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男「今日の性格はツンデレ時々ヤンデレです」
-
幼「おはよう!男!」
男「お、おはよう!」
男「...」
幼「ん?どうしたの?」
男「べ、別にアンタのために来てあげたわけじゃないからね!!」
幼「は!?」
"
"
-
幼「お、男、大丈夫?」
幼「もしかして、まだ跳ねられた時の傷が...」
男「車に跳ねられたぐらいで心配されるほどヤワな体してないわよ!!」
幼「...」
男「でも...その...心配してくれて...ありがと...」上目遣い
幼「ひっ!?」ゾク
-
幼「男!どうしちゃったの!?大丈夫!?」
妹「それについては私が説明します!!」
幼「妹ちゃん…」
妹「兄が車にはねられたことは知っていますよね?」
幼「えぇ…」
妹「実はー」
-
病院
妹「お母さん!お兄ちゃんが跳ねられたって!」
母「妹ちゃん…」
妹「それで、お兄ちゃんは!!?大丈夫なの!!?」
母「男は…大丈夫よ…一応」
妹「!! ほんと!?」
ガラララ
医者「男さんの家族ですね?」
母「はい」
医者「男君について説明したいので中まで来てくれませんか」
-
妹「あの、それでお兄ちゃんの様態は!」
医者「生死にかかわることはありませんーていうか」
医者「ーー無傷です」
妹「えっ!」
医者「こちらとしても驚きです、60kmで走る車に跳ねられて無傷とは」
医者「ただー大変申し上げにくいことですがー」
"
"
-
医者「男君の性格が突然変わることが起こるんです」
妹「えっ、どういうことですか?」
医者「よく分かりません、ただ、突然ツンデレになったかと思えば、」
医者「注射をされて喜ぶドMになったり…」
妹「ーーは?」
-
病室
妹「お兄ちゃん!」ダキッ
男「妹…」
妹「お兄ちゃん!大丈夫なんだよね!?」
男「妹…」
男「べ、別にアンタに心配されるほどヤワな体じゃないわよ!」
妹「あ、あぁ...」
妹「そ、そんな…」
-
幼「意味がわからないよ!」
妹「私もよく分かりません」
妹「ただ、兄の性格は日に日に変わるようになったのです…」
幼「じゃ今日は…」
妹「今日は、ツンデレの日ですね…」
男「ナニジロジロと見てるのよ!」
-
妹「とにかく学校では私は学年が違うので、」
妹「幼さん、同じクラスだから兄のこと、お願いしますね」
幼「...分かった!男の事は私に任せて!」
-
学校
友「おー!男!お前大丈夫なのか!」
クラスメイト
「男―!大丈夫だったのかー!?」
「心配したよー!!」
「もう学校来て大丈夫なのー!?」
男「...」
友「お、男?」
男「な、なによ!揃いに揃って!そんなに俺のこと心配だったわけ?」
-
「「「ーーへ?」」」
男「俺は車にはねられたぐらいで死ぬような男じゃないでしょ!」
男「プイッ!」
男「...」
男「…でも皆にも心配かけちゃったね…心配してくれて…ありがとう…」涙目
「「「おぇぇぇぇ!!!!」」」
幼「皆!実はー」
-
「「「ええええ!!!!」」」
友「まるで意味がわからないよ…」
友「男!冗談だよな?性格がコロコロ変わるなんて冗談なんだよな!?」
男「友…」
男「あんた馬鹿ぁ!?」
友「へ?」
男「俺の性格がコロコロ変わるわけないでしょ!!」
友「あ、あぁ…男が…」
女「あら、皆、騒がしいけどどうしたの?」
-
友「女さん!!」
幼「女さん、実はかくかくしかじかで」
女「へー、面白そうじゃない」
女「男君、おはよう、調子はいかが?」
男「女さん…おはよう」
男「別に大したことないわよ…みんなが少しおかしいだけ」
-
友「おい男…」
男「プイッ!」
友「自分で言うのか…」
女「へぇ…」
幼「ね、ツンツンしてるでしょ」
女「ふふ、男君、ちょっと耳貸して」
男「…何」
-
女「ーーーーーー」
男「!!」ビクッ!
