻ずつ作ればいいのに」
どっとはらい。
-
乙。色々と悲惨特にソ連がマトモなこと言ってるように見えるのはw
-
>>502
カレーを、今のカレーにして手軽な料理にしたのはイギリスなわけで。
-
キングと、副官がw
-
>>539
この世界ではソ連は狂った勢いで核を量産しまくっていないために、比較的海軍予算が潤沢です。
ついでにウスチノフ国防相がいないようですし、すでに水上打撃艦持っていますので、空母も比較的早く建造できる…といいなぁw
>>540
スープカレー方式だったようですね。
小麦粉などでとろみをつけるようにしたのは日本だったようです。
どっちも好きな身としては三国合作説を支持したいところ…
-
フランス版キエフ級重航空巡洋艦(原子力機関搭載)という電波がw
最終的に妥協に妥協を重ねてヘリコプター搭載巡洋艦辺りに落ち着いた方が良い気がするが
-
>>543
友よ…同じ電波を受信されたか…
これはきっとカエル面のお導きに違いない!
-
乙です。
アドルフ・ヒトラーさんはどうやったらヨセフおじさんが一番悔しがる負け方が出来るか
真剣に模索するべきなんですがねえ……
-
>>545を見た瞬間
チョビヒゲと靴屋の息子が遊戯王でデュエルしてる姿を幻視した
-
>>545
マジレスすると西部戦線捨ててでも東部戦線に戦力ガン振りして
ポーランド解放すらさせないとかかね
-
あるいは口喧嘩というか国際討論会みたいなのを開いて
論破するとか
-
平和だ…
某ガルパンMADのように平和すぎるw
-
ドイツ軍でも沖縄沖海戦に似た伝説作るにはどうすべきか妄想してみたが
どうしてもぎりぎりでヒトラーが綺麗にならないと難しいことに気付く
東プロイセン攻囲が想定以上に早く進み、市民の脱出が危うい状況に
そこでソ連にだけはひき殺されたくない総統、戦力ガン振りを決意
海軍が空軍の掩護の下、脱出の時間を稼ぐために残存艦隊抜錨
そして、脱出港を攻囲するソ連軍相手にシュレスヴィヒ・ホルシュテインが最後の咆哮を……
-
そこでプリンツ・オイゲンが大活躍していれば、西ドイツへの返還時にソ連への強烈なメッセージになってそうですね。
なんだか征途の大和っぽいですが…欧州だからいいかw
-
>>550
面白いですね。うん、本当に面白そう
-
>>542
というか、インドには所謂カレーは存在しないのだとか。
各家庭で独自なスパイス調合した料理ならあったけど。
-
>>551
脱出船に群がるソ連機やソ連艦を身を挺して守り続けた、ならどうでしょう
アルハンゲリスクあたりが突入してきたのを、歴史の悪戯で生き延びたアドミラル・シュペーと共に迎撃
脱出船に意地でも喰らい付こうとするアルハンゲリスクのどてっぱらに
格上相手の砲戦で満身創痍のシュペーが突っ込み、最後は『我々ごと沈めろ』と無線を送ってきたシュペーごとオイゲンが魚雷斉射で沈める
そして、そんな燃える展開の裏で、ホルシュテインとシェレジェンは脱出港直援の水上砲台として弾尽きるまでほえ続けた模様
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>>554
御存じか?
前弩級戦艦シュレジエンの艦首には「アレ」があるのです。
その名も「衝角(ラム)」!
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>>555
WWIIに衝角戦?!本当に出来るのなら面白すぎる。
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「艦長! 無理です!」
「なんだ、何が無理だと言うのだ」
「たった三隻では守りきれません!」
「何か意見があるのか」
「せ、船団を解くべきです! 各船独航で本国に!」
「つまり、我々は責任を放棄すべきだと言いたいのだな」
「違います! 現在の戦力では……」
「見ろ! あの船団が何を運んでいるのかを思い出せ!
それとも君は、今と同じ言葉を、船に乗せられた人々に対しても口に出来るとでも言うのか!」
「しかし」
「我々は国防海軍軍人だ。我々は諦めない。誰も見捨てない。
彼らは我々を信じている。ならば、その信頼にこたえねばならない。
そう誓ったのだ。私も君も。どうだ、思い出したか? ……よろしい、ならば義務を果たせ」
――― <アドミラル=グラーフ=シュペー>艦長と同艦航海長のやり取り
東プロイセン脱出船団(通称ザイドリッツ船団)に喰らい付こうとするソ連艦隊を前にして
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というかそれをされるとソ連海軍が粛清待ったなしに・・。
戦後憂鬱のドイツと日本、類は友を呼ぶの典型例扱いになるかも。
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557さん投下乙です。
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>>559
RSBCのかの有名なやり取り弄っただけなので、投下だなんて立派な代物では……(汗)
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>>554 こんなのでしょうか?
【嘘予告】
――1945年4月、東プロイセン
ケーニヒスベルクはまさに陥落しようとしていた。
だが、王手をかけつつあるソ連軍は強固な抵抗を受ける。
官民をあげた大脱出計画「ケルベロス」。
残存したほぼすべての客船や漁船、果てはボートまでもをつぎ込んだ大脱出を敢行しつつあったドイツ海軍の総力をあげた船団護衛は成功をおさめつつあったのだ。
これに怒りを覚えた独裁者スターリンは厳命する。
「ファシストをこれ以上逃がすな。海軍をつかえ。」
ドイツ海軍を撃滅し、シベリアへ送る労働力の離散を阻止すべし――
この命令に、リトアニア騎士階級出身の艦長率いる戦艦「アンハゲリスク」とバルト海艦隊は戦火に包まれた町へと突入を開始する。
一方のドイツ軍も、この動きを察知。
残存艦艇のうち稼働状態にあった「プリンツ・オイゲン」、戦艦「ティルピッツ」などの稼働艦艇のほぼすべてをキールから出撃させた。
中には、前弩級戦艦「シュレジエン」すらまじっているそれは、極東で発生しつつあった沖縄沖海戦に比べればささやかではあったが、それでも海軍のすべてをかけた「最後の戦い」であることに違いはない。
待ち受けるケーニヒスベルクには2万名近い避難民をつめこんだ「ヴィルヘルム・グストロフ」など20隻あまりの船団…
その避難民の大半は、妊婦や子供、女性。
ここに――ケーニヒスベルク沖海戦がはじまる…
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>>557 >>559
おお、乙です!
というか投下が重なってしまいすみません。
そういうのを見たいなぁ…
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イタリアの肩身が狭くなるな
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英国海軍はもちろんだけど、ソ連海軍も不憫な
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ひゅうがさん、投下乙です。
ケーニヒスベルク沖海戦・・ささやかでも伝説になると思います。。
冗談だと思ってましたが、イタリア抜きでと言う声が本当に聞かれそう。
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>>565
ああ、ドゥーチェはないていいと思う…
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半分ネタなのは分かるけどさ、イタリヤだって海軍は相当暴れまわったじゃん
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>>564、英国「良いアイデアなので>>538をパク……リスペクトして大型航空巡洋艦を作ることにしました(ぐるぐる目」
クイーンエリザベス級大型航空巡洋艦
対艦兵装を対艦巡航ミサイル(P700モドキ)に限定する代わりにスキージャンプ甲板を持ちCTOL機を運用するSTOBAR式航空母艦
要するにアドミラル・クズネツォフっぽい艦だが原子力機関を搭載しようとする一派と原子力空母なんて建造して運用する余裕なんてねーよ、という一派の争いが拗れに拗れ、
更に最大の目玉であった(?)巡航ミサイルの開発が難航する等とgdgdになり、幾度も設計変更が行われることになる(最終的な認可を得たのは実に23番めの改訂案となった)。
当初二隻が建造される予定だったが、ソ連崩壊による冷戦体制の事実上の崩壊により二番艦POWは建造中止、後にインドに売却されヴィクラマーディティヤとして完成する。
ノリでやってみた。反省も後悔もする(予定)。
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>>568
うわぁ…
乙です!
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ひゅうがさん、投下乙です。
海戦の結果次第ではドイツ国防海軍は念願の二流海軍との評価に復帰できるかも?
イタリア海軍の大型水上艦部隊は戦後肩身が狭くなりそうですねぇ
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イタリアも頑張ったのですが、相手が…
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油も足りんしね。
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そういえば他の戦勝国は大和型の予備砲身と製造設備は欲しがらなかったのかね?
まあ引き取ってもいきなり積めないし予算の無駄か。
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>>561
ヒトラーが再覚醒して全盛期の神憑りヒューラーなら大脱出作戦を断行出来そう
「諸君等がアドルフ・ヒトラーに託した夢は破れた。しかしドイツの未来を刈り取ることは何人たりとも許すことは出来ぬ。
これが私からの最後の命令である、諸君等の妻を、恋人を、子を、母を逃がすのだ! 全ての陸海空軍は現時点の作戦を破棄、全力を持って当たれ。
ハイルドイッチュラント!」
ナチス式敬礼ではなくドイツ式敬礼を行う総統まで妄想した
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>>574
ドイツ国防軍の皆さん「「「どうしてもっとはやく目をさまさなかったんだよ!」」」
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遅すぎたと思うが、それでもこういう終わり方はいいですね
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>>573
ソ連とフランス、中華民国が欲しがりました。
もちろん「ワロス」と返されてます。
ちなみに「接収」にやってきたソ連軍将校が警備していた米軍兵士に追い返されるなんてことも。
それ以外に欲しがった「国」はありません。
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モルヒネデブ「我々NSDAP幹部はまだ再覚醒を残しておるぞ!」
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ゲッペルズ「総統を千早と交換で」
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中国が持っていっても精々立てて煙突がわりにするぐらいにしか出来ないだろうに…
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≫577
返信ありがとうございます。ソ連とかはともかくやっぱりフランスェ…
でも国は…国は?
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つ半島
つ中共
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>>581
ヒント1「この時点で独立国なわけがない」
ヒント2「自称戦勝国」
ヒント3「日本国内に自治区設置予定」
お察しください。
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大陸系半島系の色んなやつらか?
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ああ、なるほど……
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>>573 >>577
カニンガム「うちの18インチ砲を買ってくれるとこありませんかね?」
チャーチル「くだらんこと考えてないで、早く海軍の再編計画を提出したまえ」
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どうせもらっても使えるわけでもなく壊すか錆びさせるだけなのにねえ……あの国はそんなんばっかだが
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なるほど…良くわかりました(笑)
どんな事言ったやら。しかし戦勝国の定義が分からない世界になりそうだなぁ…
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ヴァンガードに18インチ連装砲搭載したら面白いんだがねえ
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もしかしたら、イギリスはライオン級を建造するかも
だって、最後まで戦艦を新造するのを諦めなかった国やで
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まあ直ぐに諦めるでしょう
太平洋戦線での被害総額をみればw
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>>586
砲身をボーリングして砲弾だけ輸入…やっぱり無理だ!
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イタリアも頑張ったんや、つーか当時陸海軍揃えて連合国と戦争ができるという贅沢ができてた分枢軸国も結構恵まれてたのよね
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1、ドイツ、なけなしの艦艇を使いケルベロス作戦発動
2、ソビエトは阻止すべく海軍を出撃させるが、水上艦艇は色々手間取り、潜水艦のみになる
3、潜水艦も一応は数隻の護衛艦艇と避難船を沈めるがお粗末っぷりから大損害くらう
4、朝鮮戦争では壊滅したが対馬、五島列島で一応の戦果を挙げた水上艦艇に対し、案の定戦果ダメダメな潜水艦隊
5、この結果ソビエトは史実より潜水艦拡張が押さえられ、逆に水上艦艇が拡張される
そんなイメージが
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>>589
バーベット径が15インチ連装用になってるから、物理的に収まらないねえ。
基本設計レベルから変えないと対応できないと思う。
砲身を縦並びにした連装方式ならあるいは…(待て
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ネルソン級の16インチのアレっぷり考えたら、15インチ砲に改良加えた方がましのような
ソユーズとスターリングラード級配備と言うことはフランスはジャンバール保有してそうだ
黒海にも戦艦配備されてイタリアも史実よりイタリアを使い続けるとか面白そうなんだがな
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よし、61㎝単裝法に自動装填装置を付けよう(白目)
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>>597
核ミサイル搭載のソ連対艦攻撃機を超水平線で撃墜する超大型対空砲ですか(白目)
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>>598
もう三式弾どころか散弾ミサイルの砲バージョンになりそうですね。
このまま進化したらただの鋼鉄の咆哮じゃないですか…!?(ナイナイ)
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紺碧の艦隊仕様かもしれない(マテ)
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そのうち、砲塔がテリアミサイル発射器になりそうですね…
あれ?英国にとって最高の防空艦誕生?
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よし、ストーンヘンジだ
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この世界の風刺画を想像してたら、将軍服着た太ったライオン(米)が少しぼろい兵卒服着た羊(英)と蛙(仏)にどなってて
それに襲い掛かろうとしてる目だけギラついてる血まみれの軍服着た痩せ狼2匹(独・日)その足に絡み付いてるパスタ(伊)が出てきた
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>>596
仮称ライオンに搭載する予定だった16inch Mk.IIなら割とまとも。
ネルソン級に搭載されていた16inch Mk.Iは、ドイツ海軍との殴り合いの結果「これからは軽量高初速砲なんだな!」と時代錯誤な悟りを開いてアレした代物なので…
(なお、実際作ってみるとそんなに高初速にならなかった。もちろん砲弾は軽い)
ただ、この16inch Mk.IIをもってしても、長門型に搭載されていた三年式41cm砲と比べても優位性のない性能だという点ががが。
これ、設計は1938年なのに(汗
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>>603
ソ連は?
