友「君のあだ名だよ」
男「僕のあだ名……なんでイエスマンなの？」
友「んー…多分だけど、君って断れない性格でしょ？」
男「えっ、そんなことないよ〜」
…ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
先輩「ごめん、男くん…今日女テニの練習付き合ってくれない…？」
男「あ、いいですよ」
先輩「ありがと！ごめんね！」
…ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
"
男「いや、今のは別に断る理由とかないし、っていうか断れない性格とは違うでしょ？」
友「そうだね、どっちかっていうと断らない性格だね…」
男「でしょ〜」
学級委員長「男さん！ちょっと手伝って欲しいんですが…」
男「あ、うんいいよ」
学級委員長「このプリントの束を、職員室の先生のところまで持って行って欲しいんですけど…」
男「あ、おっけー」
学級委員長「ありがとうございます！」
男「うんうん、気にしないで」
男「ってことで、じゃあね、友」
友「あ、うん……」
先輩「ありがとう〜！助かったよ！」
男「いえいえ、気にしないでください！」
先輩「それで…なんだけどさ…」
男「…？」
先輩「…このあと…うち来ない？」
男「えっ…先輩の家に…ですか？」
先輩「うん……迷惑…かな？」
男「い、いやいや！全然迷惑じゃないです！」
先輩「よかった！じゃあ一緒に帰ろ！」
男「は、はい…」
男「へぇー、先輩って一人暮らしなんですねー」
先輩「うん、うち結構遠いからねー」
先輩「ま、座って座って」
男「あ、失礼します」ｽﾄﾝ
男「………」
先輩「………」ｼﾞｰ
男「…えっと…先輩？」
先輩「ひゃいっ！？なに？」
男「えーっと…何するんですか…？」
先輩「あ、あぁ……ご飯…食べる？」
男「えっ…ご飯…？」
先輩「うん…もう遅いし…ね？」
男「…でも……」
先輩「まぁまぁ、そう言わずに…」
"
ありがとうございますっ！
続けます
男「ご馳走様でした！(…結局食べてしまった)」
男「えっと…じゃあ僕そろそろ」
先輩「えっ…！あっ…あっ！も、もうこんな時間か〜！」
先輩「早くお風呂入って寝ないと！」
先輩「男くんもお風呂入って！ね！」
男「えっ…でも着替えが…」
先輩「これ使っていいから！」
男「トランクス…」
先輩「さ！さ！早く入って！」
男(なんで僕は先輩の家のお風呂入ってるんだ…)
男(さっさとあがって帰らせてもらおう…)
…数分後
男「よし、あがろう」
脱衣場…
男「ふぅ…」ｶﾞﾁｬ…
先輩「あっ……」
男「せ、先輩！？」
男「何やってるんですか！」
先輩「一緒に入ろうかなーって思って…」
男「な、なんで…」
先輩「まま、入って、ね？」
男「いや…さすがにそれはまずいですよ…」
そのまま入れちゃえ