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魔王「許さんぞ下等生物め…!」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/31(日) 12:32:38 iejzPr.o
魔王「勇者め…憎し…貴様の子孫に呪いあれ!」


2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/31(日) 12:36:50 iejzPr.o
パラピレポル

勇者「!?」

魔王「くっくっく…絶望するがよい…ぐふっ…」

バタリ

勇者「な、何をされたんだ…?」

ダダダッ

戦士「大丈夫か勇者!」

魔法使い「何をされたの?」

僧侶「勇者様!」

勇者「…」

僧侶「勇者様!?」

勇者「いやそれが…なんともないんだよね」


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/31(日) 12:39:49 iejzPr.o
戦士「何ともないだと?」

魔「そんな筈は…呪いとか言ってたし…」

僧侶「呪いなら私が治します」

ヌギッ

僧侶「解呪魔法…ノロナオール!」

パラピレポル

※注:この世界では呪文を唱えるために全裸になる必要があります


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/31(日) 12:44:22 iejzPr.o
『しかし なにも おこらなかった』

僧侶「えっ?」

魔「呪いじゃない…みたい…」

戦士「だが死に際に何かされたのは間違いないぞ。奴がハッタリであんな事を言う筈がない」

勇者「そうだね…一体何をされたんだろうか」

僧侶「私のレベルでは解呪できないのかもしれません。大司祭様に相談してみてはどうでしょうか?」

勇者「うん、そうしよう」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/31(日) 12:48:18 iejzPr.o
魔「じゃあすぐ行く…転移魔法使うから集まって」

戦士「おうっと、その前に魔王討伐の証拠を持って行かないとな」

ダダダッ

戦士「悪ぃが首、貰っていくぜ」

グイッ ザシュッ

戦士「お前は魔王で人間の敵だったが…嫌いじゃなかったぜ」

ダダダッ

戦士「よし、いいぜ」


6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/31(日) 12:51:10 iejzPr.o
魔「じゃあ…」

ヌギッ

魔「転移魔法…アットイウーマ!」

パラピレポル
シュワン

魔王の死体「…」

魔王の死体「くっくっく…」

魔王の死体「勇者の子孫に呪いあれ…ぐふっ…」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/31(日) 13:03:12 62EdAcwE
着脱面倒すぎるw


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/01(月) 20:59:26 4gOkSRog
・ ・ ・ ・ ・

〜王国、大神殿〜

シュワン

魔「着いた」

戦士「よし、じゃあさっそ」

僧侶「さっそく大司祭様にお会いしましょう」

ダダダッ

僧侶「みなさんも早く!どうなっても知らんぞー!」

バシュウ!
ギュインギュインギュイン

戦士「い、急ぐあまり僧侶の髪が金髪に…」

勇者「な、なにものだ…」

ニヤッ

僧侶「とっくにご存知なんだろう?」


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/01(月) 21:07:25 4gOkSRog
魔「ふざけてないで…早く中に入る」

僧侶「はい」

シュワン…

僧侶「じゃあ入りますよ」

ガチャガチャ

僧侶「相変わらず立て付けの悪い…セイッ!」

バキィ

僧侶「ささ、勇者様」

勇者(鋼鉄製のドアノブをねじ切った…なんて力だ)


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/01(月) 22:22:45 4gOkSRog
ダダダッ

僧侶「大司祭様の部屋まで、このまま直進ッッ!」

ダダダッ

僧侶「あった!ですがこの速度では急停止は無理…ならば!」

ピョーン

戦士「跳んだァッ!?」

僧侶「飛龍聖拳流奥義…疾風牙狼脚!」

バキィィィッ

僧侶「そしてドアごと室内の大司祭を!」

バキィ

大司祭「!」

大司祭(突然扉が吹き飛んだと思えば…なるほど、じゃじゃ馬な弟子が帰ってきおったか…)


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/01(月) 22:31:13 4gOkSRog
スゥ…

大司祭(ふぉっふぉっふぉ…ドアで姿を隠したつもりじゃろうが…まだまだ甘いのぅ)