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こうして見ると賠償として長門を寄越せと言ってくる国もあったのかもしれない
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皆が戦訓を誤解して変な改装とかするんだろうか?何か戦後の計画装備とか計画設備がほんとにトンデモ超兵器じみそう(そして皆白目むきそう)
というか鋼鉄の咆哮3がやりたくて調べたらプレミアが…ワロタ…
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>>604
長門の主砲は、イギリスの40口径18インチ砲の製造法とか参考にしてできた
主砲なんだが、英国は20年近く何やっていたのよ・・・
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>>605
戦後に日本で描かれたので削除されています、
嘘です忘れてました、でも描写が難しいですね戦中ならドイツと殴り合いしてますけど戦後だと完全な黒幕扱いですし
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15インチが傑作すぎたのと、世界大戦と恐慌のダブルコンボが痛かった
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後ろで、鉄のおじさんが壁に半分出して、良し良ししてるとか
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ソ連がユーラシアの東西に二隻づつ戦艦を配備したばっかりに皆この有様だよ!w
特に西側!ww
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ソ連「なんもかんも日本(大和姉妹)のせい」
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大和・・・・史実でもこうなったら、世界は変わったんだろうなあ
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戦後夢幻会の大和の戦歴を見る限りに
史実世界のビスマルクも、シャルンホルストやティルピッツと一緒に行動出来たら、撃沈しなかったんやろなと思う時がある
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>>611
鋼鉄の操り人形(共産主義製)を操作する赤い熊とかを想像しましたね
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ライオン将軍に操り人形の糸つけて上で熊に持たせればいいのか
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>>612
1隻は金剛型以下レベルの巡洋戦艦ですからある程度は対抗が可能ですがね(汗
ロケットアシスト砲弾は射程200キロ以上ですけどw
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とりあえず、この世界では航行中の戦艦を航空攻撃だけで撃沈したという実例が、POWとレパルスだけしか!ないんだよな
ということは、史実ほどの空母主義には取れないから、戦艦が生き延びる可能性が
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戦艦を沈めたのは戦艦というのが多くなったからなあ。大西洋も太平洋も
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えっ!?最も多く戦艦を沈めたのは大蔵(財務)省では。
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ちょっと違うかもしれんが、この世で一番強力な砲は日銀砲などの各国銀行に設置されている説く手法が最強といわれるのか
世界で一番強力なのはやっぱアメリカ砲かね?割としょっちゅう暴発したり自爆したりするのが玉に瑕だが
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特殊砲ね
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>>614
最後は沈んだこの世界ですら、これ程の伝説になってるのを見たら
よそ様の例えで申し訳ないが、「異聞・大東亜〜」みたく戦後まで
生き残ったりした日には(なお、このSSでは信濃も戦艦として完成)
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日本降伏の場合は、ほぼ間違いなくべいてー様が欲しがっていそうなw
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クロスロード作戦に使用したが全く沈まなくて涙目とか思いついた
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話が変わって新八八艦隊物語。
ドイツが元気一杯な点を除き日本は史実夢幻に近い終わり方をしましたね。
そして大和、武蔵。そして陸奥まで伝説を残したこの世界での八八艦隊物語の日本艦隊の凶暴さと米帝の増殖力がどれほどパワーアップして描写されるか。
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>>627
長門型→「世界初の16インチ砲戦艦のくせにその後の大半の米艦より重防御な怪物――初っ端から反則だろうがこの後に比べるとまだおとなしい。」
天城型→「アイオワ級以上の砲力と速度、長門型なみの装甲を持つ怪物。――完全に金剛型の上位互換。夜戦の悪夢。」
加賀型→「モンタナ級なみの装甲と、アイオワ級以上の砲力を持つ怪物。――高速戦艦なみに高速なくせに装甲が長門型の3割増しとか反則だろ。」
紀伊型→「完全にモンタナ級16インチ案そのものの怪物。――もしかして改装後に18インチ搭載してない?これで大半の戦艦より速いとか。」
13号艦(剣)型→「10年早く18インチを搭載した怪物――というかモンタナ級そのもの。こいつら初期から30ノット?頭おかしいんじゃないの?」
大和型→「すでに18インチが最低12門以上。20インチ?ああ…(悟った顔)」
信濃型→「(へんじがない、ただのしかばねのようだ)」
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こんなもんが世界中で各国銘々に量産されたら、そりゃ世界中の財務・大蔵省が徒党を組んで潰しにかかりますわなw
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提督の決断とかの戦争ゲーだと米プレイだと幾度となくイベントで整えた戦力が消えるんだよな
プレイヤー涙目だな、
後キャンペーンシナリオで伝説の再臨とか言う名前で、日本の太平洋戦争開始から終了後暫くまでのオールスターと戦って勝利しろとかありそう
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なお、米国の3年計画艦は
コロラド級→「防御力微妙なうえ、速力遅すぎ。」
サウスダコタ級→「舷側装甲帯はまぁ耐16インチに十分だけれど速力遅っ!水平装甲が長門型よりも劣る。砲力は十分かな?」
(23ノットの壁)
レキシントン級→「速力は37ノットだぜ!でも防御力は耐14インチ未満。なんと装甲版の上に缶を二段にしたんだ!だって巡洋戦艦でしょ?(金剛型や天城型もそうだと思っていたらしい。実際防御力は魔改造後金剛型未満)」
…お察しください(汗
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なんでこんなに両極端だったんだ、この当時の米帝さまはw
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レキシントン級はたとえ高速でも砲撃の命中率とかが悲惨そうな気が・・・
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米帝も、どっかおかしいんだなw
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提督の決断か、沖縄、マリアナ、レイテの日本プレイは面白かったな
捨て艦戦法と聞くと艦これではなくこっち
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天城をみると巡洋戦艦とはなんだったのか?という気分になるのだが
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大蔵省は黙っとこうか。
こんな楽しいイベントを潰すなんてもったいない
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でもこの時のサウスダコタ級って、50口径41センチ(16インチ)砲12門積んでるんです(汗
…防御力は長門型戦艦を上回り加賀型戦艦なみかそれ以上。
こんなのが6隻徒党を組んでやってきます。ただし速度は初期状態で23ノット。
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他国の海軍へのイジメですか?(汗
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ただしあんな重武装だから色々問題起きそう…
史実長門の改造っぷりは色々凄まじいことになってんだな
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ドイツ海軍に扶桑級を売却とか
戦艦の保有数が多いならば
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ただしモンタナ級戦艦が同じような武装を有していることから、この重武装はどこかに無理が出ていたのでは?とも思われなくも…
(史実の条約型であるサウスダコタ級みたいに)
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あ。あと、この重防御艦ですが、1.5万メートル以上の中遠距離砲戦で重要になる水平装甲は長門型未満なんです。実は。
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レキシントンは初期型では装甲版の上に缶を二段でしたけど、ジュトランドの
戦訓と造機技術の発達で、最終的には装甲内に収まっていますぜ。
ただ、日本海軍が明確に「高速戦艦」として考えていたのに対して、アメリカは
イギリスと同様「攻撃力の高い装甲巡洋艦」なんですよねえ。
サウスダコダ級は、あの時代で考えれば破格の攻撃力と防御力、そして十分な
速度を持った戦艦なのですが、強大な砲撃力を発揮するには船体が小型すぎて
間違いなく命中率とか航洋性能は悪かったかと。
もっとも日本海軍が入手したサウスダコダのデータは、本来のデータよりも防御が硬く
加賀型じゃ勝てねーと大慌てしておりますが。
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なお某国。
KV5級「司令塔?そんなものねえよ。当たらなければどうと言うことはない。」
ネルソン級「バルジほぼない!水面下装甲は木材を多用!!水平装甲は95mm50番で貫通可能!!!弾薬庫は16インチ砲を使えば距離26000mで貫通可能!!!!」
-
失敬。横山御大の新八八艦隊での3ヶ年艦隊戦艦の話でしたか。
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>>639
イギリスは大規模な戦艦戦力を保持してて、N3型戦艦やG3型巡洋戦艦の計画が立てられただけまし。
フランスは戦前計画のノルマンディー級戦艦の建造が止まってる状況で、もし完成しても主砲の最大射程が18000m…
イタリア?初の超弩級戦艦フランチェスコ・カラッチョロ級戦艦は1番艦を除き、資材不足のため戦時中に解体。
格差がありすぎていじめどころでは…
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>>646
おーそれは失礼しました。
しかし確かに航洋性は間違いなく悪化してるでしょうね。
舷側装甲はコロラド級より最大厚部分が削減されていたようですね。
総合してみてみると、加賀型相当の戦艦であるが砲撃性能はアイオワ級なみ――といったところでしょうか。
-
>>647
イギリスがマシって言われるとか、どんだけなんでしょうね、この世界は。
-
戦後夢幻会世界でイタリア王国海軍を何か活躍できないかなと思ったら短いですか沖縄に派遣されるイタリア王国海軍の話が浮かびました。
【嘘予告】
1945年4月沖縄、イタリア王国海軍は戦勝国アメリカからの要請という名の命令によってドイツ軍からの攻撃から奇跡的に生き残った戦艦「ローマ」を主力とするイタリア艦隊がイタリア艦隊司令長官ベルガミーニ提督に率いられて沖縄に派遣されていた。
ベルガミーニ提督は地中海最強と言われたイタリア海軍に名誉ある死に場所を与えるために上陸を進めていた連合国軍の輸送艦隊に決戦を挑もうとしていた男だ。
しかし休戦交渉が決裂するのを恐れたバドリオ政権に説得されて断念をさせざるを得なかった。
レイテで自分にはできなかったことを成し遂げ、今まさに沖縄でも再現しようとする日本海軍に羨望の念を覚えていた彼は同盟国だった偉大な海軍に名誉あるイタリア王国海軍が卑劣な裏切り者として相対しようとしている現実に落胆を覚えていた。
(できれば同盟国として偉大な彼らと一緒に肩を並べて沖縄に突入したかったものだ・・・。)
ベルガミーニ提督は偉大な彼らに裏切り者だがイタリア海軍は強敵だったと長く記憶されるようにイタリア艦隊の全力を持って今度こそ最後まで戦おうと決意を固めイタリア艦隊に戦闘開始の命令を告げた。
イタリア王国海軍最後の戦いが今始まる・・・。
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乙です。
航続距離がきわめて短い(約4000カイリ)のに…頑張りましたな(泣
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>>651
そこは英米の支援を受けて何とか沖縄までこれたという事にしてくださいw
イタリア艦隊は日本艦隊に対する全滅する事が確実な時間稼ぎの盾役として派遣されました。
実際、日本艦隊によってイタリア艦隊は壊滅してベルガミーニ提督は沈没していく戦艦「ローマ」と運命をともにして戦死します。
敗戦国ってつらいですね。(泣)
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イタリア艦は航洋性を割り切った設計なので季節はずれに荒れた沖縄近海は大変どころではなかったでしょうな。
-
裏切りの代償としては妥当なのでは?>盾
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>>644
>ただ、日本海軍が明確に「高速戦艦」として考えていたのに対して、アメリカは
>イギリスと同様「攻撃力の高い装甲巡洋艦」なんですよねえ。
もしかして:艦種名
日→巡洋戦艦
英→Battlecruiser(戦闘巡洋艦)
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>>653
地中海とは違う荒れた沖縄近海の海にイタリア海軍は地獄を見ていますw
-
乙
イタリア艦隊。命中以前に射撃が出来るのか?
魚雷艇を派遣した方がマシだったと言われない事を祈る。
-
イタリアの艦艇を日本近海まで持ってくるのには無理がありすぎるような。(汗)
航続力以前に、踏波性から地中海以外に出したら色々と大変な事に・・・。
下手したら到着する前に転覆とか。
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そういや、架空戦記にソ連戦艦になった、元イタリア戦艦に
大和がラミングアタックをかまして沈めたな
-
流石に改変ネタである>>557だけで済ませるのは問題だと考えたので
ケーニヒスベルク沖海戦、ウィキ風にでっち上げてみました。
5レスほどお借り致します。
-
※ウィキペディア項目風戦後夢幻会支援ネタSS ・ ケーニヒスベルク沖海戦
ケーニヒスベルク沖海戦は、第二次世界大戦中の1945年4月10日に
当時の東プロイセン州、ケーニヒスベルク(現カリーニングラード州、カリーニングラード)沖合いで発生した海戦。
ドイツ海軍とソヴィエト海軍による最初で最後の本格的な海戦であり、
残存していた主力艦の多くを喪失しながらも作戦目標を達したとして、ドイツ海軍の戦術的勝利とされている。
なお、ほぼ同時期に起こった沖縄沖海戦と並んで知名度の高い海戦でもある。
背景
1945年1月半ばに開始されたソヴィエト軍による東プロイセン攻勢であったが、
ケーニヒスベルク周辺に至り、その進撃は一気に停滞した。
これはアドルフ=ヒトラー総統が発した東プロイセンからのドイツ市民の脱出作戦、
所謂ケルベロス作戦が大きく関係していた。
この作戦で市民の脱出港に指定されていたケーニヒスベルク港を死守すべく、
同州に残っていたドイツ軍残存戦力がケーニヒスベルク周辺に集結し、頑強な抵抗を行っていたのだ。
また、海上でも残存する主力艦艇への燃料供給を最小限にしてまでドイツ海軍が繰り出していた
多数の駆逐艦がソヴィエト海軍の潜水艦を徹底的に狩り出しており、
それによって船団の脱出が比較的順調に進んでいたことがドイツ軍に抵抗をより強固なものとしていた。
しかし、成功を収めつつあるこの大脱出に焦りを憶えたソヴィエト軍は、
英国から給与されていた戦艦アルハンゲリスク(旧リヴェンジ級戦艦、ロイヤル=ソブリン)と
浮揚修理が終了したばかりの戦艦ペトロパブロフスクを含むバルト海艦隊(以下、アルハンゲリスク艦隊)を
ケーニヒスベルクに差し向け、これ以上の脱出を阻止すると共に、
それと呼応した陸軍の一斉攻撃によって、残存するドイツ軍を撃滅する作戦(グロズヌイ作戦)を打ち出した。
これは当時、ドイツの主力艦艇がほぼ壊滅しており、彼らを阻むものは無いという判断の下の作戦だった。
1945年に入っても潜水艦を除いて相変わらず不活発だったバルト海艦隊であったが、
この作戦の発令後は一気に活性化し、わずか数日で出撃準備を整えると相次いで出撃。
