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ネタの書き込み50

1 : 名無しさん :2014/06/28(土) 00:04:49
ここはネタの投稿スレです。
投稿にあたってはマナーを守り、常識の範囲内でお願いいたします。

■投稿範囲の一例
・ネタ作品の投稿(短編、嘘予告、一発ネタ等)
・ネタ雑談

■スレ違いな内容例
以下の内容を見つけたら優しく誘導をお願いします。

*「ネタに関する話題」以外の雑談
*現代の事件・政治等に関する話題
→雑談スレへ

*同一のネタを題材とした投稿が(個人、複数人問わず)連続する場合
*同一のネタを題材とした話題が300レス以上連続する場合
→『中編以上のネタの書き込み』スレへ

*その他個別ネタスレがあるジャンル
→個別ジャンルのネタスレへ

■クロスオーバーについて
ネットSSとのクロスは作者さんの許可が必要です。
過去にもトラブルが発生しております。
スレが荒れる原因になりますので、できるだけ自重しましょう。

■次スレについて
次スレは>>980が立てるようにお願いします。
無理ならそれ以降の人が重複しないように宣言してからスレ立てをお願いしま


2 : 名無しさん :2014/06/28(土) 00:06:21
>>1
スレ立て乙です


3 : ひゅうが :2014/06/28(土) 01:36:32
>>1
建て乙です。


4 : Monolith兵 :2014/06/28(土) 04:28:34
>>1
乙です。

それから、業務連絡。
トゥ!ヘァ!氏、ルート4のSS待ってます。
いつまでも待ってます。


5 : 名無しさん :2014/06/28(土) 07:59:21
50スレか・・・長くなったな


6 : 名無しさん :2014/06/28(土) 08:16:20
前スレ、史実イン夢幻会
政府だけではなくマスコミにも入って貰って共産主義否定論を(戦前の対日陰謀論流布とか)。
憲法九条を始めから入れないとか。
当時の軍が全て悪いという空気では難しいけどそれだけでも大分違う。
ベトナム戦争やイラク戦争にどうやって逃げるかは政治家の腕次第になって憂鬱日本同様に狙いと違う方向に行きそうだけど。


7 : 名無しさん :2014/06/28(土) 08:38:59
日本の再軍備が早いペースで進むと米ソの軍備計画にも変化がありそうだし
キューバ危機あたりで双方引き際誤って大惨事なんて可能性もありそう

遥かなる星かな?


8 : 名無しさん :2014/06/28(土) 09:24:50
史実戦後のはあんまりやりたくないなあ・・・


9 : 名無しさん :2014/06/28(土) 09:51:14
>>6
九条については自衛軍を最初から持つ方向での決定は説得次第で可能なんだけど、
全部なくすというのは同時のGHQの主導権を握っている部門を考えると無理なんだわ。

自衛のための軍備の所持等を明記させて国防軍なり自衛軍なりを整備することは出来ると思うけどね。
但し、史実自衛隊よりほんの少し予算でまともになるくらいの規模だろうけど将来的に各種政策で分母が大きくなるから最低水準維持でも枠を維持し続けるだけで随分と違う。


10 : 未熟者 :2014/06/28(土) 10:11:47
流れを月光してしまいますが。
筆がのらない時ってあります?
特に頭の中では完成してるのに書き出すとコレジャナイになる感じ


11 : 名無しさん :2014/06/28(土) 13:58:25
実際空母はあんまりいらないしなぁ…自衛隊だと
一応ベイ級貸与の予定はあったらしいが

自衛隊でも空母持ちたい派と無理無理派で別れそう


12 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:04:09
専守防衛なら自国の基地のエアカバーの下で戦うこと前提だから基本優先度低いというね……
とりあえず61式戦車をどうにかしたいべ
後は現場に攻撃を受けた時に反撃する権限と、歩兵に実弾をきちんと持たせるようにだな


13 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:08:26
>>11
空母は、「何のために保有するか」という点をを明確にしないと、となりの
超巨大パクリ国家みたいな事になってしまうかと。「かつての航空艦隊の
栄光をいま一度!」という理由なら間違いなく×。「今後ソ連がドイツの
ように潜水艦部隊を拡充してくるかも……護衛空母があればいいなぁ」と
いうのならば〇でしょう。

佐藤大輔の仮想戦記小説『征途』では、ベトナム戦時で海上自衛隊が生き残った葛城級と
アメリカから供与されたエセックス級で構成された機動部隊を有していましたが、これは
「向こう側(日本民主主義人民共和国)」という強力な敵を抱えているという事情あっての
事です。この場合は、空母は純粋に航空打撃戦力として期待されていたので保有にいたった
訳ですが……。

ともかくも、「いかなる戦略を有するかで空母保有の是非も決まる」と考えるべきかと。
時間犯罪(w的に表現すれば、「ならば、日本に空母を保有させるにはいかなる環境が
必要か」となるでしょうね。


14 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:13:11
トルーマンがテロに倒れ容共派の大統領が後釜になり日米安保条約不成立、更にソ連が不穏な動き…… 無理があり過ぎるな


15 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:14:12
PLANの場合、中東まで伸びるシーレーンの保護とその周辺におけるプレゼンス確保という理由があるけど
うちの場合は強力な同盟国がいるし、そこまで大きな負担に耐えることができるのか……
保有を目的に話を書くなら兎も角、いって多目的母艦な性格のフネになるのでは


16 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:27:42
下手に空母を持ったら予算の大半を空母に食われて他の艦艇を揃えられなくバランスの悪い編成になりそうだ


17 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:34:44
シーレーン防衛のため艦載機を対潜ヘリだけにしたヘリ空母なら維持費も少しは……あまり変わらんか


18 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:40:51
朝鮮戦争で日本経済が成長したってあったがあれ嘘って聞いたな

転生者が坂井とかのエースパイロットにあいにいったり、栗田ターンの真実をききにいくとかありそうだが


19 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:41:00
ひゅうが や いずも が出てくるまでははるな型やしらね型で我慢……!


20 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:46:21
確か工場を設営する時に一々許可が要らなくなったのが大きいんだっけ?


21 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:48:15
>>13
史実戦後日本の規模では、航路帯護衛任務の為に、ヘリ空母として
エセックス級を運用するのも、代用強襲揚陸艦として、
改造エセックス級を運用するのも無理そうですしねぇ。

津軽海峡の向こう側に、生き別れになった
共産主義国家があるのならばともかく。


22 : 21 :2014/06/28(土) 14:52:17
>>18
日本全体レベルで言うと、不当に工賃その他を値下げされた所為で、
実質的に赤字、しかも復興計画が歪んだ結果、
バランスが崩れた歪な産業構造になった分、マイナス評価、
だそうですな。

何か地震だ(汗)。


23 : 名無しさん :2014/06/28(土) 14:58:09
アメリカ人に転生して、大金持ちになって、スクラップの名目で日本機を買い集めたいな

特に零戦・疾風・烈風・キ83・流星は買いそろえたいとこ


24 : 名無しさん :2014/06/28(土) 15:30:16
>>19
ひゅうがやいずも辺りは軽空母にできるでしょうしな。
憲法上の縛りが緩く存在が肯定されている以上は予算以外で軽空母の壁は少ないですので。

とにかくそれまではヘリコプター駆逐艦のはるな型としらね型で我慢です。


25 : ひゅうが :2014/06/28(土) 16:09:36
※ 盛り上がっておられたようなので一本考えてみました。




    戦後夢幻会(仮称)ネタ



――「皆さん。
我々は今こそ明治の視点に立ち返って周囲を見渡さねばなりません。
わが国は力によって東亜に平和と安寧を確立するという大義に酔い、数えきれない過ちを犯したことは未だ焦土から立ち直りきっていない祖国の現状が証明しているかと存じます。
また、外地においては未だに50万余の将兵が極寒の永久凍土から驟雨に草蒸す熱帯林で帰還の日を夢見ています。
我々は5年前、人間はひとりでは生きていけないようにその集団である国もまた善隣と信義によって成り立つべきであると確認しました。
その精神についてはおそらくこの放送をお聞きのすべての皆さんが同意されることでしょう。
皆さん。
ですがここで考えてください。
果たして、自ら従容として死に赴くことは幸福でありましょうか?
私にはそうは思えません。
なぜなら、「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」生きてこそ、将来の希望をともにし、そして被った汚名は雪がれるからであります。

皆さん。
お聞きのこととは思いますが、現在、わが国には危機が迫っています。
独立したばかりの隣国で発生した戦争は釜山の陥落という結末に終わらず、現在対馬におきまして激戦が展開されております。
また、はるか南の沖縄においては国共内戦の余波が同じく日本人であるかの地の人々を覆い尽くさんとしています。
このような現状において、我々はただ無手で平和をのみ唱えていればよいのでしょうか?
繰り返しますが私はそうは思いません。
本土決戦、一億玉砕。この言葉を連呼してただ何かにせかされるように破局へと狂奔するのとそれは違いないからです。
だからこそ、私、は内閣総理大臣として国民の皆さんに提案したい。

わが国が再出発して以来育て始めた『小さな芽』は、潰してしまうわけにはいかないのだと訴えたい。
子供たちの未来は、希望に満ちているべきです。
未来は私たちが守らなければならないのです。」

――1950年8月15日 日本国首相 吉田茂のラジヲ演説より


――「第一項 日本国民はその生存のために自国を防衛できる基本的権利を有する。
   第二項 陸海空その他の戦力は、この目的においてのみ保持することができ、また運用される。」

     ――日本国憲法第9条(昭和25年第一次改訂による)


――「私は、日本人というのは悪魔かその同族であると考えていた。
恥ずかしい話であるが、私たちの対馬の臨時政府が失われる時、あの2個中隊の挺身をこの目で見ることがなければ真の意味でこの隣国を知ることはできなかっただろう。
人が人と認めること、互いの理解や恩讐の解消はそうしてはじめて実現することなのだ。
かつての民族の敵は、今や私の恩人となったのだ。」

      ――1950年8月20日 博多臨時政府 李承晩大統領の退任演説


――「恥ずかしげもなく日帝に阿る資本主義者どもを打倒し、かの地の同胞に自由をもたらすべく、我々は忠烈王の理想を引き継ぐものである」

――1950年9月1日 ソウルからのラジオ放送


――「生きてりゃもう1回くらいやれるものさ。」

       ――1950年9月15日 日本国国防軍参謀 博多湾防衛線にて

――「わが軍の前には自由を待つ人々がいる。そして背後は諸君らの知る『あの』日本軍が固めてくれている。諸君、恐れるものは何もない!」

       ――1950年9月20日 ダグラス・マッカーサー 仁川沖にて

――「発:防衛艦隊(GF)司令部
   宛:第1艦隊旗艦 特大型警備艦『ながと』
   本文:天佑我にあり。全艦突撃せよ!」

       ――1950年9月22日 ウラジオストク沖にて受信された電文


26 : Monolith兵 :2014/06/28(土) 16:51:43
乙です。
でも、あの嫌日家が感謝を述べるとも思えないけれど。
後なぜか生き残っている長門。一緒に艦隊決戦主義も生き残っていたらいやだなぁ。


27 : トゥ!ヘア! :2014/06/28(土) 16:53:24
乙です

特大型警備艦ながとってまさか……w


28 : 名無しさん :2014/06/28(土) 16:55:00
乙です
捕鯨ではなかった(待て
運用できる範囲で、直せる船は直したいところですね
ノウハウ等も出来る限り引き継がせたいですし


29 : トゥ!ヘア! :2014/06/28(土) 16:56:38
>>4
今現在リアルが忙しいので…(震え声)

ふわっとした感じのやつなら構想が浮かんでいるのでもう少しまってつかーさい(涙


30 : 名無しさん :2014/06/28(土) 16:57:25
>>26
な、長門は史実でも一応残存してたから……(震え声
そいえば扶桑かつみさんの「日本分裂」ではソ連に強奪されて北の旗艦になってたっけ>長門


31 : New :2014/06/28(土) 16:58:33
乙。対馬墜ちた。


32 : 名無しさん :2014/06/28(土) 17:03:25
というか、この当時から日帝とか罵ってたっけ?

後、あのアホ大統領は北九州に韓国臨時政府を勝手に立ち上がると思うんよ
対馬も1949年に勝手に領有宣言するし


33 : Monolith兵 :2014/06/28(土) 17:11:47
>>30
朝鮮戦争の時にはもう沈んでるはずなんだけど。
捕鯨戦艦として生き残った?GHQがそれを認めるかな?


34 : 名無しさん :2014/06/28(土) 17:12:46
戦艦持たされていたら多分空母と同じ苦労を海自は味わう羽目になっていただろうなあ。

それと、対馬に上陸するための艦艇が半島にはないですから対馬は正直無事だと思いますぞ。


35 : Monolith兵 :2014/06/28(土) 17:17:40
木造帆走漁船でも数を揃えれば或いは…。
難民船に偽装(実際に難民をたてにして)して上陸しようとする可能性も。


36 : 名無しさん :2014/06/28(土) 17:18:31
一発ネタなんだからそこら辺つっこまなくてもいいんじゃないかなー

架空戦記みたいなもんなんだし。
あれこれダメ、可笑しいって言うのは流石に無粋だと思うの


37 : ひゅうが :2014/06/28(土) 17:22:57
>>26
言わされてるのか戦後日本にやってきてなにがしかがあったのかはご想像にお任せします。
>>27 >>28
捕鯨に行ったのかいかないのかはさておき… あのフネです。
夢がある話としては超大型航空護衛艦『しなの』とかいいのですが多分無理でしょうねぇ。
とりあえずモスボール中の『かつらぎ』と『かさぎ』が主力予定?
>>31
はい。落ちました。よせばいいのに自国領だからと主張して臨時政府を置いた某氏のせいです。
>>32
戦中からいろいろいっていたようですね。
なお、彼はよせばいいのに博多で臨時政府をやっています。(さすがに首班はおろされてますが)


38 : ひゅうが :2014/06/28(土) 17:24:55
一発ネタと書いておいた方がよかったですね。失礼しました。


39 : 名無しさん :2014/06/28(土) 17:25:05
葛城と笠置のどちらが保存状態が良いかでしょうけど…国防費が経済を圧迫するの確定か(涙

まあアメリカ海軍が本気で来襲すれば対馬奪還は普通にできると思いますが。


40 : トゥ!ヘァ! :2014/06/28(土) 17:28:52
やっぱりあのフネでしたかw

>>39
この当時の米軍はまさに全盛期真っ盛りですものねw


41 : 名無しさん :2014/06/28(土) 17:33:04
戦時下になればモスボール中の全ての艦艇が復帰しますから。
自動的に米海軍の本領が対馬に上陸した連中などに叩きつけられます。

まあ上陸した連中は戦死するか餓死するかで全滅でしょうな。


42 : ひゅうが :2014/06/28(土) 17:41:08
>>39-40
なお、これほどドラスティックに事態が動いたのは極東ソ連軍が動いたこと、
加えてガングート級戦艦を含む艦隊が義勇艦隊を名乗り貸与などという火葬戦記な展開が起こっているものとしています。
ちなみに、対馬が落ちたのは某大統領周辺の軍が裏切ったことも理由であります。

寝返り→周辺に艦隊到着(ソ連国旗掲揚済み)→米軍に政治的に待ったがかかる→とにかく脱出

という流れとなります。なお、某人民志願軍予定の戦力は台湾周辺で今にも海峡を渡ろうとしているためにそっちに艦隊が向かっていたという状況であると考えてくださいませ。
そのために冒頭演説で沖縄が云々と言っているのです。
一発ネタですが反響が大きく驚いております。


43 : 名無しさん :2014/06/28(土) 17:51:11
ネタでなかったら韓国が済州島だけになって国防費増額に日本政府関係者が経済関係の予算が削られ頭を痛めるくらいですかね(白目


44 : ひゅうが :2014/06/28(土) 17:56:15
>>43
済州島も朝鮮戦争中に革命気運が高まっていたり(だから一段落後に粛清実行)ですから、釜山が落ちたら本当に対馬に居直り強盗よろしくやって来そうで嫌ですね…


45 : 名無しさん :2014/06/28(土) 18:02:50
>>44
恐らく臨時政府諸共アメリカに送り出すことになるでしょうな。

日本自衛軍?なりもどうせ末期にはアメリカ軍撤退の支援に入っている事でしょうしそこらへんの意見は通るかと。


46 : 名無しさん :2014/06/28(土) 18:06:48
それに対馬には問題があっては困るので陸上自衛軍なり国防陸軍なりが可也の部隊で展開しているでしょう。

やってきたら半ば力づくにでもアメリカ送りでしょう。マッカーサーも確実に切れて同意しますしねw


47 : ひゅうが :2014/06/28(土) 18:09:37
常識的に考えればそうですね。
ああ安心し…たいw


48 : 名無しさん :2014/06/28(土) 18:12:18
そうでもない
戦争終わった瞬間の退役祭りで一気に縮小が進んだ時だ


49 : 名無しさん :2014/06/28(土) 18:12:58
非常識な場合はそのまま半ば強制的に拉致してアメリカに送りましょう。
怒り狂っているマッカーサーも快く同意してくれることでしょうな。

場合によっては梱包しても良いかもしれません。国土を失った以上彼はアメリカ政府から責任追及されるだけの存在ですから。


50 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/28(土) 18:18:19
むしろ戦死してた方が話は早かったかもしれませんね……それはそれで敗戦を
印象付けてしまうのでまずいかもしれませんが。仁川上陸作戦がこれだと起こらず
オーソドックスに釜山上陸作戦になったりするのかなあ


51 : 名無しさん :2014/06/28(土) 18:22:41
ネタでない方なら韓国が済州島残して失われるか、済州島も駄目でアメリカに事務所を持つ亡命政府になるでしょうね。


52 : 名無しさん :2014/06/28(土) 18:31:17
>>18

朝鮮戦争単体で見れば赤字。
ただあの戦争のお陰で、技術立国日本がある。

米国の計画では二度と刃向かわせない為、
軽工業と農業中心でやらせる予定だった。

東アジアの補給基地は朝鮮に任せるつもりだったとか。

だけどあの戦争で朝鮮に任せられるのは、日本への枷がせいぜいと気付き、
日本に再軍備・新規技術開発の許可がおりた。

有り得ないことだけど、仮に朝鮮戦争が起きてなかったら日本は屈辱の歴史を刻んだでしょう。


53 : 名無しさん :2014/06/28(土) 19:06:01
乙です。この世界ではクロスロード作戦は無かったみたいですね。酒勾酒匂、じゃない、さかわ もいると良いな


54 : 名無しさん :2014/06/28(土) 19:11:49
ネタではなくとも台湾の方は韓国が崩壊してしまうと日本防衛にアメリカが総力挙げざるを得ず危ういかもしれませんなあ。
どちらにしろ沖縄の日本への戦後早期の復帰は不可避でしょう。
とにかく日本を強化しないとアメリカの権益が全て失われてしまいますから。

最悪、台湾も日本に押し付けるかも(汗)


55 : 名無しさん :2014/06/28(土) 19:20:21
ここまで追い込まれるとマッカーサーが要求してたほどではないにしても原爆使用が
有り得るんでは……人海戦術VS原子爆弾か


56 : 名無しさん :2014/06/28(土) 19:30:59
米ソ全面戦争が始まりかねませんぞ、それ…… >>原爆使用
まあ、それくらい派手な方が面白いッちゃ面白いんですが


57 : 名無しさん :2014/06/28(土) 19:39:03
>>55
対馬に使用されかねないからヤメテッ
使用しなくとも対馬奪還は確実だからまあ使わないとは思うけどね。

実際に使用するとしたら釜山に対してかなあ。この程度なら米ソ全面戦争は避けられる。


58 : 名無しさん :2014/06/28(土) 19:58:13
でもまあ、終戦間際に仲間がいれば信濃も生き残っているかもしれないんだよなあ。
そうすれば航空機搭載型護衛艦しなのも有り得ないわけではない。

難しいのはわかっているからネタだけどねw


59 : 名無しさん :2014/06/28(土) 20:04:28
信濃は名古屋の港で沈没したままだったりして


60 : ひゅうが :2014/06/28(土) 20:17:48
>>58
信濃はあまりに不運すぎましたからねぇ。
せめて発射時刻があと数秒遅れていたらバルジ内部に浸水するくらいで生き残れた可能性もありますし、混乱の中でわずか3隻の護衛で回航なんてことは普通はしないはずでしょう。
ああ、そういうネタも考えてみたいですね。
>>53
「さかわ」はいいですねぇ。


61 : 名無しさん :2014/06/28(土) 20:27:07
信濃……、満載なら3年後就役予定のクイーンエリザベスと同等の規模になる訳か


62 : 名無しさん :2014/06/28(土) 20:28:03
>>60
おお、不憫な信濃改め「しなの」に救いの光が?!


63 : 名無しさん :2014/06/28(土) 20:31:26
>>61
規模的にはオーディシャス級のアークロイヤルに近いですからね。
最悪あの時期まで運用を続行できるでしょうなあ。

その代わりF-4が英国同様の大規模改造必須になりますがw


64 : 第三帝国 :2014/06/28(土) 20:37:55
>>60
乙です。
このネタはいいですね、妄想が膨らみます。
そして、この日本なら夢幻会が目指したナンバー2でチューチューするもできますしww

信濃が生き残れば、ベトナム戦争でエンプラ、葛城と並んで参加するかもしれませんね。
または中華民国が台湾に逃げ損ねて台湾が日本領になるとか・・・妄想が止まりませんなあ!


65 : 名無しさん :2014/06/28(土) 20:57:45
ベトナム戦争はどうでしょうかねえ。
国内整備にいそしんでいたり本土防衛に特化している事(憲法でも自衛軍であるとか)を理由に直接の派兵は拒否するかもしれませんな。

各種輸送任務などで大規模な後方支援は行っているかもしれませんが。


66 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:01:09
ネタなら日向を浮上させてヘリ搭載打撃護衛艦「ひゅうが」として復活。
後にハリヤーも搭載。

対馬奪回ならLSTが史実以上に増えたり、2等輸送艦も生き残ったりしそうですが。

吉田茂の中の人は不明だが、F−Xでスーパーセイバーを(戦闘)爆撃機だから反対とは言わないでしょう。
性能的に反対でマルヨンに決定か斜め上になるか。
そしてエリ8の影響でスカイホークも揃えたり。


67 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:12:33
信濃には何を載せるかな


68 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:18:20
>>67
まあ朝鮮戦争ではコルセアでしょうね。ジェット戦闘機はまだでしょう。
その後はF-8クルセイダー、英国並みの大規模改修をしたF-4ファントムⅡ、で次の空母へ(資金的に苦しくなって軽空母かもね……)


69 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:21:00
>>66
攻撃は海自にまかせ航空は防空特化の可能性があります。
この場合104の可能性もなくはないかと。まあ場合によっては105を購入したり(押しつけられたり)する大ハプニングもありえますが。

F-4が出てきたら海軍はこの一機種で済みますしね。


70 : ひゅうが :2014/06/28(土) 21:33:38
※ 火葬戦記してみました。


ネタ――「栄光に満ちた敗北(戦後夢幻会前日譚)」



――1945(昭和20)年5月1日 日本本土 三陸沖


「左舷雷跡4つ!扇状に近づく!」

「気泡確認!直ちに爆雷の投下を開始します!!」

さぁ。おっぱじめようか。

阿部俊雄大佐は舌なめずりをするように艦橋内に貼り出された強化ガラスボードを睨みつけた。
甲板の上では対潜哨戒機「天山 12乙型」がプロペラを回しつつ急速に発艦しようとしている。
その腹の中に磁気探知機を仕込んでいるために鈍重ではあるが、それでも4発の対潜爆雷を搭載できるこの機体は地上配備されている「東海」とならんでこの時代の潜水艦の天敵といってもいい。
実際のところ、先の東南海地震のおかげで混乱状態にある工場でも生産が続けられている「余剰機」を改造してなし崩し的に制式配備されたといってもいいのだが、まぁ末期状態にある帝国海軍に舞い降りた数少ない幸運であるともいえるだろう。

「『雪風』『浜風』、急行中。射程まであと5分!」

「聴音より艦橋、敵艦は遁走に入った模様です!」

「よろしい。引き続き警戒を厳とせよ。」

阿部は、ガラスボードに水性インクで器用に書き込まれた情報に目を配りつつ、内心で少しだけ力を抜いた。


71 : ひゅうが :2014/06/28(土) 21:34:13

――かつて嶋田繁太郎と呼ばれた男が目を覚ました時、彼の目の前では4隻の正規空母が失われておりソロモン海では死闘が展開されていた。
「これで何度目か?」とうすら寒いものを感じつつ、海軍軍人という今や生きなれた生き方の枠内で彼は足掻く。
阿部俊雄は現場を歩く「車引き」であり、水雷戦隊畑の一員として主として「対潜装備の強化」にほとんど狂奔といっていいくらいに力を尽くした。
そのうちに腐れ縁といってもいい連中との再会を果たすなどの出来事もあったのだが、かつて元帥海軍大将であった頃とは違い、彼らはいずれも少壮将校や若手官僚がせいぜいというところである。
当然ながら、「東条幕府」といわれた戦時統制下で国政の決定権を得ることなどできはせず、細々とした歴史上の悲劇の阻止に成功すれば御の字であった。
しかし、収穫はあった。
1942年にはかつて南雲忠一であった男の尽力のおかげで戦艦「比叡」が鉄底海峡からの奇跡の生還を果たし、戦艦「サウスダコタ」撃沈という勝利で終わらせた。
最大の成果となったのは、彼が(海軍中央から睨まれるのと引き換えに)作り上げた艦隊対潜網がマリアナ沖海戦における空母喪失を最低限におさえたことだろう。
おかげで空母「大鳳」と「翔鶴」は囮として出陣したレイテ沖においてハルゼー機動部隊の袋叩きを受ける中耐久と続け、軽空母2隻を防空用に伴うことができた宇垣艦隊はレイテ湾で「聖バレンタインの虐殺」と称される一方的な勝利を飾ることができたのだった。
もっとも、そのおかげで悲劇も発生する。
空母機動部隊による攻撃はまだしも、ある程度の対潜能力を身に着けた海上護衛部隊のおかげで石油輸送量は史実を大きく上回った。
そのため、生き残っていた空母瑞鶴と戦艦大和 長門 陸奥による沖縄への水上特攻という投機的作戦が実施され、そして最後の艦隊決戦が生起する。
結果的に戦艦大和と陸奥、そして瑞鶴は東シナ海で散華し帝国海軍最後の勝利を飾ることとなったのだ。

「栄光に満ちた敗北。」

これを達成する助けをしか阿部は達成することができなかったのだ。

だが――それこそが歴史を動かす。
海軍は精神的にその作戦目的を達成したことで、しかも沖縄沖で奮闘し陸軍を大いに支援したことで「栄光に満ちた敗北」を受け入れる準備を整えたのだ。
かつては辻という名であったある大蔵官僚とかつて近衛という名であった侍従の奔走は「この世界の」近衛という名の機会主義者を動かしつつあり、ついに「天を動かす」ことに成功したのである。

それに対する反応は激烈だったといっていい。
本土決戦派であった陸軍主流派による暗殺を警戒した「ゆかいな仲間たち」はかつての山元五十六同様に阿部を海へと出す選択をした。
阿部としては、それが「資材不足と設計変更によって竣工が遅れた空母信濃」であったことに乾いた笑みを禁じ得なかったが。
今この瞬間、燃え続ける帝都東京では最後の暗闘が繰り広げられている。
そして、自重をやめた嶋田は、「舞鶴鎮守府への疎開命令」に従って「水密試験を終えて完成した最新鋭空母信濃を廻航」している。

まさに歴史のジョークのような光景だ。

ま、なるようになるか。と嶋田あらため阿部は思った。
このフネが生き残れば、特別輸送艦として南方から将兵を救出する任務が待っている。
それを経て解体されるとしても、このフネを生き残らせる意義はあるだろう。と。
「2隻目」の潜水艦の撃沈確認を聞きながら彼はそんなことを考えていた。


――なお、戦後の記録によると彼らが沈めた潜水艦は「3隻」。
艦名を「シーライオン」 「ボーフィン」 そして「アルバコア」といった。


72 : ひゅうが :2014/06/28(土) 21:35:33
【あとがき】――みんなそんなに信濃が好きなのか?私もです!
ということでちょこっと書いてみました。
ぶっちゃけ最後のことを言いたかっただけかもしれませんが(汗


73 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:40:56
乙です。アルバコアを仕留めたぞー!!やったー!!


74 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:42:35
乙です。
信濃が生き延びましたか。
しかも戦後の日本政府の要職に立ちそうな立場に夢幻会メンバーは揃っているのでしょうな。

嶋田さんこと阿部さんは信濃改め「しなの」艦長として朝鮮戦争にアメリカ海軍指揮下で動員されることになるのかもしれませんねえ。


75 : ひゅうが :2014/06/28(土) 21:44:14
>>73
実は彼ら側に幸運がもたらされた結果前年の12月に沈んでいるはずのアルバコアが生き残っていたのを仕留めたのですけどねw
たぶん日本側の幸運と差引した結果でしょう。
ちなみに作中長門、作戦途中で機関故障→生還してます。なんという幸運艦か。


76 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:44:24
おーいww

金剛と信濃と対馬丸の敵を討ちやがったw


77 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:45:12
瑞鶴は帰還できたのだろうか?


78 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:49:08
>>戦艦大和と陸奥、そして瑞鶴は東シナ海で散華し
レイテからは帰還してるけど沖縄特攻で沈んだっぽい


79 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:49:58
>>77
散華と書かれているから確実に沈没してるね


80 : 名無しさん :2014/06/28(土) 21:52:56

陸奥は戦って沈んである意味幸運。
きっと宇宙戦艦ヤマトでもムツとしてヤマトの横を跳んでいるでしょう。
もしくはハーロックが乗っているか?


81 : ひゅうが :2014/06/28(土) 21:58:26
【本ルートにおける時間犯罪内容】

ソロモン海の死闘→日本側の戦術的勝利。猛将栗田爆誕
トラック空襲→タンカー?いませんよそんなの。
某事件→古賀長官、すいませんが天候不順ですので進路変更しますね。
マリアナ沖→ヤ○中になった兵士による誤射なんて起こしません。あと潜水艦狩り開始。
レイテ沖→生き残った大鳳&翔鶴無双(対空防御的な意味で)。かわりに武蔵と引き換えにレイテ湾で火祭り開催
南西諸島沖→燃料まだあるので戦艦2+正規空母1 軽空母1と重巡を伴って突撃実施。
海上護衛戦→対潜哨戒機無双中。地味にロケット爆雷(ヘッジボッグ)もよくきくよ!でも機動部隊での襲撃は簡便な。

となります。
なお、ソ連はだまし討ちをする暇なく連合軍として各地に進駐して恨みを買うという形になりますね。
(ポツダム会談の議定によって満州と半島北部に「武力進駐」。これ+朝鮮戦争中のある出来事で日本はソ連の決定的な敵となります)
その過程でいろいろあるのですが――


82 : 名無しさん :2014/06/28(土) 22:05:17
残された正規空母の信濃は250m級ですから改修すれば260m級(場合によっては270m)空母として活躍してくれそうですなあ。

後は何気に南樺太も日本領のままですか……。陸上戦力に予算持ってかれる〜(汗


83 : ひゅうが :2014/06/28(土) 22:11:16
>>82
ソ連軍が「進駐」済みですね。一方的に奪還と領土編入を宣言してさらに日本側の血圧を上げさせることでしょう。


84 : 名無しさん :2014/06/28(土) 22:18:02
日本は日本でソ連参戦時に、ソ連が略奪できると想定していた大陸日本資産の引き上げを行ったり、
南樺太を併合したけど千島列島を奪えないばかりか、カムチャツカ半島に攻撃されたりと嫌がらせ受けていそうですが


85 : 名無しさん :2014/06/28(土) 22:20:51
南樺太が取り戻せ北方領土になるのですね
で、千島列島を日本が維持するとソ連太平洋艦隊の原潜部隊に面白い事になりそうですね

金の無い日本は八八艦隊物語のように信濃をアメリカに売ろう


86 : 名無しさん :2014/06/28(土) 22:30:54
>>85
南千島ルートがないですから毎回津軽海峡を浮上航行する羽目にw

後、信濃に関しては売るのは無理です。
アメリカには山ほどの空母がありますし、更に言うなら規格が違う日本製空母なんて買う意味がないのです。


87 : 名無しさん :2014/06/28(土) 22:32:47
レイテで名前が無いからてっきりこっそりと居ない事にされたと思ったのに。
歴史犯罪で猛将栗田爆誕とは予想外。
陸軍のインパールとニューギニアは史実の東條のお気に入りが暴れたから、元夢幻会派は難しいか。
戦場マンガシリーズの様にインパールに新型戦車を送れたら。
俺たちにはこの銃しかないと64式モドキを掴んで叫ぶとか。
陸軍も時間犯罪を。


88 : 名無しさん :2014/06/28(土) 22:35:11
扶桑さん所のじゃないが信濃はアメリカにいじくり回されそうですな。


89 : 名無しさん :2014/06/28(土) 22:49:59
>>88
日本再軍備における最大の艦艇が長門こと装甲護衛艦「ながと」と信濃こと航空機搭載型護衛艦「しなの」になりそうですな。
勿論アメリカ海軍指揮下で動くことを前提にアメリカ海軍式に全面改修されているのでしょうけどね。


90 : New :2014/06/28(土) 22:54:22
乙です。戦後アメリカに睨まれて海軍力解体されなければいいが。


91 : ひゅうが :2014/06/28(土) 23:09:20
海上警備隊 特乙型警備艦「しなの」

全長:285m(元設計より艦尾延長済み)
飛行甲板長:280m
基準:6万6300トン
満載:7万5190トン
喫水10.31m
最大速力:28.1ノット
武装:12.7cm連装高角砲8基16門
25mm3連装機銃37基
25mm単装機銃40基
12cm28連装噴進砲12基

(大戦後すぐのため、武装に変化はない)

搭載機:常用72機(補用18機)


【解説】――日本海軍が生み出した世界最大の航空母艦。
もともとは大和型戦艦の3番艦として建造されていたものの、太平洋戦争勃発に伴い建造工事を停止。解体予定であったが1942年のミッドウェー海戦において空母への改装が決定。
艦隊側の強硬な主張によって当初の「搭載機をもたない浮かぶ航空基地」路線は早急に放棄され大型でバランスのとれた「超大鳳型」相当の艦として設計がまとめられた。
そのためにもとの設計から艦尾は20メートル近く延長されており、これが就役を遅らせる原因ともなった。
その最大の特徴は、戦艦として建造されていたゆえの強大な防御力と飛行甲板へと張られた装甲である。
これはミッドウェー海戦の戦訓を受けたものだが、のちに彼女の艦長となる阿部俊雄中佐と神重徳大佐らの主張を取り入れてその後の日本空母の基本となる「打たれ強い」防御力を実現すべく最大限の努力が払われている。
搭載機数は、もともとが戦艦であったうえに強力な装甲を張ったために当初予定では50機あまりとなる予定であったが、「せめて飛龍型相当の搭載機数を」という艦隊側の主張により常用補用をあわせて90機が確保された。
もっともこれは、設計で揉めつつあった中において戦争中の完成を諦め、「終戦後」の使用を考えたものであるともいう。
実際、完成予定は1944年12月であり。この頃には日本海軍は雲竜型(天城型)空母6隻と大鳳をはじめとした空母を保有しているはずであり日本海軍は大鳳と信濃にそれぞれ3隻程度の正規空母を加えた機動部隊を運用する構想であったとされる。
(つまり、ミッドウェー後時点で日本海軍は太平洋における講和追求へと方針を転換したのである。蛇足ながら近年ではいわゆる阿部―鈴木ルートといわれる宮中工作が進行していたことは定説とされる。)
しかし、相次ぐ敗北に加え、マリアナ沖海戦において空母機動部隊が大被害を受けたことから一時的に資材不足に陥った日本海軍は建造予定の短縮を試みるも設計変更のためにこれは達成が不可能とされ、竣工時期を守ることが精いっぱいであったという。
そのため、レイテ沖海戦時には艤装中であり、沖縄沖海戦時には完成直後であって参加を見送られている。
そのため、1945年6月1日の終戦を舞鶴で迎えることとなった。


92 : ひゅうが :2014/06/28(土) 23:09:53

終戦後には海外への賠償艦として引き渡せる予定であり、また高いレベルでまとまった設計をもち無傷の巨大空母にアメリカ海軍は予定艦名「オキナワ」(これは日本海軍との最後の艦隊決戦に敬意を表したものである)を用意するなどの念の入れようで彼女を迎える準備を行っていた。
だが、ポツダム会談においてソ連が賠償艦として手に入れることを主張しはじめることによって(これは、あのヤマトの同型艦を手に入れたいというスターリンの強い意向であったという)海軍当局と国務省が対立。
さらには強引に進駐を実施した樺太における一般市民への蛮行から米軍武官の証言がある中で日本軍が自衛反撃を実施したことによって事態はさらなる混迷を迎える。
8月6日、いまだ存続していた海軍総司令部から脱出支援命令を受けた信濃は舞鶴から出港。
樺太大泊からのべ15回の輸送によって一般市民を脱出させたのだ。
さらに、ソ連軍による朝鮮半島南部への「進駐」を警戒した米海軍による日本海作戦の結果偶発戦闘や睨みあいが繰り返されており、進駐部隊として北海道へ展開したばかりの米陸軍第58師団のうち1個支隊が千島列島北端占守島で孤立。
ソ連潜水艦隊(未詳)による輸送船撃沈という緊張状態の中にあって「信濃」は現地へ急行し脱出の支援と潜水艦撃沈という「太平洋戦争最後の戦闘」を「米海軍の駆逐艦隊とともに」実施したのである。
とりわけ、沈没しつつあった重巡インディアナポリス乗員の救助は米海軍はもとより米市民の対日感覚を一変させるのに十分だった。

これらの結果として「好意的な」反応を勝ち取った信濃は戦後の日本において数少ない稼働艦であることから特別輸送艦に指定されて以後3年間を南方からの引き上げに従事。
ヘンリー・J・ウォレス大統領による日本再軍備への好意的な反応から横須賀において「保管艦」として「長門」や「酒匂」とともに留め置かれた。
そのため、1948年の工作船「ヴァストカヤスク」号事件や国共内戦の勃発に伴い編成された海上警備隊――実質的な新生日本海軍の象徴的な艦として米海軍の強力な後押しのもとで復帰が実現したのである。
(これは、空母ユナイテッドステーツを「撃沈」されたことへの米海軍の報復であったともいわれる)
近年の朝鮮半島南北分断線の緊張状態や、国共内戦における国府軍の壊滅的な敗北に伴い改装が検討されているが、復興のために資材を必要と考える人々も多く、呉軍港で残存する戦艦「伊勢」「日向」の去就とともに情勢は流動的である。

もっとも、最新鋭艦であるうえに樺太からの邦人脱出を支援した本艦への国民的な人気や米海軍による後押し、そして海上警備隊警備局長である阿部俊雄元少将の存在もありその保有継続は海上警備隊の最優先事項であるといわれる。


93 : New :2014/06/28(土) 23:24:29
乙。樺太とかにはゲリラ戦大好きな連中が暴れてそう。


94 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:34:04
乙です。
「しなの」は新生日本海軍の国民的な象徴ですな。
これだけ多くの国民の命を守り、またアメリカ海軍の助けになった艦艇を“撃沈”することはどのような政治勢力でも難しいでしょうなあ。

そして何気にアメリカの良心ことウォレスが大統領にwww


95 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:34:15
アルバコア人気だなー。


96 : ひゅうが :2014/06/28(土) 23:39:05
>>93-95
ありがとうございます。
なお、樺太はソ連が参戦前に日本が降伏したためにゴネたソ連であっても「米軍との共同進駐」です。
そのため、ソ連軍が何をやらかしたのかについて目撃者が大勢出ており米軍部隊も偶発的戦闘に入っていたり…
欧州における米ソのように戦友的な意識を持つことは、太平洋戦線においては無理だったのでしょうね。
日本側と同じく「火事場泥棒に来た」というのがせいぜいの認識でしょう。

ウォレス氏は、史実では「もう彼の人気をあてにする必要がなくなった」ルーズベルトが解任してますので支持率微妙な状況が太平洋戦線で起きた結果として留任していただきました。

あとアルバコアとシーライオンは我々のアイドルですよ。
親撲会的な意味で。


97 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:41:10
乙です。
戦争に間に合わなかったおかげで、姉達と対照的な生涯を送りそうで、いささか皮肉な話ですね。


98 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:43:19
>>66
中の人の知識があるならF-104のときはもう少し待ってF-110導入しろでおわるとおもうよ。
正直そっちのほうが長く使えるのはわかってるんだしね。
あとはF-86でもE-2の導入か


99 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:44:02
ああ、しなのにF−14が搭載されるのか


100 : ひゅうが :2014/06/28(土) 23:45:36
>>97
ありがとうございます。
この世界では大和型も三大無用の長物呼ばわりされないでしょうね。
>>92の補足ですが、米海軍が復帰を後押ししたのは、調子に乗った空軍による核実験の標的艦として旧日本海軍艦艇が用いられようとしていたため、であります。
この影響となるバタフライ効果として、某ルメイ氏は日本に着任できませんでしたとさ。
はい。「おめーの勲章ねーから!!」と言いたかっただけです。


101 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:51:30
>>99
F−110/F−4は当時の証言では日本の国力的に大衆車を買おうとしたらキャデラックを薦められたと言われるくらい維持費に泣きます。
F−5も当時はメーカー名しか無く実物が無い上に軽自動車的存在とも評価。
消去法でマルヨンか海軍と共通化でクルーセーダーorスーパータイガーだと思う。


102 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:52:01
>>99
大きさからF-14の導入は非常に厳しいね。
F-4からF-18に繋いでいく形になるんじゃないかな。F-18なら何とか積み込めるし。


103 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:53:51
>>98
日本を維持費で殺す気かと。
馬鹿みたいに維持費がかかる機体ですので中の人にしても性能面から受け入れ無理です。
史実通り04導入が妥当でしょうな。

海軍はクルセイダーをスカイホークですかね。出来ればF-4を導入したいところですが導入時期は空と同時期位になるでしょうなあ。


104 : 108 :2014/06/28(土) 23:54:32
性能面から×
維持費から○

性能面では好ましいんですけどね…


105 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:55:10
>>104のは108ではなく103でした(汗


106 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:56:17
もしかしたら、F8Fやスカイレイダーがしなのの艦載機になるのか?初期だと


107 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:57:52
零戦や流星かも


108 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:58:18
>>106
恐らく米軍の余ったコルセアが最初の艦載機だろうね。一部ベアキャットの可能性も否定できないんだけどw


109 : 名無しさん :2014/06/28(土) 23:59:12
>>107
アメリカ軍の下で活動するから多分アメリカ製品の余剰品かなあ。
まあ直ぐにでもライセンス生産若しくは英国よろしく日本で独自改修をし出すだろうけど。


110 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:00:05
グラマンF9Fとかどーだろ?


