■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
女「胸がある…だと?」
-
女(可愛いフリフリのパジャマ)
女(ずっしりと重量感のある胸)
女(消えたあるべきはずの股間の膨らみ)
女「これは、あれだな」
女「性転換ってやつか…」
女「…………………………」
女「全く知らない女の子になってるぅぅぅ!!」
"
"
-
女「いやいやいや!ちょっと待て!」
女「性転換とか二次元だけだろ?」
女「これは体が入れ替わってる君の○は的なやつだ!」
女「いや、あれも二次元じゃん?!」
女「どうなってんだよ、俺は誰なんだよ!」
女「と、取り敢えず落ち着こう」
女「状況を冷静に把握しないとな」
-
女「部屋も女の子らしい、部屋だな」キョロ
女「こんな広い部屋ってことはお金持ちなのか?」スタ
女「おっ、鏡が────」
女「─────めちゃくちゃ可愛い!!」
女「俺、めちゃくちゃ可愛いじゃん!」
女「いや、俺じゃないんだけど……」
女「こんな可愛い子が俺なのか」
-
トントン
女「ひゃ、ひゃい?!」ビク
ガチャ
女母「女、起きてるの?」
女「………え、えと…どちら様ですか?」
女母「貴女の母ですけど」
女「スゲー美人じゃん!」
女母「まだ、寝惚けてるのね」
女「えっ、えへへ……」キャハ
女母「…………………」
女(やべぇ、絶対キャラ間違えた)
-
───
──
─
女母「ご飯出来てるから食べちゃいなさい」
女「豪華な朝食です……だね」
女母「そう?いつも通りだと思うけど」
女(いつもこんなに豪華なのか?!)
女「いただきます」
女「……………」パクッ
女「う、うめぇ…」
女母「うめぇ?」
女「………美味しい」
"
"
-
女母「珍しいわね、女が私の料理を褒めてくれるなんて
女「いや、本当に美味しいよ」
女母「熱でもあるの…? 」
女「普段から言ってなかったっけ」
女母「言ってないわよ」
女母「貴女、私には何も話しくれないから」
女「…………………」
-
女「ご馳走さま!」
女母「全部、食べるなんて…本当に珍しいわね」
女「こんな美味しい料理、残すなんて勿体ないよ」
女母「そ、そう…そろそろ登校の準備しなさい」
女「う、うん……」スタ
女母(今日は様子が変ね)
女母(何かあったのかしら…?)
-
ガチャ
女「登校の準備って事は…制服か」
女「予想通りだけど、可愛いらしい制服だな」
女「……………着替えるか」シュル
女(極力見ないようにしよう、見たら登校出来なくなりそうだし…)
女「うーむ、スカートって股間がスースーするな」
-
女「しかし、何でこんなことになったんだ」
女「俺は確か………」
ズキッ
女「っ?!」
女「思い出せない」
女「俺、何してたんだ…?」
-
期待
-
女母「女、女友ちゃんが来たわよ」
女(友達かな?)
女「はーい」
女(とにかく学校行くか)
女(大丈夫かな、俺)ハァ
ガチャ
-
女母「女、ちゃんと身嗜みは整えないとダメでしょ」スッ
女「あっ、ごめん…」
女母「いつまはちゃんと出来てるのに…体調でも悪いの?」
女「えーっと、まだ寝惚けてるのかな」
女母「しっかりしなさい」サッ
女母「今日は期末テストの結果が分かる日よね」
女母「母さん楽しみにしてるから」ニコ
女「う、うん…行ってきます!」
女母「行ってらっしゃい」
-
───
──
─
女友「おはよー、女」
女「お、おはよう」
女(こりゃまた可愛いらしい友達だな、おい)
女友「ふーん、元気そうね」
女「えっ?う、うん…元気だよ?」
女友「ちょっと変だけど、まぁ行きましょう」
女「………うん」
-
女友「昨日はぐっすり寝れたみたいね」スタ
女「うん、ぐっすりだったよ」スタタ
女友「そ、そう…何かちょっと気持ち悪いよ?」
女「き、気持ち悪い?!」
女友「喋り方違うし歩き方おかしいし」
女「ソ、ソウカナー?」
女友「もしかして後遺症残っちゃったかな」
女「えっ?」
女友「昨日のはかなり強いのかけたから」
女「えーっと、何の話?」
-
女友「何の話って昨日、私が女に催眠術かけてあげた事よ」
女「催眠術?」
女友「女がぐっすり眠りたいからって、強めのかけたじゃない?」
女友「もしかして覚えてない?」
女「ん、んー…ちょっと今朝から頭がボーっとして」
女友「そう…ちょっと脳にダメージ出ちゃったかな」
-
女「女友ちゃんって催眠術出来るんだ?」
女友「何その呼び方…」
女「…いつも何て呼んでたっけ?」
女友「普通に呼び捨てだったけど…もしかして重症?」
女「………そうかも」
女友「私は催眠術の家系なのよ、ってこの話はもうしたんだけど」
女「ごめん、あんまり覚えてない」
女(催眠術の家系って何だよ?!)
-
女「私って不眠症とかなのかな」
女友「不眠症というか不器用というか…」
女「不器用?」
女友「何でもないわよ、それよりここ最近のことは覚えてる?」
女「全然、覚えてない」
女友「困ったわね…まさかここまでだなんて…」
-
女友「記憶が無くなって何だか人格まで変わってるみたいだし」
女(中身男になってるんですけど…)
女友「取り敢えず学校では大人しくしてなさいよ?」
女「う、うん…ていうかここ?」
女友「学校まで忘れたのね」
女(………女子校、だと!!)
-
https://www.girlsheaven-job.net/10/yubou_kuraya/
-
待ってるぞ
-
───
──
─
女「女の子しかいないんだね」
女友「女子校なんだから当たり前でしょ」
女(校内もスゲー綺麗だな)
女(てか、皆可愛い…)
女(これが天国かっ!!)
女友「目が怖いわよ、女」
女「そんなことないよ!」
女友「何で興奮気味なのよ…ほら、行くよ」
-
女(女子校ってどこもこんな感じなのかな)キョロ
女(ワクワクが止まりません!!)
女友「ちょっとお花摘みに行ってくるから」
女「校内入ったのに?!」
女友「何その天然ボケ?」
女「えっ?」
女友「トイレ行ってくるって意味よ」
女「あ、あぁー…行ってらっしゃい」
女「…………………」
女(教室分からないんだけど…)
-
女(むむ、結構広いし迷子になりそうだな)
教師「どうしました、女さん?」
女「へっ?!」ビク
教師「何だか辺りを見回していましたけど…おはようございます」
女「おはようございます…!」
女(先生……だよな?)
教師「…………?」キョトン
女(めっちゃちっこい!!)
-
教師「せっかくですし、一緒に教室に行きましょうか」
女「は、はい!」
女(助かった………)
教師「今日は期末テストの結果が分かりますけど、調子はどうですか?」
女「えーっと、いつも通りですね」
教師「そうですか、なら安心ですね」
女「安心、ですか?」
教師「えぇ、女さんのいつも通りならきっと学年トップでしょう」ニコ
女「………え?」
-
教師「私は嬉しいです、女さんのような優等生の担任で」
女「そうですか…」
教師「私だけじゃなくて学校全体が女さんに『期待』してますから」
女「っ………?!」ゾワッ
教師「…女さん?どうしましたか?」
女「い、いえ…何でもありません」
女(何だ今のは?)
-
支援
"
"
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■