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中編以上のネタの書き込み【架空戦記版】 その4

1 :  テツ :2014/08/03(日) 00:40:13
ネタスレから発展した中・長編や連載のうち、ミリタリー分多め(例:史実準拠)のネタを書き込んでください。
試験的に投稿される場合はネタの書き込み板にどうぞ。
ネタ内容に関係のない雑談・議論は雑談板にお願いいたします。

投稿にあたってはマナーを守り、常識の範囲内でお願いいたします。
二次創作にあたってはルールのあるものもありますので(例:らいとすたっふルール2004等)そちらも参照ください。


※ 投稿にあたっては下記注意事項をよく読み、それに則りお願いする次第です。 デン氏作成「中編以上のネタの書き込み用 規則10条 −   Ver1.02」 更新 2012年 2月28日

【新板につき暫定的に流用させていただきました。】


――このスレには注意すべき事や規則があります。以下の文をお読みになり承諾できる方のみお読み・書き込みしてください。

一つ、ここは中編以上のネタ用スレなので様々な話が長期に渡って飛び交う可能性があります。場合によっては個人的に好きな内容や嫌いな内容が出る事がありますので、それらを覚悟した上でお読み・書き込みをしてください。

二つ、ここは中編以上のネタ用スレなので「少々の議論」はともかく、「本格的過ぎる議論」や「相手の価値観を潰す議論」は絶対にしないでください。以前それが原因で話が失速や潰れたりしています。冷静かつ楽しく書き込みを行って下さい。

三つ、ここでの話題はネタスレで中編以上のネタスレへの移行が推奨された話題のみです。それ以外の話題についてはネタスレに書き込むようお願いいたします。

四つ、「不適切発言」や「暴言」、「高圧的な発言」はしないでください。

五つ、ネタSSを投稿する際は出来るだけ、前持って投稿宣言をして下さい。いきなりですと動揺や迷惑、SSの分断の元になる可能性がありますのでご協力をお願い致します。

六つ、ネタSSは原則何でもご自由ですが「生々し過ぎる・性的・残酷すぎる」SSは禁止です。それらを守れれば「自重しないSS」はOkです。後は七つ目を読み、警告を入れましょう。

七つ、ネタSSが人を選ぶ様な場合はSSの最初に警告で目立つ様に表示してください。

また、ウィキに搭載しても良い場合は警告の時に一緒に供述してください。またこのSSに限り何か禁止、許可したい場合なども警告に一緒に供述してください。

八つ、他作者の二次創作関連の話は慎重に取り扱いましょう。荒れる可能性が高く、他作者のファンの皆様の機嫌を損なう可能性があります。十分気をつけましょう。

九つ、産業作品や他作者の二次創作関連も含め、批評などは「きちんとした理由」なしに書き込まないようにしましょう。元々二次創作などは炎上しやすく、些細な事でここの掲示板に多大な迷惑をかける可能性が高いです。そこら辺もよく考えた上で書き込みましょう。

十つ、みんなで仲良く話しましょう。

次スレは>>980が立てること、できない場合はスレ作成を依頼して下さい。


2 : New :2014/08/03(日) 01:52:13
立て乙。前の1000がw


3 : yukikaze :2014/08/03(日) 02:05:20
乙です。前の1000ひでぇ・・・
まあ言いたいことは分からんでもないが。

しかし日ソ国交樹立って絶対に誰もやりたくない代物だよなあ。
ひゅうが氏世界で見た場合

・ 5月に実質的な降伏受け入れたにもかかわらず『進駐軍』として満州や樺太に侵攻
・ 満州や樺太に駐留していた日本兵をシベリアに連行。勿論略奪祭り。
・ 日米戦の真の黒幕であることが暴露される。
・ 朝鮮戦争でも北の黒幕。しかも劣勢と見るや核攻撃という暴挙。

これ・・・最低でも

・ 日米戦引き起こした事諸々への国家的謝罪
・ 南樺太の即時返還(満州は流石に難しいか)
・ 抑留者の即時解放
・ 日本が受けた被害に対しての国家的賠償

これ全て受け入れてようやく「当たり前だボケ」レベルだしねえ。
むしろ鳩山は一体どういう認識で国交樹立交渉行ったかが不思議でならん。
ポーツマスの小村寿太郎の交渉がベリーイージーに見えるくらいの代物だと思うんだが。


4 : 名無しさん :2014/08/03(日) 02:11:50
戦前の報いと言えばそうだしw
ついでに半世紀後に孫がヤラかした事(ルーピーへの教育失敗)の責任も取れやと思って送り出したんじゃないだろうかと邪推してしまう。


5 : 名無しさん :2014/08/03(日) 02:17:54
ルーピーの教育は安子ママに責任があるような。
あ、大学の講師に口利きしてたんだっけ?ジジィは。


6 : yukikaze :2014/08/03(日) 02:24:30
>>4
吉田機関的にはそうかもしれんが、鳩山の側近たちからすれば
「マジでそれはやめろ」と言いかねないレベルなのよなあ。
鳩山の側近が馬鹿ならともかく、鳩山の盟友は昭和の政治家でも
第一級の策士である三木武吉。そして鳩山もこいつの言うことは聞いた。
(ちなみに三木と吉田は最初は仲良かったが、後から決別)

まあ「人道的な問題」として、抑留民さえ返してもらえれば、反対意見も
封じることができると高をくくっていたのかもしれんなあ。


7 :  テツ :2014/08/03(日) 02:30:44
「総理大臣」という極上の餌(ただし毒入り)に釣られたんですかねぇ・・・


8 : 名無しさん :2014/08/03(日) 02:34:36
あとは日本との関係改善および日本中枢とのパイプをほしがってたソ連が席に着いてから半ば強引に進めたのか。


9 : 名無しさん :2014/08/03(日) 02:49:19
結局、

公式謝罪はしない
南樺太は返さない
抑留者も返還しない
逆に日本が損害賠償を払え

と言われて、それを全て了承しかねないのがルーピー一族


10 : 名無しさん :2014/08/03(日) 03:01:10
>>3
国交樹立どころか世界中からタコ殴りにされても文句言えないのでは?ソ連は。


11 : 名無しさん :2014/08/03(日) 03:21:56
>>3
殴りあうにも第三者国でやるのは難しいからという理由はあるんでしょうけどね。
>>10
むしろあほやらかしたらアメリカが今度こそグロス単位で核を投下しそうだな


12 : 名無しさん :2014/08/03(日) 06:13:41
どの辺りまで史実通りかは分からないけど公職追放はないそうだから、鳩山一朗が普通に首相に就任している場合には世論でも国会でも罪なくしてソ連に囚われている将兵の事についての突き上げを捌ききれなくなった末に日ソ国交樹立交渉というパターンかな。
そもそも首相になっていない場合だと戦前から本当に色々やらかしてしまっているからそこら辺がらみの弱みで脅されて、本人的には死中に活を見出だす感じで日本将兵返還を目指して日ソ国交樹立交渉に臨む、とか。


13 : 12 :2014/08/03(日) 06:36:31
まあ、交渉の場でソ連に便宜供与しちゃってて、それがリークされたもんだから、という事なんだが。


14 : 名無しさん :2014/08/03(日) 06:38:54
総理就任1年目の目玉として日ソ国交樹立をぶち上げ
やらかして、国民がソ連に謝罪と行かなくても北方領土(南樺太)への取っ掛かりを作ると思ったら一方的妥協で側近も唖然
即辞任で過去のあれこれが広まって政治的に死亡
その恨みを聞いて育った孫兄弟が政治家を目指す(悪夢)
脇の甘さから脱税、贈収賄疑惑が常時発生
角栄以前に金権政治家として有名になるとか

近衛文麿の孫がマイナス要素にならなかった殿さまも居るから政治家だけはなれるかも


15 : ひゅうが :2014/08/03(日) 06:48:50
>>12
そんな感じになってますね。
戦前の件で脅されてるのはまさにその通りです。
鳩氏も大戦の件っだいぶ懲りてますので、南樺太の件は継続協議として実質的な緩衝地帯化を実現し北海道を安定化させてます。
なにより、抑留中の日本人の帰還がフルシチョフ体制下で無条件実現していたりも…
決して無能ではありません。

本人も特命に「最後の御奉公」と臨んでいます。


16 : 名無しさん :2014/08/03(日) 07:49:20
まあ、戦後のリアル鳩山一朗は覚醒してるしな……あれだけの大戦を経てようやく自分の行為がどんな結果を生んだのか理解したのだろうけど。


17 : ひゅうが :2014/08/03(日) 08:01:45
米内さん同様に崖っぷちできれいになった(?)のでしょうw


18 : 名無しさん :2014/08/03(日) 08:46:28
これで自分も最後だと思ったから醜行ではなく、正道、善行を為したいと思った?たとえそれが誰からも認めて貰えなくとも。


19 : 名無しさん :2014/08/03(日) 08:56:03
すまん、今背の鳩が何をしたかは知ってるが、大昔の鳩なんかしたか?


20 : 名無しさん :2014/08/03(日) 09:17:43
>>19
統帥権干犯問題で当時の浜口内閣を潰した
で、これが軍部に当時の政権を潰す一番の手段を提供した、軍部大臣現役武官制あったし
んで、政府が軍部にどんな理由であれ口を出すことが出来なくなって軍部暴走の根源に


21 : 名無しさん :2014/08/03(日) 09:28:38
追加
それ以前は、政府がコウだと決めたら
軍部は嫌でもしぶしぶ従わざるおえんった、最終手段は軍部大臣の辞任でめったに切れる札じゃないし
軍縮会議参加と条約締結とかが良い証拠


22 : 名無しさん :2014/08/03(日) 09:35:10
もうね、犬養毅と鳩山一朗は本当に文民政治家なのかと。
軍という番犬を繋ぐ鎖を自分達で叩き壊してどうするのかと。


23 : 名無しさん :2014/08/03(日) 09:36:42
戦後夢幻会では当に戦前の責任を全て理解したからこそ最後の奉公として善行を行ったのか。
例え周囲から認められなくても本人としては善行を行ったと。


24 : 名無しさん :2014/08/03(日) 09:57:12
>>18
政治的に死ぬことも公の人物としても死ぬことも、家族が公の立場につけない事も。
全て認識してやったんだろうねえ。

勿論、暗に戦前の行動を批判しつつやる様に要求されていたんでしょうけど、それ以上に覚悟を決めたんだろうね。


25 : 名無しさん :2014/08/03(日) 10:13:53
吉田機関としては一郎よりルーピーが政治に関われないようにするためかな…と思っている

安保闘争もなければ岸内閣も延命するのかな?


26 : 名無しさん :2014/08/03(日) 10:29:30
>>25
犠牲にし易い人物を使って国際社会への復帰を行おうとした、ということだろう。
ルーピー云々は副次的効果であって吉田機関が当時求められている事じゃあない。


27 : 名無しさん :2014/08/03(日) 10:31:26
他に犠牲にし易い政治家がいればその人物を犠牲にしただろうしね。
たまたま鳩山がその対象にしやすかった上に本人も覚悟を決めていたからスムーズに行っただけで。

本人が拒否したら他の子飼いも反対に回るから、最悪鳩山にやらせることができず別人を選ばないといけなくなったかもしれないしねえ。


28 :  テツ :2014/08/03(日) 13:06:32
自民党自体が吉田茂の自由党と鳩山一郎の日本民主党の連立政党だったから、鳩山が政治的に亡き後は議会の最大政党の自由民主党として吉田茂が次の内閣首班になるのかな?


29 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:17:26
>>28
史実通りに合併するかそれとも連立を維持するのかは解らないんだけども吉田さんがまた短期間だけど総理に就任する可能性はなくはない
もし総理に再度就任したなら今まで育てて来た次の総理大臣候補者への引き継ぎ期間かなあ。


30 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:21:30
吉田学校の政治家達を、大臣・副大臣職に就けたり党の要職に就けたりして、将来の総理総裁候補の教育と選定もやりそう


31 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:23:51
>>30
一番の候補者達は副総理に任命されているんだろうね。
吉田機関等の各種公的機関(官僚・アナリスト)を使いこなせないとやっていられないからねえ。

特にソ連との緊張関係等がある戦後夢幻会における内閣総理大臣というのは。


32 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:27:49
マスゴミ辺りがそろそろ自民独裁云々言い出しそう


33 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:34:02
そういや史実でも日ソ国交回復は大惨事鳩山内閣でやってたんだっけ。


34 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:34:39
>>32
マスコミについては前スレで話されれいるからそこで確認してこようか。
特にマスコミについてはyukikaze氏の書き込みに大体の結論が書かれてる。


35 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:35:26
>>33
史実通り、但し第一次(一回しかない)内閣でやらせたみたいだね。


36 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:37:03
>>32
>マスゴミ辺りがそろそろ自民独裁云々言い出しそう

そして社会のありとあらゆる場所から、

「あなたの大好きな北の御国は共産党一党独裁ですが何か?」

と突っ込みを入れられて逆切れするんですね。わかります。


37 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:46:24
>>14
ルピーでないほうはまだ政治家としては使えそうなぶんどうかとは思いますがね。

というかルピーよりもひどいのが立候補する可能性があるからね。
そのあたりの管理をどうするかでは?
鳩山を落とすよりも鳩山の地盤をどう他人に引き継がせるかを考えたほうがいいかも


38 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:47:00
>>34
その国に保守だけのマスゴミなんて存在しないから
むしろそれは裏返った共産圏のマスコミ同様になってしまうから、適度に左派のマスゴミも存在していないと逆におかしい


39 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:57:09
>>38
管理体制の話なら既に書かれているね。
管理体制を自らの手で造らせる時点でそういう右から左までいることを考慮しているんだろう。
なんせ引っかかるのは左に限らず右もだぜ(白目)

それとまあ、朝日が赤くならないのと、道新が保守になるのはまあ半ば当然だよなあ。


40 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:57:39
左翼がサヨクとか詐翼にならなければ良いんだよ・・・あれ、目から汗が


41 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:58:25
変に中立面して私は公正です、みたいなポーズをしてるからムカツクんであって、
私はこの主義主張で行きますと錦織を顕にすればマシなんですがねい>マスコミ


42 : 名無しさん :2014/08/03(日) 13:59:13
鳩山一郎とルーピーは選挙区が違いますけどね。
前者は東京でルーピーは北海道だっけ?


43 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:04:21
朝雲新聞社は間違うこと無き右派だけどw


44 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:04:27
>>42
確かそうだった筈。
だから別に引き継ぐも何もないんだよねえ。
まあどうであれ戦後夢幻会ではソ連との交渉を成功させる人柱として自ら鳩家は失脚した、ということさね。
これ以上は胸糞悪くなったりするから止めておこう。


そういや、日本は南樺太の領有権を手放していないっていうことは樺太庁は元居住者の為の公共サービス等の目的で存続していることになるのか。


45 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:08:21
久しぶりに見たらスレの消費速過ぎるよw
雑談スレになってんじゃねーかw


46 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:08:32
>>42
この世界線で、ルーピーが北海道から出馬する目は無くなったな。
下手をすれば、北海道に足を踏み入れただけで地元住民有志一同の
盛大な「O・MO・TE・NA・SHI」を受ける可能性ががが。

旭川と函館の怨念は凄まじいものがあるだろうから……。


47 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:09:07
北海道開発庁が「北海道・樺太開発庁」として誕生する矢も知れぬw


48 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:13:05
>>45
雑談じゃないよ、主に戦後夢幻会についての話題だからネタ関連話。


49 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:19:31
戦後夢幻会以外の戦記スレでもあるけど、戦後夢幻会が中心やね


50 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:20:51
>>46
腐った牛乳やジャガイモを投げつけられても致し方無し
地元の警備の警察官も、最低限の義務は果たして追い散らす位でしょう


51 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:29:18
>>50
>腐った牛乳やジャガイモを投げつけられても致し方無し

さすがに「腐ったカボチャ」を投げつけようとしたら、警備の警官に制止されるだろうなぁ……。
農業王国北海道を敵に回すと怖いぞう(w。街頭デモが徒歩じゃなくて大型トラクターの
車列になる可能性があるし。『農民貴族』とか読むとマジでそう思う。

しかし、日本中どこへ行っても基本が「テメーコノヤロー」状態では、そりゃ政治生命も絶たれるわ。


52 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:35:12
史実において、沖縄行った時には
「ハブ投げつけたれ!言われた男だからな、鳩山はw


53 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:39:48
>>52
史実が冗談の上を行くとは……さすが鳩山一族ッ!
そこにシビレないあこがれないッッッッッッッ!!


54 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:41:47
というかルーピー云々以前の問題で政界の名門鳩山家自体潰えてるからな。


55 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:43:15
>>53
民主党議員から、「宇宙語しか話せない鳩はダメだ!」とも。
つーかジジィもジジィで結構な基地だったような。


56 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:45:45
息子の鳩山威一郎も、大蔵省で肩身の狭い思いをしていたことでしょう
次官レースからも多分外されてると思う


57 : 名無しさん :2014/08/03(日) 14:46:28
吉田機関からすりゃ、鳩山家なんざ潰したい筆頭だろうしな。


58 : 名無しさん :2014/08/03(日) 15:10:55
だが諸君、少し待ってほしい
ここで一族が没落した結果、お坊ちゃん扱いを受けることもなく、その反動から血反吐を吐く勢いで勉強して実力で東大に入り
そうして真っ当な科学者としての道を歩んだルーピーがノーベル賞を取る可能性もあるのではないだろうか


59 : 名無しさん :2014/08/03(日) 15:14:29
阿部さんのSAN値が直葬だな。


60 : 名無しさん :2014/08/03(日) 15:16:55
>>59
そも阿部さんはオリギナール嶋田さんを見て過ごすわけでSAN値は当にアレではなかろうか


61 : 名無しさん :2014/08/03(日) 15:20:09
>>60
田中の親父と愚痴りあってたっけなぁ。


62 : トゥ!ヘァ! :2014/08/03(日) 15:41:46
>>58
なにその主人公・・・w

間違いなく転生者陣はポルナレフ状態になる


63 : 名無しさん :2014/08/03(日) 15:54:43
ルーピーや土井たか子とかが転生者でバリバリの有能な働き者になるとか


64 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:00:23
土井たか子(転生者)「(朝鮮半島への投資拡大推進者から、投資忌避理由を問われて) 駄目なものは駄目!」

違和感しか感じねぇw


65 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:01:54
>>63
「皆が知ってる最近の実在の人物」は、触れないほうが吉かと。


66 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:04:12
鳩山内閣が3期やらないということは、石橋湛山内閣も誕生しない可能性があるね。


67 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:12:16
>>62、主人公というより、それに付きまとうライバルキャラ?
ロボット物なら主人公に対抗するために精神削る代償に肉体改造すら辞さないって感じの……
最終的にラスボスまで昇格するか途中でヘタレて仲間になって最終決戦では背景になるかで輝き方が変わるな(謎


68 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:14:33
航空機技師になったルーピー……とか。


69 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:17:28
最終決戦では、主人公がラスボスに辿りついたときすでに粛清されてる

あるいは辺境に左遷されてて「そういえば居たなそんなの」扱い


70 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:19:30
ルーピーは政治家にさえならなければ、周囲の人間も含めて全員幸せに慣れただろうしねw


71 : 未熟者 :2014/08/03(日) 16:25:21
>>69
主人公に敗北する度に強くはなるが地位が下がっていくとか?


72 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:32:52
>>47
北方領土担当大臣ではなく樺太庁若しくは樺太庁長官が政府任命で置かれることになるのかもねえ。

後、「皆が知ってる最近の実在の人物」はあんまりネタにしない方が良いかもね


73 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:36:54
>>72
主な職務は樺太出身者に対する支援になるのかね?
一応最大の名目は樺太の奪回になっているとは思うけれど。


74 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:48:56
>>73
実務としての職務は樺太住民の戸籍管理と公共サービスの提供等が実務の中心なんだろうね。

庁舎は東京に本庁舎、札幌に支庁舎があったりするんかな。


75 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:51:33
東京のは名目上は仮本庁で、本庁は豊原の旧樺太庁庁舎があった「樺太豊原市東4条南5丁目」と記載されているかも。
樺太奪還を諦めていない当意思表示として。


76 : 名無しさん :2014/08/03(日) 16:54:37
>>75
それはすごくありそうね。
明確すぎるほどの意思表示になっているし。


77 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:02:09
思ったのですが21世紀の戦後夢幻会日本の人口はどうなるでしょうか?
早めに多産や福祉政策、中絶基準の確定などの対策を執っていれば21世紀以降の少子高齢化問題
や労働力問題などの様々な懸案事項の大方を解決出来ると思うのですが。

それに移民政策を行う必要も無くなりますし。


78 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:04:47
仮本庁とは別に仮支庁舎が北海道にあって樺太奪還を睨んでいるんだろうねえ。

仮本庁に配置されても名目上は東京への出張と言われたりね。


79 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:05:14
極端には変わらないと思うよ

むしろ防衛費に予算を取られて福祉予算が減るんじゃないかと言う心配が出てくる
移民は論外だとしても、大勢子供を生んでも親の収入が低いと養えないからね、教育負担も加味すると更に金がかかる。


80 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:08:55
まあ福祉を減らすのも実は一番悪いと言われているから経済振興策が減らざるを得ないんだろうね。
それでも史実よりか順調且つ緩やかな発展が望める分マシではある。


81 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:11:41
無駄な値下げ競争と極端な高品質低価格も何とかしないとなぁ・・・


82 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:11:55
ODAの二大タカリ国家に金を吸い上げられることも無いしねw


83 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:12:53
極端な値下げを独禁法に違反するとして規制するしかないのかなぁ・・・


84 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:18:03
高齢化はむしろ年金システムを70年代高度成長期に変更するように動いた方が若手が安心して結婚出産が出来るかな?

労働力は身体を使った仕事や中小企業にも目を向ける様に意識改革が無いと人口が増えても変わらない。


85 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:20:03
>>84
バブルが軍事費負担により発生しませんがその分腰を据えた改革ができるともいえますな。


86 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:27:34
>>81
そいつはデフレを避ければ何とかなる。
公共事業悪玉論を蔓延させなければ大丈夫。


87 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:36:38
>>86
一定時期から公共事業を大規模にやると言うよりも維持及び建て替えに変わるんでそれに対応できる体制に業界が変わる必要はありますがね。
これ以上の公共事業はどうよ、というラインは世界的に見てもありますから。

まあ、その維持管理、建て替えがまた金がかかるんでそれもまた公共事業ですけどね。
業界はそれについていけなければ会社の繁栄を維持できないのでしょうな。


88 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:38:04
公共事業は「作ってハイ終わり」じゃないですからね。作って使い続けて維持し続ける必要がある。


89 : 名無しさん :2014/08/03(日) 18:38:11
後、何度か言われていますが結構結論が経済学の分野などでも出ていない事が多いですからねえ。
議論しても結論なんて出様が無かったり(汗)

その場その場で対応していくしかないんでしょう。
特効薬だと思ってやったら逆の悪い結果が出るかもしれないのが現状ですし。


90 : 未熟者 :2014/08/03(日) 18:39:11
>>85
急速な経済成長やバブル期を経験しないってのは結構な部分ですね
昔のように経営しようとしてgdgdと赤字になるということも減るでしょうし


91 : 名無しさん :2014/08/03(日) 19:29:59
>>81
値下げも高品質低価格も企業と消費者が求める以上無理。

値下げしたことで、来年のボーナスをカットしても、明日の給料や支払いをしなければならない。


92 : 名無しさん :2014/08/03(日) 19:33:40
戦後夢幻会のソ連大使館は史実と比較にならない程の監視体制が日本政府とアメリカにより敷かれているんだろうなあ。
大使館員についても徹底的なチェックを行って必要があれば好ましからざる人物指定の準備もした上で。


93 : 名無しさん :2014/08/03(日) 19:35:55
とりあえず、スパイ天国状態にしないようにしないと


94 : 名無しさん :2014/08/03(日) 19:40:11
空襲が少ないということは城を初め、多くの史料や史跡が残る可能性か…
歴史好きにはたまりませんなー


95 : 名無しさん :2014/08/03(日) 19:41:30
ジェームス・ボンド
「イギリス人の印象が悪いせいでナンパ成功率が低すぎる点について」


96 : 名無しさん :2014/08/03(日) 19:46:35
>>90
結構な事ではありません。
仮にバブル期なしでプラザ合意不況が続いていたら日本のインフラがヤバイ事になります。
バブル関連のおこぼれで日本の建設重機製造能力と工事技術が上がって地震に強い日本が出来たのですから。
プラザ合意を回避するか、他を削ってでも公共工事を大量発注しませんと。


97 : 名無しさん :2014/08/03(日) 19:49:20
>>96
バブル無しでも十分達成可能だよ。
要は土地価格が投機で乱高下しないように歯止めをかければいいんだし。


98 : 名無しさん :2014/08/03(日) 19:52:57
>>94
筆頭が名古屋城天守閣と広島城天守閣、水戸城御三階櫓だね。
名古屋城天守閣と広島城天守閣はあのまま残っていれば世界遺産になってもおかしくない建築物だし。


99 : 名無しさん :2014/08/03(日) 19:55:30
>>97
戦争で工業地帯が失われていないから70年代には80年代並みの経済状況にはなれる。
後は、国防予算により金余りが無いことから不動産投機が起きない状況になっているからねえ。
第一、プラザ合意不況はバブル無しでも十分達成できることだから。

緩やかな発展のためにはバブルは要らないね。


100 : 名無しさん :2014/08/03(日) 19:57:54
>>95
戦後夢幻会だから。憂鬱本編とは状況が違うよ。
史実同様に英国はスパイ活動が監視されこそすれど遠い国の話になってる。


101 : 未熟者 :2014/08/03(日) 19:59:44
>>91
現在のような余り過度なようなのはちょっと・・・


102 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:02:33
>>91
それはデフレの時の論理だな。
消費者が値下げを求めても、供給量が少なければ値段は上がる。
それがインフレ状態。昔のたまごっちとかバブルの土地価格とかと一緒。


103 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:02:49
>>97
ではあの時代に行われた大量の大規模工事による重機供給・建築・解体・整備能力をどうやって作るんです?
官民合わせて、とてつもない需要があったから今の能力があるのに。
バブル期がない以上、他の予算を削ってでも大量の公共工事が必要かと。


104 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:03:25
>>94
ポーランド特集で日露戦争時代のロシア側のポーランド人捕虜の子孫が日本に来たけれど寺も空襲で焼けて資料が焼失で手がかりが無くなったとあった。
こういった事も無くなるかもね。


105 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:08:13
>>103
バブルを何か勘違いして無いか?
バブル≒好景気では無いぞ?
土地価格の需要以上の異常な高騰とその後におきた土地価格の急降下が日本におけるバブルだろ。

それを防いで長期的な弱インフレの好景気にすべきだって言ってるの。


106 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:08:41
>>104
爆撃されている地域もありますから地域によるでしょうね。
被害が小さい地域であれば恐らく残されているかと。


107 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:10:15
>>94
そうなると、城一つ一つでみたら経済効果が落ちるから小さな城は解体されそう…。


108 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:11:32
>>103
バブルが無いことがなんで好景気が無いことになるのかなあ。
バブルと好景気は一緒の物では無いという大前提。

土地投機の結果以上に高騰しそれが一挙に下落したのがバブル経済。
緩やかなインフレによる持続可能な好景気を齎すことでも開発は進みますよ。
過度ではなく必要な物は十分以上に開発できます。


109 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:12:24
>>107
現実見ればわかるけど解体されていないんだけどね?
むしろこういう売りがあるとかシンボル的な物として扱われている。


110 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:12:26
そもそもバブルの意味を勘違いしているのか


111 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:16:18
>>107
そういった理由で城を解体したところは、現在絶賛後悔中
郷土の貴重な文化財を自分の手で破壊するなんてどうかしてる


112 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:16:38
>>110
桃鉄だと、バブルは超好景気という扱いだから、その印象がつよいんじゃないかな?


113 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:17:44
>>105
狂乱物価で毎日のように土地の値上げや地上げによる位ニュースがながれて、格差が拡大して、庶民や中小零細にほとんど影響を及ばさないどころか、長期的みたら-の影響が大きかったのは承知してます。

ですが、バブルは国全体と一部の大企業からみたら好景気です。

その好景気による建築能力拡大が今のインフラを担ってるのでは?


114 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:17:47
市場への資金供給が過剰になっただけで、実体経済がもとで好況になったわけじゃないのがバブル
元々需要がない使わんもの作っても負債になるだけ


115 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:18:02
城は小さくでもシンボルだからね。
むしろ残っていることで積極的に売り込んでいくと思うよ。
現実を見ても隣接して大きな城があっても小さな城に観光客が来ないわけではなく、結構な観光名所になっていたりするし。

疑わしい架空の天守閣は別にしてねw


116 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:20:11
>>113
全然違う。
バブル経済っていうのは市場への資金供給過剰から土地投機などによる資産価値の高騰によるもので実体経済が豊かになった状態をささない。
実体経済に支えられておらず負債を増やすだけの行動。

好景気は実体経済に支えられている状況をさす。


117 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:20:42
>>113
使いもしない建機や誰も使わない施設を作るのは好景気とは言わない。ただの無駄遣い


118 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:21:44
実体経済に支えられた持続可能な好景気が続く状況ならば安心して投資がなされ建設もなされる。
これにより建築関連技術などは問題なく蓄積されていく。

建設関連技術の発展などをバブル経済と結び付けようとするのは大きな間違い。


119 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:23:22
簡潔に言えば後々役に立って資金を回収できるとよってたかって金を突っ込んだら無駄に維持費がかかるもんだけ沢山残った状態か?


120 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:23:49
>>113
それと、負債にしかならない物を造り続けるのは国全体にとっても一部企業にとっても金s年の無駄遣いで負債を増やす行為に過ぎない。
それを一部企業特に全体にとっての後継機と表現すること自体がおかしいんだよ。

建設能力の拡大にしろ必要な物を造るだけでも十分なしうることも実証されている事。


121 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:23:53
そもそも「バブル」と名づけられた意味を考えてみよう。
見かけだけは大きく膨れているけど、実態なんて何も無かったから泡沫に例えられたんやで?


122 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:25:25
>>115
そういえば、幕藩体制化で明治期迄天守閣が残ったのって10〜12個位でしたっけ?
今だと大体の城にくっついてるけど。


123 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:28:02
見栄えがいいからと言う理由で天守閣を増築してもあまり意味がないと思うんだけどねぇw


124 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:28:13
バブル云々の定義が間違っていたのに、お騒がせしたのは申し訳ない。m(__)m


125 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:28:14
軍事費支出の為に早期に消費税が導入されるか燃料関係に税金上乗せしてる可能性が高いのかな。


126 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:28:20
>>121
某漫画ではチューリップだったな。オランダの


127 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:29:39
>>122
十数個だけだったね。

多分、史実と違ってある程度の規制と同時に規制緩和を行って歴史的事実に基づいた外観復元を認める方向で文部省が手を打っておけば、
あまりひどい架空だったり本来とは異なる外見の天守閣乱立は避けられるだろうね。
それなりに設計図なり写真なりに基づいた天守閣や象徴的な御三階櫓等が復元されていくだろうねえ。


128 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:29:57
バブルよりも列島改造論とオイルショックによる狂乱物価で地価上昇が土地神話を産んだから、こちらを防いだらバブルの地上げを抑制できるかも。

ベトナム戦争が無ければソ連の脅威が減っていてもアポロに力を入れて欲しいな。
バブル崩壊が無ければ日本もHOPEで有人飛行を。


129 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:30:27
>>119
バブル状態を支えるのが主に「儲かるから!絶対儲かるから!」という人々の希望的観測なので、いったんその認識に疑問符が付くと傾くのが早いのよね。

あの大恐慌の末期には靴磨きの少年が「儲かるから金を借りて株を始めようか」なんかいってるくらい投機が加熱してた。


130 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:30:41
>>110
横だけど、発言からはそう取れますな。

バブルが無くって弱インフレ傾向が持続・連続するのならば、
都市再開発と再構築が滞りなく進められます。

首都圏の公共交通だけでも、山手線・京浜東北線の東海道本線からの分離・
複々線化および16両編成列車への対応

常磐・東北本線・高崎線・信越本線・上越線の複々線化と可能ならば
東京駅への乗り入れ枠の拡大と東京・品川駅への乗り入れ・発着容量の
拡大による列車本数の増加をしないと輸送需要が破綻しますし、
昭和20年どころか昭和18年時点で客車・電車の鋼体化を推進しないと
輸送需要と安全性の両立が出来ませんしねぇ。

健全に予算をつけられれば、バブルなんか発生しなくても、
「健全に」「持続的な成長」が見込めますし。

問題は、必要な鉄量が「少なくとも初期は」「供給能力的に」
米国からの支援か輸入頼りに成る事ですが、
ヤードポンド法規格資材への対応も含めて「選択肢が無いので」
「大変でも」何とかするしかないですな。


131 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:30:58
消費税は導入決定までに散々騒いだのをダイレクトで知っているのは30代以上だろうな。

>>125の「軍事費」という言葉を見て思ったけど、史実の自衛隊ほどじゃないけど、軍事用語はソフトに表現しそう。


132 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:34:46
>>128
往還機よりは普通の有人飛行にしましょう。
使い捨てなら1回分に十分なだけの耐久性があればすみますし。


133 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:34:48
>>130
持続的な好景気さえ望める状況に持っていければ良い循環につなげられますからなあ。

>>128
有人飛行とかにどれだけ金がかかるか。
国防予算は5%で低インフレの好景気を維持する各種施策と福祉予算、教育予算等を考えていくと無理があるなあ。


134 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:34:53
>>92
大使館があっても移動と買い物が制限されそうですね。
>>115
建て替え予算が出ないで解体とかも結構ありそうなのが怖いけどねぇ


135 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:36:09
>>113
つ「(和蘭)チューリップ事件」「(米国)暗黒の木曜日事件」を参照。
>>114
ま、そう言う事っすね。
で、「総量規制」を迂闊に効かせ過ぎたんで、軟着陸の筈が墜落したのが
「バブル崩壊」の実際だったと自分は認識しているのですが。


136 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:36:33
>>131
国防費と言うんじゃないかな。
国防庁で国防軍ですから、国民も受け入れやすいでしょうし。

>>132
有人飛行をする余裕があるかねえ。
人工衛星開発と打ち上げるために各種ロケットなら当然のごとく開発は促進されているでしょうけど。
有人飛行は直接的なリターンが無い。


137 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:38:07
>>114
どうせ避けられないんなら防衛関係にいろいろと回せばいいんじゃあない?とは思ったり
確か当時って国外での投資できる場所が限られていたために日本国内の土地とかに集中していたんでしたっけ?

ソ連崩壊が史実通りならそろそろだろうから。核技術者のまとめ買いをすることでの核技術拡散防止とかにつかえたりするといいんでしょうけどねぇ。


138 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:38:22
>>134
国からの地方交付税はそういう時にこそ使ってほしいですよね。
文化財の保護とか、郷土の貴重な財産を維持するとか、やっているのは公共事業ではあるけれど地元の理解は得やすいですから。


139 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:38:59
>>134
以前投稿されたひゅうが氏のSSでソ連の核攻撃の日にはカーテンを閉ざして抵抗するしかない状況だったみたいですねw
まあ、常時大規模な機動隊に警護(監視)され、公安、情報部門に徹底監視及び尾行がなされているでしょうからねえ。
買い物なども含めて動きがとりずらくて仕方無い事でしょう。


140 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:40:25
>>138
多分、文部省により用途を定めた交付金とされているかもしれないね。
国の宝であり、貴重な日本の歴史を伝える教育に大切な施設、とも言えなくはないですから。


141 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:42:45
>>139
ソ連関係者は埋立地あたりに新しい出島でも作って押し込めればいいんじゃあねぇ?
とプチ思った。
ただほかの共産主義国はどうするんだろうなぁ
エネルギー関係を一時期依存していたインドネシアとかあるしね。


142 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:45:10
>>127
今現在の再建されて無い天守閣は12個だよ。
空爆が無ければもう少し増えただろうけど。


143 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:47:21
>>141
監視体制を敷いた上で普通の扱いでしょうね。
但し防諜の観点から対応はしているでしょうが。

それとインドネシアはスハルト政権以降は共産勢力では無いですよ。
とくにひゅうが氏の設定だとどうやら西側にくみしている?(それとも親西側どまり?)ようですし。


144 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:49:46
夢幻会がどこまで力を持てるかですね。
文科省の現実の予算と使い方を見るとよっぽどしっかりとしたリーダーシップが無いと。
ついでに責任体制をしっかりさせないと高松塚古墳の悲劇が他にも発生する恐れがでてくる。


145 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:50:07
>>127>>142
戦災による被害が無いと考えると26箇所の城で天守閣及びそれに相当する櫓が残存していることになります。

それも結構五層天守閣があります。
広島城天守閣
名古屋城天守閣
福山城天守閣
岡山城天守閣
大垣城天守閣(四層ですが)


146 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:57:39
個人的には大阪城は豊臣verで復元できないかなーとか思ったりする

まあ石垣崩して作り直すところからやる羽目になるから誰も手を出さないのは自明の理だが


147 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:58:23
>>146
そもそも設計図が手に入るので?


148 : 名無しさん :2014/08/03(日) 20:58:48
空襲で14箇所も焼かれたのか・・・。
憂鬱本編では全部残ってるんだろうし戦後夢幻会でも大半は残ってるよね。


149 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:00:20
>>148
そのうち一つは多分広島城じゃあない?


150 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:01:44
>>136
国威の発揚と、西側世界の発展を見せつけるここ機、それに伴いソ連をさらなる宇宙開発の泥沼に進ませることができる程度ですな。
マーキュリー計画相当の有人飛行でも、アメリカから技術支援が受けられたとして、20億ドルくらいはかかるでしょう。
これだけの金額なら、ほかにいろいろ使い道が…


151 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:03:04
あとバブルが無いと企業の過剰な人材の囲い込みや崩壊後の一気に雇用が減るなんてのも防げる
企業内の人口ピラミッドが歪になることもないだろうから、技術継承などの問題も減らせるな


152 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:11:31
ISSの人員輸送がロシア頼りの現状とか、こうのとりでも有人輸送があと一息とか、史実より航空宇宙に力を入れればワンチャンがありかも。


153 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:11:56
松山城も焼かれずに済むな。


154 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:12:11
>>148
殆ど残っているでしょうね。
空爆を受けた場所が限られている状況で、しかもマリアナ陥落も遅いですから。

>>146
江戸期の石垣自体取り壊すことが許されない。
更には天守閣の設計図なんて存在していない。
まあ無理だね。


155 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:14:09
>>141
そういった嫌がらせは、いささか芸がない。
ソ連傘下の傀儡国家ならいいけど、

ソ連相手にやるんだったら、右に警察署、左に国家公安委員会支部
後ろに内閣官房長調室出張所 前に米大使又は領事館
見たいな感じな方が無言の嫌がらせができる。


156 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:14:43
>>149
広島城、岡山城、福山城、名古屋城、水戸城、大垣城等々。
焼かれています。

>>151
有人飛行につながる分野には投資されていませんからねえ。
有人飛行関係は史実と同じか少し技術研究が早まり可能性が高まるのが早いくらいですかね。


157 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:15:30
>>155
現実には現ロシア大使館の位置になるでしょうけどねえ。


158 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:22:30
アメリカではCIAとゼロックスが組んで、ソ連大使館に納めたコピー機に小型カメラを仕込んだという話が。(保守作業の度に交換)
まあ日本ではここまで大胆な諜報工作は難しそうだなあ。


159 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:24:35
>>157
まあわざわざソ連への嫌がらせの為だけに、無駄な組織や建物は作れませんしね。
せいぜい、嫌がらせ物件建築予定をソ連に流す位かな?


160 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:26:25
>露骨な監視
下手な監視をするとその動きで日本の情勢が悟られるし、国際批判のネタの提供はしないでしょう


161 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:28:28
>>158
ばれたら外交問題になるし、外からの厳重な監視が精々だろうねえ。


162 : 名無しさん :2014/08/03(日) 21:46:44
外からの監視っていうのはかなり有効ですからね。
それに反ソ反共感情が強いのでめったに日本には来ないロシア人は浮くことこの上ない。


163 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:06:24
>>152
ロケット関係は初期からJAXAに相当する組織を作って足の引張り合い無くしておかんと。
いっそロケットも固形燃料(+ハイブリッド式)に絞って衛星打ち上げに特化するかブースター
を余所に売り込めるようにするか。


164 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:11:13
話が変わりますが反ソ反共感情が高い事から日本の小説や漫画、アニメなど作風はソ連(中共や半島)
や共産主義を徹底的に叩くような内容になるでしょうね。

特に安彦良和などの北海道出身者は苛烈に描かれていそうです。


165 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:12:45
エターナルエネミー役間違いなしw


166 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:20:13
>>163
初期から統一組織を作るのは米ソの出前厳しいのでは?
米ソが威信をかけて張り合ってる時代に、いきなり「日本も宇宙開発組織作ります」では、米ソの妨害必死。
しばらくは、多少の無駄を覚悟で複数の組織作った方がいいのでは?


167 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:24:03
>>163
いきなり一つは米ソに叩き潰されるぞ。
そこら辺はメンツかかっているから恥も外聞もない超大国の本気をくらう羽目になる。


168 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:26:30
>>167
NASAと協力する体制の組織でも作って技術吸収しますか?


