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日本大陸を考察・ネタSSスレ その8
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日本大陸のSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界を楽しみましょう。
ネタの書き込み25(204から日本大陸ネタが始まりました。)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1356692784/
その1
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1357902015/
その2
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1358680955/
その3
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1359676541/
その4
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1382878372/
その5
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1383446662/
その6
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1383732688/
その7
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1384172605/
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――日本大陸世界の公式想定まとめ(ハニワ一号氏了承済みのものをサルベージ)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。
1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」たとえば関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利するといった事象を妨げない限りにおいて日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。
2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの一回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする。(例・井伊直弼など)
3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である。
4――【追記】
混乱を避けるため真面目な想定ではなくネタとして発議する際には「【ネタ】」印を添付する。
以上
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建て乙です!
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前スレ1000の方、
ありがとうございます。
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第二次世界大戦頃の大陸日本の戦車生産はアメリカやソ連並みに戦車を生産していそう。
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さて、需要があるかは知らないが、昨日アンケートをとった鬱ネタが三分割の二番目が完成したので投稿しようと思う。
一応、直接的な鬱描写はそこまでしてないつもり。
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ユナイテッド・ステーツ級航空母艦(その2)
・来襲
戦艦八隻、巡洋艦、駆逐艦多数を失ったトラック沖海戦から半年後、ユナイテッド・ステーツを中心とするアメリカ海軍空
母機動部隊は新たに三隻のエセックス級を指揮下に入れ、何とか戦力の再編成を完了した。しかしその錬度はお寒い限りで
あった。開戦前の米海軍空母機動部隊の錬度を一〇〇%と考えるなら、現在の錬度は六〇%がせいぜい。最もひどい艦では
四〇%をきっていた。最低限戦争ができる錬度に到達させるには後半年の訓練が必要と太平洋艦隊司令部は判断していた。
しかし、戦争とは相手がいる物である。対局者である日本海軍は米海軍の悪手を見逃すようなまねはしなかった。
一九四三年一一月、日本海軍は小沢治三郎大将を総司令官とし電撃侵攻で以ってミッドウェー、ハワイを落とし、一挙に西
海岸へ攻撃を仕掛ける、後にいう太平洋打通作戦を発令した。
日本海軍はこの作戦に新鋭戦艦上総型(75000t、29kt、46cm三×三)三隻とトラック沖に間に合わなかった新鋭空母大鳳型
(70000t、33kt、艦載機120機)一隻、本土近海にいた為トラック沖に参加できなかった翔鶴型空母(56000t、33kt、艦載
機94機)三隻、戦時量産の翔鷹型四隻に加え、トラック沖を生き残った早池峰、白根、瑞鳳、モンタナ級をたこ殴りにし
た紀伊、尾張、殴り合い後の追撃戦を行った天城四姉妹、それぞれ妹を失った加賀、長門、四姉妹の最後の一人になってし
まった霧島、空母を守って戦い男体を失った筑波型、阿蘇型計七隻を中心に艦隊を編成。
輸送艦、補給艦まで合わせて六〇〇隻以上の艦艇がトラック沖の復仇を成さんと向かってきていた。
・敗北
米国政府はこの報を受け半ば恐慌状態に陥った。彼らの手元には錬度の怪しい空母一〇隻に、真正面からぶつかって紀伊型
に勝てなかったモンタナ級の三、四番艦、天城型に対抗するための艦でしかないにアイオワ級三隻に、トラックに出すには
性能が不足であると判断された三年計画の戦艦群、巡洋艦、駆逐艦もトラック沖の後遺症で数が足りない。カタログ上紀伊
を上回るルイジアナ級戦艦はまだ建造未了。ミッドウェーを放棄してもハワイの失陥は避けられそうも無かった。
それでも戦わないという選択肢は無かった。米軍はミッドウェーの戦力を交代させハワイに集め、残された戦力でハワイの
防衛計画を作成した。しかしこれはいきなり足元を掬われる事となる。
・損傷
その足元を掬ったのは潜水艦である。開戦以降、日本海軍の潜水艦は主に通商破壊を主任務としていたが、このころ日本海
軍は一部の潜水艦に大型戦闘艦への直接攻撃を命じていた。この命令は一部のトップエースにのみ発令されており、その最
初の餌食になったのが訓練中であったユナイテッド・ステーツだった。
ユナイテッド・ステーツは左舷の艦首と艦尾に二発の魚雷を受け中破の損害を受け、そのままハワイのドック送りとなり、
そしてドックから出ることなくハワイの陥落を迎える事となる。
他にも軽巡洋艦アトランタや重巡洋艦インディペンデンスが沈没、戦艦ノースカロライナが中破等大きな損害を受けた。
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・決戦
トラック沖で航空攻撃によって痛い目にあった日本海軍はこの時期艦隊の戦闘機比率を五〇%とし、さらに大型の防空駆逐
艦(史実秋月+憂鬱島風÷2−雷装的な感じの)を大量配備して、米側の航空攻撃を封殺する作戦に出ていた。対する米海軍
は極低空を飛行することで日本側のレーダー網をすり抜け、新型の一〇〇〇ポンド対艦ロケット弾で護衛艦をつぶして、そ
の隙に空母に爆弾をタッチダウンする作戦を建てて、日本海軍との決戦に臨んだ。
一九四三年一二月二五日両軍の偵察機がほぼ同時にお互いを発見し、そして攻撃隊を放った。年をまたいで一九四四年一月
一一日まで続くハワイ攻防戦の幕開けである。
・終結
両軍空母部隊の壮絶な殴り合いを制して最後まで戦場に残ったのは日本海軍だった。
両軍艦載機隊の損耗率は三〇%を越え、米海軍は日本側の翔鷹、白鷹、瑞鳳を撃沈し、白根、翔鶴、白鶴を発着艦不能、瑞
鶴を艦載機枯渇により戦力外に追い込んだが、レンジャー、カサブランカ(レンジャー級二番艦)、ヨークタウン、ホーネッ
ト、エセックスの五隻が沈没、残る五隻も損傷や艦載機の損耗などで戦力を喪失。ここにいたり米海軍太平洋艦隊はハワイ
の防衛を諦め撤退を開始した。そして戦艦ノースカロライナを旗艦とする米旧式戦艦部隊は、戦艦上総を旗艦とする日本海
軍戦艦部隊を相手に後に「パイ提督の捨て奸」と呼ばれる壮絶な後衛戦闘を行い、戦艦上総に座上していた古賀峰一中将を
戦死させる等の大金星を上げ、最終的に全艦が沈没することとなる。
・陥落
米海軍がよろめきながらも戦場を去った後、日本軍はハワイへの上陸作戦を開始した。事前砲撃と爆撃で防御陣地を吹き飛
ばされた米陸軍はほぼ無抵抗で日本側の橋頭堡確保を許すこととなる。一月七日、日本側ハワイの七割を制圧、この時点で
真珠湾も日本側の手に落ちた。同一一日日本軍ハワイを完全制圧、戦闘の終結を宣言。以降も小規模の米残存部隊によるゲ
リラ戦闘が繰り広げられたが、二月末には沈静化、ハワイ諸島は日本軍の占領下に堕ちた。
・虜囚
一九四四年三月、ドック内で動けないまま鹵獲されたユナイテッド・ステーツは、戦艦長門に曳航され日本の横須賀海軍工
廠へ移送、そしてそこで徹底的な調査を受ける事となる。同年六月調査の終了したユナイテッド・ステーツは横須賀沖に係
留、同年八月に行われる公開核実験の標的艦となる運命を与えられ、短い余生を過ごしていた。しかし、米海軍潜水艦隊の
見せた最後の意地が彼女の運命を一変させることとなる。米潜水艦の雷撃による航空母艦白根の沈没。他の修理を後回しに
してまで再戦力化を急いだ、大型空母の喪失は日本海軍上層部を激震させた。現在の手持ちは大鳳、瑞鶴、早池峰の三隻の
み。翔鶴、白鶴の修理には後五ヶ月はかかり、白鳳(大鳳型二番艦)の就役は半年先。翔鷹型は対潜任務や護衛任務の応援で
出払っており、護衛空母は論外。
日本海軍はあたりを見回して、そして発見した。ほぼ無傷で、船体に損傷を受けている翔鶴、白鶴よりは早期に戦力化でき
る大型空母を。
その艦は現在の敵国であるアメリカ合衆国で生を受け、アメリカ合衆国その物の名を与えられた大型空母。
ユナイテッド・ステーツだった。
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とりあえずここまで。続きは精神力が回復してから。
鬱じゃなくね?という方はユナイテッド・ステーツの艦魂もしくは艦娘を想像して読むといい。
自分は今後の展開上もっと鬱な描写が待っているので気が重い……。
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古賀さん戦死w。寄りにもよって合衆国空母の戦力化が。
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>>7-8
おお乙です。そういう鬱ですか。確かに結構くるものがあるかも。
南無――
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スレ立て乙。需要あるかわからんがアメリカ赤化の続き。
1940年。アメリカ経済は緩慢な死を迎えようとしていた。
後世「風邪をひいているのに、乾布摩擦させた結果、肺炎にさせた」と
評判の悪いランドンの経済政策であるが、意外にも、大衆はランドンの
全ての政策に嫌悪感を抱くことはなかった。
何しろランドンは「徹底的に政府の無駄を省く」として、政府予算のコストカット
を率先して行い、支出の切り詰めを果たしていたからであった。
これには公務員批判を唱える者達も「ランドンはこの点では仕事をしている」と、
評価していたのだが、同時に一向に回復しない景気状況にいら立ちを覚えていたのも
事実であった。
その結果が、共和党の支持率のジリ貧状態につながっていくのだが、しかしながら
それが民主党の期待に転嫁したかというとそうではない。
ルーズベルト失脚後の民主党は、党内を抑えるべき重鎮がのきなみ力を失っており
迷走も極まれりという状態であった。
その為、本来ならば反転攻勢を仕掛けたい所でも、出てくる言葉は建設的な提言よりも
「〇〇が悪い」という幼稚な反論に終始しており、民主党支持者ですら「この党は解体しろ」
と、半ば見限るような発言をしている。
要は、アメリカの二大政党は、有権者から不信と不満の目で見られるだけの存在に陥っていた
のであった。この時期「今必要な事? 政治家のお偉方を全員ボストン港に叩き込め」という
労働者のインタビューでの発言が、全米中で喝采を浴びた事も、アメリカ国内での既存政党の
失望感が最高潮に達していた証拠ともいえる。
そうであるが故に、ある男が「アメリカ共産党」に入党し、第三勢力として殴り込みをかけた時、
大衆は「変革が出来る男」として、彼を大統領へと登らせることになる。
ヒューイ・ロング。アメリカ合衆国最後の大統領にして、共産アメリカ最初の主席として、
歴史に悪名を轟かせる男である。
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乙です。
戦艦の上で死ねたんだから古賀さん的には本望でしょうね。
アメリカ合衆国の名を与えられた艦が敵国である日本の手によって運用される事を知ったアメリカの衝撃は大きそうですね。
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四〇艦隊の人さん乙です。
こ、古賀さーん!!
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yukikazeさん乙です。
そしてロングが出て来ましたか……
続きも楽しみにさせていただきます
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風呂入っている間にyukikaze氏が来てた。乙です。
出た、前世組にとっての疫病神ロング。
大陸日本世界では何をやらかすことやら……。
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そして読み直していて大変なことに気づいた。
古賀さんの名前は峰一じゃなくて峯一だった……。
脳内修正をお願いします(土下座)
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※ 前スレ 916-919 965-969 の続きです。まだ戦闘はじまってません(泣
ネタ――大陸日本の日露戦争 その3
5、 旅順要塞火力戦 承前
旅順要塞。
1901年から構築が開始された旅順軍港周辺を囲む永久堡塁の集合体である。
繭型の旅順軍港を囲むように存在した二つの山塊とその間をつなぐ高地、そして岬の上に築かれた大量のコンクリート製陣地と大口径砲の数々、そして無数の機関銃で武装されたこの要塞には、開戦時6万5千名ほどの兵士が駐留。
開戦前後の突貫工事によってほぼ完成に近い状態(進捗率99パーセント以上)状態にあったのである。
「死角はほぼなし。」
海上から接近すれば黄金山砲台と老弧山砲台という二つの砲台から放たれるドイツ製28センチ榴弾砲、およびその他火砲200門(重砲・軽砲合計)。
陸上正面には200門以上の重砲とその倍近い390門もの軽砲、および機関銃76門が存在している。
これらはほとんどが鉄筋コンクリート製の永久陣地に守られており、正面突撃を行えば、日清戦争における北京会戦(直隷決戦)で甚大な被害を受けた「盧溝橋の戦い」のごとくバタバタと兵士が失われることは十分考えられた。
さらに、この要塞は10万人以上の兵士を収容可能とさえいわれ、ここが持久するうちに後方から続々と送られてくるロシア側の大軍が日本側をまるで「槌と金床」のように押しつぶすことさえ考えられた。
実際、開戦時の作戦計画ではロシア軍は朝鮮半島南端から進撃してくる日本軍を漸減し、疲労のピークに達したところで旅順要塞にとりつかせ、そこで一気に満州配備の軍団によって遼東半島へ押し出し、要塞との間で挟み撃ちにする作戦を考えていたことがのちに明らかとなっている。
(もっともそれは最善の状態で迎撃がかなった場合であり、これが成立しなかった場合は旅順は可能な限り持久しつつ「艦隊を保有する」ことで敵の後背へ脅威を与え、陸軍の主力は奉天付近で迎撃戦を開始、哈爾浜までの縦深をもって誘因戦を戦うことになっていた。そしてそれが実行に移された。)
日本側は、海軍は当然に、陸軍はあまりの工事の規模から類推されたこの難攻不落の要塞を警戒した。
後方に、いつでも敵が出撃できる拠点とともに10万もの大兵力と巨大な艦隊が張り付くなど、「兵站上の」悪夢でしかない。
しかも…
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「あの要塞を正面攻撃で攻略しようとすれば、裾野に10万人の血と魂を溶かし、直隷に投じた鉄火を投げつけても外堀が半壊というのがせいぜいであろう。」
という山形有朋元帥の言葉に代表されるように、繰り返すがあまりにあの要塞は堅い。
ならばどうすべきか?
日本側が出した結論は、「火力による圧殺」と「正攻法」、そして「邪道」の合わせ技だった。
――第一に、いかなる堅固な要塞といえども重火力の集中投射によって機能を損ねることはできる。
全体に攻勢をかけるには兵力と火力が不足?
要塞戦に戦列は必要ない。相手は動けず、こちらは「機動」できる。場所を選んでそこに火力と兵力を集中できるのだ。
この優位を生かし、かつ大口径砲の集中運用によって一点突破を図り要塞のもっとも肝心な部分を破壊してしまえばよいのだ。
兵力が逆に送り込まれ防御が厚くなる?
ならば、来た兵力を押しつぶすだけの大火力と、増援を困難ならしめるだけの面制圧力を持つ火力を投入すればよい。
こうして、日本側はあの有名な兵器たちを急速に整備していく。
「35式24センチ榴弾砲」「33式30センチ榴弾砲」「29式長28センチ榴弾砲」「28式27センチ加農砲」「22式15センチ加農砲」「33式重迫撃砲」「35式迫撃砲」。
そして――「29式多連装(24連装)噴進砲」「35式30センチ列車砲(通称:陸上戦艦)」。
榴弾砲はもともと本土の要塞用に開発されたものたちを攻城用に改装し、加農砲は陸上運用限界ギリギリのものを徹底的な試験発射を行うという荒業で最適化。
北海道の放棄された建造途中の星形城塞を改装した実験場での成果を踏まえて臼砲とも呼ばれる巨大な迫撃砲を建造。
さらには面制圧力を重視して火薬の大量使用をも無視してまで製造が簡単な多連装ロケット(噴進)砲を製造。
とどめには、これらの重火力を配備するために、「開戦に間に合わない」と計画段階で6隻が削られた新型戦艦用に開発されていた艦載30センチ砲を列車砲化した。
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これら合計2000門にも達する(うち1000門は多連装噴進砲であるが)重火力を運用するため、日本陸軍は「攻城砲兵軍団」という前代未聞の組織まで作っている。
しかも、その砲を守るためだけに「野戦砲兵軍団」という砲火力を高めた重師団を3つも付属としてつけて。
この高価な玩具を維持すするため、日本陸軍は相模原や北九州に専門の弾薬製造工場まで作っている。
開発されたばかりのアンモニア合成法(ハーバー・ボッシュ法)を用いた生産ラインをわざわざ稼働安定性が低いことまで計算に入れて余分に作ってまで。
まさに狂気の火力主義といってよいだろう。
陸軍はこれらの重火力を効果的に運用すべく、大砲運用の専門家として名を馳せつつあった伊地知孝介をわざわざ特例で中将に昇進させることまでして実地演習を実行。
伊地知は伊地知で、開発されたばかりの航空機に加えて気球を用いた弾着観測手段を構築していたのである。
話を戻そう。
――第二に、近代戦争における要塞攻略戦はいまだに成立していない。
であるならば、要塞攻略戦が一般的であった時代における攻略法を用いるべきだ。
一点に集中された火力をもって敵要塞の一部分を無力化し、その空隙に向けて歩兵を突っ込ませるべきか?
否である。
クリミア戦争や北京会戦で明らかになったように、中途半端な陣地に対してでも人体はもろすぎる。堅固な陣地に対してなど、もはや自明であろう。
ならば、人体の脆弱点を補いつつ攻撃をしかけるべきだ。
「塹壕戦」と「坑道戦」。それが第二の解答であった。
幸い、攻撃側はこちらである。敵の重火力は固定式であり、こちらと違い開戦後の再配置は極めて困難となろう。
かつて星形城塞を作り上げたヴォーダンの攻城法にならい、敵の砲撃により大きな被害を受けにくくするジグザグの塹壕を目標に向かって掘る。
そうして要塞地帯の「殺し間(キリングフィールド)」を突破し安全に兵士を要塞直下まで届ける。
また、地下からは敵陣地の真下にまで坑道を掘り進め、堅固な陣地の爆破や敵要塞直下からの逆進行を図る。
――第三に、こうした方針に敵が対抗策を見つけていたり、兵力移動を図ろうとすることを抑止すべく、「あえて歩兵を突っ込ませる」。
屍山血河をもって敵要塞に肉薄し、少しでも多くの敵兵を道連れにしつつ血路を開くのだ。
これによって、敵の対処能力を飽和状態にしつつも第一方針で述べた重火力によって敵を圧迫。要塞自体を火力で殴り続けるのである。
敵が出撃して占領した堡塁の奪回に動けばしめたもの。日本側の保有する機関銃群で今度は逆に敵兵を殺しの間にご案内する。
そうやって消耗をさそえば、いかな要塞といえども包囲下にあるため兵力が激減していく。
そして要塞の運用側の頭数が減れば減るほどこちらは攻撃の選択肢が増え攻略が行いやすくなる。
要塞という穴倉で敵を失血死させるのだ。
「損害比が敵側の方が高ければ、補充能力のあるわが方が最終的に勝利できる」
この考えは、のちの第一次世界大戦における消耗抑制ドクトリンに通じている。
(補充がきくのが片方だけであることから日本陸軍はこの方針を採用した。しかし大戦では独仏双方がこれを行ったために大惨事となったといえよう。)
――これら、三つの方針の大前提として、敵の増援を阻止し要塞の頭数をできるだけ減らすこと、そして旅順要塞の詳細な地形と配置の把握こそが重要となる。
だからこそ、第1軍は釜山ではなく仁川に上陸してから危険な速攻で鴨緑江を渡り、第2軍はわざわざ危険な敵前上陸を行ってまで遼東半島の付け根を遮断したのである。
5月2日、満を持して日本陸軍第3軍集団は遼東半島に上陸。
北上する第2軍集団と交代で旅順要塞攻略に着手する。
このとき、海軍の積極的な機雷戦といやがらせのような32センチカネー砲による艦砲射撃は継続しており、また封鎖艦隊が戦艦4、装甲巡洋艦2の連合艦隊第1ないし第2艦隊であるために旅順艦隊は未だに港湾内に逼塞を余儀なくされていた…
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【あとがき】――「現下の問題は鉄と血をもって決するものです」と偉い人がいったと聞きました。
ですので可能な限り強化を試みました。
なお、ロシア側が日本側を警戒しましたので旅順要塞の堡塁は史実の倍、火力は1.5倍(火砲)〜2倍(機関銃)となっております。
加えて配備兵力も2万名ほど増えております。
本来は倍くらいになる予定でしたが、アレクセーエフ総督の脱出や日本軍の予想以上の進撃速度に伴い7割〜8割ほどに減少していました。
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山形でなく山縣でした。失礼しました。…1週間ぶりくらいに頑張れたのでちょっと横になります。
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ひゅうが様乙です。おやすみなさい。
それにしても贅沢!なんて贅沢なんでしょう!これだけの砲をまとめて使えるなんて…
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本当に寝てください
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千早「ちっ・・・・あの空母が沈めればよかったのに」
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四○艦隊の人氏、yukikaze氏、ひゅうが氏それぞれに乙です。
>四○艦隊の人氏
汚されて火あぶりなら痛いのも苦しいのも自分一人で済みますが、捕らえられてかつての敵方で戦わされれば、自分の手でかつての姉妹や同僚を傷つけることになる。
これは私のせいじゃないと呟きながら壊れていく少女……うむうむ、鬱展開の華道ですなあ(歓喜
>yukikaze氏
出たあロング!正直赤いアメリカには期待してますぜフヒヒ。
>ひゅうが氏
なんという火力戦www
大火力の力押しは浪漫だよね!
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>25
千早はFlat Top は沈めないでしょう。
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第一次世界大戦ではドイツ兵にたいして
投降すれば捕虜収容所で専属のコック(英兵)
が毎日肉料理(SPAM)を食わせてくれると
呼びかけるに違いない
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千早「ちっ!巨乳(ノースカロイナ)狙ったのに、重巡洋艦や駆逐艦が邪魔しやがった」
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千早「インベルが!今ここにインベルがありさえずれば!」
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>>28
呼びかけをしても士気を維持しつつ日本兵とガチで殴り合う姿が見られそうですねえ。
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英兵「料理は火力だぜ」
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イギリス人だけには言われたくないw
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米国&大陸日本「戦争は火力だぜ」
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お前らの火力は強火固定で調整できないだろw
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コンロを増やして調整
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英兵「良く火を通さないと腹を壊す原因になるからな注意しないと」
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千早と言えば、空母指揮官というより、潜水艦艦長の方が有名になりましたなー
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フランスとイギリスの戦争で飯の差が顕著に出た例も有るからなあ……
片方は肉を手に入れたらスープにして皆に行き渡るようにし、料理にできる限りの工夫をして
片方は炎の中に放り込んで貴重な肉が真っ黒焦げとか……
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>>炎の中に放り込んで貴重な肉が真っ黒焦げ
責任者がリンチにされても誰も止めないくらいの重罪だな
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スレ立て乙
そして、四○艦隊の人氏、ひゅうが氏乙
>>18
伊地知さんも、納得の火力ですね。個人的には、
何故伊地知さんの評価が、低いのか理解できないので、この大陸世界では、
正当に評価されると信じています。
ところで、旅順要塞の備砲(でいいのか?)についてですが、手持ちの資料では
二〇センチ以上のものは、二十三糎加農と二十五糎加農、二十八糎臼砲しか書いていません。
おそらく、二十八糎榴弾砲は二十八糎臼砲の誤記だと思うのですが?間違っていたら申し訳ございません。
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大陸日本に備えて増強したという表記がありましたから、その一環じゃないでしょうか
ここの日本は極東の島国ではなく、大規模動員のできる戦艦を2桁保有している大陸国家相手ですから
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外は黒こげ、中は生焼けの肉なんて食材の無駄遣い
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こっちのイギリスは肉は日本に投げれば前回日仏ハーフだったやつとかが
調理してくれるからだいぶ楽だな、今なら缶詰もつくし
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>>44
日仏印兵「「「いいか、お前は調理に手を出すなよ、絶対だぞ!」」」
英兵「…………」
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でも捕虜収容所のコックは英兵なんだ...
缶詰はアメリカ製だけど
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>>46
そ、それは捕虜虐待か……!?
そしてまずい飯を食いたくない一心で投降できないドイツ兵
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日仏印「こんなこと(貴重な肉が黒焦げ)をしたのはこの両腕か!!
おーし、その両腕切り落としてお前に食わしちゃる!!」
英「ひいいいぃぃぃぃ、食べたくない、食べたくないよぉぉぉぉ!!」
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日本大陸は第一次大戦中にルノーFTや史実八九式中戦車レベルの国産戦車を投入できるでしょうか?
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史実チハとか
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>>49
ルノーFTは何とかなるとして八九式はさすがにどうだろうねえ……
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エンジンの開発状況次第ですな。でも、第一次大戦にデザイン的には
八九式な戦車を大陸日本は投入してきそうな感じはする。
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エンジンの開発状況次第ですな。でも、第一次大戦にデザイン的には
八九式な戦車を大陸日本は投入してきそうな感じはする。
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日露戦争の教訓から、機関銃攻撃から身を守る兵器として戦車を開発するとか
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>>54
そして、第二次大戦にはAPCが…
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>>54
どう足掻いても経験と技術の両方が求められるエンジンで引っかかるから。
デザインは89式だとしても性能的にはそれ未満のものになるかと。
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>>55
技術が追いつくかね。
ましてや戦車が恐竜的な進化を始める時代には如何せん装甲等の点から生存性が低くなりかねない。
今現在活躍していて再現できても当時それが使えるかとなると全く別問題。
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初期は蒸気エンジンで動く戦車とか
で、ガソリンエンジン導入と共に退役
初期は塹壕越えや機関銃を防げればいいし
第二次世界対戦にも使おうと考える方がおかしい
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無理に出さんでも大人しく火中車と迫撃砲とカンメシだけ
送ってれば十分じゃないかな?
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せめて対戦車兵器は間に合うなら持って行かせたいな
-
>>41
有名な28センチ榴弾砲のコピー元になったクルップ製のものらしいです。
-
八九式のエンジンは1910年に初飛行したドイツのタウベという飛行機のエンジンを転用しているので、技術的な問題はクリアしています。
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無理に持っていかせる必要は無いね。
整備等を考えれば手間が増えるだけで、そんな物を持たせるくらいなら各種対戦車兵器を持って以下k背た方が良い。
それ以外は無駄だし補給の邪魔。
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>>62
全然クリア何ぞしていない。
それを戦車のエンジンとして使えるようにパワーパックとする作業があるんだから事実上新規開発となんら変わらない。
そしてパワーパックを造るのが一番面倒くさいんだよ。
だから経験が無い国は未だに造れない。
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>>61
そうでしたか、大変失礼いたしました。
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>>41
途中送信失礼しました。
多分臼砲の方が正しいかなと思います。
今回の火力は第一次大戦でドイツ軍やフランス軍が戦線突破のために一戦線に集中したものを参考にしました。
ただし瞬間的な面制圧力を重視し、ロケット弾が多数を占めています。
1918年レベルとはいかずとも1916年から1917年レベルの火力はありますし、狭い集中面を考えれば硫黄島やセヴァストポリくらいには火力密度は高いでしょう。
-
>>64
書いているようにタウベは1910年に初飛行しています。
第一次大戦開戦が1914年、戦車の初登場が1917年と4年以上7年以下の準備期間があります。
この期間を考慮すれば技術的問題は解決できると考えますが。
-
>>67
できないでしょうが。
パワーパックに非常に時間を執られる上に、初めての本格的な戦車に対応したサスペンションや砲塔の稼働構造。
主砲の搭載の仕方、パワーパックの設置方法等と技術的な問題と経験を物を言う物が多数ある。
89式の様な戦車を送り出そうとしたらどれも一朝一夕にできるような物じゃない。
結果が解っていてもそれは机上の空論に過ぎず、初めての物の開発には現場でのかなり時間が掛る試行錯誤が必要な事には何ら変わりが無い。
八九式よりも前の戦車であれば開発は可能だろうけど八九式ともなれば、前の技術開発を飛ばすと言う事にもなり前の戦車で行う筈だった試行錯誤も全部飛ばす事になる。
それをすべて八九式相当の戦車の開発で行わないといけないのだから、無理がある。
量産にしたってここでまた試行錯誤をせざるを得ないんだよ?試作車両が出来たとしても量産が間に合わない事態になるのは目に見えている。
量産しても今度は訓練にどれだけの期間が掛るか?初めての兵器がそんな簡単に使える訳が無い。
技術開発を安易に考え過ぎだし、初めての物の生産の困難さ、運用を可能にするまでの期間を甘く見過ぎです。
-
車のエンジンや重機を扱った転生者もいますから何とかなるのでは?
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>>69
転生者が居ても時間の短縮にはなってもそれが七年以内にできるかといえば困難です。
現場の九割以上の人間は転生者ではないですし、解っているからと言ってそれを全て自分が再現できますか?という事になってしまいます。
自分の解っていることを当時の人に理解して貰い当時の人達がそれを試行錯誤して再現する期間が必要なのです。
-
既に技術体系がれたもの作られたものを扱うのとそれを一から作るのは全く別でしょう。
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失礼、最初が変な文になりましたが
「既に技術体系が完成して作られたもの」です。
-
転生者以外の人々にとっては何もないまっさらな状態から始めて始める訳ですしねえ。
転生者にしてみても一応既に体系が存在していてその上で造り上げてきたにすぎませんし、
結局初めてまっさらな状態から造ることは現実の戦車黎明期とあまり変わらないんですよね。
理想形が解っていると言うだけでも随分と楽ですがそれでも開発時の試行錯誤の大変さは何ら変わらない。
-
今の戦車と当時の戦車じゃ大分感覚が違うというのが罠だな
第二次世界大戦のあたりまでの戦車は戦闘機よりも高価な兵器だったんだよ………
-
理想型が分かっていても当時の技術で実現できるか甚だ疑問だしね。
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金属精錬とか冶金系から全部自分たちで作らなきゃいかんからなぁ・・・。
シャフト一本とっても『中の人』が知ってるものが出来上がるまでに、何度試作する羽目になる事か。
まぁ、だからこそ、史実現代でも戦車が完全国産開発できる国(ってか企業)は限られてる訳で。
そういえばトルコにパワーパック系の技術供与か共同研究か何かする様な報道出てたな。
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戦車が高価な兵器であった当時の状況や自分達が体系が完成した物に今まで乗っていただけという事を忘れて
今の感覚でそのまま行うと大失敗するでしょうな。
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八九式中戦車が難しいというのはわかりました。
では、ルノーFTはどうでしょうか?
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まあ、結局技術開発を甘く見過ぎだよねえ。
>>76氏の言われる様に今あるものを生み出すだけで尋常じゃないほど時間が掛る。
エンジンの下があってもそれ以外の物、例えばシャフト一本造るのにどれだけ時間が掛るかを考えると、まあ無理やね。
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信頼性の高い部品を作れるような体制を築いてる中途だしなぁ
第一次世界大戦や世界恐慌でブーストがかかる前だと厳しいわな
勿論、史実日本よりはマシなんだろうが
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>>12
yukikazeさん、乙です。アメリカ赤化ネタ需要ありますよ。
赤化アメリカの主席はロングw日米再戦フラグが立ったような・・・。
>>18-21
ひゅうがさん乙です。
日本軍が火力戦の化身と化してしまうw
豪華な大砲のラインナップ。やっぱ大砲は漢のロマンだなー。
-
>>80
まあ、戦車は基本的に時間が掛ると考えるべきだろうねえ。
そもそもの大陸日本も安定的に信頼性の高い部品を作ると言うところでは疑問符が付いてしまうし。
まあ、第一次世界戦中にブーストかけて一挙に花開かせていく方が安全かな。
上手くいけば第一次世界大戦中に戦後を見越した戦車のひな型なら送り出せるとは思うし。
-
乙。ロングお前かw。
日露戦争は大火力と塹壕戦に。観戦武官の顔色が・・・。
-
対戦車バズーカのひな型ならイケるかな?
-
各種対戦車兵器の初期タイプやひな形は持っていけると思うよ。
戦車よりかはそういう困難が少ない。
-
た、対戦車ライフルならいけるし…
-
一応、成形炸薬弾の原理であるモンロー効果は1888年、ノイマン効果は1910年に発表されてますが、理論を具現化するのは困難なはず。
というか、成形炸薬弾が歴史上初めて作られたのっていつなんでしょう?
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>>86
対戦車砲も持っていけるだろうね。
対戦車ロケットもいけるか?そこらへんはちょっと判断に困る。知っている人頼む。
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>>87
となると対戦車砲や対戦車ライフルですかね、持っていくとしたら。
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対戦車砲は四一式山砲かな?
撤甲弾なら1000mで43mm抜けるし。
-
信号拳銃を利用すれば個人用対戦車兵器作れない?
-
>>88
バズーカなどに代表される無反動砲の機構自体は1906年にデイビス砲で実現されているから大丈夫だが…
問題は弾頭の方やな。モンロー/ノイマン効果自体の仕組みを知っているならできなくもないが
それを弾頭へ繁栄するための加工技術がどこまで進歩しているかによる。
-
それ伍長専用銃w
-
実験室レベルなら作れなくもないけど、大量生産は難しいって感じかな?
まあ、まだ戦車もそんなに沢山はないだろうし………(願望)
-
別に第一次大戦でロケット弾頭が成形弾頭である必要無くない。
-
実戦でのデータ収集ってことで対戦車バズーカ少数と、後は対戦車砲や対戦車ライフルを多めにってのが妥当か?
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>>94
四一式山砲があるから対戦車火器は一応問題ない筈です。
後は対戦車ライフルを用意しておけば第一次大戦レベルの戦車には十分すぎる脅威となります。
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>>96
あとはそこに対戦車砲やな。ドアノッカーとかでもこの時代なら十分イケルし。
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HEAT弾頭に使う炸薬の精度確保も大変。
いかにメタルジェットを均一且つ高圧に収束させて装甲叩き込むかが
重要で、この炸薬の混合や精製精度にムラがあった場合は
威力低減どころか不発(火は吹くんだろうけど・・・)弾になってしまうし。
運用も含めての構造的な話ならバズーカ系よりはパンツァーファウストの方が模倣はしやすい?
-
対戦車砲(四一式山砲)と対戦車ライフルを山ほど持っていけば戦車対策は大丈夫ということですな。
-
というよりも一次大戦時代での技術力による生産性によると思われ…
…対戦車ライフルと対戦車砲でよかったんや!!
-
無理に派手な兵器を送るよりも
使い勝手の良い安〜い兵器を
大量に送った方がいいのか
-
後は島津兵に青いランタンを配らないとな
-
>>100
そういうことやな。
無理してバズーカやRPG持ってかなくてもええんやで工藤!
-
>>102
なんだか至極当然の話ですねw
-
パンツァーファウストか、確かに順番的にはそっちが先かな?
-
収まるべきところに収まるべくして収まったという話ですなw
-
本編の拡大版が最適解かな?
-
>>103
いやいや、戦車の装甲を破れる拳銃や鋏はないはず。(震え声)
-
作れるなら実戦データをとるために持って行くかも?くらいの感じか
-
>>106
それでも一次大戦中には先行試作型が少数間に合うかって感じっぽいですけどね(汗)
でも上手く行けば大戦後には十分な実用化にこぎ着けられるはず……技術さえ伴えば…
-
>>110
そんな感じでしょうね。無理して持ってく必要ないですし。
対戦車砲&ライフルで十分なんや!初期戦車の装甲相手なら!!
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>>112
対戦車砲で十分ぶち抜いて沈黙させられますし対戦車ライフルで操縦者をぶち抜けますからね。
-
青いランタンはイランか?
-
最悪束ねた手榴弾や対戦車用地雷や火炎瓶なんかでも効果あるからな。
無理なんてせんで地道にコツコツパンツァーファウストやバズーカを開発してけばいいんやで工藤。
-
>>114
流石に接近戦を挑むのは初期の戦車であってもいらぬ犠牲を生みます。
仕方が無く行うのであれば別ですが、そうでなければ犠牲を多く生む方法はしません。
-
>>114
それ改造人間じゃないと扱いこなせない装備じゃないですか いやだ〜
-
一番の見所は本編に無い新兵器
火中車をどう使うか
-
対戦車地雷、集束手榴弾、対戦車ライフル、対戦車砲、火炎瓶、これらを山程運び込めば戦車は封殺できますな
-
艦載用の57ミリ速射砲を砲架ごと砲車に載せて
防盾を着けて砲兵トラクターに牽引させればとりあえず
何とかなるのでは?戦車の数も稼働率も低いだろうし。
>>対戦車兵器
ルノーFT辺りが鹵獲されてこっちにくると面倒くさいけれど、
明治13年だったかの採用の歩兵銃をどうにかして対物狙撃銃
として運用できれば口径13.2ミリだから何とかならないかな?。
それで厳しいなら収束手榴弾とか砲弾の下に板着けて埋め込んだ
代用地雷とかで機動力を殺して速射砲で撃破するとか。
-
>>120
と言うよりも一次大戦の戦車やからドアノッカークラスで十分みたいやで工藤。
-
まだ戦車を使った戦術も対戦車の戦術もまともに確立されてない頃ですから相当アドバンテージは取れるでしょうね
問題はこのWW1の結果を見て戦車不要論を出す連中をどうやって抑えるかだけど
-
>>122、歩兵にとって厄介な機関銃相手には有効な兵器だってことをプッシュするとか
-
富士の演習場にでも同じような状況再現して新型戦車でも使って完勝してみるか?
-
>>122
こんどは新世代の戦車がそんな物では倒せないことを証明してあげればいい。
その際に、ついていけない連中もパージできるしね。
-
二次大戦の英歩兵戦車や仏重戦車並の重装甲戦車が登場すればあるいは・・・
-
とりあえず持って見るかで本編並みの予算を送ればよさげでは
-
富士なり大規模な演習場で最新鋭戦車をつかってその脅威を実演すれば大丈夫ですよ。
対戦車火器でどうにかできないと言うのが解れば導入するでしょうし。
-
>>121
……えーと、趣味でドアノッカーを作る転生者が現れる→珍しい銃だからと持ち込む奴が現れる→戦車に肉薄される→破れかぶれで使ってみたら本当にぶち抜けた
とかそんな展開になる可能性が微レ存……?
>>123-126
まあ、技術の進歩と共に役立たずと言う連中は消えていくか
代わりに自分たちのやった戦術をやり返されないように徹底的に対策取るだろうけどw
-
>>121
ですか。ちと考えすぎだったようですね。
最も装甲圧と機動性と接地圧、それと武装の射程距離に
視界の狭さを考えれば対物狙撃銃と開脚砲架に改造した
38式75ミリ野砲に徹甲弾か破甲榴弾を配備するだけで
戦車対策は十分そうな気がしてきたw。
-
>>129
??
57ミリ速射砲なんか使わなくとも普通にドアノッカークラスかそれ以下の対戦車砲でも十分対抗できるってだけの話やで。
相手は第一次大戦の戦車なんだから。
-
wikiによるとルノーFT17の装甲が最大16 mm 又は 22 mmらしい
-
対戦車ライフルで十分撃ちぬけるレベルの装甲やな。
てかルノーは連合側じゃないのか?
-
ドイツの戦車は何ミリだったかな?
ロシアは史上高い戦車を作ったが
-
>>131
いや単純に、後に使い物にならなくなる軽対戦車砲を
無理に配備しなくっても良いんじゃ無いかな、と。
それよりは水平射撃出来る加農砲と機動軽榴弾砲、
それに対物狙撃銃で如何にかした方が使い回しが利くし、
補給と稼働率が向上するのかな、と。
無論理想は装甲機関砲自走砲架か、装甲加農砲自走砲架か、
装甲(長)榴弾砲自走砲架、なのでしょうが。
-
ドイツ戦車は「A7V」で装甲は前面30mm。
四一式山砲(>>90)で抜けますね。
-
>>135
それならただの例えだから気にせんともええよ。
後々でも使えるものならそっちの方がいいし。
-
>>133
鹵獲されたら面倒そうな最大脅威目標に
ルノーFTを引き合いに出しているだけです。
本当は水平射撃可能にして自走式にした
11年式か14年式の高射砲が機動力的にも
より良いんでしょうが。
もっともルノーFT相手なら、十分な防盾と機動性と
弾薬給弾があれば幕末・南北戦争時の
給弾・装填・駆動装置を改良した12.7ミリガトリング砲で
十分な気もしますが。
-
アホみたないヘマしない限り鹵獲されてもそんなに数出てこないだろうからあまり問題にならないだろうしね。
どのみち対戦車ライフルや対戦車砲で十分だしな。
-
そういえば、列車砲と言えばドイツ軍という偏見
(と言うか妄想?)が自分にはありますが、
日本大陸世界の第一次欧州大戦時の対砲・爆撃掩体壕は
史実第二次欧州大戦時の41サンチ艦砲対策掩体壕基準
準拠なら十分なのでしょうか?流石に間接射撃で損害多数と
言うのは対策しないと厳しいと思いまして。
ましてや、次の相手が米国になるかもしれないので
欧州の戦闘での消耗は近代戦闘・戦争の経験者を
増やす意味でも避けて通れない気がするのですが。
-
後兵站維持用に1万トン級、出来れば2万トン級の
巡航速度18ノット、最高速度23ノットぐらいの性能の
統一規格の輸送船が大量に必要なのではないかと。
出来れば二重船殻で。
さらに言えば現地での輸送・入れ替え・移動用に
史実9600型程度の性能・寸法の軍用機関車も
欧州に持ち込む必要があるかと。
ちょうど史実でも大陸用に1435ミリ軌間として
製造された機体がありましたし。
-
>>141
鉄道を持ちこむ余裕があるかどうか。
それ以上にダイアを組む際に受け入れられない可能性もある。
飽く迄もフランス国内の鉄道である以上はフランスに決定権があるからね。
-
トラック輸送がメインになる。
最前線まで鉄道で運べる場所なんてそうそうない。
そしてフランスは当時でも鉄道網は限界ぎりぎりで動いていたのだから他国の列車なんて受け入れる余裕が無い。
期間者なんて運び込むくらいだったらトラックを大量に運び込んだ方が実用的じゃないかな。
-
>>140
一応、第一次大戦時にはフランス軍も370ミリ列車榴弾砲なんて怪物を作って配備しています。
たぶんそれに加え、42センチ重榴弾砲などのドイツ帝国の火砲に対抗できるだけの深さを掘れば十分かなぁと。
ただそれやると半ば要塞じみたものを構築しなければならいないのですが――
欧州での消耗は確かに経験しておくべきでしょうね。
-
と言うよりも当時ならまだ馬で牽引しているのも少なくないんじゃないかな?
