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【火葬】やらない夫は大帝の軍師となるようです【戦記】その三- 1 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/23(土) 21:09:35 ID:9P3wua5g
- これは>>1の妄想火葬戦記です。痛い表現や文章がたびたび出てきますが、ご了承ください。
前スレ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1263272558/
過去スレ
【火葬】やらない夫は大帝の軍師となるようです【戦記】その一
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1262429909/
- 2 ：名無しのやる夫だお：2010/01/23(土) 22:28:32 ID:Izyx/I56
- スレ立て乙。
今回は戦闘描写が物足りなかった。
- 3 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 00:52:54 ID:8ZMWs.D6
- スレ立て＆投下乙。 今回も楽しませてもらった。
で、今回疑問に思ったんだが、
１、マスターロン・ベルクと多くの弟子が開拓したタレントゥムに、マスターの助けで住ませて
貰ってるくせに、ジェダイの長老連態度でか過ぎじゃね？ 勅許の金半分寄越せとか、
半島のヤクザや露助もびっくりだぜ。
２、やる夫や銀様はやらない夫の幼馴染だけど、ジェダイやエレメントのことは知ってるの？
- 4 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 00:54:15 ID:8ZMWs.D6
- あ、もう一つ質問。
３、七王の乱のモデルは晋王朝の八王の乱かな？
- 5 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 00:54:36 ID:btDpI/qg
- 戦闘で説明が長いのは不評みたいな流れがあるな
あれでいいみたいな意見もあるが連発されるとちょっとな…
- 6 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 00:56:25 ID:CUkLBKZo
- 乙
風呂敷を広げすぎると伏線回収大変になる気がするな。
- 7 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 04:39:52 ID:yyg3Dvwo
- サイキック系戦闘組織 兼 技術者集団とは、かなり凶悪だなｗ
やらない夫の個人的切り札になりそう集団
- 8 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 05:15:28 ID:wB0qnPqM
- さっさと長老連中皆殺しにすればいいのに（大義名分はいくらでも用意できる）、
そうせずに延々長老会に搾取されっ放しってことは、
やっぱりロン・ベルクの教えっつーか理念的に、
そういう鉄血的解決は、そもそも選択肢に入ってないってことなのかな。
（現時点で登場してる）エレメンター側は平和路線で行くことに何の疑問もないみたいだし。
- 9 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 05:23:13 ID:wB0qnPqM
- ああ、言われる前に言っておくが、
前スレの833〜で一応、殺せない理由みたいなのを語ってるのは承知の上だ。
ただ、ホロが言うような「全面抗争」に発展する可能性が極めて低い合理的な暗殺方法もあるわけだから、
やっぱりそういう血腥くてえげつないやり方はジェダイやエレメンターの正統教義的には論外なのかな、とね。
- 10 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 05:39:21 ID:U3Rl3TWQ
- どんな血なまぐさい手段もいとわない連中を正しいとは見たくないな
とるとしてもそれまでにいろいろ悩まないと、超能力殺人集団にしかならないだろ
- 11 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 06:21:02 ID:wB0qnPqM
- まあ、確かに、どっちかって言うとシスのやり口だからなぁ。
- 12 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 08:50:12 ID:Vy7OWNVM
- >>5
俺は戦闘説明は、この話ではある程度ないと足らないんじゃないかと思うわ
むしろ、サブキャラの人間関係が原作しらないとまったく掴めないってのがちょっと。
- 13 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 09:03:44 ID:e1r8V5R.
- まあ、全部解決する極めて簡単な方法も無いことは無いが、書くと予測になって
しまうジレンマｗ
- 14 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 09:37:35 ID:sjzHvB/Q
- ＿ ＿l l＿ ＿l l＿
／／[][] ￣ｌ ｌニ､ヾ ￣ｌ ｌニ､ヾ ＿l l＿
ヽヽ-, く ノヽ-ゝ く ノヽ-ゝ ￣ｌ ｌニ､ヾ
￣ く ノヽ-ゝ
ヽ、 /ニニヽ ／
ヽ_ / o o l /
＼＼. く u＿'＿ ゝ ,'
＼＼＿/ '――‐' |＿ l 真剣は切れ味がある分あつかいやすいし
,ｋ´ ＼l￣￣￣/::::::::l｀ヽ、 i 素人から玄人まで幅広く使われている武士の基本武器
/| ↑､ ／＼_.ノ:::::::::::ヽ ヽ | 対して研無刀は見た目なんかは真剣とほとんど変わらねぇが
. / | /:::::::::＼／ヽ:::::::::::::::::::', ! ｀､ | あえて斬れない様に鋭く研がない分
/ l/:::::::::::::::::::｀ヽニ=::::::::::::::V i ＜ 硬度と重量をかなり増加させて
. / /::::::::::::::::::::::::::::::＼＼:::::::::::::ヽ | | 斬るより破壊を目的とした
/ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼:::::::::::i ! | 玄人好みのあつかいにくすぎる刀
/ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼:::l´ ＼ .| 使いこなせねぇとナマクラ刀より弱い
. / -､ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 刃―､-ﾞ | ただの鉄クズみてぇなもんだってのに
´/ Y:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ﾒ, ヽ、| 何であのガキは？
/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | ',
. / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ | ヽ
/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ | ＼
これを思い出した
- 15 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 11:15:20 ID:ztSdPyZg
- >>1
乙です
- 16 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 13:33:57 ID:7evHeYcE
- >>14
丁寧に説明されてるから俺は好きだわw
- 17 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 16:07:53 ID:TR5VikxY
- あの程度の説明じゃ長いうちには入らんな。
親切でいいと思うぞ。
- 18 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 17:42:04 ID:f19KgRSM
- 微妙だな
これは個人差あるからどの位がいいのかわからん
他のスレのバトルシーンを参考にしたら？
- 19 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 23:00:12 ID:4SSrRHtM
- 乙です。
他ならともかく戦闘時の説明はいらんと思うがな。
厨二病という名の同好の士なら言葉などなくても分かり合える。
- 20 ：名無しのやる夫だお：2010/01/24(日) 23:02:59 ID:1PKUnTQo
- とは言え小説と違って地の文は出せないし、それでいて漫画みたいに動きで語ることも無理となると必然的にしゃーない気もするが
- 21 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 03:36:09 ID:ll2RhRpo
- その辺りは詳細を書かずに雰囲気だけで進めてけばいいんじゃないかね。
別にバトルや能力がメインってわけでもないみたいだし。
- 22 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:32:07 ID:Q5jPziWg
-
∩＿＿＿∩ /)
| ノ ヽ ( i )))
/ ● ● | / / クマーと！
| ( _●_) |ﾉ /
彡､ |∪| /
／ ヽノ /´
/ﾆＹﾆヽ
(ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /) でっていうの！
(((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i)))
／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼
( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）
| `ー'´ /´
| /
補足解説コーナー！
/ﾆＹﾆヽ
∩＿＿＿∩ /) (ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /)
| ノ ヽ ( i ))) (((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i)))
/ ● ● | / / ／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼
| ( _●_) |ﾉ / ( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）
彡､ |∪| / | `ー'´ /´
／ ヽノ /´ | /
- 23 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:32:21 ID:Q5jPziWg
- __, -ー- ､__
(_,' ',_)
l ● ● l
i (_ ● _) i
ﾉ ',
/,, -ー ､ , -‐ ､ 今回は質問について解説するクマーよ。
（ , -‐ '" ） ちょうど、三つほどの質問を受けたので、
`;ー" ` ー- -ー;'" お答えさせて貰うクマー。
l l
| |
i i
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
(_⌒,,,,ノヽ,,,,⌒)
. /ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼ とりあえず、質問ありがとうございますっていう。
| ,-） （-、.| で、まず最初に受けたジェダイとエレメンターの
| l ヽ＿＿ ノ l | 関係についてやるっていう。
＼ ｀ ⌒´ ／
- 24 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:32:41 ID:Q5jPziWg
-
１、マスターロン・ベルクと多くの弟子が開拓したタレントゥムに、マスターの助けで住ませて
貰ってるくせに、ジェダイの長老連態度でか過ぎじゃね？ 勅許の金半分寄越せとか、
半島のヤクザや露助もびっくりだぜ。
∩＿
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
/ﾆＹﾆヽ .| | 作者がアホだから変な誤解をさせて悪いっていう。
/（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ ! ! 一応、ジェダイ達はこの星ではなく、ポリス・マサという
／::::⌒｀´⌒::::＼| / タレントゥムからちょっと離れた小惑星に住んでいるんだ
| ,-）＿＿＿（-，| ／ っていう。
､ |-┬-| ／
/ ＿ `ー'´ /
(＿＿＿） /
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● | 最初は、マスターロン・ベルクに匿われていたんだけど、
| ( _●_) ミ マスターヨーダもマスターケノービも、そこまで厚かましい人間
彡､ |∪| ､｀＼ じゃなかったし、尚かつ、ベイル・オーガナのような支援者も
/ ＿＿ ヽノ /´> ) いたから、この小惑星に移り住んだんだクマー。
(＿＿＿） / (_／
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
- 25 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:33:01 ID:Q5jPziWg
- /ﾆＹﾆヽ
(ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /)
(((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i))) だけど、マスターロン・ベルクとは協力体制は維持していたし、
／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼ ロン・ベルクも一応支援はしていたんだっていう。なんだかんだで、
( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ） ロン・ベルクはジェダイマスターだったし、エレメンターとしての道を
| `ー'´ /´ 選んでも、ジェダイ達を見捨てることはできなかったんだっていう。
| /
∩＿＿＿∩
(ヽ | ノ ヽ /)
(((i ) / （゜） （゜） | ( i))) だから、マスターロン・ベルクはかなりの金や物資を、ジェダイ達に
／∠彡 ( _●_) |＿ゝ ＼ 与えて支援していたんだクマー。これは、異能の力を持つ同士として、
( ＿＿＿､ |∪| ,＿＿ ） マスターロン・ベルクは接していたからなんだクマー。
| ヽノ /´
| /
- 26 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:33:22 ID:Q5jPziWg
- /ノＹヽヽ
/（0)(0）:::ヽ
.／ ⌒｀´⌒ ::＼ だけど、次第に帝国が崩壊し、今のような乱世になると、
| )ノ(、_, )ヽ, （::::| ジェダイ達は余計に組織を硬直化させたんだっていう。
|.l ,;‐＝‐ヽ l :::| 七王の乱が起き、支援者であったベイル・オーガナらが
＼ ｀ニニ´ ::::／ 滅ぼされた結果、奴らは収入源を失ったんだっていう。
／｀ー---―´＼
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● | ジェダイ達は確かに、優れた能力を有していたけど、
| ( _●_) ミ 所詮は大道芸の枠を越えない能力しか持っていないクマーよ。
彡､ |∪| ､｀＼＿＿ それに、彼らはフォースを生活の糧にするような事を忌み嫌った
/ ＿＿ ヽノ / ＼＿＿＿） から、結局困窮する羽目になったんだクマー。
(＿＿＿） /
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
- 27 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:33:37 ID:Q5jPziWg
- ./ ＼Ｙﾉヽ
/ （0)(―）ヽ その反面、優れた技術や科学力を有していたエレメンター達は、
／ ⌒｀´⌒ ＼ 器用に社会に溶け込みつつ、自活する術を身につけていたんだ
| , -） （-、.| っていう。だから、ジェダイ達に比べれば莫大な収入を得ていたんだ
l ヽ＿＿ ノ l | っていう。
. ＼ ／
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |_ 元々、エレメンター達、というよりマスターロン・ベルクは自分の力を
| ( _●_) ⊂ ｀￣＼ かなり過小に思っていたんだクマー。何しろ、科学が発達しているから
彡､ |∪| ｀￣ ノ 特殊な能力は全てテクノロジーで代換されるクマーよ。それに、マスターロン・ベルク
／＿＿ ヽノ /￣￣ 自身、謙虚だったから異能の力の持ち主にありがちな傲慢さはなかったんだクマー。
(＿＿＿） /
- 28 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:34:13 ID:Q5jPziWg
- / ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ⌒｀´⌒＼
| ,-） （- | だからこそ、その特異な能力を社会に生かす術を考えたんだっていう。
| l ヽ＿＿ ノl | また、マスターロン・ベルクは戒律に割と緩い人だったから、恋愛についても、
＼ ｀ ⌒´ ／ フリーだったんだっていう。むしろ、そうすることで、社会に溶け込み、貢献する
／ ヽ ことを優先させたんだっていう。
/ ヽ
| | |
ヽ_| |丿
| |
∩＿＿＿∩ /)
| ノ ヽ ( i ))) でも、ジェダイ達にしてみれば同じ異能の力を持つのに、
/ ● ● | / / 戒律は破る、収入は得ているとやっかみの対象になったクマー。
| ( _●_) |ﾉ / それに、ある意味フォースを生活の糧にしていることが彼らの気に障った
彡､ |∪| / クマー。神聖なるフォースを生活の糧とするなど、坊さんが卒塔婆でスキーを
／ ヽノ /´ するに等しい行為だと思ったクマーよ。
- 29 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:34:28 ID:Q5jPziWg
- /ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ￣｀´￣ ＼
| ,-） （-、.| だけど、実質的にはエレメンター達に依存しているのがジェダイ達の現実だっていう。
| l ＿＿＿＿ l | それに、エレメンターはジェダイ達よりも少数だったし、ジェダイ達はいくつかの教団
＼ `ー'´ ／ を作ったりしているから、数そのものでは上なんだっていう。
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ !
/ ● ● |
| ( _●_) ミ
彡､ |∪| / .＼ だからこそ、ジェダイ、それを統括している「長老会」の権力は強いんだクマー。
/ ＿＿ ヽノ / ＼ ...＼ それに実際には、エレメンターに依存しているけど、権力はジェダイが握っている
(＿＿＿） / .│ ..│状況なんだクマー。だから、上がりを持っていかれても仕方がないという状況に
│ │なっているクマーよ。
/ ヽ
l..lUUU
.Ｕ
/ﾆＹﾆヽ
(ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /) 逆らったらそれこそ、余計な軋轢を産むし、ろくな事にならないっていう。
(((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i))) それに、同士討ちにでもなったら目も当てられないっていう。とりあえず、
／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼ 長老会とエレメンターの関係はこれくらいにしてもらうっていう。あんまりやりすぎると
( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）ネタバレになるから勘弁してくれっていう。
| `ー'´ /´
| /
- 30 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:34:41 ID:Q5jPziWg
- ２、やる夫や銀様はやらない夫の幼馴染だけど、ジェダイやエレメントのことは知ってるの？
∩＿
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
∩＿＿＿∩ | | もちろん知らないクマーよ。いくら親友だからなんだと言っても、
| ノ ヽ ! ! そいつが異能者だったら普通は警戒されるクマー。「もしかしたら」
/ ● ● | / と期待するなどナンセンスクマーよ。
| ( _●_) ミ／
彡､ |∪| ／
/ ＿＿ ヽノ /
(＿＿＿） /
∩＿
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
/ﾆＹﾆヽ .| | まあ、当然だっていう。常識で考えて、お隣に超能力者、しかも本物だったら
/（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ ! ! 警戒や不審を抱かれるのは当然だっていう。だから、一般人でこれを知っている
／::::⌒｀´⌒::::＼| / のはまずいないっていう。それに、ジェダイもエレメンターも、五百年もの戦乱のおかげで、
| ,-）＿＿＿（-，| ／ 情報がほぼ消失しているから、知っている人間は殆どいないっていう。
､ |-┬-| ／
/ ＿ `ー'´ /
(＿＿＿） /
- 31 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:34:58 ID:Q5jPziWg
- ３、七王の乱のモデルは晋王朝の八王の乱かな？
__, -ー- ､__
(_,' ',_)
l ● ● l
i (_ ● _) i その通りですクマー。それに、戦国時代や各種歴史ネタを混ぜあせた
ﾉ ', のが、この物語の根幹ですクマー。
/,, -ー ､ , -‐ ､
（ , -‐ '" ）
`;ー" ` ー- -ー;'"
l l
| |
i i
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
(_⌒,,,,ノヽ,,,,⌒)
./ ＼Ｙﾉヽ
/ （0)(―）ヽ それに八王の乱は、本物の漢民族をほぼ全滅させた五胡十六国時代を
／ ⌒｀´⌒ ＼ 引き起こした大乱だっていう。だからこそ、参考にさせてもらいましたっていう。
| , -） （-、.|
l ヽ＿＿ ノ l |
. ＼ ／
- 32 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/25(月) 15:35:10 ID:Q5jPziWg
- ∩_＿＿_∩
| ノ ノ ＼ヽ
/ ● ● |
ミ ( _●_) ミ とりあえず、解答させていただきましたクマー。
-(＿＿_.)─(＿＿)─ 戦闘描写のご意見も誠にありがとうございましたクマー。
他スレの描写を参考にして貰いますクマー。
/ﾆＹﾆヽ
/（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ
／::::⌒｀´⌒:::: ＼ それじゃ次回も、
| ,-）＿＿＿（-、|
| l |-┬-| l |
＼ `ー'´ ＿／
. ／ ∩ノ ⊃ ヽ
（ ＼ ／ ＿ノ | |
..＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
ゆっくり見てってくれっていう！
クマー！
/ﾆＹﾆヽ
∩＿＿＿∩ /) (ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /)
| ノ ヽ ( i ))) (((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i)))
/ ● ● | / / ／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼
| ( _●_) |ﾉ / ( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）
彡､ |∪| / | `ー'´ /´
／ ヽノ /´ | /
- 33 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 16:01:36 ID:zXo/Opr.
- 解説乙です。
次の更新を楽しみにしてますよ−。
- 34 ：3：2010/01/25(月) 16:07:30 ID:zl8F1zCY
- >>1解説乙。
わかりやすかった。
にしても聞けば聞くほどどうしようもないな、ジェダイの化石どもは…
時代の流れを読めない老害ほど面倒なものは無いよ。
- 35 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 18:27:10 ID:hmAgtDBU
- 閉鎖した組織の上が腐敗したらもう詰みゲーでは？
やる夫や銀様もしらないのか……
その辺が今後のカギかもな
- 36 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 19:24:04 ID:N2lkTCD.
- 説明乙です
なるほど、教義的にみればエレメンタラーの方が異端で少数派なのね
- 37 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 19:29:17 ID:YCGCreYU
- 乙ぱい。
説明サンクス。できれば次回の投下日も予告して欲しかったぜ。
ジェダイとエレメンターは浄土宗と浄土真宗みたいなもんか。
難癖みたいだけど、エレメンターはジェダイと教義が相容れないんだから、
さっさと移住したほうが良かったんじゃなかろうか。
- 38 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 19:39:55 ID:b8aAChTE
- 乙
数って、いま何対何くらいなん？
あと、ジェダイは子供作らないから養子だよね
どうやって数を維持してんだ？
どっから子を引っ張ってきてんだ？ジェダイにするって言わないでもらってきてんの？
- 39 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 19:50:08 ID:eViqUWtU
- 乙でした
しかしＭＳやヴァルキリーがいる世界でジェダイになりたいなんて人はいないと思うんだがな
エレメンタラーの方は子供ができるから良いけど、ジェダイはどうやって人増やしてるんだろ
誘拐とか人身売買でもしてるのか？
- 40 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 20:02:29 ID:4vISmuA.
- ジェダイは設定だと結構チートなんだけどな、フォース・グリップを食らって
冷静でいられるか？
- 41 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 20:04:52 ID:cjfM1CaY
- >>38,39
エレメンタラーの子供って可能性が高そうじゃね？
できる夫が
>>フォースに長けたジェダイの中でもさらに希少な力。
って言うのと血筋云々の話もあったし
- 42 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 20:09:17 ID:b8aAChTE
- 今は、ジェダイっておおっぴらにできないだろうし、
超能力者胡散臭いって解説でも言ってるし、
それこそ、予知とかテレポートとかで出現を察知してさらってるのかな
>>41
金だけじゃなく子もとられるって、半端ない恨みになるぞ…
そんななら、もうとっくに絶滅覚悟でも反旗翻してるって
- 43 ：名無しのやる夫だお：2010/01/25(月) 22:16:05 ID:qBkNug0U
- >>39
素直に考えなさいな
孤児やら親なしになった子でも養育してんでしょうよ
- 44 ：名無しのやる夫だお：2010/01/26(火) 06:58:44 ID:QeKgXU4A
- ２の説明はあくまで一般的な視点でいってるんだろうけど
この説明の仕方だと「やらない夫がやる夫に警戒されるかもと信じていない」
となってしまうのがなぁ。やる夫がそんな事で不審を抱くとは思えないのに
そうでないのなら普通は教えないがやる夫を信じて教えてる方が自然だし
解説に「そうでないとしても教えてしまったら騎士団関連の問題にやる夫が
関わらざるを得なくなってしまうから教えられない」とかもあった方が良かったかも
- 45 ：名無しのやる夫だお：2010/01/26(火) 07:26:29 ID:q2GJMtzo
- >>43
ってことは、エレメンタラーの金は孤児養育のためや、引き取る際の金にあてられてるのか
搾取された金がジェダイの勢力維持に使われてるとしたら、腹立つ構図だな
奴隷みたいな扱いだ
- 46 ：名無しのやる夫だお：2010/01/26(火) 18:07:56 ID:bDWQkzHM
- ジェダイが育てる孤児やら親なしになった子ってジェダイの素質持ちの子だけだったりしてな
つーかエレメンタラーが逃げ出したらジェダイ崩壊するんじゃね？ｗ
- 47 ：名無しのやる夫だお：2010/01/26(火) 21:07:41 ID:2XPFcsLM
- ジェダイ的に素質無いのは見向きしないだろうし。
組織の秘密を保つためにもね。
年取った連中が既得権益にしがみつくと、もう組織としては滅ぼされなければならない時期だからなぁ。
- 48 ：名無しのやる夫だお：2010/01/27(水) 19:34:42 ID:QAs.SdU.
- ところでアスカって何歳なんだ？
シンジと同年齢だとすると、王位継承順位が妙に見えるんだが
- 49 ：名無しのやる夫だお：2010/01/27(水) 20:26:11 ID:sOi3VmM6
- >>48
シンちゃん6月6日生まれアスカちゃん12月4日生まれだから
同い年でおｋ
- 50 ：名無しのやる夫だお：2010/01/27(水) 23:58:44 ID:QAs.SdU.
- >>49
原作じゃなくて、ここの話での年齢なんだが
原作言ったら、キシリアは２４で１４のアスカの母親というスゴイ話になるしｗ
- 51 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 02:46:57 ID:hYftkAEM
- 本日午後九時より投下します。
- 52 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 03:28:24 ID:9lIoTxl6
- 了解した！
- 53 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 09:25:29 ID:qO5FJAA6
- 体育館にて待つ。
- 54 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 11:48:41 ID:pkmZHiM.
- 了解した。
少々寒いが正式な作法にのっとり裸で待つ。
- 55 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 14:12:35 ID:F58RUB.I
- 今日も冷えるしコーヒー飲みながら待ってる
- 56 ：＜お茶ーっ！！＞：＜お茶ーっ！！＞
- ＜お茶ーっ！！＞
- 57 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 18:02:51 ID:YzN0tda2
- ぬ、予告が。ちと忙しいがこりゃ見ないといけないよな。
- 58 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:00:26 ID:hYftkAEM
- それでは投下します。
- 59 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:00:48 ID:hYftkAEM
- 第七話 王者の血脈 前編
前回までのあらすじ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） すまんが時間をくれ。じっくりと考えさせてくれだろ！
. | （__人__）. ｒｍ､
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
. | U },.! ノ'
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
／ /´ -‐…‐- .｀＼
/ /´ i !｀ヽﾄ､
. ,ﾍ ,' i ! ! | |i |ﾊ i ヽ
/ ゝ! ﾉ| ! !::__!::ノ ´ ￣ i::.i ｜!
＼ .| .:i i :i i |´ ノ ヽ ｀!､ﾊ:!
｀ヽi 从 i i | !:::::| 仕方ないの、早めに頼むぞ。
. | ＹﾊｉﾊN ニﾆ｀ ´ニﾆ '::::N
. | ヽゝ u ´ ｀ﾊ!｀
. |∧ Ⅵ! ′ ,':::|
ｊ/∧ _!::｝ 、 ⊂' ..ｲ:::::|
///∧´ ∨ ｀ ,.... ィ´ﾞY:::::|
. /////∧ ヽ {ﾄ､∧ |::::::!
,＜￣￣∧ } ｀ヽ ＞''} {￣｀ヽ
. / ｀ヽ:::::::::Y´ヽ i´｀∨::::∧
/ ∨:::::| .:: ! i .:.: !::::/ i
- 60 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:01:02 ID:hYftkAEM
- タレントゥムから二日後
一条麻呂公爵の屋敷。
| | ｜ ｜
A ／＼ A A A
ｴﾆﾕ_／／i＼＼ｴﾆﾕ＿＿＿＿＿ｴﾆﾕ＿＿＿＿＿ｴﾆﾕ＿
|固|. ===舎=== |固|========== |固|========== |固|===
. }ニニ{ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ニニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ニニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ニニ{ﾆﾆ
| ｜ | │ | | | |
. iﾆﾆﾆi===ｴｴ===iﾆﾆﾆi.===ｴｴ===iﾆﾆﾆi ===ｴｴ===iﾆﾆﾆi==
| ｢l｜ /l⌒lヽ | ｢l｜ 冂 冂 | ｢l｜ 冂 冂 │｢l｜
| |.| | |_|＿|_| | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜
| |.| | |_|＿|_| | |.|｜ 冂 冂 | |.|｜ 冂 冂 | |.|｜
| |.| | | | | | | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜
| |.| | |┼:┼| | |.| l. 冂 冂 | |.| | 冂 冂 ｜|.| |
{ﾆﾆﾆ}.￣￣￣￣{ﾆﾆﾆ}.￣￣￣￣{ﾆﾆﾆ}~￣￣￣￣ {ﾆﾆﾆ}￣
|ｴｴ｢￣|￣￣|￣|ｴｴ｢￣|￣￣|￣ |ｴｴ「￣|￣￣|￣~|ｴｴ「￣
|,,ｴ,| l | |,,ｴ,| l | |,,ｴ,| l | |,,ｴ,|
|,ｴ,,| l | |,ｴ,,| l | |,ｴ,,| l | |,ｴ,,|
／ ￣ ￣￣￣￣￣ ￣ ￣￣￣￣￣ ￣ ￣￣￣￣￣ ￣ ￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒)
. | u （__人__) 突然の予定ですみません。おかげで二日も、休むことになってしまいました。
| |r┬|}
| | | |}
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
- 61 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:01:17 ID:hYftkAEM
- ,､‐ ''" ￣ ｀`'' ‐- 、
／イハ/レ:::/V＼∧ド＼
／::＾'´::::::::::::i､::::::::::::::::::::::::::::＼
‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ﾊ::|ヽ:::;､::::::::::::丶
／::::::::::::::/!i::/|/ ! ヾ ﾘハ:|;!､:::::::l
/´7::::::::::〃|!/_,,、 ''"゛_＾`''`‐ly:::ﾄ 仕方ないよ、親戚が危篤だったんだろう？ だったらそっちを
/|;ｨ:::::N,､‐'゛_,,.＼ ´''""'ヽ !;Ｋ 優先するのは当然さ。大丈夫だったのかい？
! |ﾊﾄ〈 ,r''"゛ , ﾘｲ)|
`y't ヽ' /／
! ぃ､ ､;:=＝ｦ 〃
｀'' へ、 ` ‐ '゜ .ｲ
`i;､ ／ l
〉 ` ‐ ´ l`ヽ
／ ! ﾚ' ヽ_
_,､‐7 i| i´ l ｀' ‐ ､_
,､-‐''"´ ﾉ,､-､ / ､,_ ,.､- {,ﾍ '､_ ｀ヽ､_
／ i ,､ｲ ∨ l.j__,,､..-‐::-:;」,ハ、 '､｀ ‐､_ ,`ヽ
/ l ,､‐'´ /／ ',／!:::::::::;､--ｧ' / ｀` ‐ ｀'7゛ ',
/ l i ´ く ';::::::l / / / ',
/ ! l ＼ ';:::l , ' / i/ ',
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） （殿下、すみません）
. | （__人__） え、ええ何とか峠を越えましてね。今じゃもう危篤状態から
| ｀ ⌒´ﾉ ピンピンしてますよ。
. | U }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
- 62 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:01:30 ID:hYftkAEM
- 一応の事実。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ｨ､,(,､ｨ,､_,
ｼ "ｯ
ﾞｨニニニﾆｨ'
ｲyﾆVﾆﾚﾃ いつか絶対、仕返ししてやる！
入 _＃ﾉ
,-‐ｲk≧≦,lﾄ ､
／ l ll￣ ll l ヽ
l ､ i l ll / l l
,l､ ヽ l l l y/ l i l
ﾄ ｀i l V / l i l
l , ' ´ｰｧ/ /i､/ / _ヽ
l ´ i'l / / l｀l/ / ,.:ヽ
ゝ､ l_l/__/_ﾉノﾉ/ ';::;rﾞh
l ヽ Ｖ l二二l / (ﾞﾞｨ
〉､ l ／ヽ l /l ､
l ￣ヽ、__/ ヽ V /.i
/ l＼ ＼ l l
/ l Ｖ l l
/ l ヽl l l
l l l |
l i l lf
l l l / l
l l l / l
l l l / l
l l / ,!_
｀i=､_____ ,-‐l /＿＿, -‐‐ﾆi´
,-!ﾆﾆ―l ´ |ニ=／/7ｭ､.
, '｀ヽ｀i｀iヽ｣ L_/_//_｣L-
ゝｰ┴'"￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 63 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:01:44 ID:hYftkAEM
-
, -―― - 、.._
, ' ￣￣ ｀ ''ヽ ヽ.｀ヽ.、
／ : :::::::::::＼. ＼:::.＼
./ : :! :::::::ヽ ':;:::::: ':,
./ : / .::/ .::;| ::::';r- ,:::::: ',
/ / i.| : / .:// :::/l ::::::::|__ !__:::: i
. ,' :/ :: LL ::: ./ .::/'"! _'_｀| ::::::::i/´-, |:: | そうは言っても、ミスターコルベールがいなかった時は、
..i :i.| :::. | _!_ヽ:／'.／ /iｲ;;;;ﾞi ::/:|' |:l::l::: l 殿下も落ち込んでいましたよ。
..| l l :::|; i. !ｲ;ヽ 'ﾞ ' --'!::::/.::l l::|:l::: |
. ',.! ':, :::l:ヽ ﾞー' /::/:://!:、|:l:| :: l
ヾ ヽ:;!、':, ' /':::/:/:ヽ丶-' ::: |
l ::':::ヽ、 ´￣ ,'-'/ .::/:￣: :::: l
| : ::::r:丶.、 .. ' /.:／:: .::: :::::::|
. ', :::丶- ｀r.´ri'' "／:'/ :: ::/ ::::i l
ヽ、 :::ヽ ::::|ﾞ/ﾞヽ / , , ' .::::::l: |
｀' --ﾞ' r .!. .ﾉ-‐=- '''/ .:::::::!::: l
,z ﾆﾆヾr‐r‐r‐- , '-‐/ .:::::::/＼:..|
/ <.... -'‐ ﾆ - ''i ,!:／ .::::::::/ ヽ',
ー=r <_/.//、ﾉ__-／ .:::::／ iヽ
／ ' -ヽノ――／ .::::/ | 0 3 l: ',
/ //./ / ::::/ ,.L.........._ /::: i
/| ／) / | |ヽ
/| ﾉ | ／ / / | ﾉ| ﾉ | /ヽ
／ヽ| ﾚ レ /ノ レ ﾚ ﾚV | /
＿＿＿＿＿／、 ＼＿＿＿＿/V
＿＿__ 、 ＿＿ /
／ / ○ |´ ／´ / ○|ゝ /ヽ 君だって、どこか不機嫌だったじゃないかルカ。
く | ﾉ | / / / 人のことは言えないんじゃないかな？
￣￣ ￣￣ /／
Ｕ Ｕ /
Ｕ ゝ ／
ゝ＿＿＿ ／
`ー-┴′ ／
＼ ／
＿ ＿ ／
＼ /
＼ |
- 64 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:01:58 ID:hYftkAEM
- ／＞─'"￣: : : : : : : :＼∧＼: : ヽ
〆: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼l二ヽ: : ヽ
, ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ＜ﾊ: : :',
/: : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : ＼ハ: : :',
. /: : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : :i: : : : ヽ l: : :.i
/: : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : : : :.i: : /l: : : : : ﾊl: : :.!
. /: :./: : : : : : i: : : : : : l: : : : : : : /l: / l ┛┗li::l : : l そんなことはありません。大人をからかうのは良くないことですよ。
/: :.,': : : : : : : l ＼: : : :li: : : : : : / l/ l:┓┏:li::l: : :l
,': : :!: : : : : : : :l ＼:.l l: : :ｌ: :/／__.....__!: : : : li:::l: : l
. i: : /ｌ: : : : : : : :l.r＝=-､ l: :/l/ イ::::::::::i /: : : : :li::l: : l
l: :/ l: : : : : : : ハ.＼::.:.:i. l:/ ヽ-- ' l: : : : li:::l: :.ﾊ
. !:/ l: : : : i: : l',. `'"゛ /// l: : : : l:l:::l: l: :.',
l/ ',: : : l:ヽl:ﾊ //// ' ,': : :/l:ハイ:l: : :ヽ
. ', ヽ: : ﾄ: : : :ヽ ,': : /: l': : : l: li: : : :',
ヽ:l: :＼: i: ヽ ─( イ: ／l: : : : :./l: l ',: : : }
}: : : : ):l: : : : ＞r - '" l:/┐| : : : / l: :l: :',: :.,'
,': : : :/: i: : ／ ﾊ| ノ／l l: : :./l: :l: :l: : : :i
/: : : :(: : :',/: :/:::::ヽﾆaﾆ彳::::::::::l l: :/ !: l.: :l: : : :l
,': : : : : : ＿,.イ::::::::::::Y⌒Y:::::::::::::l.i,ｲ‐-l: :.!: :l: : : : l
,': > ' "￣ ｌ::::::::::::::l ﾟ_ﾟ l::::::::::::::l/::l l: : l: :l ‐-､:.l
/:/ l:::::::::::::从__人::::::::::::::::::ｌ l: : :l: :l i:l
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） とりあえず、二人ともおちついてくれませんかね。
| U ｀ ⌒´ それから殿下、ちょっと公爵閣下とお話したいので、
. | } 授業はその後でよろしいですか？
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
- 65 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:02:11 ID:hYftkAEM
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i?E_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
?E:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ 構わないよ。それじゃ後でね。
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
／||ミ
／ ::::||
／:::::::::::||＿＿＿＿
|:::::::::::::::||／￣￣＼|| ｶﾞﾁｬ
|:::::::::::::::|| _ノ ＼＼
|:::::::::::::::||（ ●） （●）| それでは失礼します。
|:::::::::::::::|| （__人__） |
|:::::::::::::::|| ｀ ⌒´ |
|:::::::::::::::|| }
|:::::::::::::::|| }
|:::::::::::::::||ヽ＿__ ノ
|::::::::::::::(___＿＿ノ´||
|::::::::::::::(_ノ ／ . . . ||
|:::::::::::::::||／ ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
＼:::::::::::|| ||
＼ ::::||￣￣￣￣
＼||
- 66 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:02:24 ID:hYftkAEM
- ／-――- ､＞､ ＼
／ / l | l ＼V':, ヽ
./, , ,' i | l | i ';X>i ',
// l l | l | l .| l＼..l .l
,''/ .| | .l | l レl' l´|´＿|, .|
l | ! l 'lヽl､ ! ./-l ' ＿l | .l/-, |. l 全く、いきなり何を言うのですか殿下。恥ずかしいことを言うのは
l | .| |z-,..､ヽ' >'.!:i:;!:;l'! .|l l l | 止めてください！
| ! ', l ヾ!ﾉ ' - '/. l.! .| .! l __
ヽ ヽ .|i''' ' '''''/ ./ヽ=' ,i ｀i
＼＞_､ヾｼ... ＜! / .／ / | |
＿ ,.-=/ヽ r <｀-― ''/／ / !l !
／ヽ-'‐' ／／'' !i´｀i_.. - /' / / | ﾚヽ
,. -! ＼／;;/;;;;;;;/i.ヽ ';;;;;;:,./ /´ ｀ < / /｀i､
.／ ヽ ＿ /;;;;;;;!＿_//ヽ- ＜ / /｀" ヽ ヽ_./ / l
.! ＼´ .!;;;;;;;;;;;;;;;;-';;;;;;;;;;;;;;;/ ／;!､＿ ,へ _ ｀ ' ノ
. ＼ ヽ ':;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ／;;;;;;;| / ￣ !
, -‐…‐- 、
／ィﾊﾊﾊ...ィﾊﾊ＼
／::::::::::::::::ｊ､::::::::::::::::::ヽ
７:::::::::::::,ｲ/ }ハﾘﾊ:}::::::} いやいや、君は確実にやらない夫に好意を抱いているだろ？
. /イ::::::ﾊ{_ｊ..、 ‐,_‐-`Y:ト もうバレバレだよ。明らかに、態度が違うじゃないか。
ﾚﾊ｛'´,.=‐ヽ ⌒` ﾘl｝
い、 丶 /ノ
. `'へ、 ﾏ ヲ 〃
个 .._,／{、
／! ﾚヽ、
_,.. ‐'/ ！ 、_, | ｛｀ー-､
／ｌ _/Ｖ＾V=-‐一|入 ヽ、._ ｀ヽ、
/ ｌ '´厶ヘ ｣::::::ｒ一' / `'一 ｀ ハ
. / ｜｜ く ',:::{ / / ｌ/ ﾊ
- 67 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:02:42 ID:hYftkAEM
- ／／ / :. |､ ヽ ヽ ヽ|.＼ ヽ
/ / / i :.. l i', l':, l iヽ.lヽ ':,
/ /.::/ ::::li ::.. .:| | ', | i_ .| l , - .!. i
/ ,' :::ヽ.:::|ヽ ::: ::::!. -r'''l"´! l/ | r .､' , |
. i l :::::| ,' !-＼:..::::..::| _',z==-.l､ ./ / .l l. | l. l
! | :::::l _,,,_ ヽ:::::/ !:::!!::;| / ./ /! | l .|. | そ、そんなことはありません。あんな、私の胸を凝視するような
ヽ:l＼::::ヽ< !::!!:i ＼ ｀"" ´/.／ / |. l l .l l 変態を好きなるほど、私はふしだらな女ではありません！
! :::::iヽ ':, "´ ､ ´ /／/ .l .Lノ / |
|ヽ::::!:::::::l __ U /;:':::/ i ー:::'i l
/! ::i＼::::::ヽ ﾞー｀' U '/ :/ ./ .|:::l :|. |
/ l ::|::::::ヽ::::/｀::...､ ,. /.／ :/ .:l:::::|::l ',
/ /.ヽ !::::/:: /:::::::/r=＝＝==-/､:／ ::/:::::l::: | ヽ
/ / :::;: ---'-,L::::_:::|i'´｀i;;;;;;;;;;;;;;／＿:/;;;;;;:! -- ､ ヽ
/:! ::/ , -＜;;:: ＝ヽ ノ;;;;;;;;;;;;;:´／ ヽ ＼
:/::::!:/ /i'´;;;>' -=＝――;;;､ヽ;;/ | ヽ
γ |
/ ∧ |
/ ヽ | ＼X ,ﾍ |
/ 入 |＼ ﾄ､ | ＿ ＼|`V ヽ .／ヽ | その割には最近、その「変態」に対して好感情を抱いているじゃないか。
∠ | ＼ ヽ ＼| 才'' ＿ ` Vｲ~i ﾚ それは一体どういうことなんだい？
| | ＼| ／ ／下ｭ 〉 ｱ_ﾉ`､
| | ` ' `ツ VN`
ﾍ∧ ,| `､| ,イ`､ ＼ ＿＿
V |ﾍ | ヘ'~込 `＜ ヽ ＼
ﾍ ヽ `' U ＼| ト､＿
| ﾉ / |
＼` _, - ／ / |
ヽ､ ／＼_ / |
`ー ' / ヽ ／ ＿＿ ヽ
丿 x |＿ ＿/ ＼ ￣
- 68 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:02:59 ID:hYftkAEM
- , ----―- ､
. ' _......｀_ヽ
／ , - ､ ´ー‐ ' フ !､
／ .／ ｀"― ´X-! '.,
／ ／| | | / | :::|､ 〉! l それは、殿下があの御方と授業を受けている時が、
／ ／/::l_! l _! / l :::l X |: | 一番幸せそうな顔をしているからです。
.／ ／ |:l:::/!i ! .,､|__｀|/! ::::|'￣｀> l
/ / l.|/,｀|//./!ｲ::iヽ ./ /:::／￣ ヽ !
. ヽ ＼､ .! 'ー '／, ':／':::／／.:/
＼ //,ヽ !ヽ､ U ／／. 'i i::／／.:: /
ヽ //:/::/:/ヽ_ _ .／ .::;ヘヽ ' .::: /
｀l i:::i:::i::// ヽ￣／ ´::／ .:::::: l
| l::|:::|:i.i ｀ヽ::／ ::::::::: |
l |::!::!:| | ｀! ::::: ::::: !
!､!:_:://ヽ | ::::: :::::: l
／;;;;;;/ -' ::/ ', l ::::: ::::::::: ヽ
i;;;;;;;／ .::::/. l | ::::::: :::::::::: ＼
|;;;／ .::::／;|l ／l ::::::: :::::::::: ',
... .-‐…‐-. ..
. .::´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:...
. ／ !:.:.:.:.:.:,ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.rｖ ｘ''｀ .､
/ｲ／ﾚ'ヽﾊ/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｊﾊﾉヽ!｀:.:丶
ｊ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .､
i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｨ.:.:.:.:.:/.:.:.:/ｉ|ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
{.:.:.:.:.:.:.:.:.:/iﾉiﾉ!::/iﾉi:/ノ ﾘ､:.:ﾊ:.:.:.:.:iヽ
ｖ‐､.:.:.:.,' ｰ‐ﾉﾅﾆ､′ ｒ‐i/-ﾄﾉﾊﾉ
. { ､ ヾ:::! < ﾄィj ｲ7ヽｉ/ そりゃ、やらない夫の授業は楽しいからね。
ヽ ( ﾊｉ ｀ﾞ . ｀ﾞ ,′
):.:.:.ｉ､ 〉' ﾉ
ﾉﾊ| ､ - - ／
ｒ‐‐‐| 丶 ／
ﾉ ＼! ﾞ ｒ‐<
／ヽ ＼.__ |、 ｀ヽ.
. ／ ｀ヽ ＞､ ! ヽｉ ｒ‐ 、
. ／ } / ﾄ､ ｊ ∧ !＼
- 69 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:03:23 ID:hYftkAEM
- .. -――-､ ､ ､
., ´' ´￣ ｀ ヽ､<.＼ ＼
／ , ヽ ＼lヽ ヽ
,.' / i ', ',',/.i. ',
./ .i / .,' .| i l .l.lV| l
. ,' .| | / | l l | | |.L'i. |
i |l l ,' l |i | ,.l -r‐l i l.| !'´| .l
| l.|.| l―- ! l l ./.z=l＝=､! /./ |ll | ですが、ミスターコルベールが来る前は、どこか寂しそうにして
l | l.l l ,l=＝l､ ! |// | イ::l::::〉,,' ,' l l!| l おられました。それに、毎日どこかおびえておりましたし。
. ! lヽヽ'ﾞ .!ｲ:!:ﾉ ヽlﾞ ' -- ' | !.!､| !l. |
', | ＼' .!｀ ´ 、 / 丶-' l
ヽ | ｀ !､ __ , '/ / | | l
' ! | l > ､ ,. ｲ=,' / /l l .|
| l |iヽ'<.>｀ .'r- ',. / '/ / .| | .l
! |､ 'l ＼!｀'i 〉< / / / ヽ ', |
ヽ' ヽ.! ｀ | l!､ﾉi ,' ,' ,......〈 i .l
ﾞ' ｀ ,..-‐.rj=| .i i'´ ｀ヽ | .|
/ /´//./ l | | l l .l
/ , , 〃 ヽ.
l ,-‐､ _,. ／ｲ ／/ ,ｨ " i l
i l fﾞｦ }/｀ "ﾚ' ｰi/､/'´/ .イ ／! ﾘi |
! l { ｊ ' ｰ-,､. ､`ﾒ､'´ ﾉ' / ,ｨ l
| ゝ_ﾉ ヽ_ﾟﾉヽ /／/ /il
ｿ ｒ" i ／ヽ、/ / |! すまない、そんなつもりじゃなかったんだけどね。
ゝﾍv' /l｀ｯ､,ｲ /l/
/´ヽ／ , _ ! ｀／ |/
＼ ､ - ､ ´／
＼/ ＼ ｀ ,. "
ヽ. ヽ ／＼ _,. -‐"´
} ヽ __ ヽ ／ﾞヽ.
| / ｀ 〉/ ｀l ＼
レ‐'´ ／ ! ! ヽ＼
/ i <ｰ､ ,.-‐|/ ,へ ＼
./ | ＼ｰ--‐/ ／ / ＼
/:::::::::/ >＼ | ＼
- 70 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:03:46 ID:hYftkAEM
- ,. ＜／.. ＞-＜.＼｀ヽ、ヽ、
./, ' ´ ::｀ヽ--ヽ::..ヽ
／ ::::::＼!ヽ::::',
/ .:: ::: /..': :. .:i ::::::::',´,L::l
. / :::/.::/:::: |／/: /:: :|:. i-,.r'!
'i.: :::' ::/i:|:: ／: ./::_.,'=l-,-:-:::!:/ .| .l| |
|.l: : Z'￣!'ヽ.!:./ l:/' ,!.'-.l、 ::;' l .|l l 気にしないでください。ですが、ミスターコルベールが来られるまで
l ! :| :l,ｨ:''ヽ,'／ 'ﾞ ｲ;;;;;ﾞi. /:::;' .l .l!/ の殿下は、見ていて非常に痛々しかったのです。そんな殿下が、明るく
|' '; :l':;:i.ヾ:::::! ヾ:::ﾉ| .:/ /-::'/ なられたから、私もミスターコルベールにはそれなりに好意を抱くように
iヽ:ヾ, ｀´ , !:/ / /::/i なったのです。
| ,｀:::::ヽ.、 ,、、_ ,/ .／.::/::/:|
l:i', i;:::r--,ﾞ/ ,ﾞへ,. ',.／./::/: ::i::::l
'レ ‐'- ／ 'ﾞ ,.:: 〉-rr<i/／:: l: l::|
./ i'´ ‐''´ _｀>、r''ヽ |:: :::: l:::',
.i | ´ ／,| r .| .l::: :::: ヽ:.ヽ
| ,../ ' /ヽ' -'/!:;: :: ::::::＼
, ´￣￣ ｀ヽ、
／ｲハ/ ﾚ∨＼ト丶
,.イ.::::::l::::/.:/::ﾊヽ.::::::::::.ヽ
/.:::::/|:/__ ′ -‐-∨:::.ﾄ やっぱり、やらない夫が好きなんじゃないか。
ｲ.::::| '´__｀ヽ ,ニ、 |:::l
ヽN ' ⌒ , '⌒)
（ﾄヽ ;==┐ ﾉ‐'
｀' ヘ、 ｀ｰ ' ｲ
|ヽ､ _／ |‐､
／| ／⌒l、
┌─ / /_ ＿|┐ 〈 ｀ ‐- ､
／ ｌ 厂Ｖ＿｀ ´＿|人＿l‐- ､／ヽ
/ ｌ´￣／丿 |:::::::厂/ / / l
l ＼|::::::| / / / |
- 71 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:04:00 ID:hYftkAEM
-
/￣ ｀ "''"´￣ ｀''┛┗=s 、
, -‐' ┓┏ ヾ＼
/ ::. ＼ヽ
/ :. :::.. ヽ :.. ヽ .ヾi,
./ :::i ::::. |＼ ＿ :::: ::l li
/ .: ::::|ヽ. ヽ ::::::.. :_:.,.r '´ヽ ｀ヽ::: :::| |i,
,' i::::. :: ::_:L..ヽ...ヽ_:::::..::::. |z＝=､ ';:::. ::::l:i l i 殿下、そこまで言うと私も怒りますよ。あくまで私は、
l :: : |:::::.. :::'ヽ l ,z＝､ ヽ:::::::'l. .Liiヽ.ヽlヽ: ::::Li |. ', 殿下の為に尽くしておられるその姿勢に敬意を抱いた
| :::::/';:::::. ::i:: :'/ヽL!!>::::::;;i｀:':.､!:::::::::::::::!:::l:::/ |/ヽ. l のであって、個人的な好き嫌いは持ち合わせておりません。
l:::::l/ヽ::::. :|i !::´:､::::: :;;;!::.. / i::::|' ./ヽ | |
|';::|/ | |＼ lヽヽ / /! l l | l l
/ ヾ!!// ヽ! l ｀ r=- 、 / ' / .! ヽ.ﾉﾉ:: |
/ ヽ'_ /、 ':, ´￣ ｀ ／/ : ﾞーl ´ :|:: .l
/ .:::: .l￣ ＼' --ヽ、 ／ .|/ .:/ :::::| :l:: : |
./ .::: ::::| .l:. ｀'‐--'｀ ‐- .... ' ! .::/| :::::l ::l:: :. l
/ .::: ..:::::l l:: l::..＼,.. -'‐ ﾆ!ﾆ ‐-/／.,l ::::::| :l:: :: |
/ .::: ::::::::|. l::. l:::..<..- '' l .| l;;;;;;;;￣' '' ‐-! :::::::l::. :: :: l
/ , -―- l l::.. l /!;;;;;;;;r ﾆヽ;;;;;;;／;;;;;;;;;/ :::::::/::: ＿ |
/ ／ | |ヽ ヽ;;!;;;;;;;| l l i;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ :::::/-z ' ´ ｀ヽ
_,.. -‐―-―-、_
,.. '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::...、
, ':::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::`..、
_,,,... ':::::::::::::::::::::::,::::::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::`、
,ﾌ゛::::::::::::::::/:::/;:::::l l;ﾊ;;;;;;',:::::::::::::::::::.,
,.;::::::::::::::/l::/ l/ l人! l; l::N l:l::::;:::::::::::::;_
/ l:::::::::::l. v ..__,....., -...,,,,_' j/ l:::::::::::l そ、そうかい？ だけど君もずっとこのままという訳にはいかない
.l/l:::::r -'~_,,..._ ;. ,- 、‐-l:::::::,'' じゃないか。幸い、やらない夫は収入もあるし、博識な人物だから、
j::, ,;' .f:::i ﾞ .f:::i ヽ /:}' 彼のような男と結婚して家庭を築いて幸せに生きるべきじゃないのかい？
lヽヽ '` '" /~.l
`、(ゞ. ;: /) ,.'
` 、 U /／
ヽ、 - -- ,. '~
.i. 、 ., i′
__,j ` _ ,.. ' l._
r' ,. l l 、~ヽ
l .ゝt lkl l
_,. -'/ l / ヽﾞ';,
_,..-" / _ l‐--、 .,-―/ ヽ、ﾞ'':.,
,.-" / r~ l l ' f .r〜, l ﾞ'':.,
- 72 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:04:14 ID:hYftkAEM
- ,.r-‐‐‐‐‐-､ _
,. '´￣￣￣｀ヾ^ヾ｀ 、
／ / ヾ｢心 ヽ
/ l , ＼込 ﾞ 、
/ , ! l j /l ,ｲ 'r‐┐ '､
/ ｲ l l ｜ / /_j /_l l＿ｋ !
,! /! ! !_t l 〃 / /,/__ ! /,ｨi｀i ! お気持ちは分かりますが、そのつもりならば王室侍女部隊を辞してまで、
{ l l ! 廴ヽ!/}／ 'jノヒノ} / l/::||| | l 殿下にお仕えなどしません。人並みの幸せを望むならば、あのまま侍女部隊
! l?供?! {､ﾋ ﾌ ｀ｰ 7/ |l::::||| | l にいたほうがマシでした。
ヽ!ヽ lヽゝ´ , 〃 /, ﾊ::｣|| | l
`rﾐ､＼ ＿ ∠ノｲ }べー' ｜
! ｀￣、 ィ /／ / !
l ｒｰっ｀ - '´＿_孑´! / {、
'、 ￣､ヽF7^!r─- / / ! t
｀ー一ヾｰ∪r一∠ ' / ﾄ '、
rー-＜/ｎｎｎ´-=＝／ /､ '、
/∠二7-=＝テ''ラフ ／ 丶 '、
└ﾗt rｸ/（ﾉ ﾊり`>′ ／ } ヽ
＿,,＿,,,,,
,,r '";;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;`ｉ;,,､
／::::;;;;;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;;;;;;;::`;,、
/::;;;;;;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;;:::::＼
ｌ:;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;:r、
'ｌｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ/ｉｉｉｉｉｉﾄｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉﾊｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉﾊヽ
,-､ｉｉｉｉ／ｌｉﾄハｉｉハｉｉｉ／ ｌﾊｌｉﾘｉｉｉｉｉｉｉｌ"`' すまないルカ、つまらないことを言ってしまったね。
〈 `'jV .____,,,ｉ,,__ｉｉ ＿,,,ｉｉﾄｉｉｉﾊ/ エリート中のエリート、精鋭部隊である侍女部隊を
ヽ、_ '" r-ｮｧｰ "ya-/／" 辞してまで、君は僕に尽くしてくれているのに。
ヽ ゛~` '、 "~'/''"
_r-|ヽ、 _ _'" , '
_,.／'/ ｉｉ ` 、 ' , rt,_
'"_,, / ｌ" `''";ｌ､ヽ, "' ,
/ `, `〉 ｉ、 ` ,、
/ｉ ｉ,ｰ-、 _,,r`ｉ ヽ, ＼、
/ ,_ヽー-- -ー''ｌ ヽ 'ｉ,
' '~`￣ 'ｌ
- 73 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:04:29 ID:hYftkAEM
- r' / .::: :: :i ＼ヽ:::＼ '|>!.ヾX
l i ::i::.. l ::i::lヽ ヽ::ヽ:::i:.. ll:‐―
.| .: | ::l';::. l ::l::| ｀', ‐＼ヽ|::. l l レ ,ﾆ
l .:i: :l ::| ヽ ',ヽ :|::l／ ｀ _,,,..-:,:: | :::l | .l;;;;;
| .:l ::| ::l--- L_':, i ::l'l.| ,..z=- ''::´ヽ!:l .:::| l. |;;;;;
l :::| ::l :| ＼.ヽ ::| l./,'´ﾚ<)::!!:::::::i:! .::l , .| l;;;;; 気にしてなどおりません。それに、王室侍女部隊よりも、殿下個人に
| :::|l ::l l |=,＝＝ =z、,ヽ: :l | .'<,,... -‐'/ .::/ l :l .|;;;; 仕えることの方が、臣下として最大の名誉ですわ。殿下には人を引きつける
l i::l l '; ::';.', .ll.! ﾚ-,:ii:::::'; ｀ヽ',./ , , / .:/./!/!.ヽ;; 魅力があります。だからこそ、公爵もミスターコルベールも、殿下の為に
| .l | '; ':, ヽ':,.!ヾ.ヾ_... - ' /.ｲ/／/::::l丶- 自らの職を辞してまで、仕えようとしたのでしょうね。
.l.||l iヽヽ. ヽヽ , , ! ‐'ﾞ /／ / ::::;'|::
| l | ＼＼丶ヽ _ .. ィ '/./ .:::/:l:::
l l .l ヽ::l丶 ::＞.. .._ ｀´ ,.ｨ'// .::::/::i:';::
| .|l. ! :::;|ヾニ==<二>｀ '' ‐- ィ´ /'/ .:::/::::|::ヽ:..
l ':,!:ヽ ::i'＞ '''''' ＜ r..ニ-/ニ, /ニ../ .::::/::l:::::l:::',丶
// |ヽ.,＼!ヽ ＞!::::::/´ｊ .i.l:::::／ .::::/,_,. -_,_'::;:::
/' .l ::/ ＞---<''´-‐/::::::人_ ノ':::/ .:::／/.／´ ｀ヽ、
／ /:::L../ .i'´ ｀>ニ三=-=>',..L.＝/ .::/:::/' __＼
／ ／:::::ヽ ヽ<＿ 二＝_ニ-‐―-/ .::/:/:/ r ﾆヽLr,. l
／ ／ ./:::::::::::::::::＞--_..＝ニ 'ヽ 丶-::i .:/::i:l:;' | l l.| _'-, l
／ l:::::::::::::::::// /´:::::::::::::::::￣::｀:‐-! .::/:::l::l:l 丶ﾆﾉ '--'
／〃 ｲ;／i:;::::/ ﾐゝ:::::::ヾ::::::ヽ.
/ｨ ／ﾚi /!,､ﾞ＾´,ﾍﾞ::::::::!::::､:＼:::::ヽ
//::|,/:::::::::| / ﾘ:::}ノ:::::::::::l!:::i::::::::::::::::::::ﾞl
ｲﾉ::::':::::::::::::l'::::::::::::::::::::::::::::i!:::::::::::::::::::::::::i.
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
l:::::::::::::::::::::::::::/l:::;ｲ::ﾊ::::::::ﾄ.::::::::::::::::::::::::::::ｒ-ゝ
|:::::::::::::::i:::::::::i ,|:/ |::! |:::::::| i:::::::::::::i:::::::::::::::|
ﾘﾚi:::::::::|:ﾊ::/!_|/__|:i| |:::/ﾘ_ｊ_!::ｊ::::/|::::::::::i:ﾄ､ それについても感謝しているよ。だけど、僕を抱えたばかりに、
（'|;ﾍ:i'ﾘ'´ﾘ,ｒｧ-､. ﾘ! ﾚ' / ,.ｨ-l/!｀iﾉ!;ｨ:l l! 公爵は宰相の職を辞し、隠遁生活をせざるを得なくなった。
ヽ.弋 く ﾞｔ'_ﾉ ﾞ 'ﾞﾋ'_ﾉ ﾞ〉 /ｿ |! やらない夫も君も、僕のために職を辞すことになったんだ。
ﾞ､_ｊ. /ノ 正直、心苦しいよ。
ヽ /
ヽ、 ｀ ´ ／
i＼ ｀ ￣´ ,.ｨ'
_,..-‐| ヽ､ __,. '"::!､
f´､_,へｊ ::::::::| ﾞｰ､
ﾉ ヽ. ヽi ヽ.
_,-'/ i､ | }､
'´ / i┌‐‐-|、ー‐-､ ,.-‐‐ / /ヽ.〉`‐､_
- 74 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:04:42 ID:hYftkAEM
- ／／ / :. |､ ヽ ヽ ヽ|.＼ ヽ
/ / / i :.. l i', l':, l iヽ.lヽ ':,
/ /.::/ ::::li ::.. .:| | ', | i_ .| l , - .!. i
/ ,' :::ヽ.:::|ヽ ::: ::::!. -r'''l"´! l/ | r .､' , |
. i l :::::| ,' !-＼:..::::..::| _',z==-.l､ ./ / .l l. | l. l
! | :::::l _,,,_ ヽ:::::/ !:::!!::;| / ./ /! | l .|. | 殿下・・・・・・・・・・・
ヽ:l＼::::ヽ< !::!!:i ＼ ｀"" ´/.／ / |. l l .l l
! :::::iヽ ':, "´ ､ ´ /／/ .l .Lノ / |
|ヽ::::!:::::::l __ U /;:':::/ i ー:::'i l
/! ::i＼::::::ヽ ﾞー｀' '/ :/ ./ .|:::l :|. |
/ l ::|::::::ヽ::::/｀::...､ ,. /.／ :/ .:l:::::|::l ',
/ /.ヽ !::::/:: /:::::::/r=＝＝==-/､:／ ::/:::::l::: | ヽ
/ / :::;: ---'-,L::::_:::|i'´｀i;;;;;;;;;;;;;;／＿:/;;;;;;:! -- ､ ヽ
/:! ::/ , -＜;;:: ＝ヽ ノ;;;;;;;;;;;;;:´／ ヽ ＼
:/::::!:/ /i'´;;;>' -=＝――;;;､ヽ;;/ | ヽ
_＿ヽ、 |!＿＿
_,.-‐'´:::::::::::::::::::::::::::::::｀丶.
／/／l,ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
／ﾚ' ﾍイ/／ﾚ' ivl::::::::::::ハi＼}＼:::ヽ.
/:::::::/／::::::::::::::::::ﾉﾊ!:::::::::::|,ﾊ l＼ ﾄ､}::::ヽ,
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l!:::::ヾ:::::::::::::i
／ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ:::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞl
'´/:::::::::::::::::::::::::::::::/ |:::li:::|ヽ、:::::､::::::_:::::::::::::::::::::::::|
l':::::::::::::::::::/|:/i:::/ i::|ﾞV ＼:::ﾊ:::i ヽ::::::::::::::::::::l
!/| ﾊ:::::::::i l! |/ ﾘ ヾ ヽｊ ﾞﾘ､:::::::::::/
!ハ:::|V _,.-‐､ ` ￣｀ﾞ二ｰ‐-､ i::::_;:/ すまない、余計なことを言ってしまったようだよ。
ｒヾ! ,. ´,.ｒ=,ミ.ヽ 'l´ﾄ‐i｀ヽ |:/ｒ'´ﾞl 悪いけどルカ、ちょっと一人にしてくれないかな？
ヽtﾞ、 i ｒ'::;ﾘ ゝﾞ='-' ﾘ ｔｦ/
＼ヽ. ｀￣ , 〃〃 ! ｰ'ノ
ヽ_i ''" '､ /ｰ'"
ﾞ. /
ヽ、 ﾞ､二フ ／!
丶. ／Vﾍ!
＞ ､. _,. '" |｀ｰ-、
／ | ￣ |､ﾉ l
/ ,| / ｀}__
ノｿ i ! / ! i､
_,.-‐'"／ ! ／ l ｀ﾞ-､
_,.-‐'´ ／ /ﾞ! /_ i ｒ‐‐､ | ｀ヽ､
- 75 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:04:57 ID:hYftkAEM
- , -――- ..._‐ ､
, ＜ |／--- ､＞＜ヽ､ ヽ
.／ V ｀ ヽ/＞<ヽ ＼
／／ ／ / ｀ヽ､ ＼!＿l', '.,
/ ./ :/ :／:/ | ヽ＼ ＼ ::..ヽ/.<i ',
/.:/ .::,' i:l .::l:| l: :. ';:..ヽ ヽ::.. ',__/| l
i :::l :: :l |_l :::| l |:.. :::. ':;:__l_ ';:.. ! ｀l:.... |
| :::| :: |:´::::l｀:lヽ', l:::.‐:':´l:::| ｀ヽ: l::. |―!､:: l 分かりました。
.l i :l :.', ::::;z＝､:ヽ:::ヽ,. =＝.､i::l::.: :.|: l''i i'l.|:::. |
. ヽ＼ .ヽ:ヽ. !:ｲ!＼ヽ::, !:::ｲﾉ'|/: /:,' .|::|.|:|l:::: l
＼ヽ| l:: ::i ｀´ ｀ ´/.: / / /L...ノ::::: |
l :l :::::!. ' -./／:/::i:::: |::::::. l
ヽ:lヽヽ:ヽ､｀ ´ ／ '/.／!:::|::::: l::::::... |
/.:/.:i |:::: >.- i ´ ´ |_:|:::l::::: |:::::::.. l
/ .:/::::| l:_i'-ﾞﾆi.l===== - ' l l:ヽ:::.. ';::::::.. |
/ .::/ :::::l |' !､' =! !====＝- 'ﾞ !ヽ ＼::..ヽ::::.. ',
- 76 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:05:21 ID:hYftkAEM
-
パタン
／ ｀ヽ
.ｲイレｲリﾉへWMNハい
i ',
________________________________ |. ,ハ. i l ! .::|_____________________________ 人を引きつける魅力か。だけど、それはある意味他人を不幸に
-------------------- lｲ ｲ_｣ﾙ′ ﾘﾙ｣_ﾉ! ﾙ!------------------ するのと同じのような気がしてきたよ。公爵もルカもやらない夫も、
fN!ﾘ,ｨ衍｀ ,´衍ヽ,kｹﾉ 僕と出会わなければ、もっと幸せな生活が送れたはずだ。
_入i_!´ :. ｀人
, イ / lゝ. _ _, .ｲ l＼
／ | |. ＼ ／. ! | ヽ.
| ヽ、 | .V ｀ﾆ´ ..;. | ∧
―――――――｢´ ｀i. /__,厂V 丶__ イ.:/ｨﾍ」 / ー―――――――
￣￣￣￣￣￣ / | ´ ﾍ、::::::::::/. ,' ,ｨﾆ｀ﾍ￣￣￣￣￣￣￣
/ ____ | ＼_／ r/ ∧
. 〈ィ´ ｀ヽ｣j ｢ {以イ´￣｀ヽ、
r' ｀¨¬-､_ | r‐‐-ｨﾁ´ 〉
｀ゝｭ,,＿_ ｀¨亠'"´￣￣ﾍ __,ｨ=≦ヽ
f´ i . . .:｀寸=ー----ｭ､,_＿_ ,、 , , 〉ｬ'´／.: : : i ',
――――‐┤ :i . . .: : :} ＼ / ,斗ｸ,々ｙ′ ,.′ : : : :i::. ∧ー―――
￣￣￣￣￣! :i . .: : : ::V ｿゝﾍ/ T′｀^__ｿ.: : :/ .: : : :i::. : : :,￣￣￣￣
〈.: i.: :i . : : : : :} '.:: : / ﾄ､,ｆ壬ｲ.: : :,ハ .: : : ::i:. : ::/
.V .:: i . : : : ::iｙ.: : :ﾊヽ __ｨﾆ′.,'.: : : : : : j .: : : : i:. : :{
’.:.::i . : : : l.: : : : :｀^´.: : : :,ｲ/.: : : : : : :l .:,'.: : :i:. : :|
|.:.:.i . : : ::|.: : : : : : : : : :.,'／. : : : : : : :i /.: : : i:. : ;'
.i.:.:.i . : : ::|.: : : : : : : : .::′. : : : : : : : :l /.: : : : i:. :;'
＿＿＿＿＿＿|.:.:.i . : : ::!ゝ ＿____＿＿＿＿＿／l/.: : : : ::i.::,′＿＿＿＿＿
―――――一|.:.:.j . :ヽ├―――――――――┤.: : : : : !〈ー―――――‐
./.:.,'__, . :ｭ_.∧ ,ﾉ.: : :,: :ｭ_:∧
{.:.:,≧--‐‐'ﾆ 〉 .〈.: : ;ｲ-‐‐.: :.;}
＼r‐−' ｀ヽ,' .}.: : :≧､.:イ
, ｲ-‐マ､__,ハ 〈.斗ｧ´￣｀L
仁二ニﾆヽヾY′ {__yｲ,仁二ﾆム
―――――ゝ=＝＝=ー┴―――――――――┘--≦二二ニー――――
- 77 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 21:05:32 ID:rE4eLess
- 侍女部隊……まさかネコミ(ry
- 78 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:05:44 ID:hYftkAEM
- ... .-‐…‐-. ..
. .::´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:...
. ／ !:.:.:.:.:.:,ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.rｖ ｘ''｀ .､
/ｲ／ﾚ'ヽﾊ/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｊﾊﾉヽ!｀:.:丶
ｊ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .､
i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｨ.:.:.:.:.:/.:.:.:/ｉ|ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
{.:.:.:.:.:.:.:.:.:/iﾉiﾉ!::/iﾉi:/ノ ﾘ､:.:ﾊ:.:.:.:.:iヽ
ｖ‐､.:.:.:.,' ｰ‐ﾉﾅﾆ､′ ｒ‐i/-ﾄﾉﾊﾉ
. { ､ ヾ:::! < ﾄィj ｲ7ヽｉ/ 僕個人の為に、尽くしてくれるのはありがたいよ。
ヽ ( ﾊｉ ｀ﾞ . ｀ﾞ ,′ 感謝している。だけど、だからって自分の幸せまで
):.:.:.ｉ､ 〉' ﾉ 放棄させてしまうのは気が引けるんだよ。
ﾉﾊ| ､ - - ／
ｒ‐‐‐| 丶 ／
ﾉ ＼! ﾞ ｒ‐<
／ヽ ＼.__ |、 ｀ヽ.
. ／ ｀ヽ ＞､ ! ヽｉ ｒ‐ 、
. ／ } / ﾄ､ ｊ ∧ !＼
/ , , 〃 ヽ.
l ,-‐､ _,. ／ｲ ／/ ,ｨ " i l
i l fﾞｦ }/｀ "ﾚ' ｰi/､/'´/ .イ ／! ﾘi |
! l { ｊ ' ｰ-,､. ､`ﾒ､'´ ﾉ' / ,ｨ l
| ゝ_ﾉ ヽ_ﾟﾉヽ /／/ /il
ｿ ｒ" i ／ヽ、/ / |! 僕は残念ながら、そこまで無神経にはなれない。尽くしてくれた人の
ゝﾍv' /l｀ｯ､,ｲ /l/ 気持ちや、立場を考えてしまうんだ。彼らは面倒事に巻き込まれ、
/´ヽ／ , _ ! ｀／ |/ 厄介事に巻きこまれた。僕と出会ったばっかりにね。
＼ ､ - ､ ´／
＼/ ＼ ｀ ,. "
ヽ. ヽ ／＼ _,. -‐"´
} ヽ __ ヽ ／ﾞヽ.
| / ｀ 〉/ ｀l ＼
レ‐'´ ／ ! ! ヽ＼
/ i <ｰ､ ,.-‐|/ ,へ ＼
./ | ＼ｰ--‐/ ／ / ＼
/:::::::::/ >＼ | ＼
! ＼::::/ ／ ヽ! i ヽ
- 79 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:05:59 ID:hYftkAEM
- /:::::::::::イ::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::／::::/:::l:::::::＼＼:::::::::::}
イ:::::::::::::::::::::::::::::/|:|:::::::::::::::::::::::::::|
イ:::::::::/|:::/|::::/ |! | l|::::ﾊ:|:::::::::::ﾄ
ｲrl:::/_|/__|/|_, | ､__|/＿|_|:l::::ﾊ 父上、僕はどうやら、あなたのような王者にはなれないようです。
{k〈ｬ'´ﾋｿ` ﾍ. '"ﾋｿ｀'ｧ/k） なるつもりもありませんがね。
ヽﾍ. /‐'
＼ , _ ／
rへ、 ‐― ／|l ＼_
_／/::::/:|:`:::-イ | |＼
／ / | l / | │ ＼
／ / {＿_ /＿.ﾉ | ＼
／ ∠ -┴ﾍ‐-､三７ ／ へ、| ＼
/ | く ＼i ／ _＞ ` ヽ
| || ＼|/´／ | l ／ |
| |:| 「 |/ ／ |
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|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
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_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 80 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:06:17 ID:hYftkAEM
- |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＿;:;」
├r―――┴――一 ''' ""三￣´::::::ヾ
/::{ ｨ'三) (三ヽ ,ｯミ::::::::::::::::ヽ
{:::ｼ ~´ ｀ヾ､:::::::::::::::::l
l:::l ,. ニ ､ :. .: ,r ニ 、 ﾐ:::::::::::::ム、
l:::! 'イでiﾝ､ : :. ,ｲでiﾝゞ:.:. ﾐ::::::::::/^い
. l::l :.｀^"´ﾉ.: :. ヽ｀~´ノ:.:.:. ﾐ:::::::ｲ ﾘl 親戚の方は大丈夫であったでおじゃるか？
. ヾ! ｀ " ´ / ::. ｀ ´ ﾐ:::::/ﾑ_ノ/
'i, ,' '^ヽ ﾐ::::l 'ｰ' /
'i ヾ'ｰ ''"く、 j::::ｸーf′
l ｀ヽ {:::ﾘlﾐ:::ヽ、
ヽヽ ,ィﾆﾆ丶､_ ﾞ: "´fミ≧ゞ
ヽ ^ヾ二´ノ´ _,ｨ ,.ｯ ／/ｲぅ-､
丶 ｀" "´ ,/ ,.ィ" , -‐'",ノヽ
｀ト､ ＿＿_,, ィ"彡,r'´ , -'":.:.:.:.ヽ
l =ﾆ彡,ｧ'",-'":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:L..､、
ﾊ ヾ ／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,, -''" ）
, ィ'l l ヽ ／ ／:.:.:.:.:,, - '"´ , - ''"丶、
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） まあ、一応峠を越えました。すみません、いきなり休みを取らせて
. | （__人__）. ｒｍ､ 頂くなど。
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
- 81 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:06:33 ID:hYftkAEM
- 「;:丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;:｝
ﾄ､;:;:;:丶､:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;:;: --―;:''"´;:_」
{::ﾄ､:;:;:;:;:;:｀ '' ー―――;:;: '' "´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_ ,.ィ彡!
l::l 丶､:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_,. -r=＝ﾆ二三三 }
',:i r- ､、` ' ―――― '' "´ ,ｨ彡三三三三三/、
|| ヾ三) ,ィ三ﾐｦ ｀丶三三三三三ん',
lj ﾞ' ― '′ ヾ三三三ﾐ/ ）}
| , --:.:、:.. .:.:.:.:..:.:... 三三三ﾂ ） / 何、気にするつもりはないでおじゃるよ。それに、殿下も
| fr‐t-､ヽ. .:.:. '",二ニ､、 三三ｼ,rく / 心優しいお方、何もいわれなかったじゃろ？
l 丶‐三' ﾉ :ヾイ､弋::ノ`:.:. 三ｼ r'‐' /
', ﾞ'ｰ-‐' ｲ: : 丶三-‐'":.:.:.. 三! ,' /
', /.: ﾐﾂ/ー'′
', ,ｨ/ : .:'^ヽ、.. jｿ,ト､
',.:/.:.,{、: .: ,ノ 丶:::.. -､ ,ﾊ l、
ヽ .i:, ヽ､__, イ _｀ﾞヾ ﾉ / ,l l:ヽ
,.ゝ､ト=､ェｪｪェ=テアヽ } ,/ l l:.:(丶、
_r/ /:.｀i ヽヾェェシ／ ﾞ' ／ ,' ,':.:.:｀ヾヽ
_,,. -‐ '' " ´l. { ｛:.:.:.:', `.':==:'." ／ / /:.:.:.:.:.:.} ト―-- ,,＿
一 '' "´ ',ヽ丶:.:.:ヽ、 ⌒ ,r'" / /:.:.:.:.:.:.:ﾉ,ノ | ｀`丶、
ヽ丶丶､:.:.ゝ､ ＿＿_,. ｲ / /:.:..:.:.:.,ｨｼ′ |
｀丶､ ｀`"二ﾕ、_,.,＿＿＿＿/__,/;: -‐ '" ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒) ええ、むしろ心配されましたよ。殿下の心遣いには感謝しております。
. | u （__人__)
| |r┬|}
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. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
- 82 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:06:48 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
| } 所で、閣下に質問があります。
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::
/㍉;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ｨ彡三三i
l三｀ｰ ､_;:;:;:;:;:;:j;:;:;:;:;:;:_;:;:;_;:〟-三三三三三l
l三 r＝ﾐ''‐--‐';二,_￣ ,三三三彡彡l_
lﾐ′ ￣ ー-'" '＝ミﾆ彡彡/‐､ヽ
l;l ,_-‐ 、 __,,.. - ､ 彡彡彳､.// 何でおじゃるか？
‖ `之ヽ､, i l´ _,ｨ辷ｧ-､、 彡彡'r ノ/
1 ￣ﾌ/ｌ l::. ヽこ~￣ 彡彳~´/
ヽ ´ :l .l:::. 彡ｨ-‐'′
ゝ、 / :. :r-､ 彡′
／ ｨ:ﾍ ｀ヽ:__,ｨ='´ 彡;ヽ､
_,,..-‐'7 /:::::::ヽ _: :_ ヽ ｨ´.}::ヽ ヽ、
_,-‐'´ { ヽ:::::::::ﾍ ｀'ｰ=＝=ｰ-- ' ／ﾉ /::::::ﾍ, ヽｰ､
‐'"´ ヽ. ＼::::::::＼ ｰ-‐‐' ／ //:::::::::::::} ） ｀''ｰ-､
／ ＼ ＼:::::::::ゝ､＿＿_,,.. ‐ " //:::::::::::::::l ,' ｀''ｰ-､
'´ ＼ ヽ､;:::::ﾍ ､ ／/::::::::::::::::ﾉ / ヽ
- 83 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:07:03 ID:hYftkAEM
- （⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ いえ、先日の話ですよ。閣下は現状の変革を望んでいる
| } ＼ つもりなのですか。
／ヽ } ＼
／ ヽ､＿＿__ノ ）
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
,彡ニ三三三三三三三ﾆ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
,彡ニ三三三三ニ三三ニﾆ;〃ヾ､;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
,彡彡,'',ﾆ=ﾐﾐミ三三三三ニﾆ彡 ｀ﾞﾞ''ｰ-､;:;:;:;/;:;/
',彡'/ r' ﾉヽヾミ三三三三三彡' _,,,,,,､ヽ;:;ｨ''|
彡'|.|（‐'''" 'iﾐﾆニ三彡"´￣ ｀ﾞﾞｰ' ;;;:|
. 彡i､ヾ (' ヾミﾆ三' __,,､ ....ﾉ /
彡ゝ ｀'' " |ミﾐﾐ' ‐'"ひi,;'´ ,ｨ;;ｧ' ・・・・・・・一応、という所でおじゃるな。
'彳｀ー‐i |ﾐﾐﾐ' ｀ﾞｰｼ' |､ﾆ'
--､/ i |ミﾐ .,,r‐''" | ﾉ
く'ﾉ :i ミﾐ ´ ., ' |'
､＼ .l ヾ .ﾉ（_,,､. |
:＼ヽ, ヽ ／ ｀t‐一'
::::ヽ ヽ ｀::. ,; ' .:i
:::::::ﾍ ヽ ｀::. ''"⌒ﾞ''一ﾉ
::::::::::ﾍ.ヽ ヽ､ ｀ ー'ｰﾉ
::::::::::::::ヽﾍ ｀ｰ┬‐一;;''""´
＼､:::::::::ヽヽ /::ﾍ ） ｀ﾞ'ｰ､_
〃｀ﾞｰ､;;;;＼＼ /i:::::::丿 ' , ' , '｀ﾞヽ､
- 84 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:07:15 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 果たしてそれは、どのような形で成し遂げるおつもりです？
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
/㍉;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ｨ彡三三i
l三｀ｰ ､_;:;:;:;:;:;:j;:;:;:;:;:;:_;:;:;_;:〟-三三三三三l
l三 r＝ﾐ''‐--‐';二,_￣ ,三三三彡彡l_
lﾐ′ ￣ ー-'" '＝ミﾆ彡彡/‐､ヽ その前に、何故変革するのかという理由を聞くべきではないかの？
l;l ,_-‐ 、 __,,.. - ､ 彡彡彳､.//
‖ `之ヽ､, i l´ _,ｨ辷ｧ-､、 彡彡'r ノ/
1 ￣ﾌ/ｌ l::. ヽこ~￣ 彡彳~´/
ヽ ´ :l .l:::. 彡ｨ-‐'′
ゝ、 / :. :r-､ 彡′
／ ｨ:ﾍ ｀ヽ:__,ｨ='´ 彡;ヽ､
_,,..-‐'7 /:::::::ヽ _: :_ ヽ ｨ´.}::ヽ ヽ、
_,-‐'´ { ヽ:::::::::ﾍ ｀'ｰ=＝=ｰ-- ' ／ﾉ /::::::ﾍ, ヽｰ､
‐'"´ ヽ. ＼::::::::＼ ｰ-‐‐' ／ //:::::::::::::} ） ｀''ｰ-､
／ ＼ ＼:::::::::ゝ､＿＿_,,.. ‐ " //:::::::::::::::l ,' ｀''ｰ-､
'´ ＼ ヽ､;:::::ﾍ ､ ／/::::::::::::::::ﾉ / ヽ
- 85 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:07:40 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 || 愚問ですね。閣下が現状の変革を望む以上、聞くべきは
. | },.! ノ' 理由ではなく方法、すなわち手段についてではないですか？
. ヽ ｒ / .| まさか閣下が、単純にザビ家にとって変わるつもりなどでは
ヽ ノノ ﾉ ありますまい。
/ ／ .／
| ／
| i´
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | もしそのおつもりならば、このような状況に陥っているはずがありません。
（__人__） | 閣下がデキン・ソド・ザビに劣るはずがありませんし、いくらでも機会は
（ | あったはずです。何しろ、あなたは宰相を務め、ジョセフ二世陛下の腹心中の
. { | 腹心と呼ばれた御方なのですから。
⊂ ヽ∩ く
| '､＿ ＼ ／ )
| |_＼ “ .／
ヽ､ ＿_＼_／
- 86 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:07:55 ID:hYftkAEM
- i;:､;:;:;:;:_:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i,
/三､;:;:;:;:;`;:‐-;､、l_,;:;-‐;:';:´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ｨ彡ﾆ、
l三三＾'ｰ-:､、;:;:;:;:j::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:-‐イ彡三三i
i'l三Ξ. ,.＝ﾐ`'ｰ-‐'";ニこ´ ｨ彡三三7,.、
',lミｼ" ｀￣´ ｀¨"´ `ｰﾐ三彡7-ヽ
lﾐﾐ, :. _,.=､、 . ..: _,.〟､、..: ヾ彡〃// 流石は、やらない夫という所でおじゃるな。見事な洞察力でおじゃる。
〉l; ::.彳ヾﾟ;ﾊ、:、 ,:' ,.ｨﾍ;ﾟﾂゞ::' .::彡/ノ/
ヽli. :ヽ.｀ﾞ'''"ﾌ`.: l::. ヽ｀ﾞﾞ"´.:' .::::::彡ゝ/
｀li. ｀ﾞ " .:: l:::. ｀ ﾞ "´ ..::::::::彡ｰ'′
＿,.ﾄ:.. .:' : :::::.､ .::::::::::彡′
,ｨ'´r'"::ﾍ:::.. /｀'=､__,.ｨ'' ' ヽ ..:::::::::::;ヲ
,r‐' ./:::::::::::::ヽ::::. : : ､.:::::::::::;ﾉ ヽ､_
, -‐''" ヽ::::::::::::::::＼ ー-:こ=ﾆ=一 ﾉ .::::／l:::ヽ, ﾍ｀ｰ-､
, -‐" ヽ ＼::::::::::::::､＼ ｀ー‐--´ " ::／/ /::::::::i l ｀ｰ-､､
＼ ＼::::::::::＼ヽ､＿＿＿_,.／: :/ /:::::::::::l ｌ ｀丶､、
＼. ＼::::::::::ヽ、::. .: : : ／./::::::::::::ﾉ /
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） そんな大したことはありません。閣下の人柄と実績を知れば、
. | （__人__） 誰にでもはじき出せる解答です。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
- 87 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:08:09 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | ですが、閣下は実際どのようにして、変革を行おうと
（｀⌒ ´ | 考えておられるのです？
. { |
{ ﾉ
ヽ ノ
ﾉ ヽ
/ |
___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,' それを知ってどうするつもりでおじゃる？
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l′
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,'
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l /
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ｀ﾞ'ｰ-､、
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | ｀ヽ、
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ＼
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ｀ヽ､
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ
￣｀ー─--─‐''"￣
- 88 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:08:26 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） | 別に、どうこうするつもりはありません。ですが、事と次第に
. | （__人__） .| よっては、私は閣下と敵対する事も辞さぬつもりです。
| ｀ ⌒´ ﾉ
. r─一'´￣`＜ヽ }
. `ー‐ｧ , ) , -'~⌒ヽ、
ノ {. ,ﾍ ,l. ゝ、_ .'ヽ).
. ／, ､ _ /. | . ', . .. .ヽ、
（／ / // / / ...| ...|＼..＼＼ ＼_)
/ // / / . . ＼_＼_)､_）
ｰ' {_/ノ ."´
,彡ニ三三三三三三三ﾆ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
,彡ニ三三三三ニ三三ニﾆ;〃ヾ､;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
,彡彡,'',ﾆ=ﾐﾐミ三三三三ニﾆ彡 ｀ﾞﾞ''ｰ-､;:;:;:;/;:;/
',彡'/ r' ﾉヽヾミ三三三三三彡' _,,,,,,､ヽ;:;ｨ''|
彡'|.|（‐'''" 'iﾐﾆニ三彡"´￣ ｀ﾞﾞｰ' ;;;:|
. 彡i､ヾ (' ヾミﾆ三' __,,､ ....ﾉ /
彡ゝ ｀'' " |ミﾐﾐ' ‐'"ひi,;'´ ,ｨ;;ｧ'
'彳｀ー‐i |ﾐﾐﾐ' ｀ﾞｰｼ' |､ﾆ' ずいぶんと、物騒な物言いでおじゃるな。
--､/ i |ミﾐ .,,r‐''" | ﾉ 安心するでおじゃる。あいにく、麻呂は
く'ﾉ :i ミﾐ ´ ., ' |' 不忠者になるつもりはない。
､＼ .l ヾ .ﾉ（_,,､. |
:＼ヽ, ヽ ／ ｀t‐一'
::::ヽ ヽ ｀::. ,; ' .:i
:::::::ﾍ ヽ ｀::. ''"⌒ﾞ''一ﾉ
::::::::::ﾍ.ヽ ヽ､ ｀ ー'ｰﾉ
::::::::::::::ヽﾍ ｀ｰ┬‐一;;''""´
＼､:::::::::ヽヽ /::ﾍ ） ｀ﾞ'ｰ､_
〃｀ﾞｰ､;;;;＼＼ /i:::::::丿 ' , ' , '｀ﾞヽ､
- 89 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:08:40 ID:hYftkAEM
- ,l､::::::::::::::::::::::::::::::::::|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
,ﾊ::｀丶､:::::::::::::::::::::::|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,, -‐:〈
{;;;;ヽ､:::::｀丶､:::::::::::::l:;:;:;:;:;:; ィ";:;:;:;:;:;:;:}
,l;;;;;;;;;ｼ丶､:::::::｀:`:ー'‐::'':"::::::::_, ィ"´;;l
fうl;;;ミミ、 ｀`丶 ､::::::::,: - ''"´ ﾘ;;;;;;f-､
{ l l;;;;;ｯ=` (三> ｀^´ (三ｼ ム;;;;;;ｿl}
t !;;;ﾘ _,,...,,_ _,,..,,_ l;;;//
ﾞl ヾ;l :'ｨﾃﾍ9ﾝﾐ ,: ',ｼﾋ9ﾝ､ l;// やらない夫、お主は麻呂が元々は平民、ヴェントリであった
`ｰll! ｀''==ヲ' l:.:^''==彡'" ,!ﾘﾉ ことは知っておるな。
ll ` '' " l:.:.:` '' " ,i;;l´
li, ,r .: :.ヽ､ ,:,り
t、 / ﾞｰ､ ,r 'ﾞヽ /,K′
ゝ、 ,:' :~: } // /ヽ、
/{lヽ ,ィ＝=ﾆﾆ=＝,ﾉ,ノ7 /:.:.:.:ヾﾆヽ
, ィ/:.:い ヽ ｀` ー一 ''"／,/,/:.:.:.:.:.:.:.:ｿ }- ､、
/ /:.:.:.:ヽヽ `' ー‐ -- '"／／:.:.:.:.:.:.:／ / ｀ 丶､
,, - { ヾ:.:.:.:.ヽ丶 ／／:.:.:.:.:, -'" ,／ ｀ 丶 ､
,, - ''" 丶､ ｀` ーゝ､ヽ.,＿,,ｨ"ェくユ- ''" , ｨ"
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） もちろん知っております。ですが、何故今更そんなことを。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 90 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:08:57 ID:hYftkAEM
- ___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,'
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,' まあ、聞くでおじゃる。元々、麻呂は名門公爵家の跡取りなどではなく、
,.-‐フ:::::| |,ミ l / 一官僚として、無難な人生を送るつもりであった。
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l /
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ＿__,. -､
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | （ ヽ-ゝ _i,.＞-t--､
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ｀''''フく ＿,. -ゝ┴-r-､
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ,.-''"´ ／￣,.／´ ゝ＿'ヲ
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ / _,. く ／ ゝ_／￣|
￣｀ー─--─‐''"￣ / にﾆ'／,.､-t‐┴―'''''ヽ
/ / .（_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
/ / ／ ￣ ） ﾉ__'-ﾉ
/ / ゝﾆ--‐､‐ |
/ /‐＜_ ヽ |ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
若き日の麻呂は、内務省に勤務する、一官僚でおじゃった。
, ∧ /l /:.:.:.l:.:.:.ﾚ:.:.:l:.:Ⅵ:.ヽ ﾄ､
Ⅳ::.:ﾞ{:.:ﾞ{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｿ:.:.:V:.:ﾊ l,
ｌ､|:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｊ:.:l:.:ﾚ:.|
|:.`:.:.:.:.l､:.l:.∧:.:.l:.:.:.:.l:.:./l:.:.:.:/:.:.:.:/:./,!
ﾄ|:.:ﾄ､Ⅳ |Ⅳ ﾄヽl|:.:.:/ﾚ //レﾚl:./ﾚﾚｿl,
|:.:.:ヽﾍlﾍlヘN:.:ヽl:.:.7／:.l／レﾝィ:.:.:.ノ}
ゞ:.:.:.:.:.:.:.､､:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:._:.:.:.:.:.:∠
≧:.:.:.:.:.ｆゞヘﾄﾍ从从/〃ゞﾍ彳:.:.:.:.:≦
ア:.:.:.:.:.ﾃ Z:.:.:.:.:く｀
lｲｨ」:.:/ ＿ ､ ／ , ― ヽ:.Ｌﾄﾄl
/_|:.:| ー‐ｔ≧=ｭ},/ｒ=≦ｔ―ｧ |:.|_ヽ
｛{ |:.:| ゞ三三 ゞ三三 |:.| ｝}
ヽヽ:| l:///
ゝﾞl l'／
ﾞlﾍ ヽ ｒ' /|
,-┬― 1:{ヽ ,.-ーー-､ /:.ｆー ┬ ､
l ! !:.| ＼ ￣￣ ／|:.:| | ｒ |
| | | l:ム ヾ川川川ｼ |｀ﾞヽ |｜|
| | | 〃 ヽ ｀¨¨¨¨´ ＿,ﾚ l |｜|
/∧∨ ,ム Y⌒Y⌒`´￣ ヽ ヽ ﾉ∨∧ヽ
＿ ―// ﾍ∨{ l､ / / | l l／} //. | |ー-､＿
旧名 近藤勲
- 91 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:09:17 ID:hYftkAEM
- じゃが、何の因果か、麻呂は顔も知らぬ父親の後を継ぐことになったおじゃる。
一平民の母子家庭出身のヴェントリが、名門公爵家の当主。神という存在が実に
イタズラ好きであったことを思い知ったでおじゃる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／彡三ミヽ川//∠三＼
/// __`-‐ " ヽ_ヽ
'彡{ -､ ｀´__ {＼|
,ﾚ／〉 ,.ｨ ,´ ﾉ＼{
{ｲｲ_ｒ‐≦三く}_{≧＝=‐.､ヽヽ〉 俺はもう死ぬが、後継ぐのはお前な。
ﾍ十{ ´‐^ﾆ｀ｿ｀｛´=^'ﾆヽﾄ､ﾄ |
{∧l ゝ＿_ ｲ l＼ /｀iｿ^l
ゝ八 〃(,、 ,､) ヽ￣ 'ﾑ |
＿_ ヽl ヽ l ＿＿ l /ﾚン
ヽ ｒ ｀､ ､ ゝ ｨﾀﾞ二二ﾞヽ '´厂 ／ニニ二二ｱ
VV ｀ ニニニﾆﾄｙ'／ ｲニニﾆ／ ／／
VV .へK.へ. ／ ﾚヽ , , ´
VV / ＼ ｀ ――‐ ´ ／ ＼ / //
／￣ VV Ｖ ＼ ´ / Ｖ/⌒ヽ、
‐／ VV ∧ ＼ ／ / // Ｙ⌒ヽ､
｀ ＼ 丶 , ﾞ´ ／ , , |
＼ ＼ ／ ／ ／／ /
一条片栗虎公爵
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 92 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:09:37 ID:hYftkAEM
- /㍉;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ｨ彡三三i
l三｀ｰ ､_;:;:;:;:;:;:j;:;:;:;:;:;:_;:;:;_;:〟-三三三三三l
l三 r＝ﾐ''‐--‐';二,_￣ ,三三三彡彡l_
lﾐ′ ￣ ー-'" '＝ミﾆ彡彡/‐､ヽ こうして、近藤勲という男は死に、一条麻呂という男が
l;l ,_-‐ 、 __,,.. - ､ 彡彡彳､.// 生まれたでおじゃる。じゃが、麻呂は平民であった頃の
‖ `之ヽ､, i l´ _,ｨ辷ｧ-､、 彡彡'r ノ/ 心境は捨てきれなかった。あくまで平民出身の名門貴族
1 ￣ﾌ/ｌ l::. ヽこ~￣ 彡彳~´/ として、この国の政治と向き合ったでおじゃる。
ヽ ´ :l .l:::. 彡ｨ-‐'′
ゝ、 / :. :r-､ 彡′
／ ｨ:ﾍ ｀ヽ:__,ｨ='´ 彡;ヽ､
_,,..-‐'7 /:::::::ヽ _: :_ ヽ ｨ´.}::ヽ ヽ、
_,-‐'´ { ヽ:::::::::ﾍ ｀'ｰ=＝=ｰ-- ' ／ﾉ /::::::ﾍ, ヽｰ､
‐'"´ ヽ. ＼::::::::＼ ｰ-‐‐' ／ //:::::::::::::} ） ｀''ｰ-､
／ ＼ ＼:::::::::ゝ､＿＿_,,.. ‐ " //:::::::::::::::l ,' ｀''ｰ-､
'´ ＼ ヽ､;:::::ﾍ ､ ／/::::::::::::::::ﾉ / ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●） ）
. | （__ﾉ､_） それは俺も知っています。だからこそ閣下は率先して、ジョセフ二世陛下が
| ｀ ⌒ﾉ 実行した、大規模な諸侯統制計画にも賛同したのでしょう。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 93 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:10:52 ID:hYftkAEM
- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_,;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ';;､
,;';; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; `､
,';;;;;,, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;ﾞ;
/;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,,;;;;;i
i;;;;;;;;;;;;;;;,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ;;;;; ,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
ﾉ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 勲、いや麻呂、この国には諸侯が多すぎるとは思わぬか。
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／l;;;/l;ｿ;;/ |;;;;;;/| l;;lﾞヾ;;;ﾄ､;;;;;;;;;;;;;i
|;;､;;;;;;;;// /,'' / l/ |/|/ ﾞｌ ヾ､ﾞi;;;;;;::::/
/ヾ;;/ｿ , , ヽ l;;l"ﾞl
'､ (ヾ,,＝==;;;;;;;,,,,,_`il,iﾞ__,,,,;;;;;==＝ ,/|lヽ l
ヽ､`||ヾi;'（:::::ﾞ'ﾞ:::/;;i＝i;;;ヽ:::ﾞ'ﾞ::::）ﾞi;/ |l'ﾉ/
/ヽ|l､ ﾞi::;;;;／⌒⌒）.ヾ..;;;;;;;;;;..ノノ/l.,/＼
/;;;/::ﾐヾ､.／ ／ ／ ） 'ﾞ /ﾐ"i;;;;;;;;＼_
_,.-;;'";;;;;;;;r‐ ﾐ/ﾞ ,／ ／ /_!／` /,,l;;;ﾐ/;;;;;;;;;;;;;;;;~＼
_,､-‐;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / / / /.__,,,..-／ヽ /;;;ﾐ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,､_
‐'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ﾉ / .ﾉ / ,,, ／ ﾉ/';;;;ﾐ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ'';;;,,､_
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ/ ノ / /,,,,／ ／;;;;ミ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ / /;／ ／;;;;;;ミ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ , `ﾞ ／―''':::::::::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | | ﾉ:::::::::::::::::::;;;;／i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 94 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:11:04 ID:hYftkAEM
- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ヽ､|:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:､;_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i
/ミミﾐ|:|;;;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾞｰ､_;_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;_ﾉ
/ミミミﾐ|:|ﾐゞ-､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:｀ﾞ'''''''''''''''";:|
/ミミミﾐﾐ|:|ミミミゞｰ-､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
|ﾐミミミミ|:|ミミミミ' ｀ﾞー-､;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:ｲ;;;i
|ミミミミﾐ|:|ミミミミ' ,､､､､_￣｀ﾞﾞ""´_,,､､ヾ;|
,|ミミミミミ|:|ミミミﾐ ヾ-､,,,,,) ヾ､,,ﾉ |ﾉ
|;-'､ミミミﾐ|:|ミﾐﾃ' ｰ-､､,,_ ,i丶 ,;'"|;!
|'i⌒ヾミミﾐ|:|ﾐﾞ｀ __,ﾆヽ､ｰ' 〉-‐''二__|;!
| ! r､'ヾﾐﾐﾐ|:|i ｰ=;弋ｿ,ゝ:） '､''‐弌Zﾝ'|! 確かに、少ないとは言えないでおじゃりますな。キール三世陛下
ヽヽ,､(ヾミﾐ|:| ｰ-‐ノ ', ｀ー' 〉 以来、我が国は外征以上に内政に専念してきた国でありゃしゃります。
ヽヾ ｰヾミ|:| , ' : ', i 治外法権を持ち、独自の領土を軍を保有する諸侯の放置は、座視する
ﾞゝ､__,,,ﾄミ|:| , ',. | わけにはいきませぬ。
ヾミ| ヾi|:| ／r_,,,,､_ ﾉ､ i
.ゞ| 丶'|:| ,' i:^1 ヽ /
/i;|. |:| __,,,,,,,､,'_,,､__ ﾉ/
__,,,-‐/ 〈;| ヾ､ ´ﾞﾞﾞ'ﾆニ二ﾆﾌ' /
,r（:::::::∠, ヽ ヾ､ ﾞ⌒" /
＼ヽ:::::::::::＼ '､ ヾ､ ／
;;;;;;i,|:::::::::::::::::＼＼ ﾞｰ＝=,,､ｰ-一ﾂ´ヽ､
;;;;;;;;;ヾ::::::::::::::::::ヽ ＼ //'r'i､ヾヽﾉ |:::::＼
;;;;;;;;;;;;;;;＼:::::::::::::::ヽ ＼. ﾉﾉ ,|:|ﾍヾ＼'､ |::::::::::i｀ﾞｰ､
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- 95 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:11:30 ID:hYftkAEM
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/､;:;:;:;:;:;:;:;:;ｰ-:;､_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
./ﾐﾐﾐミミ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ｰ-;:;､;:_;:;_:;::-‐'"´i
lﾐﾐミミミミミミミｰ-::､;;;;_;:;:;:;:;:;i;:;:;:;:;:;:;:;:i
,!ミﾐミミミミミミﾐ ＿;`-､;;;!:-‐'''´|ﾐi
//｀,ヾミミミﾐｼ‐'″ 'ー‐' : 'ﾆﾌ' i;/
l l ,rヾミミﾐ _,,,,, ﾉ _,,_ l
',ヽヾ､ヾミミ ｨで)ヽ､ r';ｨび､.ﾉ
ヽ､__,, ミミ ｀ﾞﾞ'''"ﾌ｀ | ｀ﾞ'''ﾌ'i 陛下、この麻呂、上は王家、下は国民の為に尽くす所存。
〃 i l ミﾐ ／´ | ｀ｰ'´l 封土の献上は覚悟の上でおじゃります。思う存分、太刀を
／ヾ.l ﾐﾐ /' | / 振り回しなされい。
. /:::::',ヽヽ` / ｀ `ﾞｰ-' /
r/::::::::::',ヽヽ i:i ', /
/::::::::::::::ヽヽ＼ '"ｰ=＝=-'/
ヽ:::::::::::::::::ヾ､ ` ､ ﾞ'一''ｰ'ﾉ′
､ ＼:::::::::::::::ヽ ｀ ｰ‐-t't::i´ﾞｰ-､
.｀-､ ｀ｰ-:､::::::ヾ'､ //:::l ヽ ｀ﾞｰ- ､
/::::::::::::/|/|／::::|／:::::/イ N:::::::::::
|/|/{|/:::::::::::::::::/ ／ ﾊ::::::::
〈r＿_ヽ |/L､､,,,,,,,,,,,,,,,,__ ﾉ＼::
>r‐t.ﾊ ７/´::ヘｿ_｀ヽ＿／ﾐ:
（.ヽ:フﾘ⌒ﾍ､:ヽ￣::::_ノ￣ ﾐ: 君の忠誠心、しかと受け止めた。いつか必ず、報いるつもりだ。
`┬彳 ￣￣ / ﾐ:: 期待していてくれ。
ヽく. __〉、 ..:::::::::ﾐ:::
V::::::＿ ..＿ 、 .:::::::ﾊﾐ::::
∧::::::::＿ ,,､ﾊN::::::
」|i;;;::::;;ii,,..... ..､ﾊ||ﾄﾐ'': : :
ﾊ从||||||||||||||ﾄNﾐ''／:::
∠//"`-"ー'イ:::::::::::
|:::::|〉: : : : :「::::::::::::::::::
_／:::::::|: : : : : :|:::::::::::::::::::
_／::::::::::::└: : : : :」::::::::::::::::::
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- 96 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:11:57 ID:hYftkAEM
- ,彡ニ三三三三三三三ﾆ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
,彡ニ三三三三ニ三三ニﾆ;〃ヾ､;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
,彡彡,'',ﾆ=ﾐﾐミ三三三三ニﾆ彡 ｀ﾞﾞ''ｰ-､;:;:;:;/;:;/
',彡'/ r' ﾉヽヾミ三三三三三彡' _,,,,,,､ヽ;:;ｨ''|
彡'|.|（‐'''" 'iﾐﾆニ三彡"´￣ ｀ﾞﾞｰ' ;;;:|
. 彡i､ヾ (' ヾミﾆ三' __,,､ ....ﾉ /
彡ゝ ｀'' " |ミﾐﾐ' ‐'"ひi,;'´ ,ｨ;;ｧ'
'彳｀ー‐i |ﾐﾐﾐ' ｀ﾞｰｼ' |､ﾆ' こうして、この国の諸侯らは大幅に権力を失うことになったでおじゃる。
--､/ i |ミﾐ .,,r‐''" | ﾉ 元々、キール三世陛下以来、諸侯らには「代理統治制度」により、
く'ﾉ :i ミﾐ ´ ., ' |' その動きに規制をかけてきたが、ジョセフ二世陛下はよりそれを強め、
､＼ .l ヾ .ﾉ（_,,､. | 諸侯軍を解体させ、税制を公平にしたでおじゃる。
:＼ヽ, ヽ ／ ｀t‐一'
::::ヽ ヽ ｀::. ,; ' .:i
:::::::ﾍ ヽ ｀::. ''"⌒ﾞ''一ﾉ
::::::::::ﾍ.ヽ ヽ､ ｀ ー'ｰﾉ
::::::::::::::ヽﾍ ｀ｰ┬‐一;;''""´
＼､:::::::::ヽヽ /::ﾍ ） ｀ﾞ'ｰ､_
〃｀ﾞｰ､;;;;＼＼ /i:::::::丿 ' , ' , '｀ﾞヽ､
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 「代理統治制度」により、諸侯らは封土から、報酬の四割を
| ｀ ⌒´ﾉ 国庫に納めなくてはいけなくなりましたからね。それに、ジョセフ二世陛下は
. | } 公平な税制度の適応と、諸侯軍の解体政策もとりました。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 97 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:12:11 ID:hYftkAEM
- i;:､;:;:;:;:_:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i,
/三､;:;:;:;:;`;:‐-;､、l_,;:;-‐;:';:´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ｨ彡ﾆ、
l三三＾'ｰ-:､、;:;:;:;:j::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:-‐イ彡三三i
i'l三Ξ. ,.＝ﾐ`'ｰ-‐'";ニこ´ ｨ彡三三7,.、
',lミｼ" ｀￣´ ｀¨"´ `ｰﾐ三彡7-ヽ
lﾐﾐ, :. _,.=､、 . ..: _,.〟､、..: ヾ彡〃// その通りでおじゃるよ。その結果、この国では貴族の力が衰え、
〉l; ::.彳ヾﾟ;ﾊ、:、 ,:' ,.ｨﾍ;ﾟﾂゞ::' .::彡/ノ/ 平民と王家の力が強化されたでおじゃる。何しろ、名門貴族の
ヽli. :ヽ.｀ﾞ'''"ﾌ`.: l::. ヽ｀ﾞﾞ"´.:' .::::::彡ゝ/ この麻呂が率先的に、その政策に携わったのじゃから、効果は
｀li. ｀ﾞ " .:: l:::. ｀ ﾞ "´ ..::::::::彡ｰ'′ 絶大であったからの。
＿,.ﾄ:.. .:' : :::::.､ .::::::::::彡′
,ｨ'´r'"::ﾍ:::.. /｀'=､__,.ｨ'' ' ヽ ..:::::::::::;ヲ
,r‐' ./:::::::::::::ヽ::::. : : ､.:::::::::::;ﾉ ヽ､_
, -‐''" ヽ::::::::::::::::＼ ー-:こ=ﾆ=一 ﾉ .::::／l:::ヽ, ﾍ｀ｰ-､
, -‐" ヽ ＼::::::::::::::､＼ ｀ー‐--´ " ::／/ /::::::::i l ｀ｰ-､､
＼ ＼::::::::::＼ヽ､＿＿＿_,.／: :/ /:::::::::::l ｌ ｀丶､、
＼. ＼::::::::::ヽ、::. .: : : ／./::::::::::::ﾉ /
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） いくら、元々平民であられたとはいえ、自らに与えられた特権を
. | （__人__） 辞す事は誰にでもできることではありません。素直に、尊敬の念を
| ｀ ⌒´ﾉ 抱きます。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ＼
/ く ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
- 98 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:12:34 ID:hYftkAEM
- |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＿;:;」
├r―――┴――一 ''' ""三￣´::::::ヾ
/::{ ｨ'三) (三ヽ ,ｯミ::::::::::::::::ヽ
{:::ｼ ~´ ｀ヾ､:::::::::::::::::l
l:::l ,. ニ ､ :. .: ,r ニ 、 ﾐ:::::::::::::ム、
l:::! 'イでiﾝ､ : :. ,ｲでiﾝゞ:.:. ﾐ::::::::::/^い
. l::l :.｀^"´ﾉ.: :. ヽ｀~´ノ:.:.:. ﾐ:::::::ｲ ﾘl 大したことではないでおじゃるよ。それに、麻呂自身は屋敷の維持費
. ヾ! ｀ " ´ / ::. ｀ ´ ﾐ:::::/ﾑ_ノ/ ぐらいの封土まで削減したかったでおじゃるが、それでも、莫大な封土が
'i, ,' '^ヽ ﾐ::::l 'ｰ' / 残っておる
'i ヾ'ｰ ''"く、 j::::ｸーf′
l ｀ヽ {:::ﾘlﾐ:::ヽ、
ヽヽ ,ィﾆﾆ丶､_ ﾞ: "´fミ≧ゞ
ヽ ^ヾ二´ノ´ _,ｨ ,.ｯ ／/ｲぅ-､
丶 ｀" "´ ,/ ,.ィ" , -‐'",ノヽ
｀ト､ ＿＿_,, ィ"彡,r'´ , -'":.:.:.:.ヽ
l =ﾆ彡,ｧ'",-'":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:L..､、
ﾊ ヾ ／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,, -''" ）
, ィ'l l ヽ ／ ／:.:.:.:.:,, - '"´ , - ''"丶、
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） （それでも、十もの領土惑星の内、九つは全て国家に返還されているんだよな）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 99 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:12:57 ID:hYftkAEM
- ,彡ニ三三三三三三三ﾆ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
,彡ニ三三三三ニ三三ニﾆ;〃ヾ､;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
,彡彡,'',ﾆ=ﾐﾐミ三三三三ニﾆ彡 ｀ﾞﾞ''ｰ-､;:;:;:;/;:;/
',彡'/ r' ﾉヽヾミ三三三三三彡' _,,,,,,､ヽ;:;ｨ''|
彡'|.|（‐'''" 'iﾐﾆニ三彡"´￣ ｀ﾞﾞｰ' ;;;:|
. 彡i､ヾ (' ヾミﾆ三' __,,､ ....ﾉ /
彡ゝ ｀'' " |ミﾐﾐ' ‐'"ひi,;'´ ,ｨ;;ｧ'
'彳｀ー‐i |ﾐﾐﾐ' ｀ﾞｰｼ' |､ﾆ' 話は戻るが、麻呂はこの国に愛着を抱いているでおじゃる。
--､/ i |ミﾐ .,,r‐''" | ﾉ 平民ですら、官僚となり、豊かに安心して暮らせる国。こんな国は
く'ﾉ :i ミﾐ ´ ., ' |' 銀河系の中でも限りなく少ないでおじゃる。
､＼ .l ヾ .ﾉ（_,,､. |
:＼ヽ, ヽ ／ ｀t‐一'
::::ヽ ヽ ｀::. ,; ' .:i
:::::::ﾍ ヽ ｀::. ''"⌒ﾞ''一ﾉ
::::::::::ﾍ.ヽ ヽ､ ｀ ー'ｰﾉ
::::::::::::::ヽﾍ ｀ｰ┬‐一;;''""´
＼､:::::::::ヽヽ /::ﾍ ） ｀ﾞ'ｰ､_
〃｀ﾞｰ､;;;;＼＼ /i:::::::丿 ' , ' , '｀ﾞヽ､
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） でしょうな。それに、我が国への他国からの亡命者も少なくありませんし、
. | （__人__） 平民階級の者が他国に行って、帰ってきた時など、皆同じ感想を言ってきます。
| ｀ ⌒´ﾉ 「この国に生まれてよかった」と。
.ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
- 100 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:13:13 ID:hYftkAEM
- ,彡ニ三三三三三三三ﾆ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
,彡ニ三三三三ニ三三ニﾆ;〃ヾ､;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
,彡彡,'',ﾆ=ﾐﾐミ三三三三ニﾆ彡 ｀ﾞﾞ''ｰ-､;:;／;;:;/
',彡'/ r' ﾉヽヾミ三三三三三彡' _,,,,,,､ヽ;:;ｨ''|
彡'|.|（‐'''" 'iﾐﾆニ三彡"´￣ ｀ﾞﾞｰ' ;;;:|
. 彡i､ヾ (' ヾミﾆ三' __,,､ ....ﾉ /
彡ゝ ｀'' " |ミﾐﾐ' ,;'´ ,, ｧ'
'彳｀ー‐i |ﾐﾐﾐ' ｀ﾞﾆｼ' |､ﾆ'
--､/ i |ミﾐ .,,r‐''" | ﾉ じゃが、それも今では危うい所に来ているでおじゃる。
く'ﾉ :i ミﾐ ´ ., ' |' キール三世やジョセフ二世陛下が行った改革も、ザビ家
､＼ .l ヾ .ﾉ（_,,､. | によって、全てが覆されようとしている。貴族優遇政策、
:＼ヽ, ヽ ／ ｀t‐一' 平民層への増税、専横と不平等な人事、嘆かわしい事でおじゃる。
::::ヽ ヽ ｀::. ,; ' .:i
:::::::ﾍ ヽ ｀::. ''"⌒ﾞ''一ﾉ
::::::::::ﾍ.ヽ ヽ､ ｀ ー'ｰﾉ
::::::::::::::ヽﾍ ｀ｰ┬‐一;;''""´
＼､:::::::::ヽヽ /::ﾍ ） ｀ﾞ'ｰ､_
〃｀ﾞｰ､;;;;＼＼ /i:::::::丿 ' , ' , '｀ﾞヽ､
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（○）（○ ） |
. （__人__） u .| ・・・・・・・・・・・・・・・
. ヽ｀⌒ ´ |
｛ /
lヽ、 ,ｨ'.) ./
j .}ﾝ／／ ヽ
ﾉ '"´ ￣〉 |
. { 勹.. ｜
ヽ ､＿_,,ﾉ . |
- 101 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:13:28 ID:hYftkAEM
- i;:;:;:;:;:;:;:;:;:-‐''"ミﾐ三三三三三三三ﾆミミミﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐヽ
',;:;:;ﾂ'´ ミﾐ三三三三三三三三ミミミﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐi
〉'r''ﾌ -ﾋﾐミ三三三三三ｨ彡ﾆ三ミミミﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐi
ﾉ `´ `三三三三ｨ彡彡'=＝''､ミミﾐミﾐﾐﾐﾐi
,' ..､,,,_ ミ三ﾆｨ彡彡イ く⌒､ ヽミミﾐﾐﾐﾐﾐi
ヽ､ '´ （ﾟi,,ゝ､ 三彡彡彡" ''ヾ ヽ ',ミミﾐﾐﾐﾐi
） ;'" '三彡彡' /ﾞ' ﾞ ） /ﾍミミﾐﾐi
/ ヽ ' 彡彡ｼ , ｀ ノ ,/ヾミﾍヾﾍi やらない夫、麻呂は本来進むべき道を取り戻したいでおじゃるよ。
/ 彡ｨ彡 !､___,,,／ヾ川川川ｿ キール三世陛下や、ジョセフ二世陛下が勧めた改革の道、この国が
/ '｀ヽ 彡彡､ ;;ヾ彳´ 川ﾉ川ﾉ,ゞ 乱世で生きる為に歩むはずだった道を。
ヽ､_,つ ' 彡;;ﾂ ..:::i:: 彡ｨ川ﾉ川ゝ
i ...::::::::i: 彡'ﾉ川川ヾ
| ..:::::::::::::ﾉ 彡ｨﾉ川ﾉゞ
ヽﾆ=ｧ- ..:::::::::::::／ ,,r‐;''"..:::::::::
(´ .::::::::::::::::. , ／ _, '::::::::::::::::
｀ｰ､'´ ､ ..:::::::::::::/ ／ ／ ,ｨ':::::::::::::::::::::
ヽ : ..::::;::::, /:/ ／ ／ ／;;;;;;;;;;;:-‐''''"´
ヽ,,,__.::::ノ:::/// .／ ∠-‐''"´ _,,,, -‐'''"´
｀ﾞﾞ"´￣i／ , -'" _,,-‐'""
,!‐'" _, -‐'"
／ ／
| ／´
_y'´
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） それは分かりました。ですが、本当に信じてよろしいのですか？
. | （__人__） 「不忠者」にならない道を。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 102 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:13:43 ID:hYftkAEM
- ,彡ニ三三三三三三三ﾆ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
,彡ニ三三三三ニ三三ニﾆ;〃ヾ､;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
,彡彡,'',ﾆ=ﾐﾐミ三三三三ニﾆ彡 ｀ﾞﾞ''ｰ-､;:;:;:;/;:;/
',彡'/ r' ﾉヽヾミ三三三三三彡' _,,,,,,､ヽ;:;ｨ''|
彡'|.|（‐'''" 'iﾐﾆニ三彡"´￣ ｀ﾞﾞｰ' ;;;:|
. 彡i､ヾ (' ヾミﾆ三' __,,､ ....ﾉ /
彡ゝ ｀'' " |ミﾐﾐ' ‐'"ひi,;'´ ,ｨ;;ｧ'
'彳｀ー‐i |ﾐﾐﾐ' ｀ﾞｰｼ' |､ﾆ' もちろんでおじゃる。何しろ、麻呂はジョセフ二世陛下自ら、殿下を
--､/ i |ミﾐ .,,r‐''" | ﾉ 託された身。それを、矢面に立たせるなど臣下として、いや人として
く'ﾉ :i ミﾐ ´ ., ' |' やってはいけない愚行でおじゃる。
､＼ .l ヾ .ﾉ（_,,､. |
:＼ヽ, ヽ ／ ｀t‐一'
::::ヽ ヽ ｀::. ,; ' .:i
:::::::ﾍ ヽ ｀::. ''"⌒ﾞ''一ﾉ
::::::::::ﾍ.ヽ ヽ､ ｀ ー'ｰﾉ
::::::::::::::ヽﾍ ｀ｰ┬‐一;;''""´
＼､:::::::::ヽヽ /::ﾍ ） ｀ﾞ'ｰ､_
〃｀ﾞｰ､;;;;＼＼ /i:::::::丿 ' , ' , '｀ﾞヽ､
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .| しかし、それでどのようにして、変革を行うつもりです？
! （__人__） | いくら閣下と言えども・・・・・・・
, っ ｀⌒´ |
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
- 103 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:13:57 ID:hYftkAEM
- |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
├- ､__:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;:-‐'"´;i
|;:;:;:;:;:;:;:｀ﾞﾞﾞ'''''ー-- ､､;;;;;;_;;;;;;; -‐''''"´:;:;:;:;:;ｨ彡ﾐ,
,i＝＝==､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:-‐"´ﾞﾐ三ﾐi
i三三ニﾆ'￣｀ﾞﾞ''''' ー- ､;:;:;:;:;:;:-一'" ﾐﾆ三i
i三三ﾆ三 ＿ ￣ r==､ 'ヾ､ミi
_,i三三ﾆ三ゞ ﾆ三ｼ i ゞ"´ !ﾐ;iヽ
i"ﾞヾ彡彡ｧ"´ i ﾉ __ ,,,...､_,,. iﾐ| |
{ {｀ヾ彡;ｼ′ , _ --‐- ､丿 ｨ''"ノ（oﾂヽ'' |ﾘﾉ 何、方法はいくらでもあるでおじゃる。じゃが、
'､(､ヾ彡ﾘ ｨ'でo)'ヽ､ : ';:. 'ー-‐'"″ |ﾘ この国の未来、そうやすやすと、破綻へと導く
',ヽヾ､彡 ゝ｀ﾞﾞ'''''"´ﾂ .､ i::.｀ヽ､,,,,ノ |i| つもりはない。
ヽ丶ヾﾘ, ｀ ､,,,,,,ノ .: i:::. ﾘi
ゝ､,ヾﾘ , .:: '､::. ﾘ
ヾi, /､ _ ,,' , /
ヾ, / ´｀｀ｰ''´ ､ ,' /
ヾ, ' : : ', , /､
ヽ､ , --‐‐一''ー─'''' ' /./::::ヽ.
i"i ヽ ,r' _,,,, ゝ--‐‐''´ｰ'" ﾉﾉ::::::::::ヽー-､
ﾉ, |', ヽ､ ｀ ; ; ; ; : : : ' ／::::::::::::::::::＼_｀ヽ.
／::i | ', ｀ヽ､＿ ＿,／:::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ
_, -‐'''"i:::::::i .|; ', ￣￣／／:::::::::::::::::::::::::／ ／＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●））
. | （__ﾉ_） 閣下・・・・・・・・・・
| ｀⌒ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 104 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:14:11 ID:hYftkAEM
- ,彡ニ三三三三三三三ﾆ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
,彡ニ三三三三ニ三三ニﾆ;〃ヾ､;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
,彡彡,'',ﾆ=ﾐﾐミ三三三三ニﾆ彡 ｀ﾞﾞ''ｰ-､;:;／;;:;/
',彡'/ r' ﾉヽヾミ三三三三三彡' _,,,,,,､ヽ;:;ｨ''|
彡'|.|（‐'''" 'iﾐﾆニ三彡"´￣ ｀ﾞﾞｰ' ;;;:|
. 彡i､ヾ (' ヾミﾆ三' __,,､ ....ﾉ /
彡ゝ ｀'' " |ミﾐﾐ' ,;'´ ,, ｧ'
'彳｀ー‐i |ﾐﾐﾐ' ｀ﾞﾆｼ' |､ﾆ'
--､/ i |ミﾐ .,,r‐''" | ﾉ じゃが、万が一の時はやらない夫、殿下の事を頼んだでおじゃる。
く'ﾉ :i ミﾐ ´ ., ' |'
､＼ .l ヾ .ﾉ（_,,､. |
:＼ヽ, ヽ ／ ｀t‐一'
::::ヽ ヽ ｀::. ,; ' .:i
:::::::ﾍ ヽ ｀::. ''"⌒ﾞ''一ﾉ
::::::::::ﾍ.ヽ ヽ､ ｀ ー'ｰﾉ
::::::::::::::ヽﾍ ｀ｰ┬‐一;;''""´
＼､:::::::::ヽヽ /::ﾍ ） ｀ﾞ'ｰ､_
〃｀ﾞｰ､;;;;＼＼ /i:::::::丿 ' , ' , '｀ﾞヽ､
／￣￣＼
／ ヽ､. _ノ ＼
| （●）（●） | 分かりました、このやらない夫・コルベール、命がけで殿下を
| （__人__） ｜ お守りします。
| ｀ ⌒´ |
| }
ヽ }
人＿__＿_ノ"⌒ヽ
／ ＼
/ へ ＼
（ ヽγ⌒) | ＼ ＼
￣￣￣＼＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 105 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:14:24 ID:hYftkAEM
- /ヽ､|:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:､;_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i
/ミミﾐ|:|;;;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾞｰ､_;_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;_ﾉ
/ミミミﾐ|:|ﾐゞ-､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:｀ﾞ'''''''''''''''";:|
/ミミミﾐﾐ|:|ミミミゞｰ-､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
|ﾐミミミミ|:|ミミミミ' ｀ﾞー-､;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:ｲ;;;i
|ミミミミﾐ|:|ミミミミ' ,､､､､_￣｀ﾞﾞ""´_,,､､ヾ;|
,|ミミミミミ|:|ミミミﾐ ヾ-､,,,,,) ヾ､,,ﾉ |ﾉ
|;-'､ミミミﾐ|:|ミﾐﾃ' ｰ-､､,,_ ,i丶 ,;'"|;!
|'i⌒ヾミミﾐ|:|ﾐﾞ｀ __,ﾆヽ､ｰ' 〉-‐''二__|;!
| ! r､'ヾﾐﾐﾐ|:|i ｰ=;弋ｿ,ゝ:） '､''‐弌Zﾝ'|!
ヽヽ,､(ヾミﾐ|:| ｰ-‐ノ ', ｀ー' 〉
ヽヾ ｰヾミ|:| , ' : ', i すまないの、やらない夫。
ﾞゝ､__,,,ﾄミ|:| , ',. |
ヾミ| ヾi|:| ／r_,,,,､_ ﾉ､ i
.ゞ| 丶'|:| ,' i:^1 ヽ /
/i;|. |:| __,,,,,,,､,'_,,､__ ﾉ/
__,,,-‐/ 〈;| ヾ､ ´ﾞﾞﾞ'ﾆニ二ﾆﾌ' /
,r（:::::::∠, ヽ ヾ､ ﾞ⌒" /
＼ヽ:::::::::::＼ '､ ヾ､ ／
;;;;;;i,|:::::::::::::::::＼＼ ﾞｰ＝=,,､ｰ-一ﾂ´ヽ､
;;;;;;;;;ヾ::::::::::::::::::ヽ ＼ //'r'i､ヾヽﾉ |:::::＼
;;;;;;;;;;;;;;;＼:::::::::::::::ヽ ＼. ﾉﾉ ,|:|ﾍヾ＼'､ |::::::::::i｀ﾞｰ､
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､ 気にしないでください。俺も、公爵同様「不忠者」になるつもりなど
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 || ありませんから。
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
- 106 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 21:14:32 ID:ucLacqrI
- パタリロの所も身分格差少なそうだけどな
- 107 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:14:38 ID:hYftkAEM
- ___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,'
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l′ 流石は、我が友、ジャン・コルベールの息子でおじゃる。
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,' やらない夫、頼んだでおじゃるよ。
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l /
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ｀ﾞ'ｰ-､、
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | ｀ヽ、
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ＼
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ｀ヽ､
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ
￣｀ー─--─‐''"￣
／||ミ
／ ::::||
／:::::::::::||＿＿＿＿
|:::::::::::::::||／￣￣＼|| ｶﾞﾁｬ
|:::::::::::::::|| _ノ ＼＼
|:::::::::::::::||（ ●） （●）| わかりました、それでは失礼します。
|:::::::::::::::|| （__人__） |
|:::::::::::::::|| ｀ ⌒´ |
|:::::::::::::::|| }
|:::::::::::::::|| }
|:::::::::::::::||ヽ＿__ ノ
|::::::::::::::(___＿＿ノ´||
|::::::::::::::(_ノ ／ . . . ||
|:::::::::::::::||／ ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
＼:::::::::::|| ||
＼ ::::||￣￣￣￣
＼||
- 108 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:14:58 ID:hYftkAEM
-
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
|
／￣￣＼ 遅くなって申し訳ありません殿下。今日は、ラインハルト一世
／ _ノ ＼. について講釈致しましょう。
| （ ＞）（＜）
. | ::::::⌒（__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }. 。
. ヽ } /
ヽ ノ ./
/ lヽ介/lヽ、 ,rE)
. | | ~ヾ/~ |. ｿ◇'
| | ﾟ| |＼／＿＿＿＿Ｅ[]ヨ＿＿＿＿＿＿＿_＿＿＿
＿ | | ﾟ| |＿_
|＼ ￣ヽ⌒ヽ⌒ヽ ＼
|＼＼ ⌒ ⌒ 甘 ＼
| ＼|￣￣￣￣￣￣￣|
- 109 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:15:22 ID:hYftkAEM
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i?E_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
?E:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ ラインハルト一世か、覇王ギルガメッシュ二世のお父上で、
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ' 「獅子王」「常勝の天才」と言われた人物だね。
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
. ／￣￣＼
. ／ ノ ＼ ＼／｀i
| （●）（●）./ ﾘ その通りです。ラインハルト一世のおかげで、マクベスは現在の
. | （__人__）..| / 大国への発展を遂げる事ができましたからね。
| ｀ ⌒´ ﾘ
. ヽ ／/ ,｀弋ヽ
＿＿ ヽ - ′.Ｙ´ , ｀ヽ｀.ｌ
／ : : :介〈 `ｰ〈::....ノ Ｖヽ
| : : : : ::〈 ｢｀ヽ_ｰ ､ ｀ヾ＿/ //:|
| : : : : : /: | {::::} ﾌ-､｀ｰ┴‐- │
| : : : 〈: :│ {::::l /. :`ー‐一′ ::|
- 110 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:15:39 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） ラインハルト一世はその名の通り、戦上手で数々の勝利を収め、
| ｀ ⌒´ﾉ 領土を広げる事に成功しました。また、進んで優れた人物を登用し、
. | } 優秀な配下を得ていったのです。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
_,.. -‐―-―-、_
,.. '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::...、
, ':::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::`..、
_,,,... ':::::::::::::::::::::::,::::::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::`、
,ﾌ゛::::::::::::::::/:::/;:::::l l;ﾊ;;;;;;',:::::::::::::::::::.,
,.;::::::::::::::/l::/ l/ l人! l; l::N l:l::::;:::::::::::::;_
/ l:::::::::::l. v ..__,....., -...,,,,_' j/ l:::::::::::l
.l/l:::::r -'~_,,..._ ;. ,- 、‐-l:::::::,'' でも、僕は正直どうかと思うよ。確かに、ラインハルト一世は
j::, ,;' .f:::i ﾞ .f:::i ヽ /:}' 名君だったと思う。だけど、彼は晩年には大きなミスを犯した
lヽヽ '` '" /~.l じゃないか。このブリックスに侵攻し、多くの将兵を失ったんだからね。
`、(ゞ. ;: /) ,.'
` 、 /／
ヽ、 - -- ,. '~
.i. 、 ., i′
__,j ` _ ,.. ' l._
r' ,. l l 、~ヽ
l .ゝt lkl l
_,. -'/ l / ヽﾞ';,
_,..-" / _ l‐--、 .,-―/ ヽ、ﾞ'':.,
,.-" / r~ l l ' f .r〜, l ﾞ'':.,
- 111 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:16:18 ID:hYftkAEM
- ,､ -- ､i!__
, '´ ｀`ヽ､
＿ ,／ ＼
∠ li ﾄ､ ､ ､ ヽ
/ , , |ヽlヽ!ヽ､|ヽ!ヽ l
ﾚ! ./Viﾚ' , -ｰニｰ-､ﾚ､ .l 確かに、ラインハルト一世は名君だったんだろうさ。
| |i ,-ｰ､ '⌒iTｯ .| /`ヽ! でも、晩年の結果を考えると、高い評価を与えられない
ヽ, ', ﾊT:} ﾞ´ ` ｿﾉ んじゃないかな？
`ヽ', ''´ﾉ _,イ-､
{l ` / ヽ┤ |｀`ｰ- ､
/入 ￣ , ./ | `ヽ､
ﾄ､ ゝ>-ｰ' ￣`ヽｲ / .| ,､ '" ＼
了､_ .〉 ./ | ／ ヽ
/ヽ｀`ｰ-l' | /__ | / l
| ＼ ,' l`ｰ''| ヽ､. | ﾉ l
| `,' .lヽ::::ﾉ ｀ l ／ l
l ./ ト-辷 `Y ／ l
l ./ | ﾄ､＿ _-/ |
| / | lヽ ｀ l l
L_../ ﾄ, | l. l |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 確かにその通りですな。ラインハルト一世は、五年にも及んだアムリッツァ戦役の
. | （__人__） によって、自ら進んで登用した将兵らを失ったわけですからな。オマケにその結果、
| ｀ ⌒´ﾉ フェルーシアの侵攻を招き、ロイエンタール元帥まで失うことになったのですから。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
- 112 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:16:44 ID:hYftkAEM
- ／〃 ｲ;／i:;::::/ ﾐゝ:::::::ヾ::::::ヽ.
/ｨ ／ﾚi /!,､ﾞ＾´,ﾍﾞ::::::::!::::､:＼:::::ヽ
//::|,/:::::::::| / ﾘ:::}ノ:::::::::::l!:::i::::::::::::::::::::ﾞl
ｲﾉ::::':::::::::::::l'::::::::::::::::::::::::::::i!:::::::::::::::::::::::::i.
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
l:::::::::::::::::::::::::::/l:::;ｲ::ﾊ::::::::ﾄ.::::::::::::::::::::::::::::ｒ-ゝ
|:::::::::::::::i:::::::::i ,|:/ |::! |:::::::| i:::::::::::::i:::::::::::::::| アムリッツァでは、ケンプ、ファーレンハイト、シュタインメッツの
ﾘﾚi:::::::::|:ﾊ::/!_|/__|:i| |:::/ﾘ_ｊ_!::ｊ::::/|::::::::::i:ﾄ､ の三提督。フェルーシアとの攻防戦では、ルッツ、レンネンカンプ、
（'|;ﾍ:i'ﾘ'´ﾘ,ｒｧ-､. ﾘ! ﾚ' / ,.ｨ-l/!｀iﾉ!;ｨ:l l! そして「マクベスの双璧」と呼ばれ、あの疾風ウォルフと肩を並べる
ヽ.弋 く ﾞｔ'_ﾉ ﾞ 'ﾞﾋ'_ﾉ ﾞ〉 /ｿ |! ロイエンタール元帥まで失ったんだ。これを考えると、正直ラインハルト一世
ﾞ､_ｊ. /ノ へは高い評価を与えられないね。
ヽ /
ヽ、 ｀ ´ ／
i＼ ｀ ￣´ ,.ｨ'
_,..-‐| ヽ､ __,. '"::!､
f´､_,へｊ ::::::::| ﾞｰ､
ﾉ ヽ. ヽi ヽ.
_,-'/ i､ | }､
'´ / i┌‐‐-|、ー‐-､ ,.-‐‐ / /ヽ.〉`‐､_
/ ヽ, ヾー‐----‐‐'7 ノ､ ノ i、 ｀‐､_
_,.-‐'´ ／ ヽ::::::::::::::::::::/ ＼ ヽ、 l ﾞヽ、
_,-" ／ ﾞl::::::::::::::::/ ＼ ヾ i i ヽ
｀ヽ. i:::::::::::::/ ／ ! ｀､
- 113 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:16:59 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） ですが、その評価は少々偏っていると思いますな。
| ｀ ⌒´ﾉ 確かに、ラインハルト一世は晩年、多大なミスを犯しました。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） しかし、問題なのはラインハルト一世が汚名を返上すること
| ｀ ⌒´ﾉ ができなかったということです。
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
- 114 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:17:43 ID:hYftkAEM
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i?E_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::! 汚名返上？ どういうことだい？
?E:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●） ）
. | （__ﾉ､_） 何簡単です。ラインハルト一世は三十五歳という若さで亡くなった
| ｀ ⌒ﾉ からですよ。もし、長生きしていれば、この失敗を生かすことは
. | } できたと思います。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 115 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:18:14 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 実際、ラインハルト一世の残した専軍政治によって、ギルガメッシュ二世は
| ｀ ⌒´ﾉ 現在の実力三位を勝ち取ったのです。確かに、ラインハルト一世の晩年の失敗
. | } のおかげで、マクベスの国力は低下しましたが、あの常勝の天才が、敗北の
. ヽ } ままでいたとは思えませんよ。
ヽ ノ
.> <
| |
| |
l::::::::::::::::::::::::::::l/:::/／:::::/ｲ ／ﾘ::::::::l::::::Vヾヽｊ:::::::::::::::
j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ:::ｨ:::::::::::ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::__::::::::::::/:::,:ｲ:::::/l::::::;ｲ::/:|:::::ｲ::l !::::ﾊ::::::l:::::::::::::::::
Ｙ,ヘ 1::ﾊ:l:/- |:::/‐|::/__l/ |:/ l/ l::::i !:::ﾊ:::/|:::l::ﾄ
| ,〉l::i lノ,ｨｒ-ｒ-､｀ﾞ‐ﾘ‐' _ﾚ'-‐'lﾅ ﾘlﾉ::/ﾘ
l （ゝ V くゝソ ｀ /ｨて「｀ﾒ / lﾙ'
＼｀ i ー ゝニ ' / そう言えば、ラインハルト一世はかなり若い歳で亡くなった事を忘れていたよ。
iｰｨ / それに、たかだか庶子からあそこまで上り詰めた人物が、そう簡単につぶれる
, '´＾ﾘ ﾍ i / はずがないよね。
ｒ' j ヽ ‐ 〉 '
| ヽ､／ ＼ -‐- -‐ ／‐ _
/ l 、 ｀￣´ , イ｀､ ￣｀ヽ
／| ', ｀ ､ ＿ , 1 ヽ ヽ
／ ', ヽ、 | ', i ＼ l
／ i ヽ、 ヽ /l ヽ l ヽ !
- 116 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:18:28 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●） ）
. | （__ﾉ､_）
| ｀ ⌒ﾉ そういうことです殿下。世の中には、似たような事を行っても、汚名を返上
. | } できなかっただけで、低い評価を与えられる事があるのです。我々歴史家は、
. ヽ } そうした短慮的な評価こそ危険なのですよ。
ヽ ノ
.> <
| |
| |
＿,,＿,,,,,
,,r '";;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;`ｉ;,,､
／::::;;;;;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;;;;;;;::`;,、
/::;;;;;;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;;:::::＼
ｌ:;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;:r、
'ｌｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ/ｉｉｉｉｉｉﾄｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉﾊｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉﾊヽ
,-､ｉｉｉｉ／ｌｉﾄハｉｉハｉｉｉ／ ｌﾊｌｉﾘｉｉｉｉｉｉｉｌ"`' そうだね、反省するよやらない夫。
〈 `'jV .____,,,ｉ,,__ｉｉ ＿,,,ｉｉﾄｉｉｉﾊ/
ヽ、_ '" r-ｮｧｰ "ya-/／"
ヽ ゛~` '、 "~'/''"
_r-|ヽ、 _ _'" , '
_,.／'/ ｉｉ ` 、 ' , rt,_
'"_,, / ｌ" `''";ｌ､ヽ, "' ,
/ `, `〉 ｉ、 ` ,、
/ｉ ｉ,ｰ-、 _,,r`ｉ ヽ, ＼、
/ ,_ヽー-- -ー''ｌ ヽ 'ｉ,
' '~`￣ 'ｌ
- 117 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:18:48 ID:hYftkAEM
- (ヽ三/) ））
( i)))
／￣￣＼ ＼
／ _ノ ＼ ）
| （ ＞）（＜）
. | ///（__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 所で殿下、あのラインハルト一世が晩年に、唯一と言ってもいい趣味を
. | } 持ったことは知っておりますか？
. ヽ }
ヽ ノ
⊂ヽ γ く
i !ｌ ノ ﾉ |
⊂ｃノ´| ｜
／ / ﾊ ｉ ﾊヽ､＼ ニ=、
/ / /!ﾑノﾉ/ } ハ ｉ､ヽヽ
, !ﾊ{ _!__,ヾ ' 二ﾚ-! ヽ }ヾ
ｌ ﾐ、〈 fﾘ ` ( 'f;ﾘ〉 |ノﾚｌ
ヽ _ ! ￣ _＿ 7 ￣ ! ′ え？ 戦争と政治以外に興味がないと言われた、あの
{ｆゞﾍ f-‐-- } /ｉ ラインハルト一世に趣味なんてあったのかい？
ｰ-ゝ |,__ / ,.'-'
ﾘ!ヽ ＿｀二´ ／
｢￣￣ ｢Ｋ´_＿＿_
＿＿,．-＝/＝＝ニﾆ ､ ﾉ L__ / |
'´ =＝ '／ﾆ, ′ ＼＼ ﾄ‐} { |ヽ
￣|´ ｌ ' ー-ヽ＼_ ヽｌ ∧ヽ !＼
| ! ! ｀''-{、ヾヽl. ＼
! ｌ ｌ _,．-――､). ! ＼
ｌ ｣ -‐ ／ ＼ ｌ /＼
- 118 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:19:06 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ ⌒ ＼
（ へ）（ へ） ｜ ええ、これは私もつい最近知ったのですがね、かなり意外な趣味です。
.（__人__） | 何だと思いますか？
ｌ｀ ⌒´ .｜
{ .｜
{ ＿ |
（ヽ、ヽ / ）|
| ｀`ー―‐'| ..ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
_,. -‐‐‐‐-ヽﾉ__
, '´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
／ﾚl::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iヽ、
/ /l /ハ/l/!::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::ﾄ､::| ﾄ､ヽ
/ﾚ'::::l/::∧/ノ::::::::::::::::::::::::::l 1ヽｊヽ、l:::ヽ!i
／::::::::::::::::::::::::::::::::::／|::ﾊ:::::::::V::::::::::::ヽ!:::::::l
／ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::/ l:! l:::ﾄ::::::::::::::::::::::::::::::::l
' ´ ﾘ!::::::::::::::::::::::/ﾚ|/ lｊ l:ハ:::lﾉﾄ､:::ﾊ::::::::::::! サッパリ分からないよ。何しろ、ラインハルト一世は徹底した無趣味人間
|:ｲ::::::::::::ﾑ::l‐' !_￣ ‐‐ﾚ'_‐-l/､|:::::::::/ だったからね。そうだな・・・・・・狩猟かな？ ギルガメッシュ二世はかなり
ﾘ |:ﾄ､::::ﾉ ﾚｨ'´l:ﾗiヽ '´iう:!ヽ i::::_/ 狩猟を好んでいると聞くからね。案外、ラインハルト一世からの影響を
{ヽ:l ｰ' ｰ' ' ﾘ'｀i 受けていたんじゃないかな？
l ,ﾍ! 〈l /ソ/
｀ y、 /-'´
ゝ、 -- ,ｲ
,.ｲ iヽ、 .イ ｀!､
,. ‐'´ ,' l l｀! 丶 .__ ,. '´ |ヽ. l ヽ 、
／ ,.ｲ ﾘ | | l ｀ヽ
／ ／,ｲ { l ! ＼
／ / l l i |! ＼
l´ / l___ ____/ ﾊ ヽ
| ,ｲ ｒ‐､_ ﾄ､二ヽ_ __, '´__,.ｲ i i
l _,ｒ' / ﾉ 〉l、:::::::::::｀::::::::::::::/ ｒ'´l lヽ、 |
ﾄ､__ﾇi´ '-‐'´ < ヽ::::::::::::::::::::::::/ > ｀ｰ‐┘ ｀ヽ、 / ,ｲ!
l l ヽ、ヽ::::::::::::::::::/ ／ ﾒ'´ l
- 119 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:19:34 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒）
| （__人__） なるほど、良い線を突きますが残念ながら違います。
| ｀ ⌒´ﾉ 実は「美術品の収集」でした。
,| }
／ ヽ }
く く ヽ ノ
＼ `' く
ヽ、 |
| |
;;;;;;;;;;;;;,!;;i l i ./ ヽ.!,,!ﾉ,__ _ !/ 丶|.ヽl__ヽ.ﾄl |ヽ;iヽ;;;;､;;;;;;;;;;;;;;|
;;;;;;;;;;;/;/:l/r,_ゝ'｀´''~""^''｀-ゝ '_, ヾ -‐;;''" ﾞ"｀ヾｌ｀-! .! ｌヾ;;;;;;;;;;;;|
;;;;;;;;;/v::::::'".::::: .,,.ｨ= -=.､ :: _ゝ - =;; _、 ﾞlﾞ ! !.;;;;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;.ｌ.::::::::::::::.r" ,._)｀; ｀ ,_)'; ｀'ヽ, .ｌ,;;;;;;ゝ
;;;;,,;;;;;;.ｌ,::::::::: ´ 、 ﾞ.ｰﾞ _ ﾞｰﾞ ／ /;;,"r'ﾞ 嘘だろ？ 確かラインハルト一世が宰相になったとき、賄賂として絵画を
./'Vv､ ｌ::::: ｀' '' "￣ .:::::! ｀' ｀￣""''" /;∠ 送りつけた憲兵総監を収賄で逮捕させたり、美術品はそのまま美術館
/-'!'i.::... ::::::::! 〃,. ｀! 送りにしていたラインハルト一世が、美術品の収集だって？
{ ｀ﾄ !:::::.... .::::::: - ヽ , ﾞ, 'i ./
ヽヽ｀;;:::::::::::.... /.>ﾉ/
＼ ヽ::::::::::::.. , ;; ﾆﾆ ﾆ ｭ.. / ﾞ ／
｀'ヾ_;;i､::::::::::::. 丶-―--- ' / ノ´
`ﾄ､::::::::::.. .:.:: . r"´
!;:;ヽ､::::::: ／ │
!: :::;:;｀ヽ､::: ／ l
ｌ: : : : : : :ヽ.:: ／ !
- 120 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:19:49 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒)
. | u （__人__) 私もビックリしましたがね、ただの美術品の収集ではありません。
| |r┬|} 美術品と言っても陶器、その中でも「海原雄山」の作品を集めた
| | | |} そうです。
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
／ / ﾊ ｉ ﾊヽ､＼ ニ=、
/ / /!ﾑノﾉ/ } ハ ｉ､ヽヽ
, !ﾊ{ _!__,ヾ ' 二ﾚ-! ヽ }ヾ
ｌ ﾐ、〈 fﾘ ` ( 'f;ﾘ〉 |ノﾚｌ 意外だな、確かに海原雄山の作品は僕も好きだけど、
ヽ _ ! ￣ _＿ 7 ￣ ! ′ ラインハルト一世がそんな事を趣味にしていたなんて。
{ｆゞﾍ f-‐-- } /ｉ
ｰ-ゝ |,__ / ,.'-'
ﾘ!ヽ ＿｀二´ ／
｢￣￣ ｢Ｋ´_＿＿_
＿＿,．-＝/＝＝ニﾆ ､ ﾉ L__ / |
'´ =＝ '／ﾆ, ′ ＼＼ ﾄ‐} { |ヽ
￣|´ ｌ ' ー-ヽ＼_ ヽｌ ∧ヽ !＼
| ! ! ｀''-{、ヾヽl. ＼
! ｌ ｌ _,．-――､). ! ＼
ｌ ｣ -‐ ／ ＼ ｌ /＼
- 121 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:20:03 ID:hYftkAEM
- やら 海原雄山は我が国を代表する芸術家で、無骨ながらも粋のある
作品を得意としておりました。どうもそれがラインハルト一世が気に入った
ようなのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,､､-‐─ ‐- ､
, ､‐'"´ ヾ￣｀ヽ
,r'´ ,r彡'´ ヽ〉 ＼
／ ,ィｨｲｲ'´ f ﾚﾄ､ ヽ
/ ｨｲ'´ ィｨｲ'´ j! jﾘ ;:;!`ヽ ｀,
,/ / ソj! ｀,ﾉ ! j!
,j! ,! ヾミ彡'´ ﾉ jj !7 |! | この壺や茶碗は素晴らしいな。地味だが、何とも言えない
,ﾚ'´ , // / / /:;;; :ji,! ,イ ,ｨｲjﾄ､ j|| ! 味がある。
/// ィｨ, ｲｲ彡ﾉﾉ ノ;:;:ｨｲ川イ ,ィィ爪 ﾉi| ﾄ､
,/// ィ彡三彡'´≧ﾆｰ-､､_,,ヾﾄ､ﾉﾉ,,,､ｰ''ﾆゞﾄﾄ彡 i
ﾚ' ! / ,ｨｲ爪 ''ｰﾞ┴' ゝ ヾ!''┴‐''^ヾ!ﾄ､ j!
|ﾘ! j! i !^ヾji! | ﾐ! ヾjj! /
ヾ! i;;:.|;! !t､Vi l! ! ,′ ヽi!,ｲ
`,ji !:;|;ij! ミ彡'´ ' ^^ /i VY!
j!.:.:.:.! ヽヾ!j! -ｰ-‐- /;:;:! i l|
,ｲ.:.:.:.:.:ﾄ､ `ヾ､ ー‐ ,ｲ;:;:!j| i!ﾄ､
/ /.:.:.:./.:.:.ﾄ､ ｀, ﾞ,＼ ,ｲ:;:;;:!::|! |!:;:;ヽ
,j/.:.:.:.:/.:.:.:.:! j! .i jﾄ､ `ヽ､_＿, イノ !// / ji!;:;:;:;:;!
ﾆﾆﾆフヽ.:.:.:.:.:.:.:/ j! j! i!｀ゝ=イYイ-‐-､ i!;:;:/ ||!;:; :;:;| ＿＿ ＿＿
i jr‐'''""7 ,ｲ j! / //^ヽ! | |/^ヽ ! |;:;j! i! ; ;: i ﾉ/ !
＿＿」/ // / / // u | | / ,! ﾄ､;:! !|￣｀` ヽ _」＿＿ ＿
i N ﾄ､ ﾘj / / !,j | | | ,/ / / 7;:;:! ! ,／ ﾄ､N i !
| N | ＼ ヾヽjﾉﾉ! ! ! | | |/ / / ,ｲ;:;:;;! / ／ ﾄ､N | |
| N | ＼ ヾj!! | | | | | / /イ:;:;:;:;;:! ,/／ ! !N | |
| | | ! ＼─ ─
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- 122 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:20:20 ID:hYftkAEM
- シンジ でも海原雄山の作品なら何となく分かる気がするよ。海原雄山は
キール三世陛下が寵愛した芸術家で、それまで派手さ一辺倒だった
ブリックスの芸術に、備前焼や日本画のような、派手さではなく地味なれど
重厚な芸術を広めたからね。
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, ,. .＿＿
__//〃'´::::￣::¨::''‐､
／:::;:L!{l;;;ﾊ::::､::::::::::::::::::::ヽ
〃::/_- ､ ! |ﾊ｢ヽド､::::::::::::::i
. l::∠=ヽ_{∠_,ノ;三ゝ.j三ミ､::|
l〈.､＝<, `ｰr'＝=; }三ミﾐ :|
. ｆ7ヽﾆﾟｲ ﾞヾﾟニ´ }::}ﾆヾ::|
. l｣ / '''' ､ }::7´ |::|
〃 r'＾ー‐--'^ｰ ､ ﾉ::{ r'/:::|
ﾞ{ ! 」二二二フ } ヾﾐT´::::::|
ヽ、 ｰ- ' , ｉ.|､:::::ﾘ
. _r'ｆ ｰ:----‐ ''´ ! ﾄ;ヾ'、
-‐ '7´| l | `ー' .／/.+ l ` ｰ-
+./.+ |+ヽ、 ／／+ +/+ + +
海原雄山
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- 123 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:20:43 ID:hYftkAEM
- やら その一方で、美食家としても優秀であり、キール三世陛下の司膳太監（宮廷料理監督官）を務め、
尚かつ、ブリックスの食事情を大きく向上させたことから、広く尊敬されておりますからね。
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. l::_ -‐r='ｧ''ﾌﾌﾉ|::l "ﾞヽ:::l ｰ_- ､ ） が た こ
l=三三}∠ﾆヽ'__ｌ/}´, -､|;ﾘ ｀ヽ 丶､ -=ﾆ っ わ の
ﾉ='":::::{′'ﾆﾆ6ｰ'’F'aﾃ〈 丶. ､＼ ,）！！ け
. /:::ｌ"ﾍ::i' ｀_,. , 〔.｀ ﾊ ヽ＼丶⌒ヽ. 者
{::::::ヽ_{:{ / r'ニ‘ｰ--'-､.!::| ／.｀,ﾆﾆ= ､ヽ ﾉ-､ め
､ ＿ヽ:::__/｀ﾞ | ｀￣￣´|.l:::| y'／ , - ､ } } ⌒ヽ, -､/^ヽ｢｀
. ! r─-‐'´x x x/x/l.|. ヽ`ﾆ二_ー- '_ﾉ;ﾘ o ｡' {/ / ﾛ .ｲ ' `-〜' rｭ
`┴- x ､x_ x /ｘ/xl | ‐' ノ￣ﾉ `;ｰ- . _ ／>ゞこ °, -- ､ ⊂ヾ ,...---......、
￣ ¨T''┴‐- ､, -＜._,∠x_ｘ x x x／∠､ }./ﾞｽﾞ三'ノ . , ':::::::::::::::::::::::::＼
-‐, ､ ｰ_- ⊥ x x＿ ヽ x xヽ. x x ￣／／｀ヽ| 々 / / rう ､_j /::;:､::::::::::;;::::::::::::::::ヽ
. /x l ` ‐x.､_ ￣ l x ‐- -_ ニ､ ‐-ゝ x ｘ/／ x x xLノ / / ′ヽ-' ﾚ'-‐｀'^" ､´ﾞヽ::::::::::l
. 〉 | | x x x /｀i ｰ-| ｘ x x x x￣ヽ>ニ.＿x ＿ ニ -‐ ﾉ ﾚ' / / ″| =- ,..__ヽ j::::::::::l
/ xヾ!x x x l x| x xノl x x x x x x ｀ ｰ-＼ヽ＼＼ -‐' ノ ／ ヾ) ノ| ﾉ ｀` 〉-､:/
x x /ｘ x x | xﾊ／x x＼ x x x x x x x x x ￣__.二. -_‐ｧ ,ｨ 〃 ,く l r`ｰ- ､ "６/ -=
＼x| x x x/.ノ/ ＼ x x _＞ｰ,､_ x x x x∠二 -‐ 'フ´ 〈ﾉ＿_／ l.ヽ└-二ﾉ ; ‐1､_
ヽ/j x ｘ ／x/ x x ﾞオ´x x x| x Tヽx x x x x x ,イx| r7,ﾆ .／ヽ.｀ｧｰ┬ / ヽ.
y'./x , ｲx x/x x ／/ x x x x|x x| x ＼x x ヾﾆ′ニ¨>〈//, ─っ ﾉ 7 /´ ＿.／ l
ｰ'／x.〈.x xlx ／x./.x x x x x|x x|.x x x`ヽx /／ 'イ´ `´ ‘ｰ' ij ﾞ ﾉ ｢￣ ／ ￣ |
∟_-ﾆ 二l __∠ /／ 〃 ::::::::::::Yﾊヾヽ
バ /＝二三l∠三三ミヽ /ﾊ ::::::::::::::|| lNﾊｊ
カ Ｌ ﾆ三/ ､＿_｀ヾミﾐ∨ {ヽ ｌ::::::::;;､｣ﾊj ﾘ
モ /ﾐミミｌ ヽ､__辷ｒヾミゝ ｀リ:ｒ彡三ﾐ//
ノ /ﾐﾐlミミ| ＼ ￣´ﾉ::'⌒ヾ:ニｔﾃ‐y′ 真鯛の皮と鱗を捨てる料理人が何処にいる！
! ＞ﾘミミl `ー‐'´ ﾄ､:￣〈 食材に貴賤などない！ ましてや骨や頭まで捨てる
/（´jミミ| __ __ |::::Y´/ とは、食材をなんだと思っておるのだ！
⌒ﾚ＾ヽ∧ ｀lﾐミl ,r─−く:::（ ｀ Ｙ ｌ
〃/l/ｌ ｌ/l｢Ｔ^ー' // ,仁二¬ーﾆ‐-_イ |、
//l / l l l !::::. / ｛⌒ヽ ￣`¬─--7 ﾄﾊ
l/l/ｌ j j l/|::::::. ヽ二ﾆニ−ｰ---ﾉ 川l|
/ｊ l/l ﾊ l/l:::::::. こ二￣ ,lリﾘ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 124 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:21:03 ID:hYftkAEM
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i?E_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
?E:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ 海原雄山と言えば、銀を塗った器をわざとさびらせて、味のある
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ' 作品にしたという逸話を聞いた事があるよ。派手さよりも中身を
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ 重視していたらしいね。
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__） おそらく、それがラインハルト一世の琴線に触れたのでしょうね。
| ｀ ⌒´ﾉ それに、海原雄山の作品は現在かなり人気がありますが、特に
| } 軍人層に人気があるようです。これはラインハルト一世と、ジョセフ二世陛下
ヽ } のおかげでしょうけど。
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::
- 125 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:21:16 ID:hYftkAEM
- ,､‐ ''" ￣ ｀`'' ‐- 、
／イハ/レ:::/V＼∧ド＼
／::＾'´::::::::::::i､::::::::::::::::::::::::::::＼
‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ﾊ::|ヽ:::;､::::::::::::丶
／::::::::::::::/!i::/|/ ! ヾ ﾘハ:|;!､:::::::l
/´7::::::::::〃|!/_,,、 ''"゛_＾`''`‐ly:::ﾄ
/|;ｨ:::::N,､‐'゛_,,.＼ ´''""'ヽ !;Ｋ そう言えば、父上も海原雄山の作品は気に入っていたよ。
! |ﾊﾄ〈 ,r''"゛ , ﾘｲ)| なるほどね、英雄王と獅子王が気に入った芸術家だから、
`y't ヽ' /／ 人気が出てきているわけか。
! ぃ､ ､;:=＝ｦ 〃
｀'' へ、 ` ‐ '゜ .ｲ
`i;､ ／ l
〉 ` ‐ ´ l`ヽ
／ ! ﾚ' ヽ_
_,､‐7 i| i´ l ｀' ‐ ､_
,､-‐''"´ ﾉ,､-､ / ､,_ ,.､- {,ﾍ '､_ ｀ヽ､_
／ i ,､ｲ ∨ l.j__,,､..-‐::-:;」,ハ、 '､｀ ‐､_ ,`ヽ
/ l ,､‐'´ /／ ',／!:::::::::;､--ｧ' / ｀` ‐ ｀'7゛ ',
/ l i ´ く ';::::::l / / / ',
/ ! l ＼ ';:::l , ' / i/ ',
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） それに、ラインハルト一世は専軍政治を実践していた人物です。
. | ﾉ それが余計に、各国の軍人への影響を与えてしまったらしい
| ∩ ノ ⊃ のですよ。
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
- 126 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:21:32 ID:hYftkAEM
- , -‐…‐- 、
／ィﾊﾊﾊ...ィﾊﾊ＼
／::::::::::::::::ｊ､::::::::::::::::::ヽ
７:::::::::::::,ｲ/ }ハﾘﾊ:}::::::}
. /イ::::::ﾊ{_ｊ..、 ‐,_‐-`Y:ト それだけど、前々から気になっていたけどさ、何で「先軍政治」じゃなくて「専軍政治」
ﾚﾊ｛'´,.=‐ヽ ⌒` ﾘl｝ なんだい？ 普通は「先軍政治」だろ？
い、 丶 /ノ
. `'へ、 ﾏ ヲ 〃
个 .._,／{、
／! ﾚヽ、
_,.. ‐'/ ！ 、_, | ｛｀ー-､
／ｌ _/Ｖ＾V=-‐一|入 ヽ、._ ｀ヽ、
/ ｌ '´厶ヘ ｣::::::ｒ一' / `'一 ｀ ハ
. / ｜｜ く ',:::{ / / ｌ/ ﾊ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒）
| （__人__） よい質問ですね。もちろんこれには理由があります。
| ｀ ⌒´ﾉ 先軍政治とは、すなわち全てを軍事に優先させるという
,| } ことです。もちろん、マクベスの政治もかなり似ております。
／ ヽ }
く く ヽ ノ
＼ `' く
ヽ、 |
| |
- 127 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:21:47 ID:hYftkAEM
- /7
//
//
＿＿ //
. ／ノ ヽ＼ .//
. ／ （●）（●〉/ ですが、専軍政治というのは専制政治を軍事によって行う
l （__人_,//l という政治体制なのですよ。
. | ｀⌒// ﾉ
l // ./
. ヽ r-‐''7/）/
/ と'_{'´ヽ
/ _.､__〉 ﾄ,
{ ､＿_} |.i
ヽ _,.ﾌ .|.|
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i?E_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
?E:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ なるほど、だから「専軍政治」なわけか。でも、違いが今ひとつ
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ' わかりにくいんだけど。
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
- 128 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:22:08 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 要するに「先軍政治」というのは全てを軍事に優先させるわけですが、
| ｀ ⌒´ﾉ 「専制政治」というのは軍事によって政治を行う思想なのですよ。
. | } そして、それは君主を頂点とした専制政治、すなわち、軍事による
. ヽ } 専制政治だからこそ、「専軍政治」なわけです。
ヽ ノ
.> <
| |
| |
＿＿
, :'´v v v v｀ヽ
∠:::::::::::::ﾄ:::::::::::::::::ヽ なるほどね、軍事優先だけが「先軍政治」で軍事による統治が
∠::::::/ﾚ|/ lﾊl二ヽﾄ､:| 「専制政治」なわけだね。君の説明は分かりやすくて為になるよ。
ｲ::::::|／_ヽ ‐‐ ､ Ｋ
＾'〈 '´ 〈 /ノ
（ぃ ＜ヲ /
¨ ｀ﾄ . __／!
/| |＼
＿ , / l ! |｀' ､
／ _ム⌒r―‐∧__＞ ｀＞､
/ |／ く |::::::// / ',
- 129 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:22:22 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） |
（ | まあ、ここら辺はかなりごちゃごちゃになっていますからね。
. { | かなり混同して理解している奴や信望者がおりますからな。
⊂ ヽ∩ く そういう奴に限って、ラインハルト一世やジョセフ二世陛下の
| '､＿ ＼ ／ ) 華麗さばかりに目がいっている奴ばかりですが。
| |_＼ “ .／
ヽ､ ＿_＼_／
_,.. -‐―-―-、_
,.. '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::...、
, ':::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::`..、
_,,,... ':::::::::::::::::::::::,::::::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::`、
,ﾌ゛::::::::::::::::/:::/;:::::l l;ﾊ;;;;;;',:::::::::::::::::::.,
,.;::::::::::::::/l::/ l/ l人! l; l::N l:l::::;:::::::::::::;_
/ l:::::::::::l. v ..__,....., -...,,,,_' j/ l:::::::::::l
.l/l:::::r -'~_,,..._ ;. ,- 、‐-l:::::::,'' そう言えば、ギレン・ザビ大臣も「専軍政治」の信望者と聞いているよ。
j::, ,;' .f:::i ﾞ .f:::i ヽ /:}' フェルーシアの海馬元帥もそうだというじゃないか。区別は付いているのかな？
lヽヽ '` '" /~.l
`、(ゞ. ;: /) ,.'
` 、 /／
ヽ、 - -- ,. '~
.i. 、 ., i′
__,j ` _ ,.. ' l._
r' ,. l l 、~ヽ
l .ゝt lkl l
_,. -'/ l / ヽﾞ';,
_,..-" / _ l‐--、 .,-―/ ヽ、ﾞ'':.,
,.-" / r~ l l ' f .r〜, l ﾞ'':.,
- 130 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:22:39 ID:hYftkAEM
- やら まあ、これは政治学者の間でもかなり議論が分かれる話題ですからね。
正直これは直接話してみなければ分かりません。ですが、あの海馬元帥
がその区別は付いているとは思いませんね。グリマルディに敗北は一重に
彼が原因でしたから。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,. -‐ ､. ／ ￣｀~`''‐ ､
／ `' `'‐､
／ `‐､
／ ＼
, ' ＼
/ ! ＼
/ l ! | i
. / ,' │ l l ! | │
/ /./ | │ l 、 | | | ,' | .l !
. / / /l ! :l | | | ＼ !|l | / | | !
/ / ./ ! | l l | | ヽ. ヽ＼ ＼ ヽ. ヽ. |│／ヽ| ! l !
`'''‐'、| l ヽ. ヽ.ヽ. ! l＼＼`‐､ヽ、＼ヽ.| ﾚ'／ヽヽl ! !
. `‐､| ､ﾄ､__＼:､ ヽ. l トｰz､-‐ﾗ''フヽ!|!/_,ゝヽ }. |│
＼ヽl＼`ｰ'ヽ､＼ヽ ∨ー`‐←' ||!-､-､ /! |│
ヽﾄ. ´￣ジヽＮ` -ゝ |! ﾘ ／|.| | |
! ＼ ＿iー< | |.| | |
|＼. ＼ r‐=＝''''ｦ | ￣｀~` ''''‐'- ､
| `'' ｰ-ヽ､ V r'-‐:/ .| |
| :::::`‐､ `ｰ- ' .／| , -.､ |
| :::::`‐､ ／ .| { {lll}} f{! ＿
_,,. ､-‐''| :::::::::｀エ´-─ー| `'ｰ' ゞ'´
ヽ`''ｰ- :::::::::: |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ／
海馬瀬人侯爵（元帥）
フェルーシア軍宇宙艦隊司令長官
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 131 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:22:56 ID:hYftkAEM
- ... .-‐…‐-. ..
. .::´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:...
. ／ !:.:.:.:.:.:,ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.rｖ ｘ''｀ .､
/ｲ／ﾚ'ヽﾊ/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｊﾊﾉヽ!｀:.:丶
ｊ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .､
i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｨ.:.:.:.:.:/.:.:.:/ｉ|ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
{.:.:.:.:.:.:.:.:.:/iﾉiﾉ!::/iﾉi:/ノ ﾘ､:.:ﾊ:.:.:.:.:iヽ
ｖ‐､.:.:.:.,' ｰ‐ﾉﾅﾆ､′ ｒ‐i/-ﾄﾉﾊﾉ
. { ､ ヾ:::! < ﾄィj ｲ7ヽｉ/ 確か、前に君が話してくれたけど、グリマルディ戦役はフェルーシア軍部
ヽ ( ﾊｉ ｀ﾞ . ｀ﾞ ,′ による独断と聞いているよ。しかも対して協議もしないで、ザクセンと連合
):.:.:.ｉ､ 〉' ﾉ して攻めたそうだね。
ﾉﾊ| ､ - - ／
ｒ‐‐‐| 丶 ／
ﾉ ＼! ﾞ ｒ‐<
／ヽ ＼.__ |、 ｀ヽ.
. ／ ｀ヽ ＞､ ! ヽｉ ｒ‐ 、
. ／ } / ﾄ､ ｊ ∧ !＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） その通りですよ。ザクセンとフェルーシアは長きにわたって、同盟関係を
. | （__人__） 維持してきました。両国共に領土を面しておらず、いわゆる「遠交近攻」を
| ｀ ⌒´ﾉ 取っておりましたからね。ですが、今回は殆ど協議せずザクセン側は引きずられる
. | } まま、グリマルディにて我が軍とぶつかることになりました。
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
- 132 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:23:18 ID:hYftkAEM
- やら ですが、ザクセン側も名将、新城直衛大将を派遣してきました。しかし、
まともな打ち合わせを行っていなかったからこそ、ザクセン軍は大した
連携を取れず、さっさと撤退してしまいます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_ , r ‐ ' ´￣￣｀ ' ‐ - ､
r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀'i
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
};;;;;;;r'''´ _,m--- ,, _｀'''‐'-'}
|。‐,,,'''´-‐´｀￣‐;;;--｀,,。‐|
iヽ;'´>､,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;r'´ヽ ;r´｀}
,,r;;{ヽ; ' （ ・｀i'/i‐''''´! ・ } | r };;ヽ
/;;;;;;;;;ﾍ ﾖ ｀ｰ' r' ｀ｰ‐´ | ' ﾉ;;; ヽ
r';;;;;;;;;;;;;;;;;｀| =､= |'´;;;,r'´,;;;}
{ ヽ､;;;;;;;;;;;;| ＿ |;;'／／;;;;;ヽ,
´ﾍ;;;､ ヽ'､;ﾍ､ '´￣￣ ￣｀ ノ ／;;;;;;;）ヽ /ヽ
!､'' ､ ;;;;;,, ヽ;;;ヽ､ , r;'／／;;;;;;;;;'''´／/ ヽ
ヽ;;;;;,,, ヽ､ ヽ;;;;｀ー‐‐´;;'／;;;;'''''' ´／
新城直衛大将（男爵）
ザクセン軍第二艦隊司令官。
グリマルディ戦役時にはザクセン軍第一連合艦隊司令長官。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●） ）
. | （__ﾉ､_） その結果、フェルーシア軍は単独で我が軍の第一連合艦隊と真っ正面から
| ｀ ⌒ﾉ ぶつかり合い、徹底的に叩きのめされるという結果になりました。あまりの
. | } 被害に海馬元帥の解任騒ぎにまで発展したらしいですがね。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 133 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:23:33 ID:hYftkAEM
- _,.. -‐―-―-、_
,.. '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::...、
, ':::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::`..、
_,,,... ':::::::::::::::::::::::,::::::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::`、
,ﾌ゛::::::::::::::::/:::/;:::::l l;ﾊ;;;;;;',:::::::::::::::::::.,
,.;::::::::::::::/l::/ l/ l人! l; l::N l:l::::;:::::::::::::;_
/ l:::::::::::l. v ..__,....., -...,,,,_' j/ l:::::::::::l
.l/l:::::r -'~_,,..._ ;. ,- 、‐-l:::::::,''
j::, ,;' .f:::i ﾞ .f:::i ヽ /:}' 君の言いたいことが分かってきたよ。そんな適当でいい加減な人物が、
lヽヽ '` '" /~.l 専門の学者ですら議論が尽きない話の区別が、つくわけがないからね。
`、(ゞ. ;: /) ,.' 聞けば聞くほど、かなり短慮的な人間らしいし。
` 、 U /／
ヽ、 - -- ,. '~
.i. 、 ., i′
__,j ` _ ,.. ' l._
r' ,. l l 、~ヽ
l .ゝt lkl l
_,. -'/ l / ヽﾞ';,
_,..-" / _ l‐--、 .,-―/ ヽ、ﾞ'':.,
,.-" / r~ l l ' f .r〜, l ﾞ'':.,
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） まあ、それでも、軍人としては無能ではないらしいですからね。
| ｀ ⌒´ﾉ ですが、政治家には向きませんな。良くも悪くも、宇宙艦隊司令長官
. | } あたりが限界と思います。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 134 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:23:47 ID:hYftkAEM
- , -‐…‐- 、
／ィﾊﾊﾊ...ィﾊﾊ＼
／::::::::::::::::ｊ､::::::::::::::::::ヽ
７:::::::::::::,ｲ/ }ハﾘﾊ:}::::::}
. /イ::::::ﾊ{_ｊ..、 ‐,_‐-`Y:ト
ﾚﾊ｛'´,.=‐ヽ ⌒` ﾘl｝ だね、でもフェルーシアも大丈夫かな？ カズキ三世も
い、 丶 /ノ バカ殿らしいし、あの国の未来も暗いね。
. `'へ、 ﾏ ヲ 〃
个 .._,／{、
／! ﾚヽ、
_,.. ‐'/ ！ 、_, | ｛｀ー-､
／ｌ _/Ｖ＾V=-‐一|入 ヽ、._ ｀ヽ、
/ ｌ '´厶ヘ ｣::::::ｒ一' / `'一 ｀ ハ
. / ｜｜ く ',:::{ / / ｌ/ ﾊ
r' / .::: :: :i ＼ヽ:::＼ '|>!.ヾX
l i ::i::.. l ::i::lヽ ヽ::ヽ:::i:.. ll:‐―
.| .: | ::l';::. l ::l::| ｀', ‐＼ヽ|::. l l レ ,ﾆ
l .:i: :l ::| ヽ ',ヽ :|::l／ ｀ _,,,..-:,:: | :::l | .l;;;;;
| .:l ::| ::l--- L_':, i ::l'l.| ,..z=- ''::´ヽ!:l .:::| l. |;;;;;
l :::| ::l :| ＼.ヽ ::| l./,'´ﾚ<)::!!:::::::i:! .::l , .| l;;;;;
| :::|l ::l l |=,＝＝ =z、,ヽ: :l | .'<,,... -‐'/ .::/ l :l .|;;;; そろそろ休憩なさってはいかがです？ もうお昼の時間ですよ。
l i::l l '; ::';.', .ll.! ﾚ-,:ii:::::'; ｀ヽ',./ , , / .:/./!/!.ヽ;;
| .l | '; ':, ヽ':,.!ヾ.ヾ_... - ' /.ｲ/／/::::l丶-
.l.||l iヽヽ. ヽヽ , , ! ‐'ﾞ /／ / ::::;'|::
| l | ＼＼丶ヽ _ .. ィ '/./ .:::/:l:::
l l .l ヽ::l丶 ::＞.. .._ ｀´ ,.ｨ'// .::::/::i:';::
| .|l. ! :::;|ヾニ==<二>｀ '' ‐- ィ´ /'/ .:::/::::|::ヽ:..
l ':,!:ヽ ::i'＞ '''''' ＜ r..ニ-/ニ, /ニ../ .::::/::l:::::l:::',丶
// |ヽ.,＼!ヽ ＞!::::::/´ｊ .i.l:::::／ .::::/,_,. -_,_'::;:::
/' .l ::/ ＞---<''´-‐/::::::人_ ノ':::/ .:::／/.／´ ｀ヽ、
／ /:::L../ .i'´ ｀>ニ三=-=>',..L.＝/ .::/:::/' __＼
／ ／:::::ヽ ヽ<＿ 二＝_ニ-‐―-/ .::/:/:/ r ﾆヽLr,. l
／ ／ ./:::::::::::::::::＞--_..＝ニ 'ヽ 丶-::i .:/::i:l:;' | l l.| _'-, l
／ l:::::::::::::::::// /´:::::::::::::::::￣::｀:‐-! .::/:::l::l:l 丶ﾆﾉ '--'
- 135 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:24:02 ID:hYftkAEM
- ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'／/;/:.:./;/:.:.:.:.:./;;;;;／:.:.:.i;;!:.:.:.:|;!.|;;;;;;;;;;/i':.:.:.:.:!.!;;;|.:.ﾍ;;;;;;;|.:.:.:.ﾍ;;
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;;;;/ i;;/ " :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|;;/:.:.:.:.:.:.:!':.:.:.:.:,!.:.:.|;;;/:.:'.:,:.:.:.:.:.!.:.:.|.:.:.:.:.ﾍ;;|.:.:.:.:.:.
;/ i;/ __, == ー== 、_:.:.:.!':.:.:.:.:.:.:.:'.:.:.:.:.:.:|.:.:.|;/.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:U:.'|.:.:.:.:.:.
ﾍ i' ' ´ "｀"=_;:_.:.:.!,!:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.|':.:.:i/:.:.:.:.:.:.:.:.:._.:.-ｰ= =-,:__:.:.
;|ﾍ.' _,.-="´""＝=_｀ヽ、、_ ,: : :i : : :: !.,〟: : :,_. = '" //
'| ｀ _, =" 鬱, ｀'i:.:.:｀:.":ミｧ,!/ |;;;;;;;;;=＝'""ﾞﾐ._ 〃 もうそんな時間か、ルカ、勝負と行こうじゃないか。
'ﾍ ㌦ﾉ ' : :: -' :::::::>;;;/ .鬱 ﾞi, ./
｀.、 _ , '7／ ヾﾞ' };;..:.:/
ヽ __ ...-ｰ´::.:.:::.:::.:... . ...:.ｰ- ,_ '::.:∧
.{ i. : : ::.:..:.::.:.:. : : .i:.:.:...:.:.:.:.:......:.｀:': :.:.:./:.弋":'.ｰ-
ヾ::! : :.. :.:. i:.:.:..::.::.:.:.::.:.:.:.: ::/: : :ﾍ: : : :
:.ﾍ::.i .i;;.:.:.:.:.:.:.: : : : ﾉ: : : : :ﾍ: : :
: : ﾍ:ﾍ __ '": :.;; : : : / : : : : : :ﾍヽ :
.: : : :ヾゝ ´ゞ、ヽ、 丶 ／ ／:: : : : : : : : ﾍ:
: : : : : : ヾ.... ｀ヽ｀ﾞ＞丶、 , _＿＿＿＿ ／| : : : : : : :
: : : : : : : :.i::＼ ｀丶、＿＿＿＿＿／ イ::: ! : : :
.: : : : : : : : ﾍ::::＼ ∠´;;;;;;i:::/
,.. =. ´＝＝=､ ､｀.ヽ､
／‐ '´ ｀ヽ!┛┗＼.
／ ┓┏ ＼l':､
./ ＿_ .ヽl.', ':,
/, |-, ´ ,､ .i ｀ LL ',
/i '´'l |i |,' ヽ .|i .|- l. l
. ! | .i | ! lヽ l! -=＝=ー l:::|| .| ふふ、王室侍女部隊の実力、改めて殿下に教えて差し上げますわ！
.l l _!,, z=＝＼ ! .|:ｲ!!ﾞ:! i .|::l.l. l
', .i '´ ﾞ' !ｲ!!::i, ｀ ｀" ´| l. l'ノ |
ヽ ヽ rV'iﾞ'"´ , !/ .| .l
｀i ＼.| |. | ｀´ ..イ/ / |
!.i ヽヽ｀ヽ'' =r= '´.../ / l
/ヽ' -＼ ' |-‐=/ ,i‐-.､ |
/ ／!l> !l´ 〉 l |/ ヽ ヽ、
/ ／ !.! / ヽ.i | l | |
- 136 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:24:18 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（○）（○ ） | 二人とも自重してくださいよ。
. （__人__） u .| （いつのまにか、昼食の時間が料理バトルになっちまった）
. ヽ｀⌒ ´ |
｛ /
lヽ、 ,ｨ'.) ./
j .}ﾝ／／ ヽ
ﾉ '"´ ￣〉 |
. { 勹.. ｜
ヽ ､＿_,,ﾉ . |
Now Loading
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 137 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:24:32 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
. .／ _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） ∫
| ｀⌒´ﾉ ∬ お二人の料理、美味しゅうございました。
. ヽ } |￣|
ヽ ノ |＿|）
＿＿__／ ｲー┘ |
| | / / _＿＿/
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
:::::::::::::::::::::::::::::::／!:::::/ |::::/ ﾞl::::::::| ヽ:::::::::::::ﾄ､::::|ヽ、::::::::::
:::::::::::,ｲ::::::::/:/ |:::/ l::/ |::::ﾄ:i ヽ:::::::::::| ヽ::! ヽ:::::::::
:::::::/::l::::::://' i::/ |:/ !:::l i ヽ::::::::l ヽ| ヽ:::::
ｲ:/::::|::::/ / |/ |/ i::i ヾ::::| |! ﾞ!:ﾄ
:/:::::::!:/ i! |! ﾘ iヽ| ! l:|
:::::::::ﾚ' l!
'"´｀ﾞ`¨ﾞ‐‐--､､..__ ___,,..､--‐‐''"ﾞ¨´￣` さて、どっちの料理が美味しかったのかな？
:::::::::::::__,,ﾆ二二､__｀ヾﾞ‐､ヽ ／'"＞¨二二ﾆ､_‐-
:::::::く´ 弋:::ゝﾍ__,'｀ﾞヽ:::::ヾ、 :::'"ｨ'´i:::ゝ_,.ｲ￣'｀ﾞヽ､,
::::::: ヽ::__ノ _, ヽ ヽ､___:ソ '"
::::::::. ｀ ‐-‐‐ ´ ` ‐---ｰ''"
!::::::::::..
ﾊ:::::::::::.. ::::i :::/
ヽ!:::::::::::::::.. :::::::| :::/
ﾞｰヽ::::::::::::::::::. :::::::ｊ| .:::/ｰ-
ヽ::::::::::::::::.. :::::::::ヽ! ｒ ..:::/
- 138 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:24:45 ID:hYftkAEM
- _ｒ=≦ミく ヽ
⌒ヽ、 ｀ ぐヽ、 ＼
／ 、 ヽ ｀くハ ＼
′/ | l ∧ Vﾊ ヽ、
/〃{ ! l / ヽ Vﾊ .
l l ﾄﾊ │|l _」、 ｀く＼ .:.
| l l小､ ﾊｋｨ_'刋 ｝l !l l爪 .: :.
{ いrf仗ﾐﾉﾉ｀ｰ=彡ﾉハi 从〕 i .:. 愚問ですわ殿下、私のチャーハンの勝ちに決まっています。
＼_ﾊゝ }j |i ｌ 八J l.: .:.
ﾄハ ヽ ＿,_ 川 / 小, │ .:..
!l ＼rf;辷 ’ 丿N ´/！} j .: .:..
」l_rヘ/ ﾉ __,ィ彡イl ﾉ/ / .: .: .:.
／ニ、ヽ∨从斤く「 │l／ ′／ .: .: .:.:.
（ ｰ┐ l ﾉノ},√{ﾉ_儿ィく/／ ／￣ ヽ .: .: .:.
＿」 └'’ 八{に＞ ⌒Y〃／ l .: .: .:.:.
┌〃７′ ｰrrく孑'´,ィ介y / ∧ | .: .: .: .:.
ノ〃 / ﾉ廴r匕ﾌ乂ﾉ{〃 ハ{_ _ノ7.:. .:. .:..:.
/r《__厶´￣ﾌ´／. : . : . .:..:.| | ∨二ﾆｰ≦彡}.:. .:. .:. .:
/,小７¨. . .:.:/ /. . . . : .:. .:. .:.| ｌ / ７ /.:. .:. .:. .:..:
/ﾊﾊ!,′.: .:.:.{ 〈...:.:.:.: .: .: .: .: :.| l ム- ､ / /.:. .:. .:. .:. .:
/,j仏从:. .:.:.::.ﾊ ､:.:.:...: :.: . : . : l くr‐¬ ご´_/.:. .:. .:. .:. .:.:
, l仆{ 八:. .::..::.ハ ヽ:.:.:.:.:. : . :.:.:.| / /.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .
l |} }乂ノ＼:.:.:.:.:.:.>ノ-=ﾆ≦彡く! / /.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:....:.::
しﾘ/ .: .:.:.:.:..｀7て二Z７:. : : : -┘’ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
｀7′;.:.:.:.:.:.:.:ハ:.::.:.::.〕ﾊ＞ ´ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
,〈 ノ:.:.:.:.:.:厶く ￣...:..:..:.:.:.:.: . : . . . . ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼
| （●）（●） |
. | u.（__人__） .| ちょっと待ってくれ、頼むから落ち着いてくれだろ。
r､ | ｀ ⌒´ .|
,.く＼＼r､ ヽ ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ /
rヽ ` ヽ / ｧ'´ヽ
└'｀{ . ＼.| / i
ヽ､._ ヽ､_,r' .|
｀ヽ､ ／' |
｀'ｰ'´
- 139 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:25:04 ID:hYftkAEM
- ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'／/;/:.:./;/:.:.:.:.:./;;;;;／:.:.:.i;;!:.:.:.:|;!.|;;;;;;;;;;/i':.:.:.:.:!.!;;;|.:.ﾍ;;;;;;;|.:.:.:.ﾍ;;
;;;;;;;/i;;;/´ , , :.:.:.:.:.i/:.:.:.:.:.:.{;;;;;/:.:.:.:.:.:i,':.:.:.:.|'.:.:|;;;;;;/./.:.:.:.:.:|.:.!;|.:.:.:ﾍ;;;;;|.:.:.:.:.ﾍ
;;;;/ i;;/ " :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|;;/:.:.:.:.:.:.:!':.:.:.:.:,!.:.:.|;;;/:.:'.:,:.:.:.:.:.!.:.:.|.:.:.:.:.ﾍ;;|.:.:.:.:.:.
;/ i;/ __, == ー== 、_:.:.:.!':.:.:.:.:.:.:.:'.:.:.:.:.:.:|.:.:.|;/.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:U:.'|.:.:.:.:.:.
ﾍ i' ' ´ "｀"=_;:_.:.:.!,!:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.|':.:.:i/:.:.:.:.:.:.:.:.:._.:.-ｰ= =-,:__:.:.
;|ﾍ.' _,.-="´""＝=_｀ヽ、、_ ,: : :i : : :: !.,〟: : :,_. = '" //
'| ｀ _, =" 鬱, ｀'i:.:.:｀:.":ミｧ,!/ |;;;;;;;;;=＝'""ﾞﾐ._ 〃
'ﾍ ㌦ﾉ ' : :: -' :::::::>;;;/ .鬱 ﾞi, ./ ふ、そんなチンケなチャーハンが、僕のパエリアに勝てるわけが
｀.、 _ , '7／ ヾﾞ' };;..:.:/ ないだろJK。
ヽ __ ...-ｰ´::.:.:::.:::.:... . ...:.ｰ- ,_ '::.:∧
.{ i. : : ::.:..:.::.:.:. : : .i:.:.:...:.:.:.:.:......:.｀:': :.:.:./:.弋":'.ｰ-
ヾ::! : :.. :.:. i:.:.:..::.::.:.:.::.:.:.:.: ::/: : :ﾍ: : : :
:.ﾍ::.i .i;;.:.:.:.:.:.:.: : : : ﾉ: : : : :ﾍ: : :
: : ﾍ:ﾍ __ '": :.;; : : : / : : : : : :ﾍヽ :
.: : : :ヾゝ ´ゞ、ヽ、 丶 ／ ／:: : : : : : : : ﾍ:
: : : : : : ヾ.... ｀ヽ｀ﾞ＞丶、 , _＿＿＿＿ ／| : : : : : : :
: : : : : : : :.i::＼ ｀丶、＿＿＿＿＿／ イ::: ! : : :
.: : : : : : : : ﾍ::::＼ ∠´;;;;;;i:::/
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） いやいや、殿下も落ち着いてくださいよ！
| U ｀ ⌒´ﾉ （どうして俺の回りには、暴走する奴らばっかりなんだ）
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
- 140 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:25:35 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ヽ_ ＼
| （●） （●） |
| （__人__） |
| ｀⌒´ | 結論から言います。ミス巡音のチャーハンの勝ちですね。
| } 米粒が完全にパラッとしていて、具材もシンプルでまさしく
ヽ .} チャーハンとしてはベストですし。
__,_,,.ヽ＿ ノｰ- ､
ハ / Ｖ又ｲ ::::〉::::::i:
} ヽ 〈 l |;;|ﾉ /::::::::::i -,,_
r iY'ﾉ.;; }::ヽ l|;;| /::::i::::::::}‐ | ||
.|| | ﾉ:::: }:::::::＼|;;;ﾚ'ｰ'' ⌒.:::: ヽ | ||
.|| | {,,;;;; .:::: ヽｰ---ｹﾄ､, へ､:::: | ||
―──.::::::::::::ノ.:::/ / 彡}――─────
"￣｀ﾞﾞ ''ｰ-､'ー----'
＿
_,,......,､._ /,_:::::＼
_,,.i'_- ＼ ＼::::＼
,/::::::::7i !l/ `i. ＼::7
|;;;;;;;;;;/,i/| ,'＾ i _,> //
>,ﾊri_'､__`ﾄｰl::::::::::ﾄ, '/ そんな・・・・・・・・・
ﾞトｰ,---'::::,,,,::/ 7||
ヽ::::i'::::::::r''=ｰ､'/ ||
>;::＼:::::ヽ ,/＼||
'i_ﾞ,ﾉ _>:::::>/
〈_,>ｱ"]
- 141 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:25:50 ID:hYftkAEM
- ／, -'' ￣ ｀ ヽL.＼ヽ
..- ' 'ﾞ ＼X':,.＼
／／ / / i ヽﾚi ',
./ / / //! l | l |Xl l
l ! .l !―､! l l | レ'ヽ .|
r., ./i､ _ | | | |z=s､ヽ /￣ヘ! |´l | l 残念でしたね殿下。
l .! .| | |// .ヽ ヽ ' lﾞ.|ｲ::l ==z､!ﾞ| i ,!_ | !. |
＼ヽ' ﾞ l r― , ｀ l.＼i ゝ '-' ｀ﾞ!/／/-l'| .l
rー' ,／｀ー-----,､ | !＿./ /lヽ!"' '_ ''' /l // .l ' |
￣｀'-| ー‐' ./ ｀"/ l ／ /― ､ヽ､ ￣ ,. '! / | | l ヽ , -,
ヽ .....＿＿ヽ ＿ l ／ ／i:´;;__;i'ヽ.｀ ‐ '',,z=/ ' !. ﾚ- ､_＼/ /
／ 'ﾞ／ ／ ,!;;;/r-rヽl´｀i";;;／ ／|/ / _ ｀! /
／ 'ﾞ／ ／＞ ';;;;;ヽヽ! //＝= ' ／ .ノ ! |l l ｀ ' / ヽ
.／／ ／ .／´;;;;;;;;;;;;;;;;;;!_ / /-／ .／r '´ !_/ !_,! |ヽ､
/ / / /i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;";／ ／;;;;｀"￣;;ヽ - - ｲ,..､
/ / / ./ .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ｀'----‐ ' ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） いや、別に殿下の料理が不味かったわけではないんですがね。
| ｀ ⌒´ﾉ （というか、所詮は素人の殿下と、元王室侍女部隊でプロ並みの彼女、
. | U } 技術が全然違い過ぎるだろJK)
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
- 142 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:26:03 ID:hYftkAEM
- / ｨ ハ ,ﾄ、
/ ／ iハ / Ｖ i／ﾘ i r'ヽ ﾄﾊ | ﾘ ,ﾊ i{
/ ハ/ |=-/'"ﾚ二ﾆ _ / ,iﾊ/ゞ=ﾆ二ﾚ|;ヽr'⌒i-ﾚ' ヽ|ﾚ'
r"ﾚ-=/_ ﾉ_,二ﾐ, ￣ '" ー " ,.r=-ヽ i/ 'ヽ、 ＼
,/ '^` ,ﾉ ヽ, /／ ＼ ＼ ＼
/ r,ｧ i r- ､v' ｨぅ ＼ ＼ ヽ くそ・・・・・・・・・次こそはかならずルカに勝ってみせる。
/ ヾ' / ,i' i| i_,ゝ＼ `' 〉 ) /
,i( ／⌒ir -=-i＼ ＼ / / /
|i'ヽ ,/ ￣ / ー ヽ ヽ ,/ / /
iヾ; `ー= "~/ / i :::::::::::i ヽ=ー'/ / /
i| :;-=''/ / i ::::::::::::i, i / / /
iヾ, / / _ ; :::::::::i i,r/ / 'i /
ヽ / ,i' ⌒ ⌒ i ＼,/
,.. =. ´＝＝=､ ､｀.ヽ､
／‐ '´ ｀ヽ!＼. ＼
／ ＼l':､ ヽ
./ ＿_ .ヽl.', ':,
/, |-, ´ ,､ .i ｀ LL ',
/i '´'l |i |,' ヽ .|i .|- l. l 殿下、次も私の勝ちですわ。
. ! | .i | ! lヽ l! -=＝=ー l:::|| .|
.l l _!,, z=＝＼ ! .|:ｲ!!ﾞ:! i .|::l.l. l
', .i '´ ﾞ' !ｲ!!::i, ｀ ｀" ´| l. l'ノ |
ヽ ヽ rV'iﾞ'"´ , "" !/ .| .l
｀i ＼.| |. |"" ｀´ ..イ/ / |
!.i ヽヽ｀ヽ'' =r= '´.../ / l
/ヽ' -＼ ' |-‐=/ ,i‐-.､ |
/ ／!l> !l´ 〉 l |/ ヽ ヽ、
/ ／ !.! / ヽ.i | l | |
- 143 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:26:19 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 二人とも、自重しませんかな。そもそも、ミス巡音はプロ並みの腕前。
| ｀ ⌒´ﾉ 殿下は良くも悪くも素人、勝つのは当たり前ではありませんか。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
/ ｨ ハ ,ﾄ、
/ ／ iハ / Ｖ i／ﾘ i r'ヽ ﾄﾊ | ﾘ ,ﾊ i{
/ ハ/ |=-/'"ﾚ二ﾆ _ / ,iﾊ/ゞ=ﾆ二ﾚ|;ヽr'⌒i-ﾚ' ヽ|ﾚ'
r"ﾚ-=/_ ﾉ_,二ﾐ, ￣ '" ー " ,.r=-ヽ i/ 'ヽ、 ＼
,/ '^` ,ﾉ ヽ, /／ ＼ ＼ ＼
/ r,ｧ i r- ､v' ｨぅ ＼ ＼ ヽ つまり、僕の腕はルカに劣るということかい？
/ ヾ' / ,i' i| i_,ゝ＼ `' 〉 ) /
,i( ／⌒ir -=-i＼ ＼ / / /
|i'ヽ ,/ ￣ / ー ヽ ヽ ,/ / /
iヾ; `ー= "~/ / i :::::::::::i ヽ=ー'/ / /
i| :;-=''/ / i ::::::::::::i, i / / /
iヾ, / / _ ; :::::::::i i,r/ / 'i /
ヽ / ,i' ⌒ ⌒ i ＼,/
- 144 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:26:40 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 手厳しいですが、そういうことです。ですが恥じることではありません。
| ｀ ⌒´ﾉ 何しろ、向こうはプロ、すなわちそれで収入を得られるだけの腕前の
. | U } 持ち主なのです。それに、差そのものはそれほどではありませんよ。
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
.. -――-､ ､ ､
., ´' ´￣ ｀ ヽ､<.＼ ＼
／ , ヽ ＼lヽ ヽ
,.' / i ', ',',/.i. ',
./ .i / .,' .| i l .l.lV| l
. ,' .| | / | l l | | |.L'i. |
i |l l ,' l |i | ,.l -r‐l i l.| !'´| .l どういうことです？
| l.|.| l―- ! l l ./.z=l＝=､! /./ |ll |
l | l.l l ,l=＝l､ ! |// | イ::l::::〉,,' ,' l l!| l
. ! lヽヽ'ﾞ .!ｲ:!:ﾉ ヽlﾞ ' -- ' | !.!､| !l. |
', | ＼' .!｀ ´ 、 / 丶-' l
ヽ | ｀ !､ __ , '/ / | | l
' ! | l > ､ ,. ｲ=,' / /l l .|
| l |iヽ'<.>｀ .'r- ',. / '/ / .| | .l
! |､ 'l ＼!｀'i 〉< / / / ヽ ', |
ヽ' ヽ.! ｀ | l!､ﾉi ,' ,' ,......〈 i .l
ﾞ' ｀ ,..-‐.rj=| .i i'´ ｀ヽ | .|
/ /´//./ l | | l l .l
- 145 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:26:55 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●））
. | （__ﾉ_）
| ｀⌒ﾉ 今回は、米料理ということだったが、俺はパエリアよりチャーハンが
. | } 好きなんでね。それに、味付けが好みだったから選んだまでの事。
. ヽ } もし、二人が作ったのが逆だったなら、結果も逆だっただろうよ。
ヽ ノ
.> <
| |
| |
, ----―- ､
. ' _......｀_ヽ
／ , - ､ ´ー‐ ' フ !､
／ .／ ｀"― ´X-! '.,
／ ／| | | / | :::|､ 〉! l
／ ／/::l_! l _! / l :::l X |: | ・・・・・・・・
.／ ／ |:l:::/!i ! .,､|__｀|/! ::::|'￣｀> l
/ / l.|/,｀|//./!ｲ::iヽ ./ /:::／￣ ヽ !
. ヽ ＼､ .! 'ー '／, ':／':::／／.:/
＼ //,ヽ !ヽ､ ／／. 'i i::／／.:: /
ヽ //:/::/:/ヽ_ _ .／ .::;ヘヽ ' .::: /
｀l i:::i:::i::// ヽ￣／ ´::／ .:::::: l
| l::|:::|:i.i ｀ヽ::／ ::::::::: |
l |::!::!:| | ｀! ::::: ::::: !
!､!:_:://ヽ | ::::: :::::: l
／;;;;;;/ -' ::/ ', l ::::: ::::::::: ヽ
i;;;;;;;／ .::::/. l | ::::::: :::::::::: ＼
|;;;／ .::::／;|l ／l ::::::: :::::::::: ',
- 146 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:27:10 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） そもそも、あんたみたいなプロが素人相手に料理勝負をするという時点で
| ｀ ⌒´ﾉ 間違っている。ましてや、挑発されてそれに答えるなんざ、プロの格闘家が
.ｌ^l^lｎ } 素人相手に本気だしてボコボコにするようなもんだよ。ちったぁ、冷静になる
. ヽ L } べきだな。
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
／＞─'"￣: : : : : : : :＼∧＼: : ヽ
〆: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼l二ヽ: : ヽ
, ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ＜ﾊ: : :',
/: : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : ＼ハ: : :',
. /: : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : :i: : : : ヽ l: : :.i
/: : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : : : :.i: : /l: : : : : ﾊl: : :.!
. /: :./: : : : : : i: : : : : : l: : : : : : : /l: / l ┛┗li::l : : l 悪かったですね、短気で配慮が足りなくて！
/: :.,': : : : : : : l ＼: : : :li: : : : : : / l/ l:┓┏:li::l: : :l
,': : :!: : : : : : : :l ＼:.l l: : :ｌ: :/／__.....__!: : : : li:::l: : l
. i: : /ｌ: : : : : : : :l.r＝=-､ l: :/l/ イ::::::::::i /: : : : :li::l: : l
l: :/ l: : : : : : : ハ.＼::.:.:i. l:/ ヽ-- ' l: : : : li:::l: :.ﾊ
. !:/ l: : : : i: : l',. `'"゛ /// l: : : : l:l:::l: l: :.',
l/ ',: : : l:ヽl:ﾊ //// ' ,': : :/l:ハイ:l: : :ヽ
. ', ヽ: : ﾄ: : : :ヽ ,': : /: l': : : l: li: : : :',
ヽ:l: :＼: i: ヽ ─( イ: ／l: : : : :./l: l ',: : : }
}: : : : ):l: : : : ＞r - '" l:/┐| : : : / l: :l: :',: :.,'
,': : : :/: i: : ／ ﾊ| ノ／l l: : :./l: :l: :l: : : :i
/: : : :(: : :',/: :/:::::ヽﾆaﾆ彳::::::::::l l: :/ !: l.: :l: : : :l
,': : : : : : ＿,.イ::::::::::::Y⌒Y:::::::::::::l.i,ｲ‐-l: :.!: :l: : : : l
,': > ' "￣ ｌ::::::::::::::l ﾟ_ﾟ l::::::::::::::l/::l l: : l: :l ‐-､:.l
/:/ l:::::::::::::从__人::::::::::::::::::ｌ l: : :l: :l i:l
- 147 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:27:24 ID:hYftkAEM
- r'┛┗/ .::: :: :i ＼ヽ:::＼ '|>!.ヾX
┓┏ i ::i::.. l ::i::lヽ ヽ::ヽ:::i:.. ll:
.| .: | ::l';::. l ::l::| ｀', ‐＼ヽ|::. l l レ ,ﾆ
l .:i: :l ::| ヽ ',ヽ :|::l／ ｀ _,,,..-:,:: | :::l | .l;;;;;
| .:l ::| ::l--- L_':, i ::l'l.| ,..z=- ''::´ヽ!:l .:::| l. |;;;;;
l :::| ::l :| ＼.ヽ ::| l./,'´ﾚ<)::!!:::::::i:! .::l , .| l;;;;;
| :::|l ::l l |=,＝＝ =z、,ヽ: :l | .'<,,... -‐'/ .::/ l :l .|;;;; それでは失礼させて頂きます。後かたづけは私がしておきますから！
l i::l l '; ::';.', .ll.! ﾚ-,:ii:::::'; ｀ヽ',./ , , / .:/./!/!.ヽ;;
| .l | '; ':, ヽ':,.!ヾ.ヾ_... - ' /.ｲ/／/::::l丶-
.l.||l iヽヽ. ヽヽ , , ! ‐'ﾞ /／ / ::::;'|::
| l | ＼＼丶ヽ _ .. ィ '/./ .:::/:l:::
l l .l ヽ::l丶 ::＞.. .._ ｀´ ,.ｨ'// .::::/::i:';::
| .|l. ! :::;|ヾニ==<二>｀ '' ‐- ィ´ /'/ .:::/::::|::ヽ:..
l ':,!:ヽ ::i'＞ '''''' ＜ r..ニ-/ニ, /ニ../ .::::/::l:::::l:::',丶
// |ヽ.,＼!ヽ ＞!::::::/´ｊ .i.l:::::／ .::::/,_,. -_,_'::;:::
/' .l ::/ ＞---<''´-‐/::::::人_ ノ':::/ .:::／/.／´ ｀ヽ、
／ /:::L../ .i'´ ｀>ニ三=-=>',..L.＝/ .::/:::/' __＼
／ ／:::::ヽ ヽ<＿ 二＝_ニ-‐―-/ .::/:/:/ r ﾆヽLr,. l
／ ／ ./:::::::::::::::::＞--_..＝ニ 'ヽ 丶-::i .:/::i:l:;' | l l.| _'-, l
／ l:::::::::::::::::// /´:::::::::::::::::￣::｀:‐-! .::/:::l::l:l 丶ﾆﾉ '--'
バタン！
.／￣￣＼
/ ヽ､_ .＼
. （ （● ） . |
. （人__） | 全く、水銀燈といい、ミス巡音といい、どうして俺の回りにいる
r‐-､ . | 女は、ここまで短気な連中ばっかりなんだろうな。そういや、母さんも
（三）） . U | 割と短気だった気が。
> ﾉ /
/ / ヽ、 . /
/ / ⌒ヾ .〈
（＿__ゝ､ ＼／. ）
. |＼ ,.1
. | ＼_／...|
- 148 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:27:37 ID:hYftkAEM
- ＿,,＿,,,,,
,,r '";;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;`ｉ;,,､
／::::;;;;;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;;;;;;;::`;,、
/::;;;;;;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;;:::::＼
ｌ:;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;:r、
'ｌｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ/ｉｉｉｉｉｉﾄｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉﾊｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉﾊヽ
,-､ｉｉｉｉ／ｌｉﾄハｉｉハｉｉｉ／ ｌﾊｌｉﾘｉｉｉｉｉｉｉｌ"`'
〈 `'jV .____,,,ｉ,,__ｉｉ ＿,,,ｉｉﾄｉｉｉﾊ/
ヽ、_ '" r-ｮｧｰ "ya-/／"
ヽ ゛~` '、 "~'/''"
_r-|ヽ、 _ _'" , ' やらない夫・・・・・・・・・・・
_,.／'/ ｉｉ ` 、 ' , rt,_
'"_,, / ｌ" `''";ｌ､ヽ, "' ,
/ `, `〉 ｉ、 ` ,、
/ｉ ｉ,ｰ-、 _,,r`ｉ ヽ, ＼、
/ ,_ヽー-- -ー''ｌ ヽ 'ｉ,
' '~`￣ 'ｌ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒)
. | u （__人__) 申し訳ありません。かなり出過ぎたことを言いました。
| |r┬|}
| | | |}
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
- 149 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:27:50 ID:hYftkAEM
- _ イ::..／l／|／..:::N＼lヽ.::＼
フ::::::::::::::/:::::::ﾊ::::::::::::::::::::::::::',
イ:::::::/l/ |// |/∨＼:::::::::::::〉
ｲ:::l/ ≧‐ﾍ vz-―‐∨l:::::/
∧'´（.）` "（.）`ｧ 〉y
ヽ} i〉 /ノ‐┬､ 何を言っているんだよ。これで僕の気遣いが全部パーじゃないか。
∧ r-―､ .仆 | |
_イ/| ＼ l＿___ｊ ／:::| | |
／ | |＼__ イ/ | / |
／ヽ | |__- ＿__//⌒)} ／ .|
/ |／⌒>､三--/ >＼|/ |
/ |＼| ＼＼_/／ / |
/ | /／ﾉ ヽl ＿/＿／|
＿＿
／ノ ヽ＼
／.（○）（○）＼
|. u. （__人__） | ？？？？
. | |
| |
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ
| |
| . |
- 150 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:28:04 ID:hYftkAEM
- l::::::::::::::::::::::::::::l/:::/／:::::/ｲ ／ﾘ::::::::l::::::Vヾヽｊ:::::::::::::::
j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ:::ｨ:::::::::::ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::__::::::::::::/:::,:ｲ:::::/l::::::;ｲ::/:|:::::ｲ::l !::::ﾊ::::::l:::::::::::::::::
Ｙ,ヘ 1::ﾊ:l:/- |:::/‐|::/__l/ |:/ l/ l::::i !:::ﾊ:::/|:::l::ﾄ
| ,〉l::i lノ,ｨｒ-ｒ-､｀ﾞ‐ﾘ‐' _ﾚ'-‐'lﾅ ﾘlﾉ::/ﾘ
l （ゝ V くゝソ ｀ /ｨて「｀ﾒ / lﾙ'
＼｀ i ー ゝニ ' /
iｰｨ / そもそも、僕がルカとバトルして勝てるわけがないだろ？ 僕の料理の
, '´＾ﾘ ﾍ i / 先生はルカなんだよ。それを利用して、君の好感度を上げようとしたのに。
ｒ' j ヽ ‐ 〉 '
| ヽ､／ ＼ -‐- -‐ ／‐ _
/ l 、 ｀￣´ , イ｀､ ￣｀ヽ
／| ', ｀ ､ ＿ , 1 ヽ ヽ
／ ', ヽ、 | ', i ＼ l
／ i ヽ、 ヽ /l ヽ l ヽ !
／￣￣＼
／ ._ノ ヽ､＼
| （ ） （ ） ((● ((●
|∪（__人__） | ど、どういうことですかそれは？
| | | }
| | | }
ヽ |r┬-| /
__ヽ `ー'´ ノ__
- 151 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:28:16 ID:hYftkAEM
- ／〃 ｲ;／i:;::::/ ﾐゝ:::::::ヾ::::::ヽ.
/ｨ ／ﾚi /!,､ﾞ＾´,ﾍﾞ::::::::!::::､:＼:::::ヽ
//::|,/:::::::::| / ﾘ:::}ノ:::::::::::l!:::i::::::::::::::::::::ﾞl
ｲﾉ::::':::::::::::::l'::::::::::::::::::::::::::::i!:::::::::::::::::::::::::i.
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
l:::::::::::::::::::::::::::/l:::;ｲ::ﾊ::::::::ﾄ.::::::::::::::::::::::::::::ｒ-ゝ
|:::::::::::::::i:::::::::i ,|:/ |::! |:::::::| i:::::::::::::i:::::::::::::::|
ﾘﾚi:::::::::|:ﾊ::/!_|/__|:i| |:::/ﾘ_ｊ_!::ｊ::::/|::::::::::i:ﾄ､
（'|;ﾍ:i'ﾘ'´ﾘ,ｒｧ-､. ﾘ! ﾚ' / ,.ｨ-l/!｀iﾉ!;ｨ:l l!
ヽ.弋 く ﾞｔ'_ﾉ ﾞ 'ﾞﾋ'_ﾉ ﾞ〉 /ｿ |! あのね、ルカは君に対して割と好印象を抱いているんだよ。
ﾞ､_ｊ. /ノ
ヽ /
ヽ、 ｀ ´ ／
i＼ ｀ ￣´ ,.ｨ'
_,..-‐| ヽ､ __,. '"::!､
f´､_,へｊ ::::::::| ﾞｰ､
ﾉ ヽ. ヽi ヽ.
_,-'/ i､ | }､
'´ / i┌‐‐-|、ー‐-､ ,.-‐‐ / /ヽ.〉`‐､_
/ ヽ, ヾー‐----‐‐'7 ノ､ ノ i、 ｀‐､_
_,.-‐'´ ／ ヽ::::::::::::::::::::/ ＼ ヽ、 l ﾞヽ、
_,-" ／ ﾞl::::::::::::::::/ ＼ ヾ i i ヽ
｀ヽ. i:::::::::::::/ ／ ! ｀､
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼
| （●）（●） |
. | u.（__人__） .| ちょっと待てください殿下、冗談がきつすぎます。
r､ | ｀ ⌒´ .|
,.く＼＼r､ ヽ ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ /
rヽ ` ヽ / ｧ'´ヽ
└'｀{ . ＼.| / i
ヽ､._ ヽ､_,r' .|
｀ヽ､ ／' |
｀'ｰ'´
- 152 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:28:32 ID:hYftkAEM
- ／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（○）（○ ） |
. （__人__） u .|
. ヽ｀⌒ ´ | 彼女は最後まで、俺を家庭教師とすることに反対した人物ですよ
｛ / それが・・・・・・・・・・
lヽ、 ,ｨ'.) ./ （オマケに変態扱いだろ、どれだけ俺が居心地の悪さを感じたと
j .}ﾝ／／ ヽ 思っているだよ）
ﾉ '"´ ￣〉 |
. { 勹.. ｜
ヽ ､＿_,,ﾉ . |
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i?E_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::! それは最初だけだよ。でも最近はかなり態度を変えてきただろ？
?E:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
- 153 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:28:45 ID:hYftkAEM
-
朝の挨拶 Before
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_ｒ=≦ミく ヽ
⌒ヽ、 ｀ ぐヽ、 ＼
／ 、 ヽ ｀くハ ＼
′/ | l ∧ Vﾊ ヽ、
/〃{ ! l / ヽ Vﾊ .
l l ﾄﾊ │|l _」、 ｀く＼ .:.
| l l小､ ﾊｋｨ_'刋 ｝l !l l爪 .: :.
{ いrf仗ﾐﾉﾉ｀ｰ=彡ﾉハi 从〕 i .:. おはようございます、ミスターコルベール。
＼_ﾊゝ }j |i ｌ 八J l.: .:.
ﾄハ ヽ ＿,_ 川 / 小, │ .:..
!l ＼rf;辷 ’ 丿N ´/！} j .: .:..
」l_rヘ/ ﾉ __,ィ彡イl ﾉ/ / .: .: .:.
／ニ、ヽ∨从斤く「 │l／ ′／ .: .: .:.:.
（ ｰ┐ l ﾉノ},√{ﾉ_儿ィく/／ ／￣ ヽ .: .: .:.
＿」 └'’ 八{に＞ ⌒Y〃／ l .: .: .:.:.
┌〃７′ ｰrrく孑'´,ィ介y / ∧ | .: .: .: .:.
ノ〃 / ﾉ廴r匕ﾌ乂ﾉ{〃 ハ{_ _ノ7.:. .:. .:..:.
/r《__厶´￣ﾌ´／. : . : . .:..:.| | ∨二ﾆｰ≦彡}.:. .:. .:. .:
/,小７¨. . .:.:/ /. . . . : .:. .:. .:.| ｌ / ７ /.:. .:. .:. .:..:
/ﾊﾊ!,′.: .:.:.{ 〈...:.:.:.: .: .: .: .: :.| l ム- ､ / /.:. .:. .:. .:. .:
/,j仏从:. .:.:.::.ﾊ ､:.:.:...: :.: . : . : l くr‐¬ ご´_/.:. .:. .:. .:. .:.:
, l仆{ 八:. .::..::.ハ ヽ:.:.:.:.:. : . :.:.:.| / /.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .
l |} }乂ノ＼:.:.:.:.:.:.>ノ-=ﾆ≦彡く! / /.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:....:.::
しﾘ/ .: .:.:.:.:..｀7て二Z７:. : : : -┘’ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
｀7′;.:.:.:.:.:.:.:ハ:.::.:.::.〕ﾊ＞ ´ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
,〈 ノ:.:.:.:.:.:厶く ￣...:..:..:.:.:.:.: . : . . . . ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 154 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:28:57 ID:hYftkAEM
- After
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,. ＜／.. ＞-＜.＼｀ヽ、ヽ、
./, ' ´ ::｀ヽ--ヽ::..ヽ
／ ::::::＼!ヽ::::',
/ .:: ::: /..': :. .:i ::::::::',´,L::l
. / :::/.::/:::: |／/: /:: :|:. i-,.r'! あら、ミスターコルベールおはようございます。今日は
'i.: :::' ::/i:|:: ／: ./::_.,'=l-,-:-:::!:/ .| .l| | 良い天気ですね。
|.l: : Z'￣!'ヽ.!:./ l:/' ,!.'-.l、 ::;' l .|l l
l ! :| :l,ｨ:''ヽ,'／ 'ﾞ ｲ;;;;;ﾞi. /:::;' .l .l!/
|' '; :l':;:i.ヾ:::::! ヾ:::ﾉ| .:/ /-::'/
iヽ:ヾ, ｀´ , !:/ / /::/i
| ,｀:::::ヽ.、 ,、、_ ,/ .／.::/::/:|
l:i', i;:::r--,ﾞ/ ,ﾞへ,. ',.／./::/: ::i::::l
'レ ‐'- ／ 'ﾞ ,.:: 〉-rr<i/／:: l: l::|
./ i'´ ‐''´ _｀>、r''ヽ |:: :::: l:::',
.i | ´ ／,| r .| .l::: :::: ヽ:.ヽ
| ,../ ' /ヽ' -'/!:;: :: ::::::＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＿＿
..:...::.／:..:..:..::＼.::..:..:..::::..:..::.:..:...::..::..:..:..::::...:.....
