飛彩「ここか…………親父の言ってた、巡が丘高等学園とは……。」
飛彩「しかし多いな………とりあえずここにある、バールでしのぐしかない。」
飛彩「ふっ！」ゴシャ！
飛彩「変身したいが……ここで無駄に体力使うのもいけない、まだ我慢しよう。」
すると目の前に猫耳の帽子を被った生徒(?)がいた。
???「だ、だれ……？」
飛彩「鏡 飛彩だ……君は？」
由紀「ゆ、ゆき………丈槍 由紀。お兄さんは助けに来たの？」
飛彩「まぁ、そんなところだ………とりあえず、君の仲間のところにつれてってくれないか？」
由紀「う、うん……いいよ……。」
悠里「あ、由紀ちゃん。どこに行ってた………って、その人は？」
飛彩「鏡 飛彩だ。君達は？」
悠里「若狭 悠里です…。」
美紀「直樹 美紀です……。あと。」
由紀「あれ？胡桃ちゃん、まだ治ってないの？」
悠里「ええ。なんだか、苦しそうだけど手のつけようがなくて……。」
飛彩「見せてくれ。」
すると飛彩はゲームスコープで胡桃という女子高生にスキャンした。するとバグスターウイルスの反応がある。
"
黒歴史晒して恥ずかしくないの？
とりあえず投下
悠里「？ひ、飛彩さん…？」
由紀「み、未来的だね。それ。」
飛彩「？別にこれぐらい普通だ。バグスターウイルスの反応があるな……。」
美紀「そういえば、地下区画にウイルス用のワクチンがあるって書いてありましたよね？」
飛彩「ワクチン……？」
悠里「それは後で説明します。そるれじゃあ美紀さん？申し訳ないけどワクチンを取りに行ってくれないかしら？私と由紀ちゃんは胡桃の側にいてあげないと。」
美紀「は、はい…！」
飛彩「それじゃあ、俺も行くとする。戦いには慣れているからな。」
美紀「そうですか……それじゃあ行きましょう。」
由紀「絶対帰ってきてね、ひーくん。」
飛彩「(ひ、ひーくん……。)」
美紀「ここです。」
飛彩「こんな施設があるとは……。」
しかしそこには唸りをあげる、太郎丸がいた。
美紀「太郎丸……。」
飛彩「太郎丸？あの犬の事か。」
すると太郎丸という犬は飛彩に向かって襲ってきた。しかし首を掴み
「とりあえず、縄で縛り付けておこう。」
「は、はい……でもどうすれば……。」
飛彩「大丈夫だ。俺に任せてくれ。」
そう言うと、二人はワクチンを探しに奥の方へ、すると。一本道に
飛彩「？あれは………。」
美紀「佐倉…先生、ですよね？」
飛彩「(先生？前までの生存者だったのか？)」
飛彩「(完全にゾンビ化しているな。しかし治らないわけではない。まだあれの効力を試していないが……。)」
"
飛影に見えた
美紀「は、はい！」
飛彩「(さて、早速使ってみるか……。)」
飛彩はゾンビに対し、懐にあるワクチンの様な物で投与しようとしたが、急にそのゾンビに変異が起きバグスターと化した
飛彩「！！バグスター！？」
美紀「！？な、何あれ…？」
飛彩「(彼女がバグスターに感染したのはこれが原因だったか……しょうがない！)」
【タドルクエスト！！】
すると飛彩はライダーガシャットのスイッチを押しゲームエリアを展開する。ドライバーを巻いて
「変身」
【レッツゲーム！メッチャゲーム！
ムッチャゲーム！ワッチャネーム！？】
【Im'a Kamen Raid！】
「これより、バグスター切除手術を開始する。」
「メス！」
【ガシャコンソード！コ・チーン！】
飛彩「はぁ！」
飛彩はゲーマライダー(RPG)となりガシャコンソードでバグスターを切りつける。
【HIT!HIT!HIT!】
「グアァッ！」
【カ・チーン！】
「よし、右腕の切断完了。次は左腕の切断を行う。」
【HIT！HIT！HIT！】
「グッ！カッ！」
【HIT！HIT！HIT！】
「………ガァァ！」
「！口から……それならば…。」
【コ・チーン！】
すると飛彩はバグスターが吐き出した火炎弾をガシャコンソードで氷漬けにする。氷漬けにした火炎弾に
【カ・チーン！】
「返してやろう、はぁ！」
「！？グェェア！」
ガシャコンソードで火炎弾をはねかえし、バグスターに当てる。
バグスターは負けじと口から火炎放射を繰り出すが、飛彩はさっきと同様、ガシャコンソードで冷え固まらせて、その上に滑りながらバグスターに接近する。
【キメワザ！タドルクリティカルフニーッシュ！！】
「はぁぁぁぁぁぁぁああ！！！」
「グアァァァァアアアア！！」
「ゲーム・クリア！」
そしてバグスターは飛彩の切除手術により消滅した
「よし、これでワクチンを打てば…。」
そして飛彩の持っていたワクチンでさっきよりも顔色が良くなり、すぅすぅと息を立て寝ていた。
「ひ、飛彩さん！今のって……。」
「説明は後だ、とりあえず彼女をあの部屋まで連れていこう。」
「わ、分かりました………。」
「(と、とてもかっこよかったですなんて言えない……。)」
そして彼女をあの部屋まで運び、部員達は
「！！め、めぐねぇ……？」
「ひ、飛彩さん……その人って…。」
「確か、佐倉先生だったか。君の仲間の容態ならもう大丈夫だ。これで良くなる。明日までは元気になるだろう」