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犬「動物の温泉旅館へようこそ」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/27(日) 11:52:38 O756wHOw
犬「女将の犬です」


"
"
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/27(日) 11:56:08 gO/56NPM
犯したい


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 00:08:57 6NOB.2Ak
男「犬が喋った…」

犬「ですから、ここは動物の温泉旅館ですって。私は女将の犬です」

男「では、ほかの従業員も動物なのですか?」

犬「はい」

ササッ

猫「仲居の猫だニャン」

ササッ

熊「板前の熊だモン」

ササッ

鰐「雑用の鰐だワニ」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 00:11:44 6NOB.2Ak
男「まじか」

犬「動物による心からのもてなしで」

猫「お前を快楽人形にしてやろうか!」

熊「ブハハハハ!」

鰐「ブハハハハ!」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 00:11:47 6NOB.2Ak
男「まじか」

犬「動物による心からのもてなしで」

猫「お前を快楽人形にしてやろうか!」

熊「ブハハハハ!」

鰐「ブハハハハ!」


"
"
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 09:49:44 6NOB.2Ak
男「なんて高慢な態度だ…言うからには、満足させてもらえるんだろうな!」

犬「もちろん、動物にしかできない癒しを!貴方に!」

猫「ニャニャーン」

熊「蜂蜜塗るモン」

鰐「人肉食べたい」

男「おい鰐」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 09:52:56 6NOB.2Ak
鰐「あ、嘘嘘。人肉食べたい訳じゃなーい」

ジュルリ

男「そう言いながら俺を見てヨダレを垂らしているじゃあないか!」

鰐「だって…ここ最近人肉食べてないし」

男「ちょっと待て。じゃあ数日前には人肉を食べたのか、お前は!」

鰐「わにーん」

男「ごまかすな!」


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 09:57:13 6NOB.2Ak
犬「まぁまぁお客様。この旅館では人が行方不明になる事件がよく起きていますが…鰐さんとは無関係ですので安心して下さい」

男「なにそれ…不安しかない」

猫「あーもう!しのごの言わずに宿泊するニャン!」

クネックネ

男「!」

男(猫がなまめかしく体を揺らして…揺らして揺らして揺らして…)

sexy sexy


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 09:59:20 6NOB.2Ak
ボッキーン

男「ぬぅっ!」

猫「ひゃあ!威力棒!」

ビィィィ

鰐「わにーん…」

熊「くまーん…」

トロォン…

男(しまった…勃起により強烈なフェロモンを発してしまったか)


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 10:03:29 6NOB.2Ak
犬「わんわんっ!」

サムワンワン!

男(犬まで俺のフェロモンに…このままでは…俺が動物達に犯されに犯される事案発生の予感!)

熊「くまーん…」

ギラッ

鰐「わにーん…」

ギラッ

男(熊も鰐も狩人の目だ…今にも八時ちょうどのあずさ二号で旅立ちそうな目だ!)


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 10:58:25 ceaYazjY
食われる(確信)


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 12:50:07 N3e2WXXQ
ほのぼのスレだと思って開いたら、とんだエロスレだったでござる


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 15:39:10 cI2T.HjE
最近スレタイで釣ることを覚えたもよう


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 16:47:50 6NOB.2Ak
熊「…」

フゥー

熊「はぁっ!」

シュオシュオシュオ

バベル!

男「なっ…熊の股間から突き出したのは…まるでバベルの塔!天まで届くかのごとく!」

熊「私の愛棒は少々荒っぽくてな…手加減などしてやれんのさ!」


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 21:50:04 6NOB.2Ak
バベル!
バベル!

男「まだまだでかくなるのか…」

犬「おっほっほ…熊さんのご自慢の【戦具(ハウペエ)】…」

『天を貫く黒い巨塔(バベル)』


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/28(月) 21:55:54 6NOB.2Ak
熊「ふはは!バベルの能力により私の海綿体は常人の30倍!故に勃起時に血液が溜まる!溜まるのだ!肉棒になぁぁぁぁぁ!」

バベル!

男「すでにスカイツリー並の高さじゃあないか…だがそこまで勃起して、支えきれるのか、あんたは!?」

熊「くっくっくま…心配ご無用…バベルの能力は私の足筋をも強化してくれている…巨大な肉棒を支えうる足の筋肉を!持っているのさ、私は!」


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/29(火) 14:52:08 mVH14TqE
なるほど
バベルの塔が崩れる前だから、動物とも言葉が通じるんだな(深読み)


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/30(水) 00:27:53 9Cl9BSEY
ビキッ ビキビキッ

熊「もはやこの肉棒…貴様の尻穴を犯し、直腸を満たすまで収まらぬ!」

男「ふぇぇ…そんなの入らないよぉ…」

熊「!」

キュンッ

熊「くまーん!」

ビキッ ビィィィ

熊「い、いかん…胸のトキメキで肉棒がオーバードライブ…暴走を!」

ビキッ ビキビキッ

熊「力が…勝手に…うわぁぁぁぁぁ!」


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/30(水) 09:51:21 .t1updtI
収まらぬ(容量的に考えて)


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/30(水) 20:49:24 9Cl9BSEY
ニクニクニク

熊「肉が増殖して…チンポからこぼれ落ち…」

ボタボタボタ!