.::.／.:..:.._ノ::::..:..＼.:..:...::.:..:..::::....:::..:..::::..:.:..:....
:..|:::.... （ ○）（○）.::..:..:..:..::::..:..::.:..:...::...::::..:.:..:....
.: |:::.... u （__人__）.::..:..:..:………。..:.::..:.:..:....
::. |::u:. (.::..:..:..::::..:...:..::::::::..:..::.:...:..::::..:..::.::..:....
.::. |:::.....u ｀ ⌒´ﾉ.::..:...:..::::..:..::.:...:..::::..:...:....
::..:.ヽ:::..... }.::..:..:..:..::::..:..::..::::..:..::.:..:...::..:....
.::..:...ヽ::..... ノ ＼
::..:..:..:/::.. く ＼ ＼
.::..:..: |::... ＼ ＼ ＼
::..:..:..:|:::..... |ヽ、二⌒)､ ＼
- 155 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:29:12 ID:hYftkAEM
- l::::::::::::::::::::::::::::l/:::/／:::::/ｲ ／ﾘ::::::::l::::::Vヾヽｊ:::::::::::::::
j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ:::ｨ:::::::::::ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::__::::::::::::/:::,:ｲ:::::/l::::::;ｲ::/:|:::::ｲ::l !::::ﾊ::::::l:::::::::::::::::
Ｙ,ヘ 1::ﾊ:l:/- |:::/‐|::/__l/ |:/ l/ l::::i !:::ﾊ:::/|:::l::ﾄ
| ,〉l::i lノ,ｨｒ-ｒ-､｀ﾞ‐ﾘ‐' _ﾚ'-‐'lﾅ ﾘlﾉ::/ﾘ
l （ゝ V くゝソ ｀ /ｨて「｀ﾒ / lﾙ'
＼｀ i ー ゝニ ' /
iｰｨ / 僕があえて負けることで、君にルカの腕前を褒めてもらおうと思ったんだよ。
, '´＾ﾘ ﾍ i / 褒められて嬉しくない人物はいないだろ？ それに、君はあの「炎の魔女」の
ｒ' j ヽ ‐ 〉 ' 息子だ。そんな君が彼女の料理を褒めれば、絶対に君への好感度は上がるはず
| ヽ､／ ＼ -‐- -‐ ／‐ _ だよ。
/ l 、 ｀￣´ , イ｀､ ￣｀ヽ
／| ', ｀ ､ ＿ , 1 ヽ ヽ
／ ', ヽ、 | ', i ＼ l
／ i ヽ、 ヽ /l ヽ l ヽ !
_,. -┬ ｆﾆト､
r'´ ､r | | ,.L |
| （_ノ j {. '､＼
| }‐イ-上 〉. ＼
| ﾉ´ /)ﾟo | そんな・・・・・・・・・・・・・バカな・・・・・・・・・・・・
i ｒ‐‐人__） .|
ヽ .ノ ｀ ⌒´ . |
i !, ﾉ
.', ヽ、 . /
＼ . ヽ、
＼ |.i
| . | |
- 156 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:29:33 ID:hYftkAEM
- /| ／) / | |ヽ
/| ﾉ | ／ / / | ﾉ| ﾉ | /ヽ
／ヽ| ﾚ レ /ノ レ ﾚ ﾚV | /
＿＿＿＿＿／、 ＼＿＿＿＿/V
＿＿__ 、 ＿＿ /
／ / ○ |´ ／´ / ○|ゝ /ヽ
く | ﾉ | / / /
￣￣ ￣￣ /／
Ｕ Ｕ / しかも、君がいない時は割と本気で寂しがっていたからね。
Ｕ ゝ ／ ルカが一度機嫌を損ねたら、そう簡単には収まらないよ。
ゝ＿＿＿ ／
`ー-┴′ ／
＼ ／
＿ ＿ ／
＼ /
＼ |
＿＿＿＿＿＿_
／ ＼
__／ ＼
／. 、 | 殿下、すいませんが今日は、これで失礼させてもらってもよろしいでしょうか。
|. ,(⌒(○)ヽ |
l ｌヽ )＞ ／
/ ヽ＼ `(__,(○) / ／
| ＼ ￣￣￣￣￣￣ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
- 157 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:29:48 ID:hYftkAEM
- _,.. -‐―-―-、_
,.. '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::...、
, ':::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::`..、
_,,,... ':::::::::::::::::::::::,::::::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::`、
,ﾌ゛::::::::::::::::/:::/;:::::l l;ﾊ;;;;;;',:::::::::::::::::::.,
,.;::::::::::::::/l::/ l/ l人! l; l::N l:l::::;:::::::::::::;_
/ l:::::::::::l. v ..__,....., -...,,,,_' j/ l:::::::::::l
.l/l:::::r -'~_,,..._ ;. ,- 、‐-l:::::::,''
j::, ,;' .f:::i ﾞ .f:::i ヽ /:}'
lヽヽ '` '" /~.l 仕方ないね。ルカの方は僕からフォローしておくから、
`、(ゞ. ;: /) ,.' 明日会ったらちゃんと謝るんだよ。
` 、 U /／
ヽ、 - -- ,. '~
.i. 、 ., i′
__,j ` _ ,.. ' l._
r' ,. l l 、~ヽ
l .ゝt lkl l
_,. -'/ l / ヽﾞ';,
_,..-" / _ l‐--、 .,-―/ ヽ、ﾞ'':.,
,.-" / r~ l l ' f .r〜, l ﾞ'':.,
＿＿
.,／,-､ ＼
／ ﾉ:/ ﾉfヽ.. ＼
| /:/ /...| | | 分かりました。
l ﾚ ./..ノ .,''´} i
l ' ´ .〃 / |
ヽ. . 〈 .ﾉ
＼.,_ ._ﾉ /
/ / ヽ
./ / |
i .／ . |
- 158 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:30:04 ID:hYftkAEM
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
後藤家
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::;;;,,,;;;,,,,;;;;;,,,,;;',,;;;';::::::::::::;;;;,,,;;;,,,,;;;;';;;,,,;;;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;,,;;;,,,;;':::::::::;;;,,,;;,,,;;;;,,,,;;,;;';::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::／;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::／' ＼::::::::::::::::::::::::::::::;;;,,,,,,,;;;,,,,,,;;
○ ／;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::.／ ＼ ＼:::::,,,,,,,,;;;,,,;;;';;:::;;;,,,,,,,,:::::
;;ﾐゞ, || ／;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;:::':::;／ ＼ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
;;;ヽﾐゞ;,;||;／;:::':::;:::':::;:::':ﾉヽ;:::'::ﾐゞ`;;:ﾉ;ﾐゞ;:::':::;::::;:::／ ロ ＼ ＼: : : : : : :: :: : : : :
";"ﾐゞ:; ||,￣|￣￣￣ 彡ヽﾐゞ:ﾉミゞ;ﾉ:;ミ; ￣￣￣| |￣
ﾉミﾐゞ:; ||, | |ニlニ彡ヽﾐゞ:ﾉミﾐゞ;彡 ミ lニl | lニlニl |
;;ﾉ彡ﾐi ,||ゞ, | |___l;彡;;i;ヽﾐゞ;ｿミ;;彡::ﾉﾐゞゞ__|ﾞ | |___l___|ﾞ | ;":;;:
ノ;ヽﾐゞﾞ||ミ;;ゝ ﾉミヽﾐゞ;ﾉミﾐﾉノ;;ii;;;ヽﾐゞ, | iニニニﾆiニニニニi ;::;;":;;';; ;":;;
彡|l!:ﾐゞ||. | |ニl'ﾉ彡ii;ミミヽﾐゞ;;彡|l::lニlニl | i :::┌─||;i:::: i | || ／￣￣￣￣
|l! ||. | |___l___| .|l! |l! ";:;|l |___l___|ﾞ | i ﾞ |i:i:i:ﾞ||:| i | || |￣￣￣;":;;
＿|l! ＿||＿.|_＿＿______lii:＿___lii:__＿|l!ﾞ_＿＿＿|＿_i＿__|i:i:i:ﾞ||:|＿i.._| ||＿＿＿＿＿＿
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- 159 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:30:19 ID:hYftkAEM
-
,ゝ:;:ｌ´ i::::::::::::::::::::::::::::::::::i
'´ /l （ ヽ､::::::::::::::::::::::::::::::l
! | ヽｰ‐-‐ ｀i:::::::;;::::::::::::::::::l
ｌ !:/´｀ヽ:::::::::::::| 全く、あんな話聞かせてもらっちゃ、無碍にはできないでしょ。
ｌ ﾐ＝-‐' ,' ｌ::::::::::::/
ｌ i ｰ-‐'ヾ:::::::く
「 ' 〉;;;,-‐L
ヽ-┬┬ ' > .／く ＼
ゝ┴┴ ' ,／ ヽ､
ヽ_＿,,,..-‐ '´ / | ヽ-‐ '´
やらない夫とやる夫が訪れた日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,' 後藤、お主に頼みたいことがあるでおじゃる。
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l′
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,'
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l /
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ｀ﾞ'ｰ-､、
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | ｀ヽ、
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ＼
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ｀ヽ､
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ
￣｀ー─--─‐''"￣
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- 160 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:30:34 ID:hYftkAEM
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, -‐―- ､ , -― - ､ , - ― - ､
／:: :: :: ＼ヽヽ､ ｒ'´::::::::::::::::::::::::ヽ､ ／/:: :: :: :: :: ::ヽ
.|:: :: :: :: :: ::ヽ､:: ヽ､ ./::ｌ´,ゝ-┌､‐´｀i:::l ,-/:: i:/::／⌒:: :: :: ::|
ヾ:: :: :: :: :: l:|Y⌒ ､｀‐ｌ:::ﾉ_,---ヽ--､__ヾ:ｌ-'´:: l:: /::l '´:: :: :: :: :: :/
ヾ:: :: :: :: ::l::ヾ:: :: |:: ::l::i ｆ・ｿ,. ､ｆ・.>｀）:|:: :: :: 〉ﾚ´:: :: :: :: :: :: ::/
l:: :: :: :: ::|:: ∧:: ::l:: ::iｌﾄ､ ｀ , ｀ ﾚi:::::::::::Sﾚ‐i:: :: :: :: :: :::/ 面倒事ならゴメンですよ。ウチはユリアンも結婚して
ヾ:::lヽ:: ::|::l:: ::｀ヾ＿ヾi ! ﾞ ‐' /ﾚｿ;;-っ´:: :: |:: i:: :: :/:: :/ いるとはいえ、まだまだ働かなきゃいけませんからね。
ｌ::|;;ｌ:: ::|:::!:: :: :/:.ヾ＝ｌ r┐ /__,／´ヽ:: :: ::l::|:: ::/:: :/
ヾ!::ｌ:: ::|:: :: ::/:. :.,,＞》ヽ､. i .／-‐| ヾ､ ヽ;; :: |::ｌ:: /:: :/
ヾ|:: ::ｌ:: :::/:. :.ヽ'´:.i｀ヽｿZ二Zゞ,ノ!:. :. ｖ:. :ヽ:: l::|::/:: /
i:: :::ｌ:: /:. :. :. :.ﾛ:∧‐､_ヾ::/ ｀‐／ｌ:ﾛ:. :. :. :ヾ!::l::l:: /
ｌ:: :::|::/:. :. :. :. :./ ｀ /::l ／ ｌ:. :. :. :. :. iノ:ｌ::/
ヾ;: :ﾚiヽ､:. :. :.〈 ./::::l ´ ,-└:. :. :., -|､::/
∨ ｌO） ｀ヽ _ ｀ ヽ.」:::;;;レ' ´ ＿, -―ｌoｌ:.Y
i:. /「ヽ:. :. ;._ ＞‐'´＿ , -―´ ｌ:. :. :. :./l:. :.|
ﾄ､;;;;;;;;;;;;;;;｀ ` '' ー -- ‐ '' ";;;;;;;;;,:ィ;:;!
,';:｀`' ‐ｮ ､ ,_ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; , - '"l;:;:;:;:l
l;:;:;:;:;:;:;ﾐ ｀ ` '' ｰ -‐ '" ,ﾘ;:;:;:l
l;:;:;:;:;:;:;:ゝ く三) (三ｼ ｀ヾ;:t、
fﾐ{;:;:;:;:f'´ _＿ ,,.ノｨﾘ!iヾ､.,,＿＿ };f }
l ﾄl;:;:;:;:l ､,ィ或tｭ､ﾞミ:::::{,'ィt或ｱﾁ l:l, 後藤、お主はいつからそこまで薄情な男になったで
ﾞi,tヾ:;:;:! ｀ヽ 二ノ :::::::::ﾄ ` ‐t"i´ l:l:f おじゃるか？ 麻呂は悲しいでおじゃる。
ヽ`ｰ};:l ） ） ,r':::::::::ヽ ） ） ﾘ_）
｀"^l:l （ （ ,/ﾞｰ､::::::;r'ヽ（ （ l
ﾞi ）ノ `'" 丶 ） ,'
ﾞl､ （ （,ィ─＝＝─ヽ （ ,}/
',ヽ, ） ）ヾ┼┼┼,ｼ' ） ）ヽ
} 丶（ `ﾞ＝=＝'′ /ノ:.:.:ヽ
/l 丶、 ,.ｲ:.:.:.:.:.:.:.:丶､、
,r'"^l ! ` ー‐;オ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.,ノ ,}、
,. -ｧ＝く（:.:.:.l l ／/:.:.:.:.:.:., - '" ,／ ヽ
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- 161 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:30:52 ID:hYftkAEM
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,,,,___,,.-‐一'' ";;-‐ヽ
｢ ＼ ﾉ
i , へ
"j <
｝ __,,_,,./ } ヽ
"｢ .,/'ﾞ !｀＼ / いや、いきなり泣くのは反則ですよ。とりあえず話だけでも
＿＿ ll /″ ･〆ゝ ヽ 聞いておきましょう。一体何なんです？
√ ｉ !!!!/ 丶.´ l / ＼
| ｒ⌒ヾ !! ' 丶.
| ｛ て !!! ／
| L ) !!! ゝ、 ゝ
＼ ""ヽ ＼ ／
＼＿ｿ U ｛ "";
i ｛ /
_,, .-‐''" i ゝ ヽ
i l i
l - /
t ゝ丶､.＿＿_＿_＿_／
ゝ ノ
ヽ /
/㍉;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ｨ彡三三i
l三｀ｰ ､_;:;:;:;:;:;:j;:;:;:;:;:;:_;:;:;_;:〟-三三三三三l
l三 r＝ﾐ''‐--‐';二,_￣ ,三三三彡彡l_
lﾐ′ ￣ ー-'" '＝ミﾆ彡彡/‐､ヽ
l;l ,_-‐ 、 __,,.. - ､ 彡彡彳､.// 後藤、この麻呂が「殿下」を匿っていることは
‖ `之ヽ､, i l´ _,ｨ辷ｧ-､、 彡彡'r ノ/ 知っているな。
1 ￣ﾌ/ｌ l::. ヽこ~￣ 彡彳~´/
ヽ ´ :l .l:::. 彡ｨ-‐'′
ゝ、 / :. :r-､ 彡′
／ ｨ:ﾍ ｀ヽ:__,ｨ='´ 彡;ヽ､
_,,..-‐'7 /:::::::ヽ _: :_ ヽ ｨ´.}::ヽ ヽ、
_,-‐'´ { ヽ:::::::::ﾍ ｀'ｰ=＝=ｰ-- ' ／ﾉ /::::::ﾍ, ヽｰ､
‐'"´ ヽ. ＼::::::::＼ ｰ-‐‐' ／ //:::::::::::::} ） ｀''ｰ-､
／ ＼ ＼:::::::::ゝ､＿＿_,,.. ‐ " //:::::::::::::::l ,' ｀''ｰ-､
'´ ＼ ヽ､;:::::ﾍ ､ ／/::::::::::::::::ﾉ / ヽ
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- 162 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:31:07 ID:hYftkAEM
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_.. -= ' ´ ￣ ` - .,_
,r'",,;; ,;;;; ,,;;; ,;;;;;;;;;;,,ヽ、
/ ;;;, ,, ,,,,,;;;;;;;;;;;;;; _ ;;;;;, ヽ
./;; r- ...,_＿ ,.. -y ヽ ￣`i ;;;;;;,,ヽ,
,i ;;; l / ﾉ ~l;'~ l ;;;;;;;;;; i
i ;;;; i _＿, ...、 ! ,.- ., _＿_ .v ;;;;;;;; l
!, ;; i'-,- '''ヾヽ ~`r' ー=-~` i r- ､i そりゃまあ一応。私も、ジョセフ二世陛下の寵愛を受けた人間
ヽ､i 'rーu-,i l t'~"uー,. l,lr' ll ですからね。それくらいは知っておりますよ。
i, i ヽ､_,／,i ヽ, -'" ﾘ j i
i l :::. ..:::: ,/
l i_ ヽ ..:::::: r'"-.,_
i ..,_＿ ＿ _、 ::::::::: i ヾ＼~"ヽ
,._,-'"-' ~`二 '" :::::: ,y ,i ヽ,
~_.ヽ '' ..::: ,-'" i /i
_,.-=' /, ヽ、 ,.-' ,' ,r ,y l
,彡ニ三三三三三三三ﾆ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
,彡ニ三三三三ニ三三ニﾆ;〃ヾ､;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
,彡彡,'',ﾆ=ﾐﾐミ三三三三ニﾆ彡 ｀ﾞﾞ''ｰ-､;:;:;:;/;:;/
',彡'/ r' ﾉヽヾミ三三三三三彡' _,,,,,,､ヽ;:;ｨ''|
彡'|.|（‐'''" 'iﾐﾆニ三彡"´￣ ｀ﾞﾞｰ' ;;;:|
. 彡i､ヾ (' ヾミﾆ三' __,,､ ....ﾉ /
彡ゝ ｀'' " |ミﾐﾐ' ‐'"ひi,;'´ ,ｨ;;ｧ'
'彳｀ー‐i |ﾐﾐﾐ' ｀ﾞｰｼ' |､ﾆ'
--､/ i |ミﾐ .,,r‐''" | ﾉ お主、現状についてはどう思っておる？
く'ﾉ :i ミﾐ ´ ., ' |'
､＼ .l ヾ .ﾉ（_,,､. |
:＼ヽ, ヽ ／ ｀t‐一'
::::ヽ ヽ ｀::. ,; ' .:i
:::::::ﾍ ヽ ｀::. ''"⌒ﾞ''一ﾉ
::::::::::ﾍ.ヽ ヽ､ ｀ ー'ｰﾉ
::::::::::::::ヽﾍ ｀ｰ┬‐一;;''""´
＼､:::::::::ヽヽ /::ﾍ ） ｀ﾞ'ｰ､_
〃｀ﾞｰ､;;;;＼＼ /i:::::::丿 ' , ' , '｀ﾞヽ､
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- 163 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:31:23 ID:hYftkAEM
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_,..-ｰ'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;´"''-、
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!,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;.;-'''"´ .｀''<;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞl、
!;;;;|´ﾞ7r.''>/'"ﾞ|.! :!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｌ
i";;″:lﾞ .!| ｀.ｌ....-‐'';;;;;;¬-.., .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｌ
lﾞ;;;,lｒ'"'一.､ﾞ′ ''"'''" ´ ......￣ﾞ''! .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
ｌ;;;;|./ .￣⌒ _,,..､....,´ .! ．;;;;;;;;;;;;;;;;;;;1 まあ、よくはありませんね。いつもいつも、退役
ｉ,ミ .'"ﾞ.,ﾞ,.'.． : ゛ ﾞ┘ .゛ : (;;;;,,'''二''ｉ,｝ したくなってきますし。
ﾞ'/， .' / │ .. .ﾆ'''''"゛ .|;;,,〉iﾞ .､ }!
│ : -- │ "."..ﾞ_'.> |.!
lﾞ ,! - 二 !;|
､ .! . : 、 lﾞ .,./ ;|
ﾞ､ ﾞ'ﾞ´ ":┘ ﾞ .:|''''|ﾞ;;;;;;./
/ ! :!;;;;;/
:! .,i..iyィ==;;ｌｌjiﾌ lﾞ !;./
ﾞｉ, .`-....イ―''" 丶 .|/
ﾞ､ ¬ ゝ .|′
｀、 ,.‐´,‐ .!
`． 、 ‐ |
丶 .! ,..‐ .,‐ .,,,/"ﾞ.､
ﾞ'ｰ.r‐ｰ''.'''ﾞﾞ´ _.． .'''''" l
／i ._,...．‐' ´ t-､
．″ ..、 ….- ． ":l'''ｰT!;;i＿、
ハ''''''i, : / .iﾞ │ ‐ ,.;:゛;:/;:;:;::〔丶;:ﾞ'/‐､.-､..
,,..i../ ,iﾞゝ .|,ｰ ._､‐│ ,.'ﾞ"￣" .,.'";:;:;:;::｀'''-､_;:"''''''／;:;:;:,ノ''''':-.. ,
_,_..┬‐;|ｉ=-''ﾘ .!;;;｀ﾞ~"-'";;;;;;;;;| .ﾞ.ｌ;:;:;:;:′ -゛;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:´'ｰﾞ;:;:;:;:./ ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::""ｰ
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- 164 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 21:31:24 ID:YzN0tda2
- 麻呂忙しいな、これほど頼りがいのある麻呂は初めてみたぜ。
- 165 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:31:44 ID:hYftkAEM
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iニニﾆ=ﾋー──---､､､__;:;|;:_;;:-‐''´ i彡彡i
i三三三ﾆ ＿ ￣ ,≦ヽ 'ヾ彡i
i三三三三､ (三ヲ ヾ'"′ ヾﾘ
i三ﾆミミﾐｼ"´ :. :._,,ノ ＿,,,, |ﾘ
r-､ミミミﾐ｀ ＿,,,...--‐'´ r'".,ｨ(;;;) 》､ || またお主の退役癖が出たでおじゃるな。まあそれはいい。
i.iヽヾミミﾐ ,ｨ'ヾﾂヽ､, .: l:. '`ｰ''''"´, ' || とにかく、この国の政治は、過去に戻ろうとしている。それも
l ｀ ヾミミ " ￣￣´ソ .::. :. ｀ﾞ'ｰ- '´ ‖ 大幅にでおじゃる。
', (ヾミﾐ ｀ﾞﾞﾞﾞﾞ"´ .:. :::.. ‖
ヽ '` ヾミ .. :::. ‖
ヽ､__,ヾミ ､ ,, ,ﾉ .ﾘ
',ヾ; `ー" i
',.ヾ､ :. :. j
ヽ` ,ｨニ=ﾆ､_ /ヽ
',＼ ｰ〈〈;;;;;;;;;;ノﾉ´ /::::::ヽ
ヽ ＼ ヽ｀ー'´ノ /::::::::::::ヽ
/ i. ＼ ｀ｰ一´ /:::::::::::::::::::ヾｰ､
/l ｌ ヽ､ ノ::::::::::::::::::::::／ i
／l l. l ｀ ｰ-‐‐‐‐'''"´:::::::::::::::::::／ ノ＼
_,,.. ._
,r;';;;;;;, _,..､`､
i´_,.. - ' ＿ﾞ､,ヽ
lﾞ､ ,.､ '´rﾆ，ﾞv i .
ヾ iｬ'j; ｀ i' r'~ヽ,ｰｭ: ; _ ですね、おかげで息苦しくて仕方ありませんよ。酒も
ｭ'ヘ ヽ ' _, i .! .i !`ｰ┴-ﾆ`y、 すっかり不味くなりました。
,.r'´;l´::.:..ヽ, '´. / ! .l, :::.:.:.:.:.::: }' i .
_,.-'~ヽ l ::::.:.:. ｀!ｰ '" ry'`ｰi ::.:.:.::::..: l r,!
..,.-='´ `､ﾞ､,l ::::.:.:.:. l .`t-r' i ::.:.:.::.:.:: l ﾘ !
/ ｀ヽ, ヽ l :::::.:.:. .i 冫l '",i .:::.:.:..:.:. l , i,
.,rｰ'ｭ、 ﾞ, _, -=' ﾄ-t_ :.:. ＼_⊥-' :.::.:.:.,..._,./ ,7 `;t
. ,ﾍ.! i^,.｀i /' ~ . loj :.:~`rｰ '"~ ￣￣l oj l ;' l .
ヾ､｣y' _r' ´ .i´､:.:.:∫::.:.:.:.:. .:. :.: , ｀´ `t ..,_ !
. `7,' ´ _,l._ ` ! :.:::.:.:.:. :. :.:. :.:. :.:.: { l, ` `i
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- 166 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:32:01 ID:hYftkAEM
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___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,'
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l′
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,' そこで、お主に頼みたいことがある。
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l /
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ｀ﾞ'ｰ-､、
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | ｀ヽ、
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ＼
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ｀ヽ､
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ
￣｀ー─--─‐''"￣
, -‐―- ､ , -― - ､ , - ― - ､
／:: :: :: ＼ヽヽ､ ｒ'´::::::::::::::::::::::::ヽ､ ／/:: :: :: :: :: ::ヽ
.|:: :: :: :: :: ::ヽ､:: ヽ､ ./::ｌ´,ゝ-┌､‐´｀i:::l ,-/:: i:/::／⌒:: :: :: ::|
ヾ:: :: :: :: :: l:|Y⌒ ､｀‐ｌ:::ﾉ_,---ヽ--､__ヾ:ｌ-'´:: l:: /::l '´:: :: :: :: :: :/
ヾ:: :: :: :: ::l::ヾ:: :: |:: ::l::i ｆ・ｿ,. ､ｆ・.>｀）:|:: :: :: 〉ﾚ´:: :: :: :: :: :: ::/
l:: :: :: :: ::|:: ∧:: ::l:: ::iｌﾄ､ ｀ , ｀ ﾚi:::::::::::Sﾚ‐i:: :: :: :: :: :::/ まあ、内容は察しが付いていますから聞くまでもありませんね。
ヾ:::lヽ:: ::|::l:: ::｀ヾ＿ヾi ! ﾞ ‐' /ﾚｿ;;-っ´:: :: |:: i:: :: :/:: :/ クーデターでしょ？ それもザビ家の連中を一掃する。
ｌ::|;;ｌ:: ::|:::!:: :: :/:.ヾ＝ｌ r┐ /__,／´ヽ:: :: ::l::|:: ::/:: :/
ヾ!::ｌ:: ::|:: :: ::/:. :.,,＞》ヽ､. i .／-‐| ヾ､ ヽ;; :: |::ｌ:: /:: :/
ヾ|:: ::ｌ:: :::/:. :.ヽ'´:.i｀ヽｿZ二Zゞ,ノ!:. :. ｖ:. :ヽ:: l::|::/:: /
i:: :::ｌ:: /:. :. :. :.ﾛ:∧‐､_ヾ::/ ｀‐／ｌ:ﾛ:. :. :. :ヾ!::l::l:: /
ｌ:: :::|::/:. :. :. :. :./ ｀ /::l ／ ｌ:. :. :. :. :. iノ:ｌ::/
ヾ;: :ﾚiヽ､:. :. :.〈 ./::::l ´ ,-└:. :. :., -|､::/
∨ ｌO） ｀ヽ _ ｀ ヽ.」:::;;;レ' ´ ＿, -―ｌoｌ:.Y
i:. /「ヽ:. :. ;._ ＞‐'´＿ , -―´ ｌ:. :. :. :./l:. :.|
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- 167 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:32:16 ID:hYftkAEM
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_.. -= ' ´ ￣ ` - .,_
,r'",,;; ,;;;; ,,;;; ,;;;;;;;;;;,,ヽ、
/ ;;;, ,, ,,,,,;;;;;;;;;;;;;; _ ;;;;;, ヽ
./;; r- ...,_＿ ,.. -y ヽ ￣`i ;;;;;;,,ヽ,
,i ;;; l / ﾉ ~l;'~ l ;;;;;;;;;; i
i ;;;; i _＿, ...、 ! ,.- ., _＿_ .v ;;;;;;;; l
!, ;; i'-,- '''ヾヽ ~`r' ー=-~` i r- ､i えらく、野蛮な行動ですが、ドラスティックに変革を実行に移すことは
ヽ､i 'rーu-,i l t'~"uー,. l,lr' ll 可能です。だからこそ、この私を呼んだのでしょう？
i, i ヽ､_,／,i ヽ, -'" ﾘ j i
i l :::. ..:::: ,/
l i_ ヽ ..:::::: r'"-.,_
i ..,_＿ ＿ _、 ::::::::: i ヾ＼~"ヽ
,._,-'"-' ~`二 '" :::::: ,y ,i ヽ,
~_.ヽ '' ..::: ,-'" i /i
_,.-=' /, ヽ、 ,.-' ,' ,r ,y l
/､;:;:;:;:;:;:;:;:;ｰ-:;､_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
./ﾐﾐﾐミミ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ｰ-;:;､;:_;:;_:;::-‐'"´i
lﾐﾐミミミミミミミｰ-::､;;;;_;:;:;:;:;:;i;:;:;:;:;:;:;:;:i
,!ミﾐミミミミミミﾐ ＿;`-､;;;!:-‐'''´|ﾐi
//｀,ヾミミミﾐｼ‐'″ 'ー‐' : 'ﾆﾌ' i;/
l l ,rヾミミﾐ _,,,,, ﾉ _,,_ l ・・・・・・残念ながら違うでおじゃるよ。
',ヽヾ､ヾミミ ｨで)ヽ､ r';ｨび､.ﾉ
ヽ､__,, ミミ ｀ﾞﾞ'''"ﾌ｀ | ｀ﾞ'''ﾌ'i
〃 i l ミﾐ ／´ | ｀ｰ'´l
／ヾ.l ﾐﾐ /' | /
. /:::::',ヽヽ` / ｀ `ﾞｰ-' /
r/::::::::::',ヽヽ i:i ', /
/::::::::::::::ヽヽ＼ '"ｰ=＝=-'/
ヽ:::::::::::::::::ヾ､ ` ､ ﾞ'一''ｰ'ﾉ′
､ ＼:::::::::::::::ヽ ｀ ｰ‐-t't::i´ﾞｰ-､
.｀-､ ｀ｰ-:､::::::ヾ'､ //:::l ヽ ｀ﾞｰ- ､
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- 168 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:32:35 ID:hYftkAEM
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,ﾊ::｀丶､:::::::::::::::::::::::|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,, -‐:〈
{;;;;ヽ､:::::｀丶､:::::::::::::l:;:;:;:;:;:; ィ";:;:;:;:;:;:;:}
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fうl;;;ミミ、 ｀`丶 ､::::::::,: - ''"´ ﾘ;;;;;;f-､
{ l l;;;;;ｯ=` (三> ｀^´ (三ｼ ム;;;;;;ｿl}
t !;;;ﾘ _,,...,,_ _,,..,,_ l;;;//
ﾞl ヾ;l :'ｨﾃﾍ9ﾝﾐ ,: ',ｼﾋ9ﾝ､ l;// 確かに、第一連合艦隊を使い、クーデターを起こすことは最前の
`ｰll! ｀''==ヲ' l:.:^''==彡'" ,!ﾘﾉ 策でおじゃる。ましてや、ジョセフ二世陛下の御嫡男たるシンジ殿下を
ll ` '' " l:.:.:` '' " ,i;;l´ 掲げれば、このクーデターは完全に我らの勝利に終わるでおじゃる。
li, ,r .: :.ヽ､ ,:,り
t、 / ﾞｰ､ ,r 'ﾞヽ /,K′
ゝ、 ,:' :~: } // /ヽ、
/{lヽ ,ィ＝=ﾆﾆ=＝,ﾉ,ノ7 /:.:.:.:ヾﾆヽ
, ィ/:.:い ヽ ｀` ー一 ''"／,/,/:.:.:.:.:.:.:.:ｿ }- ､、
/ /:.:.:.:ヽヽ `' ー‐ -- '"／／:.:.:.:.:.:.:／ / ｀ 丶､
,, - { ヾ:.:.:.:.ヽ丶 ／／:.:.:.:.:, -'" ,／ ｀ 丶 ､
,, - ''" 丶､ ｀` ーゝ､ヽ.,＿,,ｨ"ェくユ- ''" , ｨ"
, -‐―- ､ , -― - ､ , - ― - ､
／:: :: :: ＼ヽヽ､ ｒ'´::::::::::::::::::::::::ヽ､ ／/:: :: :: :: :: ::ヽ
.|:: :: :: :: :: ::ヽ､:: ヽ､ ./::ｌ´,ゝ-┌､‐´｀i:::l ,-/:: i:/::／⌒:: :: :: ::|
ヾ:: :: :: :: :: l:|Y⌒ ､｀‐ｌ:::ﾉ_,---ヽ--､__ヾ:ｌ-'´:: l:: /::l '´:: :: :: :: :: :/
ヾ:: :: :: :: ::l::ヾ:: :: |:: ::l::i ｆ・ｿ,. ､ｆ・.>｀）:|:: :: :: 〉ﾚ´:: :: :: :: :: :: ::/
l:: :: :: :: ::|:: ∧:: ::l:: ::iｌﾄ､ ｀ , ｀ ﾚi:::::::::::Sﾚ‐i:: :: :: :: :: :::/ 意外でしたね。てっきり、私はそのために呼ばれたんじゃないかと
ヾ:::lヽ:: ::|::l:: ::｀ヾ＿ヾi ! ﾞ ‐' /ﾚｿ;;-っ´:: :: |:: i:: :: :/:: :/ 思いましたよ。
ｌ::|;;ｌ:: ::|:::!:: :: :/:.ヾ＝ｌ r┐ /__,／´ヽ:: :: ::l::|:: ::/:: :/
ヾ!::ｌ:: ::|:: :: ::/:. :.,,＞》ヽ､. i .／-‐| ヾ､ ヽ;; :: |::ｌ:: /:: :/
ヾ|:: ::ｌ:: :::/:. :.ヽ'´:.i｀ヽｿZ二Zゞ,ノ!:. :. ｖ:. :ヽ:: l::|::/:: /
i:: :::ｌ:: /:. :. :. :.ﾛ:∧‐､_ヾ::/ ｀‐／ｌ:ﾛ:. :. :. :ヾ!::l::l:: /
ｌ:: :::|::/:. :. :. :. :./ ｀ /::l ／ ｌ:. :. :. :. :. iノ:ｌ::/
ヾ;: :ﾚiヽ､:. :. :.〈 ./::::l ´ ,-└:. :. :., -|､::/
∨ ｌO） ｀ヽ _ ｀ ヽ.」:::;;;レ' ´ ＿, -―ｌoｌ:.Y
i:. /「ヽ:. :. ;._ ＞‐'´＿ , -―´ ｌ:. :. :. :./l:. :.|
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- 169 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:33:01 ID:hYftkAEM
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/｀ヽ、;,;,;,;,;,;,;,;,;,;|;,;,;,;,;,;,;,,-ー'|´::ヽ
i:::::::ﾐ ,,,,,,''''''''''''',,,,,,:::::::::ﾉ::::::::i
..i::::::::ﾐ ´- ′ '- '´:::::::`丶::::ﾄ、
|.i::::i'' --- 、, , --- 、:::::::`i::::r/
ヽi:::i -<写-、 |::::,/冥`;::: :::::i:::ﾘ.|
ﾄ、i ''_,ノ |::::::、__ノ ;::::i:::i / もし、麻呂がそう命じたらお主はそれに従ったでおじゃるか？
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li /,,,、 ,,ヽ::::: :::::::::::i:l
| ''';'' ヽ::::::::::;/′
丶 -―-一ー )::::::/゛ﾄ
1、 --一 ノ:::::ﾉ/ ﾉ ヽ
,,ノヽヽ、 ,,ノ::/ /;:;:;:;:`,,丶
ノ;:;:l | `ヽ::::::;;;;;;;;::::::／ /;:;:;:;:;:;:;:r ヽ
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,,／ ト、_r-- ''''''--'-ー-''-''''ﾄ-''''' ,,／ 'ヽ、
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_.. -= ' ´ ￣ ` - .,_
,r'",,;; ,;;;; ,,;;; ,;;;;;;;;;;,,ヽ、
/ ;;;, ,, ,,,,,;;;;;;;;;;;;;; _ ;;;;;, ヽ
./;; r- ...,_＿ ,.. -y ヽ ￣`i ;;;;;;,,ヽ,
,i ;;; l / ﾉ ~l;'~ l ;;;;;;;;;; i
i ;;;; i _＿, ...、 ! ,.- ., _＿_ .v ;;;;;;;; l もちろんノーです。あいにく、私はそんな物騒な事は大嫌いですからね。
!, ;; i'-,- '''ヾヽ ~`r' ー=-~` i r- ､i チクリこそしませんが、それっきり閣下とは縁切りですよ。いくらザビ家が
ヽ､i 'rーu-,i l t'~"uー,. l,lr' ll 憎いからといって、同胞同士で殺し合うなんぞ、願い下げです。
i, i ヽ､_,／,i ヽ, -'" ﾘ j i
i l :::. ..:::: ,/
l i_ ヽ ..:::::: r'"-.,_
i ..,_＿ ＿ _、 ::::::::: i ヾ＼~"ヽ
,._,-'"-' ~`二 '" :::::: ,y ,i ヽ,
~_.ヽ '' ..::: ,-'" i /i
_,.-=' /, ヽ、 ,.-' ,' ,r ,y l
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- 170 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:33:19 ID:hYftkAEM
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___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,'
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l′
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,' 流石は「不敗の魔術師」でおじゃる。じゃからこそ、ジョセフ二世陛下も
,.-‐フ:::::| |,ミ l / お主を信頼し、三十にもならぬにも関わらず、艦隊司令官に任命したの
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l / じゃろうな。
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ｀ﾞ'ｰ-､、
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | ｀ヽ、
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ＼
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ｀ヽ､
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ
￣｀ー─--─‐''"￣
,,,,___,,.-‐一'' ";;-‐ヽ
｢ ＼ ﾉ
i , へ
"j <
｝ __,,_,,./ } ヽ
"｢ .,/'ﾞ !｀＼ /
＿＿ ll /″ ･〆ゝ ヽ 煽てないでください。じゃ、一体何の用で私を呼んだんです？
√ ｉ !!!!/ 丶.´ l / ＼ 単なる茶飲みに呼んだわけじゃないでしょ？
| ｒ⌒ヾ !! ' 丶.
| ｛ て !!! ／
| L ) !!! ゝ、 ゝ
＼ ""ヽ ＼ ／
＼＿ｿ ｛ "";
i ｛ /
_,, .-‐''" i ゝ ヽ
i l i
l - /
t ゝ丶､.＿＿_＿_＿_／
ゝ ノ
ヽ /
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- 171 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:33:34 ID:hYftkAEM
-
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/､;:;:;:;:;:;:;:;:;ｰ-:;､_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
./ﾐﾐﾐミミ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ｰ-;:;､;:_;:;_:;::-‐'"´i
lﾐﾐミミミミミミミｰ-::､;;;;_;:;:;:;:;:;i;:;:;:;:;:;:;:;:i
,!ミﾐミミミミミミﾐ ＿;`-､;;;!:-‐'''´|ﾐi
//｀,ヾミミミﾐｼ‐'″ 'ー‐' : 'ﾆﾌ' i;/
l l ,rヾミミﾐ _,,,,, ﾉ _,,_ l
',ヽヾ､ヾミミ ｨで)ヽ､ r';ｨび､.ﾉ
ヽ､__,, ミミ ｀ﾞﾞ'''"ﾌ｀ | ｀ﾞ'''ﾌ'i 決まっておる、殿下の事じゃ。麻呂に万が一の時があれば、
〃 i l ミﾐ ／´ | ｀ｰ'´l 殿下の事をくれぐれもよろしくお願いしたい。
／ヾ.l ﾐﾐ /' | /
. /:::::',ヽヽ` / ｀ `ﾞｰ-' /
r/::::::::::',ヽヽ i:i ', /
/::::::::::::::ヽヽ＼ '"ｰ=＝=-'/
ヽ:::::::::::::::::ヾ､ ` ､ ﾞ'一''ｰ'ﾉ′
､ ＼:::::::::::::::ヽ ｀ ｰ‐-t't::i´ﾞｰ-､
.｀-､ ｀ｰ-:､::::::ヾ'､ //:::l ヽ ｀ﾞｰ- ､
_,,.. ._
,r;';;;;;;, _,..､`､
i´_,.. - ' ＿ﾞ､,ヽ
lﾞ､ ,.､ '´rﾆ，ﾞv i .
ヾ iｬ'j; ｀ i' r'~ヽ,ｰｭ: ; _ はあ、それは分かりましたが、閣下は一体何をなさるおつもりです？
ｭ'ヘ ヽ ' _, i .! .i !`ｰ┴-ﾆ`y、
,.r'´;l´::.:..ヽ, '´. / ! .l, :::.:.:.:.:.::: }' i .
_,.-'~ヽ l ::::.:.:. ｀!ｰ '" ry'`ｰi ::.:.:.::::..: l r,!
..,.-='´ `､ﾞ､,l ::::.:.:.:. l .`t-r' i ::.:.:.::.:.:: l ﾘ !
/ ｀ヽ, ヽ l :::::.:.:. .i 冫l '",i .:::.:.:..:.:. l , i,
.,rｰ'ｭ、 ﾞ, _, -=' ﾄ-t_ :.:. ＼_⊥-' :.::.:.:.,..._,./ ,7 `;t
. ,ﾍ.! i^,.｀i /' ~ . loj :.:~`rｰ '"~ ￣￣l oj l ;' l .
ヾ､｣y' _r' ´ .i´､:.:.:∫::.:.:.:.:. .:. :.: , ｀´ `t ..,_ !
. `7,' ´ _,l._ ` ! :.:::.:.:.:. :. :.:. :.:. :.:.: { l, ` `i
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- 172 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:33:57 ID:hYftkAEM
-
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/ヽ､|:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:､;_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i
/ミミﾐ|:|;;;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾞｰ､_;_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;_ﾉ
/ミミミﾐ|:|ﾐゞ-､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:｀ﾞ'''''''''''''''";:|
/ミミミﾐﾐ|:|ミミミゞｰ-､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
|ﾐミミミミ|:|ミミミミ' ｀ﾞー-､;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:ｲ;;;i
|ミミミミﾐ|:|ミミミミ' ,､､､､_￣｀ﾞﾞ""´_,,､､ヾ;|
,|ミミミミミ|:|ミミミﾐ ヾ-､,,,,,) ヾ､,,ﾉ |ﾉ
|;-'､ミミミﾐ|:|ミﾐﾃ' ｰ-､､,,_ ,i丶 ,;'"|;!
|'i⌒ヾミミﾐ|:|ﾐﾞ｀ __,ﾆヽ､ｰ' 〉-‐''二__|;!
| ! r､'ヾﾐﾐﾐ|:|i ｰ=;弋ｿ,ゝ:） '､''‐弌Zﾝ'|! この国が本来進むべきであった道を取り戻す。それだけで
ヽヽ,､(ヾミﾐ|:| ｰ-‐ノ ', ｀ー' 〉 おじゃる。じゃが、麻呂は殿下を擁している身。万が一の時は、
ヽヾ ｰヾミ|:| , ' : ', i 殿下の事をお守りして欲しいでおじゃる。
ﾞゝ､__,,,ﾄミ|:| , ',. |
ヾミ| ヾi|:| ／r_,,,,､_ ﾉ､ i
.ゞ| 丶'|:| ,' i:^1 ヽ /
/i;|. |:| __,,,,,,,､,'_,,､__ ﾉ/
__,,,-‐/ 〈;| ヾ､ ´ﾞﾞﾞ'ﾆニ二ﾆﾌ' /
,r（:::::::∠, ヽ ヾ､ ﾞ⌒" /
＼ヽ:::::::::::＼ '､ ヾ､ ／
;;;;;;i,|:::::::::::::::::＼＼ ﾞｰ＝=,,､ｰ-一ﾂ´ヽ､
;;;;;;;;;ヾ::::::::::::::::::ヽ ＼ //'r'i､ヾヽﾉ |:::::＼
;;;;;;;;;;;;;;;＼:::::::::::::::ヽ ＼. ﾉﾉ ,|:|ﾍヾ＼'､ |::::::::::i｀ﾞｰ､
_.. -= ' ´ ￣ ` - .,_
,r'",,;; ,;;;; ,,;;; ,;;;;;;;;;;,,ヽ、
/ ;;;, ,, ,,,,,;;;;;;;;;;;;;; _ ;;;;;, ヽ
./;; r- ...,_＿ ,.. -y ヽ ￣`i ;;;;;;,,ヽ,
,i ;;; l / ﾉ ~l;'~ l ;;;;;;;;;; i
i ;;;; i _＿, ...、 ! ,.- ., _＿_ .v ;;;;;;;; l
!, ;; i'-,- '''ヾヽ ~`r' ー=-~` i r- ､i 分かりました。約束は必ず、果たしますよ。
ヽ､i 'rーu-,i l t'~"uー,. l,lr' ll
i, i ヽ､_,／,i ヽ, -'" ﾘ j i
i l :::. ..:::: ,/
l i_ ヽ ..:::::: r'"-.,_
i ..,_＿ ＿ _、 ::::::::: i ヾ＼~"ヽ
,._,-'"-' ~`二 '" :::::: ,y ,i ヽ,
~_.ヽ '' ..::: ,-'" i /i
_,.-=' /, ヽ、 ,.-' ,' ,r ,y l
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- 173 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:34:22 ID:hYftkAEM
-
,ゝ:;:ｌ´ i::::::::::::::::::::::::::::::::::i
'´ /l （ ヽ､::::::::::::::::::::::::::::::l
! | ヽｰ‐-‐ ｀i:::::::;;::::::::::::::::::l ああは言ったけど、おじさんもジョセフ二世陛下の事は尊敬しているし、
ｌ !:/´｀ヽ:::::::::::::| シンジ殿下の事は、心配しているんだよね。それに、公爵には世話に
ｌ ﾐ＝-‐' ,' ｌ::::::::::::/ なったし、そんな人に頼まれちゃ断れないでしょ。
ｌ i ｰ-‐'ヾ:::::::く
「 ' 〉;;;,-‐L
ヽ-┬┬ ' > .／く ＼
ゝ┴┴ ' ,／ ヽ､
ヽ_＿,,,..-‐ '´ / | ヽ-‐ '´
/ ／ fＥﾐレバﾋﾞ ﾞi
{ ヒ三彡 jﾘｊ | ｌｲ `、
ヽﾐ三シ ノ儿'ヵ ｉ |ﾘi い、 从ヽ
{ﾙ彡ｼﾝノjﾉjﾉ彡'´ ､．,,,__ゝ从ゝﾐ三モヂ ﾉ
Ｖ ＞ｒ'´~二_ ,ィ,-,_､ `ゝ､ し あなたどうしたんです、せっかくの休みだというのに？
Ｖ〃ﾊ '（wﾙ`, {Ｈﾇ冫 |`ｉヽ、 {
ヽ 川..::::`:~::,': ::::￣:::: jﾘｊｲ）ﾊ） } ﾘ
＼| ,' ::: ﾉノ'´ノVﾘｒ'´
ﾞi ヽ ' ｧイ爪ﾘﾘｆ
`、 <ﾆラ / | |亅ﾊ
ヽ `'' ´ ／:::::::ﾘｊノトnい
＼ _ ‐'´::::/:::::::ィイﾘ'´ﾚﾘ
_,.．-川¨::´:::: :::_,.､-'´ |
f＾ﾞi r'乂_,.．ｔ_,,,､､ｰｆ´ｉ _,､.‐'「|
| ヽ／ / , | | | | |0 |｣ト､_
ﾉ i'´ 〃 / | | ｜ |ｰ''"´ `ヽ 、
- 174 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:34:36 ID:hYftkAEM
-
フレデリカフィルターモード。
,.r-‐''"´｀丶､､..,,,_
,r'´ゝ､ ,r'´ﾌ ,､'r￣｀ヾ､
／,ｲ`ヾｰ=彡' ,ｨﾂｲ/ ::ヾ｀ヽ,
,! ,ﾊ'´ ... . ::;_,ｨミ l
l,ｨ,,,:':::ヾ ミ､;;;,.､-─ﾞ'''ｧty､::;ｨヅ;;::j
,}｀`ﾊヽ;;;;, r'´ -─‐'´ﾞ,ノ'ソｲ'ヾ,;;〈
/:..;;;,r' ヾ､ﾘ ,か)ゞ`' ,r'｀ヽ,|トj;:ﾘ
{ｊｊ ﾊi ノｉ ,:トj ,jﾃy ,ﾊ;;ｉr'
,!.;;:::;ヽゝ'ヾ' ヽ j-‐'
{'ﾍ、,ミジゝ ｀ャソ ,! 何、ちょっとした考え事さ。それより、紅茶を一杯くれないかい？
`ゞ ﾘﾊ彳､. ｀`ｰ-､, / ブランデーをたっぷりと入れてくれ。
ﾞ,r-く,._ｲ, ヽ, ｀ー /
/ ｀丶ﾐ､_ /
,ｲ ｀ヾ,ｰ‐r一'
／ ｀¨丶-､ ｀ｲi｀ヽ､
,r'´￣ ｀ヽ､,ｲ ｀丶 / |,j､ 'j
,イ ヽ､ ＼,/ ,!j ki､,ｲ､
/ ｀, 'i ｀`ヾ<'
,r'´;:;:;:;:;:;::;:;:.:.:.: .:. ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::ヽ
/;;;;;;;;;;;;;;;:;:.: .:. .: .:.:.:.:.:.:.:.:::ﾉ
!;;;;;;;;:;:;:;:;:.:.<ｶk ,,､ｨｨ´￣ ￣ ｀`ヽ!
入;;;;;;;;;:;:;;.;.:._ ＿, イﾉﾉj ﾐ彡!;:;::.:. ヽ あなたもう今年で四十八歳なんですよ。若くはないんですから、
,ﾞ;:;:;:;:;ミヾミﾐ彡;:;:;:; j / |;:;:;:.:.:.:.. ヽ お酒は控えてください。
i.::/,jｨｲミﾆ二三彡ｨｲ/ i从从仆ﾄ､ヽ
|.:ｊ i|ｨｲ彡r''‐-､､､,,_ ヾミﾐ彡ﾍﾍi!
YｲｲﾊN ´￣ `ヽ ,r-ー- ､ヾ彡彡/
Ni 〈ｶﾘ `''=＝´ ､,＿ ,ﾍﾉソ
ヾﾄ､ i ￣` /!ﾉﾞ'
ヾjii! U 〉 /ｿ
_/iﾄ､ ｰ ' /'′
/.:/:i;li;ﾄ､ '' ﾆ二' ,ｲ
/.:.:.:.`''ｰ-､､ , ｲ L _
_/.:.:::::::::::::::::::::ヽ ＿, イ⊥:::::::::.:i
_,,､､-‐'''"´.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::|￣｀⌒ヽ⌒ヾ::::::::|
.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| , i!::::::::L_
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L_ ＿ , ィノノ:::::::::::::::.:.｀`''ｰ- ､､
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
- 175 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:34:57 ID:hYftkAEM
-
,. - '´ `''丶,
/ ,r `‐､
,' i( ﾐ二ュ､ _
i, ゞ , 斤ミﾐ ヾ ､ `‐､
i, i ! ﾘ;､'´ﾍ il lﾍ ,ｪｪ_ ヽ
i, ;;:-,´'´ ﾉ/lﾘ l ',>､・｀丶｀ヽ. フレデリカ、紅茶にはたっぷりのブランデーと決まっているんだよ。
〉'"ﾞ ｀r ‐'-ｲﾄｿｲ＞' i ＞,､ .〉 `ｬ それに今日はせっかくの休日なんだ。それくらい許してくれ。
/ ! i } l ｀´ i
,' {〉 ﾄ { ｀Y´ l
i l{ l i i ＞'"`!l
i＞ 〈i i } i l 7f./ l
( ﾞヽ､ j. i l ￣ l
∨ ｀ｭ､ j i l
>─､ ,ｨ´/ ヽ,..イ l i
／ `ヽ､,.i .l ∨ / l
i i ヾ. ﾍ ',≧ｭ､ _rl ﾘ
,ﾘ i l i .| i lゞヽ｀リ /
/,' ! ﾘ,. `'`'ﾞ'ﾞ'ヾー,ｲ /
i/ ,ﾘ 〆イソ ヾ, 〈, ‐-､ ｿ
/ ,'ゝ,'´/／ ,リ=-､ﾍ＞'"
/ / /／ ,r-,.ソ < ﾉｿ
/ , ' ／ i, {ﾍー,r'-/
/ //／ .＞' 〉ー-'"
/ /／ ＞,ィ´/ j ,ﾘ
〉＞ｬ､／ ／＞‐''"ヾ,__ソ
/ ／ .／''"
/ ,ｨ" /
l / /
!ｲ , '
／ ／
／ ／
／,.-‐､ ／
k'" .i､ /
／ ヽ､,_ /ィｭ/
l ＼ヽ＞'" ￣
`ｰ-'"
- 176 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:35:10 ID:hYftkAEM
-
_,,,,,,....
,. '".:.:.:.:.:.:.:.｀`ヽ ,. -─-､,,,
〃..:.:.:.:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.:.ヽ､ ,. '´ .. . : .: .:. :.`ヽ
〃.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ 〃. : : : : : : :ﾉﾊ .:i!.:.:.! フレデリカ 仕方ありませんね。一杯だけですよ。
〃;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:从} {.:.:ﾄ-彡三彡' !:i:!.:.:.',
{;;;;;;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉﾉﾉ! いV斤-､ ｰ-ﾘﾊ.:.:.j! 後藤さん すまないねフレデリカ。
{;:;:;j;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ミﾆﾆ彡ｿﾉ {.:.:!,r＝'. ＝ﾐ }:V'
{;:;j;:;:;:;;:;:;:;;:;:;:;:;.:Yﾊ彡'´乍'´ ヾ:j 〈 ｿﾉ}
,．く{;:{ｨｲｲ彡彡ｿﾉﾉし'ﾘ 「 ∧ ー ,.ｲ`ヽ
,．'´.:.:.:.:.:.:｀ くﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´ ,′ / ,. ィ´ ﾄ､ __,. ィ´ j! ﾄ､
,． '´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ',. ／ ／ `ヽ∧ /＼￣ ＼
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:/ ⌒ぃ「ﾞﾞ´ / 〈 ',. / ／ ヽ
.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:〈 Vl / ＼V/／ / ',
.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::;;;;`ｰ‐ '.:.:', / : : l / l
.:.:.:;;;;;;::::::::::::::::::::::::::;;;;::.:.:.:.;;.:.:.:', / : :.l ! .! !
.:.:.:::;;;;;;;;;;;;;;;:.:.::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.i / ',: ∧ _ ＿ V.:.:/ l
;;:;:;::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::::::::「7;;::！ / ⌒ヽV / ´￣￣￣￣/ 1 V !
;;;;;::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::,;;;;.:.:.::L ! ,r‐っ「￣￣￣￣|＼/ l.:.:〈 !
;;;;;;:::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::;;:;:;:::::::::::::〉 l i 〈二二二二二二二二二二ｲ `ヽ l
;;;;;;;:::::::::::::::::i::::::::::::::::,.ｲ;;;;;;;:;:::::::::! い ヽ ﾆ彡'二二二二二二二二 ﾚ ﾉﾉ__ノ
;;;;;;;;:::::::::::::::::',::;:;:;::::/;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;::::', `ー‐‐' !.:.:.:.:.:.:l:.:l:.:.:.:.:.:.:`ｰ--‐'
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::;:;:;:;::::::::::::::', l:.:.:.:.:.:.:l.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :l
- 177 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:35:47 ID:hYftkAEM
- ,．-──‐- ､
,．'´ ＼
／ _,,､-ーヽ
/ ,ィ< ゞ`,
! <ｶ ,．'´ ｀ﾐt､ ﾞi
,>､ ＿ _,,ｨ´ ヽヾ ､_ｲ!
,ｲ ,ｨｲﾊ､ ﾄ､`三ゞ､ ミ彡ij それにしても、最近は宇宙艦隊総司令部からの締め付けがきつくてね。
l/l/ ,N'ﾞ _,ィ ｀ ､__,ﾆヾｰ-､ ,r､,i〈 大変だよ。事務官の引き抜きやらなんやらはやめたみたいだけど、
l/Vﾊ, 冖ｲ `≡=､ ﾙ' / j ! その分必要物資の補給やらが、ものすごく遅れるようになってね。
`i j 'ﾞ,ｲ ,ｨｲ
ヽ ､ ゝ< / ﾉ爪ﾘ
/^(､ ￣`'ｰ=' ／ ｲ/､
/ ＼_ ＿,／ _/Y >､
_, イ´ /!｀ヽイ｀＼! ,/ |
＿,,､-ｰ<二´ (´ ￣￣｀ヽ / i j 「 ,!/ L _ ＿
／ ー-､ 丿｀ｰ----‐ｲ_/ ､」 ＿__,,､ィいヽ ヽ ￣`''ｰ-､
,/ ヽ ﾉ ｀￣つ |ヽ ! ﾞ, ￣｀`ｰ- ､ _ﾄ､
/ L ( ｀￣つ |´ ! / ヽ
. / ＿,ｲ ｀二つ | i 「にk /
/ ,ィ''"￣ ,,、ーつ _」 ! /
／, `ヽ､,_ `ヽ.
/ 〃 , .r〜ヾ; )ﾞ;
iﾞ 〃 ､__;;ｪ'′ .| i: ､',_l _,
| " 彡`ｰｪ.,ｨ ﾉ ;ﾘ il ﾐｪﾃ
ﾞ:、 ､'ｭ,ﾆ" `‐-;ﾃ‐'ﾞ '′ ﾞゝ､ｰ彳
_ﾉiﾞ, ミニ彡,ｨノ､､,,_ ,ｨﾆ"_ ｢ﾘﾉ あらあら、大変ですわね。でも、最近は優秀な人材が一人入ってきたって
|:' イ ´,ﾆr=t で:ﾝﾞ ﾚ'′ 聞いていますけど？
ﾞ! f'^;､!. ｰﾞ‐'′ ', ;'
ﾞゞ! ﾞヾ'､ﾞ .. 〉 ;'
`（i｀ｰi.、 ＿....., ,'
,)代ｌ ＼ ｀ー'ﾞ /
iﾞ(、iﾘ ` :､, ｀´ ｨ'､
/.::::`::-.､,_ `''ｰ-イ ヽ::ﾞ:ヽ、
_,/,;:::::::::::::::::::`:r─-､ｨ'''^ﾞゝﾞi, f､L,,_
-:''"::::::::'::;;::::::::::::::i'ｉ| ﾞ｢ヽ ヽ!l::| ;::::`:ｰ
::::::::::::::::::::::::'::::;;:::;i ｌ| ﾞい iﾉ::l ;:::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ ゝ､＿＿,,..､-'ﾞ.:::::'::::::::::::::
- 178 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:36:01 ID:hYftkAEM
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
後藤さん ああ、やる夫くんかい？ 彼の事務処理能力はずば抜けているよ。キャゼルヌ先輩
と良い勝負さ。おかげで、大分マシになったよ。
＿＿＿_
／ ＼
／ ─- -─＼
／──（ ）─（ ）- ＼
| （__人__） | ＿＿＿＿＿＿＿__ これはこっちでこれはあっちと・・・・・ん？ なんだおこの書類
＼ ｀ ⌒´ ,／ | | | 間違っているじゃねえかお？ 仕方ない、修正しておくお。
ノ ＼ | | |
. ／´ | | |
| ｌ | | |
ヽ -一ー_~､⌒)^),-､ |_|＿＿＿＿＿＿＿|
ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)二二二 | | |
ｶﾀ ＿＿＿＿
ｶﾀ ／ ＼
< ｀ ヽ ､ ／＼::::::::: ／ ＼ この書類はこれでOK。後はこれさえやっておけば完璧だお。
／｀ヽ､ ｀ ヽ､ (●） （●) ＼
／ ｀ヽ､／ i （__人__） ｜
｀ヽ､ ／ i i､ ｀ ⌒´ .／
ヽ ｀ヽ／ i i ヽ､￣￣￣ |
.l ｀ヽ､ i i i#｀ヽ<⌒ヽ､／ .ノ.|
..l .｀i i i####>｀ゞ_､_,,／ .|
｀ヽ､ i i／ヽ／／:::::::::｀ヽ､ |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 179 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 21:36:16 ID:ucLacqrI
- 奥さん、復帰したら？
- 180 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:36:17 ID:hYftkAEM
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
後藤さん おかげでカミナも太田も引き抜きにかかってきてね。あの二人事務仕事が
大嫌いだから、やる夫くんの評判を聞いてかなりマジに迫ってきたんだよ。
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
|::::::::::| __"'''-,,,,_,,,.-'''"""|:::::::::::|
l:::::::/.,,'-、＼ ／'＼ﾍ:::::::;l
>::::l ____＼ ﾊ ／ ／二 ヽ::::/ 長官！ やる夫を第六艦隊に配属させてください！
（<:| ---'--ヽ| | ／-'----l/ヽ
-ﾍ__| " _ _ "" u l) /
| |u ´‐--‐｀ |ｨ "'''---
--,| ﾍ ,┬┬┬┬-、 /|--,,,,,,,,,
ﾍ ＼ ￣￣￣￣￣／ /
ﾍ ＼__ " ／ /
＼ /-、 """",,＼ /
l | / ／ ヽ- |(／ヽ
! !;;, /' ／ __ ! ! ヽ !
|、 ｌ;;;;;;.. ,'/.／ ,､_) ヽ 「 |／ /
| ヽ !;;;l;;;;;;,. // ゝ二ﾉ /ヽ | ／ / いや、是非ウチの艦隊にお願いします！
!、 ,;, | '!;;;;;;;;, // ／ヽ !/ /
├ ` =､ | ヽゝ;;;;∠ 'ﾉ` ｰ┬┐_ﾆ´／ ! ﾉ
! ﾄ-ﾍ ﾊ |, ヘ;;;;;;;;,,,`ﾆ三二 ﾆ¨ ├'´|
iヽ、 ￣ ∨/ﾉ「､ 「￣ ﾞ';;;;;;;;,,,￣￣ -┬n ! |
| ';;;;三ﾆ;;;// ヽ ﾞﾞ';;;;,ﾞﾞ''ﾞﾞ / !| !
! ﾞ;;￣';;;/ ! ,. ﾞﾞ'' ／ 」´ } ! l
| ;; ;;, ト. ' r‐ ／ / r' / !
ハ ';;, ';;;, ` _ -‐ ~_／￣ // /
/ ＼;;,, ﾞ';;,､＼､_ -‐ ¨ __ -‐'´ ノ / /
ﾊ / ＼ ';;, ＼Ｙ´￣ _ - ´ /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 181 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:36:48 ID:hYftkAEM
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
後藤さん 正直、手放したくなかったんだどね。まあ第一連合艦隊司令部にはムライ中将もいるし、
シャレで、演習で勝った方にやる夫くんを配属させようとしたんだ。そしたら二人ともかなり
マジになっちゃってね。
___,,,------------,,,_
.,,／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼l..
::::::::::::::::::/'''''''''''''''___'''''''-,,,___::/
::::::::::::::/ _-"::::::::ﾊ ,,,,|::ﾊ
::::::/(<ヽ ",,-''''＼_:::ﾍ | ／ |/ いいかお前ら！ この演習絶対に負けられん！ なんとしても、勝つぞ！
:::::ﾍ （ ‐-----ﾟ- ヽ/。‐、
:::::::::ヽ_. _ "" ,,-、ヽ<
::::::::/ | ,-----,,,__ヽ-- ' |
ﾍ::::| | |-------,,,,"''--.|
|/ | | ￣""ヽ ""'/
/ ＼ | ﾍ /|
"''-,,,,二二二 //
￣￣￣￣￣""'''7-、/＼
ミ三三三三三三三:.| ＼￣ ¨¨ ―- _ r‐ｰ _,..ｨ=z.､
｀ ー‐ァ'三三ﾆ.:.:.:.! /´￣ヽ ￣ ｰ .. ／.三三三＼
/三三:::.ヽ:.:.:.| ,}ﾚ´r示f＼ ｀ヽ. ＿＿ / ﾆ三三三三ト､
/三三|三::ハ:.:.V / -┴く^ 丶 V´三三 ﾝ ! V三三三三.Vヽ- 、 勝てば天国、負ければ地獄、これほどハッキリしやすい戦いはねえ！
. ,仁三 /l:::.:.:.ト-＼V ´ __ ＼ _zﾆ三三三三三／ il { ー――-ミﾆ|三三ヽ お前ら、気合いいれていけよ！
|三ﾚ7′V.:.:.ト､{!iｶ＼ ノ __ヽ. ヽ 三三三ﾆ/ i ! ＼ ﾉ三三./
|/´ ∨:|:小z'ｰ､ ｀ ／／ -‐ﾍ ∨ ＿＿＿三三 _∠ ノ ヽ ｀ ー┬ｧ 千三三./{__
′ ヽﾄ |∧ _んｲ/ } }/´ ￣ ´ ‐ ´ ＼. {/ ﾆ三三ﾑ三｀ヽー-
_.斗‐ ＼ ｀ヽ { , / 八 ｀三 } ﾆ三三|三三 { 三三
-----――...千三三三ﾆヽ. ＼ ／/ ／ `ｰ- ..__ ,.、一＜ ＿_...z=＝ﾆ三.,ｲ ヽ. ﾆ三/三三ハ
三三三三三三三三三三:: ＼ ｀´ ／{ ／´}/ /三￣//7ーｫ ￣￣￣／ ヽ＼ ﾆ!三ﾆ/三ヽ
ヽ三三三三三三三三 三＼_.イ ヽ{ /-ｫ' 三／l:i {{ ヽ ,ｨ′ ｀ ノニ三|三ﾆ/
`＜三三三三三 三三:} }>ｧ' / 三/ !{ |:! `ｰ- ._/´ ／´ 三/三 ﾉ
｀ ＜三三 三＞'.j _ ／./{ ｲ / ヽ.l:! i:l 〈r ､ _ ノ _.. -＜三 / ＼
｀ ￣￣ヽ .三／ /´/ /ｲ 7彡' / ヾ.ヾ､ `ー ¨¨ ヽ.`ーく＿＿ ヽ/ 丶
,..z=＝! /´ ／ ／ /' /ー..､ i ＼ヽ、 ー‐ｧ ¨´ ￣ ￣
／三ﾆｨ=V ./ ／ .／ .∧ /｀ヽ:.:.:.ヽj、-- .ヽ≧z -- イ´ ヽ､
/三三/ ノﾍ{__＞ ´ .／ ／ ￣ ∨:.:.l:.:＼ | ヽ＼
/ニ三ｨｧ¨} { ／ ／ ∨:::.:.:.:｀:.:ー-.......イﾘ ヽ ＼
/三三/ ノ ヽ._. イ ／ ／⌒} / ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／/ ヽ. ＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 182 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:37:06 ID:hYftkAEM
-
/ ／ fＥﾐレバﾋﾞ ﾞi
{ ヒ三彡 jﾘｊ | ｌｲ `、
ヽﾐ三シ ノ儿'ヵ ｉ |ﾘi い、 从ヽ
{ﾙ彡ｼﾝノjﾉjﾉ彡'´ ､．,,,__ゝ从ゝﾐ三モヂ ﾉ
Ｖ ＞ｒ'´~二_ ,ィ,-,_､ `ゝ､ し
Ｖ〃ﾊ '（wﾙ`, {Ｈﾇ冫 |`ｉヽ、 { その、やる夫という事務官、どれだけ凄いんですか？
ヽ 川..::::`:~::,': ::::￣:::: jﾘｊｲ）ﾊ） } ﾘ
＼| ,' ::: ﾉノ'´ノVﾘｒ'´
ﾞi ヽ ' U ｧイ爪ﾘﾘｆ
`、 <ﾆラ / | |亅ﾊ
ヽ `'' ´ ／:::::::ﾘｊノトnい
＼ _ ‐'´::::/:::::::ィイﾘ'´ﾚﾘ
_,.．-川¨::´:::: :::_,.､-'´ |
f＾ﾞi r'乂_,.．ｔ_,,,､､ｰｆ´ｉ _,､.‐'「|
| ヽ／ / , | | | | |0 |｣ト､_
ﾉ i'´ 〃 / | | ｜ |ｰ''"´ `ヽ 、
,,､-''"´￣￣｀｀`ヽ､
,／ `-､,,＿
,/ i, ; ﾞミ三ｰ''"
/ ﾊﾊ ヽ,
i" ,/ / ,〃i/ い、 ＼ いN 聞いた話じゃ、財務省の元官僚でね。いろいろあって、第一連合艦隊で
/ ,/ ,/ノ / ,ノﾉﾊ ﾄ,、 ミ`'ー Ｖﾘ 預かることになったんだけど、財務省でも優秀な人材だったようでね。
| ﾚ' _,,､ｧﾁ-ーﾋヽ| ゞﾋs、ミヽ i うちじゃもう、人間コンピューター扱いさ。
ﾊ rﾍ ｱ' <ﾓﾃ;; ｉ' zｯ､｀i ｿ
ﾞYf iﾞ |ﾄ :i ｀｀ ｲ, ノ
いヽ ﾞ!, ,_ ;､ ,ﾀ"
`i, `r､ .._＿｀＿ ,ﾘ
ｸ',ﾍ ﾞ:､ `''ー‐'´ /ﾞ
ｲ,ﾍ ゝ＼. ￣ ／
f￣`''ー─--ﾐ''-､,,＿,,イ!‐-､､,,_
,／ ﾞi,⌒ヽz¬"ﾞヽ i
ﾄ ヾぃ ） L,,＿
- 183 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:37:23 ID:hYftkAEM
-
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後藤さん ちなみに勝ったのは太田の方だね。元々、やる夫くん自身第六艦隊に遊びに行っていたほど
仲が良かったし、何より太田のファンだったから、かなり気合いが入ったみたいなんだよ。
l::::::::::::::::::::;;;'''''''' |::::::::::::::::＼
/::::/"''''"" ／"::＼ |:::::::::::::::::::l
|:::::::＼ ／..-'" "''' ＼:::::::::::::::::::|
ゝ/__--ヽ|//￣_。￣_''''' ＼:::::::::::::| 残念だったなカミナ。
/._-'''ﾟ/ ￣ ￣￣ |::::/=＼|
| ヽ ^ 、 ＿ヽ >＼ |
| ＿＿──'''''二--" /／ノ
|、-"l l＿---'''"￣ \-/
ﾍ￣ ::::::::: 丿. |
ヽ __,,-" |
'ヽ＿＿＿___,,=="--‐‐''''"" ヽ
つ ,--l" ／""ゝ、
/ﾆ|三二三二三二三二三二｜:.:.:.:{ | l| ヽ! {z彡}.ﾘ
/二l二三二三二三二三二三ﾆ!:.:.:.:.:ヽ ! }z /
/.／,|.三二三二三二三二三二 |:.:.:.:.:.:.:.＼ 三zx_ じ/
//／_|ﾆ三二三二三二三二三二|｀ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ.__ z=―‐ ﾄ-′
/' /イ:.|三ﾆ三二三二三二三二三|三}:.:.:.:z-¨z≦´ z._ |z 畜生・・・・・・・これほど悔しい思いをしたことはねえぜ。
/:.:.:.斗ﾆ三二三二三二三A三二.|三:.／彡‐__:.:.,;:／:.:三:｀ヽ. l三
. /／ ｜三二 l二三二三ニ!∧ﾆ三l三{:.:.:}:.:-ｧ=デ'´-‐ ､:三:.:.:∧三
,′ |三二 /!ﾆ三二三二|zz:.l三.ド=三三zzヽ:.:.:{ ヽ:.:.:ハ三
l ,. z= |ﾆ三l/ハ三二三二.ﾄ､三.! ﾄ:.:｀i ｀ヾ - ｧ .z.V:.:.:{三
/／'´ |三/.| ,三!ﾆ三二|ﾆ/三トﾐ| |∧:.j '´ / ／ /-ﾐ:.:ヽz
/´ ｜./ 三三.lﾆ三二!z|.:.三:.:{ﾍ｢｀ﾊ:{ /＿ 彡' /三 ヽ:.{ ／
／ ＿ !/ 三三.A三ニﾊ |:.:.三:{二二∧_. く ､二´z彡 /三三 j:.:ﾝ'
. ／ {:.:.:.:}._| 三三z∧三|＼三三.l二二. ` ミ ＿_ ｲ ｀ヽ ／:.:.:.:.ヽ
.'イ:/ ｀j:.:.:.:.｀:ーz三../ lﾆ.| ＼三:ヽ二二 ｀ ‐＜三 '/:.:.:.:.:.::.:.
:.:./ー- ..＿ ￣ ７三三/ lz.| ＼三:.}二二z_ r:i ヽ r..‐.}:.:.:.:.:.:.ヾ､:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.ヽ、 {:.三z/ V ｀ ＜二二二z_ ｀ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 184 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:37:36 ID:hYftkAEM
-
,.r-‐''"´｀丶､､..,,,_
,r'´ゝ､ ,r'´ﾌ ,､'r￣｀ヾ､
／,ｲ`ヾｰ=彡' ,ｨﾂｲ/ ::ヾ｀ヽ,
,! ,ﾊ'´ ... . ::;_,ｨミ l
l,ｨ,,,:':::ヾ ミ､;;;,.､-─ﾞ'''ｧty､::;ｨヅ;;::j
,}｀`ﾊヽ;;;;, r'´ -─‐'´ﾞ,ノ'ソｲ'ヾ,;;〈
/:..;;;,r' ヾ､ﾘ ,か)ゞ`' ,r'｀ヽ,|トj;:ﾘ
{ｊｊ ﾊi ノｉ ,:トj ,jﾃy ,ﾊ;;ｉr'
,!.;;:::;ヽゝ'ヾ' ヽ j-‐' 今じゃ、第六艦隊の事務処理能力はかなり改善されてね。第三艦隊並みにまで
{'ﾍ、,ミジゝ ｀ャソ ,! 上がっている始末さ。ホント、彼は凄いよ。
`ゞ ﾘﾊ彳､. ｀`ｰ-､, /
ﾞ,r-く,._ｲ, ヽ, ｀ー /
/ ｀丶ﾐ､_ /
,ｲ ｀ヾ,ｰ‐r一'
／ ｀¨丶-､ ｀ｲi｀ヽ､
,r'´￣ ｀ヽ､,ｲ ｀丶 / |,j､ 'j
,イ ヽ､ ＼,/ ,!j ki､,ｲ､
/ ｀, 'i ｀`ヾ<'
／, `ヽ､,_ `ヽ.
/ 〃 , .r〜ヾ; )ﾞ;
iﾞ 〃 ､__;;ｪ'′ .| i: ､',_l _,
| " 彡`ｰｪ.,ｨ ﾉ ;ﾘ il ﾐｪﾃ
ﾞ:、 ､'ｭ,ﾆ" `‐-;ﾃ‐'ﾞ '′ ﾞゝ､ｰ彳
_ﾉiﾞ, ミニ彡,ｨノ､､,,_ ,ｨﾆ"_ ｢ﾘﾉ 良かったですね、良い人材を得られて。
|:' イ ´,ﾆr=t で:ﾝﾞ ﾚ'′
ﾞ! f'^;､!. ｰﾞ‐'′ ', ;'
ﾞゞ! ﾞヾ'､ﾞ .. 〉 ;'
`（i｀ｰi.、 ＿....., ,'
,)代ｌ ＼ ｀ー'ﾞ /
iﾞ(、iﾘ ` :､, ｀´ ｨ'､
/.::::`::-.､,_ `''ｰ-イ ヽ::ﾞ:ヽ、
_,/,;:::::::::::::::::::`:r─-､ｨ'''^ﾞゝﾞi, f､L,,_
-:''"::::::::'::;;::::::::::::::i'ｉ| ﾞ｢ヽ ヽ!l::| ;::::`:ｰ
::::::::::::::::::::::::'::::;;:::;i ｌ| ﾞい iﾉ::l ;:::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ ゝ､＿＿,,..､-'ﾞ.:::::'::::::::::::::
- 185 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:37:49 ID:hYftkAEM
- ,r ''.:.: ,ｨｲ彡'"´.:. ｀`ヽ .:.:.::::::::::::::.ヽ
/"´ . : : : : ´¨｀`: : : : :::.:.:.:.:::::::::::::::::::::::ﾞ､
〃 . : : : : : : : : : : :, : :, : : : :: :;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
〃 . : : : : : jii l l ﾄ､ ', : '; .:.:.:.:.:.:;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:',
l1 . : : : : : :jii l i ﾄﾄ､;;;;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;`､
l1: : : : : : ｨｲﾘ 川 ヽﾄ､;;;ヽヽ;;;＼｀ヾ;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ,
/ｲ: : : : ;.ｨｲｿ '､ヽｰ＝＝==-､ミﾐヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i そいつはどうかな？ むしろ、不幸な気がするよ。
〃,': :.j ｨｲ ￣二ﾆヽ ';.:.:-ﾓﾃ=`ヽ )ﾊ;;;;;,r‐ ､;:;;;;;;;j!
lﾊ｛ i j j;;', ｨてﾃﾝ.;, ｀`ﾞﾞ ￣` !;;;;ﾚｲ !;:;;;;;;;!
`ヾ从;;;;;', "ﾞ ´ ,′: ﾉl/ﾘ ) ,!;;;;;;;;!
`ヾ从;;;', ﾉ ,::. ′ﾉｿ/;;;;;;;;j!
｀ﾞﾞj! ( ｀::.:. ､_ノ;;;;;;;;;;j!
ﾉﾊ `ﾞﾞ"´ /, j;;;;;;;;;;;j!
jﾊ ｰ==＝…' / ,ﾞ ｛;;;;;;;;;j!
ﾞ､ ､ ___ ,, / .,′ ;,;,;ｯﾂ
ﾞ､ __ /_ /＿ ヾﾂ-‐…┐
/´￣ ｀¨` ー-｀ﾄ､ / .:. :.:.:.:.:::::',
//.::::', ,．‐くｿ ` ー＝ﾆ,'.::::::.! .:r‐ '''"´rｶ!.:.:: ::::::',
,ﾉ/.::::::::i ／ ,r ‐-｀y ´￣｀`y.:.::;:;;′.:l rｶ `¨ .:.:.:.:.:.:::L．-
, =‐-'´.:.:::::::::::::ﾚ′ / /.: : / l/.::;;;;;;′.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
''"´ ￣ /.:.:.:.:::::::/ . : :/ /.:::;;;;;′.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ .:
/ .:.:.:::::::::｛ ／.:;:;;;;;/ . :. :. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .: .:
,′. .: .: .:. :.`ｰ--------‐ '´ .: .: .:.:.:.:.:.:.:. . :.: .:.
/ ／ fＥﾐレバﾋﾞ ﾞi
{ ヒ三彡 jﾘｊ | ｌｲ `、
ヽﾐ三シ ノ儿'ヵ ｉ |ﾘi い、 从ヽ
{ﾙ彡ｼﾝノjﾉjﾉ彡'´ ､．,,,__ゝ从ゝﾐ三モヂ ﾉ どうしてです？
Ｖ ＞ｒ'´~二_ ,ィ,-,_､ `ゝ､ し
Ｖ〃ﾊ '（wﾙ`, {Ｈﾇ冫 |`ｉヽ、 {
ヽ 川..::::`:~::,': ::::￣:::: jﾘｊｲ）ﾊ） } ﾘ
＼| ,' ::: ﾉノ'´ノVﾘｒ'´
ﾞi ヽ ' ｧイ爪ﾘﾘｆ
`、 <ﾆラ / | |亅ﾊ
ヽ `'' ´ ／:::::::ﾘｊノトnい
＼ _ ‐'´::::/:::::::ィイﾘ'´ﾚﾘ
_,.．-川¨::´:::: :::_,.､-'´ |
f＾ﾞi r'乂_,.．ｔ_,,,､､ｰｆ´ｉ _,､.‐'「|
| ヽ／ / , | | | | |0 |｣ト､_
ﾉ i'´ 〃 / | | ｜ |ｰ''"´ `ヽ 、
- 186 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:38:06 ID:hYftkAEM
-
/ , ｉｉｉ ﾞ!,ヽ, ,ヽ, ゝ、.. ;;;, ﾞヽ,
iﾞ , ,! , ｉｌｉ l i., l;, i, l;;;;,`ミﾞヾ';;;, ﾞi i
!iﾞ ;' ,i ,! ,/!,i,iﾊﾄ, i, !! |i', ﾞi; i;;;';';,,_ミ:: ;;, ﾘ
lv',ｨ' ,;;;i 〃;/ ﾘ.ﾘl| !lﾞ:,ﾄ,ﾞ:､li;'､ i:.ﾞi;..;;;;;;;,ヾ ;;:〈
,ｨ,ｨ/ ,,;;:;;ｲ,/ｼノﾝ' ﾉ ﾞl! ﾞ'いﾐ`ﾐゝﾐゝ､ﾞ';;;;;;;;;;;;;'v;;;i
'" / ,;;-''ｼr--=､∠,,__ﾞ､ ﾞゝ,;≧-─ﾐｰi;;;;;;;;;;;;;;;;;;l 考えてもごらんよ、財務省の官僚として優秀な人材が、
iﾞiﾞ ;;ﾍ | ーt‐:ｧﾐ:｀､` ' '<"t::ﾗｰ- |;;;ﾊ;;;;;;;;;;iﾞ 精鋭とはいえ、一艦隊の事務処理を行う。有能だから
ﾞ;ﾞ､ （ ﾊ,! ｀""´' ﾞ: `' ｀ ´ ﾉ;ﾘ ,i;;;;;;ﾉ 助かっちゃいるけど、こんなのはある意味左遷だよ。
ﾞ:,ﾞ:､.ヽ,ﾐﾄ: , :. ｹﾉ./;;ｬ'′
`:､`ｰ; ,'. :::, 'ﾞﾌｰ';;lﾞ
ﾉ,;;;;ﾞﾄ `ｰ-‐'ﾞ /};;;;;;;l、
,ｨ'ｽ､;;;|`､ -‐ - ─- /,.};;;;;;;;;;｢
_｣ ゝ､;;;l ;ﾞ:、 ''''''' ,ｨﾞ 'ｸ;;;:;:;;;;｣
＿／/ `:'､ ﾞ; ﾞ' ､ ,ｨ'ﾞ ;'ク:::::::::::;`;､＿
'"／ l r‐`ｉﾞ:, `ｰ---‐''ﾞ ｢..:::::::::;ｨ^!;;;;;;;;;;;;
ﾞ! |:::::P"⌒`ヽr〜''⌒`く! ::::::::iﾟ_ノ,;;;;;;;;;;;;
| ,l:::::::| / バ ,l :::::;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ﾞ: /:::::::::ﾞi ヽﾉ l ::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,,､-''"´￣￣｀｀`ヽ､
,／ `-､,,＿
,/ i, ; ﾞミ三ｰ''"
/ ﾊﾊ ヽ,
i" ,/ / ,〃i/ い、 ＼ いN 国の為を思うならば、彼のような人材はそれこそ財務省
/ ,/ ,/ノ / ,ノﾉﾊ ﾄ,、 ミ`'ー Ｖﾘ あたりで盛大に活躍すべきなのさ。所が、彼は一身上の
| ﾚ' _,,､ｧﾁ-ーﾋヽ| ゞﾋs、ミヽ i 都合で、この後藤喜一率いる愚連隊なんぞに来たわけだ。
ﾊ rﾍ ｱ' <ﾓﾃ;; ｉ' zｯ､｀i ｿ 心底、同情するね。
ﾞYf iﾞ |ﾄ :i ｀｀ ｲ, ノ
いヽ ﾞ!, ,_ ;､ ,ﾀ"
`i, `r､ .._＿｀＿ ,ﾘ
ｸ',ﾍ ﾞ:､ `''ー‐'´ /ﾞ
ｲ,ﾍ ゝ＼. ￣ ／
f￣`''ー─--ﾐ''-､,,＿,,イ!‐-､､,,_
,／ ﾞi,⌒ヽz¬"ﾞヽ i
ﾄ ヾぃ ） L,,＿
- 187 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:38:29 ID:hYftkAEM
-
,r'´;:;:;:;:;:;::;:;:.:.:.: .:. ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::ヽ
/;;;;;;;;;;;;;;;:;:.: .:. .: .:.:.:.:.:.:.:.:::ﾉ
!;;;;;;;;:;:;:;:;:.:.<ｶk ,,､ｨｨ´￣ ￣ ｀`ヽ!
入;;;;;;;;;:;:;;.;.:._ ＿, イﾉﾉj ﾐ彡!;:;::.:. ヽ
,ﾞ;:;:;:;:;ミヾミﾐ彡;:;:;:; j / |;:;:;:.:.:.:.. ヽ
i.::/,jｨｲミﾆ二三彡ｨｲ/ i从从仆ﾄ､ヽ
|.:ｊ i|ｨｲ彡r''‐-､､､,,_ ヾミﾐ彡ﾍﾍi!
YｲｲﾊN ´￣ `ヽ ,r-ー- ､ヾ彡彡/
Ni 〈ｶﾘ `''=＝´ ､,＿ ,ﾍﾉソ そこまで卑下しなくも・・・・・・・・・
ヾﾄ､ i ￣` /!ﾉﾞ'
ヾjii! U 〉 /ｿ
_/iﾄ､ ｰ ' /'′
/.:/:i;li;ﾄ､ '' ﾆ二' ,ｲ
/.:.:.:.`''ｰ-､､ , ｲ L _
_/.:.:::::::::::::::::::::ヽ ＿, イ⊥:::::::::.:i
_,,､､-‐'''"´.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::|￣｀⌒ヽ⌒ヾ::::::::|
.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| , i!::::::::L_
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ｯ-‐…ｰ-､
, -'ﾞ. : :: :::::: :: .`ヽ
/ . : :: ::;:::::::::::::::: : ﾄ r､.,.､
{ : : ;;､厶ﾍﾍ;;､､;: : ﾞ! ﾞ! ﾞi､ >:､
ﾗ _;｢´ｾT' fﾞｾﾄ ）:: { ﾞ! !i-タ
,r‐ ﾞ! l､'; ; !､ Tﾌ:;!.._ r‐､ l, <,.イ|
/ ﾞ!;:::ﾞ! ,ニ、 /ﾞ:;（ ヽ ヽ.`ｰ'､、 ' {
/ ,〉::lﾞ ､ `ｰ' ,:'}:::{ ', ｀ヽ、 ! ,､ > だけど、真実さ。適材適所が行われない組織は滅ぶんだよ。
,' ,｣∧ヽ_`ｰ‐''ﾞ_ﾉi::::ﾄ､＿ _',__ `Fﾆノﾞ.::..`､ 正直、彼にはもっと活躍できる所で仕事をして欲しいもんだね。
_l__,,.､-''"...:::::`'| i_| i｣ l/::lｺ:.`ｰ""ニ':,￣`ﾞ';:::::::::::::::..`､
,r''" .....::. ...::::::::::::!､ ノ ,|::::::::;' .::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::::::..ﾞ:､
/ .::::::::::::::::::::::::::::::_:;;:二ニﾆ,::::,=、:::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::::. ﾞ:､
,' :::::::::::::::::::;､-ﾆ"`ｭ_ _,.､-'ﾞl, }-{ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ﾞi
,' :. ::::::::::::::/,: -'ﾆﾆｧ'￣ ＿,..l,ﾘ | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
/ ::: ::::::_;:/ ' ,､＜- ''::"::::::::::{ /::::::::::::::::;r──t─-- ､､;;;:､'ﾞ
/ ::::_;､-''ﾞ.:::!､_ ／.:::::::::::::::::::::::::::::ﾚ'ﾞ:::::::::::::::;'/ ',
,/ -''"....:::::::::::::.. ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;'.;' ',
/ .::: ..::::::::::::::::::::;;::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;' ,ﾊ i
iﾞ .:::::::::::::::::::::;､t'ﾞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;' .|; i l
ﾞ!::::::::::::::::;､-iﾞ 〉 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |.l i l
`'┬-‐''ﾞ ll ./ .:: ..::::::::::::::::::;;､-''"´￣｀ヽ::: l l l .l
| ll ﾞ:､ ::::::::::::::::::;／ ,! ､ ﾞi ／ l l- - - - ┤
─┴─-､、ll.. ﾞ:､:::::::::::::／,: ,/i ､ﾞ:､ ﾞi ｢""""""""`ヽ、
- 188 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:38:49 ID:hYftkAEM
- ＿,,.､､､､､､.,,＿
,､-'´ . : ::::::::::::::::::::ヽ;ヽ、
／ . : : :::::::::::::::::::::::::::::ﾞﾐ､::ヽ、
/ . : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::ゞ、
i ; ; ;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::lﾘゞ;;:::ゞ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉｲ,/;;;;/::;;〃i/いﾘ;;;;;;:::::`、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノﾉ,/;;;;/ノ;;/;ノﾉﾊﾉﾊw;;;:::::';
!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ,ノﾉｲノﾊﾉノﾉｲﾉヽ､ﾉﾊ;;;::::!
l;;;;;;;;r'ヽ;;;;! -─ノﾉ-ノ '´─-ヽ;;:;:;:::/ （まあ、それを公爵はやろうとしているんだろうけどね。
ﾊ;;;;;!リ〉ﾘ' r-rｪｧ'｀ ,rｪｯ !;;;;:ｿ 果たして、おじさんはどうすればいいんだろ・・・・・・）
,ﾘ;;;;;;), ヽ l /;:ノ
,/)ぃ,l:ﾘ l ,_」 /
_,.､-‐! ヾ:!､Y _＿_ /`ｰ -､＿
_,.､-‐'￣''ｰ- ､ l ＼ ヽ ー ／`ー-､＿ i`ヽ､_
｀`ヽ､_,.､-ー-‐'ヾ 〔《l ＼ ＼ ／ ＼ `ー-,l ';
ヽ、 ヽ r'､ ｀ー‐',i ,r-‐'ﾞ} l! !
.ヽ、 `､ ／.､ ＼ / 〉＼/ / ,}
ヽ ﾞl､ ヽ／､;:;:;:ﾞ:、 ＼_/_,.r' / / ｸ
`''‐-:､,_ ＾:､ ! `ー､;;ヽ､,.ｨ':;/ i / ｲr'ﾞ ＼
｀`''‐-:ﾞi ,| ｀!;:;:;:;:〉 ＿＿＿{_/ｨﾚ'ﾞ _,.､‐':
ー─- ､＿_＿ミi､ ,}:;:;:/,-‐'"￣ヽ､ヽ ヽ､￣ヽ､ ＼
`ヽ､ ＿,,..､-一''" ﾞi ｀l `ヽ,.ー-ヽ、
_,.､-‐'" | | ,ﾉー-､, ヽ
_,､-'"/ | ｲ'r
続く。
- 189 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:39:08 ID:hYftkAEM
- ∩＿＿＿∩ /)
| ノ ヽ ( i )))
/ ● ● | / / クマーと！
| ( _●_) |ﾉ /
彡､ |∪| /
／ ヽノ /´
/ﾆＹﾆヽ
(ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /) でっていうの！
(((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i)))
／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼
( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）
| `ー'´ /´
| /
解説コーナー！
/ﾆＹﾆヽ
∩＿＿＿∩ /) (ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /)
| ノ ヽ ( i ))) (((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i)))
/ ● ● | / / ／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼
| ( _●_) |ﾉ / ( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）
彡､ |∪| / | `ー'´ /´
／ ヽノ /´ | /
- 190 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:39:26 ID:hYftkAEM
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ
彡､ |∪| ､｀＼ さて、今回はブリックスにおける諸侯対策について解説
/ ＿＿ ヽノ /´> ) するクマー。
(＿＿＿） / (_／
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
/ﾆＹﾆヽ
/（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ
／::::⌒｀´⌒::::＼ 前に、諸侯らの解説をしたときに、ブリックスでは諸侯達を真綿で首を絞める
| ,-）＿＿＿（-、| ような形でつぶしていったことは、説明したと思うっていう。今回は、それを深く
| l |-┬-| l | 解説するっていう。
＼ `ー'´ ／
_, ‐'´ ＼ / `ｰ､_
/ '￣｀Y´￣｀Y´￣｀レ⌒ヽ
{ ､ ﾉ､ | _,,ﾑ,_ ﾉl
'い ヾ`ー〜'´￣__っ八 ﾉ
＼ヽ､ ー ／ ー 〉
＼｀ヽ-‐'´￣｀冖ｰ-く
- 191 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:39:42 ID:hYftkAEM
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● | そもそも、諸侯というのは領地を保有し、自立しているクマー。
| ( _●_) ミ まあ、幕藩体制下の各藩を想像してくれると、分かりやすい
彡､ |∪| | クマーよ。
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-ヽノ,､..ｿ ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/ﾆＹﾆヽ
/(●)(●)ヽ
／::::⌒｀´⌒::::＼
| ,-）＿＿＿（-、| まあ、ここいらへんのことは「やる夫が召喚されたようです」でもかなり
| l ｍj |┬-| l | 詳しくやっているから、そっちを参考にしてもいいっていう。ちなみに
＼〈＿_ﾉー'´ ／ 作者はあの作品の大ファンだっていう。
ノ ﾉ
- 192 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:40:00 ID:hYftkAEM
- ∩＿＿＿∩ /)
| ノ ヽ ( i )))
/ ● ● | / /
| ( _●_) |ﾉ / ここで重要なのは、諸侯というのは「自立している」という事クマー。
彡､ |∪| / 要するに、国に頼らず生きていく事ができるクマーよ。
／ ヽノ /´
. /ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼ まあ、それでも外交やらなんやらは無理だけどっていう。
| ,-） （-、.| それでも自前の領地を持ち、自前の軍事力を保有している
| l ヽ＿＿ ノ l | から、国王にとってはかなり厄介な存在だっていう。
＼ ｀ ⌒´ ／
- 193 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:40:17 ID:hYftkAEM
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |_ 実際「七王の乱」のように、自立する諸侯らによる反乱というのは
| ( _●_) ⊂ ｀￣＼ この七国時代に限らず頻繁に起きているクマー。だからこそ、諸侯らの
彡､ |∪| ｀￣ ノ 牙を抜き、統制する事が急務だったクマー。
／＿＿ ヽノ /￣￣
(＿＿＿） /
/ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ￣｀´￣ ＼ その諸侯対策の中でも、一番洗練されていたのが、キール三世陛下による
| ,-） （-、.| 大規模な各種政策だっていう。キール三世はブリックスを内政によって大いに
| l ＿＿＿＿ l | 向上させたんだけど、その途中でこうした諸侯への対策を実行に移したんだっていう。
＼ `ー'´ ／
- 194 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:40:39 ID:hYftkAEM
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |_
| ( _●_) ⊂ ｀￣＼ その中でも、一番凄かったのが劇中でも触れた「代理統治制度」
彡､ |∪| ｀￣ ノ だクマー。これは要するに諸侯らの領地を国家が代わりに統治
／＿＿ ヽノ /￣￣ するんだけど、その代償として国に領地からの収入の四十パーセントも
(＿＿＿） / 払わなければならないんだクマー。
/ノＹヽヽ
/（0)(0）:::ヽ
.／ ⌒｀´⌒ ::＼
| )ノ(、_, )ヽ, （::::| 当然、諸侯達はこの政策に反対したんだっていう。何しろ、収入の四割も
|.l ,;‐＝‐ヽ l :::| 国に取られるんだから、反対しない方がおかしいんだっていう。
＼ ｀ニニ´ ::::／
／｀ー---―´＼
- 195 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:40:53 ID:hYftkAEM
- __, -ー- ､__
(_,' ',_)
l ● ● l
i (_ ● _) i
ﾉ ', 所が、この政策は次第に成功を収めて行くことになるんだクマー。
/,, -ー ､ , -‐ ､ キール三世はまず、直轄領の全面的な改革を行い、それまでの
（ , -‐ '" ） 収入を大幅に上昇させたんだクマー。これにはキール三世自ら創設した
`;ー" ` ー- -ー;'" ヴェントリ制度による人材が大きな要因だったクマー。
l
| |
i i
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
(_⌒,,,,ノヽ,,,,⌒)
./ ＼Ｙﾉヽ
/ （0)(―）ヽ ｷﾘｯ
／ ⌒｀´⌒ ＼ ヴェントリ達はこぞって優秀だったし、キール三世自身も率先的に内政への
| , -） （-、.| 改革を実行していったんだっていう。そのおかげで、諸侯達の領地とは比べものに
l ヽ＿＿ ノ l | ならないほどの発展を遂げたんだっていう。
. ＼ ／
- 196 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:41:09 ID:hYftkAEM
- ∩＿
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
∩＿＿＿∩ | |
| ノ ヽ ! ! また、キール三世はトラバース法に代表されるような各種福祉・医療制度を
/ ● ● | / 創設したんだクマー。そして、これはあくまで直轄領だけにしか適応させない
| ( _●_) ミ／ にしたんだクマー。
彡､ |∪| ／
/ ＿＿ ヽノ /
(＿＿＿） /
/ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼
| ,-） （-、.|
／ l ＿＿ |
/ ∩ノ ⊃ | つまり、諸侯らの領地よりも、直轄領に住むことへのメリットを作ったんだっていう。
( ＼ ／ ＿ノ | | そして、率先的に諸侯らの領地から領民の移動を黙認し、諸侯らを貧窮に追いやった
.＼ “ ／＿＿| | んだっていう。
|＼ ／＿＿＿ ／|
| ﾉ
ヽ y /
＼ / /
/ ／
（_＿＿）_）
- 197 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:41:35 ID:hYftkAEM
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ
彡､ |∪| ､｀＼ そして、キール三世は代理統治制度のメリットを喧伝したんだクマー。
/ ＿＿ ヽノ /´> ) 確かに、代理統治制度では四割も収入が消えるけど、同時に、優秀な
(＿＿＿） / (_／ ヴェントリ達が経営を行うから、収入そのものは限りなく安定するんだクマー。
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
/ﾆＹﾆヽ
(ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /)
(((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i))) それに、ブリックスの発展に寄与したのもヴェントリ達だったし、それを見ていた
／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼ 諸侯らも、このまま収入がゼロになるよりはマシだと思ったんだっていう。そして、
( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）キール三世は、代理統治制度を受け入れていった領民にも「トラバース法」や医療制度を
| `ー'´ /´ 適応させていったんだっていう。
| /
- 198 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:42:03 ID:hYftkAEM
- ∩_＿＿_∩
| ノ ノ ＼ヽ
/ ● ● |
ミ ( _●_) ミ 最初にも言っていたけど、諸侯っていうのは自活しているんだクマー。
-(＿＿_.)─(＿＿)─ それに、税金も免除されていたから、この政策によってブリックスの
財政は大いに改善されていったクマー。元々入らなかった金が入ってくる
ようになったから、当然クマーよ。
/ﾆＹﾆヽ
/ （/)(0） ヽ
／::::⌒｀´⌒::::＼ それに、諸侯らもキール三世の政策で貧窮していたし、全部が全部儲かっていた
| ,-） （-、.| 訳でもなかったんだっていう。それどころか、代理統治制度でそれまでの収入が倍になった
| l ヽ／⌒ヽノ .| 奴もいたんだっていう。
.＼ ／ ／ ／
- 199 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:42:20 ID:hYftkAEM
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ !
/ ● ● |
| ( _●_) ミ
彡､ |∪| / .＼ こうして、ブリックスは諸侯らの力を大いにそぎ落とすことができた上に、
/ ＿＿ ヽノ / ＼ ...＼ 財政まで向上させることができたんだクマー。
(＿＿＿） / .│ ..│
│ │
/ ヽ
l..lUUU
.Ｕ
/ﾆＹﾆヽ
/（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ
／::::⌒｀´⌒:::: ＼
| ,-）＿＿＿（-、| そして、ジョセフ二世はより過激な政策をとったんだっていう。まず、諸侯軍の
| l |-┬-| l | 解体と、公平な税制度を行ったんだっていう。
＼ `ー'´ ＿／
. ／ ∩ノ ⊃ ヽ
（ ＼ ／ ＿ノ | |
..＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
- 200 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:42:33 ID:hYftkAEM
- __, -ー- ､__
(_,' ',_)
l ● ● l
i (_ ● _) i
ﾉ ', キール三世は流石に諸侯軍にまでは手を出さなかったんだけど、
/,, -ー ､ , -‐ ､ 代理統治制度などで諸侯軍は完全に形骸化していたんだクマー。
（ , -‐ '" ） だけど、これは諸侯らにとってはある種の権利であるわけだから、
`;ー" ` ー- -ー;'" 当然反発した諸侯達もいたクマー。
l l
| |
i i
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
(_⌒,,,,ノヽ,,,,⌒)
/ﾆＹﾆヽ
/(●)(●)ヽ
／::::⌒｀´⌒::::＼
| ,-）＿＿＿（-、| 中には反乱を起こした奴もいるけど、ジョセフ二世は「英雄王」と呼ばれ、
| l ｍj |┬-| l | 獅子王ラインハルト一世とも渡り合った名将でもあったっていう。それに、
＼〈＿_ﾉー'´ ／ 第一連合艦隊という精鋭もいたし、容赦無く反乱を起こした諸侯達をつぶした
ノ ﾉ んだっていう。
- 201 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:42:51 ID:hYftkAEM
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● | だけど、本音を言えば諸侯軍を解体したい諸侯達も大勢いたクマー。
| ( _●_) ミ 何しろ、代理統治制度やジョセフ二世による諸侯らへの増税なんかで、
彡､ |∪| ､｀＼＿＿ 諸侯達の財政は火の車になったクマー。
/ ＿＿ ヽノ / ＼＿＿＿）
(＿＿＿） /
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
. /ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼ ﾆﾔﾆﾔ 軍隊っていうのはいるだけでも金がかかるっていう。
| ,-） （-、.| いくら権利と言っても、そんな金食い虫を抱えるほど、
| l ヽ＿＿ ノ l | 諸侯達もマゾじゃないっていう。
＼ ｀ ⌒´ ／
- 202 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/28(木) 21:43:06 ID:hYftkAEM
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |_
| ( _●_) ⊂ ｀￣＼ それに、ブリックス正規軍は諸侯軍では越えられない壁となったほどの精鋭
彡､ |∪| ｀￣ ノ なってしまったんだクマー。その結果、諸侯達は諸侯軍の解体を受け入れた
／＿＿ ヽノ /￣￣ んだクマー。そんな連中と戦っても勝てないクマーよ。
(＿＿＿） /
/ ﾆＹﾆヽ
/ （●)(●）ヽ
／ ⌒｀´⌒＼
／ ,-） （-、＼
| l ＿＿ l | そして、その怒りが噴出しているのが、ザビ家による専横なんだっていう。
＼ ｀ ⌒´ ／ とりあえず、今回はここまでっていう。それでは次回も、
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
ゆっくり見てってくれっていう！
クマー！
/ﾆＹﾆヽ
∩＿＿＿∩ /) (ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /)
| ノ ヽ ( i ))) (((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i)))
/ ● ● | / / ／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼
| ( _●_) |ﾉ / ( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）
彡､ |∪| / | `ー'´ /´
／ ヽノ /´ | /
- 203 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 21:48:31 ID:.4jB0pbo
- 乙です
- 204 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 21:48:50 ID:YzN0tda2
- 乙したー
- 205 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 21:49:12 ID:ux80NE.s
- 乙。
ああ、折角のフラグがベキッと折れてしまった・・・。
麻呂は一体なにをするんだろう？
- 206 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 21:49:44 ID:5xNl9ySo
- 乙っした
- 207 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 21:50:03 ID:YJ1EjpXE
- >>1乙、面白かったよー
- 208 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 21:58:29 ID:Z0zAtbgs
- 乙。
昨日と今日で全部読んでしもた。
- 209 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 23:39:57 ID:Quej2smA
- 乙ー
俺も、今日一日で全部読んでもーたよ。
続きたのしみにしておりますー。
体に気をつけてふぁいとー
- 210 ：名無しのやる夫だお：2010/01/28(木) 23:43:06 ID:HUuZ4W/I
- 乙でした！
- 211 ：名無しのやる夫だお：2010/01/29(金) 01:12:20 ID:tNkwCCHo
- 乙でした
さて麻呂、軍事クーデターの次の次善の策とは、いったいどう動くつもりだ？
- 212 ：名無しのやる夫だお：2010/01/29(金) 02:53:20 ID:EIQdDfeA
- 乙です
- 213 ：名無しのやる夫だお：2010/01/29(金) 04:53:31 ID:926FaXnA
- 乙。
やっぱり強力な常備軍がないと諸侯の権力は削げないのか。
ゲンドウも麻呂も有能だな。
やらない夫も方向性が定まったようだが、
エレメンタラーの方もなんとか上手く行ってもらいたいものだ。
- 214 ：名無しのやる夫だお：2010/01/29(金) 06:14:38 ID:IbDGOKMQ
- 乙。
>>128
＞ ∠:::::::::::::ﾄ:::::::::::::::::ヽ なるほどね、軍事優先だけが「先軍政治」で軍事による統治が
＞ ∠::::::/ﾚ|/ lﾊl二ヽﾄ､:| 「専制政治」なわけだね。君の説明は分かりやすくて為になるよ。
↑「専軍政治」の間違い？
- 215 ：名無しのやる夫だお：2010/01/29(金) 06:51:55 ID:zZzU3iCw
- 麻呂が自ら死亡フラグを立てるのが怖いなぁ
- 216 ：名無しのやる夫だお：2010/01/29(金) 14:47:56 ID:SGKaB7gw
- なるほど…戦争は事務屋で決まるというのは真であったか…
- 217 ：名無しのやる夫だお：2010/01/29(金) 17:17:46 ID:OvkBaqoU
- 一概にそれが真理でもないがな。
- 218 ：名無しのやる夫だお：2010/01/29(金) 19:43:29 ID:IQGWng3.
- しかし、排除すべきはデギンだけであって、他のザビ家は排除する必要がないような気がする
- 219 ：名無しのやる夫だお：2010/01/29(金) 20:29:20 ID:cXqpDqC2
- >>218
ギレンは王家や貴族を排除して、自分が平民の上に立つ体制を作ろうとしてるみたいだし、
「専軍政治」の信奉者ということは、ブリックスを防衛を第一とする体制からより好戦的な体制に
変えていくだろうから、シンジや麻呂とは相いれないと思う。
あと、この世界の対立軸はマクベスを中心とする専軍政治とブリタニアを中心とする貴族政治の対立と
なるのかな？
- 220 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/29(金) 20:54:28 ID:LrW1wCug
- >>214さん
ご指摘どうもありがとうございます
>>128訂正
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 要するに「先軍政治」というのは全てを軍事に優先させるわけですが、
| ｀ ⌒´ﾉ 「専制政治」というのは軍事によって政治を行う思想なのですよ。
. | } そして、それは君主を頂点とした専制政治、すなわち、軍事による
. ヽ } 専制政治だからこそ、「専軍政治」なわけです。
ヽ ノ
.> <
| |
| |
＿＿
, :'´v v v v｀ヽ
∠:::::::::::::ﾄ:::::::::::::::::ヽ なるほどね、軍事優先だけが「先軍政治」で軍事による統治が
∠::::::/ﾚ|/ lﾊl二ヽﾄ､:| 「専軍政治」なわけだね。君の説明は分かりやすくて為になるよ。
ｲ::::::|／_ヽ ‐‐ ､ Ｋ
＾'〈 '´ 〈 /ノ
（ぃ ＜ヲ /
¨ ｀ﾄ . __／!
/| |＼
＿ , / l ! |｀' ､
／ _ム⌒r―‐∧__＞ ｀＞､
/ |／ く |::::::// / ',
- 221 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 00:13:09 ID:FCClxOWw
- ラインハルトは多大なミスで戦死者多数なのに「常勝の天才」ってことは、戦闘目的は達成したのか？
それにしても、ラインハルトに甚大な被害を与えるとは大したもんだ
- 222 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 00:57:32 ID:lf8BNg6Q
- 一発ネタ 【重甲】やる夫達は昆虫パワーの戦士のようです【ビーファイター】
昆虫学者、甲斐やる夫は謎の存在と出会う。
＿＿＿
／ .u ＼ あんた一体何者なんだお？
／(（○）) (（○）)＼
/⌒)⌒)⌒. :::: （__人__） l_j :::＼ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / /／
| :::::::::::(⌒) U .| | | ／ ゝ :::::::::::/
| ノ | | | ＼ / ） /
ヽ / └ー.┘ ヽ / ／
,ゞ'⌒ヽ、
ｒヘ､_ヾx'"ゝ､>､ゝﾞヾﾐヽ
ゝ、＞ミヽゞr'⌒ﾞﾐ ;⌒)='⌒ゞ
彡＼ヽ､): :;'x:i;ｦ;ﾞ_kiﾃ,ﾐγ~
;'~V;;:. '^ｰﾉ'ヽ-:i-) ヽ わしはヨーダ。昆虫族の長老をしておる。
／ﾞ ヾﾐ>､_;;::ﾞ'ｰ-=;'ｲ'
./~ ､ ヽ.ヾ#i＞ｰi~ﾞ^,ゝ ,.r-っ'ゝ
ﾉい ﾞヾ ＼ﾆ ﾆン_,ｲ^─-^' r'~~
( i＼ ｀ゝ ｀＾￣6)~￣ﾌ j; j;^ヽ,
j ヾ､ ^|T‘ｙﾌ,ﾌrγ
,>、 ＼ |i| / ノ
∧ ~ﾞ=ｰ-っ Ｙ ///
ﾍ ＼ ／ !／ /|
| ＼＼_ (. / ／|│
〉 ＼ /.ノ |i_〈
＼_ ｒ-'＾ヾ.ヾ,~Ｔﾆ-/ /ヾヾ.ヽ,
~ﾞti-^ti'^ti'┘ / /ti'^ti^ti
老師ヨーダ
- 223 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 00:57:49 ID:lf8BNg6Q
-
,. ,,,、,ー-,,.,..,,､、_,,.,...〟., .,,,..-､
,,,..､!,,,,,,_:::: :::: ::::: ::::: ::::: ﾞ./,. ,/ﾝ''' ./
_.ｆﾞ‐''〃--::∠:,ﾞ￣ﾞ''‐､_:::: ::::'ゝ､,./:/::、 |
,!|､-::l′_,,::./......,,、::: :: .＼,, -'".∠,,,｜ |
,!!,,､､::.!'''"::./:::: ::: ` .￣:::.／,;;;;__, ﾞl .!
/,i.!,,､:.|::_,,､/-''"￣ ／::::,,::::.:::｀'/ ./
,!:: :_::!:::ｌ: :.iﾞ _＿.,. ゝ.,.,.,..,,／._/;;， 今、この地球に恐るべき災いが訪れようとしている。
/_,,.::: ::::!.: ′.,i'" ＿｀ﾞ .,, ,.,.,..／゛.::＼,, わしらはそやつらと戦い、この星を守るつもりなのじゃ。
/"::::ヽ, .ゝ /::.／,i-ｯ"..,!, ﾞ,r!: ::"゛ィ'＼,,,"゛
亅::::, --ﾐ'ｯ‐"、 'ﾞ,ﾞ゛ ,./ ..,, ..|:| "゛:: :/",゛
_..-‐―‐ィ"::ｌ .lﾞ _,..､ﾞ|´ .⌒>＜,ﾞ'´ ..,, -'" !:.!::: : ::"゛,,,＼
く､,ﾞ´｀￣⌒'''::.Ｕ,.ｨン'" l ‐" .`'-、 .. !::｝___:: :"゛::.r,,ﾞ゛"゛
｀'ｰ 、 .､.､:ｌヽ, ._ﾉ｝ . .ヽ_,..‐.-.,.ﾞ"''ｰ . /:::_У｀/ﾞ二ﾆﾆT''ｰ ,,、
｀'-､,,,|::. .￣ .,! ヽ._／. ヽ . . ／／,,,.,,, -''″ .＼
ヽ、:::. .ヽ.l´ヽ ,... . '!┬:'.／ ﾞ.Ｖ┐
｀''-､:::: :.'-、::: ::::_.. -'ﾞ,ﾒ''／ .,..., .. ..,,,,,,,.,,,.... ., ..,...___.／ /＼
ﾞ'''')'"ﾞﾞ!ご::._.／ .／ .,....,,,／￣ﾞ.〉 ｀::ﾞぐｰ--‐,'゛ .l
く,,,_,,,..-″ ._ '/ﾞ￣´,／"´ . / .::＼ .!
ｌ ｌ｀'‐､ / . ,／.. ./'-,ﾞ''ｰ.......、 .::＼ .. l
/ / .! ! . '"/. . .ﾞ´ ﾞ''-,,. .｀''､ ::ヽ .,!
'| ! | /.! ｌ ._._． . ﾞ'、 .::,! .|
_.. ､│! l/,i冖'''''''"'""゛ ...〉 .::,! . /
′ .｀゛" ｀ ﾞ .ﾞ´
＿＿_
／ ＼
／ ヽ ／ 丶
/ （●） （●） ヽ なら、共に戦おうだお！ 人間と昆虫、力を合わせて戦うんだお！
l::::⌒（__人__）⌒:::u:l
＼ |r┬-| ／
/ `ー'´ ヽ
し､ ﾄ､ﾉ
| _ l
!___/´ ヽ___l
- 224 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 00:58:03 ID:lf8BNg6Q
- __ ,__
',',ヽ､ , - ' ´ ｊ｀ヽ
',',ヽ｀ヽ､ ／ ∠ { ヽヽ､
',',ヽ ｀､ ヽ __/ i 二l 二ﾆ',ﾆ {｀ ､
',', ｀ ｀ヽ ￣｀ ´} ＿ __ ｊﾞ --i‐ ',
',ヽ 丿ヽ ﾉ∠ ´ ｀´ ｀ ´¨ヽ{ l
ヽ｀-'´／ ｀ﾞ´ヽ , -−¬ ノ｀ / , ｊ-､:i , -'´｀ッ
彡､､ l ｊ 三ﾆ≧ｒ‐ｭ､ヽノヽく´ ´ ヽ ヽ ,-‐一ﾞ, ／ ´ 人間は信用できん。わしらはわしらだけの力で戦う。
／´ヽl ヾ ｀ヽﾐﾆ=‐リ｀ﾞﾆ{{,,∠ﾆﾐ,r'´i´ﾞ7::: /´
／ ｀ヽ ',,ヽ ヽ‐=ﾌ´ヽ,__,人ｔｭｯ､升ヒﾄ､:〃
.' ヽ ヽ`ヽ｀￣ ´／´ ／/ l ヽ ヽ‐´ ﾄ､ﾆ-'´
/ ヽ ＼ ｀ - ､｀‐- ､__ , ノヽ ノ
/ ヽ ＼ ｀ヽ ￣` ｊフ, - '´
/ ', ｀ -─ '｀ヽ
/ / , ヽ ', ｀ヽ ',
/ i ', ', /| i ',
} ｀ ヽ , / | ヽ 〈ヽ ヽ| | l
::,| ヽ j i ヽ ', ｀ヽ-'´{ | |
.::| | | i ', ヽノ r-'ヶ┐
::ｊ { ! / il l|-'l´ｊ ﾉ |
- 225 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 00:58:16 ID:lf8BNg6Q
- そして、遂に、異次元からの侵略者ジャマールが地球を襲う。
＿＿
. ァ -‐‐- ､｀丶、
´_,ノ´ -‐=＝ミ、 ＼ ､ ヽ、
／ / -‐rf≠ミﾐ､ } } ､
, -‐‐…ァ′ イ ⌒ ≧込}､}ﾙﾚ' /∠厶
{ /／ -‐ ´ {=≠=ﾐミ、
＼{´ ／ ＿＿r' 〉ﾄ弋} } こおおおおおおおのおおおおおお世界をおおおおお、
-‐‐- ､ ／／, -‐ ー ／ ハ｀ーｲ 我らジャマールのモノとするのだあああああ！！！！
｀ヽ}〉 { / 厶-‐─‐‐- ､ ⌒ヽ }
∨/{ |iﾙ'´￣￣￣｀丶＼ i ,
}′ {|K⌒ヽ、＿ 〉 〉} | 厶_
.ｲ |ト､＿ ｀ヽくイ / / _≧x
｀ヽ ／ ﾉ ヽー‐-- ､__ ヽ/ / / ／ ｀ヽ
ﾏニｱ─く／{,ィ,イ_ ＞ァ＝≠ミ≧′ / // ',
}／ }.ｲ } / { {′ （￣/{ ‐-ﾄ､ rfｲ { {
/ /: | j { | / ヽ{ ＼_j ヽi } 从 }
.' /: :/ /⌒Y´{ ‐┘ _ノ 从＿／⌒ヽ /｀丶、
イ /: :/ /⌒Y⌒1 _ -‐‐- _ ノ个: :{ ｛ } ／ . -=ミ､
:ﾉ , ' : / / l └≦三三三三≧､ |: : :| ﾄi ト- ／ ヽ
／: : / / } ｀ヽ、 斗: : | |:| | / }
首領 ガオーム
___,,,,,,,,,,,,__
,,,r'''´;;;;;;.:.:.:.:.:.:.:.｀`'',,,、
,r'´;;,r:.:.:.:.:.:.,rﾍ,;;;;;;;:.:.:.:.:.:.`ヽ､
,i´;;;;;,i:.:.:.:.:.:.:,i;;;;;;;i;;;;;,,r'i,:.:.:.:.:.:i.:｀､
,i;;;;;;;;,i;.:.:.:.:.:.:,i'''''' ''｀´'''''''i,.:.:.:.:.:i.:.:`,
,i;;;;;;;;;i;.:.:.:.:.:.:.:i 蛇 i,:.:.:.:.:.i,:.:..i
,i;;;::;;;,i;;.:.:.:.:.:.:i"""''''''''''‐‐-i,:.:.:.:.:.i;,.:.:i イエス、マイロード
,i;;;::;;;,i;;.:.:.:.:.:.:i＞ ⊆⊇ ＜i,:.:.:.:.:.i;,.:.:i
,i;;;::;;;;i;;.:.;:.:.:.:.:i.> ⊂⊃ <i,:.:.:.:.:.i;,:.:i
,i;;,i:;;;;i;;;.:;;.:.:.:.:iヽ,,r''´｀'ヽ,,r‐､i,:.:.:.:.:i;,:.:i
i;;i',;;;;i;;;::;;,:.:.:.:.i ゝ i;.:.:.:.:.i;,:.i
,/,i;;;;;i,;;;:;;;.:.:.:.:i - ,/i;.:.i,.:.:i;;.:i
,i:.:i;;;;;;;i;;;;;;;;.:.:.:.:i, ,,'"/i;;i;;:.:i,:.:i.:.i,
,i:.:i,;;;;;;;;i,;;;;;;;.:.:.:.:i丶､,_,r'"l;;:./;;;;i,:.i,;;,:ヽ,i,:.iヽ
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i:.:;i;i;;;;;i;;;;;;;!,;i;;;;:.:.:.:.i,,,-‐‐'''''､,_,,,,ノ i;;;;;:.:.:.:.:ヽ,:.:.:.:`､
i,:.;;i;;;;,i;;;;;;;;ヽi;;;;;;:.:.:.:i;;;,,
傭兵軍団長 ライダー
- 226 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 00:58:42 ID:lf8BNg6Q
- , .-‐=＝＝＝＝=- .、
／,. -;ｨイ/⌒＾＾~~"''ｰ ､.＼､
r‐←/i/ ﾚ' ￣r‐- ､' , ' , ' , `ヽ.＼
／ｰ'´/ .ﾚ´ ＿`‐- ´`'‐､ ' , ' , ﾞｌi ヽ
,r/"⌒! レ' ／´￣`''‐ 、 i´ﾞヽ' , ' ｌl i、
y'- ､' , ヾ=ｰ''", ', ', ' ' ヽ ヽ､_） !! .l
_ , rr‐（ ＼' ' ' ' ' ,. ‐' ヽ ' , ﾞ!! ! !! /⌒'/｀y'⌒ト､ イエス、マイロード
､/＼ ＿＿("i´ l l !`'‐､ ヽ .r ''" |i ﾉ ' , !! ! !! ! ﾚ' ／ ノ─
"´￣ ゝ-┴r´ ヽ､.._`o､{ { ＿,,.-=キ‐´ ＿_ || | .〃 ,ｉ -─-'､イ
ﾄ ､. __! .r'"´￣｀`ヾｰ-=イf''´￣ r'´, - ､〃 ト､ ＿,,.ノ!
,r` ‐--i r'"´￣￣｀ヾ ＾ヽ. {. { ） /'` ｰ--‐'1
/ ,r'"￣~`'‐ ､ Ｎヽ_,,..=＝=:ヽ､._ｰ ﾝ / .{
ｉ { ヽ、{ ノ }ﾍ_,.. '-‐ !-┘ ）,∨ ./ l
i （ゝｰ---一'´`´ ノ〃 ./ l
. ｉ r─‐ !､.＿,,,..＿＿_ ,.ノ _ ,. ‐'´,〃.／ ,r──‐ ､. l
`''‐ ､.._ｌ l ヽ`''‐ ､ ＿ ／´／ ／ l !＿,,. -‐'
! ! ヽ ＼ ｢!''ｰ-＝==＝-ｆr´￣ ／ ／ l. {
. | | ヽ、 l.L三三三二ﾆ!i. ‐''´,. ‐'´ | !
ヽ､.＿,! | ! ┌‐-----─┐ ｉ´ | ヽ､.__,.
合成獣軍団長クロコダイル
- 227 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 00:59:07 ID:lf8BNg6Q
-
. il ,,.-‐‐;- ､
＿,,,,,､＿_,..ノi／. :: :: :: :: : ヽ. ,ｨ
＿,,,,,..-―''''￣￣. . . .:::／／ j' ./: :: :: :: :,: : ハ /i'
_,,,..-＝￣,,;;;;;::..,;;;;;;;;;;,,;,,,... . .::::／,;／ヾ/. /: :: :: :: :/: :.i ,..l`ｿ:::l､
.／"'ﾞﾞ"''""ﾞﾞ''"ﾞﾞ'''""ﾞ"'''''""'';;;;;;／;;;;;;lヾ,ilﾉ. :/: :: :: :: ::l::::::l ./>,〈:::::::i : `ヽ.
/" . ;. . :. ...,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/./;;;;;;;;l=l./ il: :: :: :: :::ll:::::::l.i/:::>ヽ:::::ﾞj `ヽ.
/ : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/.i';;;;;;;;;/::l.il"iﾐ,､､: :: :: :::||＿:::i::://´!l:::::/;;;,,,. ';;:.. 丶、
./ . . : :: :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ |;;;;;;;;;;l::::|l:ゞ｀ノ: : : r'"ﾐ・=ｨi |/,/ﾉ/:::/;;;;;;;;;;;;;,.."'' 丶.
_ i . :;:. :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l |;;;;;;;;;;;l::::ヾ´ : : : : ＼ﾐ彡'/lノノ::::/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,.. ﾞ､ イエス、マイロード。
＼ヽ. ,.ｨ. ..,| : :;;:. :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ﾞi;;;;;;ヽ:|::: li`i : : : : ,...ノｰ:´:::,イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,...
､ .丶 >/.i ／/.| :;;;:. ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,i l;;;;;;;;;;l::ll|ｮ.| : : : ./'ノ/: : ／//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,..
､_>､ ﾞ/_ |`>､ /`/ | i'`!:.. :;;;..::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l ヽ;;;;;;;l:llｯ,.| l,;,;/:::／;;/ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,.
ｰヾ､`ヽ, i´:l-ゞ､＼/ .l | lﾞ'l :;;;;,.';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ヽヽ; l'|､./.ii:ii:ii:ii:､.|;;/:／;; ／./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
`‐､_.|__,iﾐ､`ゞ.(;ゝﾄ＜| / l :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、ヽ.i_! '|. ll:ll:ll:ll|__i//::／／/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
`'､ `ﾞi;;;;｝ |ゝｰ‐',-､l :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼.＼:::| .ll:ll:ll:ll| :|/／／|´｀ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヽ､'_`､ﾉｰ-| `ｿ;;` 丶、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼. ヾ.j￣￣i_ﾉ'／;;;;;;;l /＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
`/i"i'￣ヽ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 丶､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ ￣´ ／;;;;;;;;;;;;;ﾉ ./;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
戦闘ロボット軍団長 グリーバス
- 228 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 00:59:52 ID:lf8BNg6Q
- ._ _ _
(ヽl_l_ll_l,l
ヽ ｒ
│ |
|／￣￣＼
／ ＼ ノ 冗談じゃない！ お前らの好き勝手にさせてたまるか！
| （ ●）（●）
. | ノ（ （__人__）
| ⌒ ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ＼
l/ く ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒).､ ＼
片霧やらない夫
／＞─'"￣: : : : : : : :＼∧＼: : ヽ
〆: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼l二ヽ: : ヽ
, ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ＜ﾊ: : :',
/: : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : ＼ハ: : :',
. /: : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : :i: : : : ヽ l: : :.i
/: : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : : : :.i: : /l: : : : : ﾊl: : :.! あなた達にこの世界を渡せません！
. /: :./: : : : : : i: : : : : : l: : : : : : : /l: / l ┛┗li::l : : l
/: :.,': : : : : : : l ＼: : : :li: : : : : : / l/ l:┓┏:li::l: : :l
,': : :!: : : : : : : :l ＼:.l l: : :ｌ: :/／__.....__!: : : : li:::l: : l
. i: : /ｌ: : : : : : : :l.r＝=-､ l: :/l/ イ::::::::::i /: : : : :li::l: : l
l: :/ l: : : : : : : ハ.＼::.:.:i. l:/ ヽ-- ' l: : : : li:::l: :.ﾊ
. !:/ l: : : : i: : l',. `'"゛ /// l: : : : l:l:::l: l: :.',
l/ ',: : : l:ヽl:ﾊ //// ' ,': : :/l:ハイ:l: : :ヽ
. ', ヽ: : ﾄ: : : :ヽ ,': : /: l': : : l: li: : : :',
ヽ:l: :＼: i: ヽ ─( イ: ／l: : : : :./l: l ',: : : }
}: : : : ):l: : : : ＞r - '" l:/┐| : : : / l: :l: :',: :.,'
,': : : :/: i: : ／ ﾊ| ノ／l l: : :./l: :l: :l: : : :i
/: : : :(: : :',/: :/:::::ヽﾆaﾆ彳::::::::::l l: :/ !: l.: :l: : : :l
,': : : : : : ＿,.イ::::::::::::Y⌒Y:::::::::::::l.i,ｲ‐-l: :.!: :l: : : : l
,': > ' "￣ ｌ::::::::::::::l ﾟ_ﾟ l::::::::::::::l/::l l: : l: :l ‐-､:.l
/:/ l:::::::::::::从__人::::::::::::::::::ｌ l: : :l: :l i:l
羽山ルカ
- 229 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:00:09 ID:lf8BNg6Q
- そしてやる夫達はジャマールに対向すべく、インセクトアーマーの開発に取り組む。しかし・・・・・・・
＼＼ ,-､ | |｜ !| |
＼＼ ､,､-' 弋 | |｜ || | ! .／
＿,､-' （ ! |｜ || | | ／ /￣ ~/ ＿＿ ＿＿
(_ ヽ、 | l ! || | | ／ / /_＿_./ // /
.＼ ¨''､ ヽ､,_ |｜ !| | //￣￣ / // /
ヽ、 _,､―--､,__) ! | || .| //＿＿ ＿_ / // /
＼＼.ヽ ／ ヽ＼＼ |｜ || | / / / / /._Ｍ//_Ｍ/
＼ | .f } ! | || | / / / / /
し| _ ﾉ ＼＼ | | ! ! / / / /
.ゝ____＿,､-'´ .＼ ! ! ./ / / /
＼＼ ¨¨･･，＼＼ | | / /μM/ / / ＿ ＿ ＿
＼ ＼ ；， ． し'/ ./μM/ / // // /
。 て_ ./M//M// /
て / /
〜 /M/
/＼＿＿_／＼
／ ::＼ また失敗か、このままでは人類は奴らに対向できないまま
| :| 滅んでしまう。
| ノ ヽ､ :|
| （●）, ､ （●）､.:::|
＼ ,,ノ(､_, )ヽ､,, ::／
／｀ー ｀ﾆﾆ´一''´ ＼
向井ダディ
- 230 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:00:24 ID:lf8BNg6Q
- ＿＿＿＿＿__
：／￣| ： ： .／ / # ;,; ヽ
：. ｜ ::｜ ／⌒ ;;# ,;.;::⌒ : ::::＼ ：
｜ ::｜： / -==、 ' （ ●） ..:::::| どーってことねえですお博士。それに、やる夫達が諦めたら
,― ＼ | ::::::⌒（__人__）⌒ :::::.::::| ： 人類はおしまいですお！
| ＿＿_） ::｜： ! #;;:.. l/ﾆﾆ| .::::::/
| ＿＿_） ::｜ ヽ.;;;//;;.;`ｰ‐'ｫ ..;;#:::/
| ＿＿_） ::｜ .＞;;;;::.. ..;,.;-＼
ヽ＿＿）＿／ ： / ＼ ﾊｧﾊｧ....
- 231 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:00:39 ID:lf8BNg6Q
-
そして、ジャマールに必死に抵抗するやらない夫とルカ。
／￣￣＼
／ ＼_ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }────＝三──── 、
／ ノ ＿≡三＿＿＿_ ト≦ ）
／ /´￣ ＝三￣`ー '
／ /
（ ―─ '⌒"） /
` 、＿＿＿ ノ /
_ｒ=≦ミく ヽ
⌒ヽ、 ｀ ぐヽ、 ＼
／ 、 ヽ ｀くハ ＼
′/ | l ∧ Vﾊ ヽ、
/〃{ ! l / ヽ Vﾊ .
l l ﾄﾊ │|l _」、 ｀く＼ .:.
| l l小､ ﾊｋｨ_'刋 ｝l !l l爪 .: :.
{ いrf仗ﾐﾉﾉ｀ｰ=彡ﾉハi 从〕 i .:.
＼_ﾊゝ }j |i ｌ 八J l.: .:.
ﾄハ ヽ ＿,_ 川 / 小, │ .:..
!l ＼rf;辷 ’ 丿N ´/！} j .: .:..
」l_rヘ/ ﾉ __,ィ彡イl ﾉ/ / .: .: .:.
／ニ、ヽ∨从斤く「 │l／ ′／ .: .: .:.:.
（ ｰ┐ l ﾉノ},√{ﾉ_儿ィく/／ ／￣ ヽ .: .: .:.
＿」 └'’ 八{に＞ ⌒Y〃／ l .: .: .:.:.
┌〃７′ ｰrrく孑'´,ィ介y / ∧ | .: .: .: .:.
ノ〃 / ﾉ廴r匕ﾌ乂ﾉ{〃 ハ{_ _ノ7.:. .:. .:..:.
- 232 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:00:59 ID:lf8BNg6Q
- バタン 〃 〃
, -─‐──‐-､
／ ﾟ ＼
／ ; ゜ ° ＼
l U ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l⌒ '"⌒ ヽ、 諦めねえお！ 一方的に滅ぼされてたまるかお！
|;;;;;;;;;;;;;;;;;; u. ; |ｰ ＼
. ! u. _ノ′ヽ､__ ∪ ,; ＼ ,rｰ､
ゝ｡(（-‐） ;;;;;;;;;;;)::｡ i'′⌒￣￣`￣￣￣ヾ｀ヽ ヽ
（ ヽ'"（__人___）"'__ ,ノ ヽ､_＿＿＿"_＿＿,､___ｿﾉ__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
そして、真剣に地球を守ろうとするやる夫の姿に、ヨーダは遂に心を動かされる。
__ ,__
',',ヽ､ , - ' ´ ｊ｀ヽ
',',ヽ｀ヽ､ ／ ∠ { ヽヽ､
',',ヽ ｀､ ヽ __/ i 二l 二ﾆ',ﾆ {｀ ､
',', ｀ ｀ヽ ￣｀ ´} ＿ __ ｊﾞ --i‐ ',
',ヽ 丿ヽ ﾉ∠ ´ ｀´ ｀ ´¨ヽ{ l
ヽ｀-'´／ ｀ﾞ´ヽ , -−¬ ノ｀ / , ｊ-､:i , -'´｀ッ やる夫、お主の心意気受け取った。今、お主らに昆虫パワーを授けよう。
彡､､ l ｊ 三ﾆ≧ｒ‐ｭ､ヽノヽく´ ´ ヽ ヽ ,-‐一ﾞ, ／ ´
／´ヽl ヾ ｀ヽﾐﾆ=‐リ｀ﾞﾆ{{,,∠ﾆﾐ,r'´i´ﾞ7::: /´
／ ｀ヽ ',,ヽ ヽ‐=ﾌ´ヽ,__,人ｔｭｯ､升ヒﾄ､:〃
.' ヽ ヽ`ヽ｀￣ ´／´ ／/ l ヽ ヽ‐´ ﾄ､ﾆ-'´
/ ヽ ＼ ｀ - ､｀‐- ､__ , ノヽ ノ
/ ヽ ＼ ｀ヽ ￣` ｊフ, - '´
/ ', ｀ -─ '｀ヽ
/ / , ヽ ', ｀ヽ ',
/ i ', ', /| i ',
} ｀ ヽ , / | ヽ 〈ヽ ヽ| | l
::,| ヽ j i ヽ ', ｀ヽ-'´{ | |
.::| | | i ', ヽノ r-'ヶ┐
::ｊ { ! / il l|-'l´ｊ ﾉ |
- 233 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:01:14 ID:lf8BNg6Q
- ,──--､
, ─∠´::::::::::::::::::::::｀ ､
／:::::λ /:::::::::::::::::::::::::::::.＼
./::::l:::::::| ､､,ｿｿ｀｀ヽ､＿::::::::::::＼
/::::./:::::::.|ソ,,／ゝ,,.∠´,,,,,｀､::::::::::::.＼/ヽ
!:::::|:::::::::::| 〆,,ノ´,,,,,},,,,,,,,,,,,,へ､::::::iへへ｀ゝ
!:::::|::::::::::::|,'''´／ ＞,,,,}〆─ ＼ ＼| ソソ入 無駄なあがきですね。それ以上抵抗しても意味がありませんよ。
!:::::|:::::::::::::|,,,,ﾍ／＞ﾍｿ ｨ―ヾ}ﾍｿ ｀ヽ､
!:::::|:::::::::::::|,,,,,,,Ｙ ∠} ヽﾞﾟﾞノ ヽ ｀〜 ｰ─､.／￣＼
!:::::!､:::::::::::|,,,,,,,´,,/´ ｿ＼＿＿ / ）
!:::::::丶::::::::|,,,,＿/ヽ /::::::::::::::::::｀￣| 〆,＼
!:::::::::::|:::::::.|/ z==ｰ /:::::::::::::::::::::::::::::＼ //ミミミ.＼
.!:::::::::::.|:::::::.|､. ¨ /|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ト'､ミミミミ;,＼
!:::::::＿|:::::::::|:::｀ト ､＿＿／ .|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ＼ミミミミ
丿ｿ￣ |:::::::::|＼ｆ───f＝=a::::::::::::::::::::::::::::::::::::::λ ＼ミミ
r彡. |:::::::::| !＿＿＿.{=ｭｪﾘ､＿＿__:::::::::::::::::::::::::{
i .|::::::::| ￣￣￣｀¨¨ﾞ へ,へ
! |::::::| ､ / ./
.! ＿＿|:::::| ∠￣￣￣＼ 丶､ .| |
! ／ |::::|メ ＼｀ヽ. ＿＿｀ゝ､ｿ､ ヽ
!壬 |::::| ノ⌒ミ､ ＼ ヽ 〆 ヽ＿ヽ＿
!.＿=--─┤::| ノ彡彡ミミﾐ､ ＼乂 ノ──へゝ
「 |::::|/彡彡彡彡ミミミ､ ノ彡彡彡彡ミミ､
|.|＿=--─|::::|彡彡彡彡彡ミミミﾐ /彡彡彡彡彡ミミﾞ}
ﾉ:::いミミミﾐ|::::|彡彡彡彡彡ミミミミミ ／彡彡彡彡彡彡ミﾐ}
- 234 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:01:31 ID:lf8BNg6Q
- ／＞─'"￣: : : : : : : :＼∧＼: : ヽ
〆: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼l二ヽ: : ヽ
, ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ＜ﾊ: : :',
/: : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : ＼ハ: : :',
. /: : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : :i: : : : ヽ l: : :.i
/: : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : : : :.i: : /l: : : : : ﾊl: : :.!
. /: :./: : : : : : i: : : : : : l: : : : : : : /l: / l ┛┗li::l : : l 何もしないでただ滅ぼされるよりマシです！ 私達は
/: :.,': : : : : : : l ＼: : : :li: : : : : : / l/ l:┓┏:li::l: : :l 諦めません。
,': : :!: : : : : : : :l ＼:.l l: : :ｌ: :/／__.....__!: : : : li:::l: : l
. i: : /ｌ: : : : : : : :l.r＝=-､ l: :/l/ イ::::::::::i /: : : : :li::l: : l
l: :/ l: : : : : : : ハ.＼::.:.:i. l:/ ヽ-- ' l: : : : li:::l: :.ﾊ
. !:/ l: : : : i: : l',. `'"゛ /// l: : : : l:l:::l: l: :.',
l/ ',: : : l:ヽl:ﾊ //// ' ,': : :/l:ハイ:l: : :ヽ
. ', ヽ: : ﾄ: : : :ヽ ,': : /: l': : : l: li: : : :',
ヽ:l: :＼: i: ヽ ─( イ: ／l: : : : :./l: l ',: : : }
}: : : : ):l: : : : ＞r - '" l:/┐| : : : / l: :l: :',: :.,'
,': : : :/: i: : ／ ﾊ| ノ／l l: : :./l: :l: :l: : : :i
/: : : :(: : :',/: :/:::::ヽﾆaﾆ彳::::::::::l l: :/ !: l.: :l: : : :l
,': : : : : : ＿,.イ::::::::::::Y⌒Y:::::::::::::l.i,ｲ‐-l: :.!: :l: : : : l
,': > ' "￣ ｌ::::::::::::::l ﾟ_ﾟ l::::::::::::::l/::l l: : l: :l ‐-､:.l
/:/ l:::::::::::::从__人::::::::::::::::::ｌ l: : :l: :l i:l
＿＿
／ . ＼
／._ノ三ﾆヽ、＼
| （⑪）（⑪） .｜ お前らの好き勝手にさせるかよ！
. | （__人__）.. |「ｒｰ＿＿ヽヽ
| ｀ ⌒ | .＼ ＼┌ｰｚ＿_ ┐７
. ヽ , ィ==‐､/ /￣￣乙/ ／
ヽ ﾉ⌒) ∨/ ／￣￣／|
/ (_￣__／￣`く.＿ __∠ -┘｣
| /〃 ＼ '" ＼ -┘
| ./¨＼ ＼,_ ｀`ヾ}
. 人''" ＼ ､__ ｀ ､_/ ﾉﾉ
〈 " ＼ __.ヽ ヾ､._,)'´
／,ﾊ. ヽ. ､__｀ン{ 〃
く / ∧ !､_ ｀'_,／
- 235 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:01:45 ID:lf8BNg6Q
- ／:::＿::::::::::::::＿:::::ヽ
/:／:::::::::ヽ:::::/ｌ::::::ヽ:::::＼
/:/::::::::::/ｌﾄ､::/ |ﾄ､::::::::',:::ﾄ､ヽ
＿＿ノ /::::/:::/ _,,. ┐|| |::::|::|::::ヽヽヽ
-― '''' :::::::::: イ:::::/::/ ┌_,,..¬ _」:::|::|:::::::| | |
:::::::: _,,..-‐''" ｲ::::/::/>;‐‐;､ /‐;‐‐;ｧ::|:::::::| | | 愚かな・・・・・・では、滅びの道を行きなさい！
´￣:::::::::／ /:／:::∧ゝ二 ′/ ゝﾆｲ::::|:::||::| | |
:::::::: ,ノ:::::::／:::::/::ゝｌ ／,. |:::::|:::||::| | |
´￣::::::::／ ::::::/::::/ ＼／ ‐-‐ ／|:::::|:::||::| | |
::::::::::／ /::::::/:::::l ／ ﾄ､ __.／∠ﾉ:::::ﾄ､||::| | |
::::／:::::/::::::/:::::/|／ｌ ＼|ｌ::::ｌ|:::/:::::::/ |ﾄ､ | |
/:::::::::/::::::/:::::/イ | ', ￣７::::::::/ . || | |､
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ、 _ノ ＼
／ （●） （●） ＼ ｎ
| （__人__） l^l.| | /） そうはさせねえお！
＼ ｀ ⌒´ ／| U ﾚ'/／)
γ⌒ ﾉ ／
i j ｒニ ﾉ
ヽ､ l !ヽ､_,__／
/つゝ､,! }
｛〈〈〈,ゞｿ 〈
｀￣／ ＼
／ ／´`＼ ＼
! く´ ＼ ﾍ
＼ ＼ ヽ ﾍ
(´____＿___ノ ヽ ヘ
｀￣ ￣ ∨__＿___｀)
￣￣￣´
- 236 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:02:05 ID:lf8BNg6Q
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ、 _ノ ＼
／ （●） （●） ＼ 人間と昆虫の合わさった力、しかと見るお！ 重甲！
| （__人__） | /)/）／）
＼ ⌒´ ／ 「//／／
γ⌒ ⌒￣￣'￣´ （___
i j _＿＿､＿_,ノ--ｰ'
ヽ､ l /′
/つゝ､,,! }
＼ /
＼ ＼ 丶 / / ／
＼ ＼ 丶 i | ./ / ／
ヽ ＼ ＼ 丶 i | / / ／ ／
ヽ ＼ ＼ 丶 i. | ./ / ／ ／
ヽ ＼ ＼ ヽ i. .| / / ／ ／
ヽ ＼ ＼ ヽ i | / / ／ ／
ヽ ＼ ／
＼
---‐‐‐
‐‐‐‐---
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二二二 ＝＝＝ 二二二
￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣
--------‐‐‐‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐‐‐‐-----
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／ ／ / ＼
／ ／ ／ 丶 ＼ ＼
／ ／ / / | i, 丶 ＼ ＼
／ ／ / / | i, 丶 ＼ ＼
／ ／ / / | i, 丶 ＼ ＼
／ / / | i, 丶 ＼ ＼
／ / / | i, 丶 ＼
- 237 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:02:19 ID:lf8BNg6Q
-
Ｌ.―┐┌‐_」
､＿ﾄ ｲ＿,
＿.| |＿
/ 冂 ',
/|;‐‐;|┬|;‐‐;ﾄ､ ブルービート！
| ｌ|￣￣|￣￣|ｌ|
ﾄ､l | |/
ﾄ､ | ｲ
＿ ⊥..￣Ｔ￣..|_ ＿
. ´￣| | V￣￣ｌ ﾄ､._.|._.ィ |￣￣V.| |￣ ヽ
/ : | | .| ＞.ﾄ､__|＿＿|___ ＜ | | | ｌ
F|――‐{___}.| .| / ＿＿＿＿＿__ | | | |
l――r――┘∧ //￣|｡| O |三ﾄ､ ∧ |{___}￣￣ |
ゝ. /ニｌ //| ∧. V /ｰ‐┴| O |三ｌ V ∧￣|￣ |￣
|F| /// | V ∧||￣￣Iニ}T ￣ V l. ｂ三',
- 238 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:02:33 ID:lf8BNg6Q
- 人類の科学と昆虫のパワーが一つとなった時、新たなるヒーローが誕生した！
∠ﾆ:､‐‐:ﾆ＞
| |
└‐| |‐┘ _
. ／ |￣| ＼ _. ‐''ﾞ /
, ' Ｌ._」 ', _. ‐''ﾞ _. ‐"
」 ＿＿「_|＿＿Ｌ._ _. ‐''ﾞ _. ‐ﾞ
|ｌ | ==== ====.| ｌ| _. ‐''ﾞ _.‐"
|ｌ |￣￣ | ￣￣ | ｌ| _. ‐''ﾞ _.‐" いくおジャマール！ やる夫達は、昆虫パワーの戦士、
Ｔ | Ｔ_.‐''ﾞ _.‐ﾞ
＿ ゝ |_ . ‐''ﾞ _. ‐"
／ ￣￣￣ | |__/ ＞￣/ _. ‐''"} . ‐"_
/ 三 |. | _. ‐''ﾞ /￣`ヽ_.‐''" .‐"｀Y:| |￣￣ ＼
ｌ三／￣￣ ／|| | ノ _.‐" | | | ⊥
| ,. ―／ ハ ＼ ｌ￣ | | | |(__) |三}
レ'´ {__/ _／|＿>､ /＿／―‐:､. | | ￣￣￣￣ﾌ
＼＿.| |／ ／ ＼__／三|(/)|__|＿_ﾄ､ |/￣￣￣フ
. | | ／＿＿／ ／――|(/)| 三ｌ| V | |＿_ .へ
- 239 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:02:47 ID:lf8BNg6Q
-
ビーファイターだお！
__, -ー- ､__
(_,' ',_)
l ● ● l ちょっと疲れてたから、気分転換に作ったクマー。
i (_ ● _) i もちろん公開は未定クマー。
ﾉ ',
/,, -ー ､ , -‐ ､
（ , -‐ '" ）
`;ー" ` ー- -ー;'"
l l
| |
i i
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
(_⌒,,,,ノヽ,,,,⌒)
- 240 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:22:52 ID:lf8BNg6Q
- >>221
∩＿＿＿∩ /)
| ノ ヽ ( i )))
/ ● ● | / / もちろん、戦略的にも失敗ですクマー。何しろ、ブリックス軍は防ぎ、
| ( _●_) |ﾉ / マクベス軍は攻める立場であり、占領できずに撤退していますから、
彡､ |∪| / マクベス軍は明白に敗北しましたクマー。
／ ヽノ /´
__, -ー- ､__
(_,' ',_)
l ● ● l
i (_ ● _) i
ﾉ ', だけど、それまでラインハルト一世は一度も戦に負けたことが無いんです
/,, -ー ､ , -‐ ､ クマー。ザクセン・カタリナをぶちのめし、フェルーシア、トリステインも蹴散らし、
（ , -‐ '" ）そしてとうとうブリタニアすら勝利を収めたんですクマー。
`;ー" ` ー- -ー;'"
l l
| |
i i
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
(_⌒,,,,ノヽ,,,,⌒)
- 241 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:23:22 ID:lf8BNg6Q
-
∩_＿＿_∩
| ノ ノ ＼ヽ そして、とうとうブリックスに攻め入ったんですけど、この時ジョセフ二世は
/ ● ● | これを祖国防衛戦争であることを国民に訴え、総力戦に持ち込んだんです
ミ ( _●_) ミ クマー。
-(＿＿_.)─(＿＿)─
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ そして、三ヶ月にも及んだ戦いで、三提督を敗死させ、フェルーシアと
/ ● ● |_ 密約を結んでその後背を襲わせたことで、ブリックス軍は勝利した
| ( _●_) ⊂ ｀￣＼ んですクマー。
彡､ |∪| ｀￣ ノ
／＿＿ ヽノ /￣￣
(＿＿＿） /
- 242 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:23:41 ID:lf8BNg6Q
-
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● | そして、フェルーシア軍によって、本国に攻められたマクベス軍は、
| ( _●_) ミ ロイエンタール元帥ら率いる防衛艦隊によって、辛くも防衛に成功
彡､ |∪| ､｀＼ したんですクマー。
/ ＿＿ ヽノ /´> )
(＿＿＿） / (_／
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
∩＿＿＿∩ /)
| ノ ヽ ( i ))) だけど、その結果、ロイエンタール元帥らが戦死、多くの将兵と艦隊
/ ● ● | / / を失うという事になったんですクマー。
| ( _●_) |ﾉ /
彡､ |∪| /
／ ヽノ /´
- 243 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:24:12 ID:lf8BNg6Q
-
∩_＿＿_∩ だけど、ブリックスも無傷ではすまなかったクマー。ブリックス軍も打撃を受けたし、
| ノ ノ ＼ヽ 特に名将、アレクサンドル・ビュコック提督やウランフ提督を失ったクマー。
/ ● ● |
ミ ( _●_) ミ
-(＿＿_.)─(＿＿)─
__, -ー- ､__
(_,' ',_)
l ● ● l でも、それ以上にマクベス軍は被害が多かったクマー。
i (_ ● _) i そして、第三次タルブでトリステインがマクベス軍を侮ったのも、
ﾉ ', このアムリッツァの経験があったからですクマー。
/,, -ー ､ , -‐ ､
（ , -‐ '" ）
`;ー" ` ー- -ー;'"
l l
| |
i i
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
(_⌒,,,,ノヽ,,,,⌒)
- 244 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 01:24:42 ID:lf8BNg6Q
-
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ 所で、こいつは質問ですけど、このアムリッツァ戦役、外伝としてやろうか
/⌒) ● ● | 考え中なんですクマー。もし、見たいという人がいたら、制作に入りたいと
/ / ( _●_) ミ 思いますクマー。今日はとりあえず、ここまでにしておきますクマー
.（ ヽ |∪| ､＼
＼ ヽノ /´> )
/ / (_／
/ ／⌒ヽ ⌒ヽ
（ ） ）
- 245 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 01:38:52 ID:VHwDcmuU
- あえて言おう、本編の先が気になると・・・
- 246 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 01:43:08 ID:FCClxOWw
- 同じく本編の続きを希望
まだ話そのものが大きく動いてないし
- 247 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 01:57:00 ID:PzGqznHE
- 同じく本編が見たい
過去の歴史よりやらない夫たちの歴史に期待
- 248 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 02:11:03 ID:bl8iJl5Y
- どうでもいいが、クロコダイルじゃなくて、クロコダインだ
- 249 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 02:14:48 ID:Uf0WBdF6
- 乙
うん、本編進めたほうがいいよね
特に麻呂が動き始めたところだし、テンポ悪くなるよ
- 250 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 02:37:20 ID:WlCMUOGw
- そういや、マクベスにもオーベルシュタインとかロイエンタールとかいたんだよな。
ビュコックやウランフとかと合わせて、
歴史家やらない夫がこいつらをどう評価してるのかちょっと興味があるな。
特に原作通りの役どころと考えていいなら、
オーベルとロイエンなんかはかなり灰汁が強そうだしな。
- 251 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 04:12:21 ID:A1EpLUZk
- 番外編はとりあえず一部完とかで一息ついてからかな
それまでチクチクと制作しといて本編進行には影響ない感じで投下がいいかと
- 252 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 08:08:14 ID:SAf0GYlA
- 乙
このスレ見てると設定本が何故人気が出てから出版されるのかがよくわかるわ
- 253 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 12:47:41 ID:eMLEREGc
- 乙
本編が・・・本編が読みたいです・・・。
- 254 ：名無しのやる夫だお：2010/01/30(土) 13:06:02 ID:izOQWxvE
- 乙〜
とりあえず今はまだない夫の授業で匂わせる程度で本編を進めてほしいかな。
- 255 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/01/30(土) 13:34:38 ID:lf8BNg6Q
- 皆様ご意見ありがとうございます。それでは当分の間、本編を勧めさせて頂きます。
- 256 ：名無しのやる夫だお：2010/01/31(日) 23:46:39 ID:BLHEQlD6
- 次の投下はいつごろでしょうか？
- 257 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 14:46:47 ID:ZGSTE5Ho
- 乙です！
次の投下はいつごろですか！
続きが気になってしょうがないです
- 258 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/01(月) 15:10:25 ID:XJzLqxJk
- 作者です。上手くいけば、明日の午後六時に投下したいと思ってます。
- 259 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 15:21:34 ID:rlRieObg
- 了
- 260 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 17:01:54 ID:SwEnY81s
- 見
- 261 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 17:15:03 ID:afyby0Qc
- 学
- 262 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 18:07:46 ID:1tgK4bg2
- 会
- 263 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 18:10:00 ID:LbudrKBE
- 員
- 264 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 21:20:11 ID:a1aVOMIQ
- 退
- 265 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 21:23:30 ID:Lf.QEKF.
- 団
- 266 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 21:45:41 ID:trRxATJE
- 記
- 267 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 22:36:23 ID:WoGFvIVE
- 者
- 268 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 23:08:17 ID:sE0iZOag
- 会
- 269 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 23:37:22 ID:R1b0mN7g
- 見
- 270 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 23:53:00 ID:2Ijua3is
- 学
- 271 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 23:53:42 ID:ubUosmac
- そろそろ止めよう。
- 272 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 03:35:11 ID:49QiQOc.
- 予定通り、本日午後六時に公開します。
- 273 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 17:58:26 ID:39bD0Zdk
- 待機支援！
- 274 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:00:13 ID:49QiQOc.
- それでは投下します。
- 275 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:00:30 ID:49QiQOc.
- 第七話 王者の血脈中編その一
前編が始まる前日。
ブリックス王宮 ニュービックベン
i
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ﾉ..λ
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| |γ⌒ヽ| |ll|
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i i i i | |;|,|,|,|,|,|,| |ll|
ムi ムi ムi ムi i?B?B?B?Bill|
Ｉ.Ｉﾑ,＿_,Ｉ.Ｉﾑ Ｉ.Ｉﾑ,＿_.I.I ﾑ | |'i'i'i'i'i'i'i'| |ll|
|l,|I/ i＾i |l,|I| |l,|I/ i^i |l,|Ｉ;| | |;|,|,|,|,|,|,| |ll|
|_,!__i山i.!_|l.| _ _ ＿|_,!__i山i.!_|l;| ﾑ i?B?B?B?Bill|
i .i i | i"ﾞ∩ﾞ" i |/;;||;;||;;;| i"ﾞ∩ﾞ"i |ll|.l l.i;;_l_l_!______| |'i'i'i'i'i'i'i'| |ll|
|ｰ―||ｰ―||ｰ―|| i__:;ｌ」;:_,!.|凸凸凸| i__;ｌ」;:_,! |;;,|)))))|;||;;;;;;;;;;;;| |;|,|,|,|,|,|,| |ll|
|=ﾍ=||=ﾍ=||=ﾍ=|I?B:冊:_?B|?B?B?BI?B:冊:_?B|-]]]]]];||=∧=.ロⅢⅢⅢロ|i
| ∩ || ∩ || ∩ || ｉⅢi : | iii iii iii..| ｉⅢi : | .|:|:|:|:|;||'~|;;| | | | | | :| |ll|
|,.ｌ｣,,;||,.ｌ｣,,;||,.ｌ｣,,;||＿|Ⅲ|__:_| lll lll lll..|＿|Ⅲ|__:_| .|:|:|:|:|;||l_.ｌ｣;__|_| | | |_;| |ll|
Ｉ.[iii].,ＩＩ.[iii],ＩＩ[iii]_I?B._冊_.?B|?B?B?B.I?B:冊:_?BIIIllliiiiiii||iニニ[.二二二二]:|;.／
| Ⅱ || ∩ || Ⅱ || ｉⅢi : | iii iii iii..| ｉⅢi : | |:|:ｌ:l:i_.!＿iii_ .| | | | | :| |／／_
|_Ⅱ_||_Ⅱ_||_Ⅱ_||＿|Ⅲ|__:_| lll lll lll..|＿|Ⅲ|__:_|_|,|,ｌ,l,i_,l| l￣i__| | | ／／i|
|_門_ｌ|_門_ｌ|_門_ｌ|__!_而___!_|ΠΠΠ|__!_而___!_|__,;:--ｰ--------- ／／i|／
￣￣￣i,i￣￣￣￣;;;￣￣￣:;￣￣￣:;￣￣:´|;;'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／／i|／
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' ' ' ' ／／i|／
- 276 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:00:45 ID:49QiQOc.
- rー-y､,＿＿
| / ／"::::::::::::::::::`'--''ｰ''"::-、＿
ー-=ﾘ|_ry':::::::::::::::;::r::'"⌒`ー-:::'^ヽ＼ `j
､r'7:::::::T|l:;:::／'"￣::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼;::ヽ,
／ノ::::ｌ::::／-'ｿ:::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾘ,
/ﾊ/:::/::ﾘ'"７'":::::::::／::::/::::ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,
/:::/::::ﾊ/:::::／:::/:::／/／ |::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::L,
/:::/:::::::/:::::/ﾊ/:／-/ー-､,|::ｌ::::;:::::::ﾘ,ﾊ:ｌ:::::::::::::::::::ヽ,_
ｌ:::/::::/ハr'⌒ﾘ|' ､_,､r-､ ｌﾊ:::ﾘ::::ｌ'|__ﾄ_|::::::::::::::r,ヽ,￣ 遠方から良く来てくれたわね。私がこのブリックスの女王
ｌ/:::::::/:::::'ｉ（' j ｌ ‘ ﾋ,'ﾂ '! |ハ/ ' T ｌ;:::::|:::|:::ﾊ:| ` アスカよ。
ノ:::::::/::::::::::＼_,; `”' ' '-=ｰ,y 〉::ｌ::ﾊ:ｌ '
/:::::::/:::::::::::/::::ｉﾊ,__ ,ｊ `／ﾊ/ ,ﾘ
/:::::::::/::::::__;:ﾉ:::::::ﾘ|_j'| |` ,､,'" /ﾘ::::ｌ::|,
/::::::::::::ﾉ::::::|ｰ|:::::::::;;;;| |ヽ, ヽ,_／ ／ ー-'<⌒`'ー-
//:::::::::::;;i::::::::i |:::r-yri j_, ＼ _,､,rイ`- ､, |
ﾉ/::::::::::::;::::::___:r ,ﾚ' ,/ ,! | '`ヽ, `'"| `ヽ ヽ |
ｌﾊ::::::::::::i:::::::!､)`i ' | ＼ ／￣.| ,〉 |
{:::::::::::::i::::::::;/`'ヽ ヽ,ｰ-,_ ＼ ｌ / ｌ
,ノ:::::::::::::i::::::::/_＿__＼ `i `'=rー-y'ー'r<,___ ＼
/ﾊ:::::::::::i::::/~/ ￣'＼ | ヾ`￣'ｰﾗ`yー''" ヽ
ｌ:::::::::::i:::::ﾄ,| ｌ ｌ ＼,/ /^ヽ＼、 ｌ
|::::::::::ｌ:::::;/ | | ヽﾍ, ヽｌ' ヽ |
ｌ:::::::::ｉ::::::ヽ, ｌ ﾄ､, ヽ ' | ｉ
- 277 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:01:01 ID:49QiQOc.
-
-─┐ r─-- ､
／ └─┘ ＼
-‐〈 ｀ヽ、 ノ 〉､
／.:／｀ｰ' -‐ ￣￣￣ ‐- ｿ└'´＼
／.:. く ｀ヽ／ _.. -‐ ￣ ‐- ._ ＼,ノ く_ 、
/／rｰ┘ ／ ／ r勹⌒ｰ'^ヽ､__ ＼ ＼ ｀ヽ
／.:.:.:.:| ｀Ｙ ／r'⌒ｰ'′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 乙_ ＼ Ｙ´ ﾄ､
. /く￣￣￣￣7ん'´.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:（.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀廴K￣￣￣￣ﾌ お招き頂きありがとうございます。女王陛下。
/:,ｲ:.ヽ、 ／ |、.:.:. /.:.:,ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:＼ヽ.:.:.:.:. ﾊ.:.: | ヽ、 ,ｲ
ﾚ'│.:.:.:＼_/ | ＼.:.|.:./.:ｌ{、.:..:.:.:.:.:.:.:ヽ斗┬-ﾄ､ | ＼_ノ: |
l.:./ ﾉ / |.:. /｀|┼-ﾘL､.:.:.:.:､_／.:/| /:.: |:.:ヽ ＿_」 ＼|
∨ ＼|￣＼jr=云ﾁ≧x､.:.:{＼.:.:.:.:.}y≦ﾃ云ｭ_ﾚﾍ ヽ／:!
ﾉL＿」ｲ{´ ﾄ､__,小V }.:.:.:仆､__,ｲ ｀}ﾄﾉ.:L＿」.:.:.:.'､
／.:.:.|.:.:.:.:.:|ヽ 弋zｯﾉ ﾚ'}ノ弋zｯﾉ ﾉ ﾘ.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:＼
＿／.:.:.:.:. |.:.:.:.:.ﾍ、 ｰ一 ｰ一 ｲ.:.:.:.:.: |.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
r'´／.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:ﾊ ／/／/／ ' ／／/／/ 从.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ､_
／ /.:.:.:.:.: .:.:.:. :.|.:.:.:.:.:.:人 ,ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} ＼
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／.:. ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.厶＿∠ -‐く_〈__/l ﾄ､_〉_ノ‐- ＿_rヘ、:.:.:.: .:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:＼
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. !:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ll:.:.:!-‐ '､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ¨ヽ:.:.:トヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
. ';.:.:.:!:.l:.:.:.:.:.:.:.:.l´';.:! ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ ＼! ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
|:.:/!∧:.:.:.:.:.:.:.| ';|. -― ＼:.ﾄ､:.:.:.:.:.:.:ﾍ―- ヾ､:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:. 恐縮です陛下。
l:/ ﾊ:.:.';.:.:.:.:.:.:.', ≡三三 ヾ､`ヽ､:.:.:.:.!三三ミ |:.:.:.:.:/､:.:.:.:.:. （なんかルイズと同じ匂いがする）
/ ';.:.:ﾄ､:.:.:.:',ﾍ :::::::::::::::: ＼:.|::::::::::::::: /:.:.:, '‐､ Y:.:/
. ';:.| ＼:.:',ヾ、 ′ ヾ /:.:／} /:.:.{
ﾘ ヽヽﾍ ヽ､ /／ ノ ,ｲ:ハ!
｀| ｀` ´ /ｰ- ':.:/ﾘ
ヽ､ ｧ--‐ ､＿＿＿, ／:.:.〃:/
';.:i_丶､ ヽ､ ＿＿＿_＿ﾉ_ ... ∠:.:.:_/i／
r '' ¨￣ ` ヽ:.:` t- ...__-,, - U¨ ¨ヽ
l `ヽ ヽ-‐ ''て( {
- 278 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:01:14 ID:49QiQOc.
- ,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i!
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤ 本日は良く来てくださいましたな。ルイズ・フランソワーズ嬢。
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_ ラ・ヴァリエール公爵はお元気ですかな。
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ!
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,. -─── ､
／／ ／ ｀ヽ
／.:./ / / .:. / ＼
/ .:.:./ / ,斗-- ､:{:. .:. ヽ ヽ
/ /: ｲ´l .:|l.:.:∧:|.:.:.: .:斗ｰ ',
l ..:.:|:.:. | ィチ才ﾐヾヽ.:.:.:/厶.: / .: 〉 はい、健康そのものです。
l.:.:.:.!:.: ∨ }:ﾍ.ﾘ ﾉ／仟ﾃk';.:./ｨ/
ﾉ.:.::人:. ヽ ゝ-' ﾄ;'ｿ/／!
／.:.／.:.:.ヽ:. ﾍ ｀ ｀ |:.: |
／.:.／.:.:.:.::.ﾉ.:}:. ', __ ,:. |
／.:.／.:.:.:.:.:.:/.:.｜.:.:. ｌ ´ ´ ／.: |
.:.:./.:.:.:.:.:.:.:./＿ィ.:.:.:. 小 イ/:.:.:.:. ｌ
.:.〈.:.:.:.:.:.／ ./.:. }_,工,.´ｰ=〈:.:.:.:.. ヽ
:ﾉ.:.:／ /.:.:.:.: /.､ ∧￣入ヽ:.:.:.:. ＼
- 279 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:01:28 ID:49QiQOc.
- ＿
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＼ | んつ 〉 | | |// |
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ミミ ￣￣￣|||￣￣￣￣￣ 彡彡
ミミ三＼ ||| ／三三彡彡
ミ三＿二二|||二二＿三三三
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,. ィ ヽ ｲ ,.>、
／:／ ,＞≦ﾆﾆﾆﾆ'' く ｀^ヽ、
／:._ﾌ /／__,>'＾¨`'ｰ ミ. ＼ ,>、
／r‐┴ ﾐﾑｲ´ : :.!: :.!: : : : : ｀ヽ,>┴ '- ､
|ｲ:.＼:／}ヽ/: :.ｉ: :＼! : ヽ: : :!: :|ヽ:::::／
Vrイ_!_|:./`ト:!､ヽ :ヽ: イ⌒ｉヽ!_:／|
弋|:_:::|,ｨ个うﾄVヽ:.ﾊrえｉT¨ヽ!|Y八 恐縮です、宰相閣下。
／:!: :∧ Vrﾂ ' Vrﾂ ｲ: :丁: :＼
,.イ´:.／:|: : :.ﾊ ¨¨:::::::､::::::::¨¨ ∧: :.|:＼: : ヽ、
く::::{: :(: : :.|: : : 込、 ｎ , ｲ: : : :.|: : :}: : :}::::>
Yﾊ: :ヽ:.八: /: :}: :.＞ ､ ,,. イ : {: : : :八: : : : :|V
ﾌ: :.／: : : ／:/ : :ｴ/小Ｙｴ: : ∧: : : : ＼: :八
／:.／: : : :./ﾍ斗r ┴'V小/‐┴‐xﾍ: : : : : :ヽ : :＼
r‐‐ｧ‐く.: :（: : : : : :( V{ ¨L| |//: : : : : :}: : : : :＼__
} /Y 〉 rﾍ. : : : : :＼くﾊ＿＿＿＿＿__,〃: : : : :／＼: : :／∨＼
ム{: ムｲ: f,才＼: : : : : :＼! /!_ﾑﾍ､_ ﾄ､./: : : : : /:::::,.イ‐v:＼/小,_〉
|:从: :く:::::んr'}: : :}: : : : :}癶::::::介::::癶{ : : : : : {:::::厶ハ_ト､: : :.|
|: : :ヽ: ＜二´::／: : : : /| |／|.!|＼| |: : : : : :.｀¨¨ﾌ:::::::／: : /
- 280 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:02:54 ID:49QiQOc.
-
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
ワイワイガヤガヤ
∧,,∧ ∧,,∧ ∧_∧
∧∧ ∧∧(´・ω・)(´・ω・｀)(・ω・｀) ∧,,∧
( ´・ω)(ω・｀ )l Ｕ) ( つと ﾉ Ｕ Ｕ (´・ω・｀)∧_∧
｜ Ｕ ｜と ﾉ`ｕ-ｕ' `ｕ∧,,∧ ∧∧（Ｕ Ｕ) (・ω・｀)
( ´・) u-ｕ ( ´・) ( )(・｀ )`ｕ-ｕ' ｜ とﾉ
（l ) （l )（ ) ( ﾉ∧,,∧ u-ｕ
`ｕ-ｕ' `ｕ-ｕ' `ｕ-ｕ' ..`ｕ-u'( )
∧,,∧ ∧,,∧ （ )
∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧ `ｕ-ｕ'
( ´・ω) Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )
｜ Ｕ ( ´・) (・｀ ) と ﾉ
ｕ-ｕ （ ) ( ﾉu-ｕ
`ｕ-ｕ'. `ｕ-u'
- 281 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:03:10 ID:49QiQOc.
-
,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i! ところで、ルイズ嬢。ブリックスはどうですかな？
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ!
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|
|
|
|
- 282 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:03:35 ID:49QiQOc.
- / /.: / .:./ .:./..:/ `、 ＼
,′ :.: ｉ .:.j{.:.:.:.ﾊ.:.{..:jノ ヽ:＼ ＼ ヽ
. ｉ |.:.: |.:-八.:.‐{七ｊ´:{.:.:.. `ﾄ､!.:.:.:j } |
. | |.:.: | /ｧz≧=.kハ.:ヽ:.: .:j.:.j＼ﾊ.:.: .:.:/:.':j
. | |.:.: l'彳 {iﾍ j|ヾ ∨}.:.: .:.,仟≦k |j:.:.:.://∨
j !:|.:.: │` r'::ﾁﾘ j.:.／ {iﾍｲﾊ}从／ｲ 大変素晴らしい国ですわ。「繁栄」という言葉が、これほど
,′l ﾊ.:.:. | V_少 r' ﾘ /.:.:.｢ | 似つかわしい国もありませんわ。
. / :/.:ハ.:.:. ｌ ::::::::: ､ ヾ'' ,'.:.: │:!
. ／.:.:./ .:.:.:.ヽ : ! :::::::::: i.:.: |八
. ／.:.:.:.:/.:.:__,r-ﾍ .:.. ', ｢ ﾏ ｲ.:.: |:. ヽ
／.:.:.:.:.: /／ ::::::::::: i.:.:.:. ヽ丶､ ゝ ／ イ.:.:!.:.: {. :.:. ｀ー- _
.'.:.:.:.:.:..:.: / ::::::::::::::::::::|.:.:.:.:.: ＼ ＞ ‐-／⌒＼│.:.:.:.:.:. ヽ__:.:.:.:.: ｀ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:/::::::::::::::::::::::::j.:.:.:.:.:.. ＼￣／ ／⌒ ＼ .:.:.:.:.: ＼｀ヽ:.:.:.:.:. i
.:.:.:.:.:.／＼:::::::::::::::::::/.:.:.:.:.:.:.: ∨ ′ ／⌒_ヽ_ :.:.: :. ＼}:.:.:.:.:.: j
:.:.:.:.く:::: ￣＼::::::::: /:.:.:.:.:.:.:.:. l| ／ __ﾉ.:.:.:.:.:.. ヽ:.:.:. /
:.:.:.:.:/::::::::::::::::＼: / .:.:.:.:.:.:.:. l| ／ ヽ:.:.:.:.:.:.:. ｝:.:.:／
:.:.:ノ:::::::::::::::::::::: ７:.:.:.:.:.:.:.: ﾊ {⌒( } :.:.:.:.:.:.: ∧.:（ ＿
.:/:::::::::::::::::::::: ／:.:.:.:.:.: ／:厶 Y /:.:.:.:.:.:.:.:.: /::∧:.:.:.:.:.:.｀ヽ
/:::::::::::::::::::::::（:.:.:.:.:.: ／:::::::::::ﾍ. | /:.:.:.:.:.:.:.:.: /::::::::::＼:.:.:.:.:.:.:）
／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀`ヽ
／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〃: : : : : : :: : : : : : ヽ
｀`ヽ. : : : : : : : : : : : : : : ／〃: : : : :: :/:/: : : : :ﾄ､|
/. : : : : : :/ : : ::／:／ /: : : :／.://.:.:.:.:.:.:.:.| !
/. : /: : : :/: : ／:／ /: : ／ /ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:.|
/.:.:.:/.:.:.:.:./.:.イ ー--- /:.／ /イﾊ.:.:.:.ハ.:.l
／.:.:.:/.:.:.:.:./.:.:.:.:l ┯┯z= ┏┯ .:.:./ V （ホロさん達と別れてからは、偉そうに自慢してとかなんとか
￣/.:.:.:.:./.:.:.:.:. | Lりノ りノ レ'. 言ってた癖に）
/／.:.:.::/⌒ヽ::| u , |
/.::ハヽ ___ ＿ , ﾉ
,r─……┴‐- ､ 「 __ノ ／
！: : : : : : : : : : : : :＼ ､ ／
！: : : : : : : : : : : : : : :.＼｀ ー r‐く.
ﾉ. : : : : : : : : : : : : : : : : .＼ _」: : : l
/. :,. -─- ､: : : : : : : : : : : : 7: __」
ﾚ'´ ＼: : : : : : : : :/´: : : ∧
/ ＼: : : : : ！: : : /ヾ ＼
／￣￣￣｀ヽ ＼: : : ！: / l ヽ
: : : : : : : : : : : ＼ ＼: 」: ,' l ｀ヽ
: : : : : : : : : : : : : :＼ V i
- 283 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:03:52 ID:49QiQOc.
- ,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i!
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤ ほほう、それは嬉しいですな。我がブリックスは何分、トリステインよりも序列が
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_ 低い国ですから、そう言って頂ければ恐縮です。
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ!
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/ : : / . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . ､: : : :ヽ
/ : : / . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : l
/ . : :/. : : : : : : : : : : :l: :1: : : : : : : : : : : : : : : : : : ',: :.:1
./〃: /. : : /: : : : /: : : ｛:. |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : 1: :|
l/ Ⅳ{: : .:. |: :｛: :｛1: : : :ヽ:|: : : : : :l : : : : : : 1: : : : : : l: ::| 恐れ入りますわ閣下。
｛: {: : :.: |:.:.:|: :.| 1::ﾄ､: : :ヽ: :|:.:｝:|ヽ::l: l:!: :.l: : : : : : :l: ::|
Ⅵ. : :.:.|:.:十-|-|_:Lヽ: : : :､L_|:.|__l:lLi:l_: :l_: : : : : ∧: |
ﾄ､. : :|＼|ヽ1_ヽ{ ｀V: : : l 」:ﾉ__lﾉ ﾘ):〃7｀: : :/ ハ:ヽ
//|＼:|ィ≧〒ﾃ弍 }: : ノ弍〒弐ﾃチ=: : : :./:/: : l: : ＼
//: ＼: :1｀ヽ 辷ｿﾉ ﾉ／ ｀込ｿﾉ´ノ7.: : : /`ヽ: : l: : : :
ノ^Y^1 : : ', , , , , , , , , , , , , /. : : /.:.:.:.:.:.:.:`ヽ : :
ノ:.:.:.:.:l.:.:.1: : :.', ′ /: : :./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', :
(.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:1: : : ヽ rっ ／. : : /.:.:.:.::::::::::::::::::::ヽ
ヽ.:.:.:.:.l.:.:.:.1: : : : :い＞ ,. イ. : : : /.:.:.::::::::::::::::::::::::::::
ﾄ､.:.:.l.:.:.:ﾉ . : : : :ヽ1 ｀二7´ /: : : : : l.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::
|.:.:ヽ|.:./ . : : : : : ｝ ∠Vく /. : : : : : |.:.::::::::::::::::::::::::::::::/
ﾄ､.:.:.:/ . : : : : : :.八/ <☆> V: : : : : : : :|.:.:.:.:::::::::::::::::::::::/ :
|.:.:.::/ . : : : : : : :/.:.:.:V ｛ﾈ｝V: : : : : : : : :＼.:.:.:.:.:.:.::::::::::/: : :
- 284 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:04:09 ID:49QiQOc.
- / / / { ＼
ｌ ,′ / / `、 :',
| :l ! :.:.:./､ ﾉ :ヽ／､ ＼.:.:|
| '! :| :.:.ハ:.＼/{.:/ .:.:ヽ／ﾍ.:.:l ヽ :|.:.!
|/ | .:ヽ.:{ ハ.:.:{＼{.:.:.:..:.:./}.:.:.八:|.:. .:.:}.:.:.:.jV
/ :l :ｧ癶､_ ∨ヽ∧ヽ:.:/:∧/__斗z.:.:ﾊ.:.:/
/ .:| :.:.|ヾ _戈ﾐﾃｧ ∨.:./ｨrﾁﾃ_ ' /ノ.:Ⅳ{ それにしても、ブリックスのキール三世陛下は凄い御方です。この国が
/ .:.l :.:.:| ´´￣ j／ ￣｀｀ { :.: | 八 ここまでの発展を遂げたのは、一重にキール三世の功績と聞いております。
／ .:.:.:ハ :.:.:| /／/／ ' /／/／,'.::.:.:|.:.. ＼
／ .:.:.:/.:.ハ :.:.|＼ l^ーー1 .ｲ :.:.: |.:.:.:.. ＼
／ ...:.:.:.〃 .:._ﾑ :.:.V :`ﾄ ヽ ノ .＜:.:i :.:.:. |ヽ:.:.:. ヽ
/ .:.:.:.:.:.:{i.:./::::::ﾍ :.:.ヽ┴-=≧‐-‐≦こ/ :.:.:.:.:|.:.:}.:.:.:. ',
{ :.:.:.:.:.:／⌒ヽ::::_ﾍ :.:. ＼ /∨^ヽ {.: .:.:.:.{＜:.:.:.:.:.:. |
ヽ :.:.:.:.j/＾＼:::::ヽ／⌒Y' ヽ＼/／⌒＼∧ r‐､／⌒ヽ.:.:.: |
＼ :.／::::::::::::＼/ ／⌒ヽ ）.:∨¨¨¨ﾞﾏ} ヽ | /⌒＼. ＼ ﾉ
）/::::::::::::::::::::: l ／ ／＾Y :.∨＼/V::::::::YV⌒＼ ヽ. ｝:（
／.:ｌ::::::::::::::::::::::八 '⌒ヽ :.:l＼ﾊ/::::::／!:{- ､ ヽ /.:.: ヽ
／.:.:.:.:|:::::::::::::::::::/::::::＼ ′-rく :.:.|:::::Ｖ:::／:::::| ﾄ､ ヽ /.:.:.:. ヽ
／ .:.:.:.:.:∧::::::::::::／::::::::::::::＞､ ）.:.:j::::;小ﾍ:::::::::Yヾ'- ｨく.:.:.:.:.:.: ﾉ
／ミミミミミミミ川＼
／ミミミミ／＼ミ川川|/＼
／ミミミ／ ＼|/ ヽ
/三三三| |
/三三三＞ ＼ ／ <|
|三三三／ 〈＿＿__ )) ＿＿） （ほう、キール三世を知っているとは驚きだな。あの御方は他国の
|三（⌒|｜ ＼＿0> <__0/ 貴族にはあまり好かれていないのだが）
|ミ（6 |_| ／ |＼ 〉
| し ／ | |
丶| | 〈 」〉 |
｜ | ＿＿ /
｜ ＼ ー /
｜ ＼ | |
|￣￣￣￣ ＼＿＿＿/
|￣￣￣￣￣￣￣| | |￣|
| 二二二＼＿| | |_/二
二二二＿_| | |_二|
- 285 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:04:22 ID:49QiQOc.
- ＿
／ ＼ | |
／ ＼ | |
/ ＼ | |
/ | // |
/ ＿ /＿ | // |
| ＿ | ＿ / | // |
（＿＿＿）|（＿＿＿ ） | ｜ // | ・・・・・・・確かに、そうでしょうな。
|＜・＞）=（＜・＞￣| | ⌒）| // |
|_＿_／/ ＼＿＿_/ ノ 6）| // |
| | / 〉＼ | | | // |
＼ | んつ 〉 | | |// |
|/ U ＼ ｜// |
| （ ￣￣￣￣￣ ） | // |
＼ ⌒＼ ノ // |
＼＿＿＿＿ ／／ |
＿＿＿＿＿＿＿＿ノノ 彡
ミミ ￣￣￣|||￣￣￣￣￣ 彡彡
ミミ三＼ ||| ／三三彡彡
ミ三＿二二|||二二＿三三三
.::: .:::: /i |:::::!::i＼| .|::::. .!.. :. __,,,i,,,,__
.......:::: :::::: ''ﾒ-､;;;_人:';:::!＼!::::: ,.-'^|: !::／ .,.┬ ､ ｀ヽ、
:::::;::' :::::::: | | `'ｧ-､;|_ ﾚ'!::'ﾞ .:;':: /::|＿_|::::! .） i
'" .:::::::i:::: | `ｰ-‐' ﾉ､;;_ノ|::／:::::ﾉ:::;/ﾚ'r‐'ﾞ _／ （アレ？ 私不味いこと言ったかしら？）
::::::::::::::|::: i /', / ﾉ`'ｰﾉ_／レ' .|__「
:::;-''"￣￣｀`ヽ､ `''ﾞ `''ﾞ ./ :;' ┌┐
/ r'"￣ ,） ）'､ _,,,.. ､ i' :| ￣
! _,ゝ'､;／ ／.. ＼ ＼_,,.ゝ ! ',
`''";;;;;;;;;;| r'ﾞ:::::::::::. ',ヽ､,,＿＿,,. -''ﾞ `ヽ、
;;;;;;;;;;;;;;;;;i二!＞:::::::: ,! ∧,ﾍ;;;;＼;;_::::::::...... ＼
;;;;;;;;;;;;;;:-''"::::::::::::::: /／r''⌒ヽ;;;;;;;;;;;>:::::::::::::::::::. ',
;;;;;;;／::::::::::::::::::::::／;;＼! ）;;／::::::::::::::::::::: ／
- 286 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:04:36 ID:49QiQOc.
- ,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i!
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_ 確かに、キール三世陛下は名君でありました。このブリックスを変革させ、
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ 「改革王」や「国父」と呼ばれております。
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ!
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|
|
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|
＿
／ ＼ | |
／ ＼ | |
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/ ＿ /＿ | // |
| ＿ | ＿ / | // |
（＿＿＿）|（＿＿＿ ） | ｜ // | しかし、その改革は我ら貴族、諸侯らの犠牲があって成功した
|＜・＞）=（＜・＞￣| | ⌒）| // | のですよ。
|_＿_／/ ＼＿＿_/ ノ 6）| // |
| | / 〉＼ | | | // |
＼ | んつ 〉 | | |// |
|/ U ＼ ｜// |
| （ ￣￣￣￣￣ ） | // |
＼ ⌒＼ ノ // |
＼＿＿＿＿ ／／ |
＿＿＿＿＿＿＿＿ノノ 彡
ミミ ￣￣￣|||￣￣￣￣￣ 彡彡
ミミ三＼ ||| ／三三彡彡
ミ三＿二二|||二二＿三三三
- 287 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:04:54 ID:49QiQOc.
- ,. -─── ､
／／ ／ ｀ヽ ＿
／.:./ / / .:. / ＼ ／＿_ ｀ヽ
/ .:.:./ / ,斗-- ､:{:. .:. ヽ ヽ .{ （ ヽ ',
/ /: ｲ´l .:|l.:.:∧:|.:.:.: .:斗ｰ ', ゝ' ,. -ｰ' ノ
l ..:.:|:.:. | ィチ才ﾐヾヽ.:.:.:/厶.: / .: 〉 / /￣
l.:.:.:.!:.: ∨ }:ﾍ.ﾘ ﾉ／仟ﾃk';.:./ｨ/ / /
ﾉ.:.::人:. ヽ ゝ-' ﾄ;'ｿ/／! __｀´ 諸侯らの犠牲？
／.:.／.:.:.ヽ:. ﾍ ｀ ｀ |:.: | （__）
／.:.／.:.:.:.::.ﾉ.:}:. ', __ ,:. |
／.:.／.:.:.:.:.:.:/.:.｜.:.:. ｌ ´ ´ ／.: |
.:.:./.:.:.:.:.:.:.:./＿ィ.:.:.:. 小 イ/:.:.:.:. ｌ
.:.〈.:.:.:.:.:.／ ./.:. }_,工,.´ｰ=〈:.:.:.:.. ヽ
:ﾉ.:.:／ /.:.:.:.: /.､ ∧￣入ヽ:.:.:.:. ＼
／r' ─- ､／.:.:. / ∨_ノ´＼l/ ＼:.:.:.:.: ヽ
.:.:.l /.:.: / ＼ ＼ /ヽ/ / ヽ:.:.:.:.:.:.: 〉
／ /.:.: / ＼ ＼ ヽｿ / }:.:.:.:.: /
,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i!
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_ ルイズ・フランソワーズ嬢、あなたは公爵家の生まれですが、領地と軍を
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ 保有しておりますか？
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ!
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|
- 288 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:05:11 ID:49QiQOc.
- . / .:./ ヽ
/ .::/: / .: ! ＼. ! :. ',
/ .:/: / .:: :./!: ヽ | ! :.: !
| .:.:ｉ:.: ｉ .:.:.ｉ :.:/ |:. }ﾉ ! ヽ !.::. ! !
| .:.:|:. ＿|_ ! ハ. / |:. |ヽ :. | :.} |:.:. | |
| .:.:.|:. |:..::｢ ` ト|､＿!___ﾚ !:.:.: ｰr|:ヤ弋ト:. /!V
/ .:.:.|:. |ヽ:|_＿V ＼| !:.:.: / ﾚ__|／|:.:. /ﾘ
/ .:.:.:.|:. |7才 ￣えZト. |:.:. ／r≦⌒v! ﾘ:. /ﾚ
／ .:.:.:.:.:|:: 代 {ﾊ_.ｲ} |／ {ﾊ.ｨ} }^厶ｲ はい、一応は。
／ .:.:.:.:.:.::!.: ! _v少 v少 / |
／ .:.:.:./:.:.:.:.ﾊ:: ﾊ ::::::::::::: , ::::::::::: / .!
/ .:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:ﾊ:: ', ﾊ 八
./ .:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:∧: ヽ 人 /.: ＼
! .:..:.:.:./: : : : : :: : : ∧:: ヾ ､ ⌒ ｰ'⌒ ,. イ /.:.:.:. ＼
| :.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.,. -― ﾍ:::. ＼｀ ､ __,. r＜/.:.: /:.:.:.:.:.::. ヽ
| :.:.:.:.!:.:.:.:.:.／ V::.. ＼ / /:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.: }
| :.::..:.!:.:.:.:/ ' ,::::.. ＼ ヽ/:.:.:. /´￣￣＼ /
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. !:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ll:.:.:!-‐ '､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ¨ヽ:.:.:トヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
. ';.:.:.:!:.l:.:.:.:.:.:.:.:.l´';.:! ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ ＼! ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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l:/ ﾊ:.:.';.:.:.:.:.:.:.', ≡三三 ヾ､`ヽ､:.:.:.:.!三三ミ |:.:.:.:.:/､:.:.:.:.:. （尤も、陸戦隊だけで、艦隊は所有してないけどな。領地も半分も国に返還したし）
/ ';.:.:ﾄ､:.:.:.:',ﾍ :::::::::::::::: ＼:.|::::::::::::::: /:.:.:, '‐､ Y:.:/
. ';:.| ＼:.:',ヾ、 ′ ヾ /:.:／} /:.:.{
ﾘ ヽヽﾍ ヽ､ /／ ノ ,ｲ:ハ!
｀| ｀` ´ /ｰ- ':.:/ﾘ
ヽ､ ｧ--‐ ､＿＿＿, ／:.:.〃:/
';.:i_丶､ ヽ､ ＿＿＿_＿ﾉ_ ... ∠:.:.:_/i／
r '' ¨￣ ` ヽ:.:` t- ...__-,, - U¨ ¨ヽ
l `ヽ ヽ-‐ ''て( {
- 289 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:05:29 ID:49QiQOc.
- ＿
／ ＼ | |
／ ＼ | |
/ ＼ | |
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/ ＿ /＿ | // |
| ＿ | ＿ / | // |
（＿＿＿）|（＿＿＿ ） | ｜ // | もちろん、私も諸侯の一員、私軍と領地は保有しておりますが、
|＜・＞）=（＜・＞￣| | ⌒）| // | 艦隊は解体され、私軍も大幅に削減されました。領地と軍の保有は
|_＿_／/ ＼＿＿_/ ノ 6）| // | 諸侯の権利にもかかわらず。
| | / 〉＼ | | | // |
＼ | んつ 〉 | | |// |
|/ U ＼ ｜// |
| （ ￣￣￣￣￣ ） | // |
＼ ⌒＼ ノ // |
＼＿＿＿＿ ／／ |
＿＿＿＿＿＿＿＿ノノ 彡
ミミ ￣￣￣|||￣￣￣￣￣ 彡彡
ミミ三＼ ||| ／三三彡彡
ミ三＿二二|||二二＿三三三
/ ／ / | ヽ ＼
/ / / ヽ. :.:.:. ＼ ｉ ',
| | .:| :._｣__ :.:. .:.:|＼_,. L _', | ｉ }
|ﾊ | .::.|/| ∧|ヽ:. :.::|イ厂 _ｉ__.:..:|:＼ | |
|| |ｉ | .:|.:レ‐-ﾐ ＼:.:|从ｨﾁ-､ ＼|:.| .:| |
| ﾊ＼| { んﾍ ﾚ' |ﾊ_ｒ'} /|/ :.:| | そんな・・・・・・・軍を保有するのは諸侯の特権ではありませんか。
ﾚ∧ ::.| 辷.ﾘ ヾ-┘ / :.:.:∧ | それに領地の削減なんて・・・・・。
/ | :.:.| " ' u／ .:.:.:./.:..:', ' ,
／ /.:.:ﾊ ｒｧ-､ ／ :.:.:.:./.:.:.:.:.:ヽ. ＼
_ ／ ／ :.:＼:＼ Ｙ___.） / :.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ＼
（ :.:.:く⌒ヽ、 / :.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:ヽ ヽ
／＼ :.:.:＼ | `ｰ‐ { .:.:（.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ |
/ ＼ :.:.:＼＼ｒ く :.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::/ /
./ ＼ :.:.:.＼|ヽ ｀ｰ‐く｀ヽ‐､ :.＼.:.:.:.:.:.:.:./ ／
＼ ::.:.:| ｢√ヽ.＼ヽ∨ :.:.ヽ.:.:.:.:/ （
ヽ. :.| ｉ / |＞ﾍ_}ﾉ :..:.',:.:（.:.:. ＼
',. / | / ／ .:.:）:.:＼:.:. ＼
- 290 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:05:43 ID:49QiQOc.
- ,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i!
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_ 私などはまだマシな方です。他の諸侯や貴族の中には、一方的に領地を没収され、
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_ 爵位まで返上された者がおります。尤もこれは、ジョセフ二世陛下が行ったことですが。
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ!
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿_
, ' ¨´ ｀ヽ、
／ ｀ヽ｀ヽ、
／ ヽ ヽ ',
/ / .: / :. :.! ', !
|:.! .:.! .:.:! :.:|.:. .:!:.!: .:.ﾊ|: !:. | どうしてです？ 一体何故そんなことを！
V .:.:!:.:.:ﾊ＼ﾊ ! ﾑｲ:.∠ |:.: |:. |
ヽ:.从:| f⌒心＼/ｰ 仇⌒ヽ:. |.:. !
| | :.! ﾋﾘ ﾋﾘ |:.:. !:.:ﾊ
/ | .:{ ､､ ' _ ､､ !: ﾄ､::.ヽ、＿
／ /| :.＼ ﾏ´ ￣ ） _ﾊ: | }:.:.:... ヽ
／ .:.:.| | :.:.:.|!＞ ､ __"´ ィ |:.: | |:.ヽ:.:. ｉ
// .:.:.:人| .:./~7ﾍ｣_ rくY~＼|:. 匕}.:.:.:.!:..! |
V! :.:.:..幺| :.| ハ Y ハ ヽ ﾉ!: |:::|.:.:.:.!/ ﾘ
＼.:.:く_ノ .:.＞r---个 , ィ} |.:. ∨.:.:::/: ／
):／ .:.:.:.:∧ ∧ ﾚﾍ.{.:.:.. ＼/:. （
弋フ´￣ .:.:.:.:.:.:込_ ヽｲ } ﾍ√ r‐ﾍ＼.:.:.. ＼ `ｰ-､
/ / :.:.:.:.／::::::::{父／!__/父}:::::::::::::）:.:.: ）:.:.:... ヽ
V{ :.:.:〈:::::::::::::::／〈小-く:::::::::::::::::/:.:. ／:.:.:.:.:.:.:. |
乂 ヽ:.:.:.:.:＼__／::::::::::ﾘ:::::::.＼＿／:.:. （:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.: /
弋二:.,:.:.:.:,. イ:::::::::::::::::〈::::::::::::::（:.:.:.:.:.:.:.:.... _＞:.:.:!:::|／
ｰ=ﾆﾆイ /::::::::::::::::::::.}::::::::::::::::＼:.:.:.:.:.:.:￣:フ:.:.リ:/
|:＿＿厶イ癶ミ^ｰ---､`ー―＜__:／|/
- 291 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:05:59 ID:49QiQOc.
- ,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i!
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤ それがキール三世陛下と、ジョセフ二世陛下の改革とやらの実態なのです。
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_ 国家の藩屏たる諸侯や貴族を蔑ろにし、平民ばかりを重用して
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_ 秩序を大いに乱したのですよ。
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ!
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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＿
／ ＼ | |
／ ＼ | |
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/ ＿ /＿ | // |
| ＿ | ＿ / | // | その結果、国庫は潤い、ブリックスは繁栄を遂げたのは事実でしょう。
（＿＿＿）|（＿＿＿ ） | ｜ // | ですが、それは我ら貴族を犠牲にして成り立っているのです。
|＜・＞）=（＜・＞￣| | ⌒）| // |
|_＿_／/ ＼＿＿_/ ノ 6）| // |
| | / 〉＼ | | | // |
＼ | んつ 〉 | | |// |
|/ U ＼ ｜// |
| （ ￣￣￣￣￣ ） | // |
＼ ⌒＼ ノ // |
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＿＿＿＿＿＿＿＿ノノ 彡
ミミ ￣￣￣|||￣￣￣￣￣ 彡彡
ミミ三＼ ||| ／三三彡彡
ミ三＿二二|||二二＿三三三
- 292 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:06:25 ID:49QiQOc.
- :.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.::.:.:.:|
:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:|
｀´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.|
.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､|.:.:.:.|
:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.}
:.:.:.:.:.:.:.:, -――..r:.:t‐ |.:.:/
.:.:.:l.:.:.:.:｀"'''ｰ----ﾞ´ |:|⌒ヽ
.:.:.:| ヽ:.:.:￣￣｀ﾞヽ |:i | （ふ、愚かな事だ。実際はどの国にも対抗できぬ道化の軍、そんなものを
.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾞ |i(ヾ | 保有し、領地経営も満足にできぬ者ばかりだったからこそ、キール三世も
.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i':i j | ジョセフ二世も諸侯達を切り捨てたのだがな）
.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!j (/ /
.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ﾊ /
.:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|-´
＿＿＿＿.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:/:.:|
￣￣￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:|
::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ , -''´ /|
｀ー―‐' -―''´, -‐'⌒ヽヽ|
...........................,..:--――‐--.､_
::::::::::::::::::,.:r'"／ ﾞヽ､_
:::::::::::::／ iill ／ ＼
::::::::::/,∧ N / " _,.r―ヽ､ ‐:､ ＼
::::::::,i!" i! ilﾞ _,.;r'" ヽ ミ､ ﾞi.
::::::,i V;／ i! ヾ､ !
:::::i " ヽ ,ゝ ヾi l
::::ﾉ ､ i ノ ﾞ､ ヾ､ iﾞ .! （国家の為に役に立たぬ特権者など、何の価値もない。生きているだけでも
:（､＿ .ソ " ＿＿ 〕 .,r‐､ ! ありがたいと思うべきだろう）
::::l ﾞヽ-ﾂｰヽ=＜＿__｡＞‐' ＼r",:タ.! /
::::l .:! ＼_ l ﾚへ !./
::::ヽ .::j ::. ﾞｰ:. l ﾚ'／//
::::::ﾞ:. Y__..._. ::. ,り/／Y .
:::::::::ﾞ:. ヽ‐" ﾄ､ノ i l!
::::::::::::ﾞ:. ヽ二ﾆ＝’ / i .l
:::::::::::::::i! ゞ::: ノ i! l
:::::::::::::::::i! / _／〃 ;! .l.
::::::::::::::::rﾞ､＿＿＿,.∠／.:/ __,.-‐ﾄ､
:::::::::::::::l.｢ , ┌-===―‐‐tTr-―‐ﾆ┐!
:::::::::::::::lﾞｰj ﾄ-- ﾞl l l l ｢￣ .｣ l
- 293 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:06:40 ID:49QiQOc.
- ;､,＿,...､ｨ:､,､
ゝ｀゛ｼ:ｯ;;､;､::＼､.._
i´｀ヽ､ ／;ｲ::/;:ｨ`':゛`:;:ヾ:::ヽ》
l `i ヽ彳l!:;ｧｲ'ﾄi::::ﾊ|ﾉi::l::::`i
. l k_ 〉l_|｀'‐- ,V' _゛ ﾚi:::}Y _,.._
〉 ノ lﾉ〈k| 、 ¨ ｀" /:/〈''"´ ／ ｀")
/ 〉´ i､l::i':､ ￣｀`''''゛,ｨｦ;:::├ッ´ /
ﾚ'゛ |l‐:､`;､ _,,.､:'T´_／!'´ .／ お爺様、難しい話はこれくらいにして、パーティを楽しみましょう。
`、 l:| |ｿ ´ iｧ'`ﾂ゛ { ,､ '´
/:＼､ /:::i､ヽ ,:‐'゛／!/ ヽ'゛!_
l:;ｲ:::l`| /:::::f‐`＜ﾃ´::::l' 'yr'´
゛ﾉｲ:l::ｿ:::::::|Z/!ﾄｨ゛:::::::ﾚ _,,..../ }
'゛ ﾉﾚ´:::::::::| ´/::::::::;'r‐7´:::;ｲﾘﾉ
ヽ;;;;;;;;;;;l l;;;;;;;;;l !;:'::ﾊ:/
ヽ_;;;;;ゝ-;;<;;;;;;;;;;lノ､( `
r;;'O;;;;;;;;;O);;/ｯ
／;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::'、
. /;;::/::::::::::::::::i:::::::::::',
/;;;:/:::::::::::::::::::l:::::::::::::',
/;;::/!:::::::::::::::::::::ﾄ::::::::::::',
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＿
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| ＿ | ＿ / | // |
（＿＿＿）|（＿＿＿ ） | ｜ // | おおそうであったな、いかんいかん。ささ、ルイズ嬢も楽しんでくだされ。
|＜・＞）=（＜・＞￣| | ⌒）| // |
|_＿_／/ ＼＿＿_/ ノ 6）| // |
| | / 〉＼ | | | // |
＼ | んつ 〉 | | |// |
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| （ ￣￣￣￣￣ ） | // |
＼ ⌒＼ ノ // |
＼＿＿＿＿ ／／ |
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ミミ ￣￣￣|||￣￣￣￣￣ 彡彡
ミミ三＼ ||| ／三三彡彡
ミ三＿二二|||二二＿三三三
- 294 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:06:54 ID:49QiQOc.
- ／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀`ヽ
／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〃: : : : : : :: : : : : : ヽ
｀`ヽ. : : : : : : : : : : : : : : ／〃: : : : :: :/:/: : : : :ﾄ､|
/. : : : : : :/ : : ::／:／ /: : : :／.://.:.:.:.:.:.:.:.| !
/. : /: : : :/: : ／:／ /: : ／ /ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:.|
/.:.:.:/.:.:.:.:./.:.イ ー--- /:.／ /イﾊ.:.:.:.ハ.:.l
／.:.:.:/.:.:.:.:./.:.:.:.:l ┯┯z= ┏┯ .:.:./ V
￣/.:.:.:.:./.:.:.:.:. | Lりノ りノ レ'.
/／.:.:.::/⌒ヽ::| u , | （ルイズ、例の話はどうするんだ？）
/.::ハヽ ___ ＿ , ﾉ
,r─……┴‐- ､ 「 __ノ ／
！: : : : : : : : : : : : :＼ ､ ／
！: : : : : : : : : : : : : : :.＼｀ ー r‐く.
ﾉ. : : : : : : : : : : : : : : : : .＼ _」: : : l
/. :,. -─- ､: : : : : : : : : : : : 7: __」
ﾚ'´ ＼: : : : : : : : :/´: : : ∧
/ ＼: : : : : ！: : : /ヾ ＼
／￣￣￣｀ヽ ＼: : : ！: / l ヽ
: : : : : : : : : : : ＼ ＼: 」: ,' l ｀ヽ
: : : : : : : : : : : : : :＼ V i
│ / / / | ＼ ＼ l l ヽ
ﾚ'ｌ / / l ＼ ヽ l | l
l ｌ: ヽ/ / l | ヽ | | |
| i| l l＼/ |l ＼ ヽ l l: | | |
| /| l | ｌ＼ 八 ヽ ﾄ､ ｌ :|＼ヽ | | | （今やるわ）
ｌ /│! l| |k_ ＼{ヽ } l ヽ: ｌ | | ﾊ ｉ l | |
ヽ/ ﾉ∧ ｲ≧fテ气ﾐ ﾍ ﾊ ./ ｌ│__j＿l_!.｣__ ∨ | | 申し訳ありません宰相閣下、ちょっとよろしいですか？ ゴニョゴニョ
〃 ヽ { |ｉﾍ_ｲｉ ハ ∨厶斗＜丁! / ﾘ │ ｀ ,' | |
＼ Ｎ lr:::::::j ,' } ／/／ 之fテ气千≦k | / / ! |
| /. } ゝ--′ /／ |iヘ_ ﾊ ヾX/ / / !
ｲ/ ,′.:.:.:.::::: l_:::::::::::j 〃∧ / / |
／ / i{ ﾉ r' / / .／ / l |
／ / 人 ｀ ヽ ′ / ／ / | l
／ / ／ :＼ __ .:.:.:.:::::: / ／ / l 人
/ /: ＼ Ｖ｀ヽ ' ／ / l ＼
/ / lヽ､ ヽ ﾉ ／ ／ / ｉ ＼
l ∧ / 丶 _／ ／ / ヽ ヽ
| / ヽ / / // ＼ __, .r＜／ ／ /＿,ｨ7_ -―― - ､
l ,′ ヽ / / // ＼/ / / // ヽ
- 295 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:07:07 ID:49QiQOc.
- ,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i!
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤ ん・・・・・あ、なるほど分かりました。少し失礼させていただきます。
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_ ギレン、後を頼む。
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ!
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|
|
|
|
／ミミミミミミミ川＼
／ミミミミ／＼ミ川川|/＼
／ミミミ／ ＼|/ ヽ
/三三三| |
/三三三＞ ＼ ／ <|
|三三三／ 〈＿＿__ )) ＿＿）
|三（⌒|｜ ＼＿0> <__0/
|ミ（6 |_| ／ |＼ 〉
| し ／ | | 分かりました父上。
丶| | 〈 」〉 |
｜ | ＿＿ /
｜ ＼ ー /
｜ ＼ | |
|￣￣￣￣ ＼＿＿＿/
|￣￣￣￣￣￣￣| | |￣|
| 二二二＼＿| | |_/二
二二二＿_| | |_二|
- 296 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:07:25 ID:49QiQOc.
- _,.. .... 、
,.‐'" , ､ ｀ヽ、
,.'／｀:'-､ｊﾉ￣j＼＼
// ｀、ヽ
i i' ｀i |
| |,:'" ＼,. '" i |
j. |. _,.. ､,i | _,..., .| ,!、 父上は一体どうしたのです？
.i ｊ.|. ´,-，ﾃ,L,.- ．, | i i
l !, | ￣ﾌl_,.,!｀＝ ｊ .ｌ); |
ヽ; !､_ j !、 _,! ､,./.
ﾉ!ｊ ! ＾. ＾ ｢.〈 ,,ゝ.i
j,:' i --=＝‐- └l. l
j !. ‐'"~｀ '" メ j ､ゝ
ヽ, ｀;-!､_＿＿,メ_,!-‐';^i ﾉ‐'
'ｰ-..! ! ｀＝=.l.,=＝'' !! .|
!､゛'!三:､l _,:'三ｊ " _｣
｀＝==l==＝''""
,,､r''''"￣ﾞﾞ`''ｰ .、
,rﾆ,_ ミ| ヽ.／~~`ヽヽ.
,;" `-､,／ ﾞ!,ﾞ'i,
,:i' _ ----､`i, ﾞi
,l 'l ､ | ,r-ｯ---rﾞi, ﾞi
l, i' ､_,,,.-ｯ'ﾌ,）tr'"===='" ﾞi ,ﾄ.､ ふ、ルイズ・フランソワーズ嬢の美しさにでも、たぶらかされたのだろう？
ﾞt,'i `'フ",:"!, ` |' i l
r' i, ''" : ! _ ﾞir'r l,
|ヽﾞi ﾞ' i;:. ヽ ﾞ'| ,!
ﾞi, ! ! ~;; ＿__， ,､ノ
ﾞi, ,,; -''"~,､ ,/ |
`" ﾄ、 " ` / |
| 'ヽ. .| / .|
| ﾞi,ヽ._ l __,,./ .|
! _,,,二ﾞ~r-:'::::::::::::::::┴┐
,rﾞ‐'"---i | |~~.........---r ﾞi |
| ｒ''''''''i i,ﾞl | ,,! ''''''''7i_,,,! |
| ﾞl'" __ﾞヽj | ｰ' '''''''7 `ﾆ' ﾞi,_､＿__
├iﾞt'",,r'' , i ,....,'''''ｿ,,.-''"''"t'r'"__,r'"￣''7
,,,,r:､ヽ､ヽ-''"l !ヽ,,,､-'""_,､-'''' ﾞ'ヽ､r"
__,,,...-フ／~__ ヽ二二,,､--'"_,,､-'"
,､-／／,,.／'" `'-､、 ,! ,.r'"
- 297 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:08:28 ID:49QiQOc.
- ...........................,..:--――‐--.､_
::::::::::::::::::,.:r'"／ ﾞヽ､_
:::::::::::::／ iill ／ ＼
::::::::::/,∧ N / " _,.r―ヽ､ ‐:､ ＼
::::::::,i!" i! ilﾞ _,.;r'" ヽ ミ､ ﾞi.
::::::,i V;／ i! ヾ､
i " ヽ ,ゝ ヾi l 気にするな、それに今日は無礼講だ。そう畏まる必要もない。
::::ﾉ ､ i ノ ﾞ､ ヾ､ iﾞ .!
:（､＿ .ソ " ＿＿ 〕 .,r‐､ !
::::l ﾞヽ-ﾂｰヽ=＜＿__｡＞‐' ＼r",:タ.! /
::::l .:! ＼_ l ﾚへ !./
::::ヽ .::j ::. ﾞｰ:. l ﾚ'／//
::::::ﾞ:. Y__..._. ::. ,り/／Y .
:::::::::ﾞ:. ヽ‐" ﾄ､ノ i l!
::::::::::::ﾞ:. ヽ二ﾆ＝’ / i .l
:::::::::::::::i! ゞ::: ノ i! l
:::::::::::::::::i! / _／〃 ;! .l.
::::::::::::::::rﾞ､＿＿＿,.∠／.:/ __,.-‐ﾄ､
:::::::::::::::l.｢ , ┌-===―‐‐tTr-―‐ﾆ┐!
:::::::::::::::lﾞｰj ﾄ-- ﾞl l l l ｢￣ .｣ l
‖ ‖
‖／￣￣ | |-
|│ ∧ | | ヽ
/|│ | || | | ヽ
/ |│ | ||＿| | ヽ
/ ＼￣| || ／ ヽ ギレン兄上も、ドズル兄上も、お変わらずにようですね。
/ ＼| ||／ ヽ ヽ
| ∨ ヽ
| ／二_＼ ／二二ヽ |
│|=|`ーﾟ-'__`ーﾟ-' |=ヽ |
| ||=| ＿_/:::::ヽ＿_ﾉ|==ヽ |
|:ヾ ヽ:::::::丶::::::::::: |==| /
＼::ヾ＼:::::::::::::: ／:ヾﾉ||／
ヽ＼::::::／:::: :|丿
|: ￣ :::::: :|
- 298 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:08:42 ID:49QiQOc.
- ＿___
,､ '´:::::::::::::｀ヽ､
／,ｲｲ从仆彳´ヾ;:ヽ
,r';:,/ ゝ'ﾞ ヾ;＼
,ｲ::::,! ﾞi;:ヽ
i|::::::i} ＼ ,ｲ i::::i
{::::::,!,r'´ ､ゝy'´ l::::l
,!::::| ,r-‐､ ｀ﾄ _,,､-､ 「人 これはこれは大后陛下、お久しぶりですな。
,ｲ,!::::i 'r'ﾆ･ﾝｲ｀イﾞ･ﾌァ ,}i ｲj
i:::::::::::,! ,r'´ ﾞヾ ｀Y´ ,! ﾄ::::l
ヾ;:;:;:;:;:ﾄ､ ゝﾆﾆﾌ ,ｲﾄﾐ !
}k;:;:;:,| ｀ ｶ ｲ ,!;:;:i
, ｲ;:;:ｶ;:,! _,､ｪェェェｪ､_ ' ,ﾉﾞ:;:;i
,ｨｲ;:;:;:;:｀Y ´ "´￣ ｀ ｀ ,ゞj,:;:;l
iﾞ;:;:;:;:;:;:ゞi '´￣ ￣｀ ,ﾚ ,j;:;:;:;ﾄ
ヾ;:;:;:;:;:;:;:,ゞ､ ,i! ,yｲﾞ ﾚｲ ,{､:;:,!