フーッ ググッ

大司祭「返り討ちじゃて」

大司祭「飛龍聖拳流奥義…輪廻風車・弐式!」

ブワムッ

僧侶「ぐっ、体勢が崩れ…」

シュンッ ヌッ

大司祭「こぉりゃ、ちと暴れすぎじゃい」

ゴツン

僧侶「ぐふっ…」


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/02(火) 10:33:47 6my/JG6E
聖職者とはいったい


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/02(火) 21:46:41 xvLvwOSs
・ ・ ・ ・ ・

大司祭「ほうほう、なるほど。大体の事は理解した」

僧侶「では、大司祭様なら勇者様に何が起きたか分かりますか?」

大司祭「ふむぅ…呪いというが、どうにもそんな風には見えんのじゃがなぁ」

僧侶「ちっ、使えねージジイだな(そうですか、大司祭様にも分からないですか…)」

戦士「逆」

魔「逆」

僧侶「ん?」


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/02(火) 23:41:07 xvLvwOSs
大司祭「ふむぅ」

大司祭「そうじゃのぅ…あやつなら、あるいは」

僧侶「あやつ?」

勇者「あやつり左近?」

大司祭「ワシの旧友、賢者じゃよ」


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/02(火) 23:43:36 xvLvwOSs
大司祭「賢者は世界中の魔術を熟知しておる。奴に訊けば何か分かるやもしれん」

僧侶「本当かジジイ!(本当ですか大司祭様!)」

大司祭「うむ」

戦士「じゃあさっそく僧侶様に会いに行こうぜ」

大司祭「待つのじゃ」

ガシッ

戦士「!?」


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/02(火) 23:46:18 xvLvwOSs
大司祭「これだけ教えたのじゃ。見返りが無い、と申すか?」

フトモモ サワサワ

戦士「んっ…」

大司祭「この筋肉達磨は情報の見返りに置いていくがよい…フェッフェッフェ…なぁに、悪いようにはせんじゃて…」

ジュルリ

戦士「ひぃっ、目がヤバい奴のそれだ」


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/02(火) 23:48:55 xvLvwOSs
僧侶「ジジイ…(大司祭…)」

僧侶「分かりました…戦士さんを置いていくのは心苦しいですが仕方有りませんね(そんな筋肉達磨ならいくらでも差し出しますファッキン肉達磨!)」

勇者「うん、悪いね戦士」

魔「ばいばい」

戦士「ちょ、おまえら」

大司祭「ふむ、交渉成立じゃな」


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/02(火) 23:49:51 xvLvwOSs
>>15
×:僧侶様に〜
○:賢者様に〜


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/02(火) 23:54:14 xvLvwOSs
ポイッ

大司祭「ほぅれ、賢者の居場所を書いたテキストファイルをアップロードしたサイトへのリンクをメモしておいた紙じゃ。火で炙れば浮き出てくるはずじゃ」

勇者「なんて面倒な…」

大司祭「ちなみにテキストファイルを解凍する際のパスワードはこっちの紙に書いておいたぞ。こいつも火で炙れば浮き出てくるはずじゃ」

ポイッ

勇者「何故そこまで面倒にするのか…」

僧侶「ジジイの趣味さ(大司祭様はお遊びが好きなんです)」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/02(火) 23:56:07 xvLvwOSs
勇者「ともかくだ、今は賢者様に会うのが先決だ」

僧侶「急ぎましょう」

魔「転移魔法使うから。近くにきて」

ヌギッ

魔「転移魔法…アットイウーマ!」

パラピレポル
ギュイン


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/02(火) 23:59:10 xvLvwOSs
戦士「…」

戦士「いっちまった…本当に俺を置いていっちまった…」

大司祭「なぁに、君は今から快楽の海に溺れるのじゃから…何も考える必要はなかろうて」

フトモモ サワサワ

戦士「んっ…」

ノドボトケ クリクリッ

戦士「んん…」

大司祭「ほ!この喉仏は…まるで里芋じゃな!」

戦士「は、恥ずかしい事言わないでくださ…」

クリクリッ

戦士「んんん!」


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/03(水) 00:38:57 /73EebiI
まさかお前なのか


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/03(水) 07:52:59 z13j8p0c
逆も貫けば逆でなくなるという境地


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/03(水) 10:57:57 jYw687ag
大司祭「ンフフフフ…お次はこっちの特大里芋を…なぁ…」