鰐「わ、わにぃ!?」

バキャッ

鰐「ぐはっ…」

犬「に、肉の隕石だ…これはまるで肉の隕石だ!!!」

ヒュー ベチャ ヒュー バキャッ

猫「に゛ゃあ゛あ゛あ゛!」

ヒュー バキャッ

犬「わ゛あ゛あ゛あ゛ん!」

男「み、みんな肉の隕石が直撃して…死んでいく!うわぁぁぁぁぁ!みんな死んじゃうよぉぉぉぉぉ!」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/30(水) 20:51:17 9Cl9BSEY
――アメリカ――

米国民A「ファッツ!?」

ヒュー バキャッ

米国民A「マイガッ!」

ヒュー バキャッ

米国民B「ファック!」

ヒュー バキャッ

米国民C「ジーザス…」

バタリ


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/30(水) 21:19:57 9Cl9BSEY
――日本――

日本人A「な、なんだあれは」
ヒュー バキャッ

日本人A「ぎぃやぁぁぁ!」

ヒュー バキャッ

日本人B「くにゃっ!?」

ヒュー メコッ

日本人C「らきすたっ!」


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/11/30(水) 21:22:09 9Cl9BSEY
――パニォヌマィ帝国――

パニォヌマィ帝国民A「ダダラッパイ!?」

ヒュー バキャッ

パニォヌマィ帝国民A「ハッサン!?」

ヒュー バキャッ

パニォヌマィ帝国民B「ハンサーランサー!」

ヒュー バキャッ

パニォヌマィ帝国民C「タカハシサーーン!」


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/01(木) 07:17:25 n5uHaPGg
軽く見積もって地獄絵図


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/01(木) 08:31:52 DysS0PDg
―――――

その日地球は
陸地の90%が壊滅した。

それに伴う海面の上昇
気温や大気の変化

地球はもはや絶望に包まれた。


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/01(木) 08:35:30 DysS0PDg
人々は地球を諦めた。
各国が極秘裏に進めていた宇宙移住計画が前倒しになり
ごくわずかの選ばれた人間だけが宇宙へと逃げ出したのだった。

地球に残された人々は
それでもなお生きることを諦めはしなかった。
他者を押しのけても
生きることを諦めはしなかった。

それは
力による支配の時代の訪れであった…


27 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/01(木) 19:50:36 VGHP5vi6
はよ


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/01(木) 21:23:06 DysS0PDg
――パニォヌマィ帝国、とある酒場――

男「…」

グビッ

店主「今日も随分飲むねェ…おかわりかい?」

男「あぁ…そのままでな」

店主「まったく…パニォヌマィ帝国原産の酒を薄めず飲むのなんか、あんたくらいのもんだよ」


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/01(木) 21:25:22 DysS0PDg
男「強い酒はいい…嫌な事を忘れさせてくれるからな」

店主「ちげェねぇ…ほいよ」

トンッ

男「…」

グビッグビッ

男「ふぅ…こうして酔っている間だけが、まともに人間をやっていられるような気がするよ…」


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/01(木) 22:03:44 DysS0PDg
店主「…」

男「…15人だ」

店主「?」

男「今日倒した人間の数…」

店主「…」

男「つい数ヶ月前は震えてろくに銃も持てなかった俺が、だぜ?」

店主「…この国にはまともに戦える奴が少ない…あんたには…いや、よそう。口にすると安っぽくなりそうでな」

男「あぁ…」

グビッ


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/01(木) 22:17:11 DysS0PDg
男「…」

男(そうさ…慰めも同情もいらないし、意味がない…今の俺は…ただのいち兵士だ)

グビッ
ブルッ

男(飲み過ぎたか…少々尿意が…)


32 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/02(金) 07:42:22 m8gnE2p.
ハードボイルド失禁(ニュージャンル)


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/02(金) 10:44:09 hhJLskk2
ブルブルッ

男(ま、まずい!)

ショパン…

男(あ…膀胱が…駄目…いやっ…あぁぁぁんっ!)

ショパパパパパパパパパパ…
ショパン!

男「はぁぁぁぁぁん!」

店主「う、うわぁぁぁ!男の股から黄色い液体が!溢れる!溢れてるぞぉぉぉ!」

ウットリ


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/02(金) 10:45:25 hhJLskk2
ブルブルッ

男(ま、まずい!)

ショパン…

男(あ…膀胱が…駄目…いやっ…あぁぁぁんっ!)

ショパパパパパパパパパパ…
ショパン!