-
当時どころか第二次大戦ですら、ほぼ全部隊を機械化出来たのは米国くらい
-
そして、だいぶ遅れましたがひゅうが氏乙。
じらしますねぇ。だがこれは良いじらしだ。
-
ひゅうが氏のと比べると、思いっきり駄文であるのが痛感されるが、
恥を忍んで投下。衆愚政治って本当に怖いよねえ・・・
1940年のアメリカ大統領選挙は、ロング率いるアメリカ共産党の圧勝で終わった。
選挙中、ロングは「強いアメリカ」「誰もが王様」をスローガンに、
所得再分配の強化と軍事力再建により、かつてのアメリカの栄光を取り戻すことを
公約として掲げ、それが既存政党に絶望していた失業者達に大いにウケることになった。
選挙勝利後、ロングは「YES WE CAN」という、選挙中彼が決め台詞とした言葉を高らかに
謳い上げ、大統領支持率も8割を超えるという結果を残した。
もっとも、こうしたロングの態度は、世界中の各国から疑惑と不信で見られることになる。
かつてロシアの地で、ボルシェビキがクーデターを起こそうとし、後一歩で成功する事件
が起きたが(事件そのものは、政府首班のケレンスキーが、ペテルブルグ近郊に駐屯していた
日英連合軍に鎮圧を依頼したことで失敗した)、こうしたことから、共産党政権が、好戦的で且つ
クーデターを起こすのも辞さないテロリスト集団と見られたからであった。
更に言えば、ロングの「強いアメリカ」路線が、アメリカの侵略的傾向の復活と見られても仕方のない
ものであり、夢幻会のある者は「あのバカは次元を超えてもバカのままなのか」と、
多いに嘆くことになる。
そんな周囲の不信とは無関係に、ロングはこれまでの均衡財政路線を完璧に捨て去り、積極的財政へと
舵を転換していく。
赤字国債を大量に発行することで財源を確保すると共に、閉店休業状態であった造船業には、軍艦の新規
建造計画を、各地の工場には、前年に勃発した第二次大戦を奇貨として、連合・枢軸双方に売りつける為の
様々な物資の製造を命令することで、経済の活性化を作り上げていった。
また、近年進出してきた日系企業に対して、「アメリカ国民に受け入れられるために」という名のもとに、
公共事業に対する予算を供出するよう義務付け、拒否した企業は問答無用で追い出すことまでし、
日本との関係は急激に悪化することになる。(もっとも、アメリカ国民の多くは、
これまで日本に良いようにやられていたからか、「ロングは俺達の思いを代弁してくれた」と、大いに喜び
彼の政策に諸手を挙げて賛同している)
こうしたロングの行動に、議会は苦々しい思いを抱いていたのだが、何しろ大統領選挙で両党とも惨敗を喫し、
下手にロングに批判の声を上げると「抵抗勢力」のレッテルを共産党系機関誌やラジオから貼られ
連日連夜批判のオンパレードを浴びるのである。しかも大衆の賛同付で。
1942年の中間選挙で、ロング政権による経済状況の向上により、上院・下院の多数が
共産党に占められた時、アメリカ議会は完全に形骸化を迎えることになる。
そしてこれこそが、アメリカ合衆国崩壊を決定づけたと見なされることになった。
-
>>142-143 >>145
日本が欧州に列車砲を持ち込まない前提ならそうなんですが、
何から何までフランスの都合に合わせるとそれはそれで
問題が発生しそうな気が。
順当に考えると使用する弾薬の量だけでえらい事になりそうですし、
さらにそれに方面軍の消費する需品の量をかんがみますに、
大量には無くても良いから独自手段も考慮した方が宜しいのでは?と
考えた次第。考えすぎともいいますが。
もっともそれは半分は名目で、単純に蒸気機関車を欧州に持ち込んで
戦後現地に輸出するきっかけにできないか?と思いついた面もありますが。
貨物自動車は持ち込むか余力がありそうな米国に発注するかだと思いますが、
出来ればその時にハーレー辺りの自動二輪車も発注して運用技術取得も
序にしたいと思いますが如何でしょうか。
-
>>148
投下乙。申し訳ない、割り込みました。
しかし米国は順調に崩壊への道をたどっておりますな。
特に「YES WE CAN」辺りが。
-
都合に合わせるんじゃなくて当時のフランスの鉄道網の限界に挑戦していたからね。
アレ以上は無理なわけで、日本が持っていっても動かせず埃を被るのがオチだよ。
後、日本製を輸入するほど白人の有色人種への蔑視は甘くない。
切欠にすらなることは無い。受け入れられるとすればもしもあるとすればWW2以降大陸日本の技術力をどう足掻いても認めざるを得なくなった時だね。
それ以前ではどう足掻こうが無理だから諦めようか。
-
>>148
乙です!
こっちの世界線ではレのつく人の暗殺が成功していたのか…!
いや、実際、伊藤博文のアレと同様世界史の転換点のひとつなんですよね。意外に知られてませんけど。
なるほどだから世界初の赤い革命が成功したわけですね。高度に発達した資本主義国で(笑)
過分なお褒めの言葉をいただいたので、ゆっくり休んだ私の方も妄想をたぎらせたいと思います。
-
>>149
持ち込んでも路線が手一杯なので使わせてくれんよ。
何よりも当時の有色人種への偏見を考えればフランスでは使わせてくれんよ。
そんなものよりもトラックや馬でも持って行った方がまだマシなほう。
-
>>149
フランス任せではなく既に鉄道網が限界なんだよ。
他の国から持ちこまれてもそもそもそんなの動かす隙すらないくらいの状況。
もしも余裕があったとしても偏見を考えれば有色人種の機関車なんて使わせてくれるわけがない。
しかも輸送船舶の積載量を取られてしまい馬匹やトラックなどを運ぶ量が減るなんて本末転倒無事態になりかねない。
-
>>148
乙です。
アメリカが赤化しましたな。積極財政は良いですが、アメリカの国債をどこが買い取った
のだろうか?大陸日本以外に金がある国はない状態なのに・・・・。
ユダヤ系資本は確実に国外脱出を図り始めているな。資本の流出が止まらないぞこれ(汗)
-
yukikazeさん、乙です。
>>また、近年進出してきた日系企業に対して、「アメリカ国民に受け入れられるために」という名のもとに、
公共事業に対する予算を供出するよう義務付け、拒否した企業は問答無用で追い出すことまでし、
日本との関係は急激に悪化することになる。(もっとも、アメリカ国民の多くは、
これまで日本に良いようにやられていたからか、「ロングは俺達の思いを代弁してくれた」と、大いに喜び
彼の政策に諸手を挙げて賛同している)
うわー、この米国、地獄に向かって限界突破な速度で暴走しちょる………
-
とはいっても全ての州の議会や政府派抑えられていないだろうから本性を示したところで一挙に空中分解確定だね。
州兵が州と連邦政府が対立した場合に連邦政府につく可能性は殆ど無い。
-
>>157
?「全く持って計算通りですね。この機会に西海岸を日本の経済圏に組み込んで、
あとはのんびりとアメリカ戦国時代を見物させてもらうとしましょうか」
-
>>158
その西海岸が赤を支持している可能性もあるからそう簡単な話ではない。
後、引き籠りが目的なのにそんな事をやったら深入りになると言うのが解らん彼でもないだろ?
-
駆逐艦の売込みに成功しているし、
食料も他者に依存する羽目になるのは
ちと勘弁願いたかったからなのですが
現実は甘くないですか。
しかし、その状況では食料はおろか、馬料も
十分に支給してもらえるか怪しいですな。
(ぶっちゃけ、わざわざ地球の反対側のフランスくんだりまで行って、
そんな目に合いたくないという意見は出なかったんだろうか?)
-
それに熱狂しているうちは各州政府も様子見の可能性もあるし情報を集めるだけにしておいた方が良いな。
自分達を撃破しやがった有色人種が働きかけてきてそれに応じる人間も要るとは到底思えないしね。
むしろそれを切欠に赤化連邦政府支持に回る可能性すらある。
当に藪蛇になる可能性の方が高いし、他の列強がどう動くかを様子を見つつ引き籠れるように動くべきだね。
引き籠りたいのなら欲を出すな、ということだね。
-
>>160
イギリス軍と合同で動いているのだからイギリス軍がそこら辺はフランスに無理矢理でも供出させるでしょ。
同盟国を引っ張り出しておいて補給が間に合いませんなんて英国にしてみれば恥をさらすようなもの。
これは偏見とは異なる別次元の問題で人種的偏見と同一レベルで語る事ではないね。
-
>>160
そこらは自前か英国が如何にかしてくれるでしょう。
英国は大陸日本の実力を十二分に理解していますし、何より欧州の戦場くんだりまで行ったのは日英同盟ゆえですからね。
もしそれすら余りにも酷いようでしたら少し戦った後で全面撤退すればいいだけの話ですし。
最低限の義理さえ果たせばそこまで無理して付き合う必要もないわけなので。
-
>>160
そういうのは英国がどうにかしてくれるししなければならない。
日英同盟に基づいて参戦し戦力派遣まで要求しそれに応じて日本軍は派兵している。
それに補給を滞らせるなんて英国は同盟国を読んでおきながら補給すらしない連中として汚名をおうことになる。
それに日本としても補給をしないようであればある程度戦った時点で撤退するのもあり。
各国ともに義理は果たしている訳だからそれを批判することはできない。
-
yukikaze氏乙。
嗚呼、アメリカは赤く染まり行く。
というかソ連の誕生フラグが折れてますね。
-
>>
-
>>yukikaze様乙です!
順調に赤いフラグを積み立てていくアメリカ…こりゃあアメリカ分裂待ったなしですはw
-
>>150
順調に崩壊をたどっています。
>>152
レーニンやトロッキーのような主要メンバーには、ここで退場してもらいました。
流石にソ連と共産アメリカのタッグは大陸日本でも手に余りますので。
まあマルクス主義者は、自分の説が証明されたので歓喜状態でしょう。
>>155
大企業への強制割り当てですね。その代り受け入れたら仕事も大量にあげるよと。
全盛期からは衰えましたけど、この時期のアメリカ経済はまだ最後の余力のようなものが
残っていましたので、これでワンチャンをかけると。
スケープゴートは日本企業にすることで、財界もある程度は許容しています。
>>156
反米感情まっしぐらですが、現在第二次大戦参戦中ですので、軍事オプションが
採れない状況でもあります。経済的に最悪クラスの爆弾を投下することを
決定はしましたが。
>>161
州政府も現時点では様子見ですね。日系企業が進出していた州は渋い顔ですが、
失業者問題が改善されている現状で下手に批判の声を言ったら、レッテル貼られるの
確定ですし。
後、アメリカが外交的に孤立していないのも、反対派が反対意見を言えない土壌となって
います。連合国では亡命フランスと、枢軸側では(表面上は中立の)ロシア共和国(通称ナチスロシア)
との結びつきが出来ています。まあ亡命フランスはともかく、ナチスロイアとは、純粋に商売だけで、
しかもロシアと第三帝国は、東欧を巡って対立要因がありますので、英国も黙認状態という有様です。
現時点においてではですが・・・
-
>>168
それって、経済再生失敗したら即崩壊じゃないですかヤダー
これは、メキシコあたりに攻め込んで中南米赤化しようとするのかな?
で、その後に日本に対して再戦すると。
日本と開戦→被害甚大→欧州参戦→憂鬱本編のごとく分裂状態になるのか?
-
話を蒸し返すようですが、第一次大戦の戦車開発において英仏独の三国は米ホルト社(現キャタピラー社)が1904年に発売したトラクターを参考にしたみたいですが、これを利用すれば走行装置関係の技術的要件をクリアできるのでは?
-
>>170
それは時代に見合った英仏独三カ国と同程度の戦車ならね。
上で議論になって全面的に否定されたのは八九式相当の戦車の事。
後、上での議論でそういう事を前提においていなかったと思う?
前提においた上で無理だ、という結論になっているの。
-
>>168
列強がいつ介入してもおかしくない状況ですな。
むしろ、一度敗北しているのに列強を舐めている行動。コレは確かに順当に崩壊に向かってますわ。
-
なんで負けたってのに調子乗れるんだろ……
-
悪い意味で能天気、更にはこの世界では自称特別な国(笑)だからねえ。
ただ、コレが本当の意味で止めを刺される原因となると言う事を予測している人間はいるだろうと思うよ
-
>>169
現時点においては短期的な成功を収めていますが、日米開戦の原因が
市場確保によるものでしたので、このままでは遅かれ早かれ詰みます。
故にフランスと結びつくことで、フランス市場を席巻し、ナチスロシアとの
関係を作ることで、ロシア市場と東欧市場の確保を狙っています。
ついでに言えば、ナチスロシアと同盟関係を築ければ、ロシアと仲が悪い
日本に対する包囲網構築という王手飛車取りにまで発展できます。
彼らのシナリオ通りに動けばですが・・・
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せんせー!ナチスロシアは大陸日本の実力をどこら辺まで把握しているんでしょうか?
私気になります!
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>>174
どうしようもねえな(白目)
察している人達はさっさと国外に逃げる準備でもしてるのかね…
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>>172
現時点においては介入は不可ですね。
列挙は大戦争中でそれどころではないですし、アメリカはフランスに
物資を売却しているので英国はそれには文句が言えず(対仏支援で自分の懐が
痛まないから)、ナチスロシアも完全に中立しているので、アメリカが物資を
売却しても国際法上は文句が言えませんし。(勿論、ロシアからドイツに向けて
売却されているのだが。メイドインロシアの名前で)
ただ・・・日本の怒りは完璧に買っていますので、その報復も苛烈になります。
戦後のある1手により、アメリカ経済は大混乱に陥ります。
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>>176
単独で戦うのは完全に自殺行為であると遺伝子レベルで認識しています。
ですので、現在ナチスロシアが悲願としているのは、ウクライナや中央アジア
バルト三国の奪還となっておりまして、これがウクライナに食指を伸ばそうと
している第三帝国との間で対立条件となっています。(ナチスロシアが中立状態
なのは偏にこの問題が大きい)
ナチスロシアが対日戦で動くのは、アメリカが日本に優勢に戦いをしているとき
だけですね。それも、満州侵攻よりも、ヨーロッパ戦線に全力を尽くすことになります。
アメリカにしても、ヨーロッパ問題で英国が動けなくなるので、何とか許容範囲の
シナリオですね。
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飽く迄も机上の空論というのがむなしいけどね。
ロシアも怒りを買っている以上は大陸日本から壮絶な報復をくらって七転八倒する事になるのでしょうけど。
まあロシア人も良く持懲りないものだ。
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>>179
なるほど。
…それってつまり余程アメリカが上手くやらない限り対日戦に参加してきませんよね?(汗)
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やだ米国さんたらもうツンデル。
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>>180
ナチスロシアっていつ日本の怒り買ったけ?
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>>183
中立国と言ってアメリカと貿易してる
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>>184
それだけでそこまで怒るもんか?
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ロングすげえ……日本に完全に喧嘩売ってやがる……
そしてこの大軍拡……間違いなく次の戦争フラグ
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大人しくメキシコや南米に喧嘩売ったり欧州に物売ったりするだけのモンロー主義に戻るだけじゃダメだんですかね…
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これ……カナダにとばっちりいったりしないよね?(汗
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>>185
世界情勢を見ればそれだけでも日本に喧嘩を売っていると考えられても可笑しくない状況。
>>188
英連邦軍の欧州に向かう部隊がカナダを経由しているだろうから太平洋側自治領のかなりの大戦力がカナダに居るとおもう。
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>>180
書き方が悪かったですね。
日本の怒りを買っているのはアメリカで、ナチスロシアは火遊びをしない限りは
日本の怒りを買う事はありません。(神経をとがらせてはいますが)
ナチスロシアもそこら辺は良くわかっていますし、とにかく10月革命は未遂でしたが
政治的グダグダが続きすぎて国内が混乱しましたので、それの回復が急務になっています。
グルジアの親父も結構苦労しているんですよ。
>>187
中南米市場だけでは足りないんですよ。アメリカ企業にとっては。
欧州も英国かドイツかに分かれていますが、英国は日本と強固な同盟関係を結び、
ドイツもアメリカの市場介入を嫌っていますので、アメリカとしてはフランスとの関係を強固にして
欧州市場に加わろうとしている状況です。
恐らく最善は「第二次大戦への積極的参戦&イギリス中枢部に食い込む事」だったんですが、
第一次大戦での被害からアメリカ国民の間ではモンロー主義が根強いですので、介入は不可能。
お蔭で商売によって金を稼ぎつつ、その経済力で市場を侵食するという策を取る羽目になりました。
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>>グルジアの親父も結構苦労しているんですよ。
ナチスロシアの政府首班はスターリンなんですか
よく総統閣下が認めたなぁ
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乙です。文字通り世界から孤立化一直線・・・。
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>>189
だってさ。日本とナチスロシアは余程のことが無い限り喧嘩はしないとさ。
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>>191
ぶっちゃけ人がいなかったというのもあります。
グルジアの親父もドイツの工業力の必要性感じていましたので
友好価格で油や小麦を輸出していたことから、総統がどうこういう
余地はそんなにありませんでした。
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>>190
なるへそ。中南米市場だけじゃ足りないのか……
それなら当分の間はそれで我慢できなかったんかいな……って無理ですよねー…
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>>195
アメリカの経済が上向きになるにつれてどうしても市場が足らなくなります。
短期的には、軍拡と公共事業、第二次大戦での物資売却で何とかなりますが、
中長期的に失われた市場の奪還は必須事項になります。
故にフランスとロシアに食い込もうとしている訳です。
現在の行動は中長期的な分野での先行投資と考えればよろしいかと。
まあ日帝様を本気で怒らせることになりましたが。
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しかし資本の分配とか米系財閥はキレてそうな。
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乙です!
※ 15分ごろに「旅順要塞」編を投下します。
かなり長くなってしまいましたが楽しんでいただければ幸いです。
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ああそっか。手元付近にある市場だけじゃそのうち賄いきれなく?なったわけですか。
だからフランスとロシアに手を伸ばしているのか。
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>>198
かなり長くなってしまいました(汗
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前スレ916-919 965-969 >>18-22 の続きです。
ネタ――大陸日本の日露戦争 その4
6、 旅順要塞火力戦――「『鉄槌』作戦」
【砲兵移動】
5月2日、すでに簡易港湾が構築されていた塩大墺に上陸した第3軍集団は、重装備を最低限にとどめながら即刻進撃を開始。制圧された大連港に到達すると、幸い無傷であった大連港の港湾設備を利用して大量の物資を陸揚げしはじめた。
こうまでして兵員を陸揚げするのにこだわったのは、大連港かその周辺へ封鎖を強行突破した旅順艦隊が出現すること、また旅順要塞や遼東半島基部からロシア陸軍部隊が進撃してくることを警戒したためであった。
そのため、大連港への陸揚げ時には、わざわざ第3艦隊の戦艦群が沖合に張り付き旅順港湾方面の第2艦隊(第1艦隊と交代済み)とともににらみをきかせていた。
その警戒ぶりから旅順港周辺に戦艦8、装甲巡洋艦8が集中したために「すわ旅順港への強行突入か」と旅順艦隊が警戒を強め即応待機状態に入り、逆にそれを感知した日本側が神経をとがらせるという喜劇的な出来事となったほどだ。
だが、従軍していた英国や合衆国の観戦武官が見たものは、恐るべき数の火砲の数々が陸揚げされ、旅順へ向かう長い隊列だった。
初期段階において、100ミリ以上の重砲約1000門、大口径の24連装噴進榴弾砲(弾径は203ミリ)約1000門、75ミリ砲を中心とした軽火力2200門。
これが、この時陸揚げされた火力の概略であった。
その数は、当時のドイツ帝国陸軍が保有する第一線の全火砲に匹敵する。
しかも、これらはほとんどが「軍集団直轄」の「攻城砲軍団」としてかき集められたものである。
中でも、観戦武官を驚愕させたのは、巨大な「列車砲」を筆頭として240ミリから3000ミリクラスの榴弾砲や臼砲、妙に仰角の高い奇妙な短砲身砲(迫撃砲)約150門がロシア軍から奪取した南満州鉄道の軌道に乗って旅順へ送られる姿であり、その後方から延々と弾薬輸送用の貨車が続いていく光景であった。
「モーセに従う民たちが延々と列をなして海へ向かう、出エジプトの奇跡を前にしたその姿のようだ」
従軍していたのちの米陸軍参謀総長マッカーサー中佐(当時)はそう書き残している。
もちろんこれだけではない。
そのあとには日本全土からかき集められたとさえいわれる蒸気動力式の大量の建設土木機械群(この日のために合衆国などから大量輸入されたものも含む)が続き、鴨緑江渡河に威力を発揮した鉄道省工作部と工兵部隊の合体版である「工鉄兵団」が続く。
行軍を開始した第3軍集団の誰もが背中にスコップを背負っていることや尋常ではない数のマキシム水冷式機関銃や古めかしいガトリング砲のようなものを馬が曳いていることに気付いた聡明な観戦武官はこのときはじめて何かが変わったことを実感したのだという。
「日本人は、シャベルと砲弾で要塞を耕す気だ」と。
もし、旅順要塞と駐留ロシア軍が少しでも命脈を長らえられるのであればあるいはこの時の全力出撃がベストな選択であったのかもしれない。
この時点で8万5千名(海軍兵員含む)を数えていた要塞守備隊が脱出できれば、日本側は捕捉を諦め旅順要塞の奪取に全力を尽くしていたのであろうから。
もっとも、それはのちの奉天などの野戦で日本陸軍と再び対峙する結末になったのだろうが。
だが、要塞守備隊をまとめるコンドラチェンコ中将と要塞司令官アナートリィ・ステッセル大将(昇進)は要塞前面へ敵を誘引しての撃滅を構想。
移動先の哈爾浜においてシベリア鉄道経由で続々と送られてくる軍主力をまとめ上げつつあったアレクセーエフ総督もこれに同意し、要塞持久戦と数か月以内での反攻作戦開始を決意する。
そのため、日本陸海軍が神経をすり減らしつつも行った揚陸作業と砲兵移動は順調に推移。
――5月15日には第3軍集団は再編成作業を終了。
5月18日、旅順要塞前面に到達したのである。
乃木希典大将率いる第3軍集団、しめて19個師団および予備4個師団。その総数58万3000名。古今未曾有の要塞攻略部隊である。
その行軍の足音は要塞にあっても遠雷のように聞こえたという。
この時のために、乃木とその腹心であり砲術の大家であった攻城砲軍団司令 伊地知中将は時の参謀総長であり「今信玄」と呼ばれた戦略の大家 田村怡与造(たむらいよぞう)大将に噛みつき直談判してまで徹底した攻略作戦を練り上げていた。
その名を「鉄槌作戦」。英訳名を「アイアン・フィスト」というこの作戦名が何に由来するのかは不明であるが、計画そして結果はその名にふさわしいものであった。
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旅順要塞守備隊はこの大軍を前に要塞前での遅滞戦闘を断念し要塞に籠っての抗戦を選択。
そして5月18日中に第3軍集団は航空偵察を開始した。
遼東の5月は砂埃が少なく良好な青空が常である。
大連近郊の臨時飛行場から飛来した倉崎・三菱製の「二宮式玉虫号」4機は要塞上空を悠々と飛行し、史上初の航空機を用いた戦術偵察と写真撮影を敢行した。
このとき機関銃による対空射撃がなされたものの、機関銃では高度が足りず、かといって砲火器は飛行機の速度に対応できない。
第3軍集団は敵の配置を確認し陣地形成に若干の変更を加える。
そうなると、陣地形成に威力を発揮するのは蒸気動力の土木作業機器群である。
塹壕形成車や重砲陣地整地車が黒煙を上げながら稼働を開始し、臨時に野戦軌道や整地道が設けられて重砲群が配置されていく。
工兵隊の努力と、火砲の専門家として中央で辣腕をふるった有坂中将の協力もあり、本来なら移動が困難とされた重砲群はこうして遼東まで至り、さらに当時としては極めて短期間とさえいえる24時間でひとつの重砲陣地は完成するようになっていた。
【突発事態】
そして5月19日は日本側陣地から立ち上る煤煙が見受けられたものの、夜間にはそれらはぴたりと止んだ。
いざ総攻撃と思われた翌日5月20日午前6時30分、誰もが予想しなかったことが起こる。
旅順要塞正面、東鶏冠山堡塁へ歩兵第90師団(金沢)が殺到したのである。
日本側による威力偵察とはいえ、一瞬浮足立った旅順要塞は堡塁の占拠を許してしまうも、守備隊長コンドラチェンコ中将の適切な防衛戦指揮の結果、奪取された堡塁を次々に奪回し、攻撃部隊を裾野へ追い落とす。
昼までに日本側の死者1750 傷病者も含めれば1個連隊相当が無力化されたに等しい大損害である。
威力偵察のはずがなぜか発せられたことになっていた「夜襲攻撃命令」は、実のところ現地に連絡員として置かれていた大本営参謀の独断によるものであり、参謀の監督権を拡大解釈し実施されたことが今日明らかとなっている。
攻城砲軍団の創設に反対した大本営の一派が夜襲突撃の効果を過信し、かつ抜け駆けをすることによって全軍をなし崩し的に突撃へ引きずり込むことを狙って行わせた攻撃は一時的に第3軍集団を混乱状態に突き落としたものの、救援に第91師団を投入することで収拾された。
しかしながら、「南山の戦い」に続き再び高い犠牲を払って得られた近代要塞に正面から突撃することの無謀さを誰もが認識したことはこの後の展開に大いに寄与した。
とりわけ、自分の閥の一員であったバカが「愛する陸軍」に恥をかかせたことを知った山縣有朋元帥は憤激し、自ら白装束で例の大本営参謀を手打ちにして自決する寸前にまでいったとされる。
しかし、上司であった大村益次郎元帥の説得もあって彼はこれ以後極めて協力的となり、以後の陸軍統帥と現地の独断専行についての苛烈な信賞必罰を生んでいくことになるのである。
日本軍を撃退したと意気上がるロシア軍をしり目に、第3軍集団はさらに戦力を再編成。
件の連絡参謀が「事故」で後送される中で、攻撃日時を5月22日午前5時と定めた。
5月21日午後2時、前日の攻撃により日本側弱しとみたロシア軍の一部――要塞より出撃して来た4個騎兵連隊が日本側陣地に対し強襲を敢行するも、待ち構えていた日本軍第90師団前面の塹壕部隊は合計50門のマキシム水冷機関銃と大量の師団砲兵をもって迎撃。
これをわずか30分あまりで壊走させてしまう。
ロシアが誇る騎兵突撃を完全に阻止した日本側の塹壕線をみて、要塞側も観戦武官も、前日の日本軍の失態を嘲笑しなくなった。
これが、20世紀の戦争なのだと。
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【砲戦開始と第一次総攻撃】
――5月22日午前5時、予定通り、「攻城砲兵軍団」と「野戦砲兵軍団」および、展開済みの3個軍の砲兵部隊は旅順要塞前面に向けて砲撃を開始した。
前々日の突発事態では味方を巻き込むために発砲できなかった鬱憤を晴らすかのように砲撃は苛烈を極めた。
「山が爆発している」
そう、観戦武官の一人は呟いたという。
投入された鉄量は異常の一言だった。
前日の突発事態で確認された堡塁配置と航空偵察の成果をあわせて目標を選び抜いた砲兵たちは、新兵器を投入していた。
弾着観測用の係留気球がそれである。
有線電話機を搭載した大型気球を用いて行われた弾着観測は正確さの向上に寄与。
8門ものもとは艦載であった30センチ列車砲はロシア側の強固なべトン陣地に向けて大量の徹甲榴弾を発射し、中小の堡塁に向けては24センチ・28センチ・30センチの各榴弾砲が1発1トン近い巨大砲弾を投下し続ける。
トーチカに向けては15センチ・27センチの加農(カノン)砲が徹甲弾を放ち続け、補修に入ろうとする要塞守備隊に向かっては多連装ロケット砲が炎を放つ。
弾頭の白燐弾や焼夷弾頭は効果的に兵員を殺傷していき、要塞側の被害を加速度的に増大させてゆくのである。
むろん、要塞側も負けてはいない。
逆に砲撃を加え日本側の砲兵陣地を排除しようと試みる。
だが、それは空からの観測で発射点を確認させることでもある。
これを受けて日本側は、塹壕線や構造物を60度以上の大仰角で頭上から破壊できる迫撃砲を投入。
効果的にこれらを破壊していった。
こうして無力化された堡塁により「死角」が生まれる。そこに向かってジグザグの塹壕が掘られ、そこを通って兵士は前進。
そして、放棄されそうな堡塁または破壊された堡塁に向かっては陸軍部隊の突撃が敢行されるのである。
さらには、もともとが要塞砲であることを活かし、空中からの弾着観測を用いた旅順要塞後方の弾薬庫や燃料庫、そして旅順艦隊に向けた直接攻撃が実施された。
ロシア側の虚を突いたこの攻撃で、被雷後修理の途上であった戦艦「ペトロパブロフツク」が転覆。
旅順艦隊用の黄金山燃料庫が炎上する。
さらには残る艦隊にも被害が続出し、旅順艦隊はあわてて出港することを余儀なくされた。
これにより海上では「黄海海戦」が勃発するのであるが、それはひとまず置いておこう。
最初の1週間で、堡塁前面の――第90師団の1000名以上を食った塹壕線はあえなく陥落。
次の1週間で攻城用塹壕線は堡塁の麓にまで到達。
地下坑道は旅順要塞地下深くへと侵攻しはじめていた。
この頃には、列車砲は砲弾を徹甲弾に変更。地下の弾薬庫や司令部に向けて容赦のない攻撃を行い、補給系統を寸断しはじめる。
6月5日、旅順要塞前面堡塁群は壊滅し守備隊は後方への総退却を実施。
このとき日本軍は退却する敵軍を無視して後方陣地への攻撃を続行。ついに、東鶏冠山・白玉山堡塁群の側面から射撃能力が失われた。
第3軍集団は、これを受けて第101軍(第1〜第4師団 東京)による西部陣地群の前面に位置する大頂子山方面への攻勢を決断。
砲兵(軽砲=歩兵砲と多連装噴進砲「火中車」)の直協をつけたうえで一斉突撃を下命する。
これを支援すべく第9軍(第90〜第94師団 金沢)が東部堡塁群側面への攻勢を開始した。
「第一次総攻撃」の発動である。
中でも囮として自ら進んで突撃を敢行した第90師団は恐るべき士気の高さで東部堡塁群側面に殺到し、いくつかの堡塁を「爆破」。
強引に持っていった歩兵砲による水平射撃で要塞守備隊のコンドラチェンコ中将に重傷を負わせロシア軍命令系統の深刻な被害を与えることに成功している。
こうして稼いだ時間をいかし、第101軍(東京)は西武陣地群を制圧し大頂子山を占拠。
勢いに乗って南山坡山堡塁を占拠するも、これは壮絶な師団規模の近接格闘戦の末2日後に撃退される。
しかしその間に日本軍は大頂子山方面に連絡塹壕をつなげることに成功。
要塞正面である東側堡塁群側面を容易に見渡せる位置に観測点と砲撃拠点を構築することができたのであった。
とりわけ、このとき運び込まれた36式山砲(註:史実の41式に相当)はこの時代としては異常な高性能砲で、「砲兵を用いた狙撃」という異常な戦術を実現。
さらにはライセンス生産が行われ大量配備がはじまっていたマキシム水冷機関銃はロシア側の奪回攻撃を再三にわたって撃退。
結果として旅順要塞はその懐深くに痛すぎるくさびを打ち込まれたのである。
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【第2次総攻撃】
北方では得利寺会戦に勝利した陸軍第1・第2軍集団が遼陽へ進撃しつつあった6月17日、日本側の砲撃はさらに凶悪さを増していた。
大頂子山の観測点が稼働し始めたことによって三角測定が可能となり、より正確な射撃が可能となっていたのである。
30センチ列車砲による要塞中枢、煙台高地への射撃は苛烈を極め、前日の6月16日には要塞守備隊の士官が地下司令部への徹甲弾直撃でまとめて13名も吹き飛ばされるなど要塞守備隊にとっての悲劇が積み重なっていた。
大頂子山奪回を図り西部方面からの出撃は繰り返されていたものの、そのたびに強力な機関銃射撃によって阻止され、うまく取りついても日本側との近接肉弾戦は必ずと言っていいほど日本側の勝利に終わる。
さらには、日本側は黄海海戦において旅順艦隊が壊滅したことや要塞救援におもむいたシベリア軍団が得利寺で撃退されたことも積極的に宣伝していた。
これは各国の観戦武官からも報告されており要塞守備隊の士気低下を誘っていた。
要塞守備隊指揮官であるコンドラチェンコ中将は未だ重傷であり、意識不明である。
慕われていた彼の戦線離脱もまた悪材料であった。
この頃になると、ロシア側の兵士たちの間に「戦争神経症(シェル・ショック)」といわれる症状が出始める。
日本側の前線においても発生しつつあったこの症状は観戦武官の目にはとまらなかったものの、日本側は迅速な後方搬送をもって対応している。
攻城側である日本側は比較的兵力に余裕があったために士気の維持に気を配っていたのである。
この日、要塞側からの一時休戦の申し出が受諾され遺体収容が図られる。
しかし、恐るべき鉄と血の応酬は、砲煙の晴れた戦場に恐るべき地獄を現出させた。
「戦争から、英雄が消え去った。」
この日撮影された写真を見た英国のウィンストン・チャーチル卿の言葉である。
この地獄のような光景は、旅順要塞守備隊に深刻な士気の低下を誘った。
正面の東鶏冠山堡塁は休戦期間終了後に一部が敵前逃亡を行うなど混乱。無防備に身をさらした1個中隊がロケット弾の斉射で丸ごと吹き飛ぶなど戦線は混乱を極める。
これを受け士気低下による好機と判断した第3軍集団の参謀たちは要塞正面への速攻を主張。
しかし、乃木大将はこれを否定し、東部堡塁群への砲撃を強化し、逆に西部方面陣地群への総攻撃を選択した。
士気の深刻な低下に見舞われているのは要塞全体であり、ここは出撃拠点が確保されている西部方面へ攻勢をかけることで西部の最高点通称「203高地」を攻略するチャンスであるというのである。
「現在までの攻防戦で、日露ともに1万近くの死者を出している。
今ここで西部方面を攻略してしまえば、要塞正面の士気の低下はもはや止めようがないだろう。
ここは危険を冒しても、203高地を奪取すべきである。」
この方針のもと、攻城砲軍団は射撃目標を変更。
野戦砲兵軍団は総力を挙げて西部方面へ砲弾を送り込んだ。
そして、第1軍(東京)第9軍(金沢)に加え、日本最強の呼び声も高い第7軍(札幌)がついに投入され戦闘に参入する。
合計20万にも達する大攻勢、「第2次総攻撃」の開始である。
機会をとられたこの攻勢は、2日間にもおよぶ戦闘の末に203高地を奪取。
奪還部隊をすべて撃退することによって終了した。
日本側はこれによりさらに被害が5000名増加。
しかし、これにより旅順要塞を二つの方向から挟み撃ちにすることが可能となった。
さらには一連の砲撃で東部堡塁群の側面が攻撃能力をついに完全に喪失。
東西の両堡塁群の間にある旅順市街地への進撃路は開かれたのである。
皮肉なことに、6月19日、コンドラチェンコ中将は意識を取り戻した。
しかし、要塞司令官ステッセル大将をはじめ守備隊各員は鬱状態に陥っており、さらには外の状態も旅順市街地への進撃路も確保されている。
後方からの指令は、「抗戦継続」。
旅順要塞から、戦う気力は急速に失われようとしていた…
-
【第3次総攻撃、そして】
6月30日、再度戦力を再編成した第3軍集団は、予備隊を投入し旅順市街地を攻略させる一方全軍をもって要塞を攻略するべく第3次総攻撃を開始する。
この時点ですでに第3軍集団はあまりの弾薬使用量から備蓄が底を尽きかけており、これに失敗すればさらに1か月ほど攻勢は手控えなければならない状態にあった。
戦闘は、初手から日本側が行った地下坑道を用いた19か所もの陣地爆破に始まり、各所で前線を突破。要塞の懐へ進撃が図られた。同日、虎頭山陥落。
翌日、7月1日、東鶏冠山堡塁正面を30センチ列車砲の徹甲榴弾が貫通した。
これは珍しくはないのだが、この一撃は偶然にも弾薬庫を直撃し、要塞が爆発したかのような大爆発を発生させた。
「何が起こったのだ?弾薬庫はどうした?」
「閣下。我々は戦い難くなり果てました。」
コンドラチェンコ中将とのこのやりとりで、ステッセル大将は抗戦中断と降伏を決断。
勢いに乗り要塞中枢の望台(煙台)高地を制圧した第90師団前衛部隊に対し軍使をだし、降伏の意向を伝えた。
即座に、第90師団は電話回線を通じてこれを報告。
その日のうちに戦闘は停止された。
翌日、7月2日。
水師営においてステッセル・乃木両将は会見。
互いの武勇を称えあい、ステッセルは負傷し後方搬送された乃木の2名の息子に見舞いを述べ、乃木はコンドラチェンコ中将への見舞いを述べた。
また、ロシア側の名誉のため帯剣を許したことでロシア側士官が緊張の糸が切れたのか落涙するという一幕もあったという。
かくて、旅順要塞は降伏した。
ロシア軍の残存兵員は約4万3500名。
陸上部隊のうち3万名ほどが戦死あるいは行方不明・戦闘不能となっていた。
また、彼らはビタミン不足による脚気にも苦しんでいたという。
日本側の犠牲者は、戦死9025名 戦勝2万1256名。
この被害はのちの第一次世界大戦に比べればまだ軽い。
観戦武官からの恐るべき報告は「極東ゆえの特殊事情」と解釈され、砲の増強と機関銃の大量配備により迎撃可能という結論を列強は導き出してしまったのだ。
多少は警戒を行っていた英国はまだしも、第一次世界大戦において独仏両軍は「せいぜいが1万ほどで済む」と軽く考えて要塞正面や塹壕線へ突撃を繰り返した。
結果、西部戦線において両軍は合計900万名という大量の死屍を積み重ねることになるのである。
近代戦争史上初の要塞攻略戦は双方ともに多大な犠牲を出して終結した。
守備隊として後備役部隊を旅順守備軍となして残置した第3軍集団は北上、8月には満州平原での機動戦を開始することになる。
【あとがき】――というわけで、「第3軍集団かく戦えり」ネタです。
要塞攻略作戦においてこれくらいの犠牲者というのは、各国を大いに誤解させたのでしょうね(汗
運動戦論者とかには特に。
楽しんでいただければ幸いです。
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>>201-206
あ。投下終了です。
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乙です。なんという空前の火力……戦場から英雄が消えた戦いか……
そしてこの戦訓を全く生かせず屍の山を築き上げた欧州ぇ……
一体何やっとんだ。
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乙です。
今だけ要塞を攻略するのに血を流したと報告されてもまだ自分達が大勢の若者を死なせるまで解らないのかー
矢張り差別から来る偏見は彼らの足かせになっていますね。
ただ、同盟国である英国はより詳しく見る事が出来たはずなので多少なりとも注意を払いましたか。
多少であっても戦死者を減らせる筈ですから他の列強との差が明らかに出そうですね。
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>>ひゅうが様乙です!
今回も楽しませてもらいました!!
にしても降伏時にはロシア側の残存戦力が4万人とちょっとって・・・・・軍事学的には全滅通り越して消滅寸前じゃないですか(汗)
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とりあえず、ひゅうが様寝てください。
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ひゅうがさん乙です。
>>3000ミリクラスの榴弾砲
0が一つ多いような?
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乙です。あまりに悲惨すぎる総力戦・・・そしてこれを反映しない独仏が
WW1で大規模再現。ロシア側は生き残りも精神おかしくて病院行きがほとんどかも。
少なくとも日本と陸戦をしようという国は存在しなくなるでしょうね。
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>>207
これでも第一次世界大戦の中期においてリエール正面に投入された火力より少ないんです。
その分瞬間面制圧能力を重視してロケット弾を大量配備しましたが。
>>208
まぁ運動戦華やかなりし時代ですからね…
仕方がないといえばそれまでです。(クリミア戦争という例もあるのですが)
>>209
日本側も2万ほど犠牲を出していますので痛み分けみたいなものでしょうね。多くは坑道ごと潰れたり、日本側へ陣地奪還のために突撃したために生じています。
いわば、203高地ロシア版ですね。
もっとも、日本側も奪取のために多大な犠牲を払っていますが。
それに、撤退のしようがないのです。旅順では――
>>210
書くまで寝てましたのでいい頭の体操になりました。はいw
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>>211
多かったようです。脳内修正願います。
>>212
松山で近代戦初の実証的なシェルショックの治療法が確立されるでしょうね。
それに自軍にも少なからぬシェルショックが出ているので、「軟弱もの」呼ばわりは間違ってもできなくなっています。
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>>205
の「両軍あわせて900万」という数字は「全軍合わせて600万」に脳内修正願います。
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これだけで後に大作映画になりそうだ。
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防人の歌が聞こえてきそうですね…
ロシア皇室の全面協力で共同制作となれば嬉しいかも。
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後世では絶対に幾つもの映画が作られるんでしょうね…
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乙です。
両軍の戦死者、負傷者が凄まじいですな。
しかし、これでも後の欧州大戦に比べれば少ないというのは感覚がマヒしそうです。
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>>219
実は日本側の死傷者数は史実の半分くらいなんです。
負傷者数も入れれば5万ほど――
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乙です。
そして、寝てください。
しっかり寝て直したほうが誤字もなくなるでしょうし。
-
>>220
あれだけの火力を投入して日本側の死傷者数は史実の半分なんですか・・・
-
>>221
もちろん。これからゆっくり寝ます。
>>222
日本側が尋常でなく増強されていたためにロシア側が要塞を完成させちゃってますからね。
史実よりも領域は2倍くらいで、完成度99パーセント(史実では4割くらいのところもあった)以上。
兵員は8万5000ほどと大幅増強されてます。
-
乙です
死傷者は少ないに越したことはありませんが、しかし半分で済むって…
-
>>224
やっと半分で済ませることができた、というのが正確なところでしょうね。
-
乙です
両軍とも被害が尋常じゃない(汗)
正しく戦史に残る戦いでした。
-
史実では脚気で部隊が壊滅したからその分を引けば戦病者も少なくすむでしょう。
やはり日露戦争で煙草中毒者が急増したのかな。
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>>226
火力戦のみの限界が示されたともいえるかもしれませんね。
ただ、この攻略戦で迫撃砲が注目されたり、史実28センチ榴弾砲のような大口径重砲も史実通り注目されるでしょう。
>>227
戦傷は大半が復帰可能でありましたので「戦病死」ではありませんね。
これは白兵戦や機銃掃射によってどうしても減らせなかった部分ということになるでしょうか。
-
>>225
なるほど、「やっと」ね
ともあれゆっくりお身体休めてくださいね
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>>229
ありがとうございます。
損害比率なんかはヴェルダン要塞戦などを参考にさせていただきました。
なにあれ…
これからゆっくり炭酸たっぷりのお風呂に入ってきます。
-
森鴎外「脚気を伝染病でないと判断するとは・・・・・・・・・
私の意見を受け入れない愚かな連中は東大医学部学閥の総力を上げて叩き潰してくれる!