男「そ、そんな!そんなことって!」ブルブル
男「うわぁぁぁぁーーーー!!!!!!」ダッダッタ
幼「あ!ちょっと男!」
-
幼「ちょっと女、なにいったの!?」
女「ふふ、私は何も攻めてないわ」
女「ただその性格は既に昔の幼と被ってるって言っただけよ」
友「そんなことだけであいつ…」
男「…」ガラガラ
幼「あ、男!」
幼「あの…大丈夫?」
-
男「ああ、もう大丈夫だ…」
幼「!!」
男「なんだがずっと悪い夢を見ていたようだ…」
男「皆!心配かけてすまない!もう俺は大丈夫だ!!」
幼「いったいどういう心境変化が…」
女「ふふ、面白いわね、男君…」
幼「(それからの男はいつもの…事故の前の男だった)」
-
昔の幼馴染は傍目から見ると余程痛々しかったようですねこれは……
-
昼休み
幼「そうだ!妹ちゃんのとこに報告しにいこ!」
幼「…」トコトコ
イケメン「あれ、幼ちゃん」
幼「あ、イケメン君…」
イケメン「奇遇だねぇ、こんな所で会うなんて」
幼「あはは、そうだね」
イケメン「今、何してたの?」
幼「男の妹ちゃんの所に行こうとしてただけだよ」
イケメン「ん?どうしてなんだ?」
幼「実はかくかくで」
-
イケメン「あはは!男君がそんなことになるなんて面白いね!」
幼「笑い事じゃないよ!大変なんだから!」
幼「私のその…昔のツンデレ時代と似てるって言われて逃げ出したし」
幼「失礼ったらありゃしないわ!」
イケメン「あはは」
幼「あ、もう時間が、私もう行くね!」
イケメン「邪魔してごめんね、じゃ!」
-
妹の教室
妹「えっ!そうなんですか!?」
幼「うん、女に性格被りしてるって言われたら元に戻ったの」
妹「よく分かりませんが…とにかく良かった…」
幼「また何かあったら報告しにくるね」
妹「ありがとう、幼さん」
妹「(お兄ちゃん...)」
-
放課後
幼「よし男と妹ちゃんと帰るか…!」
幼「あ、その前に、隣のクラスの〇ちゃんから借りてたノート返しに行こ」
幼「おーい、〇ちゃーん?」
イケメン「あ、幼ちゃん、どうしたの?」
幼「あ、イケメン君、このクラスなの?」
イケメン「そうだよ」
幼「へぇー、〇ちゃん見なかった?」
イケメン「あー〇ちゃんならさっき帰っちゃったかな」
幼「あちゃ��遅かったか��」
-
イケメン「何か渡すものあるの?俺が渡しとくよ」
幼「ほんと!?ならこのノートお願い」
イケメン「おう、任せといて!」
幼「ありがとうねーじゃっ!」
-
校門前
幼「男ー!妹ちゃんー!待たせてごめんねー!」
妹「全然いいですよ」
男「おう、きにすんな」
妹「にしてもほんとに戻ってますね」
幼「でしょ、突然なのよ!」
幼「ねぇ男、あの時言われたことそんなにこたえたの?」
男「あの時...?悪い、なんか、よく覚えてないんだ」
幼「え…」
妹「...」
妹「もしかすると今までのツンデレの事は忘れてしまったのでは...」
-
幼「ねぇ、男、朝私に心配された時私になんて言ったか覚えてる?...?」
男「え」
幼「ゴクリ」
妹「ゴクリ」
男「普通に心配かけてごめんって言ったじゃん」
幼、妹「「!」」
幼「それって本当?」
男「ん?何を言ってるんだ?」
男「ちゃんと俺、そう言ったじゃん」
-
妹「過去を改ざんしてるみたいですね」
幼「なんだかやっかいね」
男「...」
男「...」
幼「ん?男?どうしたの...?」
-
男「…」クンクン
幼「ー男?」
男「…」クンクン
幼「ちょ、ちょっと何?なんで私の服をそんなに嗅ぐの?」
男「…別の男の臭いがする…」ギロッ
-
キターヤンデレキターーーーーー
乙。
-
幼「へ?」
男「この臭いは...イケメンの臭い」
男「そういえば…昼休みにイケメンと一緒にいたね」
幼「な、なんで男が、そんなこと知ってるの」
男「楽しそうに話してたけど…何の話をしてたんだい…?」
幼「え...別にちょっとした世間話だし、そもそも楽しいだなんて」
-
男「あの時、幼、笑顔だったよ…?」
男「俺と話す時はあんな、笑顔みせたことないのに」
男「それにさっき校門で待ってた時も」
男「...窓から幼とイケメンが会ってるのを見たよ…」
幼「ひっ!」
幼「あ、あれは〇ちゃんのノートを返そうとしただけで!」
幼「ていうかなんで見えたの!?」