169 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:26:54
社会党が存在しないか泡沫政党だと思うから、INS無しで衛星打ち上げをしたり、国防軍の通信で衛星使用の反対は無い筈。
それだけ国内の衛星打ち上げが早まったり、需要が増えて種子島の道路や打ち上げ場が改善されたり別の所にも増設とか。
バブルの時往還機の滑走路を北海道に作ろうという景気の良い話もあったし。


170 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:27:09
>>194
まあ商業物でダイレクトに書くと、行政からクレームが来そうですから
多少簿かしつつ、それでもしっかりと批判的な内容にするでしょうね。


171 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:31:22
>>167
本格的な組織作って米に許されるのは、
協力というか下請け位では?
協力体制だと、なんだかんだで金だけ取られて終わりにされそう。
まあ下請けでもソ連のなりふり構わない妨害は来ますが。


172 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:34:54
マブラヴの内容もアメリカアンチではなく、ソビエト・共産主義アンチになりそうやな


173 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:36:42
安彦良和と言えば彼らがスタッフのヤマトも軍歌が使われて抗議云々は無くなるか。
でも九州があの状態だと松本零士が漫画家になっているのかとか、作風が違っているとかでヤマトのスタッフにはいっていないとかもあるけど。


174 : 未熟者 :2014/08/03(日) 22:50:04
>>172
そこはアメリカが俺様にならないかどうか次第ですね。


175 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:50:47
>>173
朝鮮戦争で対馬が巻き込まれるのを当に九州在住なら見ていますからねえ。

>>169
現実で言う社会党右派が中核になった社会党は普通に存在するだろう。
どんなに反共の国でも社会党は存在しえるからそこんところは勘違いしない様にしようか。


176 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:54:15
>>171
下請けか目立たずに複数の組織で其々大型、中型ロケット開発を進めている感じになるんだろうねえ。
有人飛行とか目立つことはぶちあげず、アメリカが成功して目立っている陰で衛星を打ち上げてみたり気象衛星を打ち上げていたりするんだろうと思うよ。


>>169
基本的に社会党っていうのは存在するし反共国家でも結構勢力大きくなるよ。
但しその国の状況にあった風になるから戦後夢幻会だと社会党右派が中心になった上で福祉政策を重視した現実的な左派政党になってくるだろうねえ。


177 :  テツ :2014/08/03(日) 22:56:13
史実の民社党のような政党になりそうですね


178 : 名無しさん :2014/08/03(日) 22:59:25
>>176
そんな感じですかね〜
下手に目立って、米ソの指導者達に目を付けられたら大変ですからね。


179 : 名無しさん :2014/08/03(日) 23:09:23
ガイエとかの作風は…まぁ変わらんか


180 : 未熟者 :2014/08/03(日) 23:16:14
三次元戦闘がかなり真剣に論議されてたら銀英伝の戦闘描写は変わるかも?


181 : 名無しさん :2014/08/03(日) 23:17:55
>>177
前後夢幻会における社会党は盤石だった頃の民社党の様な現実的な福祉政策重視をうたう左派政党だろうね。

>>178
少なくとも同盟国のアメリカに目をつけられるのは避けたいからね。


182 : 名無しさん :2014/08/03(日) 23:30:20
>>179
多少は変わる…かもよ
もしくは一部内容が変化していたり
あそこまで強烈な政治対立や地球教が出てくるのではなく、単なる国家間紛争かもしれないですし


183 : 名無しさん :2014/08/03(日) 23:31:25
>>173
松本先生がヤマトに関わってないとヤマトは劇場2作品目で終わるんだが・・・

TVシリーズのヤマト2ができたのは当時監督も兼任してた松本先生の要望であり、西○の野郎はヤマトの続編は全く作る気はなかったらしい・・・
憂鬱世界ではヤマトの企画を夢幻会のメンバーが出して西○には関わらせないようにしよう(提案)


184 : 名無しさん :2014/08/03(日) 23:32:15
そういえば仙台城って進駐軍がトラック通行の為に三の丸巽門を破却してるんだよなあ
空襲による大手門とかの消失がなくてもこっちは避けて通れんか……


185 : 名無しさん :2014/08/03(日) 23:34:05
>>182
まあ内容が変わらないわけがないですからね。
それだけ日本は領土を失う事態と更に失うかもしれない危機感を感じ、より恐ろしい危険まで味わったんだから。

確実に変わるでしょうな。


186 : 名無しさん :2014/08/03(日) 23:35:02
>>184
話を通せば恐らく仙台城の別の位置に移転する作業を認めてくれるよ。


187 : 186 :2014/08/03(日) 23:47:37
より正確には解体して移築する旨を伝えて解体を開始すれば了承してくれる。


188 : 名無しさん :2014/08/03(日) 23:52:16
>>186
確かにしっかり話て理解を得れば移築出来るか
あとは核攻撃喰らった五稜郭……は当時は建造物破却済で、あるのは土手と植樹された桜くらいだっけ?
まあ、五稜郭以外の文化財も根こそぎ消し飛ばされるんだが


189 : 名無しさん :2014/08/03(日) 23:54:06
>>188
上級将校たちはそういうのに理解があるからしっかりと話せば受け入れてくれるからねえ。

函館の文化財は壊滅状態だろうね……反ソ反共の記憶を日本人に叩きこむ現場の一つになっているんだろうと思うよ。


190 : 名無しさん :2014/08/03(日) 23:59:30
>>185
敵が共産主義モドキだったり、核の恐怖と被害がより強調されていたり


191 : 名無しさん :2014/08/04(月) 02:24:48
函館山にある津軽要塞は生き残ってそうなので生存者を救える可能性もあるのがせめてもの救いだけど…


192 : ひゅうが :2014/08/04(月) 09:30:16
函館は水上爆発ですので、被害半径の大半は函館港周辺から函館駅に集中していますね。
五稜郭はそのはじっこです。
従って、核爆発よりもその後の火災が被害要因となります。


193 : 名無しさん :2014/08/04(月) 10:08:49
>>191
防火設備も整っている函館山津軽要塞と五稜郭より北側が避難民を保護する地域でしょうね。


194 : 名無しさん :2014/08/04(月) 14:07:20
某煎餅学会の芽は確実に潰されてそうだな


195 : 名無しさん :2014/08/04(月) 14:13:48
火災だと石造の建物は再建できるかなあ、という程度に留まるか。
ここまでやられたら北海道は反共反ソが非常に強い地域になるのは確実だなあ。
それと、函館を対岸で見ていた青森県も同じようになるかも。


196 : 名無しさん :2014/08/04(月) 14:31:13
長崎の鐘は当然として、世にも奇妙な形の本も誕生しないな


197 : 名無しさん :2014/08/04(月) 14:42:36
戦後夢幻会世界でも矢張りリムパックは注目を集めるんだろうねえ。
特に参加する国も増えるし、一部国家では艦艇の大きさも大きくなりますから。


198 : トゥ!ヘァ! :2014/08/04(月) 14:53:36
そういや東南アジア諸国の船も早期からこちら側に入ってきますものね。


199 : 名無しさん :2014/08/04(月) 15:09:11
20世紀末には参加国がますます増えて太平洋諸国による総合合同演習にふさわしい物になっていくんでしょうねえ。


200 : トゥ!ヘァ! :2014/08/04(月) 18:32:04
映画などにも早くから登場しそうですねw


201 : 名無しさん :2014/08/04(月) 18:33:28
映画とかに艦隊行動訓練の映像が良く流用されるんだろうね。


202 : 名無しさん :2014/08/04(月) 18:39:42
是非見てみたいな、その映画


203 : トゥ!ヘァ! :2014/08/04(月) 19:15:01
構想があっても文章にできない病にかかった……

さてどうするべ(汗


204 : 名無しさん :2014/08/04(月) 19:35:34
そういう時は魔女の宅急便を見るヨロシ


205 : 名無しさん :2014/08/04(月) 19:36:13
>映画
ファイナル・カウントダウン、トップガンにバトルシップ。
海底軍艦と北海の堕天使もあるよ。


206 : トゥ!ヘァ! :2014/08/04(月) 19:39:44
もののけ姫なら手元に…


207 : 名無しさん :2014/08/04(月) 19:56:24
「眼下の敵」「Uボート」「ポセイドンアドベンチャー」を見るんだ


208 : 名無しさん :2014/08/04(月) 19:58:03
スカイクロラ、風立ちぬ、永遠の零を見るんだ


209 : 名無しさん :2014/08/04(月) 20:06:14
ロサンゼルス決戦もいいかも。


210 : トゥ!ヘァ! :2014/08/04(月) 20:14:09
ブラックホークダウンやプレイベーとライアン、ワンス&フォーエバーなんかもいいなあ


211 : 名無しさん :2014/08/04(月) 20:18:45
>>203
日本海軍の艦載機部隊がF4H-1を撃墜判定出す話とか


212 : 名無しさん :2014/08/04(月) 20:31:39
攻殻だ!劇パトだ!


213 : 名無しさん :2014/08/04(月) 20:50:10
この世界の男達の大和は是非見たいな
ハリウッド版の沖縄沖海戦は大和はどう表現されるか楽しみ


214 : 名無しさん :2014/08/04(月) 20:54:49
まずは、長門の一生を書くとか

で、ラストシーンは水平線のかなたに逝く大和と陸奥を見送る長門で〆る


215 : トゥ!ヘァ! :2014/08/04(月) 21:14:19
赤いフランスはよくあるけど赤い英国にはどうすればなるのだろうか…(今書いているss見ながら)

やっぱ説得力放り出してトチ狂ってお友達になりにいくしかないのかなあ(汗


216 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:15:33
この世界の艦これの長門は一人撤退したトラウマから陸奥や大和に負い目もってそうだな

長門「私は屑だ…」


217 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:16:48
>>215
暗黒王「余の事を想像しながら書けば出来るぞ?」


218 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:17:46
マンチェスター・ユナイテッドが優勝すれば英国全土が真っ赤になるよ


219 : 未熟者 :2014/08/04(月) 21:19:34
>>216
多分ながもん化が進行するだけじゃないですかね?


220 : トゥ!ヘァ! :2014/08/04(月) 21:20:14
>>216
屑姉さん?


221 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:21:51
「ユニーク」


222 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/04(月) 21:23:06
戦後も祖国を守り続けて軍艦としての生を全うしたのだから沈んでいった艦たちも
長門を恨んでなんかいないでしょうにね。まあそれでも気にしてしまうのも仕方ない
のでしょうが……信濃なんかももっと早く完成していればと後悔してそうですな。


223 : yukikaze :2014/08/04(月) 21:30:58
>>213
主人公の絶対的な壁でしょうねえ。
まあレイテ沖書いた私が言うのもなんですが、大和と武蔵はもう
戦艦を超えた何かですから。
少なくとも日本海軍においては、戦争終盤での大活躍ぶりから、余計に
『大和沈没で海軍は本当に終わった』と観念するのが多いかも。

>>216
日本海軍最後の戦艦として、その使命を果たしている訳だから、
そういう自虐的な事言うと、却って大和や陸奥達から叱られそうな。
しかし艦これ信濃は本気で最大最後の切り札的何かでしょうねえ。


224 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:31:19
この世界版の艦これで信濃が改造でどこまで進化するか、私、気になります!


225 : 未熟者 :2014/08/04(月) 21:31:33
この世界の艦これの長門は普段はビッグセブンビッグセブンしてるが撤退の言葉を聞くと
「私はビッグセブンだ!絶対に引かんぞぉー!!」とか急に叫びだしたり
ビッグセブンビッグセブンしてる最中に例の海戦の話になると
「ビッグセブンなのに撤退・・・ビッグセブンだったのに」と落ち込みだしたり
死に別れた艦とあったら普段のビッグセブンビッグセブンを取っ払って泣いたりするのだ


226 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:31:44
三木原氏の作品に赤化したイギリスが出てくるな


227 : トゥ!ヘァ! :2014/08/04(月) 21:33:10
マジで!


228 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/04(月) 21:34:23
>>225
長門スイッチですねw


229 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:34:57
エリザベス女王が「吊られて」るのか・・・・・・・・


230 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:35:20
信濃「私が最後の希望よ!」

なんか信濃のイメージがハーフのお姉さんで大鳳があれなのでボンキュボン……どこの愛宕だ?
烈風飛ばす中、一人熊猫や限定でホーネット飛ばしたりして


231 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:37:59
この世界の宇宙戦艦ヤマトでは大和かた三姉妹に加えて長門、陸奥も出られそうだな


232 : トゥ!ヘァ! :2014/08/04(月) 21:38:48
それもう日本艦隊・・・w


233 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:40:59
赤城、加賀、飛竜、蒼竜、瑞鶴、翔鶴
「わたしたちも出番を要求するものでアリマス」


234 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:43:00
>>233
飛[龍]「あれ!?」
蒼[龍]「えっ!?」


235 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:44:38
ごめん、間違えた


236 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:45:04
竜でもあってたりする


237 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:45:48
でも美味しくない?白色彗星の戦いとかで前半戦(巨大戦艦登場まで)を長門と陸奥に頑張ってもらうとか
見事な連携攻撃で渾身の波動砲を撃ち込んで決着かと思いきや、現れる巨大戦艦、もう地球防衛軍に巨大戦艦を沈める力は残ってない、というところにヤマト、ムサシ、シナノ到着で、まだ地球には、彼らがいる!って展開とか


238 : トゥ!ヘァ! :2014/08/04(月) 21:46:53
ヤマトが登場する前で既に白色彗星が破壊されているのかw


239 : やってられない名無しさん :2014/08/04(月) 21:48:09
転生者A「よかれと思って大和の写真を撮りまくったり、映像残しときました」
転生者B「よかれと思って大和の設計図は全部保存しておきました」

ありそうだな


240 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:50:40
面白いと思うけど、それって題名が”宇宙戦艦ヤマト”ではない気がするが


241 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:52:36
大和の設計図は数万枚になると思うよ

さらに国家最高秘密だから、設計図のコピーや保存はできないと思うよ

ただ、武蔵の進水式の映像は残ると思うよ


242 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:52:54
沖田艦隊が「ながと」その他。
冥王星作戦で勝ちそう(しょうかく、ずいかくその他が陽動で冥王星に艦砲射撃成功)


243 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:54:55
ひゅうが氏の朝鮮戦争ネタみて思いついたネタ ひゅうが氏の許可があれば掲載お願いします

1950年12月 開城市防衛ライン
韓国がパットンの制止を振り切って北朝鮮を追い詰めたのはいいが、極東ソ連軍が「ソ連人民義勇軍」と
名前を変えて大軍を持って朝鮮半島に攻め込んだことで状況は悪化した、慢心した韓国軍は一撃で粉砕され、
頼みのアメリカ軍も世界に冠たるナチスドイツ装甲師団を真正面から打ち破ったソビエト戦車師団に押され
占領した平壌は奪還され、38度線は再び越えられ、韓国の首都である京城は今再び陥落と言う言葉がちらついた。
そして防御が薄いと言われた開城市もソビエトによって今まさに攻め込まれようとしていた。

「どうやら、来たようだね」

どうやってソビエトの戦車部隊を迎え撃つか、島田豊作や池田勇人や西住小次郎があれこれ
緊迫した状況で協議している中に不釣り合いな声が響く、その声に3人は呆れつつも常に
最前線を歩き続けてきた男に苦笑する。

「閣下、ここはビルマじゃありません、危険ですよ。それにまたゲリラに狙撃されるか…」
「大丈夫、大丈夫」

と島田が忠告するもその男は全く気にする素振りを見せなかった。いや既にこの男は半島に上陸してからも
最前線に立つことを常とし、何度もゲリラに狙撃されたが、不思議とその弾は命中することはなかった。
そしてその男はかつて太平洋戦争から全く変わってなかった。服装も動きやすい服装(流石に防寒はしっかりしているが)
今はジープに乗ることは多々あるが殆ど徒歩で戦場を駆け巡り常に兵士の模範を心情として最前線にあることを心常とする事を
今も変えずに続けている男にその忠告は無意味だったし、彼と共に戦いぬいた兵士達も
「どうだ。相変わらず偉いもんだ。我々の師団長は」と感嘆の声に3人は苦笑するしかなかった。

木庭知時、かつて第54師団歩兵団長としてビルマ戦線においてイギリス軍相手に大機動戦を行い散々打ち破り
イギリス軍直々に「彼を捕らえよ」とまでビラを巻かれた男は、ビルマ戦線と変わらずもうすぐ防衛ラインに到達する
ソビエト軍の方をただ見つめていた。

後に防衛ラインにその男がいることを知ったイギリス軍の将官は「彼がいるならあの防衛線は決して破られないだろう」
とまで言わしめ、撤退するときも兵の撤退を最優先として最後に撤退し、国連軍から惜しみない賛辞を贈られる男の戦いが
これから始まろうとしていた。


以上です…宮崎繁三郎は有名だがこの人も結構チートだと思う


244 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:55:23
あくまでも地球防衛軍だから真面目にやると恐らく他国艦艇と半々になってそんなには出ないだろうね。


245 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:55:27
バルゼーは徹底的に雄々しく描写されるべきですなー


246 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:56:24
>>239
マイクロフィルムにして保存していそうだなぁ
やれる立場だとしたら


247 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:57:34
呉空襲がないと言うことは榛名や日向や伊勢が生き残る可能性大か
史実よりかなり生存しそうだが、どれぐら生存すんだろ連合艦隊艦艇


248 : 名無しさん :2014/08/04(月) 21:57:38
世界中のスパイ小説や映画の定番アイテムになりそうですね


249 : ひゅうが :2014/08/04(月) 22:17:08
乙です。
こちらは大丈夫ですよ!


250 : 名無しさん :2014/08/04(月) 22:24:06
寧ろ信濃は、最初は扶桑姉妹みたいな不幸キャラで(太平洋戦争に間に合わず、姉を全て失い、祖国の為に身売り(賠償艦として引き渡し)的な意味で)だったのが、改で吹っ切れて表情が変わり(国民的人気のある戦後)、改二でイラストからして別人(魔改造、超強化を反映)となるのでは。性格も貫禄ある感じに変化して。


251 : 名無しさん :2014/08/04(月) 22:27:38
>>250
近代化改修により信濃は日本国防海軍の象徴となりましたからね。


252 : New :2014/08/04(月) 22:30:28
乙です。たしかにチート軍人w


253 : 名無しさん :2014/08/04(月) 22:35:53
>>250
改造で自動的に運がうpするのか
さすがに改二で核兵器は持ってこないだろうな


254 : 名無しさん :2014/08/04(月) 22:46:33
>>243
チート軍人の極み登場ですなw

五式改を含めた精鋭機甲部隊を預けられたら確実に開城を守り抜くでしょう。


255 : 名無しさん :2014/08/04(月) 22:50:20
木庭知時ってどんな軍人?wikiで調べたら経歴しかのってなかったから


256 : 名無しさん :2014/08/04(月) 23:01:15
響もソ連に引き渡されないなら、どんなキャラになんだろ?ただのクール系か?


257 : 名無しさん :2014/08/04(月) 23:16:04
雪風も日本に残ってるかもね。生き残りの駆逐艦の中では新しい方だから
GHQの引渡し命令でもなければ海軍も手元に置いときたいだろうし


258 : 名無しさん :2014/08/04(月) 23:25:38
>>257
ひゅうが氏の設定なら海上警備隊警備艦隊に在籍しているよ。
朝鮮戦争でも国連警察軍艦隊に所属してウラジオストク攻撃にも参加している。


259 : 名無しさん :2014/08/04(月) 23:27:25
ひゅうが氏の設定だとこうなっているよ。

715 :ひゅうが:2014/07/20(日) 08:11:39
海上警備隊(Japan Defense Navy) 警備艦隊(Guardian Fleet)――編成表(1950年12月時点)


・第1艦隊(通称第1航空艦隊)

第1航空戦隊

装甲空母「信濃(しなの)」(1F旗艦を兼務)
軽空母「イオージマ」(※サイパン級3番艦 極東米海軍より臨時編入)


第2航空戦隊

航空母艦「葛城(かつらぎ)」「笠置(かさぎ)」


第5戦隊

防空駆逐艦「花月(はなつき)」
防空駆逐艦「冬月(ふゆつき)」「春月(はるつき)」「宵月(よいづき)」


第6戦隊

防空駆逐艦「夏月(なつづき)」
防空駆逐艦「涼月(すずつき)」「若月(わかつき)」「霜月(しもつき)」




・第2艦隊(通称長門艦隊)

第3戦隊

戦艦「長門(ながと)」(単独で編成)



第4戦隊

軽巡洋艦「酒匂(さかわ)」
駆逐艦「島風(しまかぜ)」
駆逐艦「雪風(ゆきかぜ)」「浜風(はまかぜ)」「磯風(いそかぜ)」


第7戦隊

駆逐艦「桜(さくら)」「桐(きり)」「榧(かや)」「橘(たちばな)」



【解説】――朝鮮戦争時における特別編成を記す。
6月時点で組織は海上警備隊から国防海軍への移行が決定されていたために名称などは漢字名への復帰が行われているかいないか曖昧であった。
また、書類上は呉において第3戦隊所属艦の「伊勢」「日向」が存在していたものの、復帰工事は実施されておらず稼働状態にない。
このほかに、残存していた輸送艦を組み込んだ「第一輸送隊群」が編成されており、仁川上陸作戦に参加している。

なお、潜水艦については公式には「保有していない」ことになっているため編成表上には存在していない。
716 :ひゅうが:2014/07/20(日) 08:20:08
※ちなみに、第7戦隊および第1輸送隊群の護衛用艦艇となったのはソ連や中華民国向け賠償艦として選定されながらも実施されなかった艦艇です。
具体的には丁型駆逐艦(松型ファミリー)、駆潜艇ですね。
戦前のものを考えると非常に悲しい規模ですが、史実よりは大変マシという感じで。


260 : 名無しさん :2014/08/04(月) 23:34:45
そういえば潜特型ってこの世界ではどうなったんだろ?
やっぱりGHQに接収されて徹底的に調べ上げられた挙句ハワイ沖に沈められるんだろうか

個人的には改造してレギュラスミサイル運用とかロマンだと思うけど、さすがに無理だよなぁ……
それ以前にレギュラス自体がポラリス登場で陳腐化する時代の徒花だし


261 : 名無しさん :2014/08/04(月) 23:37:43
>>260
そこらへん史実通りよ。
潜高型や呂型は一部復帰して任務につくみたいだけど。


262 : 名無しさん :2014/08/04(月) 23:41:48
それに伊400型は潜水艦としての性能自体はそれほど高くないから
巡航ミサイル搭載艦として運用するにはさすがに無理があるよ


263 : 名無しさん :2014/08/04(月) 23:43:24
返還され近代化改修された潜高型と呂型が本格的な主力潜水艦の為の原型になっていくんだろうねえ。


264 :  テツ :2014/08/05(火) 00:00:30
憂鬱本編で源田がアカン意味で大活躍しそうですが、戦後憂鬱世界の源田は警察予備隊に入るんだろうか


265 : Monolith兵 :2014/08/05(火) 00:16:06
仕事終わったら欧州ネタを投稿しようと思っていたけど、半日メンテナンスだと!
昼には兵庫行かなきゃならんのに・・・。(´・ω・`)


266 :  テツ :2014/08/05(火) 00:17:14
今投下してもええんやで?(ニッコリ


267 : New :2014/08/05(火) 00:21:37
なるほど「オレ、この仕事から帰ったら投下するんだ」ということか・・・・。


268 : Monolith兵 :2014/08/05(火) 00:23:29
今仕事中。
スマホで書き込んでます。
とりあえず、イタリア無双()させる予定。


269 : トゥ!ヘァ! :2014/08/05(火) 00:23:31
フラグですね わかります


270 : yukikaze :2014/08/05(火) 00:43:24
ならばMonolith兵殿に代り某が投下を。

  戦後夢幻会ネタSS――「謀略家達の遊戯 1956年」

ダレス兄弟は憂鬱であった。
一般には『反共の闘士』と目されていた彼ら兄弟であったが、ホワイトハウス内では
『使えない兄弟』としての評価が定着しつつあったのである。
そして今日の会合でも又その評価が補強されようとしていた。

「一応質問したいのだがね。君達の敵は一体どこのだれなのかね?」

リチャード・ニクソン副大統領は、皮肉に満ちた顔と声で兄弟に問いかける。

「ヨシダ元総理とアドミラルアベから非公式的にだが抗議が来たぞ。火遊びをするな。
 枢機卿の価値がわかっていないのかと。全く同感だ」

その言葉に2人は唇をかむ。
確かに今回の一件はベストについたシミとしてはあまりにもひどすぎた。
日本の口の軽い外相や未だにアカにシンパシーを感じたり、純粋に金や女に溺れた
馬鹿な外務官僚が何人路頭に迷おうが、アメリカの国益にとっては些事ではあるが
彼らの行動すべてが吉田や阿部の掌の上でしかなかったというのなら話は別である。

「ジョージ・パットン元帥のコメントも教えてやろうか?」
「結構です。予想はつきます」

弟のダレスCIA長官が硬い声で返答する。
今やワシントンDCにおいて最大の親日家であり、日米相互理解のために文化的交流を
熱心に行っているパットン元帥である。
下手をしなくても、日本に滞在中、ミカドから貰ったとされる馬に跨り、同じく
帰任時に貰った名刀を片手に、国務省やCIAに殴り込みをかけかねない程、激怒している
に違いない。

「まあそれでも『クレムリンの枢機卿』の正体がわかれば御の字だったが、一体何を
 やっているのやら」


271 : yukikaze :2014/08/05(火) 00:43:56
ダレス兄弟はもう何も言い返せなかった。
日本の首相や外務省に圧力をかけて、吉田と吉田機関上層部のみが正体を知っている
『クレムリンの枢機卿』の情報を手に入れ、とかく日本に先をこされがちな対ソ情報の
優越を図ろうとしたのだが、日本の外務省の予想以上の機密管理のなさと、台湾独立
によりもはや国務省内でも傍流となっていた親中派が、功績を立てようと焦りすぎた
ことにより、『クレムリンの枢機卿』と目されたKGB高官が、突如処刑され、更に
ソ連内部での徹底的なスパイ狩りの結果、アメリカが苦労して作り上げたソ連内での
諜報網すら機能マヒを起こしたのである。
ダレス国務長官は、同盟国外務省のあまりもの無能さに罵声を挙げ、同時に親中派の
暴走に頭を抱えたとされるが、ある一通の差出人不明の手紙が、彼の元に送られた時に
彼は自分が道化でしかなかったことを悟らざるを得なかった。

「親愛なる国務省長官閣下」から始まるその手紙は、皮肉と諧謔に包まれていた。
彼も吉田機関も今回の一件について予想できたこと。
故に、彼も吉田機関もこの企てを最大限利用させてもらったこと。
そして彼は最後にこう結んでいた。

「これで私の講義は終わりだ。礼には及ばん。高い授業料を払ってもらったのだから」

末尾に、クレムリンの枢機卿という文字があった時、彼はすぐさま差出人を全力で
探そうとしたが無駄であった。
便箋、封筒、タイプライター、インク、全てが、大量に且つ広範囲に出回っていたものであり
それらをもって特定するのは絶望的と言ってよかった。
いや・・・仮に特定したとしても、それが本当に『クレムリンの枢機卿』であるか実証すること
はできず、更なるカウンターを受ける可能性すらあったのだ。
国務省及びCIAにおいて、暴走した人間の処罰と並行して『クレムリンの枢機卿』への対処に
喧々諤々の議論が行われることになるのだが、それも表向きは経済問題で特使として派遣された
下村治が、アイゼンハワー大統領に告げた一言で終わりを告げることになる。

「『クレムリンの枢機卿』はお怒りです。国務省及びCIAのあまりの出来の悪さに。特別講義が
 無駄になったと」

国務省とCIAの政治的凋落が決定づけられたのはこの瞬間であった。
引き際を理解できない将帥など害悪でしかないことをを誰よりも理解しているアイゼンハワー
にとって、この両者の存在はあまりにも無様にすぎた。
彼は下村に謝罪の言葉を告げると、この両者の行動への責任は取らせることを明言し、
ダレス兄弟がその事実に気づいた時にはすべてが終わっていた。

ソ連本土における諜報網の壊滅、日本外務省内にいた手ごろな情報源の消滅、そして何より
『クレムリンの枢機卿』からの徹底的な不信感と、彼がいる限りアメリカは、ソ連情報において
吉田機関に先手を取られ続けられるという事実。
そのどれもが政治的に失脚をする上において十分すぎる理由であった。

「ダレス兄弟。ご苦労様でした。できるなら政治以外の場でお会いしたいですね」

アイゼンハワーのこの言葉が、彼らの評価がアイクの中でどうであったかを示すものであった。

これ以降、アメリカは新国務長官のハーターのもと、強硬な反共主義を緩め、比較的穏当な路線
へと転換することになる。
これにより、キューバ革命が起きても尚、新指導者となったカストロとの間に友好関係を築く
ことに成功し、第二次中東戦争での中東の混乱を最小限に抑え込むことにも成功し、ソ連の影響力
を封じ込めることに成功している。
後に『自由と繁栄の輪』とされる、この封じ込め政策によって、アメリカは中東や東南アジアにも
大きく影響力を伸ばし、そして対外紛争を可能な限り避けることに成功したことで、アメリカ経済
は好調を保ち続け、資本主義国家の経済が一気に上向きになることになる。
後世、冷戦で西側諸国が勝利したのは、この時の発展が大きな要因であるとされることが多い。

皮肉にも、アメリカは謀略家達の遊戯に負けたことによって繁栄の道を歩み始めたのであった。
もっとも国務省とCIAの失墜は、アメリカの対外諜報能力を確実に下げたことは否めず、結果として
1970年代、これまで弱小組織と見られていたクメール・ルージュが、毛沢東の支持の元、カンボジアを
制圧した時、完全に後手に回ることになる。


272 : yukikaze :2014/08/05(火) 00:53:26
と・・・言う訳で、今回はアメリカ外交の転換を題材にしました。
ダレス兄弟は熱心な反共主義者だったのですが、同時に強硬派と言ってよく
ややもすると硬直的な姿勢が目立つことになります。
よってここでは、兄弟を早期に退任させることで、アメリカ経済の更なる発展
ひいては西側諸国の経済発展への道筋をつけることにしました。
(おまけとしてキューバ危機が消滅しましたが)

勿論、この道にはデメリットがあって、強烈な反共主義者であるダレス兄弟がいない分
ソ連との間に融和的な流れが出来て、日本国内にも影響が出る可能性があることと
CIAの権威失墜によって、対外諜報能力が相当下がってしまうことでしょうか。
絶対にフーバーがしゃしゃり出てくるでしょうし。
まあ諜報能力が下がる分、吉田機関と彼らが鍛えたトウキョウフートが活躍する土台が
出来る訳ですが。

ついでに外務省も大掃除が出来ましたので、史実よりも働いてくれるでしょう。
岸君。君の事は忘れないと、阿部さんたちが棒読みとかしていそうですが。


273 :  テツ :2014/08/05(火) 00:54:45
乙でした

ダレス兄弟が夢幻会の手で狂言回しの猿になっとる・・・
まあやらかし具合では日本の外無能省の一部官僚もドッコイドッコイみたいですが、いい膿み出しになったでしょうねw

パットン親父の怒り狂いっぷりが何となく想像できて笑えた。きっと「敵はワシントンDCとラングレーにあり!(意訳)」とかやって周囲に必死で止められたんでしょうなwww

そしてCIAの居ない隙にカンボジアがやばいことに。15年遅れの東南アジアでの血と硝煙のイベント開始かな?


274 :  テツ :2014/08/05(火) 00:55:51
ついでに岸信介も退場ですか(汗


275 : New :2014/08/05(火) 00:56:25
乙です。クレムリンの枢機卿の巡ってのスパイ映画とか後に出てきそうだなw。
パットンは九七式か五式で砲撃してくるぞw。


276 : 名無しさん :2014/08/05(火) 00:57:38
……史実より酷いってカンボジア国民何人生き残るかな(ガクブル)


277 : 名無しさん :2014/08/05(火) 11:06:26
乙です。
ありゃ、岸信介さん退場ですかどうしてだろう?かわいそうに(棒

しかしカストロ議長は良かったですな。これで史実みたいなファッションスタイルで身を固めなくて済むのかな?


278 : 名無しさん :2014/08/05(火) 11:40:24
>クレムリンの枢機卿を巡ってのスパイ映画
あれですな、枢機卿を特定できず目されていた人物が処刑されて
主人公たちが隠れ家でしょんぼりしてるところに、枢機卿名義の書簡が来て
主人公達の行動ミスを指摘したり、「講義の意味がなかったかね?」とか煽られたりするんだろうなw


279 : 名無しさん :2014/08/05(火) 11:44:41
>>277
>カストロ議長

史実のように、米帝の有形無形の嫌がらせに耐えながら体力の限界まで国家元首を務める……
ということはなく、キリの良い所で惜しまれつつ引退し、後はキューバ特産のタバコ農家に転身し
美味しい葉巻を個人的にこしらえてる、という具合になるんでしょうかねぇ。


280 : New :2014/08/05(火) 12:25:01
そしてカストロから届けられた葉巻を吸う吉田茂とイメージが・・・。


281 : トゥ!ヘァ! :2014/08/05(火) 12:28:07
乙です

CIAェ・・・


282 : 名無しさん :2014/08/05(火) 14:06:27
乙です、まぁあの時代のCIAのポンコツっぷりはな…
カストロと友好関係結べたら反米ゲリラもある程度おさえられるし、ゲバラはどうなんだろ?


283 : 未熟者 :2014/08/05(火) 14:37:19
キューバ革命があったと言う事はゲバラも居るわけですから・・・
その後のアメリカが仲良くやったと言うならキューバの経済危機も無かったのかな?

まぁあの性格からしてラテンアメリカの事情が変わらなければ戦場に戻っていつか死ぬかもしれない


284 : 名無しさん :2014/08/05(火) 15:30:57
>>283
ゲバラ解き放つとキューバがその国の反体制は支援したことになってキューバの経済が好調に向かいつつある時には最悪なんだよね。
下手すると拘束して事実上軟禁状態に飾るを得なくなるかもしれないね。

そういう事ができる程度にカストロは特に最盛期には愛国的で現実的な人物だったから。


285 : 名無しさん :2014/08/05(火) 15:36:19
>>279
最後は本当に趣味のタバコ産業を自らやっているんでしょうなあ。
間違いなくキューバ政府には彼の影響力が強く残りますが、彼はそれをめったに行使しないでしょう。


286 : 未熟者 :2014/08/05(火) 15:36:43
人としては好感をもてるが活動家としては理想主義過ぎるって人だしなぁ


287 : 名無しさん :2014/08/05(火) 15:41:21
>>286
史実と違って親西側の立ち位置を明確にしている分、ゲリラ活動の支援は許し難いよねえ。
むしろこれから西側世界と第三世界にキューバの物品売り込んでみんなで豊になろーって言っている時にやられたらブランドが(汗


288 : 名無しさん :2014/08/05(火) 15:46:08
>>286
ポル・ポト「ん?私のことかい?」


289 : 名無しさん :2014/08/05(火) 15:52:54
>>288
カンボジア如きじゃあベトナムとタイ、マレーシアが介入した状態でアメリカ軍が来たら粉砕されるしかないだろうね。

ただ、遅れた分再建が……。果たしてクメール文化がそもそも残るのだろうか。

まあ残らなくても他国だからねえ。日本にとっては安定さえしてくれれば経済的・政治的・安保的な支障は無いが。


290 : 名無しさん :2014/08/05(火) 15:58:06
>>278
CoDのシナリオで出てきそうだな
前半で枢機卿を探し回り後半で枢機卿と思われる人物の処刑阻止
で、成功して確保しても失敗して処刑されてもウクライナ辺りが発信地の暗号文がCAI本部送られてくる
解読すると差出人がクレムリンの枢機卿で・・・とかありそう


291 : 名無しさん :2014/08/05(火) 16:02:24
しかしクメール・ルージュか……この場合支持する所は中共だけなんだろうが……どうせ既に色々やらかしてしまっているであろうけざわさんはスターリンに次ぐアカの魔王として喧伝させてもらうか。


292 : 未熟者 :2014/08/05(火) 16:05:43
>>288
アンタは人としても駄目だろうが!


293 : 名無しさん :2014/08/05(火) 16:09:43
>>290
CoDのシナリオに確かに出てきそうだね。
それに吉田機関やトウキョウフーチという言葉も出てくるんだろうなあ。


294 : 名無しさん :2014/08/05(火) 16:11:41
けざわさんは何であんなに殺したがるんー?

ぽるぽとさんは何であんなに殺したがるんー?


295 : 名無しさん :2014/08/05(火) 16:13:56
>>292
この世界では多国籍軍に拘束されて裁判にかけられる可能性もあるのが救いですが……


296 : 未熟者 :2014/08/05(火) 16:17:23
まぁ来日の時に夢幻会がどう動くかで変わりそうではありますね<チェ・ゲバラ


297 : 名無しさん :2014/08/05(火) 16:27:52
いいから教師になっとけよとも思うんだがなあ…


298 : 名無しさん :2014/08/05(火) 16:33:31
ポル・ポトは度の過ぎた理想主義者の典型だからな

ケネディ曰く「CIAより吉田機関の方が役に立つ」って嘯いてそうだな


299 : 名無しさん :2014/08/05(火) 16:35:13
>>296
ゲバラは正直カストロに任せればカストロがどうにかしてくれるのは確実だから手を出さないんじゃないかな。
流石に大西洋側に手を出す余裕なんてありやしないのが日本。


300 : 名無しさん :2014/08/05(火) 16:41:42
まあ、何よりも愛国者だしなカストロも。


301 : 名無しさん :2014/08/05(火) 17:10:25
>>300
自分の感情よりも国の利益を当然の様に選ぶタイプですからね。
ゲバラに関してはカストロに任せておけば間違いはないでしょう。

彼の理想主義とその危険性を良く理解しているのもカストロでしょうから。


302 : 名無しさん :2014/08/05(火) 17:19:24
しかしこうやってバタフライ効果について考えるのはじつに楽しいな。


303 : 名無しさん :2014/08/05(火) 17:30:35
毛派はガチで文明を原始時代(連中基準で最も貧富の差がなかった時代)に戻そうとする
戦争で負けてもああはなるまいというほどに、人命・文化もろもろを破壊しつくす
対岸の火事だからやばいことやってるなあで済むけど、あれほどの災厄は他にあるまい


304 : トゥ!ヘァ! :2014/08/05(火) 17:36:13
やってることまんまRPGの魔王やん


305 : 名無しさん :2014/08/05(火) 17:53:42
魔王でも自陣営にはそんなことしない。あえて言うならクトゥルフ的な邪神の眷族だろう


306 : トゥ!ヘァ! :2014/08/05(火) 17:56:31
もっと性質悪いやんけ(汗


307 : 名無しさん :2014/08/05(火) 17:56:40
>>300
打つ手さえ間違えなければホーチミン同様に味方につけられるタイプなんだよねえ。

戦後夢幻会では敵に回さず味方につけることに成功しているからアメリカはかなり良い道筋を歩んでいるんだよね。


308 : yukikaze :2014/08/05(火) 18:24:10
>>273
アメリカ国務省、CIA、そして日本の外務省は相当のテコ入れが計られる事になります。
特に日本の外務省は、今回の不祥事で「こいつら全然成長していない」として、
吉田公認の元徹底的にメスを入れられることになります。

>>277
岸については、吉田機関も認める化物ですが、彼が満州人脈を活用したことが
命取りとなってしまいました。
伊藤や十河だったら問題はなかったのですが、児玉や里見のような
真っ黒黒助や満州人脈にソ連の細胞が紛れ込んでいたという事実
を考えればどうにもならないと。
岸自身は「吉田機関に嵌められた」と恨み骨髄でしたが、それも徳川からの
「ダレスの威に頼らざるを得ない男に国の舵が任せられるとでも」という
皮肉の前に沈黙することになります。ちなみに息子と孫は元気に政治家をしますが、
ここらは若手を求める吉田の後押しも大きいものでした。

>>291
中共だけですね。
1960年代後半から文化大革命が勃発して、国内状況は大混乱。
毛沢東にしてみては、自らの神格化と暴走過熱気味な紅衛兵の
処理場、そして東南アジアへの楔として大規模な軍事支援を行います。

なおこの毛沢東の暴走で、中華民国に見切りをつけ、逆に共産中国と結ぶことで
対ソ包囲網を強固にしようとしたキッシンジャーは、あえなく引導を渡されることになります。


309 : 名無しさん :2014/08/05(火) 18:34:39
>>308
>なおこの毛沢東の暴走で、中華民国に見切りをつけ、逆に共産中国と結ぶことで
>対ソ包囲網を強固にしようとしたキッシンジャーは、あえなく引導を渡されることになります。

「かの国の法則」の親分版か……策士を目指しながら秀才どまりでしかなかった彼が悪いのか、
国際世論の常識をはなから無視して好き勝手やらかしまくってるかの国(親分)が悪いのか……。


310 : 名無しさん :2014/08/05(火) 18:41:25
キッシンジャーは理想主義で秀才だったからねえ。
まあ、国務省の威信は既にベトナムと台湾の件でマイナスから復帰していないですから焦ったかな。
更に酷いことになったわけですが。

CIAと違って国務省は建て直すのが大変なんだよなあ。


311 : 名無しさん :2014/08/05(火) 18:41:36
ふと思ったが野球はどうなっているのかな?沢村とか肩を壊さず生き残って、戦後マウンドに立つ姿に号泣する転生者とか


312 : 名無しさん :2014/08/05(火) 18:51:21
沢村が生き残ったとしても現場で肩を壊すのまでは止められないだろうから
引退ってことになるんじゃないかな


313 : 名無しさん :2014/08/05(火) 19:21:46
>「ダレスの威に頼らざるを得ない男に国の舵が任せられるとでも」

そしてそのダレスは見るも滑稽な道化でしかない事を晒した訳で……そりゃ岸も黙って退場するしかないよなあ。


314 : 名無しさん :2014/08/05(火) 19:24:12
>>313
満州人脈をさほど注意することもなく使ってしまったのが失敗だったよねえ。
そうでなくともダレスに近すぎた以上は無理だったんだろうけど……


315 : 名無しさん :2014/08/05(火) 19:28:30
石橋湛山内閣成立出来るかな?池田は所得増計画に必要だからな


316 : 名無しさん :2014/08/05(火) 19:33:05
>>315
吉田内閣において法定で常設化された副総理に任命され経験を積んでいるのなら恐らくはあり得るかと。
副総理に任命した場合には高確率で次期総理候補として目をかけていることになるのでは?というのが戦後夢幻会ですし。


317 : 名無しさん :2014/08/05(火) 20:03:45
>>294
けざわさんは、スターリンと性格?思考?が微妙に違っていて
自分の権力と権威と財産が維持し続けれるなら別に粛清を積極的にはしない。
ただ、高齢化で後輩達に権力と財産が奪われたから暴れた。
暴れた結果があれだけど。


318 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/05(火) 20:19:12
遅ればせながら乙です。枢機卿も実は存在しないブラフだったと知ったらCIAは
発狂するかもしれんなあw そら史実の知識で知ってましたなんて言っても信じない
だろうけど……いや情報収集はしていないけど枢機卿という役割を与えられたダミーは
複数いるのかな?