バルト海上で艦隊を整えると、一路ケーニヒスベルクを目指し始めた。
この大艦隊の動きはスカゲラック海峡手前でドイツ軍に察知され、ドイツ本国へと情報が齎された。
当初、デンマークに残るドイツ軍を攻撃するものだと考えた現地ドイツ軍であったが、
彼らには目もくれずに海峡を抜けようとするアルハンゲリスク艦隊の姿に
得体の知れない恐怖を覚えたという記録が残されている。
そして、この情報が齎されたドイツ本国は戦慄した。
不活発だったはずのバルト海艦隊がスカゲラック海峡を抜けてわざわざ向かう先など、
渦中のケーニヒスベルクしか考えられなかったからだ。
戦艦2隻を含む有力な艦隊が補助艦艇と輸送船しか存在しない
ケーニヒスベルクに突入すればどうなるかは想像にし難くない。
ここに至り、ヒトラーは残存する主力艦艇に全力で迎撃のを命じた。
なお、この際にヒトラーは残存艦隊を指揮するハンス=ラングスドルフ少将に対し、
「東プロイセン市民を何としてでも守って欲しい。頼む」と電話で直に話したという記録が残されているが、
従来のヒトラー像とはあまりにかけ離れているとして、真実であったかどうかは現在でも意見が別れている。
-
戦闘突入まで
1945年4月9日深夜、夜陰に紛れてキール軍港からドイツ海軍に残存する主力艦艇が一斉に出撃した。
この際に出撃したのは、ラプラタ沖海戦による損傷から回復していた
リュッツオウ級重巡洋艦のアドミラル=グラーフ=シュペー。
稼動状態にあったアドミラル=ヒッパー級重巡洋艦、アドミラル=ヒッパーとプリンツ=オイゲン。
そして、ゴーテンハーフェンより脱出していた第一次世界大戦時の旧式戦艦ことドイッチュラント級戦艦の
シュレスヴィヒ=ホルシュテインと同じくドイッチュラント級戦艦のシェレジェンである。
この5隻は随伴するケーニヒスベルク級軽巡洋艦、エムデンと3隻の駆逐艦を除けば、
当時のドイツ海軍が有する稼動可能な主力艦艇の全てであった。
出撃の際、全艦で足並みを揃えて航行するかどうかで意見が交わされたが、事態が急を要すること。
また、旧式戦艦2隻とそれ以外の3隻の速力が大きく異なっていたことから断念され、
5隻の主力艦艇と4隻の補助艦艇はアドミラル=グラーフ=シュペー戦隊(以下、シュペー戦隊)6隻と
シェレジェン戦隊3隻に別れ、各戦隊が取れる最も速い速度で航行を始めた。
結論から言えば、この選択は正解であった。
この選択により、快速のシュペー戦隊はアルハンゲリスク艦隊が来襲する直前に
ケーニヒスベルク沖へ到着することができたからだ。
1945年4月10日朝方、シュペー戦隊はケーニヒスベルク沖に到着。
当時、ケーニヒスベルク港からはソヴィエト艦隊来襲の一報を受けた脱出船が
駆逐艦の護衛を受けながら一斉に離脱しつつあったが、
未だ二十隻もの船舶が港から然程離れていない位置に存在していた。
そして、シュペー戦隊がその様子を目撃して間もなく、
北方から戦艦アルハンゲリスクを先頭にしたアルハンゲリスク艦隊が来襲した。
このアルハンゲリスク艦隊はアルハンゲリスク以下、ペトロパブロフスク級戦艦のペトロパブロフスク。
キーロフ級重巡洋艦のキーロフと、マキシム=ゴーリキー級重巡洋艦のマキシム=ゴーリキー。
そして、6隻の駆逐艦から構成されていた。
彼我の戦力は圧倒的であり、ソヴィエト側は戦艦が2隻。
それもアルハンゲリスクは旧式ながら38.1センチ主砲8門を有する超弩級戦艦であり、
またペトロパブロフスクも30.5センチ主砲12門を有する弩級戦艦であったのに対し、
ドイツ側のアドミラル=グラーフ=シュペーは重巡洋艦に類別されるほどの小型戦艦でしかなく、
主砲も28.3センチ主砲6門と劣っていた。
残る巡洋艦の数ではエムデンを含めればドイツ側がわずかに上回っていたが、
戦艦の差は如何とも埋め難く、ソヴィエト側が優勢は明らかであった。
あまりの戦力差にアドミラル=グラーフ=シュペーの艦橋では、戦隊指揮官兼艦長のラングスドルフ少将に対し、
航海長がこれでは脱出船団を守りきれないとして、船団を解いて各艦独航で本土に退避させる案を具申したものの、
厳しい声で却下されていた、という証言を艦橋では唯一の生存者であった操舵員が述べている。
彼の証言が正しければ、この直後にシュペー戦隊は、脱出船団へ迫ったアルハンゲリスク艦隊に対する
単縦陣での突撃を慣行しており、これによってケーニヒスベルク沖海戦の幕が上がったとされている。
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戦闘経過
戦力面に圧倒的に劣るシュペー戦隊だったものの、アルハンゲリスク艦隊に勝っていた点が二つ存在していた。
まず一つは、速度である。
アルハンゲリスク艦隊が旗艦であるアルハンゲリスクの最大20ノットという速度に合わせて
陣形を保たざるを得なかったのに対し、シュペー戦隊は最大28.5ノットという快速での行動が可能だった。
この優速を活かした結果、シュペー戦隊はアルハンゲリスク艦隊がまさかのドイツ主力艦隊の出現に
散発的な反撃しか行えないうちに、不完全ながら丁字戦に持ち込むことができたのだ。
勿論シュペー戦隊が接近するまでの間、射程に勝るアルハンゲリスクやペトロパブロフスクからの砲撃は
行われていたのだが、それらの砲弾がシュペー戦隊を捉えることは無かった。
これがシュペー戦隊がアルハンゲリスク艦隊に勝っていたもう一つの点、錬度である。
アドミラル=グラーフ=シュペーが、ラプラタ沖海戦で損傷するまでは通商破壊戦で
猛威を振るった歴戦の古兵であったのに対し、アルハンゲリスクは前年に英国から譲渡されたばかりで
錬度が圧倒的に不足していた他、ペトロパブロフスクも浮揚修理後に訓練らしい訓練は行えておらず、
高速で航行するシュペー戦隊を捉えられなかったのだ。
不完全ながらも丁字戦に持ち込むことができたシュペー戦隊は、どうにか丁字戦の状態から逃れようとする
先頭のアルハンゲリスクやペトロパブロフスクに対し、一糸乱れぬ砲撃を開始した。
この際の砲撃によって滅多打ちにされた両艦のうち、特にアルハンゲリスクは副砲や高角砲の多くが損傷し、
艦上構造物にもかなりの被害が生じたとされる。
しかし古く、そして練度が劣っていたとはいえ、アルハンゲリスクは間違いなく超弩級戦艦であった。
何故ならば、シュペー戦隊による猛射を浴びてもアルハンゲリスクの主砲塔と司令塔は
破壊を免れており、主砲戦には何ら支障が無かったからだ。
そして、そんな超弩級戦艦に接近した代償を、シュペー戦隊は払うこととなる。
丁字戦が反航戦になりつつあった瞬間、アルハンゲリスクの38.1センチ砲弾が
アドミラル=グラーフ=シュペーの前部砲塔付近を直撃。
航行にこそ支障は無かったが、砲塔が大きく損傷して使用不能となり、黒煙が上がった。
これを好機とし、続くペトロパブロフスクとマキシム=ゴーリキー、キーロフも同艦への攻撃を集中。
結果、アドミラル=グラーフ=シュペーの被害は加速度的に高まり、ついには炎上することとなった。
さらに惨劇は続き、アドミラル=グラーフ=シュペーの後ろに位置していたアドミラル=ヒッパーが
次なる目標として狙われ、飛来したうちの一発が艦橋を直撃したことで司令部要員を壊滅せしめた。
これにより、アドミラル=ヒッパーの操舵は一時的に混乱し、
最大戦速を維持したまま、戦列からの落伍することになる。
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だが、それでもアドミラル=グラーフ=シュペーとアドミラル=ヒッパーの行き足が鈍らなかったのが幸いした。
両艦の行き足が曲がりなりにも鈍らなかったがために、後続のプリンツ=オイゲン以下の部隊が
陣形を崩すことなく、砲雷撃戦を慣行することができたからだ。
この時点でラングスドルフ少将から戦隊指揮権の移譲を受けたプリンツ=オイゲン艦長の
ヴェルナー=エアハルト大佐率いるプリンツ=オイゲンを先頭にエムデン、そして駆逐艦2隻で構成される
戦隊後列は飛来する砲弾に構わず鬼気迫る突撃を続け、
近距離で横腹を晒すアルハンゲリスク艦隊に魚雷を見舞った。
そして、この水雷攻撃はペトロパブロフスク以下のアルハンゲリスク艦隊を見事に捕えた。
まずプリンツ=オイゲンとエムデンの放った魚雷が、ペトロパブロフスクの艦首と艦尾を捉え、
艦首と艦尾をそれぞれ切断したのだ。
戦速で航行していたのが災いし、加えて艦尾の被害で速度を緩めることも適わず、
水圧で艦首の破壊が加速していったペトロパブロフスクは、やがてその艦隊をゆっくりと沈め始めた。
また、両艦の攻撃はこれに止まらず、ペトロパブロフスクの砲塔群が顕在して、砲撃を続行。
しかし行き足が鈍ったペトロパブロフスクを避けるべく、その横を抜けようとしたマキシム=ゴーリキーが
その攻撃をもろに浴びる形となり、しかもペトロパブロフスクが沈み始めるまでに行おうとした
プリンツ=オイゲンらに対する反撃を自らの身をもって妨害するという醜態を晒す。
強力な20.3センチ砲弾と、それよりは小ぶりながらも威力十分な15センチ砲弾を浴びたマキシム=ゴーリキーは
沈没こそ免れたものの、射程外に逃れる頃には艦上構造物のほとんどが壊滅していたとされる。
そして、それに続かざるを得なかったキーロフとソヴィエト駆逐艦群も悲惨であった。
この頃にはプリンツ=オイゲンとエムデンは順次目標を変え、後ろに続くドイツ駆逐艦群が魚雷を放っていた。
それらの砲雷撃が次々とキーロフやソヴィエト駆逐艦群を襲い、
キーロフが三番主砲塔を吹き飛ばされ、直後に駆逐艦の魚雷を艦尾に受けて航行不能。
その後、三番主砲塔弾薬庫の誘爆で爆沈した。
続いていた駆逐艦群も1隻がドイツ駆逐艦の放った魚雷の直撃で撃沈された他、
キーロフが航行不能になったことで陣形を乱されたところへ砲撃を浴び、
1隻が艦首断裂で航行不能、さらに1隻が艦上構造物への直撃で炎上し、相次いで艦隊から落伍する。
この丁字戦からの反航戦が終わった段階で、ソヴィエト側の被害はペトロパブロフスクとキーロフ、駆逐艦1隻が沈没。
マキシム=ゴーリキーと駆逐艦2隻が大破戦闘不能。アルハンゲリスクが中破。
対するドイツ側の被害は、アドミラル=グラーフ=シュペーが前部主砲使用不能の上で炎上していたものの、
航行に支障は無く、後はアドミラル=ヒッパーが艦橋壊滅で戦列から落伍した以外の被害は
エムデンと駆逐艦2隻の小破に止まっていた。
一見するとドイツ側に優勢が傾いたかのように感じられるが、それは間違いである。
何故ならば、アルハンゲリスク最大の問題である主砲は未だ顕在であり、
後少しでも脱出船団に接近させれば、船団がその射程に収まってしまう可能性が残されていたからだ。
さらにドイツ側は最大の打撃力を持っていたアドミラル=グラーフ=シュペーの主砲が
アルハンゲリスクへの有効打にならないことが明らかとなっており、
アルハンゲリスクを阻止する有効な手段は、プリンツ=オイゲンらの魚雷を除いて存在していないかに思えた。
しかし、その一撃が確実に当たるとは限らない。他に手立ては残されていないのだろうか。
そうした思考がラングスドルフ少将に決断をさせた、と後世では結論付けられている。
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ラングスドルフ=チャージ
シュペー戦隊の猛撃を抜けた時、アルハンゲリスク艦隊で戦闘行動可能な艦は
戦艦アルハンゲリスクと駆逐艦3隻にまでその数を減じていた。
しかし、ドイツ側の小型戦艦は炎上しており、2隻の重巡洋艦も片方は戦列から落伍。
総合的な打撃力は、戦艦が健在であるソヴィエト側が未だ優勢であった。
そこでアルハンゲリスク艦隊は駆逐艦3隻にプリンツ=オイゲンらの牽制を命じると
アルハンゲリスク単独で脱出船団へと向かい始めた。
これは彼らに対する命令があくまでも船団撃滅であり、
乗り合わせた政治将校が頑なに主張したためであった。
また実際問題として、ここまでの大被害を被って命令を果たせなかった場合、
彼らアルハンゲリスク艦隊の面々がどうなるかは火を見るより明らかであろう。
そうした焦燥からの判断が、ドイツに最後の好機を作り出した。
もしもこの時、アルハンゲリスクがドイツ艦隊の完全な撃滅を志向し、
アドミラル=グラーフ=シュペーに止めを刺していたのならば、
海戦の結果は大きく変わっていたと考えられているからだ。
かくして脱出船団に向かい始めたアルハンゲリスクであったが、
やがて煤煙を上げながら脱出船団の横を抜け、
船団とアルハンゲリスクの間に立ち塞がろうとする2隻の小型戦艦の姿を捉えた。
それはシュペー戦隊と別れた後も諦めず航行を続け、ようやく海域に到着したシェレジェン戦隊であった。
随伴していた1隻の駆逐艦を船団の護衛に合流させ、シェレジェンとシュレスヴィヒ=ホルシュテインの
2隻だけとなっていたシェレジェン戦隊だったものの、アルハンゲリスクの行く手を遮り、
脱出船団が離れる時間を稼ぐだけのことができる戦力には変わりなかった。
アルハンゲリスクの行く手を遮るように展開し、
シュペー戦隊が成し得なかった完璧な丁字戦を試みるシェレジェン戦隊。
いくら旧式で小型の戦艦とはいえ、あえてその砲撃を受ける危険は冒せない。
そんなシェレジェン戦隊の勇壮な姿がアルハンゲリスクに転舵を強い、
そしてドイツに最後の好機を物にさせた。
転進するアルハンゲリスクに対し、後方から火炎と黒煙を噴き上げながらも
鈍ることが無かった最大の戦速で追い縋ろうとする小型戦艦が居たのだ。
アドミラル=グラーフ=シュペーである。
このアドミラル=グラーフ=シュペーの行動を、アルハンゲリスクは誤解した。
否、誤解したというよりは、常識的な判断を下したと言っても良い。
前部主砲が使用不能である以上、アドミラル=グラーフ=シュペーの有効な攻撃手段は
後部主砲しか残されていない。それさえ注意すれば、後は副砲に稀な一撃に警戒するぐらいだろう。
そこでアルハンゲリスクはアドミラル=グラーフ=シュペーに対して丁字戦の形を描き、
先ほどと逆の立場でアドミラル=グラーフ=シュペーに止めを刺そうと動いた。
だが、アドミラル=グラーフ=シュペーは突撃を継続した。
アルハンゲリスクがその異変に気付いたのは彼我の距離が相当に縮まった後であった。
本来、丁字戦はいつまでも理想的な丁字を描き続けるものではない。
何故ならば、頭を抑えられた艦はそれを避けるように転進するため、
然程時間が経過しないうちに丁字が瓦解してしまうからだ。
だがこの時、アルハンゲリスクはアドミラル=グラーフ=シュペーに対し、
いつまでも理想的な丁字を描き続けており、
経験の浅いアルハンゲリスクの乗組員はそれに気付くことが出来なかったのだ。
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そして、アルハンゲリスクが異変に気付いた時には既に手遅れであった。
次の瞬間、アドミラル=グラーフ=シュペーがアルハンゲリスクの左舷艦尾付近に体当たりしたのだ。
戦史上最後のラムアタックとされるこの一撃は、アドミラル=グラーフ=シュペーの艦首大圧壊と引き換えに
アルハンゲリスクの艦尾を抉り取り、航行不能へと至らしめた。
さらに直後、アドミラル=グラーフ=シュペーは限界まで旋回させていた後部砲塔の3門を斉射。
おそらく衝撃で照準器は狂っていたとされるが、零距離ならば関係は無かった。
放たれた28.3センチ砲弾は全てが艦上構造物を直撃し、司令塔ごとアルハンゲリスクの司令部要員を薙ぎ倒した。
これは小型戦艦が超弩級戦艦に致命的な一撃を与えた瞬間であり、
アドミラル=グラーフ=シュペーによる最後の一撃であった。
直後、ようやく旋回を終えたアルハンゲリスクの三番主砲塔と四番主砲塔が
アドミラル=グラーフ=シュペーに反撃を加え、最早満身創痍だった同艦に止めを刺したからだ。
アドミラル=グラーフ=シュペー、轟沈。
これはハンス=ラングスドルフ少将以下乗組員1150名中、生存者わずかに3名という凄まじいものであり、
この際に立ち上ったきのこ状の煙は離れた脱出船団からも十分に目撃できるほどだった。
だが、そんな大爆発の余波を至近で受けてしまったアルハンゲリスクもただでは済まなかった。
衝撃波が副砲や高角砲を吹き飛ばし、さらには抉り取られた艦尾から相当な熱風が艦内に吹き込んだ。
その結果、アルハンゲリスクは大炎上を起こし、アドミラル=グラーフ=シュペーに
引きずり込まれるかのようにやがて艦尾から沈んでいったからだ。
なお、このアドミラル=グラーフ=シュペーとアルハンゲリスクの最期は、
シェレジェンに乗り合わせていた宣伝省関係者が回していたカメラに録画されており、
戦後ナチスに対する評価に厳しい制約が加えられたドイツにあって、
唯一公式の場でも放映することを認可された旧宣伝省の映像として有名である。
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その後
アルハンゲリスクとアドミラル=グラーフ=シュペーの沈没は、海戦の終了を決定付けるものであった。
満身創痍のマキシム=ゴーリキーを含むソヴィエト側の残存艦艇は大慌てで撤退し、
そしてドイツ側の残存艦艇もケーニヒスベルクへの攻勢が強まったとして、
逃げるソヴィエト側の残存艦艇を追うことなく、ケーニヒスベルクの支援と脱出船団の護衛に
向かうことになったからだ。
シェレジェン戦隊の2隻は操舵が回復したアドミラル=ヒッパーと共にケーニヒスベルク港に突入。
市内外周に達しつつあったソヴィエト軍に対する猛烈な艦砲射撃を続け、
最後のドイツ軍が撤退するその瞬間まで、ケーニヒスベルクの守護神であり続けた。
一方、プリンツ=オイゲン以下の5隻は脱出船団を護衛しながら本土へと帰還し、
キール軍港にて作戦行動を終えた。
これはドイツ海軍が行った最後の水上作戦となった。
参加艦艇
ドイツ海軍
・ アドミラル=グラーフ=シュペー戦隊
重巡洋艦 : アドミラル=グラーフ=シュペー、アドミラル=ヒッパー、プリンツ=オイゲン
軽巡洋艦 : エムデン
駆逐艦 : 2隻
・ シェレジェン戦隊
戦艦 : シェレジェン、シュレスヴィヒ=ホルシュテイン
駆逐艦 : 1隻
ソヴィエト海軍
・ バルト海艦隊
戦艦 : アルハンゲリスク、ペトロパブロフスク
重巡洋艦 : キーロフ、マキシム=ゴーリキー
駆逐艦 : 6隻
損害
ドイツ海軍
沈没 : アドミラル=グラーフ=シュペー
大破 : アドミラル=ヒッパー(後に本土に帰還)
小破 : エムデン、駆逐艦2隻
ソヴィエト海軍
沈没 : アルハンゲリスク、ペトロパブロフスク、キーロフ、駆逐艦3隻
大破 : マキシム=ゴーリキー
小破 : 駆逐艦1隻
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予定よりも2レスほど増加致しましたが、投下は以上です。
これで正式なネタと言えるはず(慢心)
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乙、ライヒに栄光あれ!