111 : ひゅうが :2014/06/29(日) 00:01:05
余ったF7Fとかどーです?
スカイレイダーは鉄板として…


112 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:03:51
元日本海軍パイロットの証言
「私が今まで一番乗りやすい戦闘機は零戦で、一番乗りにくい機体が雷電であると思っていましたが
それ以上に乗りにくいコルセアがあって驚きました。更に、大雑把なアメリカ軍機なのにベアキャットが乗りやすかったですね」


113 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/29(日) 00:05:51
乙でした。池田大佐は米軍と共に占守島でソ連軍と戦ったのか……戦後を考えて
早期開発していた四式中戦車あたりを配備した上で大佐にも因果を含めてそうだし
生き残ってればいいなあ


114 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:06:02
史実でも研究用に購入にたヴァンパイアを気に入ってシーヴァンパイアをタイフーンよろしくブラックボックス無しで採用とか。


115 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:10:41
>>111
双発機は場所とるからコルセア+スカイレーダーの方が良いよ


116 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:10:57
この世界の伊400はどうなったのでしょう?
艦長自決で投降か、資材の余裕で早く完成してどこか攻撃成功で堂々と降伏か?


117 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:13:30
コルセアって雷電以上に乗りにくそうだな。外観印象で

まあ、アメリカさんは雷電で艦載機運用できるといってるから、感覚の違いでしょうけど


118 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:15:19
烈風の量産はさすがに無理だったかな。


119 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:17:05
陸上防衛隊航空団はP51とかP47が大量に余った分を使ってそうですなw


120 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:21:40
F−1支援戦闘機はこっちだとどうなるんだろう。スカイホークがあればあまり要らんかも
しれんけど国産機という意味では意義があるしなあ


121 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:23:42
いつまでもアメリカのお下がりを使うというのもね・・・


122 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:23:54
>>119
オホーツクでの共闘で好意的になった米軍から回してもらえたでしょうな。
D型などであればライセンス生産も順次認められたでしょうしね。

>>116
多分、日本降伏時に粛々と米軍管理下に入ったんじゃないかな。
だから再軍備の中核である「しなの」や長門、酒匂とは違い米海軍接収艦だと思われる。


123 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:25:24
>>120
信濃(しなの)はデカいけれど残りがエセックスクラスなら。
ファントムでも運用が難しいから国産艦載機という方向で開発かも。


124 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:26:18
>>121
ライセンス生産+独自改修型だろうけどね。
主力の独自改修ライセンス生産機に、支援機(戦闘攻撃機)としての国産機かな。

海はひょっとしたらF-18が開発される頃にノースロップと三菱が共同開発しているかもしれんけどね。


125 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:27:03
陸上防衛隊の火気や車両は、尽くアメリカ製に置き換えられていそう
使い続けられる可能性があるのは重擲くらいかな?


126 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:27:16
>>123
空母は負担が大きいからねえ。
精々二隻が限界だと考えると後一隻は代艦建造までF-8で済ませるかもね。


127 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:27:20
6月1日降伏なら広島・長崎に原爆投下無ということに
世界初の原爆投下は朝鮮戦争とか


128 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:29:10
まあF-4を英国並みに大改修することで対応させてしまう可能性もなくはないけど(汗


129 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:30:52
>>125
戦車はアメリカの技術を取り込みながらその次にアメリカ規格でだけど再び国産だろうね。
他はアメリカのをライセンス生産だろうなあ。

>>127
その可能性が高いね。
逆に言えば使わなければならない事態が発生したという事だけど。
ただ、中華民国が台湾脱出前に崩壊してしまいこのままでは台湾まで赤く染まりかねないとして使う可能性も。


130 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:31:34
F-2支援戦闘機もどうなるでしょうかね?
史実ではF-16をベースにしましたが海軍ではF-18を採用していそうですから
F-18をベースにした機体になりえそうですが。

F-2の初期案であるFS-XもF-18に近い形状でしたし。


131 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:32:40
>>116
潜高型の犠牲になったのだ・・・、の可能性も。


132 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:33:46
この超大鳳型空母「しなの」は英国の計画していたジブラルタル級やCVA-01級より大きいのね(汗
拡張性が相当あるわけだからそれこそ90年代位まで現役でも大規模な近代化改修を繰り返し続けながら現役でもありえなくはないかな?


133 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:34:47
戦車は海と空に予算とられて国産化できずパットンになってるかもしれんw


134 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:34:54
>>130
若しくはノースロップと三菱がYF-17ベースでF-2を海軍艦載機として開発しているかもしれませんな。
日米共同開発の形式ですからアメリカ政府からの突っ込みもありませんし。


135 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:35:56
>>133
どれだけ日本が早期に分母を大きくできるかにかかってくるでしょうな。
そうでないとM60を使っているかもしれない。


136 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:36:21
>>132
湾岸戦争が「しなの」の最後のお勤めになりそうですね。


137 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:36:49
61式戦車よりは、M48やM60の方が戦車としては強力だと思います(粉蜜柑


138 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:38:54
>>98
そもそも史実ではF-110ことF-4が他国に輸出されるようになったのは1970年代になってからですからね。
F-104が日本に来たのが1961年ですから少し待つどころか十年近く待たされる可能性もあるんですよね。


139 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:40:26
マルヨンの導入には源田の強い要望が合ったらしいけど、この世界でも源田は軍に残ってるのかな


140 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:43:04
>>136
その頃には「しなの」代艦建造も進んでいるでしょうな。


141 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:43:39
>>139
夢幻会派が中心になっているだろうからどの程度まで影響力があるだろうか


142 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:44:07
征途だとよりによってカットラスなんか運用してたな

熊猫は零戦乗りには喜ばれるだろうな、爆撃機はヘルダイバーだろうな


143 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:46:36
アサルトライフルはしばらくは米国製ってわけにもいかんから国産かなあ。
FN FALのライセンス生産もいいかもしれんが。ついでに六二式機関銃も
FN MAGにしてしまえば歩兵も喜ぶw


144 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:46:49
>>137
日本の交通インフレを考えればM48よりM47の方が導入される可能性が高いかと。
あと、M60は北海道に集中配備されるでしょうね。


145 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:46:59
>>142
攻撃機はコルセアになっている可能性が高いね。アメリカ余剰品を山ほど抱えていた機体だから。
熊猫は押し付け先に最適として押し付けられるだろうけどw


146 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:47:52
>>139
源田の好み以前に当時まともなマッハ2クラスの戦闘機はF-104くらいしか存在していなかったですからね。
そもそも選択の余地がなかったという感じですね。


147 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:48:40
>>144
国産戦車が出てくるのは全体的に分母が大きくなった1986年頃位になりそうだね。
装甲材に関する技術などもその頃にはかなり進んでいるだろうし軽量でありつつも防御性能が高い戦車を開発できるはず。


148 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:48:45
インフラを考えれば、最適なのはM24軽戦車かM41軽戦車でしょう
ただソ連の戦車と殴り合わせられんけどw


149 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:49:57
>>144
最初からライセンス生産などでFN社の技術を積極的に取り入れていくのは十分ありえますよね。


150 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:49:58
04採用、インターセプターとしては「当時の」最適解だったんじゃないか?


151 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:51:20
>>148
まあM60とM47/48でしょうなあ。
80年代後半以降には国産戦車に順次切り替えられて行くことになると思われますが。


152 : ひゅうが :2014/06/29(日) 00:52:01
※ 火葬戦記してみました。



戦後夢幻会ネタSS――その1「戦後の終わり 1951年」



「あいつら…ついにやりやがった!」

「ソ連領内への爆撃は我が国への攻撃とみなす、か。それでいて国連軍主力をつとめるアメリカを直接攻撃したわけではない。」

「そして我々への意趣返しか!」

「米国がわが国にかわって報復してもそれは及び腰となる。いや、憎たらしいほどに奴らは弱点をついたな。」

――ある日の「会合」にて


――1951年1月3日。日本国は再び戦争の悲劇をその肌で感じることとなった。
痛みと共に。
前年から起こりつつあった朝鮮戦争は、日本国の本格的復興の端緒を与えていた。
敗戦国として米軍による占領下にあった日本は、本国というよりはウォレス大統領の穏健的な方針によってイタリアなみとはいかないものの独立を保つことができていた。
これは、大戦末期の日本本土への進駐方針を巡って米ソが対立し、結果としていわゆる「ローゼンバーグ事件」といわれるソ連による合衆国への大々的なスパイ網が摘発されるなどしたことで旧敵国への扱いが少し緩んだことも理由である。
新聞はこぞって「日本に対する共産主義者の工作」を掻き立てており、真珠湾の責任を負う人々やスケープゴートとされた人々を除いては対日政策は比較的穏当であった(いささか独善的ではあったが)。
そして、北方で国境をソ連と接し、さらには劣勢に陥りつつある国民党と共産党が内戦を繰り広げる中華の「後方」日本の戦略的重要性。かくて主として陸海軍を中心とした現実的な人々によって日本占領は推進されることとなったのである。

連合国軍最高司令官として日本に駐留することになったジョージ・パットン元帥は欧州へ行った前任者マッカーサー以上の激烈な反共主義者であり、民主化だのなんだのといったことにはことさら興味がなかった。
そのため、航空禁止令や旧軍の武装解除こそ実施されたものの賠償艦の引き渡しや工業設備の解体などは低調であった。
(この点、ドイツへの苛烈な対応を行ったソ連と比較されることが多い。)

だが、そうしたある種「自由」な風潮の中で行われていた復興計画は周辺環境の変化により激変を余儀なくされる。
大陸における国民党軍の敗退と海南島への脱出、ソ連海軍による北方海域での度重なる挑発、スパイ船の運航、そして朝鮮戦争の勃発である。
もともと終戦の経緯によって強烈な反ソ感情を持つにいたった日本人は、あからさまにソ連が支援を行う朝鮮戦争において彼らへの支援をよしとしなかった。
それどころか、再開された軍需品生産において「兵站基地」としての日本の能力をフルに発揮するという決断をすら政府に強いたのである。

すべては、どさくさにまぎれてかすめとった進駐先の兵士をシベリアへ送り強制労働させるという「シベリア出兵への報復」を行ったスターリンの戦略ミスが原因だったが、これがソ連を激怒させることになる。
なぜなら、日本列島では警察予備隊と海上警備隊という実質的な日本陸海軍が誕生しつつあり、そこから転用された兵力は釜山を陥落させた北朝鮮軍の背後である仁川に上陸。
効果的な兵站遮断とB36まで参加した強烈極まる爆撃により、北朝鮮軍は「対馬へ逃げた軍ごと寝返った」部隊とともに半島南部に孤立することになったのだ。
しかも張り切った米空軍は特殊爆弾「クラウドメイカー」を用いた爆撃で実質的に北の首脳部を機能不全に陥れ、38度線を突破。
そこには国連軍の命令によって5年ぶりに実戦の場へ戻ってきた「日本国防海軍」の姿があった。
スターリンは激怒した。


153 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:52:34
まあ70年代頃にはM60もM47/48もPPや主砲を含め全て国産化され、装甲形状も含めて大規模な仕様変更しているかもしれませんがね。

>>150
当時としてはそれしか選びようがありませんですからねえ。


154 : ひゅうが :2014/06/29(日) 00:53:08

当時、海南島へと追いつめた蒋介石軍への攻撃を強化させつつあった共産党軍は「日本からかすめとった」満州に居座るソ連軍への隔意を持っており参戦を見送り、必然的にソ連軍は「ソ連労農義勇軍」として北朝鮮へと加勢することになったのである。
そして、長すぎる冬が国連軍を壊走させたとき、米空軍はシベリアの諸都市ごと兵站基地を爆撃。
さらに特甲型警備艦「ながと」が国連軍としてウラジオストクを艦砲射撃するにおよび、狂える独裁者はついに禁断の炎を解き放った。

『ソ連軍による北海道 旭川市への人類史上初の核攻撃』

これが鉄の男による「警告」となった。
防空を担当していた米空軍の弁護をするなら、ソ連側が空爆に用いたツポレフTu-4はこのとき初披露された機体でなおかつ米軍のB29にそっくりであり、またソ連爆撃に向かった米空軍機のうち「はぐれた」機体であると誤認したことは、内陸の旭川市へとソ連機が侵入するのに十分な隙を生んでしまっていたのである。
ソ連政府はいった。

「義勇軍は核弾頭を保有せり。」と。


これへの返答は激烈であった。
ソ連ウラジオストクへの「強化原爆による報復攻撃」。
対するソ連側による潜水艦を用いた北海道函館市への核攻撃。
さらにそれに対する「3倍攻撃」での報復。
米ソが冷静になるまでに70万人以上が蒸発した。


この日、日本の「戦後」は終わりを告げる。
日清戦争以前へと極東情勢は後退し、40年もの長き「冷戦」は幕を上げることとなったのだ。
――そして、それはある秘密結社の、夢幻会の苦闘のはじまりでもあった。




【あとがき】――というわけで日本側にショックを与えてみました。
「だいたい米空軍が張り切りすぎたおかげ」といってみればそれまでですが…


155 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:56:32
乙です。
これは日本の反共反露感情は激烈なものになりますねえ。
それこそ執念といっていいほどの対潜、防空体制の整備に躍起になること確定だわ。

ソ連崩壊後もロシアは常にハリネズミのようになったアメリカの盟邦が目の前に居る羽目に。
まあ自業自得の極みですが。


156 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:57:13
ハリネズミなのは半島とソ連/ロシアに対してでしょうがね。

後、台湾はどうなったんだろうか。今のところ米軍が進駐しているのかな。


157 : 名無しさん :2014/06/29(日) 00:59:55
>>143
57年にアーマライト社が製造権を売り出すAR-10を採用するのもいいかな。
それをベースにガスピストンAR-15を開発してしまうのも。


158 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/29(日) 01:01:36
乙でした! うわあ、広島と長崎よりも被害が少なそうなのがせめてもの救いですが
こりゃ日本でも赤狩りが起こるかもしれんなあ……(汗) こうなると日本も核の安全
保障を求めるだろうし在日米軍が大っぴらに核弾頭を配備するかもしれないし
非核三原則どころじゃなくなるかもしれませんね


159 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:01:57
まあ日本はこれで赤への相当な拒絶反応を持つことになるでしょうな。
後、日本領土を戦場にしてくれやがった半島への拒絶反応もセットで。
韓国へのODAとかは絶対にあり得ない話になりますわ。


160 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:03:06
この恨みはソ連崩壊後に果たされるでしょうね。
崩壊時のドサクサに紛れてソ連がこれまで積み上げてきた技術や特許、科学者などを
かたぱっしから分捕れるでしょう。


161 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:03:09
>>143
しばらくしたら5.56mmの時代が来るんだから7.62mmの時代はイタリアみたいにM1の改造で済ますか。
もしくはアメリカからM14の輸入で済まして置く。
そして5.56mmの時代になってから国産小銃を開発した方が安上がりじゃないですかね。
その場合は早めにAR-18のライセンスを購入してバースト機能の無い89式みたいな小銃を作ることになるんですかね。


162 : 普通の名無しさん :2014/06/29(日) 01:03:52
乙です。向こう数十年は極東はホットゾーンですね。
アジアで騒いでいる間にドイツがナニカサレタヨウダ状態になりそうだが。


163 : New :2014/06/29(日) 01:05:28
乙。世界初の核戦争になっちゃったw。


164 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:05:38
戦車の話だが、80年代まで国産戦車を作らないとなるとナナヨンも出てこないのか……俺にゃ辛い世界だ(嘆息

あとひゅうが氏乙です。火葬万歳!


165 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/29(日) 01:08:58
ふと読み直して気づいたんですが……ひょっとしてパットン将軍、平壌まで突撃してないかこれw
38度線を突破してるって言ってるし核の応酬で戦局がエスカレートしてるわけだから政治的な
理由での停止命令が来るのも大分遅くなりそうだしw


166 : ひゅうが :2014/06/29(日) 01:09:44
当時の日本って法的にグレーゾーンなんですよねぇ。
いわゆるポツダム勅令に基づくとはいえ占領状態であり、かつ連合軍の敵国であった領土です。
そんな国が国連の命令とはいえ攻撃したとなれば報復の権利はあるというのがソ連側の言い分です。
また、某米空軍が張り切りすぎて警告爆撃レベルを超えてシベリア兵站基地群を燃やしたせいでソ連側の同害報復感情も掻き立ててしまいました。

いや、史実での吉田首相による仁川方面への特別掃海隊派遣がいかに危険かつ苦渋の決断だったのかこう書いてみてよくわかります。


167 :  テツ :2014/06/29(日) 01:10:44
投下乙です

汚い花火の投げつけあいは余所でやって下さい(汗


函館は潜水艦の核攻撃で壊滅・・・これで海上保安庁(とその後継組織)は変質的なまでに対潜能力の向上に励むでしょうね


168 : ひゅうが :2014/06/29(日) 01:18:25
>>156
台湾は樺太同様のグレーゾーンとしてこちらは米中の両軍による進駐ですね。
意外に知られていないのですが、ウォレス氏は副大統領時代の1944年に蒋介石と会談するために重慶を訪問しています。
よりにもよって大陸打通作戦時です(汗
つまり、ルの字氏やトルーマン氏のように中華に幻想を持っていないのですね。

>>167
そうなりますね。
さらには「本土核攻撃時の報復戦力」保有の必要性もこれである程度ゲットさせていただきました。
戦略爆撃機の空中待機はまだ厳しいので、海上における航空戦力の保持がそれとなる…というわけです。
これらにより、GDP1パーセント枠というような政治的制限を戦後日本から取っ払ってみました。
案外、この世界の市民の皆様は「エンタープライズ歓迎」で群衆が集まるかもしれませんね。


169 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:26:58
世界初の核戦争勃発したうえに、日本がそれに当事国の一角とは
これでは戦後の日本の国防への意識が変わりそう

核攻撃への日本として報復として、カムチャツカ・チュクチの攻撃および占領はあり?


170 :  テツ :2014/06/29(日) 01:29:47
この戦後日本の警察予備隊、先の大戦に従軍した中堅ベテラン層と昭和生まれの若手を動員できる法整備はされているのだろうか
予備役動員できないと戦力的にきついと思って


171 : ひゅうが :2014/06/29(日) 01:30:20
>>169
最後にさらっと書いた三倍報復によってペトロパブロフツクカムチャッキーとハバロフスクが蒸発しています。
広島・長崎がなかったのでこちらではただの大きな爆弾扱いだったでしょうから、スターリンとしては「米軍本体へ攻撃はしないが容赦はしない」という政治的サインのつもりだったのかもしれません。
なのに報復攻撃をされたのでもう一回攻撃(函館)、それに対する3倍報復で米軍の反応がわかったというところでしょうか?

なお、この世界の日本は千島列島全島を領有しています。


172 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:34:20
乙です。戦後日本の核武装と聞くと『敵が上陸して来たら上陸地点の町ごと核で吹っ飛ばしたら専守防衛の範囲でも戦争に勝つる!』戦法にたどり着かないか不安になるのは何故だろう……w


173 : New :2014/06/29(日) 01:35:07
アメリカとしても自分らがどんだけヤバい爆弾保有したかをようやく分かったという感じかもな。
史実ではなかった米ソの直接の殴り合いのせいでかなり冷戦の様相が変化しそうだ。


174 : ひゅうが :2014/06/29(日) 01:37:30
>>172
とてもすごく嫌ですねw
でも核武装ができるかどうかは微妙でしょうか…
イスラエルよろしく「肯定も否定もしないよ」か、ドイツ連邦軍よろしく「シェアしない?」だといいのですけどね。


175 :  テツ :2014/06/29(日) 01:40:13
「必要に応じて、日本国と同盟国アメリカは保有している火器を適宜適切に相互に運用できる協定」とか結びそう。行間を読めば「日本がアメリカ製の核兵器を必要な時にアメリカの許可を得て使える」んですがw


176 : ひゅうが :2014/06/29(日) 01:40:35
>>173
「恐ろしい実戦証明だった。あれはヤバすぎる。あと空軍何とかしなきゃ!核ボタンは大統領の専権事項」とウォレス閣下をはじめ尽力してくださることでしょうね。
この仕込みはベトナムへの布石だったりもします。


177 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:41:40
これだとベトナム戦争もソ連がアジアでのリベンジを狙って史実以上に力を入れて
えらいことになりそうな気がする。征途みたく日本も派兵することになったりしたら……


178 :  テツ :2014/06/29(日) 01:43:03
韓国があの様ですから、当然日本にも声をかけるでしょうね・・・


179 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:43:32
>>174
夢幻会は核武装に関しては研究しつつも核兵器に関しては米国との
ニュークリア・シェアリングで済ませようとするでしょうね。
核兵器の維持・管理費はばかにならない物ですし、戦後間もない
日本にとっては重荷にしかなりませんから。


180 : ひゅうが :2014/06/29(日) 01:44:06
>>177
ホット・ウォーで恐ろしい破滅の淵を覗き込むことになったためにアメリカ側が抑制的に対応してくれることを夢幻会としては狙うでしょうかね。
実際、あのケネディ大統領も暗殺直前にはベトナムから全面撤退することを命令する予備文書を記していますし。
キッシンジャー氏らが自信過剰になったときにこの「失敗」がいい教訓になってくれることでしょう。


181 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:44:53
一応義勇軍()と国連軍の戦闘ですから、建前的には直接の殴り合いではない
ソ連領内へも地上戦が波及すると限定的でも、直接の殴り合いになるかと


182 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/29(日) 01:47:11
米ソが核戦争のエスカレートを体験して抑制的になったとするとキューバ危機も
起こらなくなったりするかもしれませんね


183 : ひゅうが :2014/06/29(日) 01:50:30
>>181
双方が核抑止というものを肌で感じることになった戦争という位置づけでしょうね。
先制して敵を全滅させるために大量の核兵器を配備しようとするようなことは拒否感が強くなるでしょう。やるとは思いますが。
より「抑止装置」としての意義が強調されるはず?
>>182
ソ連側としてはどうでしょうかね(汗
かなり怖い話です。


184 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:51:02
>>178
あの世界の場合、韓国が存在したとしても
戦力、味方としてはアテに出来ないかしないんじゃないかと。


185 : 名無しさん :2014/06/29(日) 01:52:44
「抑止力」としての国連が誕生するかな?


186 :  テツ :2014/06/29(日) 01:58:37
と言うか、真っ先に日本に声掛けるんじゃないですかね
世界屈指の海軍国で、空軍の錬度もアメリカに次ぎ、歩兵の精強さは当のアメリカ人が太平洋の島々で体験している


187 : ひゅうが :2014/06/29(日) 02:01:02
>>185
米ソホットラインの誕生が早まるのがせいぜいかもしれませんね…
>>184
対馬占拠事件で日本側はもとより米側の評価も地に落ちていしそうですからね…
李承晩氏が早期におろされたおかげでマトモになるチャンスをもらったということで。
ただ白将軍は苦労されることと思います。


188 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:01:13
>>186
嘘かホントか、ベトナム戦争に従軍してた
アメリカ人兵士が、自衛隊の演習を見て

「連中がいれば俺等、楽だったのになぁ」と。

南方じゃ、38式で敵軍の指揮官を狙撃するし。


189 : 清純派うさぎ症候群Lv.17 !denki ◆gEcGSASNxc :2014/06/29(日) 02:02:26
>>187
それでも十分な進歩ではあるんですよねぇ。
あの世界だと。


英国の貴族なオッサンが、秘密傭兵組織でも作らんかなぁw


190 : ひゅうが :2014/06/29(日) 02:04:29
>>186
かつ、世界屈指の親米国家ですからね。
核の経緯もありますし、少し(だけ)は意見の尊重もしてくれるのではないでしょうか。
日本側としては熱帯戦の経験を糧に、60年代当時には十分現役である対戦経験組の米側への派遣を行うのではと思います。


191 : New :2014/06/29(日) 02:05:22
機甲部隊より対ゲリラ戦の歩兵部隊を送り込みそうですね。


192 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:06:58
>>190
歓迎受けたマッカーサーが口利いてくれそうですね。


193 : ひゅうが :2014/06/29(日) 02:07:26
あとは蒋介石や李承晩の経緯もあって「独裁者をキリスト教徒であるからと重用するのは厳禁!」という申し送り事項もありそうですね。
日本側が反米=親ソであってはいけないと工作できればよいのですが。


194 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:07:29
ビルマ戦の経験者として宮崎元中将をオブザーバーに……って、そもそもここだと
インパール作戦が起こってないかもしれませんね


195 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:08:45
そもそも、李承晩は当時から米軍側からの評価が低かったわけで。
蒋介石の場合は、嫁が美人だったもんでアメリカが肩入れしてくれたとかw


196 : yukikaze :2014/06/29(日) 02:12:12
更新乙です。何というパイ投げ合戦。
まあ共産シンパの面々は「そもそも戦争に足を踏み入れたのが悪かった。
中立を守れば核の悲劇はなかったのだ」的な発言をして、一定数の成果を
挙げるでしょうが(本土が焼け野原になっている以上、軍や戦争へのアレルギー
は必ずあるでしょう。実際西ドイツも戦後かなりの間苦労しています。日本よりも)
ソ連の暴虐さの宣伝が広まれば徐々に勢力衰えるでしょうねえ。

韓国は・・・正直、アメリカも碌に期待していないかと。
李承晩の国際常識のなさと国内政治能力の無能さが、韓国の戦略的不安定さを
生み出し、おまけに対馬では部隊が寝返りを見せるというお粗末さ。
日本軍が大活躍をしている姿を見れば、とてもではないですが韓国を最前線に
据えるのは不可能でしょう。

正直、韓国政府が半島に復帰できたかはわかりませんが、復帰したとしても
かなりアメリカのコントロールが強いものになるかと。


197 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:13:42
しかしベトナム戦争を経験すると日本国内でも軍への風当たりが史実の自衛隊以上に
ひどくなるかもね


198 : ひゅうが :2014/06/29(日) 02:14:19
>>194
ラバウル要塞化の権威として今村閣下を参考に送るのもアリかもしれませんね。
ご高齢ですが60年代までご存命ですし。
>>195
これもまた幻想、ですねw


199 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:16:50
李承晩は半島に帰れたとしても、誰からも相手されないかと。

憂鬱における、地元に帰ったガーナーと同じで。


200 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:18:12
「韓国大統領の法則」が発動するんじゃね?(ハナクソホジー


201 : ひゅうが :2014/06/29(日) 02:18:32
>>197
その前に海軍>陸軍的要素はたぶん強いでしょうからね。
また、ちょっと前にも書きましたが「自国防衛のみ」と憲法に書かせていただいているところも罠であります。
朝鮮戦争の悲劇もありますし、本格的ベトナム戦争が発生するかもまた微妙かも?


202 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:19:13
>>198
「何かあると、すぐにワシントンの意向と口出ししてくた」

当時の李承晩に対する半島に置かれた米軍司令部のコメント。
何かあると、すぐに世界を持ち出す今の朝鮮人と全く同じだったそーですw


203 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:19:23
相手にされない、ならこの上ない温情だよね
危害も加えられないってことだから


204 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:20:06
>>200>>203
兵士の遺族の手で友愛か(棒


205 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:20:52
下手にベトナム戦争に介入したらまた朝鮮戦争の時ののように核攻撃を受けるかも
しれないって恐怖は国民の間にもどうしてもあるでしょうからねえ


206 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:21:17
飛行場で熱烈な歓迎()


207 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:23:48
歓迎(石)


208 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:24:20
核の恐怖と、どう折り合いをつけるかだろうな。>ベトナム戦争


209 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:25:22
着陸しようとしてる米軍機を歓迎しようとしたら
機銃掃射受けたって話があったような。


210 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:26:19
>>103
もう少しと書いているので10年単位で待たせるという選択肢もありですよ。
まあどうせならF-5/T-38ライセンス生産するという選択肢もありだとは思いますが。
開発が終わるまではF-86の改良型でつなぐって方向で
>>128
ぶりでっしゅF-4よりもスーパーファントムにいくんじゃあないかなぁ?
>>129
史実と大差ないのでは?>戦車
74式の方向性の問題があるから最初から90式相当を開発する可能性はあるけど
>>130
本命はF/A-18ベースだったらしいという話はあるね。
アメリカの横押し車でF-16ベースになったらしいという話も
>>134
史実F-2「あのー」


211 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:29:22
つーかF-2は原型からかけ離れすぎなんじゃw


212 : ひゅうが :2014/06/29(日) 02:30:25
>>202
20世紀において13世紀頃の感覚とは、困った御方だ…
旧臨時政府系の人々が主導権を握れば、極東におけるオーストリア的に尊敬を集める存在になれたかもしれないのに。
李承晩氏の失脚は、日本統治時代に育った独立家という人々の復権によって多様な意見の維持を実現できる最後の機会なのかもしれませんね。


213 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:34:01
>>212
李承晩は悪い意味で昔の感覚を持ってたオッサンだと言えます。
嘘かホントか、てめぇが半島の王になろうとしてたなんて話もあるし。

その臨時政府って上海臨時政府ですか?
あれって、単なる犯罪者の集まりですぞw


214 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:36:07
というか、李承晩が失脚した方が韓国がまともになるチャンスなんだよな。


215 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:41:08
そもそもあのパットン将軍が李承晩に我慢できるかなーw


216 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:41:34
まぁ反軍思想は起きるのは確実だが「自衛隊は人殺し集団!」と叫ぶ馬鹿教師の数は少なくなるだろうな


217 : ひゅうが :2014/06/29(日) 02:42:41
>>213
旧朝鮮総督府にかわって自治を宣言した朝鮮人民共和国のような、本国に残った独立派のことです。
誤解させてしまってすみません。

>>214
その通りですね。まことに失礼極まりないことですが…

>>215
無理でしょうねーw
李承晩自身も日本本土にいって見分を広めてもらわねばw


218 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:47:42
共産主義者は北海道で日本人を殺したけど、自衛隊は日本人を殺してないよね? で論破できる程度の思想ですがw


219 : 清純派うさぎ症候群Lv.17 !denki ◆gEcGSASNxc :2014/06/29(日) 02:47:51
>>217
あ〜、そっちの独立派だったら何とかなるかも知れませんねぇ。

それと李承晩は朝鮮戦争時代に、日本軍で教育を受けた
自国兵士を無実の罪で拷問してました。
そんなモンで、それ嫌がった連中が北に流れたんですよねぇw


220 : ひゅうが :2014/06/29(日) 02:53:20
北へ追いやられた知識人が仁川上陸作戦後に復帰すれば、南側にもワンチャンスありそうですね。
たとえは悪いかもしれませんが米国に対するカナダのように、よき友人として征途的なきれいな大韓民国として北東アジアの安全保障に貢献してくれそうです。
20世紀末の大統領は、国民的英雄の白将軍とか…

この世界では、ジョンソン政権下において南側などの不信感で実現しなかった太平洋条約機構が成立しているかもしれませんね。
アジアにおいては日本帝国は敗北したものの、歴史においては勝利したとされてもおかしくないかも。
アメリカにとっても自由なアジアを過程はどうあれ実現できたことは、「友人と相撃ったが最終的には」めでたしめでたしで終わったと総括できるでしょうし…


221 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:54:14
朝鮮戦争で日本軍の教育を受けた韓国軍兵士は結構頑張ってたってきいたな


222 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:55:19
51年で潜水艦発射核ミサイル?
ウィスキー、ゴルフ級潜水艦でもまだでは?

旭川の悲劇で何よりも対爆撃の迎撃機の整備が優先されて栄光になっても、途中でスパロー対応に改造されるかも。
函館のミグ事件はこれは起きないな〜。
ファントムの代わりにシェルターから直接発進の打たれ強い機体としてビゲンを採用とか。
どちらにせよ、対地攻撃能力を野党の妨害で無効化される事は無いだろうからF−1の存在意義が国内技術の育成しか無くなるから角栄に潰されるかも。

戦車は国内技術の育成と戦略機動の為の鉄道輸送として61式の開発になると思う。
あくまでも国内での戦闘距離で90ミリで良しとするか最初から105ミリにするか議論となるけど。
61式は習作で直ぐに105ミリをもう少し予算を足して早めに完成で良いと思う。


223 : 名無しさん :2014/06/29(日) 02:56:45
>>220
白将軍閣下は、韓国人の特異存在です。

>>221
白将軍と一緒に奮戦したって話があったような。


224 : ひゅうが :2014/06/29(日) 03:00:16
>>222
ミサイルではありませぬ。
飛行爆弾的なものか、潜水艇(ミゼットサブ的な存在)の定置自爆的なものであります。
函館攻撃は青函航路の寸断がまず目的となりますので、港湾攻撃が主体となりますでしょう。ですので最低でも飛行爆弾V1型や自爆攻撃によるものと考えています。
いずれにせよ、最大で函館港港湾中心部での爆発、最低で函館港海面下における定置爆発によるものを考えています_(史実クロスロード作戦相当以上)


225 : 名無しさん :2014/06/29(日) 03:02:41
戦後は朝日新聞とかどうなるんだろう?
在日朝鮮人の暗躍は夢幻会にある程度押さえられているから
マスコミ関連も史実よりマシになりそうかな?

後は某煎餅学会…まぁあれも夢幻会から目の敵にされてそうだが


226 : ひゅうが :2014/06/29(日) 03:08:52
>>223
「ヒトは、歴史の奴隷である」という金言を思い出しますね。
歴史の中に未来の起こり得るかもしれない可能性を見いだせるあたりは、歴史の学び手であった可能性を感じます。
>>225
戦後日本の国是かつ世論は、反ソかつ反独立で反統一的な日本でしょうね。
その点、流行作家的である歴史家たちは史実のような反日帝とはまた違った歴史観をつくってそうです。
某新聞はその言論迎合的路線が批判されていないとおかしいかもしれませんね。
この世界の日本は良くも悪くも「正論を述べる者」的キャラになるでしょうから。


227 : 名無しさん :2014/06/29(日) 03:11:48
>>226
とりあえず、李承晩が早期に排除されたあの世界では
韓国人はマトモなのが増えそうではあります。


228 : 名無しさん :2014/06/29(日) 03:17:38
白将軍あたりが大統領として独裁体制を確立すれば半島ももっとマシになりそうですね


229 : ひゅうが :2014/06/29(日) 03:18:01
マトモな隣国…なんという甘美な響きか。
せめて史実ドイツのようにと願うのは贅沢なのかもしれませんけど。


230 : 名無しさん :2014/06/29(日) 03:20:17
>>228
あの方、あの頃か尉官だったから大統領は難しいんじゃない?
いや、なられてくれた方がありがたいのは確かだけど。


231 : 名無しさん :2014/06/29(日) 03:23:46
洪思翊中将が処刑されてなかったらちょうど良い年頃なんだけど裁判を切り抜けても
李承晩が大統領の時に真っ先に処刑されてそうだしなあ


232 : 名無しさん :2014/06/29(日) 03:31:47
韓国は38度線まで押し上げられているかな?
釜山周辺と済州島しか残ってなかったりして。
それ位の危機感を持ってないとまともにならないと偏見を持っていたり。
対馬や博多でやらしただろうから、強制連行者は例外なく全員丁寧に送り返しましょう。


233 : 名無しさん :2014/06/29(日) 03:32:03
つまり、李承をアメリカに行かせなければいいと。


234 : 名無しさん :2014/06/29(日) 03:35:16
というか負けた時のことを考えて韓国人として誰か転生者を入り込ませておけばいいだけでは?


235 : 名無しさん :2014/06/29(日) 03:40:16
誰が貧乏籤を引くか、だな。


236 : ハニワ一号 :2014/06/29(日) 03:57:57
遅まきながらひゅうがさん戦後夢幻会乙です。
朝鮮戦争で対馬が巻き込まれたり、米ソの核の投げ合いが起きたりと史実日本よりもひどい事になっていませんか(汗)


237 : ひゅうが :2014/06/29(日) 04:00:54
>>236
時代をおいて先延ばしにすることよりも苦難と克服を!
というのがコンセプトですw


238 : 名無しさん :2014/06/29(日) 04:19:51
>>235
幹部以外でできれば人物そのものが朝鮮系の人材が好ましいけどね。
あと史実で重要人物でないほうがいいけど


239 : 名無しさん :2014/06/29(日) 04:43:30
重要人物ではあるが戦後の発言力は大きくなかった李王垠将軍とか?

商業架空戦記でこの人が出てきた時はびっくらこいたね。


240 : 名無しさん :2014/06/29(日) 04:48:25
ひゅうがさん戦後夢幻会面白かったです。ソ連崩壊時の日本の反応が無茶苦茶読んで観たくなりました。


241 : Monolith兵 :2014/06/29(日) 06:02:34
ひゅうが氏乙でした。
ひゅうが氏お得意のパイ投げ合戦で北海道が…。
救いなのはアメリカが代わりにソ連に殴り返してくれたことでしょうか。
この世界なら日本は史実以上の戦力保有するでしょうし、核の保有もする可能性も…。
長門に核砲弾が搭載される可能性?


242 : 名無しさん :2014/06/29(日) 06:54:51
長門後継艦として島戦争作者が書いてる「とうや」みたいな変態艦が登場する予感


243 : 名無しさん :2014/06/29(日) 07:44:58
>>242
戦艦の後継は無理だろうねえ。
アーセナルシップ計画が撃沈されたことを思い出してくれ。

>>241
上で既に議論されている様にアメリカと核兵器のシェアが良いところでしょう。
核兵器の負担は現在の英仏を見れば良いと思いますがすさまじい物で通常兵器の整備計画を相当大規模に圧迫します。

>>232
国連軍が38度線を突破している。


244 : 名無しさん :2014/06/29(日) 07:50:49
そういえば「しなの」はアングルドデッキなのだろうか。
その場合には制翼の守護神で出て来た大和型装甲空母(改修後)みたいになるのだろうけど(ハリケーンバウが違うかな)。


245 : 244 :2014/06/29(日) 07:53:53
途中送信してしまったorz
それとも史実ミッドウェーと似たような状態かな?と書き込もうとしたのに(泣


246 : 名無しさん :2014/06/29(日) 08:31:31
ひゅうが様乙です。しかし「しなの」はいつまで現役になるんだろう……


247 : 名無しさん :2014/06/29(日) 08:43:55
日本の状況によりけりでしょうが、三十年から四十年は現役でしょう。
そうそう代艦が出来るとも思えませんし。
ただ、「戦後」の核攻撃で無防備主義はぶっ飛んでるんでそれなりの装備は保持しつづけると思いますけど。


248 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:07:36
>>246
90年代初頭辺りまで現役の可能性があるかな。
時期的には湾岸戦争辺りで「しなの」が退役し入れ替わりに「しなの」代艦が就役することになるだろうね。


249 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:12:12
>>247
上の方でひゅうが氏も言われている様に報復手段としての空母とその航空機戦力ですからね。
最低でも一隻か二隻の空母を維持し続けるでしょうなあ。

その代わり陸の予算が大変なことになるけどまあ自衛に特化しているみたいですから大丈夫かな(汗


250 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 09:15:46
まあ日本は基本海洋国家だから多少はね……


251 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:16:38
>>246
意外と金が無いのと数が必要(対潜任務優先)で80年代に軽空母に移行して、記念艦になったりして。
ベトナムに参戦しなくてもタンカー戦争には護衛に日本も送りそうだから数が欲しいと言ってきそうですし。


252 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:20:11
旧日本海軍の最新鋭空母で艦体規模も防御力も搭載・運用能力も十分ですからね。
改修を加えて相当の期間現役でしょう。この規模の船の新規建造費用捻出はのちになるほど大変ですし。
大丈夫!南米でいまだに現役の元仏空母だってあります(爆)
日本人の物持ちの良さならきっと…(願望)


253 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:26:04
>>251
恐らく英国とは違い正規空母を維持するだろうね。
何故なら空母は報復手段であって護衛戦力では無いのがこの日本だから。
正規空母と軽空母ではその報復手段として他国に与える圧力も印象も全く違うし、現実として報復の威力が桁違い。
目的から考えれば正規空母を維持せざるを得ない。それこそ一隻であってもね。


254 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:27:34
>>252
史実での湾岸戦争の頃までは現役かもしれませんな。
その頃には代艦建造も完了し入れ替えが可能になるでしょうから。

それまでは近代化改修を繰り返しながら日本の報復戦力として北東アジアに君臨し続けるかと。


255 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:30:44
大和ミュージアムならぬしなのミュージアムも完成が遅れるのか。(艦齢80年?)
戦後の日本軍艦の謎も幾つか解明していますね。
大和の防御力(蜂の巣煙突の真偽他)とか日米新戦艦戦ったらどちらが強いのかとか。
大鳳、信濃の甲板はリノリウムか木かどちらを貼っていたのかとか。


256 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:31:33
中国が尖閣諸島をよこせ!といっても大丈夫だな(爆)


257 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:34:19
常に報復手段を展開しておく為に理想ならば空母三隻体制、
だが、現実的には無理!という事で大蔵省が奇跡的な予算措置を認め続けて何とか空母二隻体制?


258 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:34:41
>>256
90年代初頭までは「しなの」、90年代以降は「しなの」代艦が容赦なく威圧するでしょうなw

>>255
先に退役したであろう「ながと」からもそういう情報は得られているでしょうしな。
「しなの」に至っては日本に持ちうる技術を総動員して戦後における運用を目指した空母ですから日本の戦中の技術を余すところなく知る資料が確保できたでしょうなあ。


259 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 09:36:12
正規空母を擁する日本・・・ソ連の極東艦隊が受ける圧力は凄いことになりそう?


260 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:36:42
>>257
下手するとインドの様に一隻体制にされているかも(汗
でも存在しているだけで周辺国には半端ない威圧感なんだろうなあ。
「しなの」より全ての面で優れていて大きい空母なんて米国海軍しかない(白目)

まあ必死に二隻体制を主張するんだろうけど、陸は下手したら七個師団?若しくは十個師団が良いところ?となっているかもなあ。


261 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:38:21
>>259
その前に恐らく極東の重要拠点が全て強化型原爆で軒並みやられていますからねえ(汗
しかも大反攻をされた際に義勇軍艦隊も壊滅状態でしょうから極東艦隊はゼロからの立て直しかと(白目


262 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:38:59
しなのとかつらぎ・かさぎが残るのか

まあ、かつらぎとかさぎは早々にヘリ空母になるだろうけど、どちらかは補助正規空母として残しておきたいとこ


263 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:40:32
>>262
雲龍型は流石に戦後を見越した設計では無いでしょうからねえ。
結構短い期間で退役してしまうかもしれないのが痛いですな。


264 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 09:41:33
そういやKの世界だとウラジオストクとかに原爆落ちてましたね(汗

欧州の方の艦隊を持ってくるわけにもいかないだろうそ、
ゼロから立て直しだと一体どれ程の時間と金がかかるのやら…(白目


265 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:42:59
伊吹は・・・解体だな。中途半端すぎる

隼鷹はさすがに解体だろう


266 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:43:47
ソ連のキエフ回航のショックが史実と反対になりそうだ。
「今どきあんな中途半端な航空戦艦(巡洋艦)を持ち込んできてW」

2隻目はエセックス級の余りか、コーラルシー辺りを格安で譲ってもらいましょう(中の人が辻ーんの霞ヶ関の住人に期待)


267 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:49:23
史実でもお米の国が作りすぎてあまってた駆逐艦とか何隻か自衛隊がもらってたんでしたっけ?