319 : 名無しさん :2014/08/05(火) 20:21:50
>>318
そういう人物は実際にはいなくとも情報収集活動は史実知識の裏付けのために行っていそうなんですよねえ。
何処かでバタフライ効果により変化が出てもおかしくはないですから裏付けは必須ですしね。


320 : 名無しさん :2014/08/05(火) 20:23:52
それに吉田機関が鍛え上げたトウキョウ・フーチも存在している様ですから日本への情報収集活動を逆に利用して裏付けの情報収集なりしているかもしれません。


321 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/05(火) 20:27:43
CIA以上にKGBやGRUは発狂物でしょうな……枢機卿だと思われて粛清された
幹部はどれだけいるのやら。なにしろVIPしか知り得ない重要情報が洩れてる以上、
粛清される人間も当然ながらVIPだろうし下手な軍事オプションよりも遥かに
ソ連に大打撃を与えてるでしょうね。


322 : 名無しさん :2014/08/05(火) 20:31:07
>>321
しかも裏付けができるだけの情報収集はトウキョウ・フーチが行っているわけですからねえ。

だから当然資料を含めて説得力がある情報提供が行えるのでしょうしね。

ソ連にしてみれば頭が痛いどころじゃないですけど。


323 : 名無しさん :2014/08/05(火) 20:55:52
「合理的に考えると、枢機卿というのは個人ではなく、古くから我が国中枢に潜伏していた組織である可能性が高いはずです。始まりは、おそらく内戦時に行われた白軍の工作で送り込まれたスリーパー組織でしょう。それを日本人たちは見つけて資産にしたんだ。そうに違いない。歴代書記長のうち何人かが枢機卿所属であった可能性すらあります!」
「モルダスキー君、君は疲れているんだよ。今は、いい薬があるから、な?」


324 : New :2014/08/05(火) 21:02:00
米ソ両国にとって枢機卿という名が完全な一人歩きをしてるでしょうね。
組織なのか、個人なのかさえ分からないとなると下手すればオカルトの類まで
動員してきそう。


325 : yukikaze :2014/08/05(火) 21:07:40
>>315
自案では

吉田内閣(史実通り)→鳩山内閣(史実第二次鳩山内閣まで)→
緒方内閣(1955年11月から1956年1月)→石橋内閣(1956年1月から
史実通り)

でしょうかねえ。
ひゅうが氏世界でも1956年に鳩山は引導を渡されていますので、
恐らく第二次鳩山内閣までしかできなかったでしょう。
その後は、党人人気が高く且つCIA全面後押しの緒方が総理になって、
解散総選挙に打って出ようとして急死。弔い合戦名目で総裁選に勝った
石橋率いる自民党が政権を獲得したと。

問題は石橋のあとなんですよねえ。何しろ岸が抜ける羽目になりましたから。
そして岸の後を受け継ぐ池田はまだ小僧で、佐藤は岸引退のダメージがある。
憂鬱ならここで「阿部さん出番ですよ」なんですが、国民的知名度があるのかと
言う点と自民党の代議士でないという点(1956年時点で海軍幕僚長)がネック。

やったね伴ちゃん。ここでは首相になれるよ。


326 : 名無しさん :2014/08/05(火) 21:09:00
モタモタしてるとイワンがスプートニク打ち上げちゃうよ〜って煽ったりしてそうだな


327 : 名無しさん :2014/08/05(火) 21:12:21
阿部さんを引き抜くのは国防海軍の状態を考えれば有り得ない選択肢ですからねえ。
国防海軍の骨格を整えている時にその中核の人物を引き抜くなんて流石に無理ですわ。


328 : 名無しさん :2014/08/05(火) 21:14:11
公式には本名を秘匿し主任設計者とだけ呼ばれていたコロリョフのパーソナルデータだって持ち得るからねえ。


329 : 名無しさん :2014/08/05(火) 21:59:41
ソ連の義勇軍の司令官はジューコフかロコソフスキーか?
まぁどのみち終わったら粛清させられそうな予感


330 : 名無しさん :2014/08/05(火) 22:09:00
>>329
粛清は海軍だけだろうなあ。
陸軍は少なくとも前線は維持していたし核のパイ投げの結果停戦したのだから陸軍の責任ではないからね。

少なくとも勝利を幾度もした陸軍を粛清するよりか海軍を粛清する方が気分的にも筆髭は良いだろうし。


331 : 名無しさん :2014/08/05(火) 22:16:47
クズネツォフも大変だな…


332 : yukikaze :2014/08/05(火) 22:23:03
>>327
将官の定年が史実自衛隊の通りだとすると、1959年3月には定年退職なんですよねえ。
なので、恐らく海幕長から統合幕僚長になって、アメリカの統合参謀本部に倣った形で
安全保障体制の構築を図ってはいると思うんですよねえ。

で・・・お役御免した後に、政府直轄のシンクタンク設立して、吉田機関の発展解消
を図るという道筋でしょうかねえ。
政府にしても吉田機関の分析能力は半ば伝説となっているでしょうから、その能力を
欲するでしょうし。
戦前と違い国会議員でなければ総理にはなれませんので、国政に影響力を及ぼすには
この道筋位しかないかなあ。無論、退官後、どこかの補欠選挙で議員になって総理という
道筋もありますが。


333 : 名無しさん :2014/08/05(火) 22:24:52
>>330
海軍に責任を被せざるしかないのはわかるけど、それだと海軍の再建がさらに遅れることになるね
赤軍大粛清の後遺症で人材不足が深刻なのに、また粛清で貴重な実戦経験者が減ることになる


334 : 名無しさん :2014/08/05(火) 22:28:23
>>332
ただ、今後の軍制を定めるためにも防衛大学の学長に退職後に就くというのもありえるかと。
阿部さん位の影響力が無いと防衛大学の今後の方針ともいえる物を確固たるものにするのはかなり難しいはずですから。


335 : 名無しさん :2014/08/05(火) 22:30:38
信濃の見学ツアーとか…迷子多発しそうだ


336 :  テツ :2014/08/05(火) 22:51:47
>>伴ちゃん
大野伴睦は岸・佐藤兄弟を物凄く毛嫌いしていましたから「ざまぁみやがれw」とか言っていそう
この人がバリバリの右派ですから、総理・総裁にしたら別な意味でちょっと怖い(大汗


337 : yukikaze :2014/08/05(火) 22:53:30
>>334
その線もありますねえ。自分は林敬三(憂鬱東条憑依)がその役を担っていた
と思っていましたが、嶋田の後任で統幕長している可能性もある訳か。
史実と違い、阿部という吉田の信任厚く且つ階級も上の人間いるんじゃあ、
先に統幕長にもなれないですし。

と・・・なると、初代統幕長って、冗談抜きに野村吉三郎や山梨勝之進辺りが
なる可能性もある訳か。政治的には完全にきれいな堀悌吉を担ぎ出しても問題はないが。


338 :  テツ :2014/08/05(火) 22:58:41
野村吉三郎は史実ではなれなかった防衛庁長官になるかと思ってました
流石に国防空軍の初代幕僚長に上村健太郎は着かないとは思いましたが、旧陸海軍どっちかで揉めた時の妥協案としてはありかな?


339 : yukikaze :2014/08/05(火) 23:08:34
>>336
吉田派の重鎮であり且つ人気の高さから、この時点において総理総裁になる
可能性がある最有力候補ですからねえ。
史実では岸に見事に騙されるなど脇が甘い政治家でしたが、ここでは岸の
念書なんてありませんので、喜び勇んで立候補するでしょうし。
(岸と仲が悪くなったのはこの念書問題から。ちなみに佐藤とはそれ以前から犬猿の仲)

後、バリバリの右派ですので、この人の時にある程度の軍備拡張の道筋を
付けておこうかなと。流石に空母建造は無理ですが、集団的自衛権について
詰めておくなどやらなきゃいけないこと多いですからねえ。後、陸軍拡充も。

ちなみにナベツネが調子に乗る可能性が高くなるのもデメリットですなあ。


340 :  テツ :2014/08/05(火) 23:14:32
「警察予備隊(国防陸軍)を13管区隊体制に!」とか陳情しに来るのが出そうですなぁw
60年代までは頑張っても8個管区隊5個混成団が精々だと思いますし、それ以上増やしても隊員の充足率が・・・


341 : 名無しさん :2014/08/05(火) 23:17:58
そこら辺を考えるとあの人を総理にするのはなあ。
まあ国防軍内部で意見を封殺するでしょうし全力で阻止するために動くとは思いますが。

理路整然で明確な根拠がある状態で説明すれば……まあ無茶するとは思いたくはないですがね。


342 : 名無しさん :2014/08/05(火) 23:36:09
第7師団の機甲師団化と、第一空挺団(実質コマンド的特殊部隊)の創設はこの世界でもあるのだろうか・・・。


343 : 名無しさん :2014/08/05(火) 23:38:52
>>342
第七は確実に、後第四か第八が機械化師団になる可能性が結構ある。
半島への対策としてね。


344 : 名無しさん :2014/08/05(火) 23:51:17
北九州の第四師団を貼り付け師団、熊本の第八師団を機械化師団かな?


345 :  テツ :2014/08/05(火) 23:56:01
>>339
確認のためウィキ先生で確認してきたけど、脇の甘さは優秀な副総理や補佐官でカバーですかね


346 : 名無しさん :2014/08/05(火) 23:58:43
北部方面軍の第2師団も機械化師団化されるでしょうね。
第7師団と共に北方の重要な部隊になるかと。


347 :  テツ :2014/08/06(水) 00:01:56
当面は米軍のM3ハーフトラックやM48やM4E3A8が機甲師団・機械化歩兵師団が主力でしょうけれどね


348 : 名無しさん :2014/08/06(水) 00:11:16
>第2師団
千島列島の防衛の為の分散配備と緊急増援の上陸部隊として自動車化程度の可能性も
占守の米軍の経験から


349 : yukikaze :2014/08/06(水) 00:17:09
>>340
そもそも13個師団体制になれるかという根本的問題が。
あれは徴兵制度復活により陸自隊員が増えること前提に考えられて
いましたので、史実を知る林辺りが「うちにそんな予算来るわけないだろ。
夢を見るな夢を」と言っていそうです。

災害救助等もありますので、方面隊は史実通り5方面隊はありそうですが、
師団としては、海峡防衛に3個師団(旭川、青森、福岡)、都市中枢に2個師団
(東京、大阪)、これに海峡師団の後詰に3個師団(熊本、仙台、広島)
最後に戦略予備で第七機甲師団でしょうかねえ。

編制としては、師団(定数一万二千名)が、歩兵大隊6個、戦車大隊2個、
捜索大隊1個、砲兵大隊4個を目標に編制(史実第二師団の歩兵強化版)
するのを目指すかなあ。


350 :  テツ :2014/08/06(水) 00:27:37
師団司令部記載が無かった四国や中部東海地域には混成団を置くんですか


351 : 名無しさん :2014/08/06(水) 00:30:04
>>349
その規模になると一万二千で納まるかな?
後方をかなり削らないと一万四千〜六千規模になりそうだけど。


352 : yukikaze :2014/08/06(水) 00:30:45
追記。
後は師団の予備兵力として、旅団を張り付ける位でしょうか。
その場合では

北海道に2個旅団(可能なれば機械化歩兵旅団)
上越に1個旅団(歩兵旅団。任務は東京師団の兵力増強)
名古屋に1個旅団(有事の際には戦略予備部隊)
富士に1個教導旅団(機械化歩兵旅団。有事には名古屋と共に戦略予備部隊)
普通寺にい1個旅団(歩兵旅団。任務は大阪師団の兵力増強)
那覇に1個旅団(海兵旅団。台湾の後詰も視野に入れる)
習志野に1個空挺旅団(戦略予備)

戦略予備部隊も含めれば、9個師団8個旅団体制ですか。
これ位なら充足率高めながら、なんとか維持可能なレベルでしょうかねえ。
可能なれば名古屋の部隊を師団編制したいですけど。


353 :  テツ :2014/08/06(水) 00:33:06
15000人管区隊から12000人への縮小改編後の陸自は、3個普通科連隊・9個普通科大隊でしたが、部隊数減らして部隊充足率増強ですか


354 : yukikaze :2014/08/06(水) 00:39:25
>>351
やっぱりそうなりますよねえ・・・
基本防衛部隊ですので、師団の後方部隊を最小限にして方面部に集約しようと
考えていたんですけど、却って硬直化するか。

機甲大隊と砲兵大隊をそれぞれ1個削った場合だと1万2千名で収まりそうですが
思い切って1万5千名を定数にすることも視野に入れるべきでしょうかねえ。
陸軍の定員数が24万近くになりそうではありますけど・・・


355 :  テツ :2014/08/06(水) 00:41:06
一応、史実の12000人管区隊体制時の編成を見つけたんで参考までにペタリ

管区隊(定員12700人)
 ├総監部付隊
 ├普通科連隊×3個
 │ ├連隊本部中隊
 │ ├普通科大隊×3個
 │ │ ├大隊本部中隊
 │ │ ├小銃中隊×3個
 │ │ └重火器中隊
 │ ├重迫撃砲中隊
 │ │ ├中隊本部
 │ │ └射撃小隊(107mm迫撃砲×4門)×3個
 │ ├支援中隊
 │ └衛生中隊
 ├特科連隊
 │ ├連隊本部中隊
 │ ├直接支援大隊(105mm榴弾砲×18門)×3個
 │ ├全般支援大隊(155mm榴弾砲×18門)
 │ └高射自動火器大隊(37mm自走高射機関砲×24両、12.7mm自走高射機関銃×24両)
 ├特車(戦車)大隊(特車×大隊全体で56両)
 │ ├大隊本部・本部管理中隊(特車×5両)
 │ └特車中隊×3個
 │   ├中隊本部(特車×2両)
 │   └特車小隊(特車×5両)×3個
 ├施設大隊
 ├偵察中隊(特車×7両などを装備)
 ├通信隊
 ├武器隊
 ├衛生大隊
 ├補給隊
 ├輸送中隊
 └その他


356 : yukikaze :2014/08/06(水) 00:47:11
>>353 >>355
普通にこの編制利用しとけって感じですわなあ・・・
6個大隊編成にしたのは、兵員の充足率強化がメインで、それだと
戦力が減るんで、その分を機甲部隊で強化する思惑でしたが、
師団の抗坦考えたら、>>355編制の方がいいですわな。

下手な考え休むに似たりでしたね。


357 :  テツ :2014/08/06(水) 00:50:35
ただ現在の陸自の師団と違って後方支援連隊が無いんですよね、あと科学防護隊も。通信大隊も規模が小さい通信隊止まり


358 :  テツ :2014/08/06(水) 00:58:26
上のを探していたら同じページで見つけた、当時の混成団の編成もペタリ
師団特車大隊がなく、連隊の特車中隊として戦車が存在しています。あと普通科連隊の大隊が4個になっているのも、方面隊の管区隊の予備部隊としては見た目以上に規模が大きいですね

混成団(定員6100人)
 ├団本部・本部中隊
 ├普通科連隊
 │ ├本部・本部中隊
 │ ├管理中隊
 │ ├普通科大隊×4個
 │ │ ├本部中隊
 │ │ ├小銃中隊×3個
 │ │ └重火器中隊
 │ ├重迫撃砲中隊
 │ ├特車(戦車)中隊(特車×22両)
 │ └衛生中隊
 ├特科連隊
 │ ├本部中隊
 │ ├特科大隊(直接支援:105mm榴弾砲×18門)
 │ ├特科大隊(全般支援:155mm榴弾砲×18門)
 │ └高射自動火器大隊(自動高射火器×32両)
 ├施設大隊
 ├偵察中隊
 ├通信中隊
 ├武器中隊
 ├補給中隊
 ├輸送中隊
 ├衛生中隊
 └飛行隊


359 : 名無しさん :2014/08/06(水) 01:12:41
>>358
ほぼ、現代の陸自第一師団と同等の規模ですね。
…というかこの混成団定数の割に部隊規模がでかい。
これもさっき書かれてた通り予備役を加える予定だったのだろうか…


360 : 名無しさん :2014/08/06(水) 01:16:51
左派より軍拡や強硬論を吠える右派に頭抱える吉田機関の面子が

右派「しなのに匹敵する空母を」
大蔵省「無茶いうな!」


361 : yukikaze :2014/08/06(水) 01:56:27
>>357
よくよく見ると、兵站部門の悉くが隊編成。
もしかしなくても・・・後方部隊削った故のスリム化?

>>349編成での定数1万5千人目指すか、あるいは森野軍事研究所が出した
案があったっけ。定数幾らだったっけかなあ・・・


362 : 名無しさん :2014/08/06(水) 01:57:17
>>360
訓練とか考えたらしなのを早期退役させて軽空母三隻体制の確立とかも考える人間がいても不思議ではないあたりが


363 :  テツ :2014/08/06(水) 02:02:38
15000人管区隊時代の通信中隊、補給中隊、武器中隊を縮小編成して、新規の混成団に振り分けたみたいですね
あと特車大隊の定数66を56に、高射特科の自走機関砲を64から48にそれぞれ削減したようです


364 : yukikaze :2014/08/06(水) 02:27:46
>>363
なるほどねえ。
しかし自案編成だと、1万5千名の部隊×8に機甲師団(定数1万2千名)×1
旅団が(4千名から6千名)で×9で、師団・旅団だけで17万名近い人員が必要か。
これに高射部隊やら方面部直轄部隊やら考えた場合・・・24万じゃあ不足?


365 :  テツ :2014/08/06(水) 02:31:14
常備役メインで充足率の高い甲師団と、予備役中心で充足率の低い乙師団に分けるくらいしか・・・
若しくは15000人ではなく12000人師団にするとか


366 : yukikaze :2014/08/06(水) 02:49:59
>>365
1万2000人で打撃力の高い部隊か・・・
つまりソ連式師団編制こそが正しいという事なのだよ(錯乱)

いやまあ真面目な話、>>357の編成を元に、後方部隊増やして、
その分普通科連隊の定数削減とかして、1万2千名になるパターンだろうねえ。


367 :  テツ :2014/08/06(水) 02:57:06
一応当時の防衛構想が「管区隊で腰をすえて防衛して、機械化された混成団で機動力を生かして機動防御」だったそうですから、混成団のほうが後方部隊の数が多かったように見受けられます


368 : 名無しさん :2014/08/06(水) 03:23:01
定数削減をせずにNBC対策や後方支援を充実させると、どうしても弱くなるからね。
ROAD師団風に歩兵連隊制を止めて歩兵大隊に改編して編成してみたところ惨状に…

軽師団 人員12500人
旅団司令部×2
歩兵大隊×3
機械化歩兵大隊×1
戦車大隊×1(4個中56隊両)
偵察大隊×1
砲兵群(三個大隊基幹)
 155mm榴弾砲大隊×2(牽引式)
 105mm榴弾砲大隊×1
高射大隊×1
飛行隊×1
通信大隊×1
工兵大隊×1
後方支援群×1(三個大隊基幹)
憲兵中隊
NBC中隊


369 : 名無しさん :2014/08/06(水) 06:43:29
さて皆の衆
広島原爆の日が来たぞ


370 : 名無しさん :2014/08/06(水) 11:19:07
ところでアメリカと日本がF/A-18(YF-17ベースでない)を共同開発するとしてだ、リアルF/A-18のネガティブ要素ってどの程度潰せる物なんだろうな。


371 : 名無しさん :2014/08/06(水) 12:08:35
>>370
艦載機としてはあんまりないんだよねー、F/A-18のネガティブ要素。
エンジンはあの時代で最良のものだし、複合素材も大量に使っての軽量化してるし、F-15以上のアビオニクスもある。
最高速が遅いのがよく問題にされてるけど、それは離着陸性能と航続距離を重視してるからこそだし。
これ以上大型化するとミッドウェー級での運用に支障が出るてくるので大型化する必要性がない。

F-18は偉大なる凡作と言われてるけどよく言ったものだよ。


372 : yukikaze :2014/08/06(水) 12:09:45
>>370
まず真っ先に出てくるのが「短い航続距離」と「加速性能の悪さ」
ただ航続距離については期待の大きさの関係から、それほど劇的な
向上は望めない。加速性は、エンジン負荷に目をつぶれば何とか。

脚の問題については、最初から空母艦載機としての設計考えているから
この部分のトラブルはないのではと考えられる。

LEXフェンスについても同様。この部分のトラブルも早期に潰せる。

まあ空母艦載機の性質上、低速域での性能を重視するのは仕方ないとはいえ
(なにしろ着艦性能が悪ければ艦載機として使えない)、これに特化しすぎるのは
どうよという部分もあるので、ここら辺がもうちょっと緩和できればバランスのとれた
機体になるんじゃないかねえと思ったり。


373 : 名無しさん :2014/08/06(水) 12:12:54
>>370
そもそもF/A-18をYF-17ベースにしないなんてことできるの?

史実NACF計画でYF-17がベースになったのはアメリカ議会がACF計画機を使えって言ったからだし
機体の新規開発がしたいならまずアメリカ議会を説得するところから始まるよ


374 : 370 :2014/08/06(水) 12:20:37
>>373
ああ、違う違う、そういう意味ではなくて仮に新規開発とした場合に
果たしてリアルF/A−18より最適化された艦載機になるのか?という思考実験だから。


375 : 名無しさん :2014/08/06(水) 12:49:45
>>374
うーん、リアルF/A-18のネガは艦載機のネガみたいなもんだしねぇ
新規開発してもそう変わらないんじゃないかなぁ、開発時期と艦載機を作るという目的が同じな以上


376 : 名無しさん :2014/08/06(水) 14:00:58
しいて言うならF404エンジンをちょびっと大径化させて将来へのマージン(出力や騒音の)
を多めに取っておくぐらいかな。


377 : 名無しさん :2014/08/06(水) 14:42:08
>>376
どのくらい史実に比べて変化した機体になるんだろう?


378 : 名無しさん :2014/08/06(水) 14:58:55
>>370
p-530のころからちょっかいかけてF-17として採用したほうがまだ目があると思う。
>>371
実は音速出すのが法的に規制されている日本だと鈍足な部分もあんまりデメリットにならないんですよね。
>>377
F100にエンジンを換装できるかできないかぐらいじゃあねぇ?


379 : 370 :2014/08/06(水) 15:41:27
やはりリアルF/A-18は艦上マルチロールファイターとして十分に考えられて開発されてるんだなあ……


380 : 名無しさん :2014/08/06(水) 16:03:13
>>366
管区隊と混成団の編成を下に後方強化、普通科削減を行った部隊編成を国防陸軍はすることになりますかね。
海軍は正規空母二隻体制を維持するためのしわ寄せが諸に来ますが海軍の正規空母二隻は強力な報復手段だから手放せませんしねえ。


381 : 名無しさん :2014/08/06(水) 16:07:01
最大の問題は価格だが、艦載機である以上しかたない面が大きいからなあ。


382 : 名無しさん :2014/08/06(水) 16:11:50
>>381
「量産効果でコストを下げよう!」と空軍への導入を企てようとする政治サイドと、
「冗談じゃない、(われわれの基準で)中途半端なもの押し付けるな!」と抵抗する
空軍、なんて光景が見られることになるのだろうか。


383 : yukikaze :2014/08/06(水) 16:12:45
>>380
基本そうなるでしょうねえ。
あくまで師団体制に拘るのならば、,横地元東北方面総監が、2009年11月号の
軍事研究に出した編制案もありますが。(下記参照)

師団司令部
・普通科連隊×3
 ・装甲車化普通科中隊×2
 ・自動車化普通科中隊×2
 ・対戦車中隊
 ・重迫撃砲中隊
・戦車連隊(戦車70〜80)
 ・戦車中隊×5〜6
・特科連隊(火砲35〜60程度)
 ・特科大隊×4
  ・特科中隊×3
・戦闘航空連隊
・偵察大隊
・その他部隊

基幹師団を全て現陸自第2師団並に引き上げろという流れですわな。
この編制案だと、師団定数が1万程度で収まるのではないかと。


384 : 名無しさん :2014/08/06(水) 16:21:43
>>382
元辻が薫陶した官僚たちであればそこまで無知な発言はしないだろうけどね。
その代わり別のところで削ろうとしてくるから丁々発止のやり取りは確実かな。

まあ国防空軍は以前も言われていたけど史実と同様。
海軍はレガシーが来るまではA-4現役でレガシーが来たら最後のA-4部隊が退役だろうねえ。


385 : 名無しさん :2014/08/06(水) 16:22:14
>>382
そりゃまあどうしたってそういう意見は出てくるだろうけど、それほど深刻なレベルにまではいかないんじゃないかな。


386 : 名無しさん :2014/08/06(水) 16:22:41
>>383
後方部隊強化+普通科削減で管区隊を師団に、混成団は混成団のままか旅団へ名称変更することになりそうですなあ。


387 : 名無しさん :2014/08/06(水) 16:23:23
>>382
そういう意見は少なからず出るだろうけど主流にはなることはなく空と海は分けられて予算通過するだろうね。


388 : 名無しさん :2014/08/06(水) 16:36:12
>>385
そういう意見は基本的に少数派どまりですからね。
しかも元辻が後輩たちを鍛えているでしょうしまあ大丈夫でしょう。

国防側も解り易く且つ明快に理由などを示して出してくるでしょうしね。


389 : 名無しさん :2014/08/06(水) 16:44:26
>>377
このころのF-100は信頼性が低いよ、まともなエンジンになるのはずっと後。
しかも、F100はエンジンに合わせてエアインテークを最適化しないといけないので機体設計が根本から変わる。

一方F404はエンジンに入ってくる空気に合わせてファンを改良するタイプだからエアインテークをステルス設計にしやすいメリットがあるし。
エンジンの始動にかかる時間が30秒とめっちゃ短いという特徴がある。


390 : 370 :2014/08/06(水) 18:27:48
大体F100エンジンはF404と比べてかなりでかいだろ。それを二基もレガシーホーネットサイズの機体に納めるって……無茶言うな、だわな。

ところで戦後夢幻会世界のブルーインパルスの仕様機はF-86の後は何になるんだろうね?


391 : 名無しさん :2014/08/06(水) 18:31:01
そこは是非、マルヨンにしやしょうぜ!


392 : 370 :2014/08/06(水) 18:33:17
で、それより前のJ79はF100よりも大きかったんだから、エンジン技術の進歩って凄いよな。


393 : yukikaze :2014/08/06(水) 18:39:00
空気を読まずに支援SS投下。
林さんの奮闘の理由について。

  戦後夢幻会ネタSS――「生き残った者の責務 1957年」

戦後夢幻会世界において、陸軍と海軍の扱いは明暗を分けた。
原則的に政治には介入せず、太平洋戦争時でもアメリカ相手に何度も決戦で勝利を収め続け、沖縄での
『偉大なる敗北』と、樺太沖での居留民避難の奮戦から、国民から未だ絶大なる信頼を持たれた海軍
に対し、政治的介入をし続けた挙句、遂には日本の領土を日清戦争以前にまで減らした陸軍は、徹底的
に断罪されることになり、国民の信頼も地の底に落ちた。
それを示すように、海軍では中央で勤務していた者も比較的すんなり復帰できたのに対し、陸軍では
明確に終戦工作に関わっていた者以外は、中央にいた者の復帰は認められず(その後、一応緩和された
ものの、極めて厳しいものであった)旧内務官僚出身者が、陸軍の主要ポストを牛耳ることになる。
当然のことながら、旧陸軍関係者は胸に黒い炎をともすことになるのだが、さしもの彼らもクーデター
で事をひっくり返すのは無謀であるという点は理解しており(服部元大佐がクーデター未遂事件を起こし
て断罪されたことも大きかった)、余計に不満を貯め込むことになる。
そしてその不満の矢面に立つ者こそが、林敬三陸軍幕僚長(憂鬱東条憑依)であった。

「だから言っているだろ。現在の国防予算で15個師団編制など認められると思うのかね」
「しかし陸幕長。これだけの兵力がなければ本土防衛に支障をきたします」

言外に「これだから内務官僚は・・・」という感情がにじみ出ているのに対し、林は、
内心舌打ちをしながら返答をする。

「士官と兵卒はどうするつもりだ。書類上の師団なんて役には立たんぞ」
「士官は旧軍士官学校卒の人間を優先的に入れ、兵は徴兵によって補充すれば・・・」
「馬鹿かね貴官は」

予想通りの回答に、林は馬鹿馬鹿しくなって回答を打ち切らせた。
旧軍の士官を入隊? 優秀な連中はみんな民間に行って、残っているのはよほど素行不良の物か、
あるいは箸にも棒にもかからない者くらいだろう。
徴兵に至っては論外である。朝鮮戦争での防戦でようやく存続が許されている状況なのに
それをぶち壊しにするなんてできると思っているのだろうか。
右派で名が通っている大野次期首相ですら、有事法制や集団的自衛権での関連法案制定に慎重
であるというのに、輪をかけて評判が悪い徴兵制復活など正気の沙汰ではない。

「いいかね。国家という物は国家戦略があって初めて軍事戦略があるのだ。その逆はない。
 貴官らは第一次大戦のドイツや、満州事変以降のわが国の失敗をもう一度繰り返すのかね」

言葉に詰まる作戦部の士官に対し、林はもう一度だけ心中溜息をついた。
やはり陸士卒の士官達はどこか歪なものがある。まあ艦隊決戦に未だ夢を見る海軍兵学校卒の
面々も人の事は言えない訳だが。
国防軍士官学校の校長に、リベラルと常識人である堀元海軍中将を入れたのは正解だったな。
もっとも士官学校を巣立ったひな鳥たちが、第一線で活躍するのにはまだまだ時間はかかるが。

一時間後。
嫌味と当てこすりの会議は終わり、旧軍士官の恨みをさらに増やす代わりに、師団増設の案を
潰した林は、高級な椅子に、心身ともに疲れ切った体をあずけながらぼやき声をあげていた。

「杉山さん・・・。あんた死ぬのが早すぎたよ。あんたが生きていればどれだけ楽だったか」

前世においては、東条とともに二人三脚で陸軍改革を行った盟友。
そしてこの世界では、生粋の戦車乗りとして縦横無尽に駆け巡り、最後は樺太で火事場泥棒を
行ったソ連軍に対して、住民保護の為に絶望的なまでの奮戦を行い、部隊全滅と引き換えに
ソ連軍の進撃を遅らせ、米軍の到着を間に合わせた男。
アカの御用学者やマスコミは「戦闘停止命令を無視した愚行」「死ななくてもいい兵達を死なせた」
と、大々的なキャンペーンを行ったが、それもパットンの「自国民を守るのは軍人の勤めである」
という言葉によって『帝国陸軍の良心』として記憶されている。

「すまんなあ・・・未だにあんたの骨を拾う事も出来ん。少しはマシな陸軍を残すからそれで
 許してくれんか」

今は亡き盟友にそう語りつつ、林は職務に集中する。
生き残った者の責務を果たすために。


394 : 名無しさん :2014/08/06(水) 18:45:00
乙です。
アカの御用学者GHQに完全に目をつけられてレッドパージの対象確定やな。まあそれ以上にソ連のアック攻撃以降の反共反ソの風潮の中でそれは吊るしあげ確定でしょう。
新聞の方はよくもまあGHQに発禁くらわなかったなあ。
GHQの部隊到着まで耐えたっていう事なのにねえ。

ひゅうが氏だと共同管理地域でのソ連の暴挙だったみたいだから微妙に違うのかな。


395 : yukikaze :2014/08/06(水) 18:47:21
と・・・言う訳で、あまり話に絡まない林(憂鬱東条憑依)陸幕長のお話。

吉田機関の中である意味一番貧乏くじ引いているの彼なんだよねえ。
元内務官僚なので、旧陸軍士官から身内と見られていないし、しかも国内では
陸軍悪玉論のお蔭で常に針のむしろ状態。
朝鮮戦争でいくらか緩和されたとしても、どうしても海軍に人気と予算が行き
しかも自分達の任務は増える訳だから、やりくりに四苦八苦しているかと。

まあそんな林さんが頑張っている理由としてこういう妄想を書いた訳です。
ちなみに、林がこの時期での旧陸軍士官加入を嫌がったのは、史実西ドイツで
同じような問題があった事を下敷きにしています。
西ドイツも相当大変だったんですよ、実は。

次は・・・許しを得れば沖縄沖海戦かなあ。
そろそろ自分の時間が持てなくなるので、なるべく短めに終わらせようとは思うけど。


396 : 名無しさん :2014/08/06(水) 18:51:36
残った連中の一部がおかしいせいで国防陸軍は当分の間この状態が続くんでしょうねえ(汗
国防海軍の方はまともな幹部たちが艦艇を退役させても尚発生する大規模予算の必要に頭抱えているんでしょうけど。


397 : yukikaze :2014/08/06(水) 18:56:56
>>394
基本的にひゅうが氏のそれと代わりません。
6月9日にソ連軍が北満州や樺太などに進駐を開始し、『日本国民の保護命令
が連合軍間の対立から出せなかったこともあって大小の悲劇が生じる』と
ありますので、その期間における戦闘と解釈いただければと思います。

新聞や御用学者については、旧軍への批判でありGHQへの批判ではないので大丈夫と
高をくくっていた面があります。
実際、GHQの民政局が当初スルーしていましたし。
で・・・パットン親父がインタビュー受けた時、この件の質問をされて、上記回答になり
マスコミや御用学者は「パットンも批判している」としたかったのが裏目に出たと。

ちなみにこれらマスコミと御用学者は、吉田機関の怒りを食らって、GHQを隠れ蓑に
報復を受けることになります。そりゃあ同志を愚弄されれば怒るよね。


398 : トゥ!ヘァ! :2014/08/06(水) 19:10:22
乙です

陸軍は大変ですね(汗

杉山さんは戦死したのか…南無南無


399 : 名無しさん :2014/08/06(水) 19:11:23
yukikaze様乙です。
林陸幕長が頼りに出来る人材は吉田機関以外にはいないのか……


400 : 名無しさん :2014/08/06(水) 19:11:28
乙です、服部あんたなにしたんだよ…

ふと思ったが三島由紀夫セプークはあるのかな?


401 : 名無しさん :2014/08/06(水) 19:14:06
乙です。杉山さん……南無


402 : 488 :2014/08/06(水) 19:15:48
>>400
あの時代には士官学校における教育も実施済みが幹部になっているからなあ。
三島由紀夫が事に及ぼうとするかもわからない情勢ですが、似た様な事を行おうとしたら国防陸軍に憲兵隊に拘束されるかもしれんね。
若しくは、基地内に入る前に当然武装解除されるから、矢張り実行未遂で拘束される。

まあ、行わない可能性もあるんでそこら辺は三島由紀夫が何を考えていたのか。


403 : 名無しさん :2014/08/06(水) 19:16:39
>>399
士官学校でまともな士官たちが出てくるまでは内務官僚で頑張らないと厳しそうですねえ。


404 : 名無しさん :2014/08/06(水) 19:16:50
>>400
んー史実で昭和二十五年にクーデター未遂事件やらかしてんのよこの人。


405 : yukikaze :2014/08/06(水) 19:32:04
>>399
実戦部隊に関しては旧陸軍出身者も頼りになるのですが、如何せん
林が内務官僚出身者であったことで、戦前の内務省と陸軍との
悪感情の余波をモロに受けることになります。
ついでに言えば、基本的に「軍政>軍令」だった海軍とは違い
「軍政=軍令」が長かった陸軍においては、国防省の方が
幕僚本部より上という図式に反発する傾向があります。

>>403
その内務官僚も、陸軍への恨みからか、陸軍出身者を下に見る
傾向がありまして、それを諌めた林は、内務出身者の一部からも嫌われることに。
本当に吉田機関位しか信頼のおける人間少ないんですよ。


406 : New :2014/08/06(水) 19:44:36
乙です。やはり教育は大事ですね(汗)
西ドイツの方では「まだあんたらマシでしょ」と愚痴が聞こえてきそう。


407 : 名無しさん :2014/08/06(水) 19:59:20
木庭知時がいたら櫻井徳太郎も新生陸軍に入っているのかな?


408 : 名無しさん :2014/08/06(水) 20:09:22
>>405
「軍政=軍令」の考えが無くなり「軍政>軍令」の考え方に変わった士官たちが出てくるまで彼らに上層部を任せられませんな(汗
まあ、途中で「軍政>軍令」という考えに納得し適応した将校も出てくるでしょうからその人たちが上に上がるんでしょうねえ。

適応できないのは排除していかざるをえませんし。


409 : 名無しさん :2014/08/06(水) 21:20:46
>>382
それでも史実F-1よりは高性能だから選択肢としてはありってちゃありなんだよね。
ことなる機体とエンジンをライセンスしている関係での技術蓄積があるから実現できれば割と悪くはない選択肢である上に量産効果を考えての100機前後までなら普通にありだからなぁ
海軍だけの需要で賄えないなら空軍でもっていう考えになるのは当然だと思うし。
>>388
むしろ空軍サイドの一部からも出てくると思うけど?AIM-7運用能力のあるF/A-18は十分魅力的だし。
対艦ミサイルも運用できるって考えるとね。
日本での通常任務(スクランブル含む)だと基本は音速とか出せないからF/A-18の鈍足って欠点がそれほど浮かび出てこないしねぇ。
F-1の一時的な代替え任務として増産したF/A-18の予備機を割り当てるぐらいが落としどころかもしれませんが(史実のF-4EJのFS隊相当)


410 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/06(水) 21:26:23
乙です。陸軍はもう米国人の教官に指導を受けた方が早いのかもしれない……下手に
伝統を残すと面倒なことになるだけな気がするから一度断絶した方が陸軍のためかも


411 : 名無しさん :2014/08/06(水) 21:27:08
>>409
国産機開発技術の必要性等考えたらどういう理由があれどF-1開発配備を選択せざるを得ないからね。
最初から結果が決まっている様な物で空軍としてもそうは思っても絶対に空軍の総意としては認めないだろうなあ、

仰る通り一時的な代替任務として割り当てるのが限界だろう。史実通りF-2(ネガ潰し済み)が来ればそれに全部切り替えるだろうけど。


412 : 名無しさん :2014/08/06(水) 21:35:36
>>411
まあ、F-1退役のことを考えると生産時期を合わせてF/A-18の製造計画を立てるって感じですかねぇ?
で、F-2が就役したらF-4の代替えとしてFIにまわるって感じですかねぇ?


413 : 名無しさん :2014/08/06(水) 21:37:34
>>410
その為のパットン元帥でもあるでしょう。
頼れる友軍を作り上げていく為の尽力は惜しまないでしょうし。


414 : 名無しさん :2014/08/06(水) 21:42:37
御大の征途でもそういう話がありましたな。日本海軍には彼らが必要とするものを用意するだけで
十分だが日本陸軍は徹底して米国が指導しなければならないと


415 : 名無しさん :2014/08/06(水) 21:42:44
>>409
戦後夢幻会世界でも音速出せないの?


416 : 名無しさん :2014/08/06(水) 21:49:15
>>415
ださないでしょ?
基本出さない理由が生活にかかわる面(ソニックブームのによる被害など)なんだから


417 : 名無しさん :2014/08/06(水) 21:56:00
>>416
じゃあ日本の超音速飛行可能空域ってどれ位あるの?


418 : yukikaze :2014/08/06(水) 21:58:08
>>410
米国人の指導も受けています。それも最優先事項で。
実際米軍とやりあっている連中は「アメちゃんが弱いだあ? バカヤロウ
上手くいったと思っても、次にはきっちり対策練ってくるんだぞ。それの
どこが弱いんだ」と、アメリカの実力をきっちり理解していますが、大陸戦線や
東南アジア戦線にいた連中は、「物量」というイメージに捉われがちですねえ。
なので、大陸戦線上がりや序盤のフィリピン戦しかしらない連中はどこか舐めています。

>>414
なまじ陸軍が政治に関与することが多く、しかもそれをまぢかで見ていますので
どうしてもずれが生じてしまうんですよねえ。
後は陸軍悪玉論への反発ですね。何で俺達ばかり悪人なんだよと。
だからこそ積極的に旧軍を擁護しない林に不信感を持つわけです。


419 : 名無しさん :2014/08/06(水) 22:10:24
重要なのは軍の政治介入の禁止というよりも軍人の政治音痴の解決ですよね。
全く政治に関わらないとそれはそれで軍事音痴の政治家に軍が振り回されるし
なにごともバランスが大事なんですが……


420 : 名無しさん :2014/08/06(水) 22:10:41
>大陸戦線上がりや序盤のフィリピン戦しかしらない連中はどこか舐めています

……末期戦を戦い抜いた連中の憤激を買ってそうですなそいつら(汗 
演習の度に袋叩きにされてるんじゃなかろうかと。


421 : New :2014/08/06(水) 22:12:18
どこぞのアクシズではないかw


422 : 名無しさん :2014/08/06(水) 22:24:49
>>420
国防陸軍の質の上での中核を占める激戦地帰りの面々から袋叩きにされますよね。


423 : yukikaze :2014/08/06(水) 22:34:23
>>419
ただそのバランスを取るのが非常に難しい部分もあります。
阿部や林が重宝されるのは、そのバランス感覚に優れているのも大きいです。

>>420
とも言い切れません。
何しろ大陸帰りはゲリラ戦で苦労していますし、南方戦線はイギリス軍との遅滞防御戦で
苦労をしています(なお扶桑姉妹が何気にご奉公をしてくれました)
そして大陸帰りは、ゲリラ戦で苦労しつつ、大陸打通作戦という決戦に勝利していますので
自分達の戦果に誇りを持っています。だから余計にたちが悪いと言えるのですが。

ちなみに全軍から神聖視されているのは、樺太で遅滞防御をした部隊。
まあ仕方ないよねと言われるのが、満州や北朝鮮にいた部隊。
完全に貶されているのがレイテ沖海戦時のフィリピンの部隊ですな。


424 : 名無しさん :2014/08/06(水) 22:36:26
扶桑姉妹にご奉仕されたと聞いて邪なことを考えてしまった俺はもうダメかもしれん…orz


425 : 名無しさん :2014/08/06(水) 23:11:42
そういやこの世界のムッチーはどうしてんだろ?インパールがないということは悪評は抑え気味か?