例えそれが夢幻会であったとしても!!」
-
>>231
実はこっちでは鴎外さん、ドイツ系のかわいい娘さんを奥さんに迎えて幸せに暮らしています。
出世争いからは逃れましたがこれもまたひとつのwin×win関係?
あと風呂入ってきます。(大事なことなんで2度言った)
-
ひゅうが氏乙です。
この時代のシェルショックはただの臆病者で敗北主義者なんですよね。
ですから、この精神病にかかっても治療もされないし上官に訴えても無視されるし、最悪敗北主義め!バンバン てな感じで殺されてもおかしくないという。
一次大戦で問題となる補給の一つとして白米だな。これが補給できないと士気が激減する・・・。英国の輸送云々以前にこれがないとな・・・。
第一次大戦で対戦車戦ではリベット打ち戦車が基本なんでポプキンソン効果を狙ったHESHのような武器もあればいいかもしれませんね。リベットが内側に弾けて、いい具合に中の人を殺傷できるかもしれません。
ただ、多砲塔戦車が基本な時代なんで中の人を殺すより足回りを破壊した方が効果的に無力化できるかもしれません。何故なら、操縦者が死んでも代わりが沢山いるからです。
染料などが問題かもしれませんがギリースーツ(もどきでも可)を作って持っていけば、対戦車火器を持った人を効率的に隠せるかもしれませんね。人海戦術的に強引な大量生産で狙撃主のみでも隠せればそれだけ戦車側が近づいてくれて効果的に破壊できるかもしれません。
ギリースーツというのは周囲の色に溶け込むというのも重要なのですが、同時に体の輪郭をボカスことで人に発見し難くするのもあるんですよね。例え染料がダメでもあるある程度色が似ていれば隠すことができます。
さらに、顔に塗る顔料も欲しいですよね。肌色や肌の光沢は人間にとって非常に目立つものですから被発見性を下げることになります。
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>>232
一瞬あの風呂嫌いで知られる鴎外が大陸世界では風呂に入るようになってるのかと思った
あまりに驚いて四度見したジャマイカどうしてくれるw
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大陸日本の温泉地って規模10倍になってるのかなあ
広くて安い温泉なら是非とも入りに行きたい
-
まさかの森鴎外が転生者でドイツ娘を幸せにしようと思っていた中の人であったが、フラグが立たなかったという電波を受信した。
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日本側に脚気はいるのかな?
栄養事情が違いすぎるだろうし
観戦武官が引くような飽食をしてそう
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>>233
米は前スレで缶詰作ってる話が有りましたなw
>>235
山が3割まで減ってるから全体の量は増えていても平地に暮らしてたら遠出する羽目になるかもw
-
しかし列強は日露戦を一部教訓に機関銃と砲の増強してる分突撃による死傷者が
史実より増加する可能性が出てきたな。
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ああそうか、土地が広くなってる分、温泉地までの距離も開いているわけか
それは困った…
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何より被害を「せいぜい」1万と考えているのが恐ろしい……
そんな軽い気持ちで突っ込ませる上官が沢山居たんだろうな……
それとWW1の動員人数で数字の感覚が狂ったか
-
第一次大戦が途中で停戦するルートなら早めに戦争が終わるからその分戦死者が少なくなりそう。
後抗生物質の生産に成功してれば戦傷者も助かりやすくなるし。
-
総司令部「(1万くらいなら安いか)突撃させろ!」
数時間後
総司令部「し、死傷者が5万!?」
連絡役「いえ”戦死者だけで5万です」
こういう展開がそこかしこに・・・・。
-
そういえば日露戦争の時点で大陸日本の国力はロシアを上回っていたような
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全資源が豊富に採れて技術力も高い大陸日本なら日露戦争時のロシアなんか話にならないでしょ?
-
遅れましたがひゅうが氏乙。
双方合わせて約4万か……案外少ないと見るべきなのか、トンでもない損耗率だと見るべきか、世界でも意見が分かれそうです。
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>>245訂正
全資源が豊富に採れて技術力も高い大陸日本なら日露戦争時のロシアの国力なんか余裕で上回ってるでしょ?
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アジア諸国が日本に学びに来ても理解不能で終わるな....
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日露戦争時・・・・・・・・・70から80歳になってるんだよな、南方先生
軍医として同行するのはちっとキツいかな?
一応いっとくけど南方先生といっても熊楠じゃないよ
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ペニシリン作った竜馬と友達のせぇんせぇい?
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>>248 日本並みの国力と団結力がないと無理となりそう。
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>>248
逆にわかる範囲の技術習得してアジア諸国の国力も史実と違って上昇するかも
何もかも理解できないなんてことないからね
-
アジアには現物があっても水車もまともに作れない国があってだな。
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>>243
ソンム会戦(一日で7万人)ですねわかりますw
>>244
一応上回っています。しかしいかんせん近代化が未了です。
ただしロシアはシベリア鉄道一本なうえに周囲が敵だらけでさらに厳しいというw
>>246
大戦前「まぁ大雑把なロシア人と、まだ未熟な日本人だから…」
大戦中「やばい…あいつらの方が戦争がうまいんじゃないか!?」
大戦末期「あ…(遣欧軍集団が大突破かましてます)」
>>247
ただ集中がね…満州が舞台ですし。
>>248
「眠れる龍?とんでもない。あれは饕餮(とうてつ)や混沌の類だ」by道教系の人
>>249
貴族院議員兼軍医総監補佐になってるかもしれませんね。
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>>252
ただ、実行しようとすると日本並みの団結心とそれを可能にする国力、地力が無いといけないですから言うは易し行う難しかと。
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大陸版日露戦争の風刺画が気になる
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タイ辺りはできないかな?
国王陛下を中心にして団結力はあるだろうし
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>>257
地力と国力が全然足らないです。
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と言うよりもどの国も根本的に国力が足りないのでは……
-
史実日本や憂鬱日本以上の力を発揮しているのは亜大陸の集合体である大陸日本だからこそですしね。
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>>259
大陸日本ほどではないにしても欧州諸国並みの地力と国力が欲しいところ。
まあ、そういうのがあったなら植民地化を免れられますけどね。
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>>151
日本「なら新幹線を明治時代に(まて)」
>>186
造船業などのない国に売りつけるナリすればいいのにねぇー
タンカーとかなら需要はあるだろうに
日本ですら
-
>>260
あと史実では、対列強連合の核になり得たアレがあれですから…
アレがまともならまだワンチャンスあったかもしれないですけど。
もうひとつの核になりえた国は内戦中に付け込まれたためにああなってしまいましたし。
そうなると、あとは秦に対する残り6か国のようなものでしょう。
-
ひゅうが氏乙です。
私のSSのネタが採用されてるー(歓喜)
現在、倉崎ネタの続編を構想中です。そこで、皆さんに聞きたいことがあるのです。
大陸日本のモータリゼーションと世界恐慌と関東大震災がどうなるかな?
という疑問があるのですが、大陸化したことでモータリゼーションが憂鬱日本より
早まるかなとおもったのと、世界恐慌と関東大震災があるかないかでその後の
話の筋が変わる可能性が出てきたもので。
-
大陸日本では日本地域が余りにも優しい大地のせいでもう一つの核は完全に引き籠り思考ですしね
-
うわーい、なんかいい具合に旅順が陥落してるー
いつもながら数字が踊って楽しいですね。
-
>>264
モータリゼーションは憂鬱世界のあたりでしょうね。都市部ではもっと早くなるでしょうけど、いかんせん航続距離が足りずガソリンスタンドネット整備に時間がかかりそうです。
当分は鉄道輸送と駅から自動車に積み替えという形になるでしょうね。
関東大震災は発生するものと考えました。また世界恐慌も同様です。
前者はプレート沈み込み帯に日本があるのは変わっていないので発生し、後者はアメリカが生産過剰になりすぎるのもまた史実同様と考えているためです。
-
>>266
列車砲のアイデアを勝手ながら使わせていただきました。
あと数字の間違いはすみません(汗
-
そういえば大陸日本はアラスカを買ってたな...
こっちの開発状況はどうなってんのかな?
-
>>262
夢幻会鉄1「せっかくだから俺はあじあ号の実現を目指すぜ!」
夢幻会鉄2「だが前世で蒸気鉄道の浪漫を横目に耐え続けてきた我々にただのあじあ号ではもはや足りない!」
夢幻会鉄3「超あじあ号を!一心不乱に超あじあ号を!」
「東西南北中央不敗すーぱーあじあ号」の誕生瞬間である。
嶋田「どうしてこうなった」
辻「私にもさっぱり‥」
>>268
いえいえ、こちらはネタ供給のためにかいていますから、いくらでも取っていって下さって構わないですよ。
そのかわり緻密さとかリアルさはそんなにありませんけどw
-
>>267
つまり、一般人に車が出回るのは憂鬱と同じということですか。
では、輸送用のトラックや農業用のトラックなどはどうなるのでしょう?
国土が広くなった分末端への輸送を鉄道ではまかないきれない可能性が高い
から、輸送手段としてのトラックや農地が広がったことによる農業の機械化を
早めに実現していそうであると思うのですが。(農協が貸し出すとか輸送会社に
企業がリース形式で配備していくとかできないかな?)
-
>>270
その前には東方腐敗マスターあじあ号とでも名乗っていたのですかwww
-
>>269
カナダ側で金鉱が見つかってますが日本側ではまだ未発見という感じです。
本格的に開発が始まるのは石油が出てからでしょうね。
(アメリカが強引に戦争を吹っかけてきにくくなる1910年代以降かな?)
>>270
いえいえ。ありがとうございます!
>>271
トラックなどは早めに配備されるでしょうね。最初は蒸気で、続いて内燃機関と段階を踏むでしょうけど。
あと都市部や都市間に運河が張り巡らされているのもちょっと遅れる理由です。
ですから、内陸部の都市と近郊を結ぶルートや、沿岸部で迅速な配達を要する輸送用として量産がはじまるでしょう。
大規模な農業のために農業用の方が早く使われるようになるかもしれませんねw
-
高麗人「ならウリたちの列車は!腐ってて・・・・・・・・・腐敗ニダーーーーー!」
-
ひゅうが氏更新乙です。
どこのセヴァストポリですかここは・・・
大砲を愛しているロシア陸軍もこれには「ふざけんな」レベルでしょうねえ。
あと、各種重砲が登場しましたが、榴弾砲は開発が乱立していたんですかねえ。
攻城砲(固定式陣地砲)と野戦重砲(移動式重砲)の違いでしょうかねえ。
-
>>275
でもドーラもありませんし、カールもガンマもありませんよ(邪笑)
>榴弾砲は開発が乱立
これは、史実世界で要塞地帯配備用に各国に発注したものをライセンス生産して経験を積んでいたためのものです。
作中にありましたように「もとは要塞用のものを」取り外して持ってきたものなのですね。
史実の28センチ榴弾砲がさらに大規模になったものと考えてください。
在庫一掃レベルで弾薬も持ち込んでいますw
発注年代と企業が多岐にわたったので日本側も混乱。そのため、海軍は軍艦を英国などに規格を統一して一括発注大量配備という形をとりました。
-
兵站関係者が死にかけているかもしれませんね。
余りに多種多様な砲弾があるとそれを管理し前線に割り振るだけで膨大な時間と労力を要すると思われますし。
-
というか、何気に日本は重機が使えるんだな。
これって基礎を積めば、初期の戦車はいけるんじゃね?
-
モータリゼーションは大陸化してるから鉄道が主ですね。
ですが長距離バスやトラック、農業・建設機械を重点的に発生しそう。
-
ありがとうございます。では早速SS書いてきます。
-
>>278
第一次世界大戦に初期の戦車を間に合わせることは可能かもね。
-
901ATTも用意しておきましょう
-
初期の戦車はキャタピラ付きの走行機関車みたいになってるかもな。
-
蒸気動力のスチームショベルとかブルドーザーとかですけどね。
ただトラクターを間に合わせるのは可能でしょう。
「トラクター」は、ですが。
-
機関銃の盾になってくれるだけでも有難いですな。
転生者によって随伴歩兵の戦術も確立出来るでしょうし。
……ただ、真似されちゃうかな?まあ、相手が戦車出してくるまでは相当のアドバンテージが取れるでしょう
-
機関銃の弾を弾いてくれる動く盾が出来たと考えれば初期はかなりありがたいですね
-
やっぱり欧州大戦に自国産戦車を持ち込むのは無理があるか。
おとなしく仏国か英国に譲ってもらうか、安くつく対戦車兵器を考えたほうがよいのかも。
-
大陸日本の広さを考えたら長距離大量輸送手段を早期に確立しておかないと後々大変だから、国土全体に鉄道路線と道路の整備が必要不可欠
-
だいぶ後になるかも知れないけど、高速道路も史実日本のように
張り巡らすのかな?
-
続きというか幕間編ができましたので23:20頃から投下しますー
-
ネタ優先のスーパー系SSいきますよー
今回は幕間編です。戦争はあまりありません。
日本大陸の鉄道軌間について等をつじつま合わせにちょっとだけでっち上げてます。
鉄道にはあまり詳しくないので、あれこれ結構適当です。
あと旅順要塞陥落を直接描写してなかったので、チョッパヤでねじ込んでおきます。
陥落したと思わせつつ描写しないことで、あとで「いつ旅順要塞が陥落したと思っていた?」ネタにつなげようと思っていたわけではありませんw
ついでにショックで迷走したクマ関係で英国紳士を暗躍させてみます。
どうせネタ系だし!リアル系はひゅうが氏や他の方にかなわないからいいんだもん!
-
ドテラ撫子さんでわかる?戦間期〜日露戦争 戦争編(2)
参謀本部「鉄道連隊による南満州支線の調査結果がでました」
ドテラ撫子さん「どうだったのですか?」
参謀本部「適切な保線が行われている条件下であれば、我が日本標準軌(1515mm。旧呼称:5尺軌)の車両は、ロシア広軌(1520mm)路線を運行可能であることが確認されました」
ドテラ撫子さん「おお、それはめでたいですね」
小人さん(軌間でわずか5mmの違い。単純計算では許容範囲内で片付けられるんだけど、実物がどうか分からなかったからね。運行していると軌間は少しずつ狂うものだし、保線の実体も国によって違う)
ドテラ撫子さん「ですが朝鮮半島南北縦貫鉄道を、わざわざ四尺二寸軌(1272mm。日本狭軌の一つ)にしたのは、こうしてみると無駄になりましたね」
小人さん(余剰車両を転用するという名目で当面狭軌としたんだ。改軌を見据えての名目で車両限界はとったけど。だけど尺貫法で決められた軌間とか、変な気分になるよ)
参謀本部「あの時点では適合可能と断言できませんでしたから。適合しない場合に備え、ロシア広軌との三線軌条も視野に入れたのは、当時であれば致し方ありません。さすがにロシア広軌そのもので建設するわけにもいきませんでしたし」
ドテラ撫子さん「まあそうですね。縦貫鉄道の日本標準軌への改軌もいずれしましょう。それよりは今後の兵站です」
参謀本部「はい。これで次期兵站体制は甲案となります」
ドテラ撫子さん「ええと…大連を新たな基幹陸揚げ港に指定。本土からそのまま持ち込んだ機関車と貨車を投入し、兵站を展開。なお釜山からの貨車は遼陽で止めるか、必要とあれば台車交換ののち北上すること、ですか」
参謀本部「はい。大連港の港湾能力については、特別工鉄兵団が総力を挙げて復旧中であります。あとは旅順が陥落すれば、安心して使えます」
小人さん(三十五式三十糎列車砲も、旅順軍港攻撃時は狭軌台車だったんだよね。狭軌台車だと安定が足りない恐れがあるのでアウトリガを出したけど…これで折を見て標準軌台車に載せ替えか。ちなみに日本標準軌があるなら、日本広軌もあるわけで。僕らのなかでも鉄分多めの人たちは大ハッスルだよ…)
ドテラ撫子さん「それにしても盛大に弾薬を使いましたね。新聞でも『我が軍火砲は恰も大噴火の様相。露軍勇戦すれども敗退す』などの文字が躍っていますし。ご機嫌ですね」
小人さん(単位時間あたりの最大投射能力は、同じ師団同士で比較しても史実の5倍を軽く超えるからねえ。史実とは逆に陣地攻撃に向かない榴散弾ではなく榴弾を主流としたから、効果の点では5倍どころじゃないはず…なのにこの大量消費。いやん)
ドテラ撫子さん「それにしても、本格的な駐退復座機を備えた砲というのは、次元が違いますね」
参謀本部「はい。速射性が違います。思い切って砲あたりの一基数を50発と定めましたが、それもあっという間に消費されてしまいます」
小人さん(なんだか基数が第二次大戦前の水準に似てきたんだけど…それも砲兵の射撃能力が高まったからか。そしてもっと砲弾を、と堂々巡り。大戦でも起きることだ、これは)
ドテラ撫子さん「火力主義というのはかくも大変なものなのですね」
参謀本部「各師団の輜重大隊や弾薬大隊の陣容は強化していますが、大規模会戦や要塞攻略となると、厳しいですな」
小人さん(歩兵の近接支援火力としての歩兵砲と、陣地を制圧するに向いた迫撃砲もある。それに意外に使い勝手のいい列車砲のような大口径砲もある。兵站への負担は増すばかりだ。輜重兵站を馬鹿にする風潮が芽生えることはこの日本では有り得ないね)
ドテラ撫子さん「そのために、鉄道輸送を活用し大規模な兵站集積所を複数構築。師団兵站は兵站集積所からの輸送を旨とする、ですか」
参謀本部「はい。ただし末端の兵站は馬匹輸送なこともあり、作戦級柔軟性が制約される懸念がありますな。将来への課題ではあります」
小人さん(未来の概念で現在を戦うのが僕らの常だけど、やはり限度はある。せめてもと輜重車(要するに馬車)の改良もしたし、人力の軽輜重車(つまりリアカー)の配備もしたけど。これ以上は自動貨車(トラック)が実用化されなければ…)
-
第三方面軍「情け無用!撃て!であります!」
第三方面軍「鉄道兵站がつながったらこっちのものであります!糸目をつけずに撃ちまくるであります!」
旅順要塞「艦隊もほぼ壊滅した上、相手はまるでこっちの保塁の位置を知っているかのように対応している。それに火力は脅威的すぎる。さらには壊血病も…」
小人さん(まあ基本的な設計は同じだし、知ってるといえば知ってるんだよねー…病死した牛を投げ込むようなことをしないだけ、ありがたいと思っていただきたい…え、やったほうがよかった?)
旅順要塞「も、もう限界だ!降参する!」
第三方面軍「降伏を受け入れるであります!」
(旅順攻囲戦終了)
参謀本部「第三方面軍が旅順要塞を陥落せしめました」
ドテラ撫子さん「おや、予想外に早い。これもめでたい!」
参謀本部「その代わり、損害も弾薬消費損害も少なからぬものがありましたが」
小人さん(報告書、見たくない!特に弾薬消費の項目!)
しろくまくん「旅順の太平洋艦隊が壊滅して要塞も降伏してしまったクマー…」
しろくまくん「でも極東に向かっている第二第三太平洋艦隊があるクマ……!」
しろくまくん「列強を甘く見ないことクマ!!(クワッ!)」
戦艦
クニャージ・スヴォーロフ
インペラートル・アレクサンドル3世
ボロジノ
オリョール
スラヴァ (日本が大量発注した富士型戦艦に警戒して早期建造されていた)
シソイ・ヴェリキー
ナヴァリン
インペラートル・ニコライ1世
海防戦艦
ゲネラル・アドミラル・アプラクシン
アドミラル・セニャーヴィン
アドミラル・ウシャーコフ
-
しろくまくん「バルト海を空っぽにしてまで、最新鋭艦を組み込んだこの陣容なら負けるなんてありえないクマ!」
しろくまくん「イギリスとオスマン帝国に阻まれて黒海艦隊は出せなかったクマが…」
しろくまくん「ここは他国から購入してでも戦力をさらに水増しするのはどうクマ?引き渡しをウラジオストクでしてもらえれば、何とかなるクマ!」
英国諜報部「…とのことです」
ジョンブルさん「ふむ。なるほど。(根本的に一手遅い。いまから軍艦を入手したとしても、戦力化の時間がない。それ以前にそもそもウラジオストクで引き渡しなど無理難題以外の何物でもなかろう。とはいえ、妨害はせねばならん)」
しろくまくん「軍艦を売って欲しいクマ!それもできるだけ新しいものを!」
ゲルマニアさん「何を言っているのかね。大ドイツとしては、海軍拡張に忙しいのだ。新鋭艦は売れないな。ブランデンブルク型戦艦から1隻程度ならよいが」
しろくまくん「それはちょっと古いクマ!でも背に腹は…」
ゲルマニアさん「ああ。そういえばその艦は、機関故障のため長期ドック入りになっているが」
しろくまくん「う、動けない戦艦は困るクマ!動ける戦艦がいますぐ欲しいクマ!」
ゲルマニアさん「それならこの話はなかったことにしよう」
ジョンブルさん(うむ。ドイツへの要請がうまくいった。だがドイツ帝国の海軍拡張には目を見張るものがある。これが欧州の不安定要素にならねば良いのだが…)
しろくまくん「軍艦を売って欲しいクマ!それもry」
マリアンヌさん「同盟国のよしみはございますが、わたくしの海軍もイギリス海軍に対抗するため必死ですの。ほら、あちらも注視しておりますでしょう?ですので急に穴を空けるのはいささか…」
ジョンブルさん(にらみつけるのも同盟国の役目。こちらと歴史的に深い因縁があるフランスは厄介だな。私が干渉すると逆に激発しかねん。もし売約が決まったら、回航時にはせいぜい妨害をするつもりだが…)
しろくまくん「それは残念クマ…」
マリアンヌさん(戦艦ではイエナとシュフランあたりを当てにしていたのでしょう。あとは装甲巡ですが、ジャンヌ・ダルク以降は外洋航行性能をあげた新鋭艦。タンブルホームでないのが至極残念ですが、数も少ないのでこちらもちょっと出せませんわ)
ジョンブルさん(売約ならず、か。よし。ここが一番不安だったのだ)
マリアンヌさん(それに引き渡しがウラジオストクというのも。わたくしを戦争に巻き込みたいと?論外ですわね)
しろくまくん「軍艦を売って欲ry」
マカロニさん「あ、御免ね。いまの戦争中は売れないよ」
しろくまくん「ど、どういうことクマ!?」
マカロニさん「そっちに軍艦を売ったらアームストロング社から砲の引き渡しを停止するっていわれちゃってねー。それやられるとこっちの建艦計画がねー。いやー、きたない、さすが英国紳士、きたない」
しろくまくん「な、なんということクマ!あの腹黒、なんということをしてくれるクマ!こうなったら大西洋を渡るクマ!!」
マカロニさん(これでいいよね?なら例の約束はよろしく…)
ジョンブルさん(うむ。アームストロング社の件はこれで問題ないし、そちらのほうも問題なく根回ししておこう)
マカロニさん(ヒャッホー!撫子ちゃんとのお食事会だー!)
-
しろくまくん「軍艦を売ry」
ガンマンさん「こちらとしては中立を守るつもりでね」
しろくまくん「そこをなんとかしてほしいクマ!」
ガンマンさん「ふうむ…(難しいな。ここで売ったらロシアに荷担したと見なされかねない。儲け話ではあるが、講和仲介の名誉は金では買えない…)わるいな。その話は受けられない。中立が国民の望みだ」
しろくまくん「そうクマか……クゥマァ…あとは南の方にいくクマー…」
ジョンブルさん(うむうむ。いずれ講和仲介がアメリカに依頼されるかもしれない、と囁いた甲斐があったな)
しろくまくん「軍ry」
南米三人衆「「「売ってもいい!」」」
しろくまくん「ほ、ほんとうクマか!?」
南米三人衆「「「ただし引き渡しは、サンクトペテルブルクでだ!三国間での調整などに時間がかかるから、引き渡しは早くて来年の春だな!」」」
しろくまくん「そ、それでは間に合わんクマ!」
南米三人衆「「「ぶっちゃけ英国の圧力があってな!仕方ないんだ!」」」
しろくまくん「あ、あの腹黒ォォォォォ!!クゥマアアアアアアァァァァ!!」
ジョンブルさん(うむ。ちょっと露骨すぎたか…まあいいさ)
ドテラ撫子さん(はっ!なんだかどこかで勝手に空手形が切られたような気がする!?)
モンテさん「おいらも宣戦布告してるんだよー…誰からも気付いてもらえてないけどさー…」
モンテネグロ公国は、この後の日露戦争の展開を見たうえで宣戦布告した事実を『なかったこと』にし、結果として『21世紀まであの日本と戦争していた国』と変な意味で伝説になるのでした。
-
以上です。wiki転載OKです。
それにしても、しろくまさんにしあわせがおとずれるのはいつなのでしょうね。(いけしゃあしゃあ)
-
>>287
対戦車砲と対戦車ライフルを大量に準備していくしかなさそうですね。
それにそれだけでも初期戦車には十分過ぎます。
後は集束手榴弾かな。
-
乙なのです
そしてこのせりふを思い出しました
イギリス「腹黒眼鏡 それが僕たちのリアル」
-
アカン・・・今日は何か調子に乗りすぎているような。
これは何か起きる予兆だ。
1944年。アメリカは偽りの繁栄を謳歌していた。
ロングが政権を握って以来、アメリカ経済は回復軌道に乗り、国内総生産や
失業率も大きく改善されていった。
艦隊再建法により、アメリカ海軍の悲願というべき「Break Kii」を成し得る
モンタナ級(史実モンタナ18インチver)も完成まじかとなり、彼らのプライドは
大いに満たされることになった。誰もが「アメリカの復活」を確信していた。
だが、前述したように、それは偽りの繁栄であった。
積極財政と大規模な公共事業によって短期的には経済回復に成功したものの、
合衆国には未だ新たなフロンティアを獲得することはなかった。
彼らが最も期待していたフランス市場は、未だ本土奪回を成し得ていないことから、
自由フランス政府の求心力は碌になく、アメリカとの約束を果たすことなど夢のまた夢
であったし、ロシアにしても、内戦の傷跡が深いのと、ナチスロシアの経済政策の無能
ぶりから、市場としての価値は無きに等しい状態であった。
つまり、アメリカにとっては、戦争が継続している内はいいが、戦争が終わり次第、
現在の生産量が、市場規模に比べて飽和しかねないという現実が、依然として横たわって
いたのである。
当然、この状況にロングは焦りを覚えていた。
圧倒的な支持により2選を果たしていたロングであったが、それは現在の景気の良さ
にあるのであって、不景気になれば前任者と同様、不人気の内に蹴落とされることを
よく理解していたのだ。
だからこそ彼は、アメリカ市場を満たすことが出来る新たなフロンティア探しに躍起にな
るのだが、安定した市場は悉く日英の物となっており、アメリカが入る余地はどこにも
なかった。
故に彼が出来ることは、海軍再建の更なる促進と、半ば八つ当たりともいうべき、
日系企業への嫌がらせであった。
日本政府の猛烈な抗議により、公共事業資金への強制的な取り立てこそやめたものの、
「アメリカ企業にも行っている」ことを盾に、アメリカ国債の強制的な購入を強いるのは
やめなかったし、更に日系企業に対して、難癖としか言いようがないレベルでの訴訟を
支持者に起こさせ、司法にも手を回してそれを勝訴にさせるということまでしている。
このあまりにも露骨な行動に、アメリカの大衆は不景気時に日本企業(並びに合弁会社)が
1人勝ちしていた事から溜飲を下げていたのだが、ウォール街のビジネスマン達は、自分達の利益
が確保されたことを喜ぶ半面、幾分青い顔でつぶやくことになる。
「ツジとキシが黙っていないだろうな・・・」
彼らの懸念は大当たりする。
度重なる嫌がらせに対し、日本政府は、遂に日系企業に撤退を指示。
涙を流して帰る彼らに「JAP Go home」と叫んでいたアメリカ市民たちは、
撤退が無事に終了した直後に、日本政府が発表した声明に文字通り止めを刺される。
「日本政府は、サウジアラビア政府とクウェート政府との協定により、日英石油合弁会社
中東石油が、ガワール油田、ブルガン油田の採掘権を得たことを発表する」
これまで世界的の産油量を支配していたアメリカ合衆国が、オイルゲームから完全に叩き出された瞬間であった。
この日、ウォール街は、かつての暗黒の木曜日に匹敵する大暴落を記録した。
-
本日の投下はこれまで。
さて・・・戦後編の陸軍の規模か、イギリス海軍の新型巡洋艦
ネタでも考えるか。
-
>>291-296 わかる人様乙です
マカロニ振れないww
そしてモンテネグロここでも日本に宣戦布告してたのか…そして21世紀まで気づかれなかったのか…ww
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>>296
腹黒紳士の紳士らしい盟友への支援涙が出ますな。
ロシアは別の意味で涙が止まりませんが。
>>299
終わりの始まりですね。
世界最大級の二つの油田、これを確保し開発開始すればアメリカは凋落します。
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>>291-295
乙です!
尺貫法軌道ですか。それは盲点だったw
それにしても、いやぁジョンブルきたないさすがジョンブルきたないw
こっちも今日はお休みしますが、明日あたり何か考えてみたいと思います。
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双方ともに乙。
腹黒紳士に白くまはキレ気味w。モンテネグロは21世紀まで無視されて
うれしいやら悲しいやらw。
アメリカ終了のお知らせw。国家としては勝っても世界経済で未曽有の大敗北が・・・。
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>>296
乙です
下手したらしろくまくんには永久に幸せは訪れないかも
>>300
乙です
アメリカ死亡
まあ中東のオイルから弾き出されたらね。こうなりますよね
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>>299
おお乙です!
モンタナwith18インチ・・・ なんて素敵な響き!
ここは「パリ・コミューン」と「カール・マルクス」「2月23日」「4月3日」号と命名しよう!!
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投下おつですー。
え、ちょw世界1位と2位の油田w
20世紀後半はこいつらがないと何も出来んというのにw
あと、多分撤退時に強制購入させられた国債売っぱらって市場下落に一役買っていそうw
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>>299 yukikaze様乙です
遂にアメリカの終焉が始まった……(汗)
そして日本は英国と共同で世界最大級の油田を開発するのか…こっちじゃ英国は史実よりも落ちぶれていないかも?
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乙です。
阿保だろ、米国。
在米日系企業や合弁会社で働いてる米国民だっているだろうに
自らの手で就職先を無くしてどうするのよ。
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まさに現実の韓国や中国のような・・・・・・・・・
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>>291-296
あと第三方面軍(軍集団)の中の人の声が某犬日々のよう○ょな天才教授な人の声に聞こえてしまいました。
たぶん、しろくまくんは革命後にしろくまさんになっておこたに身を寄せるんでしょうね。
ハッ…「ロシアンな女の子に熊耳」…だと!?
これは新しいかも。新たな属性誕生にご協力くださり心から感謝いたします!!
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ひゅうがさん…もういいから寝ましょうよ(汗)
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わかる?氏乙。
汚い、さすがジョンブル、汚い。
そしてyukikaze氏も乙。
第二次太平洋戦争、あるいは第三次世界大戦の足音がかすかに聞こえてきましたね。
そしてアメリカ海軍、紀伊型を目の敵にするのは良いが、下手したら改定前大和とかR〇BCの播磨みたいのが出てくる可能性があるのだが。
そんな戦艦で大丈夫か?
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ひゅうが氏、休まないと体調悪化してしまいますよ…
和気あいあいとしてる方が良くなりそうなら良いのですが
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うち弟、風邪をひいて、2週間たつけど、いまだに治らんよ。
なぜなら、パソコンとかで遊んでいたぽい
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就寝前に湯上りまったりしていたら何か飛び込んできたのでとりあえず書き込みしました。
もう寝るつもりです。
ああ、今日は久々に気分よく眠れそうです(熱もあらかた下がりましたし咳も止まりましたから)。
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お休みなさい
病状がよくなったそうで安心しました。
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おやすみなさい
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>>308
この世界の英国は最初から最後まで同盟国としての地位を保っていますので
日本との関係は良好です。
大恐慌でも日英ブロックを構築できたお蔭で被害はそれほどでもありませんでしたし
日本も二度の大戦に律儀に参戦したので、特に軍部からの信頼は高いです。
>>309
何分不景気時に一人勝ちしていたので、その企業に勤めている人間は嫉妬の対象でした。
日系企業の後は、他のアメリカ企業で埋める予定でしたので、その分だけ国内シェアを
確保できるというメリットもあった訳ですが。
>>313
現時点において日本の戦艦戦力の建造は低調です。
何しろ八八艦隊が化物すぎて「後継艦いるか?」と、言う声が強かったですし。
一応、扶桑型戦艦の代艦計画として大和型戦艦が、金剛型戦艦の後継として
伊吹型戦艦(憂鬱本編の伊吹)が計画されていましたが、現在凍結中です。
だってねえ・・・
ある艦を「量産」することに注力しちゃったからねえ。
ちなみに1943年から順次海原に出ることになりますが、ドイツは完全に詰みゲーになりました。
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おやすみなさい、良い夢を。
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>>299
アメリカのデスノボリ乱立ぶりに「これは、アカン」と涙しました。
このまま冷戦になったことでなんとか延命しても、中東油田とテキサス油田のコスト差と、市場の狭さから来る産業界への革新圧の低さから、いずれ「図体だけの旧式軍事国家」となることは請け合いですね。
>>301 >>304
気付かれてた場合、引きこもり妨害排除モードのドテラ撫子さんに睨まれた可能性が高いですので、気付かれずに冷却期間をおけたのは幸いだったかもしれませんw
>>302 >>313
いささか英国紳士の影が薄いと思って、出番を作ってみました。英国が輝くのは、その舌を使うときなのですよ!(150%偏見)
英国紳士は大けがを負ったとき医者に「俺の舌はまだあるか?」とか問いかけそうです。(150%偏見)
>>303
江戸時代に独自鉄道敷設なら、やはり元々が尺貫法かと思いまして。
機関車の牽引力も貫目で計測されていたのではないかとw
>>305
>>311さんのいうようなロシアン熊耳少女になればあるいは!
うむ、これは新しい。
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>>319
英国は大陸日本との同盟は生命線ですしね。
いうなればもう一個インドがあるようなもんですし。
日本海軍は現行の八八艦隊の改修だけで行けそうですしね。
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やったねジョンブルちゃん!
疾風が買えそうだよ!
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米国の北朝鮮もしくは共産中国化フラグか・・・
どっちにしても無理矢理核を開発して世界に問題を振りまいてそうだな。
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多分ウォール街にはビジネスマンの雨が降ってるでしょうね。
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以前、行っていた倉崎関係のSSの続き・・・・の前半が出来たので投下します。
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倉崎重蔵の憂鬱
1920年某日
倉崎重蔵は悩んでいた1919年に終結したWW1において、全金属フレームの機体を開発したことで航空産業の第一人者としての名声と世界トップの企業となった
倉崎重工の創始者である彼を悩ませているのはカネのことである。なぜ、業績が好調の倉崎の人間がカネに悩んでいるのか?それは、彼が倉崎工業を倉崎重工と
改名し社長業を息子に譲ったことによるものである。
大陸日本は前回(憂鬱)同様に戦争特需による好景気で沸いていた。現在の内閣は原内閣で夢幻会の意向もあり、教育やインフラ整備に力を入れていた。史実では
財閥系を中心に行っていた積極政策も民間に還元するような形をとっていたために原内閣の支持率は高かった。(夢幻会の暗躍もあったが)そんな状況下で
倉崎重工に名前を変えた倉崎工業は社長を息子に変えることで経営体制を刷新していた。息子の潤一郎は経営者としての能力が高いこともあり、現在の状況下では
トラックや農業作業車、建設重機などの需要が高くなることから、自動車部門の増強を決定していた。また、インフラ整備により地方では地方都市と農村との
間の交通手段としてバスなどの庶民の足となるものの需要が高くなると考えたためバスやタクシーなどの開発と量産を行うことも決めていた。さらに、日露戦争・WW1で
の物資を消費が多いことから大量に前線に兵と物資をおくることができるという点で軍用の輸送トラックやWW1で登場した戦車の需要もあると考えトラックや戦車の開発
も見据えていた。(こちらは三菱が主導権を握ることが夢幻会で決定していたため、主に部品やエンジン・車体のライセンス生産等を考えていたが)
もちろん、大陸化したとはいえ島国であることは変わりないため、将来的には飛行機による輸送というものの需要もあると考えていたため飛行機の開発も行っていく
ことにはかわりはなかった。しかし、倉崎重蔵が勧めようとしていたジェットエンジン開発とそれにともなう機体開発の予算にはストップがかかってしまったのであった。
「父さん、ジェット機が将来の飛行機のエンジンとして有力なのはわかりますが、現在の状況では開発しても使い物にならないという結論がわが社の技術部と
役員会での決定です。株主さんもジェット機は夢物語としているため、反対意見が強いのです。」とのことで、既存のレシプロエンジンの改良と過給機などの技術を
開発していくように言われてしまったのであった。自分が開発現場に携わりたかったために作った倉崎設計はその名が示すとおりに、倉崎重工が株の45パーセントを握っており、
潤一郎が1割、自分が1割残りの2割を社員に分配し、残りは出資銀行が持っている状況になっていた。そのため、倉崎の社長兼個人株主の意向には逆らえなかった。
しかし、その後の一言が倉崎重蔵の心に火をつけた。「もし、開発するのなら自分でお金を工面してください。もちろん開発チームを作るにしてもレシプロ機や自動車開発
の人員は割けないので、新たに人材を自分のカネで雇用してください。それなら会社も黙認するとのことです。」
-
そこから、倉崎重三は金策に走り回った。自分の個人資産を抵当に入れても到底カネがたりない。しかも、銀行に融資を申し込んでもジェットエンジンの開発ではなかなか
融資の許可がおりない。夢幻会の人間に相談しても「無理に決まっているだろJK」とか「今の時期にジェットエンジンとかカネをどぶに捨てるようなものです」との言葉が
帰ってきた。しまいには、「息子さんの言うとおりにレシプロ開発を行いなさい、あと10年したらジェットエンジンの開発もこちらでも支援していくから」と言われてしまった。
確かに、現在の技術でいきなりジェットエンジンが開発できるとは重蔵は思っていない。しかし、いまから基礎技術や基礎理論、材料の研究などをしていけば
前回よりも早くジェットエンジンが実用化できると彼は考えていた。しかし現実は無情であった、誰も倉崎の野望を理解しないため融資も技術者もあつめられず、
彼は幾人かのジェット戦闘機愛好家ともいうべき転生者と自分の個人資産の範囲で細々と倉崎設計の片隅で研究を続けていくしかない状況になっていた。
しかし、ここで重蔵にあることが閃いた。(レシプロ機や自動車開発に人がとられてジェット機の開発の資金や人材が使えないなら、ほかの所から人材と資金を集めればいいじゃない。)
重蔵が思いついたのは史実世界で日本の自動車産業が行っていた、フレーム等の機体の基礎構造を数社で共有することで車の生産コストを抑えるというやり方である。つまり、
飛行機や自動車の基本設計部分やエンジン部分を各社それぞれが行うのではなく、複数の会社で共同開発していけばいいんじゃね?と考えたのである。このことを考え付いた重蔵は息子と
三菱や中島飛行機のトップとの協議を行いだす。そのなかで決定したのは、エンジンの基礎の開発・最適な機体構造の研究・開発、素材研究、過給機の開発、将来的なジェットエンジンを
見据えた航空力学や流体力学の共同研究を行うことになった。前述3社とのちに川崎重工が出資した研究機関INK(岩崎・中島・倉崎のアルファベットを並べた)株式会社は
のちの航空産業における基礎技術の発展に大いに貢献することとなった。
これにより、倉崎設計の人員と予算にある程度の余裕ができたことでジェット開発の人員が割り当てられ、多少ではあるが予算も下りるようになった。
史実の日本の技術開発のごとく低予算での開発のため基礎理論や設計理論・INKで開発された素材を使った実験などを主に行い、実際のエンジン開発は廃品を流用したり
、倉崎設計で作った試作機の部品を流用したりと涙ぐましい開発を行っていくことになる。
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以上になります。続きは明日になりそう。次は世界恐慌だ。
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>>322
ちなみに八八艦隊ですが、当然のことながら大改修済みです。
流石にSHS16インチ砲弾や18インチ砲弾相手には不安な部分は多いですが、
天城型で30ノット、紀伊型・長門型で27ノット強ですので、並みの軍艦では
勝負になりません。(紀伊型なんて8隻という数の暴力あるし)
故にアメリカ海軍は、モンタナ級4隻、アイオワ級4隻を第一次艦隊計画艦
として建造し、第二次計画でそれぞれ2隻づつ追加することを決定します。
もっとも、戦艦建造の皺寄せから、空母は改ヨークタウンが3隻しか建造されず
(ヨークタウン型4隻はマーシャル諸島沖とハワイ沖で全艦戦没。辛うじて生き残った
5番艦ワスプのみ就役中)海軍航空戦力の差は、この時点でも蒼龍型(憂鬱本編のスペック)
5隻の日本海軍より劣勢。そして第二次大戦によって絶望的な差にまでなります。
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倉崎ネタの人乙。
とりあえず落ち着け、倉崎翁。
ジェットを作りたいのはわかるが早すぎたらむしろ逆効果にも成り得るんだ。
>>319
ある艦……原潜?いやまさかな。
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乙です。
流石に資金難には勝てないw
基礎研究は重要なので低くても予算ついてよかったw
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乙です。涙ぐましい金策重蔵w。
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乙です。この涙ぐましい努力によってWW2にはジェット機が間に合うかな?w
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>>148,>>299
yukikazeさん乙です。
ええ、衆愚政治って怖いですよね〜。(ため息)
調子に乗っていたらチート油田の登場でアメリカ終了のお知らせ。
鼻の利く金持ちはすでに全財産を持って国外に脱出してるんでしょうね。
>>201-205
ひゅうがさん乙です。
欧州よりも10年はやく極東の地で戦争から、英雄が消え去りましたか。
この壮絶な戦争の体験者であるロシア帝国はこの教訓を第一次世界大戦に生かすことはできたのだろうか・・・。
>>292-295
わかる?の人さん乙です。
安心と信頼の腹黒紳士ジョンブルさん輝いていますな。
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乙です。
うーむ、量産……ドイツ涙目………
はッッ!これはきっと膨大な数の航洋対潜艦艇群が登場するフラグに違いない!!