ﾞ>;:;:;:;:ｲゞミｭ , イ _ ,ィ'´￣Yi:;ﾉ
ゝｲi´￣｀ーゝー'ｰ'ﾌ''´,ｨ'´ _,,ｨ i l
,!ヽ i}`ー-､｀ヾ | i´ ,r'´ ,ｲ |
_, イゞ､ Y`ｰ､_!､ | l ,/ '´ﾆｲ ゝィ-､＿
-'ｲ￣´_,､-‐'`ヾ､ゞ-､_j ,｀Y| | ﾉ _,,､ ﾉ, ｨ ｀ﾋ ｀Tｰ-､_
. / |.|.| .| .| | ヽ|| |
./ .| | | ,| | | `|| .|
.| | .|`ヽ--ﾒ.,. .| |_,.. +| .|
| .| `丶--,,| | |_,..- ' .|
. | ト.,,_ / .| | _／
.｜ ´`ヽ-y `i /|./' |
. / .ヽ V / ｜ そう畏まらなくてもよろしいですよ。今日は無礼講と、ギレン兄上も
/ ／⌒＼ ＼. // | おっしゃっていたではありませんか。
./ ／....,,__ ＼ ｿ _,.-ﾅ'ヽ.|
/ ／/-;-=t_ｧﾐ;,. ._ ＼_.∠,;‐-/ ﾉ.ヽ
./ . ／,,ﾉ ` ‐- .'´ ' /ゝ`'´`ｿ ﾉ.;. |
. / ／ ;'.ﾉ ｜ /ノ.ｿ ./
/ .／´ _ノ, ヽ. | ノ 丿 /
./ _,,.. ;''_,,,..-'''' .ｿ -., ' ./.,;'ノ ./
../.,.,.-'´ ヽ _/./ .ヽ.. ::;-‐ｧ / .ノ ／
.(.._ ´'-';,,ﾉ.,_ ＼ `,~ / ' ／
. .´''- .,,__ / `ヽ-,,,_ヽ . _._ ,.' . ／
`丶--./ ._ｿｿ´ `ヽ'_ ／
./ .r' ./ .`ｿ.'ヽ
__ノ´ .| .' .|
---‐‐''''´´ | .ﾉ`‐---
- 299 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:08:56 ID:49QiQOc.
- _,.. .... 、
,.‐'" , ､ ｀ヽ、
,.'／｀:'-､ｊﾉ￣j＼＼
// ｀、ヽ
i i' ｀i |
| |,:'" ＼,. '" i |
j. |. _,.. ､,i | _,..., .| ,!、 そうであったな。では改めて、キシリア、元気そうでなによりだ。
.i ｊ.|. ´,-，ﾃ,L,.- ．, | i i
l !, | ￣ﾌl_,.,!｀＝ ｊ .ｌ); |
ヽ; !､_ j !、 _,! ､,./.
ﾉ!ｊ ! ＾. ＾ ｢.〈 ,,ゝ.i
j,:' i --=＝‐- └l. l
j !. ‐'"~｀ '" メ j ､ゝ
ヽ, ｀;-!､_＿＿,メ_,!-‐';^i ﾉ‐'
'ｰ-..! ! ｀＝=.l.,=＝'' !! .|
!､゛'!三:､l _,:'三ｊ " _｣
｀＝==l==＝''""
‖ ‖
‖／￣￣ | |-
|│ ∧ | | ヽ
/|│ | || | | ヽ
/ |│ | ||＿| | ヽ
/ ＼￣| || ／ ヽ 兄上も、お変わらずで安心致しました。
/ ＼| ||／ ヽ ヽ
| ∨ ヽ
| ／二_＼ ／二二ヽ |
│|=|`ーﾟ-'__`ーﾟ-' |=ヽ |
| ||=| ＿_/:::::ヽ＿_ﾉ|==ヽ |
|:ヾ ヽ:::::::丶::::::::::: |==| /
＼::ヾ＼:::::::::::::: ／:ヾﾉ||／
ヽ＼::::::／:::: :|丿
|: ￣ :::::: :|
- 300 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:09:09 ID:49QiQOc.
- rー-y､,＿＿
| / ／"::::::::::::::::::`'--''ｰ''"::-、＿
ー-=ﾘ|_ry':::::::::::::::;::r::'"⌒`ー-:::'^ヽ＼ `j
､r'7:::::::T|l:;:::／'"￣::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼;::ヽ,
／ノ::::ｌ::::／-'ｿ:::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾘ,
/ﾊ/:::/::ﾘ'"７'":::::::::／::::/::::ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,
/:::/::::ﾊ/:::::／:::/:::／/／ |::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::L,
/:::/:::::::/:::::/ﾊ/:／-/ー-､,|::ｌ::::;:::::::ﾘ,ﾊ:ｌ:::::::::::::::::::ヽ,_
ｌ:::/::::/ハr'⌒ﾘ|' ､_,､r-､ ｌﾊ:::ﾘ::::ｌ'|__ﾄ_|::::::::::::::r,ヽ,￣
ｌ/:::::::/:::::'ｉ（' j ｌ ‘ ﾋ,'ﾂ '! |ハ/ ' T ｌ;:::::|:::|:::ﾊ:| `
ノ:::::::/::::::::::＼_,; `”' ' '-=ｰ,y 〉::ｌ::ﾊ:ｌ '
/:::::::/:::::::::::/::::ｉﾊ,__ ,ｊ `／ﾊ/ ,ﾘ あら、ギレンおじさまにドズルおじさまじゃありませんこと。
/:::::::::/::::::__;:ﾉ:::::::ﾘ|_j'| |` ,､,'" /ﾘ::::ｌ::|,
/::::::::::::ﾉ::::::|ｰ|:::::::::;;;;| |ヽ, ヽ,_／ ／ ー-'<⌒`'ー-
//:::::::::::;;i::::::::i |:::r-yri j_, ＼ _,､,rイ`- ､, |
ﾉ/::::::::::::;::::::___:r ,ﾚ' ,/ ,! | '`ヽ, `'"| `ヽ ヽ |
ｌﾊ::::::::::::i:::::::!､)`i ' | ＼ ／￣.| ,〉 |
{:::::::::::::i::::::::;/`'ヽ ヽ,ｰ-,_ ＼ ｌ / ｌ
,ノ:::::::::::::i::::::::/_＿__＼ `i `'=rー-y'ー'r<,___ ＼
/ﾊ:::::::::::i::::/~/ ￣'＼ | ヾ`￣'ｰﾗ`yー''" ヽ
ｌ:::::::::::i:::::ﾄ,| ｌ ｌ ＼,/ /^ヽ＼、 ｌ
|::::::::::ｌ:::::;/ | | ヽﾍ, ヽｌ' ヽ |
ｌ:::::::::ｉ::::::ヽ, ｌ ﾄ､, ヽ ' | ｉ
- 301 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:09:24 ID:49QiQOc.
-
,,､r''''"￣ﾞﾞ`''ｰ .、
,rﾆ,_ ミ| ヽ.／~~`ヽヽ.
,;" `-､,／ ﾞ!,ﾞ'i,
,:i' _ ----､`i, ﾞi
,l 'l ､ | ,r-ｯ---rﾞi, ﾞi
l, i' ､_,,,.-ｯ'ﾌ,）tr'"===='" ﾞi ,ﾄ.､
ﾞt,'i `'フ",:"!, ` |' i l おお、アスカか。近頃はますます綺麗になったものだね。
r' i, ''" : ! _ ﾞir'r l,
|ヽﾞi ﾞ' i;:. ヽ ﾞ'| ,!
ﾞi, ! ! ~;; ＿__， ,､ノ
ﾞi, ,,; -''"~,､ ,/ |
`" ﾄ、 " ` / |
| 'ヽ. .| / .|
| ﾞi,ヽ._ l __,,./ .|
! _,,,二ﾞ~r-:'::::::::::::::::┴┐
,rﾞ‐'"---i | |~~.........---r ﾞi |
| ｒ''''''''i i,ﾞl | ,,! ''''''''7i_,,,! |
| ﾞl'" __ﾞヽj | ｰ' '''''''7 `ﾆ' ﾞi,_､＿__
├iﾞt'",,r'' , i ,....,'''''ｿ,,.-''"''"t'r'"__,r'"￣''7
,,,,r:､ヽ､ヽ-''"l !ヽ,,,､-'""_,､-'''' ﾞ'ヽ､r"
__,,,...-フ／~__ ヽ二二,,､--'"_,,､-'"
,､-／／,,.／'" `'-､、 ,! ,.r'"
＿
＿_ノ⌒ヽ| ＼ ⌒ヽ、 ,. ─r‐┐
〈_｣／ / | ｀丶､ ＼|─‐- 、
＜／ / | | ﾄ､ ＼ ヽ ﾉ、 ヽ ヽ
/ | ∧ | l ＞ 、 ｌ ｌ l ヽ＼〉
|/| /| へ、ト､_, イ＿＿ ヽ、| ｌ│ ',
|ヽ/ |/ 芹'ﾄ ＼|´斤'ﾘ ヽ ∨ | l
| ∨八 ｢じl ｢じ| / Ｖヽ | l いやだわ、おじさまったらお世辞が上手くて。
| │∨ // ' //// ∠ ノ | |
| | ﾄ､ ＿ ,ｲ ｌ | |
| | │ ＞ 、 ´￣ ／ | | | |
∨| | | / l＞┬ ´ |＞､_ ｌ ｌ ﾊ
＿_ | | l/／ |ノ| ／ , へ、 │l
＞│ ∨|／＼ |、 __,／ ／. : : . ＼ | l
＞ 〉 八: : : .ヽ | ／ ／. : : : : :／｀ヽ| l
￣ / 〉: : ,≧Ｖ≦、＜.: : : : : :／ l l
′ /: :〈〈//| |、〉〉. : : : : : :/ / ヽ l
- 302 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:09:38 ID:49QiQOc.
- . / |.|.| .| .| | ヽ|| |
./ .| | | ,| | | `|| .|
.| | .|`ヽ--ﾒ.,. .| |_,.. +| .|
| .| `丶--,,| | |_,..- ' .|
. | ト.,,_ / .| | _／
.｜ ´`ヽ-y `i /|./' |
. / .ヽ V / ｜
/ ／⌒＼ ＼. // |
./ ／....,,__ ＼ ｿ _,.-ﾅ'ヽ.| アスカ、母達はこれから少々難しい話を行います。
/ ／/-;-=t_ｧﾐ;,. ._ ＼_.∠,;‐-/ ﾉ.ヽ あちらに、デザートを用意しておきました。
./ . ／,,ﾉ ` ‐- .'´ ' /ゝ`'´`ｿ ﾉ.;. |
. / ／ ;'.ﾉ ｜ /ノ.ｿ ./
/ .／´ _ノ, ヽ. | ノ 丿 /
./ _,,.. ;''_,,,..-'''' .ｿ -., ' ./.,;'ノ ./
../.,.,.-'´ ヽ _/./ .ヽ.. ::;-‐ｧ / .ノ ／
.(.._ ´'-';,,ﾉ.,_ ＼ `,~ / ' ／
. .´''- .,,__ / `ヽ-,,,_ヽ . _._ ,.' . ／
`丶--./ ._ｿｿ´ `ヽ'_ ／
./ .r' ./ .`ｿ.'ヽ
__ノ´ .| .' .|
---‐‐''''´´ | .ﾉ`‐---
',',',',',',',',',',',',',',',',',''^'｀'´: : : : : : : : : : :i,',',',',',',',',
',',',／´｀ヽ___,／:; : : : : : : : : : : : : : : :,',',',',',',',',
'∠; : : : : : : : .:,ｲ.: : : : : :,ハ: : :,ハ: : : '､,',',',',',
',',/.: : : : : : : :/ ﾚﾍ、 ,人,ﾑｨ_´￣｀ヽ; : :ヽ,',',' 分かったわ！ それじゃ叔父様方、失礼させて
,'/ﾍ; : : : :∧/―--､＼i ′,ｨﾁ卞ヽ,ノ ; : : :ﾊ', 頂きます。
☆,',|,∧ /! __ ヽ ゞ:ｿ / , : : : : |
⌒ヽ,','ﾘハ _ｙ'´ ｀ ∧: : ﾊﾉ
＼. Ｖ',',',',', '、 /: : : :|
∧ V,',',',ﾍ ､_ ノ ./:l: : : .:|
＼∧ V { ﾄ、. /.: l: : : . |
ヽ ＼〉 ＼,い.:＼. ,ｲ.: : l: : : : :|
.＼,ィ＾ヽ ＼:|::::... . ,____／.:|.: : :l ,' : : :|
r'´ ,ィ＾〉 ﾊ:::::::... | : : :l,'.: : : :|
,','} イ 〉 .| ::::::::::... |: : :,'.: : : ; :|
,','| ィ＾ｰｲ ∧.::::::::::::... ト､/.: .: :/l.:|
,',',ゝ、 |: :ヽ―-、 ｨｰ/.: : .:/ .|:|
,',',',',',',＞ __, ｲ: : :| /.: .:／ ＼:|
,',',',',',',',',',! |: : ﾘ /.:／ ヽ
- 303 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:09:50 ID:49QiQOc.
- ‖ ‖
‖／￣￣ | |-
|│ ∧ | | ヽ
/|│ | || | | ヽ
/ |│ | ||＿| | ヽ
/ ＼￣| || ／ ヽ
/ ＼| ||／ ヽ ヽ よろしいですか、兄上方。
| ∨ ヽ
| ／二_＼ ／二二ヽ |
│|=|`ーﾟ-'__`ーﾟ-' |=ヽ |
| ||=| ＿_/:::::ヽ＿_ﾉ|==ヽ |
|:ヾ ヽ:::::::丶::::::::::: |==| /
＼::ヾ＼:::::::::::::: ／:ヾﾉ||／
ヽ＼::::::／:::: :|丿
|: ￣ :::::: :|
＿___
,､ '´:::::::::::::｀ヽ､
／,ｲｲ从仆彳´ヾ;:ヽ
,r';:,/ ゝ'ﾞ ヾ;＼
,ｲ::::,! ﾞi;:ヽ
i|::::::i} ＼ ,ｲ i::::i
{::::::,!,r'´ ､ゝy'´ l::::l
,!::::| ,r-‐､ ｀ﾄ _,,､-､ 「人
,ｲ,!::::i 'r'ﾆ･ﾝｲ｀イﾞ･ﾌァ ,}i ｲj ああ、俺も是非聞きたいことがあったからな。
i:::::::::::,! ,r'´ ﾞヾ ｀Y´ ,! ﾄ::::l
ヾ;:;:;:;:;:ﾄ､ ゝﾆﾆﾌ ,ｲﾄﾐ !
}k;:;:;:,| ｀ ｶ ｲ ,!;:;:i
, ｲ;:;:ｶ;:,! _,､ｪェェェｪ､_ ' ,ﾉﾞ:;:;i
,ｨｲ;:;:;:;:｀Y ´ "´￣ ｀ ｀ ,ゞj,:;:;l
iﾞ;:;:;:;:;:;:ゞi '´￣ ￣｀ ,ﾚ ,j;:;:;:;ﾄ
ヾ;:;:;:;:;:;:;:,ゞ､ ,i! ,yｲﾞ ﾚｲ ,{､:;:,!
ﾞ>;:;:;:;:ｲゞミｭ , イ _ ,ィ'´￣Yi:;ﾉ
ゝｲi´￣｀ーゝー'ｰ'ﾌ''´,ｨ'´ _,,ｨ i l
,!ヽ i}`ー-､｀ヾ | i´ ,r'´ ,ｲ |
_, イゞ､ Y`ｰ､_!､ | l ,/ '´ﾆｲ ゝィ-､＿
-'ｲ￣´_,､-‐'`ヾ､ゞ-､_j ,｀Y| | ﾉ _,,､ ﾉ, ｨ ｀ﾋ ｀Tｰ-､_
- 304 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:10:07 ID:49QiQOc.
- ／, ーﾐ、 , ＼
/／ lﾊ｛ , / ,ｒ .ｨ从ハ ﾞi
〃 八{ル'ｊ/ ´ ! !
/ﾉ ,{_,／ ｀ ｕ } {
//ｒ'ｊｒ'ﾞ 、 , Ｖ !
!7´ {､ ﾞﾒ-+､( ﾐ ！
ｒぃ{ --､_ ヽｰｧ'^ _ i'⌒ヽ} ,ﾞ キシリア、最近アスカに関してかなり嫌な噂を聞いたことがある。
ぃ ﾞL ､＿'､ 、` ／,ｒ _ =-ｖ { 〈、 やれ侍女を殴っただの、蹴りを入れただの、気にくわない家庭教師を
{廴＿__ｱ { {,〈 `ー'ﾞ 「` ｒ_（`ー'´ ミ 〉{ ｲ ハ クビにするだの、これらの噂は本当なのか？
-‐ミ‐ _ ｀ｊ ハ } ﾉ ￣ ,/ ﾘ / ミｔ_
__ ´ ´ﾌ´ イ///ﾊ{ 〉 └《__ ,.」 ｒ‐'{{！ 'ﾞ ≪__,,
⌒i '´ ノﾍ小l丿/ __ （￣ Lｙ ,ツ7 いｰ≦ｘ､_
ｌ ｊ ハ！ { '⌒こー---―ｘ､ ､ﾒ ´ｊハ !、ｖﾞ ｰ
_ﾝ {{ F ‘､ ､＿_￣￣￣ /｀ / /ﾘ 小｀}
|| lハ 丶 ￣｀ ｲ トV７
こ二二 ヽ || ＼ヽ{ __ｊ､_,ｒ ﾐ, 彡ｿｺﾉ //
＼＼ ぃ 〈＼ ､ヽ ＿＿____ノ´彡'´ ,__//
丶 ー `､､ ﾄ､ ヽ＼`ァ,二 ,. ィ ノ ／／
､ ￣＼ 、 ヾ､＼ └┘| {＿/ ﾆﾉ ／／／ ／ ,
ヽ ､ ヽ ＼＼ | ＿_彡 ﾞ´／／ , ､ ／
. / |.|.| .| .| | ヽ|| |
./ .| | | ,| | | `|| .|
.| | .|`ヽ--ﾒ.,. .| |_,.. +| .|
| .| `丶--,,| | |_,..- ' .|
. | ト.,,_ / .| | _／
.｜ ´`ヽ-y `i /|./' |
. / .ヽ V / ｜
/ ／⌒＼ ＼. // |
./ ／....,,__ ＼ ｿ _,.-ﾅ'ヽ.| 残念ながら、事実ですわ。こうして公の場に出るならまだよろしいですが、
/ ／/-;-=t_ｧﾐ;,. ._ ＼_.∠,;‐-/ ﾉ.ヽ 宮中においてはかなり傍若無人に振る舞っております。
./ . ／,,ﾉ ` ‐- .'´ ' /ゝ`'´`ｿ ﾉ.;. |
. / ／ ;'.ﾉ ｜ /ノ.ｿ ./
/ .／´ _ノ, ヽ. | ノ 丿 /
./ _,,.. ;''_,,,..-'''' .ｿ U -., ' ./.,;'ノ ./
../.,.,.-'´ ヽ _/./ .ヽ.. ::;-‐ｧ / .ノ ／
.(.._ ´'-';,,ﾉ.,_ ＼ `,~ / ' ／
. .´''- .,,__ / `ヽ-,,,_ヽ . _._ ,.' . ／
`丶--./ ._ｿｿ´ `ヽ'_ ／
./ .r' ./ .`ｿ.'ヽ
__ノ´ .| .' .|
---‐‐''''´´ | .ﾉ`‐---
- 305 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:10:24 ID:49QiQOc.
- キシリア この前も、侍女を殴りつけておりました。自分のイタズラでドレスを汚したにもかかわらず。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ / / / / | || |ｌ ｀､ │ | |、
| / /// / jl| || || |ヽ | | | ヽ ヽ
| / / / | / /|| ハ l l |ヽ | ｀､ | | | |
| / | / / | /ル-|､|| ｀､ l h | ヽ | l Ａ / ,' |_
| / | / j| | | {レ＝`ヽ.`､ | |ヽ| ヽﾚ≠ﾚヽ| j / |ﾍ │
|/ // Ｎ ﾊ|ミi ,'⌒ヽヾヽ | | ||v-イ l,'⌒ヽ |ｨ | / |〉} | 何やってくれちゃったのよアンタ！
. / |/ { 1 l l| ヽ._ノ ＼| !ﾘ 、 ヽ._ノ ′l/ ﾚ' │ |
/ |l | ヽ| N ` `ｰ＝彡 '´ ｀｀ ＝ '" // | | |
／|l | ハ ト!ヽ 〃| | l | ﾄ､
/ /| | | | | ヽヽ ｀ ´ ,ｲ | | |
/ll | | | ｀、ヽ lT ¬¬¬ 丁l> / | | ｈ
,'‖ | | | ト||」ヽ、 ヽ}｀￣￣￣´jｿ ／ | | | | |
| || | | | | | | | lヽ、 ヽ二ニ二 ノ ／┤| | | | | |
| || | | | | | | | |＼ヽ､ ‐ ／ │| | | | | |
＿_ _____ ＿_____
：,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、：
：,'r´ iノ ｲ人レヽ_ルヽ、 ﾝ、：
：.,'=ｲ圷旡≧/ /≦乏..=＝', i：
：i ｲ ///,-―-､///" ヽｲ i |： ＿人人人人人人人人人人人人人＿
： ﾚﾘｲi // ｰ'⌒ｰ' // .| .|、i . ||： ＞ うーーっ！！ うーーっ！！ ＜
：i!Y! ＃ ＃ 「 !ﾉ i | .：￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
：L.', ＃ L」 ﾉ| |：
：| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /：
：レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´：
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 306 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:10:47 ID:49QiQOc.
- キシリア この前など、近衛兵達を集めて兵隊ごっこに興じておりました。しかも、
負けた方には苛烈な訓練という罰を与えておりましたし。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
;､,＿,...､ｨ:､,､
ゝ｀゛ｼ:ｯ;;､;､::＼､.._
i´｀ヽ､ ／;ｲ::/;:ｨ`':゛`:;:ヾ:::ヽ》
l `i ヽ彳l!:;ｧｲ'ﾄi::::ﾊ|ﾉi::l::::`i
. l k_ 〉l_|｀'‐- ,V' _゛ ﾚi:::}Y _,.._ 負けた奴らには特別訓練よ！ この私の近衛兵に
〉 ノ lﾉ〈k| 、 ¨ ｀" /:/〈''"´ ／ ｀") 弱兵はいらないわ！
/ 〉´ i､l::i':､ ￣｀`''''゛,ｨｦ;:::├ッ´ /
ﾚ'゛ |l‐:､`;､ _,,.､:'T´_／!'´ .／
`、 l:| |ｿ ´ iｧ'`ﾂ゛ { ,､ '´
/:＼､ /:::i､ヽ ,:‐'゛／!/ ヽ'゛!_
l:;ｲ:::l`| /:::::f‐`＜ﾃ´::::l' 'yr'´
゛ﾉｲ:l::ｿ:::::::|Z/!ﾄｨ゛:::::::ﾚ _,,..../ }
,､＿,,、
_...,,,| | | |.､..
,-‐'´ | | | | ｀ヽ､
／ .| | | | ヽ
/ | | | | ヽ
/ ｀￣´ ヽ
| |
| ＿_＿__＿＿______＿＿＿_＿＿_ |
/!|ーーーーーーーーーーーーーー|ﾞi イエッサー！
ｌ | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|| |
ヽ| |;;;;..-‐"´ １;;;;;;;;;;/ ｀ﾞ''ｰ..,;;l / （冗談じゃねえよ。俺たちゃ玩具の兵隊じゃねえんだ）
| '' " |;;;;;;;| /|
| ヽ＼ |;;;;;;| ／ |
| ＿ ﾍ _ 〉;;;;∟ / ＿|
j// ＼ｌ _..-‐ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;-.._ ｌ／ ''ﾍﾍ
|// :∠ゞ‐''"´′ ￣｀｀''‐-=ﾍ ミミ|
ﾍ /
| .. |
ゝ _____＿ ,-----､ ＿______ /
＼ （;;;;;;;;;;;;;;;;） 〈;;;;;;;;〉 （;;;;;;;;;;;;;;;;;;>／
――､ 丶コ ＿_..-'′ `'-....---‐'|＿＿ ,―――──---､
／／￣￣|!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | ＼＼ ヽ
／／ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ＼＼ ヽ
ゝ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ＼＼ ﾍ
｀￣￣￣￣￣￣￣´
- 307 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:11:04 ID:49QiQOc.
- ＿___
,､ '´:::::::::::::｀ヽ､
／,ｲｲ从仆彳´ヾ;:ヽ
,r';:,/ ゝ'ﾞ ヾ;＼
,ｲ::::,! ﾞi;:ヽ
i|::::::i} ＼ ,ｲ i::::i
{::::::,!,r'´ ､ゝy'´ l::::l
,!::::| ,r-‐､ ｀ﾄ _,,､-､ 「人
,ｲ,!::::i 'r'ﾆ･ﾝｲ｀イﾞ･ﾌァ ,}i ｲj やはり、事実か。
i:::::::::::,! ,r'´ ﾞヾ ｀Y´ ,! ﾄ::::l
ヾ;:;:;:;:;:ﾄ､ ゝﾆﾆﾌ ,ｲﾄﾐ !
}k;:;:;:,| U｀ ｶ ｲ ,!;:;:i
, ｲ;:;:ｶ;:,! _,､ｪェェェｪ､_ ' ,ﾉﾞ:;:;i
,ｨｲ;:;:;:;:｀Y ´ "´￣ ｀ ｀ ,ゞj,:;:;l
iﾞ;:;:;:;:;:;:ゞi '´￣ ￣｀ ,ﾚ ,j;:;:;:;ﾄ
ヾ;:;:;:;:;:;:;:,ゞ､ ,i! ,yｲﾞ ﾚｲ ,{､:;:,!
ﾞ>;:;:;:;:ｲゞミｭ , イ _ ,ィ'´￣Yi:;ﾉ
ゝｲi´￣｀ーゝー'ｰ'ﾌ''´,ｨ'´ _,,ｨ i l
,!ヽ i}`ー-､｀ヾ | i´ ,r'´ ,ｲ |
_, イゞ､ Y`ｰ､_!､ | l ,/ '´ﾆｲ ゝィ-､＿
-'ｲ￣´_,､-‐'`ヾ､ゞ-､_j ,｀Y| | ﾉ _,,､ ﾉ, ｨ ｀ﾋ ｀Tｰ-､_
. / |.|.| .| .| | ヽ|| |
./ .| | | ,| | | `|| .|
.| | .|`ヽ--ﾒ.,. .| |_,.. +| .|
| .| `丶--,,| | |_,..- ' .|
. | ト.,,_ / .| | _／
.｜ ´`ヽ-y `i /|./' |
. / .ヽ V / ｜
/ ／⌒＼ ＼. // | 私も一応注意してはいるのですが、何分父上があの子を何かと
./ ／....,,__ ＼ ｿ _,.-ﾅ'ヽ.| 甘やかしますので、近頃はますます我が儘になりました。これも、
/ ／/-;-=t_ｧﾐ;,. ._ ＼_.∠,;‐-/ ﾉ.ヽ 私の力不足です。申し訳ありません。
./ . ／,,ﾉ ` ‐- .'´ ' /ゝ`'´`ｿ ﾉ.;. |
. / ／ ;'.ﾉ ｜ /ノ.ｿ ./
/ .／´ _ノ, ヽ. | ノ 丿 /
./ _,,.. ;''_,,,..-'''' .ｿ -., ' ./.,;'ノ ./
../.,.,.-'´ ヽ _/./ .ヽ.. ::;-‐ｧ / .ノ ／
.(.._ ´'-';,,ﾉ.,_ ＼ `,~ / ' ／
. .´''- .,,__ / `ヽ-,,,_ヽ . _._ ,.' . ／
`丶--./ ._ｿｿ´ `ヽ'_ ／
./ .r' ./ .`ｿ.'ヽ
__ノ´ .| .' .|
---‐‐''''´´ | .ﾉ`‐---
- 308 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:11:20 ID:49QiQOc.
- _,.. .... 、
,.‐'" , ､ ｀ヽ、
,.'／｀:'-､ｊﾉ￣j＼＼
// ｀、ヽ
i i' ｀i |
| |,:'" ＼,. '" i |
j. |. _,.. ､,i | _,..., .| ,!、
.i ｊ.|. ´,-，ﾃ,L,.- ．, | i i いや、責めるつもりはないのだ。しかし、そこまで酷くなっているとはな。
l !, | ￣ﾌl_,.,!｀＝ ｊ .ｌ); | 昔はまだ可愛げがあったが・・・・・・
ヽ; !､_ j !、 _,! ､,./.
ﾉ!ｊ ! ＾. ＾ ｢.〈 ,,ゝ.i
j,:' i --=＝‐- └l. l
j !. ‐'"~｀ '" メ j ､ゝ
ヽ, ｀;-!､_＿＿,メ_,!-‐';^i ﾉ‐'
'ｰ-..! ! ｀＝=.l.,=＝'' !! .|
!､゛'!三:､l _,:'三ｊ " _｣
｀＝==l==＝''""
...........................,..:--――‐--.､_
::::::::::::::::::,.:r'"／ ﾞヽ､_
:::::::::::::／ iill ／ ＼
::::::::::/,∧ N / " _,.r―ヽ､ ‐:､ ＼
::::::::,i!" i! ilﾞ _,.;r'" ヽ ミ､ ﾞi.
::::::,i V;／ i! ヾ､ !
:::::i " ヽ ,ゝ ヾi l
::::ﾉ ､ i ノ ﾞ､ ヾ､ iﾞ .! 何、まだそれくらいなら大丈夫であろう。フェルーシアのカズキ三世やトリステインの
:（､＿ .ソ " ＿＿ 〕 .,r‐､ ! 「うつけ姫」に比べれば大した事ではない。
::::l ﾞヽ-ﾂｰヽ=＜＿__｡＞‐' ＼r",:タ.! /
::::l .:! ＼_ l ﾚへ !./
::::ヽ .::j ::. ﾞｰ:. l ﾚ'／//
::::::ﾞ:. Y__..._. ::. ,り/／Y .
:::::::::ﾞ:. ヽ‐" ﾄ､ノ i l!
::::::::::::ﾞ:. ヽ二ﾆ＝’ / i .l
:::::::::::::::i! ゞ::: ノ i! l
:::::::::::::::::i! / _／〃 ;! .l.
::::::::::::::::rﾞ､＿＿＿,.∠／.:/ __,.-‐ﾄ､
:::::::::::::::l.｢ , ┌-===―‐‐tTr-―‐ﾆ┐!
:::::::::::::::lﾞｰj ﾄ-- ﾞl l l l ｢￣ .｣ l
- 309 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:11:34 ID:49QiQOc.
- （(（(（(（(（(（(（(（(（(（(
| | ＼
| Ｖ へ ｜
/ へ（_（／ 〉 ｝｝｝
＼´￣・| | ﾉ￣・ヽ ｝｝｝っ）
／ ￣ 「 」＼￣￣ > ｛｛｛ζ/ 確かに、あの両名に比べれば、まだマシかもしれないですが、
＼ | ｛｛｛|／） これが将来に渡って悪化することになったらどうするつもりです？
| -￣￣＼ ~~|（（（
| ） / メ |ノ丿）
| ￣￣￣ メ ／ ノ丿））
＼| ⌒ ／ 丿ノ）））
（＿（＿＿）― 丿ノノ ）））
/
- 310 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:11:55 ID:49QiQOc.
-
／, ーﾐ、 , ＼
/／ lﾊ｛ , / ,ｒ .ｨ从ハ ﾞi
〃 八{ル'ｊ/ ´ ! !
/ﾉ ,{_,／ ｀ ｕ } {
//ｒ'ｊｒ'ﾞ 、 , Ｖ !
!7´ {､ ﾞﾒ-+､( ﾐ ！ それに、我が国はキール三世陛下やジョセフ二世陛下という名君のおかげで、
ｒぃ{ --､_ ヽｰｧ'^ _ i'⌒ヽ} ,ﾞ 平民層が絶対視するほど、王家への忠誠心が厚いのですぞ。もしこのまま、アスカが
ぃ ﾞL ､＿'､ 、` ／,ｒ _ =-ｖ { 〈、 「悪王」にでもなったら、それこそ王家、このブリックスの鼎の軽重が問われることに
ｒ ､__ノ}ｒｿ７ ヽ'='ﾞﾐ､〉（ ノ_ｒ=ｩ≪, _ /〃ﾞヽ なりますぞ。
{廴＿__ｱ { {,〈 `ー'ﾞ 「` ｒ_（`ー'´ ミ 〉{ ｲ ハ
-‐ミ‐ _ ｀ｊ ハ } ﾉ ￣ ,/ ﾘ / ミｔ_
__ ´ ´ﾌ´ イ///ﾊ{ 〉 └《__ ,.」 ｒ‐'{{！ 'ﾞ ≪__,,
⌒i '´ ノﾍ小l丿/ __ （￣ Lｙ ,ツ7 いｰ≦ｘ､_
ｌ ｊ ハ！ { '⌒こー---―ｘ､ ､ﾒ ´ｊハ !、ｖﾞ ｰ
_ﾝ {{ F ‘､ ､＿_￣￣￣ /｀ / /ﾘ 小｀}
|| lハ 丶 ￣｀ ｲ トV７
こ二二 ヽ || ＼ヽ{ __ｊ､_,ｒ ﾐ, 彡ｿｺﾉ //
＼＼ ぃ 〈＼ ､ヽ ＿＿____ノ´彡'´ ,__//
丶 ー `､､ ﾄ､ ヽ＼`ァ,二 ,. ィ ノ ／／
､ ￣＼ 、 ヾ､＼ └┘| {＿/ ﾆﾉ ／／／ ／ ,
ヽ ､ ヽ ＼＼ | ＿_彡 ﾞ´／／ , ､ ／
／ミミミミミミミ川＼
／ミミミミ／＼ミ川川|/＼
／ミミミ／ ＼|/ ヽ
/三三三| |
/三三三＞ ＼ ／ <|
|三三三／ 〈＿＿__ )) ＿＿）
|三（⌒|｜ ＼＿0> <__0/ ドズル、声が大きいぞ。
|ミ（6 |_| ／ |＼ 〉
| し ／ | |
丶| | 〈 」〉 |
｜ | ＿＿ /
｜ ＼ ー /
｜ ＼ | |
|￣￣￣￣ ＼＿＿＿/
|￣￣￣￣￣￣￣| | |￣|
| 二二二＼＿| | |_/二
二二二＿_| | |_二|
- 311 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:12:09 ID:49QiQOc.
- ‖ ‖
‖／￣￣ | |-
|│ ∧ | | ヽ
/|│ | || | | ヽ
/ |│ | ||＿| | ヽ
/ ＼￣| || ／ ヽ
/ ＼| ||／ ヽ ヽ ですが、ドズル兄上の申す通りです。私はアスカを「うつけ姫」などにする
| ∨ ヽ つもりはありません。
| ／二_＼ ／二二ヽ |
│|=|`ーﾟ-'__`ーﾟ-' |=ヽ |
| ||=| ＿_/:::::ヽ＿_ﾉ|==ヽ |
|:ヾ ヽ:::::::丶::::::::::: |==| /
＼::ヾ＼:::::::::::::: ／:ヾﾉ||／
ヽ＼::::::／:::: :|丿
|: ￣ :::::: :|
, -─‐- 、
. / , /⌒ヾﾍ すまん口が過ぎた。私からも、父上に直接意見してみる。それでは
! ,' 〉 ＿,､i,」 失礼するぞ。
. ｀､ｌ^'' ｀゜´_{ﾟj
. !ﾊ､ ｰ /
F=≧‐t'
､─､_＿,..,..,ﾉ｀^_ﾐ杉L..,..,_＿,─ｧ
∧ﾆゝ'-'-'ｰ'-'┐ |┌'ｰ'-'-'-ｦ、
- 312 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:12:25 ID:49QiQOc.
-
. / |.|.| .| .| | ヽ|| |
./ .| | | ,| | | `|| .|
.| | .|`ヽ--ﾒ.,. .| |_,.. +| .|
| .| `丶--,,| | |_,..- ' .|
. | ト.,,_ / .| | _／
.｜ ´`ヽ-y `i /|./' |
. / .ヽ V / ｜
/ ／⌒＼ ＼. // |
./ ／....,,__ ＼ ｿ _,.-ﾅ'ヽ.| それにしても、ギレン兄上は一体何をお考えなのでしょう？
/ ／/-;-=t_ｧﾐ;,. ._ ＼_.∠,;‐-/ ﾉ.ヽ 昔から、切れ者でしたが、どうも今ひとつあの御方の腹具合が
./ . ／,,ﾉ ` ‐- .'´ ' /ゝ`'´`ｿ ﾉ.;. | 掴めません。
. / ／ ;'.ﾉ ｜ /ノ.ｿ ./
/ .／´ _ノ, ヽ. | ノ 丿 /
./ _,,.. ;''_,,,..-'''' .ｿ -., ' ./.,;'ノ ./
../.,.,.-'´ ヽ _/./ .ヽ.. ::;-‐ｧ / .ノ ／
.(.._ ´'-';,,ﾉ.,_ ＼ `,~ / ' ／
. .´''- .,,__ / `ヽ-,,,_ヽ . _._ ,.' . ／
`丶--./ ._ｿｿ´ `ヽ'_ ／
./ .r' ./ .`ｿ.'ヽ
__ノ´ .| .' .|
---‐‐''''´´ | .ﾉ`‐---
＿___
,､ '´:::::::::::::｀ヽ､
／,ｲｲ从仆彳´ヾ;:ヽ
,r';:,/ ゝ'ﾞ ヾ;＼
,ｲ::::,! ﾞi;:ヽ
i|::::::i} ＼ ,ｲ i::::i
{::::::,!,r'´ ､ゝy'´ l::::l
,!::::| ,r-‐､ ｀ﾄ _,,､-､ 「人 まあそう言うな。ザビ家が台頭できたのは、父上以上に、
,ｲ,!::::i 'r'ﾆ･ﾝｲ｀イﾞ･ﾌァ ,}i ｲj 兄上が資金面で支えてくれていたからだ。
i:::::::::::,! ,r'´ ﾞヾ ｀Y´ ,! ﾄ::::l
ヾ;:;:;:;:;:ﾄ､ ゝﾆﾆﾌ ,ｲﾄﾐ !
}k;:;:;:,| ｀ ｶ ｲ ,!;:;:i
, ｲ;:;:ｶ;:,! _,､ｪェェェｪ､_ ' ,ﾉﾞ:;:;i
,ｨｲ;:;:;:;:｀Y ´ "´￣ ｀ ｀ ,ゞj,:;:;l
iﾞ;:;:;:;:;:;:ゞi '´￣ ￣｀ ,ﾚ ,j;:;:;:;ﾄ
ヾ;:;:;:;:;:;:;:,ゞ､ ,i! ,yｲﾞ ﾚｲ ,{､:;:,!
ﾞ>;:;:;:;:ｲゞミｭ , イ _ ,ィ'´￣Yi:;ﾉ
ゝｲi´￣｀ーゝー'ｰ'ﾌ''´,ｨ'´ _,,ｨ i l
,!ヽ i}`ー-､｀ヾ | i´ ,r'´ ,ｲ |
_, イゞ､ Y`ｰ､_!､ | l ,/ '´ﾆｲ ゝィ-､＿
-'ｲ￣´_,､-‐'`ヾ､ゞ-､_j ,｀Y| | ﾉ _,,､ ﾉ, ｨ ｀ﾋ ｀Tｰ-､_
- 313 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:12:49 ID:49QiQOc.
- _,.. .... 、
,.‐'" , ､ ｀ヽ、
,.'／｀:'-､ｊﾉ￣j＼＼
// ｀、ヽ
i i' ｀i |
| |,:'" ＼,. '" i |
j. |. _,.. ､,i | _,..., .| ,!、
.i ｊ.|. ´,-，ﾃ,L,.- ．, | i i 兄上はコネを使い、シャングリラ・ロジスティクスと、カーディフ・コーポレーションの
l !, | ￣ﾌl_,.,!｀＝ ｊ .ｌ); | 筆頭株主となり、父上の復権に大いに支えた。その結果、お前も王妃殿下となれた
ヽ; !､_ j !、 _,! ､,./. のではないか。
ﾉ!ｊ ! ＾. ＾ ｢.〈 ,,ゝ.i
j,:' i --=＝‐- └l. l
j !. ‐'"~｀ '" メ j ､ゝ
ヽ, ｀;-!､_＿＿,メ_,!-‐';^i ﾉ‐'
'ｰ-..! ! ｀＝=.l.,=＝'' !! .|
!､゛'!三:､l _,:'三ｊ " _｣
｀＝==l==＝''""
. / |.|.| .| .| | ヽ|| |
./ .| | | ,| | | `|| .|
.| | .|`ヽ--ﾒ.,. .| |_,.. +| .|
| .| `丶--,,| | |_,..- ' .|
. | ト.,,_ / .| | _／
.｜ ´`ヽ-y `i /|./' |
. / .ヽ V / ｜
/ ／⌒＼ ＼. // |
./ ／....,,__ ＼ ｿ _,.-ﾅ'ヽ.|
/ ／/-;-=t_ｧﾐ;,. ._ ＼_.∠,;‐-/ ﾉ.ヽ それはそうですが・・・・・・・
./ . ／,,ﾉ ` ‐- .'´ ' /ゝ`'´`ｿ ﾉ.;. |
. / ／ ;'.ﾉ ｜ /ノ.ｿ ./
/ .／´ _ノ, ヽ. | ノ 丿 /
./ _,,.. ;''_,,,..-'''' .ｿ -., ' ./.,;'ノ ./
../.,.,.-'´ ヽ _/./ .ヽ.. ::;-‐ｧ / .ノ ／
.(.._ ´'-';,,ﾉ.,_ ＼ `,~ / ' ／
. .´''- .,,__ / `ヽ-,,,_ヽ . _._ ,.' . ／
`丶--./ ._ｿｿ´ `ヽ'_ ／
./ .r' ./ .`ｿ.'ヽ
__ノ´ .| .' .|
---‐‐''''´´ | .ﾉ`‐---
- 314 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:13:03 ID:49QiQOc.
- ／ ヾ
i ヾ
./ ...,, iヾ, i
/ ゞ,i 《 __;:"~ﾉ,ﾉ ""'`＼:: ,,. i
| ,∧(" 《 ( ヽi" " ~ヾ, i
ヽ,( ヾ ヾヾ , "`; |
| i ／ `i ）: ,|
| | ／ ﾐ ,/::::: |
,丿,., v:" ,,ゝ~”"`＼ ,i ヽ:::: i
,/,,-"'ヾ ゞ; ",,,,, ` / ,）: ,i
,i ,";"`_ヾi ヾ,"ノ" o "`) /::: , へ i 何、兄上も人間だ。「バアルの化身」などという大層なあだ名を
i "< ~o_/" ; `=~"''''~" ,/:::: ／ " `i 付けられているが、ガルマが戦死した時も悲しんでおられた。
.ヾ ~ "丿 `ヾ,,__,,.. ヾ, i ,ヘ , i きっと父上に直言してくれるだろう。
/ ,,／/ i i:: i / /
.| ,, i"" ヾ ,／ |::: i <~ i
i (（,, ,ゝ;._,,ノ ヾ /:: i ヾ/,
,i " "~丿 " ヾ ,,,／:: ,i / ヾ
ﾍ < ,,,,,..........,,,,,,,,,.,,ゞ.---- "ﾍヾ`iζ: ｿ__ソ ヾ
i ,`i""___;:._______,,,,ゝ------=,/ ,iξ ,,i::::: ,, ﾉ
i ("ゝ--------:::::....______,....／ 丿ξ"" /i i i:::: .,ヾ
i ヽ,,;;;;;;:::,.........,, ξ,,,,／丿" i:::::: ＼
丿 `;:::::=-'" ｿ, i ~ i:::::::: ＼
ﾍ,/ ＼ / ~ i 丿ﾉi::::: ,）
/ ヾ,,／ヾ ,,.___ソ " 丿_ﾉi:: /
,i ／`; ／:: .,／ "~~ j::,ii::: ,,/
,i.,,_ ,,/::""／ _ノノ/::: ,ﾉi i
／ ``i"'`;::::::::;;;;;:===＝``` ／ __,;;;;;;""~~ ／,,,ノ ,i i
／ ヾ i _,,..... __.,,,,,,,,ゞ;:::~~ "~~ "
／ ---...__i ____............;::::::::""""
i""""''''''';;;;;;;／~~~
- 315 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:13:25 ID:49QiQOc.
-
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i!
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤ ではルイズ嬢、あなたは密命を帯びてこのブリックスにやってきた
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_ とのことですが？
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ!
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|
|
|
|
- 316 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 18:13:25 ID:DEUFR.B6
- 馬鹿な子を持つとお母ちゃんは大変だな
- 317 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:13:40 ID:49QiQOc.
- -─┐ r─-- ､
／ └─┘ ＼
-‐〈 ｀ヽ、 ノ 〉､
／.:／｀ｰ' -‐ ￣￣￣ ‐- ｿ└'´＼
／.:. く ｀ヽ／ _.. -‐ ￣ ‐- ._ ＼,ノ く_ 、
/／rｰ┘ ／ ／ r勹⌒ｰ'^ヽ､__ ＼ ＼ ｀ヽ
／.:.:.:.:| ｀Ｙ ／r'⌒ｰ'′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 乙_ ＼ Ｙ´ ﾄ､
. /く￣￣￣￣7ん'´.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:（.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀廴K￣￣￣￣ﾌ
/:,ｲ:.ヽ、 ／ |、.:.:. /.:.:,ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:＼ヽ.:.:.:.:. ﾊ.:.: | ヽ、 ,ｲ
ﾚ'│.:.:.:＼_/ | ＼.:.|.:./.:ｌ{、.:..:.:.:.:.:.:.:ヽ斗┬-ﾄ､ | ＼_ノ: | はい閣下、こちらの書状をお読みください。
l.:./ ﾉ / |.:. /｀|┼-ﾘL､.:.:.:.:､_／.:/| /:.: |:.:ヽ ＿_」 ＼|
∨ ＼|￣＼jr=云ﾁ≧x､.:.:{＼.:.:.:.:.}y≦ﾃ云ｭ_ﾚﾍ ヽ／:!
ﾉL＿」ｲ{´ ﾄ､__,小V }.:.:.:仆､__,ｲ ｀}ﾄﾉ.:L＿」.:.:.:.'､
／.:.:.|.:.:.:.:.:|ヽ 弋zｯﾉ ﾚ'}ノ弋zｯﾉ ﾉ ﾘ.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:＼
＿／.:.:.:.:. |.:.:.:.:.ﾍ、 ｰ一 ｰ一 ｲ.:.:.:.:.: |.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
r'´／.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:ﾊ ／/／/／ ' ／／/／/ 从.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ､_
／ /.:.:.:.:.: .:.:.:. :.|.:.:.:.:.:.:人 ,ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} ＼
〉 { .:.:.:.:.:.:.:..:.:.: |.:.:.:.:.:.:.:. l＼ {｀) ／.:|.:.:.:.:.:.:.:. |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丿 ﾉ
L_/＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ.:.:.:.:.:.:.:. |.:.:..:＞ 、 _ . イ.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:{＿_/
L＿}.:.:.:.:.: ／.:.:.:.:.:.:.:.:.丿.:.:.{:.:.くんﾍ/又ﾍん勹.:.:. 八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:ヽ _〉
丿.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.丿:.:. 〕ﾆ/ ﾊ ヽﾆ〔_ .:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼.:.:.:.:.:.:＼
／.:. ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.厶＿∠ -‐く_〈__/l ﾄ､_〉_ノ‐- ＿_rヘ、:.:.:.: .:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:＼
／.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ ＼|│ | | | | │| ／ ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:＼
＿
／ ＼ | |
／ ＼ | |
/ ＼ | |
/ | // |
/ ＿ /＿ | // |
| ＿ | ＿ / | // |
（＿＿＿）|（＿＿＿ ） | ｜ // |
|＜・＞）=（＜・＞￣| | ⌒）| // |
|_＿_／/ ＼＿＿_/ ノ 6）| // | どれ、拝見致しましょう・・・・・
| | / 〉＼ | | | // |
＼ | んつ 〉 | | |// |
|/ U ＼ ｜// |
| （ ￣￣￣￣￣ ） | // |
＼ ⌒＼ ノ // |
＼＿＿＿＿ ／／ |
＿＿＿＿＿＿＿＿ノノ 彡
ミミ ￣￣￣|||￣￣￣￣￣ 彡彡
ミミ三＼ ||| ／三三彡彡
ミ三＿二二|||二二＿三三三
- 318 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:13:55 ID:49QiQOc.
- ,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i!
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_ なるほど、フェルーシアやトリステインと合従して、マクベスを討つという
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_ わけですな。アンリエッタ女王陛下のサインもある。果たして、フェルーシア
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ はこの計画に賛同しておられるのですか？
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ!
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. / .:./ ヽ
/ .::/: / .: ! ＼. ! :. ',
/ .:/: / .:: :./!: ヽ | ! :.: !
| .:.:ｉ:.: ｉ .:.:.ｉ :.:/ |:. }ﾉ ! ヽ !.::. ! !
| .:.:|:. ＿|_ ! ハ. / |:. |ヽ :. | :.} |:.:. | |
| .:.:.|:. |:..::｢ ` ト|､＿!___ﾚ !:.:.: ｰr|:ヤ弋ト:. /!V
/ .:.:.|:. |ヽ:|_＿V ＼| !:.:.: / ﾚ__|／|:.:. /ﾘ いえ、まだです。しかし、この計画は早急に構える必要性はありません。
/ .:.:.:.|:. |7才 ￣えZト. |:.:. ／r≦⌒v! ﾘ:. /ﾚ
／ .:.:.:.:.:|:: 代 {ﾊ_.ｲ} |／ {ﾊ.ｨ} }^厶ｲ
／ .:.:.:.:.:.::!.: ! _v少 v少 / |
／ .:.:.:./:.:.:.:.ﾊ:: ﾊ ::::::::::::: , ::::::::::: / .!
/ .:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:ﾊ:: ', ﾊ 八
./ .:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:∧: ヽ 人 /.: ＼
! .:..:.:.:./: : : : : :: : : ∧:: ヾ ､ ⌒ ｰ'⌒ ,. イ /.:.:.:. ＼
| :.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.,. -― ﾍ:::. ＼｀ ､ __,. r＜/.:.: /:.:.:.:.:.::. ヽ
| :.:.:.:.!:.:.:.:.:.／ V::.. ＼ / /:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.: }
| :.::..:.!:.:.:.:/ ' ,::::.. ＼ ヽ/:.:.:. /´￣￣＼ /
＼ :.:.:.:!:.:.:| ＼::::. ＼. /:.:.:. / ＼/
- 319 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:14:13 ID:49QiQOc.
- -――- ､
, ‐'´ ＼
/ ､ ヽ
|ｌ ｌ /〃 ヽ ヽ} | l ',
＼ .ljﾊ ﾄkﾊ 从斗j │ ハ
＼ l∧}ヾｿ V ヾソ ! ! ヽ ＼ 現在、マクベスは完全に守りに入っております。そして、遷都計画に
＼ __ _＿ ﾘ.人 v‐┐ /" ﾄ､ ヽ ヽ 専念しておりますが、アンリエッタ陛下はさらに一年二年後での開戦を
{心下ヽ /" ＞ゝ-'＜{ Vl } ｝ 構想しております。
ゝ＜}ﾉ ＼ （:::::Y Y:::::! ヽﾍ { {
7´￣ ) ）::∨::__::ヽ }::＼ ＼丶、
/ ／ /ｨ'´ヽ:::::::::ﾉ /:::::::::ヽ ヽ ｀ヽ
! ≦∠__ノ:::| /ﾊ::::/ ゝ､:::::::::`､ ﾘ ﾉ
| .:.:::::::::::l __ヾ＼ ≧:::::::::'､ヽ {
＿
／ ＼ | |
／ ＼ | |
/ ＼ | |
/ | // |
/ ＿ /＿ | // |
| ＿ | ＿ / | // |
（＿＿＿）|（＿＿＿ ） | ｜ // | つまり、奴らが完全に油断している状況で、戦端を開く
|＜・＞）=（＜・＞￣| | ⌒）| // | ということですかな？
|_＿_／/ ＼＿＿_/ ノ 6）| // |
| | / 〉＼ | | | // |
＼ | んつ 〉 | | |// |
|/ U ＼ ｜// |
| （ ￣￣￣￣￣ ） | // |
＼ ⌒＼ ノ // |
＼＿＿＿＿ ／／ |
＿＿＿＿＿＿＿＿ノノ 彡
ミミ ￣￣￣|||￣￣￣￣￣ 彡彡
ミミ三＼ ||| ／三三彡彡
ミ三＿二二|||二二＿三三三
- 320 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:14:28 ID:49QiQOc.
- -‐‐'´ `ヽ、
／ ＼
／ ／ ヽ ＼
/ ／ ／ ｉ ヽ ヽ
| / / / / | ｉ } 〆
| | | / / /| _L | 〆
| | -:十卅十|ト､/ /ﾚ ィｉ｢ /| ﾘ 〆
| | |ィ厂ﾃﾄﾐ 从.{ ｆ爪}｢ 〉| ｨﾘ 〆 その通りです閣下。そして、フェルーシアも現在、アンリエッタ女王陛下自ら
| | |ｉ {.辷ﾘ {心ﾘ イ/ィ 〆 カズキ三世陛下と交渉に望んでおります。
/ ∧ ｉ| ､ ｀¨ / |＼ 〆
/ ｉ| ', ,. - :ｧ ∧ |ゝ ＼ ｒ-､／ィ
／ ∧ ＼ ` -' イ| ＼ ＼∧ } ノムイ {
/ /⌒| ＼` ｰ ｒ＜ー┐ ＼ ＼| ／/´- |.／
./ /::::::::ｉ| ｉ ＞ｒく ＼:::＼ ＼ ＼ /イ/ｒ:┴ﾍ
〉:::::::/ ｉﾄ､/／ヽ＼|::::::::＼ ＼ | ﾚ' ￣/
／￣￣＿＿＿ﾉ ｉ|::::＼| Ｔｱ|:::::/:::::::＼ ｝ |ｒ'´ ／
＿＿＿ﾉ‐::::::: ∨/:::/::::::::::::::∧ / ∧ イ＼__
<::::::::::::::::::::::::::::::ゝ::|::/::::ｰ:::::::::ノ’ |／ ｲ |
＼ ＼ ＼ー――‐:::::::::/::::＼:::::::／ ∨__／ ＼
::::::＼ ＼ ＼::::::::::::::::／::::::∧:／ ／ | ＼
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,. - '::´￣￣:｀::ｰ-､
／ ,.: : : : : : : : : : : : : : ＼
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|: : ｉ : : {:./: : : : : :、: ヽ : : ヽ: : ｉ
|: : ﾄ、ハ|.: : : ヽ: : ヽ: :|: : : :|: : |
|ﾊ:.ｉ !＼:.ヽ.: : : :|: ﾊ|: :.|.: : : |: : | このまま、マクベスを放置すれば、必ず貴国にも害を為すはずです。
从弋ﾄ､:.!: :!_｣斗ヤT: : : :|: : | アムリッツァの時にように、あの国は確実にブリックスを襲うでしょう。
|:.| ﾋﾘ |ノ 弋たト/: : : 八: :|
／|人::: ､ ::`ｰ' /: : : /: : ヽ!
(:._ノ: : ＼ r ､ /: : :.∧: : : : ＼
／ : : : : : _}＞､ _, ィ: : : /: :ヽ: : : : : ＼
(.: : : : : ／:/:.:.:.:ﾑr:/: : : /＼: : ＼: : : : : ＼
ヽ : : 〈:.:.:.:|:.:.:/A.Y : : : {:.:.:.:.＼＿: : : : : : : ）
） : : ＼_:ｉ:.:.|.X/{: : : : :＼――┴┐: : : /
弋二¨´.: : : : : 人V|／::{＿_: : : : ＼:.:.:.:.:.:.:{: : :/
人
- 321 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:14:46 ID:49QiQOc.
- ,.r‐'"￣￣￣｀ﾞ ヽ､
.／ ,, ＼
.／ ,:f :ヽ
.／ ニ十'ニ:-――､_ i.
/ ＿ ﾞナ'" ﾞｰ‐-､ :i!
｣＿＿≧､,r-‐====‐-ゝ ,r-┤ （その前に、トリステインがつぶされるだろうがな・・・・まあ、あの蛮人共を
/i､＿,＿ﾄーﾄ ＜ﾞ;ﾆlﾕﾆｰtﾞ!､ ,i.ﾉｰ､ト-､_ 調子に乗らせておくわけにもいかんな）
! l｀ﾞｰ;`ﾅ' .ハ､=:ﾞｰ==‐'/￣ヽ ﾘ Lr‐ ｢ﾞｰ-ヽ､_
ヽ!ｰﾆ;/ ;ｲ ﾆｰ---'" ノ ,r'"i! l ヽ.ヽ 分かりました。しかし、我々もフェルーシアとの協議を行わなければなりませんな。
七'"ﾘ‐-ｨー―ﾞ＼ ／ T.ノ ./i .,! ﾉ! この話はとりあえず、私の所で留めておきます。
l_lﾞｰi ＼ i" ､＿ノ l ／／ .!
./,ｨ! -=ﾆニニニ=､_, i i レ'.／ .!
.r',f ＿＿__ __ i __,r'ー‐'"r'" l
.l ﾄ､ ,: ﾞｰ"＿,.---┴＝-‐'"ﾞi └r' !＿＿
.ﾄ-､_ヽ_j _,..-="_,二二￣ ._ノ ,.r‐' ＿／
,( ﾄ-､ ヽヽヾ／,r'"r‐'"‐‐ゴ" ﾞー‐' _,..-‐"
／￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/ : : / . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . ､: : : :ヽ
/ : : / . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : l
/ . : :/. : : : : : : : : : : :l: :1: : : : : : : : : : : : : : : : : : ',: :.:1
./〃: /. : : /: : : : /: : : ｛:. |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : 1: :|
l/ Ⅳ{: : .:. |: :｛: :｛1: : : :ヽ:|: : : : : :l : : : : : : 1: : : : : : l: ::|
｛: {: : :.: |:.:.:|: :.| 1::ﾄ､: : :ヽ: :|:.:｝:|ヽ::l: l:!: :.l: : : : : : :l: ::| わかりました閣下。
Ⅵ. : :.:.|:.:十-|-|_:Lヽ: : : :､L_|:.|__l:lLi:l_: :l_: : : : : ∧: |
ﾄ､. : :|＼|ヽ1_ヽ{ ｀V: : : l 」:ﾉ__lﾉ ﾘ):〃7｀: : :/ ハ:ヽ
//|＼:|ィ≧〒ﾃ弍 }: : ノ弍〒弐ﾃチ=: : : :./:/: : l: : ＼
//: ＼: :1｀ヽ 辷ｿﾉ ﾉ／ ｀込ｿﾉ´ノ7.: : : /`ヽ: : l: : : :
ノ^Y^1 : : ', , , , , , , , , , , , , /. : : /.:.:.:.:.:.:.:`ヽ : :
ノ:.:.:.:.:l.:.:.1: : :.', ′ /: : :./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', :
(.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:1: : : ヽ rっ ／. : : /.:.:.:.::::::::::::::::::::ヽ
ヽ.:.:.:.:.l.:.:.:.1: : : : :い＞ ,. イ. : : : /.:.:.::::::::::::::::::::::::::::
ﾄ､.:.:.l.:.:.:ﾉ . : : : :ヽ1 ｀二7´ /: : : : : l.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::
|.:.:ヽ|.:./ . : : : : : ｝ ∠Vく /. : : : : : |.:.::::::::::::::::::::::::::::::/
ﾄ､.:.:.:/ . : : : : : :.八/ <☆> V: : : : : : : :|.:.:.:.:::::::::::::::::::::::/ :
|.:.:.::/ . : : : : : : :/.:.:.:V ｛ﾈ｝V: : : : : : : : :＼.:.:.:.:.:.:.::::::::::/: : :
- 322 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:15:00 ID:49QiQOc.
-
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
. /: : / : : : : / : /´ : : / /: : : : : : 丶: : ヽ: : :.＼.:.: : :＼|: : : : |: : : : ＼: : |
|: : /.: : : : :│:/ : : : /: :ｌ : : : : : : ＼＼: :}: : : : : ヽ: : :.:.|: : : : |: : : : : : ＼l
|: :j : : : : : : |│ｰ ､/: : j{: : : : : : : : :.ヽ∨ヽ: : : : : }: : :.:|: : : : |ヽ､: : : : : :.` 、
∨|.: ｌ : : : : |∧: ::/＼ ハ: : : : : : : : : :! |: :ハ__: :斗-‐┼: : : :l＼:＼: : : : : : ＼
|.: | : : : : | ヽ_{,＿{＼{ヽ.: : : : : : : :| j ／j＿__j,,ｚ-/: : : :│: :＼:）: : : : : : : ヽ
∧ | : : : : | ｱ/仔≧ﾄkヽ＼: `ー-j孑仔f¬｢⌒ヾ＼: : : : |: : : : ｀ヽ､: : : : : : :', 何よ、アニエスの奴適当な事ばかり言って。どこが
. /: :}人: : : : !、Ⅵ {iﾍ jﾄ' ヽ: : :./ ｲiﾍ j.| /: : : :.:/│ : : : : : : ｝.: : : : : :｝ 「デキン宰相はマクベス嫌いだから、すぐ了承してくれる」
l : : : : ﾉ＼从ﾍ 弋込ｲ| ﾉ ／ 弋込.ｲソ ./: : : :.:/: :.| ／⌒Ｖ: : : : : : / って言ってた癖に。
|: : :.／＼厶: : ﾊ ,_ゞ=ｰ' ￣ `ｰ=＜_ /: : : :.:/: : ん'´〔 │ : : : : /
`ｰく /´｛∧: : } /／/／ , /／/／/ /: : : :.:/: : ∧ ）-〈 :| : : : : ｛
∧/ ヾﾍ 八 /: : : :.:/ /／ | ｌ: : : : : :ヽ
/' | ∧: :ゝ.、 ヘ /: : : :.:/: : ∧＼ | /: : : : : : : !
. ノ{: | ﾄ∧: : : : ,_ ィ/: : : :.:/: : ∧/∨l＼/ /: : : : : : : : |
〃: :＼∧ ヾ ヽ: : : : : : ∨＞‐--＜ヽ〃: : : :./: : :.ハj／⌒) /: : : : : : : : :.j
{ｉ: : : :.:ヾﾍ ∨ハ: : : : : : ∨ﾊ 〃: : : :./: : : :|､/ ＼／ /: : : : : : : : : /
ヾ : : : : : : ＼ ￣{,ﾍ : : : : : :∨ﾊ :{!: : : : :{: : : :.:l∧_厂 ノ: : : : : : : : : /
- 323 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:15:20 ID:49QiQOc.
- 別室で待たされていた↓
／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀`ヽ
／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〃: : : : : : :: : : : : : ヽ
｀`ヽ. : : : : : : : : : : : : : : ／〃: : : : :: :/:/: : : : :ﾄ､|
/. : : : : : :/ : : ::／:／ /: : : :／.://.:.:.:.:.:.:.:.| !
/. : /: : : :/: : ／:／ /: : ／ /ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:.|
/.:.:.:/.:.:.:.:./.:.イ ー--- /:.／ /イﾊ.:.:.:.ハ.:.l
／.:.:.:/.:.:.:.:./.:.:.:.:l ┯┯z= ┏┯ .:.:./ V
￣/.:.:.:.:./.:.:.:.:. | Lりノ りノ レ'.
/／.:.:.::/⌒ヽ::| u , | いや、それでも遷都でごたついている中でやるのが効果的だから、
/.::ハヽ ___ ＿ , ﾉ 急がなくてもいいって言ってたじゃないか。
,r─……┴‐- ､ 「 __ノ ／
！: : : : : : : : : : : : :＼ ､ ／
！: : : : : : : : : : : : : : :.＼｀ ー r‐く.
ﾉ. : : : : : : : : : : : : : : : : .＼ _」: : : l
/. :,. -─- ､: : : : : : : : : : : : 7: __」
ﾚ'´ ＼: : : : : : : : :/´: : : ∧
/ ＼: : : : : ！: : : /ヾ ＼
／￣￣￣｀ヽ ＼: : : ！: / l ヽ
: : : : : : : : : : : ＼ ＼: 」: ,' l ｀ヽ
: : : : : : : : : : : : : :＼ V i
/ / / / 〃 / ﾊ ヽ ＼ V }| |
l { / │ / ! ｛ } ｉ } ｝ ﾚ | |
| ﾊ | j { | ヽ. j │ /! / ,′! |
| l l l 八 ヽ∧ ヽ ∧ | / l ,ｲ /" | |
| l 丶 ヽ{ ＼ { ＼ l _/ 人 ﾚ│/ ! | 余計な事を言うんじゃないわよ犬！
| | ヽﾊヽ : :::::::::::::::ヽ j￣/￣｀Y´￣/ｲ j l
ｌ l ∧ ::::::::::::::::::::::::j／::::::::::::|::::::: / ,′ 八
/ ﾍ ﾍ、 :::} │ / / ′ ヽ
ノ ﾊ lヽ､_ ＜/ / ＼
／ _j |}´ ＞ ､ ___, イ / /ー-､ ＼
／ ／ l l_} ,′ / ヽ ＼
／ / | |_} ヽ / l { ｌ ＼
- 324 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:15:43 ID:49QiQOc.
- ／.:| z -――z＿＿_
／∠.:.:.:.:.:.:.:. : : : :.:.:.:.:／
/.:._:フ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＜
l／ ＼:::.:.＼.:.:.:.＼.:.:.:.:__＞
l z＼ _メ`ーl-.::＿＼.::.:＼
}⊂⊃ ⊂⊃ V::::::::::::::::::::__＞ すんません！
/ ﾐ 彡 lﾍ:| ）:::::::::＞
ヽ、 ､ -―っ ムﾆｲ.:.:.＿_＞
r=＞┬ｪ―=-―-く⌒
ト､`ry'´＿.:.:.:.:.:.:.:./
人___||＿_,. -―‐く:）
／ 〃〃‖ >､
/l. 〃〃 || ／: : ',
/ :| 〃 ff. |l /: : : : :|
/: : l＿＿.||＿＿＿ｌ| /: : : : : :|
／ ＼
／ ｀ヽ 丶
/ .:ﾉ ', ヽ
/ / / .:.:/ :ヽ:. ヽ:ヽ V l
l.:.| :/ .:./.;ｲ :ヽ:...:.:ｌ.:.: .:|:..:l l: ! 第一、このままマクベスが台頭してきたら、困るのはトリステインだけ
|.:.| .:l .: ＼!/ l:.:{ .:.:.|ヽ:.:}ヽ .:j .:.! |:. | じゃないのよ！ アムリッツァではビュコック提督やウランフ提督を失い、
ヽﾊ:l:.| !:.:.:jV＼{:八 .:.::.l }:/_,j;ィト:.l .:l:.: | 尚かつ艦艇も七千隻も失ったのよ。その再来を恐れていないのかしら。
ヽ从:.: iｲfﾁ心ハ ､从ｨ厶斗＜V .:.jl:.: |
＼ﾄ小._V;zｿ ﾉ／ V;;_z1 '/ .:.:.:ﾊ:.:. 八
ﾘ :} .:::::: , :::::::.. / .:.:.:/.:.ヽ:.:.: ヽ
_..ノ/八 / .:.:.:/.:.:.:.:.＼:.:. ＼
, -‐´ :／ .:.:＞,.、 ´ ヽ ｨ′ .:.:.: ﾊ;.__ .:.:.:.:＼:.:.: ￣｀丶、
〃 .:.:／ .:.:.:.:.: ﾉ'¨ ヽ､_ , ｨ≦７ :.:.:./'´ ヽ.:.:.:.:.｀ ー- ､:. ヽ
l .:.／ .:.:.:.:. ;.'ｲ＼ ノ} /｀∨ :.:.:.:{ ゝｰ､.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.: }
{.:/ .:.:.:.:.:／ } Vx1_/ ｛ :.:.:.:ヽ ∧.:.:.:.:.:.:.:}:.:. ,′
〃 :.:.:.:.／ j／ ￣￣ ヽ入 :.:.:.:.:.＼ ヽ.:.:.:.:./:.:/
{ :.:.:.:.｛ | ／ ＼ :.:.:.:.:.＼ ）:.:/:.;ｲ
- 325 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:16:00 ID:49QiQOc.
- /|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:./ ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍヽ:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
. !:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ll:.:.:!-‐ '､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ¨ヽ:.:.:トヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
. ';.:.:.:!:.l:.:.:.:.:.:.:.:.l´';.:! ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ ＼! ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
|:.:/!∧:.:.:.:.:.:.:.| ';|. -― ＼:.ﾄ､:.:.:.:.:.:.:ﾍ―- ヾ､:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.
l:/ ﾊ:.:.';.:.:.:.:.:.:.', ≡三三 ヾ､`ヽ､:.:.:.:.!三三ミ |:.:.:.:.:/､:.:.:.:.:.
/ ';.:.:ﾄ､:.:.:.:',ﾍ :::::::::::::::: ＼:.|::::::::::::::: /:.:.:, '‐､ Y:.:/ でも、マクベス軍は三提督を失い、全ての損害を会わせると二万隻もの
. ';:.| ＼:.:',ヾ、 ′ ヾ /:.:／} /:.:.{ 艦艇を失ったって聞くぜ。それに、今のブリックス軍は「不敗の魔術師」の
ﾘ ヽヽﾍ ヽ､ /／ ノ ,ｲ:ハ! 後藤提督もいるし、危機感はそんなにないんじゃね？
｀| ｀` U ´ /ｰ- ':.:/ﾘ
ヽ､ ｧ--‐ ､＿＿＿, ／:.:.〃:/
';.:i_丶､ ヽ､ ＿＿＿_＿ﾉ_ ... ∠:.:.:_/i／
r '' ¨￣ ` ヽ:.:` t- ...__-,, - ¨ ¨ヽ
l `ヽ ヽ-‐ ''て( {
__＿_,. -―‐-- ､
／ ＼
／ ヽ ＼
／ ／ ＼ ＼_＿＿_,
/ / / ヽ ヽ ヽ__,ノ´
,' / / / ヽ ｉ ＼ ＼
| / ｉ / | ｉ ∨ ヽ. ヽ !
| | | ＼! ﾊ. ! ! ｣ | |∨
| | ﾚwﾘ`＜ V! /／ | | /
| | | ｨf?lﾃﾄﾐｰ ヽ /rえV /|/ それだって、フェルーシアの援軍があったおかげでしょ！
| | | Vr少' |/ ﾋｿ ﾑｲ 第一、ブリックスとマクベスがその後終戦協定を結べたのも、
/ 八 ', ::::::::: 、:::::: ! | 青狸とお父様が間に入ったからよ！ ブリックスにはトリステインに
／ ＿_ﾊ. ', 人 | 対して恩義があるのよ！
／ ／..........:::', ', -‐',. イ |＼
/ |::::::::::::::::::::', ',＞-､＜::::::V | ヽ
. / / ／￣￣￣`ヽﾊ ∨丕 !:::::::::{ `ｰ ┴‐--､
| ノ |::::::::::::::::::::::::...::::} ∨V}:::::::人 ＼
弋´ r':::::::::::::::::::::::::::::/ Ⅳ.}:／:::::::＞―--､ _ノ
＼ V´￣￣￣｀¨/ 人ﾘ:::::::::／:::::::＼／ , ＜.
) |:::::::::::::::::::::/ ／ー个ｰく::::::::::::／ ／ ヽ ヽ
. ::::::::::::::::::|
- 326 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:16:14 ID:49QiQOc.
- ＿ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ:＿＞
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼: : :＼
l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ: : l
| /l: : : : : ＼ : : : : : : : : ／´￣￣￣￣ ｀ヽ､
∧!: :',ヽ: : : : : : : : : :.／ ｀ヽ､ ルイズ、俺正直この計画実行するの、不安になってきた。
. jﾊ: :}ﾍﾞヽ: : : : __,ノ . : : : : : : : : : : : : : : ノ なんか、嫌な予感がする。
ヽ| ゝ ﾝ∠ _＿＿ _: : : : : : : : : : : : : : : : {‐ヽ、
{￣￣￣ ＼ ￣￣｀ヽ､: : : : : : : : : : (
l＞‐- _ ヽ: :
, - ‐′ ヽ￣ : .
／ ヽ: : : .
/ .: : : : : :.＼: : : .
| ＼ . : : : : : : : : : : : `ー- ､: : : . . /:
| .＼ . : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : . . /: :
l . : ＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : .: : : : :/: : :
l : : : : :.＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣￣ヽ_ノ: : : :
| : : : : : : :.＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
. ,.-‐ ､ ,.- ´￣` ｰ ､
/ ､ ＼. ／.／ .／:.:. .:.:. ヽ
/ V. `ﾍ､_／.／:./V:./;.:.:.:.:.:.:i:.:ヽヽ
. / ,ﾍ ﾇ/ :i ﾊ:V:ﾊ:.:.:.:i:.:.i:.:. !: ',
/ i ,. ＼ { i .:.i Y⌒V,.i:.:.:,ﾑ斗:./:. i
/,. -､ |( :.;.:.ゝ,(. | :.:.| ゝ- '`イ´ }り/ﾘノ-―-､ 今更何言っているのよ！
／i´ r-､`ー{ ）ﾉ :.ﾊ v',.:.ﾊrｪ ､.＿`= '/:./ﾊ ＼
rVV-くV''ヽﾊiﾊ´.:.:.:.:| ﾉ :.:.',`ｰ､二.).ノ:.（ﾉv-―､＿ ＼
,. -､ ﾊ, r‐f⌒i:| |:} 〉,.ﾍ ）:.:./ ／´:.:.:.ノ` ､-＿,ﾉヾ:. ';.:', ヽ, ＼
/,r‐‐ﾍ ,. - ⌒`ヽく, `! {::', i:{. /（ y'´..⌒`´-､:.／ <∧>--_,.ノ;: -"⌒ヽ, ＼ ノ､,ｽ
. {/./⌒ヽ, .フ⌒::::::::::::::vﾉ`tﾉ::::ｰ'::`´::::´::::::::::::::::`ヾ(__ﾙ, ／´:.／ i Yｨvく r､!
ｸ:/ { ／;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､;::`く ､.,!ｲ／ r ― ､ / `＼.､
. { ﾊ `i ,.不::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､ヾ､i,.／ .|r -.,i ,. ヘ, ＼
`ｰi i／ /::/::::::::::::::::::::::::::;ｨ:::::::::::::::::::::::;::;::ﾄ､:::::::::::::､＼`丶､,r ､ ﾊ`＿ﾉ ／ｨ i
／⌒ヽ､ ,.＜ /;ｲ:::::::::::::::::::::::／ |::;ｨ:::::::::::::::::ﾊkく!ヾ::::::::::::::i＼､ ): ｿ `"./ ,.ﾉ-､
i i ', ＼ '´i:::::::::::::::::::;:::/＞.kハ:::::::::::::／⌒ﾘヾ';:::::ﾊ;:::| ./,.ﾉ ー - { く` /v ,〉ー- ､
.|: ゝ ＼'ｲ::::::::::::::::i:/i´ ﾘ `|::::::;ｨ;ｲ ,}.∨`i∨ r-‐" ､＿ _ `ｰ ',ﾉ ,ﾊ ヽ
.|,.- ＼ ',i∨⌒N:::|' ,ゝ ,!:::// ゝ､＿,ノ= ゝｿ } /r､.ヽ `, （く.Y´ 〉 `
', /´二´ } ',{ ｿ ∨ ` `=彡|/ ＝＝ ヽ /. Y/ ,.ﾉ, ,`ｰ' ／
- 327 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:16:28 ID:49QiQOc.
- / .:./ ＼ ヽ i |i:. i
./ .:./ ヾ、 ヽ .:',.:.:.:. .:ｌ |l:.:. l
i .:./| .:.:.: :.:ヽヽ ヽ. .:.l:.:.:.:._ -ﾄ | |.:. l
.:.:/ l .:l.:.:. .:. .:.:.ヽ ヽ.:.ヽ.:._-ﾄ‐´:.:.:.! l l:.:. l
!.:| l.:.:!ヽ.:.:. .:. :i.:.:.| ヽ_}-ｌ |､.:.:.:.:ﾊ / ｌ:.:. l
f ﾄ､_ l.:.| ヽ.:.:.:. .:.:. .:|l.:/ ／}ﾘ＿l=/ヽ--/!‐ / l.:.: l このまま傍観していたら、それこそトリステインはおしまいよ。
ヾ!＝=ヽ:i|､.ヽ.:.:.:.:.:../ｌｿﾆ＝ﾘ￣l:/ |.:./ ,' / ｲ.:.:. ｌ 絶対奴らは停戦協定が切れたら、トリステインに攻め入ってくるわ！
. ヽｒ ､￣ヾヽ ', l 〃/ﾘ￣ ｒ-, / l/ ./.:. .:./ / ヽ ', その前になんとしても、一矢報いないと本当に滅亡しちゃうわよ！
{:i:} _ﾉ j | / ヽ、{:!:i ／/.:. .:./ l:.:.:.:.＼ ヽ
＿-―ﾆ ｿ ‐ﾃ=―‐ ´ /:.:. .:./ /.:.:.:.:.:.:.ヽ、 ＼
‐´ U /:.:.:.:./ ﾄ､.:.:.:.:.:.:.:. ＼ ヽ、
, /.:.:.:./. {::ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ ヽ
_ノ､ /.:.:.:/: ﾄ､::ヽ‐､.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ ヽ
＿＿_, ----―‐=_ﾆｿ /.:.:.:./:. ｌ:::l::::l::::ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ ',
‐-､ ｀ｰ==-------― ￣ _-/.:.:.:/.:. ',:::i:::|::::::::',.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ ｌ
ヾ ‐ ､ ￣ ｨ ´ /.:.:.:/:.:. !:::/::r､::::l.:.:.:.:.:. .:.:. ヽｌ
＼ ｀ ゝ‐ - ‐ ´ / 〈.:.:.:,':.:.:. ヾ::/:::ヽ::ﾄ、 .:.:.:.:.:.:.:. ﾘ
/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:./ ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍヽ:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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|:.:/!∧:.:.:.:.:.:.:.| ';|.=＝＝ ＼:.ﾄ､:.:.:.:.:.:.:ﾍ―- ヾ､:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.
l:/ ﾊ:.:.';.:.:.:.:.:.:.', {:ｈ::: ﾄ ヾ､`ヽ､:.:.:.:.!三三ミ |:.:.:.:.:/､:.:.:.:.:. それは分かっているけどさ・・・・・・・・
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ﾘ ヽヽﾍ ヽ｀｀｀ 丶 ' ' ' /／ ノ ,ｲ:ハ!
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';.:i_丶､ _ ... ∠:.:.:_/i／
r '' ¨￣ ` ヽ:.:` t- ...__-,, -‐ ¨ ¨ヽ
l `ヽ ヽ-‐ ''て( {
- 328 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:16:40 ID:49QiQOc.
- ＿＿_
, ' ¨´ ｀ヽ、
／ ｀ヽ｀ヽ、
／ ヽ ヽ ',
/ / .: / :. :.! ', !
|:.! .:.! .:.:! :.:|.:. .:!:.!: .:.ﾊ|: !:. |
V .:.:!:.:.:ﾊ＼ﾊ ! ﾑｲ:.∠ |:.: |:. | とにかく今はこの計画に全てがかかっているの！ 失敗は
ヽ:.从:| f⌒心＼/ｰ 仇⌒ヽ:. |.:. ! 許されないんだから！
| | :.! ﾋﾘ ﾋﾘ |:.:. !:.:ﾊ
/ | .:{ ､､ ' _ ､､ !: ﾄ､::.ヽ、＿
／ /| :.＼ ﾏ´ ￣ ） _ﾊ: | }:.:.:... ヽ
／ .:.:.| | :.:.:.|!＞ ､ __"´ ィ |:.: | |:.ヽ:.:. ｉ
// .:.:.:人| .:./~7ﾍ｣_ rくY~＼|:. 匕}.:.:.:.!:..! |
V! :.:.:..幺| :.| ハ Y ハ ヽ ﾉ!: |:::|.:.:.:.!/ ﾘ
＼.:.:く_ノ .:.＞r---个 , ィ} |.:. ∨.:.:::/: ／
):／ .:.:.:.:∧ ∧ ﾚﾍ.{.:.:.. ＼/:. （
弋フ´￣ .:.:.:.:.:.:込_ ヽｲ } ﾍ√ r‐ﾍ＼.:.:.. ＼ `ｰ-､
/ / :.:.:.:.／::::::::{父／!__/父}:::::::::::::）:.:.: ）:.:.:... ヽ
V{ :.:.:〈:::::::::::::::／〈小-く:::::::::::::::::/:.:. ／:.:.:.:.:.:.:. |
乂 ヽ:.:.:.:.:＼__／::::::::::ﾘ:::::::.＼＿／:.:. （:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.: /
弋二:.,:.:.:.:,. イ:::::::::::::::::〈::::::::::::::（:.:.:.:.:.:.:.:.... _＞:.:.:!:::|／
ｰ=ﾆﾆイ /::::::::::::::::::::.}::::::::::::::::＼:.:.:.:.:.:.:￣:フ:.:.リ:/
|:＿＿厶イ癶ミ^ｰ---､`ー―＜__:／|/
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 329 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:16:54 ID:49QiQOc.
- ニュービックベン 会議室
＼ ;;;;|| o;;;;;|| ;;;;;;;|| ψ;;;;;|| ;;;;;;;||
ll＼..,,_＿||＿_iii___||＿＿＿||__ζλ_||＿＿＿||
||ll ||＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
li ||li || || iｌ;;||| ｌｌ |y||llliii||y| ｌｌ ||llliii||| ｌｌ ||y||llliii||y|
ｌｌi|| il|| ||lljjj|||l;;L|y|| ｌｌ ||y| iｌ;;||llliii||| ｌｌ ||y||llliii||y|
|| || ||llliii|||l;;L|y||llliii||y| ｌｌ ||llliii||| ｌｌ ||y||llliii||y|
|| || || ｌｌ |||llliii|y||lljjj||y| iｌ;;||llliii|||l;;L||y||llliii||y|
ｌｌi|| || ||l;;L|||llliii|y|| ｌｌ ||y|lljjj||llliii|||l;;L||y||llliii||y|
||ｌｌi||＝＝＝＝ ＿＿______＝lヽ/|ヽ/|ヽ/|＝＝
li || ||(○ ||llliii| ／ ＼:::;| | | | | |
li ||ｌｌi|| Y:::;||l;;L| |;;;|￣￣ｌ￣￣|;;;| :| | | | | |
li ||ｌｌi||_||_＿______,||'￣￣￣￣￣|;| :| | | | | |＿＿＿＿＿
||／ '[] ''￣￣￣￣'''[] i|/ヽ|/ヽ|/
／
,,､r''''"￣ﾞﾞ`''ｰ .、
,rﾆ,_ ミ| ヽ.／~~`ヽヽ.
,;" `-､,／ ﾞ!,ﾞ'i,
,:i' _ ----､`i, ﾞi
,l 'l ､ | ,r-ｯ---rﾞi, ﾞi
l, i' ､_,,,.-ｯ'ﾌ,）tr'"===='" ﾞi ,ﾄ.､
ﾞt,'i `'フ",:"!, ` |' i l 全員集まってくれたか？
r' i, ''" : ! _ ﾞir'r l,
|ヽﾞi ﾞ' i;:. ヽ ﾞ'| ,!
ﾞi, ! ! ~;; ＿__， ,､ノ
ﾞi, ,,; -''"~,､ ,/ |
`" ﾄ、 " ` / |
| 'ヽ. .| / .|
| ﾞi,ヽ._ l __,,./ .|
! _,,,二ﾞ~r-:'::::::::::::::::┴┐
,rﾞ‐'"---i | |~~.........---r ﾞi |
| ｒ''''''''i i,ﾞl | ,,! ''''''''7i_,,,! |
| ﾞl'" __ﾞヽj | ｰ' '''''''7 `ﾆ' ﾞi,_､＿__
├iﾞt'",,r'' , i ,....,'''''ｿ,,.-''"''"t'r'"__,r'"￣''7
,,,,r:､ヽ､ヽ-''"l !ヽ,,,､-'""_,､-'''' ﾞ'ヽ､r"
__,,,...-フ／~__ ヽ二二,,､--'"_,,､-'"
,､-／／,,.／'" `'-､、 ,! ,.r'"
- 330 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:17:12 ID:49QiQOc.
- __＿＿__
. ィ { // /〉 ､
∠. ＼ ヽ: . . ∠>､
/／￣＼＼: l:// ／: . : ∧
〃 //⌒```ヽﾂ""⌒ヽ: : ∧
{ . ｌ/ V : ∧ 本日は一体、どのような用件でしょうか閣下？
ゝ: :{ ―==､ _ ==‐}: : : :}
} :ヽ`ｴｆァ ヽ ｒ´ｨﾔア/ : : /
/: : : l , / : : : {
{∧: : :ﾑ | V : : :lヽ
` }: :〈 .ィ __`.'__ ﾑ}: : 〈}ﾉ
`彳: : :}:」＼ ｀ﾆ´ ／l/ｲ: : ﾄ-
V: lｙ∧l 丶.__／ ∧ﾍ: : |
_>:ゝ| ＼ / ／ |､_）ム
_ -‐' / ｀ | ＞‐＜ ｜ ＼ `ー-､_
＿ -‐…` / _l ∧ ∧ |､ ヽ ｀ …‐┬ ､
ブリックス内務次官兼国家保安局長
アレハンドロ・コーナー子爵
;' ／ ﾞ;
;' ／ ﾞ､
;' ／ ,.-ー､ ,.r‐'''' -､ ﾞ､
｛, ' .／,.. ------- ､.._ ヽ. ﾞ､
/ ,:'"´ ｀`l ﾞ;
|/ / j }
l|, / ,ノ ,ﾉ ;'
ﾞ| | ./''=;;､､_ ;;=ﾆ- ''ノ' / まあ、おおよその見当は付いておりますがね。
ﾞ､ l N'¬;;ｪyﾐ-: . . -彡ry;T'ー-彡_,ィｲ'
ﾞ､､ ヽ. ﾞ､ヽ- 二-': : : : . -:ニ -': : :.7｀ ﾉﾉ
ヽヾ-ヽ､ ＼ ´ . : : : | ;'／／
` ､`ﾞ､ ｀`ﾞ` .: : : | ;'_／
｀`ﾞ､ : : |, ' /
ヽ _ - ,:'
〕:､ ￣￣￣￣ ,イ|
,/:| ＼ ￣ ／ |＼
_／ |. ＼ ／ | ＼
,.. - '"/ | ｀` ;==､´ | ;ヽ､
''''"´ / | / ヽ. | ｀､ ｀ヽ.､
/. | ∧ ∧ | ﾞ､ ｀`ｰ-､._
ブリックス国防次官
ムルタ・アズラエル伯爵
（元シャングリラ・ロジスティクス社長）
- 331 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:17:57 ID:49QiQOc.
- _＿ , -‐- 、
_ _ ,. ´,. -‐-｀＜´￣ ｀ ＜ ｀ヽ
. ／ ヾ7／..:::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::＼ }
/ 「ﾉ´ .::::::::／::::::::::::::::::::::::::＼::::::丶
! 〈,' ::::::::::/::::::i:::::::::::::::::::::ヽ::::::ヽ:::::::ヽ
! {| ::::::::::;'::::::::';::::::::::::::::::::::::',::::::::',::::::::ﾊ
' , <| ::::::::::|::::::::::ﾍ:::::＼::::::::::::}＿;;」:::::::::/
ゝ._,ﾉ>!:::::::::::!_|＿:」_＼＿ヾ＿;ﾄヾ ,'ヽ::::/
｀^ ﾍ::::::::::!,.ィてﾐヾ, 弋;ﾉ, |）::∨| あらあら、お二人は頭の回転がお早いようですね。
(ヽ::::::ヽ弋:::ﾉ ( " !ﾍ:::::::! 私などサッパリ分かっておりませんわ。
ゝ＼::::ゝ｀" .' l ';:::ﾘ
ﾉ＼:::｀＞ __ ,. , ' ∨
/:::ﾍ i￣ 、 ／
ヽ/ lヽ＿｀＞ ィ´〉
. 〈:丿 }: : : ￣｀Ｙ´!::〉
〈:丿 丿ヽ: : : : l|! |;:〉＿ __
〈::ﾑ_／: : : : : __ :l|Ｌ :r-、: ヽ｀ヽ
,. "￣ ヾ.、,-、ゝ_ﾒ: : :｀X´: : : ', !
/ li:ゝ .) :/ : : : : : :＼'´):∨
カーディフ・コーポレーション社長
王留美子爵夫人
,. 、
,. ´ _,. ｀､
/ _,,.. -‐''";Ｚ_,,:ｧ'' _,. ヽ
;´ ､_ゝ''" ´ `ー‐'-=-'Z_ ﾞ､
i ,ゝ )､_ :::::ヽ、 l
〈 /´ _,..-;.´-‐｀ｰ=､ヽ |
'i｜;、 、;' _,.-';:='_、==‐;:'､::::::::! { 冗談はやめておくことだな子爵夫人。
',l,ﾉ,ﾆﾆ':‐､ゞ' ｰ"´ｲﾍ‐ゝ'''"ﾞ ::::::;! ,r',ﾆﾆ:､l 閣下が我らを呼ぶなど、たった一つしか
ｲ'´,.=r;:i､ゞ` .:::::'!,/',.、ヽ,l.i 無いではないか。
| `"´ /.::::::.. .::::::::'::::ヾ｀ヽ !l|
| ' ::::::: .:::::::::::::::::）` ﾉﾉﾘ
', ヽ ::::::::::::::;::､-:'-ﾂi
!i ..-_＿＿__ ::::::::::::::!'､;;;:ｨ´ 〉
`i ,r:''"ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´ ::::::::::::;!:::ノ,. 〈
ヽ '"￣ ::::::::::/::::::'ヽ...ｨ'
ヽ ..::::;::::': _,... -!i
ヽ ....::;:-';"-‐''"´ '､__
'､ ..:::::::::;;:-'-<'´ ヽ)｀ヽ
＞ｧ='"''´ ヽ ,.,;;'´;;;;;;;;;ヽ、
l / ヽ ,.,;;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,..-|/ ,i、 ,.,;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
シャングリラ・ロジスティクス社長
ロード・ジブリール伯爵
- 332 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:18:23 ID:49QiQOc.
- _,.-'"￣￣￣￣｀`ｰ-､
r'′ ヽ
.| ',
| z-､＿＿,..._ ｌ
.| ,ｨｰ'￣ ￣'‐|: !
| / |: |
/ﾆ:､,' -`==-､__i ､_,.;;=≡|/ おそらく、マクベスの遷都計画の事でしょう。それでしたら
{ﾍ.ﾉl! ヽtｯ=‐ =ｔｯﾆｱ.k} 全ての打ち合わせは終えております。順調に、輸送は行われて
.ヾぃ .::: i /′ おりますよ。
`ｌ1 /
┌l＼. ＿__'__ /
.ト､_`ｰ､ ‐‐ , ｲ
.| ｀ヽ､＼_ /./|
_,.-‐'^ｰ､ ＼ ヾ¨ｱ / ﾄ､_
_,.-‐'´／ `ヽ、 ヽ V / ／ ｀`ｰ-､_
＿_,, - '' ￣`' ￣｀丶、＿
／ ／／:::::::::/:::::::l:::`ヽ::::ヽ ｀ヽ
/ /:::/:::/:::::::/::::::::::!:::::i:::ヽ::::', ',
! /::::,':::::l:::::l:,':::::::::::,':::::::!:::i::',::::', !
V::::::::l:::::l-‐ト:::::::::/,ｲ-‐ト:l:l:ｌ:::::', !
〃 :::::l‐┴┴'ー'/ '┴‐┴/l:l:::::::',ノ
ll:::::::::::', ｨ＝ﾐ ｨ==ﾐ_ 7:::::::::ﾄ!
llヽ::::::::l` ! ノ:,ｨ:l:::/ 我がカーディフ・コーポレーションも、全力で各種資材をラ・ロシェールに
}:::::ヾ､ __'＿ ｲﾉ!ｲﾊ} 手配しておりますわ。
l从ヾ'､ ヽ:.:.ノ ./イ ﾚ′
/::丶、 ,, ィ´:::〉
',::/ト､｀´, -┤〉〈
〈:::〉! : Y : : : l〈:::/
／￣/7´￣´ヽ:l: : : : :￣ヾ､￣ヽ、
/ //, ､r^ｪ '´｀丶､r^ｭ,､:l l ',
l l l_,Y'' ´ : : : : : : ｀''､Y l l i
l ',l／ : : : : : : : : : : : : ` ､!ｌ/ .l
_/´! , ': : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ,'
/ ／ Y′ . . . . . . : : : : : : . . . .. ヽ /
_/´
- 333 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:18:38 ID:49QiQOc.
- ...........................,..:--――‐--.､_
::::::::::::::::::,.:r'"／ ﾞヽ､_
:::::::::::::／ iill ／ ＼
::::::::::/,∧ N / " _,.r―ヽ､ ‐:､ ＼
::::::::,i!" i! ilﾞ _,.;r'" ヽ ミ､ ﾞi.
::::::,i V;／ i! ヾ､ !
:::::i " ヽ ,ゝ ヾi l
::::ﾉ ､ i ノ ﾞ､ ヾ､ iﾞ .! それは重畳だな。だが、残念ながら本日はそれだけではない
:（､＿ .ソ " ＿＿ 〕 .,r‐､ ! のだよ。アレハンドロ君、例の二人だが、監視はどうかね？
::::l ﾞヽ-ﾂｰヽ=＜＿__｡＞‐' ＼r",:タ.! /
::::l .:! ＼_ l ﾚへ !./
::::ヽ .::j ::. ﾞｰ:. l ﾚ'／//
::::::ﾞ:. Y__..._. ::. ,り/／Y .
:::::::::ﾞ:. ヽ‐" ﾄ､ノ i l!
::::::::::::ﾞ:. ヽ二ﾆ＝’ / i .l
:::::::::::::::i! ゞ::: ノ i! l
:::::::::::::::::i! / _／〃 ;! .l.
::::::::::::::::rﾞ､＿＿＿,.∠／.:/ __,.-‐ﾄ､
:::::::::::::::l.｢ , ┌-===―‐‐tTr-―‐ﾆ┐!
:::::::::::::::lﾞｰj ﾄ-- ﾞl l l l ｢￣ .｣ l
,. ,.´￣￣｀ - ､
.／ '´ -‐_ ´￣ - ._＼
／/ ／／ ､｀''ヽ
./ l ! ／ィ´.__, ､ ､ ＼ l
∧ !| ,.,ｲｨｨ彡xｪ､ ヽ ＼ l
〈 i ﾄ!ﾚ/ _,.| / ﾉ!r-､ ヽ } 一応は気づかれておりません。ですが、あの衛士、意外にも勘が良く、
ﾘ.| / _,ィ´ |/ 〈 |Y) ﾍ_ / 監視するのがかなり大変ですな。
_ノ ＼ ‐べ___,.r'ﾞｿ く j ﾉ ﾗｪi
( "7 ´ | ､〈イｨ',ハ_ ,
ヽ / , ヽ...､ /ﾊ / |} ￣ く
ヽ r｀ヽ＿＿__, ､_ﾉノ/ |ゝ .､ ヽ
ヽ‐''´ ﾍー‐ ／l { |人ノ ﾉ
ヽ_ハ＿_,.イ / ｀ ／ ,ゝ i ( ,
｀¨´ _ﾍ / _, ‐ ´ ／ ヽ }｀¨´
__,ﾊ,/'ィ"´ , / 〉､
_, '´ ,.ｲ ＜ヽ ／/ | ｀ ､
'´ ／ .ﾉ､./ | ／イ '
| ／ | ／
／
／
- 334 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:19:02 ID:49QiQOc.
- ;' ／ ﾞ;
;' ／ ﾞ､
;' ／ ,.-ー､ ,.r‐'''' -､ ﾞ､
｛, ' .／,.. ------- ､.._ ヽ. ﾞ､
/ ,:'"´ ｀`l ﾞ;
|/ / j }
l|, / ,ノ ,ﾉ ;'
ﾞ| | ./''=;;､､_ ;;=ﾆ- ''ノ' / 本日は、あのトリステインから来た二人についてですかな閣下？
ﾞ､ l N'¬;;ｪyﾐ-: . . -彡ry;T'ー-彡_,ィｲ'
ﾞ､､ ヽ. ﾞ､ヽ- 二-': : : : . -:ニ -': : :.7｀ ﾉﾉ
ヽヾ-ヽ､ ＼ ´ . : : : | ;'／／
` ､`ﾞ､ ｀`ﾞ` .: : : | ;'_／
｀`ﾞ､ : : |, ' /
ヽ _ - ,:'
〕:､ ￣￣￣￣ ,イ|
,/:| ＼ ￣ ／ |＼
_／ |. ＼ ／ | ＼
,.. - '"/ | ｀` ;==､´ | ;ヽ､
''''"´ / | / ヽ. | ｀､ ｀ヽ.､
/. | ∧ ∧ | ﾞ､ ｀`ｰ-､._
:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.::.:.:.:|
:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:|
｀´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.|
.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､|.:.:.:.|
:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.}
:.:.:.:.:.:.:.:, -――..r:.:t‐ |.:.:/ その通りだ、アズラエル君。あの二人、この時期にわざわざ留学に来たという。
.:.:.:l.:.:.:.:｀"'''ｰ----ﾞ´ |:|⌒ヽ だが、アンリエッタ女王付きの女官が、この情勢下にそれだけの目的で、この
.:.:.:| ヽ:.:.:￣￣｀ﾞヽ |:i | ブリックスに来たとは考えにくい。
.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾞ |i(ヾ |
.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i':i j |
.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!j (/ /
.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ﾊ /
.:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|-´
＿＿＿＿.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:/:.:|
￣￣￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:|
::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ , -''´ /|
｀ー―‐' -―''´, -‐'⌒ヽヽ|
- 335 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:19:17 ID:49QiQOc.
- ...........................,..:--――‐--.､_
::::::::::::::::::,.:r'"／ ﾞヽ､_
:::::::::::::／ iill ／ ＼
::::::::::/,∧ N / " _,.r―ヽ､ ‐:､ ＼
::::::::,i!" i! ilﾞ _,.;r'" ヽ ミ､ ﾞi.
::::::,i V;／ i! ヾ､ !
:::::i " ヽ ,ゝ ヾi l むしろ、何らかの「政治的目的」を有した上で、この
::::ﾉ ､ i ノ ﾞ､ ヾ､ iﾞ .! ブリックスに来たと解釈すべきだろう。そうは思わないかね？
:（､＿ .ソ " ＿＿ 〕 .,r‐､ !
::::l ﾞヽ-ﾂｰヽ=＜＿__｡＞‐' ＼r",:タ.! /
::::l .:! ＼_ l ﾚへ !./
::::ヽ .::j ::. ﾞｰ:. l ﾚ'／//
::::::ﾞ:. Y__..._. ::. ,り/／Y .
:::::::::ﾞ:. ヽ‐" ﾄ､ノ i l!
::::::::::::ﾞ:. ヽ二ﾆ＝’ / i .l
:::::::::::::::i! ゞ::: ノ i! l
:::::::::::::::::i! / _／〃 ;! .l.
::::::::::::::::rﾞ､＿＿＿,.∠／.:/ __,.-‐ﾄ､
:::::::::::::::l.｢ , ┌-===―‐‐tTr-―‐ﾆ┐!
:::::::::::::::lﾞｰj ﾄ-- ﾞl l l l ｢￣ .｣ l
_,.-'"￣￣￣￣｀`ｰ-､
r'′ ヽ
.| ',
| z-､＿＿,..._ ｌ
.| ,ｨｰ'￣ ￣'‐|: !
| / |: | なるほど、そういうことですか。ですが、流石にそれはないのでは？
/ﾆ:､,' -`==-､__i ､_,.;;=≡|/ 何しろ、閣下自身が遷都記念の祝賀会に参加しておられますし、私や
{ﾍ.ﾉl! ヽtｯ=‐ =ｔｯﾆｱ.k} 王夫人が、遷都計画に参加していることも、理解しているのではないでしょうか？
.ヾぃ .::: i /′
`ｌ1 /
┌l＼. ＿__'__ /
.ト､_`ｰ､ ‐‐ , ｲ
.| ｀ヽ､＼_ /./|
_,.-‐'^ｰ､ ＼ ヾ¨ｱ / ﾄ､_
_,.-‐'´／ `ヽ、 ヽ V / ／ ｀`ｰ-､_
- 336 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:19:38 ID:49QiQOc.
- ／´ ｀ ､
／ ,.ｒ' ´ ヽ
/ ／ ;' ヽ
/ / ;'" ヽ l
!/ ,.‐'' ｀ヽ、r '''ヽ､ l l
/ ／ _,... -'‐─- ､i ! |
/ /_,.-''" | ! l | 残念ながら、それはありえませんねジブリール君。
/ |,/" ,! ,!ﾉヽノ 何しろ、彼女はデキン侯爵閣下と直接話をしていた
i , |l __,.ノ ,.ノ,ィ ﾉ'､ } 'i ようですから。
l | , i! _､,..ﾆ:'',ァ'i;ﾗ`)ｨ'-‐'´ ﾉ ノ ﾉ
!,l ､ i, ',ｰ--:;_､ '-< `''ノ ' ／｜
'l ! ', ヽ ' ､ヾ ゞｱ` ` "´ l'| |
ヽ､、 ヽ-;`､`"´ i ,! !l, l
` ｰ-ﾗ′,.-､`i ! ノ `ｧ､ ヽ
r' / `ｰ;ヽ､ ／ ,.ィ";/ ｀ヾ､
｜ / ｨt l、 ｰ',,,..￣ ／,.ｨ";';';'/ |ヽ､
_,| く ゝﾉ ｀ヽ、 ／,:;";';';';';';/ | ｀丶､
,. - '" ヽ、 ｀ヽ､ l`ｧ--.く;';';';';';';';';';'/ | ｀丶､
,..-'" ＼ ヽ|:::::::::::::＼;';';';';';'/ | `
.／ ＼ ﾄ､::::::::／;';＼;';/ |
,. ,.´￣￣｀ - ､
.／ '´ -‐_ ´￣ - ._＼
／/ ／／ ､｀''ヽ
./ l ! ／ィ´.__, ､ ､ ＼ l
∧ !| ,.,ｲｨｨ彡xｪ､ ヽ ＼ l
〈 i ﾄ!ﾚ/ _,.| / ﾉ!r-､ ヽ }
ﾘ.| / _,ィ´ |/ 〈 |Y) ﾍ_ / しかも、別室でです。何らかの意図があることは、間違いないでしょう。
_ノ ＼ ‐べ___,.r'ﾞｿ く j ﾉ ﾗｪi
( "7 ´ | ､〈イｨ',ハ_ ,
ヽ / , ヽ...､ /ﾊ / |} ￣ く
ヽ r｀ヽ＿＿__, ､_ﾉノ/ |ゝ .､ ヽ
ヽ‐''´ ﾍー‐ ／l { |人ノ ﾉ
ヽ_ハ＿_,.イ / ｀ ／ ,ゝ i ( ,
｀¨´ _ﾍ / _, ‐ ´ ／ ヽ }｀¨´
__,ﾊ,/'ィ"´ , / 〉､
_, '´ ,.ｲ ＜ヽ ／/ | ｀ ､
'´ ／ .ﾉ､./ | ／イ '
| ／ | ／
／
／
- 337 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:19:55 ID:49QiQOc.
- ,.- ヽ､
,.-' 、､ ;､ i､ｰ-､ ｀､
/ ﾉ`ゝｰ_ﾞーゝ ｀ｰ-､ ヽ
r' ／::::::`"-､ヽ、 ヽ, ）
{, _,,,, 〈::::::. `ﾞヾt-、､､ ｿ_ ）
f i'r''`)）,/::::::: `'ｰゞヽゝ,_ ! ,!
', !/ （:::`'::::::::: ..:::::::くiﾗ;〉,ﾉ
i ヾ;--':::::::::::::::: ::::::::::::::｀ヽY
`; ;'ｰ‐!:::::::::::: ｰ-､,__ ／丿 なるほど。それでは、閣下は「来訪の理由」をご存じなのですか？
_（＿_（:::::::'!;::::::::::: ﾞヾ'',ﾞ':=:;､ /
{,＿＿￣｀ﾞヾ' ､;::::::.. :::::;;｀ﾞ"´/
i ￣｀丶､ ヽ､:::::... ,'
｜ ｀ヽ､ ヽ、;;;;;;,,,,,.ノ
r' ヽ ヽ;ヽ,
---'"`ｰ- ､_ ', ';､ヽ
` 丶 ､ ! |;） }
｀丶、 | |' /
`､| i/`丶､
! い ｀丶-- ､＿＿
! i 'i `フ=ヽ`''ｰ､
／ミミミミミミミ川＼
／ミミミミ／＼ミ川川|/＼
／ミミミ／ ＼|/ ヽ
/三三三| |
/三三三＞ ＼ ／ <|
|三三三／ 〈＿＿__ )) ＿＿）
|三（⌒|｜ ＼＿0> <__0/ 残念ながら、内容は分からんが、検討は付いている。おそらく、
|ミ（6 |_| ／ |＼ 〉 君が考えている事と同じだ。
| し ／ | |
丶| | 〈 」〉 |
｜ | ＿＿ /
｜ ＼ ー /
｜ ＼ | |
|￣￣￣￣ ＼＿＿＿/
|￣￣￣￣￣￣￣| | |￣|
| 二二二＼＿| | |_/二
二二二＿_| | |_二|
- 338 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:20:12 ID:49QiQOc.
- / ／ // 〉ヽ ヽ 〃
.′ ∠/ // "''ｰ- ＿ ＿,,.. -―'′ ﾄ ',《
| / ,......、// ￣ ハ 厂＼！ヾ
. | ′/ ｀7Ｖヽ | | | ｌ ＿ ―ヘﾍ/ | |＿≫
| | ｌ l | | ＼|＿_| ＿,.イ | | ｜|ハ
| | | | ﾄ ‖ | |￣ | ‖ ｲ. |｜｜
| | | | | ｀ヾ | ｌ | ,. -‐'＜ | | | ｌ
. | | | ｌ | ､,,.ﾆ≧ﾐ 、ｌ イ ,,.≦二、,.｜ // |
| ﾍ '. 、 ヽ 《 ﾄr'ﾞ卞ﾐ ｀ ー'´ 〃ドr'ﾞﾍ 》 / // ! つまり、同盟を結ぶということですか？ このブリックスと。
. | ∧ ヽ ＼ ＼ 弋::::ｿ 弋::::ソ, / 〃 |
. | ′〉ー＼ ＼ ＼￣ ￣゛ // / |
| | / ヽ 下 ｊ| / ／ /| l
| |.' } 人 ` /／イ | |
| |! ﾚﾍ ＼ に二> ｲ｜ | | |
| | ｜｜ 丶､ ‐ ／ |_ | | | |
. | ｜ | | ト ､__ . ´ -‐'´ﾉ | | | |
| | ｜ | |｀ヽ､ Y´, -‐'´ ｜| | | l
｜ ｜ | / | | | | |｜ | | |
| ／ /| ＼
| ／ /_/∠⌒ヽ ヽ
| ,イ ／ ヽ ヽヽl
l ／/ ／ | | | |
ヽ / 〃 / 〃 / _,」 j| ﾘ
ヽ | /| / /|/ | / ∠ｨル7// ヽ そういうことでしょうな、王夫人。それ以外に、わが国に来る理由が
ヽ |仁l j| i ||/ﾆlニ| ﾄ＝=v' ｨｱ- ! 〃 l 見あたりません。
} {Yフヽ. || | || lﾘｨr_ﾃ二 } | !
j/ ＼〈__入!! ﾄ､| ＼ l ゞ= '" ヽ / ∧ | |
// __ j|ト--ｲ ヽ､ ヽ >ヽ/ ヽ |
/／/ハ!ﾘ＼ ヽ ｧ'´ 〃 l |
/ / ヽ ｀ヽヽ､ ､-- ﾆｱ!---┘ !. |
／ | ヽ `ヽ､ ￣ -ｲヽ | |
| ＼ ｀ヽ、 人 ヽ l |
| ＼ l￣´ | ヽ !|
| ＼ |＼ | ! |
- 339 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:20:28 ID:49QiQOc.
- _,.-'"￣￣￣￣｀`ｰ-､
r'′ ヽ
.| ',
| z-､＿＿,..._ ｌ
.| ,ｨｰ'￣ ￣'‐|: !
| / |: | しかし、我が国が現在マクベスと親密な関係を築いていることは
/ﾆ:､,' -`==-､__i ､_,.;;=≡|/ かなり知られていることではないですか。確かにアムリッツァがあり
{ﾍ.ﾉl! ヽtｯ=‐ =ｔｯﾆｱ.k} ましたが、それも既に過去の話となっております。
.ヾぃ .::: i /′
`ｌ1 /
┌l＼. ＿__'__ /
.ト､_`ｰ､ ‐‐ , ｲ
.| ｀ヽ､＼_ /./|
_,.-‐'^ｰ､ ＼ ヾ¨ｱ / ﾄ､_
_,.-‐'´／ `ヽ、 ヽ V / ／ ｀`ｰ-､_
__＿＿__
. ィ { // /〉 ､
∠. ＼ ヽ: . . ∠>､
/／￣＼＼: l:// ／: . : ∧
〃 //⌒```ヽﾂ""⌒ヽ: : ∧
{ . ｌ/ V : ∧
ゝ: :{ ―==､ _ ==‐}: : : :} でなければ「うつけ姫」とは言われんよ。おそらく、考えたのは
} :ヽ`ｴｆァ ヽ ｒ´ｨﾔア/ : : / アンリエッタ女王なのだろうが、こんな下策を考えつくのは、あの
/: : : l , / : : : { うつけ姫ぐらいなものだ。
{∧: : :ﾑ | V : : :lヽ
` }: :〈 .ィ __`.'__ ﾑ}: : 〈}ﾉ
`彳: : :}:」＼ ｀ﾆ´ ／l/ｲ: : ﾄ-
V: lｙ∧l 丶.__／ ∧ﾍ: : |
_>:ゝ| ＼ / ／ |､_）ム
_ -‐' / ｀ | ＞‐＜ ｜ ＼ `ー-､_
＿ -‐…` / _l ∧ ∧ |､ ヽ ｀ …‐┬ ､
- 340 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:20:44 ID:49QiQOc.
- ...........................,..:--――‐--.､_
::::::::::::::::::,.:r'"／ ﾞヽ､_
:::::::::::::／ iill ／ ＼
::::::::::/,∧ N / " _,.r―ヽ､ ‐:､ ＼
::::::::,i!" i! ilﾞ _,.;r'" ヽ ミ､ ﾞi.
::::::,i V;／ i! ヾ､ !
:::::i " ヽ ,ゝ ヾi l
::::ﾉ ､ i ノ ﾞ､ ヾ､ iﾞ .! 大方、アムリッツァの一件と、父上のマクベス嫌いだけを視点に
:（､＿ .ソ " ＿＿ 〕 .,r‐､ ! 考えたのだろう。みたいモノしか見ない、うつけ姫らしい策だ。
::::l ﾞヽ-ﾂｰヽ=＜＿__｡＞‐' ＼r",:タ.! /
::::l .:! ＼_ l ﾚへ !./
::::ヽ .::j ::. ﾞｰ:. l ﾚ'／//
::::::ﾞ:. Y__..._. ::. ,り/／Y .
:::::::::ﾞ:. ヽ‐" ﾄ､ノ i l!
::::::::::::ﾞ:. ヽ二ﾆ＝’ / i .l
:::::::::::::::i! ゞ::: ノ i! l
:::::::::::::::::i! / _／〃 ;! .l.
::::::::::::::::rﾞ､＿＿＿,.∠／.:/ __,.-‐ﾄ､
:::::::::::::::l.｢ , ┌-===―‐‐tTr-―‐ﾆ┐!
:::::::::::::::lﾞｰj ﾄ-- ﾞl l l l ｢￣ .｣ l
／ ＼
/ ／ _ .........._ ｀ヽ、
|/ ／ ,...:::'´::::::::::::::::｀ヽ ＼
. /〃 . ／ ／￣￣｀`"~`''ヽ､_V⌒'､ ヽ
. //l: .:: ,ｲ ／ ｀ヽ､::| `,
l/ |:: :::| /=|/､___,. / |
| l::::::::l!: / __｀`''く ぃ､_ ､＿__／ /
'､::::::|!: l ｨ(歹ヾ ｀ ｀ヾ＝=＞==-‐' /
＼爪| ─- ,ｨテ=;､＼ /|
/ _／ ､ヾﾆｿﾞ㍉,ヽ､＿＿＿ ／ !
,' 「 ｀''‐- "ｰ=ﾆ"´￣ .／ / しかし、デキン侯爵閣下はこの話を受諾されたのでしょうか？
!. ヽ ｀''ｚ＿____,／ / そうなれば少々厄介な事になりますが。
. ', ､- /_ ヾ !:: ／
i }＞‐-､ _ﾉ.:´ﾉ /:_／
l ､￣ヽ、ヽ 'ｰ‐_ﾞ,.／'"
| ｀` ｀´ ,.､__／／
l! , ｲ::::::: /
,.-/ﾞ｀丶､___,,,... --‐‐'''''"´ ,ｲ:: l: /
,.-､__,. -‐'" :|';';';';';';';';';';';';'＼＿ __,.‐';';|::: Ｎ
'´ / l';';';';';';';';';';';';';';'／｀´ヽ;';';';';'ﾄ､ |
/ :l,';';';';';';';';';';';';/:::. ヽ;';';'| ヽ!
:| ヽ;';';';';';';';';';'ハ:::.. ∧;';';| ＼､_
│ ∧;';';';';';';/;';';'＼;-‐〈';';'!';';|: ＼`丶､
- 341 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:20:59 ID:49QiQOc.
- ／ミミミミミミミ川＼
／ミミミミ／＼ミ川川|/＼
／ミミミ／ ＼|/ ヽ
/三三三| |
/三三三＞ ＼ ／ <|
|三三三／ 〈＿＿__ )) ＿＿）
|三（⌒|｜ ＼＿0> <__0/
|ミ（6 |_| ／ |＼ 〉 父上の事だ、話を少しおく振りをして賛同するだろう。
| し ／ | | そのウチ、この私に相談してくるはずだ。
丶| | 〈 」〉 |
｜ | ＿＿ /
｜ ＼ ー /
｜ ＼ | |
|￣￣￣￣ ＼＿＿＿/
|￣￣￣￣￣￣￣| | |￣|
| 二二二＼＿| | |_/二
二二二＿_| | |_二|
_＿ , -‐- 、
_ _ ,. ´,. -‐-｀＜´￣ ｀ ＜ ｀ヽ
. ／ ヾ7／..:::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::＼ }
/ 「ﾉ´ .::::::::／::::::::::::::::::::::::::＼::::::丶
! 〈,' ::::::::::/::::::i:::::::::::::::::::::ヽ::::::ヽ:::::::ヽ
! {| ::::::::::;'::::::::';::::::::::::::::::::::::',::::::::',::::::::ﾊ
' , <| ::::::::::|::::::::::ﾍ:::::＼::::::::::::}＿;;」:::::::::/
ゝ._,ﾉ>!:::::::::::!_|＿:」_＼＿ヾ＿;ﾄヾ ,'ヽ::::/
｀^ ﾍ::::::::::!,.ィてﾐヾ, 弋;ﾉ, |）::∨| それで私達は何をすればよろしいのですか、閣下？
(ヽ::::::ヽ弋:::ﾉ ( " !ﾍ:::::::!
ゝ＼::::ゝ｀" .' l ';:::ﾘ
ﾉ＼:::｀＞ __ ,. , ' ∨
/:::ﾍ i￣ 、 ／
ヽ/ lヽ＿｀＞ ィ´〉
. 〈:丿 }: : : ￣｀Ｙ´!::〉
〈:丿 丿ヽ: : : : l|! |;:〉＿ __
〈::ﾑ_／: : : : : __ :l|Ｌ :r-、: ヽ｀ヽ
,. "￣ ヾ.、,-、ゝ_ﾒ: : :｀X´: : : ', !
/ li:ゝ .) :/ : : : : : :＼'´):∨
- 342 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:21:12 ID:49QiQOc.
- ,. 、
,. ´ _,. ｀､
/ _,,.. -‐''";Ｚ_,,:ｧ'' _,. ヽ
;´ ､_ゝ''" ´ `ー‐'-=-'Z_ ﾞ､
i ,ゝ )､_ :::::ヽ、 l
〈 /´ _,..-;.´-‐｀ｰ=､ヽ |
'i｜;、 、;' _,.-';:='_、==‐;:'､::::::::! {
',l,ﾉ,ﾆﾆ':‐､ゞ' ｰ"´ｲﾍ‐ゝ'''"ﾞ ::::::;! ,r',ﾆﾆ:､l
ｲ'´,.=r;:i､ゞ` .:::::'!,/',.、ヽ,l.i まさか、ただ話し合いをするだけの為に、我らを呼んだわけでは
| `"´ /.::::::.. .::::::::'::::ヾ｀ヽ !l| ありますまい。
| ' ::::::: .:::::::::::::::::）` ﾉﾉﾘ
', ヽ ::::::::::::::;::､-:'-ﾂi
!i ..-_＿＿__ ::::::::::::::!'､;;;:ｨ´ 〉
`i ,r:''"ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´ ::::::::::::;!:::ノ,. 〈
ヽ '"￣ ::::::::::/::::::'ヽ...ｨ'
ヽ ..::::;::::': _,... -!i
ヽ ....::;:-';"-‐''"´ '､__
'､ ..:::::::::;;:-'-<'´ ヽ)｀ヽ
＞ｧ='"''´ ヽ ,.,;;'´;;;;;;;;;ヽ、
l / ヽ ,.,;;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,..-|/ ,i、 ,.,;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.::.:.:.:|
:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:|
｀´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.|
.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､|.:.:.:.|
:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.}
:.:.:.:.:.:.:.:, -――..r:.:t‐ |.:.:/
.:.:.:l.:.:.:.:｀"'''ｰ----ﾞ´ |:|⌒ヽ
.:.:.:| ヽ:.:.:￣￣｀ﾞヽ |:i |
.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾞ |i(ヾ | もちろんその通りだ。諸君、私はとりあえずこの話を受諾する
.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i':i j | ことにする。
.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!j (/ /
.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ﾊ /
.:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|-´
＿＿＿＿.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:/:.:|
￣￣￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:|
::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ , -''´ /|
｀ー―‐' -―''´, -‐'⌒ヽヽ|
- 343 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:21:26 ID:49QiQOc.
- ,-ｙ' / ／ ⌒ヽ ＼
/ / / :／. :⌒ヽヽ ヽ: ヽ
/{ { :{. :/:ィ''ﾞ"⌒ﾞゞミ、 : !: ぃ
/ ヽ:≫ｗ'ﾞﾞ __ い : :｛ヽ:ヽ
ヽ :「 ,. ≦:ｚ lﾉ . : :ﾄヽ! |
ﾞ､∧ー= ､ ｒ=彡ﾃ丐ｿ / : : :{ ﾘ:V よろしいのですか閣下？
｜:∧代念 〈 : : : V: :|
｜:l:ハ ! ‘, : : :V/
｜:ゝ:∧ ｊ _ ､ } : : ﾘ＿__
` ¬: : ＼｀ ､,,. -‐ｧ ゞ彳 . : ! 从: .ヽヽ
!: : : :ｌ＼ゝ= ´ ／! . : ﾙ'｛:ハ: :い__ﾉ
‐彳: :ヽN ヽ ∠ -ﾞ|:/l/::::::| : : : : . く
V: : ﾉ ￣ｊ:::::::::__ｌ'-‐…''ニﾆ=‐-､l
ゝ { ／!::／ , ´ ヽ､
,,､r''''"￣ﾞﾞ`''ｰ .、
,rﾆ,_ ミ| ヽ.／~~`ヽヽ.
,;" `-､,／ ﾞ!,ﾞ'i,
,:i' _ ----､`i, ﾞi
,l 'l ､ | ,r-ｯ---rﾞi, ﾞi
l, i' ､_,,,.-ｯ'ﾌ,）tr'"===='" ﾞi ,ﾄ.､
ﾞt,'i `'フ",:"!, ` |' i l
r' i, ''" : ! _ ﾞir'r l, 何、話を受諾するだけだ。実行するつもりはない。
|ヽﾞi ﾞ' i;:. ヽ ﾞ'| ,! それも、今後の状況次第という所だろう。
ﾞi, ! ! ~;; ＿__， ,､ノ
ﾞi, ,,; -''"~,､ ,/ |
`" ﾄ、 " ` / |
| 'ヽ. .| / .|
| ﾞi,ヽ._ l __,,./ .|
! _,,,二ﾞ~r-:'::::::::::::::::┴┐
,rﾞ‐'"---i | |~~.........---r ﾞi |
| ｒ''''''''i i,ﾞl | ,,! ''''''''7i_,,,! |
| ﾞl'" __ﾞヽj | ｰ' '''''''7 `ﾆ' ﾞi,_､＿__
├iﾞt'",,r'' , i ,....,'''''ｿ,,.-''"''"t'r'"__,r'"￣''7
,,,,r:､ヽ､ヽ-''"l !ヽ,,,､-'""_,､-'''' ﾞ'ヽ､r"
__,,,...-フ／~__ ヽ二二,,､--'"_,,､-'"
,､-／／,,.／'" `'-､、 ,! ,.r'"
- 344 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:21:43 ID:49QiQOc.
-
/l､_ｌ」_／: : : : : : : :` ＜: : |:＼: : : : : : : ＼
. ／L／: /: :＿＿_: : : : : : : ＼|: | ﾄ: : : : : : : : :ヽ
/: : /: ／: : : : : : : : ＼: : : : : : ∨ | ﾄ､: : : : : : : :∧
. ': : /: /: : : : : : : : : ヽ : ＼ : : : : ∨: |: ヽ: : : : : : : ∧
l: :/: /: : |: : : :ヽ: : : : |: : : :＼ : : : V |: : ヽ: : : : : : : ∧
|: | : | : : ||: : : : 丶 -┼: :l:|: :ﾊ : : : Vﾍ: :/＼: : : : : : ∧
|: | : | : : ||: : : : :｜: : |」斗`´ |: : : : K ∨ ヽ: : : : : ∧ というと？
|: |: ∧ : ∧: : : :l_|_／、 |:l: : : ﾊﾉ∧ ∨ : : : ∧
. V:V: :ゝ: __ゝ-く _ｊ___.ッ // l: /_ ｲl:∧ ∨: : : : :l
. V:V : : :､ : >=ｯ' ´"ﾞ´ 〈//_l/ 从: ∧ ∨: : : :|
V:∨: | ヽｊ} lｈ } 〈/´ ｖ､: :＼ ∨: : :|
∨､: |: : :l' {l |､ヽ __,､ ／ ヽﾍ: : :＼ ∨ : |
. ヽヽｌ : ∧ } ト＞｀ ´ ／ ｀|ヽ: :h:ヽ l: : :|
＼ヽヽ:ﾍ `‐-.＼7´.个､ ′ ' / : l' 丿┴‐┴-
`ﾊ: ﾄ､＼ ヽ}: /｜ 〉 / ,//: : ∠
. 」 ﾍﾍ ｱﾊ Ｋ |ー､ ｒ一 //: : / ∨
／ ゝﾆｨ /￣. { / {: :| l「￣| /
／ ｜ゝ/ ∧ ∧ / ゝ Ｎ＞/ /
_,..----､_
／ ,r￣＼!!;へ
/〃/ ､ , ;i
i,__ i ‐=･ｧj,ir=･ﾞ) 将来的に、マクベスとは戦わなければならないだろう。彼の国は、時期に
lk i.l ／',!ﾞi＼ i 我がブリックスを脅かすかもしれんからな。だが、現状で敵対する意味は
ﾞiヾ,. ,..-ﾆ_ / 無い。
Y ﾄ､ ﾄ-:=┘i
l ! ＼＿＿j'.l
｣-ゝr―‐==;十i _,r--――､
.ﾄ､.j.!ﾚ'￣三! ＞ｰr‐r‐r‐＜ _,.r<"｢ l__＿__
＿＿__,..r--r＝ヾヽj,r―'"≦＿_￣￣r―'"＼＼ ＼r",.-､, ＼
∧ ﾄ-'‐'"三へ＞ﾄ-‐'"~ ﾞi / ＼＼(_.人 ヽ._ ヽ
ﾚ'へ._ﾉi ｢ ＼ ﾞl //./",｢￣／ / / ヽ-ゝ. ＼ /
ﾚ'/／ .l l ! ! i/./ ./ / / / ,（ ＼ ノﾊ
ﾚ'/ .! ! i ﾞ'! ￣ ∠, / ヽ.＿ ,ﾀｰ '",〈 !
/ﾞ" ,r'" .l‐=ﾆﾞ,｢l ! ｢￣!. ／.／ ｰ==' .l.ﾄ､. -‐'"/!.ﾄ,
／ .ﾄ- ﾞー―┘!└‐'='-‐" ヽ._/ ､ ﾄﾐ､￣￣._ﾉﾉli＼
- 345 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:22:05 ID:49QiQOc.
- ...........................,..:--――‐--.､_
::::::::::::::::::,.:r'"／ ﾞヽ､_
:::::::::::::／ iill ／ ＼
::::::::::/,∧ N / " _,.r―ヽ､ ‐:､ ＼
::::::::,i!" i! ilﾞ _,.;r'" ヽ ミ､ ﾞi.
::::::,i V;／ i! ヾ､ !
:::::i " ヽ ,ゝ ヾi l
::::ﾉ ､ i ノ ﾞ､ ヾ､ iﾞ .! つまり、早急に事を構える必要性は無いということだ。それよりはむしろ
:（､＿ .ソ " ＿＿ 〕 .,r‐､ ! 遷都計画でごたついている状況の中で、彼の国を討つべきだろう。その為には
::::l ﾞヽ-ﾂｰヽ=＜＿__｡＞‐' ＼r",:タ.! / もう少し、遷都計画が実行されていく段階での話だ。
::::l .:! ＼_ l ﾚへ !./
::::ヽ .::j ::. ﾞｰ:. l ﾚ'／//
::::::ﾞ:. Y__..._. ::. ,り/／Y .
:::::::::ﾞ:. ヽ‐" ﾄ､ノ i l!
::::::::::::ﾞ:. ヽ二ﾆ＝’ / i .l
:::::::::::::::i! ゞ::: ノ i! l
:::::::::::::::::i! / _／〃 ;! .l.
::::::::::::::::rﾞ､＿＿＿,.∠／.:/ __,.-‐ﾄ､
:::::::::::::::l.｢ , ┌-===―‐‐tTr-―‐ﾆ┐!
:::::::::::::::lﾞｰj ﾄ-- ﾞl l l l ｢￣ .｣ l
,,､r''''"￣ﾞﾞ`''ｰ .、
,rﾆ,_ ミ| ヽ.／~~`ヽヽ.
,;" `-､,／ ﾞ!,ﾞ'i,
,:i' _ ----､`i, ﾞi
,l 'l ､ | ,r-ｯ---rﾞi, ﾞi
l, i' ､_,,,.-ｯ'ﾌ,）tr'"===='" ﾞi ,ﾄ.､ そこでだ。ジブリール君、王夫人、君らは独自にマクベスの情報を
ﾞt,'i `'フ",:"!, ` |' i l 探って欲しい。それこそ、ギルガメッシュ二世と同衾している愛人の
r' i, ''" : ! _ ﾞir'r l, シャワーの利用回数がどれくらいだったかまでのな。
|ヽﾞi ﾞ' i;:. ヽ ﾞ'| ,!
ﾞi, ! ! ~;; ＿__， ,､ノ
ﾞi, ,,; -''"~,､ ,/ |
`" ﾄ、 " ` / |
| 'ヽ. .| / .|
| ﾞi,ヽ._ l __,,./ .|
! _,,,二ﾞ~r-:'::::::::::::::::┴┐
,rﾞ‐'"---i | |~~.........---r ﾞi |
| ｒ''''''''i i,ﾞl | ,,! ''''''''7i_,,,! |
| ﾞl'" __ﾞヽj | ｰ' '''''''7 `ﾆ' ﾞi,_､＿__
├iﾞt'",,r'' , i ,....,'''''ｿ,,.-''"''"t'r'"__,r'"￣''7
,,,,r:､ヽ､ヽ-''"l !ヽ,,,､-'""_,､-'''' ﾞ'ヽ､r"
__,,,...-フ／~__ ヽ二二,,､--'"_,,､-'"
,､-／／,,.／'" `'-､、 ,! ,.r'"
- 346 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:22:24 ID:49QiQOc.
- _,.-'"￣￣￣￣｀`ｰ-､
r'′ ヽ
.| ',
| z-､＿＿,..._ ｌ
.| ,ｨｰ'￣ ￣'‐|: !
| / |: |
/ﾆ:､,' -`==-､__i ､_,.;;=≡|/ わかりました。
{ﾍ.ﾉl! ヽtｯ=‐ =ｔｯﾆｱ.k}
.ヾぃ .::: i /′
`ｌ1 /
┌l＼. ＿__'__ /
.ト､_`ｰ､ ‐‐ , ｲ
.| ｀ヽ､＼_ /./|
_,.-‐'^ｰ､ ＼ ヾ¨ｱ / ﾄ､_
_,.-‐'´／ `ヽ、 ヽ V / ／ ｀`ｰ-､_
／ ／´:::/.:.:.:.:.:.:辷{ 、 }
/ ,ﾚ':.::::::::/:.:.:,.::-‐〈_f宀rーマ ノ
i′ /..:.:.:.:.:.:.:.:／..::::::...:.:.:.:｀:.く廴/ミ7T弋¨＼〉
{ ｀ ７-一:.:.,.:.:.:.／´￣::::‐:::､:.:.:.:.＼:{ム｢}Ⅵ_イﾌ
廴/.::/´￣/:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、.:.::::＼::.:.:.:.＼:/::::|::ﾊ
/.:://:.:.:.:| :.:.:.＼::.:＼:.:＼:.:.:.:.､＼::.:.:.:ヽ:::j::|::|
. i..://:/.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:::..:.:ヽ:＿＿__|.:::ヽ::.:.:.:.v='､|
｜l::|.:|.:.:|:.ﾊ.:.|::..:.:.:..::i:./´ヽ::::ﾄ:.::｢｀}::|::.:.:ヽV i} 全力で取り組みますわ。
｜|::|:::;斗lトⅥ::.:.:.:.:::|::|:.::l::|_}:}｣≦v´!i::.:.:::l:i| ,ﾘ
V:＼Ⅵ:V'fﾃミヽ::.::ﾚj／/'V廴ﾂ jﾘ.:.:./ﾘ从
. ヽ.:.:∨弐 Vﾐ心`く ｀ﾆ´^ //..:::/:人.:::ヽ
＼:.∨::ヽ｀ﾆ′ } /i/i /ﾌ-ｧ'ｨ/ {＼ﾄ､
＼V::∧ /i/ ` ' , ／/Yﾊ ヽ::.`;j、
＼:ﾄヽ. ｰ ´ ／ /〈 {`ｰﾐi、
＼ ｀ ‐z- ..＿_／ ／.:.:.:| `iｰ::ﾐ.､
〉ミ:〉{ト、 ／: :.:.:.:.ﾉｽ、 廴_:.＞‐-､
〉､:〉ﾉﾊY/: : : :.:.:.:/:{:.:＞ィ ´ ヽ
,. -―‐ｧｧ┴＜＿_〉》zz彡-― ´: ::.ﾍヽ i
/ //r‐jr'､う∠弐､r'⌒) : r‐､: : .:.:.!l !
- 347 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:22:38 ID:49QiQOc.
- ／ミミミミミミミ川＼
／ミミミミ／＼ミ川川|/＼
／ミミミ／ ＼|/ ヽ
/三三三| |
/三三三＞ ＼ ／ <|
|三三三／ 〈＿＿__ )) ＿＿）
|三（⌒|｜ ＼＿0> <__0/
|ミ（6 |_| ／ |＼ 〉 アレハンドロ君には両名の監視、アズラエル君には、軍内部の監視を
| し ／ | | 行って欲しい。そして、この話が絶対に世間に漏れないように頼む。
丶| | 〈 」〉 |
｜ | ＿＿ /
｜ ＼ ー /
｜ ＼ | |
|￣￣￣￣ ＼＿＿＿/
|￣￣￣￣￣￣￣| | |￣|
| 二二二＼＿| | |_/二
二二二＿_| | |_二|
;' ／ ﾞ;
;' ／ ﾞ､
;' ／ ,.-ー､ ,.r‐'''' -､ ﾞ､
｛, ' .／,.. ------- ､.._ ヽ. ﾞ､
/ ,:'"´ ｀`l ﾞ;
|/ / j }
l|, / ,ノ ,ﾉ ;'
ﾞ| | ./''=;;､､_ ;;=ﾆ- ''ノ' / 了解しました。
ﾞ､ l N'¬;;ｪyﾐ-: . . -彡ry;T'ー-彡_,ィｲ'
ﾞ､､ ヽ. ﾞ､ヽ- 二-': : : : . -:ニ -': : :.7｀ ﾉﾉ
ヽヾ-ヽ､ ＼ ´ . : : : | ;'／／
` ､`ﾞ､ ｀`ﾞ` .: : : | ;'_／
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ヽ _ - ,:'
〕:､ ￣￣￣￣ ,イ|
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''''"´ / | / ヽ. | ｀､ ｀ヽ.､
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- 348 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:22:50 ID:49QiQOc.
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∠. ＼ ヽ: . . ∠>､
/／￣＼＼: l:// ／: . : ∧
〃 //⌒```ヽﾂ""⌒ヽ: : ∧
{ . ｌ/ V : ∧
ゝ: :{ ―==､ _ ==‐}: : : :}
} :ヽ`ｴｆァ ヽ ｒ´ｨﾔア/ : : / 微力を尽くします。
/: : : l , / : : : {
{∧: : :ﾑ | V : : :lヽ
` }: :〈 .ィ __`.'__ ﾑ}: : 〈}ﾉ
`彳: : :}:」＼ ｀ﾆ´ ／l/ｲ: : ﾄ-
V: lｙ∧l 丶.__／ ∧ﾍ: : |
_>:ゝ| ＼ / ／ |､_）ム
_ -‐' / ｀ | ＞‐＜ ｜ ＼ `ー-､_
＿ -‐…` / _l ∧ ∧ |､ ヽ ｀ …‐┬ ､
,,､r''''"￣ﾞﾞ`''ｰ .、
,rﾆ,_ ミ| ヽ.／~~`ヽヽ.
,;" `-､,／ ﾞ!,ﾞ'i,
,:i' _ ----､`i, ﾞi
,l 'l ､ | ,r-ｯ---rﾞi, ﾞi
l, i' ､_,,,.-ｯ'ﾌ,）tr'"===='" ﾞi ,ﾄ.､ それでは頼むぞ諸君。我らが「新生ブリックス」の為にな。
ﾞt,'i `'フ",:"!, ` |' i l
r' i, ''" : ! _ ﾞir'r l,
|ヽﾞi ﾞ' i;:. ヽ ﾞ'| ,!
ﾞi, ! ! ~;; ＿__， ,､ノ
ﾞi, ,,; -''"~,､ ,/ |
`" ﾄ、 " ` / |
| 'ヽ. .| / .|
| ﾞi,ヽ._ l __,,./ .|
! _,,,二ﾞ~r-:'::::::::::::::::┴┐
,rﾞ‐'"---i | |~~.........---r ﾞi |
| ｒ''''''''i i,ﾞl | ,,! ''''''''7i_,,,! |
| ﾞl'" __ﾞヽj | ｰ' '''''''7 `ﾆ' ﾞi,_､＿__
├iﾞt'",,r'' , i ,....,'''''ｿ,,.-''"''"t'r'"__,r'"￣''7
,,,,r:､ヽ､ヽ-''"l !ヽ,,,､-'""_,､-'''' ﾞ'ヽ､r"
__,,,...-フ／~__ ヽ二二,,､--'"_,,､-'"
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- 349 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:23:05 ID:49QiQOc.
- :.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.::.:.:.:|
:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:|
｀´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.|
.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､|.:.:.:.|
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:.:.:.:.:.:.:.:, -――..r:.:t‐ |.:.:/
.:.:.:l.:.:.:.:｀"'''ｰ----ﾞ´ |:|⌒ヽ
.:.:.:| ヽ:.:.:￣￣｀ﾞヽ |:i | （そして父上、あなたはその偉大なる犠牲となってもらいますよ。
.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾞ |i(ヾ | 私と私が作る新たなる国家の為にね）
.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i':i j |
.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!j (/ /
.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ﾊ /
.:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|-´
＿＿＿＿.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:/:.:|
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ , -''´ /|
｀ー―‐' -―''´, -‐'⌒ヽヽ|
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 350 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:23:18 ID:49QiQOc.
- 前編の開始する時間帯。
__r───‐､ 「￣|＿＿＿＿＿＿＿＿_＿_｢￣| , ───ｰi__
| | -、, -､ |ヽ. n | | n ,..:'| -、, -､ | |
| | |王| |王| |: :| u | | u |: :| |王| |王| | |
| | |土| |土| |: :| n | 三三三三三三三三} | n |: :| |土| |土| | |
| | | | | | |: :| u┌ｰ─ｰ─ｰ─ｰ─ｰ─ｰ┐u |: :| | | | | | |
| | |王| |王| |: :| n｜ , - 、 ,. - ､ , - ､ ｜n |: :| |王| |王| | |
| | |土| |土| |: :| u｜ ﾑ二ﾊ. ﾑ二ﾊ. ﾑ二ﾊ. ｜u |: :| |土| |土| | |
| | | | | | |: :| n｜ |土土| |土土| |土土| ｜n |: :| | | | | | |
| | |王| |王| |: :| u｜ | | | | | | ｜u |: :| |王| |王| | |
| | |土| |土| |: :| n｜ |王王| |王王| |王王| ｜n |: :| |土| |土| | |
| | r=r=r=rﾐ.|: :| u｜ |土土| |土土| |土土| ｜u | : >=r=r=r=}.| |
| に二二二ﾘ: に二に二二二二二二二二ｺ二コ :に二二二ﾘ |
| | |冂| |冂| |: :|＞| |＼_rｰ!＿＿＿_,.rｰ!_,..:'| |＜|: :| |冂| |冂| | |
| | |ｌ ｣| |ｌ ｣| |: :| | | | | ＿ | | | | |: :| |ｌ ｣| |ｌ ｣| | |
爻ｰ| ,.､､、 |: :| | | | | //⌒', | | | | |: :| 爻xx爻
ﾐ爻ﾒ爻爻ミ.＿|,.:' ,|_| __|_,.|__L!＿Lｌ_,|_,.|__ |_|_ ヽ.|＿＿_x爻ﾐXx爻
爻ﾐミﾐ爻彡 ＞'´ ｀'＜ 爻彡ミ爻ﾐ
ﾒ爻ﾐ爻彡ﾐ＞'´ ｀'＜爻ミ彡彡爻
彡ﾐ爻＞'´ ｀'＜ミ爻爻
ブリックス内務省
- 351 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 18:23:23 ID:DEUFR.B6
- >>345
シャワーの回数までなんていうとはｗ
- 352 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:23:41 ID:49QiQOc.
-
,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ それにしても、近頃外事一課の連中あわただしいですね。
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l どうしたんです？
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
エル・ローライト
内務省国家保安局 情報調査室主任。
/:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::〃:::::イ::::ｲ::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ﾍ
/::::::/:::::::::::::::::::::::::::::/|:::／/::/ |:::::::::::/ |::::::::::::::::＼:::::ﾍ
{::::::::{::::|::::::::::::::::i:::::ナサｰﾅﾒ=ｚ|::::::::/ |::::::|:::::i::::::ﾊ:::::|
∨:::|:::::ﾊ::::::::|::::::|ｬz＝ﾃﾗ乞ヽ |::::::/ '''二｢~/:::::|::::/ ﾍ:::|
∨:|:::/ 〉::::|:::::::Vﾞ ､_{ r-n} レ´ "{~外ｲ::::::|::/ リ
∨ﾚ{ /ﾍ::::|ヽ:::ﾍ ￣￣ ',｀¨ﾞﾞ /:::ｲ:::/
∨::ヽ ﾍ:ｊ ヽ::ﾍ 〉 /／ |::/ なんでも、トリステインからの留学生を監視するようにと、
ﾍ∧｀ヽ＿、 ヽゝ " / ﾚ 次官閣下直々の命令が下っているらしいです。
ﾍ::::::::| !、 r――‐ﾏ /
ﾍN:::| ｀ヽ ｀ﾞ ー ´ ／
ヽ| ､ /
/￣¨ﾞ ･ ､ ｀ ¨ ﾅ
／＼ ｀¨ ‐ ､ ﾚﾍ
／ ＼ Ｍ､ﾍ､_
／| ＼ / ￣ ∨| ｀ヽ
赤坂衛
内務省国家保安局 情報調査室所属
- 353 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:24:04 ID:49QiQOc.
- /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::ヽ ゞ、 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::／
i::::::::::::::::::::::::::::::li__‐-､ﾍ::::ヽ::::iヽ::::::::::レﾍ´,､_ヽ:::::::::::::::::::::::/
｛::::::::::::::::::::::::::::::,ﾊ (;;;;｀ｭヽ::iヽ::::!ヽ::::i|´バ｛;;;;;;,ヽ ::::::::::::::/
i::::::::::::::::::::::::::::i ヽ､ ｀‐-ｲ ＼ヽ:! ＼:i ll ! ヽ=-人::::::::::i
i:::::::::::::::::::::::::ヽ ゛'''''" ヽ l! ヽ ､_,,,,,,,ノ i::::::::l
i::::::::::::::::::::::::::＼ i i ゛''''" l:::::::l 次官閣下から？ しかも留学生を？ どれだけ、大物なんですかね？
>::::::::::::::::::iヽ ＼ , i:::li:::l いくら、外事一課が外国からの要人を監視・調査するとはいえ、たかだか
／ ヽ:::::::::::ヽ ｛ i::/i＜ 留学生を相手にするとわね。
／ l:::::::::::::ヽ ＼ ,-‐ ﾘ i::::::ヽ
/ lヽ::::iヽ::ヽ ヽ ' ! /丿::i
| l ヽ::i ヽヽ < ､ //ノl::::ヽ
| ヽ l ヽi ヽ｀､ ｱ｀"‐,-､,__ /:: l:/l::∧､
| ヽ ﾘ V Y⌒￣｀丶 ／:: l:l l::l::ヽi｀,>‐､___,,,-‐´
| ヽ l i ／ |-‐ ／:: ﾘ l:l ﾚ ／
! ＼ ヽ l i ,／~ /:. ,／::: ｿ ／ ／, ´／
｀‐-､_ゝ-‐´￣￣￣ ノ::::ゝ、, -‐´::: ／ ／ ／
::::::::::::::::／､_l_／ L/ l::::::::::/ }::::::::::::::::::::::::i
:::::::::::::/ l:/¨ー＝'ｻ¨ i::::::::/ l::::::::::::::::::::::::::l
l:::::::::/ -=＝ﾚ＝ミ、/ l::::／ﾍ. l::::::::::::::::::::;:::::l
.l::::::i' /／ `l::/:::::::::::::::ﾊ::::l
ﾍ::::l 〃 =ミ､ﾚ/:::::::::::::/ i:::l さあ？ 流石に俺も分かりませんよ。ただ、噂ではあのラ・ヴァリエール公爵の娘
. ヽ:l. l ヾ/::::::;ｨ:::::/ l/ らしいですね。
ヽi l ./:::／/:::/
i⌒丶、 ／ /／ l::::/
ヽ `' ､, ` ・ ､ _ /' l::/
ヽ ` ー ' ／ ﾚ
＼ , '´
` ／
┐ ＞ - '
- 354 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:24:30 ID:49QiQOc.
- /:::〃i::::',::::ヽヾヽ::ヽ＼:､＼:'.,',`ヽ::::::::::ミｪ､､､
/::::/::!::'::::::':,:'.,::::ヽヽ､::::::::::＼＼',:::::::::::::::ヽ￣
/::::::i:::::::i:::､::::::::ヽ:::､､:::ヽ::::､::::::＼ヽ､:::::::::ヽ:ミｰ
,'::;::::i:::::::ｌ!::!ｧ､:::::::::ヾ:､rﾞ=､::::ヽ::::::::::ヽ::::::::::::`、ヾ､
/ｼi::::i::i::::!:ｉi （::ﾒヾ､::'.,ﾒ （::ｿ,ﾞi::::ヽ:::::::::ヽ::::::::::::ヽ、 あの「トリステインの両輪」の一人であるラ・ヴァリエール公爵の？
/' i:::i::!::::::i '=ﾃ' ｀ ヾ::ﾐ＝" ﾘ::::ヽ::::､:::::::::::::::::::::ヽ、確かにそれは大物と言えば大物ですが、どうも、引っかかりますね。
i:::!:::i:::::!. ヾ .、 ` l!i:::::::::::::'::::::::::::::ﾐ｀ヽ 外事一課が動く意味が見いだせませんよ。
'i::::l !i:::'､ ｀ ! i:::::ｌ::::::::::::::::::::ヽ`ヽ
'i::l i;lヾ､. ＝=- , ｲﾘ,:::iﾞﾃ､::::::::::::ミヾ､
';i il 'i:ヽ 'ー ,...:': : i! ';:i'ｼ' ｀` ｰ-=:､ヽ
! ! 'i:::'、 ,...:':::::: : ! // , ', -‐'''''ｰ ､＼
ﾘ `ｰ ヽ､:::::: ; ,'/／〃 ｀ ヽ
｀`ヽ､ // 〃 ヽ
/ ヽ、 ' _ .. ＿ ﾊ
/ _ ... -＝､- .., - ヘ- '' '‐¨ ヽ、 丶、. '.
i _,,-ﾆ. / ｨ l＼ヽ ､ｰ` ヽ丶 i
l ／ // l l ヽヽ _＼ ヽ l
l ／/_ l/ヽヽ l 〃ﾍ,ィ -_''Z..__ヾ、i l
V ' / ､‐- ...ゝ､ _ ヽ ／-''＿_ i l ' ﾍ
V 'i _Z -‐‐_ニ ‐` ´ '¨{:::::ﾘ¨＞ =l l/ '. なかなか良い読みだなローライト君。
ヽ,､!､ ／弋:::ﾘ ` ` ヽ ￣ l/ 〉 !
ﾄヽ'. " ` '''´ '´ l ￣ l / /
.l ヾ ￣ l .l /
ヽ ﾍ l ,, lｰ '
ヽ_'､ ` __ ヽ, ｲ
ヽ r _.. .. -‐‐ '' ¨ ' ／ l ､
ヽ -‐ ''' ,ノ ,! ヽ`丶､
/iー ､ ﾉ ／ ﾍ ｀ ー
/ .､ `丶.... -− '' ,, '' 〉
／ ＼ ,, - '' /.i
,, - '' ヽ. ` y '' / l
,, -'' ＼ ／ `ヽ ／ l
- ''/ / ヽ / .ﾍ ／
大石蔵人
内務省国家保安局情報調査室長
- 355 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:25:06 ID:49QiQOc.
- ／::i :::::::::;ｲ:::ヽ､::::::::::::::::`､:ヽ､ ::::::`:､`､:､､:::::｀:::ｰ::- ／
／/:::::ﾞ ::::::/:::ﾞ､::ヽ:｀:::::､::::::::::':;::::｀'::::､:::::ヽ:ﾞ､`､｀::':ｰ‐-/
／ !/:::::'､ ;':::::::::ヽ::::`:､:::::｀::::､:::i:::::::::::::::`::､:',::';::ヽ;:::::::::/
ﾉ::／:ヽ ::::::::Nﾞヽ::::｀:::､:::::::::r!､::::､::_:::::::ヽl::ﾄ:;:::::::::::;'
,:';:.ｲ::::::::l`､ :::| ,'T ＼:､::::`ヾ､＼;f'i i＼:::|:l:::ﾞ､:::::::l
ノ'" |::::::::|;::､ヽ! l ヽ-' ` ｀' ､:::､`ヽ､`'' ' 丿.l:':::::::';:__」 室長、一体どういうロジックで外事一課は動いているんです？
, -＋!::{'|!､::ヽ､`` -‐' ｀ ヽ､ ''' ´ .ﾉ､::::::::l::｀i 確かに、ラ・ヴァリエール公爵のご息女と言えば、大物でしょう。
f'´/ | |:;' ヽ::::ヽ / ||:;::::::､:::l ですが、ラ・ヴァリエール公爵そのものではありません。故に、
/ | ﾞ;::f､` ､ | }:::;!`i､! 価値そのものは低いはずです。
/ ヽ. ';::ﾊ､. ､ ` ｀ , ﾚ'.|:ﾊ .|/l
', |: ヽ、 ー----‐ '" ／/ ﾘ '､
', ',. i＼ ／ / l .::〉､
ヽ ', _', ', l､ l＼ ,. '´ 」.._ .／／＼
＼, ＞ '"´ ､ヽ､ !､'､|::､` - '"´ ／ ,.. ｀`' ‐＜ ＼
' ´ ヽ ヽ `' ､ヽ＼:! ／ ／ ｀ ' ｰ- ､
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::ヽ ゞ、 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::／
i::::::::::::::::::::::::::::::li__‐-､ﾍ::::ヽ::::iヽ::::::::::レﾍ´,､_ヽ:::::::::::::::::::::::/
｛::::::::::::::::::::::::::::::,ﾊ (;;;;｀ｭヽ::iヽ::::!ヽ::::i|´バ｛;;;;;;,ヽ ::::::::::::::/
i::::::::::::::::::::::::::::i ヽ､ ｀‐-ｲ ＼ヽ:! ＼:i ll ! ヽ=-人::::::::::i
i:::::::::::::::::::::::::ヽ ゛'''''" ヽ l! ヽ ､_,,,,,,,ノ i::::::::l 重要なのは、彼女がラ・ヴァリエール公爵並に重要なのか否かということです。
i::::::::::::::::::::::::::＼ i i ゛''''" l:::::::l 普通ならば、ラ・ヴァリエール公爵のご息女など歯牙にもかけませんよ。ですが、
>::::::::::::::::::iヽ ＼ , i:::li::: l奴らは何故か、ラ・ヴァリエール家の令嬢を監視しています。となれば、答えが出てきます。
／ ヽ:::::::::::ヽ ｛ i::/i＜
／ l:::::::::::::ヽ ＼ ,-‐ ﾘ i::::::ヽ
/ lヽ::::iヽ::ヽ ヽ ' ! /丿::i
| l ヽ::i ヽヽ < ､ //ノl::::ヽ
| ヽ l ヽi ヽ｀､ ｱ｀"‐,-､,__ /:: l:/l::∧､
| ヽ ﾘ V Y⌒￣｀丶 ／:: l:l l::l::ヽi｀,>‐､___,,,-‐´
| ヽ l i ／ |-‐ ／:: ﾘ l:l ﾚ ／
! ＼ ヽ l i ,／~ /:. ,／::: ｿ ／ ／, ´／
｀‐-､_ゝ-‐´￣￣￣ ノ::::ゝ、, -‐´::: ／ ／ ／
- 356 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:25:27 ID:49QiQOc.
- ,ハ :::: :::: :::::::::::.::::::::::::::::ヽ::::::::､::::::::::::ヽ ::::::..ヽ::::::`､ :. ::::::ヽ :::::.:.::｀ヽ、
|／| ::: :::リ､:::rＮヽ＼::::ヽ､::::ヽ､::::::丶＼ ::.＼:::::ヽ .:. :::::｀ヽ‐- ､_:::＼
/ ﾊ ::.:.::! V / ＼ヽ::i ヽ:::| ｀ヽ::､::｀ヽ丶､:::丶､::､ :::::...､::::＼ ｀`ヽゝ
{ ヽ.: ::l / ヾ ヽ:i i| ヽ::::ヽ＼｀`'' ‐---::::ヽ:::＼rヽ、
';:: :! 〈 __ ヽ | ',::::::: :＼:.::､｀ヽ:＼::::::ト ､::丶、
|:: ﾊ ` }:::::::. ::::ヽ::ヽ::.:＼:ヽ､ヽ ｀` ｰ-
|/l:ハ ､ ＿＿ ﾊ:::::.::| :i:.:ヽ.:i::: :､:ヽ} ｀` すなわち、彼女はラ・ヴァリエール公爵並みの重要な要素を持っているという
ノ ﾉ' l心 `ー‐一` ,. '|:::::::| :| :.::.N :;､!`､ヽ ことです。でなければ連中が動く意味が見いだせませんね。
|ハ , '´ i!::::::| ::| :.ハ | ＼ヽ!
ﾘ ヽ ,. '´ ,/!/ |: :::､ ! i|
__ __,.ノ/ ヽ __,,. '´ ノ l,ｲ:: ﾊ:{ |
,..､,.ィ"r''"´ .::: r / / |､:! ヽ、
,,.. -‐''"´ { ヽ r i ヽ＼ ／ : ヾ丶､
l | ヽ ＼ ｌ ＼! / ヽ ｀ヽｰ-､_
| | ヽ ＼ ヽ i ﾉ / ヽ､
､ | | ､ ＼ ノ ／ / r ｀`丶､
::::::::::::::::／､_l_／ L/ l::::::::::/ }::::::::::::::::::::::::i
:::::::::::::/ l:/¨ー＝'ｻ¨ i::::::::/ l::::::::::::::::::::::::::l
l:::::::::/ -=＝ﾚ＝ミ、/ l::::／ﾍ. l::::::::::::::::::::;:::::l
.l::::::i' /／ `l::/:::::::::::::::ﾊ::::l
ﾍ::::l 〃 =ミ､ﾚ/:::::::::::::/ i:::l
. ヽ:l. U l ヾ/::::::;ｨ:::::/ l/
ヽi l ./:::／/:::/ （この人の分析力はいつも凄いな）
i⌒丶、 ／ /／ l::::/
ヽ `' ､, ` ・ ､ _ /' l::/
ヽ ` ー ' ／ ﾚ
＼ , '´
` ／
┐ ＞ - '
- 357 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 18:25:34 ID:LjQD6SLA
- >>353
とわね→とはね
流石に切れ者の台詞に誤字があるのはちょっと……
- 358 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:25:50 ID:49QiQOc.
- / /l ,, -=-−=--- ､ _ ヽ
/__､ //i ､ﾍ ミ､`_丶、ﾊ
i / l/ i iヾ.､ ,,／'_ニミ ゝ ､ ` i
l / ! ll-=ヽ≡,＝､-.._ ヽ`､ミ ､ .l
/-_=_三 ｰ'=='- '"-= ﾐ r ﾆヽ l
ヾ ｨ' （ﾉ/ `ｰ- - ' i､l´､ ﾘ まあ、そういう事だな。だが、あまりその事は喧伝しない方がいい。
l'' ／{ lN _,, ） これはどうも「大臣閣下」も絡んでいるらしいからな。
l L ､ ／ ' ｲ
､ ` _ ... `ゝ i- '´ l
ヽ , -− ￣ i l
＼ ー--―' ,,ノ l
ヽ ,, ' i
丶 ,, - __ .. -‐ '' ¨ﾍ
`､― 二 - ‐ ¨ ヽ
,-- ﾍ ,, ゝ､
ｲ: : : : '､ , ' ` ､
/ l: : : : :/ヽ ,, ' ` ､
,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ なるほど、やはり確信を突いているということですか。それにしても、
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ その、ラ・ヴァリエール公爵のご息女とやら、一体何の用でこの国に
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l 来たんでしょうかね？
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
- 359 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:26:52 ID:49QiQOc.
- >>353修正
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::ヽ ゞ、 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::／
i::::::::::::::::::::::::::::::li__‐-､ﾍ::::ヽ::::iヽ::::::::::レﾍ´,､_ヽ:::::::::::::::::::::::/
｛::::::::::::::::::::::::::::::,ﾊ (;;;;｀ｭヽ::iヽ::::!ヽ::::i|´バ｛;;;;;;,ヽ ::::::::::::::/
i::::::::::::::::::::::::::::i ヽ､ ｀‐-ｲ ＼ヽ:! ＼:i ll ! ヽ=-人::::::::::i
i:::::::::::::::::::::::::ヽ ゛'''''" ヽ l! ヽ ､_,,,,,,,ノ i::::::::l
i::::::::::::::::::::::::::＼ i i ゛''''" l:::::::l 次官閣下から？ しかも留学生を？ どれだけ、大物なんですかね？
>::::::::::::::::::iヽ ＼ , i:::li:::l いくら、外事一課が外国からの要人を監視・調査するとはいえ、たかだか
／ ヽ:::::::::::ヽ ｛ i::/i＜ 留学生を相手にするとはね。
／ l:::::::::::::ヽ ＼ ,-‐ ﾘ i::::::ヽ
/ lヽ::::iヽ::ヽ ヽ ' ! /丿::i
| l ヽ::i ヽヽ < ､ //ノl::::ヽ
| ヽ l ヽi ヽ｀､ ｱ｀"‐,-､,__ /:: l:/l::∧､
| ヽ ﾘ V Y⌒￣｀丶 ／:: l:l l::l::ヽi｀,>‐､___,,,-‐´
| ヽ l i ／ |-‐ ／:: ﾘ l:l ﾚ ／
! ＼ ヽ l i ,／~ /:. ,／::: ｿ ／ ／, ´／
｀‐-､_ゝ-‐´￣￣￣ ノ::::ゝ、, -‐´::: ／ ／ ／
::::::::::::::::／､_l_／ L/ l::::::::::/ }::::::::::::::::::::::::i
:::::::::::::/ l:/¨ー＝'ｻ¨ i::::::::/ l::::::::::::::::::::::::::l
l:::::::::/ -=＝ﾚ＝ミ、/ l::::／ﾍ. l::::::::::::::::::::;:::::l
.l::::::i' /／ `l::/:::::::::::::::ﾊ::::l
ﾍ::::l 〃 =ミ､ﾚ/:::::::::::::/ i:::l さあ？ 流石に俺も分かりませんよ。ただ、噂ではあのラ・ヴァリエール公爵の娘
. ヽ:l. l ヾ/::::::;ｨ:::::/ l/ らしいですね。
ヽi l ./:::／/:::/
i⌒丶、 ／ /／ l::::/
ヽ `' ､, ` ・ ､ _ /' l::/
ヽ ` ー ' ／ ﾚ
＼ , '´
` ／
┐ ＞ - '
- 360 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:27:13 ID:49QiQOc.
- ／_i ／∠ ヽ
,ｲ,ｸ ll´￣'―z ＿ -‐‐- ､ ﾊ
/ 〉{ ,ゝ‐ ＞-‐‐=ミ､ }
ドy ,＿zｨ'=- ｀ミ￣＞､ ゛,'
〉ゝ `マ''ｰｪｧ､ = l .l,ｲ`} ' 残念ながら、私も詳しい話は聞いていない。だが、大臣閣下の勅命であることを
l 7 ヽ ｰ ´ ﾉｨl 〉,ｲ､l､`ヽ 考えると、かなり重要な案件であることは確かだろう。君らも他言無用で頼むよ。
', L..＿ ' ノ vヽ、 ヽ
', '- .. .._ヽ、 ! / ﾊ､ヽ. ',
`i ｰ ′,, -,ｲ ／ 〉ヽヽ. i
`ｰｧ-､ '' ´_ - ''' / ﾊ ', !
/〈 r‐ '' ¨ ／ ﾊ '.!
/ / ＿＿＿ ... - '' ', l',
／ゝ'´￣ ,, -――- ､ i lﾍ
／ ,' ,ィ,´ィ´ ￣￣ ｀`ヽヽ l l ﾍ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
. /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ､: : : ﾊ
/: : : : :/: : : : : :／l: : : : ﾄ､: : : : :i : : : : ﾊ
. i : : : : /: : /: :／i .i : : : / i: :l: : : i: : : : : :i
l: : : : /: :/: ／- ' /: : ｲ/ i: :l: : : :l: : :i: : :l
l: : ,: ,' :〃Zニ_ミ/ ／/' __ l: l l: : :l: : : l: : l ですね。どうやら、我々の考える範疇を越えているようですし。
l: :/l l <´ﾄ-'ヾ`/／／ 三.._｀lヽl: : l: : : :li: :l
i /ヽi: :l `ー‐' ' , '/-'ヾヽ i : l: : : :l l l
lｨﾍ(ﾍ: :i i `丶＜ ''.l: /:. : : l l:l
l:.ﾍ ﾄ､i ﾉ /l/:,ｨ:. :/ /
l:.:.:`:l ヽ. ' U /:ｨ:.:/ l:.:/
l:./l:.:l､ , ... _ ／// i:/
l:.:l_ヽ. ` , イ/ /
_ .. -‐ '' , l ＼ ／ /l/ __
i / i `ｰ- ' / l‐ '' ¨ ._ヽ
l i 〈 { / l
- 361 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:27:31 ID:49QiQOc.
- . / ノメ - y'">rﾄ,",, ／
/ノ〆 、 ! /~.! !~ ' ￣_"ニ=-
!'./、 ヽ !.! .!.! _ニ=-
Y-=ﾐヾ、ノ .!! '" ﾍ '' " '' `ヽ,|
! _,, ミ,,Y ,.! ,ｨ, --ィ ,,__ | 「好奇心猫を殺す」という言葉もある。深追いは避けるべきだね。
}. ` ,,(さ , ゝ-=た- '''' トヾ、.|
. ! ゝ- / 、'~ "'τc 、 |
! / ゝ ゛`チ" .ミ|
! / ー |
{ ゝ、 |
ゝ ,r 、 ィ|
ﾍ ヽヾー-= ,,＿ ,, ヽ " |
Y ` ー- イ / |
ゝ ,, ィ_|
゛丶 ,、_ _,,....―...'":￣|
r-!''::"::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、
/:::::::::::;; ―――――――
_ ,,...-...'ー "
,, ...''"::::::::::::::／
／:::::::::::::::::::::::::|
／::i :::::::::;ｲ:::ヽ､::::::::::::::::`､:ヽ､ ::::::`:､`､:､､:::::｀:::ｰ::- ／
／/:::::ﾞ ::::::/:::ﾞ､::ヽ:｀:::::､::::::::::':;::::｀'::::､:::::ヽ:ﾞ､`､｀::':ｰ‐-/
／ !/:::::'､ ;':::::::::ヽ::::`:､:::::｀::::､:::i:::::::::::::::`::､:',::';::ヽ;:::::::::/
ﾉ::／:ヽ ::::::::Nﾞヽ::::｀:::､:::::::::r!､::::､::_:::::::ヽl::ﾄ:;:::::::::::;'
,:';:.ｲ::::::::l`､ :::| ,'T ＼:､::::`ヾ､＼;f'i i＼:::|:l:::ﾞ､:::::::l ですね。
ノ'" |::::::::|;::､ヽ! l ヽ-' ` ｀' ､:::､`ヽ､`'' ' 丿.l:':::::::';:__」
, -＋!::{'|!､::ヽ､`` -‐' ｀ ヽ､ ''' ´ .ﾉ､::::::::l::｀i （大臣嫌い、次官嫌いの室長がそこまで言うとなると、本当にこの一件、
f'´/ | |:;' ヽ::::ヽ / ||:;::::::､:::l 単なる監視で済む話ではないようですね）
/ | ﾞ;::f､` ､ | }:::;!`i､!
/ ヽ. ';::ﾊ､. ､ ` ｀ , ﾚ'.|:ﾊ .|/l
', |: ヽ、 ー----‐ '" ／/ ﾘ '､
', ',. i＼ ／ / l .::〉､
ヽ ', _', ', l､ l＼ ,. '´ 」.._ .／／＼
＼, ＞ '"´ ､ヽ､ !､'､|::､` - '"´ ／ ,.. ｀`' ‐＜ ＼
' ´ ヽ ヽ `' ､ヽ＼:! ／ ／ ｀ ' ｰ- ､
- 362 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:28:03 ID:49QiQOc.
- ,ィ
／ ,／/ _､-
, '/ ／‐'::::,､ﾝ'／
, ./:::ﾚ:::::::::::::´::::::ー--...､.._
_iV::::::::::::::::_::_::_::::::::::::::::::::::::::::::::::=- イキノーコリタイ、イキノーコリタイ、タダイキテタクーナル
r::'::::::::::::｀ヽ三ニー-::::ニ:::::::::-=
／::／三:::＼＼ヽ:::::::::ミ､::::::::::::::_:::＝≧ー
/:::::/:::::ンヘ＼＼ ヽ:::::::::::｀ヽ:::::::::::::ﾆ三三ｪ-
//i:/:／/:::,'i::::ヽ＼＼',､::::ヽ:::::::::::::::::::::＜'´
!' /::;:':::/:::,'::i i:::ヽ:::::::ヽ:ミﾐ:::::ヽ､:::::::::::k-ﾆヽ､ （これは「かなり」の大事のようです。さて、忠告に従うべきか、従わないべきか、
/::i::::l:i:::i､::',. ',::::::ヽ::::::::ヽ::::::::::::`::::::::::ミヽ､ 悩みますね）
/:::ii:::l::i:::L::::':,::i:::::::＼､_:::ヽ::::::::::､::::::::::ヾ､
/::/i:ｉ::l::i::i f:::j､:;::::',ヾ:::,rt:::j､＼:::::::::::::::::i､＼
_,rｰｧ'/'´ i:ﾊ:l::lﾘ`＝‐ヾ'､::､ﾞヾ､ﾆノヽ::::::::::::::ヾヽ､.
,r''" i.ﾘ/ﾘ::',ﾞ ﾞヽ .,!::;:::::iヾ::',ヽ､ ｀`ｰ-
/ ', -､ i//::l:ｌﾞ､ ､ .. ..:':l::i!ヾl:::ｌ lヽｉ ', ｀ヽ
∧ ', i i i i: ﾘ ヽ. ‐-- ､ ／ /ﾘ / !/./ ' ' ﾞヽ
,' ヽ ', i 〈 ,i i::.､ ＼＼ ..::'::: / ! , ', ' .i
､ ヽ ｉ 'ヽゞﾐヽ、ゞ: `ﾆ:´:::::'' _,. -／／ i
. ヽ、ヽヽ i ',ヽ､`ヽﾐヽ､ ,.:-'´,. '´／ ﾉ /
. iヽ ＼i .i!ヽ ` ､`'-､､､､､- ',ン'' /〃
i ヽ.＼ ! ｀ ｰ-ー '´ , ' //
. i ヽ､ヾ , ' ／ '
',、 ﾞﾞ'i＼ヽ , ir' ヽ=
iヽ i! ヽ ヽ , '／i! /
/:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::〃:::::イ::::ｲ::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ﾍ
/::::::/:::::::::::::::::::::::::::::/|:::／/::/ |:::::::::::/ |::::::::::::::::＼:::::ﾍ
{::::::::{::::|::::::::::::::::i:::::ナサｰﾅﾒ=ｚ|::::::::/ |::::::|:::::i::::::ﾊ:::::|
∨:::|:::::ﾊ::::::::|::::::|ｬz＝ﾃﾗ乞ヽ |::::::/ '''二｢~/:::::|::::/ ﾍ:::|
∨:|:::/ 〉::::|:::::::Vﾞ ､_{ r-n} レ´ "{~外ｲ::::::|::/ リ
∨ﾚ{ /ﾍ::::|ヽ:::ﾍ ￣￣ ',｀¨ﾞﾞ /:::ｲ:::/
∨::ヽ ﾍ:ｊ ヽ::ﾍ 〉 /／ |::/ Lさん携帯鳴ってますよ。
ﾍ∧｀ヽ＿、 ヽゝ " / ﾚ
ﾍ::::::::| !、 r――‐ﾏ /
ﾍN:::| ｀ヽ ｀ﾞ ー ´ ／
ヽ| ､ /
/￣¨ﾞ ･ ､ ｀ ¨ ﾅ
／＼ ｀¨ ‐ ､ ﾚﾍ
／ ＼ Ｍ､ﾍ､_
／| ＼ / ￣ ∨| ｀ヽ
- 363 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:28:16 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿ ﾔ::::::::::ヽ, i:::::::ヽ l /,
ﾞヾミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｷ:::::::::＼i!ﾝ/:i'
ｰ-ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! i
-ｯｪｭ=ﾆ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iノ,'
ﾞﾞ''ミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ン゛
ｰ''''''".ｯ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
-=ﾆ三::ニ_ﾆ､:::::::::::::::::::_::::::::::y::ｧ:::::::::::', おっと、ちょっと失礼しますよ。
r'''''"￣ ﾆﾐｿ:::::::,ｧtｯﾁ'ｿノメﾂTi::::::ｨ::i
i ‐ｫ--==こFLいt::i" ﾞ''''"／ ﾞ''" i::::::ﾊﾘ
. i i´ ｿ`|.l::::!|:!:::l . ,: ﾉ::;:::lヾ、
,r,' ｌ ', !, | i:::! |i ｿ､ ,. -┐ ／ ﾘ ﾔ i
f'_/ |', ', ﾞ'i~U~|:! : ヽ､ ￣ ／ ゛ ｀//
ｌﾄ､ﾞ'ｰ- .ト､' ! i. ｌ |! : `＝ｿ ,' /,ｲ!
. lｉ ', ~ﾞﾞi' i ',＿|:!=ｪｭ､､=´´ / // ｲ
|l! ', ! , ' / '/ |
,ハ :::: :::: :::::::::::.::::::::::::::::ヽ::::::::､::::::::::::ヽ ::::::..ヽ::::::`､ :. ::::::ヽ :::::.:.::｀ヽ、
|／| ::: :::リ､:::rＮヽ＼::::ヽ､::::ヽ､::::::丶＼ ::.＼:::::ヽ .:. :::::｀ヽ‐- ､_:::＼
/ ﾊ ::.:.::! V / ＼ヽ::i ヽ:::| ｀ヽ::､::｀ヽ丶､:::丶､::､ :::::...､::::＼ ｀`ヽゝ
{ ヽ.: ::l / ヾ ヽ:i i| ヽ::::ヽ＼｀`'' ‐---::::ヽ:::＼rヽ、
';:: :! 〈 __ ヽ | ',::::::: :＼:.::､｀ヽ:＼::::::ト ､::丶、 もしもしローライトですが？
|:: ﾊ ` }:::::::. ::::ヽ::ヽ::.:＼:ヽ､ヽ ｀` ｰ-
|/l:ハ ､ ＿＿ ﾊ:::::.::| :i:.:ヽ.:i::: :､:ヽ} ｀`
ノ ﾉ' l心 `ー‐一` ,. '|:::::::| :| :.::.N :;､!`､ヽ
|ハ , '´ i!::::::| ::| :.ハ | ＼ヽ!
ﾘ ヽ ,. '´ ,/!/ |: :::､ ! i|
__ __,.ノ/ ヽ __,,. '´ ノ l,ｲ:: ﾊ:{ |
,..､,.ィ"r''"´ .::: r / / |､:! ヽ、
,,.. -‐''"´ { ヽ r i ヽ＼ ／ : ヾ丶､
l | ヽ ＼ ｌ ＼! / ヽ ｀ヽｰ-､_
| | ヽ ＼ ヽ i ﾉ / ヽ､
､ | | ､ ＼ ノ ／ / r ｀`丶､
- 364 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:28:37 ID:49QiQOc.
- ,ハ :::: :::: :::::::::::.::::::::::::::::ヽ::::::::､::::::::::::ヽ ::::::..ヽ::::::`､ :. ::::::ヽ :::::.:.::｀ヽ、
|／| ::: :::リ､:::rＮヽ＼::::ヽ､::::ヽ､::::::丶＼ ::.＼:::::ヽ .:. :::::｀ヽ‐- ､_:::＼
/ ﾊ ::.:.::! V / ＼ヽ::i ヽ:::| ｀ヽ::､::｀ヽ丶､:::丶､::､ :::::...､::::＼ ｀`ヽゝ
{ ヽ.: ::l / ヾ ヽ:i i| ヽ::::ヽ＼｀`'' ‐---::::ヽ:::＼rヽ、
';:: :! 〈 __ ヽ | ',::::::: :＼:.::､｀ヽ:＼::::::ト ､::丶、
|:: ﾊ ` }:::::::. ::::ヽ::ヽ::.:＼:ヽ､ヽ ｀` ｰ- あれ？ やる夫君ですか。どうしました？
|/l:ハ ､ ＿＿ ﾊ:::::.::| :i:.:ヽ.:i::: :､:ヽ} ｀`
ノ ﾉ' l心 `ー‐一` ,. '|:::::::| :| :.::.N :;､!`､ヽ
|ハ , '´ i!::::::| ::| :.ハ | ＼ヽ!
ﾘ ヽ ,. '´ ,/!/ |: :::､ ! i|
__ __,.ノ/ ヽ __,,. '´ ノ l,ｲ:: ﾊ:{ |
,..､,.ィ"r''"´ .::: r / / |､:! ヽ、
,,.. -‐''"´ { ヽ r i ヽ＼ ／ : ヾ丶､
l | ヽ ＼ ｌ ＼! / ヽ ｀ヽｰ-､_
| | ヽ ＼ ヽ i ﾉ / ヽ､
､ | | ､ ＼ ノ ／ / r ｀`丶､
＿＿＿ ﾔ::::::::::ヽ, i:::::::ヽ l /,
ﾞヾミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｷ:::::::::＼i!ﾝ/:i'
ｰ-ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! i
-ｯｪｭ=ﾆ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iノ,'
ﾞﾞ''ミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ン゛
ｰ''''''".ｯ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ はい、はい、はい、はい・・・・・・え！ なるほど分かりました。すぐ行きますよ。
-=ﾆ三::ニ_ﾆ､:::::::::::::::::::_::::::::::y::ｧ:::::::::::',
r'''''"￣ ﾆﾐｿ:::::::,ｧtｯﾁ'ｿノメﾂTi::::::ｨ::i
i ‐ｫ--==こFLいt::i" ﾞ''''"／ ﾞ''" i::::::ﾊﾘ
. i i´ ｿ`|.l::::!|:!:::l . ,: ﾉ::;:::lヾ、
,r,' ｌ ', !, | i:::! |i ｿ､ ,. -┐ ／ ﾘ ﾔ i
f'_/ |', ', ﾞ'i~U~|:! : ヽ､ ￣ ／ ゛ ｀//
ｌﾄ､ﾞ'ｰ- .ト､' ! i. ｌ |! : `＝ｿ ,' /,ｲ!
. lｉ ', ~ﾞﾞi' i ',＿|:!=ｪｭ､､=´´ / // ｲ
|l! ', ! , ' / '/ |
- 365 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:28:53 ID:49QiQOc.
- ,ィ
／ ,／/ _､-
, '/ ／‐'::::,､ﾝ'／
, ./:::ﾚ:::::::::::::´::::::ー--...､.._
_iV::::::::::::::::_::_::_::::::::::::::::::::::::::::::::::=-
r::'::::::::::::｀ヽ三ニー-::::ニ:::::::::-=ﾆ´
／::／三:::＼＼ヽ:::::::::ミ､::::::::::::::_:::＝≧ー
/:::::/:::::ンヘ＼＼ ヽ:::::::::::｀ヽ:::::::::::::ﾆ三三ｪ-
//i:/:／/:::,'i::::ヽ＼＼',､::::ヽ:::::::::::::::::::::＜'´ 室長、今日は定時で帰宅してもよろしいでしょうか？
!' /::;:':::/:::,'::i i:::ヽ:::::::ヽ:ミﾐ:::::ヽ､:::::::::::k-ﾆヽ､
/::i::::l:i:::i､::',. ',::::::ヽ::::::::ヽ::::::::::::`::::::::::ミヽ､
/:::ii:::l::i:::L::::':,::i:::::::＼､_:::ヽ::::::::::､::::::::::ヾ､
/::/i:ｉ::l::i::i f:::j､:;::::',ヾ:::,rt:::j､＼:::::::::::::::::i､＼
_,rｰｧ'/'´ i:ﾊ:l::lﾘ`＝‐ヾ'､::､ﾞヾ､ﾆノヽ::::::::::::::ヾヽ､.
,r''" i.ﾘ/ﾘ::',ﾞ ﾞヽ .,!::;:::::iヾ::',ヽ､ ｀`ｰ-
/ ', -､ i//::l:ｌﾞ､ ､ .. ..:':l::i!ヾl:::ｌ lヽｉ ', ｀ヽ
∧ ', i i i i: ﾘ ヽ. ‐-- ､ ／ /ﾘ / !/./ ' ' ﾞヽ
,' ヽ ', i 〈 ,i i::.､ ＼＼ ..::'::: / ! , ', ' .i
､ ヽ ｉ 'ヽゞﾐヽ、ゞ: `ﾆ:´:::::'' _,. -／／ i
. ヽ、ヽヽ i ',ヽ､`ヽﾐヽ､ ,.:-'´,. '´／ ﾉ /
. iヽ ＼i .i!ヽ ` ､`'-､､､､､- ',ン'' /〃
i ヽ.＼ ! ｀ ｰ-ー '´ , ' //
. i ヽ､ヾ , ' ／ '
',、 ﾞﾞ'i＼ヽ , ir' ヽ=
iヽ i! ヽ ヽ , '／i! /
l 彡'/ l/ ` `l /´ l.l ヾミ-`l
l / =ニ`ー＼、l/ ／'二´＝､ ヽ /
/ `iﾍ '¨´ ￣ `ー` ''' ¨´ ￣¨` //'`i
l l >､liﾆ ー===− −==− =l//` l 構わんよ。今日は暇だしね。
ヽ､!〈`.l `ー '¨ | `ｰ - ' l 〉 !ﾉ
＼ﾐ i |l / ' /
〉- ﾄ , jl ./ <
ｒl l l r '´ ´ ｀ヽ ./l ﾄ、
, - ' / ヽヽ. ! ー――――― ' !／/ !､` ー ､
, ' ¨ .l ＼l丶、 '''''''''''''' ,イ ／ ヽ ¨ ` − ､
li ＼ ヽ、 ／/／ /l
l ヽ `丶 ー―−', ・´ // ＿__ ,,,,,
l ＼ ,ヽ＿r_' ＿＿ ,,,,,,/└−./¨二ﾐヽ、
l ヽ /´r−¨¨ .{ l´ ｀} l
l ＼ // − ヾー--' /
- 366 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 18:29:03 ID:6IpGCFME
- 着メロｗｗｗ
- 367 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:29:05 ID:49QiQOc.
- ヽ、 ヽ:.､､,
､、 ヾ､:､.ヾ::::ミｰ:.､､,,
､::::`=:..､_ヾミ::`:::::::ヽ､:::::`:ｰ.､.ヽ、 ､
.｀ヽ､:::::::::三"ﾆー-::...ﾆ=-:､::､::ヽヽ .i:!
-ｰ '''''ーﾆ三ニ‐:::-ニ三ﾆ::::::::ヽ::::iﾉ::i
:::::::::::￣::::::::::::::ン:三＝ー-:::::::::::::::::::ﾘ
::::::::::::::::::::ン:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ソ､
ｯ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::,::::::ンノｿ それでは失礼します。
::::::::::::::::::::／::::ン::::::::::::::ｪ＝ ":::／/::::ﾊ
:::::／::::::::::::::ﾝ:::::::::::::／::::::／／/:::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::'::::::::::::::,:':/::::i
::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::ﾝ:::::,::':::::::,':::::i!
::::::::::,:::::::':::::::::::::::::::ｯ::::::;ﾝ::::::::::/:::::::::f'i:!
=ｨ::::〃:::::::::::::::,:::'ﾝ-'''／/::::／ ﾔ::::/ i:!
./ﾊ:::::::〃:::::::/ '" ／" .. ,ｿiﾘ !
ヾ. l::::/' ',::il::/ヽ _... ﾝ i '
.ヾ､ﾘi ﾘ ｿ :::ヽ、 ￣‐'／ i
','ｿ ヾ､_,... ｯｨ'ﾉ´. ` ..／ / k
i ヽ､__ ,ノ ／ , / ／ i ＿
i '' ‐-‐ ' ／/, ' , ' ⌒ i ／ ｀ヽ､ , -‐=-､
i:: ' ／ .ｨ , ', ' ,r-‐---､､、 /! へ ､-ヽ､ ／ ／ ｀! i
ｨ: ,..::' ,.:':::i ／/_r/二二二ｪｯ､ヽﾘ ヽ ｀/ ／ l .l
ヽ ' :: / Y／´ ヾヽヽrヽ、 iﾍ / / ） __､､l l
スタスタスタスタ
::::::::::::::::／､_l_／ L/ l::::::::::/ }::::::::::::::::::::::::i
:::::::::::::/ l:/¨ー＝'ｻ¨ i::::::::/ l::::::::::::::::::::::::::l
l:::::::::/ -=＝ﾚ＝ミ、/ l::::／ﾍ. l::::::::::::::::::::;:::::l
.l::::::i' /／ `l::/:::::::::::::::ﾊ::::l
ﾍ::::l 〃 =ミ､ﾚ/:::::::::::::/ i:::l
. ヽ:l. l ヾ/::::::;ｨ:::::/ l/ どうしたんでしょうね急に？
ヽi l ./:::／/:::/
i⌒丶、 ／ /／ l::::/
ヽ `' ､, ` ・ ､ _ /' l::/
ヽ ` ー ' ／ ﾚ
＼ , '´
` ／
┐ ＞ - '
- 368 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:29:25 ID:49QiQOc.
- / /l ,, -=-−=--- ､ _ ヽ
/__､ //i ､ﾍ ミ､`_丶、ﾊ
i / l/ i iヾ.､ ,,／'_ニミ ゝ ､ ` i
l / ! ll-=ヽ≡,＝､-.._ ヽ`､ミ ､ .l
/-_=_三 ｰ'=='- '"-= ﾐ r ﾆヽ l
ヾ ｨ' （ﾉ/ `ｰ- - ' i､l´､ ﾘ
l'' ／{ lN _,, ） 私にもわからん。だが、本当に今日は暇だからな。君も定時で
l L ､ ／ ' ｲ 帰宅してもいいぞ。
､ ` _ ... `ゝ i- '´ l
ヽ , -− ￣ i l
＼ ー--―' ,,ノ l
ヽ ,, ' i
丶 ,, - __ .. -‐ '' ¨ﾍ
`､― 二 - ‐ ¨ ヽ
,-- ﾍ ,, ゝ､
ｲ: : : : '､ , ' ` ､
/ l: : : : :/ヽ ,, ' ` ､
/:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::〃:::::イ::::ｲ::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ﾍ
/::::::/:::::::::::::::::::::::::::::/|:::／/::/ |:::::::::::/ |::::::::::::::::＼:::::ﾍ
{::::::::{::::|::::::::::::::::i:::::ナサｰﾅﾒ=ｚ|::::::::/ |::::::|:::::i::::::ﾊ:::::|
∨:::|:::::ﾊ::::::::|::::::|ｬz＝ﾃﾗ乞ヽ |::::::/ '''二｢~/:::::|::::/ ﾍ:::|
∨:|:::/ 〉::::|:::::::Vﾞ ､_{ r-n} レ´ "{~外ｲ::::::|::/ リ ありがとうございます室長。
∨ﾚ{ /ﾍ::::|ヽ:::ﾍ ￣￣ ',｀¨ﾞﾞ /:::ｲ:::/
∨::ヽ ﾍ:ｊ ヽ::ﾍ 〉 /／ |::/
ﾍ∧｀ヽ＿、 ヽゝ " / ﾚ
ﾍ::::::::| !、 r――‐ﾏ /
ﾍN:::| ｀ヽ ｀ﾞ ー ´ ／
ヽ| ､ /
/￣¨ﾞ ･ ､ ｀ ¨ ﾅ
／＼ ｀¨ ‐ ､ ﾚﾍ
／ ＼ Ｍ､ﾍ､_
／| ＼ / ￣ ∨| ｀ヽ
- 369 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:30:11 ID:49QiQOc.
- ,.
／ _,,. -‐ ,. ィ
,. -─／/. ,∠- ',. -‐':::／
i::i /:::/／::::￣::::::::::∠-‐──- ､
{:::V::::::::::::::::::::-‐−──:::::::::::::::::::::::｀`ヽ.､
,.>::::::::::ヽ::::ヽ::::::::::::::` ヽ ､::::::::::::::::::::ヽ::ヽ、::＼__
/::::::::::::::::::＼::ヽ:::::::::::::::::::::::::`ヽ、:::::::::::::ヽ:::::ヽ､_＞
/:::::::i、::ヽ::ヽ::::::::::＼::::::::::r-,.- ､,.､:::::::::::::::::::::::::ヽ､__
l::::/:::::i::::ヽヽ:::＼:::::,.-‐'´｀` ヽ ヽ、::::::::::::::::::::ヽ__
.l::/::::::::l::::ﾄ､::::＼::ヽ:{ヽ、 l:::::::::::::::::::::::::ﾆ＞ もしもし、コスモスですか？
|::l::i:::l:::|:::::|.〔）ヽ::::::::l | .i ',:::::::::::::二ニヽ
|:ﾄlﾊ ／ヽ:| レ′|ﾊ.ｌ | .| ',:::::::::::::::二ニヽ､ヽ
| Ｋ. _ ! i! しi ヽ、| .l:::::::::::::::::::＞──
! !. ＼｀ |l 〉| | ,r── ､￣`ヽ ､
li〈 __ /`‐‐-//.l l/／ ＼ ヽ
/ `i'─` / ◎ 7 | | ヽ ',
ヽ /￣`─./ .| | 〉 `ヽ、 ヽ
{、__,.-/ / .| | ヘ＿,,.... ＼ ',
/ /`ヽl | ／￣´＿＿ 〉 .|
`─---′ / | ／ ,. -‐ '´ ／ |
/ ,... ､ﾚ' ／ ／ .|
_,,.⊥-‐' ´ 冫 / ,|
巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛
/ / / / ! l l ! l ! ! !
!/ ! l | │ l | ! ! ! !
l l ! ! _＿_ ヽ ヽ、_ _ ノ / | ! l |
/´! ! !´ __ ヽ ＼＿￣￣ __／＿￣ ｀ｰ! l l !
. / ! !l lﾆ-‐‐ ､＼ ￣￣ ／_ノ二 - ､| | ! |ヽ
l l | !人-|‐ト､_ `_‐─‐‐‐'_,-'∠」＿ﾊ_」 | ! !r'l
!ヽ ! ! イl ､_､ﾆ＝=､ﾄ-ニ二ニ-ｲﾆ＝l-ﾋ,_トl l | | l どうしました旦那さま？
ヽ ヽ! l l | |'´i ｲ､ j i lヽ ヽ! lﾉ'´/i ｲ､ j i 〉l ! ! i /
ヽ ! ! ! | !`,､`ー'ﾉ _ﾉノ ヽー'ﾞ,' '/j| | |′
l ! ! ヽ lヽ ￣´ i ￣ ´ 〃ｉl l j|
| l l ヽ ゝ ｀ｰ | ｉ ‐'´〃 l !|
l ! ヽ ヽ＼ ､ ,｀ ノ l ! j !
! ! ヽヽ ヽ-ゝ=- - ‐=イイ / l l !
. | l ヽ `､ ＼ ´￣二￣｀ ／// | l |
. ! l ヽ ヽ lゝ､ , イ、// ! ! ! |
l | ! ! lゝ ヽ〈＼ `ヽ､_ _,. イ_,-リ / l / l ! l
. ! l l ! | ! ゝヽハ二ヽ､￣ ノ二,.-´〃 / / / ! l
| l | ヽ ヽ ヽ /ゝ ─'`ｒ' ⌒ヽ―‐／ヽ_ / / /! ! l
| ! | ヽ ヽ ヽ´ 人＿_人 / / / | l l
コスモス・ローライト
元内務省国家憲兵隊所属
巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛
- 370 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:30:51 ID:49QiQOc.
- ／ｌ :::://ﾉl.:::::ヽ::::ヘ::::::ヽヽ:.＼ヽ:::..ヾ ＼:::..ー ＿:::::::- /
,ｿ'/.ｌ ::::/,:::::i.:::::ヽ:＼:::ヽ:::::ﾍ.',:::::::＼ヽ::＼,ヽ、::::::::::::ー /
／ / ,::ｌ.i,:::ｌ:::::::ﾍ.:::ヽ＼::.ヽ,＼::::ｌｌ:::ヽ..::::..ヽ::ヽ,' i.＼::::::::ヽ/
'゛ ｌ /::::.',',ｌ::ｌｌ::::::::ｌ＼＼ヽ:::::::::ヽ::.|.:::::､:::::ヽ:::::::ｌ::ｌ::..ヽ:::::::､ｌ
/::::,::::ﾊｿ;i!:::::::i'|__ヾ､ヽヾ､:::::＼|､_;;_y,::::,､:::::ｌ::|ヽ::::::::::::| いえ、今日はちょっと遅くなりますから前もって
/ンｌ::::::::ｌﾍ' ;::|.'Y'ｌ::::ヽ､＼::::.ﾐヾ＼,ﾊ::::::::）ヽ:::::|:::.i::::::::::| 連絡しておこうと思いましてね。
/／ |::i::::::ｌ:::::＼! l!, 'ｰ'゜゛ ヽ:::ﾇ゛ 'ヽ ゛''" ﾉ; ｌｌ:::::::.ｌ:::＜
／ ｌ:ｌ:::::ｌﾊ::::::::ヽ ゛ー ' ゛ ｰ ` '' ~ .ｌ'i::::::::::::::::|
_ .ｰ'/￣ｌ ｌｌ:::ｌ ｌ', '::::入＼ / |ｌ::::::::::::::|
/, N ﾊ::l'ｌ ゛ｌ',::::ｌヽ､ , ｌ:!,!::::.l ヽｌ
/ ｌ ｌ ',ｌ ', ､ ',::ｌヽ ヽ ｰ ｌｿ |:ｌﾍ |lｌ
. | ヽ ', ヽ. 'iｌ', `､. ヽ ._＿＿__,.ノ ／/ ｌi ｌ
',. | iｌ ＼ ／ ./ ! ::入
､ 'i ｌ ｌ:::ヽ ／'' l| ／／ヽ
＼ ヽ | _,, --､ ｌ 'i::ヽ,ヽ､ _ , ''' ,r'~￣゛' ｰ <_／ｌ ヽ_＿＿＿＿
_ヽ -ｰ'"~、 ヽ, ＼ ｌヽヾ, .ｌ ￣ ／ ／~￣ ~ '' ｰ- ...,,__
￣ ＼ i、 ゛' ､ ＼ﾙ............ ／ ／ ￣ ー
ヽ ヽ ヽ ゛￣ "
巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛
,,.-─‐- ､ ,.-,.-＝- ､
／-'"´,.-=/,ﾍ〃／へﾞヽ､
/ ,.-'"／//_,.ヽ '"'"｀ヾ,､ ＼
/ ／ ./i‐',',i ﾞi!､ ヽ,
/ ,' | ! i| i. ﾞ､
/ , i !i _,,. -──- .,,/| ! i
,' | ! ,.-'"!_,,. -──‐- .,, i|ヽ| ﾄ、
/i| ! ﾚ' ／i i ヽ.,,!_.､ | ﾞ､
//i| |/r'''i´| | i i ,' ,i| ,' i iﾞ､ .!(ﾞﾞ､
,'-|,' | |i il _|i___i i|_ |. //_|_/_!,' i| ﾞi! | i, そうですか、せっかく今日は一緒に食事をしようと思って
| | !､|ﾘ´i| _!_.iヾ､ﾞ､ |! / ,!',,,_! ｀i i! | _,,! いましたのに。
| | |i |i!ヽ'i'':: ::i` ヽ|i/ '"i::. :::iﾞヽ| / i|r‐ｲ
i｀'=! |i､!'､ `ﾞ--' ' ‐ﾞ- ' ''! |/ /|//
ヽ | i'､|iﾞゝ /'"!/''/ !ｲ
i ! i, |!ﾞ､ ' ' ,'/|,.-'"!| !
! | i,i!/ﾞ､ ─_─ ／i| ,i | i
i' |! ﾞ､､| iヽ､ ,.イ i|/ i ! !
,' | i iヽ! |. | ﾞ''-､ __ ,.-'" | /,'i l | i
/ | i i | | | ! ,'i ,' i ! |
/ i| i! ﾞ､i, ,.-'" ＼ / / ,' | i,
/ .!| iﾞ､､ _,メ､ / メ、 / | ﾞ､
/ _,.-┴'､i'''"ヽ ﾞ､ﾞ､､ /／ >､ | ﾞ､
/ !＼ ﾞ'''ヽヽ`- .,, ／ ／ `- .,!. ﾞ､
巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛
- 371 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:31:09 ID:49QiQOc.
- ／!/ヽ::::＼::ヽ＼ヽ､::::::＼ヽ:::::::::::ミ./
/::::!i::::',ヽ::iヽ＼:＼!::＼ヽ::ヽ`::::::::::ヽi.
//:::::i:::::::'.,ヽ:i:::::::`::ヽ::::ヽ＼:＼:::::::::ヽi
/::::::::::l:::∧:､::､:!::iヽ_::::::ヽ:::ヽ＼:ヾ:::::≦
iｿ:::::::::!:i{:)ヾヾヽ::i {:ｿヽ､::::::::ヽ＼::＼::::::i すいませんね。この埋め合わせは必ずしますから。
ﾘ i!:::i:::::!ﾞ＝ﾂ` ｀ヾ!＝" i::::::::｀::ヽ:::::::ヾ',
! i:::!i::::ｉ ヽ ､ i::::::::::::::::`:::､::ヽゝ
リ i!'i:', ｀ i::::::::::::::::::::::::＼ﾐ､
! ! ﾊ. ヾﾆ= !:へ:::､:::::::::ヽ＼`
i:i ー ,..ｨﾘ ヾ､ｼｧヾﾐ､
ﾘヽ ,..::'" ! : ／'"／ ｀ｰｪ､
｀""´ヽ :. ／/ ／ r'´ ｀- ､._
ヽ､ :／ /ﾝ i `ヽ
ヽ' / i ',
巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛
,,.-─‐- ､ ,.-,.-＝- ､
／-'"´,.-=/,ﾍ〃／へﾞヽ､
/ ,.-'"／//_,.ヽ '"'"｀ヾ,､ ＼
/ ／ ./i‐',',i ﾞi!､ ヽ,
/ ,' | ! i| i. ﾞ､
/ , i !i _,,. -──- .,,/| ! i
,' | ! ,.-'"!_,,. -──‐- .,, i|ヽ| ﾄ、
/i| ! ﾚ' ／i i ヽ.,,!_.､ | ﾞ､
//i| |/r'''i´| | i i ,' ,i| ,' i iﾞ､ .!(ﾞﾞ､
,'-|,' | |i il _|i___i i|_ |. //_|_/_!,' i| ﾞi! | i, 期待してますよ。でも、旦那さま、これだけは言っておきます。
| | !､|ﾘ´i| _!_.iヾ､ﾞ､ |! / ,!',,,_! ｀i i! | _,,!
| | |i |i!ヽ'i'':: ::i` ヽ|i/ '"i::. :::iﾞヽ| / i|r‐ｲ
i｀'=! |i､!'､ `ﾞ--' ' ‐ﾞ- ' ''! |/ /|//
ヽ | i'､|iﾞゝ///// ///// '"!/''/ !ｲ
i ! i, |!ﾞ､ ' ' ,'/|,.-'"!| !
! | i,i!/ﾞ､ ─_─ ／i| ,i | i
i' |! ﾞ､､| iヽ､ ,.イ i|/ i ! !
,' | i iヽ! |. | ﾞ''-､ __ ,.-'" | /,'i l | i
/ | i i | | | ! ,'i ,' i ! |
/ i| i! ﾞ､i, ,.-'" ＼ / / ,' | i,
/ .!| iﾞ､､ _,メ､ / メ、 / | ﾞ､
/ _,.-┴'､i'''"ヽ ﾞ､ﾞ､､ /／ >､ | ﾞ､
/ !＼ ﾞ'''ヽヽ`- .,, ／ ／ `- .,!. ﾞ､
巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛
- 372 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:31:32 ID:49QiQOc.
- 巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛
/ / / / ! l l ! l ! ! !
!/ ! l | │ l | ! ! ! !
l l ! ! _＿_ ヽ ヽ、_ _ ノ / |┛┗! l |
/´! ! !´ __ ヽ ＼＿￣￣ __／＿￣ ｀ｰ!┓┏l l !
. / ! !l lﾆ-‐‐ ､＼ ￣￣ ／_ノ二 - ､| | ! |ヽ
l l | !人-|‐ト､_ `_‐─‐‐‐'_,-'∠」＿ﾊ_」 | ! !r'l
!ヽ ! ! イl ､_､ﾆ＝=､ﾄ-ニ二ニ-ｲﾆ＝l-ﾋ,_トl l | | l 変態同士の集まりだけはやめてくださいね！ あまりに
ヽ ヽ! l l | |'´i ｲ､ j i lヽ ヽ! lﾉ'´/i ｲ､ j i 〉l ! ! i / 度が過ぎると、私も怒りますから！
ヽ ! ! ! | !`,､`ー'ﾉ _ﾉノ ヽー'ﾞ,' '/j| | |′
l ! ! ヽ lヽ ￣´ i ￣ ´ 〃ｉl l j|
| l l ヽ ゝ ｀ｰ | ｉ ‐'´〃 l !|
l ! ヽ ヽ＼ ､ ,｀ ノ l ! j !
! ! ヽヽ ヽ-ゝ=- - ‐=イイ / l l !
. | l ヽ `､ ＼ ´￣二￣｀ ／// | l |
. ! l ヽ ヽ lゝ､ , イ、// ! ! ! |
l | ! ! lゝ ヽ〈＼ `ヽ､_ _,. イ_,-リ / l / l ! l
. ! l l ! | ! ゝヽハ二ヽ､￣ ノ二,.-´〃 / / / ! l
| l | ヽ ヽ ヽ /ゝ ─'`ｒ' ⌒ヽ―‐／ヽ_ / / /! ! l
| ! | ヽ ヽ ヽ´ 人＿_人 / / / | l l
巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛
＿＿＿ ﾔ::::::::::ヽ, i:::::::ヽ l /,
ﾞヾミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｷ:::::::::＼i!ﾝ/:i'
ｰ-ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! i
-ｯｪｭ=ﾆ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iノ,'
ﾞﾞ''ミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ン゛
ｰ''''''".ｯ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
-=ﾆ三::ニ_ﾆ､:::::::::::::::::::_::::::::::y::ｧ:::::::::::', 分かってますよ。
r'''''"￣ ﾆﾐｿ:::::::,ｧtｯﾁ'ｿノメﾂTi::::::ｨ::i
i ‐ｫ--==こFLいt::i" ﾞ''''"／ ﾞ''" i::::::ﾊﾘ （前にやる夫君やムウ君を呼んで、飲んだ時の事、まだ怒っている
. i i´ ｿ`|.l::::!|:!:::l U . ,: ﾉ::;:::lヾ、 んですね）
,r,' ｌ ', !, | i:::! |i ｿ､ ,. -┐ ／ ﾘ ﾔ i
f'_/ |', ', ﾞ'i~U~|:! : ヽ､ ￣ ／ ゛ ｀//
ｌﾄ､ﾞ'ｰ- .ト､' ! i. ｌ |! : `＝ｿ ,' /,ｲ!
. lｉ ', ~ﾞﾞi' i ',＿|:!=ｪｭ､､=´´ / // ｲ
|l! ', ! , ' / '/ |
- 373 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:31:47 ID:49QiQOc.
- ,ｲ∠.-７_
i::::::::::::::::::::ミｰ
ｒ'::::::::::::::::::::::::::ヽ
ｎ l:::::::::::::::::::::::::::::ヽ 安心してくださいコスモス、愛してますよ。それじゃまた。
ｒ ┘! !i:::::::;:-‐'''''''ﾞ'´￣''ヽ
. {__. i ﾚ/ 丶 ヽ
ヽ ヽ_.| ヽ j ﾞ､
〉'´ ﾞ! / ノ 冫――――――‐,
ヽ | |ヽ､ // ･ ・ ・ ・ ・ ・/
λ ｉ､ .lﾞl, // ･ ・ ・ ・ ・ ・/
| i ` .ｉ ＼. // ･ ・ ・ ・ ・ ・/
ヽ､ヽ=ィ l 、 // ･ ・ ・ ・ ・ ・/
＼_.＼＿__|＿＿_// ･ ・ ・ ・ ・ ・/
'―r―┬‐┬―.l l ･ ・ ・ ・ ・ ・ ・l
＼ | .|｀`ｰ l.l ・ ・ ・ |
〉ﾆ| .|=-ｪ-l.l ・ ・ ・ |
／::i :::::::::;ｲ:::ヽ､::::::::::::::::`､:ヽ､ ::::::`:､`､:､､:::::｀:::ｰ::- ／
／/:::::ﾞ ::::::/:::ﾞ､::ヽ:｀:::::､::::::::::':;::::｀'::::､:::::ヽ:ﾞ､`､｀::':ｰ‐-/
／ !/:::::'､ ;':::::::::ヽ::::`:､:::::｀::::､:::i:::::::::::::::`::､:',::';::ヽ;:::::::::/
ﾉ::／:ヽ ::::::::Nﾞヽ::::｀:::､:::::::::r!､::::､::_:::::::ヽl::ﾄ:;:::::::::::;' さて、行きますか。同士の困難を救うのも、
,:';:.ｲ::::::::l`､ :::| ,'T ＼:､::::`ヾ､＼;f'i i＼:::|:l:::ﾞ､::::::: l 同好の士の役目です。
ノ'" |::::::::|;::､ヽ! l ヽ-' ` ｀' ､:::､`ヽ､`'' ' 丿.l:':::::::';:__
, -＋!::{'|!､::ヽ､`` -‐' ｀ ヽ､ ''' ´ .ﾉ､::::::::l::｀i
f'´/ | |:;' ヽ::::ヽ / ||:;::::::､:::l
/ | ﾞ;::f､` ､ | }:::;!`i､!
/ ヽ. ';::ﾊ､. ､ ` ｀ , ﾚ'.|:ﾊ .|/l
', |: ヽ、 ー----‐ '" ／/ ﾘ '､
', ',. i＼ ／ / l .::〉､
ヽ ', _', ', l､ l＼ ,. '´ 」.._ .／／＼
＼, ＞ '"´ ､ヽ､ !､'､|::､` - '"´ ／ ,.. ｀`' ‐＜ ＼
' ´ ヽ ヽ `' ､ヽ＼:! ／ ／ ｀ ' ｰ- ､
- 374 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:31:59 ID:49QiQOc.
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
{{ |' |' |' / / ｒ=､/!
',! ! ! {! {! {! {! }ﾊ,'
>―‐┴―――┴―┴――――‐┴‐┴{`ｲ! |
/ /｀T ￣￣ ニニニニニﾆ ￣ TT '' ┐ !_ｌｌ ,'｀丶､
/ /〃￣ヽ ' −―――- ' 〃￣ヽ ｌ ｌｌｒ ﾞ! _,. ｀丶､ ﾋﾟ
ｌ ! ゞ...,,_ノ _,.＝=;-､ ゞ..,,,_ノ ｌ /ｌ_ ｌｌ/
ｌ ｌ / , '/ ｀ヾ,ヽ ｌｌ ｌ ｌｌゝ､/
ｌ ｌ / 〃'{ ヽヽ ｌｌ ｌ ｌｌ / l!
ｌ ｌ 〃￣ヽｌｌ ﾄ､ ノ ｀ヾ￣｀ヽ ! l ∩ ｌ!
| ! ゞ...,,_ノ','､ヽ ＼ ／ ヽ_ﾉﾉ'| ｌｌ H' ｌ'!,. -
ｌ ! { {＿＿__ヽヽ＼｀ ´ , ／￣ ', / ｌｌ// ｌ/／
,| ｌ,ィ―――､ ｀ヾ＝'、 ／ ＼/// ｌ, '
／ｌ ! ゞ＿＿__ノ ｆ´｀ヾ', ｀ヾ{..,, -
,.-'´ ! ! ｀¨´ ヽ ｀ヾ―-
／ ｌ ｌ ｆ￣￣￣ヽ ｒ――- ､ ＞､
{ ｌ ! '､.....,,,,,＿ﾉ '､.....,,,,,,_ノ '､＿',
. '､ ｌ ｌ ,―――、 ,.―― ､ _.....,,,,,,ヽ
｀ｧ､__ｌ ｌ '､＿＿__ﾉ { } { ',
. ／ ! ｌ ,-――-､ , ニニニ´, ,ニニニ´|
- 375 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:32:16 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
／_ノ ヽ_＼
／（ ●） （ ●）＼
／ ::::::⌒（__人__）⌒::::＼ これでよし・・・・・と。にしてもやらない夫の奴、相変わらずだお。
| ￣ |
＼ ／
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i にしても「変態扱いされてた相手が、実は好印象だった」とか、
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .! どう考えてもおかしくないか？
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l /
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/'
!, !" l U '､ i
＿_'i iヽ ! ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
- 376 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:32:32 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ やらない夫は外見はともかく、中身はチート人間なんだお。だから、初対面での
／ -=・=- -=・=- ＼ 印象で距離を置かれて、しばらく立ったら縮まるというトンデモなパターンになりやすい
| （__人__） U | んだお。
＼ ｀ ⌒´ ／
, -‐' , -─-､ ｀ヽ､
/ / ＼ ヽ
| / ⌒Y ＼
ﾉ / 从ﾍ l 〉
/ | ﾉ i l / ＾i ﾉ ヽ /
/ ,-､ﾚｲ |! ﾊl/ | | |! | |
| /-､| ﾊﾄ､|`iｰ-､ ヽ ﾄ､ |ﾄ､ | |
} | ノ | / ヽ､ｆｊこﾄ` ヾ ヽ!__ヽ i / ）ﾉ
ﾉ ﾍ ﾚ' ｨrヶ「|/ / / そのおっぱい美女さんも、それにやられたってことか？
从 ﾄ､ l 彡/ /ﾉ
__」 ﾘ | | /ｰｲ'´
| ｀ヽ､ﾉ ヽ ＿ '´ ／
/ ｀ -ヽ_ ､｀￣ ／
/ ７>､ ／
r〈ヽ // /7ｧ___／ﾌ7ｧ
,／´ ＼＼ // // /丁////７
_,. - '´ ｀ヽ｀ヽ､__ |」 // / /|」// /
´ ｀ヽ､ ｀ーｧ-､ｒｆ」 | ┴､// /
- 377 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:32:53 ID:49QiQOc.
- ＿＿__
／ ＼
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u| たぶんそうだと思うお。しかも、やらない夫の奴はそういう事に関しては
. /,'才.ﾐ). （__人__） ／ 本当に疎いんだお。異性に関しては、初対面の印象をかなり引きずるから、
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼ 認識の変化を上手く読み取れないんだお。
／＼ ヽ ヽ
,. ‐' ヽ､
_,.'´ l
,. '" ,. -‐ ''''''''' ‐-.､ ヽ、
l ,.... 、 ﾞヽ l
l ___ ヽ ﾉ
丿 , /´ ｀ヽ、 !,
( i' , l '、 ヽ､,. ,. }
ヽ !, ,ヽ, '!､.....,,,,__,, `ｰ=;;`ﾆ'イ） i'´ もしかして、やらない夫の旦那ってフラグクラッシャーじゃねえだろうな？
ヽ ,. -,ヾｲ-`ｰ＝＝='" "ﾍ='-'ﾉ､.ノ
. Y,'',=!､| '!ﾆゞｲ‐' |
. !,ゝ 7ﾞ' '､ ,'
`,i‐､ _,、 U /. /
i´ヽ、i !'､ r---‐=;ｲ /'>､_
| `ヾ; ヽ､ `ー 'ﾆ´ //／ｨ.)、
| `ヽ.`ヽ_、 ,ｲ /./ /
.ヘ、 i i´|`r､-_::‐'´ゝ'/ /`;;;ヽ;;,,,､,
,,;;';;;;;;;ヽ、 | | | | | ´ |/ ,ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;ヽ;,,,､_
,;;;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 ﾄ.!.| | | ,,:: ヽ /.|､::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ`ヽ,
,.;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;>ﾐ ､ヾ | | ´!''" ヾ、 ` ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i `i
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ `ヾ､'',_! | l〉 `ｰ ､:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ､!i
- 378 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:33:10 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼ その通りだお。実際、学生時代もあいつを好きだと言っていた
| ＼ ,＿ | オニャノコは腐るほどいるお。勉強もスポーツも家事もできる男
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ だから、惚れてないオニャノコの方が少なかったお。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l / マジかよ。もしかして、魔法使い一歩手前なんてことじゃないだろうな？
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/'
!, !" l '､ i
＿_'i iヽ ! U ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
- 379 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:33:32 ID:49QiQOc.