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イタリア海軍を太平洋に持ってくるのは流石にないなあ。
地中海専用海軍だというのは敵味方が知っている周知の事実で無理に連れてきても足を引っ張る要因にしかならない。最悪手。
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557さん正式なネタの投下乙です。
ライヒに栄光あれ!
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>>661-667
乙です!
死力を尽くして脱出船団を守ろうとするドイツ海軍と、攻勢を強めるソ連軍。
こういうのはとても燃えますね。
誤字というか、名称に関してですが、「スカゲラク海峡」だとバルト海の出口にあたり、北海へ出ることになってしまいます。
ケーニヒスベルクを通り過ぎてしまうことになりますね。
ですので、バルト海艦隊が逼塞していたレニングラード方面からの出撃とすれば、「フィンランド湾」としておくと適当かと存じます。
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乙です。
史上最後のラム戦が映像に残るか……
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>>672
ぎゃあ、アルハンゲリスクは北方艦隊という妙な先入観のせいで地理滅裂に
通報したのはUボート、海域はフィンランド湾と脳内修正してください
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>>674
了解です。
シュペーが突入したのですね。なるほど衝角積んでいても速度的にシュレジエンなどは旧式ですから大変だったのでしょう…
それにしても、史実の日本周辺の天気を調べていてみつけた、低気圧らしい降雨が確認された10日前後に欧州で起こっていた血戦…
しらせが伝わっていたら日本海軍の士気を大きく上げていることでしょうね。
「俺たちもやるぞ」とばかりに。
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日独ともに最後の最後に正しい軍として機能したということか
やはり保身なきゼロ距離射撃は燃える
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後は総統閣下がアカだけは絶対許さないマンとなって
東部戦線に戦力を集中した結果、ソ連はポーランド内の独ソ分割線すら抜けず
戦後に連合軍にドイツ分割を主張するも拒否され、
代わりにポーランドが西ポーランドと東ポーランドに別れるという妄想もしましたが……
まあ、ネタですね!
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>>677
それでも全盛期の総統なら、総統ならやってくれる!
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アルデンヌ攻勢が中止され、温存されていた戦力が
東プロイセンを落として調子づいた
ソ連相手に牙を剥く!
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地理の辻褄を合わせるため、>>661を差し替えます。
※ウィキペディア項目風戦後夢幻会支援ネタSS ・ ケーニヒスベルク沖海戦
ケーニヒスベルク沖海戦は、第二次世界大戦中の1945年4月10日に
当時の東プロイセン州、ケーニヒスベルク(現カリーニングラード州、カリーニングラード)沖合いで発生した海戦。
ドイツ海軍とソヴィエト海軍による最初で最後の本格的な海戦であり、
残存していた主力艦の多くを喪失しながらも作戦目標を達したとして、ドイツ海軍の戦術的勝利とされている。
なお、ほぼ同時期に起こった沖縄沖海戦と並んで知名度の高い海戦でもある。
背景
1945年1月半ばに開始されたソヴィエト軍による東プロイセン攻勢であったが、
ケーニヒスベルク周辺に至り、その進撃は一気に停滞した。
これはアドルフ=ヒトラー総統が発した東プロイセンからのドイツ市民の脱出作戦、
所謂ケルベロス作戦が大きく関係していた。
この作戦で市民の脱出港に指定されていたケーニヒスベルク港を死守すべく、
同州に残っていたドイツ軍残存戦力がケーニヒスベルク周辺に集結し、頑強な抵抗を行っていたのだ。
また、海上でも残存する主力艦艇への燃料供給を最小限にしてまでドイツ海軍が繰り出していた
多数の駆逐艦がソヴィエト海軍の潜水艦を徹底的に狩り出しており、
それによって船団の脱出が比較的順調に進んでいたことがドイツ軍に抵抗をより強固なものとしていた。
しかし、成功を収めつつあるこの大脱出に焦りを憶えたソヴィエト軍は、
英国から給与されていた戦艦アルハンゲリスク(旧リヴェンジ級戦艦、ロイヤル=ソブリン)と
浮揚修理が終了したばかりの戦艦ペトロパブロフスクを含むバルト海艦隊(以下、アルハンゲリスク艦隊)を
ケーニヒスベルクに差し向け、これ以上の脱出を阻止すると共に、
それと呼応した陸軍の一斉攻撃によって、残存するドイツ軍を撃滅する作戦(グロズヌイ作戦)を打ち出した。
これは当時、ドイツの主力艦艇がほぼ壊滅しており、彼らを阻むものは無いという判断の下の作戦だった。
1945年に入っても潜水艦を除いて相変わらず不活発だったバルト海艦隊であったが、
この作戦の発令後は一気に活性化し、わずか数日で出撃準備を整えると相次いで出撃。
海上で順次艦隊を整えると、一路ケーニヒスベルクを目指し始めた。
この大艦隊の動きは哨戒中であったドイツ海軍のUボートに察知され、直ちにドイツ本国へと情報が齎された。
それまで不活発だったはずのバルト海艦隊の主力艦艇が突然行動を始めた姿に、
目撃したUボートの乗組員は得体の知れない恐怖を覚えたという記録が残されている。
そして、この情報が齎されたドイツ本国は戦慄した。
不活発だったはずのバルト海艦隊の主力艦艇がわざわざ向かう先など、
渦中のケーニヒスベルクしか考えられなかったからだ。
戦艦2隻を含む有力な艦隊が補助艦艇と輸送船しか存在しない
ケーニヒスベルクに突入すればどうなるかは想像にし難くない。
ここに至り、ヒトラーは残存する主力艦艇に全力で迎撃のを命じた。
なお、この際にヒトラーは残存艦隊を指揮するハンス=ラングスドルフ少将に対し、
「東プロイセン市民を何としてでも守って欲しい。頼む」と電話で直に話したという記録が残されているが、
従来のヒトラー像とはあまりにかけ離れているとして、真実であったかどうかは現在でも意見が別れている。
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乙です!
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乙です、アルハンゲリスク沈んだら、ソビエトがイタリア級寄越せ!っていいそう
史実だとイタリアの代わりがアルハンゲリスクだから
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史実と違ってラングスドルフ氏の評価が変わりそうですね
史実だとシュペーを自沈させたせいで総統閣下から「臆病者」「失望した」と言われた人でしたが
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ヴィルヘルム・グストロフは無事に帰国できたんだろうか?
潜水艦狩りを徹底してやったからソ連海軍潜水艦の活動は低調だったみたいだけど
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乙。ドイツ海軍最後の意地!
「で、君らは何してたの?」
ビス&ティル「「(´・ω・`)」」
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乙です
ドイツ海軍最後の意地ですね。
こういうのは燃えます
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乙
会戦時の戦闘とか見ると、ソ連軍の侵攻スケジュールはほぼ史実と同じか?
ドイツ海軍最後の意地で守備隊の玉砕は無くなったのと艦砲射撃による赤軍へのダメージは大きいだろうけど
結局、ドイツ海軍が有終の美を飾っただけで東部戦線全体で見れば僅かな勝利なのかね?
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まあピュロスだろ、常識的に考えて
どう頑張ったって物量にゃ勝てんもん
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ビ、ビスマルクはフッド撃沈したから(震え声
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内陸の方へ展開している部隊にはダメージ入っていませんものね
史実でもあれだけの被害を出しながら最終的にベルリンまで進んだソ連にとっちゃ誤差の範囲なのかもしれん…
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>>687
侵攻スケジュールはあくまでも同じですね
史実と変わったのは、史実以上に東プロイセンからの軍民脱出が進んだこと
ヴィルヘルム=グストロフのような悲劇が無くなったこと
ドイツ海軍が最後に伝説となったこと
バルト海から数年間戦艦が消えたこと
ソ連海軍から使える将校と水兵がいくらか消えたこと、ぐらいです
ドイツが東部戦線で盛り返すには、それこそ総統閣下が
『連合軍に降伏するのは構わんがアカにだけは降伏したくない』
ぐらいに開き直って東部戦線戦力ガン振りしないと難しいでしょう
そうすれば、東プロイセンは落ちるでしょうが
ドイツ分断阻止とポーランド分断で落ち着くかもしれません
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乙です。
ドイツ海軍最後の輝きですね。
この海戦に関わったソ連海軍将校は激怒したスターリンによってシベリア送りにされそうですね。
>>658,>>670
まあ、ネタですのでご容赦ください。
現実にイタリア海軍を太平洋に持ってくるのは無理でしょうからね。
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乙です。
ラムアタックしたのなら、次は接舷白兵戦だ・・・。
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>>693
英国海軍「いやっふぅぅぅ!!」(←なんか血がたぎったらしい。)
なお蛇足&後出しですが、うちのネタですと衝角ついてるシュレジエンがぶつかったように考えてました。
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それはそれで見てみたいw
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しかし現代のうちらからしてみると(後、ドイツ軍の大多数の将兵)ソ連軍こそを全力で食い止めないと本気でヤバいと思う訳だが、アドルフおじさんはどうしてそうしなかったんだろうな?
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>>696
一応考えていたようで、アルデンヌ攻勢がそれにあたる
このままだと間違いなく負けそうだから
その前に西部戦線で一撃加えて講和に持ち込むことを目論んでいた
第一次世界大戦のカイザーシュラハトと骨子は同じ
だが、実際どうなったかは史実の通り
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移動させるにも鉄道も物資も爆撃で破壊されまくって不可能だったというのもあるか
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文字通りの本土決戦状態ですからね…
むしろよくもったといってもいいかも。
東プロイセンからの脱出なんて、日本でいえば北海道を放棄して函館から米ソ軍機と艦隊渦巻く津軽海峡を避難船がピストン輸送しているようなものですし。
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そりゃ確かに末期ですね(汗
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ドイツ本土防衛戦でドイツ軍が兵力の移動に不自由しなくなったのはベルリン攻防戦になってからか(汗
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路面電車で東部戦線と西部戦線を行き来できるようになったからね。
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ああ路面電車で東部戦線と西部戦線を行き来できるというアレか(汗)
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バグラチオン作戦が発動して以降はもう東部戦線は手遅れなんかね?
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さすがドイツの鉄道技術…恐るべし。
そして東部戦線と西部戦線に同時に戦力を送ることができるとは、ソ連の畑恐るべし。(白目)
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それはもう既に長距離を移動する必要がなくなっただけや(白目
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>>畑
なお収穫しすぎて後ほど酷いことになった模様……やっぱ無茶はあかん(濁った目
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やっぱルイセンコ農法はダメだな…(違)
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ちゃんと畑を休ませないから…
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頭に社会主義的〜と付く代物は大抵駄目ですから
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この世界のソビエトに抑留された人たちの扱いは更に酷そうだな…
朝鮮人?知らんなぁ(棒)
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ふと、思った
ひゅうがさんのネタに伊400潜水空母がウルシーに襲撃して成功しているようですが、
この内伊403は試験的に桜花搭載潜水艦にしてないかなー?と思った
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>>712
時間的にちょっと無理なんです(泣
精いっぱいの時間犯罪で402潜までを投入するのがせいぜいで、戦場が本土へ近づくにしたがって、波号潜水艦やら「まるゆ」の代替になる輸送潜水艦を整備しなければなりませんので…
あとは、空母型輸送船団(しまね丸型)も。
それに、拙作桜花は赤外線感知誘導。
ウルシー環礁を強襲するにしても1隻や2隻の空母や戦艦を相手にしても意味はなし。
浮きドックを壊してしまうくらいしないと意味はないことになりますので使えないのですね。
あ、でも、朝鮮戦争時に米軍試験艦となった未完成艦改装の伊403潜あらため「シーバット(SS-707)」がウラジオ攻撃に向かうというネタはいいかも?