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しかしこの世界、英国はもう日本と日英同盟破棄するつもりは微塵もないでしょうなw
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破棄した途端に東洋にえらい数の艦隊を張り付けないといけないしなw。
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どう考えても、日本がイギリスの生命線ですからな。インド?そんな国も
ありましたね、とか言われそうw。
日本大陸で紅茶葉とか生産してたりして(静岡県産の高級紅茶とかw)
-
惜しみなく兵は送ってくれるし物は買ってくれるし技術は提供してくれるし引きこもれればワガママ言わないし……
こんな同盟国めったにお目にかかれないなw
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そのためにSHIMAZUとガチで殺り合うという悲劇が生まれましたが
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>>341
英国紳士「悲劇・・・全力で殴り合い、友情を育んだのだよ?」
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大陸日本の「203高地」はどういった映画になるんでしょうねw
史実よりも旅順攻防戦での戦傷病死者が少なくなっているから、主人公達は生き残れるかな
それと、ひゅうがさんの作品で何気に乃木の息子達が生き残ってますね
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yukikazeさん乙です。
ある艦の量産?
まさか戦艦の価値にトドメを刺した『あの艦』が完成しちゃった………?
-
辻のことだから、今回も壮絶なマネーゲームを仕掛けてるんだろな・・・。
辻「もう潰れるんだから、手加減しなくていいよね。技術者から資源まで奪えるものは皆奪いましょう。」
ってな具合にね。
夢幻会一同「えええ、そこまでやるか。」
-
期間率計算にうんざりしてきたんで、気分転換に投下。
金満国家って怖いよねえ・・・
1944年6月。
ベルリンのドイツ国防軍司令部は、ノルマンディーからの悲鳴の如き
電文を受け文字通り大混乱した。
「何だと。日英連合軍がノルマンディーに上陸? 誤報ではないのか!!」
「ありえん。カレーの艦隊は陽動だというのか!!」
ドイツ国防軍の名だたる将官たちが叫ぶのは無理もない。
これまで幾度となく煮え湯を飲まされ続けた日英の空母機動艦隊。
その艦載機部隊が大挙してカレーに攻撃を加えたのが前日。
しかも苛烈な空母機動艦隊の攻撃の後には、列強海軍全てにおいて脅威の的である
紀伊型戦艦6隻による艦砲射撃が断続して続いていたのである。
西部方面司令長官であるルントシュテッド元帥が、上陸地点はカレーであると見越して
兵力の異動を命じたのも当然であった。
だが、彼らの予想は現実の前に覆されようとしていた。
「ノルマンディーの部隊によれば、大規模な海軍航空部隊が来襲。猛爆撃により部隊の統制は
完全に消滅したとのことです」
「海軍航空部隊だと!! 確かに奴らの航続距離は長いが、英国本土から攻め寄せたというのか?」
「いや・・・空軍部隊の展開も考えると、海軍航空部隊が来襲するのは不可能だ。
奴ら一体どんな魔法を使った・・・」
予想外の展開に混乱をするドイツ軍司令部。そしてそれは空軍偵察部隊のある電報によって頂点に達する。
「我、空母機動艦隊を発見。超大型空母8隻認む」
「ま・・・まさか、黄色人種め」
「完成させたというのか。噂でしかないと思っていたタイホウ級を」
「それも8隻とは。だが・・・奴らならやりかねん」
ドイツ軍の将官たちは理解せざるを得なかった。
超大型空母8隻からなる航空部隊の暴風によって、欧州の空は完全に日英の物になったと。
そして彼らの鋼鉄の雨に、ドイツの若者たちは戦場に散っていくであろうことを。
暗然とした面持ちで、彼らは総統に西部方面軍の総撤退を具申する為に部屋を後にした。
それが受け入れないことも、そしてずたずたに引き裂かれた西部方面軍が消滅することも予想しながら。
-
乙でした
大日本帝国海軍が誇る、恐ろしい二枚看板ですな
そしてそれらを全力で叩きつけられている独支部方面軍に合掌
-
>>346
乙です
大鳳級8隻とか米帝様並みじゃないですかやだー!
…と思ってたけど、この大陸日本は本当にアメリカ並みのチート国家だった
運用機数960機とかどういうことなの…
そういえばこの紀伊級ってyukikaze様が艦艇スレにあげてた憂鬱版紀伊(大正大和)ですか?
-
乙です
まさかとは思いますが、前線で暴れる二枚看板と本土で休養・整備中の二枚看板と前線
もしくは本土に移動中の二枚看板のローテーション制って事は無いですよね?
-
乙です。
大鳳型八隻は最早悪夢ですな。
とはいえ、全力出撃だとは思いますが(汗)
ひょっとして後数隻造っていたり完成して母港でアメリカを睨みつけていたりするかもしれないのが怖いなあ(汗
-
乙です。
大鳳級8隻+既存の空母部隊+紀伊型戦艦6隻+既存の戦艦・・・
これ全部が欧州に来てるわけじゃないだろうけども、英国が補給で死にそうになってそうだw
-
888艦隊建艦計画
20インチ砲搭載戦艦8隻
18インチ砲搭載戦艦8隻
16インチ砲搭載戦艦8隻を10年で新規建艦する計画であり戦艦の建艦とあわせて補助艦艇を戦艦4隻につき重巡洋艦2隻軽巡洋艦4隻駆逐艦16隻を建艦し26隻で一個戦隊を形成する。二個戦隊52隻で一個艦隊とし超弩級戦艦24隻を中核とする3個艦隊156隻を持って、米国のダニエル・プランに対抗する考えである。
計画策定年は1919年であり第四十三回帝国議会で承認された計画に沿って建艦された。戦艦では。
戦艦土佐型
速力27ノット
基準排水量43,500トン全長242m
最大幅33.8m
主機蒸気タービン4基/4軸
出力120000馬力
兵装16インチ50口径三連装主砲三基9門
4in50口径連装砲10基20門
機関砲多数
航空兵装水上機4機
乗員1670名
土佐型4隻(一番艦土佐、二番艦安芸、三番艦加賀、四番艦上総)
長門型に続いて建艦された16インチ砲搭載戦艦特筆すべきはその高速性であり対41㎝防御を実現しながら27ノットの高速を誇りイギリス、アメリカの造船担当者の胃壁に対して甚大なる損害を与える事に成功している。
また傾斜装甲を採用し実質装甲厚を増している。
-
天城型巡洋戦艦
速力30ノット
基準排水量43,000トン
全長258m
最大幅31m
主機蒸気タービン4基/4軸
出力135000馬力
兵装16インチ50口径連装主砲4基8門
4インチ50口径連装砲10基20門
航空兵装水上機4機
機関砲多数
乗員数2020名
天城型(一番艦天城、二番艦赤城、三番艦磐城、四番艦葛城)
防御性能をヴァイタルパートのみ対41㎝防御へと変更し機動性能を高めた設計、将来的には空母機動部隊に随伴する事を考えオーバー30ノットを発揮する事が出来るようになっている。本格的に電気溶接を採用し従来の鋲を打って鉄板をつなぐ必要が無い分のりしろの分だけ重量を減らす事が出来た為より高速を発揮する事が可能となった。
剣型巡洋戦艦
速力30ノット
基準排水量58,500トン
全長272m
最大幅35m
主機蒸気タービン4基/4軸
出力馬力172000馬力
兵装18インチ50口径連装主砲4基8門
5インチ50口径連装砲10基20門
機関砲多数
乗員数2420名
航空兵装水上機2機
世界で初めて18インチ砲を搭載した戦艦である。防御性能は対41㎝防御であり巡洋戦艦でありながら長門型を上回る防御力を有している。
剣型(一番艦剣、二番艦穂高、三番艦燕、四番艦乗鞍)
-
大和型戦艦
速力28ノット
基準排水量82,800トン
全長298m
最大幅39.2m
主機蒸気タービン4基/4軸
出力200000馬力
兵装18インチ50口径三連装主砲4基12門
5インチ50口径連装砲10基20門
4インチ60口径連装砲15基30門
機関砲多数
航空兵装水上機6機
乗員数3028名
大和型(一番艦大和、二番艦武蔵、三番艦播磨、四番艦出羽)
4隻同時起工
対46㎝防御をまんべんなく施した18インチ砲搭載戦艦夢幻会の大和は二度と沈めないとの決意からダメージコントロールを含め可能な限り防御力を強化している。
紀伊型高速戦艦
速力30ノット
基準排水量91,000トン
全長322m
最大幅41.8m
主機蒸気タービン4基/4軸
出力240000馬力
兵装20インチ50口径3連装主砲3基9門
5インチ50口径3連装砲8基24門
4インチ60口径連装砲14基28門
機関砲多数
航空兵装水上機4機
乗員数3220名
紀伊型(一番艦紀伊、二番艦尾張、三番艦遠江、四番艦越後)
世界初の20インチ砲を搭載した戦艦、日米建艦戦争において、この艦の就役により日本の圧倒的有利を決定付けた。
-
秋津洲型戦艦
速力30ノット
基準排水量11,8000トン
全長348m
最大幅44.5m
主機蒸気タービン4基/4軸
出力280000馬力
兵装20インチ50口径三連装主砲4基12門
5インチ60口径三連装10基30門
4インチ60口径連装砲24基48門
機関砲多数
乗員3680名
航空兵装水上機6機
秋津洲型(一番艦秋津洲、二番艦大八洲、三番艦豊葦、四番艦扶桑)
なお四番艦に命名された扶桑はシェトランド沖海戦時に大破後に修理不能とされた扶桑からの命名
土佐型戦艦
建艦費用
概算要求71500000円
4隻合計286000000円天城型巡洋戦艦
建艦費用
概算要求82200000円
4隻合計328800000円
剣型巡洋艦戦艦
建艦費用
概算要求104000000円
4隻合計416000000円
大和型戦艦
建艦費用
概算要求175000000円
4隻合計700000000円
紀伊型戦艦
建艦費用
概算要求215000000円
4隻合計860000000円
秋津洲型戦艦
建艦費用
概算要求265000000円
4隻合計1060000000円
合計戦艦建艦費用33億6480万円
1919年当時大陸大日本帝国一般会計121億3380万円
資源収入と夢幻会の暗躍による国力強化により収入が史実より飛躍的に増えている。
-
信濃は無いんだ
-
神話の土地の名前よりもまだ律令制時代の国名はあるからそちらを使うとおもうよ。
当時の命名基準からも神話の地名は外れている。
-
ところで、大鳳が8隻同時に竣工したけど、命名はどうなるんだろう?
-
>>327-329
乙です!
ガスタービン研究会が荒ぶるのか…もしや最初に船舶用ガスタービン作りはしないでしょうなw
>>343
>乃木大将の息子
はい。二人とも生き残っております。
>>346
うわぁ…8隻!?
拙著六六六艦隊計画でも2隻現場2隻訓練2隻補修というローテーションを行えるように考えましたが、大鳳型が常に2〜3隻戦場にいるとは悪夢ですね。
-
>>346
大鳳型を全力投入したようですね。
確かに戦艦の存在価値を抹消しかねない強大な力ですわ。
これに疾風及びジェット攻撃機の配備が始まれば正直止めるのはほぼ不可能に(汗
-
>>346
乙です
大鳳八隻もイギリスに持っていくと整備が大変ですから航空工作艦も四隻位持っていっていたりして。
-
トランタジスタも積んでいない、廉価版でしょうか?航空修理艦は
-
大鳳を憂鬱版より4倍建艦しているって事は……
-
>>362
夢幻会がジェット戦闘機を搭載する予定の空母にトランジスタを搭載しない
ことはあり得ないでしょう。廉価版をわざわざ8隻作るくらいなら、
4隻の高性能空母を建造したほうがコスト的にもいいんだから。
-
?
空母ではなく、航空修理艦やで?
廉価版といっているのは
-
>>365
それは失礼しました。勘違いでした。
-
>>327-328
倉崎ネタの人さん乙です。
流石の倉崎さんも資金不足に悩まされるか。
こうした困難にも負けずに憂鬱世界よりも早期にジェット機が投入されるでしょうね。
>>346
yukikazeさん、乙です。
アメリカごとくの贅沢な戦争をする大陸日本・・・。
それに世界最先端の科学力にソ連以上の動員能力を誇るんですからドイツ涙目ですな。
-
この世界の列強に聞いてみたいよ日本大陸とアメリカ合衆国、戦争するならどちらの方が勝ち目があるか。
-
どちらも微粒子レベル差で勝機があるかもねw
数学的にはそれぐらいの単位だと0とほぼ等価らしいが。
-
日本はまだ話が通じるので外交的、交渉的な戦いでなら勝利する余地はある
-
ジョンブル「どちらとも戦争なんかしたく無いけれど、戦争するなら米国かな大日本帝国が味方してくれそうだし」
熊「日本怖い日本怖い日本怖い日本怖いgkbr」
パスタ「撫子ちゃんかなあの大和撫子に践まれて罵倒して欲しい」
マリアンヌ「」
ドイツ「」
-
パスタw
-
30分から一本投下いたします。
-
乙です。大鳳8隻とか悪夢w。ついでに機甲師団も悪夢に・・・。
-
>>201-206の続きです
ネタ――大陸日本の日露戦争 その5
7、 黄海海戦
ここで少し時系列を戻そう。そもそもロシア海軍は、旅順軍港を太平洋艦隊の母港として使用し、列強諸国による渤海湾への侵入や黄海の制海権奪取を警戒していた。
そのため「旅順が主でウラジオストクが従」という運用構想を考えておりこれを補助する軍港を朝鮮半島に設けて日本を完全に大陸から切り離すことをその目標としていた。
1904年初頭においては、朝鮮半島への進駐作戦「カザン」に対応すべく朝鮮半島の東西に二つの艦隊を分散配置していたのである。
よくそれが間違いであったといわれることがあるが、それでも運用上に支障があったとは言い難い。
ウラジオストクに展開していたのは、日本海軍による北方への侵攻を阻止し通商破壊戦で物流をマヒさせることを目的とした合計12隻もの巡洋艦・装甲巡洋艦部隊である。
対して旅順に駐留していたのは戦艦8、巡洋艦・装甲巡洋艦7を有する強力な主力艦隊である。
黄海や東シナ海で接近阻止を行うにはこれで十分であるし、海路で沿海州への上陸を図る日本陸軍の阻止を図るにもこれで十分なのである。
そして、対日開戦時にはロシア海軍は平時にバルト海などから主力艦隊を移動させ一気に太平洋へと出るつもりであった。
つまりは、自国から戦争をしかけることしか考えていないというロシア側の想定の欠陥こそがロシア海軍の悲劇の発端であったといえよう。
――開戦後、ロシア海軍は負け通しであった。
初動として通商破壊を図ったウラジオ艦隊は津軽海峡海戦において巡洋艦9隻を無力化されてほぼ壊滅。
仁川沖海戦では装甲巡洋艦1、巡洋艦2を撃沈され旅順艦隊の貴重な補助戦力を半減させていた。
加えて、開戦初頭の旅順口奇襲により戦艦3を無力化されているため、日本海軍が誇る12隻の主力戦艦群に比べて圧倒的に劣勢な状況となっていた。
これにより、日本海と黄海の制海権は日本側に奪取され、とどめとばかりに大型モニター艦(海防艦)による大仰角遠距離艦砲射撃を受けて旅順軍港の補給基地や、旅順要塞の食糧庫を狙い打たれている。
こうした状況は、旅順要塞守備隊に深刻な脚気などのビタミン欠乏症を蔓延させ、かつ旅順艦隊の行動力を日に日に奪っていった。
こうした状況は旅順要塞守備隊と太平洋艦隊の感情的対立を生み、撃沈された海軍艦艇の乗組員や海軍基地の工員たちが士官の独断で守備隊にとられ、艦隊側が厳重抗議を申し入れることもあったという。
さらには陸上から艦砲そのものである35式30センチ列車砲による砲撃を加えられ、修理途中であった戦艦「レトヴィザン」が後部上甲板大破。
旅順第1次総攻撃に伴い、さしものアレクセーエフ総督も残存するロシア太平洋艦隊の脱出を承認。
ここに、ロシア太平洋艦隊は夜陰に紛れた大脱出を開始するのである。
6月4日未明。
旅順口封鎖艦隊(第2艦隊)は、旅順水道において日本側が敷設していた機雷原に掃海艇が展開していることを確認。
後方配備の第4艦隊と交代で仁川沖合に至っていた第1艦隊(封鎖に従事する第2艦隊と交代予定)は、緊急出港を開始。
同時に、封鎖艦隊も迎撃準備を開始した。
日本本土へ向かっていた第4艦隊も帰投を中止し黄海において索敵行動を開始し、佐世保で待機状態にあった第3艦隊は万が一とり逃した場合を考慮し対馬海峡沖から仁川沖へ急行した。
6月5日午前4時、旅順艦隊は戦艦「レトヴィザン」を先頭として旅順艦隊を出港。
機雷原を強行突破し、東シナ海を最短ルートで一路ウラジオストクへと向かった。
太平洋艦隊側が懸念していた旅順湾口機雷原での日本側による迎撃戦と「旅順閉塞作戦」は発生せず、司令官オスタル・スタルク中将はまずは胸をなでおろしたという。
だが、監視についていた日本海軍の高速通報艦「浦賀」は旅順艦隊出撃の情報をすでに連合艦隊へ通報していた。
連合艦隊は妨害がなければ修理・再就役が可能な旅順ではなく、海上での旅順艦隊撃滅を企図していたのだ。
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6月5日午前8時、日が昇ると同時に、旅順艦隊は日本海軍の特設哨戒船に接敵を受ける。
高速で振り切ろうとする旅順艦隊だったが、日本側が張り巡らせていた監視網から逃れられるわけもなく、無線電信により逐一連合艦隊旗艦「三笠」(敷島型戦艦6番艦)に報告が入れられていた。
この頃の海軍にあって無線電信機を備えているのはほとんどが旗艦クラスで、しかも性能が安定しないものばかりであった。
しかし日本側はこの3年前に安定的に動作する35式無線電信機を実用化。
島津製作所製の高性能蓄電池も同時に実用化されていたためにこの時点で通報艦や連合艦隊の戦艦・巡洋艦、そして駆逐隊旗艦クラスにはもれなく無線電信機が配備されていたのであった。
6月5日午前10時、連合艦隊第1・第2艦隊は海上において第3・第4艦隊と朝鮮半島仁川はるか沖合の所定の海域で合流。
15ノットの優速で旅順艦隊のゆく先へ先回りする。
――午後1時12分、水平線上に黒煙確認。
連合艦隊(戦艦12 装甲巡洋艦10)は速度を上げて旅順艦隊に襲い掛かった。
午後2時2分、日露双方は距離1万で砲戦を開始。
高速を活かした装甲巡洋艦部隊(第1艦隊第3第4戦隊および第2艦隊第3第4戦隊)が旅順艦隊の右舷側に回り込み、一斉回頭し隊列突入態勢を作ると、旅順艦隊はこれを避けようと左へ転舵。
結果的に左側に位置していた戦艦部隊主力と接近しはじめた。
旅順艦隊は戦艦部隊の後方にあった日本の国産戦艦部隊に砲撃を集中した(性能に深刻な問題があるという情報を過信した)ものの、決定的な破局は発生せずただ戦艦「敷島」大破炎上という状態が発生したのみであった。
その間に装甲巡洋艦部隊は日清戦争のときのように高速で旅順艦隊左舷側を横切り、旅順艦隊との間に「逆レの字」を完成させた。
午後2時31分、旅順艦隊旗艦「ポルタヴァ」は副砲弾薬庫に遠距離から飛び込んできた日本側主砲弾が直撃。
大爆発を起こし操舵能力を喪失した。
これにより隊列が崩壊し、旅順艦隊は四散。
ここぞとばかりに日本側が投入した大型水雷艇部隊により各個に撃破されていった。
結果――旅順艦隊は出撃した戦艦7のうち6隻が沈没あるいは大破後自沈。
装甲巡洋艦3隻はいずれも沈没。
防護巡洋艦「ポルト・アーサー」は降伏するという結末を迎えた。
極東に威容を誇ったロシア太平洋艦隊はここに壊滅したのである。
そしてこのことは、日本海軍が大陸周辺で絶対的な制海権を掌握したことを意味していた――
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8、 南満州の戦い(得利寺会戦 沙河会戦)
【得利寺会戦】
ここでまた少し時系列は時を遡る。
旅順で激闘が行われる少し前、日本陸軍第2軍集団もまた激闘をくりひろげていた。
遼東半島基部に上陸した第2軍集団は第3軍集団の上陸を待って北上を開始。
鴨緑江方面から合流を図る第1軍集団に向けて南満州鉄道の線路沿いに北へ向かった。
これに対し、ロシア極東軍は合流の阻止を図り、シベリア第1・第3・第27軍団(総数15万余)を攻勢に投入した。
あわゆくば後方から旅順の救援を目論んだのである。
中には、勇猛で知られるロシアのコサック師団も含まれており勝利は容易のはずだった。
一方の第2軍集団も、後方の第3軍集団を守るべく積極的に戦闘に応じる。
こうして両軍は遼東半島基部から少し内陸に入った部分にある得利寺で激突する。
「得利寺会戦」あるいは「得利寺の戦い」の発生である。
5月25日、旅順要塞に尋常でない量の鉄量が降り注ぎつつあったころ、第2軍集団は得利寺近郊に布陣したロシア軍を捕捉。
鶴翼陣を形成していたロシア軍を確認した日本側(奥大将)は即座に方陣と野戦陣地の構築を命じた。
日本側には、この日のために量産されていたある切り札があった。
マキシム水冷機関銃。
大枚をはたいて製造権を購入したこの機関銃は、ロシア側にとって死の化身となった。
5月26日。
ロシア側は攻勢を発起。
重砲の砲撃と勇猛なコサック師団2個による一斉突撃で戦闘は開始される。
対する日本側は、鴨緑江で威力を発揮した多連装噴進砲の一斉射撃でこれに応じ、さらには野戦陣地に据え付けた機関銃でこれを迎撃する。
第一次世界大戦で各所でみられることになる悲劇がそこには現出した。
2個コサック師団がわずか1回の突撃で文字通り「消滅」したのである。
ロシア側は唖然とした。
勝利を約束されたはずのコサックが、こともあろうに日本側の歩兵どもに敗北した!?
その精神的衝撃は大きく、日本側がコサック師団後方の砲兵部隊に集中砲撃をかけるにおよび動揺というべきものになっていった。
この戦いで、日本側はさらに二つ目の新兵器を投入する。
馬匹や人力に引かれた「改良型ガトリング砲」や「ホチキス機関銃」である。
歩兵突撃に随伴する形で現場へ持ち込まれたこれら機関銃は、ロシア側の戦列に穴を穿ち、日本側の突撃効果を極限にまで押し上げた。
ロシア側としてはたまったものではない。
彼らは砲撃が止んでから突撃してくるのではなく、砲撃の中を機関銃で戦列をなぎ倒しながら突っ込んでくるのである。
ロシア側は鶴翼の中央を食い破られた。
左右両翼は日本側戦線を突破しようとするのであるが、野戦築城された塹壕と機関銃、そしてロシアのお株を奪うような強力な砲兵射撃と方陣で彼らを迎撃してきた。
気が付いてみれば、逆にロシア側は半包囲状態におかれていたのであった。
得利寺会戦は、日本陸軍第2軍集団の圧勝で終結した。完全な包囲殲滅とはいかなかったもののそれは、後方の旅順要塞が孤立したことを意味していた。
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【沙河会戦】
6月10日、日本陸軍第1軍集団と第2軍集団は遼陽前面で合流。
沙河を渡河し、南満州鉄道の要衝である遼陽を攻略せんと戦力の再編を開始した。
一方のロシア側は日本陸軍侮りがたしと判断し、遼陽から予備戦力であったシベリア第5・第6軍団を投入。
同時に、奉天駐留の満州第1〜第4軍を前進させた。
しめて55万名。
本国から遠く離れたこの極東でそれだけの兵力を運用できることはさすが大陸軍国といったところであろう。
6月12日、第2軍集団が行った騎兵偵察によってこの動きを感知した満州総軍司令部は速攻による沙河渡河と遼陽攻略を下命。
これを受けて第1・第2軍集団は一斉に沙河を渡河した。
阻止を図るのは、先の得利寺会戦に参加したシベリア第1・第3・第27軍団に加え第5・第6軍団合計23万名。
左翼に第2軍集団、右翼に第1軍集団が位置する日本陸軍は、第1軍集団の砲兵による支援砲撃を行いつつ時計まわりにロシア側戦列を押し込んでゆく作戦をとる。
渡河中に少なからぬ犠牲を伴ったものの、秋山好古中将率いる日本騎兵軍団は期待通りの働きを果たした。
戦線はるか後方まで進出し、遼陽後方の鉄道路線を破壊する動きをとったのである。
ロシア側はこの欺瞞に引っかかり、貴重な騎兵部隊を遊兵化させてしまった。
この間に第2軍集団は半ば平押しのように包囲網を閉じてゆき、第1軍集団と包囲網を完成させた。
左右から十字砲火によって叩き込まれる大量の火力と、絶え間ない突撃はロシア兵の士気を崩壊させた。
沙河会戦はまたしても日本軍の圧勝で終結した。
絶え間ない速攻と機動によって日本側も息切れし始めていたが、勝利を呼び込んだのもロシア側の虚をつく機動であったことは確かである。
そして、ロシア軍が退去した後方にはようやく満州軍団が到達しはじめたばかりの鉄道の要衝にして、南満州の一大拠点、遼陽があった。
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【あとがき】――というわけで投下いたしました。
この大陸世界では日本側の兵力増強に応じてロシア側も可能な限り戦力を増強しております。
たとえばレトヴィザン級戦艦は史実1隻のところ5隻に増加しております。
しかも焦っておりますし、トルコを完全無視して黒海から艦隊を出すかもしれません。
やってくるバルチック艦隊も戦艦15隻以上となるやもしれませんねw
満州配備のロシア軍も開戦時には50万を超えていました。
相も変わらず説明文ですが楽しんでいただければ幸いです。
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ひゅうがさん乙です。
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ひゅうが氏乙。
というかロシア軍こんだけ被害を受けたら第一次大戦どころか日露戦争直後にアカくなっちゃうんじゃ……。
以前のモンハンネタみたいなアホなネタを書こうと思っているのだがどうにもうまくいかない。
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乙。コサックさん南無・・・・。陸海ともに潰しても潰しても湧いてくる敵に
少々ゲンナリとなってそうだな。
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ひゅうがさん乙です。
ロシア帝国が史実よリ増強されたのに史実以上の被害を受けたせいで第一次世界大戦を戦えるのか心配になるレベルだなw
第一次世界大戦は東部戦線に日本軍の大兵力を派遣してロシア軍を支援する光景が見られるかもしれませんね。
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ひゅうが様乙です!
バルチック艦隊到着までに極東軍が壊滅しそうな勢いでロシア軍が溶けていきますね。
キルレシオはどうなっているのやら・・・
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しかし、陸海軍を軒並み引き抜いたらポーランドやウクライナ、フィンランドとか
バルカン半島とか火を噴いてるだろうに・・・。
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一応、アレクセーエフ総督の目をぬってクロパトキン大将が撤退と再編を繰り返してますのでまだ史実範囲内の損害です。
たぶん、地獄は哈爾浜に生まれるんじゃないかなぁ…
あと、戦艦おかわりはフランスからの借款が投入されてます。
いわば、フランス版軍事による公共投資でしょうか? 結果、フランスは史実以上にロシアに深入りしてますw
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あ。追記しとくと、この当時のロシアの常備兵力は――約300万人であります。
すでに一時動員がはじまってますから1904年中には倍近くに増えるかも。
列強随一の陸軍国って――怖いっ!(汗)
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ひゅうが氏乙です
>>381
リヴァイアサンに襲い掛かられるペリー艦隊を尻目に漁協がリヴァイアサンを狩猟している風刺画が見てみたい。
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>>388
リヴァイアサンに襲い掛かられてくわえていた鮭(CHINAと書かれている)を放し逃げ惑うグリズリー
でもその奥ではサムライが猟銃と銛を片手に得意げに仕留めたリヴァイアサン(日本大陸と書かれている)の前でピースサインしてるとかw
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>>389
その周りでオランダ、スペイン、イギリスがDAKARA止めとけといったんだとアメリカさんをぶん殴ってるんですね。
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乙です
沙河会戦、史実のようにこの大陸日本でも「花の梅沢軍団」が活躍したんですかねw
史実で沙河会戦に参加していた閑院宮殿下、本当なら戦闘前に東京に戻される予定だったそうですが、後任が来るのが遅れてそのまま戦闘に参加したというこぼれ話があったり
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>>387
流石は畑から兵士がわいてくる国だ。大陸日本の総動員兵力500万名を上回ってるいますな。
しかし大陸日本の方が近代化されて兵士の質が高く、大陸とはいえ基本的に島国ですから他国を気にせずに陸上兵力を集中して投入できますから日本有利でしょうね。
対するロシアは広大な国境の備えに兵士をとられるし、同じ軍なのに言葉も通じないような兵士が多数抱えていたりと旧態依然の軍ですしね。
それにしても常備兵力300万人しかも1904年中に約600万近くになる国家と戦う事を決意した史実日本マジばねえ。
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タイムテーブルが速まっていますのでまだ活躍はされていません。
(史実では沙河会戦は10月、これをみると、日本側がいかに異常な速度で進撃しているかがわかるかも?)
たぶん奉天か哈爾浜あたりで活躍すると思います。
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もうすぐ日本の田んぼも兵士と兵器を実らせるから
ロシアが日本に勝つチャンスは今しかなかったって
言われるんだろうなぁ
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開戦前
「マカーキーどもが生意気にも100万の兵士を用意したらしいが、実際の戦力はわがロシア陸軍の1割以下だろう」
開戦後
「(異常なほどの火力と兵の優秀さを経験して)え、まだお代わりがあるの? ヨーロッパからの主力が来れば対抗出来る(震え声(」
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>>392
しかもクロパトキン大将が来日時に「私は戦争に反対であるが、もし戦時となれば300万の兵で東京を制圧して御覧に入れる」とかいわれてるんですよね…
満州方面だけで2倍いる相手ですし、旅順艦隊と日本の全艦隊が同格ですから。
>>394
田んぼではなく、工場で弾薬を実らせはじめるでしょうねw
アンモニア合成なんて技術チートを少々のプラント停止にも構わず使ってますので、日本の弾薬備蓄量を見誤ったロシア満州軍は痛い目にあうでしょう。
とはいえ、第3軍集団が備蓄を使い切る勢いで火力戦をかましてますからこの先奉天か哈爾浜あたりで余裕がなくなりそうですが…
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>>395
欧州から引き抜いたらフィンランド大公国、ポーランド立憲君主国、バルト三国、ウクライナが火を噴きますなw
更に、中央アジア方面から引き抜けば三汗国やカザフも火を噴くから大惨事www
……これ第一次背か大戦を本当にロシア戦えないかもしれません。
その前に支配地域の維持が出来なくなってしまい空中分解する可能性が高いのです(汗)
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15分くらいに続きを投下いたします。
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>>375-379の続きです
ネタ――大陸日本の日露戦争 その6
9、 危機(遼陽会戦・黒溝台会戦)
【遼陽会戦】
遼陽は、古くは漢の時代の遼東郡の郡都であり、燕とよばれた公孫氏の本拠であった。
遼(契丹)の時代には副首都(陪都)となり、「東京遼陽府」と命名されている。
この地は、何と言っても南満州鉄道が通る交通の要衝であり、また近郊の鞍山鉱山は極東随一ともいわれる大鉄鉱が存在している。
また、この地を発しウスリー河沿いに東進すれば、ロシア極東の沿海州ウラジオストクへ至る。
そのため、日本陸軍はこの地を攻略し予備隊を東進させてウラジオストクに圧力をかける一方で奉天(瀋陽)、そして哈爾浜を攻略しロシア極東の拠点を一気に制圧するという作戦構想を抱いていた。
対するロシア側もこの意図には気付いており、周辺にシベリア軍団を配して防備にあたっていた。
だが、日本軍はその先をいった。
遼陽の前方にある太子河に遼東半島から急ぎ現地に到着した特別工鉄兵団を用いて橋梁を敷設。遼陽市街地を無視するという危険な賭けを行ってまで後方20キロほどにある沙河前面に集結中のロシア軍に向けて攻勢をかけた。
これが「沙河会戦」の所以である。
このとき、遼陽市内で急ぎ再編成中であったシベリア第5軍団は遊兵化してしまい戦闘に参加できていない。
この沙河会戦後に撤退を開始したロシア軍主力に対し、シベリア第5軍団のは連絡の不備から退却命令を受け取ることができずに遼陽市街地周辺にとどまったままであった。
このため、沙河会戦後すぐである6月16日、日本軍とシベリア第5軍団の間で遼陽争奪戦が発生する。
遼陽会戦である。
この戦いは半包囲された状態のシベリア第5軍団が物資の備蓄未完了のままで後方の味方の支援を期待して攻勢をかけ、それを日本軍が半ば一方的に攻撃するという展開となった。
結果、シベリア第5軍団は、この時点までに終結を完了していた4万8000名のうち2万名あまりが戦死、残りが捕虜となり消滅するという日露戦争始まって以来の大被害をロシア側に強要することになる。
この結果は、極東のロシア陸軍を率いていたアレクセーエフ総督の責任問題に発展。
6月30日にアレクセーエフ総督は軍事指揮権を剥奪されることが決定した。
そして、シベリア鉄道経由で新たな極東軍総司令官となるアレクセイ・クロパトキン大将が着任したまさにその日となる7月2日、全世界に衝撃が走る。
「旅順要塞陥落。要塞守備隊壊滅。」
ここに、奉天以南の南満州は、日本陸海軍による制圧下に置かれたのであった。
だが、日本陸軍といえどもこの勝利に驕ることはできなかった。
クロパトキン大将は急速にもてる戦力を再編成し、日露戦争における日本陸軍最大の危機のひとつを演出してのけたのだ。
「黒溝台会戦」である。
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【黒溝台会戦】
7月15日、日本陸軍は第1・第2軍集団をもって沙河前面に防衛線を構築。
旅順を攻略した第3軍集団の到着を待って奉天へ総攻撃をかけようとしていた。
これに対し、クロパトキン大将はパーヴェル・ミシチェンコ中将率いる騎兵部隊に対し日本軍後方兵站基地の焼き討ちと威力偵察を命じて密かに沙河を渡らせた。
日本側の満州総軍司令部は沙河会戦と遼陽会戦に圧勝したことで楽観的な空気が漂っており、かつ火力戦が想像以上に備蓄物資を消費していたために再編成の最中であった。
しかし、7月17日、日本側の営口兵站基地が1個騎兵軍団によって焼き討ちされ、一時的に日本側は補給を絶たれる。
さらには、7月18日、第2軍集団左翼よりシベリア第1軍団が第2軍集団後方の黒溝台を急襲しこれを占拠した。
日本側はこのとき第1軍集団より予備兵をウスリー河方面へ出していたうえに、これまでの連戦で疲労が蓄積しており即応できる兵力が不足。
結果、日本軍左翼は半包囲状態に陥ってしまう。
この包囲成功を受けてクロパトキン大将は全面攻勢を下命。
未だに38万を数えるロシア軍が攻勢を開始した。
第2軍集団は、包囲を内側から食い破ろうと奮闘するも火力が不足しはじめ各所で突破を許した。
満州軍総司令部に半ば強引に行動許可をとった第2軍集団は、旗下にあった秋山好古中将率いる騎兵軍とともに野戦火力支援部隊と歩兵3個師団(第81・第82・第63師団)を抽出し「臨時秋山軍」を設置して機動防御を展開した。
このとき、騎兵軍団にも関わらず秋山は騎兵による突撃を徹底して避け、塹壕に大量の機関銃を設置して敵の突撃を撃退するという方法をとった。
この結果として臨時秋山軍は5日間の持久に成功する。
しかし、勢いに乗るロシア軍は第1軍集団・第2軍集団間の結節部に目標を変更し攻勢を開始。
7月21日、最悪の状況の中で第1・第2軍集団の野戦砲兵の備蓄砲弾はついに尽きた。
このままでは第2軍集団への包囲が完成し、日本軍は25万の兵力を永遠に失うことになってしまう。
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絶体絶命の危機の中、同日昼過ぎ、日本軍左翼を押し込みつつあるシベリア第27軍団先鋒の後方に軍勢が出現した。
当初は味方かと思い意気上がるロシア軍だったが、それも、「尋常ではない数のロケット弾が飛来する」までだった。
――第3軍集団、戦場に到着。
旅順要塞を発した乃木第3軍集団は、大連湾に備蓄した物資を満載して鉄道軌道を用いて進撃。
7月20日には遼陽に到着し、旗下部隊を用いて第2軍集団の救援に急行したのだ。
日本側の士気は天を突き、第3軍集団は第2軍集団との連絡線を確保し傷病兵と交代。
同時に、大量の馬匹を用いて補給をいきわたらせてその足で第1軍集団との結節部へ向けて前進したのである。
しかも、遼陽まで強引に持ち込んだ攻城砲兵軍団による支援砲撃に列車砲まで投入して。
7月22日未明、第1・第2軍集団間で補給線が確保。
弾薬を十分にいきわたらせた日本陸軍は、総勢75万の大軍をもってロシア側を逆包囲せんと猛進した。
このとき日本側の死者は1万3000名を超えていたのだが、それでも構わぬとばかりに日本陸軍は進撃を継続。
中でも、第21・第22師団は夜間にも関わらず20キロを野戦機動してロシア側満州軍第1軍後方を奇襲攻撃。
史上初の軍団規模夜襲攻撃によりロシア満州第1軍は壊乱。
これに伴い、ロシア側は攻勢を中止し撤退に移った。
彼らは、所定の計画に従い、奉天前面に構築されていた野戦陣地へと撤収したのである。
ロシア側の損害は死者2万5000名捕虜2万名。一方の日本側の犠牲も死者2万名戦傷者1万5000名を数えた。
この黒溝台会戦の結果、日本側は辛くも戦線崩壊を阻止し、以後安定的に弾薬補給を受けられるように遼陽に大規模な兵站基地を建設する。
ここがのちにウラジオストク攻略作戦の後方出撃拠点となることからも、黒溝台会戦は戦局のひとつの転換点となったといえよう。
一方のロシア側は、新任のクロパトキン大将が日本軍を痛打したことで彼の「満州シベリア奥深くにまで日本軍を引き込んで疲弊させる」という構想がロシア首脳に一定の了解を得た。
しかし、あと一歩で日本側に逆転を許したことに不満を持つ強硬派兼決戦派(旧アレクセーエフ派)の陸軍将帥も多く、彼の作戦指導にのちに大きな制約となっていくことになる。
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【あとがき】――書き込みなかったみたいなので追加を投下しました。
今回は、黒溝台会戦を史実以上の危機にしてみました。
火力戦が主体な大陸日本陸軍ですので、当然補給は重要。ですから営口補給基地は史実以上に大規模化しています。
史実では偶然からあまり効果がなかったロシア側の攻撃ですが、今回は被害甚大です。
これを受けて乃木さんたちが大急ぎでかけつけることになりロシア側も被害が拡大するのですがw
満州総軍司令部は史実同様に思い切り敵を見誤り大被害を出してしまうのですが、それが今後の奉天、そして哈爾浜戦に生きることになるでしょう。
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今回の失敗は日本陸軍の気持ちを完全に引き締める事になったでしょうね。
そしてロシア軍は最後までの期間が多少伸びただけという。
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>>403
や。クロパトキン大将は名将なんですよ?
運がないですけど。
ロシア軍は今回「勝ちかけた」ことで若干驕りが混じりそうですけど、やはり手ごわい敵と日本側を認識しました。
最後の時ははてさてどうなるやら(汗
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最後にものを言うのは兵士の質と兵器の質、そして同盟国の外交も含めた総合力ですからねえ。
外交的には腹黒紳士の独壇場ですし、兵士の質、兵器の質でも日本軍は上回っている。。
留めて、戦力が大量に居てもそれを下手に極東に動かせば後ろが火祭りになってしまうのですから積んでますなw
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乙です。
旅順要塞攻略に今回の救援と乃木将軍まさに軍神にふさわしい活躍ですね。
第三軍到着のシーンは後世の黒溝台会戦を描いた映画で一番盛り上がるシーンですね。
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>>405
そうですね。この後ロシア軍は100万人の第1次動員を行い戦力を極東へ送るのですが、続く第2次動員に至るころに腹黒紳士とキャプテン・アカーシの陰謀が炸裂しますw
ただし、日本側の戦力増強に伴ってロシア側も海軍を増強。史実より海軍力が戦艦5〜8隻ほど増加してますのでまだまだ勝つ見込みはあったりします。
しかも尻に火がついてますので、強引に何かやらかしそうで――
>>406
確かに盛り上がるでしょうねぇ。司馬御大あたりに
――「黒溝台はいずこの旗なるか!?」
「双頭鷲なり!」
聞くや否や、乃木は叫んだ。
「伊地知!薙ぎ払え!!」
「合点承知!!」
とか描写されるかもw
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日本海海戦が列強を更に勘違いさせるパーフェクトゲームになるのですね(ぐるぐる目)
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ウラジオストクは落ちるのかな?