- ﾉ Ｌ＿＿＿_
⌒ ＼ ／ ＼
／ （○） （○）＼
／ （__人__） ＼
| |::::::| | 冗談じゃないお。あいつが魔法使い一歩手前なら、やる夫は完全な魔法使い
＼ l;;;;;;l ／l!| ! だお！ あいつの腹が立つ所は、それでも「やるときはやっている」んだお！
／ `ｰ' ＼ |i
／ ヽ !l ヽi
（ 丶- 、 しＥ |そ ドンッ！！
`ー､＿ﾉ �堯�l､Ｅ ﾉ <
ﾚY^Ｖ^ヽｌ
＿＿＿_
／::::::::: u＼
／ﾉ└ ＼,三_ノ＼ ,∩__ 大体、何が「フラグ壊しちまっただろJK」だお！ こちとら生まれてこのかた28年
／:::::⌒（ ●）三（●）＼ fつuu フラグを壊すところか立ったこともねえお！ なんでやる夫があいつのフラグ崩壊
|::::::::::::::::⌒（__人__）⌒ | | | を、慰めなきゃいけないんだお！
＼::::::::: ｀ ⌒´ ,／_ | |
ヽ i 丿
/(⌒) /￣￣´
/ ／ /
- 380 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:33:52 ID:49QiQOc.
- _,,... ---- ..,_
,.- '´ ｀' - .,
, - ''''',‐ '´ ,.--- ､ ヽ
／'´ ,. '´ ／ ｀' - .,_ '､
r'" l´ ,.、 ｀;
! ,! ,-､.l. ｀､ , ヽ .!
| / , ' / .r‐'"´.'､ ', '､ ヽ,';. !.',
! '､ l ,､ |. ヽヽ,ヾ,-､ ､ lヾ | .〉
,' ヽ |l, !.', ! ヾ､-‐'二i, l',ﾉ .,!/ いや、お前さっきまでノリノリだったじゃねえか。しかも
! | ', '､ ､ |-',!‐ﾆ ￣,.‐'"'i,;:7/ l／'i ', Lの旦那にまで悲壮感丸出しで電話した癖に。
／ ヽ ゝ'ヽ',ゞ!'"ﾋ;:! ￣￣.'´ ' !) l ,!
／ ﾉ,' r','､.`‐'"´ ! |'//,'
／ .／ '､'､ヾ, ', U lr' !
／ .／. ｀'｀;-､ ヽ _, /! .!
. ／ .／ !｀'.､. ,. -‐',ﾆ-' ,.'.ﾉ',i !ー-､
／ ／ ヾ;. iヽ ｀"´-‐ .,.' '´!'.'_r' !
.' , ' ,.､-'"ヾ, ｀' .､ ./ r'‐il.l !
,.'ー,‐-- ..,,_ i,.､',' ,.' ! ｀' ー‐ ' _,. ;='´ !.!l.!. ',_
/',', ', ｀"く ',', ヽ ｀'' ‐----‐ '' ´ l !.l.ll ,.;'.' `'ー‐-- ..,,＿
/',. ',', ', ,', '';,. ! | ',.',';,,.;'.'
/ l ',.',. l ＿＿_|.i､. ヾ､ l､_ l! /l '//､
/i .!. ',.'-‐ | !!'ヽ 'ｰiヽヽ'' ‐-,,..... -‐ ' ! / '-' ｀"'' - ..,,_
＿＿＿
／ ＼ そんなの、あいつの心を徹底的にえぐり出すために決まっているお！
／ _ノ ヽ､_ ＼ 大体、あいつはいつもいつも美味しい目に遭いすぎなんだお！
／ /⌒) ‐=･=- ＼
|::::::::/ /（__人__）:::::::::::::| （, こ ┼'っ l, |
＼:/ /:::::ﾄｪｪｪｲ｀::::::::／ l ﾉ
`―‐'
- 381 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:34:36 ID:49QiQOc.
- / _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l / な、なるほどな
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/'
!, !" l U '､ i （そういう事やるから魔法使い一歩手前になるんだぜ）
＿_'i iヽ ! ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ とはいえ、今日は大丈夫なのかお？ 空戦隊連中との
／ （●） （●） ＼ 打ち上げの場に、Lとやらない夫を呼んでしまうことになるお。
| （__人__） |
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
- 382 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:35:11 ID:49QiQOc.
- _,. '"´￣￣￣￣｀｀''ｰ､,,＿
r'"´ ＼
,' ＼
ﾉ ／ _!,.:ｨ lヽ
, ' ! ./ ,.-'-; ,.l ,' l
', ,. =''ヽ ,､! ,.ｲ ,ｲ ／ |.l ! l l
r‐-; l ( '='-!| ./ 'ヽ,!"!|/'''! |=-､ ' ! !、 .| '､
', ', l ';ヾ ( !;' .l_ﾟ;:7`'ヽ` ｀" ヽﾉ_| |. ／
. ', ', ,' ヽﾆ'. ｀`ー rｧi-/ ノ 丿!
', ',/´ ,' | r 'ｰ'､'/'／_,ノ
_,..! .', ,. -､l l | ., ' "´ まあ、いいんじゃないか。会費さえ払ってくれればそれで大丈夫だろうよ。
_l´ ￣￣!.',,.' /_. '､ r- ､_ -' ／
,!´ `ー.､ | ﾞ| i / ｀`｀-､ ヽ｀`''｀ヲ ,. '´
i´ ー.､ ! ,.! ,.! .|/ // '､'.､ ￣´／
! -､ ヽ _l" .l ! .,.',.' /_ヽ, ＿ , '｀'r ､
-=''"l ｀'ー'ｰ' ' !_/./ / ｀`ﾞ｀) ,.;'.' /
_. ＼＼ 丿-'ヽ _. /_ /,,_// ./､_
､＼ ＼,!:､ / 'ｰ,｀ｰ- ,'っ!'､.,.' ｀`' - ､_
､＼＼ .i ./ ヽ ! ' !. ヽ｀｀'ヽ `'‐ ､_
. ＼＼,' ,' ヽ ', | / 'ー- ､ / `' ､
ヽ `'/ ,'. ＼ '､ |./ | '-.､//!
.r-、 _００ /::::'┴'ｒ'
.|::::'´::::r┘ !「`L00、|.l└ｸ_;厂 /
.|::::「|:::| l| |Lｎ:::r┘|.l _lﾆユ、 ./
.￣└r''"´］_ l| | ｒﾞ=ﾞ┐ |└ァ::/ / /
､ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/ / ／
. ＼＼｀´ |:::|. l| l 〈::/ ､ ! '／
_ ＿
,....'´::::::::{＠}::ｰ､
イ:::／ ´ ~￣~ ｀ ＼
//::〃 i ,ハ /ヽ､ ﾍ そいつは安心したわ！
|∞:i ｌ ｌﾚ ﾉ_ ヽ,, } !｀ｌｺ
〔人 } ≦ﾟ≧ﾐ:≦ﾟ≧iVヽ
|! i､⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ノ
＿| l ヽ､ |r┬| ﾉi|
／:: ;;| ｌ x＞､｀ﾆﾆイｌ |
⌒⌒| ｌくﾐヽ:: ::{ 薔 }::ﾉl lヽ
| l( ⌒ ):: :::V: ::/:::( ⌒ )
- 383 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:35:27 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿
／⌒ ⌒＼ ━━┓┃┃
／（ ￣） （＿）＼ ┃ ━━━━━━━━
／::::::⌒（__人__）⌒:::: ＼ ┃ ┃┃┃
| ゝ'ﾟ ≦ 三 ﾟ｡ ﾟ ┛
＼ ｡≧ 三 ＝=-
-ｧ, ≧=- 。
ｲﾚ,､ ＞三 ｡ﾟ ･ ﾟ
≦｀Vヾ ヾ ≧
｡ﾟ /｡･ｲﾊ ､､ ｀ミ ｡ ﾟ ｡
_,. '"´￣￣￣￣｀｀''ｰ､,,＿
r'"´ ＼
,' ＼
ﾉ ／ _!,.:ｨ lヽ
, ' ! ./ ,.-'-; ,.l ,' l
', ,. =''ヽ ,､! ,.ｲ ,ｲ ／ |.l ! l l
r‐-; l ( '='-!| ./ 'ヽ,!"!|/'''! |=-､ ' ! !、 .| '､
', ', l ';ヾ ( !;' .l_ﾟ;:7`'ヽ` ｀" ヽﾉ_| |. ／
. ', ', ,' ヽﾆ'. ｀`ー rｧi-/ ノ 丿!
', ',/´ ,' | r 'ｰ'､'/'／_,ノ
_,..! .', ,. -､l l | ., ' "´ あら銀ちゃんじゃないかどうした？
_l´ ￣￣!.',,.' /_. '､ r- ､_ -' ／
,!´ `ー.､ | ﾞ| i / ｀`｀-､ ヽ｀`''｀ヲ ,. '´
i´ ー.､ ! ,.! ,.! .|/ // '､'.､ ￣´／
! -､ ヽ _l" .l ! .,.',.' /_ヽ, ＿ , '｀'r ､
-=''"l ｀'ー'ｰ' ' !_/./ / ｀`ﾞ｀) ,.;'.' /
_. ＼＼ 丿-'ヽ _. /_ /,,_// ./､_
､＼ ＼,!:､ / 'ｰ,｀ｰ- ,'っ!'､.,.' ｀`' - ､_
､＼＼ .i ./ ヽ ! ' !. ヽ｀｀'ヽ `'‐ ､_
. ＼＼,' ,' ヽ ', | / 'ー- ､ / `' ､
ヽ `'/ ,'. ＼ '､ |./ | '-.､//!
- 384 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:35:39 ID:49QiQOc.
- ／;;;;r'￣´ ｀￣ゝ､;;;;;;;;;;ﾊヽ
／ソ´ (ﾍ;;;;;;;ﾊ）ﾊ
/／´ / (ﾍ;;;;;;;|） ﾊ
ﾚ' /| ヽヽ ヽ （ﾍ;;;;|） ﾊ
/ / /│ |＿＼|__|＿_ (ﾍ;|）） ﾊ
l / l | | r'| | ﾊ ｀ ((!!)) |
| | | 」-ﾄ､ﾄ､ | _x===| }（（ﾄ､ヽ |
| レ|´| | | ヽ | ｒテ´ | / ハヽ__」〉| 決まってるじゃない。私も参加するわぁ。会費さえ払えばいいんでしょ？
＿| | | | |_==ヾ､ ∨ |/ / {{￣￣||
〈l￣〉ﾊﾊ ＼＼xﾞ , /／/ / llヾ〉 |||
ヾ_'-'∧. ヽ ＼＼ _ ノ jﾉ ,ｲ /| ll |ヾ_ | /
/||ゞ´∧ ＼_＼ゝ ／// | {{| | | /;;;
/／´|| 〉〉､_ ヽ￣ヽ､ ／ｲ‐,,/ ﾞ| | |∧／;;;;;;
// ﾞ |_| /＼＼＿|｀ - -､- ＜￣;;;;;/l } /｀│＿;;;;;;;;;;;
/＼ー─-､ / /￣/| || |;;;;;;;|;;;;;;;;;;;//| |＿／;;;;;;;;| ;;;;;;;
___＿/＿__〉;;;;;;;;;;;;>' / /l l/ || |;;;;;∧;;;;;;;;;/_ | /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ;;;;;;;
__ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;// /| /-ﾄ─--'￣＼/ |ヽ;;;/ | /ﾚ';;;;;;;;';;;;;;;;;;;;| ;;;;;;
＿;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ｲ /;;;|/;;;;;;;;;;;;;;;/》／ ＼ 《 ﾚ'/;;|;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;| ;;;;;;
＞;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;| |;;;;;;;;;十､／ヽ-へへへ／￣《/;;;/;;;;;;;/;;;;;;;;;;＜´| ;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |;;;;;;;／|´ 《ミＹ≡》） 《/;;;/;;;;;∠;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈￣￣
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／|;;;;;;;;;;;;ﾚ/;;／;;;/ ゞ===ﾞ´ 《/;;;;;ﾚ'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
;;;;;;;／|／ |;;;;∧__{;;;;|;;;;;/） 《/;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
／/ ／ ヽ/く;;;;;ヽ |;;;;|》 |/ ／ 《/;;;;;;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
| / / ヽ;;;;;;;;;;;;;|》ヽ | / 《/;;;;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈
＿＿＿_
／ノ ヽ､_＼ r ⌒j
／（ ○）}liil{（○）＼ / /
／ （__人__） ＼/ / ／ ） 出たな妖怪乳酸菌女！ っていうか何でお前も参加するんだお！
| |i|||||||i| / / ／ ／
＼ |ｪｪｪｪ| / '` ´ ／
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴
/ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
/ -､ } ( ￣¨´
/ ヽ._ __ ＼
｀ --‐'´ ｀ﾞ' 、_.)
- 385 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 18:35:49 ID:39bD0Zdk
- 物凄いフラグが目の前に鉄筋コンクリート１０階建てで立っているのに気がつかないお前も大概だぞ、やる夫ｗ
- 386 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:36:41 ID:49QiQOc.
- / /:::: |/ /ﾑﾅ-'ﾞ´ / /::/ ／::::.. :::|:::
// /::: ﾑ- ﾆ/7ﾞ/:::::... /／ /／::::.. ＿ __:::|:::
///_,ｨﾆ/ｰ '／ﾒ./二´二´￣/::::￣ ｀:ヾ、/.:/::/
/─' / .／彡/'´::::/,::-､ヽ ::::::／.:/ /
/／ ﾞ´ 弋､;;ノﾉ ﾞ .:/ /
,. -ｰﾐ､｀::ｰ-- ､ｰ'ﾞ＿＿ ／ﾐ＝'..:/ /
ｰ-､ ::::::::::::::::::::::ｰ＝彡'ﾞ .::/ //.:.
::::::::::::::::::: :／ //::: :::: 何か問題でも？
／／ /:::: ::::
／ :::/: :::::
..:／:::::::
.:／:::::: -ｰ' ´
....:::::::::／::: -ｫ'´ :::::::::
_, '─ 'ﾞ...:´／:|::: :::::::::::::
ｰ─ｰ _, ｧ' / ....:::::／:::::::|::: ::::::::::::
─ 'ﾞ ...:::::::／ﾊ::::::::/:: :::::::::::::
ｰ ...:::; ｨ':::::::::::ﾊ::::/:: ::::::::::::::
..: ｨ:::::::|:::::::::::::::∨:: :::::::::::::::
..::-ｰ' |:::::::::::|::::::::::::::/:: :::::::::::::::::
, ｨ' ´::::::::＿/ｰ-i:::::!:::::::::::/:: ::::::::::::::::::
ｰ' ￣:::::::￣￣:::::::|. |::::|:::::::::/:: :::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|. |::::|:::::/:: :::::::::::::::::::
ﾉ Ｌ＿＿＿_
⌒ ＼ ／ ＼ キラーアイ
／ （○） （○）＼ あるに決まっているお！ この殺人眼女！ 今日は第六艦隊の空戦隊とやる夫の親睦を
／ （__人__） ＼ 深める打ち上げなんだお！ お前は関係ねーお！
| |::::::| |
＼ l;;;;;;l ／l!| !
／ `ｰ' ＼ |i
／ ヽ !l ヽi
（ 丶- 、 しＥ |そ ドンッ！！
`ー､＿ﾉ �堯�l､Ｅ ﾉ <
ﾚY^Ｖ^ヽｌ
- 387 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:37:09 ID:49QiQOc.
- ﾚｧ／:>::-={ﾆ薔ﾆ}=-¬､
お ほ ﾞ´/∠ﾞﾆ,!｀ｰ'‐'｀ー､__,::'､
}ｿ´ ｀ヾ. お お
ば ん （ i l // l i i l !| iﾞぃ ば ば
､i l ﾄ､l l ! ! i ! ! ,!ｌ | l ! か か
か と ､iﾞ ﾄL､{ﾄLヽ! |,/ﾚﾚｶ ﾉ,.ｲ! さ .さ
{､i、ヽoゞﾆﾌ ﾚ' ゞﾆ｡l／ﾚl/! ん ん
さ に /! ＼ ゝ"" ＿'__, ∠ ,ｲ' ﾉ ﾚ:､
,.-ヽ! i |ヽ （― ノ ,ｨ' |'::_"_:/::レ--､/
＼ん/::::::::l ｌ l!:::::｀フ､:::´l}:| ｌﾄ､:::_:::::'::＞
:;:;∨::::::::::: ＼! !::::{ｌ.｛薔｝.l}:l! ｌ|:::「:::,-<ヽ:::ヽ
:;:;:;〉､::::::::::::::/:ヽ ヽヾ==='":::| !/ｰ(_,｀ }:ヽﾞ
_ -‐{薔}…‐- __
／:::__:::-‐¨￣￣ ￣＝」）ﾄ､
〃::::/ ヽ._＞ｧ‐
ll::/´ / ｀ヽ Vハ
_,'Vｉ / / /:M、 ! l
／<//l､ | 〃 ｜ヽl |! | || 一応私も第六艦隊所属なんだけど？
ヽ／/{∧ ⊥L._ | ｜ 〃l.l.| | _,---- ｲ 何か問題でも？ それに関係無いやらない夫
//'l |┘ .⊥」.._ ｀iト | /イ川 i| ／:::::::::::::::ｆイ やLさんは参加できて、私が参加できない要因
八.{（| 弋_Uメ｀ ﾉ七ｊアﾉ / | ／::::::::::::＿::ゝ は何なのかしら？
_, -― ､l＼ﾍ | ￣ ﾞー' ｆ|/| ｎ__/::::::::::::::::､:::＞
ｧ::::::::::::::::丶l l 〉､ﾄ.､ `::- ,ﾂ| ｊ/└く＾＼::::::ヽ::j
´イ::, -ｬ:::::::l /:;:;:;＼:;｀ﾌｊZス爪ﾊ ﾚ'ノと⌒ }⌒ヽｰ-ゝ
ﾚ /ノ::::l ｛:;:;:;:;:;:;｝んｲ薇个く／`ァーく:;:;:;:;丿
´し::::l んく_ｊ.从:;:;_｣ム⊥＞‐-く ￣
l ｊ |｀lY´ ＞ｊﾔｽ､::::::::::ﾉ`く⌒}
/ | | l 〉´:;:;:;:;}ｆ:;:;:;ヽ.／ヽ::::::ノ
/ _｣ ,′ ﾉ:;:;:;:;メ.:;:;:;,.ﾍ:::::::::V
（＿__,〉∠.._rィ＾.__:;∠.__入:::::::V
｀^＾＾ }:::::::＼_
〉、:::::::::}
`ｰ‐'
- 388 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:37:23 ID:49QiQOc.
-
_,,... ---- ..,_
,.- '´ ｀' - .,
, - ''''',‐ '´ ,.--- ､ ヽ
／'´ ,. '´ ／ ｀' - .,_ '､
r'" l´ ,.、 ｀;
! ,! ,-､.l. ｀､ , ヽ .!
| / , ' / .r‐'"´.'､ ', '､ ヽ,';. !.',
! '､ l ,､ |. ヽヽ,ヾ,-､ ､ lヾ | .〉
,' ヽ |l, !.', ! ヾ､-‐'二i, l',ﾉ .,!/ 分かった分かった。銀ちゃんも参加でいいんだな。
! | ', '､ ､ |-',!‐ﾆ ￣,.‐'"'i,;:7/ l／'i ', （やる夫、ここは素直に認めろ。でないと面倒な事になるぞ）
／ ヽ ゝ'ヽ',ゞ!'"ﾋ;:! ￣￣.'´ ' !) l ,!
／ ﾉ,' r','､.`‐'"´ ! |'//,'
／ .／ '､'､ヾ, ', lr' !
／ .／. ｀'｀;-､ ヽ _, /! .!
. ／ .／ !｀'.､. ,. -‐',ﾆ-' ,.'.ﾉ',i !ー-､
／ ／ ヾ;. iヽ ｀"´-‐ .,.' '´!'.'_r' !
.' , ' ,.､-'"ヾ, ｀' .､ ./ r'‐il.l !
,.'ー,‐-- ..,,_ i,.､',' ,.' ! ｀' ー‐ ' _,. ;='´ !.!l.!. ',_
/',', ', ｀"く ',', ヽ ｀'' ‐----‐ '' ´ l !.l.ll ,.;'.' `'ー‐-- ..,,＿
/',. ',', ', ,', '';,. ! | ',.',';,,.;'.'
/ l ',.',. l ＿＿_|.i､. ヾ､ l､_ l! /l '//､
/i .!. ',.'-‐ | !!'ヽ 'ｰiヽヽ'' ‐-,,..... -‐ ' ! / '-' ｀"'' - ..,,_
＿＿＿
／⌒ ⌒＼
／<○> <○>＼
／ （__人__） ＼
| |r┬-| | ナンテコッタオ
＼ `ー'J ／
／ ＼
- 389 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:37:50 ID:49QiQOc.
- ,z;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-<ヽ-',r';;;;';ﾆi.i,...., ヽ 、
,/-'ヽ= 'ヽ=ヾ = i‐- , ,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼i l : : .＼
／ ｀~´ ﾞ'- ' !;;;;;;i-、;;;;;;;;;;;;;;;ヾ>i : . ＼
／ ~ヾ- r; 、;;;;;;;;;;;;',- 、: ヽ
,- '' ~~ './ , ' / . ...._ ヾ-!;ヾ;;;;;;;;;;i;ﾉ_: : ',
l r./ / .:,' . : .,.＼; ; : . . . .'-i';ヽ;;;;;;'i ;;! : .',
':, y / : | . : :/i: /ヽ/: . . . : . : : : . ヽ-r;'i;;;;;i' : : : .i
!,''ー―!'l i :.l: : : : / l:/.l:./|: :/ . : . : : :‐ ''''' :‐- 、 !,;';;;;;l:ヽ, : l
,-ヽ, ._.! | /.|: |: : : :i' !' |/ .!: |: : : : : : . . : ／: :/ : ヾ;|ヽ;i : | 流石エンデュミオンの鷹ね。話が分かるわぁ。ウチに来てヤクルト
ヾ;;;;ヾ ﾞl i !,: !: : :| -- 、 '; :l: : : : : : ;x ': : ／:, : : . : :.|>'-' !、 l 飲んでもいいわよ！
.i;;;;;', z.!|-'ヽ::ヽ: l三=ｘ、 ヾ!= - '' ,z;: '/: /: : : . : : :/...., ヽ,.!
ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;i ,. -'':/;' !, , ｀ヾﾐ ......._ ／'ﾞ/:./: : . : : : i ,.! i
ヽ:;;;;;;;;;;;／: : : :i:.l ' 、 ==z｀、 'ﾞ./: : : : : :/.｀ヾ、 .／
z;;;;;/: : : : .:::| ', | ｀' - ...,,_ ￣ヾミ、／: : : : :／、_ ｀''‐';/,,
／;;::/: : : : : .:::l ,:ヽ、 ! / ' ' , ／: : : :.／, !,x;;';;;;;;;;;;-;;;;;;-,,、
ー--:::::-::::‐/: : : : : .::::::| /::::::::ヽ. ヽ、 ／ ,,／:_; : -:':/, ヽ,／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r ''
ー-/: :.:.:.:.:::::::::::::!':-:、:::::::::i'‐-￣...＿ _/ . : :／: : V';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-.,,_
, '--r,------ !.... :::::::::::::| ＠'-.／:::::i:::::::;/: : ／:.:.:.:.:.:.:';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::;;;:::-''
- 390 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:38:01 ID:49QiQOc.
-
_,,... ---- ..,_
,.- '´ ｀' - .,
, - ''''',‐ '´ ,.--- ､ ヽ
／'´ ,. '´ ／ ｀' - .,_ '､
r'" l´ ,.、 ｀;
! ,! ,-､.l. ｀､ , ヽ .!
| / , ' / .r‐'"´.'､ ', '､ ヽ,';. !.',
! '､ l ,､ |. ヽヽ,ヾ,-､ ､ lヾ | .〉 あんがと。所でやる夫、店は何処に決まったんだっけ？
,' ヽ |l, !.', ! ヾ､-‐'二i, l',ﾉ .,!/
! | ', '､ ､ |-',!‐ﾆ ￣,.‐'"'i,;:7/ l／'i ', （あーマジで疲れる）
／ ヽ ゝ'ヽ',ゞ!'"ﾋ;:! ￣￣.'´ ' !) l ,!
／ ﾉ,' r','､.`‐'"´ ! |'//,'
／ .／ '､'､ヾ, ', lr' !
／ .／. ｀'｀;-､ ヽ _, /! .!
. ／ .／ !｀'.､. ,. -‐',ﾆ-' ,.'.ﾉ',i !ー-､
／ ／ ヾ;. iヽ ｀"´-‐ .,.' '´!'.'_r' !
.' , ' ,.､-'"ヾ, ｀' .､ ./ r'‐il.l !
,.'ー,‐-- ..,,_ i,.､',' ,.' ! ｀' ー‐ ' _,. ;='´ !.!l.!. ',_
/',', ', ｀"く ',', ヽ ｀'' ‐----‐ '' ´ l !.l.ll ,.;'.' `'ー‐-- ..,,＿
/',. ',', ', ,', '';,. ! | ',.',';,,.;'.'
/ l ',.',. l ＿＿_|.i､. ヾ､ l､_ l! /l '//､
/i .!. ',.'-‐ | !!'ヽ 'ｰiヽヽ'' ‐-,,..... -‐ ' ! / '-' ｀"'' - ..,,_
- 391 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:38:17 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
／ ＼ ／＼ ｷﾘｯ
／ （ー） （ー）＼
／ ⌒（__人__）⌒ ＼
| |r┬-| | 回心飯店だお！ 昔から飲む時はあそこで飲んでいたお！
＼ `ー'´ ／ この前は改装中だったから行けなかったけど、今日は
ノ ＼ あそこで飲み倒すお！
／´ ヽ
| ｌ ＼
ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､.
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿/:／l:.| /l | l l| l ヽ ＼
'´￣ｲ:ニ:ｲ l/＿ヽﾄ、l_ lﾍ | l | ヽ
／/ j:| l l ヽ-ヽ｀ヽ卜、 l j｜ ト l
/:l /:l l | ､＿.二 _ 「 ＼l /イ/ｌ l｜ l あそこのお料理すんごい美味しいのよね。中華以外にもいろいろと
.:/ /:/ l | ￣￣ヾﾐ ﾚ_⌒ヽ} l |｜美味しい料理出してくれるし。
,' l:::l ヽ l /// { =ﾐ /／| | l
「´ l＼ ', r - ._ / ,,,, /ｲ /ﾚ'
/ | l ＼ ! ｀ ７ l/ //
ノ| l ! '、 ／ ／ イ:|
l ! ! ＼ ヽ. _／ ７¨´ | ﾊ::l
,l ! |_, - ≧ ､ ＿ _, ｲ l | L! /|
/ ! l | 〃￣ ﾌ水ﾍ＼ | ｌ l / }
ヽ l | ヽ＼// l ヽ_〉:〉 l /! | / ／ ＿_ - '´
￣＼ﾊ l |、 ￣l:| l:ト-ｲl ! / l l／ /／／ ∠
Vﾍ l ＼＿ |:l l:|＼＿/ /＿／￣＼
｝ ＼! |:l l:| ∨ ／ ＼
- 392 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:38:35 ID:49QiQOc.
- _,. '"´￣￣￣￣｀｀''ｰ､,,＿
r'"´ ＼
,' ＼
ﾉ ／ _!,.:ｨ lヽ
, ' ! ./ ,.-'-; ,.l ,' l
', ,. =''ヽ ,､! ,.ｲ ,ｲ ／ |.l ! l l
r‐-; l ( '='-!| ./ 'ヽ,!"!|/'''! |=-､ ' ! !、 .| '､
', ', l ';ヾ ( !;' .l_ﾟ;:7`'ヽ` ｀" ヽﾉ_| |. ／
. ', ', ,' ヽﾆ'. ｀`ー rｧi-/ ノ 丿!
', ',/´ ,' | r 'ｰ'､'/'／_,ノ
_,..! .', ,. -､l l | ., ' "´ なら問題ないな。俺もあそこには行ったことがあるが、
_l´ ￣￣!.',,.' /_. '､ r- ､_ -' ／ なかなか良い店だったぜ。
,!´ `ー.､ | ﾞ| i / ｀`｀-､ ヽ｀`''｀ヲ ,. '´
i´ ー.､ ! ,.! ,.! .|/ // '､'.､ ￣´／
! -､ ヽ _l" .l ! .,.',.' /_ヽ, ＿ , '｀'r ､
-=''"l ｀'ー'ｰ' ' !_/./ / ｀`ﾞ｀) ,.;'.' /
_. ＼＼ 丿-'ヽ _. /_ /,,_// ./､_
､＼ ＼,!:､ / 'ｰ,｀ｰ- ,'っ!'､.,.' ｀`' - ､_
､＼＼ .i ./ ヽ ! ' !. ヽ｀｀'ヽ `'‐ ､_
. ＼＼,' ,' ヽ ', | / 'ー- ､ / `' ､
ヽ `'/ ,'. ＼ '､ |./ | '-.､//!
＿＿＿_
／ _ノ ヽ､＼
／oﾟ(（＞）) (（＜）)ﾟo
／ .:ﾟ~（__人__）~ﾟ:＼ 今日はもう腹がはじけるまで食って、浴びるぐらい飲むお！
| |ｒ┬-| |
＼、 i⌒i‐' ,;／
／ ⌒ヽ.ﾉ ﾉ く ｶﾐｰｻﾏｰﾆーｺｲｵｰｼﾃﾀｺｰﾛｰ
/ ,＿ ＼ l||l 从＼ ＼
と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;.
ﾍﾞｼﾍﾞｼﾍﾞｼ
- 393 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:38:49 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼ あ、携帯鳴ってたお。もしもし・・・・・・・・・
| |
＼ ／
＿＿＿_
／ノ ヽ､_＼
／（ ○）}liil{（○）＼ 何？ 叔父さんが死んだから今日は休業するって？
／ （__人__） ＼ もしもし、予約した日は今日のはずだお。どうすればいいお！
| ヽ |!!il|!|!l| / | もしもし、もしもし？ ツーツーってちょっとおい！
＼ |ｪｪｪｪ| ／
- 394 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:39:03 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼ くそ、一方的に切られたお。何でもオーナーのおじさんが死んだから
| （__人__）' | 葬式に行かなきゃいけないんで、急遽休むって言ってきたお。
＼ ｀⌒´ ／
＿＿＿＿
,...-‐:::::::::::::::::::::::::‐-.....、
/::::-‐ ￣￣￣ ‐- ､:::::::ヽ
/／. u l l ヽ::::::`､
. //. l､ l＿_ . l＿_/l_ 〉 ト､::ｌヽ
l l二二lメヽー‐l`､ 7l / l 〇〇ヽ
l l ﾄ l/l ヾヽ､. l V‐ﾚ-､l u ｌ/＾` ヽ どーするのよ。予約は今日なんでしょう？
l l. l`ヽ-‐ u `､l ｒ'⌒､`l l lヽ ヽ
. l 〉`lV`ｒ'⌒､ !l!lll!! ゝ--' l ﾉl. ｌ l ヽ
l l`ヽヽゝ.-' u ﾉ/.l ﾉノ. ヽ
l l. ヽ＼u -‐―‐-､ u.// ／::フ､ ヽ
ヾ l､`‐ _ `―一 ´-‐//::::ヽ `ｖ lヽ.ヽ
ヾ_l､lヽ l フ`ニ>'￣ｙ/::::::::::::ゝ ‐-l ､､`､
`､ﾆハУ::::::::::〈./::::::::::::__::::〈 >-‐ ' ヾ
l`- .>::::::::::::::::::::::::::::l ヽ:::ヽ l
､二く. /::::/l:::::::::::::::::::::::l. ヽ:::＼∠＼
. ／L/::::/ l::::::::::::＿_,､::l >::::::ゝ l￣
∠:::</::::/,‐ﾚ＾ﾏ／ ）(〈＾7::::::／l ﾉ
￣〈:::〈lて π`Z 〈. /::::::< ﾉl l
ゝ:::::"ｖl＞＜l`‐'´`´:::::::::::`‐､iﾉ
- 395 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:39:24 ID:49QiQOc.
-
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l / マジかよ。いくらなんでも突然過ぎるだろう。
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/' しかも今からじゃとても、予約が取れないぜ。
!, !" l '､ i
＿_'i iヽ ! U ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼ クソ、今日はなんて日だお。せっかくの打ち上げがパーになってしまったお。
／ /⌒) ⌒ﾟo ＼
| / /（__人__） |
＼/ / ｀ ⌒´ ／
- 396 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:39:38 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ﾎﾟｸ……
／ U _ノ ヽ_ ＼
| （一）|lil|（ー） |
/ ∩ノ ⊃_） ／ 何かないかお・・・・・・・・
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ﾎﾟｸ……
／ ＼
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
- 397 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:39:52 ID:49QiQOc.
- |
＼ __ ／
＿ （ｍ） ＿
|ミ|
／ ｀´ ＼
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼ ﾁｰﾝ!
／（ ●） （●）＼ そうだ、あそこがあったお。あそこならなんとかなるお！
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| |
/ `ー'´ ∩ノ ⊃
( ＼ ／＿ノ
.＼ “ ＿＿＿＿ノ ／
＼_ ＿＿＿＿ ／
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l /
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/' 今頃予約ができる店があるのか？
!, !" l '､ i
＿_'i iヽ ! ,.' ./ ソンナニオオクナイトハイエ。
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
- 398 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:40:06 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ＞） （＜）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ バッチリだお。あそこならきっと大丈夫だお。
| /| | | | | |
＼ (、`ー―'´, ／
￣￣￣
_ -― ―- _
_ -‐::::::::￣::::::::¬― 、 ｀ 、
／.:::::::}>{包}く]:::::::::::::::::::::::::.＼ ＼
／.::::: -宀冖冖宀ー- :::::::::::::.＼ ＼
/.:::::／ ＼:::::::::.ヽ ヽ
. /:::／ 、 ＼::::::::' l
/／ ' / | l | ヽ::::| |l
〈/ | | ｉ ｜ | | l‖｜| | l＿|::::|＿ l｜ あんた、もしかしてあそこに行く気なの？
′| '｜ || | | l|| ! | '. l j｣Ｌ⊥!| l {{⌒氷⌒ヾ|｜
| | |ｌ l| |ｌ | | ｌ |ｌ | l| >イ | l | || | ヾ､ｲハ､_ﾉl |!
| ｜ｌ| |l |ﾍT ト ハ ヽ ﾍ´ ,,斗=ﾆ、寸| l /7⌒ｌT´l |l
| ｜|ｌ l|ヽ|,,ゝ ;=ﾐ ＼＼〃 | r、 }〝ﾘ //.:::::::| |l｜ |
、ﾄヾ ヽﾍ〈 { tﾍ ､ヽﾞノｨ //〈::::::::::ハ|｜ |l
＼l＼ヽ＼ ヾ彡 ￣ , ∧::ヽ／ｰ┴ｯ ｌ|
| ＼ ヽ ‘ _,,. u／/ / 厂::::::::fア ＞'⌒ヽ、
| ｀ ＞、 ヽニ´'´ ｲ ' /.:::::::::::fｱ /.::::::::::::::::::l
∧ 〈 |｜|＞,、 __ ＜__l l ｌ::::::::::::fｱ /.:::::::::::::::::::::|
〔￣ヽ ヽl| l:::::|{ﾑ::::::::仁ヽ_| |:l|:::::::::fｱ /.::::::::::::::::::::::::ﾄ､
＿〕ｰｔ__,、 ｲl |:::::| {ﾑ:::::::}_ ィﾄ| |:l|::::::fｱ /.::::::::::::::::::::::::::::い、
八__ﾄ､ ￣ヽ|ｌ |:::::| ｀{ﾑ::::::/::|‖ |::|:::fｱ /.::::::::::::::::::::::::::::::::.＼ヽ
廴__人} ‖(|ｌ:::ﾄ、 ｀ヾｲ::::|‖ |:::fｱ r'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
＼ `¬ l 八:::::廴 ￣ l |l [ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イlﾍ
｀ヽ、?h | |':::::|::::L＞―＜_lハl⌒l⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／l | |
ｰ┘￣Ｌ | |::::::|::::`ー'ニ/ / ｀ ＜Y⌒く￣￣`ー-､_/ | | |
}{ ｀ |:::::::|::::::::}〜ﾍ { { r ＼ ヽ::::::::::::〈 ‖ ｜ | |
`ー-､｣_ﾊ｜￣|::::::::{｀(こ｀ーﾍ、 ) ヽﾉ.:::::::::::::.ヽ| | l/
- 399 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:40:21 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 流石に、今日この時間帯で予約が取れる店は、あそこ以外にねえお。
| （__人__） | それに、あそこなら回心飯店に行くより安く済むお。
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
, -‐' , -─-､ ｀ヽ､
/ / ＼ ヽ
| / ⌒Y ＼
ﾉ / 从ﾍ l 〉
/ | ﾉ i l / ＾i ﾉ ヽ /
/ ,-､ﾚｲ |! ﾊl/ | | |! | |
| /-､| ﾊﾄ､|`iｰ-､ ヽ ﾄ､ |ﾄ､ | | そんな便利な店があるのか？
} | ノ | / ヽ､ｆｊこﾄ` ヾ ヽ!__ヽ i / ）ﾉ
ﾉ ﾍ ﾚ' ｨrヶ「|/ / /
从 ﾄ､ l 彡/ /ﾉ
__」 ﾘ | | /ｰｲ'´
| ｀ヽ､ﾉ ヽ ＿ '´ ／
/ ｀ -ヽ_ ､｀￣ ／
/ ７>､ ／
r〈ヽ // /7ｧ___／ﾌ7ｧ
,／´ ＼＼ // // /丁////７
_,. - '´ ｀ヽ｀ヽ､__ |」 // / /|」// /
´ ｀ヽ､ ｀ーｧ-､ｒｆ」 | ┴､// /
- 400 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:40:40 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | もちろんだお。ちなみにムウもLも行ったことがあるはずだお。
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l / 行ったことがある？ 一体何処に・・・・・・・あ。
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/'
!, !" l '､ i
＿_'i iヽ ! ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
- 401 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:40:58 ID:49QiQOc.
- _,,......................_
,.- ´:...::::: ｀丶､_
, -‐''´::::::: ...::::::::::::... ￣｀ヽ
}.:::::::::::::::::::::::::::: .::.......... ::.... }
ﾉ.:::::::::::::::::::::::::::::::;:-:､::::::::::.. :. `‐-､
ｒ'.::::::::::::::::::::::::::::::::〈;-‐ヽ､::::. :.. ::. }
ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::/ }:::: . . .. ｒ'
} ::::::::::::::::::::;::::::i:{ |::: .:: :: :. ::. ｀>
ﾉ ::::::::i::::::::::ｊ!::i::{`＿_,, {i:::::ﾄ､:i::.... ､::::: :.. / おい、もしかしてあそこか？ いくらなんでも無理があるんじゃねえか？
ヽ::;;-i::､:::::::{_>{戈ﾐ､ ヽ{.ｨ戈ヽｲ::::ノ::: L
ｿｒ､ﾍ:ヽトヽ┴‐┴ ┴┴ ﾉｨ/}ル'｀`
'､､ 〈ﾍ{ { l' ′
ﾉｨﾍ.._ U /
「｀`＝ゝ､_ _' /
ｊ ` ‐ ﾆｭ ｀ ー＝ ' ／､_
{ | |ヽ、 ￣ , ': :＼‐｀ヽ､
__ゝ.､ | |: : :}＿_ノ: : : : : ヽ､＼ヽ
_ ... -‐ ´ _ｒ 丶､ //: :〃: : }: : : : : : : : ＼/
_ .. -‐ ´ ｀ヽ_.. -‐ ´ ｀ﾞ＜/､:〃: : :＼: : : : : : : : :〉
_..- '´ ,. - '´＼ ｀ヽ､: : : : ＼: : : : : :/ヾ‐-､_
, - ´ ヽ }}: : : : : {i ー‐ ' ￣｀ヽ､_｀丶､
, - '´ ヽ {{: : : : : ﾞヽ､ ヽ ｀丶､｀丶､
／ ヽ ヾ､＿: : : : :}＼ ､ ﾞ丶､ ヽ
i ｀丶､: : | 〉 , ｀ﾞヽ
i ＼｜/ i ヽ
(ヽ三/) ））
＿＿ ( i)))
／⌒ ⌒＼ ＼
／（ ●） （●）＼ ）
.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼ 安心するお。あそこはやる夫や水銀燈が学生時代から
| (⌒)|r┬-| | 飲みまくっていたお。それに十人二十人クラスなら平気で
,┌､-､!.~〈`ー´/ ＿/ 飲み食いできるお。
| | | | __ヽ、 /
ﾚレ'､ﾉ‐´ ￣〉 |
｀ｰ---‐一'￣
- 402 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:41:19 ID:49QiQOc.
- _,,... ---- ..,_
,.- '´ ｀' - .,
, - ''''',‐ '´ ,.--- ､ ヽ
／'´ ,. '´ ／ ｀' - .,_ '､
r'" l´ ,.、 ｀;
! ,! ,-､.l. ｀､ , ヽ .!
| / , ' / .r‐'"´.'､ ', '､ ヽ,';. !.',
! '､ l ,､ |. ヽヽ,ヾ,-､ ､ lヾ | .〉
,' ヽ |l, !.', ! ヾ､-‐'二i, l',ﾉ .,!/
! | ', '､ ､ |-',!‐ﾆ ￣,.‐'"'i,;:7/ l／'i ', マジか？ てか、酒はともかく料理はどうするんだよ。
／ ヽ ゝ'ヽ',ゞ!'"ﾋ;:! ￣￣.'´ ' !) l ,!
／ ﾉ,' r','､.`‐'"´ ! |'//,'
／ .／ '､'､ヾ, ', U lr' !
／ .／. ｀'｀;-､ ヽ _, /! .!
. ／ .／ !｀'.､. ,. -‐',ﾆ-' ,.'.ﾉ',i !ー-､
／ ／ ヾ;. iヽ ｀"´-‐ .,.' '´!'.'_r' !
.' , ' ,.､-'"ヾ, ｀' .､ ./ r'‐il.l !
,.'ー,‐-- ..,,_ i,.､',' ,.' ! ｀' ー‐ ' _,. ;='´ !.!l.!. ',_
/',', ', ｀"く ',', ヽ ｀'' ‐----‐ '' ´ l !.l.ll ,.;'.' `'ー‐-- ..,,＿
/',. ',', ', ,', '';,. ! | ',.',';,,.;'.'
/ l ',.',. l ＿＿_|.i､. ヾ､ l､_ l! /l '//､
/i .!. ',.'-‐ | !!'ヽ 'ｰiヽヽ'' ‐-,,..... -‐ ' ! / '-' ｀"'' - ..,,_
- 403 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:41:38 ID:49QiQOc.
-
,z;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-<ヽ-',r';;;;';ﾆi.i,...., ヽ 、
,/-'ヽ= 'ヽ=ヾ = i‐- , ,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼i l : : .＼
／ ｀~´ ﾞ'- ' !;;;;;;i-、;;;;;;;;;;;;;;;ヾ>i : . ＼
／ ~ヾ- r; 、;;;;;;;;;;;;',- 、: ヽ
,- '' ~~ './ , ' / . ...._ ヾ-!;ヾ;;;;;;;;;;i;ﾉ_: : ',
l r./ / .:,' . : .,.＼; ; : . . . .'-i';ヽ;;;;;;'i ;;! : .',
':, y / : | . : :/i: /ヽ/: . . . : . : : : . ヽ-r;'i;;;;;i' : : : .i そんなのあいつに作らせればいいじゃない。
!,''ー―!'l i :.l: : : : / l:/.l:./|: :/ . : . : : :‐ ''''' :‐- 、 !,;';;;;;l:ヽ, : l ああ見えて料理の腕前は凄いんだから。
,-ヽ, ._.! | /.|: |: : : :i' !' |/ .!: |: : : : : : . . : ／: :/ : ヾ;|ヽ;i : |
ヾ;;;;ヾ ﾞl i !,: !: : :| -- 、 '; :l: : : : : : ;x ': : ／:, : : . : :.|>'-' !、 l
.i;;;;;', z.!|-'ヽ::ヽ: l三=ｘ、 ヾ!= - '' ,z;: '/: /: : : . : : :/...., ヽ,.!
ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;i ,. -'':/;' !, , ｀ヾﾐ ......._ ／'ﾞ/:./: : . : : : i ,.! i
ヽ:;;;;;;;;;;;／: : : :i:.l ' 、 ==z｀、 'ﾞ./: : : : : :/.｀ヾ、 .／
z;;;;;/: : : : .:::| ', | ｀' - ...,,_ ￣ヾミ、／: : : : :／、_ ｀''‐';/,,
／;;::/: : : : : .:::l ,:ヽ、 ! / ' ' , ／: : : :.／, !,x;;';;;;;;;;;;-;;;;;;-,,、
ー--:::::-::::‐/: : : : : .::::::| /::::::::ヽ. ヽ、 ／ ,,／:_; : -:':/, ヽ,／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r ''
ー-/: :.:.:.:.:::::::::::::!':-:、:::::::::i'‐-￣...＿ _/ . : :／: : V';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-.,,_
, '--r,------ !.... :::::::::::::| ＠'-.／:::::i:::::::;/: : ／:.:.:.:.:.:.:';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::;;;:::-''
- 404 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:41:51 ID:49QiQOc.
-
＊o ﾟ |+| ｡*ﾟ ＋ﾟ } o |* o｡! |!
o○+ | ∨ | {r|! *l: ＋ |!*l::j o ○。
・＋ ,-i| o.＋ ＿＿＿ ｡*ﾟ}‐ ､ﾟ ＋ |
ﾟ |i | {r|! *l: ／_ノ ' ヽ_＼ ﾉヾ} |
o｡! |! * .ﾟ ／（≡）::::::（≡）＼ レ ﾉ ﾟ|
｡*ﾟ l ・ ／ /// （__人__） ///＼o ﾟ。・ ﾟ 久しぶりにあいつのメシが食えるお！
＊oﾟ | | |r┬-| | ＊|
｡ | ・ o ﾟ l＼ ｀ ー'´ ／*ﾟ・＋ﾟ ||
|o |・ﾟ ,.‐- .ハ ｲ | * ﾟ |
＊ ﾟ ｌ| / 、` ニ ´ ノ ﾉ o.＋ | ・
|l + ﾟo i ` -､{! /＿ ＼ ○・ |oﾟ
o○ | | ヽ. ヾ´ ￣ ｀ヽ *。
・| ＋ ﾟ o } } ヽ Ｏ。
Ｏ。 | | ﾘ、 ..::: .. l 。
o＋ |!*｡| / `ー:::: , ﾍ:::::.. | ＊
|・ | ﾟ・ |/ / :::... .. ／:::/ | ::..... { |
|＿|＼∧∧∧ＭＭＭＭ∧∧∧／|＿|
＞
/＼ ──┐| | ＼ ヽ| |ヽ ム ヒ | |
/ ＼ / ／ |￣|￣ 月 ヒ | |
＼ _ノ ＿／ / | ノ ＼ ﾉ Ｌ_い o o
- 405 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:42:05 ID:49QiQOc.
-
＊o ﾟ |+o｡! o 。 *｡ |ﾟ | ・ ＋o o｡!
o○+ | |!*l:::j o rく乞7ト ﾟ |+ | ・ﾟ ｡*ﾟ l・ o
・＋ ＋ | ／::::::＞＝＜:::::＼ | |ｉ 。 ＊oﾟ |! ｏ
ﾟ |i | |l /::::／ ｀ヽ＞― 、 ｡ | ・ ・＋
o｡! |i ｆ´￣∨ / / l lヽ｛ つ_丿ﾟ| o ○ ﾟ |i
｡*ﾟ l o人 ⊂ﾉ| |ィ７Ｔ ﾉｰト､く￣＼ ＼ |ｉ 。 ＊o｡! 楽しみだわ！ あいつの料理食べるのほんと久しぶりよ！
＊｡ﾟ .r‐く￣`ーｸ乂-== }.／ ＝- ﾄﾍ＼ ヽ Ｏ。｡*ﾟ
｡ l ・o ＼ /ｌ|八.///＿___ /// ﾘ＿＞､ 〉 ＊ o
|o｡ |l ヽ ／ヽﾍ ヽ （ ﾉ ｲ /:::::::::::::::＞′ ｡ | ・ ﾟ
＊ ﾟ ｌ| く:::::::::::|::丶＞≧=≦ /イ::::::／￣ 。 ＊ ﾟ |
il + ≦三≧ーﾍ::|::::::トr‐r‐r‐|::::|￣ ≦三≧ ｡*ﾟ|l +
l ／ /￣}ｱ⌒ |::::::| ｛迄｝ |::::|_ ⌒ヾ{￣ ＊ ○
・|l // ' / /ヽ:::: ､ / ヽ ﾉ:::/::Ｌ、 ・ | ＋ l ｡o
. ｛｛ ｌ ｲ / }::::::＼_／:::::::::::::::〉_ ﾟ Ｏ。 ‖
.ｉ o丶 | l｜ ｲ /:::::::::::::|＼:::::::::／＼:::.... 、 l +o＋
|・｡ | | | ｌ｜ ＞┬―{＿_￣ ＼::::::＼:::::＼ ○|・
＿|＼∧∧∧ＭＭＭＭＭＭＭＭＭＭＭ∧∧∧／|＿
＞ ＜
-‐ | TT 厶 土土 ヽ| |ヽ ム ヒ | |
ツ .! 四 .儿 | ,イ .! |￣|￣ 月 ヒ | |
子 |_」 !_」 夂 l__丕__l / | ノ ＼ ﾉ Ｌ_い o o
- 406 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:42:18 ID:49QiQOc.
- _,,... ---- ..,_
,.- '´ ｀' - .,
, - ''''',‐ '´ ,.--- ､ ヽ
／'´ ,. '´ ／ ｀' - .,_ '､
r'" l´ ,.、 ｀;
! ,! ,-､.l. ｀､ , ヽ .!
| / , ' / .r‐'"´.'､ ', '､ ヽ,';. !.',
! '､ l ,､ |. ヽヽ,ヾ,-､ ､ lヾ | .〉
,' ヽ |l, !.', ! ヾ､-‐'二i, l',ﾉ .,!/ 分かった。じゃ俺の方からみんなに変更したこと伝えておくから。
! | ', '､ ､ |-',!‐ﾆ ￣,.‐'"'i,;:7/ l／'i ', （いいのかね？ あそこで飲み会するなんて・・・・・・）
／ ヽ ゝ'ヽ',ゞ!'"ﾋ;:! ￣￣.'´ ' !) l ,!
／ ﾉ,' r','､.`‐'"´ ! |'//,'
／ .／ '､'､ヾ, ', U lr' !
／ .／. ｀'｀;-､ ヽ _, /! .!
. ／ .／ !｀'.､. ,. -‐',ﾆ-' ,.'.ﾉ',i !ー-､
／ ／ ヾ;. iヽ ｀"´-‐ .,.' '´!'.'_r' !
.' , ' ,.､-'"ヾ, ｀' .､ ./ r'‐il.l !
,.'ー,‐-- ..,,_ i,.､',' ,.' ! ｀' ー‐ ' _,. ;='´ !.!l.!. ',_
/',', ', ｀"く ',', ヽ ｀'' ‐----‐ '' ´ l !.l.ll ,.;'.' `'ー‐-- ..,,＿
/',. ',', ', ,', '';,. ! | ',.',';,,.;'.'
/ l ',.',. l ＿＿_|.i､. ヾ､ l､_ l! /l '//､
/i .!. ',.'-‐ | !!'ヽ 'ｰiヽヽ'' ‐-,,..... -‐ ' ! / '-' ｀"'' - ..,,_
Now Loading
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 407 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:42:32 ID:49QiQOc.
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中華レストラン娘々
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- 408 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:42:54 ID:49QiQOc.
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./"/. : ::′.:::!: :.:::,l :| : : :::ｌ::. ､:::.:.: : :|::: : : : : : :∧
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|.:.:.:.:.:|.:.:/ !:.:/ |/ ﾞ､:.:l ﾞ､l ヽ:.:lヽ: : |:::.:.:.:.:.: : ﾊ
| ;!.:.:.:|::/ _|_'＿_ｌ ﾞ､| ｌ＿＿ﾞL_ヽ::|::.:.:.:.:.: : : :|
|/l :.:.:|ﾊ´ ＿＿､ 、 .l ´ z＿＿_ ｀ﾞ:|::.:.:.:.:.:|:.:l:.:! で、デビューするっていうのは本当なのかよ？
ｌ l:ﾊ::l:::! ´_辷.｣｀ ゛ ´_辷_ﾘ_ :|::. /|/:.:.ﾊ:′
l |:!: ! ! ::|::./´!ﾞi:/ !
!l:::! .:; :|:/i //
ﾞl: l 、 ::|'ノ/:/
|ﾊ ,‐-'.:/
ヽ ./:.:.:/|′
ヽ ´￣￣゛ .／!:.:/
＼ ゛ . :´ : :l'|′
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／| ｀ ‐､ _.ノ´ヽ ／:::＼
_,./ : :| / >´i 〉、 ／::::::::::::::i-.._
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_... '´ : : : /: : : :.:|∧:::ﾞ､|＿i／:::／ /.:::::::::::::::: : : |:: : : : : : : :｀: :- .._
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/: 〃:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.､:.:.:.:.::ﾍ ヽ
/: :/__::.:_＿;,:.;.ヘ'´ ＼⌒ヽ､ ,
/: :/´: :´. . : / . . ぃ '
/ ノ: : :／: : : : /. : . : . : . ｉ ', i
／: : : :/: : : : : : i: : : . . :} : :}: . . : :| : , !､ 嘘付いてどうするのよ。そんな惨めな嘘、ついていられないじゃない。
ｲ: : : : :/ : : : : {: /| : ｲ: ト､:厶: ﾑ: j: :jﾘ: : ' ｉﾍ
,{ ｨ : : {:{ : : ﾊ厶ﾋﾍ:「jノ / ﾚ_,込.ｲ/: : ! |:い
/:jハ: :,小: :i√ _,,..=zﾐ "{ｔ:灯y′: ｜.,小. i',
. -‐': : :／Ｖ /ヽ{ ﾍｔ:炒_ 冖''/: l:/:,' lﾍ
,. :'´ : : : : : /: : : {: : ∧ "＾´ /: : l': : , ! :i
／: : : : : : : /: : : ∨:{ ﾑ _ . , : : |_: / j : ＼
/: : : : : : : /: : : Ｖ {:込、 _,,.. -‐1: : : ｜｀i¬ー- ､: :ヽ
. : : : : : : :{: : : . ヽ´ i ＼ "´ |: : : . ﾄ､/ | ヽ :}
i: : : : : : : : ､: : : : }. | ｀ぃ、 _,. ﾍ: : : : . ＼ ! iﾉ
！: : : . : : : : :丶:._: : . . ; l 〉 ＼: : : . ﾊ j|
､ : : : : : : : : : : :{｀7ｰ:､ /. | ｀ ー‐-- _ '"´）: . :/ ／小
シェリル・ノーム
カーディフ国立大学音楽学部学生
- 409 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:43:19 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
_,､ｒ'´:::‐､｀ヾ‐､｀丶、
／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
//!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ
〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀ lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/ でも、君らの人気は凄いからね。インディーズの曲が、あちこちでダウンロード
!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀ ! j川/ されているらしいし。
ヾﾄ辷N! ‐ノ !:l/
Yｌ:ﾄ､ ヾ＝＝r ﾉ/
iN ＼. ｀ ニ′／}'
?h 丶、 ／
ノ￣´"''‐ 、 ｀¨´?U
＿rく /癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ｜
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ∧=､､
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ ヽ ``=､､
‖ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ‖
,... ----- ._
, -''´ ｀ ‐- ､
／ ｀ヽ
/ ＼
/ ヾヽ
,' ､ ヽ ‐､ ヽ!
l l ﾄ, ト､ ﾄ､ ヽ i ､ l
| ヽ ヾヽ＿ヾヽ､ ヽ｀ヽヽヽ ヽ ヾヽ 結構儲かっているんじゃないか？ 結構な額になったって
| | lニ;＝;ﾆ;｀ ｀`‐-冫ニヽヽ ', ミ 話を聞いているが。
| l l' 上'ヱ` イラ〒,ハヽ l ヾ`ヽ
l .l ヽ , ´￣ ''' ,ｲ ヽヽﾍヽ
| .l ヽ ヽ. ! ∧! ∨!
ｌ | ヽ ヽ ､＿..;_ ,ｲノﾍl ｀ヾ
! ヽ ヾ`ヽ −￣ , ／ ﾄ--ヘヽ
｀ヽ i ヽト'''|｀ヽ､ , -'＝|ヽ ヽ ヽ
｀ヽﾄ, j. |::::いヽ-r::',ィ::::::::::|__ﾄ､＿_,, -'ヽ￣ヽ
｀`|:::://::|l |〈 彡:::::::.l
, -'''ヽヽﾐ.::ll |::::>７:::::,,j'ヽ
__,..-‐'"´:::::::::::::::＼ﾞ::!| |::'´,,-'´:::::::::::｀ -- ....,,,＿
- 410 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:43:33 ID:49QiQOc.
- _.. | ├──…─- ､
_.．- '´ ヽ | `ー ､
_.．' ＼
「 ＼
/ ヽ.
/ / '，
/ / / |
.′ / ／! |
/ l::/! / .′ i
/ /-!1亅.._/ ′ |
.′ ′从ﾊ . ` │ ! | '．
.′ ::| _ V | | ＿ l ! でも、衣装代とかで消えちゃうんだけどね。結構カツカツだよ。
i ::iz=≡=ミ ヽ | ＼ 7 ヽ. |
| ::l V _|_ ﾘ: / | ハ |
| ::ﾉ ::::::::::: ´ﾚ'=ミ ､ﾚ′| |
i :/! ｀ | |
V .::::∧ i :::. :::::::::: ∧ |
ヽ :::::::: ヘ ､_ ,rｰ′ .′
!:::::::::::::::::／ー‐ヽ、 （_' _フ ..ｨ':::::/ /
lヽ __ 彡::::::::/ ／ r_jヽ､ _＿ . イｰ'ﾄ:::（ ′
＜ _く ＼:/ ／ | ／ Y ) /! |
,．=V 三≡'`≡く │ ／ ノ.ィ / j,ノ
/ ヽ. │ ／ ..．∠..＿ _ノ)ノ、
． ＼ | ／ .． ¨ ヽ
i r.. ── ､V____／ ,.＿´ _ i
| │:.:.:.:.:.:.:.:.:.Y:.:.:.::ﾚ':.:.:.:.::.:.:.:`． |
| │:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.::.ﾚ:.:.:.:.:.:.:.:.::/ |
ランカ・リー
カーディフ国立大学音楽学部学生
__. --─-- 、
∠ ＼
. ／,r / / ヽ ﾍヽ ＼
/// , | ｜ | | ﾍ ヽ
. |/ ｌ / | ∧ | | :| |、:|｜ ',
. | l | ､ﾄ､.|. |ﾊ ﾊ |ヽ!ヽ'Ｖ ｜ ホントかよ。俺の回りでも、着うたにしている奴は
. lｲ lヽ| _ム-- ｀ レﾆニT | N かなりいるぞ。
∨| |´ 'ﾓｼ´ ﾞー' |｜ |
|ハ！ |/／
ヽﾄ、 l /
ヽl＼ -─ .ｲ
l｀ ._ ／ ﾉ、
/ | ,rく. ヽ
. / ,ヘ / ∧｜
| ハ ', / ／ ∧!
- 411 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:43:55 ID:49QiQOc.
- ＿,,,,,,,,＿、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,;;;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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/;;;;;;;;|;;;;;;;..ィ;;;;;;;;|;;;;;;;;i､;;;;;;;;;丶;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;ヽ
/;;;;;;;;|;;;;;;;..;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;i､;;;;;;;;;丶;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;ヾ;;;;;;;;;|;;;;/;;;;;;;|;;;;;;;;;;;､;;;;;;;;;;;;;;|;;;ヽ;;;;;;;ヽ
ﾉ;;;;;;;;;;|;;;、;;;;;;;;;;;;;|;;;;;、;;;;;;;|:丶;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;|;;;;;;;;;;;;ヽ;;l
/;;;;;;;|;;;;;,,;;;;;;;;;;|;;;|.::::::|;;;;丶;;|;､|;;､;;;;;;;;;;;;|;ヽ;;;;;;;;|;;;:::;;ヽ;l
l;;;;;;|;;;;;;;;|;;;,;;l,;;;i;;;|;;;|;;;|;;;;;|;;;;;|;;;ヽ;;ヽ;;;;;;;|;;;;ヽ;;;;;;;|;;;;;;|;;;;;;ゝ
l;;|;;;;|;.;ヽ;;;|; ;;;|;;;|;;|;;;| ;;| .;;|;;;;;|;;;;;|;;;;;;| ヽ;;;;;|;;ヽ;;;;;;|;;;;|;;;;; もしかして君ら、ピンハネされてるんじゃないだろうね。
l;;|;;;;|,:::ヽ;;;ゝ:::ヽ;;|ヽ|::;;|:: .;;| ;;;|.;;;;| ;;;l::::::::ヽ;;|;;;;;;;;;;|;;;;|;;;l
l;;;;|;;;;|;;ヽ::::::ﾃｒ‐z、;|:::::::::::;|::;;| ;;;| ;;l:::;;|:::::::::.ヽ;|;;;;ヽ;;|;;;|;,!
ヽ,,,;|;;;|;;;ヽ::!_ゝ_ﾌヽ::::::;;;;:::|:::;|::::ハ__ﾌ }〉､ ::::;;l;;;;;;;;;;|;;;|;l
l;;;;;;|;;|;;;l::::::｀￣"´::::::::::::::: `::＾￣""´ ::::::::::|;;/|;;;;|;
.ヽ;;;|ヽ;ヽ::::::::::::::::::::::: l;;|;;;ﾉ
ヽ;;;;;ヽヽ:::::::::::::::::::::: ﾉ;;;ll
ヽ;;;::::::::::::::::::::::::::: U l;;/
ヾ＼::::::::::::::::::::` ´ /;l;|
ヽ;;ヽ:::::::::::::::::::::: ／;;;;l;l
l;;;;ヽ::::::::ヽ￣￣ゝ ／;;;ゝl
...|;;ヽ;ヽ::::::￣￣ ／‘":､!;
illﾞﾞ'|lﾞl ヽ:::::￣ ／llllll!lﾞﾞ,l
- 412 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:44:06 ID:49QiQOc.
-
/ / //..::/ ..:／ ..: /}.. }..:: } ｜
/ |: .: / {:／{:イ:....:.:ィ: ／ ﾉ:.//:. / 从
/ |:...:. / /､ /- フ‐ ´ /イ}/}:. /: .: ヽ
′ /}/: / _＼廴__ /:. ／}:..:: . ハ
i /::/:: { i/ ,ィ´,不＞ミ￣ヽ } ノ‐イ ノﾌz.イ:...:.: ..: }
| ..イ:∨ } { 辷::zヅﾄ`ー’ﾉ ,ム-―ｧ/:./:::.../: /
/ ／.:.:::{:/: :′ ∧ ⌒^冖` f不丁Ⅳ:./::.:.ｲ:..／
ノ´ ,.....::´::.:::::／: /: ∧ :::::::::::::::::::: ､辷ツ ﾘイ7イ丁´ バカいってんじゃないわよ！ そんな訳ないじゃない！
, イ´ ／ ...:.:.:::::／::.. /:.. . ::::::::::::::::::: 〈 ^宀^/: ｜
／ ..／ ...:..:.:.::／:::.. /::.:. } _ } :::::::::. /: .′
. ／ ...:/ ...:..:.::::/:::/:.. /::.:.. ﾘ ,. -- .. ／ ::::::::: .::. /
..:.:/ ..:.:.:::::::/::,ｲ::. /::.:... / ／^⌒¨ヽ‐｀ヽ ..ｲ:.. /
..::::::/ ..:.:.:::::::/:://:::.. /::::.:.. ／ { }i/ ／::.. /
..:::::::::/ ＿__:::::: |.::i/:::::.. /::::::::.. ,.ヘ ` ＿_ ／ ／:.:.:... , ‐z‐､/ - ､
::::: ,:: ´ ｀ヽ|:::|′::./:::::::::.:. / ＞ .. ／/:.:.. / ´ ／ __ ＼
:／ {:::|::::::::|:::::::::::.. {__/ ＞ .___ .イ::::/::.:... { ／ ／ ｀丶 ヽ.
Ⅵ:::::::{:＿:::.._,／ } ／:::::::::::::::::::::/::/:. ﾉ {／ .. -- ｀ l
∨:::/ ＼ ﾉ /―‐- ::＿_/::/::. . { { i´ ＿__ `ヽ
V ／⌒ く ＼ { | |{:::{:::.....:: | ＼| i´ ｀ヽ. }
/ ／ ／⌒ヽ＼ ＿_.ノ| ||:::|::..:.:::: ∧ ヽ{ ､._,r }
- 413 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:44:43 ID:49QiQOc.
- ＿_ ´￣ヽ、
／´ ....... ｀¨¨￣￣ ､ |.}
／ ...............:................... ＼ﾉﾉ
,.ィ.´...........:.....:....:....:...:...:...:....:....:...一'´＼
／...:.. ..:.......:....:....:...:...:...:...:...:...:....:...:......... `ｰ 、
／....:....:..... . :...:..:,..:-一'....:.....:..............:...:...:...:.. ヽ
／...:....:....:...:...:.....:.:...:...:./:.:..:...:_.::／.../ . .:...:....:..... }
/....:....:....:....:....:....:...:...:..:./_.: ィ´／...:ｨ'../..:.. ...:./...:....:....:. |
/.....:....:....:...:...:...:..:..:..:.:.:/廴._ 乂.:／/ノ....:／..ｲ:..:...}.:...... ﾘ
|:.....:....:...:...:...:...:..:..:.::／ 込:ジ丁}ン__.:ィ'ﾌ:.／ }/../...: : { 酷いよ月君。さわちゃん先生はそんな人じゃないもの。
}:.:........:...:..........:._;:イ ^'ー ￣ /辷ｰ―/:./ノ:.:.... : |
ハ::.:.: ::.::.:.rく⌒ヽ:{ 弋:zブﾗ{:.:.レ.........:... i
／＼{ヽ:从/ヽ.／ﾍ / `ｰ彡'´.....:....:....:...:ﾘ
/ _〈〈＿彡' ト､ ヽ. ､ ´ ／...:...:..:..:..::.::.::.:.::/
r一x/r―ヽヽ | ＼ ＼ ﾉｰ ／....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:::/
ﾉ∠、｀ﾌ７く/ ﾊ ヽr个 ┬‐‐/ィ.:..:.:.:.:.:.::.::.::.:::.::／
__,x‐≦―‐ﾐ.く / ￣｀ヽ r┴―┴〈 ｜ /―┬---_z彡 ´
{ ＼＼ {..:..:..:..::::::::{r.┴..、 ヽ
| ＼＼ ＿__j:..:..:..:..:..::::::::::::::::::＼ 〉
ヽ ＼`{..:..:..:...､..:..:..:..:/〉:::::::::::.／ /
／: : : : : /ﾚ l !＼ ﾄ＼
／ﾚ:/: : : : : l M | !l:＼ Ｎﾄｌ ヽヽ
/N/:/l: : : : : l l/ ﾘ ｌ:l､ ヽl ＼トl
/: : : :lN: : : : : ! |ｌﾘ ヽ:! l:
, : : : : : :l: ｌ￣三'ー- ､__ｌ' /从＿_lN: .
ｌ: : : : : : :l |斗=ｚ≧ﾐ=一'} / ∠≦ｚ/l｀
l: : : : : : : l l 上ニ! く __lトK! | l いや、俺もあんまり良い噂を聞かないんだが。
l: : : : : : : :ﾄl , .::::::. ￣ l :リ
. |:l: : : : : : l:l ::::: 丿 l: : :
. |l|: : : : : : l:ｌ , -､,､ /: :l: ヘンナイショウバカリツクッテルッテハナシモキイテイルシ
. ｌ'l: l: : : : :lﾄl､ ／⌒∨ , ': : :l l
L:L＿ N| ! ＼ └ 'ニ′／: l: : :l/
￣￣「ﾆ ＞ . ｲ＿N|: : : :
| ＞二 ＞―彳| ￣￣
,.へ 〉〉 |｜|ﾄィ !､_
_,,... -‐''´:::::::::＼ﾄｌ |｜|77 /:::::｀`ー‐-
__,,..-‐''"´::::::::::::;;;;;::::::::::::::::丶 |｜|_／:::::::::::::::::::::::
,ｒ''"￣::::::::::::::::::::::;;-‐''´ ヽ:::::::::::::::::::＞く::::::::::::::::::::::::::::::
- 414 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:45:00 ID:49QiQOc.
- 月 ウチの大学の講師兼プロデューサーなのは知っているけどさ、
よく部室でお茶したりおやつ食べたりとか、あんまり良い噂を
聞かないんだよね。
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＿＿
´ 、
／ / ＼
/ / / ∧ |ヽ ヽ
. | ｌ / ∠ } | } ',
| | |/／ ﾉﾉ jハ }
| | | ィ?i「 } ﾘ
| l ヽ ｜ 辷ﾘ 、 圻ﾊ|/|
| / l ＼ ー‐⌒{ ｰ'/ j
l / l } 、 ｀ T ′
/ l 从 ´ ／ /
. / ﾉ| { ＞ 、_ イ /
/ - ∧ ∨ 〉 、| /
. / ／ ∧ ∨ /、 〉 ｲ
/ ∧ ∨ハ く| |_
ｌ ′ ヽ ∧ } ∨:l |ハ
|. { ＼} /l「￣￣￣￣￣￣|
| ', ∨ lｌ| |
| '、 ＼ ＼| |
山中さわ子
カーディフ国立大学音楽学部講師
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- 415 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:45:22 ID:49QiQOc.
- 月 しかも元々ヘビメタやってたって話だしさ。よく、ウチの大学の講師になれたと思うよ。
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ヽ .: .: .: ＼ /: :,: : :./::::l: :ヽ:V そ
い そ | .: .: .: .: .: V: : {: : /:u:::| l: :} | や 歯 れ
い れ ! .: .: F∧.: }: :从メ:::::::::lイハ| り ギ じ
で は |.: .: 人| V| : :|rト､::::::::::ィ爪| 方 タ ゃ
す。 ﾉ.: .:|.: .:| {｜: :!_|:::}､::,,::::{::::| | は ｜ ま
ヽ ＿＿＞: :.ｌ .: | 〉: :｜ ー'⌒ー' | ：. の ず
: : : .: .: : | .: .: | .: |c/ |: :人 ーっ 人 ＿＿＿_
.:|.: .: .: .: | .: .: | .: |/ -|: : | l＞r-- イ |: :lノ´ ヽ
.:|.: .: .: .:, : : /ｲ .: ! l: : | | ｌ | | |: : | l
ハ .:|.: / .: /ノ|＞ト ､Vﾘ ヽ_l┐ r| ｌﾉノ / |
: : l八/l.: / 〃 } ノ ﾉﾉ￣￣|-| /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,. ‐-=ｰ=- ､_
, :′ ｀ヽ
／ ,. - 丶
__,.j / ／ .:.:.:.:.:. ＼
,.‐-'¨ｰ7/ / , i . `´｀ヽ、
,:‐',i ..＿,.j´ .;'′.:/ l l`ｰ=‐'__ﾆゝ
{,/ `ｰ--ィ .:/ ,.:/ . i .､! ト-‐'´ ﾊ
. } {／ .:〃 ! l .;!:. i! i
. ,:' .／ ,:'´ l }/ .: ;}:.:. i ,/ ! やなこと思い出させるのはやめてくれない？
/ 八 .:ﾊj.:.:.:l.:.:.:.i.:.:〃.: .: .:.:.:.ﾉﾊ.:.ゝ / ハ 歯ギターは結構トラウマなのよ。
〈 _ `,入.:.:.:.';r'ｰ'=ゞﾚ､j从ｿ-'ーﾞ-ﾒバﾊ ,′ ,: ヽ
. ゝ=ﾆ´ ｀〃 〉／ _ ∧_/ ｀ヽ=ﾆ¨`ｰ､ }
《 `､-'‐"¨7´ ｀丶､ }::! } 〉'´
{ .{ / _｀ﾆ=-―‐-､=ﾆj.、 }
. } .＞{ﾆﾆｷ-‐=ニ¨¨´ l ヽ ､ニ} i
l ,／／ ! / ﾆ卞、 i
! ´ ___ j¨ーゞ´`ｰ l
. } ,. -‐ ¨｀|::| ｀ｰ-弋´ .j
. ヽ､_,. ｧｰｧi''¨´￣ |::| ｀丶､_ ,′
,jﾄ/:::! |::| |ﾞ:ｬｰ;- '
{ﾄ､ヾ::| |::| |::ヾ"i
- 416 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:45:39 ID:49QiQOc.
- Ｙ⌒ _
. ´￣ ｀ヽ.
／ ヽ
/ ヽ
/ ',
,′ 〃/ ヽ、 | |
| |// / .ｲ i ヽ! | でも、衣装作ってくれる（変な趣味なのも多いけど）し、面倒見もいいから助かっているんだよ。
. | |/ ∧ | | |、 | | 私の事も匿ってくれてるし。
. | |.__/斗v' トl_l__ヽ| |
. | |≠＝Z.V ≠=ｚ! |
ﾊ ﾄ､:;:;:;: :;:;:;: ﾉ! ﾊ
. /| ヽ、 ﾄ､ ＞ . ﾆ ＜ | ｲ./|
. ! | ＼| ＼∧ ./／ | / Ｌ ｣
Xi ｢￣ヽ｢l／￣| ﾚ′ ﾊ
/ ｀ヽ. __oＬ....ヲl_ﾄ､___ﾌo_＿ ／ ヽ、
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::i::::i:::::::::::::::ヽ
/::::::::::/:::::::::/::::::::,:::::,ｲ:::::|:::::!:::::i:::ヽ:::::ヽ
/::::::::::/:::::::,.ｲ:::::::,ｨ:::,ｲ::::::/!:::::|::::::!:::::!:::::::ヽ
,'::::::/::::!:::／,ｲ::／ .!/ .|::::/ |:::::ﾊ:::::!::::::!::::::::::i
!::::::l::::::ﾚ',! ー-､ !/ !::/ !::ハ:,ｲ:::::::::::|
!::::_」:::::::::! ..,,＿`ヽ､_,. ,ﾘ ´ _,..,_ !::::::::ﾊj
!/f r.|::::::::! 弋ｴﾉ｀ ｀'ｨﾆ二_ /:::::::::! そういや、それもどうなったんだ？ まだお兄さんと
k.ﾔ!:::::::! ゞｚｿ,. /::::∧::| 仲直りしてないのかよ。
|∧`Y::ﾘ i //|/ ヾ
!Tヾ u. j //ノ
ﾔ. ヽ. , ‐-､,__ ,.ｲ:/
r＜´|. ＼ 弋,＿_,/ ／ |/
! ｀丶､. ＼ ｰ ／
_/ `'-､. `'ｰ-r<´
, -'" ｀ヽ､ ｀ヽ､ f｀, ＼
, -'´ ヽ ｀ヽ､ >く_Lｒ'´｀ト､
／ ヽ ＼ ／ヽO〉 |｀r､.| ｀丶､
/ ＼ ＼/＼r‐＝<. !｀ ｀ヽ,
/ _ -−‐ ヽ ヾ ! ヽ i
/ ／ ! ｀ﾄｰ〈 ! / |
- 417 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:45:52 ID:49QiQOc.
- 乂 ,. -――- ､
_ ./ ￣ ｀ヽ: : : : : : : ｀:､ / ￣ ｀ヽ
／: : i : : : : : : : : : : : : : : : :⌒ヽ. ! |
./ /: : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ／ ＿ ／
/, ｲ::/: :|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
!l:!::|::!|i::.|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:',
ﾊl ﾊ:入:|::.::.::.::.::.::.::.::.::i::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.',
|| ,}::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::..',
. ﾒ='仆::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::､', しかたないよ。だってお兄ちゃんが認めてくれないんだから！
i' |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.;:.::|ﾘ グラハムさんはいい人なのに・・・・・・・・・
〉 |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.|ヘ.::.::.::.::.::.::.::.:ｲノ
`', |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:| ヽ:.::.::.::.::／
', |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.| ﾍ｀y'"⌒ヽ
'-|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./ Y ）⌒ヽ. ｀､
人::.::.::.::.::,.i::.:／' ヽ'^ヽ夂 !
,.‐'´ ＼ﾘ／ '"＼ ＼-‐'⌒
/,.===､ `ｰ- ､ ＿,.冫
|/f兮ﾌ ! ｀､
/::::i::::､:::ヽ､:::::＼:ヽ:＼::::::ヽ:::､::ヽ::､:',
/::i|::l::ﾄ､ヽ::､:::ヽ:､::::::＼::ヽ::::l::::ヽ::i:::i:::!
/:/:!:::!:|::ヽ:＼ヽ::::､:＼::::ヽ:::ヽ!::::::i::|:::!::!
!ﾊ::|::::i::l:|心､:ヽ::＼:ヽ_＼､＼:::ヽ:::|!::|:|i そりゃ怒るよ。大事な見合いの席をぶち壊したんだろ？
i､:!:|:､N{､ﾋjヽゝ＼ヾｲ ﾋｊ >､ヽi:､|!:|:l 怒らない方がおかしいじゃないか。
ヽ:!::ﾄヽ￣ l! ` ｀￣´ |::l::|:|j:,!:!
ﾄ､::! u ｊ |::/lj:::!ﾘ
ヾ、 丶 - u ﾘｲ:|ﾘ
ﾘヽ ‐､ｰ- ､_ ／ｲ:::i
rｰ'"ﾄ:lﾞ､ ￣ .／ , |::!
/ ﾍ ヾ ヽ､ _,. ' / |:'
- 418 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:46:08 ID:49QiQOc.
- ,. -‐ '' ¨' ¨'ヾvｰ-､,._
,.才´ ..:／:.:.:.:. ハ ｀ヽ.
／ .:.:／:.:.:.: ,ｨ } j ヽ、
, ;″ .:.:.:.ﾊ.:.:.:.:.:.:.:;ｨ.:,ｲ从.:.:.:.ﾚ'.:.:.:.:.ﾐ:.:. ト、
∧ .:.:.:.:.:/.:i.:.:.:/.:.:.ハノ八ﾙﾊｲ廴.:.:.:.:.}.:.:从 `,
i .:.:.:.:.:.:./.:.:.l.:.弋斗七¨￣｀ﾐ:弋ﾊ从ﾙﾉ.:.:.:.:.ﾙ'
l.:.:.:.:.:.:.:.:{.:.:.人.:.:.:.个ﾐゝ__ ,.斗 ヽ.,_.{:.:.:.ノ
l.:.:.:.:.:.:.:.:.:〃ﾐ∨.:.:.{ ;ﾟﾞ￣`｀ ､ﾟ v:. i
l.:.:.:.:.:.:.:.:〈 k焉∨:.∧ 丶 ′i.:. ! あんた達、これが狂言だったこと知ってたっけ？
l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､o.:∨:.∧ r¬ ,:. 〈 見合いをぶち壊したって奴の。
}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:j.:.:.8.:}:.:. } ;. `ﾆ ,ｲ:.:.:.. ヽ.
,'.:/.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.∧:!:.: i u / ヽ:.:.:.:. j';）
ﾚ'.:.:.:.:.:.:.:, ′.:弋ﾉl:.: i r‐七壬 y':.:. /
,´.:.:.:.:.:／,.＿:.:.:.:.:.ﾉ:.:. i｀ヽ､,斗:.:.:.:.:.ｌ ／:. , ′
／:.:.:.:.:,r' ¨´ ＼,'.:.:.:. { 》 { ﾉ, ′ 〈
, ′.:.:.／〃 ヾ ＼:.:. ヾ卞ﾍ弍ﾆ<´ヽ.:.:. ヽ,､
／.:.:.:.:.:.:∧ 辷}iハﾌ_〉 0¨７ヽ ）:.:.:. 〉}
／ ＼
/ ヽ
/ l i
i | | | l
| l | | ＿ jL -ﾘ l 一応、アルト先輩やミシェル先輩達から後日談は聞いていた。
| | |ﾄ＿NVｰブ´ィ〒テiｧ､l ! | だが、ぶち壊すだけで、拉致するのは想定外だったらしいが。
ヽﾄ|rｰ TォTぅト、 ' _ゞｰ' ﾘ l !
｀｀l ﾊ ヽゞ‐/ |l l !
l ﾊ ' U || l !
| ヽ ｀ _,. _-,..､ /l | _,j|
l | ＼ V ﾉ ,ｲ lィ´
!| 丶､￣ ／// ／ !
|ﾄ >ー r´／ｲ／ l
lﾊ l ／ ヽ!l ｰｧ ∠, ｰ､,.. ＿＿＿＿
ヽヽ､ﾄl´ l !l /1／ ／ _ -‐ ｀丶、
_ -ﾊ!l ／ _ ／ }
／ }j ´ ,. -‐ ､ヽ i ／ j
j -, ／/ ｨ／ i l |/ l
- 419 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:46:21 ID:49QiQOc.
- キョン にしても、見合いの席でよくもまあんなことを計画したもんだよ。
拉致する方も拉致する方だが、計画する方も計画する方だ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
::::::::::::::/＞ ' ィ´ __{ /::::::::::::::∨ ｜ ト ､ / ＼ {
::::::::::::::＼r─‐ｧ ７´ / ｆ -| / ＞::::､ ::::::＼ ﾄ､ ! ゝ-- ､ ', ｀ー1
::::::::::::::／ // / :l !, l ん心｀ ＜::::＼ ＼ } | ト､＿__ ｧ 丶、 , /
:::::::::::7 ／: l ﾄr‐ ､:ﾍ ｀| 弋zソ }::::::::｀ヾ} / Ⅳ|＼ } ＼ 、 /::
:::::::::/ ! l |:::::::::::ゝ＞ ､ ゝ::::::::::::ﾘ / / /:::::::::::ﾍ ! ＼ ' /:::::
::::::::{ | ﾄ 八:::､＿＿＿:::::＞--一 ´- ｀Y⌒´} / / /──- ､}ノ､ ハ V::::::::
::::::::| | Ⅵ:｀＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::フ´ ノ ／ァ ´ んﾊ /ヾ１ | ﾄ､人 〉 /::::::::: 助けに来たぞ！ 眠り姫！
::::::::ﾍ | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣￣7´￣::::::::ヾ、 ゞ-' / / 八 Ⅴ /::::::::::::::
:::::::::::ﾍr‐─ ゝ-- ､＼r─ ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::＞-- 一ァ イ ﾄ､ /_/:::::::::::::::
:::::::::::::::＞ ､ ＼ゝ--: :＞ｧ ､:::::::::::::::r──- ､::::::|:::::::::::::::::::::::::::｀ー┐/ ノⅥ /´:::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::∧ ＼{{ 1: / 丶､＿{_ ゝ|,､::::::::::::::::::::::::::::::::::7 ∧ /:::::::::::::::::／
:::::::::::::::::::::::::::::∧ | /:/ ´ /´ 〉:::::::::::::::::::ﾄ､_／ / } 7::::::::::::::／
:::::::::::::::::::::::::::::::∧ | }ｆ /──‐- 、 / ∠ ＿, ´￣ 7 フ ｆ /:::::::::::／
:::::::::::::::::::::::::::::::::∧ |/{ , '｀￣￣￣｀丶､ ｀丶、 /乂ノ} /:r一 ´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ !: l /::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶 ゝｧ ／ /:/
::::、::::::::::::::::::::::::::::::∧ Ⅳ f⌒ 丶、:::::::::::::::::::::::::::::::7 ／ /:/
::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::∧ ! | ￣｀丶、::::::::::/ ／ ／:/
:::::、:::＼::::::::::::::::::::::::::∧ ､ ﾄ 、 ' ,::::::/ ／ ／:::::::＼
:::::::＼:::::＼:::::::::::::::::::::::∧ ＼ ＼＼ ﾄ､/ ／ ／:::::::::::::::::::＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 420 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:46:42 ID:49QiQOc.
- . / .／ﾌ 7 , -‐ x l i i i ',
/ ,/ / / ／ ／ i i ｊ |
ﾚ/ / ／ 〆ｰ‐‐く. / / i |
r/ ′ ′ '´ .ィ´厂l/! / } / | }| しかも、その時の話をしていたミシェル先輩もアルト先輩も、
!′ ｒ__ ､ｊ/｀￣厂ヽ! /j! ｊ /}! メンタマが死んでたぜ。よほど酷い罰を受けたみたいだな。
. ! / .} ` ー‐''/〃 ハ ﾉ
ｊ / ﾉ / /イ
ｒ‐‐'―- ､ ／! ___ / /
厂￣￣｀ヽ ﾞ> l＼ ゞ二) ／ｊイヽ.
,′ Ｘ. l ヽ. ___ . イ / .| ＼
. / n / ! /ｰ ､ ｒ‐‐／ ｜ ∨＼
/ n / l /、c | |ｰ l｀ヽ. ｜ .∨ ＼
〃゛ヽ
《_ _______
_. -‐ ￣ ＼｀´ ｀ヽ、
／ ＼
／ ＼
／ ゛､
/ ヽ
/ ハ
/ ハ
/ l
/ 〃 / |
j / |:. |
| .:| .: /: .: j i ヽ.. |::. | だって、あんな変な人と一緒になんかなりたくなかったんだもん。
| ::|:://:: .:: j /| l:. ヽ:.|:::. |
| ::|//:: .::::::j:. .: l |. :l::. ヽ|:::: |
| :::|/::::.::::::::ハ:::. .::.::| |:.:l::::.. :::|:::: |
| :::|::::::::/::/ l::::. .:::::| ｌ::l::::::::::|:::: |
| ::::|:::::/::/ l::::..::i:::| l:::lヽ::::|:::: |
l ::::|ノ ｿｰ一'"´ l:::::::l::|｀ﾞ'ーヽl-ヽ|:::: |
l ::::|ｰ＝=≡=ミ. ヾゝゝ 彡=≡=ミ|::::: |
l :::::| `""~´ ｀' ｀゛~゛´ |::::: l
ハ :. ::::ト .;.;.;.;.;.; ;.;.;.;.;.;.; |::::: . ﾊ
/ 〃 :. :::..::::| ゝ イ |:::: .:: /-_l
|》《 ゝ ::. ::::::::::| ｀ ｰ- _ ｀´ _ 一 ´ |::::::::: / /ｸ |
| ‖ ヽ::､ ::::::::::|＼ 丶 ｀ﾆ´/ ／.|::::::::: . .: / | ヾ弋|
| ‖ ｀'ヽ、:::::::::| ＼ ヽ / ／ |::::::::::: .::::/ ゝ､ヾ_|
《 ‖ ヽﾄ､ ! ≠--ゝ､_ヽ_/_∠ﾆ=--､. |ｯ:::::::::ソ'´ ｀ﾞ|
冫;;廴 ｀ ' l:::::::::::::::ゝ冂<::::::::::::::::::l レ'｀' ,,,,;〃<
／ ヾﾞゝ;;,,, l::::::::::::::７凵ヽ::::::::::::::::l ,,,,,;;;〃 ゝ
| ﾞﾞヾゝ;;;;,,,,Ｏ,,,l:::::::::::／::ｨ::＼::::::::::::/ Ｏ ,,,;;;;〃 ヽ
- 421 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:47:00 ID:49QiQOc.
- ノ :::::::::::::ハ｀i: / :::::::::ﾉ|:／::::::::::::::ヾ ヽ
::::::::::::::::::| ｆｨ ﾚ ::::::ﾊﾉ !|ﾊ::::::::::::::::::::..... |
ノ::::::::::::::::::::::::| |/ :::::::/ ｀''=,,, ハ::::::::::::::::::::::ﾉ
＼´::::::::::::::::::::::::::::ﾚ :::::::| ,ヾﾐ ﾘ）ノ:::::::::::/
ヽ::::::::::::::::::ﾉ｀/ ::::::ﾉ ﾃﾆﾐヽ イ::::::::::::::|
＼::::::／／./ :::::::| ﾄiｿ´ ／:::::::::ﾊﾘﾉ 気持ちは分かるけど、流石にアレは・・・・ねえ。
V / / ::::ノ ｀ |::::::::: | ´ （ガトー准将もグラハム中佐も大して変わらない気がするわ）
/ / ／ﾉ /:::／ U |:::::/ ﾉ
ヾ |/::::/:: /:::∧ 、___ iヽ_,,!:::ﾉ {
＼ |::::: |ヽ. ﾉ:ノ ヽ ヾ,ﾉﾞ´:::::::::（ ＼
|￣ヽ |:::::::::::ヾ |´￣丶 ノ´ |::::::::::::::::ヽ -=)
| V:::::::::::::::V|:::::::::::::￣ﾊ ヽ:::::::::::::::::ヽ /
| V::::::::::::;;;ヽ::::::::::::::::: | ヾ:::::::::::::::__ V__
| |::. V:::::::::::::::::|＼''￣￣｀ヽ ）::::::::::(ヾ｀ヾ ＼_
＿_ ´￣ヽ、
／´ ....... ｀¨¨￣￣ ､ |.}
／ ...............:................... ＼ﾉﾉ
,.ィ.´...........:.....:....:....:...:...:...:....:....:...一'´＼
／...:.. ..:.......:....:....:...:...:...:...:...:...:....:...:......... `ｰ 、
／....:....:..... . :...:..:,..:-一'....:.....:..............:...:...:...:.. ヽ
／...:....:....:...:...:.....:.:...:...:./:.:..:...:_.::／.../ . .:...:....:..... }
/....:....:....:....:....:....:...:...:..:./_.: ィ´／...:ｨ'../..:.. ...:./...:....:....:. |
/.....:....:....:...:...:...:..:..:..:.:.:/廴._ 乂.:／/ノ....:／..ｲ:..:...}.:...... ﾘ
|:.....:....:...:...:...:...:..:..:.::／ 込:ジ丁}ン__.:ィ'ﾌ:.／ }/../...: : { それより、どうしてやらない夫先生いきなり辞めちゃったの？
}:.:........:...:..........:._;:イ ^'ー ￣ /辷ｰ―/:./ノ:.:.... : | キョン君達なら何か知っているんでしょ？
ハ::.:.: ::.::.:.rく⌒ヽ:{ 弋:zブﾗ{:.:.レ.........:... i
／＼{ヽ:从/ヽ.／ﾍ / `ｰ彡'´.....:....:....:...:ﾘ
/ _〈〈＿彡' ト､ ヽ. ､ ´ ／...:...:..:..:..::.::.::.:.::/
r一x/r―ヽヽ | ＼ ＼ ﾉｰ ／....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:::/
ﾉ∠、｀ﾌ７く/ ﾊ ヽr个 ┬‐‐/ィ.:..:.:.:.:.:.::.::.::.:::.::／
__,x‐≦―‐ﾐ.く / ￣｀ヽ r┴―┴〈 ｜ /―┬---_z彡 ´
{ ＼＼ {..:..:..:..::::::::{r.┴..、 ヽ
| ＼＼ ＿__j:..:..:..:..:..::::::::::::::::::＼ 〉
ヽ ＼`{..:..:..:...､..:..:..:..:/〉:::::::::::.／ /
- 422 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:47:19 ID:49QiQOc.
- / / .| /j ./ ∧ ﾊ.....:.:.:|:.:ヽ.:.:ヽ.:.:.:.:ｽゝ
/ / ,| / |.:.:.:/|.:.:.:.:./ |.:.:| `､.:.:::|､:.:|.:.::.:.:|.:.:.:.:`､
j | .:.:/|.::/ |.:./ |.:.:.:/ |,.:| `､:.:|ヽ:ﾊ.:.:.:.:|:.:.:.:::.:i
ｿ| .|.:::/| |;/ .|/ |.:/ |.:| `;;| ﾘ `､::.:|::::ﾍ:.:|
| ..:|.:|/|.:|"ﾅ'''^-､,,,__ .|ｿ ,ﾘ__,_,,,,､--''''ヽj:..:|::..:ﾊ:.|
|...:.:.|.::::|.:.| ,_________ `'''' y ''"___________ /.:,j.:.:.:| ﾂ
. |..::ri..:::ヽ;,| 弋ﾂﾇｦ` ､ 代ﾔｵｿ j.:.:.:/y.:|
ﾘ |ｨ､.:.:.:|ﾂ `￣ ￣ , ￣ ￣´ |:.::/| ;ｿ
| f.`､::,|. | j.:.:/ｿ
＼ `､|. .i,､ ,i.:.:/´ だから、一身上の都合としか知らないっての。
ヽ-ﾘﾄ. j ,ﾞ ,/.:/ （お前らも黙ってろよ）
`ｯ､ヽ. U ´ //ﾘ
,ﾘ｀､`l､. ,....,_____ /;/
ﾂ,|` ､ `'''''''''''´ ,／ﾘﾂ
r''j ` ､ " ,／|-,
,| i, ` ､___ ,／ .| |､
/::| `､ .j h`::､
／::::::.| `､_ ./ i::::｀､
,,,_ｰ/:::::::::::::| ∧___ /､ |:::::::` ､__
,,,ｰｰ"´:::::/::::::::::::::::| / ヽ ￣'i ノ | ヽ |:::::::::::::`､｀ヽ､,,,
-"''￣::"::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::.| /,,ヽ C | |´ j /`､ |::::::::::::::::＼:::::::｀￣:゛゛```ｰｰ､___
::::|::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::.:|/､;,;;;;;;;;ヽ | j /;;;;ﾂヽ|:::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::＼
|i |! i､| | | l|'!. ,､r‐'´レ
､|､_ |ﾔ| ﾔ ,r' ,!'’!,r',､r'"""|
ｰト､ﾆl_ﾔ ', ,.r'/_,､rえ_,,r-､;r ｌ 俺もキョンも月も、先生のゼミ生だが、詳しいことは聞いていない。
.|,r‐r-ヵメミﾒヽ ,､r',､r弋ノ) ／ ,l 俺たち自身も理由を聞きたいぐらいだ。
.',`ト`'‐"‐ / ｀ﾞー´'"´￣￣ l （分かってる）
ハ . // ,!
', ,' ' ,! !
＼ ,' ヽ. ,! i|
＼ ー―‐- .､ ,rl ,!|,il /
,､ ＼ ｀ ／,r|,r'´,!i /
|i ,!.| ∧,'ヽ. ,､r'´,r',r',!i;;;;;;|
- 423 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:47:32 ID:49QiQOc.
- ＿＿＿_
_,､ｒ'´:::‐､｀ヾ‐､｀丶、
／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
//!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ
〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀ lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/ も、もちろんだよ。僕ら先生とは全然会ってないしね。
!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀ ! j川/
ヾﾄ辷N! U ‐ノ !:l/
Yｌ:ﾄ､ ヾ＝＝r Uﾉ/
iN ＼U ｀ ニ′／}'
?h 丶、 ／
ノ￣´"''‐ 、 ｀¨´?U
＿rく /癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ /‐''"_, -ヘ｜ ｜ カタカタカタカタ・・・・
/「￣´ ヽヽ ＼ ヽ/ ´ _,,厶ﾍ ∧=､､
|八 ＼ ＿_/ ＿,）ヽ＿＿＿/ ヽ ``=､､
‖ ＼ ! Ｖ´￣:::::/ _,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿ ‖
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::i::::i:::::::::::::::ヽ
/::::::::::/:::::::::/::::::::,:::::,ｲ:::::|:::::!:::::i:::ヽ:::::ヽ
/::::::::::/:::::::,.ｲ:::::::,ｨ:::,ｲ::::::/!:::::|::::::!:::::!:::::::ヽ
,'::::::/::::!:::／,ｲ::／ .!/ .|::::/ |:::::ﾊ:::::!::::::!::::::::::i
!::::::l::::::ﾚ',! ー-､ !/ !::/ !::ハ:,ｲ:::::::::::|
!::::_」:::::::::! ..,,＿`ヽ､_,. ,ﾘ ´ _,..,_ !::::::::ﾊj
!/f r.|::::::::! 弋ｴﾉ｀ ｀'ｨﾆ二_ /:::::::::!
k.ﾔ!:::::::! ゞｚｿ,. /::::∧::| おい、お前まさか・・・・・・・・
|∧`Y::ﾘ i //|/ ヾ
!Tヾ u. j //ノ
ﾔ. ヽ. , ‐-､,__ ,.ｲ:/
r＜´|. ＼ 弋,＿_,/ ／ |/
! ｀丶､. ＼ ｰ ／
_/ `'-､. `'ｰ-r<´
, -'" ｀ヽ､ ｀ヽ､ f｀, ＼
, -'´ ヽ ｀ヽ､ >く_Lｒ'´｀ト､
／ ヽ ＼ ／ヽO〉 |｀r､.| ｀丶､
/ ＼ ＼/＼r‐＝<. !｀ ｀ヽ,
/ _ -−‐ ヽ ヾ ! ヽ i
/ ／ ! ｀ﾄｰ〈 ! / |
- 424 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:48:07 ID:49QiQOc.
- ＿_ ,. -― ､
／ r―ﾐYく￣＼ヽｰ､
/ ／⌒ ｰミヽ ヽ. ハ
,ｲノ .:/ ｀} ＼ ヽ.
/ｧ ...:{:.. ..:... ､:ヽ､ ト､ V. i
. / ´７ KV^V|ﾊト {＼l｀ヽ.＼{ | ﾊﾞｶ
/:} l.イ ＞ﾐ､_, ､_ ィ≦´ Ⅵi: { | 嘘付くんじゃないわよ！ この前この月がやらない夫先生の家に
. / :l ハ｀i{ 〈 o` ' o 〉 }:ﾄ{: V 遊びに行ったって話聞いたんだから！ あの先生の授業すんごい面白かった
/ :/! | /}｜ ｀ ¨´ , ｀¨ ´ | {ﾊ:. ヽ のに・・・・・・
. / :/ | :|ヽ.| | r= ニﾆﾊ ﾊ.| }:. ∧
{ ' V ! :|.:|、 { /´￣ヽ| /.:ﾉV:.. ∧
| :| } | ! :i:＼ ﾋ{ ﾉj ,ｲ::/ .{:.:.. ハ
| :.V { .:V:.:ﾐ ` 三‐´イ.:.:/:.:... |:.:... i
ヽ :} ＼ .:∨:.:.:.} ハ:.:{:.:.:._:廴_:.. |
／.ｿ ヽ .:厂´r‐r‐〈 .二 ｀ヽ｜
＿_ ´￣ヽ、
／´ ....... ｀¨¨￣￣ ､ |.}
／ ...............:................... ＼ﾉﾉ
,.ィ.´...........:.....:....:....:...:...:...:....:....:...一'´＼
／...:.. ..:.......:....:....:...:...:...:...:...:...:....:...:......... `ｰ 、
／....:....:..... . :...:..:,..:-一'....:.....:..............:...:...:...:.. ヽ
／...:....:....:...:...:.....:.:...:...:./:.:..:...:_.::／.../ . .:...:....:..... }
/....:....:....:....:....:....:...:...:..:./_.: ィ´／...:ｨ'../..:.. ...:./...:....:....:. | いきなり辞めちゃうなんて酷いよね。せっかくわざわざ違う学科の
/.....:....:....:...:...:...:..:..:..:.:.:/廴._ 乂.:／/ノ....:／..ｲ:..:...}.:...... ﾘ 授業取ったのに。
|:.....:....:...:...:...:...:..:..:.::／ 込:ジ丁}ン__.:ィ'ﾌ:.／ }/../...: : {
}:.:........:...:..........:._;:イ ^'ー ￣ /辷ｰ―/:./ノ:.:.... : |
ハ::.:.: ::.::.:.rく⌒ヽ:{ 弋:zブﾗ{:.:.レ.........:... i
／＼{ヽ:从/ヽ.／ﾍ / `ｰ彡'´.....:....:....:...:ﾘ
/ _〈〈＿彡' ト､ ヽ. ､ ´ ／...:...:..:..:..::.::.::.:.::/
r一x/r―ヽヽ | ＼ ＼ ﾉｰ ／....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:::/
ﾉ∠、｀ﾌ７く/ ﾊ ヽr个 ┬‐‐/ィ.:..:.:.:.:.:.::.::.::.:::.::／
__,x‐≦―‐ﾐ.く / ￣｀ヽ r┴―┴〈 ｜ /―┬---_z彡 ´
{ ＼＼ {..:..:..:..::::::::{r.┴..、 ヽ
| ＼＼ ＿__j:..:..:..:..:..::::::::::::::::::＼ 〉
ヽ ＼`{..:..:..:...､..:..:..:..:/〉:::::::::::.／ /
- 425 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:48:22 ID:49QiQOc.
- /:/:.::/: : : : /..:／:.::.:.::.:...... ::.::.::.::.ヽ ミ 川川川川川川川川川川彡
ﾉｨ:..::/:/:...::./::./::.: イ':..:/:.::.:.::.:...} :.::.::.::l 三 三
l:.／.7.::.::./:イ／ /:イ:.::.::./::.:./::.:....:.::.:l 三 月、お前後で折檻だ 三
|:{/ 7:.::: ｲ′ｰ ､/´ /:.:. ｲ:::.:.:/:./:.:|:.:.:|:| 三 三
j,小.|:.:/ _ ＼_j／ /::／j:/::.:/:.:.:.!:! 彡川川川川川川川川川川 ミ
/小.!/ ｀｀=ミr‐ﾐ'/⌒} /ｲ::./:..|:.::ﾊ!
ノｲｲ/!′ } ﾉ _ ﾑｰﾉ:/:.:/|:/
￣｀ヽー- ､ __ ／了|´ | ／ノ ヽV:ｲ:./ j′
.ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| | l / { ﾉ´
:..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..| l l く｀{ i′ で、何したいわけ？
:..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.| l ハ ｀ｿ＿ }
ｰ..､｀ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l ヽ ＞≦--.､ヽ /
二:..ヽ:{:..:.::.:＞ー::´::| ／ｸ′:..:..:..::.::.＼ヽ ／
::.::.::.:ｰヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV
::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::／:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
.::.::.::.::.::.:ヽ::.::.l::.::／:..:..:..:..::.:..:..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〉
＿_ ,. -― ､
／ r―ﾐYく￣＼ヽｰ､
/ ／⌒ ｰミヽ ヽ. ハ
,ｲノ .:/ ｀} ＼ ヽ.
/ｧ ...:{:.. ..:... ､:ヽ､ ト､ V. i
. / ´７ KV^V|ﾊト {＼l｀ヽ.＼{ | せめて辞めた理由聞いてから、納得したいわ。いくら何でも無茶苦茶過ぎる
/:} l.イ ＞ﾐ､_, ､_ ィ≦´ Ⅵi: { | わよ！
. / :l ハ｀i{ 〈 o` ' o 〉 }:ﾄ{: V
/ :/! | /}｜ ｀ ¨´ , ｀¨ ´ | {ﾊ:. ヽ
. / :/ | :|ヽ.| | r= ニﾆﾊ ﾊ.| }:. ∧
{ ' V ! :|.:|、 { /´￣ヽ| /.:ﾉV:.. ∧
| :| } | ! :i:＼ ﾋ{ ﾉj ,ｲ::/ .{:.:.. ハ
| :.V { .:V:.:ﾐ ` 三‐´イ.:.:/:.:... |:.:... i
ヽ :} ＼ .:∨:.:.:.} ハ:.:{:.:.:._:廴_:.. |
／.ｿ ヽ .:厂´r‐r‐〈 .二 ｀ヽ｜
く / } :/｀フ′ ヽ K´ |∧
ヽ ../ ｲ {. ﾄ ＼ , |{:..ヽ
/
- 426 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:48:36 ID:49QiQOc.
- ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞x
, -‐ '′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:＼
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:| :.;ﾊ.:.:∧ .::.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ﾄ､ .:. |.:.l | ﾘ V .ﾄ､ .:.:.:.:.:.ﾄ､.:.: l
,′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. V.:.Ⅳ |/ V.| ＼.:.:.:.| ＼|
. l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: r‐∨─── ' |/ ､__ ﾚﾍ:|
从.:.:.:.:.:., ┐:.:.:.:.:.:. ｲ .:.| '￣じﾘ㍉ /＿｀,ﾊ/
jｲ.:.:.:.:/ -ﾐ.:.l.:.:.:.:.:.:| .: | `ー‐' j{ じ /.:.|
|.:.:.:〈 (ﾍ.:ﾄ､ :.:.: ﾄ､.:| 〈￣ ﾚﾍl
∨.:.:.＼ ` ﾘ、', .:.:| ﾘ ＼ | 仕方ねえな。シェリル、ランカ、先生の家来るか？
Vﾍ.:.:.:ヽ __ ,ハ :| ノﾉ
Ⅵ.:.:.:. ∧ V '´ ｲ
ﾘ|.:.:.:.:.川＼ /´￣ ｱ /ﾚ
Ⅵ.:.:.:,ｲ ＼ ｀￣二'"/
ｲ＾V ｀:... /
. __r┴- .__ ‐ｧ-- '′
／',､| ￣ ¬‐- ､ ├- ＿
／','､,',､＼ ／L | ?h
. ／｀ヽ、','､,',､',＼ / ?h`ー┐「 ￣￣ ７
／','､,',､',､＼','､,',､,'､＼ / ﾉ （｀) 卜} =ﾆ 厶- .. __
＜´','､,',､','､,',､',ﾊ','､,',､','､,',＼/＼ （ | | /','､|','､,',､,＼
','､,'ヽ、','､,',､','､,',|','､,',､','､,',／＼. ＼ レ′ /','､,'|','､,',､','､,ﾄ､
- 427 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:48:48 ID:49QiQOc.
- ／´
/i.. -- ..
,.. - '' ´!,ヽ ｀''- 、
.,.-'' ´ ｀' ヽ
/ ＼
,' , ' ., '.,
/ .:/ .:/ .::::i
./ .l::/ .: ;／!.:: , :| .::::::|
/ .|/!/::|. ,' .l.:::: :. ';. :l .::::::::!
/ i' ﾞ'ヾ! | |:::i;:. :::. .l:: |:. ! ::::::::::',
,' .:l ＝=z,' ':;:|ヽ;:::: : .|l:: l::. i .:::::::::::i え、いいの？
| .:| ,, , ' -l;z,x! |/ヽ/ :::::::::::::|
', .:::l , ｀ヾ! /: : .:::::::::::::l
.ヽ! :|.:::/ヽ ' '' , /:: .: .::::::::::::::|
ヽ:..::::..::::::::／' .、' r‐-, 、 ,...:'ﾞ｀:::::::..::::::::::::::::;'
＼;::::::r ' , :' r!ヽ.｀_´.. .r '-ヽ:;::l:::::::::::::::::::::::::/
＿.........ﾞ' ﾞ／ | ,.....'´::::::ヽ、>:::::::::::::::／/
.／´ .＼ l .／::::::::::::::::;;:: '' -- '/／ 'ﾞ
/ .././. / ..! ヽ. ヽ `廴ァヽ
′ ..|..!:....:i:.. ..:|:. ヽ i.. i ヽ ハ
i .!.|:. ..:|:.{:.. ....:{:. |. . .. .:i、:|.|. ﾄ､.. .:{:.. ヽ! '.
| ...::....:.{十:.:A:.ト:|:... ..:.l..:..:|,斗ﾄ:.ヒヽ..｢＼:...} .
| ...:.ヽ∧{ V≧{ミヽ:...:.ﾄト:} r_七≦ミⅥ:ﾊﾉ {
/.ヽ l ...:...:l ,ｱ７ぅ:心`ヾ＼{ ′ 7´ﾄｨ::心 》|:.... ハ
{:::.. { /| ..l:小{ ビ:zヅ ゞ==く､｜. ヽ
l::.:: ∨ ...Ⅵ ^'¨^ ´ . |:... ＼ 流石キョン、気が利いているわね。
V:::..∨ ! ...| : |:.... | ヽ
∨::..Ⅵ ヽ.{ 、,. !:.... . 丶.
∧::.. ヽ .. }〉＝i . --- 、 .{:.... l ､ .
/_.ム::.:..:ヽ... ...V..:..:〃 〈 ﾉ ,小:... | ヽ. '.
r― 、 _i´.::..:ヽ}::.:..:..＼ /:..:..,∧ ` -- ´ .ｲ:.:!:ﾊ:.. |:... ﾄ. i
＼:..:.`ー.、 /´::V::.::.Vイ:..:..:..: ヽ.ﾉ:..:.,.∧:.:i 、 ｰ ' ／:.:{:.:|:.:.::.:.. {:.... .＼ヽ
｀ ミ:..:..￣{::.::.::.∨.::.ﾍ::.. .:..:::.:,./:..:..:i { :..:.l ＼ イ {:.:.:.Ⅵ:.:.:丶.. ヽ:..... ヽ 丶､
｀ヾ､_,ヘ::.::.:ヽ::.::.}:..:..:.::/..:..:..:..:{::|.:..｜ ` .__ . ´ ｜{:.:.:..|:...:...:...、 V:.... . ヽ.
〈:.::.:＼::.::〉ノ..:.::.:/..:..:..:..:..:l:.| ..:.| ＿_ _,jﾍ､:.:.{:.:...:.... :.. V:... i } '.
V::..:...`¨....:.::/::′..:..:..:..:.:}:.} :..｢￣￣ ￣:..¨¨ {:rﾍ.ﾄ.､:.ヽ:..:..... :.. :.... }| !｜
ヽ::..:. ..:...::..:..::..:..:..:..:..:..:/∧:..L: ------ :._:..:..:〉}:0)ﾉ.ヽ:..ヽ:...... i:.. ﾄ､ ｜|
{.＼..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..//:..:}:..:} ￣ヽ辷メ､:.丶{:＼:..... } |..ヽ }ﾉ
- 428 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:49:00 ID:49QiQOc.
-
／ ＼
/ ヽ
/ l i
i | | | l
| l | | ＿ jL -ﾘ l
| | |ﾄ＿NVｰブ´ィ〒テiｧ､l ! | （おい良いのか？）
ヽﾄ|rｰ TォTぅト、 ' _ゞｰ' ﾘ l !
｀｀l ﾊ ヽゞ‐/ |l l !
l ﾊ ' || l !
| ヽ ｀ _,. _-,..､ U /l | _,j|
l | ＼ V ﾉ ,ｲ lィ´
!| 丶､￣ ／// ／ !
|ﾄ >ー r´／ｲ／ l
lﾊ l ／ ヽ!l ｰｧ ∠, ｰ､,.. ＿＿＿＿
ヽヽ､ﾄl´ l !l /1／ ／ _ -‐ ｀丶、
_ -ﾊ!l ／ _ ／ }
- 429 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:49:39 ID:49QiQOc.
- . / .／ﾌ 7 , -‐ x l i i i ',
/ ,/ / / ／ ／ i i ｊ |
ﾚ/ / ／ 〆ｰ‐‐く. / / i |
r/ ′ ′ '´ .ィ´厂l/! / } / | }| ﾊｧｰ…
!′ ｒ__ ､ｊ/｀￣厂ヽ! /j! ｊ /}!
. ! / .} ` ー‐''/〃 ハ ﾉ
ｊ / ﾉ / /イ （仕方ないだろ、そこのバカが余計な事ばらしやがった
ｒ‐‐'―- ､ ／! ___ / / んだから。それにここでごねると、面倒な事になるぞ）
厂￣￣｀ヽ ﾞ> l＼ ゞ二) ／ｊイヽ.
,′ Ｘ. l ヽ. ___ . イ / .| ＼
. / n / ! /ｰ ､ ｒ‐‐／ ｜ ∨＼
/ n / l /、c | |ｰ l｀ヽ. ｜ .∨ ＼
_,. -―――----- ､_
,. - '´ ｀' - 、
. ／ ｀' ､
,.' ヽ
. / '.,
,' ',
,' | l i,',
,' |.l |.l .|', .!, ,!イ ｀
| |.| !| |',',. |.',', ,.!ゝl,ﾞ ',
! ヾ､＿_.N',＿＿＿_,!',l',＿ .| .!'l, '",r1'!. ',
! .! ,. -―==＝-- ｀' / ｲ;j,ﾚ', ', （この際しょうがないか。マスターには適当に上手く誤魔化して貰おう）
! '､. -‐''i"'テlー,` / '´、 ! .l .!
!| | ', ', ´`ゞ-‐"'´ ／ ｀7! !,.l
!| .l | ', '､.'､ ／ ﾞ,' .|',.!
l|, l | !. ', !､', ／ ＿,. -‐, / !',|
. '|, !,!, .', .l､ ',ヾ,. U `ｰ‐'"´.,' .l | .| '!
ヾ'!ヽ .,__ ', ','､!-',!､_ "´ l" ‐'`' ､ l
｀ ‐!`ﾄ､ !'';ﾄ`;'!- ｀ﾆ‐- ､_ , ' ヾ
!. ヽ| ｀,ﾆ‐,-,ｰl /｀"
,. - 'ｰ- ､ _ゝ､,ゝ!.,'.,'
- 430 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:50:07 ID:49QiQOc.
- / ／. ..:/ ../′..;イ:./八:.....廴＿ :/:.... .ヽ... i |V:.:} V !
/ / .....:...:|:...:,ｲ....:/ Ⅵ:ﾄ､:.`ー― ´ハ:.... ...:l:.. i. {.{:.:| ｜ |
/ /..ハ..:ヽ{...:| |:i :|＿_从トヽ:..}、:|:.....|:...}:.}!:.... ﾄv'.. .: | V | |
′ |/{...:ﾄ､i.:.l､:|弋N―‐｀ミx､}:/ ヽ{＞{=zく}:. ..ﾉ }:.......:. i. l :| |
｜ ヽ{:.ト { ヽ.＿＿ ｀ヽ /´ ￣__｀メx.く ノ:..:／:.....:. V∨ ..:| |
| ...Ⅳ zァ７テミ､ /´ ｀７彡／:..../.ﾘ l ..:! !
| / ...:.l ´ . . : : .... __,zzミ、、￣フ´:...:,.ｲ:/ ｜...:ﾘ i 楽しみだわ。私先生の家行ったことないのよね。
| ./′ / ..:i′ ..: .:.:.: : : .. . ... . . ￣^ﾍﾐx、´ﾌ}￣ ﾉ′ .|...:/ |
}/ | ./ :,:! ′ . . : : : . . . .｀ //:.:.... ∨:. ｜
／ ′/ .:/:l : : : : :.:. : . .' |:.:.... {:... ｜
／ .l ./ .:/.:ﾊ ＿＿｀ ´ !/|:.:... V:... !
,. 彡 ....:i/ :. :|∧ ｀ﾏ¨¨ ｀ミ. ､ /!:.|:.:.... . V: . {
,. ´ .....:..:/ ′:!!:.∧ ＼ ノ´ ,.ｲ:.:iハ:.:... ..: ∨:.ト .
／ ......:..:., ' ./ .|!/:/:i ､ ヽ..二´ ｲ:.:{:.:.i:.:∧:....: V:.. ヽ＼
.: .......:..,:.／ / V/:. | ＼ ／ ∧:.|:.: /:.,.:.....: ∨.. ＼
...:......:...:,..／ ../ ∨:.:j 丶. .. ´ ト､:.!, ':./}.....: V:... ヽ、
..:.....:..,.:'/ ....:/: `く l l ￣ ハ／:..://:...: ﾉ: .}:..:..... i＼
＼.....:,:'..:′ ......:/:.. ヽ ヽ . .′ /:.....:/7:....／:.. ../:..:........ |:.
）:/..:.:{: .......:.:i:... ハ . / ′....:|/／:......: ......:...:／:..:............ ′
. /..:i..:..八 ......:.....:|:.... |:.:.} } / {:.....:／:..:.........: .......:....:..:／ー‐- .:....... /:..
- 431 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:50:17 ID:49QiQOc.
-
/⌒`
＿__{{__
／⌒:.´ .......:..｀....｀＞‐..、
／:.....:............:...:..:..:....:.............ヽ
ノ' ..: ﾉ :. :.. . ヽ
／.....:..:..... /:.........................:..:.{...:.....:....{.
／......:.....:....:/....:/..................:..:......ヽ:....:....:.ヽ
/ .....:......:/...:..i..:.:/:...:/...:}..:..i{.::..:. ..:..i:...:.....:... l
i..:/...:...:./..:...:.:|.:/|i :/,|::/.:.:/ |i::..:..: .:|:..:......ヽ i
|ｲ...:..:.:/.:.::..:.:A{-|匕 }/.:.:ﾒ､_||::.:..:...ﾘ::..:....... |:|
|l|...:.__:{. .:. .:.:ﾄ廴__,ｨんイ、 ｀}オ/}/::.::.:.:. l}.|:| 私もだよ。月君が言うには、結構広くて綺麗なお家みたいだけど・・・・・
,ノ弋i⌒i＼ ::.:l| ｀￣´ ` ==く' /::./::.::.::..ﾘ:iﾉ
{ ___ ,r┴-ヽ从 ､ , -┴く_ノ⌒ｰく、
廴 ,ハ_rz.､ 乂＼ lｧｰ┐／ ｧ,ｫ }-‐,_イﾉ
く }ｎ:..:.::::::} } i:`ヽ._／ /{/ }ｲ /:.:}´}
`7〈:..:..:._廴. | |:::_}/ _.ノ / , ﾌ/ノ
{入彡-―‐ﾐi 乂/ /´ ／ ル厶{┐
`弋| ﾘ / / ん､_ノ¨7彡'/
i |,/ .′ |′ / 厂
l. ／ .′ | ,ん′
| / / { / ＿＿＿
i / i ∧_,ノ´ {
ヽ. /{ }ノ ｀¨¨ﾌ /
- 432 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:50:32 ID:49QiQOc.
- ノ う
rt ｢l [ﾄ, ） ぐ 〜／
i i l i Y ﾉ （
l' i i l `l ／⌒
i' ,' '" rl^ﾚｩ .| ./__
i/ "7'/∠コ/::::::::`.ヽ
フ"､,,＿⌒`ヾ;::::::ヽ
〈´::::::::::::::￣..＼l::::::::::l
／:::;;;::::::::..ヾ::...::;;;ﾞ:::ﾉ"::|
／＝-;;;;;;;:::::::::::::::::::::..:::::...l ゴメンよ二人とも・・・・・・・
{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..:::::.. l
／r-=＝ｰ､::::.... .::::::::::::;;.::::: l
r^ﾖ":::ミ:::`ﾆｭ＼..:::::::::"..／:::: ..:
./ﾉ~::ﾂ:ﾘ:`⌒ヽ |:::: .::::::::i:::::::::. ..:
.l !彡:::ﾉﾙ:: 代＿い..:::: |ヾ､__;;
.>ヾl:.::i ! ::. : l`ｰ"1...::::l
ヾ:::＼:..::il､ : り::::::::l:::::::l
ヾ::::ヾ､ ,;ﾍ ﾉ|::::::::::l:::::/
ヾ::::::`:::::i/ .l:::::::::....:ノ
＼､:::::ﾉ ヾ:::::::::/
続く。
- 433 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:50:50 ID:49QiQOc.
-
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i 霊夢と
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
_..,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7
"-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ 魔理沙の
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり解説コーナー！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 434 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 18:51:11 ID:39bD0Zdk
- この月は駄目な月だｗｗｗｗｗｗｗｗ
- 435 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:51:19 ID:49QiQOc.
-
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| 今日はブリックス内務省について説明するね。内務省というのは主に、
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | 国内の地方行政や、治安維持を統括する役所なんだけど、ブリックスの
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .| 場合は、国内の治安維持を統括している組織なんだよ。
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
ブリックス内務省
│━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
大臣官房━生活安全局━刑事局━交通局━通信情報局 国家保安局━情報調査室
┏━━━━┻━━━━┓
外事本部 内事本部
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 で、上の図が、内務省の簡単な組織図ね。一応参考にしているのは、
,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 日本の警察庁なんだけど、要するに警察組織の親玉が、内務省と解釈して
-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ くれると分かりやすいよ。
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
- 436 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:51:35 ID:49QiQOc.
-
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | で、この図を見てくれると分かるけど、国家保安局がまるで、
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| 他の内局とは別の形になっているよね。これにはちゃんと理由が
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | あるんだよ。
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 これは公然の秘密なんだけど、内務省国家保安局っていうのは内局
-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ じゃなくて外局なんだよね。つまり、内務省とは独立しているの。もっとも
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ 実際は局という名の通り、内局を装っているけど、実際は独立状態にある
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ んだよ。
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
- 437 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:52:20 ID:49QiQOc.
-
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ
,'＝=─- -─=＝', i 元々、内務省国家保安局というのは国内における諜報機関なわけ。要するにアメリカの
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | FBIや日本の公安警察、イギリスのMI5とかと同じ役割を担っているんだけど、こういう組織
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .| っていうのは通常の警察機関とは別種なんだよ。
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 普通の警察組織っていうのは、犯罪が起こってから対処するわけだけど、公安警察とかは
-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ 犯罪を未然に防ぐ事が仕事なわけ。だけど、当然それは、監視やらなんやらの非合法な手段を
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ 取らざるを得ないんだよ。だからこそ、本来は公安部門っていうのは独立してなきゃいけないの。
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ でなきゃ単なる秘密警察になっちゃうからね。
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
- 438 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:53:05 ID:49QiQOc.
-
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | ちなみに、内務省国家保安局っていうのはこの物語の百年前までは内局だったんだけど、
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .| 警察国家、監視国家になることを嫌ったキール三世の意向で、外局として、国内の※防諜機関
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | としての組織に改編されちゃったんだよね。
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 それまで、国家保安局はまさしく秘密警察だったんだけど、キール三世って国王はかなり
-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ リベラルな人だったし、国民の人気が絶大だったから、この手の組織の必要性を認めなかった
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ んだよ。だから、割とブリックスって国は言論の自由ってモノが、他の国に比べて緩いの。
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
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※防諜、すなわちカウンターインテリジェンス。他国のスパイ活動を防止する事。
- 439 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:53:25 ID:49QiQOc.
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,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ
,'＝=─- -─=＝', i それでも、不敬罪はあるし、現代日本に比べれば「自由」とは言えないけどね。
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | さて、国家保安局についてもう少し深く解説するよ。国家保安局には外事本部
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .| と内事本部の二つのセクションがあるの。
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_
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_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 外事本部は防諜、内事本部は国内の情報収集という名の監視を担当しているんだ。
-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ だけど、キール三世やジョセフ二世のおかげで、内事本部は大幅に人員が削減され、
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ その分外事本部が強化されちゃったんだよね。
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
- 440 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:53:54 ID:49QiQOc.
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'r ´ ヽ、ﾝ
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | だけど、今は内事本部もかなり強化されたよ。ギレン・ザビが大臣になるときに、
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .| 真っ先に手を付けたのが、内事本部の強化だったんだ。二人の名君のおかげで
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | 冷や飯食いだった組織を一変して強化することで、恩を売ったわけ。
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
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_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 で、その手助けをしたのが、現、内務次官兼国家保安局長のアレハンドロ・コーナー
.,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ なんだよね。ちなみに不文律だけど、内務次官と国家保安局長の兼任は認められて
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ いないんだよ。要するにこれは、治安維持の表と裏の両方を掌握していることに
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ なるからね。
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
- 441 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/02(火) 18:54:09 ID:49QiQOc.
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'r ´ ヽ、ﾝ
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | 今回はちょっと難しいけど勘弁してね。分からなかったらウィキったりググッたり
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .| してね。それでは次回も
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり見ていってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
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|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
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::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
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- 442 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 18:58:49 ID:LjQD6SLA
- 乙。
戦前の内務省はある意味、最強の省庁でしたからねえ。
大久保、山県、東条と色々やってましたし。
それにしても、無能な働き者のピンク髪と頭の良い悪党のヒトラーの尻尾のどっちが良いのか。
早いところシンジに覚醒してもらいたいものです。
見ていてストレスたまりますからw
- 443 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 19:01:23 ID:39bD0Zdk
- 乙です
- 444 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 19:33:08 ID:DEUFR.B6
- 乙！
なんかとんでもない飲み会にｗ
- 445 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 19:47:52 ID:iQuFZNOU
- 乙でした
ってことは、マクロスＦのパイロット組は原作より年齢上で大学出てるくらいなのか
で、ランカ、シェリルは大学生と
ギレンは血の粛清確定っぽいのがなんとも
それにしても、やらない夫め。料理までできるとはなんという完璧超人
- 446 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 20:21:53 ID:OFBHLs8M
- 乙。
早速、ルイズとデキンが接触したけど、ギレンの暗躍で嫌な予感しかしないな。
飲み会の主賓が料理てw
- 447 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 21:27:58 ID:DEUFR.B6
- ギレンの考えは支持しちゃうんだけど、シンジとか考えるとなあ
君臨せずとも統治せずになったら、象徴として生きれるならいいと思うけど。
- 448 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 21:39:40 ID:VrUb.6vQ
- 乙
中国の兵法書「六韜（りくとう）」 より
交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が有能ならば何一つ与えず返せ。
交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が無能ならば大いに与え、歓待せよ。
そうすれば、隣国では無能な者が重用され、有能な者が失脚する。 そしてやがては滅ぶ
有名な話だけど、うつけ姫の所ではめちゃくちゃ有効なんだろうなｗ
- 449 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 21:59:20 ID:LTd5EA32
- 乙
無能な貴族をなんとかする一点ではギレン閣下と麻呂達は似てるんだけど
看板だけ立派な無能は排除って考えを王家にも適用してるのが麻呂達と違う点だな
キールとジョセフの名君ぶりは認めてるけど無条件に王家を信仰してない感じがする
貴族の腐敗ぶりに怒ってる麻呂達はその点どう考えてるんだろうか
ギレン閣下の方が一環してる気がするｗ
- 450 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 22:23:50 ID:FrOLjhQs
- というか、ギレン閣下の思惑は、
「王家（アスカ）をスポイルして、ふさわしからざる君主を諌めて禅譲を受ける」
ことじゃなかった？
- 451 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 22:29:54 ID:iQuFZNOU
- 悪王でＯＫって言ってるなら、狙ってるのは禅譲じゃなくて放伐だろ
- 452 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 22:33:22 ID:izbozURw
- 乙でーす
これからの波瀾を思わせる陰謀渦巻く宮中と
嵐の前の静けさ的な平和を楽しむ市井の対比が面白い
- 453 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 22:40:43 ID:DEUFR.B6
- ギレンの考えは、フランス革命な感じ
王を廃（ﾇｯｺﾛ）して市民オンリ
そっちのがジェダイやエレメンタラーにも即しているとｵﾓけどね
- 454 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 22:52:58 ID:IRCyMkP6
- 乙
ギレン閣下は禅譲して、他国は認めてくれるって公算はあるのかな？
他の王国が、諸侯を弱体化する改革以上に反発する事だと思うんだけど…
最低でも序列が、序列外とかになりかねないように見える
- 455 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 23:17:27 ID:Gc.XNKzM
- 少しずつ先が見えてきたがもう少し回を重ねないと・・・
少しずつもいいが大きなイベントの時は書き貯めして一気に読ませて欲しいかも
- 456 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 23:57:01 ID:QYmRYO9k
- ギレン閣下は後藤のおじさんを懐柔はしないのかいな？
- 457 ：名無しのやる夫だお：2010/02/03(水) 03:59:29 ID:npd.jRHw
- >>456
ドズル閣下を立てて軍の統率は閣下にやらせるというのがプラン。
ドズル閣下は軍（後藤さん含む）の受けが良いからね。
- 458 ：名無しのやる夫だお：2010/02/03(水) 16:48:31 ID:LAmEw.xw
- ギレンはオーベルシュタインの臭がするな。あっちとちがって、自分から動けるだけの立場を持ってるが。
- 459 ：名無しのやる夫だお：2010/02/03(水) 19:22:14 ID:bd7hQky6
- ドズルとキシリアが仲が良いうえに、キシリアがそれなり良識的ってのは珍しい
にしても、ギレンが遷都問題でマクベス交渉するってことは、ギレンって実質宰相代理に近いんだな
- 460 ：名無しのやる夫だお：2010/02/03(水) 19:58:21 ID:npd.jRHw
- >>458-459
というか、ギレンは内務省と大企業を握ってるから権力基盤はかなり強い。
残るは軍と官僚。
麻呂とドズル閣下がどう動くかと異能者の動きかなあ。
- 461 ：名無しのやる夫だお：2010/02/03(水) 20:20:00 ID:bd7hQky6
- >>459
いや、権力基盤の問題じゃなくて、遷都に関しての商談交渉なら普通蔵相か外相の仕事なのに、ギレンがやってることについて言ったんだ＜宰相代理
それとギレンは内相兼国防省だから、軍そのものは掌握してるぞ
- 462 ：名無しのやる夫だお：2010/02/03(水) 20:29:10 ID:npd.jRHw
- >>461
だが、軍に関しては実働部隊を押さえていない。
遷都に関しては、形式的には特命全権かもしれん。
まあ、企業家とのやりとり見る限り実質的な宰相であることには同意するが。
- 463 ：名無しのやる夫だお：2010/02/03(水) 20:30:41 ID:nKAtZpw6
- 内務と経済で辣腕ふるってるギレンが排除とかされたらブリックス潰れるんじゃね？ｗ
黒くはあっても国益を支えてる優秀な人物だし
後藤もドズルとは違う意味だろうけど一目置いてるっぽいし、シンジ勢力が清濁併せ呑めるかどうかって感じかな
- 464 ：名無しのやる夫だお：2010/02/03(水) 20:48:07 ID:1sCyODpU
- >>459
これでガルマが生きていたらもっと面白かったのに（ｗ
まぁ、ザビ家の人間多すぎるとキャラを動かしにくくなるだろうけど。
- 465 ：名無しのやる夫だお：2010/02/04(木) 02:53:32 ID:OMuk0AfA
- そういやフレデリカも南雲さんも中の人同じだったっけｗ
ギレンも麻呂も愛国者なのは間違いないわな
方向性が違うだけで、「現状をどうにかしなければならない」と言う思いは一緒。ただ見据えているのが全く別方向なのが彼らにとっての不幸か
ドラノビは売国奴と言われていますが、君主と娘は亡国の徒としての道をわき目もふらずに驀進しているし。報われないなぁ（涙
皇国の魔王様もちょこっと出ましたが、そのうち白い冥王様とかも出るんじゃ無かろうか。と思いつつｗｗｗ
- 466 ：名無しのやる夫だお：2010/02/04(木) 09:50:35 ID:ftTP5i7M
- ここのギレンは愛国者ってより、
単に自分の才覚で国を動かしたいだけな気がするな。
自分の采配で国が発展していくのを見たがってるというか、
シムシティの市長気質と言うか、大戦略のプレイヤーと言うか、
そんな感じじゃないかね。
- 467 ：名無しのやる夫だお：2010/02/04(木) 10:15:41 ID:EYMtSxic
- ギレンを愛国者として評価しながらルイズはそう評価しないのな
これが嫌われているキャラと好かれているキャラの違いか
- 468 ：名無しのやる夫だお：2010/02/04(木) 10:35:28 ID:yuIh4WxM
- >>467
単に能力の違いさ。
頭の良い悪党は無能な働き者に勝る。
- 469 ：名無しのやる夫だお：2010/02/04(木) 19:23:00 ID:vQcOC3Cw
- >>467
無能な働き者は有害でしかないんだから当然って気がするぞ
それこそ狂信的テロリストを評価する人がいないのと同じようなもんだし
- 470 ：名無しのやる夫だお：2010/02/04(木) 19:32:51 ID:8i96v6ZA
- 前にも言われてるがルイズやサイトや姫さまは主人公補正や善玉補正がないとあんなもんだぞ
ルイズファンの俺から見ても幸運に見放された主人公なんてこんなもんだぞｗ
- 471 ：名無しのやる夫だお：2010/02/04(木) 19:52:41 ID:WktKYqb.
- >>471
主人公補正もそうだけどサイトの方は原作の日本出身のアドバンテージが消えたのも原因だと思う。
あの国を客観視する事が心情的にも難しいんだろうな。
- 472 ：名無しのやる夫だお：2010/02/04(木) 20:30:01 ID:IEnaxVmQ
- 無能な善人が良かれと思って為したことは、全てを巻き込んで破滅する
有能な悪人が己の利に従って為したことは、彼に味方するものにも幸いする
ギレンは善人ではなくても、国民在っての国家だと理解しているし、パイを分けてくれる
ルイズは無能であり、国民を蔑ろにしパイを分かち合う発想すらない無自覚の悪
結論
無能な上に『愛国者』な自分に酔っているだけの小物が、「バァルの化身」と張り合える
わけがない
- 473 ：名無しのやる夫だお：2010/02/04(木) 20:46:56 ID:vQcOC3Cw
- サイトのほうは平民出身ってことで、ブリックスを見て少しは見込みがありそうだけど、ルイズや女王を説得できそうかっていうと無理っぽいしな
- 474 ：名無しのやる夫だお：2010/02/05(金) 02:16:01 ID:qjyk0TIc
- 説得できるようならばあんな惨状にはならないわけで。
- 475 ：名無しのやる夫だお：2010/02/05(金) 20:39:55 ID:Q1ajqCRc
- やる夫にＬとシェリルの着メロ大人気だなｗ
- 476 ：名無しのやる夫だお：2010/02/05(金) 21:16:57 ID:Q1ajqCRc
- ところで、王留美子爵夫人ってのは銀英伝みたいに、女子爵って意味なのか、文字通り子爵の妻って意味なのか、どっちなんですか？
それと次回投下はいつごろで？
- 477 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/06(土) 14:24:21 ID:MZJqf0TE
- >>476さん
作者です。子爵夫人は、銀英伝方式という形でお願いします。後、投下は明日の午後六時当たりを想定してます。
- 478 ：名無しのやる夫だお：2010/02/06(土) 16:33:20 ID:V1gzGYbc
- 了解
- 479 ：名無しのやる夫だお：2010/02/06(土) 20:03:40 ID:wNpy9Bfg
- 返答ありがとうございます
でも、あの表記やめた方が良いと思うんですよね、この世界だと普通に爵位もちの奥さんって出てきそうだから
男女の区別なく、ただ爵位つけた方がわかりやすいし
- 480 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 02:08:10 ID:.XzDe6bQ
- ヨッシャイ！！
- 481 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 15:01:52 ID:YU1Yas92
- 順調なら今日の18：00か
- 482 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:01:03 ID:2MJEtA/Q
- 第七話 王者の血脈中編その二
コルベール家。
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＿＿＿＿＿＿＿／／::::::::::: | 藝 |::::::::::＼＼＿＿＿＿＿＿
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- 483 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:01:29 ID:2MJEtA/Q
- フラグ崩壊から立ち直り中↓
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） しっかし、やる夫の野郎どういうつもりだ？ いきなり「お前のメシが食いたいお」
| （__人__）. とか抜かしやがって。作る身にもなれって話だ。
| ｀ ⌒´ﾉ
ヽ }
ヽ ノ ||
__,/! |｀ヽ工{ヽ＿＿_. ||
{:::::｀ヽ| ￣ V::::::/.一'||） (⌒ヽ o
Y⌒Ｖ| ＿ l|‐ｒ'´￣ .|| ｒ‐( ）
＼ } ﾘ ||⌒ ⌒ヽ
乙ノ| | ┌｢￣￣￣￣￣￣|┐
| |. ｀| |´
| | | |
|＿＿＿＿_| | |
| ,′| ,′ ､_＿＿＿＿＿_/
| ′.│./ / r‐――┐ ｀ヽ
し′. ...し / ｣ |＿＿__ｊ
／￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
| （ ●） （●）| まあ、久々にこれだけの量を作るのは結構面白いもんだがな。
| （__人__） | 昔は結構ざらだったからな。懐かしいだろJK。
| ｀ ⌒´ |
| }
ヽ }
ヽ ノ
／ ＼
| |
| | | |
（ ￣ヽ /￣)
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＼ ＼￣￣￣＼ | | ＼ ＼ ＼
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 484 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:01:45 ID:2MJEtA/Q
-
,ィ
／ ,／/ _､-
, '/ ／‐'::::,､ﾝ'／
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_iV::::::::::::::::_::_::_::::::::::::::::::::::::::::::::::=-
r::'::::::::::::｀ヽ三ニー-::::ニ:::::::::-=ﾆ´
／::／三:::＼＼ヽ:::::::::ミ､::::::::::::::_:::＝≧ー
/:::::/:::::ンヘ＼＼ ヽ:::::::::::｀ヽ:::::::::::::ﾆ三三ｪ-
//i:/:／/:::,'i::::ヽ＼＼',､::::ヽ:::::::::::::::::::::＜'´ おじゃましますよ。
!' /::;:':::/:::,'::i i:::ヽ:::::::ヽ:ミﾐ:::::ヽ､:::::::::::k-ﾆヽ､
/::i::::l:i:::i､::',. ',::::::ヽ::::::::ヽ::::::::::::`::::::::::ミヽ､
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/::/i:ｉ::l::i::i f:::j､:;::::',ヾ:::,rt:::j､＼:::::::::::::::::i､＼
_,rｰｧ'/'´ i:ﾊ:l::lﾘ`＝‐ヾ'､::､ﾞヾ､ﾆノヽ::::::::::::::ヾヽ､.
,r''" i.ﾘ/ﾘ::',ﾞ ﾞヽ .,!::;:::::iヾ::',ヽ､ ｀`ｰ-
/ ', -､ i//::l:ｌﾞ､ ､ .. ..:':l::i!ヾl:::ｌ lヽｉ ', ｀ヽ
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. iヽ ＼i .i!ヽ ` ､`'-､､､､､- ',ン'' /〃
i ヽ.＼ ! ｀ ｰ-ー '´ , ' //
. i ヽ､ヾ , ' ／ '
',、 ﾞﾞ'i＼ヽ , ir' ヽ=
iヽ i! ヽ ヽ , '／i! /
／￣￣＼
ノ ＼_ ＼
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(_人__) |／| あれ？ Lか。やる夫達はどうしたんだ？
（｀⌒´ ／ /
{ ／ /
{ ／ /
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／ / ヨ／ ＼/＼
（ ヽノ／ ＼
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- 485 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:02:00 ID:2MJEtA/Q
- . /,/;:;:;:;/;:;:;/;:;:;:;l;:、;:;ヽ;:;:;:;:ヽ;:;:;:ヽ;:;:;＼;:;:;:;:;:;l;:;:;:;:;:!｀'＼
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| ヽ/ |､ヽヽ { `＝‐' ヽ|｀ｰ ゝ`ｰ＝' l ! |;:;:;l !ヽ＼- ゝ 所用でちょっと遅れるらしいです。それにしても、大丈夫なんですか？
| |;:;l ヽ＼ ヽ / | i;:;:;:!.|:;::|:;:! やる夫君の話じゃ結構な量になるようですけど。
|;:;l |＼ヽ_,ゝ i / ,! :;:! !;:;:l;/
| ∧ |;:;:ヽ' 、 ｀ ´ U /|/ l;:;:;ﾍ;:;:i
|/ ヽ ∧ヽ,＼ ‐‐---‐‐ ｲ/;:;:;:|;:;:/ ヽ!.
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|' l ヽ、 ／ l'／ ヽ/
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|X ,. X x ＼ ♪
| ／ ノ ＼ ＼ｉ ヽ
| X | （●）（●） | X } ））
| | （__人__） | x /
| x | ｀ ⌒´ | /
＼. | }x./ ﾉﾉ
／. ヽ }＜ ♪ 幸い、食材は豊富（ホロ達のおみやげ）だし、昔はこれくらい当たり前だったからな。
＿ ＞‐//ヽ ノ ｣ それにあの白饅頭は、バカみたいに食いやがるから大変だった。お袋は喜んで
/ ｉ | | ｉ / .| | ￣ ＼ くれたがね。
ｒ┤ | | | ｀￣￣´ l | ヽ
｣ ｌ |. | | | | /
. / l | ⊥L ＿＿＿＿_|_| ／ ｉ
/ ＿_ .| / Q＿__ Q | ｉ __|
/ ／ ＞‐ ´￣ ＼┐ ｌ ｌ ／￣ ＼
. / / ／ ､＼ _) |ﾊ{ ＿ /
ヽ .| { ‐､ ＼ ＼ ) | 〉´ ┐ヽ_/
. | ヽ-ｧ‐ ´ ｀ ｰ`´o ｡ ,ﾉ-<／／ /
`ー‐ ´〈 (_) 。 / / ´／ ｉ /
} Ｏ ゝ'二´ |'
{ ＿＿＿＿ _ __／／ヽ二´ /
. ＿ ｒ＜二＿＿＿＿＿／／＿＞)ー'
| }`┬――-----------―┬'- _）
￣｀Ｙ T ´ |
￣￣￣￣ | |￣￣￣￣￣
､_ _｣ ヽ
｀￣￣￣￣￣￣￣´ - '
- 486 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:02:14 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ まあ、仕込みはこんなもんだろJK。後はあいつらが来たら順次
.ｌ^l^lｎ } ちょこちょこ作っておけばいいか。それよりはまず、軽く一杯いこう。
.ヽ L } 親戚の土産があるから飲んでくれ。
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
L 結構高そうなウィルキーですね。
やら こういうのは、みんなで分け合うもんさ。ささ、ぐっといけぐっと。
＿＿__
i:.:.:.:.:.:.:.:.:i
l.:_.:.:_.:.:_.:.l
|:.:.:.:.:.:.:.:.|
|:.:.:.:.:.:.:.:.|
ﾉニニニ弋
,.ｨ:'/´suntorywhiteヽ‐､
／::::::｀ ￣￣￣￣￣￣´::::::＼
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
f:::::::::::::,､-‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐-､::::::::::::i
|::::::::::/ ヽ:::::::::|
. |:::::::::| The |::::::: |
. |:::::::::| SUNTORY .OLD |:::::::::|
. |::::::::|. WHISKY |::::::: |
|:::::: |. |::::::::|
|::::::::i. sperior 43ﾟ quality i::::::::|
|::::::::'､ , '::::::::|
. i:::::::::::｀:':‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐::'´::::::::::i
V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
＼:_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_:／
￣￣￣￣￣￣￣￣
- 487 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:02:27 ID:2MJEtA/Q
- ,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ なるほど、これは一級品ですね。それにしても、もう大丈夫なんですか？
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l 結構でかいフラグをへし折ったらしいですが・・・・
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒)
. | u （__人__) ま、まあな。それに完全に駄目になったわけじゃないだろ。
| |r┬|}
| | | |}
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
- 488 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:02:42 ID:2MJEtA/Q
- _________
／ 'r r.r.r.i
/ | | | | |
/ u .ﾉ.ﾉ.ﾉﾉﾉ
ﾊ_ノ ヽ､__ / /ﾉ
/ (●）（● ) .( l ヽー―ー-､ にしても、ツンデレにもほどがあるだろ、あのメイド。
/ .（__人___） ﾑ ｲ r ヽ そうならそうと口に出せばいいだろ。これだからツンデレ
./ / ヽ`⌒´ | .l / ､ l は度し難いんだ！
/ / 八_ ､__ ／l | ,' l l
. / ,' ヽ| | ﾉ ﾊ l
/ .l ∧ | ﾚ' ノ l
/ l ノ ヽ | | ﾉ }
∧ / ,〆 ﾍ l , ' l
ヽ､＿,ﾉ'´ ﾍ .l / ﾉ
', | / ,'
ﾄ､ ノ ﾉ
,ハ :::: :::: :::::::::::.::::::::::::::::ヽ::::::::､::::::::::::ヽ ::::::..ヽ::::::`､ :. ::::::ヽ :::::.:.::｀ヽ、
|／| ::: :::リ､:::rＮヽ＼::::ヽ､::::ヽ､::::::丶＼ ::.＼:::::ヽ .:. :::::｀ヽ‐- ､_:::＼
/ ﾊ ::.:.::! V / ＼ヽ::i ヽ:::| ｀ヽ::､::｀ヽ丶､:::丶､::､ :::::...､::::＼ ｀`ヽゝ
{ ヽ.: ::l / ヾ ヽ:i i| ヽ::::ヽ＼｀`'' ‐---::::ヽ:::＼rヽ、
';:: :! 〈 __ ヽ | ',::::::: :＼:.::､｀ヽ:＼::::::ト ､::丶、
|:: ﾊ ` }:::::::. ::::ヽ::ヽ::.:＼:ヽ､ヽ ｀` ｰ-
|/l:ハ ､ ＿＿ U ﾊ:::::.::| :i:.:ヽ.:i::: :､:ヽ} ｀` いや、正直ならツンデレとは言わないでしょうJK。
ノ ﾉ' l心 `ー‐一` ,. '|:::::::| :| :.::.N :;､!`､ヽ 一体どんな風にフラグ崩壊したんです。
|ハ , '´ i!::::::| ::| :.ハ | ＼ヽ!
ﾘ ヽ ,. '´ ,/!/ |: :::､ ! i|
__ __,.ノ/ ヽ __,,. '´ ノ l,ｲ:: ﾊ:{ |
,..､,.ィ"r''"´ .::: r / / |､:! ヽ、
,,.. -‐''"´ { ヽ r i ヽ＼ ／ : ヾ丶､
l | ヽ ＼ ｌ ＼! / ヽ ｀ヽｰ-､_
| | ヽ ＼ ヽ i ﾉ / ヽ､
､ | | ､ ＼ ノ ／ / r ｀`丶､
- 489 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:02:59 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿
.,／,-､ ＼
／ ﾉ:/ ﾉfヽ.. ＼
| /:/ /...| | |
l ﾚ ./..ノ .,''´} i 殿下とクッキングバトルしたのを、殿下の前で咎めたら不機嫌になったでござる。
l ' ´ .〃 / |
ヽ. . 〈 .ﾉ
＼.,_ ._ﾉ /
/ / ヽ
./ / |
i .／ . |
／ｌ :::://ﾉl.:::::ヽ::::ヘ::::::ヽヽ:.＼ヽ:::..ヾ ＼:::..ー ＿:::::::- /
,ｿ'/.ｌ ::::/,:::::i.:::::ヽ:＼:::ヽ:::::ﾍ.',:::::::＼ヽ::＼,ヽ、::::::::::::ー /
／ / ,::ｌ.i,:::ｌ:::::::ﾍ.:::ヽ＼::.ヽ,＼::::ｌｌ:::ヽ..::::..ヽ::ヽ,' i.＼::::::::ヽ/
'゛ ｌ /::::.',',ｌ::ｌｌ::::::::ｌ＼＼ヽ:::::::::ヽ::.|.:::::､:::::ヽ:::::::ｌ::ｌ::..ヽ:::::::､ｌ
/::::,::::ﾊｿ;i!:::::::i'|__ヾ､ヽヾ､:::::＼|､_;;_y,::::,､:::::ｌ::|ヽ::::::::::::|
/ンｌ::::::::ｌﾍ' ;::|.'Y'ｌ::::ヽ､＼::::.ﾐヾ＼,ﾊ::::::::）ヽ:::::|:::.i::::::::::| 最悪の行動ですね。そういう時は適当にはぐらかして後で
/／ |::i::::::ｌ:::::＼! l!, 'ｰ'゜゛ ヽ:::ﾇ゛ 'ヽ ゛''" ﾉ; ｌｌ:::::::.ｌ:::＜ こっそりと注意すればいいんですよ。
／ ｌ:ｌ:::::ｌﾊ::::::::ヽ ゛ー ' ゛ ｰ ` '' ~ .ｌ'i::::::::::::::::|
_ .ｰ'/￣ｌ ｌｌ:::ｌ ｌ', '::::入＼ / |ｌ::::::::::::::|
/, N ﾊ::l'ｌ ゛ｌ',::::ｌヽ､ , ｌ:!,!::::.l ヽｌ
/ ｌ ｌ ',ｌ ', ､ ',::ｌヽ ヽ ｰ U ｌｿ |:ｌﾍ |lｌ
. | ヽ ', ヽ. 'iｌ', `､. ヽ ._＿＿__,.ノ ／/ ｌi ｌ
',. | iｌ ＼ ／ ./ ! ::入
､ 'i ｌ ｌ:::ヽ ／'' l| ／／ヽ
＼ ヽ | _,, --､ ｌ 'i::ヽ,ヽ､ _ , ''' ,r'~￣゛' ｰ <_／ｌ ヽ_＿＿＿＿
_ヽ -ｰ'"~、 ヽ, ＼ ｌヽヾ, .ｌ ￣ ／ ／~￣ ~ '' ｰ- ...,,__
￣ ＼ i、 ゛' ､ ＼ﾙ............ ／ ／ ￣ ー
ヽ ヽ ヽ ゛￣ "
- 490 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:03:15 ID:2MJEtA/Q
- 経験者は語る↓
,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ 私の時もそうでしたね。私の妻も結構短気なんです。
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l そういうタイプは、優しくフォローしてやるんですよ。
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） |
. | （__人_）
| ｀ ⌒ﾉ 流石、妻帯者は違うだろJK。
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
- 491 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:03:29 ID:2MJEtA/Q
- /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::ヽ ゞ、 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::／
i::::::::::::::::::::::::::::::li__‐-､ﾍ::::ヽ::::iヽ::::::::::レﾍ´,､_ヽ:::::::::::::::::::::::/
｛::::::::::::::::::::::::::::::,ﾊ (;;;;｀ｭヽ::iヽ::::!ヽ::::i|´バ｛;;;;;;,ヽ ::::::::::::::/
i::::::::::::::::::::::::::::i ヽ､ ｀‐-ｲ ＼ヽ:! ＼:i ll ! ヽ=-人::::::::::i
i:::::::::::::::::::::::::ヽ ゛'''''" ヽ l! ヽ ､_,,,,,,,ノ i::::::::l まあ、後でおみやげでも持っていくんですね。そういうので
i::::::::::::::::::::::::::＼ i i ゛''''" l:::::::l 少しずつ修復することが大事ですよ。所で、今日は結構面白い
>::::::::::::::::::iヽ ＼ , i:::li:::l 話を持ってきました。
／ ヽ:::::::::::ヽ ｛ i::/i＜
／ l:::::::::::::ヽ ＼ ,-‐ ﾘ i::::::ヽ
/ lヽ::::iヽ::ヽ ヽ ' ! /丿::i
| l ヽ::i ヽヽ < ､ //ノl::::ヽ
| ヽ l ヽi ヽ｀､ ｱ｀"‐,-､,__ /:: l:/l::∧､
| ヽ ﾘ V Y⌒￣｀丶 ／:: l:l l::l::ヽi｀,>‐､___,,,-‐´
| ヽ l i ／ |-‐ ／:: ﾘ l:l ﾚ ／
! ＼ ヽ l i ,／~ /:. ,／::: ｿ ／ ／, ´／
｀‐-､_ゝ-‐´￣￣￣ ノ::::ゝ、, -‐´::: ／ ／ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__）
. | ﾉ 面白い話？
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
- 492 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:03:49 ID:2MJEtA/Q
- ニ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-=ニン':::::::,'::'::::::::::::::::::::::i
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_､/:::::::::::::.:::::i:::::::::i
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::_ｪZ_,ﾘﾞi::::::::::/i::::::i:::::::ｉ! . ‐､
"::::::::::::::::::::::::::/tﾆ::::::::´::,ﾆ-‐'i し'j /::ﾝ:::ィｊl:::::::!:!i::i i´ ,: .ﾝ"j､､
:::::::::::::／:::::ン::ヽ!:::,::::::;:,'. ヽ= '／´／Lｿ,':::::::り:ｉ ﾉ i/ / ,}､ 私は国安局（国家保安局）の情報調査室に勤めているんですが、最近
""ヽ‐-､:/_/ﾝ'7／i::::// i ,'::::::,' 'ｿ /┐,' ,i{､ ,r' ,_'ヽ どうも外事の連中があわただしく動いているんですよね。それにつられて、
､、 ヾ､ ヾ. !´ .l:::// ,. _,:' /:ﾊ::i ,rｰY'7-､yゝ'ｨ'ヽ ヽ ヽ. 内事部の連中も動いてます。
ヽ ﾞ:､ ﾞ,; l::iヽ. ,:' ,: ／:/ ﾘ `ｰ//ゝ:' `ヽ､､ｨ:ヽヽ=' i
ヽ. '､ i',. !:l `::.､ ‐'"｀ﾞ¨´ヘ､|! // ｀i ﾞ' i
ヽ ヽ.i ﾞ ﾘ :::::ヽ､ , '´F＝＝＝＝ﾞ＝ｦ i .i
`, . ヽ!ヽ ..::'''''':,',' ｀`'' ",r‐;fテ''j~￣￣￣ ,' i i
ﾞ, i i ヾｪ､_,ン ,' ; _,:r'´ '´-, / .i .i
i i ,' ヽ､___,ン .ir'~´ ﾆ;―― ' .i i
／￣￣＼
. .／ _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） ∫ マジか？ もしかして、公爵に関連しているとか？
| ｀⌒´ﾉ
. ヽ } |￣|
ヽ ノ |＿|）
＿＿__／ ｲー┘ |
| | / / _＿＿/
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
- 493 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:04:04 ID:2MJEtA/Q
- ,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ 公爵は公爵でも、ラ・ヴァリエール公爵、そのご息女ですね。
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l 彼女がお付きの衛士と共に、このカーディフに留学に来て
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l. いるんですよ。
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） そいつは初耳だな。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ （なるほど、あの二人の情報通りだ）
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
- 494 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:04:16 ID:2MJEtA/Q
- ／ｌ :::://ﾉl.:::::ヽ::::ヘ::::::ヽヽ:.＼ヽ:::..ヾ ＼:::..ー ＿:::::::- /
,ｿ'/.ｌ ::::/,:::::i.:::::ヽ:＼:::ヽ:::::ﾍ.',:::::::＼ヽ::＼,ヽ、::::::::::::ー /
／ / ,::ｌ.i,:::ｌ:::::::ﾍ.:::ヽ＼::.ヽ,＼::::ｌｌ:::ヽ..::::..ヽ::ヽ,' i.＼::::::::ヽ/
'゛ ｌ /::::.',',ｌ::ｌｌ::::::::ｌ＼＼ヽ:::::::::ヽ::.|.:::::､:::::ヽ:::::::ｌ::ｌ::..ヽ:::::::､ｌ
/::::,::::ﾊｿ;i!:::::::i'|__ヾ､ヽヾ､:::::＼|､_;;_y,::::,､:::::ｌ::|ヽ::::::::::::|
/ンｌ::::::::ｌﾍ' ;::|.'Y'ｌ::::ヽ､＼::::.ﾐヾ＼,ﾊ::::::::）ヽ:::::|:::.i::::::::::| で、何故か彼女とその衛士が監視されているという
/／ |::i::::::ｌ:::::＼! l!, 'ｰ'゜゛ ヽ:::ﾇ゛ 'ヽ ゛''" ﾉ; ｌｌ:::::::.ｌ:::＜ 状況にあります。
／ ｌ:ｌ:::::ｌﾊ::::::::ヽ ゛ー ' ゛ ｰ ` '' ~ .ｌ'i::::::::::::::::|
_ .ｰ'/￣ｌ ｌｌ:::ｌ ｌ', '::::入＼ / |ｌ::::::::::::::|
/, N ﾊ::l'ｌ ゛ｌ',::::ｌヽ､ , ｌ:!,!::::.l ヽｌ
/ ｌ ｌ ',ｌ ', ､ ',::ｌヽ ヽ ｰ ｌｿ |:ｌﾍ |lｌ
. | ヽ ', ヽ. 'iｌ', `､. ヽ ._＿＿__,.ノ ／/ ｌi ｌ
',. | iｌ ＼ ／ ./ ! ::入
､ 'i ｌ ｌ:::ヽ ／'' l| ／／ヽ
＼ ヽ | _,, --､ ｌ 'i::ヽ,ヽ､ _ , ''' ,r'~￣゛' ｰ <_／ｌ ヽ_＿＿＿＿
_ヽ -ｰ'"~、 ヽ, ＼ ｌヽヾ, .ｌ ￣ ／ ／~￣ ~ '' ｰ- ...,,__
￣ ＼ i、 ゛' ､ ＼ﾙ............ ／ ／ ￣ ー
ヽ ヽ ヽ ゛￣ "
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .| よりによって、国安局の監視か。
! （__人__） |
, っ ｀⌒´ |
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
- 495 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:04:38 ID:2MJEtA/Q
- ,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l で、やらない夫君はこれをどう思います？
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ そんなもん、理由は一つしかないだろJK。
.ｌ^l^lｎ } とんでもない「爆弾」を、その二人は持ってきた
. ヽ L } ってことだ。
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
- 496 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:05:06 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） それに、国安局が動いているということは、かなりヤバイ「爆弾」なんだろうよ。
| ｀ ⌒´ﾉ おそらく、ブリックスとの同盟か何かを、結びに来たんだろうな。
.ｌ^l^lｎ }
.ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
／ｌ :::://ﾉl.:::::ヽ::::ヘ::::::ヽヽ:.＼ヽ:::..ヾ ＼:::..ー ＿:::::::- /
,ｿ'/.ｌ ::::/,:::::i.:::::ヽ:＼:::ヽ:::::ﾍ.',:::::::＼ヽ::＼,ヽ、::::::::::::ー /
／ / ,::ｌ.i,:::ｌ:::::::ﾍ.:::ヽ＼::.ヽ,＼::::ｌｌ:::ヽ..::::..ヽ::ヽ,' i.＼::::::::ヽ/
'゛ ｌ /::::.',',ｌ::ｌｌ::::::::ｌ＼＼ヽ:::::::::ヽ::.|.:::::､:::::ヽ:::::::ｌ::ｌ::..ヽ:::::::､ｌ
/::::,::::ﾊｿ;i!:::::::i'|__ヾ､ヽヾ､:::::＼|､_;;_y,::::,､:::::ｌ::|ヽ::::::::::::|
/ンｌ::::::::ｌﾍ' ;::|.'Y'ｌ::::ヽ､＼::::.ﾐヾ＼,ﾊ::::::::）ヽ:::::|:::.i::::::::::| 鋭い読みですね。根拠を聞かせてもらえますか？
/／ |::i::::::ｌ:::::＼! l!, 'ｰ'゜゛ ヽ:::ﾇ゛ 'ヽ ゛''" ﾉ; ｌｌ:::::::.ｌ:::＜
／ ｌ:ｌ:::::ｌﾊ::::::::ヽ ゛ー ' ゛ ｰ ` '' ~ .ｌ'i::::::::::::::::|
_ .ｰ'/￣ｌ ｌｌ:::ｌ ｌ', '::::入＼ / |ｌ::::::::::::::|
/, N ﾊ::l'ｌ ゛ｌ',::::ｌヽ､ , ｌ:!,!::::.l ヽｌ
/ ｌ ｌ ',ｌ ', ､ ',::ｌヽ ヽ ｰ ｌｿ |:ｌﾍ |lｌ
. | ヽ ', ヽ. 'iｌ', `､. ヽ ._＿＿__,.ノ ／/ ｌi ｌ
',. | iｌ ＼ ／ ./ ! ::入
､ 'i ｌ ｌ:::ヽ ／'' l| ／／ヽ
＼ ヽ | _,, --､ ｌ 'i::ヽ,ヽ､ _ , ''' ,r'~￣゛' ｰ <_／ｌ ヽ_＿＿＿＿
_ヽ -ｰ'"~、 ヽ, ＼ ｌヽヾ, .ｌ ￣ ／ ／~￣ ~ '' ｰ- ...,,__
￣ ＼ i、 ゛' ､ ＼ﾙ............ ／ ／ ￣ ー
ヽ ヽ ヽ ゛￣ "
- 497 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:05:23 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●） ）
. | （__ﾉ､_） ラ・ヴァリエール公爵のご息女、おそらく留学というからには三女のルイズ嬢なんだろうが、
| ｀ ⌒ﾉ 彼女はアンリエッタ女王付きの女官という話を聞いている。それがこの国来たとなれば、
. | } 相応の任務を帯びていることは、想像にして難くない。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） となれば、目的は同盟以外にないだろ。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
- 498 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:05:37 ID:2MJEtA/Q
- ／ｌ :::://ﾉl.:::::ヽ::::ヘ::::::ヽヽ:.＼ヽ:::..ヾ ＼:::..ー ＿:::::::- /
,ｿ'/.ｌ ::::/,:::::i.:::::ヽ:＼:::ヽ:::::ﾍ.',:::::::＼ヽ::＼,ヽ、::::::::::::ー /
／ / ,::ｌ.i,:::ｌ:::::::ﾍ.:::ヽ＼::.ヽ,＼::::ｌｌ:::ヽ..::::..ヽ::ヽ,' i.＼::::::::ヽ/
'゛ ｌ /::::.',',ｌ::ｌｌ::::::::ｌ＼＼ヽ:::::::::ヽ::.|.:::::､:::::ヽ:::::::ｌ::ｌ::..ヽ:::::::､ｌ
/::::,::::ﾊｿ;i!:::::::i'|__ヾ､ヽヾ､:::::＼|､_;;_y,::::,､:::::ｌ::|ヽ::::::::::::|
/ンｌ::::::::ｌﾍ' ;::|.'Y'ｌ::::ヽ､＼::::.ﾐヾ＼,ﾊ::::::::）ヽ:::::|:::.i::::::::::| 流石ですね。やる夫君が自慢するだけの事はありますよ。
/／ |::i::::::ｌ:::::＼! l!, 'ｰ'゜゛ ヽ:::ﾇ゛ 'ヽ ゛''" ﾉ; ｌｌ:::::::.ｌ:::＜ しかし、本気でそんなものが成立すると思いますか？
／ ｌ:ｌ:::::ｌﾊ::::::::ヽ ゛ー ' ゛ ｰ ` '' ~ .ｌ'i::::::::::::::::|
_ .ｰ'/￣ｌ ｌｌ:::ｌ ｌ', '::::入＼ / |ｌ::::::::::::::|
/, N ﾊ::l'ｌ ゛ｌ',::::ｌヽ､ , ｌ:!,!::::.l ヽｌ
/ ｌ ｌ ',ｌ ', ､ ',::ｌヽ ヽ ｰ ｌｿ |:ｌﾍ |lｌ
. | ヽ ', ヽ. 'iｌ', `､. ヽ ._＿＿__,.ノ ／/ ｌi ｌ
',. | iｌ ＼ ／ ./ ! ::入
､ 'i ｌ ｌ:::ヽ ／'' l| ／／ヽ
＼ ヽ | _,, --､ ｌ 'i::ヽ,ヽ､ _ , ''' ,r'~￣゛' ｰ <_／ｌ ヽ_＿＿＿＿
_ヽ -ｰ'"~、 ヽ, ＼ ｌヽヾ, .ｌ ￣ ／ ／~￣ ~ '' ｰ- ...,,__
￣ ＼ i、 ゛' ､ ＼ﾙ............ ／ ／ ￣ ー
ヽ ヽ ヽ ゛￣ "
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） | そいつは無理だろ。何しろ、あのギレン大臣閣下は親マクベス派だしな。
. | （__人__） .| いくら、デキン宰相がマクベス嫌いとはいえ、そう簡単にいくとは思えん。
| ｀ ⌒´ ﾉ が、おそらくギレン大臣はこれを「受諾」するだろうよ。
. r─一'´￣`＜ヽ }
. `ー‐ｧ , ) , -'~⌒ヽ、
ノ {. ,ﾍ ,l. ゝ、_ .'ヽ).
. ／, ､ _ /. | . ', . .. .ヽ、
（／ / // / / ...| ...|＼..＼＼ ＼_)
/ // / / . . ＼_＼_)､_）
ｰ' {_/ノ ."´
- 499 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:06:07 ID:2MJEtA/Q
- ,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ つまり、形だけは受け取るということですか？
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） でなかったら、その話の内容を掴んだ上で、公表するのがベストだ。
. | ﾉ 十中八九、そうなのは分かり切っているし、嘘だったとしても、困らない。
| ∩ ノ ⊃ 何しろ、トリステインの滅亡は既に「決定」しているからだ。
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
- 500 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:06:48 ID:2MJEtA/Q
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 今更、トリステインなんぞに気を使う必要性はゼロなんだ。それに、
. | （__人__） マクベスと無理して戦う必要性もない。アムリッツァから二十年も
| ｀ ⌒´ﾉ 経っているし、関係は修復されているからな。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
,ハ :::: :::: :::::::::::.::::::::::::::::ヽ::::::::､::::::::::::ヽ ::::::..ヽ::::::`､ :. ::::::ヽ :::::.:.::｀ヽ、
|／| ::: :::リ､:::rＮヽ＼::::ヽ､::::ヽ､::::::丶＼ ::.＼:::::ヽ .:. :::::｀ヽ‐- ､_:::＼
/ ﾊ ::.:.::! V / ＼ヽ::i ヽ:::| ｀ヽ::､::｀ヽ丶､:::丶､::､ :::::...､::::＼ ｀`ヽゝ
{ ヽ.: ::l / ヾ ヽ:i i| ヽ::::ヽ＼｀`'' ‐---::::ヽ:::＼rヽ、
';:: :! 〈 __ ヽ | ',::::::: :＼:.::､｀ヽ:＼::::::ト ､::丶、
|:: ﾊ ` }:::::::. ::::ヽ::ヽ::.:＼:ヽ､ヽ ｀` ｰ- なるほど。貴重なご意見、ありがとうございます。
|/l:ハ ､ ＿＿ ﾊ:::::.::| :i:.:ヽ.:i::: :､:ヽ} ｀`
ノ ﾉ' l心 `ー‐一` ,. '|:::::::| :| :.::.N :;､!`､ヽ
|ハ , '´ i!::::::| ::| :.ハ | ＼ヽ!
ﾘ ヽ ,. '´ ,/!/ |: :::､ ! i|
__ __,.ノ/ ヽ __,,. '´ ノ l,ｲ:: ﾊ:{ |
,..､,.ィ"r''"´ .::: r / / |､:! ヽ、
,,.. -‐''"´ { ヽ r i ヽ＼ ／ : ヾ丶､
l | ヽ ＼ ｌ ＼! / ヽ ｀ヽｰ-､_
| | ヽ ＼ ヽ i ﾉ / ヽ､
､ | | ､ ＼ ノ ／ / r ｀`丶､
- 501 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:07:02 ID:2MJEtA/Q
- .／￣￣＼
/ ヽ､_ .＼
. （ （● ） . |
. （人__） | にしても、それを監視するだけで公表しないってことは、ギレン大臣も
r‐-､ . | マクベスとは将来に渡って開戦を考えているんだろうな。
（三）） . |
> ﾉ /
/ / ヽ、 . /
/ / ⌒ヾ .〈
（＿__ゝ､ ＼／. ）
. |＼ ,.1
. | ＼_／...|
,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ でしょうね。でなければ、そんな面倒なことをせずに、さっさと
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ 公表しているはずです。流石は「バアルの化身」ですよ。
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l ところで・・・・・・・
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
- 502 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:07:18 ID:2MJEtA/Q
- ／ ,-:::::::::::::::::::::::::::::l
/i ／:::／::::::::::::::::::::::::i
!:i i::::/::::::::::::::::::::::::::::::|
>::ヾ::::::＼::::::::丶::::::::i
／i:::::::::::::::!,::::＼:::::::::::::!, やらない夫君は私を警戒していないんですか？
／/::!,:::::::::!::::::!:::::::＼::::::::::!, 私こう見えても国安局の人間なんですけど？
/::::':::::!:＼:::::ヽ::::::::::::::丶:::::::::!、
/:::::!:::::::::::!'!＼::::::::i＼:::::::＼::::::＼
..,i::::::::!::::::::/=､!:::!!:::::::i, ,ｧ＼::::＼:::::::ヽ､,,__＿ ＿＿＿,,､=''"
..!::::!::::!::::::/r:iヾ!:i＼:::i,!（:::）ヽ::::::::＼＼:::::::::∨::::::::::::::::::::::::＼
..i::::!:::ii:!::::il ''',,ﾉ ヽ ＼i'==‐'''´ ＼ヽ::::＼::::::::::ヽ::::::::::::::::::::ｰ=
!ii::::!::::ヾ!ﾞﾞ,´ ﾞ !:!:::::i::::::ヾ:::::::＼::::::::::::::::::::::
ﾞ!!::i!::::::::! ヽ ‐ !ii:::::i::::::::::::::::::::::',:::::::::::::＼‐
!i ヾ::::i, i!|:::::!:::::::::::::::::::::::＼::::::::::::＼
i! ﾞ!:::i､ F二ﾆ=-‐ ! !:!::!:::::ヾ::::::::::::::::::ヽｰ-､,,,,
ﾞ! ﾞ!:iﾞ!、 !:i/ﾞ＼::::::i-、::::::::::＼
!i ﾞi､ イﾞ!iﾞ ＼i、｀゛'ｰ､:_::＼
ﾞ! ﾞ!､ ,,､イ !i ヽ ) ）｀
!i'ｰ---‐ヾ::::::::::: ! // |
ﾞ!,､-‐'ﾌ´/ヽ:::: / // !
,-'"´ ／ / i"＼ / //
ﾉ ( i 、 ヽ / ／ /
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） だったら家に上げないだろJK。それに、アンタがその気なら、俺もやる夫もムウも、
. | （__人__） 檻の中だぞ。泳がせる意味も見いだせんし、アンタが体制側に従順な人間なら
| ｀ ⌒´ﾉ こんな話は絶対にしない。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
- 503 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:07:34 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､ それに、俺は親友の人物眼って奴を、結構信用しているからな。
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .| ドウコウノシヲウタガウヒツヨウセイハナイダロ
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
, ､_ ヽ､ __
/ / ､,,,＿＿,,=｀"''''':='::｀ヽ, ――-､ ,'､i) ,､,_
" ｀''ｰ=,:::::::::::::::::::::::::::::::） -―――-- ,'),! i, i < )、
,-==:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ ＿＿ / ﾉ、V´ ﾉ |
,=´::::::::::::::::::::::ノ:::/!:::7!::'!i ,-‐‐=ﾆ､＿_｀゛"'ー--､＿___,/ ）/ / ノ
-=ﾆﾆ::::::::::::::::::::::::::::iﾘァ!i' ｌi),:i!,i'´、 、 / / く/ /
,'::::::::::::i::::i::i:!｀''" ｀, !i| ＼ ＼ ｙ | ヽ i なるほどね。流石はやる夫君が、信頼しているだけの人物です。
＿＿ ｒ'"i:,:、!::,,!_ﾘ:i! --‐ /i!l ! ＼ -‐､ ,､----ヽ 丶、_ﾉ 改めて敬服しましたよ。
..ｒヽ ￣｀''‐/ー-､ ｀''‐--､ｰ‐7､ヽ, i ＼´ ＼＼ｰ､ノ
ｌヽ l ＼ ｀ｰ ｀ ! ＼ ヽ フ´￣｀):::＼、 ＿_ヽ｀Y′
ｌヽ ,' ＼ 、＼＼ヽ ｀ ヽ´:::::::::.｀'ヽ、'´
ﾞΛ ヽ ノi / ヽ ', ヽ ＼::::::. ＼
ﾞΛ | >, !/::.. ', 丶 ＼ ＼:::... 丶
ﾞΛ く !::.ノ:::::::.... / ,､-‐''"゛´￣ﾉ ＼:::.. ヽ
ﾞΛ ｜ l｀'＼:::::::_,､､-‐''´::,=‐'ヽ ￣´ ｀､‐､ ', 、ヽ
ﾞ∧! 、 |_,,,,-‐''´,,::::::::::::::/ ＼ ＼ ﾞヽ i | |
',ヽ ￣｀ヽ-‐''´＼::::::::::::', !＼ 、＼ ! 丿 /
ﾞ､l,､ ＼ ',:::::::::::', 、 丶丶＼,＿＿＿＿＿＿∠、
ﾞl i＼ ＼ ',:::::::::::', ｀_,=-‐': : : : : : : : : : : : : : : : : |
ﾞl i, ＼, ,､-､ ',::::::::::::',‐'':´: : : : : : : : :＿＿＿＿＿＿,!
ﾞl i, ｀''＼ ＼､_::::::::',: : : : :,,,,-=''''"´:::::::::::::::::::::::::,／´
l i, _,,,-‐''｀ '',//´￣｀ﾆﾆ-'''´:::::::::::::::::::::::::::::::::::／
ﾞｌﾞi/´: : : : : : ://i ﾞ!:::::::::::::::::::::::::::::::::::=-'''´
ﾞl i,: : : :,,-‐'''§ヽ、、､＼::::::::::::::::::,,=-''´
ヽヽ／:::::::::::§:::::｀''｀''｀''｀::::::::::::::ヽ
- 504 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:07:49 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 何、俺もやる夫同様お人好しなだけさ。
,| }
／ ヽ }
く く ヽ ノ
＼ `' く
ヽ、 |
| |
_,..-−-､,..-‐.､_
,..‐:':.:.:.:.:.:.:.:,:.':.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:ー...､
／:.:.:.:.:.:.:./:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.､:.ヽ
／:.:.:.:.:.:.,:.:./:.:.:l:.:,ｉ:.:.: ｉ: ',:.:.:',:.:.:.:.:.:.',:.:.:ヽ
. /:;:':.:.,:': :/: :.l:.:./l:.ハ:.:.:ﾄ､:',:.:.:',:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.ヽ
/ｲ:.:.:/:.: :ｉ:.:./l:/ !' ヾ:! ヾ!ヽ:.!ヽ:.:.: ::',:.:.:.:.:',
/'/:.:.:.':.:.:.:ﾊ/. !'_＿,,..-' ヾ ゝ､__ﾞ:! ヽ:.: :l:.:.:.:.:.l
l:.:.:.:.ｉ:.:.:.:ｉ'´￣ ￣｀ｉ: :l:.:.:.:.:.l
l:.:.:.:.:ヽ: :l ＿_ ＿ l:.:.!: :ｉ:.:.:l おじゃまします先生。
l:.ﾊ:',:.:.ヽ! -――- -――- }ｲ:.:.:l:.:ﾊ!
!' Ⅵ: :',｀ ｉ ｉ:.:.:ﾊ,' !
{ ﾐ,:.:', .:| ,':.:/ .}
､ヽ,:.', :! ,':./ , ′
＼ゝ', U ,':/メ
ヾ:.､ ー ―― ｲｲ/
ヾ:ｉ ､ ￣ ｲ:/ .'
:l ヽ ／ l:'
,-┤ ｀ー−' ├-､
/ ゝ､ 才 ヽ
_,-'´ｉ ｀ヽ ,-‐' ｉヽ､_
_,..-'´ .l /｀ｰヽ / -‐ﾍ l ｀ー､_
_,...-‐'"´ l ハ Ｏ | | 〃 ハ l ｀ー-､_
- 505 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:08:04 ID:2MJEtA/Q
- ／ ｀' ､
,.' ヽ
. / '､
. ,' ',
l .,' ,' l , l l
! l ! |', ', | |
! .l ! l, .! l l ,', |ﾘ
', |', l|/| l.!,' .|.!| __,,.. -| !'‐l´
. ', .'ｰ.!!'_二ﾆ‐;;_-- ､_/ l'/´ﾘ|,;:'‐;;T７/! !
l .|ヽ､.lr'';:;,,,:!` ／ ´!ﾞ--'-./.! .,' おじゃまします。
l | ￣￣´ ／ .:: l! ,' .| !
', | ／ ::::: l! / ! .|
! ! ´ , ' .| .l, !
＼ ',｀i､ ヾ二7 ／ ヽ | /',|
`' ､ |!i``- ,`' ､ , ' | ',l/ '
｀ .| ｀` ‐｀ﾆ,-｀ー-‐' !
_,. -.'､ ヾ.､ ｀l | | くl ,!`ー- ､,,__
,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ どなたです？
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
- 506 ： ／￣￣＼：2010/02/07(日) 18:08:24 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､ 俺のゼミ生だったキョンとイザークだ。
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
／ｌ :::://ﾉl.:::::ヽ::::ヘ::::::ヽヽ:.＼ヽ:::..ヾ ＼:::..ー ＿:::::::- /
,ｿ'/.ｌ ::::/,:::::i.:::::ヽ:＼:::ヽ:::::ﾍ.',:::::::＼ヽ::＼,ヽ、::::::::::::ー /
／ / ,::ｌ.i,:::ｌ:::::::ﾍ.:::ヽ＼::.ヽ,＼::::ｌｌ:::ヽ..::::..ヽ::ヽ,' i.＼::::::::ヽ/
'゛ ｌ /::::.',',ｌ::ｌｌ::::::::ｌ＼＼ヽ:::::::::ヽ::.|.:::::､:::::ヽ:::::::ｌ::ｌ::..ヽ:::::::､ｌ
/::::,::::ﾊｿ;i!:::::::i'|__ヾ､ヽヾ､:::::＼|､_;;_y,::::,､:::::ｌ::|ヽ::::::::::::| なるほど。私はエル・ローライトと申します。
/ンｌ::::::::ｌﾍ' ;::|.'Y'ｌ::::ヽ､＼::::.ﾐヾ＼,ﾊ::::::::）ヽ:::::|:::.i::::::::::| 初めまして。
/／ |::i::::::ｌ:::::＼! l!, 'ｰ'゜゛ ヽ:::ﾇ゛ 'ヽ ゛''" ﾉ; ｌｌ:::::::.ｌ:::＜
／ ｌ:ｌ:::::ｌﾊ::::::::ヽ ゛ー ' ゛ ｰ ` '' ~ .ｌ'i::::::::::::::::|
_ .ｰ'/￣ｌ ｌｌ:::ｌ ｌ', '::::入＼ / |ｌ::::::::::::::|
/, N ﾊ::l'ｌ ゛ｌ',::::ｌヽ､ , ｌ:!,!::::.l ヽｌ
/ ｌ ｌ ',ｌ ', ､ ',::ｌヽ ヽ ｰ ｌｿ |:ｌﾍ |lｌ
. | ヽ ', ヽ. 'iｌ', `､. ヽ ._＿＿__,.ノ ／/ ｌi ｌ
',. | iｌ ＼ ／ ./ ! ::入
､ 'i ｌ ｌ:::ヽ ／'' l| ／／ヽ
＼ ヽ | _,, --､ ｌ 'i::ヽ,ヽ､ _ , ''' ,r'~￣゛' ｰ <_／ｌ ヽ_＿＿＿＿
_ヽ -ｰ'"~、 ヽ, ＼ ｌヽヾ, .ｌ ￣ ／ ／~￣ ~ '' ｰ- ...,,__
￣ ＼ i、 ゛' ､ ＼ﾙ............ ／ ／ ￣ ー
ヽ ヽ ヽ ゛￣ "
- 507 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:08:57 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 所で、お前らどうした？ 何かあったのか。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞x
, -‐ '′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:＼
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:| :.;ﾊ.:.:∧ .::.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ﾄ､ .:. |.:.l | ﾘ V .ﾄ､ .:.:.:.:.:.ﾄ､.:.: l
,′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. V.:.Ⅳ |/ V.| ＼.:.:.:.| ＼|
. l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: r‐∨─── ' |/ ､__ ﾚﾍ:|
从.:.:.:.:.:., ┐:.:.:.:.:.:. ｲ .:.| '￣じﾘ㍉ /＿｀,ﾊ/
jｲ.:.:.:.:/ -ﾐ.:.l.:.:.:.:.:.:| .: | `ー‐' j{ じ /.:.|
|.:.:.:〈 (ﾍ.:ﾄ､ :.:.: ﾄ､.:| 〈￣ ﾚﾍl 実は・・・・・・・
∨.:.:.＼ ` ﾘ、', .:.:| ﾘ ＼ |
Vﾍ.:.:.:ヽ __ ,ハ :| ノﾉ
Ⅵ.:.:.:. ∧ V '´ ｲ
ﾘ|.:.:.:.:.川＼ /´￣ ｱ /ﾚ
Ⅵ.:.:.:,ｲ ＼ ｀￣二'"/
ｲ＾V ｀:... /
. __r┴- .__ ‐ｧ-- '′
／',､| ￣ ¬‐- ､ ├- ＿
／','､,',､＼ ／L | 礀
. ／｀ヽ、','､,',､',＼ / 礀`ー┐「 ￣￣ ７
／','､,',､',､＼','､,',､,'､＼ / ﾉ （｀) 卜} =ﾆ 厶- .. __
＜´','､,',､','､,',､',ﾊ','､,',､','､,',＼/＼ （ | | /','､|','､,',､,＼
','､,'ヽ、','､,',､','､,',|','､,',､','､,',／＼. ＼ レ′ /','､,'|','､,',､','､,ﾄ､
- 508 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:09:17 ID:2MJEtA/Q
- __ -─ v──‐-､
（ ､_ _.イ´ ｀ー- ､._
＼ ￣￣ へ、 ＼
｀＞ｰ── ／ ＼ ＼ ∧ ／＞
／ ＞ ／ ハ、 ヽ K ∧ ＿_,.＿ /／
､＿＿_＿ノ ／ / / / ヽ | ｜ﾍ ﾍ _. イ「: : : : :|:ｰ-. ､
｀ ー‐ ｧ‐ / /l / / / | ｜ハ ＼ _.イ￣: : : :ｲ: : : : : : : : : :ヽ.
/ / / j ／|/|// ハlノ|/人 |/ l ヽ_.ノ: : : : : : : / {: : : .ﾄ､ : : : : : :＼
/ ﾄ､.__」斗-一Ｋ/ ー十-＜xノ | / ﾉ ／.: : :/ /ﾍ: : . . . |: ＼: : : : : : ﾍ シェリ&ラン お久しぶりです！
｀ー--､.＿|ノｌ _,ｨfエぅｭ、 _ィユぅx_ ! ｜ / :/. :/. :/ /∧::＼ . . l:: :: :＼ : : : : :｀ｰ- ､
／ l /{’辷-:ﾘ 辷:zﾊヽ| 丿 /: : : :/ :. : : :| /.| ヘ､::＞:ｧ ﾍ:: : : : :＼: : : : : . ＼
＜..__＿__..イ! ´ ￣ ￣ ｀ / / /. : : :/.:: :: :: :.|」斗十‐ |: :./|: :./＼: :＼: ＼: : : : : . ＼
/メ⌒il l _/ ｲ _／ /: : : :/: : :: : : : !_.x≠ミ､.|: /｜/￣｀へ: :｀二フへ、: : . ＼
/ 人｡ﾊ ´ ｀ ／人_彡｜ :/: : : :/: ::. .:: :: : :/ fてｌﾊ |/ / _ｪ≠ﾐﾍ∨ :: : : ＼:＼: : : : . ＼
/ o゜∧ -‐ _ー-／ / ヽ__ﾉ .:/: : : :个 、: :: :: :: :l{ 辷z:ﾉ fてlﾊ ヽ＼:: :: :. :个.､＞: : . ヽ
＜三二ﾆﾝ ,ﾍ、 ／ {＞──‐-.〈: : . | : :｀ヽ、: :: :| ￣ 弋z::ﾉ / ﾘ::￣:: :: ::|: : : . ﾍ
／ 〈丿／ ＼ _. -ｰ 7´ ／: / ＼: : . . : : : :＼::｜ . 、 ￣ ﾑ-、 :: :: : |: : : : . ﾍ
／ ／ ／ / /: : :/ l ＼:. : . : : : : : :ヽ| r──- 、 / ｌ/ﾉ）l＿人|: : : : : ∧
. ／ ／＿＿_.（ l |: : | / ＼:. : : : : :l＼:ヽ |/￣ ヽ /-' ／:: :: :: :: ! : : : : / ',
. ／ ／ ＼__. :/ ＼ ヽ |: : | / -─- ､. ∨:. : :ヽ:＼＼:|￣ヽ __..ノ .ｲ ￣|:: : : : : : : |: : : : : ／ !
／ ／ ／__. :| ＼ ＼|: : | ／,ん-─- ､ ＼ | ー-＜￣ ｜ .イ/＼: :|/＼: : : : :ヽ、: : : . く |
／ ／l ∠イ Vヽ ｀ ー-- ト-ｧ|/／ ＼ ＼! |￣__チ┴─v-l ､＼`ー--く＼: : : . メ l
／ ／ ヽ _.ｲ二ミ ､ ／/|/ ＼ﾉ ! ヽ ／＼ ノ ＼ ）: : :.／ | /
/ （ ＼ ／Ⅳ ＞── 个/ﾚ| | | ＼ ムー-＜ / /: :.／ !／
. / ） 〆Ⅳ/＿＿ / ＼l ﾍ ｜ / | | ｀ ーく /..／
. { ／ ／Ⅳ// [二二] / ＼ﾍ | ／ _/ ／ ＼ ﾚ′
- 509 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:09:35 ID:2MJEtA/Q
-
,
,r/ ,;-ー_
/:::レ:::::三:::::｀ミ::=-､
,i::::::::::::::::､:::::::､::::ヾ::ヽﾐｰ-､
,r'::::::::::::::::::ヽ::::::::＼.:::::::::::::＼
//:::::/:::;:::i:::::ヽ:::::::::::::＼::::::::::::::ヽ
. /::/:::::::/_ヽ:!:::::ヽ:::i`_､:::::ヽ ::ヽ:::::::!
i::/::::::::/'oヾ､:::|ヽ::Y o＼:::::i!::::ヽ::::＼ アレ？ 何でここにシェリル・ノームとランカ・リーが？
l:::i:::::::::lゝ- ' ヾ、ﾞ ! ｰ '､ヽ:::::!:::::ヽ::i ヽ どういうことですこれは？
!::!:::i:::::! ` ｀ ヽ i:::::!::::::::::::i
l:!:::l:::l ! ,r_ー‐-､ l::::!::::::::::;::i
!|:.!::', i'/￣￣ i U l:::::::::::::ハ:!
. l::::::ヽ. ｉ i ｨ::/i:::::ﾊi !
i::li:::＼ `ｰ--‐' ／ ﾘ |:::ﾘfﾊ､_
_..!:ﾊ::::l;ヽ､ ／ " l::/i ヽ. ｀`''ｰ- ､._
,r‐'''"´ ! ﾘ!i ヽ `＝'" , ﾘ / ﾝ /ヽ、
/ヽ ヽ ヽ ヽ / ／ / ヽ
l ＼ ＼ ' ／／ / i
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ○）（○）
. | Ｕ （__人__） 俺にも分からん。何でだ？
| Ｕ |r┬-| 彡
. | ｀ ⌒} 彡
. ヽ }
ヽ ノ
／ ＼
/ /＼ /￣＼＿＿＿＿l⌒l
| | ＼ / ヽ ＼_＿＿＿＿|
Σ(⌒ノ ゝ ＼＿_）
- 510 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:10:02 ID:2MJEtA/Q
- ／: : : : : /ﾚ l !＼ ﾄ＼
／ﾚ:/: : : : : l M | !l:＼ Ｎﾄｌ ヽヽ
/N/:/l: : : : : l l/ ﾘ ｌ:l､ ヽl ＼トl
/: : : :lN: : : : : ! |ｌﾘ ヽ:! l:
, : : : : : :l: ｌ￣三'ー- ､__ｌ' /从＿_lN: .
ｌ: : : : : : :l |斗=ｚ≧ﾐ=一'} / ∠≦ｚ/l｀
l: : : : : : : l l 上ニ! ／ く __lトK! | l
l: : : : : : : :ﾄl ,. -‐ ´ .::::::. ￣ l :リ 理由は、そこのバカ野郎に聞いてください。
. |:l: : : : : : l:l ／ ::::: 丿 l: : :
. |l|: : : : : : l:ｌ , -､,､ /: :l:
. ｌ'l: l: : : : :lﾄl､ ／⌒∨ , ': : :l l
L:L＿ N| ! ＼ └ 'ニ′／: l: : :l/
￣￣「ﾆ ＞ . ｲ＿N|: : : :
| ＞二 ＞―彳| ￣￣
,.へ 〉〉 |｜|ﾄィ !､_
_,,... -‐''´:::::::::＼ﾄｌ |｜|77 /:::::｀`ー‐-
__,,..-‐''"´::::::::::::;;;;;::::::::::::::::丶 |｜|_／:::::::::::::::::::::::
,ｒ''"￣::::::::::::::::::::::;;-‐''´ ヽ:::::::::::::::::::＞く::::::::::::::::::::::::::::::
,. -‐- 、
/. :/:} : ﾊ
{: :/|ｲA: :}
V､r┐ 〉ﾊ‐-: .､__
／: /辷ｲ/. :〉:､: : :-‐ﾍ､__ ボクハナニモワルイコトハシテナイヨ
＿ ＿ .. -‐ '"´. : /_:V{ト{: く: : :｀ト､: : : : :_＞ ､_ ツイクチカラポロットデチャッタダケナンデスッテバ。
/三 {: : : : : : : : : :_ .. -ﾍ: ヾV. :/. : : /: ﾊ｀ 丶 、 : : : /7¬ァ
｀ア -┴…¬ "¨´ ＼{: :/: : ／. : : }ﾍ、 ｀ ー┴ﾍ 三}
V_:／. : : : : : : ﾊ ｀￣´
}､: : : : : : : : :i: :|
{:｀:ー : : : : : }: :}
|: : : : : : : : :/_ノ
ト- ､:_:_: :イ´
| : : : : : : /
| : : : : : ∧
| : : : : /. : ＼
{ : : : 厶_: ー‐ｰ ､
＼: : : : :｀ヽ､: : ハ
- 511 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:10:41 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） とりあえず、座ろうか。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | U }
. ヽ }
ヽ ノ ＼
/ く ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
Now Loading
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 512 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:10:57 ID:2MJEtA/Q
- .／￣￣＼
/ ヽ､_ .＼
. （ （● ） . | ﾊﾞﾞｶ
. （人__） | なるほど、そういうことか。で、ついうっかりこの月が口を滑らせて、
r‐-､ . | 俺の居場所を明かしたと。
（三）） . |
> ﾉ /
/ / ヽ、 . /
/ / ⌒ヾ .〈
（＿__ゝ､ ＼／. ）
. |＼ ,.1
. | ＼_／...|
,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ そう言えば、二人ともカーディフ国立大学の学生でしたね。
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ それで、やらない夫君の授業を取っていたわけですか。
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
- 513 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:11:20 ID:2MJEtA/Q
- ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞x
, -‐ '′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:＼
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:| :.;ﾊ.:.:∧ .::.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ﾄ､ .:. |.:.l | ﾘ V .ﾄ､ .:.:.:.:.:.ﾄ､.:.: l
,′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. V.:.Ⅳ |/ V.| ＼.:.:.:.| ＼|
. l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: r‐∨─── ' |/ ､__ ﾚﾍ:|
从.:.:.:.:.:., ┐:.:.:.:.:.:. ｲ .:.| '￣じﾘ㍉ /＿｀,ﾊ/
jｲ.:.:.:.:/ -ﾐ.:.l.:.:.:.:.:.:| .: | `ー‐' j{ じ /.:.|
|.:.:.:〈 (ﾍ.:ﾄ､ :.:.: ﾄ､.:| 〈￣ ﾚﾍl で、なんかあんまり誤魔化すと面倒な事になりそうなんで、
∨.:.:.＼ ` ﾘ、', .:.:| ﾘ ＼ | 連れてきました。
Vﾍ.:.:.:ヽ __ ,ハ :| U ノﾉ
Ⅵ.:.:.:. ∧ V '´ ｲ
ﾘ|.:.:.:.:.川＼ /´￣ ｱ /ﾚ
Ⅵ.:.:.:,ｲ ＼ ｀￣二'"/
ｲ＾V ｀:... /
. __r┴- .__ ‐ｧ-- '′
／',､| ￣ ¬‐- ､ ├- ＿
／','､,',､＼ ／L | 礀
. ／｀ヽ、','､,',､',＼ / 礀`ー┐「 ￣￣ ７
／','､,',､',､＼','､,',､,'､＼ / ﾉ （｀) 卜} =ﾆ 厶- .. __
＜´','､,',､','､,',､',ﾊ','､,',､','､,',＼/＼ （ | | /','､|','､,',､,＼
','､,'ヽ、','､,',､','､,',|','､,',､','､,',／＼. ＼ レ′ /','､,'|','､,',､','､,ﾄ､
／ ＼
/ ヽ
/ l i
i | | | l
| l | | ＿ jL -ﾘ l
| | |ﾄ＿NVｰブ´ィ〒テiｧ､l ! | 折檻はそこのバカ野郎にしてください。
ヽﾄ|rｰ TォTぅト、 ' _ゞｰ' ﾘ l !
｀｀l ﾊ ヽゞ‐/ |l l !
l ﾊ ' || l !
| ヽ ｀ _,. _-,..､ U /l | _,j|
l | ＼ V ﾉ ,ｲ lィ´
!| 丶､￣ ／// ／ !
|ﾄ >ー r´／ｲ／ l
lﾊ l ／ ヽ!l ｰｧ ∠, ｰ､,.. ＿＿＿＿
ヽヽ､ﾄl´ l !l /1／ ／ _ -‐ ｀丶、
_ -ﾊ!l ／ _ ／ }
／ }j ´ ,. -‐ ､ヽ i ／ j
- 514 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:11:38 ID:2MJEtA/Q
- ノ う
rt ｢l [ﾄ, ） ぐ 〜／
i i l i Y ﾉ （
l' i i l `l ／⌒
i' ,' '" rl^ﾚｩ .| ./__
i/ "7'/∠コ/::::::::`.ヽ
フ"､,,＿⌒`ヾ;::::::ヽ 先生すいません・・・・・・・・・・
〈´::::::::::::::￣..＼l::::::::::l
／:::;;;::::::::..ヾ::...::;;;ﾞ:::ﾉ"::|
／＝-;;;;;;;:::::::::::::::::::::..:::::...l
{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..:::::.. l
／r-=＝ｰ､::::.... .::::::::::::;;.::::: l
r^ﾖ":::ミ:::`ﾆｭ＼..:::::::::"..／:::: ..:
./ﾉ~::ﾂ:ﾘ:`⌒ヽ |:::: .::::::::i:::::::::. ..:
.l !彡:::ﾉﾙ:: 代＿い..:::: |ヾ､__;;
.>ヾl:.::i ! ::. : l`ｰ"1...::::l
ヾ:::＼:..::il､ : り::::::::l:::::::l
ヾ::::ヾ､ ,;ﾍ ﾉ|::::::::::l:::::/
ヾ::::::`:::::i/ .l:::::::::....:ノ
＼､:::::ﾉ ヾ:::::::::/
＿＿
／ . ＼
／._ノ三ﾆヽ、＼
| （⑪）（⑪） .｜ 月、今日はお前、馬車馬の如く働け！
. | （__人__）.. |「ｒｰ＿＿ヽヽ 分かったな。
| ｀ ⌒ | .＼ ＼┌ｰｚ＿_ ┐７
. ヽ , ィ==‐､/ /￣￣乙/ ／
ヽ ﾉ⌒) ∨/ ／￣￣／|
/ (_￣__／￣`く.＿ __∠ -┘｣
| /〃 ＼ '" ＼ -┘
| ./¨＼ ＼,_ ｀`ヾ}
. 人''" ＼ ､__ ｀ ､_/ ﾉﾉ
〈 " ＼ __.ヽ ヾ､._,)'´
／,ﾊ. ヽ. ､__｀ン{ 〃
く / ∧ !､_ ｀'_,／
- 515 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:12:01 ID:2MJEtA/Q
- ＿_ ´￣ヽ、
／´ ....... ｀¨¨￣￣ ､ |.}
／ ...............:................... ＼ﾉﾉ
,.ィ.´...........:.....:....:....:...:...:...:....:....:...一'´＼
／...:.. ..:.......:....:....:...:...:...:...:...:...:....:...:......... `ｰ 、
／....:....:..... . :...:..:,..:-一'....:.....:..............:...:...:...:.. ヽ
／...:....:....:...:...:.....:.:...:...:./:.:..:...:_.::／.../ . .:...:....:..... }
/....:....:....:....:....:....:...:...:..:./_.: ィ´／...:ｨ'../..:.. ...:./...:....:....:. |
/.....:....:....:...:...:...:..:..:..:.:.:/廴._ 乂.:／/ノ....:／..ｲ:..:...}.:...... ﾘ それにしても、どうしていきなり辞めちゃったんですか？
|:.....:....:...:...:...:...:..:..:.::／ 込:ジ丁}ン__.:ィ'ﾌ:.／ }/../...: : {
}:.:........:...:..........:._;:イ ^'ー ￣ /辷ｰ―/:./ノ:.:.... : |
ハ::.:.: ::.::.:.rく⌒ヽ:{ 弋:zブﾗ{:.:.レ.........:... i
／＼{ヽ:从/ヽ.／ﾍ / `ｰ彡'´.....:....:....:...:ﾘ
/ _〈〈＿彡' ト､ ヽ. ､ ´ ／...:...:..:..:..::.::.::.:.::/
r一x/r―ヽヽ | ＼ ＼ ﾉｰ ／....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:::/
ﾉ∠、｀ﾌ７く/ ﾊ ヽr个 ┬‐‐/ィ.:..:.:.:.:.:.::.::.::.:::.::／
__,x‐≦―‐ﾐ.く / ￣｀ヽ r┴―┴〈 ｜ /―┬---_z彡 ´
{ ＼＼ {..:..:..:..::::::::{r.┴..、 ヽ
| ＼＼ ＿__j:..:..:..:..:..::::::::::::::::::＼ 〉
ヽ ＼`{..:..:..:...､..:..:..:..:/〉:::::::::::.／ /
- 516 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:12:18 ID:2MJEtA/Q
-
/.:/:.../:......................./:..... ´ ￣ ｀`ヽ. ヽ. ヽ
′l:.../:........:........ ....,|:...... ヽ i:. }
i ...:{/:′..:..: ...: .:ｲ:{..:..{:. .: V |::. |
| ....j.:.{:...:...::.. . /..|:...ヽﾊ:..: . ..ヽ. . ∨ |:.:.. |
ハ..l.....ヽ{..:|:.{:....:........|:...:....:...:...: ....:...:..|:..: ..: :. . . .!::... |
/ ...::l:....:/ヽ.:ﾄ:ド{:...ﾄ､ハ:i:..､:..:..:.:....:.:ｨ:.ﾄ､.:...:...:.:...:}:. } ..|::... |
} ......:|....バ} |斗=ｧ=ミ{＼ト{、:.//ｨ厶lム}ｲ:.. .::i:../:}ﾉ .|:.... l
ﾉ .......:|...{ l ﾊl^`{, ﾄ:f:r小¨` }ｲ´イ一j,≦厶zノ}ｲｲ′ ...|:..... '.| 先生の授業、とっても面白かったのに！
/ ...........:l:ハ {. | '^`冖'′ ^´ドf::ri｢`ヾ、} ..|:..... {.|
.′............:|.... } `| : ^`=='zz'^｀ﾉ: ....l:..... ||
i ............ハ}... ｰ| : ／ .: ....:.......} l|
| ........../:...::|:... 圦 : / ,./: ... .......′||
} ......／:........}:....ﾉ小. 丶 - /: //:. ... ..../ {
ﾉ..／:..:......... |:...{.{.j}{:ヽ. ー-- ..＿, {:. {ｲ:. ... ./ ハ ,.. -―
／ ..:..:..:..:....:......|:...｀´. ∨丶 ー -- ,|....|′ ...:.. {./.. ′ ヽ ／
,/ ........:..:.......:..........{..ﾄ､:..... ヽﾉ ＼ . イハ:.{... .:.... ||... ｜ ／
＜￣￣¨ ―- z―くヽ＼:....... ＼ ＼＿_ .. ´ /:..:..:}:.. ..: |!..... |／
´￣｀ ､ ｀ヽ ＼｀ヽ:...... ヽ. /:..:..:...|:.....:..:. |:... ／
＼ ＼ ＼:..... {ヽ ん、:..:. |:.....:..:.. {／
＼ ヽ:..... ヽ ＼ { ＼:. |:....:..:.... ／
- 517 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:12:31 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
. .／ _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） ∫ いやまあ、そのあれだ・・・・・・
| U ｀⌒´ﾉ ∬
. ヽ } |￣| （そういや、この二人毎回来てたな。俺の授業受けている奴が
ヽ ノ |＿|） 多かったのは、この二人目当てだったらしいが）
＿＿__／ ｲー┘ |
| | / / _＿＿/
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） ちょっと研究したいことがあってな。しばらく休業して、執筆活動やらなんやら
| ｀ ⌒´ﾉ にも専念したいと思ったんだ。
. | U }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
- 518 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:12:44 ID:2MJEtA/Q
- ＿_ ,. -― ､
／ r―ﾐYく￣＼ヽｰ､
/ ／⌒ ｰミヽ ヽ. ハ
,ｲノ .:/ ｀} ＼ ヽ.
/ｧ ...:{:.. ..:... ､:ヽ､ ト､ V. i
. / ´７ KV^V|ﾊト {＼l｀ヽ.＼{ |
/:} l.イ ＞ﾐ､_, ､_ ィ≦´ Ⅵi: { |
. / :l ハ｀i{ 〈 o` ' o 〉 }:ﾄ{: V それだったらせめて一年間頑張ってから辞めるべき
/ :/! | /}｜ ｀ ¨´ , ｀¨ ´ | {ﾊ:. ヽ じゃないですか！ 少しは筋を通すべきでしょ！
. / :/ | :|ヽ.| | r= ニﾆﾊ ﾊ.| }:. ∧
{ ' V ! :|.:|、 { /´￣ヽ| /.:ﾉV:.. ∧
| :| } | ! :i:＼ ﾋ{ ﾉj ,ｲ::/ .{:.:.. ハ
| :.V { .:V:.:ﾐ ` 三‐´イ.:.:/:.:... |:.:... i
ヽ :} ＼ .:∨:.:.:.} ハ:.:{:.:.:._:廴_:.. |
／.ｿ ヽ .:厂´r‐r‐〈 .二 ｀ヽ｜
く / } :/｀フ′ ヽ K´ |∧
ヽ ../ ｲ {. ﾄ ＼ , |{:..ヽ
乂 ,. -――- ､
_ ./ ￣ ｀ヽ: : : : : : : ｀:､ / ￣ ｀ヽ
／: : i : : : : : : : : : : : : : : : :⌒ヽ. ! |
./ /: : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ／ ＿ ／
/, ｲ::/: :|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
!l:!::|::!|i::.|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:',
ﾊl ﾊ:入:|::.::.::.::.::.::.::.::.::i::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.',
|| ,}::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::..', そうですよ。そんな理由じゃ納得も出来ません！
. ﾒ='仆::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::､',
i' |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.;:.::|ﾘ
〉 |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.|ヘ.::.::.::.::.::.::.::.:ｲノ
`', |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:| ヽ:.::.::.::.::／
', |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.| ﾍ｀y'"⌒ヽ
'-|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./ Y ）⌒ヽ. ｀､
人::.::.::.::.::,.i::.:／' ヽ'^ヽ夂 !
,.‐'´ ＼ﾘ／ '"＼ ＼-‐'⌒
/,.===､ `ｰ- ､ ＿,.冫
- 519 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:12:57 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（○）（○ ） |
. （__人__） u .| （まあ、そんな事で誤魔化せるとは思わんな。かと言って、本当の事を
. ヽ｀⌒ ´ | 話すわけにもいかん）
｛ /
lヽ、 ,ｨ'.) ./
j .}ﾝ／／ ヽ 実は、親戚連中が何かとうるさくてな。
ﾉ '"´ ￣〉 |
. { 勹.. ｜
ヽ ､＿_,,ﾉ . |
＿_ ´￣ヽ、
／´ ....... ｀¨¨￣￣ ､ |.}
／ ...............:................... ＼ﾉﾉ
,.ィ.´...........:.....:....:....:...:...:...:....:....:...一'´＼
／...:.. ..:.......:....:....:...:...:...:...:...:...:....:...:......... `ｰ 、
／....:....:..... . :...:..:,..:-一'....:.....:..............:...:...:...:.. ヽ
／...:....:....:...:...:.....:.:...:...:./:.:..:...:_.::／.../ . .:...:....:..... }
/....:....:....:....:....:....:...:...:..:./_.: ィ´／...:ｨ'../..:.. ...:./...:....:....:. | それがどうしたんですか？
/.....:....:....:...:...:...:..:..:..:.:.:/廴._ 乂.:／/ノ....:／..ｲ:..:...}.:...... ﾘ
|:.....:....:...:...:...:...:..:..:.::／ 込:ジ丁}ン__.:ィ'ﾌ:.／ }/../...: : {
}:.:........:...:..........:._;:イ ^'ー ￣ /辷ｰ―/:./ノ:.:.... : |
ハ::.:.: ::.::.:.rく⌒ヽ:{ 弋:zブﾗ{:.:.レ.........:... i
／＼{ヽ:从/ヽ.／ﾍ / `ｰ彡'´.....:....:....:...:ﾘ
/ _〈〈＿彡' ト､ ヽ. ､ ´ ／...:...:..:..:..::.::.::.:.::/
r一x/r―ヽヽ | ＼ ＼ ﾉｰ ／....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:::/
ﾉ∠、｀ﾌ７く/ ﾊ ヽr个 ┬‐‐/ィ.:..:.:.:.:.:.::.::.::.:::.::／
__,x‐≦―‐ﾐ.く / ￣｀ヽ r┴―┴〈 ｜ /―┬---_z彡 ´
{ ＼＼ {..:..:..:..::::::::{r.┴..、 ヽ
| ＼＼ ＿__j:..:..:..:..:..::::::::::::::::::＼ 〉
ヽ ＼`{..:..:..:...､..:..:..:..:/〉:::::::::::.／ /
- 520 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:13:12 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） これがガチガチの理系でな。散々文句言ってくるだよ。
. | U ﾉ やれ、虚業だの趣味の延長線上とかな。
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
過去の記憶
. ﾍ | | | | | | | ＼ ヽ' ／ | | | | | | | _
. | ￣| | | |＿＿_| | -‐l--‐／／＼＼ ＿!‐- _| |＿ | | | |｀´ |
. ＼＿| | ヽ | =-､_ ＼/V Vﾍ/ _,.ｘ-=' / / | | /
| | | | /,.ホミ::､_ _,彡ホミ:ﾊ / ト- '
. | ＼. |､ヽ. i::{:::::::ｕ}::i ｀ ´ i::{::::::::ｕ}::i / l ﾉ
. | ＼ |ll ヾ. ヽヽ辷:ソ ヽヽ辷:ソ / , -､ ' | いい加減、そんなもん辞めてまともな職種に就け！
| ＼ ｀ l ｀､ ＿_ ,ノ , ｀ ､ ＿ ,ノ/／￣ ／ | この馬鹿者！
| ＼. ! ,＿＿＿＿＿＿＿ / ／ |
| / ｀ー､ Yヽ /＼／ヽ /ヽ /､/i /´ |
_|＿__| ｆ´ ｀Y､ | ! / Y⌒Y＿ |
／ ヽ| | ＼ l | ／ l | ｀ ､
/ | ） | ＼ ﾉ '´ l | ヽ
|. | /-=-/ ヽ ｀ , , ' l l ! |丶
| |. |. | l ｀ ‐- ' ´ l ﾊ‐' ｀ | / |
| | | | l l l ! / |
| | | | / | l / |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 521 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:13:24 ID:2MJEtA/Q
- ／: : : : : /ﾚ l !＼ ﾄ＼
／ﾚ:/: : : : : l M | !l:＼ Ｎﾄｌ ヽヽ
/N/:/l: : : : : l l/ ﾘ ｌ:l､ ヽl ＼トl
/: : : :lN: : : : : ! |ｌﾘ ヽ:! l:
, : : : : : :l: ｌ￣三'ー- ､__ｌ' /从＿_lN: .