男「どうせそれも嘘なんだろ…?」
-
男「あはは、あはははは」
男「俺はただ遊ばれてただけなんだな…」
幼「妹ちゃん…これって」
妹「や、ヤンデレですね」
妹「きっとツンデレが被ってるのがショックで無意識にヤンデレに変わったのでしょう...」
男「イケメン…イケメン…ブツブツ…」
幼「ひっ!」
-
男「幼、俺は俺以外の男と喋ったら嫌だよ?」
男「怒っちゃうかもしれかいから…な?」
幼「う、うん…」
妹「幼さん、ヤンデレはとにかく危険です」
妹「最悪、血が流れるかもしれません」
幼「た、確かに」
妹「今は兄の言う通りでお願いします」
幼「うん…」
-
幼「それじゃ…男、妹ちゃん、バイバイ」
妹「バイバイ」
男「また明日」
男「幼ー」
幼「ん?」
男「俺はずっと見てるからね..?」
幼「っ!」ゾク
-
男の家
妹「お兄ちゃん、お風呂あがりました」
男「おう、それじゃ入ってくるわ」
妹「(幼さんの前以外ではお兄ちゃんは普通のお兄ちゃんだ…)」
男「あがったぞー」
妹「...お兄ちゃん、大丈夫?」
男「…ああ、よく分からんが運良く無傷でいられたし、大丈夫だよ」
-
妹「そっちじゃなくて、心の方」
妹「あの事故のせいで、精神的に辛いこととか無い?」
妹「(もしかしたらそれが原因でおかしくなってるのかも)」
男「いや特にそれを感じたことはないな」
妹「じゃあ朝のツンデレの事は覚えてる?」
男「ツンデレ?なんだそれは」
妹「(こっちがそういいたいよ)」
-
兄「お父さん達遅いなー」
妹「あっ」
妹「確かお母さん達、今日から温泉旅行に行ってるよ」
兄「えっマジか」
妹「ごめん伝えるの忘れてた」
兄「そうか...明日からどうすっかな」
妹「私の方が家事出来るし、任せといて!」
-
男「妹…ごめん、そしてありがとな」ナデナデ
妹「ん…///」
妹「もう、私ももう子供じゃないんだから頭を撫でるのはやめてよ//」
男「はは、可愛いな妹は…」
妹「...」
妹「(いつものお兄ちゃんだけど…やっぱり何か違う…)」
妹「(お兄ちゃん…早く戻ってきて…)」
-
今日はこれで終わります
IDバラバラになってて申し訳ないです
-
>>28
乙ありです
-
撫でられる妹はかわいいね乙。
-
なんでツンデレの時は女口調なんだよww
-
幼馴染じゃなくて男の性格が変わるのかよwwwww
いいぞもっとやれ
-
翌日
幼「お、おはよう、男」
男「…」
妹「…」
幼「お、男…?」
男「おい…幼」
幼「ん?」
男「御主人様を呼び捨てとはどういうことだ」
-
幼「は!?」
妹「あれ!?」
幼「ちょっと妹ちゃん!どういうことこれ!?」
妹「えっ、あ、兄!?さっきまでとは全然違うのですけど!」
兄「…」
妹「…兄?」
-
兄「はい!妹様!この醜い豚に是非お仕置きを!」ハァハァ
妹「あれ、戻った...」
幼「ひぇ、お…男?」
男「1度ならず2度までも呼び捨てとは、どうやらお仕置きされたいみたいだな、この醜い豚が!」キリッ
幼「妹ちゃん!意味が分からないんだけど説明して!」
妹「は、はい…実はー」
-
朝
妹「(お兄ちゃん起こしにいかなくちゃ)」
妹「お兄ちゃんー朝だよ、起きて」コンコン
兄「はい!妹様!今日はどんなお仕置きが頂けるのでしょうか!?」ハァハァ
妹「は!?」
妹「お兄…ちゃん?」
兄「お兄ちゃんだなんて滅相もございません!醜い豚と罵って下さい!」
妹「え、えぇ…」
-
妹「(これってお医者さんが言ってたドMのお兄ちゃん…)」
妹「(初めて見る…)」
男「妹様!」
妹「は、はい!」
男「朝のいつものお仕置きをお願いします!あれがないと1日を始めることすら出来ません!」
妹「えっと、お仕置きってなに…?」
男「朝、いつもこの豚の頭をその美脚で踏んでいたではありませんか!」
男「さぁ!是非!」土下座
妹「え、え、」
-
妹「(お兄ちゃんを踏むだなんて…そんなの...)」ハァハァ
男「早くお願いします!!苦しいんです!」ハァハァ
妹「!」
妹「(これは…お兄ちゃんを助けるため…だから愛しいお兄ちゃんを踏むのも…仕方ないっ!)」
妹「…えいっ!」プム
男「…」
妹「お兄ちゃん…?」
男「ありがとうございます!妹様!ありがとうございます!妹様!!」ハァハァ
-
妹「んっ!」ビクッ!