なお艦長は神宮寺大佐か速水大佐ということで…
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―――「波号第200」型潜水艦
全長:61.0m
全幅:4.2m
喫水:3.44m
機関:中速ディーゼル1基
特E型電動機(モーター)2基直列1軸
一号33型蓄電池370個
排水量:水上450トン
水中590トン
速力:水上10.5ノット
水中21.2ノット(実用19ノット程度)
航続距離:10ノットで4000海里(水上)
3ノットで180海里(水中)
武装:530ミリ魚雷発射管3門(魚雷最大8発搭載)
13ミリ単装機関銃1門(三式 ブローニングM2のコピー)
同型艦:波200〜波257(終戦時までに就役済の艦のみ)以下40隻建造・艤装中、40隻余起工済み。
【解説】―――日本海軍が近海防衛用に量産した小型潜水艦。
1943年のマル追計画において中型潜水艦のかわりに量産が決定し、海軍水雷学校付へと「自主降格」した阿部俊雄大佐らの主導によって日本海軍初の「水中高速潜水艦」として建造された。
就役時である1944年末においては、アイデアを提供したドイツにおいてもXXI型潜水艦もトラブルに悩まされており事実上枢軸国側唯一の水中高速潜水艦となった。
戦場が日本本土近海となったために単独で沖縄から小笠原方面へ作戦して帰還できる能力を有する本艦は、連合艦隊唯一の「攻撃的作戦艦艇」として輸送船団襲撃や「落ち武者狩り」に猛威を振るうことになった。
【原案】―――日本海軍が水中高速潜水艦の建造を思い立ったのは意外かもしれないが戦前であった。
1938年に就役した第71号艦と称される潜水艦は、水中速度を実に21.3ノットとした画期的な潜水艦として各種実験に供されていた。
しかし、当時の漸減邀撃作戦に見合わぬ短い航続距離からその後のタイプシップとはならずにむなしく時が過ぎる。
これが一気に注目されるのは、大西洋におけるUボートの活躍が伝えられる1940年代。
そして日本海軍にとって衝撃的であった砲塔運搬船「樫野」の撃沈という事件がきっかけとなる。
大和型戦艦の主砲塔を輸送可能であった唯一の艦であった本艦の喪失は、水面下でくすぶっていた3番艦信濃の再戦艦化案を叩き潰す結果となり、また十分な護衛をつけていたはずの本艦の喪失は日本海軍に対潜戦術の不備という現実をつきつけた。
そしてそれを声高に唱えたのが、当時対潜戦の専門家として積極的に論文を発表しつつあった第11駆逐隊司令 阿部俊雄大佐(当時)だった。
結果として彼の助言によって水中聴音器の改善や、対潜戦の強化が1942年後半より順次実施されはじめることになる。
この結果、彼は半ば厄介払いのように南方へ転出するが、彼の声に勇気づけられたかのように現場からは連合軍潜水艦の脅威が報告として入り続けることになる。
この間、艦政本部においては建造されていた甲標的拡大型と並行しての水中高速潜水艦の設計が進行。
その小型版となったのが波200型である。
また、外洋で実施されていた潜水艦作戦において被害が続発していたことも「新型潜水艦」を求める動きと重なった。
そのため計画は、潜水艦隊の肝いりで進行していたという。
この動きは、第2次ソロモン海戦において帰途に被雷し負傷の傷を深めた栗田健男中将が軍令部へと入ると急速に現実化。
1943年に策定されたマル追計画において、駆逐艦隊や護衛艦の強化に加えて、高性能な潜水艦の大量建造が決定した。
これは、当時実施されていた戦線縮小「転進」と、それに伴い予想されたマリアナ諸島や小笠原・沖縄、あるいは根拠地から比較的至近の海域における邀撃戦での使用を想定されたためである。
これに伴い、本土へと帰投していた阿部大佐と木梨鷹一中佐、根木雄一郎技術中佐、江見哲四郎大佐(阿部をのぞきすべてがドイツからの帰還組)らがプロジェクトチームを結成。
半年以内の戦力化を目標として泉州工場での量産体制に入った。
この結果、1944年5月に1番艦波200が起工。
簡易化された設計に加えUボートの量産技術を全面導入したことによりこの時期の護衛駆逐艦群や輸送船団と同様に平均3か月での建造を実現した。
1945年1月までに初期ロットとなる28隻が配備。
沖縄沖海戦時には、実に46隻が作戦に参加している。
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【設計】―――構想段階では涙滴型の船体が構想されていたが、技術的困難から断念。
従来の単郭型船体を流線型とし、徹底して抵抗を排除し大出力電動機を搭載することで水中高速性能を実現した。
計画段階では300トン案や700トン案もあった。
だが300トン案は打撃能力や航続距離が微妙であり水中速力もそれほど高くはならないために断念。
700トン案は量産性のわりには攻撃力が微妙であり、航続力的に過剰性能と判断されたことにより放棄された。(この発展型が仮称艦名伊201型である)
船体はドイツから技術導入し、譲渡潜水艦呂501によってもたらされた高張力鋼St52の全面溶接によって構成。
各所に呂501と同様の防音防震構造を採用していたが、当初計画されていたギア歯車は計画されていた水準より著しく騒音が大きいことが判明。
電動機の片方ずつを魚雷型の二重反転スクリューに直結する第71号と同様の構造をとることで対応した。
これにより機械室の容量を削減し、航続力の低下を補い居住性能を向上させている。
また、現場潜水艦隊からの主張を容れて表面にゴム被膜を、艦内各部に防音ゴムが使用されている。
これらの結果、機械的な無理が極力省かれたことによって安全潜航深度こそ他の艦同様の120メートルほどであったが、実際はその5割増し程度までは潜航できたという。
武装は、魚雷発射管を3門いずれも艦首に装備し、2.5斉射分の8発を確保。
水上武装は航空用に制式化されながらも紫電改などの配備によって比較的余剰となっていたブローニングM2のコピー品三式13ミリ機関銃とした。
セイルは戦後の潜水艦と同様のフィン型で、ドイツから導入したシュノーケルを装備。
これにレーダーを用いてもきわめて発見しにくくなっている。
また、この頃採用された95式改四型53センチ魚雷は走行距離を削減するかわりに炸薬量を1.5倍とし、海軍が44年中に諜報情報より実用化した四式炸薬(英国におけるTOPEX)を採用したことからその威力は従来の8割増しにもなっている。
(ただし、量産が間に合わずに炸薬量だけを増大させたものも多く実戦に投入されている)
【配備と戦歴】―――1944年10月に第6艦隊に1番艦が配備されたが、時期的にはレイテ沖海戦に間に合わなかった。
しかし、12月末までに15隻が配備され実戦投入が可能となり、1月には28隻が急速に配備された。
これらは、いずれも呉軍港周辺の大津野島を訓練基地とし、訓練完了後には宿毛湾基地や佐伯湾基地を拠点として南西諸島やマリアナ諸島前面での哨戒活動に従事。
輸送用として先行量産されていた波100型輸送潜水艦とともに、大戦末期の日本海軍潜水艦隊の主力をなした。
本級が威力を発揮したのは、レイテ沖海戦後にこちらは陥落し、急速に基地化が進行していたマリアナ諸島近海での輸送船団破壊作戦であった。
特に1945年1月3日には、1個輸送船団20隻あまりが群狼と化した第6艦隊第12潜水隊によって消滅。
以後、1週間に5隻以上のペースで終戦まで輸送船と護衛艦艇を狩出していくことになった。
そして、最後にして最大の機会となったのは、3月末から5月にかけての1か月半あまりである。
日本近海である沖縄諸島沖に展開した本型は実に46隻。
戦没艦をのぞけばそのほぼすべてが、輸送船団攻撃と、沖縄周辺での航空攻撃により落伍しウルシー環礁へと下がる艦への通称「落ち武者狩り」に投入されたことにより米軍を恐怖のどん底へと突き落とした。
終戦までに失われた本型は13隻ほどであるが、その10倍以上の艦を撃沈あるいは撃破している。(これは米国が量産したリバティ船や護衛艦艇がその無理な工期から非常に撃たれ弱かったこと、そして大西洋ほどの護衛艦艇を配備できなかったためである。)
排水量あたりの戦果となると実に100倍を超える。
この攻撃により、沖縄本島方面における米陸海軍の作戦は停滞。
終戦時には、ウルシー奇襲攻撃の成果もあって米海軍は深刻な修理補給能力不足に陥っていた。
このため、沖縄沖海戦前哨戦において深刻な損害を受けた空母9隻のうち、終戦後に現役を続けた艦は2隻ほどとなる。
また、大破した戦艦ウィスコンシンが帰途に雷撃を受けて沈没する理由となったのも、本型による攻撃を警戒してハワイまでの最短ルートをとり日本本土から離れようとしたためであった。
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【付記】―――本型は、終戦後にいわゆる「吉田機関」の分科会であった「Y委員会」において検討された新海軍計画の目玉となるもので、30隻あまりが大湊などに対ソ戦のために配備されると原案には記されていた。
だが、米本国はこの計画に反発し、旧海軍艦艇としては国防海軍への復帰がもっとも遅れることとなった。
したがって、朝鮮戦争時には本型は海上警備隊や国防海軍艦としては参加していない。
ただし、アメリカ極東海軍の指揮下で何隻かが運用されていたことは確かなようである。
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>波200
このサイズだと冬の日本海では悪夢のような気が。
戦後になると現場も最低でも伊号サイズを欲しがる気がする。
史実ではモーター直駆動はガトー級を参考だが流石吉田機関。
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日本近海は大荒れで小型の艦艇は運用しづらいですよね
魚雷艇の性能が米独英あたりより劣っていたのも
近海で運用しづらいから後回しってところが大きかったのかもですね
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>>717
というよりは、当時マトモな性能を持つ潜水艦がこれくらいしかなかったのです(汗
特型は最優先で米軍に没収されてますし…
救いなのは、史実では海龍と同様に重心に設けられていた水中翼型の潜舵のおかげで荒天下でも航行性能が良好だったことでしょうか…
なお、プロジェクトメンバーは史実と違って遣独潜水艦作戦により往復に成功していた面々でドイツ式の建造技術と訓練を受けた面々です。
そのため、譲渡されたUボートも参考にされています。
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戦後日本でも使われますかね、波200
流石に小さすぎるかな?
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>波200
特潜や潜高大諸共、米軍に根こそぎ没収ートされてそうなんですが此の性能だと
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潜水艦の専門家であったニミッツ辺りが「開戦時に波200が日本海軍潜水艦部隊の主力であったら、早期にハワイは無力化されていたかもしれない」とか言いそうですね
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>>721
もちろんボッシュートされてますw
帰ってきたのはいくらか数が限定されてますね(汗
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乙。これはアメリカでも返さねえだろw
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――「剣号作戦」概略
【解説】―――第2次大戦末期において、唯一の攻撃的作戦能力を有していた潜水艦隊により実施されたウルシー環礁奇襲作戦。
とはいっても潜水艦による泊地突入ではない。
史上初というより唯一の「潜水空母」と艦載機を用いた「潜水機動部隊による航空攻撃」である。
目標となったのはウルシー環礁にたむろする空母機動部隊ではなく、その整備を担当していた浮きドック群と工作艦であった。
【構想と開発】―――潜水空母による奇襲攻撃のアイデアを出したのは、開戦時のGF長官であった山本五十六によるものといわれている。
その目標となったのは、パナマ運河や米国東海岸であったといわれているがその実施には困難が伴った。
すでに潜水艦艦載機による米本土へと空襲を実施していた日本海軍だが、本格的な艦載攻撃機の運用となるとほぼ不可能であり、艦載機と搭載艦の開発から入らざるをえなかったためである。
このために用意されたのが、伊400型潜水艦である。
だが、高コストであるため当初20隻を建造予定であった本級の建造は5隻で打ち切られ、うち3隻が完成した段階で5番艦伊404は建造中止され解体。4番艦伊403は未完成状態で戦後に米軍に接収されることになった。
そのかわりとなったのが、マル追計画において3隻が建造されることになった伊13型(甲型改2)潜水艦と、「運荷筒」とよばれる無動力の海中曳航型輸送コンテナだった。
日本海軍は、これらを用いた第2次真珠湾攻撃やパナマ運河攻撃を構想していたのだ。
だが、その計画は搭載機の開発難航で遅れに遅れた。
愛知飛行機で開発されていた試製「晴嵐」は零戦の50倍に達するほどの高コストであり、しかし性能も予定を下回ると予想されていたのである。
特に発動機は液冷エンジンを搭載したために日本海軍での運用にたいへんな困難が伴っていたのだ。
海軍はこれにいらだち、ついには開発中止を決断しそうになったが、ここで救いの神が現れる。
川西飛行機のエキセントリックな技師 倉崎重蔵とゆかいな仲間たちである。
横のつながりを有する彼らは、陸上機化された烈風の一件で仲間に入った堀越二郎技師をもって日本の主要航空メーカーを網羅。
どこからか困難を耳に入れ、助け舟を出したのである。
「なにも反復攻撃して、後生大事に機体を持って帰らなくともよいだろう。」
この一言に象徴されるように、搭載機から帰投の際にフロートを取り払って生存性を高めるとともに、せいぜいが一二度の使用を前提とすることから大きな搭載量を持てるように大馬力の空冷エンジンを搭載。
カタパルトからの発進が不可能な場合を考慮してロケットモーターによる加速を可能とする頑丈な機体へと晴嵐を生まれ変わらせたのだ。
さらには、レーダーをかいくぐるためにフロートを簡略化した「滑走板」を装備して魚雷艇のように海面を滑走するというのちの米試作戦闘機「シーダード」に似た方式をとることで搭載量を増大。
無理をすれば2トンという開戦時の陸上攻撃機なみの爆・雷装を実現することになった。
こうした暴走じみた動きは当然ながら航空本部に制止されるのだが、「なら何とかできるのか?」という倉崎と、過剰な性能要求に神経をすり減らして鬼神じみた雰囲気を出していた堀越らの設計者が徒党を組んで「マイム・マイム」を踊りまくるという椿事を起こしたことで黙認に転じた。
そしてようやく搭載潜水艦が完成し、機体もそろった頃には日本海軍はすでに沖縄にまで追いつめられていた。
海軍は、沖縄沖における全力を投入した艦隊決戦を側面支援するべく潜水艦隊による攻撃作戦を計画。
その一環として、前線に展開する米機動部隊の整備を行っている泊地と修理補修能力の撃破を思い立ったのである。
幸い、片道攻撃か空中給油という技術を用いた攻撃計画は立案されており、調査もほぼ完了状態にある。
海軍は、第6艦隊第1潜水隊に配備していた伊400型3隻と伊13型2隻、そして輸送潜水艦伊351型2隻を投入し、総勢25機をもってウルシー環礁への攻撃を実施する「剣号作戦」を立案するに至った。
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【実施】――1945年3月22日、米軍沖縄来襲の報を受け、呉鎮守府に待機状態にあった第1潜水隊は「剣号」発動命令を受領。
1隻あたり2筒ないしは1筒の運荷筒を引きながら豊後水道の南下を開始した。
作戦中は敵の探知を避けるべく夜間のみのセイル深度浮上を継続してひたすら南下していった。
4月7日、ウルシー「西方」500キロの作戦海域に到着した第1潜水隊は発動命令を待ちつつ機会を伺った。
というのも、当時ウルシー環礁には沖縄方面へと出撃する航空機輸送用の護衛空母群が出撃準備を行っており、警戒が厳しいという報告が入っていたためだった。
そして4月14日深夜、九州沖で大量の「桜花」誘導弾が発射され混乱しつつある米軍の目が沖縄に向いている頃、第1潜水隊は浮上。
運荷筒を切り離した潜輸が危険を冒して周囲を円形を描くように浮上航行することで消波海面を作り出した。
そうしている間に第1潜水隊は暖気格納庫内で暖気運転していた機体を次々に曇天の夜に送り出していく。
ミンダナオ島ダバオとルソン島から発信されていた誘導電波を使った航法と事前の位置測定によって飛行する攻撃隊は、500キロあまりを海面すれすれの高度を保って飛行。
午前3時1分、ついにウルシー在泊艦艇の灯火をとらえた。
環礁南方のマンゲロング水道から突入を開始した航空隊は滑走板(フロート)を切り離し、浮きドック群へと殺到する。
超低空飛行でレーダーをかいくぐっていたために攻撃はまったくの奇襲となり、攻撃隊は現地に展開していた大型浮きドック5基すべてに魚雷を命中し撃沈破。
工作艦「ヴァルカン」「メデューサ」を撃沈し「エイジャックス」「ジェイソン」を大破。
当時在泊していた護衛空母「クラ・ガルフ」を大破着底させた。
夜間であり、当初は魚雷艇による襲撃という誤報が飛び交ったために米軍の対応は後手にまわり、さらには日本本土やフィリピンからの航空攻撃と考えたためにおそるべき夜間戦闘機「ブラック・ウィドウ」もその方面へと出払ってしまっていた。
その間に、攻撃隊は退散に成功。
機体を投機し作戦海面で潜水隊に収容された。
【結果】――米軍は最後まで、空母艦載機か陸上機による攻撃と誤認していたことから潜水隊は終戦1週間前に帰投。
呉において終戦を迎えた。
しかしささやかに思われた攻撃の結果は絶大で、米軍はこの結果浮きドック群が全滅したことや工作艦が西太平洋から消滅してしまったことから日本側の攻撃の結果受けた被害を補修する能力を失った。
その結果、ハワイへ退避するしか補修方法のなくなったことから必然的に被害は拡大。
「落ち武者狩り」によって多くの損傷艦を失うことになるのである。
終戦後、米海軍に接収された攻撃参加潜水艦はそのコンセプトを大いに注目され、さらには呉工廠で建造中のまま接収された伊403潜は米軍の指導下で改装・完成。
同型艦の伊400ファミリーの仲間として「USS.シーバット」の名を与えられて太平洋艦隊に配備された。
本級の任務は、同じく日本から接収された桜花43型の改良型を用い、米国製の艦対地誘導弾を運用する戦略潜水艦のはしりであった。
そのため、1960年代に入りレギュラス巡航ミサイル搭載潜水艦が配備されるまでは現役にとどまり、作戦行動に参加している。
なお、朝鮮戦争中に行われた夜間の少数航空機を用いたとされる「第3次ウラジオストク攻撃」には上述の「シーバット」が日本人艦長のもと参加していたともいわれるが詳細については明らかではない。
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>>722
さすがにハワイまでの航続距離はありません(汗
水中高速と引き換えの結果ですね。
ですが計画されていた伊201型の長距離型だと可能と知ったら言っておられるかもしれませんね。
>>725
で、「マイム・マイム」を踊りまくっていた技師たち、航空本部に押しかけてこれをやらかしてます。
追記ですがw
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強襲潜水空母が米帝の手で誕生する?