426 :  テツ :2014/08/06(水) 23:12:02
投下乙です

杉山さんは名誉の戦死を遂げておりましたか・・・そして安定のマスゴミ。キッチリけじめを取られたようですが
林(東条)さんは前世の嶋田さんよりもキツイ状況ですね
四方八方敵だらけ、味方は旧夢幻会のみか。旧軍から怨まれるのは兎も角、一応身内のはずの旧内務省出身者からも嫌われるのはやるせないなぁ・・・


427 :  テツ :2014/08/06(水) 23:27:25
朝鮮戦争に従軍した警察予備隊や海上警備隊や海上保安庁の隊員達にも、米軍から勲章を貰ったりするんだろうかとフッと思った
大日本帝国が消滅してしまった以上、軍功に対する叙勲制度も無くなったはずでしょうから


428 : 名無しさん :2014/08/06(水) 23:52:28
>>423
その場合、沖縄と朝鮮戦争従軍者はどういう評価なんでしょう


429 : yukikaze :2014/08/07(木) 00:10:17
>>425
拙世界ではインパール作戦を強硬に進めようとして、夢幻会からの転生者が
差し違える形で、本土に転任する形になります。
英軍侵攻に対して「だから言ったんだ」と、インパールを認めなかった
上層部を痛烈に批判したりして、予備役編入されることになります。

>>426
阿部さん達も相当同情して、フォローし続けています。
ちなみに「戦場を知らない文官」と侮っていた人間が多かったのですが
陸軍大演習において、その判定基準や用兵が非常に的確で、彼をバカにしていた
士官達が唖然となり、阿部さんが「だから林さん怒らせるなっていったんだよ。
あの人、前の世界では常勝将軍だぜ。電撃戦のプロだぞ」と、仲間に対して評したりしています。


430 : yukikaze :2014/08/07(木) 00:15:09
>>428
沖縄戦に従軍している連中は、当然アメリカの手ごわさを知っていますので
アメリカを侮ることはしません。

朝鮮戦争従軍者の場合、アメリカの豊富な補給受けられますので
全員が「アメちゃんと一緒に戦争すると楽でいい」になります。


431 :  テツ :2014/08/07(木) 00:32:28
パットン親父やブルドック・ウォーカーなら、演習結果を知ったら林さんを激賞しそうですな
「ポリス出身者はバッチをひけらかすいけ好かない奴らばかりだが、ジェネラル・ハヤシだけは例外だな」「戦車の有効活用方法を知っている警官なんて、クラウツのパンツァーマイヤー位しか居ないと思っていたが、世界は広いな」とかねw


432 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 00:33:05
ようやく姫路から帰ってこれた。
姪っ子の面倒を見つつ観光とかできないという事を実感しました。

と言うわけで(?)、ようやく投稿出来る状態になりましたので、欧州大戦の続きを投降します。


433 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 00:36:53
ネタSS「憂鬱日本欧州大戦 −パスタの本気−」


 1941年の7月になると、フランスとイタリアの衝突は不可避となっていた。
 フランス内戦で得点を稼ぎ、連合国入りを目指したムッソリーニの思惑は空振りに終わり、フランスの反感を買った上にそこをソ連に付け込まれた。イタリアを殴る気満々なフランスに対抗するために、最終的にソ連の援助を受け入れるしか無かった。
 一方でフランスはイタリアを殴る気は満々だったが、まずはソ連を殴り殺すことを優先していた。だが、イタリアがソ連から援助を受けているという情報が入ると、対イタリア戦争を意識するようになる。
 フランスはフィンランドにドイツに加えて本土防衛とアフリカにまで部隊を展開せざる得なくなり、それはかなりの重荷だった。

 フランスがそんな事を考えている一方で、イタリアはアフリカの仏伊・英伊国境で連合軍が部隊を集結させつつある上に、南欧の仏伊国境にもフランス軍が40万もの大軍を展開している事を深く受け止めていた。
 このままでは、イタリアはたいした抵抗も出来ずに蹂躙されると考えたムッソリーニは、少しでもイタリアが有利な内に開戦すべきと考えた。
 そして、1941年12月、とうとうイタリアはフランスに対して宣戦布告した。これを受けて、日英独もイタリアに宣戦布告した。
 ここに、イタリアが第2次世界大戦に参戦したのだった。

 イタリアは、アフリカで防衛を第一にした一方で、南仏に侵攻した。また、ソ連と連携するためにギリシャに侵攻した。ソ連もイタリアを支援し連合国の圧力を分散するために、まずはブルガリアを傘下に治め、ついでルーマニアに南北から圧力を加えた。
 ルーマニアは中立ながら、ドイツに石油や各種物資を優先的に輸出しており事実上の連合国と言ってよかった。しかし、連合国が各地で苦戦し、ソ連からの圧力で連合国に救援を要請するもどこも余裕が無かった。


434 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 00:37:24
 イギリスは、フィンランドとエジプト、更にはインドにも部隊を展開しなくてはならず余力は無かった。
 満州に送った10個師団をインドへ送ろうとしたが、極東ソ連軍との睨み合いに入っており、うかつには動かせなかった。イギリス植民地師団10個は、日本からの重火器の供給を受け、重歩兵師団へと変貌していた為、日本も貴重な部隊を手放すのは惜しがった。
 日本軍とイギリス軍は、7月までにウスリースクとハバロフスクを陥落させていた。だが、ハバロフスクの攻略に時間がかかってしまい、ベロゴルスクにソ連の援軍が到着していた。
 仕方なく今は戦力の拡充に努め、ハバロフスクとブラゴヴェシチェンスクで防衛戦を構築する事になっていた。
 ただ、ハバロフスクまで戦線を押し上げたために、防衛戦が緒戦よりも短くなった。11月に入り消耗した日本軍も再編成が完了したために、イギリスの10個師団はようやくインドへ送る事が出来たのだった。

 12月に入ると、とうとうソ連が徴兵した90万ものイラン人でインドへと侵攻した。インド防衛は、アンザック5個師団に加えてインド植民地師団11個、ビルマ植民地師団2個の18個師団があったが、所詮植民地師団が主力であり、戦力価値は低かった。イギリス軍は各地で後退し、満州からの10個師団のインド入りを待っていた。
 ソ連はインドに本来は翌年に侵攻する予定だったのだが、バルカン半島を南下する為に連合軍を分散させる必要があった為、予定を早めたのだ。
 予定より早い侵攻とあって、武器弾薬に物資も心もとなかったが、イスラムに毒されたイラン人を磨り潰し、インドのイギリス軍を消耗させ、更にはインドから食料や資源、人的資源も奪えるとスターリンは考え直していた。

「所詮は宗教に毒された資本主義者どもだ。精々インドを引っ掻き回せればいい。」

 スターリンはそんな事を言い、早期の侵攻を指示したのだった。


 他方ドイツは、フィンランドとドイツ戦線でソ連軍と激戦を繰り広げていた。ソ連軍は日本の極東攻勢以後は多少少なくなっていたが、その分技量や戦術能力が上がっており、むしろ苦戦しているほどだった。それに加えて、フランス軍がまだ足を引っ張っていた。

 9月になり、フランス軍はようやく既存戦車を改造した自走砲や駆逐戦車を投入できていた。
 H35の車体に48口径75mm砲を搭載した75mmH35対戦車自走砲(史実マルダーⅠ)や、R35にチェコ製の43口径47mm砲を搭載した47mmR35自走対戦車砲、S35にイギリスの6ポンド砲を搭載したS35突撃砲が投入された。
 また、B1bisの砲塔を撤去し、車体の75mm砲をドイツから輸入した長砲身砲に換装し装甲を強化、エンジンも強化したが速度は若干低下していた。このB1qua(B1戦車4型)は、フランスが始めて有したT-39に対抗できる戦車(と考えられていた)だった。後に独自開発した70口径75mm砲を搭載した物も生産された。
 だが、それらはまだ生産が始まったばかりで数が少なく、未だドイツ軍が欧州戦線の主力であった。

 そんな状態だから、ルーマニアが救援に送れる余裕はなく、何とか救援部隊を編成した頃にはルーマニアはソ連の軍門に下っていた。ドイツにとって、ルーマニアは貴重な石油輸入国だったが、中立故に予め部隊を派遣する事が出来なかった事がここで響いて来ていた。
 幸い、英仏やオランダなどから石油や物資の輸入が可能だったが、近隣の産油国を失ったのは大きかった。だが、ドイツにできるのはルーマニア国境に部隊を貼り付けて置くくらいだった。


435 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 00:38:06
 さて、ルーマニアとブルガリアを傀儡国にしたソ連は、イタリア軍支援のために2個軍団を派遣した。イタリアもソ連軍との合流を目指すために41年10月下旬に7個師団でギリシャへ侵攻した。
 そして、史実どおりギリシャ軍にアルバニアへ叩きだされた。これを打開する為に更に3個軍団を派遣し、ソ連から送られた戦車や航空機も投入したが、山岳地帯でゲリラ戦を繰り広げるギリシャ軍に苦戦していた。

 イタリア本土から更に増援や補給物資を送ろうにも、余りにも酷いギリシャのインフラにイタリア軍は苦しめられた。イタリア軍はギリシャに数少ないトラックや戦車も派遣していたが、山がちな地形はそれらの行動を阻害した。
 その為、補給が厳しくなったアフリカやギリシャのイタリア軍は弾薬のみならず、飢えや渇きに襲われ連合軍に降伏するものが多かった。
 しかし、ソ連軍が侵攻してくると戦力差が逆転し、ギリシャ北部でイタリアとソ連とが握手する事になった。もっとも、イタリア軍はいやいやながらの握手であり、ソ連との共同作戦は彼らの士気を下げに下げていたが。


「そして、私達はここにいるわけか・・・。」

 第1遣欧軍で派遣された第5戦車師団長百武春吉中将は、ギリシャの乾燥した大地を見渡しながら呟いた。
 第1次遣欧軍で派遣されたのは当初独立混成旅団だったが、ファニーウォーの間に増強され師団に昇格していたのだ。百武も派遣当初は少将だったが、冬戦争での功績から中将に昇進していた。

「しかし、ついこの間まで北欧で寒さに凍えていたと言うのに、今度はこんな乾燥した大地に来る事になるとは・・・。」

 百武は初春とはいえ、強い日差しに手をかざした。気温はそれほど高くはないが、強い日差しと乾燥した空気は油断していると体力を奪われそうだった。

「百武中将、これからよろしく頼みます。」

「こちらこそ。一木大佐もドイツで活躍しているようじゃないか。フィンランドにまで聞こえてきていたぞ。」

「いや、お恥ずかしい限りです。陸軍大国のドイツでしかも大佐で旅団長ですからね。ボロを出さないようにするのが精一杯ですよ。」

 ポーランド戦後、宮崎や一木たちは日本には帰らずそのままドイツに残っていた。
 と言うのも、ドイツ陸軍ではナチス信者を追放したために深刻な士官下士官不足となっていたのだ。平時なら時間をかけても正規の教育を受けた士官を養成するのだが、事実上の戦時となってしまった以上そのような時間はなかった。
 そこで、ドイツ軍に編入されたポーランド軍に不足していた士官下士官を求めた。ポーランド士官達はその期待に見事に応えた。ドイツで士官下士官が育つまでの間、彼らは指揮官や参謀としてドイツ軍の運営を助けた。
 また、師団長や参謀本部にもポーランド人は多くおり、実戦経験を積んだ彼らの存在は、経験の少ないドイツ軍を精強にするのに大いに役立った。
 だが、それでも新時代の戦争に対応できる士官、特に機甲戦術に精通した者は不足していた。ロンメルやマチェク等、機甲戦術の名将を抱えてはいたがその数は少なかったのだ。


436 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 00:40:43
 そこで、ドイツ軍が目を付けたのは、ポーランドで共に戦った日本人将官だった。特に、ケンプフ師団が派遣された日本義勇軍で師団長を務めた宮崎繁三郎は、ドイツ軍にとって喉から手が出るほど欲しい人材だった。
 ポーランド戦ではロンメル中将(ポーランド戦後昇進)の采配に多くの注目が集まったが、宮崎中将(同)もドイツでは機甲戦術の第一人者と見られていた。
 そのような理由から宮崎はドイツで日本人唯一の師団長として機甲師団を率い、西中佐(同上)と池田中佐(同上)が戦車連隊長に、一木大佐は歩兵(突撃兵)旅団長に就任していた。
 日本だと、大佐は連隊長クラスなのだが、士官不足で苦しむドイツでは大佐で旅団長、少将で師団長と言うのも珍しくなかった。
 それに、ポーランド戦でソ連の強力な戦車相手に次々と対抗手段を生み出した一木は、ポーランド兵にとって英雄であり、一木旅団のポーランド兵達は一木を慕っていた。

「派遣されて見たは良いが、こんな狭いところだと機甲戦は無理だな。豪を掘って戦車や自走砲をトーチカに代わりして、砲や重機関銃は山の斜面に陣地を作ろう。それから地雷だな。こちらは数が少ない上に時間が無い。
 だが、この地形なら何とか持ちこたえられるだろう。」

 百武の提案に一木は頷いた。いくらあのヘタリアが相手と言えども、ソ連軍を含めてその兵力は40万にも達するのだ。侮れる相手ではない。

「ギリシャのイタリア軍は確かに醜態を晒していますが、フランスへ攻め込んだイタリア軍はかなりフランス軍を苦しめているようですね。」

「なんと言うか、ちぐはぐな感じがするな。まあ、鉄道の通っているフランス戦線と、碌な道も無いギリシャ戦線じゃそんなものだろうな。」

 南仏へ攻め込んだイタリア軍は、マントンのフランス軍を蹴散らし、南のマジノ線とも称されるアルパイン線へと到達していた。アルパイン線には、マントンから撤退した部隊を含め約30万が駐留しており、イタリア軍の進軍を阻んだ。
 だが、イタリア軍は第1空挺師団(後のフォルゴーレ空挺師団)を投入し、アルプスを通る鉄道タンド線のトンネルや橋を奪取。フランス軍はこれらを爆破しようとしたが阻止された。
 このダンド線を通って、イタリア軍は2個山岳師団と1個空挺師団がアルパイン線の後方への展開に成功した。

 これに慌てふためいたフランス軍は、ニースに駐留していた約10万を救援に派遣しようとしたが、4個山岳師団がプレイユ=シュル=ロワイヤ、コントを経てニースへ侵攻。フランス陸軍10万は、4個山岳師団の奇襲攻撃で損害を受け、またニース防衛のために大規模な救援が不可能になった。
 4個山岳師団がフランス軍をニースに釘付けにしている間に、ダンド線を使ってイタリア陸軍はアルパイン線後方に更に増援を送り、アルパイン線は完全に包囲されてしまったのだった。

「アルパイン線の陥落も時間の問題だろう。聞くところによれば、フランス本国には南仏以外に纏まった兵力は無いそうだ。最悪の場合、フランスの単独講和の可能性もあるな。」

 百武が言うとおり、フランスは各地に部隊を派遣しており、フランス本国にある兵力は少なかった。しかも、最大戦力の駐留するアルパイン線は包囲されており、身動きが取れなかった。

「ですが、ここで伊ソ同盟軍を阻止できれば流れも変わります。ギリシャを屈服できない以上、ソ連からイタリアへの石油輸送も大規模な支援も安全に行えません。」

 イタリアはアドリア海とイオニア海の制海権こそ握っているものの、それ以外の制海権は連合軍の物だった。イタリアとアルバニア間の輸送は兎も角、連合軍がここで持ちこたえればギリシャ領内を通る輸送路は常に危険を伴う事になるのだ。
 また、連合国の潜水艦や戦艦などが地中海に集結しつつあり、アドリア海やイオニア海の制海権もいつまでもイタリアのものというわけにはいかないと考えられた。

「おお、ここにいましたか。ウィルソン中将が呼んでいます。どうぞこちらへ。」

 二人に話しかけたのは、日本陸軍へ連絡将校として派遣されているドルキン大尉だった。2人は顔を見合わせ、ドルキン大尉の後について行った。


437 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 00:41:33
「あなた達に会わせたい人物がいる。」

 ギリシャ派遣軍を率いるヘンリー・メイトランド・ウィルソン大将は、司令部のテントに2人が入ってくるや否やそう言った。本来ならば、彼はインドで指揮を取る予定だったが、ギリシャに伊ソ同盟軍が侵攻したために、百武や一木と同様に急遽ギリシャに送られていた。

 連合軍では、特に日英独では戦車や短機関銃、対戦車砲などの共通化が進んでおり、欧州の帝国陸軍も97式中戦車の代わりにⅣ号戦車を、92式軽戦車の代わりにⅢ号突撃砲を装備する部隊も増えていた。97式中戦車は需要が大きい為に調達が難しく、92式軽戦車は日々進化するソ連戦車と戦うには旧式化が著しかった。
 更に極東で本格的に日本が参戦したために、欧州へ回せる装備が減っていた為に、現地で装備を調達する事が多くなっていた。。

 流石に小銃は共通化出来なかったが、銃弾や砲弾は欧州でも調達できていた。その為に、少なくとも日英独の間では共同作戦を行うハードルはかなり下がっていたのだ。
 そして、最近はフランスもここに食い込もうとしていた。

「自由イタリア軍のマリオ中尉だ。彼と彼の中隊は連合軍と共に共産主義者やファシストと戦いたいと、接触してきた。」

 突然の話に、一木は頭がくらくらしてしまった。敵が寝返ってきて、昨日の友軍と戦いたいというのだ。

「そ、それは・・・信用できるので?」

「信用できないのはわかります。しかし、アカやファッショの為に私達はこれまで苦しんできました。奴らを倒し、イタリアの自由を取り戻す。心から強くそう思っているのです!」

「私も最初ロンドンからの連絡を知った時は頭がおかしくなったかと思ったが、イタリア軍はソ連軍との共同作戦ということで、かなり士気が下がっているらしい。
 脱走兵もかなり出ているようで、ギリシャ軍は捕虜の後送をする専門部隊まで作ったとか。
 それに、自由イタリア軍の規模が大きくなれば、イタリアに降伏を迫ることも出来るだろう。国内の軍がいつ反旗を翻すか気になって戦争どころでは無くなるだろうからな。」

 ウィルソン大将は最後に腹黒い事を言いながらにやりと笑顔を見せた。
 史実でもギリシャ軍に寝返ったイタリア兵やアルバニア兵がいた。それはこの世界でも同様だったが、チャーチルはソ連と同盟した事でイタリア軍全体の士気が低下している事に着目した。

 つまり、チャーチルは、こちらへ寝返ったイタリア軍を丸抱えにして自由イタリア軍を創設し、イタリアへ揺さぶりをかけようとしているのだ。

「心の中ではソ連と行動したくない、連合国と戦いたくないと思う者は多いです。私達はそこをついて仲間を増やしたいと考えています。」

 まるで戦国時代だな、と思い百武は苦笑した。昨日の敵は今日の友、戦国時代では極普通だったのだ。現代でも通用しないわけが無い。

(そう言えば、勝てば官軍負ければ賊軍という言葉もあったな。)

 明治維新の際に、新政府軍が掲げた言葉を思い出し、イタリアも新たな時代の幕開けがやって来るのだろうかとふと思った。

「我々はソ連軍を主敵とし、イタリア軍を調略する。こちらに寝返るものが多ければソ連軍はイタリア軍に不振を感じるだろう。その隙を撃つ!」

 イタリアは補給路が山がちで効率がよくない。一方でソ連軍の補給路は比較的なだらかだったが、イタリア軍まで養える物資は存在していない。結局イタリア軍は飢えたままで、そこにも付け入る隙はありそうだった。

「だが、伊ソ同盟軍が協力してこちらを攻撃してくる可能性もある。それも考えて、迎撃体制の構築に励んで欲しい。」

 ウィルソンの言葉に2人は頷いた。


438 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 00:42:13
 ギリシャで自由イタリア軍が連合軍の正式な部隊として配備される事になった頃、南仏戦線ではアルパイン線でフランス軍が必死の抵抗を行っていた。
 アルパイン線にはフランス軍約30万がおり、戦車も(軽戦車主体だが)配備されていた。
 だが、イタリア軍約30万に挟撃され身動きが取れない状態だった。しかも、ニースにもイタリア軍が侵攻しており、援軍も期待出来そうに無かった。

「このままでは物資と食料が底をついてしまう。」

 要塞司令官は司令部でうなだれていた。背後をイタリア軍に遮断されたため、アルパイン線への補給は途絶していた。

「物資も食料も北欧に送ってしまいましたからね。耐えて後1ヶ月ということですか・・・。」

 フィンランドやドイツが戦場になって以降、マジノ線やアルパイン線に蓄積されていた弾薬や物資、食料などは前線に送られていた。イタリア参戦の可能性が高まり再び物資の蓄積を始めていたが、前線への輸送が優先されていた。

「しかし、我々は出来るだけ踏み止まらなければなりません。奴らが本格的に侵攻するためにはアルパイン線を攻略し、鉄道で補給を送らなくてはなりません。ダンド線だけでは十分な補給が出来ていないのは現状が証明しています。
 何よりも、既にマントンを奪われた上にアルパイン線を抜かれたとあれば、陸軍の威信は更に傷つく事になります。」

「解っている。ボルドーには援軍を要請した。・・・だが陸軍はほとんどが国外へ派遣されている。」

「・・・海軍ですか。」

「そうだ。海軍がアフリカから5個師団を輸送している。それでニースを攻撃しているイタリア軍を撃退し、アルパイン線へ援軍を送った上に、イタリア軍後方の兵站線を戦艦との艦砲射撃で破壊するそうだ。」

 海軍という言葉を聞いた司令部要員達は静まり返った。
 第2次世界大戦が始まって以降、フランス陸軍はいいところがまるで無かった。一方で、海軍はバルト海でソ連海軍を撃退しクロンシュタット奇襲など勝利を重ねてきていた。
 その為、陸軍は海軍と常に比較され、その傾向はクロンシュタット奇襲で大勝利を得てから強くなっていた。

「海軍だろうと陸軍だろうと、援軍は援軍だ。」

 司令官がそう言った時、報告が届いた。

「敵の爆撃機隊が接近。」

「またか・・・。」

 司令官がうんざりした様に呟いた。アルパインでの攻防が始まって以降、イタリア空軍はアルパイン線を破壊しようと何回も爆撃を仕掛けていた。


439 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 00:42:50
 アルパイン線上空では、フランス空軍とイタリア空軍との壮絶な空中戦が繰り広げられていた。
 イタリア空軍は、南仏戦線に200機以上の航空機を投入していた。これはイタリア空軍が保有する可動機の約2割に相当し、イタリア軍が南仏戦線にどれほど力を入れているか解るだろう。

「火事場泥棒のパスタ野郎が!ぶっ殺してやる!!」

 フランス空軍の戦闘機パイロットは、イタリア軍の爆撃機と護衛戦闘機を視認すると怒号を上げた。これまでに何度もイタリア軍機を撃墜した経験を持つ彼は、今度も撃ち落としてやると意気込んでいた。

『3時の方向に敵戦爆連合約60機。いつもどおりだ、パスタどもを食ってやれ!』

「了解。」

 隊長機からの指示に無線ごしに返答する。フランス軍では航空機は元より、戦車や各中隊レベルまで無線機が普及しつつあり、十分な連携が取れるようになっていた。

 彼の乗る戦闘機は見る見るうちに爆撃機の上空へと到達し、一気に降下した。敵戦闘機や爆撃機の機関銃の火線が戦闘機の回りに迸るが、速度が速いのかパイロットや機銃手が未熟なのか当たらなかった。
 彼が乗る戦闘機は、VG.39は純国産機だった。一時期はフランス航空機の貧弱さに、外国製戦闘機のライセンス生産も決定されていたが、VG.39の原型機であるVG.33がそれを覆した。
 フランス戦闘機として始めて600km/h以上を発揮し、20mm機関砲2基7.5mm機関銃6丁の重武装の戦闘機は、他国の戦闘機と比べても遜色ないレベルだった。
 更に改良型のVG39bisでは、更にエンジン出力を上げ650km/hを発揮でき航続距離1500kmにも達していた

 ただ、串型エンジン二重反転プロペラのこの機体は高価格だったのが玉に傷だった。

 一方で、「チートしすぎたかも。」と自惚れていた日本は、新興の列強に負けるものかと欧州各国が次々と改良型や新型の航空機を繰り出すのをみて、顔が引きつる事になっていた。確かに日本遣欧軍の烈風や飛燕も高性能だったが、欧州各国は日本からの技術提供や機体の購入もあったものの必死でそれに追いついて見せたのだ。
 だが、それ以上に日本の軍人達の顔が引きつる事になったのは、それに対抗するために新型航空機を次々と繰り出してくるソ連だった。
 特に、1941年末にI-185やYak-9が登場した時は転生者達は慌てふためいた。性能的には烈風や飛燕の敵ではなかったが、その生産数を考えると脅威だった。

 余談だが、VG.39をフランスが主力戦闘機に決定したと聞いた時、嶋田は自分の耳を疑い、辻は生産コストが高い事に米神をひきつらせ、倉崎翁は「こうしちゃおけん!」とロマンを追い求めるために立ち上がった。
 最も、純国産機であるので国内経済へ波及効果が高い事から、辻も生産性の向上を強く言うだけだったが。

「よし、1機撃墜!」

 イタリアの爆撃機は、20mm砲弾を食らいガクッと機首を落とした。それを見て彼は歓声を上げた。

 フランス空軍はこの日20機以上の敵機を撃ち落としたが、イタリア空軍はそれでも爆撃を敢行。アルパイン線に多大な被害を与える事になる。


440 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 00:45:44
 アルパイン線で陸空戦が行われている頃、戦艦プロヴァンスとロレーヌを基幹とした艦隊に護衛された輸送船団が地中海に入ろうとしていた。この船団にはアルジェリアとモロッコから集められた植民地師団5個が乗っており、南仏での反抗作戦に投入される予定だった。
 この情報はイタリアも掴んでおり、どうにかしてこの船団がトゥーロンに到着しないようにしなければ、南仏戦線が崩壊してしまうだろうと考えていた。
 しかし、この船団を攻撃しようにもアルジェには戦艦ダンケルクが、そしてアレクサンドリアには日英の強力な艦隊がおり、うかつに艦隊を動かすことも出来なかった。
 そこで、イタリア海軍は一つの奇策を実行に移すことにした。


 さて、日本遣欧艦隊のうち第8艦隊(第7艦隊に相当。ただし戦艦は金剛榛名のみ)の将兵は、出撃前の景気づけに酒場で一杯引っかけていた。
 フランス輸送船団の地中海入りで、イタリア海軍が行動を起こすのは確実と連合軍では見ており、出撃が近い事を将兵は感じ取っていた。

「これまで対地支援とか爆撃とかばかりだったけど、艦隊決戦が出来る日が来るとは・・・。」

「軍港突っ込んでからは暫くバッタ乗りだったしなぁ・・・。」

 彼らは空母天城の艦上機搭乗員であった。これまで彼らが行ってきた任務といえば、対地支援対地爆撃で陸軍の支援ばかりだった。クロンシュタット軍港・レニングラード港奇襲は、海軍機のパイロットとして相応しい任務であったが、1ヶ月以上にも渡る連日の出撃で機体も人間も疲労していた上に、艦隊の防空をしていた50機程度の戦闘機に対して300機以上ものソ連軍機が襲い掛かってきたのだ。
 それが原因で、一度母艦航空隊が壊滅して以降はドイツ戦闘機や爆撃機に乗る日々だったが、速度と運動性は兎も角、短い航続距離に辟易していた。もっとも、短いといっても1300kmはあり、欧州では航続距離は長い方だったが。

「戦艦乗りの奴らには悪いが、俺らでイタリアの戦艦は全部沈めてやるぜ!」

「何だと!バタバタ落とされてたお前らが言える立場だと思ってるのか!!」

「何だ!?やるか?」

「まあまあ、これはどっちの方が沈められるか競争という事で。」

「ふんっ!」

「戦艦の戦艦たる所以を見せてやる!」

 このように士気が上がり衝突する者もいたが、艦隊決戦を目前にしていると日本海軍の将兵は血の気が上っていた。
 無論、本来の彼らは協調性に優れていたが、夢にまで艦隊決戦を前にして、彼らはこれまでの鬱憤を晴らそうと意気込んでいたのだ。

 そんな時に、凄まじい爆音が空気を震わせた。窓ガラスは割れ、机の上にあった皿やグラスは床に落ち砕け散った。
 いきなりの出来事に悲鳴が上がった。

「爆発!?ついにイタリア軍が攻めてきやがったか!!」

「港の方を見ろ!艦が燃えてるぞ!!」

「潜水艦だ!イタリアの潜水艦が攻撃してきたんだ!!」

「いや戦艦だ!ああっ、あっちの戦艦も爆発したぞ!!」

「空母が・・・、天城がっ!?」

 酒場にいた将兵達は国籍を問わず暫く呆然としていたが、数秒もすると自分達の部隊に戻るべく走り出した。

 そして、戦争始まって以来最大の危機が連合国海軍に訪れた。


おわり


441 : 名無しさん :2014/08/07(木) 00:47:40
えるしってるかよわいやつのてきはつよいやつだがつよいやつのてきはよわいやつなんだ


442 : 名無しさん :2014/08/07(木) 00:48:08
>>440
投下乙です

姫路といえば姫路城は大修理終わったんだよね
俺も見に行きたいわ


443 :  テツ :2014/08/07(木) 00:50:55
乙でした

イタリア海軍の潜水工作部隊ですか。厄介で鬱陶しい連中が着ましたな・・・


444 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 00:52:49
パスタを本気にさせて見た。(二重の意味で)
ついでに、幸運の女神をダース単位でイタリアの味方にしてみた。

イタリア軍は補給さえあれば列強として恥じない働きをしますが、史実では肝心の補給が酷かったためにヘタリアとか言われる羽目に・・・。
一応フランスよりも工業生産力は高いはずなんですけどね。
そこで、今回は補給の問題をある程度解決した状態で対仏戦に挑んだとしています。その為にフランスが劣勢に。フィンランドでの醜態から冬季戦装備も充実している設定で、精鋭の山岳師団や空挺師団まで投入しての戦いになってます。・・・南仏のみですが。
それと、次回艦隊決戦を描いて見ます。上手く書けるかどうか不安ですが。所詮下手の横好きなので。(予防線)

最後に読んでいただきありがとうございます。
色々と突っ込みどころあると思いますが、やんわりと指摘お願いします。


445 : New :2014/08/07(木) 01:07:43
乙。イタリアが本気出した(汗)
これだけやると日本も本気でイタリア攻撃しないと・・・・。
あまりの混戦のせいでどこに手を付けていいやらといった状態だな。


446 : 名無しさん :2014/08/07(木) 01:09:52
倉崎のオッサンがいつも通りで安心しました。


447 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/07(木) 01:12:58
乙でした! いやあこっちでも日本海軍に最も損害を与えた海軍の座をイタリア海軍が
ゲットできそうですね……嶋田さんもかつて艦長をつとめた天城の撃沈はショックでしょうね。

そして変態っぷりを見事発揮しているフランスぇ……ドイツやイギリスが真似して
マーリンやDBで串型戦闘機を開発したらどうする……ってドイツにはプファイルが
あるから手遅れかw


448 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 01:29:13
感想ありがとうございます。

>>441
強い奴の敵は強い場合も多いです。問題は、強い期間をどれだけ長く持たせられるかですが・・・。

>>442
まだ工事中で、天守閣には入れませんでした。(´・ω・`)

>>443
この話は絶対に入れたいと思っていました。
詳しい被害は次回で書きます。かなり酷い状態です。

>>445
そこら中で戦争が起きていますからね。史実の政治家も頭痛かったでしょう。
そして、私も余りに広がった話に頭が痛いです。それに、憂鬱の設定と史実と大日本帝国欧州大戦の設定を組合さなければなら無いから・・・。

>>446
変態機を作り上げる未来が私には見えます。

>>447
イタリア海軍は地中海ではかなり強力な海軍なんですよね。
戦力の全てを地中海に展開できるので、英仏も単独ではかなわない。(はず)
けど、英仏が組んだら、しかも日本まで敵対したら・・・。
串刺し機は日本でも採用されているので、一時期世界で流行するかも?


449 : 446 :2014/08/07(木) 01:32:57
>>448
整備性とか量産性とかガン無視した変態機を作りそうで凄くイヤん。


450 : 名無しさん :2014/08/07(木) 01:41:52
飛燕や烈風の時点でレシプロ機の限界に近いし、次はターボプロップ機か……


451 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/07(木) 02:00:27
こっちでは日英は真っ当な同盟国だから流星エンジンが供与されてスピットファイアも
いきなりMk.XIIタイプが投入されてても不思議はないんですよねえ。つまりその分の
リソースが投入されてスパイトフルが串型機になったりしてw


452 : 名無しさん :2014/08/07(木) 06:43:16
>>392
>で、それより前のJ79はF100よりも大きかったんだから

大きくないよっ
重かったけどw

日米20世紀末主要軍用ジェットエンジン(戦闘機・攻撃機用)
型式 最大径in/全長in 乾燥重量lb/最大推力lb (主な搭載機)

TF30-P-414 51/236 4251/20900 (F-14A)
F100-PW-100 46.5/191.2 3149/22600 (F-15A/B)
F110-GE-100 46.5/182.3 3920/28000+ (F-16C/D)

J79-GE-17 39.1/208.7 3855/17820 (F-4E)
F404-GE-400 35/154 2282/17700 (F/A-18A/B)
RR Spey Mk.202 44/205 4093/20515 (F-4K)*おまけw
TF41-A-400 39.5/114.2 3204/15000 (A-7E)

J52-P-408 32/119 2318/11200 (A-4M)
TF40-IHI-801A 30/114 1685/7300 (F-1/T-2)

J85-GE-21 26.1/117 684/5000 (F-5E)
F3-IHI-30 24.8/79 750/3682 (T-4)


似たような直径で並べてみた


453 : New :2014/08/07(木) 08:06:32
しかしフランスは串型とは・・・D.520系列あたりにマーリンとか積んだりとか
考えなかったのかな?


454 : 名無しさん :2014/08/07(木) 08:14:49
>>452
え? 普通に大きいじゃん。


455 : 名無しさん :2014/08/07(木) 08:18:02
まあ、確かに直径はF100の方があるけど……


456 : 名無しさん :2014/08/07(木) 08:23:33
容積はF100の方が大きくなるな。


457 : 名無しさん :2014/08/07(木) 09:31:11
>>429
軍人としても有能な指揮官である事を見せつけたことで多少は変化が出るでしょうなあ。
特に朝鮮出兵した部隊や沖縄戦を経験した部隊等ではそこいらかなり変わるかも。

まあ士官学校卒業組と途中で新しい体制に順応した士官を中心に再建していくしかないんですよねえ。
これでも西独軍よりか遥かにましっていうのはどういうこった(汗


458 : 名無しさん :2014/08/07(木) 09:56:05
まあ、何かあったら即東側と陸で殴りあいのドイツ連邦軍よりは余裕ある訳だからね(汗


459 : 名無しさん :2014/08/07(木) 10:29:28
戦後夢幻会世界での長門の戦歴はどうなっていますか?

レイテ以前は史実とあまり変わりないと思うのですが、それ以降の略歴はどうなってるのかなと

記念艦長門を書けたら書きたいかな〜
と思いまして


460 : 名無しさん :2014/08/07(木) 10:34:22
>>458
ああ即座に陸軍が殴り合う事が無い、ということで余裕があるのか。


461 : 名無しさん :2014/08/07(木) 10:34:45
終戦直後の引き上げ船で使って、朝鮮戦争に従軍したのは間違いないと思いますが


462 : 名無しさん :2014/08/07(木) 10:35:03
>>459
長門は米国との関係でも維持費との問題でも相当困難だぞ。


463 : 名無しさん :2014/08/07(木) 10:41:12
引き揚げ船の前は恐らく動かない状態になっていたんだろうねえ。
南樺太の救助に向かったり千島沖に米海軍と共に展開した信濃とは事情が違う。


464 : 464 :2014/08/07(木) 11:31:53
もし、戦後日本で7.62mm機関銃がFNGAMじゃなくて62式が正式採用されたのらなというネタです。

62式7.62mm機関銃

設計 新中央工業 
使用弾薬 7.62mm×51NATO弾
銃身長 533mm
装弾数 ベルト給弾
作動方式 ガス圧利用ロングストロークピストン、ティルトボルト式、オープンボルト
全長 1,210mm
重量 12.2㎏
発射速度 800発/分
銃口初速 860m/秒
有効射程 約800m


465 : 464 :2014/08/07(木) 11:32:34
[説明]
ブローニングM1918およびM1919A4/A6の後継として、日本の国防の一角を担うために新しく開発された機関銃である。

62式7.62mm機関銃の性能としては、動作方式としてシンプルに、ガス圧利用ロングストロークピストン、ティルトボルト式を採用している。
機関部は、オブザーバーのアドバイスによりFNMGA機関銃に近い物となっている。
さらに、銃身の強度も十分に確保しているため、史実62式の「前端揺動式ティルティングボルト閉鎖機構」の採用はオリミットされている。
結果、銃が重いという苦情が多数寄せられるものの、ジャムの発生確率は2千発に一度、
動作不良発生確率は6千発に一度という、確実に作動し信頼性が高く故障の少ない機関銃となっている。

開発は、戦前九九式軽機関銃の開発を行った実績のある新中央工業(吉田機関が断固として日特には関わらせないようにした)がしているのだが、
なんと新中央工業の社員だけではなく、FN社の社員もオブザーバーとして参加している。
これには62式7.62mm機関銃には開発にあたって紆余曲折があったためである。

当初、日本側としては後継として、FN社のFNMAG機関銃がその最有力候補としてほぼ内定していた。
ところが、正式採用直前になって、この計画はお流れとなった。
なんと、ベルギー議会の野党議員(赤派の賄賂を貰った)が、旧枢軸国である日本に銃を輸出するのに猛反発するという事件が起こったためである。
この野党議員の背後関係はすぐに割れて逮捕されるのだが、日本国内でも銃器は国内産にしないと危険という突き上げがあり、国内での新型機関銃の開発が決定さることとなった。

この事件で最も驚愕したのはFN社であった。
なにしろ、FN社としては寝耳に水であり、会社の存続に関わる大事件であったからである。
ドイツの時でさえ、ライセンスは認めなかったものの銃器の輸出は認めていたのであって、断じて政治的理由による西側国家への供給拒否はしなかったからである。
対応を誤れば西側各国はFN社の採用を止めるのはたやすく想像できたからである。
すぐさま日本にお詫びと、格安でのライセンス生産権(ほぼタダ)を認めるのでMAGを採用してほしいと交渉したものの、回答は国産で開発するという梨の礫であった。
それでも、FN社は日本側との交渉を繰り返し、62式の開発費の一部負担をすることでオブザーバーの派遣認めてもらうことに成功した。
これにより、FN社は商売相手を裏切らない印象を西側諸国に与え、悪評を減らすことを何とか成功しFN社は倒産の危機から脱出したのである。


という分けで何とか62式を信頼性のある機関銃にしたいとの願望から妄想した物を投稿してみまた。
当時の日本の技術では困難→なら信頼性のあるところから技術を貰えればいいとの考えから、FN社には泥を被ってもらいましたw
…本当にゴメンナサイm(_ _;)m


466 : Monolith兵 :2014/08/07(木) 11:33:53
>>451
全体的に航空機の開発速度が速くなっています。
憂鬱本編では英国から毟り取ったままでしたけど、この世界じゃ欧州が弱かったら自分の所に帰ってくるから・・・。
一応1942年に入ってスーパースピットが量産される予定。
ちなみにアメリカは開発競争に遅れている模様。

>>453
史実でD.520にマーリンエンジンを載せた試作機が作られましたけど、不具合があったのか量産はされていません。(時間的余裕が無かったのもあるでしょうが)
それよりも、純国産戦闘機で他の列強並みの戦闘機が出てきたので量産開始しました。
ちなみに、マーリン積んだBf109なる物もあるみたいです。


467 : 名無しさん :2014/08/07(木) 11:43:43
この戦い、長引いたらあれですな
トルコ辺りから発進した2機の富嶽がモスクワとスターリングラードをメギドの火で浄化するシーンもありえますね(期待


468 : ひゅうが :2014/08/07(木) 12:11:05
>>461
終戦前後には史実のような中破ではなく完全な稼働状態で現存していましたので終戦後は復員船として利用されていますね。
ただし、樺太の場合は、大量の人員を迅速に脱出させる目的から広い格納庫と飛行甲板を有する信濃が用いられました。
長門もきちんと活躍しているのです。
70年代時点では退役後保管状態でモスボール処置済みという玉虫色の決着がつけられていると妄想しています。
これは、本板でも議論になりましたように長門の評価がいろいろとややこしいことになっているからです。
太平洋戦争に従軍した将兵のうち「生き残った兵士」にとっては畏怖すべき日本海軍戦艦部隊の生き残りとして、降伏文書を調印したミズーリや歴戦のコロラドなどと同様に保管の意義ありと考えている人が多いものと思われます。
そして朝鮮戦争に従軍し、国連軍にとりつぶしのきく戦力として歩兵の頼もしい友として艦砲射撃を実施する活躍を見ていた(史実以上の戦艦大量損失から、朝鮮戦争における長門型の価値は非常に高かった)将兵は完全に納得しているでしょう。
しかし、米国内においてはこれにより賛否両論。
日本国内においても、活躍から記念艦化の価値ありとする人たちと、負の遺産として清算を主張する人たちが入り乱れ、これに経済事情などが加わりハチャメチャとなっていると思いました。
ですので、日本的な結論として「将来への先送り」を決定したものと思っています。


469 : ひゅうが :2014/08/07(木) 12:14:57
>>432-440
乙です!
ああ…天城がぁ!


470 : 名無しさん :2014/08/07(木) 12:16:44
実に日本的ですなw

国会でも偶に野党から予算審議中にネタにされるでしょうしw


471 : 名無しさん :2014/08/07(木) 12:24:48
>>468
まあ事実上50年代末には練習艦、60年代には事実上の退役がまあ相当ですからなあ。
むしろ建造された年代も考えると50年代末に予備役入りしていてもおかしくはないですし。
予備役入りした頃からも揉めはじめ70年代には事実上退役の保存艦状態入りと。


472 : 未熟者 :2014/08/07(木) 12:33:36
これモスボールされた長門のその後を決めようとする内閣とか確実に荒れますね


473 : New :2014/08/07(木) 12:42:42
おお、FNMAGが(涙目)。
史実のような惨劇が起こらないだけマシなのかも。
小銃のほうもAR-16みたいな西側AKみたいなの開発しそうだな。
少なくともセーフティを引っ張ったりハンドガードをぐるぐる巻きはなしで・・・・。


474 : 名無しさん :2014/08/07(木) 12:46:41
フロントサイトとリアサイトが折りたためる意味不機構もいらないw


475 : 名無しさん :2014/08/07(木) 12:48:20
>>473
外見は全く違うが内部機構はAKに良く似たアサルトライフルにはなりそうですよね。


476 : トゥ!ヘァ! :2014/08/07(木) 12:50:08
>>432-444
乙です

イタリアやればできる子やん!