妹「(な、なにこれ)」
妹「(私…お兄ちゃんを踏んでるのに)」
妹「(踏んでるのに…!)」
妹「(どうしてこんなにも気持ちいいの…!?)」ゾクゾク
-
妹「ということです、幼さん」
幼「ということじゃないよ!」
幼「ちょっと待って!それじゃ今日の男は妹ちゃんにはドMで私にはドSっていうの!?」
妹「はい…今日の兄の性格は…ドM時々ドSですかね…」
幼「何その天気予報みたいな適当さ!!」
幼「しかも妹ちゃん、さりげなくドSに目覚めてなかった!?」
妹「あ、あれは…違います…え、演出ですよ…///」
幼「(あ、これ絶対目覚めてる...)」
-
男「おい…豚」キリッ
男「うるさいぞ!」ギロッ
妹「兄…そろそろ行かないと遅刻します…行きましょう」
男「はい!妹様!醜い豚が足となり学校までお送りしますので背中に乗ってください!」ハァハァ
幼「もうやだこいつら…」
-
幼「ていうか昨日のヤンデレはどうなったのよ」
妹「1日経ったので今はないかと」
妹「でもふとしたきっかけで急にヤンデレするかもしれないので気をつけて下さい」
幼「何それ...」
幼「昨日お父さんを無視してた苦労返せ…」
幼「お父さん...泣いてたしなぁ」
妹「これからもその調子でお願いします」
幼「さらっと辛いことを言うね!」
-
>>48の妹に間違えてハァハァを付けてしまったので急遽ドSにさせてみた
ちょっと貯めてる分書き変えてくるので今日はここで終わりで
次は早めに更新したい
-
学校
妹「では幼さん...兄をお願いしますね」
幼「う、うん」
男「おい、幼、遅いぞ、お仕置きされたいのか」ギロッ
妹「兄、頑張ってくださいね」
男「それよりもお仕置きを…!!」ハァハァ
幼「妹ちゃん、なんか楽しんでない…?」
妹「そ、そんなことありませんよ!!」
妹「で、では!」
-
教室
友「おーっす、男、今日は普通みたいだなー」
男「気安く話しかけるな、拷問するぞ」
友「は?」
幼「あー友にもドSだったか」
友「ドS?」
幼「こいつ今日はドS時々ドMな性格らしいのよ」
友「はぁ…」
-
女「おはよう男くん、今日はドSなんだって?」
男「うるさいぞ雌豚、調教されたいのか?」
女「あらあら…フフ」
女「この私を雌豚呼ばわりするなんていい度胸ね」キリ
男「雌豚じゃ満足いかなかったか、この…えーっと…め、雌豚の中の雌豚が」
友「なーにいってんだこいつ」
-
女「フフ、男くん…あなた、」
女「ドSがどんなのかを知らないわね」
男「なっ!」
女「フフ、なら私が教えてあげるわ」
男「くっ!くぅ!」
男「うぅぅぅ!!」
幼「あの…男…?」
男「…」
-
男「女様!早くこの醜い豚めにそのテクニックをお教えください!」ハァハァ
幼「は!?」
友「真性ドSに勝てなくてドMになったんか…」
友「男…大丈夫か?…」
男「お前は黙れ、クソ猿」キリッ
友「四つん這いでそんなこと言われてもなぁ」
幼「でもドSの性格も残ってるのね…」
-
女「驚愕ね…ドSからドMにチェンジするなんて…」
幼「浮き沈み激しいっていうか…ついてけないよ」
男「女様!早くお教えください!」ハァハァ
女「…」
男「女様!」ハァハァ
女「男くん…」
-
女「既に完成されたドMなんか苛めてもなにも楽しくないわ」
男「えっ」
女「私はね、羞恥と屈辱に耐えられずドMになる姿を見たいのよ」
女「だから私は…あなたを苛めないわ」
男「ほ、放置プレイですかぁ!?」パァ
女「いいえ、単にプレイでもないわ」
男「そ、そんな!?」ガクッ
男「どうして!…どうして俺は完成されたドMなんだ…!!」
男「ちくしょうー!!!」ダッー!