268 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:51:06
>>266
エセックス級なら譲ってくれるだろうけどコーラルシーは無理だろうな。主に日本の財布事情から。
それとも国産で雲龍型の後継となる補助空母を一隻建造するか。

どちらにしろ大型正規空母一隻、中型補助空母一隻が日本の報復戦力になりそうかな。


269 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:53:36
しなの代艦としてキティホーク級のアメリカかJ・F・Kを譲り受けるのが財政的に楽かな。
空母建造の技術は駆逐艦と名乗る空母や揚陸艦で維持しつつ。


270 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:53:46
キエフは日米両政府から失笑もんだろうなあ。
アメリカも高い評価を与えている正規空母が配備されている国の目の前に中途半端すぎる母艦と欠陥品の艦載機のセット。

まあむしろ馬鹿にしているのか、って思うかもしれないけどね。


271 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:55:40
>>269
空母を持つ以上は駆逐艦を名乗る空母はありえないな。
護衛するべきものがある状態で更に護衛対象になってしまう艦艇を造って護衛艦艇の総数を減少させるのは許され難い利敵行為になってしまう。

後、「しなの」代艦は新規に国産で建造するだろう。
自国の正規空母建造技術を失うわけにはいかんよ。


272 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 09:56:11
原爆落とされた都市や戦後の復興もやらなきゃならんし、お金が幾らっても足りない…(汗


273 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:56:45
精々あっても「しらね」型の様なヘリコプター駆逐艦だろうね。
潜水艦による核攻撃の経験で対潜技術も相当磨いているだろうから「しらね」型「はるな」型の様なヘリ駆逐艦には活躍の場が十分ある。


274 : 名無しさん :2014/06/29(日) 09:59:34
>>272
出来得る限りネガを潰し、分母を大きくする方向で行くだろうけどねえ。
後はアメリカが海南島(中華民国)を見限って台湾が日本に復帰させてくれれば分母がさらに大きくなるんだけどなあ。

まあ空母型の艦艇は二隻(正規空母1+補助正規空母1)だろうねえ。陸の戦力は七個師団〜十個師団の間になりそうだから九州・中国・北海道に主力集結かねえ。


275 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:00:23
艦載機も蜂だけじゃあなあ・・・・

どうしても制空能力低いし。ロシア機に近い性能を国産で開発するとか?


276 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 10:00:39
空母持っている分はどうしても費用がかさみますものね。


277 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:04:26
そうだ雲竜型を牛と引き換えにアルゼンチンに売却しよう。
フォークランドの時に元乗組員が一緒にスカイホークを途中まで運んで攻撃させれば。
日英関係最悪になるな。


278 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:07:45
とりあえず空母二隻体制の内訳は……「しなの」(〜90年代まで?)一隻 「かつらぎ」→エセックス級の何か?or自国で建造した代艦(予算的に可能なのだろうか……?)一隻
になるのかな?


279 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:09:51
とりあえず、転生者達が頑張って、技術大国になって外貨を大量に稼げれる用に頑張ろう


280 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:15:36
個人的には瑞鶴が生き残ってくれれば・・・・と思わんでもない

真珠湾からの勲章艦だし


281 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:17:25
>>275
そんな贅沢を言えるのは米国だけです。
その米国も実際は言えなくなってきているわけだけどね。

>>280
沖縄戦で失われている。


282 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:19:10
>>278
「かつらぎ」or「かさぎ」を無理やり長持ちさせて国産艦が建造できるまで我慢もありではあるよ。
「しなの」代艦の前にも技術継承はやっておきたいしね。

我慢できるかは近代改修の程度だろうなあ。


283 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:23:56
>>279
YS−11を運輸省の天下りのせいで赤字&撤退。
日本の航空産業にどれだけダメージを与えた事か。

LSIも通産省のミスでTRON共々痛い目にあったし。

後は公害対策をやって後処理で余計な金を使わないようにしないと。


284 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:25:13
>>271
イージス艦も揃える必要もあると代艦を国産で賄うのは金額的に大丈夫かなと。
キティも蒸気タービンというメンテ上の欠点があるけど。


285 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:26:42
>>275
それはもうアメリカに売ってもらうしか無い。
Su-27クラスを日本一国で開発しようなんて……大蔵省の人間の蓄積されていく一方のストレスが遂に限界超えるのでは?
で、何となくF-15Nの実現性は果たしてどんなもんかと何となく思ったら、あれ、機体構造的に着艦無理な様に思える。


286 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 10:26:56
史実のネガ要素出来る限り潰して余力を…余力を(涙


287 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:28:04
>>284
中古を購入して苦労するよりか多少金がかかっても国産で新規建造した方がトータルで維持費が安く済むからね。
中古品は何かと近代化改修などで維持費が非常高くつくことが結構あったりする。
だから自力で建造できる国は空母を自力建造している。


288 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 10:29:00
そういやこの場合日本でトムキャット・・・は無理か(白目)

可変翼機は整備性悪いし、F-14はミサイルキャリアーに特化し過ぎているし。


289 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:29:04
>>285
限界をこえるのではなく他の物も含めて大爆発した大蔵官僚に撃沈されかねん(汗


290 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:29:54
>>288
さらにいうなら「しなの」位の大きさでもトムキャットは運用が厳しすぎる。
その前に大蔵官僚に全滅させられるだろうけどね。


291 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:30:22
雲龍、飛龍は当時から2000馬力級の機体にはガソリンタンクが不足と認識されていたから、搭載機が30機程度でも罫線能力に不安が出そう。
60〜70年代の日本の造船業なら意外と安く出来るか?(3万〜4万トン前後なら)


292 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 10:32:38
そういやこれでも戦前の船ですものね(汗

それにトムネコお安いわけでもないから…(白目)

素直に超蜂になるのかな…


293 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:33:32
そういや、ネームシップたる雲龍は沈んだのか?天城も


294 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:34:40
>>291
だから「かつらぎ」or「かさぎ」はその現役中は補助正規空母扱いなんだろうね。


295 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:35:22
シーグリペン
言ってみたかっただけです。


296 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:35:31
>>293
天城は震災でやられてる。
恐らく雲龍も史実と同じようにやられているんだろう。


297 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:36:22
>>292
戦前というよりもミッドウェー程度の空母ではトム猫は運用できないんだよなあ。


298 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:37:17
まあ、しばらくはF-4で我慢、というかF-4による母艦航空隊の維持費を捻出出来る位には日本が発展していると良いなあ(涙


299 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 10:37:30
畜生日本版トップガン計画が(血涙)


300 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:38:02
>>296
天城は2隻あるぞ

天城型巡洋戦艦1番艦のと雲龍型空母2番艦のとが

今回のは雲龍型


301 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:39:40
>>298
下手するとクルセイダーで蜂配備まで我慢なんて事がありそうだからなあ(涙
実際にフランスが予算との戦いで苦しんでいたし……

まあ分母が違うでしょうし発展具合もネガ対策でいい具合になると思いますしね。


302 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:40:20
>>300
史実通りに駄目だったんじゃないか。
殆どの空母も戦場は違えど失っているし。


303 : 四〇艦隊の人 :2014/06/29(日) 10:42:19
遅ればせながらひゅうが氏乙。
……お、おう……とんでもないことになってますね……。


304 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:45:03
>>299
アメリカ以外では金満国家だったイラン帝国しか導入できなかったのだから日本では無理だろうね。
空軍には無駄過ぎる要素が多いし、空母二隻を必死に維持する海軍はそんなもの運用する予算はない、だろうしねえ。


305 : 298 :2014/06/29(日) 10:45:45
後、より強力な報復能力、敵地攻撃能力という事を考えればA-4からA-6に切り替えないといけないかなあ……むしろF-4よりこっちの方が重要性が高い?
凄いお高いのに(汗
技術の進歩でマルチロールファイターという物を現実化出来た事がどんなに素晴らしい事か良く分かる(涙


306 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 10:48:23
お金も余裕もそれほどありませんものね(白目)

畜生ェ・・・・・・(涙


307 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:55:31
>>305
F-18系列導入まで戦闘機はF-8、攻撃機はA-6かA-7という状態になりそうですな(汗

それともF-4を英国並みの改造をして爆撃機としての能力を底上げするしかないか(白目


308 : 298 :2014/06/29(日) 10:55:54
まあ、アメリカも多少は考慮したお友達価格でのライセンス生産を許してはくれるだろうけど……許してくれるよね!?


309 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:57:50
>>308
北東アジアにおけるアメリカ海軍の負担を軽減していますからね。
多分、色々な支援とセットで同盟国価格にしてくれるかと。


310 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:58:20
>>305
A-6の代わりに国産F−1にしよう。
制空能力もクルーセイダーより高くして烈風か疾風と名前で。


311 : 名無しさん :2014/06/29(日) 10:59:07
韓国も無いだろうしな

日本を強化しないといけないから
色々融通してくれる筈さ


312 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:00:49
>>310
当時の技術ではマルチロールファイターが造れないなあ。
後、そんなもの開発する予算はどこから出てくるのかな?


313 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:02:19
>>311
韓国は信用することが全くできない国である事を自ら証明してしまったからね。
一方で日本が信用と信頼を置くことができる国であることは証明できているから日本に重きを置いた支援を確実にしてくれるよね。


314 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 11:05:22
むしろ融通してくれないと色々困る…困るんや…


315 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:07:17
アメリカ軍も融通の必要性は理解しているだろうし色々と融通してくれるだろうね。

アメリカ軍にとって韓国は存在するだけで何の役にも立たず結局日本が最前線みたいなものだしね。


316 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:09:49
コスト的に攻撃機はA-6はあきらめてA-7一本に絞られるかも。


317 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:12:34
>>316
可能性は高いよね。
それなりに優秀な攻撃機でしかもコストもそこまででは無いから。
戦闘機のF-8かF-4と攻撃機のA-7の二本立てかなあ。


318 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:27:06
まあ、本格的な艦隊防空はその時日本にいるアメリカ空母の艦戰に任せよう(血涙


319 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:27:13
>>314
少なくともアメリカ海軍を筆頭にした国防総省は日本に融通することの後押しをしてくれるはず。


320 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:28:14
>>318
クルセイダーでは本当の意味で防空しかできないしね(汗
F-4を英国の様に改修の上で導入できていればまた別だけど。


321 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:28:20
A−7は核攻撃能力がありましたっけ?
対地報復能力的に若干不安が。
あとは対艦番長な自衛隊としてASM−1の運用能力の追加も欲しい所。


322 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:32:50
>>321
核攻撃能力がなくて良いんですよ。
核兵器はアメリカとのシェア形式をとっているでしょうからね。運用はアメリカ軍が行ってくれます。


323 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:34:13
日本の報復能力は通常兵器による報復能力ですから。
核兵器はアメリカとのシェアで対応すればよろし。それに現実の英仏見ればわかりますが核兵器なんて単独で持つと通常戦力が圧迫されまくります。
整備計画がまともに進まなくなったりしますから大蔵省も許さないでしょうし国防軍内部でも許してもらえないでしょうな。


324 : 298 :2014/06/29(日) 11:34:27
>>321
うん、そこら辺が気になってA-7の名前は挙げなかったんだけど、どうだろうね?


325 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:35:08
原潜や戦略核を持たなければGNP2%枠で英仏よりはバランスの取れた水上戦力は持てそう。
でもこの世界千島列島まで維持しているから全天候かつ長距離機や空中給油機が早期に欲しい。
砕氷船も自衛隊に南極観測以外に必要となりそうで金が幾ら有っても足りなそう。


326 : 298 :2014/06/29(日) 11:37:01
あ、A-7の対艦攻撃能力の方で。


327 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:38:10
砕氷船は文科省や国土交通省に押し付けているかもしれんね。
若しくは文科省と国土交通省から大規模に毟り取っているかと。

あくまでも軍ですからそういう任務に予算を割けませんからねえ。人員は提供するけど船舶の建造から維持管理はしてほしい省庁が全面的にすることになるのでしょう。


328 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 11:38:17
お金お金といくらあっても足りませぬ(汗


329 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:39:03
>>326
矢張りF-4をライセンス生産して対地攻撃能力と対艦攻撃能力を増強する改修をした機体を生産した方が良いかもしれんねえ。


330 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:39:48
>>328
たかる理由があれば容赦なく国防省は他の省庁にたかるでしょうな。
他の国防相も国防軍にしてもらうしかないから嫌々でも予算を出させられるw


331 : 330 :2014/06/29(日) 11:40:27
国防相×
省庁○
誤字です。申し訳ない。


332 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:49:56
まあ、従軍慰安婦とか南京大虐殺事件などに伴う戯言や
中国や韓国に捨てるドブ金がないぶん
マシだと思う


333 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:51:39
対馬での一件がある以上は半島系は皆半島へ送還されるでしょうからねえ。
パットンが後方で破壊活動をしかねない、と考える連中を後方拠点においておくことを許さないでしょうから。
アメリカとして順次送還を行うだろうね。


334 : 名無しさん :2014/06/29(日) 11:53:24
>>325
国防関連以外で活動する場合はその依頼をした象徴が人件費も含めてすべて負担が決まりになっているでしょうね。
財布に全く余裕がない国防省はそこまで優しくないでしょうしね。


335 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:03:50
>>333
「ウリたちは難民ニダ! 保護と援助を求めるニダ!」とかいってきた場合、
アメリカはどういう態度で持って望むのだろうか? 良くて「難民キャンプ」
という名前の収容所か?


336 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:05:13
XF8U-3がしなのやエセックス級で運用可能なら日本が採用するのはどうか?
重量はレガホと同じ、高速性能は耐熱性持たせればMach2.95狙える程で、
スパローが運用しづらい点も初期型の命中精度が「お察しください」で、を考えれば欠点
としては小さいし。


337 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:05:14
>>335
スパイの可能性を考慮して収容所に収容。
その後、順次半島へ強制的に送還。
戦時体制でしかも裏切る連中に甘い顔をするような連中じゃないからねアメリカ軍。


338 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:06:51
>>336
それを導入する程は悩んでいないよ。
ホーネット導入までクルセイダーとA-7でも別に問題はないし、F-4改修型でも問題はない。


339 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:07:51
後、更に言うならアメリカ軍が採用している物と共通化しておかないとアメリカ軍から戦時に装備品を融通してもらえなくなる。
それは非常に危険な行為だと一度戦場化した日本は考えられるだろうからアメリカ軍での採用がない以上は採用しないだろう。


340 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:32:20
中国が朝鮮戦争に参戦してないって言うことは、史実だと朝鮮戦争で吸収した軍閥一掃出来たが
一掃出来ずに軍閥を抱えたまま色々苦労しそうだな、最終的に一掃は出来そうだが
金と時間がどんだけかかるのやら
後文革は夢幻会は裏で煽りに煽りまくりそうだな


341 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:34:39
>>340
夢幻会にはそんな余裕ないだろうね。
日本をどうにかするので精一杯で他国をあおるような組織を作るのはねえ無理があるんじゃないかな。
防諜組織の方は当然設立されているだろうけど他国をあおるにはそれなりの期間をかけて足場作りからしないといけないから難しい。


342 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:36:40
まあ、煽らずとも軍閥が生き残っている状態では自然とバカでかくなるとは思うけどね。
ただまあ共産中国に関してはソ連であっても手を焼いたくらい面倒だから国内に全力を注ぐ日本では無理。

台湾を確保していれば澎湖諸島から彼らの所業を世界中に伝わる様にしてあげるくらいかな。


343 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:41:44
スパイ防止法と日本版CIAをこの時代に作れればスパイ天国になることもないだろうし


344 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:47:01
>>343
防諜体制は当然整備されているだろうねえ。
防諜しておかないと核攻撃に重要な施設がさらされかねないという強迫観念があるだろうし。

ひょっとしたら地下鉄網がロシアよろしく対核シェルターを兼ねている様な事態もあり得るかもしれないのか……。


345 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:48:34
まあアメリカから独立を回復した時点ではインテリジェンス組織と法律は整備完了しているはず。
アメリカとしてもそれを望んでくるだろうしね。

なにせアメリカ大統領がアメリカの良心とも言われていた人だから非常に現実的な要請をしてくるだろうし。


346 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:50:45
まあ、毛先生と軍閥が健在であるならばほっといてもこの世の地獄だわさ共産中国は。
しかし国民党は台湾すら保持していない&中共は史実より酷いとなると国連常任理事国・中国はありえないかな。


347 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:57:27
朝鮮戦争に参戦しなかったことでソ連も中共と入れ替えるのではなく中華をはずすことに同意する可能性があるしね。

権力闘争がより酷いことになるから確実に史実以上に酷い地獄が生じるだろうねえ。

軍閥が紅衛兵に只やられて黙っているわけがないから相当激しいことになる。


348 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:58:39
まあこの状況だと多分、チベットへの侵攻と東トルキスタン併合はないだろうなあ。
英国もソ連も許すまい。


349 : 名無しさん :2014/06/29(日) 12:58:42
>>346
そもそもどの勢力を持って「中国の正統な政府」とするからして㍉と思われ。
「中国は現在無政府状態の内戦係争地域だから、便宜上の国連信託領とする」
なんて声明が出て、後は実質封鎖放置なんでは。流石に戦前みたいに列強が
利権を漁るというのは、「苛烈な冷戦」の元では無理でしょうし。


350 : 名無しさん :2014/06/29(日) 13:03:08
文革が気がついたら内戦になったでござるってなりそうだな
まぁドサクサでショーへー死んでくれたら嬉しいが


351 : 名無しさん :2014/06/29(日) 13:04:42
>>349
国連信託領は名目的にも出すことはないんじゃないかな。
名目的であっても国連が責任を負う羽目になってしまう。
あくまでも中華大陸は内戦中で取り扱うかと。中共は確かこの当時はまだ反乱勢力でしかなかったしね。


352 : 名無しさん :2014/06/29(日) 13:05:32
>>350
悔しいことに彼は客家だから多分生き残るよ。
毛沢東ですら全く手出しできない客家の繋がり程厄介なものはないから。


353 : 名無しさん :2014/06/29(日) 13:26:34
>>352
ただ、事実上世紀末でヒャッハーな状態の中国で、その客家もどこまで耐えられる?
下手をすれば、客家自体が国外脱出を開始するかもしれんと書き込んでみるテスト。


354 : 名無しさん :2014/06/29(日) 13:31:20
>>353
残念だけど、全然問題ないだろうな。
客家自体がそのヒャッハーな時代に故郷を失った民達が生き残るために結成した組織なんだよ。

むしろヒャッハーな時代を前提にした封鎖的な集団が彼らだ。どういう形であれ問題なく生き残る。
内戦は最終的に収まるしおさめられるだろうからその後の事を考えておいた方が良いだろうね。


355 : 名無しさん :2014/06/29(日) 13:35:32
基本的に客家だけは敵に回してはいけない、という暗黙の了解がある様な物。

まあ、彼が生き延びても史実の様な状況に持っていくのは至難の業というか粗無理だから安心して良いと思うよ。

少なくとも現在の様な海軍力と空軍力を整備してくることはないからね。その前に高齢化の波が来る。


356 : 名無しさん :2014/06/29(日) 13:46:10
ま、内戦が収まった時にドン・シャオピンにどれだけの時間が残されているかだな。
彼一人だけじゃなくて中共のまともな人材がどれだけ残っているかだけど。


357 : 名無しさん :2014/06/29(日) 13:48:47
>>356
人材はかなり減少してしまっているでしょうからね。
しかもチベットと東トルキスタンは独立国のままでしょうからそこいらから収奪という手も取れない。

米中国交正常化も内戦が収まり政府が成立し外交交渉が復活してからですから何時になる事やら。


358 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:05:44
史実の拉致事件も可能な限り防いでいそうだが

あれは話題になるまでは日本海沿岸では普通に拉致されてることは周知だったらしいな
ひどいのになると北にシンパシーを持つ教師が優秀な教え子をわざと拉致させるって話もあるらしいし


359 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:10:25
>>358
そもそも日本沿岸に近づけないだろうね。
朝鮮戦争での直接戦った敵国に機を許すことはないだろうし戦ったことも明確に教育される。
なにしろ対馬が焼かれ、更に旭川と函館が奴らのせいで核を撃ち込まれたのだから。

ソ連と同様の憎むべき敵国になってる。


360 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:12:37
後、日本は国連軍としてアメリカ傘下で参戦している様なものだから戦争当事国でもあるし。
まあそこいらの心配事は全部芽が積まれているよ。

本当に、日本が危うい立場に居たことを理解させたのが戦後夢幻会世界の朝鮮戦争なんでしょう。


361 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:12:58
北にシンパシーを持つ教師か……そもそも容共的な団体や個人がその存在を許してもらえるかな?


362 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:17:14
そういう共産シンパ、北シンパは明確な敵だし、史実より国防意識が高くて
引き金も軽そうだから、不審船にも積極的に対処しそうだし、
下手したら漁船もそれなりに武装してる(自衛のための武装を許可されている)かも。


363 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:19:47
>>361
ばれた時点で普通に敵国のスパイとか売国奴として処分されそう。


364 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:21:11
処分というか「事故」あるいは「行方不明」では?

色々と「お話」を聞かせてもらう必要があるだろうし


365 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:25:45
>>361
この世界の日本は「赤は敵」というのが明確だからね。
色々な事をOHANASHIした後は行方不明になると思うよ。

>>362
流石に漁船の武装はないだろうね。
その代わり海上保安庁の護衛が危険な海域では常時ついてきてくれるのだと思うよ。


366 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:26:48
>>364
色々と聞かせてもらわないといけないからねえ。
日本を核攻撃し、国土を踏みにじった奴らの仲間という事になるのだから。


367 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:30:55
>>361
隠れシンパとして存在するのでは?

史実でも、あんだけの馬鹿やったスターリンの信奉者がいるくらいだし。


368 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:31:52
>>367
いるだろうけど見つかったら最後、だろうね。
公安もインテリジェンス機関も総力を挙げて追跡、監視、尋問、行方不明にする等を行っているだろうし。


369 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:34:24
一時期、日本国内の行方不明者数が増加する事になりそうですね。


370 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:37:17
>>368
史実の、ディズニーみたいな事するのが増えそうだな。


あいつは商売敵を、「あれはアカです」と密告しまくった。


371 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:43:17
>>370
日本の場合は下手に嘘をついた場合には撹乱する意思があるのではないかと考えられかねないからそこまで無茶苦茶なことする企業はないと思うけどね。
そこらへんの折り合いは夢幻会のメンバーも考えるでしょう。
密告合戦ほど不毛なことはないから。

>>369
ある種の共通した特徴を持っていたりしたら警告だろうねえ。


372 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:43:50
この世界は日本海軍には元母艦乗りの人が大勢生き残っていそうだな


373 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:46:18
>>372
生き残った面々は国連軍として朝鮮戦争に参加したり母艦乗りの養成等で活動したんだろうね。


374 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:49:23
江草や村田が生き延びたりして


375 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:51:00
>>374
レイテや沖縄などで戦死しなければねえ。
大鳳や翔鶴、瑞鶴等の様に母艦は沈んでいるからなあ。

史実よりかははるかに生き残ると思うけどね。信濃に乗り組む予定だったり雲龍型に乗り込む予定だったりしてね。


376 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 14:52:47
船乗りってのは技術職みたいなもんですから多く生き残ってくれていればありがたいですね。

赤狩りの密告は普通に密告受けたらその人の周りを事前に調べてから赤かどうか判断するんじゃないかな?
もし違っていたら問題だし。

あとは密告した当人のことも当然調べていそう。
ただの商売敵を密告しただけだったり、実際の赤でスケープゴート的に関係ない人を密告したりした可能性もあるわけだし。


377 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:53:39
100万単位で史実で戦死した人が生き残ってるだろうね。

それ以前でも公衆衛生や食糧事情の改善で死の運命から逃れた人は多そうだけど、
増えた人口を新領土に割り振る行政手続きは大変そうだ。


378 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:54:14
>>371
通報された対象の裏は取るだろうな。


379 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:56:31
>>377
憂鬱世界ではないから領土は減っても増えてはいないよ〜
詳しくは上の方でのひゅうが氏のネタSSを参照。


380 : 名無しさん :2014/06/29(日) 14:57:40
>>376
「しなの」や「かさぎ」/「かつらぎ」の乗員も乗り込んでいた船は沈んだが救出されたりして生き延びたりした人員も含めて多数いるんでしょうな。


381 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 15:02:50
史実よりは多く生き残れていそうですね


382 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:03:34
>>376
ディズニーの場合は、当時のアメリカのアカが洒落にならんレベルだった
影響もあったとかなんとか。


383 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:05:17
宇宙戦艦ヤマトで、ヤマトに宇宙空母シナノが随伴したりせんかな。

武蔵「絶望した!」


384 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 15:08:12
>>382
上も下も赤で真っ赤っかだとか聞いたことはありますね(汗


385 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:08:19
>>381
駆逐艦乗りと駆逐艦部隊も一定規模で生き残っていそうなのも救いですよね。
彼らも再軍備に合わせて海上警備隊に合流し国連軍には国防海軍として参戦していたのでしょうね。
……函館への核攻撃は彼らにとって痛恨でしょうけど……。駆逐艦部隊が対空と対潜の鬼になるな。

>>383
最後まで戦場についていった陸奥の方だともうよ。沖縄戦に陸奥・瑞鶴も同行し活躍の上で散華したから。


386 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:09:06
村田と江草は難しいかもな、板谷(だっけ?誤殺された零戦パイロット)や西沢は生きてそうだな
淵田は宗教にのめり込む前に無理やり信濃に乗せられそうだ
坂井は復帰は難しそうだな、教導官あたりが理想か

ムスタングや熊猫でブイブイ言わせる彼らは見てみたいな


387 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:09:29
武蔵が何故か狙われたのか。陸奥や長門を狙わずに科


388 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:09:48
>>384
政府中枢まで染まってたとかなんとか。
GHQにも、かなりの数が入ってたらしい。


389 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:11:13
ミッドウェーで失われた人員は難しいでしょうからね。
それ以降も被害を減らすことはできても矢張り撃沈されている以上出ているのは確実ですし。

陸海軍で生き残ったパイロット達は教官や指揮官として再軍備に際して活躍することになるのでしょうなあ。
ムスタングやベアキャット等で。


390 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:12:04
>>387
作戦を成功させるために武蔵が犠牲になったんじゃないか。


391 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:16:28
さて、「しなの」航空隊の艦戦がF-8の次に何とかF-4に更新出来た(涙)と仮定して、
どこまで近代化改修して使うのがベストかな?


392 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:16:55
ああ、真っ白く塗った武蔵とか

というか、摩耶や愛宕が助かってね?潜水艦キラーになってると

更に、軽空母随伴だから、武蔵は航空攻撃で沈んでいないだろうし


393 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 15:17:05
岩本徹三さんとかも教官や指揮官として残れているだろうか

>>388
当時のアメリカはかなり深い所にまで赤の手が入っていたと聞きますね。


394 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:19:40
>>393
嘘かホントか、敗戦後の日本の処遇についても口出ししてたとか。


395 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:22:12
>>391
次の機体、YF-17ベースのF-2かF-18かはわからないけど、が購入できるようになるまでじゃないかなあ。
結構長期間使う事になるのは確かだと思うけど。


396 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 15:24:35
>>394
赤怖いわー(汗


397 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:26:01
まぁ、パットンが筋金入りのアカ嫌いだからなんとかなるさ

本間はスケープゴートで死ぬかもしれないが山下は報復死刑にはならなさそうだな
むしろパットンが山下に積極的に面会しようとしそう、あの人は人種差別者だが
認めた相手なら黒人でも気にしないサッパリした性格だからな


398 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:26:46
巡視船やまとにワンチャン無いんですか!?


399 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:27:28
>>396
だから戦後のアメリカでは、盛大な赤狩りがされたらしいですw


400 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 15:27:36
そこは流石パットン親父とでも言うべきですか

個人的な印象だとアメさんとこの将官って割かしそういう人少なくない感じ?


401 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 15:28:54
>>398
大和さん沈んでしまってるみたいよ…


402 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:31:27
>>398
沖縄で陸軍を助けて華々しく散った。
動くことができた戦艦の大和、陸奥、空母の瑞鶴がね。
アメリカ軍が敬意を表する程の活躍をしてね。


403 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:32:45
>>391
導入時に低空侵攻を考慮してブリティッシュファントムばりにターボファンエンジン
スクランブル対応で油圧式バルカン搭載
ASM-1運用能力付加

その後FCS交換
AAM4/5対応能力付与

F-35Cを20世紀中に完成の筈が未だに日本ファントム現役中
最後の機体強化


404 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 15:35:17
>>399
あれは当時アメリカに張り巡らされていたソ連の情報網を根絶やしにする魂胆もあったと聞いたことありました。
いやはや当時の赤は本当どこにでもいたみたいですね(汗


405 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:36:33
>>403
機体が持たないな。後そこまでやるくらいなら買い替える方が安上がりだ。
F-18E若しくはF-35C辺りには流石に交代する。

JSF計画にアメリカとの関係などから最初から参加していそうだしな。


406 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:37:01
ここのパットン、交通事故を起こしても病院で女の子の見舞客で一敗で元気にタバコを吸っているのか


407 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:38:18
>>391
どんなに使ったとしてもF-35Cで置き換えは確定だろう。
JSF計画も次の艦載機目当てで参加することになるだろうしね。

まあ実際はF-35C遅延の繋ぎとして豪州同様にアメリカからF-18E/Fを貸与してもらう事になるだろうけどね(汗


408 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:39:00
>>385
あの状況だと建造地の地理分散がはかられるだろうから、沖縄周辺集中はしないんでは。

日本地区に地球脱出用大型艦(元計画)を他に建造できる余力があったとしても、波動エンジンを二つ急遽調達できるのかって問題もあるけど。


409 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:41:02
ただまあ、F-8全期生産分をF-18で置き換え、F-8後期生産分を開発参加したF-35Cで置き換えるなんて事も有り得るんだよなあ(白目)
国防海軍の空母艦載機部隊と基地航空隊とで。


410 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:41:36
×全期生産分
○前期生産分


411 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:42:04
>>403
さすがに史実F-4EJ改レベルまでだと思うけどね。
いや、レーダー換装する位ならFA-18に更新するか。


412 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:48:09
>>411
アメリカ軍も融通利かしてくれているだろうしFA18に交代だな。
F4最終生産分とFA18の初期取得分はF-35Cで交代することになるかもしれんけど、まあそんな感じだと思われ。


413 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:50:58
そういえば史実より早期に降伏した事で満州に移住した日本人の殆どが祖国に帰国できるでしょうね。
史実の様な残留孤児等の悲劇も回避できそうです。


414 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:54:30
>>413
それでも進駐したソ連軍により問題が起きている事果たしかみたいですね。
特に南樺太から市民脱出の為に信濃が出撃して市民の救出を行っています。


415 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:54:49
記念館長門、信濃…いいな


416 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:56:12
アメリカの中東政策の推移と、米民主党政権の雲行きによっては、政治的にF-35にオールしてない可能性もあるな。
F-22が政治的に買えるようになったとしても予算的に買えないだろうけど。

それでもF-35の共通化の度合いが下がり、開発費と価格さえ下がってくれれば。


417 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:58:02
波動エンジンは予備や試作のパーツを寄せ集めて1台でっち上げられたとしても、
船体はムリぽ。大和型と長門型と翔鶴型ではベースが全然違うもの。


418 : 名無しさん :2014/06/29(日) 15:59:20
>>415
どっちかは解体される可能性が高いけどね。公園として維持するのも非常に金がかかる。
「しなの」は幻の大和型三番艦にして日本国民の命を守った象徴的存在だろうから大和ミュージアムと共に保存される可能性は高いよね。

>>416
JSF計画はその場合にはアメリカよりも他の国が強く推進を主張しそうだね。
ハリアーの後継機やF-16の後継機に汎用ステルス戦闘機が各国ともに欲しいことは確かだから。


419 : 名無しさん :2014/06/29(日) 16:14:07
日本が当初から計画に参加しているとなれば「価格があがるから複合材つかうな令」の発令はなしでいけるかな。
※複合材の使用を避けて強度を確保するために設計変更。重くなり、機内空間を浪費し、さらに高くなった。


420 : 名無しさん :2014/06/29(日) 16:16:23
海自はF-8→18→35という流れで単座機でずっとか?
F-18の時にFS-Xと共通で自主開発を目指すと。
ソ連の新型に空戦で勝てる機体が欲しいと言って米軍を怒らせるとか。


421 : 名無しさん :2014/06/29(日) 16:30:12
>>419
積極的に参加するだろうから発令を防げると思うよ。

>>420
若しくはF-8→F-4→F-18→F-35(F-4最終生産分とF-18初期生産分の更新)になるかもね。
後、無理は言わないだろうね。無理言った挙句購入できませんじゃ拙すぎる。


422 : 名無しさん :2014/06/29(日) 16:31:13
とはいえF8→F18→F35Cの流れが一番ありえそうなんだよなあ(汗


423 : Monolith兵 :2014/06/29(日) 16:40:22
F8とF18との間が開きすぎてる。(;^ω^)
>>421のいうようにF4を間に入れるが現実的な気がする。
空軍でもF4は史実同様導入するだろうから、機体や部品の供給も問題ないだろうし。


424 : ひゅうが :2014/06/29(日) 16:43:09
>>387
遅レスですがお答えいたします。
本時間軸でありますと、栗田艦隊あらため宇垣艦隊が突入するところを後ろから追いかける形になる第34任務部隊が実際に編成されています。
ウィリス・リー中将率いる新鋭戦艦5隻を要する水上戦部隊ですね。
こちらでは小沢機動部隊が正規空母3(大鳳 翔鶴 瑞鶴) 軽空母3(隼鷹 飛鷹 龍鳳) 航空戦艦2(伊勢 日向)を擁する強力な機動部隊となっていますのでよりハルゼー機動部隊の目がそちらへ向いているものとします。
そこへ宇垣艦隊が彼らにとっての「背後から」攻勢をかけてくるものと考えて水上部隊を抽出、後方に配置したのですね。
ところが、宇垣艦隊がまっしぐらにレイテを目指したことからあわてて後方から追いかけはじめ、10月26日にレイテ湾へと突入を果たした宇垣艦隊の「旧式戦艦もやし祭り」開催後に襲い掛かることとなりました。

そのため、武蔵は殿となってアイオワ級戦艦2隻とサウスダコタ級戦艦2隻、あとワシントンに袋叩きにされて沈没したという感じですね。
なおワシントン轟沈、アラバマ沈没、マサチューセッツ大破後沈没という戦果を挙げているという感じです。


425 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 16:46:53
武蔵は史実と違い戦艦部隊と撃ち合い沈んだのですか


426 : 名無しさん :2014/06/29(日) 16:50:38
まあ、自主開発はないだろうなー。さすがに大蔵省がぶちきれる(汗
それどころかFSXなんか影も形も存在しないだろ。
しかし報復能力、敵地攻撃能力を優先しなければならない母艦航空隊がF-4をすっ飛ばす可能性は高いのだろうけれど、
空軍の方はどうなる? 後F-15のライセンス生産、配備はあるのか?


427 : 名無しさん :2014/06/29(日) 16:50:38
まあ、自主開発はないだろうなー。さすがに大蔵省がぶちきれる(汗
それどころかFSXなんか影も形も存在しないだろ。
しかし報復能力、敵地攻撃能力を優先しなければならない母艦航空隊がF-4をすっ飛ばす可能性は高いのだろうけれど、
空軍の方はどうなる? 後F-15のライセンス生産、配備はあるのか?


428 : 名無しさん :2014/06/29(日) 16:51:49
>>423
全ては金があるかどうかですなあ(´Д`)


429 : ひゅうが :2014/06/29(日) 16:53:05
>>425
蛇足ではありますが、沖縄沖におきましては大和と陸奥はアイオワ級姉妹 アイオワ ニュージャージー ミズーリ ウィスコンシンに加えインディアナとノースカロライナと激突。
アイオワ ニュージャージー インディアナ撃沈 ノースカロライナ轟沈(陸奥による) 残りも大破ないしは小破(ミズーリ)という大戦果を挙げる代償として全滅しました。
沖縄特攻においては完成していた空母雲龍 天城も半分囮として出撃。
戦艦部隊をほとんど無傷で決戦の場に到達させることに成功しています。ついでに「重巡洋艦」伊吹も作戦に参加しています。


430 : 名無しさん :2014/06/29(日) 16:53:49
日米共同開発ならFSXは十分あり得る。
それに国産技術もある程度残さないと拙い。でもアメリカとの兵器の共通規格は維持しないとはいけないってところのバランスをとっていくんだろうなあ。

主力は米国製ライセンス機、支援機で日米共同か米国(企業)の協力を受けた上での国産機。


431 : 名無しさん :2014/06/29(日) 16:55:06
>>429
日本もその一戦で残存する主力艦艇が殆ど底をついたのですな。

どんだけ人的被害が出たのやら。


432 : 名無しさん :2014/06/29(日) 16:55:46
長門は、機関部が故障して引き返していたんだったけ?


433 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 16:56:01
アメリカ側の戦艦が沈みまくっていますなw

流石大和と陸奥!


434 : ひゅうが :2014/06/29(日) 17:00:22
>>432
それに加えて、これ幸いと士官見習いなどの若手を退艦させています。
見送る長門と、進む大和と瑞鶴たちという光景はおそらく戦後の映画でも描かれる一シーンとなるでしょうね。
これを見送っていたのが若かりし主計士官 中○根氏というエピソードも…


435 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:00:49
日本の技術の粋を集めた信濃と護衛の駆逐艦部隊は戦後の為に舞鶴へ移動開始するところかな。


436 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:04:48
レイテや沖縄の艦隊決戦では仮想戦記よろしく最初に三式弾を叩き込んで
米艦のレーダーアンテナを潰したりしたのかなあw


437 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 17:05:05
30歳以上限定のお祭りですかな

いや若手いうからにはもっと上の年齢以上か。


438 : Monolith兵 :2014/06/29(日) 17:06:14
35歳未満参加お断りのパーティーか。
自由惑星同盟最後の艦隊決戦とかぶるな。


439 : ひゅうが :2014/06/29(日) 17:06:20
>>435
就役したばかりですが、搭載機の訓練未了状態で沖縄沖への参加を強行しようとする軍令部に「彼らを無駄死にさせるためにいくのではなく、沖縄県民を救うために行かせるのではないのか」と阿部艦長が怒鳴り込んだというエピソードもあったり?
史実とは一億総特攻の魁云々という部分も大きく違います。

なお信濃は予定より遅れて1945年1月就役 当時は横須賀沖(対潜の鬼たちが辛うじて航路を維持していた)で訓練中でした。


440 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:06:44
戦艦や正規空母一隻で2〜3千人、脱出して救助される者を除いても巡洋艦や駆逐艦などの護衛艦艇を含めれば日米合わせて万単位は確定かね >>人的被害
細かい計算は勘弁


441 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 17:09:18
戦艦一隻だけで千人二千人と乗り込みますものね


442 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:10:38
うわぁあ時期的にまた訓練未了もいいところじゃないですか。
いくら艦載機パイロットに生き延びて来た古参の優秀な人材等を揃えていても新型艦に合せないといけないですからそんな短期間じゃ無理(白目)

訓練が完全になった辺りでの南樺太や千島への救援任務になりそうですなあ。


443 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:14:27
そういえばこっちの世界でも特攻はあったのだろうか。早い段階から攻撃隊をまとめて
芙蓉部隊ちっくにしてそうだからあったとしてもレイテ限定かな?


444 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:15:12
「若い者は退艦させましたがいいですな?」

「当たり前だ!ここで逃げ出したら大和が泣くわ!」

「若い者が生き残れば大和・・・しいては日本海軍を語り継がれる存在となるだろう。
さあ、逝っていいぞ!有賀艦長!」

「あいよ!機関長!機関最大だ!」

「了解!」


BGMいくつもの愛を重なて が流れる中、沖縄に逝く大和艦隊・・・


445 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:21:31
>>443
それらの中でも特に優秀な人員が信濃の艦載機部隊に選抜されたんだろうねえ。
彼らの本当の意味での活躍は戦後になったけど。


446 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:23:10
そういや、宇垣艦隊というから

レイテには栗田はいなかったのか


447 : ひゅうが :2014/06/29(日) 17:29:11
>>446
そうなります。
第3次ソロモン海戦(本時間軸においては艦砲射撃部隊が大規模化し強襲的になった)において奮戦されたあと重傷を負った形となりますね。


448 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:39:40
阿部(嶋田さん)は戦後に有名になりそうやな


449 : ひゅうが :2014/06/29(日) 17:45:04
>>448
憂鬱世界で日本のトップとなった人物ですからね。
魂のスペックはかなり高めになっているのでしょう。そのためこういったエピソードも多めでしょうし、名声もあるでしょうねぇ。


450 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:47:44
戦後は軍も解体されずに警察予備隊なんて過程を経ずに国防軍になったみたいだし
戦後の軍のトップはどうなるんだろう? 陸は今村均、海は井上成美のどっちかが
国防大臣とかのトップになったのかな? 将来は阿部(嶋田)さんが軍どころか政治の
トップになりそうだけど


451 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:48:32
対潜水艦・・・

??(南雲さん)「・・・俺の特技取られた・・・」


452 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:54:22
>>450
いや、警察予備隊と海上警備隊になっているみたいだよ?


453 : ひゅうが :2014/06/29(日) 17:56:58
>>450
一時的に警察予備隊という過程は経ています。
北方に火事場泥棒をやらかしたのがいますし信濃が活躍した件もありますので1946年時点で警察軍レベルの存在はおりました。
国防軍は編成時に少将クラスまでの復帰は認められたものの統制はかなり厳しいでしょうね。陸軍などは特に…
>>451
念願の主力艦隊司令長官になれるよ。やったね!


454 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:57:12
この世界軸では48年に再軍備され海上警備隊が結成されていますな。
同時期に警察予備隊も結成されているようです。
そして五年ぶりという表現があることから50年には国防軍に再編が始まったのでしょうかな。


455 : 名無しさん :2014/06/29(日) 17:58:27
>>453
その時点で航空戦力は空母を保有する海上警備隊だけですかね。


456 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:02:15
てことは今村大将どころか宮崎中将も無理ですね。終戦時の少将クラスって誰がいましたっけ……?
海はまだしも陸となると少将ではあまり聞いたことがある人間は思い出せないなあ


457 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:02:49
中華民国があのザマなら、もしかして雪風も日本に残っているかも。
阿部さんも信濃の護衛に雪風が居た時は乾いた笑いをしただろうけど。


458 : ひゅうが :2014/06/29(日) 18:05:55
>>456
顧問としては参加しているとは思いますね。
編成時と書かせていただきましたので、旭川と函館以後は可能性はなきにしも非ずです。
文民として国防相になるとすれば、おそらく野村吉三郎提督の登用が実現しているのではと思っています。


459 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:07:56
>>457
多分再稼働した「しなの」の護衛戦力の駆逐艦「ゆきかぜ」として残っているだろうね。


460 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:10:30
軍の立場が史実より早く良くなるとすると、口を閉ざしたまま亡くなる人も少なくなるだろうから、当時の記録や証言も多くなるかな?