477 : 名無しさん :2014/08/07(木) 12:53:08
M14採用しろとか何処からか圧力がかかりそうですが


478 : 名無しさん :2014/08/07(木) 12:57:01
>>477
アサルトライフルに関しては流石に圧力はない。
其々の国ごとに事情が違い過ぎて圧力をかけれるものじゃない。


479 : 名無しさん :2014/08/07(木) 12:57:57
イタリア製のベレッタBM59のようにな自動小銃作ったりしないかな


480 : トゥ!ヘァ! :2014/08/07(木) 12:58:30
>>464-465
乙です

おお、まともな機関銃が(涙


481 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:00:31
>>479
目の前がソ連だと言う事を考えれば内部構造がAK寄りになるだろうしそうなればならない。

というか結構長期間使うのにああいうタイプをそもそも夢幻会の面々が選択するとは思えないよ。


482 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:02:18
>>481
フィンランド軍じゃないからそれは無い
「そうならなければならない」って、勝手に決め付けてどうするよ


483 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:04:24
アメリカがあいかわらず7.62mmNATO弾をゴリ押しするならあえて7.62mmでのフルオートをある程度あきらめて
その威力を発揮できるものにした方が5.56mmが採用されたときに簡易狙撃銃などの5.56mmに向かない用途に使えるようにした方が


484 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:05:30
>>481
フィンランドじゃないんだから、まだM16採用して米軍と歩調を合わせるべきだろ
日米安保と弾薬や部品の交換性を考慮すると当然そうならなければならない


485 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:07:44
>>483
繋ぎとして開発するとなるとコストを抑えて輸出用?に回せるような形式かねえ。
それか書かれていらっしゃるようにバトルライフル形式にして60年代の5.56㎜導入後も運用できるようにするか。

AK系列の内部構造導入は前者なら実験的に造っておいて5.56㎜導入時に新型ARに使用。
後者ならバトルライフルとして計画した物にも導入かねえ。


486 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:09:00
>>481
日本の小銃はLMG寄りの設計だからね
陣地防御でのバースト射撃及びフルオート射撃での制圧力を重視してる

だからAK系とはかなり性格が違うのよ


488 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:10:29
>>484
米国の同盟国でも自国に適合した設計にしている国は十分あるよね?
特に最前線国家のドイツとか典型例。
それと何も弾薬まで独自にするなんて誰も書かれていないよ。

基本的に銃器は弾薬さえ共通であれば全く同盟国間での行動に支障はない。


489 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:11:23
AKは突撃銃ですからね、陣地に据えて防御戦闘を行うのが基本になる(外に出て積極的に戦わない)国防陸軍のドクトリンでは


490 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:11:34
>>486
戦後夢幻会でもその方針かどうかはわからないんだけどね。
方針が違えばAK系列の様な内部構造になるかもしれないし、また別の系統になるかもしれない。


491 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:12:56
まあ、基本的に弾薬さえ共通なら問題ないんだよなあ。
後それでも心配ならM16のマガジンも使用可能な風に設計しておけばそういう問題も解決できる。
現実でもそういう銃はあるしね。


492 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:13:44
だからこそAKは無いよ。


493 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:15:32
史実の64式小銃の内部構造はソ連のSKSカービンにそっくりだそうですからね。


494 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:15:36
>>492
まあ話題になっていたのはAKその物では無いんだけどね。
内部構造の話。

米軍と共通の弾薬使うAKと良く似た内部構造と言えばガリルが有名どころではある。


495 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:16:06
>>490
といってもそれほど積極的に外征するわけでもないだろうし、陸軍のドクトリンは陸自とそう変わらないんじゃない?


496 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:16:23
>>492
尚、64式の内部構造はソ連のSKSとに似ているそうな。


497 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:17:58
>>495
国土に侵攻された場合に事実上奪還するための侵攻作戦に近い面もあるからねえ。
すでに対馬で対馬が陥落したのを奪還した経験があるから島嶼部の領土が敵に制圧されそれを奪還すると言う事も前提になる。
そうなると事実上の侵攻に近い作戦を考慮したものになるから、それなりに変わる可能性は高い。


498 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:18:13
AKの内部構造を使用するとしてだ、ソ連から特許料払えとか言われないかい?


499 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:21:21
>>498
内部構造が似ている銃はそれなりにあるが、それでもって互いに特許料支払えと言われた事はないよ。

64式でソ連から特許料払えとも言われていないしね。


500 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:25:19
いっそ、SKS系列の81式自動歩槍を○パクr・・・参考にして64式自動小銃と採用したらどうだろう
伏せ撃ちし易い様に20発ボックスマガジンと二脚にしてさ

憂鬱本編の2式突撃銃ですがねw


501 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:29:12
年代的に強化プラよりも木ストックや木グリップになるとは思うけど
まだまだ強化プラの強度が弱くて白兵戦では木製のほうが信用できる


502 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:31:52
>>500
外見は出来る限り違うようにした方が良いね。
内部構造で揉めたことはないんだけど外見が似すぎている場合には不法コピーとして問題になる可能性がある。
憂鬱本編の二式と違い完全に西側の外見にしておかないと色々と面倒なことになると言う事さね。
まあ、バトルライフルとして精密射撃に重点を置いた設計で良いんだろうねえ。

どうせ、60年代には5.56㎜対応のアサルトライフルを開発することになるから。


503 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:32:27
>>501
バトルライフルとして使用されていく中で近代化改修等により木造から強化プラスチック等に変わっていくんだろうねえ。


504 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:35:03
>>498
>ソ連から特許料払えとか言われないかい?

それを言ったら、パンツァーファウストシリーズをモロパクリしてRPGファミリー作ったり、
アメリカから戦略ミサイル原潜の設計図Getしてヤンキー級(別名をワシントンスキー級)
なんか造ったりしてるソ連の方がよっぽど不味い立場に……。


505 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:36:50
>>502
308NATO弾使用の自動小銃が採用される年代によって、223NATO弾使用ライフルの配備が70年代になるかも
あまり早いと予算の無駄云々言われかねないし。イチャモン付ける奴はどんな些細な事にでも突っ込んでくるからね


>>503
M14もそうなりましたからね
多分日本の普通科連隊でも長い間使っていくと思いますよ


506 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:40:56
>>505
N14の様に近代化改修を繰り返していく内に原型が消え去るなんて事もあるんでしょうねえw


507 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:42:59
>>506
最近のあれは見かけがモロに

なにこの『アメリカ人が考えた最強のSFライフル』

ですからねぇ……(w。


508 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:47:24
劇的ビフォーアフター
上と下では見た目がほぼ別物w

ttp://world.guns.ru/assault/usa/m14-e.html


509 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:47:49
M14は劇的ビフォーアフター並みに見た目が変わってるよなw


510 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:50:08
どこまでM14系列はいくのか気になるような状態ですしねえw

まあ長持ちさせるのであれば国防陸軍のバトルライフルもあそこまでいきそうなのが何ともw


511 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:51:06
物持ちがいい事に定評がある日本軍ですからねぇw


512 : 名無しさん :2014/08/07(木) 13:52:09
M14と並んで劇的ビフォーアフター扱いされそうですなw


513 : 名無しさん :2014/08/07(木) 14:10:17
物持ちがいいのは更新する金がないから…

この世界でも、艦艇とか戦車備え付けのはやっぱり骨董品が多いんだろうなあ…


514 : 名無しさん :2014/08/07(木) 14:12:03
M2重機関銃や上の設定で上がっていた62式軽機関銃は21世紀でも使われるでしょうね
元の性能がいいから
でも住友重工製、オメーはダメだ


515 : 名無しさん :2014/08/07(木) 14:14:34
>>513
国防予算の割合が5%上限でやっているから一応後方設備などはマシな状態ではあると思うけどね。
近代化改修予算などはおりるだろうからそういうことからもマシではあるかと。


516 : 名無しさん :2014/08/07(木) 14:17:18
さすがに20世紀末になればトンプソンM1は死滅しているだろう。


517 : 名無しさん :2014/08/07(木) 14:20:11
退役した戦闘機から機関砲を取り外してVADSに再生…はやってそうだな。


518 : 名無しさん :2014/08/07(木) 14:22:24
>>516
流石にね。非常に厳しいとはいえ史実自衛隊よりかは余裕があるから。

>>517
やっていそうだよねえ(汗
だって中古再生品は安上がりだし。


519 : 名無しさん :2014/08/07(木) 14:23:20
>>516
案外、付き合いたくない隣のあの国が、装備を更新する余裕が無くて
スクラップ同然のやつを仕方なしに装備しつづけているやも試練。

大宇(デーウー)? 忘れたのかい? この世界に「漢江の奇跡」など無い。


520 : 名無しさん :2014/08/07(木) 14:29:19
>>516
戦後夢幻会の日本では死滅しているだろうね。
他国ではわからないなあ(汗

>>517
VADSの手ごろな獲得手段として104のを流用するのはごく普通にやっていそうなんだよなあw
まあ、実際問題として手早く獲得手段としてはVADSについてはありだとは思う。


521 : 名無しさん :2014/08/07(木) 14:57:31
>>519 世界第三位の陸軍国(自己申告)になんて事をいうのか


522 : 名無しさん :2014/08/07(木) 15:17:18
>>492
ak-101「え?」


523 : 名無しさん :2014/08/07(木) 15:42:35
>>517
エイラート事件後からファランクス配備まで間までのつなぎとして艦艇用も開発されるかも。


524 : 名無しさん :2014/08/07(木) 17:14:46
>>523
流石に大きさなどの問題もあるからやらないだろうね。
現実の台湾軍が悩んでいるトップヘビー問題を引き起こしていいのならやるだろうけど。


525 : 名無しさん :2014/08/07(木) 17:18:25
台湾軍が自前で軍艦を建造できるのは何時の日かw
日本時代に三菱重工が大型の造船所を作っていたから、造船所自体はあるんだけどね


526 : 名無しさん :2014/08/07(木) 17:39:24
>>525
戦後夢幻会では国連にも加盟する明確な独立国だから最新装備を輸入できるね。
旧日本海軍艦艇の一部を引き継いだ関係で日本に主要戦闘艦艇は発注したりするかもしれないね。

米国製、日本製、一部欧州製艦艇が配備されるんじゃないかな。


527 : 名無しさん :2014/08/07(木) 17:58:43
まあ、一番艦と二番艦辺りを日本や発注先の国で、残りを指導を受けて自国でという方法もとれるようになるからね。
それなりに台湾で建造された(設計は他国だが)新鋭軍艦はあるだろうねえ。


528 : 名無しさん :2014/08/07(木) 18:04:21
将来的には台湾海軍もリムパックに参加するんだろうか

日本はリムパック開始当初から参加していそうです


529 : 名無しさん :2014/08/07(木) 18:06:05
>>528
最初から参加するだろうね。アメリカの同盟国の一つだから。

>>525
多分、最終的には設計を外国企業も含めて競争にしてその上で自国で建造したり建造が難しい場合には最終艤装を自分たちでしたりするようになるんじゃないかな。
少なくとも豪州と同じように行い豪州よりかは遥かに精度が高い艦艇を建造できると思う。


530 : 名無しさん :2014/08/07(木) 18:18:11
国内で日本資本の造船所が操業していれば、そこへの下請けからはじめて自前資本の造船所を育てていくこともできるだろうし。


531 : 名無しさん :2014/08/07(木) 18:24:02
>>530
有力な海軍艦艇を建造販売している国から設計図を購入して一定程度の艦艇なら自国で造れるようになるでしょうな。
特大の大型艦に関しては失敗しない様に一番艦か二番艦までを他国で建造したりもするでしょうけど。


532 : 名無しさん :2014/08/07(木) 18:46:21
台湾へは米帝様が余ったフレッチャー級やアレンMサムナー級やギアリング級を大安売りしてくれそう


533 : 名無しさん :2014/08/07(木) 18:49:53
>>532
後、日本へ引き渡されず且つ中華民国にも引き渡されなかった旧日本海軍艦艇もですね。


534 : 名無しさん :2014/08/07(木) 18:52:33
台湾海軍の旗艦を妙高型か高雄型にしたら?


535 : 名無しさん :2014/08/07(木) 18:52:59
最初期は旧日本海軍の艦艇、70年代からは近代改装されたアレン・M・サムナー級とギアリング級かな?
史実どおり


536 : 名無しさん :2014/08/07(木) 18:58:56
>>534
重巡洋艦を維持できるような国力はないよ。
基本的には駆逐艦、護衛駆逐艦、海防艦だろう。

>>535
国力次第では中古以外に新造艦も日本に発注する可能性もなくはないかな。


537 : 名無しさん :2014/08/07(木) 18:59:47
新造はお高いけどねw


538 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:02:46
>>532
まあ、史実よりか制約も少ないし諸々の問題も少ないから新造艦も購入するだろうねえ。
70年代には米の中古と今まで慣れている日本系の艦艇として日本製新造艦あたりかな。
80年代や90年代にもなれば完全に新造艦に旧式化した艦艇を順次置き換えていくんだろうねえ。

その中で一番艦・二番艦を他国で以降は自国建造、そして設計図購入自国建造と進んでいくんだろうと思うよ。


539 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:03:37
>>537
だから少数だろうからね。
ミサイル駆逐艦の様に新造じゃないと問題が多い様な艦艇を。


540 : 539 :2014/08/07(木) 19:04:44
少数の新造艦と圧倒的多数の日米の近代化済み中古艦が70年代の主力だろうね。
90年代には順次国産化を推し進め始めるんじゃないかな。


541 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:15:38
なお。リアルの台湾海軍は純国産軍艦は一隻もなしと言う・・・
沿岸警備隊の巡視船は国産してますが、現役艦艇の駆逐艦は旧キッド級で、フリゲート艦はOHペリー級とラファイエット級を使ってる


542 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:21:44
>>541
まあ、台湾次第で設計図を他国から購入したりして建造は自国という方法を安全パイで採る可能性もありますね。
若しくは自国企業と外国企業のコンペで自分達の理想にコストも性能も近い物を選択するという方法。

まあ数の上での主力は90年代にもなれば設計できるようになるとは思いますがイージス駆逐艦や特に大型の艦艇は他国に設計をコンペして依頼するんでしょうねえ。
特に大型の艦艇は一番艦・二番艦は最終艤装を自国でしてそれ以外は設計元の国に依頼するパターンになるかもね。


543 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:24:52
この世界の台湾ってどういう国になるんでしょうね。天皇陛下を国家君主に据えた立憲君主制とかありうるんだろうか。


544 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:26:07
>>543
それは無い
それがいいなら態々独立なんかしてない


545 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:29:16
>>543
それだけは明確にありえない。
それだったら日本への帰属を選択している。
そうでなく独立を選んだ以上は共和制になるよ。

但し、公用語に日本語が入る可能性はかなり高いけどね。
少数民族の権利保護とかも米国のおせっかいで憲法に入るでしょうから彼らとそれ以外とを結びつけやすい言語の日本語が入るのは当然かと。
インドでいう英語相当の役割ですね。


546 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:31:40
国民党がいないから総統は使わないだろうし、普通に大統領制じゃないかね


547 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:33:01
>>546
大統領制になるか半大統領制になるか、大統領が名誉職とされた議院内閣制になるか。
まあこの三つのうちどれかでしょうねえ。


548 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:49:32
アメリカを参考にすれば、大統領制か半大統領制
日本を参考にすれば、大統領が名誉職の議院内閣制

という感じか


549 : 名無しさん :2014/08/07(木) 19:53:09
>>548
そんな感じだね。
ただ名誉職の場合にはより詳しく言うと象徴or仲裁役の二つのタイプがあって前者はドイツ、後者はイタリアが採用していたりする。
半大統領制の有名どころはフランス第五共和制かな。


550 : sage :2014/08/07(木) 20:08:43
日本のままでいたかったけど独立か国民党かの二択をアメリカに突き付けられた、という可能性はありそうですけどね。国務省は当初、台湾を国民党に渡すつもりだったみたいだし。
『独立は予想外でどんな政体にするかは現地任せにせざるをえなかったら、住民がオーストラリア型を選んでた』というルートがあったら面白いんですが。
というか、『なぜ国民党が入ってないんだろう』、とか『どこが占領統治してるんだろう』とかほかにも気になる点はありますが。


551 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:10:22
>>550
米中共同管理だから恐らく統治機構は米軍主体。
一応中華民国軍は逃れてきてはいたみたいだけど全く自由に出来ないから殆どが海南島へ。

中華民国軍は事実上隔離されていて選挙後ただちに強制送還だろうと言う話になっていましたね。


552 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:11:16
それと既に分離されてしまっていますので元から日本への帰属が無いのは当然のことになります。
貴族というのは返還がなされる場合のみでこの場合は日本の功績に対する報償として50年代初頭に返還されることになった沖縄が当たりますね。


553 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:40:15
非核三原則はつくられんだろうねえ


554 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:42:06
そもそも核シェアリングしてるしね。


555 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:42:08
>>553
核のシェアをしている時点で何をいまさら、という感じですからねえ。
しかも信濃にも核兵器を搭載する部分が近代化改修後には有りますし。


556 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:43:32
更にこんなやつが第七艦隊から派遣されて60年代には日本にいたりします。

737 :ひゅうが:2014/07/20(日) 13:55:37
アメリカ海軍第7艦隊所属 工作指揮艦(CC-3)「イオー・ジマ」

全長:209m
全幅:35.1m
吃水:7.6m
機関:ウェスチングハウス式蒸気タービン4基4軸(12000馬力)
最大速力:32ノット

武装:40ミリ機関砲4連装5基
   20ミリ機関砲16基

特記:内部に「マミーメイカー」システムを2ライン保有
   DATER改情報処理システムおよび艦隊指揮設備を有する。


【解説】――アメリカ第7艦隊の中でも横須賀を母港とする特殊な艦。
外観は軽空母時代と大幅に変わってはいないが、艦橋周辺に大型の倒立式マストと補給用と思われるクレーンが林立している。
その任務は、核戦争時における日米安保下での極東海域の同盟国艦隊の統合指揮にある…とされる。
しかし、第7艦隊旗艦がフォレスタル級空母「レンジャー」であることからわかるように、本艦の任務はそれではない。

その内部には、「マミーメイカー(ミイラ職人)システム」と呼ばれる緊急工作システムが2ライン存在する。
その正体は、「プルトニウムコアとテラー・ウラム構造の緊急工作装置」である。
つまり、核戦争が勃発した時に本艦は横須賀の装甲空母「信濃」とともに緊急出航し、洋上において核弾頭を組み立て、「信濃」に補給を行う役割を持っているのである。
いわば「浮かぶ核弾頭武器庫」であるといえよう。
ただし、そのもととなる部品がどこにあるのかは第一級の軍事機密として冷戦終結まで明らかとなっていない。
ただし1960年代を通じて70発あまりの原料が存在していたことは確実なようである。
739 :ひゅうが:2014/07/20(日) 14:01:05
※ 史実における空母オリスカニーの役割を果たす艦を登場させてみました。
上に書かせていただいた編成表のそれが理由であったり…


557 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:44:09
転生左翼者「非核三原則を立てるべきだ!!」
その他「「「「はあ?お前何言うとんねん?」」」」」

こんな感じですね。分かります


558 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:45:22
新生海軍の秋月級とかの主砲や魚雷発射管もアメリカ製に換装しているのかな?


559 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:45:26
むしろ赤の手先呼ばわりされかねないな。


560 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:47:01
>>557
私人で私的な物なら良いのですが公の場に立てる公人が公の場で言った日には吊るしあげ大会開催です(汗
ましてや北海道に核攻撃が行われた月なんかだったら、火祭りになってしまう。
触れてはいけない物扱いでしょうね。


561 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:56:47
まあ、核祭りにしないように反核映画は作られるんだろうな。ゴジラとか

過激なのはNGだが


562 : 名無しさん :2014/08/07(木) 20:59:48
>>561
確実に行うでしょうね。
何事も程度問題ですから核兵器の危険性を教えつつも核の傘の必要性も教える。
矢張り中庸は難しいですが最も必要ですよねえ。


563 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:00:57
♪「ああ許すーまじ原爆を〜」なんて歌が作られるんでしょうか、やっぱ


564 : 未熟者 :2014/08/07(木) 21:03:19
ゴジラ程度の反核メッセージなら大丈夫でしょうね


565 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:09:11
映画で持ったのですが大和だけではなくミズーリも題材にした映画も作られるでしょうね。

もしかしたらこの世界では史実では硫黄島を題材にした映画「父親たちの星条旗」や「硫黄島からの手紙」
が大和とミズーリを題材にした映画に変更され、題名が「父親たちのミズーリ」や「大和からの手紙」
といゆ風になったりして。


566 : トゥ!ヘァ! :2014/08/07(木) 21:09:53
その為のバトルシップですよ!!


567 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:11:30
>>560
中朝は「日本の核兵器世界の平和と安定を乱している!直ちに廃絶せよ!なお中共の核兵器は自衛用である!」みたいなことを言ってるでしょうからねえ。
その意をくんだような言説をしたら、はがせないレッテルがつきかねませんな。

韓国政府は軍事政権の間は大丈夫でしょう。民間はさておいて。


568 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:11:59
>>557
転生者「(同盟国以外の)非核三原則をつくるべきだ(特に半島)」
とやれば別だろうけどねぇ


569 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:13:53
反核運動自体は問題無いでしょうが、史実みたく「東側の核はきれいな核」なんてことは口が避けても言えないわな
この世界では反核団体がアカの隠れ蓑にならないけど、逆に「西側の核はアカへの報復手段として認めるべき」みたいな
意見が出てきて、こっちでも反核団体が割れるなんてことがありそうな


570 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:14:18
市民から袋叩きにされないよう安全な場所に保護してあげる必要が出てくるな(棒


571 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:19:53
転生者A「円谷に行ってウルトラマンに関わるぞ!」
転生者B「東映に行って仮面ライダーに関わるぞ!」
転生者C「松竹にいって寅さんとかに関わるぞ!」
転生者D「アニメに関わって待遇改善を!」

阿部「あいつらイキイキしているな…」


572 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:22:08
>>567
必要な時はアメリカから融通してもらうというだけで日本単独では核保有をする気は無いよ
まぁ核攻撃が可能な空母機動部隊を日本が保有してるというだけで連中には脅威なんだろうけど


573 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:23:38
>>569
日本人は時折極端に走るから実際にそうなる可能性はあるよね(汗

>>567
そしてあくまでもシェアリングだという国際常識を理解していないのを自ら喧伝するのか(汗
ソ連だって理解している話題だろうからねえ。


574 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:23:39
そういえばこの世界の国鉄は仕事してるんだろうか


575 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:25:21
>>572
最低限もったらすぐに使う(スパコンでシミュレート用に)ぐらいしかもてないだろうねぇ


576 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:28:42
あれか? ひょっとして RAIL WARS! の世界なのか?


577 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:28:57
ところでこの世界では海原治はどうしてるんだっけ
夢幻会がinしないとわりと面倒だと思うんだが


578 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:32:13
国鉄職員はかなり横柄で問題だったらしいな、スト起こしたけど切れた客が運転手や職員を歩かせた事件あったよな


579 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:37:37
>>575
史実と同じく、核開発に入れる直前までの技術基盤を整備する程度でしょうね。


580 : 名無しさん :2014/08/07(木) 21:42:50
>>575
まあ現実同様にそこら辺が限度でしょうな。

>>578
国鉄解体を早める必要性があるのなら早めるだろうねえ。
情勢によるけど最終的な解体は史実と同時期までには行われるはず。


581 : 名無しさん :2014/08/07(木) 22:10:43
映画か、戦後何十周年記念に日米共同制作で『パットン 〜日本人に親父と呼ばれた軍人〜』なんてのがあったり(ネタです


582 : 名無しさん :2014/08/07(木) 22:13:04
沖縄線がかなりクローズアップされているけど、硫黄島は?


583 : 名無しさん :2014/08/07(木) 22:13:43
>>581
そういう形ではなくとも何かしらNHKドキュメンタリー番組とかで作成されそうですよねw

米国にしても戦後の世界秩序構築に際して活躍した名将ですしねえ。何かしら番組が作成されるかもしれませんな。


584 : yukikaze :2014/08/07(木) 22:18:40
>>577
拙世界においては海原治は警察官僚として権勢をふるいます。
まあこの人の悪名を知っている夢幻会側は「絶対お断り」状態ですし
何より在日華人や朝鮮人の騒乱が史実よりも大きいので、そっちの
対策にかかりきりとなります。

ちなみに軍を嫌っている急先鋒ですね。
「金食い虫で碌なことしなかった軍よりも警察の方が遥かに役に立つ」
が口癖で、「軍に介入させないために」史実よりも早くSAT設立とかしています。
その分、軍との連携が断絶状態になり、遂に堪忍袋の緒が切れた国家公安委員長の
後藤田正晴によって引導を渡されることになります。


585 : 名無しさん :2014/08/07(木) 22:20:47
それは後藤田がマジで切れますわ。
使えるだけ使って弊害が大きくなりそうになったら容赦なく使い捨てる人材ですな。


586 : 名無しさん :2014/08/07(木) 22:32:09
>>574
国労その他の労働団体が成立するかどうかでも
かなり違ってくるのではないかと。

史実国鉄は、政治的都合で建設「させられた」路線や、
青函トンネル・本四備讃瀬戸大橋および鉄道線として成立しなかった
淡路海峡大橋の建設費まで借金に繰り込まれた上、
労働組合の妨害で車両・地上設備の更新と接客業務の改善にも
全力で取り組めませんでしたから。

戦前の鉄道近代化の障害であった、「粗鋼生産量問題」と
「冶金・工作・部品製作・組み立て精度問題」は自由主義陣営への
組み込みで解決しているので、
後は地上設備と車両設備の近代化更新と接客業務の改善問題ですな。
無論安全設備の更新が前提ですが。


587 : 名無しさん :2014/08/07(木) 22:37:35
>>578
その辺も含めて、国鉄の労働組合問題がどうなるか、ですな。

まさかいまさら鉄道省を存続させるとか逓信省に再併合する等は
出来ないでしょうし、
完全民営化も敗戦の時点では陸上輸送の鉄道依存度が高すぎて
「完全な時期尚早」でしょうし。

もっとも、戦前から連綿と続く鉄道車両の慢性的な不足状態も
どうにかしないと史実の
「上尾事件」の様な事が起きかねないのですが。


588 : 名無しさん :2014/08/07(木) 23:06:29
四国の橋も瀬戸大橋だけになりそうだなかけられるの…アクアラインは作られるのかな?


589 :  テツ :2014/08/07(木) 23:07:08
>>584
後藤田「ちゅう訳で佐々君、以後の軍との連絡調整は君に任せるから。宜しくな」
佐々「」


590 : yukikaze :2014/08/08(金) 00:34:14
>>589
トウキョウ・フーチ設立物書こうかと構想しているけど
設立に至るまでの障害を数えてみても

・ 国内のコンセンサス
・ 人員の確保
・ 省庁間の縄張り
・ 予算の確保

特に1と3が凄く厄介というか何というか。
史実でも内調設立の時に旧内務官僚と外務官僚の縄張り争いが酷かったし。


591 :  テツ :2014/08/08(金) 00:39:38
既得権やら面子やら新設部署でのポスト枠争いやら、その情熱の半分でも仕事に向けてくれといいたくなるほどですからね(汗


592 : yukikaze :2014/08/08(金) 00:50:00
>>591
憂鬱本編だと『元老』という、絶対的なまでの調定者兼権威者がいましたが
ここではそれがないんですよねえ。
阿部も一目は置かれるけれども、海軍を代表している訳でもなく、しかも
軍が口出しを許される風潮ではない。
マスメディアは絶対騒ぎ出すし、国民も特高のイメージが強いから、
余り協力的ではない。
表向き広報センターとしても「大本営発表」と見なされて、このへんからの
攻略も困難。

正面突破も困難。裏技も困難。朝鮮戦争を奇貨とするしかないかねえ


593 :  テツ :2014/08/08(金) 01:06:05
朝鮮戦争と、GHQからの「強い要望」で通す位しか思い浮かびませんねぇ(汗
GHQのG2は朝鮮戦争と日本国内の情報任務もやってますから、後者の負担を減らすために日本政府に業務の一部をになわせるとか何とか、理由を作ってやらせるくらいしか


594 : 名無し :2014/08/08(金) 01:40:08
1と3なんですが。
クレムリンの枢機卿事件(ダレスと岸が消えた)を利用できませんか?
(朝鮮戦争時代にGHQの強い要望で作られた組織が小規模であっても存在することを前提として)

金と女で国を売った外務省官僚について大々的に報道。
外務省改革を吉田が強硬に主張し、外務省の横やりを防ぐ(それどころじゃなくなる)
国内に対しては「防諜組織」「対ソ向け」と説明して…やっぱり無理か…


595 : 名無しさん :2014/08/08(金) 02:42:06
まあ真面目に考えると難しいのは当然として。
大事なのはいかにそれらしく「でっち上げる」か、ですよね?と言ってみる


596 : 名無しさん :2014/08/08(金) 04:16:31
しかし官僚が権勢を失う、引導を渡されるというのは具体的にはどんな事なんだろうね?
例えばyukikaze様世界の海原治だとSAT早期設立までは役に立った後、どんな境遇が待っているんだろう?


597 : 名無しさん :2014/08/08(金) 06:03:52
>>596
高級官僚の左遷は、
一 所属官庁の外郭団体への出向命令

二 人事交流の名の元に他所の官庁への出向後、外郭団体への転属命令。

この2つがあります。
一は普通の天下り。
お金もうはうは、名誉も沢山。
二は正式な左遷。
上手く立ち回っても、ろくにお金も名誉もろくに貰えません。
それどころか、立ち回りに失敗すれば金も名誉も減ります。


598 : 名無しさん :2014/08/08(金) 07:00:59
>>588
本州四国の橋は、全て掛かると思います。
それこそ、なりふり構わず議員達に圧力加えて。
瀬戸大橋を掛けるさいに「順次他の橋もやる」と約束して県議や地元支持者達を黙らせたのに、
やっぱり瀬戸大橋だけにします。
なんて事になったら、
自民党は与党から転落する。
関西、四国・広島は確実に自民党と縁が切れる。
そして橋を作りますと宣言する党に票が集まる事になりますので。


599 : ひゅうが :2014/08/08(金) 07:06:56
>>592
この世界では維新の元勲的役割が吉田内閣や終戦に尽力した人々となりそうですね。
昭和の頃にはまだ存在していた「政界の長老」たちがそれになりましょう。


600 : 名無しさん :2014/08/08(金) 09:32:59
>>598
計画はできるけど実際に掛るのは二本までとかはあるかもしれんね。
現実として予算は限りがあるから、その予算内でゆっくり造っていくしかない。
そのうちに計画と見合わない等世論の空気が明確に変われば二本で終わることも十分あり得る。
まあ、情勢によるねえ。


601 : 攻龍 ◆N7DVv.HogQ :2014/08/08(金) 09:33:09
>瀬戸大橋
ここに橋を架けようという動きは紫雲丸事故以降に盛り上がってきたものだからなぁ…。
史実よりも安全に配慮した規制かけていたら、下手すると紫雲丸事故自体発生しないかも。
それ自体は喜ばしいんだが、そうなると瀬戸大橋架橋の動き自体が遅れることになるわけで…。

史実ではオイルショックで3ルートの着工延期で済んだが、これが決定時期にぶち当たったりしたらルート絞込なんてことになる可能性も。


602 : 名無しさん :2014/08/08(金) 09:34:03
>>596
他の官庁への出向若しくは其の侭外郭団体へ、の可能性もあるね。
軍との関係を断絶させ過ぎたなど逆鱗に触れる行為をしてしまっていれば有り得る結果ではある。


603 : ひゅうが :2014/08/08(金) 09:42:32
あのなぁの人の部下は警察庁から防衛施設庁へ飛ばされてますが出向が左遷という扱いになるのもちょっと困りますね。


604 : 名無しさん :2014/08/08(金) 09:46:56
>>603
国防関係が史実とは違って明確に力を持っていますから防衛(国防?)施設庁へ飛ばすのは難しいかと。

とはいっても他の官庁にしても良い迷惑ですから、窓際に追いやった後一挙に外郭団体の可能性もありますねえ。


605 : 名無しさん :2014/08/08(金) 10:40:56
役所が縦割りで融通が利かないのは宿命であるにしても、
一高級官僚が他省庁との連携関係を断絶レベルまで持っていくというのはやり過ぎを遥かに通り越して暴走だよな(汗


606 : 名無しさん :2014/08/08(金) 10:46:00
そこまでいくと完全に暴走ですから他官庁に飛ばす事もなく外郭団体へ左遷しても問題ないでしょうね。
国家レベルで大きな問題を生じさせる行為を独断と偏見で行ったのですから明確な処罰をしないと拙い面もありますし。


607 : 名無しさん :2014/08/08(金) 11:51:16
>>601
本四連絡橋が3ルートあるのは政治的な理由で1ルートに絞れなかったというのもあるんですが。
地震などの災害が起きた時に3ルートあれば一つは残るだろうという理由もあるそうです。
どれかが使えなくなった時の予備として3ルートあると考えると減る可能性は低い気がします。


608 : 名無しさん :2014/08/08(金) 11:59:38
>>607
いや予備としてであっても資金などの問題が生じてしまえば減らされるよ。
万全な物を望む事が出来ないですし、予算等の問題が生じてしまった場合には当然減らされる。
最も残る確率が高いであろう場所を選定して日本なりに減らす、というのが残存性等との総合衡量により結論ず毛られる可能性も高い。

理想はあくまでも理想に過ぎないんで、行政庁は理想が実現できない以上は現実と折り合いをつけます。
現実の様に三本建造できなくなったなら現実と折り合いをつけ日本に減らすのが行政庁です。
全ては無限では無いのですから仕方が無い。


609 : 608 :2014/08/08(金) 12:01:21
総合衡量により結論ず毛られる可能性も高い。×
総合衡量により結論づけられる可能性も高い。○

現実と折り合いをつけ日本に減らすのが行政庁です。×
現実と折り合いをつけ二本に減らすのが行政庁です。○

酷い誤字った(汗


610 : 名無しさん :2014/08/08(金) 12:57:41
>>608
それ以前に政治的な理由でルートの数を減らすのが困難なんですけどね。
政治的な理由がある上に災害時の予備という大義名分が加わったらルートの数を減らすのは無理だと思いますよ。
せいぜいが完成までの期間が史実よりも長くなるのが関の山でしょう。


611 : 名無しさん :2014/08/08(金) 13:18:48
>>609
行政は提言は出来ても、決定は出来ません。
あくまでも、立法府が決めます。
史実だって、作るにあたって、自民党は役所に聞きました。
「この計画平気?」と
大蔵・総務・建設・国土は費用対効果・経済効果・収益・維持費等全てに疑問があり。
水産庁に至っては漁業に悪影響の可能性ある。
ですが自民党は強行しました。
橋に関しては地元の世論次第。
地元が熱望してる限りつくるかと。


612 : 名無しさん :2014/08/08(金) 13:30:22
つまり熱望させなきゃ造らないってことだな。


613 : ひゅうが :2014/08/08(金) 13:32:17
うちの地元も変な音頭作って招致に血道を上げていましたからねぇ(汗
あるととっても便利なのは事実ですし近年の高速道整備で四国各地と連結されてようやく利益と経済効果が上がり始めたのも事実…
史実みたいに一気に3ルートを同時期に工事着工とはいかないでしょう。
オイルショックフラグを潰していっているとはいえ史実以上の超高度経済成長とはいかないわけですし。


614 : 名無しさん :2014/08/08(金) 13:34:57
>>611
地元の世論次第でもないかな。国内世論全体として反対機運になった時点で話は変わる
その地方で勝っても全体の選挙で負けたらお話にならなくなるからね。だから結局その建設をするかどうかの時代の経済状況と国民世論により変わるだろうね。
建設開始以前であれば計画破棄も普通に有り得るし初期段階なら中止も普通に有るからね。

後、立法府には法的には決断はできないよ。
立法は予算については決定できるけど政府がやらないと言いきったら無理になる。
政党として建設すべしとなって行政府が決定した。そしてその予算案を提出しそれを議会で承認した。というのが正しい流れ。


615 : 名無しさん :2014/08/08(金) 13:37:19
>>610
政治的な理由が生じなければ造る必要も無くなるけどね。
それに選挙が近く、全体的な国民世論が逆風になっていたら造らない可能性もあるんですよねえ。
そういう所は地元が熱狂していてもそこ以外は拒絶反応っていう場合があってそういう時には中止、計画破棄というのもある。

まあ、そういう面も含めると政治的決断で十分に減らせます。


616 : 名無しさん :2014/08/08(金) 13:41:05
基本的に公共事業は行政府が決定し計画案と予算案に。
計画案と予算案を国会で審議し削ったり認めたりする。
なんで、理論上で言うとなら立法府ではなく行政府が決定します。
行政府が受け入れないと予算案に盛り込まれませんので立法府が決めるとは言えないです。

但しそれ以前に与党内できまるので一見すると立法府が決めたように感じるのかもしれませんが実際とは違うんですよね。


617 : 名無しさん :2014/08/08(金) 13:59:17
>>612
瀬戸内しまなみ海道に関しては、地元も最初は「2つあればいいんじゃない?」「漁業に悪影響が…」と反対派もそこそこいたんです。
ですが、総理の失言により賛成一色に。
総理が失言しなかったら或いは計画凍結したかも知れませんな。


618 : 名無しさん :2014/08/08(金) 14:20:38
>>617
まあふとした失言が原因ということは実際にありますからねえ。
そういう失言が無ければ計画が凍結若しくは計画が一時浮上した物のまた消えて二つになる可能性はあるのでしょうな。


619 : 名無しさん :2014/08/08(金) 14:34:45
超高度成長時代がないとなれば遊園地乱立はなくなるのかな?
ド○ームランドやエ○スポランドや宝○ファミリーランドとかはありそうだが
ネズミーは史実通りかな?


620 : ひゅうが :2014/08/08(金) 14:34:59
総事業費ベースで考えれば神戸鳴門ルート(明石・大鳴門)が1兆5000億、児島坂出ルート(瀬戸大橋)が1兆1700億、尾道今治ルート(しまなみ)が7500億。
意外や意外、しまなみが最安なんですよねぇ… まぁ計画を縮小しているのもありますが。

最も高い神戸鳴門ルートは、当初鉄道専用橋として計画されたものがゴリ押しで両用橋へ。しかし建設費高騰のため明石海峡大橋が自動車専用橋に変更されるという本末転倒に…
瀬戸大橋は単独ルートでは最高値ながら、通ったのが高松や徳島でなく坂出という中途半端な位置にあるために四国の主要都市と本州の鉄道路線の連結に支障が出て、当初構想の山陽新幹線のバイパスルート化は断念。
しまなみ海道ルートは当初計画の通り道路専用橋ですが計画規模を縮小…

計画が狂いまくった影響がみてとれます。
当初計画だと鉄道用橋2ルートと道路用橋1ルートとすることでバランスと予算を圧縮する予定だったそうです。
これに、国連調査団による声明により「児島坂出ルートへの一本化」が外部から提言されることによってしっちゃかめっちゃかに…


621 : 名無しさん :2014/08/08(金) 14:41:14
>>619
ネズミは史実通りかもね。
低インフレで緩やかな(堅調な)自足的好景気が続いている安定した成長市場になっているわけだからね。
むしろU○Jの進出が早まるか?


622 : 名無しさん :2014/08/08(金) 15:08:36
U○Jは今の契約切れたらどうすんだろ?
マーベルもスピルバーグ関連も全部ディズニーに買収されちゃったけど。


623 : 名無しさん :2014/08/08(金) 15:10:14
>>619
大手以外は難しいかもしれませんね。
その代わり大手に集約が進み大手の遊園地が大規模化するかと思われます。


624 : 名無しさん :2014/08/08(金) 15:10:52
>>622
usj自体がディズニーに買収されたほうがいいきがしてくるな


625 : 名無しさん :2014/08/08(金) 15:11:08
スタン・リーは無事なのかスパイディのアトラクションあるのか○SJ


626 : 名無しさん :2014/08/08(金) 16:33:43
大阪でもネズミが見れるようになるのか…


627 : 名無しさん :2014/08/08(金) 16:42:09
>>626
本家公認のは、やっぱり大阪には来られないと思う。なにしろ、世界中のネズミーランドで
利益を上げてるのは本家アメリカと日本の東京だけだそうだし。国内で下手に数を増やすと、
お客を取り合って共倒れになりかねない。ネズミーもそこらの商売勘定は無視できないかと。


628 : 名無しさん :2014/08/08(金) 16:46:07
本家公認は東京だけだろうねえ。
戦後夢幻会でもそれは変わらないと思う。
史実以上の業績を叩きだす可能性はあるけどね。


629 : 名無しさん :2014/08/08(金) 16:52:36
「ウチでも公認ネズミーランド作る事が決まったニダ!
 あっちの都合と意思は聞いてない」


何が恐ろしいって、これがノンフィクションっつーのが


630 : 名無しさん :2014/08/08(金) 16:58:39
日本とアメリカのだけしか儲かってないのか…

ネズミェ・・・


631 : 名無しさん :2014/08/08(金) 17:02:08
ある種の宣伝だからねえ。
戦後夢幻会では極東での東京に次ぐ建設は台湾になるかもしれんね。
中国が精々90年代初頭程度までしか発展しないとなると市場としても宣伝広告塔としても魅力的な設置場所じゃないし。


632 : 名無しさん :2014/08/08(金) 17:39:27
硫黄島の戦いはどうなってんの?