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クロパトキン「やらせはせんやらせはせんぞぉわしがおる限りウラジオストクは落とさせはせんぞぉ」
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ドズルw
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>>410
ドテラ撫子「じゃあ奉天もらいますね〜」
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最後の倉崎ネタが出来ました。戦闘描写が全然書けないから、適当にお茶にごしてます。
こんなんでもよかったら見てやってください。16:00頃投下します。
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倉崎重工の飛躍、あるいは日本航空業界の怪物的進化。
1923年9月1日関東大震災が発生した。大陸化したこの日本では史実通りの災害が起こるか不明だったが、やっておいて損はないとばかりに9月1日に防災訓練を実施していた
ために被害は最小限で済んだ。この際に都市部の木造建築は大半がつぶれその後の火災で焼失したが、三菱や倉崎・川崎等がINKで開発したトラック用ディーゼルエンジン
にポンプを積んだ初期型の消防車が役に立ち、史実よりも延焼は食い止められた。その後、日本各地に備蓄してあった携帯口糧壱型や毛布などの災害・戦時用の緊急物資を
放出して行くと同時に、医師や医薬品を輸送するなどしていた。その際に複葉型の八二式輸送機が各地からの物資や医師などの医療関係者を運ぶなどして活躍していた。
この八二式は史実のフォードトライモーターである。エンジンは史実寿エンジン1型があったため、そちらを利用しているために史実よりも航続距離と積載量が増していた。
このため、震災救援の初動が速くなりより多くの人命を救うことができたことにより、旅客機以外でも緊急輸送機や軍用輸送機としての需要ができた。
さらに、この輸送機は海外にも輸出され多くの国でライセンス生産をされることとなり、倉崎・三菱・中島飛行機の平時における主要生産機となっていった。
関東大震災における震災復興において後藤新平による帝都大改造計画が持ち上がったが、史実通りに予算不足に悩まされることとなった。そこで、倉崎潤一郎は三菱や
三井、川崎等の大企業を中心に震災国債を買い集めその予算不足の解消に一役買った。このことは、企業イメージのアップとともに帝都とその周辺の工事による需要、
モータリゼーションを見据えた都市計画を実現することで、将来の自動車需要により国債で使った資金は回収できるという計算があったからである。
実際、都市計画が始動したことで建設用の重機とトラックなどの需要が舞い込み、約5年の間で国債買い取りで使った資金を回収出来てしまったのであった。
そんな中、INKに川崎重工が加わったことで船舶用のディーゼルエンジンも開発プロジェクトが始動する。また、この時期に実用性が見出されていたガスタービンエンジン
についても、研究を行うこととなった。(発電用・船舶用が主、小型化は技術が熟成してからジェットエンジン開発と並行して研究することとなった。)
そういった状況下で研究開発が進んでいたが、輸送機や戦闘機・爆撃機などの開発と試作が次々と作られ風洞実験なども行われ、開発研究が徐々に研究資金
多岐にわたったことで資金が足りなくなってきた。また、ジェットエンジンやガスタービンエンジンの開発も徐々に行き詰まりを見せていた。
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そんななか、1924年からのダウ平均株価の上昇に伴う株式取り引きで倉崎重蔵は大金を集めることに成功していた。史実知識からアメリカの投機熱を知っていた倉崎は
自分の個人資産や株式を抵当に入れた資金で株式を取得、1929年9月にはすべて売却して巨額の利益を上げていた。もちろん、重蔵個人ならばたいした金額にはならない。
このとき、倉崎だけでなく三井、住友、三菱をはじめとする大企業が売却を開始した。また、夢幻会を主導する会合でも同じ動きを一般会計に乗らない機密費や
ロマノフ王朝の皇女アナスタシアを救出したことでアラスカに建国した極東ロシア帝国(日本の宮家が婿に行っている)の財産も運用して行い、一斉に大陸日本で
保持されていた、株式や国債、債権が売りに出されたことで一時的ににダウ平均株価が下落した。その後一時的に持ち直したが翌月に一気に下落する。(これも辻主導によるもの
と言われている。)このことにより、アメリカの株価が10月24日に大暴落し平均株価が15パーセント下がるといった事態を引き起こした。
その際に巨額のマネーゲームのごとく空売りを含めた行動によりさらなる利益を得るに至って、大陸日本には当時の200億ドルに近い資金の流入があったといわれている。(このとき
史実よりも高額の資金が動いたこともあり、アメリカは400億ドルの資金が溶けて消えたといわれている。)
この金額は、第一次世界大戦で消費した戦費を軽く上回り世界中の富の半分以上を日本が持っていると後に言わしめる事態となった。この、アメリカ発
の株価暴落により、世界は一気に大恐慌を迎え始めていた。そんな中、日本は手に入った資金を元手にアラスカ・カムチャッカ・樺太の開発を行い始める。さらに、
英国に対してはブロック経済を発動されない様に、満州や遼東半島の開発やカナダを通じてアラスカ開発にかませるなどしていくことで、英国ブロック経済に組み込まれるように
画策する。また、アメリカ・ドイツの技術者や科学者を大量にヘッドハンティングし有望な企業を吸収・合併していくことに成功した。それ以外でも、ソ連が発生したことにより、
ソ連に対する盾としてロシア帝国にカムチャッカとチェコトを割譲した。(その際にロシアから1億ドルほど支払いを受けている。)また、ウラジオストック等の領有を認め
そちらの開発をロシア帝国の主導としたことで、日本は樺太や千島列島等の北海道地域の開発と沖縄・台湾などを中心とする南方地域の開発・軍事基地の整備を開始する。
とくに、フィリピンが近い沖縄や中華大陸からの侵略を最初に受け止めることとなる台湾の開発は急務だった。(夢幻会はアメリカが敵に回ることを確信していた・・当たり前である)
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このとき倉崎重蔵は大量に手に入った資金で研究費のめどがたち、個人の資産も増えたことで世界中からの技術者・科学者を招聘する。倉崎重蔵はこの世界では初の木制モノコック
構造の飛行機をとばし、実用全金属制の戦闘機・爆撃機を作ったことで航空業界の権威となっていたこともあり、前回よりも多くの人間が倉崎のもとに集まって行った。特に、
ハンス・フォン・オハインとハインリッヒ・フォッケを招聘出来たことは大きかった。また、イギリスと経済協力を行い、英連邦各国に対しての経済支援を行っていたこともあり、
イギリスとの間に技術協力ができたことも大きい。1929年から大型のガスタービンエンジンと船舶用エンジンの開発をイギリスと協力して行うことで
発電用のガスタービンエンジンや船舶用のエンジンの実用化の目途が立ってきた。
ジェットエンジンはオハインと倉崎の技術者、アメリカから移転したダグラス・ノースロップの技術者(ダグラス・ノースロップは恐慌のあおりを受けて倒産しかけたところを
倉崎の出資で持ち直し後に合併する)やボーイングやロッキードなどから引き抜いた技術者を使いターボプロップエンジンやターボジェットエンジンの開発とそれに伴う
機体開発を行っていくことになる。ここで、重蔵が10年の時間をかけて研究してきたことが実を結んだ、コツコツと基礎技術や流体力学・航空力学・素材開発を行っていたことで
ジェットエンジン開発に必要なものはあらかたそろっていた。ジェット燃料もINKを中心に開発し耐熱性・腐食性の高いニッケル合金やコバルト合金を完成させ、さらには
住友金属工業がINKと共同研究で超超ジェラルミンを完成させたことにより、1935年には実用ジェット試作機を作るめどが立ったのである。
しかし、今までは基礎技術のみの研究であり、実際にジェットエンジンを組み立てたことなどなかったためジェットエンジンの開発はすぐには終わらなかった。何せ、部品一つ
とっても既存のものとは違うものなので試作機を作るのに時間がかかった。しかし、転生者たちは基本構造や必要な部品は知っており、とくに2回目の転生者は1度開発を
成功させていることもあり、他国の技術者が(こいつら、なんでこんな簡単に最適解を見つけるんだ?)と不気味に思っていたぐらいである。前回の経験に加えて、早期開発
環境が整っていたこともあり、実用ジェットエンジン(ターボジェット)は1938年12月には実用ジェットの試作機が完成したのである。非転生者の技術者や海外から来た
技術者はみな、ボー然としていた。それはそうである、普通なら何とか飛行可能なエンジンが5年で完成すればいいほうだと予想したのに、たった、3年で実用ジェットエンジンが
完成したのだから。しかも、驚愕したのは英国と共同開発していた船舶用のガスタービンエンジンが船舶のエンジン・発動機として採用されて
世界に先駆けてガスタービンエンジンを使用した船舶が就航することが決定されたことである。それは空母に利用されていくこととなる。
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さらに、ジェットエンジンが完成したことによりジェット戦闘機の開発にも着手することとなる。もちろん、倉崎が作るのは前回作った疾風である。
F-5とF-4Jを組み合わせた戦闘機はノースロップやダグラスの技術者(人間)と倉崎の技術者(変態)、ドイツから来た技術者(変態)が共同で開発していったため、
1940年に試作型が完成しお披露目となった。
また、ボーイングやロッキードから来た技術者たちは爆撃機の開発に着手することとなった。ターボプロップエンジンを付けた4発爆撃機を作ったのである。これを見た夢幻会は
B-29を作ってどうしようというんだ?アメリカ(祖国)に核で爆撃でもしろということか?と疑問に思ったという。もちろん、それ以外にも連山や彗星、銀河などは開発されていた。
疾風お披露目の日、一部海軍の大将閣下が世界大戦の開始とそれに伴う遣欧軍の派遣のために積まれた書類と調整に胃を痛くしているなかで、倉崎のテスト飛行場では
2機のジェット戦闘機(制式配備されれば零式戦闘機)が滑走路に並んでいた。テストパイロットは夢幻会のエスコン愛好者たちで編成されたジェット戦闘機専門の飛行士であった。
彼らは、マスクを装着しさらには耐Gスーツを着込んでいた。海軍・陸軍と各航空関係のお偉いさんが見守る中、疾風は空へと飛び立った。なめらかに飛行するその姿には
多くの関係者が簡単の声をあげていた。しかし、エスコン愛好者はジェット戦闘機ということでハッスルしていたのだろう。航空ショーのようなアクロバット飛行を行い、
倉崎の技術力の高さを印象付けていった。この姿を見た軍事関係者は側このジェット機の制式配備を進めることとしたが、ここで嶋田大将から待ったがかかった。
この飛行機を配備するのには機体コストが高いため数を揃えられず、空母や空港もそれ用に整備しなおす必要がある。また、遣欧軍に参加させるにしても機体への習熟が住んでいる
九三式(憂鬱九六式強化版)や九六式(憂鬱烈風)を使うことになり、早期配備はせず運用試験や操縦方法の練習を行うための少数生産にとどめることとなった。
ヨーロッパ戦線では英国に対する援軍として九三式戦闘機を優先供与し、レーダーなども配備されていた。さらに烈風や烈風改(ターボプロップ使用)も日本軍が持ってきたことから
ドイツ空軍は壊滅状態に陥ってしまった。また、ロッキードが作った戦略爆撃機≪富嶽≫はアラスカ・カナダ・アイスランドを経由してイギリスへ配備され、第一次世界大戦と同じ恐怖
をドイツに与えた。烈風や烈風改の護衛があるため航空機での迎撃は難しく、空飛ぶ要塞と言われたこの機体の防御力もあり有効な迎撃が行われないまま、都市部やルール工業地帯など
への爆撃を許したのであった。
連日連夜行われる爆撃についにドイツの継戦能力が喪失し最終的にはイギリスと講和を結ぶに至る。イギリスはドイツと講和と不可侵条約の締結、フランスの独立を条件に講和を行った。
賠償金や領土をとらない代わりにさまざまな技術情報はむしり取るつもりであった。(本土がほとんど攻撃されていないこともあり英国は復讐するという気持ちがなかったのも大きく、
ソ連と噛みあわせて共倒れをねらったのもある)
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倉崎重蔵は落ち込んでいた、ドイツとの戦争に疾風を使うことができなかったからである。前回(憂鬱)ではドイツとの冷戦状態になりドイツ空軍と直接日本の疾風が戦ったことはなく、
今回そのうっ憤を晴らすつもりでいたからである。(ドイツからしたら酷いいじめである)
しかし、倉崎はあきらめなかった。ヨーロッパは間に合わなかったが太平洋戦線があるさと自分を慰めていた。ドイツが講和しイギリスが無傷の状態であったが、ルーズベルトの後の
大統領となったロングは国内の不満をそらすために中国で満州事変を意図的に起こして、日本に対していいがかかりともいうべきハルノートを突き付けた。その中に、天皇の退位と
現政権の退陣要求(このときは近衛内閣)と民主化を行うことと、さらに軍事施設への強制査察と暗号を含めた技術情報の開示が書かれていた。しかも、在日本資産の凍結と
日系企業の資産没収を図ろうとするにいたり、国民の怒りが頂点に達してしまった。ここに1942年日米が開戦する。
疾風は太平洋戦争初期は完熟訓練と数を揃えるために実戦投入されなかったが、1943年のハワイ沖海戦において初めて実戦投入をされることとなる。大鳳型空母から飛び立つ
疾風はアメリカの最新鋭戦闘機F8FやP51を歯牙にもかけず叩き落して行った。その時のキルレシオは10:1以上であったといわれている。後に、日本の航空パイロットの
なかでは「エースパイロットになるにはドイツ軍機は15機以上、アメリカなら10機以上は落とさないとエースになれない」といわれていた。これがジェット戦闘機だと
「アメリカの戦闘機15機以上落とさないとエースじゃないよね」と言われていた。このように一方的な敗北によりハワイが陥落しアラスカに配備された、1式弾道弾が
五大湖に落ち始め、しまいにはビキニ環礁にて核実験を成功させその映像をアメリカに向かって流したことで西海岸と5大湖周辺の州が停戦を叫びだし、東部との激しい対立
の末、ロングが退陣しその後あらたな大統領により、日米の講和が成立した。
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以上になります。
投下して気付いたすっげえ読みにくい。もしだめでしたら、もう一度読みやすく
してから再投稿します。
もう、wikiと本編の設定を見直す作業に疲れました。w
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最適解が解っていても時間短縮は難しいからどうだろうね。
そういう問題点に関しては戦車の議論で既に上の方で言われているんだけど。
例え解っていても既存の技術体系にのって開発していた人間が初めての物を行きなり短縮できるかというと…結構怖いんですよねえ。
部品一つとっても知っていたものと同じものを作るのに相当時間を取りますから。
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乙です。
別の世界線とはいこれはひどいw
私も、奉天会戦編ができましたので、あとで投下いたします。投下時刻は30分ごろを予定しています。
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ああ、いい意味で、が抜けていました。失礼しました。
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はやい、はやいよひゅうがさん・・・
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なので結構スケジュール的には厳しいんですよねえ。
二回目だとしても実際に作る人間は殆どが初めてですからね。
本編と同じ程度か多少早い程度じゃないかな。
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乙です。しかし、
>>1943年のハワイ沖海戦において
>>アメリカの最新鋭戦闘機F8F
1943年に熊ぬこ出して来たということは、米国も凄い頑張ったんだな………
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乙です。コツコツとした努力と国力増大による資金の毟り取りによりついに実を結んだか……w
レシプロ機でジェット戦闘機と対決する米軍はそれこそ自殺しに行くような心境だったんだろうなあw
しかしロングもよく日本に喧嘩売ったもんだ。情報部はマジ何してたんだ
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乙です。
まさに日の丸航空機の怪物進化w
こいつらの相手にされたアメリカ陸海航空部隊関係者は大量の発狂者を出したんだろうな。
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皆が大好きな痛い子大隊の活躍はいつ頃になりそうでせうか?
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>>426
ま、内憂を処理しようがないという政治的都合で対外的に後に引けなくなる事というのは
割とあるからねえ。
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あんな連中が一個大隊もいてたまるか(汗)
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中隊が五倍(絶望)
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憂鬱版の五倍の痛い子部隊か
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>>憂鬱版の五倍の痛い子部隊
数が? 痛さが?(汗)
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乙です。
独逸と米国とのキルレシオが酷いw
なんだよ10:1以上ってw
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>>399-402の続きです。
ネタ――憂鬱世界の日露戦争 その7
10、南満州制圧(奉天会戦)
8月に入り、日露両軍は互いに戦力の再編にいそしんでいた。
日本軍は、占領した南満州鉄道(東清鉄道)の遼陽までの軌道を突貫工事で複々線化。
同時に、日本本土で編成された第4軍集団と予備戦力の第5軍集団をその旗下に加えた。
旅順要塞攻防戦と黒溝台会戦で大きな被害を受けた第1・第2軍にも予備役部隊(梅沢予備軍団)が増援として投入され、満州総軍の隷下におかれた部隊の戦力はしめて150万名を超えた。
これは、日本史上最大の大動員である。
(豊臣秀吉の小田原征伐が100万名といわれ、関ヶ原の合戦は95〜110万名である)
一方のロシア側は、開通したばかりのシベリア鉄道を通じてドン・コサック軍団やフィンランド駐留軍団などを増援として派遣。
さらには訓練航海の名目で黒海艦隊から戦艦8隻を抽出しバルト海へ送るなどの列強らしい国際法無視をやってまでバルト海艦隊の戦力を増強しはじめた。
考えられることはただ一つ。ウラジオストクへの艦隊派遣である。
これに対し、日本側はウラジオストクの早期攻略か、それとも敵野戦軍撃滅かで大本営の意見が割れたが、攻勢目標をロシア側の極東経営の一大拠点であるハバロフスクとして、その攻略をもってウラジオストクを無力化することを決定。
そのために、奉天(瀋陽)ならびに哈爾浜を攻略しアムール川沿いに進出することが満州総軍へ命じられた。
計画では最大進出予定線は、海拉爾(ハイラル)・黒河線(北緯50度付近)。
シベリア鉄道の要衝ブエゴエスチェンスクをその北限とし、最終的にハバロフスクとウラジオストクの攻略を行うことを目指していた。
日本陸軍は根こそぎ動員を行えばさらなる兵力増加は可能であったが、これ以上は国力が持たないと判断したのであった。
8月20日、再編成を終えた日本満州総軍は、遼陽前面から南満州の中心都市 奉天へ向かって進軍を開始。
これに対し、クロパトキン大将は兵力集結がまだなっていないと判断しつつも、ロシア政府の主導権を実質的に握りつつあったプレーヴェ蔵相の要請を受けて哈爾浜前面での迎撃戦を選択した。
もともと奉天付近での迎撃を予定していたために塹壕陣地は構築済みである。
しかし、日本側がロシアの予想を超える動員(ロシア側は満州平野に200万が動員されていると判断していた)を行っていたことや難攻不落の旅順要塞を短期間で攻略していたことを不安視していた。
そのかわり、大動員は認められており奉天での迎撃戦後には100万ほどの大軍が、複線化されたシベリア鉄道を通じて送られてくることになっていた。
8月23日、日本軍は左翼から第3軍集団・第2軍集団・第1軍集団・第4軍集団という編成で奉天前面に到着。
後方に展開した第5軍集団と攻城砲兵軍団・野戦砲兵軍団とあわせて奉天攻略の準備を整える。
同じくロシア側も日本の第3軍側から、再編成され統合されあらたな番号がふられた満州第1軍・第2軍・第3軍・第4軍・第5軍・第6軍という形で横陣を展開。
後方には予備隊として満州第7軍・第8軍・第9軍およびザバイカル・コサック軍団が展開していた。
しめて総数75万。ロシアお得意の騎兵強襲陣形である。
日本側の正面戦力が80万ほど(第4軍集団は包囲時に投入する予備として右翼外部に位置していた)であることを考えると、兵数は互角といってよかった。
同日昼、ロシア側陣地上空に、見慣れぬ飛行機械たちが飛来した。
旅順要塞攻防戦で威力を発揮した航空偵察部隊である。
今回はこれに加え、長期滞空可能な動力付き気球――つまりは飛行船も含まれている。
飛行船1隻が不時着し、飛行機自体も射撃による損傷を受けたもののこの航空偵察はロシア側の陣地配置と後方兵站基地の位置までをつぶさに把握する助けとなった。
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数は五倍、痛さは五乗だったら最悪ヤネ・・・
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8月24日黎明、日本側による事前砲撃が開始された。
と同時にロシア満州軍は混乱する。
あの怪物列車砲と思われる巨大な砲声が轟いているのに、自軍に被害が生じないのである。
それもそのはず。
日本軍は、まず奉天後方の物資集積所や弾薬庫を狙って砲撃を行っていたのである。
射程距離2万を数える列車砲ならではの技だった。
これだけではない。
旅順要塞に投入された火力は、陣地ごとロシア軍を圧殺せんと彼らに襲い掛かり、数を増やした迫撃砲などが陣地の上から塹壕を叩き潰していった。
3時間あまりと短い時間であるものの一方的な蹂躙の最後、日本側は最後にあの多連装噴進砲(火中車)を全力斉射。
陣地が燃え上がったかのような火柱と土柱が立ち上る中、鬨の声が響く。
前進が開始されたのだ。
一方のロシア側も負けてはいない。前面の塹壕線が役立たずになったことを知ると、クロパトキン大将は第2列以降の軍主力に前進を命じる。
先の黒溝台会戦で恐るべき戦闘力を発揮した第3軍集団が配備されていた日本軍左翼部に向かっては3個軍という分厚い布陣が敷かれ、第3軍集団は苦戦を余儀なくされる。
とりわけ第3軍集団と第2軍集団の間隙には攻撃が集中するかに思われた。
しかし、そこに配された予備役兵軍団を率いていた梅沢中将は落ち着いた指揮で攻撃をいなし、さらには奉天前面の放棄されたロシア第1塹壕線や遺棄車両をいかして迎撃を展開。
たくみに後退しつつ、気が付いたときには梅沢軍団が囲んだ「突出部」を野戦砲兵が十字砲火で殲滅できる態勢を整えていた。
満州総軍司令部はこの予想以上の活躍に助けられ、逆に突出部に列車砲の砲撃とともに第2軍集団の主力となる秋山騎兵軍団を投入。
第3軍集団正面で「ダマ」になっていたロシア側主力後方への打通ルートを切り開き、敵陣を二つに割った。
二つの包囲網を構築しようというのである。
これに気付いたクロパトキン大将は後退を図るものの、後方に降り注ぐ遠距離重火力によって思うようにいかず、さらには日本側が温存していた第4軍集団を奉天市とロシア軍主力の間に乱入させるに及んで抗戦を断念。
奉天後方の鉄嶺に後退を命じた。
大包囲が完成される前であったロシア軍左翼、すなわち第5・第6軍は脱出に成功したものの、それに巻き込まれた予備隊の第7・第8軍は日本軍の包囲下に孤立。(第9軍は脱出に成功)
包囲網が完成していた第2・第3軍・第4軍とともにちょうど「8」の字を横倒しにしたような包囲状態が完成する。
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日本側は容赦なく砲撃を続け、結果35万あまりが無力化されてしまった。
戦死こそ包囲された中での死者は10万ほどにとどまったものの、残る25万名は負傷あるいは捕虜となり、ロシア軍の編成表から消滅した。
さらに、撤退途中であったザバイカル・コサック軍団は秋山騎兵軍団の追撃を受け、巧みに機銃陣地に誘い込まれて痛打を浴びせられ、1万あまりの死傷者をだし壊滅。
これを、鉄嶺方面にも日本軍別働隊(第5軍集団)が迫っている証拠と誤認したクロパトキン大将は鉄嶺から哈爾浜(ハルビン)へ後退。
翌日には総退却に伴い無人となった奉天は日本軍の手に落ちた。
8月30日までには四平が簡単な戦闘ののちに陥落し、9月3日には満州中央部の小都市長春が第63師団先遣隊によって制圧。南満州はこうして日本軍の占領下に置かれたのである。
予備隊として投入された第4軍集団は、そのまま奉天より東進しウスリー河方面に進出。
吉林・敦化線にまで戦線を押し上げ、ウラジオストクに圧力をかけた。
これによりロシア軍は、牡丹江市を通じてウラジオ方面へ攻勢がなされるのか、それとも直接哈爾浜へ進出してくるのか判断に悩むことになる。
この戦いの結果ウラジオストクが危機にさらされていることを知ったロシア政府は、ウラジオストク救援と日本陸軍の後方兵站遮断のために新たに第2・第3太平洋艦隊を編成し東洋へ派遣することを決定。
すでに集めていた黒海艦隊主力に加えもてる艦隊戦力を糾合し、巨大な戦力の編成に取り掛かった。
日本中を恐怖に陥れるその艦隊を日本の人々は「バルチック艦隊」と呼んだ。
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【あとがき】――というわけで奉天会戦です。
いやー長かった。これで一応史実の会戦は終了しましたが、まだハルビンが残ってます(汗
ハバロフスクやウラジオなどはその後でしょう。
ああ日本海海戦が遠い…
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両氏とも乙w。シベリア第5軍団の内半分が戦死って恐るべき損耗率ですね。
クロパトキンの攻撃で補給線の寸断が命取りになるとわかって輜重の絶対死守が
目標になりそう。そしてロシア軍内の派閥争いが・・・・。
倉崎レボリューションw。多分近代航空史の半分が倉崎になるでしょうw。
ボコボコにされるアメリカをみて「オレらマジ講和してよかったわ」とドイツ空軍が
胸をなでおろしているでしょうね。
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乙でした! これマンネルハイム中佐が戦死しちゃった可能性もあるんじゃ……
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乙でーす
とうとう欧州方面の戦力を引き抜き始めましたね。
これで欧州方面での分離独立を煽る工作活動がはかどると言う物ですw
それに大規模艦隊ともなればそれを補給するための拠点が必要ですが英国の徹底的なまでの嫌がらせをくらってそれが維持できるのかどうか。
特にインド洋に入ったら何処も補給を受けられないのですから、大惨事になる恐れもw
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>>441
可能性はかなりありますね(汗
日本軍にとってはフィンランド軍だろうが敵である以上は徹底的に叩き潰すのみですから。
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>>440
火力戦の中に歩兵が突撃してしまったのですからこんなものになってしまうでしょう。
いやぁ第1次大戦の欧州諸国の顔が蒼くなったのもよくわかります。
>>441
一応生き残っておられます。彼はコサック軍団とはいえフィンランド系ですので扱いはあんまりよくありません。
ですから部隊が半壊したために欧州方面からの増援と交代でバイカル方面に下がり、ザバイカル方面の部隊が抜けたあとの治安を担っています。
>>442
次回はそのへんも描写いたします。
ただ、バルチック艦隊(大陸世界増強版+黒海艦隊)は貸し倒れを危惧するおふらんすが支援をしてくれます。
最後はどうだかわからないですがw
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大陸日本の恐ろしさを知れば冬戦争の日本参戦で士気が異常上昇するはず
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敵として戦いその実力を知っているからこそ、その彼らが助けに来てくれたぞ!!として士気は上昇するでしょうねえ。
特に、大陸日本各地の特徴ある将兵と戦っている以上、何処何処が来た!!となればどんな風に戦ってくれるかも予想がつきそうですしw
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乙でした
両軍合わせて300万近い地上軍の衝突・・・
えー、世界大戦ではなく、ぎりぎり20世紀の二国間戦争ですよね(汗)
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戦い方...
基本的に通った後は何も残らない、以上!
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>>420 >>424
ですね、実際疾風が太平洋戦争に配備されるのは難しいと思います。
ま、ネタSSですので細かい部分は見逃してください。
ちなみに、本編でも1940年で一応He280的なものは作られてます。
なので、ブーストかけるために巨大な資金と研究者を集めて
2回目の経験ということも勘案してこんなSSにしました、実際のところ
2式として配備されるのがせいぜいでしょう。
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乙です。
ひゅうがさん、頑張りすぎです(汗)
次元の違う戦争を一方的に味わされるロシア軍哀れw
黒海艦隊も加えたせいで戦後のロシア帝国海軍が史実以上に悲惨な事になるな。
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>>446
殺魔と陸奥は人気が高そう
人間の形をした薩人マシーンと、豪雪山岳地帯で生まれ育った寒冷地完全対応型歩兵。コッラー川やスオムッサルミ近辺が史実(憂鬱世界)以上にクマの死体で埋まりそう
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更に乙。クロパトキンさんは頭髪も後退しかねない状況ですねw。
バルチック艦隊はおフランスのせいで増強・・・消滅したら仏印あたりから悲鳴が
聞こえてきそう。
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>>451
しかも奥州兵や羽州兵は忍耐強く且つ勇猛……これって日本大陸のフィンランド兵?
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>>452
日本にその気が無くとも手を貸した以上睨まれた、と考えるのが普通ですからねえ。
自棄にフランスが丁寧な態度を取りだしてきて日本が困惑するとかありそうなのがw
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一応世界の列強が関わってるから第一次世界大戦を名乗ってもいいんじゃないの?
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宣戦布告をしていませんから世界大戦とはなっていませんよ。
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そしたら第二次世界大戦が大惨事世界大戦になるな。
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>>454
逆に戦争中に掌を返さなかったことを評価される可能性もw
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イギリスは着々と頼れるお兄さんポジションを獲得しつつあるな
それに引き換えおふらんすは…
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>>459
イギリスにとっては史実や本編と違って手放せない同盟国ですからね。
インドどころではない豊富な資源に非常に大きな市場を持ちしかも領土的な野心を持ちあわせていない。
そしてこちらが誠意を示す限り同盟国として援軍もちゃんと派遣してくる。
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しかし倉崎SSでのドイツは英国にボコボコにされてしかもフランスは元通りな分
メフォ手形返済とかで本格的にソ連と戦わないと経済がやばいだろうな。
そしてヒトラー総統も講和のせいで支持がドゥーチェ並に下がるだろうし。
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その代り、本編のような裏切りをかました場合は大英帝国消滅だけどね。
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やぁ兄弟。
新作ができたんだが、需要あるかい?
まだハルビン決戦までいってないけど。
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本編だと
撫子「私はやっていないです。ジョンブルさん信じて下さい」
ジョンブル「これも政治って奴でね、すまないがナチと対抗するためには米国の支援が必要なのだよ。」
撫子「いままで散々兵隊を送ったり支援したじゃないですか、裏切るんですか」
ジョンブル「すまない」
撫子「私の味方いなくなっちゃった。私が悪いんじゃ無いもの仕方ないよね。ヤラレルマエニヤルシカナイヨネ。」
小人さん衝号作戦へと舵をきる
大陸日本
ドテラ撫子「私はやっていないです。」
ジョンブル「勿論わかっているさすぐに私の諜報網を駆使して、冤罪を証明してあげよう」
だからね
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>>462 思いっきり亡命フランスやオランダから「てめえ、何トチ狂ってやがる!!」
と罵倒が飛んできそうですね。
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>>462
むしろインド以上に英国にとっては欠かせない相手になっている事が予想されますから、
英国にとって日英同盟は当に死命を決する重要な同盟となっているかと。
しかも馬鹿なちょっかいさえ出さなければ同盟国価格で最新兵器を輸出してくれたり要請すれば精鋭部隊を大々的に送ってくれる最高の盟友です。
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金に汚いのは同じでも義理と融通が効く分アメリカより日本を選ぶだろうな。
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>>463
無い訳無いですw。
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>>461
私の構想では日本とイギリスが裏から支援していきます。トルコとかを通じて
で、ソ連とドイツで仲良く共倒れしてもらうことを画策中です。
弱ったところで、ナチス政権と共産主義を革命をあおって傀儡ロシア共和国
とドイツ共和国の建国とか英は考えています。日本はソ連が来なければ
それでいいので、どうなろうと知ったことかという気持ちですがな。
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>>464
英国紳士が的確且つ迅速に米国が行った事を世界中に明らかにしてくれるでしょうね。
植民地人なんかより日本の方が圧倒的に大切ですから。
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※ よろしい。
なら投下だ。
25分くらいを予定します。
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>>467
しかも資源も食糧生産力も圧倒的で、同盟国価格で販売してくれる相手ともなればねえ。
インドよりも大陸日本との関係こそが大英帝国を支えていると言われてもおかしくないかもしれない。
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日本は嫌いな外交を英国に丸投げ出来るし
英国は膨大な兵力を送ってもらえるしでwin-winだね
-
>>472
というか、下手するとインドは不良債権化している可能性があるから
独立させて損切りする可能性がたかくね?中東油田と日本との同盟が
あればなんとかなるし、中国利権も確保できるし。アラスカの開発だって
噛ませてもらえるかもしれないしね。
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>>471
やったあ(嬉)
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さすがにそこまで日本頼りのことは紳士のメンツもあるし難しいと思うな。
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満州、福建、朝鮮の開発は日英でやってるのかな?
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関係が深いと大英帝国勢力圏の市場にはメイド・イン・ジャパン製の製品が大量に席巻されていそうですね。
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>>435 >>436-439の続きです。
ネタ――大陸日本の日露戦争 その8
11、哈爾浜対陣
奉天会戦の結果は、ロシア陸軍に衝撃を与えた。
これまでの戦いの中で日本軍の強さは分かったが、まだ数的優勢を確保したためである、恐れるに足りないという判断があったのだ。
だが、日本側の予想を超えた火力と錬度は、ロシア側からこの時点までに常備兵力の25パーセント近くを削り取っており、これが偶然ではないと思われた。
首脳部からはクロパトキン大将の罷免要求が出たが、これをかばったのは意外にも皇帝ニコライ2世だった。
講和の是非やその条件こそ内閣に一任したものの、ころころと司令官を変えたのならば勝てる戦争にも負けるというその主張には一定の理があった。
折しも、ロシア西部では社会不安が高まっていた。
首都ペテルブルグでも、プレーヴェ蔵相が暗殺未遂にあうなど社会革命党のテロは激しくなりつつあり、かつ、100万もの大軍を極東へ動員したために抑えがゆるんだポーランドならびにウクライナでは大規模なデモやテロが相次いでいた。
ロマノフ王朝の専制のツケが払われたかたちであるが、これには英国情報部と結託した日本陸軍の明石元二郎大佐たちが深くかかわっていた。
彼らは、開戦前夜から欧州でポーランドやウクライナの革命派指導者に接触しており、「一時的に活動を手控えさせた」のである。
さらには彼らを通じて、首都近辺の社会主義者たちに資金提供をするのも忘れない。
この結果、テロに明け暮れたペテルブルグやモスクワの革命党員に対し西方国境地帯周辺は平穏を保ち、ロシア側は大動員で兵力を東へ向けることができた。
だが、それを見計らってウクライナとポーランドの革命集団は蜂起。
首都でもこれに呼号するかのように大規模なゼネストが呼び掛けられはじめたのである。
大軍団を極東に送りつつ、革命鎮圧用にさらに動員を続行。そして負担は大帝国ロシアに重くのしかかり社会不安をさらに増大させる――悪辣極まりない手段であった。
さらに、奉天の敗北によりロシアの戦時国債は暴落。戦費は不足に陥りつつあった。
ロシアは大軍勢をもって日本軍を破り、しかる後に革命を鎮圧するしか進む道がなくなってしまったのである。
話を戻そう。
罷免をまぬがれたクロパトキン大将だったが、中央からの命令により副司令官にそれまで後備のザバイカル方面軍を指揮していた猛将ニコライ・リネウィチ中将を任じることを余儀なくされた。
彼は、猛将といわれるだけあって決戦論者である。
そのためクロパトキンと事あるごとに対立を余儀なくされ、結局は「今年中の決戦」に同意せざるを得なくなってしまった。
それでもまだ救いはあった。
ロシア政府と陸軍中枢をせっついた結果として100万の大軍団がシベリア鉄道に載せられ東進しつつあり、来年1月末にはすべてが現地に到着する予定であったのだ。
これに加え、あらかじめ備蓄が行われていた哈爾浜の巨大な補給基地にはこの大軍団を養えるだけの食糧や武器弾薬が存在していた。
腐ってもロシアは大帝国なのである。
冬が来る前に哈爾浜で日本軍に一撃を加え、そして冬季の間に失った国土(すでにロシアとしてはこういった認識であった)を回復すればよい。
クリミア戦争でも同様な窮地はあった。しかし、ロシアが誇る主力軍団は失われていないのである。
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>>474
日本が英国ブロック経済圏に入っているお蔭で市場も確保できていますからねえ。
インドが無くてもアフリカや中近東、各地の自治領、そして日本、ブラジルがいれば全く問題ないです。
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一方の日本側では、奉天会戦の結果生じた1万5000の犠牲者とそれに倍する負傷者の数が国内新聞各社に衝撃を与えていた。
彼らにしてみれば、旅順要塞攻防戦は要塞攻防戦でしかたがなく、黒溝台会戦という「間抜けな奴らのミス」で生じた被害は許しがたい(そのため大山元帥宅に三流新聞社が手引きして話題作りのために投石が行われ治安警察法違反で検挙され編集部全員が衆人環視の中引き立てられるという事態も起きている)にしても、勝ちいくさでこれだけの大被害が生じるというのは恐ろしい。
ことに、海外特派員が撮影した機銃陣地へ突撃して全滅したロシア兵とその死体で味方塹壕陣地が埋まり、その中で味方が見るも無残な状態となって死んでいる白兵戦後の写真は世界はもとより日本人にも大きな衝撃を与えていたのだった。
そのため、主戦論とは逆に講和の追求を行うべきという抑制的な世論が盛り上げりつつあったのである。
(註:神の視点から見ると、夢幻会はこの世界では史実とは逆に厭戦感情に対処する羽目になったのであった。)
これを受け、ロシア側は「日本側の戦意が失われつつある」と判断。
「より厭戦感情が蔓延するのを待って」哈爾浜前面での「決戦」を決定する。
参加兵員は120万余。
日本側は、牡丹江市方面へ牽制をかける第5軍集団を除き、予備隊すべてを投入したうえで135万ほどであった。
ここまでしてなお、ウラジオストクには「要塞」が構築されており、20万のロシア兵たちが入ったという。
まさに、大陸軍国の意地であった。
この「史上最大の野戦」による動員記録は、第1次大戦における総力戦でも片手で数えられるくらいしか破られることはなかった。
そしてロシア帝国はこれにあわせて10月30日、バルト海のもっとも奥、リバウ軍港からバルト海艦隊を出発させる。
戦艦15 海防戦艦5 装甲巡洋艦5 巡洋艦7 ほか52隻。
ロシア海軍が保有する艦艇の大半、黒海艦隊まで強引に投入して編成された恐るべき大艦隊である。
隻数の上でも開戦時の旅順艦隊の倍以上、やや古い艦が3割ほどを占めるものの、大半は旅順艦隊同様に日清戦争から今日までの日本海軍の軍拡を受けてフランスやドイツに大量発注された軍艦たちだった。
旗艦は、ツェザレウィーチ級戦艦2番艦「リューリク」。同型艦4隻を率いるのは、ニコライ2世の信任も厚いロジェストヴェンスキー大将。副司令官には長距離航海の経験を持つ海軍作戦本部長ステファン・マカロフ大将が志願して乗り込んだ。
公私ともに二人は友人であり、大艦隊の遠征という初の試みにおいてよい潤滑油となるだろうと期待されていた。
――10月中旬、いつもより早い冬の訪れにより日露両軍主力は、長春・奉天と哈爾浜において越冬準備に入った。
日本側は、来るべき大攻勢を行えるまでに必要な大量の物資を備蓄し、かつ困難な冬季作戦行動の間予想されるロシア側の逆襲をしのぎ切るために。
ロシア側は、恐るべき日本側の大戦力に対抗できるだけの戦力を整えるために。
こうして1904年10月15日の時点で戦線は膠着、自然休戦期間に入ったのであった。
(自然休戦期に日露双方の司令部がメッセージカードを送りあったり、両軍の兵士たちがクリスマス期間中に雪合戦をしたりといった微笑ましいエピソードもあるがそれは省く。)
この後3か月ほどの厳しい冬季期間は、「哈爾浜対陣」と呼ばれる。
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【あとがき】――以上です。
とりあえず1904年中の大規模な戦いはこれで終わりです。
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乙です。流石にこれだけ殺し殺されしたら厭戦気分になるわな(汗)。
まだマスメディアが育っていないロシア帝国だからこそ士気を保ててるでしょうね。
「より厭戦感情が蔓延するのを待って」決戦という時点でかなり日本頼みの感が・・・。
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ひゅうが様乙です。
でも、日本国民は知らない。まだ地獄の釜は開いたばかりだという事を……
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乙です。
主戦論と厭戦感情の匙加減はむずかしいですからねえ。
バルチック艦隊にロジェストヴェンスキーとマカロフのコンビが着任、果たして彼らは歴史を変えられるのだろうか・・・(棒)
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>>479 >>481-482 の続きです。付け忘れてました(汗
ネタ――大陸日本の日露戦争 その9
12、樺太・神坂作戦
日露両国の大軍が哈爾浜前面で対峙する中、活発な動きはないはずだった。
沿海州ではバルチック艦隊を待ちつつシベリア鉄道で石炭や弾薬などを備蓄しつつあり、当の哈爾浜では大軍団がはるか欧州から送られはじめていた。
だが、日本側は強引な動きに出る。
樺太・神坂作戦と呼ばれる秋季着上陸作戦である。
これは、開戦直後にロシアが武力制圧していた樺太(雑居地とされていた)に対して行われた海軍主導での制圧作戦である。
本来は黒溝台会戦と同時期に行われるはずの作戦であったのだが、投入を予定されていた戦力の錬成のために繰り延べされ、冬に突入する寸前に僻地を一気に制圧してしまおうという強襲作戦へと変化した。
当時、日本陸軍第13軍(第13方面軍)は日本領である新須賀を守備する任務についていたが、気候が厳しいことを考慮して編成された第130師団以外は北海道に配され、交代で北方での着上陸訓練に明け暮れていた。
そして、前線で雪が降り始める10月半ばは、実はカムチャッカ半島と樺太においてはまだ冬ではない。
ハバロフスクや哈爾浜に位置する極東総督府はこの時間差を認識しているとは言い難いのだ。
だからこそ、ロシア軍は極東の根こそぎ動員を行いつつも樺太駐留の1個師団、カムチャッカには1個連隊を配備するのみで増強を行っていなかったのである。
――海上機動は、日本軍のお家芸であった。
10月12日、荒須賀を発し、北海道の部隊と交代すると思われた陸軍第130師団と、交代要員と思われた第131師団は、第1艦隊の護衛のもとで樺太大泊湾に上陸。
翌日、室蘭を発した第132師団から抽出された「郡司兵団」はカムチャッカ半島のペトロパブロフスク=カムチャッキー市に上陸。
いずれも上陸への抵抗はほとんどなく、1か月ほどの戦闘の末に樺太とカムチャッカ半島は完全制圧された。
増援を送るまでもなく、最終的には樺太は3個師団および1個独立混成旅団で固められ、はるか遠方カムチャッカ半島は1個師団および1個兵団が駐留するに至っていた。
法的にロシア領土となっていた国土が日本軍に占領されるのは、これがはじめてのことである。そして、雪がすべてを閉ざす。
以後小競り合いは続くものの、1904年の戦闘はこうして終結したのであった。
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【あとがき】――すいません忘れてました(汗
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ついでのように樺太カムチャッカ制圧ですねw。
クロパトキンらにとっては「日本軍は冬でも動けるのか?」と疑心暗鬼に
陥る可能性もあり。
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>>484
ありがとうございます。はい。地獄はまだまだこれからですw なにしろ決戦ですから。
>>485
少なくとも士気は上がるでしょうね。つらい旅路にも「笑顔の絶えない職場」でなら乗り切れるはず!