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>>728
さすがにアレは作らんでしょうw
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ひゅうが氏、乙です。
ドイツのⅩⅩⅠ型を手に入れただけでは無く日本の特潜や潜高大、波200を独占できた
米海軍は笑いが止まらなさそう。
ソ連や英国らからの譲渡要求を鼻で笑って拒否するの様子が目に浮かびます
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>>729
初陣で撃沈、もしくは拿捕されるって号令係のおじさんに言われてましたからねぇw
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乙です
米軍痛恨の損害ですな。前線サービス部門壊滅なんて機動部隊丸々1個沈むよりも痛い
>>シーバット
Kと言う日系人艦長(米軍公式発表)が指揮していそうですなw
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>>730
潜高大はこの世界では未成ですので図面とその他部品をぶんどられてそうですねw
地味に、ワルターなどなしに水中高速を実現しているのは史実でも評価されるべきだと思うんだ…
英国にも一応波号は流れてます。ただし、米軍がもったいぶりまくった後にw
>>732
ほかにも、全部もってかれたはずの波号潜水艦を指揮していた神宮寺という名の提督や、速水や絹見という名前の艦長もいそうですねw
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そういえば、こっちでは辻さんって何してんだろ?
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>>734
終戦時点では東南アジアに潜伏中。
その後は…たぶん史実通りか、某ホーおじさんたちとのつなぎ役をやっているかもしれませんね。
生きていれば(汗
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>>735
転生した方の辻〜んが頭抱えそうな人生ですねw
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乙です、アバババババ!米帝の貴重な工作船が…明石接収される可能性大?
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波号初期案を見たロックウッドやニミッツはほっとしてそうだ、こいつらが投入されなくて良かったって
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ではコンセプトなどを…
>>714-716
史実において存在していた波201型の船体規模を1.5倍程度に拡大し、ギアボックスなどを省略するかわりに電池容量と航続距離を延伸した型です。
動力を潜高大型相当にしたため、計算上はもっと速度が出せるのですが大戦末期の日本潜水艦技術の限界を考慮し速度をスケールダウン。さらにギアボックスを省略したことにより航続距離もダウンさせました。
さらに、航行性能を上げ、10秒程度での急速潜航を可能にしていたという艦の重心での水中翼と、操舵にあたっての操縦把の採用については元ネタと同様に特殊潜航艇海龍同様としました。
結果、実現した高性能の代償としては「日本列島周辺でしか使用できない、最大でもマリアナ近海が限界」という短い航続距離となります。
ただし居住性能は史実の蛟竜よりだいぶマシ、日本潜水艦としては良好な部類に入ります。
>>725-727
史実において伊400型三姉妹が投入される途中で終戦を迎えたウルシー奇襲攻撃作戦のリファインです。
今回は投入にあたって史実のオマージュをこめて潜輸を付属。
さらには少ない搭載機を補うべく、伊400型の格納庫に相当する運荷筒を曳航させています。
これも、嶋田さんあらため阿部大佐が頑張ってくれたおかげでだいぶ静かになっているおかげです。
まぁこの筒、通常の輸送時には海水と比重をほぼ同程度にしておくだけですから中の点検は作戦開始直前でしか不可能ですし、浮上もタンクブローをガス発生薬と圧搾空気で行うために1回しかできませんが…
晴嵐は、発進時にのみ使うフロートを切り離し、あとは超低空滑走用のスキーを付属したような形ですね。
カタパルトから発進する13機については最初からスキーのみとしてフロートは省略されています。
作戦は、ウルシー環礁の北方からではなく、長大な伊号潜水艦の航続距離をいかしてはるか後方からといたしました。
>>737
安心してください。
べいてー様は伊達ではありません。この時期、すでに10隻以上も工作艦を配備してやがります。
大西洋戦線に派遣されていますので動かせなかっただけです(泣
それに真珠湾にもいたりして――
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チクショウ!あのブルジョワども(米帝)め!w
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>>738
いつか指摘されたような「技術的にめどが立っていなかった未完成兵器」ですが、心胆を寒からしめるのには十分ですねw
こいつら、従来の潜水艦にくらべて有り余る電池容量をいかして20ノットの速度で輪形陣の中へ突入し一撃で巡洋艦すら沈める魚雷を放ち、悠々と輪形陣から離脱という戦法をとれますので…
その後は、爆雷攻撃の想定よりもはるかに下の120メートル級の深度で水中運動を行いながらこれを避けて、米艦隊の艦隊哨戒圏外でのんびりシュノーケル充電ができます。
そんなのが、さらに大きな運動性を獲得して日本艦らしい61センチ長魚雷6門の発射管をもってハワイ近海で網を張っていたら…
悪夢ですねw
>>740
ブルジョワだもの。(by みつを風)
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米帝様の「正規」の工作艦は大小合わせて14隻
それとは別に「戦傷修理工作艦」と証する艦艇も13隻就役させやがりました。マジフザケンナ・・・
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ウィキ先生の「アメリカ海軍補助艦艇一覧」を見てみ。本当にフザケンナ、と思うほど各種多種多様な艦船作ってるから・・・
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>>741
日本 「アイツ等(米国)はおかし!」
米国 「アイツ等(国防軍)はおかしい!!」
アレ?
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本気で殺意湧くな、あのブルジョワどもめ。
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>>743
このうち、戦傷修理工作艦が多くやられていそうですね。
あとこれ以外でも重工作艦ジェイソン(ARH-1)が浮きドック攻撃に巻き込まれて…
沈んではいませんしフネの能力に支障はありませんががどてっぱらに大穴があき修理能力喪失。
米機動部隊涙目ですねw
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とりあえず米帝には、地獄に頭のてっぺんまで浸かってもらうって事で一つw
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それでも時間が有れば、その工作艦もお代わり出来ると言うね・・・
イギリスに貸与した分も返せと言えば返って来るし
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>>746
本文では大破になってました。やっぱ沈んでもらおうかな(邪笑)?
>>747
すでに地獄ですw
どれくらいの地獄かといいますと、日本における工作艦明石と間宮、そして樫野の同時撃沈ですw
あとはトラックとシンガポールが空襲を受けて壊滅…くらいかなw
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>>749
とりあえず、米帝ザマミロって言っとくかなw
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>>748
まだドイツが降伏していないがために生じさせることができた空白ですよねぇ…
ただ、浮きドックもそう簡単に持ってはこれませんし、何より憂鬱本編における龍驤型航空工作艦に匹敵する工作修理能力を有したジェイソンを無力化したというのは米海軍にとって悪夢でしょう(期待)。
こいつが失われるのはいかな、べいてーさまも惜しかったようでして、なんと背負い式に5インチ砲塔まで搭載した個艦武装を持っていますw
しかも史実でもこいつ…ウルシーにいるんですよこの頃w
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明石一隻でひーこら言ってた日本ては違うなぁ…史実でも明石は同型艦建造はやるつもりだったらしいが
ウルシーが一時使用不能になったとき帰還途中の米海軍や損害蒙ったイギリス海軍はどんだけ沈むのやら
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>>752
拙著で大破し航行不能となっていたウィスコンシン(傾斜30度で炎上)を執念で傾斜復元し曳航したはいいが…
沈まなかったはいいが、大和型の主砲弾相当の威力を食らってキールがゆがんだ空母機動部隊を帰還させる際に適切に整備できず…しかも爆弾低気圧で飛行甲板と船体がゆがんでる。
爆弾低気圧でメッタメタになった駆逐艦+巡洋艦
さらに、5月末に入ると史実でハルゼーが食らった台風が、9月には枕崎台風が待っているぞ!
日本占領軍も安心できませんなw
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米兵「ここまでしてこの国占領する価値あったのか!?(台風対処中)」
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日本占領しても資源も無く、工業力も破壊しちゃって……資本もそれほど無いし……
友好国であれば中華への足がかりとしても普通に使えたし、そもそも日本で中華の利権独占とか無理だったし……
そして占領したと思ったら中華も真っ赤かになって……
ぶっちゃけリターンが限りなく低いのでは(
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アメリカさまは、ひとつ賢くなったようですなw
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紳士「我が国は戦勝国である、謝罪と賠償をせよ」
蛙「我が国は戦勝国・・・」
風車・ワッフル他「我が国・・・」
日本「我々は米国に負けたのであって君達に負けたのではない」
米「(対日戦で)何か役にたったか?あと代金早く払え」
講和会議がこんな感じになりそうかな?
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むしろ、ワッフルや風車、あとカエルがむちゃくちゃ(長門や信濃よこせ的な)をやって、紳士がたしなめるかも 。
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ギリで紳士に権利があるだけだwww
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日本「文句あるなら米国以外かかってこいや」
…へたすりゃ日本の残存兵力相手で英国起動艦隊壊滅しかねない気がした。
…流石に無理か?
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>>760
半壊級でしょうか。
XXI型相当の水中高速潜水艦60隻ほど+伊勢型+長門+艦隊型駆逐艦10くらい+正規空母3+5000機ほどの陸上基地の艦載機+誘導弾1000以上
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>>757
日本「東南アジアで独立紛争祭りをやりたいの?(やらないとは言ってない)」
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>>761
終戦時の日本戦力って、大国ほどではないが中国ほどの戦力を保持してんな
何気に、榛名が沈没している件
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>>757
他所様のサイトで古い陛下無双の仮想
日独が攻めてこないと安心して勝ち組に乗ると宣戦布告
ブラジルが講和材料のために日本に上陸される
敗戦の筈の日本に講和後ブラジル領土割譲
そんな話を思い出した
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>>763
榛名と霧島を忘れていたんじゃないんだからねッ!
(マジさーせん…)
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巡洋艦はカウント取りづらいですか。扶桑型はシンガポールでしょうな
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イギリスの重巡洋艦と日本の重巡洋艦が殴りあったら、日本が勝つぐらい、日本の重巡洋艦は砲撃カンストしてるもんですね
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>>767
殴り合い上等の日米重巡と条約からの妥協で作らされた英重巡を比べてはいけない(戒め)
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中らなければOKと打ち尽くすまで避けてそこからレーダー射撃で殴り込めば>英重巡洋艦
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雪風並みの幸運がいるんですが・・・
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接近したらしたで日本の重巡は雷撃があるからなぁ
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いくら米帝でも流石に大型工作船沈んだら真っ青になりそうだ
こんなifがありそう
もし波号がもう少し早く戦線投入されたら?
もし長門が機関故障おこさなかったら?
とか
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イギリスにも数隻ぐらいは賠償艦としてもっていかれたかもな、波号
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>769
まさしくその発想で作られた巡洋戦艦部隊がユトランド沖海戦で大打撃受けてませんでしたっけ。
上でも言われてましたが、向こうの「バトルクルーザー」は正しく「装甲巡洋艦の火力強化」といった発想ですし。ある意味重巡洋艦も同様のはず。
英重巡洋艦が互角の殴り合いできる日本重巡は古鷹型くらいの気が。
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戦後約5年間は、日本のコーストガードの警備艦にすら勝てない英重巡洋艦と言う状況が発生します
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植民地級とか悪い性能じゃないんだがな
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戦艦を過大評価したチャーチルは正しかった
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米国「伝説作った大和姉妹の砲を持った後継者を作ったよ」フンスフンス
これが笑いものではなく多大なプレッシャーになる世界だしね
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イギリスの巡洋艦は基本的に植民地警備用ですからな
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戦後も戦艦を建造出来そうな国はソ連と辛うじてイギリスだけですからね
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戦後イギリス「(やっぱライオン級作れば良かった)」
戦後フランス「(アルザス級作りたいけど金がない)」
戦後イタリア「(黒海に戦艦配備されなくて良かった、維持費ばかになんないし)」
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イギリスの軍艦は基本格下相手に威圧しての弱いものいじめがお仕事だし
日米の血の気の多い殴り合い上等の喧嘩士と違うのは仕方ない
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戦艦が一番沈みにくい戦闘艦艇というのは今でも変わらんしなー
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この世界だとアイオワは大和に沈められてるから大和VSモンタナorソユーズが議論の定番になるんだろうな
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ソユーズは朝鮮戦争のときに沈んだんでは・・・。別な艦だったっけ?
