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不良女「いつもボロボロだね、アンタ」
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屋上前階段
男「うっせーよ」ボロ
不良女「正直、もう見飽きた」
男「俺だって毎日ボコられたくないわ!」
不良女「あっそ、とにかくそこわ私の場所だから早く消えて」
男「俺が最初に居たんだが」
不良女「それを私が奪ったんでしょ?」
男「そんな記憶はない」
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"
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不良女「じゃあ、半分だけ譲りなさい」
男「…………」
不良女「譲れ」
男「………へいへい」スッ
不良女「何、びびったの?」
男「お前に止め刺されたくないからな」
不良女「そう、いつでも相手になるわよ」スタ
男「遠慮するわ」
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男「俺じゃなくてお前みたいな奴をボコればいいのにな」
不良女「無理でしょ、私強いし」
男「強いからこそ挑んでいくみたいな」
不良女「私を一度襲った相手は皆トラウマになって挑んでなんかこないわよ」
不良女「今じゃ学校中の噂になって誰も襲ってこないんだから」ハァ
男「何で残念そうなんだよ」
不良女「だって、つまんないでしょ」
男「平穏が一番だ」
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不良女「アンタ、人殺した瞳して何が平穏よ」
男「殺してねーし、ちょっと鋭いだけだし」
不良女「だからターゲットにされんのよ」
不良女「それにアンタ、ボコられまくるし」
男「理不尽過ぎるな」
不良女「やり返せばいいじゃない」
男「……………」
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男「俺は喧嘩が弱いんだよ」
不良女「弱いのとやり返さないのは理由になってない」
不良女「アンタは逃げてるだけ」
男「お前には関係ねぇだろ」
不良女「……………」ツン
男「っ?!おまっ…何すんだよ!」ズキ
不良女「別に、暇潰し」ツンツン
"
"
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不良女「上手く受け身はとってたんでしょ?」
不良女「これくらい痛くない」ツン
男「いてぇよ!や、やめろっ!」
不良女「私さ、弱ってる小動物見ると弄りたくなるの」
男(悪魔だ…っ!!)
不良女「だから、私の暇潰しに付き合え小動物」
───
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続けて
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はやくして
"
"
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