-
幼「あ、逃げた」
友「幼、お前…大変だな」
幼「あはは、分かってくれたら嬉しい…」
友「分かりたくねぇわ…」
女「ふふ、やっぱり面白いわね、男くんは」
幼「女って男をとことん苛めてるね」
女「フフ、だって好きなんだからね」
幼「えっ」
女「もちろん、友達としてよ 」クスクス
-
昼休み
幼「ということがあったのよ」
妹「そ、そんなことが…」
妹「その後は?」
幼「まだ朝の感じでドSドM貫いてるわ」
妹「んー...」
幼「…」
妹「!」ハッ!
妹「と、とりあえずありがとうございます、今日も一緒に帰りましょう!」
幼「?…うん!」
-
放課後
幼「よし、帰ろうか…」
男「おい、帰るぞぶ…幼」
幼「うん...」
幼「(ん?豚って言わない…)」
幼「ねぇ男、」
男「なんだぶ…幼」
幼「(ぶ で止めるとこがなんか腹立つ)」
幼「(どうせなら豚っていえや)」
幼「今日はどうしてドSなの?」
男「何を言っている…俺はいつも通りだ」
幼「(うーん、分からないなー)」
-
校門前
妹「あ、兄、幼さん!」
幼「おっす」
男「妹様!!早く苛めて!」ハァハァ
幼「ドMになるとすぐに四つん這いになるのはやめてくれ…」
妹「はいはい、お家でやったあげますから今は帰りましょう」
男「はぅ!適当に流されるの最高すぎぅぃぃ!!」
-
妹「そういえば、幼さん、今日は男性とは喋ってないですよね?」
幼「へっ?あー友と少し喋っちゃったぐらいかな…へへ」
妹「…」
妹「あまりヤンデレを舐めてはいけませんよ」
妹「そういった些細なことが原因でヤンデレとなるのですから」
幼「へ、へぇ…肝に銘じとくよ…」
-
妹「たったそれぐらいのことでもヤンデレからしたら三年目の浮気ぐらいなんですからね」
妹「そりゃ刺したくもなりますよ」
幼「く、詳しいね…」
妹「い...いえ!別に…!!」
-
家の前
妹「それでは…」
幼「また明日!」
男「妹様、早くいぢめて!いぢめて!!」ハァハァ
男の家
妹「ただいま…」
男「おかえりなさい!御主人様!」ハァハァ
妹「はいはい…一緒に入ってきたでしょ」
妹「取り敢えず、お風呂に入ってきてねお兄ちゃん」
男「かしこまりました!!妹様!」
妹「はぁ…」
-
家の前
妹「それでは…」
幼「また明日!」
男「妹様、早くいぢめて!いぢめて!!」ハァハァ
男の家
妹「ただいま…」
男「おかえりなさい!御主人様!」ハァハァ
妹「はいはい…一緒に入ってきたでしょ」
妹「取り敢えず、お風呂に入ってきてねお兄ちゃん」
男「かしこまりました!!妹様!」
妹「はぁ…」
-
妹「ん?留守電?私宛に?」
妹「あ、お義父さんからだ…」
お義父さん『もしもし妹、元気かー?』
お義父さん『男の調子はどうだ?』
お義父さん『実はな今、男の病気のことについて研究してるんだ…』
妹「えっ!?」
-
お義父さん『旅行だなんて騙して悪かった、このことを妹に言うと絶対にお前もついてくると思ってたからな』
お母さん『妹ちゃんはお兄ちゃんのことだーいすきだからねぇ!』
お義父さん『おい…まぁ、あれだ血は繋がってないとは言えお前らは兄妹だ、お義父さんは妹のことを信じてるからこそ男を任せた』
お義父さん『でも何か男に変化があったり、妹に辛いことがあったらすぐに連絡するんだぞ』
お義父さん『頑張れな!それじゃ!』