633 : 名無しさん :2014/08/08(金) 17:52:27
ロスのネズミーみたいなのがうれしいが日本じゃ土地ないからなぁ


634 : 名無しさん :2014/08/08(金) 17:57:44
>>633
史実通りの規模で限界だよねえ。
あれ以上は無理だわ。


635 : ひゅうが :2014/08/08(金) 18:05:40
これより投下します。


636 : ひゅうが :2014/08/08(金) 18:08:40

戦後夢幻会ネタSS――その1.9くらい「文官 1954年」



――西暦1954(昭和29)年5月 日本国 首都東京 防衛省


「こんな…こんなことが?!」

「青軍(あおぐん)左翼に対し赤軍(あかぐん)の近接航空支援。数は戦闘爆撃機120です。判定――青軍第1機甲師団に対し中程度損害。」

「同、赤軍第1機甲師団、攻勢を発起。音威子府の後方12キロに到達。」

「第1から第3機甲師団の残余勢力を再編。道央方面への攻勢を発起する!」

「北日本海より艦砲射撃が開始されました。赤軍第2艦隊による近接射撃です。」

「阻止部隊はどうした?!」

「すべて対潜哨戒機部隊に駆り出されているか、もしくは攻撃不能。第1艦隊は現在青軍第1艦隊と戦闘中につき対地攻撃不能です。」


防衛省の地下にある第2図上演習場は、細かなざわめきに包まれていた。
青軍――すなわち想定上はソ連極東軍役を担当していた国防陸軍士官は、驚愕と半ばあきれ交じりに目の前で涼しい顔をしている彼らのトップをちらと見た。

林敬三大将。
元内務官僚であり、彼らの間では主として「内務省閥」といわれるような官僚出身者としてしかみられていなかった人物である。
そのため、彼は旧帝国陸軍出身者かその教育課程出身者が多い国防陸軍士官たちに軽くみられがちであった。
しかしそれは、彼が内務省出身官僚たちの味方であることを意味しない。
彼は、文民統制の必要上というお題目をもとに、文民による国防軍の支配を目論んだ官僚たちを問答無用で叩き潰していたからだ。
国防陸軍においても運用内局といわれた警察予備隊以来の「制服組の上に君臨する背広組」といわれる「運用内局」を幕僚監部と統合。
この動きはどちらかといえば、青軍指揮官である元帝国陸軍士官たち制服組の要望に近い。

だが彼が士官たちに好かれていないのは、彼が国防陸軍の15個師団(陸軍に改組と同時に名称を変更)体制をつぶし、7個師団8個混成旅団・混成団体制を依然として維持していたためだった。


637 : ひゅうが :2014/08/08(金) 18:09:24

つまるところ、彼は左右両派の先端に位置する人々に嫌われていたといってもいい。
言い方を変えれば、かつて自殺という悲劇的結末に終わったフォレスタル国防長官の立ち位置に近い。
だが、有形無形の妨害は彼にとって屁でもないらしい。
特に、首相を退いたあとも日本の政界に絶大なる影響力を持つ吉田茂前首相の側近たち――俗にいう「吉田機関」のバックアップを受けている林は、旧帝国陸軍の十八番であった誅殺という手段も、そして官僚的な左遷や怠業という手段もとりにくかったのだ。

結果、鬱積した左右の不満はその立場を超えてひとつの挙に及ぶ。

「大将閣下がそれで防衛ができるとおっしゃるのだから、それを証明していただきたい。」

要するに、公開図上演習の席でのリンチであった。
これを受けなければ臆病者呼ばわり、受けても素人同然の官僚をリンチすればよい。
げに男の嫉妬は醜く烈しい。
首相を交代して以来、吉田前首相の影響力を排除できずに焦っていた鳩山一郎首相による黙認もこれを後押しした。
だが、林はなんでもないようにそれを受けた。

想定状況は196X年、米軍の限定参戦下で極東ソ連軍による北海道への限定侵攻。
言うまでもなく不利である。
何しろ、当時ソ連軍が進めつつあった海軍再建ではソ連軍は日本国防海軍と数的には拮抗すると思われており陸軍に至っては数を数えるだけで恐ろしい。

「青軍損害甚大。」

「核を、核を使いましょう!そうすれば――」

青軍指揮官の参謀役としてつけられた国防陸軍の士官はそう口走る。
だが、冷静になった青軍指揮官は首を振った。

「無駄だよ。そこまですれば即座に米軍が参戦する。」

初手、樺太からの航空戦。
これは基本的に決着がつかなかった。
全面戦争を誘発する敵基地への核ミサイル攻撃は実施できなかったためだ。
続いて、青軍は石狩湾方面への上陸を試みるべく偵察を行うも、赤軍により装備がはじまったばかりの地対艦ミサイル部隊が集中配備されることでこれは困難となった。
ゆえに上陸地点は正面となる天塩平野から頓別平野にかけてしかありえない。
津軽海峡の封鎖を図りつつ赤軍増援を阻止しようとした青軍だが、日本海南方から圧力をかける赤軍機動部隊への対処にかかりきりとなり、赤軍第2艦隊の進出を阻止できなかった。


638 : ひゅうが :2014/08/08(金) 18:10:08

潜水艦隊による攻撃を試みるものの、津軽海峡や奥尻島沖というホームグラウンドにおける対潜戦の餌食となり逆に駆り出される始末。
しかし、それは逆に上陸正面ががら空きということ。青軍は名寄から旭川を直撃するルートで進撃を行い、道央の制空権を確保しつつ北海道の東西を分断しようとソ連風のローラー戦を実施しようとし――罠にはまった。
動向を把握していなかった赤軍第3艦隊に所属する第2の空母による航空支援攻撃だ。
これにより、残存する十勝平野から根釧台地にかけての航空基地との航空戦の天秤は急速に赤軍有利へと傾いた。
さらには日本海における艦隊戦を尻目に赤軍第2艦隊は宗谷海峡への航路をとり、青軍の後続は遮断の危機に瀕する。
利尻・礼文両島の攻略作戦が、予想以上に防備の堅い島の防備状況から順調に進んでいない現状を考えれば、危うい。
すでに、赤軍の主力である装甲空母信濃を中心にした第1艦隊対策のために主力艦隊が出払っていた青軍は少ない残余艦隊によってこれに対抗しなければならなかった。
だが。
烈しい航空戦の間隙をぬって青軍の樺太基地に対し、赤軍第2艦隊は航空攻撃を実施。
長大な航続距離を活かした遠距離攻撃という海軍の機動力を見せつけたのである。

これにより青軍の計画は狂い始める。
名寄盆地における「決戦」の間、留萌方面からの赤軍機甲部隊の突破を許し、青軍第2艦隊は艦載攻撃機部隊といつのまにか伏せられていた潜水艦隊との合同攻撃海面へと誘導されて消滅。
道北の簡易航空基地群は神出鬼没の赤軍機動部隊によって次々に叩き潰され航空優勢を喪失。
道東の十勝や網走から転出された兵力は赤軍第2艦隊の手によりついに稚内に逆上陸し後方を遮断した。
結果、名寄防衛線を抜けなかった青軍は乾坤一擲の逆進により音威子府を抜き、青軍第1艦隊の手により状況打開を図るもこれはならなかった。


「見事な海上機動戦でした。林閣下。」

制服組のうち、今回の図上演習の意味を分かる士官たちは姿勢を正した。
青軍指揮官――福田定一大佐の敬礼に、林は見事な敬礼を送った。
そして、その周囲で苦虫をかみつぶしたようにこちらを見ている旧陸軍出身士官や、内務官僚たちを大将にふさわしい鋭い眼光でねめつけた。

そして一喝。

「どうした、かかってこないか!」



林敬三――官僚上がりと揶揄され、賛否両論がある人物である。
だが、彼を「戦争ができない将軍閣下」というものはこの時以降、存在していない。


639 : ひゅうが :2014/08/08(金) 18:12:01
【あとがき】――左右両派に文句を言われ続ける林閣下(東条さん)が失脚しない理由を作ってみました。
いわく、「あれでも頼りになる」、「文官なのに制服組顔負けの指揮ができる」。
でも頼れるからこそ文句と要望が集まるという(苦笑)


640 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:17:06
乙です。流石は前世常勝将軍。


641 : Monolith兵 :2014/08/08(金) 18:17:27
乙です。
核使おうとか言葉が出てくるなんて、旧軍の連中は狂っとる。w


642 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:20:05
乙です。
まともな士官学校出身者と彼の実力を理解して彼の支持基盤になった将校たちが国防陸軍の将来の骨格になっていくのでしょうねえ。
他の海と空もその士官たちの行動を第三者視点で見ていたでしょうし国防軍全体として良い見極めができたという事もでありますなw


643 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:22:03
戦後憂鬱世界では
GHQの財閥解体や兵器・航空機生産禁止令って史実よりそもそも
ゆるいのかな? 後、いつ頃解除されるんでしょう?


644 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/08(金) 18:23:05
乙です。これは林さんの名声が上がるというよりは軍の幹部たちが官僚上がりに
完敗するほどの無能な天保銭だと評価されることになりかねないかもしれませんね。
そしてこの演習名はやはり三矢研究でしょうか?w


645 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:24:49
乙です、彼らにきついお灸を据えられましたね

>>634
最近ネズミーの拡張計画があるんだなこれが


646 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:25:55
>>645
拡張計画があるのは知っているがロスは無理だろうな。


647 : ひゅうが :2014/08/08(金) 18:27:13
>>640
彼は航空機との立体作戦の権威ですからね。
勝手ながらこのような使い方をさせていただきました。
>>641
一応冷戦という狂っている時代ですから、戦術核は使えなくもないんです(汗
ですがそれを行うと即座に米軍参戦という事態になり、自動的に報復核攻撃態勢に入ります。
ですので、「圧倒的な戦力で日本側を蹂躙してやろう」という意図のもとのいやらしい想定状況が崩れてしまいます。

なお、福田さんは戦後に就職した新聞社が某半島系でしたので職に困っていたところに、警察予備隊に再就職という形になります。
>>642
この頃は、戦時中の名残もあって旧陸軍士官や海軍士官ともに機動部隊と連携しての対地攻撃という発想自体があまりできていません。
ですから「あの人なんで陸海軍とも平気で指揮できるんだ?!」と驚愕の目でみられています。
>>643
そもそも進駐軍の部品製造などは細々と実施されており、1948年には製造解禁。
1950年までには開発も解禁となります。
>>644
「三矢演習」としてもいいかもしれませんねw
>>645
これをうけて「うちが指揮したらもっと兵力を減らせる」と調子に乗った官僚もきっちり〆るでしょうね。
心ある官僚たちは制服組に教えを乞いはじめるでしょう。


648 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:30:10
>>647
うまい具合に制服組と背広組が手を取り合える下地も林さんがつくっていくことになるのかもしれませんな。
国防海軍では阿部さんが苦労しているでしょうけど。


649 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:33:57
林が憂鬱に置ける辻さんポジになってる件


650 : ひゅうが :2014/08/08(金) 18:34:25
>>648
この演習、艦隊決戦の夢を捨てきれない国防海軍士官へのお灸も兼ねています。
戦力分散に見えて、空母機動部隊の対地攻撃能力と「動ける航空基地」としての能力を最大限発揮していますので…
陸上からの航空援護のない場では動かしておらず常に優勢を保てる状況から攻撃隊を繰り出し、気が付いたときには敵側の艦隊戦力を分散させてしまっているということになります。
それに気が付いた国防海軍の士官たちもその手腕に戦慄していることでしょう。


651 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:35:13
YS-11も史実より早く完成出来るのか


652 : New :2014/08/08(金) 18:40:16
乙です。官僚将軍というあだ名が付きそうなw。
ソ連側に内容が漏れて極東軍が苦虫を噛み潰したようになってそうだ。


653 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:44:27
これは官僚将軍と経緯を持って言われてもおかしくはないでしょうねえ。
唯一新規編成の空軍だけかな問題が少なめなのは。こちらはこちらで結構問題があって上層部が問題児達にこの演習でお灸をすえていそうですが。

>>652
極東方面軍は確実にしかめているでしょうねえ。
少なくとも陸海の指揮官は現代戦を非常によく理解し式能力も高いことは確実になったのですから。


654 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:47:12
これから左前になるであろう、コンベアやノースアメリカン・ヴォート・ダグラス辺りと
日本の三菱・富士・川崎辺りが其々で合弁日本企業を創って日本にこの時代の
航空機製造工場が出来て、北米本社がコケたときにいくつかの製造パテントを抱えて
独立できたらなぁ、と妄想w

ノースロップ・カヤバとか無尾翼機押し押しでよくねwww


655 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:56:24
>>654
まあそこら辺は難しいし下手に出過ぎるとアメリカ政府にぶったたかれるから無理だろう。


656 : 名無しさん :2014/08/08(金) 18:57:31
>>651
完成度を高めるために史実通りになるかもしれない。
完成度はより高まったものになるだろうけどね。

まあボーイングと連携してボーイングが手を出さない分野を請け負う等、現実で今三菱がやっている様な関係になれる可能性は民間機分野であるよね。


657 : 名無しさん :2014/08/08(金) 19:11:10
ひゅうが様乙です。
これが三軍の統合指揮に向けた第一歩……という事になるのかな?
あ、後、この時期の鳩山さんはまだ権勢の座に居続けたいだけの夢と希望があるんですねw


658 : 名無しさん :2014/08/08(金) 19:15:43
林さんは戦後の背広を着た名将とか色々な表現を知っている人たちからはされるんでしょうねえw


659 : ひゅうが :2014/08/08(金) 19:35:05
>>657
念願の政権の座についたので張り切っていたのでしょうね。
そこが地獄の一丁目だとも気付かずにw
>>658
ちょっと中二的に「幻の名将」もいいかもしれませんね。


660 : 名無しさん :2014/08/08(金) 19:42:28
歴史的に見れば戦後の丁度良い時に軍政・軍令両方に秀でた(軍出身では無い)名将がいてくれたことが奇跡扱いされるのでしょうなあ。


661 : 名無しさん :2014/08/08(金) 19:58:00
流石、吉田機関閥!出来が違いますな


662 : 名無しさん :2014/08/08(金) 20:01:00
>>654
今現在左前の企業に近づくならともかく、
将来左前の企業は危険すぎる。
下手に近付いて、左前になったら日本企業が足を引っ張ったから、左前になったと言い訳されかねない。
最悪日本企業の妨害活動のせいで左前になったとされたら、経済活動に悪影響が出ます。


663 : 名無しさん :2014/08/08(金) 20:01:16
>>659
>そこが地獄の一丁目だとも気付かずにw

あはは……誰が引導渡すか知らないけれど可哀想にw


664 : 名無しさん :2014/08/08(金) 21:08:47
>>659
(主観的に)死ぬほど苦労して日ソの国交正常化交渉をまとめて帰ってきたら「お疲れさん。おめーの席ねーから!」かw


665 : New :2014/08/08(金) 21:17:10
池田秀一ボイス「ありがとう鳩山・・・そしてサヨナラだ」


666 : 名無しさん :2014/08/08(金) 21:24:26
>>664
半世紀ぐらいたてば核戦争後の逼迫した情勢の中で対話の窓口を確保した悲運の政治家という評価を貰える可能性があるよ!
半世紀立つまで?まぁお察しよ(微笑み


667 : トゥ!ヘァ! :2014/08/08(金) 21:34:53
>>635-639
遅ればせながら乙です

文官なのにこの腕前だと相手になっていた軍の面子が形無しですねw


668 : 名無しさん :2014/08/08(金) 21:38:52
というか、演習内容が漏れていたら、太平洋戦争に生まれるべきだった将軍と呼ばれそう


669 : 名無しさん :2014/08/08(金) 21:40:10
>>627
ディズニーの隣に○SJができたりしてね。
>>634
あとは無理するとすれば埋立地しかないだろうなぁ
>>654
合併企業をつくるとT-38とF-5押し付けられるな


670 : 名無しさん :2014/08/08(金) 21:58:26
>>668
ソ連への警告でわざと漏らしたりするかもね。
内務官僚出身者だからと舐めることなかれ、とね。


671 : ひゅうが :2014/08/08(金) 22:22:21
>>667
太平洋戦争時における軍の教育機構がいかに非合理的だったかの論証に使われそうですね。
ただし相手がとんでもないことも…
ちなみにこの後、林大将は訪米時にもエアランドバトルを先取りして限定核戦争状況のソ連軍を見事に撃滅し、ソ連軍側にあっては容赦ない戦術核運用でパリまで10日で駆け抜けるなどはっちゃけてます。
よほどイライラしていたのでしょうw
(詳細は「ブリア演習」をご参照ください)


672 : トゥ!ヘァ! :2014/08/08(金) 22:25:38
パリまで十日www

どんな無茶な運用したんだソ連(汗


673 : earth :2014/08/08(金) 22:31:01
>>671
期待して待ってます。


674 : New :2014/08/08(金) 22:31:38
もう南斗人間砲弾並の核運用でもしたんではw。


675 : 名無しさん :2014/08/08(金) 22:33:13
>>671
アメリカ国防総省が阿鼻叫喚の地獄に叩きこまれるんですがそれは(汗
まあ、そこで行われた演習は非常に大切な研究資料として研究が繰り返されるんでしょうな。


676 : ひゅうが :2014/08/08(金) 22:33:38
>>672
史実において1960年代においてソ連軍が構想していたパリへの電撃作戦案です。
実際に行われたコード名「ブリア演習」においては、初手において西ドイツに対して1000発ほどの戦術核の応酬を実施して国境線を突破。
戦略核の使用により、いわば「逆ベルカ式国防術」を展開することで南ドイツからの増援を防止しつつライン川を押し渡りフランスへ殺到する計画だったようです。

詳細は歴史群像2013年2月号「ソ連軍パリ侵攻の夢」を参照してください。


677 : earth :2014/08/08(金) 22:33:42
すいません。ミスしましたので再度書き込みます。

遅くなりましたが、ひゅうがさん、投稿お疲れ様でした。
>>671の内容のSSが投下されるのを期待して待っています。


678 : ひゅうが :2014/08/08(金) 22:36:02
>>673 >>677
うおおお?!
ありがとうございますearth閣下。
こちらも資料に万全を期しつつ考えてみたく思います。
これは責任重大ですね…


679 : 名無しさん :2014/08/08(金) 22:36:44
アメリカ海軍からしてみたら本気で羨ましがられるだろうなw
実戦部隊の運用を本職以上に知悉してる官僚が頭にいて
無理解で無茶振りする政府への説明役を期待できるw


680 : トゥ!ヘァ! :2014/08/08(金) 22:38:09
>>676
え、史実・・・?

なにそれ怖い(白目)

西ドイツが塵も残りそうもないほど(汗

これやるのなら西側もデイビークロケットとかも使われそうな勢いだw


681 : ひゅうが :2014/08/08(金) 22:40:24
>>680
ええ。史実です。恐ろしいことに。
これが中ソ対立時代となるとどうなるのか…(計画案が公開されていないようですので想像するしかないのですが相当恐ろしいことになりそうです)


682 : トゥ!ヘァ! :2014/08/08(金) 22:43:14
やっぱ冷戦時代って当時の核への緩い認識もあってかどっかぶっ飛んだ案や兵器ばかりなんですねえ(汗


683 : yukikaze :2014/08/08(金) 22:44:01
>航空機産業

絶対に倉崎翁がアップしとる。

「戦闘機は作りたいがエンジンがネックじゃし、派手に暴れればアメちゃんが
 うるさいからのう。何やりようはいくらでもあるわい」

そういって翁は軍用機ではなく民間機産業へと殴り込みをかけることになる。
さようならボンバルディア。君の事は忘れない。

>鳩山
つまり・・・統帥権干犯の時と同様「政争」で軍に介入しようとしたのね。
そりゃ阿部さんがブチ切れるわ。

>林大将
米ソ両軍が思っているだろうなあ。
「うちの将軍にあんなの欲しいよ」と。
しかし、林がソ連軍側で行った演習結果は、西側を戦慄させたかも。
これやられると欧州陥落するぞと。

もしかして史実以上に戦術核兵器開発に狂奔しないかこいつら。


684 : New :2014/08/08(金) 22:45:48
というより演習内容をみて「おお、これはいいものだ」とソ連側が検討し始め・・・・。


685 :  テツ :2014/08/08(金) 22:46:18
投下乙です
流石前世は電撃戦の第一人者にして常勝将軍w

アメリカでのハッチャけ振りを見てアメリカの将軍どもは「コイツは敵にしちゃならん」と認識したでしょうね


686 : New :2014/08/08(金) 22:48:48
ソ連は「日本侵攻時には林大将の暗殺が必須である」と記載してそうだな(汗)


687 : 名無しさん :2014/08/08(金) 22:54:37
>>684
多分、徹底的に極秘機密指定して管理するだろうから結構後、放射能問題を認識するまではばれないとは思うよ(汗


688 :  テツ :2014/08/08(金) 23:03:05
そして、さり気無く司馬御大が大佐になってるw


689 : 名無しさん :2014/08/08(金) 23:08:52
福田大佐の配属は戦史課ですかw


690 : ひゅうが :2014/08/08(金) 23:21:29
>>689
それもいいですねw
こちらでは戦史叢書の編纂作業にも携わっているでしょうね。
目指せ日本のヤン提督?


691 : 名無しさん :2014/08/08(金) 23:23:04
小説が非常に現実に沿った物となりそうですな(汗


692 : ボール :2014/08/08(金) 23:32:48
遅れてきた名将として戦後を描いた大作小説の主役になりそうな勢いですな。


693 : 名無しさん :2014/08/08(金) 23:32:50
司馬「三式中戦車はやすりで削れる」という名言はあるんだろうか?


694 : 名無しさん :2014/08/08(金) 23:39:41
むしろ5式や97式をべた褒めしそうなんですが、そしてその引き合いとして上層部の無能を思いっきりなじる


695 :  テツ :2014/08/08(金) 23:53:38
林さんは何年警察予備隊〜国防陸軍のトップを務めたんでしょうね
司馬御大が大佐になれるくらい長い間だと10年近く?


696 : 名無しさん :2014/08/08(金) 23:55:37
「一世代がアホぞろいで亡国の憂き目にあったが次の世代がちょーハンパなかった」みたいな史観がライト層に出回りそうよねえ。

そんで仮装戦記ではサイクルを一世代か半世代早めるのが定番に。
そして吉田機関のみなさんがそれを読んでしまってあまりのむずがゆさに悶絶する。


697 :  テツ :2014/08/08(金) 23:57:53
「軍上層部がアホやから戦争に勝たれへんかった。現場の将兵の敢闘ぶりを全てブチ壊してくれた」とか毒全開でw


698 : 名無しさん :2014/08/08(金) 23:58:47
その中の一部が調べれば調べるほど『ここまでやって勝てなかったのかよ!?』という事実に気づいて戦慄する訳ですな


699 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:04:07
海軍の戦果だけでも、連合艦隊2セット分ぐらい沈めてるからね(汗


700 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:06:48
マリアナ沖の戦果がレイテで米軍の投入空母数を十隻程度削った『だけ』とか、もうな……


701 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:14:11
司馬先生の場合、97式をべた褒めするのは無いような気がします。
97式は日本にとって最良の戦車でしたが、欠点も多いですし。
むしろ哀愁を持って語りそうな気がします。

「97式は戦前日本の凝縮した姿である。矛と前面の盾は列強の戦車に匹敵する性能である。だがそれはほかの全てを犠牲にして得られたものである」

褒めつつも欠点も指摘し、明治維新から太平洋戦争までの歪な成長の歴史を語ってくれそうな気がします。


702 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:14:27
現実が火葬戦記だからねえ。
これだと逆に仮装戦記にいどむ作家は苦労するんじゃあるまいか。


703 : ひゅうが :2014/08/09(土) 00:18:10
>>698
ソ連軍が「あのマンチュリア進駐にも抵抗できなかった島国ならひとひねり」と陸軍脳全開で日米戦を調べ始めると――
まず真珠湾で「あれ?なんで戦争続けられるの?」で、
マレー沖で「これなら我々も航空戦力で米軍に対抗できる!」と盛り上がり、
インド洋で「インド洋作戦も必要だな」。
ミッドウェーで「あれ?なんで日本海軍は戦争を続けられたんだ?」
ソロモン海あたりで「え?なにこの殴り合い」とドン引きしはじめ、
マリアナ沖で「ちょっと待て、何この投入戦力?!空母12隻撃沈破?」
レイテ沖で「おかしいだろうこの戦力…というか余計殴り合いがひどく――(絶句)」
沖縄沖で「(へんじがない、ただのしかばねのようだ)」

となりそうですね。


704 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:21:07
>>702、現実の方が凄すぎてライトなファンは現実と仮想がごっちゃになってそうだよねぇ


705 :  テツ :2014/08/09(土) 00:26:43
>>703
それでも武装解除されて軍隊もどきの警察部隊しか居ないと思ってチョッカイだしたらなけなしの大型艦艇が尽く日本海で漁礁にジョブチェンジw


706 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:30:52
逆に考えるんだ。
陰謀で日本を徹底的に消耗させおいたからこそ、その程度で済んだと考えるんだ。

まあその被害軽減の代償として永遠の敵を一つ作る羽目になったのだが。


707 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:32:56
これをゲーム化しようとしたらバランス調整にクリエイターが頭抱えるよねぇ
何この戦力、米帝様マジ米帝様、そしてこれを何度も壊滅させた連合艦隊化物過ぎワロタ、って


708 : 未熟者 :2014/08/09(土) 00:37:10
もしも的なIF物は大量に出そうではある<仮想戦記


709 :  テツ :2014/08/09(土) 00:38:23
転生者の集団が戦前日本に出現するとかですね、解ります(コラ


710 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:39:43
この世界だとミッドウェー海戦は太平洋戦争で一世代目の無能の象徴と、
次世代が交代した決定的な転換点と見られるんだろうか。


711 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:42:21
東條の取り巻きが人並程度に有能だったらとか、そういうのはありそうだね
というか、安易にいじってより良い結果を出させそうな要素がここくらいしか……


712 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:42:44
戦後夢幻会世界の南雲忠一は、マリアナでリベンジしてますから無能評価ではないはず。


713 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:45:40
いっそ近衛さん周りをいじって連合国参加を目指す…
うん、米国に巣くったアカのせいで失敗する未来しか見えないぞ。


714 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:45:43
ならば覚醒イベントで(マテ


715 : ひゅうが :2014/08/09(土) 00:46:26
>>712
不慣れなところは参謀の意見をよく聞き、一度の大敗にもそれに学び2度にわたり米機動部隊を壊滅させた名将という扱いでしょうね。
対比する形で、大敗のスケープゴートとなり機動部隊や水上戦闘部隊運用のノウハウ継承に失敗した米軍ということがいわれそうです。


716 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:48:34
勝てば人格すら肯定されるとはよく言ったもんだw


717 : 名無しさん :2014/08/09(土) 00:49:07
ニミッツ提督が事故で重傷を負い、太平洋艦隊の司令官に就任出来ず、潜水艦による通商破壊が低調化したバタフライエフェクトで云々カンヌンとか


718 :  テツ :2014/08/09(土) 00:57:05
史実の林敬三、14年間警察予備隊〜自衛隊の統幕議長務めてたのか


719 : ひゅうが :2014/08/09(土) 01:02:28
しかもこの世界では警察予備隊は1945年から設立…
トップではなかったでしょうが、仲良し(?)の阿部提督とならんで実質的な指導層を構成していたことでしょうね。


720 : 名無しさん :2014/08/09(土) 01:04:29
>>680
亀レスながソ連軍パリへ10日は怖すぎ…
なにせこんな感じだからね・・・

一日目〜五日目
ドイツ国内への822発の核攻撃でNATOの指揮系統を8日から10日ほど混乱させる。
その隙のに、東ドイツソ連軍と東ドイツ連合の第一中央方面軍侵攻。
NATO側は反撃として68発の戦略核でオーデル・ナイセ線に沿った地域及びズデーテン山地が通行不能になる。
チェコスロバキア方面はダムがNATOに破壊されるので、ポンツーンブリッジを使い機動力を確保。
南部では南西方面軍も同時侵攻。


六日目
第一中央方面軍侵攻が80㎞〜160㎞の深さで広域突破。
南西方面軍も100〜120㎞深さで広域突破、NATO側の反撃で消滅する。

七日目
消滅した南西方面軍の後詰として南部戦線で第二中央方面軍と西部方面軍が到着して攻撃、戦術核による火力戦。

八日目
戦術核による火力戦。

九日目
戦術核による火力戦。

10日目
NATO軍が壊滅。ソ連軍5個軍に残敵相当を命令。
パリ入場。


721 :  テツ :2014/08/09(土) 01:06:58
史実では1945年に鳥取県知事になってますが、警察予備隊設立と同時に移官したのかな


722 : ひゅうが :2014/08/09(土) 01:08:18
当初の警察予備隊は警察軍的な存在ですからね。
内務省からの移籍はやりやすいでしょう。


723 :  テツ :2014/08/09(土) 01:08:23
サラッと方面軍消滅とか判定が出てるし(汗


724 : New :2014/08/09(土) 01:09:05
欧州オワタw。


725 : ひゅうが :2014/08/09(土) 01:09:06
>>720
やっぱりこわい(汗


726 :  テツ :2014/08/09(土) 01:11:35
そしてコレを林さんは米軍との兵棋演習でやっちゃったんですよね
愕然としただろうな、国防省とNATO軍司令部は。しかも出来る事を証明したのは軍人ですらなかった警察官w


727 : ひゅうが :2014/08/09(土) 01:14:32
>>726
そしてその影響で林さんは退役後、かなり本気で米国防総省の戦略研究シンクタンクにさそわれますw
噂を聞きつけたNATOや西ドイツからも…


728 : 名無しさん :2014/08/09(土) 01:19:15
>>720、おぉ、怖い怖い…… 核のパイ投げを想定した戦艦がマシに見えてきますがな


729 : 名無しさん :2014/08/09(土) 01:23:13
>>727
この演習何が恐ろしかと言えば…
なんと、アメリカの本国軍は無傷なんですよ…
これをやればその後の米軍の反撃でソ連は消滅しますから。


730 : ひゅうが :2014/08/09(土) 01:29:01
>>729
まさにその通りなんですよねぇ…
そのときは全力で戦略核を互いの本土へ叩きつけ合うという末期的状況が招来されるでしょう。
この一点をもって米国が自制するか一定の妥協を得られることをソ連側は期待していたのではないでしょうかね。
日本海軍の漸減邀撃作戦なみに都合のいい想定ですが。


731 :  テツ :2014/08/09(土) 01:32:26
欧州の壊滅とNATO軍の消滅はアメリカも望んでいませんからね、うち等が本気を出せば欧州壊滅させる位は出来るぞ、と見せ付けたかったんでしょう。本当にやるかどうかは別にして


732 : 名無しさん :2014/08/09(土) 01:32:28
えぇ〜……(白目


733 : yukikaze :2014/08/09(土) 02:08:51
>>711
史実でも昭和帝から「東条は真面目なんだが、取り巻きが酷すぎる」
と名指しで批判されていますねえ。
多分ここではそれに輪をかけて批判を受ける事でしょう。

>>712
戦績で考えると間違いなくトップクラスの名将ですね。
真珠湾奇襲も成功させ、ソロモンでの二度の空母戦に勝利し、
マリアナで基地航空艦隊を指揮して、敵空母艦隊を壊滅させ、
レイテ・沖縄と連合艦隊を率いてアメリカを苦しめに苦しめぬいた。
ミッドウェーについても、連合艦隊司令部の方が批判されるんじゃ
ないでしょうかねえ。

>>719
年齢から考えれば阿部の後任で統幕長でしょうねえ。
しかしなにげに空母運用も的確にしているんですよねえ。
あんた本当に内務官僚なのかよといわれますわな。


734 : ひゅうが :2014/08/09(土) 02:13:23
何が恐ろしいって、互いに戦術核を叩きつけ合い数万両単位の戦闘車両と数千機の戦闘用航空機が入り乱れるのが、たかだか幅800キロ程度、攻勢正面が400キロ程度のヨーロッパ半島だってことなんです。
そしてそれを所与のものとして当時の作戦計画は立案されており、この勢いを決定的に停止させ、「戦後」の敵を消滅させる装置が後方に控えているんです。
言い換えれば、「妥協しなければ皆殺し」という前提で条件闘争を行うリングがヨーロッパ半島、そして相手の「装置」を少しでも無力化すべく周辺の大洋で戦闘が行われるというのが冷戦時の全面戦争計画というべきでしょうか…


735 : Monolith兵 :2014/08/09(土) 05:17:49
パイ投げ合戦した戦後憂鬱世界が狂いすぎてる。
史実も大概だけど、それよりも核戦争が身近な世界なんだよな・・・。


ところで、改めてフランスの航空機調べたら驚愕した。
D.520って400時間ちょっとで飛行不可能になるとか酷すぎる・・・。
戦後はその問題も解決したみたいだけど、こんなのを主力戦闘機にするとかないわ。


736 : 名無しさん :2014/08/09(土) 09:22:13
この世界だと五十六は五十六神とは
呼ばれずに人並みの評価なのかな。


737 : 名無しさん :2014/08/09(土) 09:25:36
>>733
林さんは統合幕僚長の次は阿部さんの後任の防衛大学校の学長ですかね。
海⇒陸と学長が移るのですからバランスも取れていますし。
にしても何故あれだけの手腕を持っていて内務官僚なのか歴史上もっともなぞな人物の一人になりそうですな(汗

>>735
それ以上に酷い情報を提供すると、エンジンが無かったり照準器が無かったりという様な期待が届いてたりする。


738 : 名無しさん :2014/08/09(土) 09:38:09
つまり……当時のフランス航空業界は生産流通整備維持その全てが全部駄目だったという事か?
そもそもなんで航空産業の国営化を目指したんだろ?(棒


739 : 名無しさん :2014/08/09(土) 09:50:44
>>738
国営化以前に航空産業を育てることに失敗したのがフランス。
そして一番最悪な時に国営化したもんだから航空産業のやる気が完全に無くなった。


740 : 名無しさん :2014/08/09(土) 09:52:34
しかしこの林さん、パットン元帥が随分と面白がりそうだな。


741 : 名無しさん :2014/08/09(土) 09:58:11
フランスはD.520に注力すればよかったのに出来なったりまあ色々と調べてみると問題だらけで涙が出る。
イタリアもイタリアでなんで複葉機を新しく造る?!って言いたくなったり守旧派排除して無線積めよと言いたくなったりと(汗
まあ42-43年頃にはまともに無線も積み強力なエンジンを搭載し重武装化した5シリーズが出てくる分マシなんだけどね。


742 : 名無しさん :2014/08/09(土) 10:00:24
なにこの核弾頭をちょっと強い爆弾程度にしか考えてないプラン
お前ら放射能まみれの欧州支配できると思ってるのかと正気を疑いたくなる話だね


743 : 名無しさん :2014/08/09(土) 10:22:07
冷戦時代は正気を疑いたくなることが多いけど、実際にやらかしたりもしているソ連は更に酷い(汗


744 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/09(土) 11:04:43
まあこの頃は戦車のNBC対策が流行で放射能の中での戦闘とか本気で想定してましたからね


745 : ひゅうが :2014/08/09(土) 11:50:28
>>744
某エセックス級艦長「狂ってる…敵も味方も、みんな狂ってる!」
実際冷戦って狂気と正気とちょっとの黒い笑いが混じっている時代ですよね。


746 : 名無しさん :2014/08/09(土) 11:56:08
そういう狂った時代を経て頭を冷やしてみると何やっていたんだ、と反省することになった面もありますからのう。


747 : 名無しさん :2014/08/09(土) 12:24:42
「パリまで入場したけど、被曝で兵員の大半が死亡。戦線の維持も不可能」
「フランスまでの占領地も放射能まみれ。自軍の損害の殆どが戦闘外という末期具合」
「これでは何のタメに戦ったのか意味がわからんではないか!」
「少なくとも二度とフン族や北欧の連中と戦わずに済むという点では僥倖だ
 放射能? 国の機能をウラルから東に移せばいいだけの事さ。何、ヒトラーよりは容易い敵だよ」

連中、これぐらいはいいそうだから困る


748 : New :2014/08/09(土) 12:43:50
放射能?ウォッカ飲んでれば大丈夫!と本気で言ってそう(汗)


749 : 名無しさん :2014/08/09(土) 12:47:13
放射能によって無駄に被害を出したとなったら責任問題になるから、「放射能による犠牲者?そんなものは公式には存在しない」となるかも


750 : 名無しさん :2014/08/09(土) 12:57:14
まあ正直楽天的な予想に基づき過ぎているんでそれ以降同じような計画が計画されなかった事でお察しください、だよなあ。


751 : ひゅうが :2014/08/09(土) 13:10:21
爆心付近でないと即死はしません。即死は…
そして約2週間たてば、一応は防護なしでも支障のないレベルに減衰はします。
まぁせいぜい白血球が減少したりする(250ミリシーベルト)くらいに?

というようなある意味おそるべき割り切りで戦術核使用は肯定されていたようですね。


752 : 名無しさん :2014/08/09(土) 13:14:40
だからと言って核を乱れ打ちするような戦術は宇宙空間で戦闘するようになってからにしてほしいなぁ……


753 : 名無しさん :2014/08/09(土) 13:16:12
そういう怖い割り切りも冷戦ならではというべきか(汗

>>740
面白がりそうですねえ。
内務官僚上がりなのに陸海空三軍の適切な運用方法を認識してそれを全て実際にやってのける実力。


754 : ひゅうが :2014/08/09(土) 13:28:15
ここでたとえをひとつ。

軍隊において壊滅とは30パーセントの戦力が完全に失われたものとされています。
さて、ここで全身被曝において5パーセント致死線量(浴びたら5パーセントが失われる)は2シーベルト(2000ミリシーベルト)となります。

正面からぶつかれば全滅(50パーセントが消滅)することになるほど兵力が拮抗していた場合、核弾頭の使用は軍事的に是か非か?
使用された場合、敵兵力は壊滅し、さらに威力からして5パーセント致死圏は半径1キロ程度、中性子線やアルファ線、ベータ線はある程度戦闘車両の防護で防げますから、半径200メートル程度が危険域となるでしょう。
さて、あなたが指揮官であった場合、戦術核の使用をためらう理由は?
たぶんこれが冷戦の思考だったのでしょう。


755 : yukikaze :2014/08/09(土) 13:42:30
>>736
戦略的思考の出来る司令長官とは評価されるでしょうねえ。
あまり言及されていませんが、真珠湾と南方作戦の2正面作戦を
見事に成功させた手腕は、褒められるべきものではあります。

ただ戦術的能力についてはミッドウェーの一件で疑問符が打たれるでしょうねえ。
流石にあれは擁護出来ないレベルの代物ですから。

そういや五十六って戦死したんだろうか。
ここら辺自分も等閑視していたところではあるんだけど。


756 : 名無しさん :2014/08/09(土) 13:59:31
>>754
そーいうソ連の科学アカデミー式の思考を実践しちゃうのがオロシやクオリティなんですよなぁ……
頼むから火星あたりに引っ越してからやってくれ。シベリア開発に核使おうとか塩爺じゃなくても基地外だと言いたくなる


757 : 名無しさん :2014/08/09(土) 14:05:29
核を巨大なダイナマイトの様に使うなっていう話なんですよねえ。
運河開削とか計画倒れになっているのにソ連では本当に使うってどうなのよと。

>>755
史実通りで良いかもしれませんねえ。
無事であっても表舞台から退場することに変わりはないですし。


758 : 名無しさん :2014/08/09(土) 14:08:11
後、何となく東京裁判とかやってないんじゃないかなーとも思ってたんだがどうなんだろ?


759 : 名無しさん :2014/08/09(土) 14:15:30
>>758
やっているだろうねえ。
敗戦国を戦勝国が裁くという行為は正当化のために必要だから。

パットンがいることで史実とは違う様相を見せるだろうけど。


760 : yukikaze :2014/08/09(土) 14:22:31
>>759
ただ、開戦をソ連が主導し、それをホワイトハウスの複数の高官が
手足となって動いたという事が暴露されてしまいましたので、日米戦争に
関して言えば、アメリカも強いことは言えないかと。

なので、極東裁判では、満州事変から日米戦争前夜までの日本の行動が
裁かれることになるんじゃないでしょうかねえ。
あれワシントン体制の完全なる違反行為(満州事変)でしたから。
以前自分が『石原莞爾とかは徹底的に裁かれるだろう』と言及した理由がここです。


761 : 名無しさん :2014/08/09(土) 14:27:19
莞爾「ペルリに訴訟も辞さない」
まぁ、史実通りであれば獄中で病死しそうな気がしますが

後、東條は自決するのかな。それとも仕損じて裁判を受けるのか


762 : 名無しさん :2014/08/09(土) 14:31:50
そもそも東條英機が自決を決意した直接の原因ってなんだっけ?


763 : yukikaze :2014/08/09(土) 14:35:28
>>761
一応拙世界においては、自決はせずに裁判で堂々と戦わせようかと。

『陛下は平和を希求されていたが、自分達がそれを潰した』
『結局政府の指導層は自分も含めて、失敗の責任を取るのが怖かったのだ。
 だからあそこまで追い詰められてしまった』

というように、天皇の無罪と、『裁かれる理由は、平和に対する罪とかではなく
政府指導層として無責任であったという事』を訴えさせようかと。
まあこれで一番誰が被害を蒙るのって、近衛文麿なんですけどね。無責任の極致の
ような人ですから。ちなみに鳩山の公職追放フラグにもなってもらいます。


764 : 名無しさん :2014/08/09(土) 14:39:22
山本長官は確か博打要素の強い作戦立案が嫌われて介入しなかった結果、史実通りにブーゲンビル島だったかは忘れたけど、前線視察中に乗機が撃墜されて戦死してたはず


765 : ひゅうが :2014/08/09(土) 14:46:36
拙作世界線では従卒として田中角栄少尉がつけられて修行にあたっていたため、ある程度の事情は知っていたようです。
ですが慢心があったのかミッドウェーの大失態を防げずに意気消沈し、ソロモン海においてジパング的最期を遂げています。
(史実と違い、い号作戦は陸海合同での限定航空攻勢に終始)
しかし最期にはその死を理由に日本海軍の暗号体系を見直す端緒をつけており、のちの勝利に貢献してはいます。
結果的には彼の計画していたマリアナ方面への防衛線縮小方針は古賀長官がこれを引き継ぐことになります。


766 : やってられない名無しさん :2014/08/09(土) 15:36:41
山下は戦犯追及されなさそうだが、本間と土肥原は生け贄要員だろうな、今村は史実通りだな
ニューギニア戦線がないということは安達がセプークするのかな?阿南は確実にしそうだし、生き延びた牛島も太田も戦後セプークしそうだが


767 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 15:51:37
遅レスですが
>>720
戦術核での火力戦ばっかじゃないかw

怖えよ冷戦(白目


768 : yukikaze :2014/08/09(土) 16:03:55
>>766
拙世界では本間は生かす予定。
例の死の行進ですが、あの距離について『我が軍ならともかく、軟弱な米兵では
踏破は難しいのでは』という論調で、南方軍や第14軍にいた夢幻会側少壮士官が
主張し、『ジープは無理でもオート三輪の汎用軽便車両なら量産可能か。安いし量産
できるし』とした陸軍省夢幻会士官のお蔭で、それなりの数のオート三輪が配備。

これのお蔭で被害を最小限に食い止められ「意図的にではなく、最大限の努力をした」
ということで生贄にはされませんでした(マッカーサーいないし)
その反面、レイテ戦で失態を繰り広げた陸軍第14方面軍は、ゲリラ戦での対応などから
徹底的に断罪されますし、土肥原も生贄。
牛島と大田は、戦後、沖縄県民の為に奔走するでしょう。


769 : ひゅうが :2014/08/09(土) 16:12:07
本間さんは陸軍きっての知米派ですからね。
生き残ってくれたら嬉しいものです。


770 : 名無しさん :2014/08/09(土) 16:17:39
阿南は強硬派を諌めるために自決しそうだな…柴も自決したんだっけ?
南雲も真珠湾奇襲騙し討ちの指揮官としてなんかしらの刑罰はうけそうだが


771 : yukikaze :2014/08/09(土) 16:30:37
>>770
真珠湾での南雲は処罰されないでしょう。
あれは南雲の独断ではなく連合艦隊司令部の作戦通りですので、
これで彼が批判されることはないです。
まあ・・・騙し討ちと言われないように手は打っているんですけどね。

むしろ南雲が叩かれるのは、艦隊派の大物としての立場でしょうね。


772 : 名無しさん :2014/08/09(土) 16:58:48
山下も処刑されるんやろか?