ｌ: : : : : : :l |斗=ｚ≧ﾐ=一'} / ∠≦ｚ/l｀
l: : : : : : : l l 上ニ! ／ く __lトK! | l （まあ、嘘は言っていないよな）
l: : : : : : : :ﾄl ,. -‐ ´ .::::::. ￣ l :リ
. |:l: : : : : : l:l ／ ::::: 丿 l: : :
. |l|: : : : : : l:ｌ , -､,､ /: :l:
. ｌ'l: l: : : : :lﾄl､ ／⌒∨ , ': : :l l
L:L＿ N| ! ＼ └ 'ニ′／: l: : :l/
￣￣「ﾆ ＞ . ｲ＿N|: : : :
| ＞二 ＞―彳| ￣￣
,.へ 〉〉 |｜|ﾄィ !､_
_,,... -‐''´:::::::::＼ﾄｌ |｜|77 /:::::｀`ー‐-
__,,..-‐''"´::::::::::::;;;;;::::::::::::::::丶 |｜|_／:::::::::::::::::::::::
,ｒ''"￣::::::::::::::::::::::;;-‐''´ ヽ:::::::::::::::::::＞く::::::::::::::::::::::::::::::
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | で、今はその親戚を見返すような研究に着手しようと考えている。
（__人__） | 内容は、明かせないがな。
（ |
. { |
⊂ ヽ∩ く
| '､＿ ＼ ／ )
| |_＼ “ .／
ヽ､ ＿_＼_／
- 522 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:13:43 ID:2MJEtA/Q
- ,. -―‐- ､,. -―-- ､
,. -― '´ ヽ,. -‐- ｀ヽ､
, ' ¨´¨ ,:'´｀`ｰ ,.:: ､ ヽ、 ヽ
／.:.:.:.:; ′.:.:.:. ｀¨ヽ `､
. /.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i! ､ ト､ `､
,′.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: i .:＼ :.:.. l ＼ `､
./.:.:.:.{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l .:.:.:.:i!.:.:.:.:.:.:.:. ヽ ヽ ヽ
. , ′.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `､ でも、いきなり退職するのは酷すぎます！
/.:.:.:.:,:´j.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. `,. i 弋:､.,＿ せっかく先生の授業取ったのに無駄になった
,′.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈.:.:.:.:.:;ｨ.:.:.:.:.:;.:.:.:ﾄ､.:.:.;.:∧.:.:,:.:.:.:... ,ﾉ l:.. ヾ.:.:.:.｀弋¨ じゃないですか！
,′.:.:.{.:.:.:.:.:.:.:.:;ｨ.:.;∧.:./ ﾚ'ヽ.;∧.;/ ﾞj.;ﾊ' }.:,ﾊ.:.:..,,:′ i:.:.:.. ﾊ, ..:.:.:.:..＼
. ﾘ.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.∧ハ〈 V ´ ﾞ '´,.斗- ｲ.:;ノ.:.:.:. l:.:.:.:... ﾞ'
.:.:.:.:.:.ﾚ'´i ¨ﾞミ≠ｭ､ ヽﾑﾆ≠孑'´ 'イ }.:j:.:.:.. i!:.:.:.:.. ':.:.:.:.:.:.:
. ヽ .:.:.:.:.:.:l ィﾃ圷ぅ ､ ィ孑圷ﾐz y'.:.:.:.:.. ∧:.:.:.:.. ':.:.:
. ＼ .:.:.:.} c;延ｚｿ。 c延zﾂrっ , ′:.:.:.:. ﾉ ｀ｰ-:::.､_:.:.. ,.斗-.､_
. ヽ .:.:i /.:,:.:.:.:.:.:..:. 〈 ,〃 ｀´ ヾ:.:.:.
i'､ .:l ;′ /.:.j:.:.:.:.:.:.:.:.:... } / ,′ `､:
ｌ.:.ヽ.:', ､ ,′λ:.:.:.:.:.:.:.:.:. l,/ i ﾄ
i.:.:.:.:.:.' ､ ,. _＿ 〈.:.:.:'､i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i l
l.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ﾔ ｀ヽ. ／＼.:.:ヾ.:.:.:.:.:.:.:.:. l
. i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:1:､ ミﾆ¨¨´ ,∠..＿ ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. .:.: !
l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{.:.:`,:､ _ ,. ＜ ｀':, 入.:.:.:.:.:.:.:. .:.:.:. j
弋.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.ヽ､ '; ':, ,′l｀i.:.:.:.:.:....:.:.:.. ,′〃 .,
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.} 1 '; ':,/ ﾉ.:.}.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ,/,:′ ／
Ｙ⌒ _
. ´￣ ｀ヽ.
／ ヽ
/ ヽ
/ ',
,′ 〃/ ヽ、 | | 私たち、わざわざ別の学科なのに、先生の授業取ったんですよ・・・・・・・・・
| |// / .ｲ i ヽ! |
. | |/ ∧ | | |、 | |
. | |.__/斗v' トl_l__ヽ| |
. | |≠＝Z.V ≠=ｚ! |
ﾊ ﾄ､:;:;:;: :;:;:;: ﾉ! ﾊ
. /| ヽ、 ﾄ､ ＞ . ﾆ ＜ | ｲ./|
. ! | ＼| ＼∧ ./／ | / Ｌ ｣
Xi ｢￣ヽ｢l／￣| ﾚ′ ﾊ
/ ｀ヽ. __oＬ....ヲl_ﾄ､___ﾌo_＿ ／ ヽ、
- 523 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:13:56 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒) スマンだろ。今日はお詫びにごちそうするから許してくれ。
. | u （__人__)
| |r┬|} （これが男なら殴っているが、可愛いから許す)
| | | |}
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ 女性にはトコトン弱いんですね。
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
- 524 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:14:09 ID:2MJEtA/Q
-
Now Loading
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
＿＿＿_
／_ノ ヽ_＼ 久しぶりだお。学生時代を思い出すお。
／（ ＞） （＜）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-/ |
＼ `￣'´ ／
- 525 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:14:23 ID:2MJEtA/Q
- ＿/:／l:.| /l | l l| l ヽ ＼
'´￣ｲ:ニ:ｲ l/＿ヽﾄ、l_ lﾍ | l | ヽ
／/ j:| l l ヽ-ヽ｀ヽ卜、 l j｜ ト l
/:l /:l l | ､＿.二 _ 「 ＼l /イ/ｌ l｜ l
.:/ /:/ l | ￣￣ヾﾐ ﾚ_⌒ヽ} l |｜
,' l:::l ヽ l /// { =ﾐ /／| | l あの頃はよく、あいつの家で飲んだのよね。おじさんもおばさんも
「´ l＼ ', r - ._ / ,,,, /ｲ /ﾚ' 親切だったし、歓迎してくれたから朝までとか普通だったわぁ
/ | l ＼ ! ｀ ７ l/ //
ノ| l ! '、 ／ ／ イ:|
l ! ! ＼ ヽ. _／ ７¨´ | ﾊ::l
,l ! |_, - ≧ ､ ＿ _, ｲ l | L! /|
/ ! l | 〃￣ ﾌ水ﾍ＼ | ｌ l / }
ヽ l | ヽ＼// l ヽ_〉:〉 l /! | / ／ ＿_ - '´
￣＼ﾊ l |、 ￣l:| l:ト-ｲl ! / l l／ /／／ ∠
Vﾍ l ＼＿ |:l l:|＼＿/ /＿／￣＼
｝ ＼! |:l l:| ∨ ／ ＼
_,,... ---- ..,_
,.- '´ ｀' - .,
, - ''''',‐ '´ ,.--- ､ ヽ
／'´ ,. '´ ／ ｀' - .,_ '､
r'" l´ ,.、 ｀;
! ,! ,-､.l. ｀､ , ヽ .!
| / , ' / .r‐'"´.'､ ', '､ ヽ,';. !.',
! '､ l ,､ |. ヽヽ,ヾ,-､ ､ lヾ | .〉 マジか？ つうか、良く朝までとか大丈夫だったな？
,' ヽ |l, !.', ! ヾ､-‐'二i, l',ﾉ .,!/
! | ', '､ ､ |-',!‐ﾆ ￣,.‐'"'i,;:7/ l／'i ',
／ ヽ ゝ'ヽ',ゞ!'"ﾋ;:! ￣￣.'´ ' !) l ,!
／ ﾉ,' r','､.`‐'"´ ! |'//,'
／ .／ '､'､ヾ, ', lr' !
／ .／. ｀'｀;-､ U ヽ _, /! .!
. ／ .／ !｀'.､. ,. -‐',ﾆ-' ,.'.ﾉ',i !ー-､
／ ／ ヾ;. iヽ ｀"´-‐ .,.' '´!'.'_r' !
.' , ' ,.､-'"ヾ, ｀' .､ ./ r'‐il.l !
,.'ー,‐-- ..,,_ i,.､',' ,.' ! ｀' ー‐ ' _,. ;='´ !.!l.!. ',_
/',', ', ｀"く ',', ヽ ｀'' ‐----‐ '' ´ l !.l.ll ,.;'.' `'ー‐-- ..,,＿
/',. ',', ', ,', '';,. ! | ',.',';,,.;'.'
/ l ',.',. l ＿＿_|.i､. ヾ､ l､_ l! /l '//､
/i .!. ',.'-‐ | !!'ヽ 'ｰiヽヽ'' ‐-,,..... -‐ ' ! / '-' ｀"'' - ..,,_
- 526 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:14:58 ID:2MJEtA/Q
-
.,. '"´ ｀ミﾐヽ
,．'´ .. ., '´ ,. =ﾐヽ `ﾄ､､
／〃 . / .:,.∠ ミﾐﾐヽV .! ﾄヽ
〃 .: .: l .:./.:.:.ミﾐﾐヽｿﾉノム ﾊ
〃.:, .:.:.:.:.: l.:/´`77''ﾊﾐｼｼ彡ｨｲ:!: ﾊ
/.:.:/.〃.:.:.: l:l l/ i:! ;! i;! i:!.:.ﾉ! にしても、いいですか？ 店じゃなくて人の家なんでしょ。
l.:./:〃.l.:.:i.i:l.l､､､ﾘ_ ﾘ ﾘ _,ﾘ,,,.ﾚｲﾉ
l/l〃ハ:N从l‐ｪﾃﾃﾐL__ｨｲﾃ‐ｯ Tﾘ
ﾉ.:.:.i い｀ﾞヽL _＿.ノ ﾄ､_ ＿ ﾉ!L_
lノi.:.Lい -孑 ! ﾘ `フ
lﾊ.:ヽ､ 孑 ,....:' /
';.:.:ﾄ､ ｰ---‐ /
lﾊ( ヽ､ ｀¨´ /
_ ＿」 ',. 丶､ _＿,.ｲL_ ＿
/.:.:.:.:. `ーr‐- ､ K´i￣`1
l::::::.:.:.:. l i l:l l L
¨´:.:.:.:.:.:. . l l ; l:ﾄ､l ノ:.`ヽ_
.:.:::::::::. :. l lヽ _ { .ﾘ.:.ぃ´ ｀`''ー
,. -──¬ー､-- -- ､
／厂:::: ':::::::,::::`ﾄ、:::: 、:｀ 丶
／;--:::／::::::::::、:::::: l::::::: ヽ:::ヽ:: ＼
/::::´::::::/::::,::::::|l::::l::i::::: l::::::ヾ:::＼::',:｀:ヽ
/´ヽ/:::::´::::::/::::::|:::: |l:::l::ﾊ:::: li::::::::ヾ::ﾞ::,:::::::｀, ﾄ､
´::::::〃:｀丶::/::::::: |:::: |ｌ`y l、;:ヽ::::::l};:::ﾊ::`ﾄ､:::、:ヽ
／厂:::/ｲ:ヾ:::::::ｲ::::i::: |l::: |.lL'−ヾ;;;::｀:::::!ヽ;:::l:::::iﾄ:::ﾄﾞ::｀, しかも、このメンバーだから、他の連中土壇場で逃げましたしね。
|:〆::/:ﾊ|;;:::::＼/-､l:::: |l::::: ィ勹Tヾ ヾ;:｀:i-‐ヾｌ::::l|::;i｀ヾ:l
|:!::;::ﾄ::l l;l|::代:::l -' l:::: ﾄ､::lゞﾕソ ヾィTjlヾ小:|l::::! l:l
|i:::〃;:l l;;l|:{|::ミ;! { !:::: i ヾ! ! ｀−´l'l|::::|i:::! ﾘ
|:::li';::::l l;;;;l|;ヾ;;｀､__ ｌ::::::iｌ 丶 ヾ !;;::::小;| ´
|:::|l;:::::l l;;;;;/ﾐ::::;;ヽ､ !;:: }iｌ U ′ ';;;,:::l::| !
|:::|ヾ:::l l;;;;/ハlﾄ:::::::| ｀ﾞ , ＝ｧ /;;/!:::ｌ:;|
l|::|:::::::l l:/;少;j};;ゞ/ ￣ ′ ｀ﾞ
j}::::|,::::::l li´;;;;;;'|!;;/ ` 、 ｲ
ｲ;::::,!｀::::l |!;_√ ー--､ ` ー ´
´::::;;ハヽソ ＼ /
/:::,´_,-ーヘ ﾍ, | ＼
|l;／iミミミミﾐ＼ ／ミj＼ ＼ ＼
- 527 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:15:10 ID:2MJEtA/Q
-
,､ -‐……‐-､､,,
,;r'"´;:; :; :; :; :;;/,.ﾍ;:;:;:;:;｀ヽ
,彳;:;:;: ;: ;: ;:; :;:;/;/;;:;:;:;:;:;:;:;:;,,ヽ_,.
_ノ;:.: : ;: ;:;:;ミミﾐ彳ﾊ;;;;;::;;;:;:;;;:;:;;:;.,ぐ
｀Y´ .: .:.:ｨ彡Y 〃 ｀ﾞﾞﾞヾjiﾂ'''ﾞi;:;;ﾊ!
/.:.:.:.:.:,.彡ﾉﾉ // )ﾉ ｛〈
ﾚ^ヾミﾐｼ′/:二ヽ,, :. ,,,..jﾂ
〈〈ハ iﾐﾐ! /ヽ式ﾐヽｼﾉ ｨｲ彡｝ なんか文句でもあるのか？
ぃし ｛ﾐj // ´￣ ｛'='｀.ｲ
_ノ.:入_ ﾉﾊ｝｛ i ,′
,. .:´.:.:.::::::::::i1. ﾘ公 U , _ ..」: :,′
／.:.:.:.::::::::::::::ノﾊ,;,;,;, "´/
( .:.:.:.:.:.:,r─く_ ＿＼,;,; ´￣二ﾆ｀l./
ヽ.:.:.:./. : : : : : : : :|￣|､,;,;,;, ,,,;;;,,,,ﾉ`ーr-┐
＼| : : : : : : : :.:.| | `ー‐‐‐'i |: :.|
. .: :￣￣ ￣ ヽ : : : : : : :.:.| | ﾉ , .‐‐|: :.l
: : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : | |ヽ V.:.:.:: :|: :.l
: : : : : : : : : : : : : : :＼: :..:.:| | ＼ /. :/⌒: : :`ー--- .､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : / / /. /ﾊ: : : : : : : : : : : : :＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〈 〈 /. :/ﾑ j : : : : : : : : : : : : : :＼
＿_､＿､__
, ´-‐- 丶 丶＼_
, ／´、 ＼ ＼＼ ヽ ｖ ヽ
`.ﾆ, | lヽ ﾄヽ ＼＼ ヽヽ 心外だな二人とも。いったい何をそれほど恐れているというのかね。
/ {｜/ ﾚ∠ｨ V | | ｛ ,}ﾍ
, l/ﾉｲ {./ﾉ付ｯ ､丿 .ｲ ム､こｿ L..ｨ
`ｧ.l ゝ ゝ. ´ ￣ ノ´ｒﾉ ﾉ l l‐ ´
ゝlゝlﾂ ￣ ｒ＜ ﾙ′
ゝ､＝ｧ ' || ｛
ヽ`ﾆ ／ ｊﾍ }
', ´ ∠ ¬ー-､＿＿＿_ -――-､
` ¬ ／ / | / ∧
,ｊ_／ ' / / ∧
/ .:＼ ／ , ＜ l |
,/} ／∨ / / / |
- 528 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:15:31 ID:2MJEtA/Q
- / _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l /
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/'
!, !" l U '､ i
＿_'i iヽ ! ,.' ./ （冗談きついぜ。おかげで、ニールもティエリア、刹那まで逃げた
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／ んだがな）
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ /l l ', lヽ ヽ＼ ＼ヽ
l l l l .l l_l l ',
l .l l l l l i i
', l ﾄ､ .l ', .l i ! l
' , l l ﾄ=､ ', ' ,l l l すんません、今日俺デートなんで・・・・・・・
y',',l〉ｨﾃヾｰl l .i ', ､ i i l （また喧嘩に巻き込まれるのはゴメンだぜ）
-=ﾆ彡､ヽ¨ /ｲ ./ヽ､ヾ､| ､ i l //
く ｀ヾ 彡 /ノﾉ ｀ ヽl l ,' /.lﾞ
〉｀ ／イ´(,ｲi i l / // /
ヽﾆ=ｧ i ',l / .l/ /' /
<ﾞ'" .l / ,.ｲ,. / { ,}i
|¨ ノイ-'"〆 ／ , ヽー' /
ヽ＝‐ﾆi / ／イi /i ヽ-､-'"
,.-'"r'／￣￣| ／¨ﾞ|l /‐l lヽ l
／_ ／|| |￣￣¨|/￣二'-‐'"-'-'-､}!
/￣// ,|| | ,.-'"´ ｀ヽ、
_i トト-/jj ',___／ __ -- - ､ ヽ、
/ .L=' l___l/ヾﾆ/ﾆi ,.-'" ＿ ＿ ｀ヽ!
. / ∧三小／ 〉 .／ _,.-'" ｀ ヽ1
.j ＼ /// / /／ ／ ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 529 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:17:21 ID:2MJEtA/Q
- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
､＿_ ,,. ＜ ／ ヽ l
｀ ー―／ l／ ／ / ＼ ＼ ヽ
/ /l | ／ イ / l ＼ ＼ ｀二ﾆ≠
/ /十 T ´ ｌ ｌ｜l ｌ /| /l /l ＼ ＼ ／
l , l l l≧ミｌ l | l/ナ≦| ＼ ＼ ／
|l l ､ ﾄ弋ﾊ、 l/ 弋ｿ! / /｀ﾌﾅﾉ´
|! l l＼＼ ﾉ＼{_ ／ｲ /／/ﾚ 今日は義父さんとの約束があるので・・・・・・
｜ l /l :l: :トヽ丶 / ｲ /′ （いくらなんでもこの面子とは無理だ）
|/ l/|: :!＼ r== ､ -=彡'ﾊ /＿_
/ ヽ|｀l: :>、ニ´ ／ }ﾉ ＼＼
ﾚ' ﾉ ＞‐r '´／ ／￣´ |
／､＿｣∠-‐ ´ ＿|ー ､
_〈 ー＿ ／￣ ＿ ｣＿＿
／ |＼ ／ ／ ／ ＼
_ -―……―- _
. . ´ ｀ 、
／ ＼
. / ／ ､ ヽ
. / / ／／ / ヽ ∧
/ /'´／ ／ / . | ∨ ∧
. ′ . /／ ／ / | | | ',
| / / l' ／ ／／ . // . /| ｜|
| ' ' ｜ | |// ／／ ／ ｨ /| /┤ |｜ 私も同じ用件なのですいませんね。
｜// | | |/ ／∠､ 彡 ´///∠イ l, V （また店を破壊して、連帯責任で給料から引かれる目には
l// / | | |／代汀ﾍ≧='彡ィｆｊｱﾉ/ .ｲｖ | 遭いたくない）
| l / | ﾄ l|`{ ￣ ´}__,_{￣イｲ l| ,l |
| | ′｜ ∨ゝゝ ｒソ⌒V` / ｲ｜l|/
l |｜ ｜ ﾍﾍ＼ ￣ - ／ ｲ /l/l/ﾉ
`l｜| ｛ ﾍヽ U ,. __¬／| | |/ ﾉ
| | | ﾍ ｜|ヽl＞ . ／ ｜!|｜
| | | ∧∧ﾍ ＼/ ￣ｌ | lヽ|
ゝｖ∨ ∧ ﾍﾍ ∧ | | | ﾄ
Vｖ V ∧ ﾄヽ｛ | | | /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 530 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:18:54 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=- ＼ あいつら、この二人の参加を知ったとたんに、態度を
| （__人__） U | 変えやがったお。せっかく、秘密にしていたのに・・・
＼ ｀ ⌒´ ／
r´￣｀/´ ￣￣￣: :｀＞. .、 ＿
、ー── r′ ／,r──── 、: : : : : :＼ィ:⌒:＼、_ -ｰ ´ ／
｀ ＞: : : : :,. ´:/ //￣￣ ',: : : : : : : ＼: : : : : : : : : : :／
,, r ´: : : : : :/: :./ //￣￣ |: : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : :￣｀ヽ、
／:.:. : : : : : : /: : ,′ ＿＿ |: : : : : : : :,: :ﾊ: : : : : : : :、＿: : :ヽ、
ー ＝＝ __,: : ,′: レ'´;￣ ￣｀＞ 、|: : : : : : : i: : :{: : : : : : : 、ヽ、￣ ｀
／: ;.ｨ: : : ,′: :}、i: : : : : : : : : : :,7!:..: : : : : :ﾄ、: 〉: : :、: : :＼￣
ｰ '''´ |: : : |: :''7ﾐ、ﾄ、: : : : ,′,! ｨ-|:.;′,: : : | ∨: : : : :ヽ、: : :＼ 仕方ないだろう。あのバカがうっかり、オズマとグラハムに
|:.:.:,:.{: :,′,-ﾐﾍ:. : :./レ'ｨ−､ﾚ}: /:.: : :| } , っ: : : :ﾍ ｀ヘ:ヽ ばらしたんだからな。
l:.:.,':.ﾍ/ / ｨﾆ、ヽ/ ´ｨ!ﾊ ヽﾚ':.: : : :|ィ ´ ﾉ: : : : : :ﾍ
ﾚ' |:. :ﾊ 弋ﾘ 弋.ﾘ }|:.: : : : |〉 ｲ:.:＞ i 、:.:.:.ﾍ
|:.: : :| ｀ー' ー ' |:.:. : : :} ノ:.:.:.:.:.:.:.:.l トー '
〉:.: 八 、 |:.:. :.: ;ﾚ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ. ﾍ
//|:.: :i:人 ＿ |:.:.:,:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧.∧
//: :|:.:,l!: :| ＼ ｰ ｀ イ|:.:.:l!:.:j:.ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧.∧
〈/: :.:.l:.:ﾊ: |:.:.:.:/ゝ、 ィ ´ |:.:.;|:.:|、:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧´
/: : :.:.|:}:.:ﾚ':.:.:/ ／ 〉 |:.:,'|:ハ｀＞
/: :.:.:.:.:l!:.:.:.:.:.:/-ｧ' / |:./ l! ! ｀＞ 、
- 531 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:19:07 ID:2MJEtA/Q
- ばらした張本人↓
/ i／ ＼ ∨ l
, ニ＾ , ￣ :、 ム_
／´/ ／ . ／: , : :ｉ | ヽ｀ヽ
, : : / : : . : : ´: :, イ: :〃:|: ＼＼}
、 ノ . : //: :/: :/: ／＼/／厶」: : :l: .ぃl
ヾ 二: : : ノｨ : /: :/: /=ミ /´ /z＿! : 小: | l
ー=彳: : : ;|: :': :/!:/ （´⌒7:// l/ _ .. -‐―- .._ いやあ、こういうのはみんなで楽しまないと。ねえ大佐。
ﾚ: : /{|: |: :ｌ l' , / ノｲム-‐ｭ…‘”´ ｀丶
l : ∧ ヽ|: :l ｒ==:: ､_ / / ﾞ,
！/ }: : :ヽl、 ｛￣｀ V /! { 丿
､l/_,ノ: : : : :ﾄ＼ ゝ＿丿 ｲ ﾑ ヽ┬…‐x､ /
'ﾌ:／: :l: :| |＿_＼ ‐ ∠: :`彡ヘ0__ｌ⊥ｨ // ｀ ¬‐- /
. /ｲ : : /l: :ト! {「｀ｌ 厂[: : : トヽ￣ !l l ヽ ,
{､＿ノ: , ﾍ､!:/ ｊｊ { { }:八 ! !l | ﾞ
＼__／ ＼ﾞl'､＿〃 { { lへ ﾞ! l | ／
_ .. -‐ ''´ 厂￣ ―ｊ ｊ‐ ＼ ﾍ l ! ／
_ '´ ' _ノノ 7/∧ l / ／
ｆ ､ ／ , , ´ ´ 〃//ﾍ 、 ｛ ／
／ ､
/ _ ... -- ｔ彳_ヽ､ ｌ
／ , ´ _＿__ 《.lﾐ!ｌ| ｌ
/ ／ _.. ｨ ´ |＼ ｀丶マ″ i l
. i / ,イ ｌ ｌ ＼ ヽ 丶 、 ｌ
! ｌ／ .ｌ 、 ヽ ヽ 丈＿.ｌ ∨ │
ヽ l |-云ﾆﾇ＼! イﾆ云ア｝ ! ﾉ 全く、何で私まで飲み会になんぞに参加しなければならない？
＼ .! ! ＿ ノ ＝ ､ _＿ , / / /
. `ス、＼. i ﾉ ／rノ
ゝ !￣ ` 久 ﾉ
. 大 <二ヽ 人ﾉ
心 、 ｰ ． .ィ /
| 、_ イ l, ′
r/ ｀ - .._＿ ... 入､
, ｨ ´ l ｒ ‐-、 ｌ｀ ､､
_...- ' / | / > ｜ ヽ｀ 、
_ .. - ' r ─./ | , ´ ヽ_._/ ヽ ｜ ヽ 、｀ ‐- .... ＿_ ..
ｒ ヽ / ｨ ＼ ／|／ / | ヽ ト､ ＿ゝ ＼ ´ ｀ ､
./ ヽ / ／ ／ ｌ / ｌ `ｌ ＼ ＼ ＼ / ヽ
カティ・マネキン大佐
第六艦隊作戦参謀
- 532 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:19:21 ID:2MJEtA/Q
- _ ---- __
. ´ ｀ ､
／ ／ ＼
／ ／ ヽ
/ / ' ／ ／/ ﾊ
/ | ′ / ／ ／／ / '.
. | |｜ | / ／, ､ｨ／/／| |
. | |｜ | , ／／`｀ ／´､__ｊ . ﾊ
. | ∧| | | | /／ _／ 〈従ｙ /，| 大佐はまだ良い方ですよ。僕とマリーなんて、完全に
∨ ゝ∨ | | | ／ ヽl //l/ 三人のスケープゴートにされたんですから。
|/ ｀∨.| | |/ U ' .イ／/
/ lVヽ | -‐-.. /
/ |. | |V ﾄl 丶` /
. ＼ー ' , ｜ ﾍﾍ Ⅵ ﾄ､ .ｲ
＼､_＞‐ | ゝゝヽｌ /｜
. ＼ /, ｜ |, l＼ヽ. 厂 「. ＼＿ﾉ
￣// ' V l Vl ヽヽ / |＼＿__／
. l∧/ ゝゝゝ- 丶l ∧ ≧=‐’
｛ / ｀＼ ｊ| { V
/ .ﾚ'ﾝ .／ _,-‐｀ﾞヽ,ヽ,ﾞ| | |
: l .| .|シ'", _,,-‐'ﾞ ｰ､_ヽ, `ヽ.| .| .|
: | | |.,,-'ン‐″ `ヽ､ヽ, | | .|
: | .| .|／ `ヽ,| | |
..| .| |._. .__i | .|
.| |. ｌ .|＿ﾞ'';;;‐-.、 , -‐''ﾞﾞﾞ,,,,,,| |.| .| 気づいた時には手遅れ・・・・・でしたからね。
.| .| .| .| !万''ﾄﾞ､ ｨ'7兀h!.| .|.| | 私たちも、正直逃げ・・・・・・断りたかったです。
.| .| | ﾄ､ヾﾞ.ノ ﾞ ` 'ﾞ ﾞ､ﾞ.;ﾝ,,ｨ .| | |
.| .| | | ￣ﾞﾞ｀ ￣ ゛ .| | | .|
.| |. | |、 ,! U .| ｉ .| | .|
.| | | .lヽ, ヽ ,.| | .| | .|
lﾞ |.| || .| | ﾞ>､ ‐''__''‐ .／i | | | | |
| .| | || |. ｲﾒ､ｉ`' 、 ,／ｉﾞ>ilﾞ| | | .| .|
| |. | || |. | | |ﾞ'ｰﾆ‐.,_,,-ﾆ-''"ﾞ | ||.| .| .| |
| | i || .|r'､」 .| .人|.| | .| .|
| | | || .|ヽy | ,／.,ｲ.| |ｰ-,,_.|
-‐''".| || |ﾆ-‐'ﾞ"''‐ .,---‐ｰi´.ｒ'" // │ ｀ﾞ''ｰ-
- 533 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:19:38 ID:2MJEtA/Q
- (ヽ三/) ））
＿＿ ( i)))
／⌒ ⌒＼ ＼
／（ ●） （●）＼ ）
.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼ 安心するお。あの家でこの二人が暴れることはまず無いお。
| (⌒)|r┬-| | それに、何の為にやる夫が、マネキン大佐を呼んだと思っている
,┌､-､!.~〈`ー´/ ＿/ んだお。
| | | | __ヽ、 /
ﾚレ'､ﾉ‐´ ￣〉 |
｀ｰ---‐一'￣
/ ヽ
/ ---────弋 .＿.. ‐大´ ヽ
/ _ ..,, - v -─ ,, ...__. /i| ll l
/ / ／ ／_ ヽ l ヽ `丶 l |!.ｌ!| /
. / / ／ / _＿＼ ＼ 丶 ＼ ` ､!;〃| ／
/ / ／ |ー- 、、弋＼ ヽ ＼ 丶 ＼ ﾄ '
/ l / 彡ゝ !` -.云`ヾ ヽ ＼! ＼ ∨ ヾ
ゝ l/ / ヾヽ 丶ゝ ` / _ ／二 ヘ、! !
ヽ / r‐､〉 ` -≧ ｀￣ ´-｀ ｀iイ云` >i /
｀ ､' ,' ; 丶､＿ / /
! ､ヾ:: ／ ∠〃´ これ以上、第六艦隊の不名誉な噂を流されるのは「迷惑」だからな。
ヽ ＼ ヽ / ましてや、民間人の家で、狼藉を働いてみろ！ 即座に太田提督や
. ヽ 个 --‐ −., ' 後藤提督に報告するからな。
ヽ | 、 ー ／
l ､ ・ ／
_ﾉ、 丶 ／
, 弋/ 丶､ ｀ .._ ／
―----------ｨ ´ ｌ ｀丶､ /
| ｌ ン寸
___..........| ｌ メ ´ ｌ l､
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ -=・=- -=・=- ＼ ついでに、やる夫も両部隊の手伝いは、今後一切しないお。
| （__人__） | せいぜい頑張ってくれお。
＼ |++++|」_ｷﾗｯ／
`ー''´ l
- 534 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:20:04 ID:2MJEtA/Q
- _, ｨ __ , _
, ｨ. ｨﾉY´: :´: ｨ : : : Z__, ｨ
- ､}Y :´: : ;. ｨ-¬く: : : : : : : : 厶_
/: :>､>!ｲ‐'´ ＿ ｀ﾐﾆイ_, : : : ＜
/: :/ / / ／二｀ く : : : Ｚ : _; : :Z
/: :/ ﾋ､}_､ｨ´ｨﾋ! ノ__ ﾐ: : :/^'く: : :了
. ／／ 沙′ ￣ ﾐ:/ ^) }: : :ﾋ
／／ {、 - ＼ U , ﾐF_/／: : :く いい加減にしろ！ 人を喧嘩好きのヤンキーみたいに言うな。
`-､＼ ｌ L=- ‐- ､ / ﾐf_ﾀ: : :`ｬﾆ´___, ｨ というか、マジでサボタージュは勘弁してくれ。書類直したりするのは
＼ 、 、V´ ￣｀ ヽ ､ｌ ミ爪 : :ヽﾘ : : : : :厶ｨ かなり大変なんだぞ！
r ,ﾆン Λ '、: /￣/ ｀ﾐxミ′ 〉: :Λ : : : : : :く
|｛ Λヽ-_彡′ ､xミ′ ^V 丿; : : : : :丿
｀ ¨ ´ Λ 'r‐ ' ､xミ｀ 弋ﾆ-､: :、:く_,
ﾘ川 !l少'｀ _У三V `ｰ'
｀¨`＼ _／_三二ﾆ＼
Λ _／_三二三二三＼
ヽ｀￣ ヽ､
＞'／ ／ ￣ ＼ ﾊ
/:／ / ＼ ﾊ
i/ .::/ ヽ ﾊ
/ / .:::/ V ﾊ
./ ｛ .::ノ .::.::. i |
/ ..:::/ i／ /.. ..: : .::i::i:::. |:. |:. ＼
..､＿／/ ..::::/-イT￣|::i ..:: .:/:::ﾊ:ﾄ::::. /:::. |::. ヽ￣ 両提督への報告や厳罰はともかく、手伝いの放棄は
￣| .: .:::ノイ .:i::|:／Ⅵ ..::::: .:/:::/ ヾ Y人:::.. i. |:::::::...｀ ﾌ 勘弁してくれ！ 君がいないと私の※GNフラッグが動かなく
|:ﾊ ::::::::/.:／_|_≧ﾐ i .:::::::i:/／ _ ｨ≦/ハ::::. ﾉ:.|:::/ー'.´ なるじゃないか！
|i ＼::-ｲi ヾ弋.ﾊﾍ..::::: l/ , 彡弋z.:ｿ />':./::/:/
ヽ:::::＼゛ー─' ＼:/ ヽ-─ ´/:::/／´
ヽ＞ゝ ヽ /／/
｀ﾍ U /'i
_ハ i ｲ_ﾘ_
| ヽ＼ ＿｀＿_ _, .ｲ > .i
| .＼＼ ｀ ー─ ´ <-／ .:|
| | | .＼ ￣ ／ | | |
| | |＞-＞─ ＜..＜| | |
| | | ＞＜ ..::| | |
＿＿ ノﾐ､ ..::::| | ／::::::::::::＼.::::| | /ﾊ ＿＿
※ 試作機の為、部品の消費が著しく激しく、交換等でかなり面倒な手続きを
しなければならない。それらの言い訳は全てやる夫が上手く誤魔化していた。
- 535 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:20:18 ID:2MJEtA/Q
- _,,......................_
,.- ´:...::::: ｀丶､_
, -‐''´::::::: ...::::::::::::... ￣｀ヽ
}.:::::::::::::::::::::::::::: .::.......... ::.... }
ﾉ.:::::::::::::::::::::::::::::::;:-:､::::::::::.. :. `‐-､
ｒ'.::::::::::::::::::::::::::::::::〈;-‐ヽ､::::. :.. ::. }
ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::/ }:::: . . .. ｒ'
} ::::::::::::::::::::;::::::i:{ |::: .:: :: :. ::. ｀>
ﾉ ::::::::i::::::::::ｊ!::i::{`＿_,, {i:::::ﾄ､:i::.... ､::::: :.. /
ヽ::;;-i::､:::::::{_>{戈ﾐ､ ヽ{.ｨ戈ヽｲ::::ノ::: L
ｿｒ､ﾍ:ヽトヽ┴‐┴ ┴┴ ﾉｨ/}ル'｀` （この二人、ホント事務仕事大嫌いだからな。しかも書類とかかなり間違っている
'､､ 〈ﾍ{ { l' ′ こともあるしよ。今はやる夫がこっそり修正やらなんやらしているからいいが、もし
ﾉｨﾍ.._ U / いなくなったら、それこそ地獄を見るぞ）
「｀`＝ゝ､_ _' /
ｊ ` ‐ ﾆｭ ｀ ー＝ ' ／､_
{ | |ヽ、 ￣ , ': :＼‐｀ヽ､
__ゝ.､ | |: : :}＿_ノ: : : : : ヽ､＼ヽ
_..､..＿ -─‐=¬＝=‐-､_
/´::／:::::::::;,:::::: ::::::::::..､:::::.. ｀''､
r::_r':::::::;:;／:::::r .:::::: ::::.. ヽ:ヾ: 丶
〃:::::::;:;i〃::::.::/ .::li;::::.ヽ:::. ＼;::. ﾄ､
/::;:::::;:i:;i/::::/.::;l .:::ll;::.:::. li;::::.､.. ｀,i::､.;. 丶
l|;::i::::;:i:;l/::::/.:::;i} .:::l!::..|::. ﾄ;:::. i;:... l;i:::i. ､::.ヽ
. {l:i:;:;::;i;lｲ::::::;::::i::li .::::､:..li::/ヽ:::.ﾊ:::.ﾊi;::l:. ﾄ､::｀, （GNフラッグもメサイアも結構消耗が激しいからな。やる夫さんが
l|:i:;:i:;i:l:li::::::i;:::l::|l､::::l|;::.}:! |ィーy' V:::::.i ヾ:} いなかったら各種手続きやらなんやらで、満足に訓練も出来ないかもな）
. li;:l:i:;l:;l|l:::;::li;/V_ヽ::ﾊ;::::}〃ィ=≠=､Y;:::::l. }:l
ヽl:i-､|l:::i;:ィ;≦iﾗヽ ﾍ::::ﾍ ｀ﾐ垈:ﾀ |l:::i::| ﾘ
. ｀|丶|l;::l;::iゞ:坐ﾀ '′ ､ﾍ. //// |ll:::l::| ´
. 1ﾋ: |li:;li::| //// ! ﾞ丶 u llll:::|::i
/ヾ_ll;i:;li::} ､ ' ､ ﾊll:::|::|
∧{ l;|l;l:;l:ハ _ ..-='..ﾀ /l￣｀｀ﾞ
. ∧l l;:.ll;l:;li;i::;＼ `ｰ ´ / il＼
l}:::i| l;:.=-‐'ﾞ￣丶- ､..__ .ｲ .| .＼
ﾊl::i| l;::i;:i:l:;夂少ハ ￣｀ ´ | ﾍﾐlヽ
- 536 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:20:32 ID:2MJEtA/Q
- , ´￣￣｀ﾞ´￣｀丶､
／: : : : : : : : : : : : : : : : ＼
,.': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
. /: : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : ∧
/ : : : : : /: : l―-: : :_＼: : : : : : :ﾊ
/: : : : : : ': : : |ニﾆ _: : :｀ヽ: : :/ : : |
. | l: :l : : : |: : | | ＞ミ､} ム: : :l （僕らエンデュミオン隊は、まだいいけど、もしやる夫さんが手伝わなくなったら
. | l: :|: l: : |: l l: | __､≦ィ | {ｋ ヽ l オーバーフラッグ隊もダンシングスカル隊も、酷いことになるだろうな）
. l/ｌ :|: l: : l: :l: l |´ｨ"ｊﾁ‐′ l ｌ 〉 ﾉ: |
. ' l: |: |: : l : ﾄ:ﾄｌ l' _イ: : :＼＿， ､
ヽ|: |: : |: :| ヽ U ｿ: : : : : ＜__ノ｝
|: |: : l: :ト ′ /: : : : : : : ー＜ｨ
ｌ :|: : ﾄ l＼' _⌒ ／ _!: |: : :l: : : :ゝ一 ′
ヽ:l､: l 'K >､＿∠ 彡へl|: : ﾊ／￣＼
ﾞl ヽト-く 〒〒 ´ ｌ: / へ
／ ヘ ﾍ ﾍ ﾍ ゝ＿ノく ／ ／￣￣＼
／ / ／ ├ ﾅ7 ｒ‐┤ >､／. ィ ヽ
/ // ／:,.∠二._ ヽ ヽ ＼ ヽ: : :ヽ ヽ
/: :// ／:／ ｀丶､ ＼＼ ヽ}: : : i: ﾞ,
/: ://,: :／ ｀丶､ ＼＼l: : :i i: i
,: :l// / ｀丶ﾐ:i: : :! i:|: i
,' :|/:/ ＿＿＿＿__]: : :i: :!: l
! : :|!/! , ==‐ ｀¨´,. =＝＝ミ、 !: : :i:！ : : i
l: : : !': !／, -‐ミ ､ ´ｨﾌｆう::::厂ﾞ)〉!: : : :}ム : : : !
| : : : |: :ｉ ｨｒ'ｆう:下､ ヽ 弋:ｒり , ﾞ i: : : : !､！: : : : l （なんか、もう完全に逆らえなくなっているみたいで、ちょっと
} : : : }: :ｉ､｀弋ｒり ﾞ¨¨¨＾´ ！: : : :! } !: : : : : :! 可哀想）
！: !: :i: :い ＾ﾞ¨¨´ } | : : : :l ﾉ : : : :!
l : l :}: :｀i ノ | |: : :!´: : : l: : : !
l: :l :ｉ: : :ｉ '､ | l: : :|: : : : | : :！
l:！ :l: :ハ ) ｀ l !: : :! : : :！: : l
！:! : : : ゝ ,. --- ､ } l: : : :! : : : l: : l |
‘､i : : : i: ＼ ―‐ i !: : :！: : : !: : ! !
} :l: : l: : : ＼ , !！ : : :｛: : : :l: l: | |
{ :|: : |: : : : l ヽ イ ＿_! l : : :,'i: : : :!: l: l！
i :!: : !: : : : !: : ｀_ﾕ ´_ - ´ i i : : : /！: : :i: :l: l l
- 537 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:20:47 ID:2MJEtA/Q
-
_.. ‐─ 、
／ ＼
. ´ ,...i､. ｿ
/ , -ﾆ二ﾆ ゝ /
i , - ' イi￣ i＼刈ﾘヽ それにしても、私の説教よりもやる夫の脅しの方が堪えるとはな。
ゝャｼイ,ヘ∧ |ヤ,r ソ
. （ ヽゝ、 ｀` ゝ
ヽ、/` -′
ﾄ _ ＼ ../
_/ ＼. ｀ｰﾑ
. ..zﾆ､ ｀ -､ ｀i､/､ゝ
ｆ ＼ ｒi>-'＼ i ヽ
| 》.ﾘ＞-‐＼ ヽ ､
l ｿ〃 ｀｀ｖ´＼ｌ ヽ
. | iｆ'' .i /r､
.
＿＿＿_
／⌒ ー､＼
／（ ●） （●）＼ 簡単な理屈ですお。人間って奴は一度旨いものを食うと、次からは絶対に不味い
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ ものが食えなくなるんですお。
| |r┬-/ ' |
＼ `ー'´ ／
- 538 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:21:01 ID:2MJEtA/Q
- ,. -'"´ ｀¨ー ､
／ ,,.-'" ヽ ヽ、
,,.-'"_ r‐'" ,,.-'"｀ ヽ、
/ ヾ ( _,,.-='==-､ヽ ヽ、
i へ＿__ ヽゝ=-'"／ ● _,,> ヽ これを上手くやれば、人間って奴は簡単に支配出来るんですお。
./ / ●＞ ＝'''" ￣￣￣ ヽ そして、このやる夫は何回もそれを実践してきましたお。それも、
/ .ヽ-‐´''" ヽ i いちいち数えていられないほど。
./ i 人＿ ノ ,r‐"':,
,' ' ,_,,ノｴｴｴｪｪ了 ヾ;,::::::＼
i じｴ='='='" ', ,r- .., ヽ::::::::ゝ
', (___,,..----' (:::::::::::ヽ、 ゞ::: ヾ
'ヽ、 ＼:::::::::::＼ 'l:: -゛ｷ
ヽ､_ i,""'::, "i,,:::. ｷ /:: |
'ｭ,ノ'",;l ｀ゞ ｀`ｰ- -‐'"´ i:::::::ヽ 'ヾ,"'" .ヽイ ｿ ⌒〉
ｼﾆi;∠(ヽ、':.. ;;;'";;_,,_'l:::::::::::i;, 'l,, l:::: i /
ﾐ/::i:i:l'::::::＼::: ,,,__.. ;;,.::::i;::::::ヽ,,,_ 'ｷ:::-=.::＼ l::. "'i::::: ）
/:::::/,l:::::::::::;;'i-:..,,_,,r‐‐'"::::::::,;ii;:r⌒ヽ:::::::＼:::.... ＼r'-‐''" ..::::::::/
::::::l':;"';,,::::::::l' l':::::::::::::;;;;ii//ヽ、:::ヽ、:::::＼ "' ::::...:::::::::::::l'
i:::::,l;;':::::"'i;;-l-..,,_,,..l;;;:::::r'":://:::::::ヽ,:::::::::,,_:::::::::>=ノ ..::::::::::::::::::ﾉl;,
l:::,ll::::ヽ:::l:o;;:::::::::ﾉii;;;.......;;;;//:::::::::::::.'i.:::::ﾉ..""'"-; ...::::::::::::::::;;:/ヽl;,
:::::ll::::::::::l'::ヾ:::::::/:'"::'"::::::;//,;.::::::::::::::"''‐-t..,, /::::::::::::::::::::::../ ﾉ i;;
:::,;ll::ヽ:::l';;:::::::::/:::::::::::::;;;;//::::::::::::::::::::::::::::::::::::"'';;"::::::::::::::::::::ノ /;;;/;
::;;ll:::::ヽl,::;;;:::::/:::::;;:::::::::://::::;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::/〆"''"""￣ ／;;;//;
／ ､
/ _ ... -- ｔ彳_ヽ､ ｌ
／ , ´ _＿__ 《.lﾐ!ｌ| ｌ
/ ／ _.. ｨ ´ |＼ ｀丶マ″ i l
. i / ,イ ｌ ｌ ＼ ヽ 丶 、 ｌ
! ｌ／ .ｌ 、 ヽ ヽ 丈＿.ｌ ∨ │ ・・・・・・・貴官は選んだ仕事を間違えたのではないか？
ヽ l |-云ﾆﾇ＼! イﾆ云ア｝ ! ﾉ いやマジで。
＼ .! ! ＿ ノ ＝ ､ _＿ , / / /
. `ス、＼. i ﾉ ／rノ
ゝ !￣ ` U 久 ﾉ
. 大 <二ヽ 人ﾉ
心 、 ｰ ． .ィ /
| 、_ イ l, ′
r/ ｀ - .._＿ ... 入､
, ｨ ´ l ｒ ‐-、 ｌ｀ ､､
- 539 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:21:18 ID:2MJEtA/Q
- _＿,、
, __-,=＝=＝=〔{〈穀ﾍ
／_f〆::::::::::::::::::::::弋之ｿ::::＼
/ ｊf７::::::::／￣￣￣￣￣ ＼:::::＼
/ {i7:::::／ i ＼:::::ヽ
;′ {|::::/ l i | ヽ:::::
ﾄ、 ,′ {|:/ ｌ | |｜ | | | | Ｙ| それにしてもまあ、情けないわね。やる夫如きにここまで
|:::＼ ｜ {|| | |｜l十¬ | /｜ | | やられるなんて。
＼＼:::＼ | ﾞ| | 斤==ミハ || /ﾄ､ｊ | ||
::::::＼＼:::＼. | | | | { | ﾘ| ／癶〈| | ハ
::::::::::::＼〉 ::::＼ | ｜ | ヽ ＼￣ 〈_,バﾚ | ,∧｜
:::::::::::::::::::::::::::::::＼| ｜｜ ＼ ＼ , ｀ /! |〃ハ_! -―
::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ｌ | ￣ ー=;- "/｜/″／::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::/ 厂￣＼ ｌ ｌ＼ イ｜l/ーく::::::::::::＜￣￣
:::::::::::::::::::::::/ /::.::.＼ ＼ l l:::::::::r‐＜ﾍ ｌ 〈::.::.::ヽ＼::::::::::::＼
::::::::::::::::::::: | ｌ::.::.::.::.::.＼__ ヽ ｌ ｌ::::::::ﾄ＼__∧ Ｙ::.::.:ｌ ＼::::::::::::＼
￣＞::::::::::::| ｌ::.::／::.::.::.::.::＼|::ｌ ｌ:::::/￣ ＞ﾍ ｌ::.::.j＿ :::::::::::::::
.,. '"´ ｀ミﾐヽ
,．'´ .. ., '´ ,. =ﾐヽ `ﾄ､､
／〃 . / .:,.∠ ミﾐﾐヽV .! ﾄヽ
〃 .: .: l .:./.:.:.ミﾐﾐヽｿﾉノム ﾊ
〃.:, .:.:.:.:.: l.:/´`77''ﾊﾐｼｼ彡ｨｲ:!: ﾊ
/.:.:/.〃.:.:.: l:l l/ i:! ;! i;! i:!.:.ﾉ!
l.:./:〃.l.:.:i.i:l.l､､､ﾘ_ ﾘ ﾘ _,ﾘ,,,.ﾚｲﾉ いや、割と笑えないぐらい、やる夫さんは凄いんですよ。
l/l〃ハ:N从l‐ｪﾃﾃﾐL__ｨｲﾃ‐ｯ Tﾘ それに軍って所は、所詮役所ですから手続きがかなり面倒
ﾉ.:.:.i い｀ﾞヽL _＿.ノ ﾄ､_ ＿ ﾉ!L_ なんですよね。ですが、やる夫さんはそういう手続きやらなんやら
lノi.:.Lい -孑 ! ﾘ `フ がかなり上手いんです。
lﾊ.:ヽ､ 孑 ,....:' U /
';.:.:ﾄ､ ｰ---‐ /
lﾊ( ヽ､ ｀¨´ /
_ ＿」 ',. 丶､ _＿,.ｲL_ ＿
/.:.:.:.:. `ーr‐- ､ K´i￣`1
l::::::.:.:.:. l i l:l l L
¨´:.:.:.:.:.:. . l l ; l:ﾄ､l ノ:.`ヽ_
.:.:::::::::. :. l lヽ _ { .ﾘ.:.ぃ´ ｀`''ー
- 540 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:21:48 ID:2MJEtA/Q
- ／: : : :／ : : : : : : ／／: : :/ / ,二二二ハ: : : : ＼ : : : : : : : : : : ＼
´￣／: : : : : : : : /: /: : : :/∠/ fﾆﾆﾆ7 ', : : : : :ヽ : : : : : : : - ､__＼
／: : : : : : : : : :/: / : / / ___＿＿___ |: : ｌ : : : ヽ : : : : : : : : ｀‐ ､`
/ : ,ｨ : : :_.ｨ : : : |: /:/､L仁_｢ : : : : : : : : :｀７|_:⊥イ : : | : : : : :､: :_:_:_:_:､＞
|／/ :／ /: : : : :|｜| :`十ｚ_`ﾍ:|: : : : : :|,ｲ厶lｧ'T´:| : :｜_,､: : : :＼
|/ / : /弋`|Λ| : : |>ｧ'宍 ＼ : : ｧ'7ｧ宍ﾄ､| :/: : : |´/: : : ヽ : ヽ
/: : |: : Λ＼:ﾄ､:Y{ |ｨ{j::| Vl/ |ｨ:{j::| }V : : : / ｊ: | : : : ト､:｜
| ／| : ／>､_|: ｀| ゞ= ′ ゞ=' | / Ⅳノ: Λ : : ｌ ヽ| それに、空戦隊というのはある意味、艦隊よりも金食い虫だからな。
|' Λ/ / |: :｜ ,.., ｊ/ : | ＼:｜ V : | 細かいパーツの消耗は激しいし、そういう手配やらなんやらも時間がかかる。
／ / / ,ｲ l :ﾄ、 ,___ ____, ,ｲ |: :| V ヽ:| 私らが使っているメサイアなんかは特にそうだ。
└ﾍんｲ__／ |: l :| :＼ ｀ ー`´ ／ l: | ├〜┴¬ぐ′
／: : : : : : :Λ:| :V :__｀'r､_ _､ィ´: : :|: | Λ : : : : : : :ヽ
. / : : : : : : : /: :|:|: :| :|::::::｀`ヽ￣ｧ'´￣ `V: //: :ヽ: : : : : : : `、
_,. '"´￣￣￣￣｀｀''ｰ､,,＿
r'"´ ＼
,' ＼
ﾉ ／ _!,.:ｨ lヽ
, ' ! ./ ,.-'-; ,.l ,' l
', ,. =''ヽ ,､! ,.ｲ ,ｲ ／ |.l ! l l
r‐-; l ( '='-!| ./ 'ヽ,!"!|/'''! |=-､ ' ! !、 .| '､
', ', l ';ヾ ( !;' .l_ﾟ;:7`'ヽ` ｀" ヽﾉ_| |. ／
. ', ', ,' ヽﾆ'. ｀`ー rｧi-/ ノ 丿!
', ',/´ ,' | r 'ｰ'､'/'／_,ノ
_,..! .', ,. -､l l | ., ' "´ ま、戦争って奴は後方支援がしっかりしてないと出来ないからな。
_l´ ￣￣!.',,.' /_. '､ r- ､_ -' ／ 仕事が出来て現場の話を取り上げてくれる事務屋っていうのは
,!´ `ー.､ | ﾞ| i / ｀`｀-､ ヽ｀`''｀ヲ ,. '´ かなり重宝されるんだよ。
i´ ー.､ ! ,.! ,.! .|/ // '､'.､ ￣´／
! -､ ヽ _l" .l ! .,.',.' /_ヽ, ＿ , '｀'r ､
-=''"l ｀'ー'ｰ' ' !_/./ / ｀`ﾞ｀) ,.;'.' /
_. ＼＼ 丿-'ヽ _. /_ /,,_// ./､_
､＼ ＼,!:､ / 'ｰ,｀ｰ- ,'っ!'､.,.' ｀`' - ､_
､＼＼ .i ./ ヽ ! ' !. ヽ｀｀'ヽ `'‐ ､_
. ＼＼,' ,' ヽ ', | / 'ー- ､ / `' ､
ヽ `'/ ,'. ＼ '､ |./ | '-.､//!
- 541 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:22:05 ID:2MJEtA/Q
- / i／ ＼ ∨ l
, ニ＾ , ￣ :、 ム_
／´/ ／ . ／: , : :ｉ | ヽ｀ヽ
, : : / : : . : : ´: :, イ: :〃:|: ＼＼}
、 ノ . : //: :/: :/: ／＼/／厶」: : :l: .ぃl
ヾ 二: : : ノｨ : /: :/: /=ミ /´ /z＿! : 小: | l
ー=彳: : : ;|: :': :/!:/ （´⌒7:// l/ _ .. -‐―- .._
ﾚ: : /{|: |: :ｌ l' , / ノｲム-‐ｭ…‘”´ ｀丶 それに銀ちゃん先生も結構大人気じゃないですか。この前も、事故で心停止した奴を
l : ∧ ヽ|: :l ｒ==:: ､_ / / ﾞ, 蘇生させてましたし。
！/ }: : :ヽl、 ｛￣｀ V /! { 丿
､l/_,ノ: : : : :ﾄ＼ ゝ＿丿 ｲ ﾑ ヽ┬…‐x､ /
'ﾌ:／: :l: :| |＿_＼ ‐ ∠: :`彡ヘ0__ｌ⊥ｨ // ｀ ¬‐- /
. /ｲ : : /l: :ト! {「｀ｌ 厂[: : : トヽ￣ !l l ヽ ,
{､＿ノ: , ﾍ､!:/ ｊｊ { { }:八 ! !l | ﾞ
＼__／ ＼ﾞl'､＿〃 { { lへ ﾞ! l | ／
_ .. -‐ ''´ 厂￣ ―ｊ ｊ‐ ＼ ﾍ l ! ／
, -− ―- 、
／ ｌ ＼
/ , : : :: ::::::ﾄ::: : : !: : ヽ
/ / l : : ::| ',:::l :|',: :l: . ',
,'. : ::l : :|'､: :: ::|'´,:.l|:! l: l: : i
l::: : :| : : ::| ヽ:: :! |:ｌ|;= i:|: l: : |
, l::: :: :i . : : ::l i:::| 〃 l:|/!: ::l あれくらいなら、日常茶飯事だったわあ。私緊急医療に携わっていたし、
/{. |:: :. :.', l. .: .::|, = ｌ:' 、 '|' ｉ:ｌ :l 実戦形式は得意なのよ割と。
!;:;: l::: :. ::.､ ヽ: .:li . -┐lｲ/
i:;:;:;:; ｌ:|::: :. ::.ﾄ、: :.＼ .:::: ／ ￣ | ｲ
､ |;:;:;:;:;. ';ｌ: : :. ::| i:＼.: .::ヽ ＼＿ ﾉ l|
|;:';:;:;:;:;:;:;., ヽ: :. ::| :.ﾄ､.: .:−::.＼ｰ --- イｌ i ,:'{
丶:;:;:;:;:;:;:;:;:;.,.｜ . :| /￣￣ 丶::.ヽVｰ､r'〉:.',ヽ＼ /:;:;
＼;:;:;:;:;:;:;:;:}. : :; :}. : : : : : . ＼r−'´￣¨丶ﾄ､|／;:;:;: ｨ
＿ _ ノ:;:;:;:;:;:;': .:/ l: : i:: :. : .ｌ:. |￣l¨ヽ ∨!:;:;:;:;:;:;:
- 542 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:22:18 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ いやいや、心停止してから三十分も経過した奴を
| （__人__） | 蘇生させるとか、死神ものだお。いくらなんでもそれは
＼ ｀ ⌒´ ,／ 無いお。ただの幸運じゃねえかお。
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
,.:::''::´::￣::`:::.、
. ／:;: '´Ｔ 丁l `ヽ::} r'´ ﾞヽ ／｀ヽ ＿＿＿_
. /{:::/ ｌ |ｌ ﾄ､ ｌ Nﾄｌ iﾊ ヽ ヽ从从 @ / ＼ ／＼
lｄｂ| ｌ k＼ヽﾚ／ﾘｌ l/⌒l ＼ ＼／ ／て （●）liil（●） ﾉ(＼ 銀 うっさいバカ！ 助かればそれでいいじゃない！
. | ∧l lK◯ ○ｿｲ|「「| �堯 �.／ ／ そ ／ （__人__） ⌒ ＼
,ｌ ／::⌒ヽ. ,-┐,从|| :: | ,)／ ／ ＼ く | |!!il|!|!l| | やる だったら自慢するんじゃねえお、この寝ションベン女！
／::: へ::: :::＼ニ イﾄ/ ::/::! ／} ／ ＼ ＼ ＼i⌒ヽｪｪ| ／
／,ｲ／ﾆ|::: ::: :::{ 《薔Y ::ノ|;/ ／ { ／ YＹY ＼ ＼ ＼ ＼ /⌒,/´
( _ ノ ≦≠|::: ::: :::ヾ__＼´ ／ | }′ ＼ ＼ / ＼ ＼/ /ｌ
Nヾ≦|::: ::: ::: ::: ::: ::＼_,／/ ! { ＼ ＼_／ ＼_＿ノ |＼
.|::: ::: ::: ::: ::: ::: :ヽУ | } ＼ |) ）
ヽ::: :::: ::: ::: ::: ::: ::＼. ! .{ ＼ ,r' ／
＼::: ::: ::: ::: :::. ､ ::＼l } ｀' , ／ｰ'′
＼::: ::: :::＼:: × ::＼ { ) ／
＼::: :::／＼::: ::: :::＼ ／ ／
- 543 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:22:50 ID:2MJEtA/Q
-
／ ＿ ヽ
／ イｌ ｌ!、 l
/ --──＝二 !;〃ゝ /
./ _ ..,, - v -────── -. ,, ..._／
/ ／ |'ヽ、 ヽ ヽ
l/ /入 ト云ﾄ､ i }
ヽ、| {{（､`(､ ､ { 、 '= リ ソ
{ 〉、ｰ､{ ＼ t＼ゝ ￣ ` ､._
ヾ ハ._ ヽゝ ` ノ フラガ中佐、この二人はいつもこうなのか？
ヽ ﾊ `l U ..___ .j´
ヽ / ヽ ｀ｿ
|∧ ` . ｀'f
l ` ___ _ﾉ
/￣＼ <￣ ￣
_,,＿_./ ＼ ／弋
＼ 个 ＼ ／ / ＼
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l /
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/'
!, !" l U '､ i はいそうです。もう慣れました。
＿_'i iヽ ! ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／ （いやいや、もう胸焼けしそう。やらない夫の旦那、マジで尊敬するぜ）
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
- 544 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:23:17 ID:2MJEtA/Q
- r´￣｀/´ ￣￣￣: :｀＞. .、 ＿
、ー── r′ ／,r──── 、: : : : : :＼ィ:⌒:＼、_ -ｰ ´ ／
｀ ＞: : : : :,. ´:/ //￣￣ ',: : : : : : : ＼: : : : : : : : : : :／
,, r ´: : : : : :/: :./ //￣￣ |: : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : :￣｀ヽ、
／:.:. : : : : : : /: : ,′ ＿＿ |: : : : : : : :,: :ﾊ: : : : : : : :、＿: : :ヽ、
ー ＝＝ __,: : ,′: レ'´;￣ ￣｀＞ 、|: : : : : : : i: : :{: : : : : : : 、ヽ、￣ ｀
／: ;.ｨ: : : ,′: :}、i: : : : : : : : : : :,7!:..: : : : : :ﾄ、: 〉: : :、: : :＼￣
ｰ '''´ |: : : |: :''7ﾐ、ﾄ、: : : : ,′,! ｨ-|:.;′,: : : | ∨: : : : :ヽ、: : :＼
|:.:.:,:.{: :,′,-ﾐﾍ:. : :./レ'ｨ−､ﾚ}: /:.: : :| } , っ: : : :ﾍ ｀ヘ:ヽ
l:.:.,':.ﾍ/ / ｨﾆ、ヽ/ ´ｨ!ﾊ ヽﾚ':.: : : :|ィ ´ ﾉ: : : : : :ﾍ 放っておこう。どーせオズマやグラハムのように、回りには
ﾚ' |:. :ﾊ 弋ﾘ 弋.ﾘ }|:.: : : : |〉 ｲ:.:＞ i 、:.:.:.ﾍ 無害だし。あ、あそこがやる夫の友人の家か。
|:.: : :| ｀ー' ー ' |:.:. : : :} ノ:.:.:.:.:.:.:.:.l トー '
〉:.: 八 、 |:.:. :.: ;ﾚ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ. ﾍ
//|:.: :i:人 ＿ |:.:.:,:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧.∧
//: :|:.:,l!: :| ＼ ｰ ｀ イ|:.:.:l!:.:j:.ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧.∧
〈/: :.:.l:.:ﾊ: |:.:.:.:/ゝ、 ィ ´ |:.:.;|:.:|、:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧´
/: : :.:.|:}:.:ﾚ':.:.:/ ／ 〉 |:.:,'|:ハ｀＞
/: :.:.:.:.:l!:.:.:.:.:.:/-ｧ' / |:./ l! ! ｀＞ 、
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|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 545 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:23:32 ID:2MJEtA/Q
- /::::i::::､:::ヽ､:::::＼:ヽ:＼::::::ヽ:::､::ヽ::､:',
/::i|::l::ﾄ､ヽ::､:::ヽ:､::::::＼::ヽ::::l::::ヽ::i:::i:::!
/:/:!:::!:|::ヽ:＼ヽ::::､:＼::::ヽ:::ヽ!::::::i::|:::!::!
!ﾊ::|::::i::l:|心､:ヽ::＼:ヽ_＼､＼:::ヽ:::|!::|:|i
i､:!:|:､N{､ﾋjヽゝ＼ヾｲ ﾋｊ >､ヽi:､|!:|:l
ヽ:!::ﾄヽ￣ l! ` ｀￣´ |::l::|:|j:,!:! これでいいですか？
ﾄ､::! u ｊ |::/lj:::!ﾘ
ヾ、 丶 - u ﾘｲ:|ﾘ http://image.blog.livedoor.jp/wantaronyantaro/imgs/7/2/72aeeacc.JPG
ﾘヽ ‐､ｰ- ､_ ／ｲ:::i
rｰ'"ﾄ:lﾞ､ ￣ .／ , |::!
/ ﾍ ヾ ヽ､ _,. ' / |:'
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（● 上出来だな。さあ、びしばし働け。仕込みはもう俺がやっているから
| （__人__） 後は全部、お前がやるんだぞ。
. | ﾉ
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
- 546 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:23:55 ID:2MJEtA/Q
- ／:::::::::|:::::::::::|:::::::::::丶,,::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
/:::::::::::::: |::ヽ:::::::|:ヽ:::::::::::ヾ,:::::::::::::::::::::
/::::: |::::::::::::|::::ヽ::::::i ＼::::::::::::ヽ,,::::::::::::::::
/::::::::::|::::::::| |::::::ヽ:::::ゝ::ヽ:::::::::::::ヽ,,:::::::::::
/:/:::::::::ヽ::::|:::i::::|:::::ヽ:::ヽ:::ヽ:::::::::::::::ヾ:::::::
/|:|::::::::::::::ヽ‖::i::::i:::::::ヽ:::ヽ::::ヾ::::::::::::::ヽ::::
|::|:|::::::|丶:::::ヽ:|::::::::丶:::::::ヽ:::ヽ::丶:::丶::::ヽ:
|:::|::||::::丶::::::::丶i:::ゞ:::::ヽ::::::::::ヽ:ヽ::ヽ:::|:::::::i::
‖::|::|ヽ:::丶::::丶:丶:ヽ::ヘ::::::::::ヽ::::ゝ丶i::::::i:::
|:::::|::|:::|::::::::ヽ丶ヽ::::::ヽヽ::::ヘ,,:::::ヽ:::::i::i:::::|::
‖:|ヽ::|ヽ|::::::丶丶ヽ::::::::ヽヘ,,,,:::::::::ヽ:::::i:::i:::
|::丶丶|ヽ ヽ ヽヽ / ＼:::::::::::::::/ すいません先生。もう許してくれませんか。
|:'ﾞl＼ヽ ''' '''''´ ' ".`'' 、' '|:::::::::::|:::|
＼::::ヽ,＼ ﾚ|:|:::,| /
ゝヽ '' ||::::|:ﾉ::
ヽヽ U | ﾘl:/:/::::
'ヽ ヽ - U |, ﾉ/::::::/
丶, , U / |::::::/
|ヽ ヽ二二＝ / | | |:/ ,,
| i＼ ヽ─ ／ l ヽﾘ:.:.く
..／ヽ' ヽ, ／ / |,,, |
. .／ |ﾉ丶ヽ -- ／ / | /
／ ヽ > / ﾚ
＿_
／ 〜＼
／ ノ (●)＼
. ｜ (.／) ⌒）＼
. ｜ （__ノ￣ ＼ あんだって？ それにしても近頃のロボットは良くできてるだろ。
＼ | 言葉まで喋りやがる。
＼ /
. ＼ ⊂ヽ∩
/´ (,＿ ＼.
/ ＼. ＼
./ / |. ＼ソ
（ y' .|
- 547 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:24:07 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿
／ . ＼
／._ノ三ﾆヽ、＼
| （⑪）（⑪） .｜
. | （__人__）.. |「ｒｰ＿＿ヽヽ
| ｀ ⌒ | .＼ ＼┌ｰｚ＿_ ┐７
. ヽ , ィ==‐､/ /￣￣乙/ ／ いいか、お前はマシーンだ。それも料理をただ作るだけの
ヽ ﾉ⌒) ∨/ ／￣￣／| マシーンだぞ。もっと酷い目に遭いたくなかったら、さっさと
/ (_￣__／￣`く.＿ __∠ -┘｣ 手と足を動かせ！
| /〃 ＼ '" ＼ -┘
| ./¨＼ ＼,_ ｀`ヾ}
. 人''" ＼ ､__ ｀ ､_/ ﾉﾉ
〈 " ＼ __.ヽ ヾ､._,)'´
／,ﾊ. ヽ. ､__｀ン{ 〃
く / ∧ !､_ ｀'_,／
,. -‐- 、
/. :/:} : ﾊ
{: :/|ｲA: :}
V､r┐ 〉ﾊ‐-: .､__ ワカリマシタボクハマシーンデス
／: /辷ｲ/. :〉:､: : :-‐ﾍ､__ （電撃はもうくらいたくないよ）
＿ ＿ .. -‐ '"´. : /_:V{ト{: く: : :｀ト､: : : : :_＞ ､_
/三 {: : : : : : : : : :_ .. -ﾍ: ヾV. :/. : : /: ﾊ｀ 丶 、 : : : /7¬ァ
｀ア -┴…¬ "¨´ ＼{: :/: : ／. : : }ﾍ、 ｀ ー┴ﾍ 三}
V_:／. : : : : : : ﾊ ｀￣´
}､: : : : : : : : :i: :|
{:｀:ー : : : : : }: :}
|: : : : : : : : :/_ノ
ト- ､:_:_: :イ´
| : : : : : : /
| : : : : : ∧
| : : : : /. : ＼
{ : : : 厶_: ー‐ｰ ､
＼: : : : :｀ヽ､: : ハ
- 548 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:24:28 ID:2MJEtA/Q
- ,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l それにしても、ずいぶん手の込んだ料理ばかりですね。
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l. 流石は、料理本を出しているだけはありますよ。
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ mn）（mn）
. | ////.| |人| | その事には触れないでくれ。アレは俺の黒歴史だろJK
| | |⌒| |
. | | |. | |
. ヽ. / / } /
ヽ / / ノ ノ ＼
/ ノ,,ノ |＼ ＼
| | ＼ ＼
| | ＼ ＼
- 549 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:24:57 ID:2MJEtA/Q
- , |j／ ,. '⌒''"´ ､ ヾﾍ ヽ
/ / / ／ ＼ ＼ i
,' / ／ ｀､!
ｉ礀 , ´ , }、 }
| :! :{. /{ j1. j､} ﾊ } ﾘ
l ！ い､ 厶ム,Vjノ }' 'ﾕ/_ﾙ1 ,ハ でも、どれも美味しいですよ。
| ', ｀｢ﾊたｶ} ´{ｔ:'小 7' ,
l iﾑ ､ｌ "＾´／／／/｀＾" ﾊ '
| ぃ} ヽ , ' .} }
, '! | '. , -―､ ﾊ/ ,′
／ ｉ ｉ釗 } ﾏ´ / .ｲ,.′ ｲ
. / 川 /i ､ ｀ __′ .ｲﾚ' / !
{ , 厶ﾑ 丶∠、 Y / /! ､
ヽ / / 八.>'ヽ、 ヽ ﾏ{. ト-‐¬- 、
／´
/i.. -- ..
,.. - '' ´!,ヽ ｀''- 、
.,.-'' ´ ｀' ヽ
/ ＼
,' , ' ., '.,
/ .:/ .:/ .::::i
./ .l::/ .: ;／!.:: , :| .::::::| 娘々の料理並みに美味しいです。すごいですね、料理まで出来るなんて。
/ .|/!/::|. ,' .l.:::: :. ';. :l .::::::::!
/ i' ﾞ'ヾ! | |:::i;:. :::. .l:: |:. ! ::::::::::',
,' .:l ＝=z,' ':;:|ヽ;:::: : .|l:: l::. i .:::::::::::i
| .:| ,, , ' -l;z,x! |/ヽ/ :::::::::::::|
', .:::l , ｀ヾ! /: : .:::::::::::::l
.ヽ! :|.:::/ヽ ' '' , /:: .: .::::::::::::::|
ヽ:..::::..::::::::／' .、' r‐-, 、 ,...:'ﾞ｀:::::::..::::::::::::::::;'
＼;::::::r ' , :' r!ヽ.｀_´.. .r '-ヽ:;::l:::::::::::::::::::::::::/
＿.........ﾞ' ﾞ／ | ,.....'´::::::ヽ、>:::::::::::::::／/
.／´ .＼ l .／::::::::::::::::;;:: '' -- '/／ 'ﾞ
- 550 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:25:10 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） まあ、そいつは「門前の小僧、習わぬ経を読む」ってやつだな。
| U ｀ ⌒´ﾉ ガキの頃からやっているから、もう慣れた。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
,. '´ : : : : : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : :.`ｰ 、
, ' ./ .::/ :∧
/.:/ .::/ .::′.:::′l : : ::::::.: : : : : : :!::.:.: : : : : :.∧
./"/. : ::′.:::!: :.:::,l :| : : :::ｌ::. ､:::.:.: : :|::: : : : : : :∧
.′.:.::| : :::;!: :::/.|.:∧: :.:::ﾄ､:::|＼:::.:.:|::::: !:::. : : : :∧
|.:.:.:.:.:|.:.:/ !:.:/ |/ ﾞ､:.:l ﾞ､l ヽ:.:lヽ: : |:::.:.:.:.:.: : ﾊ
| ;!.:.:.:|::/ _|_'＿_ｌ ﾞ､| ｌ＿＿ﾞL_ヽ::|::.:.:.:.:.: : : :|
|/l :.:.:|ﾊ´ ＿＿､ 、 .l ´ z＿＿_ ｀ﾞ:|::.:.:.:.:.:|:.:l:.:! （この人、文武両道だし、オマケに家事も完璧のチート人間
ｌ l:ﾊ::l:::! ´_辷.｣｀ ゛ ´_辷_ﾘ_ :|::. /|/:.:.ﾊ:′ だからな。女運がないのが欠点だけど）
l |:!: ! ! ::|::./´!ﾞi:/ !
!l:::! .:; :|:/i //
ﾞl: l 、 ::|'ノ/:/
|ﾊ ,‐-'.:/
ヽ ./:.:.:/|′
ヽ ´￣￣゛ .／!:.:/
＼ ゛ . :´ : :l'|′
|:＼ . :'´: : :.::::|､
. r‐| ｀ −''´ _... ‐ '"´ ｀､_
／| ｀ ‐､ _.ノ´ヽ ／:::＼
_,./ : :| / >´i 〉、 ／::::::::::::::i-.._
_. '´:/: : : :! .ハ.0l - ! ／::::ﾍ, '::::::::::::::::::::!::::::｀: :- .._
_... '´ : : : /: : : :.:|∧:::ﾞ､|＿i／:::／ /.:::::::::::::::: : : |:: : : : : : : :｀: :- .._
_... '"´: : : : : : :.:/: : : : :.:| >'"´:::::｀::'、 /::::::::: : : : : : : |: : : : : : : : : : : : : :｀: :- .._
- 551 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:25:22 ID:2MJEtA/Q
- |i |! i､| | | l|'!. ,､r‐'´レ
､|､_ |ﾔ| ﾔ ,r' ,!'’!,r',､r'"""|
ｰト､ﾆl_ﾔ ', ,.r'/_,､rえ_,,r-､;r ｌ
.|,r‐r-ヵメミﾒヽ ,､r',､r弋ノ) ／ ,l （教え方も上手いし、言うことないんだが、どうも女性運がな.。
.',`ト`'‐"‐ / ｀ﾞー´'"´￣￣ l これで良い相手でもいれば、安心できるんだが）
ハ . // ,!
', ,' ' U ,! !
＼ ,' ヽ. ,! i|
＼ ー―‐- .､ ,rl ,!|,il /
,､ ＼ ｀ ／,r|,r'´,!i /
|i ,!.| ∧,'ヽ. ,､r'´,r',r',!i;;;;;;| /|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| /| ｶﾞﾁｬ
| /⌒i / |
|-/`-イ────────-ｲ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|__/⌒i._＿＿＿＿＿＿＿＿＿／| やらない夫、遊びに来たお！ Lもいるかお！
| '`-イ .／⌒ 三⌒＼ |
| ヽ ノ ／（ ●）三（●）＼ |
| ,| ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
+ + ☆ｶﾞﾁｬ
__ ／
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ (（ i´| |｀i ）) ＋
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__／| /⌒i|__|i⌒i､
| / | | | く ﾝ 冫 +
|. | ＼ ＼ .| ＿＿＿＿／ ￣ ／）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼ ￣ | ）／）γヽ +
＼ |＿＿__ ）／￣__ﾉ
￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣
注 コルベール家は電子ロックですが、やる夫はそれを手持ちのデバイスで解除しています。
- 552 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:25:34 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ﾉ( _ノ ＼
|,'⌒ (（ ●）（●） いちいち、ウチの電子ロックを解除して入ってくるな！
| （__人__） 普通に入ってこい！
| ｀ ⌒´ﾉ ,rっっ ,
／"⌒ヽ ｿ,ﾉ .iﾞ）' 'ｨ´ ｀ ,. ＿＿＿_
ﾞヾ ,,/ { ) 丿 , ゜;,／⌒ ⌒u:::＼ ｡
ィ≒ ｀＼ /'ﾆ７´ スパｧｧ────/(◯.;）; :::::､;（;.◯）);:'::::ヽ‐─────‐‐ ン
／＾ヾ ＼ ./ ﾟ ;i`､ ⌒:（__人__） ⌒:::::;;,´:::| .
} _＿＼__＿ ＿＿＿ __＿＿´＿;;{ ;` j|r┬-|:;〉::,,ﾟ， ｡;;:;;| ムカシカラノオヤクソクジャナイカオ
)ﾝィ⌒￣"￣￣￣ ￣￣ ￣￣￣ ￣￣ ￣￣ﾆ≡┴‐ー-,==ｰ--ｧ人て゜ ﾟ;:，::|: ゜ .
ﾉ/ ≡'' ;;;;（（ 三iiii_iiiiiii))))）て,,;;／ ｡ ;
ヾ __＿＿_＝≒=ー────;‐‐￣/i'只￣/￣|Ｙ‐-<｀ `
＼､ ー ィ⌒￣ ／/ > |≡| / ＜〃 ヽ
_ - ―― 、
イ.::::::: -――-＼
／ /.::::／ ヽ ＼
/ __〈::::ノ { { ヽ. } | :lハ
/<_ 小、> | ＼ｰヽ ＼ ﾉｌﾉィﾉ |
/ <／|_｣ | ｆ＝ミヽ ィ７| / 懐かしいわこのやりとり。六・七年前に戻ったみたい！
/ | ヽ 、 || || ﾚ'ィカ
/ 人 ＼_＞ r‐ ¬ィ''〔 ﾉノ
/ ≧==≧＼ ＼ | ／{ 7 く__つ
/ ∠三三三三＞ー一'´:.:.:.:..＼＞┤
./ / ≧三三了.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,,､＜＼| |
/ / /三三三∧:.:.:.:.:.:.:>ﾍ {磷}:ｌ:.:.:.〉ﾉ
; / 厶ィ⌒ヾ三ﾆ＞=イ:.:.:.:.ヽ |:|:.:.{
| / / }彡ﾍシ}:.:.:.:.:.:.:.:.∨.:ﾄ､:.:.＼
| l | / ＿,,.∠斗―／-―:.:.:.:.:.:.:.:〈 ＼:.:.:}ヽ、
ヽ |／..:.:.:.:.:.:.:_ -‐'´.:.:／..:.:.:.:.:.:.:.∧ﾍ ト-'_rく
／..:.:.:.:.:.:.:.／..:.:.:.:.:.:.:.〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/><ｌ:.l ヽく_r勹
ー――／..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.:.:.:.:.:/＞く|:.:ｌ ヽ礀
／..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ヽ:.:.:.:./＼／|:.:.ｌ | |
- 553 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:25:47 ID:2MJEtA/Q
- / _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l /
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/' おじゃまします。てか、電子ロックいちいち解除するなよな。
!, !" l '､ i
＿_'i iヽ ! ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼
| （●）（●） | おお、久しぶりだろムウ。元気だったか？
. | （__人__） |
| ｀ ⌒´ ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ＼
/ く ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
- 554 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:26:00 ID:2MJEtA/Q
- _,,......................_
,.- ´:...::::: ｀丶､_
, -‐''´::::::: ...::::::::::::... ￣｀ヽ
}.:::::::::::::::::::::::::::: .::.......... ::.... }
ﾉ.:::::::::::::::::::::::::::::::;:-:､::::::::::.. :. `‐-､
ｒ'.::::::::::::::::::::::::::::::::〈;-‐ヽ､::::. :.. ::. }
ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::/ }:::: . . .. ｒ'
} ::::::::::::::::::::;::::::i:{ |::: .:: :: :. ::. ｀>
ﾉ ::::::::i::::::::::ｊ!::i::{`＿_,, {i:::::ﾄ､:i::.... ､::::: :.. /
ヽ::;;-i::､:::::::{_>{戈ﾐ､ ヽ{.ｨ戈ヽｲ::::ノ::: L
ｿｒ､ﾍ:ヽトヽ┴‐┴ ┴┴ ﾉｨ/}ル'｀`
'､､ 〈ﾍ{ { l' ′
ﾉｨﾍ.._ / まあ、元気だな。あとちょっとで胃がおかしくなりそうだぜ。
「｀`＝ゝ､_ _' U/
ｊ ` ‐ ﾆｭ ｀ ー＝ ' ／､_
{ | |ヽ、 ￣ , ': :＼‐｀ヽ､
__ゝ.､ | |: : :}＿_ノ: : : : : ヽ､＼ヽ
_ ... -‐ ´ _ｒ 丶､ //: :〃: : }: : : : : : : : ＼/
_ .. -‐ ´ ｀ヽ_.. -‐ ´ ｀ﾞ＜/､:〃: : :＼: : : : : : : : :〉
／￣￣＼
／ _ノ ＼_
| （ ー）（ー）
. | U （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ご苦労様だっただろ。
.ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
- 555 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:26:11 ID:2MJEtA/Q
-
,､ -‐……‐-､､,,
,;r'"´;:; :; :; :; :;;/,.ﾍ;:;:;:;:;｀ヽ
,彳;:;:;: ;: ;: ;:; :;:;/;/;;:;:;:;:;:;:;:;:;,,ヽ_,.
_ノ;:.: : ;: ;:;:;ミミﾐ彳ﾊ;;;;;::;;;:;:;;;:;:;;:;.,ぐ
｀Y´ .: .:.:ｨ彡Y 〃 ｀ﾞﾞﾞヾjiﾂ'''ﾞi;:;;ﾊ!
/.:.:.:.:.:,.彡ﾉﾉ // )ﾉ ｛〈
ﾚ^ヾミﾐｼ′/:二ヽ,, :. ,,,..jﾂ 結構広い家だな、うらやま・・・・・ん？
〈〈ハ iﾐﾐ! /ヽ式ﾐヽｼﾉ ｨｲ彡｝
ぃし ｛ﾐj // ´￣ ｛'='｀.ｲ
_ノ.:入_ ﾉﾊ｝｛ i ,′
,. .:´.:.:.::::::::::i1. ﾘ公 , _ ..」: :,′
／.:.:.:.::::::::::::::ノﾊ,;,;,;, "´/
( .:.:.:.:.:.:,r─く_ ＿＼,;,; ´￣二ﾆ｀l./
ヽ.:.:.:./. : : : : : : : :|￣|､,;,;,;, ,,,;;;,,,,ﾉ`ーr-┐
＼| : : : : : : : :.:.| | `ー‐‐‐'i |: :.|
. .: :￣￣ ￣ ヽ : : : : : : :.:.| | ﾉ , .‐‐|: :.l
: : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : | |ヽ V.:.:.:: :|: :.l
: : : : : : : : : : : : : : :＼: :..:.:| | ＼ /. :/⌒: : :`ー--- .､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : / / /. /ﾊ: : : : : : : : : : : : :＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〈 〈 /. :/ﾑ j : : : : : : : : : : : : : :＼
/ | ..:j釗 ! |､::. ﾄ､ //ヽ.☆| l
. /.:/ ｉ l .:::;.ｲ｜ ！ｌ ヽ::.ヽ＼/∧: ☆ l. |
. ／::/ ｉ l.::／´| :|￣｀ヽ. い. ＼:＼｀i:. ｉ☆.ﾘ !
/:;:::/:: ! |'´ ,,.==ニ_ヽ ＼> =ﾆ、!: |!:::..!:: i
´ムi::::: . !| 〃ｨ云¨ヽ ´__ ｀|: |l::::j::: | あれお兄ちゃん？ どうしてここに？
. !::::: :: ｉ /'ん.り ﾘ '.ニ,㍉,ヽ!ﾊﾉ::
l::::::: :: , {it匕y′ んiﾘ j j} /::::::: l
|:::::::..::: . ' ｀＾¨^" {辷'./ ' /::::::::: .: !
. |::::l::::::::. . : ｉ ＾"'冖 /::::::::: .:: .: ;
!:::|:::::::::::. ::.. :. l┌‐‐-- .._′ ,:::::::::::.::: .: ,
,. -‐1::ﾄ::::::::::::::.. ::::.. ::i. |l i ｀) U ｲ::::::::::::::::: /
く:_: : : :Vい:::::::::::::::::::::::::... :::ｉ |＼ j／ ／:::::::::::::::::::/: /
｀¨丶ヽ{ :＼:::::::::::::; '"´￣｀丶、｀ "´ ...::´/::::::::::::::::::〃./
｀￣ .へ::／ 丶 ィ:::::::::::/!:::::::::::::／/ /
／ : : / ＼ |::::::／ j:::::::::／ /／
- 556 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:26:48 ID:2MJEtA/Q
- ヽ｀￣ ヽ､
＞'／ ／ ￣ ＼ ﾊ
/:／ / ＼ ﾊ
i/ .::/ ヽ ﾊ
/ / .:::/ V ﾊ
./ ｛ .::ノ .::.::. i |
/ ..:::/ i／ /.. ..: : .::i::i:::. |:. |:. ＼
..､＿／/ ..::::/-イT￣|::i ..:: .:/:::ﾊ:ﾄ::::. /:::. |::. ヽ￣ おお、ランカ、私の眠り姫がどうしてここに！
￣| .: .:::ノイ .:i::|:／Ⅵ ..::::: .:/:::/ ヾ Y人:::.. i. |:::::::...｀ ﾌ やはり、私たちは運命という名の赤い糸で
|:ﾊ ::::::::/.:／_|_≧ﾐ i .:::::::i:/／ _ ｨ≦/ハ::::. ﾉ:.|:::/ー'.´ 結ばれているようだな！
|i ＼::-ｲi ヾ弋.ﾊﾍ..::::: l/ , 彡弋z.:ｿ />':./::/:/
ヽ:::::＼゛ー─' ＼:/ ヽ-─ ´/:::/／´
ヽ＞ゝ ヽ /／/
｀ﾍ /'i
_ハ i ｲ_ﾘ_
| ヽ＼ ＿｀＿_ _, .ｲ > .i
| .＼＼ ｀ ー─ ´ <-／ .:|
| | | .＼ ￣ ／ | | |
| | |＞-＞─ ＜..＜| | |
| | | ＞＜ ..::| | |
＿＿ ノﾐ､ ..::::| | ／::::::::::::＼.::::| | /ﾊ ＿＿
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l / バカ！ お前が入ってくるとややかしいことに・・・・・
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/'
!, !" l '､ i
＿_'i iヽ ! U ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
- 557 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:27:00 ID:2MJEtA/Q
- _, ｨ __ , _
, ｨ. ｨﾉY´: :´: ｨ : : : Z__, ｨ
- ､}Y :´: : ;. ｨ-¬く: : : : : : : : 厶_
/: :>､>!ｲ‐'´ ＿ ｀ﾐﾆイ_, : : : ＜
/: :/ / / ／二｀ く : : : Ｚ : _; : :Z どういうことだこれは！ 何でお前がここにいる！
/: :/ ﾋ､}_､ｨ´ｨﾋ! ノ__ ﾐ: : :/^'く: : :了
. ／／ 沙′ ￣ ﾐ:/ ^) }: : :ﾋ
／／ {、 - ＼ , ﾐF_/／: : :く
`-､＼ ｌ L=- ‐- ､ / ﾐf_ﾀ: : :`ｬﾆ´___, ｨ
＼ 、 、V´ ￣｀ ヽ ､ｌ ミ爪 : :ヽﾘ : : : : :厶ｨ
r ,ﾆン Λ '、: /￣/ ｀ﾐxミ′ 〉: :Λ : : : : : :く
|｛ Λヽ-_彡′ ､xミ′ ^V 丿; : : : : :丿
｀ ¨ ´ Λ 'r‐ ' ､xミ｀ 弋ﾆ-､: :、:く_,
ﾘ川 !l少'｀ _У三V `ｰ'
｀¨`＼ _／_三二ﾆ＼
Λ _／_三二三二三＼
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（○）（○ ） |
. （__人__） u .|
. ヽ｀⌒ ´ | やる夫、一体どうなっているんだ？
｛ /
lヽ、 ,ｨ'.) ./
j .}ﾝ／／ ヽ
ﾉ '"´ ￣〉 |
. { 勹.. ｜
ヽ ､＿_,,ﾉ . |
- 558 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:27:19 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿＿
／ .u ＼
／(（○）) (（○）)＼
/⌒)⌒)⌒. :::: （__人__） l_j :::＼ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / /／ 説明している暇はねーお。やらない夫、早く止めるお。
| :::::::::::(⌒) U .| | | ／ ゝ :::::::::::/ 出ないと家が破壊されるお！
| ノ | | | ＼ / ） /
ヽ / └ー.┘ ヽ / ／
＿_ ´￣ヽ、
／´ ....... ｀¨¨￣￣ ､ |.}
／ ...............:................... ＼ﾉﾉ
,.ィ.´...........:.....:....:....:...:...:...:....:....:...一'´＼
／...:.. ..:.......:....:....:...:...:...:...:...:...:....:...:......... `ｰ 、
／....:....:..... . :...:..:,..:-一'....:.....:..............:...:...:...:.. ヽ
／...:....:....:...:...:.....:.:...:...:./:.:..:...:_.::／.../ . .:...:....:..... }
/....:....:....:....:....:....:...:...:..:./_.: ィ´／...:ｨ'../..:.. ...:./...:....:....:. |
/.....:....:....:...:...:...:..:..:..:.:.:/廴._ 乂.:／/ノ....:／..ｲ:..:...}.:...... ﾘ お兄ちゃんがなんと言おうと、私は帰らないし、別れないからね！
|:.....:....:...:...:...:...:..:..:.::／ 込:ジ丁}ン__.:ィ'ﾌ:.／ }/../...: : {
}:.:........:...:..........:._;:イ ^'ー ￣ /辷ｰ―/:./ノ:.:.... : |
ハ::.:.: ::.::.:.rく⌒ヽ:{ 弋:zブﾗ{:.:.レ.........:... i
／＼{ヽ:从/ヽ.／ﾍ / `ｰ彡'´.....:....:....:...:ﾘ
/ _〈〈＿彡' ト､ ヽ. ､ ´ ／...:...:..:..:..::.::.::.:.::/
r一x/r―ヽヽ | ＼ ＼ ﾉｰ ／....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:::/
ﾉ∠、｀ﾌ７く/ ﾊ ヽr个 ┬‐‐/ィ.:..:.:.:.:.:.::.::.::.:::.::／
__,x‐≦―‐ﾐ.く / ￣｀ヽ r┴―┴〈 ｜ /―┬---_z彡 ´
{ ＼＼ {..:..:..:..::::::::{r.┴..、 ヽ
| ＼＼ ＿__j:..:..:..:..:..::::::::::::::::::＼ 〉
ヽ ＼`{..:..:..:...､..:..:..:..:/〉:::::::::::.／ /
- 559 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:27:45 ID:2MJEtA/Q
- _, ｨ __ , _
, ｨ. ｨﾉY´: :´: ｨ : : : Z__, ｨ
- ､}Y :´: : ;. ｨ-¬く: : : : : : : : 厶_
/: :>､>!ｲ‐'´ ＿ ｀ﾐﾆイ_, : : : ＜
/: :/ / / ／二｀ く : : : Ｚ : _; : :Z
/: :/ ﾋ､}_､ｨ´ｨﾋ! ノ__ ﾐ: : :/^'く: : :了 お前はそこのバカにたぶらかされただけだ！ 今からでも
. ／／ 沙′ ￣ ﾐ:/ ^) }: : :ﾋ 遅くないから戻ってこい！
／／ {、 - ＼ , ﾐF_/／: : :く
`-､＼ ｌ L=- ‐- ､ / ﾐf_ﾀ: : :`ｬﾆ´___, ｨ
＼ 、 、V´ ￣｀ ヽ ､ｌ ミ爪 : :ヽﾘ : : : : :厶ｨ
r ,ﾆン Λ '、: /￣/ ｀ﾐxミ′ 〉: :Λ : : : : : :く
|｛ Λヽ-_彡′ ､xミ′ ^V 丿; : : : : :丿
｀ ¨ ´ Λ 'r‐ ' ､xミ｀ 弋ﾆ-､: :、:く_,
ﾘ川 !l少'｀ _У三V `ｰ'
｀¨`＼ _／_三二ﾆ＼
Λ _／_三二三二三＼
_rf´￣￣｀´￣￣:ヽ
／: : : : : : : : : : : : : : : :＼
/: : : : : ,' : : ; : : : ､: :ヽ: : : ヽ,
/: : : ; : :,' : : : ! :!: : :l: l: :l ､: : : ',
/:.:.:.:/:.;:.:l:.:.;:.:.;.l:.:l:.:.:.:l:.:l:.:l:.:!:.:.:.:.:}
,'.;:.:.:/:.:.l:.:l!:.:l:.:{:.l:.:l､:.:.:l:.:l!:.l:.!:､:.:.:.! （自分で計画した癖に）
{!:l::::l:::l::M;M=ｭ`;l:::l llィMMl:l::::}:;:::}
l人:::!::l:{ 《弋;ｿﾞ `､l."弋;ｿ》 }:::lﾊﾉ っていうか、何でお前らまでここにいるんだ？
`､ ｀||从 ´ ¨ ` ¨ '｀ l:リ´ キョン、イザーク、月、それにシェリル。
. ||:∧｀ ,' ト､
/||:::::ﾍ ` ' ./:l!| ,》
. 《》|ﾊﾙト＼. ‐'ﾆ ‐ ／ｲﾙl《》
ﾉﾉ /;;;ﾉﾙ;;;l`. ､__, ィヾ､:ヽ`､f }
. ,r‐‐ii"‐―‐､{::{ ﾄ､::;::||:::::;ｲ｀}:}｀ゞー―‐-､
/::） || }:}. `ｰ ‐'´ 〃/ （:::ヽ
- 560 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:28:00 ID:2MJEtA/Q
- _＿＿
／ : : : : : : :｀¨ｰ-､
__＿/: : : : : : : : : : : : : : : ¨ｰ-､
／: : : : : : : : : : ; : : : : : : : : : : : : :｀¨ｰ､
／: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
/: : : : : : : : : : : : :{: : : : : : ;ｲ : : : : : : : : : : :ﾍ
./: : : : : : : : : : : : : :.',: : :ﾄ､::/ｉ: :/ヽ: : ﾄ､: : : : :.ﾍ
i: : : : : : : : : : : : : : : ﾍ:: :l !/ l/ ヽ::l i: :i: : |ヽ!
l: : : : ﾍ; : : : : : : : : : l-',:l──--､_,,!/ ヾ!l: :,' ヽ
ﾉ: : : : : r､: : : : : : : : :l ゞ-t‐jヾ /'ｰ､l:i/
!ｲ: : : :/ ﾍ: ﾄ; : : : ﾄ; :l ー¨- 〈ftﾂﾞ/| いや、それは俺たちが聞きたいですよ逆に。なんで
i: : : ,' ',:l ',: : : l ',:l ',￣,'ﾊ! 先輩らが、ここにいるんです？
',: : :ヽヽ-､!: ',: : :l '! 丶､l
',ﾄ､: : :ヽ__,,i ヽ: :l ／j
:i: : : : : :i ', ヽ! ＿ _ ,ｲ
',!i: : : : l ヽ、 ヽ r'" ∨∧;!
',::ﾄ;::ﾄ! ヽ､ ｀￣二¨/
ﾚi ヾ!: /
__f´¨ｰ--､＿ ー,--"
／: j ｀¨ｰ-,､ ,'ｰ--､_
／: : : : ｀ヽ､ f´ ゝ._i L＿
／::｀ヽ、: : : : : : ｀ヽ､ i: i ｀¨1i: ,' ｀ヽ
＿,／-: : : : : ::ヽ: : : : : : : : ::ヽ、/ j ○ /'j / ー /｀ｰ-､
'":丶､: : : : : : : : : : i: : : : : : : : r‐'ヽ,ヾ､ i､ﾉ,ｲ ／｀i: : : : ｀',ヽ、
ノ∠.＿
-＜ '"´ ｀丶､
／ ⌒ヽ彡／ ＼
/／ .::xｯ､.::;､ ／/ .:ヽ
-=≠ .:/.:イ爪小くﾞヾヘ彡=-ミヽ::.:ﾍ
,'.::./.::/ :从{"ﾞ´j:| !ハ:', ヾ=-::.ハ＼} いやまあ、ちょっとした飲み会にな。てか、俺帰りたいんだけど。
|/l::|::::| :ﾊ{ ヽ 斗t≦|:｢ ∨_/ヽ}:.｀|
lハ:!:::iV-=k ' Y弋か|ヽ＝!/{^)入:.|
＼|:l:代えj={ ﾘノ / '／.::Ⅳ
|:l:ﾍー/ ｀￣￣ ゝ 几::::j/
|:l::∧ ヽ _ / ｲ:::八
j/ヾ》＼ `ﾆ¨´ ≠∨
ﾘ 丶、 ／≠ ﾍ＿
_ `T斤'´ > _＞'⌒＼
ｘ＜_::＼ ＿/´|| | /￣￣ ￣⌒＼
∠.:::_/＼ >＜二下､ >┴'ｚ―‐‐/ ＼
- 561 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:28:14 ID:2MJEtA/Q
- ＿_､＿､__
, ´-‐- 丶 丶＼_
, ／´、 ＼ ＼＼ ヽ ｖ ヽ
`.ﾆ, | lヽ ﾄヽ ＼＼ ヽヽ
/ {｜/ ﾚ∠ｨ V | | ｛ ,}ﾍ 義兄さん！ 私たちを引き離そうとしても無駄ですよ！
, l/ﾉｲ {./ﾉ付ｯ ､丿 .ｲ ム､こｿ L..ｨ 私たちは既に愛し合っているんですから！
`ｧ.l ゝ ゝ. ´ ￣ ノ´ｒﾉ ﾉ l l‐ ´
ゝlゝlﾂ ￣ ｒ＜ ﾙ′
ゝ､＝ｧ ' || ｛
ヽ`ﾆ ／ ｊﾍ }
', ´ ∠ ¬ー-､＿＿＿_ -――-､
` ¬ ／ / | / ∧
,ｊ_／ ' / / ∧
/ .:＼ ／ , ＜ l |
,/} ／∨ / / / |
ノ / V , ' / /＿＿ 〈 ＼ ヽ
乂 ,. -――- ､
_ ./ ￣ ｀ヽ: : : : : : : ｀:､ / ￣ ｀ヽ
／: : i : : : : : : : : : : : : : : : :⌒ヽ. ! |
./ /: : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ／ ＿ ／
/, ｲ::/: :|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
!l:!::|::!|i::.|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:',
ﾊl ﾊ:入:|::.::.::.::.::.::.::.::.::i::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.',
|| ,}::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::..',
. ﾒ='仆::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::､', そうだよ、今更帰るつもりなんか無いんだからね！
i' |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.;:.::|ﾘ
〉 |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.|ヘ.::.::.::.::.::.::.::.:ｲノ
`', |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:| ヽ:.::.::.::.::／
', |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.| ﾍ｀y'"⌒ヽ
'-|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./ Y ）⌒ヽ. ｀､
人::.::.::.::.::,.i::.:／' ヽ'^ヽ夂 !
,.‐'´ ＼ﾘ／ '"＼ ＼-‐'⌒
/,.===､ `ｰ- ､ ＿,.冫
|/f兮ﾌ ! ｀､
- 562 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:28:28 ID:2MJEtA/Q
- ＼ ☆
| ☆
(⌒ ⌒ヽ / やかましい！ 今日こそお前を連れ帰る！
＼ （´⌒ ⌒ ⌒ヾ ／
（'⌒ ; ⌒ ::⌒ ） 義兄さん！ 私たちの愛は無限大です！
（´ ） ::: ） ／
☆─ （´⌒;: ::⌒`） :; ）
（⌒:: :: ::⌒ ）
／ （ ゝ ヾ 丶 ソ ─
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
＿＿__
：／ ＼：
：／ _ノ iiiii ＼. ＼
／ （○） （○） ＼ まずいお、二人とも完全に頭に血が上っているお！
： | （__人__） |： これじゃ脅しもきかないお！
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ
：| ＼| .i ｲ |
|＼ ／ 人 .＼!
| ＼___／ ＼__/：
| /
| /
- 563 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:28:45 ID:2MJEtA/Q
- _,,......................_
,.- ´:...::::: ｀丶､_
, -‐''´::::::: ...::::::::::::... ￣｀ヽ
}.:::::::::::::::::::::::::::: .::.......... ::.... }
ﾉ.:::::::::::::::::::::::::::::::;:-:､::::::::::.. :. `‐-､
ｒ'.::::::::::::::::::::::::::::::::〈;-‐ヽ､::::. :.. ::. }
ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::/ }:::: . . .. ｒ'
} ::::::::::::::::::::;::::::i:{ |::: .:: :: :. ::. ｀> 目の前にランカちゃんがいるから、余計に止まらねえぞこりゃ。
ﾉ ::::::::i::::::::::ｊ!::i::{`＿_,, {i:::::ﾄ､:i::.... ､::::: :.. /
ヽ::;;-i::､:::::::{_>{戈ﾐ､ ヽ{.ｨ戈ヽｲ::::ノ::: L
ｿｒ､ﾍ:ヽトヽ┴‐┴ ┴┴ ﾉｨ/}ル'｀`
'､､ 〈ﾍ{ { l' ′
ﾉｨﾍ.._ /
「｀`＝ゝ､_ _' /
ｊ ` ‐ ﾆｭ ｀ ー＝ ' ／､_
{ | |ヽ、 ￣ , ': :＼‐｀ヽ､
__ゝ.､ | |: : :}＿_ノ: : : : : ヽ､＼ヽ
_ ... -‐ ´ _ｒ 丶､ //: :〃: : }: : : : : : : : ＼/
_ .. -‐ ´ ｀ヽ_.. -‐ ´ ｀ﾞ＜/､:〃: : :＼: : : : : : : : :〉
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（● ・・・・・・・仕方ない、奥の手を使うか。月！
| （__人__）
. | ﾉ
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
- 564 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:28:57 ID:2MJEtA/Q
- ,. -‐- 、
/. :/:} : ﾊ
{: :/|ｲA: :}
V､r┐ 〉ﾊ‐-: .､__
／: /辷ｲ/. :〉:､: : :-‐ﾍ､__ オヨビデショウウカセンセイ。
＿ ＿ .. -‐ '"´. : /_:V{ト{: く: : :｀ト､: : : : :_＞ ､_
/三 {: : : : : : : : : :_ .. -ﾍ: ヾV. :/. : : /: ﾊ｀ 丶 、 : : : /7¬ァ
｀ア -┴…¬ "¨´ ＼{: :/: : ／. : : }ﾍ、 ｀ ー┴ﾍ 三}
V_:／. : : : : : : ﾊ ｀￣´
}､: : : : : : : : :i: :|
{:｀:ー : : : : : }: :}
|: : : : : : : : :/_ノ
ト- ､:_:_: :イ´
| : : : : : : /
| : : : : : ∧
| : : : : /. : ＼
{ : : : 厶_: ー‐ｰ ､
＼: : : : :｀ヽ､: : ハ
／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
. （ ●）（ ●） | お前にチャンスをやる。あの二人を壁ぎわまで追い込め。
|（人__） | そしてそのまま抑えてろ。そしたら今日の事は全部チャラに
| ⌒ ´ | してやる。
. | |
. ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
- 565 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:29:09 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ どうする気だお？
／ -=・=- -=・=- ＼
| （__人__） U |
＼ ｀ ⌒´ ／
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .|
! （__人__） |
, っ ｀⌒´ | まあ、見てろ。早くしろ月！ 出ないとケツを蹴り上げるぞ！
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
- 566 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:29:47 ID:2MJEtA/Q
-
,. -─- .､,
不:::く｀ヽ;::､:::｀丶
ハ:l::;;ヾ:ヽﾆヽ:ヽ::､ヾヽ
,':::i:ﾄヾヽ::ヽ:ﾄヾ､ヽヽヾ`ヽ
l::i::|l::卞ﾑヽ:;ヾY.ｪYl::ﾄ::ヽ こうなったら自棄だ！ ウオオオオオオオオ！！！
|::l::ﾄ;:::Kさ'く:::f ,｀ ﾘヽヾ',
';:';ヾﾄヽu `r'- ､ u|::ﾄ`､
ヾヽﾍu |';二::! 入',
`トｋ ヽ､ｚｿ ./::| ヾ
＿__._,r､ Y:j｀ ‐ ､ ｰ´／ ﾄｊ
／｀ヽ_j'､_ノ￣l!'´ヾ- ､＿｀_¨ ｣､
∧ ,ﾉ Yヽ l ヽ 7ヽ~ﾍヽ.､
/-'´｢ ヽ ヽｊ＿. l ﾄ､ /〃ﾊ | ヽ ｀ヾ ､_
r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)| l ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl ヽ ヽj｀ヽ
/ '´ ﾄ､ Yrイ ∧l ', ヽ Tﾍ', l _..ノ l j ',
,′ .}､二ィ } / l ヽ ', |､､ﾍ. | ＼ ／ }. ﾍ
i トz'_ノ,ｲ | ',. ', l､ヽﾍ | | j/ l
| ノ ＼¨7/ l ﾄ､ ヾ ､ヽ ',.l lｰ- ／/ |
ゝ─'-- -r-`' ｌ ',.ヽ ヽ ヽヽ! |￣ /j l
r´￣｀/´ ￣￣￣: :｀＞. .、 ＿
、ー── r′ ／,r──── 、: : : : : :＼ィ:⌒:＼、_ -ｰ ´ ／ 月 僕の為におとなしくしてください！
｀ ＞: : : : :,. ´:/ //￣￣ ',: : : : : : : ＼: : : : : : : : : : :／
,, r ´: : : : : :/: :./ //￣￣ |: : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : :￣｀ヽ、 オズマ こら離せ！ 何をする！
／:.:. : : : : : : /: : ,′ ＿＿ |: : : : : : : :,: :ﾊ: : : : : : : :、＿: : :ヽ、
ー ＝＝ __,: : ,′: レ'´;￣ ￣｀＞ 、|: : : : : : : i: : :{: : : : : : : 、ヽ、￣ ｀ グラハム 少年、残念だが私を阻むことは出来ん！
／: ;.ｨ: : : ,′: :}、i: : : : : : : : : : :,7!:..: : : : : :ﾄ、: 〉: : :、: : :＼￣
ｰ '''´ |: : : |: :''7ﾐ、ﾄ、: : : : ,′,! ｨ-|:.;′,: : : | ∨: : : : :ヽ、: : :＼
|:.:.:,:.{: :,′,-ﾐﾍ:. : :./レ'ｨ−､ﾚ}: /:.: : :| } , っ: : : :ﾍ ｀ヘ:ヽ 何をする気だ？ あんなヒョロイ奴にあの二人を抑えられるとは
l:.:.,':.ﾍ/ / ｨﾆ、ヽ/ ´ｨ!ﾊ ヽﾚ':.: : : :|ィ ´ ﾉ: : : : : :ﾍ 思えんが。
ﾚ' |:. :ﾊ 弋ﾘ 弋.ﾘ }|:.: : : : |〉 ｲ:.:＞ i 、:.:.:.ﾍ
|:.: : :| ｀ー' ー ' |:.:. : : :} ノ:.:.:.:.:.:.:.:.l トー '
〉:.: 八 、 |:.:. :.: ;ﾚ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ. ﾍ
//|:.: :i:人 ＿ |:.:.:,:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧.∧
//: :|:.:,l!: :| ＼ ｰ ｀ イ|:.:.:l!:.:j:.ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧.∧
. 〈/: :.:.l:.:ﾊ: |:.:.:.:/ゝ、 ィ ´ |:.:.;|:.:|、:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧´
/: : :.:.|:}:.:ﾚ':.:.:/ ／ 〉 |:.:,'|:ハ｀＞
/: :.:.:.:.:l!:.:.:.:.:.:/-ｧ' / |:./ l! ! ｀＞ 、
- 567 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:30:01 ID:2MJEtA/Q
- ,, -‐ ､
/' ヽ
／￣￣＼ ./ i
／ ._ノ ヽ､＼ / ...........i
| （●）（●） | / ..:::::::::::::::|
| （__人__） | / ..::::::::::::::::::l さてと、久々に使ってみるか。親父の遺産って奴を。
.| ｀ ⌒´ .} ./ ..::::::::::::::::::::!
| }/ .::::::::::::::::::::/ あと、危ないから他の人たちはみんな、席に着いてくれ。
ヽ ./ .:::::::::::::::::::/
.ヽ . .／ .:::::::::::::::::::/
,. ‐'"´ `'‐,r''"~ .:::::::::::::::::／
..:.／,. -‐‐- ､ l′ ..:::::::::::::／|
:,' ／ !.:::::::／:i..:..l
r ､ / !::::::::::: i..:..i
l .......`:i i !:::::::::: ﾞ､:.i
! ::::::::::/ i i:::::::::: ヽ:i
.! ::::::::/ i .....i::::::::::: ヽ
.ヽ ::::::| `､ `､ .....::::::::::::l:::::::::::: `,
/ ＼:::l. `､ ヽ::::::::::::::::::::l::::::::::: /'''ー─----､
`ヽ `､ .::::＼:::::::::::::::|::::::::: /,, ,. ‐;''
ｒ-､
{ ｌ ｀''ー-.......,,,,,,,,､__ よいしょっと。
｀ヽヽ､ __,.｀''ー―ｒ-...,,,_
,.ニニ､―ｒ-...,,/ /⌒｀¨ ｀ヽ､_
{ ｀ヾ / ｒ‐/ ＼｀ヽ､ ポチ
'−､ } / / / / ヽ, ｀ヽ､
ヾ`ｒ‐ / / / / ｌ Ｔヽ､
｀ヽ、 ｌ ! ! ｜ ノ !
｀'､ /_,,..ヽ_ノ｀''ー..,､ ／ ｌ
￣ ｀''ー―-..,,,__,.イ ／
｀''ｒー―‐''"´
｀ ヽ､
｀ヽ､
- 568 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:30:13 ID:2MJEtA/Q
- オズマ＆グラハム＆月
.. /⌒i
_,,..､ .| / ,..-､ /`l _
l l | /´ l,､_ノ l |/ 〉
| i' '´_,,、 . ,-､,-‐'''"＼ l |ﾚ' _,,..、 ,..､
.| し''´ 」 . l ._‐t .| ' ヽ ｀ｰ､ ／ ア
.| ,,.-''´ ヽ┘ l / r‐､,,,-----――-、 ヽ､ 'l ／ ／
| .| ! l ｀――''''''''''''''''''''′ ｀ｰ',／ /
..l､_ﾉ ､ .__/ l ／ /´
｜￣ __,l 「 ／
└-...‐''ﾞ . ｀''"
∧∧／／∧∧ ∧∧／／∧∧
＜´ ＿＿＿＿ ｀＞ ＜´ ＿＿＿＿ ｀＞ ギャアアアアアアアア！！！！！
＜´ ／／￣￣＼＼ ｀＞ ＜´ ／／￣￣＼＼ ｀＞
＜´／／, '⌒ l.r‐-､.ヽ＼ ｀＞ ＜´／／, '⌒ l.r‐-､.ヽ＼ ｀＞
＜´／;;/ （;;;;;;;;;八;;;;;;;;;） ヽ;;＼｀＞ ＜´／;;/ （;;;;;;;;;八;;;;;;;;;） ヽ;;＼｀＞
＜´|;;;;（ ｰ-' `ｰ-' ﾉ;;;;;| ｀＞ ＜´|;;;;（ ｰ-' `ｰ-' ﾉ;;;;;| ｀＞
＜´ ＼;;;;;ｰ┐ (_八_)┌-';;;;／ ｀＞ ＜´ ＼;;;;;ｰ┐ (_八_)┌-';;;;／ ｀＞
＜´ ／｀;;;;;;;`ｰ┐┌┘;;;;;;;;＼ ｀＞ ＜´ ／｀;;;;;;;`ｰ┐┌┘;;;;;;;;＼ ｀＞
＜´ ／;;;;.-======| |=====-;;;;;＼｀＞ ＜´ ／;;;;.-======| |=====-;;;;;＼｀＞
＜´(__／l;;;;;-====| |=====- |丶、__）｀＞ ＜´(__／l;;;;;-====| |=====- |丶、__）｀＞
＜´ |;;;;;;;;;;-==| |==-;;;;;;;;;.| ｀＞ ＜´ |;;;;;;;;;;-==| |==-;;;;;;;;;.| ｀＞
＜ | ／￣三__三￣＼ | ｀＞ | ＜ | ／￣三__三￣＼ | ｀＞ |
＜´ ＼＼／／＼;;＼／／ ｀＞ ＜´ ＼＼／／＼;;＼／／ ｀＞
＜´ ﾉ;;;;;/ . !;;;;;ヽ ｀＞ ＜´ ﾉ;;;;;/ . !;;;;;ヽ ｀＞
└‐ '´ ｀-┘ └‐ '´ ｀-┘
- 569 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:30:27 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | おおすげえすげえ、流石は親父が作った防犯装置だ。ちゃんと動いたぜ。
（ | さて、早速飲み会を始めるか。
. { |
⊂ ヽ∩ く
| '､＿ ＼ ／ )
| |_＼ “ .／
ヽ､ ＿_＼_／
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ いや、その切り替えはおかしい。でも、まあいいかお。
| （__人__） | 何も起きなかったんだお。
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
- 570 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:31:01 ID:2MJEtA/Q
- Now Loading
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
＜ ＞
＜ 乾杯ッ！！！ ＞
＜ ＞
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
,. -‐＝=､､
,. =＝=､､ ｏ ○o. i :::ト､
_,/ ｀ヾ´´`ヽ、 ﾟ .ｌ :::ﾄ､＼
// .::::/ :::::!=＝=l :::|ｽ. ',
/./ .::::/ ::::l | __ ..... _::::|} ヽ l-､
. ,ｨｸ ,'..__ .::::/ ::::l :l '´ ｀)'｀ヽ ヾ;＼
／::{ﾞ ヽ、 ｀`丶､;/‐‐- ､::::l `'::┬‐--＜_ } ./;:::::＼
／::::::::! ,＞---‐'ﾞｰ- ...__)ｲ ,. -‐‐-､ﾄ､ |l::ヽ ／;';';';';::::＼
. ／|::::::;';';'＼／｝ （ヽ、 _/| (´ _,.ｨ!::ヽ. ヾｰ'´;';';';';';';';';:: /ヽ、
／ ,ﾉ:::;';';';';';';';';'/ /ヽ､二ﾆ-ｲ ヾT ¨´ ,/;';';::`、. ＼';';';';';';';';';';〈::...
. ／ i::;';';';';';';';';';'/ ,ｲ.:::::::::::::::::: ! ヽ`ｰ‐'";';';';';';';ヽ ＼';';';';';';';';';!:::::
- 571 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:31:23 ID:2MJEtA/Q
- 。 ﾟ。
（(,.)´)´)´))
|~U~ﾟ￣.|ﾟo
＿＿＿_ .｢ﾆ| u | O 自己紹介も済んだし、その前には何も無かったお！
／⌒ ⌒＼ , っΞl!. ｜ 今日は精一杯楽しもうお！
／（ ●） （●）＼ ／ i L| _＿__ .|
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼／ ノ .￣''──┘
| |r┬-| | ／
＼ ｀ ー'´ ／／
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
,. ‐' ヽ､
_,.'´ l
,. '" ,. -‐ ''''''''' ‐-.､ ヽ、
l ,.... 、 ﾞヽ l
l ___ ヽ ﾉ
丿 , /´ ｀ヽ、 !,
( i' , l '、 ヽ､,. ,. } だな。何もなかった、何も無かったんだ。
ヽ !, ,ヽ, '!､.....,,,,__,, `ｰ=;;`ﾆ'イ） i'´
ヽ ,. -,ヾｲ-`ｰ＝＝='" "ﾍ='-'ﾉ､.ノ
. Y,'',=!､| '!ﾆゞｲ‐' |
. !,ゝ 7ﾞ' '､ ,'
`,i‐､ _,、 /. /
i´ヽ、i !'､ r---‐=;ｲ /'>､_
| `ヾ; ヽ､ `ー 'ﾆ´ //／ｨ.)、
| `ヽ.`ヽ_、 ,ｲ /./ /
.ヘ、 i i´|`r､-_::‐'´ゝ'/ /`;;;ヽ;;,,,､,
,,;;';;;;;;;ヽ、 | | | | | ´ |/ ,ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;ヽ;,,,､_
,;;;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 ﾄ.!.| | | ,,:: ヽ /.|､::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ`ヽ,
,.;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;>ﾐ ､ヾ | | ´!''" ヾ、 ` ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i `i
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ `ヾ､'',_! | l〉 `ｰ ､:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ､!i
- 572 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:31:33 ID:2MJEtA/Q
- ＿_
＼､＿＿＿＿_ ｀ヽ＼
＞― ､ ｀`ヽ. ヽ
＼ , ´￣￣￣｀ ＿__ l |
ヽ二二 ´￣ ＼＼ ＼ 'ﾆヽ
ア ／ l／ / l l ヽ } ＼
. ／／ , ／ /// | //￣＼＼ ヽ ヽ
. / ｨ ／／ l// ///／￣_ ＼＼ | l 酒も料理も旨いし、言うことないですね。
/´/ /／／ ／, 彡ﾚ'／l〃≦ッﾍi ヽ V"ヽ
/ .ｲ/／ ／／ア／イ ﾘ ｒ代ﾂ ﾉ Ⅵヘ 丶
. / //.ｨ ／／ /ー≦ﾘ、 ¨¨´ 〈 /ﾉﾉ
/ /// l/ / / /ﾊ.ｨ戈ｔｱﾞヽ ／|
‐彡' / ／l / ∧'｜ ヽ 一'´〈 _ _,、 「V { ､
. ￣￣￣ |ﾍ/ ∧ﾑ ∧ ｌ ヽ ｨ ＿ｊ / V ＼__ﾉ）
∨ / ⅥV ゝ ソ く_ﾚ´ ﾉ .′ Ⅵ ‐≦_
. Ⅵ ⅥV |ｨ l＞ _ ` ‐彡 // , ﾚi }＼＼
`ー Ⅵl 八ノノ //＞.. __／/ / ノ/ /l ヽ.l
｀¨´ ﾉ／ ｱ 从{ ∧ / ‐ 彡 イ/リ Ｖﾘ
｀¨¨´ ｛ゝ｛＿`ン} ヽ / ´￣ l' ／
`＝彡 丿 / ,. -‐V ／
／ ／ ／ ／ ／´
..-―――― .. _
´ ｀ヽ
ｒ´ ヽ
! _ ___ /
ヽ、 ....... ---＝ﾆ.... li∩!v / いや、いろんな事が起きただろう。これは何か？ 突っ込んだら負けという
l__＿＿＿＿...＿＿ﾞﾆ"_! 奴か？
ｌ彳 / ､ ＼ ｌ ＼ ミ i
人ヽ !-辷‐ ,ﾐ=ｨ≧ﾘ、/
／ ｌ ゝ ヽ --‐ '' i -‐ﾌ弋
／ ! ｌ ヽU ′ ／T i丶 _ , ―- ､
／ l ヽ ､. ￣ ／ヽ∨ / ﾍ / " 、ｿ ﾐ
/ l ヽ／ 心 ｉ､ >v〃 ヽ _ / ／ ゝ ］
,'／ ￣｀ - <ﾘ ｰ/ ヽ 斤│＼ Y ＞- ' ´ ヽ ／ ﾞ i 」
| ーﾆＫ. ∨ ∨ / ∧..- ´＼＼ ヽ .-‐ " /
| ＼ ＼/ ,ﾋ＞ ´ ＼＼ ＼＼ |ﾘ , -
ゝ ＼ /. - ´ ＼＼ 二 ト‐ ´
l ＼r ／￣' 二 | | l
l ヽ、 | | .| |, '´
. l ＼ - ´
- 573 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:32:05 ID:2MJEtA/Q
- ／ / ＼
／ / / ＼＼ ＼
, /'/｀ ‐- _＼ ヽ
/, / 'ｌ|| _ 、-‐｀ヽ. | 大佐の感性は正常ですよ。さっきまでの
. 〃 | ||||´ｨ云ﾃ Ｕ l /- ､ | 出来事と今に、ギャップがありすぎますし。
. || || | |||| ﾉﾙk ｌ /
. || || | <ヾヽ Ｕ /´ ﾚ / |
. ﾞ| || l ﾄ _ ｒ彳 ＼＿_,}
V|| | ｌ| ´_￣｀ Ｕ／ ﾉ ノ ,}
`lﾍ|､ ｌ|ﾍ ‐ ´ // 彡 'ｿ
ゝⅥ| >‐┐ , -‐/ｲ _≦
`ﾘ ﾉィ Ｙ.:.:.:.:.:.:.:// / ﾑ＿ゝ＿
､__ノ , 〉.:.:.:.:.:/ｨ／l/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ ､
｀¨ﾌ彡.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
, -―一'.:.:.:.: : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／: : ; : : : : :Y: : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
/: : ／: : : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
l: : /: : : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
思考を切り替えた↓
_ -―……―- _
／ , , -―<｀ヽ､
／ l ／ , -―‐<＼＼
/ l l／ ／ _ < ＼ヽヽ
/ l l ／ ,. '´ ヽ ヽ ぃ
,､ , l l ／ ヽ. `, l
! l l | ﾚ Vi l
｜ｈ | , -| !＝＝= ､ , =‐Ⅳ アレルヤ、悩んでいると禿げちゃうわよ。今はお酒と料理を
. ! l l | l { ﾍl !'￣］ｊ仆､ヽ /ｒ尓ﾊ! 楽しみましょう。
. |｜l , ､ | | ぃ (l ｛ ヽﾋｔﾘ { ﾋﾘ { |
. l ｛ l, ﾉ } | | l '､ｉ ｜ ヽ ﾊｊ
,ｒ'ﾞ￣｀ヽ.ｊ ′ ! ! ! l l , / ' l
. ｆ´￣｀丶､ ＼{ l ｌ l ! l ,.... ., , {
V￣下>‐ ¨´l l ｌ / / l | ＞ . ´ ／! |
V ｊ ヽ } l l ｌ / l !ー― ､＞ｚ‐< ｜ !
'. , / l l ! / ! ｜ 〃 》ハ ! /l｜｜
､ ﾉ ﾑ ＿＿＿_」」」ム-‐＝! l 〟 {{ V / |｜ |
i､_,ｒ ／ l ／⌒ヽ l |=〝 》 K＿! l l
_」≠'´ | / ｀､ ｊ l ー〃 ｜＼l｜ﾉ､＿__
- 574 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:32:23 ID:2MJEtA/Q
- ,. -──¬ー､-- -- ､
／厂:::: ':::::::,::::`ﾄ、:::: 、:｀ 丶
／;--:::／::::::::::、:::::: l::::::: ヽ:::ヽ:: ＼
/::::´::::::/::::,::::::|l::::l::i::::: l::::::ヾ:::＼::',:｀:ヽ
/´ヽ/:::::´::::::/::::::|:::: |l:::l::ﾊ:::: li::::::::ヾ::ﾞ::,:::::::｀, ﾄ､
´::::::〃:｀丶::/::::::: |:::: |ｌ`y l、;:ヽ::::::l};:::ﾊ::`ﾄ､:::、:ヽ
／厂:::/ｲ:ヾ:::::::ｲ::::i::: |l::: |.lL'−ヾ;;;::｀:::::!ヽ;:::l:::::iﾄ:::ﾄﾞ::｀,
|:〆::/:ﾊ|;;:::::＼/-､l:::: |l::::: ィ勹Tヾ ヾ;:｀:i-‐ヾｌ::::l|::;i｀ヾ:l
|:!::;::ﾄ::l l;l|::代:::l -' l:::: ﾄ､::lゞﾕソ ヾィTjlヾ小:|l::::! l:l だな、それにしても旨いですねこれ。
|i:::〃;:l l;;l|:{|::ミ;! { !:::: i ヾ! ! ｀−´l'l|::::|i:::! ﾘ
|:::li';::::l l;;;;l|;ヾ;;｀､__ ｌ::::::iｌ 丶 ヾ !;;::::小;| ´
|:::|l;:::::l l;;;;;/ﾐ::::;;ヽ､ !;:: }iｌ ′ ';;;,:::l::| !
|:::|ヾ:::l l;;;;/ハlﾄ:::::::| ｀ﾞ , ＝ｧ /;;/!:::ｌ:;| http://img6.cookpad.com/recipe/p/1308/144/E012A274A35ADC80D4400E1DC3CE52EA.jpg?1253872422
l|::|:::::::l l:/;少;j};;ゞ/ ￣ ′ ｀ﾞ
j}::::|,::::::l li´;;;;;;'|!;;/ ` 、 ｲ
ｲ;::::,!｀::::l |!;_√ ー--､ ` ー ´
´::::;;ハヽソ ＼ /
/:::,´_,-ーヘ ﾍ, | ＼
|l;／iミミミミﾐ＼ ／ミj＼ ＼ ＼
_,. -―――----- ､_
,. - '´ ｀' - 、
. ／ ｀' ､
,.' ヽ
. / '.,
,' ',
,' | l i,',
,' |.l |.l .|', .!, ,!イ ｀ それはブリの紅菊盛りですよ。一味を多く振りかけるのが
| |.| !| |',',. |.',', ,.!ゝl,ﾞ ', コツらしいです。
! ヾ､＿_.N',＿＿＿_,!',l',＿ .| .!'l, '",r1'!. ',
! .! ,. -―==＝-- ｀' / ｲ;j,ﾚ', ',
! '､. -‐''i"'テlー,` / '´、 ! .l .!
!| | ', ', ´`ゞ-‐"'´ ／ ｀7! !,.l
!| .l | ', '､.'､ ／ ﾞ,' .|',.!
l|, l | !. ', !､', ／ ＿,. -‐, / !',|
. '|, !,!, .', .l､ ',ヾ,. `ｰ‐'"´.,' .l | .| '!
ヾ'!ヽ .,__ ', ','､!-',!､_ "´ l" ‐'`' ､ l
｀ ‐!`ﾄ､ !'';ﾄ`;'!- ｀ﾆ‐- ､_ , ' ヾ
!. ヽ| ｀,ﾆ‐,-,ｰl /｀"
,. - 'ｰ- ､ _ゝ､,ゝ!.,'.,'
- 575 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:32:38 ID:2MJEtA/Q
-
.,. '"´ ｀ミﾐヽ
,．'´ .. ., '´ ,. =ﾐヽ `ﾄ､､
／〃 . / .:,.∠ ミﾐﾐヽV .! ﾄヽ
〃 .: .: l .:./.:.:.ミﾐﾐヽｿﾉノム ﾊ
〃.:, .:.:.:.:.: l.:/´`77''ﾊﾐｼｼ彡ｨｲ:!: ﾊ
/.:.:/.〃.:.:.: l:l l/ i:! ;! i;! i:!.:.ﾉ! こっちのセンマイ刺しもいけますね。ビールに合います。
l.:./:〃.l.:.:i.i:l.l､､､ﾘ_ ﾘ ﾘ _,ﾘ,,,.ﾚｲﾉ
l/l〃ハ:N从l‐ｪﾃﾃﾐL__ｨｲﾃ‐ｯ Tﾘ
ﾉ.:.:.i い｀ﾞヽL _＿.ノ ﾄ､_ ＿ ﾉ!L_
lノi.:.Lい -孑 ! ﾘ `フ
lﾊ.:ヽ､ 孑 ,....:' / http://29kai.up.seesaa.net/image/A5BBA5F3A5DEA5A4BBC9A4B7B5FEBEEB.JPG
';.:.:ﾄ､ ｰ---‐ /
lﾊ( ヽ､ ｀¨´ /
_ ＿」 ',. 丶､ _＿,.ｲL_ ＿
/.:.:.:.:. `ーr‐- ､ K´i￣`1
l::::::.:.:.:. l i l:l l L
¨´:.:.:.:.:.:. . l l ; l:ﾄ､l ノ:.`ヽ_
.:.:::::::::. :. l lヽ _ { .ﾘ.:.ぃ´ ｀`''ー
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.: ＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ,:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｉ:.:.:ヽ:.:.:.､:.ヽ
. /:.:.:.,:.: /ｉ:.: /:.: /:.:.:.:,:.:.:.ｉ:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.ｉ:.:.:.:ｉ:.:.:',
､ _＿.:':.:.:./:.:/:.:ｌ:. ｌ:.:.:.ｉ:.:.:,ｨ:.:.:. ｌ:.:.:.:.!:.:.: ,:!:.:.:.:!:.:ｉ:.ｉ
￣ 7: ｉ:. ｉ:.:.:.!:.:ｌ:.:.:ﾊ:.:ｌ !:.:.: ﾊ:.:.:ハ:./ ｉ:.:.:/:.:.ｌ:.ゝ､
ｌ:.:.!:. !:.:.: ', ｌヽ:! ヾ ヽ/ !/ !' !イ:.:.:/:ｌ: ⌒
!.:ハ:ヽ:.:ハ!― - ､ , ､ , - ―‐ ｌ:イ:. ｌ 見た目はアレですが、味は抜群ですね。わざと茹でてますから
ﾉ' ｉ,､:.:.ｉ 弋赱メ 弋赱メ ｌ:.人:.! 食感はいいですよ。
! ヽ:.! !:.:Ⅳ
ゝ.从 ｉ:. ':./
ｉ:.:ﾊ. ､!: /:./
!ハ:.:.. − ―‐ 'Ⅳ
ヾ ＼ ／ｉ､
,.ィ ヽ ､ ／ ﾉ 丶
／ / 冫､. ´ ,.〈. ',｀:..､
／:.:.: ｉ /､ oヽ /〃､ ｉ:.:.:. ヽ
_ ....:/:.:.:.:.:.:.|. /､ ＞‐＜ ヽ ｌ:.:.:.:.:.:.',:.... _
_ ......-:.:´:.:.: /:.:.:.:.:.:.: ! / ￣',:::::::::/￣ ヽ.!:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.｀:.:-...... _
- 576 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:32:51 ID:2MJEtA/Q
- （⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ こいつも食ってくれ。久々の自信作だ。
| } ＼
／ヽ } ＼ http://info.pref.fukui.jp/hanbai/syunfile/syun17/images/isan_image_01_03.jpg
／ ヽ､＿＿__ノ ）
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
, |j／ ,. '⌒''"´ ､ ヾﾍ ヽ
/ / / ／ ＼ ＼ i
,' / ／ ｀､!
ｉ礀 , ´ , }、 }
| :! :{. /{ j1. j､} ﾊ } ﾘ
l ！ い､ 厶ム,Vjノ }' 'ﾕ/_ﾙ1 ,ハ
| ', ｀｢ﾊたｶ} ´{ｔ:'小 7' , 先生、それ鱗が付いたままですよ。
l iﾑ ､ｌ "＾´／／／/｀＾" ﾊ '
| ぃ} ヽ __ , ' .} }
, '! | '. ,∠、ヽ ﾊ/ ,′
／ ｉ ｉ釗 } >'ヽ、 ヽ ﾍ .ｲ,.′ ｲ
. / 川 /i/´ヽ 〉ﾚ' / !
{ , 厶,い , / /! ､
ヽ / / ﾉ､7 /. ト-‐¬- 、
ノ} __, / ,' i´ i′ / ｜ ／ ヽ
／ ﾑ. / ﾊ. l 礀 ,' |' ,. -ﾍ
/ ／_,ノイ }｜､！ { ！ ,. '´ ＼
{. / / ; l ヽ 」ﾍ. ,ハ }
､ ｉ {ﾊ { !礀 i ／ V 〉 / j'´ ﾉ ;
- 577 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:33:20 ID:2MJEtA/Q
- (ヽ三/) ））
＿＿ ( i)))
／⌒ ⌒＼ ＼
／（ ●） （●）＼ ） それが良いんだお。てか、よくこれ作ってたお。
.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼
| (⌒)|r┬-| |
,┌､-､!.~〈`ー´/ ＿/
| | | | __ヽ、 /
ﾚレ'､ﾉ‐´ ￣〉 |
｀ｰ---‐一'￣
／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） | お前、これ無いといつも不機嫌だったじゃねえか。
. | （__人_） さっさと食えよ。
| ｀ ⌒ﾉ
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
- 578 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:33:40 ID:2MJEtA/Q
- ＋ ＿＿＿_ ＋
＋ ／⌒ ⌒＼ +
ｷﾀ━━━／／･＼ .／･＼＼━━━!!!!
+ ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ + 鱗がサクサクして無茶苦茶旨いお！ 相変わらず、
| ┬ ﾄｪｪｪｲ | やらない夫のメシは最高だお！
＋ ＼│ `ー'´ ／ ＋
＿|＼∧∧∧ＭＭＭＭ∧∧∧／|＿
＞ ＜
/ ─ / /＿ ──┐ヽ| |ヽ ム ヒ | |
Χ ─ / /￣ / ／ |￣|￣ 月 ヒ | |
ノ ＿_ノ _ノ ＼ / | ノ ＼ ﾉ Ｌ_い o o
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） |
. | （__人__） .| お次はこれだ。ぐっといけぐっと！
| ｀ ⌒´ ﾉ
. r─一'´￣`＜ヽ }
. `ー‐ｧ , ) , -'~⌒ヽ、 http://www.muji.net/pc/netstore/img/cmdty/4945247538120_l.jpg
ノ {. ,ﾍ ,l. ゝ、_ .'ヽ).
. ／, ､ _ /. | . ', . .. .ヽ、
（／ / // / / ...| ...|＼..＼＼ ＼_)
/ // / / . . ＼_＼_)､_）
ｰ' {_/ノ ."´
- 579 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:33:55 ID:2MJEtA/Q
- ,z;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-<ヽ-',r';;;;';ﾆi.i,...., ヽ 、
,/-'ヽ= 'ヽ=ヾ = i‐- , ,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼i l : : .＼
／ ｀~´ ﾞ'- ' !;;;;;;i-、;;;;;;;;;;;;;;;ヾ>i : . ＼
／ ~ヾ- r; 、;;;;;;;;;;;;',- 、: ヽ
,- '' ~~ './ , ' / . ...._ ヾ-!;ヾ;;;;;;;;;;i;ﾉ_: : ',
l r./ / .:,' . : .,.＼; ; : . . . .'-i';ヽ;;;;;;'i ;;! : .',
':, y / : | . : :/i: /ヽ/: . . . : . : : : . ヽ-r;'i;;;;;i' : : : .i
!,''ー―!'l i :.l: : : : / l:/.l:./|: :/ . : . : : :‐ ''''' :‐- 、 !,;';;;;;l:ヽ, : l これこれ、ヨーグルトたっぷり塗りつけて焼いたタンドリーチキン、
,-ヽ, ._.! | /.|: |: : : :i' !' |/ .!: |: : : : : : . . : ／: :/ : ヾ;|ヽ;i : | いつ食べても最高ね！
ヾ;;;;ヾ ﾞl i !,: !: : :| -- 、 '; :l: : : : : : ;x ': : ／:, : : . : :.|>'-' !、 l
.i;;;;;', z.!|-'ヽ::ヽ: l三=ｘ、 ヾ!= - '' ,z;: '/: /: : : . : : :/...., ヽ,.!
ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;i ,. -'':/;' !, , ｀ヾﾐ ......._ ／'ﾞ/:./: : . : : : i ,.! i
ヽ:;;;;;;;;;;;／: : : :i:.l ' 、 ==z｀、 'ﾞ./: : : : : :/.｀ヾ、 .／
z;;;;;/: : : : .:::| ', | ｀' - ...,,_ ￣ヾミ、／: : : : :／、_ ｀''‐';/,,
／;;::/: : : : : .:::l ,:ヽ、 ! / ' ' , ／: : : :.／, !,x;;';;;;;;;;;;-;;;;;;-,,、
ー--:::::-::::‐/: : : : : .::::::| /::::::::ヽ. ヽ、 ／ ,,／:_; : -:':/, ヽ,／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r ''
ー-/: :.:.:.:.:::::::::::::!':-:、:::::::::i'‐-￣...＿ _/ . : :／: : V';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-.,,_
, '--r,------ !.... :::::::::::::| ＠'-.／:::::i:::::::;/: : ／:.:.:.:.:.:.:';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::;;;:::-''
., ──‐､
／ ＼
. .| _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） , -―ーっ 厳密にはタンドリーチキン風のローストチキンという所だろ。
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣ そいつはオーブンで焼いたからな。
. ﾝ } ﾞ|￣'|
／⌒ヽ､ ノ .|, |
＿＿/ ﾉ ＼_ィ ´ー‐ｨ' ∫
| | / / r_＿＿__ ∬
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'──r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣￣￣￣
- 580 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:34:08 ID:2MJEtA/Q
- ,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l タンドリー風？
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
＿＿＿_
／_ノ ヽ_＼ もともと、タンドリーチキンって奴は、タンドリーっていう窯で焼くんだお。
／（ ＞） （＜）＼ だけど、タンドリーの代わりにこれはオーブンで焼いているから、やらない夫は
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼そう呼んでいるんだお！
| |r┬-/ |
＼ `￣'´ ／
- 581 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:34:51 ID:2MJEtA/Q
- , -‐' , -─-､ ｀ヽ､
/ / ＼ ヽ
| / ⌒Y ＼
ﾉ / 从ﾍ l 〉
/ | ﾉ i l / ＾i ﾉ ヽ /
/ ,-､ﾚｲ |! ﾊl/ | | |! | |
| /-､| ﾊﾄ､|`iｰ-､ ヽ ﾄ､ |ﾄ､ | |
} | ノ | / ヽ､ｆｊこﾄ` ヾ ヽ!__ヽ i / ）ﾉ
ﾉ ﾍ ﾚ' ｨrヶ「|/ / /
从 ﾄ､ l 彡/ /ﾉ
__」 ﾘ | | /ｰｲ'´ 意外に細かいんだな。
| ｀ヽ､ﾉ ヽ ＿ '´ ／
/ ｀ -ヽ_ ､｀￣ ／
/ ７>､ ／
r〈ヽ // /7ｧ___／ﾌ7ｧ
,／´ ＼＼ // // /丁////７
_,. - '´ ｀ヽ｀ヽ､__ |」 // / /|」// /
´ ｀ヽ､ ｀ーｧ-､ｒｆ」 | ┴､// /
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） 仕事柄、そういう細かい分類にしちまうんだよ。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
- 582 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:35:02 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿＿_
／ _ノ ヽ､＼
／oﾟ(（＞）) (（＜）)ﾟo
／ .:ﾟ~（__人__）~ﾟ:＼ 所で、やらない夫。お前またやらかしたそうじゃねえかお。
| |ｒ┬-| | バカすぎて笑えるお。
＼、 i⌒i‐' ,;／
／ ⌒ヽ.ﾉ ﾉ く
/ ,＿ ＼ l||l 从＼ ＼
と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;.
ﾍﾞｼﾍﾞｼﾍﾞｼ
＿＿
..:...::.／:..:..:..::＼.::..:..:..::::..:..::.:..:...::..::..:..:..::::...:.....
.::.／.:..:.._ノ::::..:..＼.:..:...::.:..:..::::....:::..:..::::..:.:..:....
:..|:::.... （ ○）（○）.::..:..:..:..::::..:..::.:..:...::...::::..:.:..:....
.: |:::.... u （__人__）.::..:..:..:………。..:.::..:.:..:....
::. |::u:. (.::..:..:..::::..:...:..::::::::..:..::.:...:..::::..:..::.::..:....
.::. |:::.....u ｀ ⌒´ﾉ.::..:...:..::::..:..::.:...:..::::..:...:....
::..:.ヽ:::..... }.::..:..:..:..::::..:..::..::::..:..::.:..:...::..:....
.::..:...ヽ::..... ノ ＼
::..:..:..:/::.. く ＼ ＼
.::..:..: |::... ＼ ＼ ＼
::..:..:..:|:::..... |ヽ、二⌒)､ ＼
- 583 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:35:17 ID:2MJEtA/Q
-
／ , ', ､ ＼
/ / / ', ', ヽ ヽ ヽ
/ / i.l / l .| .l l ', ',. ',
ノ / / l.l { ｨ | l } l l ',
ｰ＝-ｲ / / i ', .∧ l ! ! ﾊ ハ ,' ! l ヽ､_
{ i l l l ﾄ､ l ｌ | ', ﾊ / .l / l / / ｊ ,ゝ´
l l ｌ l ﾊ | ヽ! ヾ ヽ./ |:/ |' _j／l / /./
} .ﾊ ,l ヽ |ﾍlニ;--,.._ ' ｀ ､',.-;‐;二__ l / /./
ﾉ'" l.ﾍ. ﾄ､! '弋赱!~ , ' 'T心!_ ｲ j l′
|rﾍ lヽ ´ ｀ l / ﾉ またですか？
ヽﾍ l i l /'´
｀l | ',､j | U j /
jﾊ. ﾍ ヽ! /! /ヽ
!ﾍ ﾊ､ ,＿＿,...､ ／|/｀ ‐ヽ
i!ﾍl＼ ゝ-‐ニ‐-' ,. イ从'
, ィ' ヽ ＼ ／ ﾉ ヽ､
／ / ｀ヽ ヽ- '´ r' ', ヽ
／ l /iｰﾍ rﾆ' ﾍ l ﾞヽ
, -ｲ l /｀ヽOﾍ / /-''ﾍ. l ヽ‐､
_.. - ´ / { ,.ヘ､＿＞'^''＜ _..−ﾍ. l ', ｀ ‐､
_.. − ´ / , -i!/ ヽ ', / ヽ |＼ ヽ ｀ ‐ ､
, -''''´ / ／ l ｀ ゝ− / _ -' ｀! ＼ ＼ ｀ヽ
_,,..-‐''"￣￣￣ ｀ ‐- _
,.-''´ i ｀丶､
／ ／ / ｜､ ｀ヽ､
, ' , 'ィ /／ / ｌ｜ ＼
. / ／／ ／7ｲ // | }, ヽ
/ /-――ｒﾆ......._ ￣`ヽ/i/ ｊ./| ヽ
/ | _ｚ;=;ﾐ丶､,､/ /' l, -､ 丶
/ |く （‐' ）ﾞ` ´ `,二ヽ ｊﾄ.へ ｊ , ﾄl
/ | | ￣｀ﾞ"‐ ´(ﾌ)ヽ l! |∨∨` またやらかしたんですか？
/ | ! ヽ`''‐ /} |
,' / i!| / /´ , {
l/} /!l U ∠ニミ, ｲ/, / ﾘ
l ｊ i l!l､ｌｌ /｀ヽ､ ｲ ﾌｲ/{
'´ゝ ､_ /}/ｊ/_lヽ､ {､_ } / ／ /'｜
｀ヽ､ﾆ_ｲ /`7-ｊ_‐-丶､ ｀ 三ｿ.ｲ /
} ｀丶｀｀丶､__, ｲく_ ｲ/
ﾉ ﾄ ｀7 「 } ｀ﾞ/
- 584 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:35:49 ID:2MJEtA/Q
- ,ハ :::: :::: :::::::::::.::::::::::::::::ヽ::::::::､::::::::::::ヽ ::::::..ヽ::::::`､ :. ::::::ヽ :::::.:.::｀ヽ、
|／| ::: :::リ､:::rＮヽ＼::::ヽ､::::ヽ､::::::丶＼ ::.＼:::::ヽ .:. :::::｀ヽ‐- ､_:::＼
/ ﾊ ::.:.::! V / ＼ヽ::i ヽ:::| ｀ヽ::､::｀ヽ丶､:::丶､::､ :::::...､::::＼ ｀`ヽゝ
{ ヽ.: ::l / ヾ ヽ:i i| ヽ::::ヽ＼｀`'' ‐---::::ヽ:::＼rヽ、
';:: :! 〈 __ ヽ | ',::::::: :＼:.::､｀ヽ:＼::::::ト ､::丶、
|:: ﾊ ` }:::::::. ::::ヽ::ヽ::.:＼:ヽ､ヽ ｀` ｰ-
|/l:ハ ､ ＿＿ U ﾊ:::::.::| :i:.:ヽ.:i::: :､:ヽ} ｀`
ノ ﾉ' l心 `ー‐一` ,. '|:::::::| :| :.::.N :;､!`､ヽ このタイミングでそれを言いますか？
|ハ , '´ i!::::::| ::| :.ハ | ＼ヽ!
ﾘ ヽ ,. '´ ,/!/ |: :::､ ! i|
__ __,.ノ/ ヽ __,,. '´ ノ l,ｲ:: ﾊ:{ |
,..､,.ィ"r''"´ .::: r / / |､:! ヽ、
,,.. -‐''"´ { ヽ r i ヽ＼ ／ : ヾ丶､
l | ヽ ＼ ｌ ＼! / ヽ ｀ヽｰ-､_
| | ヽ ＼ ヽ i ﾉ / ヽ､
､ | | ､ ＼ ノ ／ / r ｀`丶､
_,,......................_
,.- ´:...::::: ｀丶､_
, -‐''´::::::: ...::::::::::::... ￣｀ヽ
}.:::::::::::::::::::::::::::: .::.......... ::.... }
ﾉ.:::::::::::::::::::::::::::::::;:-:､::::::::::.. :. `‐-､
ｒ'.::::::::::::::::::::::::::::::::〈;-‐ヽ､::::. :.. ::. }
ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::/ }:::: . . .. ｒ'
} ::::::::::::::::::::;::::::i:{ |::: .:: :: :. ::. ｀>
ﾉ ::::::::i::::::::::ｊ!::i::{`＿_,, {i:::::ﾄ､:i::.... ､::::: :.. /
ヽ::;;-i::､:::::::{_>{戈ﾐ､ ヽ{.ｨ戈ヽｲ::::ノ::: L 本当にいいやがった。お前、マジそれはないわ。
ｿｒ､ﾍ:ヽトヽ┴‐┴ ┴┴ ﾉｨ/}ル'｀`
'､､ 〈ﾍ{ { l' ′
ﾉｨﾍ.._ U /
「｀`＝ゝ､_ _' /
ｊ ` ‐ ﾆｭ ｀ ー＝ ' ／､_
{ | |ヽ、 ￣ , ': :＼‐｀ヽ､
__ゝ.､ | |: : :}＿_ノ: : : : : ヽ､＼ヽ
_ ... -‐ ´ _ｒ 丶､ //: :〃: : }: : : : : : : : ＼/
_ .. -‐ ´ ｀ヽ_.. -‐ ´ ｀ﾞ＜/､:〃: : :＼: : : : : : : : :〉
_..- '´ ,. - '´＼ ｀ヽ､: : : : ＼: : : : : :/ヾ‐-､_
- 585 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:36:16 ID:2MJEtA/Q
- _,,. -‐＝= ._ ､
_,厶-ク'⌒ヽ ＼ヽ
／ / , ＼ v｀ヽ
/ /ｲィ ,ハ ﾊ 〉 .
{ｲ /!仏ﾑﾍ/r､_},ﾊ l/ i
ﾄ' l =ミ -__｀ｿｲ ﾘ i.|
j | ﾉ ｀^ヾ ムｲ } ﾘ
/ ! 丶 / !' l 何かあったんですか？
_/ ﾍ. ﾏ冖 / l !
,.､/´ { .小. ｰ′ .′ | ､
_,-､ ／ ゝ,. ﾍ. ト`¬''" { ! 丶
r_'うヽヽ.〉 ,.ｲ￣,二ｉ） ﾘ ′ j ﾉ｀丶 }
／ ＼）}// | __,.ﾆヽ＼/｀ヽ ,... -‐/ ／ ｉ ′
.／ ／ヽ ム. |辷_―-｀ } _{. 厶 --―- { ｛
／ ／ >'. |‘ｰ-ﾐ ﾊ｀ー '"´ } { ___ { ヽ
／ ／ ／｜i. 八 { ､ _＿,,.. ﾉ ,ノ"´￣ } ヽ
ヽ ＼ ／ l ! 〉 rへ ＼_ `ｰﾍ{_,,. -‐‐ ｉ }
＼ ／! l ! / |｜ ﾍ. ヽﾏご´_ | /
´ | | | y j ! lヽ 礀＼ `ー-- ! /
| ､__ ! / ご∟ユ. ! ＼ ! l ､ （_
／￣￣￣ ＼
／／ ＼＼
／ （ ≡） （ ≡） ＼
| /// （__人__） /// | 今説明してあげるお。聞いたら絶対に笑えるお。
＼＿＿ ｀ー ' ＿＿_／
/ ヾ､ // ＼ ヽフ
ヽ＿⌒）ﾊ // | ﾚつ||)
i⌒l ミﾟДﾟ,,彡⌒) ヽ_ノ ￣
| | ヽ＿＿"" ヽ_ﾉ| |
ヽ ￣￣￣/ ヽ ヽ＿ノ
￣￣￣ / /ヽ＿_)
（＿_ﾉ
- 586 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:36:53 ID:2MJEtA/Q
-
Now Loading
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
． … ．
：＿＿＿_：
：／_ノ ー､＼： で、そういうわけでこいつは、その屋敷にいる美女とのフラグを
：／（ ●） （●）｡ ＼： ポッキリへし折ったんだお。実に傑作だお。
：／:::::: r（__人__） ､ :::::＼：
：| { l／⌒ヽ |：
：＼ ／ ／ ／：
- 587 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:37:14 ID:2MJEtA/Q
- 現実逃避中
, − ､
. Ｙ Ｙ´ ＼
ｌ ＼ ＼
＼ ＼ .>､
＼ ｀'´ ＼
＼ /｀ヽ ／￣￣＼
｀ ー´ヾ__.人 ─ ─ ＼
ｌ ｌヽ ﾊー ）（ー ） } ナニガアッタカワスレルダロシツレンテキニカンガエテ
ｌ ! ヾ､ヾ人__） }
｡ ｌ ｌ ヾ i /
', ヽ `⌒ _ﾉ ｺﾞｷｭ ｺﾞｷｭ ｺﾞｷｭ ｺﾞｷｭ…
ｌ ヽ
! , ヽ
о ; l │
ｌ l │
ｌ l │
_..､..＿ -─‐=¬＝=‐-､_
/´::／:::::::::;,:::::: ::::::::::..､:::::.. ｀''､
r::_r':::::::;:;／:::::r .:::::: ::::.. ヽ:ヾ: 丶
〃:::::::;:;i〃::::.::/ .::li;::::.ヽ:::. ＼;::. ﾄ､
/::;:::::;:i:;i/::::/.::;l .:::ll;::.:::. li;::::.､.. ｀,i::､.;. 丶
l|;::i::::;:i:;l/::::/.:::;i} .:::l!::..|::. ﾄ;:::. i;:... l;i:::i. ､::.ヽ
. {l:i:;:;::;i;lｲ::::::;::::i::li .::::､:..li::/ヽ:::.ﾊ:::.ﾊi;::l:. ﾄ､::｀,
l|:i:;:i:;i:l:li::::::i;:::l::|l､::::l|;::.}:! |ィーy' V:::::.i ヾ:}
. li;:l:i:;l:;l|l:::;::li;/V_ヽ::ﾊ;::::}〃ィ=≠=､Y;:::::l. }:l
ヽl:i-､|l:::i;:ィ;≦iﾗヽ ﾍ::::ﾍ ｀ﾐ垈:ﾀ |l:::i::| ﾘ いやいや、出来の悪いゲーム並みに酷い話ですね。
. ｀|丶|l;::l;::iゞ:坐ﾀ '′ ､ﾍ. //// |ll:::l::| ´
. 1ﾋ: |li:;li::| //// ! ﾞ丶 u llll:::|::i
/ヾ_ll;i:;li::} ､ ' ､ ﾊll:::|::|
∧{ l;|l;l:;l:ハ _ ..-='..ﾀ /l￣｀｀ﾞ
. ∧l l;:.ll;l:;li;i::;＼ `ｰ ´ / il＼
l}:::i| l;:.=-‐'ﾞ￣丶- ､..__ .ｲ .| .＼
ﾊl::i| l;::i;:i:l:;夂少ハ ￣｀ ´ | ﾍﾐlヽ
|l:::i;| |;:i;;i:{:;i:;夕/ { | }堂盆z､
/:::;i;l| |l;;:i:{::i::}:;/ Y / 1国型香坐≡==‐--､
／:::;i:;i;l｣_|.z=≡/ lヽ=-､.__,..x-=/ |￣｀ヽ=≡苑型国ﾐ/ ヽ
/:::_,x-=盆苑国/＿＿ ∧:::::::::::::::::::::/ __＿＿＿」 / }
./::/香国苑彡＝ 毛/ ∧:::::::::::::::/ ヽ､物 / { l
- 588 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:37:34 ID:2MJEtA/Q
-
.,. '"´ ｀ミﾐヽ
,．'´ .. ., '´ ,. =ﾐヽ `ﾄ､､
／〃 . / .:,.∠ ミﾐﾐヽV .! ﾄヽ
〃 .: .: l .:./.:.:.ミﾐﾐヽｿﾉノム ﾊ
〃.:, .:.:.:.:.: l.:/´`77''ﾊﾐｼｼ彡ｨｲ:!: ﾊ
/.:.:/.〃.:.:.: l:l l/ i:! ;! i;! i:!.:.ﾉ!
l.:./:〃.l.:.:i.i:l.l､､､ﾘ_ ﾘ ﾘ _,ﾘ,,,.ﾚｲﾉ
l/l〃ハ:N从l‐ｪﾃﾃﾐL__ｨｲﾃ‐ｯ Tﾘ 酷すぎて全然笑えませんよ。というか、キョン、イザーク、お前ら
ﾉ.:.:.i い｀ﾞヽL _＿.ノ ﾄ､_ ＿ ﾉ!L_ 「また」って言ってたな？
lノi.:.Lい -孑 ! ﾘ `フ
lﾊ.:ヽ､ 孑 U ,....:' /
';.:.:ﾄ､ ｰ---‐ /
lﾊ( ヽ､ ｀¨´ /
_ ＿」 ',. 丶､ _＿,.ｲL_ ＿
/.:.:.:.:. `ーr‐- ､ K´i￣`1
l::::::.:.:.:. l i l:l l L
¨´:.:.:.:.:.:. . l l ; l:ﾄ､l ノ:.`ヽ_
.:.:::::::::. :. l lヽ _ { .ﾘ.:.ぃ´ ｀`''ー
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::i::::i:::::::::::::::ヽ
/::::::::::/:::::::::/::::::::,:::::,ｲ:::::|:::::!:::::i:::ヽ:::::ヽ
/::::::::::/:::::::,.ｲ:::::::,ｨ:::,ｲ::::::/!:::::|::::::!:::::!:::::::ヽ
,'::::::/::::!:::／,ｲ::／ .!/ .|::::/ |:::::ﾊ:::::!::::::!::::::::::i
!::::::l::::::ﾚ',! ー-､ !/ !::/ !::ハ:,ｲ:::::::::::|
!::::_」:::::::::! ..,,＿`ヽ､_,. ,ﾘ ´ _,..,_ !::::::::ﾊj
!/f r.|::::::::! 弋ｴﾉ｀ ｀'ｨﾆ二_ /:::::::::! 俺もイザークも月も、先生とは親戚でガキの頃からの付き合いなんですが、
k.ﾔ!:::::::! ゞｚｿ,. /::::∧::| どうも今ひとつ女運が無いというか、長続きしないんですよね。
|∧`Y::ﾘ i //|/ ヾ
!Tヾ u. j //ノ
ﾔ. ヽ. , ‐-､,__ ,.ｲ:/
r＜´|. ＼ 弋,＿_,/ ／ |/
! ｀丶､. ＼ ｰ ／
_/ `'-､. `'ｰ-r<´
, -'" ｀ヽ､ ｀ヽ､ f｀, ＼
, -'´ ヽ ｀ヽ､ >く_Lｒ'´｀ト､
- 589 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:37:47 ID:2MJEtA/Q
- ／: : : : : /ﾚ l !＼ ﾄ＼
／ﾚ:/: : : : : l M | !l:＼ Ｎﾄｌ ヽヽ
/N/:/l: : : : : l l/ ﾘ ｌ:l､ ヽl ＼トl
/: : : :lN: : : : : ! |ｌﾘ ヽ:! l:
, : : : : : :l: ｌ￣三'ー- ､__ｌ' /从＿_lN: .
ｌ: : : : : : :l |斗=ｚ≧ﾐ=一'} / ∠≦ｚ/l｀
l: : : : : : : l l 上ニ! ／ く __lトK! | l
l: : : : : : : :ﾄl ,. -‐ ´ .::::::. ￣ l :リ 早めに結婚でもしてくれれば、安心なんですがね。親戚連中にも偶に
. |:l: : : : : : l:l ／ ::::: 丿 l: : : それで突っ込まれていますし。
. |l|: : : : : : l:ｌ U , -､,､ /: :l:
. ｌ'l: l: : : : :lﾄl､ ／⌒∨ , ': : :l l
L:L＿ N| ! ＼ └ 'ニ′／: l: : :l/
￣￣「ﾆ ＞ . ｲ＿N|: : : :
| ＞二 ＞―彳| ￣￣
,.へ 〉〉 |｜|ﾄィ !､_
_,,... -‐''´:::::::::＼ﾄｌ |｜|77 /:::::｀`ー‐-
__,,..-‐''"´::::::::::::;;;;;::::::::::::::::丶 |｜|_／:::::::::::::::::::::::
,ｒ''"￣::::::::::::::::::::::;;-‐''´ ヽ:::::::::::::::::::＞く::::::::::::::::::::::::::::::
_ ---- __
. ´ ｀ ､
／ ／ ＼
／ ／ ヽ
/ / ' ／ ／/ ﾊ
/ | ′ / ／ ／／ / '.
. | |｜ | / ／, ､ｨ／/／| |
. | |｜ | , ／／`｀ ／´､__ｊ . ﾊ
. | ∧| | | | /／ _／ 〈従ｙ /，|
∨ ゝ∨ | | | ／ ヽl //l/ でも、料理も出来るし収入もあるのに、なんでそうなるのかな？
|/ ｀∨.| | |/ ' .イ／/
/ lVヽ | U -‐-.. /
/ |. | |V ﾄl 丶` /
. ＼ー ' , ｜ ﾍﾍ Ⅵ ﾄ､ .ｲ
＼､_＞‐ | ゝゝヽｌ /｜
. ＼ /, ｜ |, l＼ヽ. 厂 「. ＼＿ﾉ
￣// ' V l Vl ヽヽ / |＼＿__／
. l∧/ ゝゝゝ- 丶l ∧ ≧=‐’
｛ / ｀＼ ｊ| { V 「
- 590 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:38:30 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 確かに、こいつは完璧超人だお。家事も仕事も出来て、尚かつおじさんおばさんの遺産や、
＼ ｀ ⌒´ ,／ 印税とかで、収入はかなり安定しているお。普通ならとっくの昔に結婚しているはずだお。
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
| l |{ lヽ ｌ | |l }l l
＿| ｌ |ﾍ | ｌ | | ﾘ ハ /l |
,.斗≧ミメ＼ | ｌ | | l/ |/ _j厶| l
／ しﾍヾ ＼ lﾉ | / 孑气く | /} 小、
ｌ｜ ｛::::} | ｌ ｆ:::ｉ ｌヾ ﾉ／/／l|:| ＼、
_弋_ﾟ辷'ン_ ､辷ﾝ / ／/l| |:ｌ ヾ だけど、あまりに完璧すぎるから一緒に生活したら、絶対に持たないのよね。
￣￣"´ ｀"￣ / / | ヾ 、 | それに、割と鈍いし正論を唱えるから、女の子はみんな疲れちゃうと思うわぁ
＼:.:.:.: ′ .:.:.: / ／l l| |:| ﾚ
ｰ-ヽ U ／ィ´ | |ｌ∠ｲ
ﾉｌ | |_ノ廴
＼ ⊂ニ＝⊃ イ ｌ| | l|三≦
- 591 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:38:50 ID:2MJEtA/Q
- ＿_ ´￣ヽ、
／´ ....... ｀¨¨￣￣ ､ |.}
／ ...............:................... ＼ﾉﾉ
,.ィ.´...........:.....:....:....:...:...:...:....:....:...一'´＼
／...:.. ..:.......:....:....:...:...:...:...:...:...:....:...:......... `ｰ 、
／....:....:..... . :...:..:,..:-一'....:.....:..............:...:...:...:.. ヽ
／...:....:....:...:...:.....:.:...:...:./:.:..:...:_.::／.../ . .:...:....:..... }
/....:....:....:....:....:....:...:...:..:./_.: ィ´／...:ｨ'../..:.. ...:./...:....:....:. |
/.....:....:....:...:...:...:..:..:..:.:.:/廴._ 乂.:／/ノ....:／..ｲ:..:...}.:...... ﾘ
|:.....:....:...:...:...:...:..:..:.::／ 込:ジ丁}ン__.:ィ'ﾌ:.／ }/../...: : {
}:.:........:...:..........:._;:イ ^'ー ￣ /辷ｰ―/:./ノ:.:.... : | でも先生はいい人です。教え方も丁寧だし、優しい人ですよ。
ハ::.:.: ::.::.:.rく⌒ヽ:{ 弋:zブﾗ{:.:.レ.........:... i
／＼{ヽ:从/ヽ.／ﾍ / `ｰ彡'´.....:....:....:...:ﾘ
/ _〈〈＿彡' ト､ ヽ. ､ ´ ／...:...:..:..:..::.::.::.:.::/
r一x/r―ヽヽ | ＼ ＼ ﾉｰ ／....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:::/
ﾉ∠、｀ﾌ７く/ ﾊ ヽr个 ┬‐‐/ィ.:..:.:.:.:.:.::.::.::.:::.::／
__,x‐≦―‐ﾐ.く / ￣｀ヽ r┴―┴〈 ｜ /―┬---_z彡 ´
{ ＼＼ {..:..:..:..::::::::{r.┴..、 ヽ
| ＼＼ ＿__j:..:..:..:..:..::::::::::::::::::＼ 〉
ヽ ＼`{..:..:..:...､..:..:..:..:/〉:::::::::::.／ /
／￣￣＼
／ ─ ＼
（ ●） （●）
. | (入__,,ノ i やさしいさはざんこくだろ
| ( ／u |
. | |! |u }
. ヽ ι! .| }
＿ヽ;:i;l ｡ﾟ・ ノ＿
ノ i:;l|;:;::; ＼
／´ ι! :i;l ｡ﾟ |ヽ
| ｌ｡,j i:i;l ｡ﾟ i!、o ＼
ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､.
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒)
- 592 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:39:42 ID:2MJEtA/Q
- _,,... ---- ..,_
,.- '´ ｀' - .,
, - ''''',‐ '´ ,.--- ､ ヽ
／'´ ,. '´ ／ ｀' - .,_ '､
r'" l´ ,.、 ｀;
! ,! ,-､.l. ｀､ , ヽ .!
| / , ' / .r‐'"´.'､ ', '､ ヽ,';. !.',
! '､ l ,､ |. ヽヽ,ヾ,-､ ､ lヾ | .〉
,' ヽ |l, !.', ! ヾ､-‐'二i, l',ﾉ .,!/
! | ', '､ ､ |-',!‐ﾆ ￣,.‐'"'i,;:7/ l／'i ',
／ ヽ ゝ'ヽ',ゞ!'"ﾋ;:! ￣￣.'´ ' !) l ,! ランカちゃん、それはイカンぜ。男にとって「いい人」っていうのはどうでも「いい人」
／ ﾉ,' r','､.`‐'"´ ! |'//,' ってことになるんだ。
／ .／ '､'､ヾ, ', U lr' !
／ .／. ｀'｀;-､ ヽ _, /! .!
. ／ .／ !｀'.､. ,. -‐',ﾆ-' ,.'.ﾉ',i !ー-､
／ ／ ヾ;. iヽ ｀"´-‐ .,.' '´!'.'_r' !
.' , ' ,.､-'"ヾ, ｀' .､ ./ r'‐il.l !
,.'ー,‐-- ..,,_ i,.､',' ,.' ! ｀' ー‐ ' _,. ;='´ !.!l.!. ',_
/',', ', ｀"く ',', ヽ ｀'' ‐----‐ '' ´ l !.l.ll ,.;'.' `'ー‐-- ..,,＿
/',. ',', ', ,', '';,. ! | ',.',';,,.;'.'
/ l ',.',. l ＿＿_|.i､. ヾ､ l､_ l! /l '//､
/i .!. ',.'-‐ | !!'ヽ 'ｰiヽヽ'' ‐-,,..... -‐ ' ! / '-' ｀"'' - ..,,_
,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ なんか、完全にトドメを刺した気がします。
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽU !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
- 593 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:39:56 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿＿＿＿＿_
／ ＼
__／ ＼
／. 、 |
|. ,(⌒(○)ヽ | 俺もう独身貴族の道を行くだろ。
l ｌヽ )＞ ／
/ ヽ＼ `(__,(○) / ／
| ＼ ￣￣￣￣￣￣ ＼ コルベールケハオレノダイデマクヒキダ
| |ヽ、二⌒)､ ＼
＿＿__
／_ノ ヽ＼
／ （ ●） （●）、 ちなみに、それでもこいつが付き合った事がある娘は、やる夫が知っている限りでは
／::::::::⌒（__人__）⌒＼ 十人はくだらないお。騙されちゃいけねえお。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ / ヽ /
＼_,,ノ |､＿ノ
- 594 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:40:09 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿＿__
, ´≦z ｀ ､
／ ／￣｀ ､ ､ ヽ
. / ／. ＜ ＼＼ ヽ ∧
///／ -＜ 丶、ヽ| l ∧
. ' |//／ 丶､ ＼| || |
| |// ＼､| ﾘ |
| |〈≧ ､ _ ＝―ﾞ| | ト､ ｆ その数字はちょっと多いんじゃ・・・・・・・
| | ﾄ.巾ｆﾐ、 ´イ ｒｆｊ汀ﾞ| | K ｝ |
| | | l､)ツﾊ 辷ｿ | | ﾚ/ |
. Ⅵ|∧ ﾉ | | K| | |
. V| ﾍ 丶 ′ U | | |｜| |
. !| || ＼ ‘-¨ ／| | ||ﾍヽ|
!| || |l ＼__ . ´／| | || Ⅵ
ﾘ !! || ﾄｆｆ一 ´ | | || ｖ|
| || || 〈 || | |/＼ ｀|
| |-一 ´ﾂ l || ｀`ー-､_
. ／| | ／ /l ﾘ ＼
/ V V ´ 〃 | /＝ ､ , 丶
.
, |j／ ,. '⌒''"´ ､ ヾﾍ ヽ
/ / / ／ ＼ ＼ i
,' / ／ ｀､!
ｉ礀 , ´ , }、 }
| :! :{. /{ j1. j､} ﾊ } ﾘ
l ！ い､ 厶ム,Vjノ }' 'ﾕ/_ﾙ1 ,ハ
| ', ｀｢ﾊたｶ} ´{ｔ:'小 7' , 先生、それはちょっと不潔じゃないですか？
l iﾑ ､ｌ "＾´／／／/｀＾" ﾊ '
| ぃ} ヽ __ , ' .} }
, '! | '. ,∠、ヽ ﾊ/ ,′
／ ｉ ｉ釗 } >'ヽ、 ヽ ﾍ .ｲ,.′ ｲ
. / 川 /i/´ヽ 〉ﾚ' / !
{ , 厶,い , / /! ､
ヽ / / ﾉ､7 /. ト-‐¬- 、
ノ} __, / ,' i´ i′ / ｜ ／ ヽ
／ ﾑ. / ﾊ. l 礀 ,' |' ,. -ﾍ
/ ／_,ノイ }｜､！ { ！ ,. '´ ＼
{. / / ; l ヽ 」ﾍ. ,ハ }
､ ｉ {ﾊ { !礀 i ／ V 〉 / j'´ ﾉ ;
- 595 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:40:25 ID:2MJEtA/Q
- ｨ‐r=;､
, -‐いゞｿﾒｰ -､
／::, - ‐ ― ｰ - ､::ヽ
/::／ ヾ::｀
i::/ / /
i | | l | | | | |__|
ｌ | |__| | | | ￣ | |
ｌ ! _!＿_ ヽﾊ ﾉ┬―ｩ まったく、もてない男のひがみっていうのも、情けないわね。
|｀､ヽ.__ノ ヽ-‐' / ｌ 普段もてないからってやらない夫をこういう時に、弄るのは
r" | | iぃ ＿ / | みっともないわよ。
（ =‐' | | ｌ ゝ､___ヽﾉ_ ,ｨ ´| l i
ゝ-'ﾞ ≪T|ヽi | ｌ_ ｝:/兀ヾ:{､__| !Ｔ≧
r､ .≦≠〈::ヽ!::｛{〜〜〜}｝:レヽ≧
__ゝ 〔[｀ヽ三/:: :: :::｛{ 薔 }｝:: :: ::
ヽ ﾉ〔 [ j:: :: :: :: :: :: ﾞ 〜 ″:: :: ::i
＿＿＿
／＼:::::::::／＼.
／:::<◎>:::<◎>:::＼ うるせえお！ 仕事じゃやらない夫に負けないこのやる夫様がもてないで、
／::::::::⌒（__人__）⌒::::::＼ どうしてこんな縦長野郎が一方的にもてるんだお！ 世の中間違っているお！
| ｀ ー'´ u |
＼ u ::::: ／
／ ::::::::::::::::::: ＼
／ ＼ 〈〈〈 ヽ
（〈⊃ } }
- 596 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:40:41 ID:2MJEtA/Q
- ┃ ┃ ＿＿＿
━╋━╋━┓ ∠ﾆ-‐薔‐- ､｀ヽ､
┃ ┃ ┃ 〃 ∠ - ┬ ¬- ､::.:＼ ｀､ ヾ
┃ ┃ _//, / / ,' , ｀ヽ､:∨ﾊ 》
┃ ━╋┏━┓ 〈// l l | ,′/l / , ＼} ！〃
┏╋┛ ┃ /∧ Ｔト|釗 /ｨ'´ j厶イ/lﾄ､||
━┓ ┃ ━┛ {ハ ヽr} ○:::::::::::○ /〈/ |lV||
┃┏━┓─＝ﾆ二三 }＼_〉 / 〃 l|｜r/,／ ´ -―_' 二
┗┛ ┃ ｰ=ハ { ┌‐┐ J l l|/: : :｀ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:￣ 丶
━━┛ ./Ⅴ ＼ | ! ＿ノ:/: : : : : : : : : :∨;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:￣二一
┃ ┃ ヽ.＿ヽｰ { ／: : )不// /: : : :/＼: : : : : 〉;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:￣｀ヽ
┃━╋ ヽ､＿;:;:;:;:;:二ﾆヽz､／: : : : /厂 厶イ: : : :,/: : /`､: : : :ヽ;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ＼
┃ ┃_-ｧ.:´__;:;:;:;:;;:ヽ:,r=ヽ'´￣｀＞く´: : : : : |: : : : : : / ＼: : : :＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:丶ヽ
┃ ┃ ／::.::.::ム,7 `)′ : ∨: : ヽ:/ 〉: : : : :〉ー ､丶;:＼ヽ ＼
┻┓ |/ f: : : : : :: Y＾V } r‐''二ヽ: : :/ ヽ ＼;:;:;:丶;:ヽ＼丶
━━┓ 〈 -7 〃〃|: : : : :fヽJ. !ﾉ: ￣〔＿∨/
┏┫ 〈 -f ！: : : : :ヽ. | (二`′/ ヽ. それにお前なんかこうしてやるお！
┏┛┗┓ ｀¨| ＿込、: : : / / ヽ〈/ィﾘ
━┓ ヽ.＿＿,． ´￣｀” ｀テ′ / `ｰ'′
━━┓ ／ Tヽ.＿＿/
┏┫ ／ |: : : : : :./
┏┛┗┓ ┃┃ :|: : : : :./
. ・/・ /: : : : ∧
,-…{薔}ｭ-、 ＿＿＿
ﾉし￣￣＼ :l ｀i ;／(＞)＾ ヽ＼;
/ ⌒ i !ﾞｉ! ;.／ (＿ （＜） ＼;
ｉ ―――― | ∞|;./ /rｪヾ__）⌒::: ヾ; 何するのよこの変態！
| ! | i | | ∧| i ｀⌒´-'´ u; ﾉ;;
＿_| ! | l | |__i__! ＼ヽ 、 , ／;
/;;;;;;;;| ! | l ｌ |;;;;;;;;ヽ ＼-^^ｎ ∠ ヾ、
/;;;;;;;;;;| ! ｌ | ! !;;;;;;;;;ヽ /￣~ﾉ ＿＿/ i;
/.:.:./| ! l ﾊ!ﾞ ヽ ヽ二).:.:./（⌒ ノ
,ｲi.:.:.:| ﾄﾉﾚ , ,' ｨ/ lr､.:.:＼ /.:.:./ ￣￣￣/
- 597 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:40:57 ID:2MJEtA/Q
- : ,.:::''::´::￣::`:::.、; ＿＿＿＿
; ／:;: '´Ｔ 丁l `ヽ::} ;／ ;u ノ し ヾ
: /{:::/ ｌ |ｌ ﾄ､ ｌ Nﾄｌ iﾊ;/ ⌒ ＼
; lｄｂ| ｌ k_ィヽﾚ仁ﾘｌ,/ ヽ
; | ∧l lK＞ ＜/ ＾ │ うっせえおこの寝ションベン女！ いつもいつもやる夫の行き先にばかり
; ,ｌ （ｌ ぃ ,-､ | │ 来るんじゃねえお！ お呼びじゃねえんだお！
;. l ヽ ﾄゝ､ｎ^^- ＼ , ＿／
: |/≪T ,バ､:文￣丶／￣ ＼
; Ｎ≠{〈:::::::〉:;i:ヽ ´ ノ ＼
,.:::''::´::￣::`:::.、
. ／:;: '´Ｔ 丁l `ヽ::} r'´ ﾞヽ ／｀ヽ ＿＿＿_
. /{:::/ ｌ |ｌ ﾄ､ ｌ Nﾄｌ iﾊ ヽ ヽ从从 @ / ＼ ／＼ 銀 私がたまたま行こうと思っているだけにアンタがいるだけでしょ！ お呼びじゃ
lｄｂ| ｌ k＼ヽﾚ／ﾘｌ l/⌒l ＼ ＼／ ／て （●）liil（●） ﾉ(＼ 無いのよ。この白饅頭！
. | ∧l lK◯ ○ｿｲ|「「| �堯 �.／ ／ そ ／ （__人__） ⌒ ＼
,ｌ ／::⌒ヽ. ,-┐,从|| :: | ,)／ ／ ＼ く | |!!il|!|!l| |
／::: へ::: :::＼ニ イﾄ/ ::/::! ／} ／ ＼ ＼ ＼i⌒ヽｪｪ| ／ やる こっちこそお断りだお！ この寝ションベン女、おっぱい以外に取り柄がないビッチが！
／,ｲ／ﾆ|::: ::: :::{ 《薔Y ::ノ|;/ ／ { ／ YＹY ＼ ＼ ＼ ＼ /⌒,/´
( _ ノ ≦≠|::: ::: :::ヾ__＼´ ／ | }′ ＼ ＼ / ＼ ＼/ /ｌ
Nヾ≦|::: ::: ::: ::: ::: ::＼_,／/ ! { ＼ ＼_／ ＼_＿ノ |＼
.|::: ::: ::: ::: ::: ::: :ヽУ | } ＼ |) ）
ヽ::: :::: ::: ::: ::: ::: ::＼. ! .{ ＼ ,r' ／
＼::: ::: ::: ::: :::. ､ ::＼l } ｀' , ／ｰ'′
＼::: ::: :::＼:: × ::＼ { ) ／
＼::: :::／＼::: ::: :::＼ ／ ／
- 598 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:41:19 ID:2MJEtA/Q
- ＿＿＿＿_
__「:::::::::::::::::::::::::￣フ
／:::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞
∠:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::彡ﾚ|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
＿_,/:::/'i c |:|:|:::|:;lヾ:::::::::::::::::::::::::＼ また始まりましたね・・・・・・・・。
／￣7 /::::/ ﾞ＝':|::|:/ｲ c｀i:､:::::::::::::::::::＼
／ / /|::::| , | ﾞ＝'':::〉:::::::::::::::::＼
| / | |:::;| _ ^ :::/::::::::::::::::::ド､!
| ﾚ:::! ‘､_j Ｕ /:::::::::::::::::;ﾍ| ＼
/` | |::::::!.､` _／/:::::::::::::W ＼
/ | ＼:::::i ￣￣￣_／ ﾚ;:::::ﾙ' > ＼
/ | ＼＿＿＿＿＿／ﾚ´ ／/ ﾍ
_,,......................_
,.- ´:...::::: ｀丶､_
, -‐''´::::::: ...::::::::::::... ￣｀ヽ
}.:::::::::::::::::::::::::::: .::.......... ::.... }
ﾉ.:::::::::::::::::::::::::::::::;:-:､::::::::::.. :. `‐-､
ｒ'.::::::::::::::::::::::::::::::::〈;-‐ヽ､::::. :.. ::. }
ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::/ }:::: . . .. ｒ'
} ::::::::::::::::::::;::::::i:{ |::: .:: :: :. ::. ｀>
ﾉ ::::::::i::::::::::ｊ!::i::{`＿_,, {i:::::ﾄ､:i::.... ､::::: :.. /
ヽ::;;-i::､:::::::{_>{戈ﾐ､ ヽ{.ｨ戈ヽｲ::::ノ::: L マジで自重してくれねえかな。てか、こいつらさっさとくっつけばいいのに。
ｿｒ､ﾍ:ヽトヽ┴‐┴ ┴┴ ﾉｨ/}ル'｀`
'､､ 〈ﾍ{ { l' ′
ﾉｨﾍ.._ U /
「｀`＝ゝ､_ _' /
ｊ ` ‐ ﾆｭ ｀ ー＝ ' ／､_
{ | |ヽ、 ￣ , ': :＼‐｀ヽ､
__ゝ.､ | |: : :}＿_ノ: : : : : ヽ､＼ヽ
_ ... -‐ ´ _ｒ 丶､ //: :〃: : }: : : : : : : : ＼/
_ .. -‐ ´ ｀ヽ_.. -‐ ´ ｀ﾞ＜/､:〃: : :＼: : : : : : : : :〉
_..- '´ ,. - '´＼ ｀ヽ､: : : : ＼: : : : : :/ヾ‐-､_
- 599 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 18:41:21 ID:YU1Yas92
- 確かにない夫は女運ないなｗ
- 600 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:42:11 ID:2MJEtA/Q
-
.,. '"´ ｀ミﾐヽ
,．'´ .. ., '´ ,. =ﾐヽ `ﾄ､､
／〃 . / .:,.∠ ミﾐﾐヽV .! ﾄヽ
〃 .: .: l .:./.:.:.ミﾐﾐヽｿﾉノム ﾊ
〃.:, .:.:.:.:.: l.:/´`77''ﾊﾐｼｼ彡ｨｲ:!: ﾊ
/.:.:/.〃.:.:.: l:l l/ i:! ;! i;! i:!.:.ﾉ!
l.:./:〃.l.:.:i.i:l.l､､､ﾘ_ ﾘ ﾘ _,ﾘ,,,.ﾚｲﾉ 幼なじみ同士ってのは、そう簡単にはいかないもんですよ。
l/l〃ハ:N从l‐ｪﾃﾃﾐL__ｨｲﾃ‐ｯ Tﾘ 経験者から言わせてもらえばね。
ﾉ.:.:.i い｀ﾞヽL _＿.ノ ﾄ､_ ＿ ﾉ!L_
lノi.:.Lい -孑 ! ﾘ `フ
lﾊ.:ヽ､ 孑 ,....:' /
';.:.:ﾄ､ ｰ---‐ /
lﾊ( ヽ､ ｀¨´ /
_ ＿」 ',. 丶､ _＿,.ｲL_ ＿
/.:.:.:.:. `ーr‐- ､ K´i￣`1
l::::::.:.:.:. l i l:l l L
¨´:.:.:.:.:.:. . l l ; l:ﾄ､l ノ:.`ヽ_
.:.:::::::::. :. l lヽ _ { .ﾘ.:.ぃ´ ｀`''ー
. . -‐ . -‐ , ,二二二二、＼ ＼ , ⌒ヽ ,．-
. ／ ／ ／／,二.二二二´, ヽ `′‐- ､}_,ノ
-'--‐ｧ' ∠, ／ ／ ＼ ￣￣ ＼
. / / ′ } -‐{ ｀'¬‐- 、 ＼
{_ . イ { /r'く ∧ ,ﾉ_,ノ⌒ヽ〉 | ＼
-‐ て__ ,ノ }イ ﾄﾄ､＼ゝ-‐ ´ _ノてノフ｜ ヽ ヽ どさくさに紛れて何を言うんだこの眼鏡！
｛＿//} ,ﾊ/|〃不ﾊ ｰ千=＜r ⌒} | ∧ }
/// ′ }i{ 辷.} ｌ辷ﾉﾊ} ﾉイ}∧,ム } {
-- ‐ 7// / ' ＾¨´ ｀¨ ＾ ′ i }-‐| ′
,ノ , ′ ｀ -‐ ¬_、 /// |i ′ j/
/, ／ ,{ r'´ -‐- ヽ ルニイ
′ ′ ／∧ v'´ | ／ ∧ ∧
{ { ／ / ＼＼ ノ イ , }/i ∧
- 601 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:42:49 ID:2MJEtA/Q
- __,..__
_,.r-‐¬≡三ﾞ:::::::::..｀''..､_
／.／.r:::::::::::::::.＼:::::::::::::::::...丶久f:}
／.::;/..:::i.:::::;､:::::l;:::::..ﾍ::::::::::::::::::::::i} l:::1
. /..:::::;il.::::;l..:::::;;;l::::|;;i::::::..}::::ﾉ;::::::;ィ'＾|} |:::|
|ﾊ::::;;i|.:::;;|..:::::i;;ﾄ;:lﾚl∧:ｿY;;;;::l:::::::::/;li l::::l
. ! {:;;l{:∧ﾊ.::::lv_.二ﾆ＝‐|;;;;i::l:::／;;;;l}l.|;:::!
｀!i{‐-_､ﾍ:::}´ｨｒ;z=ャｭ |;;;;l:|´ };;;;;;l};l.li;::1 オマケにツンデレだから、大変でしょうね。あの手の女性は
l;;;i《屯ﾊ ヾゝ `¨´ " |;;;;l:| , |;;;;;ﾉ;;|.|l::::! 攻略するのが大変ですよ。
. l;;;l;l" , ` |;;;;|:|_,ﾉ:ソ|;;;;l.|;i:::!
|;;;;l;{ / !;;;il:l |'" |;;;;l.|;;l::1
|;;;il人 ｀ヽ ﾉ;;;ill:l l |;;;;l.l;;l:::|
'"￣¨ゝ ﾏ三＞ ,／"¨´ ﾄ､. 1;;;l.l;;;l:::|
. ヽ " ,.ィ ／ ヘ;;;;l.l;;;l::::!
` -＜ ／ ,／ミミゝ;:!,.
_,=≡／ 人 /´ ／ムﾎfヲ苑盆z､
_,xl盆fﾎ/ /` /∧ / ￣｀ヽホミz､_
,xﾀ壬ｼ'¨く_ ヽ.／/ﾀ ゝv´ / f ´ }
ハ..l.....ヽ{..:|:.{:....:........|::::::::::::::::::: ....:...:..|:::::::::::::::::::: .!::... | |
/ ...::l:....:/ヽ.:ﾄ:ド{:...ﾄ､ハ:i:::::::::::::::::::.:.:ｨ:.ﾄ､.:...:...:.:...:}:. ..|::.. | |
} ......:|....バ} |斗=ｧ=ミ{＼ト{、:.//ｨ厶lム}ｲ:.. .::i:../:}ﾉ .|:.... ||
ﾉ .......:|...{ l ﾊl^`{, ﾄ:f:r小¨` }ｲ´イ一j,≦厶zノ}ｲｲ′ ...|:..... '.||
/ ...........:l:ハ {. | '^`冖'′ ^´ドf::ri｢`ヾ、} ..|:..... {.||
.′............:|.... } `| //// ^`=='zz'^｀ﾉ: ....l:..... || うるはい、アルトの癖に。
i ............ハ}... ｰ| ﾉ //// ／ .: ....:.......} l|
| ........../:...::|:... 圦 （ . / ,./: ... .......′||
} ......／:........}:....ﾉ小. /: //:. ... ..../ ||
ﾉ..／:..:......... |:...{.{.j}{ヽ. /^⌒¨｀ヽ. {:. {ｲ:. ... ./ ハ||
|.::i/:::::.. :::::::::::::::::::Ｖ ＼ { i ／:.:.:... , ‐z‐､/ - ､
|:::|′ ／＼::.:::::::::.:. ::::::: | ＼ `...＿_ ／ イ:.:::::::::::::::::: / ／ __ ＼
{:::| ／ ＼:::.:::::::::::::: |＿ ヽ .____.... |:::::::::::::::::::: { ／ ／ ｀丶 ヽ.
/ ＼＿:::.._／ } |―‐-::::: ﾉ {／ .. --＼
＼ / ＼ ﾉ ＼ ／:: { { i´ ＿__ `ヽ
＼ / ／⌒ く ＼ ／|::::::::.| ＼| i´ ｀ヽ. }
＼/ ／ ／⌒ヽ＼ ＿_.ノ| ||:::|::..:.:∧ ヽ{ ､._,r }
- 602 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:43:04 ID:2MJEtA/Q
-
,､ -‐……‐-､､,,
,;r'"´;:; :; :; :; :;;/,.ﾍ;:;:;:;:;｀ヽ
,彳;:;:;: ;: ;: ;:; :;:;/;/;;:;:;:;:;:;:;:;:;,,ヽ_,.
_ノ;:.: : ;: ;:;:;ミミﾐ彳ﾊ;;;;;::;;;:;:;;;:;:;;:;.,ぐ
｀Y´ .: .:.:ｨ彡Y 〃 ｀ﾞﾞﾞヾjiﾂ'''ﾞi;:;;ﾊ!
/.:.:.:.:.:,.彡ﾉﾉ // )ﾉ ｛〈
ﾚ^ヾミﾐｼ′/:二ヽ,, :. ,,,..jﾂ
〈〈ハ iﾐﾐ! /ヽ式ﾐヽｼﾉ ｨｲ彡｝
ぃし ｛ﾐj // ´￣ ｛'='｀.ｲ まったく、酷い目にあった。まだ体が痺れてやがる。
_ノ.:入_ ﾉﾊ｝｛ i ,′
,. .:´.:.:.::::::::::i1. ﾘ公 U , _ ..」: :,′
／.:.:.:.::::::::::::::ノﾊ,;,;,;, "´/
( .:.:.:.:.:.:,r─く_ ＿＼,;,; ´￣二ﾆ｀l./
ヽ.:.:.:./. : : : : : : : :|￣|､,;,;,;, ,,,;;;,,,,ﾉ`ーr-┐
＼| : : : : : : : :.:.| | `ー‐‐‐'i |: :.|
. .: :￣￣ ￣ ヽ : : : : : : :.:.| | ﾉ , .‐‐|: :.l
: : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : | |ヽ V.:.:.:: :|: :.l
: : : : : : : : : : : : : : :＼: :..:.:| | ＼ /. :/⌒: : :`ー--- .､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : / / /. /ﾊ: : : : : : : : : : : : :＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〈 〈 /. :/ﾑ j : : : : : : : : : : : : : :＼
_,. '"´￣￣￣￣｀｀''ｰ､,,＿
r'"´ ＼
,' ＼
ﾉ ／ _!,.:ｨ lヽ
, ' ! ./ ,.-'-; ,.l ,' l
', ,. =''ヽ ,､! ,.ｲ ,ｲ ／ |.l ! l l
r‐-; l ( '='-!| ./ 'ヽ,!"!|/'''! |=-､ ' ! !、 .| '､
', ', l ';ヾ ( !;' .l_ﾟ;:7`'ヽ` ｀" ヽﾉ_| |. ／
. ', ', ,' ヽﾆ'. ｀`ー rｧi-/ ノ 丿!
', ',/´ ,' | r 'ｰ'､'/'／_,ノ
_,..! .', ,. -､l l | ., ' "´
_l´ ￣￣!.',,.' /_. '､ r- ､_ -' ／ あ、オズマ先輩生きてました？
,!´ `ー.､ | ﾞ| i / ｀`｀-､ ヽ｀`''｀ヲ ,. '´
i´ ー.､ ! ,.! ,.! .|/ // '､'.､ ￣´／
! -､ ヽ _l" .l ! .,.',.' /_ヽ, ＿ , '｀'r ､
-=''"l ｀'ー'ｰ' ' !_/./ / ｀`ﾞ｀) ,.;'.' /
_. ＼＼ 丿-'ヽ _. /_ /,,_// ./､_
､＼ ＼,!:､ / 'ｰ,｀ｰ- ,'っ!'､.,.' ｀`' - ､_
- 603 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:43:18 ID:2MJEtA/Q
- _, ｨ __ , _
, ｨ. ｨﾉY´: :´: ｨ : : : Z__, ｨ
- ､}Y :´: : ;. ｨ-¬く: : : : : : : : 厶_
/: :>､>!ｲ‐'´ ＿ ｀ﾐﾆイ_, : : : ＜
/: :/ / / ／二｀ く : : : Ｚ : _; : :Z
/: :/ ﾋ､}_､ｨ´ｨﾋ! ノ__ ﾐ: : :/^'く: : :了
. ／／ 沙′ ￣ ﾐ:/ ^) }: : :ﾋ 勝手に殺すな！ あんなので死んでたら、グリマルディで
／／ {、 - ＼ U , ﾐF_/／: : :く 戦死しとる！
`-､＼ ｌ L=- ‐- ､ / ﾐf_ﾀ: : :`ｬﾆ´___, ｨ
＼ 、 、V´ ￣｀ ヽ ､ｌ ミ爪 : :ヽﾘ : : : : :厶ｨ
r ,ﾆン Λ '、: /￣/ ｀ﾐxミ′ 〉: :Λ : : : : : :く
|｛ Λヽ-_彡′ ､xミ′ ^V 丿; : : : : :丿
｀ ¨ ´ Λ 'r‐ ' ､xミ｀ 弋ﾆ-､: :、:く_,
ﾘ川 !l少'｀ _У三V `ｰ'
｀¨`＼ _／_三二ﾆ＼
Λ _／_三二三二三＼
-ー＝=‐-､_､_
. ≠ ＿ ､ ｀､ヽ
_ ／´ ／ ‐- 、 ヽ＼
ｆ(＿／ / | ､ ＼ ` ﾐ､
廴／ ' l |、 ヽ ､ヽ ＼
/ / / ｊ |､＼､ | 、 ヽi 、 ヽ
,' ーナ7 / 丿 ￣｝ ハヽ 丶 ヽ l
| | ｛ {, ／ ノ',. -‐弋 ヽ Ｖ
{､_ﾉ / ! ハ | ／x===ﾐ､ヽ ｌ }､＿≧ｿ
` ¬ ﾍ┼‐ゝi､ { ー彳〃!勾i `_ﾉル' ハ｜ なかなか強烈な一撃だったが、私の眠り姫との出会いに比べれば
. | | {｀ﾏ丁心ミ≧- ｊ斗”´￣ ｌ个 l ト どうということはない！
ヽ ﾄ､ ､ヽ _)_少' } (ｒ' ﾉ/
｀ー〒个 〈 _／/
. 弋ム ﾍ ＾ }1 {
` ﾍ _,. -―ｧ / !l ド､
＼ ‘≪_ _ ´ ′ｌｊ |
ヽ､ ¨¨´ ／ /'i/
'､＼ ／ / ｛
ヽ ー‐ ´ , ' !
_} ヽ / ゝ
- 604 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:44:11 ID:2MJEtA/Q
- ,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ タフですね。流石は軍人さん、それも空戦隊のトップガンは違いますよ。
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l.
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
.＼ー:／.:::＞.:.´:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::／.:.:.:.:.:.:/:.:./}::.:.:.:}＼:.ヽ.
７.:.:／.:.:.:.:.:.:.::/.:.:.:.:::／:::／.:.:.::::::::／::イ:/:::.:.:/.:.:.:.＼!
{／.:.:.:.:.:::::::::/.:.:.::::..:::::／.::__:_ィ、´￣ /:/}:::.:.ハ::.:.:.:ヽヽ
/.:.:.::::::::::::::::/.:.:.:::::/::/-弋´ {z癶＼／:/ /::./ ___!::.:}:.:..|.|
. /.:.::::::::::::;:イ7:.:.::::::/:/ `ー - ／:／´/::ｨ≦__ |::.:|::.:.N でなきゃ空戦隊なんて勤まらねえよ！ ましてや、俺たちはあの
/.:.:::::::::ィ::::::{ |.:.::::/ {:{ __ ィ彡'´ .ノｨ' ﾋﾂｱ/}::/|::./ グリマルディを生き延びてきたんだ。
!.:::::／ |!.::::ﾍ{.:.:::| ヽ ￣ {｀¨¨ i ﾉ' }/
!..:/ }:}.:::::ハ.:::! _ 〉 ,′ ′
V{＿ ノ:/.:::::{::::lﾊ{} ｲミ_ｰ- _ ′ /
｀＞‐':.::::::ハ::{ ハ. ∨￣`ヽミｱ /
彡.:.::ノ:::l::::{:/ ｀＼ ヽ ヽ. ＿_}/ / ＿
/.／.:::::::|:::::{＿ ＼ ‐- / /i ｀ ー- ､
:/:.::::::::::::l:::::V ￣ 7=ｧx._ ＞ .. , ′ / ＼_
:.:.::::::{:::::∧:::::＼ | | ￣ミヽ/ミｰく＿ ノ ／⌒{ _＞―‐ ´ }
:.:.::::人::::::::ト､::::::＞ l ＼:ﾄ::ヽｰ'′{ ∨i , {
￣ ＼＼::| ￣ / / /ハヽ} ヽ. j _ ＞‐ ¨¨ 〉
- 605 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:44:27 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ あんたら、グリマルディに参戦したのか？
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞x
, -‐ '′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:＼
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:| :.;ﾊ.:.:∧ .::.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ﾄ､ .:. |.:.l | ﾘ V .ﾄ､ .:.:.:.:.:.ﾄ､.:.: l
,′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. V.:.Ⅳ |/ V.| ＼.:.:.:.| ＼|
. l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: r‐∨─── ' |/ ､__ ﾚﾍ:|
从.:.:.:.:.:., ┐:.:.:.:.:.:. ｲ .:.| '￣じﾘ㍉ /＿｀,ﾊ/
jｲ.:.:.:.:/ -ﾐ.:.l.:.:.:.:.:.:| .: | `ー‐' j{ じ /.:.|
|.:.:.:〈 (ﾍ.:ﾄ､ :.:.: ﾄ､.:| 〈￣ ﾚﾍl
∨.:.:.＼ ` ﾘ、', .:.:| ﾘ ＼ | 復活早すぎですよ。てか、何で復活しているんです？
Vﾍ.:.:.:ヽ __ ,ハ :| U ノﾉ
Ⅵ.:.:.:. ∧ V '´ ｲ
ﾘ|.:.:.:.:.川＼ /´￣ ｱ /ﾚ
Ⅵ.:.:.:,ｲ ＼ ｀￣二'"/
ｲ＾V ｀:... /
. __r┴- .__ ‐ｧ-- '′
／',､| ￣ ¬‐- ､ ├- ＿
／','､,',､＼ ／L | 礀
. ／｀ヽ、','､,',､',＼ / 礀`ー┐「 ￣￣ ７
／','､,',､',､＼','､,',､,'､＼ / ﾉ （｀) 卜} =ﾆ 厶- .. __
＜´','､,',､','､,',､',ﾊ','､,',､','､,',＼/＼ （ | | /','､|','､,',､,＼
','､,'ヽ、','､,',､','､,',|','､,',､','､,',／＼. ＼ レ′ /','､,'|','､,',､','､,ﾄ､
- 606 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:44:44 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） |
（ | この手の話は興味があるからな。それに、生の証言を聞けるのは貴重だ。
. { |
⊂ ヽ∩ く
| '､＿ ＼ ／ )
| |_＼ “ .／
ヽ､ ＿_＼_／
_,. -―――----- ､_
,. - '´ ｀' - 、
. ／ ｀' ､
,.' ヽ
. / '.,
,' ',
,' | l i,',
,' |.l |.l .|', .!, ,!イ ｀
| |.| !| |',',. |.',', ,.!ゝl,ﾞ ',
! ヾ､＿_.N',＿＿＿_,!',l',＿ .| .!'l, '",r1'!. ', （そういえば前も、歴史の話を聞いていたら復活していたな）
! .! ,. -―==＝-- ｀' / ｲ;j,ﾚ', ',
! '､. -‐''i"'テlー,` / '´、 ! .l .!
!| | ', ', ´`ゞ-‐"'´ ／ ｀7! !,.l
!| .l | ', '､.'､ ／ ﾞ,' .|',.!
l|, l | !. ', !､', ／U ＿,. -‐, / !',|
. '|, !,!, .', .l､ ',ヾ,. `ｰ‐'"´.,' .l | .| '!
ヾ'!ヽ .,__ ', ','､!-',!､_ "´ l" ‐'`' ､ l
｀ ‐!`ﾄ､ !'';ﾄ`;'!- ｀ﾆ‐- ､_ , ' ヾ
!. ヽ| ｀,ﾆ‐,-,ｰl /｀"
,. - 'ｰ- ､ _ゝ､,ゝ!.,'.,'
- 607 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:45:00 ID:2MJEtA/Q
- / _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l /
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/' ありゃ地獄だったぜ。俺たち第十一機動部隊と、第三艦隊は共に、
!, !" l '､ i フェルーシア軍三万六千隻もの艦隊とやり合ったんだからな。
＿_'i iヽ ! ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
＿_, -――- _
／ ヽ､
. ／ ＼
/ / ＿_＼ ヽ
. / ｜|､ ＼＼｜ .∧
/ . |｜ 丶､＿＿__`| ∧
| , | |｜ , ==― Ｖ / |
| | | l. l／ｨ‐ｔiツｱ _」 ム |
|｜ | | /V| ´￣ 〃! /､ハ.｜ 今考えても、よく生きていたなと思いますよ。
| | | ﾄl` ﾞl /l/）ﾉ ﾉ | もう二度と、あんな圧倒的大軍とやり合うのは
. ｖ| V ヽ′ / _,／ ,{ 嫌ですね。
ｖlV V | ヽ ｀ // l 〈 ＼
ﾞl ∨ V | ‘´_￣｀ / V V ￣
. ｜ Ⅵ ｖ|lヽ ／, ' ,/ | `＜
｀l＼'l′ゝ__ ´ /__l/| / ＼__
､＿__ﾉl ィ ｆ┴‐ `”￣ l'｜/l ／ソ⌒
ゝ三 ア | ｛ l / l/,ｒ‐'／
, ´￣｀ ー…‐--‐へ| / '/ ´
＼ / _ -― ′
´ |
- 608 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:45:19 ID:2MJEtA/Q
-
,､ -‐……‐-､､,,
,;r'"´;:; :; :; :; :;;/,.ﾍ;:;:;:;:;｀ヽ
,彳;:;:;: ;: ;: ;:; :;:;/;/;;:;:;:;:;:;:;:;:;,,ヽ_,.
_ノ;:.: : ;: ;:;:;ミミﾐ彳ﾊ;;;;;::;;;:;:;;;:;:;;:;.,ぐ
｀Y´ .: .:.:ｨ彡Y 〃 ｀ﾞﾞﾞヾjiﾂ'''ﾞi;:;;ﾊ!
/.:.:.:.:.:,.彡ﾉﾉ // )ﾉ ｛〈
ﾚ^ヾミﾐｼ′/:二ヽ,, :. ,,,..jﾂ
〈〈ハ iﾐﾐ! /ヽ式ﾐヽｼﾉ ｨｲ彡｝
ぃし ｛ﾐj // ´￣ ｛'='｀.ｲ
_ノ.:入_ ﾉﾊ｝｛ i ,′ もし、あの時ブライト提督が指揮をとっていなくて、
,. .:´.:.:.::::::::::i1. ﾘ公 , _ ..」: :,′ 太田提督が第十一機動部隊を抽出していなかったら、
／.:.:.:.::::::::::::::ノﾊ,;,;,;, "´/ 確実にグリマルディは落ちていただろうな。
( .:.:.:.:.:.:,r─く_ ＿＼,;,; ´￣二ﾆ｀l./
ヽ.:.:.:./. : : : : : : : :|￣|､,;,;,;, ,,,;;;,,,,ﾉ`ーr-┐
＼| : : : : : : : :.:.| | `ー‐‐‐'i |: :.|
. .: :￣￣ ￣ ヽ : : : : : : :.:.| | ﾉ , .‐‐|: :.l
: : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : | |ヽ V.:.:.:: :|: :.l
: : : : : : : : : : : : : : :＼: :..:.:| | ＼ /. :/⌒: : :`ー--- .､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : / / /. /ﾊ: : : : : : : : : : : : :＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〈 〈 /. :/ﾑ j : : : : : : : : : : : : : :＼
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三:.:.:|_|:.:.:.:.| {:.:.:.:.:.|ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.三三三三:.:.三:.:.:三三ｲ:.:.:./ }:.:.:.:.|__|:.:.:.:三
三三:.:.:|ﾐ|:.:.:.:{｀ヽ、V:.:.:.:| V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.三三三:.:.:三:.:.:三:./;.:.:.:/二|:.:.:.ﾉﾆ|:.:.:.:三
三三:.:.:|ﾐﾄ;.:.:.|:.:.:.:.:｀:V:.:.:| ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.三三:.:.:.:.ﾆ:.:.:.ﾆ:.//:.:.:/:.:.:.;′ｲ:.:._|:.:.:.:.三
三|:.:.:.:.:| ｀ヽ:.:ト厶｀ ヾ!:.:.|＞ ∨:.:.:.:.:.:l!:.:.:.:.:三:.:.:.:.:.ｿ:.:.:ノ:ｨ/:.:／´フ／ｰ :.:.ﾉ!:.:.:.:三
三:.:.:.:.:.:|ヾ「ヽlミﾆﾆ= _ムj｀ミヘヽ:.:.:.:.ﾄ!:.:.:.:.V,:.:.:.:ノレ' /ｨ-==≡≡三:イ }:.:.:.:.三
三:.:.:.:.:.:| ｀ rｰt ｛ ≡ ｝ ヽト、ミ｀ヽj ∨:.:.ﾉ: ／彡 イ'´｛ ≡ ｝ ﾉﾉ / j:.:.:.:.三 何しろ、三万六千隻で、こっちは一万隻程度。
三:.:.:.:.:.:.} ゝ、ニ ー ィ´ ＞〉 ﾐ 、 ∨'イ 〈く ﾐー─ イ , ,′:.:.:三 オマケに機動兵器に至っては四万機、こっちは二万機
三:.:.:.:.:.:.:| ｀ ｰ 冖 ^ ´ ヽ ｀^ 冖ﾞ ＝ '' /:.:.:.:.:.:三 だぞ。本当に、死ぬかと思った。
三:.:.:.:.:.:.:.| /:.:.:.:.:.:.:.三
三:.:.:.:.:.:.:.:| /:.:.:.:／三ﾆ
三ヘ:.:.:.:.:.:| :i /:.;.イ三三三
三三:＼:.:.:| :l イ´ ,′三三
三三三:＼j :l /三ﾆ三三
三三三三∧ :l /三三三三
三三三三ﾆ∧ 、 , ｲ三三三三ﾆ
三三三三三ﾆ＼ ／三三三三三ﾆ
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
- 609 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:45:40 ID:2MJEtA/Q
- / : :.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.ヽ' ﾉ}､::{.|
〃､ :.:.:/:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.､＼.:.:.:.:.:.:.ノ|ﾟ´ﾘ､/:ﾊ:l.|
/ ｀ -{‐ !ー{ー ‐!--ヽ'ヽ￣二_,!´;}l.:!:::::}ﾊ!
ﾊ;｀‐/ -|-:|ー:|ー-'{‐|:‐:ﾊ::|"!:.:.:.:}}ｲ:::}.}:::ｿ:∧
!:!{ :.:!.:.:.:|.:.:!:.:.:.{.:.:.:.:.l∧N ﾚヽﾄ､:.:.ﾘ.|::::|´';:!l::::ﾊ
!| !.::i!:::.i:ﾄ､|ヽ:∧::::::ﾊﾆ|三,ﾆﾆ､.Y.:.:|::::|f. }l.l:::::ﾊ
!! ',::ll:::::l:!ェﾆﾆミヽ::::∧ /´ﾋzﾘﾉﾉ!.:.|::::|ﾘ/:!l::::::::}.
{ ∨:::i::l{《弋zj｀ ＼::ﾍ ￣ ´ |!.:|::::|ﾉ::::!l::::::::ﾊ それでもこっちは、メサイアやジンクス、それにガンダム等の
｀. 弋::l:::i`￣ ＼!. |!.:!::::!:::::f }:::::::::ﾊ 最新鋭機ばかりだったから、何とかなったんですがね。
. ﾚ!::∧ ` ||.:|::::|ﾍ::l,,,!:::::::::::},
{.!:::!∧ 丶' ,!|.:|::;:| '､;､:::::::::::::l
l.!:::l::{ ＼ ‐＝ ‐ ´ﾊﾙ'´ .//‐､::::::::::!
{!:::l::| l´ ＞ ￣ ／ / // '::::::::::!
`ゞ､j {. ≧ __ . ＜ ./ // ＼::::!
＼ ､ ＼!lヽ､ ./ // ﾍ:|
ヽ! !l`'､ﾍ / .／'´ ＼
} !l ´¨//-､＿_,...__ ＼
.,. '"´ ｀ミﾐヽ
,．'´ .. ., '´ ,. =ﾐヽ `ﾄ､､
／〃 . / .:,.∠ ミﾐﾐヽV .! ﾄヽ
〃 .: .: l .:./.:.:.ミﾐﾐヽｿﾉノム ﾊ
〃.:, .:.:.:.:.: l.:/´`77''ﾊﾐｼｼ彡ｨｲ:!: ﾊ
/.:.:/.〃.:.:.: l:l l/ i:! ;! i;! i:!.:.ﾉ!
l.:./:〃.l.:.:i.i:l.l､､､ﾘ_ ﾘ ﾘ _,ﾘ,,,.ﾚｲﾉ
l/l〃ハ:N从l‐ｪﾃﾃﾐL__ｨｲﾃ‐ｯ Tﾘ
ﾉ.:.:.i い｀ﾞヽL _＿.ノ ﾄ､_ ＿ ﾉ!L_ だが、こっちも無傷じゃなかったしな。俺もお前も負傷したし、
lノi.:.Lい -孑 ! ﾘ `フ マジ死にかけたんだが。
lﾊ.:ヽ､ 孑 ,....:' U /
';.:.:ﾄ､ ｰ---‐ /
lﾊ( ヽ､ ｀¨´ /
_ ＿」 ',. 丶､ _＿,.ｲL_ ＿ ハラニブットハヘンガササッタシ
/.:.:.:.:. `ーr‐- ､ K´i￣`1
l::::::.:.:.:. l i l:l l L
¨´:.:.:.:.:.:. . l l ; l:ﾄ､l ノ:.`ヽ_
.:.:::::::::. :. l lヽ _ { .ﾘ.:.ぃ´ ｀`''ー
- 610 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:46:14 ID:2MJEtA/Q
- やら 確か、ブリックス軍のジンクスはかなりの高性能機という話じゃなかったか？
ムウ ああ、初の太陽炉搭載型量産機だからな。こいつのおかげで、命長らえた奴も大勢いるぜ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,、 ,. ‐'7
/ l ／, '7
ハ | ／／ /
| ﾚ'| ,. - ､ {/ /
| !ﾉ,ｲｦﾉ,ｨ=ｧ､ / ,ｲ-､ , -┐
lフ| |ヾｲYｸﾍソ'/ ,／ヽ{ﾞK /
/´ﾚ! ｛ｰ〈L>-' 7/ ／'i{ _ '{ ｌ ）/
lヽ{ | 〈Y 7ｨ-イ ／{ ヽ|__ヾ ヾ/
〉ﾆﾊ,/{L/_ｿ{_,イヽ ＼_フ}ｰ'T´ヽ
〈-〈＿ヽ､ゝr‐ﾍノノ ｀＞' ´ヾ‐r‐ヽ|
r'レiヽ7,ｲ‐ヾ〈 ,ｨ'{`＜ /-‐'/i,ﾘ
/ｱ/ !」 ヽ| 〉ｲ い ｀丶、|ｲ｣| L/
ﾉ L| /＼ｨ!_/ヽV-ｧ＞ ､ ヾl ヽ/
f´ _/|./ /ﾍ l| {| ＼ {＿_}、
/7Y´ / / |ヽ. l|`! l＼}ｰtｲ ＼
iｲ〈 l , へ ヽヽ lﾄ ﾄ､ l´,{r{ !_ﾘ、 ＼
ヾﾐ` 〉 ,! { ･＼/ヽヽ_| ﾄ.| |'/ｿﾌﾍ ＼ ヽ
l l `／ヘ ヽ ヽiヽ !|ヽ ＼ ｀丶､ヽ
l l ／V ｡ll、| |ヾl lﾄ.| 丶､ ヽ
. L／l／ヽ _ノﾊ,| ヽ{ヽ_,! 〉, ｀丶､_｝
ヽ ／ /｀ lヽ、/｜
｝ / ヽ、 |
/、 ,.､l ヽ ﾄ、
,l l/ }、 |､rヽlヽ
／く,>!、,ﾉ | | l-tｨヽ|
/`ｨ' ,ィ´･ﾉ､ `ｌヾン!|
>- ',. /T[_/` ﾄlヽ _」
／ヾｰ^ｰヽ｀ /'|__|ヾ、
`<_,.. ‐' ´ l |
ヽl--lノ
ブリックス軍正式量産MS
ジンクス
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 611 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:46:29 ID:2MJEtA/Q
- ／::... ＼ -＜
/:::::: ／ / / .ヽ ＼ .ヽ
/:::..:::: /:: ./.. i :| | ヽ ､＿ヽ_ ﾉ
./::::::::::/::.. ./:: /:ﾉ .ﾊ:ヽ ﾊ ー─､ヽ
i::::::::::::i::::...::::|::: /:/ /ﾉ ヽ:::.. ..:: ヽ :::::.. ﾄ .ヽ
|::::::::::::|::::::::::|::: ./:::i / ＼:::.. ..:::. i!.: .. iハ .|
ﾉ:::::::::::ﾉ::::::::::|:: .|:::::ﾊ├───､ヾ::::::: 川::､i:/ノ ﾉ
ノ:::::::::/:::::::::::::|:::.. |／ V=t=〒= ､ ）i::/ｲ::ﾊ/｀ー
｀ー=＿/:::::::::: :: |:ﾊ:::...| 弋zﾘ_ ノ /ハ .iノ
｀ーi─r´￣人ヾ_ヽ＿, ￣ ヽ 良い機体であることは否定しないが、残念ながら、私のGNフラッグ
| i:::::ヽ､ - ､ _ イ には劣るな。
ヾ://:::ﾄ- -､ ﾉ
iﾘ:::/ ﾊ _,,_;;-.''/
|;;;ｲﾘ ヽ ＼ - |
ﾊiﾘヾ i ＞- _ _|
／::::::＼￣ ＼ ｀ ﾌ ─ ´
/::::::::::::::::::＼ ￣￣￣＼ /
./:::::＼::::::::::::::::＼ i､
／:::::::::::::＼::::::::::::::::＼ |:::ヽ
. ／:::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::＼ .|:::::/:::ヽ
,､ -‐……‐-､､,,
,;r'"´;:; :; :; :; :;;/,.ﾍ;:;:;:;:;｀ヽ
,彳;:;:;: ;: ;: ;:; :;:;/;/;;:;:;:;:;:;:;:;:;,,ヽ_,.