461 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:11:04
良かった……駆逐艦ヴェールヌイなんていなかったんや!


462 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:11:31
>>460
現役復帰した将兵達も後輩達に教訓を残すために積極的に戦史編纂に教職してくれるでしょうしね。


463 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:25:28
>>461
丹陽と呼ばれる事もないよ。海南島にまで追いやられた連中に台湾を引き渡すわけもないし。
それ以前に日本がすでに再軍備しているから引き渡す理由も無くなってる。

精々、雲龍型の二隻のうち一隻や米軍が予定する日本国防海軍の規模を越える分の余剰艦艇の処理をアメリカと協議して行うくらいかなあ。


464 : ひゅうが :2014/06/29(日) 18:33:55
なお、台湾においてはすったもんだの末に独立の可否を住民投票にて決定することになっています。
「犬が去って豚が来た」といわれるような経験をしているのに変わりはないのですが、日本への復帰を要望することがあればまた面白いことになるかもしれませんね。
順当に考えると独立路線でしょうけど…


465 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:37:48
>>464
ただアメリカとしても台湾単独で独立を維持できるかは心配でしょうねえ。
でも日本の国防軍は自衛の範囲で動くように定めてしまっていますし。


466 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:38:59
台湾の国語は日本語と英語になるかもしれませんな。
大陸と明確に区別しようとすると既に教育システムが整備された日本語が一番楽という事態になるんですがw

そういえば沖縄は最初から日本に復帰済みですか?
それとも血を流したことで持って朝鮮戦争中に復帰?


467 : ひゅうが :2014/06/29(日) 18:39:49
>>466
朝鮮戦争後に復帰でしょうね。


468 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:40:10
台湾は半島と違って日本の影響が強い場所ですから独立しても米軍が駐留するなら
そこそこうまくやっていけるかもしれませんけどね。まあ日本のままで米軍が駐留
した方が楽ではあるんだろうけども


469 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:48:28
源田は転生者によって叩き出されるのがオチか


470 : 名無しさん :2014/06/29(日) 18:54:36
>>468
日本と貿易協定とかを結んで連携して大陸に対処していくことになるのでしょうなあ。
日米安保と米台安保を合せて上手く三角形が多分機能しているアメリカにとって理想的な地域になるかもしれんね。

>>467
矢張り血を流した恩賞ですかね。


471 : 名無しさん :2014/06/29(日) 19:02:39
台湾もせっかくなら独立したいと思うでしょうしね。
大陸中華や共産主義と半島に対する日本の政策しだいではプロ野球や格闘技も大分変りますね。
台湾海軍もきっと日本から早く潜水艦も勝ったりするか。


472 : 名無しさん :2014/06/29(日) 19:15:28
>>471
日本国防海軍編成時に出たアメリカの予定する戦力を越えた余剰艦艇は台湾海軍に回されるんだろうねえ。
その関係で日本製軍艦や日本から設計図を飼ったりするようになっていくんだろうねえ。勿論装備はアメリカ製が大半だろうが。


473 : 名無しさん :2014/06/29(日) 19:39:31
台湾は判断が行われる時期によっては日本への帰属を望む可能性もあるかも
具体的には史実通り国民党が流れ着いて、そのまま居つきそうな場合


474 : 名無しさん :2014/06/29(日) 19:42:35
>>437
国民党は既に海南島に追いやられずみ。
台湾には国民党軍もいるけど米軍が展開しているから選挙の結果は米軍が厳守する。

だから、独立を選択するだろうね。


475 : 474 :2014/06/29(日) 19:43:03
>>437×⇒>>473でした


476 : ひゅうが :2014/06/29(日) 19:43:24
>>473
共同進駐中ですので敗走した国民党軍相当数が移動してきているでしょうねぇ。
この世界で蒋介石氏が海南島なんかへといったのは、現実主義者であるウォレス大統領の手での援助が史実ほどではなかったことに加え、完全に自分たちが好きにできる領土でないためでもありますからね。
どうなるかは神のみぞ知るといった感じですか。


477 : 名無しさん :2014/06/29(日) 19:44:07
史実と違い台湾は明確にグレーゾーン状態でアメリカ軍展開地域だから。
中華民国軍の悪いところだけを見ている。
独立を選択することについてはアメリカ軍の絶対の保障があるから国民党が来ることはない。


478 : 名無しさん :2014/06/29(日) 19:47:16
>>476
独立か日本帰属が(順当にいけば独立っすなあ)決まった時点で中華民国軍はアメリカ軍により海南島へ送り返されるでしょうな。

選挙期間中に下手な行動を許さない為に米軍が事実上国民党軍を閉じ込めているような状況になっているやもしれませんね。

場合によっては「しなの」も八重山諸島付近で訓練中かなw


479 : 名無しさん :2014/06/29(日) 19:48:48
中華民国兵士が脱走してもちゃんと日本語がしゃべれるかチェックすれば一目瞭然ですしw
必要があれば日本人通訳を日本政府に要請して派遣してもらえるのがアメリカ軍ですからのお。


480 : ひゅうが :2014/06/29(日) 19:51:01
>>478
さーて投票実施はいつごろにしましょうかねw
ハンガリー動乱やベトナム南北分断など、この時期にはイベントが目白押しなので迷ってしまいます。


481 : トゥ!ヘァ! :2014/06/29(日) 19:54:35
時期によっちゃあ面白い反響が出てきそうですねw


482 : 名無しさん :2014/06/29(日) 19:54:46
>>480
敢えてハンガリーにぶつけるのもありですな。
東側が弾圧するのに対し、こっちは民主的に今後を自主的に決める選挙しているゾってね。

選挙への側面からの協力は日本国防軍も行ってくれるでしょうし。中華国民党軍?あんなの駐屯地という名の収容所送りでしょう。
どうせ選挙終了後直ちに海南島に強制送還なんですから。一部は台湾政府の豚箱か死刑執行場かもしれんけど。


483 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:00:04
選挙時期を早めにしないと、日本が経済発展するのをみて日本帰属を求める可能性もありそうですが


484 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:01:20
>>483
ハンガリー動乱は1956年だぜ。
この世界軸でも朝鮮戦争終結後から近いのよ。


485 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:02:26
ちなみにその頃日本は核攻撃で大打撃を受けた二都市の救助、戦場となった対馬の再建。
さらにWW2で壊滅状態の各地の再建で大わらわで経済発展は始めようとしているところだ。


486 : ひゅうが :2014/06/29(日) 20:06:36
>>485
さらには沖縄の再建もありますからね。


487 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:15:54
しかし海南島は中華民国を名乗るんかね?


488 : ひゅうが :2014/06/29(日) 20:29:34
>>487
多分名乗っているでしょうねぇ。
規模的には九州よりも小さいので微妙すぎますが。
運が良ければ陸上の雷州半島に国境があるかもしれません。


489 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:30:00
>>487
必死に名乗るでしょうw
まあ海南島とその対岸の雷州半島位は確保しているでしょうからね。
台湾よりか大陸にかじりついては居ますよ。

50年代半ばに台湾から強制送還されてきた国民党軍将兵がやってきて溢れかえりますが。


490 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:33:57
雷州半島と海南島を中華民国の領土として確保している分、再度武力衝突が発生する可能性が高そう
ベトナム戦争時期とか文化大革命時期とかに地方軍閥や地方軍事勢力と武力衝突起こしそう


491 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:33:57
雷州半島と海南島を中華民国の領土として確保している分、再度武力衝突が発生する可能性が高そう
ベトナム戦争時期とか文化大革命時期とかに地方軍閥や地方軍事勢力と武力衝突起こしそう


492 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:34:22
>>488
はたして海南国民党政府は半島付け根の湛江市を保持できるでしょうかね。
出来なければ雷州市北方の半島の最も細い辺りになるのでしょうが。

雷州市は要塞都市化するなあ。


493 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:36:08
多少領域を広げたりはするかもしれんね。
雷州市から出撃して付け根の湛江市を含む一帯を確保できるだけで随分と違うから。

その代わり将来的にだけど文革が収まった後に大陸側領土と海南島側領土で対立が起きたりとかもあるかもね。


494 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:38:30
で……どう考えても見通しが明るくない共産中華からも流民がやって来る?
やれやれ、海南島の住民も気の毒な。


495 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:39:53
>>494
38度線以上の要塞陣地と地雷原が設置された要塞地帯を越えないといけないだろうからどうだろうね。


496 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/29(日) 20:42:39
海南島じゃ台湾と違ってベトナム戦争での特需を期待どころか思い切り戦争に
巻き込まれそうな位置だから結構将来的にやばそうですよね。奇跡の発展が
できるかどうか……ましてやベトナム戦争が史実通り米軍撤退だと思い切り
孤立する立地だし


497 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:45:22
まあ東にフィリピンがある分マシかと。
インドシナ紛争がどういう形式になるかも大きいだろうけど。まあ南シナ海の要衝だから米も余程莫迦なことをしない限り見捨てないではくれるよ。


498 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:52:41
それでも大陸と南シナ海の軍事拠点ということが大きくて経済発展は見込まれないでしょうが
反対に比較的安定化地域である、台湾・フィリピンが経済発展が見込まれそう
アメリカ・日本もフィリピンが安定化してそこそこの経済発展すると南シナ海防衛に楽ですし
史実韓国くらいにフィリピンが発展すれば上出来ですかね


499 : 名無しさん :2014/06/29(日) 20:56:25
フィリピンは韓国程度にまでなるのは正直厳しいかも。

日本・台湾の北東アジアにおけるアメリカの中心的勢力圏の安定は確実だけど。


500 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/29(日) 21:05:29
最前線が台湾と海南島になるわけだしスービック基地もどうなるんでしょうねえ。
まあ前線基地ではなく後方拠点としての価値が大きくなればフィリピンも発展の
余地が……あるのだろうか?


501 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:10:19
まあ、史実ではマルコス政権が(やり口はともかくとして)唯一フィリピン経済をまともに発展させた事を考えるとあんまり期待は出来ないかもなあ。


502 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:10:54
アメリカとしては東アジア地域で信頼のおける同盟国として韓国が使い物にならないと判明してしまった以上、現状のままなら
日本のみ
できればもう一か国くらい使い物になる同盟国は欲しいところでは
日本側も近場にアメリカ以外の同盟国でまとまった兵力を供給できる国家はほしいですし


503 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:13:53
フィリピンは色々地盤が弱すぎるんだよなあ……
せめて戦闘機ぐらいは輸入でいいから保有できるようになってもらわんと困るんだが(汗


504 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:13:58
>>500
最前線は韓国があてに全くならないから日本国・台湾国・海南国民党だろうねえ。
その内の日台は中が良くアメリカにとって安定した地域でもあるけど。

フィリピンは国内の問題さえどうにかなればまあそれなりに発展するんじゃないかなあ。
韓国での失敗はアメリカに可也の教訓を与えているだろうし。


505 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:15:29
>>502
後、日本に加えて順当にいけば独立する台湾が加わるよ。
日本語を使う安定した国家が加わるから少なくとも北東アジアの最終防衛線国家は安定している状況ができる。


506 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:20:29
>>503
アメリカ軍が撤退しなければ機体の整備はやってくれるから戦闘機の遺児はできるんだけどねえ。

まあこの時間軸では韓国があてにならず国民党は最前線の海南島+雷州半島の有様だから日本・台湾・フィリピンのラインを維持したいアメリカが本腰入れるかもね。
それでも、好景気らしい現在程度くらいしか発展は望めなさそうなのがアレですが。


507 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:33:59
そしてベトナム戦争に参戦して問題を起こしまくる海南国民党軍というところまで
想像してしまったw


508 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:39:56
>>507
信用も信頼も出来ない韓国軍に加えて役立たずで敵ばかり増やす国民党軍が来たら禿げるぞ。
まあ韓国軍は奮起しすぎて役立ちはしたが問題大量発生の可能性もあるけどね。

日本は自衛のため、と明記してそれで大規模派兵は徹底して避けるだろうし。
まあ出すとしても陸が現実以上に戦力が小規模化するせいで小規模戦力が限界なんだけどね。


509 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:46:25
>>507
もしも撤退するしかないような事態になったら盾代わりに投入するかもしれんが韓国軍以上に使いたくないだろうなあw

韓国軍はまあ汚名返上、現実には戦闘以外の点で更に汚名をまき散らすんだが、をするべく暴れ狂うから使えなくもないだろうからね。


510 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/29(日) 21:49:13
夢幻会としてもベトナム戦争はバッドイベントだと知ってるわけだから大規模な
派兵は避けるでしょうね。海軍による海上封鎖と輸送船護衛、空軍による航空輸送、
陸軍は戦訓を得るための少数の特殊部隊の派兵くらいかな?


511 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:50:35
>>405
ラファールMにもチャンスがあるかもね。
>>407
この世界観だとEUとの兵器開発計画にも参加していてgdgdになる可能性がありそうなのが怖い
>>421
あるいは途中でAV-8系列が入るかも


512 : 名無しさん :2014/06/29(日) 21:51:22
ある意味ミッドウェー海戦の後みたいな戦後日本になりそうだな


513 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:01:33
>>511
ラファールはあり得ないかな。
現実でもタイフーンがけられたのと同様にアメリカとの共通性が失われてしまい補給などに大きな支障しかきたさない。

後JSF計画は現実以上の事態にはならんね。
日本も複合翼等で積極的参加していくだろうから加速することはあるけどね。

最後にハリアーが入る事もないだろう。
報復用手段であって正規空母を運用するのだからCTOL機で揃えるよ。中途半端に機体の数を増やすのは予算の高騰を招くだけで大蔵省がキレる。


514 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:03:33
>>510
それに、日本国防軍自体が完全に自衛の範囲で動く戦力になっていますからな。
これが大規模派兵を断る理由になるのでしょう。

勿論、特殊部隊の派兵やわかりやすい貢献として「しなの」を中核にした海軍機動部隊を出すなどして期待に応える必要はあるでしょうけど。


515 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:19:52
とりあえず、ストライクイーグルを艦載機化か?

Suー27をパ来るとなると


516 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:21:48
>>515
機体の構造上無茶苦茶すぎる。

後、アメリカ海軍と共有化しておかないと戦時に装備や部品などの共有がうまくいかなくなる。
これは現実で空自が行っていた事と変わらんよ。


517 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:23:07
どう足掻こうがF-18→F-35Cを導入していくよ。それ以外の選択肢がない。


518 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:26:03
それとSu-27に対抗する必要性も皆無だしね。
日本の空母保有は報復手段としてだからなあ。
導入するとしたらFA-18、F-35Cで十分すぎる。


519 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:28:30
>>517
独自開発の艦載機に1チャンスぐらいはありそうだけどねぇ


520 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:34:22
>>519
むしろ艦載機だからこそチャンスがあまりないだろうね。
空軍なら主力戦闘機では無い機体として戦闘攻撃機を国産若しくは日米共同開発できるだろうけど。
海軍はどうしてもマルチロールファイター登場までは戦闘機と攻撃機、登場後は一機種の体制で予算上の都合上行かざるを得ない。

そうなると海軍はどうやっても装備をアメリカと共通化する以上余裕がない。


521 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:38:02
最恵国扱いでライセンス権を安めに設定してくれるとかあれば、アメリカ製の装備を数を揃えるんじゃないですかね。そのあと日本独自に改装してオリジナルよりも性能が上がったりw


522 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:38:59
どこの北日本だよw


523 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:39:16
でも史実空自のF-15も結構共通部品が減っているのとミサイルも共用化が怪しいレベル。
あとは自前技術を持っていないと、ライセンス許可が貰えなかったり、ボッタクリ価格になるから。
シーイーグルは冗談だろうけれど70年代の日本の史実並みの経済力と戦闘機の開発コストの限界。
蜂のエンジン音や加速力から単独開発の最後のチャンスかも。

又はトマホーク導入すれば空母は要らんと大蔵省に言われるか?


524 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:43:24
>>523
空母の報復能力は巡航ミサイルとはまた異なる事を大蔵省側の夢幻会メンバーも理解しているから空母は大丈夫。
しかし海軍機の国産開発にはNOを突き付けてくる可能性が高いかもね。
どうせ、その次はF-35Cで国産では無くなる事を夢幻会メンバーなら知っているから。

まあひょっとしたらノースロップと共同でYF-17ベースの機体を造れるかもしれんけどどうせF-35Cに置き換えなんだよなあ。


525 : 名無しさん :2014/06/29(日) 22:44:10
>>521
そうでなくても揃えることになる。


526 :  テツ :2014/06/29(日) 23:02:02
F5Eが戦後日本で採用される可能性はどの程度ありますかね?


527 : 名無しさん :2014/06/29(日) 23:13:46
>>526
殆どないだろうね。
史実でも採用されなかった様に間も悪いし求めている物が違う。
数が揃えられない分、質も追求しないといけないから。


528 : 名無しさん :2014/06/29(日) 23:15:52
ベトナムは派兵されそうだが、湾岸はどうなるかな?精々海軍送り込むぐらい?


529 : 名無しさん :2014/06/29(日) 23:16:15
対馬は再建する際に住民を本土に退去してもらって要塞化するのも手じゃないかな
今後も対馬海峡で小競り合いなんかが頻発しそうだし


530 : 名無しさん :2014/06/29(日) 23:16:20
>>523
F-35Cに置き換えられてしまう事を覚悟してその上で輸出も狙うのならノースロップと手を組んで開発かな。
YF-17をベースに対地攻撃・対艦攻撃能力を強化したF-17を生み出すのもまた一興。

日米共同開発の体を成しているからアメリカとの貿易での問題にもつながらんしね。


531 : 名無しさん :2014/06/29(日) 23:18:18
>>528
派兵といっても陸上戦力は精々特殊部隊だけだろうけどね。
湾岸戦争では海が矢張り主体だろうね。

ひょっとしたら「しなの」最後の実戦参加になるかもしれん。
そして最終艤装中であろう「しなの」代艦と帰国後交代し退役するのかもね。


532 : 名無しさん :2014/06/29(日) 23:19:27
>>529
要塞化するとしても住民がいないと諸々の施設が管理できなくなるのよねえ。
韓国の様に非常時には避難できるようにして最低限度の市民は生活できるようにするべきだと思われ。


533 : 532 :2014/06/29(日) 23:21:03
途中送信しまいました、スマン。

まあ、要塞化しても史実でも一般市民は生活していたから要塞化される事を前提に帰る人たちには戦時には協力することを飲んでもらう形式かな。
勿論、戦争の危機が迫ったら文句を言わずに島外避難することも盛り込んで。


534 :  テツ :2014/06/29(日) 23:23:02
>>527
やっぱりASM搭載できる余地が無いのが痛いですかね(F4EJ改は積める)

では史実どおりF4E登場まで日本空軍はF86Fで凌ぐのか・・・


535 : ひゅうが :2014/06/29(日) 23:28:59
私にいい考えがある!(←某司令官風)
そうだ、ライトニングを呼ぼう!
はい、冗談です。


536 :  テツ :2014/06/29(日) 23:31:26
史実でも、防衛庁はベトナムに自衛官を「調査のために」派遣してますから、この世界では「調査で派遣される人間は中隊〜大隊規模」になるのかなw


537 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/29(日) 23:34:37
ベトナムに自衛隊と聞くとどうしても源文先生の作品を思い出してしまうw
特殊部隊のコードネームはオメガだろうかw


538 : 名無しさん :2014/06/29(日) 23:40:22
>>536
一個小隊規模の特殊部隊だろうねえ。
その代わりに海の上で封鎖作戦に協力していると思うよ。

>>537
この時間軸だと国防陸軍特殊部隊だろうね。


539 : ひゅうが :2014/06/29(日) 23:41:38
ベトナム戦争は正直米国の自業自得的なポカが多すぎますからね開戦前後的にも。
こっちの世界ではソ連って国連軍を支援していた日本に核を打ち込んだ危ない国という印象になりますから武力統一方針が北ベトナムの主流にならないような国際的圧力があれば…
ジュネーヴ協定をアメリカが無視しなければ、そしてバオ・ダイを排除して南ベトナムに民主主義(笑)を確立しようとする国務省側の策動が失敗していれば、1956年に平和裏に南北ベトナムは統一されていた可能性が高いのです。


540 : 名無しさん :2014/06/29(日) 23:41:44
サイレント・コアを創設しようとする転生者たち。


541 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/29(日) 23:43:14
ベトナム戦争で思い出したけど、この世界でもベトナムやインドネシアに残って
戦った日本兵はいるのだろうか? 中原光信や谷本喜久男の教え子とベトナムで
日本兵が戦うことになったりすると戦争ではよくあるけどやはり悲劇ですね……


542 :  テツ :2014/06/29(日) 23:43:28
>>538
史実でも大体陸自が一個小隊規模の隊員を「調査のために派遣」してます
海自と空自も数人単位で「調査のために派遣」してますが


543 : 名無しさん :2014/06/29(日) 23:49:25
>>539
この時間軸だとアメリカ政府が最善の策をとる可能性が結構ありますからな。
そうなるとベトナム戦争が発生しなくなる可能性も高く、アメリカは国府を失わずに次のステージに進めることになりますなあ。

ソ連涙目どころじゃねえぞ、これ。

>>542
実戦に“本格的”には参加していないからねえ。


544 : ひゅうが :2014/06/29(日) 23:50:19
>>541
スターリンなどに「右派」呼ばわりされたようにベトナム民族主義者的な立ち位置が強かったホーおじさんを欧州におけるチトー的立ち位置にすることができれば一番いいのかもしれませんね。
…今おそろしいことを考えてしまいました。
この世界の「本来の」辻〜んが謎の行動力を発揮して、南方の軍参謀時代のツテを使って情報機関員として暗躍。
赤い中華とベトナムの連帯を阻止しにかかり東南アジアで暗躍したという歴史を…


545 : 名無しさん :2014/06/29(日) 23:52:41
ソ連は最初から国連軍支援国に核攻撃をした狂犬のレッテル付きですから直接衛星国化されていない限り少し距離を置きたいですよねえ。
じゃないと第三世界各国からすら孤立しかねない。


546 : ひゅうが :2014/06/29(日) 23:57:52
>>545
同志フルシチョフは大変でしょうね。
あまりに太平洋方面での締め付けが強すぎるために関係改善を求めて日本訪問なんてことが起こるかも?
(史実でも外遊に積極的でしたし)


547 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:07:19
この世界だと社会党はともかく日本共産党はやっぱり非合法のままかな
合法化は国民が反対するだろうし、特に道民は絶対に認めないだろうからね


548 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:08:03
>>546
日本と台湾の国連加盟を支持する位の事はやりに来そうですよね。
本当にスターリンが残した負の遺産がでか過ぎてスターリン批判をしないではいられないでしょうなあ。


549 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:09:15
>>547
それに対して何か言おうものなら無言で旭川、函館、対馬を示されるだろうな……


550 :  テツ :2014/06/30(月) 00:10:49
フルシチョ「畜生あの筆髭め、奴のせいで俺らが下げたくも無い頭を下げに行かなきゃならん・・・ア、マタケガ・・・」


551 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:11:43
>>546
日本が謝絶するんじゃないかね? 
第2の大津事件でも起こったら目も当てられない


552 :  テツ :2014/06/30(月) 00:12:36
>>549
頭の悪い自称左派あたりならやらかしそうではあります


553 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:12:55
>>550
フルシチョフの頭髪が早期に禿げてしまうwww

いや、マジでアジア圏各国はどん引きしている状態でしょうからね。
国連加盟に賛成して最低限の関係修復しないと外交がタヒぬ。


554 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:14:34
>>551
訪問は謝絶するだろうね。
首脳会談は行うだろうけど。例えばインドとか中立的なアジア諸国に会場を借りて。

>>552
それに関してはその人の命ですから。
その結果、何が起きても自己責任ですわ。

後名誉棄損などで訴えられて破産してもそれもまた自己責任。


555 :  テツ :2014/06/30(月) 00:20:54
中華民国「(チラッチラッ)」
南キムチ「(チラッチラッ)」

戦後日本・ソ連「「うっせー、御呼びじゃねーよ」」
米帝様「そこだけは息ピッタリだな。いや、全く同感だが」


556 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:25:36
中華民国と中共への嫌がらせもかねてチベットも良さそう
宗教色が強すぎてソ連が嫌がるかもしれないけど


557 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:29:39
>>554
日本の首相は帰ってきてから
「インド訪問ついでに時間が余ったから会ってやったが連中の言ってることは信じられない」
位のことは言わないと
「旭川、函館、対馬を忘れて関係改善しようとしてやがる」って批判の的になりそう


558 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:29:52
>>556
かといって東トルキスタンだとソ連勢力圏だしね。
当時社会主義政策だけど中立的な立ち回りを重視していたアジア圏の大国の一つインド辺りがまあ妥当かなあ。
若しくはスハルトに話をつけてインドネシアかな。


559 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:31:24
>>557
そういう発言は他国からあまりよくとられないから出来る限り避けたいし。
間には行ってもらう形式をとるべきかもしれんねえ。
仲介に入ってくれた国に感謝する、とだけ述べれば国民からも文句は言われない。


560 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:34:23
そういや戦争中の国に訪問して骨抜きにされた大統領が
史実には居たっけなぁ。


561 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:37:50
ま、国連加盟には常任理事国の同意も必須だからソ連からも同意を取り付ける必要があるから仕方がない。
少なくとも国際社会への復帰をより明確に印象付ける意味でも必要ではあるし。
日本にとっても台湾にとっても。


562 : ひゅうが :2014/06/30(月) 00:40:28
とりあえず夢幻会の皆さんも「ギリシアとトルコの知恵にならえ」とばかりに「平和裏に対立を避ける措置」をとるのは確実でしょうね。
世論もそれを支持するでしょうし。

アメリカとしては、世界第2か第3位の経済大国が本気を出して反ソ派となっているために格段に世界戦略を進めやすくなるでしょうね。
広島長崎がなかったおかげで十分に正義の味方を気取って核攻撃を非難できますし、ドン引きした世界各国においても「この革命は共産主義革命である!」と強弁する国も少なくなるでしょう。
そしてそこにはどこぞの細腕繁盛記よろしくブレインとなって助力する日本の姿が…


563 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:42:39
あの世界の米帝は、力任せに問題を解決しなくなるのかな?>日本がブレイン


564 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:44:28
言うとしても単なる革命とか穏便な言い方になるでしょうなあ。
それとアメリカもここまで来るとアジア太平洋における防衛ラインとかを開き直って定めてしまっているでしょうね。


565 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:45:22
>>563
両方を上手く使うか、日本など幾つかの国々と連携してうまい具合に飴と鞭を使い分けたりするかもね。


566 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:46:30
>>565
敵対する国には容赦しなくなりそうな米帝。

憂鬱世界の日本と同じだな。


567 :  テツ :2014/06/30(月) 00:47:31
日本共産党が生き残るには、武装闘争の放棄とソ連に対する批判と絶縁は必須になるでしょうな
その上で「我々は連中とは違う」と明確にやらないと。民社党ばりに日米安保堅持・集団的自衛権の容認と再軍備の推奨くらいやらんとなw


568 :  テツ :2014/06/30(月) 00:48:48
書いていて思ったけど、そこまで行くともう日本共産党と言う名前の違うナニカだw


569 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:49:39
>>567
それって、かなり難しいのでは?
憂鬱世界で、モズリーが「我々はナチスとは違う」言うようなもんでしょw


570 : ひゅうが :2014/06/30(月) 00:50:03
某半島国家を抜きにしたうえに史実より弱体化した国民党政権と台湾国(仮称)の存在のために、史実ニクソン大統領の太平洋条約機構構想も日の目を見る可能性が高くなりそうですね。
西独あたりが「うまくやりやがって」というかもしれませんが、「そっちにつきあって亡国の淵に立ったのだから勘弁してよ」くらいは言える日本でありそうです。


571 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:51:19
ただ、史実においての日本共産党は
ソ連とは結構、距離を取ってたって話もあったり。

近かったのは旧社会党だったとか。


572 :  テツ :2014/06/30(月) 00:52:00
ぶっちゃけ>>567みたいな主張ができるなら、共産党と言う名前を変えたほうがいいかw


573 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:54:22
>>570
インドネシアが仲間に入りたがっていますw


574 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:58:04
>>573
インドネシア、タイ、シンガポール、ミャンマー辺りは参加若しくはオブザーバーで出席してくるかもしれないね。


575 : New :2014/06/30(月) 00:58:41
こっちだと日本が先に戦争終了したから総統とか裏切りもの扱いしてそうだな。


576 : 名無しさん :2014/06/30(月) 00:59:05
>>572
民社党の様に政党の名前を変えた方が良いっすねw
民主社会党でも決して間違えてはいない、という状況になるでしょうから。


577 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:00:20
>>570
確実に言える国になっているでしょうね。
戦後間もなく国土が隣国のせいで戦場になりしかも大きな都市が核攻撃にさらされればタフになりますわ。


578 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:02:09
>>574
ミャンマーの場合、統一政府が出来るのかどうか。
あそこって、民族紛争が激しくなかった?


579 :  テツ :2014/06/30(月) 01:02:58
いまでも民族紛争の真っ最中じゃなかった?


580 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:04:07
>>578
統一政府は出来ているよ。英領ビルマ政府が独立政府に移行してそれを軍がクーデタをおこして国名変更した物だからね。


581 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:04:11
反共姿勢といえば新たにGHQ司令官として就任したジョージ・パットン元帥もその激烈
な反共姿勢と豪快な態度から日本国民からも圧倒的な支持を得るでしょう。

そして任期を終えて本国へ帰国する為に航空機で登場する際、空港の周りで大勢の
大衆がお別れの挨拶に訪れるでしょうね。


582 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:05:35
>>579
民族紛争といっても独立派は辺境部に追い込まれているんだけどね。
そして現在では多くの独立派と停戦状態で一部とは最終的な話し合いが進んでる。

後、統一政府は英国独立時に必ずできるから全く問題ない。


583 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:06:46
>>580
となると、国内が安定してるかどうかが鍵になるか。


584 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:06:54
>>581
優秀な相手には人種関係なく敬意を表してくる豪快な人物だからなあw
離任するときは本当に大衆に見送られてアメリカ本土へ凱旋するんでしょうね。


585 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:08:17
>>583
国の中央部の地域はビルマ族だから国家としてはあまり問題がない。
精々モン族とかが問題になり得るけどあそこは話し合いができるからね。

まあ史実通りであれば問題なく反共勢力になり得る。
ちなみにビルマという国名よりかミャンマーという国名の方がまだ少数民族にはマシらしい。


586 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:10:20
>>585
成る程、だから史実日本も投資する気になったんかな。


587 :  テツ :2014/06/30(月) 01:11:20
>>パットン離任
総理自ら勲一等旭日大綬章を授与され、警視庁騎馬隊に警護され、国防陸軍の儀仗を受けて、国防空軍&国防海軍戦闘機の護衛を航続距離ギリギリまで受けるとかありそう
そして本人はそれを物凄く喜びそうなイメージがwww


588 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:11:32
ジョージ・パットンって、部下をぶん殴って問題になった事なかったっけ?


589 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:12:44
本当に危険な連中も基本的に彼らの居住地域でも辺境部に追い込まれていたしね。
基本的に日本人が商売するような場所は問題無し。

フィリピンでつい先ごろまでやっていたような和解の仲介などをやってあげて恩を売るのもありかもね。


590 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:13:17
>>587
死ぬときに、旭日大綬章だけ付けたアーレイ・バーク氏を連想した件。


591 : ひゅうが :2014/06/30(月) 01:13:21
>>575
一応伍長閣下に最後まで付き合った形となりますので、彼は「沖縄沖における大勝利に乗じての奇跡の成就」を願っていたりしますね。
某動画の総統閣下シリーズの「だいきらいだ!」云々のくだりに変更が生じるくらいでしょうか。

>>579
史実では今もカレン族自治区の対応を巡って緊張が続いているようですね。

>>584
そして議会において史実マックのような証言を行い、太平洋戦争の勃発時における共産主義勢力の脅威を強調するという戦後日本にとって理想的な展開になりそうですねw
もしも自動車事故から生き残れれば、政府内部はもとより軍内部においてパンダ・ハンドラーズならぬ「ジャパン・ハンドラーズ」を形成してくれるかもしれません。
彼の英雄信仰と日本の武士的な感覚って恐ろしいほど親和性が高いと思うんです…

>>588
その問題のあとで謝罪に訪れたパットンを兵士は許しているようですからどちらかといえば美談ということになっているかもしれませんねw


592 :  テツ :2014/06/30(月) 01:13:21
勇敢なパットン的にはその兵士が臆病で卑怯に写ったそうです(実際はPTSDに掛かっていたとか)


593 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:13:48
>>587
そういうタイプだよねえw
日本もそれが解っていて彼が好む方法で応えそうだしw


594 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:14:55
大学の革命ゴッコは史実通りに餓鬼の流行ごっこで済ますが
日本赤軍には容赦ないだろうな、日本赤軍だけでなく反日武装勢力とかも


595 : ひゅうが :2014/06/30(月) 01:15:29
>>593
回顧録あたりで「勇者は勇者を知る。」と形容していそうですねw


596 : 清純派うさぎ症候群Lv.17 !denki ◆gEcGSASNxc :2014/06/30(月) 01:17:07
>>591-592
今、ウィキで見てみました。
PTSDに掛かった兵士を、だったそうで。

対処としては正しかったんだな、あれって。


597 : yukikaze :2014/06/30(月) 01:22:06
つい調子に乗って作った。悪かったと思う。反省はしない。

「いいねえ・・・うん、実にいい」

双眼鏡を片手に、富士の裾野で繰り広げられている演習を見ながら、
この無類の戦好きである老人は、心底満足げな表情を浮かべていた。
彼の視線の先には、それぞれ1個中隊規模の戦車部隊が、東西に分かれ
所狭しと走り回っていた。
一見無秩序そうに見えつつ、その実、いかに相手の裏をかいて、
敵の脆弱な部分に食らいつこうとする。
「機甲戦とは運動戦である」ことを持論にしている彼にとって、
目の前の部隊の動きは、機甲戦の本質を的確に費やしたものであった。

「どうだウォル。連中の動き。ありゃあ生まれた時からの戦車乗りだぜ。
 ロンメルやグデーリアン直轄部隊と言われても俺は信じるね」
「確かに。ここが奴らのホームグラウンドであることを差し引いても、
 奴らが馬鹿ではないことは確かですな」

ウォルと呼ばれた男が、やや憮然とした表情で老人の言葉に賛同する。
彼にしてみれば、自らが直々に選んだ部隊であったにも拘らず、相手方の
巧みな機動に翻弄され、押し切ることが出来ないのである。
如何に連中の車両が、低姿勢であり、視認しがたい代物であったにしても
こちらの最新鋭車両が、8年前に配備されたロートルに勝てないというのは
腹だたしいにも程があった。

「まあそう怒るなウォル。ありゃあ確かに大平原での戦車戦には向かないかも
 しれねえが、こういう起伏にとんだ地形や待ち伏せ戦闘には最適と言っていい
 代物だ。うちも最後まで悩まされ続けていたからなあ」

フィリピンで、ガタルカナルで、サイパンで、硫黄島で、沖縄で、
眼下の車両は、最初から最後までアメリカ軍を悩ませ続けた。
スチュアートはブリキの棺桶でしかなく、自信を持って繰り出したシャーマンも
舐めてかかった瞬間、あの世への強制的な転属を強いられた。
無論、ナチのキングタイガーのような無敵な存在という訳ではない。
正面以外の防御は皆無に等しく、そしてその独特の形状から、急激な反応に
どうしても隙が生じ、それが故に討ち取られもしていた。
だが、彼らは産まれ持ったハンデを熟練の技によって補い、戦い続けた。


598 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:23:43
パットン回顧録とか面白そうだな
オーバーロードよりクロマイト作戦の方が戦争らしい戦争が出来たって書き残しそう
後ニューディーラーたちへの愚痴


599 : yukikaze :2014/06/30(月) 01:26:07
「俺達は確かに戦争に負けた。それは認める。だが・・・機甲戦では負けなかった。
 最後の最後まで相手の喉笛を食いちぎっていった」

沖縄戦で負傷し捕虜となった機甲部隊指揮官が発した言葉を、老人は今でも鮮明に覚えている。
全く以てその通りであった。沖縄戦では、海軍のアホどもが日本人の艦隊相手に醜態をさらして
制空カバーを一時的に喪失した結果、機甲部隊による浸透作戦の成功を許してしまい、バックナーが
戦死するという大打撃を受けてしまったのである。
最終的には、日本陸軍虎の子の機甲部隊は全滅したのだが、この時に日本軍が得た時間は大きく、
宜野湾市付近で戦線は完全に膠着してしまう。
このお蔭で、ソ連がステイツに恩義せがましく火事場泥棒をしてのけたりもしたのだが、それでも
老人は、自分達に最後まで煮え湯を飲ませた彼ら戦車乗りたちに純粋に敬意を覚えていた。
老人にとって勇者は敬すべきものであり、卑怯者は唾棄すべきものであるからだ。
故に、老人は日本陸軍の指導者層には「国際常識もわきまえぬ馬鹿者」と批判する一方で、
兵士達には「勇敢で恐るべき戦士たち」と褒め称えることは何ら矛盾していなかった。

「それにしても・・・何だってあいつらはあれを「戦車」と称しているんですかねえ。
 ありゃあどう見ても駆逐戦車の類でしょうに」
「その疑問はもっともだ。俺も最初は「ジャップは戦車も知らんのか」と思ったんだが、
 事情を聴くとそんな単純な話じゃなかった」

そして老人は、自分が知った事を愛弟子に語る。
元々日本人は、30t級の戦車を次期主力戦車と考えていた。
だが、技術的問題やインフラの問題、予算の問題等が重なってしまいモックアップまで作った
その戦車はお蔵入り。
しかも参謀本部の機甲戦を理解していないものは、歩兵戦車であることを求めると共に、
軽量安価であることを求める始末。
そしてその無茶をひっくり返すために作ったのが、この無砲塔戦車(史実SU-76対戦車自走砲
相当ただしエンジンは1基で、正面装甲も増圧)であった。
砲塔をなくすことで砲塔重量とターレット機構の重量を削減し、正面装甲を傾斜装甲且つ45mm
程度にすることで大戦全般までは必要十分な装甲を確保。
(改型では60mmにまで増圧)
短砲身57ミリを推す人間には「トーチカを確実に潰すには75ミリが必要」と、新型ボフォース高射砲
導入により時代遅れとなりつつあった八八式七糎野戦高射砲を改修して作った戦車砲を搭載。
路外機動力を高める為に履帯の幅を広げるなど、徹底的に機動運用に注意を払ったこの車両は、
参謀本部の一部将校の怒りを買いながら、日中戦争の予算増額の流れによって細々とながら生産。
ノモンハン事変で、九五式軽戦車が無残にやられる中、1個中隊のこの部隊の奮戦により、
ソ連機甲部隊は射的の的のごとく打ち据えられ、ソ連軍の反攻作戦を頓挫させることに成功する。
この大戦果と、大陸派遣軍からの「九五式ではなく九七式を寄越せ」という凄まじいクレームが
押し寄せ最終的には「主力戦車は九七式」「九五式は生産を中止し、代わりに牽引車を充実させる」
ことになる。
以降、九七式戦車は、時には歩兵の友として、時には機甲戦力として最後まで戦場を走り抜けた。
敵からはその砲身の長さから「サムライサーベル」と畏怖される存在として。

「どこの国でも同じですな。最終的にそのツケを払うのは兵士達だ」
「全くだ。日本人が当初配備しようと設計したのが、T−34を洗練させた代物といえる戦車だったの
 だから猶更だ。そんなもんが量産されてみろ。今頃はパンサーの強化型タイプモドキが配備されて
 いたかもよ」
「そりゃ悪夢ですな・・・」

老人とウィルは、日本の戦車開発の系譜がそうならなかったことを心底感謝した。
仮に彼らの予想通りの系譜を辿ったら、日本人の戦車乗りは更に攻撃的な運用をしたかもしれない。
アメリカ陸軍にとっては実に悪夢である。

そうこう話している内に演習時間は終わりを告げようとしていた。
戦況は五分と五分。いや・・・機材の差を考えると、日本陸軍機甲部隊の生き残りたちの方が
上かもしれない。だが・・・それが許されるような何かを彼らは放っていた。


600 : yukikaze :2014/06/30(月) 01:27:56
「さて・・・いいもの見せてもらった。兵達をねぎらう。勿論旧日本兵もだ。国務省から来た
 頭でっかちのガキどもは無視しろ。アメリカ人なのにコミーのような言動をしやがる。
 いつからここはクレムリンになった」
「まあグルー民政局長官がきっちり抑えているんで大丈夫でしょう。所で閣下。やはり旧日本軍の
 戦車乗りを集めて演習をされたのは・・・」

アメリカ第八軍司令官にして、日本占領軍のトップであるウォーカーの問いに、彼の敬愛する
総大将にして連合国軍最高司令官であるパットン元帥は楽しげにこう答えた。

「決まっているだろ。連中が使えるか使えないかのテストだ。アホな上層部をパージし、
 こちらの鎖でつなぐ必要はあるが、俺と一緒にモスクワまで行く資格はあるな。
 腕がなるな。アメリカにとって最良の戦友と呼べるだけの軍を作ってやるぜ」

後に、歴史上パットンはこう呼ばれることになる。

「日本国防軍の父であり母であり兄であり教師であり戦友であった」と。
パットンが(彼にとっては不本意なことに)病院のベットで臨終を迎えた時、
彼の葬式には彼と共に戦った日本兵が第一種礼装で敬礼をして彼の棺を
見送り、そして彼の胸には勲一等旭日桐花大綬章のみが誇らしげに飾られていた。


601 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:30:18
バットン閣下、めっちゃかっけェ!!


602 :  テツ :2014/06/30(月) 01:31:18
乙です
流石パットン親父やでぇ!