>>488
半分疑心暗鬼でしょうね。
奪還しようにもカムチャッカは遠すぎますし、樺太は大軍と一緒に連合艦隊が待ち受けてますw
氷の上は重砲の的ですw
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いったい何回目なんだよ。今日、ひゅうがさんのSSが投下されたのはw。
残り時間であと何回ぐらい投下されるんだろうか。
当たり前のように樺太・カムチャッカ制圧戦。日露戦争後に太平洋の北極海への入り口を独占できるか。
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とりあえず、ひゅうがさんは寝てください。
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ひゅうが氏は露軍を体内のウイルスと重ねて戦っておられるのだ!
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喉(という名のハルビン)に追い込んだんであとは経過に任せます。
今日の抗生剤飲んだらあと1週間きく強力な奴ですので。
というわけで夕ご飯でまったりしますのでご心配なく。
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ひゅうが氏乙です
グリズリーとガチンコで殴り会うドテラ撫子とそれをドン引きしながら見守る列強諸国果たして12ラウンドが終わる迄にたっていられるのはどっちだ。
風刺画
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風邪をひいたのなら かあっ!!と肌が真っ赤になるくらい熱い風呂に入ったら正露丸を飲んで
寝れば治りますよ
わたしはいつもそうしてます
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腹痛で正露丸飲んで寝たら盲腸で病院に担ぎこまれた事が。
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ひいてから10日ほど経過しましたので、もう治りかけであります。
お気持ちだけいただいておきます。
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そういえば正露丸って元の字は「征露丸」だったらしいな
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日露戦争の新聞とか世界中で顔を引きつらせながら見てるのかな?
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新聞を見て
「あの倭国が強大な露西亜と互角に戦ってる・・・・・・・・・
乗るしかないニダ!このビッグウェーブに!!」
で唐突に「われら高麗は露西亜に助太刀致しますニダ!」と日本を襲撃
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英国とオランダ以外は極東の例外的事例などと考えている可能性もあるからなあ。
それでも大陸日本の国力を見て大陸日本に対する態度を変更する必要性に迫られているだろうけど。
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各国の陸軍関係者は両軍の死傷者数をみて顔面蒼白だろうな
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>>500
既に日本軍の通り道で動きが取れる訳も無いです。
後、高麗という国はありません。
あと、大陸日本の朝鮮は強大な国に挟まれていた為白すぎるほど漂白されてまともになっています。
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>>500、そのまま放置で良いんじゃね?
交戦国を支援しろ、なんて誰も言わないし、何かしらちょっかい出して来たら好きに反撃も可能だし
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仏国「極東でおいたしたら殺される」
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これでも日本の犠牲は史実よりましなんだよなぁ
ロシアは50万くらい死傷してそう
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ところで、乃木将軍は転生者なのかな?過去ログみたけどそんな表記があまりな
かったからどうなんだろうか
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>>507
実は…元自衛官という裏設定がw
ちなみにサトー御大の大ファンです。伊地知さんもw
だから「鉄槌(アイアン・フィスト)作戦」なんてつけてるわけで――
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>>507
真面目な人だからそのままで問題ないと思うよ。
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>>508
転生者かいw
まあ転生して居なくとも十分対応できるとは思いますけどね。
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ロシア体制崩壊で賠償金取れずになりそう
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>>509
まぁ伊地知さんだけでも構わないのですけどね。
結局はご想像にお任せしますということで。
ただ伊地知さんは確実にアレな人です。
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>>511
そうなる前にむしり取ります。
それに体制崩壊しても国際的地位を継承した国家は債務等も含めた国際的地位を引き継ぐはずですので問題ないです。
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某皇女を拉致って財産を横領するから大丈夫。
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皇女救出と継承国家として革命政権からも毟り取ります。
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憲兵さん、こいつ(>>514)です
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財産横領では無くて国家つくってあげるけどその分の土地代等支払ってください、ですからねえ。
革命政府に対しては容赦なく賠償金取り立てをして叩き潰しますが。
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賠償金の支払いでキュウキュウして大増税→ロシア革命→皇女誘拐
→アラスカにロシア帝国建国→そこから賠償金の支払い
→賠償金の一部を使ったマネーゲームでアメリカから金をむしり取る
→その金でアラスカ開発援助→ロシア軍の増強行ってアメリカとソ連
に対しての盾の役割を担ってもらう→日本は自国領土で引きこもり
という流れがいいんじゃないかな?と個人的に思う次第で。
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満州帝国を建国後ろから支援も付け加えた方が。
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アラスカは使い道が多いし自分で持ってるのでわ?
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皇女を拉致とかで「百済書紀」を思い出した
自分の妄想小説を日本大使館に送りつけたあの作者、今どこで何してるんだろ
どーでもいいけど
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満州帝国を建国するかな?満州利権は列強に開放してウラジオストックあたりまで
をロシア帝国領土としてしまえば満州でソ連に対してのにらみを利かせられる。
で、満州地域利権は英国にも噛んでもらっておけば英国はますます日英同盟
を深化させることもできそう。対ソ・対米で利害が一致するし。
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ロシア帝国を史実アメリカにおける日本的な立ち位置に立ってもらえばいいと思うよ。
別に大陸日本は資源や食糧でひっ迫してないし、アラスカを開発する労と軍備を
担ってくれる同盟国がいてくれれば日本はアラスカに戦力あまり配備する
必要がないというメリットがある。鉱物資源は適正価格で買い取りしてればいいし。
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>>518
アラスカは色々できるから勿体無いし軍事戦略的にも要衝だからねえ。
ただ、そこを持っていると引き籠りがし難いという問題点があるから精々自治領じゃないかな。
ロシア皇室の末裔に国を作らせるのであればそれこそアムール地方や沿海州、カムチャツカ等に建国させることになると思うよ。
>>522
飽く迄も利権確保で十分。
というか、日本には満州に深入りする理由が皆無。
全て日本で賄えてしまい不必要。
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>>523
ロシア帝国ではなくいっその事大陸日本における自治領化するのも手かもね。
ロシア皇帝の末裔を君主にした大日本帝国の自治領という形を取ればアラスカに関する問題はなくなる。
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アラスカ原住民の事を考えるとロシア化はねぇ
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飽く迄も自治領に留めておくべきだろうね。
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外満州をロシア帝国化で十分ではないですかね
アラスカは戦略上の要地であり資源も豊富ですから手放すには惜しいですし、カムチャツカ半島はベーリング海の海産資源のためにも
確保したいですし
何より欧露を喪失したロシア帝国にはアラスカとカムチャツカは幾ら大陸日本の支援があるとは言え重荷のような
-
引篭もりたいのに厄ネタが増えていっているようなw
-
そうですよね。
アムール地方、ハバロフスク地方、沿海州、ここら辺を中心にロシア帝国を建国させるのが一番安全でしょうね。
欧州ロシアを失ってしまっている以上はアラスカ等の維持は到底不可能ですし日本の利害ともぶつかってしまうのが今までの議論からも明らかですし。
ウラジオストクかハバロフスクを中心にした国家を建国するのを手助けすべきでしょうね。
アラスカやカムチャツカは別途大日本帝国の自治領として日本主体で英国などを巻き込みながら開発すればいい。
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アラスカは持った状態でも引きこもれるのでは?
となりはカナダだし
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>>529
極東ロシアにロシア帝国を建国し、カムチャツカとアラスカは日本の自治領にすれば引き籠れますよ。
それ以上良くを出すと引き籠りに反する行動になりますが。
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>>529
周辺の国が国だからしかたないね。みんな日本に構いたがるんだもん。
で、そのあとで日本に頼ってくるんだもん。撫子ちゃんががんばれば頑張るほど
周りから、人が集まってしまうという。
あれだね、周りから注目されない地味子が実は出来る美人さんだったと知って
周囲から急にアプローチをかけられて迷惑しているという感じかな?
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>>531
日本領内の自治領ということでしょうね。
カナダを介して英国資本も入れながら育てていき、且つ内政に関しては自治政府に任せれば尚更引き籠りやすくなります。
国防・外交・憲法等を握った上で権限を与えていくと意外なほどその枠内での行動を重視する様になって統治が楽なのです。
デンマークが現実でもそうやって成功しています。
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>>533
ただ引き籠ろうとしているのを必死なあまり邪魔したら撫子に寝ぼけ眼で怒りの一撃をくらう可能性も高いw
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外交はイギリスになすりつける
それを可能にする為には全世界に迅速に大戦力を送り込むための基地がいる
ってことかな?
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後は引き籠りをする為の外延部の防壁兼引き籠りを妨害する敵へ撃ちすえる砲台。
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こっちだと中国が眠れる龍で日本が眠りたい虎とか言われてそうだな。
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>>536
面倒くさくても外交は自分でやらないといけませんよ。
外務省の存在価値が問われるよ。
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>>539
飽く迄も日本にとって必要な外交は日本で行い、いうべきところは言いつつ、という感じではないでしょうか。
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外務省って日英同盟以後何かしら仕事してましたっけ?
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本編のように、ニコライ二世の娘を日本の皇族の誰かと結婚させるのかね?
・・・まさか皇族まで10倍に増えてるとか無いよね?(汗
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>>541
ね、ネーデルさんとかガンマンさんとかのお付き合いとか(震え声)
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>>541
ネーデルの支持を得たりトルコと連携したりとかなり活発に策動中。
どてら撫子さんとかを読むと解ります。
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日本の外交は日本がおこなうけど、第三国や同盟国の問題にはあまり口を出さない
感じかな?他国が核を配備したとかになると国連通じて口出しとかするけど、
別に軍国主義になろうが独裁だろうがこっちに迷惑かけなきゃほっとくスタイル
じゃね?
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どてら撫子さんは分かりやすくていいわ。ありがたや、ありがたや。
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>>542
流石に10倍には増えていないさw
その代り宮家が幾つか増えているかも? って話ならされたけどね。
-
一つ疑問が。富士山はどうなっているの?
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高さなんかは変わってないはず。
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少し大きいかそのままのサイズじゃないかな?火山は流石にそう大きくならないし
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富士山やその他火山は高さや規模は変わらず。
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富士樹海はとんでもない規模になってそうだな。
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日本一の山が富士山ではなく、日本の山脈になりそうだな
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日本一は新高山でしょう。
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アラスカじゃね?
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>>548
富士山は史実同様の高さと大きさです。
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>>545
口出し何てする気が無いから勝手にしてください、という対応でしょうねえ。
自分達に迷惑をかけない限り黙殺。
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これより投下いたします。
-
>>486-487の 続きです。
ネタ――大陸日本の日露戦争 その10
13、哈爾浜決戦
【艦隊大遠征】
1904年10月21日、北海洋上のドッガーバンク(浅瀬)において、出航したばかりのロシア第2・第3太平洋艦隊(以後バルチック艦隊と呼称)が操業中の漁船を日本の水雷艇と誤認し砲撃するというドッガーバンク事件が発生。
勇戦する日本への同情論が出始めていた英国の朝野は激昂し、英国海軍はジブラルタル海峡前面においてバルチック艦隊の阻止行動をとることを宣言。
英仏協議によって、スエズ運河の通航の可否について議論が白熱した。
バルチック艦隊は英国の妨害を予期して余分に石炭を積み込んでいたため、針路を南にとりアフリカ沿岸のフランス領へ寄港しつつ太平洋を目指すことになる。
それは、予定されていた翌年2月の哈爾浜決戦に艦隊が間に合わないことを意味していた。
バルチック艦隊のお粗末な顛末もあって欧州諸国に疑念が深まる現状は将兵に一時的にではあるが深刻な士気への影響を与えた。
しかし、副司令官のマカロフ中将は艦内のレクリエーションを積極的に企画し、上陸ができないフランス植民地などの沖合でスポーツ大会や、軍紀すれすれの賭け事まがいの「ゲーム」で士気を良好に保つことに成功していた。
この後、バルチック艦隊はマダガスカル沖で長期にわたってウラジオストク突入の日時を定めるロシア政府からの指令を待つことになるが、フランス側の黙認をもって密かに上陸したり(それがレクリエーションの商品ともなった)、時には実弾演習を行うなどして錬度を維持していた。
よくいわれるように、日本海に突入したときにすでに士気が崩壊していたというのは誤りである。
日本側は、英国の協力によってこれらの情報を把握しつつ、哈爾浜での決戦を急ぐことになる。
【決戦前】
年が明けて1905年1月、いわゆるクリスマス休戦の期間が終了した時点で日露両軍は盛んな索敵行動を開始した。
中には挑発ににた行動もあり、とくに牡丹江市前面ではさかんに騎兵による牽制が続いていた。
クロパトキン大将は日本側の攻撃目標が哈爾浜であると確信していたものの、ロシア陸軍内部では意見が分かれており、ついにウラジオストク方面の20万名を哈爾浜に配備することはできなかった。
だが副司令官のリネウィチ中将の努力もあり、兵の質自体は良好なものを揃えることができている。
とりわけ、欧州から送り込まれてきたドイツ製28センチ榴弾砲は日本軍のそれ同様に大きな成果を上げるはずであった。
また、火砲も改造され迫撃砲的な運用ができるようになっている。
火砲を戦場の神というロシアならではだといえるだろう。
特筆すべきなのは、ロシア全土から集められたとさえいわれる機関銃の数である。
232丁。
それは、旅順要塞に配備されていたものの1.5倍にも達する。
塹壕線を構築できれば、日本軍の突撃を受け流せると彼らは考えていた。
動員されたのは、ドイツ前面に配置されている主力部隊 ポーランド軍団、豊かな穀倉地帯ゆえに30万もの数を誇るウクライナ軍団、ウラル軍団、カザフ軍団、コーカサス軍団、そして、中央軍からバルト軍団とモスクワ軍団。
合計135万名。
広大なロシアの第一線から引き抜けるだけの戦力を引き抜いたようなものであった。
一方の日本側は、第1から第5軍集団まですべてを投入。
後方には、予備第3軍団および予備第4軍団が沿海州方面への陽動を行っており、警備用に予備第5軍団が遼陽に展開。
臨時動員された予備第6軍団と第13方面軍の残存部隊は遼東半島から鴨緑江にかけてゲリラ戦を警戒している。
第1線に150万名、後方にさらに50万が形だけとはいえ動員されていた。
今回の決戦兵力が敗北すれば、日本陸軍は一気に遼東半島まで後退を余儀なくされることだろう。
そして、日本本土に残るのは老齢な後方後備役部隊のみ。
海軍力がほぼ無傷であるのが救いであったが、彼らがいなくなれば日本は両手を上げるか、なりふり構わぬ動員を用いての日本本土決戦を余儀なくされたことだろう。
そして未だ寒さが厳しい2月15日、吹雪の中で日本陸軍は行動を開始する。
-
【決戦】
2月15日、奉天で越冬を終えた満州総軍主力部隊は、兵站部隊に見送られて進軍を開始。
同時に、長春を発した先遣隊は騎兵による掃討戦を実施しつつ北上を開始する。
この動きを見たロシア極東軍は、哈爾浜越冬地を引き払い、構築が図られていた陣地へと移動。
砲兵の配置を開始する。
また、ハバロフスクに配されていた予備部隊をも召集し、「決戦」の準備を開始したのである。
2月26日、日本側第1軍集団先鋒は哈爾浜前面に到達。
同日夜半前には第2・第3軍集団が戦場に到達し、翌日までに第4・第5軍集団も現地に到着した。
凍結した大地のために野戦築城が難しいと予想していたロシア側の期待を裏切り、日本側は蒸気建機を用いて野戦陣地を構築。
後方ではもはやおなじみとなる工鉄兵団による砲兵陣地構築がなされた。
互いの戦力は互角。
2月28日には両軍は正面から対峙し、睨みあいが開始された。
そして――3月1日、日本側による事前射撃により、会戦は開始された。
事前砲撃は、実に12時間も継続。
中に混ぜられた徹甲榴弾や榴弾によってロシア側陣地に甚大な被害が生じる。
「奴らの鉄量は無限か!?」
クロパトキン大将はそう絶句したという。
そして、最後の1時間はこれに大量のロケット弾が続く。
砲煙が晴れた時、ロシア側は絶句した。
そこには、至近距離にまで接近している日本側主力部隊が存在したのである。
日本側は、ロシア側に砲撃を加えるかたわらで陣形を整え、なおかつ接近し突撃するという一つ間違えれば戦線崩壊寸前の行動に出ていたのだ。
陣形は、「矢」。
Δの形でロシア側正面陣地を食い破ろうとする第1軍集団を先頭に、同様の陣形がピラミッドのように一段後方には2つ、その後ろには3つ、さらに後方には小さなものが無数にある。
側面からの攻撃を加えようとしたロシア軍右翼は、上空に舞う飛行船からの無線通報によって目標を変更した重砲群によりアウトレンジされ、あろうことか軍集団の外郭に配置されたロケット砲により行き足を止められた。
騎兵による接近を試みれば、これも機関銃によって薙ぎ払われる。
そして、同日午後3時、ロシア側中央部の前線陣地に日本側第1軍集団が接触した。
ここぞとばかりに機関銃射撃が開始され、砲撃もこのあとに加わる。
だが日本側はおかまいなしに進撃を継続。
ともかくも前へ前へ進もうとする日本側は、突撃に火砲が随伴し直接水平射撃を加えてまで前線陣地を突破していった。
しかし、そこにはロシア側の第2段陣地が待ち構えている。
と、第1軍集団の行き足が止まった。ゆっくりと左右へ分かれつつ先端中央部がつぶれてゆくのを見てクロパトキン大将は衝撃力が失われたと思ったという。
だが、そうではなかった。
第3段で待機していた第4軍集団が第2段の間を抜け、そして第1軍集団の中央部からまるで種から芽が出るかのように出現したのだ。
第1軍集団の損耗部隊はその間に後方で再編成し第3段へ下がった。その間に第4軍集団は元気いっぱいで突入を継続するのである。
3月2日午前3時、第4軍集団はロシア側第2次防衛線を突破、第3次防衛線の半ばまで至る。
3月3日未明、第4軍集団の衝力が鈍る。すると、さらに続いて第2軍集団が出現。
さらなる攻撃を実施した。
この間、第3段後方へ回り込もうとするロシア軍部隊に対し、後方へ下がった第1軍集団部隊が阻止戦闘を継続。
互いに騎兵部隊を出しての殴り合いが継続された。
もちろん、支援砲撃によって部隊が大隊単位で吹き飛ぶのも変わらない。
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人口が5倍という事は史実日本の東京に匹敵する規模を持つ都市が
現代大陸日本の各地に存在しているだろうな。
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「まるでスチームローラーだ!」
クロパトキン大将はそう叫んだという。
3月4日午前6時、第2軍集団に続き、満を持して第3軍集団が前線に到達。
先鋒を勇猛極まりない第6軍(熊本)と第7軍(札幌)としたこの攻撃は、開始と同時に先鋒からわずか300メートルの距離に35式列車砲8門が一斉集中射撃が行われたこともあってロシア側の士気をへし折った。
「奴らは死ぬのが怖くないのか!?」
副司令官であるリネウィチ中将が叫んだのとほぼ同じころ、中央部を支えるため臨時に投入されていたカザフ軍団が士気崩壊。
半分敵前逃亡となるような避退機動をとった。
これをみてとった満州総軍司令部は全軍一斉前進を下命。
それまで両翼への阻止戦闘を行っていた後方第3段部隊(第4軍集団および第2軍集団)も一斉にこの脆弱点に殺到した。
再び起きた一斉射撃の後、ロシア軍が見たのは、中央部に大穴を穿たれ、まるで串刺しのようになった味方部隊の姿だった。
そして気が付けば、奇妙に動きが鈍重であった日本側騎兵、「秋山騎兵軍団」は大軍の中央を通る幅200メートルあまりの進撃路を通じてロシア軍の後方へ進出。
それに続いて予備部隊となっていた「第1予備軍団」、通称「梅沢軍団」が予備役兵とは思えぬ速度で喚声を上げながらこのルートを突撃した。
ロシア側による阻止砲撃にもかかわらずこの進撃は成功。
南側から地図を見れば、まるで噴水の水が左右に分かれて空気を包み込み落ちていくかのように満州総軍はロシア軍の中央を分断突破し、後方に展開していた。
ロシア側は、日本側の突破に対し防衛線等を行おうとするも、日本側の第2陣は中央突破する日本側第1および第5軍集団をもって急速に左右に両翼を伸ばし、その先端を後方の第2・第3・第4軍集団とつなげようとしていた。
包囲網が完成しようとしていたのだ。
この段階に入り、ロシア側は自分たちがこの場を動く以外では組織的にどちらかへ向けて衝力を発することができなくなっていることに気が付いた。
彼らは、中央突破を阻止しようと中央部に部隊を割きすぎていたのである。
そして、前方の部隊を突破しても、この5日間砲撃を続ける日本側の悪魔のような重砲群を排除するまでにどれだけが失われるかわからない。
クロパトキン大将とリネウィチ中将は最後の予備部隊であった近衛第2師団を投入し脱出路を構築しようとするも、日本側の砲撃と、第4軍集団による効果的な阻止戦闘、そして働き者でありすぎる秋山騎兵軍団による襲撃もあって限定的な効果しか発揮できない。
さらには、無線電信ではなく有線電信しか用いることができなくなっていたロシア側の指揮命令系統はこのときマヒをはじめており、迅速な行動は不可能となっていた。
この時点でロシア極東軍首脳部は一部の部隊を率いて夜陰に紛れた脱出を成功させるのがせいぜいであった。
3月5日午前4時12分、日本側による「哈爾浜大包囲網」は完成。
その内部にめがけて大量の重砲弾と機関銃弾が投射されはじめた。
誤射を警戒して精密観測が行われていた射撃は直接射撃に移行。瞬く間に逆ハの字型となっていたロシア軍部隊は数を撃ち減らされてゆく。
3月5日午後1時、包囲網内部に取り残されていたウクライナ軍団指揮官セミョーノフ中将の負傷と指揮能力喪失に伴い、ウクライナ軍団は降伏。
これに続いてポーランド軍団、カザフ軍団が午後3時には降伏し、残った部隊も5時までには次々に降伏した。
事後承諾になったものの、副司令官リネウィチ中将を脱出させたクロパトキン大将も遅滞戦闘を断念しこれを追認。
哈爾浜郊外で予備第2軍団から発せられた独立捜索騎兵連隊に捕捉され捕虜となった。
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3月6日を待たず、日本陸軍満州総軍は、ロシア極東軍135万のうち18万2000名を戦死または行方不明に、34万を負傷後戦闘不能に、69万8000名を包囲下で降伏させた。
残る約13万名は、逃亡または脱出に成功している。
3月7日、降伏したロシア将兵を武装解除するべく後方の予備第3軍団を呼び寄せ、第4・第5軍集団を残置させた満州総軍は、第3軍集団を先頭にして哈爾浜に向け北上。
以後、周辺で散発的な戦闘はあったものの、3月10日にはロシアの満州最大の拠点である哈爾浜市に入城した。
日本側の犠牲者数は、死者4万8000名、負傷者12万4000名。
比較的軽いとはいえるが、これでも大被害であることに変わりはない。
しかし、この大勝利によって半径3000キロ以内にこの大軍勢を阻止できる存在はもはやなくなった。
唯一ウラジオストクに立てこもる残存部隊という懸念はあったものの、ロシア側はこれをハバロフスクやシベリア鉄道沿線に分散配置せざるを得ず、もはや日本軍の満州における優位は絶対的なものになっていたのである。
はるか遠いバイカル湖沿岸のチタ方面には辛うじてロシア軍30万あまりが集結しつつあったが、ロシア国内において大規模暴動が発生しつつある状況下において、これらが投入できるかどうかは未知数であった。
――日本陸軍は、この時点で戦争に勝利しつつある。
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【あとがき】――というわけで、投下いたしました。
一気に哈爾浜会戦まで進みました。参考は、ソンムの戦いとマルヌ会戦です。
ようやく終わりが見えてきました。
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乙でした
そろそろ捕虜が100万人の大台に突入しそうな気がするのですが
食い扶持は大陸日本ならどうとでもなるでしょうが、捕虜収容所が足りなくなる恐れが
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舌を肥えさせてから返すんだろうなw
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ひゅうが氏乙です。
捕虜にいろいろ作らせて、その賃金は露西亜帝国に払って貰えば良いさゲス顔。
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乙。
ウクライナ、カザフ、ポーランド、とまあ将来の種まきの対象に欠かない状況になって来ましたなあw
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乙。捕虜の食い扶持で悩む本土ですね。最悪の場合は武装解除後にロシア側に
放り出すか自分らで稼がせるか・・・。
観戦武官らは口あんぐりですね。少なくとも自軍の兵に強いることが出来ない戦法。
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たぶん収容所を作るのがまず彼らの仕事になるでしょうね。
あと>>562は「列車砲8門の集中攻撃が」が正解です。
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>>ひゅうが様乙です!
決戦でなんて動きをしてるんだ日本軍w
そして怒涛の連続投稿!! 本当お疲れ様です。
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ひゅうがさん乙です。
スゲェ投稿速度だ………
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ひゅうがさん、前回やらかしたのに今回も不注意でSSを投下中に割り込みしてしまいました。
重ね重ねご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。
今後、同じような事が繰り返されないように気を付けます。(土下座)
そして、ひゅうがさん乙です。
決戦にふさわしい規模の激突です。
第一線級のロシア軍が事実上壊滅し、後はバルチック艦隊を壊滅させるだけですね。
連合艦隊が史実同様の完璧な勝利を得られるのか期待して待っています。
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ものすごく遅れましたがひゅうが氏乙。
そろそろ外野の動きも気になりますね。
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ありがとうございます。
種を明かしてしまえば、これ、冷戦時のソ連軍の戦法(縦深戦法)です。
…さて、いよいよ今日の「その時」がやってきます――
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ロシアは大変だな。兵力もそうだが機銃や野砲とか火器が失われてるから
防衛するにも・・・・。皇帝も流石にこの事態に講和を真剣に考え始めないといけない。
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その時? 一体なにが始まるんです?
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と思ったら書き込んだ後からまた投下されてる!?
ひゅうが氏乙。
なんという大会戦、今後の日本海が楽しみです。
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ひゅうが氏、投下乙であります
だが、あえて言わせてもらいますが、本当に養生してください(汗
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さすがのひゅうがさん。お疲れです。
私のほうも早く片付けないといけませんね(苦笑
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日本海海戦が、更に列強を勘違いさせるものになってしまいそうですねえ(汗
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今週のその時歴史が動いたは、日本海海戦です。
世界最強とうたわれたバルチック艦隊を迎えうつは連合艦隊を率いるは東郷平八郎大将新興老帝国の大日本帝国がどのようにして列強に上り詰めたのかを語ります。
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今さらながら乙です、
というか何もかもがケタが可笑しい(汗)
大陸日本がチートだけどそれに対抗できるロシアぱねぇ。
いや、もっとチートなのはこの更新速度を保つひゅうが氏自身かww
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捕虜収容所では、今まで食べたことの無い量のカーシャ(粥)とシチー(キャベツのスープ)が出されるかも、大陸日本の国力を見せ付ける意味で
カーシャの材料の蕎麦は日本でも普通に栽培されてますからね
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日露戦争の時期に2chがあったらニコライ二世が「余の名はニコライ二世です。どうすれば大日本帝国に勝利できますか。」と教えを乞いにスレを立ててもおかしくないレベルだな。
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>>584
こんなうまいカーシャはカーシャじゃない! と泣き崩れる人が多発の予感。
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>>ニコライ二世
宣戦布告同時無条件降伏
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包囲中の日本軍はカチューシャの唄を歌いながら、包囲殲滅したんやろか?
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炊事兵「(もっと美味しいピロシキやベリメニを)お見舞いするぞぉ」
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余の名はニコライ二世です。どうすれば大日本帝国に勝利できますか
1 :ニコライ二世:0079/09/30 18:31:17
ニコライ二世の悩みについて語るスレです。
デマや貶し合い、煽り合いはNG! みんなで仲良く使いましょう。
2 :世界の名無しさん:2079/09/30 19:46:10
スレ立て乙
3 :世界の名無しさん:0079/10/31(木) 21:29:14
スレ建て乙です。
ぶっちゃけ無理過ぎるからさっさと講和しちゃいなよ
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>>ニコライ二世
真面目な話極東総監をもっとましなのを任命しとけば良かった。
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結論を先にいうとそうなるんだよね。
後世では大陸日本の国力が判明しているからロシア帝国は無能だったとか言われたりするんだろうねえ。
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そもそも始めようとして始めた戦争なわけじゃないのにね…
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皇帝は戦争反対派だったのにねぇ…
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腹いっぱい食って泣いてる捕虜を見て
敵に情けをかけられた屈辱で泣いていると勘違いする報道があるはず
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しょうがないよ管理責任と任命責任はニコライ二世にあるんだからつけを払うことなるのはいつだって国民だけどね。
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ああ、赤くなった祖国で、明日から中央シベリアに行くことになったり、あるいはいつの間にかいないことになったり?>国民の義務の変化
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無能な軍部と言われるのですね!
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>>595 ロシアに帰るときに故郷へ帰れるので泣く奴ともう腹いっぱい食えないので
泣く奴と2分されてるな・・・・。
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>>598
「本当に無能だったら、あんなに動員する必要がなかったよ?」と日本人に言われてしまうと。
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・・・スレ立てたの昨日だよね。
なんだこのスレの消費量。
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勢いが乗っている時はこんなもんですよw
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それじゃ私もそろそろ続きを‥‥
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ドイツではヴィルヘルムが小躍りしてそうだな。ロシアに武器売れるし戦力は極東行き
&逝きでロシアの失墜=フランス投資の失敗だし。
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捕虜収容所では無学なロシア軍兵士のために教育学校を開設して読み書きそろばんを教えているだろうな。
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ニコライ二世・クロパトキン・アレクセーエフ「世の中はこんな筈じゃなかった事ばかりだよ。」
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炊事兵「これで終わったと思うなよぉ、まだ魚のコトレータ(カツレツ)と米のコトレータ(ライスコロッケ風)が残ってるぞぉぉぉ」
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>>604
ヴィリーが空気を読まずにハッスルした結果は常にろくなことになりゃしないので、その付けは早々に払うことになるかと…
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この世界ではロシア捕虜も板東収容所のような心あたたまるドラマが生まれるんだろうかw
そこからロシアとの友好につながったりして
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>>605
収容所警備員「なんで自分の班の人数も数えられねえんだ!こうなったら教育してやる!」
(その後)
ロシア軍「あ、ありのままに今起こったことを話すぜ!貧農出身の兵隊が日本の捕虜収容所から帰ってきたら読み書き計算が出来るようになっており、読書が趣味になっていた…何が起こったのか分からねry」
ポルナレフが過労死しちゃうよ!!
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ロシア軍捕虜…ウクライナ、カザフ、ポーランドと戦後政策に対するフラグでしょうかね
捕虜の中にフィンランド人居たりするのでしょうかね
捕虜解放まで教育と民族教育で独立運動を煽ると
対外的には捕虜の待遇を良くしただけという言い訳で
民族教育も各文化を教えればいいですし
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炊事兵「アレで最後だと思ったか、まだだぞぉ。最後はバターとジャムがタップリ乗ったブリヌイ(ロシア風パンケーキ)だぁ。さあ、食えぇ」
ロシア軍捕虜「止めて! もう私達のお腹はいっぱいよ!?」
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火傷顔「冷えたブリヌイなら銃殺ものだぞヤポンスキー」
満州あたりでひそかにフィンランド兵と連絡とりあっているかもな。
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投下します。
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日露友好のためにロシアに帰ってもお手軽にできるような日本文化とかを教えているんでしょうね。
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なんだと!!
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>>559-564 の続きです。
ネタ―――大陸日本の日露戦争 その11
14、終結への道―ハバロフスク攻略、そして―
3月16日、マダガスカル沖に待機していたバルチック艦隊は、本国から出動しようとしていた第4太平洋艦隊が英国側の妨害以前にサボタージュによって反乱騒ぎが起こったという理由で合流できないことを知る。
同時に、ロシア帝国海軍はバルチック艦隊を急ぎウラジオストクへ廻航することを決定。
同時に、チタ方面に待機していた残存部隊、通称ボルガ軍団をもって全力をもってシベリア鉄道の維持とウラジオストクへの物資搬入を行うことを決定した。
日本側の警戒網を強行突破し、ウラジオ艦隊をもって180万近い大軍を投入していた日本側の補給線を寸断するためである。
このとき、ロシア本土では、首都ペテルブルグでもパンを求めたデモ行進の中で社会革命党によるテロが発生。
皇帝側による発砲という声が上がり宮殿へ人々が殺到する中で鎮圧のために警備部隊が発砲を余儀なくされた「血の日曜日事件」が発生。
日本よりも、戦争に乗じて利益を得ようとする人々――ことにフランス資本などにより富をなした人々や、社会革命党などのテロ集団――への怒りが高まりつつあった。
もともと戦争には批判的であったニコライ2世もアメリカの仲介での講和模索を積極的に支持するが、それでもなお戦争は継続すべきという軍首脳や政府財界の意見は一致していた。
しかし自らの意思を示すべくニコライ2世は自らペテルブルグ総主教のもとに出向き、戦争によって失われたロシア・日本双方の勇敢な将兵たちのために祈りをささげたという。
なお、この時の行動が、のちのロシア革命において皇帝一家への一定の同情と支持をつなぎとめる結果となる。
3月中に、満州のほぼ全土は無人の野をゆくがごとく日本軍の勢力下へ入ってゆく。
そして4月18日、哈爾浜会戦の傷を癒した日本陸軍第2軍集団と第4軍集団は、ついにアムール河を渡河。
わずか2万ほどの守備隊が駐留するハバロフスクへと殺到した。
牡丹江周辺で警戒を強めていたウラジオストク防衛軍は、これを受けて撤収を開始。
ウラジオストク前面に防衛陣地の構築を開始する。
ハバロフスクは、4月20日、独断で無防備都市宣言を発した。
守備隊は前面で防衛線を構築するも、わずか2日間で物資も兵士も足りないハバロフスク守備隊は壊滅。
4月25日、日本軍は無防備都市宣言を発したハバロフスクを占領。
ここにシベリア鉄度は寸断された。
ウラジオストクでは市民を動員して防衛戦の準備が整いつつあったものの、それでも根こそぎ動員して20万あまり。
日本側の5分の1ほどである。
襲い掛かられると勝利ができるかどうかは自明である。
ロシア側はハバロフスク奪還をめざし、チタから極東に残る最後の陸上兵力となるボルガ軍団を急派することを決定。
マラッカ海峡を通過したバルチック艦隊とあわせて攻撃を行う用意を急ピッチで開始した。
4月24日、英国側の妨害によってだいぶ遅れてバルチック艦隊はカムラン湾に入港。
しかし、戦後を見越したフランス側首脳陣の中でバルチック艦隊をどう扱うべきか意見が対立。
結局、5月6日に出港するまで簡単な整備しか行うことができなくなっていた。
この時点でバルチック艦隊の速度は大幅に低下していたものの、それでも10ノット台を維持していた。
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今や、全世界の目はバルチック艦隊に集中していた。
この艦隊がウラジオストクに到達すれば、ロシア側の勝利の可能性はある。
悪くとも引き分けで戦争を終えることができるだろう。
日本海軍は、旅順湾口で機雷に接触して失われた戦艦1隻をアルゼンチンから購入した装甲巡洋艦2隻と新たに就役したばかりの戦艦1隻で埋め、戦艦12 装甲巡洋艦14 巡洋艦24に達している。
一方のバルチック艦隊は戦艦15 海防戦艦5 装甲巡洋艦5 巡洋艦7 ほか52隻を数えていた。
主力となる戦艦の数は互角。しかし日本側はウラジオ艦隊への対抗上巡洋艦のうち6隻ほどを警戒に回し、周辺海域にさらに10隻ほどを分散することになっていた。
双方の戦力は、完全に互角であった。
こうなると、バルチック艦隊がいかなる航路を通ってウラジオストクに向かうのかが問題となる。
対馬海峡か、津軽海峡か、宗谷海峡か。
もっとも通りやすいのは対馬海峡であろう。だが、焦りを深めるロシア側が日本本土沿岸への通商破壊と艦砲射撃を行い勝利宣言を行う可能性もある。
ならば、どこを通るのか?
5月10日、東郷平八郎司令長官は、海図の一点に指をさした。
同日、南シナ海を航行中の日本郵船所属の貨客船「ようめい丸」が北上するバルチック艦隊を確認した。
5月15日、香港からフランス船籍の石炭輸送船が出港。
その搭載量は日英の諜報機関と、フランス側の半ばオープンな姿勢によって即座に日本側に伝えられることになる。
5月20日、台湾海峡(バシー海峡)にバルチック艦隊出現。
フィリピンの住民たちは涙した。
「もはや、日本に勝利はできまい。いくら強力な大軍を持っていたとしても、あの大艦隊に勝とうなど――」
5月23日、石垣島の漁民たちが水平線上におびただしい数の黒煙を発見。
これをバルチック艦隊と判断し、宮古島まで配備されたばかりの動力付き漁船で急行しこれを東京に通報した。
そして―――5月26日深夜、海軍特設監視船「信濃丸」より緊急電が発せられた。
「発:特設監視船第8812号『信濃丸』
宛:連合艦隊(GF)司令部
本文: 203地点ニ敵艦隊見ユ。敵ハ、東水道ニ向カフモノノ如シ。 」
-
【あとがき】――というわけで投下しました。
ちょっと風呂でまったりしてきます。
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乙。いよいよ海軍の見せ場!
ニコライの祈りは神に届くか否か?
-
乙です。
ついに歴史に残るその時が来ましたな。
勝利の女神は日露どちらに微笑むのだろうか。
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乙でございます。そして日露戦争は伝説へ…
これらをみた観戦武官達の本国での扱われかたが逆に怖い。
-
乙です。
日露戦争後亜細亜各地では独立運動が激化して、詳細がしれた途端にあれコイツら本当に同じ亜細亜人かという疑問と共に鎮火しそうです。
-
よくよく見るとフィリピン住民がよけいなフラグを立ててる
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ひゅうが氏投下乙です。
おお、あの久松五勇士が!
史実では移動手段が木造の小舟しかなく、決死の報告もわずか一時間の差で信濃丸に先を越され、歴史から忘れられた悲運の男たちですね。
彼らの苦労が報われて本当によかった(感涙
しかしこの怒濤の投下である。
そんなペースで大丈夫か?(不安
-
史実を知っていただろうし、石垣島にも無線基地を置かなかったのかな?
というか、ひゅうがさんを始め皆さん頑張りすぎ。(汗)
少し忙しい今、とても読む量が追い付かない。
-
ヴィルヘルム2世の黄禍論がさらに激烈なものになって、日英同盟堅守を国是としなければならなくなったイギリスとの関係にも響きそうな‥
-
ひゅうが氏乙です。
極東ロシア軍は完全に消滅ですか。これ・・・第一次大戦で、ロシアは
碌に動けずに、ドイツ軍は冗談抜きにシュリーフェンプランそのままで
やらかすかも。
では返礼としてアメリカ赤化の続き。日本海軍の動向もちょっと出るよ。
日本によるガワール油田、ブルガン油田の二つの大油田の開発の報は
アメリカ石油業界を文字通り崩壊に追い込んだ。
これまで世界の石油産出量は、約半分近くがアメリカ国内で産出されており、
そうであるが故に、石油ゲームにおいてアメリカは主導権を握ることが出来た。
報告が駆けめぐるが早いか世界の石油価格は大暴落し、世界中に石油を輸出
していたアメリカは大損害を受け、アメリカ・ニューヨークの石油関連株は大暴落し、
シカゴの先物市場は大混乱に陥った。
当然のことながら、事態は石油産業だけでなく、石油製油、石油加工品などの
関連株も軒並み下落し、まさに大恐慌再びという事態に陥ることになった。
これだけでもアメリカ経済にとっては大損害であったのだが、止めを刺したのが
ノルマンディー上陸作戦に成功した直後に、日本政府から出された「近衛声明」であった。
この声明で、近衛は、大戦後の欧州復興計画に全面的に協力することを約束し、その為の資金を
(精査は必要であるが)惜しむことはないと明言をしている。
この時点で、日本は既に戦争の帰趨ではなく、戦後について考えているという点で興味深い所ではあるが、
この声明に対し、亡命オランダ政府やベルギー政府などはもとより、自由フランス政府も全面的に賛同を示した
のはアメリカにとって大きな打撃であった。
これまでフランス市場を獲得するために多大な投資をしてきたのに、自由フランス政府は
あっさりとそれを反故にしたのである。これは米国経済の壊滅を理解したことや、これまで独自の発言力を得る為に
アメリカにすり寄っていたド・ゴールが戦争指導のまずさから日英政府に見限られ、完全に失脚をしてしまったことも
大きかった。
ここにアメリカ政府は欧州市場から完膚なきまでに叩き出されることを宣告された。
もう一つの有望市場であったロシアも、このアメリカの体たらくに見切りをつけ、
東欧諸国との枢軸体制確立に外交的努力を重ねるようになり、冷酷に捨てられることになった。
アメリカにとってのフロンティアは永遠に失われたのである。
無論、この事態を受け入れるほど、ロングは往生際は良くなかった。
彼は再建中の太平洋艦隊全力を以て日本を叩きのめすことを海軍に指示した。
確かに日本には、紀伊型2隻と長門型4隻の6隻が後詰として控えているものの、
恐怖の的である空母機動艦隊はほぼ全艦が欧州海域であり、今ならがら空きと言っていい
本土を叩けると主張したのである。
海軍上層部は、錬度不十分のモンタナ級とアイオワ級2隻づつで攻めても、相打ちが精々で、
欧州から大挙押し寄せた空母機動艦隊によって東海岸が叩きのめされるだけだと、
全力で説得したのだが、狂気に彩られたロングが受け入れるはずもなく、首脳部を更迭してまで
強引な対日戦(限定戦)を行おうとしたのだが、彼の対日侵攻計画は幻に終わることになる。
1944年8月6日。日本の領土であるマーシャル諸島において、初の核実験が行われ
全世界にその成功が配信されたのであった。
-
本日はこれまで。
軍事的にも経済的にもアメリカは完全に詰みました。
ただ・・・現時点において大統領を罷免することはできませんので、
大統領を更迭しようとする派は、後4年は待たないといけません。
そしてロングはその4年の時を待たせてやる程お人よしではありません。
アメリカ赤化が始まります。
-
ひゅうが氏乙。
さあ、いよいよやってまいりました日本海海戦。
一心にウラジオストクを目指すバルチック艦隊と、それを迎え撃つ連合艦隊。
決戦の時が近づいていますなぁ。
-
では続いて、なごみ系を目指しているような気がするドテラ撫子さんでわかる?シリーズもいきますね。
-
ドテラ撫子さんでわかる?戦間期〜日露戦争 戦争編(3)
ドテラ撫子さん「えー、こたつ会議を始めますね。今日は熊鍋ですよ」
ネーデルさん「ちなみに今回の鍋奉行兼取り分け係は僕だよ!」
ジョンブルさん「(これは日本風のジビエシチューとでもいうものか?)うむ。おっ、これは美味だな。熊など野蛮かと思ったが、なかなか…」
ドテラ撫子さん「熊肉は臭みが強いといわれがちですが、素材を適切に処置して、さらに味付けを工夫すればこのとおり」
ジョンブルさん「(はふはふ)それは我が国の労働者階級にいってやりたい言葉だが。(これは、将来のロシアの扱いに対する暗喩か?ふむ…)」
ネーデルさん「あー…うん。まああれを変えるのは難しいと思う…(もぐもぐ)」
ドテラ撫子さん「肉ならたぁっぷりありますから、遠慮なさらないで下さいねー(熊を食べて熊退治の験担ぎですよ!)」
しろくまくん「はっ!…い、嫌な夢を見たクマ。食われる夢なんてとんでもないクマ…大規模ストライキも起こったし、戦争だけでなく下層民対策でも気が休まらんクマ……」
(しろくまくんに久々の幸せが!幸運にも血の日曜日事件不成立ですよ!まあ国内の不穏情勢は高まってますけどね!)