_ノ;:.: : ;: ;:;:;ミミﾐ彳ﾊ;;;;;::;;;:;:;;;:;:;;:;.,ぐ
｀Y´ .: .:.:ｨ彡Y 〃 ｀ﾞﾞﾞヾjiﾂ'''ﾞi;:;;ﾊ!
/.:.:.:.:.:,.彡ﾉﾉ // )ﾉ ｛〈
ﾚ^ヾミﾐｼ′/:二ヽ,, :. ,,,..jﾂ
〈〈ハ iﾐﾐ! /ヽ式ﾐヽｼﾉ ｨｲ彡｝ GNフラッグ云々はともかく、残念ながらメサイアの方が良い機体だ。
ぃし ｛ﾐj // ´￣ ｛'='｀.ｲ 特に機動性はな。
_ノ.:入_ ﾉﾊ｝｛ i ,′
,. .:´.:.:.::::::::::i1. ﾘ公 , _ ..」: :,′
／.:.:.:.::::::::::::::ノﾊ,;,;,;, "´/
( .:.:.:.:.:.:,r─く_ ＿＼,;,; ´￣二ﾆ｀l./
ヽ.:.:.:./. : : : : : : : :|￣|､,;,;,;, ,,,;;;,,,,ﾉ`ーr-┐
＼| : : : : : : : :.:.| | `ー‐‐‐'i |: :.|
. .: :￣￣ ￣ ヽ : : : : : : :.:.| | ﾉ , .‐‐|: :.l
: : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : | |ヽ V.:.:.:: :|: :.l
: : : : : : : : : : : : : : :＼: :..:.:| | ＼ /. :/⌒: : :`ー--- .､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : / / /. /ﾊ: : : : : : : : : : : : :＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〈 〈 /. :/ﾑ j : : : : : : : : : : : : : :＼
- 612 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:46:42 ID:2MJEtA/Q
-
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l /
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/'
!, !" l '､ i まあ、そこいらへんの嗜好は置いておいて、とにかく
＿_'i iヽ ! ,.' ./ 俺たち第十一機動部隊と第三艦隊は奮戦した。俺も
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／ 重傷で病院送りになったし、死傷者多数で、機体もぼろぼろに
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , ' なるほどの結果になったがな。
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
／ ､
/ _ ... -- ｔ彳_ヽ､ ｌ
／ , ´ _＿__ 《.lﾐ!ｌ| ｌ
/ ／ _.. ｨ ´ |＼ ｀丶マ″ i l
. i / ,イ ｌ ｌ ＼ ヽ 丶 、 ｌ
! ｌ／ .ｌ 、 ヽ ヽ 丈＿.ｌ ∨ │
ヽ l |-云ﾆﾇ＼! イﾆ云ア｝ ! ﾉ オズマもグラハムも負傷、誰一人大なり小なり傷を負っていたが、
＼ .! ! ＿ ノ ＝ ､ _＿ , / / / 唯一無事だったのがこのアホだけだ。
. `ス、＼. i ﾉ ／rノ
ゝ !￣ ` 久 ﾉ
. 大 <二ヽ 人ﾉ
心 、 ｰ ． .ィ /
| 、_ イ l, ′
r/ ｀ - .._＿ ... 入､
, ｨ ´ l ｒ ‐-、 ｌ｀ ､､
_...- ' / | / > ｜ ヽ｀ 、
_ .. - ' r ─./ | , ´ ヽ_._/ ヽ ｜ ヽ 、｀ ‐- .... ＿_ ..
ｒ ヽ / ｨ ＼ ／|／ / | ヽ ト､ ＿ゝ ＼ ´ ｀ ､
./ ヽ / ／ ／ ｌ / ｌ `ｌ ＼ ＼ ＼ / ヽ
- 613 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:47:00 ID:2MJEtA/Q
- ／／ :／: : : ／: : : : : : : !: : : :.l:. : : : :. : :. ヽ
, ' , ': ／: : : ／: : : : : : /: : ｊ:.|: : :.|､: : : : :.: |:. :|
／: /: /: : : : /: : : : : : : :/: :.:/:.:|: : :.| ヽ: : : :.:.|:. :|
＿__／: :.:/: /: : : :.:/: : : : : :.:／: .:〃:./!: .:.ﾉ ヽ:. : :.|: .:l
`ー―‐彳:.': : : :.:/: : : : : :.:.:.:.:彡'ｊ:／/:／ _ -‐V:.:.!:./
|:.:l: : : :.:': : : : .:.:_ｒｬ≦x≪ ノィ勿禿ｒ=―ｊハ/
|:.:ｌ: : : :.l: : :.:.∠ｊ氾_｀ イ ´」氾ノ /ﾍ } いやあ、おかげで「不死身のコーラサワー」ってあだ名が
'､:'､: : :.:!: :.:./ .::::::::::::. | .:::::::::::. ﾚﾉ/ つきましたけどね。
l:.∧: :.:|: :.Ａ / ｨ′
ｊ/ ヽ:.:!: :ｉ‐ﾍ 〈ｊ , /´:.{
´ }ハ:{:.:.:.ゝ ー−‐−一 ｲ:.:.:.:.＼＿_)
ノ'ﾌ:.ﾞ{ : :.:､!＼ ￣ ／ｌ/: :.:.:.:.:､_／
／:.:.:. : : l: :＼_ヽ ´ /:/: :. :.:ヽ＼
ｌ:.:.//: : : :ｊ､: 「´-､｀ ー‐ ´‐彡 '} / .: :.:.:';.:.:l
,. ┴1 !:. : :./{ ` =- ｀ -､, - ´ ノｨ: .: :.:.:.:.}ﾊi､_
_,,.. -− '' ´ ／/l八:.:. :{ | ／￣｀＼ /:.: :.:.:.:ｊﾉヽ＼｀ '' ー- ､__
, -‐ '' ´ / ｛ ＼:.＼ / ﾊ {: ｌ: :.／′ 丶 ｀ '' ‐- ､_
／｀ヽ ___ -‐/ ヽトミ､∧ /ハ ﾍ:.l､/ ｀､‐- 、＿ / ＼
ヽ イ// / ｀ Ｖ ゝ < ∨ﾞ{ { ヽ | l ヽ /
_ ´￣￣￣｀ ､
. ´ __ ｀ヽ､
／ ／- ､ ＼ ＼ ヽ
/ ／ ／ ｀ ‐､_ ＼ヽ ヽ
/ｌ／ ／＞― _ ｀ヽ､ ヽ! ､ ',
'〃 ／ ∠ _ ｀丶､ ＼_! Ｖ i
l｜/, ／ ｀ ‐-､_ | | | |
| l//／ ｀丶､| |_| ! 六回も撃墜されて、無事に生還するなんて奇跡も良いところですよ。
| |// _,.-‐''´| |､ヽ | 良く生きていましたね。
| |く―‐- 、 , ´,x元斤「 ｛ ! } |
l | |ヽﾏ弁心､ 〃 弋ｖﾘ ! |ﾉ/ ｛
l | |｜､弋ｖﾅ ヽ ー‘”´| Ⅵ ｛
ヽ |｜|ﾍ ￣ ! l l ! l |
`! |｜.ﾄ､ 〈 , U l l ! l |
｜|｜.| lゝ. ｀,,......_ , | ! V ､!
'l |｜.| | | ＞ ― ／-｜ ! V {
. | ! | ｜l { >┬ｧ´ ｛ ｛ Vﾍ
. | !/ ,! | ! l ﾍｊ/ | ハ Vﾍ
. | | ハ ､ ゝ !／| | ト､＼ Vハ
. | l / ｊ ＞‘´ | ／| / ￣｀
. | l .' L - ´ ｊ /
- 614 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:47:25 ID:2MJEtA/Q
- _,,......................_
,.- ´:...::::: ｀丶､_
, -‐''´::::::: ...::::::::::::... ￣｀ヽ
}.:::::::::::::::::::::::::::: .::.......... ::.... }
ﾉ.:::::::::::::::::::::::::::::::;:-:､::::::::::.. :. `‐-､
ｒ'.::::::::::::::::::::::::::::::::〈;-‐ヽ､::::. :.. ::. }
ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::/ }:::: . . .. ｒ'
} ::::::::::::::::::::;::::::i:{ |::: .:: :: :. ::. ｀>
ﾉ ::::::::i::::::::::ｊ!::i::{`＿_,, {i:::::ﾄ､:i::.... ､::::: :.. /
ヽ::;;-i::､:::::::{_>{戈ﾐ､ ヽ{.ｨ戈ヽｲ::::ノ::: L
ｿｒ､ﾍ:ヽトヽ┴‐┴ ┴┴ ﾉｨ/}ル'｀` こいつ、腕は悪くないんだが、全然機体を大事にしないから、
'､､ 〈ﾍ{ { l' ′ 量産機かそのカスタムタイプしか回してくれないんだよな。
ﾉｨﾍ.._ / エースクラスで専用機が無いのはこいつだけだぜ。
「｀`＝ゝ､_ _' /
ｊ ` ‐ ﾆｭ ｀ ー＝ ' ／､_
{ | |ヽ、 ￣ , ': :＼‐｀ヽ､
__ゝ.､ | |: : :}＿_ノ: : : : : ヽ､＼ヽ
_ ... -‐ ´ _ｒ 丶､ //: :〃: : }: : : : : : : : ＼/
_ .. -‐ ´ ｀ヽ_.. -‐ ´ ｀ﾞ＜/､:〃: : :＼: : : : : : : : :〉
_..- '´ ,. - '´＼ ｀ヽ､: : : : ＼: : : : : :/ヾ‐-､_
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） なるほどな。ところで、やはり原因はガルマ提督の失策だったのか？
| ｀ ⌒´ﾉ そういう状況になったのは、ガルマ提督がザクセン軍に揺動されて敗北
. | U } したっていう話を聞いたんだが。
. ヽ }
ヽ ノ ＼
/ く ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
- 615 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:47:39 ID:2MJEtA/Q
- ムウ その通りだよ。あのお坊ちゃん、ザクセン軍に上手いこと揺動されてな。
そのおかげで袋だたきにされたんだよ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＿,,_､,,
,, -ｰ''ﾞ" ｀ ..、
／:::::::::::: ヽ
/:::::::::::::::: ヽ
/::::::／:::: 人:::::::.. |
|/ノ ノ ＿,-'_,,-ヽ::::::::.. |
('ヽ' _-┬'_tl. ー_ｩ, ヽ､:::: |
_,-l-'( i | ﾉ,, i:::: |
._,i' し i | | 、 /:: |
/_ﾉヽ' | ﾍ =一' ノﾉﾉ ゝ
l / ,| ） ヽ ＾ .／ 'ヽ_／
ヽ / `ｰ｀ -__''＿＿|_'
_|＿＿l_ ,「=|||,-''ヲ ﾉ7|
|l_)v( l|＿,,.|_-|||ニ'__,,..:::::|..,,,＿＿＿ _,,
/;;;;;;;;;;;;;;;;|＿ （-ﾍ ,-――-, ＿＿フ;;;;（((ヘ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ニ ヽ;;| |;;;;;;;;;;;;;;/ ニフ;;;;;;;|_Ｌ| | |ヽ
ガルマ・ザビ中将
ブリックス軍第八艦隊提督
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 616 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:48:11 ID:2MJEtA/Q
- マネキン 所詮はコネで提督になっただけのボンクラだったからな。おかげで、
ザクセン軍の新城提督にしてやられ、第八艦隊は壊滅した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,;――――――;,
i:: '"~｀ヽ .:i
i::. ,;;-‐''""~｀`'';;,, .i
,;;'" ;. `;,
;´ .::´ ,;. ::,
i .:'´ ,;;:. :, 私とてザビ家の男だ！ むざむざ死なんぞ！
＿＿＿＿＿＿／i ;" ,,,.:::'":: ::,＼＿＿＿＿＿＿
i" ,...＿＿＿＿＿..:t ,; ..;ノ r・`yゞ::j::'~ｿｿｿ;;,,＿＿＿＿. `i
i i _,,,;'''"´`;,,; ,;''"ｿ `￣ /::< ヾヾヾ_,,,ヽ,, i i
i i ／,i〒i,,_ `;, r' `_...､ /;;''"ソﾍ￣ ,;-i〒iヽ, i i
i i. / /"''‐-yｿ＝-y:::... ‐ ／:::ヘ ／` ‘イ''-‐'')ヽ.. i i
i i.. / y `''‐-', ＝-ヾ ゞ ‐ " へ ／` (''‐'"~ｿ:::ヽ,. i
i,,;;;"￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ i
.／ .....::::::＼
,,,／ ........:::::::::::::::::＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 617 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:48:28 ID:2MJEtA/Q
- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/::::::::::／ ／ イ' −−−-----ﾞ,,−-、ヽl::::::::::::ﾞ '''-､::::::::::::::::::::::l
|::::::::::/ / ／:;:;:;:;:;:;:;｢"""ノ ,,---−-、 ﾞﾞﾞ、 `,,,,,,, ::::::::::::::ﾞ'''-､___／
＼::::::ｌ / ,／:;:;:;:;:;:;:;:;:;l く ､' o ! ､｀−-、_`ﾞﾞ-、::::::::: ＼
ﾞ＼ｌ ／,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l ヘ ヽ、 ,/ ヽ. "'ﾞ＼,,,_`ﾞﾞ::::::::::＼
/ﾞﾞ~,､.ﾟﾞﾞ!l:;:;:;:;:;:;:;ll" ｀ﾟ−-−'" ﾉ ﾚ-−ヽ｀''',,,,,,,,,,,,,＼
/ へ ヽ ﾞ三彡 _____｀"'ﾟ￣ く, ﾟ i l−-------ﾞ
l ,i `'. ,ll!ﾞ廴,l､.彡 ､,,. ＼""'ﾍ ｌ
.l l乂i'ﾞ ,l ",ﾞ'l,, ﾘ;:;:;:;:;:;:l いいじゃないかガルマ・ザビ！ 黙っていればさぞかし派手な軍功を
'〈 l {、l､ lll, li､'ﾞ＼,,_ 、丶'ソ l丶 飾れたというのに、わざわざ無様な死を選んでくれるとはな。
::'l ;丶 ヽ.ﾞﾞﾞl, ｀lii r :ﾞ＼ 'く-､':,〈ｖ′ l 〉
::,,,,,,,,,i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!,_》;㍉l,,ＭＭ., liiiiiii,,、 ト､.,、 ﾞ" / ﾉ
ﾞﾞ!ﾞi!i!i!i!i!i!＿;;;;;;;、;;ﾞﾟ,!;'､`ﾞ'ﾞ″WWﾍ l!´｀!iiiiii,,,,,、 ﾞ＾｀ヽ､.,_、. ./´
;｀丶｀;;;.;;｀｀~ﾞｹll,,,:,,!、;;;＼;、｀;;｀ﾞ'ﾍ |｀'Y,:匸~"""iiiiiig,,.,:、: ｀｀''',,lｬ' /
,,,,,,,,_、、;｀.;;;;;;;;;;;;.ﾟﾗx,,;;;;;:｀ﾞi､;;;;:;;::::::ﾍ ﾞぐ''｀:'ll,,、 二 ﾞﾟ了iiiiiiiiiiiﾞ’ /i!i!,､、
i,,_;;;;;;;;;:;＼ﾟ''x,;|‐､、::::;:::::::: ﾍ ﾞ＼ ｀ﾞﾞlli,,,,_、 .,l ::, 《° /i!i!i!i!i!i!i!、
-,,,,,,,,,、::::;;::;ﾞﾞﾞll,,;::::;::::ヽ,:ﾞﾟ!i,,:｀∴｀::::::::::ﾟﾍ ﾞヽ,、 ﾞ “‘";'::'ノ｀ ,i!i!i!i!i!i!i!i!i!ii!i､
ｘ,,;'､;｀`'‐、:::::::ﾞﾞllil,,、:::::ﾞi､:::"i､::::｀:、:::::::"'冫. `"""""""=．:、ｉTTTT.,i!i!i!i!i!!""｀ヽ
:::ﾞﾟXヽ:::::::::::｀::::::ﾞﾞllllli,,:::::::ヽ::::ﾟ!i､::::｀､、:::::::ｆ,!、 /,| | | |i!i!i!i!ﾈヽ:"::::::::ﾞli､
:::::::::ﾞ'∴:::::::::::::::::..:ﾞllllllli,,、:ﾞＬ::::ﾞﾘ,:::：`、:::;::::::"ﾞ rTTTTTTTTｉ /,| | | |,ﾉi!i!:ヽ,|"｀│:::::::｀:::|
:::::::::::`ﾞl∴:::::::::::::::::,,'《|lllli,::::'ﾋ:::::::ﾞ l,、::｀::::｀:::::::ﾞ':',| | | | | | ||V | /,| | :./:ソ,",,ｌ'l,`",".::::::::｀::::::::
、::::::::、ﾞl,'"::::::::::::::::::'',`ﾞl!ﾞi,::::ﾞL::::::::ﾞ l,:::::::::::::::::::::::::':フ''N,,,│'hi,,,y‐､"',ｨ‐ﾞﾞ_.'l,｀｀': ｀、::: ::::::::::::::::|
:::::｀::::'i､::ﾞi､::::::::::::::::::::ﾞjl~::lll,::::ﾞl'':,,::::::ﾞ s、:::::::::､::::::::ﾞ巛冫~ﾞ'トア"x,,,"″､､｀:ﾞl、::::｀::::、｀::::::::::::::::|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 618 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:48:53 ID:2MJEtA/Q
- / _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l / 元々、第一連合艦隊はザクセン軍にあたるはずだったんだが、
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/' フェルーシアも侵攻してきたことが急遽判明してな。慌てて艦隊を
!, !" l '､ i 分割して、グリマルディに第三艦隊を派遣したんだ。
＿_'i iヽ ! ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
,､ -‐……‐-､､,,
,;r'"´;:; :; :; :; :;;/,.ﾍ;:;:;:;:;｀ヽ
,彳;:;:;: ;: ;: ;:; :;:;/;/;;:;:;:;:;:;:;:;:;,,ヽ_,.
_ノ;:.: : ;: ;:;:;ミミﾐ彳ﾊ;;;;;::;;;:;:;;;:;:;;:;.,ぐ
｀Y´ .: .:.:ｨ彡Y 〃 ｀ﾞﾞﾞヾjiﾂ'''ﾞi;:;;ﾊ!
/.:.:.:.:.:,.彡ﾉﾉ // )ﾉ ｛〈
ﾚ^ヾミﾐｼ′/:二ヽ,, :. ,,,..jﾂ 本来なら、第八艦隊八千隻と併せて一万八千隻の戦力で、グリマルディを
〈〈ハ iﾐﾐ! /ヽ式ﾐヽｼﾉ ｨｲ彡｝ 守備する話だったんだがな。あのボンクラのせいで、全てがおじゃんになりやがた。
ぃし ｛ﾐj // ´￣ ｛'='｀.ｲ
_ノ.:入_ ﾉﾊ｝｛ i ,′
,. .:´.:.:.::::::::::i1. ﾘ公 , _ ..」: :,′
／.:.:.:.::::::::::::::ノﾊ,;,;,;, "´/
( .:.:.:.:.:.:,r─く_ ＿＼,;,; ´￣二ﾆ｀l./
ヽ.:.:.:./. : : : : : : : :|￣|､,;,;,;, ,,,;;;,,,,ﾉ`ーr-┐
＼| : : : : : : : :.:.| | `ー‐‐‐'i |: :.|
. .: :￣￣ ￣ ヽ : : : : : : :.:.| | ﾉ , .‐‐|: :.l
: : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : | |ヽ V.:.:.:: :|: :.l
: : : : : : : : : : : : : : :＼: :..:.:| | ＼ /. :/⌒: : :`ー--- .､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : / / /. /ﾊ: : : : : : : : : : : : :＼
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- 619 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:49:25 ID:2MJEtA/Q
- >>618訂正
/ _ ＼
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ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l / 元々、第一連合艦隊はザクセン軍にあたるはずだったんだが、
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/' フェルーシアも侵攻してきたことが急遽判明してな。慌てて艦隊を
!, !" l '､ i 分割して、グリマルディに第三艦隊を派遣したんだ。
＿_'i iヽ ! ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
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ﾚ^ヾミﾐｼ′/:二ヽ,, :. ,,,..jﾂ 本来なら、第八艦隊八千隻と併せて一万八千隻の戦力で、グリマルディを
〈〈ハ iﾐﾐ! /ヽ式ﾐヽｼﾉ ｨｲ彡｝ 守備する話だったんだがな。あのボンクラのせいで、全てがおじゃんになりやがった。
ぃし ｛ﾐj // ´￣ ｛'='｀.ｲ
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,. .:´.:.:.::::::::::i1. ﾘ公 , _ ..」: :,′
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- 620 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:49:54 ID:2MJEtA/Q
- マネキン 本来なら、第八艦隊はグリマルディの守備を行うはずの艦隊だった。しかし、
よりにもよってあの提督閣下は、ブライト提督の指揮下に入る事を拒み、
貴重な戦力を失わせてしまった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＿
, -､,. '´ 丶/／
,. ''´ ヾ､／￣
. ｆ ｀ヽ
―‐-／ Ｌ __,
ｒ' ,. '"⌒ 丶 ｒ＜
､ f ) （ ヽ_ ノ
} ,ﾂ ⌒ -‐'1ﾊ'´',. !
/ 彳 ￣＼ ／ ﾉ .}√ﾆ、
丶 / ｀i { u '´ ｡ヾ ;! ,／/ ｊ＼ 単独で出撃し、第八艦隊が壊滅しただと！
／7 ,f ﾍf / ﾐ ｀ﾞ ｒ'｡" r'´ 急いで後退し、防衛線を構築し直すぞ。
/ ! }ヾゝ ´ { ´ ｉヾ このままではグリマルディの進入を許してしまう！
/ ﾍ,´ ! ノ /
. l ~ | ｕ , ' ` -､ /
| ヽ / ./ /
| ＼ ! / / つ っ
ｆ￣ ﾞ` ー- ヽ ヽ`‐-/ / っ
|┌＿ _┐ ｢ﾆ`' 二 r〈 つ
|└ ￣ ┘ | | | ｢ｉ /
ｒ'ー- ...,,_ ｣,＿ | | |ｌ |
_,. -'´ |ヾ !,｣
ｌ ｌ ｌ ＼
＿ ｌ ｌ l ヽ､＿ 、
￣￣ ー- ､ ｌ ｌ ｌ ヽヾヽ ､
＼ ｌ ｌ ｌ /￣ ￣ｉ ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 621 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:50:15 ID:2MJEtA/Q
-
（( /／ へ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜
／^＼:::::＼::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::＼＼:::::::
丶＼:::::＼::::::::＼:::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
／丶:::::::＼:::＼:::::::＼::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::
│:::::::＼＼:::::::＼＼::::::＼:::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::
/＼::::::::::::＼:::::::::::＼::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::
/│＼ヾ:::＼::|＼:::::::::::＼:＼:::::::::::＼:::::::::::::::::::::＼::::
│/|:|丶 ＼:::::::| ＼:::::::::::::＼::::::丶::::::::::::::::::::::::::::::::::: グリマルディは、ブリックス屈指の工業地帯ですからね。
|/ ||丶＼丶::::| ,ｲ＼::::::::::::::＼::＼::::::::::::::::::::::::::::::::: そこが陥落すれば、ブリックスにとっては大きな打撃になります。
│ ||:ヾ:::::丶 | ﾊ..,/＼::::::::丶＼丶:::::::::::::::::::::::::::::::
丶 /|:::::::川:::入| ..ノ"＼::::::ゝ ＼丶::::::::::::::::::::::::::
/入||:::/ ＼| ＼ヾ ＼:::::::::::::::::::::::::
ﾙ |::::/ ＼ ＼ |/＼::::::::::::::::::::
ノ |＼ -､ / ト:::::::::::__／
||:::::ゝ ∧|／
│入...__＿ /
丶 ＼─ゝ ／ ／
| |, ／| ／／
／ | ....／／／／
／= --┴-、 ...:::::::: / ／
／ ＼＜＼:::::::／ ／ ノ
／ , ----= 、 ＼／／ ／ ／/
/ > ／ / ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） ブリックスの重工業の六十パーセントが、このグリマルディに集中しているからな。
| ｀ ⌒´ﾉ MSやバルキリーの製造も、大半はここで生産しているという話だし、フェルーシア
.ｌ^l^lｎ } が侵攻してくるのも無理のない話だな。
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
- 622 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:50:33 ID:2MJEtA/Q
- ／ｌ :::://ﾉl.:::::ヽ::::ヘ::::::ヽヽ:.＼ヽ:::..ヾ ＼:::..ー ＿:::::::- /
,ｿ'/.ｌ ::::/,:::::i.:::::ヽ:＼:::ヽ:::::ﾍ.',:::::::＼ヽ::＼,ヽ、::::::::::::ー /
／ / ,::ｌ.i,:::ｌ:::::::ﾍ.:::ヽ＼::.ヽ,＼::::ｌｌ:::ヽ..::::..ヽ::ヽ,' i.＼::::::::ヽ/
'゛ ｌ /::::.',',ｌ::ｌｌ::::::::ｌ＼＼ヽ:::::::::ヽ::.|.:::::､:::::ヽ:::::::ｌ::ｌ::..ヽ:::::::､ｌ
/::::,::::ﾊｿ;i!:::::::i'|__ヾ､ヽヾ､:::::＼|､_;;_y,::::,､:::::ｌ::|ヽ::::::::::::|
/ンｌ::::::::ｌﾍ' ;::|.'Y'ｌ::::ヽ､＼::::.ﾐヾ＼,ﾊ::::::::）ヽ:::::|:::.i::::::::::|
/／ |::i::::::ｌ:::::＼! l!, 'ｰ'゜゛ ヽ:::ﾇ゛ 'ヽ ゛''" ﾉ; ｌｌ:::::::.ｌ:::＜ おかげで軍、特に第十一機動部隊と第三艦隊には、足を向けて寝れませんよ。
／ ｌ:ｌ:::::ｌﾊ::::::::ヽ ゛ー ' ゛ ｰ ` '' ~ .ｌ'i::::::::::::::::| 私の故郷を守ってくれたんですからね。
_ .ｰ'/￣ｌ ｌｌ:::ｌ ｌ', '::::入＼ / |ｌ::::::::::::::|
/, N ﾊ::l'ｌ ゛ｌ',::::ｌヽ､ , ｌ:!,!::::.l ヽｌ
/ ｌ ｌ ',ｌ ', ､ ',::ｌヽ ヽ ｰ ｌｿ |:ｌﾍ |lｌ
. | ヽ ', ヽ. 'iｌ', `､. ヽ ._＿＿__,.ノ ／/ ｌi ｌ
',. | iｌ ＼ ／ ./ ! ::入
､ 'i ｌ ｌ:::ヽ ／'' l| ／／ヽ
＼ ヽ | _,, --､ ｌ 'i::ヽ,ヽ､ _ , ''' ,r'~￣゛' ｰ <_／ｌ ヽ_＿＿＿＿
_ヽ -ｰ'"~、 ヽ, ＼ ｌヽヾ, .ｌ ￣ ／ ／~￣ ~ '' ｰ- ...,,__
￣ ＼ i、 ゛' ､ ＼ﾙ............ ／ ／ ￣ ー
ヽ ヽ ヽ ゛￣ "
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l /
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/' アレ？ もしかしてグリマルディの出身なのか？
!, !" l '､ i
＿_'i iヽ ! ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
- 623 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 18:50:44 ID:YU1Yas92
- ガルマ、どれだけ失策したんだ？
ぼろくそに貶されてるぞｗ
- 624 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:50:52 ID:2MJEtA/Q
- ,. /
／,.. .:-ﾆ''"_＿ _ /
〃ﾝ::::::::::::::三ニ=::::::.:::｀ _ ,'.
（l!i´::二ﾆ＝-:;;;;:::..-.:::::::::::__ｌ
,-'从ミへ:::::ヾ::::::.,ヽ::::::::::::::､ｌ
/::'!::::::､､::::､::ヾ:::ヽヽ:::::::::::::::::ｌ
/:::.!l/::::::ヾ::::::､:::::ヽヾ.:＼:::::ヽ::ｌ
,'i!:::::.:i.!:lｬ,:::::::..ヽ､＼::::::::＼:::ヽ:::l ええ、私生まれも育ちもグリマルディです。大学もそっちの方でしてね。
,' l!i:l::!!:ヾ.i-ｬ.::::､::::::::._ヽ､:::::::ヽ:::::l. しかも、グリマルディ戦役時にも、グリマルディにいたんですよ。
_,ヘ!_l. !y::|::l!ｌrt:ｯﾐ＼:ヾ rt:ｯﾃ､:::::::::
,-=ニ-ﾐﾍﾊ:::::::ｌ `''''"_`_｀ヽ`'''" ｌ:::ヽ::::',
ン ﾆ 二｀ヽ;=､!ﾊl!y''~´ ~`ヽ !:::::/i!､',
_..ｨf´ ､ `'''‐ﾆ'ヽ..ッ'ｩ､ ｌ ／ﾘl::ﾚｌヽヽ,
_.-ﾆ／ `'ﾌ´~｀ヽ..X´｀`''''ｦ, r'''~''ｯ ..〆 / ,liｿ | ,.ｧiヽ､
‐ﾆ‐'八-､_...:::::n⌒`!~ ヾ' ､. ヾ､`'''ｬ''''~´ / // ,ン´ ヽ､ヽ､_＿＿＿＿
´ .ｌ / ヽ >::::!ｿ/ ＼＼ |ヽ'i ヽヽ､_゛_,,...-zﾝ. - '''´~｀`''ｰ- ...,,;__ _ _,
ヽ 、 ＼__ﾝ￣~`'''''- .., ｌ ゛ ｰ-ｰ'´ /,' ,:-‐'' ､'‐- .,. ,.＼//
＞._/ ; ﾔ ! ', /､ / ! ヽ ｀く:: ヽ､
_,.::;;;;/ | 'i::i ', 〈', ｌ i ,' ,' ﾄ ヽ, ﾔ
‐-‐'' ~ ｱ ヽ ｌ.､ ヾ , i_jy' ,' ./ ｌ ', ', iノ !`
〈 i ＼ !ヽ ＼ ｌ , / | i ./ ｌ ', ',|､ ｌ
ヽ! ' , li 'i＼ .liヽ ｌ '. / | ,' / ｌ , | >
. |:', ＼ ',i ', ヽ |､ヽ l. ヽｌ | ﾚ ｌ /', 'ｌﾒ､
|:::', ゝ i ', ｌ ' ,', ＼ｌ |! |!| ｌ / i ｌ ヽ
／ ､
/ _ ... -- ｔ彳_ヽ､ ｌ
／ , ´ _＿__ 《.lﾐ!ｌ| ｌ
/ ／ _.. ｨ ´ |＼ ｀丶マ″ i l
. i / ,イ ｌ ｌ ＼ ヽ 丶 、 ｌ
! ｌ／ .ｌ 、 ヽ ヽ 丈＿.ｌ ∨ │ それは災難だったな。
ヽ l |-云ﾆﾇ＼! イﾆ云ア｝ ! ﾉ
＼ .! ! ＿ ノ ＝ ､ _＿ , / / /
. `ス、＼. i ﾉ ／rノ
ゝ !￣ ` U 久 ﾉ
. 大 <二ヽ 人ﾉ
心 、 ｰ ． .ィ /
| 、_ イ l, ′
r/ ｀ - .._＿ ... 入､
, ｨ ´ l ｒ ‐-、 ｌ｀ ､､
_...- ' / | / > ｜ ヽ｀ 、
- 625 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:51:23 ID:2MJEtA/Q
- ,,,-''"´ __,,,,,-―,'"´
, ,,=:::::!'ﾆ-'''"'"´,=-''"´
,i:| ／::::::::´::::::::::::::::::::::::::::‐-､,,
/::i/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀=-、
(::::::::::::::::-､ :::::'ー-､:::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾞﾞ'-､
,=''::"::::::::ヽ::::::::::::、＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼"'-､
／ ,-'::::::::!＼::::ヽ::::::::::､ :ヽ:::丶::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ｀
/／:::,:::::::/:::::、、:丶:＼:＼:ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
//:::: /:::::,:::::::::ヽ::＼ :＼::::::＼:::＼:::＼:::::::::::::::::::::::::::::i､::＼ まあ、直接戦闘に参加したわけでも無ければ、負傷もしなかった
,! i::: /::::::/=､::::!::::＼:＼ ..::::::::::::::::::＼ ::＼:::::::::::::::::::::::丶ヽ、､〈 のですから、気楽なモノですよ。それに、グリマルディがきっかけで、
! .i: /::::::/' iﾞ:i＼:::::i,/ﾌ７:＼::＼:::::::::::::丶 ::::::::::::::::::::::::::'i, ｀` 私結婚しましたからね。
' i::!i::::::iヽ-'' 丶::!i、''-;ﾉヽ＼＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
i:! !::::i〈 ｀ ｀"ﾞ´ '!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'i,
! '!:::i ` ｀ '!:::::::::::i::::!::::::::::::::::＼::::::::::::::＼ヽ
' !:l l'ー----､ !::::::::::|:::i::::::!::ヽ:::::::::丶::::::::＼ ｀`
':i .|７￣￣｀ヽ !::::::::/'!::l:::::|,:::::,、:::::::i,｀''''ｰ-＼
,―''''j,,,-‐-‐'‐‐､ i !::::::/ iﾝヽ:::!!::::i ＼::::l ｀''ヽ、
ｰ'´ ／:::::::::::::::::::::::::ヽ / ／'!:::/ !i !:i ,ｲ:i 丶! ＼
,-（:::::::::::,=-‐iTTTl几_,,ｨ' ,,.＜_. !/ / ﾚﾞ !i ,, ´￣￣ﾞ''-､ ヽ
＿/-‐'"￣lﾆ)| .| | l,!/ｰ‐' _ ,-'゛ l､ ｀''l! ､,,_ | ! / ＼ ヽ、
_,,,,,,,.. -‐'ﾞﾞﾌ /ﾞl'''"´ ｀"゛´ 〈 !, " 'l,ﾞ＼ lﾞ / ｀''ｰ
..-''" .,ﾝ'ﾞ i ! __,,,,､-‐-､,, ∧ヽ､、 ＼__/| /
_ -'″ / /ﾞ ／:::::::::::::::::::::::ヽ､｀ ヽ 、 ヽ 丿 i
l< ,／ / _,,./::_;;_::::::::_::::::_:::.-‐';‐'゛'ー､＼ |
´ﾞ'l'ｰ''"｀ﾞ￣ ＼ヽ !TT l´Tン‐'´,ノ'ー､ ｀＼ー､ヽ
ヽ ｀ー――‐゛''''"´' ） ＼
- 626 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:51:37 ID:2MJEtA/Q
-
_,. '"´￣￣￣￣｀｀''ｰ､,,＿
r'"´ ＼
,' ＼
ﾉ ／ _!,.:ｨ lヽ
, ' ! ./ ,.-'-; ,.l ,' l
', ,. =''ヽ ,､! ,.ｲ ,ｲ ／ |.l ! l l
r‐-; l ( '='-!| ./ 'ヽ,!"!|/'''! |=-､ ' ! !、 .| '､
', ', l ';ヾ ( !;' .l_ﾟ;:7`'ヽ` ｀" ヽﾉ_| |. ／
. ', ', ,' ヽﾆ'. ｀`ー rｧi-/ ノ 丿!
', ',/´ ,' | r 'ｰ'､'/'／_,ノ
_,..! .', ,. -､l l | ., ' "´ 奇遇だな、俺もだぜ。てか、あのグリマルディ戦役でカップルになったり
_l´ ￣￣!.',,.' /_. '､ r- ､_ -' ／ 結婚した奴は大勢いるんだ。
,!´ `ー.､ | ﾞ| i / ｀`｀-､ ヽ｀`''｀ヲ ,. '´
i´ ー.､ ! ,.! ,.! .|/ // '､'.､ ￣´／
! -､ ヽ _l" .l ! .,.',.' /_ヽ, ＿ , '｀'r ､
-=''"l ｀'ー'ｰ' ' !_/./ / ｀`ﾞ｀) ,.;'.' /
_. ＼＼ 丿-'ヽ _. /_ /,,_// ./､_
､＼ ＼,!:､ / 'ｰ,｀ｰ- ,'っ!'､.,.' ｀`' - ､_
- 627 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:51:52 ID:2MJEtA/Q
- / : :.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.ヽ' ﾉ}､::{.|
〃､ :.:.:/:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.､＼.:.:.:.:.:.:.ノ|ﾟ´ﾘ､/:ﾊ:l.|
/ ｀ -{‐ !ー{ー ‐!--ヽ'ヽ￣二_,!´;}l.:!:::::}ﾊ!
ﾊ;｀‐/ -|-:|ー:|ー-'{‐|:‐:ﾊ::|"!:.:.:.:}}ｲ:::}.}:::ｿ:∧
!:!{ :.:!.:.:.:|.:.:!:.:.:.{.:.:.:.:.l∧N ﾚヽﾄ､:.:.ﾘ.|::::|´';:!l::::ﾊ
!| !.::i!:::.i:ﾄ､|ヽ:∧::::::ﾊﾆ|三,ﾆﾆ､.Y.:.:|::::|f. }l.l:::::ﾊ
!! ',::ll:::::l:!ェﾆﾆミヽ::::∧ /´ﾋzﾘﾉﾉ!.:.|::::|ﾘ/:!l::::::::}. ウチの隊長も、結婚したのはグリマルディの後でしたからね。
{ ∨:::i::l{《弋zj｀ ＼::ﾍ ￣ ´ |!.:|::::|ﾉ::::!l::::::::ﾊ
｀. 弋::l:::i`￣ ＼!. |!.:!::::!:::::f }:::::::::ﾊ
. ﾚ!::∧ ` ||.:|::::|ﾍ::l,,,!:::::::::::},
{.!:::!∧ 丶' ,!|.:|::;:| '､;､:::::::::::::l
l.!:::l::{ ＼ ‐＝ ‐ ´ﾊﾙ'´ .//‐､::::::::::!
{!:::l::| l´ ＞ ￣ ／ / // '::::::::::!
`ゞ､j {. ≧ __ . ＜ ./ // ＼::::!
＼ ､ ＼!lヽ､ ./ // ﾍ:|
ヽ! !l`'､ﾍ / .／'´ ＼
} !l ´¨//-､＿_,...__ ＼
／´
/i.. -- ..
,.. - '' ´!,ヽ ｀''- 、
.,.-'' ´ ｀' ヽ
/ ＼
,' , ' ., '.,
/ .:/ .:/ .::::i
./ .l::/ .: ;／!.:: , :| .::::::| 私とグラハムさんがこうなったのも、グリマルディの後だからね！
/ .|/!/::|. ,' .l.:::: :. ';. :l .::::::::!
/ i' ﾞ'ヾ! | |:::i;:. :::. .l:: |:. ! ::::::::::',
,' .:l ＝=z,' ':;:|ヽ;:::: : .|l:: l::. i .:::::::::::i
| .:| ,, , ' -l;z,x! |/ヽ/ :::::::::::::|
', .:::l , ｀ヾ! /: : .:::::::::::::l
.ヽ! :|.:::/ヽ ' '' , /:: .: .::::::::::::::|
ヽ:..::::..::::::::／' .、' r‐-, 、 ,...:'ﾞ｀:::::::..::::::::::::::::;'
＼;::::::r ' , :' r!ヽ.｀_´.. .r '-ヽ:;::l:::::::::::::::::::::::::/
＿.........ﾞ' ﾞ／ | ,.....'´::::::ヽ、>:::::::::::::::／/
.／´ .＼ l .／::::::::::::::::;;:: '' -- '/／ 'ﾞ
- 628 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:52:06 ID:2MJEtA/Q
- ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::i::::i:::::::::::::::ヽ
/::::::::::/:::::::::/::::::::,:::::,ｲ:::::|:::::!:::::i:::ヽ:::::ヽ
/::::::::::/:::::::,.ｲ:::::::,ｨ:::,ｲ::::::/!:::::|::::::!:::::!:::::::ヽ
,'::::::/::::!:::／,ｲ::／ .!/ .|::::/ |:::::ﾊ:::::!::::::!::::::::::i
!::::::l::::::ﾚ',! ー-､ !/ !::/ !::ハ:,ｲ:::::::::::|
!::::_」:::::::::! ..,,＿`ヽ､_,. ,ﾘ ´ _,..,_ !::::::::ﾊj
!/f r.|::::::::! 弋ｴﾉ｀ ｀'ｨﾆ二_ /:::::::::!
k.ﾔ!:::::::! ゞｚｿ,. /::::∧::| バカ！ それは今言っちゃいけないでしょ！
|∧`Y::ﾘ i //|/ ヾ
!Tヾ u. j //ノ
ﾔ. ヽ. , ‐-､,__ ,.ｲ:/
r＜´|. ＼ 弋,＿_,/ ／ |/
! ｀丶､. ＼ ｰ ／
_/ `'-､. `'ｰ-r<´
, -'" ｀ヽ､ ｀ヽ､ f｀, ＼
, -'´ ヽ ｀ヽ､ >く_Lｒ'´｀ト､
／ ヽ ＼ ／ヽO〉 |｀r､.| ｀丶､
/ ＼ ＼/＼r‐＝<. !｀ ｀ヽ,
/ _ -−‐ ヽ ヾ ! ヽ i
/ ／ ! ｀ﾄｰ〈 ! / |
_, ｨ __ , _
, ｨ. ｨﾉY´: :´: ｨ : : : Z__, ｨ
- ､}Y :´: : ;. ｨ-¬く: : : : : : : : 厶_
/: :>､>!ｲ‐'´ ＿ ｀ﾐﾆイ_, : : : ＜
/: :/ / / ／二｀ く : : : Ｚ : _; : :Z やっぱりお前ら最初からグルだったんだな！
/: :/ ﾋ､}_､ｨ´ｨﾋ! ノ__ ﾐ: : :/^'く: : :了 アルト、ミシェル！ お前らも知ってたんだろ？
. ／／ 沙′ ￣ ﾐ:/ ^) }: : :ﾋ
／／ {、 - ＼ , ﾐF_/／: : :く
`-､＼ ｌ L=- ‐- ､ / ﾐf_ﾀ: : :`ｬﾆ´___, ｨ
＼ 、 、V´ ￣｀ ヽ ､ｌ ミ爪 : :ヽﾘ : : : : :厶ｨ
r ,ﾆン Λ '、: /￣/ ｀ﾐxミ′ 〉: :Λ : : : : : :く
|｛ Λヽ-_彡′ ､xミ′ ^V 丿; : : : : :丿
｀ ¨ ´ Λ 'r‐ ' ､xミ｀ 弋ﾆ-､: :、:く_,
ﾘ川 !l少'｀ _У三V `ｰ'
｀¨`＼ _／_三二ﾆ＼
Λ _／_三二三二三＼
- 629 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:52:31 ID:2MJEtA/Q
- ＿_､＿､__
, ´-‐- 丶 丶＼_
, ／´、 ＼ ＼＼ ヽ ｖ ヽ
`.ﾆ, | lヽ ﾄヽ ＼＼ ヽヽ
/ {｜/ ﾚ∠ｨ V | | ｛ ,}ﾍ
, l/ﾉｲ {./ﾉ付ｯ ､丿 .ｲ ム､こｿ L..ｨ 残念ながら、私と彼女はその時から運命という名の赤い糸で
`ｧ.l ゝ ゝ. ´ ￣ ノ´ｒﾉ ﾉ l l‐ ´ 結ばれていたのです！ ですからお兄さん、私たちの仲を認めて
ゝlゝlﾂ ￣ ｒ＜ ﾙ′ ください！
ゝ､＝ｧ ' || ｛
ヽ`ﾆ ／ ｊﾍ }
', ´ ∠ ¬ー-､＿＿＿_ -――-､
` ¬ ／ / | / ∧
,ｊ_／ ' / / ∧
/ .:＼ ／ , ＜ l |
,/} ／∨ / / / |
ノ / V , ' / /＿＿ 〈 ＼ ヽ
,､ -‐……‐-､､,,
,;r'"´;:; :; :; :; :;;/,.ﾍ;:;:;:;:;｀ヽ
,彳;:;:;: ;: ;: ;:; :;:;/;/;;:;:;:;:;:;:;:;:;,,ヽ_,.
_ノ;:.: : ;: ;:;:;ミミﾐ彳ﾊ;;;;;::;;;:;:;;;:;:;;:;.,ぐ
｀Y´ .: .:.:ｨ彡Y 〃 ｀ﾞﾞﾞヾjiﾂ'''ﾞi;:;;ﾊ!
/.:.:.:.:.:,.彡ﾉﾉ // )ﾉ ｛〈
ﾚ^ヾミﾐｼ′/:二ヽ,, :. ,,,..jﾂ
〈〈ハ iﾐﾐ! /ヽ式ﾐヽｼﾉ ｨｲ彡｝
ぃし ｛ﾐj // ´￣ ｛'='｀.ｲ 何でよりによってお前を義弟にせにゃいかんのだ！
_ノ.:入_ ﾉﾊ｝｛ i ,′ 俺は絶対に認めないからな！
,. .:´.:.:.::::::::::i1. ﾘ公 , _ ..」: :,′
／.:.:.:.::::::::::::::ノﾊ,;,;,;, "´/
( .:.:.:.:.:.:,r─く_ ＿＼,;,; ´￣二ﾆ｀l./
ヽ.:.:.:./. : : : : : : : :|￣|､,;,;,;, ,,,;;;,,,,ﾉ`ーr-┐
＼| : : : : : : : :.:.| | `ー‐‐‐'i |: :.|
. .: :￣￣ ￣ ヽ : : : : : : :.:.| | ﾉ , .‐‐|: :.l
: : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : | |ヽ V.:.:.:: :|: :.l
: : : : : : : : : : : : : : :＼: :..:.:| | ＼ /. :/⌒: : :`ー--- .､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : / / /. /ﾊ: : : : : : : : : : : : :＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〈 〈 /. :/ﾑ j : : : : : : : : : : : : : :＼
- 630 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:52:48 ID:2MJEtA/Q
- , -────--､
／;:;:;:;: ;:;:;:;:;:;:＼
/;:;:;:;: ;:;:;:;:;:ヽ、
/;:;:;:;: ;:;:;:;:;:ヽ
/;:;:;:;: ;:;:;:;:;ヽ
/;:;:;:､i!i!i!i!i!`､ ;:;:;:;::.l
. l __ノ' i!i!i!i!i!"ｰ-- ;:;:;:;:.|
. L!０ ）li!i!i!i!i!|（０ ）l ;:;:;:;:;:|
j`ー’i!i!i!i!i!i!i!`ー " ;:;::;;:;:| さて、二発目の電流の用意をしないとな・・・・・・・
/;:;:;: ｊ ;:;:;:;: ヽ、 ..;:;:;:;:;:|
丶､_＿_ﾉ"ヽ、＿_＿__ﾉ,ノ'!} ;:;:;:;:;:;:|
ヽﾊ＜/Vヽ jv-,_,.ｨﾉv'ﾘ ;:;:;:;:;:;:;:|
ゝ-､} ,.´-‐ｧ¬‐,,'/ ;:;:;:;:;:;:;:./
|l / ／ ,､r7 ;:;:;:;:;:;:;:/
j∨ ,}ヽj／ ;:;:;:;:;:;:/
ﾊｆvﾍﾊﾉゝ'_,. _＿＿＿_ノ |＿
ヽr ´ 厂..:..:..:..:..:..:..:.::.::.::.::￣
,. -rr:ｫ ヽ;:;:;: ,..ｲ..:..:..:..:..:..:..:..:..:.::.::.::.::.::..
j:..:..:!|::.| 丶＿..ィ.:::/..:..:..:..:..:..:..:..:..:.::.::.::.::.::.::.:.
/..:..:.:!|::.Ｌ_ |ﾘ.:/..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.::.::.::.::.::.::.::.:
ヽ｀￣ ヽ､
＞'／ ／ ￣ ＼ ﾊ
/:／ / ＼ ﾊ
i/ .::/ ヽ ﾊ
/ / .:::/ V ﾊ
./ ｛ .::ノ .::.::. i |
/ ..:::/ i／ /.. ..: : .::i::i:::. |:. |:. ＼
..､＿／/ ..::::/-イT￣|::i ..:: .:/:::ﾊ:ﾄ::::. /:::. |::. ヽ￣
￣| .: .:::ノイ .:i::|:／Ⅵ ..::::: .:/:::/ ヾ Y人:::.. i. |:::::::...｀ ﾌ
|:ﾊ ::::::::/.:／_|_≧ﾐ i .:::::::i:/／ _ ｨ≦/ハ::::. ﾉ:.|:::/ー'.´
|i ＼::-ｲi ヾ弋.ﾊﾍ..::::: l/ , 彡弋z.:ｿ />':./::/:/ いや、待ってくれ！ 流石にあれを二発も喰らうのはつらい！
ヽ:::::＼゛ー─' ＼:/ ヽ-─ ´/:::/／´
ヽ＞ゝ ヽ /／/
｀ﾍ /'i
_ハ i Uｲ_ﾘ_
| ヽ＼ ＿｀＿_ _, .ｲ > .i
| .＼＼ ｀ ー─ ´ <-／ .:|
| | | .＼ ￣ ／ | | |
- 631 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:53:06 ID:2MJEtA/Q
-
,､ -‐……‐-､､,,
,;r'"´;:; :; :; :; :;;/,.ﾍ;:;:;:;:;｀ヽ
,彳;:;:;: ;: ;: ;:; :;:;/;/;;:;:;:;:;:;:;:;:;,,ヽ_,.
_ノ;:.: : ;: ;:;:;ミミﾐ彳ﾊ;;;;;::;;;:;:;;;:;:;;:;.,ぐ
｀Y´ .: .:.:ｨ彡Y 〃 ｀ﾞﾞﾞヾjiﾂ'''ﾞi;:;;ﾊ!
/.:.:.:.:.:,.彡ﾉﾉ // )ﾉ ｛〈
ﾚ^ヾミﾐｼ′/:二ヽ,, :. ,,,..jﾂ
〈〈ハ iﾐﾐ! /ヽ式ﾐヽｼﾉ ｨｲ彡｝
ぃし ｛ﾐj // ´￣ ｛'='｀.ｲ 高圧電流は心臓に負担をかけるんだぞ！ 頼むから二発目は
_ノ.:入_ ﾉﾊ｝｛ i ,′ 止めてくれ！
,. .:´.:.:.::::::::::i1. ﾘ公 U , _ ..」: :,′
／.:.:.:.::::::::::::::ノﾊ,;,;,;, "´/
( .:.:.:.:.:.:,r─く_ ＿＼,;,; ´￣二ﾆ｀l./
ヽ.:.:.:./. : : : : : : : :|￣|､,;,;,;, ,,,;;;,,,,ﾉ`ーr-┐
＼| : : : : : : : :.:.| | `ー‐‐‐'i |: :.|
. .: :￣￣ ￣ ヽ : : : : : : :.:.| | ﾉ , .‐‐|: :.l
: : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : | |ヽ V.:.:.:: :|: :.l
: : : : : : : : : : : : : : :＼: :..:.:| | ＼ /. :/⌒: : :`ー--- .､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : / / /. /ﾊ: : : : : : : : : : : : :＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〈 〈 /. :/ﾑ j : : : : : : : : : : : : : :＼
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l /
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/'
!, !" l '､ i （やる夫とは別の意味で怖いな）
＿_'i iヽ ! U ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
- 632 ： やっと復活↓：2010/02/07(日) 18:53:19 ID:2MJEtA/Q
- やっと復活↓
＿,,,,,,,,＿、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,;;;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.,';;;;;;;;;;;、;;;;;;;";;;;;;;;;;;'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
/;;;;;;;;|;;;;;;;..ィ;;;;;;;;|;;;;;;;;i､;;;;;;;;;丶;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;ヽ
/;;;;;;;;|;;;;;;;..;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;i､;;;;;;;;;丶;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;ヾ;;;;;;;;;|;;;;/;;;;;;;|;;;;;;;;;;;､;;;;;;;;;;;;;;|;;;ヽ;;;;;;;ヽ
ﾉ;;;;;;;;;;|;;;、;;;;;;;;;;;;;|;;;;;、;;;;;;;|:丶;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;|;;;;;;;;;;;;ヽ;;l
/;;;;;;;|;;;;;,,;;;;;;;;;;|;;;|.::::::|;;;;丶;;|;､|;;､;;;;;;;;;;;;|;ヽ;;;;;;;;|;;;:::;;ヽ;l
l;;;;;;|;;;;;;;;|;;;,;;l,;;;i;;;|;;;|;;;|;;;;;|;;;;;|;;;ヽ;;ヽ;;;;;;;|;;;;ヽ;;;;;;;|;;;;;;|;;;;;;ゝ
l;;|;;;;|;.;ヽ;;;|; ;;;|;;;|;;|;;;| ;;| .;;|;;;;;|;;;;;|;;;;;;| ヽ;;;;;|;;ヽ;;;;;;|;;;;|;;;;; てか、アレ強烈過ぎますよ。マジで死にかけました。
l;;|;;;;|,:::ヽ;;;ゝ:::ヽ;;|ヽ|::;;|:: .;;| ;;;|.;;;;| ;;;l::::::::ヽ;;|;;;;;;;;;;|;;;;|;;;l
l;;;;|;;;;|;;ヽ::::::ﾃｒ‐z、;|:::::::::::;|::;;| ;;;| ;;l:::;;|:::::::::.ヽ;|;;;;ヽ;;|;;;|;,!
ヽ,,,;|;;;|;;;ヽ::!_ゝ_ﾌヽ::::::;;;;:::|:::;|::::ハ__ﾌ }〉､ ::::;;l;;;;;;;;;;|;;;|;l
l;;;;;;|;;|;;;l::::::｀￣"´::::::::::::::: `::＾￣""´ ::::::::::|;;/|;;;;|;
.ヽ;;;|ヽ;ヽ::::::::::::::::::::::: l;;|;;;ﾉ
ヽ;;;;;ヽヽ:::::::::::::::::::::: ﾉ;;;ll
ヽ;;;::::::::::::::::::::::::::: U l;;/
ヾ＼::::::::::::::::::::` ´ /;l;|
ヽ;;ヽ:::::::::::::::::::::: ／;;;;l;l
l;;;;ヽ::::::::ヽ￣￣ゝ ／;;;ゝl
...|;;ヽ;ヽ::::::￣￣ ／‘":､!;
illﾞﾞ'|lﾞl ヽ:::::￣ ／llllll!lﾞﾞ,l
／ ＼
/ ヽ
/ l i
i | | | l
| l | | ＿ jL -ﾘ l
| | |ﾄ＿NVｰブ´ィ〒テiｧ､l ! | あ、生きていたのか。
ヽﾄ|rｰ TォTぅト、 ' _ゞｰ' ﾘ l !
｀｀l ﾊ ヽゞ‐/ |l l !
l ﾊ ' || l !
| ヽ ｀ _,. _-,..､ /l | _,j|
l | ＼ V ﾉ ,ｲ lィ´
!| 丶､￣ ／// ／ !
|ﾄ >ー r´／ｲ／ l
lﾊ l ／ ヽ!l ｰｧ ∠, ｰ､,.. ＿＿＿＿
ヽヽ､ﾄl´ l !l /1／ ／ _ -‐ ｀丶、
_ -ﾊ!l ／ _ ／ }
- 633 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:53:49 ID:2MJEtA/Q
- ,. -─- .､,
,不:::く｀ヽ;::､:::｀丶
ハ:l::;;ヾ:ヽﾆヽ:ヽ::､ヾヽ
,':::i:ﾄヾヽ::ヽ:ﾄヾ､ヽヽヾ`ヽ
l::i::|l::卞ﾑヽ:;ヾY.ｪYl::ﾄ::ヽ
|::l::ﾄ;:::Kさ'く:::f ,｀ ﾘヽヾ',
';:';ヾﾄヽu `r'- ､ u|::ﾄ`､ 勝手に殺さないでくれよ！ てか、電流流すなら前もって
ヾヽﾍu |';二::! 入', 言ってくれませんか！
`トｋ ヽ､ｚｿ ./::| ヾ
＿__._,r､ Y:j｀ ‐ ､ ｰ´／ ﾄｊ
／｀ヽ_j'､_ノ￣l!'´ヾ- ､＿｀_¨ ｣､
∧ ,ﾉ Yヽ l ヽ 7ヽ~ﾍヽ.､
/-'´｢ ヽ ヽｊ＿. l ﾄ､ /〃ﾊ | ヽ ｀ヾ ､_
r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)| l ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl ヽ ヽj｀ヽ
/ '´ ﾄ､ Yrイ ∧l ', ヽ Tﾍ', l _..ノ l j ',
,′ .}､二ィ } / l ヽ ', |､､ﾍ. | ＼ ／ }. ﾍ
i トz'_ノ,ｲ | ',. ', l､ヽﾍ | | j/ l
| ノ ＼¨7/ l ﾄ､ ヾ ､ヽ ',.l lｰ- ／/ |
ゝ─'-- -r-`' ｌ ',.ヽ ヽ ヽヽ! |￣ /j l
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●） スマンだろ。てか、あの場合はああするしかなかった。
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
| } ＼
／ヽ } ＼
／ ヽ､＿＿__ノ ）
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
- 634 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:54:05 ID:2MJEtA/Q
- ＿_､＿､__
, ´-‐- 丶 丶＼_
, ／´、 ＼ ＼＼ ヽ ｖ ヽ
`.ﾆ, | lヽ ﾄヽ ＼＼ ヽヽ
/ {｜/ ﾚ∠ｨ V | | ｛ ,}ﾍ
, l/ﾉｲ {./ﾉ付ｯ ､丿 .ｲ ム､こｿ L..ｨ 所で、あなたはどなたです？
`ｧ.l ゝ ゝ. ´ ￣ ノ´ｒﾉ ﾉ l l‐ ´
ゝlゝlﾂ ￣ ｒ＜ ﾙ′
ゝ､＝ｧ ' || ｛
ヽ`ﾆ ／ ｊﾍ }
', ´ ∠ ¬ー-､＿＿＿_ -――-､
` ¬ ／ / | / ∧
,ｊ_／ ' / / ∧
/ .:＼ ／ , ＜ l |
,/} ／∨ / / / |
/ ／ // / ヽ ヽ
. / / ／ ,// i /.:/ /i ､ i ﾊ ﾊ
/ / / . // l i V ::!| | い.. | i i
. / / / ::r‐‐{ l i ::!l |- ゝ';:... | i i
. ,' ゝレ､｣. ,,,.｀' l ｿl ,,,___ゝ､| i i 私の大学の先生だった人だよ。すんごい良い人だったの。
i i〃 か ゝィ´ィ´ .小ヽ| | ',
| ｌ 辷ソ i ﾆ ソ 》| | ',
. | } ｰ' ゝ=ｨ | | ',
. | | < | |::. :. i
. | | | :|:::,ｿ
i 人 ｰ' ｰ- ' | .::|'ﾞ
', ＼ ....:.ｨ', .. .: ..:::/
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} ::::::::::::::::::／ヽ ‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|＼' , .:::::;;:〆,>
ﾊｨ 〟;;::ィ､__ ﾊ.:.:.:.:.:.:.: .:.:.ゝ,､_ゝ〟'' __´__
／￣｀ﾆ'/｀ｰ=' ／.:.:.:.: .:.:／ ￣／ ｀ヽ
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| | ____ ＼. ', /／ ___ ヽ ゝﾐﾉi
// | ｀ヽ＼.', /,ゝ‐ ´ j ＞＜ﾞi
- 635 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:54:30 ID:2MJEtA/Q
-
,､ -‐……‐-､､,,
,;r'"´;:; :; :; :; :;;/,.ﾍ;:;:;:;:;｀ヽ
,彳;:;:;: ;: ;: ;:; :;:;/;/;;:;:;:;:;:;:;:;:;,,ヽ_,.
_ノ;:.: : ;: ;:;:;ミミﾐ彳ﾊ;;;;;::;;;:;:;;;:;:;;:;.,ぐ
｀Y´ .: .:.:ｨ彡Y 〃 ｀ﾞﾞﾞヾjiﾂ'''ﾞi;:;;ﾊ!
/.:.:.:.:.:,.彡ﾉﾉ // )ﾉ ｛〈
ﾚ^ヾミﾐｼ′/:二ヽ,, :. ,,,..jﾂ
〈〈ハ iﾐﾐ! /ヽ式ﾐヽｼﾉ ｨｲ彡｝ 何！これは失礼しました。ランカの兄のオズマ・リーです。
ぃし ｛ﾐj // ´￣ ｛'='｀.ｲ
_ノ.:入_ ﾉﾊ｝｛ i ,′
,. .:´.:.:.::::::::::i1. ﾘ公 , _ ..」: :,′
／.:.:.:.::::::::::::::ノﾊ,;,;,;, "´/
( .:.:.:.:.:.:,r─く_ ＿＼,;,; ´￣二ﾆ｀l./
ヽ.:.:.:./. : : : : : : : :|￣|､,;,;,;, ,,,;;;,,,,ﾉ`ーr-┐
＼| : : : : : : : :.:.| | `ー‐‐‐'i |: :.|
. .: :￣￣ ￣ ヽ : : : : : : :.:.| | ﾉ , .‐‐|: :.l
: : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : | |ヽ V.:.:.:: :|: :.l
: : : : : : : : : : : : : : :＼: :..:.:| | ＼ /. :/⌒: : :`ー--- .､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : / / /. /ﾊ: : : : : : : : : : : : :＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〈 〈 /. :/ﾑ j : : : : : : : : : : : : : :＼
-ー＝=‐-､_､_
. ≠ ＿ ､ ｀､ヽ
_ ／´ ／ ‐- 、 ヽ＼
ｆ(＿／ / | ､ ＼ ` ﾐ､
廴／ ' l |、 ヽ ､ヽ ＼
/ / / ｊ |､＼､ | 、 ヽi 、 ヽ
,' ーナ7 / 丿 ￣｝ ハヽ 丶 ヽ l
| | ｛ {, ／ ノ',. -‐弋 ヽ Ｖ
{､_ﾉ / ! ハ | ／x===ﾐ､ヽ ｌ }､＿≧ｿ
` ¬ ﾍ┼‐ゝi､ { ー彳〃!勾i `_ﾉル' ハ｜ ランカの恋人のグラハム・エーカーです！ 彼女の恩師とは
. | | {｀ﾏ丁心ミ≧- ｊ斗”´￣ ｌ个 l ト 大変なご無礼をいたしました！
ヽ ﾄ､ ､ヽ _)_少' } (ｒ' ﾉ/
｀ー〒个 〈 _／/
. 弋ム ﾍ ＾ }1 {
` ﾍ _,. -―ｧ / !l ド､
＼ ‘≪_ _ ´ ′ｌｊ |
ヽ､ ¨¨´ ／ /'i/
'､＼ ／ / ｛
ヽ ー‐ ´ , ' !
_} ヽ / ゝ
- 636 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:54:51 ID:2MJEtA/Q
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒)
. | u （__人__)
| |r┬|} 、こ、これは恐縮です。
| | | |}
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
/ _ ＼
,.' ,.:i／:::', ＼
r'´ , ' , ! iヽ‐ ｰ.､! ヽ
i. / ,' l. ,!.i ! !
l l , ! il ,' !| ! ! l /
i , =ヽ l'! .l i ﾄ! .!,_'l､_ i ! ', /
/ .〃 ｀! lヽ lヽ.l､!,,ヾ＿ｰ-ヽ ヽ!',. i', !, i
ヽ, ',',.i´ゝ!.| ヽl ヽヽ.!;::'-!ヾ ｀" l/-i l‐! ., .!
! ヽi く ヾ ￣ '7;:7ｿ,ｲ /l /
i '､_ヽ_ i ｀".ｨ／'´/' ところで、やる夫達は・・・・・・・・
!, !" l '､ i
＿_'i iヽ ! ,.' ./
r' ｀""7'''r‐',- ､ '´／
| i ! i r'ｰ ､ ´￣｀"' , '
l ! .l .! ! ｀'i "ﾞ .,'...,_
,' !-! .,' .,' ,' ＼ / ゝ..!_
.._,/ｰ ､ /ｰi i i. ,'､_ ｀!ー‐ '/ / /
' ｀`'‐｀,ヽ､｀" / / .,' ｀" ｀! ./ / /!
- 637 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:55:07 ID:2MJEtA/Q
- ムウ 何だよ、仲良くバタンキューか。
L お約束過ぎて全く笑えませんよ
やら 仕方ない、放置しておくだろ。
ダブルノックアウト
_（_｀Y´ ）
／ |r┬｀| ＼
／ `ー'´ ＼ ､´｀ヽ
,. -‐ゞ"‐､､ ヽ ⊂´rｨ_;ヽ､
,ｲ/!lヽノﾚ!l ヾ;ヽ＿/;;: ｀ ｀⌒￣￣｀ >
「｀ｨ､- -‐〃ｨ ○ ○ ﾞ!i 天| ￣｀,.￣ ,ｲ , -─ ´
､'ゝ_ /,__rｍｲ ﾔ 'こﾌ ∠ ｌ | l ヽ´
. ≦三辷７1ｌ{_ ムイノ l| ,rnｍ ヽ
≦〈:::/:::::〃{薔} 〃::∠ｲ_/＞へァ′ ､
_"／::::::::::ﾞ＝＝"::::::::::::'￣::ヽ／三≧ ヽ
√::￣:::::::::::::::::／!:::::::::::::::: ,ｲｰ一 '´ゝ≧ ´ ｀ヽ
厶:::::::::::::::::::::／×|:::::::弋_¨´ヾ ヽ ﾞ｀ ヽ
／::::::::／!::::::／＞＜|::::::::::::＼ / .,＿──‐-､ ヽ
@__/／l;／〜|;／〜〜〜レ､::::::::::::ヽ′ ／ ､ ヽ
∠´__ヽ:::::./ 冫:::::＼i＼lヾ! ヽ' ヽ,´ ヽ ,-､
｛. ＿＿儿ﾉ /´::::::::／ｲ ／ ヽ ゝ- ´｀'"ゝ
｀￣￣ ¨´ 〈=r､,-〈￣ ,' l ｀j ﾗ
｀ヾ ＼ @ ｉ ｀､_ ,＿ _.,~ﾉ
＼_ｿ‐ ^─´
続く。
- 638 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:55:22 ID:2MJEtA/Q
-
∩＿＿＿∩ /)
| ノ ヽ ( i )))
/ ● ● | / / クマーと！
| ( _●_) |ﾉ /
彡､ |∪| /
／ ヽノ /´
/ﾆＹﾆヽ
(ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /) でっていうの！
(((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i)))
／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼
( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）
| `ー'´ /´
| /
解説コーナー！
/ﾆＹﾆヽ
∩＿＿＿∩ /) (ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /)
| ノ ヽ ( i ))) (((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i)))
/ ● ● | / / ／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼
| ( _●_) |ﾉ / ( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）
彡､ |∪| / | `ー'´ /´
／ ヽノ /´ | /
- 639 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:55:51 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |_ 本日はグリマルディとグリマルディ戦役の二つについて解説
| ( _●_) ⊂ ｀￣＼ するクマー。
彡､ |∪| ｀￣ ノ
／＿＿ ヽノ /￣￣
(＿＿＿） /
/ﾆＹﾆヽ
/（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ
／::::⌒｀´⌒::::＼ グリマルディ星域っていうのは劇中でも触れた通り、ブリックス一の工業地帯で、
| ,-）＿＿＿（-、| ブリックスにとっては重要な経済地帯でもあるんだっていう。
| l |-┬-| l |
＼ `ー'´ ／
- 640 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:56:27 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩ /)
| ノ ヽ ( i )))
/ ● ● | / /
| ( _●_) |ﾉ / 元々、このグリマルディ星域っていうのは、タルブ同様豊富な鉱山惑星が
彡､ |∪| / あるんだけど、タルブとは違って採掘だけではなく、加工や、その資源を利用する
／ ヽノ /´ 各種工場もセットで存在しているんだクマー。
. /ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼ だから、重化学工業が著しく発達しているんだっていう。それに、今は採掘よりも
| ,-） （-、.| 加工、製品製造なんかの方が活発なんだっていう。ジンクスやメサイアなんかの兵器も、
| l ヽ＿＿ ノ l | 大半はこのグリマルディで生産されているんだっていう。
＼ ｀ ⌒´ ／
- 641 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:56:56 ID:2MJEtA/Q
- __, -ー- ､__
(_,' ',_)
l ● ● l
i (_ ● _) i
ﾉ ', そして、そのグリマルディにフェルーシア・ザクセン連合軍が侵攻してきたのが
/,, -ー ､ , -‐ ､ この物語から二年前になるクマー。
（ , -‐ '" ）
`;ー" ` ー- -ー;'"
l l
| |
i i
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
(_⌒,,,,ノヽ,,,,⌒)
/ノＹヽヽ
/（0)(0）:::ヽ
.／ ⌒｀´⌒ ::＼ グリマルディは両国の国境線に結構近いんだっていう。
| )ノ(、_, )ヽ, （::::| だけど、両国と面しているしている場所に、ワープ断層があるから、侵攻するには
|.l ,;‐＝‐ヽ l :::| かなり時間と手間がかかるんだっていう。
＼ ｀ニニ´ ::::／
／｀ー---―´＼
- 642 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:57:17 ID:2MJEtA/Q
- ∩_＿＿_∩
| ノ ノ ＼ヽ
/ ● ● | それに最初はザクセン軍だけにしか気づかなかったんだクマー。
ミ ( _●_) ミ フェルーシア側は巧妙に情報を操作し、時間差を付けてブリックスへ
-(＿＿_.)─(＿＿)─攻め入ったんだクマー。
/ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ￣｀´￣ ＼ だから、最初はなんてチョロい戦争だと思っていた奴が大半だったんだっていう。
| ,-） （-、.| ザクセン軍は二万隻程度しか動かさなかったんだっていう。だけど、第一連合艦隊
| l ＿＿＿＿ l | が出動してすぐ、フェルーシア軍が宣戦布告してきたっていう。
＼ `ー'´ ／
- 643 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:57:39 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |_
| ( _●_) ⊂ ｀￣＼ 慌てた総司令部は、フェルーシア軍の襲来に備えるため、第一連合艦隊から
彡､ |∪| ｀￣ ノ 第三艦隊を抽出して、第八艦隊と合流させたんだクマー。
／＿＿ ヽノ /￣￣
(＿＿＿） /
/ﾆＹﾆヽ
/(●)(●)ヽ
／::::⌒｀´⌒::::＼ 所が、ガルマがその命令を無視して、ザクセン軍に攻撃を開始したんだっていう。
| ,-）＿＿＿（-、| 階級は同じでも、先任のブライトさんの下に付くことを嫌ったからだっていう。
| l ｍj |┬-| l | だけど数も指揮官としての才覚も劣っていただけに、第八艦隊は壊滅したんだっていう。
＼〈＿_ﾉー'´ ／
ノ ﾉ
- 644 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:57:59 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ そして、第三艦隊は第六艦隊から抽出した第十一機動部隊と共に、
彡､ |∪| ､｀＼ フェルーシア軍と対峙したんだクマー。
/ ＿＿ ヽノ /´> )
(＿＿＿） / (_／
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
/ﾆＹﾆヽ
/ （・)(・）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼ だけど、フェルーシア軍は三万六千隻という、とんでもない数を動員してきた
| ,-） （-、.| んだっていう。気づいた時には三倍以上の戦力で、対峙せざるを得なかったんだっていう。
| l l |
＼ ｀ ⌒´ ／
- 645 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:58:39 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |_
| ( _●_) ⊂ ｀￣＼ ブリックス軍の防衛ドクトリンというのは、各地に点在する艦隊
彡､ |∪| ｀￣ ノ で敵を釘付けにして、第一連合艦隊が留めを刺すという代物クマー。
／＿＿ ヽノ /￣￣ 所が、ガルマはその防衛ドクトリンを完全に破綻させたんだクマー。
(＿＿＿） /
/ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ￣｀´￣ ＼ オマケに、この時は第一連合艦隊本隊も、第八艦隊を撃破したザクセン軍と
| ,-） （-、.|遭遇し、逆に釘付けにされたんだっていう。それに他の艦隊の動員にも遅れを
| l ＿＿＿＿ l |とったから、第三艦隊は完全に孤立したんだっていう。
＼ `ー'´ ／
- 646 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:59:05 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩ /)
| ノ ヽ ( i )))
/ ● ● | / /
| ( _●_) |ﾉ / だけど、ブライト提督は不退転の決意を持ってグリマルディ外縁部において、
彡､ |∪| / 防衛戦を転換したんだクマー。また、第三艦隊には多くのエースパイロットと
／ ヽノ / 第十一機動部隊もいたから、数で勝るフェルーシア軍を相手に奮戦したんだクマー。
/ノＹヽヽ
/（0)(0）:::ヽ
.／ ⌒｀´⌒ ::＼ だけど、多勢に無勢、オマケに海馬元帥の徹底した突撃戦術で、
| )ノ(、_, )ヽ, （::::| 第三艦隊も窮地に追い込まれたんだっていう。
|.l ,;‐＝‐ヽ l :::|
＼ ｀ニニ´ ::::／
／｀ー---―´＼
- 647 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 18:59:27 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩
| ノ＼ ／ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ 第三艦隊旗艦ラーカイラムも、中破するほど苛烈な攻撃が続く中、
彡､ |∪| ､｀＼ 防衛戦から一週間が経過した時にある転機が訪れるクマー。
/ ＿＿ ヽノ /´> ) なんと、それまで第一連合艦隊本隊と対峙していたザクセン軍が
(＿＿＿） / (_／ 撤退したんだクマー。
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
./ ＼Ｙﾉヽ
/ （0)(―）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼ 元々、これはフェルーシア軍が構想した戦略なんだけど、ザクセン軍を囮にして、
| , -） （-、.| フェルーシアがグリマルディを制圧する手はずだったんだっていう。
l ヽ＿＿ ノ l |
. ＼ ／
- 648 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 19:00:09 ID:2MJEtA/Q
- __, -ー- ､__
(_,' ',_)
l ● ● l
i (_ ● _) i でも、ザクセン軍にしてみれば、「不敗艦隊」と呼ばれた第一連合艦隊と
ﾉ ', やり合うわけで、トンデモなくリスキーな戦争クマー。だからこそ、フェルーシア軍が
/,, -ー ､ , -‐ ､グリマルディに侵攻してから一週間という期限付きで、この戦争に参加したんだクマー。
（ , -‐ '"
`;ー" ` ー- -ー;'"
l l
| |
i i
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
(_⌒,,,,ノヽ,,,,⌒)
/ﾆＹﾆヽ
/ （・)(・）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼ それに、第八艦隊を撃破したとはいえ、「不敗の魔術師」後藤喜一や、
| ,-） （-、.| 「闘将カミナ」「猛将太田」がいる第一連合艦隊とやり合うなんて、狂気の沙汰
| l l | だっていう。だから、あの魔王はクソ丁寧に期限を守って、撤退したんだっていう。
＼ ｀ ⌒´ ／
- 649 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 19:00:36 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |_
| ( _●_) ⊂ ｀￣＼
彡､ |∪| ｀￣ ノ そして、撤退したと同時に本隊は第三艦隊を救援に向かったんだっていう。
／＿＿ ヽノ /￣￣ 幸い、あの魔王はつかず離れずの巧妙な戦いをしていたから、第一連合艦隊
(＿＿＿） / 本隊は大した消耗をしなかったクマー。
/ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ￣｀´￣ ＼ で、フェルーシア軍だけど、ザクセン軍の撤退を知らないまま、
| ,-） （-、.| アホみたいに第三艦隊にだけしか注意していなかったんだっていう。
| l ＿＿＿＿ l | その結果、第一連合艦隊の奇襲をまともに受けたっていう。
＼ `ー'´ ／
- 650 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 19:01:01 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩ /)
| ノ ヽ ( i )))
/ ● ● | / /
| ( _●_) |ﾉ / 数では劣っていたけど、あの「不敗の魔術師」と「社長」では将器が違いすぎる
彡､ |∪| / クマー。鬱憤を晴らすかのように、第一連合艦隊はフェルーシア軍を完膚無きまで
／ ヽノ /´ 叩きのめしたんだクマー。
. /ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼ 何しろ、二時間に渡る戦いで、フェルーシア軍は二万隻もの艦隊を失った
| ,-） （-、.| っていう。それまで、ブライト提督は消耗戦を避け、個別に各個撃破を狙い、
| l ヽ＿＿ ノ l | 防衛に専念していたから、フェルーシア軍はブリックス軍の攻勢がどんなものか、
＼ ｀ ⌒´ ／ 全く理解していなかったんだっていう。
- 651 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 19:01:32 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/⌒) ● ● |
/ / ( _●_) ミ その結果、フェルーシア軍は大損害を出して撤退、ザクセン軍に責任を押しつけ、
.（ ヽ |∪| ､＼ 蜜月関係も破綻しかけるほどの状況になったクマー。だけど、元々これはガルマが
＼ ヽノ /´> ) アホで、ザクセン軍に釣られたからこその結果であって、かなり危うい机上の空論
/ / (_／ だったクマー。
/ ／⌒ヽ ⌒ヽ
（ ） ）
./ ＼Ｙﾉヽ
/ （0)(―）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼
| , -） （-、.| それに、最終的にはフェルーシアだけしか利益が無く、ザクセンには何のメリットもない
l ヽ＿＿ ノ l | 戦いだったっていう。だから、計画した海馬元帥の責任問題に発展したけど、最終的に決断した
. ＼ ／ アホのカズキが責任逃れで海馬を許したっていう。
- 652 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 19:01:48 ID:2MJEtA/Q
- __, -ー- ､__
(_,' ',_)
l ● ● l
i (_ ● _) i
ﾉ ',
/,, -ー ､ , -‐ ､ 結局、割を喰ったのはザクセンで、フェルーシアから責任を追及されるわ、
（ , -‐ '" ） 軍部からは忌避を買うわで、散々だったクマー。
`;ー" ` ー- -ー;'"
l l
| |
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', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
', i! ,'
(_⌒,,,,ノヽ,,,,⌒)
/ﾆＹﾆヽ
(ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /)
(((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i))) で、ブリックスだけど、この一件でザビ家は国民から大いに心証を悪くした
／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼ っていう。何しろ、アホのガルマのおかげで、グリマルディが危うく陥落しそうに
( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ） なったんだから当然だっていう。
| `ー'´ /´
| /
- 653 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 19:02:13 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ
彡､ |∪| ､｀＼
/ ＿＿ ヽノ /´> ) もちろんザビ家はその批判を厳しく取り締まったけど、かえって反発を買う
(＿＿＿） / (_／ ことになったんだクマー。何しろ、悪いのはガルマで、そんなアホを提督にした
| / ザビ家への批判が行くのは当然クマー。
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
∩＿
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
/ﾆＹﾆヽ .| |
/（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ ! ! それまで曲がりなりにも「自由」を得ていたブリックス国民が、そんな取り締まりを行えば
／::::⌒｀´⌒::::＼| / 反発を覚えるのは当たり前過ぎるっていう。その為に、グリマルディ戦役はザビ家にも、
| ,-）＿＿＿（-，| ／ 思わぬ汚点となったんだっていう。
､ |-┬-| ／
/ ＿ `ー'´ /
(＿＿＿） /
- 654 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/07(日) 19:05:05 ID:2MJEtA/Q
- ∩＿
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
∩＿＿＿∩ | |
| ノ ヽ ! ! 逆に、それまで今ひとつ凡人扱いされていたブライト提督と、第三艦隊の評判は
/ ● ● | / 著しく上がったクマー。その為、ブライト提督はこの「恐怖の七日間」を耐え抜いた
| ( _●_) ミ／ 結果、「鉄壁ブライト」の異名を得たんだクマー。
彡､ |∪| ／
/ ＿＿ ヽノ /
(＿＿＿） /
./ ＼Ｙﾉヽ
/ （0)(―）ヽ ｷﾘｯ
／ ⌒｀´⌒ ＼
| , -） （-、.| とりあえず、今日はこれくらいにしておくっていう。それでは次回も、
l ヽ＿＿ ノ l |
. ＼ ／
ゆっくり見てってくれっていう！
クマー！
/ﾆＹﾆヽ
∩＿＿＿∩ /) (ヽ /（ ﾟ )( ﾟ ）ヽ /)
| ノ ヽ ( i ))) (((i )／ ::::⌒｀´⌒::::＼ ( i)))
/ ● ● | / / ／∠_| ,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼
| ( _●_) |ﾉ / ( ＿＿＿､ |-┬-| ,＿＿ ）
彡､ |∪| / | `ー'´ /´
／ ヽノ /´ | /
- 655 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:08:14 ID:YU1Yas92
- 乙です
親友らと楽しい飲み会か
よかったですよ
でもこの平和もいつまで続くのやら……
- 656 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:09:06 ID:KKNbKgEM
- 乙でした
原作のガルマは無能ってわけでもないんだけどね
ちょっと人を信じすぎるところがあるだけで
そういえば、アムロとシャアって出てないんだな
- 657 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:09:37 ID:nOVuIVTU
- 乙
ギレン閣下とやらない夫は同じレベルの戦略家なんだな
好悪は別にしても他国の領土を切り取るのが普通の世界観だからか
やらない夫とＬがギレン閣下を高評価してるのが心地良い・・・ｗ
ガルマは・・・うん、ガルマだｗ
- 658 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:13:56 ID:8IZ.4/RQ
- 乙
こっちのガルマはドズル閣下から「戦いはまず数だ！」という教えを受けて
いなかったのか？
単なる算数の計算も出来ないとは、無能にも程がある（笑）
- 659 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:14:25 ID:4UmYgFgE
- 乙カレー
ガルマはもう少し年をとってから提督ならよかったのに
後、外交官なら有能だったんだっけ？
- 660 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:23:30 ID:.NKEpsgs
- 原作のガルマは部下にも国民にもしたわれていたしドズルも期待してたし、けして無能ではなかったらしいけどな.
- 661 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:28:18 ID:1t.xUO8s
- >>660
この作品では普段ガルマはどんなキャラだったのか興味あるな
- 662 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:39:54 ID:HSaIHjmQ
- 作中でドズルが、ギレンはガルマの死を悲しんでたって言うけど、このガルマを
ギレンが惜しむとは思えないなぁ。
- 663 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:42:35 ID:HP81lK1I
- 乙！
それにしてもトリステインのタルブもそうだが、どうもこの世界の国家は工業や経済の一点集中が好きらしいな
そりゃ分散すると広大な宇宙空間の間で物のやりとりが無駄に発生するが、安全保障上致命的な気がする
- 664 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:44:40 ID:YU1Yas92
- 実はガルマは誰かのせいで情緒不安定だったとか
原作のガルマは無能ではないが脆い部分があるから他人に煽動されてたらこの行動はありかも…
- 665 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:47:05 ID:2KWaDSQs
- オリジンのガルマは、戦ベタだけど軍政家として将来性があったって
感じだったな。
- 666 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:53:39 ID:YU1Yas92
- 俺は原作でドズルのガルマへの台詞は家族の贔屓だと今もそう思ってる
ただ侵略した地球で親ジオン派とか作れたのは軍政家として有能だったと解説本ではそう書かれていたな
軍人としての能力は首を傾げるな
- 667 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 19:56:10 ID:mKzaSobY
- 政治家としては有能。軍人としては机上でこそ優秀だが、
実際だと結構扇動に乗りやすい感じ。
参謀としてなら良かったかもね。
- 668 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 20:01:41 ID:sBuh5oeY
- 乙。
しかし、ブライトさんも新城もパネェな。
ガルマに関しては、原作でもこの話でも人を見る目がないのが致命傷だったか。
逆にやる夫は人を見る目があるようなので、宰相の器かもしれん。
やらない夫と組んで国政のトップに立たせたいもんだ。
- 669 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 20:02:52 ID:HSaIHjmQ
- シャアへの対抗意識で前線にこだわってたけど、後方のほうが向いてる人
だったんだろうなぁ。
- 670 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 20:14:40 ID:KKNbKgEM
- >>662
悲しんだのは失った戦力とザビ家の今後についてじゃね？
「ガルマ、艦隊を返してくれー」って感じでｗ
- 671 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 20:34:14 ID:izuVidWw
- 乙です。
グラハム達が忌避するほどの高圧電流って。
恐るべしやらない夫。
- 672 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 20:37:17 ID:4UmYgFgE
- やる夫は、世界は動かせないけど世界に必要不可欠な人間って感じだな、
>>670
それなんてアウグストゥスｗ
- 673 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 21:33:07 ID:cjSa.rds
- 乙。
やらない夫にまでトリゥティンは「滅亡」と断定されたんじゃ、
この先の両輪の行く末が悲惨なものになりそうで読むのが怖い。
- 674 ：名無しのやる夫だお：2010/02/07(日) 23:20:02 ID:JEw6ox.6
- 乙でヤンス
上層部や民衆にウケが良くても、負け戦を引き起こしそれに巻き込まれた兵隊さんからの評価は底辺でしょうな…
- 675 ：名無しのやる夫だお：2010/02/08(月) 00:20:06 ID:WrSwIYpo
- 「お前のメシが食いたいお」でこの人数の料理を作るやらない夫って、ある意味バカだ
誤字報告
>>615
揺動→陽動？誘導？
- 676 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/08(月) 00:54:36 ID:FmxsTVmw
- >>675さん
報告ありがとうございます。
>>615訂正
ムウ その通りだよ。あのお坊ちゃん、ザクセン軍に上手いこと誘導されてな。
そのおかげで袋だたきにされたんだよ。
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ガルマ・ザビ中将
ブリックス軍第八艦隊提督
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- 677 ：名無しのやる夫だお：2010/02/08(月) 00:55:48 ID:XXYEjQeI
- 乙です
なんかどの戦役がいつ頃ドコとドコであったかとかが
だんだん混乱してきてるので年表とか作ってもらえないでしょうか
戦役意外にも物語の補足になりそうな事件もコミで
- 678 ：名無しのやる夫だお：2010/02/08(月) 01:19:04 ID:g6M8E.yg
- 乙でした
軍人連中は今の平和を築くために頑張ってたのがよく分かる話だった
それだけにこれから待ち受けるであろう更なる波瀾を想像すると・・・
- 679 ：名無しのやる夫だお：2010/02/08(月) 01:54:20 ID:NHZzjn5w
- 乙、やっぱ無能な味方ほど恐ろしいものはないな。
- 680 ：名無しのやる夫だお：2010/02/08(月) 07:27:40 ID:vGzJ4guA
- 乙です
- 681 ：名無しのやる夫だお：2010/02/09(火) 20:25:25 ID:PWHrWH1Q
- ガルマ大人気だな
そういえば、新城ってアスランが皇太子やってる国に使えてるんだっけ
なんて相性の悪そうな主従ｗ
- 682 ：名無しのやる夫だお：2010/02/09(火) 20:50:12 ID:OguFPPYc
- ブライトさんが「鉄壁」の二つ名を得たと言うことは、
銀英伝のミュラーポジだから、
原作の「貴方が銀河のこちら側に生まれていたら楽が出来たでしょうに」
というヤンの台詞が実現したんだなあ。
- 683 ：名無しのやる夫だお：2010/02/09(火) 21:16:27 ID:iUopmzOA
- 地図と年表が必要かもね
- 684 ：名無しのやる夫だお：2010/02/09(火) 21:52:36 ID:Koh5vf5A
- 大変そうだけど・・・でもファイブスターストーリーよりはマシかな？＞年表作成
- 685 ：名無しのやる夫だお：2010/02/09(火) 23:55:28 ID:lUTGduxc
- ガルマは原作でもドップで出撃して危うくガンダムに叩き落されそうになった事があるなあ。
最後も陣頭指揮を執って戦死だから考えてみると、ドズルと同じで血の気が多い性質なのかも。
- 686 ：名無しのやる夫だお：2010/02/10(水) 01:23:04 ID:3mTZWljE
- 原作のガルマは血の気が多いと言うより、親の七光り評価を払拭したくて
血気にはやった印象が強いな。
- 687 ：名無しのやる夫だお：2010/02/11(木) 00:56:30 ID:c9rr7z0.
- しかしここのガルマが、そも戦略レベルで命令違反で死んだなら
ギレンもドズルも公人としてはその死を悲しめないのかな
- 688 ：名無しのやる夫だお：2010/02/11(木) 14:53:40 ID:KdjnLm5U
- それにしても、この調子だとＥＤでやらない夫が軍師になりそうだ
まずシンジが王様になる気にならないとどうしようもないしｗ
- 689 ：名無しのやる夫だお：2010/02/11(木) 17:46:32 ID:U26.JLvU
- >>688
民主主義の守護者であるジェダイの末裔のやらない夫が
王に仕えるってのが面白いな。
- 690 ：名無しのやる夫だお：2010/02/11(木) 17:52:41 ID:k8wFc3/o
- >>689
やらない夫はエレメンタラーだし、立憲君主制という可能性もあるぞw
つか、それを言ったらシスと組んでた皇帝も元は民主主義国家の住人だしなあ
- 691 ：名無しのやる夫だお：2010/02/11(木) 19:50:59 ID:hLPc0w7o
- 銀英伝みたいに民主主義が死に絶えた可能性もあるが（帝国内）、王子への講義で
確かあったから、思想は残ってるけど、一般には流布してない状況じゃないかな？
民主主義思想。
- 692 ：名無しのやる夫だお：2010/02/11(木) 20:51:41 ID:uZxPYEY.
- そろそろ投下くるー？
- 693 ：名無しのやる夫だお：2010/02/11(木) 21:04:57 ID:uq8.susc
- まだだろう
- 694 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 04:30:12 ID:sVUi1ELQ
- 本日午後六時に後編、投下します。
- 695 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 05:22:38 ID:yNTRP93A
- 期待age
- 696 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 09:12:04 ID:dGkh4KGM
- ヨーソロー。
- 697 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 11:47:52 ID:nWFmvkvI
- オーケー、身を清めるため全裸で雪へダイブしてくる！
- 698 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 13:40:31 ID:He7SWo7Y
- ここまで一気に読んだ。おもしろい。
作風で感じたけど作者ってゼロの提督の人？
間違ってたらすまん。
- 699 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 13:43:12 ID:sVUi1ELQ
- >>698さん
残念ながら違います。ですが、あの作品の大ファンですね。あの作者様と間違われるとは光栄の極みです。
- 700 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:00:55 ID:sVUi1ELQ
- 大帝の軍師 第七話 王者の血脈 後編
ルカ 殿下が公爵に引き取られてから五年が経つ。それまで、ずっと殿下に仕えていた
私も、同じく公爵の屋敷にて侍女をしながら殿下をお守りしていた。
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五年前のシンジ
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|:::::::::::::|.l:::レ' r'⌒ .｢l ここが今日から暮らす家なのルカ？
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|.ト.､ _,...:'^! /､
` ｰ'ヽ､ ヽ- '´,.ｲ ヽ
／ l｀` ヽ‐-イ__｣ |
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,' ､ ヽ '′ﾄｲ .|-ｧ'
| | L.! .|"|
〈 ﾘ .! !
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| ﾊ -ゝ ￣`"￣／ ,.ｲ .|
! !ｹｰ- ､_ _／ |_ﾘ
|. l.,' / ￣￣レ' _｣
l. l,ヽ ,イ＿,...,,]
ヽ ､lzト､ / ,/ { ` l′
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l ;′ .ド.r;久
| / ｀ヽ、_,）
ﾕこh ｀ ´
.| `'´j!
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- 701 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:01:10 ID:sVUi1ELQ
- ルカ 殿下は幼少の頃から、明るく元気で強い御子だった。それでいて飾らず、常に人に気遣う
優しいお方であった。
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l i ::i::.. l ::i::lヽ ヽ::ヽ:::i:.. ll:‐―
.| .: | ::l';::. l ::l::| ｀', ‐＼ヽ|::. l l レ ,ﾆ
l .:i: :l ::| ヽ ',ヽ :|::l／ ｀ _,,,..-:,:: | :::l | .l;;;;;
| .:l ::| ::l--- L_':, i ::l'l.| ,..z=- ''::´ヽ!:l .:::| l. |;;;;;
l :::| ::l :| ＼.ヽ ::| l./,'´ﾚ<)::!!:::::::i:! .::l , .| l;;;;; そうですよ殿下。公爵閣下は殿下のお父上にも
| :::|l ::l l |=,＝＝ =z、,ヽ: :l | .'<,,... -‐'/ .::/ l :l .|;;;; お仕えしていた御方です。安心して暮らしましょう。
l i::l l '; ::';.', .ll.! ﾚ-,:ii:::::'; ｀ヽ',./ , , / .:/./!/!.ヽ;;
| .l | '; ':, ヽ':,.!ヾ.ヾ_... - ' /.ｲ/／/::::l丶-
.l.||l iヽヽ. ヽヽ , , ! ‐'ﾞ /／ / ::::;'|::
| l | ＼＼丶ヽ _ .. ィ '/./ .:::/:l:::
l l .l ヽ::l丶 ::＞.. .._ ｀´ ,.ｨ'// .::::/::i:';::
| .|l. ! :::;|ヾニ==<二>｀ '' ‐- ィ´ /'/ .:::/::::|::ヽ:..
l ':,!:ヽ ::i'＞ '''''' ＜ r..ニ-/ニ, /ニ../ .::::/::l:::::l:::',丶
// |ヽ.,＼!ヽ ＞!::::::/´ｊ .i.l:::::／ .::::/,_,. -_,_'::;:::
/' .l ::/ ＞---<''´-‐/::::::人_ ノ':::/ .:::／/.／´ ｀ヽ、
／ /:::L../ .i'´ ｀>ニ三=-=>',..L.＝/ .::/:::/' __＼
／ ／:::::ヽ ヽ<＿ 二＝_ニ-‐―-/ .::/:/:/ r ﾆヽLr,. l
／ ／ ./:::::::::::::::::＞--_..＝ニ 'ヽ 丶-::i .:/::i:l:;' | l l.| _'-, l
／ l:::::::::::::::::// /´:::::::::::::::::￣::｀:‐-! .::/:::l::l:l 丶ﾆﾉ '--'
,.. -‐ ''ー‐-.、
／:::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::;イ/ｿ ＼::i､:::::::::i
l∧!'--' `ｰ--`l::_/ うん、ありがとうルカ。
（ l '⌒ ⌒' !' ）
ヾ.゛ rｧ ",⊿゛|
フi,,7´! Y
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l,fー=ー‐l
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- 702 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:01:25 ID:sVUi1ELQ
- ルカ だからこそ、私は気づかなかったのかもしれない。この御方がまだ十歳に満たない少年であることを。
そして、御両親がいないことを寂しがっているという極めて当たり前の感情に。
それに気づいたのは、殿下が屋敷に来て二十日ほど、こっそり寝室を除いた時のころだ。
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＿
_,,......,､._ /,_:::::＼
_,,.i'_- ＼ ＼::::＼ 父さん母さん、どうして僕を置いて死んじゃったのさ。
,/::::::::7i !l/ `i. ＼::7
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>,ﾊri_'､__`ﾄｰl::::::::::ﾄ, '/
ﾞトｰ,---'::::,,,,::/ 7||
ヽ::::i'::::::::r''=ｰ､'/ ||
>;::＼:::::ヽ ,/＼||
'i_ﾞ,ﾉ _>:::::>/
〈_,>ｱ"]
,. ＜／.. ＞-＜.＼｀ヽ、ヽ、
./, ' ´ ::｀ヽ--ヽ::..ヽ
／ ::::::＼!ヽ::::',
/ .:: ::: /..': :. .:i ::::::::',´,L::l
. / :::/.::/:::: |／/: /:: :|:. i-,.r'! 殿下・・・・・・・・・・・
'i.: :::' ::/i:|:: ／: ./::_.,'=l-,-:-:::!:/ .| .l| |
|.l: : Z'￣!'ヽ.!:./ l:/' ,!.'-.l、 ::;' l .|l l
l ! :| :l,ｨ:''ヽ,'／ 'ﾞ ｲ;;;;;ﾞi. /:::;' .l .l!/
|' '; :l':;:i.ヾ:::::! ヾ:::ﾉ| .:/ /-::'/
iヽ:ヾ, ｀´ , U !:/ / /::/i
| ,｀:::::ヽ.、 ,、、_ ,/ .／.::/::/:|
l:i', i;:::r--,ﾞ/ ,ﾞへ,. ',.／./::/: ::i::::l
'レ ‐'- ／ 'ﾞ ,.:: 〉-rr<i/／:: l: l::|
./ i'´ ‐''´ _｀>、r''ヽ |:: :::: l:::',
.i | ´ ／,| r .| .l::: :::: ヽ:.ヽ
| ,../ ' /ヽ' -'/!:;: :: ::::::＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 703 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:01:38 ID:sVUi1ELQ
- ルカ だが、殿下は決してそんな悲しみを人には見せなかった。見てしまったにもかかわらず、
私はそれを訪ねることができなかった。聞いてしまえば、自分のふがいなさ、情けなさを
に気づかされ、殿下を直視できなくなると思ったからだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,. -- ､.,,_
,. ‐'⌒:::::::::::::::::::: :ヽ､
v'::::::::::::::: ::: .:::::ヽ､_
.7:::::::::::::: .;ﾄ､::::::::::::::::::::::::::ド
/::::::::: .::::::ﾊ!. ＼:::ト､|l::;::::::Z
;':: ;. .:::::::ﾊ:| '"⌒ﾞ'l |ﾍ ルカ、おはよう！
|:::::::::::::|.l:::レ' r'⌒ .｢l
';::::::::::;ﾚ' , =､ .|′
〉;:::_:ﾄ. l′ , ､ !
|.ト.､ _,...:'^! /､
` ｰ'ヽ､ ヽ- '´,.ｲ ヽ
／ l｀` ヽ‐-イ__｣ |
/ ﾞ､ /`-､ l.ﾉ 〉
,' ､ ヽ '′ﾄｲ .|-ｧ'
.／ ￣￣ '' ヽ _i＼ ＼
／/ .:/./:. / :l: ::: ＼lヽ ',
/ .:/ .:_/_:| : .l ./-/:､ /ヽVi l
// ./.:´/ |:;l : :!/: / |:: ｀|::: l/l |
./,l .::l: :/:,z,=､';:|'/ ',=,=='､l:/ ::L|_ l お、おはようございます殿下。
l/.| ::|: :| :ﾞ lｲ:i!ヾ !ｲ:j;!,!:: :l !l .|. |
! l :l l: :lヾ!ﾞ-' ‐- '/: | |l l:. l
ヽ!ヽ::l::! ' '' _ ' ' /:::::/ ー'l:!: ',
／ ＼ .＼ ﾞ '’ ,. ':／:::: :::: | :ヽ:ヽ
／ .::: ,.L.._:::::｀r=..´....... !>/::::: /:::...: ＼＼
.／::／:／ ,｀''i'|;;;!L|;;;;／/:::: /｀ ヽ::. :....ヽ ヽ
／::／, --―――---'- ,!/;;;/.:::: / l:.... ｀
:／.':/ ､ ､ヽ.＼￣;;;;;;;/::::: / |:ヽ- ､
／.,へ /￣;;｀ヽ＼＼ﾞ>il;;;/::::: / l::: ';:.＼｀
.::/ ,ヽ ｀ヽ＼;;;;;;:＼〉´!ノ!/:: /.| i 0 3 |:: |:.ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 704 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:01:53 ID:sVUi1ELQ
- ルカ 私は卑怯、最低な女だ。殿下の悲しみにすら気づかぬふりをし、真に殿下の役に立つ
ことができない侍女。こんな私にも、殿下は優しく接してくれる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ ルカ、君の料理はいつ食べても美味しいね。
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
, ' ´ ｀ '' -.､i｀ ''､､
／ ＼>＼＼
.／ / / i ヽ,i.',. ヽ
/ /! l | / , !､ii, ',
i / | .l_.!--|- /! /- ＜ l |―i l ありがとうございますわ殿下。
| /| l 'ﾞ|,z= ､! / レ z＝s､ | l-―- !
l ,' l ヽ .!.iｲ||i!｀ |ｲ||i:l ﾞ! / | li´|ll |
ヾ ヽ i ' !::'':! !:''::// /／ l. |l .l||.l
|＼ .l,,,,￣ __ ￣,,,,イ' ／ 丶---'
l i >― ､!_ﾉ ,／' ／/ |
! l／へヾヽi--― '',i-‐ ' .／ l
// ：：：i ';.!',(.)i／/ ,〈 |
//,-, ／ ／l |-';;/ / ', l
i.///／.／;;;;;;| l;;;/ i 03| |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 705 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:02:07 ID:sVUi1ELQ
- ルカ でも、そんな日々が続いても、私は殿下の中にある悲しみと恐れを、取り除く事ができなかった。
私はあくまで侍女、殿下の身の回りの世話をする以外能がない女。それだけの存在であることが
もどかしかった。
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, ----―- ､
. ' _......｀_ヽ
／ , - ､ ´ー‐ ' フ !､
／ .／ ｀"― ´X-! '.,
／ ／| | | / | :::|､ 〉! l
／ ／/::l_! l _! / l :::l X |: | 私にできることは、殿下を守ることのみ。それ以外の術しか、
.／ ／ |:l:::/!i ! .,､|__｀|/! ::::|'￣｀> l 私には無い。侍女である事、侍女としてしか、私は生きてこなかった。
/ / l.|/,｀|//./!ｲ::iヽ ./ /:::／￣ ヽ !
. ヽ ＼､ .! 'ー '／, ':／':::／／.:/
＼ //,ヽ !ヽ､ ／／. 'i i::／／.:: /
ヽ //:/::/:/ヽ_ _ .／ .::;ヘヽ ' .::: /
｀l i:::i:::i::// ヽ￣／ ´::／ .:::::: l
| l::|:::|:i.i ｀ヽ::／ ::::::::: |
l |::!::!:| | ｀! ::::: ::::: !
!､!:_:://ヽ | ::::: :::::: l
／;;;;;;/ -' ::/ ', l ::::: ::::::::: ヽ
i;;;;;;;／ .::::/. l | ::::::: :::::::::: ＼
|;;;／ .::::／;|l ／l ::::::: :::::::::: ',
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 706 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:02:20 ID:sVUi1ELQ
- ルカ だがつい最近、殿下から恐れと悲しみがあまり見られなくなった。以前はどこか
影のようなものがあったが、ここ最近はそれが無くなった。あの「男」のせいだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （⌒ ）（⌒）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
| }
ヽ ﾍミ|
／,` 、` -`,--` ,
＿＿,---/;;;;;` `-,-/ニﾆ |
/;;;;;::::、:::::::::|、_ ,＞、 /::l,_l･ ,<、__
ノ;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::＜:::::::ヽ``l::::| |`l,::::ヽ
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;:::::::::::::::::::-、:::`;:ヽ;-';;;;;:::ヽ::l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;:::::::::::::::::::::`、;`l;;;;;8;;;;;::::`ヽ
;;;;;;;;;;;;/、;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::;`l;;;|;;;;;;;;;;;::::: `l|、
;;;;;/' `,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::|;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::l
;;;く ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 707 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:02:34 ID:sVUi1ELQ
- ルカ あの男は私にはできなかった殿下の恐れと悲しみを、大幅に消し去っていった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒）
| （__人__） どうです、お分かりになりましたか？
| ｀ ⌒´ﾉ
,| }
／ ヽ }
く く ヽ ノ
＼ `' く
ヽ、 |
| |
, ´￣￣ ｀ヽ、
／ｲハ/ ﾚ∨＼ト丶
,.イ.::::::l::::/.:/::ﾊヽ.::::::::::.ヽ
/.:::::/|:/__ ′ -‐-∨:::.ﾄ うん、君の教え方は面白いし分かりやすいよ。
ｲ.::::| '´__｀ヽ ,ニ、 |:::l これからも頼むね。
ヽN ' ⌒ , '⌒)
（ﾄヽ ;==┐ ﾉ‐'
｀' ヘ、 ｀ｰ ' ｲ
|ヽ､ _／ |‐､
／| ／⌒l、
┌─ / /_ ＿|┐ 〈 ｀ ‐- ､
／ ｌ 厂Ｖ＿｀ ´＿|人＿l‐- ､／ヽ
/ ｌ´￣／丿 |:::::::厂/ / / l
l ＼|::::::| / / / |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 708 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:02:52 ID:sVUi1ELQ
-
ルカ だがその一方で、私の胸を覗く変態だった。
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, r ' ⌒ ヽ､
. ／ ヽ,
/ ,，ヽ､_ヽ
. | __,ノ 彡（○ ） おっぱいは大こそ正義だろJK
| （○ ） 彡 |
. | 入,__）
|. ﾞ'ｰ'´
. | ﾞヽ､__ﾉ
ヽ､ ﾉ＼.
／::ヽ､＿ ／ﾉ:::::|
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/￣ ｀ "''"´￣ ｀''==s 、
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/ ::. ＼ヽ
/ :. :::.. ヽ :.. ヽ .ヾi,
./ :::i ::::. |＼ ＿ :::: ::l li
/ .: ::::|ヽ. ヽ ::::::.. :_:.,.r '´ヽ ｀ヽ::: :::| |i,
,' i::::. :: ::_:L..ヽ...ヽ_:::::..::::. |z＝=､ ';:::. ::::l:i l i いっぺん脳漿ぶちまけますか？ それともあなたの内臓で
l :: : |:::::.. :::'ヽ l ,z＝､ ヽ:::::::'l. .Liiヽ.ヽlヽ: ::::Li |. ', モツ煮込みでも作りますか？
| :::::/';:::::. ::i:: :'/ヽL!!>::::::;;i｀:':.､!:::::::::::::::!:::l:::/ |/ヽ. l
l:::::l/ヽ::::. :|i !::´:､::::: :;;;!::.. / i::::|' ./ヽ | |
|';::|/ | |＼ lヽヽ / /! l l | l l
/ ヾ!!// ヽ! l ｀ r=- 、 / ' / .! ヽ.ﾉﾉ:: |
/ ヽ'_ /、 ':, ´￣ ｀ ／/ : ﾞーl ´ :|:: .l
/ .:::: .l￣ ＼' --ヽ、 ／ .|/ .:/ :::::| :l:: : |
./ .::: ::::| .l:. ｀'‐--'｀ ‐- .... ' ! .::/| :::::l ::l:: :. l
/ .::: ..:::::l l:: l::..＼,.. -'‐ ﾆ!ﾆ ‐-/／.,l ::::::| :l:: :: |
/ .::: ::::::::|. l::. l:::..<..- '' l .| l;;;;;;;;￣' '' ‐-! :::::::l::. :: :: l
/ , -―- l l::.. l /!;;;;;;;;r ﾆヽ;;;;;;;／;;;;;;;;;/ :::::::/::: ＿ |
/ ／ | |ヽ ヽ;;!;;;;;;;| l l i;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ :::::/-z ' ´ ｀ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 709 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:03:08 ID:sVUi1ELQ
- ルカ そんな変態ぶりに最初は怒っていたが、次第にそれは、自分にできなかった事への
嫉妬へと変わっていった気がする。自分にはできなかったことを、あの男は平然と
やり遂げてしまったからだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
, ' ´ ,.._ -r‐-、.,ヽ
／ ,Z/-‐´｀'''''´｀'ﾞ‐ ＼
. / .::／ ':, ヽ: ﾆヽ
./ .::/ : .: / l .l .ヽ ＼
,' :;' ::: ::l.:_ ,.l , :;:| ,: | .l l ',
l :l ::: :|:/ '￣l.i ::;｀´!l/ .;' ! .l いつからカーディフ国立大学では、変態でも准教授になれるように
.|:.: | ::: ./,. -=!、!://,z'i'>/: .:/ / なったんですか？
.l::: ::! ./!::i_ﾄi l_:;! |:..::'/
. |::: : ', '.ﾞー ', ' ' !::/
l:: : ＼ヽ ｀ヽ へ,.ィ:/.',
|:: ', ヽ、＞-=<>'´.r- 、ヽ
l : |:':, ./ :| .l ヽ
.| :: :::::/＼ / ::.. l'´ ', ヽ
l ::: :::::| / ::::::::::: i:| ', ',
| :::: :: l / :::; -= i'ﾞ | i |
l ::l ::: | /;' .:::/;;;;;|;;;;|. l .:l l
| ::| : V;':::::: ....::／;;;;;;;l;;;;;l |:::| /
＿＿
／ノ ヽ＼
／.（○）（○）＼
|. u. （__人__） | いや、それはその・・・・・・・・
. | |
| | （これくらいで変態扱いされちゃ、たまったもんじゃないだろ）
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ
| |
| . |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 710 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:03:21 ID:sVUi1ELQ
- ルカ 今ではそれなりの尊敬は抱いている。自分にできなかった事をやり遂げただけでなく、
自分の職を呈して、あの男・・・・・彼は殿下に仕えたのだから。公爵と同じく、自分の
地位を捨ててまで、忠節を果たしたその姿勢には、素直に尊敬を抱く。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／￣￣＼
／ ヽ_ ＼
| （⌒ ）（⌒）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
_,,,,ノ|､￣／/／/ ＼、
_,,..r''''"/ | ＼`'／ / | ￣`''ｰ-､
/ / | ／＼ / ／ / ヽ
ﾉ | ＞ |／）::::/＼/ ＼ ノ ／}
{ | { | ,r":::ヽ / / / // ハ
/㍉;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ｨ彡三三i
l三｀ｰ ､_;:;:;:;:;:;:j;:;:;:;:;:;:_;:;:;_;:〟-三三三三三l
l三 r＝ﾐ''‐--‐';二,_￣ ,三三三彡彡l_
lﾐ′ ￣ ー-'" '＝ミﾆ彡彡/‐､ヽ
l;l ,_-‐ 、 __,,.. - ､ 彡彡彳､.//
‖ `之ヽ､, i l´ _,ｨ辷ｧ-､、 彡彡'r ノ/
1 ￣ﾌ/ｌ l::. ヽこ~￣ 彡彳~´/
ヽ ´ :l .l:::. 彡ｨ-‐'′
ゝ、 / :. :r-､ 彡′
／ ｨ:ﾍ ｀ヽ:__,ｨ='´ 彡;ヽ､
_,,..-‐'7 /:::::::ヽ _: :_ ヽ ｨ´.}::ヽ ヽ、
_,-‐'´ { ヽ:::::::::ﾍ ｀'ｰ=＝=ｰ-- ' ／ﾉ /::::::ﾍ, ヽｰ､
‐'"´ ヽ. ＼::::::::＼ ｰ-‐‐' ／ //:::::::::::::} ） ｀''ｰ-､
／ ＼ ＼:::::::::ゝ､＿＿_,,.. ‐ " //:::::::::::::::l ,' ｀''ｰ-､
'´ ＼ ヽ､;:::::ﾍ ､ ／/::::::::::::::::ﾉ / ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 711 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:03:40 ID:sVUi1ELQ
-
,.r-‐‐‐‐‐-､ _
,. '´￣￣￣｀ヾ^ヾ｀ 、
／ / ヾ｢心 ヽ
/ l , ＼込 ﾞ 、
/ , ! l j /l ,ｲ 'r‐┐ '､
/ ｲ l l ｜ / /_j /_l l＿ｋ !
,! /! ! !_t l 〃 / /,/__ ! /,ｨi｀i ! 果たして、私はお二人並みの気概を持って、殿下に尽くしているのだろうか？
{ l l ! 廴ヽ!/}／ 'jノヒノ} / l/::||| | l 侍女部隊を辞したのも、今考えれば、ただ流されているだけのかもしれない。
! l?供?! {､ﾋ ﾌ ｀ｰ 7/ |l::::||| | l 私は、相応の忠節を持って、殿下に仕えているのだろうか？
ヽ!ヽ lヽゝ´ , 〃 /, ﾊ::｣|| | l
`rﾐ､＼ ＿ ∠ノｲ }べー' ｜
! ｀￣、 ィ /／ / !
l ｒｰっ｀ - '´＿_孑´! / {、
'、 ￣､ヽF7^!r─- / / ! t
｀ー一ヾｰ∪r一∠ ' / ﾄ '、
rー-＜/ｎｎｎ´-=＝／ /､ '、
/∠二7-=＝テ''ラフ ／ 丶 '、
└ﾗt rｸ/（ﾉ ﾊり`>′ ／ } ヽ
／ `ｰ＾ｧｧｧ' ｀=′ / ;′０３ ! l
/ /// / /ヽV=＝ミ､ j l
r{ l l l / / / `ﾐ==,ｫ.l
l｜ l | l / l / //｜
└!ヽ ｌ | ! ｜ ! {=＝=ﾐ、 // !
j＿丕＿｣｣｣＿｣＿＿＿｣_ /__ 7ﾐ='-' !
｛{' /￣￣￣￣○￣ooo| /一'´ニつ'/ !
?? i! l￣￣ｌ o o ooo| { ､ヽ/ |
ヾ'===三三ミ､,,＿_ooo｣ l、 _ ヽソ l
￣丁´ﾌ｢{｀ーr──- ､＞､_ソ |
/ / ﾊ 、 ! | 廴_ l
/ / / ヽ＼! | フフ ｜
- 712 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:03:54 ID:sVUi1ELQ
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ さっきから窓を覗いているけど、どうしたんだいルカ？
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
／／ / :. |､ ヽ ヽ ヽ|.＼ ヽ
/ / / i :.. l i', l':, l iヽ.lヽ ':,
/ /.::/ ::::li ::.. .:| | ', | i_ .| l , - .!. i
/ ,' :::ヽ.:::|ヽ ::: ::::!. -r'''l"´! l/ | r .､' , |
. i l :::::| ,' !-＼:..::::..::| _',z==-.l､ ./ / .l l. | l. l
! | :::::l _,,,_ ヽ:::::/ !:::!!::;| / ./ /! | l .|. | い、いつからいらしたのですか殿下？
ヽ:l＼::::ヽ< !::!!:i ＼ ｀"" ´/.／ / |. l l .l l
! :::::iヽ ':, "´ ､ ´ /／/ .l .Lノ / |
|ヽ::::!:::::::l __ U /;:':::/ i ー:::'i l
/! ::i＼::::::ヽ ﾞー｀' '/ :/ ./ .|:::l :|. |
/ l ::|::::::ヽ::::/｀::...､ ,. /.／ :/ .:l:::::|::l ',
/ /.ヽ !::::/:: /:::::::/r=＝＝==-/､:／ ::/:::::l::: | ヽ
/ / :::;: ---'-,L::::_:::|i'´｀i;;;;;;;;;;;;;;／＿:/;;;;;;:! -- ､ ヽ
/:! ::/ , -＜;;:: ＝ヽ ノ;;;;;;;;;;;;;:´／ ヽ ＼
:/::::!:/ /i'´;;;>' -=＝――;;;､ヽ;;/ | ヽ
- 713 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:04:17 ID:sVUi1ELQ
- }'´::::::／/:::;ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
ﾞ|:::::/／:／/／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
｀∨:::::::７／;:/:／/:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.::､:ヽ.
|:::::::::::::::::::／.イノ:::::/l::::::::,.ｲ:::∧,.ﾍ|＼ﾞ::::ヽ、
ﾞl:::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ﾉ:::::ﾍ::丿:::::::::::::::::::::::､:ヽ.
l:::::::::::::::::::::::::::;i:::::::::::::::::::::::,ｲ::::::::ﾊ:::::::::::::::::iﾍ!
ﾞl:::::::::::::/!::::::/|::::::/!ﾊ:::::::/ i::::::/ﾘ |:::::::::::::::::|
|::::::::::/ |:::/ !:::/ |! i::／ /::::/〃 i:::::!:::::::::::}
ﾞl:::/i/ l:/ ___ｊ/_,.」_ﾚ___/:／ !:/|:::::::::::l
}/ ‐ﾘ'´ ‐‐-､ ﾉ'´ /iﾉ-!;ｨ::八:!
l -ｒ‐c‐-- /二 /' |ﾉ ヾ. ついさっきだけど？ それにしてもどうしたんだい。昨日の事でも
ヽ、 ゝ:ノ ノ /ｒ':ﾉﾞ/ 引きずっているのかな？
ヽ. / ¨´ /
/ ﾞ、 /
/ ノ /
i' ／
- ‐ ￣ ｀ヽ、 ‐‐ ／
〉、 . ＜_
__ __ _ _, / /｀ﾞー' " ﾞ}､ ｀ヽ、
/ /、 ヽ、 ヽ、
{、/ V! ヽ. iヽ.
.. -――-､ ､ ､
., ´' ´￣ ｀ ヽ､<.＼ ＼
／ , ヽ ＼lヽ ヽ
,.' / i ', ',',/.i. ',
./ .i / .,' .| i l .l.lV| l
. ,' .| | / | l l | | |.L'i. |
i |l l ,' l |i | ,.l -r‐l i l.| !'´| .l
| l.|.| l―- ! l l ./.z=l＝=､! /./ |ll | 別にそれは気にしていません。ミスターコルベールの意見は正論ですし。
l | l.l l ,l=＝l､ ! |// | イ::l::::〉,,' ,' l l!| l
. ! lヽヽ'ﾞ .!ｲ:!:ﾉ ヽlﾞ ' -- ' | !.!､| !l. |
', | ＼' .!｀ ´ 、 / 丶-' l
ヽ | ｀ !､ __ , '/ / | | l
' ! | l > ､ ,. ｲ=,' / /l l .|
| l |iヽ'<.>｀ .'r- ',. / '/ / .| | .l
! |､ 'l ＼!｀'i 〉< / / / ヽ ', |
ヽ' ヽ.! ｀ | l!､ﾉi ,' ,' ,......〈 i .l
ﾞ' ｀ ,..-‐.rj=| .i i'´ ｀ヽ | .|
/ /´//./ l | | l l .l
- 714 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:04:38 ID:sVUi1ELQ
- /| ／) / | |ヽ
/| ﾉ | ／ / / | ﾉ| ﾉ | /ヽ
／ヽ| ﾚ レ /ノ レ ﾚ ﾚV | /
＿＿＿＿＿／、 ＼＿＿＿＿/V
＿＿__ 、 ＿＿ /
／ / ○ |´ ／´ / ○|ゝ /ヽ
く | ﾉ | / / /
￣￣ ￣￣ /／
Ｕ Ｕ /
Ｕ ゝ ／ てっきりまだ怒っているかと思ったよ。君、一度怒ったら
ゝ＿＿＿ ／ そう簡単に収まらないからね。
`ー-┴′ ／
＼ ／
＿ ＿ ／
＼ /
＼ |
／＞─'"￣: : : : : : : :＼∧＼: : ヽ
〆: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼l二ヽ: : ヽ
, ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ＜ﾊ: : :',
/: : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : ＼ハ: : :',
. /: : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : :i: : : : ヽ l: : :.i
/: : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : : : :.i: : /l: : : : : ﾊl: : :.!
. /: :./: : : : : : i: : : : : : l: : : : : : : /l: / l ┛┗li::l : : l 人を短気なだけのバカ女みたいな事を言うのは
/: :.,': : : : : : : l ＼: : : :li: : : : : : / l/ l:┓┏:li::l: : :l 止めてください！ 私にも分別はあります。
,': : :!: : : : : : : :l ＼:.l l: : :ｌ: :/／__.....__!: : : : li:::l: : l
. i: : /ｌ: : : : : : : :l.r＝=-､ l: :/l/ イ::::::::::i /: : : : :li::l: : l
l: :/ l: : : : : : : ハ.＼::.:.:i. l:/ ヽ-- ' l: : : : li:::l: :.ﾊ
. !:/ l: : : : i: : l',. `'"゛ /// l: : : : l:l:::l: l: :.',
l/ ',: : : l:ヽl:ﾊ //// ' ,': : :/l:ハイ:l: : :ヽ
. ', ヽ: : ﾄ: : : :ヽ ,': : /: l': : : l: li: : : :',
ヽ:l: :＼: i: ヽ ─( イ: ／l: : : : :./l: l ',: : : }
}: : : : ):l: : : : ＞r - '" l:/┐| : : : / l: :l: :',: :.,'
,': : : :/: i: : ／ ﾊ| ノ／l l: : :./l: :l: :l: : : :i
/: : : :(: : :',/: :/:::::ヽﾆaﾆ彳::::::::::l l: :/ !: l.: :l: : : :l
,': : : : : : ＿,.イ::::::::::::Y⌒Y:::::::::::::l.i,ｲ‐-l: :.!: :l: : : : l
,': > ' "￣ ｌ::::::::::::::l ﾟ_ﾟ l::::::::::::::l/::l l: : l: :l ‐-､:.l
/:/ l:::::::::::::从__人::::::::::::::::::ｌ l: : :l: :l i:l
- 715 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:04:52 ID:sVUi1ELQ
- ,､‐ ''" ￣ ｀`'' ‐- 、
／イハ/レ:::/V＼∧ド＼
／::＾'´::::::::::::i､::::::::::::::::::::::::::::＼
‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ﾊ::|ヽ:::;､::::::::::::丶
／::::::::::::::/!i::/|/ ! ヾ ﾘハ:|;!､:::::::l
/´7::::::::::〃|!/_,,、 ''"゛_＾`''`‐ly:::ﾄ
/|;ｨ:::::N,､‐'゛_,,.＼ ´''""'ヽ !;Ｋ それは良かった。やっぱり君、やらない夫の事が好きなんじゃない？
! |ﾊﾄ〈 ,r''"゛ , ﾘｲ)|
`y't ヽ' /／
! ぃ､ ､;:=＝ｦ 〃
｀'' へ、 ` ‐ '゜ .ｲ
`i;､ ／ l
〉 ` ‐ ´ l`ヽ
／ ! ﾚ' ヽ_
_,､‐7 i| i´ l ｀' ‐ ､_
,､-‐''"´ ﾉ,､-､ / ､,_ ,.､- {,ﾍ '､_ ｀ヽ､_
／ i ,､ｲ ∨ l.j__,,､..-‐::-:;」,ハ、 '､｀ ‐､_ ,`ヽ
/ l ,､‐'´ /／ ',／!:::::::::;､--ｧ' / ｀` ‐ ｀'7゛ ',
/ l i ´ く ';::::::l / / / ',
/ ! l ＼ ';:::l , ' / i/ ',
/￣ ｀ "''"´￣ ｀''==s 、
, -‐' ヾ＼
/ ::. ＼ヽ
/ :. :::.. ヽ :.. ヽ .ヾi,
./ :::i ::::. |＼ ＿ :::: ::l li
/ .: ::::|ヽ. ヽ ::::::.. :_:.,.r '´ヽ ｀ヽ::: :::| |i,
,' i::::. :: ::_:L..ヽ...ヽ_:::::..::::. |z＝=､ ';:::. ::::l:i l i
l :: : |:::::.. :::'ヽ l ,z＝､ ヽ:::::::'l. .Liiヽ.ヽlヽ: ::::Li |. ', あんまり人をからかうと、承知しませんよ殿下！
| :::::/';:::::. ::i:: :'/ヽL!!>::::::;;i｀:':.､!:::::::::::::::!:::l:::/ |/ヽ. l
l:::::l/ヽ::::. :|i !::´:､::::: :;;;!::.. / i::::|' ./ヽ | |
|';::|/ | |＼ lヽヽ / /! l l | l l
/ ヾ!!// ヽ! l ｀ r=- 、 / ' / .! ヽ.ﾉﾉ:: |
/ ヽ'_ /、 ':, ´￣ ｀ ／/ : ﾞーl ´ :|:: .l
/ .:::: .l￣ ＼' --ヽ、 ／ .|/ .:/ :::::| :l:: : |
./ .::: ::::| .l:. ｀'‐--'｀ ‐- .... ' ! .::/| :::::l ::l:: :. l
/ .::: ..:::::l l:: l::..＼,.. -'‐ ﾆ!ﾆ ‐-/／.,l ::::::| :l:: :: |
/ .::: ::::::::|. l::. l:::..<..- '' l .| l;;;;;;;;￣' '' ‐-! :::::::l::. :: :: l
/ , -―- l l::.. l /!;;;;;;;;r ﾆヽ;;;;;;;／;;;;;;;;;/ :::::::/::: ＿ |
/ ／ | |ヽ ヽ;;!;;;;;;;| l l i;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ :::::/-z ' ´ ｀ヽ
- 716 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:05:04 ID:sVUi1ELQ
- ／＞─'"￣: : : : : : : :＼∧＼: : ヽ
〆: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼l二ヽ: : ヽ
, ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ＜ﾊ: : :',
/: : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : ＼ハ: : :',
. /: : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : :i: : : : ヽ l: : :.i
/: : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : : : :.i: : /l: : : : : ﾊl: : :.!
. /: :./: : : : : : i: : : : : : l: : : : : : : /l: / l ┛┗li::l : : l
/: :.,': : : : : : : l ＼: : : :li: : : : : : / l/ l:┓┏:li::l: : :l 大体、私はああいう女性をモノ扱いしているような男が
,': : :!: : : : : : : :l ＼:.l l: : :ｌ: :/／__.....__!: : : : li:::l: : l 嫌いなんです！ あんな変態、こっちからお断りです！
. i: : /ｌ: : : : : : : :l.r＝=-､ l: :/l/ イ::::::::::i /: : : : :li::l: : l
l: :/ l: : : : : : : ハ.＼::.:.:i. l:/ ヽ-- ' l: : : : li:::l: :.ﾊ
. !:/ l: : : : i: : l',. `'"゛ /// l: : : : l:l:::l: l: :.',
l/ ',: : : l:ヽl:ﾊ //// ' ,': : :/l:ハイ:l: : :ヽ
. ', ヽ: : ﾄ: : : :ヽ ,': : /: l': : : l: li: : : :',
ヽ:l: :＼: i: ヽ ─( イ: ／l: : : : :./l: l ',: : : }
}: : : : ):l: : : : ＞r - '" l:/┐| : : : / l: :l: :',: :.,'
,': : : :/: i: : ／ ﾊ| ノ／l l: : :./l: :l: :l: : : :i
/: : : :(: : :',/: :/:::::ヽﾆaﾆ彳::::::::::l l: :/ !: l.: :l: : : :l
,': : : : : : ＿,.イ::::::::::::Y⌒Y:::::::::::::l.i,ｲ‐-l: :.!: :l: : : : l
,': > ' "￣ ｌ::::::::::::::l ﾟ_ﾟ l::::::::::::::l/::l l: : l: :l ‐-､:.l
/:/ l:::::::::::::从__人::::::::::::::::::ｌ l: : :l: :l i:l
_ -‐‐:::'::´:::::‐.-..､
,. '´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l:::::::::::::::::::::/:::,ｲ::::/!::::/!::::::::::::::::::::::::::',
!::::::::::::l::ｲ/l:::/ l::/ l::/ l:ﾊ:::::i::::::::::::::::::::l
',ｒ-､:::ﾊ!‐‐ﾚ'- l/_ l/ ﾘ !::ﾊ:::::l:::::::::::::l その割に、昨日はかなりノリノリで作っていたじゃないか？
{l´ﾘl:! ｨ'fｔﾇﾊヽ ｀ , --ﾚ...l:::ﾊ::::::::::ﾄi その「変態相手」にね。
ゝ(}ﾘ ﾞ‐′ ｨ坏ﾒ｀lﾒ l::ﾊ:::::l
/ ﾊ |_ ﾞ‐' ' /yﾊ/l/
, ｲ / lﾍ ﾉ /ノ
／ l ヽ | ' , ､_ ,ｲ゜、
／ l ヽｊ ヽ. ｰ ´ . イ/ l ヽ、
/ | ﾄ､ ヽ . __ . ｨ ´ ,ｒ'ｶ ! ﾊ
/ l l ヽ,__ ,ｲ/／ / l |‐-ｲ !
/ /l l⌒ ﾄ､ヽ､_/:/ ﾞ>/ ｀ヽｊ l
- 717 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:05:20 ID:sVUi1ELQ
- ／〃 ｲ;／i:;::::/ ﾐゝ:::::::ヾ::::::ヽ.
/ｨ ／ﾚi /!,､ﾞ＾´,ﾍﾞ::::::::!::::､:＼:::::ヽ
//::|,/:::::::::| / ﾘ:::}ノ:::::::::::l!:::i::::::::::::::::::::ﾞl
ｲﾉ::::':::::::::::::l'::::::::::::::::::::::::::::i!:::::::::::::::::::::::::i.
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
l:::::::::::::::::::::::::::/l:::;ｲ::ﾊ::::::::ﾄ.::::::::::::::::::::::::::::ｒ-ゝ
|:::::::::::::::i:::::::::i ,|:/ |::! |:::::::| i:::::::::::::i:::::::::::::::|
ﾘﾚi:::::::::|:ﾊ::/!_|/__|:i| |:::/ﾘ_ｊ_!::ｊ::::/|::::::::::i:ﾄ､
（'|;ﾍ:i'ﾘ'´ﾘ,ｒｧ-､. ﾘ! ﾚ' / ,.ｨ-l/!｀iﾉ!;ｨ:l l!
ヽ.弋 く ﾞｔ'_ﾉ ﾞ 'ﾞﾋ'_ﾉ ﾞ〉 /ｿ |! 僕はねルカ、君には幸せになって貰いたいんだよ。
ﾞ､_ｊ. /ノ 幼少の頃から、僕に尽くしてくれている君を、僕は実の姉か
ヽ / それ以上に想っているんだ。
ヽ、 ｀ ´ ／
i＼ ｀ ￣´ ,.ｨ'
_,..-‐| ヽ､ __,. '"::!､
f´､_,へｊ ::::::::| ﾞｰ､
ﾉ ヽ. ヽi ヽ.
_,-'/ i､ | }､
_..、-―-....、
,. -'――｀'ﾞ- 、i ＞ 、
／ ヽ /ヽ＼
. / / ＼二i_',
./ / / i ヽ i'ヽi':l
i. ,' i ,'| l| i '; _... ヽ | l.| l
', | .i｀',=!、 .| !-z=='、_ '; l | l | 殿下・・・・・・
ﾞiヽ':, !.|;;;ヽヾ.! ﾞ' |::;;;;::iヽ＼! l.| l | l
| .r‐ヽ'::| ｀｀ ヽ'::ノ‐〈 l 〈ニ-i'
li ｀i' ﾞ｀´ ｀'i´ ./ | |
/ヽ!.,ヽ、 ＝= /.// ! '.!
/' ＼ ＞ --,r‐ﾆ/'/,.' ./ヽ. ＼
／ .i ,.／!_.ノﾆ ' / .l＼ ヽ
. / ／ ,......ｲ >.二ニ-/ ./ ./ | ｀ヽ. ＼
. ! i |i ーi::::::ヾL/' ／ , ｲ__03 l-..、 i i
. ヽ 丶 l L....ヽ::::::::/./ ／:r――--, | / /
＼ !｀ーr―i::::i ,' /::::::::L＿＿...! ! , ／
- 718 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:05:34 ID:sVUi1ELQ
- l::::::::::::::::::::::::::::l/:::/／:::::/ｲ ／ﾘ::::::::l::::::Vヾヽｊ:::::::::::::::
j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ:::ｨ:::::::::::ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::__::::::::::::/:::,:ｲ:::::/l::::::;ｲ::/:|:::::ｲ::l !::::ﾊ::::::l:::::::::::::::::
Ｙ,ヘ 1::ﾊ:l:/- |:::/‐|::/__l/ |:/ l/ l::::i !:::ﾊ:::/|:::l::ﾄ
| ,〉l::i lノ,ｨｒ-ｒ-､｀ﾞ‐ﾘ‐' _ﾚ'-‐'lﾅ ﾘlﾉ::/ﾘ
l （ゝ V くゝソ ｀ /ｨて「｀ﾒ / lﾙ'
＼｀ i ー ゝニ ' / 僕は、残念ながら王位につく意思はない。実の従妹と
iｰｨ / 王位を争うなんてまっぴらだよ。
, '´＾ﾘ ﾍ i /
ｒ' j ヽ ‐ 〉 '
| ヽ､／ ＼ -‐- -‐ ／‐ _
/ l 、 ｀￣´ , イ｀､ ￣｀ヽ
／| ', ｀ ､ ＿ , 1 ヽ ヽ
／ ', ヽ、 | ', i ＼ l
／ i ヽ、 ヽ /l ヽ l ヽ !
.. -――-､ ､ ､
., ´' ´￣ ｀ ヽ､<.＼ ＼
／ , ヽ ＼lヽ ヽ
,.' / i ', ',',/.i. ',
./ .i / .,' .| i l .l.lV| l
. ,' .| | / | l l | | |.L'i. |
i |l l ,' l |i | ,.l -r‐l i l.| !'´| .l
| l.|.| l―- ! l l ./.z=l＝=､! /./ |ll | 本来ならば、殿下こそ王となるべきはずだったのですが・・・・・
l | l.l l ,l=＝l､ ! |// | イ::l::::〉,,' ,' l l!| l
. ! lヽヽ'ﾞ .!ｲ:!:ﾉ ヽlﾞ ' -- ' | !.!､| !l. |
', | ＼' .!｀ ´ 、 / 丶-' l
ヽ | ｀ !､ __ , '/ / | | l
' ! | l > ､ ,. ｲ=,' / /l l .|
| l |iヽ'<.>｀ .'r- ',. / '/ / .| | .l
! |､ 'l ＼!｀'i 〉< / / / ヽ ', |
ヽ' ヽ.! ｀ | l!､ﾉi ,' ,' ,......〈 i .l
ﾞ' ｀ ,..-‐.rj=| .i i'´ ｀ヽ | .|
/ /´//./ l | | l l .l
- 719 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:05:46 ID:sVUi1ELQ
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ' 仕方ないよ。僕はまだ三歳だったし、あの時は叔父上が即位するのが
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ 国のためになった。幼少の国王ほど、国家の不安要素はないからね。
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
,. -‐………‐‐一ｧ
／.:::::／l.:::::/.:i::{:::::＜_
／.:::::,lィ≠≧厶∧|｀ヽ:::::｀ア
/.:::::/l/ ,f弋{｢｀` ､__厶::::ト
{::::::::{ く衍∨!::l
ｊr弌:! ′ !｣`｀
{ ⌒｀ 一 ､ }
ヽｰ┘ , ' だから、僕は君の忠義に対して報いる術が無いんだ。
｀Ｔ7 , ' 今はこうして、公爵に庇護してもらっている立場だしね。
个 ／ 君には信用できる人物とくっついて貰って、幸せな家庭
. | 厂｢´ を築いて貰いたいのさ。
_. -‐┤ ｢ﾉ｀ヽ
∠ | ／ }
. } } ,r＜_ / ∧ 厶__
. ,' て{::::.::.:.:.:￣｣ ／ ヽ {、 ｀丶、
/ r‐一'´ヽ:::.:r一'′´ ＼丶、 丶、
_ ７⌒＼ ',::{ ／ / 丶、 丶、
／ ＼ ｣::! ／ ＼ ヽ
- 720 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:05:59 ID:sVUi1ELQ
- .／ ￣￣ '' ヽ _i＼ ＼
／/ .:/./:. / :l: ::: ＼lヽ ',
/ .:/ .:_/_:| : .l ./-/:､ /ヽVi l
// ./.:´/ |:;l : :!/: / |:: ｀|::: l/l |
./,l .::l: :/:,z,=､';:|'/ ',=,=='､l:/ ::L|_ l
l/.| ::|: :| :ﾞ lｲ:i!ヾ !ｲ:j;!,!:: :l !l .|. | お心遣い、感謝致します・・・・・・ですが、
! l :l l: :lヾ!ﾞ-' ‐- '/: | |l l:. l
ヽ!ヽ::l::! ' '' _ ' ' /:::::/ ー'l:!: ',
／ ＼ .＼ ﾞ '’ ,. ':／:::: :::: | :ヽ:ヽ
／ .::: ,.L.._:::::｀r=..´....... !>/::::: /:::...: ＼＼
.／::／:／ ,｀''i'|;;;!L|;;;;／/:::: /｀ ヽ::. :....ヽ ヽ
／::／, --―――---'- ,!/;;;/.:::: / l:.... ｀
:／.':/ ､ ､ヽ.＼￣;;;;;;;/::::: / |:ヽ- ､
／.,へ /￣;;｀ヽ＼＼ﾞ>il;;;/::::: / l::: ';:.＼｀
.::/ ,ヽ ｀ヽ＼;;;;;;:＼〉´!ノ!/:: /.| i 0 3 |:: |:.ヽ
/￣ ｀ "''"´￣ ｀''==s 、
, -‐' ヾ＼
/ ::. ＼ヽ
/ :. :::.. ヽ :.. ヽ .ヾi,
./ :::i ::::. |＼ ＿ :::: ::l li
/ .: ::::|ヽ. ヽ ::::::.. :_:.,.r '´ヽ ｀ヽ::: :::| |i,
,' i::::. :: ::_:L..ヽ...ヽ_:::::..::::. |z＝=､ ';:::. ::::l:i l i
l :: : |:::::.. :::'ヽ l ,z＝､ ヽ:::::::'l. .Liiヽ.ヽlヽ: ::::Li |. ',
| :::::/';:::::. ::i:: :'/ヽL!!>::::::;;i｀:':.､!:::::::::::::::!:::l:::/ |/ヽ. l
l:::::l/ヽ::::. :|i !::´:､::::: :;;;!::.. / i::::|' ./ヽ | | あんな変態と一緒になることはあり得ません！
|';::|/ | |＼ lヽヽ / /! l l | l l 残念でしたね！
/ ヾ!!// ヽ! l ｀ r=- 、 / ' / .! ヽ.ﾉﾉ:: |
/ ヽ'_ /、 ':, ´￣ ｀ ／/ : ﾞーl ´ :|:: .l
/ .:::: .l￣ ＼' --ヽ、 ／ .|/ .:/ :::::| :l:: : |
./ .::: ::::| .l:. ｀'‐--'｀ ‐- .... ' ! .::/| :::::l ::l:: :. l
/ .::: ..:::::l l:: l::..＼,.. -'‐ ﾆ!ﾆ ‐-/／.,l ::::::| :l:: :: |
/ .::: ::::::::|. l::. l:::..<..- '' l .| l;;;;;;;;￣' '' ‐-! :::::::l::. :: :: l
/ , -―- l l::.. l /!;;;;;;;;r ﾆヽ;;;;;;;／;;;;;;;;;/ :::::::/::: ＿ |
/ ／ | |ヽ ヽ;;!;;;;;;;| l l i;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ :::::/-z ' ´ ｀ヽ
- 721 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:06:13 ID:sVUi1ELQ
- , -‐…‐- 、
／ィﾊﾊﾊ...ィﾊﾊ＼
／::::::::::::::::ｊ､::::::::::::::::::ヽ
７:::::::::::::,ｲ/ }ハﾘﾊ:}::::::}
. /イ::::::ﾊ{_ｊ..、 ‐,_‐-`Y:ト わ、分かったよルカ。
ﾚﾊ｛'´,.=‐ヽ ⌒` ﾘl｝
い、 丶 U /ノ （やらない夫、こりゃずいぶんと怒らせたもんだね）
. `'へ、 ﾏ ヲ 〃
个 .._,／{、
／! ﾚヽ、
_,.. ‐'/ ！ 、_, | ｛｀ー-､
／ｌ _/Ｖ＾V=-‐一|入 ヽ、._ ｀ヽ、
/ ｌ '´厶ヘ ｣::::::ｒ一' / `'一 ｀ ハ
. / ｜｜ く ',:::{ / / ｌ/ ﾊ
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 722 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:06:37 ID:sVUi1ELQ
- ブリックス統合参謀本部。
＿ ,,... --─━━━─-- ...,, ＿
┌ ''_".￣,, ,, ;; ii ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ii ;; ,, ,,￣_｀ ` ' ┐
|ii ii ii ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ii ii|
|ll ll ll ll ii ii ii ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ｉ ii ii ii ll ll ll ll|
| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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__,,.. rrffi ､. | | | | | | | | | | [ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ| | | | | | | | | | | | |
_,,. rrffiｉl|l|ｉｉｉrｫｉｉｉｉｉiil:::.＼＿_,,,| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
, ィl|l|l|l|l|!!!!!ｉ|l|l|l|l|`iﾞl|l|l|l|::::::::.＼. | | | | | | | | | | [ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ| | | | | | | | | | | | |
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,ィｉl|l|!!!!!ｉ|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|::::::::::::::| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
|!!!!ｉｌ|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|::::::::::::::| | | | | | | | | | | [ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ[ｌ| | | | | | | | | | | | |
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￣|||||| 「|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|::::::::::::::| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
丁丁丁|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|::::::::::::::| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
- 723 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:06:50 ID:sVUi1ELQ
- ＿___
,､ '´:::::::::::::｀ヽ､
／,ｲｲ从仆彳´ヾ;:ヽ
,r';:,/ ゝ'ﾞ ヾ;＼
,ｲ::::,! ﾞi;:ヽ
i|::::::i} ＼ ,ｲ i::::i
{::::::,!,r'´ ､ゝy'´ l::::l
,!::::| ,r-‐､ ｀ﾄ _,,､-､ 「人
,ｲ,!::::i 'r'ﾆ･ﾝｲ｀イﾞ･ﾌァ ,}i ｲj 本日は良く集まってくれた。
i:::::::::::,! ,r'´ ﾞヾ ｀Y´ ,! ﾄ::::l
ヾ;:;:;:;:;:ﾄ､ ゝﾆﾆﾌ ,ｲﾄﾐ !
}k;:;:;:,| ｀ ｶ ｲ ,!;:;:i
, ｲ;:;:ｶ;:,! _,､ｪェェェｪ､_ ' ,ﾉﾞ:;:;i
,ｨｲ;:;:;:;:｀Y ´ "´￣ ｀ ｀ ,ゞj,:;:;l
iﾞ;:;:;:;:;:;:ゞi '´￣ ￣｀ ,ﾚ ,j;:;:;:;ﾄ
ヾ;:;:;:;:;:;:;:,ゞ､ ,i! ,yｲﾞ ﾚｲ ,{､:;:,!
ﾞ>;:;:;:;:ｲゞミｭ , イ _ ,ィ'´￣Yi:;ﾉ
ゝｲi´￣｀ーゝー'ｰ'ﾌ''´,ｨ'´ _,,ｨ i l
,!ヽ i}`ー-､｀ヾ | i´ ,r'´ ,ｲ |
_, イゞ､ Y`ｰ､_!､ | l ,/ '´ﾆｲ ゝィ-､＿
-'ｲ￣´_,､-‐'`ヾ､ゞ-､_j ,｀Y| | ﾉ _,,､ ﾉ, ｨ ｀ﾋ ｀Tｰ-､_
- 724 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:07:03 ID:sVUi1ELQ
- _.. -= ' ´ ￣ ` - .,_
,r'",,;; ,;;;; ,,;;; ,;;;;;;;;;;,,ヽ、
/ ;;;, ,, ,,,,,;;;;;;;;;;;;;; _ ;;;;;, ヽ
./;; r- ...,_＿ ,.. -y ヽ ￣`i ;;;;;;,,ヽ,
,i ;;; l / ﾉ ~l;'~ l ;;;;;;;;;; i
i ;;;; i _＿, ...、 ! ,.- ., _＿_ .v ;;;;;;;; l
!, ;; i'-,- '''ヾヽ ~`r' ー=-~` i r- ､i
ヽ､i 'rーu-,i l t'~"uー,. l,lr' ll いえいえ、本日は一体どういった用件です？
i, i ヽ､_,／,i ヽ, -'" ﾘ j i
i l :::. ..:::: ,/
l i_ ヽ ..:::::: r'"-.,_
i ..,_＿ ＿ _、 ::::::::: i ヾ＼~"ヽ
,._,-'"-' ~`二 '" :::::: ,y ,i ヽ,
~_.ヽ '' ..::: ,-'" i /i
_,.-=' /, ヽ、 ,.-' ,' ,r ,y l
- '" / i l丶,-ヽ- ='" ,' / ,' i
_､-''"´￣￣¨''ｰ､
､-'" ｀ヽ.
／ ﾞヽ
/ ﾞi
| |
/ , |
!、 i , i __ ,! それは閣下がこれから話されることだ。無礼であろう。
〉、∠ ＿＿ }! ,ｨ二, ﾚ′
〈`_ｦ ≡≦≡=- '" ﾒ-ｭ ﾘ
∨/ ` 二ﾞ- "" ,>ノ ｲ
l!'_,,≧: ,､-'' ｨﾞ_,､イ｢ﾞi
｢｢ミ`ﾆｰﾐ､ | ｢ /l! ﾞi
| !｀`ｰ ヽヾ ﾉ ﾉ ,／ｨﾘ |
j ﾋﾍ、_,..} ﾞY _､-" ､ｲ f.／ ﾄ､
!ﾀ_,N"lii;, _ﾉ-''"_､-''" ﾉ／ |. ＼
/ |.ﾄ-三ﾆ=_,ﾆ" :='／ .| ヽ、
/ ,'|.| ｢ ﾅ'ﾆﾆｨﾞ ,／ | `
' |.| ﾚ'__二ﾌ′ ｨ' |
- 725 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:07:18 ID:sVUi1ELQ
- _,.. .... 、
,.‐'" , ､ ｀ヽ、
,.'／｀:'-､ｊﾉ￣j＼＼
// ｀、ヽ
i i' ｀i |
| |,:'" ＼,. '" i |
j. |. _,.. ､,i | _,..., .| ,!、
.i ｊ.|. ´,-，ﾃ,L,.- ．, | i i 別に構わん。マ・クベ、説明してやってくれ。
l !, | ￣ﾌl_,.,!｀＝ ｊ .ｌ); |
ヽ; !､_ j !、 _,! ､,./.
ﾉ!ｊ ! ＾. ＾ ｢.〈 ,,ゝ.i
j,:' i --=＝‐- └l. l
j !. ‐'"~｀ '" メ j ､ゝ
ヽ, ｀;-!､_＿＿,メ_,!-‐';^i ﾉ‐'
'ｰ-..! ! ｀＝=.l.,=＝'' !! .|
!､゛'!三:､l _,:'三ｊ " _｣
｀＝==l==＝''""
,.-'""ﾞﾞ ‐'´￣￣｀ヽ
／ .＼
/ ＿ ＼
. ｒ' ,.r‐'"/ ,ｒ'"´ ヽ ヽ
/ j 〈. ヽ L_ .|
j i´ ｀i 〉 ｀ｰ､ .|
. | | V ｊ |
| !.´,Ξ=，r' ニ＝，_ ./ | 了解しました。本日、両提督に集まって貰ったのは
. | l ｀ニ´,'; ｀ニ´ （ ,! 我が軍の誇る可変戦闘機、VFー25メサイアのことです。
＼ !､ : j ,.ｊ. /
7 ﾞ; ｀r-ﾞ / ,.! 〈
ゝ .l _＿ __. ,.J ﾉ
＼ .!、 ｀ニ´ ゝ‐' /
く ヽ ヒ ノ
｀ｰ｀Ｔｰ-‐'" ｀Ｔ´
,.!､＿ ＿,...._,.-ｌﾞl
lﾌ,.-､ !､,.=＝,.J､ｌ
／/ :､ Ξヨ ,.ト、
マ・クベ大将（子爵）
ブリックス軍統合参謀本部次長
- 726 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:07:32 ID:sVUi1ELQ
-
γ ⌒ ~ ⌒ ヽ,
γ )
) ノ⌒ヽ、 (
（ ノ （（| ） 現在、スパルタニアンは全て退役し、VF-25への機種転換が行われております。
（ ろ ＿_,,i＿|） ( しかし、今後メサイアは第一連合艦隊だけを優先とし、他の艦隊にはVF-171EXを
（ ）, プ ﾍﾟ〈 ） 配備させることとなりました。
) ) 丶 」〉ｲ (´
（､,, _そ ｰ= { ﾉ
| ＼ ´_/
|ｲ￣拜|/ヽｌ
／ ｀丶、
/ ヽ
/ ',
l l
｜ l| l |
| l| ヾヽヽ l|〃, |
,⊥、 くL_ , -─‐- ､ ヽ l| l l/〃,__--､ l､ 何！ それは一体どういう事だ！
| lハ ∠ ￣．＼ ﾊV/ _ノ ．ヽ、`/ i
| ,ﾆ､i ,ﾆ `ﾆﾆ彡 ＞iヽ＾ヽ`ﾆ´-､ lﾉ｜
, -､／l｛ 〈_く ＾ ヽ-- ' r' | l｜ `ｰ '＾ ﾚ' |
／／/ ＼ヽ_ﾉ ＼ / ヾ | | 〉ﾘ
_, -‐ '／// ﾊ i | ／ └- 、l /_＼ /l∧＿
￣ ／ | | l∧_ﾉl ｜ / /￣_,￣_,ﾆ､_,､_｀V | l ﾞ､＿￣`ｰ─- ．__
-┬…' "￣| | | ﾊ | | l/ /{´+￣+￣+ ） l | l｜ ヽ ￣|｢¨ ' ｰ- ､_￣
l| // ｜ハ | ＼/ / ｀￣￣￣ ´ ｜l / | ｀、 |l |l￣
l| // ｜| ヽ＼ / l ´￣￣` 〉 | l ヽ.ﾆ!l−‐- ．__|l＿
l| = ＝// l ヽ ヽ ＼ ＼ /ﾍ、_／ l l/| ｀、￣¨ ' ｰ- ｌL._
¨ ￣￣// ∧ ＼ ＼ ` ￣l ｌ｜ V l| ヽ
// ＿l l、 ＼ ヽ_｣l＿L⊥⊥｣／ /| ヽ
// _,.．- ' ´ | |｀､ ﾄ＼ ｀丶､ ＿ ＿／ ,､ / :| ｢｀丶 ､ ｀､
// /┌┐l¨| |¨|｜｜ ＼ ﾄ､ `ｰ┐丶 | / ／// ::| | lヽ､ __｀丶、 ﾞ､
// l | ｜l.｜l. |｜｜ ＼` ｰ ＼l | l/ ／ .:::| | | |l l｢ l l| |
- 727 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:07:49 ID:sVUi1ELQ
-
／￣￣￣￣~＼
／ )
( ／) )＼ ）
| ／ (( ＼ ( 元々、VFシリーズは、老朽化したスパルタニアンの後継として想定され、
し |＿、)＿＿) ） VF-1バルキリーから、多くの機体が製造、試作されました。その結果、現在
| | ー| ー- ( ( メサイアが採用されたわけですが、それ以前の機体、特にVF-17以降の機体は
) ヽ レ / Ｊ ) 他国の機動兵器以上の性能を持ったモノもあります。
しi ー┘ しノ |
ヽ＿／ _,|
_,,. ..,,__
,.-‐':´:::::::::::::::::｀ヽ、
/:::;;-､_::_::::::::_::_::-､::ﾊ
l:::::i ' ﾞ|"´) ! ';::ﾊ
!::;',,.-､＿ ,,.-‐-､ ';/
〉l ´ ┰ﾞ ﾞ! '┰｀ y､ VF-19や、VF-22なんて、それこそ特殊任務機として派手に活用されて
{ !､ ｀ ´ | ｀ ´ ｲｿ いますからねえ。中には熱烈的にこの両機を愛用している者までいますし。
ヽl L i´
,,..ﾊ ＿＿ _ ﾊｰ、
,,､-'´:.:ﾊ 丶 ‐ ／ !:.:｀≧｡-､
,,..-f´-ﾟ‐´:.:.:.:.:.:.l ､ヽ、_ ／ i:.:.:.:.:.｀ｰ':.:L｀ヽ、.
／ﾞ〈"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|ヽ▽,〈;;;;;〉､▽/!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.7´::ヽ
/::::::::::ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ヽ' 「;;;i ｀",':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./::::::::::ﾊ
!::::::::::::::ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l]]| |;;;;;! ,'l]]:.:.:.:.:.:.:.:.:./::::::::::::::ﾊ
!:::::::::::::::::ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! l;;;;;;;| !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:::::::::::::::::::|
,':::::::::::::::::::::ヽ:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ!;;;;;;;」-´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:::::::::::::::::::::l
ﾉ-':::::::::::::::::::::ヽ:|＿:.:.:.:.:.:.:.:.,.‐´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:┌ヽﾉ::::::::::::::::::::::｀i
〉::::::::::::::::::::::::::::ﾞ| o├--――‐:.''':.´￣￣「| o |ヾ::::::::::::::::::::::::::!
/::::::::::::::::::::::::::／ヽ./:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:｀":.:.:ヾ::::::::::::::::::::::ﾊ
- 728 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:08:54 ID:sVUi1ELQ
- ＿___
,､ '´:::::::::::::｀ヽ､
／,ｲｲ从仆彳´ヾ;:ヽ
,r';:,/ ゝ'ﾞ ヾ;＼
,ｲ::::,! ﾞi;:ヽ
i|::::::i} ＼ ,ｲ i::::i
{::::::,!,r'´ ､ゝy'´ l::::l
,!::::| ,r-‐､ ｀ﾄ _,,､-､ 「人
,ｲ,!::::i 'r'ﾆ･ﾝｲ｀イﾞ･ﾌァ ,}i ｲj バルキリーの性能はブリタニア、フェルーシア、トリステインのKMF、ザクセンのMSや
i:::::::::::,! ,r'´ ﾞヾ ｀Y´ ,! ﾄ::::l マクベスのASなどに比べれば雲泥の差だ。特にASやKMFなどメサイアに劣るVF-17ですら、
ヾ;:;:;:;:;:ﾄ､ ゝﾆﾆﾌ ,ｲﾄﾐ ! 対処できる。ザクセンのMSも、ピンポイントバリアを標準装備したVF-19、22の敵ではない。
}k;:;:;:,| ｀ ｶ ｲ ,!;:;:i
, ｲ;:;:ｶ;:,! _,､ｪェェェｪ､_ ' ,ﾉﾞ:;:;i
,ｨｲ;:;:;:;:｀Y ´ "´￣ ｀ ｀ ,ゞj,:;:;l
iﾞ;:;:;:;:;:;:ゞi '´￣ ￣｀ ,ﾚ ,j;:;:;:;ﾄ
ヾ;:;:;:;:;:;:;:,ゞ､ ,i! ,yｲﾞ ﾚｲ ,{､:;:,!
ﾞ>;:;:;:;:ｲゞミｭ , イ _ ,ィ'´￣Yi:;ﾉ
ゝｲi´￣｀ーゝー'ｰ'ﾌ''´,ｨ'´ _,,ｨ i l
,!ヽ i}`ー-､｀ヾ | i´ ,r'´ ,ｲ |
_, イゞ､ Y`ｰ､_!､ | l ,/ '´ﾆｲ ゝィ-､＿
-'ｲ￣´_,､-‐'`ヾ､ゞ-､_j ,｀Y| | ﾉ _,,､ ﾉ, ｨ ｀ﾋ ｀Tｰ-､_
_.. ．- '' " ､￣｀`丶 ､_
／ , _ ゞ'´＾ ､ ｀ヽ
/ , // ｀ii‐、 ヽ :`、
ｌ, l ｌ i,',ｲ | ||::::i|1 || | ..:::::ｌ
|,'i | |从! || 〃::::ﾄ川リ::::::::::::| そこで、新たに再設計されたVF-171ナイトメアプラスを改良した、
!j ﾚ-'- ､ _,.....､､ｊｊｊ,ﾉ!、:::::::::::! VF-171EXを、捨てるには惜しいということで、第一連合艦隊以外の
V rセｧﾞ, ':::::(ケｔ､:::::::|::ゞ::::::l::ｊ 艦隊へと配備することが決定しました。
ｆ{ ` ´ ｌ .:: ` ` ´ ::::::::ﾚ'´ﾞi:::|:ﾉ
| l / .:::: .::,r'::〈〈 |::ｊﾉ
`>! ヽ::〟 ::::':::ｒ'´ ノｲ ` ‐ ．、_
_.. - '' " ｊ.! ｰ＝-- :::::::斤'´}ﾙi i ` ‐ 、
_．'' ´ _ / ', ` '''''' .:/:::|:::/ __ | ` ' ｰ､,
/!-ｰ'''¨ 〇） ,' |.ヽ :／:::::|:/ ,'ﾛｊ ｌ ／｀`丶、
/ | _,,､‐' ´ ,' | ` ''''''''''''´,.-ﾝ／ / ﾛ, 1 / ヽ
/ !´ |、 |／⌒`'',ラ'´.......|＼ ＼/ ,' / ﾞi
,' | } ヽ { 礀'´ .....| ＼ / / |
{ ! ヽ ∧＼ ヽ ........| ヽ / ,' |
- 729 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:09:55 ID:sVUi1ELQ
- マ・クベ VF-171EXは、特殊任務機として設計されたVF-17を量産用に新設計したVF-171を、
さらに改良した機体です。ピンポイントバリアだけでなく、武装も大幅に強化されております。
故に、捨てるには惜しいという事になったのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
il｀ヽ
__ .__,,,,,ij |
__,,,｡r+ .lｒ''''´i l
r-‐i''''¨¨´ __,,,,｡j .l .l __j _,,_
ヒ´,,｡r',+iゝ'''¨´,,,｡r-j,,jーr‐'''¨¨´ .i＿_ _,,r'''´ _,,lr-､
_,､r-‐''¨´__,,i,,,｡｡iir'-'¨７´＿ _,r7' __,,,,,,,_i＿_ヽ <''´L,,,r''´ ,L
ゝ-ー'''¨´ i_,,r-''¨´_,,r'´/_,,,｡r'´_,,rェェ､ ｀）＼i L_,,,r''´ ﾉ
／｀r--r'''´_∠-'-.､-''´-ｧ''´¨) ）'´ _／.＼ 〈 _,,r''´l
.i i ,r!‐f´､ヽ ヽ, / ／∠__,,ri'´ _,> 〈 _,,r'´
!､_,r''´ , iヽ! i,_,r''´ ｀i,___,,,,r''´ヽ-''｀/
,,r< ﾉ¨_,,入 r'´ 〉 |,／ ￣￣｀¨'''ー- ､,_
_,,rr'´ ゝ_,,,,r=''"´ _ムr'i｀ヽ.､_ __,,r' ﾉ ｀¨''ヽ､
, r ',r'´ェェ＝r''´ ／ ,r'｀.ヽ.､_｀l￣__ム---ー┼＿＿,,,,,,,,,,｡｡｡r----ーー'''''¨´ヽ
, r ' ■ ,,rーァ７三三三三7 |￣___l_,,,,,,｡｡r-┴──┬┬┬┬─┬''''''77¨¨´
, r ', ■ _,,r'´ _,, rｧ/三三三三7 ≡≡ｺー''''¨¨´ // ∪ !：・： i! //
,:r'.,:r' ,,r '´ ,,r '´ ￣￣￣￣￣￣￣￣ " ｀ヽ'¨´ "
.／／ _,r '´ _,,r'´
／／ _,,r '´ _,r'´
, ', '´ _,, r ´｡・,ﾟ,r '´
,〃 _,,r '.´ _,, r ' ´
/'_,,､r ''_´,, r '' ´
￣¨￣
VF-171EX
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 730 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:10:13 ID:sVUi1ELQ
- _､-''"´￣￣¨''ｰ､
､-'" ｀ヽ.
／ ﾞヽ
/ ﾞi
| |
/ , |
!、 i , i __ ,!
〉、∠ ＿＿ }! ,ｨ二, ﾚ′ しかし、宇宙艦隊司令長官たる私は何も聞かされていない
〈`_ｦ ≡≦≡=- '" ﾒ-ｭ ﾘ というのは一体どういう事です！
∨/ ` 二ﾞ- "" ,>ノ ｲ
l!'_,,≧: ,､-'' ｨﾞ_,､イ｢ﾞi
｢｢ミ`ﾆｰﾐ､ | U ｢ /l! ﾞi
| !｀`ｰ ヽヾ ﾉ ﾉ ,／ｨﾘ |
j ﾋﾍ、_,..} ﾞY _､-" ､ｲ f.／ ﾄ､
!ﾀ_,N"lii;, _ﾉ-''"_､-''" ﾉ／ |. ＼
/ |.ﾄ-三ﾆ=_,ﾆ" :='／ .| ヽ、
/ ,'|.| ｢ ﾅ'ﾆﾆｨﾞ ,／ | `
' |.| ﾚ'__二ﾌ′ ｨ' |
＿___
,､ '´:::::::::::::｀ヽ､
／,ｲｲ从仆彳´ヾ;:ヽ
,r';:,/ ゝ'ﾞ ヾ;＼
,ｲ::::,! ﾞi;:ヽ
i|::::::i} ＼ ,ｲ i::::i
{::::::,!,r'´ ､ゝy'´ l::::l
,!::::| ,r-‐､ ｀ﾄ _,,､-､ 「人
,ｲ,!::::i 'r'ﾆ･ﾝｲ｀イﾞ･ﾌァ ,}i ｲj 貴官だけじゃない。俺も寝耳に水だった。何しろこれは、兄上の鶴の一声
i:::::::::::,! ,r'´ ﾞヾ ｀Y´ ,! ﾄ::::l だからな。だが、VF-171EXは捨てるには惜しい機体であるし、低コストだ。
ヾ;:;:;:;:;:ﾄ､ ゝﾆﾆﾌ ,ｲﾄﾐ ! 筋そのものは通っているから、俺も同意した。
, ｲ;:;:ｶ;:,! _,､ｪェェェｪ､_ ' ,ﾉﾞ:;:;i
,ｨｲ;:;:;:;:｀Y ´ "´￣ ｀ ｀ ,ゞj,:;:;l
iﾞ;:;:;:;:;:;:ゞi '´￣ ￣｀ ,ﾚ ,j;:;:;:;ﾄ
ヾ;:;:;:;:;:;:;:,ゞ､ ,i! ,yｲﾞ ﾚｲ ,{､:;:,!
ﾞ>;:;:;:;:ｲゞミｭ , イ _ ,ィ'´￣Yi:;ﾉ
ゝｲi´￣｀ーゝー'ｰ'ﾌ''´,ｨ'´ _,,ｨ i l
,!ヽ i}`ー-､｀ヾ | i´ ,r'´ ,ｲ |
_, イゞ､ Y`ｰ､_!､ | l ,/ '´ﾆｲ ゝィ-､＿
-'ｲ￣´_,､-‐'`ヾ､ゞ-､_j ,｀Y| | ﾉ _,,､ ﾉ, ｨ ｀ﾋ ｀Tｰ-､_
- 731 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:10:30 ID:sVUi1ELQ
- ／ ｀丶、
/ ヽ
/ ',
l l
｜ l| l |
| l| ヾヽヽ l|〃, |
,⊥、 くL_ , -─‐- ､ ヽ l| l l/〃,__--､ l､
| lハ ∠ ￣．＼ ﾊV/ _ノ ．ヽ、`/ i だ、大臣閣下の決定ですか。分かりました、依存はありません。
| ,ﾆ､i ,ﾆ `ﾆﾆ彡 ＞iヽ＾ヽ`ﾆ´-､ lﾉ｜ （閣下の決定には逆らえん）
, -､／l｛ 〈_く ＾ ヽ-- ' r' | l｜ `ｰ '＾ ﾚ' |
／／/ ＼ヽ_ﾉ ＼ / ヾ | | 〉ﾘ
_, -‐ '／// ﾊ i | ／ └- 、l /_＼U /l∧＿
￣ ／ | | l∧_ﾉl ｜ / /￣_,￣_,ﾆ､_,､_｀V | l ﾞ､＿￣`ｰ─- ．__
-┬…' "￣| | | ﾊ | | l/ /{´+￣+￣+ ） l | l｜ ヽ ￣|｢¨ ' ｰ- ､_￣
l| // ｜ハ | ＼/ / ｀￣￣￣ ´ ｜l / | ｀、 |l |l￣
l| // ｜| ヽ＼ / l ´￣￣` 〉 | l ヽ.ﾆ!l−‐- ．__|l＿
l| = ＝// l ヽ ヽ ＼ ＼ /ﾍ、_／ l l/| ｀、￣¨ ' ｰ- ｌL._
¨ ￣￣// ∧ ＼ ＼ ` ￣l ｌ｜ V l| ヽ
// ＿l l、 ＼ ヽ_｣l＿L⊥⊥｣／ /| ヽ
// _,.．- ' ´ | |｀､ ﾄ＼ ｀丶､ ＿ ＿／ ,､ / :| ｢｀丶 ､ ｀､
// /┌┐l¨| |¨|｜｜ ＼ ﾄ､ `ｰ┐丶 | / ／// ::| | lヽ､ __｀丶、 ﾞ､
// l | ｜l.｜l. |｜｜ ＼` ｰ ＼l | l/ ／ .:::| | | |l l｢ l l| |
,ゝ:;:ｌ´ i::::::::::::::::::::::::::::::::::i
'´ /l （ ヽ､::::::::::::::::::::::::::::::l
! | ヽｰ‐-‐ ｀i:::::::;;::::::::::::::::::l （大臣だけじゃない、おそらくマ・クベ大将の意向も入っているだろうな。
ｌ !:/´｀ヽ:::::::::::::| 何しろ、元々、VF-171の制定を押していたのはマ・クベ大将だし）
ｌ ﾐ＝-‐' ,' ｌ::::::::::::/
ｌ i ｰ-‐'ヾ:::::::く
「 ' 〉;;;,-‐L
ヽ-┬┬ ' > .／く ＼
ゝ┴┴ ' ,／ ヽ､
ヽ_＿,,,..-‐ '´ / | ヽ-‐ '´
- 732 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:10:53 ID:sVUi1ELQ
- ＿
,／´:::::::｀ヽ､
／::::::::::: ,. -‐ - ､_
/:::::::: ,,.-':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:｀ヽ ,,..-
/::::::: 〃"つ,'ヾ､_:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;｀ヽ ／´:::::::
／::::::::: ／,,、{、 ｀ヾ､:;:;:;:;:;:;:;:;:｀ヽ／ :::::::::::::
／:::::::: ,.ノ ,. ､ヾ:､ 〉:;:;:;:;:;:;:;／ ::::::::::::::::::::
／:::: ,..-'´ ' /'ヽl l::! ／:;:;:;:;:;:;／ ::::::::::::::::::::::::::
／ /: 〈_ ｰ ´ ﾞ ／:;:;:;:;:;:／ :::::::::::::::::::::::::::::::: （実際、メサイアはギリギリで今回のコンペに間に合ったしね。基本性能と
/ ／:: ／ }:;:;:;:;／ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 熱核バーストエンジンとの折り合いが、なかなか付かなかったからな。だが、
,〃::::::: }-､ ﾉ:;／ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: スペックはVF-171よりも上だし、改修型のEXもオズマ大佐らに言わせれば
,〃:::::::: / ｒ'´ ,.〃´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「間に合わせ」の機体らしいしね）
／:::::,／/ ／::／ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/::: ／::: （ ,､ ,.／::／ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/: ／:::::::: __〕､/ノ＼,,..-‐'"':::／ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/: /::,,.-="´ｰ"-'r‐ｖ´:::／ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
,..-┴'"二,､＿,,ノ＝ｰﾌ:{:::::i ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_.. -= ' ´ ￣ ` - .,_
,r'",,;; ,;;;; ,,;;; ,;;;;;;;;;;,,ヽ、
/ ;;;, ,, ,,,,,;;;;;;;;;;;;;; _ ;;;;;, ヽ
./;; r- ...,_＿ ,.. -y ヽ ￣`i ;;;;;;,,ヽ,
,i ;;; l / ﾉ ~l;'~ l ;;;;;;;;;; i
i ;;;; i _＿, ...、 ! ,.- ., _＿_ .v ;;;;;;;; l
!, ;; i'-,- '''ヾヽ ~`r' ー=-~` i r- ､i （しかし、他国の機動兵器を相手にするにはVF-171クラスで十分だ。
ヽ､i 'rーu-,i l t'~"uー,. l,lr' ll それにこっちにはジンクスもある。ジンクスと組み合わせれば、
i, i ヽ､_,／,i ヽ, -'" ﾘ j i 十分、他国にとっては脅威だろう）
i l :::. ..:::: ,/
l i_ ヽ ..:::::: r'"-.,_
i ..,_＿ ＿ _、 ::::::::: i ヾ＼~"ヽ
,._,-'"-' ~`二 '" :::::: ,y ,i ヽ,
~_.ヽ '' ..::: ,-'" i /i
_,.-=' /, ヽ、 ,.-' ,' ,r ,y l
- '" / i l丶,-ヽ- ='" ,' / ,' i
- 733 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:11:11 ID:sVUi1ELQ
-
,ゝ:;:ｌ´ i::::::::::::::::::::::::::::::::::i
'´ /l （ ヽ､::::::::::::::::::::::::::::::l
! | ヽｰ‐-‐ ｀i:::::::;;::::::::::::::::::l
ｌ !:/´｀ヽ:::::::::::::| （しかし「艦隊の均一化」を望むデラーズ元帥にしてみれば、
ｌ ﾐ＝-‐' ,' ｌ::::::::::::/ ミソを付けられたみたいで面白くないだろうね。まあ、第一連合艦隊
ｌ i ｰ-‐'ヾ:::::::く にはあんまり関係ない話だし、どうでもいいや）
「 ' 〉;;;,-‐L
ヽ-┬┬ ' > .／く ＼
ゝ┴┴ ' ,／ ヽ､
ヽ_＿,,,..-‐ '´ / | ヽ-‐ '´
＿___
,､ '´:::::::::::::｀ヽ､
／,ｲｲ从仆彳´ヾ;:ヽ
,r';:,/ ゝ'ﾞ ヾ;＼
,ｲ::::,! ﾞi;:ヽ
i|::::::i} ＼ ,ｲ i::::i
{::::::,!,r'´ ､ゝy'´ l::::l
,!::::| ,r-‐､ ｀ﾄ _,,､-､ 「人
,ｲ,!::::i 'r'ﾆ･ﾝｲ｀イﾞ･ﾌァ ,}i ｲj
i:::::::::::,! ,r'´ ﾞヾ ｀Y´ ,! ﾄ::::l 本日の用件は以上だ。苦労をかけたな。
ヾ;:;:;:;:;:ﾄ､ ゝﾆﾆﾌ ,ｲﾄﾐ !
}k;:;:;:,| ｀ ｶ ｲ ,!;:;:i
, ｲ;:;:ｶ;:,! _,､ｪェェェｪ､_ ' ,ﾉﾞ:;:;i
,ｨｲ;:;:;:;:｀Y ´ "´￣ ｀ ｀ ,ゞj,:;:;l
iﾞ;:;:;:;:;:;:ゞi '´￣ ￣｀ ,ﾚ ,j;:;:;:;ﾄ
ヾ;:;:;:;:;:;:;:,ゞ､ ,i! ,yｲﾞ ﾚｲ ,{､:;:,!
ﾞ>;:;:;:;:ｲゞミｭ , イ _ ,ィ'´￣Yi:;ﾉ
ゝｲi´￣｀ーゝー'ｰ'ﾌ''´,ｨ'´ _,,ｨ i l
,!ヽ i}`ー-､｀ヾ | i´ ,r'´ ,ｲ |
_, イゞ､ Y`ｰ､_!､ | l ,/ '´ﾆｲ ゝィ-､＿
-'ｲ￣´_,､-‐'`ヾ､ゞ-､_j ,｀Y| | ﾉ _,,､ ﾉ, ｨ ｀ﾋ ｀Tｰ-､_
- 734 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:11:27 ID:sVUi1ELQ
- _､-''"´￣￣¨''ｰ､
､-'" ｀ヽ.
／ ﾞヽ
/ ﾞi
| |
/ , |
!、 i , i __ ,!
〉、∠ ＿＿ }! ,ｨ二, ﾚ′
〈`_ｦ ≡≦≡=- '" ﾒ-ｭ ﾘ
∨/ ` 二ﾞ- "" ,>ノ ｲ いえ、それでは失礼します。
l!'_,,≧: ,､-'' ｨﾞ_,､イ｢ﾞi
｢｢ミ`ﾆｰﾐ､ | ｢ /l! ﾞi （マ・クベめ、余計な事を大臣に吹き込みおって！）
| !｀`ｰ ヽヾ ﾉ ﾉ ,／ｨﾘ |
j ﾋﾍ、_,..} ﾞY _､-" ､ｲ f.／ ﾄ､
!ﾀ_,N"lii;, _ﾉ-''"_､-''" ﾉ／ |. ＼
/ |.ﾄ-三ﾆ=_,ﾆ" :='／ .| ヽ、
/ ,'|.| ｢ ﾅ'ﾆﾆｨﾞ ,／ | `
' |.| ﾚ'__二ﾌ′ ｨ' |
_.. -= ' ´ ￣ ` - .,_
,r'",,;; ,;;;; ,,;;; ,;;;;;;;;;;,,ヽ、
/ ;;;, ,, ,,,,,;;;;;;;;;;;;;; _ ;;;;;, ヽ
./;; r- ...,_＿ ,.. -y ヽ ￣`i ;;;;;;,,ヽ,
,i ;;; l / ﾉ ~l;'~ l ;;;;;;;;;; i
i ;;;; i _＿, ...、 ! ,.- ., _＿_ .v ;;;;;;;; l それでは私も失礼します。
!, ;; i'-,- '''ヾヽ ~`r' ー=-~` i r- ､i
ヽ､i 'rーu-,i l t'~"uー,. l,lr' ll
i, i ヽ､_,／,i ヽ, -'" ﾘ j i
i l :::. ..:::: ,/
l i_ ヽ ..:::::: r'"-.,_
i ..,_＿ ＿ _、 ::::::::: i ヾ＼~"ヽ
,._,-'"-' ~`二 '" :::::: ,y ,i ヽ,
~_.ヽ '' ..::: ,-'" i /i
_,.-=' /, ヽ、 ,.-' ,' ,r ,y l
- '" / i l丶,-ヽ- ='" ,' / ,' i
- 735 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:11:46 ID:sVUi1ELQ
- パタン
_,.. .... 、
,.‐'" , ､ ｀ヽ、
,.'／｀:'-､ｊﾉ￣j＼＼
// ｀、ヽ
i i' ｀i |
| |,:'" ＼,. '" i |
j. |. _,.. ､,i | _,..., .| ,!、
.i ｊ.|. ´,-，ﾃ,L,.- ．, | i i やれやれ、兄上の朝令暮改も困ったものだな。
l !, | ￣ﾌl_,.,!｀＝ ｊ .ｌ); | だが、筋は通っている。他国に比べれば、我が国の
ヽ; !､_ j !、 _,! ､,./. 機動兵器は優秀だからな。
ﾉ!ｊ ! ＾. ＾ ｢.〈 ,,ゝ.i
j,:' i --=＝‐- └l. l
j !. ‐'"~｀ '" メ j ､ゝ
ヽ, ｀;-!､_＿＿,メ_,!-‐';^i ﾉ‐'
'ｰ-..! ! ｀＝=.l.,=＝'' !! .|
!､゛'!三:､l _,:'三ｊ " _｣
｀＝==l==＝''""
__,,,,,..､､､､､.,_
,､-''" ` `''-､
／ ｼ`- ヽ-:､
. /,ｲ , 〃ﾚｲ/ ffｲl ｨﾞ~｀ヾ,ヽ, ､ﾐヽ
,iﾞ ｨｨ', ' |l,ﾘ|l |ﾚﾞﾘﾞl!'v| i |、 ）N
| ,/,/ 〉ﾍﾞ-─-､,,,,, ﾉ ﾞﾘ ﾘﾘ
ﾞ!;'/r-､ ,/ ﾍｺ"ﾝ冫 .ｨr=､-ﾉ''ﾞ '
} （ ^i,V l｀ '' .i′ しかし、前もってデラーズ元帥に話を通しておいた方が
l ﾞ!`ﾞi ヽ ,': l ,l 良かったのでは？
ヽ､〕ｰ'i ' ｰｯ'' /
,! ',ﾞ: ｰ─-- ./
,ｨ:( ', ＼ """ /
,/ ヽ`'-､,｣_ `'-､,_ /
＿,／ ＼ ｀''ｪ‐-､`ーr‐'′
ﾞi, ＼ ﾊ ￣｀´ヽ
l, _,＼l｣ ヽ ヽ lﾞヽ_
_,,L､-┬''" `ヽ、 ｀ ） ＼`''ｰ-､_
ﾞ￣ l `・、 ノ-─r`ゝ、
| >'ﾞ ﾞi, ｀
- 736 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:12:05 ID:sVUi1ELQ
- （(（(（(（(（(（(（(（(（(（(
| | ＼
| Ｖ へ ｜
/ へ（_（／ 〉 ｝｝｝
＼´￣・| | ﾉ￣・ヽ ｝｝｝っ）
／ ￣ 「 」＼￣￣ > ｛｛｛ζ/ 構わん。あいつは所詮、兄上の腰巾着だ。それに二年前、
＼ | ｛｛｛|／） あいつが無駄に艦隊をいじくり回した結果、グリマルディでは
| -￣￣＼ ~~|（（（ 苦戦を強いられたんだぞ。
| ） / メ |ノ丿）
| ￣￣￣ メ ／ ノ丿））
＼| ⌒ ／ 丿ノ）））
（＿（＿＿）― 丿ノノ ）））
/
／, ーﾐ、 , ＼
/／ lﾊ｛ , / ,ｒ .ｨ从ハ ﾞi
〃 八{ル'ｊ/ ´ ! !
/ﾉ ,{_,／ ｀ ｕ } {
//ｒ'ｊｒ'ﾞ 、 , Ｖ !
!7´ {､ ﾞﾒ-+､( ﾐ ！
ｒぃ{ --､_ ヽｰｧ'^ _ i'⌒ヽ} ,ﾞ 本来なら、グリマルディにはもう一個艦隊を置いて、
ぃ ﾞL ､＿'､ 、` ／,ｒ _ =-ｖ { 〈、 二個艦隊で防衛を行うはずだった。しかし、あの禿は
ｒ ､__ノ}ｒｿ７ ヽ'='ﾞﾐ､〉（ ノ_ｒ=ｩ≪, _ /〃ﾞヽ その計画を変更し、一個艦隊のみを駐留させていた。
{廴＿__ｱ { {,〈 `ー'ﾞ 「` ｒ_（`ー'´ ミ 〉{ ｲ ハそのおかげで、ガルマは死んでしまったんだ。
-‐ミ‐ _ ｀ｊ ハ } ﾉ ￣ ,/ ﾘ / ミｔ_
__ ´ ´ﾌ´ イ///ﾊ{ 〉 └《__ ,.」 ｒ‐'{{！ 'ﾞ ≪__,,
⌒i '´ ノﾍ小l丿/ __ （￣ Lｙ ,ツ7 いｰ≦ｘ､_
ｌ ｊ ハ！ { '⌒こー---―ｘ､ ､ﾒ ´ｊハ !、ｖﾞ ｰ
_ﾝ {{ F ‘､ ､＿_￣￣￣ /｀ / /ﾘ 小｀}
|| lハ 丶 ￣｀ ｲ トV７
こ二二 ヽ || ＼ヽ{ __ｊ､_,ｒ ﾐ, 彡ｿｺﾉ //
＼＼ ぃ 〈＼ ､ヽ ＿＿____ノ´彡'´ ,__//
丶 ー `､､ ﾄ､ ヽ＼`ァ,二 ,. ィ ノ ／／
､ ￣＼ 、 ヾ､＼ └┘| {＿/ ﾆﾉ ／／／ ／ ,
ヽ ､ ヽ ＼＼ | ＿_彡 ﾞ´／／ , ､ ／
- 737 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:12:23 ID:sVUi1ELQ
- _,.. .... 、
,.‐'" , ､ ｀ヽ、
,.'／｀:'-､ｊﾉ￣j＼＼
// ｀、ヽ
i i' ｀i |
| |,:'" ＼,. '" i |
j. |. _,.. ､,i | _,..., .| ,!、
.i ｊ.|. ´,-，ﾃ,L,.- ．, | i i 今考えれば、あいつを艦隊司令官にするのは早すぎた。
l !, | ￣ﾌl_,.,!｀＝ ｊ .ｌ); | しかし、兄上やデラーズが無駄にあいつを甘やかし、ろくな
ヽ; !､_ j !、 _,! ､,./. 経験も踏ませなかったからこそ、あいつはグリマルディにて
ﾉ!ｊ ! ＾. ＾ ｢.〈 ,,ゝ.i あのような失態を行ったのだ。
j,:' i --=＝‐- └l. l
j !. ‐'"~｀ '" メ j ､ゝ
ヽ, ｀;-!､_＿＿,メ_,!-‐';^i ﾉ‐'
'ｰ-..! ! ｀＝=.l.,=＝'' !! .|
!､゛'!三:､l _,:'三ｊ " _｣
｀＝==l==＝''""
,.､-‥''''"ﾄ− ､_
/ . ..:.::;:;;;＼
! r'´~Yヽ.:.::;:;ヽ
,!iｌ;| l:! l ||| ::: { !从::;:;}
{ｊ人 .i,,_从! ＿ }ﾉﾉ
〉＾〕¨iﾃｙ ｉ ｒﾃｙ~ｒ＾ﾘ そのことについては、大変残念でした。
ヽ〈 ￣ | :::￣:::::ｊノ
`! `ｰ' :::;ｆ
r'j ''二''::::::::/!~!
_,,,.､-―T'''ヽ(＼ :::::::／:ﾉﾉ｀`,,,-、＿
ィ''"￣;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;lﾍY`┬ｬく ｒ'´;/8/;;;/;;;;;;;;;;ﾞ'.ー-、_
／;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＿_,.ヽ;/;;;||: ｌ ｌﾊ j`､;;¨/-､_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;八
/;;;;;;;;;_,,,.-―''''"７ /_」;;ヽ;;;;ヽ＿＿/;;;;;;;V_ `''ｰ- ､,_;;;;;/;;;;;`、
|;;;;;;;;;;;;|_,,,.-―''''"￣;;;;;;;;「Ｏ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ｰ-、,_ ￣ｊ;;;;;;;;;;}
「ヽ;;;;;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ｰ/;;;;;;;;;;;;!
ｌ;;;;;;;ii,;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;ｉｉ;〕
∧;;;;;;''ii,,;;;ｌｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ll;;;;;;ii'';;;;;;;ｌ
/;;;;;;;;;;;;;;;''ii,,ｌｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;Ｏ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ll;;;iii;;;;;;;;;;;;;;ｌ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{三ヨ;;;;;;;;;;;;;;;;;lllii'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ
i';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;iiii;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ
- 738 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:12:39 ID:sVUi1ELQ
- ／ ヾ
i ヾ
./ ...,, iヾ, i
/ ゞ,i 《 __;:"~ﾉ,ﾉ ""'`＼:: ,,. i
| ,∧(" 《 ( ヽi" " ~ヾ, i
ヽ,( ヾ ヾヾ , "`; |
| i ／ `i ）: ,|
| | ／ ﾐ ,/::::: |
,丿,., v:" ,,ゝ~”"`＼ ,i ヽ:::: i 気にするな。それに卿の従弟が奮戦してくれたからこそ、
,/,,-"'ヾ ゞ; ",,,,, ` / ,）: ,i グリマルディは守り抜くことができた。その事については
,i ,";"`_ヾi ヾ,"ノ" o "`) /::: , へ i 礼を言わせて貰うぞ。
i "< ~o_/" ; `=~"''''~" ,/:::: ／ " `i
.ヾ ~ "丿 `ヾ,,__,,.. ヾ, i ,ヘ , i
/ ,,／/ i i:: i / /
.| ,, i"" ヾ ,／ |::: i <~ i
i (（,, ,ゝ;._,,ノ ヾ /:: i ヾ/,
,i " "~丿 " ヾ ,,,／:: ,i / ヾ
ﾍ < ,,,,,..........,,,,,,,,,.,,ゞ.---- "ﾍヾ`iζ: ｿ__ソ ヾ
i ,`i""___;:._______,,,,ゝ------=,/ ,iξ ,,i::::: ,, ﾉ
i ("ゝ--------:::::....______,....／ 丿ξ"" /i i i:::: .,ヾ
i ヽ,,;;;;;;:::,.........,, ξ,,,,／丿" i:::::: ＼
丿 `;:::::=-'" ｿ, i ~ i:::::::: ＼
ﾍ,/ ＼ / ~ i 丿ﾉi::::: ,）
/ ヾ,,／ヾ ,,.___ソ " 丿_ﾉi:: /
,i ／`; ／:: .,／ "~~ j::,ii::: ,,/
,i.,,_ ,,/::""／ _ノノ/::: ,ﾉi i
／ ``i"'`;::::::::;;;;;:===＝``` ／ __,;;;;;;""~~ ／,,,ノ ,i i
／ ヾ i _,,..... __.,,,,,,,,ゞ;:::~~ "~~ "
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- 739 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:12:51 ID:sVUi1ELQ
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_.. ．- '' " ､￣｀`丶 ､_
／ , _ ゞ'´＾ ､ ｀ヽ
/ , // ｀ii‐、 ヽ :`、
ｌ, l ｌ i,',ｲ | ||::::i|1 || | ..:::::ｌ
|,'i | |从! || 〃::::ﾄ川リ::::::::::::| もったいないお言葉です。それでは失礼します。
!j ﾚ-'- ､ _,.....､､ｊｊｊ,ﾉ!、:::::::::::!
V rセｧﾞ, ':::::(ケｔ､:::::::|::ゞ::::::l::ｊ
ｆ{ ` ´ ｌ .:: ` ` ´ ::::::::ﾚ'´ﾞi:::|:ﾉ
| l / .:::: .::,r'::〈〈 |::ｊﾉ
`>! ヽ::〟 ::::':::ｒ'´ ノｲ ` ‐ ．、_
_.. - '' " ｊ.! ｰ＝-- :::::::斤'´}ﾙi i ` ‐ 、
_．'' ´ _ / ', ` '''''' .:/:::|:::/ __ | ` ' ｰ､,
/!-ｰ'''¨ 〇） ,' |.ヽ :／:::::|:/ ,'ﾛｊ ｌ ／｀`丶、
/ | _,,､‐' ´ ,' | ` ''''''''''''´,.-ﾝ／ / ﾛ, 1 / ヽ
/ !´ |、 |／⌒`'',ラ'´.......|＼ ＼/ ,' / ﾞi
,' | } ヽ { 礀'´ .....| ＼ / / |
{ ! ヽ ∧＼ ヽ ........| ヽ / ,' |
／￣￣￣￣~＼
／ )
( ／) )＼ ）
| ／ (( ＼ ( 私も、失礼させて頂きます。
し |＿、)＿＿) ）
| | ー| ー- ( (
) ヽ レ / Ｊ )
しi ー┘ しノ |
ヽ＿／ _,|
- 740 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:13:07 ID:sVUi1ELQ
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
__,,,,,..､､､､､.,_
,､-''" ` `''-､
／ ｼ`- ヽ-:､
. /,ｲ , 〃ﾚｲ/ ffｲl ｨﾞ~｀ヾ,ヽ, ､ﾐヽ
,iﾞ ｨｨ', ' |l,ﾘ|l |ﾚﾞﾘﾞl!'v| i |、 ）N
| ,/,/ 〉ﾍﾞ-─-､,,,,, ﾉ ﾞﾘ ﾘﾘ
ﾞ!;'/r-､ ,/ ﾍｺ"ﾝ冫 .ｨr=､-ﾉ''ﾞ '
} （ ^i,V l｀ '' .i′ しかし良いのか？ VF-171EXを他の艦隊に正式配備させるなんて？
l ﾞ!`ﾞi ヽ ,': l ,l
ヽ､〕ｰ'i ' ｰｯ'' /
,! ',ﾞ: ｰ─-- ./
,ｨ:( ', ＼ """ /
,/ ヽ`'-､,｣_ `'-､,_ /
＿,／ ＼ ｀''ｪ‐-､`ーr‐'′
ﾞi, ＼ ﾊ ￣｀´ヽ
l, _,＼l｣ ヽ ヽ lﾞヽ_
_,,L､-┬''" `ヽ、 ｀ ） ＼`''ｰ-､_
ﾞ￣ l `・、 ノ-─r`ゝ、
| >'ﾞ ﾞi, ｀
- 741 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:13:24 ID:sVUi1ELQ
-
,.-'""ﾞﾞ ‐'´￣￣｀ヽ
／ .＼
/ ＿ ＼
. ｒ' ,.r‐'"/ ,ｒ'"´ ヽ ヽ
/ j 〈. ヽ L_ .|
j i´ ｀i 〉 ｀ｰ､ .|
. | | V ｊ | 君も同意してくれたはずだぞ。何しろ、VF-171はあのコストで
| !.´,Ξ=，r' ニ＝，_ ./ | あの性能だ。それに我が軍にはジンクスもある。数もそろえやすく、
. | l ｀ニ´,'; ｀ニ´ （ ,! 他国への対処も容易だ。
＼ !､ : j ,.ｊ. /
7 ﾞ; ｀r-ﾞ / ,.! 〈
ゝ .l _＿ __. ,.J ﾉ
＼ .!、 ｀ニ´ ゝ‐' /
く ヽ ヒ ノ
｀ｰ｀Ｔｰ-‐'" ｀Ｔ´
,.!､＿ ＿,...._,.-ｌﾞl
lﾌ,.-､ !､,.=＝,.J､ｌ
_.. ．- '' " ､￣｀`丶 ､_
／ , _ ゞ'´＾ ､ ｀ヽ
/ , // ｀ii‐、 ヽ :`、
ｌ, l ｌ i,',ｲ | ||::::i|1 || | ..:::::ｌ
|,'i | |从! || 〃::::ﾄ川リ::::::::::::|
!j ﾚ-'- ､ _,.....､､ｊｊｊ,ﾉ!、:::::::::::! それはそうだがな、一応お前さんも大臣閣下の薫陶厚い人物だろ？
V rセｧﾞ, ':::::(ケｔ､:::::::|::ゞ::::::l::ｊ それが良いのか。あんな態度をとって。
ｆ{ ` ´ ｌ .:: ` ` ´ ::::::::ﾚ'´ﾞi:::|:ﾉ
| l / .:::: .::,r'::〈〈 |::ｊﾉ
`>! ヽ::〟 ::::':::ｒ'´ ノｲ ` ‐ ．、_
_.. - '' " ｊ.! ｰ＝-- :::::::斤'´}ﾙi i ` ‐ 、
_．'' ´ _ / ', ` '''''' .:/:::|:::/ __ | ` ' ｰ､,
/!-ｰ'''¨ 〇） ,' |.ヽ :／:::::|:/ ,'ﾛｊ ｌ ／｀`丶、
/ | _,,､‐' ´ ,' | ` ''''''''''''´,.-ﾝ／ / ﾛ, 1 / ヽ
/ !´ |、 |／⌒`'',ラ'´.......|＼ ＼/ ,' / ﾞi
,' | } ヽ { 礀'´ .....| ＼ / / |
{ ! ヽ ∧＼ ヽ ........| ヽ / ,' |
- 742 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:13:37 ID:sVUi1ELQ
-
γ⌒ ⌒ ヽ,
γ )
) ノ⌒ヽ (
（ ノ （（| ）
（ ろ ＿_,,i＿|） ( あいにく、私は派閥などに興味はない。あるのはただ国家への忠節だ。
（ ）, ￣ﾟ ￣ﾟ ） 確かに、私を引っ張り上げてくれた恩はあるが、だからと言って、派閥を
) ) 丶 」〉ｲ (´ 重視し、国家の大計を揺るがすようなことはできん。
（､, _ そ ー= { ﾉ
| ＼ ´_/
|ｲ￣匡「/ヽｌ
一応同期↓
,.､-‥''''"ﾄ− ､_
/ . ..:.::;:;;;＼
! r'´~Yヽ.:.::;:;ヽ
,!iｌ;| l:! l ||| ::: { !从::;:;}
{ｊ人 .i,,_从! ＿ }ﾉﾉ
〉＾〕¨iﾃｙ ｉ ｒﾃｙ~ｒ＾ﾘ （見た目はともかく、割と良識派だからな、この男は。VF-171の件にしても、
ヽ〈 ￣ | :::￣:::::ｊノ 純粋に間に合いそうにないVF-25を不安に思っただけだし）
`! `ｰ' :::;ｆ
r'j ''二''::::::::/!~!
_,,,.､-―T'''ヽ(＼ :::::::／:ﾉﾉ｀`,,,-、＿
ィ''"￣;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;lﾍY`┬ｬく ｒ'´;/8/;;;/;;;;;;;;;;ﾞ'.ー-、_
／;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＿_,.ヽ;/;;;||: ｌ ｌﾊ j`､;;¨/-､_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;八
/;;;;;;;;;_,,,.-―''''"７ /_」;;ヽ;;;;ヽ＿＿/;;;;;;;V_ `''ｰ- ､,_;;;;;/;;;;;`、
|;;;;;;;;;;;;|_,,,.-―''''"￣;;;;;;;;「Ｏ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ｰ-、,_ ￣ｊ;;;;;;;;;;}
「ヽ;;;;;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ｰ/;;;;;;;;;;;;!
ｌ;;;;;;;ii,;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;ｉｉ;〕
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- 743 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:13:50 ID:sVUi1ELQ
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／ , _ ゞ'´＾ ､ ｀ヽ
/ , // ｀ii‐、 ヽ :`、
ｌ, l ｌ i,',ｲ | ||::::i|1 || | ..:::::ｌ
|,'i | |从! || 〃::::ﾄ川リ::::::::::::|
!j ﾚ-'- ､ _,.....､､ｊｊｊ,ﾉ!、:::::::::::! とりあえず、配備についてはこっちで上手く手配しておく。
V rセｧﾞ, ':::::(ケｔ､:::::::|::ゞ::::::l::ｊ 調整はそっちに任せたぞ。
ｆ{ ` ´ ｌ .:: ` ` ´ ::::::::ﾚ'´ﾞi:::|:ﾉ
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`>! ヽ::〟 ::::':::ｒ'´ ノｲ ` ‐ ．、_
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/!-ｰ'''¨ 〇） ,' |.ヽ :／:::::|:/ ,'ﾛｊ ｌ ／｀`丶、
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/ !´ |、 |／⌒`'',ラ'´.......|＼ ＼/ ,' / ﾞi
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{ ! ヽ ∧＼ ヽ ........| ヽ / ,' |
／￣￣￣￣~＼
／ )
( ／) )＼ ）
| ／ (( ＼ ( ああ、それはこちらで行っておく。配備の方は頼んだぞ。
し |＿、)＿＿) ）
| | ー| ー- ( (
) ヽ レ / Ｊ )
しi ー┘ しノ |
ヽ＿／ _,|
- 744 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:14:02 ID:sVUi1ELQ
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_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
公爵の屋敷。
| | ｜ ｜
A ／＼ A A A
ｴﾆﾕ_／／i＼＼ｴﾆﾕ＿＿＿＿＿ｴﾆﾕ＿＿＿＿＿ｴﾆﾕ＿
|固|. ===舎=== |固|========== |固|========== |固|===
. }ニニ{ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ニニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ニニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ニニ{ﾆﾆ
| ｜ | │ | | | |
. iﾆﾆﾆi===ｴｴ===iﾆﾆﾆi.===ｴｴ===iﾆﾆﾆi ===ｴｴ===iﾆﾆﾆi==
| ｢l｜ /l⌒lヽ | ｢l｜ 冂 冂 | ｢l｜ 冂 冂 │｢l｜
| |.| | |_|＿|_| | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜
| |.| | |_|＿|_| | |.|｜ 冂 冂 | |.|｜ 冂 冂 | |.|｜
| |.| | | | | | | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜
| |.| | |┼:┼| | |.| l. 冂 冂 | |.| | 冂 冂 ｜|.| |
{ﾆﾆﾆ}.￣￣￣￣{ﾆﾆﾆ}.￣￣￣￣{ﾆﾆﾆ}~￣￣￣￣ {ﾆﾆﾆ}￣
|ｴｴ｢￣|￣￣|￣|ｴｴ｢￣|￣￣|￣ |ｴｴ「￣|￣￣|￣~|ｴｴ「￣
|,,ｴ,| l | |,,ｴ,| l | |,,ｴ,| l | |,,ｴ,|
|,ｴ,,| l | |,ｴ,,| l | |,ｴ,,| l | |,ｴ,,|
／ ￣ ￣￣￣￣￣ ￣ ￣￣￣￣￣ ￣ ￣￣￣￣￣ ￣ ￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 745 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:14:15 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） |
. | （__人_） 昨日の今日だけに、心苦しいだろJK
| ｀ ⌒ﾉ
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
／￣￣＼
／ ＼ ＼
.（●）（● ） u. |
（__人__） u |
.(｀⌒ ´ | とりあえず、一応土産だけは持ってきたが、果たして何とかなるかね？
{ |
{ u. /
＼ /
ノ ＼
／´ ヽ
- 746 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:14:46 ID:sVUi1ELQ
- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,. '´: : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ、
／ ',: : : : : : : : : ＼
／ , i: : : : : : : : : : : ヽ
／ : : : : ;': : : : : }: : : : : : : : : : : : : ＼
, ′: : : : : : : : :,': ,';': :ﾉ: : : : ;':ﾊ:',: : : : : : : : : : : : : :.ヽ
/; : : : : : : : : : ;': /:ﾑ:/l: : : :./:.八:ヽ :',: : : : : : : : : : : ﾊヽ、 先生に、これあげます！
／:/:.:. : : : : : : : :ﾚ'ﾚ´ ﾘ｀{: : :///´｀ヾﾑ、: : : : : : : : : : : ﾊ )
' //:.:.:. : : : : : : :/ ,.-ｨﾊヽヽ' ´ ''二ﾊ 、',: : : : : : : : : : : :}
l {:.:.:.:.: : : : : : ∧. 匕ｿ 匕ソ } ∧: : : : : : : : : ∨
! |:.:.:.:,':.: : : :.:.ﾊ l ''￣｀ ´￣ﾞ ﾚ'';.:.:. : : : : :ﾘ: iﾘ
∨:.:{、:.:.:.:.:.{:.:.:i'、 、, / ﾘﾙ:.:.: :.: :.ﾉﾚ ′
ヽヾヽ:.:.:.:.ヾx{.ﾍ ー − / }:.y:.:i:／ ′
冫'ヾ'' ;{. ﾞ' ＼ ／ レﾚ'´
i´ ヽ｀ ＞、 _ イ ﾉ ヽ
| ヽ、 ｀''-''´ ／ |
| } ＼ .／} }
{ ', .} ＞ 、 ＜. | l ′ /
∨ ﾍ. j、 '' ｀ ‐ﾍ. ´ |j、/ ,'
∨ .} ｀ - 、 ＶＶ} | i /
∨ | ＞ = -'| | | /
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- 747 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:14:59 ID:sVUi1ELQ
- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ ／. ..:/ ../′..;イ:./八:.....廴＿ :/:.... .ヽ... i |V:.:} V !
/ / .....:...:|:...:,ｲ....:/ Ⅵ:ﾄ､:.`ー― ´ハ:.... ...:l:.. i. {.{:.:| ｜ |
/ /..ハ..:ヽ{...:| |:i :|＿_从トヽ:..}、:|:.....|:...}:.}!:.... ﾄv'.. .: | V | |
′ |/{...:ﾄ､i.:.l､:|弋N―‐｀ミx､}:/ ヽ{＞{=zく}:. ..ﾉ }:.......:. i. l :| |
｜ ヽ{:.ト { ヽ.＿＿ ｀ヽ /´ ￣__｀メx.く ノ:..:／:.....:. V∨ ..:| | 私たちのアルバムです！ まだ発表していない曲もあるけど、
| ...Ⅳ zァ７テミ､ /´ ｀７彡／:..../.ﾘ l ..:! ! 特別に先生にあげまちゃいます！
| / ...:.l ´ . . : : .... __,zzミ、、￣フ´:...:,.ｲ:/ ｜...:ﾘ i
| ./′ / ..:i′ ..: .:.:.: : : .. . ... . . ￣^ﾍﾐx、´ﾌ}￣ ﾉ′ .|...:/ |
}/ | ./ :,:! ′ . . : : : . . . .｀ //:.:.... ∨:. ｜
／ ′/ .:/:l : : : : :.:. : . .' |:.:.... {:... ｜
／ .l ./ .:/.:ﾊ ＿＿｀ ´ !/|:.:... V:... !
,. 彡 ....:i/ :. :|∧ ｀ﾏ¨¨ ｀ミ. ､ /!:.|:.:.... . V: . {
,. ´ .....:..:/ ′:!!:.∧ ＼ ノ´ ,.ｲ:.:iハ:.:... ..: ∨:.ト .
／ ......:..:., ' ./ .|!/:/:i ､ ヽ..二´ ｲ:.:{:.:.i:.:∧:....: V:.. ヽ＼
.: .......:..,:.／ / V/:. | ＼ ／ ∧:.|:.: /:.,.:.....: ∨.. ＼
...:......:...:,..／ ../ ∨:.:j 丶. .. ´ ト､:.!, ':./}.....: V:... ヽ、
..:.....:..,.:'/ ....:/: `く l l ￣ ハ／:..://:...: ﾉ: .}:..:..... i＼
＼.....:,:'..:′ ......:/:.. ヽ ヽ . .′ /:.....:/7:....／:.. ../:..:........ |:.
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- 748 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:15:13 ID:sVUi1ELQ
-
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（○）（○ ） |
. （__人__） u .|
. ヽ｀⌒ ´ | 勢いに乗せられて、結構とんでもないものを貰った気がするだろ。
｛ / それにしても、これを貰った瞬間、Lやムウやオズマ大佐らの殺気を
lヽ、 ,ｨ'.) ./ 感じたが、彼女ら相当人気者なんだな。
j .}ﾝ／／ ヽ
ﾉ '"´ ￣〉 |
. { 勹.. ｜
ヽ ､＿_,,ﾉ . |
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ やあやらない夫、おはよう。
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
- 749 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:15:27 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） おはようございます殿下。ところで、ミス巡音はいますか？
| ｀ ⌒´ﾉ
. | U }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
/| ／) / | |ヽ
/| ﾉ | ／ / / | ﾉ| ﾉ | /ヽ
／ヽ| ﾚ レ /ノ レ ﾚ ﾚV | /
＿＿＿＿＿／、 ＼＿＿＿＿/V
＿＿__ 、 ＿＿ /
／ / ○ |´ ／´ / ○|ゝ /ヽ
く | ﾉ | / / / いるけど、まだ怒っているみたいだったよ。彼女は怒ると
￣￣ ￣￣ /／ なかなか機嫌が直らないからね。言った通り、プレゼントは
Ｕ Ｕ / 持ってきてくれたかい？
Ｕ ゝ ／
ゝ＿＿＿ ／
`ー-┴′ ／
＼ ／
＿ ＿ ／
＼ /
＼ |
- 750 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:15:42 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） |
. | （__人_）
| ｀ ⌒ﾉ それはもちろん。ですが、いくら歌が好きとはいえ、こんなもので
| } 喜ぶんですかね？
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
, ´￣￣ ｀ヽ、
／ｲハ/ ﾚ∨＼ト丶
,.イ.::::::l::::/.:/::ﾊヽ.::::::::::.ヽ
/.:::::/|:/__ ′ -‐-∨:::.ﾄ
ｲ.::::| '´__｀ヽ ,ニ、 |:::l 大丈夫だと思うよ。ルカは歌を聴くのも歌うのも好きだしね。それに、
ヽN ' ⌒ , '⌒) 君が聞かせてくれたその二人の曲も、こっそり集めているみたいだった
（ﾄヽ ;==┐ ﾉ‐' しさ。きっと気に入ってくれると思うよ。
｀' ヘ、 ｀ｰ ' ｲ
|ヽ､ _／ |‐､
／| ／⌒l、
┌─ / /_ ＿|┐ 〈 ｀ ‐- ､
／ ｌ 厂Ｖ＿｀ ´＿|人＿l‐- ､／ヽ
/ ｌ´￣／丿 |:::::::厂/ / / l
l ＼|::::::| / / / |
- 751 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:15:53 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒)
. | u （__人__)
| |r┬|} それは安心しました。とりあえず、先に授業をしましょうか？
| | | |}
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
,､‐ ''" ￣ ｀`'' ‐- 、
／イハ/レ:::/V＼∧ド＼
／::＾'´::::::::::::i､::::::::::::::::::::::::::::＼
‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ﾊ::|ヽ:::;､::::::::::::丶
／::::::::::::::/!i::/|/ ! ヾ ﾘハ:|;!､:::::::l
/´7::::::::::〃|!/_,,、 ''"゛_＾`''`‐ly:::ﾄ だね、そうしよう。今日は確か、ロジャー・スミスとマンシュタインに
/|;ｨ:::::N,､‐'゛_,,.＼ ´''""'ヽ !;Ｋ ついてだったね？
! |ﾊﾄ〈 ,r''"゛ , ﾘｲ)|
`y't ヽ' /／
! ぃ､ ､;:=＝ｦ 〃
｀'' へ、 ` ‐ '゜ .ｲ
`i;､ ／ l
〉 ` ‐ ´ l`ヽ
／ ! ﾚ' ヽ_
_,､‐7 i| i´ l ｀' ‐ ､_
,､-‐''"´ ﾉ,､-､ / ､,_ ,.､- {,ﾍ '､_ ｀ヽ､_
／ i ,､ｲ ∨ l.j__,,､..-‐::-:;」,ハ、 '､｀ ‐､_ ,`ヽ
/ l ,､‐'´ /／ ',／!:::::::::;､--ｧ' / ｀` ‐ ｀'7゛ ',
/ l i ´ く ';::::::l / / / ',
/ ! l ＼ ';:::l , ' / i/ ',
- 752 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:16:08 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
rヽ ／ ノ ＼ ＼
i ! | （●）（●） |
r;r‐r/ |. | （__人__） |
〈_L (｀ヽ .} | ｀ ⌒´ ﾉ その通りです殿下。この二人はこの七国時代を代表する名外交官でした。
l｀ （ ｀`/ . | } 今回は、その軌道をたどってみたいと思います。
ヽ l . ヽ }
|,. l /⌒ ー‐ ｨ ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ ロジャー・スミスは確か、カタリナの宰相で弱小であった自国の為に、
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ' 我がブリックスと、マクベス、ザクセン、フェルーシアとの五国合従を
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ 唱えたんだよね？
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
- 753 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:16:26 ID:sVUi1ELQ
- やら その通りです。今から百年前の銀河系はブリタニアとトリステインの二強時代が続いており、
我が国を初めとする各国は、その力におびえていました。その二強時代を変革させた
のが、カタリナが産んだ天才政治家、ロジャー・スミスです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／ ｀丶､
／ ＼
／ ＼
／ 、 ＿,二-¬7 /
/ ＼r--─ ニ二Y厂 _ /
. / ヽ | _彡'´ | /
/ r───--=ミ､_ jン'´ ｣/
/イ ヽ , ｀´ _ zえ丈
|l/ヘ、 r-､ / ,ｨく＿ ィr T了ﾊ 二強時代の中、弱小国が対抗する道があってもいい。
｀ヽ|lT ∨／ﾔT三ﾌアﾝ'′ /＾￣´ lﾝ それが外交というものさ
八V { ´ l |
/ l>､_ l
／/ |Vミﾍ ヽ ′
/ / | ＼ '、 ｰ=ﾃ´ /
／ | ＼ヽ 'ﾆ二二ア /＼
／ ' | ＼ ∧ ＼
l | ＼ / , ＼
. l | ＞ｰ─=＜ l ＼
| | ,イ ＿＿_ | ＼ l ＼
| | ／ ∨ ＿＿j ＼ l ＼
. | ﾄ､／ ∨ | ＼| ／
| | ｀Y TT〈 | ／
| | | ｌ ｌ ヽ | ∠
ロジャー・スミス伯爵
カタリナ宰相
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 754 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:16:41 ID:sVUi1ELQ
- やら ロジャー・スミスはブリタニア・トリステインに対抗すべく、いくつかの国を結集させ、
対抗する手段、「合従」を提唱し、それを実践させました。
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く:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼;:;:;:;:;::::::::::ヽ、r';:;:;:;::::::::::::l／::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ
＼;;:;::;::;:;:::;:r‐- ､;:_;:::::::::::::::::|i::::::::::::::::::_:; -─‐ｧ::::::::::::::::::､ヘヽ
＼::::::::::::ヽ ｀ ヽ､::::::::, - ´ /::::::::::::::／ヾ､
Y､;:;:::/ ／ ｀ ＼ 、ヽ::::::,ｨ´
|r､;:/／ﾞ≧-＿ _＿-≦へ､〉:/ }
l ﾍヽ| ＜ヽ__ ﾉﾌ`ヽ ヽ'´ヽヽ_ ノ＞ l:ｙ^ l
, ゝ､ | : :ヽ ﾚ 人
＿, '´::::::::::ヽ| . ::| ｊ /::::::｀ヽ､_
:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ .: : :l ｧｲ:::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::| ', . : : :i / |:::::::::::::::::::::::::: 合従、アクション！
:::::::::::::::::::::::::::::::::| ヽ ヽﾆr‐ / l:::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ :ヽ ､＿_ ＿＿,. /: l::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::l : :ヽ ─‐ /: . l:::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::l : : :ヽ /: :. l::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::l ; ｨﾍ、 ,へ、 /:::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､／: : : : ﾄー---─ｲ: : : : ＼/::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l : : : く´￣:;;`y' : : l::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ 〉;:;;:::::〈 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /::::;:「l::::ヽ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 755 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:17:10 ID:sVUi1ELQ
- やら そして、彼はブリタニア・トリステイン連合軍を合従によって打ち破り、両国の覇権を
押しとどめたのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
:::::::::::::::::::::::＿ :::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::_,.-‐ |::::/：：：：：
＼:::::::::::::::::＼ ￣｀ ‐- ､_::::V:_,.-' ＼､|::/：：：：：：
：：＼::_:::::::::::::〉 ,ィ ￣ ,ｨ≦ トヽ：：：：：：
：：：：{ _｀Y:::/ ／∠__ ,ｨ' T７ l：：｀：：：：：
：：：： Vヽヾﾚ'￣＞‐r-｀ﾃﾐｰ- ' , ヽ└‐' l：：：：：：：：：
：：：：：ヽ ヽ ` ゞ‐' ´-'´ |/ !：：：：：：：：： 我々は弱い、故に知恵を使い団結するのさ。
：：：：：： ＼ ` ゛ ′：：：：：：：：
：：：：：：：/：ｰﾍ /：：：：：：：：：：
：：：：：：/：：：： ', _ ,ｲ：：：：：：：：：：：
：：：：： ′：：：：l ､ ‐"‐´ / |：：：：：：：：：：：
：：：：：i：：：：：：| ､ `ニ =＝一 /： |：：：：：：：：：：：
：：：：：l：：：：：：! ヽ ー‐一 /：： l：：：：：：：：：：：
､：：：：l：：：：：：| ＼ i：：：,'：：：：：：：：：：：：
ト：：l!：：：：：：! _,r'＾ ､ _/：：：′：：：：：：：：：：：
|：：：L_：：：：：l ／ レ─ `ー‐ｧ '"：：：/：：：：：：：：：：：：：：
|：：：：：|：：：： i´ レ─-､ヽ/＼：：：/：：：：：：：：：：：：：：：
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 756 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:17:26 ID:sVUi1ELQ
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ' それにしても、五カ国連合を作り上げるとは凄いよね。
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ ロジャー・スミスは弁舌と交渉の天才で、直接各国の王と
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／ 交渉し、信頼を得たって話じゃないか。相当な傑物だったんだろうな。
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） ですな、何しろ現在に至るまで、ロジャー・スミスの五カ国合従のような偉業を
. | ﾉ 成し遂げた人物は一人もいません。どれだけ、ロジャー・スミスが
| ∩ ノ ⊃ 凄かったのかがよく分かります。しかし、この五カ国合従はロジャー・スミス
／ .／ ＿ノ の死後、簡単に破綻してしまいました。
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
- 757 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:17:42 ID:sVUi1ELQ
- _,.. -‐―-―-、_
,.. '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::...、
, ':::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::`..、
_,,,... ':::::::::::::::::::::::,::::::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::`、
,ﾌ゛::::::::::::::::/:::/;:::::l l;ﾊ;;;;;;',:::::::::::::::::::.,
,.;::::::::::::::/l::/ l/ l人! l; l::N l:l::::;:::::::::::::;_
/ l:::::::::::l. v ..__,....., -...,,,,_' j/ l:::::::::::l
.l/l:::::r -'~_,,..._ ;. ,- 、‐-l:::::::,''
j::, ,;' .f:::i ﾞ .f:::i ヽ /:}' その理由は、やっぱりあのゲオルグ・フォン・マンシュタインかい？
lヽヽ '` '" /~.l よくこの二人は比較されるし、彼は原因としてあげられるんだけど？
`、(ゞ. ;: /) ,.'
