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ディアボロ「ハッハッ」ジョナサン「ディアボロ!」ディオ「えっ」
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ディアボロ「ワンワンワン!」ドタドタドタ
ジョナサン「紹介するよ、ディアボロってんだ!ぼくの愛犬でね」
ディオ「お…おいこのピンク網男のどこが犬なんだ」
ジョナサン「心配ないよ!決して人は噛まない利口なスタンド使いなんだ」
ディアボロ「よろしく頼む」ハッハッ
ディオ「そういう問題じゃないだろう!?」
ジョナサン「ところでスタンド使いってなに?」
ディオ「それはぼくが聞きたいッ!!」
ディアボロ(ようやくやって来たか…ディオ・ブランドー!こいつさえ殺せばジョルノ・ジョバーナは生まれない!このディアボロが永遠の絶頂に再び舞い戻るのだッ!)
ディオ(ジョナサンを精神的に追い詰めてジョースター家の財産を乗っとる気でいたが…犬だと!?これが金持ちの道楽か!?)
ディアボロ「案内してやろう、荷物を持ってやる」
ディオ「…ふんッ!」ボギャアア
ジョナサン「な、何をするだァーッ!!」
ディアボロ「」ピクピク
"
"
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荒木荘
ディアボロ「なあ吉良…ここから抜け出したいとは思わないか」
吉良「抜け出せるものならこんなクソカスワールドすぐに抜け出してるさ」
ディアボロ「せめてあの人外二人さえ居なくなれば私は絶頂と平穏を手に入れられる気がするんだ」
吉良「君にそれが出来るのかい?」
ディアボロ「……出来ない」
吉良「だろう、受け入れるんだ。私もほんとは彼女が欲しいんだ」
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「ディアボロよ…起きるのだ、私のそんなに可愛くないディアボロ…」
ディアボロ「…む」ムクリ
「やあ」
ディアボロ「大家!大家じゃないかッ!」
「ああ、そんなのあったね…でも違うよ、神様だよ」
ディアボロ「その神様が何の用だと言うんだッ!」
「君、絶頂に戻れるチャンス欲しくないかい?」
ディアボロ「それはまあ、欲しいが…」
「うん、でも君は今まで通り永遠に死に続けるけど、大丈夫そうかい?」
ディアボロ「人外どものおかげで正直慣れて来ているしな、それにあのタンカスハウスから解放されるなら何だっていい」
「そっか、じゃあそこだけ「荒木荘に来る前に」戻しておこう」
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ディアボロ「一つだけ聞いておきたい事があるのだが」
「なにかな」
ディアボロ「やっぱり貴様大家だろ」
ディアボロ「おい!知らん顔してるんじゃあないぞッ!」
ディオ「気安くぼくのカバンにさわるんじゃあ…っておい、こいつ大丈夫か?」
ジョナサン「うん、ディアボロは打たれ弱いんだ」
ディオ「と、とにかく!ぼくは犬?が嫌いだ!このクソカビ犬をぼくに近づけるなよな」
ディアボロ(ぐぐ…必ず、殺してやるぞディオ)ピクピク
それまで苦しかったディアボロの生活はとてもつらいものとなったのだった
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でも今回はわりと長生きしそうだね、ボス
焼死は苦しいだろうけど、がんばって
"
"
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ディアボロ「ここはどこだ…?」
ワーワーワーワーウオオオオワーワーオサ!オサ!オサ!オサ!
「そうか、「原作」からだとここからスタートなんだね」
ディアボロ「なぜ俺は縛られているんだッ!」
族長「血は生命なり!」ドスッ
ディアボロ「」ブシューッ
「うわあ」
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ディアボロ「…ハッ!?」
ワーワーワーワー
「やあ」
族長「汝!私の生命となるか!」
ディアボロ「嘘つきめ!飛ばされる前に貴様は「ディオ・ブランドーのいる時間に飛ばす」と言ったはずだぞ!」
ワーワーワーワー
「言ったっけ」
ディアボロ「そうだッ!俺は確かに聞いた!」
族長「汝!私の生命となるか!」
「おとなはウソつきだ」と思ったディアボロのみなさん、どうもすみませんでした、おとなはウソつきではないのです、まちがいをするだけなのです……」
ディアボロ「みなさん!?」
族長「返事をしろッ!!」ズギュンズギュン
ディアボロ「」
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そして!ディアボロは気の遠くなるような時間を死にながら過ごした!
しかし彼は考えるのをやめたりはしなかったッ!
ディアボロ(そういえば吉良達は今どうしているだろう)
ディアボロ(ドッピオ…)
ディアボロ「」
意外!それは、孤独死ッ!
ダリオ「こっちのやつも即死だな……」
ディアボロ「」
そして19世紀!ついに彼はジョースター家に接触する!
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ディアボロ「」
ジョナサン「父さん!屋敷の前に誰かが倒れてるよ!」
ジョージ「酷く傷ついている、手当てしなくてはな」
ジョースター家に運び込まれたディアボロは犬として扱われた!
ジョナサン「怯えなくていいよ、ぼくが君に名前をつけてあげるよ!」
ディアボロ「お、俺の側に近寄るなーッ!」ボコォ
ジョナサン「ひ…ひどい!ぼくは仲良くしようと!」
殴られたジョナサンは恐怖と怒りからディアボロの命を狙い始めたッ!
ジョナサン「えいっ!」イシブツケー
ジョージ「ジョジョ!何をやっている!」
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ディアボロ(みじめだ…帝王であるこのディアボロが首輪をつけられ犬にされているなど)
ジョナサン「くらえッ!」ホウキバシバシ
ディアボロ「」
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ジョナサン「」パクパクベチャベチャ
ディアボロ「」ムシャムシャズビズババクバク
ジョージ「」ダーン!!
ディアボロ「」
ディアボロは突然の机を叩いた音でショック死した!
ジョージ「作法がなっとらん!ジョジョとディアボロの食器を下げたまえ」
ジョナサン「そんな!」
ディオ「…なぜ犬まで食事をしているんだ」
ジョナサン「ディアボロは外に置いておくと凍えて死んでしまうんだ…」
ディオ(どこまで意味がわからん存在なのだあの犬はッ!)
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ディオ「あの犬はジョジョと仲が良いですね」
ディアボロー!トバシタクツヲヒロッテクルンダー!
ジョージ「うむ、最初は仲が悪かったのだがな…」
ディオ「ほう」
アーン!ディアボロガンメンニクツガチョクゲキシテシンダー!
ジョージ「ある時ジョジョは屋敷の裏の川で溺れたのだ」
ディオ「そんなことより奴の不死身について知りたいです」
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あかん、このボス柔らかすぎる……
いずれは風が吹いたら坊主と葬儀屋が儲けるまでになりそう
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