ドテラ撫子さん「さて、会議を再開しましょうか」
ネーデルさん「んー(締めはおじやにするか、それともうどんか…悩むよ)」
ジョンブルさん「そうだな。私が気になっているのは、君が、最終的にどのようにこの戦争を終えたいのか、ということだ。(それが我が世界戦略に反するものであれば……ええと、どうしよう?)」
ドテラ撫子さん「んー…周辺勢力との間に、緩衝地帯を作ること、ですね。安全のために。(引きこもりたいのです)」
ジョンブルさん「そのために、満州を、かね。我が至宝たるインドのように?」
ドテラ撫子さん「いえ。私が欲しいのは、緩衝地帯であって、利権ではないのですよ」
ジョンブルさん「ふうむ?それはいささか奇妙に聞こえるね」
ドテラ撫子さん「満州は、天然の要害と距離に守られたインド亜大陸とは異なりますから」
ネーデルさん「西にシベリア鉄道を持つロシアあり。南にやたらと乱れる清国あり、だね?(うーん…ここはうどんか?でも初心者もいるし…)」
ドテラ撫子さん「はい。満州を取ってしまえば、利権の多い満州を守るために苦労しないといけません。それは緩衝地帯というにはほど遠い。(そして引きこもりからもほど遠いのです)」
ジョンブルさん「なるほど。ではどのような終幕を考えているのかね?」
ドテラ撫子さん「それはですね……」
ネーデルさん「よし、おじやにしよう!熊肉の濃い味わいが溶け込んだスープを粥にするんだよ。半熟に蕩けた玉子と散らしたネギがたまらないんだ!」
ジョンブルさん「む、むむ!そういうのもあるのか!それを聞いたら黙っておれんな!」
ドテラ撫子さん「えーと、まずは、食べてからにしますか」
-
ドテラ撫子さん「はぁ、美味しかった。さて、仕事にかかりますか」
ドテラ撫子さん「対露戦略は第二段階に入りました。第二段階の目的は、南満州の制圧。そのためには来寇するロシア艦隊を撃滅し、本土周辺の制海権を維持する必要がありま」
軍令部「情報によると、バルト海艦隊より分派されたる二個艦隊、第二太平洋艦隊と第三太平洋艦隊が、地中海航路とアフリカ周り航路に別れて東進中とのことです」
ドテラ撫子さん「黒海艦隊は動かせず、ですか。オスマン帝国もイギリスも予想以上にいい仕事をしてくれたようです。ふふ…」
小人さん(この周到さをどうして引きこもり以外のことに使えないのか…)
軍令部「この第二第三太平洋艦隊がウラジオストクに入港して戦闘力を回復し、その上で組織的に通商破壊を行った場合、我が方に経済的にも政治的にも大打撃を与えることが可能です」
小人さん(旅順攻防と樺太・シベリア東海岸制圧戦などの影響から、ウラジオストク軍港の海上防備はかなり堅くなってるようだ。洋上から軍港を直接攻撃するのは困難か)
ドテラ撫子さん「つまり、この第二第三太平洋艦隊がウラジオストクに入港する前に、洋上で撃滅するべきであるということですね」
小人さん(第二第三太平洋艦隊…これはいまいち呼びにくいッ!この小人さんが名付け親になってやるッ!そうだな…バルト海から来たという意味の『バルチック艦隊』というのはどうかな!)
ドテラ撫子さん「いいですね。そのロシア艦隊はまとめてバルチック艦隊と呼びましょう。海軍としてはどのように?」
小人さん(ナチュラルに受け止められた!?)
軍令部「海軍としては、聯合艦隊はバルチック艦隊迎撃を想定した訓練を重ねるとともに、新設分の特設哨戒艦艇および仮装艦艇を南方航路に展開し、バルチック艦隊の来寇を警戒します」
ドテラ撫子さん「具体的には?」
軍令部「南西諸島〜台湾〜海南島の航路およびその周辺、小笠原諸島〜マリアナ諸島の航路とその周辺の哨戒。またフランス植民地の港湾の監視も進めます」
ドテラ撫子さん「ふむ。バルチック艦隊はイギリスおよびオランダ植民地への入港は拒否されていますし、アメリカは中立を堅持する模様ですから、ほぼ間違いなくフランス植民地に寄港しますからね」
軍令部「なお、仮装艦艇については海南島には近寄らせません。フランスとの現地戦力相互通告義務対策ですな。フランス経由でロシアにこちらの動向が知られるのはよろしくありません」
ドテラ撫子さん「よろしい。次は本題である陸軍側です」
参謀本部「はい。陸軍は、満州に展開する四個方面軍をもって満州総軍を編制済み。作戦指揮権を総軍司令部に委譲しております」
ドテラ撫子さん「大本営陸軍部(参謀本部)の所轄は、あちらへの増援の編制と、兵站管理および輸送計画が主になっていますね」
参謀本部「はい。おかげで『これじゃ参謀本部じゃなくて兵站本部だ』といわれる始末です」
ドテラ撫子さん「まぁ、腹が減っては戦は出来ませんからね」
小人さん(なんとなくいいにおいを漂わせてると説得力があるね)
ドテラ撫子さん「……(お土産がなかったのが悪かったかな?)」
参謀本部「さて、満州総軍は奉天南方に於いて防衛線を構築し、ロシア軍とのにらみ合い状態にあります。ロシア軍は我が火力を警戒している模様です」
小人さん(榴弾を大量使用したことで、向こうの負傷者が多いのもあるか。砲弾病も起きているようだ…パンドラの箱を開いてしまったか?これに対する次の戦備も練らないと。仕事が減らないよー!)
ドテラ撫子さん「ああなるほど、イギリスからの情報によると、シベリア鉄道も大忙しのようですし、何か起きそうですね」
参謀本部「はい。ロシア側の兵站能力については、単線であるシベリア鉄道を事実上の一方通行状態にする事を想定して見積もっております。それからすると、ロシア軍が大規模な行動に出る可能性があります」
小人さん(我々だって出来ることは、彼らにも出来る、ということで考慮するようになってた…)
参謀本部「また列車砲の存在が敵側にも響いたのか、ロシア軍の蠢動も、鉄道から離れた地域に重点を置くような嫌いがあるようです」
ドテラ撫子さん「兵站線と一体になりつつ機動的に使える大口径砲であるため、その実態以上に敵への重圧になるわけですか…」
参謀本部「はい。そのため、特別工鉄兵団の一部を投入し、大車輪で陣地を構築中であります」
ドテラ撫子さん「特別工鉄兵団の増強も著しいですね。このまま常設にしちゃおうかしら?公共事業にも使えるかもしれませんし」
小人さん(なにそのアメリカ陸軍工兵司令部…)
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秋山支隊「支隊といいつつちょっとした軍規模なんだが…しかし蒸気機械力というのは侮れんな」
特別工鉄兵団「掘るよー掘るよーざっくり掘るよーがりがり掘るよー掘って作るのが僕らのお仕事さー」
近衛後備師団「ありがてえありがてえ」
第八軍「助からの。凍った地面ば掘らのはうだで」
小人さん(念のためのオールスター陣営!でもなんで津軽弁?)
露騎兵支隊「日本軍の火力を支える兵站は鉄道頼りと聞く。ならばこれを脅かすことで、戦争の流れを掣肘できるはずだ!」
第二鉄道連隊「こんなこともあろうかと、馬賊対策として武装装甲列車を配備しておいて良かったわい!」
露騎兵支隊「むう!あれは一体…敵の兵站列車か?」
第二鉄道連隊「ドンキホーテさん、いらっしゃい!そしてさようなら、だ!」
露騎兵支隊「ぐぬぬ……兵站線防衛まであれほどの兵力を用意しているとは!だが偵察は果たせた!」
露第二軍「(ひょっこり)このへんが日本軍の一番の弱点だそうだが…なにこれ?」
秋山支隊「(きらーん☆)ちょっと運動戦につきあってもらおうか!」
第八軍「正面は任せてぐれ。塹壕サ使ったきや負痒いね」
近衛後備師団「よーしこっちゃこいこっちゃこい」
露第二軍「ゲェー!日本軍!?」
(黒溝台会戦)
ドテラ撫子さん「これまたひどい」
小人さん(場所的に弱点なのは間違いないけどね…だからこそ補強するのさ。後知恵万歳!)
おまけネタ
SHIMAZU「円匙はよかなあ!殴ってよか、突いてよか、首を落としてよか!」
小人さん(円匙って首を落とせるもんだったっけ…?)
チョゴリアン「ウ〜リ〜は中立〜誰にも〜縛られないニダ〜」
小人さん(なんか風系のロボットが怒って地底世界から飛んできて迷子になって地球を何周もしそうなフレーズが!?)
須東九朗「迫撃砲弾が一発撃たれる度に1円もらってたら、今ごろ大金持ちだぜ!」
小人さん(それは史実でのストークス氏の逸話と、とある映画を知らないとわからないネタだね)
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以上です。Wiki転載OKです。
まあいつもながら戦闘がダイジェスト化していてドテラ撫子さんのあれこれが中心。
いや掛け合いが基本のドテラ撫子さんシリーズはこれで良いのだ!きっと!
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yukikaze氏乙。
……これは詰みましたね、アメリカ。
晴れて世界から孤立して、核が落ちるのはどこになるやら。
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>>629乙です
チョビ髭「超大国それは、月刊空母を建艦週刊護衛空母を建艦する傍ら年産10万機の航空機を製造する国である。超大国それは海軍国でありながら年産2万両を超す戦車を製造するファンタジー国家である。超大国それは地球の裏側に100万の兵を動員して兵站を維持する異常な国家である。超大国それは通常兵器を生産する傍らで原子爆弾を開発する魔法国家である。そんな国が我がドイツ第三帝国の敵にまわりました。orz」
ナチ高官A「降伏しましょう勝てるわけがありません。」
ナチ高官B「だから止めとけと言ったじゃないですか。」
チョビ髭「あの国は引きこもっていると、思っていたんだ。そもそもライミーを降伏させる事が出来なかった貴様らの責任だ。チキショ〜メェ」
ナチ高官C「作戦に口出しした総統が悪いんじゃ」
チョビ髭「あのときはそれで勝てると思ったんだ。そもそも第一次大戦でボロクソになった祖国を復興させるには戦争しかなかったんだよ、どっかの国は賠償金をふんだくったあげく工業地帯を占領しようとするし、極東の強欲女は世界恐慌のどさくさ紛れに技術と工業機械を持っていくし。」
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そしてわかる?の人乙。
とりあえずネーデルさんは落ち着け。
そしてやっぱり、SHIMADUはSHIMADUww
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>>628-629
yukikazeさん、乙です。
実行されればワシントンやニューヨークなどの東海岸が連合艦隊と戦略爆撃機によって壊滅する情景がみられたのに惜しいですね。
そしてロングの往生際の悪さがアメリカ赤化の道を開くか・・・。
>>632-634
わかる?の人さん乙です。
相変わらずキャラクター立ちの掛け合いが面白いです。
しろくまくんの心休まる時は果たして来るのだろうか。(笑)
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わかる?の人乙です
円匙って首が落とせるほど鋭い刃付けられたっけw
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乙です。最近日本大陸スレが活発になってきて本当に嬉しい限りです。
共産アメリカは……もうどうしようもないですねえ。おとなしく日本と共存してれば豊かな国家になれたのに……
そしてSHIMADUさん、あなた欧州大戦の塹壕戦でも恐ろしく猛威を振るいそうですね……
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>>640
雪歩「穴掘って使い込まれたスコップは先端が研がれていい具合になりますぅ」
「熊怖いです!」ズバッザクゥ
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日露戦争で伝説が終わったと皆思ってるだろうけど
オランダだけがたった今始まったばかりだと気づきそう
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yukikaze様 わかる?の人様乙です!
アメリカは赤ルート一直線ですね…
ネーデルさん…締めはうどん、雑炊どっちも美味しいよね!
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スコップといえば現実の中国軍のスコップが凄いらしい
ノコギリのように枝を切ってよし、ロープを付けてフックにしてよし、ワイヤーカッターで鉄線を切ってよし、包丁代わりにジャガイモなどを切ってよし、折り畳んで盾にしてよしと十徳ナイフ並みに多機能なんだそうだ。
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取っ手の具合や材質にもよるけど、焼き入れと研ぎ出しの処理がしっかししてあれば
素人のDIYレベルでも葦の切り開きだってできるし、慣れれば竹の根だって一撃で断ち切れる。
SHIMADZU兵なら薙ぎ払いはともかく、しっかりと真っ直ぐに突けば多分首だって落とせるんじゃないかな。
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血のバレンタイン (映画)という映画ではスコップで両断するシーンあるな
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スコップ凄ぇ!!
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軍用示現流円匙術なんてのが有るかもね。
スコップが早く(戦国きらい?)から有れば武術に発展してもおかしくないし
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乙です。アメリカの孤立は確定事項w。このせいで何人が日本を祟って
死ぬのだろうかw。
ドテラ撫子は快進撃w。あと殺魔人にスコップは危険w。
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ロングが対日限定戦争やろうとしてたけど、いくら空母部隊のほとんどが欧州とはいえ
防衛戦闘だけなら基地航空隊と潜水艦隊だけでもなんとかなりそうな気がするけどな
史実と違って日本海軍は健在なわけだから不用意に日本本土に近づけば火傷じゃすまないよね
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>>651
ネタ板の呂号潜水艦の脅威がその5倍の規模で襲い掛かってくるのか……
ハワイより西に行けるのだろうかw
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>>649
兵士A「味方が突っ込んだ敵軍の塹壕からすっごい奇声が聞こえる・・・」
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>>629
yukikazeさん遅ればせながら乙です。
アカの本能の体制堅持のための生け贄もとい粛正でどれだけ良きアメリカ人が中略されてしまうのか!
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ググってみたら、スコップは7世紀に誕生し、イスラム教確立に貢献したようですね。
なんとも歴史深い武器…もとい道具なのかと。
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御二方とも乙です!
私も――最後までかけましたw
これより投下予定です。
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>>617-619 の続きです。今回が最終回となります。
ネタ――大陸日本の日露戦争 その12 (最終回)
15、日本海海戦
1904年5月27日午前4時、朝鮮半島南端 鎮海湾泊地に在泊していた連合艦隊旗艦戦艦「三笠」から東京の大本営に向けて一通の無線電文が発せられた。
「敵艦見ユトノ警報ニ接シ連合艦隊ハ直チニ出動、此レヲ撃滅セムトス。
本日、天気晴朗ナレド波高シ。」
連合艦隊各艦艇は一斉に抜錨。
対馬海峡方面へ進撃するバルチック艦隊の迎撃戦闘に移った。
このとき、連合艦隊各艦には英米独仏という各国の観戦武官が乗り込んでおり、固唾をのんで推移を見守っていた。
よくいわれるように、東郷平八郎司令長官が対馬海峡に敵艦隊が来ると判断したのは彼の運の良さが理由であるというのは間違いである。
先の津軽海峡海戦において津軽海峡が日本海軍の哨戒圏で突入すれば機雷戦を受けるということはロシア側にも知られており、また宗谷海峡はこの時期霧が多く岩礁も多数存在していた。
さらにはハバロフスク陥落により本国からせっつかれていたことやさしものバルチック艦隊にも疲労が蓄積していたこともあって、バルチック艦隊のロジェストヴェンスキー司令長官と長距離航海の専門家であったマカロフ副司令もつ対馬海峡の強行突破を承認していたのである。
東郷長官の判断は当然といえるだろう。
午前7時、連合艦隊は鎮海湾を脱し、対馬海峡に入った。
対馬海峡には装甲巡洋艦「橋立」を旗艦とする第7艦隊がバルチック艦隊を警戒し待ち受けていた。
この第7艦隊は、予備部隊として置かれていたもので日清戦争時の日本の主力艦隊である。
旧式といっても速度は優れており、午前10時、バルチック艦隊は発見される。
英国産の無煙炭を使用していた日本側に気付くのにバルチック艦隊は少し遅れたものの、そのまま対馬海峡のほぼ中央を直進するコースをとり続けた。
バルチック艦隊の隊列は、二列縦陣。
バルト海から日本近海にやってくるまでに多くの旧式艦を含む彼らは旧式艦は旧式艦と戦隊を組ませることとして機動力の優位を確保しようと努力していたのである。
一方の連合艦隊は、戦艦と装甲巡洋艦がそれぞれ単縦陣を構成しており、両者はこのままの速度でいけば、玄界灘に浮かぶ「言わずの島」「神の島」とよばれる沖ノ島のはるか沖で会敵するはずだった。
11時42分、偵察部隊(第7艦隊駆逐艦隊)はバルチック艦隊の対馬海峡侵入を確認。
連繋機雷戦を試みるも波浪が高いためにこれを断念する。
13時39分、連合艦隊はバルチック艦隊を視認。
総員戦闘配置が発令される。
このとき、旗艦「三笠」にある旗が翻った。
国際信号旗Z
この時の信号表によれば「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ。」
のちにこの信号旗は、伝説となる。
東郷は、指揮運用上の限界を考えて自らは艦橋に立ち続けることを選択したものの、万が一の時のために第32位までの指揮権継承順位を決めたうえで、補佐として強引に現役復帰を果たしていた副司令長官 日高中将らと次席参謀たちを司令塔へ入れていた。
彼らもやられた場合は、第2艦隊の上村中将が指揮権を掌握することになっている。
-
13時55分、東郷の手が高く掲げられた。
彼我の距離は1万2000、左にバルチック艦隊を見ながら接近している。
そして、左へ振り下ろされた。
「第1艦隊および第2艦隊、左16点一斉回頭。」
世界艦隊戦史上例のない艦隊運動である。
連合艦隊各艦艇は、先頭の三笠が回頭した点をもって左へ回頭。側面を敵の前にさらしながらちょうどTの字を形成するかのように次々と左へと針路をかえていく。
定規で測ったかのようにその回頭位置は正確である。
「東郷は気が狂ったか。」
「神はロシアを未だ見捨てられていない。」
ロジェストヴェンスキー提督とマカロフ提督はそう叫んだといわれている。
なぜなら、この回頭作業中は自艦はそれが完了するまで射撃ができず、しかも相手は同一の地点を照準していればあとからあとから獲物が飛び込んでくるのである。
簡単に言えば自殺行為に等しい。
そして、バルチック艦隊は砲撃を開始した。
結果は熾烈なもの。
14時12分に全艦が回頭を完了するまでに連合艦隊には121発もの砲弾が命中。
荒い海ゆえにこれほどですんだものの、それでも危険なことに変わりはない。
こうまでして危険な行動をとったのは、連合艦隊主力艦艇が確実に敵艦隊の頭を押さえて「敵を逃がさない」ためであった。
この間に装甲巡洋艦部隊は、速度を上げてバルチック艦隊側面へ接近している。
そして、連合艦隊主力戦艦部隊は、14時13分、敵旗艦「スオーロフ」に向けて、統制砲撃を開始した。
公算射撃法、そうこのときの砲撃は呼ばれる。
敵艦隊の速度と位置を測定し、位置を計算。主砲と副砲を弾着観測しつつ同一の照準のもとで射撃し続けるのである。
のちに、世界の標準射撃法をなったこの方法であるが、このときまでは各砲塔ごとの各個射撃が主流であった。
加えて、日本側はバルチック艦隊各艦の撃沈にこだわらず、戦艦としての機能喪失に力を尽くした。
すなわち、ピクリン酸火薬を用いた徹甲焼夷弾の使用である。
これにより、装甲帯が貫けずとも上層構造物と兵員に被害を与えて戦闘能力を失わせるのである。
これは意図しなかったものの、近代海戦史上最も遠距離で行われた砲戦であったため、上部甲板から比較的大きな角度で敵艦の上層構造物の天蓋を叩くことにもなった。
――変針を完了した12隻の戦艦、24門の30センチ主砲弾と100門以上の副砲弾は、バルチック艦隊旗艦「スオーロフ」に集中する。
砲戦開始後8分で、数の暴力は「スオーロフ」司令塔を直撃する。またこれに続いて徹甲焼夷弾は同艦のマストをなぎ倒し、甲板に大火災を生じさせた。
艦隊から、一時的に指揮能力が失われた。
「装甲巡洋艦部隊、突入せよ。」
東郷の命を受け、20ノットという高速を有する装甲巡洋艦部隊と、巡洋艦たちがバルチック艦隊に肉薄。
戦艦にも匹敵する主砲弾を叩き込まれたバルチック艦隊の補助艦たちは壊乱状態となる。
指示をあおごうにも、叩かれ続ける旗艦は落伍しつつあり、命令系統は混乱状態だった。
そして、装甲巡洋艦部隊は戦艦部隊に砲火を向ける。
むろん、バルチック艦隊の猛射を受けて日本側も大被害を生じた。
中破する艦が続出し、隊列に接近するたびに装甲巡洋艦たちは戦艦部隊同様にひどい有様になっていく。
だが、数の暴力がすべてを決した。
14時32分、旗艦「スオーロフ」大爆発。
意気上がる連合艦隊主力戦艦部隊は目標を後続各艦に変更。
第3艦隊などの水雷戦隊に突入命令を発した。
落伍したスオーロフが隊列を乱している中に、第3艦隊の巡洋艦を筆頭にした駆逐艦隊が突入を開始する。
装甲巡洋艦との砲戦に夢中になっていたバルチック艦隊は、この接近にぎりぎりまで気付かなかった。
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「オスラビア」大傾斜「セヴァストポーリ」大破炎上「リバウ」轟沈「インペラトールニコライ1世」転覆――
わずか10分あまりで5隻の戦艦が沈没し、残る4隻が大破状態に追い込まれた。
第2艦隊を率いる上村中将は効果的に残存艦隊の退路を遮断。
これまで砲戦に参加できなかった第4・第5艦隊も落伍艦を1隻ずつ打ち取ってゆく。
足の遅い海防戦艦たちは格好の獲物となり、続く1時間で全艦沈没あるいは戦闘不能となった。
夜を迎えると、東郷は水雷戦隊による夜襲反復を実施。
さらに2隻の戦艦と装甲巡洋艦を海底へ送り込む。
翌朝、警戒艦の接触をもとにして先回りを完了させていた東郷は、午前8時に竹島沖で砲戦を再開。
独断で逃亡を図った第3太平洋艦隊司令ネボガトフ提督が戦死したことで各艦は壊乱状態となった。
このとき、ロジェストヴェンスキー司令長官は意識不明であり、同じく負傷したマカロフ提督は夜間襲撃で航行不能となり浸水が激しい「レトヴィザン」から駆逐艦への移乗を図ったものの、日本海軍第1艦隊に包囲された。
5月28日午前10時、奇跡的に意識を取り戻したロジェストヴェンスキー提督は降伏を決断。
沈みゆく「レトヴィザン」からマカロフ提督に肩を貸されて日本艦隊旗艦「三笠」に移乗する。
バルチック艦隊の残存艦は、巡洋艦「オーロラ」および戦艦「アレクサンドル1世」、その他3隻のみであった。
一方の日本艦隊は、各艦が大破あるいは中破といった大損害を受けたものの、失われたのは夜襲で傷ついた水雷艇1隻が帰投中に沈没したのみ。
海戦以上、まれにみる「完勝」であった。
東郷と、明治日本海軍はこのとき伝説となったのであった。
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【斉斉哈爾会戦・ウラジオストク陥落、そして停戦】
――6月3日、日本海海戦の興奮さめやらぬ中、ボルガ軍団の先遣部隊は哈爾浜前面の斉斉哈爾(チチハル)に来襲。
しかし、現地を守備していたのはよりにもよって日本陸軍第3軍集団の中でも最強を誇る第6軍だった。
コサック騎兵5万の突撃は、薩摩師団と呼ばれる第63師団の猛射と逆襲により粉砕。
ここに、ロシア側のウラジオストク救援の望みは絶たれた。
7月1日、満州総軍司令部は沿海州に前進。第1から第3軍集団をもって「臨時沿海州軍集団」を編成。
ウラジオストクを包囲下においた。
守備軍に対して行われたのは、極東軍を襲った恐るべき砲撃の嵐。
最終的に、斉斉哈爾方面から再び参戦した「コサックの突撃を粉砕した」第6軍がその雄姿を見せつけたところでロシア側指揮官ウラジーミル中将は抗戦を断念。
7月5日、ウラジオストク守備隊は降伏。
7月6日、無防備都市宣言を出したウラジオストクに日本軍が入城。
「ロシア極東軍臨時司令官」となっていたウラジーミル中将は、独断でロシア極東軍と日本軍との「停戦」を宣言した。
――ペテルブルグの首脳陣は激怒したものの、どうもできるものではない。
ニコライ2世はこの決断を追認し、講和交渉にあたることを政府各位に命じた。
そのまま、米国ポーツマスで行われていた講和交渉においてとりあえず「休戦協定」が成立する。
俗にいう、「七夕休戦」である。
1か月後、妥結したポーツマス講和会議において日本帝国は、樺太・カムチャッカおよび付属島嶼(チェコト半島含む)を割譲され、沿海州の武装制限と満州の非武装地帯化、東シベリアにおける兵力の告知義務と配備制限を勝ち取った。
もちろん、ロシアが満州に保有していた権益はこれを継承する。
加えて、戦費用に賠償金は少ないながらも37億円(戦費の3割ほど)がニコライ2世の個人資産から政府が借財をすることで払われ、日本側もとりあえずは矛をおさめる。
かくて、1905年8月1日、日露戦争は終結する。
ロシア側は多くを失ったが、政府の威信とは別に、ニコライ2世は平和の使者として国民の高い人気を獲得。
また、日本もその能力を満天下に示すことになった。
最上層部のみをとってみれば、日露戦争は双方ともに利があった戦争であったといえるだろう。
そのため、勢力圏確認の意味をこめて早くも1907年に秘密条約として「日露協商」が成立していることからもこれは確かである。
――こうして、世界は新たな段階に突入した。有色人種国家である日本帝国がロシア帝国を正面から打ち破り、極東アジアに覇権を確立した。
この事実は19世紀以来の帝国主義をゆさぶり英仏植民地に動揺を広げた。
大英帝国は極東やアジア安定のために急速に日本帝国に接近。一方のドイツ帝国やアメリカ合衆国などはこれを警戒しつつも、生まれたほころびに付け入ろうと策動を開始する。
こうした動きはやがては新興帝国主義国であるドイツ帝国などの「持たざる」欧州諸国と英仏の「持てる」諸国との間の全面戦争、第一次世界大戦へと繋がっていくことになるのである。
【了】
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【あとがき】――というわけで、今回で完結であります。
日本側火力が史実より増大したため、バルチック艦隊はしこたま撃たれてしまいました。
あと戦艦ポチョムキンもかわいそうに極東にまで連れ出されて沈没してます。
また、血の日曜日事件は皇帝陛下への怒りがそれほどでもないので焦った社会革命党がポカをやったために展開が大きく違って今いました。
まあその分ウクライナとポーランドで暴動続発、弾圧が行われてますけど(汗
今日はこのへんで。足かけ12編に渡るおつきあいありがとうございました。
しばらく休むつもりです。
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>>657
おおお痛恨のミス。1905年です。お詫びして訂正します。
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ひゅうがさん、乙でした。
大陸日本の日露戦争完結おめでとうございます。ゆっくりと体を休まれてください。
やっぱり最後は伝説となる日本海海戦ですね。圧倒的なまでの完全勝利でしたね。
ロシア軍の再建に莫大な金がかかりそうですね。第一次世界大戦に間に合うのだろうか。
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>>ひゅうが様乙です!
今日だけで一体何本投下されたんだ(汗)
長編お疲れ様でした。どれもがとても面白かったです!
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乙です。日本陸海軍ともに伝説化ですね。この後WW1でステゴロするドイツは
如何に・・・。
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ひゅうがさん乙です!
まさか今日一日で完走なさるとは………
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乙でした
11.17の大量投下祭りはここの伝説になりますな
-
ひゅうが氏乙。
期待を裏切らない大海戦となりましたか。
そしてアカはやったことが物見事に裏目に出ましたね。
とりあえず12編の連載お疲れ様でした。
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さすがに疲れました…
明日のためにゆっくり寝ます。
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ひゅうが様、長編の怒涛の投下お疲れさまです
>>しかし、現地を守備していたのはよりにもよって日本陸軍第3軍集団の中でも最強を誇る第6軍だった。
この一文見たときおもわず「うわぁ」って声出ましたわ
てか、病気マジで大丈夫ですか?
もうゆっくり休んでください、マジで
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お休みなさい
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マンネルヘイムは捕虜になったかな?
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マンネルヘイム将軍は部隊の戦闘による損耗の再編成と警備のために後方に下がった
-
バイカル湖岸で生き残ってます。
あ。もう寝ますね。ノシ
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さて、他の人がこんだけいろいろ出してるのに自分が何も出せないのはなんか悔しいから鬱ネタの続きを投稿してみる。
例によって直接的な描写はないつもりです。
三話で終わらせるつもりだったのにまだ終わりそうにない……。
どうしよう……。
-
・瑞穂
一九四四年八月、ユナイテッド・ステーツは艦名を瑞穂と改め、正式に日本海軍籍に編入された。
そして日本海軍第一機動戦隊に配備された彼女に与えられた最初の任務は、シアトル空襲だった。
彼女は早池峰、蒼龍と共に阿蘇、薬師そして巡洋艦五、駆逐艦二二の護衛を受けて出航、一度ハワイで補給を受けた後尚も
東進した。
そして一九四四年十月二三日現地時間〇五三〇時、シアトル在泊の艦船と港湾施設を狙って早池峰、蒼龍、瑞穂の三空母か
ら航空隊が発艦、そして現地時間〇七三〇時第一弾が停泊中の輸送船、ワートンフット号に命中した。
・姉妹
「シアトルが空襲されています!これは演習でも夢でもありません!たった今駆逐艦がまた一隻爆沈しました!もう一度いいま
す!これは演習でも夢でもありません!これは現実です!」
この放送はそれまで戦争とはどこか遠い世界の出来事だと思い込んでいた米国内陸部の州の住民にとっては寝耳に水の情報
だった。
それまで、米内陸部の住民は「黄色い猿相手の戦争なんてどうせわが国の勝ちだろう」と言い大した興味も関心も持ってい
なかった。
しかし、この放送により彼らは思いっきり顔面をぶん殴られた。殴られた彼らは当然反撃を要求し、各州から選ばれた議員
達もそれを要求し、そして大統領までもがそれを要求した。
熱狂、もしくは発狂した国民の前に軍部の冷静な意見は掻き消され、米海軍は泥縄ながらサンフランシスコに停泊してい
た空母二隻に戦艦ニュージャージー、ミズーリ、重巡洋艦二、駆逐艦一四の艦隊を急遽編成し早池峰以下の第一機動戦隊の
追撃に繰り出した。
投入された空母はエンタープライズ、そしてユナイテッド・ステーツ級航空母艦の二番艦、アメリカだった。
・妹殺
「……嘘だろ、おい……ありゃあ……ユナイテッド・ステーツだ……なんでそこに居んだよ!?」
偵察機の寄越した報告にアメリカの艦橋はすさまじい怒りに包まれた。祖国の名を与えられた艦が祖国の敵になっている。
その報告は米海軍軍人の神経を思いっきり逆撫でした。
直ちに全力攻撃が発令され怒りに燃えるパイロットたちが飛び立っていく。
一方の日本側は偵察機の接触を受けて直ちに対空警戒を発令、またサンフランシスコへの空襲を行うべく東進していた第二
機動戦隊に支援を要請した。
米艦隊は第一機動戦隊に第一波、第二波をぶつけ合い、どちらもが大した戦果を上げられずに引き上げた。
しかし米側が第二次攻撃隊を収容している最中に、日本第二機動戦隊から発進した攻撃隊が来襲したのである。
この攻撃でアメリカは魚雷二本を受け速力が低下、そこに第一機動戦隊の放った攻撃隊が来襲した。
爆弾五発魚雷六本を受けたアメリカは洋上でほぼ停止、そして瑞穂所属の流星の攻撃で止めを刺された。
一九四四年十月二四日現地時間一六三七時のことである。
-
今回はここまで。
明日は平日なのでおやすみなさい。
-
おやすみなさい。
なお、拙作での日本海海戦で沈んだレトヴィザンは旅順艦隊の同名艦の名前を襲名した二代目です。
やっと眠くなって来たので床につきますね。
-
乙です。よりにもよって元アメリカがアメリカを撃沈とか・・・。
-
アメリカ「私は愛する祖国と乗員の為に生き残ろうと戦っているのに、姉さんどうして攻撃するんですか。」
元US「違うのこれは私の体が勝手に攻撃して」
アメリカ「裏切ったんですね、一緒に祖国を護ろうって誓ったのに」
元US「やめて私の手で沈めさせないで。」
アメリカ「痛いよ寒いよユルサナイユルサナイユルサナイドウシ……」
元US「」
-
そういえば、この世界でのビスマルクはどういう仕様なるんだろうか
憂鬱本編みたく紀伊型に勝てる戦艦を造れと無茶振りをするのか
あれに対抗とかどう考えても無理ゲーだわと堅実設計でいくのか
-
>>680
アメリカが深海棲艦化しそうだ
-
そしてアメリカが「海底軍艦」となるのデスね
「この戦争きちがいが!」
-
>>681
技術的にどう足掻いても無理です、といわれてあきらめるんじゃないかなあ。
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アメリカ版菊水作戦(艦隊特攻)がみれるかな?
-
するだけの艦艇が作戦を実行しようとした時点で残っていればね(汗
-
>>680、最期はむしろ
アメリカ「痛いよ寒いよ姉さん助けt」
元US「」
みたいな感じで
-
そしてロスの仮想戦記にしろ特撮映画にしろ「エンタープライズ」という名は
使いまくられそうだ
「超無敵空母エンタープライズ」とか
「反撃の征路エンタープライズ」とか
そして艦長はもちろん謎の魔術で現代によみがえったワシントン
-
(現実から目を背け)
元US 「コシアンノオマンジュウオイシイデス イチゴダイフクビミデス ラーメンサイコウ デモナットウトウメボシハカンベン」
謎の男「ナポリタンうめえ」
-
大陸日本で艦これを作ったら、味方(日本側)はともかく敵(アメリカ側)は、悲愴感しか無いような気がする
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謎の男……一体何ーチェなんだ!!
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>>689、勿論レイプ目で言ってると、うわぁ………
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>>681
リシュリュー級の構造で時代的には小口径でもペーネミュンデ矢弾を発射可能な砲システムを採用、浮いたリソースを速力および防御力向上に努めるというのはどうだろう。
戦艦には遠距離から必殺の釣瓶打ちができて格下相手には通常の小型砲弾で速射性能が高いとか、うまく説明すれば新し物好きな総統のお気に入りになれそうな気がする。
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元US「姉妹艦を撃沈してからほんの僅かな時間が流れました。姉妹を自分の手で殺めたという悲しみから逃れられぬまま、祖国は徹底交戦の途を選び、私はまた護ると誓った祖国の人々を殺める作戦へとかりだたされています。お願いです誰か私を止めて下さい。」
米国潜水艦艦魂娘「お姉様を私が止めて」
日本駆逐艦「」
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>>682
そしたらまた日本の艦むす達によって海底送りにされますな
電(ぷらずま)「これも世界平和のためなのです!」
>>685
艦載機はジェット戦闘機で叩き落とされ艦隊は潜水艦によって根こそぎ海中に引きずり込まれる未来しか見えない……
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>>688
艦隊特攻に投入されるのが戦艦ではなく空母エンタープライズになるのか(汗
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日本の上官「はいヒロシマ風お好み焼きだよ〜」
元US 「わーい ぱくぱくもぐもぐ はっ わ、わたしはもう………ジャパニーズフードに逆らえない体にされてしまいました」
謎の伍長 「ショージンリョーリ美味 べ、べつにわたしベジタリアンなんかじゃないんだからねっ」
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>>685
確実にジェット戦闘機で制空権を完全掌握され一方的に航空戦力は蹂躙され、
艦隊はジェット攻撃機とターボロップ攻撃機、潜水艦により海の底へ送り出されますな。
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>>685
エンタープライズ「護衛の船ほとんど沈められたし飛行機全部落とされちゃった どうしましょう ん? 日本の輸送機が強行着艦してきちゃいましたよナニゴトデスカ?」
日本兵 「艦長もクルーも、首置いてけ」
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エンタープライズ「皆さん、行きましょう!!」
偵察機「敵艦隊の出撃を確認しました」
日本空母A「敵の艦隊が出て来るなんて久しぶりだね」
日本空母B「油断せずに行きましょう」
日本潜水艦「通商破壊の重要性はわかるけど、たまには大物食いも悪くないね」
エンタープライズ「何の役にも立てなくて………ごめんなさい………
みんな………わたしも今、そっちに………」
日本空母A「あれだけ痛め付けたのに、まだ艦隊を出撃させられるなんて………」
日本空母B「アメリカ侮り難し、と言ったところですね。
これからも気を抜かずに行きましょう」
日本水雷部隊「出番が欲しいです(;ω;)」
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>>700
水雷戦隊は艦隊防空などで壮絶な活躍をしていますよ。
水雷戦隊がいなければ大切な空母が守れませんし。
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水雷戦隊「魚雷兵装降ろして対空火器を増やしたらどうだと言われました(泣)」
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水雷船隊「映画『眼下の敵』(憂鬱版)で目立てたのがちょっとうれしい」
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空母を守るために壮絶な戦いを繰り広げていそうですしねえ
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しかし、ひゅうが氏の日本海海戦のあとはほとんどの艦が中大破してるから
人員や修理費が卒倒するレベルになっていそうな・・・。
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アメリカ政府
「はいアメリカ国民の皆さん、海軍を立て直すために鍋釜包丁鉄砲に寺院の鐘差し出してください』
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>>706
個人主義の国でそういうこといっても供出してもらえない可能性がかなり高いんだよなあ。
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>>700-703
一応自分の太平洋戦争でなら水雷戦隊は大活躍してますよ。
トラック沖、ハワイ攻防と二回大規模な戦艦同士の殴り合いが起きているので。
まあ、それでも空母部隊の活躍と比べれば霞むのですが。
>>705
一部はそのまま解体されるかも知れませんね。
修理するより解体して資源にするほうが安くつくと判断されたりして。
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後。私有財産権の侵害で憲法違反か(汗
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旅順が中ボスになってる事に気づいた
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>>705
スクラップになる艦艇もかなりあるだろうねえ。
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そういえば、大陸日本の金剛型はどうなるのかな?
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千早(呂号潜水艦艦長)「潜水艦を主役とした映画に出て欲しいですって?
・・・ふむ。いいでしょう。撮影は何時からですか?」
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ひゅうがさんの作品だとユトランド沖でほとんど沈んでたような
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大陸日本だと金剛型8隻ぐらい建艦して第一次大戦に参戦しそうだが。
造船会社や資源会社社長あたりが夢幻会のメンバーにいたりするだろうし。
守るべき海域の広さも大陸化の影響で増えてるから陸海軍も憂鬱版の2倍〜3倍ぐらいの規模に拡大するだろうし。
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>>713
水雷戦隊「これ以上出番を取らないで(泣」
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この世界では金剛が英国製でなく純日本製になるのか
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日本海軍「安心しろ殺しはしない、そのかわり我々の艦(モノ)になってもらう」
US「イヤ、止めて!私が消えて……」
戦後にこんな内容の薄い本が出そうだなw
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英国で設計された自称帰国子女の金剛でーす。または英国で設計された英国被れの金剛でーす。になるのか。
ルー語紛いのしゃべり方になりそうw
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戦後は軍縮をして本編の2〜3倍の戦力で抑えとかないと
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>>719
いや、流石に自分から自称帰国子女とか英国被れとかは言わないでしょう。他の艦からは言われるかもしれませんが、キャラとしては、自身の血の元的な意味でイギリスに憧れていると言った感じでは
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金剛「紅茶はセイロン産のアッサムにかぎりますわ」
榛名「姉さんその紅茶静岡産よ」
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憂鬱版金剛とほぼ同じになるのではないでしょうか。
自国で造ってもまあ、なんとかなりそうですが、英国に造らせる事で政治的なメリットが期待できます。
英国が今後も日本との同盟関係を維持したいのであれば、この発注を軽視できません。
そして、英国にとって日英関係はどれくらいの重要度を持っているか?も測る事ができます。
重要度が高いほど力の入れようが高くなるでしょう。
上手く行けば当時の英国の最新技術を手に入れる事もできるかもしれません。
史実日本と違って戦艦を大量保有できる大陸日本にとっては悪くない策だと思います。
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江戸時代の大陸日本を調べていく内にだんだんと開国後のスタートダッシュ
に備えているようにしか見えない国内整備を行ってそう
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金剛は田尻さんか
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金剛「紅茶は一滴足りとも零さないわ」
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>>722
金剛「やはり、teacupはウエッジウッドが一番デース」
比叡「お、お姉様…(い、言えないあのティーカップは実は国産だと、言うことを)」
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>>723
丁寧な解説ありがとうございました。
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霧島「金剛姉様が馬鹿舌だったなんて」
榛名「イギリスで産まれたばっかりに」
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水雷戦隊に救いの手をということで、この世界でも重雷装艦に改装された大井・北上と
量産された島風型駆逐艦12隻で編成された重雷装艦隊なんてどうだろう
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>>723
うまくやれば当時最新鋭の高速戦艦の技術まで入ってくるかもしれませんしね。
そうなると金剛の準姉妹艦であるタイガーは英国が軍縮条約でも絶対維持を望む高速戦艦に仕上がるかも知れんけど。
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>>730
そんな使い道が限られすぎる艦隊作ってどうするの?