` 、 /／
ヽ、 - -- ,. '~
.i. 、 ., i′
__,j ` _ ,.. ' l._
r' ,. l l 、~ヽ
l .ゝt lkl l
_,. -'/ l / ヽﾞ';,
_,..-" / _ l‐--、 .,-―/ ヽ、ﾞ'':.,
,.-" / r~ l l ' f .r〜, l ﾞ'':.,
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） まあ、一つの要因ではありますね。とりあえず、その件は置いておいて、
| ｀ ⌒´ﾉ 今度はブリタニアの名宰相と言われたゲオルグ・フォン・マンシュタインに
. | } ついて解説しましょう。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 758 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:18:00 ID:sVUi1ELQ
- やら 元々、マンシュタインはザクセン人でしたが、その後新天地を求めてブリタニアに移り住み、
時の国王、アジュマーン二世からの信任を得て、ブリタニアの宰相にまで昇り詰めました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／ ,． '´ ＼ヽ ヽ、 ＼
／ / ／ _, ニニヽ ヽヽ ＼ ＼
/ l // ／ =＝=l l ﾞ､ ヽ ｀､
| ＼ヽ 〃 _,ｒ=‐'"￣｀`＝z| l＼l ｌ ',
/ /７⌒ヾ '"´ | ｜｜ l |
| / <| l | | ｜
l l ／ ＿,ノV∨ﾚﾚ | |＼| ｜ |
｣_| / / _,ノ_,二=--−'´｜ ﾄ、 | | | マンシュタイン、お前はこの状況を打開するべき
>` -〈 ヾ='´z七ﾏフ＞` | ﾄ､＞‐-､｜ | 策があるのか？
l下ﾜ/ `丶 _￣´ | | ,ｨ⌒i | l | |
l | ７ | l 厶ｰ ｜｜ |
l |/__, ,| ｜!､｜ | | |
l｢ゝ、 - 〉 /｜ | ヒノ / | |
|ヽ | l l ／ | |
. l l| ,ニ_-─- ．_ ｜ ｜ｒ-イ l | |
｜ ﾊ └-＝＝-─┘ | | l /| | | |
| ｜l, ｒ=ー-‐ | |/ | | | |
l ! l, | |′ __｣ l l
|｜ ﾊ _,| |￣ ＿| l ＼
| l ｜| ,． '´＿| |￣ ヽ ヽ ＼
＿| l l l｀ﾆ≡=‐‐--イ ￣ | lヽ ヽ ＼ ＼ ＼
| l l l |／, -─- ､ヽ /| | l | ＼ ｀丶､ ＿_ ＼
＼| l l l |／ | | | / | | / / ｀丶､ ＿＿¨二ﾆへ
| l l l / | ｜ l ／| | |' / ／／
ブリタニア王国第十三代国王アジュマーン二世
本名アジューマン・ヴィ・ブリタニア
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 759 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:18:15 ID:sVUi1ELQ
- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. ＿| ＼＼＼＼ヽ ヽ＼ヽ、＼ヽ､ヽ､_
. ,-‐ヽ、|l＼ ＼丶＼＼ヽヽ＼ヽ､＼ヽ＼ヽ､
./ ／ --|l ||ｌ＼ ＼ヽ＼＼ヽヽ＼ヽ,＼ヽ､ヽ､ヽ､
/／￣‐---|l |ｌ＼＼ ＼ヽ＼＼ヽヽ＼ヽ､ヽ､ヽ､ ､|、
|/ /／|/￣l |ｌ |ｌ＼＼ ヽ､＼＼ヽヽ＼ヽ 、ヽ､ヽ､ヽ|､
| / /. // ＼ ＼ヽ ＼＼ヽヽ＼ヽ、ヽ､ヽ､ｌ|ｌ
ヽ/ / /| ＼ ＼＼＼ヽヽ＼ヽ､ヽ､ヽ､ヽ| もちろんですとも陛下。ですが、今は雌伏の時。
丶|. / /| ＼ ＼l ＼＼ヽヽ＼,ヽ,ヽ､|| その後から、我らの反撃が始まるのですよ。
ヽ＿l,―― ､l_ | ＿＼|ヽヽ | |l_| l l ヽ､|.|
| |, -‐‐‐-、ヽ | --― ＿-|| | | l| | | i |.|
〃l ヽ====,-‐~（’） ／ | | |/| l//|ﾉ| |
| |lﾉ＝|l ￣￣~~ |-|/‐|/‐||,| ||/
＼＿＿／/' ' ＼＿＿＿／ i/ |
| ＼ _ | /
| `-―￣` __ |ﾚ;
|、 'ー============ー-' l /l
| ）==========／ ／ |￣'￣＼
ヽ､ ー――一, ／ / /￣￣￣￣
――／￣￣/|`ヽ､. ._,. ' ,' / /
／ / | ` ‐――― ' _ / /_
ゲオルグ・フォン・マンシュタイン辺境伯
ブリタニア宰相
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 760 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:18:33 ID:sVUi1ELQ
- やら 彼はロジャー・スミスの死後、核を失った五カ国合従を破綻に追い込みました。
それまで五カ国合従によって、敗北し、国力を低下させたブリタニアを立て直し、
現在の均衡状態を作り上げたのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
. ／ ＼ f三=､ﾐヾi{ﾉjﾘﾊ|l | l|l|! |ｌ| ｌ ｌi ｉliヽ ／ ＼
. / | ,仁ﾆ≧ー''゛''"'ﾍ|l i i|l| |ｉ| | li ll ﾄl / ヽ
│ く 誰 一 l. /彡ィ',ｒ=-_､､、 ,,ｊNHﾄl､_lﾄl､l |l |ｌ|ｌ| / 存 君 |
| れ が 体 | k彡ｲｒ;≦ﾆ_ﾐk==衫ﾆ仕ﾐNﾄl､| |l |ｌ l|│ .在 ら |
| る 保 .ど l,/´-ﾄ《 '┴ﾟ'ヾｿl;=t{く(_句ヾYｌ}ﾄ|l | l|l l| | は の |
| の 障 こ j{ { rj ｀ ｰ＝彳{ ｀ヽ二≧'人lﾊlリﾊﾘ│ 国 |
| だ .し の /ﾍヽ!| ヽ) ゝ ｀￣ lKｲﾅ" ! の │
│ ね て / ﾄ､l ＾ー‐--､､_＿__,う ﾌ ﾑ'/ ヽ /
. l ？ 〈 ヽl. ￣｀ー- jノ 厶 /
ヽ /ヽゝ ｣l ､ / ＼ ＿＿＿_ ／
＼ ＿__ ／ _ノ＞'´小、ヽ、 ,. /＼＿
＿,.二ﾆ-‐フ´ ／ ／!| ＼ ｀ ｰ --‐ '´ , ｲl､ 丶、ト､__
,ｒ‐＜´ ／ ' /´ |ｊ ヽ、 __／ ' ﾊl、 ヽ ｀丶、 ／⌒〉
ノﾊ ＼ ／ ／ jl| ,' ｊゝｨ厂 ′/ｌ∧ ＼ ＼/ /
∧丶ヽ V / /ﾘ ; /⌒ｌ| ; / / ﾍ ヽ / /、
l l､ 、 } ヽ / ﾊﾉノ ／ ∧ ,' / / ﾊ ＼丿 厂＼
、_}／ﾉレｰ‐-､＼ / 、 |/'´ ／ ﾝ=c'､{ヽl ' / / }、 レ- '⌒ヽ__ ヽ
´ ／´{ ｀ヽV___､＞−-､ く /７个i/ ﾍ.0/ / ハ ／ _,. イへ＼ ＼
∧0 ﾉヽr─-､___）一´- ､／ ） ∨ / / jｌ ∨/=-、 (⌒＞‐イ _∠´ /ｌ /! ＼ ＼
{. ﾊ | {、_ ＿_＿_) ／ ／ / | / ＼ (⌒( __｀二´-‐┬' ７/ｌ | ハ ヽ
ヽ､ハ ＼￣￣ - '´ ／ｉ / ' / 'ｌ / ヽ＼ ￣ヽ、 _, ／ /∧リ-− 〉 〉
、 〈 ｀＞‐-｀ニ＞─＜ !/ / | / ＼＼,＿ ￣ 丿_∠´ 厂丶 / /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 761 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:18:54 ID:sVUi1ELQ
- _ -‐‐:::'::´:::::‐.-..､
,. '´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l:::::::::::::::::::::/:::,ｲ::::/!::::/!::::::::::::::::::::::::::',
!::::::::::::l::ｲ/l:::/ l::/ l::/ l:ﾊ:::::i::::::::::::::::::::l
',ｒ-､:::ﾊ!‐‐ﾚ'- l/_ l/ ﾘ !::ﾊ:::::l:::::::::::::l
{l´ﾘl:! ｨ'fｔﾇﾊヽ ｀ , --ﾚ...l:::ﾊ::::::::::ﾄi
ゝ(}ﾘ ﾞ‐′ ｨ坏ﾒ｀lﾒ l::ﾊ:::::l 確か、この五カ国合従によって、ブリタニアとトリステインは
/ ﾊ |_ ﾞ‐' ' /yﾊ/l/ 元々の領土の三分の一も失ったんだろ？ そして、合従を崩壊
, ｲ / lﾍ ﾉ /ノ させ、マンシュタインはブリタニアを現在の実力第一位の国家に回復
／ l ヽ | ' , ､_ ,ｲ゜、 したんだよね。
／ l ヽｊ ヽ. ｰ ´ . イ/ l ヽ、
/ | ﾄ､ ヽ . __ . ｨ ´ ,ｒ'ｶ ! ﾊ
/ l l ヽ,__ ,ｲ/／ / l |‐-ｲ !
/ /l l⌒ ﾄ､ヽ､_/:/ ﾞ>/ ｀ヽｊ l
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） | その通りです。マンシュタインは外交家というより、本質的には戦略家でしたからね。
. | （__人__） .| 合従の欠点を冷静に見抜き、ブリタニアの国力を回復させる為に均衡状態を作り上げ
| ｀ ⌒´ ﾉ ました。
. r─一'´￣`＜ヽ }
. `ー‐ｧ , ) , -'~⌒ヽ、
ノ {. ,ﾍ ,l. ゝ、_ .'ヽ).
. ／, ､ _ /. | . ', . .. .ヽ、
（／ / // / / ...| ...|＼..＼＼ ＼_)
/ // / / . . ＼_＼_)､_）
ｰ' {_/ノ ."´
- 762 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:19:08 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
rヽ ／ ノ ＼ ＼
i ! | （●）（●） |
r;r‐r/ |. | （__人__） | 一般的に、この合従政策が破綻したのは、マンシュタインに原因があると言われております。
〈_L (｀ヽ .} | ｀ ⌒´ ﾉ ですが、最大の問題はロジャー・スミスとカタリナにありました。
l｀ （ ｀`/ . | }
ヽ l . ヽ }
|,. l /⌒ ー‐ ｨ ヽ
´::::::::/ｨノl,.ｲ l/ノ::::::::::::::::::::::::lヽｊ＼_::lヽ、::::ﾐ:ヽ
::::::::/::::l/:::::l／::::::::::::::::::::::::::::::ﾞvヘﾊﾄ､ ﾍ:::::Vﾊ
::::::::::::::::::::::::::::::::::/l:::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::＼l:::::::::::i
:::::::::::::::::::,ｲ:::::::::/ |::::::::::ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
::::::::::::::::/ |::/|::/ l:::i:::::! ';:ﾄ､::::ﾄ､::::::::::::::::::::::::::::l
:/l::::::/l:! l/ l/ |;ﾊ:::| ﾘ ヽl !:ﾄ:::::::::::::::::::::::l どういうことだい？
ﾉ !ﾊ:l ,ﾘ-‐‐- ､ l:!__ _＿_ ,ﾘ l:ハ:::::::::::::::::::ﾊ
!ｒ-! ｨ'Tメﾐ ヽ ‐,=ﾆ ､_｀ ` ﾍ::::,:ｒｰv′
{ ヽ! ヾ少 {ﾄソ ｀> l:/,.f⌒ﾘ
ヽ l ｀ ´ ｿ/l´) /
ヽ! ﾉ ｒ'ソ ／
､ 丶 ﾒ-‐'"
＼ ヽ二) ,.ｨ'
＼ ,. '´,'
,.-‐ '´lヽ、 ,. '´ !、
/ く | ｀¨ ´ l ＼
__/ {,.ｲ l ! ヽ、
- 763 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:19:41 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●） ）
. | （__ﾉ､_） 簡単です。元々、この合従政策はロジャー・スミスというキーマンが
| ｀ ⌒ﾉ いて成立した代物です。そのロジャー・スミスがカタリナの宰相だったから
. | } リーダーシップがとれましたが、元々、小国のカタリナが五カ国合従政策
. ヽ } を取ることそのものが間違っていたんですよ。
ヽ ノ
.> <
| |
| |
_,. -‐‐‐‐-ヽﾉ__
, '´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
／ﾚl::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iヽ、
/ /l /ハ/l/!::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::ﾄ､::| ﾄ､ヽ
/ﾚ'::::l/::∧/ノ::::::::::::::::::::::::::l 1ヽｊヽ、l:::ヽ!i
／::::::::::::::::::::::::::::::::::／|::ﾊ:::::::::V::::::::::::ヽ!:::::::l
／ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::/ l:! l:::ﾄ::::::::::::::::::::::::::::::::l
' ´ ﾘ!::::::::::::::::::::::/ﾚ|/ lｊ l:ハ:::lﾉﾄ､:::ﾊ::::::::::::! なるほどね。
|:ｲ::::::::::::ﾑ::l‐' !_￣ ‐‐ﾚ'_‐-l/､|:::::::::/
ﾘ |:ﾄ､::::ﾉ ﾚｨ'´l:ﾗiヽ '´iう:!ヽ i::::_/
{ヽ:l ｰ' ｰ' ' ﾘ'｀i
l ,ﾍ! 〈l /ソ/
｀ y、 /-'´
ゝ、 -- ,ｲ
,.ｲ iヽ、 .イ ｀!､
,. ‐'´ ,' l l｀! 丶 .__ ,. '´ |ヽ. l ヽ 、
／ ,.ｲ ﾘ | | l ｀ヽ
／ ／,ｲ { l ! ＼
／ / l l i |! ＼
- 764 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:20:05 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） こんな言葉があります。「小国が大国を率いることはできない」と。
| ｀ ⌒´ﾉ 厳密に言えば、ロジャー・スミスはあくまで調整役という意味での
. | } リーダーシップをとっておりました。
. ヽ }
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（● 小国が大国、フェルーシアや我がブリックス、ザクセンを率いることは
| （__人__） それだけで両国の心証を悪くします。何しろ、国力に差があるのですから、
. | ﾉ 大っぴらなリーダーシップはとれません。
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
- 765 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:20:55 ID:sVUi1ELQ
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ なるほどね。だからロジャー・スミスは調整役を買って出て、
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ' 他国と折衝することで、合従政策を維持していたわけか。
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） そういうことです。調整役を担うことで、機先を制して他国を上手くリードすることが
| ｀ ⌒´ﾉ できたわけです。この合従政策が成功した要因は、一重にロジャー・スミスの
. | } 並はずれた調整能力にありました。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 766 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:21:22 ID:sVUi1ELQ
- やら ロジャー・スミスは交渉人としての才覚を遺憾なく発揮し、他国との折衝や調整を見事に
収めていきました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＿＿
_,,..-‐''￣: : : : :￣ " '''- _
<-==T=￣｀Z_,,..＝=- : : : : : :- _
>: : ヽ: : : :_: -'' "、 <: : : : : : : : : 、
/: : : :_:＿／ _,,..-ヘ ヽ: : : : : : : : :、
ヽ: : :|＿_ 、=乏::jゝ ｀ ヽ: : : : : : :ヽ
ヽ,=t::jヽ | 反ﾌ: : : : ヽ
! ' ﾚ丶ｿ へﾍﾍ それは流石に欲が過ぎるかと。この辺りが
!ヽ- ノ 妥協点ではないですかな？
! ｀_ --一 / !
! ー / ヽ
| ヽ
! _,,.. - ´ ヽ
｀｀Tﾞ￣ ＿ --─丶-─-ι
∟--‐ '' "´ >.: .: .: ｀─
r ﾌ:::⌒::::::＼ ／.: .: .: .: .
厂.:.ﾚ |＝ニ二 へ ／.: .: .: .: .
／.: .: .: .:|:::::::::::／ ＼ ／.: .: .: .: .
／.: .: .: .: :.／ﾊ::::::! ／.: .: .: .: .: .:
／.: .: .: .: .: : ／: /｜::::::! ／.: .: .: .: .: .: .:
／.: .: .: .: .: .: .: .:/:::::::/ |:::::::::! ／.: .: .: .: .: .: .: .
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 767 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:21:48 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
. （ ●）（ ●） |
|（人__） | しかし、ロジャー・スミスはやがてこの激務から亡くなり、二年間しか合従政策を
| ⌒ ´ | 維持できませんでした。そして、マンシュタインはその欠点、合従政策はロジャー・スミス
. | | がいて初めて成り立っているということを正確に見抜いていたのです。
. ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
,.. ｨ〃"'ー- ､
／:::..... .... ..:::ヽ
,'::::::::::::::::::::::::::::;､:::::::::::ﾞﾄ
{::::::::::::::::;y从j;ハﾊ;:::::::ﾐﾞ
ﾞ!;ヘ:;ｲV_jﾘ!_ _ﾘj;'Nﾘ
人zﾘ ´仞` '{j`/ 君が何を言いたいのか分かってきたよ。結局、合従政策はロジャー・スミス
, -‐'´ヽ ヾ'` _ >丿 によって成り立っていたという不安要素が、欠点だったわけだね。
. / ___ i ヽ ヽ､ ／
/ ;'´ ｀ | r;〉'´ﾍ｀丁ヽ
. /,:' レ'´>___/ ,ｨﾍ ｀!
i'Y , /"ア_〈｀`" |
.| ! :. / !'"´ y'~´ |
- 768 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:22:25 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） ええ。ロジャー・スミスは天才でしたが、彼は天才故に自分の存在なくして合従政策が
. | ﾉ 成り立たない事を忘れていたのですよ。
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | だからこそ、彼の死後、弱小国であるカタリナがこの複雑化した外交戦略を
（ | 展開する事は不可能になりました。ロジャー・スミスは率先的に、複雑化した外交を
. { | 機先を制する形で行っていたわけですが、彼には後継者がおらず、弱小国である
⊂ ヽ∩ く カタリナは、他国を引っ張る力を失ったのです。
| '､＿ ＼ ／ )
| |_＼ “ .／
ヽ､ ＿_＼_／
- 769 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:22:51 ID:sVUi1ELQ
- ＿＿_＿
_,.. -‐' ´￣::::::::::::::::::::￣｀:‐- 、
,ｨ'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶_
／ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､_::::ヽﾞヽ、
／ ,ｲノ!,ｨ'ﾚﾍv／:::::::::::::::::::::::::::::::ｒ'､ヘｰ' ｀￣__rヽ、
/,ｲ! ／:::::v | ／v':::::::::::::::::::::::::::::::::iﾊ!:::::ヽ「｀‐--ゝ:::ヽ、
i:::::ﾚ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:ヽ
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ:::::::::/|::! i::::::::::::::::::::::::::::::::::::iヽ!
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ::/i::::::::/ !:/l::::l i:! !:ﾄ､:::::!::::::::::::::::::ﾄ､::!
i:::::::::::::::::::::::::::::::/|:/ |:/ |::::/ |/ l::::i |! ﾘ i:::ﾊ::1::::::::::::::! iﾘ
!:::::::::::::::::::::::::/ i/ |! l::/___ｊ'___V_,, __|ﾉ !/ﾄ:::::::::::ﾘ l!
ヽy'⌒ヽ::::::ｲ -‐‐'"´ﾚ',.-┬､- /_,.ﾞ二￣｀!::ﾊﾉ
i ´｀ヽﾞ!::::| <´ ﾄ:ｨ:l 'Tﾌ｀ヽ. ,l/
ヽ、（｀} ヽ:! --' ゝ-' " /ﾉ
ヽゝyﾞ l! ! /′ なるほどね。確かに、弱小国に大国を引っ張ることはできないよ。
｀ｰ;--、 ヽ ! 面子もあるし、国力にしても差があるんだからね。だが、ロジャー・スミスは
ﾉﾊ:::ヽ、 ノ ﾉ そうしたマイナス面を覆して、この合従政策を展開していたわけか。
!ﾊ| ___ _ ／
| ヽ、 ／
ｒ-‐'´￣| ＼ ／
ｊ ヽ、 l ｀ ､ _ ／
/ `'､ T"´ ヽ、
_,ﾍ>、 ＼ l ﾞ ‐-､
―― ､
／ 〉 ´ ＼
／ ／' __ ノ ゝ.__ ヽ
/ /／〉 ( ー) (ー ) ｌ
ｌ ´ イｌ (___人___) ｌ
. ｌ ｉYｌ ｀ ⌒ ´ ｌ
. / ﾊ !.! ! ロジャー・スミスは、歴史上の偉人です。しかし、彼は歴史に一つの波紋を
. / / ' ヽ / 投げつけただけで終わってしまったのです。結局彼は、歴史に名を轟かす
ｌ ／/ ､ゝ ／ ヽ_ことはできても、歴史を変革させることはできなかったのですから。
´｀ ー‐ '｀./ ｀ー､ ,−´ / ＼
. ｉ ｉｉ / ｀:.ｉ ｉ´ヽ. / ｀ ､
. , 'ｌ ｌ.! / ｌ ! ﾊ / ＼
/ ,:| | ヽ/ !＿' V , , ヽ
. / / ｌ | /:.:.:.:ヽ / / ／ ｉ
- 770 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:23:10 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ その点で言うならば、ゲオルグ・フォン・マンシュタインの方が、偉大でありますな。
| ,.<))／´二⊃ 彼は窮地に陥ったブリタニアを救い、現在の均衡状態を構築したのですから。
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃ つまり、ブリタニアを最大の大国とし、他国の行動を大幅に制限させたのです。
ヽ､ｌ ´ヽ〉
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
,､ -- ､i!__
, '´ ｀`ヽ､
＿ ,／ ＼
∠ li ﾄ､ ､ ､ ヽ
/ , , |ヽlヽ!ヽ､|ヽ!ヽ l
ﾚ! ./Viﾚ' , -ｰニｰ-､ﾚ､ .l
| |i ,-ｰ､ '⌒iTｯ .| /`ヽ! で、カタリナは現在ブリタニアに併合されかけているわけだね。
ヽ, ', ﾊT:} ﾞ´ ` ｿﾉ 皮肉というしかないね。かつては勝利した相手に、追いつめられる
`ヽ', ''´ﾉ _,イ-､ なんてさ。
{l ` / ヽ┤ |｀`ｰ- ､
/入 ￣ , ./ | `ヽ､
ﾄ､ ゝ>-ｰ' ￣`ヽｲ / .| ,､ '" ＼
了､_ .〉 ./ | ／ ヽ
/ヽ｀`ｰ-l' | /__ | / l
| ＼ ,' l`ｰ''| ヽ､. | ﾉ l
| `,' .lヽ::::ﾉ ｀ l ／ l
l ./ ト-辷 `Y ／ l
l ./ | ﾄ､＿ _-/ |
| / | lヽ ｀ l l
L_../ ﾄ, | l. l |
- 771 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:23:26 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） マンシュタインは自分の才覚だけでなく、ブリタニアという国家を含めた
| ｀ ⌒´ﾉ 全てを利用し、状況を打開しました。しかし、ロジャー・スミスはあくまで、
. | } 己の才覚だけで、五カ国合従を行っていたのです。破綻しないほうがおかしい
. ヽ } のですよ。
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l/::::/／:::::::/ｲ ／ﾘ::::::::::::l:::::::::::Vヾヽｊ:::::::::::::::::::::::
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾚ::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ｲ:::::::::::::l l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::,.ｒ‐､::::::::::::::::/:::::,ｲ:::::::::/l::::::::;ｲ::: / |:::::::::ｲ::l !::::::::i::::::::l::::::::::::::::::::::::
ヽ/ ,ヘ l::::::::::::ｲ::::/ l:::::::::/ l::::::/ |::/ l::::::/ |:/ |:::::::ﾊ:::::::l!::::::,1::::::::::::
l ヽ1::::::ﾊ::l:/ |:::::::/ |:::/ l:/ !::/ l/ l::::::i !::::ﾊ:::/ |::::l::::ﾄ::
| ｒ' 〉l::::,' V -‐|::::/ｰ‐l/ __ ﾘ |/ |:::/ |::/ _ﾚ!::l:::::ﾊ:l l::
l l （ l::i lノ,ｨ‐ｒ‐ｊ‐-、｀ﾞ‐=ﾘ‐' __ﾚ'-‐'lﾅ´ ﾘlﾉ:::/ ﾘ
＼ ｀ゝ V く ゝソ ｀ / ｨ1て「｀ﾒ / lﾙ'
ヽ. i ヽ. ＿ ゝ-' ノ /
iｰｨ ｀￣ / なるほどね。でも、大抵の歴史書ではロジャー・スミスが英雄視され、
_,. ｲﾊl i / マンシュタインはヒール扱いされているよ。だけど、それは上っ面の
, '´ ﾘ ﾍ i / 評価だってことかい？
ｒ' i ヽ _ 〉 /
l ヽ、 / ＼ '´ , '
/ ヽ.／ ＼ -‐‐-- -‐ ／‐- __
/ l ヽ、 ‐-‐ , イ｀､ ￣｀ヽ、
ｲ i ＼ , '´ ヽ ヽ
／ | ', ｀ ､ ___ ,.ｨ ＼ ',
／ ', ヽ | ', i ヽ l
／ i ヽ、 ヽ /l ヽ l ＼ !
- 772 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:23:49 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） その通りです。何しろ、ロジャー・スミスが五カ国合従を説かなければ、
| ｀ ⌒´ﾉ 銀河はブリタニアとトリステインで、二分されていた可能性がありましたからね。
. | } それを阻み、小国でも大国に対抗する術を実行し、成功したロジャー・スミスが
. ヽ } もてはやされるのは、当然です。
ヽ ノ ﾋﾞｼｯ
/ く＿＿,-ｭ__ て
| ＿＿＿ 三） （
| | ￣ ´
/:::::::::::イ::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::／::::/:::l:::::::＼＼:::::::::::}
イ:::::::::::::::::::::::::::::/|:|:::::::::::::::::::::::::::|
イ:::::::::/|:::/|::::/ |! | l|::::ﾊ:|:::::::::::ﾄ
ｲrl:::/_|/__|/|_, | ､__|/＿|_|:l::::ﾊ
{k〈ｬ'´ﾋｿ` ﾍ. '"ﾋｿ｀'ｧ/k） で、その合従政策を破綻させ、ブリタニアの国力を回復し、
ヽﾍ. /‐' 均衡状態を作り上げたマンシュタインは悪役にされるわけか。
＼ , _ ／ 歴史の評価っていうのは、難しいもんだね。
rへ、 ‐― ／|l ＼_
_／/::::/:|:`:::-イ | |＼
／ / | l / | │ ＼
／ / {＿_ /＿.ﾉ | ＼
／ ∠ -┴ﾍ‐-､三７ ／ へ、| ＼
/ | く ＼i ／ _＞ ` ヽ
| || ＼|/´／ | l ／ |
| |:| 「 |/ ／ |
- 773 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:24:10 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒）
l （__人__）
l ｀ ⌒´ﾉ 殿下も、分かってきましたね。それこそが、歴史を学ぶ上での最大の重要点
| | ですよ。我々は常に、安易な見方をしがちです。
ヽ l
_,ゝ､ _,ノ
,､-='l ＼_,ﾝ g<＼
/ ＼ └〆＼ i=i|＼'＼
丿 ﾞi ＼ ＼=il / i!
l l ＼＼| /＝|l
| | ＼i/ ||
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::! だね。それが一番危険なんだよね。ある面から見ればとんでもない
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ 悪人が、別の視点から見れば、善人だったりするからね。
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
- 774 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:24:26 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ですね。話は戻りますが、ブリタニアが現在の大国になったのは、マンシュタイン
,| } だけではなく、アジュマーン二世という名君、そしてその甥であった二人の存在
／ ヽ } 無くしては語れません。
く く ヽ ノ
＼ `' く
ヽ、 |
| |
,ｨ‐'"~￣｀`丶、
_／ﾝハル/Vヽ/ト＼
ﾌ.::::::::::::::::ﾊﾊ:ﾄ､:l::::::::::ヽ
/ｨ::::::::/|:/ﾚ' ! ヾ_从:|:|::::::! 確か、アリアバート公爵と、ジュスラン公爵だね？ ブリタニアの双翼と
/!::::N-‐''ヽ ..-- ､1ｋi 呼ばれた名将と名政治家の。
!ﾊﾍ:{ r'"~ , ﾙ,}
Yｔ、 `＿_, 〃′
`‐へ `ー ' ,ｲ
lヽ､__,／ﾄ､
／| ﾚへ、
_,､-‐ｲ__ ! L { ｀''‐-､_
／| ,ｲV Ｙ`ﾆﾆ二」ハ `ト-､ ｀>､
/ ｌ┬'´/／/|::::::r‐ｧ' ７ `ｰ' `Ｔ′',
/ l│ ＼!::::| / / |/ !
- 775 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:24:56 ID:sVUi1ELQ
- やら はい。二人はブリタニアの王族にして、名門貴族であるタイタニア家の出身でした。
アリアバート公は軍事、ジュスラン公は政治家として、ブリタニアの国力発展に務めた
のです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／ _ _ ＼ ＼ ヽ
/ , -─‐- ミ丶､ ＼ ヽ l_
／／ ,ﾆﾆﾆ 、 丶、 ヽ | / 〉
/ / ／＿ 二 _､三ミ､ﾐヽ.＼V /∠ﾆ､ヽ
|/ ／ '´ ￣｀≧ ｀W/／ﾍﾞ､ヽ|
| , -==＝＝ﾆ_＞ l/| |
〈 ,ﾆ､ ニ_,∠ ＿ ｢| |
∨ / へ.`=" _,==ミ‐=ﾐ､ ,rzzｧ7 l |
〈 ﾊ ｢〈 ` ┴’` 丶 /ｲﾕﾝ| | /
ヽ小 ヽ.〉 / l l //
| Wゝ-､ l _ 〉 ///
ヽ|从 | __ ′ / l |
_rL_ ヽ. ｰ＝ﾆコ / l |
/＼ ｀丶､＼ ￣ / l |
∧ ＼ _｢う) `＼ / 〉〉
_,．-ﾍ ｀､ ヽ[ う) 〉 _＞==彳 //
＿_, ．- ' "´ |l l| ヽう) | l｢ |⌒l､ 〃 、
ヽ |l ll ヽ人/l | ﾄ､＼〈(__ﾉ〉
アリアバート・ディ・タイタニア公爵（元帥）
ブリタニア軍最高総司令官
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 776 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:25:24 ID:sVUi1ELQ
- やら アジュマーン二世という名君、名宰相マンシュタイン、そしてこのブリタニアの双翼が
いたからこそ、ブリタニアは現在最大の大国としての地位を完全な形で確立させたのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,．−-─- ．_
_,．- '´ - ｀丶､
, -'´ _ '二__￣ ｀丶､ ＼
,∠ ／ ￣ ＼ ＼
／ | ＼ ヽ ヽ
/ / ､ >､ ＼ ヽ ', ',
. / / 卜V∧ ヽ ヽ l ﾄ､ | ＼__，
′/l ｢￣ ＼｀、 | l､｜ | l| ∠,
| /｜ l l｜ ', ﾄ､＼＼|､ lヽ| ｜ /-､ ／／
l | | ｜ ｌ｜ |l ＼｀､|_｣L.⊥ 」 /く` | /ｲ
ｌ | | l、 l├- 、 ﾘ _,L-七ブ ｢ l /<７l | '__ﾉ
ヽ! ヽ |ヽ k'弋＞､ 丶｀￣´ ﾉイ/ Lﾚ'ﾉ,∠._
＼ l ＼ ＼ | '´ ｒイ _＜´_
. ヽ! ヽ￣ |_ , l ﾄ､|,ｨ￣
｀､ ｀ / |／/
l＼＼ -─ 一 ／ ／ ∧ , ｨ
_ ! ＼＼ ￣ ／ ／ ／ ／ /
＼` ＼ ∨＼ ＿_,∠.／ ,∠-'´ , イト､
＼ 丶Y'⌒i⌒Y / ／ _,．' l| | ｀丶､
＿＞‐/ / | |V ─'"‐ ｧ l| |
ジュスラン・ディ・タイタニア公爵
ブリタニア国務大臣（その後宰相）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 777 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:25:40 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 結局の所、ロジャー・スミスはたった一人でブリタニアと戦ったわけです。
| ｀ ⌒´ﾉ しかし、マンシュタインにはアジュマーン二世、アリアバート公、ジュスラン公
. | } といった人物共に戦った。だからこそ、この結果になったのですよ。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
_,. -‐‐‐‐-ヽﾉ__
, '´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
／ﾚl::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iヽ、
/ /l /ハ/l/!::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::ﾄ､::| ﾄ､ヽ
/ﾚ'::::l/::∧/ノ::::::::::::::::::::::::::l 1ヽｊヽ、l:::ヽ!i
／::::::::::::::::::::::::::::::::::／|::ﾊ:::::::::V::::::::::::ヽ!:::::::l
／ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::/ l:! l:::ﾄ::::::::::::::::::::::::::::::::l
' ´ ﾘ!::::::::::::::::::::::/ﾚ|/ lｊ l:ハ:::lﾉﾄ､:::ﾊ::::::::::::!
|:ｲ::::::::::::ﾑ::l‐' !_￣ ‐‐ﾚ'_‐-l/､|:::::::::/ ロジャー・スミスはおそらく、この四人の誰にでも勝てただろうね。
ﾘ |:ﾄ､::::ﾉ ﾚｨ'´l:ﾗiヽ '´iう:!ヽ i::::_/ だが、結局数には勝てなかったってわけか。
{ヽ:l ｰ' ｰ' ' ﾘ'｀i
l ,ﾍ! 〈l /ソ/
｀ y、 /-'´
ゝ、 -- ,ｲ
,.ｲ iヽ、 .イ ｀!､
,. ‐'´ ,' l l｀! 丶 .__ ,. '´ |ヽ. l ヽ 、
／ ,.ｲ ﾘ | | l ｀ヽ
／ ／,ｲ { l ! ＼
／ / l l i |! ＼
l´ / l___ ____/ ﾊ ヽ
| ,ｲ ｒ‐､_ ﾄ､二ヽ_ __, '´__,.ｲ i i
l _,ｒ' / ﾉ 〉l、:::::::::::｀::::::::::::::/ ｒ'´l lヽ、 |
ﾄ､__ﾇi´ '-‐'´ < ヽ::::::::::::::::::::::::/ > ｀ｰ‐┘ ｀ヽ、 / ,ｲ!
l l ヽ、ヽ::::::::::::::::::/ ／ ﾒ'´ l
- 778 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:25:59 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） そうなります。そして、その五カ国合従政策を冷静に分析し、否定したのが
. | ﾉ 我が国のキール三世陛下です。弱小国が、大国に勝利するには、小手先の手段
| ∩ ノ ⊃ では無理だということを正確に見抜いたわけですね。
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::! だからこそ、キール三世陛下は内政に活路を見いだしたわけだね。
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ 合従を行おうにも、それをリードできるだけの国力を持たなければ、
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ' 結局足並みが揃わないことを理解していたからか。
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
- 779 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:26:49 ID:sVUi1ELQ
- やら キール三世陛下の改革は、そうしたブリタニアの均衡政策を逆利用し、
国力そのものの発展を行ったのです。それこそ、他国が戦争に熱意を
向けていたのと同等のレベルで。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
i､ ,/f´'´ﾚ=ﾆ-ｧ
iv' '´, ,-‐=ー'´、
>-‐＝:ｰｭ､-=ﾆ｀＞
,:i=三= ,! ﾄ,)i､ミ`ﾐ､ どれだけ頑張ろうが、弱小国家が弱小のままだと食われる
rv‐t')</ヾ,==へノ;〈ﾞ ﾚ、ﾐ`、 だけだ。なら、食おうにも食えないレベルにしてやろうじゃねえか。
/`tj''´i/ `ヽ;- ,.:'_,.-‐ｬﾞ`
i '´ ／ `ｰｧ､´ ,.-',´.'｀=‐ｧｰ--、
f`iｰ-| ,.-'/7'^>'.,' :',:'.'／ ヽ
|_|_＿j、 ,:/;':/ i /´.' ,:.',:' .'/ |
/' l ,r‐'/;./ ﾚ',:'.; : ' : .,.:'´ !
| |,!､_/: ;| /, ,: , : ; / /
ヽ ﾄi |ｌ|.il| ///,:'.:',i ヽ､＿ r'´
｜ ﾉ ||il:`y'//.',;.:-r'￣`ｰ､ヽ、i´
若き日のキール三世
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::! その結果、ブリックスは質だけなら銀河系有数の大国になった
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ からね。偉大な曾祖父を持って、僕は幸せだよ。
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
- 780 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:27:01 ID:sVUi1ELQ
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） 私も平民ですから、キール三世陛下には感謝しております。現在でも、
. | （__人__） キール三世陛下を慕う平民は大勢おります。まさしく「国父」足る御方でした。
| ｀ ⌒´ﾉ
.ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
-――- 、
／ィﾊﾚ::Vﾍﾊ/＼
∠:::::::ｨ ハﾊ}ヽ}ﾊ::::ヽ
厶::::{/ﾚ-､ -_‐ Y::} そのおかげで、僕はやらない夫のような人物に出会えたんだ。
}ﾊN ,=‐｀, ⌒｀ ｈｌ 感謝するよ。
Yｔ、 `＿ /ｿ
｀ へ ｀ｰ’ ｨ
|｀ー' |、
＿／| | ＼＿
ィ´ / /__ｰ_‐_ｊﾍ ヽ ｀ヽ、
/ |-‐ レｖﾍ::┌‐// `一 ７ 丶
/ | ＼|::::| // / ヽ
- 781 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:27:20 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､ ありがとうございます。とりあえず、この辺りで一つ休憩といきましょう。次は、
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 || ブリタニアの藩屏、タイタニア一族について、やろうと思っています。
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
_ -‐‐:::'::´:::::‐.-..､
,. '´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l:::::::::::::::::::::/:::,ｲ::::/!::::/!::::::::::::::::::::::::::',
!::::::::::::l::ｲ/l:::/ l::/ l::/ l:ﾊ:::::i::::::::::::::::::::l
',ｒ-､:::ﾊ!‐‐ﾚ'- l/_ l/ ﾘ !::ﾊ:::::l:::::::::::::l
{l´ﾘl:! ｨ'fｔﾇﾊヽ ｀ , --ﾚ...l:::ﾊ::::::::::ﾄi
ゝ(}ﾘ ﾞ‐′ ｨ坏ﾒ｀lﾒ l::ﾊ:::::l
/ ﾊ |_ ﾞ‐' ' /yﾊ/l/ 分かった。次も楽しみにしているよ。
, ｲ / lﾍ ﾉ /ノ
／ l ヽ | ' , ､_ ,ｲ゜、
／ l ヽｊ ヽ. ｰ ´ . イ/ l ヽ、
/ | ﾄ､ ヽ . __ . ｨ ´ ,ｒ'ｶ ! ﾊ
/ l l ヽ,__ ,ｲ/／ / l |‐-ｲ !
/ /l l⌒ ﾄ､ヽ､_/:/ ﾞ>/ ｀ヽｊ l
|-‐ ‐- ､ / l ,.ﾊ ｔ__｀:ｰ':/.／/ l
l ヽ/ l_,ｨ′ ' , ｀Ｖ,ｲ／ / /
l l ヽ ＼ l ' , ／ / ／ ｲl
ﾄ. l ヽ、＼ l| lｧ'´ i ,ｲ ／ ﾘl
| l i ヽ ﾝ!‐‐-ｨ7! l /／ / !
! | l ＼ﾊ / l / .ｨ′ ,' l
l l ', ヽ ｀l l lﾉ ／ l ﾉ
l l ヽ ﾍ〉 .ﾉ くl_ -‐‐' 人 ／
ヽ! ヽ l￣ | ｀ _, ｲ｀}|ヘ---イ
ゝ､__ ヽl |='ﾆソ´ !l ',
- 782 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:31:39 ID:sVUi1ELQ
- , -―― - 、.._
, ' ￣￣ ｀ ''ヽ ヽ.｀ヽ.、
／ : :::::::::::＼. ＼:::.＼
./ : :! :::::::ヽ ':;:::::: ':,
./ : / .::/ .::;| ::::';r- ,:::::: ',
/ / i.| : / .:// :::/l ::::::::|__ !__:::: i
. ,' :/ :: LL ::: ./ .::/'"! _'_｀| ::::::::i/´-, |:: |
..i :i.| :::. | _!_ヽ:／'.／ /iｲ;;;;ﾞi ::/:|' |:l::l::: l
..| l l :::|; i. !ｲ;ヽ 'ﾞ ' --'!::::/.::l l::|:l::: | 殿下昼食の用意ができました。
. ',.! ':, :::l:ヽ ﾞー' /::/:://!:、|:l:| :: l
ヾ ヽ:;!、':, ' /':::/:/:ヽ丶-' ::: |
l ::':::ヽ、 ´￣ ,'-'/ .::/:￣: :::: l
| : ::::r:丶.、 .. ' /.:／:: .::: :::::::|
. ', :::丶- ｀r.´ri'' "／:'/ :: ::/ ::::i l
ヽ、 :::ヽ ::::|ﾞ/ﾞヽ / , , ' .::::::l: |
｀' --ﾞ' r .!. .ﾉ-‐=- '''/ .:::::::!::: l
,z ﾆﾆヾr‐r‐r‐- , '-‐/ .:::::::/＼:..|
/ <.... -'‐ ﾆ - ''i ,!:／ .::::::::/ ヽ',
ー=r <_/.//、ﾉ__-／ .:::::／ iヽ
／ ' -ヽノ――／ .::::/ | 0 3 l: ',
/ //./ / ::::/ ,.L.........._ /::: i
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） あれ？ 殿下、料理バトルはやらないのですか？
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 783 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:31:54 ID:sVUi1ELQ
- ／＞─'"￣: : : : : : : :＼∧＼: : ヽ
〆: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼l二ヽ: : ヽ
, ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ＜ﾊ: : :',
/: : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : ＼ハ: : :',
. /: : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : :i: : : : ヽ l: : :.i
/: : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : : : :.i: : /l: : : : : ﾊl: : :.!
. /: :./: : : : : : i: : : : : : l: : : : : : : /l: / l ┛┗li::l : : l
/: :.,': : : : : : : l ＼: : : :li: : : : : : / l/ l:┓┏:li::l: : :l 昨日、あなたにお説教されましたからね！
,': : :!: : : : : : : :l ＼:.l l: : :ｌ: :/／__.....__!: : : : li:::l: : l 自重したんです！
. i: : /ｌ: : : : : : : :l.r＝=-､ l: :/l/ イ::::::::::i /: : : : :li::l: : l
l: :/ l: : : : : : : ハ.＼::.:.:i. l:/ ヽ-- ' l: : : : li:::l: :.ﾊ
. !:/ l: : : : i: : l',. `'"゛ /// l: : : : l:l:::l: l: :.',
l/ ',: : : l:ヽl:ﾊ //// ' ,': : :/l:ハイ:l: : :ヽ
. ', ヽ: : ﾄ: : : :ヽ ,': : /: l': : : l: li: : : :',
ヽ:l: :＼: i: ヽ ─( イ: ／l: : : : :./l: l ',: : : }
}: : : : ):l: : : : ＞r - '" l:/┐| : : : / l: :l: :',: :.,'
,': : : :/: i: : ／ ﾊ| ノ／l l: : :./l: :l: :l: : : :i
/: : : :(: : :',/: :/:::::ヽﾆaﾆ彳::::::::::l l: :/ !: l.: :l: : : :l
,': : : : : : ＿,.イ::::::::::::Y⌒Y:::::::::::::l.i,ｲ‐-l: :.!: :l: : : : l
,': > ' "￣ ｌ::::::::::::::l ﾟ_ﾟ l::::::::::::::l/::l l: : l: :l ‐-､:.l
/:/ l:::::::::::::从__人::::::::::::::::::ｌ l: : :l: :l i:l
_,.. -‐―-―-、_
,.. '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::...、
, ':::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::`..、
_,,,... ':::::::::::::::::::::::,::::::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::`、
,ﾌ゛::::::::::::::::/:::/;:::::l l;ﾊ;;;;;;',:::::::::::::::::::.,
,.;::::::::::::::/l::/ l/ l人! l; l::N l:l::::;:::::::::::::;_
/ l:::::::::::l. v ..__,....., -...,,,,_' j/ l:::::::::::l
.l/l:::::r -'~_,,..._ ;. ,- 、‐-l:::::::,''
j::, ,;' .f:::i ﾞ .f:::i ヽ /:}' だ、そうだよやらない夫。
lヽヽ '` '" /~.l （もう少し、気を付けて喋ってくれよやらない夫）
`、(ゞ. ;: /) ,.'
` 、 U /／
ヽ、 - -- ,. '~
.i. 、 ., i′
__,j ` _ ,.. ' l._
r' ,. l l 、~ヽ
l .ゝt lkl l
_,. -'/ l / ヽﾞ';,
_,..-" / _ l‐--、 .,-―/ ヽ、ﾞ'':.,
,.-" / r~ l l ' f .r〜, l ﾞ'':.,
- 784 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:32:11 ID:sVUi1ELQ
- ＿＿
／ノ ヽ＼
／.（○）（○）＼
|. u. （__人__） | ああ、すいません。
. | |
| | （まずい、地雷だった）
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ
| |
| . |
, ----―- ､
. ' _......｀_ヽ
／ , - ､ ´ー‐ ' フ !､
／ .／ ｀"― ´X-! '.,
／ ／| | | / | :::|､ 〉! l
／ ／/::l_! l _! / l :::l X |: |
.／ ／ |:l:::/!i ! .,､|__｀|/! ::::|'￣｀> l
/ / l.|/,｀|//./!ｲ::iヽ ./ /:::／￣ ヽ ! 本日はこちらの料理をご用意させて頂きました。
. ヽ ＼､ .! 'ー '／, ':／':::／／.:/http://allabout.co.jp/gourmet/italiancuisine/closeup/CU20081230P/bottarga.jpg
＼ //,ヽ !ヽ､ ／／. 'i i::／／.:: /
ヽ //:/::/:/ヽ_ _ .／ .::;ヘヽ ' .::: /
｀l i:::i:::i::// ヽ￣／ ´::／ .:::::: l
| l::|:::|:i.i ｀ヽ::／ ::::::::: |
l |::!::!:| | ｀! ::::: ::::: !
!､!:_:://ヽ | ::::: :::::: l
／;;;;;;/ -' ::/ ', l ::::: ::::::::: ヽ
i;;;;;;;／ .::::/. l | ::::::: :::::::::: ＼
|;;;／ .::::／;|l ／l ::::::: :::::::::: ',
- 785 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:32:26 ID:sVUi1ELQ
- , -‐…‐- 、
／ィﾊﾊﾊ...ィﾊﾊ＼
／::::::::::::::::ｊ､::::::::::::::::::ヽ
７:::::::::::::,ｲ/ }ハﾘﾊ:}::::::}
. /イ::::::ﾊ{_ｊ..、 ‐,_‐-`Y:ト カラスミのパスタかい？ 君の得意料理じゃないか。
ﾚﾊ｛'´,.=‐ヽ ⌒` ﾘl｝
い、 丶 /ノ
. `'へ、 ﾏ ヲ 〃
个 .._,／{、
／! ﾚヽ、
_,.. ‐'/ ！ 、_, | ｛｀ー-､
／ｌ _/Ｖ＾V=-‐一|入 ヽ、._ ｀ヽ、
/ ｌ '´厶ヘ ｣::::::ｒ一' / `'一 ｀ ハ
. / ｜｜ く ',:::{ / / ｌ/ ﾊ
r' / .::: :: :i ＼ヽ:::＼ '|>!.ヾX
l i ::i::.. l ::i::lヽ ヽ::ヽ:::i:.. ll:‐―
.| .: | ::l';::. l ::l::| ｀', ‐＼ヽ|::. l l レ ,ﾆ
l .:i: :l ::| ヽ ',ヽ :|::l／ ｀ _,,,..-:,:: | :::l | .l;;;;;
| .:l ::| ::l--- L_':, i ::l'l.| ,..z=- ''::´ヽ!:l .:::| l. |;;;;;
l :::| ::l :| ＼.ヽ ::| l./,'´ﾚ<)::!!:::::::i:! .::l , .| l;;;;; 今日は、良質のカラスミが手に入ったので、思い切って
| :::|l ::l l |=,＝＝ =z、,ヽ: :l | .'<,,... -‐'/ .::/ l :l .|;;;; 作ってみました。
l i::l l '; ::';.', .ll.! ﾚ-,:ii:::::'; ｀ヽ',./ , , / .:/./!/!.ヽ;;
| .l | '; ':, ヽ':,.!ヾ.ヾ_... - ' /.ｲ/／/::::l丶-
.l.||l iヽヽ. ヽヽ , , ! ‐'ﾞ /／ / ::::;'|::
| l | ＼＼丶ヽ _ .. ィ '/./ .:::/:l:::
l l .l ヽ::l丶 ::＞.. .._ ｀´ ,.ｨ'// .::::/::i:';::
| .|l. ! :::;|ヾニ==<二>｀ '' ‐- ィ´ /'/ .:::/::::|::ヽ:..
l ':,!:ヽ ::i'＞ '''''' ＜ r..ニ-/ニ, /ニ../ .::::/::l:::::l:::',丶
// |ヽ.,＼!ヽ ＞!::::::/´ｊ .i.l:::::／ .::::/,_,. -_,_'::;:::
/' .l ::/ ＞---<''´-‐/::::::人_ ノ':::/ .:::／/.／´ ｀ヽ、
／ /:::L../ .i'´ ｀>ニ三=-=>',..L.＝/ .::/:::/' __＼
／ ／:::::ヽ ヽ<＿ 二＝_ニ-‐―-/ .::/:/:/ r ﾆヽLr,. l
／ ／ ./:::::::::::::::::＞--_..＝ニ 'ヽ 丶-::i .:/::i:l:;' | l l.| _'-, l
／ l:::::::::::::::::// /´:::::::::::::::::￣::｀:‐-! .::/:::l::l:l 丶ﾆﾉ '--'
- 786 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:32:39 ID:sVUi1ELQ
- .. -―- ､...-―- ､
, '´ ＼|｀ヽ､ ｀ ､
／ ／ ､ ヽ!/.＼ ＼
/::: / /::: / ', ＼| ヽ. ヽ
/:::::/::::::/::::/:::: / :| ::i :::l i ';X i ヽ
/:::::;':::::::;':::::;'::::::::;': l :::| :::|:: :| lV | :.. ',
l::::::i::::::::l::::::l:::::::::l|:: | :::l :::::l::: l:: |< l ::::. :::',
.|:|:::| l::::|:|::｀ヽ::::::| l::l:::::| :::|:|:::l .|: l Xl ヽ ::::i
l:::l:::l::|:::l::lz=.､:'::::l. |::-l―-<::l:::|::l::::::|＞|:::';::::::ヽ::::::| 冷めると美味しくなくなりますよ。ささ、どうぞ。
|:::|:::|::l::::|' !ｲi､:::| |z＝=-､::l:::|:::::l二_ヽ::';:::::::ヽ:::::l
/!: l:::l/!::::l, ,｀´ ヽ! |ｲ;ｼ|:::l:://:///::::';:::::::ヽ:::::|
/:::::!:::!:|/ヽ::| ' ｀´ !::|://:///::::::::ヽ:::::::ヽ:::l
／::::::::/:::/i::::!:lヽ ､. _ ' ' ./::,':'--- '＿:::::::::＼::::::ヽ:|
:::::::::::::i::/:::|:::|::|::::lヽ ｀´ , ィ'/:::/::::/―- ＞::::::ヽ::::::::＼
:::::::::::::|:l:::::l:::l:::l:!::|:::::ヽ.. -=´'´-!:::/:::::/二-::':´:::::::::::::::::＼::::::::::ヽ
::::::::::::::!::::::|:::l:::|:ヽ!:://::;,-ヽ';;;;;;l::/::::::/｀ヽ二i::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::
:::::::::::::ヽ:::::ヽ!:::l:::::〉/／!.ノ;;;／!:/|:::/ ':;;;/::ヽ:::::::::::::::::::::::::＼:::
::::::::::::::::::｀':::::＼!://ヽ＼:／／!;' l:/ ':;;､:::::＼:::::::,: へ:::::::::ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒)
. | u （__人__) ど、どうもだろ。
| |r┬|}
| | | |}
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
- 787 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:32:52 ID:sVUi1ELQ
-
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
,.. ‐ '''''''' ‐ ､
／ , ＜i二i二iヽ＼
/ ／i／ , ｀' ゝヽ
/ ,../| / ./‐/.､ ,'.i l .ヽ
/ | r,｀! i ＿i /-､| .',
/ .: l l | | i'iﾞ-ｲ|'i /l_/|'l i |ﾞ i お味は如何ですか？
/ .:: .:: '-‐' .| ﾞ‐-' !／.iﾞ:ｲ!'/ !.l '
/ .::: .::::i ::| l ､ __ ﾞ‐'// /!'
/ .:::::::::::::l ::l |ヽ､ _ .. ィ|/.ｲ '
/ .::::::::::::::ヽ :! lﾆ=r〈､:::_::| l:: |
/ .::::::::::::;. ‐＼ヽ::z=ﾆ=/ .!. |: l
/ .::;へ;:／ i |:!.!ノ/l-l-＼. |
/ .::///;;;;｀ヽ､ |::. l;｀;;;;;;;;| .l;;;;;;;i l
/ .::/:::::＼;;;;;;;;;;;;;;;V´ l:::: |;;;;;;;;;;;l |;;;;/i |
- 788 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:33:20 ID:sVUi1ELQ
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::! 言うこと無し、だね。相変わらず、この味が出せるとは思えないよ。
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●））
. | （__ﾉ_） 確かに美味しゅうございました。このパスタ、素材が素材だけに不味いものには
| ｀⌒ﾉ なかなか出会わないですが、飛び抜けて美味いものにも出会いません。
. | } これはまさしく、後者です。脱帽ですね。
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 789 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:33:32 ID:sVUi1ELQ
- r' / .::: :: :i ＼ヽ:::＼ '|>!.ヾX
l i ::i::.. l ::i::lヽ ヽ::ヽ:::i:.. ll:‐―
.| .: | ::l';::. l ::l::| ｀', ‐＼ヽ|::. l l レ ,ﾆ
l .:i: :l ::| ヽ ',ヽ :|::l／ ｀ _,,,..-:,:: | :::l | .l;;;;;
| .:l ::| ::l--- L_':, i ::l'l.| ,..z=- ''::´ヽ!:l .:::| l. |;;;;;
l :::| ::l :| ＼.ヽ ::| l./,'´ﾚ<)::!!:::::::i:! .::l , .| l;;;;;
| :::|l ::l l |=,＝＝ =z、,ヽ: :l | .'<,,... -‐'/ .::/ l :l .|;;;; お褒め頂きありがとうございます。
l i::l l '; ::';.', .ll.! ﾚ-,:ii:::::'; ｀ヽ',./ , , / .:/./!/!.ヽ;;
| .l | '; ':, ヽ':,.!ヾ.ヾ_... - ' /.ｲ/／/::::l丶-
.l.||l iヽヽ. ヽヽ , , ! ‐'ﾞ /／ / ::::;'|::
| l | ＼＼丶ヽ _ .. ィ '/./ .:::/:l:::
l l .l ヽ::l丶 ::＞.. .._ ｀´ ,.ｨ'// .::::/::i:';::
| .|l. ! :::;|ヾニ==<二>｀ '' ‐- ィ´ /'/ .:::/::::|::ヽ:..
l ':,!:ヽ ::i'＞ '''''' ＜ r..ニ-/ニ, /ニ../ .::::/::l:::::l:::',丶
// |ヽ.,＼!ヽ ＞!::::::/´ｊ .i.l:::::／ .::::/,_,. -_,_'::;:::
/' .l ::/ ＞---<''´-‐/::::::人_ ノ':::/ .:::／/.／´ ｀ヽ、
／ /:::L../ .i'´ ｀>ニ三=-=>',..L.＝/ .::/:::/' __＼
／ ／:::::ヽ ヽ<＿ 二＝_ニ-‐―-/ .::/:/:/ r ﾆヽLr,. l
／ ／ ./:::::::::::::::::＞--_..＝ニ 'ヽ 丶-::i .:/::i:l:;' | l l.| _'-, l
／ l:::::::::::::::::// /´:::::::::::::::::￣::｀:‐-! .::/:::l::l:l 丶ﾆﾉ '--'
-――- 、
／ィﾊﾚ::Vﾍﾊ/＼
∠:::::::ｨ ハﾊ}ヽ}ﾊ::::ヽ
厶::::{/ﾚ-､ -_‐ Y::} （やらない夫、例のモノを）
}ﾊN ,=‐｀, ⌒｀ ｈｌ
Yｔ、 `＿ /ｿ
｀ へ ｀ｰ’ ｨ
|｀ー' |、
＿／| | ＼＿
ィ´ / /__ｰ_‐_ｊﾍ ヽ ｀ヽ、
/ |-‐ レｖﾍ::┌‐// `一 ７ 丶
/ | ＼|::::| // / ヽ
- 790 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:33:44 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）（分かりました）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | U } ミス巡音、今日はちょっとしたプレゼントを持ってきたんですが？
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
.. -――-､ ､ ､
., ´' ´￣ ｀ ヽ､<.＼ ＼
／ , ヽ ＼lヽ ヽ
,.' / i ', ',',/.i. ',
./ .i / .,' .| i l .l.lV| l
. ,' .| | / | l l | | |.L'i. |
i |l l ,' l |i | ,.l -r‐l i l.| !'´| .l プレゼント？
| l.|.| l―- ! l l ./.z=l＝=､! /./ |ll |
l | l.l l ,l=＝l､ ! |// | イ::l::::〉,,' ,' l l!| l
. ! lヽヽ'ﾞ .!ｲ:!:ﾉ ヽlﾞ ' -- ' | !.!､| !l. |
', | ＼' .!｀ ´ 、 / 丶-' l
ヽ | ｀ !､ __ , '/ / | | l
' ! | l > ､ ,. ｲ=,' / /l l .|
| l |iヽ'<.>｀ .'r- ',. / '/ / .| | .l
! |､ 'l ＼!｀'i 〉< / / / ヽ ', |
ヽ' ヽ.! ｀ | l!､ﾉi ,' ,' ,......〈 i .l
ﾞ' ｀ ,..-‐.rj=| .i i'´ ｀ヽ | .|
/ /´//./ l | | l l .l
- 791 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:33:57 ID:sVUi1ELQ
- やら 昨日は少し言い過ぎました。そのお詫びに、これを持ってきました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__ -─ v──‐-､
（ ､_ _.イ´ ｀ー- ､._
＼ ￣￣ へ、 ＼
｀＞ｰ── ／ ＼ ＼ ∧ ／＞
／ ＞ ／ ハ、 ヽ K ∧ ＿_,.＿ /／
､＿＿_＿ノ ／ / / / ヽ | ｜ﾍ ﾍ _. イ「: : : : :|:ｰ-. ､
｀ ー‐ ｧ‐ / /l / / / | ｜ハ ＼ _.イ￣: : : :ｲ: : : : : : : : : :ヽ.
/ / / j ／|/|// ハlノ|/人 |/ l ヽ_.ノ: : : : : : : / {: : : .ﾄ､ : : : : : :＼
/ ﾄ､.__」斗-一Ｋ/ ー十-＜xノ | / ﾉ ／.: : :/ /ﾍ: : . . . |: ＼: : : : : : ﾍ
｀ー--､.＿|ノｌ _,ｨfエぅｭ、 _ィユぅx_ ! ｜ / :/. :/. :/ /∧::＼ . . l:: :: :＼ : : : : :｀ｰ- ､
／ l /{’辷-:ﾘ 辷:zﾊヽ| 丿 /: : : :/ :. : : :| /.| ヘ､::＞:ｧ ﾍ:: : : : :＼: : : : : . ＼
＜..__＿__..イ! ´ ￣ ￣ ｀ / / /. : : :/.:: :: :: :.|」斗十‐ |: :./|: :./＼: :＼: ＼: : : : : . ＼
/メ⌒il l _/ ｲ _／ /: : : :/: : :: : : : !_.x≠ミ､.|: /｜/￣｀へ: :｀二フへ、: : . ＼
/ 人｡ﾊ ´ ｀ ／人_彡｜ :/: : : :/: ::. .:: :: : :/ fてｌﾊ |/ / _ｪ≠ﾐﾍ∨ :: : : ＼:＼: : : : . ＼
/ o゜∧ -‐ _ー-／ / ヽ__ﾉ .:/: : : :个 、: :: :: :: :l{ 辷z:ﾉ fてlﾊ ヽ＼:: :: :. :个.､＞: : . ヽ
＜三二ﾆﾝ ,ﾍ、 ／ {＞──‐-.〈: : . | : :｀ヽ、: :: :| ￣ 弋z::ﾉ / ﾘ::￣:: :: ::|: : : . ﾍ
／ 〈丿／ ＼ _. -ｰ 7´ ／: / ＼: : . . : : : :＼::｜ . 、 ￣ ﾑ-、 :: :: : |: : : : . ﾍ
／ ／ ／ / /: : :/ l ＼:. : . : : : : : :ヽ| r──- 、 / ｌ/ﾉ）l＿人|: : : : : ∧
. ／ ／＿＿_.（ l |: : | / ＼:. : : : : :l＼:ヽ |/￣ ヽ /-' ／:: :: :: :: ! : : : : / ',
. ／ ／ ＼__. :/ ＼ ヽ |: : | / -─- ､. ∨:. : :ヽ:＼＼:|￣ヽ __..ノ .ｲ ￣|:: : : : : : : |: : : : : ／ !
／ ／ ／__. :| ＼ ＼|: : | ／,ん-─- ､ ＼ | ー-＜￣ ｜ .イ/＼: :|/＼: : : : :ヽ、: : : . く |
／ ／l ∠イ Vヽ ｀ ー-- ト-ｧ|/／ ＼ ＼! |￣__チ┴─v-l ､＼`ー--く＼: : : . メ l
／ ／ ヽ _.ｲ二ミ ､ ／/|/ ＼ﾉ ! ヽ ／＼ ノ ＼ ）: : :.／ | /
/ （ ＼ ／Ⅳ ＞── 个/ﾚ| | | ＼ ムー-＜ / /: :.／ !／
. / ） 〆Ⅳ/＿＿ / ＼l ﾍ ｜ / | | ｀ ーく /..／
. { ／ ／Ⅳ// [二二] / ＼ﾍ | ／ _/ ／ ＼ ﾚ′
二人から貰ったアルバムのジャケット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 792 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:34:11 ID:sVUi1ELQ
- ,. -＝=‐-￣｀ ､
／ ｀ ヽ＼. ＼
/ | .:;i l';:. :＼', ',
/ .:::i ::/l :::|i: | ';::.l :l￣ヽ l
,' i .::/|/_ l ::l '/､,,l: | :|i' ,|:. |
.l/ | :::l. l. |! ヽ::| |l l:l :l| l l::. l こ、これはあのシェリル・ノームとランカ・リーのデュエット
|l ', ::| '! l| l| |l :/ l !.|:::.. | アルバムではないですか！ しかも、新曲まで入っているなんて！
l| ヽ :l､､､ ､､､,l'| ::/! ヽ!:::. l
' ＼! ､ l:/:/ー'::: ::..|
!,ヽ､＿ _,l/:/::::::::::: :i:::l
/- !::＞-|￣l￣;;ノ::/;:::::::::::: |:::|
|:;:;:;;|ヽ!;;;;;;;;;;／;;;;;|:/ヽ:::::::::::: l:::l
l:;:;:;;l /;;;;;!!;|!;!;;;;;;;l,';;| |:::::::::::: |::|
/|;:;:;;|'-- '丶---;|!:ヽ!:::i::::::: ll::l
l ￣:/＞＜二´ _ l ::::| l:|i::::: / |!
| :|i:::il;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| l_|. !:l |:li::: / l
';:|lヽ|l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l |_;l. !! l:|／ |
ヽ! l L;;;;;;;;;;;;;;;;;| l | ' '
＼|__l￣￣￣￣L..!
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ （だから言っただろ？ ルカはあの二人の大ファンなんだ）
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
- 793 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:34:29 ID:sVUi1ELQ
- ,.. =. ´＝＝=､ ､｀.ヽ､
／‐ '´ ｀ヽ!＼. ＼
／ ＼l':､ ヽ
./ ＿_ .ヽl.', ':,
/, |-, ´ ,､ .i ｀ LL ',
/i '´'l |i |,' ヽ .|i .|- l. l
. ! | .i | ! lヽ l! -=＝=ー l:::|| .| ミスターコルベール、良いものを頂きありがとうございます。
.l l _!,, z=＝＼ ! .|:ｲ!!ﾞ:! i .|::l.l. l
', .i '´ ﾞ' !ｲ!!::i, ｀ ｀" ´| l. l'ノ |
ヽ ヽ rV'iﾞ'"´ , "" !/ .| .l
｀i ＼.| |. |"" ｀´ ..イ/ / |
!.i ヽヽ｀ヽ'' =r= '´.../ / l
/ヽ' -＼ ' |-‐=/ ,i‐-.､ |
/ ／!l> !l´ 〉 l |/ ヽ ヽ、
/ ／ !.! / ヽ.i | l |
／￣￣＼|
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒)
. | u （__人__) いえ、喜んでくれるのならば結構です。
| |r┬|}
| | | |} （ここまで喜んでくれるとは思わなかっただろJK）
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
- 794 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:34:44 ID:sVUi1ELQ
- / ＿＿
!ヽ 'ﾆ-――-｀､' ､
／＞ ´ ￣ ｀ 'ヾ >､ ＼
/i／ ヽ ＼ ＼i, ';,
/i/ / ', ヽ ヽ. ヽ, ! li
/ 'ﾞ , ! l , i ヽi '-‐ ノ
／./ / | i .i | iヽ | ':,´
/／/ | !', l l l￣ヽ i .l | l
!' /! l :! .| !ヽ |ヽ､ | | ! | l i | 殿下、申し訳ありませんが、失礼させてよろしいでしょうか？
/ | .| .! l==‐ 'ヽ ｀ ''‐==!/ / |,l （早速、私の携帯端末に落としておかないと）
／ / ヽ.l', |ヾ ' ' , 'ノ'i ' ／! ヽ
／ ／ ヽ＼ !､ ､-―-., /! i ! ､ ＼
／.／ ヽ | ＞.､｀ ´,. ＜::::| /l./ ヽ ヽ
' ／ ／ /::|::::!i' ‐-｀ ‐ ´-'i::::::／ / ヽ ', ヽ
_.. '／／ /::::::::::! |;;;;;;;;;;i´｀i;;;;;;;;!､::::::; ＼ ､ '.,
. ／. / / .:::_:;;.r‐ ' ´'‐-､;;!､.ﾉ;z -‐'' ‐- ､ ｀ ヽ､ i
/ / .:/ ／ i´/￣ ヽ二二 ／／￣ヽヽ｀' - i ､ ｀ヽ
＿＿
, :'´v v v v｀ヽ
∠:::::::::::::ﾄ:::::::::::::::::ヽ
∠::::::/ﾚ|/ lﾊl二ヽﾄ､:| いいよ。それじゃ、僕とやらない夫で片づけておくからね。
ｲ::::::|／_ヽ ‐‐ ､ Ｋ
＾'〈 '´ 〈 /ノ
（ぃ ＜ヲ /
¨ ｀ﾄ . __／!
/| |＼
＿ , / l ! |｀' ､
／ _ム⌒r―‐∧__＞ ｀＞､
/ |／ く |::::::// / ',
- 795 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:35:32 ID:sVUi1ELQ
- _ ......-r._‐､..､
,..: ' ´ ｀ヽ-l:＼､
/￣｀ ', ､. ＼l';.',
./ i i:. ヽ.. -i‐:. ';il.| それでは失礼します。
i .: i l-l‐'‐:､.ヽ .l:.z＝=, i |l|.l
|.:: | :'; |z＝ヽ :i.|!.!ｲ!ﾞi | ! l'',|
.l:i::l:i :::..!i'ｲl!ﾞi , ﾞ'' ﾞ !/: |/.',
. -=- ''ヽ:::.! ｀" _ .. !,.:: l:: ＼
／ ' i;/ .| l 〉i_ヾ､ ´ .ｲ': /:::. ヽ ､ ＿＿
／ ..::!!､ ´ ' '_'ﾞ-｀'!i,_i ,,.―='´;/ .,.:l￣ヽ ｀ ￣-.｀ヽ￣
／ ..::::::::ヽ｀二'|:::::::::::｀!￣;ヽi´i/!／::|:::::::::l::.. ＼ ＼ ;:;:;:;:;:;:;:;:
-―/ .:::::::::::; ＜;;;;;::!;;::_::／ﾆヽrrrrノ :::|l::::::::::|:::::.. :', ', ;:;:＿;:;:;:;:;:
', .:::::::::::／￣ / :::::| 〈＿!＞'／! :::l;i::::03;!＿:. :l:: ::: i
ー― ' ´ / ::::l;｀ー;;;l i l;;;;;;| ::!r‐'' ´:::::::il :::|:: :: |
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ／ i i ::i;;;;;;;;;;;;| | |;;;;;;l :';:::::::::::::;;;ﾉ:: :::l::: ::.l r ,:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: / ./ ! :';;;;;;;;;;;;! l !;;;;;;', ヽ-‐ ' '''‐--‐
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ,' .:/ .:/ :ヽ;;;;;;;;;＼ヽ;;;;;ヽ ＼:::::......
l .:/ .;/:::| ::. :::::ヽ;;;;;;;;;ヽ.ヽ;;;;;＼ ヽ:::::::__:.
.／.::／ ::::', ::.. :::::';;;;;;;;;;;;;ヽヽ;;;;;;;ヽ .
／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） |
. | （__人_） 相当入れこんでいるんですね彼女。
| ｀ ⌒ﾉ
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
- 796 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:35:46 ID:sVUi1ELQ
- _,.. -‐―-―-、_
,.. '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::...、
, ':::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::`..、
_,,,... ':::::::::::::::::::::::,::::::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::`、
,ﾌ゛::::::::::::::::/:::/;:::::l l;ﾊ;;;;;;',:::::::::::::::::::.,
,.;::::::::::::::/l::/ l/ l人! l; l::N l:l::::;:::::::::::::;_
/ l:::::::::::l. v ..__,....., -...,,,,_' j/ l:::::::::::l
.l/l:::::r -'~_,,..._ ;. ,- 、‐-l:::::::,'' 暇なときは、よく口ずさんでいるしね。この前も、何曲か
j::, ,;' .f:::i ﾞ .f:::i ヽ /:}' 部屋で歌っていたよ。
lヽヽ '` '" /~.l
`、(ゞ. ;: /) ,.'
` 、 /／
ヽ、 - -- ,. '~
.i. 、 ., i′
__,j ` _ ,.. ' l._
r' ,. l l 、~ヽ
l .ゝt lkl l
_,. -'/ l / ヽﾞ';,
_,..-" / _ l‐--、 .,-―/ ヽ、ﾞ'':.,
,.-" / r~ l l ' f .r〜, l ﾞ'':.,
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.. - r―== .､
,. ' ´.. - , ｀ '"ヽX ヽ＼
./ ／／.／ ／ ￣ヽi',.ヽ
l／ ./ ､/ / // /i l<!. ',
!/! l ,,_丶-! ＿ / | |X!. l
/ /'.|/.!i;!iヽ.|／＿｀ ! / L!| | 重力反比例♪ 火山みたいに光るfin♪
／ 'l | l,,,｀´ ' ´|ｲ;!ゝ' /i i l l
￣ | l', | _ ,,,,｀´/／/_ l l｜ |
ヽ! .ヽ !...｀j ／ ／丶- ' l
／ ｀ .,｀ -―=´／''' ヽ ',
／ ／.::/ i´／./ iヽ ヽ
／ ,. - ､./;;;;´0'./:/ヽ 0 3 | :.. ＼
/ レ '' ´ ヽ=/ .: /::::::::｀:'ー> _l＼ :.＼
ヾヾ´::＼ ';;!/.:/丶:::::::::::/;;;;;/ ::... .....
| ＼＼::::ヽ.|./ ヽ､ ／;';;;;;;;;;| :......ヽ
ヽ ヽ ヽ ／ ,ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;!ヽ :......
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 797 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:35:59 ID:sVUi1ELQ
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,.. ‐ '''''''' ‐ ､
／ , ＜i二i二iヽ＼
/ ／i／ , ｀' ゝヽ
/ ,../| / ./‐/.､ ,'.i l .ヽ
/ | r,｀! i ＿i /-､| .',
/ .: l l | | i'iﾞ-ｲ|'i /l_/|'l i |ﾞ i 流星にまたがって、あなたに急降下 ah ah ♪
/ .:: .:: '-‐' .| ﾞ‐-' !／.iﾞ:ｲ!'/ !.l '
/ .::: .::::i ::| l ､ __ ﾞ‐'// /!'
/ .:::::::::::::l ::l |ヽ､ _ .. ィ|/.ｲ '
/ .::::::::::::::ヽ :! lﾆ=r〈､:::_::| l:: |
/ .::::::::::::;. ‐＼ヽ::z=ﾆ=/ .!. |: l
/ .::;へ;:／ i |:!.!ノ/l-l-＼. |
/ .::///;;;;｀ヽ､ |::. l;｀;;;;;;;;| .l;;;;;;;i l
/ .::/:::::＼;;;;;;;;;;;;;;;V´ l:::: |;;;;;;;;;;;l |;;;;/i |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●） ）
. | （__ﾉ､_） 単なるファンを通り越していますねもはや。
| ｀ ⌒ﾉ
. |U }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 798 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:36:15 ID:sVUi1ELQ
- ,､ -- ､i!__
, '´ ｀`ヽ､
＿ ,／ ＼
∠ li ﾄ､ ､ ､ ヽ
/ , , |ヽlヽ!ヽ､|ヽ!ヽ l
ﾚ! ./Viﾚ' , -ｰニｰ-､ﾚ､ .l
| |i ,-ｰ､ '⌒iTｯ .| /`ヽ! まあ、別にそれ意外はまともだからいいのさ。それに、
ヽ, ', ﾊT:} ﾞ´ ` ｿﾉ アレが唯一の趣味といっていいくらい、ルカは真面目な
`ヽ', ''´ﾉ _,イ-､ 性格なんだ。
{l ` / ヽ┤ |｀`ｰ- ､
/入 ￣ , ./ | `ヽ､
ﾄ､ ゝ>-ｰ' ￣`ヽｲ / .| ,､ '" ＼
了､_ .〉 ./ | ／ ヽ
/ヽ｀`ｰ-l' | /__ | / l
| ＼ ,' l`ｰ''| ヽ､. | ﾉ l
| `,' .lヽ::::ﾉ ｀ l ／ l
l ./ ト-辷 `Y ／ l
l ./ | ﾄ､＿ _-/ |
| / | lヽ ｀ l l
L_../ ﾄ, | l. l |
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（○）（○ ） |
. （__人__） u .| な、なるほど。
. ヽ｀⌒ ´ |
｛ /
lヽ、 ,ｨ'.) ./
j .}ﾝ／／ ヽ
ﾉ '"´ ￣〉 |
. { 勹.. ｜
ヽ ､＿_,,ﾉ . |
- 799 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:36:37 ID:sVUi1ELQ
- ＿＿_＿
_,.. -‐' ´￣::::::::::::::::::::￣｀:‐- 、
,ｨ'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶_
／ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､_::::ヽﾞヽ、
／ ,ｲノ!,ｨ'ﾚﾍv／:::::::::::::::::::::::::::::::ｒ'､ヘｰ' ｀￣__rヽ、
/,ｲ! ／:::::v | ／v':::::::::::::::::::::::::::::::::iﾊ!:::::ヽ「｀‐--ゝ:::ヽ、
i:::::ﾚ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:ヽ
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ:::::::::/|::! i::::::::::::::::::::::::::::::::::::iヽ!
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ::/i::::::::/ !:/l::::l i:! !:ﾄ､:::::!::::::::::::::::::ﾄ､::!
i:::::::::::::::::::::::::::::::/|:/ |:/ |::::/ |/ l::::i |! ﾘ i:::ﾊ::1::::::::::::::! iﾘ
!:::::::::::::::::::::::::/ i/ |! l::/___ｊ'___V_,, __|ﾉ !/ﾄ:::::::::::ﾘ l!
ヽy'⌒ヽ::::::ｲ -‐‐'"´ﾚ',.-┬､- /_,.ﾞ二￣｀!::ﾊﾉ
i ´｀ヽﾞ!::::| <´ ﾄ:ｨ:l 'Tﾌ｀ヽ. ,l/
ヽ、（｀} ヽ:! --' ゝ-' " /ﾉ
ヽゝyﾞ l! ! /′ 後、ルカは幼少の頃から侍女部隊にいたから今ひとつ、世間ズレ
｀ｰ;--、 ヽ ! している所もあるからね。趣味の一つや二つぐらいあったほうが、
ﾉﾊ:::ヽ、 ノ ﾉ いいじゃないか。
!ﾊ| ___ _ ／
| ヽ、 ／
ｒ-‐'´￣| ＼ ／
ｊ ヽ、 l ｀ ､ _ ／
/ `'､ T"´ ヽ、
_,ﾍ>、 ＼ l ﾞ ‐-､
,.ｨ' ヾ､ ｀ ‐-､_ |ﾞヽ、 ! ｀ヽ.
／ ｀! ,.-ヽ i ヽ| ｒ'"￣ !
／ '; ｒ'´ ﾞl | ﾊ ﾄ､
／ ヽ. ! |‐､__ i | ヽ. i ＼
／ ﾞヽ 〉 ｀ヽ、 リ ヽ、ヽ. ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 王族の身辺警護と養育を目的とした精鋭、王室侍女部隊。
. | （__人__） 最初に見たときから、ただ者ではないと思っていましたよ。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 800 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:36:51 ID:sVUi1ELQ
- _,.. -‐―-―-、_
,.. '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::...、
, ':::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::`..、
_,,,... ':::::::::::::::::::::::,::::::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::`、
,ﾌ゛::::::::::::::::/:::/;:::::l l;ﾊ;;;;;;',:::::::::::::::::::.,
,.;::::::::::::::/l::/ l/ l人! l; l::N l:l::::;:::::::::::::;_
/ l:::::::::::l. v ..__,....., -...,,,,_' j/ l:::::::::::l
.l/l:::::r -'~_,,..._ ;. ,- 、‐-l:::::::,''
j::, ,;' .f:::i ﾞ .f:::i ヽ /:}' しかも、彼女はその中でもピカイチの存在だったからね。
lヽヽ '` '" /~.l 家事も身辺警護も、その全てがトップクラスだった。
`、(ゞ. ;: /) ,.' そんな彼女が、僕なんかに仕えているのは、正直、
` 、 /／ 心苦しいよ。
ヽ、 - -- ,. '~
.i. 、 ., i′
__,j ` _ ,.. ' l._
r' ,. l l 、~ヽ
l .ゝt lkl l
_,. -'/ l / ヽﾞ';,
_,..-" / _ l‐--、 .,-―/ ヽ、ﾞ'':.,
,.-" / r~ l l ' f .r〜, l ﾞ'':.,
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） ・・・・・・殿下、少しよろしいですか？
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 801 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:37:06 ID:sVUi1ELQ
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::! なんだい？
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） これはかなり不躾な質問です。もし、お気に召さねば、私をその場で
| ｀ ⌒´ﾉ クビにしても構いません。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 802 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:37:20 ID:sVUi1ELQ
- γ |
/ ∧ |
/ ヽ | ＼X ,ﾍ |
/ 入 |＼ ﾄ､ | ＿ ＼|`V ヽ .／ヽ | そこまで言うならば、君の質問は一つしかないね。
∠ | ＼ ヽ ＼| 才'' ＿ ` Vｲ~i ﾚ 僕が王位を望むか否か、ということかい？
| | ＼| ／ ／下ｭ 〉 ｱ_ﾉ`､
| | ` ' `ツ VN`
ﾍ∧ ,| `､| ,イ`､ ＼ ＿＿
V |ﾍ | ヘ'~込 `＜ ヽ ＼
ﾍ ヽ `' ＼| ト､＿
| ﾉ / |
＼` _, - ／ / |
ヽ､ ／＼_ / |
`ー ' / ヽ ／ ＿＿ ヽ
丿 x |＿ ＿/ ＼ ￣
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●））
. | （__ﾉ_）
| ｀⌒ﾉ その通りです殿下。正直、殿下ほどの御方が、この屋敷で
. | } 埋もれる事は、大きな損失ではないでしょうか？
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 803 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:37:35 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） |
（｀⌒ ´ | 殿下の従妹（シンジの方が数ヶ月早い）にあたるアスカ女王陛下よりも、
. { | 私は殿下こそ、相応しいと思っております。殿下には人を引きつける魅力
{ ﾉ があり、聡明であります。まさしく、王足る御方と言えます。
ヽ ノ
ﾉ ヽ
/ |
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ そこまで評価してくれるとはね。嬉しいよ。それには礼を言わせて貰う。
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ' でも、アスカも王足る人物だと思うがね。
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
- 804 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:37:53 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 博識、という意味ではそうでしょうな。既に、大学も卒業している御方です。
. | } ですが「徳」という意味ではどうでしょうか？
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
/:::::::::::イ::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::／::::/:::l:::::::＼＼:::::::::::}
イ:::::::::::::::::::::::::::::/|:|:::::::::::::::::::::::::::|
イ:::::::::/|:::/|::::/ |! | l|::::ﾊ:|:::::::::::ﾄ
ｲrl:::/_|/__|/|_, | ､__|/＿|_|:l::::ﾊ
{k〈ｬ'´ﾋｿ` ﾍ. '"ﾋｿ｀'ｧ/k） 徳？ おいおい、彼女に徳がないっていうのかい？
ヽﾍ. /‐' 曲がりなりにも、彼女は僕の従妹だよ。
＼ , _ ／
rへ、 ‐― ／|l ＼_
_／/::::/:|:`:::-イ | |＼
／ / | l / | │ ＼
／ / {＿_ /＿.ﾉ | ＼
／ ∠ -┴ﾍ‐-､三７ ／ へ、| ＼
/ | く ＼i ／ _＞ ` ヽ
| || ＼|/´／ | l ／ |
| |:| 「 |/ ／ |
- 805 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:38:08 ID:sVUi1ELQ
- ／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） そういう意味ではありません。ですが、アスカ女王と殿下では、
. | （__人__） その大きさが違いすぎます。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） 殿下は、常に下々の者にも気を使う器の大きな御方です。
. | ﾉ それでいて、深く歴史や政治を学び、それを実践しようとして
| ∩ ノ ⊃ おります。まさしく、これは名君の証ではないでしょうか？
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
- 806 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:38:22 ID:sVUi1ELQ
- ＿,,＿,,,,,
,,r '";;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;`ｉ;,,､
／::::;;;;;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;;;;;;;::`;,、
/::;;;;;;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;;;:::::＼
ｌ:;ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ;:r、
'ｌｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ/ｉｉｉｉｉｉﾄｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉﾊｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉﾊヽ
,-､ｉｉｉｉ／ｌｉﾄハｉｉハｉｉｉ／ ｌﾊｌｉﾘｉｉｉｉｉｉｉｌ"`'
〈 `'jV .____,,,ｉ,,__ｉｉ ＿,,,ｉｉﾄｉｉｉﾊ/
ヽ、_ '" r-ｮｧｰ "ya-/／"
ヽ ゛~` '、 "~'/''" それは大げささ。僕は単なる趣味の延長線上で、
_r-|ヽ、 _ _'" , ' 君の授業を受けているに過ぎないんだよ。それに、
_,.／'/ ｉｉ ` 、 ' , rt,_ 僕はただ、気が小さいだけさ。
'"_,, / ｌ" `''";ｌ､ヽ, "' ,
/ `, `〉 ｉ、 ` ,、
/ｉ ｉ,ｰ-、 _,,r`ｉ ヽ, ＼、
/ ,_ヽー-- -ー''ｌ ヽ 'ｉ,
' '~`￣ 'ｌ
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●） ご謙遜なされますな。でなければ、あれほど熱心かつ、真面目に私なんぞの
| （__人__） 授業を受けるわけがありませんし、あれほど的確な質問もいたしません。
| ｀ ⌒´ﾉ
| } ＼
／ヽ } ＼
／ ヽ､＿＿__ノ ）
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
- 807 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:38:34 ID:sVUi1ELQ
- l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l/::::/／:::::::/ｲ ／ﾘ::::::::::::l:::::::::::Vヾヽｊ:::::::::::::::::::::::
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾚ::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ｲ:::::::::::::l l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::,.ｒ‐､::::::::::::::::/:::::,ｲ:::::::::/l::::::::;ｲ::: / |:::::::::ｲ::l !::::::::i::::::::l::::::::::::::::::::::::
ヽ/ ,ヘ l::::::::::::ｲ::::/ l:::::::::/ l::::::/ |::/ l::::::/ |:/ |:::::::ﾊ:::::::l!::::::,1::::::::::::
l ヽ1::::::ﾊ::l:/ |:::::::/ |:::/ l:/ !::/ l/ l::::::i !::::ﾊ:::/ |::::l::::ﾄ::
| ｒ' 〉l::::,' V -‐|::::/ｰ‐l/ __ ﾘ |/ |:::/ |::/ _ﾚ!::l:::::ﾊ:l l::
l l （ l::i lノ,ｨ‐ｒ‐ｊ‐-、｀ﾞ‐=ﾘ‐' __ﾚ'-‐'lﾅ´ ﾘlﾉ:::/ ﾘ
＼ ｀ゝ V く ゝソ ｀ / ｨ1て「｀ﾒ / lﾙ'
ヽ. i ヽ. ＿ ゝ-' ノ /
iｰｨ ｀￣ / やらない夫、君は一体何を望むつもりだい？
_,. ｲﾊl i /
, '´ ﾘ ﾍ i /
ｒ' i ヽ _ 〉 /
l ヽ、 / ＼ '´ , '
/ ヽ.／ ＼ -‐‐-- -‐ ／‐- __
/ l ヽ、 ‐-‐ , イ｀､ ￣｀ヽ、
ｲ i ＼ , '´ ヽ ヽ
／ | ', ｀ ､ ___ ,.ｨ ＼ ',
／ ', ヽ | ', i ヽ l
／ i ヽ、 ヽ /l ヽ l ＼ !
／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
. （ ●）（ ●） |
|（人__） | 私はあくまで、殿下の本心を伺いたいのです。
| ⌒ ´ | 殿下が王位を望まないのであれば、それで良し。
. | | 望むならば・・・・・・・
. ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
- 808 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:38:47 ID:sVUi1ELQ
- ＿＿
, :'´v v v v｀ヽ
∠:::::::::::::ﾄ:::::::::::::::::ヽ
∠::::::/ﾚ|/ lﾊl二ヽﾄ､:| なら僕の答えは一つ「NO」だ。従妹と争うなんて願い下げだし、
ｲ::::::|／_ヽ ‐‐ ､ Ｋ 国内に無用の争乱を、引き起こすようなことはしたくはないよ。
＾'〈 '´ 〈 /ノ
（ぃ ＜ヲ /
¨ ｀ﾄ . __／!
/| |＼
＿ , / l ! |｀' ､
／ _ム⌒r―‐∧__＞ ｀＞､
/ |／ く |::::::// / ',
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） それは本心なのですかな？
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 809 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:39:01 ID:sVUi1ELQ
- , -‐…‐- 、
／ィﾊﾊﾊ...ィﾊﾊ＼
／::::::::::::::::ｊ､::::::::::::::::::ヽ
７:::::::::::::,ｲ/ }ハﾘﾊ:}::::::}
. /イ::::::ﾊ{_ｊ..、 ‐,_‐-`Y:ト 当然さ、君につまらない隠し事をする意味はないよ。
ﾚﾊ｛'´,.=‐ヽ ⌒` ﾘl｝ さあ、片づけようか。君も手伝ってくれるかい？
い、 丶 /ノ
. `'へ、 ﾏ ヲ 〃
个 .._,／{、
／! ﾚヽ、
_,.. ‐'/ ！ 、_, | ｛｀ー-､
／ｌ _/Ｖ＾V=-‐一|入 ヽ、._ ｀ヽ、
/ ｌ '´厶ヘ ｣::::::ｒ一' / `'一 ｀ ハ
. / ｜｜ く ',:::{ / / ｌ/ ﾊ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､ 分かりました。ご無礼、お許しください。
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
- 810 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:39:19 ID:sVUi1ELQ
- /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::ヽ、
_ﾗ::/ｿｲ〃:::::::::ｨ:/|:l ﾞl::|ヽ:::::;､ﾚVｗﾘl
. ７:::::::::::::::､:ﾊ|/ ﾘ l! ｌ! _ｌﾊLｌ,i::;::::::::}
|ﾊ:::::::i酛_l!‐_二｀ヽ. ｀ ｒ≠､､｀ｌｲ:::::!
酛:ヽ / l!寸｀ 弋ﾘ冫 1:::ﾄ 気にしなくて良いよ。君は僕の師なんだ。
ヾ;ﾍ ｀ ´ /ヾ'
{ fヽ. ｀´ /ｿﾉ （争乱を引き起こしたくはないし、従妹と争いたくはない。確かにそれは
｀ヽゝ. ｰ ─‐ _'／ 嘘じゃない本心さ）
ム、 ／
|｀ヽ､_ __,／ |
| |
. .'｀ｰ┤ |｀７ヽ
_/ i /! ト ｌ ,ﾄ､-､_
_,. -‐'"´/,.ヘ ＼ ‐‐､ ,.‐‐ / i＾| ヽ ｀‐- ._
,､‐ ''" ￣ ｀`'' ‐- 、
／イハ/レ:::/V＼∧ド＼
／::＾'´::::::::::::i､::::::::::::::::::::::::::::＼
‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ﾊ::|ヽ:::;､::::::::::::丶
／::::::::::::::/!i::/|/ ! ヾ ﾘハ:|;!､:::::::l
/´7::::::::::〃|!/_,,、 ''"゛_＾`''`‐ly:::ﾄ
/|;ｨ:::::N,､‐'゛_,,.＼ ´''""'ヽ !;Ｋ さあ、キッチンへと運ぼうか。
! |ﾊﾄ〈 ,r''"゛ , ﾘｲ)|
`y't ヽ' /／ （だけど、僕は純粋な意味、ただ王になりたいというのであれば、
! ぃ､ ､;:=＝ｦ 〃 そりゃなりたいよ。父や、曾祖父のような名君になってみたい気概
｀'' へ、 ` ‐ '゜ .ｲ はあるさ）
`i;､ ／ l
〉 ` ‐ ´ l`ヽ
／ ! ﾚ' ヽ_
_,､‐7 i| i´ l ｀' ‐ ､_
,､-‐''"´ ﾉ,､-､ / ､,_ ,.､- {,ﾍ '､_ ｀ヽ､_
／ i ,､ｲ ∨ l.j__,,､..-‐::-:;」,ハ、 '､｀ ‐､_ ,`ヽ
/ l ,､‐'´ /／ ',／!:::::::::;､--ｧ' / ｀` ‐ ｀'7゛ ',
/ l i ´ く ';::::::l / / / ',
/ ! l ＼ ';:::l , ' / i/
- 811 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:39:32 ID:sVUi1ELQ
-
,. -‐………‐‐一ｧ
／.:::::／l.:::::/.:i::{:::::＜_
／.:::::,lィ≠≧厶∧|｀ヽ:::::｀ア
/.:::::/l/ ,f弋{｢｀` ､__厶::::ト
{::::::::{ く衍∨!::l
ｊr弌:! ′ !｣`｀
{ ⌒｀ 一 ､ }
ヽｰ┘ , ' （だけど、現実はそう甘くはないし、そんな不純な理由で玉座については
｀Ｔ7 , ' いけないんだ。政治はゲームとは違う。人を駒のように扱うことはできない）
个 ／
. | 厂｢´
_. -‐┤ ｢ﾉ｀ヽ
∠ | ／ }
. } } ,r＜_ / ∧ 厶__
. ,' て{::::.::.:.:.:￣｣ ／ ヽ {、 ｀丶、
/ r‐一'´ヽ:::.:r一'′´ ＼丶、 丶、
_ ７⌒＼ ',::{ ／ / 丶、 丶、
／ ＼ ｣::! ／ ＼ ヽ
＿
_.-‐'''~￣ ￣~ﾞ'''-..,,__
__＝ﾆ'ﾞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ'､ ~'i‐､
,i'ﾞ /:::::::::::::::/'i,:::::､::::::::::::::::::::::::＼ﾞヽ＼
ﾉl /:::::::::::/l/ 'i |'i,＼:::::|ﾞi､ヽ, ､:::ヽ/ .|､
-‐,''ﾞ'::::,､l'l::/ | ﾞi,i ! ＼:| .ﾞi,ﾞi,|＼::::ヽ､ﾉ::'i,
/-l:::::/|i |' ﾞ _,,..-ﾞ‐''''‐- ﾞ'i!,::::::::::::::'i,
'ﾞ |:::::| .!.,,!,,,,__ ''''ﾞ::::‐'T:i'''j-､ 'ﾞl,::::::::::::::l （だから僕は王にはならない。それこそが、公爵やルカ、やらない夫を
!'ﾞi,!, ,.‐i''-i､ l,:ﾞ',l ) !ｌ:::::::::::::| 巻き込まない最前の手段なんだ。僕は、決して彼らを死地に向かわせる
l, ﾞ' .l,:ﾞ'l ~ .:,.ﾞ:::::__::::l つもりはないよ。絶対にね）
.ﾞl '''ﾞ,.' .::::,l-''ﾞ-ﾞ'i,ｌ
| ヽ '' ::::::::,i'-::::ﾞl
l ::::::::,'_|,.l::/
'i, 'ﾞﾞ￣~ .::::::::ﾞ'ﾞ:.／
.ヽ .:::::,i'ー'ﾞ
ヽ ..:::::::'::/i'
ヽ ...:;:-:::::::/ﾞ!
.ﾞi､_ _,,...-''ﾞ::::::::::/
_i‐'- ..,,_:::::::::::::::::,iﾞ
続く
- 812 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:39:45 ID:sVUi1ELQ
-
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i 霊夢と
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
_..,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7
"-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ 魔理沙の
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり解説コーナー！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 813 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:40:02 ID:sVUi1ELQ
-
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | 今回は、この世界の機動兵器についてやるよ。本当は、
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| ロジャー・スミスやマンシュタインについてやりたかった
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | んだけど、ちょっとこれは後回しにしたいって作者が
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .| いってたからそうするね。
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
_..,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ちょっと忙しくて、作者の頭がオーバーフローしかけている
"-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ わけじゃないからね。信じてね。で、機動兵器だけど、基本的に
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ この世界では機動兵器、すなわちMSみたいなのよりも、艦隊が
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ 重視されていたんだよ。
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
- 814 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:40:28 ID:sVUi1ELQ
-
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | 特に、この物語の時点から二十五年前までは艦載機よりも、
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| 戦艦の方が大事だったわけ。だから人型兵器そのものは、
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | 結構それ以前からも研究されていたんだけど、あくまで艦隊の
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .| 護衛レベルの位置にしかなかったんだよ。
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
_..,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 それはブリタニアやフェルーシア、トリステインのKMFや、ザクセンのMS、マクベスの
"-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ ASなんかがそういう思想で作られているんだね。ちなみに、ザクセンでは動力炉
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ を撤去し、戦艦からのエネルギー波で動くという、ナデシコのエステバリスチックな
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ 運用法がされているんだよ。これは今でも主流なんだ。
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
- 815 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:40:49 ID:sVUi1ELQ
-
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i で、それが大きく変化したのが、二十年前のアムリッツァ戦役だよ。
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | その五年前から、ブリックスでは大幅な軍事改革が行われていたの。
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| 第一連合艦隊構想と、機動兵器の大幅な改良がね。
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ブリックスはキール三世によって、国力は大いに向上したんだけど、
-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ 科学分野はそれこそ他国の追従を許さぬレベルにまで上昇したんだよ。
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ それを支えたのが、キール三世の側近であったイオリア・シュヘンベルグ博士
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ なんだ。
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
- 816 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:41:13 ID:sVUi1ELQ
-
, ´ ｀ ､
／ ＼
, ' 丶
ｒi ﾞi,
l:|, , , ﾉ:!
l:.| | | !:.!
|:.l | |ﾉ:.|
ムﾝ ､ , ヽ:ﾑ
lﾍヽ´￣,≧==-､ 〉 ﾉｒ , -==≦￣ /ｒ' 〉
| ﾊ lﾐ 〃‐ｔ_;=ミ､ヽ ／ｒ‐ｔ_;テｧ,ｨ,〈ム｛
'､〈ﾘ =!ﾞ￣￣,ｒ' lｒ===ｭﾐ￣￣´ ,ｒ" ﾘi ﾉ
ヽ'､ ゝ ￣´ ノ'〈 〉 ｀ '"´ ﾚ/
ヽﾄ ￣ , ﾉ ｊ { ､, ｨｆﾝ
ｊl:.ﾞ､___,,__ｒ'_ゝｒーzﾉゝ,,_,_,_,ｒ'':.l|
/lﾍ:.:.:.:.:.:.:.:._,, =_ﾆ_=､__:.:.:.:.:.:.〃ヽ
／.小ﾍ:.:.:.:.:ｨ"ﾞ´-―- ｀`'ﾄ:.:.:.:./ﾑ ＼
__／ ハ iヘ:.:.:ゝ,,__,､,､,､_,,ノ:.:.:,:ｲ ﾉ〉 丶、__
_ -‐ ﾞ´/ l l ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ !/ / ､ ｀ ‐ ､_
__ -‐'' / 丶. l ヽ:.:.:.:.:.:.:／ / /l ､ ｀ ‐ ､_
. , ‐ｚ ´ / ト l ヽ､／ / ｛ l ､ ｀ ー‐z‐-､
/ ヽ / | ハ / | l, ﾞ、 / ヽ
. / l 〈 ／|｜ / ｌ ｌ ＼ 〉 / ',
/ l ‐ 、 ／ ヽ! / V ＼ ／ / l
. / ｌ ン | ,/ / ` く / |
イオリア・シュヘンベルグ（勲爵士）
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i イオリア・シュヘンベルグはブリックスが産んだ天才科学者で、キール三世が
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | 登用した平民の中では、海原雄山に並ぶほど抜きん出いた人物だよ。何しろ、
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| ブリックスの科学力を百年進めたと言われたほど、イオリアはブリックスの発展に
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | 参与してきたの。
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 817 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:41:33 ID:sVUi1ELQ
-
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
_..,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 その恩恵が、太陽炉だよ。このオーバーテクノロジーの原型はイオリアが作ったんだ。
"-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ 話に戻るけど、そうした理由でブリックスの機動兵器は他国の代物とは比べる必要も
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ないくらい、ずば抜けていたんだ。
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | で、アムリッツァ戦役で、この機動兵器群は大いに活躍したの。太田のおじさんやカミナのおじさん
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| らも、このアムリッツァで大活躍した名パイロットだよ。
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 818 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:41:48 ID:sVUi1ELQ
-
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 そんなわけで、ブリックスの機動兵器の性能がずば抜けているの。
_..,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 特に、現在使用されているジンクスとバルキリーは、その象徴として
"-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ 恐れられているんだ。
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | そもそも、ジンクスはガンダムの量産機としては破格の性能だからね。
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| 太陽炉の恩恵はあるし。それに、バルキリーに至ってはもう、量産機としては
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | チートというべき性能だしね。
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 819 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:42:13 ID:sVUi1ELQ
-
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 大気圏内ならば無限の航続力を誇る熱核エンジン、その豊富なパワーを
_..,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 利用し、分子レベルで防御力を向上させるエネルギー転換装甲。そして、
"-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ VF-19以降で標準装備されたピンポイントバリア、どう考えても、KMFやAS
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ じゃ対抗しきれないよ。
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i それが、完全に露呈したのが、実は二年前のグリマルディだよ。
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | この時、数で圧倒していたはずのフェルーシア軍は、二時間あまりで
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| 二万隻もの艦隊と、三万機ものKMFを喪失したんだ。
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 820 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:42:28 ID:sVUi1ELQ
-
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 ちなみに、作者はジンクスとバルキリーがお気に入りだよ。
_..,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀ バルキリーではVF-22が一番好きらしいってさ。とりあえず、
"-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ 今回はブリックスの機動兵器が他国以上の代物ってことだけ、
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ 覚えておいてね。
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ'
ノﾉ （ ,ﾊ. ヽ _ﾝ 人!
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | それじゃ次回も
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
.L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり見ていってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 821 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 18:43:54 ID:sVUi1ELQ
-
一応、年表を作りました。
物語開始以前の歴史
五百年前 銀河共和国が帝国に取って代わられる。ロン・ベルク、生き残りのジェダイを救出。
ルドルフ一世、庶子達を各星域に封じ王とする。
四百年前 「七王の乱」勃発。シス教団も同時に崩壊。銀河七国時代成立。
百年前 カタリナ宰相ロジャー・スミス、ザクセン・マクベス・ブリックス・フェルーシアとの合従を提唱。
ブリタニア・トリステイン連合軍に勝利する。
同時にブリタニア宰相、ゲオルグ・フォン・マンシュタイン、合従を解消させ銀河系を均一状態
に置く。
ブリックス国王キール三世、国内改革に着手。ヴェントリ制度開始。
五十年前 ヴェントリ制度廃止。同時に平民の登用が自由化される。
二十五年前 ラインハルト・フォン・ローエングラム。王位を簒奪し、マクベス国王となる。
シャルル三世、トリステインに侵攻。第一次タルブ星域会戦勃発。引き分けに終わるも、和平に
水のルビーを要求。マザリーニ男爵の活躍で水のルビー守られる。
二十二年前 ジョセフ二世、第一連合艦隊創設。各種改革に着手。
マザリーニ男爵、宰相に就任。フェルーシア軍タルブに侵攻。
第二次タルブ星域会戦勃発。トリステインの勝利に終わる。
二十年前 ラインハルト一世、ブリックスに侵攻。アムリッツァ戦役勃発。三ヶ月にわたる戦いの中で、
ブリックス軍が勝利。フェルーシア軍、マクベスへと侵攻。ロイエンタール元帥を含め、多数の
将兵を失うも、ラインハルト一世が本国へと戻った為に形勢逆転。フェルーシア国王アテム一世
戦死す。
十八年前 ラインハルト一世死去。オーベルシュタイン元帥、ギルガメッシュ王子をテロから庇い死亡。
十五年前 ザーリッシュ（シンジ）王子誕生。
十二年前 ジョセフ二世死去。ジェームズ三世即位。一条公爵失脚。同時にザビ家の台頭が始まる。
十年前 ギルガメッシュ二世正式に即位。同時に、タルブ星域に侵攻。第三次タルブ星域会戦勃発。
マクベス軍の大勝利により、トリステイン軍壊滅。降伏した艦艇二万隻も、恒星タルブに全て
たたき落とされ消滅。
五年前 ジェームズ三世死去。アスカ女王即位。一条公爵、王子を引き取る。
二年前 フェルーシア・ザクセン連合軍。グリマルディに侵攻。グリマルディ戦役勃発
第三艦隊の奮戦により、ブリックス軍グリマルディを守り通す。
- 822 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 18:57:41 ID:oH8ipzgM
- 乙です。
過去の人物まできっちりAAを当ててあると架空の歴史に深みが出ますね。
ブリックスの軍事面でのアドバンテージが戦略的、
そして戦術兵器レベルでの機動にあるというのも良い感じです。
ルカも可愛いところを見せてくれましたが、シンジが立つにはまだ何か必要そうですね。
そして、少佐と戦わずに済んだのがなによりです。
国的にはブリタニアよりザクセンっぽいイメージでしたがw
- 823 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 19:15:00 ID:Z2Y1djno
- 乙です！
マは白いのか…
- 824 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 19:23:39 ID:dZDth8RA
- >>821
>>十八年前 ラインハルト一世死去。オーベルシュタイン元帥、ギルガメッシュ王子をテロから庇い死亡。
泣ける。
- 825 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 19:34:14 ID:dGkh4KGM
- 乙。
忠節溢れる壺マニアは斬新だなあ。しかも、キャゼルヌみたいに
上と下に挟まれて苦労しそうな雰囲気があるな。
あと、ない夫の歴史授業はこのスレを理解するには必要かもしれないけど、
最近、くどく感じる。
- 826 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 19:37:04 ID:w4AHJ06w
- 乙でした
マクベスはＡＳなのか。各国の機動兵器の大きさの差がすごいな
ブルックスはなんだか呉起の改革が成功した楚みたいですね
- 827 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 19:54:01 ID:Ww9xZszw
- 乙
ザビ家を嫌ってる後藤や恩で動かないマ・クベも能力重視で用立ててるギレン閣下パネェ・・・
今回の授業で個人の能力頼みをキールが否定した流れが出てきたけど
貴族ダメ、でも王家だけ別格扱いはやっぱ違和感があるな
麻呂みたいな傑出した政治家も王家優先で公職降りたりしてるし
- 828 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 20:00:33 ID:rbUFuG3.
- 乙
ここのシンジはしっかりとした見識の持ち主だな
よくわきまえた「シンジさん」だね
- 829 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 20:14:34 ID:yCWyYPkY
- 乙
>>1
>>799
世間ズレ＝世間にあって苦労し、悪賢くなっているとゆう意味だよ
- 830 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/12(金) 20:20:00 ID:sVUi1ELQ
- >>829さん ご指摘ありがとうございます。
>>799訂正
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!:::::::::::::::::::::::::/ i/ |! l::/___ｊ'___V_,, __|ﾉ !/ﾄ:::::::::::ﾘ l!
ヽy'⌒ヽ::::::ｲ -‐‐'"´ﾚ',.-┬､- /_,.ﾞ二￣｀!::ﾊﾉ
i ´｀ヽﾞ!::::| <´ ﾄ:ｨ:l 'Tﾌ｀ヽ. ,l/
ヽ、（｀} ヽ:! --' ゝ-' " /ﾉ
ヽゝyﾞ l! ! /′ 後、ルカは幼少の頃から侍女部隊にいたから今ひとつ、世間から
｀ｰ;--、 ヽ ! ずれている所もあるからね。趣味の一つや二つぐらいあったほうが、
ﾉﾊ:::ヽ、 ノ ﾉ いいじゃないか。
!ﾊ| ___ _ ／
| ヽ、 ／
ｒ-‐'´￣| ＼ ／
ｊ ヽ、 l ｀ ､ _ ／
/ `'､ T"´ ヽ、
_,ﾍ>、 ＼ l ﾞ ‐-､
,.ｨ' ヾ､ ｀ ‐-､_ |ﾞヽ、 ! ｀ヽ.
／ ｀! ,.-ヽ i ヽ| ｒ'"￣ !
／ '; ｒ'´ ﾞl | ﾊ ﾄ､
／ ヽ. ! |‐､__ i | ヽ. i ＼
／ ﾞヽ 〉 ｀ヽ、 リ ヽ、ヽ. ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 王族の身辺警護と養育を目的とした精鋭、王室侍女部隊。
. | （__人__） 最初に見たときから、ただ者ではないと思っていましたよ。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
- 831 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 20:20:51 ID:qdXPXaes
- 乙。
男前なシンジさんだ。
授業という形で世界観が解ってきました。
- 832 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 20:25:20 ID:9fmPYw7s
- ブリタニアにはタイタニア家があるのか…
タイタニアファンとしてはうれしい。無地藩王としてブリタニアの交易を独占してんですかね?
- 833 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 20:33:35 ID:v/f9Yya.
- 世間知らずなところがある、でよくね？
- 834 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 21:15:49 ID:J9faB76s
- モビルスーツとないナイトメアフレームは分かるんですけど
ＡＳってなんですか？
- 835 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 21:17:09 ID:v/f9Yya.
- あーむすれいぶじゃね？
- 836 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 21:19:38 ID:J9faB76s
- >>835
「フルメタル・パニック!」ですか。ありがとうございます。
- 837 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 21:27:16 ID:/MBd9qtk
- 乙乙
憎まれっ子世に憚るを地で行くような話だなあ
- 838 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 21:43:48 ID:A5PbiwV2
- アスカはどうなるんだろうか今から気になる…
- 839 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 22:01:04 ID:t.kJu/aQ
- しかし、やらない夫とギレンなら、国内に争乱を起こさず、
従妹と争わせずにシンジを王にさせられそうな気もする。
- 840 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 22:05:13 ID:w4AHJ06w
- ギレンの目的が王政打破っぽいから無理だろ
- 841 ：名無しのやる夫だお：2010/02/12(金) 23:03:53 ID:BAwQQXUg
- アスカはきっとシンジくんにメロメロになるよ
むしろそうなれ
- 842 ：名無しのやる夫だお：2010/02/13(土) 00:05:08 ID:wZyx1kPQ
- それにしても、これじゃあシンジが生きてる限り内乱の火種になるな
マダオが摂政やって、シンジとアスカ婚約させて幼君即位させた方がベターだったろうに
- 843 ：名無しのやる夫だお：2010/02/13(土) 00:26:29 ID:hF7WMVB6
- 乙。
シンジが自害すれば一番良いんじゃね？
- 844 ：名無しのやる夫だお：2010/02/13(土) 01:32:24 ID:I3a9XOqQ
- 乙、説明も多いのに飽きずに読めるのがいいですな
- 845 ：名無しのやる夫だお：2010/02/13(土) 01:47:45 ID:BhJZUy1A
- おつです
- 846 ：名無しのやる夫だお：2010/02/13(土) 06:18:50 ID:BvLomRL.
- 乙です
年表ありがとうございます
少々こんがらがってた所や思い違いをしていた所が整理できました
今のアスカの行動には徳なんてものはなさそうだから
それをシンジが知った時が物語が大きく動き始めそうだ
- 847 ：名無しのやる夫だお：2010/02/13(土) 13:47:59 ID:c5apFT2Q
- 乙
しかし少佐殿までいたのか……
少佐のことだからまだ生きてブリタニアの闇に生きてるとか普通にありそうで怖いわ
- 848 ：名無しのやる夫だお：2010/02/13(土) 16:18:55 ID:ujKqvEss
- >>847
原作的に考えたらサイボーグ化してでも戦争おっぱじめかねんからね。
戦略も原作並みにチートくさいし。
- 849 ：名無しのやる夫だお：2010/02/13(土) 16:44:00 ID:ujKqvEss
- どうでもいい話だが、少佐って原作じゃ50年先に起こることを完璧に予測して、すべて戦略に組み込んでいたんだよな…
あれ？そう考えたらない夫って少佐並にチートじゃね？
- 850 ：名無しのやる夫だお：2010/02/14(日) 00:38:57 ID:FyOnMK.g
- キシリアが軍にいないせいで、原作ジオンの致命的派閥抗争が軽い主導権争いですんでるのが、いいな
- 851 ：名無しのやる夫だお：2010/02/15(月) 20:04:02 ID:YE0rhmpo
- 乙でした
シスが滅んでるってことは、マスターって呼ばれてたアンデルセンはジェダイ関係者なんだろか
あんなジェダイは嫌だけどｗ
- 852 ：名無しのやる夫だお：2010/02/15(月) 22:09:12 ID:zjovgi4M
- アンデルセンはどう見ても暗黒面だよな
- 853 ：名無しのやる夫だお：2010/02/15(月) 22:28:55 ID:4mv/1LKM
- あれだよ、メイサだかメイスだかの使ってた限りなく暗黒面に近い剣技とか使ってたんだよ
- 854 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 00:30:45 ID:6RxKzFmE
- アンデルセンがシスだとするとアニエスはアプレンティスなのか。
でもあの猪武者がシスの正統な継承者とは思えんな。
ドゥークー伯爵みたいに利用されてるだけの気がする。
- 855 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 00:53:26 ID:RvmYEGS.
- ああいう猪武者な悪党は派手に散れとしかいえないｗ
しかしそれがいつになるやら…
- 856 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 10:15:18 ID:5LmbYdQQ
- それにしてもこのスレのシンジくん、実に漢前である
- 857 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 11:07:59 ID:xji.4qJk
- シンジさんの方なんだろ。
- 858 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 17:10:47 ID:82Pfqrfo
- 本日八時に投下します。
- 859 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 18:01:09 ID:helT6Vmo
- 把握。
楽しみにしています。
- 860 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 19:38:55 ID:spQ5/joI
- 楽しみだ
- 861 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 19:45:25 ID:82Pfqrfo
- すいません、三十分遅れの八時三十分から開始します。
- 862 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 20:25:42 ID:zx7escsU
- 待ってました！！
- 863 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:31:45 ID:82Pfqrfo
- 第八話 忠義と報恩 前編
惑星ラ・ロシェール
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- 864 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:31:59 ID:82Pfqrfo
- ホテルパークシェイド
∧ iﾆﾆiﾆiiﾆﾆiﾆi
†_____|￣|_____/;:;:'i,....| |;;| | |;;|iﾆﾆiﾆi iﾆ::iﾆi
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| / i''"``i;|i_ii_i|;:;||i_i i_i |;:;|:|i_ii_i|;:;|i;ロ;: ||i_ii_i|:,|i_ii_i||i_ii_i;|;; |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi
, ;|/__i'ﾆﾆi'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ;:iﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ;iﾆﾆﾆ|: |
;;`|∩| ::::l |i--i|; __|ﾛﾛ|＿,,|i--i|;;:;| | |i_i| |.|i--i| |i_i| |;; | |￣| |￣| |￣| |￣| |￣| |
； |:! !|ｺ :::i |i_ii_i|; iLiLiLiLiL||i_ii_i|;;:;i;ロ;: | |i_i| |.|i_ii_i| |i_i| |;; | |_i_i| |_i_i| |_i_i| |_i_i| |_i_i| |
;!;:|:!_!i'ﾆﾆiﾆﾆﾆﾆ `ー--- "ﾆﾆﾆﾆ;:iﾆﾆﾆ|lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆiﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi
； | | ;;::i|i--i|;| ;;i:, '⌒`､| ;;i|i--i|:;| | |i_i|;, '⌒`､:|i_i|;;|;; | ..!;;:∩|''⌒ ､ !;;:∩| |i_i| :|i_i| |
； | | ;;:;i|i_ii_i|;| ;;i:| || ;;i|i_ii_i|:;i;ロ;: | |i_i|;| |:|i_i|;;|;; | ::!::::! !|::... i !::::! !| |i_i| :|i_i| |
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- 865 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:32:20 ID:82Pfqrfo
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ﾞYﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ
=:}''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{ この星に来てから既に一週間か。
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.{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､
::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼
,w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ::jﾉ:::::::::::`ｰ
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ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::.
:::ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／/::/./::::::::::::
:::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_::
新城直衛男爵
元ザクセン軍第二艦隊司令官大将
- 866 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:32:45 ID:82Pfqrfo
- ...:.:.:.:.:.:￣:.:.:.:.:...
／:.:／:.:.:.:.:.:.:.:｀:.:.､:.:.:＼
.:':.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:､:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ:.ﾊ
.':.:.: ':.:.:.:.:.:.:.':.:.:,:':. ﾄ､:.:､:.: ｉ:.:.:ｉ:.:.:ｉ
!:.:.:.l＿:.:.:.ｲ:.:./ｨ:./ ヽ:.ｉ:.:.l:.:. l:.:.:l それより、今後の身の振り方を考えるべきじゃないのかい？
.:l:ｉ:´l:.:／｀ﾒ:, ' /:´￣ メ､:l:.ｉ: l:.:.:l いつまでも、この星にいられるわけじゃないんだからさ。
.': ll 小ィfﾗﾄ､ ィfﾊｵﾄ､:l:ﾊﾘ:.:.:.!
./:/:.!:ヽﾊ 乂:ﾉ Ｙ::ﾉ´ﾘ' ﾉ:ｉ:.:.:.!
/:.':,ィ:ｉ:.:.:.ﾊ , /ｰ´:.:.l:ﾊ:.l
. {:ﾊ:l .lﾊ:.､:､ ヽ ｰ一 イ:.:ﾉ:.: 人 l:.!
ヽ ｀ ｀ー｀ー＞. _ ＜ムイハ从 ﾉ'
‐､／| ﾉ' }
. ／: : : //´l ／: : :ゝ. __
. /: : : : ://_ ｀ ／: : : _ -−､ヽ
/ /: : : 〃- ､ヽ:´: : :, ´ ヾ!
. / /: : : 〃 ／: : : : :/.ｉ }:ｉ
/ /: : : :/ ／: : : : : : :'j ' .':.ヽ
（旧姓佐々木）新城千早 男爵夫人
_, -‐‐';;´;;;;;; _ ...'''' -‐===‐- ､ヽ
,, ( )￣;; .. -‐ ' ´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ''';;;ヽ.
,,, -''' _,,, '"ヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''' '';;;;ヽ
'''' _,, -''':::::::::::::::,ヽ､ ヽ､ _ ;;;;;; ＿ ..... ---―‐--―‐‐ヽ
, ´ _ ｀:::::::::::::,,::'''' ''ﾞ｀ヽ､ ＿＿＿ , .,,,､ｧｰ,--,-‐―_-_ゝ
/ / ｀;;:::::,,'' '´ ----―･ﾅ´,ﾞ〃ｼ l
i i. < ;;::::; '' ;;;;;; , ｀￣￣-‐´-___ｭz. `､
! ﾄ 〈 ''::; , ;,;;;;,, ,,, ´ /
､ヽ`ｰ ､.l ! ,, '''' ,,; , __/ しばらく、宮仕えはゴメンだ。あんな目にあって、誰かの
:ヽ､ｰﾞ'´ ,､ ;; ;; , , , , , , , , ｨ, ´, ´ ,, 下に仕えるのは嫌気が指しているんだよ。
"'',, ￣ ､､ヽ ' ' ,У､ ",,
､ ,,""ｯ, ヾ.､ /／￣,￣二ニニﾆﾆﾁ./ ,:.:.:.,i '',,
"'' ,, '',,:.:｀〒＝=ﾐ､ ヾｰ´￣ .＿ l' /:.:.:.l| ,,''
"'' ,, '',,:.:.:.:`:.､ `〒＝=＝〒￣ヾ ､',' ',/ /:.:.::.:.i| ,,''
- 867 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:33:19 ID:82Pfqrfo
- . /:/:.:.:. |:.:|:.:.|:.:.:./ .|:. ,ｲ:/ ＼:.:.:|:.:.:.:.:.|:ｉ:.:.ｌ
ｉ ｉ:.:.:.:.:.|:.:.!:┼ 7 ﾒ:/〃, ‐―‐ヽ: !:_ｉ:.:.:.!:ｌ:.:.ｌ
| |:.ｉ:.:.:.:!:ハ:.!:/ /:' /' !ﾊ/:.:.ｉﾊ!:.:.:ｌ
/:.ｌ:.ヽ:.:.ﾊ ,ィf示ト､ ,ィf示ト./ｉ:.:/ /:.: ｉ:! まだ気にしているのかい？ いい加減、そろそろ
/:.:.ヽ:.ｉヽ!:.:. ｉrし::} ｉrし::}/:.:ｌ:.ゝ':.: /!.:. 再就職先を決めないと不味いんじゃないかな？
. /:.:.:.:.:.ヾ:.:ゝハ. ゝ‐ ' , ゝ‐ ':.:.:.:!/:.: ィ:.ﾊ:.ｉ
/:.:.!:.:.!:.:.:ｉ:.:.:.!:ｰヽ /:.:.:.:.ム ´/:' |:|
|:. ハ:!ヽ:.!ヾハ从:＞ ^ .ィﾊ从乂. /' !'
ヽ! ｀ ｀ ,､.､ ｉ｀ ‐ ´ / _
- 868 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:33:31 ID:82Pfqrfo
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（. . . ヽ、 |ｨ --−""::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀｀｀｀｀｀−−−-;,,jr,r-‐:_:;:l:;:;:;:;:;:;:;l 〈ﾍ |:::::::i.:.:.:.:.:.:.
（. . . ⌒ ヽ、 |:::,l::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ::::::::ノ;.:.:.:ﾞl:;:;:;:;:;lﾞ′ 〉/ /::::::::i.:.:.:.:.:.:.: 冗談がきついぞ千早。一体誰が、この僕を雇ってくれると
／;⌒ ヽ、 :i::: ｀−-、....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ"::::::::/.:.:.:.: ﾞl:;:;:;:;lﾞ′ / /::::::::::i.:.:.:.:.:.: 思うんだ？ フェルーシアの生贄にされたような僕を、好んで
ヽ ヽ,,,,／＼:::::::::::::::::ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ−----、 _______,---−"::::::::,i´.:.:.:.: ﾞ'彡″ ｌ／/::::::::::i.:.:.:.:.:.:丿 雇う人間がいたらお目にかかりたいものさ。
（. . . ⌒ ／:ヽ::::::::::::~~ﾞ~ ﾍ,,,,,,,,,,,::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,,,,,,,,､.,‐".:.:.:.:.:.: .,,/／::::::::::::i.:.:.:.:.:/:::
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- 869 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:34:05 ID:82Pfqrfo
- 一ヶ月前。
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／_..‐´::::::::::::::::::::::::_..‐´ ,,..-‐''´ ゝ-'′_ ,,...............,,, ヽ/..
＼::::::::::::::::::::::_..‐´ _.._..-‐'' __....-‐'''::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
＼::::::::::::::_..‐´′ ,- ′ _..-‐''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_.,,,,,,._.._,,,, ﾉ、
＼::::::ｨ''´ ／ ...‐" ::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,, .ﾆ／--、ﾉﾞｉ
＼ ／ ｨ''´::::::::::::::::::::::::_..-‐'' / /ハノ ﾟ,‐´ , ﾞｉ′
＼ j丿 'ぃ―f ......--''¨___ 'く 〈' ⌒ﾞﾞﾞﾞﾞ ''´ ｉ丶 申し訳ありません、言っている意味が分からないのですが？
l''、,,-':;:;:;:; !'''′ エ￣ ﾟ ,/ / ﾞｉ ｉ〉 .
./ ､:;:;:;:;:;〔 ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ＿＿ィ ﾞｉ ｌｿ
ﾉ( ｀ゝ:;:;:;:;卜 ‐ / ﾞｉヽ U ｌ ＼、
/ ( ヽ ` 巛 、 ..‐-､ ゞ‐ﾞ'ﾉ ..,, ｌi!i!i!i!i!ｌ｀＼
,ノ" ﾍ ゝ 、 ｀ ／ 〕ゝ - ' ..-‐'' ｀ "'‐-､ ｌi!i!i!i!i!ｌ '、＼
/ ､´ r广´` ､ ‐ ､、 ／ / │‐..'′ ,,.. _''__.....-..〉 ﾉi!i!i!i!i!ｌ '、
/..''j ''´､ 厂 ''ｰ ､ .._ '、! .. ´′ ,,< ｒ'-―ﾞ´""ﾞﾞﾞﾞ〕|i!i!i!i!i!ｌ '、
..／ ノ'( r' i!/:;TTTヽ ’ ;''゛ 、 ..-"´ _,,....ｒi!i!i!i!i!i!i!ｌ ´
'' 丿 ﾍ "ヽ.. ''i!i!i!i!i!| | | | '、 ' ／ '" ゝ '/....:-−´ﾞﾞ｀ﾉi!i!r-−i!""
i |, '' ゝ ﾞ!i!i!i!i!i!i!i!i!i!l '´ ./ ..-'ﾞ^‐ゝ､ /´i!i!!'′、 ´
.. ⊥ ミ . ''ﾞくi!i!i!i!i!l ｉ ./ 、 (-!′ '´ ''−´ ..ｨ ｯ
ノ ⌒ ＼
/―, ＼
/ξノ ヽ
i---- ､､__ |
ノ￣￣'''''''---､､,,__） 貴様は二階級降格の上、爵位も准男爵へと格下げだ。
⊂ ――'''''二￣ i
（ヾ）√（ヾ））コ''--､!
ヽ^.! ' ⌒ >''ヽ!
i '-=' i'' i.δl
!i. -‐‐- ! ! ｲ
!i " ﾉ ノi .|
ゝ- ―'￣ノ___!入
,,,=ﾍヽ ''''' ￣､､―'' ＼
ヽ |||└／＼
バスク・フォン・オム元帥
ザクセン軍務大臣
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- 870 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:34:25 ID:82Pfqrfo
- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/;:;:;:;' ;:;:;:;:;:;:;;:;:r‐' _,-v､ ヽ;:;:;:;/
/;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;:r'´ ゝﾟ､z' _ ,,,, -- ,,, _ﾍ;:/
. /:;:;: :;:;:;:;:r'´ _ ,,, --‐';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;○}
./;:;:;:; :;:;:;:/´ _,r‐'´;:;:;:;''r‐'´ | };´',´!,
;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ ,,r´;:;:;:r'´ ﾉ ,| ﾉ ﾍ;:;:;:;:;:;:;:;
;:;:;:;:;:;:;:;:;| ／:;:;:r´ , , - ' ' ´,､／:; /| ヘ;:;:;:;:;:; ・・・・・・・理由をお聞かせ願えますか？
ヽ;:;:;:;:;:;ﾍ ／;:;:r,' , , ' ' _,,,-7'´・´~ } |／/ ヽ;;:;:;:;:
｀'''ヽ;:ﾍ /ヽ○/｀ 丶 _ , , ; ' _／;:; /｀ ー ´ | /ﾍヽ "z;:;:;:;:;
ヽ_/: : : :":;:;ヽ､ _,,,r´;:;:;:; ｀ | 入 z "=;:;:;:
／r' ｀ヽ: :; ; ; ;:;｀;:ｰ;:´;:;:;:;:;:' ヽ .|; ヽ ＼ 三 {;:;:;:;:;:
"z ﾍ ´ヽ : ; ; ; ' ' ' ' ' r ｌ | ﾍ ヽ " }:;:;:;:;:;
´7 ﾍヽr ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; -=ヽ, /; ｌ. | | ゞ ;:;:;:;:;:;
/,､ ｀＼_ヽ ' ; ; ; ; ; ; _ - / | | ゝ }:;:;:;
´,ﾄ " | ｀;:;｀､ヽ ; ; ; , r‐'´ / ﾉ | /;:;:
/:;:| 〆 | ヽ| ﾍ |｀ ､ ; ; ´ ／ヽ / ／|
_,,ノ;:;:;:´| |ﾍ ヽ ﾍ | ｀ = ､ _ _ ／ ヽ ヽ } / ´ /
;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;7 ﾍ＼ ﾍ ﾍ | ｀ ヽ ｀ ´
＿＿ ＿ _
,r'"´ ＼
/ 〈±〉 ヽ
| , -──‐‐- ､ |
! ,r'´.:.::::::::::::::::::.::.:.:.:＼ !
ﾚ'.:.::::r'"´￣￣￣｀ヾ､:::.:.!
|;r'"´-‐`ヽ ,/´-ｰ-､`^i
!jィ〔´（◯）｀二´（◯）｀ﾄ､| 良いだろう、貴様のおかげで、我が同胞のフェルーシア軍は多大なる
ﾊﾚ' ﾞｰ＝'ﾞ´.:;! ' ｀ﾞ＝‐'ﾞ^ﾚj､ 損害を招いた。その責任を貴様に取って貰う。
l ﾄ､'.., / .::;j,_ ｀ヽ ノｲ !
! ﾘj i ^"^ l^iｲｿ
ヾU ', ''ｰ＝＝‐''´ ,! |ノi
＿ _」^i ', ｀ﾆ二"´ ,' ,! ﾄ､＿ _
,r'"´.:.:.:.:.::::::| ﾞ､ Y´ ｀) / |:::::::::.:.:.｀`ヽ
,!.:.:.:.:::::::::::::::::j ＼,ゝ‐---‐ 'ﾞ,イ 」::::::::::.:.:.:.:.:.:!
|/＼.:.:.:.:::::::::|￣￣｀¨`ヾ｀二´イ"´￣ i:::::::::::::::::／|
|.:.::::::＼.:::::::::| ｀ﾞYi"´ |:::::::::::::/::.:.:.|
|::::::::::::::i:::::::::| 「***j」 !l | 「***j」/:::::::::::/:::.:.:.:.:|
＿,ノ.:::::::::::::|:::::::::! | || /::::::::::::/::::::.:.:.:.:L_ ＿
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- 871 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:34:48 ID:82Pfqrfo
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／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : }}: : : : :｀:ヽ､
ﾍ||: : : : : : : , :r ,=_'_‐_´_ ｀ '‐= JL: : : : : : : : ヽ
|: ||:||, - , = r´': / ,-, フ ｀ '_r‐>-､= -､: : : : : : }
ﾍ: >/竺ヽ}: : : r //:|´ r‐'´／ ヽ: : ヽ: : : /
ヽ{ !焦ﾝﾉ 二 } ﾉﾆﾉ .ﾉ 人 ／_ノ ＼: :ﾍ:/
{｀'‐'-´ ‐::´:｀´ﾉ人､ ヽ ﾍ ´ﾉ ､ ヽ-‐,ヘ､
{／::´::::::::::::／{ ・ヽ, ノ､‐｀/ ｀i / ｀＼
/:::::::::::, r ' ´ ﾍ ノ ヽ＿,,､ !､ / ｀ ､
/,::: r'i´ﾟﾉ ｀ | ＼_ ノ ﾍ: :＼ つまり、僕が人身御供になるということですか？
'´ | ｀r _ - ､ | ／ ／: : : :
.| 'ヽ ﾜ ' | ／ ／ｸ: : : :
| ｀ _ , -― ' ‐_､ ヽ､ _ , - ‐ ': : : : : : : :
ﾍ r_'´- ‐ ￣ r｀ヽ､＜: : : : : : : : : : : : : :
ヽ ノ ヽ ＼: : : : : : : : : : : : : :
ﾍ , ‐ ´´ ￣￣ >==≧: : : : : : : : : : : :
' - -, ､r = ´ _, - ‐_, '''''／: : : : : : : ＼: : : : : : : : :
/‐=｀| r'´r―ﾂ ´ ~: : : : : : : :
{-‐i .|, -'―': : : : : ○: : : : : : :
rﾉ´=´ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
, r'r,´=＝´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
＿＿ ＿ _
,r'"´ ＼
/ 〈±〉 ヽ
| , -──‐‐- ､ |
! ,r'´.:.::::::::::::::::::.::.:.:.:＼ !
ﾚ'.:.::::r'"´￣￣￣｀ヾ､:::.:.!
|;r'"´-‐`ヽ ,/´-ｰ-､`^i
!jィ〔´（◯）｀二´（◯）｀ﾄ､| その通りだ。第一、貴様が原因で我らは勝利を得られなかったのだからな。
ﾊﾚ' ﾞｰ＝'ﾞ´.:;! ' ｀ﾞ＝‐'ﾞ^ﾚj､
l ﾄ､'.., / .::;j,_ ｀ヽ ノｲ !
! ﾘj i ^"^ l^iｲｿ
ヾU ', ''ｰ＝＝‐''´ ,! |ノi
＿ _」^i ', ｀ﾆ二"´ ,' ,! ﾄ､＿ _
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,!.:.:.:.:::::::::::::::::j ＼,ゝ‐---‐ 'ﾞ,イ 」::::::::::.:.:.:.:.:.:!
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＿,ノ.:::::::::::::|:::::::::! | || /::::::::::::/::::::.:.:.:.:L_ ＿
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- 872 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:35:18 ID:82Pfqrfo
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_, -‐‐';;´;;;;;; _ ...'''' -‐===‐- ､ヽ
,, ( )￣;; .. -‐ ' ´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ''';;;ヽ.
,,, -''' _,,, '"ヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''' '';;;;ヽ
'''' _,, -''':::::::::::::::,ヽ､ ヽ､ _ ;;;;;; ＿ ..... ---―‐--―‐‐ヽ
, ´ _ ｀:::::::::::::,,::'''' ''ﾞ｀ヽ､ ＿＿＿ , .,,,､ｧｰ,--,-‐―_-_ゝ
/ / ｀;;:::::,,'' '´ ----―･ﾅ´,ﾞ〃ｼ l
i i. < ;;::::; ｀￣￣-‐´-___ｭz. `､ （冗談じゃない、あの「不敗の魔術師」や「猛将太田」「闘将カミナ」
! ﾄ 〈 ''::; ´ / を相手にしていられるか。相手はブリックス軍、いや銀河系でも有数の
､ヽ`ｰ ､.l ! __/ 名将達とその艦隊だぞ）
:ヽ､ｰﾞ'´ ,､ U ｨ, ´, ´ ,,
"'',, ￣ ､､ヽ ,У､ ",,
､ ,,""ｯ, ヾ.､ ´ '‐＝ﾆﾆニニ二ﾁ./ ,:.:.:.,i '',,
"'' ,, '',,:.:｀〒＝=ﾐ､ .＿ l' /:.:.:.l| ,,''
"'' ,, '',,:.:.:.:`:.､ `〒＝=＝〒￣ヾ ､ / /:.:.::.:.i| ,,''
_ , r ‐ ' ´￣￣｀ ' ‐ - ､
r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀'i
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
};;;;;;;r'''´ _,m--- ,, _｀'''‐'-'}
|。‐,,,'''´-‐´｀￣‐;;;--｀,,。‐| (第一、我が軍の「ジン」でブリックスのジンクスやバルキリー、そしてグルンガスト
iヽ;'´>､,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;r'´ヽ ;r´｀ を初めとするガンメンに対抗できるわけがないんだ。だからこそ、フェルーシア軍は
,,r;;{ヽ; ' （ ・｀i'/i‐''''´! ・ } | r };;ヽ多大な損害を被ったんだぞ）
/;;;;;;;;;ﾍ ﾖ ｀ｰ' r' ｀ｰ‐´ | ' ﾉ;;; ヽ
r';;;;;;;;;;;;;;;;;｀| =､= |'´;;;,r'´,;;;}
{ ヽ､;;;;;;;;;;;;| ＿ U |;;'／／;;;;;ヽ,
´ﾍ;;;､ ヽ'､;ﾍ､ '´￣￣ ￣｀ ノ ／;;;;;;;）ヽ /ヽ
!､'' ､ ;;;;;,, ヽ;;;ヽ､ , r;'／／;;;;;;;;;'''´／/ ヽ
ヽ;;;;;,,, ヽ､ ヽ;;;;｀ー‐‐´;;'／;;;;'''''' ´／
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- 873 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:35:41 ID:82Pfqrfo
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... -―……―- .. .
. . : ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀: . ..
／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀: : ..
. ,′:::::::::::::. -‐…――- : . . .:::::::::::::::::::::::::::::＼
i::::::::::,. ´ (ＹＹ)-‐…‐- .. . ｀: : ..::::::::::::::::::::::ヽ
!:::::::/ , . :.(.ﾊ.）.-‐…‐-... ,,_ ｀ : : . ｀: : .::::::::::::::!
. ＼〈 ,. :':.:.:::::::::::::::::::::::三三二二D} ｀: . ｀ヽ::::::j
Y.://三二ﾆ＞''"Y o ｀ヽヾハ;;;ｰ- .. ｀ ､}／ （オマケにあの時はアスラン王子というオマケもいたんだ。第八艦隊を破り、
. //ｨi{ o Y´ （ 八 ﾉ 〃;;:;:;:;:;:;:｀ヽ__,′ 一週間も第一連合艦隊を釘付けにした事に対して、逆に褒めて頂きたいよ）
〈/l;;ﾄﾍ.___ﾉ} ｀ 二´ ;;:;:;:;:;:〃⌒ヽ
_从 ﾄｉへ. ミ"// く:::{ ｊ''ｯ､
（ ヽ '' ヾ} ﾝ" ﾉﾌ ﾉ 彡x
ヽ| __＿＿__ ｘｯ､ノｨｨ彡''⌒ヾ ,,ミ、
八 i´ ,,二ニ-‐‐ '' ﾉ ,,z' ＼
ヽ ´ ,,ｘミﾝ′ ,, -‐''"
/{::.、 ,.ヘ._〃 ,, -‐''"
〈 ゞﾐｘ._////ｼ ,, -‐''"
/｀ヽヽ //／ ,, -‐''"
, -─‐ ､
／ ｀ヽ、
／ ＼
/ ヽ
| ＿＿ i ＿」
|＿＿___／ , =ミV_/,r=┤
ﾚr‐､匚}{__ {（ ）r‐､{{__j| とにかく、これは国王陛下も了承されていることだ。
＿ﾊ〈^ Y i ヽ三彳! ﾄ- ｿ それに黙って処分を受けた方が、貴様の為になると
/ { ヽ__ ﾄ ＼ r' _〉 || 思うぞ。
/ _| | , ==ｧ j ＼
/ ∧ヽ i釗{ i ￣´ / ｀ヽ
/ | ヽヽ ヽ､`ヽ、! j ＼
_ -──イ ヽ ＼＼`ー､｀ニニﾆ1
/￣⌒V | ＼ r-- ､ー‐〒r＝|
＼ ヽ ＼|三三| | | | 匕{
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- 874 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:35:57 ID:82Pfqrfo
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_, -‐‐';;´;;;;;; _ ...'''' -‐===‐- ､ヽ
,, ( )￣;; .. -‐ ' ´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ''';;;ヽ.
,,, -''' _,,, '"ヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''' '';;;;ヽ
'''' _,, -''':::::::::::::::,ヽ､ ヽ､ _ ;;;;;; ＿ ..... ---―‐--―‐‐ヽ
, ´ _ ｀:::::::::::::,,::'''' ''ﾞ｀ヽ､ ＿＿＿ , .,,,､ｧｰ,--,-‐―_-_ゝ
/ / ｀;;:::::,,'' '´ ----―･ﾅ´,ﾞ〃ｼ l
i i. < ;;::::; ｀￣￣-‐´-___ｭz. `､
! ﾄ 〈 ''::; ´ / （こいつ、僕の後ろ盾になってくれているクライン公爵閣下
､ヽ`ｰ ､.l ! __/ まで巻き込む気か）
:ヽ､ｰﾞ'´ ,､ ｨ, ´, ´ ,,
"'',, ￣ ､､ヽ ,У､ ",, 分かりました、それでは本日付けをもって、私は退役させて
､ ,,""ｯ, ヾ.､ /／￣,￣二ニニﾆﾆﾁ./ ,:.:.:.,i '',, もらいますよ。
"'' ,, '',,:.:｀〒＝=ﾐ､ ヾｰ´￣ .＿ l' /:.:.:.l| ,,''
"'' ,, '',,:.:.:.:`:.､ `〒＝=＝〒￣ヾ / /:.:.::.:.i| ,,''
ノ ⌒ ＼
/―, ＼
/ξノ ヽ
i---- ､､__ |
ノ￣￣'''''''---､､,,__）
⊂ ――'''''二￣ i ふ、流石の貴様も、恩人の事は忘れぬようだな。せいぜい、気ままな
（ヾ）√（ヾ））コ''--､! 人生を過ごすといい。
ヽ^.! ' ⌒ >''ヽ!
i '-=' i'' i.δl
!i. -‐‐- ! ! ｲ
!i " ﾉ ノi .|
ゝ- ―'￣ノ___!入
,,,=ﾍヽ ''''' ￣､､―'' ＼
ヽ |||└／＼
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- 875 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:36:30 ID:82Pfqrfo
- ...:.:.:.:.:.:￣:.:.:.:.:...
／:.:／:.:.:.:.:.:.:.:｀:.:.､:.:.:＼
.:':.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:､:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ:.ﾊ
.':.:.: ':.:.:.:.:.:.:.':.:.:,:':. ﾄ､:.:､:.: ｉ:.:.:ｉ:.:.:ｉ
!:.:.:.l＿:.:.:.ｲ:.:./ｨ:./ ヽ:.ｉ:.:.l:.:. l:.:.:l
.:l:ｉ:´l:.:／｀ﾒ:, ' /:´￣ メ､:l:.ｉ: l:.:.:l あのまま残っていた方が、良かったと思うけどね。
.': ll 小ィfﾗﾄ､ ィfﾊｵﾄ､:l:ﾊﾘ:.:.:.! そうすれば、まだ気楽な生活ができたはずだよ。
./:/:.!:ヽﾊ 乂:ﾉ Ｙ::ﾉ´ﾘ' ﾉ:ｉ:.:.:.!
/:.':,ィ:ｉ:.:.:.ﾊ , /ｰ´:.:.l:ﾊ:.l
. {:ﾊ:l .lﾊ:.､:､ ヽ ｰ一 イ:.:ﾉ:.: 人 l:.!
ヽ ｀ ｀ー｀ー＞. _ ＜ムイハ从 ﾉ'
‐､／| ﾉ' }
. ／: : : //´l ／: : :ゝ. __
. /: : : : ://_ ｀ ／: : : _ -−､ヽ
/ /: : : 〃- ､ヽ:´: : :, ´ ヾ!
. / /: : : 〃 ／: : : : :/.ｉ }:ｉ
/ /: : : :/ ／: : : : : : :'j ' .':.ヽ
- 876 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:36:47 ID:82Pfqrfo
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|ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞl ____,----、_________ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ０ﾞﾞﾞｌ､.,,,,,,,,l,,,,/ | 〈 l::::::i;.:.:.:.:.:.:
（. . . ヽ、 |ｨ --−""::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀｀｀｀｀｀−−−-;,,jr,r-‐:_:;:l:;:;:;:;:;:;:;l 〈ﾍ |:::::::i.:.:.:.:.:.:. バカを言え、針の筵に座るほど僕はマゾじゃない。第一、あのまま
（. . . ⌒ ヽ、 |:::,l::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ::::::::ノ;.:.:.:ﾞl:;:;:;:;:;lﾞ′ 〉/ /::::::::i.:.:.:.:.:.:.: いたら、絶対にクライン公に迷惑がかかる。僕は一応、恩人には報いる
／;⌒ ヽ、 :i::: ｀−-、....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ"::::::::/.:.:.:.: ﾞl:;:;:;:;lﾞ′ / /::::::::::i.:.:.:.:.:.: つもりで生きていきたいのさ。
ヽ ヽ,,,,／＼:::::::::::::::::ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ−----、 _______,---−"::::::::,i´.:.:.:.: ﾞ'彡″ ｌ／/::::::::::i.:.:.:.:.:.:丿
（. . . ⌒ ／:ヽ::::::::::::~~ﾞ~ ﾍ,,,,,,,,,,,::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,,,,,,,,､.,‐".:.:.:.:.:.: .,,/／::::::::::::i.:.:.:.:.:/:::
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- 877 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:37:52 ID:82Pfqrfo
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lｉ:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.ll:.:.:.:.:.:.:,ｲ:.:' ヽ:.:.:.:ｉ:.:.:l:.:.:.:.:ｉ
l:l:.:.:.ヽ:ィ:.:―l !:.:.:.:.:/// −- ､:.:.:l:ｉ:.:l:.:.:.:.:l （お世辞にも人格者とは言えないけど、ヘンに義侠心があるんだよね）
l:ヽ:.:ｉヽ:l ＼:.! ヽ／./' ',:. l:.!:l:.:.:.:.:l
､:ヽ:l:.:l ≡ ≡ ≡≡≡ lヽ!:.ﾘ:.:.:.:.l で、これからどうするのさ。まさか一生、ラ・ロシェールで過ごすわけじゃないだろ？
l:.:.:ヽ:l .':.:.:rｘ:.:.:.:.l
l:.:ｉ:.:八 ､ ,､ , .':.:.:.'_ﾉ:.:.:.:l
l:ハ:ﾊ:.≧:.......￣ ￣ ......':.:./:.:.:.:ﾄ､:.l
' ヽ ヾ｀ヽ从ﾉ:ｉ￣ ｔ: :ｉ从ハイイ:! ヾ
, : ´: : l＿_ .' : ｀ : ､
∧: : : : :l / : : : : :/ヽ
/:::::＼ : : l /: : : : ／::::::ヽ
/;:;:;:;' ;:;:;:;:;:;:;;:;:r‐' _,-v､ ヽ;:;:;:;/
/;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;:r'´ ゝﾟ､z' _ ,,,, -- ,,, _ﾍ;:/
. /:;:;: :;:;:;:;:r'´ _ ,,, --‐';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;○}
./;:;:;:; :;:;:;:/´ _,r‐'´;:;:;:;''r‐'´ | };´',´!,
;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ ,,r´;:;:;:r'´ ﾉ ,| ﾉ ﾍ;:;:;:;:;:;:;:;
;:;:;:;:;:;:;:;:;| ／:;:;:r´ , , - ' ' ´,､／:; /| ヘ;:;:;:;:;:; 悪いが、当分はこの星にいるつもりさ。しばらく、宮仕えの垢を
ヽ;:;:;:;:;:;ﾍ ／;:;:r,' , , ' ' _,,,-7'´・´~ } |／/ ヽ;;:;:;:;: 洗い流したいんでね。
｀'''ヽ;:ﾍ /ヽ○/｀ 丶 _ , , ; ' _／;:; /｀ ー ´ | /ﾍヽ "z;:;:;:;:;
ヽ_/: : : :":;:;ヽ､ _,,,r´;:;:;:; ｀ | 入 z "=;:;:;:
／r' ｀ヽ: :; ; ; ;:;｀;:ｰ;:´;:;:;:;:;:' ヽ .|; ヽ ＼ 三 {;:;:;:;:;:
"z ﾍ ´ヽ : ; ; ; ' ' ' ' ' r ｌ | ﾍ ヽ " }:;:;:;:;:;
´7 ﾍヽr ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; -=ヽ, /; ｌ. | | ゞ ;:;:;:;:;:;
/,､ ｀＼_ヽ ' ; ; ; ; ; ; _ - / | | ゝ }:;:;:;
´,ﾄ " | ｀;:;｀､ヽ ; ; ; , r‐'´ / ﾉ | /;:;:
/:;:| 〆 | ヽ| ﾍ |｀ ､ ; ; ´ ／ヽ / ／|
_,,ノ;:;:;:´| |ﾍ ヽ ﾍ | ｀ = ､ _ _ ／ ヽ ヽ } / ´ /
;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;7 ﾍ＼ ﾍ ﾍ | ｀ ヽ ｀ ´
- 878 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 20:38:14 ID:2rt9xZfQ
- バスクが軍のトップって時点でろくでもねぇな。
- 879 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:38:26 ID:82Pfqrfo
- _,. -─‐- ,＿
,.-'´ ｀~'ヽ、
／ l ヽ、
／ / / ! } ヽ
/ / / ノj lヽ、、 ﾞ,
ー7, / l ! /／} ,/ ヽヽ、i l
/! , / i! l l l､{ ノ´ ｀ヽ} lﾍ、、 l
{ l ,' ,'! l ∧ j l ｀ l l l ヽ ヽ、_父さん母さん、おはようございます。
! l l !l l / l ﾉ｀ー ,r-──‐ﾘ1 l } j￣
l ﾞ, l l ! l, {-‐jﾉ￣` zニニ,._ l l //
! ヽl !ヽ l ヽノニz ノ{!ノr1ﾍ lノ }!
ヽ }、ヽｨ fノ_rl}` ヽ}f刄ﾉ'´ｲ ,/
VゝヽVゞ‐'´ ! lｰ'
｀ーﾍ '- /
ヽ ‐--‐ ,ｨ´
｀1- .,_ ｰ' ／.:l
f≦}!＞ー'´-z≧}!
|::::: l ｒ ─┐ l'"´:|
|!７ l l:::::::::::l! lr个|
|/::::l l:::::::::::l! l::::ゞ,＼
_,. -‐'≫z:::::l l:::::::::::l! l::::::へ´:`'- .,_
_,. -‐'""´::::::::::::'ｰ´::::::l l:::::::::::l! l::::::::::::::::::::::::::｀ー- .,_
新城ロロ
- 880 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 20:38:35 ID:DnCr1/8s
- ブリックスに引き抜きフラグかな？
と思ったけどクライン公に報いるつもりならそれは無いか。
- 881 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:38:46 ID:82Pfqrfo
-
／ ヽ
/ ',
/ / / ハ
. / .:/ / / 〃ヽ i |
/ .:/〃 __// // //,′ ヽ ! i |
///7,′ ´｢ 7｀ヽ/ .i .://ム-‐‐‐',ハ |、 |
!| i |/ｊ/! !:i .:.//'′ !ﾊ 「 | | おはようロロ、よく眠れたかい？
!| i ! :i ﾉﾉ | // ,ｨｆ云ミﾒ、 ｣ ｜ !
八 i i i i i :i ﾉ / {ノ:::;::} Y | ﾄ､ i
. ハ. |ﾊｊ ﾍ | :i. / 弋::::ソ ノ ! ! ﾊ !
'ｊ ,ﾊ| :i ﾊ ｊ_ノ ',
/ 从 、 i ! / ｜ | ハ
/ / 人 ＿, 从. / ｜ !:ﾄ､ ',
/ /! i ＼ .ｲ i !/ﾍ i ｊ i | ヽ
厶イi: ! | i iヽ. . ﾉ ﾉﾉﾉ | i ! ! ハﾊ! ）
八!｀ヽハﾊﾊ ｀ヽー 七 /／ｊ八八八ハｊノ
）ハ ／ {
,.-‐''て_｣ ＼ _｣＼
〃￣´.ゝー‐''"´ ﾉ ￣ﾉ ゝ.、
/ { / 〈 ー 、 ＿＿___ 〈 ﾉハ
- 882 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:39:18 ID:82Pfqrfo
- /:.:.:/.:.:.:/.:.:.:/:: ..:.:./:.:.:: / l:.:..:.:.:.:ﾊ: l:: .:.:/ l:ﾊ:.l.::.:.:..:. :.:.:.:ヽ
/:. ::/:: .:.:':.:.:.:.{.:: .:.:./:.::.::/ l:.:.:.::/ l:.l::..:/ lハ::.､:..!:.: : .:.:.:.::ﾍ
＿__ノ:.:: ..:l:.: .:.::{:.::.:.:l:.: .:.:{_:.:.:/-─‐!:..:/ ヽﾊ:{ ヽヽl: l:.: : .:.ヽ:.:＼
ヽ:＿.:ｨ:.::{.:l:.: .:.:.:l、::_l〉':´ﾊ:.:./ l::/ ヽ:ﾍl:.:. .: .:.:.:ﾄ､::.＞
l:: :lﾉl:.: .:.:.::l ﾒ:.l ﾍ::l ヽｊ＿_ l/ ⌒ヽ l.:ｒ:ゝ:.: .:.:.:}
', ::/ {.: .::.:.l ﾘ -‐ 二 ＿ ｀ ＼ l:.ﾉ:.:.: .:l:.:ﾊ:',
l/: /ﾊ.: .:.:.:l ,イ/´ ﾋうﾊ ｒ‐‐ 、 ヽ /ｲ.:.: .:..:}.:l l:.l
/: ﾊ { ﾍ:.:.:.::l / / fﾌしｨ} ,ｨｔﾃﾐ､ヽ /ｲ:.:./:.:.:ｲ:,' l:.l
,' / ﾍl ヘヽ:.::〈 { ｔり ﾉ ｲｒんｨ }ﾊ /::/.:.:/ l:/ ﾘ
l ' { ( l ﾄ､:.:ヽ‐ゝ‐一'‐ , l tソ １ 〉 /:ｲ:.:.:/ l/
{l ヽヽ ﾍ ヽ:.ゝ l 廴 ノ / ｲ-v／ はい、こんな豪華なホテルに泊まれるなんて、夢みたいです。
＼ソ / ￣ ｀ /ﾍﾉ′ 料理も美味しいし、最高ですね。
ﾄﾊ /ｒｿ
∧ﾄ､ く´￣￣ ` ｧ /ノ
}l ヽ ヽ _ ノ ／
l ＼ 二´ , '´
__l ＼ , ｒイ
{´ k__ ｀ ､_ . ＜ l‐ﾃ}
|ｰ - 二T ー ───‐┼'_ｲ
l::::ﾊ::::::::l 「::￣￣￣:l 「:::::l
lﾍl1ｒ'ヽ:l l::::::::::::::::::::::l l::ｔｵ
_, -‐‐';;´;;;;;; _ ...'''' -‐===‐- ､ヽ
,, ( )￣;; .. -‐ ' ´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ''';;;ヽ.
,,, -''' _,,, '"ヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''' '';;;;ヽ
'''' _,, -''':::::::::::::::,ヽ､ ヽ､ _ ;;;;;; ＿ ..... ---―‐--―‐‐ヽ
, ´ _ ｀:::::::::::::,,::'''' ''ﾞ｀ヽ､ ＿＿＿ , .,,,､ｧｰ,--,-‐―_-_ゝ
/ / ｀;;:::::,,'' '´ ----―･ﾅ´,ﾞ〃ｼ l
i i. < ;;::::; ｀￣￣-‐´-___ｭz. `､
! ﾄ 〈 ''::; ´ / そいつは良かったな。ロロ、お前今年でいくつだった？
､ヽ`ｰ ､.l ! __/
:ヽ､ｰﾞ'´ ,､ ｨ, ´, ´ ,,
"'',, ￣ ､､ヽ ,У､ ",,
､ ,,""ｯ, ヾ.､ ´ '‐＝ﾆﾆニニ二ﾁ./ ,:.:.:.,i '',,
"'' ,, '',,:.:｀〒＝=ﾐ､ .＿ l' /:.:.:.l| ,,''
"'' ,, '',,:.:.:.:`:.､ `〒＝=＝〒￣ヾ ､ / /:.:.::.:.i| ,,''
- 883 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:39:39 ID:82Pfqrfo
- _,,.. -ｰ― -ｰ―- ､- ､
,.: ::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ﾞ':::｀ヽ、
, ':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､
/:::::::::::::::::::::,::::::::::::i:::lヽ:::::::､::::::::::::::::::::::::ﾞ i、
/:::::::::::::::::::l:::!:::::::::::l::::l ﾞ､:::::i:::::::::::::::::::::::::::ﾞ,
,':::::::::::::::::::::l:::i:::::::::::il:::i ﾞ､::::i:::::::l:::::::::::::::::::i
!:::::::::::::::!:::::li:,'i::::::::::,':l::,￣｀｀ﾞ､::i::::::!::::::::::::::::::ﾞ、
ｲ:::::!:::::::::l_;;;l lj l:::::::,' l:' ﾞ､:i,::::i:::::::::::::::::::::ヽ
,'/l:.:.i:.::.::.::l:.:.l i,' l:::::,' l! ,,ｨttｰｧ､-:.:l_,,.._:::.:.:.:.i:.:i:.ﾞ、 自分の子供の歳も忘れるなんて、酷い父親だね。
/ .l:.:.l:.:l:ヽli.:;ｨftt-､' ' 弋'o;;ﾉ l:.l:.l -､ﾞ,..:..:.l:.:.ﾄ:.ﾞ、 ロロ、駄目なお父さんにしっかりと教えてあげなさい。
' l:.､!:.l:.:.:l.iヾ;or';ﾅ ~´ .i::.:il _iﾉ.,':i:::l::li:::l ｀ヾ､
l､,'､:li::::l, ｀¨´ ' ,'::::l, - '::ｲ::.lﾞ:l.l:.l
l:.､:!ﾞ､:l ＿, ./.:.:l::l::,i::/ l:,' j! ',i
l:.:l､:､:.:l｀ ､,'^､. ／l::::::l:.i/l,' i'
. l::l ﾞ､ヽ:.,-'-t, lｰ,- - 'ﾞl´ ,':::::!l:_,,..-ｰ-、
l:!. , ',_ｰt ﾄ'ﾞ./,,-tｰ-' jl::::,'､l:.:.:.:.:.:.:.:i
.i' .l ._/l ,l.ﾉ. ,'::::::/､,,､_,,,_ l::,'::::｀.:.:.:.:.:.:.i
iﾄ､ﾞ-'´_,,-'ﾞｨ:./,XXXXXl'l::,'-:.:.:.:.:.:.:.i
｀､ヽ‐-‐´:.:|:':｀ﾞｰ--ー''ﾞ:::i:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
i:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,':.:.:.:.:.:.:.:.i
／ , ／:／:／: :／／: : . : . ヽ ヽヽヽ＼ヽ
ノ, // /: :/ : : /〃: : /∧ : {､: . }: . 〉 }､:ヽヾ､＿_ﾉ
ー 彳 :l |: /: : l: : :/ A: : ://＿V: :!ﾊ: :/:／Ｖ: :ヽ:ヽヽ／
| : : ! ｖ: : ! : ハ! ゝ:Ａ{┬ ∨ﾚﾞ}:/´ | l:ヽヽ ぃヽ
ｌ :〃/|:|:ｌ: 小､iｧ＝＝ミ､ ｊ/ （( ^ｉ | |: :l: |ｌ | ｀l
V/ l/|:|:l | {〃｀んて, ﾄ _癶｜ ///:' /ｊ/
lハヽい､{ | ｒ､ぃｔﾂ 夊ヽ ∨/ｨ:// ﾉ 母さん、そんな言い方は止めてよ。
{ ヽゝ_ ｀＼｀~＾¨¨ 礼ﾉ/レノノ'i/ 僕は今年で十五歳です。
ヽ V/l ｌ /ハヽ { 弋'ぅ/ っ
＿／´ 丶 , --､ ´ l ﾊV
ﾉ―‐ミヽ、__＼ゝ __ ｀ ーｧ ／ ｡
／: : _: : ´二: : : ￣｀ヽ‐｀¨´_ ´
/／／: :／ : : : : : : : : : ヽ＜
/ ／: :／: : : : : : : : : : : : : レ…―― ､
. / : : ／: : : : : ::::::::::::::::::::::::::::! : : : : : : : ∧
/ : : / : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::{: : : : : : : /: :l
- 884 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:39:59 ID:82Pfqrfo
- ＿_
_,,,, -‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x
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/::::::::::::::::::::._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_::::::::::::::::::::|
::::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i
ﾞYﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ
=:}''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{
:Tヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__ 十五か、もうそんな歳になっていたとはね。二十三の時に千早と結婚して、
.{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､ それくらいの年月が経っていたわけか。お前も、ずいぶんと大きくなったもんだよ。
::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼
,w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ::jﾉ:::::::::::`ｰ
, .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ::::::::::::／i::::..
ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::.
:::ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／/::/./::::::::::::
:::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_::
...:.‐:.:.:.:.:.:￣:.:.:.:.‐:....
..:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ.:.:.:.:.
lｉ:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.ll:.:.:.:.:.:.:,ｲ:.:' ヽ:.:.:.:ｉ:.:.:l:.:.:.:.:ｉ
l:l:.:.:.ヽ:ィ:.:―l !:.:.:.:.:/// −- ､:.:.:l:ｉ:.:l:.:.:.:.:l （ちなみに、でき婚だったけどね）
l:ヽ:.:ｉヽ:l ＼:.! ヽ／./' ',:. l:.!:l:.:.:.:.:l
､:ヽ:l:.:l ≡ ≡ ≡≡≡ lヽ!:.ﾘ:.:.:.:.l
l:.:.:ヽ:l .':.:.:rｘ:.:.:.:.l
l:.:ｉ:.:八 ､ ,､ , .':.:.:.'_ﾉ:.:.:.:l
l:ハ:ﾊ:.≧:.......￣ ￣ ......':.:./:.:.:.:ﾄ､:.l
' ヽ ヾ｀ヽ从ﾉ:ｉ￣ ｔ: :ｉ从ハイイ:! ヾ
, : ´: : l＿_ .' : ｀ : ､
∧: : : : :l / : : : : :/ヽ
/:::::＼ : : l /: : : : ／::::::ヽ
現在三十二歳
- 885 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 20:40:26 ID:qHmT.83U
- グルンガストまでいるのかよ、ブルックスはスパロボ自軍みたいなラインナップだな
- 886 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:40:27 ID:82Pfqrfo
- _ -‐─ -
／ ｀ヽ
/ / ／ i ヽ＿ ,ｨ
l / ,{ / / ｲ ﾊ ヽ_ノ
{ l /‐ﾚ{ ｒ' ﾉハ } ﾄ､
', ! { :/＿ ﾘ ｀>ｨ i ﾊl
} l Vｲいi｀ ｨtぅ､ﾉ / ﾉ でも、いいんですか父さん。もう一週間も経っているけど、
ハ ゝこｿ ｔり !ｲｲノ そろそろ新しいお仕事を見つけないと駄目なんじゃ・・・・・・
ヽ、 __' / ﾘ
/ヌ‐┘ｊ＞ __ . イ
ﾒﾆ: l: :０: : : :l０:.ヽ
|.:.:.:.:i:.:.:.:.:|.:.:.:.|:.__:||:.:|!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/_＿__ Ⅵ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :|
|.:.:.:.:|.:.:.:. | ／|∨.|Ⅵ∨.:.:.:.:.:.:.:.: /´ Ⅵ＼:.:. i:.|.:.:.:.:.: : :|
|.:.:.:.:|.:.:.:.:ﾍ;.:. |: Ⅵ Ⅵ∨:.:.:.:.:.:.:/ Ⅵ:.:.:.:.:|.l.:.:.:.:.:.:.:.:|
. !:.: : |:.:.:.:.:.:ﾍ_,i ﾍ! V: ∨.: : :,:′ Ⅴ:.: : j:i..:.:.:.:.:.:.:.j
. ',.:.:.:.∨:.: i.:.:|Ⅵィ＝＝ミ,V／ ,ィ＝＝ミ､j/.:.: /ﾘ:.:.:.:.:.:.:.:.i ロロ、お父さんは当分働きたくないんだってさ。
. i.:.:.:.:.∨.:|:.:.iﾊヽ ﾘ.:.://.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! ひどいよね、お前やお母さんの事なんてどうでも
. i.:.:.:.:.: ∨V:ﾍ :::::::::: :::::::::: /!.:/;ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.: i:! いいみたいだよ。
. i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト:ﾍ 〈 /.:j/:./i:.:.:.:.:.:.:.:.: 从
j从.:.:.:.:.!:|: l:::: ﾍ、 ､_＿＿_, /.:.:.:.:/:::!.:.:.:.:.:.:.!.: ﾊ:ﾍ
/ハ.:.:.:.:.:i:|:. i:::::::::::ヽ、 ー ,ｲi:.:.:.:/:::::i:.:.:.:.:.:/:.:.:! ｀＼
. / ′ﾘV:.:.:i:ト:.l:::::::::::::::::＞ イ`＜!:.:.ｲ::::::从:/:/:|:.:/!
＼ﾘi.、!::::;ｨ ´ j: ＞ ＜ :| !:./ヾ(jj:.:./ｲ |/
＼i.:.:'!i;) ,|/ (jj:./｀:.:.:.:'..、
- 887 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:40:47 ID:82Pfqrfo
- /;:;:;:;' ;:;:;:;:;:;:;;:;:r‐' _,-v､ ヽ;:;:;:;/
/;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;:r'´ ゝﾟ､z' _ ,,,, -- ,,, _ﾍ;:/
. /:;:;: :;:;:;:;:r'´ _ ,,, --‐';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;○}
./;:;:;:; :;:;:;:/´ _,r‐'´;:;:;:;''r‐'´ | };´',´!,
;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ ,,r´;:;:;:r'´ ﾉ ,| ﾉ ﾍ;:;:;:;:;:;:;:;
;:;:;:;:;:;:;:;:;| ／:;:;:r´ , , - ' ' ´,､／:; /| ヘ;:;:;:;:;:;
ヽ;:;:;:;:;:;ﾍ ／;:;:r,' , , ' ' _,,,-7'´・´~ } |／/ ヽ;;:;:;:;:
｀'''ヽ;:ﾍ /ヽ○/｀ 丶 _ , , ; ' _／;:; /｀ ー ´ | /ﾍヽ "z;:;:;:;:; いやいや、何もそこまでは言っていないだろう。あくまでリフレッシュしたい
ヽ_/: : : :":;:;ヽ､ _,,,r´;:;:;:; ｀ | 入 z "=;:;:;: だけだ。だから当分は、今までの分まで家族サービスまでしているだろ。
／r' ｀ヽ: :; ; ; ;:;｀;:ｰ;:´;:;:;:;:;:' ヽ .|; ヽ ＼ 三 {;:;:;:;:;:
"z ﾍ ´ヽ : ; ; ; ' ' ' ' ' r U ｌ | ﾍ ヽ " }:;:;:;:;:;
´7 ﾍヽr ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; -=ヽ, /; ｌ. | | ゞ ;:;:;:;:;:;
/,､ ｀＼_ヽ ' ; ; ; ; ; ; _ - / | | ゝ }:;:;:;
´,ﾄ " | ｀;:;｀､ヽ ; ; ; , r‐'´ / ﾉ | /;:;:
/:;:| 〆 | ヽ| ﾍ |｀ ､ ; ; ´ ／ヽ / ／|
_,,ノ;:;:;:´| |ﾍ ヽ ﾍ | ｀ = ､ _ _ ／ ヽ ヽ } / ´ /
;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;7 ﾍ＼ ﾍ ﾍ | ｀ ヽ ｀ ´
_,,.. -ｰ― -ｰ―- ､- ､
,.: ::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ﾞ':::｀ヽ、
, ':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､
/:::::::::::::::::::::,::::::::::::i:::lヽ:::::::､::::::::::::::::::::::::ﾞ i、
/:::::::::::::::::::l:::!:::::::::::l::::l ﾞ､:::::i:::::::::::::::::::::::::::ﾞ,
,':::::::::::::::::::::l:::i:::::::::::il:::i ﾞ､::::i:::::::l:::::::::::::::::::i
!:::::::::::::::!:::::li:,'i::::::::::,':l::,￣｀｀ﾞ､::i::::::!::::::::::::::::::ﾞ、
ｲ:::::!:::::::::l_;;;l lj l:::::::,' l:' ﾞ､:i,::::i:::::::::::::::::::::ヽ ププ、リフレッシュだって、凄いスイーツな発言だねロロ。
,'/l:.:.i:.::.::.::l:.:.l i,' l:::::,' l! ,,ｨttｰｧ､-:.:l_,,.._:::.:.:.:.i:.:i:.ﾞ、これほどリフレッシュという言葉が似合わないパパもいないよ。
/ .l:.:.l:.:l:ヽli.:;ｨftt-､' ' 弋'o;;ﾉ l:.l:.l -､ﾞ,..:..:.l:.:.ﾄ:.ﾞ、
' l:.､!:.l:.:.:l.iヾ;or';ﾅ ~´ .i::.:il _iﾉ.,':i:::l::li:::l ｀ヾ､
l､,'､:li::::l, ｀¨´ ' ,'::::l, - '::ｲ::.lﾞ:l.l:.l
l:.､:!ﾞ､:l ＿, ./.:.:l::l::,i::/ l:,' j! ',i
l:.:l､:､:.:l｀ ､,'^､. ／l::::::l:.i/l,' i'
. l::l ﾞ､ヽ:.,-'-t, lｰ,- - 'ﾞl´ ,':::::!l:_,,..-ｰ-、
l:!. , ',_ｰt ﾄ'ﾞ./,,-tｰ-' jl::::,'､l:.:.:.:.:.:.:.:i
.i' .l ._/l ,l.ﾉ. ,'::::::/､,,､_,,,_ l::,'::::｀.:.:.:.:.:.:.i
iﾄ､ﾞ-'´_,,-'ﾞｨ:./,XXXXXl'l::,'-:.:.:.:.:.:.:.i
｀､ヽ‐-‐´:.:|:':｀ﾞｰ--ー''ﾞ:::i:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
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- 888 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:41:01 ID:82Pfqrfo
- 新城 おい！ この星に来ることを一番喜んでいたのは君じゃないか！
千早 わあ、怒った怒った、怖い怖い。
ロロ お父さんもお母さんも仲良くしてください！
∧ iﾆﾆiﾆiiﾆﾆiﾆi
†_____|￣|_____/;:;:'i,....| |;;| | |;;|iﾆﾆiﾆi iﾆ::iﾆi
† 'i.|.i' /;i 'i.|.i' 'i.|.i';:;: ;,;'†iﾆ 'i.|.i' 'i.|.i' .'i.|.i'.ー†､,______＿＿＿＿＿＿__| |::|
∧ ,i鬻i､; i ,'i鬻i`、 /鬻i､;;;;;;∧ /i鬻i,/i鬻i/i鬻i､::∧ :.::.:__::.::.:.__:::.:.:..__:.::.:.__: ＼!_|
|/ 'i,_iﾆﾆﾆ.､iﾆﾆﾆﾆヽiﾆﾆﾆ.､:/ 'i, ﾆﾆ'i,,,ﾆﾆ'i,,ﾆﾆ,/ 'i,::/∧:::/∧:::./∧.::/∧:::/∧
,,,/i''"``i:|i--i|;:;||i_i i_i |;:;|:|i--i|;:;|i''"``ｌ|i--i|;;|i--i||i--i;i''"``i:| i:ﾛ|::| i:ﾛ|::| i:ﾛ|::| i:ﾛ|::| i:ﾛ|＼
| / i''"``i;|i_ii_i|;:;||i_i i_i |;:;|:|i_ii_i|;:;|i;ロ;: ||i_ii_i|:,|i_ii_i||i_ii_i;|;; |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi
, ;|/__i'ﾆﾆi'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ;:iﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ;iﾆﾆﾆ|: |
;;`|∩| ::::l |i--i|; __|ﾛﾛ|＿,,|i--i|;;:;| | |i_i| |.|i--i| |i_i| |;; | |￣| |￣| |￣| |￣| |￣| |
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- 889 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:41:26 ID:82Pfqrfo
- Now Loading
_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 890 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:41:37 ID:82Pfqrfo
- ラ・ロシェール郊外の狩り場
: :.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.: : :.::.::.::.:
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ヽ;;;;))ノ;;) ; ,.;；:｡,.;i；';.,, : : : : : : : : : : : : : : : .;'":;. :.. ;'"'":; ;:,.;i；';.,,,:'':'`::
;;; ;⌒ヽ;;; ,.i,i,i,i,';.,,;:i;i;i;.;i；';.li：､;,.;；:｡;:；;:：､; ,.;i：、;:;":;";`;:;";`：、;:;":;";`;:;" ;:;..:,.;lili｡;:；; (;;:'`) ::;;:
..;;liヾ; :. .) .;,,,,,,；li,i,；,.;lilii,:；;:：､;｡;:；;lililili.;'":;. :.. ;'"'":;ii:.. ii ：、;:i;"：、;:;ii`;:;"ii":;" ,.;；:｡lili,ｉ,：､;',: (;;:';;: ) :;`：:
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ﾉｿゝヾ⌒:::⌒.)) .:i;i;!;!;!i;;..i;i;...;!;!;!;!i;i;:;;.:.i;i;,, ..i;ii.i. ,,..'.;'":;. :..''"'" "''' '''.' (⌒' ) (;;(;'::(ii;;/;;,,,,ヾ
;;;;;(;li/:;⌒) ⌒;) ;';';';';'~::;';';';'::;';';';';':~::;';';';';';'~:::::~'.',"'`',i;i;i;!;!;!"'''.':::.;'":''" '.'" (;;:'(;;;:' )(;;:'((;(;;:'(;;:;:,,,,, )
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;;;;;ヾﾉｿ:;⌒) :;⌒) ) :.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.: ::: : : : ';i;i;i;''"'"' "'''.(;;:(;;:i';:' )::..)'(;;:';:' )';;;;ヾヾ)
ﾉ：、li":; ／ " `;:;");) .:.:.::::::::::::::::::::::::::::-:::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : :-:::;!;!;!;!;i;:;(;;:';(;;;:ii' /....):::|iii:::::::::::::::
:: li⌒) ⌒;) ;;(;;; :⌒;;) ::::::::::::::::::〜:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.: : : : : : : : : : : : : : : ::''"'"(;;:''.';:' );:' ).. ):::|iii' "'''.':::::
ﾉｿゝiliヽﾉ;/;;;;; :;;(;;; :ノ ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::-::::::::::.::::::::.〜 : : : : : : : : : : : : : : : :::''"'"' "'''.'::|!ii::::::-:::''|!i|' "::::::::::
;;;ヾilili; ;;));ノ;;;; .:.:.:::::::::: 〜::::::::::::::::〜::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._::::::''"'"' "'''.': .....:|i!i:: ' "'''.~~'::::::: ::::
: :|liｌｉ;!|;ヾ);;;);;;;;) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-:::::::''"'"' .;'":;.;'ヾiﾂｨヾiﾂｨ:,,,....､........ﾂｨ''"'"' |!ii::.':::::::::::ヾiﾂｨ ::
:.:.|ｌｉｉ;ｉ|;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::-:::::::::::::''"'"' "'''.'''.;'":ｿ''.':,､,､::::::｡.． :::ヽｼｿ ::::::''"'"' "'''.':::ヽｼｿヽｼｿ ﾉﾉ
'.''|liliｌｉ|ｉ;''.'''"'ヽヾiﾂｨ "'''ヽヾiﾂｨ:::ヽヾiﾂｨ ,､ ｡.． ,､ ．.． :ヾiﾂｨヾiﾂｨ''.'''"'"' "'''.ヽﾉｼｿ ﾉﾉﾉ :::::::
- 891 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:41:51 ID:82Pfqrfo
- _
/|／∠ -─≦＿
l､ / / _ - ´ ￣二＝
!Y /／ _ - ─ ､ ￣=z_
. | i / ≠ー─-ｩ ＼
. | ｨ／ ≧､‐- ､ ＼
f _,.r-─-､ ﾐ-､_＼__ ＞ 今日は大猟だな。雉と鴨、会わせて二十羽ほどか。
├ ≠Tﾍk ﾍ､ ＼ ー― 彡
fｧ └┴ ' y,ﾆヽ ､＿＜_
／ i.:;;} ! ＜´
ヽ ,ヒノ ＿､ノ
t＝＝-−' r--' ､{ ／,-､
｀! l ｀l ／ / ﾍヽ
. l ／ 7ー-､__f＿_/ ＿ ﾍ ヽ
｀ー┬─ ´ / _⊥-‐ ´二ヾﾐー,-─>
￣￣｀ ー _j ,' _ - _ - ´, ' T,ﾆﾆ7
−−-／:: ! ／ ／ ／
}:: -／::::::::,r-! .／ ／ /
' ／:::::, -‐ ､ｸ / ∠
/＼／4ﾆｙ' / ／
／ｌr‐'" /-‐'7―- 、__
Ｎ. ｉ ／
ヽi ＼
|、 _,, -―r_ ﾐ≧
| ｀ﾞ'" ＿ヽ ヽ、 ですね。一週間後の晩餐が楽しみですよ。
ﾄ、 __,=≦斗 ヽ,-、 rヾ
ﾓ）｀´ ゞ-' ﾉ ,〉.ｌ |
. ｌ{、 r_,／ｌﾘ
＼――' ／ ヽｌ
＼ _／ /＿__ｌ__
__ｌ, -‐'":;;;;;;;;;;;;;;ｌ
／;,;;;-;‐'";;;;;;;-―-ヽ、
/;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,r;;―-ヽ、
/';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ
- 892 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:42:21 ID:82Pfqrfo
-
,,,::-ー─-v-ー─-:､_
,;r'",,;:r'''' `Y',ｨ ﾞ'ヽ､
,;f",: ,i' ,r-ﾆﾐﾚ_,,ﾆ=ヽ.､ ;ヽﾞl,ﾞi;
,i' ;' i , i' 7''''''^^''''ヾ''i'} ﾘ ﾉi.l ﾞl: ﾞl;
,i:' ,i',,i' |,:il!. l! .l!,ﾘf'| |.ﾞl lﾐ ﾞl
_,ﾉ..,ｨ',ﾗｯ'ｸｯｱ'` :l l! ﾞlf| l ﾞﾐ､ﾞ-ﾞi;
f"ﾌ;''"~,ｨ'-==-:;,,＿ _,,,,,=-＝-;,ﾐﾄ; ﾞﾞl ﾞi; 狩りというのはどうもやり始めた時は、慣れないものでしたが、
{ ' ｲ ,ｲl, ,=ｬiij'ｯ.. ,;r' ｱｬiijｧｯ ﾞ:lﾄ,ｨﾘ ﾄﾞ 慣れれば楽しいものですな。
ﾞl.i l!rｭl;|, ﾞ'''ﾞ''" :i: ﾞ ﾞ'''ﾞ " .;l!rﾞﾘ ﾘ
_l,, l!; ii.ﾞl ,: ヽ､ i; ,ﾉｯﾉ
ﾞ!､ﾞ!､ヾ 'ｰ 'ｰ'''' ,ﾋﾝ',ﾂ
l ﾞ`ﾄ .....--‐--...., /; {
.| l: lﾞl:､ ｰ==ｰ ,/! i; |
!､l!ｿ |ﾞ:ヽ､. ／ｿ!;' ﾘ
`-,ﾆﾑ,,,ﾞヽ､ ,,:r'",,,,,,Lﾂ"
l,r''ﾆ=-三~ﾐ'T''"ﾆ三ー''''''|.
,i'/ii,fﾞl￣ﾞい| :| .|'.f~~ﾞi,|{.f }ﾞl､
_,,,ﾆ-f'ﾞﾐ=ｿ ` ,ﾘ,ﾉ! :! :! ゝ､＿,,ﾆ=''"l､＿
ﾍヽ､= `''ｰﾆ=ﾆ-'ﾞ ,| .| :|`ｰ-ｯ.,;:-'''" ｯ' ,,ﾝ''
ﾞ''-ﾆ=;-::,,ﾞヽﾞヽrﾞｨ"ﾞ`'ﾐﾞＶ"f"_,,,-='''"''"
＿_
／´ ｀ー―- ､
, ' ヽ
/ `、
/ ',
/ ヽ !
/ / /, /, | | 、 ヽ ﾄ､
/ / /// ﾊ | | ﾄ、ヽ | ｌ| ふふ、歴戦の勇者であるミッターマイヤー元帥が、火薬式の銃に
/／〉///|/| ', ‖ | ｜||_｣Ｌ⊥! ﾘ 戸惑っていたのは、なかなか見られない光景だったぞ。
'´ /'ﾚV'土辷V ', |ヽ_｣=i方iﾗﾚ/＾v
rﾍヽ└ヘ ｿ ヽ|`ー' ||ｽ |
ヽﾍ ￣ j '__ノ
`＼ ‘ ＿, ,ｲ/
＼ ￣ ／ '|'
＿__| 丶= イ / |
/｀ヽ､ | | ' /＿∟-''ヽ、
,-┬一''"´￣￣￣/ ８ / | _｢ ８ _／ ｀`''ｰ- ､._ ＿
/ | _／ ｀ヽ､_/7 ﾉ ｢「└―''"ヽ ,'´ ｀ヽ
| ｜ ／ //ｰ､ , -l | ヽ ,' |
- 893 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:42:43 ID:82Pfqrfo
- ／ ヽ､
/ ,ｨ, ,r'ヽﾚ'ﾐ、､'; 、 、 ﾞ!
,ﾚ i i ｢￣`⌒ヾ i i , ､ﾞ､ ､ﾞ! |
／ ,ｨ | l l | | ﾄ,'; '; ﾞ:､ﾞ､ヾ! |
l/,ｨﾝ'ｿ,ﾉﾉ/ !ﾄ､ﾐ､ﾐ, ﾞ､㍉＼ ､|
ｿ 7´Y-ぐ≧ ｪｪﾆ,三Ｆゞ=ミｰｯ- ､ヽ,
ﾞ〈l i | 'ﾞｾ)`i '´ｾ)`: l,`ﾝ-､ i':､| どうも、粗雑な小官にはブラスターの方が似合います。
ヾ,｣ ｀´ ,ﾉ.. ｀´ ﾄf,ｲﾞ ﾞ､ﾐﾞi ﾘ それに小官も歳ですから、どうも上手い事狙いが定まりませんで。
`! （ ,.、 ｱ,ﾚﾞ,ノ ﾞ'iﾘ
ﾊ _`ﾆ＿_ ,､r'ﾞ ﾞ､ ソ
| ﾄ、 └--‐'' / | |ノ
ﾞ､ﾄﾞ､ `=''" ／! | ,!
ﾞ>ﾄ､ ,,-''ﾞ / 从り'
ト,`-`ー─''ﾞ _,.､-‐''",.イ
,〃_,＞ｰ-.､`Yﾞ ,r‐=ﾆ､ ,ﾄ,
,,＿,.､＿_ｨ-| !) ト''⌒) | | | i⌒ｿひ ト,＿
,!-==! 'r==ﾞ! ﾞ､_ﾉ ﾉ ,! :| | ﾞ､ ﾞ'ｰ'ｿ ,ﾉ￣!＾ﾄ`ｴ^ト､_r､＿
,!＿ `､＼ ＼ `'--''ﾞ,／| :| |＼ `'ｰ''ﾞ／ ,/ / |｜ ﾞ､ ｢
‐-､￣ヽ,＼`ヽ､＼ く ,! :| l, 冫 ／ _,.-'ﾞ／,.､-''"二二ニ-
`ヽ`､ `ヽ､`ﾞヽ ∨r'⌒ヽヽ! fﾞ''".-''ﾞ ／r'ﾞ￣
, ,.ｨ
. /ｌ／/ ―‐ｧ＿__
,ﾊ ＿_ ´ ＜
／ ￣ ＞ ＼
}7l =ｧ=,=､‐‐ヽ l￣ それでも、父上は鴨を三羽、しとめているではありませんか。
/ソ 〈〈_ﾊ / | 上々の成果ですよ。
` ＿ ｀'⌒ｌ Ｎ
. } ￣ ﾆ 人!
. ヽ ＿ .. -'^T/｀′
} _ .. ― ユ、
r‐┐ｒ 二 ､
Ｌ..ﾉ/ ＼
- 894 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:42:58 ID:82Pfqrfo
- ,． . ';. ;. ;.: ,:'.: .::､
,r '´ ミﾐヽ州'j;j'fﾞr' ≡ﾐ;:､
ノ ,r,,r= ｧｧ斗rr;.ｨﾆ''´ヾミﾐ ヽ
〃 ,rｲ ﾘ〈( '´ )ﾉ ｀ﾞﾄミﾐ!
〃,彡! )） ';ミﾐi
ﾚｨ彡!､､､,,,,__'′ _,,,,､z=＝'';ミﾐ;!
,ﾚ,ｨ彡! ,rf弐 ヽ ィrﾓﾃｭ､ ﾄミﾐ;､ 小官も、ミッターマイヤー元帥に同意致しますな。こういう
{jii;ﾊﾐl ￣´.:', :. ` ~´ ;ﾐハﾐ} 高貴な趣味は、今ひとつ向かないような気がします。
{jiiい;! .:::i ;; ,ﾘ !N!
ヾiiい' ',. 〈 _;;:_, { 〉N!
ﾉハ;. ; ､ ＿__＿,, ,′ノ;j.（
〈 .:;;ijﾄ､ ､_＿,, /!ji .::i′
V .l:ji ヽ ,:' !ij V′
Vj:jiL_ `:､ ,.ｲ l;;V
/7 ー-｀ﾆ｀`ﾞﾞﾞ"´ﾆ -‐'Vﾉ
_// '"⌒Vi 1 ﾚ'/⌒ﾞ` い
ﾆ二´ 'ｰ＝= ､ __.ノﾉ 1 lk′ ,い _ ＿ _
￣｀`ヽく_ﾉ八ﾄ､`ー''フ´ /7
V/ ⌒ V/´ ′
,. '´￣ `'' ー‐ 、
／ ／ ヽ ヽ、
/ ヽ
/ ヽ
,' , , ., 、 ヽ i、
/ ,' / i | i lヾヽ ヽ ;ゝ そうか？ これはこれで結構粗雑な趣味だと思うがな。
/ 〃 i ii l | |',ヽヽ | i! 少なくとも、父上の趣味だった陶器収集よりは。
/ノﾚ i ﾊ__ハ i', ヽ ｉ ＼」_ | iﾘ
｀i∧! rテぐvヽ!＼| ﾏjフ i!⌒Y
iヽ.`ー' i!6 /
ヽ.j i:. ｨ／
＼ ー ‐一 , ' :|!
,.ィ|丶., ／ |__
/く__ i! : ￣ ,'_,.」__フヽ
＿＿,.-―――‐/;:;:;８;/ :. |8:,:,:,:,:,:,:／｀‐-.,_
i´;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ,.,:｀‐-7 : 「;`ー‐‐'´ '':.;.;.;.;.;.;.;.;￣;:￣ ‐- 、
|;:;:;::;;:;:;:;:;:;:;:;'''',,:;:;:;:;:;:;:;:;:/ 、 _||;:;:;:;:;:;:;;:;;::;::,.,.''':;:;:;:;:;: ;;; :;:;:;:;:;:;:;:|
|;:;:;:;;:';;,:;:;:'''.,,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/、 ', ´ ,}|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,,.''':;:;: ;;':;:;:;:;:;:;:;;;:|
|;:;:;:;:::;;;'' ,.:;:;:;:,:,:,:,:,:,:,:,:;/ / /´ｉ|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.,. ''::;:;:;;;:;;:;;:, '^ヽ、
|;:;:;:;:;:;;: :;;:;:;:;:,:,:,:,:,:,:,:,/ ヽ i ||:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;,:,:,:,:;:;:.,., ''／,:,:,:,:,:,:ヽ
- 895 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:43:28 ID:82Pfqrfo
- ,,､､-‐''"￣｀` ー-､､
,r'"´ミy'"´ ヽ
/ `ヽ `､
l ,ｨｲ^^ヾi､ i ﾞ､ヽ ﾊ､
ﾉ j1! 1i! |l ､ ﾞヾ､､､ィｲ;:;＼
/ ﾉﾉ Nﾄﾄ､ﾄﾄ､.:.:;ヽヾミﾇ彡;:;;:;ヽヽ
（1j ｨｲﾘ `ヾ>>､;:;:;ミﾐ二云彡;:;;:;;ヽj
`ヾN!;ﾐz､ ､､z-_‐彡≧ｰ-三彡<;;､ヾヽｲ あの時は本当に驚かされたものです。趣味らしい趣味を持たなかった
｀`iでｿ} .:.:;;ﾓﾃｿ ﾞミ/ｲ i!;:;;;:;:;:: 先王陛下が、まさかあのような趣味を持たれるとは。
| ,ﾉ ｀` ﾐ ﾘ /;:;;;;;;i;l;i!
l ( , ﾘ イ;:;;;i;:;;i;:ﾘ
! ｀"´ U ,′!::ヽi;;リソ
', ‐-‐- ､ /.:.::,!::::ﾉﾘｿ{､
ﾞ､ ￣` ／.:.:.:/／｀`^ﾉﾉ￣｀`ー- ,､､､＿
, ｨイ 77,ゝ､ ＿ , .イ.:.:.:､‐'´ ／´ ,r'r'´r'´ｿ＞､､
／ // // ￣｀`Nヽ r彡＜ ／ /./ ,/ , イ^.
/ﾄ､//_// Uし1（(⌒´,.イ / / / ／／.:.:::::
/.:::!:::::::.:..ヾヽ | !´TT｀`フソ _,,､､-‐‐' ‐'-‐_‐ "´.:.:.:.::::::::
/.:.::;;|:::::::::::::.:.ﾞ,ﾞ, r=ｭ jﾘ ノ L /// ,r,r'"´.:.:.:.:.:￣.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::.
,/:;;;:;;;;;|;:;:;:::::::::::::V(こ //⌒ヽY// =z､ //.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
/.:.:.:;:;;;:;;!;:;:;:;:;:;:::::.:.ヽノノ ノX( ノｿ( (.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
r'ﾞ ,' ,i !ﾞ ,/ ,r'´/, ／ ｀`ヽ,
,ｲ､_(, （ !j k､〃fﾞ ,r' ｨ; ｀ゝ､ ﾞヽ
/ﾞゞ'´￣｀ｧf''"ﾞﾞ´￣ ｀ヾ, ｀ゞ､ ヽﾞi
,ﾉゞ! （(｀j ﾞi ､ ＼ j
iﾞj ,! ﾄ, ｀ヽミj
ゞﾉ-=;､,,_, ,' _,,.､z＝=-' ｀ﾄ､､ ｀ミゞ| 我ら一同、本当に先王陛下の身を案じたものですよ。
ゝ ,ｨﾓﾗ冫' ＜ｨぞﾃゝ､ .V ,｀ゞﾄN アムリッツァの敗戦が響いたのかと、気が気では
ﾞl ｲ′ ｀ ｀` l/^ヽ｀, 〉 いられませんでした。
| / ; ｶ 〉! k,l
ﾄ ヾr=‐､, U , ' ' ﾉ_,ﾉﾄﾄ;j
! , ´ 「,イヾ ヽ〉
} ´￣￣｀` ,! ( ik､` j
j;:!､ ´￣ ｀ / ,ゞ､V 〈
｀ゞﾄ, ' ' ,． '´,ィ´ ﾞi j
ｲk>､､＿_＿,,ィ´-‐''´ ,ｲｶﾉ'
ヾjゝ=､ r‐'"´-､,ｭ ,r'´ ,;i|ｰ-､､_
_, ｲﾄ､ ,!,!lゝ'⌒ゝ( _,ィ´ , ィ´ ,ｲ,ｲ ｀ﾌ''ｰ
_,, ､ｨ‐r''´ﾌ｀＞､ﾉ,!l ,ﾉXゝ ,ィ´￣｀`'ｰ'- ､､/ /
- 896 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:43:51 ID:82Pfqrfo
- _,,,,,,,,,,,,,__
_,r'´: : `ｰ‐‐‐.,_
. ,/: : : : .`､
. ,/: : : .`、
,/: : ,' , ヽ､ `.､ ､ '., `､
∠,',': :,! .i､`､ヽ､ヾ,, `､ i .; : . ヾ! だが、父上らしい趣味だったと思うぞ。海原雄山の陶器は、
/,' : ,!!:i : i.`､;!ヾ`ﾆ`.､,!ヽ!､!: : . : . `! 俺も気に入っている。一切の華美も媚びもない、完成された
. ﾚi : :iヽ:ﾄ､ !,r'7i´,! ,ﾉ .i; r'´`.i ﾄ､,! 美しさがあるからな。
. `､:!__` .ヽ! i._'／ i,!f´ i ! .i
. ``f､,! ヽ -,ﾉ .,!
. <_ __, ./`´! ,!
`､ r ﾆ-' ,／! .i .i
. `､ .,／ .,' i,!
`､ ,／ ,' _,,,,,,!-----┐
￣ `、 r‐''´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i__
,!'''ｰ''´:i i;.:o:.:.:.:.:.:.:,;,;,;,;,;,;,r‐:`ｰ--..,,___
r-';::::::::;;ﾉ !:.o,;r''''´`､`､.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,:.---:ゝ-､
_,,,..-‐'''''''´:.:.:':k''´.,' f''i'´:.:.:.:.:::::::;;r''ヽ`ﾆﾆヽ''_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`､
_,,:-ｰ''"""""ﾞ''ｰ;､,,_
,,;rｰ''" `''ミヾﾐヾ､ﾞヽ,,_
,r'" -ー--;;,,_ ヽﾐヽ,ﾞi ）, ）ﾞヽ.
,r'" ,,,ﾆ"二=-ー-=ﾆﾘﾂﾉ_ｿ,ｸ,ﾉ ,）ﾞ!
,/ "-'''",/ （( lr"~`ﾐ:､￣`<ノヽ,
| ＿,,r'" `' `'ｰ }） }＼ｿ
.| ,i;' -ー彡| 〃 |, ヽ,
ﾚ'i' "￣_,ｨ! ,,,＿_ ﾞl ;|
;'f, ,ﾆ≡ｦ' ＿二ﾆ:ｪ＿_ ＿,,,,=-､| ｿ
,f,/',if'" `i_l! `''-ﾞ''ﾞ-''"_~` ＜''ｾｧ,ﾗ ｿﾉ ですが、わざわざ茶室まで作って、我らに茶を振る舞うのは
ﾞl ll!ﾞl, l〈 ~ ,, '''" l` lﾘ 流石に腰が抜けそうになりましたな。あの時の事を思い出すと、
ﾞl l! ＼`'' { ﾞ ,| 足が痺れてきます。
=ﾘ,l ノ ゝ-i ﾞ':i;, U ､ -､ ,,）. ,r"
,f.i f~ ﾊ,ﾄ. ﾞi ,,,,,＿＿＿_ /
ﾞい. l ;l' ﾞl､. `''ー==='" ∧
ﾞ),） ぃ、も=' ＼ `'''==-' /）,}
（､ﾐヾf`'<,,_ ＼ / r"
ゝﾆ/,;へｰニ'''ｰ-ﾐ=:,,,_ ,,/';､,)
,,r-'/ ￣`ﾌ'' -ｬ､`l!'';ﾆ":<i.l'
ﾆ-:､ﾐ-ﾆ,,, し⌒'l | | | i⌒'| |､＿
`'''-ﾆ''-ﾆ＿＿ノ .,| | | ﾞl,. ﾞ'ﾊ ￣`'''ー-
`''-､. ､-''",! l! lゝﾐｰ' ﾉ
ヽ.ﾞヽ,/',r'ﾞ'ヾヽ7,/
`''-､f~ヽ l ﾞ! : l⌒ﾞi: ﾞ| i,
- 897 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:44:06 ID:82Pfqrfo
- ＿_
／´ ｀ー―- ､
, ' ヽ
/ `、
/ ',
/ ヽ !
/ / /, /, | | 、 ヽ ﾄ､
/ / /// ﾊ | | ﾄ、ヽ | ｌ|
/／〉///|/| ', ‖ | ｜||_｣Ｌ⊥! ﾘ まあ、仕方あるまい。父上も俺も、趣味にはのめり込む性分だ。
'´ /'ﾚV'土辷V ', |ヽ_｣=i方iﾗﾚ/＾v
rﾍヽ└ヘ ｿ ヽ|`ー' ||ｽ |
ヽﾍ ￣ j '__ノ
`＼ ‘ ＿, ,ｲ/
＼ ￣ ／ '|'
＿__| 丶= イ / |
/｀ヽ､ | | ' /＿∟-''ヽ、
,-┬一''"´￣￣￣/ ８ / | _｢ ８ _／ ｀`''ｰ- ､._ ＿
/ | _／ ｀ヽ､_/7 ﾉ ｢「└―''"ヽ ,'´ ｀ヽ
| ｜ ／ //ｰ､ , -l | ヽ ,' |
＿ ,、ｌヽ
ヽ｀ﾞヾ｀ﾞ゛ヾ ヽ ヽ、
, -‐'" 、 ｌヽ、
｀ﾞ/ _, 、_ヽ l //ｌ
/. ｌ ｀ヽﾉ＿ , '
∠, /｀ﾞ゛‐-、_ ｌ ｌ
/ ,-,/ 〈ｌ;d｀ﾞヽヽ ＿_｀ｌ しかし、今日は猪狩りだったはずですが、どうして鴨撃ちと雉撃ち
'"/ｌ｀i ￣ ｀ﾞ ｌrr、/ に変更なさったのですか？
ヽヽ ｌ｀ﾞ/
ｌｌ'ヽ ＿_ ' , '
＿ｌ__ ヽ、 ／
/:::::::::├┐ヽ _, '_n
, -――――,'"｀ﾞ‐―┴/￣￣｀l;;;ｌ:ｌ_
ｌ"￣￣ヽ 、::::ヽ:ヽ::::::::::ヽ:::::::ｌ―-┘ヽ-,:ｌ―- 、
ｌ:::::::::::::::::::::::::ヽ::ヽ::ヽ::::::::::i'｀i:l;;;;ヽ:::ヽ'::::ｌｌ:::::::::ｌ:ｌ::｀ヽ
. ｌ::::::::::::::::::::::::::::::::::/::/::::::,‐-ヽ'"｀i======rヽir,ヽｌ::::::ｌ
ｌ::::::::::::::::::::::::::::::/::/::::::::::｀ﾞ゛i~i'"ｌ;;;;;;;;;;;;ｌ::ｌ;;｀ll iｌ':::ｌ:::::ｌ
/:::::::::::::::::::::-‐、ｌ:/:::::::::::::::::::ｌ ｌ ｌ';;;;;;;;;;;;;;;ｌ:ｌ;;;;;ｌ_ｌヽ::ｌ::/
- 898 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:44:22 ID:82Pfqrfo
- ／ ヽ､
/ ,ｨ, ,r'ヽﾚ'ﾐ、､'; 、 、 ﾞ!
,ﾚ i i ｢￣`⌒ヾ i i , ､ﾞ､ ､ﾞ! |
／ ,ｨ | l l | | ﾄ,'; '; ﾞ:､ﾞ､ヾ! |
l/,ｨﾝ'ｿ,ﾉﾉ/ !ﾄ､ﾐ､ﾐ, ﾞ､㍉＼ ､|
ｿ 7´Y-ぐ≧ ｪｪﾆ,三Ｆゞ=ミｰｯ- ､ヽ,
ﾞ〈l i | 'ﾞｾ)`i '´ｾ)`: l,`ﾝ-､ i':､| 小官も、あれから少し勉強しましたが、雉撃ちは貴族の、
ヾ,｣ ｀´ ,ﾉ.. ｀´ ﾄf,ｲﾞ ﾞ､ﾐﾞi ﾘ 猪狩りは武将の狩りと聞いております。個人的には、
`! （ ,.、 ｱ,ﾚﾞ,ノ ﾞ'iﾘ 猪狩りをやってみたかったのですが。
ﾊ _`ﾆ＿_ ,､r'ﾞ ﾞ､ ソ
| ﾄ、 └--‐'' / | |ノ
ﾞ､ﾄﾞ､ `=''" ／! | ,!
ﾞ>ﾄ､ ,,-''ﾞ / 从り'
ト,`-`ー─''ﾞ _,.､-‐''",.イ
,〃_,＞ｰ-.､`Yﾞ ,r‐=ﾆ､ ,ﾄ,
,,＿,.､＿_ｨ-| !) ト''⌒) | | | i⌒ｿひ ト,＿
,!-==! 'r==ﾞ! ﾞ､_ﾉ ﾉ ,! :| | ﾞ､ ﾞ'ｰ'ｿ ,ﾉ￣!＾ﾄ`ｴ^ト､_r､＿
,!＿ `､＼ ＼ `'--''ﾞ,／| :| |＼ `'ｰ''ﾞ／ ,/ / |｜ ﾞ､ ｢
‐-､￣ヽ,＼`ヽ､＼ く ,! :| l, 冫 ／ _,.-'ﾞ／,.､-''"二二ニ-
`ヽ`､ `ヽ､`ﾞヽ ∨r'⌒ヽヽ! fﾞ''".-''ﾞ ／r'ﾞ￣
,． . ';. ;. ;.: ,:'.: .::､
,r '´ ミﾐヽ州'j;j'fﾞr' ≡ﾐ;:､
ノ ,r,,r= ｧｧ斗rr;.ｨﾆ''´ヾミﾐ ヽ
〃 ,rｲ ﾘ〈( '´ )ﾉ ｀ﾞﾄミﾐ!
〃,彡! )） ';ミﾐi
ﾚｨ彡!､､､,,,,__'′ _,,,,､z=＝'';ミﾐ;!
,ﾚ,ｨ彡! ,rf弐 ヽ ィrﾓﾃｭ､ ﾄミﾐ;､
{jii;ﾊﾐl ￣´.:', :. ` ~´ ;ﾐハﾐ} 同感ですな。やはり、武人として武将のたしなみたる狩りを
{jiiい;! .:::i ;; ,ﾘ !N! やってみたかったのですが。
ヾiiい' ',. 〈 _;;:_, { 〉N!
ﾉハ;. ; ､ ＿__＿,, ,′ノ;j.（
〈 .:;;ijﾄ､ ､_＿,, /!ji .::i′
V .l:ji ヽ ,:' !ij V′
Vj:jiL_ `:､ ,.ｲ l;;V
/7 ー-｀ﾆ｀`ﾞﾞﾞ"´ﾆ -‐'Vﾉ
_// '"⌒Vi 1 ﾚ'/⌒ﾞ` い
ﾆ二´ 'ｰ＝= ､ __.ノﾉ 1 lk′ ,い _ ＿ _
￣｀`ヽく_ﾉ八ﾄ､`ー''フ´ /7
V/ ⌒ V/´ ′
- 899 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:44:51 ID:82Pfqrfo
- ,. '´￣ `'' ー‐ 、
／ ／ ヽ ヽ、
/ ヽ
/ ヽ
,' , , ., 、 ヽ i、
/ ,' / i | i lヾヽ ヽ ;ゝ まあ、あまり深い意味はないぞ。だが、どうも語呂が悪いからな。
/ 〃 i ii l | |',ヽヽ | i! 急遽止めさせてもらった。
/ノﾚ i ﾊ__ハ i', ヽ ｉ ＼」_ | iﾘ
｀i∧! rテぐvヽ!＼| ﾏjフ i!⌒Y
iヽ.`ー' i!6 /
ヽ.j i:. ｨ／
＼ ー ‐一 , ' :|!
,.ィ|丶., ／ |__
/く__ i! : ￣ ,'_,.」__フヽ
＿＿,.-―――‐/;:;:;８;/ :. |8:,:,:,:,:,:,:／｀‐-.,_
i´;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ,.,:｀‐-7 : 「;`ー‐‐'´ '':.;.;.;.;.;.;.;.;￣;:￣ ‐- 、
|;:;:;::;;:;:;:;:;:;:;:;'''',,:;:;:;:;:;:;:;:;:/ 、 _||;:;:;:;:;:;:;;:;;::;::,.,.''':;:;:;:;:;: ;;; :;:;:;:;:;:;:;:|
|;:;:;:;;:';;,:;:;:'''.,,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/、 ', ´ ,}|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,,.''':;:;: ;;':;:;:;:;:;:;:;;;:|
|;:;:;:;:::;;;'' ,.:;:;:;:,:,:,:,:,:,:,:,:;/ / /´ｉ|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.,. ''::;:;:;;;:;;:;;:, '^ヽ、
|;:;:;:;:;:;;: :;;:;:;:;:,:,:,:,:,:,:,:,/ ヽ i ||:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;,:,:,:,:;:;:.,., ''／,:,:,:,:,:,:ヽ
ヽ､_＿ ヽ、
＿__＼:::::｀:::::｀ヽ`:..､
:::＜::::::::＿::_:::::__:::::::ヽﾍ
:::::::｀￣::"::ｰ:::､::､:::ヾ:ヽiヽ
:::::::::::::::::::::＞::ｰ:､:､::::::::::::ﾚ/
:::::::::::::::::::::::＞ｰミﾍヾ:∨/:i
::::::::::::::::二::ニ::ﾆ> `"ヾｿ:ﾉ
:::::::::::::::::::::::::彡" ｰ､,. i
::::::::::::/⌒;彡" ≧r,､_ ',
:::::::::::｛/:ソ"′ `'ヘ 〉
:::::／/!ﾍ:) ヽ 語呂、ですか？
／// ｀て ＼
:::// i ＿ ／
:∨ ､ `ゝ
＼ ,｀
`"''ｰ-､､,,,_ ヽ:＼ !