男「はぁぁぁぁぁん!」

店主「う、うわぁぁぁ!男の股から黄色い液体が!溢れる!溢れてるぞぉぉぉ!」

ウットリ


35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/02(金) 16:54:46 hhJLskk2
店主「実は俺は黄色い液体に目がないんだ!オロナミンもジンジャーエールもビタミンすぅーなマッチも!黄色い液体を見たら飲まずには!いられない!体質なんだよ!」

ダダダッ
ズサー
カパァ

そして店主は男の股下に滑り込み
大きく口を開けた。

男「なっ…貴様何をしている…何をしていると訊いているぅぅぅ!答えろ!答えろと言っているぅぅぅ!」


36 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/02(金) 16:59:00 hhJLskk2
その時である。
感情が高ぶった事により
男の排尿力量は激増した。

ダパァァァン…
ダパァァァン…

DA PUMP!

男「な、なんて言うんですか緊張感…」

ブルルッ

店主(さぁ、来い!)


37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/02(金) 17:03:06 hhJLskk2
ガガガ!

ガガガ!

ガガガSP!

その排尿力量、実に百メガトン!

ガガガ!

店主「ぶばばばば!」

ガガガ!

店主「に゛ょ…尿圧が…強すぎて…じ、死゛ぬ…」

ガガガ!

店主「り、陸で…溺れる…」

店主「…」


38 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/02(金) 23:34:35 pOg0e1mo
どんなスレタイでも結局こうなる


39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 13:53:09 Y6XZ3eao
好き好きパワーいい感じ(白目)


40 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 17:00:36 GraSgM16
男「…」

チョロ…
ピタ

男「ふぅ…おや、うん?」

男が股の下に視線を落とした
そこには
店主が息絶えていた。

男「なっ…店主!」

男「しょ、ションベンまみれじゃねぇか…誰がこんな酷い殺し方を!」


41 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 17:05:42 GraSgM16
男は怒りに震えた。
この酒場はお気に入りで
そこの店主も気に入っていた。戦いに傷つき疲れた時は
何度と無く慰められた。

その店主を、誰が!?

もちろんやったのは男自身だ。
だが彼には記憶がない。
排尿時の、記憶がない。
彼は特異体質であり
尿を出す際のアンモニアが脳内の記憶回路を乱すのだ。


42 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 17:10:47 GraSgM16
男「くそっ、店主の敵は必ず…!」

プルプル

男は怒りに震えた。
その震えは大地を揺らし
地球の奥深くマントルをも沸き立たせた。

そして活動するマグマ。
あちこちで休眠していた火山が目覚め、噴火した。
容赦なく流れる高温のマグマに対し
人々は為す術を持っていなかった…


43 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 17:13:32 GraSgM16
それから世界は荒れに荒れた。
マグマで焼かれた大地を追われ
人々は水上で暮らす道を選んだ。
かつての生活は消え
新たな暮らしや文化が生まれた。

だが依然として人々は
力による支配を続けていた…


44 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 17:17:21 GraSgM16
そんな時代なのだろうか。
男は変わった。
中身も、外見も。
体はまるで獣のように巨躯になり
気温の低下に適応するかのように太い体毛に覆われた。

爪を切ることもできないので
太く黒く鋭い爪になってしまった。



――その姿はまるで――
――熊のようであった――


45 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 17:20:04 GraSgM16
それからなんやかんやあって
男は旅の途中で倒れた。
そこをある女性に拾われ救われた。
その女性は旅館を経営しており
男はしばらくそこで働く事となった。



――その女性の姿はまるで――
――犬のようであった――


46 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 17:25:37 GraSgM16
その女性は、旅館の主。
つまり女将である。

女将は世話焼きであった。
男のほかにも行き倒れを何度か拾って連れてきては
旅館の従業員にして面倒をみた。

いつしか旅館も随分と賑やかになった。

仲居の女性。
彼女はまるで猫のような外見と性格をしていた。

雑用係の男性。
彼はまるで鰐のような顎と鱗を持っていた。


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 17:28:59 GraSgM16
そんな不思議な
まるで動物園のような旅館。

いつしか男は
過去を忘れていた。
今の暮らしが大切になっていた。
この旅館が好きになっていた。


48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 17:34:12 GraSgM16
その旅館に
人間が一人、訪れようとしていた。

?「ふぅん…この時空は人間が随分変質してるんだな」

?「俺の故郷に比べかなり寒いな。それに空気が獣臭い…どういう歴史を辿ったらこうなるんだか」

?「まぁそれを調べるのが俺の仕事か。さぁて、行きますかね」

ガチャリ



『動物の温泉旅館へようこそ』



【完】


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/03(土) 22:00:28 uvasE2jo
謎の勢い好き


50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/04(日) 10:58:43 OuhlgorI
時空間の法則がみだれる…



51 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/04(日) 13:33:08 l7PqQMeE
さまさかのループもの
おつ


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