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沈んだのはカブール級だったはず…よく日本海で運用出来たな
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アルハンゲリスクもペトロパブロフスクもケーニヒスベルクで沈んだから他に無かったんだろうな>カブール投入
そういえば、シュペーの伝説は日本でどう評価されてるんだろ
日本海に来そうな戦艦減らした訳だし
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ぺんご艦長なら、かなりの伝説の持ち主
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アルハンゲリスクは史実でも朝鮮戦争前に返還されていたような
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イギリスに返す前にバルト海で沈んだのか。イギリスはムカついてるだろうなw
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ソビエト「本来受けとる筈だったリットリオ級の代わりにオンボロ戦艦おしつけたライミーが悪い!」
-
赤くなった英国の王権(ロイヤル・ソブリン)を仕留めたのが
帝政ドイツの伯爵(アドミラル・シュペー)というのも中々皮肉が効いているw
-
古鷹型にしか正面から勝てない英国重巡洋艦って・・・。
あの艦日本最初どころか世界最初の重巡洋艦ですよね・・・。
ウルシーが攻撃喰らったことを知った米国艦隊の反応が気になります。
泣きっ面に蜂なんてもんじゃないし。
-
話は変わりますかイギリスは史実みたくロンドンオリンピックへの日本参加を拒否したりするんでしょうか?
「我々はウェールズとオキナワと・・・をわすれない」
とか言って。
-
色々と叩き潰されたのは変わってないから、拒否しない理由がないしなあ。
-
1948年大会の方ですね
この当時はまだ「占領国日本」だから、選手以外は特に困らないでしょうが
1964年に日本が報復措置をとらないことである意味意趣返しも出来る。「我々は16年前の貴国とは違って、参加を拒否することはいたしませんよ。我々は紳士ですので」とかイケシャーシャーと言って
-
その理屈が通るなら、韓国の国際大会参加に日本が拒否してえ
対馬を忘れぬといった感じに
-
日本が断るより、断らせるほうがいいかも
-
>>794 >>796
実は、オリンピックとしては絶対にやってはいけないことをやっているのですよね…
平和の祭典ということになっていますし。
東西両独が成立する以前の「唯一の政府が連合軍軍政部」であるドイツはまだ言い訳がたつとしても、
中央政府と国家が存続している日本をPOWを沈めたという理由で排除するのは、オリンピック憲章第1章3−1に規定された
「人種・宗教・政治・性別その他に基づく、国もしくは個人に対するいかなる形の差別も、オリンピック・ムーブメント(註:精神)とは相容れないものである」
に抵触していたりも…
-
遅れながらも乙です。こういう小手先の作戦では日本は強いのだがなあ・・・・。
-
米帝様「これだから自称紳士wは」とか冷笑してそう
-
ネタSSであったような、レッドセル名簿を日本から教えてもらって尚そういう事をで出来るなら、とんだ恥さらしですなぁw
-
こっちの日本なら>>794されたら二度と五輪参加しなくなるんじゃ
-
>>803
それこそないな。逆にイギリスは永遠にこの件でネチネチやられるw
-
イギリスで国際大会が開かれる度に戦後日本から「今回は我が国は参加していいんでしょうかねぇ(2828)」とかやられる。世界第二位の経済大国になる日本企業からのスポンサー料や放映権料無視できるかなw
そして多分フランスも便乗して突いてくるぞ、実際に大戦初期に当時同盟関係にあったイギリスに艦艇多数沈められてるからw
-
いっそ英国ガンスルーで日仏友好深めるのも面白そうね
-
>>802
でも理由が感情的な物だとするとどうにもならんからねえ。
戦後のイギリスの状況もそりゃあ酷い物だったそうですし、
国民感情をむやみに刺激しない事を優先するのであれば、まあ、しょうがない。
-
フランスは遺伝子レベルでイギリスの事嫌っていますものねw
-
>>806
>いっそ英国ガンスルーで日仏友好深めるのも面白そうね
だがちょっと待って欲しい。おフランスが戦後憂鬱世界の朝鮮戦争でなぜかバ韓国の肩を持った事をお忘れか?
日仏友好以前に、「あの時、どうして貴国は介入されたんでしょうね(訳:キッチリこの始末はつけてもらうぞ……」
という国民感情があったら、友好どころではなさそうな希ガス……。
-
日仏友好ではなく「対似非紳士同盟(非公式)」なら問題ない
敵の敵は味方理論
-
>>809
欧州大陸では普通よwww
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ま、まだドイツがいるし(震え声)
-
>>809
敵と戦いながら敵と交易して、敵と戦いつつも味方の足を引っ張るのは欧州じゃ極普通。
それができない日本の方がおかしい。
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日独仏新枢軸なんて頭の悪い言葉が脳内を……
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>>809
ちょっと(グダグダの)欧州史を調べれば解るけど、その程度珍しくも何ともないで?
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それをかつての日本の政治家はこう表現しました、「欧州情勢は複雑怪奇」と。
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>>813
欧州スタンダードを押し付けられても…(白目
-
オフランス人は欧州人だしw
-
欧州の普通=世界の普通
マジでこれだから。( ´Д`)=3
-
もうアメリカとだけでいいやん…
-
フランス人は「自分たち(欧州基準)の感覚で」やってるだけだからね。
-
外交ってめんどい(汗
-
逆に「え? なんでこの程度で文句つけられるの?」と思うで
-
だからこそ、血をと涙を流しに流して『中立』を勝ち取ったスイスってのが輝く訳で。
この辺も教育受けて無い日本人には理解できない所。
ただ『中立スゲーかっこいい』としか叫べないプロ市民。
史実日本だって流した血の量と政治的な立場を加味すれば
太平洋戦争の過程でこの立場を目指す方針も出来た筈なんだけど・・・あとはお察し。
-
目の前にソ連あるから無理じゃね?
-
スイスか、狼の口って漫画思い出すな
-
だからまあロンドン五輪で日本の対英感情が悪化したり、後に尾を引いたりという事もないだろうさ。
-
48年当時だと大多数の日本人も三年前まで戦争してたし仕方がないよね、で流しそうではある
-
ビッグイベントと言えば劇的過ぎるビッグイベントを三年前まで満喫していた訳でな日本人は(汗
-
さらに二年後にさらなる修羅場が
雲竜級は結局笠置まで建造されたんだっけ?
-
うん。
しばらくは空母三隻体制が維持出来るそうなので
-
五輪に行く金ならこっちに寄こせという意見もあっただろうし。
(戦艦)クレー射撃で既に金メダル取ったから文句は言わないか。
>>830
そっちのイベントで英国も五輪も忘れていますな。
-
直後だしオリンピックはやむを得ない
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韓国北朝鮮ソ連中国フランスへの怒りでロンドン五輪に参加出来なかった事なんかどうでも良くなってるだろうしなあ。
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ソ連に対しては核落とされましたものねえ
-
イギリス「テメーは参加なしな!」
日本「ぶっちゃけウチ平和の祭典に参加してワーキャー言える状態じゃないね」
アメリカ「おう、ちょっとしゃがみながらガード固めとけよ、まー次は上手くやろうぜ?」
-
>>836
こんな感じじゃね?
イギリス「今後を考えると交流はしたいけど民意的にダメだわ、今回無しで」
日本「ですよねー、うちも色々とゴタゴタしているからまたの機会で」
アメリカ「まあ、しゃーないな」
-
日本の選手達に上手く説明するのは骨ですけどね
政治的都合によるものだと偉い人は理解しても、選手達が「オリンピックの精神が〜云々」と騒がないかどうか
-
>>834
まぁそうなりますわなw
>>838
敗戦国の悲哀ですね本当に。
ですがその次はヘルシンキ五輪。東京の返上を受けて開催されることになっていた大会となりますので、史実でも歓迎を受けたそうです。
・・・まぁ国民党政権と共産党政権が両方参加しているなんて珍事もありますが。
-
突っかかるネタが必要なら紀元前まで遡ってネタをほじくり出すのも必要ならやらねばならん
必要な時に思い出したようにこのネタを使うくらいでちょうど良いのさ、多分
完全に道化の所業じゃねーか、というのは思っても言ってはいけない
-
英国が頭を下げて御願いしたって形なら・・・無理か
-
>>841
まあ、日本もそれどころじゃないし英国も同様だからね。
互いにある意味納得がいく状態でもある。
日本はそれ以前に核攻撃食らうわ、半島両国に国土荒らされるわ、フランスの行動に堪忍袋がキレる寸前だわ、で五輪どころじゃあないしねえ。
-
>>840
国名出してやるけどそれをやってるのが大韓民国という国でしてね
朝鮮民主主義人民共和国も似たようなものでしてね
親玉の中華人民共和国のがまだしもましなくらいでしてね
-
>>842
工藤、話題のロンドン五輪は48年で朝鮮戦争は50年で核の投げ合いは51年やで
-
>>844
その前に大陸系の連中の暴走と全面強制送還、ソ連との武力紛争があるからねえ。
48年当時は朝鮮半島が緊迫化している最中だろうしどっちゃにしろ派遣できる余裕がない(汗
-
偶にいるんだけど、一体何時「大陸系の人間が日本国内暴走して送還された描写があった」んでしょうか?
半島系は1950年にパットン親父の命令で諸共送り返された描写はあったけどさ
-
警察予備隊についてのSSにて描写されている
-
自分は現実の韓国の話をしたんであしからず
-
警察予備隊設立についてのSS近辺で確か話し合われていたはず。
-
ああ失礼半島のヒト科ヒトモドキね
最近近所のヒト科ヒトモドキが夜騒いで五月蝿くてねムカつくんでね
-
ロンドン五輪の直ぐ後で朝鮮戦争や核の投げ合いが起こるのか(汗
そりゃ英国オリンピックの余韻に浸る暇もないわなあ
-
だから何処?
「SSの近辺」って事は、「SSで書かれてた訳じゃない」ってこと?
-
>>852
SSの近辺はSSの近辺の議論って意味でしょ
-
そのSSが書き込まれたレスの近辺のレスで話し合われてたってことでしょう
-
つまり決定でも何でも無いんだな
-
なんだ、大陸系に居なくなって欲しいというただの願望と思い込みか
-
思い込みだろうと議論なんだらから別にいいのに何を突っ掛かってんの?
それともSSに無いことは話すなとかいうワケわからないオタクの俺ルールを押し付けてます?
-
?ひゅうが氏がSS内で書いてなかったか?
半島系が日本国内でテロを行ってたと思うが?
-
いーや、ただの議論を「決定事項」のように俺ルールとして押し付けようとしている姿勢が嫌なだけよ?
-
>>858
半島系が追い出されたのはひゅうがさんのSSで書かれてる
でも大陸系も同じように追い出されたと、何故か強く強く主張しているのが居てな・・・
-
書いているなら書いているでいいのに>>856さんは願望だなんだと何をいちゃもん付けてるの?
-
書いてないじゃんw
-
まてまて、落ち着けここの>>1をよく読むんだ。
-
ここは落ち着いて深呼吸をするんだ!
ヒッヒッフー ヒッヒッフー
-
だいたい自由な語り合いの場でもあるんだから俺ルールで規制しようとするほうが問題
議論から新しいSSが生まれることもあるだろうに
-
大陸系は追い出されて居ないという俺ルールを押し付ける人間に言ってね?
というか、大陸系として括ってるけど「中共系シンパ」「国民党系シンパ」で更に分けられると思うんだが、仮に大陸に送り返そうとした場合面倒くさくなると思う
間違いなく連中はその時の都合で使い分けるぞw
-
とにかく議論したらいいんですよ
議論を止めようとするな
-
史実国共内戦でも、連隊ごと寝返るとか三国志の時と同じようなことが平然と起こってるしね
戦車や装甲車を使うようになっても1700年前とメンタリティが全く代わってないw
-
占領軍の日本の統治コスト収支から考えたら、半島系と同時に
「大陸に」纏めて送り返しているんじゃないかなぁ。
史実でも占領軍の軍政に支障が生じるレベルの騒乱事件を
共産系・国府系ともに日本国内だけでも発生させてますし、
さらに台湾でもやらかしてますし。
-
それだけじゃ追い出だす理由が薄くね?
半島系を全部纏めて問答無用に追い出したのは「米軍軍政下に在る日本本土を韓国が占領したから」で、それが起こるまでの5年間は騒擾事件が起こっても、起こした当事者以外では多分強制送還はやっていない
-
朝鮮戦争で半島の住人がやらかしたから、これが決め手だろうな
-
これで、関東大震災の朝鮮人は被害者ですよーという戯言は言わんダロウナ
-
少なくとも朝鮮戦争のいきさつなどから信用はされていないでしょうね。
-
対馬占領した挙句に独立宣言だもんな。
その後には、アメリカの海兵隊に唆されて
無謀な北進までしたし。
-
ま、シャレにならない事件が起こったら、普通なら同様の事が起きないように対策するよねってだけでしょ。
この場合、朝鮮人が派手にやらかした。中国人も同様の事をやらかす可能性が高いから未然に防ぐよう対策するだろって感じ。
どこぞの一切学習しないやつらの思考回路だと差別ニダーって思うんだろうけど。
-
どうせ半島人だからで片付くとこがまたねぇ
-
アメリカ海平は解体されそうやな
ガダルカナル・沖縄・朝鮮戦争の残敗的に
-
バットン親父がキレそうになってたもんなぁ。
-
>>875
オイマテ、その考えは危険だ。思考が半島系になってるぞ。少なくとも「かもしれない」程度で真っ当な法治国家の政治でやっていい方法じゃない(汗
-
>>875
「オタクが少女を襲う【かもしれない】から逮捕しろ」と言っている連中と考え方が似てきてるから落ち着け。
-
>>877
議会の承認なしに大統領が独自に展開させられる部隊ですので、それはあまり考えにくいでしょう。
敗北がクローズアップされがちですが、きちんと対策をとって勝利の手前にまでいっていますし。
なお、拙著で考慮していたのは、GHQの責任により希望者の送還が行われていたであろうこと。
朝鮮戦争後には難民送還とあわせて住民交換が進行していたであろうこと。
また、数的には大陸系の人たちは少数であろうことから大陸と海南島への送還も進行していたであろうことです。
前者が半強制的となり、国民からの無形の圧力からほとんどが帰化か送還の二択を余儀なくされたことは想像に難くないとも。
-
どのみち韓国政府がやらかしたことで日本じゃ生きていきづらそうですものね(汗
-
そら、日本国内でテロ起こした奴らと同民族なら
どんなに善人だろうと疑われてもしゃーなし。
-
半島人は滅菌処理
汚物は消毒するのが正しい
-
史実でも朝鮮人が警察署を襲撃して進駐軍が鎮圧したりしてましたからねえ……
こっちじゃそれ以上のことを大規模にやらかしてるわけですから日本がそれなりに
発言権を持てるようになるならそりゃ圧力も半端ないでしょうな
-
確か、こっちの李承晩って対馬に上陸してから
日本人を殺したりもしてなかった?
-
そういや、今WOTの日本戦車ツリーを進めてるんだけども
この世界線のチト車やチリ車はどうなるんだろ?
存在しないのか?それとも中戦車という名の駆逐戦車なのか?
はたまた、ぶっ飛んだ転生者がトンデモ設計図だけ残してるとか?
-
ワールドアドバンスド大戦略のことも偶に思い出してあげて下さい・・・
チハ車は地形効果ありの場所で迎撃したら、敵戦車ユニットを1アタックキル出来るようになるかな?