773 : ひゅうが :2014/08/09(土) 17:39:37
あまりにマックの私情がすぎますからそれはどうかと…
東京裁判の席に元皇道派である将帥として証言をしに出ることはあるとは思いますが、この世界では終戦時もマニラ市街戦は発生していませんし責める要素も少ないかと。


774 : yukikaze :2014/08/09(土) 18:55:00
>>772
拙世界においても、アメリカ軍とはほとんど関与ないので、
アメリカ自身は積極的にならないですね。
むしろアジア植民地失陥を決定づけられたイギリスの方が、
ガチで殺したがっているかも。

アメリカ側が処罰したがる軍人って、そう考えると案外少ないんですよねえ。
それこそ軍部代表としての東条くらいですか。


775 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:09:48
つまりアメリカしたら血みどろの死闘の果てに日本帝国軍を打倒した感傷に浸ってる横から
イギリスにまとめて処刑しろコールされるのか


776 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:10:26
まあ、米は既に戦後に切り替わっているからねえ。
英の要望を無視する可能性も十分に有るねえ。


777 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 19:11:28
東南アジアの植民地を失った欧州の連合国からはそういった声が多そうですね(汗


778 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:17:30
オランダとイギリスがその急先鋒ですか


779 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:18:04
イギリス、フランス、オランダ、処刑コールが上がるのはここらへんか


780 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 19:19:34
ポルトガルなんかも一応は東南アジアに領土持ってたけど
やっぱなんか言ってくるのかな?


781 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:27:04
お前らが日本を倒すのに何の役に立った? ああん?by米帝様

そういやイギリス情報部にはキム・フィルビーとかいうとても優秀なスパイがいたなあ。
アカのダブルだった訳だが。


782 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:31:38
>>762
諸説あって今の所不明。
自分は、戦陣訓の「生きて虜囚の辱めを受けず」にしたがって、捕虜にならないように自決しようとしたって説が好き。


783 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 19:31:41
流石米帝様!

イギリスもフランスもオランダも少なからずアメリカに借金しているでしょうし
上手く日本への被害を抑えたいところ。

それでもまあ賠償金払ったりと色々あるでしょうけど(汗


784 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:32:03
日本は米国に負けたのであってそれ以外には負けていない!

とか言わせてみてぇ

しかし、実際に欧州連合艦隊を結成したところで消滅するくらいの数、米艦艇を沈めてるんだよな……


785 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:41:06
イギリス東洋艦隊が沖縄にのこのことやってきて沈めてみたいな
レイテでもいいけど


786 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:41:22
醍醐さんも実質オランダの報復だったしね、今村さんも危うく処刑されるところだったし

もし沖縄で英東洋艦隊が大和にボッコにされてたら、信濃保有にいちゃもんつけてきそうだな


787 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:47:41
>>786
せやけど工藤、この世界限定的な核戦争起きて欧州もヒヤヒヤやで


788 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:50:16
>>786
アメリカが承認しているのにイチャモンつけたら国が終わるぜ、この時代。
それでなくとも限定核戦争までやらかしているのに。


789 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:50:49
>>785
以前の議論だと多分来ないか、来ても一部。


790 : yukikaze :2014/08/09(土) 19:54:15
>>776
拙世界で恐縮ですが、イギリスは最終段階で行ったビルマ解放作戦で
アキャブに海上機動作戦しようとしたクイーンエリザベスとラミリーズを
主力とする英国艦隊に、扶桑型戦艦2隻を主力とする南遣艦隊が
激突。扶桑型中破と引き換えに、エリザベスが中破、ラミリーズ撃沈。
輸送船団に足柄と羽黒が殴り込みをかけて、足柄沈没と引き換えに
輸送船団は半壊し、作戦は中止。

貴重な兵力を失ったイギリス軍は、日本軍が構築したマンダレー〜アキャブ
の防衛ラインを突破することが出来ず、ここで停戦になります。
イギリス側としては、バルジの戦いでアメリカ第一軍が半減する敗北を喫し、
しかも英第2軍が碌に動かなかったことに批判が出てしまい、欧州に戦力を
集める必要から、史実よりも戦力が減少した中での攻勢でした。

>>784
大多数の人間がそう思っているでしょうねえ。


791 : 名無しさん :2014/08/09(土) 19:56:39
ひゅうが氏だとビルマ戦線で日本が敗北しているんでしたっけな。


792 : yukikaze :2014/08/09(土) 20:00:03
>>785 >>786
レイテSS書きましたが、英東洋艦隊は参戦していませんね。
来ていたのは豪州海軍。
沖縄沖海戦は以前あらすじを示しましたが、英太平洋艦隊は、実質米海軍の
ピケット役でしたので、雲龍を主体とする艦隊に攻撃食らったら、これ幸いに
と、そいつらの攻撃にかかりきりになります。

で・・・英太平洋艦隊の離脱と、同じくピケット役を担っていた、アメリカ
軽空母艦隊がこいつら殴るのに夢中になったために、ピケット役が実質消滅。
それに加えて本土からの航空攻撃により索敵がおろそかになった所に、破壊神
御一行様が殴り込みに。

英太平洋艦隊は見事に恨まれることになりましたとさ。めでたしめでたし。


793 : 名無しさん :2014/08/09(土) 20:02:28
>>792
英国に発言権は全くないですな、ソレ。
早期に壊滅状態のオランダ海軍も同様。
東南アジアでぶらぶらしていたフランスは……。


794 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 20:06:47
>>792
英国ボロ負けだったのか


795 : 名無しさん :2014/08/09(土) 20:26:04
というか、その状態だと、日本はアメリカ以外では敗北をしてないということに


796 : 名無しさん :2014/08/09(土) 20:30:01
イラストリアス級を流星の1t爆弾急降下と雷撃で沈めたいわ


797 : 名無しさん :2014/08/09(土) 20:31:23
>>781
イギリスにもそのあたりの情報を流して処理ですかねぇ
>>784
ってか生き残った艦を返してもらえばヨーロッパ連合だけなら十分にたたき合いができるぐらいの戦力はなかったけ?


798 : ひゅうが :2014/08/09(土) 20:32:21
ドイツを倒すためにのこのこ同盟国になっているのをダシにしたら藪をつついて蛇が出ましたね。


799 : 名無しさん :2014/08/09(土) 20:32:47
>>795
戦闘では米軍以外には負けていないけど政治的な表現で言うなら連合国に負けた、という事にはなる。
まあ、連合国内部で太平洋方面での発言権はアメリカ以外はなきに等しくなるけどねえ。

>>796
まあ時期的に無理だろうな。


800 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 20:34:54
ほんとアメリカ以外に負けたわけじゃなかったのか


801 : 名無しさん :2014/08/09(土) 20:35:38
>>797
単純に残っている艦艇だけならそうなるかな。
ただ、それ以外のもろもろを考えたら叩き合うのは厳しいけど。

返してもらっても運用できるだけの資金力が無いけどねえ。
だから大型艦四隻(酒匂含むと五隻)だけしか実戦復帰ししてなくて駆逐艦も少ないわけですが。
しかも朝鮮戦争後には駆逐艦は半数に減り、戦艦も60年代(50年代末に練習艦化)には事実上退役やし。


802 : 名無しさん :2014/08/09(土) 20:38:00
>>801
戦力値的にアメリカもそこまでわがまま言うなら。日本に戦艦とかかえしてやっからてめえーらだけでやったら考えてやんよーっていう回答も出せるかなとふっとおもったの。


803 : 名無しさん :2014/08/09(土) 20:41:28
>>798
米海軍が大破撃沈された艦艇のリストを国務省の人間につきつけながら
「手前らがアカに踊らされなけりゃこいつらナチスにぶつけられたんだけど」とかイヤミを言いそうな(汗


804 : 名無しさん :2014/08/09(土) 20:44:17
英国紳士なら「最後まで生き残ったものが勝利の果実を味わうのだよ」とうそぶいてくれるに違いない。
しかし「なにいってんだおめー」とつっこまれる。


805 : 名無しさん :2014/08/09(土) 20:47:29
>>804
太平洋でのアメリカの仕置きに口出しした時点で突っ込まれるだろうなあ。
特に50年代から60年代のアメリカは日本を助言者にして極東、東南アジアに覇権を確立しつつあるのに口出しされたらうるさくて仕方が無い。


806 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 20:48:34
最後まで生き残る(アメリカに大量の借金&植民地の多くが独立)


807 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:06:35
しかも限定的核戦争が極東で勃発した関係で更に欧州諸国は核戦争に怯えないといけなくなっているんですよねえ。


808 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 21:10:19
今のところ自力で迎撃できるとこも少ないでしょうしね


809 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:13:24
さて、この世界の終末時計はどうなることやら


810 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:14:25
というか、下手しなくても燃料さえ有れば終戦時の海軍戦力で英海軍だけなら相手取れそうなのが恐ろしい。
朝鮮戦争参戦時の編成を見ても、大型空母と戦艦各1隻を中心とし、中型空母も含むまごうこと無き一線級の空母機動部隊ですよね(汗)
夢幻会は本当に頑張ったんだなあ…。


811 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:16:44
「祖国を立ち直らせるためにも!石油権益の侵害など認めん!」
「あれはやりすぎだ。いずれ東側介入の隙につながりかねねえ。しかし西側盟主としては…ぐぬぬ」
「日章丸、出港!」

こうしてみるとイギリスにひどいことしてるよね(棒


812 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:21:52
しかしアメリカは国務省とCIAをいつ立て直せるんかね?
弁解の余地のない大失態に汚名を挽回し続けて政治的に完全に失墜してしまったとはいえ、
ちゃんと自国の役に立つ様に梃入れはせにゃいかん訳で。


813 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:22:13
沖縄沖の日本海軍の投入兵力は

第二艦隊
戦艦大和 長門 陸奥
空母瑞鶴
重巡伊吹 高雄 妙高 羽黒軽巡 北上 矢矧 能代
駆逐艦 陽炎、夕雲級残存とぜかまし

第三艦隊
戦艦 金剛 比叡
空母 雲竜 天城 葛城
重巡 利根 最上 鈴谷
軽巡 生き残りの5500級 大淀
駆逐艦 秋月級

こんな感じか?


814 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:24:51
鈴谷はレイテ沖で戦没してませんでしたっけ?


815 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:28:41
この世界の火葬戦記だと早期にアカの脅威に気付いたアメリカが日本と手を組むとか考えるんだろうな
ルーズヴェルトがいる時点で無理そうだが


816 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:35:18
「実はルーズヴェルトもアカの手先だったんだよ!」

って感じにすれば物語の中じゃよさそう


817 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:39:26
つまりパットンが敵はホワイトハウスにあり!と叫んでクーデターするのか
この世界だと前半の公共の仕事増やしてた間アカ臭いといわれる程だが景気は良くなったし
日本開戦以降はぐだぐだだが評価としてはどうなのだろうか?


818 : New :2014/08/09(土) 21:53:40
>>816 まああんなに国務省にアカ抱えてたらルーズベルト自身がアカと言われても
違和感ないわな


819 : 名無しさん :2014/08/09(土) 21:58:16
>>817
戦争指導とアカの浸透に対処できなかった事以外では優秀な大統領扱いだと思うよ。
それにウォレスを排斥できていないからウォレスというアメリカの良心をいざという時の後継者に指名しておいた、という事実も又高評価につながるだろうし。

アカを何時排除するか、そしてウォレスとトルーマンがルーズベルトを説得する、という話になるんじゃないかな。


820 : 名無しさん :2014/08/09(土) 22:02:28
>>819
スターリンと同じく内政厨扱いされそうな評価だな、ゲームとかだと戦争弱いのに好戦的という状態


821 : 名無しさん :2014/08/09(土) 22:22:01
>>812
国務省はともかくとして、
CIAは解体されるのでは?
あそこ各省ごとに諜報期間作ってる為、予算や人員の奪い合い、作成の優先度で常に内部闘争が激しいと聞きます。
そんな中での、建国以来の大失態。
果たして存続出来るのでしょうか?


822 : 名無しさん :2014/08/09(土) 22:22:59
そういえば、戦後日本が使用する核兵器は航空機搭載の戦術・戦略核爆弾だけなのでしょうか?
核弾頭搭載可のナイキミサイルや核魚雷・爆雷ようなその他の核兵器もあったりなかったり、とか?


823 : ひゅうが :2014/08/09(土) 22:24:42

戦後夢幻会ネタSS――閑話「『彼女』について 20XX年」



――「クレムリンの枢機卿(カーディナル・オブ・クレムリン)」。
その名は大戦末期から冷戦期にかけてのインテリジェンスに興味を抱く人々にとって最大の謎であり、また興味をそそられる議題でもあった。

「彼、あるいは彼女はソ連共産党の最上層部の情報をどうにかして得られる立場にあり、そしてその精確性はほとんど上層部そのものではないかという疑いを抱かせるほどである」

これは、アメリカCIA長官として組織の立て直しに尽力していたロバート・マクナマラ氏の言葉である。
そして枢機卿は、どういうわけか日本国の上層部と密接なつながりを持っていた。
アメリカはもとより、英国が誇るMI機関や、西ドイツ、フランス、そして当のソ連自身もその正体を掴もうと懸命になっていた。
だが、よく知られているようにその正体は謎である。

枢機卿は何者だろうか?
少なくともその正体と目された人々はあるいは粛清され、あるいは自らがソ連のトップとなりつつも表も裏にも関係改善以上のことはしようとしなかった。
だが、そんな存在について近年、ミハイル・ゴルバチョフがその存在について言及したことがCIAの公開文書によって判明した。

「彼女…おそらく彼女の考えるところと私の考えるところは同じだったろう。接触らしきものも明確にあったが、私には彼女の正体を知ることはできなかった。
フルシチョフは時にその存在を前提として西側と対話しようとしたし、ブレジネフは半ば疑心暗鬼になりながらも危機的状況ではその存在を頼りにしようとした。アンドロポフはその恐るべき先見性に怯え、チェルネンコは半ばあきらめきっていた。
私にとっては彼女は文字通り天使だった。」

おわかりだろうか。彼女、とそう述べているのである。
クレムリンの枢機卿には、さまざまな異名がついている。
リンゴ、俯瞰する者、そして「ロマノフの亡霊」。
誰が呼んだのかはわからないながらも、ロマノフの亡霊という言葉は日本の諜報関係者と接触したごく上層部に古くからささやかれていたという。
ロマノフの亡霊にして、情報関係。
このキーワードからは、旧ロシア帝国内務省警察部警備局――通称オフラーナという組織が思い浮かぶ。
旧帝政ロシアにおける秘密警察にして、ソ連共産党結成期最大の敵。
ロシア革命以後その一部はソ連のチェーカーに吸収されたというが、その一部なのだろうか?
筆者が思うに、それは半分正しく半分間違っている。
彼らの定員はわずか6人だが、その構成員ははるかに多数に上っており、そのうちの一部がソ連の上層部に紛れ込んでいたのは事実である。
もちろん、それだけではない。
筆者は、アメリカの黄金時代を作り出したとして現在も尊敬を集めるケネディ元大統領が1956年に記した意味もないと思われる走り書きにそのヒントをみる。

「オリガ」

その名は、当時公開中だったブロードウェーのミュージカルとされる。
実際に上院議員時代のケネディがこれを見に訪れた記録もある。
作家のチェーホフについての伝記を書いた妻のオリガ・クニッペルの手記から着想を得たミュージカルだが、近年リメイクされたことで知る者もいるだろう。


824 : ひゅうが :2014/08/09(土) 22:25:13


さて、ここで唐突ではあるがひとつの話を記しておきたい。
199X年に行われた、エカテリンブルグにおけるニコライ2世一家の遺体調査である。
これにおいて発見されたのは8体の遺体。
DNA鑑定によって、いわゆるアナスタシア皇女の生存説が覆されたことはよく知られている。
だが、筆者が述べたいのは「オリガ・ニコラエヴァ・ロマノヴァ皇女の遺体とされたものは偽物であった」という鑑定結果である。
これは当時イパチェフ館で世話係をしていた女性のものであったとされるが、アナスタシア皇女の遺体偽物説と同様に異論があることはよく知られていよう。
これをもってDNA鑑定の不徹底性が陰謀論などで唱えられていることも。

つまりはこういうことである。
旧帝政ロシアがもっていた社会のあらゆる階層へ張り巡らされた、ことによると代を重ねる伝統職業じみた諜報網はソ連時代においても引き継がれていた。
おそらくは限られた者だけがその「送り先」を知っていたのだろう。
情報を送る当人たちはKGBなどの組織に協力していると思っていたのだろうし、その一員も存在したことだろう。
広大なソ連各地の、普通の一般市民が口の端にのぼらせる話題。
そしてクレムリンの内部でぽろりとこぼされる一言。
さらには、組織内部にいる者が「先祖のやっていたように」送る情報。
そして――それを利用するソ連上層部内部。

半ば、公認の情報漏えいルートといってもいい。
いや、ソ連という閉ざされた国家が「外」と繋がるほぼ唯一の安全な一本道であったのかもしれない。
反主流派の派閥であったり、ソ連の最上層部であっても必要があればここから情報を送ることが慣例化してしまってすらいた。
恐怖政治のスターリン時代に安心して使える「横の」情報伝達ルートからすら彼らは、いや彼女らは情報を得ていたのだろう。
そしてそれを分析したのは、「彼女」のバックに存在していた組織――おそらくは「吉田機関」といわれる存在。

彼女というある種のカリスマを戴くことによりこの膨大な情報集積ルートを管理したわずかな人々は冷戦の長きにわたり表向きは一般市民として存在していたのだろうし、また存在するのだろう。

むろん、これは筆者の空想が多分に混じった想像にすぎない。
「彼女」が現在も健在であるのかは誰にもわからない。
だが、現在のロシアが機密情報について質問を受けると、

「それについてはクレムリンの枢機卿にお聞きください。」

こう答えることが通例である。



――ジャック・J・ライアン著「インテリジェンス」内のコラムより抄録


825 : 名無しさん :2014/08/09(土) 22:25:38
>>822
米国から戦時に提供されるのを運用するのだから航空機搭載用だけだろうね。
あくまでも核兵器のシェアリングで平時は持っていませんから。


826 : ひゅうが :2014/08/09(土) 22:26:28
【あとがき】――インテリジェンスネタが出ていましたので一本でっち上げてみました。
最後のは、ちょっとした洒落です(笑)
なお、本文はフィクションであり実在の人物・団体などとは一切関係ありません。


827 : 825 :2014/08/09(土) 22:28:20
乙です。
そして危うくコアファイターするところだった(汗
ひゅうがさん申し訳ないです。


828 : ひゅうが :2014/08/09(土) 22:29:21
>>827
いえいえ。
あとがきを分割しない方がよかったですね…


829 : New :2014/08/09(土) 22:30:05
乙。偶像に尾びれ以上のものが付きまくってるw。


830 : 二二三 :2014/08/09(土) 22:35:57
乙です
なにやら本物のオリガが生きていての想像を掻き立てられますね
ニコライ家四姉妹には個人的に生きていて貰いたかったのもありますが


831 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 22:37:59
乙です

彼女・・・一体何者なんだ…


832 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/09(土) 22:38:19
乙です。マタハリやゾルゲ、フィルビーと違って最後まで謎のまま闇に消えた
20世紀最高のスパイと歴史に名が残りそうですねえ。まさに真のスパイとは
謎のままの存在でなければならないという理想的なスパイ……実体を持たないが故に
もはや吉田機関ですら完全なコントロールはできない偶像的な存在へと昇華して
しまったのかもw


833 : ひゅうが :2014/08/09(土) 22:41:22
なお、戦後夢幻会の中には戦後に臣籍降下した方がおられ、その傍らには白系ロシア人とおもわれる女性がいたことを裏話として…
つまり、そういうことですえ


834 : New :2014/08/09(土) 22:44:13
スポーツの宮様w


835 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 22:44:13
あらこちらでもあの二人は生き残ってむすばれたのかしら?


836 : ひゅうが :2014/08/09(土) 22:49:52
さて、彼女が末妹ご本人だったのか、それとも名乗っていた名の通りの長姉君だったのか、はたまた次女で軍事的な才能のあったあの方だったのか…
確かなことは遺骨は本来9体のはずが8体で、1つは偽物だったということだけでしょうね。


837 : 名無しさん :2014/08/09(土) 22:49:58
まあ、結局全てが噂なんでしょうね。
実際にあってもなくても変わらないわけですし。


838 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 22:52:35
当人たちが幸せなら野暮な探りは無用ですね


839 : 名無しさん :2014/08/09(土) 22:56:36
たとえ実際に死んでいる世界線でもスパイ網は生き残っているでしょうしそれと接触して連絡を繋いでいてもおかしくはないですしね。
そうでなくとも知識として知っている上で、裏付けをできる程度の情報網があれば同じことができる。

本当に歴史のいたずらでしょうなあ。


840 : トゥ!ヘァ! :2014/08/09(土) 23:07:55
どちらにせよこの世界の仮想戦記が盛り上がりそうな話題ですねw


841 : 名無しさん :2014/08/09(土) 23:13:20
軍事サスペンスやスパイ小説もので定番の小道具として出てくるんでしょうねえ。


842 : ひゅうが :2014/08/09(土) 23:28:50
>>841
信用できない味方の情報で危機に陥る主人公、そんなときにどこからか電話がかかってくる。
電話相手は年齢不詳の女性。彼女の助言で危機を脱し、一件落着となった主人公は、上司にその相手を問われ――

「彼女は『私の名は紅(あか)』といっていました。」

固まる上司。で、主人公に相手の説明をやってからスタッフロール。
どこかの和風の屋敷で古風な電話機を置いた女性の後ろ姿でエンド。
・・・なんだかこんな映画見てみたいw
ライアンシリーズもどきでできないかなぁ。


843 :  テツ :2014/08/09(土) 23:56:54
乙です
冷戦期最大のミステリーとして21世紀になっても世間にネタを提供し続けるようですね


>>なお、戦後夢幻会の中には戦後に臣籍降下した方がおられ、その傍らには白系ロシア人とおもわれる女性がいたことを裏話として…
ソリハダリナンダ、イッタイ・・・(棒


844 : 第三帝国 :2014/08/10(日) 00:10:57
ひゅうが氏乙ー。
自分もeartth様が更新をされたことも兼ねて久々にネタを投稿します。


845 : 第三帝国 :2014/08/10(日) 00:11:37

『ネタ』ゴジラVS長門


――195×年 東京


その日、東京は火に包まれていた。

「何とかしてあの怪獣を東京タワーに誘導する、
 そうすれば、そちらも狙い易いはずや、付近の住民の避難誘導も完了したから海軍サンは遠慮なくたのむ」

「だが、それだとそっちを巻き込むのでは?」

「東京タワーまで誘導したら、
 信号弾を打ち上げるからその時に砲撃してくれ、
 そして、もしもそちらの判断で間に合わないと思ったら――遠慮しなくていい」

「…そうか、武運を福田大佐」

そちらも、そう無線機の先の人物は言うと通信が途絶えた。
横でそのやり取りを聞いていた奥田艦長はふと顔を見上げて夜戦艦橋の窓の向こうを見る。
そこには、暗闇からは火災が起こり、砲火が飛び交うかつて経験した戦場の光景が写っていた。

その光景はかつてレイテ沖の虐殺を砲術長として見た地獄絵図と似ていた。
…ちくしょう、よりにもよって東京でこんな光景を見るなんて。

その思いは横に立つ艦隊司令も同じようで苦しげな表情を浮かべるが命令を下した。

「艦長、準備を」
「…了解、左砲撃戦用意。弾種、徹甲。」

4つの砲塔、45口径三式40センチ連装砲が重たげに動く。
8門の砲身は鎌首をもたげ、 主である国の首都、東京へ向ける。

ちくしょう――と再度奥田大佐は思った。

アメ公が核爆弾をビキニで起爆していなかれば、奴はずっと深海で眠っていただろうに。
あるいは、露助の野郎がベーリング海でアメ公に対抗して核を起爆しなかれば奴の存在が歴史に刻まれることはなかっただろう。
怪獣相手に立ち向かうなんて、戦前の空想小説でしか許されなかった展開だ、ちくしょうめ。

こんな時。
藤堂艦長ならどうやってやり過ごしただろうか?
あの人ならきっと涼しげな顔で処理しただろうが、この老いぼれには少々きつい仕事だ。

大和も武蔵もなくこの長門が相手をして、
藤堂艦長でもなく、本来ならば退役しても可笑しくないこの俺が、
こうして長門を指揮するのは――――運がいい、そう、実にいいぞ。

そう、悪くない。
かつてビック7と呼ばれ、
鉄砲屋なら誰もが一度は撃ってみたいと望んだ艦を指揮するのだから。
それも、あの暗く貧しい山村から出た自分が、かつての連合艦隊旗艦を艦長として指揮するのだ。

艦長から年齢を理由に艦から降ろされ、
沖縄で死なず、趣味の書道と共に今日まで生き永らえてきたが、
それは今日この日のためであったと言ってもいいほどだ。

悪くない。
うん、実に悪くない。

「観測機が対象を補足!
 目標、東京タワー付近を前進中!」

「こちらも、対象を視認!
 方位260度、こちらには気づいていません!」

奥田は東京タワーの法学に双眼鏡を構え――――見つけた。
二足歩行をする黒い怪獣が、緊急展開した国防陸軍の砲火を物ともせず進んでいる姿を。

国防陸軍の福田という名の大佐は仕事をやり遂げたようだ。
怪獣は真っ直ぐ東京タワーに向かいつつあり、どうやら自分達の出番である。

「『さかわ』『ゆきかぜ』より信号!「発砲まだか?」」

「信号弾確認、陸軍は退避した模様」

「諸元入力完了、照準よし」

続々と情報が第2艦隊の旗艦である長門に飛び込む。
横に立つ艦隊司令、松田千秋中将に視線を寄越すと黙って頷いた。

「よし、打ち方はじめ!」

刹那、轟!
と8門の41センチ砲が砲火を吐いた。
距離が近いため、ほぼ水平軌道を描いた重量約1トンの砲弾が数秒待たずに怪獣に直撃、爆発が連続する。

今までとは違う、轟き。
明らかに痛みに悶え苦しむ声が轟いた。

これだ、これだよ。
これこそ、戦艦、これこそ日本の誇りである長門だ。

放射能で生まれたゴジラよ、お前には怨みはないが、
国民を守護する軍に生まれ変わった国防海軍の底力を存分に見せてやろう。

閃光が夜戦艦橋を照らす中、
奥田は射精にも似た快感を感じ取った。


846 : 第三帝国 :2014/08/10(日) 00:15:25


以上です、先週ゴジラを見たので書いてみましたw
某作家、輸送作戦の奇跡の人、某御代の人物を登場しております。


847 : New :2014/08/10(日) 00:16:28
乙です。長門の砲撃は流石に答えたか・・・


848 : ひゅうが :2014/08/10(日) 00:16:55
>>845-846
乙です。
恐ろしいですが燃える展開ですね。
私も映画、見たいなぁ…


849 :  テツ :2014/08/10(日) 00:24:10
乙でした
うわ、燃えるシチュエーション
これは三日間毎日映画館に行って見たくなる


850 : 名無しさん :2014/08/10(日) 00:31:39
ガメラ2は陸海空軍&北海道全面協力で史実以上の名作になる予感がw


851 : 名無しさん :2014/08/10(日) 00:39:22
某所の投稿に加えてネタ投稿とは乙です

希望が見えてすごく燃えます!


852 : ハニワ一号 :2014/08/10(日) 00:42:50
乙です。
ゴジラ対長門という燃えるシチュエーションです。
しかし長門もゴジラの前に敗れてオキシジェン・デストロイヤーで決着をつけることになりそうですね。


853 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/10(日) 00:55:53
乙です。長門には負けて欲しくはないがゴジラにも負けて欲しくないというジレンマw
ここは一つ間をとって相打ちということで(マテ)


854 : yukikaze :2014/08/10(日) 01:08:28
両者ともに乙です。
ではこちらは影の薄いイギリスにスポットを当ててみようかと

  戦後夢幻会ネタSS――「落日の帝国 1945年」

ロンドンダウニング街にある首相官邸において、当代の宰相であるサー・ウィンストン・チャーチル
は、口を逆Vの字に歪ませながら、右手にある報告書を睨んでいた。
元々チャーチルは、朝の定例報告に必ず悪いニュースを入れるよう厳命していた。
その理由は言うまでもないだろう。人間だれしも吉報は喜ぶが凶報は嫌うのである。
仮にも一国の指導者が吉報ばかり聞いては国を誤らせる元になる。
現に、吉報ばかり聞くことに耽溺したちょび髭の伍長の帝国は、今や灰燼に帰し、もうまもなく
滅びを迎えることになるのは間違いなかった。
その点で言えば、チャーチルは一国の指導者としては及第点をつけられるであろう。
もっとも、凶報を聞く度量があることと、凶報を聞いて不機嫌になることは両立するものである点は
報告者にとっては知りたくもない事実ではあったが。

「M。目覚まし代わりとしてはなかなかの報告書だ」

当人としては皮肉を利かせたつもりであろうが、報告書を持つ手がかすかに震えているのを
Mは見逃さなかった。
まあ震えるのは無理もなかった。自分も極秘で知らされた時は茫然としたものであった。

「落ちたものだよ。我が大英帝国も。戦場だけでもなく諜報でも負けるか」

誇り高きチャーチルにとっては我慢できるものではないだろう。
エリザベス女王がスペインに打ち勝って以来、諜報と海軍はイギリスのお家芸であった。
あのコルシカの成り上がり皇帝も、世間知らずのカイザーも、一時的には勝ちながらも
遂にドーバーの白い崖を乗り越えることが出来なかった理由は、この2つで勝ち続けたからであった。
だが、大英帝国を大英帝国たらしめていたこの二つが敗れた時どうなるか。
問うも愚かであろう。

「で・・・国王陛下よりもスターリンに忠誠を誓っている者たちはどうしているのかね」
「普段通りです。現時点においては気付いてはおりません」
「結構。狐はすばしっこいからね。確実に網にかけないといけない」
「わかっております」

これ程までの大失態をよりにもよって他国から指摘されたのだら、Mとしても手抜かりはなかった。
大英帝国に赤っ恥をかかせた以上、この愚か者たちを許すつもりはさらさらなかった。
長きにわたって祖国に不利益をもたらしたのだ。きっちりツケは取り立てるつもりだ。


855 : yukikaze :2014/08/10(日) 01:09:19
「しかし、海軍はともかく諜報部門については、我々の先達たちは仕事をしなかったように思える
 のだが。自学自習でもしたのかね?」
「去年刑死した、ソ連のスパイから手に入れたと言っておりましたが」

そう言いながらも、Mの口調は、その理由を全く信じていない音があった。
確かにゾルゲは優秀なスパイであったかもしれないが、そうであるが故に、自分の任務に関係する情報
以外の情報は与えられないのが通例である。
諜報の世界において重要なのは『情報のコントロール』であるのだから、駒でしかない諜報員に、ありと
あらゆる情報など渡すはずがないのだ。
理由としてはかなり下手くそな内容である。MI6ならば一分と持たずにクビであろう。

だが・・・と、Mは思う。
この程度の下手な話しか作れない人間が、何故我が国の売国奴を特定できたのかという事である。
正直、あの売国奴達は、これまで自分が見てもそういうそぶりを見せないほど狡猾であった。
何気ない風を装って、ばれても惜しくない情報を彼らに渡し、そしてそれがソ連の手に渡った
事が確認されて、初めて確信を得た程である。
事実が確認された後、Mが感じた違和感はまさしくそれであった。

「案外、嘘がつけない男なのかもしれないぞ」

含み笑いをしながら、Mの疑問に答えるチャーチル。

「それは、諜報員向きではありませんな」

Mもまた苦笑をする。もっとも、その諜報員向きでない男に、大英帝国は救われたのだから
何とも皮肉なことではあるが。

「しかし・・・アジアの植民地を奪った代金としては、割に合わんな」
「安く見られたものです。我が祖国も」

そう言いながらも、彼らは祖国の凋落を認めざるを得なかった。
1個軍団を欠いた状態ではじめられたビルマ奪還作戦。
強固な防衛ラインに手こずったイギリス陸軍は、第15軍に属する1個師団を、海路アキャブに
上陸させて、ビルマ方面軍の防衛ラインを壊滅させようとしたが、アキャブ沖海戦において
輸送船団は半壊し、ビルマ奪還の見通しは大規模な増援のない限り不可能となっていた。
もはや大英帝国が、アジアにおいて発言権を得る可能性は消え去ったと言ってよかった。

「そうか・・・そういうことか・・・」

何かに気づいたように、チャーチルは虚空を見上げ、そして笑い出した。
唖然とするMを視界に入れながら、チャーチルは笑わざるを得なかった。それしか出来なかった。
要するに、大日本帝国において、大英帝国の売国奴を暴き立てた男の痛烈なメッセージなのだ。

『落日の帝国にはこの程度の理由で十分』

侮られている。馬鹿にされている。
だが、そう見られても仕方がない程、大英帝国は凋落してしまった。
単独で一度たりとも大日本帝国に勝利することがかなわなかったのだから。
そしてこれは警告でもあるのだろう。日本人はお前たちに負けたのではないという警告。
仮に、戦後に報復を行ったとしたら、それこそ痛烈なしっぺ返しが来るであろう。

「ご苦労だった、M。職務に戻りたまえ」

そういうチャーチルの表情は、これまでの自信に満ち溢れたものではなく、没落を嘆く
老騎士のような悲しみの表情があった。


856 : yukikaze :2014/08/10(日) 01:18:25
今回の話の投下はこれまで。
そりゃあ大英帝国が誇った諜報部門と海軍が凋落したという事実を
つきつけられれば、チャーチルとて泣きたくなりますわな。
ほんと第二次大戦は、世界帝国としてのイギリスの凋落を見せつけられて
以降の英国指導者層が自信を無くしたくもなる訳ですが。

余談ですが、情報を渡した後の日本での一コマ。

堀栄三(憂鬱田中憑依)「嶋田さん。幾ら何でもあの理由はないでしょ」
阿部「だってねえ・・・他に理由思いつかなかったし」
堀「そりゃあ嶋田さんは諜報畑の人間じゃないですから仕方ないですけど
  あれ先方さんが絶対困っていますよ。」
阿部「どうしようか・・・訂正できないしねえ」
堀「まあ過ぎた事は仕方ないです。先方さんには精々悩んでもらいましょう。
  どうせもう何もできないんだから」

回顧録でチャーチルの心情を読んだとき、どういう顔するんでしょうかねえ。


857 :  テツ :2014/08/10(日) 01:19:37
投下乙です
これで東京裁判(が在ったとしても)でイギリス側からの横暴な戦犯指定が無くなりそうですね


858 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/08/10(日) 01:22:15
乙です。英国としては日本の降伏時に諜報関係資料を可能な限り日本から回収しろとか
命令したくなる気持ちでしょうね。凋落したからこそなりふりかまわない所業に
出る可能性もありそうですがその辺は米国が阻止するか


859 :  テツ :2014/08/10(日) 01:25:41
>>858
内務省「知りません」
陸軍省「知りません」
海軍省「知りません」

MI6「一切証拠となるものが出ませんでした」
M「」


860 : 名無しさん :2014/08/10(日) 01:27:28
やっぱ諜報はジェームスでないとw


861 : New :2014/08/10(日) 01:27:42
乙です。諜報と海軍力で敗北・・・大英帝国の紳士が凹むのも仕方ないかと。
ビルマで撃退されたことで東南アジアの親日度が1ランク上がってそうだな。


862 : ひゅうが :2014/08/10(日) 01:34:16
乙です。
別の情報網の存在を匂わされるとなりふり構わず情報網を手に入れようとするかもしれませんね。
しかしその姿かたちを見つけることはかなわずにゾっとしそう…
なお、上に書きましたように某人たちに窓口は限定されているということになりますのでその闇の深さを感じ取ることができるかも。
案外、真実(とされるもの)に最も早く近づくのはM氏たちかも?


863 : ひゅうが :2014/08/10(日) 01:41:59
>>856
※その2に載せようとして断念した蛇足項。その設定を番外に流用。


――1956年某日 ホワイトハウス

アイゼンハワー「それではなにかね?日本の情報網は、帝政ロシアの亡霊だというのか?」
ケネディ「はい。彼らはそう匂わせています。」
アイゼンハワー「しかし、それ以上は?」
ケネディ「あちらの信義にもとると。」
アイゼンハワー「もっとつつけば妥協が得られる…というのはやりすぎか。ん?どうしたねケネディ議員?」
ケネディ「閣下…そういえば、ロマノフの亡霊で思い出したのですが…ニコライ2世の皇女の名前、憶えておいでですか?」
アイゼンハワー「うん?確かオリガ、タチアナ、マリア、アナスタシアってまさか!」

二人「「…」」

アイゼンハワー「この件の闇は、深いようだな…」


というのを考えていました。
よろしければご流用くださいw


864 : 名無しさん :2014/08/10(日) 01:59:25
おお!SSがみっつも投下されてる!

イギリスの横暴が抑えられたらオーストラリアもなんとかなる、問題はオランダだが


865 : 名無しさん :2014/08/10(日) 02:05:26
パットン親父に睨みつけられてすごすごと引き下がるんじゃないかな?
あの人、優秀な敵は役に立たなかった味方よりも贔屓にするし


866 : 名無しさん :2014/08/10(日) 02:07:08
>>862
戦後にクレムリンの枢機卿の情報が出回るからなぁw
ぜってー、突っ込むな英国情報部、で、ほとんど確証を得られず仕舞いと…

ホント、「クレムリンの枢機卿」を個人としてみても組織としてみても
唯一の存在の証拠は、日本の吉田機関から流れてくる正確極まりないソ連の情報のみ
これ創作物でより一層凄腕の個人・組織として流布されるでしょうなぁ


867 : 名無しさん :2014/08/10(日) 02:10:19
日本の治安機関も、警察庁のトップやOBから流れてくる「クレムリンの枢機卿」情報の正体を知ろうとして挫折するんでしょうね


868 : ひゅうが :2014/08/10(日) 02:16:07
なお、拙著の対ソ情報組織「オリガ」は、鶏が先か卵が先かのような存在ですね。
情報網自体は実在します。


869 : 名無しさん :2014/08/10(日) 02:16:30
気付いたけど、クレムリンの枢機卿は
アメリカや英国はおろか、ソ連の細胞のいるところの情報なら
原理的には、手に入れることも出来るんだよな

…創作物では、世界中どこであれ
主人公達に、ちょっとした手助けや情報を与えられる良いポジションやw


870 :  テツ :2014/08/10(日) 02:18:51
フレデリック・フォーサイス作品の常連になってそうですね
主人公が調査に行き詰まった時、日本人の協力者が「クレムリンの枢機卿から「ちょっとした御節介」だそうです」といって重要情報を持ってくるとかw


871 : ひゅうが :2014/08/10(日) 02:36:01
なにそれすごくおいしいw


872 : yukikaze :2014/08/10(日) 05:59:36
おかしい・・・何かがおかしい。
だからこんな作品を投下してしまうんだ・・・

力量不足と言われるの覚悟の上です。戦艦大和の伝説をご覧あれ。

  戦後夢幻会ネタSS――前史「栄光ある敗北」

1 暴君の焦り

1944年10月に勃発したレイテ沖海戦は、連合艦隊の勝利に終わった。
戦艦9隻、護衛空母5隻の沈没もさることながら、15万人もの死傷者が生じた事は、アメリカの
内政上、許容できる範囲を超えていた。
そうでなくても、ソロモン海とマリアナ沖で多くの乗組員を失っているのである。
ガタルカナルで壊滅した第一海兵師団も含めると、太平洋において既に20万人近い人間を失っており
そしてその大半が、レイテ沖において引き起こされたという事実が、レイテ沖海戦でアメリカが受けた
衝撃を理解することができるであろう。
仮に・・・であるが、1942年半ばまでに、アメリカがレイテ沖並みの被害を受けていれば、間違いなく
アメリカは停戦に移ったのではないかというのが、日米両国の史家の共通認識となっている。

だが、不幸なことに、レイテの敗北は1944年に起きていた。
そしてこの時期のアメリカは、戦争マシーンがフル稼働していた時期でもあった。
痛手であった事は間違いないが、戦争を失うほどの物でもなかった。
流石に戦艦は不可能ではあったが、巡洋艦と駆逐艦はすぐに補充を受けており、ほぼ無傷であった
空母の状況を考えれば、年末には攻勢に打って出ることも可能であった。
もはや何度目になるかわからない、アメリカの化け物ぶりを示す状況がここにはあった。

もっとも、アメリカ海軍は年末を過ぎても真珠湾で訓練に励む毎日であった。
無論、マリアナやレイテの事を考えると、艦隊の練度をあげるということは大変重要な事なのだが
練度を上げる為に真珠湾に留まっているのではなかった。
何故なら、この時期のアメリカ合衆国では大激論が繰り広げられていたからだ。

事の発端は、アメリカ陸軍航空隊のボスであるアーノルド大将の提案であった。
バルジの戦いで6個師団を失ってしまったアメリカ軍は、欧州に派兵をしなければならないが、
しかし本土から新兵を一から鍛えて派兵するには時間がかかる。
そのため、太平洋戦線から兵を引き抜いて、欧州への援軍とし、日本に対しては、マリアナを制圧した
後に、B−29による都市爆撃と機雷封鎖による兵糧攻めにして屈服させるべきであるとしたのである。
太平洋戦線勝利を米陸軍航空隊の手柄にしようとするのがあからさまではあったものの、下手に本土に
攻め込んで被害を拡大させるよりははるかにマシであるというのが、この案のセールスポイントであった。
陸軍長官であるスティムソンも、合衆国陸軍総司令長官兼陸軍参謀総長であるアイゼンハワーも
欧州が主戦場であることと、アメリカ兵の被害を抑えるという点において、同案の支持を表明していた。


873 : yukikaze :2014/08/10(日) 06:00:20
このアーノルドの意見に対して、猛然とかみついたのがキング作戦部長であった。
当たり前であろう。この原案が通れば、海軍は完全に陸軍の風下に立つことになるのである。
せっかく大艦隊を作ったのに、その役割が陸軍のエスコート。
キングとは犬猿の仲であるタワーズ太平洋艦隊司令長官も、キングのこの反対に全面的に賛意を示して
いることから、海軍の総意と言っても良かったであろう。
何しろ、日本海軍と血みどろの死闘を繰り広げたのは海軍なのである訳だから。

だが、キングにとって腹立たしい事に、海軍に対する逆風は予想以上に強かった。
奇襲を受けた真珠湾はともかくとして、正面からぶつかった海戦で勝利したのはミッドウェーのみ。
その後は、ソロモン、トラック、マリアナ、レイテと、主要な海戦に悉く敗れ去ったという事実は
キングの予想以上に、アメリカ政府及び国民の海軍に対する信頼感を低下させることになっていた。
無論、連合艦隊とて無傷ではなく、空母機動艦隊に関して言えば事実上消滅したと言っても良い
有様なのだが、圧倒的優位であったにも拘らず大敗を喫したレイテ沖の顛末が、海軍にとって
大きくマイナスに働いていた。
既に戦争の帰趨は決している分、如何にアメリカ兵の被害を少なくするかに関心を持っている
アメリカ政府にとって、これ以上の間違いを犯す気にはなれなかったのだ。
海軍びいきで知られたルーズベルト大統領が、レイテの敗戦の後始末で人事不省に陥り、そのまま
政界を引退したことも大きかった。(1944年12月に意識が戻らぬまま死去する。)
1945年1月には、アメリカ政府内において、マリアナ攻略作戦が正式採用される所まで話は煮詰めら
れる状況になっていた。

この状況が根底からひっくり返されたのが、マッカーサーの要望であった。
半ば政治的な理由により欧州方面の総指揮を取ることになったマッカーサーは、爆撃機部隊の成果を
更に上げる為にとして、B−29の欧州配備を強く進言したのであった。
ワシントン界隈は「またあいつか」と、半ば匙を投げていたものの、欧州戦線こそがアメリカの主戦場
であると、3月前の主張とは正反対の事を言うマッカーサーに、チャーチルも深く同意し、一緒になって
運動した結果、太平洋戦線に回すはずだったB−29の悉くを欧州に配備させることに成功したのである。
アーノルドは「だからあいつは嫌いなんだよ」とぼやいたとされるが、この計画の修正が、キングに
巻き返しを与えることになる。

そして1月中旬の作戦会議において、キングは一つの野心的なプランを全体に公表する。

『オペレーション・アイスバーグ』

日本と南洋諸島とのシーレーンの結節点である沖縄を攻略することによって、一気に日本の継戦能力を
崩壊させ、アメリカの勝利に持ち込む。
キングの職を賭した大博打が世に出た瞬間であった。


874 : yukikaze :2014/08/10(日) 06:07:11
<後書き>

はい。遂にやってしまいました。沖縄沖海戦SSです。
「レイテで懲りていないのか」と言われそうですが、やはり書きたいという
欲求を抑えることが出来なかったのと、8月しか自分の時間を取れそうにないので
せめてこれだけは完成させようかと。

ひゅうが氏世界では、5月1日にワシントン宣言が出され、5月11日に受諾と
なっていますので、沖縄沖海戦は4月下旬には終わっていないといけない状況。
そうでないと、無条件降伏なんて案件取り外さないでしょうしねえ。
何とか少ない知識で屁理屈こねてみます。では。


875 : 名無しさん :2014/08/10(日) 06:27:03
いえいえ、期待していますよ。
物語を書いて投稿してくれる方には唯々感謝ですよ。


876 : 名無しさん :2014/08/10(日) 07:20:28
yukikaze氏乙です。
あの、もしかして創作絡みでなんかありました……?
yukikaze氏の作品が好きな自分みたいな人間もいますし、自信持っていいと思います。
そんなわけで新作お待ちしてますゼ、旦那!