妹「お義父さん…」
妹「ありがとうお義父さん..私もお兄ちゃんのこと研究してみるわ…」
-
男「妹様!お風呂上がりました!」
男「は、早くおしおきを…!!」ハァハァ
妹「…後で私の部屋に呼ぶからそれまで自分の部屋にいててね…お兄ちゃん」
男「は、はい!!かしこまりました!」ハァハァ
妹「(覚悟を決めろ、妹…!)」グッ
-
妹「お兄ちゃん」コンコン
妹「今から私の部屋にきて…」
男「は、はい!」ドキドキ
妹の部屋
妹「…」
男「…」
妹「コホン」
妹「(大丈夫…私なら…出来る…!)」
-
妹「お兄ちゃん…私におしおき…されたいのよね?」
男「は、はい!それはもちろん!!」ハァハァ
妹「(お兄ちゃんのために、私も人肌脱ぐよ…)」
妹「跪きなさい、お兄」
男「は、はい!」ハァハァ
-
妹「お兄、ほかの女にも私みたいに頼み込んだらしいね」ゲシゲシ
男「あぅ!四つん這いの所、妹様の足で顔面を蹴られてますぅ!」ハァハァ
妹「どうしてそんなことしたの?」ゲシゲシ
男「い、妹様!私はそんなことしてませんよぉ!!」ハァハァ
妹「えっ」
-
男「私が生涯このような事をされたいと願うのは妹様だけですぅ!」ハァハァ
妹「(どういうこと…女さんにもドMになったって聞いたけど)」
妹「女、この人にもドMになったって聞いてるわ」
妹「どういうことか説明しなさい!」ゲシゲシ
男「わ、分かりませんん!私には記憶にないですぅ!」ハァハァ
-
妹「(同じドMでも人によって記憶が違う…)」
妹「それじゃあ幼ちゃんに対してはドSなのはどうして?」グリグリ
男「はぅぅ!!妹様に首筋から背中にかけてカカトでグリグリされてますぅぅ!!」ハァハァ
妹「早く答えなさい!」グリグリグリグリ
男「お言葉ですが私は生涯ドMな身、ドSなんて出来ませんん!!」
男「そしてこの姿になると忠誠を誓った人は貴方様だけですぅ!!」
妹「(ドSな事も忘れてる…)」
妹「(多重人格になってるのかしら?)」
-
妹「それならいつの間にか時間が経過していたとか、そういった不自然なことはなかった?」バンッバンッ!
男「あぅぅ!妹様にお尻をサンドバックのように蹴られてますぅぅう!」ハァハァ
男「あと、そんなことは、1度も経験してないですぅぅう!」ハァハァ
妹「(やっぱり記憶の改ざんか…)」
妹「(多重人格は記憶の改ざんなんてよくあることみたいだし、やっぱり…)」
男「もう幸しぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ガクッ
-
妹「もう寝る時間…」
妹「お兄ちゃん...今日はごめんね、もう終わり、部屋に帰っていいよ」
男「…」
妹「お兄ちゃん?」
-
男「うぉー!!燃えさかれぇぇー!!ボンバァァァ!!!!」
妹「きゃ!」
男「なんだか急にやる気が起きてきましたよ!!」
男「妹ちゃん!!」
妹「は、はい!」
男「なんだかさっきから胸の奥がギューッとしてます!!、い、今から走りに行ってきます!」
妹「え、えぇ!!?」
男「ハッハッハー!好きな食べものはお茶!好きな飲み物はカレー!!」ダッー!
妹「お、お兄ちゃんー!?」
"
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