603 : yukikaze :2014/06/30(月) 01:36:01
と・・・いう訳で、史実日本の技術力で可能な限り機甲部隊を
増強してみました。まあ・・・生産総数は、戦車砲の問題とかあって
史実よりプラスアルファ程度の増加でしかないでしょうが、最後まで
戦いぬけるだけの能力を付与させてみました。

実際、島嶼戦では派手な機甲打撃戦とか不可能ですので、ダックイン戦法に
適した駆逐戦車系列は活躍の場が大きいんですよねえ。
勿論、ヘッツァーのような形式だと、起伏のある場所での機動性能にやや問題が
生じますので、SU-76形式にしてみました。

まあ最終的にはどの戦場でも数に潰されますが、史実よりも活躍の場は増えるかと。
「鉄の棺桶」ではなく「小柄だが鋭い牙をもった猛獣」として語り継がれれば
日本機甲部隊の面々も溜飲が下がるのではないかと。

まあ・・・駆逐戦車スタイルの成功に捉われすぎて、「M60? バカヤロウ、あんな重くて
デカい戦車なんていい的だ。九七式こそ最高の戦車なんだ。あれをリファインしたの作れ」
と、斜め上の反応になる危険性もある訳ですが・・・


604 : ひゅうが :2014/06/30(月) 01:38:52
友よ…寛大なるものよ…知恵に富めるものよ…勝利者よ…
という某神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世(実はプロイセン王より彼の方が私は好きです)へ贈られた言葉を思い出しました。
某アメリカ合衆国海軍作戦本部長となられたイージス艦のネームシップの由来の方と同様に、旧日本陸軍戦車部隊は最良の理解者を得られたのですね。
バロン西たちもあの世で微笑んでおられることでしょう。

この世界の新米米陸軍士官はヤキマ演習場で東洋の同盟国に震撼するのが「新米脱出の通過儀礼」となるかもしれませんね。


605 :  テツ :2014/06/30(月) 01:38:58
その歴戦の戦車乗り達にSタンク見せたらどういう反応するでしょうw


606 : ひゅうが :2014/06/30(月) 01:47:56
>>600
さらっと書いておられましたがグルー閣下が民政長官ですかw
いいですね。知日派(必ずしも親日派ではない)がニューディーラーどもをおさえてくれれば百人力です。
これは、G2連中に阿部元少将(嶋田さん)一派が「ゾルゲが自白したけどおたくのマンハッタン計画、ルビャンカやクレムリンにダダ漏れだよ」と告げ口のしがいもありますw
>>605
歩兵戦闘車として採用しよう派とそんな金なんかねぇ派が大乱闘を繰り広げそうですねw


607 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:49:25
てか、この世界でも国務省はアッチ寄りなんですねw


608 : 名無しさん :2014/06/30(月) 01:50:04
投下乙です

この世界では九七式とその改良型で戦い抜いたのかな、陸軍は?
最終的にボフォースか88搭載したSU85かラングモドキの三式あたり投入したりして
シャーマン渡された新陸軍の面々はゲンナリしてそうだな

捕虜になった将校は八原か?


609 : New :2014/06/30(月) 01:52:32
乙です。史実と比べれば最高の牙を手に入れた形ですね。
こっちでも硫黄島の戦いがあったのか?


610 : yukikaze :2014/06/30(月) 01:54:34
>>604
長門や信濃が生き残った事から、海軍側も日本海軍に対してかなり寛大
な気分になっていたのかも。
もしかしたら逆行者の機転で、真珠湾奇襲での宣戦布告文の遅れとか
そういったのが防げ「真珠湾の騙し討ち」とならなかったのかも。
(勿論、アメリカ本土が攻撃されたのでアメリカの怒りは強いものになりますが)

>>605
多分「これだよこれ」と羨ましげに見るかと。
で・・・戦後、M47とかに配備された戦車兵との間でいい争いが起きるかと。
最終的には90式に結実するとは思うんですけどねえ。


611 : ひゅうが :2014/06/30(月) 02:05:34
>>608
石嶺高地戦車戦における戦車第27連隊長村上乙中佐かもしれませんね。
なお、この時間軸における沖縄戦においては、史実において台湾へと転出した第9師団はそのまま残置され、増援に第24師団、第62師団に加え第1師師団(史実における比島決戦への転出部隊)も戦闘に参加しているものとしています。


612 : yukikaze :2014/06/30(月) 02:23:09
>>606
史実アメリカの対日政策って、ある意味ちぐはぐなんですよ。
戦時中は知日派を集めてのシンクタンク作って、占領統治とか考えているんですが
蓋を開けてみればニューディラーの残党送り込まれる始末。
まあ国務長官のバーンズが、対日強硬派で日本の国内事情を斟酌しない傾向あった
部分があるのですが、知日派のマッカーサーがいなかったら本当にやばかったんじゃあと。
ここではパットンを操れると思った国務省の面子が、厄介払いでグルーを押し付けた
とでも思ってください。

>>608
チハとチハ改(改2も含む)で戦っています。
チハ改は、主砲を九九式八糎高射砲を元にした4式戦車砲に、前面装甲を
増圧したものですが、重量増による機動力悪化と、何より戦車砲の量産が
碌に進まなかったので、装甲増圧だけなのが「九七式戦車改」、これに
砲換装したのが「九七式戦車改二」になります。
改二は、試作車両併せても数十両で、大半が本土の決戦部隊に。
2個小隊だけが満州で実地訓練中、ソ連軍が侵攻し、衆寡敵せず押しつぶされます。
後、捕虜になった将校は、幾多も死ぬ思いをした西住小次郎。

>>609
B-29防衛の為には絶対に必要ですから。実際、本土防空の為に、夢幻会の佐官たちが
必死になって防衛網策定したお蔭で、無視できない被害を与えています。
硫黄島戦のクライマックスは、大雨で視界の悪い中、西戦車部隊による海兵隊本部への突撃
を敢行し、司令部は討てませんでしたが、物資集積所を壊滅させて、硫黄島陥落をそうとう
遅らせることに成功しています。


613 : ひゅうが :2014/06/30(月) 02:31:41
>>612
乙です。
架空戦記しておられますね。(←褒め言葉)
>国務省
だがハンニバル(自称)は格が違った。
そのうちに告げ口と疑念もあってパージの嵐が吹き荒れまくるのでしょうね。


614 :  テツ :2014/06/30(月) 02:34:56
流石自称前世はナポレオンの元帥w


615 : ひゅうが :2014/06/30(月) 03:09:37
>>614
しかもそれ以前はハンニバル氏ですからねw
ちなみに、ゼネラル・マックは本時間軸では栄達を夢見て西欧方面へ転出。
ゼネラル・アイクのもとでベルリン空輸にはじまる西欧の諸問題に力で対処しているころでしょう。
レイテ沖の結果でケチがついた太平洋方面よりも、合衆国市民にとっての「正面」で経験を積んだのですね。

下手をすれば、アイゼンハワー政権の副大統領としてマックが着任した挙国一致政権が成立しているかもしれませんね。


616 : Monolith兵 :2014/06/30(月) 05:22:10
乙です。
日本は駆逐戦車が主力なのか。w何と言うアンバランスな構成。ww
しかし、本当にモスクワまで攻め込むつもりなの?アメリカも日本も財政が持ちそうに無いけれど…。


617 : 名無しさん :2014/06/30(月) 07:02:13
珍しく東条や参謀本部や軍令部の扱いが悪いssだな


618 : 名無しさん :2014/06/30(月) 07:25:39
>>617
中身は功罪含めて史実準拠だからねぇ
夢幻会が入ったのは終戦間際の若手に、だし


619 : ひゅうが :2014/06/30(月) 09:30:37
>>616
さすがにパットン閣下のみでしょうけどね本気なのは(汗


620 : 名無しさん :2014/06/30(月) 09:50:41
ふと思ったが信濃に搭載される戦闘機は熊猫になりそうだが爆撃機はなにが搭載されるんだろ?


621 : ひゅうが :2014/06/30(月) 10:04:23
>>620
トイレとキッチンも搭載できる心憎いアイツでしょうかね?


622 : 名無しさん :2014/06/30(月) 10:07:00
そして、烈風や流星はレイテや沖縄に間に合ったのだろうか?


623 : 名無しさん :2014/06/30(月) 10:07:27
>>620
米製エンジンを積んだ流星というのも面白そうだけど、順当に行けばスカイレーダーじゃないかね


624 : 名無しさん :2014/06/30(月) 10:16:25
フォルムとしてはスカイパイレートが大好きだけど、中身を見ればスカイレーダーだろうなぁ


625 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/30(月) 10:37:09
>>599
遅ればせながら乙です! いやあ蔭山先生のデビュー作を思い出すなあw
たしかにある意味、駆逐戦車での島嶼防衛ってのは最適解ではあるんですが
それに縛られると……M24やM46を独自に駆逐戦車化したりしてw

>攻撃機
まあスカイレーダーでしょうね。しかし報復手段としての攻撃機保有となると
陸攻はどうなるんでしょう……A−26インベーダー?


626 : 名無しさん :2014/06/30(月) 11:03:08
朝鮮戦争だとパットンはクロマイト作戦発動するかな?
史実知ってる日本は積極的に賛同しそうだが

ただ釜山陥落してるから色々難しそうだな


627 : 名無しさん :2014/06/30(月) 12:45:52
話は変わるが夢幻会or親夢幻会派がフランスのENAみたいな高級官僚養成機関を作ったりするんですかね?


628 : 名無しさん :2014/06/30(月) 13:05:25
>>625
最初期はミッチェルやマローダーが魚雷投下の経験があることや在庫処分のために引渡されそう。


629 : トゥ!ヘァ! :2014/06/30(月) 14:46:03
>>597-603
遅ればせながら乙です

流石のパットン親父さんやでw


630 : New :2014/06/30(月) 15:17:13
>>625 案外M18を無砲塔&重装甲化して運用しようと目論んでたりして。


631 : 名無しさん :2014/06/30(月) 15:48:48
>>628
雷撃はもう時代遅れ……というわけでもないんですよね、今のソ連海軍相手ならw


632 : 名無しさん :2014/06/30(月) 15:59:53
史実でも朝鮮戦争中にダム破壊のためにスカイレーダーが雷撃かましたってあったからな


633 : 名無しさん :2014/06/30(月) 16:41:21
>>599
>>「全くだ。日本人が当初配備しようと設計したのが、T−34を洗練させた代物といえる戦車だったの
 だから猶更だ。そんなもんが量産されてみろ。今頃はパンサーの強化型タイプモドキが配備されて
 いたかもよ」


・・・って、再編成後の国産戦車が史実の61式ではなくパンターの強化タイプ(E−50?)になる可能性もあるのか?


634 : 未熟者 :2014/06/30(月) 16:59:02
>>633
そこら辺は今後の状況と相談して決めるんじゃないですかね?


635 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/30(月) 17:25:52
パットンですら運用は大変だと言われてるのに50トンオーバーのパンターⅡや
E−50はさすがに無理でしょう。戦時中はなりふり構わず外地仕様と割り切って
いたのかもしれないけど戦後の国防軍も基本的に本土防衛が主任務でしょうから
国内インフラは無視できないでしょうし。


636 : ひゅうが :2014/06/30(月) 18:21:35
>>625
XB42とか・・・どうです?
ジェット化したXB43がこの当時試験中ですし米空軍からしても不採用機の救済とともにB29相当よりも航続距離が小さいのである意味「安心」できます。
それでいて北海道から作戦すれば東シベリア奥地まで爆撃が可能な高速機です。


637 : 名無しさん :2014/06/30(月) 19:34:32
>>627
ノウハウもない、役割は微妙に違うが東大・京大がある。

ゆえに今は不要。

作る場合は、フランスに研修生を大量に送り込んでノウハウを学んだ後でいいのでは?。


638 : 名無しさん :2014/06/30(月) 19:39:37
パットンが日本に派遣されたら、史実ではマッカーサーが敬意を抱いてた大山巌の像は解体されるのかな?


639 : New :2014/06/30(月) 19:53:25
戦車戦もそうだけどバズーカモドキを使っての歩兵戦も史実以上に展開されたろうな。


640 : ひゅうが :2014/06/30(月) 20:01:10
>>638
どうでしょうかね。
むしろ勇者大好きなパットン氏の方が保護に熱心かもしれません


641 : 名無しさん :2014/06/30(月) 20:03:50
打撃部隊は海自にまかせて、空自はインターセプトと近接支援専門とルフトヴァッフェ化というか陸軍航空隊的な存在にしないと予算が。
大型機としてP2も必要になるし海自ばかり優遇となりそうだが将来海空共用でスカイホークで核攻撃とか。
F-104もJだけではなくGも配備か。
航続距離的に北海道が再び核の炎に包まれそうだが。


642 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/30(月) 20:09:58
>>636
スペック的には悪くはないですけどなにせ史実でも採用されなかった試作機だと
どこにどんな爆弾があるか分からないのが辛いですね。まあしばらくは大戦中に
作り過ぎて余った機がメインでしょうけど双発の軽爆撃機くらいに制限されそう
ですからA−20ハボックとかもあるかな?

>>638
むしろパットンはそういう政治的な動きはあまりしないんじゃないですかね。
なにしろ勇者を尊ぶわけだから日露戦争の将軍たちもその勲功を教えられれば
敬意を払うでしょうから


643 : 名無しさん :2014/06/30(月) 21:47:25
それにしても日本空軍は支援戦闘機(そもそもこんな名前は誕生しないだろうが)はという名の対艦攻撃機を持つ余裕はあるのかな?
元々防空最重視だと思われるし、F-4、F-15、早期警戒機を導入したらその調達、運用だけで手一杯の様な気もするが……


644 : 名無しさん :2014/06/30(月) 21:57:22
李大統領について調べたが反日拗らせまくったおかげでロクなことしてないな
マッカーサーや吉田ですら「会いたくねぇ」と言わしめただけはあるな・・・

パットンに至っては殴りはしないけどすっげぇ嫌そうな表情浮かべそう
白将軍には普通に敬意は持ちそうだが


645 : 名無しさん :2014/06/30(月) 21:59:44
>>643
F-1が無い分をF-15E系列にして対艦verを作るとか?


646 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:02:11
史実でも必要性は感じていたけどF-4の爆撃コンピュータをオミットされたから日本に適当な機体が無くなって、技術開発を兼ねてF-1を開発。
61式同様に技術蓄積と割り切って開発すれば出てくる可能性が少しはあるか。
当時の防衛庁の天皇と呼ばれた人間を早めに排除出来れば開発もスムーズにいくでしょう。


647 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:09:28
>>645
FSXの構想的にF/A-18ベースになってアメリカ軍がホーネット2000を運用してるんじゃあないかなぁ?
>>646
ちょうどトルナードやミラージュの開発時期と重なるねぇ
ってか高等練習機枠はどうするの?って疑問もあるけど


648 : 21 :2014/06/30(月) 22:18:31
>>641
F-104シリーズだと、滞空時間の問題があるので、迎撃戦闘の場合でも、
空中給油能力の付与が、最低限必要なのでは?兵力の頭数的に。


649 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:25:19
>>646
いや、コミーに旭川と函館を焼かれ、否応無しに軍事に関心を持たざるを得ない日本であの御仁がそこまで出世出来るかな?>防衛庁の天皇
少なくともアレな意見の数々は色々と叩き潰されそうだけど。


650 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:26:54
むしろあの御仁が夢幻会の一員になってたら話は早いんだけどね


651 : yukikaze :2014/06/30(月) 22:28:58
ちょい変更。SU-76よりも、三号突撃砲タイプの方がレイアウトや
防御面でよさそうですね。
イメージとしては、九七式が三号突撃砲F8型相当。(前面装甲はあれより傾斜)
改2が、三号突撃砲G型がいいでしょうかねえ。

>>633
ないです。当時開発陣が作成したのが憂鬱版九七式戦車でして、
この当時どころか1945年時でも攻防走三拍子そろった戦車です。
で・・・これが最初から主力戦車として量産されれば、パットンにとって
攻防走揃いまくったパンター改型相当の車両に化けるのではと予想した訳です。

で・・・今の日本陸軍戦車乗りの大多数にとって、戦車とは「九七式中戦車殿」
であって、他国の主力戦車は「重く目立ちやすい射的の的」と、どこか別次元の
世界へと旅立っています。

>>643
まあ対艦攻撃機は必要だと思いますよ。空軍にしても、ソ連軍の侵攻部隊を
叩く必要ある訳ですから。
F-15をハイとして、日米共同の多目的戦闘機計画で、戦闘爆撃機を導入するんじゃないかなあ。

>>644
朝鮮戦争中も色々とアレな事をしては、アメリカの怒り買いまくっていますし。
少なくとも国家の指導者としては能力も責任感もないとしか。


652 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:30:00
海空軍に予算が取られている為に国防陸軍が装備する兵器の殆どは外国産(ライセンス生産や有償供与など)
になっているでしょうね。

70年代頃から漸く一部の兵器を国産兵器に切りかる事は出来るかも知れませんが。

あと、国防陸軍がフランス製のVAB装甲車(装甲兵員輸送車型・6x6輪式)を導入する
可能性はあるでしょうか?

当時として十分な性能ですし、戦闘部隊だけではなく後方部隊にも有益な車両に
思えます。


653 : 21 :2014/06/30(月) 22:31:14
>>646
技術的習作を兼ねて、翼面積を増した史実T−2を開発するか、
当事使用可能な発動機出力から逆算して、双発にした上で、
最終的にF‐15と発動機を共通化する余裕を持たせた、
双発の戦闘攻撃機形F‐16もどきを開発し、数と開発予算と調達数
の問題の緩和に、戦闘爆撃機版も平行して開発、もしくは、非常に
もったいない気もするし、主に予算と運用で問題も出るだろうが、
T‐33からいきなりF-4系列に乗る様にして、有事の際の
運用数を増やすか。
航続距離と搭載能力、開発技術の維持と運用の制限がなければ、
F-5/T-38系列の導入でも良い気はしますが、レーダーの未装備状態で、
単発機体に日本国内を飛行して欲しくないですよ?よ。


654 : やってられない名無しさん :2014/06/30(月) 22:33:33
戦後転生組に倉崎のじーさんいたらどうなるかな?


655 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:36:33
>>654
倉崎の北崎重工化待った無し


656 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:37:40
F-104でも考えてみればこの日本では占守島や国後など北方四島などの防空にはIRミサイルだけでは不安なんですよね。
一応レーダミサイルもあるミラージュやドラゲンという方になったりして。


657 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:38:32
>>653
史実T-2は結構なパーツがF104と共通だったらしいけどねぇ。
もともとが104向け練習機だったからだけど。

なんで私は104を飛ばしてF-4入れようよといっていたりもしますが。
F-104の時期にどうにかして国産機の開発するほうがましぽいのですよねぇ
J-79エンジンの使用許可が起きれば結構いい機体を開発できそうですが。


658 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:42:41
装甲車はM113使い続けそうだな


659 : ひゅうが :2014/06/30(月) 22:44:03

戦後夢幻会ネタ――その2「平和の希求〜1956年〜」


――西暦1956(昭和31)年1月3日 極東 日本国 首都東京


窓の向こうの街並みは、彼が知っているものとは大きく変わっていた。
焦土の黒はもはやどこにもなく、新たに建造されたビル群やネオンサインがその灯火をまたたかせていた。
少し排気ガスの匂いがきついあたりも、彼が知るアメリカに近い。

未明に降った雪はまだ溶けておらず、それが冬晴れの空の青とあわせて空気を引き締めているようだった。
それだけではない。街頭のいたるところに掲げられている半旗は、今日が日本人たちにとっていかなる意味を持っているのかを如実に示していた。
まぁ仕方あるまい。
前を通り過ぎただけであるソ連大使館の前では日本人の「キドウタイ」が目を光らせており、その殺気じみた勢いに3階建ての建物はカーテンを閉じて対応するしかないようだった。

――15年前、この国の北辺に無慈悲な太陽が生まれた。
人類は、その惨状に震撼した。
使った当の本人たちでさえも。
だからこそ、その仇敵となった日本人は朝鮮戦争の休戦時に国交を回復しつつもその火中の栗を拾わされたハトなんとかという政治家は右派でありながらも国のすべてからバッシングを受けて政治的生命を絶たれていたということをアメリカ人たちはよく知っていた。


「お忙しい中、このようなところにおいでいただきありがとうございます。
上院議員閣下。」

「こちらこそ、光栄です。提督。」

ジョン・フィッツジェラルド・ケネディは、かつて南方で自分の命を救った男に対して大きな感謝をこめて一礼した。
彼がネズミ輸送中に衝突した駆逐艦「天霧」は、夜間の輸送任務中であるために救助こそ行わなかったが海面に浮き輪を投げ入れていた。
そうでなければ彼は海に投げ出された乗組員全員を救い出すことができなかっただろうし、負傷後の傷を悪化させすぎない程度の「無理」で生還を果たすことはできなかっただろう。
元帝国海軍第四艦隊第二十駆逐隊司令であり、現在は日本国防軍海上幕僚長をつとめる阿部俊雄大将は、要するに彼の命の恩人なのだった。


「アイゼンハワー閣下もお変わりなく?」

「ええ。近頃は難しいことが次々に起こっていますからね。また日本を訪問したいといっていましたがいつになることかと苦笑しておられました。」

ケネディに親書を持たせた合衆国大統領ドワイト・アイゼンハワーはこの前年に日本を訪問しており、朝鮮戦争時に結ばれた日米安全保障条約の改訂を果たしている。
前任者であるウォレスと違って親日というわけではなかったが、「問題児」パットン元帥らを通じてつながりは強い方であった。

「スエズの国有化や、台湾の独立投票問題、そして南北ベトナム。とかく世界は騒がしいですからね。」

二三の雑談で二人は笑った。
副大統領のニクソンではなく、対立する民主党議員であるケネディが(極秘で)指名された理由などの疑問はつきないのだが、今はこの少しだけ年上の人物との会話を楽しむ方がよい、とケネディも思っていた。

「ところで、本日お呼びしたのは私たちがつかんだ気になる情報と、ちょっとした提案をしたいからなのです。」

「提督が政治的な何がしかをされるのはサイレント・ネイヴィー的にどうでしょうか?」

「後生大事にそんなものを守っていたから私たちは日米戦を防げなかったのですよ。
それに、これがはじめてというわけでもありません。」

阿部が肩をすくめる。
そういえば、この目の前の人物は終戦前後にインペリアル・パレス周辺で暗躍していたらしい。
なるほど、見た目通りの軍服を着た軍人というわけでもないらしい。


660 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:44:10
国産戦闘機には是非ダブルデルタ翼機に挑戦して欲しいなーw


661 : ひゅうが :2014/06/30(月) 22:44:34
「口頭のみでの必要が?」

「そうですね。あまり公にしたくないから私が狩出されたようなものです。
特に、北と南の方の話題ですから。」

北、といったところで彼の目が細まった。

「DPRK?」

「USSRですね。どちらかというと。」

それはそれは、とケネディは内心で冷や汗を感じていた。
日本人は、第2次大戦の帰趨をともすれば決したともいわれるゾルゲ事件以後にかの北の国に独自の情報網を構築しているらしい、とはケネディも聞いていた。
日本へ発つらしいという話を聞きつけたらしいフーヴァーという名のFBI長官が内容をこちらにも教えてほしいと接触する程度に、それは重視されているとも聞く。
ローゼンバーグ事件やら、赤い耳事件といった戦後アメリカを揺るがした一大スキャンダルも発覚点はこの極東の島国であるといううわさも。

「ソ連軍は、ハンガリーへの侵攻作戦立案を完了しました。
ワルシャワ条約諸国の離脱は何があっても許さないとブレジネフ派が押し切ったようです。」

爆弾が投下された。

「ど、どこからの情報ですか?」

水交社という看板を今も昔も掲げ続ける建物の一室に、何か得体のしれないものが舞い降りたようにケネディは感じた。

「詳細は勘弁を。私たちは彼女ら…いえ彼らを『オリガ』あるいは『クレムリンの枢機卿』と呼んでいます。
旧帝政時代から。御内聞に願いますけれどね。」

ニヤリ、と阿部は悪戯が成功した子供のように笑う。
この話が本当なら、日本人たちはロシアの中枢の、とてつもなく高位の場所に信頼すべき伝手を持っていることになる。
ん?
オリガ?
どこかでその名前は――

「司令官はイワン・コーネフ元帥。スターリングラードの英雄にしてソ連地上軍総司令官。投入予定兵力はおよそ15万人。
もしもハンガリーが改革路線を転換しなければ、早ければ8月にも部隊は動く予定とのことですね。」

ケネディは口をパクパクさせ、あわてて手で覆った。

「さらに、現在モスクワではユーゴとベトナムへ『右派』のレッテル張りが進行中です。
よほど気に入らなかったのでしょうな。
ホー・チ・ミン氏の統一協定順守と、バオ・ダイ元首の地位継承容認は。連中、中華の背後に基地がほしいらしい。」

「待ってください。驚くべきことばかりで――」

ケネディはコーヒーをゆっくり飲み込みながら頭を回転させる。
ソ連をトップとしたワルシャワ条約機構と違い、東アジアの共産党系政権の扱いは流動的だ。
そもそもあのスターリンが毛沢東を信用しなかったことが理由なのだが、それに加えてマラッカ海峡をのぞむ南シナ海方面への影響力を欲したソ連は、1954年に事実上南北に分断されたベトナムへの影響力を増大させていた。
海南島に立てこもる国民党や、その置き土産ともいえる南部の諸軍閥への対処に追われる赤い中華にとっては面白くないことこの上ない。
満州駐留ソ連軍の地位問題もあいまって、中ソ関係は極めて微妙であった。

そのため、アメリカ国務省は「ベトナムにおいてはソ連を妨害し、中ソ対立はこれを煽る」という中華重視路線をとるか、それとも日本を中核とした封じ込め政策をさらに強化するかで意見が対立していた。
いずれの場合においても、ディエンビエンフーを経たジュネーヴ協定によって今年予定されているベトナム全土での国民投票の実施は反故にするべきというところで意見は一致している。


662 : ひゅうが :2014/06/30(月) 22:45:12

要するに、「南ベトナムに民主的な政権を樹立し、ベトナム統一を妨害することでソ連の影響力増大を抑止するべき」と彼らは考えていたのだった。
これには、伝統的な親中派である海南島系の流れも存在している。
彼らは、台湾の独立の可否を問う住民投票をこの流れで大きく変えることを考えていた。
すなわち、海南島と台湾を国民党系政権により統一させるという蒋介石の希望を実現することで、大陸への接近の対価とするという政治的取引でもある。

だが――

この提督が言った言葉が本当なら、流れは大きく変わる。
8月、そう、8月前後にはジュネーヴ協定による国民投票の期限がくる。
そしてそれには台湾の住民投票を重ねることができるのだ。
コメコンから除外された「自主管理社会主義」のように、アジアにおいても合衆国は「親米的な」国家を手に入れることができる。
もしも、国務省案を強行すれば?

今度こそ、北ベトナムはソ連側に走るだろう。
ハンガリーが軍靴に踏みにじられた後ともなれば、合衆国国民は軍事介入を声高に叫ぶかもしれない。


「議員。おわかりですか。あの熱帯林は魔境です。
中途半端な軍事介入はむしろ害悪。20万の歩兵でしらみつぶしにしてようやく全土平定ができるくらいです。
かつての帝国陸軍が中華ではまった泥沼に足を踏み入れるのはおすすめしません。」




――この数日後、パンナム航空機で帰途に就いたケネディと、アイゼンハワーが何を話したのかについては未だに記録が公開されていない。
しかし、1956年6月12日に実施された台湾の住民投票は国民党でも共産党でもなく「独立」が選択され、続く8月1日に実施が強行された南北ベトナムの国民投票では「統一」が選択された。
米ソにとってはまったく意外なことに、南北両ベトナム元首の握手と「ベトナム民主国」の成立は比較的ではあるがスムーズに進行したのである。
これとほぼ同時、8月23日に欧州で発生したハンガリーにおける蜂起、そしてソ連軍の軍事介入は世界に大きな衝撃を与えたために注目こそされなかったものの、この成功は東南アジアにおいてインドネシア―ベトナム―フィリピン―海南島―台湾という巨大な反ソ国家の複合体が誕生したことを意味している。

ただし、アメリカにとっては残念なことにすべてがバラ色の展開とはならなかった。
背後に反ソかつ反中国家が誕生したことにより誰よりもあせった赤い中華はヴェトナムの隣国への政治的働きかけを強化する。

後世、クメール・ルージュと呼ばれる恐るべき組織への胎動はここに開始されたのである。


663 : ひゅうが :2014/06/30(月) 22:46:17
【あとがき】――というわけで続きを書かせていただきました。
楽しんでいただければ幸いです。


664 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:48:00
「自衛隊はどうせ実戦の役に立たぬのだから、同じことならカネのかかる海空より、安あがりの陸に重点を置くべきだ」

自衛隊にカネのかかる外征的装備を一切持たせず、海自には沿岸防備のみをやらせて、
正面装備中心から兵站や弾薬などの補給備蓄などに注力し、
国民に一定期間の軍事教練を施して編成された民兵組織である「郷土防衛隊」を作って
本土に上陸してきた敵軍に抗戦するという「日本列島守備隊論」であり、安上がりな軍備だけでいいと考えていた。


いやあ、ウィキから抜粋してみたけど凄いねえ防衛庁の天皇はw
こっちの日本では受け入れざるを得ない現実を前に何も言えないだろ。


665 : 名無しさん :2014/06/30(月) 22:52:18
投下乙です、まぁ史実知っている故の特権だよなぁ…
ただベトナム戦争阻止しちゃうとイーグルやトム猫作られないような気が


666 : トゥ!ヘァ! :2014/06/30(月) 22:55:49
乙です

泥沼のベトナム戦争が回避されましたね。

反ソで反中なこのお国とは付かず離れず末永くお付き合いしていきたいものです。


667 : 名無しさん :2014/06/30(月) 23:00:54
ひゅうが様乙です。
いくつかの芽は摘まれ、それでも一つとびきりのが芽吹いた、と。

しかし蒋介石氏はそんな夢を見ていたのですかw
台湾に対して何か恩恵を施していたという話は寡聞にして知らないのですけどねえ。


668 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/06/30(月) 23:03:29
乙でした! うわーお、ホーおじさんに代わってポルポトとの戦闘が起きそうな予兆が……
シアヌーク派を立てて介入するんでしょうか米軍は……まあホーおじさんと赤いナポレオンを
相手にするよりはマシかもしれんけど(汗)


669 : 名無しさん :2014/06/30(月) 23:06:18
ハトなんとかさんは火中の栗を拾わされたのか……一体どんな弱みを握られた?w


670 : 名無しさん :2014/06/30(月) 23:06:42
投下乙
この台湾の投票結果で海南島政府は大陸中華に10年後くらいにはくっ付きそう(取り込もうとして吸収というオチ)

中東戦争の戦訓はあるけれどミサイル万能論から脱却出来ず日本が格闘戦重視の機体の自主開発のフラグかな。


671 : ひゅうが :2014/06/30(月) 23:07:09
>>665
それは困りますね…
>>666
開戦経緯を見ると、少なくともベトナムの件については民主主義万歳路線がすさまじく裏目にでている気がするのです。
>>667
日本が丹精込めて半世紀ほど育てた大地ですからねぇ。
広州湾租借地+南の果ての島よりは欲しかったのでしょう。
>>668
あのチートコンビがこんどは味方の米軍って、ステキだと思いませんか?


672 : New :2014/06/30(月) 23:24:48
乙です。ベトナム以上にややこしい問題が発生しつつあるなw。
取りあえず中華毒に染まってない友好国家ベトナムを支援するべく動き始めるでしょう。


673 : ひゅうが :2014/06/30(月) 23:37:39
>>669
戦前に某提督にやったいけずや、統帥権問題を海軍側に恨まれていたこともあるでしょうね。
そして戦後も――
>>670
それ以前にどこかで軍事介入したときにミサイル・ショックは起こるでしょうからそれを考えてみたいですね。
>>672
ほかにも中印国境紛争や印パ戦争といったややこしい事態が待ち受けていそうですねw


674 :  テツ :2014/06/30(月) 23:37:59
乙でした

下手すればベトナム〜ラオス国境のジャングルでで、米軍とベトナム軍がパテトラオのゲリラを相手にするというある意味悪夢


675 : New :2014/06/30(月) 23:42:23
サーチ&デストロイするベトコンという珍現象。


676 : トゥ!ヘァ! :2014/06/30(月) 23:45:27
ベトコンがゲリラ狩りするのか…


677 : 名無しさん :2014/06/30(月) 23:46:19
「こういう戦いは日本人の方が得意なんだがなぁ」

とぼやく米軍指揮官がそこかしこで見られるのかねー


678 : 名無しさん :2014/06/30(月) 23:47:00
ハトなんとかさんが失脚すれば某兄弟も政治家にならずにすみそうで夢幻会も一安心。
でもアメリカ、国連軍が参加する時はポルポトの虐殺後なんだろうな〜
幾ら阿部さんでも事前対処は無理でしょうね。


679 :  テツ :2014/06/30(月) 23:50:39
パッキー「ベトナムでベトナム人を鍛えてたら、今度はラオスまで行ってクメールルージュ相手に戦争して来いなんて、少佐も人使いが荒いよ」
ラッツ「それでも危険手当は一律50ドルだぜ」
ポタスキー「給料安いよな、チコたちもそう言ってるぜ、きっと」
チコ「ニャ!」


680 : 名無しさん :2014/06/30(月) 23:53:24
>>675 >>676
ゲリラ戦に精通してる軍がゲリラ狩りをするわけだから適材適所なのか…?


681 : 名無しさん :2014/06/30(月) 23:55:55
方法論としては正しい
警察だって泥棒からアドバイスを受けたりする


682 : ひゅうが :2014/06/30(月) 23:57:52
>>679
キルゴア大佐「諸君!これからこの熱帯で戦っていくためには先人たちの経験へ耳を傾けることが必要だ!だから『ティーチャー』を呼んである!」
海兵隊員ジョーカー「誰だろう?元気になった軍曹殿だったらやだな…」
キルゴア大佐「聞いて驚け、わがいとしの同盟国からの御客人だ!心して聞け!…ゼネラル、お願いします!」
今村「ただ今紹介に預かった日本国防陸軍顧問 今村だ。いまから諸君に、熱帯における陣地戦について教育することになる。よろしく頼む。」
キルゴア大佐「ゼネラル・イマムラはラバウルを要塞化しわが陸軍を終戦まで寄せ付けなかった名将だ! 作り手側の見方から熱帯地域のゲリラ戦について講義してくださる!」

というような光景がみられるかもしれませんねw


683 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/01(火) 00:00:33
>>682
そして今村元大将と共にインストラクターとして船坂弘元曹長(退役時に昇進)が
兵たちを鍛えるのですねわかりますw


684 : トゥ!ヘァ! :2014/07/01(火) 00:03:10
恐ろしい集団が出来上がりそうw


685 : ひゅうが :2014/07/01(火) 00:05:08
>>683
そしてインドネシア陸軍顧問となったような独立戦争の闘士たちも参加していそうですね。
宜野湾市あたりで沖縄戦の戦線がこう着していたのなら、牛島閣下や八原参謀もよいかもしれませんね。


686 :  テツ :2014/07/01(火) 00:06:18
史実台湾での白団(非公式日本人軍事顧問団)並に活躍してくれそうw


687 : ひゅうが :2014/07/01(火) 00:09:08
>>686
史実白団の皆さんは雷州半島で活躍されましたし、この世界では旧日本軍(首脳陣)最強説がささやかれるかもしれませんねw


688 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/01(火) 00:09:17
ジャングル戦の専門家として招聘すべくフィリピンに横井庄一氏と小野田寛郎氏たちも迎えに……
いやさすがにもっと早く帰国させてあげてるか(苦笑)


689 : ひゅうが :2014/07/01(火) 00:12:15
>>687
「この世界の」が抜けていました。
>>688
奇跡の生還が成立すればこの世界でも大きな話題になりそうですね。
国防軍に上官が移籍していればさらにスムーズに投降命令を出せそうです。


690 : 名無しさん :2014/07/01(火) 00:14:39
でも、結構戦犯として潔く刑に服して釈放後も自ら蟄居した人が多いから。
ムッチーとか辻ーんとか仙人参謀とか史実嶋田とか消えるべき者ばかり表に出くる。


691 : ひゅうが :2014/07/01(火) 00:17:55
ムッチーと辻〜んなどは要監視でしょうね。
特に後者。
南方の情報組織の一員としては有用かもしれませんが、吉田茂の私設情報機関員なんてことにしたらカオスすぎることに…


692 : 名無しさん :2014/07/01(火) 00:18:31
オットー・スコルツェニーは呼べないか、流石に。


693 :  テツ :2014/07/01(火) 00:21:08
この世界では皇族11家や華族はどうなりますかね?
特に皇族をいきなり市井に放り出されたら、新興宗教の教祖に祭り上げられかねないw


694 : 名無しさん :2014/07/01(火) 00:23:37
史実転生戦後世界でも、台湾人な
黄文雄氏は、朝鮮人に対してSなんだろうか。


695 :  テツ :2014/07/01(火) 00:25:52
台湾は独立派が勝利してますが、彼らは旧日本時代に使っていた名前と中国名のどっちを名乗るかな


696 : 名無しさん :2014/07/01(火) 00:28:02
日本時代の名前じゃないかな?
てか、台湾の人たちは自分等が大陸の住人って意識はあんま無いらしいし。


697 :  テツ :2014/07/01(火) 00:30:05
では台湾共和国大統領(若しくは総理大臣)岩里政男。と言うことが起こりえますねw


698 : 名無しさん :2014/07/01(火) 00:30:12
故宮博物館
特に国民党側は無事に保管できるのか?
北京も史実以上に混乱していそうだし日本人が見に行けるのは何時になる事やら


699 : 名無しさん :2014/07/01(火) 00:31:47
次の次あたりで、李登輝氏かな?
そして退任後は、江田島のコスプレをw


700 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/01(火) 00:39:04
政治弾圧とかなければ真っ当に当初の希望に従って農学の専門家として台湾大学で
教授とか官僚とかになってるかもしれませんね。まあ独立したとはいえ帝大出身者は
超エリートだから政治家への転身も十分に有り得そうだけど


701 : 名無しさん :2014/07/01(火) 00:42:38
転生者が政治家への転向を勧めたりして。


702 : ひゅうが :2014/07/01(火) 00:43:36
>>693
日本には臣籍(源姓)降下という便利な代物があるのでそっちへといくかもしれませんね。
>>698
満州が、北朝鮮を支援したがゆえの極東ソ連軍駐留が続いていますし史実以上の混乱があるでしょうね。
国民党を裏切って史実では朝鮮に送られた軍閥の粛清もだいぶ遠のくでしょう。
下手をすれば、林彪事件以前に走資派が実権を握りけざわ氏が排除されてそうです。
>>700
台湾の希望にあふれる未来に幸あれ…


703 : 名無しさん :2014/07/01(火) 00:44:35
この世界の台湾は、学生が議会を占拠、とかは
しなくて済みそうですね。


704 : 名無しさん :2014/07/01(火) 00:53:21
旧日本領として、南洋諸島はどんな感じになりますかね
戦後しばらくはアメリカ信託統治領時代になるでしょうが、太平洋戦中の行動と戦後の行動及び
南洋諸島に残った日本人の事もあり日本に合流はないでしょうが、南洋諸島一体でまとまった国家として早めに独立
という流れはありませんかね
軍事関係の安全保障分野はアメリカ依存でしょうが


705 : ひゅうが :2014/07/01(火) 01:04:12
>>703
台湾国の併合を主張する不逞な輩へは反感をのみ抱くでしょうからね。
>>704
史実の沖縄の日本復帰運動みたいな流れになるかもしれませんね。


706 : 名無しさん :2014/07/01(火) 01:09:09
>>705
ついでに大陸の中共への帰属意識もなさそうですからね。


707 : ひゅうが :2014/07/01(火) 01:19:08

あとはこの状態で客家系TV局が開局するようなことがあればさらに面白いことになりますね。
民族自決の観点から「中華」を根底から揺るがし、訒小平氏の復権が遠のく的な意味で。


708 : New :2014/07/01(火) 01:26:09
83年の危機も回避するように立ち回りそうですね。
何気にキューバ危機より危ない状況でしたし。


709 : ひゅうが :2014/07/01(火) 03:10:37
83年のあれはどちらかといえば西側のミスが大きいですからね。
自分のところが核報復原理を維持する過程で東側を刺激しないはずがないのです…
アンドロポフ氏やレーガン氏と核抑止理論ほど相性が悪いものはないでしょうし。


710 : 名無しさん :2014/07/01(火) 03:31:50
アンドロポフがキューバのカストロに侵攻されても助けることはできないと言ったことを
リークすればヨーロッパで余計なことをせずにグレナダで革命が起こる前にレーガンは
キューバに侵攻するかもね


711 : Monolith兵 :2014/07/01(火) 05:33:10
なんか欧州大戦投稿できる雰囲気ではないかも?
まあ、それでも投稿しますが…。


712 : 名無しさん :2014/07/01(火) 10:59:37
こんだけ盛り上がってネタも色々書けそうなジャンルだと新しくスレを立てた方が良いかもね


713 : ひゅうが :2014/07/01(火) 13:36:59
>>712
そのうちに中長編板へ移動しようかと思います。


714 : 名無しさん :2014/07/01(火) 13:39:58
>>712
そうだね。
スレの冒頭で

同一のネタを題材とした話題が300レス以上連続する場合
→『中編以上のネタの書き込み』スレへ

と書かれているし、そろそろ「中編以上のネタの書き込み」か新ジャンルスレを立てるのもいいかもね。


715 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/01(火) 14:18:09
>>714
ああ、そちらの方がよいですね。
せっかく場所がありますし、移動いたしましょう。


716 : 名無しさん :2014/07/01(火) 14:28:22
ひゅうがさん、夏風邪ですか…… 大事にです。


717 : 716 :2014/07/01(火) 14:29:10
いかん、お が抜けていた……
改めて、お大事にです。


718 : トゥ!ヘァ! :2014/07/01(火) 14:29:18
お大事にです。

この時期の夏風邪は本当しつこい…(汗


719 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/01(火) 14:30:08
>>716
いえいえ。こういうときこそいろいろ思いついて筆が進むことが多いですから善し悪しです。


720 : 名無しさん :2014/07/01(火) 14:39:42
中長編板へ移動ですが今、あそこはストパンで盛り上がっている中で同等に盛り上がっている
戦後夢幻会ネタを入れたらごっちゃになて解り辛い物になるかと。

ですので>>714氏が言われるように新ジャンルスレを立てか別々に分けたスレを立てた方が
良いと思います。

例えば中長編板をアニメや漫画などクロススレと史実及び憂鬱本編の派生・外伝スレという
ふうに別々に分けるとか。


721 : Monolith兵 :2014/07/01(火) 15:51:36
ひゅうがさん、お大事に。

私のネタも中編ネタに移行したほうがいいかな?
あと、>>714が言う様に、アニメネタと戦記ネタは分けたほうが混乱しなくていいと思う。


722 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/01(火) 16:32:04
スレの趣旨からして混在していてもいいかもしれませんが、混乱も何とかしたいですね。
とりあえず、投下の事前宣言を徹底することで対応したいとも思っていますが…

ここのところ頭痛が結構すごいです。
呼吸器系への影響は少ないようですがやはり結構きつい…


723 : トゥ!ヘァ! :2014/07/01(火) 16:34:03
薬を飲んで布団で休まれた方がよいのでは(汗


724 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/01(火) 16:36:20
>>723
食料が尽きると困りますのでまだ動いてないといけないんです(汗
もちろん投薬はしますけど。
ご心配まことにありがたく・・・


725 : トゥ!ヘァ! :2014/07/01(火) 16:39:49
食糧は…確かに(汗

ご無理なさらぬようお気を付けて


726 : 名無しさん :2014/07/01(火) 16:51:24
風邪とかは、こうかあっと肌が真っ赤になるくらい熱い風呂に入って、正露丸飲んで寝るのが一番


728 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/01(火) 17:20:35
正露丸はないのですが熱い風呂については了解しました(笑)


729 : 名無しさん :2014/07/01(火) 17:27:58
ストパンを新スレに移動してはいかが?