::::::::::::::::::::i;;丁｀'┐ "￣´
::::::::::::::::::::l;;;;|:.:.:.:.|i〕
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:二7＝=l､,_
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:（(）ヘ＼iﾍ＼
- 900 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:45:19 ID:82Pfqrfo
- ,ｨ´ / / / / / ､ 、 ＼
／/ / / / / / i ﾍ ＼ ､ ､ ト--'＼
/／} | / ,イ / / l ﾄ､ ﾊト､ ﾄ､ﾊ,. i ヽ ﾄ､＼
イ / rﾍ / ﾄ､｜{/| } / / ,ｲ /}｜|ﾊ Xィ´} ﾊ ﾄ､)｜ ＿＿_
／_ l ﾊ /rﾍ{ ﾄ､丁|「 ＞x ､ﾉ} / / | j 厶戈 ｧ/|!l}ﾉﾊ ﾚ' , ＜-──
｀ヽﾍ{、 ＼ | }r 〒示下｀ ﾚ' ノ }/ ､ゞ-'┴ lﾉ , ＜:::::::::::::::::::::::::::
─- 、 ＼'､ ( ヽﾍ ￣￣'´ ｀ /l ｀ }､／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 何、猪突猛進をスローガンとするビッテンフェルト元帥の前で、
＞ミ､ ﾊ ＼ /ﾍ｀ーr-- ､__, -── 猪を狩るのはどうも、語呂も運も悪い気がしてな。故に、変更
｀ヽr- ､ ヽ ｲ｀ヾ} ＼ ｀ヽ、 させてもらった。
｀ヽ}、 ﾉ ／ ｀､ ｀､ ＼
＼ ‐;:-==＝キ;´ ／::｀::::...､ ', ＼
＼ :; ー;:,::;／:::::::::::::::::::::｀::.､! l ／
ト､ ,:／::::::::::::::::::::::::::::::::::| | /
｀ 、 ｀､ ｀ーｧ´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::| l /
｀丶、 } /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / {
_,,:-ｰ''"""""ﾞ''ｰ;､,,_
,,;rｰ''" `''ミヾﾐヾ､ﾞヽ,,_
,r'" -ー--;;,,_ ヽﾐヽ,ﾞi ）, ）ﾞヽ.
,r'" ,,,ﾆ"二=-ー-=ﾆﾘﾂﾉ_ｿ,ｸ,ﾉ ,）ﾞ!
,/ "-'''",/ （( lr"~`ﾐ:､￣`<ノヽ,
| ＿,,r'" `' `'ｰ }） }＼ｿ
.| ,i;' -ー彡| 〃 |, ヽ,
ﾚ'i' "￣_,ｨ! ,,,＿_ ﾞl ;|
;'f, ,ﾆ≡ｦ' ＿二ﾆ:ｪ＿_ ＿,,,,=-､| ｿ
,f,/',if'" `i_l! `''-ﾞ''ﾞ-''"_~` ＜''ｾｧ,ﾗ ｿﾉ
ﾞl ll!ﾞl, l〈 ~ ,, '''" l` lﾘ
ﾞl l! ＼`'' { ﾞ ,| ・・・・・・お心遣い、感謝致します。
=ﾘ,l ノ ゝ-i ﾞ':i;, ､ -､ ,,）. ,r"
,f.i f~ ﾊ,ﾄ. ﾞi ,,,,,＿＿＿_ /
ﾞい. l ;l' ﾞl､. `''ー==='" ∧
ﾞ),） ぃ、も=' ＼ `'''==-' /）,}
（､ﾐヾf`'<,,_ ＼ / r"
ゝﾆ/,;へｰニ'''ｰ-ﾐ=:,,,_ ,,/';､,)
,,r-'/ ￣`ﾌ'' -ｬ､`l!'';ﾆ":<i.l'
ﾆ-:､ﾐ-ﾆ,,, し⌒'l | | | i⌒'| |､＿
`'''-ﾆ''-ﾆ＿＿ノ .,| | | ﾞl,. ﾞ'ﾊ ￣`'''ー-
`''-､. ､-''",! l! lゝﾐｰ' ﾉ
ヽ.ﾞヽ,/',r'ﾞ'ヾヽ7,/
`''-､f~ヽ l ﾞ! : l⌒ﾞi: ﾞ| i,
- 901 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:45:34 ID:82Pfqrfo
- ,,,::-ー─-v-ー─-:､_
,;r'",,;:r'''' `Y',ｨ ﾞ'ヽ､
,;f",: ,i' ,r-ﾆﾐﾚ_,,ﾆ=ヽ.､ ;ヽﾞl,ﾞi;
,i' ;' i , i' 7''''''^^''''ヾ''i'} ﾘ ﾉi.l ﾞl: ﾞl;
,i:' ,i',,i' |,:il!. l! .l!,ﾘf'| |.ﾞl lﾐ ﾞl
_,ﾉ..,ｨ',ﾗｯ'ｸｯｱ'` :l l! ﾞlf| l ﾞﾐ､ﾞ-ﾞi;
f"ﾌ;''"~,ｨ'-==-:;,,＿ _,,,,,=-＝-;,ﾐﾄ; ﾞﾞl ﾞi;
{ ' ｲ ,ｲl, ,=ｬiij'ｯ.. ,;r' ｱｬiijｧｯ ﾞ:lﾄ,ｨﾘ ﾄﾞ （まさしく、ギルガメッシュ二世陛下は名君足る御方だな。この御方に仕えることほど、
ﾞl.i l!rｭl;|, ﾞ'''ﾞ''" :i: ﾞ ﾞ'''ﾞ " .;l!rﾞﾘ ﾘ 光栄な事はない）
_l,, l!; ii.ﾞl ,: ヽ､ i; ,ﾉｯﾉ
ﾞ!､ﾞ!､ヾ 'ｰ 'ｰ'''' ,ﾋﾝ',ﾂ
l ﾞ`ﾄ .....--‐--...., /; {
.| l: lﾞl:､ ｰ==ｰ ,/! i; |
!､l!ｿ |ﾞ:ヽ､. ／ｿ!;' ﾘ
`-,ﾆﾑ,,,ﾞヽ､ ,,:r'",,,,,,Lﾂ"
l,r''ﾆ=-三~ﾐ'T''"ﾆ三ー''''''|.
,i'/ii,fﾞl￣ﾞい| :| .|'.f~~ﾞi,|{.f }ﾞl､
_,,,ﾆ-f'ﾞﾐ=ｿ ` ,ﾘ,ﾉ! :! :! ゝ､＿,,ﾆ=''"l､＿
ﾍヽ､= `''ｰﾆ=ﾆ-'ﾞ ,| .| :|`ｰ-ｯ.,;:-'''" ｯ' ,,ﾝ''
ﾞ''-ﾆ=;-::,,ﾞヽﾞヽrﾞｨ"ﾞ`'ﾐﾞＶ"f"_,,,-='''"''"
イ／ 丶j /／ 、 ヽ、
/ , '´ ／イゞヽ｀ヽ、 ゝ、
／ ／ ／ , i! , ',ヽ、 ヽ
／ ／ ／ 〃 i ', ヽ ',
/ ／ / / ／ / / i i、 i ',
/ / / / / ／ / / | ハ i i 所で、ランサーの奴は何処に行った？ 先ほどから奴の姿が
ﾚｲ i ト.,/レ' / ／/ /,' i | , i | i 、', ゝ 見えないのだが。
ﾉ//ｲ | i _/ ／ // / // / / /i |i! | i ヾ
|〈 ヽ!kｪz‐- /／/ ＿ ＿_ノ i| ﾊ ,'
ﾘヽoj ｀'┴ﾟ´ﾚﾚ´ }/
Y^ヽ、 ! /oノ、
ﾉ;:;:;;:;:＼ ' ／;:´ /ﾍ、
／;:;:;:;:; ;:;丶_｀ ￣ ／{;:;, / ヽ
ﾉヽ´ﾞ'ﾞ'ﾞ;:;:;:;:; ;:/´ >ー '´-';:;:;:; , ';:;:;:;:;:;:;}
／ {' ヽ, ,.,.,;:;:; ;/ / ／｀Y / ;:;:;: ﾉ ;:;:,.,ヽ、
. ／ ヽ,.,,.;:;:;;:'''''' / ´ ／‐v ;:;:;: ／ ;:;:;:;:;:丿ヽ、
／
- 902 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:45:48 ID:82Pfqrfo
- ﾄ､＿ ＿
ヾー-＜￣¨ヾト､. ＼.ヽ ヽﾄ､
_ト--'ド=､=三≧=ﾆﾄ､ﾄ､＼}iYi }i ,.ｨ
＞ =ニト-ドﾐi､｀ヾミli､＼ド､Vi:ﾚ/i/
≦=＝=＜￣¨ニ=- ､ ｀ヾ ＼ Yｌ/ .lﾚｲ
＜-―＝ニ三≧=､ﾄ､ >}-iド!¬iﾍi斤Ｋ
≦= '三 ニ＝,.ニ.Z 〃.〃 {{i { {iヾヽ
之_Ｚ二〃￣ __,.ｨ! {{ |{. |{ﾄ､ ヽ ∨ }}
≦ｨ'∠,／￣,.イく. ﾘ_,｣ﾋ==≠=ミ;､ z久ﾉ
ノｲ∠.ｲi,r＜ｿ' ,ｨ''::ﾅ≧ fﾃ お呼びですか陛下？
∠ｨ'〃,'{ ¬.、 `￣ ´ ｢i
フイ小| '､:::} ＼
￣}ﾉ,'八.ヽ-､ _ ,ノ
'＾^!个irr:ｪ ___７
ド.Ll {. } ヽ ‐''",. -.〉
川｜|.｜ ﾄ､._ {
ﾘ .| ∨ ｀ヽ、 _ﾉ
厶=r:|_ ｀ T ￣
／ く＿ ￣¨ ¬------┴､
/ ／ ﾉ ￣¨ ¬-------イ
,/,∠...／ ＼＿
/| /!_,. -‐ ￣∠＿_＿
/! ﾚ' ＜
/ , _ ＼
!v_,.-∠-‐―-z＿二=- ｀ヽ
N ７ ＼―ヽ
！ _,.-z― ∠_― ､ ＼｀ヽ
! ｨfr'￣' ﾆヽ ＼ ヽ 今まで何処に行っていたんだ？ 姿が全く見えないから、
ﾉ jｿ ′ 〈ヽ 〉 i 不思議に思っていたんだが？
く / ト「ヽ!
`ｔ‐- 「ﾑ7 ト､ !
ヽ ' ｀i ﾄ､ ! ヽ
L ,. イ＿＿__」ヽ! ヽ
,.-――――' T¨¨¨ T￣￣￣亠┐
:.:>:i: / : : :((: : : :7ｧ―┴―――‐-L
＼j/: : :((^Y)):::/::／:)): : : : : : : : : : : ￣¨‐- ._
＼>､〃|/:7/7((^Y^)): : : : : : : : : : : : : : ／｀ヽ
- 903 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:46:05 ID:82Pfqrfo
- ランサー ちょうど、美味そうな猪がいたからよ。しとめてきたぜ。
陛下、今日は猪鍋といきましょう。
ﾄ!, ________ ,、
ﾉ丿 ／⌒''ー‐≦´ ｢`ｰ-､<┴＼
（（ ／ ￣''=ｰ 廴_ ` ｀ `ｰ-､__
ヾ/ _;ジ´ 旬 ｀７ァｧ┐
/ / _;ﾐ" ,_う_) ｛ !ﾘ
/ ｛ '" ＿｀フ´
| ヽ 彡、 _ -宀‐~"'_,ﾆ -‐' ´
＼ }ヾ､..,.,,､,_ジ '彡 ,ｨィ´
,ﾊ ｲr'′／ ＼ イｗイ´ /
〉 / ｝ ｛ l、 ｛ ｝ ﾉ
/ _} Ｌ_ ＞､ ｝ （_ ,ﾉ ｛
ﾑ亡｢ `ｰ‐' L,.ィﾍ└､｀＞､
,.. ------ ､/|
／ ヽ
/ ヽ
| l/‐| /|A/-ヽ _ |
| /━ ━ | /rヽ! ランサー、お前は一体何をやっているんだ？
ﾚl′ l ﾚ'_ン｀
ヽ ｔ::ｭ U ﾉN`
＞,..＿_,..r;;'´l｀
lfr;Vゝｲ;;;ヾ;`l
|ll|;;|| l ||;;;;;|;ll;|
- 904 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:46:21 ID:82Pfqrfo
- ,,､､-‐''"￣｀` ー-､､
,r'"´ミy'"´ ヽ
/ `ヽ `､
l ,ｨｲ^^ヾi､ i ﾞ､ヽ ﾊ､
ﾉ j1! 1i! |l ､ ﾞヾ､､､ィｲ;:;＼
/ ﾉﾉ Nﾄﾄ､ﾄﾄ､.:.:;ヽヾミﾇ彡;:;;:;ヽヽ
（1j ｨｲﾘ `ヾ>>､;:;:;ミﾐ二云彡;:;;:;;ヽj
`ヾN!;ﾐz､ ､､z-_‐彡≧ｰ-三彡<;;､ヾヽｲ （せっかく、陛下が気を使っていたものを・・・・・・これでは意味がないではないか）
｀`iでｿ} .:.:;;ﾓﾃｿ ﾞミ/ｲ i!;:;;;:;:;::
| ,ﾉ ｀` ﾐ ﾘ /;:;;;;;;i;l;i!
l ( , ﾘ イ;:;;;i;:;;i;:ﾘ
! ｀"´ U ,′!::ヽi;;リソ
', ‐-‐- ､ /.:.::,!::::ﾉﾘｿ{､
ﾞ､ ￣` ／.:.:.:/／｀`^ﾉﾉ￣｀`ー- ,､､､＿
, ｨイ 77,ゝ､ ＿ , .イ.:.:.:､‐'´ ／´ ,r'r'´r'´ｿ＞､､
／ // // ￣｀`Nヽ r彡＜ ／ /./ ,/ , イ^.
/ﾄ､//_// Uし1（(⌒´,.イ / / / ／／.:.:::::
ヽ､_＿ ヽ、
＿__＼:::::｀:::::｀ヽ`:..､
:::＜::::::::＿::_:::::__:::::::ヽﾍ
:::::::｀￣::"::ｰ:::､::､:::ヾ:ヽiヽ
:::::::::::::::::::::＞::ｰ:､:､::::::::::::ﾚ/
:::::::::::::::::::::::＞ｰミﾍヾ:∨/:i
::::::::::::::::二::ニ::ﾆ> `"ヾｿ:ﾉ
:::::::::::::::::::::::::彡" ｰ､,. i
::::::::::::/⌒;彡" ≧r,､_ ',
:::::::::::｛/:ソ"′ `'ヘ 〉 （あいつ、もう少し空気読め！ これではせっかくの気遣いが、
:::::／/!ﾍ:) ヽ 単なる当てつけになるではないか）
／// ｀て U ＼
:::// i ＿ ／
:∨ ､ `ゝ
＼ ,｀
`"''ｰ-､､,,,_ ヽ:＼ !
::::::::::::::::::::i;;丁｀'┐ "￣´
::::::::::::::::::::l;;;;|:.:.:.:.|i〕
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:二7＝=l､,_
- 905 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:46:42 ID:82Pfqrfo
- _,,:-ｰ''"""""ﾞ''ｰ;､,,_
,,;rｰ''" `''ミヾﾐヾ､ﾞヽ,,_
,r'" -ー--;;,,_ ヽﾐヽ,ﾞi ）, ）ﾞヽ.
,r'" ,,,ﾆ"二=-ー-=ﾆﾘﾂﾉ_ｿ,ｸ,ﾉ ,）ﾞ!
,/ "-'''",/ （( lr"~`ﾐ:､￣`<ノヽ,
| ＿,,r'"┛┗ `' `'ｰ }） }＼ｿ
.| ,i;' -ー彡| ┓┏ 〃 |, ヽ,
ﾚ'i' "￣_,ｨ! ,,,＿_ ﾞl ;| この大バカ者！ せっかくの陛下の気遣いを、全て台無しにしおって！
;'f, ,ﾆ≡ｦ' ＿二ﾆ:ｪ＿_ ＿,,,,=-､| ｿ
,f,/',if'" `i_l! `''-ﾞ''ﾞ-''"_~` ＜''ｾｧ,ﾗ ｿﾉ
ﾞl ll!ﾞl, l〈 ~ ,, '''" l` lﾘ
ﾞl l! ＼`'' { ﾞ ,|
=ﾘ,l ノ ゝ-i ﾞ':i;, ､ -､ ,,）. ,r"
,f.i f~ ﾊ,ﾄ. ﾞi ,,,,,＿＿＿_ /
ﾞい. l ;l' ﾞl､. `''ー==='" ∧
ﾞ),） ぃ、も=' ＼ `'''==-' /）,}
（､ﾐヾf`'<,,_ ＼ / r"
ゝﾆ/,;へｰニ'''ｰ-ﾐ=:,,,_ ,,/';､,)
,,r-'/ ￣`ﾌ'' -ｬ､`l!'';ﾆ":<i.l'
ﾆ-:､ﾐ-ﾆ,,, し⌒'l | | | i⌒'| |､＿
`'''-ﾆ''-ﾆ＿＿ノ .,| | | ﾞl,. ﾞ'ﾊ ￣`'''ー-
`''-､. ､-''",! l! lゝﾐｰ' ﾉ
ヽ.ﾞヽ,/',r'ﾞ'ヾヽ7,/
`''-､f~ヽ l ﾞ! : l⌒ﾞi: ﾞ| i,
／i､,,-ーフ,､__
iヽ／i/::::／∠_::::::::::::::｀＞__
|::ヽ:/:／／/::::::／::＞::::::::::::ゝ
|ヾ::V:::/:,彡ｿﾊﾍ;;;;;::::￣´＼:ト
γ升/`"ﾍL__,,､__ﾍ /｀二ニ:::＼
!/≧ `"''i斤┬,ｒ､ く;;:::ニ＿＼::＞ いきなり大声出すなよ陛下の前で。てか、なんでそんなに怒る？
'fj_) ヾ┴ ′ ミ::::::::::::＼
/フ ﾐ>＝-::ﾍ一
〈 ヽ γ´ヾラﾍ
', ､ｰ'""'､ ソノ/::/
', ` ｰ ′ ∧≦／
i′ ´ l:l::::|
|:lヽ __ l:l:l:::|
L! i _.,､ｰl !」ゞ、
＿＿ ｲt､,,,､､i´: : : : : : : : :＞ｰ-､_ ＿
／´: : : ／￣＞ｰ--､,,､ｰ'´:.| i丁厂ﾍ__;, : : : :／: : : : :!√ヽ:｀:＼
- 906 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:46:56 ID:82Pfqrfo
- やかましい、このバカ息子が！
あ、またいいやがったなこのクソ親父！
＼ ☆
| ☆
(⌒ ⌒ヽ /
＼ （´⌒ ⌒ ⌒ヾ ／
（'⌒ ; ⌒ ::⌒ ）
（´ ） ::: ） ／
☆─ （´⌒;: ::⌒`） :; ）
（⌒:: :: ::⌒ ）
／ （ ゝ ヾ 丶 ソ ─
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
,.. ------ ､/|
／ ヽ
/ ヽ
| l/‐| /|A/-ヽ _ |
| /━ ━ | /rヽ! ・・・・・・・アーチャー、後であいつを殴っておけ。
ﾚl′ l ﾚ'_ン｀
ヽ ｔ::ｭ U ﾉN`
＞,..＿_,..r;;'´l｀
lfr;Vゝｲ;;;ヾ;`l
|ll|;;|| l ||;;;;;|;ll;|
- 907 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 20:47:06 ID:otNUoSo6
- ランサーｗｗｗｗｗ
- 908 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:47:10 ID:82Pfqrfo
- ヽ､_＿ ヽ、
＿__＼:::::｀:::::｀ヽ`:..､
:::＜::::::::＿::_:::::__:::::::ヽﾍ
:::::::｀￣::"::ｰ:::､::､:::ヾ:ヽiヽ
:::::::::::::::::::::＞::ｰ:､:､::::::::::::ﾚ/
:::::::::::::::::::::::＞ｰミﾍヾ:∨/:i
::::::::::::::::二::ニ::ﾆ> `"ヾｿ:ﾉ
:::::::::::::::::::::::::彡" ｰ､,. i
::::::::::::/⌒;彡" ≧r,､_ ',
:::::::::::｛/:ソ"′ `'ヘ 〉 承知しました陛下。
:::::／/!ﾍ:) ヽ
／// ｀て U ＼
:::// i ＿ ／
:∨ ､ `ゝ
＼ ,｀
`"''ｰ-､､,,,_ ヽ:＼ !
::::::::::::::::::::i;;丁｀'┐ "￣´
::::::::::::::::::::l;;;;|:.:.:.:.|i〕
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:二7＝=l､,_
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:（(）ヘ＼iﾍ＼
;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヘヾﾍ;;;;;;＼_ 〉;;｀＼_
;:;:;:;:;:;:;:;:;;ヾ＝=二);;;;;;;ﾍﾍ;;;;＼＼
／ ヽ､
/ ,ｨ, ,r'ヽﾚ'ﾐ、､'; 、 、 ﾞ!
,ﾚ i i ｢￣`⌒ヾ i i , ､ﾞ､ ､ﾞ! |
／ ,ｨ | l l | | ﾄ,'; '; ﾞ:､ﾞ､ヾ! |
l/,ｨﾝ'ｿ,ﾉﾉ/ !ﾄ､ﾐ､ﾐ, ﾞ､㍉＼ ､|
ｿ 7´Y-ぐ≧ ｪｪﾆ,三Ｆゞ=ミｰｯ- ､ヽ,
ﾞ〈l i | 'ﾞｾ)`i '´ｾ)`: l,`ﾝ-､ i':､| やれやれだな。
ヾ,｣ ｀´ ,ﾉ.. ｀´ ﾄf,ｲﾞ ﾞ､ﾐﾞi ﾘ
`! （ ,.、 ｱ,ﾚﾞ,ノ ﾞ'iﾘ
ﾊ _`ﾆ＿_ U ,､r'ﾞ ﾞ､ ソ
| ﾄ、 └--‐'' / | |ノ
ﾞ､ﾄﾞ､ `=''" ／! | ,!
ﾞ>ﾄ､ ,,-''ﾞ / 从り'
ト,`-`ー─''ﾞ _,.､-‐''",.イ
,〃_,＞ｰ-.､`Yﾞ ,r‐=ﾆ､ ,ﾄ,
,,＿,.､＿_ｨ-| !) ト''⌒) | | | i⌒ｿひ ト,＿
,!-==! 'r==ﾞ! ﾞ､_ﾉ ﾉ ,! :| | ﾞ､ ﾞ'ｰ'ｿ ,ﾉ￣!＾ﾄ`ｴ^ト､_r､＿
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- 909 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:47:24 ID:82Pfqrfo
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`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
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（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
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ホテルパークシェイド
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； |:! !|ｺ :::i |i_ii_i|; iLiLiLiLiL||i_ii_i|;;:;i;ロ;: | |i_i| |.|i_ii_i| |i_i| |;; | |_i_i| |_i_i| |_i_i| |_i_i| |_i_i| |
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- 910 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:47:44 ID:82Pfqrfo
- l. :.:.:.:./:.:.:./: :.// :/:.:. :.:.:./:.///l:.:.:.:.| :.:.: .:.:.:.l
': .:.:.:/:.:.:./ .:.// :/|:.:. :.:./:.////|:.:.:.:.| :.: .|:.:.:.|
ﾉ:l:.l:./ :.:.:/: // :/| l:. :.:./:.//// |i:.:.:.| : .:.|:.:|:l
//|.|:.| :.:.l:./A|:./l:| |: .:/:.////_..-|l:.:.:l :.:.:.l:.:.|:|
. ノ´ l:|:.| :.:.:.|ｒ=ｒz|l､ﾘ､| ./:.////_,r=＝ﾐ} .:.:.ﾉ:.:.|:|
|l|:.lri.:.:.',仆-´ｨ ﾐ.l:,':///_,イｼ-イ ﾌ:.:./.l:..:.:lヽ またこの星に来ることになるとはな。
i!|:.|',|.:.:.ヽ｀¬ '´ ﾘ i}/´ ｀ ＝‐７:.:.//:|:.:.l|
ヽl|{ヽヽヽ i! /／l´|:.lヽl
ヽ l:.l＼ _｀＿ ／ｲ:|:.l:l|:.l ｀
}/|:.:.|＼ ─- ｀ ,イ:.|:./l:.||l `ｰ
/ l /_| ｀丶、 , ' |/|l| |:{ ｀
/´ {ニニrﾆニﾆﾆ}ニニ} `ｰ
|∧: :| |: : : : | |: ∧:|
__ノ）)(,-.| |: : : : | |,-)( |
＿ -─＝￣. : : 孑秞.| |: : : : | |（卅)＼
＿-─´: : : : : : : : : : : : : : :卞: : :| |: : : : | |: 干: : : ￣: :｀:丶 、
／. : : ／. ／. :｀ァ一:r一!:{: : : : : : ヽ
/ . : : :/: : :/. : : :/. : : : }: : ﾄ､＼: : : : : }
{ /. : !: : /. : : :/. / . :/./. :}: : ﾄl: : : : : l､
〉: l: : :l:ﾄ､ﾄ､ : : l L: イ:/7ｲハ: l: : : i : : ﾄl､
ーｲ: {: : :ﾄl ,>ミ､: :ﾄl ノｨ=ｧくヽ｣: !: : : }: : :}
{: :ﾄ､ : V {㍉ハ! ´{rfk｣} }/}: : :ﾊ : / 前回は、公的な立場でだろ。今日はミレイ理事長らとの
ヽﾄlゝ､ﾄ､少' } ″｀¨¨¨´ ノ-イ /:ノ 私的な旅行じゃないか。
ノﾊ '、 /.イ: {
'、 ,＿ / }: :l: L､
＼ ‐｀ ∠.ノ:斗 イ
rfハ、_ . -‐r 二 rｋ¬ ´ l
ﾄ} } ｌｰrー┤i rfYﾄ! /
k| | } | | |､__｣ ﾚ ｧ {､
}ｲ !イ、ｌ | |＼h f'´ / ｀ ｰ- ､_
, -‐─一 ､､ー‐‐ ´ } }.｣ 7ﾞ¨¨} } l l /
｛ ／ﾉﾍ、 V ﾉ | { { { | |
柩木スザク准将（男爵）
ブリタニア軍強襲降下師団（ナイト・オブ・セブン）師団長
- 911 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:48:00 ID:82Pfqrfo
- /: : : : /: : /: : / : : : /l: : : : : : : : :ヽ
. /: l : : /: : /: : /: /:/:/∧:l: : : : : : : :ﾊ
/: : ! : /: : /: :/: ://l // l:|＼: :!|: : : : l
,':/: :l : l : ://:/l: ｲ//,l/＝ｷi≦V | : : : ﾊ
/ｲ: | | : |: :l/!/=l'､l'/´/,.ィ彷ｒ） 7:/: ﾑ ｌ:ﾄ|
,': ,ｌ l: : ∨ｒ忘外 } ￣￣ //: /) }从 まあな。それにしても良かったのか？ わざわざ一緒にこの星に
l:/ |:l: ､: ヽ ｀￣ 〈 //: /.ン:l 来るなんて？
l′lﾊ : ＼ ＼ ＿＿,./ｲｨ/彳|l l
′!: | |:ヽ‐ヽ ´-‐一 /ﾍ: N州
|/l/|:l､_､:＞ ､ ／,. -ﾍl 、
' ' l／| ヽl: | ｀ ‐ '´ 〉 __l ヽ
|.:.:.|:.:.:.|∧ /彡,:.| |
/.:.:_ｊ.:.:‐¬l , ゝ／.:.| l-､
/.:.:.へ :.V＾ゝ / / /.:.:.:l /⌒'ー
, -―/／ ヽ ヽ‐. ｒ‐/ /.:.:.:.:.! /:.:.:.:.:.:.:.
/／:.:/:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.::.:.:.:.:.:.:.:.`ｰ-,
∠/:.:./:.:.:/:/:.:.:._ ｪｭ':‐:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＜
,ｲ:.:./:/:/:/l:/:.:.ア フ:/l:,!､:.:.:|:.:.:.:.､:.:＼!
〃!:/ｲ:./:ﾚ_ !:.:.:/|:./ /_/Lｌヽ!:.:.:..:.:.＼:.＼
! ｌﾊl|:':.l{ｨ‐ﾐ!:./ '_´,ｚ= 、 ｀i.:.:.:.:/l:.:.:「 ｀ 僕だってたまには休暇を取りたいさ。それに、相応の功績は
` ヾ:l└'-l' {-':::}_ﾐ !:.:／ｌ !.:/ 上げているつもりだよ。
ヾ. ､' ￣¨｀ , '／, -':,:'´
ヽ ` ´ ﾉ / ﾙ'
＼ ｀ﾆ ・ , ' '/ﾉ|
＿_, -=＝Tｒ≧-≦_--=彡': : ﾄ.、
／:／: : : : : : :i: : : : | |ﾆ∧: : : /: : ヽ
./: :/:: : : : : : : :ハ : : :| ,=､乢‐.／: : : : : ＼
- 912 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:48:22 ID:82Pfqrfo
- .':.:.:.:.:.:.|: .:.:/:.: .:./:. .:.:.／i:.:.: .:. ./:.:.:.:.:.:.ヽ､ ヽ:.:.:.:.:.
l.:.:.:.:.:.:.l :. .:.l:.:.:.:./ :.:.／//l:.:. :. /:.:.:.:.／:.:.:.∧ ＼:.:.
|.:.:.:.l.:.:.|:.:. .:.|.:.:./:.:.∠_//_.|:.:.:./.:.:.／ /:.／ヽ:.ヽ ｝:.:
,':l:.:.l＾l:.:.l:.|.: l:/ｲ＜ヽ､/‐､|:.:.:.レ'´／:／l |.:.:.| |:.:
/:.|:.:.}｝|.:.|:.|.:.:.|､｛ｒｆ夊仏＼|:.:./rフ´／＿.| {:.::.| |/
. /:./|:.:.| l.:.l:.|.ﾄ:.'.￣¬‐┴ヽ',:./／‐´ ＼_/ ヽ_l
/／ }:.l:ヽrヽl:.l:.ヽ:ヽ ヽ, ,}＼ ヽ
／´ .':.ﾊ.:.{=l:.'.:.ヽ:.',-＼ ｛_￣￣￣ヽ ', 全く、その歳でナイトオブセブン師団長とは、俺も
/:/ }:.:|ＦT〕､:.＼ ヽ￣ヽ l 大した友を持ったものだな。
// /|:.:l|{≡}|ヽ-､＼ ､＿_ _ / .| | ',
/´ l:.|}:|f i:|. ＼ ___ ¨ヽ { l ',
/´l:ﾊヽヽ､ ＼ ¨ ｀才:.ﾊ
ﾉ _}:.:|＼＼ ＼ , ' ´/:.:./ /,ヽ
}二二匁≡⊃＞＜ｦ‐≠ｫ{! ./´ ＼
/:∧: : / /: : ￣７ /￣￣l ヽ ＿〉_＿＿
/: ∨: :/ /: : : : :/ /-､〈〉/ __|＿＿＿＿
＿＿＿＿＿ ／ 《〈〉》 l { : : : : { {＾}} }{}ヽ＿ |＿＿＿＿＿
: : : : : : : : : : : : :.≧≦ / /: : : : : | |: :巛r: : : 卜-'|: : : : : : : : : :
_＿__
､ ´ ｀´￣ ‐-｀丶、
（(≧ｰｧ´ ／ ｀丶、
＞' ／ ｀丶、丶.
/ ／/ ／ ー=≠ｧァ´ {、 ､ ヽ ヽ、__ノ
ﾚ/ ﾚ' / / ／ / / ハヽ ﾄ､ ＼ァく´
〈 ﾘ / / /__ ノ {// //{ {＼V l i ﾄヽ ヽ、
ヽ{〈丁７7iTく //V斗ﾍ.ムｲ} } l l ⌒´
_ノ ヽ〈 {｛ ! ヽX{ ｰｧｆｧァﾄﾉﾒ、 / //{
｀≧ィ′ ﾄﾄ＼__{ ｀ {:{fｯ' i{乂イ イ´ _ﾉ たいしたことはないよ。気づいたらこの地位にたどり着いただけさ。
{ // /{⌒i ｀~｀ ハﾄ､(_ それに、ユフィやシュナイゼル殿下が後ろ盾になってくれているからね。
,､Vハ(メ、 {、 { ´ 僕みたいな裏切り者でも、ブリタニアでは相応の実力さえ出せば、出世
/ 丶、i ＼ --‐ｧ '´ できる。
/ヽ/ ｀}}ー―r‐{ﾄ､_ ´
/ヽ/ /ヽ、 ｣j / /ハー -- ､
/ ′ / /｀¨¨~７ﾊ ヽ
. ´ ｀７7¨¨7¨{廴 ｀ ー- ､ ﾄ､
- 913 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:48:38 ID:82Pfqrfo
- /:.:.:.l .:.:.:.:.:.:.:.ヽ :.:.: .:l|:.: .:. :.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
/:.:. :l| :.:.:./||ヽ:.:.:.:｀、: .|:.: .: .:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .:|
l:.:.: /l| :.:.:/ l| ヾ_＼＼|:.:. : . .:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:l:.:. :.:.:.:.:.:.:. :. :.:|
{:. /:.:l :.:/､ ﾘ ∠＼ 丶}:.:. :. .:.:.|'＾ヽ､:..:.|.. : .:.:.:.:.:.:.: .:.:.:.l
|: l|:.:.| :.l:.:.:', ／r彡戈ヽ |:.:. :.:.:.:.:ﾉ ）｝:.:.:|:.: .: :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
|l l|:.:.| :.|:.:.:.｝ ,イレ}/ |:.:.:.:.:.:.:/ゝﾉ丿:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:|
|! |!:.:l:.:.||:.:.:.} ノ }／ ,':.:.:.:.// __ノ|:.:.:::.l:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ll:.|
|:.:|l:.{ヽ:./ ´ //:.:.// l |:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.l|:.| まだ気にしているのか？ カタリナからブリタニアに寝返った事を。
ヾヽ／ //／ ｝ |:.:.:.l:.{:.:.:.:.:.:./:.:.|:.l|ｿ
＼ / |:.:.l|:.:|:.:.:.:./|:.||:.l:.l
|ヽrｰ-- _, |:.l| l|:.|:.:.:./ l:.| |:|i|
|/|ﾉ r ／ }ﾉ__l|_|:.:./‐‐ﾘﾆｿ
l ' ﾍ < _-ニニ─‐|/￣￣: : {
｀´ ,∨ニ‐´: : : : : : :': : : : : : : :l
＿--‐-､＿ <∠: _: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/ ＿__､＿ ノ､ ∨((: : : : ／ : : : : : : : : : : : : : ＼
／ / ／））─ｰ' ∨乢-‐' : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
｛ ﾍ ／ /￣｀l _-ｰ一ニ￣￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
l l/ / ヽ |￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/／:.:/:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.::.:.:.:.:.:.:.:.`ｰ-,
∠/:.:./:.:.:/:/:.:.:._ ｪｭ':‐:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＜
,ｲ:.:./:/:/:/l:/:.:.ア フ:/l:,!､:.:.:|:.:.:.:.､:.:＼!
〃!:/ｲ:./:ﾚ_ !:.:.:/|:./ /_/Lｌヽ!:.:.:..:.:.＼:.＼
! ｌﾊl|:':.l{ｨ‐ﾐ!:./ '_´,ｚ= 、 ｀i.:.:.:.:/l:.:.:「 ｀ そりゃ気にするさ。いくら、領民のためとはいえ、父上を殺め、ブリタニアに
` ヾ:l└'-l' {-':::}_ﾐ !:.:／ｌ !.:/ 降伏したんだからね。
ヾ. ､' ￣¨｀ , '／, -':,:'´
ヽ ` ´ ﾉ / ﾙ'
＼ ｀ﾆ ・ , ' '/ﾉ|
＿_, -=＝Tｒ≧-≦_--=彡': : ﾄ.、
／:／: : : : : : :i: : : : | |ﾆ∧: : : /: : ヽ
./: :/:: : : : : : : :ハ : : :| ,=､乢‐.／: : : : : ＼
- 914 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:48:52 ID:82Pfqrfo
- ／::;;;;;;;,´::::: :::::::: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : :::: ::: :: ::|
/::/:: ::::::::| :::: :::::::::;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;:::: : :: :: :|
／/|:/;;:: :: ;;|:: :: :::::: :::|;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;:: :: :::::::|
／ﾊｿ;;;;;:::::;;.|:: :: :: :: :::|;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;;.::: ::|:: ::.|
i/ハ::;;;, ､.|:: :: :: :: ::|;;;;;;;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;:::: :|:: :::|
ﾉ;;;;/ V |::::i::::::::|;;;;;;;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ﾊ;; ;; ;;:::;;;|i:::|::|
／::::;:ヽ i::|::::|:: ;;;:|;;;;;;;; ;; ;; ;; ;; _,／;; ;/;; ;; ;; ;;/;; ;; ;; ;; ;/;; ./ |;; ;; ;; ;;||;;:|ヾ､
ﾉ／;;;;;;;i. .|::|::::|::::;;;ヾ;;;;;.;;_x -''´／／//;; ;; ／/;;/;; ;; ;/;; ;/''´ |;; ;; ;; ;;|ヾ|ﾊゝ
´/::;;;;ﾊ::;;ヽヽi::;;;:::;;;;;｀､／_＞＜<＿//;;;;;／ /;;://;;;;;;//;/ ｨｔ /;;;;;;;;;;;;;;| ﾚ´
/;;;;;/ /;::;;;;;;;li;;i;;;i:::;;;;;;;;|;;|弋及-､|｀//;;;/=､/;;//;;;;;///,xｨ勿ﾄ/;;;;;;;;;;i;;;;|
／|;;;/ |;;i;;;;;;;;|ヽ｀ヾ;;;;;;;;|､;i廴::...::ン｀''ｘ､ ／;//;;;;;//ｨ冬z刻/;;;;;;;;;;ﾊ;;/ それを言い出せば、ブリタニアに降伏した奴らは全て、裏切り者ということだぞ。
|/ |;;|i;;;;;i､ ヽ｀､ヾ;;;;ヽ｀､｀￣ ´ / / |;;/ /;;;;;;;;;/ |;;;| あの名宰相、ゲオルグ・フォン・マンシュタインも元々はザクセンの出身だ。
ヾ ヽ;|＼ ＼ ＼;;;;ヽ､. / | /;;;;;;;;;/､_|/＿ いつまでも、つまらないことを気にする必要性はない。
i l＼.＼ ､＼;;;;＼ ´ i ／;;;;;;;;;/ / ｀i
v ＼.＼ .＼｀''-､ / ／／i;;;;;;/ |
ゝ｀''- ､＼ _ _ ＿ , ／ﾊ;;//;;／ .|
/ /ヽ_｀｀＼ ￣￣ー.´／／ ｲ､
./ / ￣ ｀> ､ ／ ﾉi
/ / // ｀ -´ ／ ／-､_
｀'',/ ( ( ヽ
_＿__
､ ´ ｀´￣ ‐-｀丶、
（(≧ｰｧ´ ／ ｀丶、
＞' ／ ｀丶、丶.
/ ／/ ／ ー=≠ｧァ´ {、 ､ ヽ ヽ、__ノ
ﾚ/ ﾚ' / / ／ / / ハヽ ﾄ､ ＼ァく´
〈 ﾘ / / /__ ノ {// //{ {＼V l i ﾄヽ ヽ、
ヽ{〈丁７7iTく //V斗ﾍ.ムｲ} } l l ⌒´
_ノ ヽ〈 {｛ ! ヽX{ ｰｧｆｧァﾄﾉﾒ、 / //{
｀≧ィ′ ﾄﾄ＼__{ ｀ {:{fｯ' i{乂イ イ´ _ﾉ
{ // /{⌒i ｀~｀ ハﾄ､(_ そう言ってくれるとありがたいよルルーシュ。
,､Vハ(メ、 {、 { ´
/ 丶、i ＼ --‐ｧ '´
/ヽ/ ｀}}ー―r‐{ﾄ､_ ´
/ヽ/ /ヽ、 ｣j / /ハー -- ､
/ ′ / /｀¨¨~７ﾊ ヽ
- 915 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:49:38 ID:82Pfqrfo
- ,': : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
/: : /: : : : : : : : : : : : : : : ,ｨ: : : : : : : : : : i: :i
/ ／ : : : : /: :/: : : : : : :／ !: : : : : : : : : :ﾍ ヽ.
/:/ : : : : : /:／: : : :／／ '; : : : : : : : : : :ヽ: ＼
/' : : : : : : 〃: : : :／／ ＼: : : :ヽ: : : : : ＼:.＼
, /: : : : : : : :/: : : :, ＜´ .／￣＼ : : ﾊ: : : : : : ヽ: :＼
／/ : : : : : : : / : : ∠_ ` ' _ -_==､､: :ﾊ: : : : : : : ヽ: : ヽ.
／ ,/ : : : : : : : /: : :,ｲノ::)ミ zイﾌ::） ﾊ : : !: : : : : : : : !: : : :ヽ あらあら、二人そろって仲良く何しているのかしら？
,ム-/ : : : : : : : /: : :/ ｀ー' ｀ ´ ｀ｰ' ! : :l: : : : : : : : :!: : : : :i
,へ i: : : : : : : : i : : A l /: : :l: : : : : : : :/`丶、 !
! ', !: : : : : : : :l: : :{､ﾍ 〈 /': :l:/: : /: : :, ｲ >、
. ! , !: : : : : : : :l: :ｲ〔.=iヽ ､ , , ｲ/: :l': : /: :／; ' ／ l
l ﾄ､: : : : : : :l: : !l ヾ､l ＼ ｀ ﾆﾆﾆ´ .／ ./:／: ; ' ／／ / ./
! '; ヽ: : : : : :＼!:＼ ヾ ､ 丶、 , ' /'´: :, '／: / ./ ./
ﾄ、 ヽ: ＼: : : : : : : : :`:ﾍヾ､､ ,ｨ`ｰ へ、 ／: : :./,ｲ : : i ./ ,
, l ', ＼ `丶､: : : : : : : ＼,> キ:.:.:.:.i. ∨: : : :〃: `ｰ--イ--ｲ ,
（ ＼i ',_＞ ､: :￣ `丶､: : } 〉−〈 ,': : : :,ｲ : : : : : ／ ; イ i
、ヽ＼ i＜´__二ﾌ ヽ; : :}ノ、 l .l !: : : :! ヽ＿:／- ' i/ ト ､
ミレイ・アッシュフォード子爵令嬢
アッシュフォード学園理事長。
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:/ ｀ ｀三≡＝=一ｚl.:／ / /／ ＞'"´ _ _｣:/
′ ‐ =＝ｧ斗 ´ /L_ イ {{℃fL}{}
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、 { ＼ ｀≧xz＝{彡ｲ: 会長、いきなり現れないでください！
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- 916 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:49:57 ID:82Pfqrfo
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l: : l: : : /. : : /:厶 : l: : : ﾄ､: :l､: : :i: : l、: /: l: : : : : ﾄ､: :ヽ､_,
ヽｲ : : i: : : :イ _｣: :L､: :{ 乂i: : :l: : l｣:/く:八: : : : }: :l: ｢´
} : : l: : : :i:i7´ ,ｨ行ﾄ㍉! ﾘ: :/}:,ｨ行ﾄ､㍉ ﾄ､: :ｲ: ﾊ/
. ﾉ : : ﾄ､: : |:k {rk必}′ }ノ 代k必} ′}:,i/ l/
ｰ､´ . : ノ{ ＼ﾄl､ーﾞ＝‐´ i ｀＝'一 ノｲ}
｀￣}ハﾄ､ L | } / 脅かすのは止めてくださいよ。会長はタダでさえ、
ヽ: ヽ､} U } ﾊl インパクトがあるんだから。
｀ ｰﾄ､ ′ /
}: :ﾄ､ ,i二二) .ｲ{
ノｲハ:l 丶、 -‐ ／{: ﾄl､
ゝ} ｀ . ／ ﾄ;l
{二二,｢ 二二二¨¨｢.二｣
| ,ｲ | | | |ﾄ､ l
kイlハ! ! | ﾄ､lﾊｊ
／ ／ ＼
／ ／ ／ ＼
/ ／ ／ ／ l
/ ／ ／ ／ ／ ／ ﾉ |
/ ／ / ／ ／ ／ ノ | |
/／ / ／ ／ ／ ／ | | |
／ / ／ / ／ ,. ´ | | |
／ /／ / / ,. ´ | | |
／ ／ / / ,. '＼ | | | ＿
／ ／ / / ,. 'ｒ: :_＼ ＼ _ -‐┐ | | / 丶
/ / / / / / 丶l ゝ'.丿ヽ 丶 ／,. - 、l | | | | 仕方ないでしょ、こういう性分なんだから。それより今日は何処に
/ / / / / ￣ l - l ;;; . ） ,.｀l | | | | 行こうかしら？ ラ・ロシェールにはいろんな名所があるから、しばらくは
| | / / { l ｀ ー ´/ | | ./| | | 盛大に楽しむわよ。
| | / | |', l ｲ | | | | |
＼ | | | | | ', 、 ﾉ /: : | / ｖ ,. '￣丶
、 | | | | ' , ｀ ー--- ／: : : // / ,. ' ゝ
＼丶 | ゝ | ' , '''''''' ／: : : : 〃 ,−‐ ´ ＼
＼ | ￣ ‐- 、 ／ : : : : / ）
＼ | ＼ー ´ : : : 丿 ヽ ＿＿,,,,∠..... イﾉ
l 、 〉 ゝ ＿＿＿＿ | l ／ ￣￣￣ 丶
|` ー ' 丶 丶 | ＼ l |
＼ イ } | ＼ | ー――――― l |
｀ ー ´ | l 、 ノ ハ ＼ | | |
＼ ー ' ／ | ＼ | |ﾉ
- 917 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:50:39 ID:82Pfqrfo
- .／:/ ::::::::::／ ＼
/:::/ ::::::::::/ ／ :::/ .＼
./:::ﾊ :::::::::/ ::/ ::/ ,,, ヽ
{::/{:::ヾ :::::::::/ / :::/ :::/ ::/ ::/ ヽ ヽ ヽ
..{:::i::{:::::ヽ::、::::::::::/ :::{::: ::/ ::/ ::/ .::/ ヽ ヽ ヽ
|::::|:: ヽ::::ヽヽ:::::::/ .:::{:: ／／ / /| :::/| :::/ |::i:: ! ! |
. |::::|:: :丶::::::＼:::i :::::i:: / / ／／ | / | :::/ |::|::: | | |
. |:|:: :::::i:＼::::::__`| ::::::|:: .i /'"＼,,_ i .| .i ::i //i:::: .i i .i
. |:|:: :::::|::: |:|>' `| :::::::|:: :| | ,,_ ====ｰ-...,,,,ハ::.| レ_'"//:: ／/|/
.|:|:: ::::::|::: |::| .'＼i ::::::i、::i i / /￣て/ .ヽ ヽ! イ_))//／／/
. |::|:: ::::::|:: .||::|_ < i :::::|ヾ:i i !! i ::: / /::ﾂ//ｹ::／ 会長・・・じゃなかった、理事長！ 今日は絶対に迷わないでくださいよ！
. |::|:: ::::::|:: ﾊ丶＼_ﾍ :::::| ヾヾ ゝ--' .i ┴'' /ﾚ''" 昨日なんて、市内をグルグル回るだけで、結局ホテルに付くまで無駄な
.|::|:: :::::::|:: ハ:丶::::~7＼ ::::! ヽ＼ | / 時間を過ごしたんですから！
.i:i::: :::::::|:::/::: i:. i:::::::i ＼| ＼ ' /:|
||::: :::::::|:/:::: ﾊ:: |::::::| ＼ ,,. -ｰｰｰｰ ／:: |
:::::: :::::|/::::: ハ:: |:::_| ヽ { / .／i:::|:: |
:::::: :::ﾚ::::: / |:: |/ ` 、 `ヽ、￣￣ .／i:::::|::::|: |
::::::::／:::: / /::: |＼ ` ｰ-..,, /`＞＜::::ﾉ::::::|:::::|: |
:::／:__ .／ ./::: / 丶 ` ｰ-ハ-.,,, -'ﾌ::::::∧:::::| |.,-、
. ＜＿＿::／:: ./ ヽ /ヽヽ ＼~''''ｰ- .|::::::| |
. ~''ｰ-----ｰ''~ ヽ / ヽヽ ＼ |::::::|.|
シャーリー・フェネット男爵令嬢
アッシュフォード学園理事長秘書
// / /-ミヽ／ｨﾆﾐ ヽヽ
/ｲ i./ ￣ ｀ ´￣__ヽ. ｌ i
i.l|.|! l! ! _＿_ﾉ/ レ'￣ i l | |
|.l|:|y.l |´=ﾐ _ｚ =ﾐ !:!:i. | 後、少しは、ちゃんと計画を練りましょうよ。この前なんて、市内のレストラン
| . |: ! ﾋｊ 'ﾋj }ﾞ !W! | 巡りばっかりで、ひたすら食べるだけだったじゃないですか。おかげで
| : !: |｀ｰ ' |l ｀ｰ ' /! ! | 胸焼けして全然眠れなかったんですよ。
| : !: l､u _＿___,. /:.! ::l |
／￣ミヽ!: .::!.`i.､｀ー‐'´, ｲ:ﾊ!.:lﾊ!
/ ヽ !. |:lヽ＼＞ イ::/::/ :ﾅ
┌'_―_-__. !:ﾊ! ヽ ¨ ,ﾆ'!:ヽ/: /
´ - ￣￣ ハ ﾄ､ ヽ/ヾ:!::://ｰv-―- 、
―‐ ! | !＼ [- Y ' ヽ ＼ ヽ
カレン・シュタットフェルト
アッシュフォード学園理事長秘書
- 918 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:50:57 ID:82Pfqrfo
- _ - ‐───---､__
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/.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.: .:.:.:.:ヽ:.:ヽ ヽ :.:.:.: ..:. :.:.＼:.`ｰ-､＿
/:.:.:./ .:..:.:. /:.:.:.:/:.:.:|､＼ :.:.:.:.ヽ :ヽ ヽ :.: .:.:. :.:.:.:.＼￣
/.:.:./ .:.:.: /:.:.:.:/ .:.:.:| ＼:.＼. :.:.l :.:| :.|: .:.:.:.:ヽ:.ヽヽ:.:＼
/:.:.:.|l .:.:.:. /:.:.:.:/ .:.:./| ＼:.＼:l :.:|: .|r ､:.:.:.:l|:.:|:.|｀ヽ､`ｰ､＿
ﾉ/|:.:.||: .:. /:.:.:.:/ :.:./|:.| ∠弌ヽl .:.|:.:| ﾉ.:l:.:.|:.:.|:.| ￣
／'´ |:.:.|l:. :.:.{:.:.:./ :.:./ .|:.|_／／_j },ﾉ|:.:.|:.:|/|:.:.|:.:.|:.:.|.i 今日はもっとまともな所に連れて行ってくださいよ。
l:.:l ヽ:.:.|:.:./ :.:./､ |.l´彡＞＝´ |:.:l:./l }.:.|:.:.l:.:.l|ﾘ もう、道に迷うのは止めて欲しいです。
|:,' ヽ:|､{:.:.:.{,孑ゝヽ､ /イ/// ｲ/ヽヽ:.`ｰ-､_
{l ヽ{ヽ ヽ¨´| Ｕ ´ ／/ / ヽヽ￣
ヽ、 ヽ.{:.:.|ヽヽi! ＿ ,＿_ ∠ ／／',
|{ヽ{ |:.｀＞ ､ ／＝＝＝Ｆイ´: : :ﾍ
｀ }ノ ｿ ﾝ ｀ ‐´Ⅵ: : : : : : :||: : _∧ : :ヽ
_ - ‐´──=＝￣冫||: : : : : : ||: （(升〉〉 :＼
/: : : : : : : : : : : : : : :托: ||: : : : : : ||: : 〈卅〉: : : :｀丶 、＿
|: : : : : : : : : : : : : : :廾: : ||: : : : : : :||: : : 化: : : : : : : : : : : : ￣ ‐─-､＿
,': : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
/: : /: : : : : : : : : : : : : : : ,ｨ: : : : : : : : : : i: :i
/ ／ : : : : /: :/: : : : : : :／ !: : : : : : : : : :ﾍ ヽ.
/:/ : : : : : /:／: : : :／／ '; : : : : : : : : : :ヽ: ＼
/' : : : : : : 〃: : : :／／ ＼: : : :ヽ: : : : : ＼:.＼
, /: : : : : : : :/: : : :, ＜´ .／￣＼ : : ﾊ: : : : : : ヽ: :＼
／/ : : : : : : : / : : ∠_ ` ' _ -_==､､: :ﾊ: : : : : : : ヽ: : ヽ. 分かっているわよルルーシュ。さあ、行くわよラ・ロシェール市内にね。
／ ,/ : : : : : : : /: : :,ｲノ::)ミ zイﾌ::） ﾊ : : !: : : : : : : : !: : : :ヽ
,ム-/ : : : : : : : /: : :/ ｀ー' ｀ ´ ｀ｰ' ! : :l: : : : : : : : :!: : : : :i
,へ i: : : : : : : : i : : A l /: : :l: : : : : : : :/`丶、 !
! ', !: : : : : : : :l: : :{､ﾍ 〈 /': :l:/: : /: : :, ｲ >、
. ! , !: : : : : : : :l: :ｲ〔.=iヽ ､ , , ｲ/: :l': : /: :／; ' ／ l
l ﾄ､: : : : : : :l: : !l ヾ､l ＼ ｀ ﾆﾆﾆ´ .／ ./:／: ; ' ／／ / ./
! '; ヽ: : : : : :＼!:＼ ヾ ､ 丶、 , ' /'´: :, '／: / ./ ./
ﾄ、 ヽ: ＼: : : : : : : : :`:ﾍヾ､､ ,ｨ`ｰ へ、 ／: : :./,ｲ : : i ./ ,
, l ', ＼ `丶､: : : : : : : ＼,> キ:.:.:.:.i. ∨: : : :〃: `ｰ--イ--ｲ ,
（ ＼i ',_＞ ､: :￣ `丶､: : } 〉−〈 ,': : : :,ｲ : : : : : ／ ; イ i
、ヽ＼ i＜´__二ﾌ ヽ; : :}ノ、 l .l !: : : :! ヽ＿:／- ' i/ ト ､
- 919 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:51:19 ID:82Pfqrfo
- /／:.:/:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.::.:.:.:.:.:.:.:.`ｰ-,
∠/:.:./:.:.:/:/:.:.:._ ｪｭ':‐:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＜
,ｲ:.:./:/:/:/l:/:.:.ア フ:/l:,!､:.:.:|:.:.:.:.､:.:＼!
〃!:/ｲ:./:ﾚ_ !:.:.:/|:./ /_/Lｌヽ!:.:.:..:.:.＼:.＼
! ｌﾊl|:':.l{ｨ‐ﾐ!:./ '_´,ｚ= 、 ｀i.:.:.:.:/l:.:.:「 ｀
` ヾ:l└'-l' {-':::}_ﾐ !:.:／ｌ !.:/ いや、その前に朝食を取りましょうよ。
ヾ. ､' ￣¨｀ , '／, -':,:'´ まだ結構早いですし。
ヽ ` U´ ﾉ / ﾙ'
＼ ｀ﾆ ・ , ' '/ﾉ|
＿_, -=＝Tｒ≧-≦_--=彡': : ﾄ.、
／:／: : : : : : :i: : : : | |ﾆ∧: : : /: : ヽ
./: :/:: : : : : : : :ハ : : :| ,=､乢‐.／: : : : :
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
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ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
- 920 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:51:34 ID:82Pfqrfo
- パークシェイド レストラン
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／::: /￣￣| iﾆﾆi
／ ￣ .i |￣￣￣￣￣＼|､`i . iヽ＼￣￣￣￣
／ |‐|＿＿＿＿＿＿＼ | |ヽ|‐ ＼＿＿＿__
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／ , ／:／:／: :／／: : . : . ヽ ヽヽヽ＼ヽ
ノ, // /: :/ : : /〃: : /∧ : {､: . }: . 〉 }､:ヽヾ､＿_ﾉ
ー 彳 :l |: /: : l: : :/ A: : ://＿V: :!ﾊ: :/:／Ｖ: :ヽ:ヽヽ／
| : : ! ｖ: : ! : ハ! ゝ:Ａ{┬ ∨ﾚﾞ}:/´ | l:ヽヽ ぃヽ
ｌ :〃/|:|:ｌ: 小､iｧ＝＝ミ､ ｊ/ （( ^ｉ | |: :l: |ｌ | ｀l
V/ l/|:|:l | {〃｀んて, ﾄ _癶｜ ///:' /ｊ/
lハヽい､{ | ｒ､ぃｔﾂ 夊ヽ ∨/ｨ:// ﾉ
{ ヽゝ_ ｀＼｀~＾¨¨ 礼ﾉ/レノノ'i/ 父さんも母さんも、食事の時はおとなしくしてくださいよ。
ヽ V/l ｌ /ハヽ { 弋'ぅ/ っ
＿／´ 丶 , --､ ´ l ﾊV
ﾉ―‐ミヽ、__＼ゝ __ ｀ ーｧ ／ ｡
／: : _: : ´二: : : ￣｀ヽ‐｀¨´_ ´
/／／: :／ : : : : : : : : : ヽ＜
/ ／: :／: : : : : : : : : : : : : レ…―― ､
- 921 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:51:52 ID:82Pfqrfo
- /::::::::_..‐´::::::::::::::::::::::::..-‐ ′ `' ､::::::ヽ.
/_..‐´::::::::::::::::::::::::::::::_..-'" _,,l「 ｌ１‐−――‐‐-...｀l、
／_..‐´::::::::::::::::::::::::_..‐´ ,,..-‐''´ ゝ-'′_ ,,...............,,, ヽ/..
＼::::::::::::::::::::::_..‐´ _.._..-‐'' __....-‐'''::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
＼::::::::::::::_..‐´′ ,- ′ _..-‐''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_.,,,,,,._.._,,,, ﾉ、
＼::::::ｨ''´ ／ ...‐" ::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,, .ﾆ／--、ﾉﾞｉ
＼ ／ ｨ''´::::::::::::::::::::::::_..-‐'' / /ハノ ﾟ,‐´ , ﾞｉ′ 安心しろロロ、流石に人前でそういうことはしない。
＼ j丿 'ぃ―f ......--''¨___ 'く 〈' ⌒ﾞﾞﾞﾞﾞ ''´ ｉ丶
l''、,,-':;:;:;:; !'''′ エ￣ ﾟ ,/ / ﾞｉ ｉ〉 .
./ ､:;:;:;:;:;〔 ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ＿＿ィ ﾞｉ ｌｿ
ﾉ( ｀ゝ:;:;:;:;卜 ‐ / ﾞｉヽ U ｌ ＼、
/ ( ヽ ` 巛 、 ..‐-､ ゞ‐ﾞ'ﾉ ..,, ｌi!i!i!i!i!ｌ｀＼
,ノ" ﾍ ゝ 、 ｀ ／ 〕ゝ - ' ..-‐'' ｀ "'‐-､ ｌi!i!i!i!i!ｌ '、＼
/ ､´ r广´` ､ ‐ ､、 ／ / │‐..'′ ,,.. _''__.....-..〉 ﾉi!i!i!i!i!ｌ '、
/..''j ''´､ 厂 ''ｰ ､ .._ '、! .. ´′ ,,< ｒ'-―ﾞ´""ﾞﾞﾞﾞ〕|i!i!i!i!i!ｌ '、
..／ ノ'( r' i!/:;TTTヽ ’ ;''゛ 、 ..-"´ _,,....ｒi!i!i!i!i!i!i!ｌ ´
'' 丿 ﾍ "ヽ.. ''i!i!i!i!i!| | | | '、 ' ／ '" ゝ '/....:-−´ﾞﾞ｀ﾉi!i!r-−i!""
i |, '' ゝ ﾞ!i!i!i!i!i!i!i!i!i!l '´ ./ ..-'ﾞ^‐ゝ､ /´i!i!!'′、 ´
.. ⊥ ミ . ''ﾞくi!i!i!i!i!l ｉ ./ 、 (-!′ '´ ''−´ ..ｨ ｯ
. /:/:.:.:. |:.:|:.:.|:.:.:./ .|:. ,ｲ:/ ＼:.:.:|:.:.:.:.:.|:ｉ:.:.ｌ
ｉ ｉ:.:.:.:.:.|:.:.!:┼ 7 ﾒ:/〃, ‐―‐ヽ: !:_ｉ:.:.:.!:ｌ:.:.ｌ
| |:.ｉ:.:.:.:!:ハ:.!:/ /:' /' !ﾊ/:.:.ｉﾊ!:.:.:ｌ だってさ。まあ今のところはおとなしくしておこう。
/:.ｌ:.ヽ:.:.ﾊ ,ィf示ト､ ,ィf示ト./ｉ:.:/ /:.: ｉ:! でも、本当にどうするつもりかな？ 今後の身の振り方を、
/:.:.ヽ:.ｉヽ!:.:. ｉrし::} ｉrし::}/:.:ｌ:.ゝ':.: /!.:. 考えて欲しいよ。
. /:.:.:.:.:.ヾ:.:ゝハ. ゝ‐ ' , ゝ‐ ':.:.:.:!/:.: ィ:.ﾊ:.ｉ
/:.:.!:.:.!:.:.:ｉ:.:.:.!:ｰヽ. ､― ｧ /:.:.:.:.ム ´/:' |:|
|:. ハ:!ヽ:.!ヾハ从:＞ ￣ .ィﾊ从乂. /' !'
ヽ! ｀ ｀ ,､.､ ｉ｀ ‐ ´ / _
- 922 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:52:09 ID:82Pfqrfo
- ／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : }}: : : : :｀:ヽ､
ﾍ||: : : : : : : , :r ,=_'_‐_´_ ｀ '‐= JL: : : : : : : : ヽ
|: ||:||, - , = r´': / ,-, フ ｀ '_r‐>-､= -､: : : : : : }
ﾍ: >/竺ヽ}: : : r //:|´ r‐'´／ ヽ: : ヽ: : : /
ヽ{ !焦ﾝﾉ 二 } ﾉﾆﾉ .ﾉ 人 ／_ノ ＼: :ﾍ:/
{｀'‐'-´ ‐::´:｀´ﾉ人､ ヽ ﾍ ´ﾉ ､ ヽ-‐,ヘ､
{／::´::::::::::::／{ ・ヽ, ノ､‐｀/ ｀i / ｀＼
/:::::::::::, r ' ´ ﾍ ノ ヽ＿,,､ !､ / ｀ ､ それは、今は考えたくはないね。しばらく、お前達とのんびり
/,::: r'i´ﾟﾉ ｀ | ＼_ ノ ﾍ: :＼ 過ごしておきたいよ。
'´ | ｀r _ - ､ | ／ ／: : : :
.| 'ヽ ﾜ ' | ／ ／ｸ: : : :
| ｀ _ , -― ' ‐_､ ヽ､ _ , - ‐ ': : : : : : : :
ﾍ r_'´- ‐ ￣ r｀ヽ､＜: : : : : : : : : : : : : :
ヽ ノ ヽ ＼: : : : : : : : : : : : : :
ﾍ , ‐ ´´ ￣￣ >==≧: : : : : : : : : : : :
' - -, ､r = ´ _, - ‐_, '''''／: : : : : : : ＼: : : : : : : : :
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rﾉ´=´ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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!:.:.:.l＿:.:.:.ｲ:.:./ｨ:./ ヽ:.ｉ:.:.l:.:. l:.:.:l
.:l:ｉ:´l:.:／｀ﾒ:, ' /:´￣ メ､:l:.ｉ: l:.:.:l ふーん、本当にそう思っているかい？
.': ll 小ィfﾗﾄ､ ィfﾊｵﾄ､:l:ﾊﾘ:.:.:.! てっきり、何か考えているかと思ったけど。
./:/:.!:ヽﾊ 乂:ﾉ Ｙ::ﾉ´ﾘ' ﾉ:ｉ:.:.:.!
/:.':,ィ:ｉ:.:.:.ﾊ , /ｰ´:.:.l:ﾊ:.l
. {:ﾊ:l .lﾊ:.､:､ ヽ ｰ一 イ:.:ﾉ:.: 人 l:.!
ヽ ｀ ｀ー｀ー＞. _ ＜ムイハ从 ﾉ'
‐､／| ﾉ' }
. ／: : : //´l ／: : :ゝ. __
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/ /: : : 〃- ､ヽ:´: : :, ´ ヾ!
. / /: : : 〃 ／: : : : :/.ｉ }:ｉ
/ /: : : :/ ／: : : : : : :'j ' .':.ヽ
- 923 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:52:32 ID:82Pfqrfo
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ﾉ:::::/_ｧ''´ o ヾｿ （. l / 〃'';:;:;:;:;:;:;:;.,｀''ｰ､ {
/:::／ l lf ヽ ﾞｰ---‐'' ';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノ‐-'､ おいおい、このラ・ロシェールには観光以外の目的で来た
.l;;/ |;:ﾄlヽ､_,,. -i ! ＝ .:;:;:;:;:;:;''"／.／T .ヽ つもりはないぞ。
.l;| ﾄ,.i´＼ ミ'' / ./ / `':::ヽ l〃ｯ,,
（｀ヾ| ",, .l l. ﾍ,,> ｌ 〕つ:::ﾉ./ 彡ｯ
iヽ,| 丶l／ ,,.,ﾉiッ,Y.ノ ,;ミ
ヽ .| /iz,, /彡ノ' ' 彡 ,,ミﾞへ
ヽl. ,ｨ''"￣｀ 二ニニﾆ= i '´ ,,='' ＼
丶 !>.-''''' ￣ ,,,ｯ" _,,,='''
ヽ ,, ﾂﾐｯ'' _,,,-‐'''
,ｲヽ ,,へ､__/ " _,,,-‐'''
〈 l;;:::ヽ. // / /ﾐ _,,,-‐'''
〉､`ｰ=ヽ､_Y/ / /ソ _,,,-‐'''
/ ＼ヽヽヾ/ /,,ｼ´ ,,-‐'''
l. .`iー'''''ｼ" ／
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ｉ ｉ:.:.:.:.:.|:.:.!:┼ 7 ﾒ:/〃, ‐―‐ヽ: !:_ｉ:.:.:.!:ｌ:.:.ｌ
| |:.ｉ:.:.:.:!:ハ:.!:/ /:' /' !ﾊ/:.:.ｉﾊ!:.:.:ｌ
/:.ｌ:.ヽ:.:.ﾊ ,ィf示ト､ ,ィf示ト./ｉ:.:/ /:.: ｉ:! 以外だね。てっきり、ギルガメッシュ二世辺りに雇って貰おうと
/:.:.ヽ:.ｉヽ!:.:. ｉrし::} ｉrし::}/:.:ｌ:.ゝ':.: /!.:. 思っていたのにさ。
. /:.:.:.:.:.ヾ:.:ゝハ. ゝ‐ ' , ゝ‐ ':.:.:.:!/:.: ィ:.ﾊ:.ｉ
/:.:.!:.:.!:.:.:ｉ:.:.:.!:ｰヽ /:.:.:.:.ム ´/:' |:|
|:. ハ:!ヽ:.!ヾハ从:＞ ^ .ィﾊ从乂. /' !'
ヽ! ｀ ｀ ,､.､ ｉ｀ ‐ ´ / _
- 924 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:52:59 ID:82Pfqrfo
- _,. -─‐- ,＿
,.-'´ ｀~'ヽ、
／ l ヽ、
／ / / ! } ヽ
/ / / ノj lヽ、、 ﾞ,
ー7, / l ! /／} ,/ ヽヽ、i l
/! , / i! l l l､{ ノ´ ｀ヽ} lﾍ、、 l
{ l ,' ,'! l ∧ j l ｀ l l l ヽ ヽ、_
! l l !l l / l ﾉ｀ー ,r-──‐ﾘ1 l } j￣
l ﾞ, l l ! l, {-‐jﾉ￣` zニニ,._ l l //
! ヽl !ヽ l ヽノニz ノ{!ノr1ﾍ lノ }! そうなんですか父さん？
ヽ }、ヽｨ fノ_rl}` ヽ}f刄ﾉ'´ｲ ,/
VゝヽVゞ‐'´ ! lｰ'
｀ーﾍ '- /
ヽ ‐--‐ ,ｨ´
｀1- .,_ ｰ' ／.:l
f≦}!＞ー'´-z≧}!
|::::: l ｒ ─┐ l'"´:|
|!７ l l:::::::::::l! lr个|
|/::::l l:::::::::::l! l::::ゞ,＼
_,. -‐'≫z:::::l l:::::::::::l! l::::::へ´:`'- .,_
_ , r ‐ ' ´￣￣｀ ' ‐ - ､
r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀'i
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
};;;;;;;r'''´ _,m--- ,, _｀'''‐'-'}
|。‐,,,'''´-‐´｀￣‐;;;--｀,,。‐|
iヽ;'´>､,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;r'´ヽ ;r´｀} いやいや、そんな訳がないだろ。第一、あの「覇王」がこの僕
,,r;;{ヽ; ' （ ・｀i'/i‐''''´! ・ } | r };;ヽ なんかを雇うとは思えないがね。それこそ、「疾風ウォルフ」や
/;;;;;;;;;ﾍ ﾖ ｀ｰ' r' ｀ｰ‐´ | ' ﾉ;;; ヽ「猛虎のビッテンフェルト」、「鉄壁ミュラー」や「豪腕ワーレン」
r';;;;;;;;;;;;;;;;;｀| =､= |'´;;;,r'´,;;;} らを初めとする名将がいるんだ。僕なんぞ、お呼びじゃないよ。
{ ヽ､;;;;;;;;;;;;| ＿ |;;'／／;;;;;ヽ,
´ﾍ;;;､ ヽ'､;ﾍ､ '´￣￣ ￣｀ ノ ／;;;;;;;）ヽ /ヽ
!､'' ､ ;;;;;,, ヽ;;;ヽ､ , r;'／／;;;;;;;;;'''´／/ ヽ
ヽ;;;;;,,, ヽ､ ヽ;;;;｀ー‐‐´;;'／;;;;'''''' ´／
- 925 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:53:16 ID:82Pfqrfo
- ／ ヽ
/ ',
/ / / ハ
. / .:/ / / 〃ヽ i |
/ .:/〃 __// // //,′ ヽ ! i |
..///7,′ ´｢ 7｀ヽ/ .i .://ム-‐‐‐',ハ|、 |
!| i |/ |/ｊ/! !:i .:.//'′ !ﾊ「 | |
!| i ! ｨ斧ﾐﾒﾉﾉ | // ,ｨｆ云ミﾒ、｣ ｜ ! そうかな？ あの第一連合艦隊を相手に、一歩も引かぬ
八 i i i i i j !ﾉ::::} ﾉ / {ノ:::;::} Y| ﾄ､ i 戦いを行えた君なら、引き手あまただと思うけどね。
. ハ. |ﾊｊ ﾍ |仆乂::ﾉ / 弋::::ソ ノ ! ! ﾊ !
'ｊ ,ﾊ| :i ﾊ ｊ_ノ ',
/ 从 ' i ! / ｜ | ハ
./ / ヘ. ､ ＿, 从. / ｜ !:ﾄ､ ',
/ /! i ＼ .ｲ i !/ﾍ i ｊ i | ヽ
.厶イi: ! | i i ヽ. .イ ﾉ ﾉﾉﾉ | i ! !ハﾊ! ）
八!｀ヽハﾊﾊヘi｀ヽー 七升厶イ／ｊ八八八ハｊ
）ハ ／ {
,.-‐''て _｣ ＼ _｣＼
.〃￣￣´ .ゝー‐''"´ ﾉ ￣ﾉ ゝ.、
/ { / 〈 ー 、 ＿＿___ 〈 ﾉハ
/:.:.:/.:.:.:/.:.:.:/:: ..:.:./:.:.:: / l:.:..:.:.:.:ﾊ: l:: .:.:/ l:ﾊ:.l.::.:.:..:. :.:.:.:ヽ
/:. ::/:: .:.:':.:.:.:.{.:: .:.:./:.::.::/ l:.:.:.::/ l:.l::..:/ lハ::.､:..!:.: : .:.:.:.::ﾍ
＿__ノ:.:: ..:l:.: .:.::{:.::.:.:l:.: .:.:{_:.:.:/-─‐!:..:/ ヽﾊ:{ ヽヽl: l:.: : .:.ヽ:.:＼
ヽ:＿.:ｨ:.::{.:l:.: .:.:.:l、::_l〉':´ﾊ:.:./ l::/ ヽ:ﾍl:.:. .: .:.:.:ﾄ､::.＞
l:: :lﾉl:.: .:.:.::l ﾒ:.l ﾍ::l ヽｊ＿_ l/ ⌒ヽ l.:ｒ:ゝ:.: .:.:.:}
', ::/ {.: .::.:.l ﾘ -‐ 二 ＿ ｀ ＼ l:.ﾉ:.:.: .:l:.:ﾊ:',
l/: /ﾊ.: .:.:.:l ,イ/´ ﾋうﾊ ｒ‐‐ 、 ヽ /ｲ.:.: .:..:}.:l l:.l
/: ﾊ { ﾍ:.:.:.::l / / fﾌしｨ} ,ｨｔﾃﾐ､ヽ /ｲ:.:./:.:.:ｲ:,' l:.l
,' / ﾍl ヘヽ:.::〈 { ｔり ﾉ ｲｒんｨ }ﾊ /::/.:.:/ l:/ ﾘ
l ' { ( l ﾄ､:.:ヽ‐ゝ‐一'‐ , l tソ １ 〉 /:ｲ:.:.:/ l/ ブリックスの第一連合艦隊は「不敗艦隊」と呼ばれる精鋭艦隊
{l ヽヽ ﾍ ヽ:.ゝ l 廴 ノ / ｲ-v／ なんでしょう？ そんな艦隊と互角に戦うなんて、父さんはやっぱり
＼ソ / ￣ ｀ /ﾍﾉ′ すごいよ。
ﾄﾊ /ｒｿ
∧ﾄ､ く´￣￣ ` ｧ /ノ
}l ヽ ヽ _ ノ ／
l ＼ 二´ , '´
__l ＼ , ｒイ
{´ k__ ｀ ､_ . ＜ l‐ﾃ}
|ｰ - 二T ー ───‐┼'_ｲ
l::::ﾊ::::::::l 「::￣￣￣:l 「:::::l
- 926 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:53:36 ID:82Pfqrfo
- /;:;:;:;' ;:;:;:;:;:;:;;:;:r‐' _,-v､ ヽ;:;:;:;/
/;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;:r'´ ゝﾟ､z' _ ,,,, -- ,,, _ﾍ;:/
. /:;:;: :;:;:;:;:r'´ _ ,,, --‐';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;○}
./;:;:;:; :;:;:;:/´ _,r‐'´;:;:;:;''r‐'´ | };´',´!,
;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ ,,r´;:;:;:r'´ ﾉ ,| ﾉ ﾍ;:;:;:;:;:;:;:;
;:;:;:;:;:;:;:;:;| ／:;:;:r´ , , - ' ' ´,､／:; /| ヘ;:;:;:;:;:;
ヽ;:;:;:;:;:;ﾍ ／;:;:r,' , , ' ' _,,,-7'´・´~ } |／/ ヽ;;:;:;:;:
｀'''ヽ;:ﾍ /ヽ○/｀ 丶 _ , , ; ' _／;:; /｀ ー ´ | /ﾍヽ "z;:;:;:;:; 煽てすぎだ。それに、互角ではないよ。あくまで、連中を一つの戦場に
ヽ_/: : : :":;:;ヽ､ _,,,r´;:;:;:; ｀ | 入 z "=;:;:;: 釘付けにしたまでさ。あの「不敗の魔術師」と戦うなど、狂気の沙汰でしか
／r' ｀ヽ: :; ; ; ;:;｀;:ｰ;:´;:;:;:;:;:' ヽ .|; ヽ ＼ 三 {;:;:;:;:;: ないね。戦力がいくらあっても足りやしない。
"z ﾍ ´ヽ : ; ; ; ' ' ' ' ' r ｌ | ﾍ ヽ " }:;:;:;:;:;
´7 ﾍヽr ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; -=ヽ, /; ｌ. | | ゞ ;:;:;:;:;:;
/,､ ｀＼_ヽ ' ; ; ; ; ; ; _ - / | | ゝ }:;:;:;
´,ﾄ " | ｀;:;｀､ヽ ; ; ; , r‐'´ / ﾉ | /;:;:
/:;:| 〆 | ヽ| ﾍ |｀ ､ ; ; ´ ／ヽ / ／|
_,,ノ;:;:;:´| |ﾍ ヽ ﾍ | ｀ = ､ _ _ ／ ヽ ヽ } / ´ /
;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;7 ﾍ＼ ﾍ ﾍ | ｀ ヽ ｀ ´
＿_
_,,,, -‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x
/''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'=､
/::::::::::::::::::::._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_::::::::::::::::::::|
::::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i
ﾞYﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ
=:}''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{
:Tヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__ それに、ザクセンでは失脚し、フェルーシアとブリックスには恨まれ、
.{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､ 散々な状況さ。全く、あの戦いで全てにケチがついた気がするよ。
::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼
,w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ::jﾉ:::::::::::`ｰ
, .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ::::::::::::／i::::..
ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::.
:::ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／/::/./::::::::::::
:::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_::
- 927 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:54:03 ID:82Pfqrfo
- ｀ヽミメ、 . -‐,=‐
. . .-‐‐ミ i! Y i! 厶イ_＿
∠..., =‐- i! i! i! i! ＜´
.ィ´ i! i! i! i! i! i! i! ヽ
. , ′i! i! i! i! i! i! i! i! i!.!
/イ i! i! i!ｨ i! i./::､ i! ﾄ､ i! i! !
/i!.／/i!./::iメi/:::::::,ﾒ､「ヽﾄ､ i! i!j なんだ、まだくすぶっていたのか。相変わらず、お前は
/イ i!/! /==｡=､:::::.=｡==＝:i!,...i! | 愚痴が多いな。
ｊ/ j/ i::｀:‐:/:::::::: ｰ一.:´:|ir, }.|
i:::::/.::::::、 .::::::|Lﾝii|
i: ｀‐――一'.;.::::ハ.i! ｊ;＼
､ ー ..:::::／; ヽ:{;;;;;;;ﾄ､__
. -=''7ﾍ.....:.:::::／;;; ' ｊ;;;;;;;j;;;;;;;
-‐'";;;;;;;;;;/;;;;;;ヽ .イ;;;;: ' /;;;;;;;;|;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;|:.:;;:::' /;;;;;;;;;;;!;;;;;;
赤木しげる
赤木商会社長兼運送組合長
. /:/:.:.:. |:.:|:.:.|:.:.:./ .|:. ,ｲ:/ ＼:.:.:|:.:.:.:.:.|:ｉ:.:.ｌ
ｉ ｉ:.:.:.:.:.|:.:.!:┼ 7 ﾒ:/〃, ‐―‐ヽ: !:_ｉ:.:.:.!:ｌ:.:.ｌ
| |:.ｉ:.:.:.:!:ハ:.!:/ /:' /' !ﾊ/:.:.ｉﾊ!:.:.:ｌ
/:.ｌ:.ヽ:.:.ﾊ ,ィf示ト､ ,ィf示ト./ｉ:.:/ /:.: ｉ:! あれ義兄さんどうしたんだい？
/:.:.ヽ:.ｉヽ!:.:. ｉrし::} ｉrし::}/:.:ｌ:.ゝ':.: /!.:.
. /:.:.:.:.:.ヾ:.:ゝハ. ゝ‐ ' , ゝ‐ ':.:.:.:!/:.: ィ:.ﾊ:.ｉ
/:.:.!:.:.!:.:.:ｉ:.:.:.!:ｰヽ /:.:.:.:.ム ´/:' |:|
|:. ハ:!ヽ:.!ヾハ从:＞ ^ .ィﾊ从乂. /' !'
ヽ! ｀ ｀ ,､.､ ｉ｀ ‐ ´ / _
赤木とは義理の姉妹
- 928 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:54:18 ID:82Pfqrfo
-
-､ｰ- ､
_. -─-ゝ Ｙ ⌒,.Ｚ.._
,.＞ ＜｀
∠.._ , ヽ
. ／ , ,ｨ ,ハ ﾄ、 l 久しぶりに、我が儘な義妹と愚痴の多い義弟、
/イ / /l/‐K ゝlへﾄi | そして可愛い甥に会いに来ただけだ。ロロ、
ﾚ'ﾚf Y|＝=;= =;=＝|f＾!l 元気だったか。
. !6|| ｀￣ "||` ￣´ ||6|!
ﾞyl、 ､|レ |y'
_,,ﾊ.ト.｀￣￣￣´ ,ｲ/＼_
￣:::;':::::ﾞ! ＼. ￣ ／ |'::::::::|:::￣
:::::::::l:::::::::l ＼／ !::::::::::|:::::::::
::::::::l:／ヽ:ヽ__ __/:／＼:|::::::::
:::::::‘:::::::::::o:ヽ` ´/::::::::┌──┐
:::::::::::::::::::::::::::ヽー/::::::::::: l:::::::::::::::l
_,. -─‐- ,＿
,.-'´ ｀~'ヽ、
／ l ヽ、
／ / / ! } ヽ
/ / / ノj lヽ、、 ﾞ,
ー7, / l ! /／} ,/ ヽヽ、i l
/! , / i! l l l､{ ノ´ ｀ヽ} lﾍ、、 l
{ l ,' ,'! l ∧ j l ｀ l l l ヽ ヽ、_
! l l !l l / l ﾉ｀ー ,r-──‐ﾘ1 l } j￣
l ﾞ, l l ! l, {-‐jﾉ￣` zニニ,._ l l // うん、元気ですよ。おじさんはどうですか？
! ヽl !ヽ l ヽノニz ノ{!ノr1ﾍ lノ }!
ヽ }、ヽｨ fノ_rl}` ヽ}f刄ﾉ'´ｲ ,/
VゝヽVゞ‐'´ ! lｰ'
｀ーﾍ '- /
ヽ ‐--‐ ,ｨ´
｀1- .,_ ｰ' ／.:l
f≦}!＞ー'´-z≧}!
|::::: l ｒ ─┐ l'"´:|
|!７ l l:::::::::::l! lr个|
|/::::l l:::::::::::l! l::::ゞ,＼
_,. -‐'≫z:::::l l:::::::::::l! l::::::へ´:`'- .,_
- 929 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:54:39 ID:82Pfqrfo
- ＿─-､ -‐;ｚ.__
＞ ` " ﾞ ＜
/ " " " " ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ＼
l " " ", ,ｨ ハﾞ i ﾞ､ ﾞ､ヾ
| " "ノlﾉメ、 |ﾉjﾑﾍ. N
! r,ｺ| ＝｡= ,｡==ﾊﾘ
| |ﾋ.j| ￣ r_ ＼7 何、俺はいつも通りだ。それより、千早、ロロ、少し難しい話を
j `ｧﾍ ──‐:7′ したい。席を外して貰っていいか？
. _／∨ :::＼ ￣ 人
-‐'''"´ |. ヽ. ::::`:.イ |`''‐- ､.._
| ＼ :::/ | .ハ
. | ,ヘ 〉 |へ. | l. l
ｌ_／ ﾟ〈ｰ‐'| ヽ! │ |
|::::::| ｢￣￣| | |
...:.‐:.:.:.:.:.:￣:.:.:.:.‐:....
..:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ.:.:.:.:.
lｉ:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.ll:.:.:.:.:.:.:,ｲ:.:' ヽ:.:.:.:ｉ:.:.:l:.:.:.:.:ｉ
l:l:.:.:.ヽ:ィ:.:―l !:.:.:.:.:/// −- ､:.:.:l:ｉ:.:l:.:.:.:.:l 相変わらずだね義兄さんは。ロロ、お母さんと一緒に何か食べようか。
l:ヽ:.:ｉヽ:l ＼:.! ヽ／./' ',:. l:.!:l:.:.:.:.:l
､:ヽ:l:.:l ≡ ≡ ≡≡≡ lヽ!:.ﾘ:.:.:.:.l
l:.:.:ヽ:l .':.:.:rｘ:.:.:.:.l
l:.:ｉ:.:八 ､ ,､ , .':.:.:.'_ﾉ:.:.:.:l
l:ハ:ﾊ:.≧:.......￣ ￣ ......':.:./:.:.:.:ﾄ､:.l
' ヽ ヾ｀ヽ从ﾉ:ｉ￣ ｔ: :ｉ从ハイイ:! ヾ
, : ´: : l＿_ .' : ｀ : ､
∧: : : : :l / : : : : :/ヽ
/:::::＼ : : l /: : : : ／::::::ヽ
- 930 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:54:54 ID:82Pfqrfo
-
/:.:.:/.:.:.:/.:.:.:/:: ..:.:./:.:.:: / l:.:..:.:.:.:ﾊ: l:: .:.:/ l:ﾊ:.l.::.:.:..:. :.:.:.:ヽ
/:. ::/:: .:.:':.:.:.:.{.:: .:.:./:.::.::/ l:.:.:.::/ l:.l::..:/ lハ::.､:..!:.: : .:.:.:.::ﾍ
＿__ノ:.:: ..:l:.: .:.::{:.::.:.:l:.: .:.:{_:.:.:/-─‐!:..:/ ヽﾊ:{ ヽヽl: l:.: : .:.ヽ:.:＼
ヽ:＿.:ｨ:.::{.:l:.: .:.:.:l、::_l〉':´ﾊ:.:./ l::/ ヽ:ﾍl:.:. .: .:.:.:ﾄ､::.＞
l:: :lﾉl:.: .:.:.::l ﾒ:.l ﾍ::l ヽｊ＿_ l/ ⌒ヽ l.:ｒ:ゝ:.: .:.:.:}
', ::/ {.: .::.:.l ﾘ -‐ 二 ＿ ｀ ＼ l:.ﾉ:.:.: .:l:.:ﾊ:',
l/: /ﾊ.: .:.:.:l ,イ/´ ﾋうﾊ ｒ‐‐ 、 ヽ /ｲ.:.: .:..:}.:l l:.l
/: ﾊ { ﾍ:.:.:.::l / / fﾌしｨ} ,ｨｔﾃﾐ､ヽ /ｲ:.:./:.:.:ｲ:,' l:.l
,' / ﾍl ヘヽ:.::〈 { ｔり ﾉ ｲｒんｨ }ﾊ /::/.:.:/ l:/ ﾘ
l ' { ( l ﾄ､:.:ヽ‐ゝ‐一'‐ , l tソ １ 〉 /:ｲ:.:.:/ l/ はい、それじゃ叔父さん、また後で。
{l ヽヽ ﾍ ヽ:.ゝ l 廴 ノ / ｲ-v／
＼ソ / ￣ ｀ /ﾍﾉ′
ﾄﾊ /ｒｿ
∧ﾄ､ く´￣￣ ` ｧ /ノ
}l ヽ ヽ _ ノ ／
l ＼ 二´ , '´
__l ＼ , ｒイ
{´ k__ ｀ ､_ . ＜ l‐ﾃ}
|ｰ - 二T ー ───‐┼'_ｲ
l::::ﾊ::::::::l 「::￣￣￣:l 「:::::l
- 931 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:55:14 ID:82Pfqrfo
-
_, -‐‐';;´;;;;;; _ ...'''' -‐===‐- ､ヽ
,, ( )￣;; .. -‐ ' ´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ''';;;ヽ.
,,, -''' _,,, '"ヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''' '';;;;ヽ
'''' _,, -''':::::::::::::::,ヽ､ ヽ､ _ ;;;;;; ＿ ..... ---―‐--―‐‐ヽ
, ´ _ ｀:::::::::::::,,::'''' ''ﾞ｀ヽ､ ＿＿＿ , .,,,､ｧｰ,--,-‐―_-_ゝ
/ / ｀;;:::::,,'' '´ ----―･ﾅ´,ﾞ〃ｼ l
i i. < ;;::::; ｀￣￣-‐´-___ｭz. `､
! ﾄ 〈 ''::; ´ / 久しぶりだな赤木、一体どうしたんだ？
､ヽ`ｰ ､.l ! __/
:ヽ､ｰﾞ'´ ,､ ｨ, ´, ´ ,,
"'',, ￣ ､､ヽ ,У､ ",,
､ ,,""ｯ, ヾ.､ ´ '‐＝ﾆﾆニニ二ﾁ./ ,:.:.:.,i '',,
"'' ,, '',,:.:｀〒＝=ﾐ､ .＿ l' /:.:.:.l| ,,''
"'' ,, '',,:.:.:.:`:.､ `〒＝=＝〒￣ヾ ､ / /:.:.::.:.i| ,,''
∠-'';::／ ,∠/ .／:: ::＼.ヽ＼ ヽ ヽ ＼ ヽ. ＼
::::r''∠- '´:∠ -ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝl‐-ヽ} ﾄ､ lヽ. !
:::l::::-==＝ﾓ＝= _::::／:::::::::/_ ` ／ ,ﾍ. | ヽ |. ヽ.!
: |:::: ｀ ー‐=''"::´:::::::::::::/ﾆ´＞,'／ ヽ | ヽ! ﾞl
::|::::: ..::::::::::::::::::::::/ ﾊ ヽ!
:|:::::: ...:::::::::::／::r:::::::i_: ,'l } ちょっと、嫌な情報を耳にしたんでな。それを伝えにきた。
|l:::::: ｀＿＿::: /.|′ トリステインのラ・ヴァリエール公爵の三女が、ブリックスに
iﾍ::::.. ￣￣ ｀ヽ ./^' いるらしい。留学でな。
:|::ヽ:::.. ‐＝=;; /
::l::::::ヽ::.. ::::::: / ,.､
:::l::::::::::＼. / ／.:/:ヽ.
::::|:::: :::::::＼. ,ｲ ／....::/::::::::ヽ.
- 932 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:55:33 ID:82Pfqrfo
- ＿_
_,,,, -‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x
/''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'=､
/::::::::::::::::::::._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_::::::::::::::::::::|
::::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i
ﾞYﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ
=:}''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{
:Tヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__ あの、ラ・ヴァリエール公爵の三女が？ この時期に留学とは、些か
.{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､ 穏やかじゃないな。
::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼
,w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ::jﾉ:::::::::::`ｰ
, .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ::::::::::::／i::::..
ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::.
:::ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／/::/./::::::::::::
:::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_::
､‐- 、 ,. -- _
,ゝ￣ ` ′ﾞ,∠.._
／´ " " " ﾞ ﾞ ﾞ .＜｀
7 " " " " , ﾞ ﾞ ﾞ ､＼
. ｉ " " " ﾞ,.ｨ / ＼ ﾞ ` ﾞ ＼
. | " " ,ｨ/‐ｌ/、 ,ゞﾄ、ﾞ ､ﾞヽl
| r=､ l.＝｡==._ ,｡==ゞ ﾞ N
. | {にl l ｀￣ _ ＼´ハＮ 俺もそう思う。だから、お前にこの話を持ってきた。
,l ヾ=lﾉ __ ‘ ‐ ゝ
_.／:l "./ ヽ. ∟..二ﾆ7/
‐''"´:/::::::| / ＼ 一 /、
::::::::: !::::::::l′ ＼ ,ｲ:::::＼
::::::::::l::::::::::l /:｀:::ｌ::::::::::::＼
::::::::::|:::::::::::＼ /:::::::::::l::::::::::::::::::＼
::::::::::|::::::／＼ヽ l::ヘ::::::::l:::::::::::::::::::::ﾊ
::::::::::l／:::::::::::o:ト .｣::-:::::＼::!::::::::::::::::/::::l
:::::::::::::::::::::::::::::: l`ｰ'l:::::::::::::::::`:::::::::::::/::::::::l
- 933 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:55:51 ID:82Pfqrfo
- _ , r ‐ ' ´￣￣｀ ' ‐ - ､
r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀'i
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
};;;;;;;r'''´ _,m--- ,, _｀'''‐'-'}
|。‐,,,'''´-‐´｀￣‐;;;--｀,,。‐|
iヽ;'´>､,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;r'´ヽ ;r´｀} まあ、単なる留学とは思えないな。何らかの政治的意図で、
,,r;;{ヽ; ' （ ・｀i'/i‐''''´! ・ } | r };;ヽ ブリックスに行った可能性の方が高いだろう。まあ、その中身も
/;;;;;;;;;ﾍ ﾖ ｀ｰ' r' ｀ｰ‐´ | ' ﾉ;;; ヽ 読めるがね。
r';;;;;;;;;;;;;;;;;｀| =､= |'´;;;,r'´,;;;}
{ ヽ､;;;;;;;;;;;;| ＿ |;;'／／;;;;;ヽ,
´ﾍ;;;､ ヽ'､;ﾍ､ '´￣￣ ￣｀ ノ ／;;;;;;;）ヽ /ヽ
!､'' ､ ;;;;;,, ヽ;;;ヽ､ , r;'／／;;;;;;;;;'''´／/ ヽ
ヽ;;;;;,,, ヽ､ ヽ;;;;｀ー‐‐´;;'／;;;;'''''' ´／
＿,. -‐―‐-､)ヽ
'´,＞ 〃 ノ ｀⌒ｰz
／ 〃 ゝ.
〃,／, 〃 _ ﾍ
|〃/ ,〃 〃 ,､,､ ､ , ヾ'|
/ /,〃 ,.ヘヽ_,ゝﾍ{ ヾ ヾ | だろうな、おそらく同盟でも結びに行ったんじゃないかと俺は
l/ / ,.く /＞‐｡ｧ ヽ'ト､ヾ' i 睨んでいる。成立するかは分からんがな。
|/ >ヾ￣´ |'ト||ヾ |
／ |l〃 ヾ|
∠-‐フ ＿, / ヽ.ヾ'｣
｀￣匚, / >'＾ヽ._
/ / ／ |
'―ﾍ ／ 人
／冫′ ／ミﾐ＼
/| |＼ .／ミミミミ
／|,ヽﾉ! ＼／
- 934 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:56:15 ID:82Pfqrfo
- ／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : }}: : : : :｀:ヽ､
ﾍ||: : : : : : : , :r ,=_'_‐_´_ ｀ '‐= JL: : : : : : : : ヽ
|: ||:||, - , = r´': / ,-, フ ｀ '_r‐>-､= -､: : : : : : }
ﾍ: >/竺ヽ}: : : r //:|´ r‐'´／ ヽ: : ヽ: : : /
ヽ{ !焦ﾝﾉ 二 } ﾉﾆﾉ .ﾉ 人 ／_ノ ＼: :ﾍ:/
{｀'‐'-´ ‐::´:｀´ﾉ人､ ヽ ﾍ ´ﾉ ､ ヽ-‐,ヘ､
{／::´::::::::::::／{ ・ヽ, ノ､‐｀/ ｀i / ｀＼
/:::::::::::, r ' ´ ﾍ ノ ヽ＿,,､ !､ / ｀ ､ まあ、それが可能性としては高いだろう。だが、何とも愚かな
/,::: r'i´ﾟﾉ ｀ | ＼_ ノ ﾍ: :＼ ことをしたものだな。こんな愚策は、ラ・ヴァリエール公爵や
'´ | ｀r _ - ､ | ／ ／: : : : マザリーニ卿が考えつくとは思えない。おそらく「うつけ姫」
.| 'ヽ ﾜ ' | ／ ／ｸ: : : : 辺りだろうな。
| ｀ _ , -― ' ‐_､ ヽ､ _ , - ‐ ': : : : : : : :
ﾍ r_'´- ‐ ￣ r｀ヽ､＜: : : : : : : : : : : : : :
ヽ ノ ヽ ＼: : : : : : : : : : : : : :
ﾍ , ‐ ´´ ￣￣ >==≧: : : : : : : : : : : :
' - -, ､r = ´ _, - ‐_, '''''／: : : : : : : ＼: : : : : : : : :
/‐=｀| r'´r―ﾂ ´ ~: : : : : : : :
{-‐i .|, -'―': : : : : ○: : : : : : :
rﾉ´=´ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
, r'r,´=＝´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
-､ｰ- ､
_. -─-ゝ Ｙ ⌒,.Ｚ.._
,.＞ ＜｀
∠.._ , ヽ
. ／ , ,ｨ ,ハ ﾄ、 l
/イ / /l/‐K ゝlへﾄi | だろうな。フフ、何とも愚かな選択をしたもんだ。自分をロジャー・スミス
ﾚ'ﾚf Y|＝=;= =;=＝|f＾!l だと勘違いしている辺りが特にそう思うぞ。
. !6|| ｀￣ "||` ￣´ ||6|!
ﾞyl、 ､|レ |y'
_,,ﾊ.ト.｀￣￣￣´ ,ｲ/＼_
￣:::;':::::ﾞ! ＼. ￣ ／ |'::::::::|:::￣
:::::::::l:::::::::l ＼／ !::::::::::|:::::::::
::::::::l:／ヽ:ヽ__ __/:／＼:|::::::::
:::::::‘:::::::::::o:ヽ` ´/::::::::┌──┐
:::::::::::::::::::::::::::ヽー/::::::::::: l:::::::::::::::l
- 935 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:56:41 ID:82Pfqrfo
- ... -―……―- .. .
. . : ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀: . ..
／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀: : ..
. ,′:::::::::::::. -‐…――- : . . .:::::::::::::::::::::::::::::＼
i::::::::::,. ´ (ＹＹ)-‐…‐- .. . ｀: : ..::::::::::::::::::::::ヽ
!:::::::/ , . :.(.ﾊ.）.-‐…‐-... ,,_ ｀ : : . ｀: : .::::::::::::::!
. ＼〈 ,. :':.:.:::::::::::::::::::::::三三二二D} ｀: . ｀ヽ::::::j
Y.://三二ﾆ＞''"Y o ｀ヽヾハ;;;ｰ- .. ｀ ､}／ あの五カ国合従は、ロジャー・スミスだからこそできた話だ。
. //ｨi{ o Y´ （ 八 ﾉ 〃;;:;:;:;:;:;:｀ヽ__,′ 数は少ないとはいえ、あの「うつけ姫」に、そんな所行ができる
〈/l;;ﾄﾍ.___ﾉ} ｀ 二´ ;;:;:;:;:;:〃⌒ヽ とは思えないがな。
_从 ﾄｉへ. ミ"// く:::{ ｊ''ｯ､
（ ヽ '' ヾ} ﾝ" ﾉﾌ ﾉ 彡x
ヽ| __＿＿__ ｘｯ､ノｨｨ彡''⌒ヾ ,,ミ、
八 i´ ,,二ニ-‐‐ '' ﾉ ,,z' ＼
ヽ ´ ,,ｘミﾝ′ ,, -‐''"
/{::.、 ,.ヘ._〃 ,, -‐''"
〈 ゞﾐｘ._////ｼ ,, -‐''"
/｀ヽヽ //／ ,, -‐''"
＿─-､ -‐;ｚ.__
＞ ` " ﾞ ＜
/ " " " " ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ＼
l " " ", ,ｨ ハﾞ i ﾞ､ ﾞ､ヾ
| " "ノlﾉメ、 |ﾉjﾑﾍ. N
! r,ｺ| ＝｡= ,｡==ﾊﾘ だろうな、おそらくこれは失敗に終わるだろう。狂気の沙汰
| |ﾋ.j| ￣ r_ ＼7 もここまで来れば、笑うしかないな。
j `ｧﾍ ⊂ﾆﾆァ7′
. _／∨ :::＼ ＝ ∧
-‐'''"´ |. ヽ. ::::＼,.ｲ |`'''‐- ､.._
| ＼ :::::/ │ ハ
. | ,ヘ 〉 |へ、| l. l
ｌ_／ ﾟ〈`ー'| ヽ! │ |
|:::::::| ｢￣￣| │ |
- 936 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:56:57 ID:82Pfqrfo
- _, -‐‐';;´;;;;;; _ ...'''' -‐===‐- ､ヽ
,, ( )￣;; .. -‐ ' ´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ''';;;ヽ.
,,, -''' _,,, '"ヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''' '';;;;ヽ
'''' _,, -''':::::::::::::::,ヽ､ ヽ､ _ ;;;;;; ＿ ..... ---―‐--―‐‐ヽ
, ´ _ ｀:::::::::::::,,::'''' ''ﾞ｀ヽ､ ＿＿＿ , .,,,､ｧｰ,--,-‐―_-_ゝ
/ / ｀;;:::::,,'' '´ ----―･ﾅ´,ﾞ〃ｼ l
i i. < ;;::::; ｀￣￣-‐´-___ｭz. `､ よく言うよ、狂気のギャンブラーが言っていいことじゃないな。
! ﾄ 〈 ''::; ´ / で、話はそれだけか？
､ヽ`ｰ ､.l ! __/
:ヽ､ｰﾞ'´ ,､ ｨ, ´, ´ ,,
"'',, ￣ ､､ヽ ,У､ ",,
､ ,,""ｯ, ヾ.､ ´ '‐＝ﾆﾆニニ二ﾁ./ ,:.:.:.,i '',,
"'' ,, '',,:.:｀〒＝=ﾐ､ .＿ l' /:.:.:.l| ,,''
"'' ,, '',,:.:.:.:`:.､ `〒＝=＝〒￣ヾ ､ / /:.:.::.:.i| ,,''
-､ｰ- ､
_. -─-ゝ Ｙ ⌒,.Ｚ.._
,.＞ ＜｀
∠.._ , ヽ
. ／ , ,ｨ ,ハ ﾄ、 l
/イ / /l/‐K ゝlへﾄi | いや、まだある。ブリックス軍の第一連合艦隊に、VF-25が正式に
ﾚ'ﾚf Y|＝=;= =;=＝|f＾!l 配備され、他の艦隊にVF-171EXが採用されたそうだ。
. !6|| ｀￣ "||` ￣´ ||6|!
ﾞyl、 ､|レ |y'
_,,ﾊ.ト.｀￣￣￣´ ,ｲ/＼_
￣:::;':::::ﾞ! ＼. ￣ ／ |'::::::::|:::￣
:::::::::l:::::::::l ＼／ !::::::::::|:::::::::
::::::::l:／ヽ:ヽ__ __/:／＼:|::::::::
:::::::‘:::::::::::o:ヽ` ´/::::::::┌──┐
:::::::::::::::::::::::::::ヽー/::::::::::: l:::::::::::::::l
- 937 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:57:16 ID:82Pfqrfo
- /::::::::_..‐´::::::::::::::::::::::::..-‐ ′ `' ､::::::ヽ
/_..‐´::::::::::::::::::::::::::::::_..-'" _,,l「 ｌ１‐−――‐‐-...｀l、
／_..‐´::::::::::::::::::::::::_..‐´ ,,..-‐''´ ゝ-'′_ ,,...............,,, ヽ/..
＼::::::::::::::::::::::_..‐´ _.._..-‐'' __....-‐'''::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
＼::::::::::::::_..‐´′ ,- ′ _..-‐''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_.,,,,,,._.._,,,, ﾉ、
＼::::::ｨ''´ ／ ...‐" ::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,, .ﾆ／--、ﾉﾞｉ
＼ ／ ｨ''´::::::::::::::::::::::::_..-‐'' / /ハノ ﾟ,‐´ , ﾞｉ′
＼ j丿 'ぃ―f ......--''¨___ 'く 〈' ⌒ﾞﾞﾞﾞﾞ ''´ ｉ丶 ほう、とうとう正式に決定したのか。実際にはVF-19やVF-22辺り
l''、,,-':;:;:;:; !'''′ エ￣ ﾟ ,/ / ﾞｉ ｉ〉 . が、それなりに配備されているから、あんまり気にしてはいなかったが、
./ ､:;:;:;:;:;〔 ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ＿＿ィ ﾞｉ ｌｿ 本決まりとなると、かなり面白いことになるな。
ﾉ( ｀ゝ:;:;:;:;卜 ‐ / ﾞｉヽ ｌ ＼、
/ ( ヽ ` 巛 、 ..‐-､ ゞ‐ﾞ'ﾉ ..,, ｌi!i!i!i!i!ｌ｀＼
,ノ" ﾍ ゝ 、 ｀ ／ 〕ゝ - ' ..-‐'' ｀ "'‐-､ ｌi!i!i!i!i!ｌ '、＼
/ ､´ r广´` ､ ‐ ､、 ／ / │‐..'′ ,,.. _''__.....-..〉 ﾉi!i!i!i!i!ｌ '、
/..''j ''´､ 厂 ''ｰ ､ .._ '、! .. ´′ ,,< ｒ'-―ﾞ´""ﾞﾞﾞﾞ〕|i!i!i!i!i!ｌ '、
..／ ノ'( r' i!/:;TTTヽ ’ ;''゛ 、 ..-"´ _,,....ｒi!i!i!i!i!i!i!ｌ ´
'' 丿 ﾍ "ヽ.. ''i!i!i!i!i!| | | | '、 ' ／ '" ゝ '/....:-−´ﾞﾞ｀ﾉi!i!r-−i!""
i |, '' ゝ ﾞ!i!i!i!i!i!i!i!i!i!l '´ ./ ..-'ﾞ^‐ゝ､ /´i!i!!'′、 ´
.. ⊥ ミ . ''ﾞくi!i!i!i!i!l ｉ ./ 、 (-!′ '´ ''−´ ..ｨ ｯ
＿─-､ -‐;ｚ.__
＞ ` " ﾞ ＜
/ " " " " ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ＼
l " " ", ,ｨ ハﾞ i ﾞ､ ﾞ､ヾ
| " "ノlﾉメ、 |ﾉjﾑﾍ. N
! r,ｺ| ＝｡= ,｡==ﾊﾘ 昔から、ブリックスの機動兵器はずば抜けていたが、バルキリーは
| |ﾋ.j| ￣ r_ ＼7 まさしく、破格の性能をもった兵器だ。当分、あの国に手をだす国は
j `ｧﾍ ⊂ﾆﾆァ7′ まず無いだろうな。
. _／∨ :::＼ ＝ ∧
-‐'''"´ |. ヽ. ::::＼,.ｲ |`'''‐- ､.._
| ＼ :::::/ │ ハ
. | ,ヘ 〉 |へ、| l. l
ｌ_／ ﾟ〈`ー'| ヽ! │ |
|:::::::| ｢￣￣| │ |
- 938 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:57:47 ID:82Pfqrfo
- ＿_
_,,,, -‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x
/''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'=､
/::::::::::::::::::::._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_::::::::::::::::::::|
::::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i
ﾞYﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ
=:}''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{ 二年前のグリマルディが、それを証明したからな。ジンクス、VF-22やVF-19、VF-25が
:Tヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__ 数で勝るフェルーシア軍を壊滅させた。その事実が銀河系に広まって以来。あの国
.{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､ と真っ正面切って戦争をする国はいなくなった。国境紛争は偶に起きているがな。
::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼
,w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ::jﾉ:::::::::::`ｰ
, .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ::::::::::::／i::::..
ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::.
:::ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／/::/./::::::::::::
:::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_::
｀ヽミメ、 . -‐,=‐
. . .-‐‐ミ i! Y i! 厶イ_＿
∠..., =‐- i! i! i! i! ＜´
.ィ´ i! i! i! i! i! i! i! ヽ
. , ′i! i! i! i! i! i! i! i! i!.!
/イ i! i! i!ｨ i! i./::､ i! ﾄ､ i! i! ! よくもまあ、そんな連中と戦って、無事だったなお前。
/i!.／/i!./::iメi/:::::::,ﾒ､「ヽﾄ､ i! i!j
/イ i!/! /==｡=､:::::.=｡==＝:i!,...i! |
ｊ/ j/ i::｀:‐:/:::::::: ｰ一.:´:|ir, }.|
i:::::/.::::::、 .::::::|Lﾝii|
i: ｀I三三三! ;.::::ハ.i! ｊ;＼
､ ー ..:::::／; ヽ:{;;;;;;;ﾄ､__
. -=''7ﾍ.....:.:::::／;;; ' ｊ;;;;;;;j;;;;;;;
-‐'";;;;;;;;;;/;;;;;;ヽ .イ;;;;: ' /;;;;;;;;|;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;|:.:;;:::' /;;;;;;;;;;;!;;;;;;
- 939 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:58:02 ID:82Pfqrfo
- /´.:." '' - ＿ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ､
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : :｀: :―: :-: :- : : :−: :＿: :＿: :-: :´}
{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
!,.:.,,:.:-.:.− ‐ ― -: :,, : ＿ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
｀| (☆) ｀ " ‐ ― - ＿ ,, : : : : :}
| _ - − ‐ ― - ＿ ,, ￣ "/
/ ´.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;｀ ‐ - , i
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.｀ ‐ ,,, /
./:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;..;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;. ノ｀ヽ,, - " 何、ようは戦い方さ。あの時は釘付けにするだけで、防御に専念
/:;:;＿:;:;:;:;.;.;.;.;.;..;.;.;.;.;.;.;.;.;...;.;.;.;;;.;...;...;.;.;.;.;.;／:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;! していたからな。それなら被害は出ない。
｀´‐ i｀ ‐ - ､.;.;.;.;..;.;.;.;..;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.／:;:;:;:;:;:;, "ヽ:;:;:i
!｀i￣｀､｀ - ,,,＿＿＿＿ ,, - ‐´ヽ､:;:;:;:/ / i:;:/
/ i ｀ ,,ﾟi !´ i ・｀ ‐i‐ ヽ/ /ヽ }/
./ i ! ｀- ,,,_ ノ ｀ ノ
/ ! / ,｀ヽ ,ヽ ノ
/ ヽ ヽ_ ､ i ~
ヽ ヽ ノ -ヽ
ヽ｀ ヽ二二 ＝´ _ヽ
ヽ ｀ て
＼ ＿ ,,
- 940 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 20:58:18 ID:82Pfqrfo
-
､三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三
三ヽ､三三三三三三三 三三三三三三三三三三三
ヽ､三 ｀ヽ ､三三三 三三三三三三三三三三三三
＞iﾍ ､三 ｀ ― ＿ 三三三三三三三三三三
ｧ ´ | ヽ ｀ '┐- ＿;;;;;三三三―三＿三三三三／三三三／
〃| ｀ ・ ´| 7:: ≧ ､三三三三三三三三三 ／ "ﾐ だが、残念ながら、僕を評価してくれる人は殆どいないがね。
r〃,"''ｲ ´/ ヽ::く´ ￣!｀ ‐＝ﾆ―---― ''´ 〃 ミ 全く、どいつもこいつも好き勝手言ってくれる。
,," ﾍ .／ ヽ ﾍ､ ￣￣ ―ァ 〃 彡
" Y ;≧ ｀ヽ・ ＿ ,, , イ 彡
.ヽ＼ ヽ {
ヽ､. ﾍ
} ヽ､‐-‐ ､
{ ヽ"｀､ ,_ヽ ,
ヽ ∧ ｀ヽ "＞ ´
´ ~ ヽ / ∧ ､ ´
ミ ヽ ノ { ∧ヽ,｀'､ ､_
ヽ { 7ヽ"; | ヽ ｀ ､｀ ― - ＿ /´￣｀
ﾉ| {: : { ",| ｀, ｀ ' ― --￣二ニ=-､ /r/‐7~7
／ } {: : : {ヽ ", ﾄ // / /
ヽ {´ |: : :{ ヽヽ { ヽ ,;"/
,.=,'´ ヽ:: 釤 ＼
/ 〝 釤釤 ヽ.
|〝 〝 釤 釤くヽ!
|〝 〝,〝, 〟 ､釤 釤 ､ ヽ
|,〝 /／! ∧ ﾄ､釤 釤 ﾄ､|
｣ _r'7ヘ_ｊ/ >､!‐ヽ釤! .| ! 所で、お前いつまでくすぶっているつもりだ？
|｢f.ｋ━zxヽ /xz━ｧ冫､! |
||ゞ| ｀￣ '"|.|ヽ￣´/ｊ〃ヽ!
ﾞ=ﾍ ､|｣, /=″
/| ∧ ﾞ￣￣￣ /
/ .l/ ヽ <7 /ヽ.
_/ ＼ ヽ.釻/| ＼
／ | /] | ヽ' ! ∧
_,.-‐'´ | / о| |ヽ / |`ｰ- ､
|/ |＼ / Y ＼｣ ＼
- 941 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:00:37 ID:82Pfqrfo
- ＿_
_,,,, -‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x
/''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'=､
/::::::::::::::::::::._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_::::::::::::::::::::|
::::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i
ﾞYﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ 当分はこのままでいたい。元々、僕は宮仕えなんぞに向いていないのさ。
=:}''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{ 男爵位も大将の階級も、元々は僕自身の手で勝ち取ったものだが、それ以上
:Tヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__ に、クライン公という恩人がいたからこそ、あそこまでの地位にまで、上り詰めた
.{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､わけだしね。
::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼
,w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ::jﾉ:::::::::::`ｰ
, .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ::::::::::::／i::::..
ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::.
:::ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／/::/./::::::::::::
:::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_::
∠-'';::／ ,∠/ .／:: ::＼.ヽ＼ ヽ ヽ ＼ ヽ. ＼
::::r''∠- '´:∠ -ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝl‐-ヽ} ﾄ､ lヽ. !
:::l::::-==＝ﾓ＝= _::::／:::::::::/_ ` ／ ,ﾍ. | ヽ |. ヽ.!
: |:::: ｀ ー‐=''"::´:::::::::::::/ﾆ´＞,'／ ヽ | ヽ! ﾞl 相変わらず、ヘンに義侠心があるなお前は。
::|::::: ..::::::::::::::::::::::/ ﾊ ヽ! そんなお前に再就職先を持ってきた。
:|:::::: ...:::::::::::／::r:::::::i_: ,'l }
|l:::::: ｀＿＿::: /.|′
iﾍ::::.. ￣￣ ｀ヽ ./^'
:|::ヽ:::.. ‐＝=;; /
::l::::::ヽ::.. ::::::: / ,.､
:::l::::::::::＼. / ／.:/:ヽ.
::::|:::: :::::::＼. ,ｲ ／....::/::::::::ヽ.
- 942 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:00:51 ID:82Pfqrfo
- ＿_
_,,,, -‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x
/''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'=､
/::::::::::::::::::::._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_::::::::::::::::::::|
::::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i
ﾞYﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ
=:}''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{ 再就職先？ いつから君はそこまで親身になるほど
:Tヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__ 優しくなったんだい？
.{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､
::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼
,w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ::jﾉ:::::::::::`ｰ
, .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ::::::::::::／i::::..
ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::.
:::ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／/::/./::::::::::::
:::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_::
, ‐'´ ＿ ＿`‐､
∠ -‐'' ／ ｌ|| ｌ|| l|l ||l `‐､￣
, ' ｌ|| ｌ|ｌ , l|ｌ ヽ
. / l|| ｌ|| ,ｨ /l/| ||ｌ 、ヽ
/ ｌ|| ,ｲ ./! / | / | lll ﾄ､ ||l |l l＼!
. ,' ,.イ l|| / l ll/ l |l/ | ll/ ｌ | l ||l |
／ | lll /| / | / | / | / ヽl !.ヽﾄ、 ||
. | / :l lll /─|/‐-l/、 l/ ,. -─ヽ!ｰ` ヽ |ll |ll |
l ll / | r:､ / ` '´ ヽ ,r‐､ | 何、可愛い義妹と甥を路頭に迷わすようなことを、したくないだけだ。
! ./ |/| |ll|.＝＝＝=｡== ==｡=＝＝＝ |l|ｌ|'-､ l ! それに、
|/ | | | ｀ ｰ--‐ ' | : ｰ--‐ ' ´ | !｀ i | ||
| | ! ::| : | .|ヽｌ l !
／ｌ |l| :::| : |ｌｌ!_ﾉ.,' !＼
／ `ｉ| r_::| : _， :| |_ノ ,' ＼
_, ｲ ヽ 、 ｰ' , ,|,! ll ,' ト
-‐' ´ .| ヽ ￣￣￣￣￣￣￣￣ ／:| / !
-‐' ´| |;;ヽ ＿＿_ .／:: :| l / :|
. | |;;;;;;;＼ ￣￣ ／::: │/ |
| !;;::::::::::＼ .／:::: |/ :|
. | l;:::::::::::::::::＼ ／::::: | |
| :|:::::::::::::::::::::::`ｰ:':::::: | |
. | |:::::::::::::::::::::::::: | !
- 943 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:02:03 ID:82Pfqrfo
- >>942訂正
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_,,,, -‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x
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::::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i
ﾞYﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ
=:}''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{ 再就職先？ いつから君はそこまで親身になるほど
:Tヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__ 優しくなったんだい？
.{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､
::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼
,w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ::jﾉ:::::::::::`ｰ
, .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ::::::::::::／i::::..
ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::.
:::ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／/::/./::::::::::::
:::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_::
, ‐'´ ＿ ＿`‐､
∠ -‐'' ／ ｌ|| ｌ|| l|l ||l `‐､￣
, ' ｌ|| ｌ|ｌ , l|ｌ ヽ
. / l|| ｌ|| ,ｨ /l/| ||ｌ 、ヽ
/ ｌ|| ,ｲ ./! / | / | lll ﾄ､ ||l |l l＼!
. ,' ,.イ l|| / l ll/ l |l/ | ll/ ｌ | l ||l |
／ | lll /| / | / | / | / ヽl !.ヽﾄ、 ||
. | / :l lll /─|/‐-l/、 l/ ,. -─ヽ!ｰ` ヽ |ll |ll |
l ll / | r:､ / ` '´ ヽ ,r‐､ | 何、可愛い義妹と甥を路頭に迷わすようなことを、したくないだけだ。
! ./ |/| |ll|.＝＝＝=｡== ==｡=＝＝＝ |l|ｌ|'-､ l !
|/ | | | ｀ ｰ--‐ ' | : ｰ--‐ ' ´ | !｀ i | ||
| | ! ::| : | .|ヽｌ l !
／ｌ |l| :::| : |ｌｌ!_ﾉ.,' !＼
／ `ｉ| r_::| : _， :| |_ノ ,' ＼
_, ｲ ヽ 、 ｰ' , ,|,! ll ,' ト
-‐' ´ .| ヽ ￣￣￣￣￣￣￣￣ ／:| / !
-‐' ´| |;;ヽ ＿＿_ .／:: :| l / :|
. | |;;;;;;;＼ ￣￣ ／::: │/ |
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- 944 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:02:23 ID:82Pfqrfo
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. /:;:;: :;:;:;:;:r'´ _ ,,, --‐';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;○}
./;:;:;:; :;:;:;:/´ _,r‐'´;:;:;:;''r‐'´ | };´',´!,
;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ ,,r´;:;:;:r'´ ﾉ ,| ﾉ ﾍ;:;:;:;:;:;:;:;
;:;:;:;:;:;:;:;:;| ／:;:;:r´ , , - ' ' ´,､／:; /| ヘ;:;:;:;:;:;
ヽ;:;:;:;:;:;ﾍ ／;:;:r,' , , ' ' _,,,-7'´・´~ } |／/ ヽ;;:;:;:;:
｀'''ヽ;:ﾍ /ヽ○/｀ 丶 _ , , ; ' _／;:; /｀ ー ´ | /ﾍヽ "z;:;:;:;:; 千早はともかく、ロロを可愛がり過ぎだ。この前も、適当に理由をつけて、
ヽ_/: : : :":;:;ヽ､ _,,,r´;:;:;:; ｀ | 入 z "=;:;:;: ロロにあんなモノをプレゼントするなんてね。
／r' ｀ヽ: :; ; ; ;:;｀;:ｰ;:´;:;:;:;:;:' ヽ .|; ヽ ＼ 三 {;:;:;:;:;:
"z ﾍ ´ヽ : ; ; ; ' ' ' ' ' r U ｌ | ﾍ ヽ " }:;:;:;:;:;
´7 ﾍヽr ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; -=ヽ, /; ｌ. | | ゞ ;:;:;:;:;:;
/,､ ｀＼_ヽ ' ; ; ; ; ; ; _ - / | | ゝ }:;:;:;
´,ﾄ " | ｀;:;｀､ヽ ; ; ; , r‐'´ / ﾉ | /;:;:
/:;:| 〆 | ヽ| ﾍ |｀ ､ ; ; ´ ／ヽ / ／|
_,,ノ;:;:;:´| |ﾍ ヽ ﾍ | ｀ = ､ _ _ ／ ヽ ヽ } / ´ /
;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;7 ﾍ＼ ﾍ ﾍ | ｀ ヽ ｀ ´
- 945 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:02:26 ID:otNUoSo6
- うさんくせええ
- 946 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:02:54 ID:82Pfqrfo
- 新城 いくら旧式とはいえ、ブリックス軍のフラッグをあげるとは、甥可愛がりも行き過ぎじゃないか。
赤木 安心しろ、上手く足が付かない形で密輸したからな。問題はない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,ｨ ,.ｲ
. ﾄVー-く /／| r ､
＿＿＿＿＿,r‐;ﾆヽ==|ヾー'ﾌ{／ /‐r‐ ､＿.|'´|＿＿＿＿＿
｀ー---ﾆ二〈 ｰ'＾ﾆ:〈 ∧`二ｨ' 厂ァ'´=ｯr､∨ |二ﾆ---─ '´
`ｧ､__,.ィ／ '／>ｰ',.{〈_ i＿!7 |
ヽ 〈‐(__,.. '、-- ｭ ,ｲｰ'´ﾊ_/ |
〉､rヾイ| | l`7‐'′ヽ /_ﾊ /
＜二二〉ｨゝノrゝー-rｲﾆﾆヽ-/7 f,r‐∠二二＞
rf7┐ ノl |_,. ､/ ／ｨ´__〃 / ＼〉ヽ‐-ソ
/ / | / | |/'r‐ヾ＜{､ {ｰ｀// ,.{ /| |
}イ l|/ / ,ｲ l | | ∨| lヾ-＜/ / | |
. |ll/／!く／_| | | ヽ-‐'| l _ ∨/ ,| |
ﾄｨ /ﾅi〈 /, ﾍ| ｜ ヽ ヽ_〉￣ヽｲ |
// /＾ーﾍ ヽ / ヽf/､_ Y| |
. // / 〉、 .∨⌒ｌ ﾄゝ'-ﾆｲ | |
// / | 〉 | ﾄ ｲ. ﾄﾍ l.∧ iヒｿ
// /. |.ﾄ､｜ し'| ヽへﾚﾍ|
. // / ∨-| /ノ | l l |
// / | | / | l l |
// / | | | | l l |
. /V / | | | | l l |
/ ./ | | | | l l |
ヽﾌ __ | | | | l l |
〈 , ﾍ _ｌ L | l┌┐
l |ﾆ-ﾍ }ﾉ r'､`|ヽ|
| ﾄ､{_ﾉ | |{ ）〉 |、
ﾊ/ rヾ__,〉 〉i ｣ヽ |ヽ
/ー' / 〉 ヽｲへ-ｲ,|
ｰ─ '´ ＼二ﾝ
ブリックス軍量産型可変MS
フラッグ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 947 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:03:16 ID:82Pfqrfo
- ＿,. -‐―‐-､)ヽ
'´,＞ 〃 ノ ｀⌒ｰz
／ 〃 ゝ.
〃,／, 〃 _ ﾍ
|〃/ ,〃 〃 ,､,､ ､ , ヾ'|
/ /,〃 ,.ヘヽ_,ゝﾍ{ ヾ ヾ | これからは、機動兵器の性能が全てを左右する。ロロが今後、どう生きるか
l/ / ,.く /＞‐｡ｧ ヽ'ト､ヾ' i 分からんが、この時代を生き抜く為には相応のスキルを持っていなければ
|/ >ヾ￣´ |'ト||ヾ | ならん。
／ |l〃 ヾ|
∠-‐フ ＿, / ヽ.ヾ'｣
｀￣匚, / >'＾ヽ._
/ / ／ |
'―ﾍ ／ 人
／冫′ ／ミﾐ＼
/| |＼ .／ミミミミ
／|,ヽﾉ! ＼／
/´.:." '' - ＿ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ､
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : :｀: :―: :-: :- : : :−: :＿: :＿: :-: :´}
{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
!,.:.,,:.:-.:.− ‐ ― -: :,, : ＿ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
｀| (☆) ｀ " ‐ ― - ＿ ,, : : : : :}
| _ - − ‐ ― - ＿ ,, ￣ "/
/ ´.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;｀ ‐ - , i
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.｀ ‐ ,,, /
./:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;..;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;. ノ｀ヽ,, - " 何、いざとなったら君の会社で雇って貰うことにするさ。
/:;:;＿:;:;:;:;.;.;.;.;.;..;.;.;.;.;.;.;.;.;...;.;.;.;;;.;...;...;.;.;.;.;.;／:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;! あの子は、幸い僕や千早に似ず、素直で優しい子に
｀´‐ i｀ ‐ - ､.;.;.;.;..;.;.;.;..;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.／:;:;:;:;:;:;, "ヽ:;:;:i 育ってくれた。だから、あの子には戦いに携わっては
!｀i￣｀､｀ - ,,,＿＿＿＿ ,, - ‐´ヽ､:;:;:;:/ / i:;:/ 欲しくないね。
/ i ｀ ,,ﾟi !´ i ・｀ ‐i‐ ヽ/ /ヽ }/
./ i ! ｀- ,,,_ ノ ｀ ノ
/ ! / ,｀ヽ ,ヽ ノ
/ ヽ ヽ_ ､ i ~
ヽ ヽ ノ -ヽ
ヽ｀ ヽ二二 ＝´ _ヽ
ヽ ｀ て
＼ ＿ ,,
- 948 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:03:32 ID:82Pfqrfo
- ＿─-､ -‐;ｚ.__
＞ ` " ﾞ ＜
/ " " " " ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ＼
l " " ", ,ｨ ハﾞ i ﾞ､ ﾞ､ヾ
| " "ノlﾉメ、 |ﾉjﾑﾍ. N
! r,ｺ| ＝｡= ,｡==ﾊﾘ
| |ﾋ.j| ￣ r_ ＼7 それは構わんがな。だが、お前もロロには戦闘スキルを
j `ｧﾍ ⊂ﾆﾆァ7′ たたき込んでいるはずだ。
. _／∨ :::＼ ＝ ∧
-‐'''"´ |. ヽ. ::::＼,.ｲ |`'''‐- ､.._
| ＼ :::::/ │ ハ
. | ,ヘ 〉 |へ、| l. l
ｌ_／ ﾟ〈`ー'| ヽ! │ |
|:::::::| ｢￣￣| │ |
_, -‐‐';;´;;;;;; _ ...'''' -‐===‐- ､ヽ
,, ( )￣;; .. -‐ ' ´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ''';;;ヽ.
,,, -''' _,,, '"ヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''' '';;;;ヽ
'''' _,, -''':::::::::::::::,ヽ､ ヽ､ _ ;;;;;; ＿ ..... ---―‐--―‐‐ヽ
, ´ _ ｀:::::::::::::,,::'''' ''ﾞ｀ヽ､ ＿＿＿ , .,,,､ｧｰ,--,-‐―_-_ゝ
/ / ｀;;:::::,,'' '´ ----―･ﾅ´,ﾞ〃ｼ l
i i. < ;;::::; ｀￣￣-‐´-___ｭz. `､
! ﾄ 〈 ''::; ´ / 教育の一環さ。生きるための術を教えているだけに過ぎん。
､ヽ`ｰ ､.l ! __/ それに、ロロには僕のような軍人になるよりも、もっと安定した
:ヽ､ｰﾞ'´ ,､ ｨ, ´, ´ ,, 生活を送ってもらいたい。
"'',, ￣ ､､ヽ ,У､ ",,
､ ,,""ｯ, ヾ.､ ´ '‐＝ﾆﾆニニ二ﾁ./ ,:.:.:.,i '',,
"'' ,, '',,:.:｀〒＝=ﾐ､ .＿ l' /:.:.:.l| ,,''
"'' ,, '',,:.:.:.:`:.､ `〒＝=＝〒￣ヾ ､ / /:.:.::.:.i| ,,''
- 949 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:03:33 ID:2rt9xZfQ
- 赤木がいい具合に真っ黒です。
- 950 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:03:52 ID:82Pfqrfo
- ､三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三
三ヽ､三三三三三三三 三三三三三三三三三三三
ヽ､三 ｀ヽ ､三三三 三三三三三三三三三三三三
＞iﾍ ､三 ｀ ― ＿ 三三三三三三三三三三
ｧ ´ | ヽ ｀ '┐- ＿;;;;;三三三―三＿三三三三／三三三／
〃| ｀ ・ ´| 7:: ≧ ､三三三三三三三三三 ／ "ﾐ
r〃,"''ｲ ´/ ヽ::く´ ￣!｀ ‐＝ﾆ―---― ''´ 〃 ミ
,," ﾍ .／ ヽ ﾍ､ ￣￣ ―ァ 〃 彡
" Y ;≧ ｀ヽ・ ＿ ,, , イ 彡 立身出世を求めるには、軍人という職業は過酷すぎる。まともな人間が
.ヽ＼ ヽ { 付く仕事じゃない。あの子にはもっと、有意義な暮らしを送って欲しい。
ヽ､. ﾍ
} ヽ､‐-‐ ､
{ ヽ"｀､ ,_ヽ ,
ヽ ∧ ｀ヽ "＞ ´
´ ~ ヽ / ∧ ､ ´
ミ ヽ ノ { ∧ヽ,｀'､ ､_
ヽ { 7ヽ"; | ヽ ｀ ､｀ ― - ＿ /´￣｀
ﾉ| {: : { ",| ｀, ｀ ' ― --￣二ニ=-､ /r/‐7~7
／ } {: : : {ヽ ", ﾄ // / /
ヽ {´ |: : :{ ヽヽ { ヽ ,;"/
∠-'';::／ ,∠/ .／:: ::＼.ヽ＼ ヽ ヽ ＼ ヽ. ＼
::::r''∠- '´:∠ -ﾍ::....... ,...:‐''７,ゝl‐-ヽ} ﾄ､ lヽ. !
:::l::::-==＝ﾓ＝= _::::／:::::::::/_ ` ／ ,ﾍ. | ヽ |. ヽ.!
: |:::: ｀ ー‐=''"::´:::::::::::::/ﾆ´＞,'／ ヽ | ヽ! ﾞl
::|::::: ..::::::::::::::::::::::/ ﾊ ヽ!
:|:::::: ...:::::::::::／::r:::::::i_: ,'l } ずいぶんと丸くなったもんだな。あの「黄昏の新城」とまで呼ばれた
|l:::::: ｀＿＿::: /.|′ お前が、そんな事を口にするとは。
iﾍ::::.. ￣￣ ｀ヽ ./^'
:|::ヽ:::.. ‐＝=;; /
::l::::::ヽ::.. ::::::: / ,.､
:::l::::::::::＼. / ／.:/:ヽ.
::::|:::: :::::::＼. ,ｲ ／....::/::::::::ヽ.
- 951 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:04:00 ID:sdHKsfto
- 次元が違いすぎる…
- 952 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:04:15 ID:qHmT.83U
- 維持費があほみたいにかかるもん贈るなよｗ
- 953 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:04:27 ID:82Pfqrfo
- /´.:." '' - ＿ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ､
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : :｀: :―: :-: :- : : :−: :＿: :＿: :-: :´}
{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
!,.:.,,:.:-.:.− ‐ ― -: :,, : ＿ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
｀| (☆) ｀ " ‐ ― - ＿ ,, : : : : :}
| _ - − ‐ ― - ＿ ,, ￣ "/
/ ´.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;｀ ‐ - , i
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.｀ ‐ ,,, /
./:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;.;.;.;..;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;. ノ｀ヽ,, - "
/:;:;＿:;:;:;:;.;.;.;.;.;..;.;.;.;.;.;.;.;.;...;.;.;.;;;.;...;...;.;.;.;.;.;／:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;!
｀´‐ i｀ ‐ - ､.;.;.;.;..;.;.;.;..;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.／:;:;:;:;:;:;, "ヽ:;:;:i 僕だって人の子だ。それに、親になれば相応に人格は変わるものさ。
!｀i￣｀､｀ - ,,,＿＿＿＿ ,, - ‐´ヽ､:;:;:;:/ / i:;:/ そういう意味では、君と千早には感謝しているよ。おかげで、人並みの
/ i ｀ ,,ﾟi !´ i ・｀ ‐i‐ ヽ/ /ヽ }/ 幸せを、貧乏貴族の一士官に過ぎない僕が手に入れることが出来たんだ。
./ i ! ｀- ,,,_ ノ ｀ ノ
/ ! / ,｀ヽ ,ヽ ノ
/ ヽ ヽ_ ､ i ~
ヽ ヽ ノ -ヽ
ヽ｀ ヽ二二 ＝´ _ヽ
ヽ ｀ て
＼ ＿ ,,
＿,. -‐―‐-､)ヽ
'´,＞ 〃 ノ ｀⌒ｰz
／ 〃 ゝ.
〃,／, 〃 _ ﾍ
|〃/ ,〃 〃 ,､,､ ､ , ヾ'|
/ /,〃 ,.ヘヽ_,ゝﾍ{ ヾ ヾ |
l/ / ,.く /＞‐｡ｧ ヽ'ト､ヾ' i こればっかりは、俺も読めなかった。そういう意味では、お前は
|/ >ヾ￣´ |'ト||ヾ | 大した奴だ。俺が保証する。
／ |l〃 ヾ|
∠-‐フ ＿, / ヽ.ヾ'｣
｀￣匚, / >'＾ヽ._
/ / ／ |
'―ﾍ ／ 人
／冫′ ／ミﾐ＼
/| |＼ .／ミミミミ
／|,ヽﾉ! ＼／
- 954 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:04:54 ID:82Pfqrfo
- ＿ -‥― ¨¨￣￣￣￣￣￣ ｵｲ
＿＿＿＿＿＿ｒ・ユニ三三三三三圦
:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::／＞―=≧三三三及_
:.::.::.::.::_,- 、:.::.::.::.:: ﾉ::::::::::::::::::::::゛￣ｱﾃ三亥＞
:.::.:: ｲ ∨:.:: 彡'- ― -、::- ‐‐i!´:ﾉ
:.::.:: i V⌒yヾｦ Y 、 ﾟﾉ:::{
:.::.::∧ヾ〈 ヽ｀Y´￣{
:.::.::.::∧ ｀ ヽ、 そいつはどうも。所で、再就職先とは一体何処だい？
个ｒ 、_,イ＾ー 八 , - _ ／ 一応、聞くだけ聞いてみるがね。
二 ー=k _ ＼ヽ、 Y⌒
:::::::＼ｒ 入 ｀- ＝―ｒ´
::::::::::::::＼N ｀ヽ ｒ'
::::ー:::::::::::＼ ー 、 /
:::::::::::::::｀ヽ::::｀ー 、 ｀ヽy
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼Y 、廴
,.=,'´ ヽ:: 釤 ＼
/ 〝 釤釤 ヽ.
|〝 〝 釤 釤くヽ!
|〝 〝,〝, 〟 ､釤 釤 ､ ヽ
|,〝 /／! ∧ ﾄ､釤 釤 ﾄ､|
｣ _r'7ヘ_ｊ/ >､!‐ヽ釤! .| ! なら言っておこう・・・・・・・・お前に持ってきたのはこの国だ。
|｢f.ｋ━zxヽ /xz━ｧ冫､! |
||ゞ| ｀￣ '"|.|ヽ￣´/ｊ〃ヽ!
ﾞ=ﾍ ､|｣, /=″
/| ∧ ﾞ￣￣￣ /
/ .l/ ヽ <7 /ヽ.
_/ ＼ ヽ.釻/| ＼
／ | /] | ヽ' ! ∧
_,.-‐'´ | / о| |ヽ / |`ｰ- ､
|/ |＼ / Y ＼｣ ＼
- 955 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:05:13 ID:82Pfqrfo
- _,,.. -ｰ― -ｰ―- ､- ､
,.: ::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ﾞ':::｀ヽ、
, ':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､
/:::::::::::::::::::::,::::::::::::i:::lヽ:::::::､::::::::::::::::::::::::ﾞ i、
/:::::::::::::::::::l:::!:::::::::::l::::l ﾞ､:::::i:::::::::::::::::::::::::::ﾞ,
,':::::::::::::::::::::l:::i:::::::::::il:::i ﾞ､::::i:::::::l:::::::::::::::::::i
!:::::::::::::::!:::::li:,'i::::::::::,':l::,￣｀｀ﾞ､::i::::::!::::::::::::::::::ﾞ、
ｲ:::::!:::::::::l_;;;l lj l:::::::,' l:' ﾞ､:i,::::i:::::::::::::::::::::ヽ 全く、義兄さんも直衛も、僕らにもう少し気を使って欲しいよね。
,'/l:.:.i:.::.::.::l:.:.l i,' l:::::,' l! ,,ｨttｰｧ､-:.:l_,,.._:::.:.:.:.i:.:i:.ﾞ、
/ .l:.:.l:.:l:ヽli.:;ｨftt-､' ' 弋'o;;ﾉ l:.l:.l -､ﾞ,..:..:.l:.:.ﾄ:.ﾞ、
' l:.､!:.l:.:.:l.iヾ;or';ﾅ ~´ .i::.:il _iﾉ.,':i:::l::li:::l ｀ヾ､
l､,'､:li::::l, ｀¨´ ' ,'::::l, - '::ｲ::.lﾞ:l.l:.l
l:.､:!ﾞ､:l ＿, ./.:.:l::l::,i::/ l:,' j! ',i
l:.:l､:､:.:l｀ ､,'^､. ／l::::::l:.i/l,' i'
. l::l ﾞ､ヽ:.,-'-t, lｰ,- - 'ﾞl´ ,':::::!l:_,,..-ｰ-、
l:!. , ',_ｰt ﾄ'ﾞ./,,-tｰ-' jl::::,'､l:.:.:.:.:.:.:.:i
.i' .l ._/l ,l.ﾉ. ,'::::::/､,,､_,,,_ l::,'::::｀.:.:.:.:.:.:.i
iﾄ､ﾞ-'´_,,-'ﾞｨ:./,XXXXXl'l::,'-:.:.:.:.:.:.:.i
｀､ヽ‐-‐´:.:|:':｀ﾞｰ--ー''ﾞ:::i:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
_,. -─‐- ,＿
,.-'´ ｀~'ヽ、
／ l ヽ、
／ / / ! } ヽ
/ / / ノj lヽ、、 ﾞ,
ー7, / l ! /／} ,/ ヽヽ、i l
/! , / i! l l l､{ ノ´ ｀ヽ} lﾍ、、 l
{ l ,' ,'! l ∧ j l ｀ l l l ヽ ヽ、_
! l l !l l / l ﾉ｀ー ,r-──‐ﾘ1 l } j￣ 仕方ないですよ。難しい話みたいですから。
l ﾞ, l l ! l, {-‐jﾉ￣` zニニ,._ l l // そういう時はなるべく聞いておかないように
! ヽl !ヽ l ヽノニz ノ{!ノr1ﾍ lノ }! するのが、長生きするコツってお父さんが言ってました。
ヽ }、ヽｨ fノ_rl}` ヽ}f刄ﾉ'´ｲ ,/
VゝヽVゞ‐'´ ! lｰ'
｀ーﾍ '- /
ヽ ‐--‐ ,ｨ´
｀1- .,_ ｰ' ／.:l
f≦}!＞ー'´-z≧}!
|::::: l ｒ ─┐ l'"´:|
|!７ l l:::::::::::l! lr个|
|/::::l l:::::::::::l! l::::ゞ,＼
_,. -‐'≫z:::::l l:::::::::::l! l::::::へ´:`'- .,_
- 956 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:05:36 ID:82Pfqrfo
- . /:/:.:.:. |:.:|:.:.|:.:.:./ .|:. ,ｲ:/ ＼:.:.:|:.:.:.:.:.|:ｉ:.:.ｌ
ｉ ｉ:.:.:.:.:.|:.:.!:┼ 7 ﾒ:/〃, ‐―‐ヽ: !:_ｉ:.:.:.!:ｌ:.:.ｌ
| |:.ｉ:.:.:.:!:ハ:.!:/ /:' /' !ﾊ/:.:.ｉﾊ!:.:.:ｌ
/:.ｌ:.ヽ:.:.ﾊ ,ィf示ト､ ,ィf示ト./ｉ:.:/ /:.: ｉ:! ロロは良い子だね。自慢の息子だよ。
/:.:.ヽ:.ｉヽ!:.:. ｉrし::} ｉrし::}/:.:ｌ:.ゝ':.: /!.:. 所で、ロロは義兄さんから貰ったプレゼント、
. /:.:.:.:.:.ヾ:.:ゝハ. ゝ‐ ' , ゝ‐ ':.:.:.:!/:.: ィ:.ﾊ:.ｉ 気にいっているかな？
/:.:.!:.:.!:.:.:ｉ:.:.:.!:ｰヽ. ､― ｧ /:.:.:.:.ム ´/:' |:|
|:. ハ:!ヽ:.!ヾハ从:＞ ￣ .ィﾊ从乂. /' !'
ヽ! ｀ ｀ ,､.､ ｉ｀ ‐ ´ / _
/:.:.:/.:.:.:/.:.:.:/:: ..:.:./:.:.:: / l:.:..:.:.:.:ﾊ: l:: .:.:/ l:ﾊ:.l.::.:.:..:. :.:.:.:ヽ
/:. ::/:: .:.:':.:.:.:.{.:: .:.:./:.::.::/ l:.:.:.::/ l:.l::..:/ lハ::.､:..!:.: : .:.:.:.::ﾍ
＿__ノ:.:: ..:l:.: .:.::{:.::.:.:l:.: .:.:{_:.:.:/-─‐!:..:/ ヽﾊ:{ ヽヽl: l:.: : .:.ヽ:.:＼
ヽ:＿.:ｨ:.::{.:l:.: .:.:.:l、::_l〉':´ﾊ:.:./ l::/ ヽ:ﾍl:.:. .: .:.:.:ﾄ､::.＞
l:: :lﾉl:.: .:.:.::l ﾒ:.l ﾍ::l ヽｊ＿_ l/ ⌒ヽ l.:ｒ:ゝ:.: .:.:.:}
', ::/ {.: .::.:.l ﾘ -‐ 二 ＿ ｀ ＼ l:.ﾉ:.:.: .:l:.:ﾊ:',
l/: /ﾊ.: .:.:.:l ,イ/´ ﾋうﾊ ｒ‐‐ 、 ヽ /ｲ.:.: .:..:}.:l l:.l
/: ﾊ { ﾍ:.:.:.::l / / fﾌしｨ} ,ｨｔﾃﾐ､ヽ /ｲ:.:./:.:.:ｲ:,' l:.l
,' / ﾍl ヘヽ:.::〈 { ｔり ﾉ ｲｒんｨ }ﾊ /::/.:.:/ l:/ ﾘ はい、旧式とはいえ、可変MSが貰えるなんて夢みたいです。
l ' { ( l ﾄ､:.:ヽ‐ゝ‐一'‐ , l tソ １ 〉 /:ｲ:.:.:/ l/ 今は叔父さんに預かって貰ってますけど、この前は空中変形も
{l ヽヽ ﾍ ヽ:.ゝ l 廴 ノ / ｲ-v／ 出来ました。
＼ソ / ￣ ｀ /ﾍﾉ′
ﾄﾊ /ｒｿ
∧ﾄ､ く´￣￣ ` ｧ /ノ
}l ヽ ヽ _ ノ ／
l ＼ 二´ , '´
__l ＼ , ｒイ
{´ k__ ｀ ､_ . ＜ l‐ﾃ}
|ｰ - 二T ー ───‐┼'_ｲ
l::::ﾊ::::::::l 「::￣￣￣:l 「:::::l
lﾍl1ｒ'ヽ:l l::::::::::::::::::::::l l::ｔｵ
ﾚﾉﾊ{⌒:l l::::::::::::::::::::::l l::::}l
l〈 V 〉::::l l:::::::::::::::::::::::l |:〈ﾉ:､＿ ＿＿＿
_..イ:::} ｒ':::::::l l::::::::::::::::::::::::l l:::〈〉:::::::::￣::::::─::::''::::￣:::::::::::::::::::::::￣｀ヽ
__, .-::::::::::tｨﾊﾉl::::l l:::::::::::::::::::::::::l l::ｔﾊゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::l
-‐:::￣::::::::::::::::::::::〈/ﾍノ::::l l::::::::::::::::::::::::::l l:::V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::l
- 957 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:05:56 ID:82Pfqrfo
- . /:/:.:.:. |:.:|:.:.|:.:.:./ .|:. ,ｲ:/ ＼:.:.:|:.:.:.:.:.|:ｉ:.:.ｌ
ｉ ｉ:.:.:.:.:.|:.:.!:┼ 7 ﾒ:/〃, ‐―‐ヽ: !:_ｉ:.:.:.!:ｌ:.:.ｌ
| |:.ｉ:.:.:.:!:ハ:.!:/ /:' /' !ﾊ/:.:.ｉﾊ!:.:.:ｌ
/:.ｌ:.ヽ:.:.ﾊ ,ィf示ト､ ,ィf示ト./ｉ:.:/ /:.: ｉ:! へえ、その歳で※「フラッグの空中変形」が出来るようになるなんてね。
/:.:.ヽ:.ｉヽ!:.:. ｉrし::} ｉrし::}/:.:ｌ:.ゝ':.: /!.:. 君は、やっぱりお父さん似だね。可変機の扱いに長けているからさ。
. /:.:.:.:.:.ヾ:.:ゝハ. ゝ‐ ' , ゝ‐ ':.:.:.:!/:.: ィ:.ﾊ:.ｉ
/:.:.!:.:.!:.:.:ｉ:.:.:.!:ｰヽ /:.:.:.:.ム ´/:' |:|
|:. ハ:!ヽ:.!ヾハ从:＞ ^ .ィﾊ从乂. /' !'
ヽ! ｀ ｀ ,､.､ ｉ｀ ‐ ´ / _
※フラッグの空中変形は、仕様上対応していない。出来るのはグラハムらのように
相応の腕がないと無理。
ロロ お父さんも確か可変機、それも※「動力搭載型」の機体が専用機だったんですよね。
凄いですよ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_,,,..､ ,.. : 、
_,, -'''二- .....;:;:;:;,'／゛ ,,-ﾞ,'
_,,.. -'''ﾞ゛ ...".";:;:;:;:;:;:;:;:;: '゛ . ／ ;/
_,, ｰ'''"゛ , ...;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,、-''> ,,-'-,,, .／;:;:;._′
.,,.ｨ'''"゛ . :: _,,,..----i" . ,／;;、.｀','ﾞ" ''ﾞ ､.、 ,ノ‐,_
.',.......... -‐'''"￣￣゛ .,, / .／ﾞ.,:!,, -'" _、.t‐'ﾞﾞﾞﾞ' ／ ;:;:;:;:;:.￣
| !.,__,ﾞ_;;;;,ﾞ./ ヽ‐', .,.. |´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
_..-" .へ ..,, ,／.ヽ|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
_ / ゛ _..┴---｀-ｰ''ﾞ‐''''''''';:.／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
,-.'ﾆ....-'";::._,,....､.;:;:;:;:;:;:;:,iｰ '''.／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_,,./
'′ _..-'"゛ ｀'ｰ ､:'" ／ ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,,./ '´
｀"" '´ .‐´
ザクセン軍ORX-005ギャプラン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※ ザクセン軍の機動兵器は、核融合炉などの動力を搭載していない機体が中心
であり、動力搭載型はエースパイロットにしか与えられていない。
- 958 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:06:15 ID:82Pfqrfo
- ／ ヽ
/ ',
/ / / ハ
. / .:/ / / 〃ヽ i |
/ .:/〃 __// // //,′ ヽ ! i |
..///7,′ ´｢ 7｀ヽ/ .i .://ム-‐‐‐',ハ|、 |
!| i |/ |/ｊ/! !:i .:.//'′ !ﾊ「 | | 腕は良かったからね。昔はオレンジ色に染めたギャプランを
!| i ! ｨ斧ﾐﾒﾉﾉ | // ,ｨｆ云ミﾒ、｣ ｜ ! 愛用していて「黄昏の新城」というあだ名が付けられていたし。
八 i i i i i j !ﾉ::::} ﾉ / {ノ:::;::} Y| ﾄ､ i
. ハ. |ﾊｊ ﾍ |仆乂::ﾉ / 弋::::ソ ノ ! ! ﾊ !
'ｊ ,ﾊ| :i ﾊ ｊ_ノ ',
/ 从 ' i ! / ｜ | ハ
./ / ヘ. ､ ＿, 从. / ｜ !:ﾄ､ ',
/ /! i ＼ .ｲ i !/ﾍ i ｊ i | ヽ
.厶イi: ! | i i ヽ. .イ ﾉ ﾉﾉﾉ | i ! !ハﾊ! ）
八!｀ヽハﾊﾊヘi｀ヽー 七升厶イ／ｊ八八八ハｊ
）ハ ／ {
,.-‐''て _｣ ＼ _｣＼
.〃￣￣´ .ゝー‐''"´ ﾉ ￣ﾉ ゝ.、
/ { / 〈 ー 、 ＿＿___ 〈 ﾉハ
_ -‐─ -
／ ｀ヽ
/ / ／ i ヽ＿ ,ｨ
l / ,{ / / ｲ ﾊ ヽ_ノ
{ l /‐ﾚ{ ｒ' ﾉハ } ﾄ､
', ! { :/＿ ﾘ ｀>ｨ i ﾊl
} l Vｲいi｀ ｨtぅ､ﾉ / ﾉ 母さんも、昔は凄腕のパイロットだって叔父さんが言っていましたよ。
ハ ゝこｿ ｔり !ｲｲノ 何でも「エースの千早」って呼ばれてたって。
ヽ、 __' / ﾘ
/ヌ‐┘ｊ＞ __ . イ
ﾒﾆ: l: :０: : : :l０:.ヽ
/: : :/: il: : : : : ll/: !
- 959 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:06:45 ID:82Pfqrfo
- ...:.‐:.:.:.:.:.:￣:.:.:.:.‐:....
..:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ.:.:.:.:.
lｉ:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.ll:.:.:.:.:.:.:,ｲ:.:' ヽ:.:.:.:ｉ:.:.:l:.:.:.:.:ｉ
l:l:.:.:.ヽ:ィ:.:―l !:.:.:.:.:/// −- ､:.:.:l:ｉ:.:l:.:.:.:.:l
l:ヽ:.:ｉヽ:l ＼:.! ヽ／./' ',:. l:.!:l:.:.:.:.:l 昔の話さ。それに、僕が機動兵器に乗ったのは十歳の
､:ヽ:l:.:l ≡ ≡ ≡≡≡ lヽ!:.ﾘ:.:.:.:.l 頃だったからね。そんな早い時期から乗っていれば、誰でも
l:.:.:ヽ:l .':.:.:rｘ:.:.:.:.l 活躍できるよ。
l:.:ｉ:.:八 ､ ,､ , .':.:.:.'_ﾉ:.:.:.:l
l:ハ:ﾊ:.≧:.......￣ ￣ ......':.:./:.:.:.:ﾄ､:.l
' ヽ ヾ｀ヽ从ﾉ:ｉ￣ ｔ: :ｉ从ハイイ:! ヾ
, : ´: : l＿_ .' : ｀ : ､
∧: : : : :l / : : : : :/ヽ
/:::::＼ : : l /: : : : ／::::::ヽ
. ´￣￣￣｀`丶、
／ZL ､ ｀ヽ、
､_ __/ ／_{_ } } ＼
`ｰｧ′￣ ／ ／／_ノ} / _ノ八 ,_∧
{ / ／ /_//´ ノヘ{_´ vVW} ,
∨ / { ７i丁[￣`ヽ ｀ } ､_ ﾄ='′
}/∧ ｌVィ恭ミﾐ｀ ‐‐ ､_ﾉ从iﾘ
〔 {〈､｀ Lｔタ′ ｨ=ﾐ、/／ / でも、勝てたのはお父さんだけだったって聞きました。
ヽﾄﾍ {tVﾊ/´ ／ それ以外は誰も、母さんに勝てる人はいなかったって、叔父さんが
_} ､ ＿_ { ｀¨ 厶ィ 言ってました。
／＼ ､ ヽ、 ` _ア´ ／
／__ＦL 〉＼ ＼ _ . ´
_ -─── ´ {ｈ7rv//＾ｰ`=ｧ′
／ ､ _/り// rく
{ ヽ { { /∧`ｰ- ､_
.
- 960 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:06:48 ID:otNUoSo6
- ギャプランか
こいつは弱点があるんだよな…
- 961 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:06:57 ID:sdHKsfto
- あれ？フラッグの空中変形って確か００原作だとかなり難しいスキルじゃなかったっけ？
- 962 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:07:17 ID:82Pfqrfo
- _........-――.--..､_
,...:.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ー.､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.､
／:.,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:./:.:/:.:ｉ:.:.:.:.:.:.ｉ',:.:.:.:. ｉ:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
./:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.ハ:.l:.:.:.:.:.:.:l ',:.:.:.:.l:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.
ｉ:.:.:.:ｉ:.:.:.:.,:.:.:.:.:.l:.:.! !:.',:.:.:.:.:.:.l ',:.:.:.:!: l:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:ゝ
l:.:.:.!:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:.!‐l―!-!‐':.:.:.:.:!-‐,―!‐l‐- ｉ:.:.:.:ｉ:.l:.:.lヾ､
l:.:.:!:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:ﾊ:.l ヾ! ',:.',:.:.:.! ',:.:!N.!:.:l:.:.:.:.l:.:l:.:.l ＼
l:.:.:!:.:.:.:.: !:.:. ,'ィｵﾃﾐ斥 ',:.',:.:.',ィﾃ≠ﾐｘ､!:.:.:.:.l:.l:',:.:l
l:.:.:.:.:.:.:.:.:l ≪ し':ﾊ ヾヽ:.', ん心 ≫:.:.:ｉ:.l:.!:.',:.l ロロ、それは他の人に言っちゃいけないよ。
l:.:.:.:.:.:.:.:rz:.:.ｉ .弋ｚｿ ヾ!弋zｿ ｉ ｉ｀):.!:.l:l:.:.l',:l （恥ずかしいなあ。あれで一目惚れしたからね）
/:.:.:.:.:.:.:.:{ ',:.', ､､ , 丶 ､､ .!/,.':!':.:!':.:.:l ':!
./:.:,ｲ:.ｉ:.:.:.:.ゝ､ゝ', 从,ｨ:.:.:.:ｉ:.ｉ:.l
/／ .l:.:',:.',:.:.:ｉ: ',¨ヽ ‘ ' ,.ｲ:!/,':.:ｉ:.:.ｉ:.!:.l
/' l:.:.ﾊ ',:.:.',: ',:.:.',.＞ ,..イ:./:. //:.:.,l:.:.!:ハ',
l:.:ハ:.',:.:.',: ',:.:.', ｉ ｀ ｰ .ｉ〃〃／/ｲ:./l:/l:' ＼
.!' .ヾ＼lヾ',:.:.',.} l/ /' /' .}/ .}' !
｀ ',:.:',' ゝ..._＿___'
,.-‐‐┬､´ ヽ', ,ヽ￣｀ヽ
. ´￣￣￣｀`丶、
／ZL ､ ｀ヽ、
､_ __/ ／_{_ } } ＼
`ｰｧ′￣ ／ ／／_ノ} / _ノ八 ,_∧
{ / ／ /_//´ ノヘ{_´ vVW} ,
∨ / { ７i丁[￣`ヽ ｀ } ､_ ﾄ='′
}/∧ ｌVィ恭ミﾐ｀ ‐‐ ､_ﾉ从iﾘ はい、母さん。
〔 {〈､｀ Lｔタ′ ｨ=ﾐ、/／ /
ヽﾄﾍ {tVﾊ/´ ／
_} ､ ＿_ { ｀¨ 厶ィ
／＼ ､ ヽ、 ` _ア´ ／
／__ＦL 〉＼ ＼ _ . ´
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／ ､ _/り// rく
{ ヽ { { /∧`ｰ- ､_
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- 963 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:07:48 ID:82Pfqrfo
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::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
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／/ : : : : : : : / : : ∠_ ` ' _ -_==､､: :ﾊ: : : : : : : ヽ: : ヽ. さあ、食べるわよ。
／ ,/ : : : : : : : /: : :,ｲノ::)ミ zイﾌ::） ﾊ : : !: : : : : : : : !: : : :ヽ
,ム-/ : : : : : : : /: : :/ ｀ー' ｀ ´ ｀ｰ' ! : :l: : : : : : : : :!: : : : :i
,へ i: : : : : : : : i : : A l /: : :l: : : : : : : :/`丶、 !
! ', !: : : : : : : :l: : :{､ﾍ 〈 /': :l:/: : /: : :, ｲ >、
. ! , !: : : : : : : :l: :ｲ〔.=iヽ ､ , , ｲ/: :l': : /: :／; ' ／ l
l ﾄ､: : : : : : :l: : !l ヾ､l ＼ ｀ ﾆﾆﾆ´ .／ ./:／: ; ' ／／ / ./
! '; ヽ: : : : : :＼!:＼ ヾ ､ 丶、 , ' /'´: :, '／: / ./ ./
ﾄ、 ヽ: ＼: : : : : : : : :`:ﾍヾ､､ ,ｨ`ｰ へ、 ／: : :./,ｲ : : i ./ ,
, l ', ＼ `丶､: : : : : : : ＼,> キ:.:.:.:.i. ∨: : : :〃: `ｰ--イ--ｲ ,
（ ＼i ',_＞ ､: :￣ `丶､: : } 〉−〈 ,': : : :,ｲ : : : : : ／ ; イ i
、ヽ＼ i＜´__二ﾌ ヽ; : :}ノ、 l .l !: : : :! ヽ＿:／- ' i/ ト ､
- 964 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:08:10 ID:82Pfqrfo
- . |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/l ./;.:.:.:.:.: /::./l.:.:l.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.::.|.:.:.:.:.:|
i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.::／/.:./l.:.:.:.:.:／ﾒ ,// //.:.:.:.:./l.:/ i:.,!l.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:::|.:.:.:.:.::i
. ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:/.:.:.:.:／ /.:/./.:.:..:／ﾒ/,/ ///.:.:.:./.// |.,! l.:.:.:.:i.:.:.:.:.:|.:.:.:.::|.:.:.:.:..:.:|
l.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|..:.:./..:.:. / /.ノ /.:.:.:/ / /./..//./:.:.:./ // ヽl.ヽ:.:.:|.:.:.:.:.!.:.:.:.:,!.:.:.:.:.|..:l
. ﾉｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:/.:.:.:./-､/;､,,,/.:／,,,,ﾒ_//..:. //. /..:.:/.:.://__,,,､--''ヽﾞヽ:.:l.:.:.:ﾘ.:.:..:.!.:.::|.:.:!､.:|
. |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::|.:/.:.:./ / l:/.:ﾞﾞ`''''''"/ヽ,l./.:/.:/.:ｯﾃ/""ｨ￣_,,,,.:.:｀.:ヽ:|:.:ﾉ.:.:.:.ﾉ.:.:.: ﾉ.:|.:､.:i
. |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|/.|.:/ｯ=/ｰ‐‐-ﾉ､ // .‖./:/. ‖ ／´ ｀ﾞﾐｧ |/l.:.:../.:.:.:/l.:.j `j
j.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|. .!/《:. ,:-c;. ＼`､l/ .‖ // ﾉ ／. r ‐c, ﾘ ,l/lﾞ.:.:;/.:.:.::./|.:,! ＼
i.ﾄ.:.:.:,,-､...:.:.:ﾄ､ﾍ `. 弋 ･ﾉ `l/ .|. l / .／ ｲ. 弋 ･ﾉ ﾘ l.:.:/.:.:.:.:/ |.:,!
.ﾘ-ｯ|ヽ;;ヽ.:.:..`ヽﾍ ､_ _／ . .| |/ .l ､__＿ ノ //l.:.:.:.:./ |,!
. /j 入;ヽ;;.ヽ.:.:.`,＼`､ ｀ﾞﾞ￣ ﾉ. |! .//./l.:.:.:./ . .|! いやいや、なんなんですこの量は？
/ ./.|;;;;;;;`､;;`､.:.＼ヾﾞ､. .l! //./.ﾉ.:.:/ /
／ ./ |;;;;;;;;;.ヽ;;'ヽ.:.:＼ ﾞ＼ |!, ノ..:/ /.:./
／ . / |;;;;;_,,ｨ"´ﾞ｀.ｦ.:.:.:＼ ヽ . |ﾘ U .／/.:./ .//
'､ く,,--`""´ ,,,／`､.:.:.:ゞ＼ l! ｲ.:.:,! .!/
| l´ ,,,-;;"´`､;;;;;.ヽ.:.:.:＼`ｰ _＿＿＿_. ／/.:./l'!
. .l | r'´ヽ;;;;;;;;;;;;;;;>-"ヽl.:.:.:.|. .--"―――‐‐`‐ ／.:.:.:l.:.:| ﾘ
. .|. .| | .ﾉ､;;;;;;;./::::`､::::ﾍ..._,} ＼ ー― ／ |.:.:.:i / l,!
. .| ﾉ / ,l´ .ヾ､,/:::::::::`､::::ﾍ| ヽ_ . ヽ､. .／ {-､ |l
.ﾉ / } | ／｀"`――――ｯｧ｀`-､_. . ` ､ ／ ,-ｨ'' .| 入
レ i､___l／ ,,__＿＿＿＿ ノー―ヽ､` - ヽ､ .／---勹 __,,--| |从
. | ／ ／,-ー―亠ﾞﾞﾞ￣''ｱ￣￣￣| |￣￣￣￣ ;| |;;;;;;;;;;;;;{} ,!
/ ／ / ------- '";;;;;;;;;;;.;;;;;;;| |...;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |;;;;;;;;;;;;;{} 入
- 965 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:08:24 ID:82Pfqrfo
- ミレイが持ってきた料理、超大盛り↓
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_,,,,,,,,,＿ {n_}
,,,x-─''''''''''''''''ー-─く,,,,:..:.:::..;~ﾞ''',二区い}つ
,z'~:; 彡;:. : .::.;'':::.. ,,:.:;''..:.,~ミｔ､:::;;t~ {こ} __
,,,イ~ .;:`メ:;;...,'',:::..:::,:..;::::..;:. __,,,,,;;;;,二ｭ,,,,,,,,,,＿＿{n_}_
ン~;: ,,:' ,,,:::,':,;'::ﾞ;;';;:...:::.'';::.,;:: ,r'~ `". ;:... .::::;;,;::,:'.:,,,;;;}い,}二)
__,,,,,,,,,,,,,,,,,,,__ A彡ノ,''. :: ' ;,:.::, :::,Zx,,:::';;`,:; ,::,;..ﾞ:: ';: ..;;::..,;:: ::;r''~,,__ 込｝
i＜＿＿＿＞! ∧,､{米ミ,,:.: ;:;.`::.;,'':...::'';''::,,ノヤ; 炎';;,.:. ::::,:.. :.;;:...;;;;/Y,,, i巛),
;;;;;;;;k,,;;;;;;;;;;;;;;;;;,,-'|＿_ノYて)｛ミ;爻i;;;.::;`:.:;;:.;;r‐'''~ ,,;ｼﾞ::,: ::,;; "::,,::';;;;;;;ｯぎテ~..';;;ア(')}心ュ,,＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
..:. .|: ；::.. ; :::l:::.:| メヾW个`=ベ-ェ､,,；.:｛；,,. ;=~~'''ュ,,,;,_:::.:,':...::,;===''~.:::;;;ソViYY)K)Eiﾞヾ,､ .. :.. :::...: : ..:....
. .: .|: L::. j ::|;;:::|. .いYソヽ/A(Yい）V台､>-､,,,,. ,:::,:..,;;~ヱ;;;,,,:::::.､､=X〆()のr､iﾐ}Tノル/ﾞj .. : ::..
:. . {・;;;;.::,,;;..;;.....} i`ヾ､､i^rひMべTノ のl'*=z=爻ｍ≡'∧ひ,六俎ミどヾ)メ2ノハ)=ィ",ﾉ _,,,-‐'''"tュ~r-ﾐﾆ'‐-､,,,
..:. ::.人,;;＿＿;;;ソ;;;..:_ `-､`ヾ､ッニ士t),；豆ZY)亘ミメX)rYt川广}ハir､ｔわ&YO,,=-'~,,-''~ i' (,_ 々(コ/´ ::;}Ｊ ,; .ﾞi
. ; .`''''':; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;,::. .~`-=,二二二二二二二二二二二二二二二二二二,=-''~ ...... .. .`-､,,＿ ｀ﾞ'"~ __,,,-´
: . '''';::::::::: ::." ::." . _,-'''´,;:::: 〔 ;';; .;}}:〕:::.. ;;;;;｀'''-､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;:;;:::;;;;::::,.::; ￣~~~~~~~￣:
サ三三ミぇｭ､-､、 : { .::. '';,,. {,;_ :.::;}}:;} .:::. ;;; };;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.....::.
＜二二ニ==-'' `i; .: ... : .:. ﾞ‐､,, ::... '' ...........~.........~....::.::: ;;;;'' .,,‐'ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;::.;;:;;;::::::.;:.:......
,,,,＿＿＿,,,--''''~~:: : ::. .::. `ｰ､,_ '''''' _,,-'ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.;;;;;;;::::::..:.:::.:::
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- 966 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:08:45 ID:82Pfqrfo
- ｀¨７. :/. : : : :/. :i: : :/.ﾄ､ヽ、: :＼: : : ヽ: : ヽ: : : : : ヽ､: : l
{ : {: : : : :/ . : }: / : i: : : ﾄ､: : : :ヽ: : :}: : : :}:l: : : :ヽ: ＼{
l: : l: : : /. : : /:厶 : l: : : ﾄ､: :l､: : :i: : l、: /: l: : : : : ﾄ､: :ヽ､_,
ヽｲ : : i: : : :イ _｣: :L､: :{ 乂i: : :l: : l｣:/く:八: : : : }: :l: ｢´
} : : l: : : :i:i7´ ,ｨ行ﾄ㍉! ﾘ: :/}:,ｨ行ﾄ､㍉ ﾄ､: :ｲ: ﾊ/
. ﾉ : : ﾄ､: : |:k {rk必}′ }ノ 代k必} ′}:,i/ l/
ｰ､´ . : ノ{ ＼ﾄl､ーﾞ＝‐´ i ｀＝'一 ノｲ} 朝からこの量は無理ですよ。いくらなんでも。
｀￣}ハﾄ､ L | } /
ヽ: ヽ､} } U ﾊl
｀ ｰﾄ､ ′ /
}: :ﾄ､ ,i二二) .ｲ{
ノｲハ:l 丶、 -‐ ／{: ﾄl､
ゝ} ｀ . ／ ﾄ;l
{二二,｢ 二二二¨¨｢.二｣
| ,ｲ | | | |ﾄ､ l
kイlハ! ! | ﾄ､lﾊｊ
／} ,｣l灯| | | k l灯ヽ、
／ ｌf｣ ´! ! | | L} 丶.
／ . ´ . , , ＼ヽ
/ / / / / /／､ . ヽ
ｉ、,' / i ｲ 〃 l j. } l
｜ i i i ／ ! { | ii jﾉ} / .ﾘ
lヽl { !l'＾,弌い !{ `ｰァﾆ71 /ｲ いくら私たちでも、こんなに食べるのはちょっと・・・・・・
i| f'い{|{ {ｔ_ﾘ ｀ {t.〕 }ﾉｲｉ｜ （今ダイエット中なのに・・・・・）
!ｌ ｀ﾄヽﾐ､u− , u−川.! l
i.| ' 小.u"",.―-､ "" /! l.｜
i l/ / /ゝ、｛ ____ﾉ ／｜ | l
,.. -亠‐--r'´ { ヽ＼ ‐,. イ }.ヽl !-┴…‐-､
{ iｌ l 丶 ／ ｌ j ,| l
- 967 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:09:41 ID:82Pfqrfo
- l. :.:.:.:./:.:.:./: :.// :/:.:. :.:.:./:.///l:.:.:.:.| :.:.: .:.:.:.l
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. ノ´ l:|:.| :.:.:.|ｒ=ｒz|l､ﾘ､| ./:.////_,r=＝ﾐ} .:.:.ﾉ:.:.|:|
|l|:.lri.:.:.',仆-´ｨ ﾐ.l:,':///_,イｼ-イ ﾌ:.:./.l:..:.:lヽ
i!|:.|',|.:.:.ヽ｀¬ '´ ﾘ i}/´ ｀ ＝‐７:.:.//:|:.:.l| 会長、CCは？ あいつならこれくらいはペロリといけるんじゃ？
ヽl|{ヽヽヽ i! /／l´|:.lヽl
ヽ l:.l＼ _｀＿ U／ｲ:|:.l:l|:.l ｀
}/|:.:.|＼ ─- ｀ ,イ:.|:./l:.||l `ｰ
/ l /_| ｀丶、 , ' |/|l| |:{ ｀
/´ {ニニrﾆニﾆﾆ}ニニ} `ｰ
|∧: :| |: : : : | |: ∧:|
__ノ）)(,-.| |: : : : | |,-)( |
＿ -─＝￣. : : 孑秞.| |: : : : | |（卅)＼
＿-─´: : : : : : : : : : : : : : :卞: : :| |: : : : | |: 干: : : ￣: :｀:丶 、
,': : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
/: : /: : : : : : : : : : : : : : : ,ｨ: : : : : : : : : : i: :i
/ ／ : : : : /: :/: : : : : : :／ !: : : : : : : : : :ﾍ ヽ.
/:/ : : : : : /:／: : : :／／ '; : : : : : : : : : :ヽ: ＼
/' : : : : : : 〃: : : :／／ ＼: : : :ヽ: : : : : ＼:.＼
, /: : : : : : : :/: : : :, ＜´ .／￣＼ : : ﾊ: : : : : : ヽ: :＼
／/ : : : : : : : / : : ∠_ ` ' _ -_==､､: :ﾊ: : : : : : : ヽ: : ヽ. あの子なら、市内でピザの大食いに挑戦しているわよ。
／ ,/ : : : : : : : /: : :,ｲノ::)ミ zイﾌ::） ﾊ : : !: : : : : : : : !: : : :ヽ なんでも、十キロのピザを一時間以内で食べたら、千ポンド（ブリタニアの貨幣）
,ム-/ : : : : : : : /: : :/ ｀ー' ｀ ´ ｀ｰ' ! : :l: : : : : : : : :!: : : : :i 貰えるから、朝一に調整しに行ったわ。
,へ i: : : : : : : : i : : A l /: : :l: : : : : : : :/`丶、 !
! ', !: : : : : : : :l: : :{､ﾍ 〈 /': :l:/: : /: : :, ｲ >、
. ! , !: : : : : : : :l: :ｲ〔.=iヽ ､ , , ｲ/: :l': : /: :／; ' ／ l
l ﾄ､: : : : : : :l: : !l ヾ､l ＼ ｀ ﾆﾆﾆ´ .／ ./:／: ; ' ／／ / ./
! '; ヽ: : : : : :＼!:＼ ヾ ､ 丶、 , ' /'´: :, '／: / ./ ./
ﾄ、 ヽ: ＼: : : : : : : : :`:ﾍヾ､､ ,ｨ`ｰ へ、 ／: : :./,ｲ : : i ./ ,
, l ', ＼ `丶､: : : : : : : ＼,> キ:.:.:.:.i. ∨: : : :〃: `ｰ--イ--ｲ ,
（ ＼i ',_＞ ､: :￣ `丶､: : } 〉−〈 ,': : : :,ｲ : : : : : ／ ; イ i
、ヽ＼ i＜´__二ﾌ ヽ; : :}ノ、 l .l !: : : :! ヽ＿:／- ' i/ ト ､
- 968 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:10:04 ID:82Pfqrfo
- ルル山 あいつ、またそんなことにチャレンジしていたんですか？
カレン いやいや、あなたの賭チェスよりはマシじゃないの。でも、朝からピザ食べに行くなんて・・・・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ :/ : ／ : :ヽ
/ :/ : :/ : / . : : :／ ／ : : : : : : :l
| { : :{ : :,′ : : ／ ／. : : : : . : :/ : : : : }:| : : : |
l :' : :|: : :| : : / ／: : : :／: : : ／ : : : : /: | : : : |
ヽ :＼ lﾍ: : | : : :/ ／: : : :／: : : ／: : : : : ／ : j : : : j
＼ l`ﾄｧ=ﾐl : :/l :/: : :.:／: : : ／: : : : :_／ : : / : : :/
|＼〈:|{{_ﾉﾊ : :| |/／∠ =≦二._=彡彳 : : / : : ;
| : : ﾄ弋圦＼:{ _,.イ､ﾉ::ハ }} / : : / : : : i
| : : | ｰ 弋辷少 〃/ : : / : : : :!
| : : l / ー… / : : / : : : :|
| : :八 ,′ : : :/: : : l : : |
| : :! : ヽ ､_ : : : /: : |: : :|
xヘ、 | : :|:.r==ﾍ//ヽ / : : : / : : : : : : |
f'7勿勿勿^)⌒':':'':':;'';':;: ':':'';':_ｰ''';:y : :|∧ ノ∧_ -=≦ﾆ7 : : : /: / : : :!: :│
/〈彡彡彡ﾝ'{;':;-::::rっ'::::;tｸ ' :{ヅ;:::ﾍ : j.:_:∨;/ 〈`ｰ─//:::/ : : : ;ｲ :,': : : : :!: : |
／ ＞尨彡彡｝'';(ﾝ:;:::.'::.::.:'::.: :'::."..._:;_:ヽ:_［_:ノ;/ _／ﾌ //／: : : :／::|: i: : : : : : : ｌ: :│
/ -=ﾆ＞'´￣￣￣￣￣)─='つ〜-ｸ´:.:｀ァー／／ /／: : :.:／::::::::∨: : : : : : : |: : |
| -r=ﾆﾆ二¨￣ '´イ /: : : ／::∠／＿__ ／: : : ／::::z=＝=≧､: : : : : l : :|
／7 ￣ ／ ／{ノ ./ : ／'´￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞'⌒＞ー─＜ ＼: : : ｌ.: :|
/{. / _ -一'´ ／ ﾉ{{ /:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./::::::／::::::::::::::::::::::）＿ ヽ : :!:.:|
.∧∨ ／ _,二ﾆイ:::::`≠／ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |:::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ |: : :ｉ:.|
.|:::ヽ＼ ／} /|::::::::／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::） ﾉ : : : |
シンシア・クレイトン（愛称CC)
アッシュフォード学園理事長秘書。
趣味 大食いチャレンジ（主にピザ）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 969 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:10:37 ID:82Pfqrfo
- : : :.i: : : : : : : :1: : : : !: : : : |: : : : : : : }: : i: : ﾄ、: : : } : : :.!: |: :.|: :: :
: : :.|: : : : : : : :i: : : : :|: : : :.:|: : : : : : ,′:.{′.|:＼: : !: : : :|: :|: :1: :}ヽ
: : :.|: : : : : : : :ﾄ.: : : :1: : : : !: : : : : /: : :ﾊ: : ﾄ､: :＼!: : : :| .1 .1: :|
: : :.|: : : : : : : :| }: : : .|: : : : |: : : : ｲ: : / }: : :.′＼::.＼: ｜::|: :}: :1
: :.ハ: : : : : : :.,' |: : : :}: : : :ﾊ: : : /: : /≦: : ′ : : |＼::.＼: ハｲ:｜
./ |: : : : : : 1 1: : ./|: : :/‐'}: ム: :/ }: ｨ!: : : : i: : ＞ ､::.ヽ⊥.!_＿
ﾊ: : : : : : :}_」: : 'ﾆ! ./二!/ｨ| ｲ≦ｲ}:./ }: : : /: :/: :/: :＞┬┬ ´
.r }: : : : : :ﾑ/: :ﾊ-}:.'千丐行 }/} // /: : : /: /: :/: : // }: :}
. ｀-ﾆ|: : : .:/ /:.:ハ_/'､竺竺xzｨ .イ// /: : : /: /: :/: : /ｲ /:./
|: : :./ /.／` _｀_￣￣￣￣´ / ./: : .／:./／/／ ／´ 彼女、前もそんなことに挑戦してたよね。しかも、
,': : / /./ ｀ ─- ､ ／: ／: ／}}ｽ´./ わざわざ前日から、胃の調整までやってたし。
,': / // ／:.:イ: :／//ｲ } /
,':./ / ´ ／_ィ ///{ノ/
// U /. /// /
/. /// /
／:..:／:..:..:..:..:ヽ:..:｀ヽ
／:..:.../:..:..:..:.,..-.､:..}´:￣:..:＼
/:..:..:..:..:...:..:..∠ミﾐヽヽ／三ヽ:.:.i
/:..:..:./:...:...:.../ ￣｀´￣ヽ:}:..:..l
|:..:..:..l::.:. ./:./ _, . |:..:..|
l:...:..:!::..:..:!:.l 二￣ ′/ｰ _ |:..:.||
l:|:..:l:|:...:.|:.l=ｧ=ﾐ{、 /__ ､｀|::..:l! しかも、激辛ピザだったしね。中和アイテムとかいって、
l:!..:｢|:..:..!:| {z:ｰハ 7rﾓ､Y j:..:.l′ キュウリとキャベツまで持参して、挑戦しに行ってたわ。
||:..ﾄ.|:..:.|:|｀￣´ l ﾞ辷リ/}:..l! もちろん優勝したけど。
||:.:ト|:.:..|:| U . j /:|:..:l
lﾊ:.|:.|!:..:!|、 , ‐ｫ ｲ:.:|:..:|
ハ!:ト|l:.:.|| ＼ ￣ ／:.|:.:.l:..|:|
ﾄ:ﾄ|:|!:.!ﾄ､ ｀ ┬ ´|:./:.j:.:.|:..|:|
∧lﾄl:.|| ｀ ７Tﾞﾄ､l/:.:ﾘ:.ﾘ:.:l!:!
_ .ィ{ ヽ|:.|! ハ::|.ﾄ.＼/:.ｲ:./|:|
,. -‐ | | ﾄ､l /ヽ 爪| ヽ ヽ.|/ l{
/⌒ヽ l｜ l | ￣ |::::! | /ｰ .._
{ ヽ |｜ l |:.:.:.l ! l! ￣｀ヽ
l 丶 | | l |.:.:.:.:l | l! / }
ヾ､ ＼ | | __ | |r‐〈l:l | l! / ′
i ＼ | | ／⌒ヽ___l:´{〈l!｢|_|／ヽ.∨ /
l 丶 ｜ﾚ / ｢{ o |:.:.ﾄ'ｨｧ｢oヽ |∧| /
- 970 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:11:24 ID:82Pfqrfo
- . / / .: .::::/ .::／.::／/::/ {::.:|:. .::::::::::::::::::ヽ
/ / / .: .:::/ .:／.::／ ,.:ﾞ::/=＝ﾍ::ﾄ､. /.::::::::::::::::::::::::::.
/ / .:/ .: .:::/ .:.ｲ.::／ ／:,∠=＝=ｚミ､∨.:: .::::::::::::::::::::::.
, , ﾞ .::/ .:::!.::/ .:/ /://７.:／, , =ｧ､ }///. .:::/.::::::::::::::::
／ ｲ .::/ .:::::|/l.::/｀X/iﾚ'／〃_辷ｚり＿_, //.: .::::/.:::::::::::::::::::!
| :ｲ .::/.::{,ｨ７弌ﾒ､/´ ｀￣￣￣￣´７/.: .::::/.:::::/.:/.::::::::}
|./ il .:/ .::::ﾄ､｣ｆ斗'′ //.: .::::::/.:::::/.:/.::::::::/ ちょっと待ってくれ！ それじゃ、俺たち全員でこれだけの量を食べるのか？
|:! 釗:i:{ ::i::| ヽ ＿＿__,｀ヽ, /ｲ.:::: .:::／.:::, くY:::::::::::,ﾞ
|{ | :ﾘ ::{::| ､ニ, -‐─‐‐ｧ′ /.:::::／/.::／〉 l::::::::::::{
| ! :!ﾊ V / /.::／／／ _ノ.::::::::i::|
l 小 :! .:ヽ、U } .ノ /／／'" ﾉ｀7.:::::::::::i::::|::!
_ﾉ | ﾄ. !.::::/ ＼ └-‐ ´ ´ /.:::::::::::::|:::{ﾘ
ﾘ} {:::/ }:ﾄ､ ｀￣ . ´ /.:/::::::::!:::ﾄ､| ＿__
ﾉ.: メ、 /.::i::.ヽ _ -‐ ´ /:,ｲ:::|:::::ﾄ､|≧-‐ ´
'⌒´ ノ イ::/ 二二二｀仁二二二/二|:::ハ＞ ´ ／
|ハ { } | _〈 〉- ､ -'‐ ´ ／
, -‐- . } | | | {r┐!.｣⌒ ／
/ ｀ヽ、＿_, ＿ ｣ { } | └､{.__,ｨ , ´
. { ＞ 丁７´｀ く ノノ /ｰ' r‐' /
- 971 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:11:38 ID:82Pfqrfo
-
／ ／ ＼
／ ／ ／ ＼
/ ／ ／ ／ l
/ ／ ／ ／ ／ ／ ﾉ |
/ ／ / ／ ／ ／ ノ | |
/／ / ／ ／ ／ ／ | | |
／ / ／ / ／ ,. ´ | | |
／ /／ / / ,. ´ | | |
／ ／ / / ,. '＼ | | | ＿
／ ／ / / ,. 'ｒ: :_＼ ＼ _ -‐┐ | | / 丶 当たり前でしょ！ 今日は徹底的にラ・ロシェールを探索するんだから。
/ / / / / / 丶l ゝ'.丿ヽ 丶 ／,. - 、l | | | |
/ / / / / ￣ l - l ;;; . ） ,.｀l | | | |
| | / / { l ｀ ー ´/ | | ./| | |
| | / | |', l ｲ | | | | |
＼ | | | | | ', 、 ﾉ /: : | / ｖ ,. '￣丶
、 | | | | ' , ｀ ー--- ／: : : // / ,. ' ゝ
＼丶 | ゝ | ' , '''''''' ／: : : : 〃 ,−‐ ´ ＼
＼ | ￣ ‐- 、 ／ : : : : / ）
＼ | ＼ー ´ : : : 丿 ヽ ＿＿,,,,∠..... イﾉ
l 、 〉 ゝ ＿＿＿＿ | l ／ ￣￣￣ 丶
|` ー ' 丶 丶 | ＼ l |
＼ イ } | ＼ | ー――――― l |
｀ ー ´ | l 、 ノ ハ ＼ | | |
＼ ー ' ／ | ＼ | |ﾉ
- 972 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:12:02 ID:82Pfqrfo
- // / /-ミヽ／ｨﾆﾐ ヽヽ
/ｲ i./ ￣ ｀ ´￣__ヽ. ｌ i
i.l|.|! l! ! _＿_ﾉ/ レ'￣ i l | |
|.l|:|y.l |´=ﾐ _ｚ =ﾐ !:!:i. | もしかして、コレは食いだめってことですか？
| . |: ! ﾋｊ 'ﾋj }ﾞ !W! | 食事の時間も、ナシってことで？
| : !: |｀ｰ ' |l ｀ｰ ' /! ! |
| : !: l､u _＿___,. /:.! ::l |
／￣ミヽ!: .::!.`i.､｀ー‐'´, ｲ:ﾊ!.:lﾊ!
/ ヽ !. |:lヽ＼＞ イ::/::/ :ﾅ
┌'_―_-__. !:ﾊ! ヽ ¨ ,ﾆ'!:ヽ/: /
´ - ￣￣ ハ ﾄ､ ヽ/ヾ:!::://ｰv-―- 、
―‐ ! | !＼ [- Y ' ヽ ＼ ヽ
／: : : : : : : : : : : 〃: : : : : :＼ 〟rzｪ‐==＝＝=､
＿___ ／: : : : : : : : : : : ／: :.r=＝ﾆﾆニ二 ､ヾ＼）＼)ヾ ＼）
: : ＼＼ /￣//￣￣￣: //＼／': : : : : : : : :.::{＼）､＼＼＼＼）＼）
: : : : ＼ヽ___/＿// // ＿_≧----──‐┴─‐--｀､）､.＼ヾ＼)
: : : : : : ＞─-- ､￣￣￣￣￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼＼)＼）
: : : : ／／ ヽ￣￣¨ ｰ ､: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼＼）
＼／ .' ／／＼ ヽ |￣二ニﾆー- ､: : : : : : : : : : : : : : : :.ヽヽ
. / / ／ﾅ二ニ弋.¬ l |ニニニﾆ＝=ー＼: : : : : : : : : : : : : : : | |
/ / , ' ｲ }__ ＞ｧ! , |-‐ ､───‐‐ﾄ､ ヽ: : : : : : : : : : : : : :| |
l. / / ／/} ノ}ﾉ:ﾚ'´ | | |/ ヽ.〉 ／ ／:|:i::|‐､＼: : : : : : : : : : //
| { /:/ :/ノ ゝ¨ | | |〉_//／ ／ ／|:l::|ヽ.ヽ lヽ: : : : : : : :ｙ' 察しがいいわねカレン。その通りよ！
| l: /:/ :／ | | |r‐< ／ ／/.ｲ::|:::V| |---── ´ 今日はひたすら、ラ・ロシェールを探索
ﾍ{ |/ :∧ ､ ＿_ | / / ﾞ.／ ／／|/,':::ﾊ:::'.i | する以外、時間は割り振らないから！
ヽ.|::l::{ ヽ.＜て／ i / / ﾍ´／ / /:/ l:::l :|
l::ﾄ::ヽ ∧｀ｰ '´ / . ' / |jﾉヽ/ ./::/ .l:::| { ､ ﾄ
｀ヽ＼:∨} __ -/／ , ' | / ./::/ |:::| | }ヽ |: ヽ
ヾ ￣ ノ´, ｲ ト.<../::/ i |:::l ﾚ' ﾚ' /|
_..-‐──､＜メ<__| │:.＞<. ﾄ､ ￣ヽ ト-'´_／ :|
/: :/: : : : : : : : -|:｀:┐l ┌‐‐┴' ／:/ ', ヽ ヽ￣＿_∠__ﾉ!
. {: :.l: : : : : : : : : : |: :.:.| | │|￣￣: : :.{､＼_＼ ＼＿＿＿__／ /
r‐|: ::|: : : : /: : : : /|: : :| | │|: : : : : : : : :/ /ー───‐‐､. ／
(fr､: :',: : :::l: : /: ::|::|: : :| | } }: : : : : : : ::/ / ｀<
.（ ): :V: :::|: /: : ::!::::: : | | | |: : : : ／::/ / |__
( ⌒ｙr､: l/: : : : ::: : :_| ﾄ､ __.} }: : :ノ: : / / ト､ヽ
｝ｰ（ ＾ヽ__: : : : : :(_ノ＝≠=(__)::: : : ::/ / ／ ノ
.〉:::〃::て Ｙﾆﾆ彡' //: : : : :/ / ／ ／ ＼
- 973 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:12:17 ID:82Pfqrfo
- ／ . ´ . , , ＼ヽ
/ / / / / /／､ . ヽ
ｉ、,' / i ｲ 〃 l j. } l
｜ i i i ／ ! { | ii jﾉ} / .ﾘ
lヽl { !l'＾,弌い !{ `ｰァﾆ71 /ｲ 極端過ぎますよ。昨日はひたすら食べるだけ、今日はひたすら
i| f'い{|{ {ｔ_ﾘ ｀ {t.〕 }ﾉｲｉ｜ 探索するだけなんて・・・・・
!ｌ ｀ﾄヽﾐ､u− , u−川.! l
i.| ' 小.u"",.―-､ "" /! l.｜
i l/ / /ゝ、｛ ____ﾉ ／｜ | l
,.. -亠‐--r'´ { ヽ＼ ‐,. イ }.ヽl !-┴…‐-､
{ iｌ l 丶 ／ ｌ j ,| l
/／: : : /: : : :／,: : : : : : : : ,: : : /: : : : : : : : : : ::｀`ｰ-,‐
／/: : : :/: : : :/ /: : : : : : : ／__／: : : : : : : : : : : : : ＜
∠-/: : : :/ : : : / /:/: :､-‐＝￣__ ノ: :|: : : | : : : : : : : : ヽ
/|: : : /: /: :/ /| |: : : :了￣ // /}: 人: : :| : : : : ､: : ＼|
//|: :/／|: :/|/ {|: : : :/ |: :/ / ///| : |＼{: : : : : ｀丶、＼
l| |: |: :{ |/冫＝=|: : /___|/-/ノ≠ニ弌: :｀: : : :|_: : : : l`ｰヽ
ヽ{| ||: : |{ 仁ヽ|: / ￣｀__..-=≠ヽ. |: : : : : / |: : : /
｀ヽ＼ ',└┴lヾ ´_{‐-'::::} ﾐ |: : : :ノ } l: : /
｀､| / ￣｀¨￣ ／: :／ ／:／ （ルルーシュ、もしかしてCCは逃げたんじゃないか？）
｀、ヽ. ／-‐'´∠´: : /
ヽ ｀_ ノ / /レ
＼ ｀二‐ ､ U , ' '/ノ}
＼ _ - ィ戈 彳
＿＿_ -‐=＝￣r≧≦二＿-─=彡冖 : : ﾄ､
／ :／: : : : : : : : : : |: : : : : : :| |￣∧: : : : : : :l: : ヽ
. /: : /: : : : : : : : : : : : :V: : : : : :| |.,-ﾍ/‐､: : : ／: : : :｀丶
/: : /: : : : : : : : : : : : :/ V : : : : | /⌒)乢⌒:／: : : : : : : : : ＼
|: :/: : : : : : : : : : : : : { {: :V: : : : | |: : :{山}'´: : : : : : : : : : : : : : ＼
|: :|: : : : : : : : : : : : : :// ‐- -//-‐´）（: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
ヽ |: : : : |＼ : : : : : //: : : : : : l l: : : : :于: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
. | |: : : : ||: : ＼: : //: : : : : : //: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
- 974 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:12:34 ID:82Pfqrfo
- .':.:.:.:.:.:.|: .:.:/:.: .:./:. .:.:.／i:.:.: .:. ./:.:.:.:.:.:.ヽ､ ヽ:.:.:.:.:.
l.:.:.:.:.:.:.l :. .:.l:.:.:.:./ :.:.／//l:.:. :. /:.:.:.:.／:.:.:.∧ ＼:.:.
|.:.:.:.l.:.:.|:.:. .:.|.:.:./:.:.∠_//_.|:.:.:./.:.:.／ /:.／ヽ:.ヽ ｝:.:
,':l:.:.l＾l:.:.l:.|.: l:/ｲ＜ヽ､/‐､|:.:.:.レ'´／:／l |.:.:.| |:.:
/:.|:.:.}｝|.:.|:.|.:.:.|､｛ｒｆ夊仏＼|:.:./rフ´／＿.| {:.::.| |/
. /:./|:.:.| l.:.l:.|.ﾄ:.'.￣¬‐┴ヽ',:./／‐´ ＼_/ ヽ_l
/／ }:.l:ヽrヽl:.l:.ヽ:ヽ ヽ, ,}＼ ヽ （かもしれん、あいつ、そういうのは抜け目がない奴だからな。
／´ .':.ﾊ.:.{=l:.'.:.ヽ:.',-＼ ｛_￣￣￣ヽ ', クソ、こうなったら俺も逃げておけばよかった）
/:/ }:.:|ＦT〕､:.＼ U ヽ￣ヽ l
// /|:.:l|{≡}|ヽ-､＼ ､＿_ _ / .| | ',
/´ l:.|}:|f i:|. ＼ ___ ¨ヽ { l ',
/´l:ﾊヽヽ､ ＼ ¨ ｀才:.ﾊ
ﾉ _}:.:|＼＼ ＼ , ' ´/:.:./ /,ヽ
}二二匁≡⊃＞＜ｦ‐≠ｫ{! ./´ ＼
/:∧: : / /: : ￣７ /￣￣l ヽ ＿〉_＿＿
/: ∨: :/ /: : : : :/ /-､〈〉/ __|＿＿＿＿
＿＿＿＿＿ ／ 《〈〉》 l { : : : : { {＾}} }{}ヽ＿ |＿＿＿＿＿
: : : : : : : : : : : : :.≧≦ / /: : : : : | |: :巛r: : : 卜-'|: : : : : : : : : :
: : :.i: : : : : : : :1: : : : !: : : : |: : : : : : : }: : i: : ﾄ、: : : } : : :.!: |: :.|: :: :
: : :.|: : : : : : : :i: : : : :|: : : :.:|: : : : : : ,′:.{′.|:＼: : !: : : :|: :|: :1: :}ヽ
: : :.|: : : : : : : :ﾄ.: : : :1: : : : !: : : : : /: : :ﾊ: : ﾄ､: :＼!: : : :| .1 .1: :|
: : :.|: : : : : : : :| }: : : .|: : : : |: : : : ｲ: : / }: : :.′＼::.＼: ｜::|: :}: :1
: :.ハ: : : : : : :.,' |: : : :}: : : :ﾊ: : : /: : /≦: : ′ : : |＼::.＼: ハｲ:｜
./ |: : : : : : 1 1: : ./|: : :/‐'}: ム: :/ }: ｨ!: : : : i: : ＞ ､::.ヽ⊥.!_＿
ﾊ: : : : : : :}_」: : 'ﾆ! ./二!/ｨ| ｲ≦ｲ}:./ }: : : /: :/: :/: :＞┬┬ ´
.r }: : : : : :ﾑ/: :ﾊ-}:.'千丐行 }/} // /: : : /: /: :/: : // }: :}
. ｀-ﾆ|: : : .:/ /:.:ハ_/'､竺竺xzｨ .イ// /: : : /: /: :/: : /ｲ /:./ （もう無理だよ。理事長に捕まった時点でアウトさ）
|: : :./ /.／` _｀_￣￣￣￣´ / ./: : .／:./／/／ ／´
,': : / /./ ｀ ─- ､ ／: ／: ／}}ｽ´./
,': / // ／:.:イ: :／//ｲ } /
,':./ / U ´ ／_ィ ///{ノ/
// /. /// /
/. /// /
- 975 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:12:48 ID:82Pfqrfo
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_,,....,,_ ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞ ゆっくり待ってね！！！ ＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ ＿_ _____ ＿_____
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7 'r ´ ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7 ,'＝=─- -─=＝', i
r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ !Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
（ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
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:Tヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__
.{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､
::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼
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, .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ::::::::::::／i::::..
ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::.
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:::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_::
- 976 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:13:02 ID:82Pfqrfo
- ...:.:.:.:.:.:￣:.:.:.:.:...
／:.:／:.:.:.:.:.:.:.:｀:.:.､:.:.:＼
.:':.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:､:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ:.ﾊ
.':.:.: ':.:.:.:.:.:.:.':.:.:,:':. ﾄ､:.:､:.: ｉ:.:.:ｉ:.:.:ｉ
!:.:.:.l＿:.:.:.ｲ:.:./ｨ:./ ヽ:.ｉ:.:.l:.:. l:.:.:l
.:l:ｉ:´l:.:／｀ﾒ:, ' /:´￣ メ､:l:.ｉ: l:.:.:l 思ったより早かったね。一体何を話したんだか。
.': ll 小ィfﾗﾄ､ ィfﾊｵﾄ､:l:ﾊﾘ:.:.:.!
./:/:.!:ヽﾊ 乂:ﾉ Ｙ::ﾉ´ﾘ' ﾉ:ｉ:.:.:.!
/:.':,ィ:ｉ:.:.:.ﾊ , /ｰ´:.:.l:ﾊ:.l
. {:ﾊ:l .lﾊ:.､:､ ヽ ｰ一 イ:.:ﾉ:.: 人 l:.!
ヽ ｀ ｀ー｀ー＞. _ ＜ムイハ从 ﾉ'
‐､／| ﾉ' }
. ／: : : //´l ／: : :ゝ. __
. /: : : : ://_ ｀ ／: : : _ -−､ヽ
/ /: : : 〃- ､ヽ:´: : :, ´ ヾ!
. / /: : : 〃 ／: : : : :/.ｉ }:ｉ
/ /: : : :/ ／: : : : : : :'j ' .':.ヽ
＿､‐-､, -‐ｚ._
＞ ` " " ′.＜
／ " " " " ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ ＼
7 " " ",.",ｨ ﾊﾞ ,ﾞ ﾞ ヾ
! " " /-Ｋl/ Vｌﾊﾞ.N まあ、いろいろな事だ。俺はこれで失礼する。
| "ｎ l =｡== _ ,≦ﾊ! 仕事があるんでな。さっきの話だが、一応
|."しｌ| ￣ ,._ ∨ 聞いておいてくれ。
| " ﾞハ ー--7′
r'ﾆﾆヽ._＼. ¨/
r':ﾆニ:_`ｰ三`:く._ 、
／: : : : : : :｀,ニ､: :_:_;＞ ／,ｨつ
. /: : : : : : : : / : : : ヽ＼ ,∠∠Z'_つ
| : :.:.:.:.:.: . :/: : : : : : l : ヽ. / .r─-'-っ
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.,' ''"￣: : :l: : : :l / ）:::厂 ´
|:.:.:.:.::.:.:.:ｌ -─-: : /:_:_:_:_l /￣｀Y´
. |:.:.::.:.::.::l._＿: : : :/::: : : : :l/⌒ヽ: :〉
|::.:::.::.::l: : : : : : /:::: : : : : |: : : : ﾞ/
- 977 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:13:17 ID:82Pfqrfo
- ／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : }}: : : : :｀:ヽ､
ﾍ||: : : : : : : , :r ,=_'_‐_´_ ｀ '‐= JL: : : : : : : : ヽ
|: ||:||, - , = r´': / ,-, フ ｀ '_r‐>-､= -､: : : : : : }
ﾍ: >/竺ヽ}: : : r //:|´ r‐'´／ ヽ: : ヽ: : : /
ヽ{ !焦ﾝﾉ 二 } ﾉﾆﾉ .ﾉ 人 ／_ノ ＼: :ﾍ:/
{｀'‐'-´ ‐::´:｀´ﾉ人､ ヽ ﾍ ´ﾉ ､ ヽ-‐,ヘ､
{／::´::::::::::::／{ ・ヽ, ノ､‐｀/ ｀i / ｀＼
/:::::::::::, r ' ´ ﾍ ノ ヽ＿,,､ !､ / ｀ ､ ああそれなりに考えておくさ。それでは気を付けてな。
/,::: r'i´ﾟﾉ ｀ | ＼_ ノ ﾍ: :＼
'´ | ｀r _ - ､ | ／ ／: : : :
.| 'ヽ ﾜ ' | ／ ／ｸ: : : :
| ｀ _ , -― ' ‐_､ ヽ､ _ , - ‐ ': : : : : : : :
ﾍ r_'´- ‐ ￣ r｀ヽ､＜: : : : : : : : : : : : : :
ヽ ノ ヽ ＼: : : : : : : : : : : : : :
ﾍ , ‐ ´´ ￣￣ >==≧: : : : : : : : : : : :
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/:. ::/:: .:.:':.:.:.:.{.:: .:.:./:.::.::/ l:.:.:.::/ l:.l::..:/ lハ::.､:..!:.: : .:.:.:.::ﾍ
＿__ノ:.:: ..:l:.: .:.::{:.::.:.:l:.: .:.:{_:.:.:/-─‐!:..:/ ヽﾊ:{ ヽヽl: l:.: : .:.ヽ:.:＼
ヽ:＿.:ｨ:.::{.:l:.: .:.:.:l、::_l〉':´ﾊ:.:./ l::/ ヽ:ﾍl:.:. .: .:.:.:ﾄ､::.＞
l:: :lﾉl:.: .:.:.::l ﾒ:.l ﾍ::l ヽｊ＿_ l/ ⌒ヽ l.:ｒ:ゝ:.: .:.:.:}
', ::/ {.: .::.:.l ﾘ -‐ 二 ＿ ｀ ＼ l:.ﾉ:.:.: .:l:.:ﾊ:',
l/: /ﾊ.: .:.:.:l ,イ/´ ﾋうﾊ ｒ‐‐ 、 ヽ /ｲ.:.: .:..:}.:l l:.l
/: ﾊ { ﾍ:.:.:.::l / / fﾌしｨ} ,ｨｔﾃﾐ､ヽ /ｲ:.:./:.:.:ｲ:,' l:.l
,' / ﾍl ヘヽ:.::〈 { ｔり ﾉ ｲｒんｨ }ﾊ /::/.:.:/ l:/ ﾘ
l ' { ( l ﾄ､:.:ヽ‐ゝ‐一'‐ , l tソ １ 〉 /:ｲ:.:.:/ l/ 叔父さん、また会いましょう。
{l ヽヽ ﾍ ヽ:.ゝ l 廴 ノ / ｲ-v／
＼ソ / ￣ ｀ /ﾍﾉ′
ﾄﾊ /ｒｿ
∧ﾄ､ く´￣￣ ` ｧ /ノ
}l ヽ ヽ _ ノ ／
l ＼ 二´ , '´
__l ＼ , ｒイ
{´ k__ ｀ ､_ . ＜ l‐ﾃ}
|ｰ - 二T ー ───‐┼'_ｲ
l::::ﾊ::::::::l 「::￣￣￣:l 「:::::l
lﾍl1ｒ'ヽ:l l::::::::::::::::::::::l l::ｔｵ
- 978 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:13:32 ID:82Pfqrfo
- ＿,. -‐―‐-､)ヽ
'´,＞ 〃 ノ ｀⌒ｰz
／ 〃 ゝ.
〃,／, 〃 _ ﾍ
|〃/ ,〃 〃 ,､,､ ､ , ヾ'|
/ /,〃 ,.ヘヽ_,ゝﾍ{ ヾ ヾ | ああ、また会おう。今度はバルキリーでも調達して
l/ / ,.く /＞‐｡ｧ ヽ'ト､ヾ' i 見せるさ。
|/ >ヾ￣´ |'ト||ヾ |
／ |l〃 ヾ|
∠-‐フ ＿, / ヽ.ヾ'｣
｀￣匚, / >'＾ヽ._
/ / ／ |
'―ﾍ ／ 人
／冫′ ／ミﾐ＼
/| |＼ .／ミミミミ
／|,ヽﾉ! ＼／
...:.:.:.:.:.:￣:.:.:.:.:...
／:.:／:.:.:.:.:.:.:.:｀:.:.､:.:.:＼
.:':.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:､:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ:.ﾊ
.':.:.: ':.:.:.:.:.:.:.':.:.:,:':. ﾄ､:.:､:.: ｉ:.:.:ｉ:.:.:ｉ
!:.:.:.l＿:.:.:.ｲ:.:./ｨ:./ ヽ:.ｉ:.:.l:.:. l:.:.:l
.:l:ｉ:´l:.:／｀ﾒ:, ' /:´￣ メ､:l:.ｉ: l:.:.:l 頼むから捕まらないでね。バルキリーはフラッグとは段違いな
.': ll 小ィfﾗﾄ､ ィfﾊｵﾄ､:l:ﾊﾘ:.:.:.! 機体なんだから。
./:/:.!:ヽﾊ 乂:ﾉ Ｙ::ﾉ´ﾘ' ﾉ:ｉ:.:.:.!
/:.':,ィ:ｉ:.:.:.ﾊ , /ｰ´:.:.l:ﾊ:.l
. {:ﾊ:l .lﾊ:.､:､ ヽ ｰ一 U イ:.:ﾉ:.: 人 l:.!
ヽ ｀ ｀ー｀ー＞. _ ＜ムイハ从 ﾉ'
‐､／| ﾉ' }
. ／: : : //´l ／: : :ゝ. __
. /: : : : ://_ ｀ ／: : : _ -−､ヽ
/ /: : : 〃- ､ヽ:´: : :, ´ ヾ!
. / /: : : 〃 ／: : : : :/.ｉ }:ｉ
/ /: : : :/ ／: : : : : : :'j ' .':.ヽ
- 979 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:13:45 ID:qHmT.83U
- ルルは一応王族なのに、何やってるんだろｗ
- 980 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:13:46 ID:82Pfqrfo
- ＿─-､ -‐;ｚ.__
＞ ` " ﾞ ＜
/ " " " " ﾞ ﾞ ﾞ ﾞ＼
l " " ", ,ｨ ハﾞ i ﾞ､ ﾞ､ヾ
| " "ノlﾉメ、 |ﾉjﾑﾍ. N
! r,ｺ| ＝｡= ,｡==ﾊﾘ
| |ﾋ.j| ￣ r_ ＼7 安心しろ。足が付くようなことはない。
j `ｧﾍ ──‐:7′ それではまたな。
. _／∨ :::＼ ￣ 人
-‐'''"´ |. ヽ. ::::`:.イ |`''‐- ､.._
| ＼ :::/ | .ハ
. | ,ヘ 〉 |へ. | l. l
ｌ_／ ﾟ〈ｰ‐'| ヽ! │ |
|::::::| ｢￣￣| | |
- 981 ： ◆1xuVLqH3kQ：2010/02/16(火) 21:14:32 ID:82Pfqrfo
- 次スレに移動します。残りは埋めてください。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1266321578/
- 982 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:17:19 ID:zx7escsU
- | /| /| ./| ,ｲ ./ l /l ﾄ,.|
|＿≦三三≧ｘ'| / :| / ! ./ ,∠二l |. || ■ ■■ ■
|.,≧厂 `>〒寸ｋ j / }/,z≦三≧ |. | ﾘ ■ ■■■■■ ■■ ■■■■ ■ ■ ■ ■
／ﾍ { /{ 〉ﾏﾑ ／ ,≦ｼ､ }仄 .j. ./ ■ ■ ■ ■ ■ ■
. V八 {l ＼／ : :}八 / ,ｲ /: :} ﾉ :| /| ／ ■ ■ ■ ■ ■
V ＼ V: : : : : :ﾘ ＼ ./ .ﾄｲ: :/ ﾉ／ .}／ ■ ■ ■ ■ ■
' , ￣￣￣ └‐┴' { ∧ ■ ■■■■■ ■ ■
V ＼ヽ＼ヽ＼ ヽ ＼ヽ＼ | ＼. ■ ■ ■ ■ ■
＼ , イ▽` ‐- ＿_ 人 ＼ ■■ ■■ ■ ■■
:∧ ∨ ∨ ／ ﾊ
::::∧ ﾍ, / , イﾊ |
::::::∧. ﾐ≧ ､ ,∠, イ: : : : :.', |
::::::::::} 了`＞ｧ-‐ ´ } : : : : : : : : ', |
:::::::/ | ∨／＼ / : : : : : : : : : } |
:::::/ レ'7￣{`ヽ. V/ : : : : : : : : : / .|
::/ / / V∧/: : : : : : : : : : / /
- 983 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:17:49 ID:DnCr1/8s
- 梅おかか
- 984 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:19:50 ID:qHmT.83U
- 新城は信陵君ポジションかな
- 985 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:20:32 ID:6RxKzFmE
- スザルルが仲良さそうでホっとした。
- 986 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:22:11 ID:otNUoSo6
- ここのCCとカレンは裏とかないのか？
- 987 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:23:49 ID:DnCr1/8s
- >>982が『ばか』とも『すき』とも読めると聞いたことがあるんだがどうやっても『すき』の方が見えないんだよな・・・
どうやって見れば良いの？
- 988 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:25:45 ID:qHmT.83U
- 原作だと有能なんだが、ブラッドレイ
対外戦争全勝してるし
- 989 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:35:53 ID:zPE.pinE
- あいあい
梅生め
このルルはブリタニアに反抗しそうにないな〜
- 990 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:43:02 ID:mSsY7B92
- 梅梅
- 991 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:44:09 ID:6RxKzFmE
- ザクセン王はジェダイ並に強そうだな
- 992 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:45:28 ID:rEs.l7Q.
- >>987
>>982は半角スペースが消えてる
| /| /| ./| ,ｲ ./ l /l ﾄ,.|
|＿≦三三≧ｘ'| / :| / ! ./ ,∠二l |. || ■ ■■ ■
|.,≧厂 `>〒寸ｋ j / }/,z≦三≧ |. | ﾘ ■ ■■■■■ ■■ ■■■■ ■ ■ ■ ■
／ﾍ { /{ 〉ﾏﾑ ／ ,≦ｼ､ }仄 .j. ./ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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V ＼ V: : : : : :ﾘ ＼ ./ .ﾄｲ: :/ ﾉ／ .}／ ■ ■ ■ ■ ■
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V ＼ヽ＼ヽ＼ ヽ ＼ヽ＼ | ＼. ■ ■ ■ ■ ■
＼ , イ▽` ‐- ＿_ 人 ＼ ■■ ■■ ■ ■■
:∧ ∨ ∨ ／ ﾊ
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::::::::::} 了`＞ｧ-‐ ´ } : : : : : : : : ', |
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:::::/ レ'7￣{`ヽ. V/ : : : : : : : : : / .|
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- 993 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:48:29 ID:zPE.pinE
- うめ
ここのブラッドレイは無双出来るのかな？
- 994 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:50:13 ID:i7IOXw0o
- このスレのザクセン王はブラッドレイというよりはNARUTOのダンゾウじみてる気がする。
- 995 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:50:40 ID:n278ylzc
- 梅
名前がパトリック・ザラ入ってるからな・・・
- 996 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:51:16 ID:YoI2r8a.
- >>992
アンカーつけてみる
- 997 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 21:54:19 ID:UTm/GCK2
- >>996
すげえ
こういうことか
- 998 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 22:22:03 ID:DnCr1/8s
- >>992>>996そういうことでしたか。
ありがとうございます。
- 999 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 22:36:39 ID:qHmT.83U
- それにしても、フラッグとギャプランだったら、ギャプランのほうが強そうなんだがな
ビームの破壊力的に考えてｗ
- 1000 ：名無しのやる夫だお：2010/02/16(火) 22:39:34 ID:i7IOXw0o
- ギャプランは癖が強そうだし、視界が…
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