-
>>886
直接にはやっておりません。追い出しただけですね。
離反した民兵あがりの部隊が最後まで残っていた人たちを…という感じになります。
>>887
一応、図面は残っております。図面は…(泣
-
銀座私設警察と呼ばれていた人たちが不良三国人と呼ばれた連中相手に治安維持していた記録が確かにありましたな
-
>>889
追い出しただけでも十分のような。
-
さ、三代目山口組(震えながら
-
史実ほど日本本土の直接的被害が薄いから、「そういった方面」に進む人も減ると思うけど
寧ろ腕に覚えが在る分、早期再軍備によって設立した警察予備隊に入隊する可能性もw
-
>>789
そら、やらかした朝鮮人とまだやらかしていない中国人とを同じ扱いにはせんでしょ。
少なくとも明確に強制退去の朝鮮人とは違って公明正大ッぽいお題目は掲げるはず。
ただ、中国人がやらかせないように自体を誘導するとか、適当な口実をでっちあげて
実質的に送り返すとか、自主的に帰国せざるを得ないようにするとかというだけで。
こんな当たり前のことをむりやりクソミソに同じもの扱いすることこそ
朝鮮人的な話題のすり替えの手口だよ。
-
>>894どの、その安価先は・・・
-
×>>789
○>>879
-
>>879の安価も微妙に違うくない?
-
>>893
三代目は検査でハネられたそうで。
-
やられない様に対策、やられたら対処して送り返すでよくない?
やられないなら問題なし、やられても問題なしが一番よ
-
>>896
>>875じゃなくて?
-
>>898
三代目じゃなくて、戦後の混乱期に三代目を慕って入った若い衆です
流石に三代目は年齢的なこともあって入れないと思う
-
>>901
そうなると、山口組の幹部構成が変わる可能性も出てきますね。
-
何もしていない人間を裁いて追い出すのはねぇ
何かしでかした人間は強制送還でいいと思うけどさ
あと大人しく帰化して日本社会に溶け込もうとしている人間も
-
皆一回深呼吸して落ち着いてみてはどうだろうか
-
是々非々でいいんじゃない?
-
>>902
あえて固有名詞は上げませんが、幹部連の面子がかなり変わると思います
-
何もしてないとはいえ、日本人から警戒はされるかもな。
-
>>906
とりあえず、抗争事件が減るならば。
-
50年代60年代に起こった任侠の仁義を知らない在日系組織との抗争は減るでしょうね、多分
-
明友会事件が起きない代わりに、柳川組が
誕生しない可能性が出てきたw
-
そもそも極道が治安維持をしなきゃならないような状況が減るわけですし、闇市なども
本土の被害がそれほど無いとなればそれほど大規模にはならない可能性もある以上、
それほど組織が膨れ上がらないでしょうしね
-
戦時中から既に闇市はありましたけどね
お上からの配給だけじゃ死んでしまうから
-
NHKの朝のドラマも変わるな
最近の朝のドラマは反戦反戦すぎて、こう・・・頭痛くなるわ
-
少なくとも史実みたく国内世論が左傾化してないんで、必要以上に過剰反応をすることも無いとおもうけどね
大陸系が絡んだ犯罪でも普通に報道されるだろうし連中を擁護するような声もかなり小さくなるだろうから
-
yukikazeさんのSSでも、相当やばいところまで追い込まれてたようですから
北支航路からの朝鮮米や満州産の麦や高粱が、舞鶴とか日本海方面の港湾に輸送できたとしても、絶対量が・・・
-
山菱の田岡氏はまともな方だったんじゃなかったの?
今は若頭や直系若衆も朝鮮系とよく耳にするけど実際どうなんだろ
-
闇市は戦後米国の除けばどこの国でも似たような物が一時期存在していたようですしね。
-
戦後になればまず真っ先に食料支援を米国に打診する必要があるでしょうね。
マッカーサーと違ってパットンなら正面きって復員兵の大々的な流入と朝鮮や
台湾からの食料輸入が無くなれば食料不足から治安が悪化すると説明すれば
すみそうだし……
-
軍用に備蓄してあった(ちょっと古くなった)小麦粉や(賞味期限切れの)缶詰配給するだけで一気に何とかなりそうですからね
-
何をするにしてもまずは飯。
ことは生きることに直結しますものね。
-
>>916
田岡さんは神戸だと名士だった。
港湾施設の組合の会長にって推されたくらいし。
ヤクザの自分が園遊会に行くわけにはいかないならって
辞退したとかなんとか。
-
>>915
1945年段階ではすでに国家経済そのものが崩壊秒読み開始状態ですから。
軍が本土決戦やら何やらの為にと、東南アジアから資源を強制的に購入
したおかげで、現地にインフレは起こすわ、生活水準を悪くさせるわ、
吉田達が泣く羽目になります。
ただ、この時強引に獲得した資源等で、何とかアメリカの大規模支援が来るまで
食いつなぐことができ、革命を抑える要因になったのは皮肉ですが。
-
>>889
図面だけなのか・・・そうだ、きっと図面だけだけどチトは90mm砲搭載の
松本零士使用でチリは日本版パンター2に違いない!きっとそうだ!
-
>>921
ですよね
だから極道の中でもあの人だけは好きなんだ
本当の任侠道を歩いていた人みたいだしさ
-
とりあえず、試作車両レベルだが、四式中戦車(回転砲塔付き)は作ったものと信じたい
-
>>924
あの頃は、「極道」が生きてた時代らしいですから。
ベラミん時には巻き添え食ったお客さんを先に病院にと。
-
その名前が示す通り本当に道を極めし者でしたからね
それがどうして単なる犯罪組織に落ちぶれてしまったのか
残念でならない
-
>>927
時代が彼等を必要としなくなってきたから。
それと暴対法とかもあるし。
-
圧倒的な指導力を持ったカリスマが居なくなった組織は、そうなっちゃいますからね
-
その結果が山一抗争。
こっちだと、吉田機関の面々が秘密裏に田岡氏に接触して
跡目相続を早まらせるかも。
-
時代って嫌いだわ
とくに現代社会は
-
嫌っていようがどうしようが、その時代で生きていけなきゃ死ぬだけよ
-
田岡氏の精神と義侠心を継承した跡目が出てくれたら…
反目ともうまく調整しておかしな抗争を起こさないよう抑えられるカリスマある山口組四代目が必要だ
-
時代に逆らうって一見格好いいけど、要するに秩序を乱す存在ってことだからねえ。
若しくは上手く生きていけない人ってことになってしまう。
まあ産まれてしまった以上はその時代に合った生き方するしかないですしそれができければ生きていけませんから。
-
>>932
実際に際どい人生を歩んでるよ…
-
史実だと、4代目は竹中さんだったっけ?
ただこれ、三代目が亡くなってからの跡目相続だったんで
内部抗争になったんだったな。
-
>>936
その辺りからおかしくなっていったんだよ
後々神戸で頭が暗殺されたりしてるし
タクミ氏がどんな人かは詳しくないけど
-
>>937
宅間氏は合理的な思考を持ってたんだが
その結果、仁義を蔑ろにしたと思われて暗殺、だったかな。
-
やっぱり田岡氏の後継者をしっかり決めなきゃ闇社会の秩序も滅茶苦茶になってしまう
-
>>938
合理的思考
現代社会に合致した経営戦略を立てられる人だったと?
-
ただ、テツさんが言ってたけど幹部構成が変わりそうだから
史実情報があてに出来なくなる可能性がなぁ。
-
これは聞きかじりですが
例えば合議制で組を運営しようとすると、ほぼ失敗して分裂・内部抗争を起こすそうです
幹部Aの提案した方針によって、自分の利権に手を突っ込まれて損をする幹部Bが反発、提案を反対して合議がgdgdになる
それだけなら兎も角、酷くなると警察に幹部Aの情報を流して勢力を削ぎにかかる
そして最終的に組み其の物が弱体化する
-
田岡氏がチート過ぎたのがあかんねや…
-
>>940
物凄く乱暴な言い方をするなら、金で解決。
実際には極道の仁義も心得てた人だけど、
暗殺した方は、そうは思って無かったらしい。
-
とりあえず、半世紀速いおれおれ詐欺を転生者はやるのかな?
-
>>943
近代ヤクザ組織の基礎を作ったお人だからなぁ、田岡さんは。
-
寧ろ俺俺詐欺を通常の詐欺とは差別化して刑法上重罪化させると思います
-
>>944
最悪だそれ
タクミ氏に理解とカリスマがあれば組も軌道修正できていたんだろうか?
-
>>941
田岡氏時代の直系若衆でコレは!ってのいないのん?
-
>>948
先進的な考えを持ってたらしいから可能性はあった。
-
三代目時代だと梶原さんかな?
-
まぁ現代のつながりが色々な意味で危ない裏社会については私の方はあまり考えないことにしておきます(汗
-
>>950
結果的にタクミ氏暗殺は山口組全体の首を締めた可能性があるわけだ
終わってから後悔しても仕方ないけど秩序なくなってるもんな…
山健組にいった中学時代の友達も詰まんないことやらかしてムショいったし統制取れてるとは思えない
-
>>952
まあ彼らについては実害を受けている人たちもこの掲示板にいらっしゃったりして揉める原因にもなりますからねえ。
触れぬが吉ですわ。
-
>>953
暴対法のせいで過激になったって説もあるから。
-
巨大な裏社会組織をいかに統制するかより、いかに縮小できるか考えた方が良いと思うな
-
>>955
それ説であって主流でもないしなあ。
まあ、実際に被害にあったり危険を感じている人が多い地域の人にとっては害悪だしねえ。
触れない方が良い話題ではあるよ。
実際に本スレだったかで荒れる寸前だったし。
-
戦後夢幻会世界ではそういった任侠的な方々、全国的な組織になるほどの余地が無くなりそうでもありますが
史実ほど内地に直接的な被害がないことで構成員になるはずだった若い衆が堅気のままで居れる事、任侠的な組織と構想する連中の多くがGHQの手で本国送還された事、何より史実以上に治安と防衛に吉田機関力を入れている事で
別に地域に根ざして地縁血縁を大事にしているなら、吉田機関も必要以上にそういう人たちを如何こうしようとはしないと思います
-
>>957
んだね、ここまでって事で。
では、戦後世界の公安についてw
こっちの公安は秘密主義じゃなくなるのかな。
-
第二次世界大戦の日本の戦車で回転砲塔は憑きますか?
軽戦車などで
-
>>958
今野敏の小説に出てくる、阿岐本組みたいなのが
一杯いる日本になりそうですね。
-
北支航路での物資だけでは日本本土の需要を満たせないみたいなのは、先ほどyukikazeさんに指摘いただきましたが
東南アジアの物資もかなり無理して購入・本土送りした結果、ホーおじさん辺りが戦後に史実のようにネチネチ言ってきそうです
タイ米とかサイゴン米とかも配給米として内地で配ってましたし、軍の糧食項目にも朝鮮米や高粱と並んでタイ米・サイゴン米がありました
-
>>962
ベトナム統一に際して日本が米国に働きかけを行っているから恩知らずになるのよね。
-
>>963
「一応、米帝様に口利きもしたから、これで勘弁してくれ」「おk」で未来を指向した関係に発展するとw
-
そして日本でアオザイが普及すると。
-
終戦後にまだソビエトがせめてくるまで満州や朝鮮から運べるだけの食料資源を運ぶ過労死寸前な輸送船団の姿が
-
>>966
在留邦人はー!?
-
お互いこれでチャラな ということになりそうですね
-
>>963
それは恩知らずとは言われないかと。
向こうにしてみれば「戦時中の無茶な徴収でこっちは酷い目を見ているんだから
恩ぎせがましい事なんてするな」位の印象だと思うぞ。
低姿勢で独立の後押しと技術援助等をして初めて「親日」になるんじゃないかねえ。
実際、戦前にタイに対して、一般の日本人が、タイがフランスとの戦争に負けて
日本が仲介をしたことに調子に乗ったお蔭で、初めは親日だったタイの一般民衆も、
徐々に悪化していった事例あるしねえ。
-
ひゅうが氏案で5式戦車作っていたような…和製ヤクトタイガーみたいなの
残された設計図はどうみても憂鬱日本で開発された兵器とかあったりして
-
戦後日本ではそこら辺の駆け引きや印象などは上手くやっていきたいですね
-
日本が調子に乗るってこと自体が死亡フラグだよね・・・。
-
調子に乗る→死亡フラグ
自由にやっていいよ!or縛りプレイなし→迷走フラグ
フラグがいっぱいだよ!w
-
それこそ今村さんとか戦後は外交職について欲しいもんだが……インドネシアとの
友好協会の会長とかが限度だろうか
-
インドネシア独立に手を貸した日本兵はこの世界ではどうなることやら
白団とかもどうなるんだろ?結成されるのかな?
-
今村さんは史実通りの隠居生活だろうな
-
グアムの横井さんなど各地に散らばっている残留日本兵の皆さんは出来るだけ早くに日本へ帰って来れるようにしたいですね
-
小野田さんも史実のように長くフィリピンに残留するような事はないでしょうね。
日本に帰国後、民間に復員か中野学校の経歴から情報機関に参加する事になるのかな。
-
頑張れ第一・第二復員庁w
-
完全に厚生省復員局になる(1948年)前に実質的な再軍備がはじまってますので、旧海軍省は庁舎はそのままかもしれませんね。
警察予備隊などの統括官庁となる保安庁が設置される(47年頃)と、そちらに実働方面が移りそうです。
名目上は特別輸送艦や復員船を統括、実際は旧海軍艦艇の(おもにソ連や中国などからの)温存を図らなければなりませんから――
-
>>980
ひゅうが氏、次スレおなしゃす
-
玉砕とかしてないから、大丈夫な気がする
-
(>ω<)ブヒー!!!グサ!
インドネシア義勇兵「うわー・・・えげつない」
転生者兵「このようにベトナム戦線(嘘)から伝わったブービートラップを用いたらでかい猪すらこうなるのだからオランダ兵には効果的だろう」
・・・とかベトコン戦術を叩き込んでそうだな(汗)
-
>>981
建てときました。
-
そういやこっちでも南方帰りの復員兵からデング熱が広まってるのかなあ
-
>>983
少壮将校レベルに転生者の皆さんがいますから…絶対いますなw
あと、戦後はフランスが植民地復帰を狙ってベトナム国(バオ・ダイ帝を元首として独立宣言)に侵攻していますから、本家でも逆に残留した師団規模相当の日本兵が始動していそうですね。
・・・そういえば、潜航三千里状態の史実辻〜んってこの頃このあたりにいたはず。
もしや、謎の野戦指揮官にして「最良の前線士官」誕生フラグ?
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新板たてときました。
>中編以上のネタの書き込み【架空戦記版】 その10
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1411357548/
ご参照ください。
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調子ぶっこいた馬鹿二人が「ガモンとダモン」なんて名乗ってそうだ
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大戦末期から叩き込んだゲリラ戦と”ついうっかり”置いてきてしまった日本製兵器で
戦うことに魅せられた転生者は多いだろうなw
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インドシナでフランスに精一杯の嫌がらせをw
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>>986
東南アジア諸国にプレゼント
つ『百式機関短銃』
つ『黒染めの軍服』
つ『コピー生産したパンツァーファウスト』
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>>991
百式はステンガンよりはマシ程度の評価だぞ。w
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余剰となった警備隊(PETA)用の軽戦車や、少数ながら強力な91式15榴…
た大破したはずの水雷艇…
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梅
戦後夢幻会は永久に不滅です!
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梅
東南アジアで転生者が戦う
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インドネシア軍人に憑依
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小野田さんの部下に転生
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新しい中編戦記が増える
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「地下室のあいつ」の封印が解ける
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ロングに憑依中編が書かれる
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