730 : トゥ!ヘァ! :2014/07/01(火) 17:30:39
許可取りますかの


731 : 名無しさん :2014/07/01(火) 17:32:07
earth様に聞かないとね


732 : New :2014/07/01(火) 17:55:08
夏風邪は時に腹に来るのもあるんでお大事になさってください。


733 : 未熟者 :2014/07/01(火) 18:48:49
所で皆様執筆に行き詰まった時などはどのように?
私とか現在「頭の中を書き出してみたがコレジャナイ」と何回か没を繰り返しております。
説明と地の分と台詞の割合って難しい・・・


734 : トゥ!ヘァ! :2014/07/01(火) 18:52:27
書いては修正 書いては没 書いては書き直し

どうにもならなくなったら映画でも借りてきて気分変えてます。


735 : 名無しさん :2014/07/01(火) 18:54:37
頭を空っぽにしてブックオフで立ち読みして半日ほど過ごすと新しい発見があったりするかも


736 : 名無しさん :2014/07/01(火) 19:10:20
心のフォースを信ずるのだ


737 : 未熟者 :2014/07/01(火) 19:11:07
>>736
参考になりました


738 : トゥ!ヘァ! :2014/07/01(火) 19:12:05
フォースの暗黒面へ…


739 : Monolith兵 :2014/07/01(火) 19:13:36
とにかく頭に思い浮かんだ光景をメモする。無理して時系列に沿って書き出そうとはしない。
あとはまともな文章の本を読むことかな?そのうちアイデアが浮かんでくる。
おかげで、書ききれないほどのネタがたまった。ww


740 : 未熟者 :2014/07/01(火) 19:15:14
いや、アルヘーメンの橋の決戦から派生した中央山脈の攻防における帝国内部の対立が上手く書けなかったので
説明が多すぎてくどくなったり、本題から外れたり、キャラだけに会話させても分りにくかったり。
改めて物書きの大変さが味わえますな


741 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/01(火) 19:26:17
ひゅうがさんお大事にです。呼吸器系は大丈夫でも胃腸系とかにもくると大変ですから
早いうちに治せる余裕があるならほんと熱い風呂に入って汗かいて消化に良いものを食べて
動かず寝てるのが一番です。

>>739
場面がぶつ切りになったまま一本の話に繋がらない話ばかり大量に溜まってしまったんですが
どうすれば良いんでしょうか……エンディングが3種類くらいあったりすることもあるしw
やっぱり良い文章を読むのが一番参考になるんでしょうかね……図書館でも行ってくるかな。


742 : 名無しさん :2014/07/01(火) 19:32:40
なろうとかの作品から気に入った作品の気に入った場面を切って貼って繋ぎ合わせて骨子を作り、そこに肉付けして作品を作るとか変わったことをやってみると新しい何かが見える可能性が
何をどう言いつくろっても完全にパクりなので完成した作品は間違っても公開出来ない黒歴史作品になりますがw


743 : ハニワ一号 :2014/07/01(火) 22:57:28
ひゅうがさん、無理せず夏風邪が完全に完治するまでお体をお大事にしてください。


744 : Monolith兵 :2014/07/01(火) 23:49:30
さて、欧州大戦の続きが完成しましたので投稿したいと思いますが、よろしいですか?


745 : 21 :2014/07/01(火) 23:53:01
投下お願いします。


746 : Monolith兵 :2014/07/01(火) 23:54:35
では投下します。
今回はポーランド編の後日談となります。次回へのつなぎですね。


747 : Monolith兵 :2014/07/01(火) 23:55:10
ネタSS「憂鬱日本欧州大戦 −偽りの平穏−」

 ドイツ軍のダンツィヒ回廊進駐によりソ連と連合軍との戦争が休戦状態に入った事は、このまま戦争が終わるのではという希望的観測を世界中の人々に印象付けるには十分だった。
 だが、それは偽りの平和であり、実際には互いに攻め込むための準備期間でしかなかった事を人々は後に知る事となるのであった。



・ポーランドの英雄

 ソ連軍の進軍を遅らせるために、殿を受け持っていたポーランド陸軍第10騎兵旅団長スタニスワフ・マチェク少将はポーランド臨時首都であったポズナンに帰還した。
 不甲斐ない戦いをしたポーランド軍の将軍である自分は糾弾されるだろうと、マチェクは考えていた。だが、彼らを迎えたのは温かい激励と感謝の言葉だった。

「あなた達のお陰で家族皆助かりました!」

「こんなになるまで戦うなんて…。ありがとう!本当にありがとう!」

 そんな民衆の声に、最初は呆気にとられたマチェクたちだったが、すぐさま気を取り直して手を振ったり敬礼したりしてその歓迎に応えた。

 そして、マチェクはダンツィヒ自治政府の役人に案内され、現ダンツィヒ自治政府知事、元ポーランド大統領モシチツキと面会する事となった。

「よく帰って来てくれた。君たちのお陰で、私たちはこうして生き延びることが出来た。ありがとう。」

「私は職務を果たしたまでです。本当に頑張ったのは、死ぬまで戦い抜いたものたちです。」

 マチェクはモシチツキに、多くの死者が今度の戦争で出た事を暗に指摘した。

「そうか…。そうだな。彼らこそが真の英雄だ。遺族には出来るだけの事をするつもりだ。」

「お願いします。」

 マチェクはモシチツキの言葉に感謝した。
 彼が指揮した第10騎兵旅団も多数の死傷者を出しており、生還できたのは400人にも満たなかった。装甲車両も97式中戦車とH35軽戦車が1両ずつしか残らなかった。全滅どころか消滅寸前まで戦ったその姿は、世界中に報道され、その勇猛さは人々に称えられていた。

「それで、君にはロンドンに行ってもらい、自由ポーランド軍に合流してもらいたい。」

「その事についてなのですが、ここに残りドイツ軍に編入したいと思っています。」

「それは…何故かね?」

「自慢ではありませんが、私はポーランド軍で最も戦車戦に詳しいと自負しています。そして、ソ連との戦闘で
これからの戦争は装甲車両が帰趨を決定すると理解しました。しかし、イギリスもフランスも、ソ連の戦車に一方的に撃ち破られるのみでした。唯一ドイツと日本のみがソ連の戦車を撃破出来ました。故に、ソ連を打ち破るにはドイツ軍に所属する以外道は無いと考えました。」

 マチェクの言葉を聞いたモシチツキは何度も頷き、彼らのドイツ軍への編入を認めた。

「いつか我が祖国を取り戻すための戦いが始まる。その為に君たちには尽力して欲しい。」

「勿論です。全力を持って遂行させていただきます。」

 マチェクは元大統領に綺麗な敬礼で、彼の望みに応えた。彼の望みはポーランド人全ての望みでもあった。


748 : Monolith兵 :2014/07/01(火) 23:55:46
・ポーランドの狐

「ようやく終わった…。いや、これからが始まりか。」

 エルヴィン・ロンメル少将は宛がわれた部屋でソファーに背を沈みこませた。これまで激戦に次ぐ激戦の中でろくに休息もとれなかった彼にとっては、自然休戦になった現状は歓迎すべきことだった。

「ソ連は恐ろしく強い。日本にいた頃はそれほど感じませんでしたが、欧州のソ連軍は極東の比ではありません。」

 ロンメルと同じくソファーに身を預けた宮崎は、ソ連軍がどれほど強大なのかをロンメルに淡々と語った。ソ連極東軍は、日本による策略によってかなり弱体化されていたが、欧州軍は極東軍よりもマシだった。
 いくら粛清によって弱体化しているソ連軍とは言え、数の脅威は凄まじかった。最終局面では、ソ連軍が督戦隊を編成した事でその凶暴さに拍車がかかり、士気も技量も装備すらもソ連を上回る日独軍は次々と撃破され、生き残れたのは約15000名の内、4000を僅かに超える程度だった。
 しかし、殿として数十万にも及ぶソ連軍の攻撃を凌いで、それほどの損害で済んだというのは驚異的でもあった。

「それは97jとポーランド軍の諸君たちのお陰だ。特にワルシャワに残った彼らのな…。」

 ロンメルはそう呟いて目を伏せた。彼の言う、ワルシャワに残ったポーランド軍とは、ワルシャワに残りソ連軍の一部を誘引する事を任せられた者たちの事であった。彼らは死兵となってソ連軍に必死の攻撃を仕掛け、ソ連軍の一部を釘付けにしたのだ。
 戦争が自然休戦となった現在も、彼らはソ連軍に包囲され、必死の抵抗を続けていることであろう。

「ポーランド軍は勇敢で、精強でした。私は彼らと戦えた事を誇りに思います。…そうでも思わないと遣る瀬無いです…。」

 宮崎の言葉にはロンメルも同感だった。

「彼らの無念を晴らすためにも、いつかワルシャワを取り戻すんだ。そして、彼らの国を取り戻そう。」

 ロンメルと宮崎は互いの顔を見て頷きあった。



・筆髭に憂鬱される人々

「貴様らが作った多砲塔戦車はドイツ戦車に一方的に叩かれ、赤軍の被害を増大させた!多砲塔戦車は不要だ!これからは97jに対抗できる新型戦車を開発しろ!!ドイツの戦車に負けない装甲を、大砲を持った戦車を作るのだ!!」

 スターリンは、多砲塔戦車開発に携わった責任者たちを集めてそう厳命した。一部の軍高官や共産党高官はスターリンの方針に反発したが、それはただ単にシベリアで木を数える仕事をする人間を増やすだけでしかなかった。

「貴様らがまともな戦車を作れなかった時は、貴様らを開発した戦車に乗せて対戦車砲を撃ちまくってやる!それが嫌なら強力な戦車を作れ!!」

 スターリンはそう言って、責任者たちに発破をかけた。
 そして、彼らが執務室から出ていったのを確認すると、モトロフを呼び出した。

「アメリカの同志たちを通じて、アメリカ政府に我が国に敵対しないよう働きかけろ。」

「それは…、最近はアメリカでの共産主義者狩りが強くなっており、容易ではありません。」

「解っている。だが、我が国の存続のためには必要な事なのだ。」

「解りました。アメリカ政府への働きかけを行います。」

 モトロフの言葉にスターリンは僅かに頷いた。


749 : Monolith兵 :2014/07/01(火) 23:56:21
・強欲者たちの望む平和

 客人たちが帰った後のホワイトハウスで、ヒューイ・ロング大統領はコーデル・ハル国務長官に話しかけた。

「これで我々は日本のみを相手にする事が出来る。連合国から日本を追い出すのは難しいが、せいぜいソ連とやりあって消耗してもらおう。」

「そう簡単に日本が消耗するでしょうか?今度の戦争での主戦場は欧州です。極東で戦闘が起きる可能性は低いと思いますが。」

「それならば、日本が欧州に深入りするよう誘導すればいいだけだ。幸いイギリスは我が国に多くの兵器や物資を発注している。我が国の提案を断る事はないだろう。」

「ではそのように。」

 この翌日、ソ連はアメリカと不可侵条約を締結した事を公表した。


・平和を愛する人々

 パリで大学生をしているその少年は、今日も事務所に来ていた。

「全。皆、反戦活動しているからって俺たちの事を共産主義者なんて。酷いよな?」

「本当だな。今度の戦争は所詮は他人の戦争。俺たちが血を流す必要なんて無いだろ?ドイツとも関係が良くなったし、戦争する必要は無いだろう。」

 少年は友人と今度の戦争の不毛さについて語っていた。
 ポーランド戦でフランスはポーランドに派遣した約9万人にも及ぶ部隊の内、5万以上の人命を失った。しかも生き残った4万足らずの将兵の内五体満足で帰還できたのは僅かに1万強であり、それはフランス国民に軍への失望と厭戦感を植え付けるには十分なものであった。
 また、このまま戦争が続けば自分たちも徴兵されると言う危機感もあった。今は予備役のみだが、このまま戦況が好転しないまま戦争が続けば、第1次世界大戦の再現になるのを恐れる人々は多かった。

「共産主義は所詮は侵略主義者でしかない。ポーランドから脱出してきた連中の話だと、奴らは占領地で虐殺と拷問を繰り返してるらしいぞ。でも、だからと言って、フランスがソ連と対決する道理は無い。」

「そうだ!ポーランドとの同盟はドイツ限定だし、政府はソ連が傀儡政権を作った事に対抗してとかいっているが、自分たちの利権が失われるのが怖いだけじゃないか!共産主義者の活動なんて、禁止されているんだから高が知れている。軍を動員するほどの事じゃない!!」

 彼らはそう言って、この戦争は大儀も利益も無く、止めるべきだと話し合っていた。だからと言って、彼らが臆病者だという訳ではなかった。もし敵国がドイツやイギリスならば、彼らは率先して軍に志願していただろう。
 そして、議論に白熱している彼らは、事務所に運び込まれているいくらかの木箱に注意を向けていなかった。チラッと見て、誰かからの差し入れだろうとしか考えていなかった。実際、以前に木箱に入ったワインや缶詰が持ち込まれた事もあったからだ。だkら、彼らは木箱の中身について考えもしなかった。
 もし木箱を持ち上げたらその重さに驚いただろう。それに木箱の長さはワインや缶詰が入っているにしては異様に長かった。
 彼らが木箱の中身を目にする日はまだ先のようだった。


750 : Monolith兵 :2014/07/01(火) 23:57:13
・憂鬱な変人たち

 会合のメンバーたちは今後の方針を決めるため、再び集まっていた。今回は以前利用した事もあるお好み焼き屋であった。

「欧州は自然休戦状態ですか。まさかファニーウォーになるとは・・・。」

「どちらも軍備が整っていない上に、英仏はなけなしの派遣軍が壊滅しましたからね。ソ連も、流石に仏独と言う陸軍大国を相手にするには準備不足ですし。」

「だが、こうなってくると、冬戦争は起こらない可能性が高いな。第2次遣欧軍は派遣中止になったが、これが吉と出るか凶と出るか・・・。」

 会合では様々な意見が飛び交っていた。ポーランドは最後の最後で何とか生き残れたが、英仏派遣軍は壊滅。ドイツも中立を貫いた結果、睨みあいとなってしまったのだ。こんな所で史実をなぞるような出来事が起きるのは彼らにとって頭の痛い問題だった。

「救いと言えば、独仏国境の部隊が互いに引いたために、両国に余裕が出来たことでしょうか。ただ、フランスは国内が継戦派と停戦派との駆け引きで揺れていますが・・・。さらにソ連の手も伸びているようです。フランスでは共産主義政党が禁止されたために、地下に潜ってより攻撃的な存在になっているとか。共産主義が侵略者の烙印を押されたことも、彼らを先鋭化させる原因になっているようです。」

 情報局長の田中は、欧州の状況をかいつまんで説明した。そんな彼にとってもフランスの状況は頭痛の種であった。フランスには多数のソ連のスパイが入り込んでいるようで、情報局の活動を阻害することもあったためであった。かといってフランスにソ連のスパイを取り締まれとも言えない。自分たちも外国のスパイであるからだ。

「下手したラフランスは連合国から外れるか?いや、流石にそれは無いか。」

「流石にソ連がフランスで何かできるとは思いませんが。ただ、厭戦感が強まっているのは問題ですが。」

 フランスの行く末を考えても結論は出ないと、彼らはこの話題は終わりにして、次の議題へと移った。

「しかし、まさかの米ソ不可侵条約ですか・・・。史実では枢軸と言う共通の敵のお陰で同盟しましたが、ここでは連合国の敵ですよ?なのにこうなるとは・・・。」

 嶋田は米ソ不可侵条約について説明され、頭を抱えた。アメリカは現状第2次世界大戦に関与していない。だが、ここで中立を宣言するならとも書く、ソ連相手に戦争しないという宣言をしたのは余りにも露骨だった。

「アメリカは日本相手の戦争を始めるつもりでしょうね。メキシコや国民党共産党相手の戦争では十分な経済効果は無かったですから。」

 辻の言葉に皆頷いた。第2次世界大戦に参加しないと言うことは、アメリカはフリーハンドを得る事になる。そうなると、両陣営に物資や兵器を売って懐を潤すだろうし、新たなフロンティア、中華大陸を完全に我がものにするために邪魔な存在、日本を下そうとするだろう事は想像に難しくなかった。


751 : Monolith兵 :2014/07/01(火) 23:57:50
「そのアメリカですが、米ソ不可侵条約が発表された結果、これまで上昇していた株価が一気に急降下しました。」

 その言葉に、会合のメンバーは一斉に辻に視線を向けた。

「ちょっ!私は今回は何もしていないですよ!」

「さすがは辻さんだなー。そんな謙遜しなくても。」

「いや、だから今回は本当に関係無いんですってば!」

 辻が必死に無実を訴えるが、皆は全く信じなかった。そんな辻を田中は珍しく擁護した。

「今回は辻蔵相や日本はは関係ありません。欧州の戦争でアメリカに軍需による大量の発注が期待され、実際に英仏が各種兵器を発注されていましたが、不可侵条約の発表で大戦に介入しないと表明した事で株価が一気に下がったようです。また、不可侵条約に反発したイギリスが発注をキャンセルしたのも響いたようです。」

「それに関連して、アメリカへ行っていた注文が日本にも回ってきました。特に戦車を大量注文されましたが、現在の生産能力ではこなせそうにありません。」

「ドイツも生産しているでしょう?そちらを回せば・・・。」

「ドイツも自国向けの生産でいっぱいで、輸出するのは難しいです。」

 杉山の提案は、三菱の出席者によって否定された。三菱はドイツで97式中戦車の製造ラインの設置に関わったために、ドイツの製造能力に精通していた。ドイツの製造ラインは陸軍国だけあって、日本以上の生産能力があったが、同時に需要も日本の比ではなかった。故に、輸出するような余力は無かった。

「…既存の戦車の改良で当面は凌げないだろうか?マチルダ戦車の装甲は暫くは有効だ。砲さえ大口径化すれば・・・。」

「それは現実的じゃない。史実でマチルダに6ポンド砲を搭載した試作戦車が作られたが採用されなかった。つまりはそう言うことだ。マチルダの改良は不可能だろう。」

 杉山の提案は東条に否定された。全ては97式中戦車の生産能力の不足が原因であった。ドイツでは97jの生産が開始されていたが余裕は無く、日本の生産能力ではイギリスの需要を満たすことは出来なかった。

「…ドイツはⅢ号突撃戦車や長砲身Ⅳ号戦車の生産を始めたといいます。これはどうでしょうか?」

 嶋田は自信がなさそうに提案した。海軍軍人であるので、陸軍については門外漢であったが、97式中戦車以外にも選択肢があるのではと考えたのだ。

「Ⅲ突やⅣ号も需要が大きいです。ですが、97式以上の生産能力を持ちますから可能かもしれません。」

「当面は日本から97式を出来るだけ輸出し、Ⅲ突やⅣ号で間を埋めると言う方針でいいでしょうか?_」

「異議なし!」

 こうして、イギリスはドイツと同じく97式中戦車とⅢ突、Ⅳ号戦車を装備する事になるのであった。


おわり


752 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 00:00:12
今回は初めてオムニバス形式に挑戦して見ました。
各国の状況を書くにはこれしか方法が無かったもので。
さて、次回は冬戦争編を書こうと思います。ただし、時期は1年ずれ込みますが。
そして、冬戦争編ではフランス大活躍!ついでにイタリアも大活躍!ただし、史実準拠で。(`ω´)グフフ


753 : 名無しさん :2014/07/02(水) 00:06:15
更新乙
辻よ知ってるか?オオカミ少年は嘘をつきすぎたせいで本当の事を言っても信じてもらえなくなったんだぜ?


754 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/02(水) 00:12:58
乙でした! これは大戦特需を狙って戦車工場の拡大と増産体制の整備フラグでしょうか……
というか欧州大戦を口実に陸軍と航空隊の大拡充ができますから対米戦の可能性が上がってきた
現状では今のうちに戦時体制にいち早く移行しておくのも有りかも。

そして名実共に英雄となったマチェク将軍とロンメル、宮崎将軍たちとの共闘も楽しみです。
三突、四号、九七jなどだけでなくテスト機と称して九七双戦を持ちこんで魔王ルーデル閣下に
対地攻撃を勤しんで欲しいなーw


755 :  テツ :2014/07/02(水) 00:15:39
乙でした

米帝様「おのれツジィィィィィ! またしても貴様のせいで儲け話が破壊されてしまった!」
辻ーん「いや、今回私は何もしてませんから」

大体こんな感じだったんでしょうねw


756 : 名無しさん :2014/07/02(水) 00:15:46
こっちの世界でも辻さんは辻さんだったと。


757 : 名無しさん :2014/07/02(水) 00:18:43
しかしこの世界だと、米帝と戦うからって
あの作戦は実行出来ないんじゃないだろうか。

対米戦が起きるかわからんけど。


758 : New :2014/07/02(水) 00:19:28
乙。フランスは後方なのに火祭り発生確定w。
九七式の生産に集中しすぎて三式への更新ができないよ(ノД`)・゜・。
取りあえずドイツの急降下大好き人間たちに九七式双戦や九七式艦爆を
送ってソ連を耕すのだw。


759 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 00:26:52
感想ありがとうございます。

>>753
辻ーんは前科ありまくりだから、誰も言う事を信じてくれない悲しい人なんです。(´・ω・`)

>>754
日本も戦時体制に移行しつつありますが、国内需要が大きくて戦車の輸出は不可能です。アメリカの出方は不透明だし、ソ連と国境を接しているのでどうしても余裕が無いです。
ただ、数年したら余裕も生まれるだろうけど、その頃には97式中戦車は旧式化している可能性。
97双戦にルーデル閣下を乗せるのは考えたこと無かったです。そもそも双戦って急降下爆撃って出来ましたっけ?

>>755
大体あってます。ただ、逆恨みですが。w
恨むなら、ソ連と不可侵条約を結んだ米国政府を恨むがいい。ww

>>756
辻ーんはどこまで行っても辻ーんです。
最初はバブル崩壊に辻ーんが関与している設定で書こうと思ったのですが、そうしたら第2次世界恐慌が起きてしまうので。w


760 : 名無しさん :2014/07/02(水) 00:28:35
>>759
知っているか?米帝。
それは大体、辻政信ってやつの仕業なんだぜ。

こうですか、分かりませんw


761 : 四〇艦隊の人 :2014/07/02(水) 00:30:45
遅ればせながらyukikaze氏乙。
パットンかっけぇなあ。
あとその斜め上は見てみたい気もします。

ひゅうが氏乙。
ベトナム回避に世界二位の反ソ国ですか……歴史が大きく変わりそうです。
お大事に。

Monolith兵氏乙。
辻……前世でやりすぎたから今回でも疑われるのだ……。


762 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 00:33:45
>>757
アメリカはバブル崩壊で戦争どころじゃありません。
アメリカに警戒は必要ですが、戦争が起きるかと言えば、不透明です。
あと、このSSでは衝号作戦は破棄されていますので、あしからず。

>>758
新型戦車については腹案があります。また、97式改もありますので、暫くは戦えると思います。
ただ、ソ連は叩かれている馬鹿ではありませんし、フランスは冬戦争編で重要なファクターとなり案巣。
後は、自称東洋のルーデルを各種航空機と一緒に送ってドイツを強化するというのも面白そうですね。
ただ、痛飛行機に乗るルーデルという信じられない存在が生まれる可能性もありますが。


763 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 00:35:54
辻ーん大人気でワロタ。
もっとフランスを心配しろよ。w

>>760
辻ーんは本当に、今回は手を出して居ません。w

>>761
前世?
疑われるのはまあ、辻ーんだからと言うことで。


764 : 名無しさん :2014/07/02(水) 00:36:28
>>762
アメリカは日本を満州に引きずり込んで国力を削るつもりかな?


765 : New :2014/07/02(水) 00:38:39
>もっとフランスを心配しろよ
フランスで流血沙汰はデフォですんでw。
しかし九六式や九七式など戦車や航空機が軒並みドイツ機を超えてるとなると
ドイツ軍の技術者連中は頭を抱えてるだろう。


766 : 名無しさん :2014/07/02(水) 00:38:40
>>763
何もしてないって、誰が信用してくれるとw


767 : 四〇艦隊の人 :2014/07/02(水) 00:43:06
>>763
あ、失礼、ifルートでした(汗)


768 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 00:43:52
アメリカは経済問題で暫く身動きが取れません。満州よりもソ連とぶつけて時間を稼ごうと考えて居ます。ただ、ソ連は欧州第一でアジアは欧州を下した後にしようと考えて居ます。
いくらアメリカと不可侵条約を結んだとはいえ、資本主義国家を完全に信じる事は出来ないでしょうし。猜疑心が強いスターリンならそうすると思います。


769 : 名無しさん :2014/07/02(水) 00:46:06
米帝、選択肢を誤ったか?こりゃ。
不可侵条約を結んだせいで、日英以外からも警戒されるだろうし。


770 : New :2014/07/02(水) 00:48:08
というよりロング政権の支持率も急降下だわな。
”不可侵条約結んでも発注取り消さずに言いなりになってくれると思ってました”
と説明も出来んし。多分英独で日本を生産に集中させようと米国内引っ掻き回していくだろう。


771 : 名無しさん :2014/07/02(水) 00:49:40
生産を集中された日本が泣きいれそうな気がしてきた。


772 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/02(水) 00:52:41
>>759
九七双戦は襲撃機タイプもあってそちらは40mm機関砲を斜め銃で対地攻撃できる
みたいですね。つまりカノンフォーゲルよりもある意味高性能なわけで……。

米軍相手なら九七式改でも十分でしょうしソ連軍相手となると四式か駆逐戦車を
開発ってことになるかもしれませんね。意外と一式軽戦車が輸出用になってドイツで
ラングもどきになったりしてw


773 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 00:54:17
フランスを心配する人が居なくて絶望した!

>>769
日本とソ連をぶつけてその間に中国で影響力拡大、戦争終結後にぼろぼろの欧州や日本を支配下に置くと言うシナリオです。途中参戦もありですが、その場合も欧州や日本に抵抗する体力は無いと判断しました。
ただ、イギリスの発注キャンセルは予想外だったようです。


774 : 名無しさん :2014/07/02(水) 00:57:56
>>773
「取らぬ狸の皮算用」

ロングに、この言葉を贈るべきだろうか。


775 :  テツ :2014/07/02(水) 01:03:14
軍事関連企業からのバッシングが酷い事になりそうw
国に対して損失補填しろとか騒ぎ出しかねんw


776 : New :2014/07/02(水) 01:05:38
>>772 重量増加でアップアップな状態のカノンフォーゲルよりかはマシでしょうね。
それに航続距離もあるので執拗な攻撃が出来るでしょう。


777 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/02(水) 01:07:10
ふとフランスが血を流さず独ソ戦の戦争特需でウハウハしようとするのではないかと
思ったが何故か成功するとは思えなかったw


778 : 名無しさん :2014/07/02(水) 01:10:05
アメリカは不可侵条約なんか結ばすに大人しく欧州への輸出で儲けて、
都合のいいタイミングで参戦して美味し所かかっさらえば、それだけで疲弊した日欧を支配下に置けたというのにw

欲張って焦り過ぎたな。


779 : 名無しさん :2014/07/02(水) 01:16:33
てかアメリカは、これだと軍事関連企業以外も
欧州から注文のキャンセル喰らいそうだと思うのは俺だけ?


780 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 01:17:54
アメリカは権益地がソ連と隣接していますからね。
戦火が及ばないように根回ししたのが返って仇に・・・。
まあ、欲張りすぎたのが主な原因ですが。w
本編でも強欲すぎますし。w


781 :  テツ :2014/07/02(水) 01:20:55
もしも貨物船舶のキャンセル喰らったら、船台の上で工事がストップしたままのリバティ船がアメリカ中に出現することにw
その上、造船所の大量建設していたとすれば建設費の回収もできずに借金だけが残るというwww


782 : 名無しさん :2014/07/02(水) 01:22:33
自らの手で敵を作る事には史実ともに定評のある米帝w


783 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/02(水) 01:24:27
あと何気にこちらでは赤狩りが進んでるせいでソ連の都合の良い外交政策を
あまり取らなくなってるっぽいのも大きいんでしょうね。まあ米国の財界からすれば
ソ連は満州の果実を狙う強盗みたいなもんでしょうしねえ……。

そういえばこちらでは奉天軍はどうなってるんだろう? キャンセルで余った物資が
こっちに回される可能性もあるしまさか本編みたく極東ソ連軍と……とかなったら
不可侵条約との兼ね合いで面白いことになるかもw


784 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 01:26:09
それは考えていなかった。w
でもソ連海軍は弱小だし、ドイツほど強力な潜水艦も持っていないから、船舶需要は連合国内で賄えると思いますが。
それに日本の艦隊も欧州に到着してますし。
何よりもバルト海を封鎖したらソ連海軍は外洋にすら出られない。w黒海艦隊は主力艦がボスポラス海峡を超えられないし、補助艦艇はフランスやイギリスの地中海艦隊に封殺されるだろうし。


785 : 名無しさん :2014/07/02(水) 01:27:21
そういやイタリアは何してんだろ?


786 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 01:27:46
>>783
奉天軍とソ連軍が戦争状態に突入。なし崩し的に日米連合軍がソ連と戦端を切るというのも面白そうですね。w
ただ、米軍は条約もありますし、日和見しそうですが。


787 :  テツ :2014/07/02(水) 01:28:44
ソ連海軍にできるのは機雷をばら撒くだけでしょうね


788 : 名無しさん :2014/07/02(水) 01:30:38
奉天軍だけなら、日本軍だけで撃破できたりして。


789 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 01:31:06
イタリアは欧州で数少ない平和を謳歌できている国です。w
後はポルトガルくらいかな?
低地地方は独仏が戦時動員しているから、気が気じゃないだろうし。東欧はソ連の圧力にびくびくしているし、北欧は明日は我が身と捕らえて軍備強化しているかも。


790 : 名無しさん :2014/07/02(水) 01:31:34
あと、海底に新しい漁礁と、ロシア原産のスラヴ的滋養をだな


791 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/02(水) 01:33:06
そして本編同様にビギナーズラックな勝利に調子に乗ってどんどん北上する
奉天軍とそれを必死に止める在満米軍に裏から煽る日本軍の図とかw


792 : 名無しさん :2014/07/02(水) 01:33:22
イタリア、君はそのままの君でいてくれw


793 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 01:34:11
イタリアは冬戦争編で大活躍()します。w


794 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/02(水) 01:36:50
……あー、そういえば史実でも冬戦争でイタリアはフィンランドに赤い悪魔送ったり
パスタ送ったりしてヒトラーに物資を止められてましたねw


795 : New :2014/07/02(水) 01:38:17
あれだ、赤く染まりそうなフランスにカチコミ・・・。


796 : 名無しさん :2014/07/02(水) 01:40:42
>>794
赤い悪魔って、パイナップルの事かいなw


797 : 名無しさん :2014/07/02(水) 01:46:41
衝号のかわりに辻〜んがアメリカ経済の底をぶち抜いて見せて、
辻〜んが主導するとバブル崩壊程度では済まない事を実証するんですね。
わかりま(略


798 : トーゴー :2014/07/02(水) 02:32:12
>>797
なるほど、Monolith様が以前書かれていた大魔王降臨ネタのように第二次世界恐慌を起こし、
アメリカを世界最大の債務国にして日英独の草刈り場にするのですね。
日英独等は多額の戦費が調達でき、
アメリカは余剰物資・兵器を借金の形に収める事で在庫を処分できる。
双方に利益のある謀略は良い物です(棒)。


799 : 名無しさん :2014/07/02(水) 04:16:52
財界の怒りに触れたロング暗殺まで見えそうな気がしなくもない


800 : New :2014/07/02(水) 08:15:18
財界だけでなく英国紳士にも怒りを買ってる時点でロング終わってる。


801 : 名無しさん :2014/07/02(水) 09:24:10
アメリカの任期途中の大統領交代には伝統芸がありますから
ロング大統領も任期一杯居られるとは思っていないでしょう
シークレットサービスが史実より早く作られる切っ掛けになって歴史に名を残すチャンスだよ


802 : 名無しさん :2014/07/02(水) 10:20:32
此処でソ連へのレンドリース発動という斜め上の行動で企業への損失補填とかやらかさそうだな。


803 : 名無しさん :2014/07/02(水) 10:51:06
兵器増産で需要が高まる日本への資源輸出増を認めろ、と要求されるだろうね。
それに文句言うソ連への対応もね。


804 : 名無しさん :2014/07/02(水) 11:11:10
ロング「急に国内の投資家達が敵に回った、おのれこれも忌々しき日本の陰謀か!」


805 : 名無しさん :2014/07/02(水) 11:23:15
憂鬱米国は企業の力強いから対ソレンドリースか対日貿易拡大のどっちか選ばされる可能性がw


806 : 名無しさん :2014/07/02(水) 11:24:05
ロングが鳴滝化してるなw


807 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/02(水) 12:16:49
仏が抜けても英独がきちんと同盟国やってるならいずれは九六戦や九七艦爆のマーリンや
DB601搭載バージョンだけでなくマーリンやDB605搭載バージョンの飛燕や
銀河なども誕生するのかなあ。本編じゃまともな同盟国って少なかったからたまには
まともで有能な同盟国がいてくれたって良いと思うんだ……


808 : 21 :2014/07/02(水) 12:36:03
>>807
それに加えて、彗星の空冷発動機版の33型や、
架空機体ですが、戦闘爆撃機の「爆風」などを。

環状ラジエーター・オイルクーラーを装備できるだけでも、
液冷発動機装備機体にとっては、色々ハードルが下がるでしょうな。

ただ、稼働率や、被弾時の問題を考えますと、空冷発動機版も
平行生産・運用されると思うのですよ。

しかし、この世界のボーイング社、盛大に倒産しそうな気がするんですが(汗)。
コンソリーテッド社も含めて、米国の航空産業のほぼ全てでもありますけれど。


809 : 名無しさん :2014/07/02(水) 12:39:10
爆風懐かしいな。あの作品だと烈風もオリジナル機体だったっけ


810 : 名無しさん :2014/07/02(水) 12:43:06
もともと九七艦爆が空冷彗星だからDB搭載するとまんま史実の彗星になるよねw


811 : 21 :2014/07/02(水) 12:48:33
しかし、この世界ならば、少なくとも火星発動機の強度問題や、
ハ-104の稼働率・生産性問題は発生しないんだろうなぁ。
もし生産・開発されるのならば。

史実でも開発されていた、航空機用1千馬力・2千馬力級
液冷ターボディーゼル発動機や、ターボシャフト・ターボプロップ
発動機も、日の目を見るか、早期に完成するかも知れないし、
東大航空研・萱場で、大戦中にヘリコプターの実用化の可能性、
日立・三菱・新潟鉄工でターボファンジェットエンジンの製品化の
可能性も。
川崎・池貝・梅鉢が入れば、更に開発が加速するかも、だけど、
開発に関する企業体力的に、ディーゼルエンジンの改良に
傾注してもらった方が良いかも知れませんな。


812 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 12:56:13


戦後夢幻会ネタSS―― その0.5「吉田機関 1950年」



「あいつらはバカか?わずか5年前に軍事で国を滅ぼしかけておいて、また同じことをしようとしているんじゃあないか!!」

「まぁまぁ。吉田さん。激昂して暴支膺懲なんて叫びださないだけ大きな進歩ですよ。
それに軍人が本気で懲りている点も。」

そうは言うがね、阿部君。と、日本国内閣総理大臣 吉田茂は顔をしかめながら言った。

「この一次防の計画案を見ると八つ当たりもしたくはなるさ。いくらあの半島が敵の手に落ちたとはいってもこれはやりすぎだよ。」

「戦艦をはじめ旧海軍艦艇はすべて現役復帰、陸軍15個師団ですか?
今はこの3分の1が限界でしょう。復興に加えてパットン閣下への義理で2個管区隊もあそこへ送っているのですから――」

ここは日本橋のとある料亭。
挙国一致内閣を樹立して憲法改正を発議したばかりの吉田は、戦時中から彼の顧問であり終戦の仕掛け人であった男たちをここに呼んでいた。
海上警備隊警備局長 阿部俊雄(註:憂鬱世界では嶋田繁太郎)、大蔵省復興局長 下村治(憂鬱世界では辻政信)、宮内庁侍従 徳川義寛(同 近衛文麿)、国家地方警察本部監察官 後藤田正晴(同 安倍源基)、そしてここにはいないが彼らの同志的な存在として、海上警備隊警備艦隊司令 吉田英三(同 南雲忠一)、保安庁第一保安局保安事務官 林敬三(同 東条英機)らが存在している。
その人脈は幅広く、政界・財界・言論界に大きな勢力を誇り、戦時中からかの(この世界の)東条一派と暗闘を繰り広げていたとも、終戦の際には近衛や米内といった人々を動かしてついに勝利をおさめた「反東条派の首魁」であるともいわれる。

そんな彼らは頭脳集団と利権集団といった向きが大きく、吉田茂も彼らには便宜を図り、図られる仲となっていたのだ。
それに、戦時中の特高連中から彼らの手で救い出され終戦工作に助力されている個人的な恩義もある。
現実主義者であり文民統制に(旧日本軍人としては非常に珍しく)積極的な連中であるだけある程度は信用もできる。


813 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 12:56:44

「正直なところ、私たちとしてはせいぜい空母をそうですね、最大でも4くらい走り回らせるだけで精いっぱいです。大型艦艇をといってもいい。何せあれは油食らいですから。」

「『しなの』かね?」

吉田は少しだけ眉間のしわを緩めた。
樺太から邦人20万を脱出させた殊勲艦。千島列島北端においては米陸軍支隊2500名と重巡インディアナポリス乗員2000名を救い、復員事業では主として大陸や南方から30万名を満載して内地へと帰還させたフネ。
直接的に撃沈したような敵艦こそ「国籍不明の潜水艦」をあわせて6隻ほどだが、その活躍は終戦時に報道され今も国民の人気が高い。

レイテはもとより、あの沖縄沖の結末を知られているだけに「しなの」を解体するとでも言えば国会前に何十万人か集まるほどには、あのフネは愛されていた。

「『しなの』以外に、『かつらぎ』と『かさぎ』、あとは『ながと』程度でしょうね。正直なところ我が国の本土防空体制を整える前に半島へ兵を出すのは反対なのですが…」

「まぁ掃海作業部隊を大増強できるのはいいことだよ。」

吉田は、阿部が本気で困っている様子なのを見て少し矛をおさめた。
軍人があまり好きでない吉田としたら、この男はかなり微妙な立ち位置の男なのだった。

「復興計画についてもケチをつけられにくくなった。本土に攻撃を受ける事態を防げれば、日本にとってはいいことずくめだよ。」

だが、と吉田は続けた。

「対馬、あれは問題だよ。それに道北も。」

仁川上陸作戦に警察予備隊部隊が参加した見返りとして、対馬へは米軍の支援のもと第3管区隊が投入され「治安維持」の名目で全土を奪還している。
その過程であの自称義勇軍の旧式戦艦は「ながと」に沈められており、「北」の二カ国に口を極めて罵られていた。

「正当な領土である対馬への日帝の侵略」「日本による帝国主義的野望の犠牲となった北海道を解放せねばならない」

要するに、自分たちがぶんどろうとしたものを守る番人が帰ってきたのが彼らは気に入らないのだった。

「ウラジオには海上戦力としてはたいしたものは存在しません。潜水艦による港湾襲撃やら奇襲爆撃を警戒する必要はありますが、現状では日本本土へと手を出す可能性はあまり考えられないでしょう。ただし――」

「スターリンの気まぐれを除いてか。」

「はい。」

旧関東軍将兵のうち10万ほどがシベリアに抑留されているのは、スターリンによる「思いつき」が理由であるというのは有名な話だった。


「大蔵省としては、国防に必要な資金は惜しまないつもりですが、それも大きくなりすぎると困ります。」

それまで黙っていた下村(辻)が鼻を鳴らした。

「復興には金が必要だからな。よくわかっているとも。」

「そして教育の再生のためにも。」

言葉をつづけた下村に吉田は自然な好意を持った。
なぜか阿部が引きつった表情をしているが――


「とりあえずは、我々は後方支援に徹する。何せ国連軍とはいってもあの地には彼らがいるからな。
深入りや過剰攻撃は慎むべきだろう。」


このときは吉田も、そして阿部たちも、独裁者の気まぐれがもたらす惨禍をまだ知らない。


814 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 12:57:41
【あとがき】――というわけで一本。あまり書いていなかった1950年時点のお話です。
熱いお風呂に入って一晩ゆっくりしたので、だいぶ楽になりました。


815 : 21 :2014/07/02(水) 13:03:56
投下乙です。
積極的防空と、電波兵器での防空監視がこの日本の
今後の主流になりそうですな。
可能ならば、敵策源地の「消滅」手段の確保も。
>>809
単座戦闘機化した彗星ですだよ。あの世界の烈風は。
最後まで液冷発動機、アツタシリーズで通したのか、
それとも途中から金星62型辺りに換装したのかは一寸覚えてませんが。
>>810
ですな。戦闘機型「爆風」と、液冷/空冷発動機型「彗星」は、
英国もそうですが、大陸の同盟国、独逸国軍にこそ必要な機体ですだよ。
共に、滞空時間が長いし。

某ストパン世界宜しく、独逸が航空母艦を保有する可能性は「ほぼ」ありませんが、
それにしても必要とされる適切な期待であると思われます。
史実「疾風」は、供給されたとすれば、Fw190の補完存在、「爆風」戦闘機型の
廉価存在、になるのでしょうが。史実紫電21型は、艦上戦闘機型があれば
英国等で出番があるかも?な機体かと思われますが。


816 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 13:09:03
>>815
米空軍が最後まで管轄権を手放そうとしなかったことも大きな理由ですね。


817 : New :2014/07/02(水) 15:27:19
乙です。独裁者に振り回されて吉田と夢幻会のSAN値がダダ下がりw。


818 : 名無しさん :2014/07/02(水) 15:48:41
この日本では戦後に核攻撃を受けたから、もしもに備えて政府機能をある程度地方の都市に分散させてるんだろうか?