877 : 名無しさん :2014/08/10(日) 07:37:11
乙です。沖縄沖海戦キター!


878 : 名無しさん :2014/08/10(日) 07:52:17
yukikaze様、投下乙です。

戦艦大和の伝説を楽しみにしてます


879 : 名無しさん :2014/08/10(日) 09:42:05
投下乙であります。
これ、米海軍敗戦の最大の功労者って…


880 : 名無しさん :2014/08/10(日) 10:01:05
乙です
……日本はマックに功二級金鵄勲章くれてやっても良いんじゃないかなw


881 : ひゅうが :2014/08/10(日) 10:33:20
投下乙です!
書きたいものは書いてしまうものですよね(未完がいっぱいの自分を棚に上げて)。
楽しみにしています。


882 : 名無しさん :2014/08/10(日) 10:43:57
>>879
米海軍「マックやな」
米陸軍「キングだな」


883 : New :2014/08/10(日) 11:18:30
乙です。こっちではルフトヴァッフェがB-29に泣かされるのか。


884 : 名無しさん :2014/08/10(日) 11:25:55
ルフトヴァッファはB−29と相性が良い気がする
良い、とまでいかなくとも日本ほどひいこら苦しめられないのではなかろか


885 : 名無しさん :2014/08/10(日) 11:32:07
yukikaze様乙です。しかしB29はヨーロッパ戦線に投入ですか……アルデンヌでもドイツが戦果を挙げてるそうだし、そのバタフライ効果が戦後のドイツに多少なりとも吉と出るか凶とでるか何とも図れませんね。


886 : 名無しさん :2014/08/10(日) 11:38:41
ドイツの場合は鬱憤を叩きつけるように爆撃た地ならしされてしまいそうなんだよなあ。
少なくとも日本に無条件降伏させられなかった鬱憤がぶつけられる可能性はあるかと。
そうなると国防軍再建が西独政府の頭が割れる様な頭痛となるのかなあ(汗


887 : 名無しさん :2014/08/10(日) 11:56:44
なんかIFの話を思いついたので投下してみる…イギリス苛めだけど

イギリス「今までの屈辱を返してやるぅ〜〜〜〜!」
日本「っるさい!こちとらヤケッパチなんじゃ!ヒャッハー!」

戦後夢幻会IF
栄光の終焉 〜大英帝国海軍最後の艦隊決戦〜

大英帝国海軍、かつては7つの海を支配し世界第1位と評された大海軍は第1次世界大戦で
絶頂を迎えたが、その第1次世界大戦で疲弊し、第二次世界大戦で今まで築き上げた名誉や
栄光を殆ど失う羽目になった。無論最盛期を過ぎ弱体化したとは言え英海軍は強大でドイツ
イタリア海軍相手に善戦し続け、特に独伊相手に奮戦した地中海艦隊の行動は称賛されるべきである。

最もビスマルクやシャルンホルストをよってたかって袋叩きで沈めたり、ブレスト港襲撃事件で
碌に動けないフランス海軍を叩きのめすなど、弱い者いじめに定評があると陰口を叩かれては
いたが海軍としてタラント奇襲やシーレーンを守り続けた雄姿は称賛に値するものであった…
タングステン作戦・ドラグーン作戦?知らん、そんなこと俺の管轄外だ…
が、太平洋ではどうだったであろうか?ある口の悪い米海軍の将官から発せられた一言が
全てを表すだろう…『役立たず』と

理由は簡単だった、開戦直後のマレー沖海戦では英海軍誇る最新鋭の戦艦「プリンスオブウェールズ」
と僚艦「レパルス」と共に航空隊によって呆気なく沈み、インド洋沖海戦でも南雲機動艦隊から只管逃げることを選択し
(これに関しては仕方ないと言われた)主力は逃げることに成功したが「ハーミス」「ドーセットシャー」「コーンウォール」
を一方的に失い、更にビルマを巡る攻防戦の天王山と言うべきアキャブ沖海戦で「ラミリーズ」と数隻の巡洋艦を失うと
言う日本連合艦隊に一方的にボコボコにされていたのだ、おまけにソロモンの攻防戦の序盤で主力艦を一挙に失った
オーストラリア海軍の泣きつきによって供与した「シュロップシャー」もレイテ沖海戦で呆気なく海底に送られるなど
散々と通り越して無様であった。

アメリカ海軍はマリアナ、レイテの敗北後進退極まったキング提督のごり押しとも言える沖縄攻略作戦「アイスバーク」を発動させる。
無論イギリス海軍も名誉回復の為もあり時の首相ウィストン・チャーチルの強力な手腕で最新鋭の有力艦艇どを極東の海に派遣し
アメリカ第5艦隊の指揮下に入り、第57任務部隊となった。

英極東艦隊司令官 ブルース・フレイザー大将
実質の艦隊司令はサー・バーナード・ローリングス中将

戦艦
「キングジョージ5世」「ハウ」
空母
「インドミダブル」「ヴィクトリアス」「イラストリアス」
「インディファガティブル」「インプラカプル」
軽巡洋艦
「スイフトシェア」「ブラックプリンス」「ユーライアス」「アルゴノート」
駆逐艦
4個駆逐隊計15隻


888 : 名無しさん :2014/08/10(日) 12:00:06
これにカナダ海軍の「ウガンダ@フィジー級」、ニュージーランド海軍の「ガンビア@フィジー級」「アキリーズ@リアンダー級」
の3隻の軽巡洋艦が加わった。戦艦はキングジョージ5世級、空母はイラストリアス級、巡洋艦はダイドー級とその改良型の
ベローナ級に出来立てホヤホヤ最新鋭のマイノーター級とイギリス海軍ではなくチャーチルがどれだけ自分の愛する
海軍の名誉挽回を兼ねて投入可能な最新鋭艦艇を派遣したのかよく分かるだろう…却ってそれが築き上げた栄光を
木端微塵にする結果となったのだが。

そして1945年4月30日、第二次世界大戦において有終の美を飾る最後の大海戦が勃発する。沖縄に大挙して
襲いかかる連合軍に対し、日本軍は作戦残存艦隊の総力を結集して輸送船団の撃滅を目的とする菊水作戦を発動する。

第2艦隊
戦艦「大和」「長門」「陸奥」
空母「瑞鶴」
重巡「伊吹」「高雄」「摩耶」「妙高」
軽巡「北上」「矢矧」「能代」「酒匂」
駆逐艦 15隻

第3艦隊
戦艦「金剛」「比叡」
空母「雲竜」「天城」
重巡「利根」「筑摩」「最上」
軽巡「木曽」「那珂」「仁淀」「大淀」
駆逐艦 10隻

連合艦隊の出せる総力が投入されることになり。艦隊だけでなくそれを支援すべく九州の航空艦隊や
残存の潜水艦部隊も投入されることになった。(航空隊に関しては本土決戦用部隊まで転用)
「長門」が機関不調となり泣く泣く撤収すると言う連合軍には勝利の女神がほほ笑んだように思われたが…
彼女が求めた対価はあまりに大きすぎた。

第3艦隊との戦闘機(紫電改と烈風)と殴り合っている最中に少数の流星と鹿野から大挙して乱入してきた銀河から
放たれた本土決戦用の切り札として作られたASMとも言うべき「桜花」と野中五郎率いる会戦以来のベテランによる
超低空雷撃によって戦艦2隻は無傷であったが、それは駆逐艦3隻が盾になったお陰である。他にも「アキリーズ」
だけでなく片舷に魚雷4発を連続して直撃した最新鋭の空母「インディファガティブル」はあっさり沈み
(沈めた切っ掛けを作った魚雷を当てたパイロットは皮肉にもマレー沖でウェールズに魚雷を当てていた)
桜花2発と魚雷2発受けた「インドミダブル」もダメコンに失敗して沈没、「イラストリアス」「インプラカプル」
「ブラックプリンス」「アルゴノート」も雷撃もしくは桜花を喰らい大破したのだ

(「イラストリアス」は木梨鷹一の乗る伊−29の雷撃により撃沈、桜花で艦長や幹部が軒並み吹っ飛ばされた
 「ブラックプリンス」も外れた魚雷が命中して轟沈)

それでもイギリス海軍やアメリカ海軍が放った攻撃隊は空母2隻を大破させ(後に自沈)、金剛級2隻にも中破の判定を与え
巡洋艦も「最上」「那珂」「大淀」を撃沈するなど大健闘するがそしてイギリス海軍に災厄が振りかかる。


889 : 名無しさん :2014/08/10(日) 12:03:57
空襲などによって進路変更を行っており、警戒中の駆逐艦からレーダーに接近する艦隊を捉えたのだ。
それはアメリカ海軍ではなく沖縄に向かってひたすらに突貫する無傷といっても差支えない第2艦隊だったのだ。
「長門」こそ離脱して戦艦は同数の2隻であるが1隻はアメリカ海軍の最新鋭戦艦3隻を道連れに沈んだ
『鋼鉄のレヴァイアサン』と称された戦艦「大和」級であり補助艦艇にしても空襲で少なからず損害を蒙っていたことと
質と数が劣るイギリス海軍が圧倒的不利で、逃走したくても損傷している「インプラカプル」が足を引っ張っているのだ
圧倒的不利な状況に狼狽する参謀ら幹部に対してローリングスはただ一言こう言った。

「我が海軍のモットーはサーチアンドデストロイ(見敵必殺)ではないかね?」

イギリス海軍は今までの屈辱を返すべく、悲壮な覚悟で日本海軍に単身挑むことになった。空母と損傷した
「インプラカプル」「アルゴノート」には一個駆逐隊を付け離脱させる傍ら、アメリカ海軍に只管救援要請を
(間に合わないと知りながらも)送り続け迎撃した。そして結果は彼らの壮絶な意志を微塵に砕いた。
「キングジョージ5世級」は確かに悪くはなく条約型戦艦としては優秀であったが、相手が悪すぎた…
片方は世界最強と称される戦艦と日本人お得意の魔改造で「サウスダコタ」と互角に殴り合える
色々とおかしい最強のビック7である「陸奥」とオマケに雪辱と意地に燃えるイギリス海軍に対して
質や数で勝る上にイギリス以上の意地とヤケクソで「ヒャッハー」状態の第2艦隊を止められなった。
「大和」「陸奥」共にドイツ製のレーダーである「ホーエントヴェール」が設置されており熟練の砲撃手と
合わさって恐ろしい命中率を持って「キングジョージ5世」と「ハウ」を追い詰める、そして

補助艦艇の戦いでも巡洋艦戦隊を率いるセシル・ハーコート少将は必死に迎え撃ったが
まともに立ち向かえるのは「スフィストシェア」1隻のみで「ユーライアス」は防空巡洋艦、
「ウガンダ」と「ガンビア」はフィジー級であり性能も悪くないのだが如何せん艦隊決戦を
経験してないカナダ、ニュージーランド海軍の技量はお粗末(生還した日本海軍士官曰く)であり
4隻の重巡洋艦の猛攻と日本海軍最強の2水戦の前に瞬く間に蹴散らされ、壊走する羽目になった。

戦艦同士の戦いもイギリス海軍は勇戦し「大和」の第1副砲を吹き飛ばし
「陸奥」の左舷副砲群を吹き飛ばしたがそれだけであり、「ハウ」は「陸奥」の放った砲弾に
弾薬庫をぶち抜かれ轟沈、「キングジョージ5世」もスリガオ海峡海戦で呆気なく沈んだ「ワシントン」よりかは保ち
イギリス海軍最強の戦艦の意地を見せたが結局「大和」の主砲弾を5発とまず起きないだろと言われた
91式徹甲弾が偶々スペック通りの水中弾として命中した1発によって呆気なく海底に送られる事となった。
本来なら戦果拡大出来る筈だが沖縄突入を優先とする第2艦隊はそのまま集結すると沖縄に突入
待ち受ける米海軍との伝説的な海戦を行い壊滅した。

日本海軍側損失
沈没
駆逐艦「浜風」「秋霜」(自沈)
中破
駆逐艦「浦風」
小破
戦艦「大和」「陸奥」
重巡「高雄」
軽巡「矢矧」「能代」


890 : 名無しさん :2014/08/10(日) 12:06:32
英海軍
ローリングス並びにハーコート両提督戦死
沈没
戦艦「キングジョージ5世」「ハウ」
空母「インファガティブル」「イラストリアス」「インドミダブル」
軽巡「スフィストシェア」「ブラックプリンス」「ユーライアス」「アキリーズ」
駆逐艦7隻

大破
空母「インプラカプル」
軽巡「アルゴノート」「ウガンダ」
駆逐艦2隻

中破
軽巡「ガンビア」
駆逐艦1隻

小破
空母「ヴィクトリアス」

海戦が終わりズタボロとなった英海軍に対してアメリカ海軍将兵からの視線は健闘した
日本海軍に対して非常に冷ややかだった。何せ意地を賭けて米海軍戦艦部隊と
殴り合っているときに復讐に燃える「ヴィクトリアス」から攻撃隊が発艦して
日本海軍を攻撃したのはいいが、不作法な乱入者に激怒する米海軍将官は多く
蛇の目のマークを見たミズーリの艦長に至っては

「役立たずのライミー如きが俺達の神聖な戦いの邪魔をしやがって!」

と今にも撃墜命令を下す所であったと言う。後にレイテ沖海戦がアメリカ海軍最悪の日と称されたように
この日はイギリス海軍最悪の日と呼ばれることになった。

「極東艦隊全滅」の報告を受けたフレーザーは飲んでた紅茶のカップを落とし暫く呆然と佇み
チャーチルは報告を受けると「今までで一番強烈な目覚ましだ」といつものように皮肉を言うと
すぐに空母「フォーミダブル」「コロッサス」、戦艦「デュークオブヨーク」「レナウン」の追加派遣を行うが
(結局沖縄沖海戦後に日本が条件降伏を受けることでおじゃんになるが)その後は何も言わずに執務室に籠った
そして回顧録には「悪夢だ…」と一文が加えられていた。

戦後イギリス政府は最後まで日本海軍再建に反対の立場(感情論)でいたが、アメリカから
日本からの情報提供でイギリス内部に巣くうアカのスパイリストを突き付けられ
「お前は黙ってろ」と無言の圧力で渋々取り下げることになった。
ちなみにフランスからはブレストとかの件でイギリス海軍に内心恨みを抱いている人達からは
「ざまぁ!」と喝采されていたそうだ。

以上です…明石・間宮ネタ投下したものですがまとめにのせても大丈夫です


891 : New :2014/08/10(日) 12:14:26
乙です。弟子に引導渡された形になったな・・・・。
戦後に微妙にフランスとの関係が良くなりそうw。


892 : 名無しさん :2014/08/10(日) 12:18:32
ユニコーンはよく沈まなかったな
この時期だといる筈なんだが


893 : ひゅうが :2014/08/10(日) 12:20:22
フランスに妙な親近感を覚えられるのですかw


894 : トゥ!ヘァ! :2014/08/10(日) 12:25:59
乙です

イギリスェ・・・w


895 : 名無しさん :2014/08/10(日) 12:32:16
乙です。どんだけ伝説を作ってんだ日本海軍w


896 : 名無しさん :2014/08/10(日) 12:35:23
最も連合海軍艦艇を沈めた海軍になるんじゃね?日本海軍は

ドイツは最も多く商船を撃沈した海軍で


897 : ひゅうが :2014/08/10(日) 12:50:39
>>896
戦艦16(真珠湾とマレー沖含む)、空母15以上、巡洋艦以下――ですからね。
下手をしなくとも大英帝国なら海軍が丸ごと消滅していますし、欧州諸国の海軍を合計して2倍した数だけ全滅させてますs(汗


898 : 名無しさん :2014/08/10(日) 13:34:27
連合国側で沈んだ戦闘艦の殆どは日本が沈めてるんじゃないか?


899 : ひゅうが :2014/08/10(日) 13:35:23
フッドやロイヤルオークなどという例外もありますが…太平洋は別次元ですね。


900 : 名無しさん :2014/08/10(日) 13:36:40
さらっと出てきたけど、ここの桜花ってどんなの?
特攻ではないだろうけど、無線誘導か赤外線探知だろうか?


901 : 名無しさん :2014/08/10(日) 13:36:42
ひゅうが氏銀鬱も待ってますんで


902 : トゥ!ヘァ! :2014/08/10(日) 13:36:54
滅茶苦茶沈んでますよねw


903 : 影響を受ける人 :2014/08/10(日) 13:39:19
ふと思ったのですが、本編でチャーチルが生きていたらどうなるのでしょうか?
もし結論が別スレにて出ているのでした教えてください。
お願いします。


904 : 名無しさん :2014/08/10(日) 13:49:45
WW2英海軍最大の武勲艦は確か戦艦ウォースパイトだったと思ったけれど、これも太平洋戦線で活躍するにはさすがに無理がある代物だったしなあ。
WW2末期のイギリス機はハイスペックなのが多いから、航空戦なら太平洋戦線でも輝けると思うんだけどねえ。


905 : 名無しさん :2014/08/10(日) 14:29:20
ところで史実と比べて非常に戦没艦が多くなってしまった米英海軍ですが、
WW2後に史実のような空母などの大型艦の海外売却とか変化ありますかね
カナダ・オランダ・アルゼンチン・ブラジル・オーストラリアあたりはこの辺で
空母を手に入れてるからどう変わったのかな、と思いまして


906 : 名無しさん :2014/08/10(日) 14:34:23
アルゼンチンがベルグラーノ習得出来ないだろうな…利根や高雄あたりを運用してたら噴くが


907 : 名無しさん :2014/08/10(日) 15:03:29
>>905
空母に関してはコロッサス級とかがメインなんで大丈夫だと思うよ。
巡洋艦が問題になるだけ(汗
それでも失った分建造されているから終戦で建造しすぎた分が回ってくるんじゃないかな。


908 : 名無しさん :2014/08/10(日) 15:05:41
>>906
クラスが変わるだけで終戦まで配備が間に合わなかった軽巡洋艦が回ってくるんじゃないかな。
艦名が同じであれば一応存在している事にはなるの・・・かな。


909 : 名無しさん :2014/08/10(日) 15:30:24
戦後はアメリカ海軍関係者の口から事あるごとに
「確かにアメリカは日本に勝った。だが我々海軍は本当に日本海軍に勝ったのだろうか」なんて出てきそうだ


910 : 名無しさん :2014/08/10(日) 15:33:00
クレムリンの枢機卿が実はただの未来知識チートだなんて言いたくても言えないし
諜報関係では未来永劫残り続ける謎になるんだろうなあ


911 : 名無しさん :2014/08/10(日) 15:33:26
一番影響が無いのはペルー海軍かな。
後、インド海軍とブラジル海軍も影響が無いか。


912 : 未熟者 :2014/08/10(日) 15:38:57
まとめwikiの戦後夢幻会のひゅうがさまのところを番号順に並び替えました


913 : ひゅうが :2014/08/10(日) 15:52:11
ありがとうございます。
番号と時間の対応が正確でないので、これから気をつけます。


914 : 名無しさん :2014/08/10(日) 15:55:14
>>903
チャーチルが生きていても、日本を切り捨てはしないだけで
日米対立は傍観してるかと。
一応仲介を頑張る降りはしてくれる。
まあそれでも最終的には、津波を起こしただろうけど。


915 : 名無しさん :2014/08/10(日) 16:22:22
>>906
ひょっとしたらファーゴ級/グリーブランド級が来るかもしれんね。

そういやインド海軍の軽巡デリー、マイソールの下になった艦艇……下手すると日本海軍との戦闘撃沈されとるわ。
実際に日本海軍の攻撃で損害をおっているし(汗


916 : Monolith兵 :2014/08/10(日) 16:51:11
お三方乙です。

ふと思ったけど、この世界じゃ真珠湾の騙まし討ちは無し?
そうじゃないと、こうも戦後日本に対して好意的な理由が見当たらないけど。
普通強大で卑劣な敵は徹底的に叩いて滅ぼせだし。


917 : 名無しさん :2014/08/10(日) 16:52:51
>>916
ひゅうが氏とyukikaze氏はあり。
ただしそこについてアカ浸透等の問題を降伏協議やってる日本側から指摘されて真っ青になってる。


918 : 名無しさん :2014/08/10(日) 16:54:31
後、米軍に徹底的に血を流させて無条件降伏という字を消し去らせていたりする。
だから名実ともに条件付き降伏。栄誉ある降伏やね。

しかもその直後からソ連と大陸・半島系がやらかして事実上米軍と米軍指揮下の日本戦力がソ連軍とぶつかってるし。
そこら辺はまとめwikiでも見れば良い。


919 : 名無しさん :2014/08/10(日) 16:58:31
>>916
FDRが早く退場した結果、大統領がウォレス氏になったことも変化の原因かな


920 : 影響を受ける人 :2014/08/10(日) 16:59:50
>>914
回答有難うございます。
かわりませんか・・・ やっぱりナチスが消えるぐらいのインパクトが無いと、改変はうまくいかなさそうですね。


921 : 名無しさん :2014/08/10(日) 17:08:16
アメリカの良心で現実主義者のウォレス、トルーマンコンビのお陰に加えてパットンがGHQのトップ。
ここら辺が一番大きな要素かなあ。
それと名実ともに条件付き降伏になっているのもそれなりに影響があるかな。


922 : Monolith兵 :2014/08/10(日) 17:10:05
ありがと。
でも、ウォレスも少しアカ臭いんだよなぁ。
まあ、実際に極東でソ連と核戦争してたら以降は好意的にせざる得ないだろうけど。

そして、史実どおりに結ばれる食料減産の秘密条約・・・。


923 : 名無しさん :2014/08/10(日) 17:15:52
>>922
アカではないことは確実。
あくまでも革新的な政治行為が必要だからやったという人だよ。
あの人について調べていけばいくほどね。

あの人をアカっぽいと言いだしたら重福祉政策をいう人をアカっぽいって言わないといけなくなる。


924 : Monolith兵 :2014/08/10(日) 17:19:25
ヒトラー「福祉の充実を!環境保護を!国民を健康に!」

・・・アカではないな、うん。


925 : 名無しさん :2014/08/10(日) 17:21:53
ウォレスの場合は完全に現実主義者だね。
日本が利用できると認識すれば利用する。
すでに南樺太、千島でソ連と武力衝突が始まっている以上、日本を利用しない手はない。


926 : 名無しさん :2014/08/10(日) 17:35:36
>>925
おまけに、その利用される日本は、米軍最強の敵として散々暴れまわり
日本上層部のあほさ加減がなかったら、勝敗が逆になっていてもおかしくなかったほど

きちんと手綱をつけときゃ、どんな敵の前に出しても安心できる強さw


927 : 名無し :2014/08/10(日) 17:56:36
>>921
それに加えて
「アメリカの上層部にアカが巣食って日米を戦争に追い込んだ」
という情報が入ってくるわけで。

アメリカ(ガチンコでなぐり合った正々堂々たる敵)より、
ソ連(火事場泥棒狙いの薄汚いアカ)の方に敵愾心マシマシになりそう。


928 : 名無しさん :2014/08/10(日) 18:30:58
>>926
流石に勝敗は変わらなかったよ(汗
週刊空母とかそういう連中には最終的には押し切られてしまう。

ただまあ、もっと血が流れてしまい厄介な戦後になったことは確かだろうね。


929 : 名無しさん :2014/08/10(日) 18:37:50
基本は最も苦戦した敵国を飼いならせば現状最も厄介な盗人対策になるってことを考えたんだろうね。
上手く飼いならせる見込みも立っていることはパットン等からも解っていただろうし。
朝鮮戦争以降はますますその思いを強くしただろうしね。

核のパイ投げやったせいで日本は明確に反共反ソの塊になったし相当程度アメリカに頼っているから裏切りの可能性はない。


930 : 名無しさん :2014/08/10(日) 19:15:32
>>928
実際そうなるかどうかってより、負けたかもしれないってイメージがデカイかと

まあ、日本の体力切れで終わるどろうけど、後のリターンマッチ(日本敗北確定の)込みの条件付停戦はありえたわけだし
日本上層部が史実のだめだめぶりだと、リターンマッチ前に米国に自分の存在価値(ソ連への壁兼前進基地)を証明することもできんだろうし
アジアで大暴れして戦力すり減らしたとこに、米国との再度の開戦で終わりだろうが

つか、普通の国なら戦力殲滅されて日本に降伏し取る罠
畑で兵士が取れるソ連と、工場で生産する米国は格が違ったw


931 : 名無しさん :2014/08/10(日) 19:22:59
日本の被害もばかにならなくて勝つたびに回復不可能な損耗をするという状態だからなあ。
そういうことは戦争終結後に調べれば調べるほど出てくるんだろうけどね。
日本の勝利の裏の出血がとんでもない状態だったこととかも含めて。

まあ、あれだけの血戦をしたら大抵の国が限界点に達して互いに共倒れを避けるべく講和するんですけどねえ。
アメリカは日本を限界点に達しさせて押しつぶした(汗
いや、ホントに格が違いますねw


932 : 未熟者 :2014/08/10(日) 19:28:59
まぁ条件付降伏の条件が更に日本寄りになる程度でしょうね


933 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:23:19
ところで戦後日本が再軍備するにあたって、アメリカから供与される戦闘機はP47とP51、性能面ではなく整備面、運用面から見た場合どっちが良いかね?


934 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:31:14
朝鮮戦争中にキングコブラかサンダーボルトでヒャッハーする痛い子中隊の姿が


935 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:34:09
レシプロ機で供与されるのは良くてスカイレーダとコルセアで空軍はシューティングスター、後にセイバーでは?


936 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:35:58
P51じゃないの?
液伶エンジンだけどP47はでかすぎるし上昇能力に不安がある。

それと、高高度迎撃と陸軍機にこだわらないならF4Uにするのもあり。


937 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:38:02
>>935
空軍はP-51Dだな。
海軍は残存機体とF4Uだろうけど。


938 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:41:51
>>935
日本軍の武装を返してもらってそのままつかっているケースもだいぶありそう。


939 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:44:37
海軍には零戦や烈風が残っているのか


940 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:45:09
>>935
ジェット機はないよ。
あくまでも敗戦国だからね。ムスタングD型の次がセイバーだろうね。

>>938
部品が残っている限りで使いつぶすことになるんだろうけどねえ。
新規生産や部品の生産は難しいしね。


941 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:45:56
>>940
エンジンをアメリカ製に積み替えて運用している機体もそれなりにあったりしてね。


942 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:48:13
>>941
あるだろうけど航空機は機体全体の部品が無くなっていくのに合わせて早期に使いつぶされるだろうけどね。
戦車も順次米軍供与に置き換えだろうねえ。


943 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:48:51
>>939
恐らく紫電改。
烈風は陸上機化じゃないか?という話だったから。


944 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:52:31
>>942
保守部品の製造が認められれば日本系列の戦闘機がそのままつかえるかもねぇーって感じですかねぇ


945 : yukikaze :2014/08/10(日) 21:54:40
>>917
うちの場合は保留ですね。
開始時刻に間に合うに越したことはないのですが、さて夢幻会の一員が
駐米大使館の決定権者の近くにいるという幸運があるかどうか。

>>931
マリアナ沖海戦で母艦航空隊と基地航空艦隊の主力が大打撃
レイテ沖海戦で空母機動艦隊が消滅
沖縄沖海戦で水上艦艇部隊も消滅

本当にピュロスの勝利です。

>>933
朝鮮戦争中は、空軍がP51で、血を流して役に立つところを見せれば、
セイバーになるでしょうねえ。
海軍はどうだろうねえ。コルセアは良い機体なんだけど、日本海軍は
着艦問題で絶対にあれを使いたくないだろうから、案外、紫電改と
流星改を利用していたりして。もしくはベアキャット。


946 : 名無しさん :2014/08/10(日) 21:59:06
ああそういえばベアキャットじゃないかって話でしたね、海軍は。


947 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:00:25
熊猫を運用してると思う、両翼のアレは確実に取り除いてそうだが
信濃から飛び立つパンサーや虎猫は絵になりそうだがな

阿部「米帝からエアラコメットやファイヤーボールを押し付けられたでござる」


948 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:04:46
国内航空産業を潰す為に国産機の使用は認めないでしょう。
史実日本の様に心を折る為にもジェットという可能性もある(国内技術では追いつかない)。


949 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:05:41
まあ海軍は熊猫、紫電改、流星改だろうねえ。恐らく最終的には熊猫が殆どになっていくんだろうけど。
空軍ではムスタング、疾風、朝鮮戦争での血の奮闘を認められセイバー配備開始。


950 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:08:55
海軍では57年度にはFJ-2とA-2、E-1を導入済み(信濃艦載機部隊参照)。
そしてFJ-2は米軍のFJ-4切り替えに合わせて余剰なった機体を回されている。
そうやって完全にアメリカナイズ完了していることから朝鮮戦争後に切り替わったのは確実だな。

空も航空機の生産禁止をされてしまっていますから使いつぶすのみでしょうね。使うとしても。
実際はムスタングとB-26とかでしょうね。


951 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:11:55
>>949
烈風は?


952 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:20:00
>>951
戦後の再軍備では配備される場所が無い。


953 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:27:49
いや、紫電改がおkで、烈風がだめな理由を教えてくれよ
烈風も艦載機だし


954 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:32:38
空母は熊猫で攻撃機はスカイレーダーが理想かもしれないが、下手すりゃアベンジャーかもしれないな


955 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:32:47
>>953
確か戦後夢幻会では紫電改に注力した関係で烈風は陸上機だったはず。
だから海軍航空隊が存在しなくなっている以上行き場が無い。


956 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:34:23
・・・・・・・烈風は幻の艦上戦闘機になったのか・・・・

艦上戦闘機型も試作機がせいぜい離着艦しただけになりそう。


957 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:35:59
>>953
烈風は艦載機としての開発を諦められ艦載機は紫電改に全力投球している。
航続距離延長タイプ等も含めてね。
だから烈風はあっても陸上機で海軍航空隊だったから行き場が無い。

空軍設立時にはセイバーが入ってきてるしムスタングがある。


958 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:38:28
つーか烈風ってP47並みのサイズだからねえ。そりゃ艦戦にするなら紫電改に注力するわさ。


959 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:38:28
>>956
烈風の艦載機タイプ開発を海軍が諦めた旨ひゅうが氏とyukikaze氏の議論でひゅうが氏が書き込まれているのよね。。
本当に幻の戦闘機に艦載機タイプはなったみたい。


960 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:45:44
>>958
選択と集中を行ったらそうなりますよねえ。
大型機過ぎて積めない母艦も多くなってしまいますし。
戦争末期には搭載できる母艦って信濃と瑞鶴位になってますしね。


961 : 名無しさん :2014/08/10(日) 22:55:54
史実でも烈風はロケット発艦が必要でしたよね。
エセックスクラスがこれだけ失い、日本に熊猫が来たらおフランスの戦後空母部隊がかなり寂しくなりそう。
熊猫→パンサー、クーガーときたら。
F−Xや海軍側でG11に本当になったりして。
実物が無いと吉田機関が潰すとは思うが現場はグラマンブランドで推したりするとか。


962 : 名無しさん :2014/08/10(日) 23:02:35
紫電改だと25番を2発搭載できるから戦爆としての運用も可能だしな


963 : 名無しさん :2014/08/10(日) 23:10:04
>>954
議会や海軍内の反日派の影響によってはアベンジャーは対潜・輸送型しか載せられず、
コルセアで代替なんてこともありえそう。

>>961
不遇とされた熊猫でも1,200機ほど生産されてるから日本海軍に供与してもフランスに与える分は
十分あるかと。


964 : 攻龍 ◆N7DVv.HogQ :2014/08/10(日) 23:16:19
「FR-1を蔑んだ奴はどこだぁ(# ゚Д゚)」


965 : 名無しさん :2014/08/10(日) 23:17:48
フランスでF8F運用した空母はどれくらいの大きさでしたっけ?


966 : 名無しさん :2014/08/10(日) 23:19:26
>>961
熊猫⇒FJ-2となっている。


967 : 名無しさん :2014/08/10(日) 23:21:01
>>965
クレマンソー級満載32,700t。
但し戦後建造艦であることから戦時急造艦と一緒にはできないんだよね。
戦時急造艦は寿命が短い。


968 : 967 :2014/08/10(日) 23:23:47
寝ぼけてた、熊猫の方ね。
ボア・ベロー満載排水量11,000t。


969 : 名無しさん :2014/08/10(日) 23:24:59
エセックスって戦時急造艦なんだろうか?と思う時がある

笠置と葛城は戦時急造艦ですが。信濃は・・・・じっくり建造艦?


970 : 967 :2014/08/10(日) 23:26:38
本格的な空母として艦載機運用をしたのはアローマンシュ(コロッサス級)満載17,900tだね。
55年に4度のアングルドデッキを装備した。


971 : 名無しさん :2014/08/10(日) 23:27:32
>>969
戦後夢幻会の信濃はじっくりと建造だよ。
史実より大きい日本空母の集大成となる重装甲空母として仕上げている。


972 : 攻龍 ◆N7DVv.HogQ :2014/08/10(日) 23:55:11
>戦時急造艦
大抵の場合、規格を下げるとか代用品を用いるとか簡略化するとかして、
平時に建造した場合より品質が低下する…ハズなんだけれども…(ヽ´ω`)ハァ…

米帝様の場合、WW1の平甲板型駆逐艦で痛い目にあったためか、あれだけの数を作りまくったのに品質低下が殆ど無い。
戦後供与された各種量産型を前に「こんなのを相手にしたんじゃ絶対無理…」とどれだけのため息が吐出されたことやら。
…つまり、品質を低下させた戦時仕様をその気になって作ったらあんな数じゃ収まらなかったってことだよ(血涙)


973 : 名無しさん :2014/08/11(月) 00:14:46
やっぱ米帝って反則やな


974 : 名無しさん :2014/08/11(月) 00:20:33
仮想戦記でチートで強化した日本と枢軸を素で叩き潰せる国ですからな……


975 : 名無しさん :2014/08/11(月) 00:23:03
で、でも製造に手間暇時間がかかる部材とかはさすがに基準をゆるめてたんやで!

アイオワ級の舷側装甲とかだが。


976 : sage :2014/08/11(月) 00:29:36
>戦時急増で寿命が…
軍艦ではないが、リバティ船なら欠陥事故で200隻以上が失われたそうで
まあ、2700隻分の200隻ですし、戦後生き残った船も60年代頃まで世界の海で活躍したそうなので、
…やっぱ米帝様やな


977 :  テツ :2014/08/11(月) 00:38:11
そしてリバティ船よりも工作精度の高い8000t級のヴィクトリー船も400隻以上、戦時標準型16700t級タンカーも約500隻建造した米帝様・・・


978 : New :2014/08/11(月) 00:44:41
これに講和どころか勝利しようと思った旧軍部とはいったい・・・・


979 :  テツ :2014/08/11(月) 00:55:40
そして日本の戦時標準船の主力は1000t級と2500t級、しかも穏当な表現を使っても欠陥品、速度はカタログスペック上は14ノットだけど実際はその半分位で「機関一年、船体三年」と言われるほどの船舶でした


980 : 名無しさん :2014/08/11(月) 01:09:15
ふと、アメリカにバカ正直に『今月戦艦が○○隻、正規空母が○○隻〜』って教えられ続ける方が日本の士気あっさり折れちゃったんじゃないかと思っちゃう


981 : New :2014/08/11(月) 01:10:03
(ノД`)・゜・。


982 : 名無しさん :2014/08/11(月) 01:10:22
それ以前に信じないでしょう。


983 : 名無しさん :2014/08/11(月) 01:11:54
信じないだろうし、信じたくないだろうけど45年入ったあたりからは絶望しか感じなくなると思うよ(白目


984 : 名無しさん :2014/08/11(月) 01:15:41
絶望がお前のゴールだ、ですね。解りたくありません(汗


985 : 名無しさん :2014/08/11(月) 01:19:10
日本海軍「きっとアメリカには艦艇が湧き出る小槌か壺があるんだ、そうに違いない…(虚ろ目」


986 : 攻龍 ◆N7DVv.HogQ :2014/08/11(月) 01:25:06
>日本の戦標船
>>979で言われている1000t・2500t級とは第2次戦時標準船(2E・2D)でしょうね。
2Eは日本造船史上空前絶後の量産数419隻(第3次計画の3E含む)、2Dは82隻が建造されその多くが軍の作戦輸送に重用されました(なお2Dベースの敷設艦"箕面"は日本海軍最後の軍艦となりました)。

なお、もう少し大型で重貨物輸送を主な目的とした戦時中の主力船型となったのが2Aです。
総トン数6600t、全速13ノット/巡航10ノットで大手造船所を中心に終戦までに121隻が完成しました。


987 : 名無しさん :2014/08/11(月) 01:32:44
>>978
勝利=講和なだけじゃん


988 :  テツ :2014/08/11(月) 01:36:57
しかし殆どが海の底に沈んだというね・・・


989 : 名無しさん :2014/08/11(月) 01:37:12
>>980
次スレよろしく


990 :  テツ :2014/08/11(月) 01:44:05
代理でスレ立てたほうがいいかな?


991 :  テツ :2014/08/11(月) 01:47:45
代理で立てて来ました


992 : Monolith兵 :2014/08/11(月) 05:41:51
戦時標準船って、鉄の棺桶ってイメージしかないわ・・・。
しかもアメリカのリバティ船も、日本ほどじゃないけど欠陥だらけとか、もうね。


993 : 名無しさん :2014/08/11(月) 07:58:11
コンクリ船は一定の有効性示したけどね

磁気信管機雷に対して


994 : New :2014/08/11(月) 08:07:45
立て乙です。


995 : 名無しさん :2014/08/11(月) 08:30:41
さ、埋め埋め


996 : 名無しさん :2014/08/11(月) 08:38:40
大和は沖縄から生還する


997 : 名無しさん :2014/08/11(月) 08:41:00
その後アメリカに接収される


998 : 名無しさん :2014/08/11(月) 08:45:01
朝鮮戦争で大和無双


999 : 名無しさん :2014/08/11(月) 08:50:07
大和は宇宙に飛び立つ


1000 : 名無しさん :2014/08/11(月) 08:51:11
>>1000なら日本の未来が明るい


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