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女「やめなさいよ」
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女「いじめなんてカッコ悪いわよ!」
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金髪「あ?」
ピアス「なんだって?」
男「女…」
女「さっきから見てりゃ…消しゴムを小さくちぎったのを投げたり、みんなでクスクス笑ったり…ガキ臭ぇイタズラばっかしてるんじゃあないわよ!」
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金髪「おめーにゃ関係ないだろ」
ピアス「それともなにか…おめー、こいつの事が好きなのか!?」
女「な、なにを…」
男「お、女…」
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まだ?
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まだですか
"
"
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女「確かに男と私は幼なじみだし付き合い長いけど…そ、そそそそ、そんなんじゃないわよ」
カオマッカ
金髪「顔が真っ赤だぜ…あンた…やっぱり…」
ピアス「惚れてやがンな…」
ニヤニヤ
女「う、う〜〜〜」
男「お、女…」
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男「…」
男(そうだったのか…女は俺に惚れているのか…知らなかった…だが、それなら!)
ダッ
女「!?」
男「キス、しようぜ」
女「!」
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この男は気持ち悪いw
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女「せ、積極的…」
男「キス、しようぜ」
ピアス「や、やろう…やりやがるぜ…」
金髪「あんな男前な行動を見せられちゃあ、な…」
スッ
金髪「仕方ねぇ、邪魔者はきえるとすっか」
ピアス「おう。じゃなあなお二人さん」
テクテク
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女「…」
女(金髪とピアスが教室から出たところで…まだまだ周りには人がいるわ)
男「なぁ…キス、しようぜ」
女「…」
スッ
男「どうして顔を背けるんだ?」
女「…」
女(口くっさ)
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男「?」
女(まるでドブの泥を三日三晩煮詰めたような…なま暖かい吐き気を催す臭い…これはたまらん)
男「どうした、急に無口になって…見つめ合うと素直にお喋りできない性格なのかい?」
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女(このまま息を止めている訳にはいかないわ…かといって息をしたら死ぬ…私はどうすればいいの…)
男「?」
女(もはや一刻の猶予も無い…こいつを…こいつを殺すしか!)
男「?」
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―その時である―
―女の脳裏に―
―ありし日の男との記憶が―
―フラッシュバックのように―
―次々と現れては消えた―
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『俺、男ってんだ!よろしくな』
『あはは、楽しいな』
『バッタの手足をもいで…』
『なぁ女、ずっと友達だよな』
『俺、実は…』
『ハリガネムシ…?』
『やめろ…そんなものは早く捨てろ!』
『ぐっ、こんな痛みくらい…』
『なんたって俺はヒーローだからな』
『女…』
『女!』
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随所に不穏なワードがwwww
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フワァァァ
女「…」
女(そうだった…私は…私はずっと…男の事が!)
男「…」
女(口の臭さなんか関係ないわ…私は!)
男「…」
女「…ねぇ」
男「うん?」
女「いいよ」
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見つめ合って素直に口臭いって言えよ
"
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