小学3〜4年生くらいの頃、地元の古本市でとある漫画本を立ち読みしました。当時から見ても結構古い本だったと思います。その本は表題作の他にいくつか短編が収録されていたのですが、私が探しているのは最後に収録されていた一作です。
正直、ストーリー自体がどういうものだったのかはあまり記憶になく、主人公がミサイルの発射を食い止める…みたいなSFものだったことくらいしか覚えておりません。しかし、ラストシーンの一コマが強く印象に残っています。
ラストシーンでは主人公が動物園にいるのですが、その動物園には鏡が置いてあり、鏡の下には「最も恐るべき動物です」と書かれていた…というものでした。当時まだ小学生ながら、このコマの意味を察して何とも言えない気持ちになったのを覚えています。
結局その本は買わずじまいで、今となっては表題作のタイトルも思い出せません。何か心当たりのある方は、お力をお貸しください！
原作は小松左京
主人公は核を遠隔で爆発させる装置を作った祖父を殺す。しかし、祖父が作ったのは世界中の核を無力化するものだった
その後主人公はニューヨークのブロンクス動物園に行き「もっともおそるべき猛獣」と書かれた鏡の前で自殺する。
という話です。終盤以外は端折ってます。
ちなみに、人間を展示する鏡の元祖はこのブロンクス動物園らしいです
情報ありがとうございました！
石森章太郎さんの『大侵略』について紹介しているブログがあったので確認してみましたが、私が読んだのは確かにこの漫画でした。動物園の鏡のシーンを見て、何とも言えない気持ちが蘇りました…。
余談ですが、私が立ち読みした『大侵略』を収録している漫画本について調べてみたところ、講談社から出ていた『スカルマン』というタイトルの本だと分かりました(表紙の画像を見て思い出しました)。折角の機会なので、この本を探してみたいと思います。
改めて、この度はありがとうございました！