サワサワ

戦士「だっ、駄目…そっちは…」

大司祭「駄目と言っても止めぬ…ワシの手は、まるで蛇のようじゃよ!」

ニュロロン ニュロロン シュパッ
ニギッ

戦士「!!!」

大司祭「そぉら、収穫祭…」


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/03(水) 11:02:06 jYw687ag
サトイモ…サトイモ…サトイモ…

大司祭「うほぉっ、収穫し放題じゃて!」

戦士「あぁ…俺の里芋…」

ニュル

戦士「ぬるぬる…」

大司祭「ふむ、芋煮の始まりじゃ!」

戦士「…」

戦士(蝶が…飛んでいる…羽…俺は…あぁ…世界は…もう…)

グワン

こうして戦士の意識は深い闇の中へ堕ちていった…


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/03(水) 14:27:53 hx/LJHnc
なんてこった


27 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/03(水) 16:10:55 jYw687ag
・ ・ ・ ・ ・

〜ネットカフェ・快楽house〜

シュイン

魔「着いた」

僧侶「このネットカフェは…確か女騎士さんが経営しているんでしたね」

勇者「あぁ、そういえばそうだったっけ」

魔「どうせなら知り合いがいる所の方が便利」

勇者「確かに」


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/03(水) 16:15:01 jYw687ag
僧侶「では早速入りましょう」

ガラガラ

※快楽houseの入り口は襖

女騎士「いらっしゃいま…おぉ、僧侶。それに勇者に魔法使い!」

勇者「久しぶりだね、女騎士」

女騎士「うむ。で、いったい何事だ?遊びに来た訳でもあるまい」

勇者「うん、実はね…」


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/04(木) 11:27:25 B/1828YM
尊い犠牲を乗り越えて


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/04(木) 20:51:41 jDBGAL6Y
・ ・ ・ ・ ・

女騎士「なるほどな。そんな事が」

女騎士「で、とりあえずだ」

勇者「うん?」

女騎士「その魔王の生首をどうにかしてくれないか。血がしたたり落ちてるんだが」

勇者「あぁ。店内で血はまずいよね」

女騎士「いや、他にもまずい点が…まぁいい。とりあえずこのビニール袋にでも入れとくといい」

勇者「ありがとう」

スッ グイッ

勇者「ハッ、あれだけ人間に恐怖されていた魔王が今じゃ生首でビニール袋詰めか…みじめなモンだな!」

ペッ ピチャッ

魔王の生首(くっ、屈辱!)


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/06(土) 13:48:34 TRo8dmlE
勇者「ん?」

魔「どしたの勇者」

勇者「うん、気のせいかな。魔王の生首が動いたような…」

僧侶「そんなはずは…」

魔「いくら強力な魔力を持つ魔王でも、さすがにそれはないかと」

勇者「だよね」

魔王の生首(…)

魔王の生首(ヒューッ、あぶねぇあぶねぇ)


32 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/06(土) 13:56:34 TRo8dmlE
魔王の生首(私ほどの魔力があれば首だけでも半月は生きておられるのだ)

魔王の生首(機を見て逃げるつもりだったが…なかなか隙をみせんな)

魔王の生首(しかしこやつら、賢者に会うとか言っておるな…ふむ、これは出目しだいでは…)

魔王の生首(ふふ、なかなかどうして…奴…いや、私達は逃れられんという事か…)

魔力の生首(やっかいなものだな…『英雄』というものは)


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/06(土) 14:05:50 TRo8dmlE
・ ・ ・ ・ ・

『英雄』はかつて実在した。
おとぎ話の人物ではなく、実在した。

大魔導、賢者、聖剣士。

たった三人で世界の危機を救った彼らはまさに英雄であった。
だがどの文献にも
その危機が何であったのかは記されていなかった。


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/06(土) 14:10:45 TRo8dmlE
ただ英雄がいた、という漠然とした言い伝え。
それだけが残るばかりであった。

それから彼らがどうなったのかは誰も知らない、記録もない。

世界の理に触れた事で生きているとも
その強大な力を恐れた人々に殺されたとも
神の如き存在になったともいわれている。

事実は誰も知らない、知られてはいけない。


35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2018/01/06(土) 14:40:23 CCcf8OV6
壮大な予感…!


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