819 : トゥ!ヘァ! :2014/07/02(水) 16:07:03
乙です

半島は相変わらずですね


820 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 16:31:52

戦後夢幻会ネタSS――その1.1「三十七時間戦争 1951年 蛇足」


    ――1951(昭和21)年1月5日 極東 日本国首都 東京


「旭川の爆発は、第2管区総監部旭川司令部北方の物資集積所を狙ったものでした。
主力が現在は朝鮮半島の水原に移動しているため、あそこには留守部隊に加えて択捉島の米爆撃航空団向けの物資が集積されていました。
威力と残留放射線濃度からして、爆発は上空500メートルの空中爆発でしょう。」

淡々と報告が響いた。
終戦後に接収を受けた北海道の千歳基地は、米本土からの空輸ルート上にあることから現代でいえば「ハブ空港」的な役割を持っている。
(発足間もない国防空軍は錬成途上であるために西日本を除けばまだ輸送機部隊しか展開しておらず、依然として日本の空はアメリカ空軍の管制下にあった。)
ウラジオストクを拠点にするソ連太平洋艦隊への監視のために設けられたアメリカ海軍と空軍基地は、いずれもこの後方の補給所からの空輸によって物資を受け取り、そして出撃していく。
このうち旭川には、主として千島列島方面に向けて出発する物資群が蓄積されていた。
千歳に集約されなかった理由は簡単。
あまりにひっきりなしに飛んでくる輸送機の数に対応しきれなかったからだ。
ことに、択捉島に設けられたアメリカ空軍基地は昨年末のシベリア兵站基地への阻止攻撃に用いられており物資の消耗が激しい。
そのため、大忙しの千歳ではなく、かつては愛国飛行場といわれた旭川飛行場が一方面向けに使用されていたのである。
航空阻止任務を行う防空部隊はこれより北の稚内基地やそれこそ千歳基地に一任されており余裕があったこと、かつかつての北鎮師団用として整備が進んでいた設備がそのまま流用できたことも大きい。
だがそれが、「米軍主力が展開しておらず目標としやすい」ために狙われる理由となったのだった。

「施設はもちろん蒸発。爆心地となった飛行場施設から半径5キロ圏内は火の海となりました。旭川市の主要地域はもちろん、被害は神居村、江丹別村にも及んでいます。
犠牲者は、10万人を下ることはないでしょう。」

重苦しい沈黙が、「会合」の席に満ちていた。
それを知っていて、なお、柴田武雄大佐は報告を続けざるを得ない。

「続いて、函館でありますが、こちらは海面上爆発です。函館港旧弁天台場沖合において爆発が発生。
威力は旭川よりは減衰されましたが、それでも函館市の旧市街地から五稜郭方面にかけて多方面で火災が発生。こちらも犠牲者が10万人を下回ることはないと思われます。
いずれの場合においても、駐留部隊が丸ごと消滅していますので早急な救助活動は困難です。
この両者の被害によりまして、国鉄宗谷本線・函館本線・石北本線・富良野線をはじめ北海道の鉄道網は南北ともに寸断。
加えまして、青函連絡船航路も途絶状態にあります。
現在、海上艦船は室蘭および江差方面へと退避済みです。」

「米軍の状況は?」

「混乱しています。パットン元帥が東京にいたために表には出ていませんが、2被災地とも1000名以上は米軍部隊が駐留していましたから、これを米国への攻撃と考えるか否かでG2と民生局で大もめになっているとか。」

「どちらがどちらを主張しているのかについてはよく分かるからいいが、どちらが優勢か?」

「G2ですね。あとはG1です。特に択捉のルメイを怒らせた件がきいているようです。」

あの鬼畜か…
と、阿部俊雄(嶋田)中将は顔をしかめた。
戦後になりおおっぴらに活動できるようになったこの「夢幻会」においても、彼はその議長役を張らされていた。


821 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 16:32:34

「ソ連軍の動きは?」

「こちらも混乱状態です。特に、平壌の人民義勇軍司令部からモスクワに向けての確認電と思われる文がひっきりなしに。」

「ということは、やはりスターリンの独断か。」

嶋田もとい、阿部は始末に負えないと首をふる。

「毒を盛られて頭がヘンになっていたという話は本当だったのかもしれんな。」

誰もが、疲れた表情をしていた。
緊急連絡を受け、この2日ほど彼らは寝ていなかった。
今も、近くの官邸では吉田首相らが泊りがけで情報を集めているはずであり、それを受けて彼ら「夢幻会」…世間一般では「吉田機関」といわれる人々へいつ諮問がかかるかもわからない。
そうした状況であるから、彼らはこの場に詰められるものは詰めていたのである。
阿部(嶋田)など、ここから官邸や市ヶ谷へ「出勤」している。

「失礼します!」

と、今日何度目かになる緊急報告を持った「伝令」が障子を破らんばかりの勢いで飛び込んできた。

「東大地震研の分析が出ました。
昨日3時頃にとらえられたソ連極東の地震波は、旭川のそれとほぼ一致しています。
また、つい先ほど、2時間ほど前にも同様の反応がありました。
ハバロフスク、ブエゴエスチェンスク、ペトロパブロフスク・カムチャッキーです。」

「――大規模爆発、か。」

下がっていい、と阿部は若い伝令に茶と菓子をふるまうようにこの料亭の仲居に告げてからそういった。
料亭というのは、ただ料理を食べたり踊りを見物する場ではない。
「すべてはバラの下にて(ス・ロセ)」
と同様、ここは秘密を順守する、「秘密の」場所なのだ。


「報復攻撃。なるほど2発目はそれが理由か。どいつもこいつもあれをポンポン使いやがって…!」


822 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 16:33:48
【あとがき】――その1で書いた部分の裏面みたいな蛇足部分です。


823 : トゥ!ヘァ! :2014/07/02(水) 16:36:25
乙です

どいつもポンポン投げ合ってますね(汗


824 : 名無しさん :2014/07/02(水) 16:42:59
乙です

ま、投げないと分からない連中ですからね


825 : 名無しさん :2014/07/02(水) 17:06:49
とはいえ初期のうちに投げておいて、それがどういうものなのか実感しておかないと、後の時代での危険がさらにデンジャーになりますしね(汗)


826 : 名無しさん :2014/07/02(水) 17:11:22
乙です。この世界の吉田茂は本当に「バカヤロー!!」と掛け値無しで絶叫してそうですね……


827 : 名無しさん :2014/07/02(水) 17:28:49
函館の原爆が海面爆発とか

旨いカニが食えなくなったじゃないか!

責任とれや!


828 : 名無しさん :2014/07/02(水) 18:07:08
というか、ひゅうがさんは休め

前の大陸みたいなことをすんなや


・・・これが白眼を持つ一族の呪いか!


829 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/02(水) 18:10:00
乙でした! 吉田機関として再編成というか再結成された夢幻会、しかし下村さんの
中の人は野望を全く捨てていなかったw 色々問題はあるでしょうが吉田茂の信任を
得ているのは大きいですがそれがどんな影響をもたらすのか……核の報復合戦を
目の当りにし、相互確証破壊による核抑止論を教えられたら核武装論者に転向するかも
しれませんね


830 : 名無しさん :2014/07/02(水) 18:30:58

これは下村が経済に強い首相として政治家に転向か?
宮沢と違って某ブルドーザからも決断力があり交渉を纏められると評価されそうですし。
下村学園にはそのブルドーザの娘を入れて政治家にならない様に教育せねば。

そう言えば史実近衛が和平に動いたという事は戦後自決しないのか。
お殿様は政治に興味持たない様に教育するように夢幻会の皆さまが洗nもとい説得せねば。


831 : New :2014/07/02(水) 18:32:25
乙です。汚い花火を日本越しに投げ合うな!


832 : 名無しさん :2014/07/02(水) 18:49:48
ノーベル平和賞の佐藤さんも核保有論者で当時の西ドイツと一緒に核の共同開発を持ち掛けて拒否されたんでしたっけ?
ゴジラもやっぱり作られるか? 記憶が5年若い分凶悪になりそう。
映画「渚にて」も日本が原因にされそう。


833 : 名無しさん :2014/07/02(水) 18:51:04
第二次世界大戦では史上初の原爆投下がなかったのか。

そのバタフライが原爆の投げ合いか

というか、ソ連はどうやって原爆保有したんだよ?


834 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 19:02:08
乙です。
ところで、基本的な疑問なのですが、スターリン相手に核の抑止力って有効なの?
第2次世界大戦勝利して、朝鮮戦争も有利な状況では、スターリンの権威は凄まじく上がっているはずだけど、スターリンが恐れずに核の投げ合いを決意したらどうするんだろ?


835 : New :2014/07/02(水) 19:30:40
投げ合いするにしてもアメリカの方が足が長くて数も多い以上スターリンも迂闊に
動かない・・と思いたいな。
ソ連とは小競り合い頻発化しそうだな・・・・いっそアルゼンチンより先にルーデル
呼んできてソ連の胃にストレス与えてやろうか。


836 : 名無しさん :2014/07/02(水) 19:36:33
閣下「B-36って急降下爆撃出来る?」


837 : 名無しさん :2014/07/02(水) 19:38:46
ルーデル閣下が参戦するなら夢幻会総力でA−10を造るかと


838 : 名無しさん :2014/07/02(水) 19:49:22
Aー10は日本にはいらんだろ…

そういや満州をソビエトにふんだくられているなら中国の高度成長が下手すりゃ中途半端になりそう


839 : 名無しさん :2014/07/02(水) 19:54:21
中国共産党と軍閥の連合政権だったりしてw


840 : 名無しさん :2014/07/02(水) 20:28:00
スターリンとしては、アメリカによる全力報復はないと誤断して核攻撃に踏み切ったものと思われます。攻撃先の主体を日本とするよう「配慮」してますので。
「アメリカ本土を攻撃した訳ではないし、奴らも全面戦争をおそれているはずだ。反撃するにしてもせいぜい朝鮮半島、悪くて満州までだろう」という考えかな?
これに対してアメリカは極東のソ連領土に「回答」をたたきつけました。せいぜい地域レベルで覇権争奪戦である朝鮮戦争における優位を固定化するための行動の結果がこれでは、さすがのソ連でも収支が合いません。

アメリカの足元を見たつもりの博打が見事に「全面戦争も辞さず」とやり返されたことで、政治的メッセージのやりとりとしては完結しているものかと。

この一手の大失敗、後にスターリン批判のネタの一つになりそうな。


841 : 名無しさん :2014/07/02(水) 20:33:58
そういえば朝鮮戦争でもソ連や中国本土への攻撃は政治的に禁止だったんだっけ?
よくまあ朝鮮半島が無事なものだ……B−29が連日戦略爆撃をしていてもおかしく
なさそうだが


842 : 名無しさん :2014/07/02(水) 20:42:29
ミグに撃墜されてるんじゃ?

そういや、朝鮮半島という不時着地が無いから、B29の撃墜数が史実よりもうなぎ上りになるのか

真実一路のことを参考にすると


843 : 名無しさん :2014/07/02(水) 20:48:30
ソ連本土が核攻撃されてる状況でミグを朝鮮に史実並に配備できるかな?
しかもよく見ると仁川上陸作戦は実行されてるみたいだし意外とまだ半島は
激戦状態なのかも


844 : 名無しさん :2014/07/02(水) 20:53:33
>>842
史実の朝鮮戦争で3年間で約 20000 ソーティの B-29 が投入され損失 34 機、うち戦闘機による被害は 16 機
対日戦では1年間約 33000 ソーティに対し損失約 500 機強らしいね。

ただし、対日戦では洋上不時着で多数を失った野に対し、作戦距離の短い朝鮮では墜落寸前の手傷を負った
B-29 が友軍飛行場に何機も不時着したのは被害カウントに入っていないらしいな

実際に生還して、ボロボロになってたり、廃棄になっていた機体が多数に上っていたぽい


845 : 名無しさん :2014/07/02(水) 20:56:39
ソ連の防空体制のみなおしと再構築まったなしですな。
この時代だと真空管ベースなので電磁パルスによる被害は比較的少ないかな?


846 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 21:02:42
以前も出たけど真空管も電磁パルスの影響は受けます。
多分シベリアや北海道では無線機が壊滅している可能性。
まあ、高度500で爆発らしいので、被害は限定的だろうけど。それよりも都市と人的被害の方がヤバイ。
それと実際に核の投げ合いしたから、史実冷戦よりも各国の緊張具合が凄まじいことに。こりゃ、小競り合いも起きない可能性が…。
スターリンが核の報復の政治的メッセージを理解して、にらみ合いになればだけど。
すたーりん批判や排除が起きる可能性?


847 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 21:07:27
>>834
お答えいたします。
まず、実戦での鮮烈なデビューは実施されていないものの、1945年8月時点で米軍は核兵器の保有に至っております。
その状況で史実トルーマン氏、本作ウォレス氏に政権が交代されておりますのでどのような状況にせよ核実験は実行されたことでしょう。
何せアメリカ側としては隠す必要がありませんからね。
ですので戦時中からの情報収集をあわせてソ連が核保有への意思を固めていることはほぼ確実かと思われます。
とはいえ、NPTによる推計を含む統計表をみると1951年時点ではソ連は合計25発ほどしか保有できていません。
(アメリカは合計425発です)

戦略爆撃を大規模に行う体力もないわけですから、効果的であってかつアメリカ側の復讐が起きにくい場所で示威行動を行わねばなりませんね。
この観点からすると朝鮮半島本体は国連軍がひしめいていますので除外。
米本土もパールハーバー的な意味で除外。
ですので、西欧でことを起こすことを望んでいないことを考え、日本列島が選択されたということですね。
ですが米軍が激怒して、報復攻撃が実行に移されたことはソ連側の想定外だったのでしょう。

>>841-842
核兵器の実戦証明がなされなかったことから相対的に立場が下がっており、史実では投入が見送られたB36まで動員した大規模爆撃下にあります。
その一環として北側においても強化ベトン陣地貫通爆弾を用いた地下攻撃が実施されかの首脳陣は大打撃です。
さらにはソ連側の生産・輸送ルートも大打撃を受けています。
このため、朝鮮戦争は史実通りかやや国連軍優位な状態で戦線膠着中となります。


848 : 名無しさん :2014/07/02(水) 21:07:42
まあ、排除と同時に批判だわな。


849 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 21:25:34
>>847
解説ありがとうございます。
では、スターリンは核の投げ合いは決断せず、アメリカとの講和を模索する事になるわけですかね?
そうなるとスターリンの権威は駄々下がりだろうなぁ。結局朝鮮半島も全部影響下に置けない状況になりそうだし。
盛大な内ゲバ来るかも?


850 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 21:35:31
>>849
義勇軍の独断として責任を押し付けて何か考えるくらいでしょうね。
それでも仰るような権威はダダ下がりでしょうが。
おそらく史実以上に早く押し込められることでしょう。
朝鮮戦争も早めの終戦に至る可能性もありますが…


851 : 名無しさん :2014/07/02(水) 22:11:01
20キロトン前後の初期原爆でも電磁パルスでそこまで出ますかな?
元々成層圏付近での爆発がEMP効果が高いので地表、海上爆発ではそこまでではないでしょう。
そうでないと核実験の度に観測機器やベガスのカジノが全滅します。


852 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 22:17:26
>>851
まだトランジスタは発明されたばかりで普及もそれほどしていない頃でしょう。
(史実1948年)
またEMPは高高度における核爆発でこそ広範囲に伝播しますから、威力のみを狙った低高度爆発においてはそれほどのものではないと思います。
ただ、旭川基地との連絡を行っていた無線機が恐ろしい高音を発してから火を噴いたりはしそうです。
ただ夢幻会が戦中のチート人材を使って戦後の資金調達のためにいろいろ発明していれば、米空軍あたりが使用していてもおかしくはないとは思います。


853 : 名無しさん :2014/07/02(水) 22:20:56
>>838
最初からF/A-18-ぽい機体をほしがりそうだけどね。


854 : 名無しさん :2014/07/02(水) 22:36:51
南北に長い日本では加速の鈍い蜂は欲しがらないと思うなー。
特に核攻撃を食らった後では爆撃機迎撃の為にセイバードッグも大量配備か?
空中給油機と早期警戒機も早くから導入して金が無いと嘆きそう。


855 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 22:57:42
>>854
ハリネズミ防衛論ならぬ、スズメバチ防衛論がこの世界の日本防衛方針かもしれませんね。
むしろ政府大蔵省と国防軍側がともすれば経済発展とともに肥大化しようとする(そして外地で戦える精鋭を欲する米軍も後押しする)軍備をどう整理するかで頭を悩ませているかもしれませんね。
セイバードック…は真空管がヤバいですから何か作らないとマズそうです。


856 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/02(水) 23:02:11
防空ミサイルも最優先で開発されそうですね。米国もその辺は配慮してくれそうだし
ナイキも史実より数年早く供与されるかも


857 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 23:06:31
ソ連の防空網潰すために高高度核爆発をアメさんに教えよう!(錯乱)
ところで、この頃のソ連ってレーダー網ってあったんだろうか?真空管レーダーでもEMPは効果あるけど。

欧州大戦で使えそうなネタは無いかと、設定スレを最初から読んでいたら頭が痛くなってきた。
日本のネタばかりで欧米の設定が少なすぎる…。あとは、やはり兵器関係についてはよく知らないから余り理解できない。(´・ω・`)
没にされた試作兵器から引っ張ってこようかな。またwiki巡りの日々が始まるお。(´;ω;`)


858 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/02(水) 23:12:02
>>856
いいですね。
初期からナイキ・エイジャックスが配備されているかもしれません。
>>857
まことに乙です…
私も正直苦手ですのでお気持ちはよくわかります。


859 : Monolith兵 :2014/07/02(水) 23:16:00
欧州大戦書き始めて戦車(ドイツ限定w)だけは詳しくなりました。ww
Ⅲ号戦車に65口径76.2ミリ砲積みたい。w


860 : 名無しさん :2014/07/02(水) 23:25:02
>>859
英国製6ポンド砲で我慢して下さい
間違っても史実日本製ではなくて


861 : 名無しさん :2014/07/02(水) 23:30:32
>>854
あのー対艦やらなにやらは今でも有能だし
国内の制限がある分スクランブルなどでもそれほど問題になるほどではないのですが


862 : 名無しさん :2014/07/02(水) 23:54:46
AAM4発に増槽プラス自衛ミサイルでズームで8G機動出来ないと(空自脳)
夜のスクランブルなんて(市民様)
FS-Xでの改造母機がホーネットならスーパーホーネットとF-2がどういう関係になっていたかな。


863 :  テツ :2014/07/02(水) 23:54:54
6ポンド砲も決して悪い砲じゃありませんからw
1号や2号に積んで軽戦車駆逐車として使うには十分でしょう


864 : 862 :2014/07/02(水) 23:56:59
AAM ×
SAM ○


865 :  テツ :2014/07/02(水) 23:58:02
よくよく考えないでも、他国にあまり例がないんじゃないかな、F2のこの武装w


866 : Monolith兵 :2014/07/03(木) 00:01:46
6ポンド砲は開発終了が1941年だから、冬戦争には間に合いそうに無いです。
もう92式軽戦車改の57mm砲を積もうか。w


867 : 名無しさん :2014/07/03(木) 00:02:21
>>862
エンジンがF110の双発になっていたりはするけど。艦載もできるすごいやつで小規模改造したうえでアメリカ軍に採用じゃあない?
>>865
今の時点だと対地攻撃ですらタイフーンよりも進んでいるぼいしねぇ


868 : New :2014/07/03(木) 00:07:25
>>859 SU-76iみたく固定戦闘室に乗せるしかないのでは。


869 : yukikaze :2014/07/03(木) 00:10:40
12時30分くらいをめどに、史実世界に夢幻会が転生したらでの
アメリカ海軍の憂鬱SSを投下しようかと考えております。
なお、可能な限り、ひゅうが氏が投下された設定に合わせようと思いますが、
差異の分につきましてはご了承ください。


870 : 名無しさん :2014/07/03(木) 00:14:21
>>865
究極の日本向け仕様だもんな、対艦番長はw


871 : 名無しさん :2014/07/03(木) 00:19:48
>>865
トーネードのIDSとADVを一機種でまとめたかF−15Eの単発型ですものね>F−2


872 : 名無しさん :2014/07/03(木) 00:33:01
>>865
そもそも戦闘爆撃機とはいえ空戦も想定してる機体に対艦ミッソー4発も搭載するだけならまだしも
その上大型増槽も2つ乗せるなんてクレイジーな考えに誰もたどり着かなかっただけでは・・・?


873 :  テツ :2014/07/03(木) 00:54:29
戦後日本でも対艦番長作ったりするのだろうかw


874 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/03(木) 00:57:04
>>873
あったら便利そうですねー。ウラジオ艦隊もいますし。


875 :  テツ :2014/07/03(木) 00:59:52
偶に近所の下北射爆撃場で機関砲や模擬弾撃っている番長


876 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:01:49
日本という国では極めて有効な戦闘機ですからねぇ、対艦番長は。


877 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:03:01
>>873
開発される可能性は高いかと。
これまで培って来た航空技術の成果を発揮できますし、技術の更なる発展を目指す以上は作られるでしょう。
また、ソ連以外にももう一つの仮想敵国である中国対策(艦艇を揃えられるかは別問題として)
に必要でしょう。


878 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:07:27
九州に複数の基地を造って対馬や博多を守ると配備>対艦番長
半島も明確に仮想敵国と国会で言い切りそうだし。
最初は史実の様に余ったセイバーか核シュアリング用のスカイホークか?

史実憂鬱でも東京五輪で空中で五輪を空自が描くのかな。
海自がしなのから発艦させて描きたいと言ってきそう。


879 :  テツ :2014/07/03(木) 01:08:59
初の国産戦闘機であったF1支援戦闘機(必ずしも史実のようなものではない)は作られるでしょうか・・・
個人的にはシャープな形で非常に好きな機体なんですよ、多分配備された頃から近くで見てたってのもある


880 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:15:51
>>879
フランス、イギリス、日本での共同開発か日米共同開発になりそう


881 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:25:33
仮に防衛費がGNP比2%で貿易摩擦を上手く避けて史実並みの経済力でも空母に予算が取られる。
国内技術の育成を吉田機関(夢幻会)が決心したら海空共用の練習機兼用で開発。
ファントム導入でも高価で邀撃部隊しか揃えられない。
経験、参考不足で04をモデル。低空でのガスト対策でジャギアのコピーと言われるような機体が完成。
予算不足が後席の改造を許されずカバーでゴマカシ。
うん、史実F1が出てきそう。
それでもエンジンの出力アップの改造くらいはするかな。


882 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:26:29
共同開発にフランスが顔を出すという時点でgdgdになるフラグが立った気がするw


883 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:31:34
史実のF-1の配備時期はトーネードIDSと重なりますから、
MRCA(Multi Role Combat Aircraft)計画に参加する
のは如何でしょうか?


884 : ひゅうが@夏風邪中 :2014/07/03(木) 01:34:33
>>881
フランス〜西ドイツ程度には防衛費を支出するものと考えますのでもう少し多めですね。
しかしF1相当のものができるというのはすごいw


885 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:35:08
>>851
地表付近の濃密な大気の元では、放射されるガンマ線・X線のもつエネルギーの多くが大気に食われて爆風と熱線を作るのに費やされるため、いわゆる電磁パルスは起きないようです。
まあ厳密には近距離では起きてるんでしょうが、そんな距離では爆風と熱線の被害のほうが大きいので。


886 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:41:00
F-18ベースでF-2が開発されていたのならと妄想から作ってみましたw。

FS-X支援戦闘機

全長 17.98m
全福 13.89m
全高 4.92m
ペイロード 12,000㎏
空虚重量 11,780㎏
エンジン IHI/GE F110-IHI-129 ×2 
エンジン出力 76KN×2(ドライ) 131KN×2(アフターバーナー)
最大速度 M2.2+
航続距離 4000km(フェリー)
戦闘行動半径(ASM-2×4, AAM-3×2, 600gl増槽×2)

武装
20mmガトリング機関砲
対空ミサイル×8(最大)
対艦ミサイル×4(最大)
爆弾各種最大11tまで

概要
F-18ベースで開発されたFS-X支援戦闘機。
F-18Cをモデルにしているが大出力のF110エンジンを搭載しているため機体が大型化している。
その強大なエンジン出力とフライバイワイヤーに支えらてた機動性は攻撃機の域を超えており、
本家F-2譲りの対艦攻撃能力を持ちながら、上昇能力はF-15Jのそれに匹敵し、加速と機動性に至っては凌駕している。
そのあまりの能力の為、自衛隊内でもF-15は戦闘爆撃機に改修してFS-Xを要撃任務に投入してはどうかという、まことしやかな噂が流れたほどである。


887 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:42:03
>>883
トーネードはNATO各国で生産分担で組み立てるという開発費の調整をしていたから、東洋の片隅でほとんど全部自前で生産というのも揉める原因になりそうで辞めた方が良いと思う。


888 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:42:13
F-15J 「かの国のイーグルとかぶりそうで(/ω\)イヤン」


889 : Monolith兵 :2014/07/03(木) 01:42:58
ここネタスレだよ?


890 : 名無しさん :2014/07/03(木) 01:43:09
>>882
しかたないやん。ちょうどジャギア開発してるんだから


891 : yukikaze :2014/07/03(木) 01:44:05
アカン・・・完全に寝落ちをしてしまった。
取りあえず投下しますね。

アメリカ海軍の憂鬱

太平洋戦争がアメリカの勝利であったことに疑いを持つ者はいない。
何しろ片方は国土に碌な被害を得なかったのに対し、片方は空襲によってボディブロー
のように体力を消耗しつつあったからだ。
大日本帝国が驚嘆すべき奮戦を行ったのは事実であったが、戦術的勝利の積み重ねで、
戦略的な劣勢を覆すのは至難の業であり、精々がピュロスの勝利であった。

もっとも、アメリカ海軍にとっては、勝利と呼ぶにはあまりにも苦すぎた結果であった。
確かに彼らは連合艦隊を壊滅させたのだが、同時に自国の艦隊も無視できない程の
ダメージを受けることになった。
ミッドウェーで、アメリカ海軍の恐怖の対象と言ってよかった、ナグモタスクフォースを
叩き潰したまでは良かったが、ソロモン海において、復讐に燃えるナグモの手によって
アメリカ空母機動艦隊は文字通り全滅。(第二次ソロモン海海戦では、防空指揮の不手際で、
エンタープライズとワスプが撃沈。サラトガが大破。南太平洋沖海戦では、龍驤撃沈と引き換えに
サラトガとレンジャーが撃沈。ホーネットが自沈という最悪の結末を迎えている。)
以降、ソロモン海では水上部隊の殴り合いへと発展するのだが、夜戦の技量に勝る日本海軍は、
「ソロモンの悪夢」と、アメリカ海軍軍人にとってトラウマと化した、クリタ(憂鬱古賀が転生)
の猛威によって、サウスダコダと補助艦艇多数を失い、遂にソロモンから叩き出されることになる。
余談だが、栗田は日本海軍の勝利を決定づけた第三次ソロモン海戦(ガタルカナルの撤退支援の為
出撃したアメリカ海軍戦艦部隊と、大和を旗艦とする増強された第八艦隊による夜戦。
最終的に日本側は撤退する海兵隊を満載した高速輸送船団を壊滅させている)
による負傷で、これ以降前線に赴くことは出来なかったのだが、ソロモンでの比類なき武勲は
彼が中央で辣腕を振るう際の大きな武器となっている。


892 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/03(木) 01:44:14
軍事費に予算を取られるのは仕方ないけど史実を知ってることによる金儲けのチャンスは
戦後でもあるかな? 例えばOSで窓を先に作るとか前世でもやってた研究予算の集中による
特許の先取りとかで


893 : yukikaze :2014/07/03(木) 01:46:43
この1942年秋から1943年初頭まで行われた消耗戦により、さしものアメリカ海軍
の戦力も激減し、1943年秋口まで低調な動きしか出来なかったのだが、この貴重な
時間を日本海軍は無駄にしなかった。
日本海軍の佐官グループは、大本営を通じて陸軍の佐官グループのみならず、内務省
や商工省大蔵省や外務省のグループとも接触を図り、最終的には絶対国防圏の成立と、
それに伴う兵力の撤退を完遂させたのである。
勿論、その過程で起きた空爆や海戦によって、何隻もの軍艦や輸送船が沈んでいったものの、
何もせずに占領地に張り付けた挙句玉砕されるよりかははるかにマシであったし、
本来これらの地域に送られる予定の物資を、マリアナやパラオ、フィリピンに送った事は、
結果論から言えば最良の選択であった。

そして太平洋戦争の天王山というべきマリアナ沖海戦。
強固な掩体壕によって保持された第一航空艦隊と第三艦隊による同時飽和攻撃は、
アメリカ海軍の強固な防空網を完全にマヒさせ、参戦した空母12隻全てが撃沈破される
という、信じがたい打撃を受けることになる。
(正規空母7隻、軽空母5隻の内、正規空母4隻、軽空母3隻が撃沈。残りも大中破)
日本海軍の航空戦力を実質的に消滅させたとしても、何の慰めにもならない結果であった。

もっとも、それもフィリピン沖海戦(日本名レイテ沖海戦)に比べればマシであった。
これまでの日本海軍の性格から、自らの艦隊を狙っていると確信していたハルゼーであったが、
日本海軍の思惑は彼の予想をはるかに上回っていた。
空母機動艦隊に呼応すると睨んでいた日本海軍の戦艦群は、彼らを完全に無視して、
サンベルナルジノ海峡へ突入。念のためにと布陣していたオルテンドルフ率いる旧式艦隊と激突。
日本海軍が先手を打って水上機部隊による照明弾投下をしたことで、夜戦に慣れていないオルテンドルフ
艦隊が混乱をしたところに、日本海軍の砲弾が襲来。
会戦早々にミシシッピーに座乗していたウェイラー少将が、旗艦もろとも大和によって沈められ、
更にオルテンドルフ提督が座乗していたナッシュビルも、水雷戦隊突破の為に巡洋艦部隊を狙うよう
命じられた扶桑・山城(中央砲塔2基と副砲を外す代わりに多数の高角砲と機銃を積んで、防空戦艦
に生まれ変わっていた)によって消し飛ばされたことで、第七艦隊の指揮系統は文字通り崩壊。
後は、混乱が加速度的に拡大するアメリカ艦隊残存部隊に、夜戦慣れしている第一遊撃部隊が蹂躙する
という、一方的な殺戮劇となる。
これだけでもアメリカ海軍を卒倒させかねないのだが、これはまだ前座でしかなかった。
サンベルナルジノ海峡を突破した第一遊撃部隊は、スプレイグ少将の悲鳴とハルゼーへの罵声が
入り混じった電文を聞きつつ彼らを瞬殺。レイテ湾口で最後の抵抗を示そうとするキンケイド提督を
鎧袖一触で踏みつぶすと、レイテ湾にひしめいている輸送船団と、事態の急変に右往左往している
上陸部隊に、無慈悲なまでの宣告を行う。

「天佑マサニ我等ノ手ニ有リ、全艦突撃セヨ」

ここから後は地獄の現出であった。
多くの輸送船が必死に脱出をしようとするのを嘲笑うように、日本海軍は圧倒的なまでの火力を叩きつけ、
煉獄へと変えていた。
三時間にも及ぶ一方的な砲撃の後に残ったのは、激しく燃え盛るレイテ湾と、そして3万人近いかつて
アメリカ兵だったものと、それに倍する負傷者の山であった。
完全に面目を潰されたハルゼーが、空母部隊をミッチャーに任せると、自ら戦艦部隊を率いて突進をしたが
殿に残った武蔵と重巡2隻、それに軽巡1隻(重雷装艦大井)と駆逐艦6隻を沈める代償に、戦艦3隻並びに
巡洋艦4隻沈没というダメ押しを食らってしまうことになる。(初戦で武蔵の支援の元、大井が雷撃を開始
し、ニュージャージが被雷。回避行動をとったアイオワ共々一時的に戦列を離れてしまう。すぐに指揮権
委譲したリー提督だったが、攻防能力の差に屈して轟沈。だが、武蔵もこれまでの蓄積されたダメージと
数の暴力によって、アラバマを沈め、マサチューセッツを大破した所で、近距離戦を挑んだアイオワ級
2隻の砲撃によって壮絶な最期を遂げることになった。)


894 : yukikaze :2014/07/03(木) 01:51:04
当然のことながら、アメリカ国民は海軍の体たらくに激怒した。
空母こそ沈められなかったものの、戦艦9隻、巡洋艦8隻、そして何より陸軍部隊は
2個軍団を編成上から消滅するという大損害を受けたのである。
特に陸海軍の戦傷者をあわせると12万人という結末は、ハルゼーの首を飛ばす程度
では到底収まりがつかないほどの政治的混乱を生じさせたのだが、それを更に助長
したのがルーズベルトであった。
秋の大統領選挙こそ、当初の予測と違って何とか接戦をものにしたものの、
フィリピンでの敗北とその後処理のまずさを糾弾され、心身ともに消耗しつくした
ルーズベルトは、議会での答弁中に突如倒れ、そのまま執務不可能な状況に陥る。
しかも間の悪いことに、この時期のアメリカ合衆国の次期副大統領はトルーマンが
内定しており、現副大統領のウォーレスが大統領職を継承するのか、トルーマンが
大統領になるのかで混乱を助長させることになる。
結局は、ウォーレスが大統領、トルーマンが副大統領になるのだが、この時の政治混乱
のツケは大きく、アメリカ海軍はフィリピンの大敗から半年間完全に身動きを取ることが
不可能になった。
(なお、この混乱により、マッカーサーが強く望んでいたフィリピン解放作戦はなし崩し的
に延期になり後述の作戦の影響で無期限延期になっている。)
最終的にはハルゼーのみならずニミッツも引責辞任すると共に、キングが嫌いまくっていた
タワーズを太平洋艦隊司令長官にすることで漸く体制を整えることが出来たのだが、キングの
受けた屈辱と焦りは博打と言っても良いある作戦を強行することになる。

オペレーション・アイスバーグ

日本と南洋諸島とのシーレーンの結節点である沖縄を攻略することによって、
一気に日本の継戦能力を崩壊させ且つ海軍の手によって戦争を終わらせようとする
あまりに政治臭の強いこの作戦は、当然のことながら各方面からの大反対が沸き起こることになった。
海軍内部ですら「あまりにも投機的すぎる」として、未だ陥落をしていないマリアナ諸島攻略
に全力を尽すべきという意見が多かったが、キングは「マリアナは前回の海戦以降完全な要塞島と
化しており、アメリカ兵が何人死ぬか見当がつかない。しかも最終的には沖縄も攻略しないといけない
ので被害は加速度的に上がる」として、強固な防御を誇るマリアナよりも、沖縄と小笠原諸島を攻略
することで、トラックと同様、無力化すればよいと強引に押し切ったのである。
もはや政治的に追い詰められているキングにとって、この作戦は最後の賭けであった。

そしてキングはこの賭けに敗れた。
1945年4月21日から行われたこの作戦は、日本側の「マリアナ襲来」という予測が
覆された事での混乱から、上陸作戦そのものは成功したが、成功したのはそこまでであった。
まず彼らの誤算は、硫黄島にしろ沖縄にしろ、サイパンと同様、水際防御を完全に諦め、
徹底的な防御陣地による迎撃戦を展開した事である。
これにより、アメリカ軍は大量の爆弾や砲弾を撃ち込んだにもかかわらず、日本側の損害は
限定的であり内陸部に踏み込んだ瞬間、壮烈なまでの歓迎を受けることになる。
2点目は兵力の読み誤りである。
キングはこの無理な作戦を推し進めるにあたって、賛同を得る為に、不利益なデータを
「不確実」としてもみ消し、甘めなデータを正式なデータとして活用していた。
そのため、沖縄や硫黄島の増援部隊を「マリアナ増強の為の部隊」とした結果、
アメリカ軍は当初与えられたデータよりもはるかに多く且つ精強な部隊にまともにあたることになる。
そして極めつけの不運が「カミカゼ」襲来である。
4月末という季節外れもいい時期に起きたこの台風は、アメリカ海軍にとっては日本海軍以上に打撃
を受けることになった。
この時期のアメリカ海軍は、対空火力の増強と引き換えに、トップヘビー傾向が強くなっており、特に
戦前に建造された駆逐艦はその傾向が強すぎた。
そして台風のメカニズムに十分な蓄積を持っていなかったアメリカ海軍は、台風の最も強い箇所に
突っ込んでしまい駆逐艦5隻が沈没し、航空機も100機以上が失われるという大失態を生じさせてしまう。
しかもこの時の被害による再編などから、任務部隊は予想以上に離れてしまい、連携しがたい場面に陥る。
そしてその隙を見逃すほど日本海軍は甘くなかった。


895 : yukikaze :2014/07/03(木) 01:53:02
4月30日に行われた沖縄沖海戦は、まさに本戦争でのアメリカ海軍を象徴する海戦であった。
アメリカ側は、イギリス機動艦隊と、軽空母3隻からなる1個任務部隊(TF58−4)を、
南西諸島寄りに展開して連合艦隊襲来の為の警戒ラインを作り、残り3個任務艦隊
(正規空母10隻、戦艦6隻基幹)で、今度こそ連合艦隊に止めを刺すつもりであった。
だが、台風の襲来により、沖縄に展開していた対地支援用の護衛空母部隊の戦力が半壊
してしまい、マケイン提督はやむなく、正規空母の半数を沖縄近海に張り付けざるを得なかった。
マリアナ・フィリピン戦での不手際により、陸海軍の関係は破断寸前にまで追い込まれている以上、
陸軍の信頼をつなぎとめるには、兵力の分散という不利益を受け入れざるを得なかった。
そして前述した再編による混乱などから、前述の英機動艦隊とTF58−4を支援できるのは、TF58−2(正規空母
2隻、戦艦2隻)のみであり、彼らを支援する為に残りの任務部隊からエセックス級2隻と、アイオワ級4隻
並びに引き抜けるギリギリの数の護衛艦隊が急行している最中であった。

そして彼らは来た。

空母雲龍・天城を基幹とする任務部隊は、稼働可能であった金剛と比叡をお供に南西諸島に襲来。
そのほぼ全力を、イギリス機動艦隊にぶつけ、イギリス側の対応のまずさも相まって、
彼らの航空戦力の過半を失わせることに成功する。
この事態に、TF58−3とTF58−4の任務部隊の指揮官は、小癪な日本艦隊を潰すべく、
航空部隊を出撃。二度にわたる攻撃により、雲龍と天城をそれぞれ大破させ(後、自沈)
金剛と比叡にも打撃を与えるなど、ワンサイドゲームの様相を示していた。
この状況に両任務部隊の指揮官は快哉を上げていたとされるが、その喜びは、日本本土から
大挙襲来する基地航空部隊の出現により霧散することになる。
特に突出していたTF58-3の部隊は、基地航空艦隊の攻撃を一身に浴びることになり、
遂には正規空母2隻がそれぞれ被弾。TF58-4も航空戦力が枯渇したことにより、
一瞬の空白を生むことになる。
この被害に両任務部隊は一時撤退を図るのだが、その決断はいささか以上に遅すぎた。
撤退するTF58-3部隊に対して、日本海軍最後の水上砲戦部隊というべき第二艦隊が突撃。
空母を逃がすべく殿を務めたインディアナとノースカロライナは大和と陸奥によって沈められ、
護衛部隊も伊吹を中核とした重巡4隻と、精鋭を以てなる第二水雷戦隊によって追い散らされ、
まさに暴風のごとく沖縄へと進撃をしていた。
この事態に、マケインは割り振れる空母部隊の全力を以て第二艦隊を叩こうとしたが、
真珠湾最後の生き残りである瑞鶴が、全ての艦載機を戦闘機にすることで敵攻撃隊に
無視できないダメージを与えた事と、自らを被害担当艦にすることで、自らの沈没と
引き換えに第二艦隊の大半を無傷で決戦の場に到達することに成功する。


896 : yukikaze :2014/07/03(木) 01:55:41
もはや第二艦隊を止めることができるのはアイオワ級4隻を中核とする水上砲戦部隊のみ。
そしてレイテの最終戦でアイオワ級の命中率の低さを思い知らされたアメリカ海軍は、
損害覚悟の上で接近戦による砲撃を選択することになる。
後はもう両軍の意地のぶつかり合いであった。
まず最初に屈したのがウィスコンシンであった。陸奥と殴りあっていた彼女は、
ノースカロライナによって無視できない被害を受けつつも、ビッグセブンの誇りを
かけて殴り合いに挑んだ陸奥の執念の一撃により司令塔を吹き飛ばされて脱落。
だが、陸奥の奮戦もそこまでであり、度重なるダメージによる火災と浸水により、
遂に彼女の命運も尽きることになる。

だが・・・伝説はここからがクライマックスである。
3対1と圧倒的に不利になったにもかかわらず、大和はそれに動じることなく果敢に砲戦に打って出る。
徐々に徐々に継戦能力は失われていくのだが、本次大戦において最も多くの戦艦を沈めた最強戦艦の
名は伊達ではなかった。
自慢の46センチ砲は遂にアイオワの息の根を止め、戦力比は2対1。
第二砲塔は機能を停止し、傾斜復旧も困難になりつつある中、大和の砲撃はニュージャージーを包み込み
その水柱が収まった時には、かつてニュージャージーだったものは大爆発を起こしつつ波間に沈んでいった。
今更ながらの大和級の化け物ぶりに、アメリカ海軍水上砲戦部隊の多くの乗組員が恐怖を覚えたその時、
これまで対地攻撃に割り振っていた正規空母の航空機部隊が現れ、第二艦隊に襲い掛かることになる。
余談だが、この時ミズーリ艦長は、味方の来援を喜ぶどころか「航空機部隊のクソ野郎どもが。俺達の
神聖な戦いに横槍を入れるな」と怒鳴りつけ、撃墜命令を出しかねない剣幕であったとされる。

この米軍機の襲来により海戦の趨勢は決まった。
大和は味方を一艦でも逃がすべく、「残存艦ハ我ニ構ワズ本土ニ落チ延ビヨ。サラバ」と決別電を打つと
被害担当艦として、先の瑞鶴と同様、一身にその敵弾を浴び続けていた。
その光景は、アメリカ海軍水上砲戦部隊の全ての乗組員が、大和が遂に行き足を止め、静かに波間に
没しようとする時に、歓声を上げることなく、無言で敬礼をし、更には日本海軍の水兵たちを率先して
救助し且つ丁重に遇した程であった。(一部の艦は、波間に浮かぶ日本海軍の水兵を機銃掃射しようと
した航空機に警告射撃を行い、抗議した飛行隊長に対して「手柄だけをかっさらいに来た屑が人間の
言葉をしゃべるな」の言葉と共にストレートを叩き込んでいる)

だが、大和は沈んだが、日本軍は勝利をもぎ取った。
大和の犠牲のもと生じた制空権の一時的な空白に乗じた日本陸軍の反撃によって、米軍の侵攻は
とん挫し以後、終戦まで突破が不可能になったからである。