解体されて空母機動部隊の護衛にすぐにまわされるか、そもそも認めないでしょう。
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>>727
実際に大陸日本から英国にティーカップと茶葉が輸出されていそうだからなあw
やはり、将来不良債権化するインドよりも日本が大切、という方向に英国の腹黒紳士たちも強く認識していくようになるだろうねえ。
インドが大英帝国の大重要ではなく日本との同盟こそが大英帝国を維持する大前提扱いになっていきそう。
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>>733
確かに何かと不安定なインドよりは、日本を取りますよね。普通に、多分、アメリカからせがまれても、日英同盟の破棄はなさそう。
そういえば、この世界の日本独自の植物とかいたら、ティーカップの図柄も変わったものになりそうな気が
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英国は日英同盟結んでる限り太平洋側の安泰は約束されたようなものだし
欧州大戦でもあの遠い距離を越えて数十万単位の兵と艦隊を送ってくれるし
新しい技術の兵器もお友達価格で譲ってくれるし市場荒らさないし・・・・…
満場一致で同盟維持でしょうなw
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インドは利権残して独立させて、セイロン、シンガポール、ブルネイ、香港、日本大陸のシーレーンを維持して終わりかな。
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>>734
この世界の桜は五弁ではなく六弁の花が主流かもしれませんねww
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>>735
英国の大衆には黄禍論に乗せられて日英同盟不要と騒ぐ人も少なからずいるんでしょうね。
いやあ英国政府の中の人も大変だ(棒読み)
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この状況で日英同盟不要論とか唱えたらチャーチルマジギレするんじゃなかろうかw
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>>732
水雷重視はむしろ米国の立場になりそうですしね。日英同盟堅持で、軍縮条約でおそらく日英合計20対米10程度の扱いになりそうですし。さらにアメリカは大西洋と太平洋に分散配置ですから。むしろ軍縮条約事態の成立が大変な気もしますw
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>>736
後は中東、アフリカを絶対維持だろうね。
大陸日本と自治領と、アフリカおよび中東の植民地とその航路の重要拠点を確保。
重要航路以外の東南アジア諸国も航路を英国が握っている以上は紐付きだし、太平洋側の問題は発生し得ない。
>>739
チャーチルだけではなく英国政府を率いる人間は誰でもマジギレする。
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説得する方法……というとこんなのとか?。
チャーチル「解消してもいいですが、来週から紅茶が三倍、ものによっては五倍近く値上がりしますよ?」
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五千トン駆逐艦を量産か
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英国にしてみれば米国が日英同盟破棄を要求してきたら軍縮条約の席を蹴るかそれに準ずる怒りを示すだろうなあ。
史実イギリスに米国が植民地全部独立させろや、と難癖をつけた様なものだし(汗
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水雷重視の米国とか、魚雷は大丈夫なのか(汗)
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信じて送り出したUSが日本軍に使われアへがおダブル戦闘機で向かってくるなんて……
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日本大陸には英国の資源メジャーとの合弁会社がありそうだし。
金剛石、石油、鉄、銅、金、銀、ボーキサイト、ニッケル、コバルト、タングステン、等々の資源もあるし日英同盟破棄するとこれらも入って来なくなる可能性が。
米国?米国なんてしらんがな
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米国の魚雷か…
ボソッ(お利口さん魚雷)
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引きこもりをあやしつつ欧州諸国やアメリカの相手をしながら陣営の盟主として世界の安定のために働く英国マジ大変。みんなもっと英国に優しくすべき。(棒読み)
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腹黒紳士は帰れ。
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4本発射したら3本が「即沈む、迷走する、命中するが不発」のいずれかになる
と言われるくらい初期のアメリカ魚雷は酷いからねぇ
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>>747
シベリアの分離だから非常に豊かな量が埋蔵しているんだよね>大陸日本
それが同盟国価格として安全に入手できなくなるとか英国には痛すぎる。
まあ植民地人なんぞ知らんがな、ってなるよなあ。
>>749
あやしつつというか引きこもろうとしているとき守ってあげればその何十倍、場合によっては何百倍ものリターンをくれるからねえ。
苦労した以上のものがあるとなれば英国も必死だろう。
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>>751
最初のころは事故が多発するな。
重雷装艦で事故って大惨事とか普通にありそうなのが怖いねえ。
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下手すると艦ごと吹っ飛ぶね。
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>>747
中東を確保しておくと日本の小人さんたち経由で世界第一位と第二位の油田を日英合弁で開発できるようになります。
米国凋落と同義なんですけどね(ゲス顔)
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>>754
載せていた艦艇によっては折れそうだ
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ポンコツ魚雷を四苦八苦しながら使ってる横で日本が航跡見えなくて威力高くて早い酸素魚雷の山が飛んでくるの見たら
開発部に水雷戦隊が殴りこみかけそうだw
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>>755
ジョンブル「何故そんなに正確な場所がわかるんだ?」
ドテラ撫子「ダウジングです(キリッ」
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日本大陸にも石油取れるんじゃ?
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>>751
決戦兵器と見なされてそれなりに発射試験をやってたらその辺は解決されるかと。
ただし日本が駆逐艦殺しの砲戦巡洋艦などを投入してきてマジ地獄。
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石油価格が下がらないように中東の石油については加工精製流通が牛耳れるまで、あえて開発はしないかと。
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憂鬱日本水雷戦隊が不憫と見られているのは、第三帝国様のssの所為だよね
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>>747
アングロ・ジャポニカ社がある可能性が微レ存
-
憂鬱日本じゃ真っ向からの艦隊決戦なんてできないからね(´・ω・`)
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千早「私たち、呂号潜水艦。がんばりました」
-
そう言えばハワイはまだ独立してるんだっけ?
真珠湾の代わりはどこに置くんだろ?
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フィリピンしかないよね。
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>>767
フィリピンだと、日本にもシンガポールにも近すぎるから、普通にサンディエゴの方がいい気がする。
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指令部はサンディエゴでいいと思うがアジア艦隊は増強しているとおもうし基地機能も増強しておかないと。
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専制国家なら捨て石として使えるかもだけど
民主国家なら見殺し確定の場所だから国民がうるさそう
まあお得意のリメンバーを使うかもしれんが
-
米国が日本帝国の脅威を正しく評価出来るか甚だ疑問だから捨て石という観点からでなく日本に対する抑止力としてフィリピンに駐留するんじゃないかな。
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>>727 >>733
それ所じゃなく、ボーンチャイナなどの磁器を作って
輸出して外貨を稼いで初期の国防を築いている可能性すら
ありそうな。
狩野派の図柄の陶磁器って欧州で受けそうな気がしませんか?w。
-
>>772
初期の国防は佐渡大金山、伊豆大金山、石見大銀山からの資金と金剛石の採掘による利益で賄えそうだけど。
-
>>772
実際イタリアでは古伊万里や柿右衛門様式の磁器を取り寄せて模倣したりしてますしね
日本形式の陶器や漆器等はかなり高価に取引されると思います
同盟国であるイギリスでも凄く流行るんじゃないかな?
イギリスじゃ中国式の庭園が流行ったけど、日英交流の一環として日本庭園をイギリス貴族の家に作ってみたりとか
-
>>751 >>753
取り敢えずアルバート・アインシュタイン博士が米国に移住しないように
注意する必要が有りますな。
魚雷の改良・爆撃機のエンジンの改良(排気ターボ加給器の改良含む)
・核分裂型熱核反応弾開発への助力と日本の立場からすると碌でも無い
事しかしていませんし。最もエンリコ・フェルミ辺りのユダヤ人科学者・技術者も
対策しないと面倒くさそうなんだよなぁ(汗)。
ますます引きこもりの道が遠くなる気が。
-
>>772
なるほど、女工ではなく陶工が殖産興業の主体になるわけですか、個人的には、有田焼などの茶器(ティーセット、勿論輸出用)VS中国製ティーセットの戦いを見てみたいなぁ、もし日本製が普及したら、ヨーロッパ土産で買ってきた筈のティーセットが、実は国産でした。なんて事があったりしてw
-
>>757
この日本なら、2トン航空魚雷の飽和攻撃を掛けても
おかしくないですな。
-
>>761
中東産原油に限らず、石炭・石油の脱硫技術を開発発展させないと。
史実ではそれで蒸気機関車を含めてボイラーの寿命に
深刻な問題が出たんで。
出来れば微粉炭液化技術と高品位化技術も上がるとなおよさそうですが。
-
2トン航空魚雷・・・そこまでいくともう艦載型のを改修しただけになりそう。
-
>>773
資金源は複数有ったほうが宜しいと思いませんか?
それよりも何よりも、生活物資にも食い込む好機、かと。
それに焼き物なら、2次産業と3次産業で食い込めそうなんですよね。実際。
ハンガリーのヘレンドだったかなんて物も有った位欧州で陶磁器、
特に磁器は需要があったりしまして。
>>774
ロシア帝国は皇帝直々に官窯と言うかロモノーソフだったかの
技術が高い帝室窯を作る位の磁器好きだった位で。
そこへ円山応挙辺りの系統の絵画を載せた磁器を売り込んだら
……些か面白い事になりそうではないですかな?w。
それに国際相場の変動する金を流出させるとデフレとかインフレとかの
面倒臭そうな事になりそうですし。
まぁもっともこの大陸日本世界にもうちの一族の先祖相当の集団がいたら、
面倒だから情勢が固まるまでのんびり自給自足して引き篭りしていそうですがw。
どうせ文字通り些か毛色が違う自給自足可能な集団な為に
史実でもこの時代は半ば引きこもりでしたから。
-
46cm砲弾を爆弾に改良した急降下爆撃用戦艦殺しとか
-
>>774
英国に日本式庭園を造った序に一世紀早いガーデニングを
流行させるんですね?判ります。
序に万国博覧会にも日本政府として史実よりも
大々的に出展すると言うのもよさそうですな。
蒸気機関車などの工業製品とともに。
-
実は発熱して床から起き上がれなかった時によりにもよって中間試験が1つあったため、すでに再試が決定していますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
土日とその怒りをあふれる文章に代えて書き散らしたおかげでずいぶん楽になりました。
>>776
陶磁器は鎖国を終えたあたりでメイドインジャパンが世界ブランドになっていましたけど、それをまねた清国製の安物が市場をダンピング価格で席巻。
あっという間に値崩れして明治中期までに日本製陶磁器輸出産業が崩壊してしまったのですが、これってどこかで聞いたことあるような…(汗
こっちでは、各地ごとでも物量攻勢に対抗できるでしょうから(史実明治日本はそれで大規模化に失敗しました)価格競争に打ち勝っているでしょうね。
これもまた、高級品と大量生産品に二極化していくでしょうが。
-
>>776
実際、明治になってからですが日本製のティーセットが
欧州米州に大量に輸出されておりまして、最終的には中国製と比べて
品質と歩留まりと価格で勝利する位になるのですよ。
後絹製品や綿製品は布地などの素材もさることながら、
靴下や肌着・シャツなどの完成品で売り込めないかな、と。
それも貝のボタンやなんかの海洋国家を髣髴とさせる物としての付加価値を
文化の付加価値と最終的にブランド付きで。
-
>>780
焼き物といったら日本が世界に誇る便器の焼き物も、夢幻会あたりがウォシュレットを開発して世界の痔に悩む人を助けるかもしれませんね。
ひゅうがさん乙です
中間試験何て飾りです教師にはそれがわからんのです。
-
>>779
きちんと試作まではされたんですよ?2トン航空魚雷。
ただ、これを搭載する4発陸攻(大攻)が事実上開発に失敗した物で、
96式陸攻や1式陸攻が正式化されまして。
軍需産業は事実上の公共事業なのはわかりますが、せめて
4発機の開発実績のある川西と川崎と萱場で開発していれば
もう少し何とかなったのではないかと。
-
剣牙虎ネタで思ったけどやはり富裕層でも愛玩用に買うとかあるんだろうか?
外国でペット随伴のパーティーに呼ばれたら悲鳴が上がりそうだけど。
-
憂鬱の流星は問題無く積めれるよな
ただ、魚雷一本ではなく、二本抱えての攻撃のほうが威力が高そうだが
-
大陸の流星は憂鬱よりも大型戦闘攻撃機になっているのか?
-
大陸流星か・・・どんな化け物機になっていることやら
-
>>785
あれも元はオートビデを改良した物ですからな。
最初の市販品の段階で原形留めておりませんが。
>>783
ああ、それはそれは。お見舞い申し上げますですよ。
私も流感か何かで現在絶賛引き篭り気味で。
取り敢えず大量生産の出来の悪い安物を駆逐する為にも
模倣の対策をしつつ日本製ブランドを確立するのですよ。
特性品と高級品と普及品の全方位で。
目指すは量と質と価格の日本製、でございます。
>>781
それを火星発動機を積んだ雷撃も出来る単発艦上戦闘攻撃機に
積むのですね?判ります。
ちなみに史実の800キロ徹甲爆弾は、41サンチ徹甲砲弾と
原形を留めていない位似ていないのですが、
この世界ではいったいどうなることやら。
まさか米国みたいに空力特性を調べる為だけに列車砲を
製造開発したりはしないとは思いますが。
-
>>788-790
それこそ、急降下爆撃が出来るモーラーとか、
A-1スカイレーダーになっていたりして。
搭載量6トンとか、急降下爆撃限度が2トンとかで。
そう言えばこの世界ではキ-119は開発されるのかな?
瑞雲の艦上機型と同じで早期に開発されれば使い勝手が良い
戦闘爆撃機になりそうだけれど。
-
皆さまありがとうございます。今年の風邪は長引くようで、うちの教授陣も何人かやられておりました。
>>790
とりあえず3000馬力級エンジンを搭載して、テールジェットを追加してですね。
んで機載レーダーと対艦攻撃ロケット弾を搭載して魚雷は3〜4本積めるようになればいいなぁ…
もしくは2トン爆弾(大陸大和弾)で急降下w
-
流星が雷撃突撃しながらも、ロケット攻撃や機関砲で進路上の駆逐艦を薙ぎ払いながら
空母や戦艦に雷撃するのですね。分かります
-
>>794
はい。夜間の海面上を電波高度計で超低空を保ちつつアシストジェットで加速。
速度700キロ以上で接近しながら30ミリ機関砲とロケット弾でピケットラインを壊滅させるのですw
1発よけても扇型に残り3本もの魚雷が迫ってくるという凶悪仕様w
1機でも輪形陣の中に入れたら条約型戦艦や正規空母が喰われますw
-
烈風もロケット攻撃に軽魚雷を抱えて突撃とか
-
>>793-796
ちょ、それ滑空魚雷にでもするか軌道を安定しつつ
エアブレーキかドラッグシュートで速度を殺さないと
雷道が安定しないか魚雷の弾頭が壊れるw。
-
水雷戦隊「ヤメテ!これ以上、俺達の魚雷取らないで!」
-
日本大陸1945が史実日本1945に転移、アメリカとガチバトル、果たしてアメリカは生き残る事が出来るのか。
-
大陸の横に列島大戦の201X年日本国が転移
「栄えてるが小さいなあ」
「(あんたらがデカいだけだよ)」
「これほどの生産力・・・ぜひとも我が国も」
「(それやったら世界経済がヤバいからヤメテ!)」
-
日米の航空魚雷って技術が進歩して末期には高い高度、時速800Kmの条件でも
問題無く雷撃出来たとか
イギリスは除く
-
>>799、どっちが勝っても世界が荒廃しそうな悪寒が………
-
>>800
大陸が資源を提供日本国が製品化お互いに引きこもると。
-
>>797
安定用・防護用のケースに入れればいいじゃまいか(適当)
おお。これなら見た目もスカイレイダー@ベトナム仕様に似てくるw
一応戯れでありますが、夢は広がりまするな。
>>799
考えてみましたが、昨日書きすぎたせいかちょっといいネタが…
-
>>802
ソ連「お呼びでないお呼びでないこれまた失礼」
-
>>799
アメリカが勝つのは難しいでしょう。其れより、大陸世界の方に行った史実日本の方が気になります
-
憂鬱天山が93式艦攻になっていそう
で、憂鬱流星が97式辺りとか
-
>>806、アメリカ赤化ルート後の世界だったら、大変なことになるな
-
>>806
19451月1日史実日本は日本大陸の隣に存在してます。
-
最終的に流星はどんな化け物になるんだよw
-
>>803 少なくとも自動車と航空機に関してはホクホク。
でも在日にとっては半島の状態ががが。
-
>>809、うーん、史実日本は既に軍事力も経済も壊滅同然の状態か………
とりあえず大陸日本が独立国であることを周辺国に承認させるところからか?
-
>>811、半島人な自称日本人は『日本人であることが恥ずかしい』な自称地球人は彼らが好きで好きで仕方ない元の世界の半島に置き去りで良いと思う
-
>>811
在日は祖国に帰って祖国に奉じてもらいましょう。
-
>>809
文章を読み間違えたようです。
失礼しました。
-
現場の混乱で攻撃してしまって大陸日本が最悪の形でぶちぎれる光景が思い浮かぶ・・
-
>>815
実際に2013日本と史実1941年8月頃日本が交換されてたら韓国と中国と米国さんはどうするんだろ
-
>>814 んで武器や工作機械を横流しした連中を大陸日本がプチッと潰す。
-
大陸日本と史実英国は分かり合えるのだろうか
-
>>819
大陸日本の英国大使館が奮闘を重ねるしか無いと思われる。
-
>>817
大陸世界ならまだしも、史実日本は特亜に難癖つけられた後に、フルボッコにされそうなんですが、
-
>>821
第二次世界大戦で奮闘する2013日本は書いている作者はいるけど、逆に転移した大日本帝国の悲哀を書いたのはないですからね。
-
>>822、21世紀西日本と1945年西日本が入れ代わったって仮想戦記ではそれぞれの視点が書かれていた
-
弱肉強食の時代に国ごと転移するなんて特級の異常事態に直面してしてなお
専守防衛とか特アとの友好とか言い張るお花畑はさすがにアウトでしょう。
時代や世界情勢に合わせた言動のできない政治屋はタイーホしなくちゃ国の存続がヤバくなる。
-
あぁ、逆の視点か。
2013年の世界に1945年の大日本帝国の居場所は無さげだなぁ。
まず確実に中韓が襲いかかってくるし、米が味方してくれるかもわからん。
つーか、大日本帝国の方が米が味方ってのを信じられないんじゃなかろーか。
-
いや1941年8月頃の日本なら戦争回避の努力もしているし同盟国だったドイツの仲介があればなんとかなるかも沖縄県が転移に巻き込まれなかった設定とか。
-
>>826
仲介するかどうかは、ドイツから大日本帝国がどう見られているかによりますね。
-
イタリアさんとかも居るし(震え声)
-
>>825
大日本帝国が周りに敵しかいないからって、味方の筈の独伊に助けを求めたら「こっち見んな」って言われそう
-
日本企業が持っていた特許とか日本人が持っている著作権とかどうなるんでしょう。
-
後は、四カ国同盟構想とかあったから、ロシアに助けを求めて見たり…
何か、変なフラグがたった気がする
-
しかし日本がなくなるといろいろ困る国があると思うが、南北朝鮮が無くなってもなんにも無いよな。
-
>>830
そりゃあ、せっかくにチャンスなんだから、権利者不在で世界中フリー使用でしょ。
そのかわり、1941に行った2013日本は特許やらなんやら確保し放題。
-
米帝「同盟国の権利を守るために行動する義務がある」
-
ただし、海外支社とかが転移に巻き込まれていなければ権利主張するだろね。
後ろ盾になる国が消えたようなもんだからどこまで有効かはわからんけど。
-
>>832
日本にしか出来ない事はいろいろあっても、半島にしか出来ない事なんて無いから。
-
日本がどこかに転移して消えてしまった後の2013世界ってどーなるんだろ?
-
>>835
大日本帝国に守ってもらおうにも、今時、ジェット機すら持ってない国なんて、半島の北以下だからなぁ〜どうしたもんか
-
>>837
かわりに大日本帝国が来ます。
-
>>837
少なくとも半島は違うバッシング相手を見つけないといけないな。
-
>>838
転移した大日本帝国のとなりに2013大陸陸日本が転移する。
-
>>838
米国あたりに特許管理会社を作って、そこで権利主張するくらいかな。
-
2013日本は過去に転移して俺Tueeeee出来るかもしれないが、転移された俺達はご覧の有り様だよ。
-
北海道、四国、九州、沖縄はそのままで、本州のみ2013年と1945年で交換してみる……。
-
>>837
入れ替わりに来た史実大日本帝国がたこなぐりにされそうなので考えないようにしています。
-
考え方を変えるんだ。
過去の日本と未来の日本が交換されるんじゃなくて、
過去の日本が異世界に行ったせいで世界の修正力が働き、代わりの日本を未来から持ってきたんだと。
-
>>846
そうすると未来世界には異世界の魔法国家ジパング?がやって来るのか?
-
大陸日本「(引きこもる為に)媚びぬ・(引きこもるためには)引かぬ・(引きこもるためには)顧みぬ」
-
紺碧世界で良いんじゃない?色々大惨事だけど
-
あああ、1941日本が来るとかそーいうのから離れて、
日本がきれいさっぱり無くなって海になっちゃいました。
そのとき2013世界はどー反応するのかナーっと。
米にとっての中露の蓋兼ATMが無くなるし、ハイテク基盤の一角が消滅。
世界中に援助で金や技術を気前よくばらまいてくれる国が無くなる。
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紺碧と鋼鉄と大陸を混ぜて史実1945日本とチェンジで
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紺碧日本が昔の国とわかって中国が侵攻してきてレールガンで全滅するんですね。
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>>850
在外日本人と日系企業がアメリカに終結。
世界大恐慌発生
中国大混乱&内戦勃発
国連予算枯渇
日本の支援当てにしている国が破綻
韓国が日本に謝罪と賠償を要求。
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>>851
リアル田須提督もついてきます。
提督が屈伸したり腕立て伏せするといった奇行をする度、アメリカの新造艦が訓練中に故障をおこしてドックに逆行したり、工場で大事故が起きたり。
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>>853
日本が消えているってのに謝罪と賠償を要求するのかww
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日系企業に賠償
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>>837
確か、日本でないと出来ない精密機械部品がいくつもあったから、
世界中の自動車や機械工業、ロボット関係や電子機器関係の会社
は大混乱だろうね。だって、補充部品がなくなったら生産ストップだもん。
ま、しばらくしたら自国で何とか作るかもしれないが。
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日本大陸と関係ないネタは普通のネタ板でやるべき
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そうですね。では、大陸日本に史実日本(1941年or1945)とのゲートが開いた
らどうするかね?
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明日俺達の日本隣あたりの太平洋上に2013日本大陸が転移してきたらどうなるかな。(面積上の問題でグリーンランドと一部カナダが消滅して)
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転移だと可哀想だからゲートにしよう(提案)
何? 大陸日本はそれでも引きこもる?
瀬戸内海や東京湾あたりに作ってさしあげろ
炬燵に穴空いたら大陸日本も反応するだろう
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日本大陸消失は……イギリス大惨事だなw
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>>860
多分、明日のうちは、世界中が夢だと思い明後日になって、ようやく騒ぎだすかと
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>>863
大日本帝国の国名に過剰反応して消される国が3つほどありそうですね。
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>>860
「大日本帝国」の存在に我慢ならない国が多いからねえ。
アメリカだって枢軸国を倒したのは政治的正当性の積み重ねの上で重要ピースだし、てんやわんやの大騒ぎがおきるよね。
一番最初に激発するのはまああそこだろうけど。
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半島か…中華か…どっちが先やろか?
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騒ぎ出すのは同じでも、半島はいきなり事実上の宣戦布告をわめいてしまう気がする
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中共は狡猾だからまずは半島を噛ませ犬にして試すんじゃね?
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ロシアは……何時も通りやろな
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>>861
とりあえず太平洋戦争とその後がまだ考えられてないので転移ネタやゲートネタは私は今は想定できません(汗
面白そうだけど考えるにはパズルが足りなさすぎますw
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>>867
そして、大陸日本に蹂躙されるのですねわかります。
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半島は確定として北と南どっちが先にやらかすと思う?
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ひゅうが氏が書いた、日露戦争後の日本に特地のゲートが開いたら
どうなるかな?
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異世界転移は流石にスレ違いな希ガス
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>>872
南じゃね?北は最初はメディアがわめくだけですぐに動かない気がする。
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>>874
日本大陸絡んでいるから大丈夫大丈夫
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>>870
いつかの日帝様ネタを二倍か三倍くらいにすれば恐らくは
米帝比0.8くらい
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では本題に戻すと……日露戦争後の世界の動きとかでしょうか
とりあえず中国は震え上がって朝鮮は安堵、イギリスは日英同盟死守を誓ってアメリカは明白な運命を目指すと……
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大陸日本の第一次世界大戦はどういう経緯になるかねぇ
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少なくともロシアは史実通りにいかないだろうし、何より何があっても日本と戦おうとは思わない気がする…
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まあ、フランスがパリ落とされるのと、アメリカがインフルエンザを持って来るのは確定かな
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ロシアは自軍の大敗北もあって日本を徹底して持ち上げてるでしょうね。
そして列強各国で「日本製艦艇は性能劣悪」といった関係者一同の首を切りまくり。
ドイツはロシア弱体化で活発に動き出すので英国は露仏と抑え込みに必死になる。
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やはり第一次大戦は同盟国同士の複雑怪奇な関係に皇太子暗殺事件とセルビア政府の場当たり的で不誠実な対応があったからでしょうね。
それがあってはじめて各国が参戦し得るわけですから…
復帰初日なので今日はもう横になります。ノシ
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日露戦争から得た戦訓は「要塞は1万程度の損害で陥落する」だから……
両陣営調子に乗って突撃させまくって塹壕とったり取られたりのシーソーゲーム繰り返して
損害の多さに気がついて慌てて英国が日本に援軍頼むのか
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おやすみなさい ノシ
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史実より大きく国力を落としている露西亜帝国がサラエボ事件で兵隊を動員出来るとは思えないんだが。
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ロシアが陸軍戦力の過半を消滅(ここ重要)させていることから、
どう頑張っても自国内の治安維持で精一杯。だから、第一次大戦が
始まっても動かせる戦力がないから、ロシアは静観してドイツとの国境
を固める程度でしょう。
あとは、日本がどの程度戦力を派遣するかで、戦いの趨勢が決まるから
そこをどうするかによるでしょう。アメリカは最後まで動かないでしょうし。
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列車砲も活躍したので列強ではかなりの数を配備するでしょう。
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あとは観測気球や飛行船もかなり使うようになったり?
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陸軍の半数が消滅して少数民族の抑え込みが厳しくなっている状況では出兵なんてあり得ないですからねー
ロシアは例え開戦しても動かずセルビアが早期に陥落していそうではありますな。
アメリカは史実通り出兵するかもしれないししないかもしれない。そこら辺は解らない。
日本が日英同盟に基づいて大々的に出兵したら変な競争意識出して史実以上の戦力投入→インフルエンザばらまく、かもしれんし。
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日露の戦訓から火力主義に目覚めたロシア軍VSドイツ軍の激突もありかな?
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列車砲天国になるのか…
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>>892
上空を互いの飛行機や飛行船が観測のために飛び交い、制空権争いに発展したりしてね。
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アジアに植民地がある限り日本と戦う軍はいないでしょうね。
何しろ良くて疲労困憊、悪くて体制崩壊の危機だしw。
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英国が、日露戦争の戦訓を正しく理解していれば悲惨な塹壕戦は
英国だけは防げて、国力の低下が史実よりも少なかったりすると
第二次大戦の流れも変わるな。
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>>893
そこは史実通りの流れですな。
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>>889
日露戦争の戦訓からか飛行船や気球がドンドン飛びそうですね
飛行機が出たらそれを落とそうとして……制空権争いが熾烈になりそうだ
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>>891
ロシアは火力に目覚めても兵員の余裕無し+相当な軍事予算を治安維持に裂かれて……
まあ、国境の精鋭部隊だけでも火力集中が行われてる可能性はあるかな
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ロシアが日本に助けを求めたりしてw
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実際に体験してみないと中々理解できない面もあるし、序盤は英国も他国と変わらないんじゃないかな
で、序盤で出た被害のデカさにビビって対策を始める、みたいな
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>>895
英国辺りは日英同盟の重要性の再確認をした際に戦訓を理解する事に成功するかもね。
上手くいかなくとも第一次世界大戦の中ごろまでには対処が出来る筈。
上手くいけば開戦前から対処法を日本と研究会を開くなど交流を深めて準備完了。
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史実よりも多くのエースが誕生するかもしれませんねw
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>>775
アラスカにユダヤ人の国作った方が速くないか?
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>>899
日本が助けに応じるとすれば英国からの同盟に基づく要請でだろうねえ。
英国にはかなり助けられているから英国の要請なら恐らく応じて出てくる。
それ以外だと引き籠りモード。
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>>891
兵士数が減ったからこそ火力で補うという結論になってもおかしくは無いよな
もともとロシア陸軍も砲兵による火力重視の考えだし
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>>903
ユダヤ人に国を持たせる厄介さは本スレでも散々議論されているでしょうが。
被害妄想と選民思想が強すぎて何処に居ようが問題しか起こさない様な連中に国家の要衝を預けるとかあり得ません。
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>>903
ユダヤ人はやーよ。あいつ等色々と面倒だし。
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>>901
しかし軍事って一番変革が難しい分野ですからねえ
ましてや人種差別の激しいこの時代、所詮極東での珍事として欧州が認識している現状、
黄色い猿のアドバイスをお偉いさんがまともに聞くかどうか。お偉いさんはもれなくお貴族様だし
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>>908
少なくともイギリスは遅かれ出来るんじゃない?
認識自体は他の国よりも深刻にとらえてたっぽいし。
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>>908
貴族だからこそ聞く可能性もあるんだよね。
ロウアーとは違い、かなり彼らは柔軟よ?というか柔軟じゃなかったら二十世紀まで英国では生き残れない。
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史実でユダヤ人が何故『欧州』から脱出しようとしてたのか考えてみろ、それで大体答えになる
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>>908、意識改革は難しいからねぇ
共通規格化の導入どころか、ある程度原因を察せられてた『脚気予防に麦を食わせる』のすら難しいという
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まあ、他のスレでも言われている様にユダヤ人に国家を与えるなんて少なくとも日本としてはあり得ない、で良いでしょうね。
ましてやアラスカは重要な地域ですから精々日本人を送って開拓した上で自主性を高めさせるにしても外郭陣地として自治領化するくらいでしょうなあ。
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満州にユダヤ送って中国を混乱させるか。
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>>914
彼の地はさらに混沌とし碌でもないことになりそうだなww
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大丈夫、そのうち中華の大地に飲み込まれて落ち着くところに落ち着くさ
(中華思想に染まらない奴は)誰もいなくなった的な感じで
-
ユダヤには関わらないのが一番
-
>>914
触らないし何もしない、それが一番安全で面倒くさくない。
ユダヤ人はそんな甘い物じゃない。
後、満州利権とかは英国とかとやっていくものだろうし下手なことをやる必要性も無い。
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ユダヤ人は厄介者というのが、当時の欧州の認識。
で、そのせいでユダヤ人は自身の権利を勝ち取るために
経済的な勝者となっていき、欧州を経済的に支配していった。
ナチスドイツがユダヤをやたらと攻撃対象としていたのは
その辺のうっぷんがたまっていたからなんだよね。
-
>>914
ユダヤを使って何かできると考えるのは思いあがり。
本当に関わらない方が良いんだよ?
ユダヤ人に関する歴史を調べてみればそういうふうに考えること自体が彼らを甘く見過ぎているということを思い知らされる。
-
ユダヤなんか相手せずに引きこもりたい…
-
まあ、ユダヤなんぞには一切かかわらず引き籠りですな。
下手に得意でもない分野に欲を出したりすると碌な事が無い。
-
ユダヤ云々は、まあしゃーないと
お前を日本人にしてやろうか!の同化圧に耐えうると思われる人種はポイの方がいいね
お困りの国やシナーも同様にね
-
匿名希望(公称約2600歳)「引きこもろうと思っているのに引きこもれないんです。どうしたらよいでしょうか」
-
大陸日本はとくにユダヤとかかわりがあるわけでなし、
ユダヤの連中とのかかわりなどしなければいい。
第二次大戦で勝利したりすると、すり寄ってくる可能性があるが。
-
同化に応じない者は異分子として大陸日本から排除されていくでしょうなあ。
大陸であってもこれだけ同一性を維持しているという事はそれだけ同化圧力も強力ですし。
-
>>924
ちょっかいかけてくる国全てを滅ぼせばいいんじゃないかな?(ネタ)
-
擦り寄ってくるのを袖にすると差別だとか言い出さないか心配だ
今の現状見てると。まあ、欧州に任せるのが一番ですな
-
>>925
すり寄ってきても無視すれば問題ないんだよね。日本の場合。
日本には彼らの基盤が無いし造れない。しかも彼らの得意なロビー活動も日本では上手くいかないときてる。
本当に無視し、商売上必要な時だけドライな取引を行えま問題なしっす。
-
ユダ公は米国さんに押し付けるでFAか。
-
アジアでも厄介者ですのでアメリカさんにお願いしますでFAですな
-
同化…
「あなたはそこにいますか?」
-
自分の周りを更地にして、要塞でも建てて、近づく人たちを追い払えば
いいんじゃないかな(適当)
でも、引きこもりライフをするためには通販関係の宅配業者は玄関に
来てもらわないといけないね。
-
アメリカで財閥作って日本に戦争やら経済でちょっかいかけてきたらそれを口実に完膚なきまでに叩き潰せばいいかw
-
ユダヤはパレスチナで引きこもってろよ。
-
>>934
きっと、辻ーんに尻の毛まで抜かれて鼻血も出ないようにされるでしょう。
-
ユダヤは欧州や中東あたりで仲良く喧嘩してな
-
>>935
ヤメて、ただでさえ混沌としてるのに火薬を放り投げるようなことはしないで!!
-
>>935
問題を起こしているユダヤ人はパレスチナ出身じゃない。
後から押しかけていったんだよ。
昔から共存している東方系ユダヤ人と問題を引き起こしまくる欧州出身の白人系ユダヤ人を一緒にするなと。
-
腹黒紳士かチョビ髭頑張ってください。
-
>>937
中近東では東方家のユダヤ人が白人系ユダヤ人が来るまで平和にムスリムと共存していましたよ。
欧州系ユダヤ人が本当にどうしようもない。
-
あとはロシアの鋼鉄親父もだな。
-
そもそも、ユダヤ人という人種がほとんどいない件について。(欧州系ユダヤ)
-
だって大半が自称ですしおすし
-
ユダヤ人というかユダヤ教徒?
-
>>943
そこら辺まで言い出したら本当に面倒くさい且つ専門的な話になるからなあ。
好きな人には面白い話では有るけど。
まあ、総称ユダヤ人とはかかわり合いにならないのが一番ですわ。
アメリカに押し付けましょう。
残りは欧州に処理をお願いします。
-
ロシアの参戦が困難だとするとシュリーフェンプランもないからドイツは電撃戦を
成功させるだろうな。
-
ちょっと見てなかった間にユダヤスレに成ってた件について…
-
下手をしたらユダヤホイホイになったアメリカが現世からポイされてしまう可能性があるのでは…
-
>>949
ユダヤも一緒にポイしてしまえばいいじゃない(スマイル)
-
ロシア参戦しないとほんとパリは陥落しそうですな
そしてインフルエンザを持ち込む米軍と……
ほんと地獄絵図に為るな
-
これ以上はユダヤを騙るスレになってしまうので打ち切りにしましょう。
>>947
その勢いで日本軍とアメリカ軍とぶつかる訳ですな。
-
>>947
積み重ねてきたドグマは簡単には捨てられないので、シュリーフェンプランのさらなる改訂がまっているかと。
フランスを全力で攻撃して無力化し、返す刀でロシアの防衛戦を突破、そのまま包囲殲滅し、最終的にロシアを解体する、とかさらに正気を疑うようなプランになりそうな気が…
-
話題を変えるために、疑問に思ったことをつぶやく。
大陸日本の戦車って、国土が広くなったことで要求仕様が変わるんだろうな。
道の幅や平原が増えたことで配備する場所も数も増えそうだし。
10式みたく、コンパクトで高性能ではなくアメリカ的なでっかいのが
主力になったりしないかな?
-
戦争に参加しないで引きこもりたいむしろ戦争起こすなよ。
-
>>947
そもそも戦争になるのかな?
WWⅠって動員から始まる戦争もあるさ、ってばりのドミノ倒しだから
ロシアが総動員かけないと、ドイツも動員しないっしょ
-
>>953 ちょび髭の前からぶっ飛んでたからなあ・・・やりかねない。
-
まあ日本軍が大々的にやってくるとは想定外でしょうしまだ侮っている連中が多いでしょうからねえ
戦場で日本兵の恐ろしさを叩きこまれそうですが
-
>>956 精鋭をアジアで失ってるからこそ数で補おうと大動員かける可能性もあるな。
-
>>956
結局フランス相手にするのなら遅かれ早かれ動員はすると思われ。
-
>>952
そして、RSBCへ…
-
腹黒紳士さん出番です私を引きこもれるようにしてください。
-
>>962
イギリス「お願い助けて!死傷者の数がとんでもないの!」
間違いなく逆に泣きつくw
-
案外日露戦を見て機銃と砲兵を史実より増強したドイツが一番日露戦の戦訓を反映した
状況になりかねない・・・。
-
>>959
あの当時は、総動員という行為自体に、「相手の理性を期待する」という意味の戦争抑止力を期待していた面がありましたし、やる可能性が高いですね。
実際のところは、それがチキンレースだということに気付かなかったばかりに、状況がエスカレーションするばかりでしたけど。
-
だが一番の正解は日本に泣き付くだったりする
-
日本が援軍に行ったとして、指揮権とかどうなるのかな?
要塞に突撃しろとか言われて難色示したら臆病者とか呼ばれないだろうか
……いや、火力は持ち込みまくるか
-
そうやって考えてみると第二帝国と二重帝国がドナウ連邦化して残る可能性がかなり高いかもね〜
-
>>967
飽く迄も日本軍の指揮権は日本軍の現地司令部が握る。
どう動くかは各国軍の協議次第でしょうね。
少なくとも英国は日本寄りの立場を明確に打ち出して協議の場でも動くでしょう。
-
フランスがどういうことを言うかだな。
オランダは日本よりだろうし。
ベルギー?…頑張れ!
-
フランスとアメリカが余計な事言い出す予感!
-
絶対に何かしらやらかしてくれるという期待(?)があるよなw >>フランス
-
>>967
フランスあたりが極東の黄色いサルみたいな感じで日本を馬鹿にして
したら、イギリスとオランダ、さらにはロシアから黙ってろこのカエルやろう
みたいなことを言われるところを幻視した。
-
>>973
英国とロシアから怒鳴られるのは確実かw
まあ空気が読めないと言うか態と読まないのが彼らですしおすし
-
フランス人のことなんで「ここは大丈夫だからマカロニ野郎を助けに行け」くらいは
言いそうだな。
-
>>975
命令できる立場にないとしれ、とくらい英国に言われそうだけどね。
-
それで「よし分かった」って助けに行ってそこから日伊友好が始まる可能性が……
引っこ抜かれた後の西部戦線は知らぬw
-
「イタリア人のほうがまだ話が分かった。ともに戦うならフランス人よりイタリア人のほうが好ましい。」とか比較されると‥
-
フランスに派遣→イタリアに転進→フランスから「たすけて〜」→海に追い落とされる寸前で
巻き返し→戦後はローラーのせいでフランスは総焦土。
-
あ、日本がイタリア戦線に参加すると、イタリア軍が押し込まれず、ヴィットリオ・ヴェネトの戦いが起きなくなる恐れが。
そうなると戦艦の命名に影響しますねw
-
兎にも角にもフランスは碌なことにはならないでしょうね
-
未回収のイタリアどころかオーストリア外周が溶ける恐れも…
-
次のスレッド立ててきますね。
-
いってらー ノシ
-
日本来るまでひたすら防御戦術でイギリスの被害が大幅にへるのでわ?
-
なぜだろう、誰もフランスがまともな判断をする可能性を提示していない……w
-
立ちました。
日本大陸を考察・ネタSSスレ その9
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1384779970/
-
フランスは逆に突撃かまして損害増えてそうだな
-
スレ立て乙。オスマントルコは中立かね?
-
建て乙。
>>986
だってあのフランスだぜ?
-
おふらんすは落ち担当か...
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>>989
どうだろう、当時の状況だとドイツの同盟国として参戦するんじゃないかな?
大陸日本でエルトゥールル号の事件が起きたのだろうか?
あと、スレ建て乙
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>>988
実際、あの頃のフランス軍って、極論すれば「頭数を増やして物理で殴ればいい」ですからねー
-
頭数(日本)が来るまで待てんかった・・・
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「面倒なので取り敢えず、砲兵師団送って砲火力で要塞潰すの手伝ってあげるからあとは頑張って突撃してねー」
(訳:日露戦争で陸軍が大ダメージ受けたから兵員は余り送りたくないの。あと、日本食を供給出来る範囲の派遣数にしたいし)
な予定が、
「戦線が維持できない!もっと兵隊PLZ!!!」
英仏に泣き憑かれる、なんてコトも有り得るのかしらw
-
>>993
ナポレオン時代の芸術的な采配は何処行った……
-
頭数(大砲・兵士)がそろうまで待てればいいのにね。
-
おっと、スレ立て乙ですー。
-
>>992
起きたんじゃないですかね。日本が台風銀座の正面に立つ物件であることは変わりませんし。
生存者が流れ着いた村は違うなどの差はあるかもしれません。
-
>>996
ナポレオンとともに消えていったさ。あの革命でほとんど無に帰した。
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