日本海軍最後の勝利であり、栄光に満ちた敗北であった。
そしてアメリカ海軍にとっては、勝利と呼ぶにはあまりにも苦すぎる勝利であった。


戦後、日本海軍をどうするかという問いに対し、キングに代って海軍作戦部長に
就任したミッチャー大将は静かにこう述べたという。

「絶対に彼らの栄誉を汚さないことです。彼らに過酷な扱いをした場合、それはスカパフローの
ドイツ海軍のごとく、彼らに恨みと軽蔑の思いを植え付けることになります。戦争指導者の処罰は
ともかく、日本海軍を文字通り解体するなど百害あって一利ありません。核実験の道具に使うなど
論外です」

アメリカ海軍がこの戦争の結果についてどう思っていたかを示す一幕であった。


897 : yukikaze :2014/07/03(木) 02:03:58
これにて、太平洋戦争の大まかな流れを作成終了。
何故アメリカ海軍があそこまで日本海軍に好意的だったかを考察してみました。

ひゅうが氏の設定では、ソロモンでの勝利と絶対国防圏の早期策定ということでしたので
日本海軍航空部隊の損耗は大分軽減されていたのではと予想。
逆にアメリカ海軍はソロモンで壊滅的な打撃を受けたことで、空母機動艦隊の再編が遅れに遅れ
おまけに日本海軍航空部隊の練度が維持されていたのと、マリアナ海戦ではタウイタウイ
ではなく、本土近海で猛訓練をしていた事から、初動に間に合い且つ史実よりも強力な航空戦力
による飽和攻撃で、アメリカ機動艦隊を再度壊滅してみました。

レイテはまあアメリカ海軍の政治的発言力低下によるマッカーサーのごり押しですな。
空母機動艦隊がまるまる生き残っていたのでハルゼーはそれに対処せざるを得ず、結果的に
史上空前の大敗北のお膳立てをしてしまいました。(扶桑級はまあ趣味ですな。一度でも殴り合いしたいでしょうし)
そして沖縄沖海戦で伝説を作ると。

まあご都合主義が多分にありますけど、何とかひゅうが氏の設定に肉づけできたのではと思います。


898 : 名無しさん :2014/07/03(木) 02:06:49
>>892
pc-dosを作ったほうが多分早いと思うよ。割と真面目に


899 : 辺境人 ◆8D9w8qm5Zc :2014/07/03(木) 02:09:11
乙でした! 途中で書き込んでしまってすいません(汗)

特攻もなく真っ当に戦いそして栄光に包まれ伝説となって消えていった艦隊達……
そりゃ戦後も海軍は国民から失望されず支持されますわ。というかこれ米海軍が
戦後大丈夫なのか心配になるレベルの損耗ですよね。朝鮮戦争で一時とはいえ
全土を制圧されたのって米空母が史実よりも圧倒的に少なかったせいなのではw


900 : 名無しさん :2014/07/03(木) 02:12:51
乙です!
この世界の艦娘のお嬢さん方はどいつもこいつも血に飢えた不退転戦鬼揃いになりそうw


901 : 名無しさん :2014/07/03(木) 02:13:19
日米両海軍と海軍兵士に敬礼。


902 : Monolith兵 :2014/07/03(木) 02:13:28
乙です。
エンタープライズを含む空母12席撃沈とか。wなんと言う火葬戦記。
でも、海軍の反日感情は強くなりそうな予感。国民から滅茶苦茶叩かれたみたいだし。


903 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 02:15:00
乙でした!
戦中の夢幻会派の奮闘がとんでもないバタフライ効果を…
そして、これだけやられていれば「あいつらがサルだって?とんでもない!」と現場将兵の意識が変わっていったことでしょう。
戦中は怒りに震えていたであろうアメリカ国民も、太平洋からの帰還者たちからゆっくりと意識を変えていったことでしょうか。

ここにダメ押しを一つ加える必要がありますね。
一本考えてみます。


904 : 名無しさん :2014/07/03(木) 02:26:13
乙です。これは素晴らしい火葬戦記


905 : yukikaze :2014/07/03(木) 02:37:28
>>899
ソロモン以降の対日戦での被害が史実よりもはるかにデカいです。
おかげで空軍の「核があれば被害減るよ」理論に賛同する政治家が増え、
必然的に海軍の予算が減らされます。
流石にミッドウェイ級3隻は生き延びていますが、エセックス級は、
マリアナ以前も含めると6隻が沈没し、5隻が大〜中破状態で、早期退役
を余儀なくされます。
つまり・・・エセックスの残機が史実の半分程度なんですわ。
そりゃあ強力な空母機動艦隊編制するのに時間がかかりますわ。

>>900
基本的に伊勢級除けば全艦水上砲戦やっていますな。
まあ伊勢級は対潜部隊の切り札として船団護衛で活躍していますし、
マリアナ沖海戦では、この2艦の彗星部隊も活躍していますので、
艦これでは、不幸姉妹と口ゲンカしているかも。
まあ大和級は完全に別格の存在となるでしょうが。

>>902
戦前の空母は文字通り全滅。エセックスもマリアナ以前も含めると6隻沈み、
戦艦部隊に至ってはミズーリとウィスコンシン以外は壊滅状態。
連合艦隊は完全に神話化されますわ。
あと、反日感情が強い将兵も一定数いますが、真珠湾も奇襲攻撃ではなく
最後まで堂々と戦った存在ですので、敬意を払う人間が多いです。
何より、過酷な取扱いしたら、完全に報復とみられますからねえ。面子潰れますよ。

>>903
ソロモンの消耗戦抑えられたのが大きかったですね。
後は、潜水艦対策を行ったことで、マリアナとレイテの勝利が発生し、
アメリカが再侵攻するまでは南方航路が全力稼働できたのが大きかったでした。
まあその前にパラオ陥落によるB-29の機雷投下や、夜間爆撃などで、ゆっくりとですが
日本の体力失っているんですけどね。


906 : 名無しさん :2014/07/03(木) 02:41:51
>「あいつらがサルだって?とんでもない!」
そういや、史実でも戦前はチンパンジーで
中期はスーパーモンキー(キングコング)なポスター(新聞の広告欄だっけ?)があったなw

この世界じゃ、勝利に勝利を重ね続けた結果、そのイメージがずっと続くんだよな…
日本軍を称賛する連中と日本軍を嫌う連中で騒動が勃発しそうだなお米の国w


907 : 名無しさん :2014/07/03(木) 03:08:55
まぁ間違っても猿呼ばわりは出来なくなるでしょうな。
反論で「猿にボコボコにされた俺達はなんだ?」でおわっちまう。


908 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 04:24:43

一本考えてみました。



  戦後夢幻会ネタSS――前史「マリアナ沖の凱歌」

0、あ号作戦準備

――西暦1944年6月1日、アメリカ海軍のマリアナ諸島攻略作戦は初手から躓くことになる。
前年の1943年を、ソロモン海で受けた打撃からの回復に費やしたアメリカ海軍がこの地に投入した兵力は空母12 戦艦7およびその他艦艇200以上(支援艦艇含む)。
まさに連合艦隊の倍というにふさわしい。
だが、それを迎え撃つ側であった日本海軍も負けてはいない。
最新鋭の正規空母「大鳳」を筆頭にして航空母艦9、戦艦6、その他艦艇150隻あまり。
のちのレイテ沖海戦を除けば、史上最大ともいえる鉄量が投入された大海戦といえる。

この戦いは、当初から日本側にとっては目標が明快な戦いであった。
即ち、敵空母機動部隊の殲滅。
マリアナ諸島の失陥とその後のフィリピン、そして沖縄における死闘をいかに有利にするか。
それが古賀峯一大将と栗田健夫中将が主導権を握るに至った軍令部のたてた大目標である。

いわく「決戦の一撃にて講和を強要できるほどアメリカ海軍は補充能力に劣っていない。ならばせめて、本土が焼き尽くされる前にアメリカ人たちが悲鳴を上げるほどの屍を積み上げ、それと引き換えにして講和を奪取するべきである」。
それは、山本五十六元帥が試みた決戦による講和強要の方針が「い号作戦」をはじめとする南太平洋における消耗戦によって事実上破たんしたという認識によっている。
この方針は、大陸打通作戦という「決戦」に勝利しつつも果てしない消耗戦に苦しむ日本陸軍にも一定の理解を得ている。
南太平洋へといたずらに兵力を突っ込んで、ニューギニアにおいて地獄の淵をのぞきこみかけた陸軍としては「海軍が屍を積み上げるならそれでよし、我々は大陸においてあくまで重慶政府の屈服を目指す」といった風であったのだった。


とまれ、この方針に則り実行された「あ号作戦」は辛辣を極めた。
まず、要塞化されたマリアナ諸島およびその周辺に日本海軍は稼働機1000あまりを集中。
これらの基地群を海底ケーブルにて結んだうえで非常用の滑走路群と地下陣地群に主力を温存する。
この準備のため、日本海軍は予定されていた「ろ号作戦」やマーシャル・ギルバート諸島における迎撃作戦を放棄してまで搭乗員の大量錬成を行っていたのだった。
(もっとも、これには栗田中将というソロモン海の英雄が強硬にこの方針を主張したというある意味派閥的な力学も働いている。)
続いて、これらの周囲には大量の潜水艦隊(この準備のため、海軍水雷学校付となっていた阿部俊雄大佐が奔走している)を配置して索敵および攻撃線を構築していた。
こうした準備に加え、日本海軍はミッドウェーもかくやといわれる謀略戦まで実施している。
日本側においては「海軍乙事件」といわれる「連合艦隊参謀遭難事件」がそれである。
米軍のパラオ空襲後に実行に移されたこの謀略は、無人操縦機をわざわざフィリピンゲリラが跳梁する地域に墜落させ、作戦書類を持った死体を彼らに回収させるという破天荒なものから、ニューギニア沖に浮かぶビアク島において古賀大将が決戦方針を説明しそれを現地スパイ(主として娼館の住人達)とつながりのあった問題人物に漏らすといった細々なものに至るまでこれでもかというくらいに謀略が駆使された。
なお、この作戦は東条首相の悪ノリともいえる協力によって陸軍中野学校や南機関までも動員されている。

こうして米海軍が入手していた日本側作戦計画は「パラオ沖かマリアナ諸島かどっちつかずの迎撃方針」となり、これをもとにして立案されたフォレージャー(略奪者)作戦はまずビアク島方面への攻撃をかけることで日本側の戦力分散を図りその後方からマリアナ諸島へ殺到、速やかに基地部隊を無力化することで日本機動部隊を決戦の場に引きずり出すというものとなっていた。
日本側がアメリカ側の暗号のうち「部隊呼び出し符牒」を特定していることも知らずに、米側はまんまと日本側の罠に引っかかってしまったのである。
日本海軍第一機動艦隊は、フィリピンのリンガエン湾泊地において半年余りの猛訓練を実施し、その間にギルバート、マーシャル、そしてトラック、パラオは次々に米軍の攻撃にさらされていく。
だが、日本側にとってそれはまだ「些細な戦」でしかなかったのだ。


909 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 04:25:18

1、初手

5月27日、米陸軍はビアク島に上陸を開始。
これを受けた6月5日、日本側機動部隊がリンガエン湾泊地を出港するにおよび、米国側は日本側が決戦準備を開始したと判断。
マリアナ諸島方面への攻撃準備を開始する。
日本海軍は、「あ号作戦準備」を発令し、暗号解読情報を基にした米側も活発な索敵を実施していく。
だが、サンベルナルジノ海峡に待機していた米潜水艦隊は大きな被害にさらされはじめる。
これこそ、日本側が世界で初めて実戦に投入した機載型磁気探知機KMXと、改良された三式聴音器や多連装噴進爆雷投射機といった対潜装備の成果であった。
泡を食った大本営によるビアク救援要請を完全に無視しつつ、第一機動艦隊はマリアナ方面へと針路をとる。
そして米側の索敵は混乱を極め、米機動部隊は少なからぬ労力を索敵に費やしつつマリアナ諸島の基地航空隊への対処を余儀なくされたのである。

6月10日、マリアナ諸島に対し米軍による大空襲が行われる。
だが、このときアメリカ機動部隊は少なからぬ問題に直面することになった。
日本側がマリアナ諸島に配置した基地航空隊の主力は250あまりの戦闘機であったのだ。
これは、洋上の航空艦隊で運用するには未だに技量未熟とされた新規錬成搭乗員たちの乗機であったが、それでも米海軍による数の暴力にある程度対抗するには十分である。
陸上配備された艦載用電探の試作品たちと、ようやく取り付け位置を改善された無線電話機による誘導は600機あまりの米軍攻撃隊をこのあと20日あまりしのぎ続けることになる。
将来の航空艦隊を担う人材たちを消耗させる代償として、日本側は必殺の一撃の機会をうかがいつつあった。
これから6月18日にかけて数次にわたり繰り返されたグアム・サイパンへの航空攻撃は一定の成果を上げるものの、それでも米軍には疲労が蓄積していく。
ことに6月15日に開始されたグアム本島上空の航空掃討戦は激戦となり、日本側においても新鋭局地戦闘機「紫電11型」(川西飛行機所属のあるエキセントリックな技師の手により設計された低翼型、史実の紫電改)とや陸軍の「疾風」が投入されたことにより空戦はほぼ互角で推移。
ついに押し切ることができなかった米海軍は戦艦を押し出しての艦砲射撃による強引なマリアナへの力押しを決意する。
6月17日、旧式戦艦部隊が前進するとともにサイパン島は猛烈な艦砲射撃に見舞われる。
そしてそれと同じころ、小沢機動部隊(第一機動艦隊)は戦場へ突入しようとしていた。


2、魔の5分間(in1944)

6月18日、日本側の索敵機はついにアメリカ機動部隊をとらえる。
これを受け小沢治三郎中将は第一波攻撃隊192機を発艦させる。と同時に「これでもう隠す必要はなくなった」とばかりに大出力で西太平洋全域へある電文を放った。

「Z発令0745 Y実施0930予定。以下座標――」

これを受け、日本側は所定の作戦計画に基づき行動を開始する。
ヤップ島、硫黄島に展開していた第1航空艦隊所属の陸上攻撃機部隊が動き始めたのである。
彼らは、慎重に練り上げられたタイムスケジュールに従ってマリアナ沖へと集結しようとしていた。

一方の米機動部隊は恐慌状態に入っていた。
第58任務部隊は無線傍受からついに日本艦隊の位置の概略を割出し索敵を開始していたものの、自分たちがミッドウェーのナグモ・タスクフォースと化しつつあったことを理解していたためである。
9時12分、アメリカ機動部隊は索敵機によって小沢機動部隊の位置を確認。
これを受けてアメリカ艦隊は、上空待機する戦闘機部隊のもとで攻撃機隊の発艦を開始する。
だが、そこへレーダーピケット艦隊からの急報が舞い込む。

「北西方向より日本機の大編隊を確認。数100近く!高速で接近中!」

これを受けて上空待機中の戦闘機隊は誘導に従い迎撃に向かう。
だが――

「北東方向に日本機編隊!数50!」

「南西方向より日本機編隊!数60以上!」

悲鳴は続いた。
これらはいずれも日本側の基地航空隊だった。
機上無線機群や硫黄島に設けられた誘導施設によって日本側は、実に850という前代未聞の機数を一空域に集中してのけていたのだ。
そして、それらのうち少なからぬ数は、ある奇妙なものを「曳いて」いた。
アルミ箔製の吹き流し。


910 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 04:25:57

「三式対空標的」という名の極秘兵器は、表向きドイツで繰り広げられる防空戦を参考にして作り上げられていた。
その目的は「囮」。
米軍による防空誘導網を南太平洋海戦において確認していた日本側が作り上げた死の罠である。
これにより、上空に180機ほどが展開していた米機動部隊の戦闘機隊は四方八方へ分散しきってしまった。
そこへ、彼らにとっての悲報が舞い降りる。

「敵機戦爆連合 数200あまり、低空進行!輪形陣内部まであと10分!」


これこそ、日本海軍第一機動艦隊が放った必殺の刃。
南方で散華を免れた熟練搭乗員と、彼らに鍛え上げられた母艦航空隊の勇士たち。
彼らの錬度は、少なくともミッドウェー沖海戦における南雲機動部隊のそれに匹敵していたといわれている。

かくて、死の罠は完成する。
当時米海軍の空母群12隻はひとつの巨大な輪形陣内部で小沢機動部隊攻撃のために甲板へ上がりつつあり、かつ防空網の飽和によって五月雨式に予備戦闘機隊を発艦させていた。
そのため、甲板上や格納庫には大量の「対艦装備を満載した」艦上攻撃機や艦上爆撃機が満載されていたのである。


9時25分、残された26機の戦闘機隊は日本側攻撃隊の直俺機30あまりに蹴散らされ、ほぼ無傷で150機以上の機体が輪形陣内部へと侵入する。
米軍の猛烈な対空砲火によって損害が続出するものの、それでも120機あまりが目標上空での投弾に成功した。




3、死闘


第一次攻撃隊は、米機動部隊の空母群12のうち実に9隻に総計68発の魚雷ないしは大型爆弾を命中させた。
結果、空母ホーネットⅡ、ヨークタウンⅡは一瞬にして大破炎上。軽空母モントレーは轟沈し同ベローウッドは大傾斜。
残る空母エセックスは甲板に大穴があき中破。カウペンスとエンタープライズ、そしてレキシントンⅡは巧みな操艦とダメージコントロールによって被害を僅少におさえることができ、バンカーヒルとワスプⅡは無傷であった。
しかし、日本側第2次攻撃隊と基地航空隊が現地に到着したときにすでにホーネットⅡは先代と同様に海中へ没しておりヨークタウンⅡは3本の航空魚雷を左舷に受けた上に3発の500キロ爆弾をどてっぱらに受けて横転。
バターン、モントレーとカボットも飛行甲板をつぶされ炎上状態となった。

第二次攻撃隊の奮戦によって日本側は、さらに2隻――無傷であったバンカーヒルとワスプⅡ、ラングレーを海底へ送り込む。
だが、彼らには復讐を誓う米戦闘機隊が襲い掛かる。
結果として第一次と第二次の両攻撃隊あわせて482機のうち生き残れたのは160機ほど。しかも、大半が機材を放棄せざるを得ない大被害を受けていた。
日本海軍が誇った母艦航空隊はここに壊滅したのである。

米海軍の生き残った空母から放たれた攻撃機隊も艦隊に大きな被害を与えていた。
空母カウペンスとエンタープライズ、エセックス、ベローウッドから放たれた攻撃機隊は日本側機動部隊を痛打し、空母大鳳に命中弾3発。
翔鶴に2発の爆弾を命中させることができたものの、それでも残存していた日本側戦闘機隊の奮戦もあって被害は戦艦榛名の砲塔直撃による中破が最大となった。

さらには、混乱する米機動部隊には10隻以上の日本側潜水艦隊が忍び寄っていた。
この結果として傾斜状態であったバターン、モントレー、カボットはいずれもどてっぱらに魚雷を受けてモントレーが爆沈。カボットとバターンは航行不能となり雷撃処分に処された。
これに加え、日本側の攻撃機隊は軽巡バーミンガム、クリーブラント、サン・ファン、重巡サンフランシスコを撃沈。
海戦全体では空母10を撃沈、ないは撃破し2隻を帰途沈没させるという大戦果を挙げた。
その代償となったのは、日本側が攻撃のために用意した800機あまりの航空隊のうち620機あまりの損失。
ことに母艦航空隊は実質的に作戦能力を喪失していたといってもいい。
対する米艦隊は空母4隻を残しており、航空隊も200機あまりが未だ健在である。


911 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 04:26:32

6月21日、小沢中将は作戦目的の完遂を確認しマリアナ諸島からの撤退を開始した。
同時に、未上陸であったグアム島や健在であったテニアン島より航空部隊の撤収を下命。

「遺憾ナレド敵侵攻部隊ノ殲滅ハ達成デキズ」との報告をもって戦闘を打ち切った。
後世においてこの時点において主力戦艦部隊の突入が果たされていれば米艦隊は全滅したとの意見もあるが、この時点でそれは不可能であった。
すでに上空援護の可能な母艦航空隊は消耗しつくしており、この教訓から日本海軍はレイテ沖海戦において突入用の水上艦隊に防空用軽空母をわざわざ張り付けるに至るのである。



6月30日――合衆国艦隊司令部はマリアナ侵攻作戦の中止を下命。
硫黄島からの空襲下で米海兵隊の撤退を命じた。
これは、23日にサイパン島において司令部に対し守備隊に所属していた97式戦車部隊合計32両が敢行した「夜襲」により、増援として投入されたばかりの第27歩兵師団長ラルフ・C・スミス少将が司令部もろとも押しつぶされたこと。
そして欧州においてもノルマンディー上陸作戦後のカーンの戦いにおいて激戦が展開されておりこれ以上の出血を避ける目的があったことが理由である。

すでに母艦航空隊を消耗し尽くし、さらには5倍の敵軍を相手取った守備隊の第29師団はほぼ壊滅状態となっていたために日本側も「もはやマリアナ諸島の防衛は不可能」と判断(これは東条内閣倒閣を意図したものであったとされる)。
のちに「梅輸送」と呼ばれる撤収作戦によって軍民あわせて3万名あまりが内地へ引き上げている。

この「大勝利」に意気上がる日本国内だったものの、それにアメリカ海軍は冷や水を浴びせることになる。
なぜならわずか3か月後にはアメリカ海軍は完成した空母をあわせて28隻を太平洋へ配備。
レイテとマリアナへの同時来襲という鉄の嵐によって日本側を押しつぶさんとしたのである。


912 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 04:31:25
>>891-897
を受けて、流れを考えてみました。
日本側には普通の幸運と、慢心がないゆえの念密な作戦を、アメリカ側にはミッドウェー以下巡戦フッド以上の不運を、という形で時系列を組み立ててみました。
はい。なんという火葬戦記w
ですが、マリアナ沖時点で米海軍の防空網が飽和寸前であったことに加え史実では五月雨式の突入の原因となった誤射、そして基地航空隊の集中失敗を改善してみるとあら不思議。
計算上はこれ以上の大勝利も起こし得てしまうのです。

ただし、レイテ沖海戦における米軍投入戦力を「空母10隻くらい減らしただけでしかない」結果となります。
・・・なにこの史実こわい。


913 : 名無しさん :2014/07/03(木) 04:57:30
乙、相変わらず体調が悪いと筆が捗る人ですなw


914 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 05:05:48
>>913
近代文学と病気って密接な関係らしいですからねぇ(答えになってない)。

作中書いていませんでしたが、米軍は後方支援部隊も急きょ前線に投入しています。
これほどの大被害でなく4〜5隻程度の沈没におさえるべきだったかもしれませんが…
今回はyukikaze氏のごとき幸運が成立した場合におけるいわばIFです。
支援となりますれば幸いであります。


915 : トゥ!ヘァ! :2014/07/03(木) 05:44:42
>>891-897
乙です

米海軍の被害が史実と比べものにならないほどにw

>>908-912
乙です

アメリカの空母機動艦隊がほぼ壊滅・・・

だってのに3か月後に28隻も新たに空母を用意できるなんて流石の米帝やでぇ(汗


916 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 05:52:48
>>915
史実レイテでは正規空母17に軽空母18が投入されたんやで…?
奇跡が起こって味方の撃沈ナシで10隻程度沈めたところであと2回航空艦隊が壊滅しなければ勝利できませんやん…
もう何をかいわんやです。
ちなみに、ソロモン沖での戦闘の結果かなり工事が急がれているという設定で、練度は数で補う形となります。
日本側もマリアナ沖で消耗しつくしていますので正面からの対抗は不可能となりますね。


917 : 名無しさん :2014/07/03(木) 06:06:55
アメリカの40cm砲戦艦は、ミズーリ以外は全滅してね?


918 : トゥ!ヘァ! :2014/07/03(木) 06:07:31
どういう…ことなの…(白目)

流石は米帝様の全盛期やで(汗


919 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 06:17:12
>>917
イリノイさんとケンタッキーさんがいらっしゃるじゃあありませんか(ぐるぐる目)
>>918
イントレピッド フランクリン ランドルフ タイコンデロガ 以上4隻が正規空母として8月までに加入可能艦(最低限の訓練実施による)です。
さらにこれに12月までにベニントン、ボノムリシャールが追加されますね。
しめて、生き残った正規空母をあわせて10隻。
これにソロモン海の結果エセックス級の発注がさらに早まっているとすれば3〜4隻が追加可能です。
軽空母については…大西洋に余っていますからね(汗

よくこんなのに突撃していきましたよ史実日本海軍…


920 : 名無しさん :2014/07/03(木) 06:21:06
護衛空母も大量に余ってるしな

魚雷を抱えたTBFはカタパルトで発艦できるし
後期の護衛空母はF6Fも運用できるしな


921 : トゥ!ヘァ! :2014/07/03(木) 06:25:26
正に全盛期

それに運用する人員も普通に用意できるという点も恐ろしや(汗


922 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 06:32:23
>>921
それはさすがに専門職ですのであんまり余裕なかったようですけどねw
でも史実で運用している分には人員がいたのでしょうねぇ。
ただでさえ空地分離式で搭乗員はそれなりに数がいますし。
史実で「結構大変だった」というような感想を、「かなりヤバかった」と変える程度には伝説的な活躍をできても、最終的な勝利は揺るがないのですね。


923 : トゥ!ヘァ! :2014/07/03(木) 06:51:49
ムリゲーを運ゲーに変えるようなもんですか(汗


924 : 名無しさん :2014/07/03(木) 07:33:54
護衛空母なのに何で最前線に出てくるの?
全然護衛空母とちゃうやん!!!


925 : 名無しさん :2014/07/03(木) 07:42:49
敵を排除することで味方を護衛する空母と考えれば、何の問題も無いw


926 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 08:16:45
ああ、そういえばこの世界の並行世界にもそんな「護衛艦」がいますね。


927 : 名無しさん :2014/07/03(木) 08:23:51
まぁ某国は1万?d超えても、表記はDDのままですからね。


928 : 名無しさん :2014/07/03(木) 08:38:58
>>916
史実の場合、大本営発表が事実だったとしても、まだまだ空母をはじめとした艦船が腐るほど残っている恐怖

戦中、こんなに沈める敵艦があるわけないと大本営発表をウソだと思った人がいたと言うが、その人が事実を知ることはあったのか


929 : 名無しさん :2014/07/03(木) 08:43:39
まさに事実は小説より奇なり


930 : 名無しさん :2014/07/03(木) 08:49:35
とは言うもののこの世界線の米軍に「まだまだ空母あるんだから余裕じゃん」とか言っても「少しも余裕じやねぇわボケェ!」とブッ飛ばされそうだけどな


931 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 09:04:40
さらに不足しているのは戦艦群。
16インチ級の戦艦群はレイテと沖縄でほぼ壊滅。
新鋭戦艦で生き残れたのはミズーリ1隻という結末になります。空母こそ終戦前後に15隻ほどに回復しているでしょうが、大型水上戦闘艦艇の不足は深刻です。
おまけに大和型が化け物っぷりを存分に発揮してのけているために米海軍もなにがしかを羨望しているかもしれませんね。
下手をすれば、戦艦「信濃」用に製造された46センチ砲身や大和型用の予備砲身を使って「イリノイ」や「ケンタッキー」の武装を作ろうとかトチ狂ったことを考える程度には伝説と化しているでしょうか。

ああ戦後は――「実は開戦経緯はコミーの陰謀だったんだよ!」「ル大統領、実は奇襲を受けること先刻承知だったんだよ!」というような陰謀論と、その裏付けになりそうな事実をちりばめたお話をあちらのメディアに流してもらわなければ…


932 : 名無しさん :2014/07/03(木) 09:17:37
確かによくわかってない政治家とかが「これだけいれば大丈夫だろ、楽勝だろ」って言ったら
その場にいた海軍の将校に無言で殴り倒されそうです


933 : 名無しさん :2014/07/03(木) 09:19:24
>>930
どんだけ沈んで死んだと思っとるねん、これからどんだけ沈んで死ぬと思っとるねん、全然余裕じゃねぇよ!
って感じでしょうか


934 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 09:23:53
間違いなく対艦多方面飽和攻撃と、大和型のような超大型水上戦闘艦の突入がトラウマになる程度はありそうですね。
よかった、特攻が不活発でもイージスシステム作る理由ができました。


935 : 名無しさん :2014/07/03(木) 09:30:38
戦後の米海軍は軍縮いらずだなー(棒)


936 : 名無しさん :2014/07/03(木) 09:44:22
そういやどっかの火葬戦記に新造艦内部を溶接し直しながら進む話があったな


937 : 銑鉄 :2014/07/03(木) 09:47:00
yukikaze様、ひゅうが様 乙です。

しかし、ソロモンの死闘を始め米海軍の損害が増大していると
某31ノットバーク氏が乗艦が爆沈して戦死したり等したら
戦後の日米海軍にかなりの影響が出そうな気が…


938 : 名無しさん :2014/07/03(木) 09:53:32
遅ればせながお二方とも乙です、実に良い火葬戦記w
この世界の艦これだと瑞鶴の運が更に上がりそう、正に「瑞鶴には幸運の女神がついていてくれるんだから!」

しかし戦後ソ連海軍関係者は核攻撃のせいで恨まれてるの理解してるだろうから規模縮小しててもこんな化け物海軍の後継者と睨み合いとか頭上の砂漠化が深刻化するどころか胃に穴が開く人間続出しそうだなぁ・・・・。


939 : 名無しさん :2014/07/03(木) 09:55:51
モンタナ級「もしかして、俺の出番が来る!?」


940 : 名無しさん :2014/07/03(木) 10:05:34
半年後、そこには元気に走り回る米海軍の姿が…
「もう二度と帝国海軍とは戦いたくないよ。」


941 : 銑鉄 :2014/07/03(木) 10:10:21
>>931 >>939
何気にモンタナ級の出番があり得そうです。
史実では42年5月に中断命令、43年7月にキャンセルとなっていますから
サウスダコタが撃沈され、その後の夜戦に大和が出撃している>>891
この世界なら、「大和に対抗できる戦艦を!!!」という熱意から
キャンセルどころか、建造再開しそうです。


942 : 名無しさん :2014/07/03(木) 10:39:42
>>940
内心で「我々は戦争には勝った。だが押し切っただけだった」とちょっぴり英雄願望が芽生えてそうな。


943 : 名無しさん :2014/07/03(木) 11:38:28
>>938
しかもウラジオが核で吹っ飛ばされてる分、太平洋艦隊は根拠地ごとの再建になるから史実以上に難事


944 : 四〇艦隊の人 :2014/07/03(木) 11:39:06
yukikaze氏、ひゅうが氏乙。
……狂ってやがる……。
こんな被害を受けてもなお立ち上がれるアメリカという国は本当に化け物ですね……。

>>931
>>941
終戦後に接収された46センチ砲を連装砲塔にした改モンタナ級戦艦モンタナという妄想が頭を過ぎった……。


945 : 名無しさん :2014/07/03(木) 12:02:55
アメリカ海軍が日本に大和型戦艦の発注とかあるかな?
あの異常な防御力とか知りたいだろうし


946 : 名無しさん :2014/07/03(木) 12:16:36
>>945
さすがにそれは無いだろう。日米じゃメートルとインチで規格が違うから使い勝手が悪いと思うぞ
造るなら大和型の設計図を元にアメリカ版大和型を建造したほうが良い


947 : 名無しさん :2014/07/03(木) 12:30:20
>>946
付け加えれば、戦艦大和は構造材をリベットで繋いでいる鋲打ち工法。
今後の艦船における標準が溶接工法である事を考えるならば、やはり
原型のまま再建造するよりも、旧設計をたたき台にした新設計で建造を
行うべき。そうすれば、戦時中発覚した問題点をすべて解決した上に、
アメリカが得た戦訓まで盛り込んだ「げんじてんでのさいきょうせんかん」
を造る事ができる……といいなぁ。


948 : New :2014/07/03(木) 12:39:41
両氏ともに乙です。文字通り身を削って米兵の屍を量産した形ですね。
大和や戦艦群も史実以上に活躍できて本望といえるでしょう。

マリアナがミッドウェーに・・・飽和攻撃に対処するためにイージスシステムなどの
原案が出てきそうですね。米は空母を新たに出してきたけど中身の練度がかなりスカスカに・・。

どちらの作品にしても米国側の責任者たちの首はポンポン飛んでそうだな。


949 : 名無しさん :2014/07/03(木) 12:51:21
>>947
それだと内田先生の破壊神大和になりそうな


950 : 名無しさん :2014/07/03(木) 12:55:37
戦後日本の伊藤中将や有賀艦長はやっぱり戦死されたんでしょうな・・・
この世界の映画「男達の大和」は想像も出来ないほど人気が出そう。アメリカ海軍戦艦乗り達の描写も格好良く描かれそうで


951 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:01:14
アメリカがヤマトの設計図を接収して、ぼくがかんがえたさいきょうのヤマト型戦艦とかつくって
それに触発された他国が、対抗・追従するという謎現象が起こりうるのか?


952 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:04:45
逆に米空母乗り達の扱いがむっちゃ悪そうな
味方が救助しようとしてる敵兵を機銃掃射しようとして味方に警告射撃されるとかもう……
映像にできないレベルじゃあるまいか


953 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:08:38
>>951
いや、戦前で「列強」がブイブイ言ってたころならばともかくも、WW2で
どこもかしこも疲弊しまくった状態では、いまさら「戦艦建艦競争」なんて
無理でしょうJK。やるとしたら、一線を越えて後戻りできなくなったソ連が
米帝様に対抗するためにソビエツキー・ソユーズとその後継艦を、といった
ところでしょうか。

……もっとも、「アカン、ワシ等じゃ戦艦造れん!」と諦めて、巡航ミサイル原潜
の大量整備に走る、という方がありそうではありますが(w。


954 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:14:53
そしてバタバタ沈んだためにダメコンも史実以上に発達……は限度があるかな?
フォレスタル級が史実より装甲を厚くした結果、搭載機数が減ってしまうとか


955 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:19:20
と言うか、より恐れて扱いを厳しくしそうな気もするけどねぇ
史実だって米国に初めて組織的に歯向かった黄色人種の国家としてこれ以上ない位ギシギシに拘束したじゃん
痛い目に合わされたから二度と刃向かえないようにって
今ですらその名残や制約が実行として日本を縛っている部分もあるってのに
つか、今でも潜在的に恐れてない雨さん?


956 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:27:10
戦後アメリカ軍内で陸軍と海軍の仲が史実日本軍並みに悪化したり、海軍内でも戦艦派と空母派におおきなしこりが残ってかなりギスギスしてそう


957 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:27:17
最強の敵は最強の味方にだってなりうるさ
日本の価値を如何に認めさせるかの勝負


958 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:29:34
>>956
そもそも超がつくほど仲が悪いんだが
国防長官が自殺したり陸海空で核兵器開発合戦を繰り広げたりするぐらいには


959 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:30:31
少なくともパットンは日本軍将兵を物凄く高い評価をしている(下手打った一部高級軍人を除く)


960 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:31:23
そして海軍は空軍に新型空母を撃沈されてるから倍率更にドンw


961 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:32:36
>>956
多分戦艦派最後の晴れ舞台だろうガチの殴り合いに介入されて、その後の対応含めて戦艦派は空母派見下すだろうし
空母派は空母派で不甲斐ないお前らを助けてやったのに的な不快感抱くだろうし
しばらくは勇戦への敬意と空母派への反発心で戦艦派が日本寄り、空母派が反日寄りになったりとか?


962 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:32:40
>>956
フォレスタル長官の負担がかなり重くなりそうな…心労+過労で史実より早死にするんじゃなかろうか


963 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:34:13
>>955

つ「窮鼠猫を噛む」

つ「寝た子を起こす」

つ「世界はこんなはずじゃなかったって(ry」


……ホンマモンの限定核戦争が勃発した後で、わざわざ同盟国を一つ減らす
(しかも、場合によっては自分が身銭を切って防衛してやらなきゃならない)
なんて浪費に、米帝様とはいえ耐えられるでしょうか?

やるならばしっかり首輪をつけて使い物になるようにする、という方がまだ楽では?
ただでさえ反共国家となることは(余程のイリュージョン(wでも起きない限り)確実でしょうし、
センシュボーエーとかいう訳のわからない理屈でアメリカが守ってやらなきゃならんと
いう事態も避けられますし。場合によっては、米国製兵器のユーザーにしてその部分の
ノウハウで首根っこを押さえてしまうとか……。


964 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:35:26
しかしこの流れだとパットンがあの魔改造の97式部隊を率いるのか・・・
改良しないと乗ってる日本兵泣くぞ


965 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:38:27
>>964
それよか、パーシングかせめてイージーエイトを……。


966 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:38:44
アメリカの場合、陸軍vs海軍vs海兵隊と三つ巴だからな。今後は空軍も加わると


967 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:40:27
そして夢幻会的には念願の西側ナンバー2に成れる絶好のチャンスでもあると言うw


968 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:42:07
M4A3E8とM24軽戦車とM41軽戦車を当面は警察予備隊に無償供与して管区隊の充足を図るんじゃないかな


969 : 名無しさん :2014/07/03(木) 13:45:48
同じ装備でも、米陸軍戦車隊と警察予備隊特車隊では命中率に明らかに差が出てパットン親父が味方の不甲斐無さを嘆くべきか、新たな同盟国将兵の技量を喜ぶべきか一瞬悩みそう


970 : 名無しさん :2014/07/03(木) 14:34:15
日本戦車兵のことだからイージーエイトよりもジャクソンの方が喜びそうだw
それでも車高が高すぎて良い的だと愚痴りそうだけどw


971 : 名無しさん :2014/07/03(木) 14:42:41
パットン「貴様らの不甲斐なさを正すためジャパンポリスから教官を呼んでおいた。彼から戦車兵の神髄が何たるかを教わりたまえ」


972 : Monolith兵 :2014/07/03(木) 15:38:19
ひゅうがさん乙です。
最後の艦隊決戦・・・。
この背後で苦しみ血涙を流しながら資源輸送をしている輸送船団と海上護衛隊の姿が見えそうだ。
ところで、もしかしてこの決戦のために護衛空母(艦艇)まで取り上げてたりしないよね?


973 : 名無しさん :2014/07/03(木) 15:48:23
米陸軍「島礁で日本陸軍と死闘を繰り広げた俺ら超クール、海軍と空軍は仕事しろよ(おこ」
米空軍「大空を舞台に日本空軍(誤解)と航空戦を戦った俺らマジかっこいい、海軍は釣られるな、陸軍はのろま」
米海軍「太平洋全域で日本海軍の精鋭とぶつかりあった俺らが真のタフガイ、運ばれてるだけの陸軍と空軍は大人しくしてろ」

米海兵隊「あらゆる状況で戦った俺らが一番大変だったよな」


974 : Monolith兵 :2014/07/03(木) 15:56:00
マッカーサー「お前らおとなしくしろ!」(胃の辺りをさすりながら)


975 : 名無しさん :2014/07/03(木) 16:13:30
海軍・海兵隊「あんた逃げ出しただけだろ」


976 : 名無しさん :2014/07/03(木) 17:32:37
大統領「つまりそんな彼等を率いた私が最強ってことだな!」


977 : 名無しさん :2014/07/03(木) 17:43:39
ジャイアントスイングで戦車を投げ飛ばしそうな大統領だな


978 : Monolith兵 :2014/07/03(木) 17:53:05
トルーマン「胃が、胃が・・・。」


979 : 名無しさん :2014/07/03(木) 17:54:54
米空軍「私たちは『大空のサムライ』サブロー・サカイを含むラバウル基地所属のセロと戦った」
米海軍「我等はあの『青白い殺人者』(ベイル・キラー)酸素魚雷の恐怖に晒されたぞ」
米陸軍「俺らの敵はあのフナサカ」


980 : トゥ!ヘァ! :2014/07/03(木) 18:34:17
どこの国も基本的に陸海空軍は仲悪いとこ多いですね


981 : トゥ!ヘァ! :2014/07/03(木) 18:34:52
次スレ建ててきます


982 : トゥ!ヘァ! :2014/07/03(木) 18:36:25
建てました


983 : 名無しさん :2014/07/03(木) 18:36:44
>>978
戦後世界の場合にはウォレス大統領ですが……ウォレスさんも頭がさぞかし痛い事でしょうな


984 : 名無しさん :2014/07/03(木) 18:38:19
烈風や流星は間に合ったか?


985 : 名無しさん :2014/07/03(木) 18:39:12
スレ立て乙です。


986 : 名無しさん :2014/07/03(木) 18:40:50
ソ連陸軍「空の魔王に勝った我々にかなう者はいない!」


987 : 未熟者 :2014/07/03(木) 18:44:12
>>986
負けなかった事はあっても勝った事は一度もないような・・・?
つーか国家が指名手配して占領地に撃墜したのに身一つで逃げられたって時点で大敗北ですよね?


988 : 名無しさん :2014/07/03(木) 18:49:09
>>984
主導権が握れていない事を考えると史実よりマシな程度のはず。
烈風は無理だろうね。
紫電改が多数艦載機に配備されていたりはするかもしれないけど。


989 : 名無しさん :2014/07/03(木) 18:49:46
ソ連「逃がしたんじゃない、空の魔王がほうほうの体で逃げ出すまで追い詰めただけだから!だから俺の勝ちだから!勝利!ビクトリー!」


990 : 名無しさん :2014/07/03(木) 18:54:06
烈風高高度型のA7M2(not排気タービン)が本土防空戦で横須賀空を中心に飛んでいるかもな


991 : 名無しさん :2014/07/03(木) 19:01:54
震電という夢が見たい……が、安全牌狙うならないんだろうなー

そういえば世界的に見ると自衛隊は三軍が異常なほどに仲が良い部類と聞いた


992 : 名無しさん :2014/07/03(木) 19:03:06
>>989
せやな(優しい瞳


993 : 名無しさん :2014/07/03(木) 19:03:28
>>980
基本的に同じ1つの財布から予算を分捕り合う仲ですからねぇ。


994 : 第三帝国 :2014/07/03(木) 19:09:22
yukikaze氏、ひゅうが氏乙であります!
久々に燃える架空戦記、堪能させていただきました!
史実の日本でもやりようによってはここまで戦えるとは。


995 : 未熟者 :2014/07/03(木) 19:16:20
>>989
魔王「遺恨返しにまた来たぞ♪」(マジ話)


996 : トゥ!ヘァ! :2014/07/03(木) 19:32:26
予算決めくらい仲良く・・・なんて出来たら苦労しませんものね(汗


997 : 名無しさん :2014/07/03(木) 19:44:26
どの軍も利権その他は置くとしても兵の命がかかってますからね


998 : 名無しさん :2014/07/03(木) 19:53:29
>>993
>>996
有名な「陸海軍相争い、余力を以って米英に当たる」になぞらえるなら
「陸海空自結束し、全力を以って財務に当たる」
てとこかな?


999 :  テツ :2014/07/03(木) 19:55:55
それに比べると、戦後夢幻会世界の陸海空防衛軍は気持ちややマシかw


1000 : ひゅうが@恢復中 :2014/07/03(木) 19:56:27
1000


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